Kawa initializeClass Start
Kawa initializeClass End
Player[
].AbstractKawa.initialize Start
].AbstractKawa.initialize End
].AbstractKawa.init局() Start
].AbstractKawa.init局() End
].AbstractKawa.add(
) Start
) End
AbstractNaki initializeClass Start
AbstractNaki initializeClass End
Player[
].AbstractNaki.initialize(
) Start
) End
].AbstractNaki.add(
,
].AbstractNaki.check加槓(
) End1 -> true
) End2 -> false
].AbstractNaki.加槓(
].AbstractNaki.加槓Sub(
) End1 ->
) End2 -> -1
AbstractTaku initializeClass Start
AbstractTaku initializeClass End

順目
AbstractTaku.initialize(
) Start
) End
AbstractTaku.selectCompetitorツモ(
) End -> BIT_TSUMO
) End -> BIT_KAN
AbstractTaku.selectCompetitorツモ(): nnnSelect牌
) End -> BIT_CANCEL
AbstractTaku.checkCompetitorロン(
,
) End1 -> BIT_CANCEL(人間)
) End2 -> BIT_RON
) End3 -> BIT_CANCEL
AbstractTaku.checkCompetitorポンカン(
) End2 -> BIT_PON
) End3 -> BIT_KAN
) End4 -> BIT_CANCEL
AbstractTaku.setPlayer槓(
AbstractTaku.setPlayerポン(
AbstractTaku.setPlayerチー(
) End1 -> BIT_PREV
) End2 -> BIT_CHI
AbstractTaku.checkCompetitorチー(
AbstractTaku.checkPao(
AbstractTaku.checkPao(): 大三元責任払い:
AbstractTaku.checkPao(): 大四喜責任払い:
AbstractTaku.checkCompetitor立直(
AbstractTaku.draw流局() Start
AbstractTaku.draw流局(): OX待ち
AbstractTaku.draw流局() End
AbstractTaku.displayAction() Start
AbstractTaku.displayAction() nnnTypeAction():
AbstractTaku.displayAction() End
AbstractTaku.selectチー(
) End1 -> CHEE_BIT_HI
) End2 -> CHEE_BIT_MID
) End3 -> CHEE_BIT_LOW
) End4 -> 0(キャンセル)
) End4 -> バグ
AbstractTaku.checkPlayerカン() Start
AbstractTaku.checkPlayerカン() End1(海底牌は槓出来ない)
AbstractTaku.checkPlayerカン() End2(5槓目は出来ない)
AbstractTaku.checkPlayerカン() End3
AbstractTaku.select槓() ->
AbstractTaku.initGame() Start
AbstractTaku.initGame(): nnn起家:
AbstractTaku.initGame() End
AbstractTaku.init局() Start
AbstractTaku.init局() End
Taku.自摸(): nPL:
手牌:
do和了(): ◆◆◆裏ドラ、オープン◆◆◆
do和了(): ロン 和了者:
放銃者:
親:
do和了(): ツモ 和了者:
do和了(): 流し満貫 和了者:
Taku.check飛び() Start
Taku.check飛び(): ぶっ飛び!!
Taku.check飛び() End ->
Taku.check終了() Start
Taku.check終了() End1 -> true
Taku.check終了(): nnn親:
nnn起家:
Taku.check終了() End2 -> true
Taku.check終了() End -> false
AbstractTaku.view牌(
AbstractTaku.副露(
AbstractTaku.副露() End
AbstractTaku.check同巡(
AbstractTaku.get嶺上(
) End ->
AbstractTaku.sefe捨て牌(
AbstractTaku.getRank() Start
AbstractTaku.getRank(): rank:
person:
score:
AbstractTaku.getRank() End
AbstractTaku.配牌() Start
AbstractTaku.配牌() nnnPL:

AbstractTaku.配牌() End ->
AbstractTaku.check流し満貫() Start
AbstractTaku.check流し満貫(): 成立:
AbstractTaku.check流し満貫() End ->
AbstractTaku.setScoreData(
AbstractTaku.setScoreData_流し満貫(
AbstractTaku.setScoreData_自摸和(
AbstractTaku.setScoreData_栄和(
AbstractTaku.setScoreData_流局() Start
AbstractTaku.setScoreData_流局() End
AbstractTehai initializeClass Start
AbstractTehai initializeClass End
Player[
].AbstractTehai.get(
)
->
].AbstractTehai.set(
,
].AbstractTehai.initialize(
) Start
) End
].AbstractTehai.add(
].AbstractTehai.drop(
) End ->
].AbstractTehai.shift牌Same(
].AbstractTehai.shift牌ポンカン(
].AbstractTehai.shift牌チー(
].AbstractTehai.shift牌チー():
].AbstractTehai.searchPos(
) End1 ->
) End2 -> -1
].AbstractTehai.searchPosRev(
].AbstractTehai.sort() Start
].AbstractTehai.sort() End
AbstractYama initializeClass Start
AbstractYama initializeClass End
AbstractYama.initialize() Start
AbstractYama.initialize() End
Yama.開門(
) Start
Yama.開門(): 残牌数:
嶺上Pos:
InitPos:
自摸Pos:
Yama.開門(): ■■■嶺上開花■■■:
:
Yama.開門(): ドラ[
] =
real:
) End
Yama.getドラ牌(
)
Yama.get自摸牌(): ------->>> 残牌数:
AgariBox initializeClass Start
AgariBox initializeClass End
AgariBox.setPlayer(
) Start
) End1
) End2
AgariBox.setPos(
,
) End
AgariBox.setAlpha(
AgariBox.initialize(
AgariBox.initialize() Start
役名
1翻
家の   の和了
00符00翻
240000点
親:16000点 子: 8000点
ドラ
AgariBox.initialize() End
AgariBox.moveDialog(
AgariBox.moveドラ(
AgariBox.move手牌(
AgariBox.move鳴き面子(
AgariBox.move鳴き面子Pos(
AgariBox.fadeDialog(
AgariBox.fadeドラ(
AgariBox.fade手牌(
AgariBox.fade鳴き面子(
AgariBox.makePlayerName(
東
南
西
北
家
の和了
AgariBox.draw役() Start
Dummy
立直
一発
門前清自摸和
平和
翻牌
断ζ九
一盃口
三色同順
対々和
混一色
混全帯ζ九
三暗刻
七対子
一気通貫
純全帯ζ九
嶺上開花
海底η月
河底η魚
清一色
ダブル立直
二盃口
小三元
三色同刻
槍θ
三θ子
混老頭
四暗刻
大三元
国士無双
字一色
小四喜
地和
天和
緑一色
大四喜
清老頭
四θ子
九連宝燈
オープン立直
流し満貫
九種九牌
NULL
ドラ
赤

役満
翻
役満
倍役満
数え役満
三倍満
倍満
跳満
満貫
符
AgariBox.draw役() End
AgariBox.draw点数() Start
点
子:
親:
点 子:

AgariBox.draw点数() End
AgariBox.drawドラ() Start
AgariBox.drawドラ() End1
AgariBox.drawドラ() End2
AgariBox.draw手牌() Start
AgariBox.draw手牌() End
AgariBox.draw鳴き面子() Start
AgariBox.draw鳴き面子() End
AgariBox.draw牌(
AgariBox.show(
三家和
流局
AgariBox.draw() Start
AgariBox.draw() End1
AgariBox.draw() End2
AgariBox.show牌() Start
AgariBox.show牌() End1
AgariBox.show牌() End2
AgariBox.show牌() End3
AgariBox.clear() Start
AgariBox.clear() End1
AgariBox.clear() End2
AgariBox.clear() End3
AgariBox.clear() End4
AgariBox.close() Start
AgariBox.close() End
AgariBox.destruct牌() Start
AgariBox.destruct牌(): i:
AgariBox.destruct牌() End
AgariBox.move(
AgariBox.move牌(
AgariBox.fade(
) End3
) End4
AgariBox.fade牌(
『キミキス』パッケージ
『キミキス』星乃結美 SD
『キミキス』里仲なるみ SD
『キミキス』水〆摩央 SD
『キミキス』咲野明日夏 SD
『キミキス』二見瑛理子 SD
『キミキス』祇条深月 SD
『キミキス』菜々 SD
『キミキス』栗生恵 SD
『キミキス』見開き広告 星乃結美
『キミキス』見開き広告 里仲なるみ
『キミキス』見開き広告 水〆摩央
『キミキス』見開き広告 菜々
『キミキス』特大POP 咲野明日夏
『キミキス』特大POP 二見瑛理子
『キミキス』特大POP 祇条深月
『キミキス』店舗特典
『キミキス』店舗特典
『キミキス』店舗特典
『キミキス』店舗特典
『キミキス』店舗特典
『キミキス』ゲーム内イラスト
ジーパラドットコム 記事イラスト
ジーパラドットコム 記事イラスト
マジキュー Vol.18 記事イラスト
マジキュー Vol.19 記事イラスト
マジキュー Vol.20 記事イラスト
マジキュー Vol.21 記事イラスト
マジキュー Vol.22 記事イラスト
マジキュー Vol.23 記事イラスト
エンターブレインムック キミキスex.1 ジャケット
エンターブレインムック キミキスex.2 ジャケット
ファミ通PS2 2006年 5月26日号 表紙
『キミキス』オフィシャルコンプリートガイド カバー
高山箕犀個人HP 2006年年賀状
高山箕犀個人HP 2007年年賀状
高山箕犀個人HP 残暑見舞い
TECH GIAN 2006年 7月号 キミキス応援本1 表紙
TECH GIAN 2007年 4月号 記事イラスト
TECH GIAN 2006年 11月号 記事イラスト
TECH GIAN 2007年 1月号 記事イラスト
TECH GIAN 2006年 11月号 10周年企画イラスト
キミキスキャラクターソングCD vol.1 ジャケット
キミキスキャラクターソングCD vol.2 ジャケット
キミキスキャラクターソングCD vol.3 ジャケット
恋のChuing Up! ジャケット
ドラマCD「キミキス」 Vol.1 ジャケット
ドラマCD「キミキス」 Vol.2 ジャケット
ドラマCD「キミキス」 Vol.3 ジャケット
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
キミキス もうちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
キミキス ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
『エビコレ+ キミキス』パッケージ
アマガミ −Various Artists− 0 表紙
『エビコレ+ キミキス』店舗特典
瑛理子のチョコっと工場 ゲーム内イラスト
キミキス あとちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ −Various Artists− 0 収録
アマガミ −Various Artists− 0 収録
アマガミ −Various Artists− 0 収録
アマガミ −Various Artists− 0 収録
アマガミ −Various Artists− 0 収録
アマガミ −Various Artists− 0 収録
『アマガミ』パッケージ
『アマガミ』特大POP 絢辻詞
『アマガミ』特大POP 桜井梨穂子
『アマガミ』特大POP 棚町薫
『アマガミ』特大POP 中多紗江
『アマガミ』特大POP 七咲逢
『アマガミ』特大POP 森島はるか
『アマガミ』特大POP 美也
『アマガミ』絢辻詞 SD
『アマガミ』桜井梨穂子 SD
『アマガミ』棚町薫 SD
『アマガミ』中多紗江 SD
『アマガミ』七咲逢 SD
『アマガミ』森島はるか SD
『アマガミ』店舗特典
『アマガミ』店舗特典
『アマガミ』店舗特典
『アマガミ』オフィシャルコンプリートガイド カバー
ファミWeb 2009年 4月1日 エイプリールフール企画
ファミWeb 2009年 4月1日 エイプリールフール企画
週刊ファミ通 グッズ制作企画・ステーショナリーセット
週刊ファミ通 グッズ制作企画・ステーショナリーセット
週刊ファミ通 グッズ制作企画・ステーショナリーセット
アマガミ キャラクターソングCD Vol.1 ジャケット
アマガミ キャラクターソングCD Vol.2 ジャケット
アマガミ キャラクターソングCD Vol.3 ジャケット
アマガミ キャラクターソングCD Vol.4 ジャケット
アマガミ キャラクターソングCD Vol.5 ジャケット
アマガミ キャラクターソングCD Vol.6 ジャケット
アマガミ キャラクターソングCD Vol.7 ジャケット
アマガミ キャラクターソングCD Vol.8 ジャケット
アマガミ オリジナルサウンドトラック ジャケット
ドラマCD「アマガミ」 Vol.1 ジャケット
ドラマCD「アマガミ」 Vol.2 ジャケット
ドラマCD「アマガミ」 Vol.3 ジャケット
ドラマCD「アマガミ」 Vol.4 ジャケット
ドラマCD「アマガミ」 Vol.5 ジャケット
ドラマCD「アマガミ」 Vol.6 ジャケット
良子と佳奈のアマガミカミングスウィート! Vol.1 ジャケット
良子と佳奈のアマガミカミングスウィート! Vol.2 ジャケット
良子と佳奈のアマガミカミングスウィート! Vol.3 ジャケット
良子と佳奈のアマガミカミングスウィート! Vol.4 ジャケット
ドラマCD「アマガミ」 Vol.4 ブックレット
ドラマCD「アマガミ」 Vol.4 ブックレット
アマガミ公式HP 1周年記念
高山箕犀個人HP
高山箕犀個人HP 2010年年賀状
高山箕犀個人HP 2011年年賀状
『エビコレ+ アマガミ』パッケージ
アマガミ −Various Artists− 0 表紙
『エビコレ+ アマガミ』店舗特典
『エビコレ+ アマガミ』Limited Edition同梱パズル
『エビコレ+ アマガミ』店舗特典
『エビコレ+ アマガミ』店舗特典
『エビコレ+ アマガミ』店舗特典
『エビコレ+ アマガミ』発売日変更お詫びメッセージカード
TECH GIAN 2009年 12月号 記事イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 収納BOX
アマガミ ちょっとおまけ劇場 着せ替えジャケット
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内イラスト
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ちょっとおまけ劇場 ゲーム内立ち絵
アマガミ ジャイアニズムスペシャル ゲーム内立ち絵
アマガミ ジャイアニズムスペシャル ゲーム内立ち絵
アマガミ ジャイアニズムスペシャル ゲーム内立ち絵
アマガミ ジャイアニズムスペシャル ゲーム内立ち絵
アマガミ ジャイアニズムスペシャル ゲーム内立ち絵
アマガミ ジャイアニズムスペシャル ゲーム内イラスト
『エビコレ+ アマガミ』DL版発売記念イラスト
『エビコレ+ アマガミ』パッケージ
TECH GIAN 2004年 11月号 コラム
TECH GIAN 2004年 12月号 コラム
TECH GIAN 2005年 1月号 コラム
TECH GIAN 2005年 2月号 コラム
TECH GIAN 2005年 3月号 コラム
TECH GIAN 2005年 4月号 コラム
TECH GIAN 2005年 5月号 コラム
TECH GIAN 2005年 6月号 コラム
TECH GIAN 2005年 7月号 コラム
TECH GIAN 2005年 8月号 コラム
TECH GIAN 2005年 9月号 コラム
TECH GIAN 2005年 10月号 コラム
******************
***    i:
*** pose:
***cloth:
***    x:
***    y:
*** dist:
***  inc:
*** x_lim:
*** y_lim:
Hai initializeClass Start
[]
一
二
三
四
五
六
七
八
九
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
東
南
西
北
白
發
中
■
Hai initializeClass End
Hai.initialize() Start
Hai.initialize() End
Hai.initialize(
) Start
) End
,
*
Kawa.initialize Start
Kawa.initialize End
Player[
].Kawa.resume() Start
].Kawa.resume() End
牌山選択
CPU鳴き
CPU自摸切り
手牌オープン
裏ドラオープン
起家
CPU捨て牌操作
打牌カットイン
↓テスト用
カットインテスト

東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
ランダム
デフォルト
鳴かない
必ず鳴く
デフォルト
発生しない
必ず発生する
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
Y
N
F:
T:
MahjongMain.preLoad(
) Start
CtrlException
NumberSprite
Hai
MahjongUtil
SelectCursor
ScoreBox
AgariBox
MahjongPop
AbstractYama
AbstractKawa
AbstractTehai
AbstractNaki
Yama
Kawa
Tehai
Naki
Player
AbstractTaku
Taku
MahjongDebug
Yama_Debug
Player_Debug
Taku_Debug
c0
_cutin
c
) End
MahjongMain.scriptMain Start
MahjongMain.scriptMain: プレイヤー[
] 作成
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着

位
(
)
点(
pt)
再計算後
MahjongMain.scriptMain End
MahjongMain.showMoveScore(): 点数移動 OX待ち
MahjongMain.showMoveScore(): 点数移動 OX待ち2
MahjonMain._showScoreBoard(): OX待ち(スコアボード見せ)
MahjongMain._suspend() Start
MahjongMain._suspend() End
MahjongMain._resume() Start
MahjongMain._resume() End
MahjongMain.maskON() Start
MahjongMain.maskON() End
MahjongMain.maskOFF() Start
MahjongMain.maskOFF() End
nRand:
OX待ち
MahjongUtil initializeClass Start
MahjongUtil initializeClass End
MahjongUtil.sort(

,
) Start
) End
MahjongUtil.sort牌(
:
O
X
:
printObjectArray: ste=
i=
Error ->
MahjongUtil.searchArray(
) ->
) -> -1
MahjongUtil.search牌Array(
0
−
+

1
2
3
4
5
6
7
8
9
Player[
].Naki.initialize(
) Start
) End
].Naki.draw牌(
,
].Naki.draw牌裏(
].Naki.draw(
].Naki.draw(): nlsType[
]:
nls方向[
].Naki.setCursor(
].Naki.setCursor(): nnnラス槓:
].Nakk.setCursor(): nラス槓X:
, nラス槓Y:
Player initializeClass Start
Player initializeClass End
Player[
].initialize(
) Start
) End
Player.initGame(
,
].init局(
].check鳴きEnable(
].check鳴きEnable(): fls待ち関連
].check鳴きEnable(): flg聴牌:
flg同巡振聴:
flg振聴:
].check鳴きEnable():
nls当り牌
cnt当り牌:
o牌:
) End ->
].check立直() Start
].check立直(): ●flg聴牌:
].check立直() End1 -> false(既に立直している)
].check立直() End2 -> false(鳴いている)
].check立直() End3 -> false(聴牌していない)
].check立直(): ■ check立直() - 1
].check立直() End4 -> false(次の自摸が無い)
].check立直() End5 -> false(リー棒の千点を持っていない)
].check立直(): ■ check立直() - 2
].check立直() End4 -> true(14枚の時は、当り牌チェックしない)
].check立直() End5 -> true(見えていない当り牌有り)
].check立直() End6 -> false(当り牌無し(空聴、純空))
].doOpen立直() Start
].doOpen立直() End
].do立直() Start
].do立直(): -------> 立直 obj卓.getTotal槓Count():
obj卓.get鳴きCount():
].do立直(): -------> W立直
].do立直() End
].checkチー(
) End1 -> 0(海底撈月牌は鳴けない)
) End2 -> 0(字牌は駄目)
].checkチー(): num:
牌Type:
) End3 ->
)
].doチー(
].checkポン(
) End1 -> -1(海底撈月牌は鳴けない)
].checkポン(): nlsHistTe[
]:
) End2 -> NAKI_ポン(ポン成立)
) End3 -> -1
].doポン(

Player[
].doポン(): ■■ERROR■■ doポン()
].doポン() 描画完了
].doポン(): 親飛ばし
].checkカン(
) End2 -> -1(5槓目は出来ない)
) End3 -> NAKI_加槓
) End4 -> NAKI_暗槓
) End5 -> NAKI_明槓
) End4 -> -1
].check暗槓() Start
].check暗槓() End1 -> 0(海底撈月牌は鳴けない)
].check暗槓() End2 -> 0(5槓目は出来ない)
].check暗槓() End3 ->
].doカン(
].doカン): 親飛ばし
) End1 ->
(加槓をした鳴きの位置)
) End2 ->
].do自摸(
].drop牌Care(
].drop牌(
].add河(
].add河(): 立直一発:
].add河(): cnt河牌 =
].add河(): 筋チェック
> 456 だから、外筋フラグON
> 123で、上の筋もOKだから、中筋ON
> 789で、下の筋もOKだから、中筋ON
> 筋チェック終了
].takeAway牌()
].doyouツモ(
) End1 -> 1(和了:
点)
) End2 -> 0(役無し)
) End3 -> 0
].calcHaiRelation(
) End1 -> 0
].count当り牌() Start
].count当り牌() End ->
].count対子字牌() Start
].count対子字牌() End ->
].calcRelation(
].selectMinimum() Start
].selectMinimum(): 最小選択
].selectMinimum() End ->
(
].calcTankiVal(
) End1 -> 0(当り牌無し)
) End2 -> 0(振聴)
(地獄待ち)
) End4 ->
) End5 ->
(要調整)
) End6 ->
].捨て(
) End1 ->
) End2 -> -1
].評価Easy(
].評価字牌() Start
].評価字牌() End ->
].check字牌役(
) End2 -> 1(三元牌)
check国士() Start
check国士() End -> KOKUSHI_HORA
check国士() End -> KOKUSHI_TEN13
check国士() End -> KOKUSHI_TENPAI
check国士() End ->
].check和了() Start
].check和了(): 手牌
和了チェック
].check和了(): ■■和了?(
):
nnn向聴:
].check和了(): 流局:
流し満貫:
].check和了(): ■■■国士無双和了■■■
役:
(
Dummy
立直
一発
門前清自摸和
平和
翻牌
断ζ九
一盃口
三色同順
対々和
混一色
混全帯ζ九
三暗刻
七対子
一気通貫
純全帯ζ九
嶺上開花
海底η月
河底η魚
清一色
ダブル立直
二盃口
小三元
三色同刻
槍θ
三θ子
混老頭
四暗刻
大三元
国士無双
字一色
小四喜
地和
天和
緑一色
大四喜
清老頭
四θ子
九連宝燈
オープン立直
流し満貫
九種九牌
NULL
ドラ
赤
].check和了(): ■■■流し満貫■■■
].check和了() End1(流し満貫) ->
].check和了(): ●和了:翻数:
役数:
符:
得点:
,
) ドラ:
鳴き個数:
親?:
].check和了():ドラ
].check和了(): 役の中身
].check和了() End2(通常和了) ->
].check和了() End3 -> 0
].check和了牌(
].check聴牌()
].check聴牌(): cnt手牌:
nnnUse:
].check聴牌(
].check聴牌(): ◆◆◆ERROR◆◆◆: cnt手牌 =
) End1(立直後の14枚時には呼ばない) -> cnt当り牌:
].check聴牌(): 手牌:
].check聴牌(): 排除牌:
].check聴牌(): ■■聴牌?(
):
nnn向聴=
reject=
].check聴牌():  ▼国士チェック: check国士() ->
].check聴牌():  国士無双和了形! reject=
].check聴牌():  国士無双聴牌! cnt当り牌=
].check聴牌(): 14枚聴牌確認:聴牌
) End2 -> 1
) End3 -> cnt当り牌:
].check振聴() Start
].check振聴()
].check振聴() End1 -> true(河に当り牌があった)
].check振聴() End2 -> false
].initAnalyze() Start
initAnalyze():
].initAnalyze() End
].analyze手牌(
].analyze手牌(): nPos+1:
cnt手牌:
].analyze手牌(): >>>暗刻発見!
].analyze手牌(): nls頭:
N_頭:
cls面子[N_頭]:
].analyze手牌(): >>>対子発見!
) End4 ->
].analyze手牌(): >>>順子発見!
) End6 -> 0(check和了:失敗--後は順子も刻子も対子も無し)
) End7 ->
) End8 -> 0(失敗)
].analyze手牌(): >>>嵌張発見!
) End9
) End10 ->
) End11 -> 0(check和了:失敗)
) End12 -> 0
) End13 ->
].analyze手牌(): nnn向聴:
get手牌Count()%3:
limit不要:
cls面子[N_不要牌]:
) End4 -> 0
) End15 ->
) End16 -> 0
].getHash手牌() Start
].getHash手牌() End ->
].termAnalyze(
) End1 -> STAT_NULL
) End2 -> STAT_NULL
].termAnalyze(): n面子:
n塔子:
n向聴:
].termAnalyze(): 通常向聴数:
対子数:
].termAnalyze(): →七対子聴数:
].termAnalyze(): nls不要牌[0]:
nlsHistTe[nls不要牌[0]]:
].termAnalyze(): 単騎が被ってる。向聴数+1:
) End3 -> STAT_NULL
].termAnalyze(): 単騎聴牌 cls面子[N_不要牌]:
].termAnalyze(): ▼ 対子:
向聴:
不要:
].termAnalyze(): 手牌状況:
].termAnalyze(): ここ mode:
].termAnalyze(): ==> (check和了) nnn向聴:
].termAnalyze(): 和了
) End4 -> STAT_AGARI
].termAnalyze(): ==> (check聴牌) nnn向聴:
].termAnalyze(): cls面子[N_頭]:
cls面子[N_順子]:
cls面子[N_刻子]:
cls面子[N_塔子]:
].termAnalyze(): ◎TenpaiForm
].termAnalyze(): ■嵌張の待ちは:
) End5 -> STAT_NULL(聴牌じゃない!)
) End6 -> STAT_NULL(聴牌じゃない!)
不要牌:
].termAnalyze():
) End7 -> STAT_TENPAI
].termAnalyze(): △Term-NoTen
) End8 -> STAT_RATING
].termAnalyze(): Rating(
].termAnalyze(): STATUS:
) End9 -> STAT_RATING
].termAnalyze(): nls不要牌[
].termAnalyze():ドラ・赤牌の評価加算
].termAnalyze():同じ牌は、評価最少を先頭に持っていく
].termAnalyze():レーティングの加算
].analyze手牌(): addRate
) End10 -> STAT_RATING
) End11 -> STAT_NULL
].clearTotalRating() Start
].clearTotalRating(): get手牌Count():
].clearTotalRating(): olsHaiBuf[
].getType():
].clearTotalRating() End
].calc向聴() Start
].calc向聴() End ->
].copy面子List() Start
].copy面子List() End
].turnOnFlag待ち関連(
].register当り牌(
) End1(13枚以上になるのは14牌での聴牌チェック)
].register当り牌(): before:
) End2(既に登録済み)
].register当り牌(): ■当り牌登録[
]:
].register当り牌(): after:
) End3
].register立直牌(
): End1(13枚以上になるのは14牌での聴牌チェック)
].register立直牌(): before:
].register立直牌(): ■立直牌登録[
].register立直牌(): after:
].format役() Start
].format役(): ドラ:
赤牌:
].format役() End ->
].countドラ() Start
].countドラ(): nnn立直:
].countドラ() End ->
].count赤牌() Start
].count赤牌() End ->
].check役() Start
].check役(): 役カウント:
].check役(): flg自摸:
MahjongMain.getRule(RULE_ツモ平和):
].check役(): ---check 平和 lastPai:
順子:
:
].check役(): 平和!
].check役(): n明刻=
].check役(): n暗刻=
n明刻=
].check役(): -----------> check 全帯 cls面子[N_順子]:
].check役(): -----------> 順子が駄目 nls順子[
].check役(): -----------> 順子*2 == 中張牌? cls面子[N_順子]:
中張牌(clsCount[CHUNCHAN]):
].check役() End ->
].check一気通貫() Start
].check一気通貫() End1 -> false(順子が3以上: 鳴きがある場合順不同)
].check一気通貫() End2 -> true
].check一気通貫() End3 -> false
].check三色(
) End1 -> false
) End2 -> true
) End3 -> false
].get翻() Start
●飜牌:
/
●オープン立直振込み:
●立直:
].get翻() End ->
].getScore(
].getScore(): n翻 >= 13 -> 役満(
].getScore(): n翻 >= 11 -> 三倍満(
].getScore(): n翻 >= 8 -> 倍満(
].getScore(): n翻 >= 6 -> 跳満(
].getScore(): n翻 >= 5 -> 満貫(
].getScore(): 満貫未満(
].getScore(): n翻:
n符:
].getScore(): 満貫昇格
].getScore(): nnnScore =
* 16 * (
].getScore(): flg親:
nnnScore:
].getScore(): nnnSc自摸0:
nnnSc自摸1:
) End ->
].calc手牌符() Start
].calc手牌符(): nnnLastPai:
].calc手牌符() End ->
副底: 20
門前加符: 10
自摸符: 2
鳴き牌:
鳴きType:
->
の雀頭:
嵌張(nls順子2[
](
)+1 ==
): 2
辺張(123): 2
辺張(789): 2
単騎: 2
の刻子(ロン牌):
の刻子:
].get符(
) End1 -> 2
) End2 -> 0
PlayerCPU[
].doyouロン(
) End1 -> 0(振聴)
) End2 -> 1(和了:
) End3 -> 0(役無し)
].doyouポンカン(
) End -> 0(残り牌無し)
) End -> 0(鳴き始め)
) End -> 0(立直している)
) End -> 0(手牌に無し)
) End -> 0(ドベは鳴かない)
) End -> 0(4つは鳴かない)
) End -> 0(公九牌以外は鳴かない)
) End -> 0(中張牌以外は鳴かない)
) End -> 0(染めてる牌か字牌だけ)
) End -> 0(【ポンせず】ポンする作戦に有らず)
) End -> 0(既に手牌に3つある)
) End -> 1(ポン)
) End -> 0(前後の関係が強い牌は断念)
].doyouチー(
) End -> 0
].doyouチーSub(
) End -> 0(字牌は駄目)
) End -> 0(手が良いからパス 向聴:
) End -> 0(残り少なくて、聴牌が遠い)
].doyouチーSub(): ->チーを考慮
) End -> 0(456は鳴かない(全帯公九狙い))
) End -> 0(作戦じゃない)
].doyouチーSub(): ->鳴くぞ
) End -> CHEE_MID(123, 789)
) End -> CHEE_MID(234, 678)
) End -> CHEE_MID
].doyouチーSub(): ->嵌張なけず
) End -> CHEE_LOW
) End -> CHEE_HI
].doyouチーSub(): ->両面なけず
) End -> 0(断念)
].select捨て牌() Start
].select捨て牌(): --->捨て牌選択
].select捨て牌() End ->
(自摸切り)
].select捨て牌(): Normalyze:
].select捨て牌(): ▼国士チェック: check国士():
].select捨て牌(): ■国士無双狙い
].select捨て牌(): TotalRating:
].select捨て牌(): ■染め
].select捨て牌(): ■対々和
].select捨て牌(): ■七対子
].select捨て牌(): ■全帯
].select捨て牌(): ■断公九
].select捨て牌(): 危険牌チェック1
nlsAdditionalRating[
].select捨て牌(): 危険牌チェック2
].select捨て牌(): Risk(
].select捨て牌(): Total:
]: 手牌 :
]: 牌Buf:
]: Rate :
選択:
].select捨て牌(): ■AI選択(聴牌:
向聴数:
].select捨て牌():
---->nnn頭:
nnn刻子:
nnn順子:
nnn塔子:
/ MANZ:
PINZ:
SOUZ:
YAOCHU:
CHUNCHAN:
(暗槓)
(加槓)
].select捨て牌()
].select捨て牌(): 立直したい?
].select捨て牌(): ▼立直!  当たり牌:
].select捨て牌(): 立直!
面子
:対子(
:順子(
:刻子(
cnt手牌:
cls面子[N_頭]:
cls面子[N_刻子]:
cls面子[N_順子]:
cls面子[N_塔子]:
当り牌 無し
: 当り牌(
) ->
立直牌 無し
: 立直牌(
PlayerCPU.initialize(
) Start
) End
PlayerCPU[
].init局(
].doyouロン(
) End1 -> 0(振聴)
) End2 -> 1(和了:
点)
) End3 -> 0(役無し)
) End4 -> 0
].doyouポンカン(
) End -> 0(残り牌無し)
) End -> 0(鳴き始め)
) End -> 0(立直している)
) End -> 0(手牌に無し)
) End -> 0(ドベは鳴かない)
) End -> 0(4つは鳴かない)
) End -> 0(公九牌以外は鳴かない)
) End -> 0(中張牌以外は鳴かない)
) End -> 0(染めてる牌か字牌だけ)
) End -> 0(【ポンせず】ポンする作戦に有らず)
) End -> 0(既に手牌に3つある)
) End -> 1(ポン)
) End -> 0(前後の関係が強い牌は断念)
].doyouチー(
) End ->
) End -> 0
].doyouチーSub(
) End -> 0(字牌は駄目)
) End -> 0(手が良いからパス 向聴:
)
) End -> 0(残り少なくて、聴牌が遠い)
].doyouチーSub(): ->チーを考慮
) End -> 0(456は鳴かない(全帯公九狙い))
) End -> 0(作戦じゃない)
].doyouチーSub(): ->鳴くぞ
) End -> CHEE_MID(123, 789)
) End -> CHEE_MID(234, 678)
) End -> CHEE_MID
].doyouチーSub(): ->嵌張なけず
) End -> CHEE_LOW
) End -> CHEE_HI
].doyouチーSub(): ->両面なけず
) End -> 0(断念)
].select捨て牌() Start
].select捨て牌(): --->捨て牌選択
].select捨て牌() End ->
(自摸切り)
].select捨て牌(): Normalyze:
].select捨て牌(): ▼国士チェック: check国士():
].select捨て牌(): ■国士無双狙い
].select捨て牌(): TotalRating:
].select捨て牌(): ■染め
].select捨て牌(): ■対々和
].select捨て牌(): ■七対子
].select捨て牌(): ■全帯
].select捨て牌(): ■断公九
].select捨て牌(): 危険牌チェック1
nlsAdditionalRating[
]:
].select捨て牌(): 危険牌チェック2
].select捨て牌(): Risk(
].select捨て牌(): Total:
].select捨て牌(): ■AI選択(聴牌:
):
向聴数:
].select捨て牌():
---->nnn頭:
nnn刻子:
nnn順子:
nnn塔子:
cls面子[N_不要牌]:
/ MANZ:
PINZ:
SOUZ:
YAOCHU:
CHUNCHAN:
(暗槓/加槓)
].select捨て牌()
].select捨て牌(): 立直したい?
].select捨て牌(): ▼立直!  当たり牌:
].select捨て牌(): 立直!
PlayerCPU_Debug[
].doyouポンカン(
) End -> 0(デバッグモード)
) End -> 1(デバッグモード)
) End -> 2(デバッグモード)
].doyouチー(
].doyouチーSub(
) End -> 0(字牌は駄目)
) End ->
(デバッグモード)
].select捨て牌() End ->
(自摸切り(デバッグモード))
PlayerCPU_Debug[
].doyouポンカン(
) End -> 0(デバッグモード)
) End -> 1(デバッグモード)
) End -> 2(デバッグモード)
].doyouチー(
].doyouチーSub(
) End -> 0(字牌は駄目)
) End ->
(デバッグモード)
].select捨て牌() End ->
(自摸切り(デバッグモード))
ScoreBox initializeClass Start
ScoreBox initializeClass End
Player[
].ScoreBox.show(
,
) Start
) End
].ScoreBox.close() Start
].ScoreBox.close() End
Taku.setMenu(
) Start
Taku.setMenu(): bit:
nnnMenuMax:
) End
Taku.initialize(
振聴のため和了れません
役が無いため和了れません
待ち牌が変わるためθ出来ません
nnn親:
キャラID:
Taku.run() Start
Taku.run(): New ゲームスタート
Taku.run(): ------>LoopGame
Taku.run(): try開始
Taku.run(): LOOP(自摸) Start
Taku.run(): LOOP(自摸) Next(
)
Taku.run(): 現在のプレイヤーは人間です(
Taku.run(): 捨て牌選択: nnnTypeAction:
Taku.run(): ◆◆◆◆◆ツモ!!!
Taku.run() nnnCPL:

Taku.run(): cntTotal槓:
Taku.run(): ◆自動メニュー nnnMenuMax:
Taku.run(): LOOP(捨て牌選択) Start
Taku.run(): LOOP(捨て牌選択) Next(
Taku.select捨て牌(): ◆リーチチェック?
oCPL.is立直宣言():
oCPL.get立直():
nnnMenuMax:
suteAction:
Taku.run(): LOOP(捨て牌選択) End
Taku.run(): 現在のプレイヤーはコンピュータです(
Taku.run(): ●1:カンの演出!呼び出し
Taku.run(): Player[
] 捨牌:
Taku.run(): 自摸ウェイト:
自摸切り半分

スキップ
Taku.run(): 事前鳴きチェック 捨牌:
Taku.run(): 鳴きチェック Start
Taku.run(): 鳴きチェック End
Taku.run(): LOOP自摸 End
Taku.対局終了() Start
Taku.対局終了(): OX待ち
Taku.run(): OX待ち
Taku.対局終了() End
Taku.select捨て牌(
,
) End1 -> 0
) End2 ->
Taku.check鳴き(
) End2 -> true(カン)
) End3 -> true(ポン)
) End4 -> true(チー)
Taku.check鳴き(): メニューキャンセル
) End5 -> true(ポン)
) End6 -> true(カン)
) End7 -> true(チー)
) End8 -> false
Taku.menuCompetitorSute(
Taku.menuCompetitorSute(): nnnMenuMax:
) End1 -> BIT_CANCEL(メニュー項目無し)
Taku.menuCompetitorSute(): メニューの戻り:
) End3 -> BIT_RON
) End4 -> BIT_RON(他家のロン)
) End5 -> BIT_KAN
) End6 -> BIT_RON(他家のロン)
) End7 -> BIT_PON
) End8 -> BIT_RON(他家のロン)
) End9 -> BIT_PON(他家のポン)
) End10 -> BIT_PON(他家のカン)
) End11 ->
) End12 -> BIT_CANCEL
Taku.selectMahjongMenu(
) End1 -> BIT_CANCEL
) End3 -> BIT_CANCEL
Taku.selectMahjongMenu(): Loop
) End4 ->
Taku.menuUser自摸() Start
Taku.menuUser自摸() End1 -> BIT_CANCEL(メニュー項目無し)
Taku.menuUser自摸() End3 -> BIT_TSUMO
Taku.menuUser自摸() End4 -> BIT_REACH
Taku.menuUser自摸() End5 -> BIT_CANCEL(選択せず)
Taku.menuUser自摸() End7 -> BIT_KAN
Taku.menuUser自摸() End8 -> BIT_CANCEL
Player[
].Tehai.initialize(
,
) Start
) End
].Tehai.draw() Start
].Tehai.draw() End
].Tehai.drawSelectチー(
].Tehai.drawSelect槓(
].Tehai.drawSelect立直(
].Tehai.suspend() Start
].Tehai.suspend() End
].Tehai.resume() Start
].Tehai.resume() End
Yama.initialize() Start
Yama.initialize() End
Yama.destruct() Start
Yama.destruct() End
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V5300W10盲牌、先ヅモはEoマナー違反だから/EcFe2注意してね」
カットイン:南一局一本場開始時
「V5301南入ね。W15Ec後半も頑張るわよ」
カットイン:西一局一本場開始時
「V5302西入したわ」
カットイン:親宣言
「V5303私の親か……、/W15P2W30EcF2おてやわらかにお願いします」
カットイン:連荘
「V5304ふふっ、W15EoFe2また私の親ね」
カットイン:挑発A
「V5305私の親は簡単に終わらないんEoだから」
カットイン:挑発B
「V5306EFe3親になると流れが変わるEc気がしない?」
カットイン:一発ツモ
「V5307W5ツモ。W40Ec一発なの」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V5308Ecツモ。W35ふふっ、W30P0Eo悪くない流れね」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V5309ツモ。EcW30P3EoFe9m6まだあきらめてないわよ」
カットイン:リーチをかけていた
「V5310もう……W45私もリーチしてたのに」
カットイン:親の時にあがられた
「V5311Ld……。/W120LeP3EoFe9m3W20ああ、W30Ecなんでもないの」
カットイン:追っかけリーチ
「V5312リーチ、W60ちょっと意地悪しちゃおうかな」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V5313リーチ。W45EoFe2配牌が凄くよかったのEc」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V5314リーチ。W60私ばかりごめんなさいね」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V5315リーチよ。/W30EcFe2ふふっ、W30P1EoFe9m3W30そろそろあがらないとね」
カットイン:追っかけリーチされた
「V5316ふ〜ん、W45P1EhFe3W20そういうことするんだ」
カットイン:アンカン
「V5317カンEc。W60EoFe9ああ何でもないから」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V5318SpEo焼き鳥のままは勘弁願いたいわね……Ec」
カットイン:一打目
「V5319はい、Eoこれ」
カットイン:トップである
「V5320クスッ、W15P2EoW15みんな最後に逆転する/つもりでいるんでしょ?」
カットイン:四着である
「V5321もう、W60Eo誰も手加減してくれないのね」
カットイン:オーラスである
「V5322麻雀の後片付けは私がやっておくから。/W30Ecみんなは気にしないで」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V5323振り込まないようにEoFe3気をつけないとね」
カットイン:誰かがリーチしている
「V5324どうかしら?」
カットイン:誰かがカンしている
「LdV5325Mp裏MpドラもMpあるMpのよMpねEc……McLe」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V5326気分転換に、W30Ec誰か鳴いてみない?」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V5327いろいろと手が早い人にはEcF2委員の雑用も/手伝って欲しいなEo」
カットイン:リアクション良いA
「V5328ふふっ、W15P0W30良い感じねEo」
カットイン:リアクション良いB
「V5329さてと……Eo」
カットイン:リアクション良いC
「V5330EFe2私の牌がそんなに気になる?Ec」
カットイン:リアクション悪いA
「V5331ふぅ〜、W60EF9なかなかうまくいかないわねEc」
カットイン:リアクション悪いB
「V5332これで間違いEcないかしら」
カットイン:リアクション悪いC
「V5333Eoなんとか遅れを取り戻すわEc」
カットイン:リアクション余裕A
「V5334こら!/W30P5EcF9W20他の人の牌を覗いちゃEoだめよ」
カットイン:リアクション余裕B
「V5335これをきったらEc迷惑だったかしら?Eo」
カットイン:リアクション体調A
「V5336お腹がすいたら私に言ってね/W30P8EcFe2W20メロンパンならたくさんあるから」
カットイン:リアクション体調B
「V5337上着を着たままだとEcツモりづらいわね/W45……EoFe4m7W90P3EF9脱がないわよ?」
カットイン:リアクション鳴きA
「V5338クスッ、W30P2Eoだって鳴きそうな/顔してるんですものEc」
カットイン:リアクション鳴きB
「V5339鳴くのも一つの方法だと思うわEc」
カットイン:リアクション環境
「V5340Nm君の顔、W30真っ赤よ?/W45P8EFe9m7W15だいじょうぶ?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V5341リスクとリターンかEc……」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V5342Eoあっ……」
カットイン:リアクション本編からA
「V5343えっと、W30P8W35EF2気を使わないでいいわよEc」
カットイン:リアクション本編からB
「V5344これで最終的なイメージができたわEc」
カットイン:リアクション本編からC
「V5345ふふっ、W30Eoいい風のようね」
カットイン:リアクション本編からD
「V5346上家からの流れを感じるわEo」
カットイン:リアクション本編からE
「V5347はい、W15Ecどうぞ」
カットイン:一発ロン
「V5348ロン。W30一発よ」
カットイン:ロン
「V5349ロン。W30それ、W15Ecあたりなんです」
カットイン:ドラポン
「V5350ポン。W60EoFe9m3欲張りすぎたかしら?」
カットイン:ポン
「V5351EoFe2ポン」
カットイン:ドラカン
「V5352カン。W60EoFe9あがらないと意味がないけどねEc」
カットイン:カン
「V5353カン」
カットイン:チー
「V5354チー」
カットイン:得点計算後役満
「V5355EこんなEことってあるのねE」
カットイン:高くて満足
「V5356ふふ、W20P2EoW40ごちそうさまEc」
カットイン:嬉しい
「V5357クスッ、W20P0EoW40この半荘はこれで満足だわEc」
カットイン:自信あり
「V5358今日は神様が味方してくれてるみたいEc」
カットイン:他家を気遣う
「V5359そろそろ他の人に流れがいくと思うわEo」
カットイン:連荘を狙う
「V5360EFe3実行委員長として次もあがらないとねEcFe2」
カットイン:安い
「V5361安くてもEoあがれればいいのよ」
カットイン:不満
「V5362ふぅ、W60EoFm3今の私にはこれが精一杯かな」
「V5363Eoちょっとだけ運がよかったのよ」
「V5364EoFe9今度お弁当をもってくるから、/Fm2元気出して」
「V5365次はもうちょっと高い役を/Ec目指そうかしら」
カットイン:箱割れした
「V5366まさか私の点棒がなくなるなんて/Ec思ってもみなかったわ……」
カットイン:役満をロンされた
「V5367点棒足りるかしら……、W20P3EcW40まいったわねEo」
カットイン:復讐宣言
「V5368後でしっかりと返させてもらうわEc」
カットイン:やせ我慢
「V5369私も手が進んでいたから、W15Ec仕方ないかなEo」
カットイン:感情むき出し
「V5370もう、W45Fm3ひどいのねEc」
「V5371私って、借りはちゃんと返す主義なの」
「V5372少しボーッとEしてたみたいEc」
「V5373してやられちゃったわねEcFe6」
カットイン:トップ
「V5374ありがとう! W45Ecとってもうれしいわ!」
カットイン:二着
「V5375Ecたまには麻雀で息抜きも悪くないわねEo」
カットイン:三着
「V5376Eo負けてもいろいろと勉強になったわEc」
カットイン:四着
「V5377こういうことってW15EFm3慣れてるから、/W45P3EcFe9W30心配しないで……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V5500ふふふ、W30よろしくね〜」
カットイン:南一局一本場開始時
「V5501よ〜し、W30Eoや〜るぞ〜!」
カットイン:西一局一本場開始時
「V5502わぁ……W30EFe9m3まだ続くんだね」
カットイン:親宣言
「V5503えへへ、W30Eo私が親でいいんだよね〜」
カットイン:連荘
「V5504えっとEF3次の親は……/W30EF4あっ、また私なのか」
カットイン:挑発A
「V5505私が初心者だからって、/手加減しなくていいんだよEc?」
カットイン:挑発B
「V5506思ってたより麻雀って簡単かもEo」
カットイン:一発ツモ
「V5507おおっ!? W15すごい、W15一発ツモだ!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V5508ツモ〜!Eo」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V5509Ecツモ! W30EoFe9ふぅ〜なんとかあがれたよEc」
カットイン:リーチをかけていた
「V5510もうすぐあがれそうだったのに〜」
カットイン:親の時にあがられた
「V5511ああっ!? W15EF6私が親なのに……Ec」
カットイン:追っかけリーチ
「V5512リーチ! W30Fe3Ec私だって負けないよ〜Eo!」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V5513えへへ、W30EoなんとリーチですEc!」
カットイン:トップ、二着
「V5514リ〜チ! W30Ecふふ、W30Eoどんどん行くよ〜」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V5515リーチ! W30Ecまだ負けてないよ〜」
カットイン:追っかけリーチされた
「V5516ううっ……W30Eoま、W30負けないよ〜!」
カットイン:アンカン
「V5517カン! W30Ecえへへ、W15Eo揃っちゃった〜」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V5518うわぁ、Ec焼き鳥だよ〜!W15/W20焼き鳥……W15B80EcF7焼き鳥かぁ……」
カットイン:一打目
「V5519ふふ、W30Eoお手柔らかにお願いします」
カットイン:トップである
「V5520うんうん、W30Eoいい調子、いい調子」
カットイン:四着である
「V5521しっかり考えないとEo……」
カットイン:オーラスである
「V5522最後まで気を抜かないように/しないと……」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V5523えっと……W45EF3これは大丈夫だよね?」
カットイン:誰かがリーチしている
「V5524こ、W15これは……W30どうかな?」
カットイン:誰かがカンしている
「V5525ドラが増えてるんだよね?」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V5538誰も鳴かないのかな?」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V5527わ、W15EFe9私も鳴いたほうがいいのかなぁ」
カットイン:リアクション良いA
「V5528これを待ってたんですよ〜Eo」
カットイン:リアクション良いB
「V5529うふふふ……」
カットイン:リアクション良いC
「V5530あっ、W30EF3そっかこれで……」
カットイン:リアクション悪いA
「V5531あEcFe9m6うっ……W30Eoこれはが〜んだよ」
カットイン:リアクション悪いB
「V5532こ、W30SpEcこういうときもあるよね……」
カットイン:リアクション悪いC
「V5533むぅっ……」
カットイン:リアクション余裕A
「V5534懐かしいなぁ〜/W45Eoポンジャラを思い出すよ」
カットイン:リアクション余裕B
「V5535マージャEcンジャラジャラ、/チーポンカ〜ンEo♪」
カットイン:リアクション体調A
「V5536アップルジュースが/飲みたくなってきたなぁ……EFe3」
カットイン:リアクション体調B
「V5537……お、W15B80Ecお腹が空いちゃったなぁ」
カットイン:リアクション鳴きA
V5746Ld/Ti0        Ti2ぐぅぅぅぅ〜〜……B80EoF6W120Le
カットイン:リアクション鳴きB
「V5539この牌は人気ないのかな?」
カットイン:リアクション環境
「V5540ね、W15ねぇ、W45私ちゃんと打ててるかな?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V5541こ、W30EFe3こんなことってあるんだEFm3……」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V5542わぁ……」
カットイン:リアクション本編からA
「V5543ふっふっふ、W30Eo負けないよ〜」
カットイン:リアクション本編からB
「V5544日ごろの行いがEoFm3物を言いそうだね」
カットイン:リアクション本編からC
「V5545んっふっふ〜、EoW30Fm3テンホ〜チーホ〜♪/Ecトイトイホ〜♪」
カットイン:リアクション本編からD
「V5546『九蓮宝燈』W15EF3ってなんだか響きが/必殺技っぽいよねEc」
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V5547ロ、W15Ecロン! W15EoW5P0Fe9m3W45まさか一発だなんて……」
カットイン:ロン
「V5548あっ! W15EFm3それロン!」
カットイン:ドラポン
「V5549ポン! W10P2EoFe8m3W20このドラはチェリーブロッサムが/いただいた〜!」
カットイン:ポン
「V5550ポ〜ン!」
カットイン:ドラカン
「V5551カン! W15Ecえへへ、W15Eoドラがいっぱいだよ」
カットイン:カン
「V5552カ〜ンEc!」
カットイン:チー
「V5553えっと、W45EFe4m3チー!」
カットイン:得点計算後役満
「V5554まさか役満だなんて……/W45EFe9m3自分でもびっくりだよ〜」
カットイン:高くて満足
「V5555えへへへ、/W45Eoこれだけあれば充分だよねぇ」
カットイン:嬉しい
「V5556ふふふ、W45Eoやった〜!」
カットイン:自信あり
「V5557うん、W20Eo我ながら上出来だね」
カットイン:他家を気遣う
「V5558配牌がよかったお陰だよ〜Ec」
カットイン:連荘を狙う
「V5559よ〜し!/W30Eoまだまだ親を続けちゃうぞ〜」
カットイン:安い
「V5560もっと上を狙ってもEF3よかったかなEc?」
カットイン:不満
「V5561ん〜、W45EcW4Eoもうちょっと点数があっても……」
「V5562コツコツ貯めることが、/大切なんですよ〜Ec」
「V5563その……W30EFe9m6昔ポンジャラをやってたから、/麻雀もけっこうできちゃうのかもEcFm9」
「V5564次もあがれるといいなぁ……EF3」
カットイン:箱割れした
「V5565わわっ!? W15EFe9て、Ec点棒が……/W45Eoわ、私食べたりしてないよEce8!?」
カットイン:役満をロンされた
「V5566W6や、W15役満っ!? W30そ、W15そんなぁ〜……Eo」
カットイン:復讐宣言
「V5567ちゃんと後で返してもらわないと……」
カットイン:やせ我慢
「V5568これくらいへっちゃらだもん!」
カットイン:感情むき出し
「V5569や、やめて〜!」
「V5570ううっ……/W15Eoつ、次はがんばらないと」
「V5571お、W15お腹が空いて、/EF8集中できなかったんだもんEc……」
「V5572ああ、W30Ecやっちゃったよ〜……」
カットイン:トップ
「V5573やった〜! W15私が一位だ!Ec」
カットイン:二着
「V5574えへへへ、W30Eo頑張りました〜」
カットイン:三着
「V5575初心者なら、/W30これくらいが当然かなEc……」
カットイン:四着
「V5576ううっ、W30Ecもっと修行しないと……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V5500いっちょもんでEcやりますか!」
カットイン:南一局一本場開始時
「LdV5501んふふ、W30LeEoここからが本番ね」
カットイン:西一局一本場開始時
「V5502この展開は予想してなかったわ〜」
カットイン:親宣言
「V5503さぁ、W30あたしの前に平伏すがいいわ!」
カットイン:連荘
「V5504あたしの時代は、EcFe2まだまだ続くのよ〜!」
カットイン:挑発A
「LdV5505んふふ、W45LeEhFm3あたしに見とれてる/場合じゃないわよ?」
カットイン:挑発B
「V5506あら、W45EF3接待麻雀がご希望かしら〜?」
カットイン:一発ツモ
「LdV5507Moきゃ〜!Mc W15LeEo一発ツモよ!/W30EFe8m3さっすがあたし!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V5508いよしっ! W30Eoツモよ!」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V5509ツモ! W30Fm3このままじゃいられないっての」
カットイン:リーチをかけていた
「V5510ちょっとなにしてくれてんの!?/W30EF8あたしの点棒を返しなさいよ〜!」
カットイン:親の時にあがられた
「V5511うわっ! W45EF8あたしに恨みでもあんの!?」
カットイン:追っかけリーチ
「V5512リーチ! W30EFe8m2負けてたまるもんですか!」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V5513リーチよ! W15P2EcF3お先に失礼〜」
カットイン:トップ、二着
「V5514リーチ! W15EFe8さぁ、引き離すわよ」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V5515リーチ! W45Fm8ここからが勝負よ!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V5516ふん、W30EoFe3その点棒はあたしがもらうわよ!」
カットイン:アンカン
「V5517カン!/LdW30Ecんふふ、W45P2F3EoLe新ドラ追加しました〜!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V5518あ、W15あたしが焼き鳥ですって!?/W30EcF2Spなんかの間違いでしょ?」
カットイン:一打目
「LdV5519ふふ、W30EoLeどうなるかしらねぇ」
カットイン:トップである
「LdV5520んふふ、W45LeEoFe9麻雀って楽しいわよねぇ」
カットイン:四着である
「LdV5521う〜ん……/W45LeEoなんだか調子が出ないのよねぇ」
カットイン:オーラスである
「V5522あ〜W30EFe6m3もう終っちゃうのねぇ」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「LdV5523んふふ、W45EoFe8Leこっちはわかってんのよ!」
カットイン:誰かがリーチしている
「V5524……これはどう?」
カットイン:誰かがカンしている
「V5525ドラを活かしたいところだけど……」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V5526ねぇNn、EoFe9気分転換がてら/W30EFe3雀牌を使って、Ec一発芸でもしてみてよ」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V5527なんでも手が早けりゃいいって/もんじゃないわよ」
カットイン:リアクション良いA
「LdV5528う〜ん、W30LeEoデリシャスな感じね」
カットイン:リアクション良いB
「V5529んふふ」
カットイン:リアクション良いC
「V5530LdMpいいMpわMpよMc、MpいいMpわMcW4Moよ〜McLe」
カットイン:リアクション悪いA
「V5531あ〜もうっ!」
カットイン:リアクション悪いB
「V5532流れが悪いわね……W60EFe8m6ちょっとNn、/Fm8なにかおもしろいことしなさいよ」
カットイン:リアクション悪いC
「V5533……今は話しかけないで」
カットイン:リアクション余裕A
「V5534麻雀の神様は、/W30Ecきっとあたしにベタ惚れねぇ」
カットイン:リアクション余裕B
「LdV5535んふふ、W45LeEo運も才能の内ってね〜」
カットイン:リアクション体調A
「V5536ねぇ、W30EcF2ちょっと炭酸のジュース/買ってきてくれない?」
カットイン:リアクション体調B
「V5537なんかEc髪の毛が重いのよねぇ……/W30EoFm1湿気が出てきたのかしら?」
カットイン:リアクション鳴きA
「V5538鳴きたいなら、W30鳴いちゃっていいのよ〜」
カットイン:リアクション鳴きB
「V5539ほらほら、W30EcFe3鳴くなら鳴きなさいよ」
カットイン:リアクション環境
「V5540もしイカサマなんてしたら、/W30Ehどうなるかわかってるでしょうね?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V5541うわっ!? W30EcF2こんなことってあんの!?」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V5542んなっ……」
カットイン:リアクション本編からA
「V5543Nnとの勝負は真っ当にやんのが/W30EFe8m2あたしのルールなのよねぇ」
カットイン:リアクション本編からB
「V5544ため息つくと、W30EFe9ツキが逃げるわよ」
カットイン:リアクション本編からC
「V5545アンタ、W30頭の中が表に出すぎだから」
カットイン:リアクション本編からD
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V5546もうきたっ! W30EF8m3ロン、一発よ!」
カットイン:ロン
「V5547ロン! LdW15EcF2んふふ、W30LeEoごめんなさいね〜」
カットイン:ドラポン
「V5548ポン!Ld Ecんふ、W15LeEo有効利用させてもらうわ」
カットイン:ポン
「V5549ポン!」
カットイン:ドラカン
「V5550カン! LdW15Ecふふ、W45EoLeご提供に感謝するわ」
カットイン:カン
「V5551カン! W45EFe8そこにあったのねぇ」
カットイン:チー
「V5552チーよ!」
カットイン:得点計算後役満
「LdV5553んふふふ、W30LeEo自分の才能がW15EFe9怖いわ」
カットイン:高くて満足
「V5554あたしはやるときはやる女なのよ!」
カットイン:嬉しい
「V5555これだから、Ec麻雀はやめられないのよね」
カットイン:自信あり
「V5556う〜ん、W30Fm3満足満足」
カットイン:他家を気遣う
「V5557ちょっとやり過ぎちゃったかしら?」
カットイン:連荘を狙う
「V5558さて、W30覚悟はできてるかしら?」
カットイン:安い
「V5559う〜ん、W45Eoまぁボチボチね」
カットイン:不満
「V5560このあがりじゃ、自慢にもならないわね」
「V5561まぁ、これはこれでありかしら」
「V5562これぐらい気にするほどでもないわよ」
「V5563まだまだこれからよ!」
カットイン:箱割れした
「V5564う、W30嘘でしょ!?/W30EF8ちょっとNn、点棒を寄越しなさい!」
カットイン:役満をロンされた
「V5565や、W15役満ですって!?/W105EFe9m3冗談よね? W45EF8冗談って言いなさいよ!」
カットイン:復讐宣言
「V5566……ふん、W45Eo調子に乗っていられるのも/今のうちよ!」
カットイン:やせ我慢
「V5567わ、わざとフリこんであげたんだから、/W30EcFe6m3感謝してほしいわ〜」
カットイン:感情むき出し
「V5568あ〜もうっ! W45Eo大失敗だわ!」
「V5569こんな安い手であがったこと……/W30EFe8後悔させてあげるわ!」
「V5570こ、こ〜んなの、Fm7蚊に刺された程度よ!」
「V5571振り込んじゃうなんて、/W30EoFm8なにやってんのよ、あたしは……」
カットイン:トップ
「LdV5572んふふふ、W30LeEo当然の結果ね」
カットイン:二着
「V5573まぁ、W30EF2こんなもんかしらね」
カットイン:三着
「LdV5574Moはぁ……Mc/W45Le何がいけなかったのかしら?」
カットイン:四着
「V5575ちょっと!/W30麻雀の神様はなにしてんのよ〜!」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V5500よ、W30よろしくお願いします」
カットイン:南一局一本場開始時
「V5501もう南入か……W30F9Eo頑張らないと」
カットイン:西一局一本場開始時
「V5502西入するだなんて……/W15P0F8m6せ、接戦ですね……」
カットイン:親宣言
「V5503私が親ですね」
カットイン:連荘
「V5504連荘できるように、F2m3Ec頑張ります」
カットイン:挑発A
「V5505い、W15いきますよ!?」
カットイン:挑発B
「LdV5506ふふっ、W15LeEo頑張って下さいね」
カットイン:一発ツモ
「V5507ツモ! P2Bすごい! W15Ec一発だ〜」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V5508ツモです。LdW45F2Ecふふっ、W30LeEoいい調子です」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V5509ツモです……。W45LdMoふぅ……McLe」
カットイン:リーチをかけていた
「V5510先にあがられちゃった……LdEcくすんLe」
カットイン:親の時にあがられた
「V5511そ、そんな……W15Ec私が親なのに……」
カットイン:追っかけリーチ
「V5512えいっ! W45EF2追っかけリーチです」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V5513ちょっと早いけど……P0F3リーチです」
カットイン:トップ、二着
「LdV5514ふふっ、W15LeEoリーチです」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V5515えい! W15Fe8m9リーチ行きます」
カットイン:追っかけリーチされた
「V5516そ、W15そんな……こ、W15Ec怖い……」
カットイン:アンカン
「V5517カンです!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V5518あ! W45や、焼き鳥だ……W15EcF6どうしよう……」
カットイン:一打目
「V5519えーっと……」
カットイン:トップである
「V5520もしかしたらこのまま……/W15EF8が、W30頑張らないと!」
カットイン:四着である
「LdV5521うう……W45LeEo今からでも何とか……」
カットイン:オーラスである
「V5522もうすぐ終わりですね」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V5523こ、これは平気……」
カットイン:誰かがリーチしている
「V5524ど、W30どんな感じですか?」
カットイン:誰かがカンしている
「V5525あ、W30EF7そうか裏ドラが増えてるんだ……」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V5526な、なんだかEF3静かですね」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V5527は、W30早そうですね……」
カットイン:リアクション良いA
「V5528えへへ、W15Eo良かった……」
カットイン:リアクション良いB
「V5529あっ、W30EF3Ecすごい……」
カットイン:リアクション良いC
「V5530ぴったり納まっちゃいました」
カットイン:リアクション悪いA
「V5531え……W15EF6これじゃないのに……」
カットイン:リアクション悪いB
「V5532どうすればいいの……」
カットイン:リアクション悪いC
「V5533Moはぁ……Mc」
カットイン:リアクション余裕A
「LdV5534ふふっ、W15LeEo麻雀って面白いですよね」
カットイン:リアクション余裕B
「V5535もしかしたら……。/W15あ、W45EFe9m3ううん、W30EFe3なんでもないです」
カットイン:リアクション体調A
「V5536き、W15Eh緊張して、もう私Ec……」
カットイン:リアクション体調B
「V5537何かEh飲み物を……」
カットイン:リアクション鳴きA
「V5538鳴いたりしちゃいますか?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V5539もしかしたら……EF9鳴かれちゃうかなぁ」
カットイン:リアクション環境
「V5540麻雀牌って、/W30なんだかキレイですよね……」
カットイン:リアクション電流走る!
「V5541こ、W30こんなことも、あるんだ……」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V5542え……」
カットイン:リアクション本編からA
「V5543……あまり見ないで下さい。/W30EF7m6恥ずかしいです」
カットイン:リアクション本編からB
「V5544Nm先輩って素敵だなぁ……」
カットイン:リアクション本編からC
「V5545あ、W45EF7な、なるほど……」
カットイン:リアクション本編からD
「V5546良かったら、何かお話しませんか?」
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V5547ロン! W30EF1い、W20EF3一発です!」
カットイン:ロン
「V5548ロ、W30ロンです」
カットイン:ドラポン
「V5549MoポンMc! W15EcF2えへへ……」
カットイン:ポン
「V5550ポンします」
カットイン:ドラカン
「V5551カンです! LdW15Ecふふっ、W30LeP0F2ドラがい〜っぱい」
カットイン:カン
「V5552カンします」
カットイン:チー
「V5553チーします」
カットイン:得点計算後役満
「V5554や、やりましたよEc教官!」
カットイン:高くて満足
「V5555いい手でEcあがれました」
カットイン:嬉しい
「V5556うれしい……」
カットイン:自信あり
「V5557調子がいいみたいです」
カットイン:他家を気遣う
「V5558その……W30Ecすみません……」
カットイン:連荘を狙う
「V5559もっと……W15EF8もっと頑張らないと!」
カットイン:安い
「V5560あまり高くないので……Ec許して下さい」
カットイン:不満
「V5561ちょっと、EF9m3残念です」
「V5562やりました」
「V5563あの、W30すみませんEc……」
「V5564まだまだ頑張ります」
カットイン:箱割れした
「V5565わ、私の点棒……/W90Ec無くなっちゃいました……」
カットイン:役満をロンされた
「V5566や、役満……W15わ、W30私Ecもう駄目です……」
カットイン:復讐宣言
「V5567わ、W30私はEF8m9負けません!」
カットイン:やせ我慢
「V5568へ、W30平気です! P0F8まだ大丈夫です!」
カットイン:感情むき出し
「V5569そ、そんな……酷いですEc……」
「V5570ま、W30まだW20EcFm6これからです……」
「V5571このくらい……なんともありません」
「V5572そ、W15Ecそんな……」
カットイン:トップ
「V5573やった! W15Eoやりましたよ教官」
カットイン:二着
「V5574えへへ、W15Eo私頑張りました」
カットイン:三着
「V5575残念です……」
カットイン:四着
「LdV5576くすん……W30LeEh負けちゃいました……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V5500さぁ、W30Ecはじめますよ」
カットイン:南一局一本場開始時
「V5501南入ですねEcFe4」
カットイン:西一局一本場開始時
「V5502Eo西入ですか……」
カットイン:親宣言
「V5503私が親ですEc」
カットイン:連荘
「V5504まだまだこれからですEo」
カットイン:挑発A
「V5505Eo親でも容赦しませんから」
カットイン:挑発B
「V5506Ec私の親……W60Eo簡単には流れません」
カットイン:一発ツモ
「V5507ツモ! W40一発です!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V5508ふふっ、W45Eoツモです」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V5509ツ、W15EF9ツモりましたFm3!」
カットイン:リーチをかけていた
「V5510千点棒……Ec」
カットイン:親の時にあがられた
「V5511いいんです、W30Eo私の親なんて」
カットイン:追っかけリーチ
「V5512勝負です……W90リーチ!」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V5513……EF7えっと、W45EFe9m3リーチです」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V5514リーチですよEo」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V5515リ、W15EoFe8リーチ!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V5516Eo後悔してもしりませんよ?」
カットイン:アンカン
「V5517カン!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V5518私、W30Eh焼き鳥なんですか?」
カットイン:一打目
「V5519EFe6最初から悩むなんてEc」
カットイン:トップである
「V5520みなさん、W30Ec元気がありませんよ?」
カットイン:四着である
「V5521先輩にも負けてるなんて……Eh」
カットイン:オーラスである
「V5522Ec半荘なんてあっという間ですねEoFe9m3」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V5523私の捨て牌がそんなに気になりますかEc?」
カットイン:誰かがリーチしている
「V5524Eoちょっと冒険してみますね」
カットイン:誰かがカンしている
「V5525Eo私もカンできるかな……EFe6」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V5526鳴かずとも、手が進んでいるんですか?」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V5527EoFe8鳴けばいいと思ってEませんか?」
カットイン:リアクション良いA
「V5528EoはいっちゃいましたEcFe3」
カットイン:リアクション良いB
「V5529ふふっ、W30Ehきましたよ」
カットイン:リアクション良いC
「V5530…Ec…や・W10Fm4W5き・W10Fm6W5に・W10Fm3W5く」
カットイン:リアクション悪いA
「V5531Nm先輩、W30EcW4EoFe8m7私の捨て牌をエッチな目で/みないでください」
カットイン:リアクション悪いB
「V5532どうして……Ec」
カットイン:リアクション悪いC
「V5533Eoこんなつもりじゃ……Eh」
カットイン:リアクション余裕A
「V5534これでよしっとEc」
カットイン:リアクション余裕B
「V5535晩御飯、W30EcW4Eo何にしようかな……」
カットイン:リアクション体調A
「V5536あの、W30Ecみかん欲しかったら言って/下さいね」
カットイン:リアクション体調B
「V5537疲れたときは背筋を伸ばすと/EcFe4気持ち良いですよ」
カットイン:リアクション鳴きA
「V5538Ehこれはどうですか?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V5539我慢は体に毒ですよ」
カットイン:リアクション環境
「V5540あの、W45EcW4Eo少し足元が冷えませんか?EFe6」
カットイン:リアクション電流走る!
「LdV5541……!Le」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V5542あ、W45EF1いけるかも」
カットイン:リアクション本編からA
「V5543Eo特売品ゲットです」
カットイン:リアクション本編からB
「V5544あ……。W30EFe9Bいえ、W45EFe6m3なんでもありません」
カットイン:リアクション本編からC
「V5545あの……W30EcFe4m3おでんを温めましょうかEoFe9?」
カットイン:リアクション本編からD
「V5546EcF3私が平均……」
カットイン:リアクション本編からE
「V5547E先輩って結構単純なんですね。/W60河の牌を食い入るようにEcFe4見てたところ、/W30EoFe9m4結構可愛かったFm2ですよ」
カットイン:一発ロン
「V5548ロンです。W45ついてなかったですね」
カットイン:ロン
「V5549それ……、W30ロンです」
カットイン:ドラポン
「V5550ポン。W30EoFe9ドラですから」
カットイン:ポン
「V5551Eoポン」
カットイン:ドラカン
「V5552カン。W30……W15EF4何か問題でも?」
カットイン:カン
「V5553EoFe3カン」
カットイン:チー
「V5554EcFe4チー」
カットイン:得点計算後役満
「V5555や、W15E役満。W30P2W30EFe9m3あがっちゃいました……Ec」
カットイン:高くて満足
「V5556やっと調子が出て来たみたいですEc」
カットイン:嬉しい
「V5557ふふっ、W15P6EoW30気分爽快ですEc」
カットイン:自信あり
「V5558どうですか? W15EoFe3私の打ち方は」
カットイン:他家を気遣う
「V5559ま、W15Ecまぐれですから」
カットイン:連荘を狙う
「V5560ふふっ、W20EoW30これで終わらないですよEc」
カットイン:安い
「V5561EoFe3まぁ良しとします」
カットイン:不満
「V5562Ecもう少し伸びると思ったのに……Eo」
「V5563手堅くいってみましたEo」
「V5564……なんとかあがれました」
「V5565Eoもう少し、W10親を続けさせてくださいEc」
カットイン:箱割れした
「V5566私、W60Eo駄目な姉なんです……Eh」
カットイン:役満をロンされた
「V5567て、W30E点棒がもう……Eh」
カットイン:復讐宣言
「V5568私、W45Eo忘れませんから」
カットイン:やせ我慢
「V5569Sp私の不注意でしたねEc」
カットイン:感情むき出し
「V5570Eo納得できません!」
「V5571すぐに取り返してEhみせます」
「V5572SpEhまだまだ平気です」
「V5573そんな打ち方でEh満足なんですか?」
カットイン:トップ
「V5574私がトップなんですか?/W20P0EW45あW5…W5…ありがとうEoございました」
カットイン:二着
「V5575今回はツキがありましたねEc」
カットイン:三着
「V5576麻雀は難しいですねEc」
カットイン:四着
「V5577はぁ……。/W75EoF6私には水泳があればいいんですEc」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V5500よーし!/EoW20全員ひんむいちゃうんだからねEc」
カットイン:南一局一本場開始時
「V5501ふふっ、P1EoW30南入よ」
カットイン:西一局一本場開始時
「V5502ありゃりゃ……W15EF3西入なんて珍しいわね」
カットイン:親宣言
「V5503Eo私が親ね! W30よーし、W45頑張るわよ〜」
カットイン:連荘
「V5504まだまだ行くわよ〜」
カットイン:挑発A
「V5505謝ったって許してあげないんだからEc」
カットイン:挑発B
「V5506わんわん! W10P0EoF3W30もっと点棒が欲しいEcわん!」
カットイン:一発ツモ
「V5507オーキードーキー! W30一発ツモよ!Eo」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V5508EcP1ツーモ! W30ふふっ、P4EoF3W15良い感じね」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V5509ツモ!」
カットイン:リーチをかけていた
「V5510え〜、W15EF9ひっど〜い……P6EcF6W45私の千点が」
カットイン:親の時にあがられた
「V5511わ、W15Ec私が親なのに……W20P0EoFe6W30EFe9意地悪なの?」
カットイン:追っかけリーチ
「V5512待て待て〜! W30EoおっかけリーチよEc」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V5513リーチ! W40……どう、W15早いでしょ?/W35くすっ」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V5514えい! P5W30リーチ!Ec」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V5515Ecまだまだこれからよ……W25P3EoFe8m9リーチ!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V5516それは私に対するEc挑戦ね!/W30EcW10P6Fe8m6W30Eo受けて立つわよ」
カットイン:アンカン
「V5517カンよ! W30Ecふふっ、W20P6EoW30この牌は一人占め/しちゃうんだからEc」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V5518え、W15EFe4嘘? W30EFe9私焼き鳥だっけ?/W30P1Fm4W15おっかしいEhなぁ……」
カットイン:一打目
「V5519いくわよ〜Ec」
カットイン:トップである
「V5520よーし! W25EFe8全部の点棒を集めるわよ〜」
カットイン:四着である
「V5521ま、W15EFe8まだ終わってないんだからEFe9!」
カットイン:オーラスである
「V5522EF3いよいよね……W30Ecふふっ、W20P1EoW20緊張しちゃうEc」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V5523現物、W10現物♪ W10P4EoW30絶対に振らないんEcだから」
カットイン:誰かがリーチしている
「V5524ねえねえ、W15Eoどんな感じなの?/W15P0EFe8m4W15ちょっとだけ教えてくれない?」
カットイン:誰かがカンしている
「V5525あ、EFe8そっかドラEcが増えてるのよねぇ……/W15P1W20むむむ〜Eo」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V5526ちょーっと違うのよね……W60EcF3ねね、/W15P0EoF3誰か鳴いてみない?」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V5527なんかいや〜な感じがするのよねEc」
カットイン:リアクション良いA
「V5528ふふっEo」
カットイン:リアクション良いB
「V5529う〜ん、W15Eoいい手牌ね」
カットイン:リアクション良いC
「V5530Eoグーッド! P6F3W30いい感じよEc」
カットイン:リアクション悪いA
「V5531えー……、W30P3EFe6W20こんなのいらな〜いEc」
カットイン:リアクション悪いB
「V5532んEoもう、W30EFe8いったいどうしちゃったの/Ecこれ……」
カットイン:リアクション悪いC
「V5533あ〜ん、EoW30もうEcいや〜」
カットイン:リアクション余裕A
「V5534ごーろにゃーん! W15P1EoF3W45良い牌欲しい/Ecにゃん♪」
カットイン:リアクション余裕B
「V5535ふふっ、W15Eo顔にでてるわよ。W30Ecか〜わい〜」
カットイン:リアクション体調A
「V5536う〜ん、EoW30P0EF3W30紅茶とかEcないかしら?」
カットイン:リアクション体調B
「V5537Ecちょっと喉が乾いちゃったEoなぁ」
カットイン:リアクション鳴きA
「V5538あれれ? W30もしかして鳴きたいの?/W45ふふっ」
カットイン:リアクション鳴きB
「V5539可愛く鳴いてくれたらEc許しちゃおっか/なぁ」
カットイン:リアクション環境
「V5540イーピンって、EFe3ワンチャンのつぶらな瞳に/Ec見えない?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V5541EcFm3そう……W75EoFe9そういうことなのね……W20P6W45EcF3ふふっ」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V5542ワオ!W5EcF3」
カットイン:リアクション本編からA
「V5543ダ〜メEc! W30P5EoFe9W30その可愛いお目目でちゃんと/こっちを見て」
カットイン:リアクション本編からB
「V5544がははは! W45EoFe8まぁまぁチミも/しっかりやりたまえEc!」
カットイン:リアクション本編からC
「V5545はい、W15Eo召し上がれ」
カットイン:リアクション本編からD
「V5546もう、W45ちゃんとこっちを見て……W45EFe9m3ね?」
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V5547ロ〜ン♪ EoW30Ecふふっ、P4EoW30一発ね!」
カットイン:ロン
「V5548それロンEcFe3!」
カットイン:ドラポン
「V5549ポEoン! P5F3W30やったわEcドラがいっぱい!」
カットイン:ポン
「V5550Ecポン」
カットイン:ドラカン
「V5551Eoカン! W15P4W30EFe8このドラは一人占めしちゃうん/だから」
カットイン:カン
「V5552Ecカン」
カットイン:チー
「V5553チー」
カットイン:得点計算後役満
「V5554見て見て! W30EFe4すごくない?/W30EcFe3すごいよね!」
カットイン:高くて満足
「V5555ふっふっふ〜、W15P6EoW30ちょっと本気を出せば/Ecこんな物よ」
カットイン:嬉しい
「V5556ワンワン! W20EoW10嬉しいEcワン♪」
カットイン:自信あり
「V5557オーキードーキー! W6P1EcW24良い手よね」
カットイン:他家を気遣う
「V5558ごめんね……W15P6W30でも勝負だから仕方ない/Ecよね?」
カットイン:連荘を狙う
「V5559さーってEo、W15P4EhW30もう一丁いっちゃおうEcかな」
カットイン:安い
「V5560ちょーっとEo安かったかな?」
カットイン:不満
「V5561あEcりゃ、W30Eh思ったよりもEいかなかった/なぁ……W20P1EcW30ざ〜んねんEo」
「V5562まーEcとりあえずこんな感じ、/W15P6EoW30とりあえずねEc」
「V5563EFe9m6もしかしていい手だったEhかな? /W30EcW4EoFe6ごめんねEc」
「V5564ふふっ、P5EoFe4W30これから大連荘よEcFe3!」
カットイン:箱割れした
「V5565ひっど〜い! W30EF9私が何をしたのよ〜/W15EcFe8m6もう!」
カットイン:役満をロンされた
「V5566え……W30EF9う、W30Eh嘘だよね? W15EcW4Eo怒らないから/本当のこと言ってよ〜Ec」
カットイン:復讐宣言
「V5567こ、W15この〜! W20P0EcFm9W30もっと安い手でEoも/いいじゃないの!」
カットイン:やせ我慢
「V5568な、W15SEhなるほどねぇ……。W30P6SdEF6W30なかなか/やるEcじゃない」
カットイン:感情むき出し
「V5569ゆ、W30Ec許せない……。W20P6W30次行くわよ、W15Eo次!」
「V5570覚えてなさいよ〜! W10P6EcW30もう!Eo」
「V5571ふぅん……W40EFe6m4ま、W15Ec別にいいけどさ……」
「V5572ちょ! EF9ちょっと〜、EcW15Eh酷いじゃEcW4Eoないのよ」
カットイン:トップ
「V5573ふっふっふ。W20P1EoW30当然の結果よねEc〜」
カットイン:二着
「V5574Eoおっしいなぁ……。W20P1EFe9W30まあ、W15EcFm3でも悪くは/ないかな?」
カットイン:三着
「V5575もう一回! W25EhW5もう一回やろ? W30EcW4EoFe9ね!」
カットイン:四着
「V5576ズッガーン……W60P6W40まさかビリになる/Ecなんて……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V9000さーって、W40EoFe2いっくよ〜!Ec」
カットイン:南一局一本場開始時
「V9001なんにゅ〜なんにゅ〜、W45Ecにししし」
カットイン:西一局一本場開始時
「V9002ふぇ〜、W45EF3珍しいこともあるもんだね〜」
カットイン:親宣言
「V9003美也が親! W30Eo頑張るぞ〜」
カットイン:連荘
「V9004W6にししし、W10Eo連荘連荘♪」
カットイン:挑発A
「V9005にっしっし〜。W30Eoまだまだこれからが/Ecお楽しみなのだ!」
カットイン:挑発B
「V9006見える! W30Eo美也には全て見える!/W30P2EcF3W20な〜んてね、W30にししし」
カットイン:一発ツモ
「V9007W5いーーーっぱつツモ!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V9008ツモった〜Ec!」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V9009Eoツモ! W35……ふぅ〜」
カットイン:リーチをかけていた
「V9010ええ〜、W15P1EF9W30美也の千点は……/W30EF6美也の千点……Ec」
カットイン:親の時にあがられた
「V9011にゃーーーーーP0! W30EoFe9m6み、W30美也が/親なのに……Ec」
カットイン:追っかけリーチ
「V9012おっかけEcリーチッ! W20P4EoFe8m3W30逃がさないのだ!」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V9013Fe8リーチ! W35EcF3にしししし、W30Eo早いでしょ〜Ec♪」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V9014W10美也ちゃんEoFe8m4LdMoリーーーチッ!McLe W45EcF3どう?/W30EoなんかすごそうでしょEc」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V9015リーチ! W20P1EcF8W30……ふぅーEo」
カットイン:追っかけリーチされた
「V9016にゃにゃっ! EcFe9m6P0W15そ、W15Ehそんな〜……」
カットイン:アンカン
「V9017Ecカーン!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V9018や、W20EFe9焼き鳥! W30EFe8焼き鳥は食べるだけEF9が/いいの〜!」
カットイン:一打目
「V9019とりゃーーー!」
カットイン:トップである
「V9020これはもう美也が勝ったも同然……W30EcFe3/にししし」
カットイン:四着である
「V9021ええっ! W25EF9美也がビリ?/W10P4EF6W30い、W30Ecいつの間に……」
カットイン:オーラスである
「V9022Eoこれで終わりか〜」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V9023にししし〜。W25Eoあんぱい♪ Ecあんぱい♪」
カットイン:誰かがリーチしている
「V9024どんな感じ?」
カットイン:誰かがカンしている
「V9025裏ドラが増えたのかぁ……W30むふー」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V9026ねーねー、W30EcW4EoF9誰か鳴かない?/W30Ec美也さっきからいらない牌ばっかり/だよEo」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V9027な〜んか手が早そう、W45EoFm6もっとのんびり/Ehすればいいのに」
カットイン:リアクション良いA
「V9028にっしっし〜。W30Eoいいよいいよ〜Ec」
カットイン:リアクション良いB
「V9029いいじゃんいいじゃんEo!」
カットイン:リアクション良いC
「V9030よーっし! W45乗ってきたぞ〜Eo」
カットイン:リアクション悪いA
「V9031こんなのいらないEhよ……」
カットイン:リアクション悪いB
「V9032にゃー! W30Eoんもう〜、W30さっきから/何なの〜Ec」
カットイン:リアクション悪いC
「LdV9033Moはぁ……McLeW60まいったなぁEcもう……」
カットイン:リアクション余裕A
「V9034良い牌ばっかりで困っちゃうEoなぁ……/W30Ecにしししし」
カットイン:リアクション余裕B
「V9035育て♪ W20育て♪ W20たか〜く育て!」
カットイン:リアクション体調A
「V9036うう〜、/W60EhトイレいきたくなっちゃったEc……」
カットイン:リアクション体調B
「V9037な、W30EFe9なんかゾクってきた! P4EFe9m4W45風邪?/W30Ecそれとも誰かが……」
カットイン:リアクション鳴きA
「V9038鳴かぬなら、W15美也が鳴こうEcF3か麻雀牌!/W30にししし」
カットイン:リアクション鳴きB
「V9039あれあれ〜? W30Eoもしかして鳴くEcの?/P4W45にししし、W30Eo鳴いたら大変かもよ〜Ec?」
カットイン:リアクション環境
「V9040ふ〜……W60ちょっと汗かいちゃったEc……」
カットイン:リアクション電流走る!
「V9041EF2にっ! P4EcFe8m3W45……にしししし……Eo」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V9042EF4ふぇ!?」
カットイン:リアクション本編からA
「V9043W5ダーダダーダダーダダーダ、ダッ君が〜♪/W30プンプンプルル〜ン!/おねだりワンワーン♪Ec」
カットイン:リアクション本編からB
「V9044にしししし。W45EoFe8さーどーするどーする?」
カットイン:リアクション本編からC
「V9045ん。W30Fe2m3EhくるしゅーないEc」
カットイン:リアクション本編からD
「V9046まぁまぁ、W30Eoそんなに急いで打っても/EF3何もいいことないよEc?」
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V9047ロロロEcロ〜ン! W30一発だよー!」
カットイン:ロン
「V9048それEcロン!」
カットイン:ドラポン
「V9049ポンポ〜ン! P1W30……にしし、/W30Eoドラが三つ!Ec」
カットイン:ポン
「V9050ポンなのですEc!」
カットイン:ドラカン
「V9051カーンEcF2! W60にししし、W30EoFe8美也が一人占め/なのだ!」
カットイン:カン
「V9052カーンEc!」
カットイン:チー
「V9053EoFe8チー! W60むふーEo」
カットイン:得点計算後役満
「V9054W10Eo見たかっ! ミヤヤクマンアタック!/大成功〜Eo♪」
カットイン:高くて満足
「V9055毎回こうだといいんだけどね〜。/W30Ecにしししし」
カットイン:嬉しい
「V9056にっしっし〜。W20P3EoW30調子にのってきたぞ〜Ec」
カットイン:自信あり
「V9057ちょっと本気を出し過ぎちゃった/かなぁ〜Eo」
カットイン:他家を気遣う
「V9058高くてゴメンアソバセ。W30EcF3にしししし」
カットイン:連荘を狙う
「V9059まだまだこれから〜! W30EoFe4いーっぱい/あがっちゃうもんねEcF2!」
カットイン:安い
「V9060サービス期間だから、こんなに/安いんだよEc! W30にしししし」
カットイン:不満
「V9061あれ〜、W45Ecもう少しいくかと思った/のに……」
「V9062まあ、W30EF3美也の手にかかればこんなもん/かな〜Ec」
「V9063みんなごめんね〜。W30EcFe3にしししし」
「V9064ドンドンあがるからね〜Eo♪」
カットイン:箱割れした
「V9065み、W15EcW4Eo美也の点棒全部/無くなっちゃった……EcF8。酷過ぎるよ〜EoFe9m6」
カットイン:役満をロンされた
「V9066これ、一番高いやつだよね……/W70Ehみ、W30EcW4EoFe9美也から取るの? W30本当に取るの?」
カットイン:復讐宣言
「V9067W10もう怒った! W30EcFm8許さないんだからEoね!」
カットイン:やせ我慢
「V9068Ehま、W30EcW4Eoまあいいけど……W75Ecいいけどさ……。/W60Ecふんっ!」
カットイン:感情むき出し
「V9069Ecもーゆるさーん! W45次行こう、W30Fm8次!」
「V9070美也からあがるだなんて……/W30EFe8m6ふ、W30EcF8ふくしゅーしてやるー!」
「V9071EFe9m3ぜ、W30全然平気! W30Ec安いもんねEc!」
「V9072んもー、W45EcF8そんな手であがって〜EoFe9m6」
カットイン:トップ
「V9073美也いっちばーんEc! W45にししし」
カットイン:二着
「V9074Ecう〜ん、W45EoFe9m3まあたまには譲ってあげない/とね」
カットイン:三着
「V9075EFe9ちょっと調子が悪かったかなEc……」
カットイン:四着
「V9076……つまんない。/W35EoF8麻雀なんてEcつまんない!」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V9000最初はあたしが親ね」
カットイン:南一局一本場開始時
「V9001南入したよ」
カットイン:西一局一本場開始時
「V9002西入しても負けないの!」
カットイン:親宣言
「V9003あたしがNm君の親……」
カットイン:連荘
「V9004連荘するからね!」
カットイン:挑発A
「V9005本当はNm君とふたりだけで麻雀を/打ちたいのに……」
カットイン:挑発B
「V9006悪い子はおしおきなんだから!」
カットイン:一発ツモ
「V9007ツモ!/W45P1F4Sp……ズ、ズルなんてしてないよ!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V9008ツモ♪」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V9009ツモ!」
カットイン:リーチをかけていた
「V9010そ、W30そんなのってないよ……」
カットイン:親の時にあがられた
「V9011あたしの親をEcF8流さないで〜」
カットイン:追っかけリーチ
「V9012今ならまだ間に合うよね! リーチ!」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V9013先に手をうたないと……リーチ!」
カットイン:トップ、二着
「V9014リーチ♪」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V9015リーチなんだから!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V9016ど、W30Sどうして追いかけてくるの?」
カットイン:アンカン
「V9017ここで、W30EFe8カン!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V9018Nm君、焼き鳥好きだよね?」
カットイン:一打目
「V9019これ、いらない……」
カットイン:トップである
「V9020この調子で最後までいければ……」
カットイン:四着である
「V9021あたしの想いと点棒の数はEc関係ないの!」
カットイン:オーラスである
「V9022これで終わりなの?」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V9023これなら……」
カットイン:誰かがリーチしている
「V9024それっ!」
カットイン:誰かがカンしている
「V9025カンなんかして……」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V9026みんな鳴かないんだね」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V9027速さでも負けないよ!」
カットイン:リアクション良いA
「V9028やった!」
カットイン:リアクション良いB
「V9029そうそう」
カットイン:リアクション良いC
「V9030ふふふっ」
カットイン:リアクション悪いA
「V9031どうしてEcこないの?」
カットイン:リアクション悪いB
「LdV9032……Leどうしてここに!」
カットイン:リアクション悪いC
「V9033ずっとまってるのに」
カットイン:リアクション余裕A
「V9034ふふ……」
カットイン:リアクション余裕B
「V9035Moはぁ……Mc」
カットイン:リアクション体調A
「V9036一人でできる麻雀があればなぁ」
カットイン:リアクション体調B
「V9037悪い子の匂いがする……」
カットイン:リアクション鳴きA
「V9038鳴けばいいでしょ?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V9039鳴いていいんだよ?」
カットイン:リアクション環境
「V9040Nm君なら……/あたしの牌、見ても良いよ」
カットイン:リアクション電流走る!
「V9041……!」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V9042え……?」
カットイン:リアクション本編からA
「LdV9043ううっ……W30LeEoやっぱり最悪な流れに/なっちゃった……」
カットイン:リアクション本編からB
「V9044あたしが守ってあげないと……」
カットイン:リアクション本編からC
「V9045ふぅ〜〜〜っ」
カットイン:リアクション本編からD
「V9046……このままほっとく訳にはいかないよ」
カットイン:リアクション本編からE
「V9047欲しい牌がはいってこない辛さ、/W30寂しさが……。W45EF9わかるよね?」
カットイン:一発ロン
「V9048ロン! EF3一発なんだから!」
カットイン:ロン
「V9049ロン!」
カットイン:ドラポン
「V9050ポン! P1F1……だってドラだし」
カットイン:ポン
「V9051ポン!」
カットイン:ドラカン
「V9052カン! W15P1Fe8m2……別にかまわないでしょ!」
カットイン:カン
「V9053カン!」
カットイン:チー
「V9054チー!」
カットイン:得点計算後役満
「V9055今朝の占いが当たった?」
カットイン:高くて満足
「V9056今のあたしなら……EF2牛乳飲めちゃうかも」
カットイン:嬉しい
「V9057もうすぐ、W30Eoもうすぐだからね」
カットイン:自信あり
「V9058これで、あたしのことを思い出して/くれたかな?」
カットイン:他家を気遣う
「V9059Ec仕方ないよね。Eo/W45EF6あたしがあがらないとダメだから……」
カットイン:連荘を狙う
「V9060もう、誰にも止められないよ!」
カットイン:安い
「V9061安くても気にしないんだから」
カットイン:不満
「V9062これじゃぁEc足りないよ……」
「V9063あたしが勝つの!」
「V9064ごめんなさい! W30P1F9m6余計な事しちゃった?」
「V9065この調子でもう一回……」
カットイン:箱割れした
「V9066み、W30みんなであたしのことを/だましたんでしょ!」
カットイン:役満をロンされた
「V9067こんなこと……W30F8Ecありえない!」
カットイン:復讐宣言
「V9068あたし……W45EFe8m7あたし、許せない……」
カットイン:やせ我慢
「V9069あたしだけがNm君のことを/わかっているのに」
カットイン:感情むき出し
「V9070ちがう! W45Ecちがうの!」
「V9071こんなのってEc無いよ……」
「V9072ずっとその牌を待ってたんだよね?」
「V9073そんなのダメ! W45Ecダメなの!」
カットイン:トップ
「V9074これからはず〜っと一緒だよEc?」
カットイン:二着
「V90752着じゃEc意味が無いの!」
カットイン:三着
「V9076ど、W30どうして3着なの?」
カットイン:四着
「V9077あたし……W45どこで……/W30Ec間違えちゃったのかな……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V9000よっしゃ! Ec始めるぜ!」
カットイン:南一局一本場開始時
「V9001いよいよ南入だな! P0F3W15気合入れていくか」
カットイン:西一局一本場開始時
「V9002西入とは珍しいなぁおい」
カットイン:親宣言
「V9003俺が親だ!」
カットイン:連荘
「V9004まだまだこれから! P1Fe8m3W15覚悟しやがれっ!」
カットイン:挑発A
「V9005どうしたどうした!? /W25EF3LdMp景Mp気悪MpそMpうなMpつMpらしMpてMpるぞMp!McLe」
カットイン:挑発B
「LdV9006へっへっへ……McW15LeEoこりゃ今回も頂きかな?」
カットイン:一発ツモ
「V9007いっぱつW5ツモ〜〜〜ッ!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V9008ツモ! W15EF2どんなもんだい!」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V9009ツモ!」
カットイン:リーチをかけていた
「V9010たっはーーー……EoF6俺のリーチ棒が……」
カットイン:親の時にあがられた
「V9011おいおい参ったな……。/W15EoFe9m2せっかくの親だったのによ……」
カットイン:追っかけリーチ
「V9012リーチだ! P1F3Ecへへっ、W45Eo逃がさないぜ」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V9013こいつぁ調子がEcいいや! W30EoFe8m3リーチ!」
カットイン:トップ、二着
「V9014よーし! W15EFe3リーチだ!」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V9015ここからが本番だ! W30P0Fe8m3リーチだ!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V9016たっはーーー、W15EFe5m2おっかけか!!」
カットイン:アンカン
「V9017カンッ!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V9018や、焼き鳥か……P0F6SpW15こりゃまずいぜ……」
カットイン:一打目
「V9019さーって、いってみるか」
カットイン:トップである
「V9020いよっしゃ! W15EoFe8このままいくぜ!」
カットイン:四着である
「V9021ま、W15EF8まだだ! /P1Fe8m3W15ここからが男正吉の本領発揮だぜ!」
カットイン:オーラスである
「V9022おっと、/W15P1Fe8m3そろそろこの戦いにも決着がつくな……」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「LdV9023へへっ、W15LeEo当たる訳にはいかねーからなぁ」
カットイン:誰かがリーチしている
「V9024こいつはどうだ……」
カットイン:誰かがカンしている
「V9025裏ドラに期待しちまうよなぁ……」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V9026なーんかW15Eoしっくりこないなぁ……。/W15EF3誰か鳴いてみない?」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V9027なんか手が早そうだな……/W20EFe9m3くわばらくわばら」
カットイン:リアクション良いA
「V9028おっと、W15EcF2こいつはたまらねーな」
カットイン:リアクション良いB
「V9029Eoかーーっ! /W15EFe8m3ばしっと来ちゃったなぁオイ!」
カットイン:リアクション良いC
「V9030バリいいな……」
カットイン:リアクション悪いA
「V9031あーーー、W15EFe6m7そっか……。/W45Ecう〜ん、W60EoFe9m3いらないかな……」
カットイン:リアクション悪いB
「V9032トホホだな……」
カットイン:リアクション悪いC
「V9033なんだかなぁ……W30EcFe6m3ついてねえな」
カットイン:リアクション余裕A
「V9034あちゃー、W30EoFe9m3ちょーっと裏目っちまったな」
カットイン:リアクション余裕B
「V9035いいねいいね〜。W30EoFe8盛り上がってきたね〜」
カットイン:リアクション体調A
「V9036ちと小腹が空いてきたな、/W15EF2出前とろっかな」
カットイン:リアクション体調B
「LdV9037んー、/W30LeEoFe9m8なんか背中LdがMpかゆMpいMpんだMpよなMpぁMcLe……」
カットイン:リアクション鳴きA
「V9038おっとW15EF3鳴いちゃう? W30EF2鳴いちゃう感じ?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V9039鳴きたい時はEo鳴けばいい……/W45EcF3なーんつって!」
カットイン:リアクション環境
「V9040はーーくっしょん! /W30へへっ、W30誰か噂してんな……」
カットイン:リアクション電流走る!
「V9041おぉぅ……W5EW25P1Fe8m3怖い……/W45Ec自分のヒキが怖いな……」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V9042んあっ? W30EF4なんだこりゃ……」
カットイン:リアクション本編からA
「V9043タッハー! W30Eoおとぼけかっ!?」
カットイン:リアクション本編からB
「V9044よぅ大将。W30景気はどうだ?」
カットイン:リアクション本編からC
「V9045俺はやるぜ、W30Eoやってやる!」
カットイン:リアクション本編からD
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V9046ロォォォォン! EF2いっぱぁ〜っつ!」
カットイン:ロン
「V9047おっと、W15EcFe8そいつだ……Eoロンッ!」
カットイン:ドラポン
「V9048ポン! /W30EcF2へへっ、W30EoFe8m3いらないなら頂いておくぜ」
カットイン:ポン
「V9049そいつはポンだ」
カットイン:ドラカン
「V9050カーン!! EcF2へへっ、W30Eoいいのかい/俺に鳴かせちまって」
カットイン:カン
「V9051カンッ!」
カットイン:チー
「V9052おっと、W30EFe8m2チーだ」
カットイン:得点計算後役満
「V9053いよっしゃー! P1F3W25どうだ! /EFe8これが俺の実力よ!」
カットイン:高くて満足
「V9054おーっと、W15EF3すまない。/W30EFe8思ったよりも高かったかい?」
カットイン:嬉しい
「LdV9055へへっ、W30LeEo毎回こうだといいんだけどな」
カットイン:自信あり
「V9056どうだい? W30Eoいい手だよな」
カットイン:他家を気遣う
「V9057悪いなぁEc……W30EoFe8でもこれも勝負だからな」
カットイン:連荘を狙う
「V9058この調子でがんがん行くぜ」
カットイン:安い
「V9059まあ、とりあえずな」
カットイン:不満
「V9060あ〜、/W45EoFe9m3思ったよりも安くなっちまったなぁ」
「V9061こういうあがりが大事なんだよな」
「V9062安い手で流しちまってEcすまん! /W30EoFe3次は高いとこ目指すからよ」
「V9063継続は力なりってな、EFe8m3連荘を狙うぜ」
カットイン:箱割れした
「V9064は、箱割れ……。W30ほ、W30EF6Ec本当かよ……」
カットイン:役満をロンされた
「V9065うおおおおおおい! W15EcF6Spそりゃないよ……」
カットイン:復讐宣言
「V9066くそっ、W30Eo次はこうはいかねーからな!」
カットイン:やせ我慢
「V9067ほ、ほう〜、/W30EF3Sなかなかいい手だな……W15EcFm6うん」
カットイン:感情むき出し
「V9068東寿司の名に懸けて……/W30Fm8負けられないんだよ!」
「V9069くそう、W30Eo見てろよ……」
「V9070ま、まあ、W30EFe4m3こんくらいなら別に……」
「V9071くそっ、/W30Eoこのままじゃ終わらないからなっ!」
カットイン:トップ
「V9072いやぁ、/W30Ecちょっと本気になりすぎちゃったな」
カットイン:二着
「V9073ま、こんなもんだろ」
カットイン:三着
「V9074ちょっと体調が悪かったからなぁEc……」
カットイン:四着
「V9075くっそーーーー! EoFe8いつもこうだよ」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V9000それじゃ、よろしくお願いね」
カットイン:南一局一本場開始時
「LdV9001Moふぅ……Mc/W45LeEoF9まだまだ気が抜けないわねぇ」
カットイン:西一局一本場開始時
「V9002えっ……まだ終わりじゃないの?」
カットイン:親宣言
「V9003えっと……W30EF4私が親でいいのよね」
カットイン:連荘
「V9004次の親は……/W30EF4B100あっ……W45EF9ま、Fm3まだ私なのね」
カットイン:挑発A
「LdV9005ふふ、W30LeEo麻雀の教則本を読み直したほうが/いいんじゃない?」
カットイン:挑発B
「V9006私が初心者ってこと忘れてない?」
カットイン:一発ツモ
「V9007えっ! W45EFe4m3うそ!? W45EcFe3一発ツモよ!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V9008やった! W60Eoツモよ!」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V9077ツモ! LdW60Moふぅ……McW60LeEoここからね」
カットイン:リーチをかけていた
「V9009わ、私の点棒がEc〜……」
カットイン:親の時にあがられた
「V9010そんなぁ……/W45EoFe9なんで私が親のときに……」
カットイン:追っかけリーチ
「V9011えいっ! W30私もリーチよ!」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V9012リーチ! LdW45F3Ecふふ、W45LeEo驚いたかしら?」
カットイン:トップ、二着
「V9013リーチ! W30EF3もう一稼ぎさせてもらうわよ」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V9014リーチ! W60ここから巻き返すわよ……」
カットイン:追っかけリーチされた
「V9015むっ……W30EF8ここまで来て/W45負けてたまるもんですか!」
カットイン:アンカン
「V9016カン! W45EF7偶然とはいえ、EF3集まるものねぇ」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V9017焼き鳥……か、W75Eoビールに合うのよねぇ」
カットイン:一打目
「LdV9018ふふ、W45LeEoお手柔らかにお願いね」
カットイン:トップである
「V9019さぁ、W30EFe8どんどん打つわよ!」
カットイン:四着である
「V9020焦らず、W15Fm7慎重に、W90落ち着いて……」
カットイン:オーラスである
「V9021さすがに少し疲れてきたわねぇ」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V9022えっと……W45EF9これはFm3安牌よね?」
カットイン:誰かがリーチしている
「V9023……こ、W30これはどうかしら?」
カットイン:誰かがカンしている
「V9024ドラが増えたってことは、/W30EF2チャンスが増えたってことよね……」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V9025ちょ、W30ちょっと、W45お化粧をなおして/きてもいいかしら?」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V9026ん〜……/W60私も鳴いてみようかしら」
カットイン:リアクション良いA
「LdV9027ふふ、W45LeEoいい流れだわ」
カットイン:リアクション良いB
「V9028よし、W45Eoこれであとは……」
カットイン:リアクション良いC
「V9029うん、W45今回はこれね」
カットイン:リアクション悪いA
「V9030えっと……W45EFe9m2Spちょ、ちょっと/W30麻雀の教則本を見てもいいかしら?」
カットイン:リアクション悪いB
「V9031ん〜……W30Eoどうすればいいの……」
カットイン:リアクション悪いC
「V9032はぁ……」
カットイン:リアクション余裕A
「LdV9033ふふ……W45LeEo私が初心者だからって、/W30甘く見すぎじゃない?」
カットイン:リアクション余裕B
「LdV9034ん〜……W30LeEoF2今日はこの後、/飲みに行っちゃおうかしら〜」
カットイン:リアクション体調A
「V9035少し汗をかいちゃったし、/W60EF9ジャケットだけでも脱ごうかしら……」
カットイン:リアクション体調B
「V9036なんだかお酒が/飲みたくなってきちゃったわ〜」
カットイン:リアクション鳴きA
「LdV9037ふふ、W45LeEo鳴いたっていいのよ?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V9038私の牌だからって、/W30鳴くのを遠慮することはないのよ?」
カットイン:リアクション環境
「V9039ねぇNm君……私の授業も、/W60これだけ真剣に受けてくれないかしら?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V9040えっ!? W30EF2まさかこれって……」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V9041あっ……」
カットイン:リアクション本編からA
「V9042私だって……/W30Eo麻雀を打ってる時は、一人の女なのよ」
カットイン:リアクション本編からB
「V9043女の雀士だからって、馬鹿にしないで!」
カットイン:リアクション本編からC
「V9044やるだけやって負けた時は、/W30EFe3いつの日か、笑って話せる思い出に/なることが多いのよ」
カットイン:リアクション本編からD
「V9045早く冬休みにならないかしら……」
カットイン:リアクション本編からE
「V9046ああ……W60Eo早く夏休みにならないかしら〜」
カットイン:一発ロン
「V9047あっ!? W30EFe3m8い、一発ロンよ!」
カットイン:ロン
「V9048待ってたわよ〜、W30Ecロン!」
カットイン:ドラポン
「V9049ポン! W30Ecドラいっただき〜!」
カットイン:ポン
「V9050ポ……ポン!」
カットイン:ドラカン
「V9051カン! W30EFe9一人占めしちゃうなんて、/W30大人げなかったかしら?」
カットイン:カン
「V9052えっと……W30EF1カン!」
カットイン:チー
「V9053ポ……W30EFe9m3じゃなくてW15EFe3チー!」
カットイン:得点計算後役満
「V9054これがビギナーズラックなのかしら……」
カットイン:高くて満足
「LdV9055ふふっ、W45LeEoたっぷりいただいちゃったわ」
カットイン:嬉しい
「V9056ねぇねぇ、Nm君!/W30EFe3私のあがりEc見てくれた?」
カットイン:自信あり
「LdV9057ふふ、W45LeEo私もなかなかやるでしょ?」
カットイン:他家を気遣う
「V9058まさかこんな手であがれるなんて……/W30EFe9m3自分でも驚いてるところよ」
カットイン:連荘を狙う
「V9059まだまだこれからよ〜」
カットイン:安い
「V9060これだけだとなんだか不安ね……」
カットイン:不満
「V9061う〜ん……/W45Eoもう少しいけると思ったんだけど」
「LdV9062ふふ、W45LeEo小さな積み重ねが大事なのよ。/なにごともね」
「V9063読んだ麻雀の教則本が、/W30Ecよかったのかもしれないわね」
「V9064さて、W30EFe8次はもっと上を狙うわよ〜」
カットイン:箱割れした
「V9065そ、W30Ecそんなぁ……/W30EoFe9m4私どうなっちゃうの!?」
カットイン:役満をロンされた
「V9066や、W60役満ですって!?」
カットイン:復讐宣言
「V9067……覚えてらっしゃい」
カットイン:やせ我慢
「V9068ざ、残業に比べたら、/W30Fm8こんなのどうってことないわ」
カットイン:感情むき出し
「V9069ああっ……/W45EcF9なんで振り込んじゃったんだろう……」
「LdV9070う〜……/W60LeEoFe8m4教師の底力、見せてあげるわ!」
「V9071しょ、W30初心者なんだから、/このくらい仕方ないわよね〜」
「V9072し、W30しまった〜!/W30EF9よく考えればわかったのに……」
カットイン:トップ
「V9073これからは日本史だけじゃなくて、/麻雀も教えられるEcかも」
カットイン:二着
「V9074もしかして……/W30EF2私麻雀の才能がEcあるのかしら?」
カットイン:三着
「V9075初心者なら、W30Ecこれでも充分か」
カットイン:四着
「V9076初心者なんだし、EF9当然……EcFm3か」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V9000私が流れを作るわ!」
カットイン:南一局一本場開始時
「V9001南入したわよ」
カットイン:西一局一本場開始時
「V9002西入ってのも悪くないわねぇ」
カットイン:親宣言
「V9003私が親よ」
カットイン:連荘
「V9004しばらく私が親でEcいいわよね?」
カットイン:挑発A
「V9005手加減してほしかったら先に言ってよね」
カットイン:挑発B
「V9006点棒にお別れの挨拶は済ませた?」
カットイン:一発ツモ
「V9007ツモ! W30EFe8運も実力のうちってね!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V9008ツモ!」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V9009ツモ! P1Fe9m3一矢報いたかな」
カットイン:リーチをかけていた
「V9010私の点棒どうしてくれるのEcよー」
カットイン:親の時にあがられた
「V9011もう! EoFe9信じられなーい」
カットイン:追っかけリーチ
「V9012逃げられると思ってるの?/W45そうはいかないわっ!/リーチ!」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V9013さくっとリーチ!」
カットイン:トップ、二着
「V9014リーチ! W30EFe3一発でいいわよ」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V9015リーチするわ!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V9016いい根性してるじゃない」
カットイン:アンカン
「V9017カン!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V9018このままあがれないと/Ec困っちゃうのよね〜」
カットイン:一打目
「V9019お手並み拝見といきましょうか」
カットイン:トップである
「V9020トップってEcドキドキするのよねー」
カットイン:四着である
「V9021そろそろ本気ださないと」
カットイン:オーラスである
「V9022オーラスなんだからEFe8気合いれなさいよ〜」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V9023じゃ、EF3これ」
カットイン:誰かがリーチしている
「LdV9024Moあはは、McW30LeEoこれはどう?」
カットイン:誰かがカンしている
「V9025裏ドラがのるといいわね」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V9026誰も鳴かないならEF3わたしが/鳴こうかしら」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V9027ふーん、W45EcW4Eoそういう作戦ね」
カットイン:リアクション良いA
「V9028やっぱり日頃の行いがEcものを/いうわねー」
カットイン:リアクション良いB
「V9029ふっW15ふっW15ふっふっ……」
カットイン:リアクション良いC
「V9030良い流れになってきたわ」
カットイン:リアクション悪いA
「V9031そこじゃないのよね〜」
カットイン:リアクション悪いB
「V9032あちゃー」
カットイン:リアクション悪いC
「V9033うわ! EcFe6m9最悪!」
カットイン:リアクション余裕A
「V9034河の流れがよどんでるわね」
カットイン:リアクション余裕B
「LdV9035ふふーん、W30LeEoFe8どう?」
カットイン:リアクション体調A
「V9036ふぅ、W30Eo汗かいちゃった」
カットイン:リアクション体調B
「V9037アイスたべたーい」
カットイン:リアクション鳴きA
「V9038ほら、EFe9m8鳴きなさいよ」
カットイン:リアクション鳴きB
「V9039あれ? W30鳴かないの?」
カットイン:リアクション環境
「V9040Nm君の好きにすればいいじゃない」
カットイン:リアクション電流走る!
「V9041あ……!」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V9042え……?」
カットイン:リアクション本編からA
「V9043なんか言いたそうね?」
カットイン:リアクション本編からB
「V9044あーあ、W30EoF9なんかつまんないわねー」
カットイン:リアクション本編からC
「V9045べつになにも企んでないわよ」
カットイン:リアクション本編からD
「V9046そうはいかないわ」
カットイン:リアクション本編からE
「V9047はいはいっと」
カットイン:一発ロン
「V9048ロン! W15EFe3油断したわねっ!」
カットイン:ロン
「V9049ロン!」
カットイン:ドラポン
「V9050ポン! F3Ecドラ3確定!」
カットイン:ポン
「V9051ポン!」
カットイン:ドラカン
「V9052カン! W30EFe8ドラは全部いただくわっ!」
カットイン:カン
「V9053カン!」
カットイン:チー
「V9054チー!」
カットイン:得点計算後役満
「V9055役満!」
カットイン:高くて満足
「V9056悪くないわねぇ」
カットイン:嬉しい
「V9057やったわ!」
カットイン:自信あり
「V9058どう? P0F3驚いた?」
カットイン:他家を気遣う
「LdV9059ふふふっ、W30LeEo顔色が悪いわよ?」
カットイン:連荘を狙う
「V9060次は役満でもEF3狙おうかしら」
カットイン:安い
「V9061まぁEoこんなもんね」
カットイン:不満
「V9062ちょっと安すぎたかしら?」
「LdV9063Moあははは、McW15LeEoFe9勘弁してよね!」
「V9064ねぇ、W30EF3もう少し手を抜いてあげよっか」
「V9065次はもっと高いわよ」
カットイン:箱割れした
「V9066わたしの点棒EF8どこにいったのよ!」
カットイン:役満をロンされた
「V9067なによそれっ!」
カットイン:復讐宣言
「V9068後でみてらっしゃい……」
カットイン:やせ我慢
「V9069こんな点棒、W30EF8ちっとも惜しく/ないんだから!」
カットイン:感情むき出し
「V9070もう! W30Eoムカツクーッ!!!」
「V9071後でしっかり借りは返させてもらうわ」
「LdV9072Moあははっ!Mc W15LeEo全然平気よ!」
「V9073ひっどーい。/W30EFe9そういうことするわけぇ?」
カットイン:トップ
「V9074ま、W30F3Eoはじめから分かってたことよね」
カットイン:二着
「V9075次は必ずトップをとるわ!」
カットイン:三着
「V9076ちょっと油断しすぎたわー」
カットイン:四着
「V9077こんな順位で納得いくわけ/ないでしょう!」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V9000……いざ、Eo勝負」
カットイン:南一局一本場開始時
「V9001ここからが本番だ……」
カットイン:西一局一本場開始時
「V9002こうなることは、/W45EcFm3始めから決まっていた」
カットイン:親宣言
「LdV9003ふっ、W30LeEo私の時代が来たか……」
カットイン:連荘
「V9004私の時代は、W30Eoまだ続くぞ」
カットイン:挑発A
「V9005お前の手牌が泣いている……」
カットイン:挑発B
「LdV9006ふっ……/W15LeEoP1F3私が本当の麻雀を教えてやろう」
カットイン:一発ツモ
「LdV9007ふっ……W45Le一発ツモ。/W60一撃必中、W30EcF3これこそ運命だ」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V9008……ツモ、W45Eo天は私の味方だ」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V9009ツモだ……W45Ec待ちわびたぞ」
カットイン:リーチをかけていた
「V9010しばらくの間、/W30Ec私の千点棒を温めておくがいい」
カットイン:親の時にあがられた
「V9011私が親だと知っての狼ぜきか?」
カットイン:追っかけリーチ
「V9012リーチ……W45P0F8抜け駆けは許さない」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V9013……Eoリーチ。/W60P0F3付いて来られない者は去るがいい」
カットイン:トップ、二着
「V9014ふ、W45Eoリーチだ……」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V9015ふん……W30Eoリーチ」
カットイン:追っかけリーチされた
「V9016むっ……私の邪魔をする気か?」
カットイン:アンカン
「V9017カン……W30EcF3よくぞ私の元に集まった」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V9018……そろそろ様子見も飽きた」
カットイン:一打目
「V9019……ここから伝説が始まるのだ」
カットイン:トップである
「LdV9020ふっ……W15LeEoこれが私の実力だ」
カットイン:四着である
「V9021……この流れ、W30Ec変えてやる」
カットイン:オーラスである
「V9022オーラスには、魔物が潜んでいるぞ」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「LdV9023ふっ……W15LeEoお見通しだ」
カットイン:誰かがリーチしている
「V9024……さぁ、W30これはどうだ?」
カットイン:誰かがカンしている
「V9025ドラが私を呼んでいる……」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V9026ここまでは、W30Eh予想通り……」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V9027その判断、W40EoF3吉と出るか凶と出るか……」
カットイン:リアクション良いA
「V9028それっ……」
カットイン:リアクション良いB
「V9029……悪くない」
カットイン:リアクション良いC
「V9030ふっ……」
カットイン:リアクション悪いA
「V9031何者かの悪意を感じる……」
カットイン:リアクション悪いB
「V9032違う……」
カットイン:リアクション悪いC
「V9033Moはぁ……Mc」
カットイン:リアクション余裕A
「V9034洗牌の音を聞いていると、W30Ec落ち着く……」
カットイン:リアクション余裕B
「V9035目をつむれば、/牌が語りかけてきてくれる」
カットイン:リアクション体調A
「V9036……眠いなら、/W30EoF3苦〜いお茶を点ててやろう」
カットイン:リアクション体調B
「V9037腹が減っては戦はできぬ……/Fm3お茶菓子、W30EoFe3いるか?」
カットイン:リアクション鳴きA
「V9038今ならお買い得……」
カットイン:リアクション鳴きB
「V9039……鳴くなら今だぞ?」
カットイン:リアクション環境
「V9040……Nmにも雀牌の声が聞こえるか?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V9041こ、W15これは……!?」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V9042なっ……」
カットイン:リアクション本編からA
「V9043……負けられない戦いが、Eoここにある」
カットイン:リアクション本編からB
「V9044輝日東の冬、W45Ec麻雀の冬」
カットイン:リアクション本編からC
「LdV9045クッW15クッW15ク。W30LeEo……愛い牌だ」
カットイン:リアクション本編からD
「V9046適材適所」
カットイン:リアクション本編からE
「V9047冷静さが大事」
カットイン:一発ロン
「V9048一発ロン……/W45Ecふっ……W45Eoこれこそ運命の力だ」
カットイン:ロン
「V9049ロン……W45Eo協力に感謝する」
カットイン:ドラポン
「V9050……ポン。/W60Eo不要なら、W30EF3私が貰ってやる」
カットイン:ポン
「V9051ポン……Eoいただきだ」
カットイン:ドラカン
「V9052カン……/W30Eoふふっ、必殺『ドラ寄せ』」
カットイン:カン
「V9053カン……W20Eoサンキュー」
カットイン:チー
「V9054チーだ」
カットイン:得点計算後役満
「LdV9055ふっ……/W30LeEoこれで心置きなく転生できる」
カットイン:高くて満足
「LdV9056ふっ……W30LeEo当然」
カットイン:嬉しい
「LdV9057……ふふ、W30LeEo調子がいい」
カットイン:自信あり
「V9058これが私の実力だ……」
カットイン:他家を気遣う
「V9059気にするな、W30Ecこれが運命だ……」
カットイン:連荘を狙う
「V9060重要なのは、W30Eoこれからだ」
カットイン:安い
「V9061ふん、W45Eo喜ぶほどでもない」
カットイン:不満
「V9062私もまだまだだ……」
「LdV9063ふっ……/LeEcこんな安手であがってしまうとは」
「V9064運命を飼いならした者が勝つ……/W30Ecそれだけだ」
「V9065私の時代はまだ続く……」
カットイン:箱割れした
「V9066点棒たちの声が、W30Ec聞こえないなんて……」
カットイン:役満をロンされた
「V9067私の命もここまでか……」
カットイン:復讐宣言
「V9068その嬉しそうな顔……W30Ec忘れない」
カットイン:やせ我慢
「V9069なかなかやってくれる……」
カットイン:感情むき出し
「V9070よくも……W30Eoよくも……」
「V9071七つの太陽が、/W30お前を焼き尽くすだろう……」
「V9072この程度……W30Ecなんでもない」
「V9073この世に生まれ落ちてEc千年……/W30Eoこんな屈辱は初めてだ」
カットイン:トップ
「LdV9074ふっ……LeEo私を称え、W30崇めるがいい」
カットイン:二着
「V9075……当然の結果だ」
カットイン:三着
「V9076ふん……」
カットイン:四着
「V9077これがサメの呪いか……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V9000そんじゃ、W30Ec始めようかねぇ」
カットイン:南一局一本場開始時
「V9001こっから真の力が試されるんだよEc」
カットイン:西一局一本場開始時
「V9002ふん、W30Eoここまでもつれ込むとはねぇ」
カットイン:親宣言
「V9003さぁ〜、W20Eo私の番だね!」
カットイン:連荘
「V9004Ldくくく……/LeW45Eo誰にも譲るつもりはないよ」
カットイン:挑発A
「V9005もっと気合入れたらどうなんだい?」
カットイン:挑発B
「V9006そんな情けないツラで、/W30Fe9m2私に勝てると思ってんのか?」
カットイン:一発ツモ
「V9007Ecよっしゃーーーーー!/一発ツモだ、EcF2このやろう!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V9008っしゃあEo! W35EFe8ツモだ!」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V9009ツモ! W45EFe9m2こいつを待ってたんだよ〜Ec」
カットイン:リーチをかけていた
「V9010んなっ!?/W30EF8なに私より早くあがってんだ!?」
カットイン:親の時にあがられた
「V9011かぁ〜……W30EoFe9やってくれんじゃないの」
カットイン:追っかけリーチ
「V9012リーチ! W30そのケツに追いついて、/EcF2蹴り飛ばしてやるよEo!」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V9013ハッハッハッ! W45Eo驚け、リーチだEc!」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V9014リーチ! W30Eo絶好調だな」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V9015リーーーーチEo!/W45EFe8こっから巻き返すよ!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V9016ふん、W30Eo今さら遅いんだよ!」
カットイン:アンカン
「V9017カンだ!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V9018Spハ、W15ハンデだよ、ハンデ!/W45SdEF8本気の私が焼き鳥になるわけないだろ!」
カットイン:一打目
「V9019Eoさて、W30今回はどうしようかねぇ」
カットイン:トップである
「V9020こりゃもう、私の勝利は確実かな?」
カットイン:四着である
「V9021……油断してると痛い目みるよEo?」
カットイン:オーラスである
「V9022さて、W40EFe1最後は華々しく締めたいねぇ」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V9023ふっ……W30Eo私を甘く見るんじゃないよ」
カットイン:誰かがリーチしている
「V9024さぁ……W30こいつはどうだ!?」
カットイン:誰かがカンしている
「V9025ドラののりかた次第じゃ、/Ec一発逆転もありえるか……」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V9026山口先輩と打ってた頃を/思い出すねぇ〜Eo」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V9027……ふん、W30Eo気の早いヤツがいるねぇ」
カットイン:リアクション良いA
「V9028よしよし」
カットイン:リアクション良いB
「V9029うん、W30Eo悪くないねぇ」
カットイン:リアクション良いC
「V9030Ecまぁ、こんなもんだろ」
カットイン:リアクション悪いA
「V9031う〜ん……」
カットイン:リアクション悪いB
「V9032こんなもんかねぇ……」
カットイン:リアクション悪いC
「V9033ふん……」
カットイン:リアクション余裕A
「V9034Ec学校でする麻雀ってのは、/また格別なんだよな」
カットイン:リアクション余裕B
「V9035……EFm2そうだ!/W40EFe1麻雀と茶会を組み合わせて……Ec」
カットイン:リアクション体調A
「V9036……ったくEo、W30EFe9m2熱気がありすぎて/眼鏡が曇っちまうよ」
カットイン:リアクション体調B
「V9037お茶菓子の残りがあるけど、/W30F2いるかい?」
カットイン:リアクション鳴きA
「V9038ほれ、W30ほしけりゃやるよ」
カットイン:リアクション鳴きB
「V9039鳴いたって怒りゃしないよ〜Eo」
カットイン:リアクション環境
「V9040……EoF1ん?/W45EF8人の牌を覗こうとしてんじゃないよ!/W15このポルノ野郎が!」
カットイン:リアクション電流走る!
「V9041ぬぁにっ!? W35EF8ま、W15まさか……」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V9042Eは……?」
カットイン:リアクション本編からA
「V9043あ〜もう、Eo誰だよ!/W45さっきから貧乏ゆすりしてるヤツは!?」
カットイン:リアクション本編からB
「V9044甘い。W30Eo甘いなぁ〜」
カットイン:リアクション本編からC
「V9045どれどれ、Eoお姉さんが手牌を/見てあげよう」
カットイン:リアクション本編からD
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V9046W10しゃあっ! W30EoFe8一発ロンだ!」
カットイン:ロン
「V9047悪いね、W45Eoそいつはロンだ!」
カットイン:ドラポン
「V9048ポン! W30Ecドラいただきだ!」
カットイン:ポン
「V9049ポンだ!」
カットイン:ドラカン
「V9050カン! W25EcFm2くくく、W30Ehこれで一人占めだな」
カットイン:カン
「V9051待ってました! W30Eoカン!」
カットイン:チー
「V9052チー!」
カットイン:得点計算後役満
「V9053っしゃあ! W30どんなもんだ!?/W30これで次回作もバッチリだよな」
カットイン:高くて満足
「V9054まぁ、W30これだけありゃ満足だろEo」
カットイン:嬉しい
「V9055くくく、W45Ehどうした……/W30EcW4Eo開いた口が閉まらないのか?」
カットイン:自信あり
「V9056まぁ、W30私にかかればこれくらい/楽勝Ecだな!」
カットイン:他家を気遣う
「V9057ふっ……W30Eo怨むんなら、/自分の腕前を怨むんだね」
カットイン:連荘を狙う
「V9058さて、W30Ec次もいただこうかねぇ」
カットイン:安い
「V9059ん〜今回はEF2これで勘弁してやるかEc」
カットイン:不満
「V9060ん〜……/W30Eo少し腕がなまった気がするなぁ」
「V9061まぁ、W30EF6これはこれでありかな」
「V9062山口先輩に比べりゃ、/W20EFe9私なんてかわいいもんだよ」
「V9063くっくっくっ……/W45Eo本番はこれからだよ」
カットイン:箱割れした
「V9064私がハコワレ!?/W35EF4誰だ私の点棒を盗んだヤツは!」
カットイン:役満をロンされた
「V9065なあああああにい!?/W45やってくれるじゃないか、この野郎!」
カットイン:復讐宣言
「V9066私にケンカを売ったこと……/W30EoFe8後悔させてやる!」
カットイン:やせ我慢
「V9067Spい、W15いや〜まいったまいった!/W45Ec間違えた牌を捨てちまったよ〜」
カットイン:感情むき出し
「V9068……Ecはんっ!/W45EcFe8m1これくらいどうってことないね」
「V9069Eo……覚悟はできてんだろうね?」
「V9070サ、W30サービスだよ、W35Ecサービス!」
「V9071なっ……W15EF8なにしやがんだこらぁっ!?」
カットイン:トップ
「V9072しゃあーーーーっ!/W30ついに私の時代が来たよEc!」
カットイン:二着
「V9073伊達に眼鏡をかけちゃいないんだよEc!」
カットイン:三着
「V9074こんな結果、私は認めないよEc!」
カットイン:四着
「V9075もう一回だ! W45Ecもう一回やるぞ!」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0100フォー!/W45Eo楽しい楽しい時間が始まりマスヨー」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0101エビバディ南入!」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0102ハッハー!/Ecエンジョイパーーーーリィィィィ!」
カットイン:親宣言
「V0103オヤオヤ、EF3私が親デース。/W45EcF2ハハハハハハ!」
カットイン:連荘
「V0104イエース! W15EF2連荘デース!」
カットイン:挑発A
「V0105お楽しみはこれかーらデース」
カットイン:挑発B
「LdV0106フフフ……W30LeEoミーのテンションが/高まってきましたよ……」
カットイン:一発ツモ
「V0107一発ツモ! W45EF3カモン! EcF2イエーァ!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0108オッケー! W30EFe3ツモでーす」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0109ツモです」
カットイン:リーチをかけていた
「V0110アーォ……/W30Eoミーのスティックを奪っちゃうんですね」
カットイン:親の時にあがられた
「V0111ォマイガッ! W45EoFe6m3酷い話デース……」
カットイン:追っかけリーチ
「V0112ミーからはEcW4Eo逃げられないでーす……/W45EFe8m2リーチッ!」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V0113もう我慢の限界でーす! W45EFe3m2リーチ!」
カットイン:トップ、二着
「LdV0114フフフ……W30LeEoFe4まだまだ許しませんよ。/W30EFe8m2リーチ!」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0115リーチ! EF3ここからデース!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0116ワーオ……。W45EhFe3m2B100ぞくぞくしちゃいますね〜」
カットイン:アンカン
「V0117カンでーす。W45EF3そのキュートな指で/カンドラをめくってくださーい」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0118オォゥ……W30Eoヴェリーデンジャラース。/W45EFe8焼き鳥はちょっとまずいですネー」
カットイン:一打目
「V0119では、イキマース」
カットイン:トップである
「V0120ミーの勝利は目前でーす!/W45EcF2フゥーハッハッハッハ!」
カットイン:四着である
「V0121ノー! W45EoF8このままじゃ終われませーん」
カットイン:オーラスである
「V0122イッツショーターイム!」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0123アンパーイ! W15Ecハハハハハ!」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0124フゥゥゥム……/W45Eo危ない気配がビンビンですねぇ……」
カットイン:誰かがカンしている
「V0125ドラが増えてエキサイディングですねー」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0126フーーーム……W30Eoベリーバッドな流れです。/鳴くといいと思います」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0127クイックリーな感じですか?/EF3もうすぐテンパイですか?」
カットイン:リアクション良いA
「V0128イィィエスッ!」
カットイン:リアクション良いB
「V0129グー……ベリーグゥー」
カットイン:リアクション良いC
「V0130ワーオ!/W45EF3ナイスな牌が来ちゃいましたね〜」
カットイン:リアクション悪いA
「V0131アウチッ! W45F6m3Eoついてないですね〜」
カットイン:リアクション悪いB
「V0132オゥ! EcFe6m8シット! W45Eoこれはまずいです」
カットイン:リアクション悪いC
「V0133これはないわ……」
カットイン:リアクション余裕A
「V0134オッケーーーイ」
カットイン:リアクション余裕B
「V0135イエスッ! EFe8m2カマンッ!」
カットイン:リアクション体調A
「V0136身体がベリーホットに火照ってきました。/Ecハハハハハ」
カットイン:リアクション体調B
「V0137ォーゥ……W30Eoトイレに行きたくなりました。/W75一緒に行きますか?/W30EcF2ハハハハ! W30Eoイッツジョーク!」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0138鳴きますか? 鳴いちゃいますか?/W30Ecハハハハハ」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0139その、鳴きたそうな顔が……/W30EFe3m2たまらないですね〜」
カットイン:リアクション環境
「V0140この緊張感がたまらないですねぇ……」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0141オーマイガッ! W30EF4アンビリーバボー!/W30……EhFe8m3こんなことがあるんですねー」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0142ワーオ!」
カットイン:リアクション本編からA
「LdV0143フフフ、W45LeEhFe3ナイスガイですね〜……」
カットイン:リアクション本編からB
「V0144オッケーイ」
カットイン:リアクション本編からC
「V0145フーム、W45Eoこれは待つしかないですね〜」
カットイン:リアクション本編からD
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V0146ロォォォォォン! 一発ヒットでーす!/W30EhFe3B80エエエエクスタシーEc……」
カットイン:ロン
「V0147ビンゴゥ! W45EF2ロンでーす! W15Ecイエス!」
カットイン:ドラポン
「V0148それは見逃せませんねぇ……。/W30EF3ポンでーす!/W30EF2ドラがトリプルでベリーハッピー!」
カットイン:ポン
「V0149ポンッ! W30F2Ecハハハハ、W30Eo一手進みましたー」
カットイン:ドラカン
「V0150カン! LdW30EFe8ふふふふふ……。/W15Leベリーデンジャラスな手になりましたよ」
カットイン:カン
「V0151カンでーす」
カットイン:チー
「V0152チーしまーす」
カットイン:得点計算後役満
「V0153イエエエエエエエッス!/W90Eoエキサイティング役満デーーッス!/W30Ecハッハーー!」
カットイン:高くて満足
「V0154オーゥ……W45EF3ベリーナイスですねぇ……」
カットイン:嬉しい
「V0155ビューティホー……」
カットイン:自信あり
「V0156ベリーラッキーですね〜」
カットイン:他家を気遣う
「V0157ソーリー。W45EFe6m3ちょっと高かったですね」
カットイン:連荘を狙う
「V0158ここからパーティタイムでーす!」
カットイン:安い
「V0159オーゥ……/W30Fm6思ってたよりも伸びなかったでーす」
カットイン:不満
「V0160フゥム……W30Eoまあこんな時もありますね」
「V0161オッケーオッケー……」
「V0162ソーリー。W45Fm3ちょっと安かったですね」
「V0163ここからビッグバン!/W30EFe2連荘が始まりマース」
カットイン:箱割れした
「V0164ノオオオオオオオオオ!/W30EoFm6オマイガー、オマイガー……」
カットイン:役満をロンされた
「LdV0165Moワーオ……Mc。W45LeEhユーアーパーフェクト……」
カットイン:復讐宣言
「V0166絶対に許しません……/W30EFe8ネクスト! W20Fm8レッツビギン! ナウ!」
カットイン:やせ我慢
「V0167オッホウ……W30EFe6m3グッジョブでーす」
カットイン:感情むき出し
「V0168オォォォゥ……」
「V0169ネクスト!! レッツゴー!!」
「LdV0170んー……W45LeFm2ナイスワークですねー」
「V0171アウチッ……W30EoFe8もう怒りましたよ」
カットイン:トップ
「V0172ビンゴォォォ!/W30Ecイエスッ! W15イエスッ!」
カットイン:二着
「V0173ナイスフィニッシュですねぇ……」
カットイン:三着
「V0174アーオ……W30Eo残念でーす……」
カットイン:四着
「V0175ノオオオオオオオオオ!」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0192EcよろしくEoお願いします」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0193南場もがんばりましょう」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0194接戦、ということよね?/W30P4F3チャンスは逃さないわ」
カットイン:親宣言
「V0195私が親ね。W45P4F3がんばるわ」
カットイン:連荘
「V0196また、私が親なんですか?」
カットイン:挑発A
「LdV0197Ec……W20EoF3W10Le親って楽しいEcわね」
カットイン:挑発B
「V0198このチャンス、無駄にしないわ」
カットイン:一発ツモ
「V0199一発ツモ。W45Ldクスッ、W30LeEoやったわ」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0200ツモ。W30P5F3この調子で続けるわね」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0201ツ、ツモです」
カットイン:リーチをかけていた
「V0202あ、W45Eh私の点棒が……」
カットイン:親の時にあがられた
「V0203もう少し続けたかったんだけど……」
カットイン:追っかけリーチ
「V0204えいっ、W15Eoリーチ」
カットイン:六順目以内にリーチ
「LdV0205……W30Leうまくできたわ。W45リーチ」
カットイン:トップ、二着
「V0206リーチ」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0207リ、リーチ」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0208そ、W30そんなに自信があるの?」
カットイン:アンカン
「V0209カンです」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0210私、W30Ec焼き鳥だから……」
カットイン:一打目
「V0211これ、かな?」
カットイン:トップである
「V0212守りきるわ」
カットイン:四着である
「V0213冷静でいれば、W30なんとか……」
カットイン:オーラスである
「V0214最後まで気を抜いちゃだめよね」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0215ここは慎重に……」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0216大丈夫……よね?」
カットイン:誰かがカンしている
「V0217ドラが増えてるのよね?/W45EF7気をつけないと……」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0218誰も鳴かないこともあるんだ」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0219は、早い」
カットイン:リアクション良いA
「LdV0220クスッ、W15LeEo楽しいわね」
カットイン:リアクション良いB
「V0221うん、この調子」
カットイン:リアクション良いC
「LdV0222フフッ、W30LeEoいいところが入ったわ」
カットイン:リアクション悪いA
「V0223私なんかEc……」
カットイン:リアクション悪いB
「V0224こんなつもりじゃなかったのに……」
カットイン:リアクション悪いC
「V0225Moはぁ……Mc」
カットイン:リアクション余裕A
「V0226少し、慣れてきたみたい」
カットイン:リアクション余裕B
「V0227楽しく打ちましょうEc」
カットイン:リアクション体調A
「V0228き、W45緊張してきちゃった……」
カットイン:リアクション体調B
「LdV0229Moふぅ、W15McW60LeEoMcなんだか火照ってきたみたい」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0230あの、W30よかったらどうぞ」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0231鳴いたりしないかな……?」
カットイン:リアクション環境
「V0232Nm君の調子はどう?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0233あっ! W30P0Fe7m3これをこうして……」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0234あ、W30EF2そっか……」
カットイン:リアクション本編からA
「V0235のんびりやればEc大丈夫」
カットイン:リアクション本編からB
「……W45V0236よいしょっ……と」
カットイン:リアクション本編からC
「V0237なんだかすごく新鮮」
カットイン:リアクション本編からD
「V0238私の気持ち……W30伝わるとうれしい……」
カットイン:リアクション本編からE
「V0239精一杯、Ec応援するわ」
カットイン:一発ロン
「V0240ロン、W15P0F3Ec一発です」
カットイン:ロン
「V0241ロン。/W30Ecごめんなさい、W30Eo私……目立たないから」
カットイン:ドラポン
「V0242ポン。W30P5ドラはもらうわね」
カットイン:ポン
「V0243ポン。W30Ecいただきます」
カットイン:ドラカン
「V0244カン。W45P6F9m2Bドラが魅力的だったから、/W30つい……」
カットイン:カン
「V0245カンです」
カットイン:チー
「V0246チーです」
カットイン:得点計算後役満
「V0247役満……あがっちゃった」
カットイン:高くて満足
「V0248点棒がこんなにたくさん……」
カットイン:嬉しい
「V0249やったわ。EcFe2クスッ」
カットイン:自信あり
「V0250Ldフフッ、W30LeEo調子がいいかも」
カットイン:他家を気遣う
「V0251つい、夢中になっちゃって……」
カットイン:連荘を狙う
「V0252やれるだけ、やってみるわ」
カットイン:安い
「V0253私はこの点数でいいのEc……」
カットイン:不満
「V0254私にはこれが精一杯……」
「V0255うまくできたと思うんだけど……。/W30EF9どうかな?」
「V0256こんな安い手で……Ecごめんなさい」
「V0257安くても積み重ねれば……」
カットイン:箱割れした
「V0258あ、W30あれ? W30EF6なくなっちゃった……」
カットイン:役満をロンされた
「V0259ええっ! W30役満?」
カットイン:復讐宣言
「V0260がんばって、取り返すわ」
カットイン:やせ我慢
「V0261だ、W30EcS大丈夫……」
カットイン:感情むき出し
「V0262容赦ないのね……」
「V0263次は私があがるわ」
「V0264これぐらいなら……」
「V0265Mo……Mc」
カットイン:トップ
「V0266え? W30EF2私がトップなんですか?」
カットイン:二着
「LdV0267あ、P0F3EcW15Leお疲れ様でした」
カットイン:三着
「V0268私の腕じゃ、まだまだよね」
カットイン:四着
「V0269また今度、W30麻雀教えてくれるかな……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0154お手柔らかにEcFe2お願いします!Eo」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0155南入ですか……W45EFe2m2がんばらなくちゃEcFe2!」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0156うわ〜、/W45EcFe2こんな珍しいこともあるんですねEo」
カットイン:親宣言
「V0157私が親です! W10EoW4P3W45いっきま〜す!!」
カットイン:連荘
「V0158まだまだいきますEc!」
カットイン:挑発A
「V0159勝負はこれからですよ!」
カットイン:挑発B
「V0160Eo裏ドラ5個のせちゃいます!」
カットイン:一発ツモ
「V0161あっ、W50一発ツモです!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0162ツモ! W5P4W30やった〜!」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0163ツモEcです!」
カットイン:リーチをかけていた
「V0164あがりたかったEcのにぃ〜!」
カットイン:親の時にあがられた
「V0165Ecあ〜ん、W15EoFm1意地悪〜!」
カットイン:追っかけリーチ
「V0166リーチです!/W10P1Fm4W30このままじゃ終わりませんよ!」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V0167リーチ! W30Ec今日はなんかついてます〜!Eo」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V0168リーーチEcFe2! W20P4EoW30この勝負、W15Ecいただきです!」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0169リーチ! W30あきらめないFm4もん!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0170追いかけっこなら負けないEcもん!」
カットイン:アンカン
「V0171Ecカン!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0172ええっ、W30EFe9もしかして焼き鳥? P1EFe9m6W45Spあう〜、/W30焼き鳥を食べるのは好きなんだけど……」
カットイン:一打目
「V0173では、W15EoFe8いきます!」
カットイン:トップである
「V0174エへへ、W30Eo私がトップですよ〜!Ec」
カットイン:四着である
「V0175まだ勝負は終わってませんよ!」
カットイン:オーラスである
「V0176お互いベストをつくしましょEcFe2う!」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0177Eoそう簡単にはいきませんよ〜」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0178うう……W10EoP3Fe8m6W40これならどうですか!」
カットイン:誰かがカンしている
「V0179ドラが増えてると思うと、/Ecなんだか緊張しちゃいます〜」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0180なんか……W20EcしずかなEo麻雀ですね〜」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0181な、W45SpEFe9なにが起きるんですか?」
カットイン:リアクション良いA
「V0182エへへ、W30Eo今日は絶好調ですEc!」
カットイン:リアクション良いB
「V0183フフッEo、W10P1Fe3m2W35ドキドキしてきちゃいました」
カットイン:リアクション良いC
「V0184バッEcチリです!」
カットイン:リアクション悪いA
「V0185うう……W30EoなんかEcイマイチEoです」
カットイン:リアクション悪いB
「V0186あわわ、W10P3EFe9m6W40SpこれはEcひどいEoです……」
カットイン:リアクション悪いC
「V0187う〜ん、W80Eo困りました」
カットイン:リアクション余裕A
「V0188うん、W30EcこれならEoFe3いけます!」
カットイン:リアクション余裕B
「V0189ふわ〜、W35Ec順調Eoです〜」
カットイン:リアクション体調A
「V0190お腹がすいたら、Ec私に言ってEoくださいね」
カットイン:リアクション体調B
「V0191熱いお茶でもいれましょうか?」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0192ここで鳴いちゃっていいんですか〜?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0193鳴いてもEcかまいませんEoFe3よ〜」
カットイン:リアクション環境
「V0194先輩、W20P5EF9W30なにを考えているんですか?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0195あっ! W10P0EW35……すご〜いEc!」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0196へぇ〜、W10P4EF3W35勉強になります」
カットイン:リアクション本編からA
「V0197仕込みは万全です!」
カットイン:リアクション本編からB
「V0198EcちょっとEo頭を冷やしてきますね」
カットイン:リアクション本編からC
カットイン:リアクション本編からD
「V0199自由な発想がEc大事ですよねEo」
カットイン:リアクション本編からE
「V0200減速なし、W10W25フルスロットルでいきます!」
カットイン:一発ロン
「V0201Ecジャーン! W20一発ロンです! W10EcエへへEo」
カットイン:ロン
「V0202Ecロン!」
カットイン:ドラポン
「V0203ポン! W10P2EcW30わ〜い、/W20P4EoW30ドラもらっちゃいますEFe9ね」
カットイン:ポン
「V0204Ecポン!」
カットイン:ドラカン
「V0205Ecカーン! W10P2EcW30ドラ頂きですEo!」
カットイン:カン
「V0206Ecカン!」
カットイン:チー
「V0207Ecチー!」
カットイン:得点計算後役満
「V0208エへへ、P4EoW40麻雀の神様が私に舞い降りた/EcみたいEoです!」
カットイン:高くて満足
「V0209ふわ〜〜、W30EF2すごいEc高得点EoF3です〜」
カットイン:嬉しい
「V0210Eoすごくいい気分です!Ec」
カットイン:自信あり
「V0211私にしては、Ec中々の手だとEo思います!」
カットイン:他家を気遣う
「V0212EcまだチャンスはEoありますよ」
カットイン:連荘を狙う
「V0213連荘してEcF2大勝利です!Eo」
カットイン:安い
「V0214エへへ、P1EoFe9m2W40安い手しかできませんでした」
カットイン:不満
「V0215あんまり納得いかないです〜Ec」
「V0216これでどうですかEo!」
「V0217ごめんなさい! W45EF9……大丈夫ですかEc?」
「V0218Eo連荘させていただきます!」
カットイン:箱割れした
「V0219うわああん、EoW15EFe9私のEcバカバカ〜〜」
カットイン:役満をロンされた
「V0220ええっ! P1EW30役満!? W30……勝てっこない/です〜」
カットイン:復讐宣言
「V0221う〜っ、W10P3EFe8m6W35次は絶対取り戻すもんEc!」
カットイン:やせ我慢
「V0222べ、EFe9別に全然悔しくなんてないんですから/ねEcFe8!」
カットイン:感情むき出し
「V0223もう怒っちゃいましたEc!」
「V0224Ec次は本気だしちゃいます!」
「V0225こんなことでクヨクヨしないEcもん!」
「V0226う〜〜っ、W15P5EFe9m4W30油断しただけです!」
カットイン:トップ
「V0227わ〜い! W30私が一番です!/W15やった〜っ!!」
カットイン:二着
「V0228これだけ頂ければ、Ec大満足Eoです!」
カットイン:三着
「V0229次はもっとがんばろうっと……Ec」
カットイン:四着
「V0230あう〜、W30EcW4EoしょんぼりEcです〜Eo」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0310さ〜て、W30軽〜く一捻りにしてあげるわ!」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0311南場かぁ。W45EF2ここからが本番よ!」
カットイン:西一局一本場開始時
「LdV0312Moふぅ、W10McW30LeEoFm2西入しちゃうなんてね。/W30EF8m3燃えるわ〜!」
カットイン:親宣言
「V0313ここでがっちり稼いじゃおっとEc」
カットイン:連荘
「V0314まだまだ終わらせないわよ〜」
カットイン:挑発A
「LdV0315クスッ、W30LeEoこれなら楽勝かも」
カットイン:挑発B
「V0316本気でかかってらっしゃい」
カットイン:一発ツモ
「V0317きたきた〜! W75一発ツモ」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0318ツモ。W30P3F1m2私を止められるかしら?」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0319ツモ! W15P4F2m5負けないわよ〜」
カットイン:リーチをかけていた
「V0320も〜EF8Eo邪魔してくれて〜!」
カットイン:親の時にあがられた
「V0321私が親なのに……W30ちょっとEc堪えるわ」
カットイン:追っかけリーチ
「V0322覚悟するのね。W15リ〜チ!」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V0323追いつけるかしら? W15EF2Ecリーチ」
カットイン:トップ、二着
「V0324リーチ! W15P4EF2Ec欲が膨らむわ〜」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0325負けるわけにはいかないわ。W15P0F8m3リーチ!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0326ま、EF2私が先にあがっちゃうけどね」
カットイン:アンカン
「V0327カン!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0328私が焼き鳥!? W15Fe9m6EcS信じられな〜い」
カットイン:一打目
「V0329よっと」
カットイン:トップである
「LdV0330フフッ、W15LeEoいい気分」
カットイン:四着である
「LdV0331く……、W15LeEo四位に甘んじるわけには……」
カットイン:オーラスである
「V0332オーラスか〜。W15EF9m2なにか起きないかしら?」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0333安牌、W30安牌」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0334どんな待ちなのかしら〜」
カットイン:誰かがカンしている
「V0335裏ドラが気になっちゃうわよね〜」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0336みんな、我慢強いのね」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「LdV0337Moへぇ〜、W10McW15LeFm2ここで鳴くわけか」
カットイン:リアクション良いA
「V0338ちょっと欲が出ちゃうわね」
カットイン:リアクション良いB
「V0339きてる、W15Ecきてるわ〜」
カットイン:リアクション良いC
「V0340いい感じよ」
カットイン:リアクション悪いA
「V0341う〜W15Ecもうだめぇ」
カットイン:リアクション悪いB
「V0342あ〜もう! W30P3F6Eoうまくいかないわ」
カットイン:リアクション悪いC
「V0343あちゃ〜」
カットイン:リアクション余裕A
「V0344フッW15フッW15フッ」
カットイン:リアクション余裕B
「V0345必死になっちゃって、W30Ecかわい〜っ」
カットイン:リアクション体調A
「V0346う〜W20Eo頭痛〜い」
カットイン:リアクション体調B
「V0347暑〜い……。SdW30P3F2Eoパタパタしてもいい?」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0348鳴くのも一つの手よ?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0349どの牌が欲しいのかしら〜」
カットイン:リアクション環境
「V0350今やらしいこと/考えてたんじゃないの〜?」
カットイン:リアクション電流走る!
「LdV0351フフッ、W30LeEoFe8馴染んできたみたい」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0352これは……!」
カットイン:リアクション本編からA
「V0353落ち着いて……W45落ち着くのよ、W45Eo摩央……」
カットイン:リアクション本編からB
「V0354アクセル全開!」
カットイン:リアクション本編からC
「V0355摩央チェック、W30してあげよっか?Ec」
カットイン:リアクション本編からD
「V0356打てる男はモテるのよ〜っ」
カットイン:リアクション本編からE
「V0357もっとドキドキさせてくれなEcくっちゃ」
カットイン:一発ロン
「V0358ロ〜ン!/EoW30P4F2一発までつけてもらって、Ec悪いわね」
カットイン:ロン
「V0359当ったり〜!Eo W15P0F8m3ロン!」
カットイン:ドラポン
「V0360ドラ3確保!」
カットイン:ポン
「V0361ポン!」
カットイン:ドラカン
「V0362恐れおののくがいいわ!」
カットイン:カン
「V0363カン! W15P4F2さ〜て、W30ドラはなにEcかしら?」
カットイン:チー
「V0364チーよ!」
カットイン:得点計算後役満
「LdV0365フフフ、EoW10P2Fe9m3W10Le自分の才能が怖いわ〜」
カットイン:高くて満足
「V0366手応え充分ね」
カットイン:嬉しい
「LdV0367フフッ、W15LeEoすごいでしょ?」
カットイン:自信あり
「V0368どんなもんよ! W15EF3Ec参ったか」
カットイン:他家を気遣う
「V0369勝負の世界はかくもEc厳しいものなのよ」
カットイン:連荘を狙う
「V0370これ一回じゃ終わらせないわよ」
カットイン:安い
「V0371こういうときもEcあるわ」
カットイン:不満
「V0372もう少し高くしたかったんだけどね〜」
「V0373こういうあがりも必要なのよEc」
「V0374ごめんね〜。/W20P3F9でもあがらなきゃいけなかったの」
「V0375次はもっと高いのいくわよ!」
カットイン:箱割れした
「V0376ぎゃ〜〜〜〜! W15EFe6Sp私がハコEc!?」
カットイン:役満をロンされた
「V0377役満に振り込み? W15私が!?」
カットイン:復讐宣言
「V0378今にみてなさい!」
カットイン:やせ我慢
「V0379この程度でEoFe8うろたえたりしないわ」
カットイン:感情むき出し
「V0380こんの〜! W30Eo許さないんだから!」
「V0381三倍返しにしてやるわ!」
「V0382たいしたことないわよ〜」
「V0383あ〜もう! W15Eoちまちまと!」
カットイン:トップ
「LdV0384フッフッフッ、W30LeEoまぁ当然よね〜」
カットイン:二着
「V0385このへんで、W30EcF8m6勘弁してあげる」
カットイン:三着
「V0386なーんか、W30Fm6微妙な位置よEcねぇ……」
カットイン:四着
「V0387うぅ……W20EoSpショックで倒れそう」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0188キックオフだね!」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0189ハーフタイムが終わって、/P4F2W30いよいよ後半戦って感じだねEc!」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0190ちょっと長いロスタイム?/P5F7W30それともEF3延長戦かな?」
カットイン:親宣言
「V0191私が親? W45P4F8m7よーっし! W30EF2頑張るぞ〜」
カットイン:連荘
「V0192まだまだEc行くよ〜」
カットイン:挑発A
「LdV0193ふふっ、W30LeEo私って意外と強いのかも」
カットイン:挑発B
「V0194なんだか調子が良くなってきたみたい!」
カットイン:一発ツモ
「V0195やったー! P1F2EcW30一発ツモだ!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0196よし! EoW45ツモったよ!」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0197ツモ! W45P3F8m3……まだ決着はついてないよ!」
カットイン:リーチをかけていた
「V0198ああ〜、W45F8Eoせっかくリーチかけてたのに〜」
カットイン:親の時にあがられた
「V0199悔しいなぁ、/W45Eoせっかく親だったのに……」
カットイン:追っかけリーチ
「V0200私もリーチしちゃおっと!」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V0201えーっと、W30EF2ちょっと早いけどEcリーチ!」
カットイン:トップ、二着
「V0202よーし! P3F8m3W45リーチ行くよ!」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0203逆転目指してリーチ!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0204わわっ……W30P5F8m6追っかけリーチかぁ……。/W45EF4もしかして良い手なの?」
カットイン:アンカン
「V0205カン!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0206あ! W30EF6私まだ一回もあがってEcないや……」
カットイン:一打目
「V0207えいっ!」
カットイン:トップである
「V0208もしかしたらEc勝てるかも……。/W45EF8m2Eo頑張るぞ〜!」
カットイン:四着である
「V0209まだホイッスルは鳴ってない!/W60P4F8絶対にあきらめない!」
カットイン:オーラスである
「V0210もうすぐ終わりか〜。/W45EF3m2最後まで頑張らないとね」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0211これは安全……と。/W60P5F8m3やっぱりディフェンスも大事だね〜」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0212ど、どれが危ないのかな……」
カットイン:誰かがカンしている
「V0213あ、W30そっか。W30EF2ドラ増えてるんだ……」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0214なんだか静かな展開だね〜」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0215どんな手を目指してるのかな?/W45EF3気になるな〜」
カットイン:リアクション良いA
「V0216やった! W30Eo読み通り!」
カットイン:リアクション良いB
「V0217ラッキー! W15Eo調子いいかも〜」
カットイン:リアクション良いC
「V0218いい感じ! いい感じ!」
カットイン:リアクション悪いA
「V0219うーん……W45Eoなんか違うなぁ」
カットイン:リアクション悪いB
「V0220あっ! これじゃ駄目じゃん!/はぁ……」
カットイン:リアクション悪いC
「V0221上手くいかないなぁ〜」
カットイン:リアクション余裕A
「LdV0222ふふっ、W15LeEo麻雀って楽しいね」
カットイン:リアクション余裕B
「LdV0223Moう〜ん、McW30LeEoFe3どの牌も捨てたくないな〜」
カットイン:リアクション体調A
「V0224身体を動かしていないと、/W30時々眠気が……W30LdEcMoふぁ〜McLe」
カットイン:リアクション体調B
「V0225あ、W30EF6m4あれ?/W60P5F9なんだかこんがらがってきちゃった……」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0226あ、W30EF3もしかして鳴くのかな?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0227う〜ん、W30Eo私も鳴いてみようかなぁ……」
カットイン:リアクション環境
「V0228Nm君の麻雀、勉強させてもらEcうね」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0229これはっ! W30P4F4m8PKぐらいのチャンス!?」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0230あれ?」
カットイン:リアクション本編からA
「V0231イタリアにも麻雀ってあるのかな?」
カットイン:リアクション本編からB
「V0232頭脳的なプレイを見せちゃうんだから」
カットイン:リアクション本編からC
「V0233麻雀用のフェイント技も考えようかな〜/EF2Ecなんて」
カットイン:リアクション本編からD
「V0234リズム感には自信があるんだけど……/W45EcFe2m9Sp麻雀の役には立たないよね?」
カットイン:リアクション本編からE
「V0235図書室にW30麻雀の参考書って置いてない/のかなぁ……?」
カットイン:一発ロン
「V0236ラッキーEo! W30P4F2一発ロンだよEc!」
カットイン:ロン
「V0237Ecロン!」
カットイン:ドラポン
「V0238ポン! P1F2ドラが3つで/ハットトリックEcだね!」
カットイン:ポン
「V0239それポン!」
カットイン:ドラカン
「V0240カン! LdW45Ecえへへ、W45P5F9EoLe我慢できなくて、W30Ecつい」
カットイン:カン
「V0241カン!」
カットイン:チー
「V0242それチーするね」
カットイン:得点計算後役満
「V0243やったー! W45Eo役満だ〜! W30嬉しい〜!」
カットイン:高くて満足
「V0244思ってたよりも高くなってよかった〜」
カットイン:嬉しい
「LdV0245ふふっ、W30LeEo毎回こうなるといいんだけどね」
カットイン:自信あり
「V0246狙ったとおりに決まったEc感じかな」
カットイン:他家を気遣う
「V0247あ、W30EF8ごめんね。/W30でも、W30EF9まぐれだから許して欲しいな」
カットイン:連荘を狙う
「V0248よし! W30Ecどんどん行っちゃおう」
カットイン:安い
「V0249ちょっと安すぎかな?」
カットイン:不満
「V0250思ったより安くなっちゃっEcたなぁ」
「V0251うん! W30Eo高くはないけど、/W30EF3イメージどおりに出来たよ!」
「V0252ごめんね。W45EF9でも安いからいいよね?」
「V0253まだまだこれから! W45EF8m2あがりまくるよ!」
カットイン:箱割れした
「V0254あ、Sあれ……/W45EF8点棒、W30全部無くなっちゃった」
カットイン:役満をロンされた
「V0255役満……W60EF8m9す、W15すごいねEc……」
カットイン:復讐宣言
「V0256やられちゃったEo……W45P3F3次行こうか!」
カットイン:やせ我慢
「V0257えっ……。EF6m3あ〜、W30Fm6なるEcほど……。/W25EoF3い、W20SpEcいい手だね」
カットイン:感情むき出し
「V0258くやし〜……。/W60F8Eoもう! W30次は負けないよ!」
「V0259やられっぱなしじゃいられない!/W30P4F8m7次は頑張る!」
「V0260ま、W30Spまあ、W45EF8安いからEc別にいいかな……」
「V0261Ecもう、W45P4F8Eo次はこうはいかないよ!」
カットイン:トップ
「V0262やったー! W45Ecトップだよトップ!」
カットイン:二着
「V0263おっしいな〜。W45EoFe9でも、いい成績だよね?」
カットイン:三着
「V0264う〜ん、W45EoFe9m3次はもっと上を狙いたいな」
カットイン:四着
「V0265あっちゃー……W45ビリか〜、W35EF6Ec悔しいなぁ」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0215さ、W45はじめましょ」
カットイン:南一局一本場開始時
「LdV0216クスッ、W45LeEoこれからどうなるのかしら?」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0217ここまでもつれるとは思ってなかったわ」
カットイン:親宣言
「V0218私の親番、W30Ehそう簡単には譲らないわよ」
カットイン:連荘
「V0219終わらせないわ」
カットイン:挑発A
「LdV0220フフッ、W30LeEoFe8麻雀なんて簡単ね」
カットイン:挑発B
「V0221真面目に打たないと、W30Eh後悔するわよ?」
カットイン:一発ツモ
「V0222一発ツモ! LdW45フフッ、W30LeEoうまくいったわ」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0223ツモ」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0224ツモ、W30P3F8Eh私を忘れないでくれる?」
カットイン:リーチをかけていた
「V0225リーチしなければよかったわ」
カットイン:親の時にあがられた
「V0226よりにもよって、Ec私が親のときだなんて」
カットイン:追っかけリーチ
「V0227リーチ。/W30EcF2Ldフフッ、W30P1EoFe8m3Le先にあがるのは誰かしら?」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V0228リーチ! W35P3Fe8m3追いつけるかしら?」
カットイン:トップ、二着
「V0229リーチよ」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0230負けないわよ〜。W30リーチ」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0231自信があるみたいねEc?」
カットイン:アンカン
「V0232カン」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0233私が一度もあがれていないだなんてEc……」
カットイン:一打目
「V0234それっ」
カットイン:トップである
「LdV0235クスッLe」
カットイン:四着である
「V0236こ、W15これからよ!」
カットイン:オーラスである
「V0237もう終わりなのね」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0238振り込まないわよ〜」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0239え〜と、W30危険な牌は……」
カットイン:誰かがカンしている
「V0240ドラは有効に使いたいところだけど」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0241静かな場……。W26EcW4P3F7ちょっと退屈ね」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「LdV0242クスッ、W30LeEhFe8どんな考えがあるのかしら」
カットイン:リアクション良いA
「V0243うまくいってるわ」
カットイン:リアクション良いB
「LdV0244フフッ、W30LeEoいい感じだわ」
カットイン:リアクション良いC
「V0245悪くないわね」
カットイン:リアクション悪いA
「V0246うまくいかないものね」
カットイン:リアクション悪いB
「V0247失敗ね」
カットイン:リアクション悪いC
「V0248裏目に出るなんて……W45Ec考え過ぎたわ」
カットイン:リアクション余裕A
「LdV0249クスッ、W30LeEo簡単ね」
カットイン:リアクション余裕B
「V0250面白いわ」
カットイン:リアクション体調A
「V0251ぼーっとしてきたわ」
カットイン:リアクション体調B
「V0252少し疲れてきたわEcFe6ね」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0253なにが欲しいのかしら?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0254鳴かなくていいのEcW4Eo?」
カットイン:リアクション環境
「V0255真剣なNmの顔、W45Ecなんだかおかしいわ」
カットイン:リアクション電流走る!
「LdV0256クスッ、W45EoFe8Le試してみる価値はありそうね」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0257え?」
カットイン:リアクション本編からA
「V0258私は……W30Eo扱いにくいわよ」
カットイン:リアクション本編からB
「V0259この方がEc面白いでしょう?」
カットイン:リアクション本編からC
「V0260私、W45ワクワクしてるわ」
カットイン:リアクション本編からD
「V0261私と、W15EFe8m3実験しない?」
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V0262ロン!/W50P3F8m3少し危機感が足りないんじゃない?」
カットイン:ロン
「V0263ロンよ」
カットイン:ドラポン
「V0264ポン。W30LdEcフフッ、W30LeEo少し欲張ってみたの」
カットイン:ポン
「V0265ポン」
カットイン:ドラカン
「V0266カン! W30LdEcクスッ、W30EhFe8Le鳴かせてよかったの?」
カットイン:カン
「V0267カン」
カットイン:チー
「V0268チー」
カットイン:得点計算後役満
「V0269役満なんて自分でも驚きだわ……W30LdEcクスッLe」
カットイン:高くて満足
「V0270悪くない点数ね」
カットイン:嬉しい
「LdV0271クスッ、W30LeEo上等ね」
カットイン:自信あり
「V0272狙い通りだわ」
カットイン:他家を気遣う
「V0273手加減してあげた方がEcW4Eoよかった?」
カットイン:連荘を狙う
「V0274まだまだ続けるつもりよ」
カットイン:安い
「V0275ちょっと安かったわね」
カットイン:不満
「LdV0276う……W30LeEoFe9思ったより安いわ」
「LdV0277フフッ、W30LeEo悪くないわ」
「V0278ごめんなさい、W15Eh必要な手だったのよ」
「V0279安くたって、EFe8m7継続すれば問題ないわ」
カットイン:箱割れした
「V0280え? W30もうないの?」
カットイン:役満をロンされた
「V0281そんな、W30EcF6あり得ないわ」
カットイン:復讐宣言
「V0282後悔させてやるんだからEc」
カットイン:やせ我慢
「V0283これくらいEc平気よ」
カットイン:感情むき出し
「V0284今に見てなEoさい」
「V0285やったわね〜!」
「V0286たわいもないことよ」
「V0287もうっ、W30Ec不愉快よっ」
カットイン:トップ
「LdV0288クスッ、W30LeEoやったわ」
カットイン:二着
「V0289あと一歩だったのにEc……」
カットイン:三着
「V0290次はもっとうまくやるわ」
カットイン:四着
「V0291最下位なんて……W60Ec屈辱的だわ……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0186EcFe2よろしくEoFe3お願いします」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0187ここからです」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0188長引いてきましたねEc……」
カットイン:親宣言
「V0189私が親ですね」
カットイン:連荘
「V0190もう少し、W30Ec続けさせていただきますね」
カットイン:挑発A
「V0191EoFe8いきますっ」
カットイン:挑発B
「V0192フフッ、W30EoFe3手は抜きませんからEc」
カットイン:一発ツモ
「V0193Ecツモっ!/W45フフッ、W45Eo一発で来てしまいまEcした」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0194Ecツモです。W45EoFe3ちょっといい感じですね」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0195ツモです。/W30……Ecふぅ、W30Ehもう少し頑張らないと」
カットイン:リーチをかけていた
「V0196あっ、W30EFe6先を越されてしまいましたEc……」
カットイン:親の時にあがられた
「V0197親の維持も簡単ではありませんねEc……」
カットイン:追っかけリーチ
「V0198追わせていただきます、W60Eoリーチ!」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V0199リーチです。W30何事も早めが肝心ですから」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V0200こちらから行きますっ、W15リーチ!」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0201攻めていかないと……W60EoF8リーチ行きますっ」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0202こ、W30EcFe9こないで下さいEo……」
カットイン:アンカン
「V0203カンしておこうかしらEc……」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0204Spや、W30Eh焼き鳥……W45Ecですか……」
カットイン:一打目
「V0205Eoまずは……」
カットイン:トップである
「V0206この調子で頑張りますEc」
カットイン:四着である
「V0207もう少し積極的にEcいかなきゃ……」
カットイン:オーラスである
「V0208もうすぐ終わってしまいますねEcFm2」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「LdV0209Moふぅ、McW60LeEoこれは平気なんですEFe3よね?」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0210大丈夫……W30Ehですよね?」
カットイン:誰かがカンしている
「V0211えっと、Fm6今のドラ数はEc……」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0212なんだかEc静かですね……」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0213ここは慎重にいきますEo」
カットイン:リアクション良いA
「V0214フフッ、W30EoF3これです」
カットイン:リアクション良いB
「V0215あっ……W35EcFe2m3うれしい……」
カットイン:リアクション良いC
「V0216これを切って、W30EF3あとは……」
カットイン:リアクション悪いA
「V0217これではダメですねEc……」
カットイン:リアクション悪いB
「V0218困りましたEc……」
カットイン:リアクション悪いC
「V0219はぁ……EFm6」
カットイン:リアクション余裕A
「V0220フフッ、W30EoFe3悪くありません」
カットイン:リアクション余裕B
「V0221EcFe2つい時間を忘れてしまいますね」
カットイン:リアクション体調A
「LdV0222Moふぅ、McW60Leそろそろ一息つきませんか?」
カットイン:リアクション体調B
「V0223集中し続けるのもEc大変ですね……Eo」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0224鳴かれてしまうかしらEc……」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0225鳴いていただいて構いませんよEc」
カットイン:リアクション環境
「V0226Ecクスッ、W30EoFm3難しい顔をしてますよEc」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0227EF5あっ! W10P1EFe5m4W20これは……!」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0228あっ……」
カットイン:リアクション本編からA
「V0229お父様から教わった打ち筋にEo間違いは/ありません」
カットイン:リアクション本編からB
「V0230やっぱり手が小さいとEc麻雀でも少し/不便ですねEo」
カットイン:リアクション本編からC
「V0231ひっく……。/W30EoFm6急に、W30Ecしゃっくりが……W45Fm9ひっく」
カットイン:リアクション本編からD
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V0232ロン! W35フフッ、W15Eo一発です」
カットイン:ロン
「V0233あっ、EFe6それ……W45EFe9ロンです」
カットイン:ドラポン
「V0234Ecポンです。W45EoFe9m4……本当にいいんですか?」
カットイン:ポン
「V0235ここはEoポンです」
カットイン:ドラカン
「V0236カン! W15P2EF4W30……これが全てドラですかぁ」
カットイン:カン
「V0237カンです」
カットイン:チー
「V0238チーします」
カットイン:得点計算後役満
「V0239じ、W30EFe9m1自分でも信じられません……」
カットイン:高くて満足
「V0240充分すぎるくらいですEo」
カットイン:嬉しい
「V0241今のは、W30Ecたまたまですから……」
カットイン:自信あり
「V0242役を揃えていくのってEcFe2楽しいですね」
カットイン:他家を気遣う
「V0243ご、W30ごめんなさい! W30EcFm6私ったら……」
カットイン:連荘を狙う
「V0244EoFe8繋げてみせますっ」
カットイン:安い
「V0245これくらいEcなら……」
カットイン:不満
「V0246もう一歩踏み込むべきだった/でしょうかEc……」
「V0247Ec頑張ってしまいました」
「V0248だ、W15EFe9大丈夫ですか?」
「V0249やれる限りのことはやってみます」
カットイン:箱割れした
「V0250点棒がEcFe9なくなってしまいました……」
カットイン:役満をロンされた
「V0251そ、W30Ecそんな……、W45EoFe9ひどいです……」
カットイン:復讐宣言
「V0252次は取ってみせます!」
カットイン:やせ我慢
「V0253ま、W15まだやれまEcすっ」
カットイン:感情むき出し
「V0254簡単には、W75Eo諦めません……!」
「V0255次も同じようにはいかせません」
「V0256これくらいならEcSpまだ……」
「V0257Eoこ、W40EFe6このままじゃ……」
カットイン:トップ
「V0258ご主人様、W45Eh私……W90Ecうれしい……」
カットイン:二着
「V0259フフッ、W45EoFe3つい夢中になってしまいましたEcFe2」
カットイン:三着
「V0260もう少しEc頑張れると思ったのですEoが……」
カットイン:四着
「V0261Ec残念ですが、W45Eo仕方ありませんよねEcFe9……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0266えへへへ、W30Eoがんばるぞ〜」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0267いよいよ南入かぁ……」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0268西入ってEF3珍しいよね?」
カットイン:親宣言
「V0269よーっし! W45EF3菜々が親だよ!」
カットイン:連荘
「V0270えへへへ、W45Eoまだ終わらないんだから」
カットイン:挑発A
「V0271どう? W30Ec菜々って強いでしょ〜」
カットイン:挑発B
「V0272イースーチー! W30リャンウーパー!/W45EF3基本が大事なんだよ〜」
カットイン:一発ツモ
「V0273やった〜! W30Eo一発ツモ〜!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0274ツモ! W45EcF3えへへへ、W30Eoよかった〜」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0275ツモ! W45EF8まだまだこれからだもん!」
カットイン:リーチをかけていた
「V0276ああー、W30菜々のEc点棒が〜!」
カットイン:親の時にあがられた
「V0277ひど〜い! W30EF6せっかく親だったのに〜」
カットイン:追っかけリーチ
「V0278よーし!/W30菜々、W45追っかけちゃうんだから!/W30リーチ!」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V0279リーチ! W15P2F3Ecえへへ、W45Eo早くてごめんね」
カットイン:トップ、二着
「V0280よーし、W30EFe8リーチ!」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0281リーチ!/W45EF8まだ勝負はついてないんだから」
カットイン:追っかけリーチされた
「LdV0282うう〜、W45LeEoFe9菜々おいかけられるの苦手……」
カットイン:アンカン
「V0283カンしちゃおうEcっと」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0284あ、W15あれ……W30P1F6菜々って焼き鳥だっけ?/W45Ecおかしいなぁ……」
カットイン:一打目
「V0285それじゃいくよ〜」
カットイン:トップである
「V0286菜々がトップだよ! W45Ecえへへへ」
カットイン:四着である
「V0287た、W30たまたまEcだもん!/W60Eo勝負はこれからなんだEcもん!」
カットイン:オーラスである
「V0288オーラスは菜々があがりたいなぁ」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0289これはだいじょーぶ!」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0290Ecお願い! 通して〜!」
カットイン:誰かがカンしている
「LdV0291Moう〜ん、McW45LeEoリーチしてあがれば/EF3ドラがいっぱいのっちゃうかも」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「LdV0292うぅ……W30LeEoF9なんか、しずかな場だね」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0293ま、W30まだテンパってないよね……」
カットイン:リアクション良いA
「V0294あっ、W30いい感じになってきたよEc!」
カットイン:リアクション良いB
「V0295やった! W45Eoこっちがきてくれた!」
カットイン:リアクション良いC
「V0296えへへ、W45Eo菜々の読みどーり!」
カットイン:リアクション悪いA
「LdV0297う〜! W45LeEoこれじゃないのに〜」
カットイン:リアクション悪いB
「V0298えっ! W15EF6おかしいよこんなの〜」
カットイン:リアクション悪いC
「LdV0299Moはぁ、W10McW30LeEo今回はダメかもEc……」
カットイン:リアクション余裕A
「V0300麻雀って楽しいね〜。W45Ecえへへ」
カットイン:リアクション余裕B
「V0301うん、W30Eoこんな感じで行こうかな」
カットイン:リアクション体調A
「LdV0302うぅ〜、W30LeEoF9麻雀してると肩がこるね」
カットイン:リアクション体調B
「V0303ちょっと、おトイレ…………/W45EF6う、W30Ecううん、W45EoF8何でもない!」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0304え、W30鳴いちゃうの?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0305菜々ならEF7鳴かないけどな〜」
カットイン:リアクション環境
「V0306お兄ちゃん、どんな感じ?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0307えっ……W45EFe4m5これは……W45EF5こんなことあるの?」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0308えっ? W45EF7あ……W30EF3そっか〜」
カットイン:リアクション本編からA
「V0309ツモったら切る!」
カットイン:リアクション本編からB
「V0310イースーチーに、W15リャンウーパー。/W60え〜と、W30EF9あとはなんだっけ?」
カットイン:リアクション本編からC
「V0311お兄ちゃんの評判なら、菜々に任せて」
カットイン:リアクション本編からD
「V0312兄妹でも麻雀は真剣勝負だよね」
カットイン:リアクション本編からE
「V0313勝ったらデコちゅーして/もらうんだもん!」
カットイン:一発ロン
「V0314えへへ、W30Eoロ〜ン!/W45ごめんね、W30EF3一発もついちゃった」
カットイン:ロン
「V0315あっ! W45EF2それEcロン!」
カットイン:ドラポン
「V0316ポーン!/W30Eoいらないなら、菜々が貰っちゃおうEcっと」
カットイン:ポン
「V0317ポーン」
カットイン:ドラカン
「V0318えーっと、W45EF3カンしちゃおうっと!/W30P1F2えへへ、W45Ecドラがいーっぱい」
カットイン:カン
「V0319カン」
カットイン:チー
「V0320チーしちゃおうっと」
カットイン:得点計算後役満
「V0321やった! W30Eoちゃんとあがれた〜。/W30Ecえへへ、W30EoF9m7緊張で手がふるえちゃったよ」
カットイン:高くて満足
「V0322わーい! W30Eo点棒がたっくさんだEc!」
カットイン:嬉しい
「V0323やった〜! W45Eo上手くいっちゃった」
カットイン:自信あり
「V0324なかなかEcいい手でしょEc?」
カットイン:他家を気遣う
「V0325あの、W30EFe9m3ごめんね……」
カットイン:連荘を狙う
「V0326よーっし!/W30この調子で連荘するんだから!」
カットイン:安い
「V0327あがることが大事なんだもん!」
カットイン:不満
「V0328Ecう〜ん、W30Eoもう少し高くなると/思ったんだけどなぁ……」
「V0329菜々はあがれてEc大満足だよ!」
「V0330安いから平気だよね? ね?」
「V0331安かったから、W30もう一回あがろうっと!」
カットイン:箱割れした
「V0332た、Eh足りない……。W45EcW4EoB80足りない時って/W302枚脱ぐんだっけ?」
カットイン:役満をロンされた
「V0333役満!? W45EF6そ、W30そんなのってEcないよ〜」
カットイン:復讐宣言
「V0334うう〜、/W45F8Eo絶対に点棒は返してもらうんだもん!」
カットイン:やせ我慢
「V0335ま、W30まだまだ平気だもん!」
カットイン:感情むき出し
「V0336ひっどーい! W30F6Eo菜々のこと嫌いなの?」
「V0337もう! W45Eo菜々怒ったからね!」
「V0338次は菜々があがるから平気!」
「V0339こんなのってないよEc……」
カットイン:トップ
「V0340やったー! W30Eo菜々の勝ち〜!」
カットイン:二着
「LdV0341う〜、W45EoF9Leもうちょっとだったのに……/W5EF6悔しいなぁ」
カットイン:三着
「V0342もういっかい!/W30もういっかいやろうよ!」
カットイン:四着
「V0343Ecそんなぁ……W45Eo菜々がびりだなんて……/W45EF9m6今日は脱がなくてもいい?」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0066Eoそれじゃあ、始めようか」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0067南入か、W45Eo気を引き締めていかないとな」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0068まさか西入するほどの接戦Eoとはな……」
カットイン:親宣言
「V0069Ec俺が親だな」
カットイン:連荘
「V0070悪いが……、/W45しばらく親から動く気はないんだEc」
カットイン:挑発A
「V0071ここで大きく稼いでおきたいところだなEc」
カットイン:挑発B
「V0072遠慮する必要なんてないぞEo?」
カットイン:一発ツモ
「V0073おっと、W15一発ツモだ。W30悪いな」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0074Eoツモ。W40Ec今日は調子がいいみたいだEo」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0075Ecツモ。W45Ehまだ本調子じゃないな……」
カットイン:リーチをかけていた
「V0076先を越されたか……」
カットイン:親の時にあがられた
「V0077なるほど、W30EcW4EoFm3意外としたたかじゃないか」
カットイン:追っかけリーチ
「V0078Ec悪いが、W15後を追わせてもらうぞ……。/W50リーチ!」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V0079リーチだ。W45ここから手牌をEc読みきれる/Eoかな?」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V0080慌てる必要はないが、W30Eoリーチさせて/もらおう」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0081リーチ。/W90ふぅ、W45追う立場ってのは辛いもんだなEo」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0082追いたければ、好きにすればいいさEc」
カットイン:アンカン
「V0083ここはカンしておこうEc」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「W6V0084おいおい、W45Eo焼き鳥は勘弁してほしいな」
カットイン:一打目
「V0085さて……」
カットイン:トップである
「V0086みんな、W35少し硬くなってるんじゃ/ないかEc?」
カットイン:四着である
「V0087やれやれ、W45Eoこの調子じゃマズいな……」
カットイン:オーラスである
「V0088もうオーラスなのか、W30EFe7早いな」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0089問題ないはずだEo」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0090Eoこれはどうかな?」
カットイン:誰かがカンしている
「V0091ハイリスクハイリターンはEc嫌いじゃない」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0092なんだか妙にEhFm7静かじゃないか」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0093やけに展開が早いな」
カットイン:リアクション良いA
「V0094Ecよし」
カットイン:リアクション良いB
「V0095いいタイミングだEo」
カットイン:リアクション良いC
「V0096おっ……と、W10ははは」
カットイン:リアクション悪いA
「V0097あまりよくないなEc」
カットイン:リアクション悪いB
「V0098さて、W30Eoここからどうしたものか……」
カットイン:リアクション悪いC
「V0099Ecふう……W15EoF9参ったな」
カットイン:リアクション余裕A
「V0100そう気を張るEoなよ」
カットイン:リアクション余裕B
「V0101たまにはこうして遊ぶのもEoFe3m7悪くないな」
カットイン:リアクション体調A
「V0102なにか、W30Ec飲み物でも持ってこようかEo?」
カットイン:リアクション体調B
「V0103なんだかこの部屋、W15Ec息苦しいな」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0104鳴きたいときはEc慎重にな」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0105どうだ、W30Eh鳴いてみるか?」
カットイン:リアクション環境
「V0106Ecそっちの方はどんなEo感じだ?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0107ははっ、W75面白いことが起こるもんだな」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0108EFe5m4おっと……」
カットイン:リアクション本編からA
「V0109この状況への対応はメモにまとめて/あるんだEo」
カットイン:リアクション本編からB
「V0110まあ、Eoそう焦るなよ」
カットイン:リアクション本編からC
「V0111ありきたりの打牌じゃEoつまらないだろ?」
カットイン:リアクション本編からD
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V0112ロン! W30ついでに一発だ」
カットイン:ロン
「V0113ロンだ、W30悪く思うなよ」
カットイン:ドラポン
「V0114ポン。W45EhFe4もう少し周りを見ないとな」
カットイン:ポン
「V0115ポンしておこう」
カットイン:ドラカン
「V0116カン。W45EoF3止めにこないと大変だぞEh?」
カットイン:カン
「V0117カンだ」
カットイン:チー
「V0118チーしておこうEc」
カットイン:得点計算後役満
「V0119まさか役満が成立するとはなEo……」
カットイン:高くて満足
「V0120上々な出来Eoだろ?」
カットイン:嬉しい
「V0121高い手であがるとEo気分がいいなEc」
カットイン:自信あり
「V0122この調子でいかせてもらおう」
カットイン:他家を気遣う
「V0123勝負だからな、W40EoF9気を悪くしないでくれ」
カットイン:連荘を狙う
「V0124連荘を狙ってEcFm7みるか」
カットイン:安い
「V0125まぁ、W30Ecこれでも悪くはないEoさ」
カットイン:不満
「V0126やれやれ、W30Eo安い手で上がってしまったなEc」
「V0127あがることに意味があるんだよEo」
「V0128これくらいなら平気だろEc?」
「V0129一撃の重さだけが大事なワケじゃないさEoFm7」
カットイン:箱割れした
「V0130箱割れとはEh格好がつかないな……」
カットイン:役満をロンされた
「V0131Spあっ、W15はははは……W50参ったな……」
カットイン:復讐宣言
「V0132この借りは返させてもらうぞ」
カットイン:やせ我慢
「V0133これくらいなら平気Eoさ……」
カットイン:感情むき出し
「V0134これはちょっとキツいなEc……」
「V0135狙い撃ちにするつもりはないが……、/W30EcF3覚悟してくれ」
「V0136この程度ならEhまだ問題ない」
「V0137やってくれるじゃないか」
カットイン:トップ
「V0138……狙うつもりはなかったんだがなEo」
カットイン:二着
「V0139これくらいの位置が丁度いいんだEc」
カットイン:三着
「V0140リアクションに困る順位だなEc……」
カットイン:四着
「V0141Ec最下位とは参った……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0131手加減しないわよ〜」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0132まだまだ気を抜いちゃだめよ」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0133思った以上に長引いてるわね」
カットイン:親宣言
「V0134より、気を引き締めないとね」
カットイン:連荘
「V0135何本場までEc続けられるかしら?」
カットイン:挑発A
「V0136本気を出したって構わないのよ?」
カットイン:挑発B
「V0137もう少し、W30やさしくしてあげた方が/いいかしら?」
カットイン:一発ツモ
「V0138一発ツモ!/W60どう? W45Ecなかなかやるでしょう?」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「LdV0139フフッ、W30LeEoツモよ」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0140ツモ。W35大事なのは常に冷静でいることよ」
カットイン:リーチをかけていた
「V0141悔しいわねぇ。W60自信あったんだけど」
カットイン:親の時にあがられた
「V0142名残惜しいわね」
カットイン:追っかけリーチ
「V0143さぁ、W30勝負よ! W60F3Ecリーチ!」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V0144あがらせてもらうわ。W15EF8m3リーチ」
カットイン:トップ、二着
「V0145リーチ。W30突き放しちゃうわよ〜」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0146これでリーチよ!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0147勝算でもあるのね?」
カットイン:アンカン
「V0148カン」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0149う……、W30まだ一度もあがっていないのね」
カットイン:一打目
「V0150いくわよ〜」
カットイン:トップである
「V0151トップは譲らないわよ〜」
カットイン:四着である
「V0152このままじゃ終われないわ」
カットイン:オーラスである
「V0153オーラスね。/W30EF8m4でも最後まで油断しちゃだめよ」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0154ここは現物ね」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0155占いでわかれば楽なんだけど……」
カットイン:誰かがカンしている
「V0156ドラばかり気にしても、/W30あがれないわよ?」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0157なんだか妙に静かね」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0158どんな意図があるのかしら?」
カットイン:リアクション良いA
「LdV0159フフッ、W15LeEo上々ね」
カットイン:リアクション良いB
「V0160好調だわ」
カットイン:リアクション良いC
「V0161よくできました」
カットイン:リアクション悪いA
「V0162運に見放されちゃったのかしら」
カットイン:リアクション悪いB
「V0163どうも牌に嫌われてるみたいね」
カットイン:リアクション悪いC
「LdV0164Moはぁ……W15McW30LeEoFe7S流れが悪いわね」
カットイン:リアクション余裕A
「V0165悩んでいるなら相談に乗るわよ」
カットイン:リアクション余裕B
「V0166もう少し余裕を持った方がいいと思うわ」
カットイン:リアクション体調A
「V0167ちょっと目が疲れてきたわね」
カットイン:リアクション体調B
「V0168誰か肩をもんでくれないかしら」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0169鳴いたっていいのよ?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0170鳴かないのかしら?」
カットイン:リアクション環境
「V0171こういうときだけ真面目な顔を/するのねぇ」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0172この感覚にはEc覚えがあるのよ」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0173あら?」
カットイン:リアクション本編からA
「V0174ほら、W15Ec笑って笑って」
カットイン:リアクション本編からB
「V0175青春してるわね……W30Eoうらやましいわ」
カットイン:リアクション本編からC
「V0176なにか占ってあげてもいいわよ」
カットイン:リアクション本編からD
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V0177ロン! W35EF3これはおいしいわね」
カットイン:ロン
「V0178ロン」
カットイン:ドラポン
「V0179ポン! W30いらないならいただくわ」
カットイン:ポン
「V0180ポン」
カットイン:ドラカン
「V0181カン。W20欲張っちゃったかしら?」
カットイン:カン
「V0182カンするわ」
カットイン:チー
「V0183チー」
カットイン:得点計算後役満
「LdV0184フフッ、W30LeEo役満なんてなかなか/あがれないんだけど」
カットイン:高くて満足
「V0185この調子でいくわね」
カットイン:嬉しい
「V0186うん、W30P3F3うまくいったんじゃないかしら」
カットイン:自信あり
「LdV0187クスッ、W30LeEoFe8m7どう? 私の腕前は」
カットイン:他家を気遣う
「V0188大人げなかったかしら?」
カットイン:連荘を狙う
「V0189もう少しいただこうかしら?」
カットイン:安い
「V0190安くなっちゃったわね」
カットイン:不満
「V0191頼りない手になったわね……」
「V0192安いと甘くみてると、W30痛い目を見るわよ」
「V0193ごめんなさいね、W15手は抜けないの」
「V0194どんどんあがっちゃうんだから」
カットイン:箱割れした
「LdV0195Moははははは……McW30Le箱割れするなんてね」
カットイン:役満をロンされた
「V0196私が振り込むなんて/Ec思ってなかったわ……」
カットイン:復讐宣言
「V0197きっちりおFm3返ししてあげるわ」
カットイン:やせ我慢
「V0198ま、まぁ、W10EoFe7これぐらい平気よ」
カットイン:感情むき出し
「LdV0199Moふぅ、McW45Leここまでできるとは/思ってなかったわ」
「V0200ただじゃおかないわよ〜」
「V0201へぇ〜Ecなかなかやるわね」
「V0202意外な一面を見られた気がするわ」
カットイン:トップ
「LdV0203フフッ、W15LeEo腕は衰えていないみたい」
カットイン:二着
「V0204まぁ、W30Ecこんなものかしら」
カットイン:三着
「V0205はぁ……W30Eo私の腕も落ちたものね」
カットイン:四着
「LdV0206Moはぁ、W10McW45LeEoFm3さすがに自信なくすわね……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0257それじゃあいくわよEc」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0258南入ね、W30P1Fe8m2W30Eoそろそろ本気で行くわよ」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0259西入までEoもつれこむなんて……」
カットイン:親宣言
「V0260私がEc親よ」
カットイン:連荘
「V0261まだまだ行くわよ!」
カットイン:挑発A
「V0262覚悟はEcできてるんでしょうEoFm2ね?」
カットイン:挑発B
「V0263油断してると、大変なことになるわよ?」
カットイン:一発ツモ
「V0264ツモ! W75疾きこと風の如く、W30Eoってね」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0265フフッ、W30Eoツモよ」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0266ツモったわ。W45Ecでも、W30Eoまだまだ/足りない……」
カットイン:リーチをかけていた
「V0267Ecくっ……、W15Eo先に上がられるなんて……」
カットイン:親の時にあがられた
「V0268いい度胸EhFm2してるじゃない……」
カットイン:追っかけリーチ
「V0269そうはさせないわよEo! W50リーチ!」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V0270リーチ! W30侵略すること火の如く、W15Eoよ!」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V0271一気に突き放してあげるわ! W30リーチ!」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0272EoF8リーチよ……!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0273静かなること林のEoFm2如く、W15P2Fm3W10慌てないわ」
カットイン:アンカン
「V0274カンEするわ!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0275Sp焼き鳥だなんてEo情けないわ……」
カットイン:一打目
「V0276さぁ、W15Eoここからね」
カットイン:トップである
「V0277Eoこのまま行くわよ!」
カットイン:四着である
「V0278このままじゃ済まさないわ……Eo」
カットイン:オーラスである
「V0279これでEc総仕上げEoね」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0280これなら問題ないわよねEFe1m3」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0281これが通れば……」
カットイン:誰かがカンしている
「V0282ドラを増やしたこと……後悔させて/あげるわ!」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0283動かざること山の如し、W25Eoってところ/かしらEh?」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0284スピード勝負になりそうねEo」
カットイン:リアクション良いA
「V0285EcF2悪くないわね」
カットイン:リアクション良いB
「V0286狙い通り、W30P1F2W30ってところかしらEc」
カットイン:リアクション良いC
「V0287Eoこれでいくわよっ」
カットイン:リアクション悪いA
「V0288Sp参ったわね……Eo」
カットイン:リアクション悪いB
「V0289思い通りにはEc行かないものEoFm3ね」
カットイン:リアクション悪いC
「V0290Eoモタモタしてる場合じゃないのよ」
カットイン:リアクション余裕A
「V0291どうしてあげようかしらEc?」
カットイン:リアクション余裕B
「V0292こんなものじゃEoないわよ」
カットイン:リアクション体調A
「V0293Ec肩がこりそうだわ……」
カットイン:リアクション体調B
「V0294冷たいものでも飲みたいわねEo」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0295まさか私から鳴いたり……、/W55EoFe8しないわよね?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0296べ、W30Ec別に鳴かれたってなんともないものEoFm2」
カットイン:リアクション環境
「V0297牌を切るときの音ってEcFe2いいわねEo」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0298Eoこ、W30Eこれって……!」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0299EoFe8くっ……」
カットイン:リアクション本編からA
「V0300私に挑むなんて、W35Eo度胸だけはほめて/あげるわ!」
カットイン:リアクション本編からB
「V0301そっちの捨牌が匂うわね……、/W30見逃さないわよ」
カットイン:リアクション本編からC
「V0302もっと男らしいところを見せなさいよね」
カットイン:リアクション本編からD
「V0303これは……W15Ec完全に妖怪の仕業ね……W5Eo」
カットイン:リアクション本編からE
「V0304私に麻雀で勝てるのは道場でもEc父さん/くらいなんだからEo」
カットイン:一発ロン
「V0305ロンッ! W35一発よEc!」
カットイン:ロン
「V0306Eoロン! W40EFe2フフッ、W15EFe8脇が甘いわね」
カットイン:ドラポン
「V0307Eoポン! W15EF4W30……EFe9考えて捨ててる?」
カットイン:ポン
「V0308Eポンよ」
カットイン:ドラカン
「V0309Eoカン! W15EcFe8あとはあがるだけよ!Eo」
カットイン:カン
「V0310カンさせてEoもらうわ」
カットイン:チー
「V0311チーEcするわ」
カットイン:得点計算後役満
「V0312まさかEcW4Eo本当に揃っちゃうEcとはね……」
カットイン:高くて満足
「V0313Ecこれなら文句ないわEo」
カットイン:嬉しい
「V0314Ecフフッ、W25Eoどうかしら?」
カットイン:自信あり
「V0315いい調子だわEc」
カットイン:他家を気遣う
「V0316悪いけど、W15Eo勝負事で手は抜けないの」
カットイン:連荘を狙う
「V0317EoFm2まだまだ続けて行くわよ!」
カットイン:安い
「V0318安い手で良かったわねEcFe1」
カットイン:不満
「V0319もう少し高めを狙うつもりだったん/だけどEc……」
「V0320まぁ、W15Ecこんなものね」
「V0321この程度ならまだまだ平気でしょうEc?」
「V0322Ec塵も積もれば山となる、W15Eoよ」
カットイン:箱割れした
「V0323この私が箱割れなんて、W60不覚だわ……」
カットイン:役満をロンされた
「V0327Eo……私になにか恨みでもあるのEh?」
カットイン:復讐宣言
「V0325まさかこのまま終わるとは……、/W40EoFe8思ってないわよねEh?」
カットイン:やせ我慢
「V0326Eoまだやれるわ……」
カットイン:感情むき出し
「V0330Eo覚えてなさいよ!」
「V0328『この程度なら許される』、W30EoFm3なんて/思ってないわよねEhFm2?」
「V0329SpEcこれくらい問題ないわ……」
「V0324くっ……!」
カットイン:トップ
「V0331フフッ、W50当然の結果よ」
カットイン:二着
「V0332イマイチ納得いかないEcわね……」
カットイン:三着
「V0333はぁ……、W45EoFe9m1これじゃ負けたも同然よ」
カットイン:四着
「V0334そんな……、W15EFe9m6私がビリだなんてEc……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0300よ〜し、W15EFe8m9頑張るぞ〜!」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0301気持ちを切り替えて打たなきゃね」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0302まだ占いの結果は見えてこないよ〜」
カットイン:親宣言
「V0303私が親だよね、W30Ecがんばるぞ〜」
カットイン:連荘
「V0304よ〜し、W30Eoまた私が親だね」
カットイン:挑発A
「V0305Eoみんな、W30Ec背中がすすけてるよ?」
カットイン:挑発B
「V0306い、W15いつもの私だと思ったら、/大間違いなんだからEc!」
カットイン:一発ツモ
「V0307や、W15やった〜! W30一発ツモだ!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0308ツモ! W30Ecえへへ、W45/Eo牌が私を助けてくれてるみたい」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0309ツモ! W60EcFe9m3ふぅ……W15Eoよかった」
カットイン:リーチをかけていた
「V0310EFe9そんなぁ!?/W30EFm9わ、W15Ec私の点棒を取らないで〜」
カットイン:親の時にあがられた
「V0311Spあうっ、W30Eわ、W15Ec私の親がぁ……」
カットイン:追っかけリーチ
「V0312Ecリーチッ!/W45Eo簡単には勝たせてあげないよ〜!」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V0313えへへ、W15Eoリーチ!/W30EcFe9自分でもビックリしちゃった」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V0314Eoリーチ! W30EF3なんだか調子がいいなぁ」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0315リーチ!/W30EFm6こ、W15Ecここはがんばらないと……」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0316ええっ!?/W45EF9は、W15早くあがらないと……」
カットイン:アンカン
「V0317カン! W45EF3ドラが増えた人は、/私に感謝してねEc」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0318このまま一度もあがれなかったら、/どうしよ〜!?Ec」
カットイン:一打目
「V0319Ecふふ、W30Eoよろしくね〜」
カットイン:トップである
「V0320Spじ、W15自分がトップだと思うと、/なんだか緊張しちゃうよね……」
カットイン:四着である
「V0321ううっ……W15Eoがんばらないと」
カットイン:オーラスである
「V0322むむ……/W30EoF3いよいよ占いの結果が出そうだよ」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0323これは大丈夫……W30EFe9だよね?」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0324私も勝負Ecするの〜Eo」
カットイン:誰かがカンしている
「V0325カンした人は健康運アップEcF3」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0326麻雀でなら、薫を見返せるかな……」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0327Ecチーした人は金運アップ、/W30Eoポンした人はEFe4恋愛運アップEcF3!」
カットイン:リアクション良いA
「V0328Ecうん、W15いい調子」
カットイン:リアクション良いB
「V0329や、W15E役満あがっちゃうかも……」
カットイン:リアクション良いC
「V0330EF3はい、W15Ecえへへ」
カットイン:リアクション悪いA
「V0331む〜……」
カットイン:リアクション悪いB
「V0332Spな、W15なんだか雀牌から、/悪い気配を感じるよ……」
カットイン:リアクション悪いC
「V0333ううっ……W15Eoどうしよう」
カットイン:リアクション余裕A
「V0334またあの麻雀漫画を、/読みたくなってきちゃったなぁEcFe4……」
カットイン:リアクション余裕B
「V0335また素敵な恋ができるかな……」
カットイン:リアクション体調A
「V0336な、W15EF9なんだか緊張しちゃって、/手の汗がすごいよ……Ec」
カットイン:リアクション体調B
「V0337緊張し過ぎて、W30お、W15Ecお腹が……」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0338Eだ、W15EF3誰も鳴かないのかな?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0339私の牌、W15人気ないのかなぁ……Ec」
カットイン:リアクション環境
「V0340みんなで打つと、楽しいよね〜」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0341ああっ!? W45EF3こ、W15これって……」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0342あっ……」
カットイン:リアクション本編からA
「V0343私……こう見えても我慢強い方だから」
カットイン:リアクション本編からB
「V0344私……W30EcW4EoFe8m6勝ちたい」
カットイン:リアクション本編からC
「V0345私も勝者になりたいの〜っ!」
カットイン:リアクション本編からD
「V0346本当に鳴かないでいいの?」
カットイン:リアクション本編からE
「V0347麻雀漫画の主人公みたいに/EcFe4m3勝てたらなぁ……」
カットイン:一発ロン
「V0348ロン! W45Eoやったぁ〜、W15一発だよEc!」
カットイン:ロン
「V0349あっ……W15ロン! W45ご、W15ごめんねぇ」
カットイン:ドラポン
「V0350EFe4ポン! W45EcF3私はドラが好きなの」
カットイン:ポン
「V0351ポンですEc!」
カットイン:ドラカン
「V0352カン!/W60えへへ、W30ドラがいっぱいだよ〜」
カットイン:カン
「V0353Ecカン! W45EoFe9m4ちゃ、W15Eちゃんと作戦が/あるんだからね」
カットイン:チー
「V0354チー!」
カットイン:得点計算後役満
「V0355私が役満……/W45EcFe9m3えへへ、W30Eo私もやればできるんだね」
カットイン:高くて満足
「V0356うふふ、W30Eo今日はいいことが/たくさんありそう」
カットイン:嬉しい
「V0357ふふ、W30Eo私もビックリだよ〜」
カットイン:自信あり
「V0358うんEo、W30少し上手になったかも」
カットイン:他家を気遣う
「V0359EF9こ、W15今回は牌の機嫌が/よかったから勝てただけだよEcFm3」
カットイン:連荘を狙う
「V0360よ〜し、W30EoF3このままがんばるぞ」
カットイン:安い
「V0361ちょ、W15ちょっと安すぎたかなEo?」
カットイン:不満
「V0362Ecもう少し……/W45Eoがんばれたかもしれないなぁ」
「V0363ふふ、W30Eoこれくらいでも充分だよね」
「V0364こ、W15EF9今回のはまぐれだから」
「V0365ま、W15また勝てたらいいな……」
カットイン:箱割れした
「V0366そ、W15そんなあぁぁ〜っ!?/W45Eoど、W15ど、W15どうしようEc!?」
カットイン:役満をロンされた
「V0367ええぇぇぇっ!?/W45や、W15役満だなんて……W30Ecあうっ」
カットイン:復讐宣言
「V0368す、W15Eすぐに取り返して/みせるんだから……」
カットイン:やせ我慢
「V0369……べ、W15Ec別に、泣いたりしないよ!」
カットイン:感情むき出し
「V0370こ、W15Eこれくらいじゃ、へこたれないよ」
「V0371このまま終るわけには、/いかないよEc……」
「V0372うぅっ……W60Ehへ、W15EcW4Eo平気だもん!」
「V0373ふ、W15Ec振り込んじゃったよ〜」
カットイン:トップ
「V0374い、W15EFe9今告白したら成功しちゃいそう。/W60B0EcFe8m6……けど、W30EhFe6相手がいないんだよねぇ」
カットイン:二着
「V0375えっへん! W50EoF3私、がんばったよねEFe9?」
カットイン:三着
「V0376う〜ん……/W30Eoもう少しいけると思ったんだけどなぁ」
カットイン:四着
「V0377ぐすっ……W30Eo出直してきます……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0800それじゃEo始めるわよ。W75Fm3準備はできてる?」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0801南入ねEc」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0802西入か……」
カットイン:親宣言
「V0803今度は私の親ね」
カットイン:連荘
「V0804続けて私の親ね」
カットイン:挑発A
「V0805私の打ちかたに、Ecついて来れる?」
カットイン:挑発B
「V0806年上だからって、W30遠慮しなくていいのよEc」
カットイン:一発ツモ
「V0807ツモ、W45EcFe1こういうこともあるのよねEoF3」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0808ツモEoFe3」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0809ツモ、W45Eo少し返してもらうわEFe1」
カットイン:リーチをかけていた
「V0810リーチ棒のぶんEc得したわね……」
カットイン:親の時にあがられた
「V0811……ふふっ、W30EoFe7親の私に謝らなくても/Ec大丈夫よ」
カットイン:追っかけリーチ
「V0812さてと、W30振り込んでもらいましょうか」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V0813振り込んでも事故だから、気にしないでEcFm3」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V0814……リーチEo」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0815Eoリーチ、W45EF3待たせたわね」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0816ふーん、W75Eh本当にリーチするのEFm3?」
カットイン:アンカン
「V0817カン」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0818SpEhまいったな……W15Ec焼き鳥だなんて」
カットイン:一打目
「V0819最初が肝心なのよEcFe1」
カットイン:トップである
「V0820私からあがらないとEc勝てないわよ?」
カットイン:四着である
「V0821こんなところ、W30水泳部の後輩には/Ecみせられないわ……」
カットイン:オーラスである
「V0822このまま終わりってことはEhFmないわよね?」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0823ふふっ、W30EoFe3様子を見させてもらうわ」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0824EoF3見切った!」
カットイン:誰かがカンしている
「V0825何もそこをカンしなくても……Ec」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0826この静寂感……W40EoF3きらいじゃないわ」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0827そんなに早く手の内をみせていいのEo?」
カットイン:リアクション良いA
「V0828ふふっ、W30EoFe7そろそろかな」
カットイン:リアクション良いB
「V0829Ec手ごたえアリね」
カットイン:リアクション良いC
「V0830こうやってさばくのよEc」
カットイン:リアクション悪いA
「V0831あら、W30EFe6m3そっちが入るの?」
カットイン:リアクション悪いB
「V0832はぁ、W45EoFm3仕方ないわね」
カットイン:リアクション悪いC
「V0833Ecもういいわ……」
カットイン:リアクション余裕A
「V0834困ったことがあれば、Ec聞いてあげるけど」
カットイン:リアクション余裕B
「V0835技術だけでも運だけでもEcFe1勝てないわよ?」
カットイン:リアクション体調A
「V0836チョコレートでも食べる?」
カットイン:リアクション体調B
「V0837パンダココアで一息いれない?」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0838EF3鳴いても何もしないわよ」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0839Eo思い切って鳴いてみなさい!」
カットイン:リアクション環境
「V0840どうしたの? W30EFe1もしかして具合悪いの?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0841EoFe7……!」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0842この流れ……Ec?」
カットイン:リアクション本編からA
「V0843隙をみせている所を狙うのよ」
カットイン:リアクション本編からB
「V0844焦らなくてもいいのよEc」
カットイン:リアクション本編からC
「V0845流れは見切ったEoわ」
カットイン:リアクション本編からD
「V0846何だか深刻そうな顔ね」
カットイン:リアクション本編からE
「V0847そのフォームじゃEo駄目ね」
カットイン:一発ロン
「V0848ロン、W60EcFm3気前がいいのねEo」
カットイン:ロン
「V0849ロン。W45EcFm3ごめんね、W15EoF3それなんだ」
カットイン:ドラポン
「V0850ポン、W30Ecドラなの気付いてたEo?」
カットイン:ポン
「V0851ポン」
カットイン:ドラカン
「V0852ドラにしばられてる訳じゃないけど……W15Eo/カン」
カットイン:カン
「V0853カン、W30EFe6さてと……」
カットイン:チー
「V0854チー」
カットイン:得点計算後役満
「V0855役満か……W90EFe6m3ご先祖様も驚いてるわねEc」
カットイン:高くて満足
「V0856奥義さく裂ってEoところかしら」
カットイン:嬉しい
「V0857ふふふっ、W30Eoこの調子でいくわよ」
カットイン:自信あり
「V0858悪いけど、W30Eoこの面子なら負ける気が/しないのよね」
カットイン:他家を気遣う
「V0859やっぱりEFe1手加減したほうがよかった?」
カットイン:連荘を狙う
「V0860次は安くあがるから安心してEo」
カットイン:安い
「V0861安くしておいたわEc」
カットイン:不満
「V0862もうちょっと伸びると思ったのに……Ec」
「V0863あがったもん勝ちよ」
「V0864このぐらいなんともないでしょEc?」
「V0865次も私があがっていいわよねEcFe1?」
カットイン:箱割れした
「V0866原因は弱い私か……Ec」
カットイン:役満をロンされた
「V0867Eo明日の部活、休もうかしら……Ec」
カットイン:復讐宣言
「V0868Eh私、W30Ec負けず嫌いなのよ。/W30Eo知らなかった?」
カットイン:やせ我慢
「V0869水泳部の練習に比べれば、Ecどうってこと/ないわ」
カットイン:感情むき出し
「V08703倍にして返してもらうから/Eo覚悟しなさい……」
「V0871Ec麻雀も、W30水泳も……W45Eo負けられないの」
「V0872Sp卒業する前に、Ecいい思い出ができたわ」
「V0873もう遠慮する必要はEcなさそうね」
カットイン:トップ
「V0874ごめんね、W30これも勝負だから」
カットイン:二着
「V0875後のことは七咲にまかせるわEcFm3」
カットイン:三着
「V0876Ehこのまま卒業するには少し心残りな/結果ねEc」
カットイン:四着
「V0877はぁ、W75EoFm3はるかの病気がうつったEcかしら」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0000それでは始めようじゃなイカ……」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0001恐怖の南場の始まりじゃなイカ!」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0002西入とは珍しいこともあるじゃなイカ。/このイカ男様も驚いたぞ!」
カットイン:親宣言
「V0003イカーーッカッカッカ!/俺が親だぞ! 恐怖に泣き叫ぶがいい!」
カットイン:連荘
「V0004足の数だけ連荘するのだ!/これぞ必殺イカ麻雀!」
カットイン:挑発A
「V0005俺様を倒すことができるかな諸君!」
カットイン:挑発B
「V0006イカイカ! W30もっと本気になった方が/いいんじゃなイカ?」
カットイン:一発ツモ
「V0007イカりの一発ツモ! W15イカカカカカ!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0008イカーッカッカッカ!/見たか! イカ男様のツモだ!」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0009ツモじゃなイカ!」
カットイン:リーチをかけていた
「V0010リ、W30リーチ棒まで/持っていくことないじゃなイカ……」
カットイン:親の時にあがられた
「V0011グアアアア……。W45Sp酷いじゃなイカ……」
カットイン:追っかけリーチ
「V0012覚悟はイW15・イW15・カ?/W45追っかけリーーーチ!!」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V0013リーーーチ! /W45はやイカら困ってるんじゃなイカ?」
カットイン:トップ、二着
「V0014イカーーカッカッカ! W15リーチ!」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0015ここからだ! リーーチ!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0016お、W30おっかけリーチとは、/W30Spやる気満々じゃなイカ……」
カットイン:アンカン
「V0017カーン! どうだ!/W30ドラが増えて刺激的じゃなイカ?」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0018焼き鳥だと!? W45Sヤキイカじゃなく!?/W45ま、W30Ecまずいじゃなイカ……」
カットイン:一打目
「V0019全てはここから始まるのだっ!!」
カットイン:トップである
「V0020イカーッカッカッカッカ!/W45まさに絶好調じゃなイカ!」
カットイン:四着である
「V0021こ、W30このままではすまさんぞ!」
カットイン:オーラスである
「V0022いよいよフィナーレじゃなイカ」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0023イカ男様の鉄壁の守りを見るがいい!」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0024うむむむ、W45これはどうだ……」
カットイン:誰かがカンしている
「V0025裏ドラが増えているじゃなイカ……」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0026この流れはイカがなものか……。/誰か鳴くがいい!」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0027準備万端って感じがするじゃなイカ……」
カットイン:リアクション良いA
「V0028ほほう……W45こういう流れか……。/W30実に興味深いじゃなイカ……」
カットイン:リアクション良いB
「V0029イカイカ!?/W30自分でも驚きのひきじゃなイカ!!」
カットイン:リアクション良いC
「V0030イカーーーッカッカッカッカ!/全員、このイカ男様にひれふす時が/きたのだ!」
カットイン:リアクション悪いA
「V0031イカん……W45S実にイカん……」
カットイン:リアクション悪いB
「V0032なんなんだこれは……/まったく酷い話じゃなイカ!」
カットイン:リアクション悪いC
「V0033馬鹿にしているのか!?/このイカ男様を馬鹿にしているのか!?」
カットイン:リアクション余裕A
「V0034ふむ、W30こういう形になったか……」
カットイン:リアクション余裕B
「V0035まあ、たまには貴様らにチャンスを/やらないとな……。まったく俺の優しさは/怪人離れしているじゃなイカ……」
カットイン:リアクション体調A
「V0036塩っ気がたりんな……」
カットイン:リアクション体調B
「V0037海に……海に行きたい……」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0038なんだ、鳴くのか?/無駄なあがきだと思うが、/好きにすればいいじゃなイカ!」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0039鳴けばいいと思ってなイカ?」
カットイン:リアクション環境
「V0040ちょっと腰が痛くなってきたじゃなイカ」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0041……ふふふふ、……ははははは、/W60イカーーーカッカッカッカ!!/世界はわが手中にあるっ!」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0042ほぅ……W30なるほどな」
カットイン:リアクション本編からA
「V0043貴様! W45いったいいくつになったんだ!」
カットイン:リアクション本編からB
「V0044……いい怪人候補はいなイカな?」
カットイン:リアクション本編からC
「V0045イカーーーカッ……ごほっ! げほっ!」
カットイン:リアクション本編からD
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V0046それだっロン!!/W45イカーーカッカッカッカ!/W15まさかの一発ロンじゃなイカ!」
カットイン:ロン
「V0047ロンッ! それは通らなイカらな!」
カットイン:ドラポン
「V0048ポン! ドラを頂きじゃなイカ!」
カットイン:ポン
「V0049ポーン!/W45また手が進んでしまったじゃなイカ……」
カットイン:ドラカン
「V0050イカカカカーーーーン!/W30そのドラを捨てるならば、/カンをするしかなイカらな!」
カットイン:カン
「V0051カンだっ!」
カットイン:チー
「V0052チーじゃなイカ!」
カットイン:得点計算後役満
「V0053か、W90Ecかイカん……」
カットイン:高くて満足
「V0054おっと、W30想像よりも高イカな?」
カットイン:嬉しい
「V0055イ〜カカ〜カ♪ イカカカ〜カ♪/イカカカ〜カ♪ イカカカ〜〜〜♪」
カットイン:自信あり
「V0056これはなかなかいいんじゃなイカ」
カットイン:他家を気遣う
「V0057おお、W30どうした?/顔色が悪いじゃなイカ?」
カットイン:連荘を狙う
「V0058イカーッカッカッカ!/まさにイカ男様の真骨頂!/暗黒イカ連荘の始まりじゃなイカ!」
カットイン:安い
「V0059安くてよかったじゃなイカ?」
カットイン:不満
「V0060不覚にも、想定外の安手じゃなイカ……」
「V0061このあがりから始まるのだ!」
「V0062イカイカ!?/W45もしかして、いい手だったのか?」
「V0063足の数だけ連荘するぞ!/覚悟はいイカ!?」
カットイン:箱割れした
「V0064て、W30点棒がなくなったじゃなイカ……。/W45S足で払っちゃ駄目か?」
カットイン:役満をロンされた
「V0065役満……W45役満じゃなイカ……/W45SEcそんな馬鹿な……」
カットイン:復讐宣言
「V0066その点棒は一時的に預けるだけだ!/すぐに取り返すからな」
カットイン:やせ我慢
「V0067グッ……W30Sなかなかやるじゃなイカ……」
カットイン:感情むき出し
「V0068次だ次だっ!/W45さっさと次に行こうじゃなイカ!」
「V0069すぐに取り戻してやろうじゃなイカ!/行くぞ!」
「V0070まあ、W30SpEoその程度なら/痛くもかゆくもなイカらな……」
「V0071Ecイカん! W15Eo断じてイカん!/W30やられっぱなしでは/イカ男様の流儀に反するのだ!」
カットイン:トップ
「V0072イカーッカッカッカッカ!/全ての点棒はこのイカ男様の物だ!」
カットイン:二着
「V0073まあ、W30Eoいイカんじじゃないか」
カットイン:三着
「V0074海の中ならこうはイカん!」
カットイン:四着
「V0075タコ乙女よ……W45仇を……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「……Mo……♪Mc」
カットイン:南一局一本場開始時
カットイン:西一局一本場開始時
「…Mc……Mo…♪Mc」
カットイン:親宣言
「Mo…………♪Mc」
カットイン:連荘
「…………♪Mc」
カットイン:挑発A
「Ec…………Eo」
カットイン:挑発B
カットイン:一発ツモ
「Ec……っ!Eo」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「Mo……っ!Mc」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「……っ!」
カットイン:リーチをかけていた
「…………」
カットイン:親の時にあがられた
カットイン:追っかけリーチ
「……っ!EoMc」
カットイン:六順目以内にリーチ
「…Mo…っ!Mc」
カットイン:トップ、二着
カットイン:リーチ(三着、四着)
カットイン:追っかけリーチされた
カットイン:アンカン
「Mo……Mc」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
カットイン:一打目
「……」
カットイン:トップである
「Mo……♪Mc」
カットイン:四着である
カットイン:オーラスである
カットイン:誰かがリーチしている現物
「Mo……?Mc」
カットイン:誰かがリーチしている
「……?」
カットイン:誰かがカンしている
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
カットイン:リアクション良いA
カットイン:リアクション良いB
カットイン:リアクション良いC
「……♪Mc」
カットイン:リアクション悪いA
カットイン:リアクション悪いB
「Mo…………Mc」
カットイン:リアクション悪いC
「…Mc…Mo……Mc」
カットイン:リアクション余裕A
カットイン:リアクション余裕B
カットイン:リアクション体調A
カットイン:リアクション体調B
カットイン:リアクション鳴きA
「……Mc」
カットイン:リアクション鳴きB
カットイン:リアクション環境
「…Eo…Mc」
カットイン:リアクション電流走る!
「Mo……Eoっ!Mc」
カットイン:リアクション軽い驚き
カットイン:リアクション本編からA
カットイン:リアクション本編からB
カットイン:リアクション本編からC
カットイン:リアクション本編からD
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
カットイン:ロン
カットイン:ドラポン
カットイン:ポン
カットイン:ドラカン
カットイン:カン
カットイン:チー
カットイン:得点計算後役満
「………………W30F2EoMoっ!!Mc」
カットイン:高くて満足
「………! McEcW30Mo………♪Mc」
カットイン:嬉しい
カットイン:自信あり
「…Ec…!Eo」
カットイン:他家を気遣う
カットイン:連荘を狙う
カットイン:安い
カットイン:不満
「…Ec…!EoMc」
カットイン:箱割れした
「…………………………………………」
カットイン:役満をロンされた
カットイン:復讐宣言
「Ec…Mc…MoっEo!Mc」
カットイン:やせ我慢
カットイン:感情むき出し
「Ec……っEo!」
「Ec……っEo!Mc」
カットイン:トップ
カットイン:二着
カットイン:三着
カットイン:四着
「……Mc……Mo……Mc」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「…………Eo!」
カットイン:南一局一本場開始時
カットイン:西一局一本場開始時
カットイン:親宣言
「………E…。………E…!」
カットイン:連荘
「……」
カットイン:挑発A
「…………! W30……!」
カットイン:挑発B
カットイン:一発ツモ
「…………W30!!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「……!」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「……Ec!」
カットイン:リーチをかけていた
「…E………E…………………………!/………E………………E……………!」
カットイン:親の時にあがられた
「…E………………E……E……………!/………………Sp……………………!」
カットイン:追っかけリーチ
「!!」
カットイン:六順目以内でリーチ
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「Eh!!」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「EcW4Eo!!」
カットイン:追っかけリーチされた
「…………Ec?」
カットイン:アンカン
「……Eh」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「Sp……」
カットイン:一打目
「……Eo」
カットイン:トップである
カットイン:四着である
カットイン:オーラスである
「……Ec」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「……?」
カットイン:誰かがリーチしている
カットイン:誰かがカンしている
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「Eh……」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
カットイン:リアクション良いA
「…………Eo♪」
カットイン:リアクション良いB
「…………♪」
カットイン:リアクション良いC
「…………♪Eo」
カットイン:リアクション悪いA
「…………」
カットイン:リアクション悪いB
「…………Ec」
カットイン:リアクション悪いC
「Sp…………」
カットイン:リアクション余裕A
カットイン:リアクション余裕B
カットイン:リアクション体調A
「Ec……」
カットイン:リアクション体調B
カットイン:リアクション鳴きA
カットイン:リアクション鳴きB
カットイン:リアクション環境
カットイン:リアクション電流走る!
「Eo………Eh…!」
カットイン:リアクション軽い驚き
「…………Eh?」
カットイン:リアクション本編からA
「Eo……」
カットイン:リアクション本編からB
カットイン:リアクション本編からC
カットイン:リアクション本編からD
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「…………!」
カットイン:ロン
「………Eo…!」
カットイン:ドラポン
カットイン:ポン
カットイン:ドラカン
カットイン:カン
「…E…」
カットイン:チー
カットイン:得点計算後役満
カットイン:高くて満足
カットイン:嬉しい
カットイン:自信あり
カットイン:他家を気遣う
カットイン:連荘を狙う
カットイン:安い
カットイン:不満
カットイン:箱割れした
「Sp…………!」
カットイン:役満をロンされた
カットイン:復讐宣言
「Eo…………!」
カットイン:やせ我慢
「…………Ec!」
カットイン:感情むき出し
「…………Eh!」
カットイン:トップ
カットイン:二着
カットイン:三着
カットイン:四着
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V5378Eoすぐにハコにしてあげるわ!」
カットイン:南一局一本場開始時
「V5379南入よ」
カットイン:西一局一本場開始時
「V5380Ecクッ、W15EoW5P3Fe8m0W30西入するEhなんて……」
カットイン:親宣言
「V5381あたしが親よEc」
カットイン:連荘
「V5382Eoまだあたしの親なの」
カットイン:挑発A
「V5383覚悟はいいかしらEh?」
カットイン:挑発B
「V5384Eo安手であがろうなんて思ってないでしょう/ね?」
カットイン:一発ツモ
「V5385ツモ! W45流れはあたしにあるみたいねEh」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V5386ふふ、W45ツモ!」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V5387……W30Ecツモ!」
カットイン:リーチをかけていた
「V5388クッEh……! W30EFe7負けるなんて……Ec」
カットイン:親の時にあがられた
「V5389あたしが親の時にEhあがるなんて……」
カットイン:追っかけリーチ
「V5390リーチ! W50逃がさないわ!」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V5391リーチ! W15W30追いつけるかしら?」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V5392Eoリーチ」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V5393リーチ!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V5394クッ……Ec! W10P3Fe7m8W40余計なことを……」
カットイン:アンカン
「V5395Eoカン!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V5396Ehこのままだと焼き鳥Ecだわ」
カットイン:一打目
「V5397Ehさてと……」
カットイン:トップである
「V5398ふふ、W60Eoこのまま逃げ切るわ!」
カットイン:四着である
「V5399EhこのままじゃEF8済まさないんだから……」
カットイン:オーラスである
「V5400もうすぐ決着がEcFm4付くわ」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V5401振るわけにはEcね……」
カットイン:誰かがリーチしている
「V5402EFe8どうなのよ?」
カットイン:誰かがカンしている
「V5403Eh誰かさんのカンで流れがEc悪くなったわ」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V5404Ec流れが悪いわ。W30Eh誰か鳴きなさいよ」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V5405ふんEh、W30EcW4EoFe8手が早そうね」
カットイン:リアクション良いA
「V5406ふふふっEo」
カットイン:リアクション良いB
「V5407もっと受けを広く……」
カットイン:リアクション良いC
「V5408ふふっ、W45Eh何処で待とうかしら?Ec」
カットイン:リアクション悪いA
「V5409Ecこっちが来るなんて……」
カットイン:リアクション悪いB
「V5410LdEcMp気にMp入MpらなMpいMpわMcLe」
カットイン:リアクション悪いC
「V5411ふぅ……」
カットイン:リアクション余裕A
「V5412Eoほんと、Ehついてないわ。W30EcFe8m2フフ……」
カットイン:リアクション余裕B
「V5413手に取るようにEoわかるわね」
カットイン:リアクション体調A
「V5414なんだかEc喉が渇いたわ」
カットイン:リアクション体調B
「V5415熱いお茶EcFe4もらえるかしら?」
カットイン:リアクション鳴きA
「V5416Eoよかったら鳴いてもいいのよ?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V5417Ehほら、W15P5Fe8m2W35鳴きたいんでしょう?」
カットイン:リアクション環境
「V5418そんなににらんで見てもEh牌は透けて/みえないわよ?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V5419LdEoFe4m2……EF2!Le」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V5420LdEh……?W15Le」
カットイン:リアクション本編からA
「V5421EhFm3どんどん育っていくんだからFm2」
カットイン:リアクション本編からB
「V5422ふふっ、W20P1EoFe8m3W30さっさとあきらめなさいEc……」
カットイン:リアクション本編からC
「V5423どうしてこんなところが……Ec」
カットイン:リアクション本編からD
「V5424Ehあたしに下手な嘘は通じないって知ってる/でしょEc?」
カットイン:リアクション本編からE
「V5425ふふっ。W60Eoあたしの能力、W10P1EFe8m2W20甘く見ないほうが/いいわよEc」
カットイン:一発ロン
「V5426ロン! W25EcFm2ふふふ、W20P1Fe8m2W30いきなり出てくるなんて/Eoついてるわ!」
カットイン:ロン
「V5427ロン!」
カットイン:ドラポン
「V5428W5ポン! W50Ec鳴かせたことをEh後悔させて/あげるわ」
カットイン:ポン
「V5429Eoポン!」
カットイン:ドラカン
「V5430カン! P4EcF3W45ふふ、W40Eh顔色悪いわよ?」
カットイン:カン
「V5431Eoカン!」
カットイン:チー
「V5432チー!」
カットイン:得点計算後役満
「V5433この感じ……、W20P5EoFe8m2W30久しぶりだわ」
カットイン:高くて満足
「V5434想定外って顔Eoしてるわよ」
カットイン:嬉しい
「V5435とっても良い感じだわEc」
カットイン:自信あり
「V5436点棒はあたしが独占します」
カットイン:他家を気遣う
「V5437これからEc酷いことになるのFm2……。/W20P3EhFe4m3W30わかる?」
カットイン:連荘を狙う
「V5438EoFm2両目でしっかりと見ておきなさい!」
カットイン:安い
「V5439Eh安くて安心した?」
カットイン:不満
「V5440ま、W15Ecこんなところね」
「V5441当然ね」
「V5442安い手で流してEc御免なさい」
「V5443Eoどんどんいくわよ」
カットイン:箱割れした
「V5444Eo箱を割ったあの子ならもういないわ。/W30EF5やっぱり内心はEhFm2辛かったのかな?」
カットイン:役満をロンされた
「V5448EhF8……W45絶対に許さない!」
カットイン:復讐宣言
「V5446ふ〜ん、W30P1EoFe8m2W45覚悟は出来てるんでしょうねEc?」
カットイン:やせ我慢
「V5447どうやら今夜は眠れそうにないわねEh」
カットイン:感情むき出し
「V5451このままじゃEo済まないわよ!」
「V5449よく覚えておくわ」
「V5450このぐらい痛くもなんともEcないわ」
「V5445……」
カットイン:トップ
「V5452Eo誰が一番なのかよくEcFe3わかったでしょ?」
カットイン:二着
「V5453何よ、W20P5EFm2W30あたしが2着で文句あるのEcFe3?」
カットイン:三着
「V5454納得いかないわ、W30P3EoFm1W30もう半荘勝負よEh」
カットイン:四着
「V5455Ecもう何も言うことはないの……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V5456Ecふたつずつそろえればいいんでしょ」
カットイン:南一局一本場開始時
「V5457なんにゅう〜」
カットイン:西一局一本場開始時
「V5458しゃぁにゅう〜」
カットイン:親宣言
「V5459EF2さいころふってもEcいいの?」
カットイン:連荘
「V5460もっとさいころEcふりたい!」
カットイン:挑発A
「V5461あたしがEcかつんだから」
カットイン:挑発B
「V5462とおくのはいだって、Ecじぶんで/とれるEoの!」
カットイン:一発ツモ
「V5463つも! W15EF2いっぱ〜Ecつ!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V5464やった!Eo W30EcW5つも!」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V5465つもだよ!」
カットイン:リーチをかけていた
「V5466あたしのてんぼうかえしなさいよ!」
カットイン:親の時にあがられた
「V5467またさいころEcふりたかったのに……」
カットイン:追っかけリーチ
「V5468あたしもりーちEo!」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V5469りーち!Eo W30Ecふふふ、W30EoはやいでしょEc?」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V5470りーちEc!」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V5471う〜〜っEh! W35EcりーちなのEo!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V5472う〜〜っ!Ec W40Eoまねしないで!」
カットイン:アンカン
「V5473かん!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V5474EF9やきとりなんてたべちゃえばEF1いいでしょEc」
カットイン:一打目
「V5475Ecいらない……」
カットイン:トップである
「V5476やった……EoあたしがとっぷだってEc!」
カットイン:四着である
「V5477なんであたしがEhびりなの?Ec」
カットイン:オーラスである
「V5478もうおわりなの?」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V5479これはだいじょぶ」
カットイン:誰かがリーチしている
「V5480これもだいじょぶ」
カットイン:誰かがカンしている
「V5481Ecあたしもかんしたいな……Eh」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V5482EF9みんななかないの?」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V5483EcないたってあがれるかわかんないよEh?」
カットイン:リアクション良いA
「V5484やった! W30EoF4W15……EF8な、W15Ecなんでもない」
カットイン:リアクション良いB
「V5485くすくす」
カットイン:リアクション良いC
「V5486EFe7これとEFe9これでW45EcF2おっけーね」
カットイン:リアクション悪いA
「V5487なによこれぇ〜Ec」
カットイン:リアクション悪いB
「V5488いらないのEc!」
カットイン:リアクション悪いC
「V5489EF6さっきのとこうかんしちゃEhだめ?」
カットイン:リアクション余裕A
「V5490EcF2さきにあがればいいんでしょ」
カットイン:リアクション余裕B
「V5491うらどらがEoTi2ひとつ……W30EF9ふたつ……」
カットイン:リアクション体調A
「V5492ねぇねぇ、W35Fm1じゅーすないの?」
カットイン:リアクション体調B
「V5493しゅくだいてつだってEcあげようか?」
カットイン:リアクション鳴きA
「V5494Ecなく? W30なくよね?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V5495EF6これなける?」
カットイン:リアクション環境
「V5496そろそろおうちにかえらないとEc……/W120EoF6いっしょにかえってEhくれる?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V5497あーっ!」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V5498えっ?」
カットイン:リアクション本編からA
「V5499ごーっ!W5EcF2」
カットイン:リアクション本編からB
「V5500てやっ!」
カットイン:リアクション本編からC
「V5501えい」
カットイン:リアクション本編からD
「V5502あれ?」
カットイン:リアクション本編からE
「V5503Ehう……」
カットイン:一発ロン
「V5504W7ろん! W20いっぱ〜つ!」
カットイン:ロン
「V5505W7ろん!」
カットイン:ドラポン
「V5506ぽん! W60Ecどらがほしかったんだから/しかたないでしょEh?」
カットイン:ポン
「V5507ぽん!」
カットイン:ドラカン
「V5508かん! W35EoF9どらをカンしたから、W30Ecえーと……/W60EoFe4m2どらよん!EcF2」
カットイン:カン
「V5509かん!」
カットイン:チー
「V5510ちーEc!」
カットイン:得点計算後役満
「V5511EF1やくまんてすごいの? /W30EcF2いちおくてんなの?」
カットイン:高くて満足
「V5512ひゃくまんてんもらえるんEcでしょ?」
カットイン:嬉しい
「V5513おとうさんにほめてもらえるEFe3m2かな?」
カットイン:自信あり
「V5514これならおねーちゃんにもかてるよね」
カットイン:他家を気遣う
「V5515てんぼうわけてEcあげようか?」
カットイン:連荘を狙う
「V5516EoつぎはひゃくまんてんだからねEc」
カットイン:安い
「V5517これはじゅうまんてんEF9よね?」
カットイン:不満
「V5521てんぼうがまだまだたりないわEc」
「V5519もうあたしのかちでEcいいよね」
「V5520Eoぎぶあっぷしないの?」
カットイン:箱割れした
「V5522うう、W30Ehもうてんぼうないよ……Ec」
カットイン:役満をロンされた
「V5523そんなこといわれても/Ehよくわかんないよ……Ec」
カットイン:復讐宣言
「V5524あとでぜったいにEcぶつからね!」
カットイン:やせ我慢
「V5525へいEcき!」
カットイン:感情むき出し
「V5526もうEcしらない!」
「V5527せんせいにいいつけるんだからEc!」
「V5528ふEcんっ……」
「V5529Ehう〜〜っ!」
カットイン:トップ
「V5530W7どう? W30すごいでしょEo?」
カットイン:二着
「V5531え〜、W45EF9いちばんだとおもったのにEhな〜」
カットイン:三着
「V5532もうつまんないからEcやめる!」
カットイン:四着
「V5533EhみんないじわるだからきらいEc……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V5300W10盲牌、先ヅモはEoマナー違反だから/EcFe2注意してね」
カットイン:南一局一本場開始時
「V5301南入ね。W15Ec後半も頑張るわよ」
カットイン:西一局一本場開始時
「V5302西入したわ」
カットイン:親宣言
「V5303私の親か……、/W15P2W30EcF2おてやわらかにお願いします」
カットイン:連荘
「V5304ふふっ、W15EoFe2また私の親ね」
カットイン:挑発A
「V5305私の親は簡単に終わらないんEoだから」
カットイン:挑発B
「V5306EFe3親になると流れが変わるEc気がしない?」
カットイン:一発ツモ
「V5307W5ツモ。W40Ec一発なの」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V5308Ecツモ。W35ふふっ、W30P0Eo悪くない流れね」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V5309ツモ。EcW30P3EoFe9m6まだあきらめてないわよ」
カットイン:リーチをかけていた
「V5310もう……W45私もリーチしてたのに」
カットイン:親の時にあがられた
「V5311Ld……。/W120LeP3EoFe9m3W20ああ、W30Ecなんでもないの」
カットイン:追っかけリーチ
「V5312リーチ、W60ちょっと意地悪しちゃおうかな」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V5313リーチ。W45EoFe2配牌が凄くよかったのEc」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V5314リーチ。W60私ばかりごめんなさいね」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V5315リーチよ。/W30EcFe2ふふっ、W30P1EoFe9m3W30そろそろあがらないとね」
カットイン:追っかけリーチされた
「V5316ふ〜ん、W45P1EhFe3W20そういうことするんだ」
カットイン:アンカン
「V5317カンEc。W60EoFe9ああ何でもないから」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V5318SpEo焼き鳥のままは勘弁願いたいわね……Ec」
カットイン:一打目
「V5319はい、Eoこれ」
カットイン:トップである
「V5320クスッ、W15P2EoW15みんな最後に逆転する/つもりでいるんでしょ?」
カットイン:四着である
「V5321もう、W60Eo誰も手加減してくれないのね」
カットイン:オーラスである
「V5322麻雀の後片付けは私がやっておくから。/W30Ecみんなは気にしないで」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V5323振り込まないようにEoFe3気をつけないとね」
カットイン:誰かがリーチしている
「V5324どうかしら?」
カットイン:誰かがカンしている
「LdV5325Mp裏MpドラもMpあるMpのよMpねEc……McLe」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V5326気分転換に、W30Ec誰か鳴いてみない?」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V5327いろいろと手が早い人にはEcF2委員の雑用も/手伝って欲しいなEo」
カットイン:リアクション良いA
「V5328ふふっ、W15P0W30良い感じねEo」
カットイン:リアクション良いB
「V5329さてと……Eo」
カットイン:リアクション良いC
「V5330EFe2私の牌がそんなに気になる?Ec」
カットイン:リアクション悪いA
「V5331ふぅ〜、W60EF9なかなかうまくいかないわねEc」
カットイン:リアクション悪いB
「V5332これで間違いEcないかしら」
カットイン:リアクション悪いC
「V5333Eoなんとか遅れを取り戻すわEc」
カットイン:リアクション余裕A
「V5334こら!/W30P5EcF9W20他の人の牌を覗いちゃEoだめよ」
カットイン:リアクション余裕B
「V5335これをきったらEc迷惑だったかしら?Eo」
カットイン:リアクション体調A
「V5336お腹がすいたら私に言ってね/W30P8EcFe2W20メロンパンならたくさんあるから」
カットイン:リアクション体調B
「V5337上着を着たままだとEcツモりづらいわね/W45……EoFe4m7W90P3EF9脱がないわよ?」
カットイン:リアクション鳴きA
「V5338クスッ、W30P2Eoだって鳴きそうな/顔してるんですものEc」
カットイン:リアクション鳴きB
「V5339鳴くのも一つの方法だと思うわEc」
カットイン:リアクション環境
「V5340Nm君の顔、W30真っ赤よ?/W45P8EFe9m7W15だいじょうぶ?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V5341リスクとリターンかEc……」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V5342Eoあっ……」
カットイン:リアクション本編からA
「V5343えっと、W30P8W35EF2気を使わないでいいわよEc」
カットイン:リアクション本編からB
「V5344これで最終的なイメージができたわEc」
カットイン:リアクション本編からC
「V5345ふふっ、W30Eoいい風のようね」
カットイン:リアクション本編からD
「V5346上家からの流れを感じるわEo」
カットイン:リアクション本編からE
「V5347はい、W15Ecどうぞ」
カットイン:一発ロン
「V5348ロン。W30一発よ」
カットイン:ロン
「V5349ロン。W30それ、W15Ecあたりなんです」
カットイン:ドラポン
「V5350ポン。W60EoFe9m3欲張りすぎたかしら?」
カットイン:ポン
「V5351EoFe2ポン」
カットイン:ドラカン
「V5352カン。W60EoFe9あがらないと意味がないけどねEc」
カットイン:カン
「V5353カン」
カットイン:チー
「V5354チー」
カットイン:得点計算後役満
「V5355EこんなEことってあるのねE」
カットイン:高くて満足
「V5356ふふ、W20P2EoW40ごちそうさまEc」
カットイン:嬉しい
「V5357クスッ、W20P0EoW40この半荘はこれで満足だわEc」
カットイン:自信あり
「V5358今日は神様が味方してくれてるみたいEc」
カットイン:他家を気遣う
「V5359そろそろ他の人に流れがいくと思うわEo」
カットイン:連荘を狙う
「V5360EFe3実行委員長として次もあがらないとねEcFe2」
カットイン:安い
「V5361安くてもEoあがれればいいのよ」
カットイン:不満
「V5362ふぅ、W60EoFm3今の私にはこれが精一杯かな」
「V5363Eoちょっとだけ運がよかったのよ」
「V5364EoFe9今度お弁当をもってくるから、/Fm2元気出して」
「V5365次はもうちょっと高い役を/Ec目指そうかしら」
カットイン:箱割れした
「V5366まさか私の点棒がなくなるなんて/Ec思ってもみなかったわ……」
カットイン:役満をロンされた
「V5367点棒足りるかしら……、W20P3EcW40まいったわねEo」
カットイン:復讐宣言
「V5368後でしっかりと返させてもらうわEc」
カットイン:やせ我慢
「V5369私も手が進んでいたから、W15Ec仕方ないかなEo」
カットイン:感情むき出し
「V5370もう、W45Fm3ひどいのねEc」
「V5371私って、借りはちゃんと返す主義なの」
「V5372少しボーッとEしてたみたいEc」
「V5373してやられちゃったわねEcFe6」
カットイン:トップ
「V5374ありがとう! W45Ecとってもうれしいわ!」
カットイン:二着
「V5375Ecたまには麻雀で息抜きも悪くないわねEo」
カットイン:三着
「V5376Eo負けてもいろいろと勉強になったわEc」
カットイン:四着
「V5377こういうことってW15EFm3慣れてるから、/W45P3EcFe9W30心配しないで……」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V5500さぁ、W30Ecはじめますよ」
カットイン:南一局一本場開始時
「V5501南入ですねEcFe4」
カットイン:西一局一本場開始時
「V5502Eo西入ですか……」
カットイン:親宣言
「V5503私が親ですEc」
カットイン:連荘
「V5504まだまだこれからですEo」
カットイン:挑発A
「V5505Eo親でも容赦しませんから」
カットイン:挑発B
「V5506Ec私の親……W60Eo簡単には流れません」
カットイン:一発ツモ
「V5507ツモ! W40一発です!」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V5508ふふっ、W45Eoツモです」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V5509ツ、W15EF9ツモりましたFm3!」
カットイン:リーチをかけていた
「V5510千点棒……Ec」
カットイン:親の時にあがられた
「V5511いいんです、W30Eo私の親なんて」
カットイン:追っかけリーチ
「V5512勝負です……W90リーチ!」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V5513……EF7えっと、W45EFe9m3リーチです」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V5514リーチですよEo」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V5515リ、W15EoFe8リーチ!」
カットイン:追っかけリーチされた
「V5516Eo後悔してもしりませんよ?」
カットイン:アンカン
「V5517カン!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V5518私、W30Eh焼き鳥なんですか?」
カットイン:一打目
「V5519EFe6最初から悩むなんてEc」
カットイン:トップである
「V5520みなさん、W30Ec元気がありませんよ?」
カットイン:四着である
「V5521先輩にも負けてるなんて……Eh」
カットイン:オーラスである
「V5522Ec半荘なんてあっという間ですねEoFe9m3」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V5523私の捨て牌がそんなに気になりますかEc?」
カットイン:誰かがリーチしている
「V5524Eoちょっと冒険してみますね」
カットイン:誰かがカンしている
「V5525Eo私もカンできるかな……EFe6」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V5526鳴かずとも、手が進んでいるんですか?」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V5527EoFe8鳴けばいいと思ってEませんか?」
カットイン:リアクション良いA
「V5528EoはいっちゃいましたEcFe3」
カットイン:リアクション良いB
「V5529ふふっ、W30Ehきましたよ」
カットイン:リアクション良いC
「V5530…Ec…や・W10Fm4W5き・W10Fm6W5に・W10Fm3W5く」
カットイン:リアクション悪いA
「V5531Nm先輩、W30EcW4EoFe8m7私の捨て牌をエッチな目で/みないでください」
カットイン:リアクション悪いB
「V5532どうして……Ec」
カットイン:リアクション悪いC
「V5533Eoこんなつもりじゃ……Eh」
カットイン:リアクション余裕A
「V5534これでよしっとEc」
カットイン:リアクション余裕B
「V5535晩御飯、W30EcW4Eo何にしようかな……」
カットイン:リアクション体調A
「V5536あの、W30Ecみかん欲しかったら言って/下さいね」
カットイン:リアクション体調B
「V5537疲れたときは背筋を伸ばすと/EcFe4気持ち良いですよ」
カットイン:リアクション鳴きA
「V5538Ehこれはどうですか?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V5539我慢は体に毒ですよ」
カットイン:リアクション環境
「V5540あの、W45EcW4Eo少し足元が冷えませんか?EFe6」
カットイン:リアクション電流走る!
「LdV5541……!Le」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V5542あ、W45EF1いけるかも」
カットイン:リアクション本編からA
「V5543Eo特売品ゲットです」
カットイン:リアクション本編からB
「V5544あ……。W30EFe9Bいえ、W45EFe6m3なんでもありません」
カットイン:リアクション本編からC
「V5545あの……W30EcFe4m3おでんを温めましょうかEoFe9?」
カットイン:リアクション本編からD
「V5546EcF3私が平均……」
カットイン:リアクション本編からE
「V5547E先輩って結構単純なんですね。/W60河の牌を食い入るようにEcFe4見てたところ、/W30EoFe9m4結構可愛かったFm2ですよ」
カットイン:一発ロン
「V5548ロンです。W45ついてなかったですね」
カットイン:ロン
「V5549それ……、W30ロンです」
カットイン:ドラポン
「V5550ポン。W30EoFe9ドラですから」
カットイン:ポン
「V5551Eoポン」
カットイン:ドラカン
「V5552カン。W30……W15EF4何か問題でも?」
カットイン:カン
「V5553EoFe3カン」
カットイン:チー
「V5554EcFe4チー」
カットイン:得点計算後役満
「V5555や、W15E役満。W30P2W30EFe9m3あがっちゃいました……Ec」
カットイン:高くて満足
「V5556やっと調子が出て来たみたいですEc」
カットイン:嬉しい
「V5557ふふっ、W15P6EoW30気分爽快ですEc」
カットイン:自信あり
「V5558どうですか? W15EoFe3私の打ち方は」
カットイン:他家を気遣う
「V5559ま、W15Ecまぐれですから」
カットイン:連荘を狙う
「V5560ふふっ、W20EoW30これで終わらないですよEc」
カットイン:安い
「V5561EoFe3まぁ良しとします」
カットイン:不満
「V5562Ecもう少し伸びると思ったのに……Eo」
「V5563手堅くいってみましたEo」
「V5564……なんとかあがれました」
「V5565Eoもう少し、W10親を続けさせてくださいEc」
カットイン:箱割れした
「V5566私、W60Eo駄目な姉なんです……Eh」
カットイン:役満をロンされた
「V5567て、W30E点棒がもう……Eh」
カットイン:復讐宣言
「V5568私、W45Eo忘れませんから」
カットイン:やせ我慢
「V5569Sp私の不注意でしたねEc」
カットイン:感情むき出し
「V5570Eo納得できません!」
「V5571すぐに取り返してEhみせます」
「V5572SpEhまだまだ平気です」
「V5573そんな打ち方でEh満足なんですか?」
カットイン:トップ
「V5574私がトップなんですか?/W20P0EW45あW5…W5…ありがとうEoございました」
カットイン:二着
「V5575今回はツキがありましたねEc」
カットイン:三着
「V5576麻雀は難しいですねEc」
カットイン:四着
「V5577はぁ……。/W75EoF6私には水泳があればいいんですEc」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V0800それじゃEo始めるわよ。W75Fm3準備はできてる?」
カットイン:南一局一本場開始時
「V0801南入ねEc」
カットイン:西一局一本場開始時
「V0802西入か……」
カットイン:親宣言
「V0803今度は私の親ね」
カットイン:連荘
「V0804続けて私の親ね」
カットイン:挑発A
「V0805私の打ちかたに、Ecついて来れる?」
カットイン:挑発B
「V0806年上だからって、W30遠慮しなくていいのよEc」
カットイン:一発ツモ
「V0807ツモ、W45EcFe1こういうこともあるのよねEoF3」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V0808ツモEoFe3」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V0809ツモ、W45Eo少し返してもらうわEFe1」
カットイン:リーチをかけていた
「V0810リーチ棒のぶんEc得したわね……」
カットイン:親の時にあがられた
「V0811……ふふっ、W30EoFe7親の私に謝らなくても/Ec大丈夫よ」
カットイン:追っかけリーチ
「V0812さてと、W30振り込んでもらいましょうか」
カットイン:六順目以内でリーチ
「V0813振り込んでも事故だから、気にしないでEcFm3」
カットイン:リーチ(トップ、二着)
「V0814……リーチEo」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V0815Eoリーチ、W45EF3待たせたわね」
カットイン:追っかけリーチされた
「V0816ふーん、W75Eh本当にリーチするのEFm3?」
カットイン:アンカン
「V0817カン」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V0818SpEhまいったな……W15Ec焼き鳥だなんて」
カットイン:一打目
「V0819最初が肝心なのよEcFe1」
カットイン:トップである
「V0820私からあがらないとEc勝てないわよ?」
カットイン:四着である
「V0821こんなところ、W30水泳部の後輩には/Ecみせられないわ……」
カットイン:オーラスである
「V0822このまま終わりってことはEhFmないわよね?」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V0823ふふっ、W30EoFe3様子を見させてもらうわ」
カットイン:誰かがリーチしている
「V0824EoF3見切った!」
カットイン:誰かがカンしている
「V0825何もそこをカンしなくても……Ec」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V0826この静寂感……W40EoF3きらいじゃないわ」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V0827そんなに早く手の内をみせていいのEo?」
カットイン:リアクション良いA
「V0828ふふっ、W30EoFe7そろそろかな」
カットイン:リアクション良いB
「V0829Ec手ごたえアリね」
カットイン:リアクション良いC
「V0830こうやってさばくのよEc」
カットイン:リアクション悪いA
「V0831あら、W30EFe6m3そっちが入るの?」
カットイン:リアクション悪いB
「V0832はぁ、W45EoFm3仕方ないわね」
カットイン:リアクション悪いC
「V0833Ecもういいわ……」
カットイン:リアクション余裕A
「V0834困ったことがあれば、Ec聞いてあげるけど」
カットイン:リアクション余裕B
「V0835技術だけでも運だけでもEcFe1勝てないわよ?」
カットイン:リアクション体調A
「V0836チョコレートでも食べる?」
カットイン:リアクション体調B
「V0837パンダココアで一息いれない?」
カットイン:リアクション鳴きA
「V0838EF3鳴いても何もしないわよ」
カットイン:リアクション鳴きB
「V0839Eo思い切って鳴いてみなさい!」
カットイン:リアクション環境
「V0840どうしたの? W30EFe1もしかして具合悪いの?」
カットイン:リアクション電流走る!
「V0841EoFe7……!」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V0842この流れ……Ec?」
カットイン:リアクション本編からA
「V0843隙をみせている所を狙うのよ」
カットイン:リアクション本編からB
「V0844焦らなくてもいいのよEc」
カットイン:リアクション本編からC
「V0845流れは見切ったEoわ」
カットイン:リアクション本編からD
「V0846何だか深刻そうな顔ね」
カットイン:リアクション本編からE
「V0847そのフォームじゃEo駄目ね」
カットイン:一発ロン
「V0848ロン、W60EcFm3気前がいいのねEo」
カットイン:ロン
「V0849ロン。W45EcFm3ごめんね、W15EoF3それなんだ」
カットイン:ドラポン
「V0850ポン、W30Ecドラなの気付いてたEo?」
カットイン:ポン
「V0851ポン」
カットイン:ドラカン
「V0852ドラにしばられてる訳じゃないけど……W15Eo/カン」
カットイン:カン
「V0853カン、W30EFe6さてと……」
カットイン:チー
「V0854チー」
カットイン:得点計算後役満
「V0855役満か……W90EFe6m3ご先祖様も驚いてるわねEc」
カットイン:高くて満足
「V0856奥義さく裂ってEoところかしら」
カットイン:嬉しい
「V0857ふふふっ、W30Eoこの調子でいくわよ」
カットイン:自信あり
「V0858悪いけど、W30Eoこの面子なら負ける気が/しないのよね」
カットイン:他家を気遣う
「V0859やっぱりEFe1手加減したほうがよかった?」
カットイン:連荘を狙う
「V0860次は安くあがるから安心してEo」
カットイン:安い
「V0861安くしておいたわEc」
カットイン:不満
「V0862もうちょっと伸びると思ったのに……Ec」
「V0863あがったもん勝ちよ」
「V0864このぐらいなんともないでしょEc?」
「V0865次も私があがっていいわよねEcFe1?」
カットイン:箱割れした
「V0866原因は弱い私か……Ec」
カットイン:役満をロンされた
「V0867Eo明日の部活、休もうかしら……Ec」
カットイン:復讐宣言
「V0868Eh私、W30Ec負けず嫌いなのよ。/W30Eo知らなかった?」
カットイン:やせ我慢
「V0869水泳部の練習に比べれば、Ecどうってこと/ないわ」
カットイン:感情むき出し
「V08703倍にして返してもらうから/Eo覚悟しなさい……」
「V0871Ec麻雀も、W30水泳も……W45Eo負けられないの」
「V0872Sp卒業する前に、Ecいい思い出ができたわ」
「V0873もう遠慮する必要はEcなさそうね」
カットイン:トップ
「V0874ごめんね、W30これも勝負だから」
カットイン:二着
「V0875後のことは七咲にまかせるわEcFm3」
カットイン:三着
「V0876Ehこのまま卒業するには少し心残りな/結果ねEc」
カットイン:四着
「V0877はぁ、W75EoFm3はるかの病気がうつったEcかしら」
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
カットイン:東一局一本場開始時
「V5500よ、W30よろしくW15Fm3お願いします」
カットイン:南一局一本場開始時
「V5501もう南入か……W30EoF9頑張らないと」
カットイン:西一局一本場開始時
「V5502西入するだなんて……/P0Fe8m6W15せ、接戦ですね……」
カットイン:親宣言
「V5503私が親ですね」
カットイン:連荘
「V5504連荘できるように、EcFe2頑張ります」
カットイン:挑発A
「V5505い、W15いきますよ!?」
カットイン:挑発B
「LdV5506ふふっ、W15LeEo頑張って下さいね」
カットイン:一発ツモ
「V5507ツモ! W15EF4B100すごい! W15EcF2一発だ〜」
カットイン:ツモ(トップ、二着)
「V5508ツモです。LdW45EcF2ふふっ、W30LeEoいい調子です」
カットイン:ツモ(三着、四着)
「V5509ツモです……。W45LdMoふぅ……McLe」
カットイン:リーチをかけていた
「V5510先にあがられちゃった……LdEcくすんLe」
カットイン:親の時にあがられた
「V5511そ、そんな……W15Ec私が親なのに……」
カットイン:追っかけリーチ
「V5512えいっ! W45EF2追っかけリーチです」
カットイン:六順目以内にリーチ
「V5513ちょっと早いけど……P0F3リーチです」
カットイン:トップ、二着
「LdV5514ふふっ、W15LeEoリーチです」
カットイン:リーチ(三着、四着)
「V5515えい! W15Fm9リーチ行きます」
カットイン:追っかけリーチされた
「V5516そ、W15そんな……こ、W15Ec怖い……」
カットイン:アンカン
「V5517カンです!」
カットイン:ランダムで何も発生しない
カットイン:南場で焼き鳥
「V5518あ! W45EF9や、焼き鳥だ……W15EcF6どうしよう……」
カットイン:一打目
「V5519えーっと……」
カットイン:トップである
「V5520もしかしたらこのまま……/W15EFe8m6が、W30頑張らないと!」
カットイン:四着である
「LdV5521うう……W45LeEo今からでも何とか……」
カットイン:オーラスである
「V5522もうすぐ終わりですね」
カットイン:誰かがリーチしている現物
「V5523こ、これは平気……」
カットイン:誰かがリーチしている
「V5524ど、W30どんな感じですか?」
カットイン:誰かがカンしている
「V5525あ、W30EF7そうか裏ドラが増えてるんだ……」
カットイン:十三順目以降で誰も鳴いていない
「V5526な、なんだかFm3静かですね」
カットイン:六順目以内で誰かが鳴いている
「V5527は、W30早そうですね……」
カットイン:リアクション良いA
「LdV5528えへへ、W15LeEo良かった……」
カットイン:リアクション良いB
「V5529あっ、W30EcF2すごい……」
カットイン:リアクション良いC
「V5530ぴったり納まっちゃいました」
カットイン:リアクション悪いA
「V5531え……W15EF6これじゃないのに……」
カットイン:リアクション悪いB
「V5532どうすればいいの……」
カットイン:リアクション悪いC
「V5533Moはぁ……Mc」
カットイン:リアクション余裕A
「LdV5534ふふっ、W15LeEo麻雀って面白いですよね」
カットイン:リアクション余裕B
「V5535もしかしたら……。/W30EF4あ、W45EcFe6m3ううん、W30EoFe3なんでもないです」
カットイン:リアクション体調A
「V5536き、W15Eh緊張して、もう私Ec……」
カットイン:リアクション体調B
「V5537何かEh飲み物を……」
カットイン:リアクション鳴きA
「V5538鳴いたりしちゃいますか?」
カットイン:リアクション鳴きB
「V5539もしかしたら……EF9鳴かれちゃうかなぁ」
カットイン:リアクション環境
「V5540麻雀牌って、/W30EcFm3なんだかキレイですよね……」
カットイン:リアクション電流走る!
「V5541こ、W30こんなことも、あるんだ……」
カットイン:リアクション軽い驚き
「V5542え……」
カットイン:リアクション本編からA
「V5543……あまり見ないで下さい。/W30Ec恥ずかしいです」
カットイン:リアクション本編からB
「V5544Nm先輩ってEFe6素敵だなぁ……」
カットイン:リアクション本編からC
「V5545あ、W45EF7な、なるほど……」
カットイン:リアクション本編からD
「V5546良かったら、何かお話しませんか?」
カットイン:リアクション本編からE
カットイン:一発ロン
「V5547ロン! W30EF1い、W20EF3一発です!」
カットイン:ロン
「V5548ロ、W30ロンです」
カットイン:ドラポン
「V5549MoポンMc! W15EcF2えへへ……」
カットイン:ポン
「V5550ポンします」
カットイン:ドラカン
「V5551カンです! LdW15Ecふふっ、W30LeEoドラがい〜っぱい」
カットイン:カン
「V5552カンします」
カットイン:チー
「V5553チーします」
カットイン:得点計算後役満
「V5554や、やりましたよEc教官!」
カットイン:高くて満足
「V5555いい手でEcあがれました」
カットイン:嬉しい
「V5556うれしい……」
カットイン:自信あり
「V5557調子がいいみたいです」
カットイン:他家を気遣う
「V5558その……W30Ecすみません……」
カットイン:連荘を狙う
「V5559もっと……W15EF8もっと頑張らないと!」
カットイン:安い
「V5560あまり高くないので……Ec許して下さい」
カットイン:不満
「V5561ちょっと、EFe9残念です」
「V5562やりました」
「V5563あの、W30Ecすみません……」
「V5564まだまだ頑張ります」
カットイン:箱割れした
「V5565わ、W30私の点棒……/W90Ec無くなっちゃいました……」
カットイン:役満をロンされた
「V5566や、役満……W15わ、W30私Ecもう駄目です……」
カットイン:復讐宣言
「V5567わ、W30私はEFe8負けません!」
カットイン:やせ我慢
「V5568へ、W30平気です! P0F8まだ大丈夫です!」
カットイン:感情むき出し
「V5569そ、W30そんな……W30Ec酷いです……」
「V5570ま、W30まだW20EcFm7これからです……」
「V5571このくらい……なんともありません」
「V5572そ、W15Ecそんな……」
カットイン:トップ
「V5573やった! W15Eoやりましたよ教官」
カットイン:二着
「LdV5574えへへ、W15LeEo私頑張りました」
カットイン:三着
「V5575残念です……」
カットイン:四着
「LdV5576くすん……W30LeEh負けちゃいました……」
主人公の噂イベント:梅原による主人公いじり
「V1921なんでえなんでえ。EoFe9水臭いなNm……」
「なんだよ梅原?」
「V1922いやいや……、最近EcFe8m1めっきりEoF9おモテに/なってFm3いらっしゃるらしいじゃないか」
「え……」
「V1923……まぁ女の子にモテたいって気持ちは/わからんでもないけどよ」
「V1924ちょっと噂になってるみたいだぜ?」
「う、噂って一体誰とだよ?」
「V1925Fm1誰とって……。/EFm3そこまでは知らないけどよ……」
「V1926とりあえず、素行には気をつけろよ?/EcF3じゃあな」
「ああ、うん……ありがと……」
「……」
n0ako_me01A
ジャッジメントデイ冒頭部
n0ako_me02B
n0ako_me02A
『誰かの気配を感じる』イベント
(う〜ん……)
(……)
(以前の僕からは考えられない/充実っぷりだな……)
(なんだか自分でも信じられないや……)
Ti0Ts1/Ts2      Ti2…………………………
(え……。なんだろう……。/どこかから視線を感じるぞ!?/まさか誰かに見られたのか?)
(……どこだ?)
Ti0Ts1/Ts2      Ti2タッタッタッタッタ……
(き、気のせいか……)
n0ako_ev01A
『もてるんだね』判定
:
cnt:
moteCount:
n0ako_me01B
(な、なんなんだよ……/どうして僕がモテてるなんて/噂が広まってるんだよ!)
(……一体誰が?)
(……いや違うよな。僕が悪いんだ。/どっちつかずな真似をしてる僕が……)
『JUDGEMENT−DAY』判定
何も起こらない
(あれ? 校舎裏に人だかりが出来てる)
(え? あそこに居るのって……)
(
と
?)
と/
(……)
(もう一人背の低い女の子が居るけど、/顔が見えないや……)
(それにしても、みんな集まって/何の話をしてるんだろう?)
(ひょっとして……)
・バンドでも組むのかな?
・遊びに行く計画でも立ててるのかな?
・僕について話してたりして……
(バンドでも組むのかな?)
(そうするとボーカルは誰がやるんだろう)
(遊びに行く計画でも立ててるのかな?)
(もうすぐ冬休みだし、そういう可能性も/あるかもしれないぞ)
(もしそうなら、僕も一緒に行けると/いいな……)
(僕について話してたりして……)
(いやいや。それはいくらなんでも/自意識過剰ってもんだろう)
(でも、僕の知り合いばかりっていうのが/ちょっと気になる所だよな)
(う〜ん……)
(あ! 考え込んでたらいつのまにか/みんな居なくなってるぞ)
(何の話をしてたのかなぁ……)
『JUDGEMENT−DAY:Ver.裡沙』判定
何も起こらない
(V0053もう困っちゃうなぁ……)
(V0054ちょっと目を離した隙に、女の子を何人も/その気にさせちゃって……)
(V0055Nm君のお宝本チェックしてる/場合じゃなかったなぁ……反省反省……)
(V0056とにかく! このまま放置してたら/Nm君が誰かに傷つけられちゃう……/そんなのは絶対にダメ!)
(V0057しょうがないなぁ……本当に。/やっぱりあたしが頑張らないと)
(V0058さてさて、これで気が有りそうな子は/みんなそろったかな?)
(V0059嘘をつく事になっちゃうけど、/これもNm君をあたしの物にするために/必要な事だから……)
「V0060あの……いきなり誘ったのに、/きてくれてありがと」
「V0061実は……どうしても聞いて/欲しい話があって……」
「V0062……っていう話なんです」
「V0063あくまで噂だから、はっきりとした事は/言えないんだけど……。聞いてもらった/方がいいと思って……その……」
(V0064ううっ……やっぱり最悪な空気に/なっちゃった……)
(V0065でも、これで皆Nm君の事を嫌いに/なったよね……。これでNm君は/あたしの物になったよね……)
「V0066と、とにかく、そういうことだから!」
Ti0/        Ti2たったったった……
「V0067ふぅ……」
(V0068みんな落ち込んでたな……/無理ないか……)
(V0069本当は嘘なんてつきたくないけど……)
(V0070ううん! 全部が全部嘘って/訳じゃないもんね。仕方ないよ)
(V0071それに、こんな噂を信じて/へこたれてるようじゃ、付き合っても/上手くいきっこないよ)
(V0072うん、これでよかったんだよ……)
(V0073皆のためにも……)
(さて……そろそろ帰るかな……)
多分気のせいだとは思うんだけど、W15/その日の夕焼け空は特別まぶしい気がした……。
こんな日でも子供達は元気に走り回る。W30/いや、W15こんな日だからなのかもしれない。
自分も浮かれてるからか、W15/公園内を元気に走り回る子供達を見てると、W15/何故か笑みがこぼれた。
寒くないのかなぁ、W15なんて思いながら/ポケットに忍ばせた携帯カイロを握り締める。
ふと、街に目をやると、W30/きらびやかなイルミネーションが目に入った。
まだはっきりとは見えない/イルミネーションを眺めていると、W15/不思議な気持ちがこみ上げてくる。
今日はW15クリスマス。
どのくらいの時間だろう。W30/しばらくイルミネーションを眺めていたら、/すっかり子供達の声は聞こえなくなっていた。
携帯カイロもすっかり冷たくなり、/冬の厳しい寒さが公園を包む。
イルミネーションはその輝きを増して、/今じゃここからでもはっきり見える……。
(……寒いなぁ)
(って何言ってるんだ僕は、/ 冬なんだから寒くて当然だよ……。/ ははっ)
(でも、今夜は特別寒いよな……。/ 気のせいじゃなくて)
(……)
(もう、来ないよな……。/ 多分……いや、もう駄目か……)
(……入学式で見かけて、ずっと憧れてた)
(……R蒔原R4まきはらR美佳R2みか)
(ずっと話も出来なかったけど、3年生になって/ クラスが一緒になってから頑張った……)
(頑張ったよな!?)
(R梅原R4うめはらと色々相談して、ようやく今日の約束を/ 取り付け……)
(R梨穂子R3りほこには女の子が喜びそうなプレゼントを/ 聞いて……)
(デートスポット調べたり……他にも色々……)
(頑張ってきたよな……今日のために……。/ 今日、きちんと気持ちを伝えるために……)
(それなのに……何で来てくれないんだろう)
(ははっ、R美也R2みやに自慢話までしちゃったよ……。/ 僕って本当に間抜けだ……)
(もしかして……)
・待ち合わせ場所を間違えたかな……
・時間を間違えたのかな……
・僕の妄想だったのかな……
(待ち合わせ場所を間違えたかな……)
(……いや、それはないよな。/ 先週の放課後ここで待ち合わせをしようって/ 約束したんだし)
(場所を間違っている訳がない……)
(時間を間違えたのかな……)
(……いや、それはないよな。/ ここには待ち合わせの1時間前に来てたし……。/ それから3時間以上はここで待ってる)
(時間を間違えたとか、すれ違った訳がない……)
(僕の妄想だったのかな……)
(本当は約束なんかしてなくて、/ 全部僕の勘違いで……)
(いや、そんな訳ないよ……。/ 笑顔で了解してくれて……。/ 忘れないでよ……って指きりまでしたんだ)
(勘違いな訳がない……)
(結局、ふられたって事だよな……)
(……何でなんだろう、何が悪かったんだろう)
(何で約束はしたのに来なかったんだろう……。/ 誕生日プレゼントを贈った時はあんなに/ 喜んでいてくれたのに……)
(どうして……)
(会って確かめたい……。確かめないと、/ 梅原に今日の事聞かれても答えられない……)
(でも……)
(彼女に会って……まともに話ができるのか?)
(来なかった理由を聞いて……耐えられるのか?)
(とても自信がない……、/ もう、こんなに辛い思いはしたくない……)
(それならいっそ……)
(3学期だけだ……)
(3学期だけ耐えれば……)
(クラスメイトと話さないように過ごせば……、/ そしたらすぐに卒業式だ……)
(それでいいんじゃないのか……)
(……あっ)
「……」
「……雪、W30降ってきたなぁ」
「帰ろう……。/風邪引いちゃうしな」
(……あ、このプレゼントどうしよう)
(お小遣いを貯めて買った……/ペアのペンダント……)
(駄目だ、とても持って帰れない。/もう、見たくもない……)
(ゴミ箱に捨てていこう……)
「寒いな……本当に……」
(さっさと帰ろう……)
(帰って、W30温まらないと……)
(ゆっくり温まろう……)
???
「V1858Ts1にぃに〜。朝だよ〜」
(……R美也R2みや?)
(……夢、か?)
(……はぁ)
「V1859にぃに〜」
(……うるさいな)
「V1860にぃに、入るよ〜」
「V1861あれ……いない……」
「V1862にぃに、またココ〜?」
「V1863にぃにっ!」
「本日は閉店です」
「V1864こら〜っ! 閉店してる場合じゃないよ。/開店の時間ですよ〜」
「V1865EoFe9m4んも〜、W30Fe9m3また押し入れにこもって……」
「別にいいだろ……。寒いんだから」
「V1866暖房つければいいじゃん」
「……そんな気分じゃない」
「V1867EFe9m4……W15また、嫌な事でもあったの?Fm3」
「べ、別にそんなんじゃないよ」
「V1868Fm4でも……」
「だいたい美也はわかってないんだよ……。/押し入れがいかに優れているか」
「V1869え?EW45 EFe9m7優れてる?」
「いいか、押し入れの中は布団が一杯だ」
「V1870……当たり前じゃん」
「いいから聞けって。/この布団に囲まれた密閉空間が、/ものっ……すごく心地良い訳だ」
「冬でも暖かく、暖房いらず。/しかも静かで考え事にももってこい」
「V1871……」
「さらに一説には、密閉空間の中に/自分のエネルギーが満ちる事で、/癒し効果を得られるらしいぞ」
「V1872なにそれ……。W15EcW6Fe9m4Eo誰が言ってたの?」
「僕」
「V1873なーんだ、W30でたらめじゃん。EoFe9m3もう」
「でたらめじゃない! 新説だ!/癒し効果抜群なんだ!」
「V1874ふ〜ん……。W45Wv125なら、みゃーも入ろ。W30Wv250/にしししし。W45Wv355癒しだWv400癒しだ」
「こ、こら! 入るな!」
「V1875いーじゃん、/みゃーも癒されたいもんEo」
「自分の部屋で癒されればいいだろ」
「V1876ここで癒されたいのー」
(なんてわがままな……)
「V1877それに、久しぶりににぃにの/押入れプラネタリウムも見たいしEc」
「だ、駄目だ!/これは僕一人で鑑賞する作品なんだ。/Nn専用」
「V1878……作品って、W15Fe9m3/蛍光ペンで描いただけじゃん」
「う、うるさい!」
「V1879う〜……」
「V1880あっ、にぃに! W30EF3この本はなあに?」
「え……」
「……って、その手は食わないぞ。/僕は押入れに本を入れたりしないからな」
「V1881ちぇ〜……」
「V1882……もー! Wv65みゃーも入るのー」
「あー! もう出るから離れろって」
「V1883ちぇ〜。にぃにのケチ」
「まったく朝っぱらから騒がしいやつだ。/僕の癒し時間が台無しだ……」
「V1884Mo…W15…W15F9Mc」
「V1885ねえ、にぃに」
「ん? どうした?」
「V1886本当は、何か嫌なことあった?/大丈夫?」
「……ないよ」
「……嫌な事なんて、何も無いさ」
「V1887……そっか」
「さて、着替えて学校行くか」
「V1888うん。行こう」
「……なんだよ、先に行ってろよ」
「V1889今日は一緒に行く日なの」
「一緒に行く日って……。/誰が決めたんだ」
「V1890みゃーF3」
「V1891Eo……」
「……わかったよ。/着替えるから下で待っててくれ」
「V1892は〜F3い」
(まったく、気まぐれなやつだよな……。/言い出したら聞かないんだから、/困ったもんだよ)
(ふぅ……。それにしても今朝は寒いな)
(この冷え切った制服を着ると、/一層寒さが際立つ……)
「V1893いってきま〜す」
「いってきます」
「V1894にぃにと一緒に学校行くの、/Ec久しぶりだね〜」
「そうだっけ?」
「V1895EoFe9m4そうだよー。W15Wv110Fe9m3にぃに、/みゃーの事置いて行っちゃうじゃん」
「美也、歩くの遅いからな……」
「V1896そうかなぁ?」
「そうだよ。しかも猫を見つければ/追いかける……」
「花を見かければ座り込む……。/子供じゃないんだから」
「V1897まぁFm3まぁ、W15Wv80EoFe9Fm4そんなに急いで歩いても/EcF3何もいいことないよ?」
「……遅刻になるだろ」
「V1898う〜ん、そうとも言えるかもねぇ」
「それより美也」
「V1899ふぇ?」
「家の中じゃないんだから、/にぃにじゃないだろ」
「V1900あ、油断してた……W30Wv125EcFe9ごめんFm3ごめFm9ん」
(……まったく、自分から/『学校ではベタベタしないでよっ』/とか言ってるくせに……)
「V1901それにしても寒いね〜Fe9m3」
「まあ、冬だしな」
「V1902LdMo……LeMc」
「V1903息も真っ白EcF3だよ〜」
「そりゃもうすぐ12月だしな」
「V1904Ld……Le」
「V1905……つまんない」
「え?」
「V1906お兄ちゃんの反応。Fm9つまんない。/Fm4もっと食いついてFm6きてよー」
「そ、そんなこと言ったって」
「V1907Fm4そんなんだから、いい歳して/彼女の一人も出来ないんだよ〜」
「な、なんだと!」
「そう言う美也だって、/彼氏出来た試しがないじゃないか」
「V1908み、美也はお兄ちゃんに遠慮して……」
「はん、どうだか」
「V1909な、Fm6何よ〜」
「そんなお子様体型だから、/誰からも相手にされないんだろ」
「V1910!?」
「あっ……」
「V1911……また、Fm6お子様体型って言ったFm8」
「いや、今のは……」
「V1912にぃにのばかーっ!」
「V1913もう知らない!! EoF8Wv85ばかにぃにっ!!」
「いてててて……」
(久しぶりに食らったな……。/まあ、お子様体型はまずかったか。/事実なんだけど)
「V1845相変らずだなNm」
「V1846朝っぱらから、EoFm2お熱い事この上ない!/W15EcF2冬の寒さも吹っ飛ぶなぁおい!」
「……誰でしたっけ?」
「V1847っと、W30EoFe9m4そう来るか? W15EcFe9m3そう来ちゃう?」
「妹と知っててからかうような/友達を持った覚えがないので」
「V1848つれないFm2ねぇ……」
「V1849EcFe9m4せっかくFm3新作が入ったから/EoFe9持ってきてやったのに……」
「新作? あ、例の写真集?」
「V1850EFe9m4親しき友のためにと/思って持って来たが……。/EhFe6m4そう思ってFm6いたのはFm3俺だけとはねぇ」
「ああっ、よく見れば/小学校から一緒のR梅原正吉R8うめはらまさよし君!」
「スポーツが得意で所属は剣道部!/W45EF9最近は幽霊部員気味の困った一面が!」
「クラスも一緒で、家も近い!/寿司屋の次男坊で僕の親友じゃないか」
「V1851……驚きのEFe9m4変わり身っぷりFm3だな」
「……すまん」
「V1852へへっ、EoFe9いいってことよ。/EF3むしろその食いつきを待ってたぜ」
「……どうだった、良かったか?」
「Wv0……Wv120V1853EoFe8m4バリ、Fm3いいぜ」
「そ、そんなにか。/衣装はどんな感じだった?」
「V1854まあまあ、EoFe9m3慌てなさんなって。/EcF3とにかく歩こうや。Eoこんな話で/遅刻じゃ商売あがったりだしな」
「なるほどなぁ、それはすごそうだ」
「V1855EcF2まあ、ちゃんと貸してやるから。/……P1EhFe9m6W30汚すなよ?」
「汚さないよ!」
「V1856冗談だよFm2冗談。W30EoF4……おっ!」
「どうした?」
「V1857R森島R4もりしま先輩だよな、あれ」
「V1858絵になる人だなぁ……。/写真集がかすんじまうぜ」
「そ、そうだな……」
(森島先輩……。/相変らずキレイだよな)
(僕の年上びいきを差し引いても、/先輩は素晴らしい……)
(……美也とは違うな、美也とは)
「V1859ミスサンタコンテストで2連覇中って/言うのも納得だよな……」
「ああ……本当だよ……」
「V1860……この間、森島先輩に/B組のカズが振られたらしいぞ」
「え? こ、告白したのか?」
「V1861ああ、EcW4EoFe9m2もうじきクリスマスだしな……」
「クリスマスだから告白?」
「V1862今年Fm8こそEcFm6好きな人とFm8過ごしたーい!/P0EoFe9m1W30なんて言い出してな」
「V1863まあ、3年生はじき卒業だしな……。/カズの気持ちもわからんでもない」
「あ、そうか……」
「V1864EoFe1m4しかもうちの学校、EFe3m1有り難い事に/大層なパーティーもFm3あるしな」
「……今時珍しいよな?」
「V1865EF1伝統行事ってやつらしい」
「V1866……頑張ってFm2みるか」
「V1867去年は野郎ばかりで馬鹿騒ぎしてたけど、/EcW6EhFe6m3今年はさ……」
「な、何をだよ」
「V1868それっぽいクリスマスってやつだよ」
「……い、いきなりだな。/らしくないんじゃないのか?」
「V1869まあな……」
「V1870でもさ、EoFe9m2考えてみろよ。W45EF1来年は、/それどころじゃないかもしれないぜ?/受験やら就職で」
「……そうかもな」
「V1871やらずに後悔するよりも、/EFe8m1やって後悔したほうがいい」
「……何だよそれ」
「V1872座右の銘」
「この前は、宵越しの金は持たない、/が座右の銘だったよな?」
「V1873色々あるんEoFe9m2だよ」
「相変らずでたらめなやつ」
「V1874へへっ。W30EoF1まあ、それが俺のEF3味だからな」
「まったく」
(それにしても、梅原がそれっぽい/クリスマスだなんて……)
「……なあ、/……もしかして好きな人いるのか?」
「V1875っとっとっと、Wv105Fe1m3そいつぁ言えねえよ。/W30EoFe9m3……特にこんな場所じゃな」
「言われてみればそうだな」
「V1876……とにかく、俺は俺なりに頑張るぜ」
「V1877っと、W15EFe9m3俺たちは何朝っぱらから/道路で語っちゃってるんだろうな。W15EcF2/行こうぜ、W15Eo遅刻しちまう」
(……いつも、/おちゃらけてるだけなのに)
(梅原も色々考えてるんだなぁ……)
(……俺は俺なりに頑張る、か)
(……あの日からもうすぐ2年)
(クリスマス、か……)
(……僕は)
「V1878まあ、3年生はじき卒業だしな……」
(……よし)
「なあ、梅原」
「V1879Fm4ん、Fm3どうした?」
「……その」
「E……」
「あのさ」
「V1880なんだよ?/写真集ならちゃんと貸してやるぞ」
「そうじゃなくって!」
「V1881Eo……どうした?」
「僕も……。僕も頑張ろうと思う」
「V1882EF4えっ?」
「……クリスマス」
「V1883ええっ?」
「クリスマス。女の子と過ごしたい」
「V1884おいおいFm8マジかよ?/W15EFe9m1動かざる事山の如しのNmが?」
「……駄目かな?」
「V1885いや、すまん。駄目な事はない。/W30P0EoFe9m3W30……むしろ俺ぁFm2嬉しいんだよ」
「V1886Fe9m6だってお前……。W30EF7W45EcFe9m3いや、W15EoFe9m3なんでもない。/W30EcF2同志が増えて嬉しいぜ」
「V1887よっしゃ! W30EFe8m3今日は対策会議Eoだな」
「対策会議? なんだよそれ」
「V1888今からクリスマスまで、/そんなに時間はないからな」
「まあな」
「V1889俺が独自調査で得た、/女の子との接し方を教えてやるよ」
「V1890どうした? EFe9ノリ悪いぞ?」
「……それって、役立つのか?」
「V1891あったりまえだ! 兄貴の部屋に/あった、色んな雑誌読んだからな」
(おいおい、それでいいのか?)
「V2040まあまあ、Ecそんな顔するなっ!/EoP0EF2W30後できっちり必殺テクニックを/伝授してやるから!」
「殺してどうする……」
「V1893Fe4m6やべっ! 予鈴だ!/P1F1W30急ごうぜNm!」
「ああ」
「V1894ふぃ〜。EoFe9m3間一髪だ」
「はぁはぁ……つ、疲れた」
「V1895おっ、待ってましたよR麻耶R2まやちゃん!/今日もお美しいっ!」
「おはようございます」
「V0351……梅原君、Wv105Eo私のことはWv185『R高橋R4たかはし先生』と/呼ぶように。Wv345わかりましたか?」
「V1896う、うい〜っす」
「V0352返事は『はい』で!/W30Wv155EF6Ecもう、W30Eo遅刻ぎりぎりで入ってきて……/W30Wv375EF9早く席につきなさい」
「V1897は〜い」
「は、はい」
(う〜ん、今日も高橋先生は美しいな……。/20代後半だって言うけど、まだまだ/若々しいし)
「V0353今日はクリスマスパーティーの/実行委員を選出します」
「V1898高橋せんせー。実行委員ってなんすか?」
「V0354……」
「V0355何故2年生であるあなたが、/実行委員の事を知らないの?」
「V1899ほんと、すんませーん」
「V0356……まあいいわ。W15EoF1説明します。/W45Wv235EFe2m7毎年12月24日にクリスマスパーティー/が開催されるのは知ってるわね」
「V0357これは、W15学校近隣住民/及び父兄との交流を目的としています。/W30言わば市と生徒によるイベントです」
「V0358クリスマスイヴに行われるのは、W15学校の/創設者の誕生日が12月24日だから」
(へ〜……)
「V0359そんな理由から、この行事は/通称『創設祭』と呼ばれています。/P0EcFe8m3W45Wv380わかりましたか梅原君」
「V1900ものっすごくわかりました……」
「V0360返事は、『はい』で結構Fm1です」
「V0361創設祭では、一般市民のバザーや、/生徒たちによる模擬店なんかも/出店されます」
「V0362校内の飾り付けや、プレゼント大会。/Wv225と、W15Wv275EoFe9m2軽くあげてもこのくらいあるわ」
(これは面倒くさそうだ……)
「V0363ですので、創設祭は毎年、W15Wv195Eo/クラスから実行委員を選出し、/管理運営を行う事になっています」
「V0364さらに、今年は昨年までの実績によって、/W30市からの協力を得た一大イベントに/昇華されているの」
「V1901大変そうっすねぇ……」
「V0365楽ではないわね」
「V0366はい。W30それでは誰か実行委員に/立候補する人、W15Wv290EF3いる?Wv310」
(わざわざそんな大役やるやつなんて……)
「V0367誰もいないの?」
(そんなのいないって……)
「V0200あ……もし、誰もやらないのでしたら、/私がやりましょうか?」
「えっ?」
(あ、R絢辻R4あやつじさん?)
「V0201私に務まるか、/正直自信はありませんが……」
「V1902よっ! さすが、クラス委員ちょ!」
「V0368梅原君。黙ってなさい」
「V1903うぃ〜っす」
「V0369絢辻さん。いいの?/クラス委員と掛け持ちになるわよ」
「V0202大丈夫です」
「V0203クラス委員の仕事は、/大分慣れましたし、この時期は/あまり仕事もありませんから」
「V0370……さすがね絢辻さん。/助かるわ」
「V0204い、いえ……。そんな事ないです」
「V0371はい。それでは実行委員は/絢辻さんにお願いする事にします」
「V0372絢辻さん。よろしくね」
「V0205はい」
「V0206えっと、皆さん。至らぬところも/多いと思いますが、一生懸命頑張ります。/宜しくお願いします」
「V1904はい、拍手〜!」
「V0207……」
こうして、創設祭の実行委員は、/『絢辻詞さん』に決まった……。
(う〜ん、あんなに面倒くさそうな/仕事を引き受けるなんて……凄いなぁ。/立派と言うか真面目と言うか)
「V1905おーい、Nm」
「ん? どうかしたのか?」
「V1906うん、Eoさっきの必殺テクニックの話だが」
「おお、さっそく教えてくれるのか?」
「V1907もちろん……EoFe8m1だがその前に……」
「うん? 何かあったのか?」
「V1908必殺テクニック伝授のお代は、/お宝本2冊でEcよろしくな」
「なっ! そ、そんな馬鹿な……」
「V1909何が馬鹿なもんか、EFe2m4安いもんだろう?」
「……くそっ、お宝本なら何でもいいか?」
「V1910いやいや、Eo俺が欲しがってるお宝本……。/EcW6Eh知ってるよな?」
「ま、まさか……」
「V1911モモクリサンネンFm3写真集と、/EF3くりぃむそーだデラックスでEc頼む」
「そ、それは僕のお気に入りの2冊……」
「V1912おいおい、EFe9もう十分Fm2見ただろ?」
「まあそうだな……。わかったよ」
「V2022よし、交渉成立だな……。P1Fe8m3Eoんじゃ、/お宝本を持って校舎裏に来てくれ」
「え? なんでわざわざ……」
「V2023人前でするような話じゃねえだろ?/P0F1それによ、EFe9こういうのは雰囲気が/Fm2大事なんだよ。EcF2雰囲気」
「雰囲気ねえ……まあいいや、/それじゃあ校舎裏でな」
「V2024おうっ! Eoよろしく頼む!」
(くそ……梅原の最大の欠点はお宝の趣味が/僕と一致しているところだよな……)
(しょうがない、取りに行くか……)
(……誰もいないよな)
(よし、大丈夫だな)
(ここだけは誰にも/知られる訳にはいかないからな……)
(入学して間もない頃に、校内をぶらぶら/してて見つけた僕だけの開かずの教室)
(この南京錠を外して……よしっと……)
(こうして鍵をつけておけば、/ここからは誰も入れないって訳だ……)
(ふ〜……相変らずすごいホコリの匂いだ)
(窓にもしっかりカーテンがかかってるから/抜群に薄暗いし……。でも、何故かここに/いると落ち着くんだよな……)
(押し入れといい、ここといい、僕は/ちょっと薄暗い場所が好きなのかも……)
(本当についてるよな。/古い鍵が壊れたまま放置されてて……/自分のスペースとして使う事が出来る)
(まあ、廊下側の扉から人が入ってくる/可能性はあるけど……)
(僕がこの部屋に通い出してからは、/誰かが入った形跡はないし……)
(まあ、万が一誰かが入って来ても/いいようにお宝本にはダンボールを乗せて/隠してあるし………)
(見つかった時の言い訳も考えてあるし)
(っと、いかんいかん。のんびりしている/場合じゃない。お宝本を回収しないとな)
(……家に全部置いとくのは不安だから、/こうして学校にも何冊か置いてあるけど)
(学校にお宝本を保管してるのなんて/僕だけだろうな……僕だけの空間……。/ちょっと気分がいいかも)
(……ってよくよく考えると、/僕ってもしかして不良なのか?)
(……校内にお宝本を隠して)
(……入り口に鍵を勝手にかけてる)
(とても誉められたもんじゃないな。/はははっ、ばれたら怒られそうだ……)
(……例えば絢辻さんにばれちゃうとか)
(何て言われるだろう……)
(やっぱり軽蔑されるだろうな……)
(なんたって、クリスマス委員に/立候補するくらい真面目なんだし)
クリスマス委員……。/また、クリスマスが来るんだな……。
……今年の冬は、何か違う。そんな予感がする。
いや、違う物にしないと。
(さてと……とりあえず約束通り/校舎裏に来てみた訳だけど……)
「V2027おっ、よく来たなNm」
「まあな、色々教えてもらわないと、/どうにもならなそうだし……」
「ほら、約束してたお宝本」
「V2028お! EFe8m3悪いなNm……。/Wv105EcF3おほっ! Wv215相変らず魅力的な表紙だなぁ」
「確認は後にしてくれよ……」
「V2029そ、EF9そうだな。EcFe9m3すまねえ」
「V2030よし! Eoそれじゃあ、とりあえず/Nmにこのメモを渡そう」
「メモ……。なあ、何でメモなんだ?/ここで色々説明してくれればいいだろ?」
「V2031っとっとっと、EoFe9m3言うねえ……。/そうは言うが、一回の説明で済むほど、/Nmの物覚えはよかったか?」
「そ、それは……」
「V2032だからメモにしたんだよ。/ほれ、とりあえず見てみろよ」
「V2033何か困ったらメモを見る癖をつけろ。/時間はかからないし、色々な状況に/応じた説明が書いてある」
「なるほど……」
「V2034……なあNm」
「V2035頑張ろうな……」
「え……な、なんだよ急に……」
「V2036二人でさ、EFe8頑張って行こうぜ」
「梅原……」
「V2037俺はやるぜ! Fm8やってやるFm1!」
「ああ……僕も頑張るよ」
「V2038今年のクリスマスは、/Wv110EcFe2m3可愛い彼女とWv200Fm2あま〜くWv290EoFe8過ごそうぜ!」
「うん」
「V2039Ts3よっしゃ! EoFe8行くぞNm!」
「Ts3おうっ! 頑張るぞ」
(……思わず叫んだけど、誰もいないよな)
……こうして、二人で決意を新たにした。
ちょっと熱くなって二人で叫んでしまった……。/今思うとちょっと、いや大分恥ずかしいな。
(30分前……W30EFe9m3か)
(でも、待たせるよりはずっといいか……)
(……)
(Nm先輩、あの場所を見て驚いて/くれるかな?)
(MhふふっMc、W15楽しみ……)
(EhFm3もう7時半なんだ……)
「MoNmMc先Mo輩……Mc」
(EF6何かあった……W45Fe6m3EcW4Eoなんて考えすぎか)
そう……ただ遅れてるだけ。
EoFe6あの頼りないNm先輩のことだから、/きっと不思議な言い訳をするんだ。
EcF3だから私は怒ったフリで……
???
「ごめんっ! 遅れた」
「EoMoあ…………Mc」
「も〜遅いよ!/お店の予約は8時って言ったじゃない!」
「んじゃ、W15急いで行こうぜ」
「Mo…W15…W15…W15…Mc」
(EF6Nm先輩、早く……Ec来てくれないと、/Fm2私帰りますよ?)
約束なんてしなかった。
私は誰も待っていない。
そうやって自分に嘘をつき続けた。
Nm先輩は悪くない。/悪いのは来てもらえなかった私の方。
きっとこれが罰なんだ……。/だから私はここにいなければいけない。
寒空の下、私の体は熱を失っていった。
寒さももう感じない。
痛さももう感じない。
EcNm先輩。
Nm先輩…………。
私はここにいますから。
早く……。
(ふぅ、今日も疲れたなぁ……。/こんな日はさっさと帰るに限るよ)
キィ……W15キィ……
(あれ? こんな時間だってのに、/まだ遊んでる子がいるのか……)
「たしか、W15こっちで……」
「あっ!」
(一瞬、黒い物が……)
ズシャッ!!
「…………」
「あ……」
「MoもしかしてMc見てMoたんですか?Mc」
「い、いや……その……」
Ti0・こんなところで何してるの?/・靴、とってこようか?/・きれいな夕陽だね
「こ、こんなところで何してるの?」
「く、靴……とってこようか?」
「き、きれいな夕陽だね」
「EFe8m7…………」
(ううっ、視線が痛い……)
(な、なんとか誤魔化さないと……)
「え、えっと……君、同じ学校だよね?」
「Mo同じ制服を着ててMc違うMo学校の人なんMcて/MoいるんだMc」
「いない……ね」
「Mo…W30…W30」
「あ、僕は2−AのNmNn。/この近くに住んでて……その……」
「Mo自ら名乗る痴漢Mcも珍Moしいですね。McW30/F6EcW60EoFe8m3Moこれで通報するのが楽になりましたMc」
「ち、違うよ! 僕は痴漢なんかじゃ……」
「EFe9m6Mo冗談ですよMc」
(な、何だかやりにくい子だなぁ)
「あ、そうだ……君、名前は?」
「Mo1−Aの七咲ですMc」
「下の方は?」
「…W15…W15Mo逢Mc」
「七咲逢……ね」
「……」
「と、ところで七咲は何をしてたの?」
「Moブランコに乗ってMcただMoけですけどMc」
「そ、そっか……」
「Fm4Mo余計な詮索は嫌われますよMcFm1」
「ごめん……」
「EFe9m3MoいえMc」
「Moじゃあ私Mc、W15Mo帰りますからMc」
「あ、うん……」
(…………)
「な、七咲っ」
「Mo何ですか?Mc」
「ホントに通報しないよね?」
「EcFe8m4Mo…W15…W15…W15…Mh」
(七咲……か、何だかナマイキそうな奴/だったな)
(思わず名乗ったのは失敗だったか……)
n5dea_ev03A
n5dea_ev03B
k
_kaiwa
startzoom:end
endzoom:end
W_
H_
Ti0メソッド
が存在しません
_
XYOZ

Hi
Mid
Low
1
2
3
4
5
A
B
C
D
X
Y
0
Z

内容  :
アタック
世間話
勉強
運動
娯楽
食べ物
おしゃれ
恋愛
エッチ
行動
ハズレ
行ハズレ
なし
なし
ハズレ
行動ハズレ
女子手札無し
ダウン全hit

DOWN
変化無し
UP
ETC
ETC
キャラ名 :
マップNO.
テンション:
ターン :
マス  :
内容  :
結果  :
u
d
r
l
日目
時間帯:

決定
現在    変更後
以上のようにステータスを変更しますか?
はい / いいえ / 反映せず終了
num:
→


ノード名
許可
開始
終了
朝1
朝2
朝3
休1
休2
昼
放
帰宅
夕方
自宅
夜1
夜2
サブタイトル
学校全体図A(校舎)
学校全体図B(町並み)
学校全体図C(空B)
学校全体図D(空B)
廊下B
廊下C
渡り廊下
教室B(主人公の教室)
教室のドア前(教室から)
教室のドア前(廊下から)
保健室
保健室ベッド前
理科準備室
家庭科室
体育館への渡り廊下
体育館
体育用具室
屋上(中央)
屋上フェンス前
隠し階段
校内プール
校舎裏
冬の田んぼ
ポンプ小屋の中
テラス
テラス(クリスマス)
噴水前
噴水前(クリスマス)
校庭
校庭(クリスマス)
校庭前
花壇
茶道部部室入り口
茶道部部室
茶道部の庭
食堂
図書室
図書室本棚
下駄箱
登校校門
下校校門
登校桜坂
下校桜坂
主人公の家外観
主人公の家玄関
主人公の部屋
妹の部屋前
妹の部屋内
リビング
駅前通り
駅前広場
繁華街
デパートの中
ホテル受付
ホテルの温水プール
展望エレベーター
ホテルの部屋
ファミレス店内
路地裏
ダーツ場
通学路
通学路2
公園
河原
丘の上公園
神社
神社の境内
神社の境内の林
隣街
隣街の公衆電話
隣街の小学校グラウンド
商店街
本屋店内
ゲームセンター店内
国道
ポートタワー全景
ポートタワー公園
ポートタワー展望台
砂浜
露天風呂入り口
露天風呂
水族館
遊園地入り口
遊園地内
エジプトの謎入り口
詞の部屋
高峰橋(工事中)
高峰橋(完成)
梨穂子の部屋
クアハウス
ファミレスのテーブル
茶道部のこたつ
1年廊下
2年廊下
3年廊下
1−B
2−A
2−B
壁紙A
壁紙詞
壁紙梨穂子
壁紙薫
壁紙紗江
壁紙はるか
壁紙美也
壁紙隠し
ADXロゴ
エンターブレインロゴ
操作説明設定
操作説明アルバム
操作説明名前入力
操作説明イベントマップ
操作説明イベント再生
操作説明シナリオ
操作説明バックログ
操作説明会話モード
操作説明おまけ
アルバム詞
アルバム梨穂子
アルバム薫
アルバム紗江
アルバム逢
アルバムはるか
アルバム美也
アルバム隠し
1年2年3年
1年
2年
3年
保健
理科
家庭
体育館
屋上
プール
校舎裏
テラス
校庭
茶道部
食堂
図書
校門
自宅
駅前
住宅
商店
隣街
市外
なし
×
○
背景番号:
昼が無いので夕方にしました
夕方が無いので夜にしました
モブ無しの背景が見つかりませんでした
背景番号
:
表示サムネール
_
V
−−−−
以上記録できない
→
Xl
Xs
制服
登下校服
スク水
体操服
水着A
水着B
私服A
私服B
特殊服
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K
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M
N
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P
Q
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U
V
W
X
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Z
サイズ:
ポーズ:
服装 :
制服
登下校服
スク水
体操服
水着A
水着B
私服A
私服B
特殊服
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
X
Y
Z
MahjongMain
背景
イベント
昼
夕方
夜
雨
無し
1
2
特殊
制服
登下校服
スク水
体操服
水着A
水着B
私服A
私服B
特殊服
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
X
Y
Z

無表情
笑顔
微笑み
軽い驚き
驚き
悲しみ
考え中
不機嫌
困り
開き
半開
閉じ
パチ
開き
半開
閉じ
パク
無し
有り
有り
無し
グラフィックビュア
BG種別 :
場所 :
状況 :
モブ :
人物 :
No :
PT :
人物   :
服装   :
ポーズ  :
表情   :
目の表情 :
口の表情 :
目の状態 :
口の状態 :
頬の赤み :
汗    :
セリフ  :
Ti0梅原:チュートリアル:2/ノードとレベルアップ
Ti0梅原:チュートリアル:3/エンカウントと会話モード、ゲージと好感度とアタック
Ti0梅原:チュートリアル:4/ごほうびイベントと下校デート
Ti0梅原:チュートリアル:5/休日
Ti0梅原:チュートリアル:6/爆弾イベント
Ti0梅原:チュートリアル:7/休日デート
Ti0梅原:チュートリアル:8/イエローカードとテキタイ
Ti0梅原:チュートリアル:9/既読について
Ti0梅原:チュートリアル:女の子に会えなくなったら
「とりあえず屋上に来てみた訳だが」
「おっ、よく来たな」
「ひょっとして目当ての女の子に会えなくて/困ってたりしてないか?」
「えっ?」
「とりあえずこのページを見てくれよ」
「いや、問題無いならいいけど/心当たりがあるなら、と思ってさ」
「そっか、ありがとう」
「いいってことよ。/じゃあそういう事で」
「ああ、またな」
「ようし、行くぞぅ!」
Ti0梅原:チュートリアル:10
Ti0キャラヒントノード:裡沙
Ti0上崎裡沙のイベントが追加されました
美也エピローグ
(……今日はクリスマスか)
(特に予定はない……)
(……皆、買い物に出かけてるから/誰もいない)
(……)
(まあ、いなくてもいいんだけどね……)
(そういえば美也のやつが、/今日はパーティーだって/大はしゃぎしてたな……)
(……そんな気分じゃないんだけどな)
(はぁ……寒い……)
(押入れに入るか……)
(……ふぅ、温かいな)
(……結局押入れで過ごすのか僕は)
(あの日から、/色々と頑張ったつもりだったんだけどな)
(はぁ……)
(今日の星は、なんだかぼやけて見える)
???
「V1725ミーミー」
「V1726ミーミー」
(また美也か……)
Ti0/         Ti2カリッカリッ
(壁をひっかいてる……/まったく色々と手を変え品を変え……/なんなんだ!)
(一人で静かに過ごしたいのに……)
「V1727ミーミー」
「こら! いい加減にしないか!」
「あ、あれ……?」
(だ、誰もいない?)
「V1728ミーミー」
「え、あれ……? ね、猫?」
(な、なんで僕の部屋に子猫が!?)
「V1729こっちの部屋は駄目〜! Wv160SEF4あ……Wv225EFe9m3にぃに」
「V1730え、EFe7えーっと……」
「美也、これはいったい何なんだ?」
「V1731……な、Wv70SEcF3何のことかな?」
「何のことじゃない! この子猫だよ!」
「V1732あ〜、Wv90Fm4う、EFe9m3うん……。/Wv215EcF2ク、クリスマスプレゼント?」
「そんな訳ないだろう! まったく……」
・可愛いな、名前は?
・どこで拾ってきたんだ返してきなさい
・いつの間に生んだんだ?
「可愛いな、名前は?」
「V1733わわ! EF3にぃにすごい! 協力的!」
「まだつけてないのか?」
「V1734そうなんだよね〜、EFe3m4どんなのがFm3いいかな」
「そうだなぁ……って、おい!/名前決めてる場合じゃないぞ、/どうしたんだよこの猫?」
「どこで拾ってきたんだ……/返してきなさい」
「V1735ええ〜……Fm6そんなぁ……」
「そんなぁ、じゃないだろう」
「V1736なによーもうー。EFe9m6ノリが悪いなぁ」
「ノリが悪いとか言ってる場合じゃない、/どうしたんだよこの子猫?」
「いつの間に生んだんだ?」
「V1737ふぇ……生んだ?」
「あ、違うのか?」
「V1738生んだって……EF4あ、EF3うん!」
「V1739ひ、ひどいよにぃに!/EFe8m6にぃにとみゃーのFm4二人の子でしょ!」
「な、何言ってんだよ馬鹿!」
「V1740なによー、EFe8m4変なこと言い出したのは/にぃにじゃない〜。EFe9m4ノリがFm6悪いなぁ」
(た、確かに先にボケたのは僕だけど……/あんな返し方をしてくるだなんて)
「そ、それよりどうしたんだよこの猫?」
「V1741うん、それがねぇ……」
「うん?」
「V1742多分迷い猫だと思う。河原にいたの。/Fm4外すっごく寒いし、Fm6一人ぼっちで可哀相/だから拾ってきちゃったんだ……」
子 猫
「V1743ミィミィ……」
「なるほど……」
「V1744ほら! EFe9m3見て見て! このおめめ!/EF3すっごくEc可愛いでしょ!」
「た、確かに可愛いけど……」
「V1745だよねだよね〜!」
(でもなぁ……)
「V1746ミーミー……」
「V1747ん? EFe3どうしたのー?」
(うちじゃ飼えないしな……)
「V1748ミー……」
「V1749あ、Fm3お腹空いてるのかな?」
「……美也をお母さんと思って/ミルクをねだってるんじゃないか?」
「V1750ええ〜、みゃーミルクなんて出ないよぅ。P5F4W45Wv215/あ、EF3紗江ちゃんなら出るかもEcね!」
「ば、馬鹿か! 出る訳ないだろ!」
「V1751冗談だよ、Fm3冗談〜。Wv150EcF2にしししし。/Wv240EoFe9m4でも、そんなにFm3慌てなくてもいいじゃん!/Fm4エッチなにぃにだよね〜、EcFe2m4猫Fm3ちゃんWv595」
(クソッ……浮かれてるな……)
「V1752ふふふ、EoFe9かーわいい」
(でも……確か父さんも母さんも/猫が苦手だしなぁ……)
「V1753あ、そうだFm3冷蔵庫にEc牛乳が……」
(このままにしてたら駄目だ……。/可哀相だけど僕がはっきり言わないと)
「V1754あ、EcFe6m3みゃーが全部飲んじゃったんだっFm9け」
「なあ、美也……」
「V1755うん? EFe3m4どうしたのにぃに?」
「……家じゃ飼えないぞ?」
「V1756ええー! なんでー!! Fm4どうしてーFm6?」
「な、なんでって……」
「と、父さんにペロっと食べられちゃうぞ」
「V1757そ、そんな事Fm6ある訳ないじゃん!/聞いた事ない! Fm1にぃにはあるの!?」
「う、……まあ、ないけど」
「V1758まったく! EoFe9にぃにはしょうもない事/ばっかり言って……」
「……でも、父さんも母さんも/猫苦手じゃないか。知ってるよな?」
「V1759そ、それは……」
「……悪い事は言わないから、/懐く前に返しにいこう。な?」
「V1760Fm4で、EFe9でも……」
「それに、もしかしたら、/はぐれた母猫が探してるかもしれないぞ」
「V1761……」
「子猫も、いきなり母猫とはぐれて、/すごく不安に思ってるんじゃないかな?」
「V1762……」
「だから、今のうちに返しに行こう?/僕も一緒に行ってあげるからさ」
「V1763……」
「美也?」
「V1764……わかった」
「うん……」
「V1765……」
「あまり遅くならないうちに行こう」
「V1766うん……」
「……」
「V1767……」
(……ち、沈黙が辛いな)
「V1768……」
「V1769ミーミー」
「なあ、しょうがないだろ?/家じゃどうしても飼えないと思うし……」
「V1770うん……それはもうわかってる」
「え? じゃあなんで……」
「V1771……」
「V1772みゃーが思わず連れて帰っちゃったけど、/今ごろおかーさん猫が一生懸命探してる/かもって……」
「V1773……でも、寒そうだったから」
「美也……」
「V1774ミー……」
「V1775せっかくクリスマスなのに……。EoFe9/本当はおかーさん猫とお祝いな/はずなのに……」
「お祝いか……」
「V1776それなのにEcFe9みゃーが……」
「V1777……にぃに、どうしよう」
「と、とりあえずいた場所を探そう!/もしかすると母猫がいるかもしれない」
「V1778うん……」
「よし、行こう!」
「ここか?」
「V1779うん……」
(ぱっと見た感じだといない……)
「V1780いないね……」
「そうだなぁ……」
「V1781にぃに……どうしよう……」
「少し手分けして探すか」
「V1782うん! Fm6頑張って探すね」
「V1783ミーミー」
(いないな……)
「V1784にぃに、いた?」
「いや、いない……」
「V1785ど、どうしよう……」
「どうするって言ってもなぁ……」
「V1786こんなに寒くなってきて……/Fm4あ! 雪だ!」
「え?」
「V1787にぃに……駄目だよ」
「V1788こんなに寒くて……雪まで降ってきて」
「確かに冷え込んできたな……」
「V1789死んじゃうよ!/EcFe8雪が積もって死んじゃうよ!」
「お、落ち着けって!/母猫は多分大丈夫だ、大人だしな」
「V1790じゃ、じゃあこの子は?」
「その子猫は……」
「V1791ミーミー」
「V1792にぃに……」
(仕方ないよな……)
「よし、今晩だけ連れて帰ろう」
「V1793え? EFe9で、Fm4でも……Fm6それじゃあ……」
「明日、また母猫探そう。な?」
「V1794……でもお家だと」
「僕からも父さんと母さんに/頼んでみるから……」
「V1795ほ、本当に!?」
「ああ。任せておけって」
「V1796あ、EoFe9ありがと! ありがとEcF3にぃに!」
「こ、今晩だけだぞ?」
「V1797うん。EoFe9わかってるよ!」
「子猫の世話は美也がするんだぞ」
「V1798もっちEcろん!」
「うんちとかもだからな」
「V1799うん! EoFe9猫ちゃんのウンチはみゃーが/かたすよ! EF3ちゃんとお掃除するよ!」
(ま、まったく調子がいいな……)
「よし。それじゃあ子猫用のご飯でも/買って帰るか……」
「V1800うん!」
「さあ、行くぞ」
「V1801しゅっぱ〜つ!」
「あ、ま、待てよ!?」
「V1802ふぇ?」
「あ、あそこにいるの、母猫じゃないか?」
「V1803え? ど、どこにいる?」
「ほ、ほら! あそこ!」
Ti0/      Ti2s3Wv0As96b1バAs0b0ッAs128b1バAs0b0ッAs184b1バAs0b0ッAs255b1バAs0b0ッAs255b1バAs0b0!Wv90
粗暴男
粗野女
「さっみーーー! 飛ばすぜベイビー!!」
「うん! 早く温かいところいこっ!!」
「V1804あ、EF9バ、バイクが!」
(ま、まずい!)
「と、止まってくれ!」
「うおっ!?」
Ti0/     Ti2s3Wv0キキーーーーーーッ!!Wv60
「きゃあ!!」
「V1805に、にぃに!!」
(……は、はねられて……ない……)
「危ないだろうがコラ!/急に飛び出してくるんじゃねえよ!」
「す、すみません……」
「すみませんじゃねえんだよ! あぁ?」
「……そ、そっちだってあんなにスピード/出してて、違反なんじゃないですか?」
「なんだと……」
(うわ……しまった思わず/言い返しちゃった……)
「ねえ! もうほっといて行こうよ!/あたし寒くて凍えちゃうよ」
「ちっ、しょうがねえベイビーちゃんだ。/俺に温めて欲しいのかい?」
「ええ。だから早く行きましょう」
「そうだなぁ、んじゃクリスマスに相応しい/とっておきのスポットに行くか?」
「とっておき!? 素敵じゃない」
「まあな! 任せとけって!」
「早く! 早く行こう!」
「おっし! んじゃ行くか!」
Ti0/      Ti2s3Wv0As255b1バAs0b0ッAs255b1バAs0b0ッAs128b1バAs0b0ッAs96b1バAs0b0ッAs64b1バAs0b0!Wv90
(よ、よかった……)
「V1806にぃに!!」
「V1807にぃに! 大丈夫! 怪我はない!?」
「あ、ああ……大丈夫だよ」
「V1808本当に? EcFe6良かった……」
「そ、そうだな……」
「V1809いきなりバイクの前に飛び出すんだもん!/びっくりしちゃったよ」
「ご、ごめんな……。母猫っぽい姿が/見えたから、思わず……」
「V1810だけど……にぃにが怪我したら……」
「……あ! で、さっきの猫どうした!?」
「V1811え!? あ……。P4Fe6そういえば/子猫ちゃんもいない……」
「V1812あ、いたよ!!」
(良かった……)
「V1813良かった〜……本当に良かったよ」
「ああ……そうだな……」
「V1814え!? 猫ちゃんが、おかーさん猫を/噛んでるよ! 駄目駄目〜!」
「V1815おかーさんは悪くないんだよ!/悪いのはみゃーなのー!」
「……ああ、あれはいいんだよ美也」
「V1816ふぇ? ……何で?」
「あれはあまがみだから」
「V1817あまがみ?」
「子猫はさ、母猫や兄弟猫とかに、/よくあまがみするんだよ」
「V1818そうなんだ……」
「ほら、だから母猫も別に/嫌がってないだろ?」
「V1819ほんとだね……あまがみしてる」
「母猫に会えて嬉しくて、/あまがみしてるんだろう……」
「V1820ふふっ、EoFe9そっかそっか」
(ずっと探してたんだな……/この寒い中……)
「V1821……」
「家族っていいもんだな……」
「V1822うん……」
「V1823やっぱり、にぃにが言った通りだね」
「ん?」
「V1824おかーさん猫、EcFe6m4一生懸命/Fm6探してたんだよね……EoFe9m6こんなに寒いのに」
「そうだな……」
「V1825やっぱり、家族は一緒が一番なんだね」
「まあな」
「V1826……」
「……帰るか」
「V1827……うん」
「V1828再会できてよかった〜」
「そうだな」
「V1829本当にすごいよね!」
「うん」
「V1830ずーっと探してたんだろうなぁ……」
「まあ、そうだろうな」
「V1831……」
「V1832ね、ねえにぃに……」
「んー、どうした?」
「V1833……」
「V1834その……」
「どうかしたのか美也?」
「V1835あのさ……」
「V1836……みゃーもEcFm6迷子になったら/EoFe9m3探してくれる?」
「えっ?」
「V1837猫ちゃんみたく……EFe9迷子になったら……」
「な、なんだよ急に……」
「V1838探してくれる?」
(美也……)
「馬鹿な事聞くなよ」
「V1839え……」
「探すに決まってるだろ……。/大事な妹なんだから」
「V1840……Fm3にぃに」
「……ちゃんと見つけるさ」
「V1841うん……Fm3ありがと」
「お、おう……」
「V1842えへへ……」
(な、なんだか照れるな……)
「さ、さあ! 早く帰ろう!/今夜はクリスマスパーティーだろ?」
「V1843え?」
「一生懸命準備してたんだろ?」
「V1844……う、EFe9m3うん」
「それじゃあ……」
「V1845あ、EFe9ちょっとFm3待って!/EFe3m1……にぃに、後ろ向いてEFe9m3くれない?」
「V1846お願Ecい!」
「い、いいけどさ……」
(な、なんなんだろう……)
「V1847……そのまま、そのまま」
「なんなんだよ……」
「V1848とりゃーーー」
「う、As0b0うわっ!?」
「V1849はむはむはむ」
「こ、こら! 何してるんだよ!」
「V1850ふぇ?」
「へ? じゃない!/なんでいきなり噛むんだよ!」
「V1851みゃーもにぃににあまがみー!/愛情表現なのだー!」
「こ、こら! 痛いって!」
「V1852逃げちゃ駄目〜」
「か、勘弁してくれ」
(さーて、待ちに待った休日だ!)
(今日はガッツリと漫画を読むぞ)
(どれから読もうかな……)
(……この、中年男性が一人で色々な/お店で食べ歩きをする漫画にするか)
(いや、今日はそんな気分じゃないな。/この間買った『味見係長』にしよう!)
(社内にはびこる不正を、様々な手段で/解決する『味見係長』……)
(際どいシーンもかなり多くて/実に素晴らしい作品なんだよな……)
(……)
(美也にばれるとまずいな……。/カバーを替えておこう)
(よし、それじゃあ読むぞ!)
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ペラリ
(おおっ、ここで脱いじゃうのかっ!?)
(このハンガーを使って戦うシーンは/いつ読んでも格好いいなあ……)
……こうして、1日漫画を読んで過ごした。
すごく楽しかったけど……。/こんな事してて本当にクリスマスを女の子と/過ごせるのか不安になってしまった。
……少し考えないとな。
(さーて、待ちに待った休日だ!)
(今日はガッツリとゲームをやりこむぞ!)
(さて、どのゲームをやるかな……)
(この名作格闘ゲーム『バトファイ』の/練習でも……いや、そんな気分じゃない)
(うん。もう避けれないよ! ってくらい/敵が弾を撃ってくる過激シューティング/ゲーム『ドス恋親方土俵入り』にしよう)
(それでは準備をして……)
Ti0Ts1/Ts2       Ti2ズッギューーーーーン
「危なっ!!」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ズガガガガガガ
(よし! ヨコヅナモードに入ったぞ!/今回はかなり調子がいいっ!)
……こうして、1日ゲームをプレイした。
すごく楽しかったけど……。/こんな事してて本当にクリスマスを女の子と/過ごせるのか不安になってしまった。
……少し考えないとな。
(さーて、待ちに待った休日だ!)
(今日はガッツリとお宝本鑑賞だ!)
(う〜ん、どの本から行こうか……)
(『ローアングル探偵団』……/いや、違うな)
(『厳選! 水着写真/スペシャルセレクション・ドミニク編』
(やっぱり、冬こそ水着!/そういう事なんだよな……よし、行くか)
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ペラリ
(……)
(このアングルはまずいよ)
……こうして、1日お宝本鑑賞をした。
すごく楽しかったけど……。/こんな事してて本当にクリスマスを女の子と/過ごせるのか不安になってしまった。
いや、過ごせる訳ないよ……。
……少し考えないとな。
(……)
(クリスマスを好きな女の子と過ごす……)
(そのためには、/自分の魅力を高める必要がある!/……はず)
(とりあえず勉強を頑張って、/女の子にアピールできるようになろう!)
(こうした地道な努力が大切だよな)
(よし! それじゃあ早速……)
(まずい、どこから手をつけていいのか/さっぱり分からない……)
(う〜ん、どうしようかな……)
(あ、そうだ! 思い切って今日は/参考書を買いに行こう! それがいい!)
(さて……じっくりと選ぶぞ……)
(……これはちょっと難しすぎる)
(これは……値段が高いな……)
「V0031あ……」
(あっ、この本結構わかりやすい……)
「V0035……」
(って、これ中学生用じゃないか!/わかりやすくて当然だよ)
店 員
(う〜ん、参考書選びってなかなか/難しいもんだな……)
(店員さんに聞いてみるか)
「すみません、ちょっといいですか?」
「はい、なんでしょうか?」
「参考書なんですけど」
「ええ」
「V0015あ……」
「基礎的なところに多くふれてて、/図解が多目の物ってないですか?」
「そうですね……この辺りが人気ですね」
「これですか」
「はい、よく売れています」
「V0019……」
「なるほど……」
「いかがでしょうか?」
「あ、はい。それじゃあこれ下さい」
「ありがとうございます。それでは/レジにてお会計をお願いします」
……こうして、じっくりと参考書選びをした。
よし! これからも少しずつ頑張って行こう!
(……)
(クリスマスを好きな女の子と過ごす……)
(そのためには、/自分の魅力を高める必要がある!/……はず)
(思わず先週はだらだらと/過ごしてしまったけど、/今日からは違うぞ!)
(とりあえず身体を鍛えて、/女の子にアピールできるようになろう!)
(こうした地道な努力が大切だよな)
(よし! それじゃあ早速……)
(着替えて……)
(よし、マラソンに出発だ!)
・近所で走り込む
・当ても無く走ってみる
(近所をぐるぐる回ってみるか)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2タッタッタッ
(はぁ……はぁ……)
(はぁ……ふぅ……)
(し、しんどいな……)
「V0016あ……」
「V0023……」
(ま、負けるもんか〜っ!)
……こうして、近所で走り込みをした。
(当ても無く走ってみるか)
「V0015あ……」
「V0019……」
……こうして、ちょっと遠くまで走り込みをした。
よし! これからも少しずつ頑張って行こう!
(……)
(クリスマスを好きな女の子と過ごす……)
(そのためには、/自分の魅力を高める必要がある!/……はず)
(思わず先週はだらだらと/過ごしてしまったけど、/今日からは違うぞ!)
(とりあえずファッションセンスを磨いて、/女の子にアピールできるようになろう!)
(こうした地道な努力が大切だよな)
(よし! それじゃあ早速……)
(デパートに行って洋服でも見てみるか)
(さてと……どうしようかな……)
・じっくりと時間をかけて選ぶ
・思い切って店員さんに聞いてみる
(一人でじっくりと色々見てまわろう)
(あ、このズボン格好いいな……/た、高い!)
(19800円って、どんな値段設定だよ)
(とても買えないよ……。/お、このシャツは色々と着まわしが/出来そうだな)
(サイズ……う、丁度いいサイズが無い)
「V0015あ……」
「V0019……」
(あ、色違いなら丁度いいサイズがあるぞ。/こっちも悪くないよな)
(よし、これを買って帰ろう)
店 員
(思い切って店員さんに聞いてみるか)
「すみません。ちょっといいですか」
「はい! なんでしょうか?」
「その、着まわしできそうな、/上着とかシャツを探しにきたんですけど」
「でしたら、こちらの新作がお薦めです」
「格好いいですね」
「お似合いだと思いますよ」
「値段も手頃だし、今人気ですよ」
「ちょっと着てみてもいいですか」
「あ、はいはい」
(う〜ん、悪くないな……)
「あ〜、いいですね。お似合いです」
「じゃあ、これ下さい」
「ありがとうございます!」
(うん! 今日はなかなか/いい買い物が出来たぞ!)
……こうして、新しい洋服を買った。
よし! これからも少しずつ頑張って行こう!
(う〜ん……)
(クリスマスを好きな女の子と過ごす……)
(そのために、自分の魅力を高める……)
(……)
(ちょっと面倒くさいんだよな……)
(いやいや! そんなんじゃ駄目だ!/今日も頑張るぞ!)
(とりあえず勉強を頑張ろう)
(やっぱり地道な努力が大切なんだよ)
(よし! それじゃあ早速……)
(とは言ってもなぁ……。/何かきっかけがないと気分が……)
(あ、そうだ! 問題集を買いに行こう!/問題集を買えば、頑張ろうって気に/なるだろうしな……)
(さてと……どの問題集がいいかなぁ……)
(どうするか……)
・じっくりと時間をかけて選ぶ
・思い切って店員さんに聞いてみる
(まあ、時間はかかってもいいから、/じっくりと選んでみるか……)
(う〜ん、……これは難しすぎる)
(こっちのやつは……値段が高いよ……。/なんで問題集ってこんなに高いんだ?)
「V0031あ……」
(おっ、この数学の問題集は/結構わかりやすいな……)
「V0035……」
(って、これ1年生の時に買ったよ!/一度やってればわかりやすくて当然だよ)
(いやいや! このシリーズの別の教科が/あれば……あっ! やっぱりあったぞ!)
(よし、これを買って帰ろう)
店 員
(思い切って店員さんに聞いてみるか)
「すみません、ちょっといいですか?」
「はい、なんでしょうか?」
「実は問題集を探してるんですけど……」
「ええ」
「とにかくわかりやすい物ってどれですか」
「わかりやすい……/そうですね、この辺りがお薦めですね」
「あ、これですか」
「はい、人気もありますよ」
「なるほど……」
「いかがでしょうか?」
「あ、はい。それじゃあこれ下さい」
「ありがとうございます。それでは/レジにてお会計をお願いします」
(よし! いい問題集を買えたぞ!)
……こうして、じっくりと問題集選びをした。
せっかく買ったんだし、/無駄にしないようにしないとな……。
(う〜ん……)
(クリスマスを好きな女の子と過ごす……)
(そのために、自分の魅力を高める……)
(……)
(ちょっと面倒くさいんだよな……)
(いやいや! そんなんじゃ駄目だ!/今日も頑張るぞ!)
(やっぱり地道な努力が大切なんだよ)
(よし! それじゃあ早速……)
(ジャージに着替えてっと……。/ああ、外寒いんだろうな……)
(いや! 寒がってる場合じゃないぞ!/行くぞNn! 男だろ!)
(よし出発だ!)
・近所で走り込む
・当ても無く走ってみる
(近所をぐるぐる回ってみるか)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2タッタッタッ
(はぁ……はぁ……)
(はぁ……ふぅ……)
(しんどい……)
「V0016あ……」
「V0023……」
(だいたい……)
(こんなんでもてるようになるのか?)
(が、頑張ろう……)
……こうして、近所で走り込みをした。
(当ても無く走ってみるか)
(し、しんどい……)
「V0015あ……」
「V0019……」
……こうして、ちょっと遠くまで走り込みをした。
冬場のマラソンはしんどい……。
(う〜ん……)
(クリスマスを好きな女の子と過ごす……)
(そのために、自分の魅力を高める……)
(……)
(ちょっと面倒くさいんだよな……)
(いやいや! そんなんじゃ駄目だ!/今日も頑張るぞ!)
(とりあえずおしゃれな男になるべく、/買い物に行くぞ!)
(こうした地道な努力が大切だよな)
(よし! それじゃあ早速……)
(デパートに行って靴でも買おうかな……)
(さてと……どうしようかな……)
・じっくりと時間をかけて選ぶ
・思い切って店員さんに聞いてみる
(う〜ん、とりあえず一人で/じっくりと選んでみるかな……)
(おお、このスニーカーすごくいいな……)
(値段は……うわっ、12800円……。/ちょっと高いよな)
(流石にこの値段じゃ買えない……。/お、こっちのローファー格好いいぞ)
(ちょっと履かせてもらおうかな)
(うん! なかなかいいじゃないか。/値段もそんなに高くないしな……)
(よし、これを買って帰ろう)
店 員
(思い切って店員さんに聞いてみるか)
「すみません。ちょっといいですか」
「は〜い! どうなさいましたか〜?」
「えーと、気軽に履けそうなスニーカーを/探しているんですけど……」
「あーはい! この辺りはいかがですか?」
「あ、良い感じですね」
「ええ、今大人気ですよ」
「V0015あ……」
「履きやすいし、値段もお手頃ですよ」
「……履いてみてもいいですか?」
「もちろんですよ」
「V0019……」
(ぴったりだな……)
「いいじゃないですか!」
「そうですね……それじゃあ、これ下さい」
「はい! ありがとうございます!」
(うん。いい買い物が出来たよな)
……こうして、新しい靴を買った。
いい買い物だったと思うけど……。/お小遣いがピンチだ……。
(う〜ん……)
(休みの日だってのに、何もやる事がない)
(いや、正確にはやる気にならない)
(……)
(よしっ! 美也の漫画でも借りにいくか)
「美也〜。ちょっといいか〜」
「V2060わわわっ!? ちょ、ちょっと待って」
「え? 何で?」
「V2061何でじゃなくて! 着替え中なのっ!」
「そ、そっか……」
(着替え中だったか……。/タイミング悪かったな)
「V2062もう、いいよ〜」
「それじゃ入るぞ」
「V2063ふぅ〜、Fm4何の用事なのにぃに」
「いや、漫画を借りたくて……」
「V2064え〜、そんな用事?」
「う、うん」
「V2065もう〜、しょうがないな。Fm3どれ?」
「あ、この間借りたヤツの続きを……」
「V2066はい! EoFe9m6これでいいよね」
「お、おう」
「V2067まったく、タイミング悪いんだから」
「す、すまん。サンキュー」
「V2068あ! EFe9m4折り目つけないでよねにぃに!」
「わかってるって」
(ふ〜)
(ちゃんと声をかけてよかった……)
(もし、いきなり開けてたら、/どんな酷い目に合ってたか……)
(……ま、まあ無事借りれたことだし、/とにかくこの漫画を読もう!)
……こうして、美也に借りた漫画を読んだ。
うん、美也の買う漫画はやっぱり面白いな。/また、借りに行こう。
(はぁ……)
(クリスマスだけを目標に/色々と頑張ってきたけど……)
(考えてみたらすぐに大晦日なんだよな)
(そしたら今年も終わり……。/早いよなぁ……)
(……)
(……来年は3年生)
(受験とか就職活動があるから、/今年よりも早いんだろうな……)
(進学……就職……結婚……)
(……結婚かぁ)
(僕もいずれは結婚する日が来るのかな?/いや、そもそも出来るのか?)
(ま、まあ、/あまり深く考えるのはやめておこう)
(もし……、もしも結婚できたら、/いずれは子供なんて話に……)
(子供か……)
(男だったら……そうだなぁ……)
(例えば……光一! 光一はどうだ!?)
(……いや、やめておこう。/なんとなくだけど、波乱万丈な生き方を/歩みそうな気がしてきた)
(もし、女の子だったら……)
(菜々……菜々とかどうだろう!?)
(Nm菜々……可愛いじゃないか!)
(……いや、でも女の子はいずれ/お嫁にいっちゃうから駄目だな……)
(となるとやっぱり男だよな……)
(明良……勇太……うう〜ん……)
……こうして、/1日中まだ見ぬ子供の名前を考えこんだ。
思わず熱中して、/ノートに色々と書き込んだりもしたけど……。
せっかくの休日に何やってるんだろう僕は……。
(ふぁ〜……)
(退屈だな……何か面白いことないかなぁ)
(梅原の家にでも……ん!?)
(おおっ! じ、地震か!?)
(け、結構大きいぞ!)
(……)
(お、おさまったか……。/びっくりしたなぁ……)
(震度はいくつくらいだったんだろう……/少なくとも3以上は……)
(ん!?)
(ま、まただ!)
(さ、さっきより大きいぞ!?)
(こ、これはすごいな……)
(おおお、た、立ってるのが辛い!)
(お、おさまってきたか……)
(少しまだ揺れてる……)
(も、もしや大地震の予兆なのか!?/は、早く避難しなきゃ!)
(確かこういう時は学校にいくはずだ!)
(急いで向かわないと、/またいつ揺れがくるかわからないぞ!)
(……ま、待て! そういえば美也は!?/美也はどうしてるんだ!?)
(もしかしてまだ部屋に……)
(あ……ま、まただ! これは/いよいよ危ないんじゃないのか!?/い、急いで避難しないと……)
(ば、馬鹿! 何をいってるんだ僕は!/美也を置いて逃げる気なのかっ!)
(そんなことは出来ない……。/出来る訳がないよ!)
(美也! 今行くぞ!)
(美也……)
「美也! 大丈夫か!/今から一緒に避難するぞ!!/……あ、あれ?」
(いない……)
(いないぞ……)
(どこにいったんだ美也……。/大丈夫なのか?)
(もしかしたら、今もどこかで/怯えているんじゃ……ん?/なんだこのメモは……)
お父さんとお母さんとショッピングに/行ってきま〜す! ご飯も美味しい物/食べてくるんだ! にしししし!
起きないにぃにが悪いんだよ?/あ、一応お弁当は買って帰るからね!/Ti0               Ti2美也
(……なんて仕打ちだ妹よ)
……こうして、寂しすぎる休日を過ごした。
そりゃ、起きない僕が悪いんだろうけど……。/あんまりじゃないか……。
せっかくの休日に何やってるんだろう僕は……。
(う〜ん……)
(休みの日だってのに、何もやる事がない)
(いや、正確にはやる気にならない)
(……)
(しょうがない、この間買った漫画でも/読み直すか……)
(……あれ?)
(ないぞ……)
(美也のやつだな……。/まったく、勝手に持って行くなって/いつも言ってるのに)
(今日という今日は、ガツンと言って/やらないとな……うん、兄として!!)
(よし、行くぞ!)
「美也! まったくお前と言うやつは」
「V2069ふぇ……」
「いいか? あ、あれ……」
「V2070……」
「その……」
「V2071……なにしてるの?」
「いや……ガツンと……」
「V2072……ふぅ〜」
「あっ! 違うんだ! その実は……」
「V2073いいから出てけーっ!/Eoこのエロにぃに! EcFm6馬鹿! 変態!」
「ご、ごめん! うわっ! 痛いっ!」
「V2074この〜!」
「V2075ドアはノックしてから/開けてっていってるでしょ!」
「それは僕がいつも言って……痛いっ!」
「V2076うるしゃーい!」
「わ、悪かったって!」
「V2077出てけ出てけ〜!」
「で、出ていこうにも、美也が叩くから」
「V2078うるさい! エッチエッチエッチ!!」
「痛いっ!」
……こうして、美也にガツンとやられてしまった。
散々叩かれたあげく、漫画も没収されて、/あげくにお菓子を買う約束まで……。
はぁ……まったくついてないなぁ……。
(……)
「……ふがっ」
(……ん〜)
(ふぁ〜……よく寝たなぁ……)
(……うわ、もう3時か。/どうりですっきりしてるはずだよ)
(たっぷり寝たからか、お腹が空いたな。/下に何かないかな……)
(う……何もない……)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ぐぅ〜〜〜
(駄目だ……何か食べないと堪えられない)
(でも、外は寒そうだし……。/わざわざ買いに行くのは面倒だな……)
(し、仕方ない……背に腹は替えられない。/美也のおやつでも分けてもらうか)
「美也〜。いるか〜」
「美也〜」
(あれ……いないのか?)
「美也〜! 入るからな〜!」
「なんだ……いないのか……」
(どこかに出かけてるのかな……)
(うう……これはいよいよ我慢の限界だ。/何か、何か食べ物はないか?)
(無さそうだ……。/どこかにしまってるのか?)
(そうだな……例えば……)
(この机に……)
(う〜ん、食べ物は無さそうだなぁ……。/ん、なんだこれ?)
(……みゃーずだいありぃ)
(日記か……日記にタイトルつけるか?/まったくいつまでたってもお子様だなぁ)
(どれどれ……。って、いやいや!/さすがにこれを読んだらまずいよな……。/ええと、他には……)
(あ、本棚とかはどうだ?)
(う〜ん、やっぱりないか……)
(ん? おっ、中学校の/卒業アルバムじゃないか)
(……これは見ても怒られないよな?/うん。大丈夫だろう)
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ペラリ
(同じ学校の卒業アルバムなのに、/写ってる生徒が違うと雰囲気が/全然変わってくるな……)
(へ〜……なるほどなぁ……。/ページ構成も大分違う……。/当たり前だけど違和感あるなぁ)
(おおっ! この子可愛いじゃないか!/スタイルもなかなかだし!/えーっと名前は……)
(う〜ん、なるほどな……。/美也の学年は可愛い子が多い……)
(って、何卒業アルバムに/夢中になってるんだ僕は!/食べ物を捜さなくては!)
(他に怪しい所は……んっ!?/こ、これは……)
(この床に落ちている布はっ!?/あ、明らかに下着じゃないか!?)
(しかもダッ君プリントとは……。/高校生にもなって……)
(まったく先が思いやられるよな……)
???
「……」
(だいたい、洗濯物は/ちゃんとしまわないと駄目だろう……。/しょうがない僕が……)
「V0434にぃに……」
「えっ!?」
「み、美也!? 何時の間に!?」
「あ、違う! これは違うんだよ!/床に落ちてただけで、その……」
「V1912にぃにの馬鹿ーーーっ!!!」
「ぐあああ!」
……こうして、僕の休日は終わった。
その後、必死に謝り続け、/美也の分もおやつを買いに行くことで/何とか機嫌を取った……。
最初から外に買いに行けばよかった……。/はぁ……。
せっかくの休日に何やってるんだろう僕は……。
(はぁ……。/せっかくの休みだっていうのに……)
(やりたい事が思いつかない……。/まいったな……)
(……)
(とりあえずネットに接続するか……)
(と言って、何をするか……う〜ん。/お宝画像集め……って気分じゃないし)
(まあいいか、適当に色々見てまわろう)
Ti0Ts1/Ts2          Ti2カチッ
(クリスマスの過ごし方100選……)
(いよいよクリスマス目前! 失敗しない/お店選びを教えます……か……)
(なんだかクリスマス特集が目立つなぁ、/まあ、当然か……)
(クリスマスで検索すると、/どうなるんだろう?)
(おお、すごいな……こんなにいっぱい/ヒットするのか……)
(……クリスマスソングに/イルミネーションスポット特集)
(……他には何かないかな?)
(う〜ん、特に面白そうなのは……ん?)
(な、なんだこれ……。/『打倒クリスマスの集い!』って……)
(こ、これは見てみるしかないな……。/どれどれ……)
(す、すごいな……。/『カップル発見時の冷やかし方』……、/『いいムードの壊し方』……)
(……お、掲示板もある。どれどれ)
(す、すごい書き込みの数だ!/日付が新しいのも多い……そ、そうか!/クリスマスが近づいてきたからか!)
(ほ、本当にすごい……。/熱のある書き込みばかりだ……)
(ん? ……あっ! こうしている間にも/新しい書き込みが続々と……。/み、皆ここを見ているんだ!)
(悲観的な書き込みばかりだ……)
(う〜ん、僕も何か書きこんでみようかな)
・頑張れば報われる! 諦めるな!
・僕の方が悲惨な体験してるよ!
(……うん、そうだよ)
(皆このままじゃ駄目だ!)
(頑張ればきっと報われると思うし、/ここは励ます書き込みをしよう!)
(僕だって前向きになれたんだ……。/きっと皆も……)
(えーっと……)
Ti0Ts1/Ts2      Ti2カタカタカタカタッ……
(よし! 出来たぞ)
(頑張ればきっといい事があるはずなんだ、/皆も頑張れ!)
(さて、どういう反応が返ってくるかな)
(……そろそろいいかな?)
(あ、書き込みがあるぞ、どれどれ……)
何言ってるんだよ!/そんな事でどうこうできたら苦労しねえよ!
(うう……やっぱり否定されちゃったか)
(……他には)
頑張れば女の子と仲良くなれる? 嘘つけ!/まったく信じられないね!!
(こ、このままじゃまずい……よし!/ちょっと恥ずかしいけど、最近起きた/出来事をかいつまんで書き込もう!)
(……うん、出来たぞ。努力をしていけば/少しずついい結果が生まれるって/伝わるといいんだけど……)
(ど、どうかな……)
(あ、返事がきてる……)
なるほどな……。/確かに何もしなければ変わらない……。/それは事実だよな……。
(おお、良い感じじゃないか!/他にもあるぞ……)
俺も頑張ってみるかな……。/今からでも……。
(や、やった! ちゃんと伝わったぞ!/ん……?)
何言ってるんだ! そんなのは信じられねえよ!/もし本当だとするなら、きっと相手の子は、/フグのような顔をしてるに違いねえ!!
(う、うわ……駄目だったか……。/ほ、他の書き込みは……)
逃げられるね! あぁ逃げられるに決まってる!/捕まえたかと思ったら、エビのようにピョンと/逃げていくね! ヘヘッ!
(に、逃げられるって……酷いこと言うな。/他の書き込みはどうだろう……)
努力すればかなうなんてのは幻想だ!/アジはどう努力してもマグロにはなれねえ!/そうじゃねえのかっ!?
(あ、あれ……よく見ると否定的なことを/書いてる人って同じ人だな……)
(名前は……『UME』……)
(『UME』……うめ?)
(……うん。そろそろマシンを落とそう。/電話代がすごいことになっちゃうしな!)
……こうして、なんとも言えない休日を過ごした。
やっぱり『UME』って……。/いや! そんな訳がないよな……。
梅原に限って……そんな……。/あんな悲しい書き込みを……。
(……まだまだだよな)
(皆、すごい不幸自慢をしてるけど、/クリスマス当日にすっぽかされた僕には/かなわないだろう……)
(よし、書き込んでみるか)
(僕は……)
(よし! ……完成したぞ)
(この僕の体験を皆も見てくれ!)
辛すぎる体験だのう……。酷い話だ!/まったくもって酷い! 許せないっ!!
そんな冗談みたいな話は信じられない!/でも……実際はそういう事が時々あるんだろうな。
(そうなんだよ……/実際僕も信じられなかったもんな)
くっはぁ〜。切ない……切な過ぎるぜ!/でも安心してくれ! お前はもう一人じゃない!/俺達がついてる! そう! もう大丈夫だ!
(お、長文の書き込みだな……続きは……)
クリスマス当日も、/皆でここに書き込みパーティーをする予定だから、/是非参加してくれよな!!
(か、書き込みパーティーに/誘われちゃったよ……)
せっかくの休日に何やってるんだろう僕は……。
Ti0美也! 美也が風呂に入っている!/Nm社長! いい景色ですな!
(何か新しい本は出てないかな……)
「あれ?」
(あそこで立ち読みしてるのって/美也だよな……)
(ニヤニヤしながら何見てるんだ?/ちょっと注意するか……)
「V1914にしししし!」
(と、突然笑い出したぞ……。/どうしたんだ……)
「V1915これでバッチリだね! EF3Ecうんうん」
(あっ僕に気付かずに行っちゃったよ……)
(それにしても、あんなに真剣になって/何の本を読んでたんだろ?)
(……)
(えっと読んでた本は……/あっ確かこの本だったよな)
(どれどれ……タイトルは……)
(『着こなし名人のバストアップ術』……)
(美也……。着こなしだけじゃどうにも/ならないと思うぞ……)
(何か新しい本は出てないかな……)
「あれ?」
(あそこで立ち読みしてるのって/梅原だよな……何読んでるんだ?)
(いつもと違って、すっごく真剣で、/ちょっと声をかけづらいぞ……)
「V2020そういうことかっ!」
(す、すごい形相だ……)
「V2021よっしゃ! EoFm2早速実践だ!」
(あっ僕に気付かずに行っちゃったよ……)
(それにしても、あんなに真剣になって/何の本を読んでたんだろ?)
(……)
(えっと読んでた本は……/あっ確かこの本だったよな)
(どれどれ……タイトルは……)
(『ダンディズム入門編。/背中で語る大人の男へ』……)
(う、梅原のやつ、/無茶しなけりゃいいけど……)
(何か新しい本は出てないかな……)
「あれ?」
(あそこで立ち読みしてるのって/高橋先生だよなぁ……)
「……V0344なるほど」
(う〜ん、すごい真剣に本を読んでるなぁ)
「V0345よし……EoEm3これなら私も……」
(あっ僕に気付かずに行っちゃったよ……)
(それにしても、あんなに真剣になって/何の本を読んでたんだろ?)
(……)
(えっと読んでた本は……/あっ確かこの本だったよな)
(どれどれ……タイトルは……)
(『素直にならないと男は逃げる!/勝ち組レディーを徹底解剖!』)
(せ、先生も色々努力してるんだなぁ……)
男 性
「Ts1そんなこと言わないで、/少しでいいから話を聞いてくださいよ〜」
???
「V0346Ts1……いい加減にして頂戴」
(ん? ……あぁ、またやってるのか)
(最近この辺りも、キャッチセールスや/スカウトする人が増えたよなぁ)
(結構しつこいし、ちょっと迷惑だよなぁ)
(……って、高橋先生じゃないか!?)
「いやいや! そんなに怒らないで!/とっても良い話だし! ね?」
「V0347だからEoFm6興味がないと言ってるでしょ?」
「絶対儲かるんですよ? 聞かないと損!」
「V0348はぁ……」
「V0349絶対儲かるFm7良い話なら、EFe8m6人には話さず/Fm8あなたがやればいいと思いますよ」
「え? そ、それは……」
(おお! た、確かにその通り……)
「V0350失礼……」
「あ……なんだよクソ……」
(さ、さすが高橋先生だ……。/勧誘を物ともしなかったぞ)
(ぼ、僕も見習おう)
(あ……)
(創設祭の準備か……。/皆、すごく盛り上がってるな)
(……)
(クリスマス、どうなるんだろう……)
「V0318Nm君、どうしたの?」
「え?」
「V0319何かあったの? EF6浮かない顔してるけど」
「あ、高橋先生……。別に……」
「V0320別に?」
「……いえ、なんでもありません」
「V0321……言いたくない事ならFm9無理強いはしな/いけど、EFe9m4もしかしたらFm3人に話した方が/すっきりできるかもよ?」
「え……」
「……V0322どうかな?」
「……別に、何かあった訳じゃないんです」
「V0323うん」
「ただ、漠然とこのままでいいのか……/そんな風に思って……」
「V0324……」
「V0325そう思ったFm9きっかけは?」
「きっかけ……」
「V0326ええ」
「……クリスマスですね」
「V0327なるほどね……」
「……あっという間にクリスマスを迎えて、/進級して……そしたら卒業で」
「V0328どうしていいかEm6わからない?」
「あ、はい……そうなんです」
「……V0329そうよね」
「V0330私もね……EFe9m7この時期は色々考えるわ」
「え? 先生もですか?」
「V0331ええ、Eoもちろん。EFe9m7だって街はクリスマス/一色に染まるし、Fm9テレビや雑誌もFm6特集を/すごく組むでしょ?」
「そ、そうなんですよ!」
「V0332あの時こうしておけば、EF6今年の/クリスマスは違ったかな……EFe9m2って/思う事はあるわ……」
「た、高橋先生がですか?」
「V0333そりゃそうよ。EF9私だって学校から出たら/Fm3一人の女なんだしね」
(ひ、一人の女……そ、そうだよな)
「……V0334そうね、EoEFe6m3月並みなアドバイスかも/しれないんだけど」
「は、はい」
「V0335今の気持ちを大切にして、EFe2思ったように/行動するのがFm7一番だと思うわ」
「え? で、でも……」
「V0336ええ、EoEFe9Nm君の言いたい事もわかる。/EF6それができれば苦労しない、EF2じゃない?」
「は、はい……」
「V0337こういう言い方はFm6ずるいかも/しれないけど……、EFe9m7いつかわかるわ」
「V0338やるだけやった失敗は、EcEFe6m7いつの日か/EoEFe9笑って話せる思い出になる事が多いの」
「思い出……ですか?」
「V0339ええ。W45EoEFe6でもね……W60EcEF6後悔は、W30いつまで/経ってもEo後悔のまま……」
「後悔は後悔のまま……」
「V0340ふふっ、Eoわかりづらいかな?」
「そ、そんな事は……」
「V0341全部は理解できなくてもいいわ、/EcEF6でもね、EoFm3覚えておいて欲しいの」
「は、はい! わかりました」
「V0342Nm君には、EFe6m9悔いの残らないような/EFe9m7学生生活を送って欲しいしね」
「え? そ、それって……」
「V0343ふふっ、EoEFm7気を付けて帰りなさいね」
「あ、はい……」
(高橋先生……)
(普段は厳しくて、よく怒られるけど、/本当はすごく優しいんだよな……)
(先生……僕、頑張ります!)
「あれ?」
(あそこで立ち読みしてるのって/塚原先輩だな……。一人か?)
(なんだか溜息をつきながら本を読んでる、/……どうしたんだろう?)
「V0779難しいわね……」
(やっぱり元気がない……。/声をかけてみるか)
「V0780……」
(あっ僕に気付かずに行っちゃったよ……)
(それにしても、あんなに真剣になって/何の本を読んでたんだろ?)
(……)
(えっと読んでた本は……/あっ確かこの本だったよな)
(どれどれ……タイトルは……)
(『今日からあなたも笑顔美人!』……)
(笑顔美人……塚原先輩……、ちょっと/気にしてるのかな?)
(そっとしておこう……)
(何か新しい本は出てないかな……)
(ん……?)
(あそこで立ち読みしてる人。/すごく険しい表情をしてるけど……。/どうしたんだろう?)
(あ! もしかして具合でも……)
「V0027オーW30Fm2ゥ! W30EFe6m3タフガーイ!/EFe3m6ビューティフルEFe6m2マッFm4ソォー……」
(目が血走ってないか?)
「V0028LdMcフームLe、W40EoEFe6m2これは買うしかないですね〜」
(あ、本を持って去っていったぞ……)
(あんなに興奮しながら/何の本を読んでたんだろ?)
(……)
(確かこの本だよな……え?)
(こ、これって……)
(『ハッスルマッスル』……)
(筋肉むきむきの男性の写真集だ……)
(見なかった事にしよう……)
「V0025いよっす大将!」
「なんだ梅原、今日もテンション高いなぁ」
「V0027あったり前よ!/W30EoEF2こちとら寿司屋の息子だぜ?」
「それって関係あるのか?」
「V0028……いや、W45EFe9m3あまりないな」
「でたらめなやつ……」
「V0030まあまあ、W30Eo細かい事は気にするなって。/教室に行こうぜ」
「そうだな」
「V0026ういーっす」
「おはよう梅原。なんだか元気ないな」
「V0029ん〜、W45EFe9m3そんな事はないぜ」
「そっか? とてもそうは見えないけど」
「V0030まあまあ、EoEF2細かい事は気にするなって。/教室に行こうぜ」
「そうだな」
「V0015あら、Nm君、W30EF3Ecおはよう」
「あっ、高橋先生……」
「V0017……おはようございます……は?」
「あ、はいっ、おはようございます」
「V0020よろしい。/W45Eoそれじゃあ、また後で」
(う〜ん、朝から高橋先生に会えるなんて、/ラッキーだったな!)
(何だか今日はいい日になりそうだぞ!)
「V0016あ、W30EF3おはよう、Nm君」
「あっ、高橋先生、おはようございます」
「EcV0018ふふっ、W45Eo今日はいつもより早いのね」
「はい、少し早めに家を出たので」
「V0019あら、EF3感心感心。/これからもその調子でね」
「で、出来るだけ……頑張ります」
(う〜ん、朝から高橋先生に会えるなんて、/ラッキーだったな!)
(何だか今日はいい日になりそうだぞ!)
「V0781あ、おはようNm君」
「おはようございます塚原先輩」
「V0782今日は早いのね」
「あ、はい……たまたまですけど」
「V0786それじゃあね」
「あ、はい」
(う〜ん、今日もクールな感じだな……)
(おっと、僕も教室に行かないとな)
「V0783おはようNm君」
「あ、おはようございます塚原先輩」
「V0784今日は寒いわね……」
「そうですね、冷えますね」
「V0785ふふっ、W45Eoはるかがブーブー言いそう」
「V0786それじゃあね」
「あ、はい」
(う〜ん、今日もクールな感じだな……)
(おっと、僕も教室に行かないとな)
全員のレベルをクリスマスにします
全員のレベルをクリスマスにします
:
(いよいよクリスマスか……)
(まさか、クリスマスを女の子と一緒に/過ごせる日が来るだなんて……)
(……)
(ドキドキしてきた……。/いったいどうなるんだろう……)
(でも、そろそろ寝ないと……)
A
B
n
skx_lu01
skx_xd01B
skx_xd02B
(クリスマスパーティーか……)
(まさか誘ってもらえるなんて……)
(すごく楽しみだな……)
C
n1ski_ev01C
n1ski_ev01D
D
nkx_xp01
詞演説:
E
G
nkx_ep01A
nkx_xp01F
skx_xp01A
(……はぁ)
(何で断っちゃったんだろう……)
(折角誘ってくれたっていうのに……)
(……でも、今更言っても仕方ないよな。/自分でやったことなんだし……)
(もう、寝よう……)
(はぁ……)
(何で僕はデートに/誘わなかったんだろう……)
(誘っていれば今ごろ……)
(今更言っても仕方ない……。/もう寝よう……)
(結局今年もこうなるのか……)
(自分なりに頑張ったつもりだけど……)
(何が悪かったんだろう……)
(今更こんな事言ってもしょうがないか)
(もう寝よう……)
クリスマスを目前にして、/主人公がこれまでのことを色々振り返る
n1sox_ep01A
n2sox_ep01A
n3sox_ep01A
n4sox_ep01A
n4sox_ep01B
n5sox_ep01A
n6sox_ep01A
n0sox_ep01B
n0sox_ep01A
今日の予定が決定されます
n0fre_st03C
(いよいよだな……)
(今日の夜は創設祭か……)
(うん、楽しみだな)
n
nkx_xp01B
(はぁ……)
(結局今年もこうなったか……)
(なんで僕は……)
n0fre_ep01B
(あの時、断ってしまったんだろう……。/いや、もう考えても仕方ない……)
n0sox_me01A
(もう少し……。/もう少し頑張れなかったんだろう……)
(いつもこうなんだろう……)
nilが来た
who:
n0fre_me03A
miya:
nilが来た
who:
n0fre_me03B
n0fre_ep01B
Ti0おまけモードに/キャラクターが追加されました。
美也チェック:7日目
美也チェック:14日目
美也チェック:21日目
美也チェック:28日目
美也チェック:誕生日
美也チェック:スキorナカヨシデートの日
美也チェック:12/23日の夜。クリスマスデートORパーティー前日
☆ゼロ
「V1339まだまだこれからだよにぃに」
「V1340Fm4明日からFm3気分を変えて頑張ってEcF3みれば?」
☆1
「V1341にぃに、EFe3最近顔色が良いよね〜」
「V1342もしかして、EF3何かいい事でもEcあった?」
☆2以上
「V1343にぃに! Eo何かいい事あったでしょ〜」
「V1344顔が笑ってるよ〜、EcF3もう……」
アコガレゼロ
「V1345にぃに、EFe3m4最近学校でどうなのー?」
「V1346あんまりふらふらしたら駄目Fm3だよ?」
アコガレ0〜2
「V1347最近のにぃに、ちょっといい感じだね」
「V1348これなら女の子もEcほっとかないかもね」
アコガレ3以上
「V1349にぃに……いったいどうしちゃったの?」
「V1350まるでにぃにじゃないみたい……。/EFe8m4べ、別人Fm6なの?」
「V1351だ、だって信じられないんだもん……。/Fm4すごくもててるみたいだし……」
「V1352う、EcF3ううん。EoFe9何でもない!」
☆0
「V1353もうすぐクリスマスだねEcにぃに」
「V1354今年の予定はFm3決まったの?」
「V1355ねえにぃに、/EFe9m4もしかしてFm3彼女でも出来た?」
「V1356最近すごく元気だし、EcW6Eh怪しいなぁ〜」
☆2
「V1357にぃに……」
「V1358あのさ……みゃーは難しい事はFm4よく/わからないけど……」
「V1359今のにぃに、/EFe9m4ちょっとだめな事Fm3してないかな?」
「V1360あ、EcFe6ううん……EoFe9別にいいんだけど……」
スキアキラメ
「V1361もしかしてにぃにってモテモテ?」
「V1362でも、調子に乗って/女の子にひどい事しちゃFm3だめだよ?」
スキナカヨシあり
「V1363そういえば、EFe3今週はにぃにのFm3誕生日だね」
「V1364もしかしたらEcプレゼント貰えるかもよ?」
スキナカヨシなし
「V1365あっ、そういえば、EFe3/もうすぐにぃにのFm3誕生日だね」
「V1366う〜ん、どうしようFm3かな……。/EoF4Sあ、EcF3何でもないよ! SdFm4何でもFm3ない!」
プレゼントあり
「V1367にしししし」
「V1368プレゼント貰えてよかったね、Ecにぃに」
プレゼントなし
「V1369みゃーのお誕生日には/Fm3何を買ってもらおっかなぁ〜」
「V1370忘れないでよEFe9Fm3にぃに」
n
ski_kd01B
nka_kd01A
休日デートあり
「V1371にしししし。/W45……EoFe8m4デートはFm3楽しかったEcF3にぃに?」
「V1372とぼけてもEcF3ダメダメ!/EoF3その顔見たらわかっちゃうんだから」
休日デートなし
「V1373あれ? EFe3折角の休日だったのにEFe9m3何にも/してないの?」
「V1374ねえ、にぃに……」
「V1375Fm4にぃにが一番好きな人って誰?」
「V1376……ううん、EoFe9何でもない。W15/EF4あ、EFe3明日は雪がFm3降るんだって」
「V1377にぃに、Fm4明日はFm3どんな予定なの?」
「V1378にぃにも明日のパーティーEc行くんだね」
「V1379ヘマしないようにね! EcF3にししし」
「V1380クリスマスなのに予定ないの?」
「V1381それじゃお家でEcパーティーだね!」
美也チェック:テキタイ
美也チェック:トラウマ
美也チェック:ごほうびバッド
美也チェック:☆ゲット
美也チェック:ごほうび
美也チェック:下校デート
美也チェック:ゲージ
美也チェック:デアイ
美也チェック:なにもなし
「V1382にぃに……学校で何か悪い事した?」
「V1383あ、EcFe6m3ううん……。EoFe9何でもない」
「V1384ど、どうしたのにぃに……。/Fm4すっごくFm6顔色が悪いけど……大丈夫?」
「V1385具合、悪かったら言ってよね?」
「V1386あれ? EFe9何かあったのにぃに?/Fm6顔がひきつってるよ」
「V1387Ecいい笑顔だね〜Eoにぃに。/何か楽しい事でもあった?」
「V1388にぃに……Fm4顔がデレデレしてるけど/Fm3何かあったの?」
「V1389今日はFm4寄り道してきたんだね〜」
「V1390みゃーにお土産はないの?」
「V1391ちょっとはFm3女の子と仲良くなった?」
「V1392む〜、何かいい事Fm3あった?」
「V1393もしかして……EF3可愛い女の子と/知り合いになれたのEcかな?」
「V1394日々のFm4積み重ねがEFm3大事なんだ! EF3って、/Fm4お父さんがFm3言ってたよ」
「V1395頑張ってねEoにぃに」
2周目の分岐イベント
(う〜ん、最近すごく調子がいい気がする)
(なんていうか、女の子と話す機会が/増えた気がするんだよな……)
(絢辻さんに中多さん、七咲と……/梨穂子と薫はまぁ、置いといて)
(まさか森島先輩と普通に会話できる/なんて、ちょっと前じゃ考えられ/なかったよ)
(思い切って行動してみるもんだなぁ)
(……)
(この調子でいけば、もしかして……)
・彼女と二人でクリスマス……なんて事が!?
・いやいや、まだ安心しちゃダメだよな……
・美也に自慢できるクリスマスになるかも!?
美也ルートフラグ:
(彼女と二人でクリスマス……/なんて事が!?)
(うん、ありえない話じゃないよな)
「……」
「ん?」
(誰かに見られてる気がする……)
(う〜ん、なんだか気になるな……)
Ti0/      Ti2Wv0たったったったった……Wv180
(いないな……。う〜ん、/誰かいたと思ったんだけど……)
(気のせいかな?)
(いやいや、/まだ安心しちゃダメだよな……)
(……そう簡単に彼女が出来る訳ない。/もっと気合を入れて頑張らなくちゃな!)
(美也に自慢できるクリスマスに/なるかも!?)
(な〜んて、まだちょっと気が早いか)
(とにかくこの調子で頑張るか)
(……)
Ti0/        Ts1 Ts2Ti2キョロW20キョロ
(V0029誰も居ないよね……)
(V0030さてとNm君の/お宝本チェックの時間ですよ〜)
(V0031最新のお気に入りランキングに/変更はあるのかな?)
(V0032このダンボールをどかすと……。/お宝本コレクションが登場!)
(V0033一番下からお気に入り順に積んであって、/一番上にはダミーの新聞紙が……あれ?)
(V0034お気に入りランキング1位と2位の本が/無いっ!? ど、どうしちゃったん/だろう……)
(V0035いきなり1位と2位の本がなくなるなんて/今までなかったのに……)
(V0036……そっか、ウメちゃんだ!/またあまり役に立たないエッチな情報と/交換したんだ)
(V0037そっか……半年くらい1位と2位だった/お宝本とお別れしたんだね……。/すごく辛かっただろうなぁ……)
(V0038……あ、これは新しい本だ! さっそく/チェックしとかないと)
(V0039ふむふむ……)
(V0040むぅ、相変わらずって感じ……)
(V0041……ふふっ、でもまさか秘蔵の/お宝コレクションがあたしに見られて/いるなんて、夢にも思っていないよね)
(V0042もしも、この事がばれたら、/いったいどんな顔するかな?)
(V0043自分だけの秘密の場所に、あたしが/来てるんだもん。きっとおどろくよね)
(V0044おどろいて……最初はコラっ! なんて/怒るんだけど、同じ秘密を共有する/ふたりはいつしか惹かれあって……)
(V0045な〜んてね。この時間には絶対来ないから/見つかったりはしないんだけど)
(V0046でも、もしもそんな展開が待ってるなら、/見つかっちゃってもいいなぁ……/ううん、見つけて欲しいな……)
(V0047いつか、気付いてくれると思うけど……/最近ますます格好良くなってるし……)
(V0048あたしの気持ちに気付く前に、また他の/女の子にちょっかいかけられたらどうし/よう……)
(V0049そうだ!)
(V0050そんな事になる前に諦めてもらえばいいん/だよね。うんうん、そうしよう!)
(V0051よーし! がんばるぞっ!)
(V0052悪い子からはあたしがちゃんと守って/あげるからね!)
n0fre_sb12A
(ん……あそこにいるのって美也だよな)
(こそこそ隠れて何やってるんだ?)
(あっ! いきなり走り出したぞ……)
(何やってるんだあいつは……。/んっ? 中多さんが美也の走っていった/方へ小走りで向かっていく……)
(気になるな……。/ちょっと行ってみるか)
(……どこにいった?)
(おっ、いたいた。……人目を避けるように/キョロキョロしている……)
(……妹ながら、本当に良くわからない)
(ん? 理科準備室に入っていったな)
(本当に何してるのか、さすがに気になる。/直接聞いてみるか……)
(ん? あ、あれ?)
(えっ!? あれ……)
(いない……いないぞ? 何でだ?)
(理科準備室への出入り口は、/一つしかないはずなのに……)
(う〜ん、見間違いだったのかなぁ……)
(まあ、いいか……教室に戻ろう)
(V0074はぁ……うちの学校の女生徒は本当に/怖いよね……)
(……)
(V0075ちょっと目を離した隙に、Nm君に/ちょっかいかけて……もうっ!)
(V0076信じられないよ……)
(V0077Nm君の『まんざらでも無いなー』/みたいな顔……見たくないよ……)
(V0078なんであたしじゃなくて……あっそうか!/きっとだまされちゃったんだ……)
(V0079ズルい事して、気をひいたんだ……。/そうじゃないと説明できない……。/いきなり仲良くなる訳ないもん……)
(V0080ふぅ〜……)
(V0081Nm君の事、何もわかってない子に/でれでれしちゃって……もう)
(V0082あたし以外、秘蔵のお宝コレクションの/ランキングなんて絶対知らないよ?)
(V0083最近は水着メインの物が増えてきたとか、/定期的に買ってる月刊誌が3冊あるとか)
(V0084どちらかと言うと……胸の大き目の子が/好きとか……)
(V0085……ね? こんなことまで知ってる子/あたしの他にいる訳ないよ?)
(V0086あたしが一番理解してるんだよ?/それなのに……)
(V0087このまま、ほっといてもあの子とは/上手くいかないと思うけど……)
(V0088あの時みたいに、またNm君が/傷ついちゃうかもしれない。/それだけはダメだから……)
(V0089あたしが守ってあげないと……)
(V0090ズルしてだまして気を引く様な子だし、/色々と考えないとね……)
(V0091うん……。二人の未来のために……)
(V0092ふふっ、オレンジジュースが美味しい!)
(V0093これも、あの子がすっぱりと/諦めてくれたお陰だったりして……)
(V0094校舎裏に人を呼びつけるなんて、/生まれて初めてでドキドキしちゃった。/本当に上手くいって良かった……)
(V0095……Nm君に見つかったら/どうしようって思ったけど、/そんな事もなかったしね)
(V0096でも、すごく寂しそうな顔してた……、/あたし悪いことしちゃったんだよね……)
(……)
(V0097ううん! 弱気になっちゃダメ!)
(V0098こんな事で諦めちゃうなんて、/本気で好きじゃないって事だもん)
(V0099途中で諦めるだなんて……、/あたしだったらそんなこと……)
Ti0/          Ti2s3As64b1ブシュAs0b0!
男子A
「うわっ! 冷てっ」
(V0100いっけない、思わずジュースのパックを/潰しちゃった……)
「なんだよなんだよ……」
「V0101ご、ごめんなさい! 大丈夫?」
「ま、まあ、手にかかっただけだから……」
「V0102そ、そうですか、良かった……。あっ!/早く洗わないとベトベトになっちゃう」
「え? あ、そうだね」
「V0103……あの、よかったらハンカチ」
「い、いいよ。ハンカチは自分のを/使うからさ」
「V0104そ、そうですか? その……/本当にごめんなさい。考え事してて……」
「大丈夫だって、気にしないでくれよ」
「V0105あ、ありがとう」
(V0106失敗失敗……気をつけないとね)
(V0107これからも頑張らないと……)
(V0108今年もそろそろクリスマス……)
(V0109Nm君……今年もあの事を/思い出してるのかな)
(V0110あの事件以降、女の子と一定の距離を/置いてるみたいだし……)
(V0111いっとき、色んな子と/話してたみたいだけど……/気にしすぎだったかな)
(V0112……ううん、油断したらダメダメ)
(V0113優しいから……すぐに悪い子に/だまされちゃうんだよね……。/あの時だって……)
(V0114ふぅ〜〜……)
(V0115あたしが気をつけないとね……。あっ!/今週の『占いフリークス』の恋愛占い、/まだチェックしてなかったっけ)
(V0116相性がバッチリなのはわかってるけど、/他の事も確かめておかないと……)
(V0117えーっと『かに座のあなた……』)
(V0118金運は普通、勉強運も普通、ラブ運は/低調……。低調さを打ち消すラッキー/アイテムはキャラクターグッズ……)
(V0119昨日、余りに可愛いから衝動買いした/タネウマクンキーホルダーも、/キャラクターグッズだよね……?)
(V0120という事は……。ラッキーアイテムを/買ったんだからラブ運は絶好調で、/二人の仲は急接近って事だよね?)
(V0121絶好調か……。もうすぐクリスマスだし、/何か行動するならきっと今が一番いい/タイミングなんだろうな……)
(V0122……どうしよう)
(V0123……告白しちゃおうかな)
(V0124で、でも、本当に告白して/大丈夫かな……)
(V0125だって……あたしは……)
(…………)
(V0126……でも、仕方ないよね? もう、/これ以上自分にウソはつけないもん)
(V0127こんなに……好きなんだから)
(V0128にぃに……)
(V0129ふぅ〜〜……)
(V0130……Nm君すっごく楽しそうだったね)
(……)
(V0131ううん、そんな事ない……。あの子と/一緒だと、色々気を遣って大変だよね)
(V0132あたしならNm君の事をちゃんと/わかってるから気を遣わせる事も/ないのに……)
(V0133あたしだったらきっと……)
「V0134きAs0b0ゃっ!」
(V0135さ、さむ〜い、風邪ひいちゃう……。/早く帰っておこたにはいろ〜っと)
(V0703……どうして? どうしてなの?)
(V0704あんな人と親しげにして……。/すごくいい雰囲気になったりして……)
(V0705絢辻……詞……)
(V0706絶対にだましてるんだ……)
(V0707頭がすごくいい人だし……。/上手いこといって……)
(V0708このままほっといたら……、/クリスマスは二人で過ごすとか/言い出しちゃいそうだよ……)
(V0709そしたらきっとまた……)
(V0710……そんなのダメ!)
(V0711あの二人の仲が決定的になる前に、/何か手を打たなきゃ……)
Ti0/        Ti2たったったった……
(V0712……やっぱり、ほっといちゃダメなんだ)
(V0713幼馴染だから優しくしてもらってる/だけなのに勘違いしちゃって……)
(V0714ちょっと長く一緒にいるから、/自分だけが特別だと思ってるんだ……。/そんな事ないのにね……)
(V0715……いい人だから、/あまり意地悪な事したくないけど、/もう見逃せないよ……)
(V0716だって、このままにしておいたら、/クリスマスは一緒に過ごすとか/言い出しちゃいそうだもん……)
(V0717……そんなの許せない!)
(V0718あの二人の仲が決定的になる前に、/何か手を打たなきゃ……)
Ti0/        Ti2たったったった……
(V0719ただの友達のままでいてくれれば/良かったのに……)
(V0720どうして急にいい雰囲気に/なっちゃうの?)
(V0721棚町……薫……)
(V0722他にもいっぱい男友達いるんでしょ?/それなのに……なんで……)
(V0723何か手を打たないと……)
(V0724今までみたいにほっといたら、/二人でクリスマスを過ごそうとか/言い出しちゃいそう……)
(V0725……そんなの絶対にダメなんだから!)
(V0726二人の仲が決定的になる前に……。/うん、頑張らないと!)
Ti0/        Ti2たったったった……
(V0727……信じられない)
(V0728何時の間にか、『紗江ちゃん』だなんて/呼び方をさせてて……)
(V0729すごく、いい雰囲気になっちゃって……)
(V0730どうして……どうしてなの?)
(V0731まだ知り合って間もないのに、/あんなに親しげにしちゃって……)
(V0732そろそろ、クリスマスは二人で/過ごしたいとか言いそう……。ダメ!/絶対にダメ!)
(V0733……ふぅ〜)
(V0734その前に……何か手を打たないと……)
Ti0/        Ti2たったったった……
(V0735本当に信じられない……)
(V0736水泳に夢中で、彼氏なんてちっとも/欲しがってない感じだったのに……)
(V0737いつの間にか、すごくいい感じで……。/あんなに親しそうにして……)
(V0738あたしの勘違い……じゃないよね?/じゃないと説明できないもん……)
(V0739ううん! 真相はともかく/もうほっとけないよ!)
(V0740じゃないと、クリスマスを二人で/過ごしたりしちゃうかもしれない……)
(V0741そんなのダメダメ!)
(V0742その前に何か手を打とう……。/あの子が諦めるように……)
Ti0/        Ti2たったったった……
(V0743どういう事なの!?)
(V0744確かふられたはず……。/先輩がふったはずなのに……)
(V0745なんでまだあんなに仲良しなの?/おかしいよ!)
(V0746だ、だいたい森島先輩は男の子なんて/選びたい放題でしょ? それなのに/なんで……)
(V0747卒業までもう少しだし、/気にしないようにしてたけど……)
(V0748このままにしておいて、/二人でクリスマスを過ごそうとか/言い出したら大変!)
(V0749そんな事ないとは思うけど……。/その前にあたしが……)
(V0750うん! 何か手を打たないと!)
Ti0/        Ti2たったったった……
Ti0Xデート阻止イベント:不発
(V0751許せないよ……)
(V0752校舎裏で……あんなっ!/あんな真似しちゃって……。/学校を何だと思ってるの……)
(V0753あたしの……あたしのNm君なのに)
(V0754……もう、限界)
(V0755ふぅ〜……)
(V0756頭のいい人だから……。/落ち着いて……落ち着いて……)
(V0757ふぅ〜……よし)
(V0758今なら……まだ諦めてもらえるはず……。/間に合うはずだよね……)
(V0759よし、行こう!)
(V0760……何回も練習したし、きっと大丈夫!)
「V0761あ、あのっ! すみません」
「V0530え? EF2あら、あなたは……」
「V0762ど、どうしても聞いて欲しい事が/あるんですけど、今って大丈夫ですか?」
「V0531ええ、Eo別に構わないわよ」
「V0763よかった……」
「V0532……」
「V0764えっと……あの、ちょっと言いづらい事/なんですけど……」
「V0533ふふっ、W30Eo遠慮しないでどうぞ」
「V0765あ、はい……」
(V0766うん……! 大丈夫……/絶対に諦めてもらうんだから!)
「V0767その、実はですね……」
「V0768……という事なんです」
「V0534……」
「V0769とても信じられないかもしれないけど、/この目で見ちゃったので……」
「V0535そう……」
「V0770あたしも本当にびっくりしちゃって……/どうしようか悩んだんだけど……でも」
「V0771ちゃんと伝えないといけないと/思ったので……ごめんなさい……」
(V0772うん、ちゃんと言えた!/これなら絶対……)
「V0536……」
「V0537別に謝らなくてもいいわ」
「V0773あ、でも……」
「V0538あ、EFe5でも謝ってもらってFm2もいいのかな」
「V0774え? ど、どういう事ですか……/あたしは別に……」
「V0539ふふふっ、EoFe7今、私に嘘を吐いたでしょ?/EFe2その分をね」
「V0775う、ウソなんか……」
「V0540いいのよ、Eo隠さなくても」
「V0541それに、EF2私……Ec今の話が本当だとしても/Nm君の事がだ〜い好きだから」
「V0542そんな程度で嫌いになるような、/中途半端な気持ちじゃないの」
「V0776で、でも! あたしが見たのは……」
「V0543私Nm君が好き」
「V0777うぅ……」
「V0544私Nm君が大好き」
「……」
(V0778こ、こんなはずじゃ……。/何なのこの人! どうしてそこまで……)
「V0545クスッ、Eoどうかしたの?/真っ青な顔してるわよ」
(V0779ズ、ズルいよ! せっかくあたしが/一生懸命考えたのに……。/なんでそんなこと言うの!?)
「V0780……どうして?」
「V0546さて、どうしてEoFe2でしょう?」
(V0781こんな人だったなんて……。/評判と全然違うよ……)
(V0782……と、とりあえず逃げないと)
「V0547ああ、EF7逃げるのもいいけど、/EF2その前に私からも少しだけいいかな?」
「V0783え……な、なんですか?」
「V0548あなたみたいに自分の感情を抑えられない/人が、Fm4あたしに勝てるはずないFm8でしょ」
「V0549EcFm4相手にする時間もFm7勿体無いから、/EoFe7m4二度とあたしに関わらFm8ないで」
「V0550次は……EoFe8見逃さないわよ」
(V0784ふぅ〜〜……)
(……)
(V0785本当にビックリした……。/まさかあんな人だと思わなかったよ)
(V0786……思わず逃げちゃったけど)
(V0787でも、大丈夫! あの人は何か裏が/あって近づいてる感じだし……)
(V0788いい子ぶってるけど、あんな裏が/あるんじゃ、きっとすぐにばれて/ダメになっちゃうよね……)
(V0789それがわかっただけでも一安心!/それにしてもNm君……)
(V0790やっぱりあたしが居ないとダメだよね。/あたしが側にいてあげないと、あんな子に/だまされちゃうんだから……)
(V0791良い人だから……、/悲しませたくなかったけど……)
(V0792もう許せない……)
(……)
(V0795あんな……幼馴染なんかより、/あたしの方がずっとNm君の事……)
(V0796……うん! そうだよね!/そうに決まってる)
(V0797身を引いてもらうしかないよね……)
(V0798この写真……これを見せれば、/付き合っている女の子がいるって/思うはず……)
(V0799あの人は、人の言う事すぐに/信じちゃうから、多分あっさり……)
(V0800よし! 行こう)
「V0801えっと……ちょっと見てもらいたい物が/あるんだけど……」
「V0500え? 何Fm3かな?」
「V0802ここだとちょっと……/こっちに来てくれる?」
「V0501う、Fm3うん」
「V0803という事なんだ……」
「V0025……」
「V0804はっきり聞いた訳じゃないけど、/もう付き合っているんじゃないか……」
「V0502……そっか、いるんだ……EoFe9m6好きな人」
「V0805……ごめんね。/話すかどうか悩んだんだけど……」
「V0503ううん。EoFe9ありがと教えてくれて……」
「V0806とても辛いとは思うんだけど、/今のうちに諦めた方が……」
「V0504え!? EFe9m4そ、Fm3そっか。/そういう事になるよね」
「V0807だから……」
「V0505えへへ、EoFe9m4ごめんね。Fm3気を遣わせ/ちゃって。Fm4これからFm3気をつけるから」
「V0808ううん、気にしないでよ」
「V0506うん……Fm6そうだね。Eo……じゃFm3あ」
「V0809うん、またね」
(V0810本当に人を疑う事を知らないんだね……)
(V0811ごめんね……本当にごめん……)
(V0812でも、仕方ないよね。/あたしが守らないとダメだから……)
(V0813ずっとただの友達だと思ってたけど……)
(V0814ちょっと、油断しすぎてたかもしれない)
(V0815まさか、バイト先でも二人で会っていた/だなんて……)
(V0816もうっ! ちゃんと仕事しなさいよね。/おしゃべりしてないでさっ!)
(V0817手遅れになる前になんとかしないと……。/考えるよりも先に動いちゃうみたいだし)
(V0818あ、きたきた……。よし!)
「V0819あ、あのっ!」
「V0642ん? EFe3ああ、アンタは確か……」
「……」
「V0643あたしに何か用事?」
「V0820あ、はい……それが……」
「V0821ちょっと見てもらいたいものがあって」
「V0644見てもらいたいもの?」
「V0822……実はこの写真なんですけど」
「V0645えっ!? EFe9これ……Fm6Nnの……」
「V0823……はい。そうなんです。/多分……付き合ってるんだと思います」
「V0824あたしもすごく驚いちゃって……/すごく悩んだんだけど……やっぱり/教えた方がいいのかなって思って……」
「V0825その……、/とても仲良さそうだったから……」
「V0646Nnに……Ec好きな人が……」
「V0647……」
「V0826……ごめんなさい。/余計な事……ですよね……」
「V0648う、Eoううん……EFe9そんな事ないわよ。/教えてもらえてEcF3よかった」
「V0649……」
「V0827あ、あの……」
「V0650……Ecやっぱり」
「V0828え?」
「V0651やっぱりさ、EoFe9あたしとNnは、/悪友のままでいた方がいいのかもね」
「V0829そうなのかも……しれませんね」
「V0652うん……」
「V0653さてと……EoFe9m1それじゃ、あたしはそろそろ」
「V0830あ、はい」
「V0654気持ち、Ec切り替えなくっFm3ちゃね」
「V0655それじゃあね」
「V0831……はい」
(V0832……ふぅ〜〜)
(V0833本当にごめんなさい……)
(V0834でも、仕方ないよね。/あたしが守らないとダメだから……)
(V0835油断……ならないなぁ……)
(V0836人見知りで、すごく寂しがり屋さんだから/あたしもついつい甘く考えてたけど……)
(V0837いつの間にか仲良くなってるんだもん。/……もう、このままにはしておけない)
(V0838話すくらいなら許せても……。/あんな……手を握ったりして……。/あたしだって握ってもらってないのに!)
(V0839ウメちゃんもウメちゃんだよ……。/気を遣っていなくなるんじゃなくて、/側にいて邪魔してくれないと……)
(V0840ふぅ〜……)
(V0841かわいそうだとは思うけど……。/仕方ないよね)
(V0842この手紙と写真を下駄箱に入れて……/これでよし……)
(V0843ちょっと隠れて様子を見ようっと……)
(……)
(V0844あっ! きたきた……)
(V0845下駄箱を開けて……手紙を取った!)
(V0846読んでる読んでる……)
(V0847あ……、泣いちゃった……)
(V0848泣きながら帰っちゃった)
(V0849ごめんなさい……本当にごめんなさい)
(V0850でも、仕方ないよね。/あたしが守らないとダメだから……)
(V0851もう、許せない……)
(V0852……部活が終わるまで待たせて、/一緒に帰るなんて有り得ないよ)
(V0853Nm君。優しいから/断れなかったんだよね……)
(V0854……このままほっとく訳にはいかないよ)
(V0855あの子がますます調子に乗っちゃったら/大変だもん!)
(V0856今ならまだ間に合うよね……)
(V0857えーっと、確か教室に……いない。/どこに行っちゃったんだろう?)
(V0858う〜ん、おかしいなぁ)
(V0859別に……待っててもいいけど、/それよりは捜した方が……あっ!)
(V0860あ、いたいた!/ちょっとどこかに行ってただけみたい)
(V0861よし……それじゃあ早速……)
「V0862ねぇ、あの……」
「V0517えっ?」
「V0863ごめんね、急に呼び止めたりして」
「V0518……私に何か?」
「V0864う、うん……今、時間いいかな?/ちょっと見てもらいたい物があるの」
「V0519見てもらいたい物?」
「V0865そう、この写真なんだけどね」
「V0520写真……」
「V0866うん」
「V0521あ……EF4えっ!?/これってNm先輩じゃ……」
「V0522……」
「……」
「V0523……あの、どうしてこの写真を私に?」
「V0867その……最近よく一緒にいるのを/見かけたから……」
「V0868もしかして……好きなのかなって……」
「V0025……」
「V0869ごめんなさい! 余計な事だった?」
「V0524確かに……Eo仲はいいけど、/別に好きな訳じゃないから」
「V0870え……」
「V0525私の事なんか気にしないで、/それは他の人に見せてあげたら?」
「V0526それじゃ……」
「V0871あっ……ちょ、ちょっと……」
(……)
(V0872全然気にしてなかったみたい……)
(V0873あたし余計な事しちゃったのかな……)
Ti0/          Ti2ゴツンッ!
「V0527あいたっ!」
(V0874教室のドアに足をぶつけるなんて、/慌ててるって事だよね……)
(V0875やっぱり、好きだったんだ……)
(V0876……ごめんね。でも、しょうがないの。/あたしが守らないとダメだから……)
(V0877先輩はすごくもてるから、/あまり気にしてなかったけど……)
(V0878Nm君の嫌いな公園に連れてって、/長話するなんて許せないよ……)
(V0879Nm君は優しいから一生懸命/話を合わせようとしてたけど……)
(V0880Nm君……かわいそう……)
(V0881知らないからって、やっていい事と/悪い事があるよね)
(V0882このままほっておくと、きっと/二人とも傷ついちゃうよ……)
(V0883その前にあたしが……)
(V0884よし、行こう……)
(V0885えっと……確かこの教室だったはず……/あっ、いた……)
「V0886あ、あの! すみません!」
「V0500えっ?」
「V0501あら、どうかしたの?/Fm4もしかして……。/Fm3私に会いに来てくれたとか?」
「V0887あ……そうなんです。/実は先輩にお話ししたい事があって……」
「V0502え? EFe3話したい事? Fm3なになに?」
「V0888えっと……ちょっとここだと……」
「V0503わお、EFe9m3ここでは話せないような、/すっごい事EF3なのね!」
「V0889あ、はい……」
「V0504わくわくしてEoきちゃった!/どこに行こうか?」
「V0890そうですね……えーっと……。/じゃあ校舎裏で……」
「V0505Ecオッケー」
「V0506で、話したいことって何?」
「V0891その……これを見て欲しいんです……」
「V0507これってNm君の写真……EFe9よね?」
「V0892はい……」
「V0508一緒に写ってる子ってFm6もしかすると……」
「V0893はい……付き合ってる人みたいなんです」
「V0509ふ、EFe7ふ〜ん……EcFe6そっかFm3……」
「V0894はい……だからあたし……先輩には早く/お伝えしておいた方が良いと思って……」
「V0510……そうFm3なんだ、EFe9びっくり」
「V0895あたしも驚きました……」
「V0511ふぅ……」
「V0512……こんなすごい写真見せられたら、/もう何も言えないわ」
「V0896先輩……」
「V0513あはは、W45EoF9これからは勘違いされないように/Fm3Nm君には近づかないようにしないと」
「V0897ご、ごめんなさい……あたしも/どうしていいのかわからなくて……」
「V0514い、EcFm3いいのよ! EoFe9Nm君に迷惑かけたら/悪いしね」
「V0515教えてくれてありがとう。/EcF3じゃ、私は教室に戻るわね!」
「V0898あ、はい」
(……)
(V0899先輩……ごめんなさい……)
(V0900でも、仕方ないよね。/あたしが守らないとダメだから……)
(V0901うんうん。順調みたい……)
(V0902『クリスマスにデート』なんて困った事を/言い出しそうな子もいたけど……)
(V0903最近はあまり話してなさそうだし、/諦めてくれたのかな……)
(V0904ううん、油断したらダメだよね。/あたしがちゃんと見守ってないと……。/もし、まただまされちゃったら……)
(V0905優しくて……純真で……、/すぐに人を信じちゃうんだもん……。/それで傷ついて……)
(V0906……でも、/そういうところも素敵なんだけどね。/ふふっ、褒めすぎかな?)
(V0907だから、あたしが守ってあげないと……。/うん、頑張ろう!)
(さてと、今日はどうしようかな……。/どこか寄って帰ろうかな?)
「V1810じゃあなNm」
「あ、梅原! ちょっと待ってくれ」
「V1811ん、EFe3どうした?」
「これからゲームセンターにでも/寄っていかないか? どうせ暇だろ?」
「V1812あっと……EoすまねえNm。/今日はちょいと都合が悪いんだ……」
「そっか残念だな……。/もしかして店の手伝いとかか?」
「V1813いや、違う……。EcFm1なんていうか……」
「V1814良かったら帰りながら話さないか?/EFe9m3用事があるから途中までだけど」
「ああ、そうするか」
「V1815……もうすぐ今年も終わるな」
「ああ、時間が経つのって早いよな」
「V1816……なあ、覚えてるかNm?」
「なんだよ急に? 一体何の事だ?」
「V1817あの日、登校中にここで話した事さ」
「え? それって……」
(何の事だろう……この時期だし、/クリスマス関連かな……?)
・今年は彼女を作って楽しいクリスマス、だろ?
・わかってるよ、お宝本の話だよな?
・彼氏募集中の女子が学食で何を頼むかって話?
「今年はそれっぽいクリスマスを過ごす!/……ってやつだろ?」
「V1818へへっ、EoFe9m3なんだよNm。/……ちゃんと覚えてたんだな」
「そりゃまあな……」
「わかってるよ、お宝本の話だよな?」
「V1819そうだ。俺の物かNmの物か/Eoわからなくなっちまってる、あの本だ」
「V1820白い競泳水着が魅惑的なあの本。/EoFe6あの時にはどちらの物か決着がつかな/かったが……P0F8W45っておい!」
「彼氏募集中の女子が、/学食で何を頼むかって話?」
「V1821ああ、あの時はFm9デラックスかつサンドって/結論にFm3なったけど、EcFm9その後やっぱり違うん/じゃないかと……P0F8EoW45っておい!」
「V1822そうじゃなくて、EoFe9m6今年のクリスマスこそ/Fm1彼女を作ってFm8楽しく愉快に過ごすんじゃ/なかったFm6のか?」
「なんだ、そっちの話か」
「V1823おいおい、Fm4頼むぜ大将」
「V1824で、実際どうなんだNmの方は?/Fm6もうクリスマスまでそんなに日が/無いけどよ……」
「ぼ、僕はその……」
「I10……」
「V1825まあ、それはFm1いい……」
「V1826俺はよ、ここらで気合入れなおすために、/初心に帰ろうと思ってるんだ」
「えっ? 初心に帰る?」
「V1827ああ」
「V1828俺が何のために剣道部にFm1入ったか/EFe9m3……知ってるだろ?」
「……何だっけ」
「V1829おいおい……Eo頼むぜNm……」
「ご、ごめん」
「V1830……それはEoFe8m1憧れの先輩の為さ!」
「剣道部で憧れの……あっ!/ポニーテールでダイナマイトボディの!」
「V1831そうそう! EoFe8その通り!」
(確かに、ちょっと前まで/その先輩の事をよく話してたな……)
「……それで?/なんで急に先輩の話が出てきたんだ?」
「V1832この時期、EFe6m3ついつい焦っちまって、/Fm4とりあえず、EcFm3なんとなく……でEoFe9女の子に/声をかけたくなるが……」
「V1833しかし、Fm8それは違う! Ec違うんだよ!」
「え? 違うって……」
「V1834誰でも良い訳じゃない! EcF8この人と/一緒に過ごしたい! だから頑張る!!/……EoF9そういう気持ちが大事なんだよ」
「と、突然そんな事を言われても……」
「V1835なんでぇなんでぇ……EoFe9ノリが悪いな」
「ご、ごめん……。/それで、具体的にはどうするつもりだ?」
「V1836……先輩を初めて見かけた、剣道部の/ランニングコースをこれから走ってみる/つもりだ……」
「なるほど……」
「V1837気が付いたら先輩を追いかけてた……、/あの日の自分をEoFe8m3取り戻すためにな」
「……そうか」
「V1838……笑わないんだな」
「大真面目にそこまで言われちゃな……」
「V1839……ありがとなEoFe9Nm」
「別に感謝されるような事はしてないよ。/そうだろ?」
「V1840ははは、EoFe9違えねえ!」
「あははっ」
「V1841とFm2まあEoFe8そんな訳だ! Fm1行ってくるぜ!」
「ああ、がんばれよ梅原」
「V1842Nmもな!」
(初心か……。僕の初心……)
(……)
(僕も思い出しに行ってみようかな……)
「ふぅ……」
(……2年前か)
(普段ここに来ても、あまり考えない/ようにしてたから平気だったけど……)
(こうして、あの時の事を思い返すと……/やっぱり胸が痛む……)
(中学校最後の冬……。/僕はここでずっと待っていた)
(蒔原さんを……)
(梅原に励まされて、勇気を振り絞って/誘ったクリスマスデートだったのに……)
(彼女はこなかった……)
(プレゼントまで用意してたのに……/本当に参っちゃうよな。ははは……)
(もう、何が起きたのか分からなくて……。/ただただ自分が恥ずかしくて……。/誘った事をすごく後悔して……)
(いっそ何も無かった事にしようとして、/考える事すら止めたんだよな……)
(でも、今は違う……。この場所で、/あの時の事を思い出せる……)
(きっと皆のお陰だ……)
(僕一人だったら、きっと今でも……)
「V0000あれ? Nm君?」
「え?」
「V0001Ecひっさしぶり〜!」
(蒔原……さん……)
「V0002やだ! Fm3忘れちゃったの?/蒔原美佳だよ、中学で同じクラスの!」
「お、覚えてるよ蒔原さん……」
(わ、忘れる訳ないよ……)
「V0003どうかしたの? EFe9m3テンション低いね」
「はは……ちょっとね……」
「V0004じぃ〜と夕日をFm4見てたみたいだけど、Fm3/何か悩みごと?」
「まぁ、ね」
(まさか蒔原さんが来るなんて……)
「V0005そっか〜。EFe9m3まあ、色々あるよね〜」
「V0006Fm4でも本当にFm3ビックリ!/EcまさかNm君が居るなんて」
「ははは……僕もすごく驚いたよ」
(よりによって、ここで会うだなんて……。/蒔原さんは何しに来たんだろう……)
「V0007あ〜! EFe3もしかしてNm君もFm3ドラマを/見て来たの? そんな感じ?」
「ド、ドラマって何の事?」
(い、一体何の話をしてるんだ?)
「V0008えっ? 知らないの!? EFe9ついこの間まで/放映してたFm3『激愛はじめました』!/EcF3ザッキー主演! EoFe9m4ここでロケFm3したのよ?」
「そ、それでここに……?」
「V0009まあ、EFe3それだけじゃないけどさ……。/EFe9それにしてもFm3『激はじ』知らない人が/いるとはね〜。EF3テレビとか見ないの?」
「ま、まあほどほどにしか見ないから……」
「V0010へ〜、信じられないEcなぁ……」
(ワイドショーで見た気もするけど……。/僕の周りじゃそこまで話題になって/ないんだけど……。ま、まあいいか……)
「その制服……輝日南に入ったんだね」
「V0011あ、EF3うん。ウチからだと輝日東は/遠いからね、それだけ」
「V0012Nm君は輝日東なんだね〜。/Ecいいじゃん、制服似合ってるEoよ!」
「あ……、うん。ありがとう」
(……なんだろう。蒔原さん、ちょっと/印象が変わった気がする)
(それに……あの時の事、もうなんとも/思っていないんだろうか? こんなに/普通に話しかけてくるなんて……)
「V0013ちょっとちょっと!/Fm4いきなり黙ってじ〜っとFm3見ないでよ」
「ご、ごめん。懐かしくて、つい」
「V0014Nm君って昔からそういうトコあった/よね? EcF3ふふっ、変わってないなぁ……」
「そ、そうかな?」
「V0015私はFm3どう? EF3色っぽくなったでしょ?」
「そう……だね」
「V0016ふふっ、Eoありがと!」
(蒔原さんってこんな子だったかな……)
(僕が好きになった蒔原さんはもっと……)
「V0017知ってる? 3年の時担任だった/ユキちゃん、Fm3結婚したんだって」
「うん、手紙が来てたよ」
「V0018絶対無理だと思ってたのになー……EF4/あ、EF3妹さんは元気?」
「残念ながらね、毎日騒がしいよ」
「V0019あはは、EoFe9そうなの? 困ったもんね」
「V0020そういえば、EF7なんていったっけ、あの子。/EFe3同じクラスの……」
「同じクラス……えっと、梅原の事?」
「V0021じゃなくて……EoF7う〜ん、なんだっけ……。EFe9/ま、Fm3いいや。それよりさ……」
「V0022聞きたいことあるんだけど、いい?」
「えっ……」
(聞きたいこと? 何だろう……)
(あの日のことなら、聞きたい事があるのは/僕の方だけど……)
「い、いいけど、何かな」
「V0023なんであの日、来なかったの?」
「V0024『えっ』じゃなくてさ。EoFm3あの日、/私結構長い事待ってたんだけど」
「な、何を言ってるの……?」
「V0025え〜? Fm9それってちょっとFm3ヒドくない?」
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
「来なかったのは蒔原さんじゃないか、/僕……僕はここで日が落ちるまで待って/たんだぞ!」
「V0026えっ!? ここで?」
「ここで……ずっと……」
「V0027……それって本気で言ってるの?」
「……ほ、本気ってどういう事?」
「V0028Nm君。当日になって/待ち合わせ場所、変えたでしょ?」
「そ、そんな事するわけないよ!」
「デートコースだって、僕なりにちゃんと/考えてたんだ。映画館に行くまでの道で、/それを説明するつもりで……」
「だから待ち合わせ場所を変更なんて……」
「V0029……そっか、そうだったんだ」
「V0030なるほどね」
「V0031F9私ね、あの日の朝、Nm君から/伝言があるって言われたの……」
「V0032なんて言ったかな……Ec『時間を節約したい/からFm3映画館の前で待ち合わせにしよう』EoFe9/だったかな?」
「そんな事があったなんて……」
(待ち合わせ場所が違うんじゃ、/いつまで待っても会える訳がない)
(で、でも一体誰がそんなことを……?/何のために?)
(……蒔原さんは知ってるんだろうか。/あの日、蒔原さんと僕をあんな目に/あわせた人が誰なのか……)
(少なくとも、蒔原さんはウソの伝言を/伝えられてるんだよな……。/誰だったのか聞いてみようか?)
・誰に言われたの?
・今の僕には関係ないや、聞かないでおこう。
「誰に言われたの?」
「V0033……Eo聞いて、Fm3どうするの?」
「どうするって……それは……」
「V0034もう終わったことだし、気にしない方が/いいと思うんだけど……。Ecお互いにね」
「……」
「V0035……Eo久しぶりに会えて、EF3懐かしかったよ」
「えっ……で、でも……」
「V0036私、これから彼とデートだから。/Fm7ほら、今日って私のFm3誕生日だし」
「あ……そっか、そうだったよね」
「V0037あれ? EFe3私の誕生日知ってたっけ?」
「まぁ、うん」
(デートに誘ったとき、一緒に/誕生日のプレゼントも贈ったからね……)
「V0038まぁ、EFe9m3さ。/あなたも今の彼女と楽しくやれば?/昔のことなんかに縛られないでさ」
「V0039待ち合わせ場所あっちだから。/それじゃね、Ecバイバイ」
「あ……うん、さよなら」
(そうだ、今さら昔のことを蒸し返しても/仕方が無いよ)
(蒸し返すためにきた訳じゃない……。/気持ちの整理にきたんだ……、/丁度良かったんじゃないかな……)
(よし、クリスマスの為に頑張ろう)
(今の僕には関係ない事だよな……)
「そっか、そういう事情だったんだ」
「V0040誰がやったのか、Fm3聞かないの?」
「今さら聞いても仕方ないよ」
「V0041ふうん……EFe3何かNm君、Fm3変わったね。/好きな子でもできたの?」
「それは……」
「V0042今のNm君、EFe9ちょっと付き合って/みたいかも」
「えっ……僕は……」
「V0043Ec冗談よ、冗談。EoFm9そういう所はほんとにFm3/変わってないのね」
「からかわないでくれよ」
「V0044あはは。Eoお互い、いいクリスマスになると/いいわね」
「うん、そうだね」
「V0045それじゃ、バイバイ」
「うん、さよなら」
「……ふぅ」
(『いいクリスマスになるといいわね』/……か)
(そうだな、がんばろう)
(V0791良い人だから……、/悲しませたくなかったけど……)
(V0792もう許せない……)
(……)
(V0795あんな……幼馴染なんかより、/あたしの方がずっとNm君の事……)
(V0796……うん! そうだよね!/そうに決まってる)
(V0797身を引いてもらうしかないよね……)
(V0798この写真……これを見せれば、/付き合っている女の子がいるって/思うはず……)
(V0799あの人は、人の言う事すぐに/信じちゃうから、多分あっさり……)
(V0800よし! 行こう)
「V0801えっと……ちょっと見てもらいたい物が/あるんだけど……」
「V0500え? 何Fm3かな?」
「V0802ここだとちょっと……/こっちに来てくれる?」
「V0501う、Fm3うん」
「V0803という事なんだ……」
「V0025……」
「V0804はっきり聞いた訳じゃないけど、/もう付き合っているんじゃないか……」
「V5444EcNnに好きな人が……」
「V8000……うん」
(V8001……こんなに落ち込んでるんだから、/Nm君を諦めるのはもう間違いないね)
(V8002ごめんね……桜井さん。/W15でも、これもNm君を守るためなの)
「V5445Eoあの……一ついいかな?」
「V8003うん、なに?」
「V5446EFe9m8あのね、その……」
「V8004こんな機会なんだし、/何かあったら遠慮なく言ってよ」
「V5447うん、W60Eo多分なんだけど……/W15Nnとこの子は付き合ってないよ」
「V8005……え?」
(V8006ど、W15どういうこと……/W30なんで写真を見ただけで、そんなことが/わかるの!?)
「V5448EFe9m3もし二人が付き合っているとしたら、/Nnの顔に少しだけ違和感があるんだ」
「V8007Nm君の……顔?」
「V8008な、W15何を言ってるの!?/W30写ってるのは本物のNm君だよ!」
「V5449Ecう、うん。/それはわかってるんだけど……」
「V8009じゃあ、なんで……」
(V8010すごく素敵な笑顔の写真なのに、/W30なんで桜井さんはこんなことを言うの?)
(V8011それにこの写真は、W30あたしのコレクション/の中でも選りすぐりの一枚なんだよ!)
(V8012Nm君の後ろに立ってる看板から、/あたしの影が少しハミ出して一緒に/写ってる、貴重な写真なんだから!)
「V5450EF6私……W30知ってるんだ。/W30Nnが、本当に誰かのことを好きに/なったときの顔を」
「V8013えっ……W45誰かを好きに!?/W30い、W15いったいいつそんなことが!?」
「V5451Eh2年前のクリスマス頃、/W30Nnはそんな顔をしてたの」
「V8014あっ……」
「V5452EcW4EoFe7m3あの時すごく素敵な顔をしてたから、/W30なんだか忘れられなくて……」
「V5453EcF9ちょっとだけ、寂しかったし」
「V8015……」
「V5454EoF3だからね、W30この写真のNnの顔を/見る限り、違うと思うんだ」
「V8016うっ……」
(V8017……悔しいけど、/W30桜井さんの言うとおりかもしれない)
(V8018確かにあの頃のNm君は、/W45この写真に写ってる顔よりもずっと/素敵な顔をしてた気がする……)
(V8019お気に入りの写真で満足しちゃって、/そんなことまで考えつかなかったよ)
「V5455……それにね、/Nnは私に言ってくれたんだ」
「V8020え? な、何を?」
「V5456EFe6『これから僕に何かあった時は、/梨穂子にだけはちゃんと話す』って」
「V8021そ、W15そんな……」
「V5457EF3だからもし何かあったとしたら、/W30Nnが直接私に伝えてくれるよ」
(V8022い、W15いったいいつの間に、/W15こんなに仲よくなっていたの!?/W30これじゃ大失敗だよ……)
「V5458Ecえへへへ、W30でもありがとね」
「V8023え?」
「V5459EoFe9私のことを心配してくれたから、/その写真を見せてくれたんだよね?」
「V8024そ、W15それは……」
「V5460EF3でも、W15私は大丈夫だから。/W45Ecそれじゃ、先に教室へ戻るね」
「V8025あっ……」
(V8026どうして……/W45どうしてお礼なんか言えるの?)
(V8027あたしは桜井さんとNm君を/引き離そうとしてたのに……)
(V8028なんでNm君のことを、/W30あんなに信じていられるんだろう?)
(V8029あたしだったら、W30写真を見せられただけで/おかしくなっちゃいそうなのに……)
(V8030なんで、W60あんなに……)
(V0813ずっとただの友達だと思ってたけど……)
(V0814ちょっと、油断しすぎてたかもしれない)
(V0815まさか、バイト先でも二人で会っていた/だなんて……)
(V0816もうっ! ちゃんと仕事しなさいよね。/おしゃべりしてないでさっ!)
(V0817手遅れになる前になんとかしないと……。/考えるよりも先に動いちゃうみたいだし)
(V0818あ、きたきた……。よし!)
「V0819あ、あのっ!」
「V0642ん? EFe3ああ、アンタは確か……」
「……」
「V0643あたしに何か用事?」
「V0820あ、はい……それが……」
「V0821ちょっと見てもらいたいものがあって」
「V0644見てもらいたいもの?」
「V0822……実はこの写真なんですけど」
「V0645えっ!? EFe9これ……Fm6Nnの……」
「V0823……はい。そうなんです。/多分……付き合ってるんだと思います」
「V0824あたしもすごく驚いちゃって……/すごく悩んだんだけど……やっぱり/教えた方がいいのかなって思って……」
「V0825その……、/とても仲良さそうだったから……」
「V0646Nnに……Ec好きな人が……」
「V0647……」
「V0826……ごめんなさい。/余計な事……ですよね……」
(V8054こんなに悲しそうな顔した棚町さん、/初めて見たかも……)
(V8055ごめんなさい、棚町さん……/でも、これもNm君を守るためなの!)
「V8056大丈夫……ですか?」
「V5438……EoFe9m3ん? ああ、大丈夫よ」
「V8057で、でも……/すごく落ち込んじゃってるみたいだから」
「V5439EF4落ち込んでる? あたしが?」
「V8058は、はい……そう見えますけど」
「V5440EF7そっか……」
「V5441はぁ……W30Eoまさかこのあたしが、/こんな写真を見ただけで落ち込むとはね」
「V8059え?」
「V5442あ〜……W30Eoほんとビックリだわ。/W60EFe9あたしは自分が思っている以上に、/Nnに本気になっちゃってるのね」
「V8060た、棚町さん?」
「V5443……ったく、W30EcW4Eoなんだか悔しいじゃない」
(V8061さ、さっきまで落ち込んでいたのに、/なんで急に元気になってるの!?)
「V8062ど、どうしたんですか?/急に元気になったみたいですけど……」
「V5444Ecどうしたっていうか、/W30EoFe6m3ただNnのことを思い出しただけよ」
「V8063Nm君のことを?」
「V5445EFe8m3Nnが、あたしにバレずに/恋愛するなんて、無理だってことをね」
「V8064そ、そんなことわからないですよ!」
「V8065棚町さんが気付いてないだけで、/ずっと前からこの二人は付き合っている/かも知れないじゃないですか」
「V5446EF3……わかるわよ。/W30伊達にこの5年間、Nnと一緒に/バカをやってきたわけじゃないからね」
「V8066だ、だからって……」
「V5447EFe9まだ納得いかないなら、/もう一つちゃんとした理由があるわよ」
「V5448EF3もしNnに彼女がいたら、/W30Eh『家に泊まりに来てもいい』なんて/あたしに言わないでしょ?」
「V8067えっ……?」
「V5449EcW4Eoしかも、W30いつあたしが家出して/泊まりに来るかもわからないのによ?」
「V8068そ、そんな……」
「V5450あら、どうしたの〜? W60Eo今度はアンタが/落ち込んでるみたいだけど」
(V8069ど、W30どういうこと?/W45『家に泊まりに来てもいい』って……/W30そんなことをNm君が言ったの!?)
(V8070あり得ない……あり得ないよ!/Nm君がこんな人を家に誘うなんて!)
「V5451EFe8m9それより……W45アンタはなんで、/こんな写真をあたしに見せたの?」
「V8071えっ!?」
「V5452Ehまぁ、冷静に考えてみれば、/だいたいの予想は付くけど……」
「V5453EcW4EoFe8m5まったくもって大きなお世話よ!/W30どうせ諦めるんならねぇ、恵子に負けない/ぐらい、堂々と振られてみせるわ!」
「V5454EFm8それに、アンタもこんな回り/くどいことをするくらいなら……」
「V5455EFm5最初からNnに、/真正面からぶつかって行きなさいよ!」
「V8072うっ……」
「V5456EhFe8m9あたしなんかに時間かけるより、/よっぽど意味があると思うけど?」
「V8073……」
「V5457それじゃ、/あたしは教室に戻らせてもらうわよ」
「V8074あっ! W30ちょ、ちょっと……」
(V8075い、行っちゃった……)
(V8076……な、何よ!/好き放題言って、いなくなるなんて)
(V8077なにが『真正面からぶつかって/行きなさい』よ!)
(V8078そんなことできるなら……/初めからそうしてるよ)
(V8079それに家出したらNm君の家に泊めて/もらえるなんて、羨ましいなぁ……)
(V8080あたしも家出をしたら、/Nm君の家に泊めてもらえるのかな?)
(V8081あっ、でもまずは……/玄関でちゃんと自己紹介をしないと)
(V8082あたしはそこからだよね、きっと……)
(V8083はぁ……)
(V0835油断……ならないなぁ……)
(V0836人見知りで、すごく寂しがり屋さんだから/あたしもついつい甘く考えてたけど……)
(V0837いつの間にか仲良くなってるんだもん。/……もう、このままにはしておけない)
(V0838話すくらいなら許せても……。/あんな……手を握ったりして……。/あたしだって握ってもらってないのに!)
(V0839ウメちゃんもウメちゃんだよ……。/気を遣っていなくなるんじゃなくて、/側にいて邪魔してくれないと……)
(V0840ふぅ〜……)
(V0841かわいそうだとは思うけど……。/仕方ないよね)
(V0842この手紙と写真を下駄箱に入れて……/これでよし……)
(V0843ちょっと隠れて様子を見ようっと……)
(……)
(V0844あっ! きたきた……)
(V0845下駄箱を開けて……手紙を取った!)
(V0846読んでる読んでる……)
(V8106あれ? おかしいなぁ……/そろそろ何か反応してもいいと/思うんだけど……)
「V5449……くすっ」
(V8107えっ!? い、今……笑ったの?)
「V5450ふふっ、Nm先輩ったら、/またこんなことをして……」
(V8108や、やっぱり笑ってる!?/しかも『また』ってどういうこと……)
(V8109いえ、それ以前にどうして中多さんは/あれを見て笑っていられるの!?)
「V8110ちょ、ちょっとっ!」
「V5451え?」
「V5452は、はい……EFe4なんでしょうか?」
「V8111あっ……その……」
(V8112し、しまった……/つい勢いで話しかけちゃったけど、/いったい何を話せば……)
「V8113な、なんだかすごく嬉しそうな顔を/してるけど、何かいいことがあったの?」
「V5453あっ……EF7それは……」
「V8114も、もしかして、その大切そうに/持ってる、手紙と写真のせいなのかな?」
「V5454……は、はい!/W45EF3大切な人が、私のために用意してくれた/ものなんです……」
(V8115た、大切な人!?/あ、あたしのことじゃないよね……/いったい誰と勘違いしてるの?)
「V5455あっ……EFe6m3あの、そろそろ教室に/戻らないといけないので」
「V8116そ、そっか、ごめんね。/お楽しみの最中に話しかけたりして」
「V5456い、いえ……」
「V5457そ、それでは失礼します」
「V8117あっ……」
(V8118…………)
(V8119あたしの写真、持っていっちゃった……)
(V8120はぁ……/まさかこんなことになるなんて)
(V8121もしかしたら泣いちゃうかなって、/少し心配してたのに……)
(V8122あの写真と手紙を見て笑うなんて/どうなってるの!?)
(V8123しかも、大切そうに持っていっちゃう/なんて……)
(V8124これくらいじゃ、/二人の関係は揺らがないってこと?)
(V8125とっておきの写真だったのに、/今さら返してなんて言えないし……)
(V8126うう〜っ……/いったいどうなってるの〜!?)
(V0851もう、許せない……)
(V0852……部活が終わるまで待たせて、/一緒に帰るなんて有り得ないよ)
(V0853Nm君。優しいから/断れなかったんだよね……)
(V0854……このままほっとく訳にはいかないよ)
(V0855あの子がますます調子に乗っちゃったら/大変だもん!)
(V0856今ならまだ間に合うよね……)
(V0857えーっと、確か教室に……いない。/どこに行っちゃったんだろう?)
(V0858う〜ん、おかしいなぁ)
(V0859別に……待っててもいいけど、/それよりは捜した方が……あっ!)
(V0860あ、いたいた!/ちょっとどこかに行ってただけみたい)
(V0861よし……それじゃあ早速……)
「V0862ねぇ、あの……」
「V0517えっ?」
「V0863ごめんね、急に呼び止めたりして」
「V0518……私に何か?」
「V0864う、うん……今、時間いいかな?/ちょっと見てもらいたい物があるの」
「V0519見てもらいたい物?」
「V0865そう、この写真なんだけどね」
「V0520写真……」
「V0866うん」
「V0521あ……EFe4えっ!?/これってNm先輩じゃ……」
「V0522……」
「……」
「V0523……あの、どうしてこの写真を私に?」
「V0867その……最近よく一緒にいるのを/見かけたから……」
「V0868もしかして……好きなのかなって……」
「V0025……」
「V0869ごめんなさい! 余計な事だった?」
「V5430……」
「V8155な、七咲さん?」
(V8156よっぽどショックだったのかな?/食い入るように写真を見てるよ)
(V8157ごめんね……七咲さん、/でもこれもNm君を守るためなの!)
「V8158やっぱりショックだよね……」
「V5431……ダメですね」
「V8159……え?」
「V5432この写真に写ってる女の人じゃ、/W15EcFe8Nm先輩とうまくいきませんよ」
「V8160ええっ!? ど、どういうこと?」
「V5433こんないい加減そうな人じゃ、/Fm6先輩に相応しくないってことです」
「V8161そ、そんなの写真だけでわかるの?」
「V5434……シャツにシワがついてますけど、/W30EFe8m6この人は自分でアイロンをかけることも/できないんですか?」
「V8162シャツの……シワ?」
「V5435それに、こんなに長く伸びた爪では、/Fm6料理は作れないし洗濯もできませんよ」
「V8163そ、それはそうかもしれないけど……」
「V5436あと、まだ若いのに化粧が濃すぎます。/ご近所の方への印象も大切なんですから」
「V5437こんな人が先輩と付き合うなんて……/Ecありえません。EoFm8いえ、私が許しません!」
「V8164す、すみませんでした!」
(V8165……って、/なんであたしが謝ってるの!?)
(V8166なんなのこの子は……/見てきた印象と全然違うじゃない!)
(V8167これじゃまるで、Nm君のお母さんに/怒られてるみたいだよ……)
(V8168ん? Nm君のお母さん?/じゃあ、もしあたしがこの子に認め/られればそれって……)
「V5438話はこれで終わりですか?/それなら教室に戻りますけど……」
「V8169ちょ、ちょっと待って!」
「V5439……まだ何かあるんですか?」
「V8170あ、あの……/あたしとNm君はどうかな?」
「V5440え? W45EF9あなたが先輩と?」
「V8171も、も、もしもの話なんだけどね!/少しだけ興味があって……」
「LdV5441Moはぁ……Mc/W60LeEoじゃあ、少しジッとしてて下さい」
「V8172うん、ありがとう!」
「V5442……」
「V8173うっ……」
(V8174き、きっとあたしなら大丈夫だよね!/だって、あたしは今までNm君の/ためだけに……)
「V5443あなたもダメです」
「V8175ええっ!?」
「V5444あなたが先輩の彼女になることも、/Ec私は絶対に認めません」
「V8176そんなぁ……な、なんでダメなの!?」
「V5445説明しないとダメなんですか?」
「V8177だ、だって……/あたしは料理もお裁縫もできるよ!」
「V8178身だしなみだって、ほら!/いつもチェックしてるし……」
「LdV5446Moはぁ……McW15Leじゃあ、W30Eo簡潔に説明します」
「V5447料理や裁縫はできるかもしれませんけど、/W30EFe9掃除や洗濯はちゃんとしてますか?」
「V8179え?」
「V5448服の袖にホコリが付いてますよ。/W30EF9どこかホコリが溜まってる場所が身近に/あるんじゃないですか?」
「V8180え? あっ……」
(V8181も、もしかして今朝、Nm君のお宝本を/チェックしに開かずの教室へ行った時、/付いちゃったのかも……)
「V5449あとスカートのプリーツが/崩れてきてますけど、EF9気付いてますか?」
「V8182うっ……ほ、本当だ」
「V5450手間かもしれませんが、W30EFe8洗うときは/ちゃんと糸でしつけないとダメですよ」
(V8183ま、まさかこんな所まで/指摘されちゃうなんて……)
(V8184ううっ……悔しいけど、/確かに七咲さんの言うとおりだよ)
「V5451あと、W15EcFm6これは予想ですけど……/W60Eo先輩を甘やかしそうな顔をしてます」
「V8185か、顔!?」
「V5452はい、W30EF9先輩に頼まれたらなんでも/OKしちゃいそうな……」
「V8186そ、それは……」
(V8187そ、そんなの当たり前じゃない!/Nm君に頼まれたらなんでも喜んで/OKするよ!)
「V5453あとは……/W60EcF8Nm先輩と同じダメな匂いがします」
「V8188ダメな匂いって何!?」
「V5454とにかく……/W30Ecこういう訳で、W30EoあなたはNm先輩に/相応しくはありません」
「V8189で、でも七咲さんがどう言おうと、/Nm君にとっては余計なお世話かも/しれないよ!」
「V5455そんなことはありません」
「V8190そ、それに七咲さんは制服のリボンを/外したりしてるけどそれはいいの!?」
「V5456Nm先輩が言ったんですよ……/EoB80『七咲みたいな人が理想的だ』って」
「V8191えっ……」
「V5457なので……/私が負けを認めるような人以外に、/Nm先輩を譲るつもりはありません!」
「V8192ゆ、譲るつもりはないって……」
「V5458あっ……」
「V5459で、では私はこれで失礼します。/W45EF8B0もうこんな写真持って来ないで下さいね」
「V8193あっ……」
(V8194……)
(V8195……)
(V8196七咲さんに写真を見せて、/落ち込ませる予定だったのに……)
(V8197なんで……/あたしが落ち込んでるの?)
(V8198あたしがNm君に相応しく/ないなんて……)
(V8199七咲さんに言われただけなのに、/Nm君のお母さんに全否定されたような/このショックはなに?)
(V8200Nm君のことを一番理解してるのは、/あたしなのに……)
(V8201あたしの……はずなのに……)
(V0877先輩はすごくもてるから、/あまり気にしてなかったけど……)
(V0878Nm君の嫌いな公園に連れてって、/長話するなんて許せないよ……)
(V0879Nm君は優しいから一生懸命/話を合わせようとしてたけど……)
(V0880Nm君……かわいそう……)
(V0881知らないからって、やっていい事と/悪い事があるよね)
(V0882このままほっておくと、きっと/二人とも傷ついちゃうよ……)
(V0883その前にあたしが……)
(V0884よし、行こう……)
(V0885えっと……確かこの教室だったはず……/あっ、いた……)
「V0886あ、あの! すみません!」
「V0500えっ?」
「V0501あら、どうかしたの?/Fm4もしかして……。/Fm3私に会いに来てくれたとか?」
「V0887あ……そうなんです。/実は先輩にお話ししたい事があって……」
「V0502え? EFe3話したい事? Fm3なになに?」
「V0888えっと……ちょっとここだと……」
「V0503わお、EFe9m3ここでは話せないような、/すっごい事EF3なのね!」
「V0889あ、はい……」
「V0504わくわくしてEoきちゃった!/どこに行こうか?」
「V0890そうですね……えーっと……。/じゃあ校舎裏で……」
「V0505Ecオッケー」
「V0506で、話したいことって何?」
「V0891その……これを見て欲しいんです……」
「V0507これってNm君の写真……EFe9よね?」
「V0892はい……」
「V0508一緒に写ってる子ってFm6もしかすると……」
「V0893はい……付き合ってる人みたいなんです」
「V0509ふ、EFe7ふ〜ん……EcFe6そっかFm3……」
「V0894はい……だからあたし……先輩には早く/お伝えしておいた方が良いと思って……」
「V0510……そうFm3なんだ、EFe9びっくり」
「V0895あたしも驚きました……」
「V0511ふぅ……」
(V8223いつも明るい森島先輩が、/こんなに大人しくなっちゃうなんて……/本気で落ち込んじゃってるんだ)
(V8224ごめんなさい、森島先輩。/……でも、これもNm君を守るため/なんです!)
「V5442EcW4EoF4あれ? W30EF1でもこの写真のNm君……」
「V8225ど、どうかしました?」
「V5443EF8むむむ……/W45EcFm1そういうことなのね、Nm君」
「V8226……え?」
「V5444……W30EoFm8ズルイわ」
「V8227え?」
「V5445Nm君だけこっそりこんな可愛い子と/遊んでるなんて、ズルイわよ!」
「V8228ええっ!?」
「V5446EF9私だってこのかわい子ちゃんと一緒に/遊びたいよ〜」
「V8229い、一緒に遊びたいって……」
(V8230ど、どういうこと?/さっきまで落ち込んでいたのに……/いったい何があったの!?)
「V8231も、森島先輩! それよりも/もっと心配することがないんですか?」
「V5447EF4え? 何かしら?」
「V8232な、何かしらって……/W45Nm君はこの子と付き合ってるって/あたし言ったんですよ!?」
「V5448ああ、それなら大丈夫。/それは多分あなたの勘違いよ」
「V8233え?」
「V5449Ecだって写真に写ってるNm君は、/首輪をしてないもん」
「V8234く、首輪?」
(V8235ど、どういうことなの?/首輪をしてないなら大丈夫って……/普通はしてないものじゃないの!?)
(V8236……はっ!? もしかしてNm君は、/彼女の前では首輪を着けるってこと!?)
「V5450EFe9それに……/もしあなたの言うことが本当でも、/私は単純だから簡単には諦められないの」
「V8237……え?」
「V5451Ecふふっ、誰かさんの受売りなんだけどね」
(V8238あ、諦められないって……/まさか森島先輩も本気でNm君の/ことを!?)
「V5452……EoFe3m4あっ、もうこんな時間なんだ!/W45EF9早く教室にもどらないとひびきに/怒られちゃう」
「V5453EF3それじゃあね! W30Ecまた遊びに来てね〜」
「V8239あっ……せ、先輩!?」
(V8240い、行っちゃった……)
(V8241まさかNm君に、彼女の前では首輪を/着ける趣味があったなんて……)
(V8242もし、あたしが告白したら……/Nm君は首輪を着けてくれるかな?)
(V8243はぁ……)
(V8244森島先輩は知ってたんだよね……/あたしは知らなかったのに)
(V8245それに……/あの森島先輩があんなことを言うなんて、/信じられないよ)
(V8246簡単には諦められないなんて……/そんなの当然じゃない!)
(V8247簡単に諦められたら、/こんなことしてないよ……)
(V0136ふぅ〜〜っ!)
(V0137何で何で何で!/こんなの納得できないよっ!)
(V0138どうして他の子とクリスマスを過ごす/約束なんてしちゃうの!?)
(V0139ふぅ〜〜〜)
(V0140約束する前に気付けないだなんて……/油断しちゃってたのかな……)
(V0141夏頃、急にNm君にちょっかい/かけてきた子は、きちんと/諦めさせられたのに……悔しいっ)
(V0142あたしの方が……)
(V0143あたしの方がずっとず〜っと好きなのに!/それなのに他の子とだなんて……)
(V0144そんなのって酷すぎるよ!)
/Ti0         Ts3ダンッAs0b0!!
女子A
女子B
「きゃっ! な、何?」
「何、何? どうしたの?」
(V0145い、いけない。つい取り乱しちゃった)
「V0146あ、ジュースが倒れそうだったから/慌てちゃって……。おしゃべりの邪魔/しちゃってごめんなさい」
「そ、そう……?」
「気にしないでいいよ。ね、続き続き」
(V0147良かった〜……。となりの席の子が/いい人で助かっちゃった)
「あ、うん。/それでね、その映画なんだけど、最初は/よくある恋愛物かと思ったの……」
「でも主役の男の母親がね、二人の恋を邪魔/しちゃうの! それで二人の恋は……」
「ええっ!? まさか……破局っ!?」
「そうなのー! それで今度は母親が……」
(V0148あ、そっか……。/あたしが邪魔すればいいんだ)
(V0149な〜んだ、簡単な事だよね……)
(V0150あたしの目が黒いうちは、/Nm君に近づいてくる子は、/絶対に許さないんだから!)
(V0151でも……今回はこうして気付けたから/いいけど……)
(V0152もしも、気付けなかったら……)
(V0153Nm君格好いいし、きっとこれからも/色んな子が寄ってきちゃうかも……)
(V0154このままじゃきりが無いよ……)
(……)
(V0155あっ……そうか……)
(V0156クリスマスデートの前に、あたしが/Nm君に告白しちゃえばいいんだ……)
(V0157うん……。そしたらきっと……、/あたしの事を選んでくれるはず……)
(V0158今まで……ずっと伝えられなかったけど、/今度こそ……)
(V0159……でも、どうやって告白しよう)
(V0160誰にも邪魔されずに……。/二人きりになれて……)
(V0161……そうだ! あの部屋を使おう!)
(V0162二人だけの開かずの教室で告白しよう!/それがいいよ! ……もしかしたら、/そのまま……なーんてね!)
(V0163そうと決まれば早速準備しないと……。/待っててね、もうすぐ会えるからね)
(V0164ふふふ……)
(V0165もうすぐクリスマスか……。/クリスマスはNm君と過ごしたいな)
(V0166二人っきりで過ごすクリスマス……。/きっとすごく素敵なんだろうな……)
(……)
(V0167今、告白しないとクリスマスを過ごす/チャンスは1年後になっちゃうのか……)
(V0168そんなの……もう我慢出来ない……)
(V0169それに余りのんびりしていると/Nm君にちょっかいをかけてくる子が/いつ現れるかわからないしね……)
(V0170Nm君のことを何も/分かっていないくせに……/そんなの許せない!)
(V0171今年の夏に見つけた子は、/無事Nm君を諦めさせたけど……)
(V0172Nm君はもてるから、/ほうっておくと危ないしね)
(V0173……うん、そうだよ)
(V0174告白、しよう……)
(V0175今まで……ずっと伝えられなかったけど、/今度こそNm君に……)
(V0176でも、どうやって告白しよう……)
(V0177ずっとずーっと、/大事にしてきたこの気持ちを……)
(V0178どうすれば上手く伝えられるんだろう?)
(V0179手紙……手紙なんかじゃダメ……。/直接、伝えないと……)
(V0180どこで? どこでなら……/誰にも邪魔されずに……あっ! そうだ)
(V0181あの部屋にしよう!/二人だけの開かずの教室に!)
(V0182開かずの教室で二人きりで……。/もしかするとNm君とそのまま……/なーんてね!)
(V0183うん! そうと決まれば/早速準備しないと)
(V8031寒いなぁ……)
(V8032はぁ……なんで、/失敗しちゃったんだろう?)
(V8033写真を見せてNm君のことを、/諦めてもらうだけだったのに……)
(V8034夏に諦めさせた子は、/あっさり引き下がってくれたのに……)
(V8084棚町さんは諦めるどころか、/むしろあたしにけしかけるようなことを/言ってくるなんて……)
(V8085『Nm君に真正面からぶつかって行け』/だなんて、簡単に言わないでよ……)
(V8086そんなことができるなら……/そうしたいに決まってるじゃない!)
(V8087あたしだって棚町さんみたいに、/教室でNm君と夫婦漫才をしたり、/本音でケンカをしたりしてみたいよ)
(V8088……でも、できるわけないじゃん)
(V8089あたしも棚町さんみたいに真正面から/向き合って本音で話せていれば……/今と、少しは変わっていたのかな?)
(V8090……)
(V8091どうしたら、あんな本音で話せる関係に/なれるんだろう?)
(V8092きっと棚町さんにあって、/あたしにないものがあるはず……)
(V8093棚町さんにあって、/あたしにないもの……)
(V8094……)
(V8095まさか……アルバイトの経験!?)
(V8096そっか……アルバイトだよ!/接客業の経験があるから、Nm君との/距離の取り方が上手なんだ!)
(V8097よ〜し! そうとわかれば、さっそく/あたしもアルバイトを始めないと!)
(V8098アルバイトするお店は……/せっかくだし、なるべくNm君と/関われる場所がいいよね)
(V8099じゃあ……商店街の本屋にしよっかな!/あのお店なら、Nm君がよくお宝本を/買いにくるし!)
(V8100まずはお宝本コーナーを増設して、/Nm君が毎日通いたくなるような/本屋にしよう)
(V8101Nm君が好きな本を平積みにしたり、/買いやすいようにNm君専用のレジまで/用意しちゃおっかなぁ)
(V8102他の男の人のレジを打つことになっても、/どんなお宝本を買っていくか確認すれば、/人気がある女の子も把握できるし……)
(V8103男の人の気持ちを理解するには、/ぴったりな職場かも!)
(V8104……うん、待っててねNm君!/必ず本音で話せるような女の子になって、/真正面からぶつかってみせるから!)
(V8105それじゃ、まずは……/履歴書ととびっきりかわいい証明写真を/用意しないと!)
/Ti0        たったったった……
(V8031寒いなぁ……)
(V8032はぁ……なんで、/失敗しちゃったんだろう?)
(V8033写真を見せてNm君のことを、/諦めてもらうだけだったのに……)
(V8034夏に諦めさせた子は、/あっさり引き下がってくれたのに……)
(V8127中多さんは写真を見て笑ってたよね。/あれが余裕の笑みっていうのかな……)
(V8128てっきり泣き出すとばかり思って/いたのに、完全に予想外だったよ)
(V8129そのうえ、あたしの写真を/持っていっちゃうし……)
(V8130手紙まで書いたのに……/あたしの作戦がまるで意味なかった)
(V8131はぁ……)
(V8132中多さんは転校してきたばかりで、/まだ少ししか経ってないのに……)
(V8133どうしてあんなにNm君のことを/信頼できるんだろう?)
(V8134どうして……/Nm君に告白できたんだろう?)
(V8135あたしはずっと見てるだけで、/声をかけることさえできないのに……)
(V8136あんなに気弱そうな子の、/どこから勇気が湧いてきたのかな?)
(V8137本当に、すごいよね……)
(V8090……)
(V8138どうしたら、あたしも中多さんみたいに/告白する勇気が持てるんだろう?)
(V8139きっと中多さんにあって、/あたしにないものがあるはず……)
(V8140中多さんにあって、/あたしにないもの……)
(V8141……)
(V8142まさか……胸!?)
(V8143そっか……きっとあの大きな胸には、/たくさんの勇気が詰まってるんだね!)
(V8144だから勇気の足りないあたしの胸は、/こんなんなんだ……)
(V8145あ、あたしだって、/毎日かかさず努力はしてるのに……)
(V8146ううん……/きっと今までしてきた努力じゃ、/足りてないってことだよね)
(V8147よ〜し、じゃあこれからは、/牛乳……はやっぱり無理だから、/ヨーグルトを食べることにしよう!)
(V8148そして腕立て伏せの回数も増やして、/もっと胸の筋肉を増やさないと!)
(V8149あとできることと言えば、/胸のマッサージだけど……)
(V8150そういえば少し前に、/W30一年生の廊下で中多さんが美也ちゃんに/マッサージされてるのを見たけど……)
(V8151まさか中多さんの胸は……/美也ちゃんのマッサージのせい!?)
(V8152……うん、これは一度試してみる/価値があるかもしれない)
(V8153……待っててね、Nm君!/あたしも中多さんに負けないボディと/勇気を手に入れて告白してみせるから!)
(V8154よ〜し! まずはあたしも美也ちゃんに/頼んで、マッサージをしてもらおう!)
/Ti0        たったったった……
(V8031寒いなぁ……)
(V8032はぁ……なんで、/失敗しちゃったんだろう?)
(V8033写真を見せてNm君のことを、/諦めてもらうだけだったのに……)
(V8034夏に諦めさせた子は、/あっさり引き下がってくれたのに……)
(V8202まさか写真の女の子にダメ出しを/されるなんて、思いもしなかったよ……)
(V8203まるであの時の七咲さんは、/Nm君の本物のお母さん……ううん、/あの威圧感はもうお姑さんだったよ!)
(V8204あたしのことも評価してもらったけど、/完全に失敗だったな……)
(V8205まさか、あそこまで徹底的に/ダメ出しをされちゃうなんて……)
(V8206あたしより年下のくせに、/あんなにしっかりした子がいるとは/思わなかったよ)
(V8207さすが……/Nm君の選んだ子だよね)
(V8208……)
(V8209どうしたら、あたしもNm君に/相応しい女の子になれるんだろう?)
(V8210七咲さんに認められるような、/立派な女の子に……)
(V8211きっと七咲さんにあって、/あたしにないものがあるはず……)
(V8212七咲さんにあって、/あたしに足りないもの……)
(V8213……)
(V8214はぁ……よく考えなくても、/もう七咲さんに散々指摘されたよね)
(V8215料理やお裁縫は一通りできるけど、/掃除や洗濯は後回しにしていたから、/まだまだ修行不足なんだよね……)
(V8216でも、いったいどこで修行をしよう?/W30付け焼刃の修行じゃ、七咲さんに認め/られそうにないし……)
(V8217やっぱり、掃除や洗濯を学ぶなら、/一流の家政婦さんに弟子入りするのが/一番いいと思うんだよね)
(V8218この近辺で家政婦さんがいそうな場所は/どこかなかったかなぁ……)
(V8219あっ……そうだ!/輝日南池のほとりに建ってるお屋敷なら、/きっと立派な家政婦さんがいるよ!)
(V8220よ〜し! 明日さっそく家政婦見習い/として雇ってもらえるよう頼みに行こう)
(V8221……うん、待っててねNm君!/きっと七咲さんに認められるような、/立派な女の子になってみせるから!)
(V8222それじゃ、まずは……/掃除道具とNm君好みのメイド服を/用意しないと!)
/Ti0        たったったったった……
(V8031寒いなぁ……)
(V8032はぁ……なんで、/失敗しちゃったんだろう?)
(V8033写真を見せてNm君のことを、/諦めてもらうだけだったのに……)
(V8034夏に諦めさせた子は、/あっさり引き下がってくれたのに……)
(V8248まさかあの森島先輩が、/Nm君のことを本当に好きになって/いただなんて……)
(V8249森島先輩を本気にさせるなんて、/さすがNm君だよ)
(V8250悔しいけど……/相思相愛ってことなんだよね)
(V8251……)
(V8252……それでも、やっぱりあたしも/Nm君を諦めることはできないよ)
(V8253それにしても知らなかったな……/Nm君は彼女と一緒にいる時は、/首輪を着けるだなんて)
(V8254あたしもまだNm君のことで、/知らないことがあったんだね……)
(V8255森島先輩は知ってたのに……)
(V8256どうしたら森島先輩みたいに/もっとNm君を理解できるんだろう?)
(V8257きっと森島先輩にあって、/あたしにないものがあるはず……)
(V8258森島先輩にあって、/あたしにないもの……)
(V8259……)
(V8260まさか……動物に言うことを/聞かせるテクニック!?)
(V8261そうだよ! 確か森島先輩は、/野良犬でさえ自由自在に操れる/テクニックを持ってるんだよね……)
(V8262そうか……だから森島先輩は、/他の人よりもNm君のことを/理解できるのかもしれない)
(V8263あっ!? もしかして……/Nm君はすでにしつけられてるの!?)
(V8264そっか……/Nm君が首輪を着ける様になった/理由はそのせいかもしれない!)
(V8265もしそうなら、/森島先輩以上のテクニックを身に付けて、/Nm君をしつけ直してあげないと!)
(V8266でもいったいどうすれば……/森島先輩以上のテクニックとなると、/一筋縄ではいきそうにないよ)
(V8267先輩はもうすぐ卒業しちゃうし、/それまでにどうにかしないと……)
(V8268今からトレーナーの弟子になっても、/とてもじゃないけど間に合わないし……)
(V8269森島先輩に匹敵するほど/すごい人じゃないと、きっと無理だよ)
(V8270どうにかして、そんなすごい人を/捜さないと……う〜ん……)
(V8271先輩に匹敵するほど、すごい人……)
(V8272あっ! そ、そういえば……/森島先輩と互角の対決をしたっていう、/茶道部の3年生がいたよね!?)
(V8273確かその3年生は、自由自在に虫を/操ることができるって話だし……/きっとその人なら!)
(V8274……うん、待っててねNm君!/必ず先輩以上のテクニックを身に付けて、/Nm君をしつけ直してあげるから!)
(V8275それじゃ、まずは……/茶道部の3年生に渡す菓子折りを/用意しないと!)
/Ti0        たったったった……
(V8031寒いなぁ……)
(V8032はぁ……なんで、/失敗しちゃったんだろう?)
(V8033写真を見せてNm君のことを、/諦めてもらうだけだったのに……)
(V8034夏に諦めさせた子は、/あっさり引き下がってくれたのに……)
(V8035やっぱり……/写真に写ってるNm君の表情に、/あたしが気付けなかったのが決定的かな)
(V8036桜井さんは一目写真を見ただけで、/気付いたのに……)
(V8037そのうえ、こんなあたしにお礼まで……/お人好しにもほどがあるよ!)
(V8038はぁ……/なんでNm君が桜井さんと/一緒にいるのか分かった気がする)
(V8039あんな包容力のある性格をしていたら、/男の子なんていちころだよね)
(V8040……)
(V8041どうすればあたしも桜井さんみたいに、/包容力のある性格になれるんだろう?)
(V8042もしかして……/お母さんがすごく心の広い人で、/その影響を受けて育ったからとか!?)
(V8043いや、もしそうだとしても/きっとそれだけじゃないはずだよ)
(V8044他にも桜井さんにあって、/あたしにないものが必ずあるはず……)
(V8045桜井さんにあって、/あたしにないもの……)
(V8046……)
(V8047まさか……W120体重!?)
(V8048そっか……体重だよ!/だって、容積が増えれば包み込める量も/増えるしね!)
(V8049桜井さんの包容力の秘密は、/体重にあったのか……)
(V8050それに、よく噂になってる茶道部の/3年生達に毎日鍛えられてれば、/嫌でも包容力がつくよね)
(V8051よ〜し! 桜井さんみたいに包容力の/ある性格になるためにも、まずはあたしも/体重を増やさないと!)
(V8052……うん、待っててねNm君!/必ず桜井さん以上に包容力のある/女の子になって戻ってきてみせるから!)
(V8053それじゃ、まずは……/驚天動地風林火山パフェを食べに/行こう!)
/Ti0        たったったった……
(さて、次の授業の準備をしないと……)
(……ん?/机の中に見慣れない封筒が入ってる)
(あれ……こ、このちょっと/可愛らしいデザインは……)
(も、もしかしてラブレター!?)
(お、落ち着くんだ……/梅原あたりのいたずらかもしれない……)
(今も慌てる僕の事を見てるんじゃ……)
(気の抜けた顔でぼーっと黒板を見てるな/……梅原じゃないのか?)
(う〜ん、確かに梅原の字じゃないな……/とりあえず開けてみよう……)
(えーっと……)
(何々……『どうしても伝えたい事が/あります』……)
(どうしても伝えたい事って何だ?/や、やっぱり告白かな?)
(ええと、『例の教室で待ってます』/……え? な、なんだって!?)
(なんなんだよこの手紙は!?/『例の教室』って……僕が鍵をかけてる/あの開かずの部屋の事なのか!?)
(何で知ってるんだ? 先生だって、/あの部屋には入ってこないのに……)
(そ、それに僕を呼び出すって事は、/お宝本の事とかも知ってるのか?)
(一体誰が……)
(……ど、どうしよう)
・こうしちゃいられない。急いで行かなくちゃ!
・面倒な事になりそうだ……。無視してとぼけよう
(こうしちゃいられない。/急いで行かなくちゃ!)
(いや、ちょっと待てよ……)
(もしかして、これは僕をおびき出すわな/なんじゃないのか?)
(慌てて部屋に入って、お宝本を/回収している現場を押さえるために……)
(い、今も僕の事を監視してるんじゃ!?)
(……)
(か、考え過ぎかな……いや、でも……)
(ど、どうするか……)
(……と、とりあえず眠気覚ましに/屋上に来た感じで様子を伺おう)
(そうしよう……)
「……」
「ふ、ふわ〜……ねっむいなぁ……」
「まいっちゃうよなぁ……」
(……だ、誰もいない?)
(……いない、いないよな?)
(……扉も開いてない)
(……ゆっくり、焦らずに)
(……人の気配はなし)
(鍵もちゃんとかかってる!)
(いたずら、だったのか……?)
(とりあえず入ってみるか)
Ti0/         Ti2カチャカチャ
(……と)
(……誰もいない?)
(やっぱり、ただのいたずらか?)
(い、いや、落ち着くのはまだ早い!/とにかくお宝本をチェックしないと!/ええと『はにーレモン』は全部ある……)
(で、『キュンキュン!』シリーズの/足りないのは梅原に貸し出し中と……)
(……うん、全部ある。本の順番も一緒だ)
(もしも、誰かがここに入ったとしても、/お宝本には気が付かなかったんだな)
(そうだよな……この部屋に気付いても、/まさかお宝本が隠してあるなんて誰も/気付かないよな……)
「えっ!?」
(廊下側の扉の鍵が……開いた……)
???
(ま、まずい! 廊下側の扉から女の子が/入ってきちゃったぞ!)
(ど、どうしよう、なんて言い訳をすれば)
「V0184あの、驚かせちゃってごめんなさい」
「あ! いや! それはその……」
「屋上に来たらさ! 上の扉が開いてて!/なんだろうって入ったら、急に君が入って/きたから! ちょっと驚いちゃって……」
(うう……我ながら苦しい言い訳だ……)
(あ、あれ……何か顔が赤いけど……)
(あっ! ま、まさかお宝本をチェック/してるところ見られちゃったかも……)
(こ、こんなに可愛い子に……。/お宝本のチェックを見られるなんて……。/僕はもう終わりだ……)
(あれ……この子見覚えがあるぞ……。/確か……小学校か中学校で……)
「V0185あ、EF9あの……」
「え? な、何かな?」
(いやいや! 何を考えてるんだ!/昔の事を思い出している場合じゃないぞ!/この場をどうにかしないと!)
(で、でもどうやって……!?/こうしてる間にも誰か他の人が入ってくる/可能性もあるし……い、一体どうすれば)
「V0186あ、EFe2そ、そうだ!/EFe9m2ちょっと待っててもらえますか?」
「う、うん……」
Ti0/      Ti2……カシャ……カチャン!
「V0187これでよしっと……」
(え? 廊下側の鍵を閉めてくれた……。/な、何でだろう?)
(僕にとっては好都合だけど……でも)
「V0188お待たせしました」
「あ、う、うん……」
(この場をどう切り抜ければいいんだ……)
「V0189あの……手紙、読んでくれました?」
「えっ!? 手紙……あ! う、うん」
(そうだ! すっかり忘れてたけど、/手紙で呼び出されてここにきたんだっけ)
(じゃ、じゃあもしかして差出人は/この可愛い子なのか!?)
「あ、あの手紙は……君が?」
「V0190はい。あたし2−CのR上崎裡沙R6かみざきりさです。/いきなり呼び出しちゃってごめんなさい」
「上崎さん……」
「V0191はい!」
「その、……どうして手紙を?」
「V0192あ、EFe9はい……EFe6その……あたし、/Nm君の事、Fm2前から気になってて……」
「V0193Nm君の事ずっと見てたんです。/EcFm2そしたら……」
「V0194最近、屋上からEoFe9この部屋に入っていくのを/見かけて、思わず気になっちゃって……」
「あ! え、そ、そっか……」
(う……見られてたのか、/うかつだったなぁ)
「V0195あ、EFe9ここって、Fm6Nm君だけの/秘密の場所ですよね? Fm3他の人に/言ったりしないから安心してください」
「あ、ありがとう」
「V0196それで……、Nm君が、この部屋で/何してるのかどうしても知りたくなって」
「V0197用務員さんに創設祭の準備で使うって/言って、鍵を借りたんです」
「V0198屋上の扉についてた南京錠は/開けられなかったので」
「そ、そうだったんだ……」
(ひ、人に見られていたなんて……。/で、でもこの様子ならお宝本の事は/ばれてないのかも……)
「V0199その……誰にも邪魔されない場所で/EF6二人きりになりたくて……」
「V0200だから、Nm君をここに呼べば、/きっと大丈夫だとFm3思ったんです」
「なるほど……」
「V0201あ! EFe1m9あたしばっかりEF9話しちゃって/ごめんね! Fm3色々聞きたい事あるよね?」
「え? あ、うん……」
「V0202何でも聞いてね」
「そ、それじゃあ……」
・いつから僕の事を?
・どうして僕の事を?
・何時の間に手紙を?
「V0214他にも聞きたい事あるかな?/何でも聞いてね」
「いつから僕の事を?」
「V0203あ……それは……」
「それは?」
(あ、あれ? 何かまずかったかな……)
「V0204その……Fm2最近Nm君明るくなったよね。/Fm1格好よくなったって言うか……」
「え? か、格好いい?」
「V0205あ、EFe6m3元々格好良かったけど……。/EFe9最近特に……EFe6それで……そのEFe9m6……」
「そ、そっか……ありがと」
「V0206ふふふっ」
(いまいちわからなかったけど、/最近って事なのかな……)
「どうして僕の事を?」
「V0207好きになったかって事ですか?」
「あ、うん……」
「V0208……人が、Ec人を好きになる。/Ehそれって……EcW4EoFe9ほんのちょっとした/きっかけからだと思うの……」
「え? ちょっとしたきっかけ?」
「V0209Nm君は違う?」
(確かに、きっかけなんて/些細な事だったりするもんな……)
「V0210あたしはそうだった……」
「そ、そうなんだ……」
「V0211くすっ」
(う、う〜ん……結局具体的な事は/良く分からなかったな……)
「何時の間に手紙を?/席を離れた覚えはなかったんだけど……」
「V0212えっと、Nm君はEFe1時間割通りに/教科書を入れて、EF2授業が終わると/一番下に入れなおすでしょ?」
「え? あ、う、うん……」
「V0213だから、朝一番で手紙を入れておけば/この時間に気付いてくれるって……」
「そ、そっか、なるほど……」
(確かにそんなクセがあるけど……/他のクラスの子なのに/いつ気付いたんだろう……)
「そ、そうだなぁ……」
(色々聞かなきゃいけないとは思うけど、/この部屋だと落ち着かなくて……)
「V0215……EFe9m1って、言われてもFm3そんなにたくさん/聞くことも思いつかないですよね」
「あ、そ、そうだね」
「V0216ごめんなさい……Ehあたし、Nm君に/一つ謝らなきゃいけなくて……」
「え? な、何が?」
「V0217本……の事Fm1なんですけど」
「ほ、本!?」
(本ってのはつまりお宝本の事だよな?)
「V0218本当にごめんなさい……、/EhFm4その、偶然見つけちゃって……」
(ううっ!! やっぱり見られたのか!/もう駄目だ、きっと幻滅されたはず……)
(かなりきわどい本だってあったはず……/もう……終わりだぁ……。/せっかく告白してくれたのに……)
「V0219Fm6すぐに見るのを止めなきゃって/思ったんだけど……」
「そ、そうだよね……」
「V0220ど、EcFm1どうしても目が離せなくて……。/EhFm6つい……EFe9全部見ちゃったの……」
「え? な、なんで?」
「V0221い、色々な衣装とか……。/EFe6m1その、ポーズとかEc見てると……」
「V0222Nm君ってこんなEFe9Fm2趣味もあるんだぁ/……って思って」
「……え?」
(あ、あれ? 何だか悪くない反応だぞ)
「V0223あの……も、もしもNm君が/そういうのが好きなら……」
「す、好きなら?」
「V0224あたし……EF3合わせられると思います」
「あ、合わせられる!?/そ、それってどういうこと?」
「V0225あたしだったら、EcFe4Nm君を満足させて/あげられる……」
「え、ええっ……」
(ま、『満足させて』!?/どういう事!? それはつまりその……/あの、お宝本のようにってこと!?)
「V0226だから……」
「V0227あたしを……EF6Nm君の……/EcFe4m9ううん、Nm君『だけの』/EoFe9m1女の子にして下さい!」
「えっ……『僕だけの』!?」
「V0228ダメ……ですか?」
「そ、そんな事を急に言われても……」
「V0229Fm1お願いします、Nm君……」
(ど、どうしよう……)
・僕の事からかってるんじゃないの?
・ごめん、他に好きな子がいるから……
・上崎さん本気みたいだし、付き合ってもいいかな
「……僕の事からかってるんじゃないの?」
「V0230そ、そんな事ないですっ!」
「でも、僕は上崎さんの事全然知らないし」
「V0231あたしのことを知ってもらえれば……/本気だってわかってもらえます!」
(う……すごい真剣な表情だ……)
「V0232少しづつでも知ってもらえば……」
「それは……そうかもしれないけど……」
「V0233それとも……/EFe9あたしの事なんてどうでもいいですか?/EcW6EhFe6興味ない……ですか?」
「い、いや、そんなことは……」
「V0234だったら……お願いです……」
(そうだよ、僕には他に好きな子が……)
「ごめん、上崎さん。僕には他に好きな子が/いるから……」
「V0235え……」
「うん……」
「V0236……他、に好きな子?」
「え? うん……」
(あ、あれ? なんだか様子が……)
「V0237あの子の他にも……EcW6Eh好きな子が……。/EFe8悪い子が?」
「か、上崎さん?」
「V0238どの子? EF8どこの子!?」
「え……」
「V0239そんなのダメ! Ecダメなの!」
「だ、駄目って言われても……」
「V0240こんなに……Ecこんなに好きなのに……/Fm8いつも見ていたのFm6に!」
「お、落ち着いて……」
「V0241あたしが一番Wv80EcF8Nm君を好きなのに!」
「そ、それは……」
(好いてくれるのは嬉しいけど……/突然こんな風に言われても困るな……)
「V0242……Nm君なら、わかるはずだよ」
「え? わかるって?」
「V0243Ec好きになった人に、応えてもらえない/辛さ、寂しさが……。EoF9わかるよね?」
「う……それは……」
(な、なんで、僕がわかるって……/そんな風に断言できるんだ?)
「V0244振り向いてもらおうと頑張って……。/EFe6色々と考えて、相談して……」
「う……」
「V0245それでも受け入れてもらえなくて……EcF9/振られて……P0Fe8m6Eoどれだけ悲しいのか……。/どれだけ傷つくのか……」
(それは……そうだ。頑張って頑張って/それで振られる辛さは……よくわかる)
(上崎さんは僕のことを好きだって/言ってくれてる……。ずっと好きで/いつも見ていたって……)
(僕も、中学の時……蒔原さんの事を/ずっと好きだったのに……)
(……でも、結局駄目だった……)
「V0246Nm君はわかってるよね?」
(僕がここで上崎さんを受け入れないと、/あんな気持ちを味わわせてしまう事に/なるのか……)
「V0247わかるでしょ? Fm1その気持ち……/EoF9知ってるはずだもんね……」
「確かに……僕は……」
「V0248あんな気持ちを味わいたくない。/だからずっと機会を待ってたの……」
「か……上崎さん……」
「V0249EFe6ねぇ……EFe9m4お願い……」
Ti0/         Ti2s3ドンッ!!
「V0250きゃあっ!」
「えっ! 上崎さんっ!?」
「V0251……どうしてここに!」
「み、美也!? どうしてここが!?」
「V1916しばらくだまって聞いてたけど……/もう、だまっていられないよ!」
「V0252……美也、ちゃん」
「V1917にぃに! 流されちゃダメ!」
「ど、どういう事だよ?」
「V0253ちょ、ちょっといいかな?」
「V1918……ダメ」
「V0254だ、Fm4ダメじゃなくて、Fm2今大事な話を……」
「V1919ダメ!」
「V0023……」
「お、おい美也……」
「V1920ダメな物はダメ!」
「V1921にぃに、人がいいから美也がいないと/きっとまるめこまれちゃうもん!」
「V0255そ、EFe8m6そんな事しないよ!」
「V1922ダメ! EcFm4今の裡沙ちゃんは/Fm6信じられない!Eo」
「V0256な、EF8何よ! Ec何なのよ一体!」
「ちょ、ちょっと……」
「V1923みゃーはみゃーだよ! にぃにの妹だよ」
「V0257そんなの聞いてないEo!」
「と、とりあえず二人とも/落ち着いてくれよ」
「V0258なんで!? EF8落ち着いてなんていられ/ないよ! EF6せっかく二人きりだったのに/EF8邪魔されちゃったんだよ?」
「V1924にぃには別にかまわないってFm3さ!」
「V0259美也ちゃんには聞いてない!」
「わかった! わかったからちょっと/静かにしてくれ……。こんなに騒いだら/誰かが来ちゃうかもしれないだろ?」
「V1925ふぅ〜っ」
「V0260ふぅ〜っ」
(な、何が起きてるんだ……)
「V1926……」
「V0020……」
(とにかく話を聞こう……)
「その……ちょっと聞きたいんだけど……」
「V0261うん。EFe1m3どうしたのNm君?」
「あ……いや……」
「V1927裡沙ちゃんには聞いてないよ!」
「V0262美也ちゃんはだまってて!」
「ちょ、ちょっと待って!/ご、ごめん上崎さん。まずは美也に/聞きたいから……その……」
「V0263あ、EF9そうなんだ……」
「美也、上崎さんと知り合いなのか?」
「V1929う……」
「……美也?」
「V1930……知らないよ」
「知らないって……そんな感じじゃ……」
「V0264……ふふっ、EoFe9懐かしいなぁ〜」
「えっ?」
「V1931……」
(な、何だ? 突然……)
「V0265美也ちゃんって、Fm1ちっちゃい頃から/ずっとそうだったよね? Fm9何か困ると、/すぐに『知らない』って言って……」
「え? ちっちゃい頃って?」
「V0266Nm君。美也ちゃんが『にぃに』って、/呼び始めたの、EF3いつだか覚えてますか?」
「それは確か……小学校の頃だったと/思うけど……いつだったかは……」
「V0267Nm君が小3の時」
「な、なんで上崎さんが知ってるの?」
「V1932きっとでたらめだよ! EFe8m4でたらめ!」
「V0268……でたらめじゃないよ」
「V02694年生まではよく美也ちゃんと/近所の公園で一緒に遊んでたもんね?」
「そ、そうなのか? 美也」
「V1933……」
「V0270あたしが転校してきてすぐの頃……」
り さ
み や
「V0271ねぇねぇ、美也ちゃん」
「V1934なあにー裡沙ちゃん」
「V0272美也ちゃんのにぃにはこないの?」
「V1935にぃに?」
「V0273美也ちゃんのにぃに」
「V1936みゃーの? にぃに?」
「V0274あ、そっか。えっとね、/美也ちゃんのおにいちゃんのこと。/本当はにぃにってよぶんだよ」
「V1937へぇ〜、裡沙ちゃんってものしり〜。/にーにーかぁ」
「V0275ちがうの。『にぃに』だよ」
「V1938にぃに? にぃに……」
「V0276そうそう! ちゃんと言えるね!」
「V1939にぃに! にしししし」
「V0277あたしの地元ではお兄ちゃんの事を/『にぃに』って呼ぶんだよ、って/美也ちゃんに教えてあげたんですよ」
「V0278だよね?」
「そ、そんな事があったんだ……」
「V1940ふぅ〜……」
(そっか……それで上崎さんと美也は/知り合いで……でも僕の事はいつ……)
「で、でもさ……僕は上崎さんと/話した記憶がないんだけど……。/何で上崎さんは僕の事をそんなに……」
「V1941……」
「V0279……Nm君はEoFe9m3悪くないよ」
「V0280忘れちゃっても無理ないと思う……。/Ecあたし引っ込み思案で目立たなかったし」
「V0281……それに、Ehあたし今とFm2全然違ったし」
「全然違うって事は……もしかして昔……」
「V0282うん。あたしとNm君は……。/小学3年生の時、一緒のクラスだったの」
「え? あ、あれ? そうだっけ?」
(た、確かに少し見覚えはあったけど……。/小学生の時の記憶なんてもう……)
「ご、ごめん! 小学校の頃の事って/あまり覚えてなくて……」
「V0283いいんです。EoFe9平気ですから」
「で、でも……」
「V0284本当に、大丈夫です」
「ほ、本当に? ありがとう上崎さん」
「V1942にぃに!」
「え?」
「V1943Fm6お礼を言ってる場合じゃないよ!」
「で、でもさ……」
「V1944もぅ、本当に流されやすいんだから……。/やっぱりみゃーがついてないとダメだね」
「V0285そんなことない!/あたしがいれば大丈夫!」
「V0286今だってFm9美也ちゃんがこなければ上手く/いきそうだったのに……EF8/いったいどこから入ってきたのよ!」
「V1945そんなの関係ないじゃん!」
「……あ、あれ」
(……屋上の入り口は僕が鍵を閉めたし、/廊下の扉は上崎さんが入ってきた時……)
「ほ、本当……。上崎さんはともかく、/美也はどうやって入ってきたんだよ?」
「V1946え〜、今話すの?/EcF6しょうがないな〜にぃには」
「V1947みゃーはね、偶然見つけたんだ」
「え? 偶然?」
「V0287偶然? Fm9偶然ここをみつけたからって/鍵が無ければ入れる訳ないよ!/Fm8何か嘘をついてるんでしょ!」
「V1948鍵なんかいらないよ」
「え? だ、だって出入り口には全部/鍵がかかってるし……」
「V0288そうよ! ちゃんと確認したんだから!/二人だけの秘密の部屋だから色々と……」
「か、上崎さん」
「V0289あ……EcF6ご、ごめんなさい……Eoつい」
「V1949……にぃにの後ろ、机を積んである/ところがあるでしょ」
「え? ああ」
(使わなくなった古い机や椅子や棚が、/ごちゃっと置いてあるんだけど……)
「V1950Fm6そこの奥って見た事Fm3ないでしょ」
「う、うん」
「V1951その奥ね、Fm1理科準備室の裏に/つながってるの」
「そ、そうなのか!?」
「V0290え……EFe9そ、EFe8m6そんなのでたらめよ!」
「V1952なら確かめてみればいいじゃん。/EoFe8m4見ればすぐにわかるんだから!」
「V0291ふぅ〜っ」
「V1953入学してすぐ、かくれんぼしてた時に/偶然見つけたんだよ」
「か、かくれんぼ……って、ああ!」
(ん? あ、あれ?)
(えっ!? あれ……)
(いない……いないぞ? 何でだ?)
(理科準備室への出入り口は、/一つしかないはずなのに……)
(う〜ん、見間違いだったのかなぁ……)
(まあ、いいか……教室に戻ろう)
(も、もしかしてあの時……。/理科準備室で消えたのは……)
「V1954一生懸命逃げてて、偶然見つけてね。/それからよーく、ここに隠れるように/なったんだ」
「V1955まさかにぃにがここを秘密基地にしてる/なんて思わなかったよ。Wv300EcF3にしししし」
「え? ど、どうして僕が内緒で/使っている事がバレたんだ?」
「V1956たまたまみゃーが居る時ににぃにが/きたの。EFe3m4突然ガチャガチャ! Fm6って音が/したからびっくりして隠れてたら……」
「V1957にぃにがぶつぶつ言いながらお宝本を/隠してて……EcFe6ヤレヤレだよねー」
「美也、お前今まで知ってて……」
「V1958うん、たまーにお邪魔してたよ!/Fm4でも、おもしろいからにぃにの事は/Fm3ほったらかしにしてたの」
「V1959……だからね」
「V1960だから、にぃにがお宝本を隠してた事も、/EcFm1裡沙ちゃんが色々と悪巧みしてた事も、/EhFm6知ってるんだ……」
「ええっ!? わ、悪巧み!?」
「V1961……」
「み、美也! 悪巧みだなんて人聞きが/悪いぞ! もう少し言葉を……」
「V1962本当なんだもん……」
「え……で、でも……だって……」
「V1963にぃに……。EoFe9今まで仲良くしてた/女の子が急に冷たくなった事はない?」
「な、なんでそれを……」
「V1964聞いちゃったんだ……」
「V1965その時……裡沙ちゃんを止めないと/いけないって思ったんだけど……」
「……美也」
「V1966裡沙ちゃんの気持ちも知ってたから……/Ec小学校の頃からにぃにの事を好きなの……/知ってたから……EoFe9止められなくて……」
「そ、そんな……」
「V0292で、Ecでも……」
「V0293……でも、EcF8しょうがなかったの!」
「V0294だって……あたしがNm君の事を/守らないとダメなんだもん」
「V0295あたしの運命の人なんだから、/EF9あたしが守ってあげないと……」
「ちょ、ちょっと待ってよ……」
「V1967にぃにはにぃになの! 裡沙ちゃんが/勝手にそんな事しなくてもEc平気なの!」
「み、美也」
「V0296何も知らないくせに!/勝手な事言わないで!」
「V1968ふぇ……」
「V0297あたしが……EcFm9あたしがもっとちゃんと/してれば……Fm8Nm君をあんな目に/あわせずにすんだのに……」
「あんな目……あんな目って……」
「V0298あんなに酷い子のために……。/Fm9寒空の中で待ちつづけて……」
「そ、それって……」
(まさか……中3のクリスマスの事か?)
(デートの約束してた蒔原さんを……ずっと/待ち続けていた……あの時のことか?)
「V0299あたしは嫌なの! Nm君が/あんな目にあってる姿を見るのが!」
「V0300あたしが側にいれば、/Fm9もう絶対にあんな事にならないの!」
「ま、待ってよ……なんで上崎さんが/あの時の事知ってるの?」
「V0301ずっと、Fm6側で見てたから……」
「見てたって……」
「V1969に、にぃには何をされたの?」
「V0302ふふっ……。EoFm1ほら! 美也ちゃんにだって/Fm2知らない事があるんだよ?」
「V0303あたしは知ってる……」
「上崎さん! いったいどういう事?」
「V03042年前のクリスマスイヴの日。/EcW4EoF9Nm君は蒔原さんと丘の上公園で/待ち合わせしてたよね?」
「V0305あんなに酷い子の事を……信じて……/EcF6ずっと待ってたんだよね?」
「だから何でそれを知ってるの!?」
「V0306こなかったでしょ?」
「V0307蒔原さん……Nm君の事、/Fm6別に好きじゃなかったの……」
「V0308Nm君が一生懸命になっちゃって、/面白いから、からかっちゃおうって……」
「V0309そう女の子達で話してるのを聞いて……。/EFe8あたし……許せなくなって……」
「V0310蒔原さんに嘘をついたの……。/EFe6Nm君からの伝言だって……」
「え!」
「V0028Nm君。当日になって/待ち合わせ場所、変えたでしょ?」
「そ、そんな……それじゃ……/上崎さんが……」
「V0311でも、それでよかったとFm3思ってるよ」
「V0312確かにNm君は傷ついちゃったけど、/EcW6Ehあの子と一緒になるよりは……」
「V0313だって、あの子待ち合わせ場所に/Fm8友達を待たせてたんだよ!/一緒にNm君を見て笑おうって!」
「V0314あたし……EoFm6あたし許せない……」
「友達を……引き連れて……」
「V1970に、にぃに……」
「V0315酷いよね! Fm6本当に酷いと思う!」
(な、なんなんだよこれは……)
「V0316もしも、/あたしにもっと勇気があれば……」
「V0317蒔原さんの話を知った時に……/F8Ecちゃんと止める事が出来れば……」
「V0318Nm君にあんな思いをさせなくて/すんだんだよね……EcF8ごめんなさい」
(2年前のクリスマスは、/上崎さんの仕業で……)
(しかも……『僕の為に』だなんて……)
「V0319だからね、あたし決めたの……。/EoNm君があんな思いをしないで/すむようにFm2守ってあげるって……」
「ぼ、僕は……もうあんな思いは……」
「V0321うん……わかってるよ。/だからあたしが……」
「V1971にぃに! しっかりして!」
「V1972にぃに! Ecにぃにはもう大丈夫EoFe9!」
「み、美也……」
「V0322何を言ってるの?」
「V1973みゃーもいるし、みんなもいる!/EcFe8だからにぃには大丈夫だよ!」
「V0323だ、ダメだよ! EFe9あたしがいないと……」
「V1974にぃにはもう立ち直ったの!」
「V0324あたしがいないとダメなのEoFm6!」
「V1975最近のにぃに、ちゃんとカッコいいよ!/自信もって!」
「V0325Nm君にはあたしがいればいいの!/Eoどいてよ!」
「V1976や! どかない!」
「V0326どいて! どいてくれないと……」
「V1977ふぅ〜〜〜っ!」
「V0327邪魔なのっ!」
「V1978にぃにっ……」
「やめてくれ、上崎さん」
「V0328Nm君……な、何で……」
「上崎さん、落ち着いて」
「V1979にぃに……」
「美也、ありがとな。/お兄ちゃんは……にぃには大丈夫だ」
「V1980Fm4……」
「上崎さん」
「V0329う、EFe9m3うん! なあに? Fm6どうする?/EFe9m3なんだか色々あったし、Ec日を改めて……」
「ごめん、やっぱり上崎さんの/気持ちには応えられないよ」
「V0330え? ……EF1何で?」
「V0331Nm君の事を……こんなに好きなのに」
「V0332いつもNm君の事だけ考えてるのに」
「その気持ちは本当に嬉しい……でも」
「僕は……どんなに叶わなそうな相手でも、/もしかすると馬鹿にされる事があっても、/好きになる相手は自分で選ぶよ」
「V0333じゃ、Fm3じゃああたしの事を……」
「ごめんね。/僕にはもう好きな人がいるんだ」
「V0334……ほ、他の子にEFe8Nm君の/Fm8何がわかるのFm6!?」
「V0335また……EcW6EhFm8また酷い目にあうかも/しれないんだよ? EcF8そんなのって……」
「それでもいいよ」
「V0336え……」
「自分で決めた事だしね……」
「辛い思いもするかもしれないし、/後悔するかもしれないけど……。/人のせいにするよりもいいと思うんだ」
「V0337そ、そんな……そんなのって……」
「V1981にぃに……Fm3」
「V0338……そうですか」
「V0339あたし……Ecどこで……/間違えちゃったのかな……」
「V0340あたし、色々な嘘をついたけど……。/でも、本当の事もちゃんと……」
「V0341ダメ……EFe6なんだ」
「V0342そっか……Ecそうなんだ……」
「V0343……色々と迷惑をかけちゃって、/本当にごめんなさい」
「V0344美也ちゃんも……」
「V1982……裡沙ちゃん」
「V0345また裡沙ちゃんって呼んでくれて……、/EcFe6あたしの事を……/覚えててくれてEh嬉しかった」
「V0346謝って許してもらえる事じゃないと/思うけど……」
「V0347……Nm君。最後に聞かせて」
「何?」
「V0348もし……Eoもしあたしが……。/中学3年生の時に告白したら……/Fm3受け入れてくれましたか?」
「V0349もっと素直に……Fm1気持ちを伝えていたら、/Fm4あたしの事を……」
「それは……」
「V0350ううん……やっぱりいいです……。EoF9/さよなら」
(上崎さん……)
「V1983ふぅ〜……EoFe9大変だったね〜」
「V1984にぃに、大丈夫?」
「うん、何とかな……。/ちょっと色々あってびっくりしてるよ」
「V1985そうだよねぇ〜」
「V1986あのさぁEFe9にぃに」
「ん、どうした?」
「V1987……裡沙ちゃんは、EFe6なんであんな風に/なっちゃったんだろう?」
「それは僕にもわからないよ」
「V1988そっか……Ecそうだよね……」
「不器用なのかもな……」
「V1989不器用?」
「う〜ん、難しいけど……。根っから/悪い子じゃないんじゃないかな……」
「V1990はぁ〜……EoFe9にぃに人が良すぎ」
「そうかもな……でもさ、美也も小学生の/頃は上崎さんと仲が良かったんだろ?」
「V1991え……EFe6そ、EcW6Ehそれは……」
「どうなんだ?」
「V1992うん……EoFe9仲良かFm3った……」
「V1993すごく優しいお姉ちゃん……/ねぇねだったと思う」
「V1994どうして変わっちゃったのかな」
「何か、あったのかもしれないな」
「V1995……ね、昔の裡沙ちゃんみたいに/また遊んだりできないのかな?」
「……それも今はまだわからないな」
「V1996そっか……EoFe9m3そうだよね……」
「でも……」
「V1997でも?」
「僕だってここまで立ち直れたんだ/きっと上崎さんも……」
「V1998にぃに……」
「いつか、きっと変われると思うよ」
「V1999うん……EoFe9m3そうだよね」
「V2000いいきっかけがあれば、/EoF3変わることもできるよね」
「そうだな、何かきっかけさえあれば……」
「V2001じゃあさ! こっちのきっかけは、/まさに今だよね〜」
「こっちのきっかけって……」
「え? あ! ぼ、僕のお宝コレクション!/何するつもりだよ!」
「V2002にぃにはきっちり立ち直ったんだもん。/これはもう要らないでしょ? 没収だ〜/没収、没収〜」
「待てよ! それとこれとは話が別だ!」
「V2003待ちませ〜ん」
「いやいや!/ちょっと最後まで話を聞けって……」
「V2004ど〜っしよっかなぁ〜」
その後、なんとか美也を説得してお宝没収だけは/避けることができた。
今後半年間、風呂当番と掃除当番を/やる事になっちゃったけど……まあ仕方ないか。
それにしても……。
上崎さん……なんだか悲しい子だったな。
もし、彼女の事を受け入れて、彼女の間違いを/許して……正しい道を示して……。
一緒に歩いてくれる人が居れば、/彼女も変わるんだろうか……。
……今の僕にはわかりようもないか……。
(上崎さん本気みたいだし、/付き合ってもいいかな……)
「ほ、本当に僕だけの……/女の子になってくれるの?」
「V0351はい、あたしと/付き合ってくれるなら……」
(こんなに可愛い子が僕だけの……)
「わかった付き合うよ」
「V0005……」
「V0352嬉しい……Ec本当に嬉しい……」
(うわっ……やっぱり笑うとすごく/可愛いぞ)
「V0353ありがとうNm君!」
(どうしてこんな子が僕の事……)
「……その、むしろ本当に僕でいいの?」
「V0354えっ、Fm6何でそう思うんですか?」
「だって、僕はともかく、上崎さんも/僕のことあんまり知らないんじゃ……」
「V0355『上崎さん』だなんて……EF2『裡沙』って/呼んで下さい」
「えっ……いや、それは……」
「V0356お願い……」
「じゃ、じゃあ裡沙ちゃん……/これで何とか……」
「V0357ふふふっ、Eoじゃあ次の目標は呼び捨てで」
「ははは、頑張るよ」
「V0358……これからですよ」
「V0359呼び方も……Ecお互いの事も、/これから知っていけばいいことです。/EoFe9m2沢山沢山知って欲しいことがあるんです」
「そ、そっか……そうかも……」
「V0360うん……EcW6EhFe9だから早速……」
「え!?」
「V0361一つ、知ってEcF4欲しいな……」
「え? り、裡沙ちゃん……」
(ど、どうしよう……。そんないきなり)
「V0362あん……EF6残念。もう時間なの?」
(ほっ……よかった……)
「V0363キス以外にも……/EFe6Nm君にあげたい物があったのに……」
「え? 『あげたいもの』?」
「V0364知りたいですか? Fm2だったら……/昼休み、ここに来てもらえますか?」
「昼休みに? ここへ?」
「V0365ええ、EFe6m4人前だと、EcW6EhFm4ちょっと……」
(え? なんだろ……顔を赤らめて……/ま、まさか!?)
「V0366あ、早くしないと、/EFe9m6授業が始まっちゃいます」
「あ、うん、そうだね、ゴメン」
「V0367それじゃあまたEc後で!」
「行っちゃった……」
(色んなことが起きたからちょっと混乱/しちゃってるよ……)
(って呆然としてる場合じゃないな!/僕も早く戻らないと!)
Ti0/         Ti2ギィィバタン
Ti0/          Ti2ガチャリ
(戸締りはOK……っと)
(チャイムが鳴ってから結構時間が/経っちゃってるぞ……)
(急いで教室に戻らないと……)
(面倒な事になりそうだ……。/無視してとぼけよう)
(のこのこ行って、その場を見られたら/余計にまずそうだしな……)
(残念だけど、/あの部屋のお宝本は諦めよう……)
(……それがいい)
Ti0裡沙からアタック
裡沙にたじろいで後ろに下がると机につまづいてしまう。/こける主人公、ここぞとばかりに襲い掛かる裡沙。
とにもかくにも彼女が出来た。
梅原にも自慢できるぞ!
それはダメです!
え……何で?
その……理由は……
おびえた小動物アタックで主人公をはぐらかす
……そして、時は流れて……
n0fre_sb05G
n0fre_sb09C
n0fre_sb09D
Ti0裡沙エピローグ、レベル分岐破壊イベントが起こっている場合。
女の子に謝りに行く裡沙。主人公も座して待つ
Ti0二人は末永く幸せに暮らしたという……
Ti0裡沙のクリアフラグを立てて終了
Ti0レベル分岐破壊イベントが起こっていない場合。
プレイヤーが『主人公死んじゃう!逃げてー!』と思うような終わり方
Ti0二人は末永く幸せに暮らしたという……
Ti0裡沙のクリアフラグを立てて終了
(裡沙ちゃんって、なんていうか/一生懸命で可愛い子だな……)
(それに僕の事を……/すごく好きでいてくれてて……)
(もっと……近くで……)
「り、裡沙ちゃん」
「V0428は、EFe3m1はい? EFe9m6どうしたんですか」
「ちょっと、近くに行ってもいいかな?」
「V0429え……は、はい……」
「V0018……」
「あれ、どうしたの?」
「V0430その……EFe6すごく……EcF6不安で」
「えっ、どうして?」
「V0431……その」
「V0432あたしの中はNm君の事でいっぱいで、/Eh色々と伝えたい事があるのに……、/Ecそれが上手く伝えられなくて……」
「裡沙ちゃん……」
「V0433せっかくお話してるのに……EFe9本当に/伝えたい事が……上手く言えなくて……」
「V0434だから……Fm6もしかしたらNm君に/退屈な思いを……」
「大丈夫だよ」
「V0435え?」
「大丈夫、ちゃんと伝わってるよ」
「V0436あ……」
「だから心配しないで」
「……」
「僕も、人の気持ちがわからなくて/不安になる事があるからさ……わかるよ」
「V0908Nm……君……」
(あ……れ、裡沙ちゃん……泣いてる!?)
「ど、どうしたの? 嫌だった?」
「V0437ううん! 違うの……」
「V0438……本当に嬉しくて。/こんなことしてもらえるなんて、/まるで夢みたいで……」
「そんな、オーバーだよ」
「V0439そんなことないです!/あたし、ずっと考えてたの……」
「V0440もし、Nm君と恋人同士になれたら、/あんなことをしてあげよう……、/こんなことをしてあげたい……って」
「V0441Nm君を喜ばせたいって……」
「V0442何かする事だけ考えてたから……/こうして頭を撫でてもらえるなんて、/考えた事もなかったから……嬉しくて」
「……裡沙ちゃん」
「V0443こんなに……/幸せな気分になれるだなんて……」
「V0444Nm君のお陰で、/また世界が広がった気がする……」
「そっか……よかったよ」
「V0445……その、Ec期待しても……Fm2いいですか?」
「え?」
「V0446これから、もっともっとしてくれると/嬉しい……。P0Fe9m6頭を撫でるだけじゃなくて、/Fm3他にも色々……」
「えっ……そ、それはいいけど……」
(他にもって……どんな事なんだ……。/やっぱり……その……)
(……いや、でもさすがに)
「V0447あの……Nm君?」
「うん!? な、何かな」
「V0448他にもっていうのは……Fm4恋人同士で/するような……Fm1ことです……」
「えっ!? ぼ、僕言葉に出してた!?」
「V0449ううん。EoFe9でも、あたしNm君のこと/よく見てたから、Fm3なんとなく分かるんだ/……EF3当たってた?」
「あ、あはは……」
「V0450ふふっ」
(うう、『考えてる事が顔に出やすい』/なんて言われる事は多いけど……/そんなにわかりやすいかな……)
「ど、どうしたの?」
「V0451その……EF9こんなことを聞くのって/おかしいかもしれないけど……」
「うん? 何かな?」
「V0452あたしとNm君って、Fm2/これで恋人同士になれたんだよね?/P0Fe9m3彼氏、彼女って関係に……」
「え? そ、それは……」
・言葉にして確認しなくても……
・うん、そうだね
「言葉にして確認しなくても……」
「V0453ご、ごめんなEcF6さい……。/でも、EoFe9すごく不安なんです」
(裡沙ちゃん……/何をそんなに不安に思うんだろう……)
「そっか……そうだね。/うん! 彼氏彼女ってことで/いいんじゃないかな?」
「うん、そうだね」
「V0454よかったぁ……」
(裡沙ちゃん……)
「V0455あたし、本当にEcF2嬉しいです……」
「うん、僕も嬉しいよ」
「V0456本当ですか!?」
「もちろんだよ! 裡沙ちゃんみたいな/可愛い子が彼女だなんて……」
「そうだ、梅原にも自慢してやらなきゃな、/あ、今度ちゃんと紹介を……」
「V0457そ、それはダメっ!」
「えっ?」
「あ〜ごめん。言い方が悪かったよね。/梅原は小学校からの友達なんだけど……」
「ずっと僕の事心配してくれてたし、/彼女ができたって事、教えたくて……」
「V0458それは……Ecダメなんです」
(う〜ん、何故かわからないけど、/本当に困ってるみたいだな……)
(まあ、裡沙ちゃんを困らせてまで/報告することはないか……)
「……うん、わかった。/梅原には言わないよ」
「V0459あ……Fm4その……」
「どうしたの?」
「V0460その……Fm1できれば誰にも……/Fm6言わないで欲しいんです……」
「え? ど、どうして?」
「V0461今は、EcFm9ちょっと……」
(……何でだろう?/どうして内緒にしておきたいんだろう)
(当たり前だけど、話すようになって/まだ間もないし、分からない事が多いな)
(まあ、そのうち言えない理由も/教えてくれるだろう……)
「わかったよ裡沙ちゃん、/しばらくは誰にも言わないようにするね」
「V0462あ、EFe9ありがとう! Nm君Fm2」
「V0463EFe6その……EFe9それでなんですけど……」
「ん? 何?」
「V0464明日も、Fm3ここで会ってくれますか?」
「え? ここに?」
「V0465ダメ……ですか?」
「明日ってクリスマスイヴだよね?」
「V0466は、はい……EFe9だから一緒に……その……」
「いや、僕も裡沙ちゃんと/一緒に過ごしたいんだけど……」
「V0467ほ、本当ですか! Fm3それじゃあ……」
「うん、せっかくだし一緒に創設祭を/見て回りたいと思ったんだけど……」
「V0468あ……それは……」
(え……また困らせちゃったみたいだ。/裡沙ちゃんも僕と一緒にいたいって/言ってくれてるのに……何でだろう)
「V0469あたし……」
「駄目?」
「V0470……明日、返事をさせてください」
「V0471お願いします」
「う、うん。わかったよ」
「V0472本当にありがとうNm君……。/EF6あたしわがままだよね……」
「い、いや、別にそこまでは……」
「V0473あっ! EFe2m1そ、そうだ!」
「えっ」
「V0474ごめんなさい、Nm君」
「どうしたの裡沙ちゃん」
「V0475Fm8一番大切な用事を忘れちゃってました。/Fm2ちょっと、すみません……」
「うん……」
(一体なんだろう……)
「V0476これ、受け取ってください。ちょっと/遅くなったけど、誕生日プレゼントです」
「えっ! いいの?」
「V0477はい」
「ありがとう……。/あ、ペンダントなんだね……」
(おっ、中に写真が入れられるタイプだ。/……裡沙ちゃんの写真が入ってるぞ)
「可愛い写真だね」
「V0478そ、そんな事ないですよ……」
(それにしても……なんだか見覚えが……/あっ!!)
(これ、中3のクリスマスプレゼント用に/買ったのと同じものだ!)
(まさか、丘の上公園に捨てたやつを/プレゼントされるなんて……)
「V0479……あ、すみません。/気に入りませんでしたか?」
「えっ!?」
(そ、そうだ。そんなこと裡沙ちゃんには/関係ないもんな。せっかくプレゼントを/してくれたっていうのに……)
「う、ううん! すごく嬉しいよ。/本当にありがとう」
「V0480……Fm3よかった」
「V0481それ、Fm3ペアなんです。Fm6もう一つは/Nm君の写真入りで……P1Fe9m2W30ここに……」
「あ、着けてくれてるんだ」
(ぼ、僕の写真が裡沙ちゃんの胸に……)
「V0482Nm君とお揃いの物を身に着けてると、/すごく安心します……」
「V0483それじゃあ、また明日ここで……」
「あ……うん」
Ti0/      Ti2……カシャ……カチャン!
(ペンダント……か)
(あの時捨てた物と同じのをプレゼントで/貰うなんて、思わなかったな……)
(それにしても、なんだかむずがゆいな。/僕の写真が裡沙ちゃんの……)
(……)
(と、とりあえず教室にもどるか)
(さてと、そろそろ帰るかな)
(いよいよ明日はクリスマスか……)
(できれば裡沙ちゃんと一緒に/創設祭回りたいんだけどな……)
「V2005ねぇ、にぃに」
「……おい美也。ノックしても返事の前に/開けたらノックの意味がないだろう?」
「V2006Fm4にぃにの明日の予定は?」
「聞けよ!」
「V2007予定」
「はぁ……僕は明日は学校に行くつもりだ」
「V2008え? そうなの? Fm3誰と誰と?」
「だ、誰とって……」
「V2009うん……」
「まだ決めてないよ!/それよりそろそろお風呂の時間だろ?/美也が入らないなら僕から入るぞ?」
「V2010ダメダメ〜! Ecみゃーが先に入りますっ!/EhFe9m3……のぞいちゃダメだよ?」
「のぞかないよ!」
「V2011にししし」
(やれやれ……)
(誰と行くって……)
(そんなの僕が聞きたいくらいだよ……)
(裡沙ちゃん……。一緒に回る気に/なってくれればいいんだけどな……)
n0fre_sb06G
n0fre_sb10C
n0fre_sb10D
(その……裡沙ちゃんて……/なんだかちょっと圧倒されちゃうな……)
(すごく可愛いし……僕の事を好きで/いてくれてるとは思うんだけど……)
「V0484どうしたんですか?」
「い、いや、何でもないよ」
「V0485で、でも……」
(そ、そんなに近寄られるとドキドキ/しちゃうよ……ちょっと距離を……)
「え、えっと……。とりあえず/今日のところはこれで……うわっ!」
Ti0/       Ti2s3がっしゃーん!!As0b0
「あいたた……」
(な、なんだ?/後ろに何かあったみたいだ……って!?)
(こ、これは僕のお宝本じゃないか!/僕のコレクションの山につまづいたのか)
(ああ……大量のお宝本が散乱しちゃった。/いくら裡沙ちゃんがお宝本の事を知ってる/にしても、さすがに格好悪すぎる……)
「……んっ!?」
「V0486ん……」
「V0487は……ぁ」
「り……裡沙ちゃん?」
「V0488……こういうの……好きなんだよね?」
「こ、こういうのって?」
「V0489くすっ……こういうシーン、/いっぱい載ってたから……」
「……あ! ほ、本の事……だよね?」
「V0490はい……」
(あそこで開いてるページには確かに/こんな感じのグラビアが……)
「V0491こっちを……向いてください」
「え……あ……」
「V0492ん……っ」
「……ん」
「……」
(……)
「V0493EFe9m1どうしたんですか?」
「え? うん……その……」
「V0494……あ……あたしじゃ、嫌ですか?」
「そ、そんな事はないよ!」
「V0495だったら……もっと他の事をした方が/よかったですか? Fm3それならあたし……」
「そ、そうじゃなくって……」
「何て言えばいいのかな……、その、もっと/ゆっくりでもいいんじゃないかなって」
「裡沙ちゃんから何かしてくれるっていう/のは本当に嬉しいけど……僕からも/裡沙ちゃんに何か……その……」
「嫌ってわけじゃないんだ、/ただもっと裡沙ちゃんの事を色々と/知ってからにしたいっていうか……」
「V0496……Fm2嬉しいです」
「え?」
「V0497あたしの事Fm2ちゃんと/考えてくれるんですね」
「そ、そりゃそうだよ……」
「V0498Nm君に、そんな風に考えてもらえる/日がくるだなんて……夢みたい……」
「そ、そんな大げさな……」
「V0499ううん。Fm3あたしはNm君に何かして/あげられるなら良いってEoFe9思ってたから」
「裡沙ちゃん……」
「V0500……怒られるかもしれないけど、Fm2/ますます、Nm君に色々な事を/してあげたくなっちゃった……」
「V0501色んな事をしてあげたい。/Fm6Nm君が満足してくれるまで……。/EFe9m3Nm君に喜んでもらいたい……」
(他にもって……どんな事なんだ……。/やっぱり……その……)
(さてと……そろそろ準備をしないとな)
「V2012にぃに、まだ出かけない?」
「おいおい、僕が返事をしてから/入ってこいよ……」
「V2013まぁまぁ!Wv50 W30EoFe3m4あのね、みゃーはそろそろ/出かけようかなーってEFe7思ってるんだけど」
「そうなのか?」
「V2014うん。にぃにどうする?」
「僕ももう少ししたら出るよ。/鍵は僕が掛けるから先に出かけろよ」
「もう外は結構暗いな……。/気をつけて行くんだぞ」
「V2015わかってるって!」
「V2016いってきまーす」
(さて、僕もそろそろ出なきゃいけないな)
(裡沙ちゃんと一緒にクリスマスか……)
(……一体どうなるんだろう)
(うわぁ……思ったよりも人が多いな)
(へ〜、結構色々な出店が出てる……。/一通り見て回るだけでも楽しそうだな)
(裡沙ちゃんと一緒に出店とかを/見て回って……)
(知り合いに会ったら『この子、僕の/彼女なんだよ』なんて言っちゃって!)
(……ってやりたいんだけど)
(なんで『誰にも言わないで』なんて/言うのかな?)
(すっごく恥ずかしがり屋とかか?/う〜ん……)
(まあ、とにかく会ってから決めよう……。/もしかしたら、気が変わってるかも/しれないしな)
(……)
(もし、やっぱり一緒に回りたくないって/言われたら……)
(いやいや! とにかく話してみよう!)
(鍵を開けて……っと……。/う〜ん、暗くてよく見えない……)
(……お、開いた)
Ti0/          Ti2ぎぃぃぃ
(うわ……、こんなに暗いのか……)
「……裡沙ちゃん、いるの?」
「……裡沙ちゃん?」
「V0502はい。ここに、いますよ」
「良かった……。まだ目が慣れなくて……」
「V0503ふふっ、そうですよAs24b1ねAs0b0」
「あ……」
(裡沙ちゃんが手を握ってくれている……/すぐそばにいるんだ……)
「やっと目が慣れてきたよ」
「V0504思ってたよりも暗かったですね」
「うん」
(やっぱり可愛いな裡沙ちゃん)
「I10……」
「……」
「あのさ……」
「V0505はい?」
「一緒に創設祭回りたいんだ……。/どうかな?」
「V0506あっ、EF6それは……」
「考えてみてくれた?」
「V0023……」
「V0507あたし、Nm君さえ一緒に/いてくれれば……Fm6別に創設祭なんて」
「ど、どうして?」
「裡沙ちゃん……」
「もしかして……/僕と一緒に出歩くのが嫌なのかな……」
「V0508そ、そんなことないっ!」
「V0509そんなこと……/EFe6あるわけないじゃないですか。/EFe9一緒に……Nm君と一緒に……」
「そ、それなら……」
「V0510でも……Ecダメなんです……」
「V0511Fm9あたしは、ダメなんです。EoFe9Nm君と/一緒に歩くなんて無理なんです……。/EFe6そんな、資格ないんです……」
「資格だなんて……」
「むしろ僕のほうが、裡沙ちゃんに/釣り合ってなさそうで不安だよ」
「V0512そんな……Nm君は全然……/EoFe9あたしが……迷惑かけてるんです。/Nm君はちっとも悪くなくて……」
「いや、迷惑なんてかかってないよ……」
「V0027EFe9m6I10……」
(どうしよう、せっかくのクリスマスなのに/こんな調子だと、とても楽しめないよな)
(何故かはわからないけど、/裡沙ちゃんも辛そうにしてるし……)
(いっそ、出たくない理由なんて/聞かないで、ここで二人きりで過ごすのも/いいのかもしれない……)
(でも……)
(それだと、いつまでたっても/裡沙ちゃんの事をきちんと知る事が/できないんじゃないだろうか……)
(う〜ん、一体どうするべきなんだろう)
・理由を教えて欲しい、二人で一緒に解決したい
・無理に聞かなくてもいい。ここで二人で過ごそう
(いや……このままにはしておけないよ)
「……裡沙ちゃん」
「V0513は、はい……」
「裡沙ちゃんがここから出たくない/理由を教えて欲しいんだ」
「V0514え……EcW6EhFe6それは……」
「どんな理由かはわからないけど……」
「もし、僕が力になれる事なら、/二人で一緒に解決したい」
「V0028……」
「V0515……Fm6迷惑……Ecかけちゃう」
「え?」
「V0516きっと、この事話したら……/Nm君……あたしの事……」
「V0517……でも、そうだよね」
「V0518きっと、このままでも、Nm君に/迷惑かけることになっちゃうよね……」
「V0519もし、誰かに見られたら……/EF6Nm君に……迷惑が……」
「迷惑だなんて……」
「V0520……Nm君」
「V0521お願いだから……/最後まで話を聞いてもらえますか」
「も、もちろんだよ」
「V0522あたし酷い事したから……/Nm君ひょっとしたら……EcF6ううん、/Fm3きっとあたしの事嫌いになっちゃう」
「V0523……でも、話さないとダメだよね。/Fm3嘘をつき続ける事になっちゃうもんね」
「V0524あたしは本当に酷い事したの、/EFe9Nm君を独り占めしたくて……」
「僕を独り占めに?」
「V0525うん……」
「ど、どうしてそんなに僕にこだわるの?」
「裡沙ちゃんにそこまで想ってもらえる事を/した覚えはないんだけど……」
「V0526そ、EFe9m3そうだよね……」
「うん……」
「V0527そうなんだよね……」
「裡沙ちゃん?」
「V0528ううん……、Eo本当はわかってた……。/EcW6Ehだけど、わからないふりをしてたの」
「『わかってた』って……何が?」
「V0529Nm君が……あたしの事……/Fm9覚えていないって事を……」
「えっ!?」
(た、確かに少し見覚えがあったけど、/やっぱり僕と裡沙ちゃんは知り合い/だったのか? でも、一体どこで?)
「V0530ちょっと……Fm3昔の話をさせてね」
「あ、う、うん……」
「V0531あたしとNm君はね、/Fm1……小学校の頃同じクラスだったの」
「……えっ?」
(小学校の時に一緒のクラス……。/だから少し見覚えがあったのか……)
「V0532……小学校の時って、/Fm3給食残しちゃダメだったでしょ?」
「そう……だったかな?」
(そう言われれば、そうだった気がする。/そのせいで掃除の時間までずっと食べ/させられてる子もいたよな……)
「V0533Fm6あたしね、苦手な物がいくつかあるの。/EcW6EhFe6焼き魚と酢の物とゴーヤ……EcW4EoFe9それと牛乳」
「ゴーヤに……牛乳?」
「V0534……それでね、牛乳が飲めなくて/困ってたら、Nm君がFm9飲んでくれたの」
「えっ!? って事は……」
「V0535Fm3……小学校3年生の時」
「小学……3年生……」
(確かにあの頃は牛乳が大好きで……/クラスの牛乳で余りそうなのは/片っ端から飲んでたけど……)
(お腹壊して保健の先生に怒られて、/それでやめちゃったんだよな)
「V0536くすっ、EoFe9少し思い出した?」
「う、うん、ぼんやりとだけど……」
「V0537あたし本当に牛乳嫌いで……。/どうしても飲めなくて……」
「V0538どうして転校してきたばかりのあたしに/こんなに意地悪するんだろう……」
「V0539こんなの無理に飲まされるくらいなら/学校なんてきたくEcF6ないって……。/Eoそう、思ってたの」
「V0540ふふっ、EoFe9だからね、大げさだなぁって/思うかもしれないけど……」
「V0541あの時のNm君は、あたしにとっては/本当に王子様……みたいに思えたの」
「V0542それが、あたしの初恋。EoFe9小学校3年生の/時から、ずっと続いてる……Fm9初恋……」
「そう……だったんだ」
「V0543……改めて言うね、本当にEcありがとう」
「あ……いや……そんな……」
(そ、そうか……そうだったんだ……。/小学校3年生の時から僕の事を……)
「V0544……くすっ」
「ど、どうしたの?」
「V0545Nm君って、すぐに話に入り込んじゃう/から……EFe9ごまかしやすいなって……」
「えっ!? ……あ!」
(そ、そうだ。何で『ここから出たくない』/のかを聞くつもりだったんだ)
「V0546思い出しました?」
「うん。……ここを出たくないって理由、/まだ教えてもらってないよね」
「V0547あたしは……/EFe9見られちゃいけないんです……」
「見られちゃいけない……誰に?」
「V0548それは……」
「V0549Ld……Wv80Leふぅ〜」
「V0550Nm君……お願い……/手を握ってくれますか?」
「う、うん……」
「……落ち着いた?」
「V0551うん、もう大丈夫」
「V0552……急に」
「V0553急に女の子から……避けられるように/なった覚えはないですか?」
「え……と、どうだろう……」
「V0554そう、EcFm9なってるはずなんです……」
「な、何で?」
「V0555嘘の噂を流したんです。Nm君には/すでに付き合ってる子がいるって……」
「V0556Nm君に迷惑かかるから身を引いて/くださいって、EoFe6そう言ったんです」
「そ、そんな事を……」
「V0557はい……EcW6Ehあたしがしたんです。/Nm君が知っている子もいれば……/EcF9顔を見た事もない子もいました……」
(僕が気付かない……、/そんな子がいたなんて……)
「V0558……他の子との仲を、/EoFe9あたしが妨害してたんです」
「V0559それなのに……EcF9あたしが彼女ですって、/Nm君のそばにいたらEo変ですよね?」
「そ、それはそうだけど……」
「そうだけど……」
「な、何でそんな事をしたの?/そういう事する前に、その……」
「僕に……直接告白とかしてくれたら、/多分そんな事しなくても……僕は……」
「V0560そう……そうですよね……。/Eh今になって……馬鹿な事したって……/思います」
「V0561でも……あたしには、/その資格すらなかった……」
「資格って……そんなの必要ないよ」
「V0562ううん……。あたしは……、/EoFe9m3Nm君に告白する資格を、/自分で無くしたんです……」
「自分で……無くした?」
「……まだ、何かあるの?」
「V0563蒔原美佳さんの事です」
「ええっ!」
(ま、蒔原さん……。2年前の……。/クリスマスの……)
(僕が……待ちつづけた女の子……)
「蒔原さん……/り……裡沙ちゃんと何の関係が?」
「V0564Nm君が中学時代に憧れてた女の子、/クリスマスイヴにデートに誘って……」
「V0565待ち合わせ場所に来なかった子……」
「V0566あの子にあたし……」
(ま、まさか……!)
「ま……まさか、蒔原さんに嘘の/待ち合わせ場所を教えたのって!?」
「V0567あたしです……。EFe8でも、仕方なかったの!/EFe9m6お願い、信じて!」
「信じるって……この状況で何を/信じろっていうんだ!?/いきなりこんな事言われて……」
「V0568……蒔原さん、Nm君の事笑いものに/しようとしてたの……それが許せなくて」
「ど、どういう事なの……?」
「V0569蒔原さん……元々そんなにデートに/行く気はなかったんだけど……」
「V0570『クリスマスに彼がいた方が格好がつく』/……EcFm8そんな理由でデートの約束をしたの」
「そんな……でも、それでも僕は……」
「V0571Fm9うん……Ehあたしも……/EcW4EoFe9そこまでは我慢できた」
「V0572だけどクリスマスの前日に、女友達だけで/パーティーやろうって誘われて、/……そっちに行く事に決めたの」
「で、でも……蒔原さんは待ち合わせ/場所には来たって言ってたし……」
「V0573それは多分本当です……」
「だったら……」
「V0574でも、蒔原さんの待ってる姿を/女の子グループが遠くで見てたはず……」
「V0575Nm君が……蒔原さんに振られるのを/見物するために」
「つまり、僕を笑いものにするために……」
「蒔原さんが、/そんな事をする人だったなんて……」
「V0576……でも、蒔原さんだけが悪いんじゃ/ないの。他の女子と集まって話してたら/EF6いつのまにかそんな流れになったって」
「それって……どうして裡沙ちゃんが/その事を知ってたの?」
「V0577誘われたんです、一緒に見に行こうって。P1F6/あたしびっくりしちゃって……。/その後、Fm8よくよく話を聞いたら……」
「V0578……あたし我慢できなくなって、/Ecそんなの絶対に許せなくて……」
「……そうだったんだ」
(あの時、そんな事があったなんて/全然知らなかった……)
(裡沙ちゃんは裡沙ちゃんなりに、/僕を心配してくれてのことだったんだ)
「V0579Fm1でも……Fm6結局あたしがした事で……/EhF6Nm君を酷い目に遭わせちゃって……」
「V0580傷つけちゃって……」
「V0581……だからあたしには、EoFe6m1Nm君に/告白する資格なんかなかったんです」
「……じゃあ、どうして今になって?」
「V0582Nm君が……Fm1過去を乗り越えようと/し始めたから……」
「V0583あのクリスマスの一件以来……。/どの女の子とも距離を置いてましたよね」
「う、うん」
「V0584Fm4ずっと……見てたから……/Fm6その変化に気付いちゃったんです……」
「え? 変化……」
「V05851ヶ月くらい前に……梅原君と……/校舎裏で……」
「えっ? あ、ああ……!/大声で誓っていたの見られてたのか……」
「V0586ごめんなさい……EhF6見てました……」
「V0587過去を乗り越えようと頑張るNm君が、/EcW6Ehすごく格好良くて……EcFm1輝いてて……」
「そ、そんな事は……」
「V0588我慢できなくなっちゃったんです……」
「V0589もしかしたら……また、蒔原さんの時/みたいな目に遭っちゃうかも……」
「V0590あたしだったら絶対そんな事しない。/Wv180EoF6でも、他の子はわからない……/EFe9だったらあたしと……そう思ったの」
「……そっか、そうだったんだ」
「V0591……本当にごめんなさい。/EcW6EhFe9m1謝ってすむ問題じゃないと思うけど……」
「そんな昔から僕の事見てくれている/なんて、全然知らなかった」
「僕の事、心配してくれてたんだね。/……やり方はどうかと思うけど」
「V0592ごめんなさい……」
「V0593はいEo……」
・裡沙ちゃんのした事を許す
・裡沙ちゃんのした事は許せない
「裡沙ちゃんが理由を教えてくれたんだ。/今度は僕が約束を守らないとね」
「V0594……え?」
「言ったじゃないか/『一緒に解決したい』って」
「V0595でも……いいんですか?」
「いいって……何が?」
「V0596あたしの事……あんな酷い事をしたのに/許してくれるんですか?」
「それは……」
「……そうだね、すごく驚いたし、/悲しかったけど」
「僕はもう気にしないよ」
「V0597ほ、Fm6本当ですか!?」
「でも、僕以外の人にも謝らないと」
「V0598Fm4え?」
「嘘をついた女の子にも許して/もらわなきゃ駄目だと思うんだ」
「裡沙ちゃんのした事は許せないよね」
「V0599……はい」
「V0600そうですよね……。EcFm8Nm君の事も/傷つけて、Fm1許してもらえるなんて……」
「ち、違うよ! 僕は……僕はもう/裡沙ちゃんの事許してると思うんだ」
「V0601ええっ!?」
「やり方はともかく……、/僕を想っての事だってわかったしね……」
「V0602Nm君……」
「許せないって思ってるのは……。/嘘をつかれた女の子だよ……」
「V0603EFe9……」
「その子にも許してもらわないと……。/駄目だと思うんだ……」
「V0604そ、そうですよね……」
「だから一緒に謝りに行こう!/その子の所へ」
「V0605えっ……」
「二人で一緒に行って、一生懸命謝ろう。/……もしかしたら、すごく怒られるかも/しれないけど、仕方ないよね」
「V0606Nm君……」
「頑張ろう裡沙ちゃん」
「V0607ううん、それはダメです」
「な、なんで!」
「V0608一緒に行ったら……ダメなんです」
「でも、裡沙ちゃん……」
「V0609一人で行くの。そうしないときっと/これから二人で一緒に歩けないから」
「V0610もっと早くにこうしていればよかった……/EoFe9遠くから見ているだけじゃダメだったんだ/よね……」
「V0611Nm君の近くにいるとこんなにも/あたしの世界は広がるんだって、/知らなかった」
「……これから知っていけばいいよ」
「僕も裡沙ちゃんの事もっと知りたいし、/きっと裡沙ちゃんも僕の事でまだまだ/知らない事があると思うよ」
「V0612え? EFe8m4そんな事ないです!/EFe9色々知ってます!」
「そんな事ないよ、例えばさ、/裡沙ちゃんと一緒にいる時の僕の事って、/まだ知らないんじゃないかな?」
「V0613あ……EFe9m3はい……」
「だから、お互いの事を知るために……」
「V0614うん」
「V0615それじゃ、あたし……」
「帰ってきたら、一緒に……/そうだ、行きたい出店はある?」
「V0616あたし、Nm君が行きたい所なら……」
「裡沙ちゃんの、行きたい所!」
「V0617……じゃあ、イカ焼き食べたいな」
「うん! 一緒にイカ焼き食べよう。/他にも色んな所に行こう」
「V0618はいっ」
「V0619それじゃ、行ってきます」
「うん、いってらっしゃい」
n0fre_sb11A
「よし! それじゃあ今日は/ここでクリスマスを過ごそうか」
「V0620Fm4……い、Fm6いいんですか?」
「う〜ん……無理して行く必要もないしね」
「V0621……Nm君ってEFe9やっぱり優しいな」
「そ、そんな事ないよ」
「V0622ううん……EoFe9m2優しい……」
「そ、そっかな……ははは」
(……これでいいんだ。/創設祭は来年もあるし、/無理して行く必要はないよな)
「それじゃあ、どうしようか」
「V0623あっ、……Fm3じゃあ、中学生の頃の/Nm君の話を聞きたいな?」
「え? 中学生の頃の?」
「V0624うん。ほら、EFe91年生の時にあった/遠足の話とか……」
「えーっと、どうだったかなぁ……」
n0fre_sb10D
(ふぅ……)
(今日でこの学校ともお別れか……)
(裡沙ちゃんと付き合い始めて1年と/ちょっと……)
(もう卒業式だなんて……)
(去年……一昨年か、ここで裡沙ちゃんと/初めてクリスマスパーティーをしたのは)
(二人で色々話をして……/ケーキを食べて……そして……)
(はぁ……でも、結局創設祭は一度も/一緒に回れなかったな……)
(……いや、待てよ)
(修学旅行も二人で行動したのって/旅館でのちょっとの時間だけだし……/体育祭の時も……文化祭の時も……)
(いつも、/人目を避けるように二人きりで……)
(ちょっと残念だよな、裡沙ちゃんと/もっと色んなことをしたかった……)
(まあ、今更言っても仕方ないか……)
「……ふぅ」
(……でも、あれから裡沙ちゃんも/随分変わったよな)
(色々わがまま言うようになったし)
(まあ、可愛らしい笑顔で頼まれちゃうから/どうしても断れないんだよなぁ……)
(……)
(そのせいで大事な事まで/はぐらかされてる気もする……)
(う〜ん……)
Ti0/      Ti2ギィィィ……ガシャン!
「V0625何してたの?」
「あ、裡沙ちゃん」
「ここに来るのも最後だし、裡沙ちゃんと/出会ってからの事を思い返していたんだ」
「V0626ふふっ、Eo色々あったよね」
「うん、色んなことがあった……」
「ほら、体育館で会ってた時、/突然人が来ちゃってさ……」
「V0627あっ! EF9体育倉庫に逃げ込んだんだよね。/EcF2ふふっ、EoFe9あの時はドキドキしたよね」
「ここがばれそうになった事もあったよね」
「V0628うん! Fm6もうダメ〜ってFm3思っちゃった」
「あはは、びっくりしたよね」
「本当、色々あったなぁ……」
「V0629そうだね……」
「卒業か……」
「V0630うんFm3……」
「あと数時間で、僕達はもう卒業生に/なるんだね……」
「V0631これで、やっと普通に付き合えるね」
「V0632食堂でお昼ご飯食べたり、一緒に学校/へ行ったり……。あたしずっとそんな事/ばかり考えてたんだ」
「僕もだよ……」
「V0633ふふっ、Eo本当に楽しみ」
「その事なんだけどさ……」
「V0634え?」
「本当によかったの?/裡沙ちゃんは成績良いのに、/僕と同じ大学に進学だなんて……」
「V0635いいの。EoFe9あなたが居ない大学なんて/EF3なんの価値もないんだから」
「でも、僕がもっと頑張れば……」
「V0636ダメだよそんなの! EFe9そうしたら/二人の時間が減っちゃうもん!/Fm4それでいいの? Fm3ダメでしょ?」
「そ、それは……そうだけど」
「V0637Nm君はNm君のままでいて?/Ec変わっちゃいやなの……」
「うん……わかったよ」
「V0638ふふっ、ありがとうNm君」
(ううん……この笑顔にやられちゃうん/だよなぁ……)
(こんな可愛い子が彼女だなんて……/あれ? 前にもこんな事考えたよな?)
「えっと……そういえば、ずっと聞く/タイミングを逃してたけど/何で僕に告白したの?」
「V0639えっ?」
「ほんのちょっとしたきっかけ……って事は/聞いたんだけど……」
「V0640それはEFe9ね……」
「それは……」
「V0641ふふっ」
「V0642ねえ。卒業式の後って何か予定ある?」
「何って、特にないけど……/それよりさっきの質問を……」
「V0643そっかぁ……用事、Fm3ないのかぁ……」
「う、うん……」
「V0644それじゃあ……あたしの家に……/遊びに来ない?」
「えっ! 裡沙ちゃんの家?」
「V0645うん」
(り、裡沙ちゃんの家? 今まで/何度かお願いしたけど断られてた……)
「そ、それは嬉しいけど……いいの?」
「V0646その……EFe9できれば……」
「V0647家の人には『泊まりになる』って/言ってきて欲しいな……」
「えっ!?」
「それはその……つまり……」
「V0648あ、卒業式が始まっちゃうよ。/P1F2それじゃ、先に行ってるね」
「……あ」
「V0649また後でね、ここでEc待ってる」
Ti0/      Ti2ギィィィィ……バタン!
(裡沙ちゃんの家にお泊り……/ううっ……いいのかな……)
(僕なんかが裡沙ちゃんの家に泊まりに/行っちゃって……僕なんか……)
(あっ! 質問の答え聞いてない……。/結局、はぐらかされてしまったぞ)
(僕を好きになった理由……/また、聞けなかったな)
(裡沙ちゃんは僕の事が好き。/これは多分間違いないと思う……。/何よりも僕の事を考えてくれてるし……)
(でも、たまにああやって答えを/はぐらかされてしまう。やっぱり/何か僕に隠してる事があるんじゃ……)
(でも、いいか。何かあっても裡沙ちゃんは/『心配ない』って言ってくれるし)
(それより今は卒業式だ)
(それが終わったら……)
Wv0Ti0/      Ti2ギィィィィ……Wv60バタン!
男学生
「Nm、今の講義どうだった?」
「あ〜……今日は前の方に座ったけど、/やっぱり教授の声が聞き取りにくくて」
「あの教授、声小さいからなぁ……」
「うん。困ったもんだよな」
「あ、そうそう! 今日さ、コンパが/あるんだけどNmも来ないか?」
「……先週もそんな話してなかったか?」
「今週は一味違うんだよ!/相手はフライトアテンダントだぞ!/な? どうだ?」
「おいおい、知ってるだろ?/僕にはちゃんと……」
「V0650あ、何してるの?」
「V0651ふふっ、Eoこんにちは」
「こんちは、上崎さん」
「Nmには裡沙ちゃんがいるもんなぁ」
「V0652えっ、EFe3m1何の話?」
「コンパに誘ってもらったんだけどさ……」
「すっぱりと断られたんだよね〜」
「V0653え? どうして?」
「いやいや!/それは裡沙ちゃんがいるからでしょ」
「まあ、学内でもラブラブで有名な/カップルだし……来ないと思ったけどさ」
「V0654えっ? 別に行ってもかまわないのに」
「そうなの?」
「V0655一緒に行くから」
「よしてくれよ、/コンパにカップルで来るなんてさ……」
「行かないって」
「やれやれ……」
「あはは」
「そうそう、二人はえらくお似合いだけど、/知り合ったきっかけって何なの?」
「V0656えっと……EF1高校2年の時……」
「小学生の時に裡沙ちゃんが転校して/きてね……」
「へぇ〜……いいなぁ。俺にもそんな素敵な/出会いがあれば、毎週のようにコンパ/なんか行かずにすむのになぁ……」
「あはは、そうだな」
「V0657大丈夫だよ、きっかけがあれば。Eoきっと」
V0658Ldそう、きっかけさえあればきっと大丈夫。
V0659あたしもNm君に出会えて、変わる事ができた。
V0660けれどあたしは、変わる過程でNm君や他の子に/たくさんの迷惑をかけてしまって……
V0661もしNm君が一緒にいてくれなかったら、/解決なんてできなかったと思う。きっとあたしも、/こんなに明るくなんてできてない。
V0662今のあたしがここにいられるのは、/きっとNm君のお陰。
V0663……ありがとう。
V0664あんなに不安だったのが嘘みたい。
V0665あたしの事を想ってくれている人がいて、それを/信じる事ができる。
V0666あなたの事を、/そしてあたし自身の事を……。
V0667信じる……か。
V0668一度くらいはNm君も/コンパに行ってもいいかもね。
V0669女の子の友達くらい、大目に見てあげないと。
V0670でも、それってやきもちをやかないって意味じゃ/ないんだよ?
V0671あたしの事ちゃんと愛してくれなきゃ、/ダメなんだから。Le
(V0672よ〜し、やっと昼休みだ)
(V0673Nm君、/確か今日は教室でご飯って言ってたね)
(V0674あたしも早く用意して、/Nm君のクラスまで行かなくちゃ……)
(V0675あ、よかった〜。いつもの席も空いてる)
マ リ
「V0676ねえねえマリちゃん、/一緒にお弁当食べない?」
「いいよ〜。どこで食べる?/校庭前とか暖かそうだよ?」
「V0677あ〜、外は風が冷たそうだから……/マリちゃんの席がいいな」
「そうなんだ。じゃあここで食べよっか」
「V0678うん」
(V0679ここじゃないと意味ないんだもん。/この席じゃないと……)
「それじゃ、いただきます」
「V0680いただきます」
「V0681……もぐもぐ」
「あ、それ美味しそうだね。確かさ、/裡沙って自分でお弁当作ってるんだよね」
(V0682今、あたしの後ろの席でNm君がご飯を/食べてるんだよね……何食べてるのかな?/ちゃんと見てればよかったなぁ……)
(V0683ちょっと振り返ってみる? ダメダメ!/目が合っちゃったら……きっとあたし/真っ赤になっちゃうから……)
(V0684シャンプー替えたの気付いてくれるかな?/大丈夫だよね? 髪の毛ハネたりしてない/よね? チェックはしたけど、でも……)
「……裡沙?」
「V0685えっ!? あ、うん。そうだよ、あたし/お料理作るのって好きだから」
「このだし巻き卵なんて美味しそうだもん。/裡沙ちゃんの彼になる人は幸せだよね」
「V0686えっ!? やっ……やめてよーっ!」
(V0687い、今の聞いてくれたかな?/あたしはお料理は得意なの!)
(V0688いつかNm君にお弁当つくってあげる日/のために、毎日頑張ってるんだ!)
(V0689マリちゃん本当にありがと!/ああ……1年の時にマリちゃんと/同じクラスでよかった……)
(V0690そんなに仲良しってわけじゃないけど、/Nm君と同じクラスに/なってくれたしね……)
(V0691え……)
(V0692ウメちゃんがこっち見てる!?/……わけないか。Nm君に用事?/何か嫌な予感がする……)
「V1843よう大将、ちょいと屋上に行かないか?」
「どうした突然」
(V0693ちょっとちょっとウメちゃん!/それは酷いよ……。/お願いNm君、断って!)
「V1844実は最近……」
「……ふむふむ。そ、そうなのか!?/よし、行こう!」
Ti0/       Ti2たったったったった……
(V0694あぁ……行っちゃった……/はぁ……これじゃここに居る/意味全然ない……)
「V0695……ごちそうさま」
「あれ? もうごちそうさま?/半分も食べてないじゃん」
「V0696ちょっと味付け失敗しちゃって、/しょっぱかったから」
「え〜、そうなんだ」
「V0697うん。それじゃあ教室に戻るね」
「もう行くの? あたしまだ……」
「V0698ごめん、お手洗いに行きたいんだ」
「そんなに? ……お大事にね?」
「V0699ふぅ……」
(V0700屋上かぁ)
(V0701Nm君とウメちゃん、/きっとまたエッチな話してるんだろうな)
(V0702……後で、行ってみようかな)
言い逃れは出来なかった……。
僕に与えられた罰は、3日間の自宅謹慎……。
……こうして、僕のクリスマスは終わりを告げた。
開かずの教室には僕が隠しておいたお宝本の他に、/普段ロッカーに入れてある辞書やノートが/置いてあったそうだ。
あそこには自分の名前が判るような物は/一切持ち込まなかったのに……。
もしかすると犯人は……。
いや、そんなことよりも……。
来年から、僕はどんな顔をして/学校に行けばいいんだろう……。
学校に行けない間に、/噂が広がっていることを考えると……。
……。
駄目だ……。考えがまとまらない……。/落ち着いて考えられない……。
とりあえず押入れに入って落ち着こう。
今日も押入れに入って……。
「なんだかとっても1週目月曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
「なんだかとっても1週目火曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
「なんだかとっても1週目水曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
「なんだかとっても1週目木曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
(う〜〜ん、暇つぶしに目ぼしい本を/捜しにきたのはいいけど……)
(はぁ……これといって……)
「……うん?」
「Ts3こ……これはっ!?」
(うわっ……し、しまった!/思わず大声を出しちゃったよ)
(いや、でもまさか図書室に『不精侍』の/最新巻が入っているなんて……)
(確か……前の巻は、使用人に下克上された/主人公が、きれいな身なりにされて/しぶしぶ旅に出るところまでだったな)
(…………)
(これは願ってもないチャンスだぞ!/新刊ってなかなか借りられないからな)
(よし、早速借りて……)
女 子
「あ……」
「えっ!?」
(な、なんだ? 知らない女の子が、/真剣な瞳で僕を見つめて……)
「………」
(こ、この熱い視線は……まさか!)
「……」
(ぼ、僕に一目惚れを……)
「そ、それ……」
「うん?」
(あ、あれっ? この子……僕じゃなくて、/僕の持っている本を見つめているぞ)
「あ、もしかして……君もこの本を?」
「は、はい……ずっと続きを楽しみに/していたもので……」
「そ、そうなんだ」
「はい……そ、それで……その……」
(……)
(そ、そんな期待した顔をされてもなぁ。/う〜〜ん、どうしよう……)
・この本は君のものだ。
・この本をかけてジャンケンで勝負だ!
・この本は僕が頂く!
「はい。この本は君のものだ」
「……えっ!?」
「ほら、僕はたまたま見つけただけだから」
「ほ、本当にいいんですか?」
「うん、僕としては君みたいに、/本当に楽しみにしていた子が/先に読むべきだと思うよ」
「す、すみません。/ありがとうございます!」
(……ははっ。こんなに嬉しそうな顔を/されちゃうと、何だか逆に困っちゃうな)
「でも、ちょっと驚いたんだけど、/女の子もこの本を読んだりするんだね」
「……お、おかしいでしょうか?」
「い、いや……なんというか、/この本は少し内容が変わってるからさ」
「そ、そんな事ないです!/縛られた主人公が可愛かったりして……」
「……え?」
「従者だった人に、足蹴にされる姿なんて/それはもう……ふふふっ」
「は、はは……そ、そうなんだ」
「はい、私も素敵な人を見つけて、/その人を縛りつけたいなって……」
「あ、あの……では私はこれで失礼します。/本当にありがとうございました!」
(う〜〜ん、最初はいい気分だったけど/今は何だか少し複雑な気分だぞ……)
(ま、まぁ……何にせよ、あれだけ喜んで/くれたわけだし、よしとするか!)
「おっ、もうこんな時間なのか。/そろそろ僕も教室に戻らないとな」
「よし、公平にジャンケンで勝負だ!」
「え……ええっ!?」
「出さないなら、僕の不戦勝だからね」
「あ……は、はい!」
「それじゃあ……最初はグーッ!」
「すみません、ありがとうございました!」
「あ、あっさり負けてしまった……」
(う〜〜ん、少し名残惜しい気もするけど、/勝負なんだから仕方ないよな……)
(また機会があったら借りるとするか……)
「おっと、もうこんな時間なのか。/早く教室に戻らないと……」
(いや、例え誰が何と言おうと、/この本を先に見つけたのは僕だ!)
「この本は僕が頂く! さらばだ!」
「あぁ……っ!」
「ははははははっ!」
図書係
「ちょっと、そこの男子!!」
「えっ!? あ、はい……」
「あなた……図書室で大声を上げながら/走るなんて、どういうつもりなの?」
「ほ、本当にすみませんでした……」
(はぁ、失敗したなぁ……)
(まさか怒られるだけじゃなく、/本まで没収されるとは思わなかったよ)
(しかも僕が怒られてる間に、さっきの/女の子が借りていっちゃうなんて……)
(ううっ、僕の『不精侍』が……)
(何だか……がっかりだよ)
「仕方ない、教室に戻るとするか……」
ユウジ
マ サ
「や、やっと終わったぁ……」
(ううっ、今の授業は難しかったなぁ。/内容がほとんど分からなかったよ……)
(……古文って本当に日本語なのか?/もう、外国語の域だよこれは……)
(はぁ、何だかいやに疲れたよ。/次の授業までのんびりしていよう……)
「お〜い、Nm! ちょっと来てくれよ」
「えっ? あ、ごめん。/ちょっと後にしてもらっても……」
「まぁまぁ、いいから来てくれよ!/Nmの意見が必要なんだって」
「そ、そういう事なら仕方ないな……」
「えっ? このクラスで一番人気の女子?」
「そうそう、今ユウジと話してたんだけど、/Nmは誰だと思う?」
「う〜〜ん、一番人気の女子か……」
「ちなみに俺は絢辻さんに一票だ」
「なるほどね、絢辻さんか……」
「ああ、あの清楚で可憐な雰囲気は、/まさに大和撫子って感じで最高だろ?」
「何だか見ているだけでも癒されるよ」
「確かに……絢辻さんはそんな雰囲気だな」
「いや、待て待て、ここは棚町さんだろ?」
「えっ、マサは薫なのか?/何だか意外な意見だな……」
「そんな事はないだろう。/いつも元気一杯でクラスを盛り上げる、/2−Aのムードメーカーだぞ!」
「ま、まぁ、そうかもしれないけど……」
「けど?」
「僕にとってはムードメーカーというより、/むしろトラブルメーカーなんだよな」
「そ、そっか……」
「じゃあ、Nmも絢辻さんって事か?」
「えっ!? そ、そうだなぁ……」
(確かにうちのクラスでとなると、/絢辻さんになるのかもしれないけど、/その分、薫はあちこちに人気が……)
(う〜〜ん……)
・うん、やっぱり絢辻さんだよ
・実は薫かもしれないな
・僕はどっちとも言えないかな
「うん、やっぱり絢辻さんだよ」
「さすがNm! 分かってるねぇ」
「うん、きれいで勉強も運動も出来るのに、/皆に公平で優しいし……」
「まさに才色兼備って感じじゃないか」
「そっか……なるほどな。/そう言われてみればそうだよな」
「だろ? だから、うちのクラスで/一番人気なのは絢辻さんだと思うぞ」
「うんうん」
「……っと、もう授業か。/それじゃ、僕は先に教室に戻るから」
「あぁ、参考になったよ。ありがとな」
「実は薫かもしれないな」
「おおっ! 分かってるねぇ」
「うん、薫って意外と世話好きだし、/男女問わず誰とでも仲がいいからね」
「まぁ、遅刻とか素行に問題はあるけど、/人気があるのは間違いないと思うんだ」
「なるほど、さすがに見るとこ見てるなぁ」
「だろ? だから、うちのクラスで/一番人気といえば、きっと薫だよ」
「はははっ、そうだよな」
「僕はどちらとも言えないかな」
「そうか……」
「ただ、他のクラスの女子じゃ相手に/ならないかもしれないな」
「おおっ! いきなりクラス単位か!?」
「総合的に考えただけだよ」
「う〜〜ん、確かにその二人は、/この学年でもトップクラスだからな」
「そういう事。どちらが人気だとしても、/僕たちが同じクラスになれて、/ラッキーだって事に変わりないだろ」
「あぁ、まさにその通りだな!/今更ながら嬉しくなってきたよ」
「そうだな……2−Aバンザイだ!」
「おう、わざわざありがとな」
「なんだかとっても2週目月曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
ユウジ
マ サ
「や、やっと終わったぁ……」
(ううっ、今の授業は難しかったなぁ。/内容がほとんど分からなかったよ……)
(……古文って本当に日本語なのか?/もう、外国語の域だよこれは……)
(はぁ、何だかいやに疲れたよ。/次の授業までのんびりしていよう……)
「お〜い、Nm! ちょっと来てくれよ」
「えっ? あ、ごめん。/ちょっと後にしてもらっても……」
「まぁまぁ、いいから来てくれよ!/Nmの意見が必要なんだって」
「そ、そういう事なら仕方ないな……」
「えっ? このクラスで一番人気の女子?」
「そうそう、今ユウジと話してたんだけど、/Nmは誰だと思う?」
「う〜〜ん、一番人気の女子か……」
「ちなみに俺は絢辻さんに一票だ」
「なるほどね、絢辻さんか……」
「ああ、あの清楚で可憐な雰囲気は、/まさに大和撫子って感じで最高だろ?」
「何だか見ているだけでも癒されるよ」
「確かに……絢辻さんはそんな雰囲気だな」
「いや、待て待て、ここは棚町さんだろ?」
「えっ、マサは薫なのか?/何だか意外な意見だな……」
「そんな事はないだろう。/いつも元気一杯でクラスを盛り上げる、/2−Aのムードメーカーだぞ!」
「ま、まぁ、そうかもしれないけど……」
「けど?」
「僕にとってはムードメーカーというより、/むしろトラブルメーカーなんだよな」
「そ、そっか……」
「じゃあ、Nmも絢辻さんって事か?」
「えっ!? そ、そうだなぁ……」
(確かにうちのクラスでとなると、/絢辻さんになるのかもしれないけど、/その分、薫はあちこちに人気が……)
(う〜〜ん……)
・うん、やっぱり絢辻さんだよ
・実は薫かもしれないな
・僕はどっちとも言えないかな
「うん、やっぱり絢辻さんだよ」
「さすがNm! 分かってるねぇ」
「うん、きれいで勉強も運動も出来るのに、/皆に公平で優しいし……」
「まさに才色兼備って感じじゃないか」
「そっか……なるほどな。/そう言われてみればそうだよな」
「だろ? だから、うちのクラスで/一番人気なのは絢辻さんだと思うぞ」
「うんうん」
「……っと、もう授業か。/それじゃ、僕は先に教室に戻るから」
「あぁ、参考になったよ。ありがとな」
「実は薫かもしれないな」
「おおっ! 分かってるねぇ」
「うん、薫って意外と世話好きだし、/男女問わず誰とでも仲がいいからね」
「まぁ、遅刻とか素行に問題はあるけど、/人気があるのは間違ないと思うんだ」
「なるほど、さすがに見るとこ見てるなぁ」
「だろ? だから、うちのクラスで/一番人気といえば、きっと薫だよ」
「はははっ、そうだよな」
「僕はどちらとも言えないかな」
「そうか……」
「ただ、他のクラスの女子じゃ相手に/ならないかもしれないな」
「おおっ! いきなりクラス単位か!?」
「総合的に考えただけだよ」
「う〜〜ん、確かにその二人は、/この学年でもトップクラスだからな」
「そういう事。どちらが人気だとしても、/僕たちが同じクラスになれて、/ラッキーだって事に変わりないだろ」
「あぁ、まさにその通りだな!/今更ながら嬉しくなってきたよ」
「そうだな……2−Aバンザイだ!」
「おう、わざわざありがとな」
「なんだかとっても2週目水曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
「なんだかとっても2週目木曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
「なんだかとっても2週目金曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
「そ、そんな馬鹿な……」
(あまりにものどが渇いたから、/自販機まで飲み物を買いに来たのに……)
「ハズレの飲み物しか/残っていないじゃないか!」
(やっぱりここは水道水で我慢をして……)
(…………)
(……無理っ!)
(ええい! こうなったら何でもいいから、/思い切って買ってやる!)
・美味! 黒糖ジンジャー
・爽快! ブラックビネガー・オレ
・濃厚! わんぱくバナナ
Ti0Ts1/Ts2         Ts3ガコンッ
「よいしょっと……」
(こ、これが『黒糖ジンジャー』か)
(何だか勢いでつい買っちゃったけど……)
(『美味!』って書いてあるのが、/こんなに疑わしい商品は初めてだ……)
(でも……今更仕方ないよな……)
Ti0Ts1/Ts2         Ts3プシュッ!
「よしっ、飲んでみるか!」
Ti0Ts1/Ts2          Ts3ゴクッ
「Ts3ぶふぅーーーーーっ!」
「こ、これは一体何なんだ!?/潤いとは違う意味で身体にしみるぞ……」
「まさに甘辛いという表現がピッタリだ!」
「……」
「あまりに予想外の味だったから、/思わず吹出しちゃったじゃないか……」
「と、ともかく……先ずは汚した床を/掃除しないといけないな」
(ふ〜っ、まだ結構ベタベタするけど、/これくらいでいいだろう……)
(ううっ、飲み物を買いに来ただけなのに、/掃除をする羽目になるなんて……)
(もう自販機は諦めよう。/大人しく水道水でも飲んで……)
「えっ!?」
(も、もうこんな時間だったなんて……)
(仕方ない……急いで教室に戻るとするか)
(これが『ブラックビネガー・オレ』か)
(『爽快』と『オレ』っていうのは、/本当に両立できる要素なんだろうか?)
「とりあえず……飲んでみるか!」
「Ts3す、すっぱっ!?」
「うぐっ……み、眉間にツーンと……」
「ま、まさか……飲むとダメージを受ける/飲み物が販売されているなんて……」
「……って、あれ? おかしいな。/何だかもう少し飲んでみたいような……」
「あ、後一口だけ……」
Ti0Ts1/Ts2        Ts3カランッ……
「う〜〜ん、最初はビックリしたけど、/馴れると爽快な飲み物だったな……」
「看板に偽り無しか……。/何だか意外な発見だったなぁ」
「よし、これは誰かに教えてあげよう!/きっとビックリするだろうな」
「おっ、いいタイミングでチャイムが……」
「よし、教室に戻るとするか」
(こ、これが『わんぱくバナナ』か)
(飲料の商品名に『わんぱく』だなんて、/嫌な予感がひしひしとするぞ)
「Ts3んぐぅっ!?」
「んっ! んっ!!」
(の、濃厚すぎて飲めないぞ!?/のどにまとわりついて……い、息が……)
「ん〜っ! ん〜〜〜っ!!」
「げほっ! げほっ……あ、危なかった」
「まさか飲み物を買いに来て、/止めを刺されかけるなんて……」
「わ、『わんぱくバナナ』め……」
(くっ、相手は飲み物だっていうのに、/この敗北感はなんだろう……)
(でも、今更仕方ないよな。/今日のところは負けを認めよう……)
(だけど、次は必ず勝たせてもらう。/僕には梅原という強い味方がいるんだ!)
「……っと、もうこんな時間か。/急いで教室に戻らないといけないな」
「お、覚えてろよ、『わんぱくバナナ』!」
ユウジ
マ サ
「ええっ!?/お、女の子に着せたいコスチューム?」
「そうそう。今ユウジと話してたんだけど、/Nmは何を着せてみたい?」
「な、何って言われてもなぁ。/突然そんな事を聞かれても困るよ……」
「まぁ、そう言うなって」
「ああ、俺をうならせるような意見を/出したら、ジュースをおごるからよ」
「ほ、本当かっ!?」
「はははっ、本当だ!」
「よし、じゃあちょっとだけ待ってくれ。/真剣に考えるから……」
(ど、どうするNmNn!?/これは飲み物代が浮くチャンスだぞ……)
(…………)
(共感を得るなら、やっぱり露出度の/高いものを言った方がいいだろうな……)
(でも、露出度だけじゃ平凡すぎる。/それなら、ここは……)
・バニースーツだ!
・トラ柄ビキニだ!
・バスタオルだ!
「バニースーツだ!」
「おおっ、それはまた王道だな」
「なるほど、そうきたか……じゃあ次は、/情熱的なプレゼンテーションを頼むぜ」
「よし、分かった」
「……こほんっ」
「えっと……まずバニースーツっていうと、/みんなはウサ耳にばかり注目するけど、/僕は違うと思ってるんだよ……」
「本当に注目すべきは……そう!/あのトータルバランスのよさなんだ!」
「……え?」
「……トータル?」
「そう、ウサギを模したあのスーツは、/着る者の魅力を最大限に引き出し……」
「……という理由から、/僕はこのコスチュームを選んだんだ」
「………」
「えっ? あ、もうこんな時間なんだ……」
「いや、当然だろう……」
「……だな」
「あっ、その……つい……ごめん」
「ま、まぁ……今回は無効試合って事で」
「だけど安心してくれ、Nmの情熱は、/俺たちに十分に伝わったからさ」
「う、うん……」
こうして僕は熱弁した……。
「トラ柄ビキニだ!」
「おおっ、それはツボを押さえた選択だな」
「うん、露出度としても文句ない上に、/野性味あふれる柄が見る者の本能を/刺激して……」
「……ほうっ」
「……ふむふむ」
「バスタオルだ!」
「バ、バスタオル!?」
「いや……それ以前にバスタオルって、/コスチュームなのか?」
「さすがはNm……。/相変わらず一筋縄ではいかないな」
「まぁ、とりあえず僕の話を聞いてくれよ。/今回はあえて、コスチュームと言わせて/もらった訳なんだけど……」
「バスタオルというのは、究極のチラリズム/の一つだと僕は思うんだよ」
「そう……あんな一枚の布があるだけで、/想像力は無限に掻き立てられ……」
「お〜っ、いい天気だなぁ」
「ん〜〜っ!」
(ただの思いつきだったけど、/屋上に来て正解だった気がするぞ!)
(こうしていると何だか……)
「……あれ?」
「よく見ると……誰もいないじゃないか」
(この屋上に僕一人だけ……)
(一人だけなら……何をしても大丈夫……)
(おおおっ!/何だかテンションが上がってきたぞ!)
「よしっ、そうだ!/気分もいいし、何か歌を歌ってみるか!」
「え〜っと、それじゃあ……」
・熱血のヒーローソング!
・流行のポップソング!
・昔作ったオリジナルソング!
「よし、こういう時は特撮ヒーローの定番、/『イナゴマスク』の歌しかないよな!」
「僕、大好きなんだよなぁ」
「ジャジャッジャー−−−ン!」
「イナッゴー! 今っGO〜ッ!/イナ〜ゴマ〜スク〜ッ!」
「翼が折れても、折れない信念、/返り討ちにあっても、立ち上が〜れっ!」
「勝負に負けても、負けない勇気、/だまし討ちにあっても立ち向か〜えっ!」
「怪人、変人、何でもCOME ON!」
「1人じゃダメでも、2人になれば〜、/2人じゃダメでも、4人になれば〜、/それでもダメなら、13人が〜かりっ!」
「イナッゴー! いざっGOー!/イナ〜ゴマ〜スク〜〜〜〜〜〜ッ!!」
こうして屋上で熱唱した。
「よし、こういう時は最近流行の/ポップソングでも歌っておくか!」
「えっと、最近の流行の曲といえば……」
(…………)
(えっと……ほら、あれ……)
(あ〜っ! あれだよ、あれ!)
「これはまずいぞ……」
「度忘れとはいえ、最近の流行の歌が/一つも思い浮かばないなんて……」
(も、もしかして時代に取り残されてる?)
(う〜〜ん、参ったな……)
「そうだ、子供の頃に作った歌でも/久しぶりに歌ってみるか!」
(え〜っと、どんな出だしだったかな……)
(……)
(ああ、そうだそうだ!)
「……こほんっ」
「ブラブラ、ゾウさん、/ブラ〜ン、ブラ〜ン!/今日もパオ〜ン! 明日もパオ〜ン!」
「フリフリ、ゾウさん、/みんなでパオ〜ン! 元気にパオ〜ン!」
「……」
「こ、高校生にもなってゾウさん……か」
「僕はちゃんと成長できてるのかな……」
(な、なんだか急に不安になってきたぞ)
(はぁ……)
ユウジ
マ サ
Ti0Ts1/Ts2       Ti2Ts3ぐぅぅぅ〜〜〜っ
「あ〜っ、腹減った……」
「うん、やっぱり昼休み前の休み時間が/一番お腹がすくよな……」
「ああ、早く……お昼になればいいのに。/そうしたら学食のカレーが腹一杯……」
「そうだな、ただでさえ量が多いのに、/大盛りにするとご飯が山のように……」
「お、おい、何だってこんな時に/学食のカレーの話なんて始めるんだよ!」
「だって……なぁ……」
「うん、食堂から漂ってくる、/このカレーの匂いがいけないんだよ」
「ううっ、飢えた腹が悲鳴を上げてるよ」
「僕もだ……」
「よ、よしっ、俺は決めたぞっ!」
「えっ?」
「今日の昼飯だよ!/俺はカレーにチーズを乗せて食べるぞ!」
「えっ、チーズ?/そこはやっぱりソースだろう?」
「いや、チーズで決まりだよ」
「ええっ、ソースだって!/なぁ、Nm?」
「待て待て、ここはチーズだろう!?」
「そ、そうだなぁ……」
・やっぱりソースかな
・僕はチーズかな
・ラー油だろ
「やっぱりソースかな」
「そ、そっか、Nmもソースなのか……」
「うん、ソースの淡い酸味とコクが、/カレーの味に深みを与えて……」
「ああ、この組み合わせはたまらないぜ」
「僕はチーズかな」
「くっ、Nmはチーズ派か……」
「うん、少し辛めのルーに、/溶けかけたチーズのまろやかさが……」
「あぁ、その通り! 極上の味わいだぜ」
「ラー油だろ」
「ラー油? それは珍しいなぁ」
「そうかな? ちょっと辛味が足りない時/なんかに、数滴入れるんだよ」
「へ〜っ、そうなんだ。試してみようかな」
「……なんだか、こんな話をしていたら、/余計お腹が空いてきたんだけど……」
「そ、そうだな……」
「はは……もう教室に戻らないか?」
「うん、そうしようか……」
「う〜〜ん、どうもここ最近、/体の調子が悪い気がするんだよな……」
(さすがに病気じゃないとは思うけど、/少しは心当たりがあるからな……)
(このまま保健室に寄って相談してみるか)
「すみません、失礼しま〜す」
「…………」
「はぁ、相変わらず保健の先生は/いないみたいだな……」
「仕方ない、相談はまた今度に……」
「……んっ!?」
(何だろう……机の上のビンに、/見覚えがあるような……)
「おおっ!? こ、これは最近テレビCMで/よく見るビタミン剤じゃないか!」
「確か1日分のビタミンが、/一錠で摂れるとかいうやつだったよな」
(しかも全種類が揃ってるなんて……)
「普段ならこんな薬は飲まないけど、/これだけはCMが気になったから/一度飲みたいと思ってたんだよな……」
「………」
「ここに置いてあるって事は、/きっと生徒に飲ませるためだし……」
「は、はは……丁度いい機会だし、/どれか一錠だけ貰っちゃおう……」
(……といっても、何種類かあるんだよな)
・イライラすっきり! ワスレール
・フラフラさっぱり! メザメール
・やっぱり飲まないでおく
「よし、これにしよう!」
「クリスマスが近いせいか、/最近少しイライラしがちだからなぁ……」
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ゴクッ
「んんっ? おおおっ!?」
「何だか頭が冴えて……」
「……こないな」
「まぁ、そんなにすぐに効くわけないか。/しばらく様子を……」
(んん……っ?)
(何だか……ボーッとして来た……ぞ)
「……あれ? そういえば僕はどうして/保健室に来たんだっけ?」
「……って、もうこんな時間じゃないか!/早くしないと次の授業に遅れちゃうよ!」
(…………)
(それにしても何だか気分がいいな!/調子に乗って走って戻るとするかっ!)
「よしっ!!」
「最近、少し寝不足気味だからな、/このビタミン剤にしておくか……」
Ti0Ts1/Ts2          Ti2パクッ
「……んんっ!?」
「うわっ……に、苦いっ!」
(『良薬口に苦し』っていうけど、/これは……苦すぎるんじゃないか?)
(なんだかもう苦いを通り過ぎて、/むしろ苦しいぞ……)
(早く……早く飲み込まなくちゃ!)
「んんっ!」
「んっ……ゴクッ!」
「はぁ……どうにか飲み込めたぞ」
「……ん?」
「………おおっ?」
「す、すごい……眠気がなくなったぞ!!」
「でも……これって余りの苦さに目が/覚めただけで、ビタミンとは全く関係が/ないんじゃ?」
「な、何だか……お笑いのネタにありそうな/オチがついたような……」
(う〜〜ん……)
(ま、まぁ結果として目が覚めた訳だし、/これはこれでよかったのかな……)
「いや、やっぱり飲まないでおくか……」
(保健室にあるものなんだから、/生徒が勝手に飲むのはよくないよな)
「……」
「さて、それじゃ今日のところは教室に/戻るとするか……」
女 子
図書係
(う〜〜ん、トイレに行ったついでに/新しい本を探しに来てみたけど……)
(そうそう新刊なんて入るはずないよな)
(仕方ない……本棚の方でも/少し見て回るとするか!)
「う〜〜ん……っと、あっ!」
(あそこに一冊、棚から飛び出してる本が/あるけど……何だろう?)
「えっと、タイトルは……」
「『誰でも簡単! 実践魔術辞典』……」
(…………)
「こんな怪しげな本が、/うちの学校の図書室にあるなんて……」
(でも……こんな本を一体誰が……)
「ん……おおっ、借りてる人がいるぞ!」
「たった一人だけど、貸し出しカードに/名前が書いて……」
「……飛羽愛歌」
「………」
(ひ、飛羽先輩が借りてるってだけで、/何だかこの本の説得力が数倍に……)
(ちょ、ちょっと中を見てみるか……)
Ti0Ts1/Ts2        Ti2パラパラ……
「へ〜っ、魔術っていっても、/結構色々な種類があるんだな……」
(この『今すぐ挑戦! おまじない特集』/なんて、本当に今すぐ試せそうだな……)
(……)
「どれか一つくらいやってみるか……」
・恋愛成就の呪文を唱えてみる
・運気上昇のポーズを構えてみる
・魅力倍増の服装に変えてみる
「うん、やっぱり恋愛成就だよな……」
(えっと、これは呪文を唱えるだけか……)
(なになに……)
「レバンガレバンガ、トイファトイファ。/レヤテッヤ、コルキデバレヤ」
「……」
(……こ、こんなのでいいのか?)
「あ、あの、すみません……」
「……え?」
(ま、まさかもう呪文の効果がっ!?/そんな……嘘だろう?)
(で、でも……実際こうして……)
「その……えっと、伝えようかどうか/すごく迷ったんですけど……」
「あ、うん……遠慮しないで……言ってよ」
「それが……」
(こ、この恥じらい具合は間違いない!/すごい、すごいぞ魔術!)
「あの、あなたの……」
「う、うん……」
(く、くるぞ! こういう時は、/とりあえずお礼を言ってから……)
「Ti0ズ、ズボンのチャックが開いてますっ!」
「Ti0Ts3う、うんっ! ありがとうっ!」
「え……」
「あ……」
「……はい?」
「いや……」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ジジジジ……
「えっと、その……それじゃ……」
「はい……」
(も、猛烈に気まずかったぞ!/いつからこんなに全開で……)
(そ、そうか……図書室に来る前に、/トイレに寄ったんだっけ……)
(失敗……したなぁ……)
「うん、やっぱり運気上昇だよな。/これにするか!」
(えっと、なになに……)
「まずは『ティッシュの空き箱を用意して、/装飾を施す』」
「次に……『胸元に黒い羽を挿して、/作った箱を両手で持ちながら、何度も/お辞儀を繰り返す』っと、そして……」
「『お辞儀と一緒に唱える呪文が……』」
「Ts3『ぼき……』」
「……ダメだ! ダメすぎる!/これはたんなる募金活動じゃないか!」
(しかも黒い羽だなんて……色々な意味で/危険過ぎるぞ!)
(ううっ、何だかダマされた気分だよ……)
(はぁ、おとなしく教室に戻るとするか)
「うん、やっぱり魅力倍増だよな。/これ以外考えられないよ!」
「まずは『シャツのボタンを上から/三つ目まで外す』か……」
(よし、とりあえずネクタイを取って、/それからボタンを……っと)
Ti0Ts1/Ts2      Ti2シュルッ………プチプチ
「そして……次に……」
「……んなっ!?」
(こ、こんな過激な格好をするのか!?/だとしたら、ベルトを外す必要が……)
(で、でも、これで魅力が倍増するなら、/仕方ないというか……よしっ!)
Ti0Ts1/Ts2     Ti2カチャカチャッ……シュルッ
「あ、あのう……すみません」
「えっ? あ、はいっ!」
「すみませんが……図書室での脱衣行為は、/禁止となっているんですけど……」
「あ、いや!/これは……脱いでる訳じゃなくて……」
「では……一体何を?」
(こ、ここでいきなり魔術なんて言ったら、/どう思われるか……)
(うん、こうなったら……)
「じ、実はちょっとおしゃれを……」
「おしゃれですか?」
「そ、そう! おしゃれなんだよっ!」
「ほら、最近こういう着くずし方が、/流行ってますよね?」
「流行って……るんですか?」
「はぁ……では、流行で構いませんから、/それは更衣室かトイレでお願いします」
「あ、はい……」
「す、すみませんでした」
(ふぅ、助かった……のかな?)
(ま、まぁ何にせよ、/とりあえず図書室を出るか……)
(いやぁ、危なかったな……)
(まさか次の授業のプリントをロッカーに/入れたままに……うん?)
(あれっ!?/な、何だ……この足元の赤いシミは……)
(……)
「Ts3あ……ああっ!」
「こ……これは……血じゃないか!」
(しかも、点々と跡が続いているぞ……)
(う〜〜ん、血の量からすると、/大した傷じゃないとは思うけど……)
(でも、ここで何か事件が起こったのは、/まず間違いないだろうな……)
(よ、よしっ!)
(まずは冷静になるんだ、NmNn!/とにかく状況を分析する事からだ……)
(誰もいない廊下。残された血痕。/凶器は見当たらないし、被害者も……)
(……え? 被害者?)
(そ、そうだよ! 被害者はどこだ!?)
「……まずいっ!/まずは怪我をした被害者を探さないと!」
「ん?」
(あっ! あそこで、うずくまっている/男子が被害者じゃないのか!?)
「き、君! 大丈夫かっ!?」
「は、はひ?」
「あ、安心するんだ!/僕が来たからには必ず犯人を……」
男 子
「………あれ?」
「は、鼻血が……止まりゃなくて……」
「………」
「……うぅっ」
「は、鼻血なの?」
「は、はひ」
(………)
「もしかして……不審者に殴られたとか?」
「……ふぇ? あ、いえ……」
「じゃあ、秘密結社に追われているとか!」
「……ち、違いまひゅ」
「そ、外を見ひぇたら……」
「み、見てたら!?」
「神風が吹いて……へ、へへっ」
「うん、神風が吹いて……」
「お、女の子のスカートが……へへへっ」
「………え?」
「な、なんだって!?」
「しょ、しょしたら鼻血が……」
「…………」
(た、確かにその状況になれば、/僕だって鼻血が出るかもしれないな……)
(うん、何だか他人事とは思えないぞ……)
・ティッシュを渡す
・保健室までつれていく
・そのまま通り過ぎる
(ああ、そうだ!/確か今日はポケットにティッシュが……)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ゴソゴソッ
「おっ、あったあった。/ほら、早くこれで鼻を押さえて」
「あ、ありがとうございましゅ……」
「血が止まるまでは、じっとしてるんだよ。/廊下の血は拭いといてあげるからさ」
「あ、ひゅいましぇん……」
「……もう大丈夫かな?」
「はいっ!/本当にありがとうございましたっ!」
「いや、そんな力んでお礼言ったら、/またすぐ鼻血が出ちゃうから……」
「そ、そんな事ないですよ!/この通り大丈……ブッ!!」
「あぁっ!? だ、だから言ったのに!」
「ひゅ、ひゅいません……」
「……念のため、このまま保健室に/行った方がいいんじゃないかな?」
「ひょ、ひょうですね……」
「よし、じゃあ僕も一緒に行ってあげるよ」
「い、いえ……そんにゃわざわざ……」
「いいっていいって。保健室に行く途中で、/貧血になって倒れるかもしれないだろ?」
「あ、ありがとうございまひゅ……」
「よし、それじゃゆっくり行こうか」
「はひ……」
「でも、まぁ鼻血なら、/一人でも大丈夫だよね」
「は、はひ……」
「それじゃ、気をつけてね」
「ふ〜っ、しかし驚いたなぁ」
(僕はてっきり、何か悪質な事件が/起きたのかと思っちゃったよ……)
(ははっ、完全に漫画の読みすぎだな)
「まぁ、ともかく鼻血だけでよかったよ。/あの分なら特に問題ないだろうしな」
ユウジ
マ サ
「Ts3え、ええっ!?」
「バ、バカ! 声が大きいって!」
「ご、ごめん……」
「でも……急に女の子にされたい事を/聞かせてくれって……」
「そうは言うけど、やっぱりあるだろ?/一緒にいるだけじゃなくて、/女の子にしてもらいたい事がさ」
「そうそう、例えばなでられたいとか、/踏まれてみたいとかさ」
「ふ、踏まれたいっ!?」
「い、いやっ! 俺には理解できないけど、/大人の階段を昇るとな……ほら……」
「なるほど、大人の……階段か……」
「まぁ、俺たちにはまだまだ早い話さ」
「そ、そうだよな……」
「……で、本題の方なんだけどさ、/Nmは女の子に何をしてもらいたい?」
「それは、えっと……」
・やっぱり癒されたい
・いっそ惑わされたい
・むしろ罵られたい
「やっぱり癒されたいかな……」
「おおっ、いいねぇいいねぇ!/俺も、この荒んだ心を優しく包み込んで/癒してもらいたいぜ……」
「……マ、マサは確かに荒んでるからな」
「そ、そうなのか?」
「ああ、放課後は外に出て、/神風が吹く事ばかり祈ってたり……」
「ジャージ姿の女子を見れば、ズボンを/脱いでくれることばかり祈ったり……」
「そ、それは確かに荒みきってるな」
「はぁ……」
「おっと……もうこんな時間か」
「そろそろ教室に戻るとするか」
「そうだな」
「いっそ惑わされたいかも……」
「惑わされたい……か」
「うん、大人の女性の魅力で……鼻血が/出ちゃうほど惑わせてもらいたいんだ」
「そ、それじゃ、一緒にいるだけで、/出血多量になっちまうじゃねぇか……」
「え? あ……」
「まさに『命をかけた恋』ってやつだな」
「いや、別に命をかけたいわけじゃ……」
「ははっ、この際かけておけばいいだろう」
「そ、それは……」
「むしろ罵られたいかも……」
「……」
「な、何だよ……」
「Nm……お前いつの間に……」
「まさか……俺達の知らないうちに、/大人の階段を昇ったというのか……」
「ち、違うって! それは誤解だよ!」
「相手から罵られる程、本音で話せる関係に/なりたいって言いたかっただけで……」
「……本音でも、罵っちゃだめだろ」
「そ、そっか」
マ サ
「ふわぁ〜っ! やっと授業が終わったよ」
(何だか集中したせいか、少し疲れたなぁ。/次の授業までゆっくりと……)
(……おっと、危ない危ない。/大事な事を忘れるところだった!)
(そういえば今の授業でシャーペンの芯を/使い切っちゃったんだよな)
(確か……ロッカーには換えの芯が/まだ残っていたような……)
(よし、ちょっと取りに行くとするか!)
「お〜〜い、Nm、ちょっといいか?」
「うん? ああ……どうしたんだ?」
「いや、実は……折り入ってNmに/頼みたい事があってな……」
「な、何だよ、改まって……」
「……あのさ、Nmは『マジキス』って/ゲームソフトを知ってるか?」
「えっと、確か『一キス入魂!』って、/キャッチフレーズが話題の……」
「おっ、さすがはNm! 知っていたか」
「ははっ、当然だろ」
「それなら話が早いよ。/実はな……もうすぐそのソフトの/発売日なんだけど……」
「俺、どうしても数量限定版が欲しくてさ」
「で、でも、あれは色々な特典が付くから、/値段もそれなりに高くて……」
「ああ、だからこそ同志としてNmに/頼みたい事があるんだよっ!」
「お、俺に……俺に金を貸してくれっ!」
「ええっ!? ちょ、直球過ぎないか?」
「すまん……でも、予約をしたのはいいが、/どうしてもお金が足りなくなって……」
「そ、そんな事言われても……」
「お願いだよ! 限定版に付いてくる、/ヒロインの『フル可動フィギュア』が、/どうしても欲しいんだよっ!」
「……」
「この通りだ!」
「わ、悪いけど……お金を貸すのは……」
「そ、そこをなんとか!」
(……)
(う〜〜ん、どうしよう……)
・お金を貸す
・お金を貸さない
・よかったら僕のソフトを貸してあげるよ
「わ、分かったよ……でも、今回だけだぞ」
「おおっ! 本当かっ!?」
「うん、限定版を買いたいって気持ちは/僕にも痛いほど分かるから……」
「あ、ありがとう、恩に着るよ!」
「その代わり、そのソフトをクリアしたら/僕にも貸してくれよ?」
「分かってるって!」
「はははっ、約束だぞ」
「ああ、男と男の約束だ!」
「ごめん、やっぱり貸せないよ」
「えっ?」
「いくら友達同士でも、お金の貸し借りは/よくないと思うんだ」
「そ、そっか……」
「今回は家の手伝いをしたりして、/どうにか頑張ってくれないか?」
「ああ、そうだよな……」
「ごめんな……限定版を買いたい気持ちは/分かるんだけどさ……」
「いや、Nmの言う通りだよ」
「よしっ! 家の手伝いをするのを条件に、/お袋に小遣いの前借りを頼んでみるか!」
「そうだ、その意気だよ!」
「よかったら僕のソフトを貸してやるよ」
「……えっ?」
「狼男が主人公の『マジガミ』っていう/アクションゲームだよ」
「そのゲームに女の子は……出ないよな?」
「うん、出ないね」
「そ、それじゃダメなんだよ!/俺は女の子だらけのゲームがいいんだ!」
「お、女の子だらけか……」
「ああ、魅力的な女の子が薄着で……」
「う、薄着!? それはまた……」
「ははっ、分かってきたみたいだな」
「うん……何だか僕も『マジキス』を/プレイしてみたくなってきたよ」
「そうかそうか! じゃあ、この俺が/その魅力をもっと詳しく教えてやるよ」
「おおっ、ほ、本当か!?」
「あ、でも……ここじゃなんだから、/ちょっと人気のないところに行こうぜ」
「そ、そうだな、そうしようか」
「なんだかとっても4週目水曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
「なんだかとっても4週目木曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
「なんだかとっても4週目金曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
女 子
「…………」
「う〜〜ん、梅原のやつめ……」
(あくまでキャッチボールなんだから、/もう少し手加減して投げろよな……)
(しかも梅原が投げたものを、どうして僕が/拾いに来なきゃいけないんだ!)
「はぁ……おかしいなぁ」
「多分、ボールはこの辺りに落ちてると/思うんだけど……」
???
「……ううっ」
「……ん?」
(な、何だろう?/今、生垣の向こうから声が……)
「……ううっ、どうして……」
(……ああっ!/お、女の子が一人で泣いてるじゃないか)
(一体こんな所で何が……)
「……どうして私じゃダメなの?」
「ぐすっ、こんなに好きなのに……」
(あっ、まさか……恋愛関係の事なのか?)
「うううっ、ぐすっ……」
(こ、これは見つからないうちに、/この場から去った方がよさそうだな……)
(そ〜っと、そ〜っと……)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3グニッ……
「おぉっ!?」
Ti0Ts1/Ts2       Ti2Ts3ズテーーーーン!!
「い、痛たたたた……」
(ま、まさか捜していたボールが、/すぐ足元にあるなんて……)
「………」
「……あ、ああっ!」
(し、しまったっ!/思いっきり目が合っちゃったぞ……)
「ははは……」
「……」
「え、えっと……ごめん。/このボールを捜しに来たら、/ここで君が泣いていて……」
「そ、それで……その……」
・無言でハンカチを渡す
・キザな台詞で励ます
・その場から立ち去る
(……うん? こうして見てみると、/目が真っ赤じゃないか……)
(そういえば確かハンカチが……)
Ti0Ts1/Ts2        Ti2Ts2ゴソゴソ……
「よ、よかったらこれ使ってよ」
「えっ?」
「ほ、ほら……」
「……あ、ありがとう……ございます」
(ううっ、ハンカチを受け取ってくれた/のはいいけど、間が持たないな……)
「ふ……ふふっ、あははっ」
「えっ? ど、どうしたの?」
「可愛い……ハンカチを使ってるんですね」
「可愛い?」
「ああっ!/そ、それは美也のハンカチ……」
(……しまった! 急いでたから、/美也のハンカチを持って来ちゃったんだ)
(どうしてこういう時に限って、/いつもこんなオチが……)
「あの、本当にありがとう……ございます。/笑ったら……少し元気になりました」
「そ、そっか」
「えっと……それで、このハンカチは……」
「ああっ、気にしないで/そのまま返してくれればいいよ」
「それじゃ……これ。/すみません、ありがとうございました」
「う、うん」
「で、では失礼します……」
(はぁ、何だかすごく緊張しちゃったよ)
(…………)
(あの子……やっぱり失恋したのかな?)
(僕だけじゃ……ないんだな。/みんなも頑張ってるんだ……)
(よしっ、これは負けてられないぞ!/僕も頑張らなくちゃ!)
「おっと……もうこんな時間なんだ。/早く教室に戻らないとな」
(そ、そうだよ、紳士たる者、こんな時こそ/気の効いた台詞で慰めないと……)
「あの……そ、そんなに泣いたらダメだよ」
「……え?」
「き、君の素敵な笑顔が台無しだよ」
「その涙だって……」
「えっと、その涙だってきっと虹に……」
(ま、まずい……自分でも何が言いたいのか/分からなくなってきたぞ!)
「あの……どういうつもりなんですか?」
「私を……からかってるんですか?」
(うわぁ……すごい目でにらまれてる!)
「いや、そ、その……君を励まそうと……」
「結構です!」
「結構ですから、一人にして下さい!!」
「は、はいっ!」
「はぁ……はぁ……」
「こ、怖かった……」
(……)
(やっぱり……余計な事だったよな。/あの子に悪い事しちゃったぞ……)
(反省……しないとな)
「……し、失礼しましたっ!」
(事情を知らない僕が、/何を言っても意味はないよな……)
(こんな時は、気が済むまで一人で/泣くのが一番なんだ……)
(僕も……そうだったからな……)
「ふ〜っ、やっと休み時間になったぞ」
「さて、それじゃあ次の授業の教科書を/準備して、と……」
Ti0Ts1/Ts2          Ts2ポロッ
「あれ? 机から何か落ちたぞ……」
Ti0Ts1/Ts2       Ti2Ts2ガサガサガサ……
(こ、これは少し前の小テストじゃないか。/ははっ……ひどい点数だなぁ……)
(ああ、そうか……あまりに点数が悪くて、/丸めて奥に突っ込んだんだっけ……)
(……)
(この際だから、ゴミ箱に捨てておくか)
(でも、教室のやつだと誰かに見られるかも/しれないから、どこか別の場所に……)
「よし、ここのゴミ箱なら……あれ?」
「何だよ、ゴミ箱が一杯じゃないか……」
(う〜〜ん、ゴミが溜まったのなら、/ちゃんと捨てておいてくれないと……)
(まったく、仕方ないなぁ……)
・ゴミ箱の中身を捨てに行く
・ゴミ箱の横に捨てる
・ゴミ箱の中を漁ってみる
「仕方ない、僕が捨てに行くとするか!」
「このままじゃ掃除の時間まで/誰もゴミを捨てられないもんな……」
「よいしょ……っと!」
(お、おお……結構重いぞ……)
(……とはいえ、結局誰かがやらなくちゃ/いけない事だもんな)
(それに、もし女の子がやる羽目になったら/可哀想だし……)
「よし、行くか……」
(……とりあえず横に捨てておくか)
(ゴミ箱の横に落ちていれば、/きっと誰かが一緒に捨ててくれるよな)
「うん……」
Ti0Ts1/Ts2         Ts2ポイッ!
「これでよし……と」
「さて、じゃあ教室に戻るとするか」
「う〜〜ん、とりあえず中を漁ってみるか」
「何かかさばるものが入ってるのなら、/押し込めちゃえばいい訳だし……」
(………)
(…………ん?)
(……んんっ!?)
「Ts3うおっ!?」
(し、しまった!/思わず声が出ちゃったぞ!)
(でも、まさか……)
(れ、冷静になるんだNmNn。/こんな時こそ深呼吸だ……)
「ヒッ、ヒッ、フ〜〜ッ!」
「ヒッ、ヒッ、フ〜〜〜〜〜〜ッ!」
(ち、違う! 何をしているんだ僕は!!)
(とにかく……落ち着いて周りを……)
「よ、よし……」
(で、でも……どうして学校のゴミ箱に、/こんな物が捨ててあるんだ……)
(こんな……)
(こんなレア物のお宝本がなぜっ!?)
(…………)
(と、とにかくこれは僕が回収……いや、/僕が大切に預かっておこう!)
(よし、さり気なく拾って自分の懐に……)
「あ、ああ……ゴミ箱が一杯じゃないか。/し、仕方ないなぁ……」
Ti0Ts1/Ts2     Ti2Ts2ガサガサガサガサガサッ!
「よしっ、任務完了だ!!」
「しかも、本を回収したおかげで、/僕のゴミが捨てられるようになったぞ」
「か、完ぺきだ……」
「完ぺきすぎるぞ! はははっ!」
ユウジ
マ サ
(……)
(ふぅ……どうにか居眠りをしないで/済んだぞ)
(うん、このまま次の授業も頑張れば、/待ちに待った昼食の時間に……)
「なぁ、Nm、ちょっといいか?」
「えっ? ああ、ユウジか」
「あのさ……確かお前って俺と同じで、/年上が好きだったよな?」
「あ、うん」
「だったら、ちょっとマサに年上の良さを/説明してくれないか?」
「え? あ……」
「ちょ、ちょっと……引っ張るなって!」
「な、頼むよ!」
「お、おいっ」
「……と言われて、連れてこられたんだよ」
「ああ、そうだったのか」
「だってNmは、俺と同じで/年上好きだからな」
「ま、まぁな……」
「頼むよ、年上の良さってやつを/年下好きのマサに教えてやってくれよ」
「いや、いくらNmに言われても、/俺の年下好きは変わらないね」
(う〜〜ん、確かにユウジの言う通り、/僕は年上の人が好きだけど……)
(実際によく話すのは同い年なんだよな)
(それに、年下とも話すようになったら、/年下も悪くないと思えてきたし……)
「なぁ、やっぱり年上だよな?」
「そんなの年下に決まってるだろ!」
「……」
・やっぱり年上だな
・同い年もいいよな
・年下もありかな
「やっぱり年上だな」
「だよなあ〜っ!」
「うん、少し年が上なだけでも/色っぽく見えるし、何より年上なら/甘えさせてもらえるじゃないか!」
「た、確かに甘えられるのは悪くないな」
「はははっ、そうだろ?」
「……っと、これからって時にチャイムが」
「そうだな……」
「仕方ない、じゃあ教室に戻るとするか?」
「そうだな、そうしよう」
「オッケー」
「同い年もいいよな」
「おぉっ! 新しい意見だな!」
「でも……同い年だなんて、/対象を絞り過ぎじゃないのか?」
「いや、だからこそ貴重な存在なんだよ。/年上と年下は幾らでもいるけど、同い年は/同じ年に生まれた人だけだからさ」
「あ〜っ、言われてみればそうだな」
「ああ、確かにな」
「それに、同じ年だからこそ話も合うし、/お互いに気を遣う必要が無いじゃないか」
「なるほどね……そういう考え方もあるな」
「年下もありかなぁ」
「おおっ? どういう風の吹き回しだ?」
「ほら、なんだかんだで頼られたり、/甘えられるのって嬉しいじゃないか」
「そうっ! そこなんだよ!/自分も頑張ろうって気がしてくるよな!」
「な、なるほど……そういう意味では、/確かに年下も悪くないな……」
ユウジ
マ サ
「なぁ、Nm……」
「うん?」
「どうして冬は寒いんだろうなぁ……」
「えっ? い、いきなりどうしたんだ?」
「いや、冬だとみんな厚着だからさ、/見てても楽しくないなぁ……って」
「た、楽しくない? 何が?」
「ああ……まったく同感だ」
「マ、マサまで……一体どうしたんだ?」
「夏が恋しい……というか、薄着が恋しい!/そして、肌色が恋しいっ!」
「な、なるほど、そういう事か……」
「俺……何だか想像してたら、/水着や浴衣が恋しくなってきたよ」
「おお、浴衣か……色っぽくていいよなぁ」
「でも……浴衣って、あんなに露出が/少ないのに、どうして色っぽいのかな?」
「ああ、確かに不思議だなぁ……」
「うん……」
「……ん? あっ、なるほど!」
「おっ、何か気付いた事でもあるのか?」
「はははっ、まぁね。/多分、浴衣が色っぽいのは……」
・襟元からのぞくうなじのせいだよ
・着崩れた時に見える鎖骨のせいだよ
・見え隠れするアキレスけんのせいだよ
「襟元からのぞくうなじのせいだよ」
「な、なるほど!」
「でもさ……どうして浴衣を着ると、/あんなにうなじが色っぽく見えるんだ?」
「うん、ただ見るだけなら、教室でだって/見られるのにな……」
「それは……ひっつめて上げた黒髪と、/浴衣の相乗効果なんじゃないか?」
「おおっ、そういう事か……」
「ふ、深いな……」
「しかも、普段は髪を下ろしてる女の子が/浴衣で髪を上げたりすると……」
「ま、まさに日本の美だ……」
「うん、それに加えて……」
「え? ああ、もうチャイムなんだ……」
「くっ、盛り上がってきたところなのに!」
「仕方ない、続きはまた今度にするか」
「うん、そろそろ教室に戻ろう」
「そ、そうだな」
「着崩れた時に見える鎖骨のせいだよ」
「あぁっ! そ、そうかっ!!」
「だけど……その鎖骨を拝むためには、/どうにか着崩れさせる必要があるよな」
「き、着崩れか……難しいな」
「あっ、手をつないで走らせる……とか?」
「おおっ、それはいいな!」
「でも、それだと走らせる理由がまた……」
「そ、それなら……脇から覗き込めば、/いいじゃないか!」
「の、覗き込む……」
「それは……いいな……」
「そ、そうだろう? しかも……」
「見え隠れするアキレスけんのせいだよ」
「えっ!?」
「ほら、段差を上がる時なんかに、/浴衣の裾からチラリと見えるだろ?」
「さ、さすがは……Nm……」
「はははっ、まぁな」
「な、なぁ……アキレスけんって、/そんないいものなのか?」
「ああ、普段は靴下で隠されているから、/見えるとドキッとするだろ」
「そう! チラリと見えたその一瞬は、/男にとって永遠に等しい価値が……」
「まさに……男のロマン!」
「す、すごいテンションだな……」
「当たり前だろ! それに……」
マ サ
「おうっ、Nm」
「うん? ああ、マサか……」
「今、ちょっといいか?/この前のゲームの話なんだけど……」
「えっ、ゲームの話?」
「ほら、好きなゲームを貸すって話だよ」
「ゲームを……僕に?」
「なんだよ、覚えてないのか……」
「……」
(う〜〜ん、そんな約束したっけかな……)
「まぁ、いつも世話になってる礼だから、/何でもいいから遠慮なく言ってくれよ」
「え? 本当に何でもいいのか?」
「あぁ、新作から旧作までドンと来いだ!」
「お、おおっ、それは嬉しいな!」
(よし、それじゃマサの持ってるゲームで/やりたいものを選んで……)
「うん、決めたぞ!」
・新作『マジキス』
・奇作『百一犬伝』
・名作『ガソガルVSガソガル』
「最近話題になってた『マジキス』で!」
「ぬぁっ!?」
「実はさ……『一キス入魂!』って、/キャッチフレーズが気になっててさ」
「くっ、さすが流行に敏感なNmだ。/いいところに目を付けてきたな」
「はははっ、そうだろう」
「仕方ない……今二回目のプレイ中だけど、/先に貸してやるよ」
「ほ、本当か?」
「ああ、男に二言はないさ!」
「じゃあ……近々持ってくるから、/楽しみに待っててくれよ」
「うん、分かったよ」
「やっぱり……奇作『百一犬伝』かな」
「おお、見る目があるじゃないか!」
「一度やってみたかったってだけだよ」
「ははっ、なるほどな」
「ただ……あれは百一匹の犬の名前を/覚えるのが大変なんだよな」
「そ、そうなんだ……」
「ああ、いくら面白くても、犬の名前なんて/イチイチ覚えたくないだろう?」
「確かにな……」
「まぁ、やって損はないと思うけどな」
「はははっ、期待しておくよ」
「よし、ここは名作といわれた、/『ガソガルVSガソガル』で!」
「おおっ、子供にも人気のスパイアクション/ゲームを選んできたか!」
「うん、どうせやるならガッツリと/遊べるものがいいかなって」
「確かにやり込み要素が満載だからな。/ハマったら寝られなくなるぞ」
「はははっ、それはいいな」
「5週目金曜日/女の子の体型について語り合う」
「理想の体型は……」
・ここはほっそり系かな
・間違いなくむっちり系だろ
・やっぱりぽっちゃり系だな
梨穂子テンションダウン
(う〜〜ん、暇つぶしに目ぼしい本を/捜しにきたのはいいけど……)
(はぁ……これといって……)
「……うん?」
「Ts3こ……これはっ!?」
(うわっ……し、しまった!/思わず大声を出しちゃったよ)
(いや、でもまさか図書室に『不精侍』の/最新巻が入っているなんて……)
(確か……前の巻は、使用人に下克上された/主人公が、きれいな身なりにされて/しぶしぶ旅に出るところまでだったな)
(…………)
(これは願ってもないチャンスだぞ!/新刊ってなかなか借りられないからな)
(よし、早速借りて……)
女 子
「あ……」
「えっ!?」
(な、なんだ? 知らない女の子が、/真剣な瞳で僕を見つめて……)
「………」
(こ、この熱い視線は……まさか!)
「……」
(ぼ、僕に一目惚れを……)
「そ、それ……」
「うん?」
(あ、あれっ? この子……僕じゃなくて、/僕の持っている本を見つめているぞ)
「あ、もしかして……君もこの本を?」
「は、はい……ずっと続きを楽しみに/していたもので……」
「そ、そうなんだ」
「はい……そ、それで……その……」
(……)
(そ、そんな期待した顔をされてもなぁ。/う〜〜ん、どうしよう……)
・この本は君のものだ。
・この本をかけてジャンケンで勝負だ!
・この本は僕が頂く!
「はい。この本は君のものだ」
「……えっ!?」
「ほら、僕はたまたま見つけただけだから」
「ほ、本当にいいんですか?」
「うん、僕としては君みたいに、/本当に楽しみにしていた子が/先に読むべきだと思うよ」
「す、すみません。/ありがとうございます!」
(……ははっ。こんなに嬉しそうな顔を/されちゃうと、何だか逆に困っちゃうな)
「でも、ちょっと驚いたんだけど、/女の子もこの本を読んだりするんだね」
「……お、おかしいでしょうか?」
「い、いや……なんというか、/この本は少し内容が変わってるからさ」
「そ、そんな事ないです!/縛られた主人公が可愛かったりして……」
「……え?」
「従者だった人に、足蹴にされる姿なんて/それはもう……ふふふっ」
「は、はは……そ、そうなんだ」
「はい、私も素敵な人を見つけて、/その人を縛りつけたいなって……」
「あ、あの……では私はこれで失礼します。/本当にありがとうございました!」
(う〜〜ん、最初はいい気分だったけど/今は何だか少し複雑な気分だぞ……)
(ま、まぁ……何にせよ、あれだけ喜んで/くれたわけだし、よしとするか!)
「おっ、もうこんな時間なのか。/そろそろ僕も教室に戻らないとな」
「よし、公平にジャンケンで勝負だ!」
「え……ええっ!?」
「出さないなら、僕の不戦勝だからね」
「あ……は、はい!」
「それじゃあ……最初はグーッ!」
「すみません、ありがとうございました!」
「あ、あっさり負けてしまった……」
(う〜〜ん、少し名残惜しい気もするけど、/勝負なんだから仕方ないよな……)
(また機会があったら借りるとするか……)
「おっと、もうこんな時間なのか。/早く教室に戻らないと……」
(いや、例え誰が何と言おうと、/この本を先に見つけたのは僕だ!)
「この本は僕が頂く! さらばだ!」
「あぁ……っ!」
「ははははははっ!」
図書係
「ちょっと、そこの男子!!」
「えっ!? あ、はい……」
「あなた……図書室で大声を上げながら/走るなんて、どういうつもりなの?」
「ほ、本当にすみませんでした……」
(はぁ、失敗したなぁ……)
(まさか怒られるだけじゃなく、/本まで没収されるとは思わなかったよ)
(しかも僕が怒られてる間に、さっきの/女の子が借りていっちゃうなんて……)
(ううっ、僕の『不精侍』が……)
(何だか……がっかりだよ)
「仕方ない、教室に戻るとするか……」
マ サ
ユウジ
(………)
(分からない……)
(う〜〜ん、どうして単語の意味は/分かるのに、文章に訳せないんだ?)
(くっ、一体何が……)
「お〜〜い、Nm」
「………」
「Nm、ちょっといいか?」
「ん? あぁ……マサか」
「おいおい、何だか反応が鈍いぞ」
「実は……ちょっと英語の訳の事で……」
「そういう時は気分転換だよ」
「気分転換か……」
「ああ、今ユウジと面白い話をしてるんだ、/ちょっと来てみろって」
「そうだな……そうしてみようかな」
「いいね、そうこなくっちゃ!」
「えっ!? うちの制服に似合う靴下?」
「ああ、俺は断然ニーソックスだけどな!」
「なるほど、ニーソックスか……」
「でも、校内でニーソックスを/履いてる人なんていないんじゃないか?」
「いや、それがな……実はこの間、/1年生が履いてるのを目の前で見てな。/一目でやられっちまったんだ」
「へ〜っ、そうなんだ」
「…………」
(ニーソックスを履いてる1年生?/それってもしかして……)
「まぁ、力説するユウジには悪いけど、/俺はやっぱり黒いハイソックスかな」
「おおっ、マサは王道できたか」
「ああ、清楚さと上品さをかね合わせた/靴下の完成形だからな」
「うん、確かにそうだよな……」
「なぁ、Nmもそう思うだろ?」
「え? あ、そうだなぁ……」
・僕はニーソックスかな
・うん、ハイソックスだよな
・むしろ生足だろう
「僕はニーソックスかな」
「ええっ! Nmもなのか……」
「ははっ、マサは分かってないんだな」
「えっ?」
「確かに他の靴下に比べると、/露出面は明らかに少ないと思う……」
「うん……」
「でも、僕はスカートとニーソックスの間の/わずかに露出している白い太ももに/注目してもらいたい!」
「し、白い太もも……」
「さすがはNm、気付いていたか……」
「実は俺はそこを見た時に、/雷に打たれたような気分になったんだ」
「そ、そんなにすごいのか?」
「マサ、宝物は隠されているからこそ、/輝きを増すものなんだ……」
「Nm……」
「どうやら分かってくれたようだな」
「……っと、ここでタイムリミットか」
「そうみたいだな」
「よし、それじゃあ教室に戻るとするか」
「そうだな、そうしよう」
「オッケー!」
「うん、黒いハイソックスだよな」
「やっぱり、そう思うか!」
「うん、うちの制服の黒いブレザーに、/黒いリボン。そして黒いハイソックス」
「輝日東の三種の神器って訳か……」
「まさにその通りだ」
「どうやらユウジも黒いハイソックスの/センスのよさが分かったみたいだな」
「ああ、納得だよ……」
「むしろ生足かな」
「な、生足?」
「いや、生足は……」
「うん、別にこれといって特に……」
「いやいや……諸君、まずは聞いてくれよ」
「え……」
「清楚かつ、隙のない服、それが制服だ!/だが、しかしっ!!」
「そんな制服から伸びる、/一糸まとわぬ無防備な生足」
「……おぉっ!」
「……うぉっ!」
「靴なんていらないじゃないか!/むしろ裸足のままでいい!」
「な、何だか生々しくなってきたな……」
「ああ、鼻血が出そうだ……」
「うん、納得だよ」
(はぁ……)
(もうすぐ……クリスマスか……)
(何だかこうして風にさらされてると、/どうしてもあのクリスマスの事を/思い出しちゃうんだよな……)
(我ながら情けないよ……)
(…………)
「ああっ! ダメだダメだ!」
(気分転換をしに屋上へ来たっていうのに、/これじゃ気分転換になってないよ)
(こうなったら、思い切り叫んで……)
(うん、誰もいないな)
(天は僕に味方しているっ!!/何かを叫ぶなら今しかないっ!)
(よしっ! それじゃあ……)
・好きだ〜〜〜〜〜〜っ!
・バカヤロ〜〜〜〜〜ッ!
・わぉ〜〜〜〜〜〜んっ!
「Ts3好きだ〜〜〜〜〜〜っ!」
「Ts3大好きだぁ〜〜〜〜〜っ!!」
「ふぅ……」
「うんっ!/何だかすごくスッキリした気がするぞ」
(それにしても『好きだ』なんて……)
(………)
(クリスマスまでに、ちゃんと言葉にして/伝える事ができるかな……)
(ちゃんと、自分の気持ちを……)
「よし、それじゃ教室に戻るとするか」
???
「Ts3バカヤロ〜〜〜〜〜ッ!」
「…………」
(ふぅ、さすが定番の台詞だけあって、/叫ぶと何だかスッキリするなぁ)
(せっかくだから、もう一回くらい……)
「すぅ〜〜っ」
「Ts3……っだ、この野郎ーっ!!」
(……えっ!?)
「い、今、校庭の方から何か叫び声が……」
(まさか……運動場から全速力で校舎に/向かって走ってるあの男子か!?)
「そこで待ってろ! お前だよ、お前っ!」
「えっ! えぇっ!?」
(すごい顔でこっちを見上げてるけど、/まさかさっきの叫び声を聞いて……)
男 子
「誰がバカ野郎だ! ちくしょう!」
(う、うわぁ……あの人、/思いっきり勘違いしてるぞっ!)
「ま、まずいっ! あの人が屋上に来る前に/教室に戻らないとっ!」
(ううっ、サッパリしようと思ったのに、/余計な騒ぎを起こしちゃったかな……)
(はぁ、失敗したなぁ……)
「Ts3わぉ〜〜〜〜〜〜んっ!」
(おぉっ!? これは我ながら、/完成度の高い遠吠えじゃないのか?)
「ワォーーーーーーーーーーンッ!」
「い、今のは……まさか、どこかの野犬が/僕の遠吠えに応えてくれたのか?」
野 犬
「ワォーーーンッ!!」
(おおっ! これは僕も応え返さないと!)
「わ、わぉ〜〜〜〜んっ!」
「ワォーーーーーンッ!」
野犬2
「アォーーーーーーーンッ!」
野犬3
「キャオーーーーーーーンッ!」
(はははっ! さ、さらに増えたぞ!!)
(よ、よしっ! それなら僕だって!)
「はぁ……はぁ……」
「ううっ、スッキリするつもりが、/叫び過ぎて逆に疲れちゃったよ……」
(それにしても、すごかったなぁ。/最後には大合唱になって……はははっ)
(えっ!? もうチャイムなのか!/叫ぶのに夢中で時間を忘れてたよ!)
(い、急いで教室に戻らないと!)
ユウジ
マ サ
磯 前
山 崎
田 口
(ふぅ、危なかったな……)
(あと一歩遅かったら、/大惨事になるところだったよ)
(やっぱりお腹が空いていたとはいえ、/朝ご飯を食べ過ぎるのはよくないな)
(梅原も余った寿司ネタを食べ過ぎたって、/トイレにこもってたし……)
(……)
(でも、寿司ネタを食べ過ぎてなんて、/何だかぜい沢な腹痛だよな)
(……あれ?)
(何だろう?/教室の前で騒いでる声が……)
「おおっ! これはまた素晴らしい!」
「ああ、噂に違わぬ一品だな」
(この声はユウジとマサだよな。/2人とも大声で話してどうしたんだ?)
(ちょっと行ってみるか……)
「こ、これは……たまりませんな」
「うん、まさに芸術だ!」
(……なっ!?)
(な、何をしてるんだあの二人は!/廊下で堂々とお宝本を見るなんて!)
「これだから男子は……」
「せめて隠れて見てほしいわよねぇ」
「ねぇ〜」
(うわっ、周りの女子たちが思いっきり/引いてるじゃないか……)
「こ、これはけしからん!」
「まったくだ!!」
(でも……あの二人があそこまで盛り上がる/お宝本って一体……)
「うっひょお〜っ!」
(…………)
「むっはぁ〜っ!」
(…………き、気になるじゃないか!)
(ううっ、どうする?/どうするんだ? NmNn!)
・自分も仲間に加わる!
・ぐっと我慢する
・あの二人を注意する
(うん、ここは自分に素直になるべきだ!)
(お宝本………バンッザ〜〜〜イッ!!)
「やぁ! 君たち、何を見てるんだい?」
「おっ! Nmか」
「これこれ、Nmも見てみろよ」
(えっ、あれ!? これって……)
「ほら、このページなんて鼻血ものだろ?」
「お、おぉ……」
(ま、間違いない……このお宝本は……)
(ぼ、僕が梅原に貸したものじゃないか!/どうしてそれがここにっ!?)
「な、なぁ、この本って……」
「ああ、梅原の机からはみ出てたものを/こっそりと拝借してきたんだよ」
「このセンス、さっすが梅原様だよな!」
「ははは……そ、そうだな……」
「おっと、ユウジ……そろそろ梅原が/トイレから戻ってくるんじゃないか?」
「ああ、それもそうだな」
「Nmには悪いけど、タイムリミットだ」
「い、いや……別に僕は……」
「ははっ、何なら梅原に借りればいいよな」
「…………」
「それじゃあな、Nm」
「またな」
「う、うん、またな……」
「はぁ、ビックリしたな……」
「まさか僕の本で盛り上がってるなんて、/思いもしなかったよ」
「……」
「さて、僕も教室に戻るとするか……」
(こ、ここはグッと我慢するしかない)
(ぼ、僕は紳士なんだ。/あの二人みたいに廊下でなんて……)
(そう、あくまでクールに……)
「おぉっ! これはスゲェッ!」
(クールに……)
「おいおい、これはヤバすぎるだろう!」
(ク、ク〜〜〜ルにっ!)
(う、うぉ〜〜〜〜〜〜〜っ!)
「はぁ……はぁ……」
「た、耐え切ったぞ……」
「僕は……紳士なんだ。/決して羨ましくなんか……」
「う、羨ましく……うわぁ〜〜〜〜っ!」
(よし! ここはあの二人を注意して、/女子の好感度をググッとあげてやる!)
(ははっ、悪いがマサとユウジには、/僕の犠牲になってもらうぞ!)
「お、おい、二人とも!/廊下で一体何を見てるんだっ!」
「ん? あ、Nmか」
「おうっ、どうしたどうした?」
「どうしたじゃないだろっ!/二人とも廊下でこんな本を読むなんて!」
「あっ、Nm君が注意しに行ったよ」
「へ〜っ、結構いいとこあるじゃない!」
「そうだね〜」
(お、おおっ!/思った以上に好反応じゃないか!)
(よし、この調子で……)
「いいか、そういう本は個人的に家で……」
「なんだ、この本が気になってたのか!」
「そう、それ……って!!/そのお宝本は……今日僕が梅原に/貸したばかりのものじゃないかっ!」
「ど、どうして二人がその本を……」
「ああ、これってNmのなのか……」
「えっ、ああっ!!」
(し、しまった!/驚きのあまり、つい余計な事を……)
「うわぁ、あの本……Nm君のだって」
「結局、男なんてみんな一緒なのね」
(あ、ああ……僕の計画が一瞬で……)
「いやさ、実はこれ……梅原の机から/はみ出してるのをたまたま見つけてさ」
「そうそう、梅原が席を立ってる間に、/こっそりと拝借して見てたんだよ」
「そ、そうか……『こっそり』とね……」
「まぁ、途中から内容に興奮し過ぎて、/そんな事は忘れてたけどな」
「おっと、そろそろ返しておかないと、/梅原がトイレから戻ってきちまうぞ」
「それにしても、さすがはNmだ。/いい本を持ってるじゃないか」
「今度は俺たちにも貸してくれよ!」
「う、うん……」
「それじゃ、俺たちは一足お先に」
「ああ、ま、またな……」
(ううっ、失敗したなぁ。/女子たちの視線が痛いよ……)
「僕も……教室に戻るとするか……」
男子A
多 野
「Ts1こんにちは〜」
「Ts1うむ」
(おっ、向こうから歩いてくるのは、/多野先生じゃないか……)
(……)
(相変わらず偉そうな先生だな……)
(……ん?)
(………んんっ!?)
(せ、先生の社会の窓が開いてるぞっ!/しかもかなり危険な状態じゃないか……)
(こ、これは緊急事態だ……)
(もしこのまま放置してしまったら、/女子にトラウマを植え込みかねないな)
男子B
「こ、こんにちは……」
「うむ!」
「くくっ……」
(ちょっ……今の男子、絶対に気付いたろ!/こそこそ笑ってないで注意しろよ!)
(くっ……こうしている間にも、/多野先生が刻一刻と近づいて……)
(ぼ、僕はどうしたらいいんだ!?)
・はっきり具体的に言う
・こっそり間接的に言う
・ひっそり無事を祈る
(やっぱり……言うしかないよな……)
(そうだよ……男らしく正面から、/ハッキリ具体的に事実を言うんだ!)
(よ、よしっ!!)
「多野先生っ!」
「うん? どうした改まって?」
「ぼ、僕は……先生に申し上げなければ/いけない事があります!」
「な、なんだ一体?」
「ズ、ズ……ズ……」
「……ズ?」
「ズボンのファスナーが開いてます!」
「なっ!?」
「そ、そんな事を大声で言うなっ!/馬鹿者がっ!」
Ti0Ts1/Ts2          ゴスッ!
「痛っ!」
「まったく、けしからん……」
「あ、あう……」
(…………)
「な、なにも叩かなくたって……」
「僕は……親切心で……」
「…………」
「で、でも……これで輝日東高校の平和は/守られたんだ……」
「僕が……守ったんだ……」
(そうだよ……ここは紳士的に、/遠まわしにやんわりと事実を言うんだ!)
「こ、こんにちは、多野先生……」
「あ、あの……えっと……」
「うん? 何かね?」
「ま、窓が開いてて寒くないですか?」
「窓? 何のことかね?/廊下の窓なら全部閉まってるぞ」
「あ、えっと……その窓ではなく、/いわゆる一つの……社会のですね」
「社会? 経済の話か何かかね?」
「いえ、経済というよりは……」
「経済じゃなければ何かね!/簡潔に言いたまえ、簡潔に!」
(か、簡潔に……か)
(そ、そうだよな……多野先生に恥を/かかせるわけにはいかないっ!)
(よしっ! 簡潔に……簡潔にだ!)
「あ、あの……多野先生。/ズボンのファスナーが……開いてますっ」
「そ、それならそうと早く言わんかっ!」
「は、はいっ! 失礼しました!」
「……とはいえ、助かったと言うべきか。/ありがとう、君……」
「あ、はいっ!」
「では、失礼する」
「はいっ!」
「よ、よしっ、完ぺきだ!/僕は輝日東高校の平和を守ったぞ……」
「何だか最高の気分だよ!」
(でも、下手に言って怒られたりしたら、/嫌だもんな……)
(うん、ひっそりと無事を祈っておこう)
「うむ」
(ど、どうか多野先生が/一刻も早く気付いてくれますように……)
女 子
「Ts3きゃ〜〜っ!!」
「Ts3おぉおおおっ!?」
(や、やっぱりダメだったか……)
「すみません……多野先生……」
「なんだかとっても6週目金曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
「なんだかとっても6週目土曜日の/3択イベントが起こる気がするぞ」
(さーて、そろそろ寝るか……)
(うう、寒い……/今夜は本当に冷えるなぁ……)
(うわ……布団が冷たい……)
(冬場はこれが辛いよ……)
(……)
(ふぅ……)
(ちょっとは温まってきたかな……)
「V1396ふぅ〜、寒い寒い」
(……ん?)
「V1397よいっしょっと……」
「う、うわっ! 何してるんだよ美也。/あ、冷たっ!」
「V1398温まったベッドに入ってるんだよ?/ふぅ〜、あったか〜い」
「あ、あったかいじゃないよ!/自分のベッドで寝ろよ!」
「V1399寒いからやだ」
「やだって……ここで寝る気か?」
「V1400うん」
「僕と一緒にか?」
「V1401うん」
「狭いから駄目だ」
「V1402寒いからやだ」
「……」
「V1403……」
「いやいや、おかしいだろう!」
「V1404……すー、すー」
(も、もう寝てる!? こ、子供か!?)
「V1405すー、すー……」
(まったく……しょうがないやつだ……)
「V1406……ふにゅ」
(まったく……)
(しょうがない、/起こさないように部屋に運ぶか……)
……こうして、美也を抱っこしてベッドに運んだ。
美也はぐっすり寝ていたので、/無事に部屋に送り届ける事ができた……。
まったく、手間のかかる妹だ……。
「V1407じゅうに、じゅーさん、じゅーよん……」
(風呂場から楽しげな声が聞こえてくる。/……いったい何が起きているんだ?)
(父さんが久しぶりに帰ってきたから/美也がはしゃいでるのか?)
「V1408じゅーご、じゅーろく、じゅーしち……」
(う〜ん、気になる……。/ちょっとだけ様子を伺いに行こう)
父
(そーっと近づいて……)
「V1409よんじゅーに、よんじゅーさん〜……。/お父さ〜ん、熱いよ〜」
「ははは、そうかそうか。でも、ちゃんと/100まで数えないと駄目だぞ」
「V1410え〜、もう熱くて無理だよ〜」
(こ、これはっ!?)
「もう少しの辛抱だろ?」
「V1411あっ、じゃあさ、みゃーが背中洗って/あげるから! ね? いいでしょ?」
「ははは、仕方ないなまったく。/じゃあ背中を流して貰おうか」
「V1412は〜い」
(み、美也は未だに父さんと風呂に/入ってるのか? なんてことだ……)
(あいつはもう高校生だぞ!?/こんなのありえないだろ……)
「V1413ごっしごし! ごっしごし!/やっぱりお父さんの背中おっき〜ね〜」
「ははははは。頑張れ美也」
「V1414ごっしごし! ごっしごし!」
「最近学校はどうだ?」
「V1415すっごく楽しいよ〜!」
(……おおはしゃぎだな)
「V1416この間はね! 体育祭があったの!/みゃー一等賞取ったんだよ!」
「おおっ、すごいじゃないか」
「V1417にしししし」
「……仕事がなければ見にいけたんだが、/すまんな」
「V1418ううん、お仕事じゃ仕方ないもん……」
「美也……」
「V1419あ、うん……。平気だよ〜。/ごっしごし! ごっしごし!」
「そうか……」
(そうか……そうだよな……。/父さんも母さんも仕事でなかなか/帰ってこれないし……)
(美也はもともと寂しがり屋だもんな……)
(もう、戻ろう……。美也と父さんの/邪魔をしちゃ駄目だ……)
(……)
(僕も最近は自分の事ばかりで美也の事を/全然構ってなかったな……)
(二人きりの兄妹なのに……)
(僕は馬鹿だ……)
(よし! 今度何かあったら、僕も美也の/ために頑張ろう!)
(やってやるぞ!)
(お、もうこんな時間か……)
(風呂に入って寝るとするか……)
(……あれ? 美也のやつまだ風呂に/入ってないのか?)
(何をぐずぐずしてるんだ……。/しょうがないやつだな)
「お〜い、美也いるか〜?」
「V1420ん、な〜に?」
「入るぞ」
「V1421どうしたのにぃに」
「それは僕の台詞だ。今日はどうした?/早く風呂に入っちゃえよ」
「V1422あ……」
「いつもは一番乗りで入るのに」
「V1423……」
「……どうした?」
「V1424お父さんFm3帰って来た?」
「父さん? いや、まだだけど……」
「V1425……」
「う〜ん、この時間に戻ってないって事は/今日は帰らないんじゃないかな?」
「V1426今日は早く帰るって言ってたのに……」
「しょうがないじゃないか」
「V1427……だけど」
「まあ、風呂に入ってさっぱりしてこいよ」
「V1428……今日は一緒に入る約束Fm6だったのに」
「え? 一緒に? 父さんとか?」
「V1429うん……」
「何を言ってるんだよ……。もう子供/じゃないんだし、一人で入れるだろ?」
「V1430こ、子供じゃないもん!」
「なら平気だろ?」
「V1431でも……、EcW6Eh今日は約束してたから……」
「仕事だからしょうがないだろう?」
「V1432わかってるけど……」
「美也……」
「V1433……」
(そ、そんなに父さんと/風呂に入りたかったのか……)
「V1434入ってくる……」
「あ、ああ……」
「V1435……」
(美也……あんなに落ち込んで……)
(……)
父
「V1413ごっしごし! ごっしごし!/やっぱりお父さんの背中おっき〜ね〜」
「ははははは」
(このままでいいのか?)
(兄として、あんなに寂しそうにしている/美也をほっといていいのか?)
(……いや、駄目だ。不在がちな父さんの/代わりは僕だ! 僕がやらなくては!)
(よし!)
(待ってろよ美也……)
(……う〜ん、さすがに恥ずかしいな。/水着は着ていくか)
(うん……これなら大丈夫だ)
(さあ、行こう!)
「美也〜」
「V1436ん? にぃに? どうしたの?」
「もう安心しろ美也!」
「V1437え? 何が?」
「ほら! 僕の背中を流してくれ!」
「V1438ふぇ……」
「さあ、遠慮せずに」
「V1439ば、ば、ば……」
「どうした美也?/嬉しくてはしゃいでるのか?」
「V1440ばかにぃにっ!! 出てけー!!」
「う、うわっ! 熱い! な、何するんだ」
「V1441何するんだじゃない! 早く出てけーー」
「わ、わかったよ……」
(すごく怒られた……)
(……何故だ)
(良かれと思ってやったのに……)
(う〜ん、父さんはよくて僕は駄目なのか?/理由がわからないな……)
(年頃の女の子は難しい……)
……こうして、/美也に背中を流させる作戦は失敗に終わった。
その後、風呂からあがった美也には散々怒られて、/ものすごく大変だった……。
なだめるのは大変だったけど、/理由を話したらちゃんと納得してくれた。
やれやれ、年頃の妹ってのは本当に難しい……。
(ふぅ〜寒い寒い……)
(こんな日はコタツでテレビでも見ながら、/熱いお茶を飲むに限るよ……)
Ti0/          Ti2モゾモゾ
(おお、この温もり……実に素晴らしい。/コタツを考えた人って本当にすごいな)
(それじゃお茶も頂こうかな……)
Ti0/          Ti2s3ガシッAs0b0
「う、うわっ!?」
(なんだ!? いきなり足を掴まれたぞ?)
「V1442にしししし」
「な、何をしてるんだよ! 美也!」
「V1443何って、Fm3にぃにの足を掴んだんだよ?」
「そんな事はわかってるよ! 危うくお茶を/こぼすところだったじゃないか」
「V1444驚いFm3た?」
「そ、そりゃ驚くよ! コタツに人が/入ってるとは思わないからな」
「V1445やったね! Fm4大成功〜Fm3」
「だ、大成功? ……一体何が?」
「V1446にぃにを驚かせたくて待ってたんだ!/EoFe9m4大変だったんだからFm3ね〜」
「……はぁ」
(高校生にもなってこんなに子供っぽくて、/美也の今後は大丈夫なんだろうか……)
「V1447コタツの中あっついしさー」
「そりゃそうだろ……っておい!」
「V1448ふぇ?」
「裾!」
「V1449スソ?」
「スカートの裾……」
「V1450スソ? ……スソって? SEF4あっ!」
「まったく……」
「V1451み、Eo見えた?」
「見えてないけどさ……」
(このまま自由にさせてたら駄目だ……。/よし、ちょっと脅かしてやるか)
「美也ももう高校生なんだから、/そろそろ女の子らしくしたらどうだ……」
「V1452な、Fm6何よ……」
「そうじゃないと、この後ロクでもない/男しか寄ってこないぞ?」
「V1453そ、そんな事Fm6ないもん!」
「そんな事あるね」
「V1454ない!」
「……」
「V1455ない……」
(いい機会だし、もう少し脅かしてやる)
「きっと、結婚相手もどうしようもない/男になるだろうな……」
「V1456え? EFe9ど、どうしようFm6もないって?」
「あまり仕事に行かずに、/毎日毎日お酒を飲みまくって……」
「V1457毎日お酒……」
「しょうがなく美也が働くんだけど……」
「V1458みゃーが……」
「朝は起きずに布団で眠ってて、/美也が帰ってきても、お笑い番組を/見てて気付かない! とかな!」
「V1459……」
「そんなの嫌だろ? だったら今のうちから/美也もちゃんとしてだな……」
「V1460Fm1平気」
「……は?」
「V1461平気だもん!」
「へ、平気な訳ないだろ!/それじゃどうやって生きていくんだ?」
「V1462美也がちゃんとFm6ぬくぬく地主になって/食べさせてあげるからFm4平気だもん!」
(な、何を言い出すんだ……)
「V1463ふっふ〜ん、Ehなんならにぃにの事もFm3/面倒みてあげてもいいよ?」
「はぁ……」
「V1464どうしたの? EF3嬉しいの?」
「違う! あきれてるんだよ!/大体そのぬくぬく地主ってのは何だ!」
「V1465えーっとね、EFe3土地をいっぱい持ってて、/Fm1利子とか株でFm3ぬくぬく暮らすEc人の事!」
「……なんだそれは?/一体誰が言ってるんだよ」
「V1466昔、親戚のおじさんが言ってたよ」
「親戚のおじさんって……。/あ、おじいちゃんの弟の……」
「V1467そうそう! すっごいお金持ちの!」
(最近は会わなくなったけど……来る度に/色々とおもちゃとかお菓子を買ってきて/くれたんだよな……)
「う〜ん、懐かしい……。/それにしてもよく思い出したな美也。/10年くらい会ってないだろ?」
「V1468Fm4それがね、この間部屋の掃除をしてたら/Fm3おじさんに貰ったゲームが出てきたの!」
「ゲーム? ゲームなんて貰ったっけ?」
「V1469うん。Eoおじちゃんみたいに、お金儲けが/上手くなるように練習しなさいって!」
「あ……なんとなく思い出してきたぞ……」
「なんて名前だっけ?」
「V1470え? EF3『ぬくぬく長者GAME』だよ」
「本当にそのまんまだな……」
「V1471うん。EoFe3m4そのFm3まんEcまー」
(子供の頃はルールがよく分からなくて、/全然やらなかったんだよな……)
「V1472にしししし! W30EoF7みゃーもFm3パッケージに/描いてある人みたくEF3ぬくぬく長者になって/ラクチン生活をEc送るんだ!」
「いやいや! そんなに上手く/いく訳ないだろ、ゲームと現実は違うよ」
「V1473大丈夫大丈夫」
「無理だって だいたい……」
「V1474平気!」
「V1475……」
「いや、そんなのが出来れば……」
「V1476平Fm8気!EoFe8m6」
(はぁ……妹ながらこれは本当に駄目だ……/僕がなんとかしないと!)
「よ、よし! そこまで言うなら、/その『ぬくぬく長者GAME』で/どっちが正しいかはっきりさせよう!」
「V1477え?」
「ルールを覚えておくから、/実際にそのゲームで勝負だ!」
「V1478勝負かぁ〜」
「自信あるんだろ?」
「V1479まーFm3ねー。EoF3みゃーはついてるからね〜」
「だったら僕に勝つくらい楽勝だろ?」
「V1480そこまで言われちゃFm3しょうがないなー。/EF3いいよ、勝負してEcあげる」
「よし! それじゃあ今度勝負だ!」
「V1481ぬっふっふ〜。EoFe8かかってきなさい!」
……こうして、美也と『ぬくぬく長者GAME』で/勝負することになった。
兄として美也の甘ったれた性根を叩き直してやる!
(よし、今日は時間もあるし、/美也と『ぬくぬく長者GAME』で/勝負だ!)
(僕が、人生は甘くないって事を/教えてやらないとな)
「おーい! 美也いるかー?」
「V1482にぃに? 入っていいよー」
「V1483どうしたの?」
「ルールを覚えてきたぞ、/『ぬくぬく長者GAME』で勝負だ!」
「V1484え? EFe3m6本当にやるの?」
「当たり前だ! お前に世間の厳しさを/教えなきゃいけないからな」
「V1485やめておいた方がいいと思うけどなー。/Wv230EcF3にしししし」
「いいからやるぞ!」
「美也の方こそ、/ルールはわかってるんだろうな?」
「V1486もっちろんFm3だよ!」
「V1487えーっと、Fm6順番にサイコロをFm3ふって、EFe8m4/同じところをFm3グルグル回る!」
「で?」
「V1488……お金をFm3貯める?」
「全然わかってないじゃないか……。/このゲームは結構ルールが細かいぞ?」
「V1489そうなの?」
「しょうがないな……。/いいか、始める前に確認しておくぞ?」
「順番にサイコロを振って、/その数だけ進むすごろく方式だ」
「V1490うん」
「ゴールが決められてるタイプじゃなく、/同じ所を何回も周る、わかるよな?」
「V1491そんなの見ればわかるよー」
(くっ、美也がわかってないから最初から/説明しているって言うのに……)
「V1492それでー? 他には?」
(ま、まったくこの甘ったれめ……)
「……この地図を何回も周って、/先に資産を1億円にした方が勝ちだ」
「V1493うんうん」
「止まったマスに書いてある、/物件の売買や、預金や借金をする事が/出来る。もちろん何もしなくてもいい」
「V1494あ、EFe3何もしなくてもいいんだ」
「ああ、絶対何かをする必要はない」
「で、お互い5回サイコロを振ったら、/イベントカードを1枚引く事ができる」
「V1495ふんふん、EFe3なるほどね」
「イベントカードは、ゲーム中に買った/資産の価値を上げる物や、下げる物が/あるからな」
「V1496うんうん! EoFm4イベントカードはなんだか/楽しそうだったからFm3全部調べたよ!/EF7例えばね〜……」
「せ、説明はいいよ。続きを聞けって」
「V1497ちぇ〜、Fm4にぃにのケチ……」
(いちいち付き合ってたら、/ゲームが始まらないからだよ!)
「で! 最初はお互い2500万円で開始。/開始時の2500万円を1億円まで増やし/て先にスタート地点に戻った方が勝ちだ」
「V1498りょーFm3かーい。Eoんじゃ早速やろうよ!/EFe9時間ももったいないしね!」
「それはこっちの台詞だ! だいたい……」
「V1499いいからEoFe9いいから!」
(く、くそ! 絶対に勝つぞ!)
Ti0/         Ti21ターン目
「じゃあ美也が最初だな」
「V1500よーし、いい目出てよ〜。それっ!」
「お……外貨預金のマスだな……」
「V1501えーっと……わわっ! すごいね!/トルコリラは金利が16%だって!」
「そうだな……で、預けるのか?」
「V1502うん。……えーっと、/それじゃあ2000万円預けるね!」
「ええっ! 残り500万円になるけど/本当にいいのか?」
「V1503大丈夫大丈夫! だってスタート地点を/通るたびに……うーんと、16%だから、/10%で200万円で……」
「……」
「V1504残りが6%だから……えーっと……」
「320万円か?」
「V1505そう! 毎回320万円も入るんだよ!/早速ぬくぬく長者だよ! にしししし」
「ま、まあいいけどさ……」
「V1506さー、にぃにの番だよ」
「よし! いくぞっ!」
「えーっと、何々、大分の高級しいたけ畑。/誰も持ってない場合は200万円で購入/できる……」
「V1507へ〜、しいたけ畑って高いねぇ」
「所有者がいた場合は、高級しいたけ代/として10万円を所有者に支払うか……」
「V1508えっ? 貰えるのは10万円なの?/安いね〜」
「いやいや、こういう安定した物件が/大事なんだよ。よし、僕は買うぞ!」
Ti0/         Ti22ターン目
「V1509よーし、ばんばん行くよー。えいっ!」
「お、不動産のマスだな」
「V1510新築マンションを500万円で買える……/いーらないっ!」
「いいのか? 新築は人気物件だけど……」
「V1511ちっちっち! わかってないなぁ。/イベントカードであっという間に値段が/下がる新築マンションは買わないよ〜」
「な、なるほど……」
「V1512しさんうんよーは慎重に! にししし!」
(な、なかなか考えてるようだな……)
「V1513さーにぃにの番だよ」
「よ、よし……行くぞ!」
「V1514あ、分かれ道だ」
「本当だ……何々、海外と都会……/どちらかを選ぶのか」
「V1515どうするのにぃに?」
(そうだなぁ……ここは……)
・よし、ここは海外ルートを選ぶぞ!
・せっかくだから都会ルートにしよう!
「よし、ここは海外ルートを選ぶぞ!」
「V1516へ〜、海外ルートなんだ〜」
「で、残りの数を進むと……」
「V1517……お魚工場?」
「何々……アイスランドのししゃも工場に/出資できる……」
「V1518また食べ物なの?」
「い、いいだろ! 安定した事業だよ!/えーっと500万円出資すると……」
(う……相手がこのマスに止まると/10万円か……。や、安いな……)
「V1519どーするのー?」
「も、もちろん出資するとも!/こういう地に足が着いている物件が/大事なんだよ……」
「V1520ふ〜ん」
(……だといいな)
……こうして、ゲームが進行していった。
Ti0/        Ti215ターン目
「V1521さー! イベントカードをFm4引くよーFm3」
「最初は美也からだな」
「V1522よーっFm3し! いいカードEc来い!」
「ど、どうだ?」
「V1523えーっとねFm6『海産物大漁!』で……」
「お? 海産物? ししゃもで大儲けか?」
「V1524で、EFe8『お魚の相場が下がる! EFe3ししゃも/代金は半値になる』Fm6だってさ」
「な、なんだと!? そんな馬鹿な!」
「V1525だ、EFe3だってFm6書いてあるもん」
「ほ、本当だ……10万円もらえるはず/だったのに……5万円に下がった……」
「V1526にしししし。EoFe9残念だね〜」
「ま、まだこれからだ!/次は僕がイベントカードを引くぞ」
「……ん、『大幅円安に突入』って事は」
「V1527って事は?」
「……円が下がって外国のお金の価値が/上がったから……」
「V1528うんうん?」
「美也のトルコリラの価値が500万円ほど/あがったな……」
「V1529やったー! にぃにFm4ありがと〜Fm3」
「ま、まあこういう事もあるよ……」
「せっかくだから都会ルートにしよう!」
「V1530都会ルートってどんな事が/起きるんだろうね?」
「……さあ、都会的な事じゃないかな?」
「V1531そんなんじゃ全然わからないよ〜」
「まあ、マスを見ればわかるだろ……/えーっと『ゲーム開発事業に投資できる』/500万円……」
「V1532へ〜、ゲームのお仕事なんだ」
「そ、そうみたいだな……」
「V1533どうするの?」
「もちろん投資するさ、ゲーム開発なんて/すごく面白そうじゃないか!」
「V1534どんなゲームを作るの?」
「……狸と和尚が大活躍するゲームで/『SYOJYOJI』らしい」
「V1535ふ〜ん、それで、/このゲームの結果っていつわかるの?」
「イベントカードでわかるみたいだな」
「V1536へ〜、楽しみだね〜」
「そうだな」
「V1537それじゃ、イベントカードを引くね」
「おお、美也からだな」
「V1538えいFm3!」
「ど、どんなカードだ?」
「V1539えっとねEF4『結婚! Fm3皆から祝福される!/EF3お祝いとして10万円ずつ受け取る』/だって〜。Ecにしししし! 結婚結婚♪」
「10万円か……くそ」
「V1540ほ〜ら! Fm3みゃーは無事結婚したよ?/EFe9にぃにはまだー?」
「そ、そんなしみったれたカードで/いい気になるなよ!? 見てろ!」
「おお! 見ろ! ゲームが完成したぞ!」
「V1541え? EFe3本当に?」
「何々……『無事完成……なぜかZ指定を/受けて子供が買えない。投資したお金は/一切戻ってこない』……え?」
「V1542ふぇ……EFe9m6失敗?」
「いやいや! 完成はしたぞ……」
「V1543でもお金戻ってこないんでしょ?」
「ま、まあな……」
「V1544失敗じゃん! EcF3失敗失敗〜♪」
「ま、まあたまにはこういう事もあるよ」
その後も、イベントカードを引くたびに、/美也の資産は増え、僕の資産は減っていった……。
(く、くそ……イベントカードを引くと/ろくな事にならないぞ……)
「V1545にししししし! 順調順調〜」
(流れが悪いのかもしれない……。/今日はここまでにしておこう……)
「V1546さあ、にぃにの番だよ!」
「きょ、今日はもう遅いし、ここまでに/しておくか!」
「V1547え〜」
「も、もう大分やっただろう?」
「V1548もう〜しょうがないなぁ。/まあ気持ちは分かるけどね!」
「な、何がだよ!」
「V1549ボロボロだもんね〜」
「な、何を言ってるんだ!/僕にはまだ大分のしいたけ畑があるっ!」
「V1550そんなしいたけじゃ、/みゃーのトルコリラには勝てないよ!」
「しいたけを馬鹿にするなっ!」
「V1551トットトトルコ〜♪ トルコリラ〜♪」
「う、うるさい!」
「V1552だってさー、しいたけが主役の/料理ってなにも無いじゃん!/いつも脇役なんだよねぇ〜」
「そ、そんな事は……」
「V1553それに比べるとトルコリラは……/にしししし!」
(くそ、今に見てろよ!/しいたけが輝く日がきっとくるはずだ!)
……こうして、『ぬくぬく長者GAME』を/二人で遊んでみた。
苦しい状況だけど、挽回してみせる!
……で、出来るといいな。
(う〜ん……時間もあるし/『ぬくぬく長者GAME』で勝負するか)
(うん……ちょっと形勢は不利だけど、/僕がきっちりと人生甘くない事を/教えてやるっ!)
(よし、行くぞ!)
「おーーーい! いるか〜?」
「V1554にぃに? いるよー」
「入るぞ」
「V1555どうしたのにぃに?」
「やるぞ!」
「V1556ふぇ? EFe9m6何をするの?」
「決まってるだろ『ぬくぬく長者GAME』/の続きだよ!」
「V1557え? EFe9m6続きやるの?」
「当たり前だろ!」
「V1558もうやめておけば〜?/Fm3みゃーには勝てないよ? Wv250EcF3にししし」
「ま、まだ決着はついていない!」
「V1559え〜、Fm4だってさ〜」
「お、おう……」
「V1560みゃーはEFe3トルコリラの利息とか/Fm4イベントカードでEFe9m3ウッハウハFm4だけど……」
「V1561にぃには、Fm4何をやっても駄目駄目で、/Fm6もう勝ち目はないと思うよ?」
「ま、まだしいたけ畑があるだろ!」
「V1562しいたけ畑Fm3ねぇ……。/EoFe9まあ、みゃーはいいけど……。/EF3それじゃあやってみる?」
「もちろんだ! 最後は堅実な生き方が/勝つんだ! 見てろよ!」
……こうして、美也と『ぬくぬく長者GAME』の/勝負を再開した。
美也は、一番最初に預けたトルコ預金の利子で/順調に資産を増やしつづけた……。
一方、僕はイベントカードを引くたびに、/資産を減らしつづけた……。
なんとか、最初に買ったしいたけ畑だけは/こつこつと増やしてるけど、このままじゃ……。
Ti0/        Ti230ターン目
「V1563にしししし!」
「な、なんだよ……」
「V1564Fm4ついに9000Fm3万円突破〜。/EoF3あと1000万円でゴールだよ」
「な、何!? もうそんなに持ってるのか」
「V1565トルコリラFm3様様だね〜」
(ま、まずい……)
「V1566さーて、EoFe8m4じゃあイベントカードFm3引くぞー。EcF3/これで終わっちゃうかもねー!」
(た、頼む! もう少し僕に時間をくれ!)
「V1567えーっと、Fm6『為替変動!/EFe9m4大幅な円高が到来!』Fm6ってなにこれ?」
「円高? ちょっと見せてみろ……」
「あー……。円の価値があがって、外貨の/価値がすごく下がったな」
「V1568うんうん、Fm6……ってことは?」
「今の美也のトルコ預金の価値が半分に/なったぞ」
「V1569……ふぇFm6?」
「今トルコ預金が8000万円分の資産価値/だから4000万円分になったな」
「V1570ひ、EFe8ひっどーい! EFe9m4そんなのありなの?」
「しょ、しょうがないだろう……」
「V1571むむむむ〜、EcF6もう〜しょうがないなぁ」
「これ以上、下がらないうちに円に戻した/方が良いんじゃないのか?」
「V1572えーやだよ〜。Fm4半分になったんだよ?」
「V1573どうせすぐに元の値段に戻るからFm6平気!/EcF4そしたら円にFm6する!」
(そう上手く行くかなぁ……)
「V1574じゃあ、にぃにの番だよ!」
「うん。よし、引くぞ!」
「おおっ! これは?」
「V1575いくら損したの?」
「損してない! 『しいたけが家畜のエサと/して世界的に注目を集める! しいたけの/値段が現在の倍になる!』どうだ!」
「V1576ええっ! EFe9し、SFm6しいたけが……」
「値段は安いけど、僕は世界中の/しいたけ畑を買ったからな……よし!」
「V1577ううううFm6〜!」
(ようやく反撃のチャンス到来か!?)
Ti0/        Ti235ターン目
「V1578さー! EFe8m4イベントカードFm3引くよー!/円安でEcF3ドーーーンとEoFe8儲けるぞー!」
「き、気合充分だな……」
「V1579えーーーい!」
「ど、どうだ?」
「V1580う〜んとね、『金利逆転カード』だって、/EFe9m6……何これ?」
「金利逆転……どれどれ?」
「あー、な、なるほど……」
「V1581どんなのどんなの?/Fm6みゃーいっぱいFm3儲かった?」
「まあ言葉通りだよ。金利が逆転したんだ。/今まで美也はトルコリラで利息をたくさん/貰ってただろ?」
「V1582うん! EoFe8m4すごくFm3儲かってるよ」
「今度は預金額の10%を1周ごとに/払う、って事になったな」
「V1583ええええFm6え!! Fm4そ、そんなのFm6酷いよ!/EcFe8ずるいよ! EoFe9ありえないよ!」
「しょ、しょうがないだろ、/美也もよく読んでみろよ」
「V1584ふ〜〜〜」
「V1585……本当だ」
「だろ? しょうがないんだよ」
「V1586だ、Fm4だけど今までいっぱい儲かったのに/Fm6どうして……Ecみゃー何もしてないのに」
「常に儲かり続ける物なんてないんだろう」
「V1587うう、EoFE9m6そのうち元にFm3戻るよね? ね?」
「さぁ〜、どうだろうなぁ?」
「V1588にぃにの意地悪EoFe9!」
「ぼ、僕がカードを引いた訳じゃないだろ」
「V1589そうだけどさ……」
「さ、さーて僕もカードを引くか」
「えーっと……おおっ!?」
「V1590どうなったの!?/Fm3円安? EF3それとも金利が戻った?」
「残念だが違う。『技術革新! しいたけを/燃料にした車が開発される。しいたけが/大人気で値段が現在の4倍に』だってさ」
「V1591ええええ〜、またしいたけ!?/Fm4しいたけずるいよ!EcFm6 んも〜!」
(よし! 良い感じじゃないか!)
……こうして、美也は徐々に資産を減らして、/僕は大幅に増やす事になった。
この調子ならそろそろ追いつけるかもしれない。
Ti0/        Ti240ターン目
(うんうん、順調だぞ……)
「V1592……」
「ん? どうした美也? お前の番だぞ。/早くサイコロをふってくれ」
「V1593あ、EFe1う、うん……」
「V1594……4」
「4マス進めると……お!?」
「ここは僕が所有している、/ドバイのしいたけ畑だぞ! やった!」
「V1595し、Fm4しいたけFm6畑?」
「うん、ドバイの高級しいたけを/ひたすら食べるパーティーに参加!」
「V1596パーティー……」
「イベントカードで価格があがったからな!/えーっと、250万円だぞ!」
「V1597……ない」
「え?」
「V1598……お金、ない」
「あんだけお金持ってたんだし、/しいたけ代金ぐらい払えるだろ?」
「V1599ないの! EFe9m4もうお金Fm6ないの!」
「V1600だいたいFm1ドバイのしいたけってFm4何なの?/高いビルの屋上でFm6栽培してるからって、/こんな値段なんておかしいよ!」
「う〜ん、そうは言っても、/高さ1000メートルで世界で一番高い/ビルだからなぁ……値段もあがるよ」
「V1601Fm4それにFm6しいたけパーティーってEc何なの!/EoFm4いったい誰がFm6参加するの?」
「誰って……今ドバイは世界でも有数の/リゾート地として人気があるからな……。/きっと色んな人が参加すると思うぞ」
「V1602ううう〜!Fm6」
(……ふぅ、しょうがないな)
「どうしても払えないなら仕方ないな……。/しいたけに謝ったら許してやろう」
「V1603ふぇ? EFe3ゆ、Fm6許してくれるの?」
「ああ、しいたけも立派に/主役になれただろ?」
「V1604うん……Fm4ごめんねEoFe9m6しいたけさん」
「わかればいいんだよ。/しいたけは素晴らしいんだ!」
「V1605そうだね……。/EFe3みゃー、しいたけFm3大好きだし!」
「……確かにそうだったな」
「V1606うん! 美味しいEoよね!」
「まあいいや、それでゲームはどうする?/今回のしいたけ代金はもういいけど……」
「V1607あ〜、EoFe9うん……」
「V1608みゃーのFm3負けだね」
「え? いいのか?」
「V1609うん。Fm4お金儲けってFm6すごく難しいってのも/わかったし……Fm3もういいかな?」
「そうだな」
「V1610はぁ……」
「ん、どうかしたのか?」
「V1611今まで、あまりちゃんと考えた事は/なかったけど……」
「うん」
「V1612きっと生きてくって大変なんだね……」
「そうだなぁ……」
「V1613将来、Fm6一人暮らしとか、働き出したら、/みゃー平気なのかな……」
「そ、それは……僕にもわからないけど」
「V1614Fm4突然、Fm6金利逆転とFm4かで、借金一杯に/Fm6なったりしないかな……」
「う〜ん、どうだろう……」
「V1615すごく不安になってきちゃった……。/EFe9みゃー、ニュースとかも見ないし……」
「……」
「V1616……はぁ」
「まあ、その時は僕に任せておけって!」
「V1617えっ? EFe3にぃにに?」
「もしも、美也の就職が失敗したり、/結婚が出来なかったら……」
「V1618う、うん」
「僕が面倒みてやるよ。だから安心しろ」
「V1619にぃに……」
「だからそんなに心配するな、な?」
「V1620……うん。EoFe9ありがと」
「まあ、任せておけって」
「V1621……」
「V1622で、Fm3でもさー」
「どうした?」
「V1623にぃにも就職にFm3失敗したり、/結婚出来ないかもしれないじゃん!」
「う、ま、まあな……」
「V1624だよねー。EoもしかしたらFm4みゃーが/面倒見る事にFm3なっちゃうかもよ?/Ecにしししし」
「ははは、確かにな」
「V1625だよねだよね〜」
「まあ、もしそうなったら、/二人で助け合うか……」
「V1626え?」
「なんだかんだ言っても/二人きりの兄妹だし、助け合わないとな」
「V1627うん……」
「いつかは、父さんも母さんも/居なくなっちゃうんだし……」
「V1628……そうだよね」
「V1629……」
「まあ、いざとなったら二人で/頑張って生きていこう!」
「V1630にぃに……」
「V1631じゃあ、EoFm4もしそうなったらFm3みゃーが/ご飯を作ってあげるね!/毎晩しいたけのバター醤油いためだよ!」
「え? しいたけなのか?」
「V1632うん! しいたEoけ!」
「しいたけは嫌いじゃないけど、/毎晩は勘弁してくれ……」
「V1633にしししし!」
……こうして、『ぬくぬく長者GAME』の勝負は/僕の勝利で終わった。
色々あったけど、やってよかったかも……。
(高橋先生だ……。あれ?/なんだか疲れてるみたいだけど)
「V0293ふぅ……」
(ちょっと話し掛けてみようかな)
「高橋先生、どうかしたんですか?」
「V0294あら、EF3Nm君」
「なんだか疲れてるみたいですね」
「V0295やだ、W30EF9わかる?/W40B0Fm3長い会議が続いちゃってね……」
「会議ですか?」
「V0296ミスサンタコンテストの事でね」
「何かあったんですか?」
「V0297何かって言うか、EFe9m4衣装が年々過激になって/いるから、Fm9職員としては心配してるのよ」
「あ、なるほど……」
「V0298生徒の意思は尊重したいとは思ってるし、/EFe6今の盛り上がりを見ていると、EFe9ここで色々/言って水を差すのもどうかと思うしね」
「難しいんですね」
「V0299ええ、Eo本当にね」
(年々過激になっていく……あれ?)
「そういえば、どうしてミスサンタ/コンテストって始まったんですか?」
「V0300え? EF7ど、W30EFe9どうしてって……」
「いや、そもそもどういう理由で始まった/のか気になったので……」
「V0301……」
「先生? どうかしましたか?」
「V0302もともとは、EFe9m2普通に/『サンタコンテスト』を開いてたのよ」
「あ、そうなんですか」
「V0303でも……W30EoEFe7m410年くらい前のコンテストに/EFe9m7一人の女子が冗談半分で出場してね」
「普通のコンテストにですか?」
「V0304ええ」
「V0305そしたら、EF9その女子が優勝しちゃって、/EF7それから徐々にEFe9女子の参加者が増えて、/W30Fm3いつの間にか『ミス』になったの」
「そうだったんですか……」
「V0306まさかこんな事になるなんて……。/EoEFe6m4想像もしてなかったわねぇ」
「10年くらいですか……」
「V0307ふふっ、EFEoEFe6懐かしいわね……」
(あれ? ちょっとまてよ……)
「あれ、先生もその頃は学生ですよね」
「V0308ええ、W30EF2Ecそうよ?」
「どうしてその頃の話を?/もしかして当時の話に詳しいんですか?」
「V0309え? W30EFe7m4そ、EF9それは……EF6その……」
「V0310私もEc在校生だったから」
「そ、そうだったんですか!?」
「V0311ええ……」
「じゃ、じゃあ先生はそのコンテストに/出た女の子のこと知ってるんですよね?」
「V0312し、EFe9m3知ってるけど?」
「どんな子だったんですか? 優勝する/くらいだからやっぱり可愛いんですか?」
「V0313そ、EF9それは……Fm6わからないけど……」
「それともとてもグラマーとか?」
「V0314そ、Fe8そんな事ないわよ!/
「え? 見ればわかるって……、/も、もしかして……」
「V0315あ、EFe6m8そ、それは……」
「先生が……」
「V0316さ、EF3Ecさて私はそろそろ行かないと。/W40EoEF8Nm君も早く帰りなさい!」
「で、でも……」
「V0317それじゃあね!」
「あ、た、高橋先生……行ってしまった」
(あの慌てようは……やっぱり最初に/サンタコンテストに出場したのって、/高橋先生だったのかな?)
(うう……どんな衣装で出たんだろう……。/気になるなぁ……)
……こうして、高橋先生とコンテストの話をした。
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クリスマス前日放課後冒頭部共通
デートの約束がなければナカヨシのキャラで好感度の一番高いキャラにクリスマスパーティーに誘われる
(さて……そろそろ帰るか……)
n0nka_me02A
出会いも、何もなかった夏休み……。
このままではいけないと、僕はがんばっている。
図書室や家庭科室、理科準備室に体育館……。/校内のいろんな場所に僕は足しげく通った。
その甲斐もあって、/何人もの女の子達と知り合い、仲良くなれた。
キスだって経験した……。/だけれど、どういうわけかそれ以上の関係には/発展していない。
……こんな中途半端な状態でいたくない!
まだ新学期は始まったばかり、/楽しい高校生活を送りたい。
(寝る前に自分のこれまでの行動を/反省するんじゃなかった。/寝坊しちゃったよ……)
(完全に遅刻だ!)
「す、すみません! 遅くなりました!」
「V0000もう、とっくに授業は始まってるわよ。/W45EFe9m6早く席に着きなさい」
「は、はい。すみません」
(ああ、星乃さんが僕を見て笑ってる……。/格好悪いところ見られちゃったな)
(……!As0b0)
(な、なんだ?/すごい殺気を感じたぞ……)
「V0001それじゃあ、W45Ec授業を再開するわよ」
(……はぁ、やっと1時間目が終わった。/今日は朝から遅刻して先生に怒られるし、/星乃さんには笑われるしで散々だよ)
「V0002ちょっと、Nm君」
「あ、川田先生……」
「V0003今日の遅刻はさすがに酷いわよ。/W30EF9いったいどうしたの?」
「すみませんでした。/考えごとをしていたら、なかなか/寝つけなくって……」
「V0004考えごとして寝坊ね〜」
「V0005もし何か悩みごとがあるのなら、/EcF3私に相談してくれてもいいのよ」
「だ、大丈夫です。これから気をつけます」
「V0006そう? W45Fm3ならいいんだけど」
(女の子たちとの仲が進展しないことを/悩んでたなんて言えるわけないよな……)
「V0007それじゃあ、W30Ec遅刻をしたNm君には/W30EoFm6ペナルティを与えます」
「えぇっ!」
「V0008大した理由もなく、W30EcF6盛大に遅刻した生徒に/なにも罰がなかったら、/W30EoFe9他の生徒に示しがつかないでしょう?」
「そ、それは、そうですけど……」
「V0009そうねぇ。W60Fm3何がいいかしら……」
「V0010Ld……Le」
「……」
???
「V0000校外の清掃ボランティアを提案します」
「え?」
「V0011あら、栗生さん」
「く、栗生さん……」
「V0001平気な顔して授業に遅刻してくるような/生徒は、Fm8校外でボランティア活動に/従事させるべきです」
「ちょっと待ってよ栗生さん!/誰が平気な顔で遅刻したっていうんだ」
「それにいきなり出てきて/ボランティア活動しろと言われても……」
「V0002……!」
(こ、この感覚は……)
(ま、間違いない……。今朝感じた殺気は/栗生さんのものだったんだ……)
「V0003そういったもの言いをするような人が/Fm8平気じゃないって言うの?」
「V0004だいたい、Fm9遅刻してきたあなたに/文句を言う権利なんてないはずよ」
「う……」
「V0005いかがですか川田先生?」
(お願いです川田先生……!/却下してください!)
「V0012そうねぇ。でも私、放課後は水泳部の/練習を見なくちゃいけないから……」
「V0006大丈夫です。私がついて行って/監督しますから」
「V0013そう、W30EFe3m9それなら構わないわ」
「ええ!? そんな!/しかも栗生さんも一緒なんて……」
「V0007なによ。W45Fm8私が一緒だとなにか都合でも/悪いっていうの?」
「そ、そんなことないけどさ……」
(栗生さんにずっと監視されると思うと、/ちょっと落ち着かないよな……)
「V0014じゃあ頼むわね、栗生さんEc」
「V0008はい、W30Ec任せてください」
「V0009聞いた通りよNm君。/W30Fm2集合場所は丘の上公園ね。/W30EFe8m6放課後、校門で待ってるから」
「V0010逃げたりなんてしたら承知しないわよ」
(朝からついてないな……)
「V0000まったく、朝から騒々しいな、君は」
「あ、おはよう柊」
「V0001おはよう。/W30EF9しかしNm、目立ちたいにしても、/もう少しスマートにできないのかい?」
「……別に目立ちたかったわけじゃない」
「V0002はは、W30Eo冗談だよ」
「お前はそんなことを/わざわざ言いにきたのか?」
「V0003そんな邪険にすることはないだろう。/Nmのためにきたんだから」
「僕のために?」
「V0004話は聞かせてもらったぞNm。/Fm7俺も一緒に行ってやろうじゃないか」
「一緒にどこへ?」
「V0005察しが悪いな。W45EF3清掃活動ボランティアの/ことに決まってるだろう?」
「V0006一人で行かせるのは忍びないと/思ったってわけさ」
「柊……」
「V0007困ったときには助け合う。/W30EoFe9m3それが友だちってものさ。W45EFe3そうだろ?」
「……ああそうだな。恩にきるよ!」
(……でもよりによって校外で清掃活動/なんて、やっぱり厳しすぎないかな)
「V0008さすが栗生さんだな、/すでに待ちかまえているぞ」
「V0011あれ、柊君も一緒なんてどうしたの?」
「柊も清掃活動に参加したいらしいんだ」
「V0009構わないだろ、栗生さん?」
「V0012……ええ、もちろん。/W30EFe8m6Nm君はともかく、/EF1他の生徒が参加するのは自由よ」
「V0013掃除用具はこっちで用意してきたから、/さっそく向かいましょうか」
「あ、掃除用具ぐらいは僕が持つよ」
「V0014え……」
「V0015別にいいわよ。用意したって言っても/ゴミ袋と火ばさみくらいだもの」
「そ、そう? ならいいけど」
「V0016さ、行きましょ」
「ふぅ……一仕事したって感じがするよ。/それじゃ、解散しようか!」
「V0017ちょっと、Nm君。/W40Fm8あたかも掃除しましたっていう体で、/話さないでくれる?」
「V0010俺たちはいま着いたばかりだぞ?」
「わかってるよ。でもさ……」
「充分きれいじゃないか。/わざわざ僕らが清掃活動なんてする/必要ないと思うんだけど」
「V0018なにを言ってるの!/EFe9m8Nm君の目はふしあな?/EFe8ちゃんと隅まで見てみなさいよ」
「隅まで? う〜ん……」
(……言われてみると、植木に隠れて/ところどころにゴミが落ちてる)
(空き缶に……これはビニール袋だな。/W30あ! W30たばこの吸い殻まであるぞ)
「V0019わかってもらえたかしら?」
「うん。一つ見つけた途端、/だんだん他も気になってきたよ」
「V0020それはなによりね」
「V0011Ld……Le」
「ん、どうした柊?」
「V0021ちょっと、柊君。W40EhFm7やる気がないのなら/帰ってくれてもいいのよ」
「V0012いや、そうじゃないんだ……W30EFe3m5あのベンチに/座っているの、星乃さんじゃないか?」
「V0022え?」
「星乃さん?」
「V0023本当だわ、たしかに星乃さんね。/なにをしてるのかしら?」
「本を読んでいるみたいだけど……」
「V0013なんだか様子がおかしいな……。/W30EFe3m6俺たちのことを気にしているようにも/見えるぞ」
(……確かに柊の言うとおり、/さっきからチラチラとこっちを/見ているみたいだけど)
「V0014なぁNm、せっかくだし声をかけて/みたらどうだ?」
「そうだな」
「Ts3お〜い、星乃さ〜ん!」
「V0000あ、Nm君。W45EF3偶然ね」
「うん、そうだね」
「V0001……」
「V0024……ちょっと星乃さん。EFe9m1私たちも/いるんだけど」
「V0002ご、W30Fm2ごめんなさい、W45EF2栗生さん柊君……/ぐ、Ec偶然ね」
「V0015そうかい? Ec俺には初めから/気がついてるように見えたんだが……Eo」
「V0003ううん、W30そんなことないわ。/W30本当にいま気づいたの」
「V0025本当に?」
「V0004え、ええ……」
「星乃さんはどうしてここに?」
「V0005本を読もうと思って。/EFe3ここは静かで落ち着けるから」
「そっか」
「V0006うん。EFe2だからNm君たちに会ったのは/本当に偶然なの」
「V0007ええと……W30EF9栗生さんが持っているのって、/掃除用具よね?」
「V0026ええ、そうよ」
「V0008も、もしかして清掃活動の/ボランティアでもするの?」
「V0027そうだけど……」
「V0009なら、ここで会ったのも何かの縁だし/EF9私もお手伝いしてもいいかな?」
「V0028それはもちろん構わないけど……/W30EFe8m4星乃さん、W30Ehなんだか妙に詳しくない?」
「V0010そ、そんなことない。W15EF9偶然よ、W45Ec偶然」
(こんな偶然あるのかな……?)
「V0029では、これから二手に分かれて約一時間、/EF3公園内のゴミ拾いを行います」
「V0030私は柊君と、W30Nm君は星乃さんと協力/して、EF3落ちてるゴミを拾ってちょうだい」
「V0011ええ」
「V0031……どうして私が柊君と/一緒なのかしら?」
「V0016酷いなあ栗生さん。/W45EF3くじ引きで公平に決めた結果じゃないか。/それとも、W30EF9そんなに俺が嫌いなのかい?」
「V0032ち、違うわよ! W30EFe6m4私はNm君の監視の/ためにきたわけだから……」
「V0017心配しなくてもEF3星乃さんがちゃんと/見張っててくれるさ」
「V0033そう、W30EoFe9よね。W45Fm2じゃあEFe2お願いね星乃さん」
「V0012うん、任せて」
「V0034じゃあ行くわよ柊君」
「V0018了解」
「V0013ねぇNm君、私たちも行きましょ」
「うん」
(清掃活動なんて面倒だと思ってたけど、/星乃さんと一緒なら、/俄然やる気が出てきたぞ!)
(ありがとう柊。お前のおかげだ!)
「ゴミって意外と落ちているもんだね」
「V0014そうね。ちゃんと公園にもゴミ箱が/置いてあるのに……」
「……こんなことやっても、/またゴミを捨てられるんじゃ、/無駄じゃないかと思っちゃうよ」
「V0015無駄なんてことないわ。/もう少しがんばりましょう」
「星乃さん……」
「ありがとう星乃さん。/読書を中断してまで手伝ってくれて……」
「V0016気にしないで。/私、W45EcF2この公園が好きなの。/W30Eoだから、手伝うのは当然でしょ?」
「V0017どんなに時間が経っても、/EhFe9m2ずっときれいであってほしいから……」
「そうだね。僕もそう思うよ」
「V0018Ts1それにW30EhFm2最初から手伝うつもりだったし……」
「なにか言った?」
「V0019な、なんでもない」
「ならいいけど……」
「V0020そんなことより、W30Fm9作業に戻らないと。/Fm2栗生さんに怒られちゃうよ」
「そ、それはまずいよ。/早く作業の続きをしないと!」
「V0021クスッ」
「V0022Nm君、これ見て」
「あ、芝生が剥がれてる。/犬が掘り返したのかな?」
「V0023そうだと思う……」
「結構深く掘ってあるね……/なにか埋めようとしたのかな?」
「V0035ちょっと二人とも、/ちゃんとゴミ拾いしてるの?」
「あ、柊、栗生さん。ちょっとこれ見てよ」
「V0036それがなに?/EFe8犬が掘り返しでもしたんでしょ」
「僕もそう思うんだけど……」
「V0019おい、Nm。/EF4なにか埋まっているように見えないか?」
「あ、本当だ。なんだろう?」
Ti0/          Ti2ザッW20ザ……
「V0037ちょ、ちょっとなにしてるのよ!/W30EF8犬みたいな真似はやめなさいってば」
「でも、あとちょっと……」
「これは……」
「V0024麻雀の……牌?」
「V0020そのようだね」
「V0038どうしてこんなものが埋まっているのよ」
「さあ……どうしてだろう」
「V0021理由はわからないが、この麻雀牌、/W30EF3見た限りでは全て揃っているようだぞ」
「じゃあ打てるのか!」
「V0022ああ」
「V0039打てるのか、じゃないわよ。カビ臭いし、/こんなもの早く処分した方がいいわ」
「でも、なんだかもったいないような……」
「V0040女々しいこと言うのね。/W30Fm8拾っただけなのに」
「V0041とにかくW30EoFm8それは処分するように。/W30……EF2いい頃合いだしこれで解散ね」
「V0023そうだな、あらかた片付いたみたいだし」
「V0042Nm君、/これにこりたらもう遅刻しないでよ」
「言われなくたってわかってるよ」
「V0043どうだか……」
「V0044まぁいいわ。W45EoF2星乃さん柊君、/手伝ってくれてありがとう」
「V0024どういたしまして」
「V0025別に、お礼なんて……」
「V0045私は学校に戻って報告してから帰るけど、/EF2みんなはそのまま帰って構わないわ」
「V0046今日はお疲れ様。また明日ね」
「V0026私ももう帰らないと……W30EF3またね」
「星乃さん、また明日」
「V0025さて、俺たちも帰るとするか」
「V0026その麻雀牌はどうするつもりだい?」
「う〜ん……せっかくだし、/一度持って帰ってから考えてみるよ」
「V0027そうか。W40EoF3君の思うようにすればいいさ」
「……っというわけで、今日偶然にも/麻雀牌を手に入れたんだよ」
「V0000へぇ〜、そんなことがあったんだぁ」
「地面に麻雀牌が埋まってるなんて、/本当に不思議だよな」
「V0001うん! でも、お兄ちゃん……」
「V0002ど〜してそれを菜々の部屋に/持ってきちゃうの?」
「どうしてって……」
「それは菜々にも牌を磨くのを/手伝ってもらおうと思って」
「V0003ええ〜。嫌だよ〜」
「V0004なんで菜々が/手伝わなくちゃいけないの?」
「なんでって……」
(一人じゃ時間がかかるからに/決まっているじゃないか)
「V0005ど、どうしたのお兄ちゃん?/EFe9そんなにジッと牌を見つめたりして……」
「菜々、よく見てみろこの麻雀牌を。/表面が汚れている以外には/まったく傷もついていないだろう?」
「V0006え? ……W30EFe4あっ、本当だ!」
「だろ? これはこの牌が、まだ使って/もらいたいと思ってる証拠だと思うんだ」
「V0007う〜ん」
「未練が残っているのに、/このまま処分しちゃうなんて/かわいそうだと思わないか?」
「僕はこいつに麻雀をさせてやりたい。/それが人情ってもんだろ?」
(本当は最近麻雀を打ってなかったから、/僕が打ちたくなっただけなんだよな……)
(麻雀牌はもともと家に一セットあるけど、/学校なんかへの持ち出し用に、/もう一つあったほうが便利だと思うし)
「V0008……」
「V0009うん、Eoわかったよ、お兄ちゃん。/W30EFe9確かにかわいそうだもんね」
「おお、さすが菜々!/麻雀を教えたかいがあったよ」
「よしさっそくとりかかるぞ!」
「V0010LdMoお〜!McLe」
Ti0/          Ti2ゴシゴシ
「V0011全部磨くとなると意外と大変だね〜」
「そうだな。でもおかげで/見違えるぐらいきれいになってるよ」
(これなら今日中に終わりそうだし、/さっそく学校に持って行って柊と/対局しよう……他に誰を誘おうかな)
「……なぁ菜々」
「V0012なぁにお兄ちゃん」
「うちの学校で麻雀打てる人を/誰か知らないか?」
「V0013う〜んとね〜」
「V0014川田先生が打てるって聞いたことあるよ」
「あ、それは僕も聞いたことがあるな……」
「V0015とっても上手なんだって」
「そうなのか?/そこまでは知らなかったよ」
「他には?」
「V0016知らな〜い」
「そっか……。/おい菜々、牌を磨く手が止まってるぞ」
「V0017お兄ちゃんが話しかけてくるからでしょ!/別に菜々のせいじゃないもん!」
「わかったわかった、僕が悪かったよ」
「V0018も〜」
(きれいになった麻雀牌を見て、/柊のやつ、きっと驚くだろうなぁ)
(それに川田先生が麻雀を打てるなら、/誘えば一緒に打ってくれるかも……)
(よ〜し!/だんだん明日が楽しみになってきたぞ!)
「V0027おはよう、Nm君」
「あ、星乃さん」
「V0028昨日はお疲れ様」
「星乃さんこそ手伝ってくれてありがとう」
「V0029そんな、改まってお礼なんていいのに」
「でも、手伝ってくれたおかげで/掃除も早く終われたんだしさ」
「V0030そう、W45EFe6m2かな……」
「うん」
「V0031……やっぱり手伝えてよかった。/W30Fm7公園をきれいにできて、/W30Fm3とても気持ちよかったもの」
「確かにすごい達成感だったよ。/……きっかけはちょっと情けないけど」
「V0032フフッ、W30Eoそうね」
(……)
(星乃さんって、/麻雀したことあるのかな?)
(打ってるようなイメージはないんだけど、/突然聞いたらビックリするかな……?)
「V0033Nm君、どうしたの?/急に黙って……」
(よ〜し! 思い切って聞いてみよう!/キスしたことがあるか聞いたのを/考えれば!)
「ほ、星乃さん、ちょっと聞いていい?」
「V0034えっ? な、何を?」
「その……」
「星乃さんって……麻雀したことある?」
「V0035えっ!?」
「V0036ど、どうしていきなりそんなこと……」
「昨日、公園に埋まっていた麻雀牌を/最初にそれだって気づいたのは/星乃さんだったから……」
「もしかしたら経験があるんじゃないかと/思って……」
「それで……その……/ははは、なに言ってんだろ……」
「V0037Nm君……」
「変なこと聞いてごめん! 忘れて!/どうかしてたんだ!」
「V0038Ld……Le」
「V0039……したことない」
「え?」
「V0040麻雀……したことないわ」
「星乃さん……」
「星乃さん……その……僕と麻雀/してみない?」
「V0041えっ……」
「あ……ごめん! また変なこと言って!/あんまり興味ないよね……」
「V0042え、ええっと……」
(……性懲りもなく馬鹿なことを口走って、/星乃さんを困らせてしまった)
「V0043あ……Nm君、そんな顔しないで」
「V0044私、ルールも詳しくは知らないから。/W30EFe7きっと、一緒に打っても/EFe6迷惑をかけるだけだと思うの」
「そんなことないよ! 星乃さんなら/すぐに覚えられると思うよ」
「V0045本当に?」
「それに……実はさ、今日持ってきたんだ。/昨日見つけた牌……ほら」
「V0046え!? これが……?/W30EFe4m3すごい、とってもきれいになってる……」
「夕べ、妹と一緒に磨いたんだ」
???
「V0028そうか、結局君はあの牌を/捨ててなかったんだね?」
「柊……」
「V0047柊君……」
「V0029しかしわざわざ持ってくるとはね……」
「うん、柊と打とうと思って」
「V0030相当入れ込んでいるみたいだな。/W30EFe3勝負師魂にでも火がついたのか?」
「まぁ、そんなところかな」
「V0031しかし、EFe6m3俺も参加するとしても、/EF9面子がまだ足りないな」
「他に誰か麻雀打てたっけ?」
男子A
男子B
男子C
「いまから麻雀やんの? 混ぜてくれー」
「星乃さんが打つなら僕も参加したい!」
「じゃあ俺が星乃さんに教えてあげようか」
/Ti0          Ti2ガヤガヤ
「V0048あの私、まだ打つって決まった/わけじゃ……」
「大丈夫大丈夫、任せてくれって」
(まずいぞ、だんだん人が増えて騒がしく/なってきた……)
「V0047ちょっとあなたたち!/なにを騒いでるの!」
「V0048今が休み時間とはいえ、Fm8限度ってものを/わきまえなさいよね!」
「わ、悪い……」
「ちぇっ、これだから栗生は……」
(さすが栗生さん……/いとも簡単に騒ぎを鎮めたぞ)
「V0049Nm君、それって昨日の牌でしょ?/W30EF8まだ捨ててなかったの?」
「う、うん……」
「V0050しかも学校に持ってくるなんて/EcFm1どうかしてるわ!」
「う……」
「おいおい、自分が麻雀できないからって、/言いたい放題なんじゃね?」
「そうだそうだー」
「V0051いま言ったのは誰!/私が麻雀ができないですって!」
「く、栗生さん……麻雀打てるの……?」
「V0052打てるに決まってるでしょう?/W30EFe8m4あなたたちみたいな軟弱な男に打てて、/Fm1私が打てないわけないじゃない!」
「だったら打ってみろー!」
「栗生の腕前、見させてもらうぜ!」
「V0053……W30仕方ないわね」
「V0054それじゃあ、面子はNm君に柊君、/それに星乃さんでいいのね」
「V0049Ts1く、栗生さん。EF9私は打つとは一言も……」
「V0055ん? 星乃さん、EF2なにか言った?」
「V0050な、なんでもない、W15Ecです……」
(星乃さんがなし崩し的に/参加することに……/悪いことしちゃったかな……)
「大丈夫、星乃さん?/別に無理に参加しなくても……」
「V0051ううん、大丈夫」
「V0052最低限のルールは知ってるから、/W15EF3なんとかなると思う」
「V0032なら、さっそく始めようか。/奇しくも昨日の掃除メンバーに/なったわけだが……W30EFe8m7手加減はしないよ」
「V0056その自信、芯から折ってあげるわ!」
「V0053が、がんばります……」
(よ〜し、僕も負けないぞ!)
「V0054か、勝っちゃった……」
「星乃さん……本当に初めて?」
男子A
男子B
男子C
「V0033やるなぁ星乃さん、驚くほど華麗な/打ち方だったよ」
「栗生も大したことなかったな」
「V0057しょ、初心者に負けるなんて……/W30EoFe9m1不覚だわ……」
「すげーよ星乃さん!」
「牌をさわる手つきが、かわいかったよー」
「V0055あ……」
「あ! 星乃さん!」
(走って出て行っちゃうなんて、やっぱり/麻雀を打ちたくなかったんじゃ……)
(急いで追いかけよう!)
「……はぁ……はぁ」
(星乃さん……屋上の方へ走っていった/ように見えたんだけど……)
(あ、いた!)
「星乃さん」
「V0056あ、Nm君……」
「ごめん! 星乃さん……。/僕が無理に誘ったせいで、/嫌な思いをさせちゃって……」
「V0057ううん。W45EoFe9そんなことない……」
「V0058とっても楽しかった。/W30EF7ただ、ちょっと恥ずかしくなっちゃって」
「たしかに盛り上がってたよね……。/でもびっくりしたよ、/星乃さん麻雀上手だったから」
「V0059私が勝ったのは、Nm君たちが/手加減してくれたからでしょう?」
「そんなことないよ! 僕も柊もいつも通り/打っていたし……栗生さんもかなり/悔しそうだったから手加減なんて……」
「だから勝ったのは星乃さんの実力だよ」
「V0060Nm君……」
「V0061うしろでみんなが応援してくれたから/勝てたのかも。Ecとても嬉しかったもの」
(星乃さんへの応援、けっこう男子の数が/多かったんだよな……)
(星乃さんが喜んでるのはいいけど、/なんだか少し複雑だよ)
「V0062どうしたのNm君?」
「……」
「星乃さんさえよければこれからは僕が/麻雀を教えてあげるよ!」
「V0063ほんとう?」
「負けておいてなんだけどね」
「V0064フフッ、W30Eoじゃあ……お願いしてもいい?」
「V0065Nm君が楽しそうに打っているのを見て/私も麻雀の楽しさをもっと知りたく/なったから」
「もちろん」
「V0066ありがとうNm君」
「じゃあ教室に戻ろっか」
「V0067ええ」
……こうして、/星乃さんたちと麻雀を打った。
やっぱり麻雀は楽しい。/もっといろんな人と打ってみたいな。
男子A
男子B
「V0034悪いな、W30Eo俺の勝ちのようだ」
「やるな柊……」
「さすが柊だ」
「栗生もなかなかのもんだったけど、/まぁしょうがないな」
「V0058く……」
「V0068柊君、上手なのね」
「V0035俺は自分のやり方を貫いただけさ」
「V0059……」
「ど、どうしたの栗生さん……」
「V0060なによ、あのすました態度……」
「V0069栗生さん……柊君はいつもあんな/感じだと思うけど……」
「V0061再戦よ、再戦!」
「ええ!?」
「V0062二人とも悔しくないの?/W30EF8柊君は私たちを侮ってるのよ!」
「そんなことないって……」
「V0070うん、栗生さんの考えすぎよ」
「V0063く……」
「いつでも対局する機会はあるわけだしさ/そんなに急ぐことないとは思うよ」
「V0064柊君、W30Fm8次もこう上手くいくとは/思わないことね」
「V0036承知した」
「V0037いつでも勝負を挑んでくるといい。/W30EFe8m3俺を倒す相手が現れるのを待っているよ」
……こうして、/対局は柊の勝利で終わった。
勝って星乃さんにいいところを/見せたかったんだけど、なかなかうまく/いかないな。
でも、やっぱり麻雀は楽しかった。/もっといろんな人と打ってみたいな。
「LdV0065フフッ、W30LeEo私の勝ちよ」
男子A
男子B
男子C
「V0038負けたよ、栗生さん」
「V0071栗生さんすごいのね……」
「栗生さんがこれほどとは……」
「V0066あなたたちのような軟弱な男子に、/EcF3私が負けるはずなんてないわ」
(栗生さん、なんだかすごくうれしそうに/みえるなぁ)
「栗生のやつ本当に強いじゃないか……」
「よし、次は僕にも打たせてくれよ!」
「あっ、俺も俺も!」
???
「V0015みんな、少し騒ぎ過ぎよ」
「川田先生!?/まさか……見てたんですか?」
「V0016ええ、少しね」
(も、もしかして教室で麻雀なんて/マズかったかな……)
「V0017……Nm君、休み時間を存分に楽しむ/のはいいけど、EcFm3もう少し静かにね。/W30EoFm7廊下にまで声が漏れていたわよ」
(うるさかったのが悪かったのか……。/ちょっと安心したな)
「すみませんでした。気をつけます」
「V0018ええ、お願いね」
「V0019それと……W60Eo栗生さん」
「V0067は、W45はい」
「V0020栗生さんは風紀委員なんだから、/EF9はめを外さない程度にね」
「LdV0068う……W30LeEc軽率でした、W45EoSdすみません川田先生」
「V0021それじゃあね。/Ecちゃんと後片付けはしておくのよ」
「わかりました」
「V0069はぁ……W60Eo風紀委員として/あるまじきEc失態よ」
「栗生さん……」
「そんなに落ち込むことないよ!/それに栗生さんが引くに引けない状況を/作ったのは僕らだし……」
「V0070Nm君……」
「でも……もしまた麻雀を打つ機会が/あったら、栗生さんと一緒に打ちたいな」
「V0071そ、そこまで言うなら/EcFm4打ってあげないこともFm3ないわ……/W30EoFe8m1場所はわきまえるけどね」
「楽しみにしてるよ」
……こうして、/対局は栗生さんの勝利で終わった。
初めて打った星乃さんも楽しそうにしていた。
やっぱり麻雀は楽しい。/もっといろんな人と打ってみたいな。
「よし! 僕の勝ちだ!」
男子A
男子B
「V0039さすがだな! Nm!」
「V0072Nm君、なかなかいい打ち方するのね。/Fm3少し感心したわ」
「やるじゃねぇかNm!/今度一緒に打とうぜ!」
「栗生じゃ力不足だな。次は僕が打つぞ!」
「LdV0073く……W30LeEo好きにしなさいよ!」
「V0072Nm君って、麻雀強いのね」
「そうかな……そんなことないと思うけど」
(星乃さんは初めて打ったんだよな……。/少しは手加減した方がよかったかも)
「星乃さん、もしかしてあんまり楽しく/なかったかな……麻雀」
「V0073ううん、W30Eoとっても楽しかった」
「ほんと?」
「V0074ええ」
「V0075なんだか、EFe7m3卓を囲んでお話しているように/Ec感じて……」
「え? でも対局中はみんな口数は/少なかったと思うけど……」
「V0076うん、W30それはそうなんだけど……」
「V0077でも、EF3牌の切り方や何気ないしぐさが/みんな違って……W30EF2語り合っているように/見えたの」
「そうなんだ……」
「V0078だから、とても新鮮でEc面白かったわ」
「そう言ってくれると僕もうれしいよ」
「V0079だからね……W30EFe7m6Bその……/W30EFe9m7Nm君、また一緒に打ってくれる?」
「もちろんだよ!」
「V0080フフッ、W30Eoありがとう」
……こうして、/星乃さんたちと麻雀を打った。
やっぱり麻雀は楽しい。/もっといろんな人と打ってみたいな。
(対局相手を求めて歩いていたはずなのに、/いつの間にかプールの前に……)
(……うん、ちょっと涼みに行こう。/もしかしたら女子の水着姿が見られる/かもしれないし!)
(はぁ……誰もいない。/まぁ昼休みだし仕方ないか……)
???
「V0000あれNn?」
「え?」
「あ、摩央姉ちゃん」
「V0001やっぱりNnだ。なにしてるの?」
「なにって……」
「V0002まぁ、どうせNnのことだから/女子の水着目当てだとか、/Fm2わかりやすい理由だろうけどね」
「な、なに言ってるんだよ。/違うに決まってるじゃないか!/変なこと言わないでほしいな……」
「V0003あれ、EF3違った? W45EF9こころなしか背中が/寂しそうだったから、てっきり……」
「……そんなに寂しそうに見えた?」
「V0004ええ、W30Eoもうバッチリ」
「……」
(くっ……さすが摩央姉ちゃん……。/背中を見ただけで僕の気持ちを/言い当ててしまうなんて!)
「V0005ど、どうかした……?」
「いや、気にしないで」
「そんなことより摩央姉ちゃんはどうして/プールなんかに?」
「V0006私は川田先生の特訓の手伝いよ」
「特訓の手伝い?」
「V0007そっ、ひと泳ぎするっていうから、/EF3私がタイムの計測を買って出たってわけ」
「そっか。川田先生、水泳部の顧問だしね」
「V0008ま、結局必要なくなっちゃったんだけど」
「どうして?」
「V0009理由ならすぐわかるわ、W30EFe4m3ほら」
「V0022あら、Nm君」
「あ、川田先生」
「V0000あ、Nm君!」
「あ、咲野さん。/……でもどうして咲野さんが?」
「V0001え〜と、W45EF9本当は少し涼むだけのつもりで/プールにきたんだけど……」
「V0010そんな咲野さんを川田先生が捕まえて、/相手をしてもらうことになったわけ」
「相手って?」
「V0002川田先生と競争したんだ〜。/タイムを計らないって条件付きで」
「そっか、だからタイムを計る必要が/なくなったんだ」
(そういえば咲野さん、水泳部に遠慮して/タイムを計るの嫌がってたっけ……)
「V0023実戦に勝るものはないって言うでしょ?/W30EF9教える側に立つと誰かと競う機会なんて/Ecなかなかないのよ……」
「なるほど……。咲野さんはちょうどいい/特訓相手だったわけですね」
「V0024ええ」
「それで……特訓、というか競争した結果は/どうだったんですか?」
「V0003やっぱりすごいよ川田先生は……/W30EFe9m7あと少しって思っても、W30Fm9その少しが/どうしても届かないの」
「V0011確かに速かったわよね〜。/W30EF2私もびっくりしちゃった」
「V0025まだまだ生徒には負けられないもの」
(すごいなぁ、川田先生……)
(はっ! しまった……なんてことだ!/もう少し早くきていれば、/二人の水着姿が見れたじゃないか!)
「V0004そういえば、EF3Nm君はどうしてここに?」
「え、それは……」
「V0026さてはNm君……W45Fm3女子の水着姿を/覗きにきたんじゃないでしょうね〜?」
「なっ!?」
「V0012フフッ、W30Eh川田先生にまで同じこと/言われちゃったわね」
「V0027あら、そうなの?」
(みんなの目に僕はどう映っているんだ?)
(的外れでもないのが余計に情けない……)
「V0005ええっ! W45EFe9m6Nm君そんなつもりでここに/きてたんだ……」
「さ、咲野さん……?」
「V0006そう、W30だったんだEc……W45EoF9よくNm君を/プールで見かけると思ってたけど、W45EhF6そんな/理由があったんだね」
「V0013お〜い、咲野さ〜ん?」
「V0007はぁ……」
(まずい……咲野さんが冗談を/本気にしている)
「咲野さん、誤解だよ! 僕は……」
・川田先生の水着姿が見たかっただけなんだ!
・咲野さんの水着姿以外は眼中にないよ!
・麻雀の面子を探していたところだったんだ
(川田先生の水着姿……)
(この季節、普段の服装でも充分に軽装で/あると言えるのに、水着姿はみんな平等に/布一枚! そう川田先生であっても……)
(未成熟な高校生の体とは比べるべくもない/完成された肢体!/これは大人にしかない魅力……!)
(見ているだけで落ち着かない気持ちに/させるなんて、さすが川田先生……)
「……僕は川田先生の水着姿が見たかった/だけなんだ!」
「V0028も、もうW45Fm8大人をからかうんじゃ/ありません……」
「V0014Nn、僕は……いったいなんなのよ?」
「ああごめん……」
(あぶないあぶない、変なこと考えてた……/実際、こんな展開になるわけないよな)
(こんなこと言ったりしたら、/咲野さんだけじゃなくて川田先生にも/軽蔑されてしまうじゃないか!)
(真っ当な理由を答えないと!)
(咲野さんの日に焼けた肌は、健康的で/瑞々しくて……渇いた心を癒してくれる)
(サッカーの練習によって洗練された足を/すみずみまで見ることができるのは/水着姿のときだけだ!)
(まだまだ可能性を予感させるのが/咲野さんの魅力!)
「……僕は咲野さんの水着姿以外は/眼中にないよ!」
「V0008Nm君。W45EFe9m3は、恥ずかしいよ……」
「V0015Nn、僕は……いったいなんなのよ?」
(咲野さんの魅力は僕の胸の内に/しまっておくよ……)
(このままじゃ、咲野さんに誤解させた/ままになってしまう……)
(早く真っ当な理由を答えないと!)
(こんなことで咲野さんに/嫌われたくなんてない!)
「ま、麻雀の面子を探していたんだよ……」
「V0009あ、EF2そうなんだ」
「V0016ほんとかしら〜? W30EF3Ehあっやし〜」
「う、嘘じゃないって!/ほら、いつでも対局ができるように、/こうして肌身離さず麻雀牌を……」
「V0010本当だ……」
「V0029麻雀牌持って校内を歩くのもどうかと/Ec思うけど……」
「誰か打てる人がいないかと思ってたん/ですけど、ここには川田先生ぐらいしか/いないようですね……」
(かなり強引だけど、このまま退散しよう)
「じゃあ僕はこれで……」
「V0017あ〜ちょっと、待ってNn。/EF7私も……EF6その、麻雀、W30EFe9m7打てるわよ」
「V0011Nm君、私も打ったことあるよ、麻雀」
「咲野さんも?」
「V0012うん」
(あれ? おかしいな……おかしいぞ。/予想していた反応と違う!)
(一筋縄ではいかないということか……。/今は耐えろNmNn!/チャンスが必ず訪れる! はず……)
「……咲野さんが麻雀できるなんて/少し意外だなぁ。どこで覚えたの?」
「V0013サッカー部で何度かね。W45EF9打ったことある/といっても数えるほどだけど」
「そうだったんだ……」
(もしかして麻雀でも男子部員に/もみくちゃにされているのかな……)
「V0014ん? EFm3どうかしたのNm君?/W30EF4なんだか顔が赤くなってるけど……」
「い、いや、なんでもないよ!」
「ま、摩央姉ちゃんは? 初耳だよ、/摩央姉ちゃんが麻雀を打てるなんて……」
「V0018はぁ……」
「ま、摩央姉ちゃん?」
「V0019Nn、誰にでも、W60EhFm3人には言いたくない/Ec秘密があるものなのよ……」
「ご、ごめん、余計なこと聞いて……」
(摩央姉ちゃんとしばらく会ってなかった/間に、なにがあったんだろう……)
「V0020私のことはもういいから。Fm7今、問題なのは/Nnの方でしょ?」
「僕?」
「V0021だって、その麻雀牌はEFe9カモフラージュかも/しれないFm3じゃない」
「V0022本当に打つ気があってきたのなら、/打てばわかるはず!」
「そんな無茶苦茶な……」
「V0023いいわよね? Ec川田先生」
「V0030そうねぇ」
「V0031じゃあ、Nm君がトップを取れなかった/場合は、EFe8プールへの出入りを禁止に/しましょうか」
「ええ!? W30どうして僕だけ罰ゲームが?/……冗談ですよね川田先生?」
「V0032さぁ〜W60EcF3どうかしら?」
(ふ、不安だ……)
「V0015なんだか面白そうだね!」
(咲野さんまでやる気だよ……)
「わかりました……勝って僕の身の潔白を/証明してみせます!」
「V0016さすがNm君! EFe8そうこなくっちゃ!」
「V0033さぁNm君、覚悟はできた?」
「はい!」
(高校生活の潤いを奪われるわけには/いかない! 負けないぞ!)
「LdV0024フフッ、W45LeEo私の勝ちね」
「僕が……負けた……?」
(これで僕はもうプールに足を踏み入れる/ことができなくなるっていうのか……)
(終わった……僕の高校生活はいまここで/幕を閉じたんだ……)
「……」
「V0025Ld……Le」
「V0026ねぇ、川田先生……」
「V0034なにかしら?」
「V0027あのね、W30Fm1罰ゲームの内容なんだけど、/W45Fm9変更してもいい? W30EFe7m4たとえば……/W30EF3水泳部の雑用なんかに」
「え……?」
「V0035ああ、それね……」
「V0036もちろん構わないわ。/W30Ec勝ったのは水〆さんだしね」
「V0028本当?」
「Ts3ほ、本当ですか!?」
「V0037え、ええ……。W45EF3それにプールの出入り禁止/なんてEF9冗談に決まってるじゃない」
「V0017冗談だったんだ……」
「V0038スリルがあった方が楽しめると思ったの」
「人が悪いですよ、川田先生……」
「でもよかった……助かった……」
「V0029命拾いしたわねぇ、Nn」
「V0039もう、W45Fm9大げさなんだから」
「V0030と、いうわけでW30Fm3Nnの罰ゲームは/Fm1水泳部の雑用ってことで」
「それは冗談にしてくれないんだ……」
「V0031ええ、もちろん。W45EF3文句ないわよね?」
「まぁ、それぐらいなら……」
「V0040助かるわ〜。Eo今、人手が欲しいと思って/いたところなのよ」
「V0041Nm君、詳しくはまた後で伝えるわ。/それじゃあ、Ec私は授業の準備があるから/戻るわね」
「V0018あ! そういえば次の授業の宿題、/やってなかった!」
「V0019Nm君、私も教室に戻らなきゃ!/W30EFe2m3またねー!」
「V0032なんだか……W45Fm3急に静かになったわね」
「そ、そうだね……」
「ありがとう摩央姉ちゃん」
「V0033なによ、改まっちゃって……」
「だってもし本当に出入り禁止になんて/なっていたらと思うと……」
「V0034思うと……?」
「す、すごく大変なことになっていたよ!/詳しくは言えないけど!」
「V0035……ふうん」
「LdV0036クスッ……W30Leあははっ」
「ど、どうして笑うんだよ!」
「V0037だ、だってF2Ec……W45F9EoNn……、/すっごく青い顔してたからっ!」
「V0038あははっ、おかし〜! W45あはははっ!」
「わ、笑うことないじゃないか!/僕にとっては一大事だったんだから……」
「V0039だから助けてFm9あげたじゃない。/見ていて痛々しかったしね」
「う、うん……ありがとう」
「V0040さっきも聞いた」
「V0041……もう! W45Fm4たまには私に甘えたって/いいのよ?」
「で、でも……」
「V0042私じゃ頼りにならない?」
「そ、そんなことないよ!」
「V0043頼られるってことは、必要とされてるって/ことなんだから、EF2うれしいものなのよ。/Ec女の子もね」
「V0044摩央チェックEcFe4その66W60EoF3『時には女の子に/甘えてもいい』」
「うん……わかった……」
「V0045よろしい」
(時には甘えてもいい、か……。/よし! 実践してみよう!)
「あの、摩央姉ちゃん……/じゃあ、ひとつお願いしてもいい?」
「V0046あら、W30EFe9m3さっそく?」
「……やっぱり焦りすぎかな?」
「V0047ううん、Eo構わないわ。/W30EFe1m3それに、私が言いだしたことだしね」
「本当に?」
「V0048うん……W45F4m3Eoで、EFe3Nnのお願いって?」
「その、ちょっと言いにくいんだけど……」
「V0049なに恥ずかしがってるのよっ!/W30EFe3ほら、早く言っちゃいなさいって」
「わかったよ……」
(こんな状況、めったにないんだ……/ためらう必要なんてない!)
「あ、足の甲にキスさせて欲しいんだ!」
「V0050え……?」
「V0051キ、ス……? W60Fm6足の……甲に?/EFe5m4誰の……?」
「もちろん摩央姉ちゃんだよ」
(ひざ小僧の次ならもう足の甲しかない!/それに学校で靴下を脱いでいる状況なんて/そうそうないしな……)
「V0052Ld……Le」
「ど、どうしたの……摩央姉ちゃん?」
「V0053Ts3そんな甘え方があるかあぁっ!」
Ti0Ts1/Ts2        Ti1Ts3バチーーーン!As0b0
「ああ! 落ちる!」
Ti0Ts1/Ts2       Ti2Ts3バッシャーーン!!As0b0
「V0054まったくなに考えてるんだか……。/少し頭を冷やした方がいいんじゃない?」
(キ、キスする場所が悪かったのか……?/全然わからないよ、摩央姉ちゃん……)
……こうして、ズブ濡れになった僕は、/体操服を着て一日を過ごすことになった。
教室で星乃さんや柊が心配してくれたけど、/本当のことなんて言えるわけないよ……。
「ぐ、勝てなかった……」
「V0042フフッ、W30Eo勝つとやっぱりうれしいものね」
「V0055あ〜ん、Eo悔しいなぁもう……」
「V0020先生ってなんでもできるんだぁ……/EF3尊敬しちゃうな〜」
「か、川田先生……」
「V0043なにかしら? Nm君」
「その……罰ゲームのことなんですけど。/あれは冗談ですよね?」
「V0044あれって……/W30EFe3プール出入り禁止のこと?」
「はい……」
(きっと川田先生は僕をからかってるんだ。/本気で出入り禁止なんて言うわけ……)
「V0045もちろん本気よ」
「ええっ!?」
「V0046約束通り、W45EcNm君のプールへの/出入りを禁止します」
「そんなっ!」
(おしまいだ……。僕の高校生活は今日/終わりを迎えたよ……)
「V0021Nm君……なんだかすごく寂しそう」
「V0056ちょっと大げさ過ぎじゃない?」
「V0047それとNm君に水泳部の雑用を/お願いしたいんだけど、W30EF9だめかしら?」
「……はい構いません」
(もうどうでもいいんだ……ヤケクソだよ。/あれ……?)
「V0048本当? W30Ec助かるわ〜。/W30Eoちょうど人手が欲しかったところなの」
「で、でも、僕は今プールの出入り禁止/になったばかりですよ?」
「V0049それはあくまで私用での出入りね」
「え?」
「V0050大した理由もなくプールになんてくるから/Fm3怪しまれたりするのよ? W30EF9わかった?」
「V0057よかったわね、Nn。/W30EFe9m3どうやら情けをかけられたみたいよ」
「……」
「……ありがとうございます! 川田先生!/一生懸命務めさせていただきます!」
「あ、でも雑用って具体的には/どんな仕事ですか?」
「V0051まぁ、マネージャーみたいなものかしら」
「……マネージャーですか」
(野球部やサッカー部のマネージャーと/似たようなものなのかな……?)
(漫画で読んだ知識しかないけど、/実際のマネージャーも、/そう大して違いはないだろう……)
「ではさっそく仕事にとりかかります!」
「V0052気が早いわよNm君。/まだなにも頼むことがないもの」
「そんなことないですよ! 川田先生は/さっきまで泳いでいたわけですし……」
「V0053ええ……そうだけど、W30EF9それがなんなの?」
「水着の洗濯は僕に任せてください!」
「V0054……え?」
「V0022なに言ってるの? Nm君……」
「V0055……」
「V0058うわ〜最低……」
「あ、あれ……? なにかおかしいこと/言いましたか?」
「V0056Ts3そんな仕事ありません!」
「ええっ!? ないんですか?」
「V0057当り前でしょう?」
「そんな……ユニフォームの洗濯は/マネージャーの仕事なんじゃ……」
「V0023Nm君ってやっぱり、そういう人/なんだね……Ecがっかりだな……」
「V0059もう救いようがないわね……」
「V0058やっぱり完全に立ち入り禁止にした方が/Ecいいのかもね」
「そ、それは困りますって!」
……こうして、/数日の間、僕は肩身の狭い思いをしながら/水泳部の雑用をした……。
「V0024やった〜! W30Eo勝てた〜!」
「V0060あ〜Eo負けちゃった〜」
「V0059咲野さん、強いのね」
「V0025あははは、まぐれですよまぐれ……。/W30EF4B0あれ? Nm君、どうしたの?」
「僕の高校生活は終わった……」
「V0061うわ〜相当落ち込んでるみたいよ」
「V0060そう、ね……」
(僕はこのまま、寂しい高校生活を歩んで/いくことになるのか……)
「V0026Ld……Le」
「V0027ね、川田先生」
「V0061どうしたの咲野さん?」
「V0028罰ゲームなんだけど……/Fm9なかったことにしちゃだめですか?」
「V0029私、EF8Nm君が変な気持ちでプールに/出入りなんてしないと思うんです!」
「咲野さん……」
「V0062もちろん構わないわ。/勝ったのは咲野さんだしね」
「V0030ほ、本当ですか?」
「V0063ええ、W30EF9それにあの罰ゲームは冗談よ……」
「じょ、冗談だったんですか……?」
「V0064少しぐらい、スリルがあった方が/真剣みがEc増すでしょ?」
「たしかに真剣にはなりましたけど……」
(冗談でも心臓に悪いよこれは……)
「V0062よかったわね、Nn」
「うん……」
「V0063どうしたのよ、浮かない顔して……/もっと喜んでもいいのに」
「V0031もしかしてEF6余計なことしたかな……」
「そんなことない! もちろんうれしいよ。/でも僕は負けたわけだし、/このままなにもないってのも……」
「V0064なんだか情けないっていうわけ……?」
「そうなんだ……」
「V0032へ〜っ、W30EF3もしかして、これが男の意地って/いうのかな……」
「V0065そう、なのかしら?」
「咲野さんお願いがあるんだ……」
「V0033な、なに?」
「僕に罰ゲームを与えてほしい!」
「V0034ええっ!?」
「V0065Nn……すご〜く危ない発言してるって/自覚ある?」
「V0066咲野さんも困ってるわよ……」
「でも、このままじゃ納得いかないし……/プール出入り禁止以外なら僕は雑用でも/なんでもするよ!」
「V0035雑用、か……」
「V0036う〜ん……W45EoFe3m6じゃあさ、W30Fm3マッサージして/もらうっていうのはだめかな?/足のマッサージ」
「あ、足のマッサージ!?」
(咲野さんの足を僕の手でマッサージ……。/W90罰ゲームでいいのかな……?)
「V0037Nm君……やっぱり嫌だよね……」
「嫌なわけないよ!」
「V0038ほ、本当に? W30Ecよ〜し、W45Eoじゃあこれで/決まりだね!」
「V0066だめ〜!」
「な、なんだよ摩央姉ちゃん」
「V0067だめよ! そんな罰ゲーム!/私はぜ〜ったいに反対よ!」
「ど、どうして摩央姉ちゃんが/反対するんだよ……」
「V0068だって、おかしいじゃない!/EF6罰ゲームがマッサージなんて!」
「V0039そ、そうですか?」
「V0069ええ、おかしいわ。EFe9m8ね、川田先生?」
「V0067う〜ん、Eoそうねぇ……」
「おかしくない! これは罰ゲームだよ!/僕は咲野さんの足をマッサージする!」
「V0070ぐ、こんなときだけ強気に出て……」
「V0040それじゃあ、必要になった時に/お願いにいくから、W30EFe2その時はEcよろしくね」
「うん、わかった。任せてよ」
「V0071うう……W45Eo納得いかないわ……」
……こうして、/僕はプールの出入り禁止を避けることができた。
摩央姉ちゃんには怖い目でにらまれたけど、/足のマッサージ、楽しみだなぁ……ワクワク。
「やった! 勝ったぞ!」
「V0072私が負けるなんて〜! W30Ecあ〜悔しいっ!/W60EoF8もう一度打ちたいわ……」
「さすがに勘弁してよ……」
「……罰ゲームがあったおかげで、/いつも以上に真剣になりましたよ」
「V0068フフッ、W30Eoそうね。W45EF9思った以上にNm君が/真剣に打つものだからびっくりしたわ」
「僕の人生がかかっていましたから……」
「V0069もう、大げさねぇ……。/Nm君、Fm6勉強もこれぐらい真剣に/打ちこんでくれないかしら?」
「そ、それは……」
「V0041大丈夫ですよ川田先生!/Nm君は勉強もできますよ!」
「V0042すごいんだねNm君って。/EF3勉強だけじゃなくって、麻雀も上手く/できるんだね!」
「う、うん……」
「V0073へぇ〜、NnってFm3勉強できるんだ〜。/W30私、知らなかったな〜」
「V0070これだけ咲野さんに信頼されてるんだから/EcF3期待は裏切れないわね」
「う……」
「V0043尊敬しちゃうな〜。/W30EF2ねぇNm君、次は麻雀も教えてよ!」
「ははは……ま、任せてよ……」
……こうして、/プール出入り禁止は阻止できた。
けれど、気持ちが晴れないのはなぜだろう……?
(はぁ……、宿題用に借りてた本の/返却期限を忘れてて図書委員の子に/怒られちゃったよ)
(……あれ? あの本棚の前にいるのは/二見さんと祇条さんじゃないか。/二人でなにをしてるんだろう?)
「二人ともこんにちは。/なんだか珍しい組み合わせだね」
「V0000あ、W15こんにちは。Ec/ご主……W30EoFe5m4じゃなくて、W30EF3Nmさん」
「V0000あら? W30EF3珍しいところで会うわね」
「ちょっと本を返しにきたんだ。/二人は揃ってなにをしてたの?」
「V0001EFe3m2二見さんが本を探していたので、W30Fm3その/お手伝いをさせていただいてるんです」
「V0001EFe9祇条さんがいてくれて助かったわ」
(そういえば二人とも同じクラスだっけ。/二見さんも最近はずいぶんクラスにも/馴染んでるみたいで安心したな)
「二見さん、どんな本を探してるの?」
「V0002EF3恋愛小説よ」
「へぇ〜、恋愛……って、ええっ!?/恋愛小説だって!? 二見さんが?」
「V0003……それ、W45Ehどういう意味かしら?」
「い、いや……、ちょっと意外だなって。/二見さんって普段は難しそうな本ばかり/読んでるようなイメージがあってさ」
「V0004そんなことないわ。/W30EoFm6興味があればなんでも読むもの」
「V0002EcF2フフッ、W30EoFm3私も普段はそれほど恋愛小説を/読むことがないので、W45EFe9m2実際はあまり/お役に立てていないんですけど」
「そ、そうなんだ……。/でも、二見さんはどうして急に/恋愛小説なんて読もうと思ったの?」
「V0005そうね……。/Eo平たく言えば勉強のためかしら?」
「勉強? 一体なんの?」
「V0003EFe3m4恋愛について、W30Fm3らしいです」
「ああ、なるほど」
「V0006EFe9m1参考にしても良さそうな、W30Fm3面白みのある/恋愛小説が中々ないのは難点だけれど」
(たしかに、二見さんは前から/友達とか恋人とか、そういうものに/かなり疎かったもんな)
(でも、祇条さんとの様子を見てると/友達に関する心配は必要なさそうだ)
「ところで、どうして急に恋愛について/勉強しようだなんて思ったの?」
「V0007EFe8m1……わからないからよ」
「えっ?」
「V0008Nmのおかげで、W45Eo友達というものが/少しだけわかってきたFm3気がするわ」
「V0009でも、W30Eo恋愛感情というものについて/EFe9m1私はまだなにも知らないの」
「恋愛感情……」
「V0010EFe3m4けど、W45Fm3小説を通して恋愛について/知識を得られれば、W30きっと少しは/理解できるようになると思うわ」
「そ、そうなのかな?」
「V0004EFm3私にもよくわかりませんが、/W30二見さんの言うことですし……」
「まぁ、でもちょっと安心したよ」
「V0011EFe9m1どういうこと?」
「僕はてっきり恋愛に関する/ノウハウを人心操作とか掌握術に/利用するつもりなのかと……」
「V0012EFe8m3へぇ……、W30EcNmって私のこと/そんな風に思ってたのね」
「あ! いや、そんなつもりでは……」
「V0005EFe8m4そうですよ。W30Fm6二見さんは頭のよい方/ですけど、W30Fm1その知識を悪いことに/使ったりする人ではありません」
「そ、そうだよね。ごめん、二見さん」
「V0013EcF3クスッ、W30Eo別に気にしてないわ」
「そっか、よかった」
「V0014Ts1そういう使い方もできるわね……」
(な、As0b0W30なんだ?/W60急に背筋がゾクゾクしてきたぞ……)
「V0015ところでNm、W30いま暇なんでしょう?」
「うん。本も返してきちゃったしね」
「V0016よかったら本探しを手伝ってもらえる?」
「ああ、それなら全然構わないよ」
「V0006EFe7m4では、W30私と二見さんはEF3こちらから/見ていくので、W30Nmさんは/あちら側からお願いできますかEcF2?」
「あっちからだね? 任せて」
(あれからずいぶん探してみたけど、/二見さんの言う面白みっていうのが/いまいちわからないなぁ)
(それに、小説ってタイトルだけじゃ/内容が想像できない物も多いし……)
「V0017これといったものが見つからないわね」
「単に恋愛小説って言っても実際は/かなり幅広いジャンルで驚いたよ」
「V0007EFe9m4どなたか恋愛小説に詳しい方が/いればいいんですけど……」
(そういえば、星乃さんってたしか、/恋愛小説を読むのが好きだったよな)
「Ts3あっ!」
「V0018急にどうしたの?」
「きっと星乃さんに聞けば恋愛小説に/ついても教えてくれるはずだよ!」
「V0008EF2なるほど、W45Ec星乃さんなら詳しそうですね」
「V0019EF3じゃあ、W30さっそく聞きにいきましょう」
「うん!」
「星乃さ〜ん」
「V0081EF2あっ、W30Nm君。W30Ecこんにちは」
「図書委員の仕事中かな」
「V0082Eoええ、W30これから蔵書の整理をしようと/思ってたの。W45EF4私になにか用だった?」
「うん。星乃さんに聞きたいことが……」
「V0020ちょっとお願いがあるの」
「V0083EF4二見さん?」
「V0009星乃さん、W30Ecこんにちは」
「V0084EFe4祇条さんまで……。/W30EFe9三人ともどうかしたの?」
「V0021EFe9m1ええ、W30実は本探しを手伝って欲しいのよ」
「V0085EF4本って? W30なにを探してるの?」
「V0022EF1恋愛小説よ。W30ただ、W15特定の本を/探しているわけじゃないの」
「二見さんが恋愛について勉強したいって/言うから協力してるんだけど、なかなか/参考になりそうなものがなくて……」
「V0086EF3そういうことだったのね」
「V0023EF9m3ええ、W30恋愛小説から学ぼうなんて/おかしいと思うかもしれないけどね」
「V0087でも、W30恋愛小説で恋愛を勉強って、/Ecとっても二見さんらしいと思う」
「V0024そ、W30そう?」
「V0010EcF2フフッ、W30EoFe3そういうわけで、星乃さんに/助言をいただきにきたんです」
「仕事の邪魔しちゃってごめんね」
「V0088EFe3……いいの。W60利用する人の手伝いも/図書委員の仕事だから」
「V0025EF3ありがとう、W30Ec星乃さん」
「V0089それに、W30二見さんが恋愛について/勉強しようとしてるなんて/手伝わないわけにはいかないものEc」
「V0011EcF2私もそう思います」
「V0026EFe9m1私が恋愛について勉強するのって、/W30そんなに妙に見えるのかしら?」
「そんなことないよ。二見さんが/少しずつ変わろうとしてるのを/みんな応援したいんだ」
「V0027B70EF6……よくわからないわ」
「とにかく星乃さんも協力してくれるって/ことだし、もう少し探してみようか」
「V0090EFe9m3それなんだけど……」
「どうかした? 星乃さん」
「V0091読み終わったばかりなんだけど、/W30この小説とかどうかな?」
「V0028EF1これは?」
「V0092ちょっと変わった設定のお話だけど/恋愛小説としてすごく面白かったの」
「V0029ちょっと読んでみるわ」
「V0093Ecうん、W30Eo軽く読んでみて面白かったら/借りていってくれればいいから」
「V0012あの小説はどんなお話なんですか?」
「V0094流れ者で凄腕雀士の主人公が、W30敵組織の/女雀士と恋に落ちるお話……Ecかな?」
「な、なんだか渋いチョイスだね……」
「V0013EFe9m2星乃さんのイメージとは……/少し違いますね」
「V0095B80EoF4そ、W30EFe9m3そう?」
「星乃さんはもっとロマンチックな/海外の恋愛小説を読んでそうだよね」
「V0014あっ、W30EcF2それはすごくわかります」
「V0096EFe9m3確かにそういう小説もよく読むけど、/W30できる限りいろいろ読むようにしてるの」
「偉いなぁ、僕なんて一冊でも大変だよ」
「V0097Ec実際に読んでみないと面白さがわからない/作品って結構あるから……」
「でも、さっきの小説はそれにしたって/意外なチョイスだったよね」
「V0098た、W30たまたま読んだら面白かったの……」
「V0030たしかに、W30ちょっと予想外だったわ」
「V0099EF4あれ? W30二見さん、W15もう本はいいの?」
「V0031ええ、W30返すわ」
「V0100EF9もしかして、あまり気に入らなかった?」
「V0032いいえ、W30とっても面白かったわ」
「V0101EcF2本当? W30Eoそれじゃあ、是非借りていって」
「V0033EcFe7m3大丈夫よ。W30もう読み終わったから」
「V0102EF4えっ?」
「も、もう読み終わっただって?」
「V0034EoF3そうよ。/W30登場人物がとても魅力的な作品ね」
「V0103Ecそうなの! W30主人公とヒロインとの/掛け合いがとっても素敵なのよねEo」
「V0035EFe7m1ヒロインの命を救うところとか、/W30EF3特に良かったわ」
「V0015本当にあの短時間で、/全て読んでしまったんですか……」
「じゃ、じゃあ恋愛については……?」
「V0036EFe9それについては、微妙なところね。/W45EF1でも、W15Ec実際に麻雀をやってみれば/ヒロインの気持ちがわかるかもしれないFm3」
「え〜っと……、二見さん?」
「V0104EFe9そ、W30そういうものかしら?」
「V0016でも、W30二見さんの言うことですし……」
「V0037Nm、W30学校へ麻雀牌を持ってきて/いるんでしょう? W30EcFm3今すぐここへ/持ってきてちょうだい」
「ええっ!?/まさか、今から四人で麻雀をやろうって/言い出すんじゃないよね?」
「V0038Eoその通りよ」
「……本気? 二見さんって麻雀打てるの?/それに祇条さんだって……」
「V0017私は一応できますよ。W30EFe7子供の頃は、/麻雀好きなお父様の膝の上で、/EcFe2よく眺めていましたからEoFe3」
「V0039ほら、W30祇条さんは問題ないわ」
「いや、じゃあ二見さんは?」
「V0040EF4私? W45EcFe1m3もちろんやったこと/ないに決まってるじゃない」
「じゃあ無理じゃないか……」
「V0105二見さんに、後ろからアドバイス/してくれる人を探してみる?」
「う〜ん、それしかないかなぁ」
「V0041EoNm、W30入門書みたいなもの、/持ってないの?」
「あっ、それなら持ってるよ」
「V0042ちょっと借りるわ」
「うん、ルールを覚えたら一緒にやろうね」
「V0043EFe8m1それじゃあ、W30早く教室へ麻雀牌を/取りに行ってきてちょうだい」
「えっ、今は必要ないでしょ?」
「V0044Ehいいから、行ってきて」
「いや、でも……」
「V0045Ec早く」
「はい……」
(結局面子が一人足りないんだから/持ってきても意味がないっていうのに、/一体なんだっていうんだろう?)
「はい、持ってきたよ」
「V0046ありがとう。/W45もう少しだけ待っててくれる?」
「二見さん、どうしたんだろう?」
「V0018さっきからずっと入門書を読んでますよ」
Ti0/         Ti2パラパラ……
(うわっ、すごい速さで読んでるぞ。/ついさっき渡したばっかりなのに、/もう読み終わるところじゃないか……)
「V0047はい、W30読み終わったから返すわ」
「V0106EF4すごい速さ……、W30今日二度目だけど/EF9まだちょっと信じられないかも……」
「あはは、読んでみてどうだった?/ルールとか覚えられそうかな?」
「V0048EcFe1もう覚えたわ」
「えっ!?」
「V0049EoF3さっさと始めましょ」
(そんなまさか……、読むだけじゃなく/暗記することまでできちゃうのか!?)
(いや、さすがにそこまでは信じられない。/……こうなったら僕が打って/確かめてみるしか!)
「祇条さんすごいじゃないか!/まさかこんなに強いだなんて/思わなかったよ!」
「V0050おかげで、W30EoFe9ヒロインの気持ちになんて/これっぽっちもなれなかったわ」
「V0019EFe5m4あっ! W30EcFe9m6わ、W15私ったらEoつい……」
「V0051控え目に見えて、Ecやるときはやるのね」
「V0020た、W30Ecたまたまです……。/W30EoFm3運がよかったんですよ」
「麻雀はなかなか運だけじゃ勝てないよ」
「V0021EFm3それなら、W15子供の頃に見ていた麻雀の/内容がよかったからだと思います」
「V0107EcFe1でも、W30Eo祇条さんもすごく上手だったけど、/W30EFe9二見さんが少し本を読んだだけで本当に/ルールを覚えちゃうのも驚きね……」
「そ、そういえば……。/あまりにも当然のように打ってるから、/途中でそんなこと忘れてたよ……」
「V0022EF4本当ですね。W45EFe2m3それに比べたら私なんて/Ec少し運が良かったくらいに過ぎませんよ」
「二見さんは逆にちょっと運が/なかったのかもしれないね」
「V0052EcFe8m4うるさいわね……」
「V0108EF3祇条さんは、麻雀を見て覚えたのよね?」
「V0023はい、W30Ec海外からのお客様とお父様がよく/一緒に遊ばれてるのをFm4見ていましたからFm3」
「へぇ〜……。海外の人も/麻雀を打ったりするんだね」
「V0053麻雀は元から海外の遊びでしょEFe9」
「あっ、そういえば中国からだったね。/お客さんもそうだったの?」
「V0024EoF7お客様は西洋の方が多かったですね。/W30EF2中にはとても愉快な方もいたりしてEc、/W30その方のことは今でも忘れられません」
深月父
客 人
「ガーハッハッハ!/W30もしもこれで私の勝ちが決まったら/お前は丸坊主だからな!」
「V0301ハッハー! W30オッケーオッケー!/W30ただし、W15もしミーが勝ったら/アナタの大切なモノを頂きマ〜ス!」
「なんだと……!? W30だっ、W15駄目だっ!/W30深月だけは絶対にやらんぞ」
「V0302オーゥ、W15違いマース! W30たしかに/レディ深月はベリーキュートですけど、/W30ミーが欲しいモノは別のモノデース!」
「そうかそうか! W30それならいい!/W30深月以外ならなんでもくれてやろう!」
「V0303フフフ、W30今のコトバ、/W15忘れないでクダサーイ……」
「ガーッハッハッハ! W30ローン!」
「V304ノーーーーーーーーーーーー!!」
「V0025ちょっと不思議な口調の方でしたね。/W45EoF4『にょ〜〜〜』W15EF3とか」
(一体どんなお客さんだったんだろう……)
「V0026EcF2なんだか懐かしくなってきちゃいました。/W30EoF3お父様の膝には座らなくなりましたけど、/W30Nmさんとならまた麻雀をしたいですEc」
「うん? 僕の膝の上でやるの?」
「V0027EoF4えっ?」
「えっ? ああっ!/そ、そうじゃなくて! つい……」
「V0054EFe8mNm、W30いったいなにを言ってるの?」
「V0109Eび、W30Eびっくりしちゃった……」
「V0028B70EFe9m2さすがに膝の上で、W15Ehというのは/少し恥ずかしいですEc……」
「あ、あはは……、そりゃそうだよね」
(はぁ……、なんであんなこと/急に口走っちゃったんだろう。/祇条さんも呆れてるだろうな)
「V0029B0EcF2フフッ」
「V0030……Eoそうだ」
「うん?」
「V0031私、W30Ecさっき星乃さんがお薦めしていた/小説を読んでみようと思いますEo」
「急にどうしたの?」
「V0032B80EFe9私も、W30もう少し恋愛について/学んでおくべきかなって」
「えっ? それはどういう……」
「V0033EF6恥ずかしがってばかりじゃなくて、/W15EhFe9m4もうちょっと甘えられるように/なれたらいいなってEcFm3思うんです」
「し、祇条さん……」
「V0034EoF2フフッ、W30こんなことを言ってること自体、/W15もう恥ずかしかったですねEc」
「いやっ! そ、そんなことないよ!」
「V0035LdB0EcFe3m2クスッ、LeW30Eoありがとうございます。/W30EF2私、W15ちょっとがんばってみますね」
「うん、応援してるから」
「V0110LdEcNm君……」
「V0055だらしのない顔ね」
「Ts3うわっ!」
(しまった、星乃さんと二見さんが/いることをすっかり忘れてた……)
「あ、あははは……。/やましいことなんて考えてないからね」
祇条さんとの麻雀はギスギスした/勝負っぽさがなくて楽しかった。
それにしても祇条さんを膝に乗せるって、/W30想像しただけでドキドキするなぁ。/W45実際にそんな日が来たらいいのに……
「星乃さんの勝ちかぁ〜」
「V0111そ、W15そういえば、W30EF6二見さんの/手伝いのつもりだったのに……」
「V0056Ecフフッ、W30Eo別にいいのよ。/W45EFe9見事な伏兵ぶりだったわ」
「V0036EcF2お見事でした」
「二見さんの足元まですくうんだから、/前よりも確実に上達してるみたいだ」
「V0057EcFe6『人は見かけによらない』ってほんとねEo」
「……って、ちょっと待って。/二見さんって、さっきまで麻雀のこと/ルールもなにも知らなかったよね?」
「V0058EFe4m3あら、W30Ecそうだったかしら」
「あ、あまりにも当たり前に打ってるから/完全に忘れてたよ……」
「V0059EoFe1m4そんなこと別にどうだっていいのよ、/W30Fm3ルールがわかれば後は運と実力だもの」
「V0112べ、W30Eo別に勝とうと思った/わけじゃないんだけど……」
「あはは。でも仕事中なのにいろいろと/邪魔した挙句、麻雀にまで付き合わせる/はめになっちゃってごめんね」
「V0037EF3私たちだけでは、途方にくれるばかり/だったので、W15Ecとても助かりました」
(まぁ全ての原因は二見さんだけど……)
「V0060……Ehなに?/W60私になにか言いたいことでもEcW4Eoあるの?」
「い、いえ……」
「V0113フフッ、W30Eo本当に気にしないで。/W30私も、とっても楽しかったから」
「そっか。それを聞いて少し安心したよ」
「V0114EFe5m4あっ、W30EF6でも……」
「うん? どうかした?」
「V0115EF7えっと、W120EFe9m4良かったら……W60Fm6Nm君に/少しだけ手伝って欲しいな、W30ってEcFm9……」
「もしかして蔵書の整理?」
「V0116EoFm6うん。W60Fm3今から始めると、W30一人じゃ/間に合わないかもしれないから……」
「そういうことならもちろん協力するよ」
「V0038それなら、私もお手伝いさせてEc下さい」
「V0061EF3私も協力させてもらうわ。/W30Ec星乃さんにはお世話になったもの」
「あの二見さんが自分から誰かの/ためになにかしようとするなんて……!」
「V0062Nm、W60Fm6私にケンカを売ってるの?」
「ちょ、ちょっと二見さんの成長に/感動してただけじゃないかっ」
「V0063Ecそんなの余計なお世話よ」
「V0117二見さんも、W30祇条さんもありがとう。/W45Fm4けど、W30Fm3四人も必要なほどじゃないEcわ」
「V0039EF6そうですか……?」
「V0118Eoちょっと狭い場所での作業になるし、/W30力の強い男の子が一人いれば、きっと/大丈夫だと思うからEc……」
「うんうん、そこで僕の出番ってわけだね」
「V0064EcFe1m3ひ弱な帰宅部代表としてね」
「その言い草はあんまりじゃ……」
「V0065フフッ、W45Eoさっきのお返しよ」
「V0040それでは、W30もうお手伝いできることも/なさそうですし私は失礼します」
「V0066私も行くわ。/W30星乃さん、W15Ecどうもありがとう。/W45……EoついでにNmもね」
「あっ、うん。二人ともまたね」
「V0119Ec本のことならいつでも声をかけて」
「V0067ええ、W45Ecそれじゃあ」
「よし、それじゃあ取り掛かろうか」
「V0120うん、W30EoNm君よろしくね」
(ふぅ、かなり片付いてきたな)
「V0121……EcF2フフッ」
「どうかした?」
「V0122EoF4あっ! W30EFe9m2ううん、W15何でもないの」
「そっか。よしっ、もうすぐ終わりそうだ」
「V0123LdEcF2……」
Le結局、W30蔵書の整理が終わるまで/星乃さんの機嫌はずっとよかった。/W45なにか嬉しいことでもあったのかな?
「V0068ほらね、W30Eoなんの問題もないでしょう?」
「V0124E二見さん、すごい……」
「V0041E覚えたばかりには見えませんでしたね」
「ふ、二見さんって本当に初心者だよね?」
「V0069EFe9m6そうだって言ってるじゃない。/W45さっきまで牌の種類も知らなかったわ」
「じゃあ、僕は本当にさっきまで麻雀の/ことをなにも知らなかったような相手に/負けちゃったのか……」
「V0070EF1ルールがわかっていれば、初心者か/どうかなんてほとんど関係ないのよEc」
「でも、経験とか場の空気とか……」
「V0071Eo経験則も場の空気とかいうものも、/W30突き詰めれば知識の集合に過ぎないわ。/W45EcFm3応用力さえあれば基礎知識だけで充分よ」
「そ、そうなのかな……」
「V0072EoF3たった今、証明してみせたでしょう?」
(そんなことを簡単に言えるのは/二見さんくらいだと思うんだけどな。/なんだか自信をなくしそうだよ……)
「V0125それじゃあ二見さん、W30さっき言ってた/小説のヒロインの気持ちはわかったの?」
「V0042EF4あっ、W45EFe3m2そういえばそういう目的でしたね」
「V0073EFe9残念だけど、W15さっぱりね」
「V0126EF9そっか……」
「V0074EFe8m3でも、原因はハッキリしているわ」
「原因?」
「V0075ええ、W30小説では主人公とヒロインが/ギリギリの勝負をして、W30その緊張感から/互いに心を近づけていっていったわよねEc」
「V0127EFe8うん。W30EF3私もあのシーンは読んでるだけで/Ec本当に胸がドキドキしてきちゃったEo」
「V0076Eoでも、W30今の勝負に、そういうドキドキが/まったく感じられなかったのよ」
「V0043EFe9m4気持ちが上手く重ならなかったとか?」
「V0077Ec……Nmが弱すぎたのかも」
「えっ……ええっ!?」
「V0128ふ、W30EFe9m7二見さん……」
(僕が弱すぎるだって!?/で、でも相手が二見さんとはいえ/初心者に負けたのは事実だし……)
「僕が弱かったから……」
「V0044も、W30Fm6もう少しオブラートに包んだ/言い方をしてあげるべきじゃ……」
「V0078運によるところもあったかも/しれないけど、W30Fm3ギリギリの緊張感を/感じなかったのはたしかね」
「なんだか自分がすごく/情けなく思えてきたよ……」
「V0079EcF3Ts1フフッ、W45ちょっとこれ、いいわね」
「V0129私、W60EcNm君はがんばってたと思う……」
「V0045その通りです。W45EF3だから、自分のことを/情けないだなんて言わないで下さい」
「ううっ、二人ともありがとう……」
「V0080EoFe9m6でも、W30EF6先達者として、もう少しくらいは/手応えのあるところを見せてくれる/んじゃないかって、W30Ec期待してたわ……」
「うっ……。/二見さん、期待を裏切ってごめん……」
「V0081EcFm3ええ、W15ええ。W30EoFe9いいのよ。/W45これから先、努力して私の期待に/応えていってくれればいいんだからEcFe6m3」
「あぁ……二見さんありがとう!/僕、きっとがんばるから!」
「V0130EF4あ、W30EF9あれ……?」
「V0046EhF6なんだか話が変な方向へ/進んでいってるようなEc……」
「V0082Ts1これは……。/W45B50新しいものに目覚めそうだわ……」
……こうして、/勝負は二見さんの勝利で終わった。
その後、W30僕がなにかおかしいことに気がつくまで/延々とこき使われ続けていたのは言うまでも/ない……。
「ふぅ……、勝てて良かったよ」
(たとえ二見さんが相手でも麻雀を/したことのない相手にいきなり負ける/なんて恥ずかしすぎるからね……)
「V0131EF2Nm君、W30Ec前よりも/強くなってるみたいだね」
「V0047お見事です」
「V0083LdEFe6くっ……Le」
「どう? ルールを覚えただけじゃ/なかなか勝てないでしょ?」
「V0084EF8う、W30うるさいわよっ」
「麻雀小説のヒロインになるには/もう少し練習が必要みたいだね」
「V0085……EcFm1こんなの、全然面白くないわ」
「あはは。二見さんの音痴にまた一つ/『麻雀音痴』が加わっちゃうかな」
「V0086Eoなによ、W30まだ一度しかやってないのに/そんな風に決めつけないでちょうだい」
「そ、そういうわけじゃないけど……」
「V0087なんなら今すぐもう一度やってもいいわ」
「他の二人もいろいろあるだろうし、/それはまた今度の機会にしようよ」
「V0132EcFe6m9ごめんね、二見さん。/W45Eoそろそろ仕事に戻らなきゃ……」
「V0048私も用事があるので、これ以上はEcFe6……」
「V0088EhF6勝負に負けてバカにされたままで/いるなんて、W30Ec悔しいじゃない……」
「馬鹿にしてなんていないよ」
「V0089EoF8『麻雀音痴』って言ったばかりでしょ」
「うっ……。/で、でも『麻雀音痴』なら僕も協力できる/と思うし、一緒にがんばってみない?」
「V0090EF6そうね……」
「V0133声をかけてもらえれば私も協力するから」
「V0049EcF3その時は私もお手伝いしますよEo」
「ほら、二人もこう言ってくれてるしさ」
「V0091EFe1m3わかったわ、W45二人ともありがとう」
「よし、これでまたみんな一緒に/麻雀が打てるね」
「V0092EFe3m4あら、W30EF1Nmは別よ。W30Eh絶対許さないから」
「ええっ!? なっ、なんで!?」
「V0093EcFe4初体験の私に気遣いもなく、好き放題/してくれた罰に決まってるじゃない」
「そんな……! 二見さんが自分から/早くやろうって言ったんじゃないか!」
「V0094EoF7そうだったかしら?」
「V0050EcFe9m3フフッ、W30EoあんまりNmさんを/いじめたりしちゃダメですよ」
「V0134EFe9m3すごく寂しそうな顔……」
「V0095EcF3クスッ、W45Eo本当ね。W30Eh面白い顔してるわ」
「みんな、僕には容赦ないんだね……」
……こうして、/なんとか仲間はずれにされることだけは/避けることができた。
……って、W15あれ?/W45麻雀勝負って僕が勝ったハズじゃ/なかったっけ……。
(ふぅ〜、満腹だ。/相変わらず中華スタミナ定食の/ボリュームは生半可じゃないな……)
(うっ、なんだか胸焼けがしてきた。/味もボリュームも大満足だけど、/唯一の問題はこの脂っこさだよ)
(食べ物の匂いだけでもつらい……。/テラスへ風に当たりにいこう)
(風が気持ちいいな……あれ?)
(あそこにいるのは、菜々となるみちゃん?/……それに川田先生も一緒だ。/三人で楽しそうに話をしてるみたいだ)
「V0019イースーチー、W30とか……」
(なんの話をしてるんだ?)
「V0020でね、W30お兄ちゃんってば……」
(んっ?/今、お兄ちゃんって言わなかったか?)
「お〜い、菜々〜」
「V0021EF4あ、W30お兄ちゃん」
「V0000あっ! W30EF2Nm先輩だ〜!」
「やあ、なるみちゃん。/菜々、みんなでなんの話をしてたんだ?」
「V0022EFe9m4な、W15なんでもないよ。/W30Fm9なるちゃんと川田先生と、/普通にお話してただけだもん」
「ついさっき僕のことでなにか/言ってた気がするんだけど……」
「V0023EcFe6き、W30Eo気のせいじゃないかなぁ……」
「V0071Ecフフッ、W45EoNm君こんにちは」
「川田先生、こんにちは。/先生まで一緒になにを話してたんです?」
「V0072EFe7m4え〜っと……」
「V0024川田先生Ecだめ〜っ」
「V0001菜々ちゃんがNm先輩に麻雀を教えて/もらってた時のことを話してたんです」
「V0025EoFe9あ〜っ! W45言っちゃうなんてひどい!」
「ああ、あのときのことか……。/でも、どうして今頃そんな話を?」
「V0073二人が私に麻雀を教えてほしいって/やってきたから教えてたんだけど、/W30ちょっと話が脱線しちゃって」
「V0002EFe9m3菜々ちゃんが、Nm先輩にちゃんと/麻雀を教えてもらえなかったから/Fm2自力で覚えて見返してやる〜、W30Fm3ってEc」
「なるほど、それでなるみちゃんは/菜々に付き合ってくれてるんだね」
「V0003EF9えっと、W30EF7それは……、W45EcF9エヘヘ」
「V0026EFe9二人とも喋りすぎだよ〜!」
「お前、そんなこと考えてたのか?」
「V0027EFe8だってお兄ちゃん、最近また麻雀を/始めたんでしょ?」
「ん? ああ、それがどうかしたのか?」
「V0028EFe6菜々には中途半端にしか教えて/くれなかったのに……」
「あれはお前から辞めるって言ったんだろ」
「V0029EF8違うもん! W45お兄ちゃんが菜々に/EcFm4変なもの見せようとするからだもん!」
「変なものってなんだよ?」
「V0030菜々の目の前で……。W30/Ehは、W15Ec裸になろうとしたもん……」
「V0074あ、W15あなたたち、W30EFe9一体なにを……」
「か、川田先生! 違うんです!」
「V0031B0EoF8え〜っ! W30Fm4違わないもん!」
「あれはお前が麻雀のルールを勝手に/勘違いしてただけじゃないか」
「V0032嘘を教えたのはお兄ちゃんだもん!」
「V0004え〜〜〜っ! W30Nm先輩、/菜々ちゃんとだけそんなこと/してるなんてずる〜い!」
「あっ! いや!/これは……って、えっ? ずるい?」
「V0005EF6菜々ちゃんにだけ裸を見せるなんて/ずるいですよ〜、Nm先輩。/W30EFe9私には見せてくれたことないのに……」
「いやいや! ちょっと待って!/言ってることがおかしいし、そもそも/本当に裸になったわけじゃないよ!」
「V0006そ、W15そうなんですか……?」
「V0033EFm3裸になろうとしたのは事実だけどね」
「だからそれは……!」
「V0075二人ともやめなさい!/W45EFe9m6もう、W30Ec頭が痛くなってきたわEo」
「V0034EcFe9m4う〜っ、W45Eoでもお兄ちゃんが……」
「もうやめよう、菜々。/僕らが騒いでもなるみちゃんと先生に/迷惑がかかるだけだから」
「V0035じゃあ、W30お兄ちゃんが/悪かったってことでいいの?」
「それは嫌だ」
「V0036LdEFe8m6……」
「よし、この決着は麻雀でつけよう!」
「V0037Leええっ! W45EF6どうして?」
「お互い譲らないんだから、勝負をして/どちらが正しいのかを決めるべきだ」
「V0038う〜ん。W45Eoこのままずっとお兄ちゃんと/言い争うのも嫌だし……W15Ecいいよ」
「よし、決まりだ!」
(嘘を教えたり裸になろうとしたり、/原因は全て僕なのにあっさりと/乗せられるなんて、さすがは菜々……)
「V0007EcNm先輩、Nm先輩、/W60EoFe3私も一緒にやっていいですか?」
「もちろんだよ、なるみちゃん」
「V0076Ecフフッ、W30Eoみんな仲がいいわよね」
「えっと……、/川田先生もお願いできませんか?」
「V0077EFe3m4えっ、W15私も?」
「先生がいないと、人数が/足りないんですよね」
「V0078EcF9う〜ん、W30Eoどうしようかしら……」
「V0008EF9川田先生、W30私からもお願いします!」
「なるみちゃん?」
「V0079EFe3m4あら、W30里仲さんは付き添いじゃ/なかったの? W45そんなに熱心に/お願いしてくるなんて……」
「V0039EF3なるちゃんは、私が付いてきてって/お願いしたんじゃなくて、EFe2自分から/麻雀を覚えたいって来たんだよFm3」
「ええっ!? なるみちゃんが/自分から麻雀を覚えたいだって?」
「V0009Ecそうなんです」
「V0010Eo実は私、W30どうしても麻雀を覚えないと/いけない理由があって……」
「どういうこと?」
「V0011EFe6m7この前、うどん同好会の三人で/トランプして遊んでたんですけど……」
「うん」
「V0012EF3私、W15遊んでるあいだに、Ec一度も/二人に負けなかったんです」
「へぇ〜、それってすごいじゃないか」
「V0013EoFe9m6でも、W30Fm1調子に乗りすぎた私が/二人を怒らせちゃったみたいで……」
「なるほど……。けど、それと麻雀は/関係ないんじゃないの?」
「V0080EFe9m3そうね、W30それに謝ればすむことだわ」
「V0040違うのEc!」
「違うってなにが?」
「V0041Eoリベンジなの!」
「り、リベンジ?」
「V0014EFe9m1そうなんです。/W45Fm3私、W30二人にリベンジマッチを/申し込まれちゃって……」
「V0081EFe3もしかして、その内容が?」
「V0015……Ec麻雀なんです」
「V0082EFe9里仲さん、W30今まで麻雀は一度も/やったことがないのよね?」
「V0016Eoそうなんですけど……」
「じゃあ、どうして麻雀をやったことが/ないのに勝負を引き受けちゃったの?」
「V0017えっと、W30それは……」
「V0042『やったことがないからできない』、/W30EoF3なんて、EFe9言えなかったんだよね〜」
「V0018EF4あ〜っ、W30EFe6菜々ちゃん言わないでよ〜!」
「V0043EcF4さっきのお返しだもん」
「V0019EFe9菜々ちゃんひどいよ〜」
「まぁまぁ、じゃあなるみちゃんは/リベンジマッチに向けて実戦を/しておきたいってことだね」
「V0020EcF2はい! W30EoFe9自分で強いって/言っちゃいましたし」
「そうなんだ……」
「V0021エヘヘ……。/W30EoFe9つい意地を張っちゃって……」
「V0083EFe9もう、W30里仲さんも仕方ない子ね」
「それじゃあ、その言葉が本当に/なるようにがんばらないとね」
「V0022はい!」
「それで、川田先生……」
「V0084わかってるわ。/W45Ec仕方ないから相手をしてあげる」
「V0044わ〜い!Eo」
「V0023やった〜Ec!」
「ありがとうございます!」
「V0085EFe9でも、W30手加減は一切なしよ?」
(川田先生も本気で打つみたいだし、/一位になれるかどうか分からないな。/でも、とにかく菜々には負けられない)
(それに、なるみちゃんには悪いけど、/先輩として後輩の女の子に負ける/わけにもいかないんだ……!)
「V0045やった〜! W45お兄ちゃんに勝ったよEcF3!」
「そんな……」
「V0024EF2菜々ちゃんすご〜い!/W45EFe9m3本当にNm先輩に勝っちゃったね!」
「V0086Ecフフッ、W30Eo目的は達成できたみたいね」
「V0046川田先生、Ecありがとうございました!/W45EoFm3先生がわかりやすく教えてくれたから、/お兄ちゃんに勝てちゃいましたEcFm2!」
(そうだよな、川田先生は教師だし/僕なんかよりずっと教えるのが/上手いはずだ……)
「V0025じゃあ、W30さっきの言い争いについては、/菜々ちゃんが正しかったってことに/なるんですね」
「ああ、僕が悪かったよ……」
「V0047EoF4ええっ!」
「V0087EF4あら、W30EFe9m3意外と素直に認めてあげるのね」
「V0026EF4そ、W30EFe9そんな簡単に謝っちゃうんですか?」
「うん……。/悔しいけど僕の負けだ、菜々」
「V0048EFe9お、W15お兄ちゃん……Ec」
(菜々は正しいんだ。僕よりも実力を/引き出してくれる川田先生に付いて、/結果的に僕より強くなったんだから……)
(もう、菜々に僕は必要ないんだろう……)
「V0027EFm3な、W15なんだかNm先輩、急に元気が/なくなっちゃった……」
「V0088そんなにショックだったのかしらEc」
「……放っておいて下さい、/どうせ僕なんて妹に麻雀で負けてしまう、/情けない男なんです……」
「V0049EcF8もう! W30Eoお兄ちゃんしっかりして!/W45EFm4急に弱気にならないでよ!」
「な、菜々……?」
「V0050お兄ちゃんはもっとずるくて堂々と/してなきゃだめなんだもん!」
「ず、ずるいだって!?」
「V0051しょんぼりしたお兄ちゃんなんて、/菜々のお兄ちゃんじゃないもんEc!」
「でも、僕は 勝負に負けたんだ。/しばらくは元気が出そうにもないよ」
「V0052う〜ん、W30EF6どうしたら元気が出るの?」
「そうだな……。/僕がもっと麻雀に強くなって、自分に/自信が持てるようになったらかな?」
「V0053EF3じゃあ、菜々がお兄ちゃんに/協力してあげる!」
「ど、どうやって?」
「V0054Ec今度は菜々がお兄ちゃんに/麻雀を教えてあげるEo!」
「ええっ! 菜々が僕に!?」
「V0055Ecうん、W30Eoだって今日の勝負は/菜々が勝ったんだもん!」
「あははは! それはそうだけど、/お前だってまだ人に教えられるほど/上手いわけじゃないだろ?」
「V0056EFe9m4そ、W15そうだけど……。/W30またお兄ちゃんと一緒に/お家で麻雀したいんだもん」
「菜々……」
「よし、それじゃあまた今日から/麻雀特訓を再開するか?」
「V0057EF2うん! W45一緒にやろうEc!」
「V0028な、W15菜々ちゃ〜ん!/W45EoFm私と先生のこと忘れてない……?」
「V0058EoF4あっ! W30なるちゃん! W45……Fe9m3エヘヘ」
「V0089完全に兄妹だけの世界に/入っちゃってたわね……」
「V0059そうだ、W30なるちゃんもリベンジに向けて/EFe8一緒に麻雀特訓しようよ!」
「V0029EFe2m4えっ、W15EFe3いいの?」
「V0060当たり前だよ〜」
「うん、みんなで練習しよう」
「V0030EcF2わ〜い! W15本当ですか? W15やった〜!/W45EoNm先輩、W15よろしくお願いしますね!」
「V0090Ecふふっ、W30EoNm君って人気者なのね」
「そ、そんなことありませんよ!」
……こうして、/新たになるみちゃんを加えた三人で/自宅の麻雀特訓をする約束をしたのだった。
「V0061川田先生つよ〜いEc」
「V0031ほんとだね〜」
「ま、負けた……」
「V0091Ecフフッ、W30Eo手加減はしないって/言っておいたでしょう?」
「V0062菜々も川田先生みたいに/麻雀が強くなりたいなぁ」
「V0032EcFm3教えるのも上手だしね〜Eo」
「V0092B70EFe9もう、W30そんなに私を持ち上げても/なにも出てきたりしないわよ」
「二人とも、悔しいけど僕よりも/先生に教えてもらったのは/正解だったと思うよ」
「V0033EFe9m4え〜っ! W30Fm1私、Nm先輩にも/麻雀教えてほしいです!」
「V0063Ts1Ec菜々だって、W30別にお兄ちゃんに教えてもらいたくなかった/わけじゃないんだけどな……Eo」
「んっ? 菜々、なにか言ったか?」
「V0064あわわ……。/W45EF6な、W30Ecなんでもないもん!」
「そうか。まぁ、とにかく二人とも/僕なんかより川田先生に教わるほうが/きっと強くなれるんじゃないかな」
「V0065じゃ、W15EF3じゃあ今度から三人で/川田先生に教えてもらおうよEc!」
「V0034EcFe2m3それいい考えかも!Eo」
「V0093EFe9構わないけど、W30私も暇じゃないから/全員揃ってるときを見計らって……、W30って/いうのは少し難しいと思うわよ」
「V0066EoFe9m4そうなんだ……」
「V0035EFe9m4残念だね、W30菜々ちゃん……」
「僕も川田先生に麻雀を教わりたいけど、/忙しいんじゃ仕方ないなぁ……」
「V0036Ld……!」
「V0037LeEF2それじゃあ、W30菜々ちゃんが/川田先生に教えてもらえばいいよ」
「V0067EFe5ええっ!? W30EFe9なるちゃんは?」
「V0038私はNm先輩に教えて/もらおうかな〜ってEFe3、W45EcFe2m3エヘヘ……」
「えっ?」
「V0039EoFe9だめですか?」
「いや、そういうことなら/全然だめなんかじゃないよ」
「V0068EFe8な、W30Ecなるちゃんずるいよ!Eo」
「V0040え〜っ! W30ずるくなんてないもん!/W30EcNm先輩に教えてほしいだけだもんEo!」
「V0069菜々だって、お兄ちゃんと一緒に/麻雀で遊びたいんだもんEc!」
(ど、どうなってるんだ……?)
「V0094Ecはいはい、W30E二人ともケンカしないのEo」
「V0070Eoだって、なるちゃんが……」
「V0041悪いのは菜々ちゃんだよ〜」
「V0095もう、W30さっきの勝負は私が勝ったのよ?/W60EF3だから、W30勝者の権利としてNm君は/しばらくのあいだ私が借り受けますEcFe4」
「V0071EFe5m4え〜〜っ!」
「V0042EFe9そんな〜!」
「ええっ!?/ど、どういうことですか?」
「V0096B80EFe9Nm君には私がいろいろ教えてあげる」
「い、いろいろっていうと……?」
「V0097EcFe4いろいろ、W30EoF3よ。W45Ec教えてほしい?」
「は、はいっ!」
「V0098Ehじゃあ、耳を貸して……」
菜&な
「V0352W5Mpa28Mpa33だW5Mpa28Mpa33めW5ーW5っEca28Eca33W5!W5Mca28Mca33As0b0」
「V0099EF3二人ともどうしたの?」
「V0073EFe9m4あっ……」
「V0044EFe6えっと……」
「V0100EcF3フフッ、W30Eo全部冗談よ」
「えっ!」
「V0101EFm7あらっ?」
「V0102EFe9m3みんなごめんね、W45そういえば仕事がまだ/残っていたのを忘れてたわ。W45EF3二人とも、/W30麻雀はNm君に教えてもらって」
「V0103EcFe1それと、W30EoF3みんなには麻雀よりも/がんばらなきゃいけないことがまだ/たくさんあることを忘れちゃだめよEc」
「V0074Ecはーい」
「V0045Ecはーい」
「はい」
「V0104それじゃあね」
「ああ……。/川田先生……」
「V0075EF8おW15・W15にW15・W15いW15・W15ちゃ〜ん?」
「V0046せW15・W15んW15・W15ぱ〜い?」
(な、なんだかマズそうな/雰囲気になってるぞ……!)
「な、菜々! また麻雀の特訓をしような!/なるみちゃんも、リベンジマッチに/備えて僕も協力するからさ!」
「それじゃ! 僕はもう行くから二人とも/授業に遅れないようにするんだぞっ!」
「V0047EFe8m4あっ!」
「V0076EFe8m4こらーっ!」
誤魔化しきれたとは思えないけれど、/W30こうしてその場は二人の追求から/逃れることに成功したのだった。
「V0048あれっ?/W45EFe2m7もしかして私、W30EF3勝っちゃいました?」
「V0105Ecええ、W30Eo里仲さんが一位よ」
「V0077EF4なるちゃんすご〜い!」
「驚いたな……。/初めてなのにすごいじゃないか」
「V0049EcF9自分でもちょっと信じられないですEo……」
(なるみちゃんには負けちゃったけど、/菜々が一位になっちゃうよりは僕の/体裁も保てたし、これでいいよな)
「V0078EF3これならリベンジマッチも大丈夫だねEc」
「始めたばかりでこれなんだから、/きっと勝てるはずだよ」
「V0106Ecきっと里仲さんには技術や知識とは/違う本当の才能があるんだと思うわEo」
「V0050EF4そ、W45EFe9m2そうかなぁ……」
「なるみちゃんなら勝てる!/僕が太鼓判を押すよ!」
「V0051Nm先輩、W30Ecありがとうございます!/W45EoFe8私、W30なんだか自信が出てきました!」
「V0052よ〜し! W45リベンジマッチで/まなちゃんとるっこちゃんを返り討ちに/してきちゃいますね!」
「V0107EFe9里仲さん、W30Fm3すごいやる気ね」
「V0079菜々も人数合わせに呼ばれてるけど、/足手まといにならないか心配だよEc……」
(な、なんだかなるみちゃんの背中に/すごい気迫みたいなものを感じたな……)
「V0040EFe3m7へぇ、W30なるみちゃんまで麻雀を/始めてたのか」
「うどん同好会でやるんだってさ」
「V0041EFe1m4君が誘ったわけじゃないのか?」
「僕は関係ないよ。同好会の他の子たちが/なるみちゃんに勝負を持ちかけたんだ」
「V0042EFe3m1あの仲良し三人組が勝負?」
「別の遊びで一人勝ちしたなるみちゃんに/リベンジマッチ、って感じらしい」
「V0043EcF1ふうん……、W30Eoリベンジマッチね」
「まぁ、遊びみたいなもんだよ」
「V0044EFe3m7あの同好会って三人だったよな。/W45もしかして、W30もう一人は菜々ちゃんか?」
「そうそう、よく分かったな」
「V0045それじゃあ、W30やっぱり今テラスで/やってるのがそのリベンジマッチって/やつなんだな」
「ええっ!?」
「ほ、本当だ……」
「V0046EF9ここからじゃ様子が分からないな、/W45声もほとんど聞こえてこない」
「V0053ローン!」
「おっ、なるみちゃんがあがったみたいだ」
「V0047EcF3ははっ、W30Eo相変わらず元気な子だな」
「V0054ツモ〜っ! W45ドラと裏ドラで合計五つも/乗っちゃいました〜〜っ!」
「V0048EF4……なるみちゃんって麻雀強いんだな」
「ああ、前にやったときも強かったけど、/もっと強くなってるみたいだ……」
僕もうかうかしてられないな……。/W30もっとたくさんの相手と対戦して/腕を磨いていかなきゃ……
「やった! 僕が一位だ!」
「V0080EcFe8う〜っ。W45EoFe9負けちゃった……」
「V0055EcNm先輩って本当に/強かったんですねEo!」
「V0081お兄ちゃん、W30Fm6さっきはごめんね……」
「いいんだよ、菜々。僕の方こそ/むきになっちゃってごめんな」
「V0082EcFe9m3エヘヘヘ……。W45EoF3それじゃあ、/また一緒に麻雀してくれる?」
「ああ、もちろんだよ」
「V0056あ〜っ! W30EFe8m4なんか二人だけで/いい雰囲気になってる〜!」
「V0108EcFe8なかなかやるわね〜。W45Eoでも、W30もう少し/その情熱を勉強にも向けてくれると/こちらとしては助かるんだけど」
「あはは……。もういっそのこと/麻雀のプロを目指しちゃっても/いいかなー、なんて……」
「V0109EFe9m4もう、W30急になにを言ってるの」
「V0083EF4あっ、W15EcF3それいいかも! W45Eoお兄ちゃんが/プロになったら応援するよ!」
「V0057Nm先輩が……プロ、かぁ……」
「V0084プロで有名になったら、W30ゲームとか/漫画の主役になっちゃうのかな〜Ec」
「他にも日本中を渡り歩いて各地の/強豪と賞金トーナメントで争ったりね」
「V0085EoFe4賞金稼ぎみたいだねEcFe2!」
「V0058EFe9m2日本中を旅するNm先輩も/なんだか素敵……EFe5m4って、W30EF5あ〜〜っ!」
「な、なるみちゃん? どうかした?」
「V0059Nm先輩! W45EFe9や、W15Ecやっぱりプロに/なんてなっちゃだめです!」
「ど、どうして?」
「V0060EoFe9m4だって……、W30もしNm先輩が日本中を/飛び回るようになっちゃったら、Fm6一緒に/うどん屋ができなくなっちゃう!」
「え、ええっ!? いつの間に僕は/うどん屋をやることになってたの?」
「V0061えっと、W30EFe9たった今……W30Ecです。/W45エヘヘ……」
「V0086だめだよなるちゃん! W30お兄ちゃんは/麻雀のプロで、W30菜々はお兄ちゃんの/マネージャーになるんだもんEc!」
「V0062え〜っ! W30EFe8違うよ菜々ちゃん!/W30Nm先輩は私と一緒にうどん屋を/やっていくんだもん!」
(と、当事者の僕が完全に/置いていかれてる……)
「V0110Ec二人ともやめなさい。/W45EoFe8m6ところでNm君、W30あなたは自分が/本当にプロになれると思ってる?」
「や、やる気があればきっと……」
「V0111私はともかく、W30今あなたが勝負したのは/年下の女子高校生よ。W45EcFm6それも初心者」
「うっ……」
「V0112Eoそんな勝負に勝ったくらいでプロに/なろうと考えるのは、ちょっと甘いわよ」
「V0113それに、麻雀の収入だけで生活できる/プロなんて、ほとんどいないの」
「そ、そうなんですか?」
「V0114給料制じゃないうえに大会の賞金も/それほど多くないから、Fm3プロは副業や/兼業をしている人が大半ね」
「そんなに厳しい世界だったのか……」
「V0087SpEFe9m3あ、W15Ecあはははは……。W45Sdプロの世界って/そんなに甘くないのかもしれないね〜Eo」
「V0063EF2そうだよ! W45Ecだから、Nm先輩は/Eoやっぱり私と一緒にうどん屋を/やるべきなの!」
「V0088う〜ん。W30生活が苦しいくらいなら/EcFe6うどん屋さんの方がいいかもね……Eo」
「V0064そうそう、W30Ec粉物商売は安定なんだよ〜Eo」
「V0089あっ! W45EFe8なるちゃん、なるちゃん!/W45もう次の授業始まっちゃう!」
「V0065EFe5m4ほ、W15ほんとだ! W45EFe9そろそろ戻らなきゃ!」
「V0090EF2それじゃあね、W15Ecお兄ちゃん。/W45EoFe3川田先生も失礼しま〜す」
「V0066EcF2失礼しま〜す」
「えっ? あっ、二人とも……」
(いってしまった……)
「V0115里仲さんはともかく、W30妹さんの方は/意外とシビアなのね……」
「あはは……」
「V0116それじゃあ、私もそろそろ行くわね。/W45自分の将来を簡単に決めちゃだめよ」
「そうですね、考え直してみます」
(人生そう簡単なものでもないよな……)
それにしても、川田先生ってやけに/麻雀のプロについて詳しかったな、/W45どうしてだろう?
もしかして先生もプロを目指したことが/あったりしたのかな……
なーんてW45、そんなことあるわけないか。
「V0051いかがでしたか? W45ご主人様」
「うん、すごくよかった。/やっぱり祇条さんのピアノは素敵だね」
「V0052EcFe2フフッ、W30ありがとうございます。/W45でも、W30EoF3まだまだ未熟なのでもっと/気に入っていただけるようがんばります」
「今でも充分だと思うんだけどなぁ。/聞いてるだけで幸せな気分になるし、/本当にずっと聞いていたいくらいだよ」
「V0053そんなに褒めないでください……。/W45Ec照れてしまいますから」
「あはは、ごめんごめん」
「V0074あ〜っ! W30やっと見つけたわよNn!/W45EFe8ちょっと、今日は勉強に付き合って/くれるって約束だったじゃないの〜!」
「うわっ! ま、摩央姉ちゃん!?」
「V0075教室でずっと待ってたのに、W30EcW4EoFe9こんな/ところでなに油売ってるのよ?」
「あっ! ご、ごめん!/約束してたのをすっかり忘れてて……」
「V0076も〜、W45EoFm8ぼけっとしてるんじゃないわよ!」
「V0054EFe9m6あ、W15あの……水〆先輩、W30Fm3こんにちは」
「V0077EF4あら? W30EF3祇条さんじゃない。/W45Ecこんにちは……W30EoF4って、W20P1EF5あ〜〜〜っ!」
「うわっ! び、びっくりした……。/摩央姉ちゃん、急にどうしたの?」
「V0055EFe9ど、W15どうかしましたか?」
「V0078……あなたたち、W30Ehこんなところに/二人きりで、なにをしてたの?」
「うん? なにってなにが?」
「V0079EcW4Eoしらばっくれてもムダよっ! W30EFe9放課後の/誰もいない音楽室に二人きりなんて/もう答えが出てるも同然なんだから!」
「ええっ! 僕はただ祇条さんにピアノを/聞かせてもらってただけだよ」
「V0056EFe9m1その通りです、W30やましいことなんて……」
「V0080EcF9いいのよ、W30Eo言い訳は必要ないわ。/W45EhFm3Nnは私との約束をやぶってまで/祇条さんといたかったのよね……」
「いや、だからそれは違うってば」
「V0081ああっ、W30EcFm7釣った魚にEhEFe9m5餌はやらぬと言わん/ばかりのEcこの仕打ち! Fm4およよよよ……」
(な、なんて嘘くさい泣き方なんだ……。/きっとただ僕を困らせようとしてるだけ/なんだろうなぁ)
「あのね、摩央姉ちゃん……」
「V0074廊下まで響く声でなにを騒いでるの!/W45授業もとっくに終わって……W15EF4あら?」
「あっ、栗生さん」
「V0075EF9あなたたちだったのね。W30Ecまったく、/W45Eo三人揃ってなにをしてるのよ」
「V0082EF9ちょっと栗生さん、聞いてよ〜」
(摩央姉ちゃん、栗生さんに余計なことを/言うつもりじゃないだろうな……)
「V0076EF1さっきの大声は水〆先輩ですね。/W45無闇に大声を出されると風紀の乱れに/繋がりますし、やめて頂けますか?」
「V0083EF4えっ? W30EFe9あっ、W30うん……」
「V0077Ec水〆先輩は服装にも乱れが見えますし、/W30もっとしっかりしてくれないと困りますEoFe9」
「V0084はいはい、W30お説教はたくさんよ」
「Ts1上手い具合に話が逸れたみたいだね」
「V0057Ts1EcFe2m3フフッ、W30Eoはい」
「V0078EFe9m8服装については祇条さんもよ。/W45Fm1相変わらずスカートは短いままだし、/W30いったい何度注意すればいいのかしら」
「V0058ご、W15Ecごめんなさい。W30EoFm4でも、W30Fm6やっぱりまだ/穿けるスカートを捨てて新しいものに/買い換えるなんて……」
「V0079確かにその気持ちはわかるけど、/規則は規則なのよ。W30どんな理由が/あっても守ってもらわないと困るわ」
「V0059Ehそうかもしれませんが、W30これはそういう/問題ではなくて……」
「栗生さん、少し言い方がキツくないかな」
「V0080EcFe8m1仕方ないでしょ、W30風紀委員なんだもの。/W45Eo強制力がないから何度も言うしかないの」
「V0085EFe9m4ほんと、W45しっつこいわよねぇ〜」
「V0081Eh水〆先輩は相変わらず改善する意思が/これっぽっちも感じられませんね……」
「V0086EFe8だって、スカート丈を長くしなきゃ/いけない必要性を感じないんだもの。/W30ほんの数人くらい別にいいじゃない」
「V0082EcW4EoF8少数からなる風紀の乱れがやがて/全体の乱れを引き起こすんです!」
「V0087EF8そんなの知ったこっちゃないわよ!」
「ま、まあまあ、二人とも落ち着いて」
「V0088EcFm4ふんっ!」
「V0083はぁ……、W30言葉の通じない人ね」
「V0060LdEc……」
(祇条さん、さっきの注意でかなり/元気がなくなっちゃったな……)
「V0061LeTs1EF6ご主人様……」
「うん? 祇条さん、どうかした?」
「V0062EFe9規則だからといって、W30まだ使えるものを/粗末にしてまでスカートを新調すべき/なのでしょうか……?」
「僕はそんなことないと思う。/祇条さんがそうやって物を大切にする/気持ちはとても大事なことだよ」
「それに祇条さんの脚はとてもきれいだし、/できれば今のスカートでいてくれた方が/僕としてはうれしいかもしれない」
「V0063フフッ、W30ご主人様ったら」
「あっ、祇条さん声が大きい……!」
「V0064EoF4え?」
「V0084Eええっ!? W45Eい、W15E今なんて!?」
「V0089Eごっ、W30Eごっ……W45Fm5ご主人様〜〜〜!?」
「V0090……Eoで、W30つまり祇条さんがNnを/『ご主人様』って呼んでたのは麻雀の/罰ゲームだったっていうことなのね?」
「う、うん……」
「V0091Ecふ〜ん。W45Ehけど、なんか怪しいのよね〜。/W30女の勘に引っかかるっていうか」
「V0085でも、W30普通に考えたら罰ゲームでもない/限り『ご主人様』なんて呼びませんよね」
「V0092EcW4EoFe9m4それはそうなんだけどFm3」
「V0086Ec私だったらNm君のことを『ご主人様』/なんて、W15死んでも呼ばないものEo」
「死んでも、ってどんだけイヤなのさ……」
「V0065Ts1す、W15Ecすみませんっ。W30EoF6私、W30無意識に/Nmさんのことをお二人の前で/ご主人様って呼んでいたんですね……」
「Ts1気にしないでいいよ。罰ゲームってことで/適当に合わせてくれれば大丈夫だから」
「V0066Ts1わかりました」
「V0093EFe2ねえ祇条さん、W30本当にさっきのは/罰ゲームだったの?」
「V0067EFe9はい、W30そうなんです」
「V0094EhFe7なにか隠したりしてない?」
「V0068い、W15Ecいいえ……」
「そんな風に問い詰めなくても……」
「V0095EcW4EoFe4m2あら、W30EcF2ごめんね〜。W45Eoひょっとしたら/二人で口裏を合わせてるのかと思って」
「く、口裏合わせなんてしてないよ!」
「V0087EF9じゃあ、祇条さんがNm君に弱みでも/握られていて、W30脅されてるとか?」
「V0069EFe5m4そっ、W45EFe8そんなことありません!」
「弱みって……。栗生さんの中で僕って/そんなに最低なヤツだったのか……」
「V0088だって、私としてはそれが一番/納得できる理由だと思ったんだものEc」
「麻雀に勝ったらなんでも命令できるって/ルールだったから、ちょっと調子に/乗っちゃっただけだよ……」
「V0096へ〜っ、W30EFe3そうなんだ、W30EFe8m3なるほどなるほど。/W45『なんでも』W15ね……、W30Ecフフッ」
(うわっ! 摩央姉ちゃんが完全に/なにか企んでる時の顔になってる……!)
「V0097Eoそれなら、私が麻雀で勝てばNnに/なんでも命令できるってことよね」
「ええっ!?」
「V0089EFe9m8水〆先輩、なにを言い出すんですかっ」
「V0098Ecちょうど人数も揃ってるし、W30Eo栗生さんも/勝てばNnに好き放題できるわよ〜」
「V0090B80EF1Nm君に好き放題……EFe9」
「ふ、二人ともちょっと待って!/いきなりそんなこと言われても困るよ!」
「V0099EF3祇条さんも付き合ってくれるわよね?/W45EFe8Nnに仕返しするチャンスよっ」
「V0070EFe5m4えっ? W45EF4えっと、W30EF6あの……?」
「V0091B0EFe4わ、W30EFe8私は風紀委員として、Nm君には/学校の役に立つ命令をするつもりよっEc!」
「どっちみち僕なんじゃないか……」
「V0100さあ、W30みんなやる気満々みたいだし、/早く麻雀牌を持ってくるのよ、Nn!」
「ほ、本当にやるの?」
「V0101EFe9当たり前でしょ? W45EhF2それとも勝負なしで/私に命令されたいのかしら?」
「うっ……。わ、わかったよ」
(参ったな、上手くごまかしたつもりが/見事にやぶへびだったみたいだ)
(話題自体は逸らすことができたけど、/麻雀勝負なんて面倒なことになったなぁ。/なんとか負けないように……んっ?)
(いや、待てよ! むしろ僕が勝ったら/罰ゲームとして誰かに命令することが/できるってことじゃないか!)
(やる気が出てきたぞ……!)
「お待たせ、麻雀牌を持ってきたよ」
「V0102ちょっと遅いんじゃないの〜?」
「あはは、ごめんごめん。/それじゃあ、すぐに始めようか」
「V0092EFe9m3なんだか急に元気になったみたいね」
「V0071Nmさん、W30EF6大丈夫でしょうか……?」
「平気だよ。呼び方で騒いでたことは/二人とも忘れちゃったみたいだし」
「あとは無茶な命令をしてきそうな二人に/僕が負けなければ……ね」
「V0072EcF2フフッ、W30Eoがんばらないといけませんね」
(よ〜し、ここはただ負けないことよりも/せっかくだから一位を取ってみせるぞ!)
「V0103EcF2私の勝ちね!EoFe2」
「V0093Ehくっ……! W45EcW4Eo負けていい気はしないけど、/W30水〆先輩相手だとなおさらね……」
(うわっ! い、一番負けちゃいけない/相手に負けちゃったよ……)
「V0073EFe9Nmさんごめんなさい、W30Ec代わりに私が/勝てればよかったのですが……」
「ううん、気持ちだけで充分だよ」
「LdV0104フッフッフッ……。/W45LeEo罰ゲームの内容はどうしようかしら〜」
「お、お手柔らかにお願いします」
「V0105Ehそうねえ……。/W30EcW4Eoじゃあ、ちょっとこっちにきてくれる?」
「ん? そっちへ?」
「V0106EFe4m3あ〜ダメダメ、W30EF3もっと近くに寄って」
「も、もっと?」
「V0107Ecうん、W30Eoそれくらいでいいわ。/W45Ecそれじゃあ、次は目を閉じなさい」
「ええっ!? どうして?」
「V0108EoF8いいから閉じるの! W45これは罰ゲームで/私は勝者、W30Nnは敗者なのよっ」
「うう、わかったよ……」
「V0109EhFm3Nn、W30覚悟しなさい」
(目を閉じさせてなにをするつもりなんだ?/まさか至近距離からビンタとか……)
「V0110EcW4Eoいくわよ〜……、W60EcF3それっ!」
「うわっAs0b0!」
(な、なんだ!? 頭を後ろから/押さえ込まれたと思ったら顔に/柔らかいものが……)
「V0074ああっ!」
「V0094ちょっ、W30ちょっと水〆先輩!?/W45一体なにをしてるんですか!」
(二人ともかなり驚いてるみたいだけど、/僕はいま一体どうなってるんだ?/……ま、まさかこの感触は!)
Ti0/         Ti2ゴソゴソ……
「V0111あんっ! W30もう、W30勝手に動かないの!」
(間違いない! 僕はいま摩央姉ちゃんに/抱きしめられてる状態なんだ!)
「V0112フッフッフッ、W30Eoようやく自分の置かれた/状況に気づいたようだけど、もう遅いわ。/W30Ec姉の胸に抱かれて窒息しなさいっ!」
(や、やっぱり顔にあたってるのって……!/ど、どうしよう! この状態は最高だけど/他に二人もいるし状況的には最悪だよ!)
(くっ、姿勢が不安定で力が入らない。/なんという柔らかさ……じゃなくて!/早くこの状態から抜け出さないとっ)
「V0113B80EFe9あっ! W30Ehちょっ、W15EcW4EoFe8動いちゃダメ!/W60EF4こらっ、W30EFe3m8くすぐったいってば!/W60EFe9m6くっ……W45EcF3あははははっ!」
「V0095ちょっとNm君! W45いつまで/水〆先輩の胸に顔をうずめてるのよっ。/W30さっさと離れなさいってば!」
「V0114B0EoF4あっ! W15EFe8ちょ、W15ちょっと栗生さん、/罰ゲーム中なんだから邪魔しないでよ!」
「V0096Ea29F8a29ほら、W30離れなさいよ〜っ!」
(ぐえっ、栗生さんの腕が首にっ!/く、くるしいっ!)
「V0075はぁ……。W30Eo私にも水〆先輩くらい/立派な胸があれば、EFe6Nmさんを喜ばせて/あげることができるのにEc……」
(な、なんか祇条さんが悲しそうな声で/全然見当違いなこと言ってるよ……!/そんなこといいから! たっ、助けてっ)
「V0115EFe4m3あらあら、W30EF3抵抗しなくなってきたわね〜。/W45Ehもしかして、この私の見事なお胸に/魅了されちゃったのかしら?」
「V0097EF8こ、W15このっ。W30Ehなに脱力してるのよ!/W45EcW4Eoいい加減にしなさいってば!」
(も、もうダメかも……ガクッ)
「V0076EF6やっぱりNmさんも胸の大きな/女性の方がEc……W45EoF4あら?」
「V0077EFe5……!/W45EcF8ちょっと、お二人とも手を離して下さい!/W30EoFe9Nmさんの様子がおかしいです!」
「V0098EFe3m4えっ……、W30EF4ああっ! W30EFe9m8だ、W15大丈夫っ!?/W30Nm君!」
「V0116わ〜っ! W30し、W15しっかりしてNn!」
結局このあとすぐに意識は戻ったけど、/W30気絶直前の記憶があいまいで胸の感触を/思い出せなくなってしまった。
三人は必死に謝ってくれたけど、W30それより/せっかくの機会をふいにしてしまったことの/ショックからしばらく立ち直れそうにないよ……。
「V0078Ec……ふぅ、W30Eo勝ててよかった」
「V0117Ecあ〜、W30Eo負けちゃった〜。W45せっかくNnに/無茶を言うチャンスだったのに……」
「V0099EF9もう、W30EcFm3水〆先輩は邪念が入りすぎですよEo」
「V0118そうかなぁ?」
「邪念というか怨念というか……。/祇条さんが勝ってくれて助かったよ」
「V0079EcFe2フフッ、W30EoF3今回の勝負はたまたまですから。/EFe9次はお力になれないかもしれませんよ?」
「そ、そんなこと言わないでよ……」
「V0119それで、W30祇条さんはNnになにを/命令するつもりなの?」
「V0080えっ? W45EF9め、W15命令ですか?」
「V0100Nm君に『ご主人様』って呼ばされた/仕返しをするつもりだったのよね?」
「V0120そうそう、W30EcF2ビシッと言っちゃってEoFe3」
「V0081EFm4そんな、W45Nmさんに命令なんて/とんでもないですEc」
「V0121EF9え〜っ! W30そんなの面白くないじゃない」
「V0082B70EoFe6m3もしなにかしてもらうとしても、さっき/褒めてくださったことだけで十分です」
「V0122EF7……褒めたことEF9?/W45さっきなにか褒めてたっけ?」
「V0083EF9そ、W30EF6その……W30Ec私の脚が、W30EhFm3きれいだってEcW4Eo」
(あっ、スカートの話をしていたときか。/僕が思ったことを言っただけなのに/うれしいと思ってくれたんだな……)
「V0101褒めてくれた、って。W30『脚がきれいだ』/なんて男子に言われてうれしいの?/W45EFe8m1あんなのただのセクハラじゃない」
「そ、そんなつもりで言ったんじゃないよ。/僕はただ……」
「V0084EFe2m3大丈夫ですよ、W30Nmさん」
「V0085EFe9私は……W30B70EFe8せ、W15Ecセクハラなんて/思っていませんし、W30Eo『きれいだ』って/褒めていただいて本当にうれしいんです」
「V0102EhFe8相手がいやらしいNm君でも?」
「V0086B0EF4Nmさんだからこそです。W30EF3他の人に/褒められても嬉しいと思いませんから」
「V0123な、W15なに、W30このただならぬ雰囲気……。/W45EoF8この二人、怪しすぎるわっ」
「あ、あはは……。し、祇条さん?/さっきからちょっと僕のことを/持ち上げすぎかな〜……なんて」
「V0087EFe9m4す、W15Ecすみませんっ。/W30Eo私ったらつい余計なことまで……」
「V0124EFe4m3いいのよいいのよ〜EcF3。W45EoでもW30その代わり、/いろいろと、EhFe8根掘り葉掘り聞かせて/EcW4EoFm8もらっちゃおうかしらね〜」
「V0103EF4わ、W30EFe8m1私も風紀委員として生徒同士が/乱れた関係にある可能性を見過ごすことは/できないわっ」
「ちょ、ちょっと! 二人ともそんなに/好奇心全開でこられてもなにもないよ!」
「V0125EFe9そんなことないわよ〜。/W45EF3きっと楽しい話が聞けるに違いないわ」
「V0104Ecさぁ、W30Eo早いところ白状しなさい……」
「V0088……EoF4あっ! W30EFe9あの、W30EFe8Nmさん!/W45罰ゲームの命令が決まりました!」
「えっ? 今ごろ急にどうしたの?」
「V0089Nmさんには私と一緒に麻雀牌を/教室まで返しに行っていただきますっ」
「ど、どういうこと?」
「V0090細かいことはいいですから。/W30早くこちらへ一緒にきて下さいっ!」
「ちょ、ちょっと祇条さん……!」
「V0126えっ? W30EF5あっ!/W30EF8こらっ、W30二人とも逃げるな〜!」
「V0105EFe9m8ちょっと、あなたたち……!」
「V0091Ecふぅ……、W30Eoなんとか逃げられましたね」
「まさかあの場から逃げ出すために/命令を使うなんて思わなかったよ」
「V0092EcF2m3ああでもしなければ水〆先輩たちに/捕まっていましたからEoF3」
「あはは、それは間違いないね」
「……よし。麻雀牌の片付けも終わったし、/そろそろ帰ろうか?」
「V0093LdEcW4EhFe9m6……Le」
「祇条さん? どうかした?」
「V0094EcW4Eoあの、W30私……、W45ご主人様のこと、/W30『ご主人様』って呼ばない方が/いいのでしょうか?」
「いきなりどうしたの?」
「V0095EF6今日だって、私が『ご主人様』と呼ぶから/ご主人様に迷惑がかかってしまいました。/W45EcW4Ehだから、私が呼び方を改めれば……」
「う〜ん、確かに二人の時と人前で呼び方を/変えるのって意外と大変そうだもんなぁ」
「V0096EcW4Eoはい……」
「でも、大変で申し訳ないんだけどさ、/祇条さんには今のままで呼んで欲しいな」
「V0097……EFe5m4えっ? W45EF4い、W15いいんですか?」
「祇条さんに『ご主人様』って呼ばれるのが/僕はすごくうれしいんだ。他の女の子にも/そう呼ばれたいとは思わないけどね」
「だから、呼び方はこれまで通りでいいよ」
「V0098EFe9m3ご主人様……、W30Ecありがとうございます」
「それに祇条さんってば、よく人前で僕を/『ご主人様』って呼びそうになって/慌てて言い直してるでしょ?」
「V0099EF4あっ、W30B80EF9気づかれていたんですね。/W45EF6すごく恥ずかしいです……」
「あれで慌てる祇条さんが面白くってさ」
「V0100Ld……EFe5m4!/W45LeEFe8m4もうっ、W30Ecご主人様の意地悪っ!」
「あはは、冗談だよ。ごめんごめん!」
それから外が暗くなり始めるまで、/僕らは教室で楽しく話をした。
「V0106完全なるモラルの勝利だわEc……!」
「V0127EcFe8m3『Nm君に好き放題……』W30EhFm4とかモラルと/かけ離れたこと言ってたくせにEcW4Eo……」
「摩央姉ちゃんじゃないだけマシだけど、/いったいなにを命令されるんだろう?」
「V0101無茶なことではないと思いますが……」
「V0107Eoというわけで、W30Nm君にはこれから/一週間、私と一緒に毎朝校門の前で/風紀委員の仕事をしてもらうわ!」
「ええ〜〜〜っ!」
「V0128あら、W30EFe9m3想像してたよりは優しい内容ね」
「V0102Nmさん、W30EcFe2m3よかったですね」
「V0108EcF3フフッ、W45Eo投げ技の実験台にされるよりは/ずっとマシでしょ?」
「全然よくないよ……」
「V0109EFe9m1むっ! W30それはどういう意味よ」
「だって、風紀委員の校門チェックって/すごく朝早いんだよね?」
「V0110EF1そうね、W30いつもNm君が登校するより/一時間以上早くきてもらうことになるわ」
「そ、そんなの横暴だっ」
「V0111EF8なに言ってるのよ! W45負けたら大人しく/命令を聞くっていうルールでしょFm1!?」
「で、でも……」
「V0129も〜、W45Nnは敗者なんだから/大人しく言うことを聞きなさいっ」
「V0103EFe9m2たまには早起きするのもいいものですよ」
「うう……。わ、わかったよ」
「V0112決まりね。W45Eoさっそく来週の月曜日から/始めるから、W30ちゃんとこなきゃダメよ」
「Ts1はぁ、面倒だなぁ。風紀委員でもないのに/風紀委員に混じって生徒に挨拶するなんて/恥ずかしいし……」
「Ts1それに風紀委員の人たちのピリっとした/雰囲気って苦手なんだよなぁ……」
「Ts1見たい深夜番組もあるのに、朝が早いから/それだって諦めなきゃいけないし……」
「V0113EoちょっとNm君……」
「うわっ! 栗生さん!/な、なにも不満なんて言ってないよ?」
「V0114Eoねえ……、W30Ehそんなに私と一緒に/風紀委員の仕事をするのがイヤなの?」
「そ、そんなことないよ!/確かに気が進まないこともあるけど、/栗生さんと一緒って部分はうれしいよ!」
「V0115Ec本当……?」
「もちろん!/そんなことで嘘をついたりしないよ」
「V0116EoF3それじゃ、W30なにも問題ないってことね」
「えっ!? あ……う、うん」
(しまった、W45完全に栗生さんのワナに/はまってしまったみたいだ……)
「V0117Ecよかった、W45私そろそろ帰らなきゃ。/W30Eo来週はよろしく頼んだわよ」
「V0104Nmさんに校門で挨拶していただくのを/EcF2楽しみにしてますね」
「V0130ちゃ〜んと私にも挨拶するのEoよ」
「ああ、それじゃあね……」
祇条さんに関しては間違いないけど、/W30遅刻魔の摩央姉ちゃんに僕はいったい/何度会えるんだろうか……?
それにしても、最近になって/栗生さんが『女の武器』ってやつを/使い始めてる気がするよ……
「やったぞ! 僕が一番だ!」
「V0105EcF2フフッ、W30EoFm2おめでとうございます」
「V0131EcさすがNnね、W45煩悩の勝利だわEo……」
「V0118EcFm8本当にいやらしい……。/W45EhFe4m1いったいどんな要求をするつもりかしら」
「どうして僕が勝っただけでそんなに/ひどいリアクションを取られなきゃ/いけないんだよっ」
「V0119EcF1だってNm君だしEo」
「V0132EFe9m3そうなのよねぇ。/W30まともな命令とか出せそうにないし」
「V0133……EF4って、W30EFe1そういえば罰ゲームは/私たちから一人を選ぶんだっけ?」
「V0120EFe3m4そういえばそんな話でしたね。/W30EF3私たちが勝てば自動的にNm君だけが/対象になる予定でしたから」
「V0106EF4わ、W30EFe9私はそんなつもりじゃEc……」
(くそ〜っ! 僕が勝ったら罰ゲームは/なしにしようと思ったけど、ここまで/言われたら黙ってられない!)
(摩央姉ちゃんか栗生さんのどちらかにって/感じだけど、祇条さんに命令して/疑いを和らげることもできるかも……)
「よ、よしっ!/罰ゲームの相手と内容が決まったよ!」
・摩央姉ちゃんに髪をほどかせる
・祇条さんにご主人様と呼ばせる
・栗生さんに猫語で喋らせる
「罰ゲームの対象は摩央姉ちゃん!/内容は明日、学校にいるあいだ/髪をほどいたまま生活すること!」
「V0134え〜っ!? W45なによそれ!/W30EF8どうして私がそんなことしなくちゃ/いけないのよ!」
「い、いや……、高校に上がってから髪を/ほどいたところを見てないと思ってさ。/それにこれ罰ゲームなんだけど……」
「V0135SpEcFm3さすがNn、W45SdEoほどいた髪を晒して/生活しろだなんて、Eh私のイヤがることが/Ecよ〜くわかってるじゃないの……」
「あ、あはは……、長い付き合いだからね」
「V0121EFe9m3でも、W30私も水〆先輩が髪をほどいた姿を/見てみたいですねEc」
「V0107EFe3m2元々きれいなんですから、W30EcF2きっと/似合っていると思いますよEoFe3m2」
「V0136EcFe9m4う〜ん、W30Eoどうかしら?/W45自分は見慣れてるけど、人前に出るって/考えるとゾッとしちゃうのよね……」
「僕は摩央姉ちゃんならどんな髪型でも/似合うと思うんだけどなぁ」
「V0137LdEcFe9m3Nn……」
「摩央姉ちゃん……」
「V0138LeTs3っあっま〜〜〜〜〜〜い!」
「ええっ!?」
「V0139Eh甘過ぎるわNn!/W45Ec完全になめてる! W45EoFe9くせっ毛の/本当の恐ろしさを知らないのよEF8!」
「そ、そんなこと言われても別に僕は/くせっ毛じゃないし、わかりっこないよ」
「V0140どれだけ念入りにドライヤーをかけて/丁寧にセットしても一瞬小雨が/降っただけで終わりなのよ!」
「V0141Ecハードにセットしててもムダなんだから!/W45Eoむしろくせっ毛の広がった状態が/ハードに保たれるわけ!」
「V0142EFe9言うなれば、常時寝癖みたいなものよ?/W45そんな姿を衆目に晒せと言うのねEc……」
「V0108EF9す、W30すごい迫力です」
「V0122Ec結構本気で悩んでるのねEo」
「くせっ毛に対してネガティブすぎる……」
「V0143EoF8いいわ、W45Nnがそこまで言うのなら/EF9明日は髪をほどいてきてあげる。/W45EcFm8笑いたければ笑うがいいわ……Fm4」
「あっ! 摩央姉ちゃん!」
(一人で喋るだけ喋って帰っちゃった……。/そう無理強いするつもりはなかったけど、/本当に明日は髪をほどいてくるのかな?)
(摩央姉ちゃんのことが気になって/いつもより早く学校に着いちゃったよ。/さっそく三年の教室へ行ってみよう)
(あれ? 摩央姉ちゃんいないな。/仕方ない、昼休みにもう一度こよう)
(昼休みになったばかりなのにもういない。/もしかして僕に見つからないように/そこら中を逃げ回ってるのか?)
(そんなに見られるのを嫌がるなんて、/もう放課後を狙うしかなさそうだな……)
「はぁ……はぁ……」
(じゅ、授業が終わったらすぐ来るつもり/だったのに、ホームルームが予想以上に/長引いちゃったよ……)
「摩央姉ちゃんはまだいるかな……あっ!」
「お〜い、摩央姉ちゃん!」
「V0144Ld……Leっ!」
「あっ! 逃げるなっ」
(あれっ、もういないぞ。/いったいどっちへ行ったんだ?)
「V0123EFe3m4あら? W30Nm君。/W45Fm1慌ててるみたいだけど、どうかしたの?」
「栗生さん、摩央姉ちゃんを見なかった?/朝から逃げられっぱなしで、たった今も/逃げられたばかりなんだよ」
「V0124EFe2m3水〆先輩なら音楽室の方だと思うわ。/W45Ec走ってたから注意したんだけど、/EoFe9全然聞こえてなかったみたい」
「あっ、じゃあもしかして摩央姉ちゃんの/髪をほどいた姿って見た?」
「V0125ええ、W30見たわよ」
「どんな感じになってた?」
「V0126Ec全然おかしくなんかないじゃない。/W45Eoむしろバッチリ似合ってたわよ」
「あはは、だよねぇ……」
「っと、話し込んでる場合じゃなかった!/それじゃ、早いところ摩央姉ちゃんを/捕まえてくることにするよ!」
(やっぱり摩央姉ちゃんは髪を/ほどいた姿も似合ってるみたいだ。/本人は嫌がってるけど、少し安心したよ)
(よしっ、音楽室の方へ急ごう!)
「あっ、祇条さん」
「V0109EcF2こんにちは、W45EoFe3ご主人様」
「もしかして今から音楽室かな。/よかったら一緒に行かない?」
「V0110EFe9m4ごめんなさい、W30実は今帰りなんです」
「そっか、少し早いんだね」
「V0111EcF2フフッ、W30EoF3今日は他に利用する方が/いらっしゃるみたいだったので」
「それって……」
「V0112あとはご主人様自身で確認して下さい。/W45Ecでは、W30Eo失礼しますね」
(祇条さん、気を使ってくれたのかな……)
「お〜い、摩央姉ちゃ〜ん?」
「V0145なによ〜?」
(あっ……。/うん、けっこう印象は変わるけど、/やっぱりよく似合ってるじゃないか)
「あれ? やけにあっさりと出てきたね」
「V0146EFm3誰かさんが一日中追いかけてくるから、/Ecもう疲れちゃったのよね……」
「摩央姉ちゃんが逃げるからだよ」
「V0147EoFe8m4女は男に追いかけられると、つい逃げたく/なっちゃうもんなの」
「『つい逃げちゃう』にしては全力で/逃げたもんだね……。今日の髪型に/ついて友達とかになにか言われた?」
「V0148EFe9m4も〜、W30EFm3勢い任せできちゃったけど、/予想以上にいじられるもんだから/ずいぶん後悔したわEc」
「そ、そうなんだ……」
「V0149EoFe8m4なにもかも、Nnのせいなんだから」
「『罰ゲーム』ってことだったからさ」
「V0150充分すぎるくらいよ」
「V0151EhF9クラスメイトは興味津々な様子で/私の髪ばっかり見てくるし……」
「見とれてたとかじゃないの?」
「V0152EcW4EoF8そんなわけないでしょ。/W45トモちゃんなんて朝のホームルームで/W15EF4『あら? 水〆さんは今日も遅刻?』W15EFe8m4よ」
「V0153私、W30自分の席に思いっきり座ってたのに」
「あはは、気づかれなかったんだね」
「V0154EFe9m4トモちゃんに全く悪意がないぶん、/ダメージも大きかったわEc……」
「でも、別に悪いこと言われたわけでも/ないんでしょ?」
「V0155Eoそうだけど……W45きっと陰で笑ってるわ」
「え〜! そんなことないと思うけどなぁ」
「V0156Nnだって、私のこと追いかけて/笑いものにしようとしてたじゃない」
「僕が?」
「V0157Eええ」
「摩央姉ちゃんのことを笑いものに?」
「V0158EFe8m4そうよ」
「あはははは!/そんなわけないじゃないか!」
「V0159だってそうでしょ?」
「全然違うよ、だって僕は摩央姉ちゃんが/髪をほどいたら似合うって思ってたし」
「V0160EFe5m4えっ!? W45EFe9だって、罰ゲームだって……」
「摩央姉ちゃんって常に三つ編みだから、/相当くせっ毛のこと気にしてるんだと/思ってさ」
「今日、学校で会ったら『似合ってる』って/言おうと思ってたんだけどね……」
「V0161ほんとに?」
「ほんとだよ、多分そう思ってるのは/僕だけじゃないと思うんだけどな」
「V0162EF4へ、W30EFe9m3へぇ〜……」
「逃げ回っただけムダだったね」
「V0163B80EFe9m3な、W15なによ! W30Fm4そういうことなら/Fm3もっと早く言ってくれないとEc困るわ!」
「いや、摩央姉ちゃんが逃げるから……」
「V0164EoF8Nnが私をさっさと捕まえてれば/済む話だったんじゃない」
「はぁ……、もう僕が全部悪かったよ。/だから、今度からたまには髪を/ほどいてくるのもいいんじゃないの?」
「V0165そうね……W120EF3ううん、W30EcFe1やっぱりいいわ」
「え〜っ! どうして?/まだなにか心配事でもあるの?」
「V0166EFe9m3そうじゃないけど、W30Eo今までずっと外では/動くのに楽な三つ編みにしてたからね。/W45髪をほどいてると、いろいろ邪魔なのよ」
「たしかに、くせっ毛だといろいろ/大変なのかもしれないなぁ」
「V0167EFe7まあ、W30EF3ほどくとしたらNnと/遊びに行くときくらいにしようかしら」
「あれ? それはいいの?」
「V0168走りまわったりノートを取ったりする/必要もないしねEc」
「あはは、その通りだね」
「V0169EoFe8m3さ〜てと、W30それじゃあさっそく/第一回目に出発しましょうか」
「い、いきなりだなぁ……」
「V0170EcFe9だって、一日中追いかけまわされて/お腹が減ったんだもの。/W45EoF3今日は全部NnのおごりだからねEc」
「そんな横暴な!」
「V0171Ehあら〜?/W45私になにか文句でもあるのかしら?」
「い、いえ……」
「V0172EcW4EoFe9m3そう? W45EF3それじゃ、W30Ec行きましょ」
……こうして、髪をほどいた摩央姉ちゃんと/お茶をしてから家へ帰った。
学校ではまた三つ編み姿に戻ってしまったけど、/W30僕と遊びに行くときにはたまに髪をほどいて/きてくれるのは悪い気がしない。
(今は『ご主人様』って呼び方についての/追求が収まってるけど、またそのうち/思い出して問い詰められるかもしれない)
(ここは摩央姉ちゃんと栗生さんの前で、/祇条さんに僕のことを『ご主人様』って/呼ぶように、あえて命令してみよう)
(そうすれば、またさっきみたいに/二人の前で祇条さんに『ご主人様』って/呼ばれても問題にならないだろうし……)
「えっと、祇条さん……」
「V0113EF4はい? W30EF3なんでしょう?」
「V0173EF4えっ!? W30私たちの方じゃないの?」
「V0127Ec私もてっきりそうだと思いましたけどEo」
「僕のこと、またしばらく『ご主人様』って/呼んでもらってもいいかな?」
「V0114EF4えっ? W45……EFe2あっ」
「V0115……EcF2フフッ。W45わかりました、W30ご主人様」
「あはは、じゃあよろしくね」
「V0174EF8ちょ〜っと待った〜!」
「ま、摩央姉ちゃん? どうかしたの?」
「V0175『どうかしたの?』じゃないわよ!/W30Fm7なに思いっきり自然に『ご主人様』って/呼び方をFm8復活させてるわけ!?」
「V0128EFe8そうよ、W30第一それは前の罰ゲームで/もうやったわけでしょ? W45わざわざ/延長するような真似する必要があるの?」
「ぼ、僕が勝ったんだから二人とも/文句言わないでよ……」
「V0176そうはいかないわっ」
「V0129EcFm8Nm君がどうして祇条さんを罰ゲームの/対象にしようと思ったのか知らないけど、/W30EoFm1本人がイヤがっているならやめるべきよ」
「V0116EFe2m4わ、W30私ですか?」
「V0130そうよ、W30あなたさえ『イヤ』って言えば/こんなことにずっと付き合う必要ないわ」
「V0117EF3それならイヤではありません」
「V0131Ecそうそう、W30やっぱり『ご主人様』なんて/屈辱的な……W45EoF4って、イヤじゃないのEFe9!?」
「V0118Ecはい。W30……EoF4あっ、W15ご主人様。/W45EF3少しのあいだ動かないで下さい。/W30Ec目の下にまつげが付いてますEo」
「まつげ? どこに?」
「V0119ここですよ、W30取ってあげますね」
「V0120EcF2はい、W30EoFe3取れました」
「ほんとだ、ありがとう祇条さん。/落ちたまつげなんてよく見つけられたね」
「V0121EcF2フフッ、W30EoFe3ご主人様のことはいつも/細かいところまで見ていますから」
「な、なんかそれって気が抜けないなぁ」
(う〜ん、なんだか今日の祇条さんは/いつもよりちょっと積極的みたいだ)
「V0122EF2そうだ、W30EFe3また今度ピアノを聞きにきて/下さい。W45Ecご主人様の為にたくさん/練習しておきますからEo」
「おっ、それは楽しみだね。/きっとお邪魔させてもらうよ」
「V0123EcF2はい、W30EoFe3がんばります」
「V0177EoFm8Ts1見事なまでに二人の世界に入ってるわねー。/W45Ec胃のあたりが重くなってきたわ……」
「V0132EcTs1奇遇ですね、W30私もです……」
「V0178Nn、W30なんだか胸焼けしてきたし、/Ec私もう帰る……」
「V0133はぁEo……、W30私も失礼させてもらうわ」
「えっ?/あっ、うん。二人ともまたね」
「V0179EoFe9m3ご主人様ごっこも、ほどほどに/しておかなきゃダメよ〜」
(なんだか二人とも呆れたような/顔をして帰っていったな……)
「V0124フフッ、W30Eo少し調子に乗っちゃいました」
「うん? なんのこと?」
「V0125ご主人様のことを他の方がいる前で/堂々と呼べるのが嬉しくて、W30いつもより/喋りすぎてしまったかもしれません」
「なるほどね、僕も今日の祇条さんは/積極的だなって思ってたんだ」
「V0126B80E今考えると、少し恥ずかしいです……」
「あはは、でもこれはもともと罰ゲームって/話だったし、恥ずかしいと思ったなら/罰ゲームとしては成功だね」
「V0127Ecクスッ、W30Eoそうですね」
とりあえず今日のところはなんとか/追求を逃れることができたみたいだ。
でも、W30祇条さんが僕を人前で呼ぶときの/呼び間違えはまだしばらく続きそうだな……。
(ここは栗生さんに普段のちょっとした/お返しをするチャンスだ! モノマネでも/させて恥ずかしがってもらおうかな)
(でも、ただ単にモノマネをしてもらうって/いうのもちょっと面白くないかも……)
(一緒に路地裏の見回りに行ったとき、/拾った捨て猫を随分と可愛がってたよな。/そんな栗生さんには……)
(……そうだっ!)
「V0134ちょっとNm君。W45待ってるんだから/決まったなら早く言いなさいよ」
「じゃあ、罰ゲームは栗生さんってことで」
「V0135EF4なっ!? W20P0EF8W45『じゃあ』ってなによ!/まさか私が声をかけた今この瞬間に/決めたわけじゃないでしょうね!?」
「い、いや……、そういうわけじゃないよ」
「V0180EF3まあまあ、落ち着きなさいって。W45EFe1m4で、/W30肝心の罰ゲームの内容はどうするの?」
「うん、猫好きの栗生さんにはこれから/しばらく猫語で喋ってもらおうかなって」
「V0136EFe9m8はぁ? W30EF9なによそれ?」
「ロジを拾ってからしばらく経つし、/そろそろ猫語も使いこなせるように/なってきたんじゃない?」
「V0137EF8そんなわけないでしょ!/W30Ecそもそも猫語ってなんなのよEo!」
「言葉に『にゃ』ってつけるとか?」
「V0181EF4あら、W30EcF3それ可愛いわね」
「V0128EF2確かに栗生さんって少し猫っぽいような/感じがするかもEc……」
「V0138EFe9m1そ、W15そんな恥ずかしい真似が/できるわけないでしょ!」
「でも、これって罰ゲームなんだけど……」
「V0182EcFe8規律の模範であるべき風紀委員が/約束を守らないでいいのかしらEo?」
「V0139EF8くっ……! W90Ecわ、W15わかったわよEo!」
(摩央姉ちゃん、ナイスアシスト!/……きっと純粋に自分が面白そうだと/思っただけなんだろうけど)
「ということで、今から栗生さんは/しばらくのあいだ猫語で喋ってね」
「V0140LdEc……」
「V0129EF4栗生さん?」
「V0183あっ、W30考えたわね〜。W45EF3喋らなければ/恥ずかしい真似をする必要がないもの」
「ええっ!? そ、そんなのずるくない?」
「V0130EFe9m3『黙っていてはいけない』という/取り決めはありませんでしたからねEo……」
「V0141EoFm3……」
(くそ〜っ! なんとかして栗生さんに/喋ってもらう手段はないもんかな……)
「V0184EcFe2m3Ts1Nn、W15祇条さん、W30ちょっとこっちへ!」
「Ts1えっ、摩央姉ちゃんどうかした?」
「V0131Ts1EF3お呼びですか?」
「V0142EFm1……?」
「V0185Leこれから栗生さんを喋らせるための/作戦を二人に言い渡すわ」
「作戦って、どうするの?」
「V0186EcFe8フッフッフッ……。/W45彼女が風紀委員であることを逆手に/取った作戦、W60Eo名付けて『天岩戸作戦』!」
「天岩戸ってなんだっけ?」
「V0132EcFe3m2天岩戸に閉じこもったアマテラスを/他の神々が外で踊ったり楽しい様子を/演じておびき出す、W30Eoという神話ですね」
「V0187EcFe2そうそう、W30EoF3まぁ簡単に言えば自分から/喋らせちゃいましょってことよ!」
Ti0/         Ti2ヒソヒソ……
「よしっ、それならいけそうだね!」
「V0133EF4わ、W15EFe9私もやらないといけませんか?」
「V0188EFe2もっちろん! W30Ecさぁ、W15やるわよ!」
「V0143……」
「はぁ……、聞いてよ摩央姉ちゃん。/なんだか最近朝が辛くってさ、できれば/学校へ行かずに眠っていたいくらいだよ」
「V0189すっごくわかるわ〜Ec。W45Eo私も今は遅刻の/常習犯程度で収まってるけど、W30本当は/家でず〜っと寝ていたいもの」
「V0134B80わ、W30EcW4Eo私も朝はギリギリの時間に/なってしまうので、W30いつも車で/送っていただいていますしEc……」
「V0144EcFe8m1……」
「V0190Leそれってすごく羨ましいわ、/W45登校中ずっと眠ってられるわけでしょ?/W30EFm3徒歩だといろいろ面倒なのよね〜」
「しかも、ギリギリに家を出たときに限って/風紀委員の校門チェックが抜き打ちで/あったりするんだよなぁ」
「V0191EF4私だったらそんなの見かけた途端に/即Uターンして、W15EF3あとからこっそり/教室へ潜り込んじゃうわEFe9」
「V0145LeEoF4そっ、W30EF8そんなの許されるわけな……EFe4」
「んっ?」
「V0146……W30B70EhF9許されるわけにゃいじゃないですかEc」
「V0192EoFe5m3あ〜っ、W30Ec栗生さんここにいたのね!/W60EoFe9m2あんまり静かだから気付かなかったFm3わ!」
「V0147B0EoFm8くっ……!」
「V0193EFe8m4Ts1ほらっ、W15Nn早く!/W45また黙り込んじゃう前に畳み込むのよ!」
「Ts1ええっ! ど、どうすればいいのさっ!」
「V0194EF8Ts1なんでもいいから栗生さんが/黙ってられないようなこと言いなさいFm3!」
「Ts1そんな無茶な!」
(急に言われても全然思い浮かばないよ!/も、もうどうにでもなれっ!)
「あ〜、暑い暑い! 我慢できないな〜!/目の前に栗生さんがいるけど、なにも/言わないし全部脱いじゃおっと!」
「V0148調子に……」
「えっ?」
「V0149乗ってんじゃにゃいわよ!」
「ぐえっAs0b0!」
(な、なんで僕だけ……ガクッ)
結局勝っても負けても、痛い目を見るのは/僕なんだよな……。
まぁ、W30摩央姉ちゃんと栗生さんが揃ってる時点で/大体わかってはいたんだけどさ……。
(ふぅ〜、どうにか授業を切り抜けたぞ!)
(実験中に睡魔に襲われるなんて思っても/みなかったな……)
(危うく実験器具に頭から/突っ込むところだったよ……)
(あ、星乃さん……)
(また一人で実験器具を片付けてる……)
「星乃さん」
「V0135あ、Nm君」
「僕も手伝うよ」
「V0136え、いいの?」
「遠慮せずに言ってくれればいいのに……」
「V0137で、でもNm君、EF9なんだか疲れてる/ようだったから、W30EF7気が引けて……」
「え? そんな風に見えた?」
「V0138うん……Fm2授業中もずっと眠気に/耐えているみたいだったから」
「そ、それは……」
(遅くまでネットサーフィンしていたのが/原因だろうな、きっと……)
「とにかく、僕は大丈夫だから手伝うよ!」
「V0139そう? W30EF3じゃあ、お願いしてもいい?/EF2隣の準備室まで運んでほしいの」
「うん、任せて!」
「終わった〜」
「V0140ありがとうNm君、Eoおかげで早く/片付けられたわ」
「同じクラスなんだから手伝うなんて/当たり前だよ」
「V0141うん……」
「じゃあ教室に戻ろっか」
「V0142ええ」
「V0096あら、Nm。それに星乃さんも……」
「あ、二見さん」
「V0143こんにちは、二見さん」
「V0097二人でなにをしていたの?」
「ああ、実験器具の片付けをしてたんだ」
「V0098ふうん、そうなの」
「うん」
「V0144二見さんこそ、どうして準備室に?」
「V0099実験をするためよ」
「え?」
「ええっ!? W30じ、実験!?」
「V0145ど、どうしたの? W30EF9そんなに慌てて……。/W30EFe5m6そんなにすごい実験なの?」
「い、いや……」
(今からここで実験するってことは……/W30星乃さんの前で二見さんとキスを!?)
「V0146な、なに? EF9私の顔になにかついてる?」
「ふ、二見さん! それは大胆過ぎるよ!/さすがに今はまずいんじゃないかと……」
「V0100え……?」
(確信できる……そんなことしたら、/僕は多くのモノを失ってしまう……!)
「V0101大胆……?」
「V0102ああ、そういうこと……。/W30EcW4EoF1心配しなくてもいいわ。W30今日はNmと/実験するわけじゃないから」
「え……? 僕じゃ……ない?」
「V0103ええ」
(二見さんが僕以外と実験だって!?/そ、そんなまさか……)
「V0104あ、EFe3きたみたい」
「……」
(いったいどんなヤツが実験相手なんだ?/見たくはないけど、気になる……)
「V0044二見さ〜ん、お待たせ〜」
「V0105大丈夫よ、私もきたばかりだから」
「え……咲野さん?」
「V0045あ、EF3Nm君と、星乃さん……/Fm4どうして二人はここに?」
「V0147実験器具の片付けをしていたの」
「V0046へ〜っ、そうなんだ」
(ま、まさか……)
「さ、咲野さんが二見さんの実験相手?」
「V0106そうよ」
「ふ、ふうん……」
(二見さんと咲野さんが実験……)
(なんだかすごくイケナイ雰囲気が!)
「V0107Nm」
「な、なにかな?」
「V0108念のために言っておくけど、/EoFe8m1あなたの想像しているような実験は/しないわよ」
「……え?」
「V0109スポーツ競技において、必要な能力を/向上させるのがFm2今回の実験よ」
「スポーツ?」
「V0110ええ」
「V0047私、EFe8もっとサッカーがうまくなるように、/Fm3いろんな方法を試したいと思ったの」
「V0148それで二見さんに相談したのね」
「V0048うん。Ecいざ始めようと思っても、/Eoなにをすればいいのかわからなくて……」
「そういうことだったんだ」
「V0111残念だったわね、W30Ehあなたの期待するような/実験じゃなくて」
「あはは……なんのことかな……」
「V0049Nm君が期待するような実験かぁ。/W30EFe2m3どんな実験なんだろう」
「V0149うん、EF3私も少し気になるんだけど……」
「そ、そんな気にすることじゃないよ!/ねぇ、二見さん?」
「LdV0112クスッ、W30Leいいわ。今は黙っていてあげる」
(二見さんは完全に僕の考えていたことを/察しているよな……/まずいな……弱みを握られたかも……)
「そんなことより早く実験した方がいいよ!/時間ももったいないしさ!」
「V0050そうだね。EF2じゃあ、始めよっか」
「V0113……わかったわ。ねぇ、EF9Nmたちも/協力してくれないかしら?/EF3今回の実験は4人の方が都合がいいのよ」
「V0150ええ、私でよければ」
(星乃さんが安請け合いしちゃったよ……。/大丈夫かな……?)
「V0114Nmはもちろん協力してくれるわよね?/W30Ecもっとも、W15EhFe3断るなんて選択肢は/最初からないけど」
「も、もちろん。喜んで協力するよ!」
(ぐ、さっそく脅してきた……。/僕が断ったりなんてしたら、すぐにでも/実験の内容を二人に話す気じゃないか!)
「V0115ありがとう、Ec助かるわ。W30Eoじゃあ、/少し準備があるから、待っててくれる?」
「V0151実験ってEF3具体的になにをするの?」
「V0051う〜ん、W30Eo実は私も知らないんだ〜。/W30EFe9ここにくるように言われただけなの」
(やっぱり不安だ……)
「V0116準備できたわ」
「こ、これは?」
「V0152もしかしてお茶漬け……?」
(確かにお茶漬けの様にも見えるけど……)
「V0117ええ、お茶漬けよ」
「本当にお茶漬けなの!?」
(これがお茶漬けだとして、/ご飯の上に乗っているこれはなんだ?)
「V0153二見さん、EF9この上に乗っているのは……」
「V0118大福よ」
「大福!?」
「V0119そう、大福のお茶漬け」
「……どうして、お茶漬けの上に大福が/トッピングされているのかな……?」
「V0120最近偶然、ネットで目にしたんだけど、/これを食べれば花札で負けないらしいわ」
「花札……? /二見さん、話が見えないんだけど……」
「V0121負け知らずの勝負師が勝負事の前に/必ずこれを食していたらしいのよ」
「大福を乗せたお茶漬けを?」
「V0122ええ。W30EoF3それで、W45もし大福茶漬けにW30EcF7集中力、/W45状況判断力を向上させる働きがあるのなら/EoF3花札以外にも応用できると思うの」
「V0052食べるだけで、W30EFe3m6サッカーがうまくなるかも/しれないってことだよね……?」
「V0123あくまで効果があれば、だけど」
「V0124大福茶漬けにそんな効果があるのか、/EcF7実際に試したケースはないの。/EoF3だったら試してみる価値はあるでしょ?」
「そ、そうかな……。/でも大福をお茶漬けに乗せるなんて/初めて聞いたよ……」
「V0154少し違うけど、EF3似たようなものを好んで/食べていた文豪の話を聞いた/ことがあるわ」
「へ、へぇ……そうなんだ……」
(……本当にこれを食べるだけで集中力が/上がるっていうのか?)
「む、無理だ! 効果があるなんて/やっぱり信じられないよ!/そもそも食べようと思えない!」
「V0125どうして? W30EF9美味しそうじゃない」
「V0053まぁまぁ、試してみればわかるって。/W30EF3これを食べればいいんだよね?」
「V0126そうよ」
「V0054じゃあ、さっそく……Ecいただきま〜す!」
「V0155でも、EFe2どうやって効果を確かめるの?」
「V0127そこでNmたちの出番よ。W30EF1大福茶漬けを/食べ終わった後、EoFe8m3麻雀をするわ」
「どうして麻雀を?」
「V0128もし効果があるのなら、W15EFe7m3別に花札で/なくてもいいのよ」
「V0129とにかく、とっさの状況判断を問われる/必要があればね。W30EF3実証されれば、/サッカーにだって役立てるわ」
「なるほど……」
「V0156だから4人必要だったのね」
「V0130そういうこと。W30EoFe3麻雀牌はここにあるから/いつでも打てるわ」
「さすが二見さん、用意がいいね」
「……って、それは僕の麻雀牌じゃないか!/いつの間に!」
「V0131いいじゃない、W15EFe8m3ちょっと借りただけよ」
「いや、僕に了承を取ってくれよ……」
「V0132だってEcあなた教室にいなかったんだもの」
「そりゃ、理科室にいたんだから……」
「V0055ふぅ、W30Eoごちそうさま〜」
「V0157は、早い……」
「V0133完食したわね、W45EFe8m3さぁ始めるわよ。/手加減はいらないわ」
「わ、わかったよ」
(とにかく打てばいいんだよな……。/よ〜しがんばるぞ〜!)
「V0056勝った〜!」
(まさか本当に大福茶漬けに効果が!?)
「V0057実験は成功だね! 二見さん!」
「V0134……」
「二見さん……?」
(咲野さんは喜んでいるけど、/二見さんはそうでもなさそうだな……/どうしてだろう?)
「V0135お礼を言われるのはまだ早いわ」
「V0058どうして?」
「V0136大福茶漬けを食べたおかげで勝てた、/W30EF9と決まったわけじゃないでしょ?」
「V0059え? そうなの?」
「V0137ええ。Eoそれが証明されないと、/W30実験は成功とは言えないわ。/W30EF9ねぇ、実際に食べてみてどうだった?」
「V0060う〜ん、W45Eoそうだなぁ……。/W30EF3食べられないことはなかったよ。/W30EF9でも、私は別々に食べる方がいいかな」
「V0158咲野さん……二見さんは味の感想を/聞いているわけじゃないと思うわ……」
「V0061ち、違うの……?」
「食べる前と後で、なにか変わったことは/なかったの?」
「V0062変わったこと? W45Ecう〜ん……」
「V0063お腹いっぱいになった……W30EF9っていうのは/違うよね……」
「う、うん……違うと思うよ」
「V0138どうやら実験は、W30EcFe6m3うまくいかなかった/みたいね」
「V0064え〜そんなぁ……」
(たしかに咲野さん、以前対局したときと、/あまり変わってなかったよな……)
「V0139仕方ないわ。それに私も、W30EF9一度目で/成功するとは思っていなかったもの」
「……じゃあ、まだ実験は続けるんだ?」
「V0140当たり前よ。W45EF7それに食べる量が適切じゃ/なかったのかもしれないし……。/W30EF8何度も試してみないとわからないわ」
「V0065え? 何度も試す……? W45EF4それって/W30また食べないといけないってこと?」
「V0141そうよ。W30言ったでしょ? W45EF7摂取した量が/不足していたからEc失敗したのかも……」
「V0066でも、続けて食べるのはちょっと……」
(咲野さん、やっぱり大福茶漬けが/口に合わなかったんじゃないかな……)
(たしかに別々に食べるべきだよ、/お茶漬けと大福は……)
「V0067う〜ん、W45Ecどうしよう……/W30EoF8実験がこんなに大変なものだなんて/思ってなかったな……」
「V0068ごめん、二見さん! /やっぱり上達に近道はないみたい……」
「V0069地道に練習していくことにするね!/さっそく練習に行ってくる!」
「V0142あ、ちょっと!」
「V0070じゃあまたね! W30EF2ありがと〜!」
「咲野さん、逃げたよね……」
「V0159そ、そうなのかな……」
「V0143どうしてあんなに嫌がるのかしら……?/W30EFe9とっても美味しそうじゃない」
「高尚過ぎる味だったんじゃないかな……」
……こうして、実験は一度目で終了した。
僕と星乃さんも大福茶漬けを食べてみたけれど、/苦笑いを浮かべるしかできなかった。
咲野さん、よく平らげたよ……。
(二見さんが勝ったってことは……)
「V0144……実験は失敗のようね」
「V0071ごめん、二見さん……」
「V0145謝ることじゃないわ。W30気にしないで」
「V0146Ld……Le」
「V0147なにがいけなかったのかしら?/W30EF6そもそも効果がないという可能性が/一番高いのだけど……」
「もしかして原因は二見さんだったりして」
「V0160え? EF9二見さん?」
「V0148Nmどういう意味よ!」
「いや、調理過程で失敗している可能性が/あるんじゃないかと……」
「V0149……!」
(あ、しまった……。/調子に乗って言いすぎたかも……)
「いや、あの……僕は二見さんの味音痴が/原因だと言っているわけじゃなくて……」
「V0150……!」
(まずい……。/ちっともフォローになってないぞ……)
「違うんだ……僕が言いたいのは……」
「V0151……そう、W45EoNmの言いたいことは/充分に理解できたわ」
「え……?」
「V0152これからはNmに、Ec咲野さんの代わりを/してもらうことにするわ」
「どうして僕が……!」
「V0153だってあなた、W30Eh実験好きでしょ?」
「そ、それは……」
(く……断れば間違いなく、さっきの/僕の妄想をぶちまけられてしまう!)
「わ、わかった……手伝うよ……」
「V0154フフッ、W45Eo助かるわ」
「V0155実験が成功し次第、咲野さんには/報告するわね」
「V0072ありがとうNm君! W45EF9私もさすがに/何度も食べるのはつらいと思ってたんだ」
「そ、そうなんだ……」
「V0161あ、そうだ。W45EF3ねぇ、二見さん」
「V0156なに?」
「V0162イチゴ大福茶漬けなんてどうかな……?」
「あの……星乃さん?」
「V0163もっと甘くすれば、Fm3デザート感覚で/食べやすくなるんじゃないかな?」
「V0157Ld……Le」
「V0158そうね。W30アレンジを加えるのも、/一つの案かもしれないわね」
(星乃さん……ここでそんな気の利かせ方は/あんまりだよ)
「V0164Nm君、Ecがんばってね」
「う、うん……がんばるよ……」
……こうして、僕は咲野さんの代わりに/大福茶漬けを毎日食べることになった。
未だに実験は成功していない……。/成功する気配すらない……。
怒らせるようなこと言うんじゃなかったよ。
「V0073負けちゃった〜」
「V0159Ld……Le」
(星乃さんが勝ったということは、/実験は失敗か……)
「V0165あの、私が勝ってよかったのかな……?」
「V0160ええ、W30構わないわ。手加減されても/意味がないもの」
「V0074う〜ん、W45Eoどうしてだめだったのかなぁ」
「やっぱり、大福茶漬けに集中力を高める/効果なんてないんじゃ……」
「V0161そう決めつけるのはまだ早いわ。/W30EF2ねぇ、W30星乃さん……あなたも実験に/協力してくれないかしら?」
「V0166ええ!? W30私が?」
「V0162被験者は多い方がいいもの」
「V0167そんな……私なんて……」
「V0075星乃さんも実験に参加してくれるの?/W30EF2仲間ができて心強いなぁ」
「V0168まだ私は引き受けるなんて……」
「V0163乗りかかった船でしょ? EcW4Eoいいじゃない、/減るものじゃないし。W30EF3むしろ増えるかも」
「V0169も、もう少し考えさせて……」
「V0164諦めるのね。/私に近づいたのが運の尽きよ」
「V0170Nm君、なんとか二見さんを……」
「……」
(ごめん、星乃さん。下手に動いたら/僕も巻き込まれかねないんだ……)
「V0165ちょっと待ってて。すぐに準備するから」
「V0171ふ、二見さん!? さっきより大福の数が/増えてるのはどうして?」
「V0166大福の数を増やせば変化があるかも/しれないでしょ?」
「V0076うわぁ……お腹いっぱいになりそうだね」
(これは星乃さんには酷かも……)
……こうして、星乃さんも実験に加わった。
未だに実験が成功したという報告は聞いていない。
実験のせいなのか、星乃さんの雰囲気が/丸くなったような気がする……。
応援部がチアガールを募集しているらしいから、/星乃さんに勧めてみようかなぁ。
「よ〜し! 勝ったぞ!」
「V0077負けちゃったEc……」
「V0172Mo……Mc」
(あ、そうか……僕が勝ったってことは、/実験が失敗したってことだよな……)
「V0167どうして失敗したのかしら?/W45Ecもしかして、調理方法に問題が……。/EoF7なにか特殊な調味料が必要だとか……」
「二見さん……もしかして大福茶漬けは、/その勝負師にとって、げんかつぎの意味が/あったんじゃないかな?」
「ほら、受験の時なんか特にだけど、/勝負事の前に、げんをかつぐって/よくあることじゃないか」
「V0173そうね。たしかによく聞くわ」
「V0078勝負の前のカツどんとかだよね」
「V0168げんをかつぐなんて非科学的よ。/W30EFe7m6それだけで、一度も負けたことがない/なんてEcF8ありえないわ」
「V0169もっと理にかなった要因があるはずよ」
「そうかなぁ……」
(案外、イカサマして負けなしってこと/だったりして……)
「V0170やっぱりもっと正確に記されている資料を/探す必要がEcあるかもしれないわね……」
(二見さん……/なんだか真剣に考え始めてないか……?)
(やっぱり嫌な予感がする……)
「星乃さん、今のうちに理科準備室から/出よう!」
「V0174ど、どうして……?」
「これ以上、実験に首を突っ込まない方が/いいと思うんだ」
「V0175そ、そうかな?」
「……じゃあ僕らは教室に戻るよ!/咲野さん……がんばってね!」
「V0079う、うん」
本格的に巻き込まれる前に僕らは/理科準備室から立ち去った。
咲野さん、大丈夫かな……。
せめて、大福茶漬けをもっと食べやすいものに/してあげたいけど、/いったい、どんなものが合うんだろう……?
(摩央姉ちゃんに家庭科室へくるように/言われたけど、なんの用だろう?)
(教室にきたときの摩央姉ちゃん、/やけに迫力あったよな)
(別に怒ってるわけじゃなさそう/だったけど……)
「あ、なるみちゃん……」
「V0067あ、W30EF3Nm先輩」
「なるみちゃんは今日も部活?」
「V0068いえ、W30EF3水〆先輩が家庭科室に/集まるようにって……」
「え? なるみちゃんも」
「V0069はい! W45Eoそうなんです」
「どういうことなんだろう……」
「V0195あ、Nn」
「摩央姉ちゃん……と二見さん……?」
「LdV0171……Le」
「V0196これで全員揃ったわね」
「二見さんも摩央姉ちゃんが呼んだの?」
「V0197ええ、そうよ」
(いったいこのメンバーでなにをする/つもりなんだろう……)
「もしかして、なるみちゃんに料理でも/教えてもらうとか?」
「V0198はずれ〜。W45EF9残念だけど違うわ」
「じゃあ、どうして僕らを家庭科室なんかに/呼んだのさ?」
「V0172Nm、なにも聞いてないの?」
「え? すると二見さんは聞いてるんだ?/なるみちゃんは?」
「V0070あっ、W15EF2私も簡単になら説明を聞きました」
「V0199ああ、W30EF7Nnへの説明は後回しでいいと/思って、EF9まだ言ってないのよ」
「……僕の扱いだけぞんざいじゃない?」
「V0200仕方ないでしょ?/W30EF3二人には説明する必要があったんだから」
「僕にはその必要がなかったんだ……」
「V0201まぁまぁ、すねなくてもいいじゃない。/今から説明してあげるんだから」
「V0202え〜、W45Ecコホン……」
「V0203ここに、輝日南高校麻雀同好会の発足を/宣言します!」
「……」
「V0071Ld……Le」
「V0173……」
「全然説明になってないんだけど……」
「V0204わかってるわよ……Fm3ここからが本題よ」
「V0205私の友達に輝日東高校へ通っている子が/いるんだけど……」
「V0206彼女ね……EFe8m3実は輝日東高校麻雀同好会の/副部長なのよ」
「へぇ〜」
「V0207……で、彼女から聞いたんだけど、/W15EF2今度輝日東の麻雀同好会主催で、Fm6他校の/麻雀部を招待して対局するのよ」
「V0208まぁ、麻雀部同士の交流を旨とした/麻雀大会ってところかしら」
「それと輝日南高校に麻雀同好会を/作るのと、どう関係が?」
「V0209よく聞いてくれたわNn!/ここからが本当の本題なのよ!」
(なんだ?/摩央姉ちゃんのテンション、/異様に高いぞ……?)
「V0210その! Fm2他校を招いて行う対局の!/EcFm5面子が! EoFm8足りないわけよ!」
「面子が……足りない……?」
「V0174この場合は、Fm3参加校に空きがある/ということかしら」
「V0211その通りよ。Eo補足感謝するわ、二見さん」
「V0212と、いうわけで、W30Eo輝日南高校からも/参加してほしいと頼まれたのよ」
「それで引き受けたんだね」
「V0213ええ。W15EF9友達の頼みとあれば、/Fm3断るわけにはいかないじゃない?」
「でも、輝日南高校には麻雀部なんて……」
「LdV0214Moも〜!McLe EF9私の話をちゃんと聞いてたの!?/LdW55EF8Moだ〜W15McW8Moか〜W15McW8Moら〜、W15McLeW30EF3今まさに! W30EcF8この瞬間!/W30Eo麻雀同好会の発足を宣言したんじゃない」
「ああ、そうだった……」
「V0215ちゃんと学校側にも許可をもらったから、/Ecなんにも問題ないわ」
「……いや、問題あるよ! 部員は?」
「V0216なによ〜Nn、わかってるくせに〜。/W30EF3今ここにいる四人が部員よ」
「やっぱりそうだったんだ……」
「V0217既に二人には了承してもらっているから、/あとはNnだけよ」
「なんだって!?」
(そうか……二見さんも、なるみちゃんも/だから口を挟まなかったのか……)
「でも、なるみちゃんは家庭部だろ?/かけもちしてもいいの?」
「V0072はい。EF3活動は短い期間だと聞いたので」
「V0218家庭部とかけあって、なるみちゃんと/家庭科室を借りられることになったのよ。/W30EF2今回限りっていう約束でね」
「レンタルみたいなものなのかな……?」
「V0219簡単に言うとそうね。家庭部に話の/W30EFe2m3わかる人が多くて助かったわ」
「まさか家庭部を脅迫したんじゃ!?」
「V0220ばかなこと言わないでよ! W45EF8ちゃんと/合意の上で借りたに決まってるでしょ」
「あはは……そりゃそうだよね」
「V0221失礼しちゃうわ、Ec全く……。/W45F9Eoここに至るまで結構苦労したのよ?」
「V0222今回の参加のためだけに、こんなにも/手間をかけたのかと思うと、W30EF6なんだか/すごくもったいないわねぇ」
「ふ、ふうん……」
(摩央姉ちゃんって、もしかして麻雀が/すごく好きなのかな?)
(好きでもないと、なかなかここまで/できないよな……)
「V0223で、W30EF9どうなのNn、W15EF2入ってくれるの?」
「え、え〜っと……」
「V0073Nm先輩……断ったりしませんよね?/Fm6私、W30先輩と一緒に麻雀打ちたいです〜」
「なるみちゃん……入部しなくたって/一緒に麻雀は打てると思うんだけど……」
「V0074そんなことないです!」
「V0075先輩と私が一緒に部活動するなんて、/EFe9夢のようなことなんですよ!」
「そんな、大げさだよ……」
「V0076じゃあ、Nm先輩はうどん同好会に/入ってくれるんですか?」
「そ、それは……」
(うどん同好会への入部は、/ちょっと勘弁してもらいたいなぁ……)
「わ、わかった……入部するよ」
「LdV0077Moわ〜い! McW45LeEoうれしいです!」
「V0224ありがと〜Nn!」
(断ろうものなら、なるみちゃんが/泣きそうだったし、断れないよ……)
「V0225ふぅ、W45EoF3一通り説明はしたかしら?/なにか質問はある?」
「この人選にはなにか理由があるの?」
「V0226ええ、あるわよ。W30EFe8m3輝日東にも負けない/強力な面々を揃えたわ。/W30Fm2言わば、麻雀ドリームチームね」
「でも、なるみちゃんも、二見さんも/麻雀を打ち始めたのはつい最近だよ?」
「V0227わかってないわねNn……」
「V0228長く打っていれば、EFe8m3その分強いってわけ/じゃないのよ」
「そりゃそうかもしれないけど……」
「V0229なるみちゃんのテラスでの対局は/Ec今でも鮮明に覚えているわ……」
「テラス?」
「もしかして、うどん同好会と菜々の四人で/打った麻雀? リベンジマッチだっけ?」
「V0078Nm先輩も見てたんですか!?」
「ちゃんとは見られなかったんだけど、/結果は菜々から聞いたよ。/なるみちゃんの圧勝だったんだよね?」
「V0079ぐ、偶然うまくいっただけですよ……」
「V0230そんなことないわよ。W45EF3充分に可能性を/感じさせてくれる、いい打ち方だったわ」
「V0231なるみちゃん……W45Eoあなたは化ける!」
「V0080そんなこと言われたら照れちゃいますぅ」
(なるみちゃんの方も/まんざらでもないって感じだな)
「じゃあ二見さんは?」
「V0232そりゃ、もちろん天才だからよ」
「え……それだけ? 安直すぎない?/天才だからってなんでもできるわけじゃ/ないと思うんだけど……」
「V0233わかってるわよ。W40EF3でも、この短期間で/仕上げるには、EFe8吸収力の高い人材を/選ぶべきだと考えたわけ」
「それはなんとなく納得できるよ……。/けど意外だな、二見さんは部活動なんて/興味ないと思ってたから」
「V0175ええ、W30Eo私も意外に感じているわ。/W30部活動に興味が湧くなんて……。/W30EF2あなたのおかげね」
「……そんなことないと思うけどなぁ。/二見さん自身が変わろうとした結果だよ」
「V0176そうかしら?」
(活動期間も短いし、この面子だったら/あまり気を遣う必要もないだろうから、/二見さんも気楽にできるかな?)
「V0234ちょっと……Fm6二人だけで話さないでよ」
「え? ああ、ごめん」
(さっきからほとんど摩央姉ちゃんだけが/喋ってると思うんだけどな……)
「僕が選ばれた理由をまだ聞いてないよね」
「V0235Nnは扱いやすいから……W30Ec以上」
「ええっ!? やっぱり僕だけ扱いが/ぞんざいじゃないか!」
「V0236だって、マネージャーは扱いやすくないと/困るじゃない」
「え? マネージャー……?」
「V0237言ってなかった? W30EF7学年毎に分けて/対局するから、EF3参加者は三名なのよ」
「じゃあ、僕は必要ないんじゃ……」
「V0238必要よ! W30Eo欠けたら困るわ。/W30Fm3Nnには私たちのサポート役に徹して/ほしいわけよ」
「サポート?」
「V0239そうよ。EFe8対局に赴く部員を心身共に/サポートするのがマネージャーでしょ?」
「V0240考えた結果、W30EcNnが適任だと思ったの」
「そ、そうなんだ……」
「V0241それに特訓するには四人いないとね」
「ははっ、特訓なんて大げさだな〜」
「V0242大げさなもんですか。/W30Eo輝日東高校との対局は今度の土曜、/もう残された時間はわずかなのよ」
「V0243やれるだけのことはやっておかないと、/W30Eo輝日東高校に勝つことはできないわ……」
「摩央姉ちゃん、やけに輝日東高校を/意識しているみたいだけど、どうして?」
「V0244どうしてって……」
「V0245相手は輝日東高校麻雀同好会よ!?」
「そんなに有名なの?」
「V0246ええ。W45Eo部員はみんな凄く練習熱心で、/プロにコーチを依頼するほど」
「V0247超高校級の人材ばかりよあの同好会……。/W30甘く見てると痛い目に遭うんだから」
(そんなにすごいのか……。/だんだん僕も気になってきたぞ)
「V0248だからこそ、俄然燃えるんだけどね」
「へぇ〜、そうなんだ……」
「でも、やけに詳しいよね摩央姉ちゃん」
「V0249う、W120EcF7まぁ……W90Eoいろいろあったのよ。/W90若気の至りってやつかしらね……」
(プールで麻雀を打った時もだったけど、/詳しく聞いても教えてくれないんだよな)
(摩央姉ちゃんが麻雀打ち始めた頃に/なにかあったのかな……?)
「V0250とにかく! W30輝日東に勝つということは/トップを取ることと同じようなものなの。/W30Fm3他の学校なんて眼中にないわ」
「V0251さあ、W30Fm3これから麻雀強化訓練よ!/W30Fm2みんな準備はいいわねっ?」
「V0103ええ」
「V0081はい、EFe8いつでも大丈夫です!」
(僕もがんばるぞ〜!/当日は打たせてもらえないけど……)
「摩央姉ちゃんの勝ちか……。/これはやっぱり、対局に臨む意気込みの/差なのかな?」
「V0178……」
「V0082負けちゃいました……」
「V0252ちょっと二人とも、W30Fm8私に勝てないようじゃ/輝日東高校に一矢報いることだって/叶わないわよ!」
「別に一矢報いる必要ないんじゃ……」
「V0253なに甘いこと言ってるの!/W30EFe9m8負けるために参加するんじゃないのよ?」
「そりゃ、そうかもしれないけど……」
「V0254わかったなら、特訓を再開するわ。/W30EFe8時間の許す限り打たないとね」
「ええ!? まだ打つの?」
「V0255当然よ。W45EF4一回打ったぐらいで特訓も/なにもないじゃない」
「V0179今日はもう疲れたから帰るわ」
「V0256だめよ二見さん。これは部長命令よ」
(やっぱり摩央姉ちゃんが部長だったんだ)
「V0083うぅ、Nm先輩〜。/Ec水〆先輩とっても厳しいです〜」
「本当だね……」
……こうして、/摩央姉ちゃんによる熱血指導が始まった。
「V0257違うわ、なるみちゃん!/どうしてそれ切っちゃうの!?」
「V0084す、すみませ〜ん」
「V0258感性も大事な要素なのよ!」
「V0180そんなもの理解できないわ」
対局後日……
「結局、完敗だったね……」
「V0259そうね、W45EoFe9二人ともよくがんばってくれては/いたんだけど」
「輝日東の打ち方を見て、/やっと摩央姉ちゃんの言っていたことが/わかった気がするよ」
「V0260一緒に対局する三人はもう戦々恐々よ」
「確かにそうだね」
「V0261やっぱり、W30即席で作った同好会じゃ無茶が/あったかもね。W45EFe6m3もう少し期間があれば/よかったんだけどEc……」
摩央姉ちゃんは名残惜しそうにしていたけど、/あんなスパルタの特訓はもうこりごりだった。/僕以外もそう思っていると思う。
……こうして、/輝日南高校麻雀同好会は解散と相成った。
「V0085勝ちました〜!」
「V0181やるわね、W30EF3なるみ」
(これが摩央姉ちゃんの言ってた/可能性ってやつか!?)
「V0262やっぱり、EFe3なるみちゃんなら/なにか起こしてくれるかもしれないわね」
「V0086そ、そうですか〜? Ecエヘヘ」
「LdV0263MoフッW10McW6MoフッW10McW6Moフ……McW45LeEoFm3楽しみね当日の対局、/W30EhFm2大いに荒れるかも……」
対局後日……
「なにも起きなかったね……」
「V0087すみませんでした。Ec役に立てなくて……」
「V0264なるみちゃんが謝ることないわ」
「V0265さすがに期間が短かったわね。/W30EF9もっと時間があれば、勝つことだって、/充分可能だったはずよ」
「V0266これで解散なのはEh少しもったいないわね」
次に生かしたかったと、摩央姉ちゃんは少し/名残惜しそうだった。
……こうして、/輝日南高校麻雀同好会は人知れず、/静かにその活動に幕を下ろした。
「二見さんの勝ちだね」
「V0088すごいです二見先輩!」
「V0267さすが天才と呼ばれるだけはあるわ……」
「V0268打ち始めて間もないと聞いていたのに、/EF3こんな打ち方ができるなんて想像以上よ」
「V0182……」
「V0183勝つなんてわけないわ。/Fm3どうやら私に練習は不要みたいね」
「V0184今日の部活動は終わりでしょ?/W15EoFe3じゃあ、私は帰るわ。お疲れ様」
「あ、二見さん」
「V0269え? EFe5ちょ、W15Fm5ちょっと待ちなさい!」
「V0089二見先輩、EFe9帰っちゃいましたね……」
「そうだね……」
(すごく満足そうに帰って行ったけど、/実際、一回麻雀を打っただけだよな)
「V0270どうして勝手なことしちゃうかなぁ」
「V0271ここからもっと特訓してレベルアップを/図らないといけないのに!」
「いまのままじゃだめなの?」
「V0272輝日東高校と渡り合うには、まだまだね」
「まだまだなんだ」
(いったい、どれだけ強いっていうんだ?/輝日東の麻雀同好会は……)
「摩央姉ちゃん、二見さんはどうするの?」
「V0273連れ戻すに決まってるじゃない。/EF6決まってるんだけど……」
「V0274負けた手前、W30なかなか強く出られないのが/つらいのよEcねぇ」
「……」
「摩央姉ちゃん、もしかしたら二見さんは/部活動っていうものをちゃんと/理解していないのかも」
「V0275部活動を理解していない?」
「うん、二見さんは今まで部活に興味が/なかったみたいだから……」
「V0276……W60わかったわ。W45EoFe8m3部長である私が導いて/あげればいいわけね」
「やっぱり摩央姉ちゃんが部長だったんだ」
「V0277そうと決まれば、即行動よ!/W30追いかけるわ!」
(うまくいくといいけど……)
対局後日……
「完敗だったね」
「V0278はぁ……W75Eoだからこのままじゃだめって/言ったEcのに」
(結局、摩央姉ちゃんは二見さんの説得に/失敗したんだよなぁ)
(二見さんが特訓に参加したのって、/あれから一度しかなかったし……/負けたのもしょうがない気がするよ)
「V0185納得いかないわ。W30Eoどうしてわざわざ/悪い待ちを選ぶの? W45EF7意味がわからない」
「V0279だから言ったじゃない。/Fm8牌効率も大事だけど、麻雀には感性も/要求されるのよ」
「V0186感性? W45EFe8そんな目に見えないものが/当てになるわけないわ」
「V0280でも、W30EF8事実負けたでしょ?」
「V0187やっぱり納得いかないわ」
(いつまでこの口論は続くんだろう……)
僕たち輝日南高校麻雀同好会は輝日東高校の/セオリーに依らない打ち方に見事に翻弄された。
二見さんは全く納得いっていないようだったけど、/彼女の意思に関係なく、輝日南高校麻雀同好会は/短い活動期間を終え、解散することになった。
「よ〜し勝ったぞ!」
「V0090Nm先輩すごいです〜!」
「V0188やるわね、Nm」
「V0281も〜EF8マネージャーが勝ってどうするのよ」
「ええ!? 勝っちゃいけなかったの?」
「V0282そうは言わないけど、W45EF9当日対局する/部員が負けてちゃ話にならないじゃない」
「それは僕のせいというより負ける方に/問題があると思うんだけど……」
「V0283ふうん、W30Eh言ってくれるわねNn」
「僕が当日参加した方がよかったりしてね」
「V0284……!」
「な〜んて……」
「V0189私は別に構わないわよ」
「Ts1冗談だけど……。/Ts2え? 二見さん?」
「V0190Nmが出たいのならそうすればいいわ。/W30EF3私、W30マネージャーでもいいもの」
「いや、待ってよ冗談だって!」
「V0191私、W30マネージャーにも興味あったのよ」
「そんなの初めて聞いたんだけど!?」
「V0192初めて言ったんだから当然よ。/W30EF3倒れた部員にやかんの水をかける仕事を/W15Ec一度やってみたかったのよね」
「二見さんは、いったいどちらのクラブと/勘違いしているのかな?」
「V0193どうかしら、W45Fm3構わないでしょ部長?」
(部長って、やっぱり摩央姉ちゃんだよな)
「V0285う〜ん、W30EcFe9そうねぇ。W45EoFm9本当は二見さんに/出てもらいたかったんだけど、/本人がそういうなら……」
「待ってよ摩央姉ちゃん!/さっき僕が言ったのはほんの冗談で……」
「V0286Nn、覚悟はできているのね?」
「できてないって!/ちゃんと僕の話を聞いてくれよ!」
「V0287問答無用! EoF3発言には責任を持たないと」
「そんなぁ……」
「V0091一緒にがんばりましょうね、Ec先輩!」
「V0194期待してるわ、Nm」
(なんだかまずい展開になってないか?)
対局後日……
「V0092負けちゃいましたね……」
「V0288ええ、W45Eo完敗だったわ」
「……」
「V0093うう……W45Eoすごく練習したのに〜」
「V0195敗因は明らかよ」
「V0289そうよねぇ? Nn?」
「ぐ……」
「V0290言い訳ぐらいはEhFm3聞いてあげるけど?」
「……どうして参加している生徒がみんな/女の子だって教えてくれなかったのさ!」
「V0291だってEF9聞かなかったじゃない」
「そんなこと言われたって、/女の子だけだなんて思ってもみないよ!」
「V0292NnならEFe7察してくれるかな〜って」
「どうやって察しろと……」
「V0293まぁいいじゃない。Fm3別に男子禁制って/わけじゃないんだしさ」
「V0196問題はやっぱり、W30EcNmが激しく/動揺していたことだと思うわ」
「V0094Nm先輩かっこ悪かったです……」
「二見さん、なるみちゃんまで……。/女の子たちに囲まれて集中しろって/言う方が難しいよ……」
(緊迫感と華やかさが混ざって、なんとも/言えない複雑な雰囲気だったよな……)
(僕だけ完全に浮いてたし、/集中しろって言う方が無茶だよ……)
「V0294そんな言い訳聞きたくないわ!」
「言い訳を聞いてくれるって言ったのは/摩央姉ちゃんじゃないか!?」
「V0295いちいち細かいこと言ってると、/EFe8m6女の子に嫌われるわよ?」
「V0296どっちにしたってEoNnが私たちの/足を引っ張ったのは事実よ」
「V0297だからデザートでもご馳走してくれないと/EcF2割に合わないわよね?」
「え?」
「V0095Nm先輩、本当ですか?」
「V0197クスッ、W45Eoいいわね。楽しみだわ」
「そ、そんな……」
……こうして、麻雀同好会は解散、/同時に僕の懐はとても寂しいものになった。
みんな自分が払わないからって、/なんでも頼みすぎだよ……。
(晴れた日の食後は屋上へ来るに限るなぁ。/風もいい具合だし、爽やかな気分だ)
(あれ? あそこにいるのって……)
(やっぱり栗生さんだ。それに祇条さんと/なるみちゃんも一緒にいるみたいだな。/あんなところでなにをしてるんだ?)
(なんか三人揃って面白い動きをしてるな。/ちょっと声をかけてみるか)
「V0096あっ! W30Nm先輩だ! W30Ecこんにちは〜Eo」
「V0135EcFe2m3こんにちは、W30ご主……W30EoFe5m4W45EFe9m2じゃなくて、/W30Nmさん」
「こんにちは、今日はいい天気だね」
「V0150EF1Nm君。/こんなところでなにしてるの?」
「あはは……、それはこっちの台詞だよ。/珍しい組み合わせの三人が揃って、/こんなところでなにしてたの?」
「V0151二人に護身術を教えてあげてたのよEc」
「ご、護身術だって?/どうしてまた急にそんなこと……」
「V0097Ecエヘヘ、W30Eoなんだか私たちには警戒心が/少し足りないとかなんとかで……」
「V0136EFe6自分で身を守れるように、と」
「V0152里仲さんはお店で酔っぱらいなんかに/絡まれることもあるだろうし、W30EFe9m2祇条さんは/誘拐犯に狙われたりするかもしれないわ」
「V0153だから、W30Ecこうした空き時間を/使って練習してるの」
(酔っぱらいはともかく、誘拐犯相手に/簡単な護身術程度じゃ通用しそうにない/けど……、怒らせないよう黙ってよう)
「な、なるほど。じゃあさっきの妙な/面白い動きは護身術の練習だったんだね」
「V0154お、W30EcF8面白いですって……Eo?」
(あ、あれ? もう怒ってないか……?)
「V0155EFm1実際に技をかけるわけにいかないから、/ああやって形だけで教えてたのよ……」
「V0156EcF8それに対してあなたは私たちを/バカにするようなことを言うわけ……?」
「えっ? あ、いや……」
「V0157女の子にとって自分で身を守ることが/どれだけ大切なのか、W30Eo脳天気なあなた/にはきっとわからないんでしょうねFm1」
「ご、ごめんなさい……」
「V0098Nm先輩!/W30Ecわ、W15私、Eo気にしてませんから!」
「V0137EFe9m3私も、W30全然気にしていませんよ」
「二人ともありがとう……。/軽い気持ちだったとはいえ反省するよ」
「V0158EFe9m6全く、W45二人ともNm君に対して/甘すぎるのよね」
「V0138そ、W30EFe9m6そうでしょうかEc?」
「V0099EFe9m4う〜ん、W30意識したことなかったです」
「V0159Ld……Leそうだわ、W30EFe8m1どうせなら/ちょっとくらい目に見える形で/Fm2反省してもらおうかしら」
「目に見える形?」
「V0160EcFm1そう、W30EoFm2今からNm君には痴漢役として/護身術の実験台になってもらうわ」
「ち、痴漢役だって!?」
(ひょっとして祇条さんやなるみちゃんに/触り放題ってことなのか!?)
「V0161EFe9m1なに『痴漢役』って部分だけ抜き出して/興奮してるの。W45単なる投げられ役よ?」
「えっ! あ、あはは……、わかってるよ」
「V0100えっと、W30Fm2じゃあ私たちが先輩のことを/投げ飛ばしちゃうんですかEc?」
「V0162EF2そうね、W30でも折角だからNm君には/実際に襲いかかる感じでやってもらうわ」
「V0101EoF4え〜っ! W35B80EFe9私たちNm先輩に/襲われちゃうんですか!?」
「それは痴漢役を超えてるんじゃ……」
「V0139わ、W30Ec私は自信ないです……Eo」
「僕だって女の子に襲いかかる真似なんて、/たとえ演技でもあまり気が進まないなぁ」
「V0163それなら先に私が相手をしてあげる。/W45私が相手なら手加減はいらないし、/W30二人にお手本を見せることもできるわ」
「う〜ん、そういうことなら/ちょっとやってみようか」
「V0164EcFm3ええ、W30Eoいつでもかかってきていいわよ」
「V0102EcF2Nm先輩がんばれ〜!/W45……EoF9って、W30応援するのもヘンですね」
「V0140どちらも怪我には気をつけて下さいね」
「よ〜し、いくぞ!」
(いつも大半が僕のせいだとはいえ/栗生さんにはやられてばかりだし、/ここはちょっと脅かしてやろうかな)
「うおぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
Ti0/Ts2         Ti2Ts3ズダンAs0b0!
「ぐえっ!」
「っつ〜〜〜っ!」
「V0165甘いわね。W45力と勢いだけでなんとか/なるとでも思ったのかしら?」
(い、いったいなにが起きたんだ?/気づいたら目の前に空が……)
「V0141Nmさん! だ、W15大丈夫ですかっ!?」
「V0103Nm先輩!」
「い、いてて……。僕はどうなったんだ?」
「V0166Ecあなたは私に投げられたのよ。/W45Eo勢いがあったぶん勢いよくね」
「V0104完全に宙に浮いてましたよ!」
「そ、そうなんだ、あはは……」
「V0142お怪我は……W45EhFm3ないみたいですね。/W30Ec良かった……」
「V0167EcF1Nm君、W30Eo今かなり本気で/向かってきてたでしょう?」
「う、うん」
「V0168EF3二人ともわかったかしら? W45相手が/Nm君だったから実感は薄いけど、/W30今のは腕力に差のある相手にも効果的よ」
「V0105すご〜い! W45EF3私もあんな風にかっこよく/酔っぱらいを投げ飛ばしてみたいです!」
「V0143EFm2す、W30少し怖いですね……」
(な、なんか遠回しに僕がひ弱だって/言われてるみたいだ。このまま好き放題/されたままなんて悔しいな……)
「く、栗生さんが僕よりも強いことは/認めるけど、精神的な強さはどうかな」
「V0169EFe8m1どういう意味よ?」
「栗生さんは将来警察官になりたいって/言ってたことがあったよね?」
「V0170Ehそうだけど……、W30EcW4Eoそれがどうしたのよ?」
「警察官には忍耐力が必要だと思うんだ。/栗生さんは怒ってばかりだし、忍耐力って/ものが僕よりもないんじゃないかな?」
「V0171……つまり、W30EoNm君は精神的になら/私より強いって言いたいのかしら?」
「自信はあるよ」
「V0106EF7なるほど〜、W30EFe3m2Nm先輩に女の子の/お友達が多いのも忍耐力のお陰ですねEcF2!」
「な、なるみちゃん、それは違う……」
「V0172EcW4Eoまぁいいわ、W30そういうことなら/精神的な強さでも決着をつけましょうか」
「そうこなくっちゃ!」
「V0144でも、W30Fm3精神的な強さってどうやって/競えばいいんでしょうか?」
「V0173EFe9m1そういえばそうね……」
「麻雀で勝負をしよう!」
「V0174ま、W30EFe8m1麻雀?」
「V0107麻雀で精神的な強さがわかるんですか?」
「麻雀は牌だけじゃなくて、相手の表情や/仕草からも情報が得られるからね。/心理的な駆け引きもすごく重要なんだ」
「V0175でも、W30麻雀なら前にもやったじゃない」
「そうだけど、今までそんな風に意識して/麻雀をやったことってないでしょ?」
「V0176EFm4それは……、W45EcFe8m1そうね」
「結局は運の要素も絡んでくるけど、/時の運も含めて恨みっこなしで/決着をつけよう!」
「V0177EoFm3仕方ないわね、W45Fm1勝負を挑まれたんだから/内容がなんであれ受けて立つわ」
「V0108えっと……W45EFe9m2もしかして私と祇条先輩も/麻雀の面子に入ってますか……?」
「V0178Eh当然よ、W45EcW4Eoじゃないと人数が足りないもの」
「あ、あはは……、二人ともごめんね。/でも、きっとムダにはならないと思うよ」
「V0145EcF2フフッ、W30EoF3私は構いませんよ」
「V0179EFe9m3まぁ、W15あなたたちだって社会に出たら/麻雀をやることがあるかもしれないしね」
「V0109う〜ん、W30EcFe8わかりました。W45Eo私もやります!」
「よし、それじゃあ始めよう!」
(この勝負には絶対に勝ちたい……!/なにもかも栗生さんに負けっぱなし/なんて男として情けないじゃないか!)
(ま、負けてしまった……。僕は栗生さんに/なに一つ勝つことができないのか?)
「V0180Eoほらね、W30麻雀でも私の方が強いでしょ?」
「悔しいけど、返す言葉もないよ……」
「V0110さすが栗生先輩、W30EoFe3心身ともに/スキなし! W15って感じですね!」
「V0181EcF2フフッ、W30Eoありがとう」
「V0146Nmさん、気を落とさないで下さいね。/W30Nmさんには他にも良いところが/たくさんあるってわかっていますから」
「V0182EhFe8m1図に乗らせちゃダメよ、W30EcW4EoNm君には/このさい考えを改めてもらわなきゃ。/W45なよなよした性格を直すのよ!」
「う〜〜〜ん、僕ってそんなに/なよなよしてるように見えるかな」
「V0183EFe9見えるから言ってるの。W30男として/自分で情けないと思わないの?」
「正直、栗生さんがよく言う/『男らしさ』っていうのをあまり/意識したことが僕にはないんだよ」
「V0184はぁ……、W30Eoそれがダメだっていうのよ。/W45自分が男だってきちんと意識してなきゃ」
(栗生さんはどうしてこんなにも/僕に怒ってくるんだろう?)
「V0185EcFm1一人前の男になるには、W30Fm8まず第一に/男であることの自覚を持つべきよEoFm1」
(やっぱり僕の態度が気に入らなかったり/……んっ?)
「V0186EFe8m6聞いてる?」
(栗生さんの体……。/あの細い体のどこに僕を投げ飛ばす/だけの力があるんだろう?)
「V0187EhF8ちょっとNm君、W30聞いてるの?」
(やっぱり、どれだけ強くても女の子/なんだよな。もしもなにかあったら/僕が彼女を助けてあげたい……)
「V0188ねえってば」
(そのためには、僕もこのままじゃ/ダメなのかもしれない)
「V0189EcFe8m1いい加減に……」
(よし、覚悟を決めて栗生さんに……)
「V0190しなさいAs0b0!」
「うわっ! ど、どうしたの?」
「V0191EFe9m1もう、W30『どうした?』じゃないわよ。/W45私の話、W30全然聞いてなかったでしょ?」
「う、うん。ごめん……」
「V0192Ecはぁ……、W30Eoムダみたいだしもういいわ」
「あのさ、栗生さん。よかったら僕にも/護身術を教えてもらえないかな?」
「V0193EF4えっ!? W30EFe9きゅ、W15急にどうしたのよ?/W45……EFe8m1ひょっとして、また突っかかって/くるつもりじゃないでしょうね?」
「ち、違うよ。ちょっと考えたんだけど、/やっぱりどれだけ強くっても栗生さんは/女の子じゃないか」
「V0194……だからなによ?」
「だから、もしものときには僕が栗生さんを/守ってあげられるようになりたいんだ」
「V0195EF4なっ! W30B80Eまもっ!? W20P0EFe4m1W30ど、W15どういうこと?/W45Nm君、EFe9あなたなにを言ってるの?」
「ダメかな?」
「V0196EF4だ、W30EF8ダメよ! W45EcFe8m1私は祇条さんと里仲さん/にも教えなくちゃいけないんだからEo!」
「V0147私は全然構いませんよ、W30EoFe3Nmさんと/一緒なら楽しく練習できそうですし」
「V0111私も大賛成です! W45EoFe3むしろ是非一緒に!」
「二人はこう言ってくれてるけど……」
「V0197EcLdくっ……! LeW45EoF8ふ、W30二人がそう言うなら/仕方ないから教えてあげるわよEc!」
「うん、よろしくね」
「V0198B0EoFm1でも、W30そう簡単に私よりも強くなれる/だなんて考えないでよね!」
「あはは……、わかってるよ。それと、/もう一つだけお願いがあるんだ」
「V0199EFe9m1まだなにかあるの?」
「麻雀をまた一緒にやってくれないかな?/両方負けっぱなしってのも情けないしね」
「V0200EFe9m4また麻雀を?」
「V0112EF9確かに、W30このままじゃNm先輩は/栗生先輩に負けっぱなしですよねEc」
「V0148EcF3でも、W30Eo自分から一歩を踏み出そうと/するのは立派なことだと思います」
「そう言われると少し恥ずかしいなぁ」
「V0201……EcFm2もう、W30Eo本当に仕方のない人ね」
「い、いいの? やった!/ありがとう栗生さん!」
「V0202B70EF4そ、W30EFe9m1そんなに喜ばなくてもいいじゃない。/W45EFe8やるからには徹底的にやらせてもらう/から、Fm2覚悟しておきなさいよ!」
「もちろん! 護身術も麻雀も全力で/取り組ませてもらうよ」
よ〜し! これからは麻雀だけじゃなくて/体も少しは鍛えるようにしなくちゃ!/がんばるぞ!
「V0113Ecエヘヘ、W45EoFe3勝っちゃいました」
「V0203い、W30EcFe9m3意外とやるじゃない……。/W45EcNm君との決着は少し先延ばしね」
「参ったなぁ、栗生さんの方ばかりに/注意を向けてたよ……」
「V0149EcF2麻雀の一番は里仲さんってことですねEoFe3」
「うん、これなら精神的な強さも/文句なしだよ」
「V0114EcF2わーい! W30Eoありがとうございます!」
「V0204EFe1m3ところで、W30護身術の方はやっていて/身につきそうかしら?」
「V0115う〜ん、W60Fm3正直なところ私にはあんまり/向いてないような気がするんです」
「じゃあ、もしもの場合はどうするの?」
「V0116EF7そうですね、P2EcF2W30逃げちゃおうかと思います」
「そ、そう簡単に逃げ出せるのかな?」
「V0117大丈夫です! W30EoFm3私、W30普段からうどんを/踏んで、足腰鍛えてますから。W15Fm2逃げ足には結構自信があるんですよ?」
「V0205でも、W30走って逃げられなかったら/どうするつもりなの?」
「V0118EcFm6いざとなればEo鞄に入れてる麺棒で/戦います!」
「め、麺棒!?」
「V0150EFe9m4麺棒というと、うどんなんかを伸ばす/ときに使う木の棒ですよね?」
「V0206そんなものが武器に使えるの?」
「V0119もちろんです! W45Fm4古来中国では/麺棒を使ったFm2伝説の格闘術が……」
「ないない! そんな格闘術ないから!」
「V0120あれ、W30EFe9m2わかっちゃいますEc?」
「そりゃもう……」
「V0207わかるもなにもって感じね……Eo」
「V0151EFe8m4そもそも、食べ物を作る道具で人を叩く/なんてことをEcしてはいけません」
「V0121Ecうう、W30EoFm1冗談のつもりだったんですけど/祇条先輩が怖いです〜……」
「それにしても、どうしてなるみちゃんは/麺棒なんて持ち歩いてるの?/家庭科室にもそれくらいあるよね」
「V0122EF9そうなんですけど、W30Ecやっぱり使い慣れた/道具が一番かなって思うんです」
「そんな使い慣れた愛用の道具を武器として/使おうとしてたんだ……」
「V0123EoF4だ、W15EF9だからそれは冗談ですってば〜」
「V0152でも、W30麺棒って単純に叩くだけでも/充分痛そうですよねEcFm2」
「V0208EF1確かに、W45EFe9これは少し問題があるかも……」
「V0124EF4えっ? W60EFe9も、W30E問題ですか?」
「V0209EcF1使いようによっては凶器になりうる物を/持ち歩いてるのは、EoFe6m4ちょっと……W45EoFe9m1ね」
「V0125EF4え〜っ!?EFe9」
「V0210風紀委員として取り締まりたくはないし、/W30できれば自粛してくれるとうれしいわ」
「V0126Ecそんな〜! W30EoNm先輩たすけて〜!」
「ええっ!? ぼ、僕!?」
(う〜ん……。可哀想だけど、物騒な物を/持ち歩いてると思われるのはなるみちゃん/のためにならないもんな……)
「なるみちゃん、やっぱり麺棒を持ち歩く/のはやめた方がいいんじゃないかな」
「V0127Ecうう、W30EoNm先輩まで……」
「V0153二人とも里仲さんのことを考えて/おっしゃっているんだと思いますよ」
「V0128そうなんですか……?」
「うん、もちろんだよ」
「V0211もしもの場合、下手に武器を持ってると/EF1逆に危ない目に合うかもしれないしねEcFm2」
「V0129EFe6m1わかりました……。/W45Ecもう麺棒を持ち歩くのはやめておきます」
「V0212身を守るにしても、W30EFe9もっと里仲さんに/向いた方法を考えてあげるから」
「V0130EcF2はい! W45Eoよろしくお願いします!」
……こうして、/なるみちゃんは麺棒の携帯を諦めた。
あとは栗生さんの言うなるみちゃん向けの護身術が/『麺棒を使わない伝説の格闘術』とかじゃ/なければいいんだけど……。
「V0154EcF2フフッ、W30EoFe3勝っちゃいました」
「V0131祇条先輩ってすごく強いんですね〜Ec」
「V0213ちょっと悔しいけど、さすが祇条さんね。/W45Ec打ち筋に全く迷いがなかったわ」
「精神面での強さは祇条さんが一番かな」
「V0214Eo仕方ないから、Nm君との決着は/また今度ってことにしておいてあげるわ」
「な、なんで僕が見逃してもらった/みたいに言われなきゃいけないの……」
「V0132EFe9m4もう、W30二人で言い争いはやめて下さい!Fm1」
「うっ……。わ、わかったよ」
「V0215EF1まぁ、W30Ecどちらにしろこの勝負はお預けね。/W60Eoところで祇条さん」
「V0155EFe3m4はい?」
「V0216麻雀で精神面の強さはよくわかったけど、/W30肝心の護身術は身につきそうかしら?」
「V0156正直、W15あまり自信がありません……。/W60さっき栗生さんが見せてくれたように人を/投げ飛ばしたりするのは怖いですしEc……」
(さっき僕が思いっきり投げられたときだ。/あのときの祇条さん、すごく心配そうに/声をかけてきてくれたもんな……)
「V0217EFe9それならどうやって自分の身を守るの?/W45Fm4祇条さんはお嬢様なんだし、Fm1他の子より/危険も多いのよ?」
「V0133たしかに、W30祇条先輩って物静かですし/ちょっと心配しちゃいますEc」
「V0218襲われて大声もあげなさそうだし……」
「V0157Fm3さすがに声くらいはあげると思いますよ。/W45Fm6それに、Fm3出かけるときは一人で電車に/乗ることは滅多にありませんから」
「V0219登下校は? W30帰りは歩きなんでしょう?」
「V0158そうなんですが、W30Ec下校のときなら……。/W45B80EoF9えっと、W30Ehその……」
(んっ? 祇条さんがこっちをチラチラ/見てるけど、いったいどうしたんだ?)
「V0220EFe8徒歩で下校なんて一番危険だと思うわ」
「V0159その、W30EFe6下校のときはNmさんに送って/いただければいいなと思って……」
「V0221EoFe4m1えっ!?」
「ええっ! そ、そうなの!?」
「V0134あ〜っ! W15EFe8m3それ名案です! W45EcFe3m2私も/Nm先輩にお願いしちゃおうかな〜!」
(さっき意味ありげに僕のほうを/見てたのはそういうことだったのか……)
「V0160EF3お暇なときで構いませんから、/W30よかったらお願いできませんか?」
「えっ? ああっ! もちろんだよ!」
「V0161EcFe2m3フフッ、W30Eoありがとうございます」
「祇条さんにお願いされて断る男なんて/いないよ」
「V0222EFe9m3祇条さん、W30変質者とか誘拐犯よりも/送り狼に気を付けた方がいいかもね」
「僕ってそんなに信用がないのか……」
「V0162そんなことありません。/W30Eo私はNmさんを信じていますから」
「も、もちろんだよ! あはは……」
祇条さんが僕を信用してくれるのはうれしいけど、/W45こんな風に言われたら、たとえ冗談でも/下手な真似はできなくなっちゃうな。
いや、W30祇条家の娘に下手な真似なんかしたら、/それこそ生きて帰れなさそうだ……
「やった! 栗生さんに勝ったぞ!/麻雀は僕の方が強いんだ!」
「V0135Nm先輩、Ecうれしそうですね〜EoF3」
「V0163EcF2よほど栗生さんに勝てたことが/うれしかったんですねEoFe3」
「V0223たかが麻雀に勝ったくらいで喜び過ぎよ」
「たかがだって!? 今の勝負で栗生さん/よりも僕の方が精神的に強いってことが/わかったんじゃないかっ」
「V0224はぁ……、W45Eo本当に麻雀なんかで精神力が/測れると思っているの?」
「も、もちろんだよ。だって麻雀には……」
「V0225EFe8じゃあ、あなたは自分が精神的に強い/人間だと言えるの? W60Eh遅刻もするし、/W30学校の規則も守れないようなEcW4Eoあなたが」
「そ、それは……」
「V0226Ecほら、W45Eo私にこんな風に言われて萎縮/してる時点で、精神的な強さとはEh随分/かけ離れてるんじゃないかしら?」
「ううっ、そこまで言わなくても……」
「V0227EcNm君には遊びで勝ったからって他人に/優越感を感じる人になって欲しくないの」
「そ、それを負けた側が言っちゃうのは/どうかと思うんだけど……」
「V0228EoFe9うるさいわね、W30勝敗なんて関係ないのよ」
「V0229健全な精神と健全な肉体の両立こそ、W30強い/人間になるために必要だと私は考えるわ。/W60Ec今のあなた、W30Eoまるで貧弱なモヤシだもの」
「ひどい言われようだなぁ」
「V0136EFe8m4Nm先輩にもいいところはたくさん/ありますよ!」
「V0164そうです。W30それにとても優しい人です!」
「V0230ふ〜ん……、W30EhF1例えば?」
「V0137EF7えっと、W45EcF1新作うどんの味見をしてくれたり/EoF9逆上がりの練習に付き合ってくれたり?」
「V0165EcFe3m2しゃっくりの止め方を教えてくれたり、/W30Eo落ちていた500円玉を一緒に交番へ/届けに行ってくださいましたよ?」
「……」
「V0231……WEFe9m1ねぇNm君。W15Ecあなたこんな些細な/善行で、二人に擁護されてうれしいEo?」
「……逆にちょっと恥ずかしいかも」
「V0138EF4え〜っ! W30EFe9どうしてですか!?」
「V0166EFe9m3恥ずべきことなんてありませんよ?」
「いや、あらためて考えてみると、/僕には頼りないところがあると思うんだ。/少しは鍛えた方がいいのかもしれない」
「V0232そうね、W30Fm1強い精神を身につけるにしても、/EFe1m2まずは体から鍛えるべきだと思うわ」
「そうかな? じゃあ栗生さん、僕にも/二人と一緒に護身術を教えてくれる?」
「V0233ええ、W30EcF2もちろん」
「V0139EF4えっ? P4EF2W30今度からNm先輩も/一緒にやるんですか!? W30わ〜いEc!」
「V0167EFe3Nmさん、EcF2よろしくお願いしますねEoFe3」
「V0234Ecフフッ、W30EoNm君には手加減なしで/EFe8ビシバシやらせてもらうから覚悟してね」
「あ、あはは、お手柔らかに……」
……こうして、/栗生さんを先生とし、W30僕ら四人は/屋上の護身術教室を開くことになった。
『健全な精神と健全な肉体の両立』か。/W45これが結果的に麻雀にも結びついてくるかも/しれないし、W30しばらくがんばってみようかな。
(……もうこんな時間か)
(なんだか麻雀を打つようになってから/一日がすごく短くなった気がする)
(充実してるってことか? う〜ん……)
(今日も帰る前に軽く打とうかなって/思ってたんだけど……)
(クラスの皆は帰っちゃうし……)
(確かなるみちゃんはうどん同好会だろ?/で、摩央姉ちゃんは進路相談……)
(二見さんはなんだか/怪しげな実験に夢中だったしなぁ……。/無茶しなきゃいいけど)
(残念だけど、今日は昼休みにも打ったし、/大人しく帰るとするか)
???
「V0080おーい、Nm君!」
「えっ?」
「あれ? 咲野さん」
「V0081もしかして、今から帰るところ?」
「うん、そうだけど。/咲野さん部活は?」
「V0082今日は休みなんだよね〜。/EF3だから、今から帰るところなんだ」
「あ、そうなんだ。珍しいね」
「V0083うん。W45EF9でも困っちゃってさ」
「え? 何で?」
「V0084こんなに早く帰っても、/W30EFe6何をして過ごしていいのかわからなくて」
「あー、そっか……」
(ん? 待てよ……。これは咲野さんと/一緒に帰るチャンスじゃないのか?/……さりげなく誘ってみようかな)
「V0085……どうかしたの? Nm君。/EFe8急に黙っちゃったけど?」
「あ、な、なんでもないよ! あはは……」
「V0086ふ〜ん……」
(しまった! 突然誘われたからつい……)
「V0087あっ、EF2そうだ!/EF3もしよかったら二人で一緒に帰らない?」
「えっ! ほ、本当に?」
「V0088う、うん……。/本当だけど、W15EF9一体どうしたの?」
「あ……、実は僕も今そう/思ってたところだったから……」
「V0089あはは、W15Eoそうだったんだ〜。/ちょうどよかったね」
「うん」
「V0090じゃあ帰ろ〜!Ec」
「V0091……それでね、そこからアスカターンを/進化させるヒントを探してたの」
「あっ、そうだったんだ」
(相変わらず、咲野さんのサッカーに対する/熱意はすごいなぁ……さっきからずっと/サッカーの話題ばかりだよ)
(僕としては麻雀の話がしたかったけど、/そんな雰囲気じゃなさそうだなぁ……)
「V0092……だからね、もっと麻雀を打って、EF2次の/練習試合に活かしたいと思ってるんだ!」
「えっ!? 麻雀?」
「V0093うん、W45EF9二見さんとの実験は失敗したけど、/EF2あのとき麻雀が試合の状況を判断する練習/として使えるんじゃないかって思って」
「状況判断か……」
「V0094うん」
「確かに……自分の手牌を見て、どの役を/狙っていくか判断しないといけないし」
「V0095それがなかなか難しくて」
「他の面子の様子も/注意してないといけないし」
「V0096うっかりしてると見逃しちゃうんだよね」
「だけど毎回ゆっくり考える/訳にもいかないしね」
「V0097そう! EF2そうなの! /W30EF3で、こうして考えてみるとサッカーと/麻雀には、共通点が多いと思うんだ!」
「そ、そう……かな?」
「V0098うん!」
(ちょっと強引な気もするけど/本人が納得してるのならいいか……)
「V0099だからね、W45EFe6B80もしNm君がよければ、/W30EFe3また麻雀を一緒にやって欲しいな」
「えっ? 僕でいいの?」
「V0100もちろん!/EF9Nm君が嫌じゃなければだけど」
「嫌なんかじゃないよ」
(まさか、咲野さんの方から/麻雀に誘ってくれるなんて!/これは明日にでも、面子を揃えて……)
(ん? ちょっと待てよ……。/菜々はもう帰ってるはずだから、/あと一人いればいいのか)
「咲野さん……あのさ……」
「V0101うん?」
「僕の家、ここからすぐ近くなんだけど、/もし時間があるなら寄っていかない?」
「V0102え……?」
「いや……妹がもう帰ってると思うから、/僕の家で一緒に麻雀でも……なんて」
「V0103えっ!? Nm君の家?」
(しまった家に誘うのは早かったか!?/咲野さんちょっと引いてるかも……)
「V0104やるやる! W45EoNm君の家でできるの?」
「えっ? あ、うん、妹が麻雀を打てるから/……あとは友達を電話で呼び出せば、/面子は揃うと思うよ」
「V0105へ〜、そうなんだ。/W30EF2じゃあ早速、Nm君の家に行こう!」
(こんなに上手く話が進むとは……/咲野さんも喜んでいるみたいだし、/誘ってよかったな)
(あとは菜々に説明して、/柊を呼べば完ぺきだ!)
(それにしても、女の子が家に来るなんて/……ちょっと緊張してきたぞ)
「ここが僕の家なんだ」
「V0106わ〜、結構大きいお家に住んでるんだね」
「そうかな?」
「ただいまー! お〜い菜々ー、/もう帰ってるかー?」
「V0091おかえり〜お兄ちゃん。部屋にいるよ〜」
(お、帰ってきてるのか……)
「咲野さん、どうぞ上がってよ」
「V0107うん! おじゃましま〜す!」
「それじゃあ、雀卓が妹の部屋にあるから、/二階に上がってもらってもいいかな?」
「V0108うん、わかった」
「菜々、入るぞ」
「V0092うん、いいよ。入って、入って〜」
「V0109失礼しま〜す」
「うわっ! い、イワオ!?」
「V0110わぁっ! こ、W20Spこれが妹さんなの!?」
「いやいや!/これはただのぬいぐるみだよ!」
(な、なんで菜々じゃなくて、/イワオが出てくるんだ!?)
「V0093どうしたのお兄ちゃん?/W30EFe3m4あれ……お客さん?」
「ああ……こちら同級生の咲野さん」
「V0111はじめまして〜、咲野明日夏です」
「LdV0094Moえっ!W10Mc W30Leさ、咲野先輩!?」
「ん? 咲野さんを知ってるのか?」
「LdV0095うん、W30LeEoFe3咲野先輩は一年生に/すごく人気があって有名なんだよ……」
「へ〜、咲野さんすごいなぁ」
「V0112そう? W30EcF2エへへ、W15EoFe8m9照れるな〜」
「LdV0096……う〜っ、W30LeEcW4EoFe6m4なんでお兄ちゃんが、/咲野先輩と一緒にいるの!?」
「なんでって、別にいいじゃないか……」
「V0097でもお兄ちゃんが、/EhFm4家に女の子を連れてくるなんて……」
「それよりほら、まずは挨拶だろ?」
「V0098あ、W30EFe9m6うん……。/W45EFe6m4はじめまして、Eh妹の……W45Ec菜々です」
「V0113よろしくね、Ec菜々ちゃん!」
「V0099……」
「どうした菜々、調子でも悪いのか?/いつもと様子が違うぞ」
「V0100べ、別になんでもないもん……」
「V0101……ふんっ!」
(せっかく咲野さんがきてくれたのに、/菜々のやつ……今日は機嫌悪いな)
「V0102……それでお兄ちゃん、EFe8m4なんの用?/W15Fm6菜々、イワオと遊びたいんだけど……」
「ああ、実は咲野さんがみんなで/麻雀をしたいらしいんだ」
「V0103……麻雀?」
「V0114そう! W45EF3麻雀で得た経験を/サッカーに活かしたいな〜と思って」
「V0104ふ〜ん……」
「それで、家には菜々もいることだし、/みんなで雀卓を囲もうかと思ってさ。/もちろん菜々もやるよな?」
「V0105別にいいけど……W30EFe9でもお兄ちゃん、/今三人しかいないのにどうやって……/W30EFe7m4あっ! Fm2三人でも大丈夫か」
「ん? いや、三人じゃダメだよ。/今から柊を電話で呼ぶつもりなんだ」
「V0106あ……EFe6そうなんだ」
「V0115ねぇ、W45Fm4ところでこのぬいぐるみってなに?/EF3ずいぶん大きいサイズだけど」
「そ、それは……」
「V0107この子は輝日南蛙のイワオです!/すっごく可愛いでしょ〜」
「V0116へ〜、W45EFe7m4イワオかぁ……。/W30EF2うん、強そうな名前でピッタリだね!」
「V0108エヘヘ、W45Eoありがとうございます」
「……ピ、ピッタリかな?」
(……いや、そもそもお客さんの前でも、/いつも通りイワオとべったりしてるのは/どうなんだろう?)
「菜々、今日はお客さんがいることだし、/イワオは押し入れにしまっておこう」
「V0117えっ、EFe3私は別に構わないけど……」
「V0109え〜〜!! どうして!?/W30EF8別にイワオはなんにもしてないもん!」
「いや、そうじゃなくて……」
「V0110じゃあなんでなの?」
「高校生にもなって、人前でぬいぐるみと/遊んでいるなんて恥ずかしくないのか?」
「V0111は、W15Ec恥ずかしくなんかないもん!」
「V0118まぁまぁNm君、いいじゃない。/W30EF3ぬいぐるみが好きなのは、/かわいい趣味だと思うよ」
「V0112そうですよね!/W30Ecエヘヘ、W45Eoありがとうございます」
「さ、咲野さん……」
(そりゃ数年前だったら、/かわいい趣味で済むんだけど……)
「V0119イワオとはいつから一緒にいるの?」
「V0113イワオは小さい頃に、W30EF2お兄ちゃんが/誕生日にEcプレゼントしてくれたんです!」
「V0120えっ!? そうなの? W45EF9なんだ〜、/Nm君があげたものじゃない」
「いや、それはそうなんだけど……」
(はぁ……しかし高校生になっても、/まだイワオと一緒に寝たりしてるなんて/……とても人には言えないよ)
「V0121じゃあ、EFe3昔からずっと一緒なんだね」
「V0114うん! W30Eoイワオとはいつも一緒!/寝るときも、旅行に行くときも……/海や山にも連れて行きました」
(あちゃ〜、恥ずかしげもなく一緒に/寝てるって言っちゃったよ……)
「V0115だからね、イワオと菜々はこれからも/ず〜っと一緒! Ecねーイワオ」
「V0122そっかぁ〜」
(これからもずっと一緒って……/ま、まさかイワオを連れて成人式にまで/出たりしないだろうな!?)
(う〜ん……/このままいつもイワオと一緒の状態で、/菜々は立派な大人になれるのだろうか?)
「V0123でもこれだけ大きいと外で目立たない?/EFe8すごく注目されそうだけど……」
「V0116あ、W30Ecそうなんです……/W30Eo昔イワオと一緒に夏祭りへ行く途中、/イワオが誘拐されちゃって……」
「V0124えっ!? 誘拐されたの?」
「V0117うん……、W30Eoなんとかいたずらされる前に/取り戻せたけど。すごく怖かった……」
「V0125そっか〜、W30EFe8m3よかったよかった。/W30EFe9m8それにしても、悪いやつがいたもんだね」
(確かにとんでもないやつだよな……/こんなでかいぬいぐるみを誘拐だなんて/何を考えているんだか……)
(……でも今にして思えば、あのときに/誘拐されたままだったら、もう少し菜々も/大人っぽくなってたのかもしれない)
(未だにこれだもんな……いいのかな?)
(いや、このままじゃ駄目だよな。/……菜々が立派な大人になるためには、/そろそろイワオから卒業させなくては!)
「V0118お兄ちゃん? どうしたの?」
「菜々……/さっきからずっと考えていたんだけど、/もう卒業する頃じゃないのかな?」
「V0119そ、卒業? W30Fm4まだ9月だよお兄ちゃん。/W30EF9卒業式はずっと先だよ?」
「そうじゃない。学校とかじゃないよ」
「V0120え? W45EFe9m6じゃあ、何を卒業するの?」
「イワオからだよ」
「V0121ええっ!!」
「V0126ふぇ!?」
「V0122ど、W30どうしてそんなこと言うのっ!/お兄ちゃんの意地悪Ecっ!/W30F6Eoイワオは菜々にとって大切な……!!」
「わかってる。でも、僕は菜々にきちんと/大人の女性になって欲しいんだよ」
「V0123それとイワオになんの関係があるの!?」
「菜々……高校生になって、ぬいぐるみと/一緒に出掛ける人はいないよ」
「V0124そんなことないもん!」
「いや、いないだろ?」
「V0125いるもん!」
(う〜ん、もう意地になってるな……、/これは多少大げさに説明しないと/菜々を説得できないぞ……)
「菜々だって早く大人になりたいだろう?/大人の女性は、/ぬいぐるみなんて持っていないぞ」
「V0126う〜っ……W45EF8お兄ちゃん大人の女性のこと/なんて知らないでしょ!!」
「そ、そんなことはないぞ! 僕らの身近な/知り合いにたくさんいるじゃないか!」
「V0127だれ!?」
「例えば……」
・咲野さんという格好いい女性が!
・川田先生というな優しい女性が!
・二見さんという聡明な女性が!
「咲野さんという格好いい女性が!」
「LdV0128……Le」
「V0127えっ! 大人って私のこと!?」
「V0128大人の女性だなんて……/EFe8全然そんなことないよ……」
「咲野さんからも、大人の女性として/菜々にアドバイスしてくれないか?」
「V0129う〜ん、Eo別に大人じゃないけど、/先輩としてアドバイスするなら……/W30EF2運動すれば、大きくなれるよ!」
「V0129は、W30はぁ……」
「な、なんか話が別の方向に……」
「川田先生という優しい女性が!」
「V0130川田先生か〜、W30EFe2m3まさに大人の女性だね」
「V0130川田先生?」
「そうだ! なにか異論でもあるのか?」
「V0131この前、外で川田先生に会ったときに……/イワオを紹介したの」
「イワオを川田先生に見せたのか!?」
「V0132うん、EoFm6またなるちゃんと川田先生で/麻雀をする機会があって……」
「V0133そしたらね……川田先生、/イワオのことすごく気に入ったみたいで、/EF8欲しいって言ってたよ!」
「か、川田先生……」
「V0131あはは、川田先生らしいね」
(たしかに川田先生のそういうところが/いいんだけど……)
「二見さんという聡明な女性が!」
「V0132ふ〜ん……EF3二見さんかぁ」
「V0134でもあの人イワオを誘拐したよ!」
「な、なんだって!?」
「V0133えっ!? 誘拐犯は二見さんだったの?」
(夏祭りの誘拐犯は二見さんだったのか!/ただのぬいぐるみを誘拐するだなんて……/なんでそんなことをしたんだ?)
「そ、それは……えっと……/イワオを迷子なんだと勘違いして、/交番に連れて行こうとしてたんだよ!」
「V0135ええ〜〜、そうかなぁ……」
「V0134あはは……」
(しまったなぁ、二見さんを/例にあげたのは失敗だったか……)
「V0136……ぬいぐるみを持っていることは、/大人として問題なの?」
「V0135う〜ん、W30Ecどうだろ……W45EoF3でも/大人で持っている人だっていると思うよ」
「えっ!? さ、咲野さん……」
「V0137ほ、ほんと!?」
「V0136うん、EF2そうだよ」
(うっ、まずいな……/雲行きが怪しくなってきたぞ)
「V0138ほら、お兄ちゃん! 別にイワオを/持っていても、なんの問題もないよ!」
「う〜ん……」
(変に、大人はぬいぐるみを持っていないと/強調するべきじゃなかったな……)
「た、確かに問題はないかもしれないけど、/もうイワオなしでも寝られるだろう?/イワオは僕が預かっておくよ」
「V0139そ、そんなのだめ! W30イワオは菜々と/ずっと、Ecずっと一緒にいるんだもん!」
「……」
「V0137菜々ちゃん……」
「菜々……」
(う〜ん……どうすれば納得するんだ?/……そうだ!)
「よし、そこまで言うならわかったよ……/今回の件は麻雀で決めよう!」
「V0140ええっ!?」
「V0138あっ! EF2麻雀勝負だね!」
「菜々が勝ったら、僕は今後/イワオのことに関して口出ししない。/だけど僕が勝った場合には……」
「V0141菜々負けないもん! EoFm8お兄ちゃんの/思い通りになんかならないんだから!」
「よし、勝負に乗ったな!」
「V0139あの〜、もし私が勝ったらどうするの?」
「あっ、え〜と、じゃあ咲野さんが勝ったら/僕が勝ったのと同じ結果ということで」
「V0142え〜〜!! W30二対一? W30そんなの/ずるいよお兄ちゃん! W45EcF8ひきょうだよ!」
「わ、わかってるよ……。これから/柊を呼ぶから、柊が勝ったら菜々の/勝ちってことなら文句ないだろう?」
「V0143柊先輩……W45EFe6うん、W45わかった……」
「よし、じゃあちょっと電話かけてくる」
「V0049……と、いう訳なんだ。/せっかく誘ってくれてすまないが、/今日は辞退させてもらうよ」
「いや、用事があるなら仕方ないよ。/こっちも急だったしな」
「V0050じゃあな、また明日にでも対局しよう」
「ああ、また明日」
「う〜ん、困ったな……」
(面子がそろわなかったから三人打ちで……/なんて言ったら、菜々が怒りそうだな)
「V0140Ts1うわ〜、すごいすごい!!」
「V0144Ts1エヘヘ、/イワオはなんでもできるんですよ!」
(ん? なんだか2人で/盛り上がっているみたいだけど……)
(ん? 二人で麻雀を打っていたのか?/……でもイワオの前にも牌が並んでいる。/練習かな?)
「V0141Nm君! びっくりしちゃったよ!/EF4最近のぬいぐるみってすごいねぇ〜、/EF2麻雀もできるなんて!」
「……はい?」
「V0145あれ? お兄ちゃん知らなかったの?/W30EF2イワオは麻雀が打てるんだよ!」
「おいおい、いったいなにを言ってるんだ?/そんなことあるわけないだろ」
「V0146う〜〜、W30Ec打てるんだもん!」
「V0142あっ、W30EF3友達の方はどうだった?」
「ごめん、ちょっと用事が/あって来られないんだ、だから……」
「V0147じゃあ、イワオに入ってもらおうよ!」
「……菜々、さっきからどうしたんだ?/イワオが麻雀を打てるわけないだろう!」
「V0143大丈夫だと思うよ? W45EF2さっき試しに/打ってみたら、すごく上手だったから」
「上手って……咲野さんまで何を……」
「……!」
「V0148お兄ちゃん!/イワオは麻雀すごーく強いんだよ!」
「えっ!?」
(い、イワオが動いてるぞ!!/僕は……夢でも見ているのか!?)
「うわっ!? な、なんだ!?/え……。私の手牌を見ろだって?」
「うっ!? これは……国士無双!!」
(ぬ、ぬいぐるみのくせに役満だって!?/ただのぬいぐるみじゃないのか?)
(それにこの威圧感……/これは油断できないぞ!?)
「V0149イワオが勝ったら、菜々たちのことに/文句言わないでね、お兄ちゃん!!」
「……わ、わかったよ」
「V0144う〜ん、2人とも白熱して、/EFe8m3なんだか面白くなってきたね!/私も負けないよ!」
(いつのまにかぬいぐるみと/麻雀をするはめに……だがこの勝負、/菜々のためにも負けられない!)
「V0150やった〜〜!! W45Eo勝ったよ、イワオ!/これでずっと一緒にEcいられるよ!」
「くっ……負けた……」
「V0145あはは、W45EoFe8これは愛情の勝利かもね〜。/EF3やっぱり最後に必要なのは愛なのかな」
「V0151どうしたの?W45 イワオ……」
「……」
「どうかしたのか菜々」
「V0152あっ……」
「V0146どうしたの?」
「V0153今まで気がつかなかったけど……W45EFe6イワオ、/W30こんなにボロボロだったかな……?」
「あっ……」
(子供の頃からずっと一緒だったからな……/W60胸元も頬ずりのし過ぎで毛羽立ってるし、/W60大分傷んできてたんだな……)
「V0154……どうして気がつけなかったんだろう?/W30EhFm6イワオ……こんなに傷ついていたのに」
「菜々……」
「V0147菜々ちゃん……」
「V0155ごめんね……イワオ……W30Ecううっ……」
「なあ菜々……」
「V0156な、なに……」
「もうイワオを休ませてあげないか?」
「V0157……お兄ちゃん」
「V0158そうだよね……こんなにボロボロで……/Ec菜々のせいで……」
「V0159イワオにつらい思いをさせて……/W30EFe6菜々のこと嫌いになっちゃったよね……/Ecぐす……」
「LdV0148ううん、W30LeEoF9イワオは菜々ちゃんのそばに/いられて、W30EF3すごく満足だったと思うの」
「V0160え……」
「V0149ずっと長い間、自分を大事にしてくれた/持ち主を、W30EF3嫌いになんてならないよ……」
「V0161咲野先輩……」
「V0162ぐす……W45Eoイワオ……/W30EF9私がずっと振り回して大変だったよね……/W30もう、大丈夫だからね……」
「……!」
「V0163えっ!? イワオ!!」
Ti0/          Ti2ギュッ……
「V0150イワオが……!」
「なっ!?」
(イワオが菜々を抱きしめた!?/菜々の気持ちが通じたのか……)
「V0164……イワオ?/菜々を……許してくれるの?」
「V0165……ありがとう、W30Ecイワオ……」
……こうして、/対局は菜々の勝利で終わった。
けど、菜々はイワオのことを思い、/イワオからの卒業を決意した。
「……!」
「V0166やったー! W45Eoイワオの勝ちだ〜!!」
「つ、強い……そんな、/僕が麻雀でイワオに負けるだなんて!」
「V0151最近のぬいぐるみはEc麻雀が強いんだね〜」
「いや、普通は麻雀しないと思うけど……」
「V0167すごいよ〜〜! W45Ecやったね、イワオ!/W30Eoこれでずっと一緒だよ!!」
「……」
「V0168ほらお兄ちゃん! イワオだって/菜々と一緒にいたいんだよ!!」
「うう……」
(はぁ……まいったな……。/W60もうあきらめるか……W60ん?/……こ、これは!!)
「V0152どうしたの、Nm君?/EFe9そんなに雀卓をじっと見て……」
(間違いないぞ……W60イワオ、お前も/菜々のことを心配しているのか?)
「V0169あっ……W30EF8お兄ちゃん! Ehもしかして、/イカサマをしたと思ってるの!?/EcW4Eoイワオはそんなことしないんだもん!」
「うん、僕もそんなこと考えてないよ。/……それよりも菜々、イワオの捨て牌を/見てあげてくれないか?」
「V0170捨て牌……? W75これは……/W75サ……W45ヨ……W45ウ……W45ナ……W45ラ……W45ナ……ナ/W60EF5……えっ! そんな……W45EF6イワオ!?」
「……それが菜々のことを思った、/今のイワオの気持ちなんだと思う」
「V0171嘘だよっ! Eoイワオは菜々のことが/大好きだもん! EF6別れたくなんてないよ!/嘘だって言ってよ、イワオ!」
「V0172イワオ……Fm5ど、どうして……」
「V0173イワオ……W45Fm5ううっ……うわああああん」
「V0153菜々ちゃん……」
「V0174……W30ぐす……」
「V0154……イワオは、Fm3菜々ちゃんが嫌いだから/別れたいわけじゃないよ」
「そうだよ、きっとイワオも菜々のことが/大切だからこそ、決意したんだ……/それにイワオにも休息は必要だろう?」
「V0175ぐすっ……W45EoFe6m3そうだよね……W45EF9イワオも/W30ゆっくりしたいときがあるよね……」
……こうして、対局はイワオの勝利で終わった。
イワオは自らの意思を表明し、/菜々はそれを受け入れた。
「V0155あっ! W30EF2私が勝ったの!? W15Ecやった〜!!/W30Eo次の練習試合も勝てるといいなぁ〜」
「咲野さん……強いなぁ」
「V0176あう〜〜!」
「……」
「V0156エへへ、W30Eo早速判断力が身に付いて/きたのかも! ありがとうNm君!」
「ははは、そうかもしれないね」
「V0177うう……W45Eoお別れなんてイヤだよ……」
「菜々……」
「V0178ずっと一緒だったのに……Ecこれからも、/W30Eo一緒だって……W30Ecぐすっ……」
「V0157菜々ちゃん」
(……そうだ!/咲野さんなら、僕が話すよりも上手に/菜々を説得できるんじゃないか?)
「咲野さん」
「V0158ん? W45EFe9m3Nm君、どうしたの?」
「……咲野さんは、/菜々とイワオのことについてどう思う?」
「V0159えっ?」
「V0179お兄ちゃん……」
「V0160う〜ん、W60EoF6そうだねぇ……」
「率直な意見を聞かせて欲しいんだ」
「V0161ねぇ、菜々ちゃん。/菜々ちゃんには、EFe3夢ってあるかな?」
「V0180えっ……EFe9夢?」
「V0162うん。W45Eo誰でもいつかは、一人で自分の夢に/向かうときがくるんだ……W30EFe8m3だからその日の/ために、W30EF3今からがんばってみない?」
「V0181え……Fm4菜々だけで?」
「咲野さん……」
(……そうだよ。咲野さんは夢のために/たった一人でも男子サッカー部で/がんばり続けているんだよな)
「V0163まあ……私もまだまだだけどね、W30F3Ecエへへ」
「V0182……EoFe9菜々一人でも、/がんばることができるのかな?」
「V0164うん、W45Eo菜々ちゃんならきっとできるよ!」
「V0183ほんと!?」
「菜々……/それはイワオも望んでいることなんだよ」
「V0184イワオも……?」
「V0165そうだよ、ね? イワオ!」
「……!」
「V0185イワオ……」
「な?」
「V0186わかったよ……Ecイワオ……/W30EoFe6菜々、一人でがんばってみるね!」
「咲野さん……ありがとう!/これで菜々もまた少し大人に近づいたよ」
「V0166エへへ、W30EoNm君の役に立てて、/うれしいな……」
……こうして、/対局は咲野さんの勝利で終わった。
咲野さんの説得で、菜々は自分の成長を意識し、/イワオからの卒業を決心した。
「……僕の勝ちだね」
「V0187うう〜〜っ! W45Eoお兄ちゃん……」
「……」
「V0167うわぁ〜、Fm2Nm君強いね〜、/W30EF3私にも、もっと麻雀を教えて欲しいな」
「うん、僕でよければ」
「菜々……約束だったよな?」
「V0188……でも……やっぱり嫌だよっ!/W30EcF8菜々はずっとイワオと一緒にいたいの!」
「菜々……イワオは今までずっと/菜々のことを支えてくれたよな?/もうイワオを休ませてあげよう」
「V0189イワオを……EFe9m6休ませる?」
「イワオをよく見てごらん、/……もうかなり疲れているだろう?」
「LdV0190Moあっ……!W15Mc W45LeEF6イワオの体が……/こんなに傷ついていたなんて……!」
「V0191ごめんね……、Ehイワオ……F6Ecぐす……」
「そろそろ休ませてあげないか……な?」
「V0192ぐす……」
「イワオの代わりにはなれないけど、/僕もなるべく菜々を支えてあげるから」
「V0193……W30Ehぐす……W45EcW4Eoお兄ちゃん……」
「V0168Nm君……Eoそうだね」
「V0194うん……W30Eoわかった、/W30EF9菜々……がんばってみるね……」
「偉いぞ菜々……」
……こうして、/咲野さんたちと麻雀で勝負した。
そして菜々と話し合った結果……/菜々は、イワオから卒業する決心をした。
イワオからの卒業をかけた対決から数日後……/菜々はなにかをする様子もみせずに、/そのままイワオを部屋で寝かせている。
しばらく様子を見守っていたが、/いよいよ菜々にイワオをどうするのか、/決めてもらうことにした。
「お〜い、菜々、入ってもいいか?」
「V0195……うん」
「菜々……」
「LdV0196……Le」
(やっぱり元気がない……/イワオのことで悩んでるんだろうな)
「V0197どうしたの? Fm6お兄ちゃん……」
「……イワオについてなんだけど」
「V0198……うん」
「……卒業するって決めたんだし、/そろそろイワオに対してけじめを/つけなきゃいけないと思うんだ」
「V0199けじめ?」
「つまり……言いづらいんだけど……/イワオを手放すってことだよ」
「V0200手放す……」
「うん……」
「V0201そっか、W45Ehそうだよね……。/卒業するんだもんね……」
「……」
「V0202ちゃんと、お別れしないと/いけないんだもんね」
「そうだな……」
「V0203ねぇ、お兄ちゃんはどうやって/お別れするのがいいと思う?」
「えっ? そうだな……例えば……」
・燃えるゴミに出す
・フリーマーケットで売る
・家族に部屋で預かってもらう
「燃えるゴミに出すとかどうだ?」
「V0204ええっ!? 燃えるゴミ!?」
「うん、思い切って灰にしてイワオを/天に帰してあげるのはどうかな」
「V0205どうかなじゃないよ!/W30EF8イワオをゴミと一緒にするだなんて!/お兄ちゃんのEcバカバカッ!」
「そ、そうか、ごめん」
「V0206もうっ! EFe9もっと真剣に考えてよ〜」
(うーん、/確かに燃えるゴミ扱いはまずかったな)
「フリーマーケットで売るとかどうだ?」
「V0207ええっ!? 売る!?」
「うん、きっとまた新しい持ち主が/大切にしてくれるさ」
「V0208そうなったらいいけど……」
「どうした?」
「V0209もしも売れ残っちゃったら、/イワオが可哀想だよ……」
「あ……なるほど……」
(確かにかなり年季が入ってるから、/売れないかもしれないな……)
「家族に預かってもらうとかどうだ?」
「V0210……家族に預ける?」
「うん」
「V0211お兄ちゃんが預かってくれるの?」
「例えばだけどな」
「V0212そんなぁ……Eo身近にあると、/EFe9すごく気になっちゃうよ〜〜」
「う〜む、そうか……」
(まぁ確かに、/それじゃ完全な卒業にならないよな……)
「V0213……」
「う〜ん、なにかいい案はないものか……」
「V0214……あのね、Fm6お兄ちゃん」
「ん?」
「V0215前に、W30EFe6なるちゃんのおじいちゃんに/教えてもらったんだけど……」
「V0216輝日南にはね……/昔から輝日南蛙の人形を海に流して、/神様にお祈りする風習があるの」
「へぇ……初耳だなぁ」
「V0217子供の成長を祈るためなんだって」
(そんな風習があるんだ……でもなんで今/そんな話を……あっ!)
「菜々、お前もしかして……/イワオを海に流すつもりなのか?」
「V0218うん、W45Eoそのことを思い出してから、/W30ずっと悩んでたの……W60Fm6だから、/お兄ちゃんに聞いてみようと思って……」
「なるほど……子供の成長をお祈りか……」
「V0219どうかな?」
「……すごくいい考えだと思う。/菜々の成長を祈るために……そして、/イワオの旅立ちにもなるじゃないか!」
「V0220旅立ち……W45EFe9m3うん、そうだね」
「よし! イワオの旅立ちを、/見送ってあげよう」
「V0221うん! W45Eo……それでね、/EFe9お兄ちゃんに一つだけお願いがあるの」
「ああ、僕にできることがあるのなら、/なんでもするぞ!」
「LdV0222っ……LeEcFe6うん」
「それで僕は何をすればいいんだ?」
「V0223あのね……/Eoお兄ちゃんが見つけた雀牌を、イワオと/一緒にビンに入れて流して欲しいの」
「えっ!? な、なんで?」
「V0224イワオは麻雀が好きだったから……/EFe6m4流れついた先でも、すぐに/麻雀ができるFm3ように……ってEc思ったの」
「う〜ん……」
「V0225そうすれば、イワオも喜ぶと思うの。/W30EF9お願い! お兄ちゃん!」
(イワオの今後のことも考えてるのか……/成長してるじゃないか、菜々)
(雀牌か……/もう充分麻雀を楽しめたことだし……)
「わかったよ。/イワオのために、雀牌も一緒に流そう!」
「V0226ほんと!? W30EcFe2ありがとう、W30Eoお兄ちゃん!」
「よし、早速送り出す準備をするか!」
「V0227うん! W45Eoじゃあ菜々はこれから、/イワオの体をきれいにしてくるね!」
その晩、菜々はイワオの身を清めるために/水洗いをした。
けれどそれがまずかったのか、/翌朝イワオの体は縮んでしまっていた。
「V0228うわあああん! イワオが……イワオが、/小さくなっちゃったよ〜〜うう〜〜っ」
「……水につけない方がよかったな」
(まあ、お陰でビンに入れやすくなったし、/結果オーライなのか?)
それから数日後、/僕と菜々はイワオを海に流すため砂浜に向かった。
菜々は、移動している間も/イワオを抱きしめ、片時も離さなかった……。
「あのさ菜々……/もしイワオを流すのがつらいなら、/僕が代わりにやろうか?」
「V0229ううん、いいの……/イワオは、菜々が自分で流すから……」
「そうか……」
(こんなにつらそうな姿は、/はじめてだ……無理もないか……/子供の頃からずっと一緒だったからなぁ)
「ふぅ、やっと着いたな」
「V0230うん……」
「V0231あっ!? W15EFe4お兄ちゃん、あそこ見て!」
「ん? ……あっ!」
(星乃さんに咲野さん!?/それになるみちゃんや他のみんなまで……/ど、どうしてここにいるんだ?)
「V0232お兄ちゃん、EFe9ちょっと/なるちゃんと話してくるね」
「ああ……」
「V0169こんにちは、Nm君。/今日はイベントがあるって聞いたから、/Ec遊びに来ちゃったよ」
「えっ!? い、イベント?」
「V0051水臭いな、Nm。イベントの準備なら/俺にも手伝わせてくれよ」
「柊!? なんでお前までここに……?」
「V0298もう、Nn! Fm9イベントがあるなら、/なんで私を呼んでくれないのよ〜」
「ま、摩央姉ちゃんまで!」
(まさか三人が言ってるイベントって、/イワオを流すことを言ってるのか?/だとしたら……)
「あのさ……楽しみにしてるとこ悪いけど、/今日は楽しいイベントじゃないんだ。/イワオと雀牌を海に流すんだよ」
「V0052流すって……Fm4あのぬいぐるみを?/それに雀牌まで……W45EF3思い切ったなNm」
「V0299ええ〜!? W30EFe9m6ちょっと、/なんでイワオを流すの!?/菜々ちゃんが可哀想じゃない!」
「V0170そっか。W30Eoこの前言ってた、イワオからの/卒業をEFe8今日実行するんだね」
「V0300卒業? W45EFe9イワオを卒業しちゃうの!?」
「V0053そういえば……EFe3m7輝日南地方には蛙の人形を/海に流して、子供の成長を祈る風習がある/らしいが……EF4それをやるつもりなのか?」
「うん、これは僕と菜々が話し合って、/決意したことなんだ……/菜々の成長のために」
「V0301そうなの……」
「V0171Nm君……」
「V0054蛙を大海に出すってことか……」
「V0055やれやれ……雀牌は惜しいが、/君がそう決意したのならEcしょうがないな。/W15EoF3盛大に見送ってあげようじゃないか」
「ありがとう柊」
「V0056もしかしたら、EFe6また誰かがこの牌を/発見して、W30EF3麻雀をするかもしれないな」
「V0172そうだね……/その時はきっとEFe3イワオも麻雀ができるね」
「V0302私、EFe9m3ちょっとイワオにお別れしてくる」
「V0173あ、EF2私も行こ〜」
「V0057……EF3そうだ、Nm」
「ん? どうかしたのか?」
「V0058あぁ、ちょっと待っててくれないか。/EF3面白いものがあるんだ」
「面白い? なにをするつもりなんだ?」
「V0059これだけ人数が揃っていれば、/楽しめるものさ」
(楽しめる?/……いったいなにを企んでいるんだ?)
「V0176こんにちは、Nm君」
「V0168ごしゅEF4……W30EFe7m3じゃなくて、/W45EFe3Nmさん、こんにちは」
「星乃さんに祇条さんどうしてここに?」
「V0169ここで伝統の儀式を行うと聞いたので、/W30EF3見学させていただこうと思ったんです」
「え? ぎ、儀式?」
「V0177私も、輝日南の伝承や文化に関する本を/読んで、EF2蛙人形流しの風習に/興味がわいたから、見学しに来たの」
「あ、そうだったんだ」
「V0178うん、Fm3ごめんね……Fm9突然押し掛けて来て」
「V0170……伝統を大切にされるのは、Ec素敵です」
(二人はちゃんと蛙人形を流す風習を/知ってるんだ……それなら話が早いな)
「V0198フフ……面白いことを始めるそうね」
「二見さん/……もしかして二見さんも見学に?」
「V0199ええ。ちょうど、W30民間の行為伝承に関する/民俗学の論文を読んでいたの。/EFe8それをNmが行うと聞いて」
「そ、そんなに大げさなことじゃ/ないんだけど……はは」
「V0200それは私が判断するわ」
(なんか話が大きくなって/伝わっている気がするなぁ……)
「V0179Nm君……あのぬいぐるみを流すの?」
「V0201あら、あれは……」
「LdV0171Moまあ……W15McLe」
「うん、妹の一番大切なぬいぐるみなんだ/……でもこれは二人にとって/別れと同時に、新しい旅立ちになるんだ」
「V0180別れ……旅立ち……かEc……」
「星乃さん? どうかした?」
「V0181あっ……EF9ううん、Fm3なんでもないの」
「……そう」
「V0172菜々ちゃんは今、/W30とてもつらい時ですね……」
「V0173自分にとってかけがえのない存在と別れる/……W30私にはEcとても無理です……」
「祇条さん……」
「V0202……ちょっと待って」
「ふ、二見さん? どうかした?」
「V0203Nm……あれを流す前に、EFe8m3一度/私に預けてくれない?」
「えっ!? ど、どうしたの?」
「V0204以前からあのぬいぐるみのことが、/気になっていたのよ。/W30EFe8m3中身を確認させて欲しいわ」
「えっ!? いや、あれは/ただのぬいぐるみだよ……一応」
「V0205なら問題ないでしょう?/……EFe8ただ中身を確認するだけよ」
(二見さん……どうしてこんなに/イワオにこだわるんだろう……? だけど/菜々の手前、引くわけにはいかないぞ!)
「二見さん……あれは妹の宝物なんだ/……だから、渡すことはできないよ」
「V0206あら、W30Eh私には協力できないのね……。/W30Ecそれならいいわ……」
「ふ、二見さん!」
(……)
(機嫌損ねちゃったかな、/後でフォローしなくちゃ……)
「V0182……まだ色々と準備がありそうだから、/EF2私たちは向こうにいるね」
「V0174ではまた後ほど……」
「うん、また後で」
「V0140Nm先輩〜! W30Eo来ちゃいました〜!」
「なるみちゃん。/今日のことは菜々から聞いたの?」
「V0141はい! W30EoFm4菜々ちゃんのイワオ卒業式で、/Nm先輩もいるって聞いて、Fm2せっかく/だからみなさんにも声をかけたんです!」
「そうだったんだ……あ、ありがとう」
(そうか、なるみちゃんが/みんなに声をかけてくれたんだな)
「V0142でも……菜々ちゃんすごく落ち込んでて、/W30EFe9私、W30どうしたらいいかEcわからなくて……」
「なるみちゃん……/菜々を心配してくれてありがとう」
「V0143友達ですから、当然です」
「そっか……」
「V0144そういえば、W30EF2Nm先輩はイワオと/麻雀したんですよね?」
「あ、うん」
「V0145私も打ったことあるんですけど、/EF9何度やっても勝てなかったです。/すっごく強いですよね!」
「うん。僕もびっくりしたよ。/……ぬいぐるみなんだけどねぇ」
「V0235まったく……W45Eoこんな大勢で/集まっているなんて……」
「く、栗生さん! 来てたんだ……」
「V0236風紀委員として、W30Fm8Nm君たちが問題を/起こさないように監視しに来たのよ!」
「それは……どうもありがとう」
「V0237なにが『ありがとう』よ……/Fm8一体何をする気なのよ!?」
「あ、それはその……なんというか……」
「V0238ま、まさか人に/言えないようなEF8不純な……」
「ち、違うよ! そんな訳ないよ!」
「V0060花火だよ」
「V0239え?」
「ひ、柊」
「V0061これから皆で一緒に花火をするのさ。/栗生さんも一緒にどうかな?」
「あ……」
(柊がさっき言ってた面白いものって、/花火のことだったのか……)
「V0240そうやって/私を丸め込もうとしても無駄よ!」
「V0062そんなつもりはないんだけどな」
「せっかくなんだから、/栗生さんも一緒に花火をしようよ。/きっといい思い出になるしさ」
「V0241Nm君……」
「V0242わ、W45わかったわよ! そのかわり、砂浜で/花火をするなら、後片付けはしっかり/するのよ! EF8マナー違反は許さないわ!」
「V0063はいはい……。W45F9Eoさてと、/EF3それじゃもう少し準備をしようかな」
「V0243どこで準備してるの?」
「V0064あっちだよ、行こうか」
「V0244ええ」
「V0146栗生先輩、相変わらず厳しいですね〜。/W30EF7もしかしたら、W30EF9おじいちゃんより/厳しいかも……」
「ははは……どうだろうね」
「V0147……Nm先輩、私もう一度/EF3菜々ちゃんの様子を見てきますね」
「V0117こんにちは、Nm君」
「あっ、こんにちは川田先生。/川田先生も見学ですか?」
「V0118違うわ。W30F3栗生さんに/あなたたちの監督を依頼されたのよ」
「そうなんですか……すみません」
「V0119いいのよ、W30EFe3おかげで/久々に潮風を感じることができたわ。/……Ec気持ちいいわね」
「そうですね」
「V0120ところでNm君、里仲さんから/聞いたんだけど……Fm6ぬいぐるみを/海に流すのは、W30Fm3どうなのかしら?」
「あっ、これは……き、輝日南地方に/古くから伝わる由緒ある儀式なんですよ」
「V0121えっ!? そ、そうなの?」
「はい。子供の成長を祈るらしいです」
「V0122成長を……」
「はい」
「V0123知らなかったわ……そういうことなのね/W45……Ecうん。W45EF3Eoわかりました」
「あ、ありがとうございます」
(……なんとか納得してくれたみたいだな)
「V0124じゃあ、あまり無茶なことはしないでね」
「はい!」
「……それじゃあ、イワオと雀牌を/ビンの中に入れてあげようか」
「V0233うん……」
「よっ……ふぅ、あとはビンを閉めれば……/菜々、そこにあるフタを取ってくれ」
「V0234……」
「……菜々?」
「V0235あっ! W45EF9ご、ごめん、なに?」
「菜々……大丈夫か?」
「V0236……Ecうん」
「V0237ちょっとね……/昔のことを思い出してたの……」
「……昔?」
「V0238毎日お兄ちゃんとイワオと遊んで……、/Ecすごく楽しくて……/W30EoF9色々なことがあったなあって……」
「お誕生日おめでとう、菜々。/はいこれ、僕からのプレゼントだよ」
「V0239うわぁ〜、大きい!/ありがとう、お兄ちゃん!」
「うん、開けてみてごらん」
Ti0/          Ti2ガサガサ
「V0240いったいなんだろ〜……あっ、/かえるのぬいぐるみだ〜!!」
「ははは、大事にしろよ」
「V0241うん!」
「菜々、またイワオも連れて来たのか!」
「V0242だって、イワオと一緒に/お外で遊びたいんだもん!」
「V0243……エへへ、それでね、今日お兄ちゃんと/学校でこんなことがあったんだよ……」
「V0244……あれ!? イワオがいない!/さっきまでここにいたのに……/もしかして……さらわれたの!?」
「V0245イワオー! どこにいるのーー!?」
「V0246あっ!/あそこで誰かがイワオを連れて行ってる!/待ってーー! イワオを返して〜〜!!」
(V0247待っててイワオ! 今助けるからっ!!)
「V0248……え? これ? これは麻雀の牌だよ、/イワオ……麻雀に興味があるの?」
「……!」
「V0249じゃあ、菜々が麻雀を教えてあげるよ!/こっちに来て!」
「LdV0250……Le」
「菜々、大丈夫か?」
「V0251うん……」
「V0252……お兄ちゃん、もう大丈夫だから……/そのビンを菜々にちょうだい」
「ああ……はい、気をつけて持てよ」
「菜々……一人で流せるか?」
「V0253うん、Eo平気……W45Fm3ありがとう、お兄ちゃん。/……じゃあ、イワオを海に流すね……」
「V0254……さよなら……ぐす……イワオ……。/W30今まで……ありがとう……」
(イワオの入ったビンが菜々の手から離れ、/波に流されていく……)
「V0303イワオ……行っちゃったね」
「V0304私も来年は、/EF9m3Nnに見送られる側かぁ……」
「そっか、もうすぐだね……」
「V0305気持ちよく見送られるために、/EcFe7私も頑張らないとなぁ……」
「摩央姉ちゃん」
「V0306……菜々ちゃんもがんばったんだから、/W30EF3Nnもがんばりなさいよ!」
「え?」
「V0307色々とね」
「……うん……菜々に負けないように、/全力でがんばるよ!」
「V0308さーてと、W45Eoじゃあ私、/花火の準備を手伝ってくるわ」
(摩央姉ちゃんと学校で一緒に過ごせる/時間もあと少しか……大切にしないとな)
「V0175ご主人様……お疲れ様です」
「祇条さん」
「V0176イワオさん……/EoF9無事新天地にたどり着ければいいですね」
「そうだね」
「V0177みんな、EF9いつかこうして旅立って/いくんでしょうか?」
「えっ?」
「V0178私もいつか家を出るのかなってW15考えると、/W60EF6m3なんだかEcFm6不安になってしまいます……」
「確かに不安だよね……でも……」
「V0179でも?」
「きっと新しい場所での出会いは、/祇条さんの人生をもっともっと/豊かにしてくれると思うよ」
「V0180豊かに……」
「V0181きっとそうなんでしょうね……。/W30EFe9でも、やっぱり少し不安です」
「まあ、そうだよね」
「V0182だけどご主人様と一緒なら……W30EFe3二人なら、/W30きっと大丈夫だと思います……」
「し、祇条さん……」
「V0183ですから、もし新しい場所へ/行く時は、W30EF3私も連れていって下さいね」
「……う、うん」
「V0184あっ、W45EF9B100私ったら急にこんな話を……/Ecし、失礼します!」
(……もし、祇条さんがよければ、/絶対に連れていくよ。二人一緒なら、/きっと素晴らしい出会いがあるさ……)
「V0245Nm君、あなたのやりたいことは/もう終わったの?」
「V0246ようやくあの雀牌を手放したのね……/EF9m3なんかぬいぐるみも一緒に流してたけど」
「ははは……」
「V0247……って、Fm4ぬいぐるみは風習だから/ともかく、W30Fm8麻雀牌を海に流すのは/大丈夫なの!?」
(ええっ!? ま、まさか拾ってこいとか/言い出すんじゃないだろうな……)
「こ、これは菜々のためだけじゃなく、/僕が男として新たなる旅立ちを/迎えるために必要な儀式なんだよ!」
「V0248えっ!? お、男の?」
「そう! 菜々はぬいぐるみを卒業して/大人の女性を、僕は麻雀を卒業して/真の男を目指すことにしたんだ!」
「V0249そ、そうだったの……。/Ecそれなら仕方ないわ……W30ね?」
「ありがとう、栗生さんなら/きっとわかってくれると思ったよ」
「V0250と、当然じゃない!」
「V0251Nm君も、自分の未来を真剣に考えて/行動したのね……Ec見直したわ」
「あ、ありがとう……ははは」
「V0252Nm君も本気を出したんだから、/私も負けられないわね……」
「うん……がんばってね、栗生さん」
「V0253今日の気持ちをEc忘れないでね、Nm君」
(栗生さん……僕も遅刻しないように/がんばるけど……もし遅刻しちゃったら、/そのときは優しく指導して欲しいな……)
「V0174Nm君。お疲れ様」
「咲野さん!」
「V0175イワオ……/Fm3もうかなり遠くまで流されてるね」
「V0176ねぇ、W15EFe8もしヨーロッパまで流されたらさ、/W30EFe3将来遠征した時にまた会えるかな」
「ヨーロッパでかぁ……どうかな」
「LdV0177ふふっ、W45LeEoFm3でも出会えたら素敵だよね」
「LdV0178……Le」
「咲野さん?」
「V0179あ、W15Fe8m9うん……」
「どうしたの?」
「V0180菜々ちゃん、立派に卒業したなって……」
「V0181私も、W15Ecいつかサッカーを卒業する時が……/来るのかなって……」
「サッカーを卒業?」
「V0182まあ、引退ってことかな?」
「引退か……それはどんな選手でも/いつかは引退すると思うけど……」
「V0183そうだよね……」
「……でも、きっと咲野さんなら、/悔いのないサッカー人生を過ごせるよ」
「LdV0184Nm君……Le」
「僕はそう信じてる」
「V0185そうだね……W45EoF8m2よし、決めた!/W30私、W30イタリアリーグでプレイするまで、/絶対にサッカーを引退しないよ!」
「その意気だよ!」
「V0186あ〜、こうしちゃいられない!/W30EF2ちょっとランニングしてくるね!」
「あっ、咲野さん!」
(将来咲野さんがイタリアリーグで/プレイできるように、僕も陰ながら/応援しているよ)
「V0207……」
「二見さん……」
「V0208惜しいわね……/EF8m3貴重な実験対象だったのに」
「じ、実験対象って……」
「V0209まあいいわ、私にはもっと興味深い/実験対象がここにいるから」
「えっ? ここにって……もしかして、/僕のこと!?」
「V0210他に誰がいるのかしら?」
「V0211ビンの中から外の世界に出れば……/Fm3そこには新たなる可能性と発見があるわ」
「え? 外の世界……」
「V0212今度Nmは、W15EcW4Eo私になにを/見せてくれるのかしら? W30EcF2フフッ」
「ははは……なんだろうね」
「V0213期待せずに待ってるわ」
「……うん!」
(二見さん、大分雰囲気が変わったな……/みんなとも仲良くなれたし……これからも/新しい発見や出会いがあるといいね)
「V0148Nm先輩〜!」
「なるみちゃん!」
「V0149先輩、お疲れ様です〜」
「ありがとう」
「V0150菜々ちゃん、本当に卒業したんですね〜」
「V0151Ts1菜々ちゃんはイワオから卒業したけど、/私は……Ec卒業なんてできないよ……」
「ん? なるみちゃん、卒業ってなにを?」
「V0152えっ? Nm先輩!?/W30EF5……な、Ecなんでもありませ〜ん!!」
「あっ、なるみちゃん!」
(なにが卒業できないんだろう……?/……無理せず、いつものように元気な/なるみちゃんでいて欲しいな)
「V0125Nm君。儀式見させてもらったわ」
「あっ、はい」
「V0126……別れは、人を成長させるわね」
「……はい」
「V0127再来年には、私たちにも/W30EFe6卒業という別れが来るけれど……」
「V0128それまでに、W30多くのことを学んで欲しいの/EFe3……あなたたちがどんな風に成長して/巣立っていくのか、W30今から楽しみだわ」
「……はい!/川田先生のご期待に沿えるように、/がんばります!」
「LdV0129フフッ、W30LeEoF9でも、W30あまり気負わずにね。/W30EF3なにか相談したいことがあったら、/いつでも私に言ってちょうだい」
(川田先生のような、理解のある人が/先生で本当によかった……/これからもよろしくお願いします)
「V0255イワオ……ううっ……ぐす……」
「V0256行っちゃったよ……Ecイワオ行っちゃった」
「V0257うう……Ec寂しいよ、お兄ちゃん……」
(菜々……)
Ti0/           Ti2チュッ
「大丈夫だ、菜々」
「V0258あ……デコちゅーだ……」
「僕はいつでも菜々のそばにいるから、/つらい時は、頼ってもいいんだぞ」
「V0259お兄ちゃん……」
「V0260……そうだよね、W30Eoお兄ちゃんはいつだって/菜々のことを見守ってくれてたよね」
「これからもな……」
「V0261……イワオ、EFm3菜々にはお兄ちゃんが/ついてるから、Ec心配しないで……/W45Eo新しいところでも元気でね……」
「……もう、大丈夫か?」
「V0262うん……Eoありがとう、お兄ちゃん」
「がんばれよ菜々……いつか僕からも卒業/して、立派な大人の女性になれるさ!」
「LdV0263Moええ〜〜!?W15McLe」
「LdV0264W60……LeW45菜々は、/お兄ちゃんからは卒業しないEcも〜ん!」
「おい!? 菜々!」
(僕のことは卒業しないだって……まったく/……まあ……いくつになっても、菜々が/僕の妹であることは変わらないか……)
「V0183今日は色々と大変だったね。EcFe3お疲れ様、/Nm君。Eo私も色々勉強になったわ」
「星乃さん……それならよかったよ」
「V0184Nm君……菜々ちゃんはきっと/W30EF3あなたの期待に応えてくれると思うの」
「うん……ありがとう」
「V0185私もこんな風に見送ってもらえたら……」
(星乃さん元気がないけど……なにか/つらいことでも思い出したのか……)
「星乃さん、大丈夫?/なにかあったの?」
「V0186ううん、EFm2違うの。W60ただ……私たちも、/卒業したらもう会えなくなるかもしれない/と思うと、W30EF6寂しくなっちゃって……」
(星乃さん……)
「……大丈夫だよ、星乃さん」
「V0187え?」
「仮に僕が卒業して離れ離れになっても、/もう会えなくなるなんてことはないよ!」
「V0188Nm君……」
「会いたいって想いがあれば……/いつだって会えるよ」
「LdV0189……W30Le会いにきてくれるの?」
「もちろんだよ……僕は星乃さんに、/色々な本を教えて欲しいんだ! まだまだ/読めてない本がたくさんあるからね」
「V0190……うん、/W30私もNm君にもっと本を紹介したい……/W60EFe3また、W30あなたに会いたい……」
「星乃さん……」
(星乃さん……もし僕らが、/遠く離れ離れになったとしても/……僕は必ず、君に会いに行くよ)
「V0065それじゃあ、これからみんなに/花火を配っていくからな」
「V0254みんな、花火の後片づけはしっかりね!」
Ti0/        Ti1ヒュ〜〜〜〜……
Ti0/          Ts3パンッ!
「V0187た〜まや〜、うわぁ……きれいだね〜」
「V0309もっと派手な打ち上げ花火はないの?」
「家庭用はこれが精一杯だよ……」
「V0185きれい……お店で買えるものにもこんなに/立派な打ち上げ花火があるんですね」
「V0191ええ、最近は色々な種類のものがあるわ」
「V0214フフッ……ロケット花火なら実験にも/使えそうだわ。W30Nm、W30試しに/紙飛行機につけて飛距離を計測しない?」
「いや、答案用紙をロケット花火で/飛ばすのはどうかと思うよ……あっ!/二見さんそれは人に向けちゃだめだよ!」
「V0153菜々ちゃん、一緒にねずみ花火やろ〜!」
「V0265うん、やろ〜!」
「V0130夜の浜辺でする花火も、またいいわねぇ」
「V0255ちょっと! どうして他の人は/普通の手持ち花火で、/私の花火はドラゴンの形なのよっ!?」
「ああ、栗生さんが好きそうだなと思って」
「V0256なんでよっ!?」
……さっきまでいた浜辺で、色とりどりの光が/点滅している。小さな光が点いては消え、/私になにかの合図を送っているように思えた。
花火が光るたびに、/私をイワオと呼んでくれていた少女の姿も/わずかに見えた。
今私のいるこの狭いビンの中では、/私の身体に染みついた、/彼女の香りが充満していた。
甘いその香りがこの身体を包んでいる限り、/私は彼女と過ごした日々を忘れないだろう。
今までにない、ひときわ大きな花火が上がった。/それは、まるで私に対する/最後のあいさつのようだった……。
……その花火の光は暗闇の中に灯され、/私の行く先を照らしていた。
泣きはらした目をしながらも、/イワオを見送る菜々の横顔は、/昨日よりも大人びて見える……。
1歳違いの妹の横顔を見ながら、/僕は今回のきっかけとなった麻雀牌に/思いをはせた。
あの日、公園で偶然拾った麻雀牌……。/今にして思えば、偶然じゃなかった気がする。
考え過ぎ……とはとても思えない。/だって、麻雀牌を拾ったことで、/本当に色々なことがあったから……。
菜々がイワオから卒業できたこともそうだけど、/僕たちの間に、たくさんの素敵な思い出を作る/きっかけになってくれた。
僕たちに拾われるように、/誰かが公園に埋めてくれたんじゃないか……って、/心の底からそう思うんだ……。
そして僕たちの手を離れ、/旅立っていった麻雀牌……。
きっと新しい持ち主の元で、/色々な思い出を作るんだろう……。
どんな人が拾うのか、どんな麻雀をするのか……。
暗闇の中そんなことを考えていたら、/大きな打ち上げ花火の光が輝き海を照らした。
そして再び深い闇に包まれ、静寂に満ちた海は、/僕らに夏の終わりを告げていた。
終わりゆく夏……。/でも僕たちはこの夏を一生忘れないだろう。
いくつになっても、この夏の思い出を振り返れば、/一緒に過ごした大切な人のことを思い出せる。
そう、思える……。
……こうして、菜々の卒業式は無事に終わった。
n0nka_me01A
n0nka_me01B
「V1927よう」
「どうした? 梅原」
「V1928確かEoFe3今日ってEF3Nmの誕生日だったと/思うんだが……」
「おおっ、覚えていてくれたのか?」
ナカヨシキャラが居ないので/プレゼントは貰えない
「V1929いや、俺もさっき聞いたのさ」
「聞いたって、誰から?」
「V1930いいから、EoFe9教室の入り口に行ってみな。/うらやましいね、EcF3このっ」
「え? う、うん……」
n0ski_st01B
n0ski_st01D
「V1931嬉しそうだなぁ、おい!」
「そりゃ、まあ……」
「V1932とりあえずEoそのプレゼントは机の中に/しまっておけ」
「え? 何でだ?」
「V1933教室の入り口に行ってみな?/EcFe6モテる男はツラいねぇ〜」
「……」
「ど、どうした梅原」
「V1934いやいや、EoFe9m3どうもしないさ」
「どうもしないっていう顔には/見えないけどな」
「V1935Nmのこと、待ってるぞ」
「え?」
「V1936教室のFm3入り口」
「そ、そうか。ありがとう梅原」
「V1937どういたしまして〜」
「どうした梅原」
「V1938……人生って不公平だよな」
「ど、どうしたんだよ」
「V1939入り口」
「え? そ、そうか……。/あ、ありがとう梅原」
「V1940どういたしまして〜」
「う、梅原?」
「V1941い・り・ぐ・ち」
「えっ? あ、うん。……行ってくる」
「V1942……いってらっしゃ〜い」
「V1943……はははははははは」
「い、行ってくる」
「Wv0……Wv60」
n
nka_st01A
n0nka_me01B
「V1944誰かに祝って貰えそうなのか?」
「う〜ん……だといいんだけどな」
「V1945とかなんとか言っちゃってるが、/EoFe9自信有りって顔してるぜ? Wv190P0EcFe8m2W45か〜!/EoFe9m3羨ましいなぁオイ!」
「そ、そんな事ないって」
「V1946こりゃ、俺からのプレゼントは/必要なさそうだな」
「え? 何かくれるのか!?」
「V1947彼女のプレゼントがあればEF3充分だろ?」
「そ、それは、その……」
「V1948まったくEoFe9隅におけねえなぁ〜Wv155EcF3このWv180このWv195」
「か、からかうなよ」
「V1949……なぁ」
「ん?」
「V1950プレゼントを届けにくるなら、/この時間だと思っていたんだけど……」
「え? あ、ああ、そうだな」
「……」
「V1951よっしゃ! EoFe8それじゃ俺から大胆にも/誕生日プレゼントを贈ろうじゃないか!/EoFe9何が飲みたい? EcF3言ってみろ!」
「ジュース限定かよ……」
「V1952水道水ならなんとおかわりし放題だ!/P1Fe6m3さあ、行こうぜ!」
と、とりあえず梅原が誕生日を祝ってくれた。
n0ski_st01C
「V1953よっしゃ! ハッピーバースデー!/NmNn」
「や、やめろよ。恥ずかしいな」
「V1954そう言わずに素直に喜んでおけよ。/EcFe6祝ってくれる子とか居ないんだろ?」
「……まあね」
「V1955……俺もだよ!」
「梅原!」
「V1956Nm!」
「V1957さーって、EoFe8お楽しみの誕生日の/プレゼントタイムだNm!/何が飲みたい? EFe9俺に言ってみろ!」
「V1958水道水ならおかわり自由!/EcF3まさに大盤振る舞い!」
「ははは……ありがとな」
「V1959いいって事よ……EF2さあ、行こうぜEc!」
ちょっと寂しいな……
n0ski_st01A
n0ski_ec01A
デート :
ナカヨシ:
スキ  :
パーティ:
☆0:
☆1:
☆2:
☆3:
(さすがに残ってる人も少ないな……)
(……)
(明日のデート……楽しみだなぁ……)
スキキャラがいるのに/デートに誘ってないのか……
「V1685あ、にぃに」
「ああ、美也か」
「V1686むむ……。Fm3どうしたどうしたー。/Fm4そんなに背中丸めちゃってさ」
「べ、別にそんなんじゃ……」
「V1687もっと胸をはって! Fm4ドーンとEF3構えてよ!/みゃーのにぃになんだから〜」
「ドーンとねぇ……」
「V1688ほらほら!」
「……」
「V1689しょうがFm3ないなぁ……。/EoFe9今日は特別に、みゃーにたいやきを/買ってくれてもEcF3いいよ!」
「え?」
「V1690一緒にFm3甘い物でも食べて、元気EcF3だそー!」
「いやいや、なんで僕が買うんだよ?」
「V1691だってみゃーお金持ってないもん」
「だ、だからって……」
「V1692いいからいいから! P5EcF3ほら行こうっ!」
「お、おい美也!」
……こうして、/何故か僕のおごりでたいやきを食べた。
まったく、美也のやつ調子がいいんだよな。
でも、きっと慰めてくれたんだよな……。/今日くらいは感謝しておくか……。
クリスマスパーティーに誘われる…/と思ったけどナカヨシのキャラが居ないよ…/もちろんスキのキャラも…
(世知辛い世の中だよな……)
「もう帰ろう……」
(……別に、なんてことないよ。/クリスマスなんて……)
(結局すっぽかしちゃったな……。/裡沙ちゃんとの待ち合わせ……)
(……ごめんね)
(でも、仕方ないよな。僕の知らない間に、/開かずの教室に入っていただなんて……)
(よくよく考えてみたら、/ちょっと怖い気もするし……)
(うん……これでよかったんだよな……)
教 師
「おい、Nm!」
「えっ? は、はい……」
(な、なんだろう……。生活指導の先生が/いつもよりも険しい顔しているけど……)
「Nm……。何か先生達に謝らなきゃ/ならんことがあるんじゃないか?」
「ぼ、僕がですか?」
(な、何を言ってるんだろう……)
「ついさっきな、匿名で『学校の施設を/私物化している生徒がいます』という/投書があったんだ」
「えっ! 施設を私物化……ですか?」
「そうだ」
(それって……、/もしかして開かずの教室の事なのか!?/で、でもどうしていきなり……)
「思い当たる事があるんだな? Nm」
「それは……その……」
(お、落ち着け! あの部屋に僕が/入っていた証拠は残していないんだ……。/慌てる必要はない……)
「……とにかく、ここだと人目もある。/ちょっと職員室へ行って話そうか」
「わ、わかりました……」
n0fre_sb13A
n0nkx_me01D
n0nkx_me01B
n0nkx_me01C
ナカヨシキャラが居るのでそのような独白
nakayosicount:
n
nkx_xp01F
n0nkx_me01D
スキキャラが居るのでそのような独白
sukicount:
n
skx_xp01A
ナカヨシなし
nkx_xp01G
スキなし
n
nkx_me01A
(さてと……、昼休みは裡沙ちゃんとの/約束があったっけ)
(待たせちゃいけないし、急いで行こう)
(それにしても、裡沙ちゃんってちょっと/ミステリアスな雰囲気のある子だよな)
(つかみ所がないっていうか……/何だろう……この感じ)
(……まあ、いいか。少しずつ/お互いの事を知ってけばいいよな)
(うん、そう考えるとすごく楽しみだ)
(そういえば、僕にあげたいものがある……/なんて言っていたけど)
(……しかもキス以外にも!)
(い、いったい/どんな事になっちゃうんだろう?)
(と、とりあえず中に入ろう……)
Ti0/         Ti2ギィィィ……
「裡沙ちゃん、お待たせ」
「V0368あ、Nm君。/本当に来てくれたんだ……Ec嬉しい」
「ははは……そんな大げさな」
「V0369ううん……EcFm2そんな事ない……」
「V0370あたしにとっては……」
「裡沙ちゃん……」
「V0371あ、ご、EFe9ごめんなさい……。/せっかく二人で過ごせるのに、/Fm3しんみりしちゃって」
「あ、いや、それはいいんだけど……」
「V0023……」
「V0372ねえ、Nm君……」
「うん、どうしたの?」
「V0373ちょっと……EFe9m3お話したいな……」
「え? お話?」
「V0374うん……Fm3色々なお話したい……。EoFe9/ダメかな?」
「いや、駄目じゃないよ。/それじゃあ……」
n0fre_sb10A
n0fre_sb10B
スキ誕生日冒頭部
(…………)
n0ski_me01A
誰だイベント冒頭部
「ふぅ〜」
「トイレもすませてスッキリしたし、/教室に戻ろうかな」
「うわっ!? 何だっ!?」
???
(……あれから、/どのくらい経ったのだろう?)
(どこまでも続く暗闇の中で、/唯一の慰みであった彼女の残り香は/とうの昔に消え去ってしまい……)
(私の瞳はまぶたの裏を見ているのか……/それとも闇を見つめているのかさえも/わからなくなった)
(そんな……/永遠という言葉でさえも足りない時間を、/今日まで私は過ごしてきた)
Ti0/       Ts1i2……ボソ……W60ボソボソ……
(そう……今日までは……)
Ti0/      Ts1i2……ほれW45……腹をW60……って中を……
(私をおおうガラスの世界が、/外からの振動を増幅させる……)
Ti0/Ts1        Ti2よ……は押さえW45……いいぞ……
(こんな些細な変化さえ、/今まで一度もなかったというのに……)
Ti0/       Ti2ズッ……W60ズズッ……
(いったい……/なにが起こっているんだ?)
Ti0/      Ti2ズズッ……W45ti1ズズズズッ……
漁師A
漁師B
梅原父
「……しっかしまさか、/サメの油が化粧品になる日がくるとはね」
「ああ、昔はヒレしか売れなかったからな」
(人の……声?)
「それよりどうだ? なにかありそうか?」
「ちょっと待ってくれ。/いよっと……あと少しで出てきそうだ」
Ti0/        Ti2ズズズズッ……
(これはまさか……光なのか!?)
Ti0/        Ti2ガヤガヤガヤガヤ
「うおっ!? なんだこりゃ……/サメの腹ん中にガラス瓶が入ってたぞ」
「このサメはいったいなに食ってたんだ?」
「異様に腹が膨れてるとは思ったが、/まさかこんなもんが入ってるとは……」
「ん〜……しかもこりゃ漂流瓶だ」
「流したヤツも、サメの腹ん中で漂流する/ことになるとは思わなかっただろうな」
「ははは、そりゃそうだ」
(サメの……腹の中?/そうか、私を暗闇の世界へ連れ去った/のはサメだったのか……)
(そして、私はやっと……/この世界に戻ってこれたのだな)
「いよっ、精が出るねぇ!/そっちの調子はどうだい!?」
「おうっ、東寿司の大将じゃねぇか」
「漁港とはいえサメがこんだけ並んでると、/なんだか不気味で鳥肌がたっちまうよ」
「大将、そこはサメ肌じゃないのかい?」
「そいつはいい! もしサメ肌になったら/ワサビ卸しいらずじゃねぇか!」
「はははは! そりゃ確かに便利だ」
「それより大将、こいつを見てくれよ」
「んん? なんだこりゃ?/ずいぶんと汚ねぇガラス瓶だな……」
「こいつは漂流瓶なんだが、/なんとサメの腹の中から出てきたんだよ」
「腹の中!? なんでまたそんな所に……」
「ちょうど今から中身を確認しようと/思ってたんだが、大将も見ていくかい?」
「おうっ! なんだか面白そうだしな」
「よっしゃ、そんじゃ開けるぞ。/んぐっ……こりゃキツイなぁ……」
Ti0/         キュポンッ!!
「おっ! どうだいどうだい?/いったいなにが入ってんだ?」
「そう焦りなさんなって……ん?」
「こりゃ……ヌイグルミじゃねぇのか?」
「ああ、なんで漂流瓶にヌイグルミ/なんか入ってんだ?」
「おいおい、せっかくの漂流瓶なんだから/こう……可愛い南国の子からの手紙とか/入ってねぇのか!?」
「大将はいったいなに期待してんだよ……」
「んっ? まだ何か入ってるぞ」
「おおっ!? なんだなんだ?」
Ti0/          Ti2ジャラ
「……」
「なんでこんなもんが……/ヌイグルミと一緒に入ってんだ?」
「さぁ、俺にもさっぱりわかんねぇ」
「なぜだ……なぜ……/W30こんなものが入ってるんだぁ!?」
「うぬぬ……」
(完全に甘くみていた……。/鼻で笑って馬鹿にするつもりが、/まさかこんなに夢中になるなんて)
「『ビーバー三国志』恐るべし!」
(いや〜こんなにハマっちゃうとは、/本当に思わなかった)
(今読んだ、主人公の『ビバロウ』が/襲ってきたサメを退治する場面なんて、/思わず手に汗を握っちゃったよ)
(圧倒的に不利な状況だったのに、/あんな方法でサメを真っ二つにするなんて/誰も思いつかないよな)
(村でコサックダンスを踊ったのも、/このための伏線だったのか……)
(いったいこの先はどうなるんだ?/続きが気になって仕方ないよ!)
Ti0/        Ti2ペラ……W60ペラ……
(ん? サメのお腹の中に、/なにか光るものが見えるだって……)
(ああっ!?/これはビバロウがずっと探していた、/伝説の剣『赤鮫剣』じゃないか!)
(すごい、すごいぞ!/ここでこの展開とは……いったいどれだけ/盛り上げてくれるんだこの漫画は!)
(そう……そしてビバロウは、/探し求めていた剣を震える手で握りしめ、/高く掲げながら叫ぶ!)
「『赤鮫剣! ぬぬぬぬぅー!/我、無敵なり〜〜〜!』」
「…………」
「……はっ!?」
(お、思わず感情移入し過ぎて、/ビバロウになりきってしまった)
(ふぅ……ここは一度落ち着いてから/続きを読まないと、また叫んじゃうよ)
(それにしても……/ビバロウもついに赤鮫剣を手に入れたし、/ここから更に物語が加速しそうだ)
(ライバルビーバーの『ビババンリ』との/因縁にも、ついに決着がつきそうだな)
(う〜ん……すごく続きが気になるけど、/このまま読み続けていたらきっと/夜が明けちゃうよ)
(……仕方ない。/続きは明日読むことにしよう)
(結局……/ビーバー三国志の興奮が冷めなくて、/ほとんど眠れなかったなぁ)
(はぁ……/今日は授業に集中できそうにないし、/早く家に帰って続きが読みたいよ)
「V9100お〜い、Nm!」
「ん?」
「V9101なあなあ、昨日のニュース見たか!?」
「いや、昨日は家に帰ってから、/ずっと漫画を読んでてテレビは……」
「V9102たっはー! W30EF9今日一番の話題を見逃す/とは……W30EFe6m3お前も運が悪いEcなぁ」
「え? な、なにかあったのか?」
「V5600はぁ……Eoそんなことだから、Nnは/いっつも流行に乗り遅れるのよ」
「薫!? それに田中さんも……」
「V9103おっ! 棚町たちは知ってるのか?」
「V5601ええ、もちろん!/W30Fm3ちょうど恵子とも話していたとこよ」
「V400私は今朝のニュースで戦ってる映像を/見たんだけど……W30EFe9m3すっごく怖かったよね」
「V9104まさに生死を賭けた戦いだったよな」
(生死を賭けた戦い!?/僕がビーバー三国志を読んでる間に、/輝日東でなにがあったんだ!?)
(まさか怪獣でも攻め込んで来たのか!?/いや、でも地揺れとかもなかったし……)
「V401戦ってる漁師さんが格好よかったよね!/私もあんな風に活躍してるところを、/テレビで撮ってほしいなぁ」
「V5602恵子なら、W30EF2サメのエサか/おとりになればEcきっと大活躍できるわよ」
「V402そ、そんな活躍は嫌だよ……」
「漁師にサメ?/いったい輝日東でなにがあったんだ?」
「V9105なんだ、本当に知らねぇのか……」
「V9106実は昨日、輝日東湾で、/大規模なサメの駆除があったんだよ」
「サメの!? そんなの初めて聞いたぞ」
「V9107まぁ滅多にやらないことだから、/Fm3こうしてニュースにもなってんだよ」
「なんで突然そんなことをしたんだ?」
「V9108輝日東湾にサメが増えたせいで、/W45貴重な魚を食い荒らされっちまってな……/W30EF6最近ずっと困ってたんだよ」
「そうだったのか……」
「V9109まぁ……W30EFe6サメたちにゃ申し訳ないけど、/W30EFe9こっちも商売のために必死だからな」
(ん〜まさか昨日、/輝日東でそんなことがあったなんて……)
「……ん? それで梅原は、/僕にそのニュースの話をしに来たのか?」
「V9110あっ! EF3そうだ……EFe8m3本題はここからだよ」
「V9111親父が昨日、駆除したサメが解体されるの/を漁港まで見に行ったんだけどよ……」
「V5603へぇ〜そんなすぐ解体しちゃうのね」
「V9112サメは腐敗が早いからな……/EFe1m3新鮮なうちに解体して、ヒレやらなんやら/使えるものだけさっさと回収するんだよ」
「V403あっ、そうなんだ」
「それで……/その解体現場でなにかあったのか?」
「V9113おう、そうなんだ!/W45EFe8m1なんと解体してる一匹のサメの胃袋から、/EFe2m3漂流瓶が出てきたんだよ」
「サメの胃袋に漂流瓶!?/そいつは確かにすごいな……」
「V5604よく溶けずに残ってたもんねぇ」
「V9114ああ、W45EoFe8m3それでその瓶の中に入ってた物を/EF2今日ここに持ってきたんだよ!」
「えっ!? 今持ってるのか!?」
「V5605ちょっとちょっと! EFe8m4焦らしてないで、/早く見せなさいよ!」
「V9115ふっふっふっ……W45EoF2じゃ〜ん!/なんと、この麻雀牌が入ってたんだ!」
「ま、麻雀牌?」
「V9116あ、あれ?/W30EF9なんだこの微妙な雰囲気は……」
「V5606な〜んだ……W45EoF9期待して損しちゃった。/Fm4漂流瓶に雀牌が入ってるわけないでしょ」
「V404うん、Eoせっかく期待したのに……」
「V9117う、嘘じゃねぇよ! 本当なんだって!/W30EFe9m8なぁ、Nmは信じてくれるよな!?」
(サメのお腹の中から麻雀牌……)
(ビバロウの倒したサメのお腹からは、/伝説の剣が見つかったんだよな)
(じゃあ、同じようにサメのお腹から/出てきたこの雀牌は……)
「まさか……伝説の雀牌!?」
「V5607は? なに言ってんの?」
「V9118確かに珍しいEc雀牌だとは思うけどよ……/EoFm3さすがに伝説の品ではないと思うぞ」
「V405うん、残念だけど私も……W30EF4あれ?」
(そ、そんな……/このタイミングで雀牌と出会えたのも、/なにかの運命だと思ったのに)
「V5608あ〜あ、W45EoFm7時間をムダにしちゃったわ。/W30Fm9さっさと教室に戻ろ……W30EF4って恵子?」
「V406むむむ……」
「V9119どうしたんだよ田中さん?/この雀牌をにらみ付けて……/W30EF5お、俺は嘘なんか言ってないぞ!」
「V407うん、W30Eo最初は気づかなかったんだけど……/その牌から、すごいオーラを感じるの」
「オーラ?」
「V408ねぇ、梅原君。もし良かったら、/今度この牌を占いに使ってもいいかな?」
「V9120あ、ああ……別にいいけど」
(あの田中さんがこの雀牌から、/ただならぬ気配を感じるなんて……)
(これはやっぱり、この雀牌には/なにか特別な力が宿ってると考えて/間違いないんじゃないのか!?)
(ビバロウが赤鮫剣を手に入れて、/大きく人生が変わっていくように……)
(もし僕がこの雀牌を手に入れたら、/今後の人生が大きく変わる気がするよ!)
「なぁ梅原……もしよかったら、/その雀牌を僕に譲ってくれないか?」
「V9121これを? W45EF9Nmまで突然どうしたよ?」
「なんていうか……こんな珍しい雀牌で/打てたら、縁起がよさそうな気がしてさ」
「V9122いや、縁起がいいっていうか……/W30EF6サメの呪いとかありそうで怖いんだが」
「そ、そんなことないだろ?」
「えっと……ほら! 漫画雑誌の広告にある/『ラッキーストーン』とかあんな感じで、/きっと僕を幸福にしてくれるよ!」
「V9123ああ……」
「なんだよ、その微妙な反応!/ちゃんと検証結果も載ってるだろ!?」
「V9124まぁ、信じるか信じないかは/自由だしな……」
「ど、どういう意味だよ!?」
「V409Nm君って、純粋なんだねぇ」
「V5609純粋っていうか、Ecただ単純なだけよ」
「V9125……わかったよ、大将。/拾いもんだとはいえ、珍しい品だからな。/W30EFe1m3なるべく大事に扱ってくれよ」
「ああ! この雀牌は今日からNm家の/家宝として、代々大切にするよ!」
「V9126いや、そこまで大切にされるのも……」
「V5610そんなもん家宝として残されたら、/アンタの子孫が困るわよ!」
「そ、そうか?」
(おかしいなぁ……。/僕だったら大喜びして、ご先祖様に/感謝するんだけどなぁ)
「V9127……んじゃ、教室に戻るか。/W45Fm4あっ、W30Fm3麻雀を打つときは誘ってくれよな。/W45Ec喜んで参加させてもらうからよ」
「V5611あっ、W30EF3そん時はあたしもよろしく。/W30EFe8m3久々にNnたちの泣き顔もみたいしね」
「ああ! 望むところだよ!」
(この雀牌を手に入れたことだし、/僕の運勢はうなぎ昇りに違いないよ!)
(きっともうしばらくしたら、/学校中の女の子からモテモテになって、/お金もがっぽがっぽ入るんだろうな)
(そして僕は……/雀牌長者として、世界中に名前を/とどろかせることになるんだろう!)
(……うん。/今日こうしてこの雀牌と出会えたことで、/僕の人生は大きく変わるんだ!)
「V5600へぇ〜EF3これが噂の雀牌かぁ」
「ああ、サメのお腹の中に/封印されていた……伝説の雀牌だ!」
「V5601で、伝説の雀牌!?」
「そうだ、すごいだろ!?/それが今ここにあるんだよ」
「V5612ん〜……W30EcW4Eoどう見ても、W30あたしには/普通の雀牌にしか見えないのよね」
「V9128まぁ、偶然サメの腹にあっただけだしな」
「う、うるさいなぁ!/人の話の邪魔をするなら帰ってくれ!」
「LdV5602Moあはははは……LeMc」
「V5613な〜に言ってんの!/Fm8Nnが家で麻雀を打とうって言うから、/W30Fm9わざわざ来てあげたんじゃない」
(ぐっ……/麻雀をやる時は誘ってくれって/言われたから誘っただけなのに)
「V5603ねぇNn……/EFe9m3私は麻雀できないけどよかったの?」
「もちろんだよ! 梨穂子には/この雀牌を是非見てほしかったんだ」
「V5604そうなんだ……W30Ecえへへ、W45Eoよかった」
(……昔から梨穂子だけは、/僕の話をちゃんと聞いてくれるからな)
「V5605私もその雀牌をさわってみても/いいかなぁ?」
「ああ! 好きなだけさわってくれよ!」
「V5614ちょっと……/EcW4EoFm8なによ、この扱いの違いは?」
「V9129ああ、W45Eo思わず嫉妬しちまうよな」
「V5615嫉妬なんかしないわよ!」
「V9130あいたっ!?As0b0」
「V5606それにしても……/W30EFe4m5漂流瓶を丸ごと食べちゃうなんて、/EF3サメは本当にすごいんだね〜」
「いやいや、梨穂子だってその気になれば/漂流瓶くらい食べられるだろ?」
「V9131おいっ、さすがにそれは……」
「V5607ええっ!? W45EF9そ、そんなの無理だよ〜」
「はっ!? W30まさかこのお腹の膨らみは、/すでになにか入ってるんじゃ……」
「ぐはっ!?As0b0」
「V5616ちょっとアンタ!/レディに対して失礼でしょうが!」
「V5608た、棚町さん……」
「V5617どんだけぽっちゃりしててもねぇ、/W15Fm6そこを見て見ぬ振りをするのが/W15EhFm8男の優しさってもんでしょ!?」
「V5609あうっ……」
「V5618あれ? ……EFe9m7なんで桜井さんが、/落ち込んじゃってるの」
「薫、梨穂子にちゃんと謝れよ」
「V9132ああ、W45Eo今のは間違いなく棚町が悪い」
「V5619ええっ!?」
「V9133しっかし……/こうしてNmや棚町と一緒に雀卓を/囲むと、EFe3中学生の頃を思い出すよな」
「V5610中学生の頃も3人で麻雀をしてたの?」
「ああ、僕たちの中で麻雀がブームに/なったことがあってさ」
「V5620あっ……EFe6そっか、/W30EFe9m3桜井さんだけ別のクラスだったもんね」
「LdV5611……W15Leうん」
「V9134いや〜、W45あの頃はサッカー部の部室が/Ec俺等にとっての雀荘だったよな」
「今考えてみると、サッカー部の連中は/部員でもない僕等をよく混ぜてくれたよ」
「V9135しかも、毎日のように通ってたしな」
「V5621部室で麻雀を打ってるのが/EFe9先生にバレた時は大変だったわよね。/W30EF3全員で廊下に立たされちゃってさ」
「V9136そ〜いや、EFe3サッカー部の連中と一緒に/Fe9俺たちも立たされたっけ」
「V5612あっ! W45EF3あれはそういう理由だったんだ」
「あの頃は、まだ麻雀を始めたばかりで/ヘタだったけど、面白かったよな」
「梅原はすぐに振り込んでくれるから、/大いに稼がせてもらったよ」
「V5622そうそう! Eo百発百中だったわよね」
「V9137ま、まぁ、W45経験不足だったからな。/W30EFe8今の俺ならそんなことしねぇよ」
「LdV5623んふふ、W15Le期待させてもらうわ」
「それにしても……/こうしてまたみんなで一緒に麻雀を/するなんて、考えたことなかったよ」
「V9138ああ、いつの間にかすっかり/やらなくなってたからな」
「V5624そういえばそうね……」
(こういう機会ができたのも、/この雀牌を手に入れたお陰なのかも/しれないな……)
「V5613ねぇ、EFe3Nnはいつ麻雀を覚えたの?」
「ん〜……なんとなくルールは知ってて、/ちゃんと勉強し始めたのはいつだっけ」
「V9139あっ! W45EF3ほれ、昔二人でゲーセンに/行ったときだよ!」
「二人でゲーセンに行ったとき?」
「……あっ、そうだ!/どうしてもクリアしたい麻雀のゲームが/あったんだよ!」
「V5614へぇ〜……EFe3そうだったんだ」
「V5625クリアしたい麻雀のゲームねぇ……」
「初めてプレイした時は、/大人の世界の厳しさを知ったよ……」
「V9140ああ。Eoそして男の戦いが始まったんだ」
「授業中も、流行の麻雀漫画を教科書で/隠しながら必死に読んだりしてさ」
「V9141細かいルールや役も全部覚えたよな」
「V5626アンタら、そんなことをしてたのね」
「V5615そうだったんだ……/W30EF3それで、そのゲームはクリアできたの?」
「ああ、もちろんだ!/あの時の感動は一生忘れられないよ……」
「V9142まさに……W30Eo青春の1ページだよな」
「V5627……でも、/なんでわざわざゲームセンターまで/行ってEh麻雀をしてたのかしらね」
「V9143いっ!?」
「ど、どういう意味かな?」
「V5628だって……W30EF1牌も卓も学校にあって、/対戦相手は校内に山ほどいたでしょ?」
「V5629お金を払ってまで、/わざわざ麻雀を打ちに行くなんて……/よほどの理由でもあったのかしら?」
(し、しまった……/薫の前で軽々しくゲーセンの話を/するんじゃなかったよ)
「V9144そ、それより棚町こそ、/Nmが少し教えただけなのに、/W30EF3よくあそこまで上手くなったよな」
「V5630ああ、W45EF3あれはNnとスパルタ特訓を/した成果よ。W30EF2ねぇ?」
「まぁ、特訓されてたのは僕だけどな」
「V5631なに言ってんの!/Fm2あれは愛のムチっていうんでしょ!」
「生徒がムチを振るのはおかしいだろ!?」
「V9145そ、そんな秘密があったのか」
「V5632ええ、つい数年前のことなのに……/W30EFe9なんだかもうなにもかもが懐かしいわね」
(……ん? 梨穂子?)
(あっ……そうか。/梨穂子は話題に入れないから……)
「梨穂子は麻雀できないんだよな?」
「V5616え? W45あ、EFe9m3うん。/今までそんな機会なかったから……」
「それなら今回がちょうどいい機会だから、/麻雀のルールを教えてあげるよ」
「V5617ほ、Fm3ほんと!?」
「ああ! えっと、そうだなぁ……/昔遊んだ『ポンジャラ』を覚えてるか?」
「V5618あっ……W30EFe3m6うん、覚えてるよ」
「基本的なルールはそれに似てるんだよ。/それで、まずは牌の名前なんだけど……」
「V5619ふんふん……」
「……基本的なルールはこんな感じかな。/あとは実践で覚えていけば大丈夫だよ」
「V5620うん……ありがとう!」
「V9146まぁ、最初は間違えて当然だから、/楽しみつつ覚えりゃいいさ」
「V5633実践に勝る経験なしってやつね」
「ああ! 僕たちのことは師匠だと思って、/全力でぶつかってくればいいよ」
「V5621えへへへ、よろしくお願いします師匠!」
「それじゃ、さっそく対局を……」
「V9100たっだいま〜!」
「V5622お帰り〜、美也ちゃん」
「V9147お邪魔してるよ〜」
「V5634どうも、お邪魔してま〜す」
「V9101わっ、EF3靴がいっぱいあると思ったら、/りほちゃんたちが来てたんだ」
「悪い、こたつは占領させてもらってるぞ」
「V9102別にいいけど……30EF4あれ?/W30なんで雀卓なんか出してるの?」
「ああ、今から麻雀をやろうと思ってさ」
「LdV9103えっ!? LeFm4麻雀をやるの?」
「V5623うん! W45Eo私は初めてなんだけど、/教えてもらいながらやろうと思って……」
「V9104ダ、ダメだよりほちゃん!/W30EFe9m8もし負けちゃったら、恥ずかしい格好を/しなきゃいけないんだよ!?」
「V5624え? EFe9m6は、恥ずかしい格好?」
「ばっ!? 美也!/いきなりなにを言ってるんだよ!」
「V9105ウメちゃんだけならまだしも、/女の子相手に麻雀をするなんて……/Fm8にぃにのEcえっち! 変態!」
「だ、誰が変態だ!?/美也、とりあえず人の話を聞け!」
「V5635ちょっとNn……/妹さんにどんな麻雀を教えたのよ?」
「えっ!? そ、それは……」
「V9148大将、まさかお前……」
「うっ……」
「V9106ええっ! W30う、嘘だったの!?」
「V5636そうよ〜、恥ずかしい格好なんて、/お兄ちゃん一人にさせとけばいいのよ」
「V5625なんでこんなルールを教えちゃったの?」
「いや、その……/と、当時このルールが流行っててさ」
「V5637Nnたちとゲーセンだけででしょ!?/妄想はゲームの中だけにしなさいよね」
「はい……」
「V9149はぁ……W45さすがだぜ、大将」
「V5638ほんと、変態で大正解じゃないの」
「うぐっ……」
(はぁ……よりにもよって、/こんなことになるなんて……)
(始めからちゃんとしたルールを/教えておけばよかった……)
「V9107恥ずかしい格好をしなくていいなら、/W15EF3美也も麻雀Ecやるやる〜!」
「残念ながら今回はもう満席だよ」
「V9108じゃあ、お兄ちゃんが抜けなよ」
「じゃあってなんだ!?」
「そもそも美也は基本ルールは知ってても、/まRだ牌山をR4 ヤマ うまく積めないし、役も全然/覚えてないだろ?」
「V9109でも、W15P6Fm3牌を混ぜるのはEhFe8上手いよ!」
「それくらい誰でもできるよ!」
「ほら、今日麻雀のルールを覚えたばかりの/梨穂子でも牌山はキレイに積めるんだぞ」
「V5626わ、私はポンジャラで慣れてたから……」
「だから、せめて美也も一人で牌山を/ちゃんと積めるようになるまでは、/麻雀に参加させられないよ」
「V9110ちぇ〜……W30EcF6わかったよ。/W45EoFe1m3じゃあ、その代わり今度はちゃんと/麻雀を教えてよね」
「ああっ! 任せておけ!」
「V9111ねぇねぇ、W30EFe1りほちゃんは今日が/麻雀初めてなんだよね?」
「V5627う、うん」
「V9112それなら美也は、/今回りほちゃんのEc応援をするよ!」
「V5628ほんと!? W45EF3ありがとう美也ちゃん」
(美也がアドバイスをしてくれるなら、/初心者の梨穂子も少しは安心かな……)
「V9150……よっしゃ、/じゃあさっそく始めようぜ!」
「LdV5639んふふ、W15Le全員コテンパンにしてあげるわ」
「V5629じゃあ、がんばろうねEc美也ちゃん」
「V9113うん! Ecりほちゃんふぁいと〜!」
「よ〜しっ! 僕も負けないぞ!」
「V5630やった〜! EoFm3私たちが一位だよ!」
「V9114にししし、W30EFe8m3Eo美也たちの勝利なのだ!」
「まさか梨穂子が勝つなんて……」
「V5640そんなぁEc〜……」
「V9151美也ちゃんがいるとはいえ、/EF6m3桜井さんに負けるとは思わなかったよ」
「V5631ありがとね、Ec美也ちゃん!/Eo美也ちゃんがついててくれたお陰で/麻雀に勝てたよ」
「V9115じゃあ、W30Fm3美也は勝利の女神Ecだね!」
「LdV5632Moあははは、W30LeEoFm3Mc本当にそうかもしれないよ」
「V5641もしかして、W30EF9m3これがビギナーズラックって/やつなのかしら?」
「V9152……俺たちの中学時代はEcなんだったんだ」
(そうだよな……。/あれだけ偉そうに師匠を気取ってたのに、/あっさり弟子に負けちゃうなんて……)
「……梨穂子、卒業おめでとう」
「V5633へ?」
「梨穂子は僕たち師匠に勝ったんだ……/僕たちに教えられることはもうないよ」
「V5634ええっ! W45EF4も、もう!?」
「今の梨穂子なら、僕等より強い相手とも/一人で充分に戦えるはずだ!」
「V5635あっ……」
「V5636そ、そんなことないよ!/W30EF6私はまだみんなから麻雀を教わりたいよ」
「え?」
「V5637ううん、W30Eoみんなと麻雀が打てるなら……/W30EF9なにも教えてくれなくてもいいから」
「な、なんでそこまで……」
「V5638みんなが中学校の話をしてるとき、/Ecずっと思ってたんだ……」
「V5639もしまたみんなで思い出話をするときは、/W30EF3私もその思い出の中にいたいなぁ〜って」
「あっ……」
(そうだ……/さっき僕等だけで盛り上がっちゃった時も/ずっと寂しそうな顔してたもんな)
「V5640だから、W30EF6m3もしまたみんなで麻雀を/打つときは……W30EF9私も呼んでほしいんだ」
「梨穂子……」
「V9153な〜に水臭いこと言ってんだよ、/W30EF8m3桜井さんはもう固定メンバーだろ?」
「V5641え?」
「V5642そうよ! 今日のリベンジをするまでは、/W30EF8m3無理矢理でも勝負してもらうからね!」
「V5642棚町さん……W45F3Ecえへへへ、W30Eoそっか」
「V9116美也も! W30EoF3美也も一緒に打ちたい!」
「V5643あははは、W30Eoそうだね。/今度は美也ちゃんも一緒に麻雀しようね」
「それじゃあ、/美也は次までに特訓しないとな!」
「V9117うん! Ec特訓、W15特訓♪」
「V5644私も次までにもっと勉強しておくね」
「V5643あら、あたしだって、次は負けないわよ」
「V9154じゃあ、俺も次は……」
「V5644もう面子は揃ってるし、/W30EhFm3梅原君は来なくていいんじゃない?」
「V9155ええっ!? W45EF9そ、それはないEcぜ〜」
……こうして、僕の家で麻雀をした。
「V5645いよっし! Eoあたしの勝ちよ」
「ま、まさか負けるなんて……/昔よりも腕をあげたんじゃないのか?」
「V5645さすが棚町さんだね〜」
「V9156今回は勝てると思ったんだけどEcなぁ……」
「V5646あ〜EoFe9m3これでやっとNnに、/W30EFe8m2麻雀での積年の恨みが晴らせたわ」
「積年の恨み? なにかあったか?」
「V5647あらやだ……W30EF9忘れちゃったの?/W45EF6放課後の部室で、W30Eh負けたあたしに/あんなことしたっていうのEcに……」
「……へ?」
「V9118お兄ちゃん、いったいなにをしたの!?」
「V9157おい、大将! W30EFe9どういうことだ!?」
「ちょ、ちょっと待て!/僕にもさっぱり意味がわからないよ!」
「V5648あたしが負けたのをいいことに、/W30Ec一枚一枚、W30服を脱がさせたくせに……」
「か、薫の服を脱がさせた!?」
(そ、そんな……中学の頃の僕は、/いったいなにを考えてたんだ!?)
(いや、考えてることはわかる……でも、/それはやっちゃいけないことだろ!?)
「V5646ど、どういうことNn?」
「V9119にぃに!?」
「そ、そんな僕はなにも……」
「V9158そうだぜ大将! W30なんで俺のいない時に、/W30EF8そんな楽しいことをしてるんだよっ!!」
「V9120Ld……Le」
「V5647……う、梅原君」
「V9159す、すまねぇ、W30Fm3つい本音が……」
「……い、いや、ちょっと待て!/やっぱり僕はそんなことしてないぞ!/薫、さっさと本当のことを言えよ!」
「V5649……ぷっ、W30Ecあはははは。/W30EoFe9まぁNnが信じてもらえないのは、/EF8m2きっと日頃の行いが原因よね」
「V5648じゃあ棚町さんが言ってたのは……」
「V5650嘘よ、W30Ecウ・ソ。W45EoF2Nnにあたしの服を/脱がすような甲斐性なんてないわよ」
「V5649そっか……W30EF9m3そうだよね」
「そ、そうだよねって……/そんな納得のされかたうれしくないよ!」
「V9160俺は最初から信じてたぜ、大将。/W45Eo一人で抜け駆けなんてしないってな!」
「その信頼もうれしくないんだけど……」
(はぁ……/なんだかほっとしたような、/少しガッカリしたような……)
(負けたほうが服を脱ぐ……か)
「V5651さ〜て、Eo今日は気持ちよく勝てたし/次に打つときが楽しみね」
「V5650うん! Eo私ももっと勉強しておくよ」
「…………」
「V9161ん? どうかしたのか大将?」
「なぁ、もしまたこの面子で打つときは、/試しにさっき薫の言っていたルールで/打ってみないか?」
「V5652……は?」
「V9162それってつまり……/W30EF1負けた方が服を脱ぐってことか?」
「ああ、だって面白そうじゃないか!/脱がされたほうは、当然恥ずかしくて/麻雀どころじゃないだろうし……」
「脱がした方もさらに脱がしたいという/己の欲望と戦うことになるんだ!」
「そんな極限の精神状態で打ってこそ、/真の麻雀の実力がわかると思うんだよ!」
「……って、あ、あれ?」
「V5653大真面目な演説中に悪いんだけど、/W45Eh一言だけいいかしら?」
「ん? なんだ?」
「LdV5654Moすぅー……McLe」
「V5655Ts3ばっかじゃないの!?」
「ひぃっ!?」
「V5656うら若き乙女の柔肌を、おいそれと/人前に出すわけないでしょうが!!」
「じょ、冗談だよ、冗談!」
「V5657嘘おっしゃい!」
「ぐふっ!?As0b0」
「V9163ほんっと昔から変わらねぇな、/この二人は……」
「と、とりあえず落ち着け薫!」
「V5658あっ、こら! 逃げるなんて卑怯よ!」
「V5651あはははは……」
「V9121まったく……/バカにぃになんだから」
「あいたっ!? ちょっ雀牌を投げるな!」
「V5659それなら逃げ回ってないで、/ジッとしてなさいよ!!」
……こうして、僕の家で麻雀をした。
「V9164しゃあっ! EF2ついに俺の時代が来たぜ!」
「まさか梅原に負ける日が来るとは……」
「V5652強いんだねぇ、梅原君」
「V9165へへっ、W30F3Eo俺だっていつまでも脇役の/ままじゃないんだよ」
「V5660む〜っ……」
「V9166どうよ棚町?/W45EFe9俺も少しは中学の頃から成長しただろ?」
「V5661……どうかしらねぇ」
「V9167あ、あれ?」
「V5662桜井さんは初心者で女の子なんだし……/W30EFe9m1少しは手加減してあげたの?」
「V9168そ、それは……」
「V5663はぁ……Eoどうせ自分の勝ち負けに夢中で、/忘れちゃってたんでしょ?」
「V9169あうっ……」
「V5664そんなだから、/いつまで経っても彼女が出来ないのよ」
「V9170んなぁっ!?」
「V5665ね、Fm3桜井さんもそう思うでしょ?」
「V5653わ、私はFm3麻雀のこと、/まだよくわからないから……」
「V9171ううっ……W30Eoそうか……そうだったのか。/W45EcFm8俺はなんて馬鹿な奴だったんだ」
「V9122ウ、ウメちゃん大丈夫?」
「こら、薫っ!/負け惜しみはみっともないぞ!」
「V5666べ、別に負け惜しみってEF9わけじゃ……」
「そもそも麻雀に性別は関係ないだろ!/それに麻雀で勝つためには、勝利へと続く/細い糸を見つけることが大切なんだ……」
「そして、今にも切れそうなその繊細な糸を/慎重に手繰り寄せ、最後に運すらも味方に/できた人間だけが勝てるんだ!」
「今回その糸を見つけ……/見事に手繰り寄せ勝利を掴んだ梅原に、/僕は素直に賞賛を送るよ!」
「V5667うっ……W30EF6わ、Ec悪かったわよ」
「V9123お、お兄ちゃんが珍しく真面目なことを/言っている……」
「梅原……」
「V9172すまねぇな大将。/W30俺なんかのためにこんな……」
「気にするな梅原、/僕は当然のことを言っただけさ」
「LdV9173くぅっ! W45LeEoF9m3お前は漢だよ、大将!」
……こうして、僕の家で麻雀をした。
「いよっし! やったぞ!!」
「V5654やっぱり負けちゃったか〜」
「V9124む〜……っ」
「V5668しばらく麻雀してなかったくせに、/腕は鈍ってなかったようね」
「V9174はぁ……W60Eo今回は振り込まないように/したんだけどなぁ」
(ふぅ、勝てたのはよかったけど……/なんだろう? 麻雀を打ってる時に/すごく不思議な感じがしたんだよな)
「……」
「V5655どうしたのNn?/そんな真剣に雀牌を見つめて……」
(なんていうか、まるで雀牌が/僕を勝利へ導いてくれたような……)
「V9175お〜い、Nm?」
「……サ、サメ?」
「V5669どうしちゃったのよ……/W30まさかFm2サメの呪いにでもかかったの?」
(……そうか!/これはまさか、雀牌に宿るサメパワーを/僕が授かったのか!?)
/Ti0         Ti2ゾワゾワッ……
「はっ!? な、なんだか急に肌が/サメ肌っぼくなったような気がする!」
「V9176いや、それはただの鳥肌だろ……」
(……んん? なんだか耳を澄ませば、/波の音が聞こえるぞ)
(ああっ……海がめを噛み砕いた時の/歯応えが懐かしいよ!)
「そうだ! 今日から僕は輝日東ザメだ!」
「V9177き、輝日東ザメ? W45EF9ハードボイルド小説の/Fm3読み過ぎじゃないのか?」
「ふふっ……ふふふっ……/なんだか力が溢れてくるみたいだよ」
「V5670ねぇ、なんか目付きがおかしくない?」
「V9178お、おい本当に大丈夫かよ?/W45EFe4m8まさか……本当にサメの呪いなのか!?」
「おっと気をつけな……。/気安く俺に近づくと命を落とすぜ」
「V9125サ、サメの呪いってなに?」
「V5656う、うん。実はあの雀牌、/Fm6サメのお腹の中にあったらしくて……」
「むっ……/こいつはちょうどいい。なんとも/美味しそうな子猫ちゃんじゃねぇか」
「V9126ふぇ!? EFe9み、みゃーのこと?」
「もし陸にあがることがあったら……」
「どんな味か、/一度噛み付いてみたかったんだっ!!」
「V9127ひぃっ!?」
「ふはははははっ、待〜てぇ〜っ!!」
「V9128にゃーーっ!!/こっちに来るなぁ〜!」
「逃げてもムダムダ……ああっ!?」
「V5657きゃっ!?」
Ti0Ts1/Ts2       Ti2Ts3ドシーーーンッ!!As0b0
「あいたた……/い、いったいなにが?」
「V1050うっ……Wv20が〜〜〜っ!」
「V5658ひ、人のお尻につまずいておいて、/EFe6いったいなにがじゃないよ〜!」
「あっ……ご、ごめん」
(そ、そうか……/なにか柔らかいモノにつまずいたと/思ったら、梨穂子のお尻だったのか)
「V5671なによ、やっぱりいつも通りじゃない」
「V9179はぁ……EcFm3なんだよなんだよ、/W45Eo心配した俺が馬鹿みたいじゃねぇか」
「あ、あははははは……/ごめん、少し調子に乗っちゃったよ」
「V5659もうっ! W45EFe6本当に驚いたんだから〜」
「V9129……」
「あっ……み、美也」
(ま、まずい……/この雰囲気は完全に怒ってるよ)
「ほ、ほら美也、よかったなぁ!/怖〜いサメのお兄ちゃんから、/いつもの紳士なお兄ちゃんに戻ったぞ!」
「V9130にぃにのバカーーーッ!!」
「ぐああああっ!!」
……こうして、輝日東ザメは子猫に退治された。
(さて、昼ごはんも食べたことだし、/何をして過ごそうかな……)
(麻雀……は今から面子を探しても/休み時間が終わっちゃいそうだし……)
(う〜ん、何か面白そうなことでも……)
「V9131にゃんにゃん♪ W15にゃんにゃん♪/にっししのし〜♪」
(ん、W15この間の抜けた声……いや、W30歌か?)
「V9132にゃんにゃこ、にゃんにゃん♪/Fm4ぷっぷくぷーFm3♪」
「おい、美也」
「V9133ふぇ? W30EF3あ、お兄ちゃん。Fm6何してんの?」
「それは僕の台詞だ。/だいぶご機嫌だけど何かあったのか?」
「V9134まぁね〜、/W30Eo今からいいとこに行こうかなぁっEFe3てね」
「いいとこ? どこだよ」
「V9135にししし〜、W15EhFe8知りたい?」
「うん」
「V9136もう、仕方ないなぁお兄ちゃんは」
(ぐっ、何故こんなにも偉そうなんだ……)
「V9137EFe2オヤブンに会いにいくんだよ〜」
「……オヤブン? どこの偉い人だ?」
「V9138EFe8m4違うよ! W15オヤブンは黒猫ちゃん!/W15EcF3とーってもかわいいんだよ〜」
「えっ、黒猫? 校舎内にいるのか?」
「V9139Eoうん。W30この時間になるとどこからともなく/やってくるんだ!」
「へ〜……」
「V9140EF4っと、W15こうしちゃいられないのだ!/W30EcF3じゃーねー」
「あ、おい!」
「V9141なーに? W30美也急いでるんだけど?」
「えーっと、僕も行く」
「V9142EF4え? 何で?」
「僕もオヤブンに会ってみたい」
「V9143EF6お兄ちゃんもかぁ……」
(暇だしね……)
「V9144EF9いいけどさ……。W30Fm3きっと、/W15お兄ちゃんにはなつかないと思うよ〜」
「な、なんでだよ!」
「V9145EF3美也にくびったけだから! W30Ecにししし!」
「あ、そう……」
……こうして、二人でオヤブンが/よく現れるという校舎裏に向かった。
???
「V9100よしよし、W15いい子だね」
「あれ? 人の声が……」
「V9146EF4えっ、あ……ホントだ」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ニャー……
伊 藤
「あっ、香苗さん」
「V9101EoF4え? あれ、Nm君どうしたの?」
「えーっと、オヤブンに会いに」
「V9102EFe9オヤブン? W15Fm3何それ?」
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ニャー……
「V9147あ! オヤブン……」
「ほら、今香苗さんが撫でてる猫だよ」
「V9103EF4え? もしかしてこの子のこと?」
「うん。オヤブン……」
「V9148EFe9m1お、お兄ちゃん」
「V9104EF7お兄ちゃん?/W45EF4あ! W15EF3もしかして妹さん?」
「うん。妹の美也なんだ」
「えーっと、美也こちらは伊藤香苗さん」
「V9105EcF3よろしくね! W45Eoへ〜、可愛い妹さんね〜」
「V9149ど、W15どうも……」
「生意気なだけだよ」
「V9150EF8うるさい!」
「V9106Ecあはは、仲いいのね」
「う〜ん、どうかなぁ。香苗さんと梨穂……/桜井にはかなわないよ」
「あ、そうだ美也。/香苗さんは桜井の親友なんだ」
「V9151EF4あ、W15りほちゃんの友達なんだ……」
「V9107EoF7あ、そっか。/W45EF3美也ちゃんも桜井と幼馴染かぁ」
「V9152Eあ、W15EF3はい」
「V9153EF4あ、W15オヤブン……」
「V9108EFe3m4そういえばさっきも言ってたけど……/W15オヤブンって?」
「この黒猫のことだよ。/香苗さんもオヤブンが好きなんだね」
「V9109EcF3あはは、W15Eoそっか。/オヤブンって名前で呼んでるんだね」
「え?」
「V9154EFe9m1あ、お兄ちゃん」
「どうした美也?」
「V9155オヤブンって呼んでるのは/美也だけだと思う……」
「V9156EF6この間、W15EF9他のクラスの子が別の名前で/呼んでるのもEc聞いたことあるし」
「そうだったのか……」
「V9110EF7そうみたいね。/W30EF3私はリンクって名前で呼んでるんだ。/ねぇ、リンクEc?」
「あれ? 香苗さんになついてるね」
「V9111Eoまあ、1年生の頃から遊んでるから。/W45EFe9長いこと一緒だしね〜」
「V9157Fm8う……W15そんなに前から遊んでたなんて」
(なんだ、美也は自分にくびったけとか/言ってたけど、全然駄目じゃないか)
「V5600何をしてるんですか?」
「V9112EF4ん?」
「V9158EF4ふぇ?」
「V5601こんなところに集まって……」
「七咲! どうしてここに?」
「V5602EF4どうしてって……/W30EFe9m7ここ、W15Fm3水泳部の部室があるんですけど」
「あ、そっか……」
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ニャ〜〜〜
「V5603ふふっ、W15EoFe6どうしたのプー?」
「あ、猫が七咲のところに……」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ンニャ〜……
「V5604EcW4Ehどうしたの甘えて……W30EcFe3ふふっ」
「V9159あっ、W30EFe9m6オヤブンが逢ちゃんのとこに……」
「V9113へ、W15EcFe9m3へ〜……W45Eoちょっとは/なついているみたいね……」
(なるほど、それぞれ違う名前で/呼んでるんだなぁ……面白い)
「V9114ねえ、Nm君。/知り合いなら紹介してくれない?」
「あ、そうだね。ごめん香苗さん」
「えっと、美也のクラスメイトで、/水泳部の七咲って言うんだ」
「V5605あ、W30EF3七咲逢です」
「それで、こちらが伊藤香苗さん。/クラスに同じ名字の生徒がいるから、/僕は香苗さんって呼んでるんだ」
「V9115E2−Bの伊藤です。W30Ecよろしくね〜」
「V5606えっと……W30EFe1m6よろしくお願いします、/W15Fm3伊藤先輩」
「ははっ、/お前もよろしくって言ってるのか?」
「V9116Ecあはは、W15リンクは可愛いわね。/W45Eoほら、おいで」
「V9160EFe8m3オヤブン! EcF3こっちおいで!」
(こ、これは……、黒猫は二人を/一瞥しただけで微動だにしない……)
「V5607どうしたの?/今日はだいぶ甘えん坊さんね」
(二人の呼びかけには応えず、/七咲にすり寄っている……。/これはすごい忠誠心だ!!)
(もしかして……/七咲は普段から餌付けでもしてるのか?)
(例えば……水泳部伝統のおでんとかで!?/あの味付けならばありそうだ!)
「V5608B80EcF3ふふっ、W30EoFe6今日もプーはもふもふですねぇ」
(……いや、それはないか。うん)
「V9161EFe9m7あ……」
「V9117EFe8m4む……」
「V5609もふもふ……」
「V9118EF4あ、W15EFe9しっぽを立てて喜んでる……」
「V5610もふもふ……EoFe6」
「V9162ああっ、W15EFe9m7お腹を見せてごろごろしてる」
「へ〜、すごくなついているんだね」
「V9119LdEFe8……Le」
「V9163EFe8m9むかっ……」
「V5611ふふっ、W15EoFe6気持ちいいのプー?」
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ニャ〜……
「V9164Ecオヤブン……W30EoFe9m6逢ちゃんに/ばっかりもふもふさせてる〜!」
「V9120Ehリンク……、/私にもお腹を見せたことがないのに……」
「V9165美也もオヤブンをEcFe8m6もふもふしたいのに!」
「V9121EcFe9リンクのお腹見たいのに……」
「V5612くすっ、W30Eoプーはプーですから」
「V9166う〜……」
「V9122EoFe8ふぅーん……」
「V5613プーって呼べば/返事をするかもしれませんよ?」
「V9123Ehな、なんですって……」
「V9167プーじゃないEoFm4もん!」
(あ、あれ……何だかおかしな空気だな。/面白がっている場合じゃなさそうだ……/よしっ!)
「V9168LdEhm1……Le」
「V9124LdEh……Le」
「ほ、ほら! 皆それぞれね……/好きな呼び名でね……」
「V9169にぃには黙っててFm6!!」
「あ、はい……でも、にぃにってのは……」
「V9125Nm君は黙ってて」
「はい……」
「V9170LdEcW4Eh……Le」
「V9126LdE……Le」
「V5614Ld……Le」
(おいおい、何をのんきにしてるんだよ。/お前のとりあいでこんな険悪な雰囲気に/なってるっていうのに……)
(なんだよ? 僕の手元をじっと見つめて/食べ物なんて持ってないぞ?)
「V5615EF4どうしたのプー?/W45EFe9先輩の手元をじっと見つめて……」
「V5616EFe3m7Nm先輩、何を持ってるんです?」
「え? いや、今持ってるのは/麻雀牌くらいだけど……」
(まてよ……そうだっ!)
「あのさ、せっかく4人いるんだし、/ここは麻雀で決着をつけてみない?」
「V9171EF4ふぇ?」
「V9127麻雀で?」
「V5617EFe9m6何の決着ですか?」
「この猫に名前をつける権利をかけて、/麻雀で勝負すればいいんじゃないか?/猫も麻雀牌をじっと見てるしさ!」
「ほ、ほら! 賛成だって言ってる」
「V9128Ec名前をつける権利をかけて麻雀かぁ……」
「V5618Eh別に、そんな勝負する必要なんて……」
(こ、ここは美也をあおって……)
「なあ美也? 練習したから牌も/積めるようになったし、役もある程度は/覚えてるだろ?」
「V9172EF3うん。W15もうバッチリだと思うよ」
「どうだ? 麻雀で決着をつけるってのは/美也に限って怖いとかはないだろ?」
「V9173Ecもっちろんだよ!」
「おお、さすがだ」
「V9174おっほん……/W45Eoみんな、W15背中がスベッテるよ?」
「V5619EFe3m4え?」
「V9129すべる? W30EFe9何が?」
「何を言ってるんだ美也?」
「『V9175EF8ビーバー! W15Ec野菜の闘牌』だよ!/W45EoFm9お兄ちゃん、漫画持ってるじゃん!」
「それを言うなら背中がすすけてるだ」
「V9176EcF3まーまー! W30EoFe9だいたい合ってる!/EFe3ルールも覚えたし、漫画も読んだから/誰にも負けないと思うよ〜! Ecにししし」
「V9130そんな付け焼刃は通じないわよ」
「V9131EFe8私の麻雀歴を甘くみないでね。/W45Ecなんせ小学校の頃からやってるからEo」
「小学校? それはすごいね」
「V9177EoFe8m9むむむ」
「V5620EF4そんなに小さい頃からですか?/W45EFe3いったいどこでやってたんです?」
「V9132EFe7m3そうねぇ、W30EF3まぁゲームセンターだったり/自宅かなぁ」
「え……当時のゲームセンターに/あった麻雀ゲームって言うと……」
「V9133Ecえーとね、W30ハイパーリアル麻雀っていう/有名な麻雀ゲームがあってね」
「あっ! ハイパーリアル麻雀!?」
「V9134EoF4あれ? Nm君も知ってる?」
「う、ううん……なんか聞き覚えが/あるような気がしただけで……」
「V9135EFe9m3そっか残念。W45同士がいたかと思ったのに」
「ははは……そうだね」
(いやいや! ハイパーリアル麻雀は/ちょっと過激なご褒美シーンが好評で、/麻雀ゲーム界の定番じゃないか!)
(僕と梅原が麻雀に興味を持ったきっかけ/なんだけど……まさか香苗さんもやって/いただなんて……)
(思わず興奮して、自分もやったことが/あるって言いそうになってしまった……。/危ない危ない……)
「V9136EF3って訳だから、W15一通りやれるわよ?/W30もちろん実戦もやったことあるしね」
「なるほど……七咲は?」
「V5621EF7私は……」
「やっぱりないか?」
「V5622EFe9m3いえ、W30水泳部の合宿で塚原先輩から/教わったことがあります」
「え? 水泳部の合宿で?」
「V9137EF4へ〜、W15合宿で麻雀を打つんだ〜。/W45Fm3なかなか面白そうね」
「V9178うん。W30Ec水泳部って楽しそう〜」
「V5623強いかどうかはわかりませんが……/W15Ec一応は打てます」
「それなら問題はなさそうだな」
「V5624EoFm6でも……名前をかけるだなんて」
「だけど、こいつは賛成してるっぽいよ?」
Ti0Ts1/Ts2           Ti2ニャー!
「V5625プー……W30どうして……」
「な? とりあえず1人の時は好きに/呼べばいいとして……」
「この面子の時だけの呼び名を決めると/思えばいいだろ?」
「V5626Fm3わかりました」
「香苗さんも、美也もそれでいいよな?」
「V9138別にかまわないわよ」
「V9179Ecうん! W15Eo勝負だ勝負だ!」
「じゃあ、恨みっこなしで!」
「V9180まっててねEcオヤブン!」
「V9139EcF7リンクのためにも負けられない……」
「V5627EFe8プーはプーですから」
「V5628どうやら私の勝ちみたいですね」
「V9140悔しいけど、Ecそうみたいね」
「V9181Ecう〜、W15Eo麻雀難しいなぁ……」
「七咲強いな……」
「V5629EFe9そんなことないと思いますけど……」
「いやいや、強いと思うぞ」
「V5630EcFe1ありがとうございます。/W45EoFe3プー、おいで」
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ニャ〜〜〜
「V5631Ecふふっ、W30Eoこれからもプーでよろしくね」
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ニャー!
「なあ七咲。なんでプーって名前なんだ?」
「V5632え?」
「V9141あっ、それは私も気になるわね」
「V9182EF1どうしてプーって名前なの逢ちゃん」
「V5633それは……W15EFe6その……」
「V5634EFe9小さい頃に、読んでもらった……/絵本から取ったんです」
「絵本?」
「V9183EFe3m4へ〜、絵本なんだ……。/W45EFe8ねね、W30EFe3どんな話なの?」
「V5635『みかんちゃんとプー』っていう本/なんですけど……W15EFe9m3知っていますか?」
「『みかんちゃんとプー』……あれ」
「V9184Fm4なんだか聞き覚えがあるような……」
「V5636……Ec私、その絵本が大好きで、/W15小さい頃はよく両親に頼んで/読んでもらっていて……」
「V5637Eo数年前まで、/弟にも読んであげたりしてて、それで」
「V9185EF3それでお気に入りなんだ〜」
「V9142EF3なるほど……W30Ecいい名前だね」
(絵本か……僕も小さいころに/よく読んでもらったよな……)
(もっとも、美也の方が甘え上手だから/いっぱい読んでもらってたけど)
「V9186LdEF1……Le」
「どうしたんだよ美也?/急に黙ったりして」
「V9187あ、W15EcF9m6う〜んFm3……Eoなんかね」
「V9188EFe6m7m6逢ちゃんの話をきいてたら、/W15EFe9m7ちょっとFm3昔のことを思い出しちゃって」
「V9143EFe7m4そうね、W15私も思い出しちゃった」
「V9144EcF3ふふっ、W30Eoそうね……。/プーっていい名前ね。うん、いい名前Ec!」
「V9189EcF3うん! いい名前だ〜!」
「V5638EF4あ、W30B70EF3ありがとうございます」
(おお、見事一件落着だ……)
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ニャ〜
「V9190Eo喜んでるの?」
「V9145Ecあははは」
「V5639Ecふふっ」
(一時はどうなるかと思ったけど、/よかったよかった……)
「V9180おっと、皆さんおそろいで!」
「梅原? どうしてこんなところに……」
「V9181EcF3いやぁ、最近この辺りにいる黒猫に/会いにな。ホント可愛いんだよ黒鯛!」
「え?」
「V9146EFe9この辺りにいる黒猫……」
「V9191EF9可愛い?」
「V5640EFe9黒鯛?」
「V9182EoF4お! W30EF3いるじゃねえか、/W30Ecほら、俺だよ黒鯛! こっちにおいで!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ンニャ〜〜〜
「V9147EF9嫌がってるんじゃない?」
「V5641Ecそりゃ嫌がりますよEo……」
「V9192Ec黒鯛はないよウメちゃん……」
「V9183な、W15EF8なんでだよ! W30EFe9黒鯛いいじゃねえか。/W15EFe8m1色黒の美人なんだから!/W30EF9いつもは喜んでくれるんだぞ!?」
「V9148EFe8m4勘違いじゃない?」
「V5642完全に嫌がってますね」
「V9193EFe8m4センスないなぁ……」
「V9184EFe8m1いやいや! Ecそれはないだろう〜」
(ああ、せっかくまとまった話が……)
(この時々発揮される梅原の間の悪さって/のは一体何なんだろう……)
……こうして、黒猫の名前決定麻雀は終わった。
ケンカにならなくて良かったけど、/梅原のおかげですっきりしない/幕切れになってしまった……。
「V9185Ts3なんでだよ! いいだろ黒鯛!/なあ?」
「V9155やったわ! W30EcF3私の勝ちね」
「V9212うう……」
「か、香苗さん強いんだね」
「V9156たまたまよ、たまたま。/W45Eoでもちょっとツイてたかもね」
(高難易度で評判のハイパーリアル麻雀を/やっていただけはあるな……うん)
「V5649でもそれだけじゃないと思います」
「V9213うん、W30Eoお兄ちゃんよりも上手だと思う」
「V9157Ecあはは、W30Eoありがとう」
「えーっと、それじゃあこの猫の名前は」
「V9158EFe4リンクよ! W15EF3ほらっ! W15おいでリンク」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ニャ〜〜〜
「V9159EFe9ちゃんと見てた? W15リンクのために/頑張ったんだからね」
「V9214……Eああ、W15オヤブンが」
「V5650EFe9m6……プーなのにEc」
「V9160EcFe4m3可哀想だけど、勝負は勝負だから。/私の前ではリンクって呼んでね」
「V5651Ld……Le」
「V9215EFe9m8う〜……」
「リンクか……ねえ香苗さん」
「V9161EoF3どうしたのNm君?」
「リンクって、シャレた名前だけど、/何か由来でもあるの?」
「V9162由来はね、W15ゲーム機の名前なんだ」
「えっ、ゲーム機? リンクって名前の?」
「V9163国内では発売されていないから、/知らなくても無理はないと思うけど……」
「そんなゲーム機があるのか……」
「V9164EcFm3私は大好きなハードなんだけど、/まだまだマイナーなのよねFm3」
(香苗さんは/こう見えて結構マニアなのかな……)
「V9165ロゴにはね、W30ネコを使ってるんだけど/W15そのロゴの黒猫がこの子っぽくてさEc……。/W45Eoそれでリンクって呼んでる訳」
「そうだったんだ……それにしても/香苗さんゲームに詳しいね……」
「V9166EcF3そうかな? W15Eoまあ嫌いじゃないけどね」
「V5652そのゲーム機って、EF1ちょっと横長で/黒っぽい感じですか?」
「え? 知っているのか七咲?」
「V9167EF4あっ! そうそう!/W45EF3すごいね、W30Ecよく知ってるね七咲さん」
「V5653はい。実は……W15郁夫が……/W15弟が持っているのでEc……」
「V9216あっ! W15EF3この間美也も/遊ばせてもらったやつ?」
「V5654Eoうん」
「V9217そっか〜、W30Eoあの面白いゲーム機は/リンクっていうんだ〜」
「V9168いい名前でしょ? 面白いし」
「V9218EFe7m3うーん、W15EcF3確かに面白かった」
「V5655郁夫も夢中なんですよ」
「V9169EFe8それは当然のことね、/W30なんといっても性能が他のゲーム機とは/全然違うんだから」
「V9170Ecいい? W30Eoまずリンクと他のゲーム機の/圧倒的な差はカラー液晶ってところなの」
「V5656EF4は、はい」
「V9219EFe3m4ふむふむ……」
……こうして、黒猫の名前決定麻雀は終わった。
その後、香苗さんのゲーム機講座が始まり、/僕ですら知らないようなマニアックな話を/面白可笑しく教えてもらった。
二人も香苗さんのゲーム話に興味を持ったのか、/楽しそうに色々なことを質問してた。
僕も今度実際にリンクを触らせてもらう約束が/出来てよかった。
それにしても香苗さん……。かなりできるな。
「V9194見たか! 美也の実力を! EcF3にしししし」
「まさか美也に負けるだなんて……」
「V9149最近覚えたとは思えないわね。/ほんと完敗」
「V5643強いんだね美也ちゃん」
「V9195EoFe8なんせ背中がスベッテルからね!」
「それは間違えてるぞ……まあいいけどさ」
「V9196さー! オヤブン!/今日もマッサージしましょうかEc?」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ニャーーーン
「マッサージねぇ……/なあ美也、なんでオヤブンって言うんだ」
「V9150確かに、そこは本当に興味深いわね」
「V5644EFe9なんでなの美也ちゃん?」
「V9197それはねぇ……。/W30Ecちょっと前のことなんだけど」
「お、おう……」
「V9198Ecさー、マッサージの時間ですよ〜」
Ti0Ts1/Ts2       Ti2トントントントン……
Ti0Ts1/Ts2         Ti2フニャ〜〜〜
「V9199EoFe9お客さ〜ん。/だいぶ疲れがたまってますね〜」
「V5600EF4……ねえ美也ちゃん」
「V9200EF3んー? どうしたの紗江ちゃん」
「V5601EF3美也ちゃん、W15どうして猫さんの/尻尾の付け根を叩くの?」
「V9201よくわからないけど、/すっごく気持ちよさそうにするから」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ンニャーーー
「V9202EoFe4ね?」
「V5602あ、W30EF3本当だね……W15EcFe2ふふっ。W30Eo可愛いな」
「V9203EF3こんどはこっちですか〜?」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ンニャ〜……
「V5603Ecくすっ、W30Eoなんだかこの猫さんは、/W30美也ちゃんのオヤブンさんみたいだね」
「V9204EF4ふぇ?」
「V5604EF4あっ、W30EFe9m3どっしりしてて落ち着きがあって、/W45Ecなんだかオヤブンさんに見えちゃってEo」
「V9205Eオヤブン? W30EFe7m3オヤブンかぁ……。/W45EcF3にしししし」
「V9206Eoってことがあってからかな……」
「えーと、つまり美也が猫のオヤブンの/子分ってことか?」
「V9207Ecうん」
「V9151なにそれっ! W15EF3猫の親分だなんて傑作!/W30Ecあははは、W15面白すぎEo!」
「V5645ふふっ、W30Eo本当ですね」
「V9208へ、W20EFe9m6変かな?」
「V9152ううん、オヤブンコブンで可愛いと思う!/W30Ecあはは」
「V5646EF7オヤブンか……W30EF3なんとなく合いますね」
「V9209そ、そうかな逢ちゃん?」
「V5647Ecうん」
「V9153Eoオヤブンとコブンの/いいコンビじゃないの?」
「V9210Ecだってさオヤブン!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ふにゃ〜〜〜
「V5648Ecふふふ」
「V9154Ecあはははは」
「V9211にしししし」
(一件落着か……でも……)
(黒猫がオヤブンで、美也がコブン……)
(なんとなくこの流れだと、/僕が猫以下な存在って気がしてきたよ)
(な、何故だろう……)
……こうして、黒猫の名前決定麻雀は終わった。
なんとなくふに落ちないところがあるけど、/まあケンカになるよりはいいか……。
「よし! 僕の勝ちだ!」
「V9220EcF8イカサマだー!/イカサマにきまってるー!」
「往生際が悪いぞ、美也」
「V9171Ecまさかのダークホース登場ね」
「V5657ENm先輩に負けるだなんて……」
「まあ正義は勝つってことだよ、ははは」
「V5658正義かどうかはともかく、/W30いったいどんな名前にするんですか?」
「え?」
「V9172確かにそうね。W30EFe3私たちはそれぞれ呼びたい/名前があったけどNm君にもあるの?」
「名前……」
「V9221お兄ちゃん! オヤブンがいいよ!」
「V9173EF4あ、W15EF8ずるい! W30Fm9それならリンクがいいよ。/W45Fm4Nm君もそう思うでしょ?」
「V5659プーって呼べば、/W15先輩にもなつくかもしれないですよEc?」
「ま、待て待て! 待ってくれ!」
(まずい、自分が勝った場合のことを何も/考えていなかった……)
(かといって誰かの名前を採用したら、/他の2人が可哀想だし……)
(あっ! そ、そうだ!)
「名前はもう決まっている!/この黒猫はNnだ!」
「V9174EF4は?」
「V9222EF4え?」
「V5660EF9……」
「このスタイリッシュでいて、/なんとなく威厳を感じる名前……。/これなら皆も納得だろ?」
「V9175何それ……」
「V9223EcF9恥ずかしい……」
「V5661EcFm6Moはぁ……Mc」
「ちょ、ちょっと待ってよ!/そこまでおかしくないだろう?/僕の名前だよ?」
「なあ! お前も気にいっただろ?」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ふぎゃーーー!
「V9176EF4あっ! W30EF9いっちゃった……」
「V9224あーあー……」
「V5662不機嫌になっちゃいましたね……」
「ぼ、僕が勝ったのに……/ちょっと酷くないか?」
「V9177Ecまあ、リンクが怒るのも無理ないよね」
「か、香苗さんっ!?」
「V5663あんなに不機嫌なプーは/久しぶりに見ました」
「な、七咲まで……」
「V9225Ecまったく、W45ダメだダメだとは/思っていたけど、W30Eoオヤブンにまで/呆れられちゃうなんてねぇ」
「そ、そんな……」
「V9178EcFe8m4じゃあとりあえず、/W60EoFe4m3今回の勝負はドローってことでEcF3!」
「V9226さんせーい!」
「V5664EoFe9m3そうですね」
「……」
「V9179EoF4あっ、W15EF3じゃあさ!/せっかく知り合ったんだし、/3人でお茶でも飲みにいかない?」
「V9227あ、W30EF3さんせーいEc!」
「V5665いいですねEc」
「V9180Ecそれじゃ行きましょう」
「あ……ちょっと……」
(ちょっと待ってくれないか!?/この扱い酷くないか?)
(だいたい名前のことで言い争う雰囲気に/なってるところを、僕の機転で平和的に/解決できたんじゃないか!)
(それなのにこの扱い! 酷過ぎる!)
(もう少し優しく、いや、むしろもっと/僕を褒めてくれても……)
……こうして、黒猫の名前決定麻雀は終わった。
ケンカにならなくて本当によかったと思うけど、/僕の扱いはもう少しよくして欲しい……。
(……ふぅ、/絢辻さんに頼まれていた荷物は/これで全部運んだかな?)
(それじゃあ、急いで教室に戻って/絢辻さんに報告しないと)
(教室に戻るのが遅いと、/サボってると勘違いされて問答無用で/怒られちゃうからなぁ……)
???
「V0410Nm君、ちょっと待って!」
「えっ?」
「V0411よかった……ちょうどいいタイミングで/Nm君に会えたよ」
「田中さん、どうかしたの?」
「V0412あのね、今から占いをしようと/思ったんだけどR、面子がR5 メンツ 足りなくて……」
「え? 占いで面子?」
「V0413あっ、EFe9m3『牌符占い』って言うんだけど、/EFe3麻雀の牌符を基にして占いをするの」
「へぇ〜そんな占いあるんだ」
「V0414うん! W30……W15EoFe9m3B100わ、私が考えたんだけどね」
「そ、そうなんだ……/でも、ちゃんと結果はでるんでしょ?」
「V0415も、もちろんだよ!/W30Fm3真剣勝負から生まれた唯一無二の牌符が、/EFe3その人の運命を導き出してくれるの!」
(な、なんだか占いの話をしてる時の/田中さんって、普段より活き活きしてる/ように見えるよな……)
「あれ? 牌符がわかるってことは……/もしかして、田中さん麻雀が打てるの?」
「V0416うん、打てるけど……EFe4どうして?」
「いや、田中さんが麻雀を打つ姿なんて/想像したことなかったから驚いたよ。/いったいどこで覚えたの?」
「V0417えへへへ、W30Eo実は中学生の頃、/W30お兄ちゃんから借りた麻雀漫画を/読んで覚えたんだ」
「そうなんだ! 僕も漫画で覚えたんだよ。/ちなみにどんな漫画だったの?」
「V0418えっと、野菜の名前をニックネームで/付けられたビーバーたちが……」
「えっ! それってもしかして……/『ビーバー! 野菜の闘牌』!?」
「V0419え!? W45EF3もしかしてNm君も?」
「うん! 中学生の頃に麻雀を覚えるため、/暗記するほど読んだよ!」
「V0420そうなの!? W45EFe3じゃあじゃあ、/主人公の決め台詞とか覚えてる?」
「ああ、もちろんだよ!」
「……『みんな背中がすすけてるよ?』/でしょ!?」
「V0421そうそう! Eoその台詞を言われた瞬間の、/敵の呆気にとられた表情がEcいいんだよ」
「あれは本当に爽快だったなぁ」
「V0422まさに主人公の予知能力があってこそ、/盛り上がる台詞だよね」
「うん、妹と一緒によく真似をしたよ」
「それにしても、/まさか二人とも同じ漫画を読んで/麻雀を覚えたなんて驚きだよね」
「V0423うん! W45Eo私はあの漫画のお陰で、麻雀で/人の運命がわかるって知ったんだよね」
「へ、へぇ〜……そうなんだ」
(あの漫画を読んだからって、/本当に麻雀で占いができるように/なるなんて……)
(もしかして……/田中さんってすごいんじゃないのか?)
「V0424それで、今回やる『牌符占い』も/もともとは……W30EF4あっ、EF3そうだ!」
「ん? なにかあった?」
「V0425その……EF3Nm君の持ってる雀牌を/貸してもらってもいいかな?」
「僕の雀牌?」
「V0426梅原君が持ってきた、サメのお腹の中から/出てきた雀牌のことなんだけど……」
「あっ……この雀牌のことかな?」
「V0427わっ!? W45EFe3m4も、持ち歩いてるんだ」
「うん、いつでも対局ができるように、/こうして持ち歩いてるんだよ」
「V0428その牌を貸してもらってもいいかな?/Fm6その牌を使えば、Fm3いつもより精度の高い/占いができると思うの」
(そういえば……/田中さんは最初にこの牌を見たとき、/オーラを感じるって言ってたもんな)
(もしかしたら、/それが占いに関係してくるのか?)
「うん、わかった。/この牌でよければ貸してあげるよ」
「V0429ほんと!? EcF3ありがとうNm君」
「でも、今回はいったい誰を占うの?/まさか薫ってことはないと思うけど」
「V0430あっ、それは……W30EFe6m4その……」
「V9100大丈夫よ、田中さん……/その説明は、私が自分でするから」
「た、高橋先生!?/まさか田中さんが占うのって……」
「V9101ちょ、W30EF9ちょっと声が大きいわよ」
「V9102……W30Eoそうよ、W30Fm3私が田中さんに、W30占いを/してくれるように頼んだの」
「どうして先生が占いなんて……」
「V9103はぁ……W60Eo実はね、/W45Fm3今度新しく『麻雀同好会』が/できることになったんだけど……」
「V9104その同好会の男子生徒達に、/顧問をするよう頼まれちゃったのよ」
「た、高橋先生が顧問!?」
(数いる学校の先生の中から、/まさか高橋先生を指名するなんて……/なかなか見る目があるじゃないか)
(麻雀同好会……/どうやら油断できない存在みたいだな)
「V9105でも、W30私は麻雀のルールも知らないし、/W30EF6麻雀自体にEc興味もないのよね……」
「じゃあ、断ればいいんじゃないですか?」
「V9106それがそう簡単にもいかないのよ。/W30Fm9部活の顧問を一つくらいしておかないと、/W30EF6他の先生達からの目が厳しくて……」
「そ、そうなんですか」
「V0431大人の世界って、EF9大変なんだ……」
「V9107試しに本を読んでルールは覚えたけど、/EF6顧問をしていく自信が持てないのよ……」
「もしかして、それで田中さんに占いを?」
「V9108ええ。W30Eo情けないことに、/W30Fm3自分ではどうにも決められなくてね」
「V0432な、EFe9m8情けなくなんかないですよ!」
(高橋先生でも、/やっぱり悩むことがあるんだ……)
(まぁ……決めにくそうな内容だし、/占いに頼るのもいいかもな)
「V5600あら、Nm君。/こ〜んなところにいたのね」
「え?」
「あ、絢辻さん!」
「V5601ふふっ、W30EoF3いつまで待っても戻って/こないから、捜しちゃったじゃない」
(し、しまった……/今僕は、絢辻さんの仕事を手伝ってる/最中だったんだ!)
「ご、ごめん! 先生と少し話しててさ」
「V5602あら、EF3そうだったの……EFe5m2てっきり、/私のことなんか忘れてたのかと思ったわ」
「あははは……/そ、そんなわけないじゃないか」
「V5603ふふっ、W45Ecそうよねぇ」
(ま、まずいぞ……絢辻さん、/メチャクチャ怒ってるじゃないか)
「V0433ご、ごめんね、W30絢辻さん。/W45私がNm君を呼び止めちゃって……」
「V5604あら、そうなの?」
「V9109ええ、それで私の相談にのって/もらっていたところなの」
「V5605高橋先生の相談に……EFe9ですか?」
「V5606なるほど……/W45EoFe9m3それで顧問を受けるか受けないかで/迷われてるんですね」
「V9110ええ……W30EoF3m7だから田中さんの占いの結果を/聞いて、W30EFe9m3どうするか決めようと思うの」
「V5607占いの結果で……W45EcFe7m6ですか」
(うわっ……/絢辻さん確実にイラっときてるよ)
(絢辻さんの性格からすれば……/責任ある立場の人間が、物事を占いで/決めるのが許せないんだろうな)
(このままじゃ二人きりになった時に、/僕が何をされるかわからないぞ……/今のうちに機嫌をとっておかないと!)
「そ、そういえば……/絢辻さんは麻雀って打てるの?」
「V5608少したしなむ程度だけど……」
「そうなんだ! いや〜すごいなぁ……/勉強も運動もできるのに、麻雀まで打てる/なんてさすが絢辻さんだよ!」
「V0434ほんとだよね〜EFe9m3羨ましいなぁ……」
「V5609ふふっ、W30Eoそんなことないわよ」
「V9111私なんて、やっとルールを覚えた程度よ。/EFe3絢辻さんはいつ麻雀を覚えたの?」
「V5610家族麻雀で覚えたんです」
「え? 家族で?」
「V9112へぇ〜EFe3家族で麻雀をするなんて、/Ec絢辻さんの家は仲がいいのね」
「V5611ええ、Ecそうなんです」
(絢辻さんが家族と麻雀?/な、なんだか信じられないなぁ……)
「ほ、本当に?」
「V5612ええ……/W45EoFe8m4そうだって言ってるでしょ?」
(ひぃっ!?As0b0 し、しまった……/つい気になって深入りし過ぎたよ)
「V9113ねぇ、絢辻さんも麻雀が打てるのなら、/占いを手伝ってもらえないかしら?」
「V0435あっ、W45EF8ぜ、是非お願いします!」
「V5613手伝う? W30EF4占いをですか?」
「V0436その……『牌符占い』をしようにも、/私と先生だけじゃ面子が足りなくて……」
「それで、僕も麻雀の面子として/参加するよう頼まれてたんだよ」
「V5614なるほどね……」
「V5615もうっ……」
「うおっ!?」
(こ、こんな耳元で溜息なんてされたら、/耳に吐息が……)
「V5616Nm君が面倒なことに巻き込まれるのは/いつものことだけど……」
「い、いつものことってそんな……」
「V5617その面倒なことに、/あたしまで巻き込まないでくれる?」
「ご、ごめんなさい……」
「LdV5618Moはぁ……McW4Le5まったく……」
「おぅっ!?」
「V5619……どうしたのよ?/W60まだあたしは何もしてないわよ?」
「そ、その……」
「V5620なに? さっさと言いなさいよね」
「み、耳にかかる絢辻さんの吐息が、/気持ちよくて……」
「V5621っ……!?」
「V5622人がこんなに怒ってるときに、/Fm2いい度胸をしてるじゃない……」
「お、落ち着いて絢辻さん!」
「V0437ど、どうかしたの二人とも?」
「V9114その……W30EF6もし嫌だったら、/EFe9m3無理して協力する必要はないからね」
「V5623あっ、W15EFe2m3いえEcなんでもないです。/EoFe9Nm君の肩にゴミが乗ってたので」
「う、うん。ありがとね絢辻さん」
「V5624ええ、W45Eo気にしないで」
「V0438ふふっ、W45Eo絢辻さんは優しいよね。/EFe9私も絢辻さんみたいになりたいなぁ」
(いや、どうか田中さんは/田中さんのままでいて下さい……)
「V9115それで……Nm君と絢辻さんは、/W30EFe9占いに協力してもらってもいいのかな?」
「V5625……はい、わかりました。/EoFe2では、私達も協力させてもらいます」
「えっ!?」
「V0439ほんと!? W30Ecやった〜」
「V9116ありがと、絢辻さん。/W30EFe9いつも手伝ってもらっちゃって悪いわね」
「V5626いえ、EoF9いつものことですから」
「あ、あはははは……」
「V5627……さっさと終らせて帰るわよ」
「は、はい……」
「V5628それじゃ、田中さん……/W60Ecさっそく占いを始めましょうか」
「V0440うん!」
(よ、よ〜し!/やるからには負けないぞ!)
「V5629私が勝っちゃったけど……/EFe9m3よかったのかしら?」
「V9117さすが絢辻さんねぇ」
「V0441すごいなぁ絢辻さんは……/EF3本当になんでもできるんだね」
「うん、すごいよね……」
(普段あれだけ先生に気を遣ってるのに、/麻雀では一切容赦しないんだな……)
「V5630それで田中さん、/本題の占いの方はどうだった?」
「V0442あっ、W45EF3ちょっと待ってね……」
「V9118……なんだか緊張するわ」
「そ、そうですね」
「V0443で、でました!」
「V9119……ごくっEc」
「V0444『雨の降る日に雨宿りで入った雀荘で、/未来の旦那様と出会うでしょう』……」
「V5631Ld……Le」
「……」
「V9120み、未来の旦那様?」
「V0445ん〜……W30Eoどうやら高橋先生は、/W30EF3麻雀を始めることで、恋愛運が急上昇/するみたいですね」
(いやいや、その結果なんなんだ!?/当初の目的の麻雀同好会は、/どこへいっちゃったの!?)
「V9121恋愛運が急上昇!? EFe3そ、そうなんだ」
「V5632Moはぁ……Mc」
(絢辻さんも完全に呆れちゃってるし、/ここはもう一度ちゃんと占った方が/いいんじゃないのか?)
「V9122ね、ねぇ田中さん。/W45EFe6m3その……未来の旦那様について、/W45EFe9もう少し、詳しくわからないかしら?」
「いや、高橋先生。/その占いはそもそも……」
Ti0Ts1/Ts2          ドスッW5As0b0
「うがぁっ!?」
「V5633あら、W30EoFe3m2ごめんなさいNm君」
(ううっ……足を踏むにしても、/もう少し手加減してくれてもいいのに)
「V0446未来の旦那様についてですか?」
「V9123え、ええ! W45EF7こう……性格とか、/見た目とか……EFe8m9なんでもいいわ!」
(あっ……僕が話しかけ損ねたせいで、/盛り上がり始めちゃったじゃないか)
「あ、絢辻さん、なんでこんなことを……」
「V5634これでいいのよ」
「え?」
「V9124ふんふん……W30EoF7雀荘へ行くだけじゃなくて、/W30Ecもっと上手くなる必要があるのか」
「V0447はい。W45EF3なので、麻雀を練習して……」
(んっ? もしかして絢辻さんは、/僕の話を止めるために足を踏んだのか?)
「V5635二人だけで盛り上がってるみたいだし、/W45Eoあたし達は先に帰りましょうか」
「そ、そうだね」
「う〜ん……/本当にあれでよかったのかな」
「LdV5636……Le高橋先生のこと?」
「うん、だって麻雀同好会のことは/すっかり忘れちゃってたじゃないか」
「V5637麻雀に興味を持っただけで充分じゃない」
「でも、理由が不純というか……」
「V5638あら……EFe8m3不純物の塊みたいなNm君が、/よくそんなこと言えるわね」
「そ、そんなことないと思うけど……」
「V5639少なくとも……/W45Ecあたしはあれでいいと思うわよ」
「え? なんで?」
「V5640嫌々顧問を引き受けるより、/少しでも前向きな方がいいでしょ?」
「それは……」
「V5641なにかしらでも希望を持って行動すれば、/いい結果も出やすいと思うしね」
「……うん、確かにそうかも」
「V5642ふふっ、W30Eoでしょ?」
(もしかしたら……/創設祭の委員長をしてる絢辻さんも、/同じように悩んだことがあるのかもな)
「V5643ほら、なに突っ立てるのよ。/置いてかれたいの?」
「あっ!? ちょっと待ってよ!」
それから、数日後……/高橋先生は顧問を引き受けることにし、/無事に麻雀同好会は設立された。
果たして麻雀同好会は……/ちゃんと活動していくことができるのだろうか?
「V0448やった〜! W45Eo私の勝ちだね」
「あうっ、負けてしまった……」
「V9125う〜ん……/W45EoFe9m3やっぱり実践だと感覚が違うわね」
「V5644いえ、初心者なら充分な結果ですよ」
(田中さん、本当にうれしそうだな。/まぁあの絢辻さんにも勝てたんだから、/当然といえば当然か……)
「そういえば田中さん、/占いの結果はどうだった?」
「V0449あっ……EFe9m3ちょ、ちょっと待ってね!」
(ええっ!?/まさか勝ったのがうれしすぎて、/占いのことを忘れてたのか!?)
「V0450……W30Eoで、出ました!」
「V9126あら、どうだったかしら?」
「V0451えっと……W30EF4あれ?/W45EF9こ、これって……W30EF6そんな……」
「た、田中さん? どうしたの?」
「V5645もしかして……/Fm3口にしにくいほど悪い結果だったの?」
「V9127ええっ!?」
「V0452高橋先生……あの……/W30EFe6もし麻雀同好会の顧問を断ったら、/W30EFe9た、大変なことになってしまいます!」
「V9128えっ!? W30EF9た、大変なこと?」
「い、いったい何が起こるの!?」
「V0453もし先生が今回断ったら……」
「V9129う、うん……」
「V04542年以内に相撲部ができて……/その顧問を手の空いてる高橋先生が/W30無理矢理やらされることになります!」
「相撲部の顧問!?」
「V9130ど、W30どういうことなの……」
(そんな……/高橋先生が相撲部の顧問だって!?)
(相撲部ってことは……/部員全員まわしをしめてるんだよな?/そ、そんな中に高橋先生を……)
(ん? 全員ってことは……/顧問の高橋先生もまわしをしめるん/じゃないのか!?)
「高橋先生のまわし姿……悪くない」
「V9131ちょっと!?/W45EF6なにボソっと変なことを言ってるのよ!」
(あれ? でもよく考えてみると……/もし2年後だったら、僕はもう卒業して/学校にいないんじゃないのか!?)
(な、なんて悲劇なんだ……。/時間が経つということは、/こんなにも残酷なことなのか!?)
「V5646ねえ、本当にその占いは正しいの?」
「V9132そ、そうよ!/何かこう、Fm3手順を間違えたとか……」
(いや、ここで諦めたら駄目だ!/なにか……なにか方法があるはず……)
「V0455い、いえ! ハッキリ見えました。/ちゃんこ鍋を汗だくで作る先生の姿が!」
「V9133そ、そんなEc……」
「V5647そこまで明確にわかるなんて……/EoFe9占いっていうより、もう予言の領域ね」
(そうだ、いっそ留年するか!?/高橋先生のまわし姿を見るためなら、/それくらいの犠牲も……)
(いや、もしそれで美也と同じクラスに/なったら……そんなの耐えられないよ!)
(いっそ美也も留年させるか!?/まんま肉まん30個くらいで手を打って/くれるかもしれないし……)
(……うん。あのお子様体型なら、/新入生にもすぐ馴染むことができる/だろうしな!)
(ん? ちょっと待てよ……/なんで相撲部ができるのを、/わざわざ待つ必要があるんだ?)
(もし今ないのなら……/僕が作ればいいじゃないか!!)
「高橋先生! 名案が浮かびました!」
「V9134え? W45EF2な、なにか思いついたの!?」
「僕が今すぐ相撲部を作るので、/先生が顧問になれば万事解決です!」
「V9135なに一つ解決してないわよ!」
「V5648あれ? ちょっと待って……/W30EFe1m6田中さんの占い当たったんじゃない?」
「V0456う、うん……」
「V9136田中さんの占い?/W45EF4あっ!? ほ、本当だわ……」
「え? ど、どういうことですか?」
「V5649『2年以内に相撲部ができる』って、/田中さん言ってたでしょ?」
「う、うん……」
「V5650その相撲部を作るのは……/Nm君だったってことよ」
「ぼ、僕!?」
(そ、そうか……確かにそうだ。/僕は本気で相撲部を作ろうとしている)
(まさか田中さんの占いが、/こんな見事に当たるなんて……)
「V9137ということは……/もし私が麻雀同好会の顧問を断ったら、/W30EF9Nm君の作った相撲部の顧問になると」
「は、はい! ぜひ相撲部のために……/いえ、僕のために毎日ちゃんこを/作ってくれませんか!?」
「V9138……」
「V5651Mo……Mc」
「V9139麻雀同好会の顧問……/EcF6引き受けることにしようかしら」
「せ、先生!? 早まらないで下さい!!」
……こうして、/高橋先生が顧問を引き受けたことにより、/麻雀同好会は無事に設立することになった。
果たして麻雀同好会は、/うまくいくのだろうか……。
「V9140やったわ、W30Ec勝っちゃった!」
「V0457あ〜……負けちゃいましたね」
「V5652ふふ、W30EoF3先生も充分打てるじゃないですか」
「V9141そ、EFe9m2そうかしら?」
「はい! ルールを覚えたばかりなんて、/とても信じられませんよ」
「V9142そ、そんな褒めないでよ。/EFe9なんだか照れちゃうじゃない」
(おおっ!?/あの高橋先生が照れるなんて……/これは貴重な表情が見れたぞ)
「V5653それで、肝心の占いの結果は/どうだったのかしら?」
「V0458うん、ちょっと待っててね」
「V9143な、なんだか緊張してきちゃった」
「V5654ふふっ……/W30Eoどんな結果が出るか楽しみですね」
「V0459あっ……」
「V9144ど、どう? W30EFe3どんな結果が出たの?」
「V0460そ、その……W30EF7えっと……/EF6なんて言えばいいんだろう……」
「あれ? 田中さん?」
「V5655どうやら……/Fm3あまりよくない結果みたいですね」
「V9145た、Fm8田中さん!?」
「V0461あ、あのですね……/麻雀同好会の男子なんですけど……」
「V9146ええ、あの子達がどうかしたの?」
「V0462高橋先生を顧問に選んだ理由が……/W45Fm8ただエッチな目的で、W30先生と一緒に/麻雀を打ちたいだけみたいEcなんです!」
「……」
「V5656……」
「V9147……え?」
「V9148ど、どういう意味なのそれは!?/W45EFe9エッチな目的っていったいなに!?」
「V0463そ、それは私にもわかりません」
(わざわざ高橋先生を指名するなんて/怪しいとは思っていたけど……/やっぱりそういうことだったのか!)
(エッチな目的を持ちながら、/それを隠して堂々と行動するなんて……/やってくれる!)
(麻雀同好会め……/いったいどこで入会できるんだ!?)
「V9149……よりにもよって、なんでEc私なの」
「そ、それは先生が魅力的だから……」
「V9150なっ……EFe8m9なにを言ってるのよ!?」
「V5657ふふっ、高橋先生。/W45EFe9どうかまず落ち着いて下さい」
「V5658もし麻雀同好会の男子学生達が/そのような目的だったとしても、/EFe2高橋先生ならきっと大丈夫ですよ」
「V0464え? 大丈夫って……」
「V9151い、いったいどういうこと?」
「V5659高橋先生の指導力があれば、/W30EFe3m2必ず生徒達を正しい方向に導ける筈です」
「V9152え?」
「V5660そして……Eoそれこそが、/W30EFe3m2教師たる者の役目だと私は思います」
「V9153絢辻さん……」
「V0465さ、さすが絢辻さんだね。/W45EFe9m3私にはこんなこと言えないよ」
「うん、さすがだよ……」
(絢辻さん……/内心絶対楽しんでるんだろうな)
「V9154……ありがとう、絢辻さん。/W45EFe3お陰で目が覚めたわ」
「V5661高橋先生……」
「V9155私はいち教師として……、/その生徒達の曲がった根性を、/真っ直ぐに叩き直してみせるわ!」
「V5662はい、W30Eoそれでこそ高橋先生です」
「V0466高橋先生……/やっぱりかっこいいなぁ」
(か、完全に絢辻さんに、/乗せられちゃったけど……/高橋先生は大丈夫なのかな?)
……こうして、/高橋先生が顧問を引き受けたことにより、/麻雀同好会は無事に設立することになった。
果たして麻雀同好会は、/うまくいくのだろうか……。
「やったー! 僕の勝ちだ!」
「V9156あら、やるじゃないNm君」
「V5663ふん……/W30EoF3田中さん、占いの結果はどうだった?」
「V0467あっ……EFe3うん、W30Fm3ちょっと待っててね」
「あ、あれ?/もう少し僕の勝利を祝ってくれても……」
「V5664今回の目的は占いでしょ?」
「いや、確かにそうだけどさ……」
「V5665どんな結果かEc楽しみですね」
「V9157ええ、W30EFe9m3なんだか緊張してきたわ」
(ううっ……/せっかくなんだし、勝利の余韻を味わう/時間くらいくれてもいいのに……)
「V0468あっ……Spま、間違えちゃった!」
「V9158え? 間違えた?」
「V5666間違えたってことは、/W30EF9占いが失敗したってことかしら?」
「V0469ううん、占いはできたんだけど……」
「じゃあ、なんで……」
「V0470その……間違えて……/W45高橋先生の相性占いをしちゃったの」
「V9159あ、相性占い!?」
「相性占いって……/いったい誰との相性を占ったの?」
「V0471そ、その……/W30EF9今一位になったNm君との相性を」
「ええっ! ぼ、僕と高橋先生!?」
「V9160な、なんで私とNm君なのよ!?」
「V0472その……W30EF9一位になった人との相性を/占うことになってるんで……」
「じゃあ、もう一度麻雀を打ち直さないと/駄目なの?」
「V0473う、Ecうん……W45Eoごめんなさい」
「V5667ふふ……W30Eoねぇ、/W30せっかくだしその相性占いの結果を/聞かせてもらいましょうよ」
「V9161えっ!?」
「いや、別に聞かなくても……」
「V5668Nm君は少しEFe8静かにしてもらえる?」
(あ、絢辻さん……/なんだかすごく怖いんですけど)
「V5669ふふ、W45Eoいいかしら田中さん?」
「V0474う、うん、わかった」
「V0475えっと、じゃあ……/W30EF7まず二人の相性は……EF3抜群です」
「V9162ば、抜群!?」
「V0476えっと……それで、/もし二人が結婚した場合……」
「け、結婚!?」
「V0477Nm君の点棒の数が、/生まれる子供の人数になります」
「V9163子供まで!?」
「V0478ちなみにEF31万点が男の子で、/5千点が女の子です」
「ということは……」
「V9164こ、こんなに?」
「V5670あら、ずいぶんと子宝にEcF2恵まれる/みたいですね」
(まさか高橋先生が僕の奥さんになって、/そして子供まで……)
(僕は……幸せな家庭を築くことが/できるのだろうか?)
「高橋先生……/僕、家庭のためにがんばります!」
「V9165なにもがんばらなくていいわよ!」
「V9166た、田中さん!/EFe9もう一度、ちゃんと占ってくれる?」
「V0479え? W45EFe3相性占いをですか?」
「V9167ち、違うわよ! W45EF9麻雀同好会の方よ」
「V0480あっ……W30EFe3m9は、はい」
「V9168Nm君も今の占いの結果は、/忘れなさい」
「えっ!? なんでですか?」
「V9169いいから!」
「は、はい!」
結局もう一度占いをやり直した結果、/高橋先生は顧問を引き受けることにした。
もう一度占いができて、/田中さんはずっと楽しそうな顔をしていた。
そして絢辻さんは……/ずっと僕のことをにらみ続けていた。
う、う〜ん……いったいなにが、/気にいらなかったんだろう?
「ふぅ……/これで目立つ雑草は全部抜いたかな」
「V5660お疲れ様、Nn〜」
「砂利の下からでも生えてくるなんて、/相変わらず雑草はすごいよな」
「V5661EoFe9うん。W15定期的に手入れをしないと、/せっかくのお庭がすぐ台無しに/なっちゃうんだよ」
(茶道部はいつも部室でまったりしてる/イメージだったけど、こういう肉体労働も/しなきゃいけないんだな……)
「V5662Ecそれにしてもごめんねぇ〜、/Fm3部員じゃないのに手伝わせちゃって」
「ああ、いいよこれくらい」
「いつも部員でもないのに、/茶道部室でご馳走になってるしさ」
「V5663Ecそういえばそっか」
「それじゃ、サッサッと抜いた雑草を/片付けて部室でゆっくりするか」
「V5664EoF3うん!」
「V5665あっ、そういえば愛歌先輩が、/Nnの雀牌を見たいって言ってたよ」
「僕の雀牌?」
「V5666サメのお腹から出てきたって話をしたら、/W15すごく興味を持っちゃって……」
「飛羽先輩こういうの好きそうだもんな」
「V5667うん。W15だからもしよかったら、/後で愛歌先輩に見せてあげてね」
「ああ、じゃあこの後すぐに……」
「V9100Ts3はぁっ!?/W30な〜にをふざけたこと/言ってんだ!」
「V5668い、今の声ってるっこ先輩?」
「そうみたいだけど……/なんだかすごく怒ってなかったか?」
「V5669Eう、W15Eうん……/W15あんな怒鳴り声、初めて聞いたよ」
「中でなにかあったのかな?」
「V5670い、急いで部室へ行ってみよう!」
「お、おう!」
「V9101こっちが黙って聞いてるからって、/W15好き勝手に言ってくれるじゃないか!」
「V9100……別に黙ってなかっただろ」
「V9102EFe4m8ぬぁんだと〜っFm4!?」
「V9101Ecふん……」
「V5671だ、W15大丈夫ですか!?」
「先輩、どうしたんですか?」
「V9103EF4あんっ!?」
「V9102Eoむっ……」
「V5672EF5ひぃっ!?Ec」
「うおっ……」
(お、怒っているせいか、/普段よりもはるかに怖い……/こんな先輩たち初めてだよ)
「V9104EF2ちょうどいいや、/りほっち達もこのわからずやに、/W15なんとか言ってくれよ!」
「V5673わ、わからずやって……」
「V9103Ecふん……W30石頭に言われたくない」
「V9105EF4ぬわにぃ〜!?」
「ちょ、ちょっと落ち着いて下さいよ。/いったい何があったんですか?」
「V5674そ、W30EF9m6そうですよ〜!/W45なんでそんなに怒ってるんですか?」
「V9106EcF1仕方ないねぇ……/W30Eo面倒だけど説明してやるよ」
「V9104Eo……情報の開示を許可する」
「V9107さっきまで茶道部の忘年会の内容を/二人で打ち合わせてたんだけどな」
「V9105EFe1……部長と副部長の務め」
「あっ、茶道部で忘年会をするんですか?」
「V5675Eうん。茶道部の恒例行事なんだけど、/W15みんなでお鍋を食べたりするんだ〜」
(部員みんなでお鍋か……/さすがに忘年会までは参加できないけど、/なんだか楽しそうだよなぁ)
「V9108Nmも参加人数に入ってるから、/ちゃんと予定を空けておけよ」
「え?」
「V9106EcF3ふっ……W45雑草掃除の褒美だEo」
「V5676EcF3えへへへ、W30EoよかったねNn」
「あ、ありがとうございます!」
「V9109Ecくくく、W30Eoそんなうれしいなら、/W15茶道部に入部しちまえばいいのに」
「あははは……か、考えておきます」
「V9107Eりほっちも喜ぶ……」
「V5677B80EF5ええっ!?/W30EF9な、何を言ってるんですか〜」
「梨穂子が……ですか?」
「V5678EF5そ、W15そ、W30EF9そういえば!/W30EFe9m3忘年会のお鍋は何か決まったんですか?」
「V9110……EF4あっ」
「V9108……っ」
「……え?」
「V5679あれ?」
(さっきまでいつも通りだったのに、/いったいなんでまた……)
「もしかして……/忘年会の鍋でなにかあったんですか?」
「V9111EcFm1ふん、W15Eoなかなか鋭いじゃないか」
(いや、ここまで露骨に反応されたら/誰でもわかると思うけど……)
「V5680EF9い、W15いったいお鍋でなにが……」
「V9112Ld……Le」
「V9109LdEc……Le」
「V9113FE3鍋は忘年会のメインだからね、/W30私は部長として最高の鍋料理を用意/しようと思ったんだよ」
「V5681最高の鍋料理!?」
「V9114ああ、W30Eoそして私が選んだのは、/冬の鍋の王様……W30EF8カニ鍋だ!!」
「V5682B70EFe5m3おおっ!?」
「な、なるほど……カニ鍋か」
「V9115いい材料を集めるのはもちろんだけど、/W15Eo作り方にだってこだわるよ」
「V9116Eo鍋のダシはカニの旨味を最大限に/引き出すシンプルな昆布ダシを用意して、/まずは野菜を入れて次にカニだね」
「V9117EFe4そして仕上げにカニ味噌を入れるんだ!/W15すると、カニ味噌の風味がカニの甘さを/より一層引き出してくれるんだよEc!」
「V9118そして、EoFe1白菜、しめじ、しいたけ、春菊!/W60EFe8こいつらをただの脇役と思ってたら、/痛い目をみるよ!」
「V9119Ecカニの旨味をたっぷり吸った野菜は/もう主役級だし、W15ポン酢がまた/いい仕事をしてくれるんだよ!」
「V9120EoFe4カニのふわふわした舌触りに、/白菜のしゃくしゃくした歯応え……/そして、鼻を抜ける春菊の香り!」
「V9121EcFe1そんなカニと野菜の絶妙なハーモニーは、/そんじょそこらの鍋料理じゃ絶対に/味わえないよEoFe8!」
「V5683EoFe9m4ごくりLd……Le」
「V9122どうだい!?/W30Ecカニ鍋こそ、最高の鍋料理だろEo!」
「……」
「V5684Ld……EcFe9m7Leじゅる」
「V9123EcFe4m3りほっち……W15ヨダレをふきな」
「V5685EoF5はわっ!? W30B0EF9す、すみません」
(梨穂子のやつ……/完全にカニ鍋の世界に旅立ってたな)
「カニ鍋かぁ……話を聞いてたら、/確かに食べたくなってきましたね」
「V9124だろ!? W30Eさすが私だろ!?」
「V5686で、でも……/W15お鍋の内容でケンカしてたってことは、/愛歌先輩はカニ鍋が嫌なんですか?」
「V9110Ecふん、W30当然だ。/W30宇宙生命体をゆでるなど……」
「え? 飛羽先輩今なんて?」
「V9111EoF7なんでもない……Ec」
「そ、そうですか……」
(なんだかすごく気になることを/言った気がするけど……気のせいかな)
「あの、じゃあ……/飛羽先輩はなにか他に/食べたい鍋料理があるんですか?」
「V9112私が望む鍋料理……W15それはモツ鍋だ」
「V5687B70EFe5m3も、W15Eモツ鍋ですか!?」
「V9113EcFm1……モツ鍋こそ至高の鍋料理。/W30Eo一度食べれば、病み付き間違い無し」
「V9114E塩ベースのスープに新鮮なモツを/たっぷり入れて、W15山盛りのキャベツで/飾った神々しい姿……」
「V9115Ec火が通るにつれ縮むその山から香る、/W15ニラやニンニクの刺激的な匂い……」
「V9116Eh脂身が溶けかけたモツを/噛み締めると、口の中に溢れる肉汁……Ec」
「V5688Ec溢れる肉汁……」
「V9117Eoそして、鷹の爪のピリリとした辛味が、/W15脂身の甘さを見事に引き出すのだ」
「V9118Eさらにモツのぷりぷりした食感と、/W15キャベツやゴボウの小気味いい食感は、/交互に味わうことでいつまでも楽しめる」
「V9119Ecシンプルながら飽きることのない味……/W15Eoそんなモツ鍋こそ、最高の鍋料理だ」
「V5689Ld……ごくりLe」
「V9120Eりほっち……W30Ecヨ・ダ・レ」
「V5690あうっ!? W15B0EFe9m4……す、W15EcFe9m6すみません」
(今度はモツ鍋の国に旅だってたのか)
「V9125EcF1ふん、W30Eoまだそんな寝言を言ってんのかい」
「V9121Eo素直にモツ鍋の前に平伏せ……/W45今なら許してやるぞ?」
「V9126こちとら一年前からカニ鍋を楽しみに/してたんだ! 簡単に諦められるか!」
「V9122LdEcF8……Le」
「V5691あ、W15あの……つまり、/W15先輩達がケンカしてた理由って……」
「食べたい鍋の種類でケンカを?」
「V9127EFe4ああ、そうだよ!/W30EF8これほど重大な理由が他にあるかい!?」
「V9123Eo鍋を笑う者は、W15鍋に泣くがいい……」
(た、確かに重要なことだけど、/ここまで本気でケンカしなくても/いいと思うんだけど……)
「V9128あっ、W15EFe1そうだ……/W30りほっち達はどっちの鍋がいいんだい?」
「V5692EF4え?」
「ぼ、僕らですか!?」
「V9129Eh……ああ、Ec清き一票を頼むよEoFm2」
「V9124Ec……正義が勝つ」
(こ、こんな険悪な状況で/僕らに選択を押しつけて来るなんて……/どっちを選んでも怒られそうじゃないか)
「V5693え、えっと……W30どうしよう」
「い、いきなりどちらかに決めろって/言われても……」
「V5694EFe9m3あの、W30Ecどっちもっていうのは……」
「そ、そうですよ!/両方とも美味しそうでしたし」
「V9130EF9なんだ、W30EcFm2甲乙付けがたいってか?」
「V9125ふっ……W30Eo欲張りな奴らめ」
「V9131ダメに決まってんだろっ!」
「V5695EoF5ひぃっ!?Ec」
「うわっ!?」
「V9132Eこの世は弱肉強食なんだよ!/W15生き残るのは常に強者だけだ!」
「V9126Eo敗者はただ、消え去るのみ……」
「V9133EF8さぁ、どっちを選ぶんだい!?」
「V9127……W15EF8さぁ、W30どっち?」
(し、仕方ない……。/もうここは腹を括って、/素直に答えるしかないよな)
「……モツッ!」
「V5696……EcFe8m5カニッ!」
「あれ?」
「V5697EoF5え?」
「V9134Eoくくく……W30さすがりほっちだ。/忘年会にはやっぱりカニ鍋だよな!」
「V5698EFe4は、W15EFe9m3はい!」
「V9128Ecういやつ……W30Eo博多モツ鍋同盟……/W15特別に参加を許可……」
「あ、ありがとうございます」
「V9135Ecふっ、W30まさかりほっち達を混ぜても/決まらないとはね」
「V9129Eh……まさに、W15因縁の対決」
(いや、四人しかいないんだし、/半分に分かれちゃう可能性は充分に/あったと思うんだけど……)
「V9136EoFe9しっかし、W15これじゃラチがあかないよ」
「V9130Ec今度こそ決着の時……」
「V9137EF9……仕方ないねぇ。/W15そんじゃ、もう一個だけ質問だ」
「V5699EF4今みたいな質問ですか?」
「V9138EF2ああ、W15鍋物の締めと言えば、/W15雑炊かチャンポン麺だと思うんだが……」
「V9131Eo……どちらを選ぶ?」
「V5700EcF3そんなの雑炊に決まってますよ」
「そんなのチャンポン麺に決まってますよ」
「V5701EoF5え?」
「V9139EcF9また半分に分かれたか……」
「V9132これはもはや……W45Eo宿命の対決」
「V9140しっかし、W30やっぱりりほっちは/わかってるねぇ……」
「V5702EcF3もちろんですよ!」
「V5703B70EoFe7お鍋の具からたっぷり出たダシを、/これでもかと吸ったお米……」
「V5704EcFe4そんなお米を溶き卵でサッととじて、/EoFe9卵が半熟のままはふはふ食べるのが、/たまらなく美味しいんですよね〜EF7」
「V9141三つ葉や海苔、W15刻みネギなんかがあると/また一段と美味いんだよな」
「V5705EcFe9m2はい!」
(くっ……/確かに雑炊も美味しそうじゃないか。/梨穂子め、W15なかなかやってくれる!)
「飛羽先輩!/僕らも負けていられませんよ!」
「V9133Eおう……W45Ecやってしまえ」
「長時間煮詰められて濃縮されたダシ……/それはもう極上のスープと言っても/過言ではないはず!」
「そんなスープをチャンポン特有の/太い麺にたっぷり絡めて食べるんだ!」
「煮詰められて味の濃くなったスープと、/チャンポン麺のモチモチした食感……」
「その美味さは、鍋をたくさん食べた後でも/いくらでも食べられちゃうほどだよ!」
「V9134Eo……まさに至福の一品」
「V9142EF8チャンポン麺も油断ならないみたいだね」
「V5706EoFe8m5うう〜っ! W45Nnの意地悪〜」
「いや、意地悪って……」
(……あれ?/先輩達のケンカを止めるはずが、/なんで僕等までケンカしてるんだ?)
(梨穂子は鍋の話に夢中で、/すっかり忘れてるみたいだし……)
(無理矢理でも話題を変えて、/落ち着かないと……あっ、そうだ!)
「そ、そういえば飛羽先輩って、/僕の雀牌をみたいんですよね?」
「V9135Eん? W30E雀牌?」
「えっと……ほら!/これが噂の雀牌なんですけど……」
「V9143EF9突然なにを言ってんだい?」
「V5707EFe5あっ……W30EFe4こ、W15EF3この前、/私がNnの雀牌の話をした時、/W15Ec見たいって言ってたじゃないですか!」
「V9136Eおっ……W30EF8こ、これが噂の雀牌か」
「V9144EFe2m7あ〜……W30確か、W15サメの腹から出てきた/とか言ってたヤツか」
(よ、よし……/なんとか話題を変えることができたぞ!)
(この後は落ち着いて/話し合いができれば……)
「飛羽先輩、雀牌はどうですか?」
「V9137EcF3……眼福だ」
(こんなに満足そうな先輩の顔は/初めて見た気がするよ……)
「V9145Eそ〜いや、W15りほっちも麻雀を/打てるようになったんだっけ?」
「V5708Ecはい! W15Nnに教えてもらったんです」
「V9146EF2ふ〜ん、W30それならちょうどいい……/W15じゃあ鍋の決着は、麻雀で付けよう/じゃないかEc!」
「えっ!? 麻雀でですか?」
「V9138EcFe8m3……ふっ、W15望むところだ」
(話を逸らすつもりが、/思わぬほうに行ってしまったけど……/これはこれでありか?)
「V9147なんだい……W15まさか怖気づいたのかい?」
「そ、そういうわけじゃないですけど……/先輩達は麻雀できるんですか?」
「V9139……ふっ、W30Eo誰にものを言っている」
「V9148Ec私らのことを知らないなんて、/W15所詮アンタももぐりってことだね」
(なんでこの二人は、/なにに関しても自信満々なんだ……)
「V9149EoF9まぁ、W15山口先輩が遊び相手ほしさに、/W15私らに仕込んだんだけどな」
「V9140E……問答無用で」
「V9150Ecあの人は初心者であろうと、/W15一切容赦しなかったんだよなぁ」
「V9141Ecむしろ……W15それを楽しんでいた」
「V5709Eや、W15E山口先輩って、/W15どんな高校生だったんだろうね」
「……卒業しててよかったな」
「V9151……EF4っと、/W30EF2私らのことなんかどうでもいいんだよ!/さぁ、麻雀を始めるぞ!」
「V9142Eoいざ、W30決戦の時……」
「V9152Ecしゃあっ! EoFe8絶対にカニ鍋を食うぞ!」
「V5710お〜っ!!」
「V9143Eh行くぞ……Nm」
「は、はい!」
(よ〜し! こうなったら、/勝ってモツ鍋を食べてやるぞ!)
「V9144我……W15勝利せりEo」
「やりましたね先輩!/これで忘年会はモツ鍋に決定ですよ!」
「V9153Ecくぅっ……W30EoFe9私のカニ鍋が……」
「V5711Ecう〜っ……Eo」
「V9145Ecふっ、W45これも全ては運命……/W45Eo全員モツ鍋の前に平伏すがいい」
「う、運命ですか……」
「V9154Ecはぁ……W30Eo勝負は勝負だからね、/W60残念だけど、W15今年はモツ鍋に決定だ」
「V5712EFe9m6は〜い……」
「V9155あれ? 部室の固定電話が鳴るなんて、/珍しいねぇ……」
「V9146EF8なにヤツ?」
「V5713EF3あっ、W15Ec私が電話に出ますね」
「V5714はい〜、輝日東高校茶道部です」
「V5715あっ……はい、桜井です!/お久し振りです、山口先輩」
「V9156EF4や、山口先輩!?/W30EFe9なんでこのタイミングで……」
「V9147EF7……嫌な予感がする」
「V5716えっ……忘年会の話?/W45はい、W15ちょうど今忘年会の話を/していたところなんですけど……」
「山口先輩も茶道部の忘年会に/参加されるんですか?」
「V9157EF1ああ、W30私らが知っている卒業生には、/W15声をかけるようにしてるんだよ」
「V9148LdEF8……Le」
「V5717お鍋のメニューはさっき決まったばっかり/なんですけど……はい、今回はモツ鍋に/しようと……え?」
「V5718EFe9m7あ、W30あの愛歌先輩……/W45そんなに落ち込まないで下さい」
「V9158EFe9m2ま、W15まぁ麻雀には勝ったんだしさ」
「V9149試合に勝って、/W30Ec山口先輩に負けた……」
「せ、先輩……」
「V5719EF7まさか山口先輩の一言で、/W30モツ鍋がちゃんこ鍋に変わるなんて……」
「……すごい影響力だよな」
「V5720EF9で、W15でも、山口先輩は嫌だったら/モツ鍋でもいいって言ってましたよEcFm3?」
「V9159EFe4m8私らが先輩に逆らえないのを知ってて/あの人は言ってるんだよ!」
「V9150Ec……触らぬ神にたたりなし」
(この二人が逆らえないなんて……/山口先輩は本当に何者なんだ?)
「V9160EcF9はぁ……W45Eoそれじゃ、/W30ちゃんこ鍋の準備をしないとな」
「V9151Eoさらば……W15Ecモツ鍋……」
「V5721ちゃんこ鍋かぁ……/W30やっぱりつみれ団子には、/軟骨を入れたりしたいですよねEc」
「V9161EFm2まったく……/W15りほっちの食欲は頼もしいねぇEc」
「V9152まさに、W15不屈の食欲……」
「飛羽先輩……/せっかく勝ったのに残念でしたね」
「V9153全ては……W30Ec運命だ……」
……こうして茶道部の忘年会は、/ちゃんこ鍋をすることに決定した。
「V5722やった〜Eo私の勝ちだ〜!」
「V9154Ehまさか、W30りほっちに負けるとは……」
「V9162Ecくくく……W45りほっちに麻雀を/教えたことを後悔するんだね」
「ぐっ……」
「V9163EoFe1m2さ! W30そんじゃさっそく/カニ鍋の計画を立てようかねEcF2!」
「V5723はいっ!」
「V9164EoF7カニに定番の野菜類は決定として、/W60EF2なにか他に入れたいものはあるかい?」
「V5724EoFe7m3う〜ん、W30そうですねぇ……」
「V9155モツが……W60モツが……」
「飛羽先輩……/僕等は負けたんですよ」
「V5725EoFe5m4あっ……W30EFe4m3そうだ!/W30カニ鍋にモツを入れたらもっと美味しく/なるんじゃないですか!?」
「V5726EF9じょ、W15Ec冗談ですよ〜!/W45Eoこの組み合わせはダメですよねぇEcFe9m3」
「あ、ああ、さすがにそれは……」
「V9156Ecカニとモツの仁義なき戦い……」
「V9165EcFe9m2相変わらずりほっちは/W15突飛でもないことを考えるねぇ」
「V5727ねぇ、Nn……/忘年会はカニ鍋で本当にいいの?」
「ああ、正々堂々と戦った結果だしな」
「V5728EFe7m3じゃあ……W15EFe9モツ鍋はもういいの?」
「そりゃ、食べられるものなら/今も食べたいけど……」
「V5729じゃあさ、W30やっぱりカニ鍋に/モツを入れてみたらFm4どうかな?」
「いや、だからそれは……」
(もしかして梨穂子のやつ……/カニ鍋にモツを入れるって話は/本気で言っていたのか?)
(もしそうなら、/先輩達に微妙な顔をされたのを/気にしてるのかも……)
「……うん、試しに作ってみたら、/意外と美味しいかもな」
「V5730そ、W30EFe4m3そうだよね! W45EcF3えへへへ……」
(カニ鍋にモツか……/やっぱりどう考えても合わないと/思うけど……)
(もしかしたら梨穂子は、/負けた僕や飛羽先輩のことを思って、/提案してくれたのかもしれないぞ)
(自分が両方とも食べたかったからって/ことは……た、多分ないよな)
……こうして茶道部の忘年会は、/カニ鍋をすることに決定した。
「V9166っしゃあ! カニ鍋だぁ!!」
「V5731やった〜EcF3! W45Eoさすがるっこ先輩!」
「そ、そんなぁ〜」
「V9157モツよ、W30Ecさらば……」
「V9167んじゃ、早速カニ鍋に向けて、/W15準備を始めるか」
「V5732Ecえへへ、W30Eo楽しみだなぁ〜」
(はぁ……負けたのは悔しいけど、/カニ鍋も確かに美味しそうだし/今回はカニ鍋でもいいかな)
「V9168EFe8忘年会では山ほどのカニを/食ってやるぞ〜!」
「V5733Moお〜っ!!McW2Fm3」
「山ほどって……そういえば、/鍋の予算はどれくらいなんですか?」
「V9169ん? W15どうした突然?」
「いえ、カニってそれなりの値段するので、/大丈夫なのかなって」
「V9170Fm7なんだ、W30値段とか詳しいのか?」
「詳しいというか、自分で買物するんで/だいたいの相場くらいはわかりますよ」
「V5734あっ、そういえばそうだよね〜」
「V9171EF2ほぅ〜そいつは意外だな。/W45そんじゃ、W15試しに見繕ってもらおうかね。/W30Ecこいつが忘年会の予算表だ」
(えっと…………)
「V9172いや〜、少ない部費から忘年会の予算を/捻出するのには、W15ずいぶんと苦労したよ」
「V9158EF3……チリが積もって山となった」
「…………」
「V5735EF4どうかしたの、Nn?」
「V9173Eoん? W45なんか問題でもあったか?」
「予算ですけど……/これって一桁間違えてませんか?」
「V9174い〜や、W30これが正しい金額だよ」
「だってこれ3桁ですよ!?/これじゃ白菜しか買えないですよ!」
「V5736ええっ! W15そ、それだけ!?」
「V9175EF4そ、W30そうなのか?」
「V9159EF4まさかの事実……」
「これで節約して貯めたって、/どんだけ部費がないんですか!/これじゃチリのまんまですよ!?」
「これだけの予算じゃ、/カニかま鍋もできるかどうか……」
「V5737そ、W15Ecそんなぁ〜」
「V9176まぁ、W15カニに関しては大丈夫だよ。/W30愛歌が海から連れて来るからさEc」
「V9160ふっ……W45Eoまた潜る日が来たか」
「それ密漁になりますよ!?/カニ捕まえたら自分も捕まりますよ!?」
「V5738EoFe8m4そ、W15そんなのダメです!」
「V9177……冗談だよ、冗談。/W45Fm2ちゃんと他に当てがあるんだよ」
「V9161ふっ……W60せっかちなヤツめ」
「そ、そうなんですか……」
「V5739Moほっ……Mc」
(この二人が言うと、/まったく冗談に聞こえないんだよな)
「V9178EcFe8実はうちの学校の2年にな、/W30寿司屋の息子がいるらしいんだよ」
「V9162EoFe8……極秘情報だ」
「え? 寿司屋の息子?」
「V5740EF4それって……」
「V9179カニはそいつから、Ecた〜っぷり値切って/仕入れる予定だから、大丈夫だよEo」
「V9163Eh……目指すはロハ」
「V5741あEFe9m3、W30Ecあははは……」
(う、梅原に危機を知らせるべきか?/……いや、どうせ教えてもムダだろうな)
(この二人に目を付けられたのが、/運の尽きだと諦めるしかないよ……)
……こうして、/茶道部の忘年会ではカニ鍋が/振舞われることに決まった。
梅原……/僕はただお前の無事を祈るよ。
「いよっし! 僕の勝ちだ!」
「V5742あうっ、W15Eo負けちゃったよ……」
「V9180Ecくぅっ! W15EoまさかNmなんかに、/負けるなんて……」
「飛羽先輩やりましたよ、/博多モツ鍋同盟の勝利です!」
「V9164うむ……」
「V5743カニ鍋がぁ……W45Ecカニ鍋がぁ……」
「V9181Ecううっ、W15EoFe9カニ鍋なしで、W15この寒い冬を/乗り越えろっEcていうのか……」
(うっ……な、なんだか予想以上に/落ち込んじゃってるぞ)
「あの……」
「V9165ENm……Ecちょっと来い」
「へ?」
「V9166Ehいいから、W15こっちに」
「……いいんですか?/あの二人を放っておいて」
「V9167Ec敗者に情けは無用だ」
「そ、それはそうかもしれませんけど……」
「V9168Eoそれより……今回の働きに敬意を表して、/W45Nmに褒美をとらせてやる」
「……は? 褒美?」
「V9169EcF8心して聞くがいい。/W45Eo茶道部名物……W30『モツ鍋の歌』」
(ひ、飛羽先輩が歌を!?)
(しかも、なんなんだこの歌は……)
「V9170EF3モツモツ♪」
「V9171Ecモツモツ♪」
「V9172Eoモッツモツ〜♪EW3Ec」
(気のせいか……/飛羽先輩がすごく楽しそうに見える)
「V9173ふぅ……W45Eoご清聴に感謝」
「こ、こちらこそ、/ありがとうございました」
(まさか歌が3番まであるとは、/思わなかったよ……)
「V9174B70EFe7りほっち達には、内緒だぞ」
「は、はい……」
(……)
(結局なんだったんだろう……/すごく不思議な歌だったけど)
(モツモツ♪ モツモツ……か。/飛羽先輩が歌った歌のサビが、/今も頭から離れないよ)
(それに……/どこか懐かしいというか、/小さい頃に聞いたことがある気がする)
(小学校の音楽の授業かな?/……いや、違う。もっと前だ)
(幼稚園のお遊戯の時間か?/……いや、これも違う。もっと前だ)
(じゃあ、赤ちゃんの頃に/お母さんが歌ってくれた歌かな?)
(……いや、違うぞ。/もっともっと前のことだ……/思い出せないくらい遠い昔の……)
(いったいどこで聞いたんだろう?)
……こうして、/茶道部の忘年会ではモツ鍋が/振舞われることに決まった。
「なんだって!? 変人だから!?」
「V5672だから、さっきからそうだって/言ってるじゃない」
「ちょ、ちょっと待ってくれ」
「V5673どうしたのよ? いきなり興奮して……。/W30あたしの魅力に思わず欲情したの?」
「違うっ! 欲情してない!」
「V5674Ec隠さなくてもよくってよ?/W45EoFe9Nnとあたしの仲じゃない……」
「隠してないっ!/それよりもどういうことだよ?」
「V5675EF4だからさっき言ったじゃない」
「もう一度話してくれ」
「V5676EcFe9m7ほんと我がままねぇ……W30EoFm3まあいいわ」
「V5677この間、W30Eoちょっと風変わりな外国人に/EFe9m3ビリヤードで負けちゃったのよ。/W45EF3で、W30Ec今日はリベンジって訳」
「それはわかってる!/問題は僕を連れてきた理由だ!」
「V5678EoF7変人だからEF3?」
「……」
「V5679LdEF2……Le」
「……まあとりあえず、/僕が変人かどうかは置いといて」
「V5680EFm7置いとかなくてもいいわよ? W30EcFm2事実だし」
「う、うるさい! 置いといて!」
「V5681EoFe9はいはい、W15置いといて。W45EFe3m2で?」
「なんでビリヤードのリベンジに変人が/必要なんだよ?」
「V5682察EF9しが悪いわね、W30Ecまったく」
(ど、どう察しろって言うんだよ……)
「V5683Eoだから、あたしに勝った外国人が/とにかく変なのよ。話し方とか行動がね」
「うん」
「V5684そのせいでなんだかペースを乱されちゃて/ずるずると負けちゃったのよEc」
「それで?」
「V5685EoFe8その外国人の、/W15変人度に負けないNnがいれば、/W45EF2イーブンな勝負ができるじゃないEc?」
「いい勝負ってなんだよ!/だいたい何がイーブンなんだよ!」
「V5686EoF4だから変人度だって」
「ふ、ふざけるな!」
「V5687EFe8m9あたしはいたって真面目よ。/W45Fm2ほら、W30Ecさっさと行くわよ」
「お、おい引っ張るな」
「V5688いいからほら!」
「僕はまだ納得してないぞーーーっ!」
「V5689さーてと、/W30Ec今日もちゃんと来てるかな〜?」
「え? もしかして約束してないのか?」
「V5690EoF8当たり前でしょ! 油断しているところを/一気に攻め立てるのよ!」
「いなかったらどうするんだよ」
「V5691EF4え?」
「えって……約束してないんだろう?」
「V5692EF3そりゃそうよ。W30約束してたら奇襲に/ならないじゃない。W30EF9馬鹿じゃないの?」
「馬鹿はお前だ!」
「V5693EF8なんでよ! 失礼ね!」
「はぁ……。その人は毎日いるのか?」
「V5694EF4さあ? W30そうなの?」
「僕に聞くな!/あと、質問に質問でかえすな!」
「V5695EF9うっるさいわね……W15ホントに」
(まったく、相変わらず勢いだけで/動いてるな……)
???
「V5600あれ? もしかしてNm君?」
「え?」
「V5696EF4え?」
「V5601やっぱり、Nm君。W45Ecふふっ、偶然だねEo」
「あっ、森島先輩!」
「V5602今日はどうしたの?/W15私に会いにきてくれたのかな?」
「あ、いや、ちょっと事情がありまして」
「V5603EF4あっ、W30EF3彼女さんとデートなのかな?/W30Ec素敵な人ね〜、このこのぉEo」
「V5697B80Eえ……」
「ち、違いますよ。こいつは彼女/なんかじゃなくて、ただの腐れ縁です」
「V5698B0EFe8m9なによ〜。W30つれないわね」
「V5604ふふっ、W30Eoいいコンビって感じなのかな?/W30Nm君と、W30Fm4ええと……」
「あ、同じクラスの棚町薫です」
「V5699EF3えーっと、W15Fm2はじめまして森島先輩。/W45Ecでも、お噂はかねがねって感じで」
「V5605EcF3わお! W30Eo知っててくれたんだ?」
「V5700Eoはい、W30友達が先輩のことよく話すので」
「V5606そうなんだ〜、W30EF7私も知ってる子かなEF3?」
「V5701EFe9m3いえ、大人しくて目立たないので/多分、知らないかと」
「V5607EFe9そっか〜、残念。W45EFe6m4会ってみたいなぁ」
(友達ってもしかして田中さんのことかな?/まったくタイプが違うから、どうなるか/想像もできないや……)
「ところで森島先輩は今日は一人ですか?」
「V5608EF4あっ、W15EF3うん。W30本当はひびきちゃんと/来る予定だったんだけどね」
「V5609EFe9途中で水泳部の後輩に呼ばれちゃってさ、/W30EcFe8m4もう〜。W45EoFm9せっかくのデートだったのに〜」
「それは残念でしたね」
「V5610EF3うん。W30だからね、W30Ec二角取りしてたの!/W45EoFe4でもそしたら面白くって!」
「え? に、にかくどり?」
「V5611EF4あれ知らない? 二角取り?/W45EFe9m3麻雀牌を使う一人遊びなんだけど」
「い、いや知ってますけど何で……」
(な、なんで二角取りなんだ……/いきなりすぎないか!?/気にしたら負けなのかっ!?)
「V5702あ、森島先輩、W30EF3ここ取れますよ」
「V5612EF4わおFm3! W30EcF3ありがと棚町さん!」
「V5613Eoこれで大分楽になったわ〜。/W30EFe8やるわね棚町さん!」
「V5703Ecいえいえ、どういたしまして」
「V5704……EoFe8m7他にもありそうねEcW4Eh」
「V5614LdEFe3m4……Le」
(僕だけが違和感を感じているのかっ!?/ダーツバーに麻雀卓ってありなのか?)
「V5705EcW4EoF4あ、W30EF9ここはダメか……」
「V5615Nm君。W15ちょっといいかな?」
「え? は、はい……」
「ど、どうしたんですか先輩」
「V5616うん……」
(な、なんだろう……)
「V5617Eちょっとね、W30EF6お願いがあるの……」
「お、お願い……」
「V5618EF9うん……」
(うう、森島先輩がこんなに近くで……)
「V5619B80EF6あのね、/……驚かないで聞いて欲しいんだけど」
「は、はい……」
「V5620EF9……W30どうしても……W15触りたいの」
「え? ど、どこをですか……」
「V5621LdEF7……Le」
(どこなんですか先輩!?/ま、まさか口に出せないような……)
「V5622EF6た……」
「た!!」
「V5623EFe9m3棚町さんの髪の毛……」
「は?」
「V5624EFe8m1だから、棚町さんの髪の毛を触りたいの」
「薫の……髪の毛ですか?」
「V5625Eうん」
「な、なんでまた髪の毛を?」
「V5626EF9だって、この間写真で見た海外の可愛い/猫ちゃんそっくりなんだもん!」
「猫……薫の髪の毛が……ですよね?」
「V5627EFe4m3うん! EFe9長毛種でもふもふ〜って感じで、/W30EcすっごくふかふかしてそうなのEo」
「もふもふでふかふか……なるほど……」
「V5628B0EF9だからね、W30Ecお願い! W30EoNm君から/頼んでみてくれないかな?」
「そ、そう言われましても……」
(さすがにこのお願いは……怒るだろうな。/怒る……うん、激怒間違いなしだな)
(いったい、どんな目にあうのか……)
「V5629Eだめ?」
「ちょっと待ってて下さい」
「V5630EcF3うん! 待つ待つ!」
(と、とりあえず話題を一旦変えよう……)
「V5706Ld……Le」
「そ、そういえば何でダーツバーに/麻雀牌と卓があるんですか?」
「V5631EF4私は知らないけど……W45EF3棚町さんは?」
「V5707あたしも知らないです。W45EF7この間来た時は/なかったから、EFe9m3最近だと思うけど……」
「う〜ん、謎だよな……」
「V0200ミーがお願いしました」
「えっ?」
「V0201ハロー! エビバディー! ハッハー!/今日はグッディですねー」
「あ……」
「V5632あら、W15マイクさん……W30EF3だったよね」
「V0202イッエーーース! コールミーマイク!/W45皆さんお元気ですかー? W30Ecホウッ!!」
「V5633Ecええ、W15元気にしてるわよ〜Eo」
(以前森島先輩とダーツ勝負をした/怪しい人だ……また会うだなんて……)
「V5708LdE……Le」
「V0203B80EoF3また、W15会えましたねタフガイ……」
「お、お久しぶりです」
「V0204Eh相変わらずナイスガイですねぇ……」
「は、はは……そ、そうですかね……」
「V5634EFe3m4それでマイクさん。W30この麻雀セットは/W15マイクさんが準備したの?」
「V0205B0EcW4EoFe4m2イエーーース!」
「V0206EF2最近よく会うビジネスパートナーに/教わってマース!/ベリーエキサインティンッ!」
「V0207Ecあまりに面白いので、無理を言って/ナイスガイなマスターにお願いしました」
「V5635EF3へ〜、W30それは良い話ね」
「そ、そうですかね?」
「V5709EhNn、ちょっと……」
「ん、どうしたんだよ薫?」
「V5710EW3EoFe8m4この人」
「ん、何がだよ?」
「V5711EF8今日のリベンジ相手!/W30EF7ほら! W45EFe8m9Nnと同じくらい変人の」
「え? あ! そうなのか!/って、変人ってのはよせよ」
「V5712EFe9m3はいはい、W15わかったわよ」
「でも、そうか……なるほど、/マイクさんだったのか」
(うん……薫が圧倒されるだなんて/ちょっと信じられなかったけど、/マイクさんなら分かる気がする……)
「V5713EFe8m9今日もかなり圧倒されてるわ……/悔しいけどね」
「ってことは前回もこの調子か?」
「V5714Ehええ、W30思い出しても腹立たしいけど/W15完敗ね……」
「なるほどな」
「V5715EcFe4m2でも、W30今日はそうはいかないわよ。/W45EoF2なんせNnがいるんだからね」
「その期待には応える自信がないよ……」
「V5716EF8何いってんのよ!/W30Nnなら楽勝じゃないの」
「楽勝って……。/薫の中の僕はどんだけおかしいんだよ」
「V5717Fm2二人で行った遊園地を思い出して!」
「え? 遊園地って……」
「Ts3いやっほおおぉぅ〜っ!」
「Ts3遊・園・地! 遊・園・地!」
「ど、どうだ……」
「V4559うわぁ……」
「なんだよ、その反応」
「いやいや! あれを毎回求められても!」
「V5718EoF8毎回はこっちだってお断りよ。W45Fm2とにかく/今日はあのテンションでよろしく!EF2」
(そんなこと言われてもなぁ……/マイクさんを超えるだなんて……)
「V0208Ld……LeEF3ンフ」
「V0209EF2オーEEイェー……」
(と、とても勝てる気がしないよ……)
「V5719こら! W30Fm9圧倒されてんじゃないわよ。/W45EcW4Ehバシッと行くわよ!」
「い! 痛い! 背中叩くなよ……」
「V5720Ecハ〜イ! W30Eoリベンジマッチにきたわよ」
「V0210EF4リベンジ? W45EF3あー!/W30EF2ビリヤードのリベンジですね?」
「V5721Eええ、W15今日は自信あるのよね〜」
「V0211Ecワーオ! W30EoFe3それは楽しみですネー……/W30EF2OK! やりましょう」
「V5722Ecそうこなくっちゃ!」
「V0212EF4ウェイトウェイト! EF3今日はビリヤード/じゃなくてEcマージャンで勝負でーす」
「V5723EoF4えっ? W30ま、麻雀?」
「V0213EoF2イエス! W30Eエンジョイマージャン!」
「麻雀って言うと……メンバーは?」
「V0214EF4ジャスト4人いるじゃないですかー」
「森島先輩もってことですか?」
「V5636EF4え? 私も?」
「V0215EF2イエスッ! W30EcF3フフフ、W30彼女には/ミーがリベンジしたいですからね」
(そういえばダーツで勝負してたもんな)
「えーっと森島先輩は麻雀は……」
「V5637えーっと、W30EF3一応できるわよ」
「そうなんですか」
(なんか意外だな……)
「V5638EcFe4ちっちゃい頃はよく家でやったわね〜。/W30EoF3お兄ちゃんに教わったのよ」
「あ、家族麻雀ですか……/ほのぼのしてそうでいいですね」
「V5724Fm3そうね……」
「V5639EFe8ふりこんだら1枚ずつ脱いでいくって/ルールで、身ぐるみはぎあってたの!/W45EcF3楽しかったな〜」
「V0216EFe6m4ホワッツ?」
「V5725み、W30身ぐるみはぐ?」
「V5640Eoええ。W45EF4あれ?/W30そういうもんじゃないの?」
「V0217B90Ecオフゥ……W60EoFm3ベリーエキサインティングな/ファミリーですねー」
「V5726す、W30すごいわね……」
「V5641EF3そうかな?」
「そ、そうですね……」
(身ぐるみはがされている先輩か……)
(身ぐるみはがされるってことは……/生まれたての姿ってことだよな……)
(ぽろりどころか……まるだし……)
(生まれたてまるだし……)
(……)
「V5727ちょっとNn……。/W15EcW3Eo今外に出たら確実に捕まる顔してるわよ」
「V5642うんうん。W30びっくりするほどひどい顔!」
「そ、そんな……」
「V0218B0EF2イエスッ! W15ナイスガイでしたねー」
「き、気をつけます……」
「V0219EF3さて、W30残るはあなただけですが……」
「V5728棚町薫よ。W30もちろん麻雀はできるわ」
「V0220EcF3ワンダフォー……W45Eoこれで何も/問題ナッシングですねー、W45Ehでは早速……。/W30EcW4EoFe4m2マージャン、スタアアアアトEcF2!」
「V5643EF4あ、ちょっと待って。W30EF8ステイ!」
「V0221EoF4ホワッ!? W30EFe6何故ですか?」
「V5729どうしたんですか森島先輩?」
「V5644Fm4もうすぐ二角取りが終わりそうだから、/この牌を使うのは待って欲しいの」
「でもそれじゃあ……あ、そうか!/僕の持ってきた牌を使いますか?」
「V5730EF4え? W30Nn麻雀牌持ち歩いてるの?」
「ま、まあね」
「V5645EF3さすがNm君ね。W30なかなかマイ麻雀牌を/持ち歩く人はいないと思うわ」
「それほどでも……」
「V5731EcFe8m3さすがあたしが見立てた変人ね。/W30Eo頼りになるわ」
「う、うるさい!」
「V0222オッケーオッケー! W15Eoとにかくこれで/EF2エンジョイマージャン!」
「V5646Ec頑張るわよ〜」
「V5732EcF3頼んだわよNn」
「努力はする……」
(マイクさんのテンションを/超すテンション……)
(これはかなり難易度が高いぞ……)
(まあ、とにかく頑張ってみるか)
「V5733Ecやった〜! W30Eoリベンジ成功っ!」
「V0223Ecオマイガー……オマイガー……」
「V5647わお! W30EF3強いのね棚町さん」
「やるな薫……」
「V5734EFe7まあね〜。W30EF2あたしがちょーっと/本気になればこんなもんよEc!」
「毎回本気でやれよ……」
「V5735EoFe8m3いやいや、W30そしたら誰もあたしに/敵わなくなっちゃうじゃないFm2?」
「V5648Ecふふっ、W30Eoすごい自信ね〜」
「V0224Eo悔しいです……W45悔しいです……/W45EF8ガッデム!」
「V5736ふっふっふ〜。W45EoFe8リベンジの/挑戦はいつでも受け付けるわよ」
「V0225EF3オッケーイ! W30それじゃ早速……」
「V5737いいわよ〜? W30Eoビリヤードにする?/W30EFeそれともダーツ?」
「V5649あ! W15EF3ダーツ! W30Ecダーツがいいな!」
(薫のやつ大分ご機嫌だな……)
「V0226EFe6m4アーオ……W45EF6そういえばこの後、/ビジネスアポイントがありましたEc……」
「V5738あーら、W15それは残念。/W30EF2ま、W15いつでもどうぞ〜Ec」
「V5650EcF3どうぞどうぞ〜」
(何故か負けてるはずの森島先輩も/ノリノリでマイクさんをあおってる……)
「V0227EFe6m8オ!」
「お?」
「V0228EF8オトトイキヤガレーイ!!」
「え?」
「V5651おとといきやがれ?」
「V5739この場合は、W15覚えてやがれ、/W30EF9ってのが正解じゃないの?」
「V5652EF3本当! W30Ecおっかしい〜! あははは」
「V5740EcF3あははははは!」
(二人ともすっかり意気投合してる……/あっ! これはチャンスだ!)
「か、薫ちょっといいか?」
「V5741なによ〜、W30EFe8m7せっかく盛り上がってるのに、/W45EcFe2m3オトトイキヤガレーイ!」
「V5653Ecあはははは! 似てる〜!」
「い、いいから!」
「V5742EoFe9m2はいはい。W30何よ、W15まったく」
「V5743なんなの〜。W30Fm4お腹でも空いたの?/W15EFe3m6それとも下ったの?」
「違う! あのさ……」
「V5744EF4うん?」
「実は森島先輩なんだけど……」
「V5745EF3あー、W15結構面白い人ね。/W45Ecちょっと意外だったかも」
「だ、だろ? 面白いよな?」
「V5746Eoうん。W30で、W15それがどうしたの?」
「その面白い先輩なんだけどさ、/実は美容師を目指しているんだよ」
「V5747EF4へ〜、W30Fm3いいセンス。W45EF3ますますいいわね」
「そうなんだよ、いいだろ?/で、薫にお願いがあるらしくてさ……」
「V5748EF4お願い? 何?」
「是非、薫のスタイリッシュな髪の毛を/セットしてみたいって言ってるんだ」
「V5749EFe9えっ? W15髪の毛をセット?」
「う、うん、美容師の勉強として……」
「V5750Ecふ〜ん……W30Eo勉強ね……」
(美容師っても、犬のなんだけどね……/ま、嘘はついてないよな)
「V5751LdEc……Le」
(ど、どうだ……)
「V5752EoFe9m3ま、W15いっかな。W30今日の勝利の記念にね」
「おお! そうか! さすがだよ薫!/太っ腹だな!」
「V5753EcF3ほっほっほ〜。W30苦しゅうないぞ」
「よし! それじゃ早速……森島先輩!」
「V5654Ecふふっ、W30Eo悪巧みは終わったの」
「悪巧みなんてしてないですよ……/ほら、さっきお願いされた件ですが……」
「V5655Fm4うん? W45EFe9なんだっけ?」
「ほ、ほら、もふもふでふかふかをセット/する話ですよ」
「V5656EF4あ! W15EcF3うんうん! W30EoFe9m4ど、W15どうかな?」
「V5754EoF4もふもふ? W30EFe3ふかふか?」
「あ、いや、ちょっとこっちの話」
「V5657EF3髪の毛を触らせてくれるのね!/W30Ecありがとう〜棚町さんEo!」
「V5755EFe9m3は、はい……W15まあ今日は特別ってことで」
「V5658EcFe8m4さてと……W45EoFm3それじゃあ早速……」
「V5756EF4え? ここでですか?/W30セットするのに?」
(う、まずい……)
「V5659Eワオ! W15Ecセットまでさせてくれるのね!/ありがとう〜」
「V5757EFe9え? W15だってNnが……」
「V5660Eoじゃあさ! 私のお家に行きましょう。/W30EFe9ね? いいでしょ棚町さん」
「V5758EF6え、W45EFe9でも……」
「V5661EcF3レッツゴー!」
「V5759EF4あ、W30ちょ、W15EF9ちょっと……」
(あっという間に行っちゃったよ……/大丈夫かな薫?)
(……)
(まあ……うん、さすがに大丈夫だろう。/いくら森島先輩でもな……)
……こうして、不思議な面子での対局は/薫の勝利で終わった。
薫は当初の目的を果たせて終始笑顔で、/僕も一安心できたけど……。
でも、この後森島先輩の自宅でどうなるのか……。/それは今の僕には予想すら出来ない……。
……なAs0b0、なんか寒気がした。
「V0229ヴィクトルィィィィィィイイ!/W45Ecフーーーハッハッハッハ!」
「う、負けてしまったか……」
「V5760Ecんもーーー! W30Eoまた負けた〜」
「V5662マイクさん強いのね〜」
「V0230EoF2イイイイエッス! Ecオゥイエッス!/W60コーーールミーーーマーーーイクッEo!」
(す、すごい……/全身で喜びをアピールしている)
「V5761EF9も〜……」
「V5663EcF3あはははは、W60Eoすっごいテンションね」
「そ、そうですね……」
「V5762だいたい何やってるのよNnは!」
「え? ぼ、僕がなんだよ?」
「V5763いつものはりきりテンションは/どうしたのよ? 何してんのよ?」
「V5664EF4わお? W45EF3はりきりテンション?」
「な、何を言ってるんだよ」
「V5764もしかして森島先輩の前だからって/猫かぶってんの? W15Ecはっ、落ちたもんね」
「V5665え? そうなの?/W30Nm君は猫ちゃんをかぶってるの?」
「いや、そんなことは……」
「V5666そうよね……W30耳も尻尾も見えないしEc」
「V0231EF2似合いそうデスネー……」
「V5765おかげであたしの調子が狂いっぱなしよ!/W30だから流れに乗れないまま負けちゃった/じゃない、W30いつもの絶叫は?」
「V5667え? W30EF3絶叫しちゃうの? W30Ecすご〜い」
「V0232EFe3シャウトですか?」
「V5766自分のことを麻呂とも言わないし」
「V5668EF4え! 麻呂? 麻呂なの?」
「V0233EF4ジャパニーズウタマロ!?」
「あ、いやそれはたまたまというか……/1回だけ……」
「V5767隠さなくてもいいじゃないの」
「V5768だいたいいつもなら、/W15全裸で麻雀卓に乗るじゃない!」
「の、乗らないよ!」
「V5769くるくる回転もしちゃってさ!」
「V5669Eわぁ……W45全裸で……」
「V0234EcF3ローリング……」
「な、何言ってるんだよ薫!」
「V5770EoFe9照れなくたっていいじゃない。/W30自慢していい動きだと思うわよEc」
「V5670へ〜、W45なんだかすごそうね……」
「V0235刺激的ですねー……」
「いやいやいやいや!/ちょっと待って下さいよ!/何普通に受け入れてるんですか!?」
「V5771EoF7調子がいい時は伸ばした足がつま先まで/EF3ピンッ! って伸びててキレイなのよね」
「薫! お前いい加減に……」
「V5671EFe8m4見たい見たい! W45Ec絶対見たい!」
「V0236B0EF8まったくデース! すぐにキャストオフ/するべきデース!」
「えっ!? い、いやちょっと……」
「V5672ねえいいでしょ」
「せ、先輩……」
「V0237EF2カマァ〜ン……」
「ちょ、ちょっと来ないで下さいよ!」
「V5772Ecぷっ……」
「V5673あ! ま、待ってよ〜!/意地悪しないで見せてってばー」
「V0238ウェーーーイト! プリーーズ!」
「V5773あはははははははは」
「な、何笑ってんだよ! クソー」
「V5674逃げないでよ〜」
「V0239優しくしマース!」
「V5774あははははは! W15頑張れ〜」
(ほ、本当に勘弁してくれ……)
……こうして、不思議な面子での対局は/マイクさんの勝利で終わった。
薫の悪ノリのせいで大変な目にあったし、/最初の目的だった、/薫のリベンジは果たせなかったけど……。
なんだか機嫌も直って、/大笑いしてたし良しとするか。
「V5675私の勝っち〜。W30Ecふっふっふ〜」
「V5775Ecうわ、W45Eo森島先輩強いですね」
「V0240Ecオマイガーオマイガー……/W45Eoまたしても、負けてしまいました」
「またって? 前にも麻雀したんですか?」
「V0241E違いマース。W30ダーツで負けたのです……」
「あ、そういえばそうだった……」
「V5676Ecふふっ、W30Eo再戦はいつでも受けるわよ〜」
「V0242EF8ノー! W15Ec今のままでは駄目デース」
「V5776EF4どういうこと?」
「V0243EoF3ミーのマスターに/マージャンを鍛えなおしてもらいまーす」
「え? マスターって?」
「V0244EFe4シショウでーす」
「V5777EF7シショウ? W45EF4あーW15EF3師匠のこと?」
「V0246EF2イエース! W30マイマスターデース!」
「V5677へ〜、W30麻雀のお師匠さんか〜。/W30なんだかすごそうだね」
「V5778EFe8本格的な感じね」
「V0247Ec本格的セッタイマージャンをいつも/してもらってマース。W15ベリーハードデス」
「え? そ、それって……」
「V5678EFe9m3接待麻雀って、W30駄目なんじゃないの?」
「V5779EcF3あはははは、W15面白い人みたいねEo」
「V0248EoF4面白い人? W45EF7そうですねー……/W30B80EFe7m3ホットトークでEF3ナイスガイですね……」
「V5679EFe4m3へ〜、W45EF3何だか面白そうな人!」
「V5780Eホントホント、/W30会えるなら、W15ぜひ会ってみたいな」
「V0249EF7オーゥ……W45EFe6それはムズカシイ問題ですね」
「そうなんですか?」
「V0250E彼は、W30キビナレイクの側にある、/W15ビッグキャッスルに住んでマース……」
「V5680EF4あ……」
「V5781えーー! W15EF2あそこなんだ!」
「薫知ってるのか?」
「V5782EFe8m7うん! W30バイト仲間がこの間/配達にいったらしいんだけど……」
「V5681EF3うんうん、W30どうだったの?」
「V5783Ehすっごくおっきいお屋敷で、/W15庭もとんでもなく広くて、W15犬が何匹も/放し飼いになってるんだってEcW4Eo」
「V5682え? W15犬が放し飼いなの! W30EF3すごい!」
「V0251EF3イエス。W45ドーベルマンがいっぱいデース。/W45B100EcFe8m6ベリーデンジャEhFm3ラァス……」
「V5683EFe3m4えっ、どうして? W15EF8危なくないでしょう!/W30可愛いワンちゃんがいっぱいだなんて/すごく素敵じゃないEc! W45EoF3ねえNm君?」
「い、いやドーベルマンは可愛いというか、/なんというか……」
「V5784確かに可愛いよりは勇ましいって感じね」
「V5684Eねえマイクさん、/W15ワンちゃんは何匹くらいいるの?」
「V0252そうですねー……」
「V0253E1、2……W60EF35ですね!」
「V57855匹も? W455匹もいるの!/W45EFe9m2さすがお屋敷って感じねぇ、W45Ecいいなぁ」
「V0254EF4アーオ! W15EFe6m3忘れてました、/W15この間子犬が産まれたので6ですねEF2」
「V5685ええっ! こ、子犬が産まれたの!?」
「V0255Eイエース。W45EoF3一生懸命親犬を追いかける姿が/Ecヴェリーキュ〜ト……」
「V5686EFe9m3い、W15いいなぁ……W15見たいなぁ」
「確かに見たいですね」
「V0256EoF4それはデンジャラスデース」
「V5687EFe8m4えー! なんでー?/だって可愛い可愛い子犬ちゃんでしょ」
「V0257EFe6m7ええ、W30子犬は小さくて可愛いですが、/許可なく近づくと……W60EF8バウッ!!」
「わっ!?」
「V0258噛みつかれちゃいマース……Ec」
「V5688EF9ええー……W30でも見たい〜!/W45Ecどうしても触りたい〜!」
「V0259EoF6危ないデース」
「V5689EoF8むむむ……」
「そ、それなら僕が先輩を守りますよ。/その間に子犬を触って下さい」
「V5786へ?」
「V0260EF4ワッツ?」
(あ、あれ? 何か変なこと言ったかな?)
「V5690B80EFe9m3あ、W30ありがと……」
「い、いえ……別にそれほどでも……」
「V5787EFe8m3ちょっとちょっと、W30ずいぶんNn/らしくない感じじゃない?」
「そ、そんなことないだろ?」
「V5788妙に格好いい……W45EcF4格好つけてる感じで/EoFe9m3違和感あるわよ?」
「ほ、ほっといてくれ」
「V0261B90EF3ナイスガイですねー……」
「ほ、ほっといて下さい」
「V0262B0EFe6m4オーゥ! W15EF6つれないですねー」
「あ……す、すみません……」
「V5691……B0Ecくすっ」
「V5789……Ecふふっ」
「V5692ふふふふ」
「V5790あははははは」
「V0263EcF2フゥーッハッハッハ!」
「は、はははは……」
「V0264Eoいやぁ、今日は本当にグッディです」
「V5791EoFe9ホント、面白いわ」
「V0265EFe3今日の勝負を記念して、/今度お願いしてみまーす」
「V5693Eo何をお願いするの?」
「V0266EF2子犬見学ツアーでーす」
「V5694EF4え? W15ほ、W30EF3本当?」
「V5792EF4あのお屋敷に入れるの?」
「V0267Ecご期待くださーい。W30……Eoふふっ」
「V5695Ecやったー! W45Eo待ってる!」
「V5793期待してるわよ」
……こうして、不思議な面子での対局は/森島先輩の勝利で終わった。
どうなることかとちょっと不安だったけど、/振り返ってみたら楽しい対局だった。
……それから数日後、/マイクさんがとりなしてくれたおかげで、/お屋敷の子犬を見に行くことになった。
笑っちゃうくらい大きい屋敷には、/本当にドーベルマンが放し飼いになっていた。
森島先輩はお屋敷の一人娘だという小さい/女の子と一緒に大喜びでかけまわっていた。
子犬と、女の子とひたすら遊び倒した先輩は、/すごく満足気で、常に笑顔で過ごしていた……。
「V5696あ〜ん、負けちゃった……W45Ehでも……」
「V5794Eく、W30Ec悔しい〜……/W45Ehけど、W30EoNnさ……W60EcFe8くくく」
「V0268Ecまったく麻雀になりませんデシター。/W45Eoナイスガイ過ぎですネェ〜……」
「V5795EoFe9m2きょ、W15今日、W30いったいどうしたのよ?」
「これが僕の天命……。/天を目指し昇りゆく竜のごとく、/勝利の階段を登りつめる……」
「V5697EcW4EoF4えっ……」
「V0269EF4ワーオ……」
「V5796EFm3ぷっ……」
「常に勝者として歩み続ける僕の運命……。/いわゆるディスティニィ……」
「V5698……EFm3ぷっ」
「V0270LdEFm3……Le」
「V5797EcFe8あははははは! W15EoFe9なんなのそのポーズ!」
「V5699EcFe9あはははは! Nm君面白い〜」
「V0271EcF2ビューリホォー」
「V5798EcFe8m5ひーーー! EhF8な、EcW4EoFm2なんで七三分けに/しながら、EFe9m5後ろ髪をいじってるの!/EcFe2あははははははは! EoFe9m8馬鹿丸出しEcFe8m2!」
「今度戦場で出会ったら命のやりとりに/なるぜ? 足をあらいな……あばよっ!」
「V5700ああー行っちゃった! W45あはははは!/面白〜い! W45ひびきにも見せた〜い!」
「V0272セクシーガーイですね……」
「V5799あはははは! W45ちょ、ちょっと!/ま、待ってよ! W60あははははははは」
「V5701あー、お腹痛い……W45もう、W30Eh参ったなぁ」
「V0273Ec本当、W30参っちゃいマース」
「V5702困っちゃうよね?/麻雀中にあんなことされちゃったらEc」
「V0274B90EFe6m3イエス……。W30セクシー過ぎて、/W15とてもシュウチュウできないデース……/W45Ec罪作りガイでーす……」
「V5703EoFe3m4あ……」
「V0275B0EoFe3m7どうしたんデース?」
「V5704EFe9m3Nm君……/W30上着とか置いて行っちゃった」
「V0276EF4オォウ……W30さすがデース」
「V5705E仕方ないなぁ、W30Eo面白い物をみせてくれた/お礼に、W15EF3Ec届けてあげますかEc」
「V0277EFe2m3イイデスネー。W15EFe6是非行きましょう〜」
「V5800あはははは、ちょっと待ってよ〜」
「チューーレンポートーーーッ!」
「はぁ、はぁ……ついてきちまったのか?/この血ぬられた麻雀騎士に?」
「V5801EcFe3あはははははは! W5EoFe8もう最高っ!」
「ふっ、まったく麻雀の役作りだけでも/手いっぱいなのに、罪まで作らなきゃ/いけないとはな……やれやれだぜ?」
「V5802EFe9やっぱ、W30Nnただもんじゃないわ」
「ちょっと本気を出し過ぎちまったな」
「V5803あははは! W30Eoホントすごいね今日は、/W30EFe8もう言うこと無しよ!!」
「V5804EcFe9m3まさか対局中、……W45EoFe7あがる度に一枚ずつ/服を脱いで踊るとは……W45EFe9さすがのあたしも/想像すらしてなかったわ」
「惚れるなよ? 火傷じゃすまないぜ?」
「V5805くすっ、W30EoFe9ちょっと惚れちゃいそう」
「え?」
「V5806だってさ……W30EFe6あたしの無茶なお願いを/聞いて、W15Ec全力で戦ってくれて……」
「お、おう……」
「V5807EoF2それで、W15Ecちゃんと勝っちゃうんだもん。/W60EoFe9ちょっと感激しちゃったかも」
「そ、そうか……」
「V5808どんなことでも……/W30EcFe9強い男って……W30Eo格好いいよね」
「薫……」
「えっ!?」
「V5809てんきゅ、Nn……」
「か、薫……」
「V5810ふふっ、W45Eo上半身裸じゃ風邪ひいちゃうよ。/W60EFe9このジャンパー貸しておくね」
「え……あ、ああ……」
「V5811またね!」
「お、おい!」
(なんだよな……。いきなり……/キ、キスなんてして)
(仕方ない、僕も帰るか……)
……こうして、不思議な面子での対局は/僕の勝利で終わった。
薫からされたお礼のキスのおかげか、/なんだかその日は夢心地のまま眠ってしまった。
(ふぁ〜……)
(……)
(あれ……。昨日の麻雀って……)
(……夢、じゃないよな)
(よ、よくよく考えると……/僕ってとんでもないことしたんじゃ……)
(……ね、寝よう! もう一度寝よう!)
(そうだ! 押し入れで寝よう!)
「ごめん、待たせちゃったよね」
「V5605EF2だ、W45Ec大丈夫です!/W45EoFe6m3その……W30私も今きたばかりなので」
「そっか、それならよかったよ。/じゃあ帰ろっか」
「V5606EcF2はい!」
(……さて、/今日は中多さんとどこに寄って帰ろう)
(けっこういろいろな場所に行ったし、/中多さんも輝日東のことには大分/詳しくなったんじゃないかなぁ……)
(まだ教えていない場所というと、/レアなお宝本が売ってる穴場とか……)
(い、いやいや! そんな場所に/中多さんを連れて行くわけには……)
「V5607あの……せ、先輩」
「……ん?」
一年生
「V5608その……W30今度の休日に、/W30なにかご予定ってありますか?」
「ん? 特に用事はなかったと思うけど」
「V5609EFe4じゃ、W15じゃあ、/W30EF6その……W60Ecもしよければ一緒に……」
「す、すみません!/用事があるので失礼します!」
???
「V0900ちょ、ちょっと待って!」
「V5610EoF4え?」
「ん?」
「V0901少し話を聞くだけでいいから……」
「し、失礼します!」
「V0902あっ……」
「あれは……塚原先輩?」
「V5611なにか熱心に話しかけていたみたい/ですね……」
(相手は逃げちゃったみたいだし、/なんだか落ち込んでるように見えるけど、/いったいなにがあったんだ?)
「ごめん中多さん、/塚原先輩と少し話をしてもいいかな?」
「V5612EFe3あ……W15EF3は、はい」
「塚原先輩?」
「V0903EF7えっ!? W45EF1あっ……Nm君」
「V5613……こ、こんにちは」
「V0904EF3あら、W30中多さん……W30Ecこんにちは。/W60Eoもしかして二人で帰るとこなの?」
「V5614B90EF4あっ……W30EFe9m3は、はい」
「V0905Ecふふ、W30そっか」
「あの……塚原先輩は、/こんなところでなにをしてるんですか?」
「V0906SpEoF6そ、W15それは……W30その……Sd」
「V5615B0Fm4い、W15一年生の子に……/W30話しかけていたみたいですけど」
「V0907Ecはぁ……W75Eo見られちゃったみたいね」
「はい、それで少し気になって……/なにかあったんですか?」
「V0908Fm3別に……W45私の顔を見たとたん、/話も聞かずに逃げ出しちゃっただけよ」
「V5616EF4え?」
「V0909EF3ただ水泳部の勧誘をしようとしてた/だけなんだけどね」
「そ、そうなんですか……」
(ま、まぁ、塚原先輩が真剣な顔で/近づいてきたら相当の迫力があるからな)
「でも、なんでこんな時期に/部活の勧誘なんてしてたんですか?」
「V0910EF1こんな時期だから……よ」
「V0911EoF6……七咲だけなの」
「V5617EF4え?」
「V0912Ec私が勧誘をして、/W15EoF1水泳部に入部したのは七咲だけなの」
「そ、そうなんですか?」
「V0913EFe6m3今まで数え切れないくらいの人に/Ec声はかけてきたんだけどね……」
(もしその数え切れない人たちに、/さっきの子みたいに逃げられていたと/したら……)
(ううっ……想像しただけでも、/塚原先輩がふびんすぎるよ)
「V0914EFe3m6だから私が卒業するまでに、/W15Fm3せめてあと一人くらい入部させたいのよ」
「V5618EF9そ、W30そうなんですか……」
「それにしても、なんで急にこんなことを/しようと思ったんですか?」
「V0915EF6うっ……」
(あ、あれ?/もしかして、聞いちゃいけないことを/聞いちゃったのかな?)
「V0916……Eoはるかにからかわれたの」
「森島先輩に?」
「V0917EF1最初は七咲のタイムが縮んだって話を、/はるかにしてただけだったんだけど……」
「V5619逢ちゃん、W45がんばってるんだEc……」
「うん、相変わらず七咲はすごいな」
「V0918EF3そうね。W30七咲は人より努力もするし、/W15小さい頃から水泳をやってたお陰で/呑み込みも早いのよ」
(昔から水泳をがんばり続けてきたから、/七咲は期待の新人なんて言われるん/だな……)
「V0919……Eだから七咲は、高校でも最初から/水泳部に入るつもりだったってことを/はるかにもその時話したの」
「V0920EF6そしたらはるかが……/W45『もしかしたら、ひびきの勧誘で入部/した子って一人もいないの?』って」
「V5620EFe9m4あっ……」
「V0921Ecその後、W45はるかの勧誘で水泳部に/入部した子の自慢をされて……」
(も、森島先輩も、/わざわざ言わなくてもいいのに!)
(いつも塚原先輩にからかわれてるから、/ここぞとばかりにやり返したんだな……)
「V0922EoFm7結果、W60こんなことになったのよ」
「V5621EF9そ、W30そうだったんですか」
「V0923ええ……」
(いつもの塚原先輩なら、/誰になにを言われても軽く流しちゃい/そうだけど……)
(森島先輩が相手のときだけは、/ついムキになっちゃうのかもなぁ)
「V0924EF3そういえば……/W90中多さんは部活に入ってないわよね?」
「V5622EF4は、W30EF3はい……」
「V0925水泳に、W30Ec興味はないかしら?」
「V5623EF4え?」
「V0926Eoもしよければ……/W30これから見学しにプールへ来ないEc?」
「V5624EFe5ええっ!?」
「ちょ、ちょっと塚原先輩!?」
「V9181ねぇ、そこのあなた!/W30どうせならパソコン部に入部しない!?」
「V0927EoF7ん?」
「V5625EFe3え?」
「香苗さん!?」
「V0928……Eな、W30Eなに?」
「V9182もし部活を始める気なら、/W15Ecパソコン部の方がいいと思うわよ」
「V5626EF4え?」
「V9183Eoあなた運動が苦手そうじゃない?/W15それなら、文化部に入るべきよ」
「V5627あうっ……」
「V9184Eパソコン部なら部屋の中でのんびり/作業するだけだから、W30EF3運動が苦手な人でも/きっと楽しめるわ」
「V0929EF1……ちょっと待って。/W30いろいろ聞きたいことはあるけど、/W15パソコン部なんてうちにあったかしら?」
「僕も初めて聞きましたけど……」
「V9185EFe9まぁ、W30まだできたばかりだからね。/W45Ec知らなくても仕方ないわよ」
「V9186EoFe8でも、見てなさい!/W30私が卒業するまでに知名度も実績も/一流の部にしてみせるんだから!」
「す、すごい自信だね」
「V5628Fm4は、W30はい……」
「V0930Eもしかして、あなたが部長なの?」
「V9187EcF3はい! W45Eo申し遅れましたが、/パソコン部部長の伊藤香苗です」
「V0931E私は水泳部部長の塚原ひびきって/言うんだけど……」
「V9188EFe4はい、W30EF3もちろん先輩のことは/知っています」
「V9189Ecそれに、W15あなたは中多さんよね?」
「V5927え?」
「あれ? 中多さんのこと知ってるの?」
「V9190Eo噂ではよく聞いてたからね。/W45EFe8悩殺ボディの社長令嬢が転入したって」
「V5629EFe5ええっ!?」
(た、確かに間違ってはいないけど、/いつの間にそんな噂が……)
「V9191EF3そんなわけで、W30Ecどう中多さん?/W30パソコン部に入部してみる気はない?」
「V5630EF9わ、W30EF6私、W15パソコンはできないので……」
「V9192EoF9ん〜……W45EF4あっ、そうだ。/W45EF3中多さんのお父さんの出版社から、/パソコン雑誌が出てるじゃない?」
「V5631EF9は、W45はい……」
「V9193Ec私もよく読んでお世話になってるから/知ってるんだけど……」
「V9194EoFe9もし中多さんがパソコンを覚えたら……/W30お父さん喜ぶんじゃないかなぁ?」
「V5632EF4あっ……」
「V9195EF3雑誌に『プレジデントチェック!』って/ミニコーナーもあるくらいだし、/一緒に話ができたらうれしいと思うわよEc」
(確かに自分の娘と趣味の話ができたら、/お父さんはうれしいだろうなぁ……)
「V9196Eoまぁ、そういうことだから、/W15パソコンのことがわからなくても/こっちは大歓迎よ」
「V5633EFe9m3は、W45はい……」
「V9197EF9ねぇ、どうかな?/まずは体験入部からでいいからさ」
「V0932Ecちょっといいかしら?」
「V9198EFe3m4ん? W15どうかしましたか?」
「V0933Eo中多さんを先に部活に勧誘しようと/したのは私なんだけど」
「V9199EF4あっ……」
(や、やっぱり塚原先輩は、/中多さんを入部させる気だったのか)
「V0934ねぇ、中多さん。/さっきは言いそびれちゃったけど、/水泳部に入部する気はないかな?」
「V5634……す、水泳部ですか?」
「V0935EoFe6水泳部には私や七咲もいるし、/W45EFe3他の部活よりは過ごしやすいと思うわよ」
「V5635Ld……LeFm3そ、そうですね」
「V9200じゃ、じゃあパソコン部に入れば、/いくらでもお菓子を食べていいわよ!」
「V0936Ecお菓子を食べるのが目的なら、/茶道部に入った方がいいと思うけど?Eo」
「V5636そ、W30そうなんですか?」
(塚原先輩は茶道部がお菓子を食べるのが/目的の部だと思ってるのか!?/ま、まぁ……間違ってはいないけど)
「V9201EoFe8m4いえ、茶道部じゃだめですよ!/W45桜井って女の子が、部室にあるお菓子は/一人で全部食べちゃいますから!」
「V5637ええっ!?」
「V0937EF6そ、そうなんだ……/それは知らなかったわ」
(か、香苗さん……/いくら梨穂子が食いしん坊だからって、/そんなの梨穂子が聞いたら泣いちゃうよ)
「V0938EF3でも、W30そもそもお菓子って/パソコン部と何も関係ないわよね?」
「V9202EF4そ、W15EFe8m4それはそうですけど!」
(二人とも入部させることに夢中で、/中多さんが怯えてるのに気づいてないよ)
(このまま放っておいたら、/中多さんがますます女の先輩が苦手に/なっちゃうかもしれないし……)
「ふ、二人とも少し落ち着いて下さい!/中多さんが怯えちゃってますよ」
「V5638ENm先輩……」
「V0939あっ……」
「V9203……EF9ご、ごめん。/少し興奮しちゃってたわ」
「中多さんはどう?/どっちかの部に体験入部したい?」
「V5639F6わ、W15私はその……」
「V9204……Fm8お願い、中多さん!/パソコン部の未来のために!」
「V5640Ehうっ……」
「V0940……中多さん、/W30卒業前の心残りを晴らさせて」
「V5641あうっ……」
「V9205EF9中多さん!」
「V0941……Ec中多さん」
「V5642Ehううっ……」
(こ、このままじゃ勢いに負けて、/両方の部に入部しちゃいそうだよ!)
(どっちも引き下がりそうにないし、/なにかいい解決法を考えないと……)
「V9206EFe8m4こうなったら塚原先輩、/W30中多さんをかけて正々堂々と勝負して/決めるのはどうです?」
「しょ、勝負っ!?」
「V0942……いいわよ、受けてたつわ」
「V5643ええっ!?」
「V9207EF7じゃあ勝負内容は……/W60EF3タイピングの早打ちなんてどうです?/W45Ec今すぐ勝負できますよ」
「V0943EFe6m3それも悪くないけど……/W45EFe3どれだけ水中で息を止めていられるか/競うのも、W30分かりやすくていいわよEc?」
(ふ、二人とも勝負内容がすでに/正々堂々じゃないよ……)
(また中多さんは置いてかれてるし、/少しでも中多さんが意見を言いやすい/雰囲気にしてあげたいけど……)
「あっ……そうだ!/中多さんは麻雀を打てる?」
「V5644Eて、点数計算以外ならEFe6m3一応……」
「V0944EoF7あら、W45意外ね……/W30中多さんが麻雀を打てるなんて」
「V5645Eそ、W45その……W60小さい頃にお父さんと、/W30大好きだったアニメのポンジャラで/よく遊んでて、W30その流れで麻雀も……」
「V9208EF3あ〜……W30なるほどね。/W45子供の頃にポンジャラをやってた人は、/W15麻雀を理解するのも早いのよね」
(そういえば……/梨穂子もポンジャラをやっていたお陰か、/すんなり麻雀のルールを覚えたよな)
「塚原先輩は確か麻雀打てますよね?」
「V0945Eええ、W15打てるけど……/W15どうしてNm君が知ってるの?」
「七咲と一緒に打ったとき、/合宿で先輩から教わったと聞いたんです」
「V0946EF7あっ、W30七咲と打ったことあるんだ」
「先輩も高校の合宿で覚えたんですか?」
「V0947EcFe1m3ううん、W45Eo私は中学校の水泳部の合宿で、/先輩から教えてもらったのよ」
「V9209EFe8m3中学の頃から打っていたなら……/W30なかなかの実力ってことですね」
「V0948Ecさぁ、W30それはどうかな?」
「V0949EoF7それより……W30どうして突然、/麻雀の話題なんてだしたの?」
「その……中多さんの体験入部を/かけた勝負は、麻雀にしませんか?」
「V5646LdEF4……Leえ?」
「ほら、ちょうど今4人いますし、/文化部の香苗さんと運動部の塚原先輩が/互角に勝負するには麻雀が一番ですよ!」
「V9210Ecなるほど……/W30Eo確かに麻雀は公平かもしれないわ」
「V0950EF3……そうね」
「それでもし中多さんが勝ったら、/体験入部をするもしないも中多さんの/好きなようにしていいですよね?」
「V5647EFe6m3Nm先輩、W30私のために……」
「V0951Eええ、W15それでいいわ。/W45でも、W15肝心の雀牌はあるの?」
「はい、それは大丈夫です!/こうしていつも持っていますし!」
「V0952SpEF1……なんで雀牌を持ち歩いてるのSd?」
「V9211EFe9m3本当にいつも持ってるのねぇ」
「それじゃ、さっそく始めましょうか!」
「V9212EF4あっ、ちょっと待って」
「V0953EF7……どうかした?」
「V9213Nm君は麻雀に参加する必要/ないんじゃない?」
「へ?」
「V0954E……そういえばそうね。/W30Nm君が打つ理由がないわ」
「そ、それは……」
(し、しまった……/打つのが当たり前だと思ってたから、/なにも理由を考えてなかったよ)
「じゃあ、残念だけど/今回の麻雀は3人打ちで……」
「V5648EF9Nm先輩……」
(うぐっ……/こんな目で見つめられちゃったら、/放っておくことなんてできないよ!)
(考えろ……考えるんだNn!/この麻雀に参加する理由がきっとなにか/あるはずだ!)
(水泳部部長の塚原先輩に、/パソコン部部長の香苗さん……/その二人に対抗するには……そうだっ!)
「僕もこの麻雀に参加します!」
「V5649EF4せ、W30EcF2先輩!」
「僕は……帰宅部部長として、/この麻雀に参加します!」
「V0955EF6き、W15帰宅部部長?」
「V9214EcF3あはははは、W15なによそれ?/W45EoさっすがNm君ね」
「V0956EF1じゃあ、W30もしNm君が勝ったら、/W30中多さんは帰宅部に体験入部するって/ことでいいの?」
「は、はい! もちろんですよ!」
「V9215Ecふふっ、W15面白くなってきたじゃないEo」
(よ、よ〜し!/帰宅部部長を名乗ったからにも、/この勝負は負けられないぞ!)
「V5650か、W60勝っちゃいました」
「すごいじゃないか中多さん!」
「V9216Ecあっちゃ〜Eo負けちゃったか」
「V0957Ecはぁ……残念」
(運もあったと思うけど、/この二人相手に中多さんが勝つなんて/驚いたな……)
(いや、でもこれで中多さんが無理して/体験入部する必要もなくなったし、/よかったじゃないか!)
「V0958EoFe1m3それじゃ中多さん、/W45一応聞いておくけど体験入部したい/部活はあるかな?」
「V5651EF9そ、W30その……」
「V9217EcF3ふふ、W30Eo遠慮なんかしないで、/W30嫌なら断ってくれていいのよ?」
「V5652わ、W30私は……」
「ん? どうしたの中多さん?」
「V5653Ec私は……/W90EoF8帰宅部に体験入部したいです!」
「ええっ!?」
「V9218なるほど……W30Ecそうきたか」
「V0959EcF3ふふ、W15そっかEo」
「V5654EF6……だ、W15駄目でしょうか?」
「いや、駄目ではないけど……」
(ど、どうしよう?/まさか帰宅部に体験入部するなんて、/考えてもみなかったよ)
「V0960じゃあ、W30私は部員の勧誘に戻るから、/W30Nm君は帰宅部をがんばってね」
「えっ!?」
「V9219中多さん、W30いつでもパソコン部に/来てくれていいからねEc!」
「V5655Fm3……あ、W30ありがとうございます」
「……」
「V5656LdE……Le」
「さ、さて! それじゃ、/帰宅部の体験入部を始めようか!」
「V5657EFe6m2よ、W30よろしくお願いします!」
(ど、どうしよう!?/改めて帰宅部として活動するなら……/いったい何をすればいいんだ!?)
(そもそも帰宅部なんだし、/いつも通り帰宅するのは当然だよな)
(ん? そういえば……)
「あ、あのさ、中多さん。/なんだかドタバタしちゃって、/少し遅くなっちゃったけど……」
「今日は約束通り一緒に帰らない?」
「V5658EF4え?」
「もし中多さんの寄りたい場所があれば、/寄り道して帰るのもいいしさ」
「V5659Nm先輩……」
「二人で楽しく下校できたなら、/帰宅部としては充分だと思うんだよ」
「V5660EFe2m3そ、W30そうですね……」
「それじゃ、帰ろっか」
「V5661EcFm2はい!」
(ん〜中多さんはなんだか楽しそうだから/いいかもしれないけど……)
(せっかく帰宅部を選んでくれたんだし、/帰宅部らしいことをしてあげたいよな)
(帰宅部らしいことか……)
「V5662Nm先輩、W60Fm4どうかしましたか?」
「……うん、決めたよ中多さん」
「V5663EF4え? な、なにをですか?」
「まず……中多さんは今から、/僕のことを部長と呼ぶように!」
「V5664Eぶ、W30部長……W30ですか?」
「ああ、そうだ!」
「今から帰宅部部長の僕が、/立派な帰宅部の下校というものを/中多さんに教えてあげるよ!」
「V5665EFe2m1は、W60EF2はい! W45Ecよろしくお願いします!」
「よし……まず帰宅部というのは、/通学路の四季の変化を楽しむ部活なんだ」
「V5666四季を楽しむ……Ecですか。/W60Eoすごく優雅な部活なんですね」
「うん! たとえばこの季節なら……」
「温かい物を食べながら、/雪景色を楽しみつつ下校するとかだな」
「V5667EF4な、W30なるほど……W60EF3なんだか風流です」
「今日は残念ながら雪は降ってないけど、/せめて温かい物を食べて帰ろうか」
「V5668EFe2m4は、W30EcF2はい部長!」
「V5669今日はなにを食べて帰るんですか?」
「ん〜そうだなぁ……/肉まんや焼き芋もいいけど……ん?」
(向こうから走って来る屋台の車は……/ま、間違いない!)
「中多さん! このタイミングでこの屋台に/出会えるなんて、僕等はラッキーだ!」
「V5670EF4へ? W15EFe9m7い、いったいどういう……」
屋 台
Ti0Ts1/Ts2        Ti2……ブロロロロロッ
「ぎょ〜うざ〜ぎょうざあ〜♪」
「とってもジューシー肉ギョーザ、/ピリッとスパイシーカレーギョーザ、/さっぱりヘルシーごぼうギョウザ♪」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ブロロロロロ……
「V5671い、W30今のは……」
「ふふ、驚いた?/今日はあれを買って帰ることにしよう!」
「V5672い、W15今の車って……/W90EFe8ギョーザの屋台ですよね!?」
「うん、たま〜にこの道を通るんだよ」
「V5673EF3ギョーザの屋台なんて、初めて見ました」
「僕も初めて見たときは驚いたけど、/今じゃこの季節にかかせない光景だと/思っているよ」
「ギョーザもその場で焼いてくれるから、/焼きたてで本当に美味しいんだ」
「V5674EF9あ、あの……」
「味も全種類おすすめだから、/一度は全部食べてみた方がいいね!」
「V5675ぶ、W30Fm8部長!」
「ん? どうかした?」
「V5676EFe6m7あ、W30あの……W90早く車を止めないと、/W15どんどん遠ざかっちゃってます」
「ああっ!? し、しまった!/急いで屋台を追いかけるよ中多さん!」
「V5677EF4は、W45EF8はい!」
「V5678ギョーザ屋さ〜ん、待ってくださ〜い!」
「お〜〜〜いっ! 待ってくれ〜!」
……こうして、/帰宅部として充実した帰宅をするため、/中多さんと二人でギョーザ屋さんを追いかけた。
「V9220Ecよしっ! 私の勝ちね!」
「V5679Ecあっ……」
「V0961Ecはぁ……W60Eoまさか負けちゃうなんて」
「V9221Eoそれじゃ、中多さんは約束どおり、/W15パソコン部に体験入部してもらうわね」
「V5680……は、はい」
「中多さん……」
「V9222Ecじゃあね、Nm君」
「V5681Nm先輩……」
「V0962Eはぁ……W30EF1残念だけど、/W30負けちゃったなら仕方ないか。/W45EF3じゃあ、私はまた勧誘に戻るわ」
「あっ……け、健闘を祈ってます!」
「V0963ええ、W45Ecありがとう」
「僕も帰ろうかな……」
(……中多さん、/すごく不安そうだったな)
(これで本当にいいのか?/中多さんを置いて一人で帰って……)
(……いや、/あんな悲しそうな顔してたんだ!/このままでいいわけがないよ!)
「香苗さん、ちょっと待って!」
「V9223ん? どうしたのNm君?」
「中多さんを体験入部させるのは、/やっぱり諦めてくれないかな?」
「V5682EF4Nm先輩……」
「V9224EFe8m4……そうはいかないわ。/これは正々堂々勝負した結果じゃない」
「それはわかってるんだけど……」
「V9225EF9パソコン部はまだできたばかりで、/部員の数がすごく少ないのよ」
「V9226EFe8m4だから多少強引な方法であっても、/部員が増えるのなら私は喜んで使うわ」
「香苗さん……」
(香苗さんはきっと必死な思いで/パソコン部を作ったんだよな……)
(新しい部員が手に入るチャンスを、/みすみす棒に振るわけないよ……)
「V9227じゃあ、行きましょうか。/Ec中多さん」
「V5683Fm4あっ……」
「じゃ、じゃあ!/僕が中多さんの代わりに/パソコン部に体験入部するよ!」
「V9228Nm君が?」
「……うん、だから中多さんはこのまま/帰してあげてほしいんだ」
「V5684EF6せ、W45先輩……」
「V9229確かNm君はパソコン経験者よね?」
「うん、家にパソコンもあるよ」
「V9230……W90EoFe9わかったわ。W30可愛い子も歓迎だけど、/W15Ec経験者も大歓迎だからね」
「ありがとう、香苗さん!」
「V9231中多さんももし興味が沸いたら、/W15Eoいつでもパソコン部を訪ねてきて/いいからね」
「V5685EF9……は、W30Ecはい」
「V9232じゃあ、W30Ecさっそくパソコン部の部室へ/向かいましょう!」
「V5686Nm先輩……私のために……」
「気にしないでよ、中多さん。/僕が自分で望んだことなんだからさ」
「V5687Ecううっ……せ、先輩」
「それじゃ行ってくるよ……/中多さん、気をつけて帰ってね」
「V5688Eo先輩こそ……/W45どうか、W30気をつけてください」
「……うん、ありがとう」
「V9233ちょっと……/W15まるで私が悪役みたいじゃない」
「あ、あははは……」
「V9234EFe4さぁ、着いたわよ!/W45EcF3ようこそパソコン部へ!」
「おおっ!? す、すごい!/こんなにパソコンを集めたの?」
「V9235ふふ、W30なかなか壮観でしょ?/W30普段はもう少し部員もいるんだけどね」
「いや、想像していた以上だよ……」
Ti0Ts1/Ts2   Ti2カタカタカタカタカタカタカタカタッ
(パソコンもすごいけど、/部員の人達もなんだかすごいな……)
(この近寄りづらい雰囲気からして、/すでに素人とは次元が違うよ!)
(さっきから誰も一言も話さないで、/一心不乱にキーボードを打ってるし……/ま、瞬きしてない人は大丈夫なのか?)
「V9236じゃあ、Nm君も/W15さっそくパソコンをさわってみる?」
「う、うん!」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2カタカタカタカタ
「V9237へぇ〜……/W45やっぱりキータッチは手馴れたものね」
「そ、そうかな?」
「V9238これだけ使えるなら充分よ。/W30今日はパソコンを好きにさわってて」
「え? いいの!?」
「V9239私はまた校門で勧誘をしてくるから、/W30帰る時は声だけかけていってね」
「うん! がんばって」
「V9240ええ! W15任せておきなさい!」
(学校でパソコンがさわれるなんて、/なんだか夢みたいだな)
(しかも僕が持っているのよりも、/ずっと性能のいいパソコンだし……)
(パソコン部か……/うん、これは本気で入部を考えても、/いいかもしれないぞ!)
(ただ残念ながら遊べるゲームが/少ないんだよなぁ……。/まあ、学校の部活だし仕方ないか)
(あっ! そうだ。/今日梅原から借りたお宝本に、/確かお宝フロッピーが付いてたよな)
(い、今ここで見ちゃうか?/いや、でもさすがに学校でお宝画像を/見るのは……)
(バ、バレなければ大丈夫かな?)
(部員の人達も自分のモニタに夢中/みたいだし、今こっそり見たら誰にも/気づかれないんじゃないのか!?)
(……よ、よし! 善は急げだ、/このお宝フロッピーをパソコンに入れて/少しだけお宝画像を拝んでやる!)
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ガチャコッ
(……さぁ、お宝フロッピーよ!/お前の中に隠されたお宝画像を/僕に見せてくれ!)
「Ts3おおおおっ!?」
(……こ、これはすごいぞ!/画像の内容もさることながら、/モニタで見るとやっぱり一味違うな)
「V9241うわぁ……/W15この子のくびれすごいわねぇ」
「ああ、この子はくびれクイーンの……」
「って、うわぁっ!? か、香苗さん!?」
「V9242ふふっ……W30お楽しみのとこ悪いけど、/W30ちょっといいかしら?」
「V9243……なるほど。W30このフロッピーは、/友達から借りたエッチな本の付録なのね」
「は、はい。その通りです……」
(女の子にこんなことで説教されるなんて、/我ながら情けなさ過ぎるよ……)
「V9244Ec多少エッチなことをするのはいいけど……/W45Eo画像を見るだけなら本と変わらないし、/パソコンの勉強にもならないでしょ?」
「そ、そんなことないよ! モニタには、/本では決して味わえないよさがあるんだ」
「V9245EFe8m7……どんなとこが?」
「画面越しにブラウン管から伝わってくる、/人肌のような温もりが最高なんだよ」
「V9246SpEF9温もりって……SdW45EF4まさかさわってんの!?」
「えっ!? あっ……や、やだな香苗さん、/そんなことするわけないじゃないか」
「V9247LdEFe8……Le」
「V9248EcFe8m4……とにかくパソコン部でパソコンを/使う以上、W15たとえエッチなものでもなにか/作りなさいってことよEo」
「で、でも、僕はなにかを作り出すより、/見て愛でるほうが好きというか……」
「V9249EF8じゃあ、そもそもパソコン部の意味が/ないでしょうが!?」
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ビシッAs0b0!
「あいたっ!?」
その後……/パソコン部の体験入部を終えた僕に、/香苗さんから正式な入部の誘いはなかった。
「V0964はい、私の勝ちね」
「V9250あ〜……負けちゃったか」
「さ、さすが塚原先輩だね」
「V5689……Ecはい」
「V9251……Ec仕方ないか。/W45Eo約束通り中多さんは水泳部に譲ります」
「V0965Ecふふ、W45Eoありがとう」
「V9252EF3中多さん、W15興味が湧いたらいつでも/パソコン部に来ていいからねEc」
「V5690Eoあ、W30Fm3ありがとうございます」
「V0966……それじゃ、行こっか中多さん/W30またねNm君」
「V5691……Nm先輩」
「あっ……」
(中多さん……/すごく悲しそうな顔をしてたな)
(僕が安易に麻雀の勝敗で決めよう/なんて言ったから……)
(……)
「ま、待って下さい!」
「V0967……なにかしら?」
「体験入部には僕が参加します!/だから、中多さんは帰してあげて下さい」
「V5692せ、W30Ec先輩……」
「V0968Nm君が中多さんの代わりに/W15体験入部をするってこと?」
「はい! 麻雀を提案したのは僕ですし、/負けた後の責任は僕がとります」
「V5693EoNm先輩……」
「V0969まぁこの際、W15Ec男子でもいいか。/W90EoF3それじゃ、行くわよNm君」
「じゃあ、今度また一緒に帰ろうね」
「V5694Nm先輩……/W30あ、W30EFe6ありがとうございます!」
(中多さんもうれしそうにしてたし、/これでよかったんだよな……)
(それに水泳部の体験入部ってことは、/プールに堂々と入れるってことだし……/むしろこれは結果オーライかも!?)
(ん? 待てよ……/もし中多さんが水泳部に入ってたら、/競泳水着を着ることになってたのか)
(中多さんに競泳水着……)
(こ、この組み合わせは、/とんでもないんじゃないのか!?)
(スク水でもはちきれんばかりなのに、/もし競泳水着なんて着たとしたら……/本当にはちきれちゃうかもしれないぞ!)
(くっ……/もしかして僕は早まったのか!?)
「V0970ちょっと、W30聞いてるのNm君?」
「へ?」
「V0971まずはジャージに着替えてきてって/言ってるんだけど……」
「あっ、はい! わかりました」
「て、あれ? 水着じゃなくて/ジャージなんですか?」
「V0972EF3ええ、W30それで着替えたら……」
(はぁ……はぁ……な、なぜだ!?/なぜ僕はこんなことを……)
(水泳部に体験入部したはずなのに、/なんで運動場を走らされてるんだ!?)
(あ、あと何周走ればいいんだっけ?/もう頭がくらくらしてきた……)
(いや! ランニングさえ終れば/きっとプールに入れるんだ……)
(こんなところで負けてたまるか!/うおおおおおおっ!)
「はぁ……はぁ……うぷっ」
(は、張り切りすぎて……/もうプールで泳ぐ体力が残ってないよ)
(いや、プールは目の前なんだ!/燃え尽きるなら、せめてプールで……)
「V0973あら、Nm君。/W15もうランニングは終わったの?」
「は、はい……なんとか……」
「V0974EF3今から様子を見に行こうと/思ってたんだけど、W30遅かったみたいね」
「あははは……が、がんばりましたので」
「じゃあ、次は水着に着替えて……」
「V0975それじゃ、W30次は校舎裏で柔軟体操を/しましょうか」
「こ、校舎裏!?/まだプールに入れないんですか!?」
「V0976ええ、W30当然でしょ」
「そ、そんなぁ……」
「V0977ほら、W30柔軟は私が手伝ってあげるから、/W15早く校舎裏に移動しましょ」
「せ、せめて……/プールサイドで柔軟体操をさせて/もらえませんか!?」
「V0978EF1……ダメよ。/W45そんな砂だらけのジャージじゃ、/W15プールサイドが汚れちゃうでしょ?」
「V0979それじゃ、まずは開脚から……W60あら?/W60思ったよりも硬いのね」
「うぐぐ……こ、これが限界です」
「V0980じゃあ、少し上から押すわ……W30よっ!」
「イタタタタッ! これ以上は無理です!/これじゃ、股が裂けますよ!」
「V0981ふふっ、W15これくらいなら大丈夫よ」
「ぜ、ぜんぜん大丈夫じゃないです!」
「V0982そ〜……W45れっ!」
「ああああああああああああっ!!」
こうして、/僕の水泳部への体験入部は終わった。
プールに入ることさえできずに……。
「よしっ! 僕の勝ちだ!」
「V5695す、W30EcF2すごいです先輩!」
「V0983残念、W60Ec負けちゃったか……」
「V9253Fm3Nm君の参加を認めたのは/失敗だったわねぇ」
「じゃあ、僕が勝ったから、/中多さんは帰宅部に体験入部を……」
(……って、帰宅部に体験入部!?/い、いったいなにをすればいいんだ)
「V0984Eo私はずっと水泳部だったから、/少し気になってたんだけど……」
「V0985EF1帰宅部っていったいなにをするの?」
「え? それは普通に帰宅……」
「V9254Nm君は帰宅部部長なんだし、/W15EFe8さぞ充実した帰宅をしてるんでしょうね」
「ええ!? じゅ、充実した帰宅!?」
「V0986EF6充実した帰宅ねぇ……。/W90Ecm3いったいどんなものなのかしら。/W45EoF3Nm君は知ってるのよね?」
「あははは……も、もちろんです!/だてに小学生の頃から帰宅部を続けてる/わけじゃないですよ」
「ゲームセンターに寄って汗を流して、/本屋で立ち読みをして知識を深め……」
「V5696EF4そんなことを……W45EFe6m3さ、さすが先輩です」
「V9255どんな本を立ち読みしてるの?」
「漫画やゲーム雑誌とか、お宝本とか…」
「V0987EF7……お宝本?」
「はっ!?」
(……し、しまった!/誤魔化すことに夢中で余計なことを/言ってしまったじゃないか!)
「V5697お宝本ですか……/W90EFe7先輩が宝物というくらいですから、/W45EF3きっと素敵な本なんでしょうね」
「い、いや、中多さん。/その……お宝本というのは……」
「V9256ええ、W30きっと素敵な本に違いないわ〜Eo」
「ちょっ!? か、香苗さん!?」
「V9257EFe4出版社の娘の中多さんでさえ、/ビックリするようなすっごく素敵な本よ」
「V5698Ecそうなんですか……/W60Eoぜひ私も一度読んでみたいです」
「あ、あはははは……」
(な、中多さん……/そんなキレイな目で僕を見つめないで!)
「V0988そうだ……W30Ecせっかくだし、/W15Eoこれからみんなで本屋へ行けば/いいんじゃない?」
「……え?」
「V9258EF3いいですね、それ!/実際に充実した帰宅っていうのを、/私も体験してみたいと思ってたとこですEc」
「V0989それじゃ、W45みんなで行きましょうかEc」
「V9259ふふっ、W30Eoどんな本か楽しみね」
「V5699……EF2は、W30Ecはい!」
「あはははは……」
こうして……/充実した帰宅の見本を見せるため、/4人で近所の本屋へ行くことになった。
まさかこんなことになるなんて。/とほほ……。
(はぁ……マサ達と麻雀を打つだけで、/こんなに疲れるとは思わなかったよ)
(マサとユウジはイーピンと白の/どっちが色っぽいかでケンカを始めるし、/ケンはハッタリばかりだったしな)
(……まぁ、それでも最終的には/接戦になって面白かったけど)
(ふぅ……厳しい戦いで消耗した/精神と体力を回復するためにも、/今は心から安らげる時間が必要だ……)
(そう……今の僕には、/プールという名の楽園で水着を眺める/時間が必要なんだよ!)
(さ〜て、今日も見付からないように/気をつけて覗かないとな……)
???
「V5812きゃっ!?As0b0」
「うおっ!?」
「V5813ご、ごめんなさい!/W45EFe9m3急いでたからつい……EF4って、あれ?」
「薫!? そんな格好でなにしてんだ!?」
「V5814あっ、W30これはEFe6m7その……W45EF4そう!/W45EFe9m6大変よNn、Fm8プールで緊急事態なの!」
「プールで緊急事態!?」
「V5815実はついさっき『覗き魔三人衆』って/名乗る三人組がEF9突然プールに現れたの」
「の、覗き魔三人衆?」
「V5816そいつ等が好き放題覗いてくるせいで、/W30EF9プールで大騒ぎになってるのよ」
「な、なんだって!?」
「V5817一筋縄ではいかないヤツ等ばかりで、/EF9あの塚原先輩ですら捕まえられないの」
「そ、そんな馬鹿な……」
(あの塚原先輩が捕まえられないなんて、/いったいそいつ等は何者なんだ!?)
「V5818そこで、あたしは助けを求めに、/命からがらプールから逃げてきたって/わけよ……」
「そ、そうだったのか……/プールは今そんなにひどい状態なのか?」
「V5819ええ……W45EoまさにW30Eh無法地帯よ」
(そ、そんな……僕の楽園が……/無法地帯になってしまうなんて……)
「V5820ほら、なに落ち込んでんのよ。/W45EFe9m2もしもヒーローが登場するなら、/EFe8今が最高のタイミングじゃない!」
「ヒーロー?」
「V5821ええ! W45今プールにいる女の子達を/EFe8救えるのはNnしかいないのよ!」
「僕しかいない……」
「V5822もしここでNnがプールを救ったら、/W30EFe8m3アンタは間違いなくヒーローよ!」
(そうだよ……/今このことを知っているのは、/プールにいる人以外では僕だけなんだ)
(それでもし僕がその三人衆を捕まえたら、/薫の言うとおり一躍ヒーローになれるん/じゃないのか!?)
(そ、そして水泳部にすごく感謝されて、/プールに僕専用の特等席が作られたり/しちゃうんじゃ……)
「……うん、わかったよ薫!/僕は必ず女の子のピンチを救って、/この学校のヒーローになってみせるよ!」
「V5823さっすがNn!/P2EoF3W15プールの平和はアンタに任せたわ!」
「ああっ! 任せておけ!」
(覗き魔三人衆か……/薫の話から考えると、相当の強敵に/違いないだろうな)
(……いや、/僕だって幾つもの試練を乗り越えて、/今まで覗いてきたじゃないか)
(培ってきた経験を活かせば、/きっと勝利への糸口が見付かるはずだ!)
(むっ……/プールに三人の人影が見えるけど、/まさかあれが覗き魔三人衆か!?)
(ん? でもあの三人って……)
(なんであの三人が、/あんな場所にいるんだ?)
(あんな見晴らしのいい場所にいたら、/それこそ覗き魔の餌食じゃないか!)
(……いや、まさかもう撃退した後なのか?/確かに絢辻さんと塚原先輩が組んだなら、/誰にも負けそうにないよな)
(でも、なんだか三人とも真剣に悩んでる/みたいだし……)
(……)
(そ、それにしてもこれはすごいなぁ……/まさに夢の競演じゃないか!)
(小盛り、並盛り、そして大盛り!/確かにとんだ無法地帯だよ!)
「V5671……ねぇNm君、/そこで何をしてるのかしら?」
「へ?」
「V0990あら、Nm君」
「V5666あっ……W45EFe8m6Nm先輩」
「や、やぁ……」
(し、しまった……/胸を見ることに夢中になり過ぎて、/思わず身を乗り出しちゃっていたよ!)
「V5672まさかとは思うけど……/W30EFe9m6プールを覗きに来たのかしら?」
「ち、違うよ!/僕は覗き魔を捕まえに来ただけで、/決して覗きをしに来たわけでは……」
「V5667覗き魔……EF9ですか?」
「V5673覗き魔なら私の目の前にいるわよ」
「ええ!? いったいどこに!」
「……あれ?/どこにも見当たらないけど」
「V5674あら? W45EFe1m3今もちゃんといるわよ」
「あ、あの、それってまさか……」
「V5675どうかしたの、W30Ec覗き魔さん?」
「だ、だから僕は覗きをするために/来たんじゃないんだって!」
「V5668じゃあ、なにをしてたんですか?」
「僕は薫に女の子のピンチを救うように/頼まれてここに来ただけで……」
「V5676棚町さんに? いつ会ったの?」
「ほんのついさっき、/そこの渡り廊下でだけど……」
「V0991はぁ……W45Eoやっぱりそうだったか」
「ど、どうかしたんですか?」
「V0992うん、実はね……」
「薫のヤツが補習を逃げ出した!?」
「V0993ええ。休憩からいつまで経っても/戻らないから、不思議に思ってたのよ」
「じゃ、じゃあ、覗き魔三人衆は!?」
「V5669……なんですか、/Eoそのふざけた名前の三人衆は?」
「そんな……/僕は薫にだまされたってことなのか?」
「V5677残念だけど、そうなるみたいね」
(か、薫のヤツめ……/よくも純粋な僕をだましてくれたな!/今度会ったとき覚えてろよ)
「V5670はぁ……W45Eoどうしますか?/棚町先輩は逃げちゃったみたいですし、/W30EF6今後の補習もいったいどうなるのか……」
「V0994そうね……W30七咲はもうすぐ大会があるし、/W30補習の手伝いに時間をとられてる/わけにはいかないわよね」
「V5671はい。W45Ec私は自分の練習時間を削ってまで、/W30Eoやる気のない人の補習に付き合う気は/ありません」
(な、七咲が珍しく怒ってるな……/まぁ補習をやるべき張本人が逃げだした/んだから怒って当然か)
「V5678私は高橋先生に頼まれているので、/EFe9m2できる限り棚町さんの面倒を見ようと/思っていますけど……」
「V5672絢辻先輩だって、Fm8今は創設祭の準備で/忙しいんじゃないですか?」
「V5679それは、Ecそうなんだけど……」
「V0995私もできる限り手伝いたいと思うけど、/W30EFe6最近やることが多くてね……」
「V5680先輩は受験生ですから、当然ですよ」
「あ、あの……/僕にもなにか手伝えないかな?」
「V5681え?」
「今回これだけ派手にだまされたんだ……/薫のヤツに一泡ふかせてやらないと、/僕の気がすまないよ!」
(輝日東のヒーローになって、/プールに僕専用の鑑賞席を作るのを/本気で楽しみにしていたのに……)
(僕の純真な心を弄んだことを、/なにがなんでも後悔させてやる!)
「V5673あんな嘘にだまされちゃう先輩にも、/EFe9落ち度はあると思いますけど」
「うぐっ……」
「V5682ふふ……W30EF5でも、せっかくだし、/W30EFe6m3Nm君の力も貸してもらおうかしら」
「ほ、ほんと!?」
「V5683ええ、私達の中で一番棚町さんとの/付き合いも長いしEc頼りにさせてもらうわ」
「V0996あら、そうなんだ」
「はい! 中学の頃からの腐れ縁ですから、/大抵のことはわかりますよ」
「V5674じゃあEFe4Nm先輩が棚町先輩を、/W30EF1真面目に補習を受けるよう説得すれば/いいんじゃないですか?」
「なるほど……僕が薫を説得するのか。/それは確かに簡単にすみそうだな」
「V5684確かに一番楽そうだけど……W30EFe9m2できそう?」
「そりゃ、もちろん!/僕と薫の仲なら簡単に……」
(……よく考えてみれば、/薫が僕の言うことを聞いたことなんて/今まで一度でもあったっけ?)
「ごめん! やっぱり説得は無理です!」
「V5675ええっ!?」
「薫が素直に僕の言うことを聞く姿が、/これっぽっちも想像できないんだ……」
「V5676こ、これっぽっちもって……」
「V0997なかなか複雑な腐れ縁みたいね」
「V5685……ほんっと役立たずなんだから」
「V5677え?」
「V0998ん?」
「LdV5686ん〜……W30LeEoF9困ったわね」
「もし3人のうち誰かが手伝ってくれれば、/なんとかなると思うんだけど……」
「V0999そうね……/EoNm君一人に頼るのも悪いし、/W30EFe1m3私達も手伝いましょうか」
「V5678先輩はFm3誰が適任だと思いますか?」
「う〜ん、薫の舌先三寸にだまされない/強靭な洞察力を持った人がいいかな」
「V5679洞察力……ですか?」
「ああ、薫の口先をなめたら駄目だよ。/油断した途端すぐにだまされちゃうから」
「V5680な、W15なんだか妙に説得力がありますね」
「V1000経験者は語るってやつでしょ」
「V5687それじゃあ、Fm3今からそれぞれの洞察力を/調べる必要があるわね」
「V5681でも、どうやって調べれば……」
「あっ、それなら麻雀を打つのはどうかな?/牌を通した相手との駆け引きなんて、/まさに洞察力が試されると思うんだけど」
「V5688なるほど、Ec麻雀ね……」
「ほら、麻雀牌なら僕が持ってるし、/すぐに始められるよ!」
「V1001そういえば……/いつも持ち歩いてるって言ってたわね」
「V5682Moはぁ……Mc」
「よし! それじゃ急いで準備をするから、/みんなで麻雀をしよう!」
「V5689あっ、EF9でも……」
(しかし、厳しい戦いになりそうだな。/覚悟を決めて挑まないと大変なことに/なってしまいそうだよ……)
(だって……/水着姿の女の子に囲まれてたら、/麻雀に集中できるわけないじゃないか!)
(水着姿でもし美也に教えてたルールで/打ったら、アッと言う間に大変なことに/なっちゃうよ!)
「よ、よ〜し!/卓の準備はできたし始めようか!」
「V5690はぁ……」
「V1002ええ……」
「V5683……はい」
「あ、あれ? なんだかみんなやる気が/ないみたいだけど……」
「V5691それは当然だと思うわよ」
「え? な、なんで……」
「V5692先輩や七咲さんは途中で気づいたみたい/だけど、W30EcFe9Nm君はまだ気づかないのね」
「いったいなにを……」
「V5684もし麻雀に勝ってしまったら、/EFe6補習を手伝わなきゃいけないんですよ?」
「V1003麻雀に勝っても損をするだけなら、/Ec真剣に勝負する気にはなれないわよ」
「うっ……そ、それは確かに」
(せっかく水着の女の子に囲まれて麻雀が/できると思ったのに……みんなやる気が/ないんじゃ勝負にならないよ!)
(なにか、なにか全員のやる気が/出る方法はないのか!?)
「V5693じゃあ……W45Eoルールを変更して、/W30EF2勝者は補習を手伝わなくていいって/ことでどうかしら?」
「V5685あっ、そのルールならFm3私も賛成です」
「V1004ええ、私もそれで問題ないわ」
「おおっ! グッジョブだよ絢辻さん!」
「V5694な、なんでNm君がそんなに/喜んでるの?」
「よ〜し!/それじゃあ、改めて麻雀を始めるぞ!」
「V5686私の勝ちですね」
「V1005……七咲に負けちゃったか」
「LdV5695Moはぁ……McW15LeEo残念」
「すごいじゃないか七咲!/師匠の塚原先輩に勝っちゃうなんて」
「V1006ほんと、いつのまにか強くなってたのね。/W45EFe6これは水泳で私が負けちゃうのも、時間の/問題かな」
「V5687そ、そんなことないですよ!/W45EF9私なんか……W30EF6まだまだです」
「でも今回は七咲が勝ったんだからさ、/もっと素直に喜べばいいと思うよ」
「V5688Nm先輩……」
「V1007……ええ、せっかく勝ったんだから、/私達に気にせず自分の練習に集中して、/大会でいい結果を残してちょうだい」
「V5689ありがとうございます。/P0F3B0W30では、私はさっそく自分の練習に/集中させてもらいますね」
「V5696……さて、W30EFe1m2それじゃこのメンバーで/作戦を考えましょうか」
「V1008ええ、EF3そうね」
「それじゃ……まずはどうやって、/薫を補習に参加させるかだよね」
「V5697水泳に興味さえ持ってくれれば、/W30EoFm2棚町さんも補習に参加してくれると/思うんだけど……」
「V1009水泳にEc興味ねぇ……」
「う〜ん、あの薫に興味を持たせるので/あれば……」
「V5824はぁ!? そ、それ本当なの?」
「V5698ええ、もちろん本当よ」
「V5699昨日、棚町さんが急用で帰ったあと、/W30EF6覗き魔三人衆って人達が現れて、プールで/好き勝手やり始めたのよ」
「V5825の、覗き魔三人衆が?」
「V5700ええ、Eoとんでもない人達だったわ。/W45EF6Nm君も助けに来てくれたけど……」
「V5701あっさり彼らに洗脳されてしまって、/EFe9『覗き魔四天王』になってしまったのよ」
「V5826の、覗き魔四天王!?」
「V5702四天王となった彼らの動きはEcまさに/一心同体で……EoFe8あの塚原先輩ですら、/苦戦を強いられるほどなのよ」
「V5827……そ、それ本当の話なの?」
「V5703ええ、EF6だからこうして棚町さんにも/協力してくれるようお願いしたのよ」
「V5828ふ、ふ〜ん……」
「V5704どうしたの?/W45EF9なにか気になることでもあったかしら」
「V5829その……プールに現れた三人組は、/本当に覗き魔三人衆って名乗ってたの?」
「V5705ええ、W45EFe8決めポーズまでとりながら、/堂々と名乗っていたわ」
「V5830そ、そう……」
「ハーハッハッハッハッ!/一人でここまでやるとは驚いたぞ!」
「V1010部長の意地にかけて負けられないのよ!」
「V5831い、今の声って……」
「V5706もう戦いは始まっていたみたいね……/W30EF1急いでプールへ向かいましょ!」
「まさかあの三人を一人で倒すとは……/さすが水泳部部長といったところか!」
「V1011次はキミの番よ……/目を覚まさせてあげるわ、Nm君!」
「ふっ……そうはいくか!/くらえっ! 盗撮フラッシュ!!」
/Ti0      カシャッ! カシャッ!
「V1012くっ……まだこんな必殺技を残してる/なんて油断したわ!」
「ふはははは! 水泳部もここまでだ!」
「V1013いえ、W30EoここまでなのはNm君の方よ!/W30P3EF1塚原流奥義……っ!」
???
「V5707Ts1ねぇ……」
(ん……)
「V5708ねぇ、Nm君」
「むにゃ……」
「V5709Nm君、もう起きても大丈夫よ」
「……んあ?」
「……あれ? 絢辻さん?」
「V5710ふふ、W30Eo迫真の演技だったじゃない。/Nm君にも意外な特技があったのね」
「迫真の……演技?」
「V5711ええ、W30思わずあたしまでだまされたわ」
(あっ……そうだ。/僕はさっきまで、薫が水泳に興味を持つ/ように塚原先輩と一芝居してて……)
「そ、そうなんだよね!/覗き魔を演じるために、昨日の夜から/入念に役作りをしてたから……」
(……あれ?/でも、なんで立ったまま眠ってたんだ?)
「V5712そっちの三文芝居じゃないわよ。/W45EF9それに覗き魔の役なら、W30Ecわざわざ役作り/する必要なんてないでしょ」
「へ? じゃあ、なんのことを……」
「V5713塚原先輩が奥義を使った後に、/W30Fm3Nm君が立ったまま眠ったところよ」
「立ったまま眠る?」
「V5714ええ、W30EFe9まるで本当に眠ったようにしか/見えなかったわ」
「…………」
「V5715どうしたのNm君?」
「あ、あはははは……/我ながら完ぺきな演技だったよね!」
「なにせ狸寝入りのNmといえば、/輝日東中学校では有名だったから!」
「V5716そ、EFe9m3そうなの……」
(そ、そうだ……思い出したよ。/塚原先輩が奥義を使った瞬間から、/きれいに記憶が飛んじゃってるんだ……)
(絢辻さんは演技だと思ってるけど、/僕は本当に立ったまま眠っていたし……/いったいなにをされたんだ!?)
「あっ! それで薫はどうなったの!?」
「V5717ほら、そこにいるわよ」
「V5900す、すごいです塚原先輩!/W30なんなんですか、さっきの奥義は!?」
「V1014そ、そんな驚くような技じゃないわよ」
(あ、あれ? い、いつの間にか、/薫と塚原先輩が仲よくなってる……)
「V5832ずっと水泳をやってると、/W30EFe4m3あんなことができるんですか?」
「V1015ええ、ちゃんと真面目に練習すれば、/誰にでもできるようになるわよ」
「V5833ほ、本当ですか!?」
(あれだけ水泳に興味のなかった薫が、/あんな真剣に話を……)
「LdV5834んふふ……/W45LeEoこれさえ覚えれば、W30EFe8どんなにうざったい/ファミレスの客も、いちころね!」
(ええっ!? お、お客さんに使うのは/さすがに駄目だろ!?)
「V5718棚町さんも水泳に興味がわいた/みたいだし、EF2作戦は成功したみたいね」
「こ、これでよかったのかな?」
「V5719たとえどんな理由でも、W30Eo補習に出てさえ/くれればこっちとしては問題ないわよ」
「ま、まぁ……それはそうなんだけどさ」
「V1016それじゃ、補習も兼ねてさっそく/特訓を始めるわよ」
「V5835イエッサー!」
(技を覚えるためにやる気なのはいいけど、/この先、僕や梅原が技の実験台にされない/ことを祈るよ……)
こうして薫は塚原先輩に弟子入りして、/補習を真面目に受けるようになった。
理由はどうあれ作戦は大成功って、/ことでいいのかな?
それにしても、/塚原先輩が卒業するまであまり時間はないのに、/ここにきて謎が一つ増えてしまった。
『塚原流』って、いったい……。
「V5720……はい、EoF3私の勝ちですね」
「V1017絢辻さん、やるわねぇ」
「V5690頭がいい方とは聞いてましたが、/Fm3麻雀も強いんですね」
「V5721ふふ、W30Eoきっと運がよかっただけよ」
(いや、あの目は間違いなく/本気で勝ちに行った目だったよ……)
「V5722……なにかしらNm君?Ec」
「い、いえ!/おめでとうございます、絢辻さん」
「V5723では、W30私は創設祭の準備に専念させて/もらいますね」
「V1018ええ、遠慮なくがんばってきて」
「V5691創設祭を楽しみにしていますね」
「V5724ええ、Ec任せておいて」
「V5725じゃあNm君、高橋先生にはNm君に/役を代わってもらったと伝えておくから」
「うん、わかったよ」
「V1019さて、W30私達は棚町さんのために/作戦を考えようかしら」
「V5692はぁ……Eoなんで補習を逃げる人のために」
「ごめんな七咲、つき合わせちゃって」
「V5693せ、先輩は悪くないんですから、/Fm3謝らなくていいですよ」
「V5694それより、EFe9m6棚町先輩はどうします?」
「V1020そうね、W45Eoプールが楽しい場所だってことを/知ってもらうのが第一歩だと思うのよ」
「V5695プールが楽しい場所Ecですか……」
「となると……」
「……そうだ! 塚原先輩、/ここは僕と七咲に任せてください!」
「V1021え?」
「V5696わ、私とNm先輩ですか?」
「うん! 二人で薫にプールは楽しい場所/だってことを教えてあげよう!」
「V1022……わかったわ。/じゃあ、二人に任せるからよろしくね」
「はい!」
「V1023呼びに行くなんて迷惑だったかしら?」
「V5836い、いえ! あたしこそ、/昨日は急に帰ってすみませんでした」
「V1024急用を思い出したんでしょ?/それなら仕方ないわよ」
「V5837心配させて、Ecすみませんでした」
「V1025それで、EF3今日は大丈夫?」
「V5838え、ええ、W30大丈夫そうです。/W45EFe6m3……今のところは」
「V5839……あれ? そういえば、/EFm9今日は絢辻さんいないんですね」
「V1026ええ、彼女は創設祭の準備に行ってるわ」
「V5697せ、せんぱ〜い、私に追いつけますか?」
「あははは、ま、待てよ〜七咲」
「V5840……ん? W45EF9なんですか今の声?」
「V1027どうやら先客がいたみたいね。/ほら、そこのプールサイドに……」
「ほらほら、待ってくれないなら/プールの水をかけちゃうぞ!」
「V5698きゃ〜……W30EoFe9や、やめてください」
「あははは、プールって楽しいなぁ。/こんな楽しい場所なら毎日来たいよ!」
「V5699ふ、ふふふ、W30そうですね」
「LdV5841……Le」
「LdV1028……Le」
「V1029な、なんだかすごく楽しそうEc……ね」
「V5842……Eoそうですか?」
「ほ〜ら、七咲つかまえたぞ……って、/わっ! 逃げるなよ〜」
「V5700んふふ、甘いですよ〜先輩」
「V5843……塚原先輩も、/EFe9ああいうことがしたいんですか?」
「V1030……真似をする気にはEcなれないわね」
「こいつ〜! W60もう許さないぞ!」
「V5701ふふ、ほらNm先輩!/私をつかまえてみて下さい」
「V5844あの……塚原先輩、急用を思い出したので/帰っていいですか?」
「V1031……急用なら、仕方ないわよね」
……こうして、/薫を補習に参加させる作戦は失敗に終わった。
薫が帰ったことにも気づかず/はしゃぎ続けていた僕と七咲は、/塚原先輩にみっちりと説教された。
演技だけのつもりが、/途中から本気で楽しんでしまったけど……
七咲が僕以上に楽しそうにしてたのは、/気のせいだろうか?
「V1032……はい、私の勝ちね」
「V5702強くなったつもりだったんですけど、/EFe9まだ塚原先輩には勝てませんでしたね」
「う〜ん……負けちゃったか」
「V5726さすが文武両道と名高い塚原先輩、/EFe3m2麻雀もお強いんですね」
「V1033ふふ、Eo部活の後輩の前でくらい、/W30格好付けていたいからね」
「V5703塚原先輩……」
「それじゃ……先輩は勝ったんですから、/受験勉強を優先して下さいよ。/薫のことは僕等だけでがんばります!」
「V1034じゃあ、お言葉に甘えさせてもらうわ。/Nm君達もがんばってね」
「はい!」
「V5727じゃあ、私達は作戦を考えましょうか」
「V5704はい、EF3そうしましょう」
「う〜ん、さてどうしたものかな」
「V5728ふふ、W45Eo実はもう私に案があるから、/任せてもらってもいいかしら?」
「V5705別にいいですけど……」
(な、なんだか嫌な予感しか/しないんだけど……)
「V5845なんでアンタがあたしのことを/Ec迎えに来るのよ……」
「V5706わ、私だって好きで先輩を呼びに/いったわけじゃないですよ」
「V5846むっ……」
「V5707今日はなにがなんでも、/ちゃんと補習を受けてもらいますからね」
「V5847はいはい……」
「あ、絢辻さん、これ以上は駄目だよ!」
「V5729大丈夫よ、これくらい。/ほら、力を抜いて……」
「V5708……え?」
「V5848この声って……W45絢辻さんとNn?」
「で、でもこれ以上はさすがに……」
「V5730ふふ、W30そんなに力んでたら、/できることもできないわよ?」
「V5849ちょ、ちょっと!/EF9あの二人はなにをやってんの!?」
「V5709わ、私も知りませんよ!」
「V5850くっ……Eo急いでプールに行くわよ!」
「V5710は、はい!」
「V5851ちょっとNn!?」
「V5711Nm先輩!?」
「V5852……ん?」
「V5712あれ?」
「ああああああっ!?/こ、これは以上は無理だよ、絢辻さん!」
「V5731大丈夫よ、LdW30EcFm4Moこ・W10McFm6W8Moれ・W10McW8Fm4Moく・W10McW8Fm9W6Moら・W10Fm2Mcい!Le」
Ti0Ts1/Ts2       Ti2メキメキメキメキ……W5As0b0
「イタタタタッ……ああっ!?/い、今、肩の骨が抜けかけたよ!」
「V5732柔軟体操くらいでFm2大げさなんだから」
「お、大げさとかじゃなくて本当に……」
「V5733ほ〜ら、W30Ec力んでばかりいないで、/W30EoFm4力を抜かなきゃって言ってるFm3でしょ?」
(こ、これはまずいぞ!/絢辻さん絶対なにか変なスイッチが/入っちゃってるよ……)
(このままだと僕の命が危ない!/で、でも、絢辻さんが僕の背中を押す度、/慎ましい二つの感触が……)
「V5734……えいっ!」
「あああああああっ!?」
「V5853な、なにやってんのあれ……」
「V5713多分……柔軟体操をしてるんだと/思いますけど」
「V5735あら、人間ってこんなに曲がるのね」
「あっ! な、七咲助け……/あああああっ!? ギブギブギブギブ!」
「V5854ねぇねぇ、なんだかあの二人、/すごく楽しそうじゃない?」
「V5714楽しそうなのはEc絢辻先輩だけですよ」
「V5855Ldむ〜……/W30LeEoFm8一人占めするなんて許せないわ」
「V5715た、棚町先輩?」
「V5856ちょっと絢辻さん!/あたしにもそれやらせなさいよ!」
「げっ!? か、薫!?」
「V5736棚町さん、残念だけど……/柔軟体操はプールに入る人しか/しちゃいけないことになってるの」
「V5857じゃあ、補習でもなんでも出るから、/早く代わってよ!」
「V5737ふふ、じゃあわかったわ」
「ちょ、ちょっと待て薫!/いったいなにをする気だ!?」
「V5858ほら、いくわよNn!」
「のああああああああああっ!?」
……こうして、/無事に薫は補習に参加するようになった。
僕という犠牲のお陰で。
「よし! 僕の勝ちだ!」
「V1035はぁ……Eo残念」
「V5716さすがに、W30麻雀牌をいつも持ち歩いてる/だけのことはありますね」
「V5738ふふっ……EoFe9m3負けちゃったか」
(水着で麻雀なんて最高だったな!/最初は気が散るだけかと思ったけど)
(水着姿を見るためいつも以上に、/相手を見ていたのがよかったのかも!)
「……あれ? そういえば僕が勝った場合は/薫の補習はどうなるんだろう?」
「V1036……さぁ?」
「V5717先輩が補習を手伝うのは決まってるので、/先輩が補習から抜けることはないですよ」
「え? じゃあ……/僕が勝った意味ってなにもないの?」
「V5739……むしろ、EFe9m2勝ったらダメだったのよ」
「そ、そんなぁ〜……」
「V5740ふふっ、Eo残念だったわね」
(絢辻さんのこのうれしそうな顔……/まさか最初から気づいてたのに、/わざと言わなかったのか!?)
「V1037じゃあ、補習を手伝う人は/どうやって決めようかしらね」
「V5718誰もやりたくないですし……」
「V5741じゃあ……Nm君は、/EFe3明日一人で棚町さんを説得すればいいわ」
「一人で!? それは無理だって!」
「V5742それを避けるために麻雀をしたのに、/Fm2台無しにしたのは誰だったかしら?」
「うぐっ……」
「V5743棚町さんをプールに連れて来るとこまでは/私が手伝ってあげるから……/そこから先はEcNm君一人の仕事よ」
「わ、わかったよ……」
「V1038それじゃ、Nm君がんばってね」
「V5719健闘を祈ってます」
(まさかこんなことになるなんて……/いったいどうすれば薫は補習に/参加するようになるかな?)
(う〜ん……)
「V5859……Fm8だ〜か〜ら、/Fm9昨日は悪かったって言ってるでしょ?」
「V5744ふふ、W30EoFe9m3別に私は怒ってないわよ」
「V5860そう? W45EcF3じゃあ悪いんだけど、/EoFe9実は今日も用事があって……」
「V5745ほら、早くプールへ行きましょう」
「V5861ぐっ……W30EFe6m7やっぱり怒ってるんじゃない」
「V5862はぅっ!? W45EFe6m8きゅ、Ec急にお腹が……」
「V5746はぁ……W45Eoいい加減諦めたら?」
「V5863ちょっと!/W30Fm9少しは心配してもいいんじゃないの!?」
「V5747あら、Fm2もう誰かが泳いでるみたいね」
「V5864人の話をちゃんと……EF4って、W30EFe9あれ?/なんでNnが泳いでるの!?」
/Ti0      Ti2バシャッ! バシャッ!
(よ〜し! 僕が全身全霊を持って、/水泳の楽しさを薫に伝えるんだ!)
「ひ、平泳ぎ!/ああ、肌を滑る水の感触がたまらない!」
/Ti0        Ti2バシャバシャッ!
「ぷはっ、クローーーール!/水を切り裂いて進むこの快感!」
/Ti0     Ti2バシャバシャバシャバシャッ!
「それ、次は犬かきだ!/……た、楽しいワン!」
「V5865ちょっと……あのプールのど真ん中で、/浮いたり沈んだりしてるボロ雑巾みたい/なのはなに?」
「V5748ふふ、あれは未来の棚町さんの姿よ」
「V5866いっ!? み、未来のあたし?」
「V5749ええ、もし補習をサボり続けていたら、/棚町さんもあんな風になっちゃうわよ」
「V5867あ、あたしはちゃんと泳げるわよ!」
「V5868平泳ぎだって、あんな壊れたカエルの/おもちゃみたいな泳ぎ方じゃなくて、/もっと優雅でキレイに……」
「V5750そのカエルさんも、/自分ではちゃんと泳げているつもり/みたいだけど?」
「V5869そ、そんな……」
「V5751今からでも補習に参加すれば、/ああならずにすむわよ?」
「やあ、二人とも!/僕の優雅な泳ぎは見てくれたかな?」
「V5870あ、Fm8あれが優雅ですって!?」
「へ?」
「V5752ふふ、W30Eo期待通りの泳ぎだったわよ」
「V5871……決めたわ、絢辻さん。/W30EFe8m6今日から真面目に補習に参加するから、/Fm8ビシビシ、鍛えてちょうだい!」
「V5753わかったわ、棚町さん」
「ええっ!?/と、突然どうしたんだよ?」
「V5872あたしはEFe8ボロ雑巾みたいになるのは、/Ec真っ平ごめんなのよ!」
「ボ、ボロ雑巾?」
(ボ、ボロ雑巾って……/まさか僕のことを言ってるのか!?)
「V5754ふふ、W60EoありがとうねNm君。/W30EF2お陰でやる気になってくれたわ」
「あ、あははは……そ、そっか」
(も、もしかして絢辻さん……/最初から僕をダシに使う気だったのか?)
(ううっ……それならせめて、/先に言ってくれればいいのに)
こうして薫は補習に参加した。/い、一応成功ってことでいいのかな?
レ オ
ウルフ
ピエロ
「V0100いよいよオーラスじゃなイカ!/ここまでやるとは思わなかったぞ!」
「Mo……Mc」
「ふっ、すでに20000点以上の差が/ついている……勝負はついたも同然だ」
「正義は勝つ!」
「V0101イカーーーーッカッカッカッカ!/W30そう上手くいくかな?/W30最後の親はきびにゃんだからな」
「ふっ、さっさと終わりにしてやるぜ」
「行くどっ!」
「V0102よし! きびにゃん! サイコロを/ふったらいいんじゃなイカ?」
「Mo……!Mc」
「2だな。イカ男、サイコロを振れ」
「V0103イカカカカカ……ふんっ!」
「2だなっ!」
「V0104では、始めようじゃな・イ・カ……」
「ああ、悪が敗れる時間だ……」
「俺があがるぜっ!」
「……」
「どうした! きびにゃんが親だぞ!/早く牌を切りやがれ!」
「!!」
「なっ!!」
「ば、馬鹿な!!」
「V0105オオー天和じゃなイカ!」
「そ、そんな……」
「こんなことが……」
「V0106さてと……これで決着だな。/二人とも覚悟はいイカ?」
「ぐあああああああああ!!」
「うわあああああああ!!」
「V0107イカーーーーーーカッカッカッカッカ!」
「……!!」
「V0108イナゴマスク敗れたりーーーっ!」
「いや〜、本当に助かったよ」
「V5700くすっ、W30Eoお役に立てて良かったです」
「今日は本当にありがとう中多さん」
「V5701いえ、そんな……。/W45EF2私も久しぶりに買い物したかったので」
「でも、まさか中多さんが麻雀グッズの/お店を知ってるとは思わなかったよ」
「V5702以前、パパEF7……EFe6m3じゃなくて、W30EF2お父さんに/連れてきてもらったことがあったので」
「そ、そうなんだ」
「V5703はい」
(お父さんと一緒に麻雀グッズを……/やっぱり中多さんって変わってるよな)
「V5704お父さんにEc感謝しないと……」
「え? どうして?」
「V5705だって……W30お父さんがお店に連れてきて/くれたから、EFe2こうしてNm先輩と/お出かけにEcこれたので……」
「中多さん……」
「V5706あっ! W45EFe7m4その……」
(本当に優しくていい子だよな……/美也にも見習ってほしいもんだよ……)
「V5707Ld……Le」
(胸を見習うのではなく性格の方を……/いや、それにしてもやはりすごい……)
「V5708……せ、先輩?」
「あ! うん! だ、大丈夫!」
「V5709え? ……EFe6何がですか?」
「えーと、その……時間まだ大丈夫?」
「V5710はい。EFe3大丈夫ですけど……」
「じゃあさ、中多さんさえ良ければ、/付き合ってもらったお礼に……/今度は中多さんに付き合うよ」
「V5711そ、そんな、EFe6お礼だなんて……」
「どうしてもお礼がしたいんだ」
「V5712でも……」
「それとも、真っすぐ帰りたい?」
「V5713そ、EF8そんなことないです!/W15ずっと一緒にいたいです!」
「え? ずっと……」
「V5714あ……」
「は、ははは……」
「V5715す、W15Ecすみません……Eo変なこと言って……」
(ずっと一緒にいたいだなんて……/ちょっとドキドキしちゃったよ……)
「V5716その……」
「うん? どうしたの?」
「V5717先輩さえ嫌じゃなければ……/キビトランドに行きたいです」
「キビトランドかぁ……。何か/目当てのアトラクションでもあるの?」
「V5718あの……W30EFe9m3ヒーローショーを……」
「あっ! イナゴマスクの?」
「V5719は、はい……W30Ec見に行きたくて……」
(そうなんだよな、中多さんって/こうみえてかなり特撮ヒ―ロー物が/好きらしいんだよな……)
「V5720あ! EF9駄目なら別に……」
「いやいや! 駄目なことなんてないよ。/それじゃあ行こうか」
「V5721はい」
「……それにしても中多さん」
「V5722はい? どうかしたんですか先輩」
「イナゴマスクのこと好きなんだねぇ」
「V5723ええっ! W60EFe6m3そ、そんなことは……/Fm6ふ、W15普通くらいです……」
「そ、そっか……」
「LdV5724MoはいW8Mc……Le」
(何故か、大好きってのは/否定するんだよな謎だ……)
こうして、二人でキビトランドに向かった。
「V5725それでですね! 次のイナゴマスク/シリーズがまた凄そうなんです!」
「へ〜、そうなんだ」
「V5726イナゴマスク・ボンバーイールって/名前で、すごく格好いいんです」
「ボンバーイール……なんのことだろう?」
と、道中も中多さんとイナゴマスク関連の/話題で大盛り上がりだった。
「よーし! 着いたぞ!」
「V5727ふふっ、W30Eoあっという間でしたね」
「それじゃあチケットを……」
「V5728あ、ま、待って下さい先輩。/EFe3チケットは……」
「駄目だよ中多さん。付き合ってもらった/お礼なんだからチケット代は僕が……」
「V5729違うんです先輩」
「え? どういうこと?」
「V5730チケットは私が持ってます。W45EF3はい」
「え? ど、どうして?」
「V5731この前お父さんにたくさんもらったので、/Fm2何枚か持ち歩いているんです」
「そうなんだ……なるほど」
「V5732はい」
「……ちなみにたくさんってどれくらい?」
「V5733えーと、W45EF3確かW30100枚です」
「ひゃ、100枚!? す、すごいね……」
「V5734はい。W45EFe7m2なんでも、EFe2お仕事の関係で簡単に/手に入るようになったって言ってました」
「仕事の関係……」
「V5735そうなんです。/W45EFe6m2詳しくは知らないんですけど」
(中多さんのお父さんって、/確か出版社社長だったよな……)
(遊園地のチケットとは/関係なさそうだけど……謎だ……)
「V5736あ、EF3先輩。W45チケットをどうぞ」
「ありがとう中多さん。なんか悪いね」
「V5737そ、そんなことないです」
「じゃあ、早速中に入ろうか?」
「V5738はい!」
「……ん?」
「V5739どうしたんですか先輩?」
「あれなんだろう?/変な張り紙がしてあるけど……」
「V5740あ、本当ですね」
「V5741えっ!?」
「えっと……イナゴマスクショー中止……/ハッスルクッキング教室のお知らせ」
「V5742ど、W30Ecどうして……」
「……理由は何も書いてないね」
「V5743……」
「急に何かがあったっぽいね」
「V5744え? W45EFe6ど、どうしてですか?」
「ほら、このポスターも急に書きなおした/感じですっごく雑だし……」
「V5745本当だ……」
「何かアクシデントでもあったのかも」
「V5746アクシデント……」
「LdV5747……Le」
「どうする中多さん? ヒーローショーは/やってないけど、このまま……」
「V5748Nm先輩!」
「う、うん。どうしたの?」
「V5749行きましょう!」
「え? ど、どこに……」
「V5750関係者の人からお話を聞きましょう!/W45EF6理由も説明せずにEc中止だなんて……」
「え?」
「V5751納得できません!」
「あ、はい……」
「V5752さ、W30行きましょう!」
「あ、うん……」
……こうして、珍しく積極的になった中多さんと/遊園地内で聞き込み調査を開始した。
アトラクションの係の人、レストランの店員さん、/お土産屋さんの店員さん、色んな人に聞き込みを/したけど……。
ただのお客に事情を話してくれる人はいなかった。/……まあ、当然だよな。
「うーん、なかなか教えてもらえないね」
「V5753……そ、そうですね」
「やっぱり関係者じゃないと厳しいか……」
「V5754……」
???
「イラッシャアァァイ♪ イラッシャイ♪」
「ん?」
「V5755え?」
「陽気ナ、ピエロガ風船アゲール♪」
(なんだ、ただのピエロか……)
「物知リ、ピエロガ案内スルーヨ♪」
「V5756物知りピエロ……」
「中多さん?」
「V5757ちょっと聞いてみます」
「え? で、でも……」
「V5758あ、あの……EF9すみません」
「ハ〜イ♪ フワフワ風船ガホシイノカイ?/フカフカサン?」
(な、なんだこのピエロ……)
「V5759ち、違います。W60EFe8そのヒーローショーが/何で中止になったのかEF9教えて下さい」
「……ヒーローショー? イナゴマスクの/ヒーローショーのことか?」
「V5760あ、は、EFe9はい……」
(い、いきなり口調が変わった……)
「もうショーは開催されることはない……」
「V5761な、何でですか!?/W45EF9そんなのおかしいです」
「……大人の話だ。子供は首を突っ込むな」
「V5762で、でも……W30EFe8納得できません!」
「な、中多さん……」
「……ふぅ」
「V5763イナゴマスクはどこにいるんですか?」
「それを聞いてどうするんだい?」
「V5764ショーを……/W30EoFe8ショーを復活してもらいます!」
「V5765子供たちも、W30Eo子供たちも/EFe8待ってるはずなんです! EFe9だから……」
「子供たちが待ってる……か」
「V5766一体、Fm9何があったんですか?」
「それは俺の口からは言えない……/俺も命が惜しいからな」
「V5767そ、W30Ecそんな……」
「イカを探しな……/俺から言えるのはそれだけだ」
「え? イカ……」
「V5768イカ……W30EFe9ですか……」
「それじゃあ達者でな!」
「V5769ど、どこに行けば……?」
「ソ・レ・ハ・僕ニハ、ワカラナイヨ〜」
「ババーイ!」
「V5770あ、W30EFe3ありがとうございました」
「陽気ナ、ピエロガ風船アゲール♪/物知リ、ピエロガ案内スルーヨ♪」
(う〜ん、/あのピエロは一体なんなんだろう……)
(それにしても中多さんがここまで/積極的になるだなんて……/ちょっと信じられないかも)
「V5771イカを探せって……いったい/どういうことなんでしょうか?」
「どうなんだろう……イカ……イカ……」
「V5772レストラン……ですかね?」
「レストランか……もしくは……/う〜ん、近所に水族館とかあったっけ?」
「V5773どうでしょうか……」
「どこかに案内板とかないかなぁ……」
「V5774案内板……あっ! 先輩!」
「どうしたの?」
「V5775見渡せる場所がありますよ」
「え……見渡せる場所って……」
「V5776観覧車です! 観覧車に乗ればきっと/辺りを見渡すことが出来ますよ!」
「み、見渡せるとは思うけど……」
「V5777さ、W30Fm9行きましょう先輩」
「あ、いや、その……」
……普段からは信じられないくらい/積極的になっている中多さんに連れられ、/観覧車に乗る事になってしまった。
まずい……。本当にまずい……。/高所恐怖症の僕が観覧車に乗るだなんて……。
「V5778……」
(うわっ!! あ、あがっているぞ!/あ、当たり前だけど……)
「V5779イカって言っても、何のことなのか/わからないですね……」
「そ、そうだね……」
(も、もういいんじゃないかな!?/これ以上あがらなくても……うわっ!/高すぎじゃないかこれ!?)
「V5780イカ……う〜ん……/それらしい建物もないですし……」
「そ、そうだねありえないよね……」
「V5781え?」
「あ、いや、なんでもない……」
「V5782せ、先輩顔色が……それに汗も……」
(た、高いっ! 駄目だ限界だっ!)
「V5783きゃっ!? えっ……」
(む、無理……もう無理……)
「V5784せ、先輩、ど、どうしていきなり……/私、W30その抱きしめるんですか……」
/Ti0          Ti2ギュ〜〜〜
「V5785あっ……」
(あぁ……柔らかい……。落ち着く……)
「V5786私……先輩がお望みなら……」
「ご、ごめん……しばらくこうさせて」
「V5787はい……もちろん……」
「じ、実は僕高いところが……駄目で」
「V5788ええっ!? そうなんですか?/す、すみません先輩!」
「いや、僕のことはいいから……/イカを探して……」
「V5789先輩……」
「V5790で、でも……」
「大丈夫……こうして中多さんを/抱きしめてれば、かなりマシだから」
「V5791あ……その……はい」
(ふぅ……外は見ない……外は見ないぞ)
「V5792……」
「V5793……温かい」
「V5794い、いえ! なんでもないです!/その……あれ?」
「ど、どうかしたの?」
「V5795イカ……」
「えっ!? イカがあったの?」
「V5796はい……確かにイカでした」
「どれどれ、一体どこに……うっ!!/無理! 無理!」
「V5797あ、だ、大丈夫ですか先輩!」
「と、とても見られないから……/中多さんよろしく……」
「V5798は、はい!」
……こうして、なんとか/イカに関する情報を中多さんが見つけた。
僕はまったく役にたたなかったんだけど……。/何故か中多さんの機嫌が良かったので、/良しとしておこう……。
とにかく……観覧車には二度と乗らない。
「V5799大丈夫ですか先輩?」
「う、うん……中多さんのおかげで/大分いいと思う……」
「V5800そ、EF3そうなんですか……」
「うん。それより、どこにイカが?」
「V5801あっ、W45EFe8m9はい。こっちです先輩」
「あ、うん」
(そ、それにしても積極的だ……)
「え? ここ?」
「V5802はい。W30ここにいました……」
「いたって……イカが?」
「V5803はい、見て下さい。/怪人イカ男さんと、きびにゃんさんが/EF9不思議なショーをしています」
「え? あ、ほ、本当だ……」
「V0109イカーーーカッカッカッカッカ!/W45早速始めようじゃなイカ!/準備はイ・イ・カ?」
「Mo!!Mc」
「V0110イカニャンのお前ら丸かじり!!」
「な、なんだこれ……」
「V5804わ、わかりません……」
「あ、あそこに何か書いてある……/ええと……」
怪人イカ男と、キビトランドのマスコット/きびにゃんがおくる新感覚料理ショー!!/『イカニャンのお前ら丸かじり!』
北は北海道、南は沖縄まで、日本各地のイカを/使って斬新な新メニューをお届け!!
「な、なんてつまらなそうな……」
「V5805先輩、周りを見て下さい」
「V5806お客さん、全然見てないです……」
「ほ、本当だ……」
(そもそも空席ばかりな上に、/少しだけいるお客さんと言えば……)
(酔っ払って寝てる……。/後は読書をしてるお爺さんだけか……)
「V5807……」
「本当に何なんだろうこれは……」
「V0111さてさて! 今日はいったいどんなに/魅力的なイカ料理が出来上がるのかっ」
「Mo……!!Mc」
「V0112よ〜し! それじゃあ早速材料を/持ってきたらいいんじゃなイカな。/出でよ戦闘員ども!!」
戦闘A
「お、お呼びでしょうかイカ男様……」
戦闘B
「……はいはい、きびにゃん様」
「こ、こんなショーなのに/一応アシスタントがいるのか……」
「V5808……えっ!」
「V0113なんだなんだ! たるんどるな!/もっと気合をいれなイカ!」
「りょ、了解しましたイカ男様」
「ウイーーーーッ!!」
「V5809あの動き……そしてあの体型……」
「どうしたの中多さん」
「V5810先輩……あの戦闘員の人たち……/イナゴマスクです」
「ええっ!? ど、どういうこと?」
「V0114よっし! それじゃあセッティングだ!」
「た、ただいま!」
「ウィーー……」
「V5811正確には、イナゴマスクのゴールドウルフ/とシルバーレオの役者さんです」
「な、なんでわかるの?/だって全身タイツだし……/それに戦闘員はマスクしてるのに」
「V5812あの足さばきと、ちょっと腰回りが/目立つ体型……間違いないです」
「足さばきと……体型……?」
「V5813はい」
(そ、そんなもんなのかな?)
……こうして、/何も盛り上がらないまま謎のショーは終わった。
「V0115さてさて! 貴様らお待ちかねの/サイン会を開催しようじゃなイカ!」
「V0116今回は特別に3時間ほど開催してやるっ!/押しあわずに順番に来いっ!」
「Ts1来た試しがないだろう……」
「Ts1早く帰りてえよっ!」
/Ti0        Ti2シーーーーーン
「V5814先輩……行きましょう」
「う、うん」
(なんだか絡まない方がよさそうな/気がするけど……今更仕方ないよな)
「V5815す、すみません……/ちょっといいですか?」
「V0117イカカ!?」
「V0118なんだサイン希望か! 書いてやるとも!/どの足で書いて欲しイカ言ってみろっ!」
「V5816ち、違います……」
「!?」
「V0119となると……一体何の用だ?/プレゼントの差し入れか。たこやきか?/煮だこか? はたまたたこしゃぶか?」
「V5817違います……。/W30Eoさっきの戦闘員の方ですけど……」
「V0120おおっ! アシスタント希望か!?/なるほど……」
「V5818違いますっ!」
「V0121と、なると……」
「V5819さっきいたアシスタントの人は/EFe6イナゴマスクの人ですよね?」
「Mo!?」
「V0122……何故それを?」
「V5820み、見ればわかります……」
「V0123だったらなんなんだ?/貴様には関係ないじゃなイカ!」
「V5821関係ないかもしれませんけど……/W30EFe8m9なんでヒーローショーを辞めたんですか!/W45EF6みんな待ってるのに……」
「V0124そ、それは大人の事情だから/言えないじゃなイカ」
「V5822と、W30とにかくイナゴマスクさんと/話をさせて下さい」
「V0125むむむ……話……だと?」
(口をはさむ余地がない……)
「V0126話をしてどうするつもりだ?」
「V5823事情を聞いて……Ecそれで……」
「V5824前みたいにショーを開いて/もらえるようにお願いします」
(本当に一生懸命だな……/いつもの中多さんとは思えない……)
「V0127そ、それはちょっとまずイカら……」
「V5825そんな……Ehどうして……」
「それなら勝負で決めませんか?」
「V5826え?」
「V0128イカイカッ!?」
「丁度僕は麻雀牌を持ってます……/そして今この場には4人いる」
「V0129ほっほぉう〜麻雀か」
「僕たちが勝ったら、元通り/ヒーローショーを開催して下さい」
「V0130なるほど、なるほど……麻雀でなぁ……」
「Mo……!?Mc」
「V0131このイカ男様ときびにゃんに麻雀で/挑むとは、無知とは怖いじゃなイカ」
「V5827せ、先輩……」
「ど、どうですか?」
「V0132俺達が勝ったらどうする?」
「え? そ、それは……」
「V0133こちらにもメリットがないと……/釣り合わないじゃなイカ……」
「V0134そうだ、こうしようじゃなイカ……/俺たちが勝ったらその娘を……」
「な、中多さんを……?」
「V0135ダイナマイトミルクバニーに改造して、/ショーのアシスタントにしてやる!」
「!!!!!」
「V5828ミ、W15EFe6ミルクバニー……」
「そ、そんなの認められない!」
「V0136イカイカ。W30俺たちは別にいいんだぞ?/こんな勝負をしなくてもな」
「くっ、なんて大人げない……」
「V0137俺は怪人だから大人じゃない!/きびにゃんもマスコットだから/大人じゃない!」
「さっきは大人の事情でって/言ったじゃないですか!!」
「V0138い、いちいちうるさイカら!/で! やるのか、やらないのか?」
「く……」
「V5829や、やります……」
「V0139イカッ!?」
「中多さんいいの!? 何をさせられるか/わかったもんじゃないよ?」
「V5830大丈夫です……。W60EcF9私、W30Eoどうしても/ヒーローショーを復活させたいんです」
「ど、どうしてそこまで……」
「V5831……引っ込み思案だった私の、/Ec唯一の楽しみだったんです」
「V5832お友達もあまりいなくて、/いつも家にいて……」
「V5833でも遊園地にきて、EFe9ヒーローショーを/見てるときは……大きな声を出せて、/たくさん応援して……」
「V5834だから、どうしても復活させたいんです。/W45EFe8m9ヒーローショーを楽しみにしている/子供たちのためにも!」
「V5835私、W30絶対に負けません!」
「V5851か、勝っちゃいました……」
「すごい! すごいよ中多さん」
「V0155ぐぐぐぐ……」
「……」
「V5852約束通り、話を聞かせて下さい」
「そ、そうだ!」
「V0156ここまでか……」
と、こうしてイカ男ときびにゃんから、/今回の経緯を具体的に聞くことができた。
来る日も、来る日も負け続けることが、/あまりに辛くなったというイカ男……。
コミカルなアクションだけを強いられ、/時に水に飛び込み、時に火の輪くぐりをする生活に/嫌気がさしてしまったというきびにゃん。
二人は、いつのころからか、/イナゴマスクに強い嫉妬を覚えていったらしい。
ショーの開催をかけ、イナゴマスクに勝負を挑み、/自分たちが主役で、最高に輝けるショーを/やってみたという話だった。
「なるほど……」
「V5853そうだったんですか……」
「V0157それももう終わりじゃなイカ……」
「V5854終わり……」
「V0158イナゴマスクを追い出して、/二人でショーをやり始めはしたが……」
「Mo……Mc」
「V0159結果はご覧の通りじゃなイカ……/誰も喜んでいなイカらな……」
「V0160イカイカ……俺様も格好いいアクションを/決めて、歓声を浴びたかったじゃなイカ」
「Mo……!!Mc」
「V0161きびにゃんも、コミカルなショーじゃなく/格好いいショーで歓声を浴びたかったと/ずっと言い続けてたんだ……」
「Mo……!Mc」
(な、なんだか可哀想に見えてきた)
「V0162イカカカカ……」
「V5855ふ、二人とも自信をもって下さい」
「中多さん?」
「V0163イカ!?」
「!?」
「V5856イカ男さん……Fm9あなたがいないと/イナゴマスクショー自体が/成り立たないんですよ……」
「V0164それは……」
「V5857それに、イカ男さんが大好きっていう人も/Fm3たくさんいるんですよ?」
「V0165そ、そんな慰めなんて……」
「V5858ほら見て下さい……。W60EFe6m3私、W30イカ男さんの/ブロマイドカード持ってるんですよ?」
「V0166な、なんだって!?」
「V5859ほら……Ecすごく格好いいですよ」
「V0167おお……おおお……/W30て、天使じゃなイカ……」
(中多さん……なんて優しいんだ……)
「V5860きびにゃんさん」
「V5861きびにゃんさんは、キビトランドの/公式マスコットじゃないですか」
「Mo……!?」
「V5862みんな、きびにゃんさんに会いたくて、EFe2/癒されたくて来てるんですよ?」
「V5863お仕事大変だとは思いますけど、/Fm3嫌気がさしたなんて悲しいこと/言わないで下さい……」
「…………」
「V5864見て下さい。W45EF3私、W30きびにゃんさんの/キーホルダー付けてるんですよ?」
「……Mo!!Mc」
「V5865二人とも……大好きです。/W60EF6だから……お願いです……/元の二人にEc戻って下さい……」
「V0168……」
「あの……」
「V0169す……すまなかったじゃなイカ!!」
「Mo……Mc……Mo!!Mc」
「V5866え……」
「と、いうと?」
「V0170俺達が……間違っていたじゃなイカ……」
「……!!」
「V5867じゃ、W15Fm2じゃあ前みたいにショーに……/ショーに戻ってくれるんですか?」
「V0171……いや、それは少しまって欲しい」
「V5868え? W45EF6で、でもそれじゃあ……」
「V0172いや、復帰しないって訳じゃない……/ただ……」
「ただ?」
「V0173復帰する前に、少し旅に出ようと思う」
「V5869え?」
「V0174自分を見つめ直してこようじゃなイカ。/なあ、きびにゃん?」
「!!!!」
「V5870そうですかEc……」
「見つめ直す旅か……」
「V0175そんなに悲しそうな顔をしないでくれ。/大丈夫。ちゃんと帰ってくるから」
「Mo!!Mc」
「V5871は、W30EcF2はい! W45Eoわかりました」
「気をつけて」
「V0176さらばだ! 心優しき天使よ!」
「Mo!!Mc!!Mo」
「V5872……いっちゃいましたね」
「うん……」
「V5873帰ってきてくれますかね?」
「大丈夫だと思うよ……」
「V5874そうですよね」
「うん」
……こうして、/不思議なメンバーでの麻雀は/中多さんの勝利で終わった。
中多さんの説得を受けた二人は、/充分に反省して旅に出ていってしまった。
いつかきっと、一回り大きくなって帰ってくるに/違いない……今からその日が楽しみだ。
「V0140イカーーーカッカッカッカッカ!」
「強い……こんなに強いだなんて」
「V5836せ、先輩……」
「……」
「V0141ついに、ついに/俺様の時代が来たんじゃなイカ!?」
「V0142これはもうイナゴマスクに変わって/TVシリーズ放映もした方がいイカも!/いや、いやいっそ……」
「V0143ゲソっと解決! 怒りのイカ男! W30という/タイトルで実写映画化しかなイカな!?」
(な、なんてセンスのないタイトルだ……)
「V0144どうだ貴様ら! 貴様らもそう思わんか」
「V5837わ、私は……W30EF8わかりません!」
「V0145わからないだぁああぁ? ふんっ、/まあいイカ……」
「V0146時代がようやく追いついてきた今……/足踏みしている時間はなイカらな……。/十本あるけど……」
「V0147よーーーし、まずはここキビトランドを/征服して、イカランドに改造だな!」
「そ、そんな馬鹿な……」
「V5838そ、そうですよ。/W30EFe6そんな変な遊園地誰もこないですよ」
「Mo……」
「V0148イカーーーカッカッカッカッカ!/W45うるさいぞ負け犬どもめが!/W30勝者は誰だ? ええっ!?」
「う……」
「V5839それは……」
「V0149勝者は俺様! W30イカ男様だ!/W30誰か止められるものなら止めてみろっ!」
「Mo!!!Mc」
/Ti0       Ti2ンニャ〜〜〜〜〜!!
「え?」
「V0150むっ!?」
「V5840きゃっ……」
「V0151な、なんだ貴様らは!?/お、俺を誰だと思っている!?」
(な、なんだこれは……)
(きびにゃんの合図で黒服を着た係員が/一斉にイカ男を取り押さえたぞ……)
「V0152ま、待て! 待ってくれ! おい/きびにゃん! これはどういうことだ!/話が違うじゃなイカ!」
(うっ……きびにゃんの眼が……/怪しい光を放っている……)
「V0153ちょ、ちょっと待て……せ、せめて!/せめてその娘を改造させてくれなイカ!?/せっかくのチャンスなんだ!!」
「V0154ダ、ダイナマイトミルクバニーが……」
「V5841ひっ……」
(連れ去られていった……)
「V5842……き、きびにゃんさん」
「?」
「V5843これから……Fm4キビトランドは……/W30Fm6ショーはどうなっていくんですか?」
「Mo……Mc」
「LdV5844……Le」
「Mo!!Mc」
「V5845え?」
「こうご期待?」
「……!」
「V5846あ……行っちゃった……」
「うん……」
「V5847本当に、これから/Ecどうなっちゃうんでしょうか……」
「はっきりとはわからないけど……」
「こうご期待って言ってたから、/多分大丈夫じゃないかな……」
「V5848そ、Fm3そうですよね……」
「うん……多分だけど」
「V5849はい……」
「帰ろうか……」
「V5850そ、そうですね」
……こうして、不思議なメンバーでの麻雀は/イカ男の勝利で終わったのだが、/黒服に連れさられてしまった。
その後のキビトランドでは、/『きびにゃんプリティミュージカル』という/ショーが開催されるようになった。
そこそこの人気を集めはしたが、やはり/きびにゃん単体のショーでは飽きられてしまい、/イナゴマスクショーが開催されるようになった。
その後、黒服に連れ去られたイカ男と、/人気が落ちていったきびにゃんを見た者はいない。/今頃何をしているのか……少し気になるな。
「Mo!!!!」
「う……強い……」
「V5875負けちゃいましたEc……」
「V0177つ、強いじゃないかきびにゃん……」
「……Mo!!Mc」
「さ、さすがキビトランドのマスコット、/格が違う……」
「V5876……どうして? どうしてですか?」
「な、中多さん?」
「V5877きびにゃんさん……/EFe6どうしてこんなことを……」
「!?」
「V5878キビトランドのマスコット……/皆が大好きなきびにゃんさんが……/Ecどうして……」
「…………っ!」
「え?」
「…………」
「ぼ、僕が皆に言うの?」
「Mo……!Mc」
「は、恥ずかしいのか……/それじゃあ仕方ないかな……」
「………Mo…♪Mc」
「そ、それじゃあ、恥ずかしがり屋の/きびにゃんに変わって、僕がきびにゃんの/気持ちを皆さんにお伝えします」
「Mo……Mc……Mo……Mc」
「その……最近は子供たちが僕よりも/イナゴマスクに夢中で……」
「…………Moっ!Mc Mo…………Mc」
「このままじゃマズイ!/なんとかしないと……そう思って」
「Mo……Mc…Mo………Mc」
「イナゴマスクの二人には、しばらくの間/大人しくしてもらおうと思ったんだ」
「V5879きびにゃんさん……」
「V0178聞くも涙、語るも涙じゃなイカ……」
「Mo……Mc……Mo!」
「何もせずに、少しずつ影が薄くなって、/皆に忘れ去られるくらいなら……」
「Mo…………Mc」
「悪の華を咲かせようじゃないかって……/そう思ったんだ……」
「V5880そんな……そんなこと……」
「Mo……Mc……Moっ!」
「……いやそれは違う!/違うぞきびにゃん!」
「…………Mo!?Mc」
「影は薄くなんかなってない……/そもそもここは最初からキビトランド!/きびにゃんが主役の遊園地だ!」
「Mo……っ?Mc」
「さっきの対局も堂々の1位で……/輝いていたじゃないか……」
「皆、大人も子供も、きびにゃんが/大好きでここに来てるんだよ……」
「………………」
「V5881先輩の言う通りですよEcF2きびにゃんさん」
「V0179……イカーーーカッカッカッカ!」
「V0180そう、その通りだきびにゃん……。/俺様に上手く乗せられたようだが、/貴様は常にヒーロー……主役だ……」
「V0181それに比べて俺は……イナゴマスクに/負け続けて……麻雀でも負けて……」
「V0182良いところは全くないじゃなイカ……」
「違う! それも違う!」
「V0183な、何っ!?」
「毎回勝者じゃなくてもいいんだ……。/毎回1位じゃなくても……」
「そもそも勝負は時の運だと思う……。/だから、勝負に挑んだ全員が主役なんだ」
「V0184……」
「肝心なのは、その勝負に挑むこと、/挑み続けることなんじゃないのか?」
「V0185……挑み続けること」
「諦めずに……頑張っていれば、/いつか最高に輝く時が来るんだよ!」
「V5882先輩……EFe6格好いい……」
「V0186……」
「……」
「V0187……し、師匠と呼ばせて/欲しいじゃなイカ!」
「え……」
「V0188挑み続ける志を、この十本の足に/宿らせるまで、是非我々を導いて欲しい」
「きびにゃん……」
「V5883せ、EFe6先輩どうするんですか?」
「……せっかくだけど断らせてもらうよ」
「V0189そ、そんな……そこをなんとか……」
「……Mo……!!Mc」
「師匠って柄じゃないからね、/僕はプロデューサーになるよ!!」
「V5884……え?」
「V0190プロデューサーとはこれイカに!?」
「しばらくの間、二人のショーの/プロデューサーになって、皆に本当に/大事なことを伝えさせてもらうよ」
「V0191おお、なんとありがたい……」
「Mo……!!Mc」
「よし! ショーのテーマは/ギリギリの背徳感とローアングル!/さっそく女子アシスタント選定だ!」
「V0192イカーーーーカッカッカ!」
「………Mo…っ♪Mc」
「V5885せ、先輩……」
……こうして、/不思議なメンバーでの麻雀は/きびにゃんの勝利で終わった。
その後、僕は時間を見つけては、/新しいショーのプロデューサーとして/二人と協力して頑張った。
開幕したショーは、一部のお客さんから/熱狂的な支持を受けたけど……。/徐々に人気が落ちていった……。
人気が下がりきったころ、/経営判断ってことでイナゴマスクショーが/復帰することになった……。
その後、イカ男ときびにゃんを/キビトランドで見た人はいないらしい。/ちょっと悪いことしちゃったかな……。
「勝った! 勝ったぞ!」
「V5886Nm先輩!/すごいです! 格好いいです!」
「いやぁ、それほどでも……」
「V5887そんなことないです……EF6m3本当に……/EF6m3Ec格好いいです……」
「V0193……」
「……」
「な、中多さん……」
「V5888……先輩」
「V0194じゃあ、お邪魔イカな我々は、/そろそろお暇しようじゃなイカ……」
「Mo!!Mc」
「待って下さい! 逃げないで下さい」
「V0195うぐぐ……」
「V5889事情を……EFe8事情を話して下さい」
「V0196……わかった」
「ええっ!? 新オーナーの意向?」
「V0197こ、声が大き過ぎじゃなイカ!」
「V5890く、詳しく教えて下さい」
「V0198確か元々は出版社の社長だったんだが、/この前キビトランドを買収したんだよ」
「V5891買収……」
(出版社社長……何か嫌な予感が……)
「V0199それで、買収後に社長が俺たちのところに/訪ねてきて、イナゴマスクを上手く排除/するように言ってきたんだ……」
「えっ!? 社長が……」
「V5892ええっ!? な、なんでですか!?」
「V200その社長が言うには……一人娘が/ヒーローショーを見に行ってばかりで、/かまってくれない……と」
「V5893……」
(こ、これはもう間違いない……/キビトランドを買収した社長は/中多さんのお父さんだ!)
「V0201だから俺たちがイナゴマスクに/ショーの開催の権利をかけて麻雀で/勝負を挑んだんじゃなイカ……」
「V5894……」
「……それで勝って、イナゴマスクを/アシスタントにした別のショーを/始めたんですね」
「V0202その通りじゃなイカ……」
「Mo……Mc」
(そういうことだったのか……)
(まさか中多さんのお父さんが/黒幕だったなんて……)
「V5895ひどい……」
「え?」
「V5896パパったら! なんてひどいことを!」
「V0203ひっ!?」
「Mo!!Mc??Mo」
「V0204は、反省してるんでそんな/怖い顔しないでくれなイカ!?」
(な、中多さん……怒ってる……)
「V0205ほ、本当に反省してるんで何卒!/何卒! ご慈悲が欲しいじゃなイカ!」
「V5897許せない……絶対に許せない」
「あ、あの……中多さん……」
「V0206ほら! 2本くらいなら足をあげるから!/醤油で焼いて食べるとうまイカら!」
「V5898……もう! 本当に怒りました」
「V0207ひぃぃ〜お助け〜イナゴマスク〜〜〜!」
「Mo!!Mc!Mo!!Mc」
「V5899帰って、パパと話をします!!」
「そ、そっか……」
「V5900先輩、W30EF3今日はありがとうございました」
「う、ううん、気にしないで」
「V5901それでは失礼します」
「あ、き、気をつけて……」
(うわぁ、中多さんが怒ったところって/初めてみたかも……)
(……中多さんのお父さん大丈夫かな?)
(でも……自業自得か……)
(僕も帰ろう……)
……こうして、/不思議なメンバーでの麻雀は僕の勝利で終わった。
人づてに聞いた話だと、/あの後きちんとイナゴマスクショーが/公演されるようになったらしい。
イナゴマスクショーは以前よりも/面白くて、大人気になったらしい。
どうも謎のスーパーバイザーのおかげだって噂だ。/多分、中多さんのことだよな……。
一件落着、だとは思うんだけど……。/あの後、イカ男ときびにゃんを/キビトランドで見た人はいないらしい。
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ペラリ
(……)
(えええっ!? ほ、本当に!?)
(赤鮫剣を手に入れたビバロウが、一気に/決着をつける展開だと思っていたのに)
(まさか、ビババンリが白鯨矛を手に入れて/返り討ちにするだなんて……)
(この展開の読めなさ……/さすがビーバー三国志……奥深いなぁ)
(ビバロウの前歯も折られて、/ここから先どうなるんだろう……)
(ビーバーたちの力の源である前歯を/失ったらもう戦えないじゃないか)
(あんなに苦労して赤鮫剣を手に入れて、/ここから一気に逆転劇が始まるのかと/思っていたのに……)
(それに対抗する武器があるとは……/結局物に頼っちゃ駄目ってことなのか)
(そうだよな、いざという時に/頼れるのは自分なんだよな……)
(自分だけ……うん……)
(そうだよ!/何かに頼っていても駄目なんだよ!)
(自分が変わらないと、何も変わらない。/よし! やるぞ! やってやるぞ!)
「見てろよーーー!!」
「V9228ええ〜、W30Eoそんなことがあったの」
「V5720うん。そうだよね中多さん?」
「V5902う、W30うん。W60でもしょうがないと思う……」
「V9229EF9しょうがなくなんかないよ〜。W15まったく/お兄ちゃんは本当にダメなんだから」
「V5903EF4そ、W30EFe9そんなことないよ!」
「V9230Fm3いやいや、W30さすがにこればっかりは/美也でもかばえないよ……W60P0EF4あれ?」
「V5721EF4どうしたの美也ちゃん?」
「V9231EcF3んーん。W30EoFe7なんでもない……」
「V5904大丈夫美也ちゃん?/W15何か忘れ物でもしたの?」
「V5722EFe9m3あっ、W15そうなの?」
「V9232EFe9m3ううん、W30違……W15EFe8m4わない!/W30EF4体操着を持って帰ってくるの/忘れちゃったんだー! EFe9そういえばー!」
「V5905EF4え? W30EF6そうなんだ……」
「V5723それじゃあ今から戻ろうか?」
「V9233EF4だ、W15EFe9m3大丈夫大丈夫!/W15遅くなっちゃうからさ!」
「V5906Eでも……」
「V9234EF3それに、W15ちょっと晩御飯の/買い物もしたいって思ってたからさー」
「V5724EFe9m2そっか、わかった」
「V9235EFe2うん。W30また明日ね!」
「V5907Fm3うん……W45EF3それじゃあ、W30ばいばい」
「V5725また」
「V9236Ecばいば〜い!」
「V9237Ld……Le」
「V9238さて……W75EoFe3m4もう出てきても平気だよ?」
???
「V9100Ld……Le」
「V9239EFe9m3みゃーに何か用事でしょ? 裡沙ちゃん」
「V9101……」
「V9240おーい! そこの木の陰に隠れている/上崎裡沙さーん! W30Ec出てきてくださーい」
「V9102すごいね、W15美也ちゃん。/いつから気付いてた?」
「V9241EF7えーっとね、/W453人でにぃにの話で盛り上がった時かなEF3」
「V9103Ecそっか……/W45ばれない自信があったんだけどなぁ……」
「V9242にしししし。W45Eoみゃーにはわかるよ」
「V9104EoF4え? W15なんで?」
「V9243EFe9だって、W30にぃにの話をしてる時、/W30裡沙ちゃんちょっと怒ったでしょ?」
「V9105EFe3な、W15何でわかるの?」
「V9244オーラっていうか……EFe9熱気っていうか、/W15EFe6殺気っていうか……」
「V9106LdEFe9m1……Le」
「V9245EFe9m3上手く言えないんだけど、木の陰から/EFe8m4ざわざわ〜ってEFe9m3感じがしたから」
「V9107そ、W15そうだったんだ……。/W60Ecあたしもまだまだ駄目だなぁ……」
「V9246EF4いやいや、W30EcFe9m3そんなことないよー」
「V9108Eoどうして? W45EF6だってばれちゃったし……」
「V9247EoF7たしか、W30小学校3年の時から/ずーっとで、W30EF3今もそうなんだよね……」
「V9109EF4え? W15EFe9m1何が?」
「V9248EFe9にぃにのことを、W30好きになって、/W30ずっと見守っていたのって……」
「V9110B90EFe2m4え? W45EF9あ、W45Fm2う、W30Ecうん……」
「V9249その間、W30にぶちんにぃにはともかく、/W30みゃー以外の誰にも気づかれてないよね?/W45Ecそれは本当にすごいと思うよ」
「V9111B0Eoそ、W15EF2そうかな……W30Ecえへへ……W45ありがとう」
「V9250それで、W15今日はどうしたの?」
「V9112EoF9ど、W15どうしたって?」
「V9251EFe9m4ほら……W30この間学校で……/W45Ehみゃーとケンカ……W15EcW4EoF6じゃないけどEFe9m1」
「V9113あ、W30EF6うん……」
「V9252その、W30にぃにのこと好きなら、W30こそこそ/後をつけたりしないって……」
「V9114……」
「V9253ちゃんと普通に話しかけるって……」
「V9115う、W30うん……」
「V9254EFe6そんな話をした……W30EFe9よね?」
「V9116LdEc……Le」
「V9255EFe8m4まさか裡沙ちゃん……」
「V9117EoF4そ、W15それは大丈夫だよ! W45EF9もう、/こそこそしないように頑張ってるよ!」
「V9256でも、W15それならなんで/Fm1みゃーの後をこそこそついてきたの?」
「V9118EF6それはその……W60EF9今日は美也ちゃんに/どうしても聞きたいことがあって……」
「V9257EF4え? W30みゃーに聞きたいこと?」
「V9119Ecうん……」
「V9258EFe3いったい何? W30どうかしたの?」
「V9120Eoその……W60Nm君の様子が/おかしいんだけど何かあったの?」
「V9259EFe9m4にぃにの様子?」
「V9121う、W15うん……」
「V9260EFe6m7えー、W30確か昨日からすっごく元気で……」
「V9122EF1元気で……」
「V9261EF7無駄に笑いながら、W15押し入れのふすまを/布団と一緒に干してたかなEFe9……」
「V9123EF7ふすま……W60布団を……」
「V9262Fm6うん……。W30Fm3だから、いつも通りの/おかしさ、って感じだね〜」
「V9124LdEc……Le」
「V9263LdE……Le」
「V9125EoFe9m3ふすまを干すと良いことがあるのかな?」
「V9264EF7ん〜……W30少しはあるみたいだけど、/W30EF3美也にはよくわかんないや」
「V9126EF6すっごく元気か……」
「V9265EFe9m7ねえ裡沙ちゃん」
「V9127EF4ん? W15どうしたの美也ちゃん」
「V9266Ehもしかして学校で何かあったの?」
「V9128LdEF9……Le」
「V9267EcW4Eoみゃーのところに来るくらいだから、/W30何かよっぽどのことがあったんでしょ?」
「V9129Ld……Leない」
「V9268EF4え?」
「V9130……信じられない」
「V9269EFe9ど、W15どうしたの!?」
「V9131EF6今でも信じられないんだけど……。/Nm君の大事な……」
「V9270EFe8だ、W15大事な……」
「V9132お、W60お宝本が……」
「V9271EF4も、W30もしかしてお宝本に見入ってたの?/W30EFe8過激なやつを見ながら/デレデレ鼻の下を伸ばしてたとか?」
「V9133違うの! W30Eo大事に保管していたお宝本が、/W15Fe9m7全部なくなっていたの!」
「V9272EF4えっ!? 無くなってた?」
「V9134Ehそうなの! W30EFe9ずーっと大事にしていた/お宝本が全部なくなってたんだよ!?/W45Ec信じられないよ……」
「V9273EFe9m7にぃにのお宝本が……」
「V9135Eoうん……」
「V9274あの……開かずの教室のやつだよね?」
「V9136EF6うん……」
「V9275そっか……W45Ecう〜ん……お宝本が……」
「V9137ね? W30心配になるでしょ? W30だから/様子を探ろうと思ったんだけど……」
「V9276LdEo……Le」
「V9138Ehでも、W30その前に美也ちゃんなら何か/知ってるかと思って、W30Ecそれで……」
「Ts1V9277あんなに大事にしてたコレクションを……/W60どうしちゃったんだろう……」
「V9139LdEoF6……Le」
「V9278で、W15でもさ! W15いいことじゃん!」
「V9140EF9いい、W15こと……?」
「V9279EF9ある程度ならお宝本もいいけどさ/W30にぃにのはちょっと異常だもん」
「V9141Ld……Le」
「V9280Fm3少しは減らしてもらわないと、/みゃーも恥ずかしくて大変だよ〜」
「V9142だ、だけど、W30あんなにたくさん……」
「V9281EF4えっ? W15そんなにたくさん?」
「V9143Ld……LeEcうん」
「V9282EF9ど、W30どのくらいあったのかな?」
「V9144EoF6段ボールで10箱以上は……」
「V9283Ecにぃに……」
「V9145ねえ、美也ちゃん、EcW4Eh何か知らない?/EcW4EoF9何か聞いてない? EcFe8m9何でもいいのEo!」
「V9284Eoし、W15知らないよ〜」
「V9146EF4本当に!? W15EFe8m1何か変わったところは/なかった? W15EcW4Eh家での様子はどうだった?」
「V9147EcF6お宝本を捨てるだなんて……」
「V9285うーん……」
「V9148EoF4もしかしたら好きな子ができて……/W15EFe9m1でも、そんな様子EF6は……」
「V9286LdEFe3m4……Le」
「V9149Ecまさか……W45Eoでも、他に何が……」
「V9287EFe9m3そ、W15そこまで気になるなら、/W15直接聞いてみればいいじゃん」
「V9150EF4え……」
「V9288EF3みゃーに聞くよりは、/色々はっきりするんじゃないの?」
「V9151LdEFe9m1……Le」
「V9152……も、W45EF9もしかして!!」
「V9289EF4どうしたの裡沙ちゃん?」
「V9153また、W30悪い子にだまされちゃって……」
「V9290EFe9え?」
「V9154EF6すごく優しい人だから……W30きっと……」
「V9291EFe9m6り、W15裡沙ちゃんどうしたの?」
「V9155Ecさっきの子たちが……W60EoF8悪い子なんだ!」
「V9292EF4ちょ、W15EFe9m6ちょっと落ち着いて……」
「V9156Fm1こうしちゃいられないよ……/W15すぐにでも行かないと……」
「V9293EF4い、W15EF9行くって……どこに?」
「V9157Nm君のところに……」
「V9294行ってどうするの?」
「V9158もちろん、/W30さっきの悪い子から守るんだよ……」
「V9295EF4わ、W15EF9悪い子って……/逢ちゃんと紗江ちゃんのこと?/W15い、いったいどうするつもり?」
「V9159EF9それは……W45EF6その……」
「V9296EFe8m4嫌がらせとかするつもりなら、/W15みゃーも黙っていられないからね!」
「V9160で、W30でもそれじゃ……」
「V9297ふぅ〜」
「V9161LdEFe8m1……Le」
「V9298LdEhFm1……Le」
「V9162EcF6わかった……」
「V9299EcW4EoF4え?」
「V9163LdEo……Le」
「V9300わかって……W15EFe3くれたの? W60EFe9m6ほ、W15本当に?」
「V9164EFe9うん。W45Ecもう大丈夫」
「V9301EcF3よかった〜」
「V9165今から告白してくる!!」
「V9302EoFe4m8ええっ!? W15EFe9m6こ、告白って……Ehそんな」
「V9166EFm1あたし……W30行かなきゃ!!」
「V9303EcW4EoF4ちょ、ちょっと裡沙ちゃん!」
「V9304ど、W15どうしよう告白だなんて……」
「V9305ほ、W30ほっといた方がいいのかな……/W45EF6でも……W15裡沙ちゃんのあの目つき……」
「V9306EF4だ、W15EcF9ダメダメ! W15EoFe8m4とてもほっとけない!/W30EFe9裡沙ちゃん! 待ってよ〜」
「はっ……はっ……。はあ……」
(……ふぅ……ふぅ)
(スクワットはこれで終わりだな……/よーし……次はどうするか……)
(うん……ここの遊具を使って/トレーニングをするか……)
(僕の大好きな世界最強の格闘家も/公園で鍛えているみたいだしな……)
子供A
子供B
(まずはこの滑り台を一気に……)
「うおおおおお!」
/Ti0       ドカドカドカドカッ
(どうだっ!)
「すげーー! あのお兄ちゃん、/滑り台をあんなに早く登ったぞ!」
「かっけーー!」
(お次はジャングルジムだ!/勢いをつけて……)
「ぬうううううっ!」
/Ti0     ガシャガシャガシャガシャ!
「はええー!」
「こ、怖くないのかなぁ……」
(そしてここでけんすいを織り交ぜる!/完ぺきなトレーニングだ!)
(しかもただのけんすいじゃない……/足を使って勢いをつけない、/レンジャー部隊のけんすいだぞ!)
(一般人には1回たりとも出来ないと/言われているが……今の僕ならっ!)
/Ti0          バサッ!
「むんっ!! ……くっ……うっ!?」
「今度は鉄棒だぞ!?」
「でも何で上着脱いだのかなぁ……」
(こ、As0b0これはっ……厳しい……くっ……)
「はははは! ぷるぷるしてるー」
「もっと近くで見よーよ!」
(負けるもんか……僕が……/輝日東3丁目公園のレンジャー部隊だ!)
「ぐぐぐぐぐっ!」
「おおおー!」
「すげー!」
「V5706わお!」
「ぎぎぎぎぎ……」
「ああっ!」
「あがるぞー!」
「V5707頑張れ〜! もうちょっと!」
(あ、W60あがった!! くっ……でももう)
「おおーすっげー!」
「かっこいー!」
「V5708すごいわね〜Nm君!」
「えっ!? うわっ!!」
Ti0Ts1/        Ts2 Ts3Ti1ドシーーーーーン!As0b0
「いたたたた」
「V5709ありゃ、大丈夫?」
「森島先輩! だ、大丈夫です」
「V5710Ecふふっ、W30Eo何してるの」
「あ……その……トレーニングですけど」
「V5711EF4へ〜、W30そうなんだ……」
「は、はい……」
「V5712で、W30Ec今日のトレーニングはもう終わり?」
「え?」
「V5713EoFe8m4いーっぱいやらないと、/W15EF3タフな男の子になれないんじゃないの?」
「あ、いや……じ、実はですね!/森島先輩が見てたのが丁度100回目/だったんですよ!」
「V5714EF4わお! W15EF3100回! W15Ecすごいわね!」
「いや、それほどでも……」
「V5715ううん、W15本当にすごいわよ!/W30EFe7m4確か、W15お兄ちゃんでも/EF3100回は無理だったと思うし!」
「え? お兄さんって……」
「V5716EFe9身体を鍛えるのが趣味みたいで、/Fm9いーっつも運動してるの」
「そうなんですか?」
「V5717EFm3うん。W30なんだかムキムキしてて/Ec可愛くないんだよね〜」
「ムキムキ……そんなにすごいんですか?」
「V5718そーなの! W30この間も電話帳を/引き裂く練習EF9みたいなことしてて/嫌になっちゃった……W60EcFm4もう」
「そ、それはちょっと困りますね……」
「V5719うん。W15ほーんと困っちゃう」
(で、電話帳を引き裂くって……/お兄さんには余り会いたくないかも)
「V5720EF7なんでわざわざムキムキにするのかなぁ/EFe9m7って不思議だったんだけど……」
「は、はい?」
「V5721Nm君のこと見て……/W30Ecなんかいいかもって思っちゃった」
「え!?」
「V5722Eoだって……」
「V5723去年、丘の上の公園で会った時は、/困り顔としょんぼり顔の印象しか/なかったけど……」
「V5724EF3でも……W15今は全然顔つきが違うから……/W60なんていうか、W30Ecちょっといいと思うよ」
「そ、そうですか……ははは」
「V5725Eoうん……、/W15なんだか頼れる感じがするなEcFe4」
(おおお! この反応を誰か見てくれ!/森島先輩が褒めてくれたぞ!?)
(だ、誰か!?)
「……え」
「な、なんかこっち見てるぞ?」
(近所の子供しかいない……/ま、まあいいか……。どうだ!?/今の僕は? 輝いているだろう!?)
「任せて下さい森島先輩!/何があってもこの僕が公園の平和を/守ってみせますから」
「V5726EFe3わお! W15EcF3素敵!」
「ははっ、それほどでもないですよ」
「な、なんだこれ……もういこうぜ」
「そうだな、なんかこえーし」
「V5727私のことも……W30EFe9守ってくれる?」
「も、もちろんです! 地震がこようが、/ミサイルが飛んでこようが……」
「この公園も、森島先輩も守ってみせます!/僕にとってとても大事なものですから」
「V5728EcF3ふふっ、W30ありがと。/W30Eo格好いいよNm君……」
「も、森島先輩……」
「V5729きゃっ」
「えっ!?」
「V9167Ehはぁはぁ……Sd」
(な、何だ!?/いきなり知らない子が目の前に……)
「V9168はぁ……W30はぁ……」
「V5730え、えーと……」
「その……」
「V9169EcF1ふぅLd……」
「V9170LeB0EoFe8m1好きです! W15EcNm君が大好きです!/ずっと見守ってきました!」
「V9171EoF9雨の日も、風の日も、雪の日も!/W45いつもあなたの姿を探していました!」
「V9172Fm3だからNm君のあんなことや/こんなことももちろん見てたよ!/W30EF3とにかく何でも知ってるから!」
「V9173EF4あ、だけどね!/W15EF3別にストーカーとかじゃなくて、/EF7どちらかというと……W45EF3そう保護者Ec!!」
「V9174EoFe4って、EF6保護者じゃ彼女に/なれないからダメか……W15EF3でも大丈夫!/とにかく大好きだから! W15Ecもう本当に!」
「V9175そうそう、W15安心して! W30あたし美也ちゃん/とは仲良くやっていけると思うの!」
「V9176EcFe1美也ちゃん結構寂しがり屋なところも/あるけど、EoF2きっとあたしならNm君の/彼女として受け入れてくれるよ!」
「V9177Ec三人で色々出かけたり、W15ゲームを/やったりするのもいいと思うんだ!」
「V9178EoF4あ、でも、W30EFe9m2あたしと二人きりになりたい/時はいつでも言ってね?」
「V9179EFe7Nm君の部屋でもいいし、/EF2あたしの部屋でも大歓迎! W60Ec色々と/見てもらいたい物もあるんだ!!」
「V9180Eoもちろんポンプ小屋とか、/体育用具室とかでも大丈夫だよ!/EFe4むしろすごく楽しそう!」
「V9181EFe9m2Nm君が望むなら、W15屋外でもいいよ?/W30EcFe1例えば公園……W45EoF2後は遊園地とかね!/W30EFe4エジプトの謎に行ってみたいし!?」
「V9182EF9あ、あとね、W15はしたない子って/思われたくないんだけど、W15Fm2けっこう/あたし色々勉強してるから!」
「V9183EFe8m1今誘惑してきている/1年生の女の子たちよりも/W15EcずっとずーっとEoいいとおもうよ?」
「V9184だから、あたしと……/W90EFe8m1あたしと付き合って下さいEc!!」
「え……あ……」
「V9185EhF9はぁはぁ……」
「あ、あの……」
「V9186EcW4EoF4は、はい! なんですか!?」
「とりあえず……。/名前はなんていうのかな?」
「V9187EF9あ……W30EF6裡沙。W45EF9上崎裡沙です」
「そ、そっか……上崎さんか……」
(いきなり告白されるだなんて、/すごく驚いちゃったけど……)
(こうして落ち着いて見て見ると……/すごく可愛いくないか!?)
(学校のお宝本を燃やしてから、/たったの1日でこんなに可愛い子が/告白してくれるなんて!)
(すごすぎるじゃないか!/もっとはやく燃やせばよかったよ!/後で梅原にも教えないとな)
「V9188LdEcF9……Le」
(待て待て!? もしかしたら、/恋愛テクニック本を出したら/すごく売れるんじゃないかな!?)
(NmNnの恋愛講座!)
(おおっ、ベストセラーの予感がする……)
「V5731そ、W15それでどうするの?」
「V9189EoF4あっ!」
「それは、その……」
「V9307ま、W15Ec待って〜裡沙ちゃ〜ん……W15EoF4って!/W60EF9ああっ、W30Ec遅かった……」
「V9308は、W15はぁ……W45ふぅ……」
「おおっ! 美也じゃないか丁度いい」
「V9309Eoお、お兄ちゃん、ちょっと待って、/美也の話を聞いて……EF4って、/W30EF8なんで裸なの!?」
「まあ待て、その前に美也に紹介するよ。/こちら上崎裡沙さん。/その……美也のおねーさんになる人だ!」
「V9190EF4えっ! W30EF3そ、W30それじゃあ……」
「V5732EF4わお! W30EcF3大胆発言!」
「V9310EF4ふぇ……」
「驚くのも無理はない、/なんせ僕ですら……」
「V9311EF8何いってんのにぃに!!」
「え……」
「V9312今出会ったばかりで、そんな大事なことを/すぐに決めちゃEcダメー!」
「そ、それはそうかもしれないけど……」
「V9313EoFe8m1いーい! こういうものは時間を……」
「V9191だ、EF9大丈夫!/W15実は、Nm君とは小学校から……」
「V9314ふぬ〜〜〜」
「V9192きゃ」
「ちょ、ちょっと……」
「V9315とりゃーーーーー!」
「V9193えいっ」
「V9316あっ! わわわっ! W15EcF9にゃ〜〜」
「V9194ねえNm君!」
「ど、どうしたの上崎さん?」
「V9317はぁ……Ecはぁ……」
「V9195少し……W30二人きりでお話したいんだけど、/W45EFe9場所を変えませんか?」
「あ、そっか、そうだよね〜」
「V9318Ts1B0Eoど、W15どうしよう、W30このままじゃ……」
「V9319EF6何か……W60何かいいEFe9方法は……W45P4EF4あっ!/W45EFe3森島先輩……」
「V5733EcF3は〜い美也ちゃん! 今日も可愛いわね。/W45Eo今度一緒にお出かけしない?」
「V9320EF4そ、そうだ!! W30EFe8m4森島先輩!」
「V5734EF4え? W30EF3なあに?」
「V9321み、W30Ec美也のねぇねは/森島先輩だけなんだからね!」
「V5735わお! W30EcF3本当に!?」
「V9196み、W15EF9美也ちゃん?」
「V5736まかせて美也ちゃん!/EF3私やさしいねぇねになるからねEc!」
「み、美也いきなり/何を言い出すんだよ……」
「V9197そうよ、W30いきなりそんな……」
「V9322EF8うるしゃーいEc!」
「……」
「V9198LdEF6……Le」
「V9323にぃにが一人でねぇねを決めるなんて/絶対にダメ! W45みゃーのねぇねは/みゃーが決めるのーEc!」
「だ、だからっていきなり森島先輩に/そんな……」
「V5737EcF3ふふっ、楽しみね〜」
「V5738EoFe7m3二人で何をしようかなぁ……」
「V9324美也何だっていいよ!/W15EcF3一緒にお風呂とかも平気だもんEo!」
「V5739EF4m3オーキードーキー!/W30EF3それはナイスアイディアね〜」
「んなっ!? 二人が……お風呂……」
「V9199Nm君! しっかりして!」
(待て待て待ってくれ……/森島先輩と美也が……一緒にお風呂)
(それはそうだよな、うん……/家族だから別に変ではない……)
(そう! 家族でお風呂に入るのは、/特に問題にはならない訳だ……)
(つまり僕とも……)
(いやいやいやいや!/……僕は馬鹿だ! 大馬鹿者だ!)
(この変な空気に惑わされるところだった)
(お風呂なんてことより、/もっと大きな問題があるじゃないか!!)
(森島先輩が美也のお姉さんになる……/と言うことはだ! ぼ、ぼ、僕の……)
(お、おおお嫁さんに……)
「V5740EFe9だ、大丈夫? 顔真っ赤だよ?」
(なんてことだ! 嫁候補が二人同時に/現れるだなんてモテ過ぎじゃないか!)
「V9200Nm君どうしちゃったの?」
(これはもしかして……昨日の夜、/家のお宝本を全部リサイクルショップへ/持って行ったからかな!?)
(まさかお宝本から卒業しただけで、/こんなに人生が変わるなんて!)
(いやー、まいったなぁ!!/ほんとどうしよう!!)
「V9325EhFe8m3今がチャンスだ!」
「V9326と、W15EcW4EoF3言う訳なのでー!/W45Ec麻雀で勝った方を美也の/ねぇねにしてあげまーす!」
「V5741EF4ええ!?」
「V9201EF4ま、W30麻雀?」
「何を言ってるんだよ急に……」
「V9327EoFe9m4だってこのままじゃ/話がまとまらないでしょ?」
「そ、それは……」
「V9328EFe8m6美也、W30絶対にゆずらないからね!」
「V9202EF9くっ……」
「V5742EF3いいじゃない麻雀!/W30すっごく楽しそう! W15やろうやろう!」
「V9203LdEFe8m7……Le」
「V9204EcF1人気とかスタイルじゃ/どうあがいても勝てない……/W45EoFe8m7うん! W15あたしも麻雀に賛成!」
「ふ、二人とも……」
「V9329EF8さーどうするのにぃに!」
「ど、どうって言われても……」
「V9330EcFe4m3このまま解散、W30Eoでもいいよ〜?」
「それは……その……」
「V9331EF3さーさー」
「わかったよ……やるよ!」
「V9332EFe8そうこなくっちゃ!/W15EcF3それじゃあ対局開始〜!」
「V5743Ecやったわ〜! W30Eo私の勝ち〜!」
「お、おめでとうございます先輩!」
「V9205そ、W30Ecそんな……」
「V9333ふぁ〜……W30EFe9m3森島先輩強いなぁ」
「V5744EcFe4ふっふ〜ん! W30まいったか!」
「まいりました!」
「V5745EoF3さー! 美也ちゃ〜ん、/W30Ec私がねぇねよ〜! W45EoFe8うりゃ!」
「V9334ひゃっ! W30EFe9m3せ、先輩……」
「V5746EcF3よーしよしよし!」
「V9335Ehく、W15くすぐったいEc」
「V9206Ld……Le」
「V5747EoF4あっ、W15EF9ごめんね〜。嬉しくてつい。/W30嫌だった?」
「V9336B80Eoべ、別に平気……」
「そ、それで先輩……。/美也が妹になったってことは……/その僕はやっぱり……」
「V5748EF3うん、もちろん弟!」
「あー、やっぱりそっちですかー」
「V9207EF9お、W30Fm2弟……。W60Ec弟……W15なんだ……」
(まあ、そりゃそうだ……/どう考えても旦那にはならないよな。/一瞬でも考えた自分が恥ずかしいよ)
「V5749Ecふふっ、W30Eoやっぱりな〜想像通り!」
「え? 何がですか?」
「V5750EFe8美也ちゃんの抱き心地最高!」
「V9337B0EF4ふぇ?」
「V5751ちょっとくすぐったい感じもするの!/EcFe9も〜たまらないわね〜」
「V9338B80LdEFe9m3……Le」
「はははっ、ちょうど先輩のあごに/美也の髪の毛があたりますからね」
「V9208LdEF6……Le」
(それにしても……)
(ちょっと気難しいところがある美也が/見事になついている感じだなぁ……。/さすが森島先輩ってところか)
(いつも明るくて、前向きで……/くよくよしないで……/一緒にいるとすごく楽しくて)
(……楽しいだけじゃないな。/不思議に僕まで前向きに考えられる/ようになった気がする)
「すごいなぁ……」
「V9209EFe9m3ホントですよね」
「え? 上崎さん……」
「V9210森島先輩、W30やっぱりすごいですよね……/W45可愛いとかキレイなだけじゃなくて、/W30周りの人を優しい気分にさせてくれて」
「うん……そうだよね」
「V9211EF6あたしには……W45真似できないな……Ec」
「……あ、あの」
「V9212EoF4う、W30うん? W45EF9どうしたの?」
「今日初めて会う僕が言うのも、/変かもしれないけど……」
「V9213は、W30はい……」
「……それでいいんじゃないかな?」
「V9214EF4え?」
「その、何て言うか……。全部真似する/必要なんてないと思うんだ……」
「V9215LdNm君……Le」
「上崎さんにも、僕が知らないだけで/良いところがたくさんあると思うし……」
「だから何て言うか……。全部真似する/必要なんてなくて……。上崎さんの良い/ところはそのままでよくて……」
「V9216LdEF6……Le」
「自分で足りないな、って思うところを、/改めていけばいいんじゃないかな……」
「V9217EF9そう……W45なのかな?」
「きっとそうだと思うよ……」
「V9218Ecそっか……W150EoEF2うん、W45頑張ってみるね」
「うん」
(考えてみたら僕も森島先輩のおかげで、/色々と変わってきたよな……)
(あの日、公園で声をかけてもらってから/本当に救われたし……)
(……)
「V5752こーらー! W30こんなおめでたい時に/しょんぼりしちゃってどうしたの〜?」
「あ……」
「V5753EF3リベンジマッチなら、いつでも/引き受けるわよ〜?」
「……森島先輩ありがとうございます」
「V5754EF4え? W30ホントにリベンジ?」
「違います……。先輩と知り合えた/おかげで、僕は色々と変われました」
「V5755LdEFe9m3Nm君……Le」
「V9339にぃに……」
「V9219LdEcFe1……Le」
「本当に先輩のおかげです、/だから……ありがとうございました」
「V5756そっか……、W120よかった。W30Ecふふっ」
「え?」
「V5757Ecふふふっ、W30Eo正直に言っちゃうとね、/W30私のおかげって聞いても、/W15何のことかさっぱりわからないの」
「そ、そうですか……」
「V5758EFe9でもね……W30今のNm君は、/なんだか格好良くなったから……/W45だからよかったんだよね……」
「か、格好いい!?」
「V5759EF7ずーっとわんちゃんみたい、EF3って/思ってたけど」
「V5760今のNm君を見てたら、/W30そんな風には思えないもん……」
「あ、ありがとうございます」
「先輩のおかげです……/これからも色々頑張ります……」
「V5761B80EFe9うん……W30頑張ってね」
「V5762あっ! EF3そうそう!/W30EFe9頑張るのはいいと思うんだけど……」
「は、はい!」
「V5763EcF3もうわんちゃんじゃないんだから、/服は着た方がいいかもね」
「あっ! そ、そういえば忘れてました/……っくしょん!」
「V9340んもう〜、EFe9m3にぃに何してるの〜」
「あ、いや……」
「V9341しょうがないなぁホントに。W30Ecにしししし」
「V9220ふふふふふふ」
「V5764EcF3あはははははは」
……こうして、ひょんなことから始まった、/ねぇね争奪麻雀は無事に終わりを迎えた。
勝負を終えてからの帰り道で、/僕は色々なことを考えた……。
ずっと過去のこと、/今までのこと、これからのこと……。
そして、今までの自分を変えるために、/あることを思い立ったんだ……。
「V9342にししし、W30Eo美也の勝ちーーっ!/W45Ecどーだ! まいったかー!」
「むむ、やるなぁ美也……」
「V5765強いのね〜、美也ちゃん」
「V9221Ecま、W15負けちゃった……」
「ん……美也が勝ったとなると……/いったいどうなるんだ?」
「V9343EoF4ふぇ?」
「V5766あ、W15そっか〜!」
「V9222まったく決めてなかったね……」
「どうするんだ美也?」
「V9344EF7え……W30えーと……W60EF6う〜ん……/W45SpEFe9m1その……W30ど、W30Ecどうしよう〜Sd」
「うーん、まいったな。予想外の展開だ」
(まさか美也が勝っちゃうとはなぁ……/これだから勝負ってのは面白いんだけど)
(美也のねぇね決定戦だったから、/この後どうすればいいのか……ん?)
「なあ……そもそも美也は何でこの場所に/来たんだ?」
「V9345EF4え?」
「すごく慌てて来たじゃないか、/いったいどうしてだ?」
「V9346それは……W15その……」
「うん?」
「V5767EFe9そうね、W30よければ話して欲しいな。/W45勝者へのご褒美のヒントに/なるかもしれないしね」
「V9223LdEh……Le」
「V9347EF9えと、W30ね……」
「どうした?」
「V9348Ecその……」
「V5768うんうん?」
「V9224LdEc……Le」
「V9349Eoは、W15話を……。W45話を聞いて欲しくて」
「なんだよ、今も聞いてるじゃないか」
「V9350Ehそ、W15そうじゃなくて……/W45Ec美也上手く言えないんだけど……」
「V5769EF3うん」
「V9351Eoもっとね! W30ちゃんと話をして欲しい」
「話をして欲しい?」
「V9352EF6美也のねぇねになるとか……/お兄ちゃんの彼女になるとか……/W30EF9その……W15ちゃんと話して欲しいの」
「V9225EF4あ……」
「い、いきなりどうしたんだよ?/何があったんだ?」
「V9353EFe8m9何があったじゃないよ!/W15にぃに大変だったじゃん!」
「え……」
「V9354EF9最近は大分良い感じだけど……/W45EF62年前のにぃに……W30見てられなかったよ」
「み、美也……」
「V9355Ecもう、W30あんなにぃに見たくない……/W60EoF9だから……」
「V9226LdEF9……Le」
「V9356あせって、お互いのこと知らないうちに/結論を出さなくても……W30もっともっと/お互い知ってから仲良くなれば……」
「V9357Ehその……W45EcW4Eoそれからでも/遅くないんじゃないの?」
(お互いを知ってから……か)
「V9227LdEF6……Le」
(美也……僕のために色々考えて/くれてたんだな……)
「V9358その……W45EF6だから何て言えばいいのか……/W45EcF8うにゃー! わかんなーい!Fm1」
「いや、充分わかったよ」
「V9359EoF4え……」
「V9228EF4Nm君?」
「美也の言う通りかもな」
「V9360EFe9m3にぃに……」
「その、さっき上崎さんに告白されて、/本当に嬉しかった……」
「すっかり舞い上がっていたけど、/確かに僕はまだ上崎さんのことを/全然知らない」
「V9229EFe9m4で、でもそれは……。/W30これから知っていけば……」
「うん。/確かにそれも一つのやり方だと思う」
「でも知らな過ぎて、気づかないうちに/上崎さんを傷つけてしまうかもしれない。/それってなんだか寂しい話だよね」
「V9230Ld……Le」
「V5770EcFe4m3うん……W45EoF3美也ちゃんと/Nm君の言う通りかもね」
「V5771EFe9私……W45今まで男の人に告白されても、/W15どうしてもお付き合いする気に/なれなくて……」
「V5772EFe6すごく不思議だったんだ……/W30なんで私のこと全然知らないはずなのに/付き合おうって思えるのか……」
「V5773EFe9もっとお互い知ってから、W30それからでも/遅くないんじゃないかなって、/W30なんとなーく思ってたんだけど……」
「森島先輩……」
「V5774今の話を聞いて、すごくすっきりしたわ。/P1EF3W45私は美也ちゃんの考え方に大賛成Ecね」
「V9361B80Ecあ、W45ありがとうございます……」
「V9231LdEcF6……Le」
「どうかな上崎さん?」
「V9232EoFe2m4え……」
「その……焦る必要はないと思うんだ……。/もっとおしゃべりして、色々な部分を/知って、それからでもきっと……」
「V9233EcF9……そう、W45Eoですね」
「V9234EFe6確かに、W30その通りですよね。/W45せっかくこうしてNm君と話せるように/なったんだから……」
「V9235Ehもっともっと色々な話をしたい……/W45EcW4EoF9お話、してくれますか?」
「もちろん! 僕でよければ喜んで」
「V9236EcありがとうNm君……。/W15それにEo美也ちゃんも……」
「V9362EF4え……W60B70あ……W45Ecうん……」
「V9237ありがとうね。W30あたし/W15Nm君とじっくり話をしてみるから」
「V9363EoF3う、W90うん……」
(ありがとうな美也……)
「V9364B0ま、W30EFe9m3まーでもほら! W30EF3お兄ちゃんと/話をしたらさー」
「V5775え?」
「な、なんだよ? 急に」
「V9365EFe2あまりにもエッチでしょーもないから、/嫌になっちゃうかもねー。W30EcF2にしししし」
「お、おい! 何言ってんだよ」
「V9366だってホントのことじゃんエロにぃにEc!」
「V5776EcF3ふふっ……あはははは」
「V9238EcF3ふふふふふっ」
「馬鹿っ! エロにぃにって言うな!」
……こうして、ひょんなことから始まった、/ねぇね争奪麻雀は無事に終わりを迎えた。
勝負を終えてからの帰り道で、/僕は色々なことを考えた……。
ずっと過去のこと、/今までのこと、これからのこと……。
そして、今までの自分を変えるために、/あることを思い立ったんだ……。
「V9239やった……W30EF2あたしの勝ち!/W30Ecあたしの勝ちだ!」
「おおっ! 強いね、上崎さん」
「V9367ま、W30負けちゃった……」
「V5777わわっ、W30EcF3上崎さん強いね〜Eo」
(と、いうことは……上崎さんは美也の/ねぇねに……つまり、僕とその……/お付き合い的な話になるのかな!?)
「V9240Ts1やった! W30やった〜!」
「V9368LdEc……Le」
「V9241Ts1Eoこれであたしが……/1年生たちでもなく、森島先輩でもなく/W30あたしがNm君の……」
「V5778み、W15美也ちゃん大丈夫?」
「V9369Eoあ……W45Eは、W30EFe6はい……」
「V9242EFe9m7美也ちゃん……」
「V9370EFe9m6り、W30裡沙ちゃん……W30あの……」
「V9243EF9どうしたの?」
「V9371ううん……W30EcFm9何でもFm6ない……」
「V9244EFe2m4えっ、W30でも……」
「V9245Ts1EF6美也ちゃんがあんなに寂しそうに……」
「V9372LdEoFe9……Le」
(V9246EcLd確かにあたしが勝ったけど……)
(V9247EoFe9い、W15いいのかな……/W45Eh勢いに任せて告白しちゃって……/麻雀勝負になって……W30Ecこれで……Le)
「V9248EoF9ね、ねえ美也ちゃん?/ちょっと聞いてもいい?」
「V9373え? W30EFe9m3な、なに?」
「V9249EFe6その……W45EF9ど、W15どうして……/W30あたしを追いかけてきたのかな?」
「V9374EF4え?」
「V9250Ld……Le」
「V9375LdEFe9m1……Le」
「V9251よかったら……W30話してくれないかな?」
「V9376EF6わからないよ……」
「V9252EFe2m4え……」
「V9377美也にもわからない!/W45EoFm1でも、W30EFe9でもダメだと思ったの」
「み、美也?」
「V5779EFe3m4美也ちゃん?」
「V9253EFe9m7ダメ……?」
「V9378Ec裡沙ちゃんの気持ちもわかるけど……/W30EoFe8今日みたいなのはダメだと思ったの!」
「V9379EFe9馬鹿でエッチなにぃにだけど……/W45EFe8せっかくの裡沙ちゃんとの再会なんだから/もっといい形で再会して欲しかったの!」
「V9254EFe6あ……」
「V9380でも……W45Ehでもみゃーわからなくて……/W30Ecどうしたらいいのか……わからなくて」
「V9381Ld……Le」
「……」
「V5780EF9み、W15美也ちゃん泣かないで……」
「V9382なEF8、W30泣いてなんかいないもんEc!」
「美也……」
「V9255Ts1Ecそっか……W45美也ちゃんは……/W30こんなあたしのために……」
「V9383LdEoFe9m1……Le」
「V9256EoF9……美也ちゃん、W45ありがとう」
「V9384B0EF4え? W45EFe9m1な、何が?」
「V9257……あたし……前からそうなんだけど、/何かに夢中になっちゃうと、/我を忘れちゃうことがすごく多くて……」
「V9258EFe6それで……W30後悔してばかり……」
「上崎さん」
「V9259Eh今回のこともそうだね……。W30Ec本当は/もっといいやり方があるはずなのに、/ついかっとなって……」
「V5781LdEF1……Le」
「V9260Nm君、今日は本当にごめんなさい」
「えっ!? な、何が?」
「V9261EF6その……W30今日、W15お話したことは、/W30もちろん全部本当のことだけど……」
「う、うん……」
「V9262EF9もっとちゃんと……/こんな勢いに任せてじゃなくて……/少しずつ、お話させて下さい」
「上崎さん……」
「V9263EFe6m3その、W60EFe9皆が心配しないような形で……」
「V9385り、W60EF3裡沙ちゃん……」
「そ、そっか……うん、そうだね」
「V9264EF3あ、W60Ecありがとうございます!」
「V9265EoFe9本当にごめんなさい。/W45Ehあたし……W30ダメだなぁ……/W30少しずつでも変わっていかないとEc……」
(少しずつでも変わって行くか……/そうだよな……大事なことだよな……)
「V5782EcFe4う〜ん……W45EoF3でもさ、W30私は少し好きかな」
「え?」
「V9386EF4え?」
「V5783EF4あ、W15EF3もちろん限度はあると思うけど……/W30EFe9上崎さんの行動力っていうか、W15思い切りの/よさって……W30ちょっと憧れちゃうかも」
「V9266EF3森島先輩……」
「V9387EF6思い切りのよさ……」
(確かにそういうところあるな……)
「V5784EcF3ふふっ、W30Eo難しいわね恋愛って」
「そ、そうですよね……」
「V5785それじゃあさ! W15これから恋愛について/お茶でもしながらお話しないEcF3?」
「V9388EF4え?」
「V9267EF4れ、W45恋愛に関してですか……」
「V5786Eoうん! W15駄目?」
「さ、さすがにこのメンバーでこれからって/言うのはどうでしょう?」
「V5787EF9え〜そうなの〜?」
「V5788EFe8m9うーん、W45恋愛以前の問題で、/W15なんだか色々難しいのね〜Ec」
「ぷっ!」
「V9268Ecくすくす」
「V9389EcF3森島先輩面白い〜」
「V5789ちょ、ちょっと!/笑うところじゃないでしょ〜」
……こうして、ひょんなことから始まった、/ねぇね争奪麻雀は無事に終わりを迎えた。
勝負を終えてからの帰り道で、/僕は色々なことを考えた……。
ずっと過去のこと、/今までのこと、これからのこと……。
そして、今までの自分を変えるために、/あることを思い立ったんだ……。
「おっ! 僕の勝ちか!」
「V5790わお、W30EcNm君やる〜!」
「V9390ま、W60EFe9m1負けちゃった……」
「V9269Ecああ……W45せっかくのチャンスだったのにEo」
「はははっ! まあ皆頑張ったとは思うけど/僕にはまだまだかなわないみたいだね!」
「V5791EoF4わお! W15EF3すっごい自信ね〜」
「いやぁ、それほどでも」
「V5792Ecやるわね〜、W15このこの!/W45Eoで、どうなるのこの場合」
「え?」
「V9391EF4あ、W30EF6そっか……」
「V9270EF1確かに、そうですね」
「V5793EFe9Nm君が勝った場合のこと、/まったく決めてなかったと思うんだけど」
「ああっ!! た、確かにそうだ……」
「V5794Ecうん」
「V9392EFe9m1……どうするのお兄ちゃん?」
「V9271EF9ど、W30どうするんですかNm君」
「ど、どうすると言われても……」
「V5795LdEo……Le」
「V9272Ld……Le」
(もともと森島先輩と上崎さんが/美也のねぇねの座をかけて勝負してた訳/だからなぁ……し、しまったなぁ……)
「V5796EF3ねえ、W30どうするの〜?」
「V9273EFe6Nm君……あたし」
(…………こうなったら仕方ないっ!!)
「よし! それじゃあ今日から/僕が美也のねぇねになる!!」
「V9274EF4え?」
「V9393ふぇっ……」
「V5797EF3……さすがね。W45EcFe1その考えはなかったわ」
(ど、どうだっ!?)
「V9394EF8な、W30何言ってるのこの馬鹿にぃにEc!」
「え? だ、だってさ……」
「V9395Eoなんなのそのしてやった顔は! もう!」
「それは……その……ご、ごめん……」
「V9396EcFe9m1まったく……」
「V5798EcF3あはははは。W15EoNm君は面白いね〜」
「V9275LdEh……EcLe」
(しまった……当たり前だけど怒られた。/ど、どうすればよかったんだろう……)
「V9397もう……W15しょうがないなぁ……/W60EFe8ちょっといい?」
「な、なんだよ? 叩くなよ?」
「V9398Ts1EF8叩かないよ! W30聞きたいことがあるの!/W60EFe9m1あのさ……W30お兄ちゃん何かあった?」
「え? 何かってなんだよ?」
「V9399Ehその……W30EcW4Eoお宝本整理しているんでしょ?/W30どうしたの……」
「ど、どうしてそのことを!?」
「V9400裡沙ちゃんに、W15聞いたんだ」
「上崎さんに?」
「V9276あ……W60EF6ごめんなさい……」
「V5799ねえ、W30お宝本ってなあに?」
「も、森島先輩……それはまた今度で」
「V5800EF9え〜、そうなの? 絶対だよーW15Ehもう……」
「でも、そうか……理由か……」
「V9401Eoう、W30うん……」
「それはなんとなく……かなぁ」
「V9402EF8嘘だっ!」
「な、何で嘘って決めつけるんだよ……」
「V9403Fm1お願いにぃに! W30大事なことなの!」
「大事……なのか?」
「V9404EFe9うん……」
「お宝本を整理し始めた理由……」
「V9405Ld……Le」
(理由……そうだな……)
(……そろそろ、いいのかもな)
(2年も前だし……)
(僕も、変わっていかなきゃいけないし、/良い機会か……)
(……)
(結局、ふられたって事だよな……)
(……何でなんだろう、何が悪かったんだろう)
(何で約束はしたのに来なかったんだろう……。/ 誕生日プレゼントを贈った時はあんなに/ 喜んでいてくれたのに……)
(どうして……)
「V9406に、W30にぃに?」
「V5801大丈夫? W30すっごく怖い顔してるけど」
「あ! 大丈夫ですよ……その、/ちょっと昔のことを思い出しちゃって」
「V5802EF4昔のこと?」
「2年前のことです」
「V9277EF4……っ!?」
「2年前のクリスマスイヴに……/僕は女の子にすっぽかされたんです」
「V5803LdEF1……Le」
「V9278……そ、それは」
「V9407え……W60EF9にぃに……」
「あっ、う〜ん……/よかったら聞いてもらえるかな?/あまり楽しい話ではないんだけどね」
「V9408……Ehう、W45Ecうん」
「V9279LdEc……Le」
僕は、2年前のクリスマスの出来事を、/できるだけ簡単に、客観的に3人に話した。
当時は冷静に話すことなんて出来ないって/思ってたことだけど、いざ話し始めると/自分でも驚くくらいきちんと話しができた。
3人とも僕が話している間は、/一言も口を挟まずに、真剣に聞いてくれていた。
「でも、色々あって……今は/自分なりにふっきれたつもりなんだ」
「V9409にぃに……」
「V9280LdEFe9……Le」
「V5804……そうだったんだ」
「それで、何て言ったらいいのか……/う〜ん……」
「ずっとこのままでいいや、/じゃなくて色々と自分の可能性を/試したくなったのかな」
「だから、その思いつくままに、/とにかく色々やろうと思ったんだ。/そのとっかかりがふすまを干すこと……」
「V5805EF4え? W45ふすまを干したの?」
「はい……。そしたら不思議なんですけど、/妙にすっきりしたんです」
「V5806なるほど、W45EF3ふすまを干してすっきり……」
「意外でしたね」
「V5807Ecうんうん、W30Eoまったく理解できないもん」
「そ、そうですよね……まあ、それから、/他にもやってみようと思って」
「今日みたいに身体を鍛えてみたり、/普段読まないジャンルの本を読んだり、/Ts1お宝をちょっと整理して……」
「V5808EF4え? 宝箱?」
「あ! いえ、まあとにかくそういう感じ/なんですよ。ははっ、変ですよね」
「V9281EFe8m1そんなことない!」
「V9410そんなことないよ!」
「え……」
「V9282Ecすごい、W15すごいと思うEo!」
「V9411EF3珍しく立派だよにぃに!」
「あ、ありがとう……珍しくは余計だけど」
「V5809うん、でも本当に格好いいよ」
「え? あ、ほ、本当ですか!?/いやぁ、まいったなぁ……」
「V9412EFe8m4む……」
「V5810EcFe1うん。W45見直しちゃった……W30EoF3かも」
「はははっ、それほどでもないですよ」
「V9413お兄ちゃん!」
「は、はい?」
「V9414Fm1でれでれしないの! もう!」
「あ……ご、ごめん……」
「V9415EcFe9m1まったく、すぐ調子に乗るんだからEo」
「V5811Ecふふふっ、W15まだまだみたいね」
「そ、そうですね……頑張ります」
「V5812Eo応援してるわね」
「は、はい! ありがとうございます!」
「V9283……あたしも、W15応援するね」
「あ、ありがとう上崎さん」
「V9284EF3それで……W30Nm君を応援しながら、/W30あたしも頑張る」
「V9285EcFe6うん……W45EoNm君と話して、/気付いたんだ」
「いったい何に?」
「V9286EFe9あたしも、色々頑張って……/W45自分を変えていこうって」
「V9416EF3裡沙ちゃん……」
「V9287EcF3ふふっ、W45Eoそしたらもう一度……/W45EFe6もっときちんと……」
「V9288EcF3ふふっ、W45EoFe9何でもありません」
「V5813EFe8よーし! W30それじゃあNm君の/応援団結成を祝して、お茶でも飲みに/いこっかEF3!」
「V9417EF4あ! W15EcF3さんせ〜い!/W30Eo美也まんま肉まん食べたいー」
「V5814あ、W15EF3私も!」
「V9418Ecそれじゃあお兄ちゃんのおごりで/皆で食べにいこーっ!」
「僕の応援団なのに!?」
「V9419いーじゃんいーじゃん!/W15EFe8こんなに可愛い子に囲まれて食べる/まんま肉まんは最高だよ〜EcF3にしししし」
「V5815Ecふふふふっ、そうよそうよ」
「V9289Ecふふふ、W30ご馳走さまNm君」
「そ、そんなぁ……」
……こうして、ひょんなことから始まった、/ねぇね争奪麻雀は無事に終わりを迎えた。
勝負を終えてからの帰り道で、/僕は色々なことを考えた……。
ずっと過去のこと、/今までのこと、これからのこと……。
そして、今までの自分を変えるために、/あることを思い立ったんだ……。
「V5755行ったかな……」
(V5756LdEcふぅ、W45Eo長々と麻雀とかやってるから、/W30こんな時間になっちゃったじゃないのよ)
(V5757EFe9少し毛並みの良い犬を見かけて、/W30追いかけてたらこんな場面に/遭遇するだなんて……)
(V5758EFe8m2……でも、/おかげで興味深い話を聞けたわ)
(V5759行動に一貫性がない、/W45読みづらい性格とは思っていたけど……)
(V5760Ecクリスマスに/あんな出来ごとがあったからなのね……)
(V5761EoFe6だからなのかな……)
(V5762Eh不思議と、W30Nm君が気になるのは……)
(V5763…………)
(V5764Eh……)
(V5765Ecまあいいわ……W45あたしも帰ろう)
(よ〜し! 今日は土曜日だし、/授業はこれでおしまいだな)
(さて、急いで帰る準備をしないと!/なんたって今日はこれから……)
(僕が主催する、/カレーパーティーをするんだから!)
(さぁ、急いで買出しに行こう!/みんなお昼を食べずにお腹を空かせて来る/から、早くカレーを作ってあげないと)
(カレーのルーは、一週間前に家のお宝本を/リサイクルショップへ持って行った時/交換したのがあるし……)
(懐かしい復刻版のルーがあったから、/お宝本をルーに換えちゃったんだよな)
(まぁ、まさかこんな風に役に立つとは、/あの時は考えもしなかったけど)
(学校のお宝本は焼却炉で燃やせたけど、/家ではとても燃やす場所がなくて……)
(結局リサイクルショップへ行くことに/なったんだよな)
(ルー以外で必要な野菜やお肉を/この買出しで用意するんだけど……)
(それにしても、/いったいどのくらいの量がいるんだろ?)
(日頃から迷惑をかけたり、/お世話になってる人達を招待して/みたけど……)
(それだけでも10人以上いるし、/かなりの量がいるんじゃないのか?)
「V9290ま、待って! Nm君!」
「え?」
「V9291Moはぁ……McW10Moはぁ……Mc」
「あっ……上崎さん、/そんなに急いでどうしたの?」
「V9292Nm君が……教室からすごい勢いで、/出ていくのが見えたから……」
「もしかして、僕を追いかけてきたの?」
「V9293う、うん……W30EF9だってこれから、/W30Fm3パーティーの買出しに行くんですよね?」
「う、うん、そうだけど……」
「V9294そ、その……EFe9もしよかったら、/W45EcF8あたしにも手伝わせて下さい!」
「えっ!?」
「V9295あ、あたしも……EFe8今回のパーティーを/絶対に成功させたいんです」
「そ、そっか……」
「でも、上崎さんの細い腕じゃ、/買出しの重い荷物を持つのは大変だよ?」
「V9296へ、W15EcFm8平気です! EoFe8m7あたしがんばります!」
(上崎さん……/本当に真剣な目をしてる……)
「V9297ダ、ダメ……ですか?」
「いや、本当は人手がほしかったんだよ。/手伝ってもらってもいいかな?」
「V9298は、W30はい! W30Ecもちろんです!」
「それじゃ、さっそく買出しに行こう!」
……こうして、/上崎さんと買出しに出かけた。
料理に詳しい上崎さんのおかげで、/買物は順調に終わったけど……
「か、上崎さん、大丈夫?」
「LdV9299ふんぐっ!! W45LeEoだ、大丈夫です!/こ、これくらいEc一人で持てます!」
(十人分以上の材料だからな……/やっぱり量がハンパじゃなかったよ)
(僕も両手がいっぱいで、/上崎さんを手伝う余裕はないし……)
「会場の丘の上公園はもう少しだから、/ファイトだよ上崎さん!」
「LdV9300Moはぁ……McW10Moはぁ……McW45LeEoF8は、はい!」
「V9301つ、着いた〜Ec……」
「ふぅ〜……お疲れ様、上崎さん。/本当に助かったよ」
「V9302う、うん……お疲れ様Ec……」
(上崎さんの手の平……/ビニール袋の取っ手が食い込んでいた/せいで、真っ赤じゃないか……)
(本当に……がんばってくれたんだな)
「V5726あっ……Nm先輩、お疲れ様です。/こっちは準備ができてますよ〜」
「V5908お、お疲れ様です〜」
「おっ! もうみんな集まって/きてるみたいだね」
「V9303あっ、本当だ……」
(上崎さんがこんなにがんばってくれたんだ/……僕も負けてられないよな!)
「よ〜し! 今日は僕の人生で、/一番美味しいカレーを作ってみせるぞ!」
/Ti0       Ti2グツグツグツグツ……
(う〜ん、いい感じで煮込めてきたなぁ)
「お〜い、七咲」
「V5727はい?」
「カレーがもう出来上がるんだけど、/味見をしてもらってもいいかな?」
「V5728ええ、W30Fm2いいですよ」
「LdV5729Moふー……McW10Moふー……McW30LeFm6はむっ……」
「ど、どうかな?」
「LdV5730……Moはい、W10McW45LeEoとっても美味しいですよ」
「ほ、ほんと!? よかった〜/七咲からOKがもらえたなら安心だ」
「V5731そんな大げさですよ。/EFe6私は正直な感想を言っただけです」
「いやでも、こんなに美味しく作れたのは/七咲が手伝ってくれたお陰だよ」
「V5732いえ、W30EF3先輩の努力の成果です」
「V5733私は先輩の隣で、調理してるのを/眺めていただけですから」
「でも、七咲のアドバイスがなかったら、/今ごろどうなっていたか……」
「きっと七咲はいいお嫁さんになるよ」
「V5734そ、そんな私なんて……」
「V5735せ、W30先輩の料理してる姿も素敵でしたし、/W45EFe6m4先輩もきっと素敵な旦那さんに……」
「ん?」
「V5736な、なんでもないです!/W45EFe9m3B0それよりほら、EFe3カレーができたのなら/Ec次はご飯ですよ」
「あ、ああ、そうだね」
「V5737中多さん、飯ごうの調子はどう?」
「V5909は、はい!/今フタを開けるところで……あつっ!」
「V5738ほら先輩、W45EFe9手伝ってあげて来てください」
「ああ、そうするよ!」
「中多さん、大丈夫?」
「V5910んん〜……えいっ!」
/Ti0          パカッ!
「うおっ!? す、すごい湯気だ!」
「V5911そ、そうですね……でも、/お米のあま〜い香りがしますよ」
「V5912ほら、Nm先輩見てください!/W45EF2こんなにふっくらツヤツヤに炊けました」
「本当だ……それにしても中多さん、/一人で飯ごうが炊けるなんてすごいよ」
「V5913えへへ、W30Eo飯ごうのフタを開ける時に/少しコツがいるんですよね」
「そうそう! 知らないと苦労するんだ」
「じゃあ、早速中多さんの炊いてくれた/ふっくらご飯にカレーをかけようか」
「V5914はい、よろしくお願いします!」
「まずはご飯を……/この用意してきた紙皿に盛らないとね」
「V5915そのお皿……紙でできてるんですか?」
「うん、そうだよ!/アウトドアでの食事は紙皿に限るよ」
「V5916そ、W30そうなんですか……/W45EF9破れちゃったりしないんですか?」
「それはほら、こうしてカレーを/かけてみても……」
「V5917わぁ……破れないんですね」
(こんな素直に感心されると、/カレーをかけるだけの作業も/なんだか楽しくなってきちゃうよな)
「さぁ、中多さん! 準備はできてるから、/どんどんご飯を持ってきて!」
「V5918は、Ecはい!」
(よ〜し! さすがにみんなも/待ちくたびれているだろうし……)
(中多さんが盛ってくれたご飯に/どんどんカレーをかけていかないとな!)
「V5873はろ〜Nn! W30Eoどんな調子?」
「V481うわ〜Ecカレーのいい匂〜い」
「ああ、薫に田中さん。/ちょうど今、ご飯も炊けて盛り付けを/始めたところだよ」
「V5874それはよかったわ。/W45EF3お腹空きすぎて、みんなオオカミ/みたいな目をし始めてたから」
「V482私ももうお腹ぺこぺこだよ〜」
「あははは、ごめんね待たせちゃって」
「V5875今恵子がみんなのところに戻ったら、/EFe8m2ペロリと食べられちゃうかもよ?」
「V483えええっ!? W45EF9ど、どうしよう……」
「その心配はご無用だ!/ほら、盛りつけができたお皿から/どんどん運んじゃってよ!」
「V5876りょ〜かい!/W45EoFe8ここからはあたし達に任せなさいな!」
「V484う、うん、W30Ec任せて!」
「ああ! 特に薫は、バイトで鍛えた/手際のよさを思う存分に披露してくれよ」
「V5877さぁ、恵子は奥のテーブルから配って!/あたしは手前から攻めるわ」
「V485りょ、了解だよ!」
「田中さんも気合入ってるなぁ〜」
「LdV5878んふふ、W30LeEoFe8あたしと恵子の華麗な/チームワークをとくとご覧なさい!」
「……」
「LdV5879……Le」
「V5880カ・レ・エなチームワークを……」
「わざわざ2回言わなくていいよ!」
「V486あれ? 薫……/スプーンってどこにあるんだっけ?」
「V5881あっ……ごめん! W30EFe9m3渡すの忘れてたわ」
(なんて不安なチームワークなんだ……)
「V487えへへへ、W30Eoこれでもう大丈夫だね」
「V5882ええ! 今度こそEc行ってらっしゃい!」
「V488薫〜私の分はニンジンぬいておいてね〜」
「V5883オーケー! W45EFe8でも、もしドジをしたら/ニンジンオンリーだからね!」
「V489ええええっ!? ……きゃっ!/す、すみません!」
「V5884まったく……/心配の絶えない子なんだから」
「……薫のせいだろ」
「V5885さてと、W15EFe8それじゃあたしも/そろそろ戦線に出ようかしらね」
「ああ、よろしく頼むよ」
「V5886あっ……そういえばさ、/W30EF4なんでカレーパーティーなんか/やることにしたの?」
「え? なんでって……」
「V5887お金は全部Nn持ちなんでしょ?/W45EFe9随分と太っ腹じゃない」
「ああ、まぁなんていうか……/少しでもみんなに恩返しがしたくてさ」
「V5888……恩返し?」
「もしもなんだけどさ……」
「もし悲しい思い出がある場所を、/楽しい思い出で上書きできたら……/もう悲しい思いはしなくなるのかな?」
「V5816え……思い出を上書き?」
「V9304あっ……」
「僕はその思い出の場所へ行くたび、/いつも胸が苦しくなって悲しい気持ちに/なるんだ……」
「でも、自分を変えるって決めた/からには……たとえその場所へ行っても、/僕は笑えるようになりたいんだよ」
「V9420にぃに……」
「V9305Nm君……」
「V5817うん、W30EFe7楽しい思い出で上書きっていうのは/EFe3とってもいいアイディアだと思うわ!」
「ほ、本当ですか?」
「V5818ええ! W30EFe3私に協力できることがあるなら、/遠慮なく言ってちょうだい」
「森島先輩……ありがとうございます」
「V9306あ、あたしも手伝いたい……/Ecううん、W45F8m6Eo手伝わせてください!」
「か、上崎さん?」
「V9307あたしにできることがあるなら、/W30F9Eoなんでもしたいの……W30F8Ecお願いします!」
「……ありがとう、上崎さん」
「V9421仕方ないなぁ〜/Eo特別に美也も手伝ってあげるよ」
「ああ、ありがとう美也!」
(僕は本当に幸せ者だよな……/僕なんかのために、こんなに協力して/くれる人がいるんだから)
「V5819ねぇねぇ、EFe7楽しい思い出を作るなら、/EFe3その場所でパーティーするとかどう?」
「パ、パーティーですか?」
「V5820ええ! W30EoEFe7美味しい物を食べながら、/みんなでお話すればW15EFe3きっと楽しい思い出に/なるわ!」
「V9422あっ! W30EF2パーティーするなら、/美也がステーキを焼いてあげよっか!?」
「そ、そんな予算はさすがに……」
「V9423え〜っ! W45EFe8m6お兄ちゃんのケチ〜」
「V9308ステーキは無理でも、W30EFe2パーティーを/するのは楽しそうだよね」
(屋外でパーティーってことは、/なにかこう大勢で食べられる料理/じゃないと……)
(あっ、そういえば昨日、/家のお宝本をリサイクルショップで/カレールーと換えてきたんだよな……)
(そうだ……カレーはどうだろう?/やっぱり外で大勢で食事をするなら、/カレーは定番だと思うし!)
「たとえばだけど……/カレーパーティーとかどうだろう?」
(うっ……/さすがにカレーは微妙だったか?)
「V5821カレーパーティーかぁ……/W45EcF3うん、W45Eoすっごく楽しそうね!」
「V9424にししし、W45Eo美也もカレー食べたい!」
「V9309Nm君の手料理が食べられるのか……/W30EF3あ、あたしもすごくいいと思う!」
(よ〜し! 今度の土曜日の放課後は、/カレーパーティーに決定だ!)
(せっかくだし、普段お世話になってる/人達にも声をかけてみようかな)
「……と、いうわけだったんだよ」
「V5889へぇ〜EF2そうだったんだ」
「LdV9186くぅ〜っ……W10LeEoFe9m3よもやNmが、つらい過去/を乗り越えようとしてたとは!」
「って、梅原!? それに梨穂子!?」
「V5744私はカレーがタダで食べられるって、/聞いただけだったからEFe9m3驚いたよ……」
「いや、梨穂子にはちゃんと説明したぞ」
「V5745……あ、W30EF9あれ? そうだっけ!?」
「V5890カレーのインパクトが、よっぽど/強かったんでしょうね」
「V9187お宝本から卒業しちまったのは、/Eoちょいと寂しいが……EF1お前の親友として、/W30EF2俺は最高にうれしいぞ!」
(よ、喜んでくれるのはうれしいけど……/頼むからそんな大声で『お宝本』って/言葉を言わないでくれ!)
V5746/Ti0         ぐぅーーーーー
「V5891……」
「V9188……」
「V5747こ、こんなにいい匂いをかいでたら、/Ec我慢なんてできないよ〜!」
「あははは、そうだよな」
「V5892はい、W30Ecお待たせいたしましたー。/Eo『ちょっぴり切ない丘の上カレー』/でございま〜す」
「V5748え? わ、私がもらっていいの!?」
「ああ、やっぱり最初は梨穂子に食べて/もらいたいしな」
「V5749そ、そんな……」
「ほら、早く食べないと冷めちゃうだろ?」
「V5750う、うん……/EF3じゃあ、いただきまEc〜す」
「V9189おおっ、W15Fm3本当に美味そうだな……」
「V5751あひゅっ……EF4はむ……W30EoFe7もぐ……もぐ……」
「V5752Ldんーーーーーー! W45LeEoFe4m3美味し〜い!/W45EFe3こんなカレー今まで食べたことないよ!」
「本当か!?」
「V5753この美味しさは……/EcF2120万ウマイはあるよ!」
「そんなに!? 新記録更新じゃないか!」
「V5754すっごく奥行きのある味なんだよね。/W30Fm3鼻を抜けてくスパイスの香りに隠れて、/W15Ecシーフードの風味がフワッとして……」
「V9190ふっ……W30Eoさすがは桜井さんだ。/W45EFe3その風味に気づくとは相当のもんだぜ?」
「V5755梅原君!? W45EF8この風味はいったい……」
「V9191そいつは隠し味に使ってもらった/EFe3『イカの腹わた』が生み出した風味だよ」
「V5756イ、イカの腹わた!?」
「ああ、梅原がこのカレーのために/わざわざ家から持ってきてくれたんだよ」
「V5757そっか〜……EF2それでシーフードの風味が」
「V5758はむっ……W30もぐもぐ……/F3Ldんふふふ、W15Le本当に美味しいなぁ〜Fm7」
(本当に梨穂子は幸せそうな顔をして/食べてくれるよな…)
(なんだか見ているこっちまで、/幸せな気持ちになってくるよ……)
「V9192……」
「V9193おい、Nm……桜井さんが、/カレーの国から帰ってこないぞ?」
「お、おい! 梨穂子!?」
(まさか……あまりの美味しさに、/放心しちゃっているのか!?)
「V5893まったくしょうがないわね……/Fm3ほら、自分の席まで移動するわよ」
「LdV5759……んふふ♪ Leカレカレカレ〜♪」
「V9194ふっ……Eoまったくイカの腹わたも/罪なやつだぜ」
「ああ、まったくだ」
???
「V9260う〜ん……確かに美味しいんだけど、/辛さが足りないのよねぇ」
「あっ、香苗さん」
「V9261あら、EF3梅原君もいたの」
「V9195なんだい香苗さんは辛党なのか?」
「V9262そういうわけじゃないんだけど、/Fm3少し物足りない感じがするのよねぇ」
「実は後から辛さを足せるように、/もとから辛さを調節しているんだよ」
「V9263へぇ〜、W30EF3そこまで考えて作ってあるんだ」
「梅原、香苗さんのカレーに辛さを/追加してくれるか?」
「V9196あいよ! もう準備はできてるぜ!」
「V9264あら、W15EF3手際がいいわね」
「V9197へい、お待ち!/EoEFe3こいつをカレーに入れれば……」
「V9265ちょっと待って!!」
「V9198おっ、W30EF3どうしたい?」
「V9266梅原君……今カレーに入れようと/してるものは何?」
「V9199ん? EF3ワサビだが」
「ワサビ!?/お前いったい何をしてるんだ!?」
「V9200な〜に言ってんだい、EFe8辛さを足すように/言ったのは大将だろ?」
「誰もワサビとは言ってないだろ!?」
「V9267あはは、やっぱいいわ……/EcFe3ありがとね!」
「V9201あっ!? 待てよ香苗さん!/EFe9イカにはワサビなんだって!」
(いや梅原……/確かにイカの腹わたは入ってるけど、/これはあくまでカレーだぞ?)
「V9175ふっ……Eoやはりな」
「あっ、飛羽先輩。/カレーを食べてくれたんですね」
「V9176ああ、W15EF1あの占い師からもらった……」
「占い師? あっ、田中さんのことですか」
「V9177隠し味が気になって来てみたが、/EoF3やはりイカだったか……」
「は、はい……」
「それにしてもすごいですね、/味だけでイカの腹わたに気が付く/なんて……」
「V9178ふっ……/Eoイカとは長い付き合いだからな」
「はい?」
「V9179紀元前の頃から……/イカの内臓を使った魔法があった」
「そ、そんな魔法があったんですか!?」
(ていうか、なんでそれを先輩が/知ってるんだ!?)
「V9180ああ、W30EoF3その魔法を使えば、なんと/イカのように身体の色が透けるんだ」
「ええっ!? そ、そんな効果が……」
(待てよ……/じゃあ、今残っているイカの腹ワタを/使えばその魔法を使えるんじゃ!?)
(いや! 僕は生まれ変わるんだ!/こんなことを考えたら駄目だよ……)
(で、でも……/もし身体の色を透明にできるとしたら、/いろいろなことができるんじゃ……)
(プールを覗く時もこそこそしたりせず、/プールサイドで仁王立ちしながら眺め/られるんじゃないのか!?)
(いや、待てよ……/もし身体が透明になったまま/戻れなくなったらどうしよう?)
(ちゃんと学校で席に座っていても、/欠席になっちゃうんじゃないのか!?)
「V9181ふっ……W10Eoいったい何を悩んでいる?」
「も、もしもの話なんですけど……/その魔法を解く方法はあるんですか?」
「V9182そのときは、W45Eo私が魔法を/解いてやるから安心しな!」
「夕月先輩!?」
「V9183おう、Nm。W30Eo楽しませてもらってるよ」
「そ、それは何よりです」
「V9184愛歌のヤツがカレーを一口食べたとたん、/突然どこかに行くんで驚いたよ」
「V9182……Ec真実の探求に出向いたまで」
「あはははは……/そうだったんですか……」
「V9185それにしても、私等を満足させるカレー/を作るなんて、Ec大したもんじゃないか」
「V9183……賞賛に値する」
「そ、そんな……/みんなが手伝ってくれたからですよ」
「V9186はん! W30EFe9何を謙遜してるんだい」
「V9187茶道と同じさ……EoEF2このカレーには/お前の愛情がたっぷり注がれてるんだろ?/W30だったら美味くて当然なんだよ」
「夕月先輩……」
「V9184ふっ……W10Eo伊達に部長を任せてはいない」
(そうなんだよな……/茶道部でもない僕に、この二人は/本当によくしてくれて……)
(まぁ、その分こき使われてる/気がしないでもないけど……)
「あっ……それで夕月先輩は、/どうやって魔法を解くんですか?」
「V9188あん? W30EF2そんなの簡単だよ」
「V9189そんな魔法なんざ、後ろからけつを/蹴り上げれば一発で解けるさ」
「V9185ふっ……W10EoFm3十八番の蹴り上げ」
「あ、あはははは……/僕は遠慮しておきます」
「V9170ふふ、W30Eo楽しくやってるみたいね」
「あっ、高橋先生」
「V9186むっ……」
「V9190お、Ecおう、W20Eo麻耶ちゃん……」
「V9171ちょっと〜何よその微妙な反応は?/Fm9もう少し歓迎してくれても……」
「V9172あっ……W30EFe9きょ、W15Fm3Sp今日は酔ってないわよ!」
「V9191そ、W30EcEF2そりゃ〜何よりです」
(……よ、酔ってない?)
「V9192それじゃNm、Ec私等は席に戻るよ!」
「え? あっ、はい!」
「V9173あっ……EFe9ちょっと!?」
「V9187ナマステ〜」
「いっちゃいましたね……」
「V9174まったく……Ec失礼しちゃうわ」
(あの夕月先輩達が逃げるなんて……/先生はいったい二人に何をしたんだ?)
「V9175それにしても……/EFe9Nm君の顔の広さには驚いたわ。/W45EF2よくこんなメンバーを集めたわね」
「V9176みんなもとっても楽しそうだし、/EcFm7がんばってパーティーの準備をした/かいがあったわね」
「い、いえ……高橋先生が僕の無茶を/聞いてくれたお陰です」
「V9177そんな大したことしてないわ」
「そ、そんなことないですよ!/道徳の課外授業って名目までつけて、/公園の使用許可をとってくれましたし」
「V9178事情を聞いたら断れないわよ。/EFe6失恋の辛さは……一応、Ecわかるしね」
「高橋先生……」
「V9179でもね……いい思い出も悪い思い出も、/EFe9いつかは自分の人生の中の同等の1ページ/になることをEFe3忘れちゃダメよ?」
「同等の1ページ……」
「V9180人生の先輩としてのアドバイスっEcF3てね。/W45Eo少しは道徳の授業っぽくなったでしょ?」
「あはははは、そうですね」
「V9181ふふっ、W30Eoこれで何か言われても、/きっと大丈夫ね」
「V5766あ、高橋先生。/EF3ここにいらっしゃったんですね」
「V9182あら、絢辻さん」
「V5767高橋先生……/少しだけよろしいですか?」
「V9183ええ、W30Eo今そっちに行くわ」
「V9184それじゃNm君、/W30Eo後片付けまでしっかりするのよ」
「はい!」
(今回のカレーパーティーが開けたのは、/本当に先生のお陰だよな……)
(高橋先生、ありがとうございます)
「V9185……ええっ!?/こんないいお酒をもらってもいいの?」
「V5768はい、高橋先生に楽しんでもらう/ために持ってきたんですから」
「V9186で、でもイカの塩辛まで……」
「V5769先生にいつもお世話になっていることを/父に話したら、持って行けっと……」
「V9187どちらかというと、/私がお世話になってるほうなのに……」
「V5770そんなことないですよ」
「V9188そ、そう? じゃあ……/有り難くもらっちゃおうかしら!」
「V5771はい、ぜひ」
(……)
(なんだろう?/この裏取引を目撃しちゃったような/微妙な気持ちは……)
「V5772今日はパーティーに誘ってくれて/ありがとねNm君」
「あっ……絢辻さん」
「ね、ねぇさっきのお酒なんだけど、/本当にお父さんから?」
「V5773カレーもとっても美味しかったわ」
「そ、そう!? それは何よりだ」
(さ、触らぬ神にたたりなしっていうし……/これ以上聞かない方ががよさそうだな)
(それに先生との会話を聞いた後だと、/なんだか絢辻さんの褒め言葉が怖いよ)
「V5774ええ、W30EFe5それにクラスメイトの作った/料理なんてEFe3m2私初めて食べたかも……」
「V5775Nm君……意外と料理のセンスが/あるかもしれないわね」
「そ、そうかな」
「V5776それに今のNm君は……」
「V5822た、助けて〜!」
「V5777え?」
「も、森島先輩!?」
「V5823お願いかくまって!」
「V5778なっ……EF9どうしたんですかいったい?」
「V1039こらはるか! 逃がさないわよ!」
「つ、塚原先輩!?」
「V5824あん! W30Eoお願い絢辻さん、/W30ひびきちゃんを追っ払って!」
「V5779せ、制服を引っ張らないで下さい」
「V1040ごめんなさいね……/後でちゃ〜んと叱っておくから」
「V5825わ、W15Ec私は何も悪くないもん!」
「いったい何があったんですか?」
「V1041こっちで蒸かしていたジャガイモを、/W30Ecはるかがつまみ食いしちゃったのよ」
「V5826ぬ、濡れ衣よ! W30Ec濡れ衣!/W30Eo誰かが私をはめようとしてるんだわ!」
「V5780あれ? 森島先輩、W15EFe9口元に何か……」
「V5827えっ……口元?」
「V1042その口元に付いたバターを、ちゃんと/取ってから言い訳をするべきだったわね」
「V5828ぺろ……」
「V5829さぁ、これで証拠はなくなったわ!」
「先輩……今自分で証拠って認めましたよ」
「V5830あっ!? W30EFe9しまった、W30Fm8ワナだったのね!」
「LdV5781Moはぁ……McW15LeEoここは観念したほうが、/身のためじゃないですか?」
「V5831ううっ……そ、Ecそんなぁ……」
「そもそもなんでつまみ食いなんて、/しちゃったんですか?」
「V5832そんなの……/EFe8目の前に蒸かしたてのおイモがあったら、/Fm8バターを付けて食べるのは当然よ!」
「V1043はぁ……」
「と、当然ですか……」
「V5782そういえば……/EFe1どうしてジャガイモはカレーと一緒に/煮込まなかったんですか?」
「V1044ああ、それは七咲に注意されたのよ」
「V5833え? 逢ちゃんに?」
「V1045ええ、W30EFe3ジャガイモをカレーに入れる時は/後入れの方が絶対に美味しいからって」
「V5783そうなんですか……」
(そういえば……/僕にもいろいろアドバイスしてくれたし、/七咲はカレーにこだわりがあるのかもな)
「V1046まぁ、W15私はどちらでも美味しいと/思うんだけど……」
「でも、あの七咲が塚原先輩に意見を/言うなんてよっぽどですよね」
「V1047七咲のこだわりなんでしょうけど、/EFe6あの頑固なところが少しEc心配よ」
「そうですね……」
「V5784そっか……/W10Eoカレーのジャガイモ一つにも、/W30そんなこだわりがあったんだ……」
「V5785色んな人の協力があって、/EFe2あれだけ美味しいカレーができてるのね」
「あはははは、実はそうなんだ」
「V1048それじゃあ、私は炊き上がったおイモを/みんなのカレーへ追加しに行くわ」
「あっ、よろしくお願いします」
「V5786あの……Fm2私も手伝っていいですか?」
「えっ!? あ、絢辻さんが?」
「V5787うん、W45Eo今の話を聞いていたら……/なんだか手伝いたくなっちゃったの」
(このパーティーの手伝いをしても、/絢辻さんにはメリットはないよな?)
(あれだけメリットのない手伝いは/しないって言ってたのに……)
「V1049じゃあ……お願いできるかしら?」
「V5788はい! Ecよろしくお願いします」
「V5834ひびきがどうしてもって言うなら、/EFe3私も手伝ってあげてもいいわよ〜」
「V1050はるかはつまみ食いをしたんだから、/手伝うのは当然でしょ」
「V5835ええっ!? W45EF9そ、そんなぁ〜」
(森島先輩と塚原先輩は相変わらずだけど、/絢辻さん……少し変わったかもな)
(うん、きっとそうだよ……)
「V278ヘーイ、ナイスガイ!/このカリーはお代わりF2EcOK?」
「あっ、もちろんですよマイクさん」
「V279オーゥ! EcF2グッジョーブ!/EoF3このカリー、ベリーデリシャスデ〜ス!」
「ありがとうございます!」
「V280こんなに美味しいカリーなら、/エブリデイでも食べたいEcF2デ〜ス」
「そ、そんなぁ……」
「V281今度はマイルームで、ミーのためだけに/クッキングしてくれませんか?」
「……はい?」
「V282二人きりでカリーを食べて、/W30EFe3ハートも! W30EcF8ボディも! W30EoFe3m2ホットに!」
「ええっ!?」
(ど、どういうことだ!?/カレーの話をしていただけなのに、/なんで鼻息が荒くなってるんだ!?)
「ダ、ダーツバーの調子はどうです!?/麻雀のお客さんは増えました!?」
「V283ワッツ!? W45EF6マージャン? W45Ecオーゥ……」
(よ、よかったぁ……/なんとか落ち着いてくれたっというより、/落ちこんじゃってないか?)
「V284最近マスターの顔が、/ベリーデンジャラスなんデ〜ス」
「そ、そうですよね……4人で来るお客さん/なんてなかなかいないですし」
「V285オーゥ、その心配ならノープロブレム。/そんな時はEcF2ブラザーの出番デース!」
「え? ブラザー?」
「V286カマーーーーン! EcFe8m3ブラザー!!」
「ぶっ!?」
「V208ひ、久し振りじゃないイカ」
「Mo……Mc…Mo…!Mc」
「な、なんで二人がマイクさんと/一緒にいるの!?」
「V209ま、まずは落ち着いてくれなイカ」
「…………Mo!!Mc」
「あっ……ご、ごめん」
(ま、まさかこの二人と、/こんな形で再会することになるとは……)
「V210やはりW30Ecイナゴマスクをハコにしたのが、/Eoそもそもイカんかったんだ……」
「…………」
「V211キビトランドから出て行った俺達に、/W45Ec世間は厳しかったじゃなイカ……」
「Mo……Mc……Mo!!Mc」
「え? 野犬と酔っ払いに追い回される/日々を送っていた!?」
(あ、あれから二人がそんな生活を/していたなんて……)
「V212逃げ込んだ路地裏で寝ていたところを、/このブラザーに拾われたんじゃなイカ」
「あっ……」
「V287フッフーEoF3m2迷える子猫ちゃんを/放っておくことはできませ〜ん」
「………Mo…!Mc W15…Mo…!Mc」
「あっ……その後、マイクさんの紹介で/ダーツバーで雇ってもらったのか」
「V288イエ〜ス! EoF3麻雀の面子が足りない時は、/二人に打ってもらってるんデース」
「そんなことがあったんですね……」
「V289へイ、Fm7このブラザー達にもFm3このカリーを/ごちそうしてもOKですか?」
「は、はい、それはもちろん……」
「V290オーゥ! W30Fm2さすがナイスガイで〜す!/EcF3惚れ直しました!」
「い、いや、そんな……ん?」
(あれ? そういえばこのカレーには、/イカのはらわたが入ってるけど……/二人に食べさせていいのか?)
(イカ男はもちろんだけど、/確か猫ってイカを食べると消化不良を/起こしちゃうんじゃ……)
「V213ふっふっふっ、W30いい匂いじゃなイカ!/さて、お味はイカがなものか……」
「あっ! ちょっと待って……」
「V214ん〜っ! W45Eoこれは美味いじゃなイカ!/なんてイカした味なんだ!」
(し、しまった……/注意する前に食べちゃったよ!)
「V291ベリーデリシャスな味デスよね」
「V215ああ! それになんだか、/体によく馴染む味じゃなイカ!」
(そりゃ誰よりも馴染んじゃうよ!/ああ……僕はとんでもないことを/してしまったんじゃないのか?)
「……っ!!」
「V216イカっ!? こら!/人のカレーを盗るんじゃなイカ!」
(ああっ!?/僕が悩んでる間にきびにゃんまで!)
「V217こ、これ以上は食っちゃイカん!/サッサと人のカレーを返さなイカ!」
「…………っ!」
「V218こ、この泥棒猫! またなイカ!」
「V292ワーォ……」
「……い、行っちゃいましたね」
(キビトランドを追い出された後、/よっぽど飢えていたんだな……)
「V293落ちついてランチもできないなんて、Ec/困ったブラザー達デース」
「あ、あははは……そうですね」
(と、とりあえずは大丈夫そうだったけど、/二人の無事を祈るばかりだよ……)
(どこかで倒れてなければいいけど……)
「V294それではミーは、席に戻って、/またカリーを食べてきま〜す」
「V295ダーツか麻雀がしたくなったら、/いつでもバーに来て下さ〜いね」
「は、はい、ありがとうございます」
(マイクさん……陽気なだけじゃなくて、/面倒見もいい人なんだなぁ)
(でも……/絶対に一人で会いたくないのは/なんでだろう?)
「ん? 梨穂子か、どうしたんだ?/無言でお皿を突き出して……」
「V5760……」
「あ、ああ、お代わりがほしいのか。/よっと……これくらいでいいか?」
(り、梨穂子のヤツ……/よっぽどこのカレーが気に入ったんだな)
「V9268えっ!?/桜井もうお代わりもらってきたの!」
「V5761マ、マイクさんの方が私よりも/早くお代わりしてたもん!」
「V5894桜井さん、マイクさんがお代わりするまで/じっとしてたのはそういう……」
「V5762そ、そんなことないよ〜」
「V9269あはは! 桜井面白すぎるわ!」
「V5739ふふ、他の人もどんどんお代わり/してくださいね」
「V5919し、してくださいね」
(……うん、みんな楽しそうだ。/パーティーを開いて本当によかったよ)
(これだけ有意義なことをしたんだ……/売ってしまったお宝コレクションも、/僕のことを怒ったりしないよな?)
(あれ? そういえばあの子が……/上崎さんがいない?)
(いったいどこにいっちゃったんだ?/カレーの準備までは、誰よりもがんばって/くれていたのに……)
(V9310……これで、いいんだよね)
(V9311せっかくNm君があたしにくれた/雀牌だけど……)
(V9312Nm君が変わったように……/美也ちゃんから言われていたように……/いい加減、あたしも変わらなきゃ)
(V9313今までみたいにNm君に、/依存しているだけじゃダメなんだよね。/だから、この雀牌も……)
/Ti0     Ti2ザクッ……ザクッ……ザクッ……
(V9314また……必要な時がくるまで/この公園の芝生に埋めておこう)
/Ti0        Ti2ザッザッザッ……
(V9315ごめんね。Nm君があたしにくれた、/初めてのプレゼントなのに……)
(V9316ふぅ……これでキレイに埋められたね)
(V9317今度この雀牌を使うのは、/いったいイツになるのかな……)
(V9318またNm君がくじけた時に、/Fm3この牌を掘り返して、いっしょに朝まで/遊んであげればいいよね)
(V9319その時は美也ちゃんや……/W60Eh他のみんなとも一緒に遊べたらいいな)
(V9320……)
(V9321他のみんなと一緒……か。/W30EFe6あたしがこんなこと考えるなんて……)
「V9322ぐすっ……W60EhFm3あ〜あ……、/W30あたし、W30今までなにをやってたんだろう」
(V9323本当に……/W30何をやってたんだろうな……)
「V9324ううっ……ぐすっ……Ldううっ……Le」
(V9325こんな泣き顔を見せたら……/W45Fm3みんなの食べてるカレーまで美味しく/なくなっちゃうよ)
(V9326せっかく楽しい思い出を作ってるのに、/W30EcFe6あたしが台無しにしたらダメだよね……)
(V9327Nm君やみんなには悪いけど、/Ec今のうちに、こっそり帰ろう……)
「V9425……」
「V9328み、美也ちゃん……」
「LdV9426……Le」
「V9329……ご、ごめんね。/W45EoF9あたし……こんなだから、EcFe2m9先に帰るね」
「V9427んっ……」
「V9330……え?/な、なにこのビニール袋?」
「V9428んっ!」
「V9331あたしが貰ってもいいの?」
「V9429……」
「V9332えっ、この匂いってまさか……」
「V9333ふふっ……/W15いつの間にカレー弁当なんて作ったの?/しかも、お持ち帰りの……」
「V9334ぐすっ……Eo美味しそうな匂い。/W60Ehでも、ちょっとスパイシー過ぎるかな?/W60だって、Ecこんなに目に染みちゃうよ……」
「……そっか、上崎さんは/先に帰っちゃったのか」
「V9430……うん」
「V9431でも、裡沙ちゃんが言ってたよ。/『また誘ってください』って」
「そっか……」
(今回は無理だったけど、/次はゆっくり話せたらいいな……)
(今度は……/上崎さんも笑って参加できる、/そんなパーティーにしないと……)
「V9432あれ? そういえば……/もう片付けも終わったの?」
「ああ、後片付けまでばっちりだよ」
「V9433おおっ! W45EFe8やるねぇ〜にぃに」
「後片付けまでが料理だしな。/それより美也、カレーはどうだった?」
「V9434あっ、W15EF3今までにぃにが作った料理の中で、/EF2一番美味しかったよ!」
「本当か! チャーハンより?」
「V9435うん!」
「そっか、それはよかった……/気合を入れて作ったかいがあったよ」
「V9436うん、W10Fm2また家でも作ってよ!」
「ああ、作るのはいいけど……/今日ほど美味しくはならないと思うよ」
「V9437ふぇ? なんで?」
「だってさ、ご飯は大勢で食べるほど/美味しいっていうだろ?」
「家で二人だけだと、/ちょっと物足りないと思うんだ」
「V9438あっ……」
「またさ、今日みたいなパーティーを/したいよな」
「V9439うん……W45EF3絶対にまたEcしようね!」
「V9440じゃあ次のパーティーは……/W30EFe3みゃーが料理を作ってあげるよ!」
「いや、それは勘弁してくれ」
「V9441んなっ!? W30EFe8m6なんでさー!?」
(美也が料理なんてしたら、/せっかくのパーティーが台無しに/なっちゃうだろ……)
「V5740あっ、美也ちゃん、EFe9ここにいたんだ」
「V5920ず、ずっと捜してたんだよ」
「V9442ごめんごめん、/ちょっと用事があって……」
「二人とも美也に何か用だったの?」
「V5741はい、中多さんと何かデザートが/食べたいねって話をしてて……」
「V5921美也ちゃんも一緒に食べに行かない?」
「V9443デザート!? W45EcF3行く行く〜!/……EoF4って、W30EF9美也行ってもいいよね?」
「ああ、もう片付けも終ってるし、/遠慮なく行ってこいよ」
「V9444うん!」
「V5742じゃあ、EF3どこへ食べに行こうか」
「V5922ここからなら……Ecう〜ん」
「V5763デザート……」
「LdV5895んふっ、W15Leちょっとそこの若い衆!/うちのファミレスなんていかがかしら?」
「V5743駅前のファミレスのことですか?」
「V9445あっ、W10Fm3あそこのパフェを一度食べて/みたかったんだ〜!」
「V5836じゃあ、そこで決定ね!/さぁ、W10Ecみんなでレッツゴーよ!」
「V1051はぁ……/W60Eo3年生が1番落ち着きがないじゃない。/ちょっと待ちなさい、はるか!」
「V9202なんだいなんだい、/EFe8次はファミレスへ延長戦か?」
「V9270ほら梅原君、EFe8私達も行くわよ!」
(あ、あれ? なんだか一気に人が……)
「V296ヘルプミー! 助けて下さ〜い!!」
「え!?」
「V9189ちょっと〜Nmく〜ん?/みんなどこへ行っちゃったの〜?」
「た、高橋先生!?」
(な、なんで酔っ払ってるんだ!?/アルコールなんて用意してないぞ!?)
(あっ……そうだ!/絢辻さんがお酒を渡していたけど、/まさかそれを飲んで……)
「V297このレディがミーをEc離してくれ/ないんデ〜ス!」
「V9190だって〜一人より二人で飲んだほうが/EcF3楽しいじゃな〜い」
「V298ミーは楽しくありませ〜ん!」
「V9191まぁまぁ、W30EFe3マイクさんも/もう少し飲めばEc楽しくなってくるわよ!」
「V299ミーはこの後、英会話のレッスンが……」
「V300ノーーーーーーーーーーーー!!」
(な、なるほど……/夕月先輩達が酔った高橋先生を/恐れる理由がわかった気がするよ)
(そういえば、その夕月先輩達は/どこにいったんだ?)
「V9193卒業したら……/Ec次は何部に入ろうかねぇ」
「V9188……悩ましい」
「V9194今日のカレーは美味かったし、/W15EFe2カレー部ってのも悪くないかもな」
「V9189うむ……Eoだが、W30EF3運動部も捨て難い」
「V9195いや、W15Fm2さすがに運動部は無理だろ」
(帰りながら何か真剣に話し合ってる/みたいだな……)
(まぁ、今日来てくれたお礼は、/また学校で会った時でいいか……)
(あれ? ということは……/まさか僕は一人きりなのか?)
(た、確かに後片付けは終わったけど、/大量のゴミと鍋は誰が運ぶんだ!?)
(これだけの量を僕一人で運ぶのか!?/そ、そんなぁ……)
「V490……あれ? みんなは?」
「……え?」
「さっきファミレスに向かったけど……」
「V491ええええ!? W15EF9Sdそんな……/わ、私を置いていかないでよ薫〜!」
(さ、片付けの続きをするか)
(とほほほ……まさか最後の最後で、/こんなことになるなんて)
(ううっ……さすがに重いよ。/これだけの荷物を持って、/はたして家まで帰れるのか?)
「V5789あら、大変そうねNm君」
「へ?」
「あ、絢辻さん!?」
「V5790一人でそれだけの荷物を持つなんて、/Ecすごいわ」
「まだ残ってくれてたんだ……」
「V5791別に、ただなんとなくよ」
(まさか絢辻さん……/荷物を運ぶのを手伝ってくれるのか?)
「V5792それじゃ、あたしは先に帰るわね」
「ええっ!? そ、そんなぁ……」
「V5793はぁ……/W60Eoなに情けない顔してるのよ?」
「だ、だって……」
「V5794何かに頼らずにがんばるって……/W30EcFm2そう決めたんでしょ?」
「V5795今のNm君なら……/どんなことでも一人でできるわよね?」
「そ、それは……」
(そうだよ……/僕は変わるって決めたじゃないか!/そのためにお宝本だって……)
「ああ、もちろんだよ!/僕は生まれ変わるって決めたんだから!」
「V5796ふふっ、W60Fm3そっか……/EoFe3それじゃ、お先に失礼するわ」
「今日はありがとね、絢辻さん!」
「V5797……カレー、本当に美味しかったわ」
「う、うん!」
絢辻さんが別れ際に見せてくれた笑顔……/その笑顔を見て、僕は改めて今日の目的が/達成できたことを実感した。
悲しい思い出のあった丘の上公園……/そこに、楽しい思い出が新しくできたんだって。
そんな出来たての思い出を噛み締めながら、/僕は今回のきっかけとなった麻雀牌に/思いをはせた。
あの日、梅原が偶然持ってきた麻雀牌……。/今にして思えば、偶然じゃなかった気がする。
考え過ぎ……とはとても思えない。/だって、麻雀牌を譲ってもらったことで、/本当に色々なことがあったから……。
僕が悲しい思い出から卒業できたこともだけど、/僕たちの間に、たくさんの素敵な思い出を作る/きっかけになってくれた。
僕たちの手に渡るように、/誰かが瓶に詰めて流したんじゃないか……って、/心の底からそう思うんだ……。
そして僕たちの手を離れ、/静かな眠りについた麻雀牌……。
きっと新しい持ち主の元で、/色々な思い出を作るんだろう……。
どんな人が見つけるのか、/どんな麻雀をするのか……。
暗闇の中そんなことを考えていたら、/いつの間にか降り始めた雪が僕の頬を濡らした。
しんしんと雪を降らせ始めた空は、/僕らにこの一年の終わりを告げていた。
終わりゆく年……。/でも僕たちはこの冬を一生忘れないだろう。
いくつになっても、この冬の思い出を振り返れば、/一緒に過ごした大切な人のことを思い出せる。
そう、思える……。
……こうして、/カレーパーティーは無事に終わった。
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ペラリ
(……)
(えええっ!? ほ、本当に!?)
(赤鮫剣を手に入れたビバロウが、一気に/決着をつける展開だと思っていたのに)
(まさか、ビババンリが白鯨矛を手に入れて/返り討ちにするだなんて……)
(この展開の読めなさ……/さすがビーバー三国志……奥深いなぁ)
(ビバロウの前歯も折られて、/ここから先どうなるんだろう……)
(ビーバーたちの力の源である前歯を/失ったらもう戦えないじゃないか)
(あんなに苦労して赤鮫剣を手に入れて、/ここから一気に逆転劇が始まるのかと/思っていたのに……)
(それに対抗する武器があるとは……/結局物に頼っちゃ駄目ってことなのか)
(そうだよな、いざという時に/頼れるのは自分なんだよな……)
(自分だけ……うん……)
(そうだよ!/何かに頼っていても駄目なんだよ!)
(自分が変わらないと、何も変わらない。/よし! やるぞ! やってやるぞ!)
「見てろよーーー!!」
(よし! 昨日考えた計画を/実行するためにも、まずは……)
「絢辻さん、ちょっといいかな?」
「V5798え?」
「V5799Nm君……どうかしたの?」
「少し話があるんだけど、/今ちょっといいかな?」
「V5800EFe9m4え? W30Fm3別にいいけど……」
「じゃあ、少し場所を変えたいから、/付いて来てくれる?」
「V5801EF4場所を? W45EF9教室じゃだめなの?」
「うん」
「V5802ふ〜ん……」
「うっ……」
(あ、絢辻さんに見つめられると、/なんでも見透かされそうで怖いよ……)
「V5803EcW4EoFe3m2わかったわ、/W30それじゃ移動しましょう」
「うん! ありがとう絢辻さん!」
「V5804……で、W30話っていったいなに?」
「実は僕……明日、/学校でしたいことがあるんだ」
「V5805EF9えっ……W30明日は日曜日よ?」
「うん、だから日曜日に校舎へ入る方法を、/絢辻さんなら知ってるかと思ってさ」
「V5806Ec確かに知ってるけど……」
「ほんと!? じゃあ、/僕にその方法を教えてほしいんだ!」
「V5807EoF1それは無理」
「ええっ!? そんな……/いったいなんで?」
「V5808EF9当然でしょ? W30理由も知らないのに、/W30簡単に教えるわけにはいかないわよ」
「り、理由は……言えないんだ」
「V5809EF8どうしても?」
「……う、うん、どうしても」
「V5810LdEh……Le」
「……」
(ふ、踏ん張るんだNn!/ここで絢辻さんに負けたら、計画が全部/パーになってしまう!)
「お、お願いだよ絢辻さん!/月曜日になったら何もかも話すから、/今は何も言わずに教えてほしいんだ!」
「V5811Ec月曜日にねぇ……」
「うん! 必ず話すから!」
(ううっ……やっぱり無理か?)
「V5812はぁ……W30Eo分かったわ。/W30Fm3Nm君のことを信じて教えてあげる」
「ほ、ほんと!?」
「V5813EcF3いったい何をする気なのか、/EoFe8少し興味もあるしね」
「V5814それじゃ……W15はい、W30受け取りなさい」
「え? こ、この鍵はいったい……」
「V5815校舎の鍵よ。W30その鍵を使えば/W15下駄箱から校舎に入ることができるわ」
「ええっ!? な、なんで絢辻さんが/そんなものを持ってるの!?」
「V5816EFe9クリスマス実行委員の仕事で使うのよ」
「V5817準備で遅くなることもあれば、/W30誰よりも早く登校することもあるからね」
「そ、そうなんだ……」
「V5818EFe3m2その鍵があれば充分でしょ?」
「うん、まさか鍵が借りられるなんて……/さすが絢辻さんだよ!」
「V5819B60EcFe9m5まったく……W75B0EoFe8m4でも、いい?/W30もしその鍵をくだらないことに使ったら、/W15絶対に許さないわよ!」
「もちろんだよ! 絶対にくだらない/ことになんか使ったりしないよ!」
「V5820EFe3m2そ、W30ならいいわ」
「V5821それじゃ、W30もう用はすんだでしょ?/W45Fm3早く教室に戻りましょう」
「うん!」
こうして月曜日に全てを話すという約束で、/絢辻さんから校舎の鍵を借りることになった。/これでもう後には引けなくなったな……。
明日の計画、必ず実行してみせるぞ!
(いよしっ! 寝起きはサッパリしてるし、/身体のコンディションも完ぺきだ!)
(今日は忙しくなるだろうから、/朝から気合を入れていかないとな!)
(そうだ、なんたって僕は今日……/生まれ変わるんだ!!)
「よっ……こい……しょっ!/ふぅ〜、これで一通り運び終わったな」
「ハッハッハッハッ!/こんな朝早くからさっそく一仕事/終えてしまったよ!」
「V9446EF4あれ? W30にぃに何をやってんの?」
「ああ、僕の部屋のふすまと布団を/庭で干してるんだ」
「V9447EFe9m1あ〜だから、W45にぃにの部屋で/ガタガタ物音がしてたのか」
「二階から下ろすのは大変だったよ」
(これで僕のプラネタリウムも、/塗料が薄れてもう二度と光ることは/ないだろうな……)
(自分で決めたこととはいえ、/やっぱり少し寂しいかも……)
「V9448それにしても……/W15EFe9m6ふすまって干したりするんだねぇ」
「ああ、これで悪い菌もイチコロさ!」
「V9449にぃにのえっち菌も?」
「初めからそんな菌はいない!」
「V9450じゃあさ、ふすまも干したら/お布団みたいにふかふかになるのかな?」
「ああ、きっとお日様の匂いもするぞ!」
(ここ数年、落ち込むたびに押入れ/にこもっていたし……)
(きっとこのふすまには、/今までの僕の悪い空気が染み付いて/いるんだろうな……)
(でも……/今日でそれも全部消えるんだ!)
「さて、そろそろ学校へ行こうかな」
「V9451EF4ふぇ? W30EF9何を言ってるのにぃに、/今日は日曜日だよ?」
「ああ、わかってるよ。/どうしても今日、学校でしなきゃ/いけないことがあるんだ」
「V9452ふ〜ん……W45EcFm6そっか、/W45EoFe9m3おまわりさんに捕まらないようにね」
「何をすると思ってるんだよ!?」
(たくっ……美也のやつめ、/いったい僕をなんだと思ってるんだ?)
(今日はこれから学校へ行って、/開かずの教室にあるお宝コレクションと/お別れするっていうのに……)
(でも、問題はあれだけ大量のお宝本を、/どこに持って行くかだよな……)
(学校のゴミ捨て場に置いといたら、/いろいろと問題になりそうだし……/梅原達は大喜びしそうだけど)
(あっ、そうだ!/リサイクルショップへ持って行けば、/ちゃんと引き取ってもらえるかも)
(お宝本もその方が幸せだろうし……/よし! 学校帰りにリサイクルショップへ/行くことにしよう)
Ti0Ts1/Ts2     Ti2カチャカチャ……ガチャッ
「お、お邪魔しま〜す……」
(だ、誰もいない学校って、/なんだかすごく違和感があるんだな)
(おっと……鍵をちゃんとかけ直して/おかないと誰かが入ってきちゃうよ)
(鍵もかけたし、これでもう大丈夫だ!/これで本当に、今この校舎にいるのは/僕一人だけなんだよな……)
(もちろん今この下駄箱にも、/僕しかいないのか……)
(な、なんだかドキドキするなぁ……/だって、今なら学校全員の下駄箱を/覗いて回ることだってできるんだぞ!)
(い、いや! そんなことはしないぞ!/僕は変わるって決めたんだ……)
(よし! 早く屋上へ向かおう!)
(隠し部屋に入ったら……/いよいよお宝コレクションとも/お別れのときか……)
(リサイクルショップへ持って行く僕を、/怨んだりしないよな?)
(かれこれまる2年……/お宝コレクションもけっこうな量に/なったもんだよ)
(運び出すだけでも時間がかかりそうだし、/どうやってリサイクルショップへ持って/行こう?)
(さすがに手で運んでいたら、/何往復するのか想像できないし……)
(……そうだ!/用務員室からリヤカーを借りてきて、/それで運べばなんとかなりそうだな!)
(よし、南京錠を外したから……/あとは扉を開けるだけか)
(扉を開けて……次に扉を閉めた時は、/もうここにお宝本は一冊もないんだよな)
(永遠のお別れか……)
(もし……もしもまた/お宝本が見たくなったらどうしよう?)
(目蓋に焼きついた、お宝本の1ページ/1ページを忘れられるとは思えないよ!)
(……ど、どうしよう?/リサイクルショップへは持って行かず、/場所を移すだけでも……)
???
「V5822ふふっ、W45何を悩んでいるのかしら?」
「えっ!?」
「V5823は〜い、Nm君。W15Eo/充実した休日をお過ごしのようね」
「……え? えええええええっ!?」
「V5824Ecくすっ、W45想像通りのリアクションが/もらえてうれしいわEoFe3」
「な、なな、なんで絢辻さんがここに!?」
(あ、絢辻さんが持ってる鍵は、/僕が借りたんだし……)
(下駄箱の扉もちゃんと鍵は閉めたのに、/なんでここにいるんだ!?)
「V5825Ehもしもの時ように、/W30合鍵を作るなんて当然でしょ?」
「あっ……」
「V5826Nm君みたいな変態が、/誰も居ない学校で何をするかわからない/から、W30こっそり様子を見に来たのよEc」
(ううっ……/てっきり僕を信用して鍵を貸してくれた/と思ったのに……)
(それにしても、校舎に入った時に/全員の下駄箱を覗いたりしなくて/本当によかったよ)
(もし絢辻さんに見つかっていたら、/いったいどうなっていたことか……)
「V5827Eo案の定、W30なんだか面白そうなことに/なってるしね」
「ぐっ……」
「V5828EFe1それで、W45その手に握りしめた南京錠は、/いったいなんなのかしら?」
「これは、その……」
「V5829EFe8素直に話した方が、/W15Nm君のためだと思うわよ?」
(ここまできたらもう隠せないよな。/絢辻さん相手に、誤魔化しきれるとも/思えないし……)
(でも、絢辻さんが開かずの教室や、/お宝コレクションの存在を受け入れて/くれるだろうか?)
(やっぱり……/軽蔑されちゃうのかな……)
(いや、堂々としていれば案外すんなり受け入れてくれて……)
(もしかしたら、リサイクルショップへ/運ぶのを手伝ってくれるかもしれない/じゃないか!)
「V5830どうしたの?/W75EhFm4まさか……W45EcW4EoFe8あたしに話せないことでも/しようとしていたの?」
「……わかった、全部話すよ」
「V5831EcF2うん、W30良い判断ね」
「その代わり……これから見るものは、/二人だけの秘密だよ?」
「V5832EoFe3m2ええ、W30約束するわ」
「それじゃ、絢辻さん/少しだけ後にさがってくれるかな?」
「V5833……W60これくらいでいい?」
「うん、それじゃあ……よっ!」
「V5834え?」
Ti0Ts1/Ts2     Ti2ギギッ……ギギギギギギ……
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ガコンッ
「ふぅ……/さぁ、これで扉は開いたよ」
「V5835な、W30なにこれ!?」
「この真下にある教室へ降りるための/隠し階段だよ」
「V5836隠し階段!? W60EFe9そんなものが……」
「うん。僕も偶然見つけたんだけど、/最初は本当に驚いたよ」
「V5837LdEFe8……Le」
(こんなに驚いている絢辻さん、/初めて見たかもしれないな……)
(それにあの絢辻さんが四つん這いになって/階段の奥を夢中で覗くなんて……)
(こんなに無防備な絢辻さん初めてだよ!)
「V5838ねぇ、Nm君……」
「はいっ!?」
「V5839この下に教室があるって言ったわよね」
「う、うん! 今からそこへ案内するよ」
「V5840ええ、W30Ecよろしくお願いするわ」
「それじゃ、階段を降りるけど……/少し暗いから足元には気をつけてね」
「V5841Eo……わかったわ」
「それじゃ行くよ」
(んっ……/いつ来てもここはホコリっぽいよな)
(まぁ、この薄暗い雰囲気も含めて、/今じゃ逆に落ち着くんだけど……)
(あのいつも冷静な絢辻さんが、/落ち着き無く周りを見渡してる……/やっぱり最初は誰だって驚くよな)
「絢辻さん、大丈夫?」
「V5842いったいなんなのこの教室は……」
(まさかここまで驚いてくれるとは……/こんな絢辻さんを見たことがあるのは、/世の中で僕だけじゃないのか!?)
「V5843この教室の存在に、/W302年間も気がつかなかったなんて……」
「お〜い、絢辻さ〜ん」
「V5844Eえ? W45EFe9あっ……/W30EFe8こ、これはどういうことなの!?」
「ええっ!? ど、どういうことって?」
「V5845Fm1この教室のこと……/W30ちゃんと説明してもらえるわよね?」
「う、うん、もちろんだよ」
「V5846LdEF8……Le」
(よ、よし……僕は今から絢辻さんに、/この教室でしてきたことを話すんだ)
(誰からも褒められないであろう、/お宝コレクションに囲まれて過した、/あのめくるめく日々を……)
(な、なんだかすごく緊張するぞ!?/心臓がすごい音で鳴っている!)
(こ、この緊張感……/きっと愛の告白も比べ物にならないよ!)
(くっ……でもやっぱり、/このお宝コレクションを否定されたら/と思うと、怖くて仕方ないよ)
(だって、このコレクションの存在を/否定されるってことは、僕自身を/否定されたも同然だもんな……)
(うん、ここは少しでも絢辻さんが/受け入れやすいようにソフトなものから/紹介しよう)
(段階をおって説明さえすれば、/絢辻さんだってきっとお宝本の素晴らしさ/を理解してくれるはず……)
(いや、むしろこれは、/誰にも語れなかったお宝本ランキングを/発表するチャンスじゃないのか?)
(そうだよ……/ここにあるのは、僕の半生をかけて/集めた素晴らしい本ばかりなんだ)
(胸を張って紹介するくらいじゃないと、/このお宝本達に失礼だよな……)
「実はこの教室には……/僕のお宝コレクションが隠してあるんだ」
「V5847EFe9m7お宝コレクション?」
「ほら、ちょうど絢辻さんの側にある/段ボールの下にも……」
「V5848段ボールの下?」
「V5849……っ!?/W30お、W15お宝って……W30まさかこの本って!?」
(つ、ついに絢辻さんに、/お宝本の存在を話してしまった……)
(もう引き返せない……/いや、ここまできちゃったら、/いっそ突き進むしかないよな)
「V5850まさかとは思うけど……/W30コレクションってことはまだあるの?」
「うん、いたるところに隠してあるんだ」
「自分で言うのも照れるけど、/男子にとっては夢のような場所だよね」
「V5851B0EcFm4……女子にとっては悪夢ねEo」
「ちなみにさっき絢辻さんが見つけたのは、/僕のお宝コレクションのランキングで、/おしくも11位になった一冊なんだよ」
「本当に厳しい世界なんだ……/さっきの本ですらベスト10に/入れないなんて驚いちゃうでしょ?」
「でも、それだけ10位の壁は厚いんだよ。/あっ、ちなみに……」
「ここにある分厚い本が10位の本なんだ。/壁も厚いが本も厚い……この貫禄、/さすがベスト10入りした本だよね」
「気になるタイトルは『桃色スナイパー』。/このお宝本の写真は全て、若い女の子が/撮ってるのが売りなんだよ」
「……けど、僕はとてもじゃないけど、/それを素直に信じることはできないんだ」
「だから、残念ながら10位なんだよね。/あっ、ちなみに9位の本はというと……」
「この『フレッシュ水着学園』さ。/これは本に付いてくる、モデルの子が着た/水着の切れ端がほしくて買ったんだよ」
「だけどその切れ端は、/気付いたらなくなってたんだ……/はぁ……家宝にするつもりだったのに」
「さ、さぁ気を取り直して、/8位の紹介も続けてしちゃおうかな。/8位は少し珍しいタイプの本で……」
「この『すりすりフレグランス』だよ。/なんとこれは視覚だけではなく、/きゅう覚でも楽しめるお宝本なんだ」
「特定の部位をこすると写真の女の子の/素敵な香りがして、お宝本なのに、/思わず目を閉じてしまうんだよね」
「今はこすり過ぎちゃったせいで、/匂いがしなくなったから8位まで/落ちちゃったんだよね」
「さて、次は7位だけど……」
(なんだろうこの感じは?/絢辻さんに一冊ずつお宝本を紹介するたび/体が熱くなっていくような……)
(まるで心に着ている服を一枚ずつ脱いで/いくような……)
(言葉では表せない、この恥ずかしさと/解放感……なんだか癖になりそうだよ!)
「そ、それじゃ次は7位を紹介しようかな!/7位はなんと、お宝漫画からランクイン/した……」
「この月刊『シロクマクラブ』だよ!/グラビア雑誌ではできない、漫画ならでは/のシチュエーションがたまらないんだ」
「月刊誌で人気ナンバーワンなんだけど、/僕がこの漫画で一番好きのは、実は最後に/載ってる4コマ漫画なんだよね」
「さて7位はお宝漫画だったけど……/6位はなんとお宝ゲームの攻略本なんだ!/名前は『恋姉妹 公式ガイドブック』」
「攻略できなかったあのイベントも、/A3サイズでばっちり堪能できるんだよ」
「あまりにもできがよかったから、/ゲームよりもガイドブックの方が売れ/ちゃったんだよねぇ」
「さぁ続いての5位は、まさかの海外物!/ツルハシを持ったブロンド美女が表紙の/その名も『GOLD RUSH』だ!」
「僕はこの本に出会えたお陰で、/カウボーイスタイルとバニーガールの/良さに目覚められたんだ」
「それにこの雑誌に載っている、意味の/分からない英単語を調べると余計興奮する/こともあるんだよ!」
「さて、いよいよベスト4の発表だけど、/ここからは一気にレベルが上がるんだ。/4位からしてすごいんだけど……」
「戦前に刊行されて、空襲もくぐり抜けた/偉大なる先駆者! 『河童と少女』が/貫禄のベスト4入りだ!」
「時代の流れなのかな……/こんなエッチな河童達がいなくなった/ことが、僕は本当に残念だよ」
「さぁ、そして3位は皆のお待ちかね!/言わずと知れた、お宝本のベストセラー!/『ローアングル探偵団』の登場だ!」
「この本に出会った衝撃は忘れられないね!/思わずほふく前進で生きていこうかと/本気で考えさせられたよ!」
「ちなみにカメラマンは、/ほふく前進のし過ぎで穴の空いたズボンを/毎月買い換えてたらしいからね」
「そんな陰ながらの苦労を称える意味でも、/この本がベスト3に入るのは当然だよ!」
「そして次は2位なんだけど……/実はこのお宝本、僕以外の人には/普通のお宝本と変わらないんだよね」
「題名は『いけないクラスメイト』。/実はモデルの子が、僕が中学校の頃/好きだった子にそっくりなんだ……」
「この本を買う時に感じた、/なんとも言えない罪悪感と興奮は今でも/忘れられないよ」
「そんな色々な意味で思い出深い1冊/だから、この本は2位なんだよね」
「そして、ついに1位の発表だ……/この本は、まさにお宝本界の革命児だよ!/その名も『とびだす秘境温泉』!」
「とびだす絵本ってあるでしょ!?/あれのお宝本版なんだけど……ほら!/温泉に入ってる女の子がとびだずんだ!」
「それに本の開き具合を調整することで、/体に巻いてるタオルがズレて……よっ!」
「けど、一番興奮するのはこの本を作ってる/出版社が、子供向けの絵本も作ってるって/ことなんだよね」
「そんな出版社のギャップも含めて、/この本が堂々のランキング1位なんだ!/どう? 誰もが納得の1位でしょ!?」
「これで僕のお宝本ベスト10は終了さ……/だけど僕は、ここでどうしても宣言して/おきたいことがあるんだ!」
「1位を取れなかったお宝本!/ランキング入りできなかったお宝本!/その他すべてのお宝本に僕は言いたい!」
「そうっ! 無駄なお宝本なんて、/この世には一冊も存在しないんだ!」
「Ts3みんな……みんな大好きだ!!/ありがとーーーぅ!!」
「Ts3お宝本フォーエバーー!!」
「ぜぇ……W30ぜぇ……/W45い、以上で僕の説明は終わりだよ」
「V5852EcF1そう……W30お疲れ様」
「はぁ……はぁ……」
「V5853Ld……Le」
(は、初めて知ったよ……/自分の趣味を告白するのが、/こんなに興奮するなんて!)
(僕の勢いに押されてなのか、/絢辻さんは大人しくなっちゃったけど……/どうしたんだろう?)
(いや、自慢のコレクションなんだ!/なにか心に響くものがあったはずだよ!)
「V5854LdEF2…………」
「…………」
「V5855……W30EFe9m2Leぷっ、W15EcF2ふふっ」
「はっ……あはは」
「V5856ふふふふふふふふ」
「あははははははは」
「V5857変態! W30変態! W30変態!!」
「ええっ!?」
Ti0Ts1/Ts2     ガスッ! W60ガスッ! W60ガスッ!
「あ痛ッ!? お、落ち着いて絢辻さん!/そんな蹴らないで!」
「V5858ッフ〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「ぐはっ!? や、やめて!/ガードの隙間を蹴るのはやめて!!」
「V5859ぜぇ……ぜぇ……」
「イタタタ……/ひ、ひどいよ、絢辻さん!」
「V5860EcFm7ふぅ……/W60EoF8そもそもNm君がいけないのよ!」
「へ?」
「V5861EFe9なんなのあのランキングは!?/W45あまりの嫌悪感でもどすところ/だったじゃない!」
「あ、あれは少しでも僕のことを/知ってもらおうと思って……」
「V5862EF8あんな趣味なんて知りたくないわよ!」
(そ、そんなぁ……/男子なら目の色も変える/自慢のお宝コレクションなのに!)
「V5863こんなおぞましい場所の真下で、/高校生活を過してきたなんて……」
「V5864みんながあなたのコレクションの下で、/W15勉強や食事をしてるのをほくそ笑んで/たんでしょ!」
「ええっ!?/け、決してそんなことは……」
「V5865Ld…………Le」
「V5866……全部燃やしなさい」
「え?」
「V5867この部屋にあるNm君の私物、/W45Fm8全部燃やしなさいって言ってるの!」
「も、燃やすってどうやって!?」
「V5868学校の焼却炉があるでしょ?/W30Eoそこなら、幾らでも燃やせるわよ」
「あっ、それなら確かに……」
(お宝本を燃やす……か。/さすが絢辻さんというか、/僕じゃ絶対に思いつかないよ)
「V5869もしNm君が嫌がったとしても、/W30どんな手を使ってもあたしが……」
「……うん、わかった」
「V5870LdEoF1…………」
「ここにあるものは、/絢辻さんの言う通り全部燃やすよ」
「V5871EF8…………」
「本当は今日、リサイクルショップで/全部売るつもりだったんだ……」
「V5872Eh…………」
「でも、絢辻さんの言う通り、/いっそ燃やした方がいいかなって」
「V5873Ec…………」
「うん、燃やした方が未練も残らないし」
「V5874LeEo……そう、W30いい覚悟ね」
「お宝本とお別れをする覚悟は、/一応してきたつもりだからね」
(さっきは少し迷っちゃったけど……/絢辻さんのお陰で今度こそちゃんと/覚悟が決まったよ)
「V5875EFe8m3そう……それじゃ、/これから私の言う通りにしてもらうわよEhFm2」
「ぜぇ……ぜぇ……」
(お、お宝本を燃やすためとはいえ、/屋上から焼却炉を4往復もすることに/なるなんて……)
(太ももはパンパンで悲鳴を上げてるし、/ヒザはもうガクガクいってるよ……)
(お宝本は絢辻さんが大きさごとに整理して/ビニール紐でしばってくれてるとはいえ、/一人で焼却炉まで運ぶのは大変だ……)
(しかし本の大きさだけでなく、/ジャンルでも整理してるなんて/さすが絢辻さんだよな)
「V5876あら、W30お帰りなさい」
「た、ただいま……」
「V5877EFe8m3ほら、そこに置いてある2つで/最後だからがんばりなさいFm2」
「は、はい……」
「V5878EcF3それじゃ、あたしは隠し階段の鍵を/閉めてくるわFm2」
(さ、最後だからって……/ビニール紐で無理矢理みっちり縛って/まとめたようなこの量はキツイよ!)
(いくら自分が変わるためとはいえ、/まさかこんなに苦労するとは……ん?)
(こ、この指をはさむ隙間もないくらい/みっちりとビニール紐でしばられた/お宝本の山……)
(その一番頂上にある表紙の女の子の/水着にビニール紐が食い込んで……)
(なんてことだ!/こ、これは普段よりも一段と刺激的な/姿に見えるぞ!)
(しかも縛ったのが、あの絢辻さんだと/思うといっそう興奮するよ!)
(まさかお宝本にこんな楽しみ方が/あったなんて……)
(……くっ!/せめて後少しだけ早くこの事実に/気がついていれば……!)
(いや、でも最後に一目見られたんだ……/充分じゃないか)
(お前達の最後の晴れ姿、僕は絶対に/忘れないよ……)
(それにお前達も……/最後に絢辻さんにこんなにみっちり/縛ってもらえて本望だろ?)
(少しだけお前達が羨ましいよ……/絢辻さんに縛ってもらえてさ)
「V5879……さて、W15南京錠も閉めたし、/W30これでこの教室ともさよならね」
「あっ……そっか……」
「V5880EcF1南京錠の鍵はこのままあたしが/預かっておくけど……W30EoFe8m2いいわよね?」
「う、うん……」
(どうせあの教室へ行く理由もないんだ。/僕が持ってても意味ないよな……)
「V5881EF5それじゃ、/W15EFe1こんな場所は早く立ち去るわよ」
「ええっ!? もう少しだけ休ませて……」
「V5882EF9仕方ないわねぇ……/W45ほら、W30片方はあたしが持ってあげるわよ」
「あ、ありがとう絢辻さん!」
(まさか絢辻さんが、/僕に優しくしてくれるなんて……)
(一つだけなら今の僕でも持てそうだし、/もうひとがんばりするか)
(ん? ……そういえばお宝本の山を/女の子に持たせていいものなのか?)
(相手が絢辻さんっていうのもあるけど、/僕はもしかしてすごいことをさせようと/してるんじゃないのか!?)
「よ、よ〜し!/それじゃ焼却炉へ行こう!」
「V5883EF4な、W30EF9何急に元気になってるのよ……」
「V5884Ecまさか……/W45校内でこんなものを運ばされるなんて」
「いや〜休日で本当によかったね」
Ti0Ts1/Ts2          バキッAs0b0
「うおおっ!?/突然蹴ったら危ないじゃないか!」
「V5885Fm7予告したら避けるでしょ」
「まぁそうだけどさ……」
「V5886EcFe9はあ……W30もし誰かに見付かったら、/W30どうしようかしら」
「僕は絢辻さんと一緒なら……/たとえ見つかっても後悔しないよ!」
「V5887EoF8あたしは絶対に嫌!」
Ti0Ts1/Ts2          バキッAs0b0!
「ぐはぁっ!?」
「V5888まったく……/W30なんであたしは手伝ってるのかしら」
「ねぇ、今焼却炉から上ってる煙は、/僕のお宝本が燃えてる煙なのかな?」
「V5889そうでしょうね……」
「あっ!? あの煙の曲線……/そうか今燃えているのは/『白クマクラブ』か」
「V5890Nm君、W15大丈夫?」
「V5891まぁ、よく燃えてるみたいで/W30何よりじゃない」
「そうだね……」
(煙と一緒に空へ昇っていく真っ黒な灰は、/まるで映画の日の光を浴びた吸血鬼の/最後のようだったな……)
(覚悟はしていたとはいえ、/やっぱりショックは大きかったよ……)
「V5892EF9大丈夫、Nm君?/今日一日でかなり老け込んだわよ?」
「そうだね……お宝本は僕にとって、/体の一部みたいなものだったから……」
「V5893EcFm3身を削るような思いだったわけねFm2」
「いや、でも今日は絢辻さんが/来てくれて、本当に助かったよ」
「V5894EoFm3こっちは首を突っ込んだことを/後悔しているところだけどねFm2……」
「あ、あはははは……」
「それじゃ、僕はこっちだから。/今日は本当にありがとね、絢辻さん」
「V5895EFe9m1あっ……」
「V5896Ehちょっと待って、/W45Ec今度は……W45EoFe6あたしに付き合いなさい」
「V5897EFe8人にあれだけのことをさせといて、/まさかNm君だけ先に帰るつもり?」
「あ、あははは……そんな……まさかね」
「V5898人がいないから、/W30ゆっくり話しができそうね」
「そ、そうだね……」
(やっぱり絢辻さん、今日のことで/文句が言い足りなかったのかな……)
(まぁ当然だよな……/ただ様子を見にきただけなのに、/お宝本の整理をさせちゃったんだし)
「V5899EF1今日あたしが蹴ったとこ……W30まだ痛い?」
「えっ!? い、いや、もう大丈夫だよ」
「V5900EcFm2そう、W60それならよかったわ」
「V5901EoFe6m2ねぇ……/W60Nm君は、W45自分のことが好き?」
「自分のこと?」
(ど、どうしたんだろう?/突然こんなことを聞くなんて……)
(自分のことが好き……か。/きっと絢辻さんのことだから、/何か意味のある質問なんだろうけど……)
「う〜ん……/自分のことが好きかどうかは、/正直よく分からないけど……」
「僕はなるべく自分のことを好きで/いたいとは思ってるよ」
「V5902LdEh……」
「でも、自分の嫌な部分を見つけた時は、/つい嫌いになっちゃうこともあるかな」
「V5903Ecそっか……」
「V5904……Le」
「V5905今日のことなんだけど……」
「V5906……ごめんなさい」
「……へ?」
「V5907……ちょ、W15ちょっと!/W30人が真面目に謝ってるのに、/何よその反応は!?」
「ええっ!? いや、だって……/なんで絢辻さんが謝ってるの!?」
「V5908EFe6m1そ、W30それは……」
「V5909Eoあたしが……W45EF9Nm君を/W45蹴った時のことを謝ってるのよ」
「僕を……蹴った時?」
(えっと……)
(な、何回も蹴られてるから、/全然いつか分からないんだけど……)
「V5910B0EFe6m1あの時Nm君を蹴ったのは、W45別に/あの本や、W30うれしそうに語るNm君を/不潔に思ったからじゃなくて……」
「V5911EcF9別の理由があったからなの」
「別の理由?」
「V5912Eh確かにあの時……/W45立っていられないほど吐き気がしたわ」
(お宝コレクションを絢辻さんに/紹介した時のことか……)
(確かにあの時の絢辻さんは、/我を忘れたみたいに夢中で蹴ってた/からな……)
「V5913Ecただし、W30EoFe6m1吐き気がしたのは/本に依存してるNm君を見て……/W30昔の自分を思い出したから」
「昔の自分って……?」
「V5914Eh手帳よ」
「手帳? それってまさか……」
「V5915そう……W30あたしが燃やした手帳よ」
「V5916EoNm君があの本に依存している姿が、/W45手帳に依存していた自分と重なったのよ」
(確かに僕のお宝本と絢辻さんの手帳は、/同じようなものだったのかもしれないな)
「V5917でも……W30自分の手帳とNm君の/あのお宝コレクションが同じものだなんて/W30どうしても認めたくなくて」
「そうだったんだ……」
「V5918Fm2ええ、W75自分を誤魔化すために、/W45誰かを傷つけるなんて……W60Ec最低よね」
「そ、そんなことないよ!」
「絢辻さんがあそこまで怒ってくれたから、/僕もさっぱりとお宝本を燃やす決意が/できたんだ……」
「僕は……絢辻さんのお陰で、/お宝本から卒業することができたんだよ」
「V5919EF4あっ……」
「僕をお宝本から卒業させてくれて、/ありがとう絢辻さん」
「V5920LdEFe9m2Nm君……Le」
「V5921EFe3だったら、W30あたしも……W60もう一度、/W30改めてお礼を言わせてもらえる?」
「えっ、お礼?」
「V5922あたしを手帳から卒業させてくれて、/W90EoありがとうNm君」
「V5923EcF2ふふっ、W60EoFe9お互い様というか……/W45なんだかおかしな関係ね」
「あははは、本当だね」
「V5924EF3でも、まぁ……/W30EcF2こんな関係も悪くないかな」
「……うん」
「あっ……そういえば絢辻さん、/手帳を燃やした時に言ってたよね」
「V5925え? W30EF9なんて……」
「『あたしが伝えたい事、Nm君には/まだ分からないでしょ』って」
「V5926EF4あっ……」
「今なら、あの時の絢辻さんが/伝えたかったことが分かる気がするよ」
「V5927EFe6m2そっか……」
「V5928LdEc……Le」
「V5929EoF4あっ、W30EF1そうだ……/W30ポケットに入れたまますっかり/忘れちゃってたわ」
「ん? どうかしたの?」
「V5930……EF3はい、W15これよFm2」
「これ……開かずの教室への鍵じゃないか」
「V5931Fm3ええ、W45本当はあたしが預かっておく/つもりだったけどFm2……」
「V5932EcFe1m2その鍵をどうするかは、/Nm君に任せることにするわFm2」
(開かずの教室には、/今まで随分と助けられたよな……)
(つらいことや悲しいことがあったら、/いつもあの教室に駆け込んでお宝本に/癒してもらって……)
(でも、今の僕にはもう……)
(今まで……本当にありがとう!!)
「……とりゃあああああっ!!」
……こうして、/僕はお宝本と開かずの教室から卒業した。
僕の卒業を見守ってくれていた絢辻さんは、/家がすぐそばにあるにも帰ろうとはせず……
そのまましばらく……/僕と一緒に、夕日で光る水面を眺めていた。
梅原チェックがあるかも
……おい
…………
「なんだ……?」
随分と罪作りな男だな……
「だ……誰だ!?」
私が誰か……そんな事は問題ではない……
「この……プラモデルか……?」
………
「おい! おいってば!」
「もうっ! にぃにっ! うるさいよ!」
「うわあっ!」
「ひゃあ!」
「ど、どしたの?」
「いや、その……今プラモデルが……」
「そのロボットがどうしたの?」
「ロボットじゃないっていつも言ってるだろ。/これはだな……」
「……じゃなくて! 今こいつが……」
「……」
「?」
「いや、なんでもない。ちょっと寝ぼけただけだ」
「そうなの? しっかりしてよねー」
「ああ、今日はもう寝るよ。美也も早く寝るんだぞ」
「うん」
「……添い寝してあげよっか?」
「なっ!? なに言ってるんだよ!」
「冗談に決まってるでしょ?/本当に大丈夫?」
「え? あ、ああそうだな。あはは……」
「それじゃおやすみ〜。じゃあね」
「ああ、おやすみ」
「……ふぅ」
(……何だったんだろう、さっきのは)
(まあいいや、とりあえず寝ちゃおう…………)
スキキャラ無し
n0ski_st01A
n0ski_st01B
n0ski_st01C
n0ski_st01D
「ランダムその1」
「Nn反応その1」
「ランダムその2」
「Nn反応その2」
「ランダムその3」
「Nn反応その3」
「ランダムその4」
「Nn反応その4」
「ランダムその5」
「Nn反応その5」
「それとケーキも買ってきたよ〜」
「お、これ美味しそうだな」
「それはみゃーのだからダメで〜す」
「僕の誕生日だろう?/譲ってくれてもいいじゃないか」
「え〜っ? ……じゃあ半分こね?」
「仕方ないな、まったく……」
こうして美也に誕生日を祝ってもらった
(う〜ん……気持ちのいい朝だな……)
n
ski_me04A
(……なんとか納得してもらえたみたいだ。/でも、今度からは気をつけないと……)
(……なんとか納得してもらえたみたいだ)
(さて、早いとこ教室に行かなきゃ)
n
ski_me04A
(……二人と約束をすっぽかすなんて……)
(……二度とこんな事しちゃダメだな……/心が重いよ……)
「なっ……」
(なんで玄関先にこんなものが……?)
(さて、そろそろ帰るか……)
(……結局誕生日プレゼントは、/梅原のジュースだけか……)
(梅原には悪いけど、ちょっと寂しい……)
「ただいまー」
「V1634たっだいま〜」
「あれ、今帰りか? 随分遅かったな……」
「V1635まあね〜。EoFe9ちょっと買い物してたから」
「そっか……。でも、気をつけろよ、/冬は日が落ちるのが早いんだから」
「V1636Fm4あれあれ〜?/Fm3そんな言い方は無いんじゃない?」
「な、なんだよ一体……」
「V1637もっとみゃーをFm3大事にした方が/EcF4いいんじゃFm3ないのかなー?」
「え?」
「V1638にしし! P0EF3Eoにぃに〜Ecはっぴばーすで〜♪」
「えっ!? ……あ、ありがとう」
「え〜と……開けてもいいのか?」
「V1639うん。Eo開けて開けて〜」
「これは……?」
「V1640ステーキ美也のチケットだよー」
「ス、ステーキ美也?」
「V1641うん!」
「……これって、もしかして/美也がステーキを作ってくれるのか?」
「V1642Fm4そうにFm3きまってるじゃん!」
「V1643美也がFm4じゅーじゅーFm3お肉を焼くよ!/EcFm4おいFm3しーよ! Wv210にしししし!」
「お肉を焼くって……大丈夫か?」
「V1644しつれーしちゃうな〜。Fm3大丈夫だよ!」
「……ステーキには大きく3種類の焼き方が/あるとか知ってるのか?」
「V1645もっちろん!」
「僕は……」
・ウェルダンが好きなんだ
・ミディアムが好きなんだ
・レアが好きなんだ
「ウェルダンが好きなんだけど、/ちゃんとわかってるのか?」
「V1646うん! みゃーもEc大好きだよ!」
「V1647合体Fm4変形勇者Fm3ウェルダムだよね!」
「そ、それはロボットだ!/ウェルダムじゃなくて、ウェルダン!」
「V1648あれ? EFe3m4そうだっけ?」
「ミディアムが好きなんだけど、/ちゃんとわかってるのか?」
「V1649知ってるFm6よ〜」
「V1650いつもウメちゃんと話してるから、/嫌でも覚えちゃったよ」
「V1651大きすぎず、Fm3小さすぎず、/EoEFe7形とFm3バランスがEF3大事なんでしょ〜」
「な、なんの話だよ!」
「V1652え? おっぱい?」
「それはミディアムサイズって話だ!/全然違う!」
「V1653ふぇ? EFe3m4そうなんだ」
「レアが好きなんだけど、/ちゃんとわかってるのか?」
「V1654大丈夫Ec大丈夫! Eoみゃーも大好きだよ」
「そ、そうだっけ?」
「V1655集めだすとFm3止まらないよね〜。/Fm4なかなか出なくてFm6やきもきするけど」
「V1656欲しかったアイテムが出ると、/EcF3『やったー!』ってEoなるよね!」
「……それはゲームのレアアイテム話だろ!/全然違うぞ!」
「V1657あ、EFe3そうなんだ」
「肉の焼き加減もわかってないのに、/本当に大丈夫なのか?」
「V1658大丈夫EcF3だよ!」
「でもなぁ……」
「V1659ごちゃごちゃFm6うるさいなー! EFe8にぃには/美也の焼いたステーキ食べたくないの!」
「そ、それは……」
「V1660え……」
「その……」
「V1661もしかして……EFe9m6あんまり嬉しくない?」
「そ、そんな事ないよ!/ごめん、すごく嬉しい」
「V1662本当に? EcFe9ならFm3良かった〜」
(あ、危なかった……せっかく美也が/プレゼントをしてくれているのに、/ごちゃごちゃ言い過ぎるところだった)
「V1663あ、EFe3後ね! ケーキもFm3買ってきたよ〜」
「お、これ美味しそうだな」
「V1664でっしょ〜。EoFe9じっくり選び抜いたからね」
「V1665でも! P2ケーキはFm3みゃーのだからFm4/ダメで〜Fm3す」
「ええっ!? ぼ、僕の誕生日だろう?/食べさせてくれないのか?」
「V1666う〜ん、Fm3しょうがないなぁ、にぃには」
「V1667……じゃあ半分こFm3ね?」
「ああ、一緒に食べよう」
「V1668うん!」
こうして美也に誕生日を祝ってもらった。
……妹って悪いもんじゃないな。
(さて、そろそろ帰るか……)
(う〜ん……女の子から誕生日の/プレゼントを貰えるだなんて……)
(僕は幸せ者だ……)
???
「V1669何ニコニコしてるの?」
「え?」
「V1670なにかいいことあったのお兄ちゃん?」
「何だ、美也か……」
「V1671『何だ、美也か』Ec……だって。/EoFe9しっつれいしちゃーう」
「わ、悪かったよ」
「V1672で、EFe3デレデレお兄ちゃんは、/何かいいことFm3あったんですかー?」
「デ、デレデレなんかしてない!」
「V1673まーFm4それはいいかFm3ら」
「まったく……」
「……実は、女の子から/誕生日プレゼントを貰ったんだよ」
「V1674えっ!? EFe3そうなんだFm3よかったね!」
「うん。ありがとう美也」
「V1675……」
「……どうかしたのか?」
「V1676っていうことは……」
「V1677みゃーからのFm3誕生日プレゼントは/EoFe3m4貰えなくてもいいってFm3事だよね?」
「えっ……そ、それとこれとは……」
「V1678だってさー。お・Fm1ん・Fm3な・Fm4の・こ、/EoF3から貰っちゃったんでしょ〜?」
「い、いやいや……」
「V1679だったらFm3別に、EFe9ねえ?」
「……ま、まあ僕は美也からプレゼントを/貰えなくても別にかまわないよ」
「V1680え? EFe3本当に? EF3それじゃあ/欲しかった服でもEcF2買っちゃおうかな〜」
「なんだよ、まだ買ってないのか……/まあいいや、それなら僕も美也の誕生日に/何を買うか頭を悩ませずにすむな」
「V1681え〜っ!! Fm4ダメだよFm6そんなの〜!」
「いやいや、しょうがないだろ?」
「V1682Fm4ちょ、ちょっと待って!」
「V1683今すぐ買ってくるから!」
「ちょ、ちょっと待てって!/冗談だって〜」
「V1684待てませ〜ん」
「お、おい! 待てってば!」
そんな感じで美也と話をしながら家に帰った。
(……)
(……誰も来ないな……)
(……帰るか)
「はあ……」
(あの子からプレゼントを貰えるって、/そう思ってたのに……)
(……結局誕生日プレゼントは、/梅原のジュースだけか……)
(寂しいもんだね……)
が誕生日のプレゼントをくれるぞ
n
ski_st01A
スキキャラが2人いるので好感度を判定します
(さて、そろそろ帰るか……)
(う〜ん……女の子から誕生日の/プレゼントを貰えるだなんて……)
(僕は幸せ者だ……)
(……でも、あの子から貰えなかったのは/やっぱり残念だな……)
が誕生日のプレゼントをくれるぞ
n
ski_st01A
スキキャラが2人いるので好感度を判定します
Ti0オールクリアーおめでとうございます!!

「キャラ紹介」が終了しました
「キャラ紹介」がキャンセルされました
1章
ALL CHARACTER CLEAR!!

2章
絢辻 詞
3章
桜井 梨穂子
4章
棚町 薫
5章
中多 紗江
6章
七咲 逢
7章
森島 はるか
8章
高橋 麻耶
山口 亜弓
9章
飛羽 愛歌
夕月 琉璃子
10章
伊藤 香苗
田中 恵子
11章
塚原 ひびき
12章
梅原 正吉
ファラオ
13章
御木本 久遠
樹里 路美雄
花園 聖治
14章
マイケル ギャラガー
15章
黒沢 典子
黒沢 典夫
16章
絢辻 縁
17章
蒔原 美佳
18章
七咲 郁夫
ガソガル
19章
コブシメ
タコの滑り台
イカ男
20章
きびにゃん
21章
クマさん
22章
最終面ボス
23章
ドクターフィッシュ
24章
あひるちゃん
25章
しゅないだー
26章
上崎 裡沙
27章
美也
28章
鹿
29章
THANK YOU FOR PLAYING!!
虚章
scedule:
nowTime:
act
actEnd :
pre_act
オールエピローグコンプリート!
メインヒロイン6人の/全てのエピローグを見ました!!
「V8017にししししし。W45Eoおめでと〜、にぃに!」
「V8018エピローグコンプリートしたんだって?/W30EcFe3もうモテモテじゃ〜ん」
「V8019そんな頑張ってくれたにぃにには……」
「V8020みゃーからまんま肉まん1年分を/Ecプレゼントしてあげよ〜!」
「V8021あっ! W15EF3食べ切れなかったら、/みゃーが手伝ってあげるからね!」
「V8022そりゃーーーーーーーーー!」
「V8023ほらほら、W15Eo肉まんからこぼれる肉汁が/こ〜んなにEcいっぱい!」
「V8024具だってたっぷり入ってるよ〜/EFe3竹の子にしいたけ……EFe8それにW15EFe3このお肉!」
「V8025イベリコ豚にキンカ豚……EoFe3それに/茨城の高級豚を混ぜて作ったひき肉は、/W30Ecもうっ最高だよ!」
「V8026皮もふっかふかのむっちむちで、/EcF2と〜っても美味しいんだから!」
「V8027はっ!? W45EF7まんま肉まんを食べれば、/W30EF3みゃーもふかふかになれるのかな!?」
「V8028な、W30EFe8m6なにさ、その顔は!/みゃーはいつだって真剣だよ!」
「V8029まったく、W30Eoこれだからにぃには……/EFe9m3ほら、早く食べないと冷めちゃうよ?」
「V8030え? 押入れの中で食べるの?」
「V8031別にいいけど……EF7ん?/W45Fm3押入れプラネタリウムを見ながら、/まんま肉まんか……」
「V8032ねぇねぇ、W30みゃーも一緒に/押入れプラネタリウムを見てもいい!?」
「V8033うん、Eo一緒に!」
「V8034……って、Ecはいはいわかってるよ。/Eoどうせみゃーはダメなんでしょ?」
「V8035ふぇ?」
「V8036みゃーも入っていいの?」
「V8037そ、そっかそっか……/W15Ecにししし! W45Eoさっすがにぃに、/今までとは一味違うんだね」
「V8038それじゃ〜、W30EFe8m3お邪魔するよ?」
「V8039と〜〜〜〜ぅっ!」
(……)
(終わる……)
(今年のクリスマスも/終わっていく……)
(でも、自分でまねいた結果だ。/二年前、あんな気分を味わったのに……)
(それがどんなに辛いか、知っていて/それを味あわせるなんて……)
(だから、僕にはクリスマスを/楽しく過ごす資格なんて、無い)
(何をやってるんだろう……僕は……。/本当に……)
(……帰ろう……家に)
クリスマス前夜A
n
skx_lu01
B
skx_xd01E
A
skx_xd01D
skx_ep01A
skx_xd01C
skx_xd01F
skx_xs01A
skx_xs01B
skx_ep02A
skx_ep03A
クリスマス前夜B
n
skx_lu01
B
skx_xd01E
A
skx_xd01D
skx_ep01A
skx_xd01C
skx_xd01F
skx_xs01A
skx_xs01B
skx_ep02A
skx_ep03A
彼女のクリスマス
xmas[0]:
suki[0]:
suki[1]:
n
skx_xd01B
n3ski_st01A
n3skx_xd02B
(……)
(このままじゃいけないよな……)
(ちゃんとしないと……)
(うん! きちんとけじめをつけないと!)
(僕は……)
n
skx_xs01A
skx_xs01B
n0skx_me03A
・
に想いを伝えたい
・どちらにも告白しない
n0skx_me03B
n0skx_me03D
Ti0待ちぼうけさせた子なんて居ないのに……。
(いや……/僕には誰かに告白する権利なんて無いよ)
(二股をかけて……。/すごく嫌な思いをさせて……)
(……うん。一人でいるのがお似合いだよ)
n0skx_ep01A
:
(うん。やっぱり僕が好きなのは、/絢辻さんだ……)
n0skx_me03C
(うん。やっぱり僕が好きなのは、/梨穂子だ……)
(うん。やっぱり僕が好きなのは、/薫だ……)
(うん。やっぱり僕が好きなのは、/紗江ちゃんだ……)
(うん。やっぱり僕が好きなのは、/七咲だ……)
(うん。やっぱり僕が好きなのは、/森島先輩だ……)
:
(絢辻さんには、悪いことしちゃったな……/僕が優柔不断なばっかりに……)
(まさか、/昨日ずっと待ってたなんてことは……)
(いや……)
(これから告白に行くんだ。/今は他のことを考えるのはよそう)
(よし……!)
n
skx_xs01A
(梨穂子には、悪いことしちゃったな……/僕が優柔不断なばっかりに……)
(薫には、悪いことしちゃったな……/僕が優柔不断なばっかりに……)
(紗江ちゃんには、/悪いことしちゃったな……。/僕が優柔不断なばっかりに……)
(七咲には、悪いことしちゃったな……/僕が優柔不断なばっかりに……)
(森島先輩には、悪いことしちゃったな……/僕が優柔不断なばっかりに……)
:
(いや。やっぱり僕が好きなのは、/絢辻さんだ……)
n0skx_me03E
(いや。やっぱり僕が好きなのは、/梨穂子だ……)
(いや。やっぱり僕が好きなのは、/薫だ……)
(いや。やっぱり僕が好きなのは、/紗江ちゃんだ……)
(いや。やっぱり僕が好きなのは、/七咲だ……)
(いや。やっぱり僕が好きなのは、/森島先輩だ……)
:
(昨日……絢辻さんと過ごしたけど……)
(やっぱり、何かが違う気がしたんだよな)
(絢辻さんには、本当に悪いと思うけど……/僕が好きなのは……)
(よし……。この想いを伝えよう)
n
skx_xs01B
(昨日……梨穂子と過ごしたけど……)
(梨穂子には、本当に悪いと思うけど……/僕が好きなのは……)
(昨日……薫と過ごしたけど……)
(薫には、本当に悪いと思うけど……/僕が好きなのは……)
(昨日……紗江ちゃんと過ごしたけど……)
(紗江ちゃんには、/本当に悪いと思うけど……/僕が好きなのは……)
(昨日……七咲と過ごしたけど……)
(七咲には、本当に悪いと思うけど……/僕が好きなのは……)
(昨日……森島先輩と過ごしたけど……)
(森島先輩には、本当に悪いと思うけど……/僕が好きなのは……)
(本当にどうすればいいんだろう……)
(……その場の勢いに流されて、/二人もクリスマスに約束しちゃって……)
(結局、どっちつかずになって……)
(すっぽかして……。/ああ、僕はなんて馬鹿な事を/しでかしてしまったんだ……)
(……)
(ちゃんと決めないと……)
(でも……決めるって言っても……/どうやって決めれば……)
「V1693ねえ、にぃに〜。いる〜?」
「……」
「V1694にぃに〜……」
(なんだよ……今は美也に構ってる/場合じゃないんだよ……)
「V1695いないの〜?」
「V1696しょうがないなぁ……」
(諦めたかな?)
(ふぅ……)
「V1697にぃにっ! いるんでしょ!」
「うわっ! み、美也?」
「V1698あ、EFe9m6やっぱりいた〜」
「なんなんだよ急に……」
「V1699なんで返事してFm6くれないの!」
「なんでって……/僕も色々と忙しいんだよ……」
「V1700忙しいの? 何が?」
「う……それはその……」
「V1701Fm6なんなの?」
(さ、流石に美也にはいえないよな……)
「V1702どうせエッチな本でも見てたんでしょ?/EoFe9まったくにぃには……」
「ち、違うよ!」
「V1703じゃあ何なの?」
「何って……」
「V1704Fm3……」
「い、色々だよ……」
「V1705色々って?」
「そ、それはその……」
(うう……こんなやり取りしてる/場合じゃないのに……。仕方ない、/美也の用事を早く済まそう……)
「ま、まあ、僕の話はいいよ。/それより何か用事があるんだろう?」
「V1706あ、そうそう! EFe9そうなんだよにぃに」
「いったいなんなんだよ?」
「V1707実はね……」
「うん」
「V1708すごく悩んでるの」
「え? 美也もか?」
「V1709えっ?」
「あ、いや、何でもない。続けてくれ」
「V1710うん……。Eoみゃーはね、/EFe9m4どちらにしようか真剣にFm6悩んでるの」
(ええっ!? ど、どちらにって……)
「V1711どっちもFm4すっごく魅力的Fm6だから……、/Eo両方頂きたいんだけどさ〜」
「りょ、両方頂きたい!?」
「V1712うん……。EcF6とても選べないの……」
(ま、まさかも美也も僕と同じ悩みを!?)
「V1713でもね、やっぱりそれは/よくないかな〜ってEFe9m3思うんだ」
「よくない……」
(美也……ひょっとしたら僕が/何を悩んでいるのか知ってるのか?/だとしたら……)
「V1714どっちにしたらいいと思う?」
「どっちって言われてもなぁ……。/僕もとても決められないよ」
「V1715そうだよね……。Fm6どっちも魅力的だもん」
「ああ……どっちも魅力的だもんな……」
「V1716二つ食べたいっ! Fm4むふーっ!EoF3」
「そうなんだよ、二人とも……は?/食べたい?」
「V1717もう、EcFm6ダメだ! EoFe9m3にぃに決めて!」
「……
イチゴショート
きなこ白玉パフェ
チョコバナナクレープ
練乳かけプリン
コーヒーゼリー
ブルーベリーパイ
と/
……?」
「V1718お風呂上りのFm6甘い物ってさ、/EcFe8m4すごーくEoFe9m4魅力的でFm3しょ?」
「V1719二つとも食べたいEc……Fm4でも、EoFm6後で/体重計見てショックを受けそうだし……」
「ケ、ケーキの話なのか……」
「V1720うううう〜、Fm4どうしようー」
「……ど、どうするんだ?」
「V1721う〜ん……P5F2W45Wv175ま、Eoいっか!/EcFm4両方食べFm2ちゃお!」
「えっ!? 両方食べるのか?」
「V1722明日頑張って運動すればいいや!Wv165/みゃーは育ち盛りだし……W45/Wv285にししし、Wv380両方Wv440両方〜」
「い、いいのか?」
「V1723うん!」
「両方か……」
「V1724ありがとにぃに!P5F3EcW35 Wv84お邪魔しましたー」
「……気楽でいいな、美也は」
(こっちは『明日運動すればいい』って/訳にはいかないんだ……)
(本当にどうしようかな……。/ちゃんと決めないと……)
(明日、決めないと……)
n0skx_ep01A
(ふぅ、スッキリだ……)
(さて、用も足したし、/教室に戻って次の授業の準備をするか!)
(それじゃ、自分の席について……と……)
Ti0/          Ti2グニュッ!
「……えっ!?」
(な、何だっ!?/この……手に残る微妙な感触は……)
「ああっ、うわっ!!/ど、どうして僕の椅子の背もたれに/ガムがくっついてるんだよ!」
「……こんな所につけたら、椅子を引く時、/手にくっつくに決まってるじゃないか!」
(ううっ、誰がこんなイタズラを……)
Ti0/        Ti2キョロキョロ……
(…………)
(う〜〜ん、どうやら怪しい素振りの人は/いなさそうだけど……)
「……」
「と、ともかく……授業が始まる前に/椅子をきれいにしないとな……」
「まったく……」
こうして残りの休み時間を使って、/背もたれについたガムをきれいに拭きとった。
(ふぅ、外の空気を吸うと、/眠気がパッと吹き飛んでいくなぁ)
(…………)
(よし、それじゃスッキリしたところで、/教室に戻ろう……)
(さてと、椅子に座って……)
Ti0/        Ti2ガガ……ガツンッ!
「なっ、何だっ!?」
「ああっ、よく見ると……僕の机の向きが、/前後逆になってるじゃないか!」
「こ、これじゃ……椅子を引いた時に、/大きな音がするに決まってるよ……」
(くそっ、誰なんだよ!/また僕にこんなイタズラをして……)
Ti0/        Ti2キョロキョロ……
(……)
(やっぱり怪しい素振りの人は/いないみたいだな……)
(まったく、どういう事なんだよ!/僕が一体何をしたっていうんだ……)
(はぁ……)
「と、ともかく……机を元に戻しておくか」
「このままじゃ座ったところで、/ノートも教科書も出せないもんな……」
こうして机の向きを直すハメになった。
「う〜〜〜〜〜んっ!」
「ふわぁ……」
(授業で一時間も座っていると、/少し腰を伸ばしたくなるよな)
「よし……軽く校内でも歩いて、/腰と気分をリフレッシュしてくるか!」
「……と言っても、/当てもなく歩いても仕方ないよな」
「どうしよう、屋上で風に当たるか、/食堂に飲み物でも買いに行くか……」
Ti0/          Ti2グニュ!
「……あ、あれっ?」
「今、何か踏んだような……」
「ああ、落し物の消しゴム……」
「……えっ!? な、何だよ……これ!」
「どうして僕の上履きの真ん中に、/マジックで線が引かれてるんだっ!」
「こんな事……い、いつの間に……」
(…………)
(ま、まさか……僕が気付かなかっただけで/今朝からこうなっていたのか?)
(くそっ、誰が……何の目的で……)
(それにしても、これは地味に辛いぞ……)
(ただ上履きに線が書いてあるだけで、/これほど足元が気になって歩きにくく/なるとは思わなかったよ……)
(ぼ、僕にはこんな事をされる覚えなんて、/これっぽっちも……)
「あっ!」
(ま、まさか彼女が……)
(いや、そんな事はないよな。/僕の考えすぎだ……)
「う〜〜ん、冷たい空気が心地いいな!」
(今日は教室の暖房が利き過ぎて、/暑いんだよなぁ……)
「やっぱりこういう時は、/屋上で風に当たるに限るよ!」
「ふぅ……」
「……」
「…………」
「………………」
「ど、どうして……こんな事に……」
「これは冗談じゃ済まされないぞ……」
(くっ、僕のシャーペンの芯を全部抜いて、/それを消しゴムに刺すなんて……)
(こんな……むごい事を……)
「自分で……抜くしかないよな」
「そ〜っと、そ〜っと……」
(し、慎重にやらないと、/芯が折れちゃうからな……)
(…………)
「よしっ!/これで全部抜ききった……けど……」
「け、消しゴムが穴だらけじゃないか!」
「さっきまできれいだったのに、/こんなに可哀想な姿になって……」
(や、やっぱり彼女がやったのか!?)
(いや……でも、まさか彼女に限って……)
(う、う〜〜ん……)
(ああ、今日の実験は楽だったなぁ)
(これで実験プリントの提出さえなければ、/教室移動は最高なんだけどな……)
(……)
(まぁ、後でノートを見ながら/記入するだけだし、家でやるとするか!)
「さてと、それじゃ次の授業の準備を……」
(ええっと、確か次は英語だったな……)
Ti0/         Ti2ガサガサ……
「おっ、あった……ぞ……」
「…………」
「Ts3うわぁっ!!」
(……っと、あ、危ない危ない。/つ、つい大声を出しちゃったよ……)
(で、でも……まさか英語の教科書に、/エッチな写真のブックカバーが/テープで貼り付けられてるなんて!!)
(ううっ、油断……してたよ)
(よく考えてみれば、教室移動はこの教室に/誰もいなくなるチャンスなんだ……)
(はぁ……やっぱり……)
(この前の嫌がらせも含めて、/今回も彼女がやったのかな……)
(…………)
(でも、仕方ないか……)
(よく考えてみれば、僕は彼女に/それ以上の事をしたんだもんな……)
(この程度の事なら、/僕が我慢すればいいじゃないか)
(僕が……我慢すれば……)
(……)
(はぁ、授業内容が楽とはいえ、/あの教科書の件から教室移動が素直に/喜べないんだよな……)
(もしかして今日も何か……)
(うん、急いで教室に戻るとするか!)
「……」
「…………」
「やられた……」
「ぼ、僕の机に……校長先生の名前を/彫るなんて!」
「しかもご丁寧な事に、/僕の名前と相合傘までセットにして……」
(へ、変な噂が立たなければいいけど……)
「ううっ……」
「も、もしかして僕は……こうして卒業まで/嫌がらせをされ続けるのか?」
「何か言いたい事があるなら、面と向かって/ハッキリ言ってくれればいいのに……」
(…………)
(でも、それが出来ない原因は、/僕自身なんだよな……)
(僕が我慢するしかないんだ……)
(はぁ……)
(はぁ、危なかった……)
(今日、提出するプリントの事を/すっかり忘れてたよ……)
(うん、どうにか先生に受け取って/もらえたからよかったけど、/これからは気をつけなくっちゃな!)
(さて、それじゃ落ち着いたところで、/次の授業の……あれっ?)
(な、何だろう……僕の机の上に何か……)
(おっ、おおっ! て、手紙じゃないか!)
(こ、これは……まさかっ!!)
「ラブ…………」
(いや、ちょっと待てよ……)
(も、もしこれがあのイタズラの一環なら、/中は見ない方がいいような……)
(でも、別の人からの手紙だとしたら、/中を見ない訳にはいかないし……)
(し、仕方ない、読んでみるかっ!)
Ti0/        Ti2ガサガサガサ……
(えっと……なになに……)
『どうしてもお話したい事があります。/ すぐに理科準備室にきて下さい』
(さ、差出人は書いてないみたいだな……)
(……)
(『どうしてもお話したい事』……)
(よし、行ってみるか……)
「……」
Ti0/          Ti2ゴクリ……
「い、行くぞ……」
「Ts1し、失礼しま〜〜す……」
Ti0/          バフッ!!
「Ts3うぎゃっ!! な、何だ!?」
「うっ、As128ゲホAs0b0ッ、As128ゴホッAs0b0!/こ、黒板消し……As64b1ケホッAs0b0!」
「ま、まさか……ゴホッ、ドアに黒板消しが/仕掛けられているなんて……」
「ううっ、どうして……ゴホッ!」
Ti0/         Ti1ガシャッ!As0b0
「うわぁっ!/こ、こんなところにバケツが……」
「あ、足がとられて……あぶな……」
(す、スチール棚ッ! よ、避けな……)
Ti0/         Ti1ガツンッ!As0b0
「ぶっ!!」
「う、うぉ…………」
「どうして……ぼ、僕がこんな……」
「あ、あれ?/今僕、何を握った……えっ!?」
Ti0/         Ti2ガシャ……
「あっ、うわっ!」
Ti0/     Ti2ガッシャ〜〜〜〜〜〜〜〜ンAs0b0!
「…………」
「う、う〜〜〜〜ん……」
「い、今の……足音は……」
(…………)
「はっ!」
(ふぅ……あまりの出来事に、/一瞬、意識が飛んでいたみたいだ……)
「やっぱり彼女だったんだろうな……」
「もしかして、これからもこういう事が/ずっと続くのかな?」
「でも、全部僕が招いた事なんだ……」
「僕が……」
「受け止めて……あげなきゃいけないよな」
「それが彼女にしてあげられる事なんだ。/きっと……」
(そろそろ学校では創設祭が/始まった頃かな……)
(みんな参加してるのかな……。/せめて顔だけでも出した方が……いや)
(今更そんな風に思ってもな……。/どんな顔して行けばいいのか……)
(あ……)
(なんだ……このお宝本、/まだ処分してなかったのか……)
(もう要らないのになぁ)
(……)
(よくよく部屋を見渡すと……)
(他にも要らない物があるな。/……ちょっと片付けでもするか)
(これも……要らないか)
(……あれ、お客さんかな?)
「V1960よう、Nm」
「う、梅原……いきなりどうしたんだ?/しかもこんな日に……」
「V1962そう顔を曇らせるなよ……。/EF3俺達に似合いのクリスマスイベントを/やろうかと思ってな」
「僕に似合いのクリスマスイベントなんて/……何もないよ」
「V1963いやいや、河原でEoF2ぱーっとやらないか?/EFe6たとえばこういう物とかEFe9燃やしてさ」
「えっ? それは何だ」
「V1964あこがれの先輩にプレゼントするために/買ったEcFm3画集だよ……」
「え?」
「そ、そんな大事な物を燃やすって……」
「V1965要らなくなっちまったんだ」
「V1966先輩のために買ったんだが、/EFe6m3他の男にEc先を越されちまってなぁ……」
「で、でも画集って高いんじゃないのか?/なにも燃やさなくても……」
「V1967自分で処理しないと、EcW6Eh落ち着かなくてさ」
「そうか……そうだよな」
「Fm3I10……」
「……」
「うん、僕も行くよ。僕にも要らない物が/……いくつかできたから」
「ふぅっ……寒いな……」
「V1968まったくだ、凍えちまいそうだぜ……」
「星がきれいだな……」
「V1969どれ? おお、本当だな……」
「V2026これが男同士の会話ってのが/たまらんな……」
「それを言うなって」
「V1970へへっ、そうだな。すまねえ」
「ふぅ……あたたかいな」
「V1971風が強いからちょっと手間取ったけど、/とりあえず大丈夫そうだな」
「バケツはどうするんだ?」
「V1972ああ、その一斗缶の横にたのむ」
「これで準備は万全か」
「V1973さて、Fm3いっちょうおっぱじめるか」
「梅原も結構あるんだな、要らない物」
「V1974まぁ、な」
「V1975よし、Fm2パァーっとやっちまおう。/メリークリスマスだこの野郎!」
「おう! メリークリスマスだ!」
「V1976Nm、それは……」
「うん、年賀状。小学校の時に気になってた/女の子から貰ったんだ」
「V1977へぇ……EFe9m3かわいい字だな」
「まあね」
「V1978さて、と」
「あ、おい! 梅原、それもなのか!?/その本、気に入ってたじゃないか!?」
「V1979だからこそ……Fm3さ。Eh/このグラビアの娘が……」
「……先輩に似てるのか」
「I10……」
「惜しくなったのか?」
「V1980てやんでえ! EcF8惜しくなんかあるか!」
「ああ……」
Ti0/         Ti2ビリビリッ!
Ti0/    Ti2メラメラ……パチパチパチパチ……
「ああ……表紙が……」
Ti0/        Ti2ビリッ! ビリッ!
Ti0/     Ti2メラメラ……パチパチパチ……
「みるみる色が変わっていく……」
「V1981小麦色の肌が……白い水着が……/青い空が……あっというまに黒く……/すすけちまって……」
「V1982……虚しいもんだ」
「あぁ……」
「V1983あんなに沢山あったのに……EhFe9m3/あらかた焼き終えたな……」
「そういえば……」
「V1984ん? どうした」
「あの子……どうしているのかな」
「V1985あの子って……誰の事だ?」
「いや、やっぱりいいや……/気にしない事にするよ」
「V1986そうか……」
n0sox_me01B
「V1999よう」
「ああ、梅原。どうしたんだ?」
「V2000どうって事もないんだが……/EF1Nmは何してたんだ?」
「それが……」
「あ、寒いだろ? とりあえず上がって/くれよ」
「V2001おっ、EF1いいのか? EFe9m3悪いなぁ」
「V2002なるほど、部屋の片付けをねぇ」
「急に思い立っちゃってさ」
「V2003今日はそんな気分になっちまうよな。/Fm3俺もなんとなく……EoFe9気が付いたらNmの/家に来てたんだよ」
「あはは、そうなのか」
「V2004で、EF1あれが整理中の箱か?」
「うん。隅にあるのが要らない物の箱」
「V2005よし、Eoそれじゃいっちょう/EFe9m3手伝ってやるか」
「そうか? じゃあよろしく頼むよ」
「V2006そういやぁNmの家に来るのも久しぶり/じゃないか?」
「あぁ、そうかもしれないな」
「V2007隠し場所は相変わらずか?」
「さて、どうだろうな?」
「V2008あははは。……お? これって……」
「どれどれ?」
「あぁ、中学の時に梅原から貰った誕生日/プレゼントだな」
「V2009懐かしいな。まだ持ってたのか、この/望遠鏡」
「そりゃそうさ。/僕はこれのお陰で星に……W45そうだ!」
「V2010ど、EFe1どうした?」
「梅原に見せたいものがあるんだ」
「V2011俺に? Fm3何だよ一体……」
「V2012……おいおい、狭いぞ」
「すまんな。でもこれで……」
「V2013お?」
「V2014おお! すげえじゃねえか!」
「ほ、本当か?」
「V2015ああ、こりゃあ中々のもんだ」
「気に入ってもらえて嬉しいよ……」
「V2016たまにここでぼーっと過ごしたり/するんだろ?」
「ああ、何だか落ち着くんだよ」
「V2017なるほどなぁ……」
「V2018いや……うん、俺にもわかる/気がするよ……」
「V2019あたたかくて……/なんだか落ち着くな……」
「V1853にぃに?」
「V1854あれ、居ないや……」
「V1855せっかく一緒にパーティーへ行こうと/思ったのに」
「V1856ウメちゃんと一緒にどっかへ/行っちゃったのかな?」
「V1857にぃにとウメちゃんってばほんとーに/いつも二人でいるもんね」
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2
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Ti0テスト用スクリプト
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n0sox_me01B
主人公誕生日スキ
主人公誕生日ナカヨシA
主人公誕生日ナカヨシB
休日デートすっぽかしA
休日デートすっぽかしB
クリスマスパーティー誘い
レベルアップ3
クリスマス前夜独白
クリスマスイブの朝
ゲームがなんらかの形で終了
クリスマス前夜A
クリスマス前夜B
彼女のクリスマス
クリスマスの選択
パーティーつなぎ部分
パーティーつなぎ部分
パーティーつなぎ部分
パーティーつなぎ部分
イブ当日
イブ当日
てすと
パラメーター
パラメーターリセット
終了
n0sox_ev17A
n0dea_ev17A
nil
Ti0レベルアップ
Ti0ゲットレベル
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Ti0ゲットゲージ
Ti0アッドゲージ
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Ti0テンションUP
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n4sox_ep01A
n5sox_ep01A
n6sox_ep01A
n0sox_me01A
・
・聞かない事にする
・あの子っていうのは……

「V1987……人生色々ってことだ」
「……ああ、そうだな」
「V1988まあ、そんなに気にするな! EcF4俺達には/Fm1輝かしい未来が待ってるんFm3だからな!」
「そ、そうかなぁ……」
「V1989おいおい、何を弱気になってるんだ。/EFe3m1ちょっと考えればわかるだろう?」
「え?」
「V1990来年になれば、EFe9可愛らしい新入生たちから/EcF2『先輩』と慕われるようになるし……」
「先輩……なるほど……」
「V1991大学に入学すればEcF3夢のキャンパスライフ!/Eo合コンに行きまくりだ!」
「おお……」
「V1992さらに就職したら、お姉さま達から/EFe9『あらあら、可愛い新人さんね〜』EF3なんて/言われEcつつ……」
「V1993時には頼りになる所を見せ付けちゃって、/クリスマスにホテルのレストランで/ディナーな訳だぞ! わかってるのか?」
「そうか……そうだよな!」
「V1994ちょっとだけFm1オーバーかもしれんが、/EFm37割くらいは合ってるはずだ」
「うん。僕もそう思うよ」
「そうだよな……きっと……」
「V1995さて、火の始末をして帰ろうぜ」
「ああ」
Ti0/         Ti2バシャッ
Ti0/       Ti2ジュウゥゥゥ……
Ti0/     Ti2……シュゥ……シュゥ…………
「V1996ふぅ……」
「急に静かになっちゃったな……」
「V1997あ、おい! あそこ見てみろよ!」
「あ……流れ星だ!」
「V1998願いをかけようぜ、俺達の未来に」
「ああ!」
(流れ星が……
つ……)
n1ako_me00A
「あぁ、絢辻さん」
「V9591ん? W45EF1あ、Nm君」
「ね、今ちょっと時間あるかな?」
「V9592ええ、それなりに」
「V9593……W15EFe8m9何? 誰かに話すのは諦めて/あたしに取り入ろうとか?」
「ち、違うってば」
「V9594……」
「ただ……普通に絢辻さんと話がしたかった/だけなんだ」
「V9595へー」
「……」
「V9596冗談よ、EcF2それなら別に構わないわ」
「そっか、よかった」
「V9597……」
「Ti0アコガレ:エンカウント01Bの冒頭会話だってばよ」
「あぁ、絢辻さん」
「ん? W45EF1あ、Nm君」
「ね、今ちょっと時間あるかな?」
「ええ、それなりに」
「……W30EFe8m9何? 誰かに相談するのは諦めて/あたしに取り入ろうとか?」
「ち、違うってば」
「……」
「ただ……普通に絢辻さんと話がしたかった/だけなんだ」
「へー」
「冗談よ、それなら別に構わないわ」
「そっか、よかった」
n1ako_me00A
n1ako_me00A
「絢辻さん、今いいかな?」
「V9598あら、Nm君。/勿論いいわよ」
「V9599屋上であたしを驚かせようとした罰の/続きを受けたいのよね」
「え……」
「V9600何がいいかな?/肉体・精神・経済とあるけど……」
「ち、違うって!/僕は絢辻さんと話がしたくて」
「V9601あ、そうなんだ」
「残念そうだね……」
「V9602そんな事はないけど……W45EFe2あれ?/EcFe7m6W6Ehなくはないかな?」
「はは……」
「V9603ま、いいわ。W45Eo今日のところは楽しい話で/勘弁してあげる」
(ふぅ、助かった……)
「Ti0アコガレ:エンカウント02Bの冒頭会話だってばよ」
「絢辻さん、今いいかな?」
「あら、Nm君。/勿論いいわよ」
「屋上であたしを驚かせようとした罰の/続きを受けたいのよね」
「え……」
「何がいいかな?/肉体・精神・経済とあるけど……」
「ち、違うって!/僕は絢辻さんと話がしたくて」
「あ、そうなんだ」
「残念そうだね……」
「そんな事はないけど……W45EFe2あれ?/なくはないかな?」
「はは……」
「ま、いいわ。W45Eo今日のところは楽しい話で/勘弁してあげる」
(ふぅ、助かった……)
n1ako_me00A
n1ako_me00A
「絢辻さん」
「V9604あ、Nm君、丁度いいところに」
「V9605ちょっと時間が空いてるんだけど、/あたしとお喋りしてくれる?」
「え……あ、うん。/僕もそのつもりで声をかけたから」
「でも今の言い方って、何だか命令されてる/ように聞こえたんだけど……」
「V9606え? EF9だってあたしのものでしょ?」
「あ……」
「V9607それに、これはお願いだから。/EoFe3m2命令じゃないわ」
「そ、そうなの?」
「V9608……」
「はは……」
「V9609ものは言いようなのよ! EoFm6うるさいわね」
「は、はいっ」
「V9610じゃあ楽しい話をお願いします」
「あ、うん」
「えっと、それじゃあ……」
「Ti0アコガレ:エンカウント03Bの冒頭会話……/が無いので汎用会話に飛ぶってばよ」
n1ako_me00A
「Ti0アコガレ:エンカウント03Cの冒頭会話……/が無いので汎用に飛ぶってばよ」
n1ako_me00A
「Ti0アコガレ:エンカウント03Dの冒頭会話……/が無いので汎用会話に飛ぶってばよ」
n1ako_me00A
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「絢辻さん」
「V9611あら、Nm君」
「ねぇ、今いいかな?」
「V9612ん、お話でもいかが? W45EFe9m3って顔ね」
「ははっ、読まれたか」
「V9613Nm君って単純だから、分からない方が/おかしいわよ」
「……」
(あのキスで何かが変わるかと思ったけど、/絢辻さんに変化はなし……か)
「V9614何?」
「ううん、何でもないよ。/どんな話をしようか考えてたんだ」
「V9615ふ〜ん」
「ははははっ」
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「絢辻さん、今いいかな?」
「V9616あ、W45EF3うん、どうかした?」
「少し話がしたいなって思ったんだけど」
「V9617……あの手帳を燃やした理由について?」
「え? 違う違う、普通の話だよ」
「V9618あ、そうなんだ……」
「だってあの理由なら、そのうち分かるって/絢辻さんが言ったじゃないか」
「V9619ええ、Fm2そうね」
「だから今はいいんだ」
「V9620そう……」
「V9621じゃあ、何の話をしよっか」
「ええっと、そうだなぁ……」
n1ako_me00A
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「V0042あ、おはよう、Nm君」
「おはよう、絢辻さん」
「V0043気持ちのいい朝ね」
「ははっ、ちょっと寒いけどね」
「V0011ふふっ」
「それじゃあ、一緒に教室に行こうか?」
「V0045ええ、そうね」
(さて、いい時間だな。/今日もそろそろ帰るとするか……)
「……ん、あれ?」
(何だろう……あそこに何か落ちて……)
「…………」
(手帳か……誰かの落し物かな?)
(う〜〜ん、どこかに名前でもあれば、/届けてあげられるんだけどな……)
(ちょっと……中を見てみるとするか……)
Ti0/          Ti2ペラ……
(す、すごい、予定がぎっしりだ!!)
(きれいな字だなぁ、一体誰の物だろう?)
「V2000あっW10たっ!!」
「えっ? あぁ、絢辻さん」
「V2001そっ、W15それ……W30私の手帳なの」
「そうなんだ、それなら良かったよ。/丁度、ここで拾ったところだったんだ」
「V2002ええ……」
「はい、どうぞ」
「V2003あ、W15EFe9ありがとう」
「V2004あの、Nm君……。/W15EFe6もしかしてFm2中を見ちゃったりした?」
「あ、えっと……少しだけ……」
「どこかに名前があればって思ったんだ。/……ごめん」
「V2005Fm9……見ちゃったんだ」
「あ、でもスケジュールのところだけだよ」
「V2006それだけ?」
「後はメモ欄のところを少し……かな」
「V2007そう、W30メモ欄もね……」
「は、ははは……。/絢辻さんってきれいな字をしてるんだね」
「V2008そのきれいな字で書かれたものを/見ちゃったんだEc」
「でも、ほら……その……」
「V2009……」
「絢辻さん?」
「V2010あ〜あ、W15マズったなぁ。/W90EhFe9m2まさか落とすなんて思いもしなかったわFm3」
「え……」
Ti0/Ts3        Ti2ガツッ!As0b0
「V2011見たのね」
(あ、絢辻……さん?)
「V2012見たんでしょ?」
(む、む、胸があたって……)
「V2013答えなさい」
「いや……ぼ、僕は何も……」
「あ、もし気に障る事をしちゃったのなら、/ちゃんと謝るから!」
「V2014あはははっ、もう何を言っても遅いわよ」
「えっ!?」
「V2015酷いことになるの……分かる?」
「V2016あたしの秘密、見ちゃったんだもん。/仕方ないよね〜」
「だ、だから僕は本当に……」
「V2017この状況なら誰でも言うでしょ?/『何も見てない』って」
「V2018ふふっ、Nm君って隠し事下手だね」
(そ、それよりも胸をどうにか……)
「V2019『正直者はバカを見る』ってとこかしら」
「……」
「あ、あの、絢辻さんってもしかして……」
「V2020もしかして、何?」
「V2021EFe7あ、EcFe7m8W15待って。W60EhFe5m6/ここじゃ誰かに見られちゃうかも……」
「Nm君、W30V2022EcF4この後ヒマよね?」
「え……えっと、きょ、今日は……」
「V2023Fm7ヒ・W10マ・W10Fm4で・W10Fm7しょ!」
「あ、はい……」
(これは……逃げられるような雰囲気じゃ/ないよな……)
「V2024じゃあ、W15ちょっと付き合ってくれるかな」
「ど、どこに?」
「V2025いいから! W15EcF4さ、W15行きましょ!」
(うう……ど、どうなってるんだ?)
(どうして……絢辻さんがこんな……)
(と、とにかく、今は絢辻さんに/ついていくしかない……よな)
「V2026ここなら大丈夫かな?」
「大丈夫? ど、どういう事……」
「V2027別に。それはこっちの都合だから、/Nm君は気にしないでいいわ」
「う、うん」
「V2028じゃあ、早速本題。/あなた、どこまで見たの?」
「それって……手帳のことだよね」
「V2029Fm8それ以外にないでしょ」
「え、えっと……スケジュールのところと、/メモ欄の走り書きを少し……」
「V2030それだけ?」
「うん、そうだよ」
「V2031でも、きれいな字って、W45EFe7書き殴ったアレを/皮肉で言ってたワケでしょ」
「『書き殴ったアレ』って何?」
「僕は……単純に字がきれいだねって、/褒めたつもりだったんだけど……」
「V2032……」
「V2033……本当に見てないの?」
「だ、だから最初からそう言ってるのに」
「V2034あっちゃー……」
「V2035…………」
「えっと、なんていうか……。/そ、そんなに気を落とさないで」
「V2036違う、Nm君の間抜けさに呆れてたの」
「V2037大体、見てないなら見てないで/堂々としてなさいよ!W30/I10お陰で深読みしすぎちゃったじゃない」
「あ、うん。ごめん……」
「V2038もういい!Ec」
(…………)
(絢辻さん……やっぱりそうなんだろうな)
「ね、ねぇ……絢辻さん」
「V2039なによっ!」
「絢辻さんって……普段は猫をかぶってたり/するのかなぁ〜って」
「V2040……!!」
(わ、分かりやすい……)
「V2041だ、だから何! 猫かぶってちゃ悪いの?/W45Eoあたしが誰かに迷惑をかけたとでも?」
「ははは……そう、だね」
「V2042ふんっ」
「あ……そうだ。それともう一つ」
「V2043何?」
「あの手帳には、何が書いてあったの?」
「V2044え……」
「慌てるくらい大事な事?」
「V2045……そうね。EcFm6見られたらあたしが学校に/いられなくなるような事よEoFe8」
(うぅ、どんな事が書いてあるんだろう。/気になるなぁ……)
「V2046ふふっ。W45EoFe3m4そ・の・Fm2か・わ・り、W45EFe8I10見た人も/学校にいられなくしてあげるけどね」
(よし、自分の身のためだ。/この事はきれいさっぱり忘れよう!)
「V2047……」
「V2048それにしても、失敗したなぁ……。/3年間このままいけると思ってたのに」
「はは……早とちりだったけどね」
「V2049うるさいわね! W45自分のあいまいな態度を/棚にあげて喋らないでよ」
「そ、それは責任転嫁じゃないの?」
「V2050…………」
「V2051まぁいっか。Nm君が言わなければ、/問題ないわけだし」
「V2052さ、それじゃ自分がどうしたらいいか/言ってみなさい」
「はい? い、いきなり……何?」
「V2053……察しが悪いなぁ」
「V2054いい? 今日の事を誰にも言わないでって/言ってるの」
「それは別に構わないけど……」
「V2055けど?」
「どうしてそんな命令口調で言われなきゃ/いけないんだよ」
「V2056だってあたし、Nm君に胸を触られた/もの……」
「さ、触ってないよっ!/それにあれは絢辻さんが……」
「V2057あたしが?」
「押し付けたというか……」
「V2058触れた事は否定しない……っと」
「そ、それは……」
「V2059じゃああたし、EcFe6今からNm君の家に/行って、EhFm3胸を……」
「分かった! 分かったからそれだけは!」
「V2060交渉成立ね」
「強要成立……」
「V2061何か言った?」
「いいえ……」
「V2062そう? W45Eoそれなら……」
「V2063この事は誰にも言いません。/W45Ec絢辻さんは裏表のない素敵な人です。/W60Fe8EoI10はい、復唱っ!」
「え? こ、この事は誰にも言いません。/絢辻さんは……絢辻さんは……」
「V2064Ec『裏表のない素敵な人です』よ!/Eoこの程度は一度で覚えなさい」
「……裏表のない素敵な人です」
「V2065はい、お利口ね。W45P2Fe2m4EhW30ご褒美に胸でも触るFm2?」
「絶対触らない!」
「V2066あはははっ、W45Eo的確な判断ね。/P3Fe8m3W45それじゃ、Nm君。明日からよろしくF3Ec」
「あっ……絢辻さんっ」
(て、手帳を拾っただけなのに、/どうして僕がこんな目に遭わなくちゃ/いけないんだ……)
(……)
(そ、それにしても……あれが絢辻さんの/本当の顔か……)
(ううっ、こんなの誰かに言ったところで、/絶対信用してもらえないよ……)
「………………」
(はぁ、絢辻さんの本性か……)
(手帳を拾っただけなのに、/まさかあんな事になるなんて……)
(う〜〜ん、僕はどうしたら……)
(…………)
(やっぱり梅原には話した方が……)
(あ、いや、でもなぁ……)
「V0067よう、大将!」
「あぁ、梅原か」
「V0068どうしたどうした! シケた面してよ」
「いや……別に何でもないよ」
(あ、絢辻さんの事を考えてたなんて、/さすがに言えないよな……)
「V0069Fe9m3何でもないって顔じゃないぜ?」
「そ、そうかな」
「V0070はぁ……こりゃ重症だな」
「……」
「V0071EhFe9絢辻さん……W45EcFe4m3か」
「ええっ!?」
「V0072さっきから彼女の事ずっと見てただろ?」
「ぼ、僕……そんなに見てた?」
「V0073俺でも気付く程にな」
「そっか……」
「V0074EcFm6まぁ、無理もないか。W30Eo確かに絢辻さんは/魅力あるからなぁ……」
「V0075EcFe4m3あんだけ可愛らしくて、性格もいい……。/しかも成績抜群ともなれば人気もでるさ」
(梅原……残念だがそれは幻想だ……)
「V0076Fe3EoNmもそう思うだろ?」
「ま、まぁ……そうだな」
(うん、やっぱり話しておくか……)
「なぁ梅原、その絢辻さんなんだけど……」
「V0077おっ!」
「えっ!?」
「Nm君、梅原君、V2067おはようEcFe2」
(ぶっ!!! あ、絢辻さんっ!)
「V0078おはよう、絢辻さん」
「V2068EoFe9m3Nm君、この間はありがとうね」
「う、ううん、いいよ……」
「V0079この間? 何かあったの?」
「V2069EF3うん。Nm君が、W45EF9私の失くした手帳を/F3Ec拾ってくれたの」
「V0080へ〜〜」
「V2070ね〜っ」
「V2071分かってるでしょうね」
(な……何だか寒気が……)
「う、うんっ、そうなんだ」
「V0081F4Nmもたまには役に立つんだな」
「ははは……」
「V2072ふふふっ」
「V2073Fm3あ、もう予鈴なんだ」
「V0082仕方ねーな、席につくとするか」
「そ、そうだな」
(ふぅ……あ、危なかった……)
(まさかこのタイミングで絢辻さんが/話しかけてくるなんて……)
(仕方ない……あの話はまた今度にするか)
(さて、これといってやる事もないし、/今日はそろそろ帰るとするかな)
(……うん?)
(お……おおっ、高橋先生じゃないか)
(そういえば……先生って、/いつもこんな時間まで仕事をして……)
「……」
「ま、待てよ!?」
(そうか……絢辻さんの事なんだから、/高橋先生に話してみればいいのか……)
(よ、よしっ!)
「V0036あら、EF2Nm君」
「あの、ちょっとクラスメイトの事で/先生に聞いてほしい事が……」
「V0037え? W30EF6あ、W15EF9ごめんなさい。/今、急な呼び出しが入ってしまって……」
「V0038また今度にしてもらってもいいかしら?」
「あ、はい……」
「V0039あ、そうそう、EF3それでね……」
「はい?」
「V0040悪いんだけど、私の代わりにFm3図書室の/仕事を頼まれてくれない?」
「図書室の……ですか?」
「V0041ええ、W45Eoいいかしら?」
「別にいいですけど、僕一人でですか?」
「V0042あぁ、EoFe9m6そうねぇ……」
「V0043Fm2じゃあ、梅原君か絢辻さんに/声をかけてみてもらえるかしら」
「あ、はい。/それなら絢辻さんにでも……」
「V2074ふふっ、ご指名ありがとう」
「えっ!?」
「V0044Fm4あら、Fm3絢辻さん」
「V2075すみません、話が聞こえてしまったので」
「V0045ううん、W15Eoいいわ。/W30EF9でも、W15EFe9絢辻さんの作業の方はFm3平気なの?」
「V2076はい、W30F3Eo今日はそれ程じゃないので」
「V0046それじゃあ、W15EFe9m2お願いしてもいいかしら?」
「V2077ええ、W30Eo任せてください。/いつもの新書の整理ですよね?」
「V0047そうそう」
「Nm君、V2078Ecお手伝いよろしくね」
「あ……うん」
「V0048それじゃ二人とも、W45後は頼んだEcわよ」
「V2079はい」
「……分かりました」
(う、う〜〜ん……)
(ホ、ホントにこうなるとは……)
「V2080ねぇ、Nm君」
「え、何?」
「V2081あたし思ったんだけど……W45EF9Nm君って、/すっごく変な人よね?」
「え? と、突然何を……」
「V2082だってほら、あたしの秘密を/知ってる訳でしょ」
「うん、一応は……」
「V2083だったら、もっと露骨に避けたりするのが/普通だと思うんだけど」
「V2084あたしだったら絶対近寄らないしね」
「ど、どうして?」
「V2085そんな裏表のある人なんて、/何考えてるか分からないじゃない」
「V2086Fe9Fm2Ec近づく事に、何の得も見出せないし……」
「V2087今だってそうでしょ。/W45EoF7どうしてあたしとだなんて……」
「いや、絢辻さんなら手際もいいし、/一緒にやってて楽しいかもって……」
「V2088それが理由?Fm9」
「うん……」
「V2089Fm6……」
「ど、どうかしたの?」
「V2090別に……P6Fe9m2W45Eo今の受け答えでNm君が/十分に変な人だって理解できただけ」
「はは……そ、そっか」
「V2091何笑ってんのよ」
「あ、いや別に……」
「V2092もういいから、W15Eoほら早く行きましょ」
「うん、そうだね」
「V2093ああ、そうそう。/W45EoF3ついでだからNm君に一つ忠告」
「うん?」
「V2094あたしの事を誰かに言っても無駄よ。/今後はやめた方がいいわ」
「え……」
「V2095そんな浅知恵が通用する相手かどうか、/EcFm2よく考える事ね」
「V2096ふふっ、W45EoEFe8m2分かったら返事」
「は、ははは……」
(そ、そうだよな……こんな話を誰かに/したところで、意味なんてないよな)
(第一、相手が悪すぎるよ……)
(…………)
(う〜〜ん、全部やりっぱなしか……)
(誰も器具の片付けをしないなんて、/当番は何をしてるんだよ)
「……」
「仕方ない、僕がやるか……」
Ti0/      Ts2カチャカチャ、カチャッ。
Ti0/       Ts2カチャ、カチャッ!
「よいっしょ……と」
(よしっ! ここはこれでOKだな)
「V2097Nm君」
「あぁ、絢辻さん」
「V2098こんなところで何してるの?」
「えっ? 今の授業で使った教材を/片付けてたんだけど……」
「V2099一人でやってる理由は?」
「え、と……誰もやる人がいないからかな?/ははははっ」
「V2100ヘラヘラ笑ってんじゃないわよ!Eo」
「で、でも……僕が一番ヒマみたいだし」
「V2101はぁ……W30EoどうせNm君の事だから、/何も考えてないとは思ったけど……」
「そ、そんな事はないよ!」
「V2102じゃあ、この片付けが自分のプラスに/なるように仕向けてあるのね?」
「いや、そこまでは……」
「V2103天然記念物級のお人よしね」
「V2104仕方ないから、せめて絶滅しないように/手伝ってあげるわ」
「ははは、ありがとう絢辻さん」
「V2105……」
「ねぇ絢辻さん。絢辻さんはどうして……」
「V2106喋る前に手を動かしてくれる?」
「う、うん」
(…………)
(絢辻さん……どうしてこんな風に/手伝ってくれるんだろう?)
(それこそ、絢辻さんにとってプラスに/なる事なんてないのに……)
「V2107これで終わりかな?」
「そうだね」
「ありがとう、お陰で早く終わ……」
「V2108あのね。W45Fe8Eoこれはあたしからの忠告」
「え……」
「V2109いい人なのもほどほどにしないと、/目障りだから」
「そ、そんな言い方って……」
「V2110ホントの事よ」
「V2111それじゃあねEc」
「…………」
「ぼ、僕は別にそんな事考えて動いてない。/したいようにしてるだけだから……」
「V2112……やっぱりね」
「あ……」
(絢辻さん……)
「V0083って具合に、W45Ecあっという間の30連勝よ」
「そ、そんなに強かったのか……」
「V0084当たり前だろ、あのゲームで名をはせた/有名人だぞ!」
「はぁ……そんな人のプレイが見られるなら/僕もゲーセンに行けばよかったな」
「V0085はははっ、W45Eo残念だったなNm」
「うん……」
「V0086っと、W45EF3そんじゃ俺はこっちだから」
「あ、そっか、それじゃあな」
「…………」
(さて、今日は帰ったら何をしようかな)
(作りかけのプラモを……。/いや、格闘ゲームの練習でもいいなぁ)
(う〜〜ん……)
女の子
「V2113いやあ〜っ!」
「うわぁっ!!」
「な、なんだ今の声は……」
「ちょっと……行ってみるか!」
(…………)
(あれ……あそこにいるのって……)
「絢辻さんっ」
「V2114あぁ、Nm君」
「ねぇ、今この辺りから悲鳴が聞こえて/こなかった?」
「V2115……」
「あ、絢辻さん?」
「V2116うるさいわね……さっさと帰りなさいよ」
「……」
(うわぁ……これはご機嫌斜めどころか、/垂直までいってるぞ)
(もしかしてあの声の主って……)
「V2117…………」
「……あれ?」
「V2118Sな、W15EFe8m6何よ……」
「絢辻さん、足元が濡れちゃってるけど、/どうしたの?」
「V2119……おしっこ引っ掛けられたのよ!」
「え……えぇっ!? だ、誰に?」
「V2120誰? W15Wv65バカじゃないのっ! W10Wv125犬よ、W10Wv155犬!」
「そ、そっか、犬ね……」
「V2121当たり前でしょ!/W15EoNm君の脳、W15Ec腐ってるんじゃないの?」
「ご、ごめん……」
「V2122謝ったって許さない、Ec傷ついた。W30/I10すごく傷ついた。とっても傷ついた」
(傷ついたようには見えないけど……)
「で、でも……絢辻さん。/そもそもどうしてそんな事になったの?」
「V2123……別に大したことじゃないわ」
「V2124帰りがけに高そうな犬を見つけたから、W30/Fm1I10何か使い道があるんじゃないかと思って/捕まえようとしたの」
(さすがこっちの絢辻さん。/何と言うか、すごく打算的だ……)
「V2125で、エサをチラつかせながら近寄ったら、/Ec逆に懐かれてこのザマよ」
「うれションしちゃったんだね……」
「V2126普通する?/EFe8エサをあげた恩人に対して!」
「ははは。それは災難だったね」
「V2127笑い事じゃないんですけど〜」
「ごめんなさい」
「V2128…………」
「と、ところで……よく考えてみると、/そのままじゃ帰れないよね?」
「V2129いいわよ別に」
「よくないよ。ほら、靴と靴下脱いで」
「V2130Sちょ、B100Eちょっと!」
「せめて靴下だけでも洗ってくる」
「V2131いいって、EFe9どうせ捨てるつもりだったし」
「捨てるにしても、洗ってくる」
「V2132ちょっと……W15EcF8返して!」
「返さない」
「V2133奥の手使うわよ?」
「いいよ、別に……」
「V2134じゃあ遠慮なく」
「V2135Ts3きゃーーーーっ! W20変質者っ!」
「ぶっ!! 絢辻さん……それはひどい!」
「V2136女子高生の靴下を返さない男が/変質者じゃなかったら、EoFe9m8世も末よ!」
「わ、分かった、分かりましたから!」
「ただ、そうなると……僕が絢辻さんを/負ぶって帰るしかなくなるよ」
「V2137…………」
「V2138あたし、そんな事してもらう覚えはない」
「絢辻さんになくても、僕にはあるから」
「V2139………………」
(なんだか子供をあやしてるみたいに/なってきたなぁ……)
「はい、どうぞ」
「V2140……」
「よっ……と」
「V2141………」
「ねぇ、絢辻さんの家ってこっちだよね?/とりあえずそこまで送るよ」
「V2142…………」
「絢辻さん?」
「V2143こんなとこ見られたら、何を言われるか/分からないじゃない……」
「別にいいよ」
「V2144あたしがよくないの!」
「V2145だから……途中まででいい」
「ははは、そっか」
Ti0/        Ti2チリンチリン!
「おっと……」
「V2146……」
「よっこいしょっ」
「V2147きゃっ、変なとこ触らないでよ!」
「さ、触ってないよ!」
「V2148……変態っ」
「もうお好きなように」
「V2149みなさ〜〜〜ん!/ここに変態がいますよ〜っ!!」
「やっぱり勘弁して下さい」
「V2150ダーメ」
「でも、あんまり騒ぐと/誰かに見られるかもしれないよ?」
「V2151うっ……」
(これで大人しくなるかな……)
こうして絢辻さんを送っていった。
後ろから叩かれたり、耳元でどなられたりと/大変だったけど……。
ははっ、これはこれで役得だったよな。
「……」
(う〜〜ん、何となく屋上に来てみたけど、/これといって誰も……)
(……)
(おおっ、絢辻さんがいるじゃないか!)
(何だかのんびりしてるみたいだな)
(…………)
(よし、こっそり近づいて驚かせてみよう)
「V2152ん〜〜〜〜〜〜〜っ!」
(よし、今だっ!)
「Ts3わっ!!」
「V2153きゃっ!」
「はははっ、油断大て……き」
「V2154……」
「ご、ごめんなさい……」
「V2155……」
「その……W60悪気があったわけじゃなくて」
「V2156ストップ! W45EFe8近寄らないで」
「え?」
「V2157いいから……そのままそのまま」
「絢辻さん?」
「V2158EoF8動かないでっ!Fm1」
「V2159それ以上近寄ったら、/保健室に直行させるわよ……」
「そ、それはさすがに……」
「V2160だったら、ゆっくり後ろを向きなさい」
「後ろ?」
「V2161やっぱり鈍いのね、Nm君って……」
「えっ?」
「V2162Fm4ある意味、その鈍さはFm7才能かも」
「そこまで言わなくても……」
「V2163気付いてないのがいい証拠よ」
「気付いてない? 何に?」
「V2164…………」
「V2165だから……Nm君が驚かせた拍子に、/EcW4EhFe5ホックが……」
「ホック? あぁ……ホック、ホックか。/えぇっ? ホック!?」
「V2166Sちょっ、ちょっと!/SdEF8そんなにホックホック連呼しないで!」
「ご、ごめん」
「V2167仕方ないでしょ、W45EFe6育ってるんだから」
「そ、育ってるって!?」
「V2168成熟、W20Fm3発育、Fm6進歩」
「言い方を変えられても……」
「V2169ほら、W30EcF8いいから後ろ向いててよ……Fm6」
「う、うん……」
「V2170嘘に決まってんでしょ、馬鹿っ!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ビシッ!As0b0
「痛っ!」
「V2171人がのんびりしてるのをFm8邪魔した罰よ」
「うぅ……」
「V2172ふふっ、あたしを驚かせようとした事、/後悔させてあげる」
「V2173あれ……W15EFe9もう時間なんだ」
「は、早く教室に戻らないとだね」
「V2174これからが面白いところなのに……」
「はは……」
(た、助かった……)
(うん、これからは絢辻さんに余計な事を/するのはやめるとするか)
(じ、自分の身の安全のためだもんな)
(う〜〜ん、今日の体育は楽だったなぁ)
(試合ですぐに負けたから、ずっと女子の/バレーボールを見ていただけだし……)
(いつもこうだといいんだけどな……)
「……」
(……っと、こうしている場合じゃない、/そろそろ着替えに戻らないと)
「うん? お……」
(あそこにいるのは、絢辻さんか……)
(どうやら女子の方も丁度着替えに/戻るところらしいな……)
女生徒
「絢辻さん、試合大活躍だったね」
「V2175ううん、そんな事ないわ。/みんなが頑張ったから勝てたのよ」
「ま〜たまた」
「V2176ふふっ、本当だってば」
(ああ、やっぱり絢辻さんのいるチームが/勝ったのか)
(あれだけのアタックが打てるんだし、/それも当然だよな……)
「V2177あ、W45EcFe9m3ちょっとごめんなさい」
(あ……)
「V2178Nm君、EFe6m3ちょっといいかな?」
「え? あ、うん……」
「V2179……」
(な、何だろう、嫌な予感がするぞ……)
「え、えっと……僕に何か用かな……」
「V2180……」
「V2181面倒だから単刀直入に言うわ。/さっき、ずっとあたしの方見てたでしょ」
「あ、うん」
「V2182それ以外にも、最近気がつくとNm君が/こっちを見てる事が多いのよね」
「え? あぁ、別に深い意味はないよ。/ただ感心して見てたんだ」
「V2183感心?」
「そう、僕だったらすぐにボロを/出しちゃうのにな〜って」
「V2184なるほどね。Fm9そういうこと」
「もしかして気に障った?」
「V2185別に」
「え……」
「V2186ごめんなさいね。猫かぶってて」
「な、何の事だよ」
「V2187こっち側を知らなければ良かったとか、/そういう事でしょ?」
「だ、誰もそんな事……」
「V2188違うの?」
「うん、それは誤解だよ」
「V2189……」
「むしろ僕は、今の絢辻さんの方が……」
「V2190えっ?」
「だから手帳を拾ったのが僕で良かったって/思ってるんだ」
「V2191……」
「感心してるのは、本当にいい意味でだよ」
「V2192そ、そう」
「僕が嘘をつくように見える?」
「V2193う〜〜ん」
「そこ……悩むところなんだ……」
「V2194え、W15EFe7あ……W30EcFe9うん」
「V2195はぁ……W30EoF9Nm君と話してると、/どうも調子が狂うのよね」
「V2196Fm4すみませんでした。/変な深読みして、勝手に怒ったりして」
「ううん、いいよ」
「V2197それじゃ、あたし着替えがあるから」
「あ、絢辻さん」
(でも、どうして僕が見ている事に、/絢辻さんは気付いたんだろう……)
(ま、まさか……絢辻さんも僕を……)
(…………)
(はははっ、さすがにそれは考えすぎか)
(おっと……そんな事より、/僕も早く着替えに戻らないとだな)
(あれっ、教室に灯りが……)
(う〜〜ん、こんな時間だっていうのに、/まだ誰かが残って……)
「……」
(そうか、絢辻さんが……)
(よしっ、行ってみよう!)
「ああ、やっぱり」
「V2198Nm君……」
「今日も委員の仕事?」
「V2199そう、W45Eoもうすぐクリスマスだからね。/EFe9m2忙しくなってきたのよ」
「そっか、じゃあ……僕も手伝うよ」
「V2200それは構わないけど、W45EoFe9Nm君の得になる/要素なんてないわよ?」
「別に……僕は絢辻さんと一緒にいられれば/それで満足だから」
「V2201えっ……」
「さて……それじゃ今日はこのプリントを/まとめるところからかな?」
「V2202あ、W15EF9うん……」
(よしっ、じゃあ早速始めるとするか!)
「…………」
(ふむ……なるほど……)
(う〜〜ん、クリスマス委員の中でも/少し意見が分かれてきてるみたいだな)
(本格的にやるか、簡単に済ませるか……)
(スケジュールも少し遅れてるみたいだし、/大丈夫なのかな?)
「V2203……」
(……ん?)
「絢辻さん? 手が止まってるよ?」
「V2204……」
「あーやつーじさ〜ん?」
「V2205えっ?」
「手が止まってるよ。ほら働いて」
「V2206う……W30EcFe8うるさいわねっ!/W45Eoやればいいんでしょやれば!」
「あははは」
「V2207う〜〜っ」
「絢辻さんがボーっとするなんて珍しいね。/もしかして調子悪いの?」
「V2208平気っ!」
「そ、そんなムキにならなくても……」
「V2209ムキになんてなってない」
「う、うん。そうだね」
「V2210……」
「V2211ねぇ、ひとつ聞いていい?」
「うん」
「V2212Nm君が無償で人のために動くのは、/どうしてなの?」
「え……」
「V2213あたしだけにって人はたくさんいる。Fm2/W15EoFe6でも、Nm君はそういう人たちとは/少し違う気がする」
「え、僕は別に……」
「V2214そう、W30Fm6無自覚なんだ……」
「はは……は、多分そうだと思うよ」
「V2215Fm2…………」
「V2216Fm4ありがと、W30EoF1もういいわ。/作業に戻りましょ」
「う、うん、そう……だね」
…………。
どうして人のために無償で動くのか……か。
絢辻さんがするくらいだから、/この質問には何か意味があると思うんだけどな。
う〜〜ん……。
(う〜〜ん、何だか今の授業は/気が抜けてた気がするなぁ……)
(せめて次の授業くらいは/しっかり受けるとするか……)
(……)
(よし、まずは手始めに授業の準備を……)
男子A
「あ〜あ、もうすぐクリスマスか。/パーティーの準備とかかったるいよなぁ」
(……うん?)
(ああ、クリスマスパーティーの話か。/そういえばそんな時期だよな……)
「はぁ、あの準備さえなければ、/楽しいイベントなんだけど……」
男子B
「だったら放っておけばいいじゃん」
「そうだけどさ……」
「どうせ絢辻さんがやってくれるだろ」
「あぁ、それもそうだな」
(……え?)
(そ、それはいくらなんでも……)
(よ、よしっ!)
「ちょ、ちょっと待ってよ」
「お、Nm」
「何か用か?」
「今、話が聞こえちゃったんだけど……」
「ああ、パーティーの事か」
「あのさ、折角のパーティーなんだし、/僕はみんなで頑張った方がいいと思うよ」
「ええっ、そうは言ってもさ……」
「うん、やっぱ面倒だよなぁ」
「で、でも絢辻さん一人に任せるなんて、/何だかズルいんじゃないかな?」
「それに……来年はもっと忙しくなるから、/パーティーどころじゃなくなるだろ?」
「まぁ、それはそうだろうけど……」
「だったらさ、今年が最後だと思って、/僕らも協力して盛り上げていこうよ」
「最後ねぇ……」
「何か……そう言われると、ちょっとは俺も/手伝った方がいいような気がしてきた」
「え、本気かよ?」
「うん、だって最後かもしれないんだぞ」
「……」
「……仕方ないな、じゃあ俺も協力するよ」
「ははっ、ありがとう」
「V2217Nm君」
「あっ、絢辻さん」
「V2218さっきは何の話をしてたの?/パーティーって聞こえたんだけど」
「え……あ、何でもないよ、はははっ」
「V2219……」
(何だか言いにくい話だし、/ここは黙っておいた方がいいよな……)
「V2220誤魔化しても無駄よ」
「な、何が?」
「V2221実はちゃんと聞こえてたりして」
「え……」
「V2222ありがとう」
「あ……」
(て、照れ隠しだったんだろうけど、/聞いていたなら聞いていたって……)
(まったく、素直じゃないんだから……。/でも絢辻さんらしいや……)
「ふぅ……」
(うん、満足満足、お腹一杯だ!)
(どこかで次の授業までのんびりと……)
(……うん?)
(あそこにいるのは……絢辻さんじゃ……)
(何やら考え込んでるみたいだけど、/パーティーのことでも……)
「あ……」
(……)
「ちょっと……追いかけてみるか」
(あれ……おかしいな?/確かこっちの方に来たはずなのに……)
「……」
(あぁ、いたいた……)
「絢辻さーん、何してるの?」
「V2223決めたっ!」
「うわっ! い、いきなり何?」
「V2224Nm君をあたしのものにしますEoFe8m2」
「……はい?」
「V2225……」
「V2226…………」
「…………」
「V2227どうして黙るの!」
「だ、だって……」
「V2228あのね……Fm8意図を聞き出すとか、/冗談なのか確認するとか出来ないの?」
「えっ……と、じゃあ意図から……」
「V2229……少しは自分の考察を入れて。/W45Fe7m8EoNm君の頭は空洞なの?」
「ひ……酷い」
「V2230……」
「ため息をつきたいのは僕だよ……」
「あ、絢辻さんを追いかけてきたら、/突然おかしな事を言われて……」
「V2231では不本意ですが、1から説明します」
「は、はい」
「V2232コホン……W45EoNm君は、素直すぎて/W15EcFm4放っておくと危なっかしいですFm1」
「V2233Fm4だから、あたしが管理します。W30Fm1おわり」
「みじかっ!」
「V2234大まかなところは端折ったわ」
「僕の先々に関わる所を省かないでよ……」
「V2235でも、それがあたしの思うところの全て」
「え?」
「V2236気になるのよ。/あたしと考え方が違いすぎて……」
「V2237教材の片付けにしても、/W30EcFm3あたしの手伝いにしてもそう。/P7EoF1W45普通は自分からなんて絶対しないわよね」
「V2238ううん、やらないどころか……、/W30F9Eoそもそも気付かない人が大多数でしょFm2」
「V2239でも、Nm君はそれに気が付いて/自分で背負い込んでしまう」
「V2240何だか危なっかしいのよ、W15Ecそのあり方が」
「そ、そっか……」
「V2241でもね、その事に気付けるのも/あたししかいないのよ」
「絢辻さん……」
「V2242だから、今までより近い場所でFe6m2EoNm君を/見てあげなくちゃって思ったの」
「な、なるほどね……」
(う〜〜ん、最初の表現が過激過ぎて、/嬉しい事を言われてるはずなのに/まったくドキドキしないぞ……)
(こ、こういう時、僕はどうすれば……)
「V2243どう?」
「いや、どうって聞かれても……」
「V2244Nm君に対する束縛はないわ。/W30Fm3あたしが少し見方を変えて付き合うだけ」
「そ、そうなんだ」
「V2245問題ないかな?」
「問題ないか……と言われれば、/問題ないとは思うけど……」
「V2246そう」
「V2247じゃあ、そういうわけでFm3よろしく」
「え? あ……絢辻さんっ」
(な、何だったんだ一体……)
(てっきりクリスマス委員のことで/考え込んでるんだと思ってたのに……)
「V2248Nm君、今ちょっといいかな?」
「え? ああ、絢辻さん、どうかしたの?」
「V2249えっとね、W30Nm君にちょっとEFe6m3手伝って/もらいたい事があって……」
「あ、別にいい……けど……」
「V2250けど?」
「ちょっと梅原に呼ばれてるから、/その後でもいいかな?」
「V2251う……W15Fm3うん」
「じゃあ、今日はどこで作業をするのか/おしえてもらえるかな?/こっちの用事を片付けてすぐ行くからさ」
「V2252多分、図書室」
「分かった、それじゃ……また後で」
「V2253うん……」
「V0087ふぅ……W30EoFe9m3これで一通り運び終わったな」
「そうだな」
「V0088まったく……W45Eo高橋先生も酷だよな。/こんなのを俺一人に任せるなんてよ」
「僕は宿題を忘れたお前が悪いと思う……」
「V0089それを言っちゃーおしまいよ」
「だったら僕に感謝しろよ?」
「V0090分かってるって!」
「V0091お礼って言っちゃ〜なんだが、/茶でもおごるよ。食堂に行こうぜ」
「あ、ごめん。今からはちょっと……」
「V0092ん? 何かあんのか?」
「うん……実はこの後、絢辻さんの手伝いを/することになってるんだ」
「V0093そっか、EoFe9m3そんじゃ茶はまた今度だな」
「悪いな梅原」
「V0094いいって事よ!」
(……)
(ちょっと遅くなっちゃったな。/絢辻さん……怒ってなければいいけど)
「え〜っと、絢辻さんは……」
(あ、いたっ)
「V2254……」
(え……あ、絢辻さん!?/な、何でノートを破いたりしてるんだ?)
「…………」
(ちょっと……様子を見てみるか)
「V2255わたし、どうすればいいの?/どれだけ頑張ればいいの?」
「V2256もう一人は嫌……嫌」
「V2257早く…………なりたいよ……」
「V2258お願い……わたしを助けて……」
(ど、どうしたんだろう?/何だか……様子がおかしいぞ……)
(もしかして僕が待たせたりしたから?/まさか……そんな訳ないよな)
「え……」
(あぁっ! よく見ると、もうノートが/なくなってるじゃないか……)
(し、しかも次は図書室の本を手に!!/まさか……とは思うけど……)
(ううっ、どうしよう……)
・そっとしておく
・声をかける
(今は……そっとしておくか……)
(きっと、何か事情があるに違いないんだ)
(声をかけた方がいいのかもしれないけど、/僕なんかじゃどうしようもないし……)
(……約束を破る事になっちゃうけど、/声をかけるのはやめておこう)
(ごめん、絢辻さん……)
(僕は何もしてあげられそうにないよ……)
(よ、よし……こうしてても仕方がないし、/思い切って声をかけてみるか!)
「絢辻……さん?」
「V2259……」
「V2260Nm……君?」
「うん」
「V2261……来ないで」
「えっ……」
「V2262今は……W45Eo駄目……」
「えっと、その……もしかして来るのが/遅くなったから怒ってるの?」
「V2263ううん、そうじゃない……」
「それならどうして?」
「V2264……ごめんなさい」
(『来ないで』……ってことか)
(くっ、僕は……どうすれば……)
・言う通りにする
・放っておけないよ
「わ、分かったよ。/絢辻さんがそう言うのなら……」
「V2265うん……ごめんね」
「じゃあ、手伝いはまたそのうち……かな」
「V2266うん……」
「そ、それじゃ」
(絢辻さん、一体どうしたっていうんだ?)
(ちょっと……心配だな。/やっぱり僕はあの場に残って……)
(…………)
(でも、何も分からない僕なんかじゃ、/どうしようもないじゃないか……)
(仕方ないんだ、きっと……)
(そう言われてもなぁ、/放っておくわけにもいかないし……)
「あ、絢辻さん……」
「V2267やだ。W45やだよ……」
「絢辻さんっ、ど、どうしたの?」
「V2268うぅW15…W15…W15Eh」
「だ、大丈夫?」
(ええぇっ!? ど、どうなってるんだ)
「V2269……」
「あ、絢辻さん?」
「V2270来ないでって言ったのに」
「ご、ごめん……」
「V2271こんな顔見られたくなかったのに」
「大丈夫、見てないよ……」
「V2272……」
「……」
「V2273誰かに甘えたら、/わたし、一人で立てなくなっちゃうよ」
(ううっ……こういう時って、/なんて声をかければいいんだ?)
「V2274……」
絢辻さんはそれから少しの間泣いていた。
だけど、僕はかける言葉が見つからなかった……。
「V2275はぁ……」
「落ち着いた?」
「V2276ええ、W15Fe9Eoごめんなさい。/W15P2EcF2W45ご迷惑おかけしましたっ」
「ううん、そんなことないよ……」
「V2277私ね、稀に情緒不安定になる時があるの」
「そ、そうなんだ」
「V2278普段なら前もって『今日は危ないな』って/分かるんだけど……」
「V2279今日はどうしてかEoFm3急に……ね」
「そっか」
「V2280ふふっ、W45EoEFe9m2Nm君が梅原君を/優先したりしたからかもね」
「ええっ!?」
「V2281冗談よ」
「はは……」
「あ、それならもう気分とかは……」
「V2282うん、W15Eoさして問題ないわ。/W30EFe6m2一時的なものだし」
「そっか……それならよかった」
「V2283ふふふっ」
「最初にノートを破いてるのを見た時は、/さすがにびっくりしたけどね」
「V2284ああ、W30EFe5m4あれは……W60EFe9m3ただの暇つぶしよ」
「そうなんだ……」
(あれが……暇つぶしか……)
「V2285でも……Nm君が来てくれて/本当に良かった」
「V2286落ち着けたのは、そのお陰よ」
「ははっ、そっか」
「V2287うん」
「V2288さて、それじゃそろそろ作業の方に/取り掛かりましょうか」
「えっ!? も、もう始めるの?」
「V2289ええ、W45EoFe6m2治まってしまえば平気だしね」
「V2290やるべき事は幾らでもあるんだし、/この程度でいちいち休んでられないわ」
「分かった……でも無理はしないでね」
「V2291うん」
(……とは言ってみたものの、/本当に大丈夫なのかなぁ?)
(う〜〜ん、少し心配だな……)
(あれ? 梅原が手招きしてるぞ……)
(とりあえず行ってみるか)
「V0095待っていたぞ、Nm! W45Ec心の友よ!」
「な、何だよ突然……」
「V0096いや〜っ、実はな……高橋先生に教材を/運んでくれって言われてんだけどよ!」
「……手伝ってほしいんだな?」
「V0097おうよ!」
「まったく……仕方ないなぁ」
「V0098すまねえ、Eo助かるぜ」
「V2292こ〜ら、Nm君。Ea9F4a9/W30EFe9m3こんなところで油売ってたの?」
「あぁ、絢辻さん……」
「V2293今日は委員の手伝いをしてくれるって/約束だったでしょ」
「……え?」
「V2294あ、W15Fm3もしかして忘れちゃったの?」
「いや……その……」
「V0099何だ……Nm、EF9絢辻さんの手伝いを/することになってたのか」
「V0100それならそうと最初に言ってくれよ。/まったく気を遣いやがって」
「はは……」
(う〜〜ん、おかしいなぁ。/僕、そんな約束をしていたかな?)
「V2295ごめんね梅原君」
「V0101いやいや、W30EoF3まったく問題ないよ」
「V2296そう? P7Fe9m2W45それじゃ悪いけどNm君を/借りていくわね」
「V0102どうぞどうぞ!/W45Eoしっかりコキ使ってやってくれよ」
「V2297うん、W30Eoそうさせてもらうわ」
「V2298じゃあNm君、行きましょうか」
「う、うん……」
(こ、これはどういう事なんだ……)
「ね、ねぇ……絢辻さん」
「V0036……」
「あの……僕って、絢辻さんと何か約束を/してたっけ?」
「V2299今からするのよ」
「そ、それって……」
「V2300そう。W30EoEF2梅原君には申し訳ないけど、/Nm君は独占させてもらいますEc」
「……」
「V2301そんな不安そうな顔をしなくても平気よ。/W45Fm2仕事は山のように用意してあるから」
「いや、そういう意味じゃなくて……」
「V2302ふふっ」
(ど、どうしよう……何だか逃げた方が/よさそうな雰囲気だけど……)
「あ、あの……実は今日、用事が……」
「V2303ねぇ、お願い……Fm2」
「う……」
「V2304もうNm君しか頼れる人がいないの」
「そ、そういう事なら仕方ないな……」
「V2305Fm7嘘よ」
(一瞬で元に……女の子って怖いな)
「V2306ほら、何してんの。早く行きましょ」
(ついて行くと地獄が待ってるんだろうな)
「V2307……あれ? W30EF2お仕事の増量が希望かな?/W15EF6だったら態度で示さなくても/EFe6m2言ってくれれば……」
「すぐ行きます!!」
(…………)
(ついて行っても行かなくても、/待っているのは地獄……なんだな)
(ははは……)
(さてと、そろそろ帰るか)
「V2308Nm君っ」
「え……」
「あぁ、絢辻さん、今帰り?」
「V2309そのつもりはなかったんだけど……/W45EcFe3m2ふふふっ」
「もしかしてまだやる事が残ってるの?」
「V2310うん……W30Fm2けど、また今度やるからいいわ」
「平気なの?」
「V2311B40たまには、EFe3m2ね」
「それじゃあ一緒に帰ろうか?」
「V2312うんっ!」
「それにしても、絢辻さんが仕事を/そっちのけにするなんてね……」
「V2313珍しいとでも言いたいの?」
「うん」
「V2314その口に何か詰めてほしいみたいね」
「……ごめんなさい」
(やっぱり二人になるとこっちなんだ……)
「V2315少し、話がしたいなって思っただけ」
「そ、そっか……」
「ここでいいかな?」
「V2316ええ」
「それで? 話したいことって?」
「V2317……」
「もしかして相談とか?」
「V2318う〜〜ん……」
「はははっ、ついに僕も絢辻さんに/頼りにされるくらいになったってことか」
「V2319口に詰める物は、EFe9m3何がいいかしら?」
「すみません、調子に乗りました……」
「V2320そうね」
(ほ、本当にやられそうなのが怖い……)
「V2321さて、Nm君」
「うん?」
(心なしか距離が……)
「V2322率直に聞くわ。W30/Nm君、あたしの事どう思ってる?」
「え……W15Ts3あ? W30なっ、W10何てっ!?」
「V2323…………」
「あ、絢辻さんっ!?」
「V2324あははっ、W15EoFe9やっぱりNm君って愚直ね。/W45I10予想通りの面白い反応だわ」
「え? ええっ?」
「V2325今のはただのおふざけです」
「し、心臓に悪いよ……」
「V2326そう? W15じゃあ面白味は削って本題ね」
「う、うん」
(最初からそうしてくれれば……)
「V2327そうね……EcF1どう言えば上手く言えるのか/分からないんだけど……」
「V2328Nm君は自分の存在があたしに影響を/及ぼしてるのは分かってる?」
「V2329やっぱり気付いてないか……EcFe3」
「V2330丁寧に説明すると、あたしにとっては/不思議な事だったの」
「V2331Nm君が損得勘定なしに/あたしのそばにいるって事がね」
「そ、そうなんだ……」
「V2332ええ」
「V2333でも、Nm君がいて楽しかった。/W45I10Ec嬉しかった。W30EoFe9それでよかった」
「V2334そこに不安を覚えるまでは」
「えっ……」
「V2335Nm君がいなくなる可能性」
「ぼ、僕が?」
「V2336そう。W30いつまで一緒にいられるのか」
「…………」
「V2337あたしは今の生活を失いたくない。/例え話にしてもそう思うと怖いの」
「V2338Fm6だからって、ずっと側にいてほしいなんて/Fm2あたしには言えない」
「そう……なの?」
「V2339そうでしょ? W30EFe6だって、あたしとあなたの/間には何もないんだもん」
「そ、そんな事はないと思うけど」
「V2340でもW10EhFm3証明できるものはない。W60EcW4EoF1違う?」
「……」
「V2341だから、W15Fm6あたしをあげる」
「……え? えっ!?」
「V2342分かるでしょ?Fm2」
「わ、分かるけど……本当に?」
「V2343ええ、W45EoFe6その代わり……今、Nm君がいる/日常をあたしにちょうだい」
「そ、それってどういう……」
「V2344……」
(に、日常……か)
(こ、こういう時はどうすれば……)
(よく、考えなきゃいけないような気は/するんだけど……)
・……うん、分かったよ
・そ、そう言われても……
「……うん、分かったよ」
「V2345ありがと……」
(そうだよ……僕だって絢辻さんが……)
「V2346……」
「V2347いいわよ……W45EcいつでもFm6」
「う、うん……」
(よし、いくぞ……)
「そ、そう言われても……」
「その……何というか……」
「V2348……」
「V2349いいの!? Fm8悪いの!?/EF8ハッキリしなさいよ!」
「は、はい!/いいと……思います」
「V2350……まったく」
「ははは……」
(そ、そうだよな。/そこまで深く考える事はないよな……)
「V2351……」
「え、えっと……」
「V2352いつでもEcFm6いいから……」
(よ、よし……それじゃあ……)
「V2353んっ」
(だ、弾力があるのに柔らかい……)
「V2354……」
(あれ……)
(絢辻さん、唇が……震えてる……)
「V2355……」
(絢……辻さん……)
(何だか……夢みたいだ……)
「V2356クスッ、心臓が壊れちゃうかと思った」
「V2357契約成立、ね」
「V2358ふふっ」
「……その含み笑い、ちょっと怖いよ」
「V2359嫌い?」
「今となってはそうでもない……かな」
「V2360そっか」
「ねぇ、絢辻さん。/一つだけ……僕からいいかな」
「V2361ええ、どうぞ」
「さっき絢辻さんは『僕が側にいる理由』が/不思議だって言ったよね」
「V2362Fm1そうね」
「でもさ……絢辻さんはその答えを/知ってるでしょ?」
「V2363え……」
「自分でも言ったじゃない。/『一緒にいると楽しい』って」
「V2364あっ……」
「多分、そういう事なんだよ」
「V2365そう……W45EcF1なんだ」
(う〜〜ん、絢辻さんって、/ちょっと変わってるよな……)
(こんな事、誰でも分かるはずなのに……)
「V2366そろそろ……帰ろっか」
「うん、そうだね」
契約のキスか……。
絢辻さんらしいというか、なんというか。
…………。
僕といて楽しかった、嬉しかった……か。
でも、それって……そういう事だよな?
も、もしかして、絢辻さんは……。
(は〜っ、どうにか落ち着いたぞ……)
(今の授業中、ずっと我慢してたからな。/トイレが空いてて本当に助かったよ)
「……」
(さて、それじゃ教室に戻って……あれ?)
(あ、絢辻さんじゃないか……)
「V2367あ……EFe9m2Nm君っ」
「絢辻さん……」
「V2368ん……」
「V2369ふふふっ」
「え……えっと……」
(な、何だろうこのすごい笑顔は……)
(僕の日常を下さいって言ってたのは、/も、もしかして……)
・嫌な予感がするけど、逃げられないだろうな
・即ダッシュだ。今ならあるいは!
・人間万事、諦めが肝心
(うん、これは逃げられない。/僕の中の野性の勘がそう言っているぞ)
(そ、それならむしろ……)
「いやぁ、丁度……よかった。/ぼ、僕……絢辻さんに会いたかったんだ」
「V2370あら奇遇。W45EF2私もNm君を捜してたのよ」
「やっぱりね」
「V2371これって運命かな?」
(食物連鎖のね……)
「V2372何か言いたそうな顔してるけど」
「あははは……」
「V2373その表情、Fm2たまらないわね」
(…………)
「とっ、ところで僕に用事があったんじゃ/ないの?」
「V2374あ、そうだった」
「V2375えっと、この間授業で集めたノートが/理科準備室にあるんだけど……」
「ああ、教室に運ばないといけないんだね」
「ご、ごめんねっ!/今、ちょっと急いでるんだ!!」
「V2376……キスしたくせに」
「…………」
「うわああああああっ!」
「V2377絢辻さんと一緒にいたいって言ったのに」
「す、すみませんでした!/よっ……用事は後回しで大丈夫です!」
「V2378いいの?」
「う、うん、勿論だよ」
(放っておくと大変な事になりそうで……)
「V2379じゃあひとつお願いがあるんだけど……」
「な、何でも言ってよ!」
「V2380ありがとう〜っ!」
「V2381えっと、この間授業で集めたノートが/理科準備室にあるんだけど……」
「ご主人様、なんなりと」
「V2382ちょっ……SdEcF2もうやだぁ、Nm君。/EoFe9m3ご主人様なんてやめてよ」
「はははははっ」
「V2383誰かに聞かれでもしたら、/ただじゃ済まさないわよ」
「ははは……は……」
(うん、命は大事にしよう……)
「V2384え〜っと……W45EoFm4あ、Fm2そうだ。/ちょっとお願いしたい事があるの」
「うん。別に構わないよ」
「V2385ありがとう〜!」
「V2386えっと、この間授業で集めたノートが/理科準備室にあるんだけど……」
「V2387そうなの。一人だと持ちきれなくて」
「いいよ、じゃあ早速行こうか」
「V2388うんっ!」
「よし……と。これで全部かな?」
「V2389……」
「後はこれを教室に運べばいいんだよね?」
「V2390……」
「絢辻さん?」
「V2391えっ、あ……そうね」
「あの……絢辻さんは持たないの?」
「V2392と、途中から持つわよ」
「でも、これはさすがに……」
「V2393Nm君の見せ場を取らないように/してるんでしょ」
(そんな見せ場はいらないって……)
(でも、この程度の手伝いで助かったよ。/想像してたのはもっと……)
「V2394何をボーっとしてるの。/Fm8ほら、行くわよ!」
「あ……ちょ、ちょっと待ってよ!/これ一人じゃ無理だってば」
「あやつじさあぁぁ〜〜〜ん!!」
(さてと、今日もそろそろ……)
(……うん?)
(おっ、あそこにいるのは……)
「絢辻さんっ」
「V2395あ、W15Fm3やっと来た」
「えっ?」
「V2396ね、Nm君、今大丈夫?/Fm2ちょっと付き合ってもらいたいんだけど」
「べ、別にいいけど……どこへ行くの?」
「V2397……」
(う〜〜ん、どこに行くつもりなんだ?)
(とりあえず付いていってみるか……)
「こ、ここは……」
「V2398スタート地点よ」
(スタート地点? どういう意味だろう?)
「V2399あの……Fm2ね」
「うん」
「V2400えっと……」
「もしかして言いにくい事なの?」
「V2401そうでもないはずなんだけど、/EoFe9上手く言葉が浮かばないのよね……」
「そっか」
「V2402……」
「V2403ね、Nm君。これ覚えてるでしょ?」
「うん。絢辻さんの手帳だよね」
「V2404……」
(え? ライター……まさか)
「V2405もう、あたしには必要ないと思うの」
「ど、どういう事?」
「V2406前に進むには邪魔なのよ」
「え? W45ああっ!」
「V2407……」
「い、いいの?」
「V2408うん。こんな物よりもっと大切な事が/あるって分かってきたから」
「V2409こうした方が言葉よりもシンプルだし」
「だけど……」
「V2410いいのよ、これで」
「……」
「V2411あたしが伝えたい事、/Nm君にはまだ分からないでしょ」
「う、うん……」
「V2412でも、そのうちきっと分かると思う」
「V2413あたしの事をもっと知ってくれた時にね」
「そっか……」
「V2414だから、それまで覚えておいて/『ここがあたしの再出発点』って事」
「分かった。忘れないよ」
「V2415……ごめんね、時間とらせちゃって」
「ううん……別に」
「V2416それじゃ、帰りましょうか」
「……そうだね」
(再出発点……か)
「絢辻さ〜ん」
「V2425ああ、W45Ecどうしたの? Nm君」
「い、今ちょっといいかな?/よかったら少し話でもしようかと思って」
「V2426今……W45Ecか」
「うん……」
「あ、絢辻さんの事をもっと知りたくて。/ダメ……かな?」
「V2427ええ、ごめんなさい。/W45Ee9m2今はちょっと……」
「そっか……残念だな」
「V2428それじゃあね」
「V2429Fm6知りたいのは構わないけど、/W30EFe9m3あまり人前で話しかけないで」
「え……」
(あっ、そうか……人前だと、/猫をかぶったまま話すことになるのか)
(う〜ん、これからは少し周りに気をつけて/話しかけた方がよさそうだな……)
(よし、今日こそ漫画雑誌を買って帰るぞ)
(あのロボットバトル漫画の続きが/気になってたんだよなぁ……)
(……お、七咲の弟だ)
(この間は大丈夫だったのかな?)
(……ちょっと声でもかけておくか)
「お〜〜い」
郁 夫
「……」
「よっ、元気そうだな」
「この間は災難だったな……大丈夫か?」
「あっ……おい!」
(無事だった……という事でいいのかな?)
(これに懲りて、もうイタズラしなければ/いいんだけどな……)
「V2535Nm君、聞いたわよ」
「え? あぁ、絢辻さん」
「V2536Nm君って結構モテるのね」
「え……」
「V2537ふふっ、W45Eoもうすっかり話題の人って感じ」
「いや、あの……」
「V2538クスクスッ」
「あっ、絢辻さんっ!」
(…………)
n0ako_me01A
(さて、授業が始まる前にトイレにいって/すっきりしておくか……)
「え……」
「……」
(あれ? なんだろう、/絢辻さんがこっちを見ているけど……)
(僕に用事かな?)
「あ、あれ……」
(行っちゃった……なんだか気になるな)
(そういえば最近絢辻さんと話してないし、/ちょっと追いかけよう!)
「あ、絢辻さん!」
(やっぱり様子がおかしい……。/ほったらかしにし過ぎたかも……)
(よし! ここはあの話題で……)
「ちょっといいかな?」
「V6486別にいいけど……」
・・・
「って、話なんだよ」
「V8156ふふっ、W30EoEFe9そうなんだ」
「また、何かあったら教えるから」
「V9865ええ、W30Eoそれじゃあね」
(うん。やっぱりほったらかしにしてたのが/良くなかったみたいだな……)
(なんとか金融危機の話題で/盛り上がったから良かったけど……)
(これからは少し気をつけないとな……)
「V2478陽が出てるうちに帰るのなんて、/久しぶりだな」
「えっ……そうなの?」
「V2479うん、色々あって残ってることが多いの」
「でも、教室にいることって……」
「V2480あんまりないわね」
「V2481ほとんど図書室にいるから」
「そうだったんだ」
「V2482ええ」
「……夕焼けがきれいだね」
「V2483そう?Fm2」
「新しいリアクションだね……」
「V2484あたしは見慣れてるから」
「あ、そうなんだ」
「V2485小さな頃、嫌な事があったりすると/いつもここに来てたのよ」
「へ〜っ、例えば?」
「V2486そうね……」
「V2487誕生日にアクセサリーをせがんだら、/EF6おもちゃみたいなのを渡された。W45Fm3I10とかね」
「はははっ」
「V2488あたしは安物でもいいから、W15Eh大人が/つけてるような物が欲しかったのよ」
「なるほどね」
「V2489EcF4でも、家で落ち込んだ顔を/見せるわけにはいかないからFm3……」
「ここに来たんだね」
「V2490そういう事」
「じゃあ、そのアクセサリーは/一回もつけなかったの?」
「V2491そうね」
「V2492多分、あの辺に沈んでるわよFm2」
「はい?」
「V2493まがい物のくせに『ぽちゃん』って/いい音がしてたからFm2」
「あ、絢辻さん……」
「V2494ん?」
「『ん?』じゃないよ!」
「V2495ふふふっ」
「今のは……本当の話なの?」
「V2496さぁ、どうでしょう」
(…………)
「V2497ごめんね。楽しい話題じゃなくて」
「ううん、そんな事はないよ」
「V2498Ecそう、W15EoFe9それならいいけど」
(……)
(何だか壮絶な幼少時代だな……)
(まぁ、絢辻さんの事だから、/きっと悪い冗談なんだろうな……)
「絢辻さんの家ってこの辺なんだっけ?」
「V2504ええ、ここから10分くらいよ」
「結構近いんだね」
「V2505もっと遠くても構わないんだけど」
「でも、そうすると朝が大変だよ」
「V2506朝は得意な方だから」
「それは羨ましいなぁ……」
「V2507要は起きる気があるかないかよ」
「はははっ、そうかもしれないね」
「V2508あ、W15Fm2ほら、Nm君、あそこ」
「うん?」
「V2509あたしね、あの橋の下で拾われたの」
「え……」
「V2510クスッ、W30Eoうちの親がそう言ってたわ」
「う……嘘だよね」
「V2511ええ、嘘よ」
「……」
「あ、絢辻さん、そういう嘘はよくないよ」
「V2512まさか信じたの?」
「う、うん」
「V2513Fm2Nm君も言われた事あるでしょ?/怒られた時とかに」
「ある……けどさ」
「V2514結構傷つくのよねFm2」
「そうだね……じゃなくって!」
「V2515分かった。W15EoFe9m3もう言わないようにする」
「本当に?」
「V2516多分ねFm3」
「V2517……」
「V2518じゃあ、あたしの家そこだから」
「え? そこって橋の……」
(も、もう言わないって言ったのに……)
「V2519ふふっ、EoF3しかめっつらがお似合いよ」
「あ、絢辻さんっ!」
「V2520それじゃあね」
「まったく……」
(…………)
(でも……こうやってからかわれるのも、/案外悪くないよな……)
(うん、何だか絢辻さんとの距離が/縮まってる気がするよ)
「絢辻さん、たまにはどこか寄っていく?」
「V2521ううん、いいわ」
「じゃあ、今日も河原の方からでいい?」
「V2522そうね」
「V2523別に……」
「ん?」
「V2524どこかに寄りたいなら、/あたしの事は気にしないでいいからね」
「ん、ああ……違うよ」
「V2525え?」
「僕はただ……絢辻さんと一緒に/帰りたいだけなんだから」
「V2526そっか……」
「うん、それに河原を通れば、/こうしてたくさん話せるじゃないか」
「V2527それは……W30EFe6m2そうかもね」
「はははっ」
「V2528ふふっ」
こうして絢辻さんと一緒に下校した。
「絢辻さん、今日はどこか寄っていく?」
「V2521ううん、いいわ」
「じゃあ、今日も河原の方から帰ろうか?」
「V2522そうね」
こうして絢辻さんと一緒に下校した。
V7800Nm君……か。/本当に不思議な人ね。
V7801人の為に何かをする行為は、結局自分の身に返る。
V7802ああいうタイプの人は、後一歩先を見通せれば、/上手く生きられるのに。
V7803それとも、私とは違う価値観を持ってるのかな?
V7804ちょっと気になるかも……。
V7805……あれ?
V7806そういえば、私が誰かを気にするなんて、/もしかして初めてじゃない?
V7807ふふふっ、変なの。/も・し・か・し・て……詞、お気に入り?
V7808…………。
V7809ああっ、もう! 何考えてるんだろ、あたし。
V7810もう休憩終わりっ!/さくっと古文の予習してお風呂入らなくっちゃ!
「V9622あ、Nm君。/いいタイミングね」
「あ、絢辻さん」
「V9623丁度時間を持て余してたところなの」
「V9624よかったらお話でもいかが?」
「え〜っと……」
(う〜ん、どうしよう……)
・うん、いいよ
・ごめんね、ちょっと急いでるんだ
「うん、いいよ」
「V9625いい返事ね」
「V9626それじゃ、少し時間をもらうわね」
「ご、ごめんね、ちょっと急いでるんだ」
「V9627へ〜っ、そうなんだ」
「また今度でいいかな?」
「V9628それじゃ仕方ないわね……」
「う、うん……それじゃ!」
(う〜ん……せっかく誘ってくれたのに、/悪いことしちゃったかな?)
「あっ、絢辻さん」
「V9629あれ、Nm君」
「丁度よかった、今ちょっといいかな?」
「V9630うん、別に構わないけど……」
「それじゃ少し話でもしない?」
「V9631ええ、W45悪くないわね」
「V9632えっ?」
「V9633ああ、Nm君」
「ね、今ちょっといいかな?」
「V9634別にいいけど……」
「良かったら少し話でもどうかな?」
「V9635ん、W30Eoそうね、W45EFe3m2いいわよ」
アコガレエンカウント汎用終了会話
アコガレエンカウント:終了汎用/:テンション高:休み1・休み2・昼休み
「V9636あ、W30Ecそろそろ授業の時間ね」
「え? もうそんな時間?」
「V9637うん、W30EFe6m3あたしとしてはもう少しNm君と/お話してもいいんだけど……」
「でも時間じゃ仕方ないか」
「V9638そういうこと」
「それじゃ、また」
「V9639ええ、またね」
アコガレエンカウント:終了汎用/:テンション中:休み1・休み2・昼休み
「V9640あ、W30EFe6そろそろ授業が始まる頃ね」
「え? もうそんな時間なんだ」
「V9641仕方ないわね、続きはまた今度ね」
「うん、そうだね」
「V9642それじゃ、また」
「うん、またね、絢辻さん」
アコガレエンカウント:終了汎用/:テンション低:休み1・休み2・昼休み
「V9643あ……W30Ecそろそろ授業の時間ね」
「あ、そうだね」
「V9644じゃああたし教室に戻るから」
「あ、うん」
「V9645またね」
アコガレエンカウント:終了汎用/:テンション高:放課後
「V9646あ……W30Ecそうだ。/W45EoFe6m3あたしそろそろ行かないと」
「え? そうなんだ」
「V9647うん、本当はもう少しNm君と/EFe9お話してたいんだけど……」
「V9648ちょっとそういう訳にもいかないのよね」
「そっか、それじゃ仕方ないね」
「V9649ええ、W30EoF2だからまたね、Nm君」
「うん。またね」
アコガレエンカウント:終了汎用/:テンション中:放課後
「V9650あ……W30EFe6もうこんな時間なのね。/あたしそろそろ行かなくちゃ」
「え、そうなんだ」
「V9651ちょっと用事があるのよ」
「V9652悪いけど、話の続きはまたそのうちで」
「V9653それじゃあね」
「うん、またね」
アコガレエンカウント:終了汎用/:テンション低:放課後
「V9654あ、もうこんな時間なんだ。/W45EcF1あたし……W45Eoそろそろ行かなくちゃだから」
「V9655それじゃあね」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
D
retire1;
「V9656……」
「あ、あのさ……」
「V9888ん……あ、ごめんね。/W45EFe6m3あたしちょっと用事を思い出したから」
「そうなんだ」
「V9789またね」
「あ、うん」
(仕方ないよな……。/話が盛り上ってなかったからなぁ)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「Nm君、W45V9659Ecどうしてそういう話をするの/かな?」
「え……」
「V9660あたし、何だか恥ずかしくなってきたから/戻らせてもらうわね」
「あっ、絢辻さん……」
(行っちゃったか……。/恥ずかしい話は失敗だったみたいだな)
dokidoki2;
「V9661……」
「あれ、どうかした?」
「V9662ん……こういう話はFm2ちょっとね」
「え?」
「V9663ごめんね、あたしもう行くわね」
「あ、絢辻さん……」
(行っちゃった……。/ちょっと踏み込んだ話だったしなぁ)
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
「あ、絢辻さん」
「V2468……」
「絢辻さん?」
「V2469Nm君は何を考えてるのかしら」
「はい?」
「V2470へ〜、とぼけちゃうんだ」
「……」
「V2471それじゃ、あたしは教室に戻ろうかな」
「あ、ちょっと絢辻さん」
「V2472じゃあね」
(まさか読まれたとか……)
(ははっ……さすがにそれはないよな……)
「ねぇ絢辻さん、今日一緒に帰らない?」
「V2529そうねぇ……」
「V2530今日はやめておこうかな」
「そっか……」
「V2531まだやる事が残ってるのよ」
「それじゃしょうがないね」
「V2532悪いわね、折角誘ってくれたのに」
「ううん、いいよ」
「V2533それじゃ」
「あ、うん。頑張ってね!」
「V2534Fm2ありがと」
「あ、そうだ。/絢辻さん、この後は委員の仕事あるの?」
「V2473ううん、今日はもう終わってるから」
「だったら一緒に帰らない?」
「V2474そうね……いいわよ」
「やった!」
「V2475大袈裟、W45EoFe9m2一緒に帰るだけでしょ」
「そうかもしれないけど、嬉しいよ」
「V2476そう」
「それじゃカバンを取ってくるよ」
「V2477あぁ、あたしも行くわ」
n1ako_gd01A
「絢辻さん、良かったら一緒に帰らない?」
「V2499う〜ん、W45Ecどうしよっかなぁ……」
(OK、OKと言ってください!)
「V2500そうね、別にいいわよ」
「V2501……単純で羨ましいわ」
「…………」
「V2502ふふっ、一言多かったかな」
「多分……」
「V2503さ、それじゃ行きましょうか」
「う、うん」
n1ako_gd01B
n1ako_gd01C
「ほ、本当に!?/じゃ、じゃあすぐ準備するから」
n1ako_gd01D
(う〜〜ん、絢辻さんは僕の事を/どう思ってるんだろう……)
(ちょっと思い切って聞いてみようかな?)
「V2430どうかした? 急に黙ったりして」
「え? あ……」
「いや、その……絢辻さんは……」
「V2431ん?」
「絢辻さんは……」
「V2432うん」
「えっと……」
「V2433……」
「V2434言いたいことがあるならハッキリどうぞ」
「う、うん」
「あ、あの……絢辻さんは、/僕の事をどう思ってるの?」
「V2435え?」
「V2436どうしてそんな事聞くの」
「ははは……」
「V2437……」
(ううっ、聞かなきゃよかった)
「V2438まぁ、他の人とは区別して見てるかもね」
「えっ!? ホ、ホントに!?」
「V2439嘘をついてあたしに何の得があるのよ」
「ない……よね」
「V2440それより、EoFm3質問の意図を教えてくれる?」
「あ、いや……」
「V2441言いなさい」
「も、もっと絢辻さんと仲良く出来たら/いいなぁ……とか」
「V2442ふ〜ん」
「……」
「V2443……鈍感」
「えっ?」
「V2444んっ」
「V2445………」
「あ、絢辻さん」
「V2446ふぅ……」
「V2447仲良くなれるかどうかは、/W15EoFe6m3Nm君次第じゃないの?」
「そ、そうだよね」
「V2448じゃあね」
「あ……」
「…………」
(な、なんだったんだ。/絢辻さんからキスしてくれるなんて……)
(す、素直に……喜べない怖さがあるな)
(ははは……)
「ね、ねぇ……絢辻さん」
「V2449嫌!」
「ま、まだ何にも言ってないよ……」
「V2450どうせこの間のことでしょう?」
「うっ……」
「V2451もう一度キスしてほしいとかでしょう?」
「ううぅっ!」
「V2452あわよくば! とかでしょう!」
「……」
「V2453バレバレなのよ。W30Eoまったく……」
「そ、そっか」
「V2454ああいうのは不意をつくから面白いのFm2」
「だったら……」
「V2455自分からすればいい。P2EoF2W45かしら?」
(だめだ、完全に読まれてる……)
「参りました……」
「V2456ふふっ、残念でした」
「V2457でも、Fm4遠くない未来に、/Fm2またチャンスがあるかもね」
「えっ!? それって……」
「V2458それじゃあね」
「あ、待って、絢辻さんっ」
「V2459待ちませんFm3」
(…………)
(ほ、本当にチャンスは……あるのか?)
(う〜〜ん……)
「絢辻さん! もう一度キスして下さい!」
「V2460はぁっ!?」
「えっと……」
「V2461……」
「いや、あのですね」
「V2462あははははっ」
「ど、どうして笑うの?」
「V2463可笑しいからに決まってるじゃないFm3」
「だって、絢辻さんが不意をつけって……」
「V2464それで直接的に?」
「う、うん」
「V2465まったく馬鹿なんだから」
「……」
「あ……」
「V2466良かったわね」
(い、いいのか? 今ので正解なのか!?)
(僕には怒ってるように見えたのに……)
(う〜〜ん……)
(何だかいい雰囲気だよな……うん!/絢辻さんともう一度キスをっ!)
「絢辻さん!」
「V2467絶、対、嫌!」
「そ、そんな……」
「V2456ふふっ、残念でした」
(さ、さすがに駄目だったか……)
(でも、去り際の絢辻さんは、/何だか楽しそうな顔してたよな……)
(……)
(ある意味では、成功……なのかな……)
n1dea_me00A
「絢辻さん」
「V9500あら、Nm君」
「あの物理のプリント、ありがとう。/おかげでちゃんと提出できたよ」
「V9501あ、W15EcF2うん、W30Fm3Eoそれなら良かったわ」
「ははっ、ホント助かったよ」
「それでね、僕からも絢辻さんにお礼をって/思ってるんだけど……」
「V9502え? P1Fe9m3W45そんな気を遣わなくてもいいのに」
「でも……」
「V9503EFe3m7あ……W30EcF3じゃあ少し話し相手になって/もらおうかな?」
「そ、それでいいの?」
「V9504うん、W15十分よ」
「それならおやすい御用だよ」
「V9505Ecふふっ、W30Eoそっか」
n1dea_me00A
「絢辻さ〜ん」
「V9506あ、Nm君」
「この間は一緒に帰れて楽しかったよ」
「V9507Fm4あ、W30Fm3うん。W15そうね」
「それでね、あの後に絢辻さんに/話したい事があったんだけど……」
「V9508もしかして、今続きを……?」
「うん、そうなんだ」
「V9509クスッ、W45Eoいいわよ」
「えっと……それじゃあ……」
n1dea_me00A
「絢辻さん」
「V9510Fm7あ、Nm君、W15Fm3どうしたのこんな所で」
「絢辻さんこそどうして?」
「V9511私は職員室に行ってきたところなの」
「へ〜っ、そうなんだ」
「V9512Nm君は?」
「僕はブラブラしてただけ……かな」
「V9513ふふふっ、W45Eoそうなんだ」
(絢辻さん……いつも通り元気だな)
「V9514あ……W45EF3ねぇ、Nm君」
「うん?」
「V9515今って時間ある?/よかったら少しお話でもどうかな?」
「うん、いいよ」
「V9516よかった」
n1dea_me00A
「絢辻さんっ」
「V9517ああ、W30どうしたの? Nm君」
「いや、ただ姿を見かけたから声をかけた/だけだよ」
「V9518あ、W15Fm3そうなんだ」
「それにしても絢辻さん、最近はいつにも/まして忙しそうだよね」
「V9519え?」
「ほら、みんなに勉強を教えたり、/掃除をサボった平野を捕まえたり」
「V9520ふふっ、W45Eo見てたんだ」
「何気にね」
「もしかして今日もそんな感じなの?」
「V9521まぁね、W30今も丁度ひと段落したところEoFm3」
「じゃあ、気分転換に少し話でもしない?」
「V9522そうね、W30EF3いいわよ」
「Ti0デアイ:エンカウント04Bの冒頭会話だってばよ」
「Ti0固有シナリオが無いので汎用ですとも!」
n1dea_me00A
n1dea_me00A
「絢辻さん」
「V9523あ、Nm君、丁度いいところに」
「え?」
「V9527今、少しだけ時間が空いたんだけど、/私の話し相手になってくれないかな?」
「勿論オッケーだよ。実は僕も絢辻さんと/話をしたいって思ってたんだよね」
「V9528そうなんだ、奇遇ね」
「本当だよね」
n1dea_me00A
「絢辻さん」
「V9529あぁ、Nm君」
「絢辻さん、今ちょっと時間いいかな?」
「V9530うん、平気よ」
「よかったら少し話でもどうかな?」
「V9531そうね、いいわよ」
「V9532私もNm君とお喋りしたいな〜って/思ってたところなの」
「そうなの?」
「V9533ええ、W45Eo興味がわいたって言ったでしょ」
「V9534だからもっとお話してみたいな〜って」
「ははっ、そっか」
n1dea_me00A
「絢辻さ〜ん」
「V9535あら、Nm君」
「ははっ、改めてお弁当のお礼を言おうと/思ってさ」
「V9536ふふっ、W45Eoそれくらいいいわよ」
「V9537Nm君とゆっくりお話ができて、私も/すごく楽しかったし」
「ははっ、そう言ってもらえると嬉しいよ」
「V9538あ、ねぇ」
「うん?」
「V9539今、よかったらもう少しお喋りの続きを/したいんだけどいい?」
「うん、僕もそうしたいって思ってたんだ」
「V9540ふふっ、W45Eo奇遇ね」
「ははっ、そうだね」
n1dea_me00A
n1dea_me00A
「絢辻さん」
「V9541え? W45EF3あぁ、Nm君」
「あの時はありがとう。/おかげで掃除が早く終わったよ」
「V9542え? W45EFe9m3突然どうしたの?」
「いや、ちゃんとお礼をしたかな〜って/不安だったから」
「V9543大丈夫、それならちゃんと言ってたから」
「よかった……」
「V9544ふふっ、W45EoやっぱりNm君って面白い」
「そ、そうかな?」
「V9545うん、とっても」
「じゃあさ、その面白い僕と話でもどう?」
「V9546ふふっ、W45Eoいきなりのお誘い?」
「ははは……さすがに無理があったか」
「V9547そうね、今のは60点かな」
「あ、でも及第点はもらえるんだ」
「V9548採点は甘めにしたのよ。/その代わり面白い話をお願いね」
「うん、それなら……」
n1dea_me00A
n1dea_me00A
n1dea_me00A
(あれ? 教科書に何か挟んであるぞ……)
(あ……これって先週配られた進路調査の/用紙じゃないか!)
(すっかり忘れてたよ……)
(無難な事を適当に書いて提出するか)
(…………)
(よし、こんなもんでいいかな)
(ところで……この用紙は誰に渡せば……)
(う〜ん、こういう時に頼りになるのは、/やっぱりクラス委員長の絢辻さんだよな)
「えっと……」
(おっ、丁度いいところに絢辻さんが)
「絢辻さ〜ん」
「V1000え? あ……W15EF3Nm君」
「あの……絢辻さん、ちょっと聞きたい事が/あるんだけど……」
「V1001うん」
「この進路調査用紙って……誰に渡せば/いいのかな?」
「V1002ああ、これなら私が預かるわよ」
「あ、そうなんだ」
「V1003ええ、W45EoFe3これもクラス委員の仕事だから」
「はははっ、そっか」
「じゃあこれ……いいかな?」
「V1004うん」
(よかった、わざわざ職員室に行く手間が/省けたよ)
「V1005あ、Nm君ちょっと待って。/W45EFe6m9ここ、書き漏らしがFm2あるわよ」
「え? あ……本当だ。すぐ直すよ」
「V1006EcFm3ううん、口頭でいいわよ。/W30EoFe9後は私が書いておくから」
「そ、そう?/じゃあその上のところと同じ感じで」
「V1007了解っ」
「V1008……」
「V1009クスッ」
「え……」
「ど、どうかした?」
「V1010ううん、何でもない」
「V1011ただ、Nm君って見かけによらず、/面白い将来設計なんだな〜ってFm2」
「え? そ、そうかな……」
(やっぱり適当に書いたのは/マズかったかな……)
「あの……それについては……」
「V1012大丈夫、W30EoFe3誰にも言わないわよ」
「V1013ふふっ」
「V1014……さてと。/じゃあ私、委員会に行かなくちゃだから」
「あ、うん」
「V1015それじゃあね」
(う〜ん、絢辻さんってやっぱりすごいな)
(同じ歳であんなにしっかりしてる人なんて/見たことないよ……)
(その上可愛くて人気があって……)
(はぁ、まさに完ぺきってやつだよな。/僕も少しは見習わなくっちゃ)
(さてと……、/1時間目の授業はなんだっけ?)
(確か数学だったよな……。/教科書とノートを……っと)
「V1016Nm君、W30ちょっといいかな?」
「え?」
「……ああ、絢辻さん。どうしたの?」
「V1017Eo先週配った進路調査用紙なんだけど、/Nm君まだ出してないでしょう?」
「えっ!? そうだっけ……」
「V1018やだ、W45もしかして忘れちゃったの?」
「う、うん。ごめん」
「V1019この用紙なんだけど、P0F3W30今持ってる?」
「ない……かな」
「多分、教科書に挟んだままになってると/思うよ」
「V1020ええっと……W30EFe3m4じゃあ、W15Fm3これ」
「ありがとう」
「V1021必要事項を一通り書き込んでくれれば/Eoいいからね」
「うん」
「V1022提出期限は、W45F4Ecそうね…W10…W10」
「あ、いいよ。すぐ書いちゃうから」
「V1023そう?/W45EF3じゃあ出来たら持ってきてくれるかな」
「オッケー」
「V1024よろしくね」
(う〜ん、さすがはクラス委員長。/しっかりしてるよなぁ……)
(……)
(おっと、ボーっとしてる場合じゃない。/とりあえずさっさと仕上げないと……)
(こんなもんかな?)
「絢辻さん、お待たせ」
「V1025えっ? EW12EW45随分と早いけど、W15もういいの?」
「うん。手間とらせちゃってごめんね」
「V1026気にしないで。/W30Eoこれもクラス委員の仕事なんだから」
「ははは、そっか」
「V1027あっW15Nm君、ここ。/W45EFe6m9書き漏らしがあるわよFm2」
「え? あ……本当だ。すぐ直すよ」
「V1028Fm3ううん。W15口頭でいいわ。/EF3後は私が書いておくから」
「そ、そう?/じゃあその上のところと同じ感じで」
「V1029了解っ」
「ありがとう、絢辻さん」
「V1030どういたしましてEo」
「V1032それじゃあねFe2Ec」
(う〜ん、絢辻さんってやっぱりすごいな)
(どんな事でもミス一つなくテキパキと/こなせるんだもんな……)
(しかも可愛くて人気があるだなんて……)
(はぁ……まさに完ぺきだよ。/僕も少しは見習わなくっちゃ)
(さてと、そろそろ帰ろうかな)
「あれ……絢辻さん?」
「Nm君、W15V1033どうしたのこんな時間に」
「絢辻さんこそ」
「V1034Fm9私は先生に頼まれて、Fm3この進路調査用紙を/まとめてるの」
「そうなんだ」
(どうしよう。一人で大変そうだけど、/手伝ってあげた方がいいのかな?)
・それじゃ頑張ってね
・僕も手伝おうか?
「それじゃ僕は迷惑になるといけないから/お先に」
「V1035ええ、またねNm君」
(僕が手伝ったら余計に時間かかっちゃう/だろうし……)
(邪魔しない方がいいよな)
「僕も手伝おうか?」
「V1036えE? W30EFe6m2い、いいよ。/一人で大丈夫だから」
「でも、まだ半分以上あるじゃない。/あまり遅くなると家の人も心配するよ?」
「V1037……」
「大したことはできないけど、/少しは役に立てると思うし」
「V1038ホントにいいの?」
「どうせ家に帰ってもやる事ないんだ。/別に構わないよ」
「V1039じゃあ、W30Eo少しだけ」
「うん」
「V1040そうしたら、W15Eo進学って書いてる人の/志望大学名を書き出してEcFe2m3もらえるかな」
「うん、分かったよ」
「V1041……」
(……)
(こ、これは結構大変だな)
(絢辻さん、これを一人でやるつもり/だったのか……)
「V1042……」
(よし、ちょっと気合を入れていくか)
「……」
「V1043これでEF3よしっと」
「え? あ、絢辻さんはもう終わったの?」
「V1044ええ」
「は、早いね」
「V1045慣れてるから。/……W45EFe6m3こういうお仕事、結構頼まれるんだ」
「そ、そうなんだ」
「V1046あ、W45EsF3Nm君はゆっくりでいいわよ?/私は別のアンケート集計をやってるから」
「えっ!? まだ他にもやる事があるの?」
「V1047あはは……」
「じゃあ、こっちは僕に任せてよ」
「V1048うんっ、Eoお願いします」
(…………)
(…………………………)
「お、終わったぁ〜っ!」
「V1049ふふっ、お疲れ様」
「絢辻さんの方は?」
「V1050これでラスト」
「ほ、本当に早いね」
「V1051褒めても何にもでないわよ」
「そんなつもりじゃ」
「V1052分かってる。素直に受け取っておくね」
「V1053……よし」
「終わった?」
「V1054ええ」
「お疲れ様」
「V1055EcF2お疲れ様でした」
「V1056Nm君のおかげでFm3早く片付いたわ。/W45F3Ecありがとう」
「手伝いになってたらいいんだけどね」
「V1057なってるわよ」
「ははは、それなら良かった」
「V1058じゃあ私、先生のところに届けてくるね」
「V1059それじゃまた明日」
「また」
(結構頼まれる……か。/先生たちにも信頼されてるんだろうな)
(なんだか梅原が慌ててるけど……/何かあったのかな?)
(う〜ん、気になるし声をかけてみるか)
「どうした梅原」
「V0031お……おいNm!」
「落ち着けよ……そんなに慌てて/いったい何があったんだ?」
「V0032お前、こないだの物理の宿題やったか?」
「……そんなのあったっけ」
「V0033Fm4ほら、W30EFe8m7前回プリントで渡されたやつだよ」
「あ〜そういえば……」
「V0034あのプリント、今日中に提出しないと/補講確定だって話だぞ!」
「えっ? 本当か!?」
「V0035ああ、W20B組のやつが言ってた」
「ど、どうしよう……」
「V0036俺は今からやる。/Fe8m4授業中も内職すれば何とか間に合うだろFe8m3」
「V0037お前もどうにかした方がいいぞ!/W20P0EcF2W45それじゃあな」
(どうにかっていわれてもなぁ……)
(う〜ん……)
(……)
(こうして考えても仕方ないんだよな……、/僕も急いでやるとするか……)
(うう……案外難しいぞ……)
(内職したとしても間に合うかどうか……)
「Nm君、EcV1060これ使って」
「えっ? 絢辻さん……」
「V1061ごめんね。W15Fm7話、聞こえちゃったから」
「はは……」
「V1062差し出がましいかもしれないけど、/W15EF3この間手伝ってもらったお礼って事でEc」
「ほっ、本当に?」
「V1063その代わり、W15F4梅原君には内緒よEoF3」
「え? あ、うん」
「V1064それを参考にしながら自分で計算式を/解くと一番早いと思うわ」
「うん、そうしてみるよ!/ありがとう絢辻さん」
「V1065ええ。頑張ってねFe2Ec」
(た、助かったぁ〜)
(よ〜し、さっさと片付けるとするか!)
(ついに……待ちに待った漫画雑誌を/手に入れたぞ!)
(……この漫画雑誌は人気があるからな。/売り切れてなくてよかったよ)
(よし、さっさと家に帰らないとな!!)
(……)
(だ、駄目だ! 早く続きが読みたい!/こうなったら近道を通って……)
「…………」
(……あれ?)
(あそこにいるのは……絢辻さんだよな?/こんな所で何をしてるんだろう?)
(…………)
(ちょっと……声をかけてみようかな……)
「お〜〜い、絢つ……」
Ti0/         Ts3ガンッ
(えっ!?)
「V1066ほんっとありえないっ!」
Ti0/       Ts3ガンッ W45ガンッ
Ti0/        Ts3フギャーーッ!
(あ、絢辻さんがゴミ箱を襲ってる……)
「V1067どれだけあたしに頼れば気が済むのよ。/自分の事は自分でしなさいよね!」
(う、うわぁ……ゴミ箱の形が……)
「V1068仕事でしょ? それで稼いでるんでしょ?/まったく能無しなんだから!!」
Ti0/      Ts3ガッW30Ti2シャーーーン!
「V1069もうっ! 何で倒れんのよっ。最悪!」
「V1070もっとちゃんと地面に打ち付けて/おきなさいよね」
「V1071あたしが安心して蹴れないじゃない!」
(そ、そんな滅茶苦茶な……)
「V1072…………」
(あ、でも自分で拾うんだ……)
Ti0/        カラン、カラン
Ti0/      カラン、カラン、カコン
(散らかってしまった空き缶を/ゴミ箱に戻してるみたいだけど……)
(……て、手伝った方がいいのかな?)
・手伝う
・様子を見ている
(よし……)
「V1073もぉ〜っ! どうしてこうなるのよ!/チマチマチマチマ面倒くさいわねぇっ」
「V1074…………」
「V1075ああぁ〜〜っ!」
(……普段の姿とのギャップがすごいな)
「V1076うっ、うぅっ」
(よ、よし。行くぞ……)
Ti0/         カラン……
「V1077あっ……Mh」
「絢辻さん、僕も手伝うよ」
「V1078えっ? W30Nm君っ!」
「一人で片付けるの大変でしょ?」
「V1079う、W30EFe9m7うん……」
「V1080……」
「V1081ね、W15Fm3Nm君はどうしてこんな所に?」
「近道してたんだよ」
「V1082近道?」
「うん、そしたら絢辻さんが空き缶を/片付けてるのが見えたから……」
「だから、僕も手伝おうと思って……」
「V1083そうなんだ」
(う、嘘は言ってないよな……)
「V1084W30I10ありがとう、Nm君」
「ううん、別にいいよ。/それよりもさっさと片付けちゃおう」
「V1085EoF3ええ、そうね」
(どうにも出て行く雰囲気じゃないよな)
(うん! 見なかったことにしよう。/それがいい! まったく問題ない!)
Ti0/          カラン
(うわっ、しまった!)
「V1086誰っ? 誰かいるの?」
(うっ……仕方ない……出て行こう)
「ぼ、僕だよ」
「V1087えっ!? Nm君?」
「ご、ごめん。/覗き見するつもりじゃなかったんだ」
「V1088……」
「たまたま通りかかったら、/絢辻さんが空き缶を片付けてたから……」
「V1089え? W45EFe6あ、W15Fm3そう……なんだ」
「僕も手伝ってもいいかな?」
「V1090うん」
「よし、それじゃあ二人でパッパと/片付けちゃおうか」
「V1091そうね、F2EcありがとうNm君」
Ti0/        カランカラン……
「よし、これで最後だな」
「V1092そうね、本当ありがとう」
「ううん、別に大したことじゃないし」
「それじゃ、僕はこれで」
「V1093あ……」
「ん?」
「V1094あの……W45EFe6Nm君の家ってFm3どこなの?」
「すぐ近くだよ。駅の向こうなんだ」
「V1095なら同じ方向ね。/よかったら途中まで一緒に帰らない?」
「えっ……あ、うん」
「V1096じゃあ、行きましょうか」
「そうだね」
(こうしてみると、絢辻さんってやっぱり/可愛いよなぁ……)
(まさかこうして一緒に帰れるなんて/思ってもみなかったよ)
(みんなが憧れるのも分かる気がするよ)
(そんな絢辻さんとこうして一緒に/帰れるだなんて……ラッキーだな)
「V1097うん? どうしたの? ボーっとして」
「あ、いや。何でもないよ」
「V1098そう」
「……」
(ははっ、絢辻さんに見とれてたなんて/言えないよな)
「V1099ねぇ、Nm君……」
「何?」
「V1100えっと、さっきの事なんだけど……」
「うん」
「V1101もしかして私が空き缶を拾う前に……/W60EoFe7な、W30EFe9I10何かしてるとこ見てたかな〜W15なんて」
「え……」
(何かって……多分あれの事だよなぁ)
「う〜〜ん、そう……言われてもな……」
「V1102Fm7あ、W15Fm9えっと、W15Fm3見てないなら別にいいの」
「そ、そっか」
「V1103うん。W15EcFe2m3ごめんね、W30EoFe9m3変なこと聞いちゃって」
「う、ううん。別にいいよ……」
(誰に言うわけでもないし……いいよな)
「V1104えっと、それじゃ、私の家こっちだから」
「あ、そうなんだ」
「V1105F2Ecまたね、Nm君」
「うん。またね」
(う〜〜ん……)
(まぁ、ゴミ箱を蹴飛ばしてたといっても、/きっと何か理由があるんだろうし……)
(よし、今日のことは忘れよう!/それよりも漫画を読まないとな!)
「V0038Ts3なぁにいぃ〜っ!」
「バ、バカ! 落ち着けよ、偶然なんだし」
「V0039落ち着け? 何言ってやがる、/これが落ち着いていられるかってんだ」
「V0040俺の絢辻さんと一緒に帰っただと……」
「いや、お前のじゃないだろ」
「V0041ま、まあそうだが……。/W45EF8未来の嫁さん候補の一人なんだぞ!」
「分かった、悪かったよ」
(梅原に話したのは失敗だったな……)
「……」
「な、なんだよ……」
「V0042お前は事の重大さに気付いていない!」
「は?」
「V0043いいか、よく聞けよ!/俺が知ってる限り、絢辻さんと一緒に/帰った男は……」
「V0044お前だけだ」
「へ〜、そうなんだ」
「V0045おいおい! なんなんだよその冷静な/リアクションは! W30EFe9もっと驚こうぜ!?」
「そう言われてもなぁ……」
「偶然会ったから一緒に帰っただけだし」
「V0046本当にそれだけなのか?」
「それだけ……だよ」
「V0047偶然?」
「う、うん……」
「V0048なんだよ相棒、それを早く言えってんだ」
「最初に言ったじゃないか……」
「V0049な〜んだ偶然か。それじゃ仕方ねぇよな。/P1EcF3W45ははははっ!」
「あ、おい梅原」
(そっか、絢辻さんと一緒に帰ったのって/僕だけなんだ……)
(う〜〜ん、なんだか得した気分だなぁ)
(お〜っ……)
(今日は夕焼けがきれいだから、/わざわざ屋上に見に来たけど……)
(思ってたよりもきれいな夕焼け空だ……)
(う〜ん、この景色を独り占めか……/すごくぜいたくな……ん?)
(あれは絢辻さん……)
「……」
(う〜〜ん、夕方の屋上に一人で……か。/何だか絵になるよなぁ……)
(可愛くて頭がいい上に、クラス委員長まで/こなしちゃう女の子……)
(……)
(これは……チャンスかもしれないな。/ちょっと声でもかけてみるか!)
「絢辻さん?」
「V1106ひゃうっ!!」
「あ……ご、ごめんっ! 今拾うから」
「V1107えっ、P0EoF6W30あ……」
「はい、これで全部かな」
「V1108あ、EFm3ありがとう……」
「ううん、驚かせちゃったのは僕だし。/本当ごめんね」
「V1109そんなこと……」
「それより、絢辻さんはこんなところで/何をしてたの?」
「V1110……」
「風邪、引いちゃうよ?/夕方になって少し冷えてきたみたいだし」
「V1111そ、W30そうだねEcFe9m2」
「V1112……」
(……あれ?/何だかいつもと絢辻さんの雰囲気が……)
「あ、あの……絢辻さん」
「V1113うん?」
「絢辻さん、いつもと雰囲気が違うね。/なんだかすごく柔らかい印象に感じるよ」
「V1114そ、そうかな?/W45EFe6わたしは普段通りにしてるつもりだけど」
「ううん、違う……気がする」
「V1115…………」
「あっ、ごめん。変なこと言っちゃって」
「V1116クスッ」
「はははっ」
「V1117多分、W30Fm9ね……」
「え?」
「V1118多分、Nm君の気のせいだと思うな」
「そうかなぁ……」
「V1119ふふっ。W45Eo私、そんなに器用じゃないから」
「またまた〜」
「V1120じゃあ聞くけど、W30EoFe9m3いつもの私をどんな/イメージで見てたの?」
「そうだなぁ……」
「上手く言えないんだけど、/すごくしっかりしてるような感じかな」
「V1121そうなんだ」
「でもさっきは、こう……守ってあげたい/可愛らしさというか……」
「V1122ふ〜〜ん、W30EoFe9m3口説き文句みたいね」
「あ、いや……」
「V1123あははっ、W45Fe3Eo冗談よ」
「ははは……」
「V1124さてと、じゃあ私はそろそろ帰ろうかな。/EoFe9風邪を引かないように、Fe2m3Ecね」
「うん、それじゃあまた!」
「V1125ええ、W30Ecまたね」
(う〜〜ん……)
(やっぱり気のせいだったのかなぁ……)
(う〜〜ん!)
(1時間足らずとはいえ、ずっと座ってると/背筋を伸ばしたくなるなぁ)
(よし、ついでに少しブラブラして/眠気を覚ましておくとするか)
「V1126Nm君」
「あぁ、絢辻さん」
「V1127この前はありがとう」
「えっ?」
「V1128ほら、W30Fm2屋上でノートを……」
「あぁ、でもあれは急に声をかけた僕が/悪いんだから」
「V1129ううん、私もボーッとしてたし」
「はははっ、じゃあお互い様かな」
「V1130ふふっ、W45EoFe9m3そうね」
「でも、改めてお礼なんて……。/そんなに気にしなくても良かったのに」
「V1131ううん、W30Fe9m3Eo嬉しかったから……」
「あんな事で?」
「V1132EcF4そう。W40EoFe9m3あんな事でもねっFe2m3Ec」
「V1133それだけ言いたかったから。/W45EFe9m2ごめんね、呼び止めちゃって」
「ううん」
「V1134それじゃあね」
(やっぱり絢辻さんは絢辻さんって感じだ)
(この間、雰囲気が違って見えたのは、/僕の気のせいだったのかな……)
(まいった……)
(う〜ん、職員室にもいないなんて、/高橋先生はどこにいったんだろう?)
(授業の事で質問があったんだけどな……)
(仕方ない、また後で出直して……おっ!)
(いたいた……高橋先生だ……)
(ん……あれ? 絢辻さんも一緒に……)
「V0021EF4えっ! W30EFe9m3まさかもう終わったの!?」
「V1135EcF2はい」
「V1136まずこちらが部活動の書類。/それと……W30Fm3これが委員会のものです」
「V1137EF4あ、W15EFe9m3申請書も一緒にまとめましたので、/そちらの確認もお願いします」
「V0022SFm4そ、そう……W30Fm3分かったわ」
(高橋先生がうろたえてるなんて珍しいな。/どうしたんだろう……)
「あの、二人してどうしたんですか?」
「V1138あ、W15EF3Nm君」
「高橋先生、随分と驚いてたようですけど、/何かあったとか……」
「V0023ええ……本当にびっくりしたわ」
「え?」
「V0024Fe4m3Ec絢辻さんったら、W30Fe9m3Eo一週間以上かかるはずの/書類のまとめを数日で捌いてしまったの」
「ええっ……そ、それはすごい」
「V0025私だったら半分もやれてないわ、EoFm3きっと」
「V1139そんなこと……」
「V0026EhFm4はぁ……W30Fm3EcW6Eoちょっと自信なくしそう」
(すごいな。さすが絢辻さんだ……)
「V1140もう、W30Fm3何をおっしゃってるんですか。/W45EFe2Fm3先生の下準備があったからこそですEc」
「V0027そ、W30EFe9m3そうかしら?」
「V1141当たり前じゃないですか。/W15EcF2こんな事で自信をなくさないで下さいEoF3」
「V0028はいはい」
「V1142ふふっ、『はい』は一度で結構ですよ」
「何だか立場が逆みたいですね」
「V0029本当よね」
「V1143もう〜、Fm3Nm君までWv60」
「ははは、ごめんごめん」
「V0030Fm4あら、W30EFe9m3もうこんな時間なのね。/EF3二人とも授業に遅れないようにしないと」
「あっ、はい」
「V0031Fm4それと、EFm3絢辻さん」
「V1144はい?」
「V0032EcF3ありがとうございました」
「V1145あ、W45EFe9いえ、そんなFm3お礼なんて……」
「V0033EoFe9m3ううん、W30ほんと助かっちゃった」
「V1146クスッ、W45F3Eoまた何かありましたら、/いつでも言って下さいね」
「V0034EF3ええ、そうさせてもらうわ」
「V0035それじゃEcあね」
「V1147さ、私たちも教室に戻りましょうか」
「うん、そうだね」
(あ……)
(そういえば……高橋先生に質問するのを/すっかり忘れてたぞ……)
(でも、仕方ないよな。/絢辻さんと話をしてた訳だし……)
(また……今度にするか)
(さてと……そろそろいい時間だな。/席に戻って次の授業の準備を……)
(……あ、あれ?)
(みんなが絢辻さんの席に集まってるけど、/一体何をしてるんだろう)
「……」
(ちょ、ちょっと覗いてみるか……)
男子A
「絢辻さん。ここ、教えてくれないかな?/今日は出席番号で当てられそうなんだ」
「V1148え、W15EF3どれどれ?」
「ここのとこなんだけど……」
「V1149あ、これはね。/W45EF3公式を応用して……こういう形にして」
山 崎
「あ、なるほどね〜」
田 口
「あの先生、説明下手だよね。/こうやって教えてくれればいいのに」
磯 前
「ね〜絢辻さん、これはこれは?」
「V1150えっとこれは……。/Ecふふっ、W45EoF9ここの計算でミスしてるわよ」
「あ、ホントだ」
「V1151後は完ぺきだから、このまま公式を解いて/いけばバッチリねEc」
「うん、ありがとう」
「絢辻さん、出来たけどこれで大丈夫?」
「V1152え〜〜〜っと……/W70うん、W30Eoあってるあってる」
「えっ、今のって暗算っ!?」
「V1153う、うん」
「はぁ……絢辻さんって相当頭いいよね。/あたしらとは作りからして違うのかな」
「V1154そんなことないってば」
(す、すごい。まさに絢辻塾って感じだな)
「V0050すっげぇよな、絢辻さん」
「うわっ! う、梅原」
「V0051おいおい、そんなにでかい声出すなって」
「きゅ、急に出てくるから」
「V0052まあまあ、W45Eoそんな細かい事は気にするな。/それよりも……」
「……それよりも?」
「V0053絢辻さんは本当に大したもんだ」
「ああ、そうだな」
「V0054教え方も丁寧で分かりやすいしよFm3」
「絢辻さんみたいな人が先生だったら/いいのにな」
「V0055Fe9m3Eoへへっ、まったくだな。/W45EF4おおっ、W45EF5今の見たかNm?」
「……え?」
「V0056あの白魚のような指で、/美しい黒髪をかきあげる仕草!」
「V0057くぅ〜っ、W45EoEF2粋だねぇ!」
「お前どこ見てるんだよ……」
「V0058細かい事気にすんなって」
「まったく……」
「V0059さてと、それじゃ俺も分からないとこを/Ec教えてもらってくっかな!」
「お、随分熱心じゃないか」
「V0060EoFe8m3勉強より大事なことってあるだろ?」
「お前なぁ……そういうことかよ」
「V0061EcF3ははは、P0F2W30じゃあな」
(……)
(絢辻さんって本当にすごいよな……)
(僕もあれくらい勉強が出来たらなぁ)
(さてと、授業も終わった事だし、/今日は家に帰って……うん?)
(……)
(あそこにいるのって……平野だよな)
(あいつ……確か今日は掃除当番だった/はずなのに……)
(もしかして掃除をサボるつもりか?)
「……」
(でも、僕だってやりたくない時もあるし、/今日のところは見逃してやるか……)
(ははっ、仕方ないよな)
「V1155ちょっと待って!」
「え……えっ!?」
「V1156平野君、確か掃除当番だよね」
平 野
「あ、絢辻……さん……」
(あぁ……ビックリした。/ぼ、僕が呼ばれた訳じゃないのか……)
「V1157決められた事を女子ばっかりに/押し付けるのはどういう了見なのかな?」
「ええっと……ちょっと忙しくてさ」
「V1158そう。W45F2Eoじゃあ代わってあげましょうか?Ec」
「いいのか?」
「V1159ええ、EoW45EcFe8ただし! W45その場合は私の仕事を/Eo手伝ってもらうわよ」
「……仕事って?」
「V1160まずクリスマス委員の資料作成と、/予算配分でしょ」
「V1161EcFe4m2次に提出されたアンケートの集計。/EoFe7m2それからクラス委員の……」
「ちょ……ちょっと待ってくれ!」
「掃除……やるよ」
「V1162はい」
(す、すごい……あっという間に/やり込めちゃったよ)
女子A
「ねぇ、絢辻さんってカッコよくない?」
女子B
「うん、あそこまで男子にハッキリ物が/言えるなんて……憧れちゃう」
「はぁ……あたしには絶対無理だわ」
「あたしにだって無理よ〜」
(…………)
(うん……確かにキビキビしてて、/すごくカッコいいよな……)
(でも、男子からだけじゃなく、/女子からも憧れられるだなんて……)
(何だか……絢辻さんの人気の高さを/改めて知ったような気がするぞ……)
(……う〜ん、ちょっと疲れたな。/そうだ、屋上で夕日でも見てから帰るか)
(この時間なら人もいないだろうし、/きっとのんびり出来るだろう……)
(思ったとおり誰も……あれ?)
「……」
(絢辻さんだ……。何してるんだろう……)
(気になる……声をかけてみよう)
「絢辻さーん」
「V1163ああ、Nm君」
「どうしたの? こんなところで」
「V1164少し風に当たりたくてね」
「風に?」
「V1165うん。W30ちょっと疲れちゃったから、/EoFe9m3気分転換を兼ねて」
「あ、そうなんだ」
「V1166放課後はほとんど人も来ないしね。/W45EoF9……よっぽどヒマな人を除いて」
「そ、それって……僕の事?」
「V1167うそうそ。W30Eo冗談よ」
「……人が悪いなぁ」
「V1168ふふっ、W45Fe3m2Eo意地悪言ってみたかっただけ。/W60EFe6ごめんね」
「あ、いや、僕も冗談だよ。/別に気にしてないから」
「V1173……」
「V1169……気持ちいいね」
「うん……」
「V1170心が洗われるみたい」
・詩的だね
・スカート……めくれそうだよ?
・絢辻さんの心って汚れてるの?
「詩的だね」
「V1171おかしい?」
「ううん、絢辻さんには似合ってると思う」
「V1172Fm6そう? W45EFe9m3ありがと」
「いや、お礼を言われる事じゃないよ」
「本当にそう思ったから……」
「絢辻さん、スカート……めくれそうだよ」
「V1174えっ!?」
「な〜んてね」
「V1175……」
「V1176……だましたわね」
「ご、ごめん。悪ふざけが過ぎたよ」
「V1177もう言わない事Fm3!/W30EoFe6m3それなら許してあげる」
「う、うん」
(なんだか一瞬寒気がしたけど……。/気のせいかな)
「絢辻さんの心って汚れてるの?」
「V1178ふふっ、EoFe9ひゆのつもりだったんだけどな」
「ははは、分かってるって」
「V1179意地悪なんだね、Nm君も」
「ごめんごめん」
「V1180……でも」
「うん?」
「V1181もしかしたらFm2真っ黒かもね、W60Fm4こ・こ・ろFm2」
「またまた〜」
「V1182……」
「V1183少し冷えてきたかな……」
「そうだね」
「V1184じゃあ私、そろそろ戻るね」
「あ、うん。またね絢辻さん」
「V1185またね」
(委員会に先生のお手伝い、/その上クラスでも引っ張りだこ……)
(疲れるのも当然だよなぁ)
(う〜〜ん、何だか喉が渇いてきたな……)
「……」
(よし! 自販機に飲み物を買いに行くか)
(……)
Ti0/          コーン!
「ぶっ!!」
「いたたた……い、一体何だよ……」
(……あ、空き缶!?)
「だ、誰だよ……こんなもの投げるなんて」
「V1186あ、EW6Eあれっ? Nm君……」
「あっ、絢辻さん」
「V1187こんな所で何してるの?」
「飲み物でも買おうと思って来たんだけど」
「V1188あぁ、そうなんだ」
「うん……」
「そうしたら、誰かが空き缶を投げ捨てた/みたいで頭に当たって……」
「V1189えっ!? W30だ、W15EFe9m2大丈夫?」
「うん。中身は入ってなかったから大丈夫」
「V1190Fm9そう? W45EF6それならいいんだけど……」
「でも酷いよね。空き缶を投げるなんて」
「V1191ええ……」
「ゴミはちゃんとゴミ箱に捨てるべきだよ」
「V1192え? W45EFe9m6あ……W30EcF4そうね」
「V1193……」
「うん? 絢辻さんどうしたの?」
「V1194Nm君ってちょっと不思議な人ね」
「えっ……どうして?」
「V1195だって、投げた人じゃなくて、/その行為に対して怒ってるんだもん」
「うん……だってそれが当たり前でしょ。/当たったのは僕の運が悪かっただけだし」
「V1196ふふっ」
「へ、変かな?」
「V1197ちょっとね。W45Ecクスッ」
「そ、そっか」
「V0041……」
「V1198あ、そうだ。W15EFe6m2私、頼まれ事があったんだ」
「え? あ……そうなんだ」
「V1199うん、話の途中でごめんね」
「いいよ、それじゃまた」
「V1200……」
「…………」
(それにしても、一体誰がこんな事を……)
(もし、女の子に当たったりしてたら、/大変な事になってたぞ……)
(仕方ないな、まったく……)
(いやぁ、快勝快勝っ!)
(対戦格闘でこれだけ連勝できたのって、/初めてじゃないか?)
(やっぱり気合が入ってると、/操作するキャラの動きが変わるよな……)
(よし、帰ったら早速梅原に報告だ!)
(……)
(あれ? あそこにいるのって……)
「絢辻さ〜ん」
「V1201EFe9m6あ……」
「偶然だね、絢辻さんも今帰り?」
「V1202W15Fm2えぇ……W15Nm君も?」
「うん、ちょっと寄り道してたんだ」
「V1203Fm1そうなんだ……」
???
「V0000ん? 詞ちゃんのお友達?」
「V1204……W15Fm1うん、W45EoFm1クラスメイトのNm君よ」
「え……」
「V0001ふ〜〜ん」
「あ……」
(き、きれいな人だな……だ、誰だろう?)
「V0002F3Ecふふっ、はじめまして、姉Rの縁でR5 ゆかり す。/W30Fe3m4Eoいつも詞ちゃんがお世話になって、W30Ecる?F3」
「V1205…………」
「いっ、いえ、逆に僕がお世話に/なってるくらいです」
「V0003あ、W30EcF3そうなんだ〜」
(こんなにきれいな人が目の前に……/き、緊張するな……)
(いやいや! 緊張している場合じゃない!/こういう時こそ何か話を……)
「V1206あの……W30EF1ごめんねNm君。P3Fe6m1W45/私ちょっと急ぎの用事があるからEFe9m3行くね」
「えっ? あ、そう……なんだ……」
「V1207それじゃ、また」
「う、うん……またね、絢辻さん」
「V0004Fe7m4あ、W15EFe9m4えっと……W30F3Ecまたね、Nm君」
「は……はいっ!」
「V0005詞ちゃん、待って〜!/一緒に帰ろうよ〜」
「…………」
(あ、絢辻さんのお姉さん……か。/姉妹でも結構雰囲気が違うんだな……)
(そ、それにしても……)
(きれいな人だったな……、/まだ心臓がドキドキしてるよ)
「……と、まぁそんな感じで、/乱入してくる人たちをなぎ倒したんだ」
「V0500信じられない。/W30EoFe9m3アンタがそんなに連勝するなんて」
「ホ、ホントだって……」
「V0501じゃあ、誰か証明できる人連れてきてFm3」
「そんな人いないよ。/だって僕は一人で……あっ!」
「V0502もしかしてFm3いるの?」
「ううん、いないよ」
「ただ……絢辻さんのお姉さんに会ったのを/思い出しただけで……」
「V0503へ〜っ、W30EF3絢辻さんのお姉さん」
「うん、すごく優しそうできれいだったよ」
「V0504Fm4そうなんだ」
「いや、ホントにきれいなんだってば!」
「V0505Nn……W30P1Fe8m3EoW30やけにそこを強調するわね」
「薫も見たら絶対そう思うって」
「V0506ふ〜〜〜ん」
「な、なんだよ……」
「V0507……羨ましいなぁってね。/EcFe6m9あたしも姉か妹がFm3ほしかったなぁ」
「そういうもんか?」
「V0508ほら、あたしは一人っ子だから」
「でも兄妹がいたって、/いい事ばっかりじゃないぞ?」
「V0509あ、EF4そっか、W15EFe9m1Nnにも妹が/いるんだったわね」
「うん、うるさくてワガママだけどな」
「V0510Fm3それでもさ、EcF3可愛いんだしいいじゃない」
「まぁ……ねぇ」
「V0511……」
「V0512そこは兄としてFm3否定しておきなさいよ」
「違う、兄としてのフォローだ!」
「V0513シスコン」
「なっ!」
「V0514あはははっ、W15EoFe9冗談よ!」
「……」
「V0515アンタんとこって兄妹仲いいじゃない?/W15Fm3ちょっと妬いたのよ」
「へ〜っ、お前にしては素直じゃないか」
「V0516EcF4ま〜ねFm3〜」
「……ん? ああ、絢辻さんだ」
「V0517噂をすれば、ね」
「V1208おはよう、Nm君、棚町さん」
「V0518おはよ〜っ」
「おはよう、絢辻さん」
「V0519今、丁度お姉さんの話をしてたとこなの」
「V1209え……」
「V0520もう、Nnがベタ褒めよ。/EcFm4すっごい優しそうでFm3きれいだ〜W15EoF3ってさ」
「V1210そう……」
「あれ? 絢辻さんどうかした?」
「V1211ううん、別に……」
(でも……何だか少し顔色が……)
「V0521ん? 気分悪いんだったら保健室行く?/Fm3なんなら一緒に行ったげるわよ」
「V1212本当、平気だから……」
「V1213……でも、W30EFe9ちょっと外させてもらうわね。/Fm3ごめんなさい」
「V0522そんなの気にしないでいいって」
「うん、そうだよ」
「V1214それじゃ」
「あ……」
「V0523ねぇ、やっぱ体調悪かったんじゃない?」
「そうかもね」
「V0524それにしてもさ……」
「V0525え〜〜っ、もうチャイム?」
「随分と話し込んでたしな」
「V0526ここからがいいとこなのに……EoF9」
「ぼ、僕に言われても……」
「V0527ま、W30Fm3仕方ないっか。P2EoFe9m3W30それじゃね、Nn」
「うん」
(それにしても……絢辻さん、/急にどうしたんだろう?)
(最初に挨拶した時は、/すごく元気そうだったのに……)
(あ……も、もしかしてお姉さんの事は、/話さないほうがよかったのかな?)
(…………)
(う〜〜ん、今度……聞いてみるか……)
(あ、絢辻さんだ……)
(丁度一人でいるみたいだし、/ちょっとお姉さんのことでも……)
「絢辻さん、ちょっといいかな……」
「V1215ええ、いいわよ」
「えっと……あの時はゴメン」
「V1216えっ? P4Fe9m4W45と、W15Fm3突然どうしたの?」
「ほら、薫と僕でお姉さんの話してた時、/何だか困ってたみたいだったから……」
「も、もしかしてお姉さんの事を薫に/話さない方がよかったのかなって……」
「V1217あ、W15EhFe6えっと……W45EcW6EoFe9m3それならホントに体調が/悪かっただけだから気にしないで」
「そ、そうなの?」
「V1218うん」
「それならいいんだけど……」
「V1219あ、W15EFe6m3でも……」
「……な、何?」
「V1220やっぱりあの人の事は話さないで/もらえるとEcFe9m2嬉しいかな」
「それって……お姉さんのこと?」
「……W30V1221EhFe6m2うん」
「わ、分かったよ……」
「V1222ふふっ、W15EoFe9m3ありがとう」
「……」
(お姉さんの事をあの人だなんて……)
(もしかして……絢辻さんとお姉さんって/あまり仲良くないのかな?)
(だ、だとしたら……)
「V1223……」
「V1224ね、W30EoNm君ってちょっと面白いね」
「え?」
「V1225どうしてそこまで気にかけてくれたの?」
「どうしてって……」
「V1226だって口止めしてるのならともかく、/W15EFe9m6私、何も言ってなかったのよ?」
「そ、それはそうかもしれないけど……」
「V1227ふ〜〜ん……」
「V1228クスッ、W30EoFe9m2私、Nm君に興味がわいた/かもしれない」
「えっ……」
「V1229EcF2それじゃあね」
「あ……えっ?」
「あ、絢辻……さん……」
(興味? ど、どういう意味なんだろう?)
(まさか……絢辻さんが僕を……)
「…………」
(はは……さ、さすがにそれはないか……)
「Nm君、おはよう」
「あ、おはよう絢辻さん」
「EcFe9m3今朝は冷え込んでるわね」
「うん、もう冬って感じがするよ」
「クスッ、Eoそれはちょっと困るかな。/W45EFe7私、寒いの苦手だから」
「そうなんだ」
「早く春にEcならないかなぁ〜」
「ははは、気が早いね」
「ううん、結構切実なんだから」
「え、どうして?」
「私の家って河原の方だから、/吹きさらしで朝夕は特に冷え込むの」
「はははっ、なるほどね」
「もう、笑い事じゃないんだって」
「絢辻さんにとっては大問題だもんね」
「そうよ」
(良かった。どうやらお姉さんの件は/もう気にしてないみたいだな)
(う〜〜ん、ブラブラしてただけなのに、/今日は随分と遅くなっちゃったな)
(冷え込まないうちにさっさと帰るか……)
「…………」
(あ、あれ? 教室に電気が……)
(まだ誰か残ってるのかな?)
「V1230あれ?Fm2 Nm君」
「絢辻さん……まだ残ってたんだ」
「V1231ええ、W15Fm2ちょっとやる事が重なっちゃって」
「……やる事って?」
「V1232クラス委員の仕事と、W15EoFm2クリスマス委員の/資料作成よ」
「そ、それは大変だね」
「V1233実行委員長に選ばれちゃったからね」
「え……実行委員長?」
「V1234そうよ」
(そ、それは確かに大変だよな……)
・僕、手伝おうか?
・大変だろうけど頑張ってね
「僕、手伝おうか?」
「V1235えっ? W30EF6でも……手伝ってもらっても/Fm2すぐ終わるようなものじゃないから」
「だったらなおさら……」
「V1236うん……W45EF6でも」
「二人でやった方が早いんだし。/遠慮しなくていいよ」
「V1237ふふっ、W45EoFe6m2Nm君って案外強引なのね」
「はははっ、そうかな」
「V1238じゃあ、W30EoFe6m3お言葉に甘えさせてもらいEcFe2m3ます」
「うん、どうぞどうぞ」
「V1239ありがとう、Nm君」
「どういたしまして」
「V1240えっと、W15EFe7そしたらね……W30EF3この資料に/額面の記入をしていってほしいの」
「V1241詳細はこっちの用紙に書いてあるから、/それを参考にしてね」
「うん、分かったよ」
(…………)
(絢辻さん、いつもこうやって一人で/頑張ってるんだよな……)
(誰に言われたわけでもないのに……)
「V1242……ん?」
「V1243こら! ボーっとしないっ」
「え? あ……ご、ごめん」
「V1244それとも……私の顔に何かついてる?」
「えっ!?」
「V1245今、こっち見てたでしょ」
「う、ううん! な、何でもない……から」
「V1246そう? ならいいけど……」
(ふぅ……驚いたなぁ。/まさか見とれてたなんて言えないし……)
(……よし、真剣にやろう)
「V1247よし、Fm2こっちは終わりっと。W30EoF3/Nm君の方はどう?」
「とりあえずOKかな。/今、間違えてないか確認してるとこ」
「V1248あ、W30EFe9m3チェックは私がやるからいいわ」
「いいの?」
「V1249Ecうん、W30EoFe9m4ずいぶん遅くなっちゃったし、/EF3今日はここまでにしましょ」
「そうだね」
「V1250ありがとうNm君。Fm6もし一人だったら、/EoFe9m3きっと家でもやる羽目になってたわ」
「え……あ、うん」
(うわっ……何だかめちゃめちゃ照れるぞ)
「V1251どうしたの?」
「う、ううん……別に」
「V1252EFe3それじゃ、私は先生のところに行くわね」
「えっ!? 絢辻さんはまだ帰らないの?」
「V1253ええ。EoFe9帰るのは報告の後」
「そ、そっか」
「V1254ふふっ、W30EoFe9気を遣わないでいいわよ」
「そう? じゃあ……僕はこれで」
「V1255ええ、また」
「うん、またね」
(も、もうこんな時間か。/委員のかけもちって大変なんだな……)
(絢辻さんはいつもこれを一人で……)
(僕には……真似出来そうにないな……)
「大変だろうけど頑張ってね」
「V1256うん、任せといて」
「それじゃまた」
「V1257ええ、EcFe2m3またね」
(う〜〜ん……委員のかけもちか。/僕には真似できそうにないなぁ)
(ははっ、さすがは絢辻さん……だな)
「…………」
(う〜〜〜ん、参ったな……)
(今日の昼はスペシャルを食べてみようと/決めてたのに、持ち合わせがないぞ……)
(……)
(仕方ない、困ったときの梅原頼みだ!)
(うん! やっぱり持つべきものは/親友だよな……)
Ti0/        Ts1 Ts2Ti2キョロW20キョロ
「……」
(あれ? あいつ、どこに行ったんだ……)
「V1258ね、Nm君、ちょっといいかな」
「えっ? あ……絢辻さん、どうしたの?」
「V1259あの……W30EF9Nm君って、/今日はお弁当だったりする?」
「ううん、今日は食堂に行くつもりだよ」
「V1260本当に? W45F2Ecそれなら丁度良かった!」
「えっ?」
「V1261ほら、この間遅くまで委員の仕事を/手伝ってもらったでしょ?」
「あ、うん」
「V1262だからね、お礼にお弁当を持ってきたの」
「えぇっ!? ぼ、僕に?」
「V1263迷惑……W60EFe6m2だった?」
「そ、そんなことないよ!」
「V1264よかった。W45Eoじゃあ、一緒に食べない?」
「ぼ、僕とでいいの!?」
「V1265どうしてお礼のお弁当を他の人と/食べるのよ!Fm2」
「そ、そうだよね。ははは……」
「V1266じゃあ、W15EFe9m3先にテラスに行っててくれる?/EFe3お弁当を持ってすぐ追いかけるからEc」
(……この辺りでいいかな?)
(よし、後は絢辻さんを待って……)
「V1267お待たせしました」
「あ、ううん。全然」
「V1268それじゃ、早速食べようか」
「うんっ」
(おおおおっ! 豪華だ!)
「こ、これって……絢辻さんが作ったの?」
「V1269ううん、そういう訳じゃないんだけど」
「あ、そうなんだ……」
「V1270でも……私もほんの少し手伝ったのよ」
「え? どれを作ったの?」
「V1271内緒、恥ずかしいから!」
「じゃあ後でそれを当てるってのはどう?」
「V1272そうね……それならいいかな」
「よし、絶対当てるぞ!」
「V1273ふふっ、頑張ってね」
「では、いただきますっ!!」
「V1274遠慮なくどうぞ」
Ti0/       Ti2パクッ……ムグムグ
(こ、これは!)
「V1275どうかな?」
「うん、美味しいよ!」
「V1276本当? よかった〜っ!」
「あれ……」
「V1277どうしたの?/もしかして変なものでも入ってた?」
「ううん、そうじゃなくて……。/絢辻さんのお弁当は?」
「V1278それならあるわよ、ほら」
「え? おにぎりだけ?」
「V1279ええ、私小食だから」
「へ〜っ、そうなんだ」
「V1280うん、だから気にしないでいいわよ」
「ははっ、分かったよ」
(……とはいっても、/このお弁当と比べちゃうとなぁ)
(ハンバーグに目玉焼き、から揚げに加えて/ウィンナーのベーコン巻きまであるよ)
(……おかずキングだらけじゃないかっ!)
(本当に僕が全部食べちゃっても/いいのかなぁ……)
「V1281ね、どれだか分かった?」
「V1282私が作ったもの」
「う、う〜〜ん……」
・ハンバーグでしょ
・から揚げじゃない?
・ウィンナーのベーコン巻きだ!
「ハンバーグでしょ」
「から揚げじゃない?」
「ウィンナーのベーコン巻きだ!」
「V1283残念でしたっ、それではありません」
「う〜〜ん、難しいな」
「V1284多分当てられないから気にしないで」
「そ、そうなの?」
「V1285ええ」
(……気になるなぁ、一体どれなんだ?)
「ごちそうさま」
「V1286F4EcおそまつさまでしたFm2」
「ねぇ、絢辻さんって結構料理を/したりする方なの?」
「V1287うん? どうして?」
「さっきの話だと、絢辻さんも料理を/してるみたいだったから」
「V1288そうね……EFe9m3夜食なんかは自分で作る事が/多いかな」
「へ〜っ」
「V1289おにぎりと簡単なものを作っておいて、/勉強の合間にって感じだけどね」
「はははっ、そうなんだ」
「V1290なるべく自分の事は自分でするように/してるの」
「そ、それはすごいね……」
「V1291別にすごくなんてないわ。W30EFe9m2ただ、周りに/気を遣わなくていいようにしてるだけ」
(そ、それがすでにすごいと思う……)
(美也にも聞かせてやりたい言葉だな)
「V1292あ、W30EFe3m2もうこんな時間なんだ」
「……みたいだね」
「V1293そろそろ戻りましょうか?」
「うん、そうしようか」
(あ、そういえば……)
(結局、絢辻さんが何を作ったのか、/分からないままだったな……)
(まぁ、いいか!)
(それより、この事が梅原にバレないように/気をつける方が大事だよな)
(僕が絢辻さんの手料理を食べたなんて/知ったら、泣いて悔しがるだろうし……)
(ははは……悪いな、梅原)
「…………」
(梅原め……急に掃除当番を代わってくれ/だなんて……)
(どうせ引退した憧れの先輩が部活に/出るからとかなんだろ……まったく)
(……)
(ま、仕方ないか……僕には絢辻さんの/お弁当を食べた引け目もあるしな)
(今日のところはあいつの嬉しそうな顔に/免じて、許してやるか……)
「V1294あれ? Nm君」
「あぁ、絢辻さん」
「V1295今日って……W45EFe3m2Nm君が掃除当番の日?」
「ううん、違うけど……」
「V1296じゃあ、どうして掃除なんてしてるの」
「梅原と代わったんだよ」
「V1297梅原君と?」
「うん、あいつ……今日は早めに部活に/出たいみたいで……」
「V1298そっか……W45EF9でも、それでいいの?」
「えっ? なにが?」
「V1299掃除当番を代わってあげたんでしょ」
「あ、うん。/ほら、僕は部活をしてないからね」
「V1300Is0……」
「V1301Nm君って、本当にお人好しなのね」
「ははは、絢辻さんだってそうじゃないか」
「V1302Ec私は……P4EhF6W45違うわよ」
「でも、委員の仕事でいつも遅くまで/残ってるでしょ?」
「V1303あれは自分の為だから」
「そうなんだ」
「V1304……」
(あ、あれ? どうしてそこで黙るんだ?)
「あ、絢辻さん?」
「V1305Nm君、掃除手伝ってあげようか?」
「えっ……」
「V1306違うわね……W30EoEFe9m7掃除手伝わせてくれない?/W45Fm2……かな?」
「い、いいのっ?」
「V1307うん、いつも手伝ってもらってるし」
「ありがとう! 助かるよ」
「V1308べ、W15Fm2別にそこまで感謝されるようなこと/じゃないわよ」
「ううん、その気持ちが嬉しいから」
「V1309Fm6そ、W15Fm2そうなの?」
「うん」
「V1310ふふふっ、W15EoやっぱりNm君って/面白い人ね」
「ふ、普通だと思うけど……」
「V1311Ec知らぬは本人ばかりっW15Eoてね」
「ん? 今……何て言ったの?」
「V1312別に何も。/W45EoF3それより早速始めましょっか」
「あ、うん、そうだね」
こうして絢辻さんが手伝ってくれたお陰で、/思っていたよりも早く掃除を終わらせられた。
災い転じてって、まさにこんな感じなんだろうな。
(さてと……昼食も済んだし、/校内を少しブラブラしようかな)
「……」
(おっ、あそこで本を読んでいるのは……)
(……あ、絢辻さん……だよな?)
「…………」
(何だか……柔らかい雰囲気というか、/いつもの絢辻さんじゃないような……)
「う〜〜ん……」
(ちょっと、声をかけてみようかな?)
・声をかける
・邪魔をしちゃ悪いよな
「絢辻さんっ」
「V1313あ、Nm君」
「テラスで読書なんて珍しいね」
「V1314EcFm3クスッ、W30Eo陽射しが気持ちよかったから、/P1W30何となくね」
「随分と集中してたみたいだけど、/何を読んでたの?」
「V1315Fm3今度映画になるお話の原作よ」
「へ〜っ」
(やっぱりいつもの絢辻さん……だよな)
「V1316どうしたの? Fm3不思議そうな顔して」
「うん……最初、座ってるのが/絢辻さんだって分からなくて……」
「V1317ええっ、W15Fm3どうして?」
「絵になってたというか、/何だか別人みたいな雰囲気だったから」
「V1318あ……」
「V1319そ、W30EcW4EoFe6m2そんな風に見えた?」
「あ、うん。悪い意味じゃなくて」
「V1320そう……」
「V1321……」
「V1322あ、W30EFe9あのね! Nm君」
「うん?」
「V1323……ううん、W30EhFm2何でもない」
「でも……今、何かを言いかけてたような」
「V1324えっ……W30EcW4Ehと、P4EcFe4m9W45Nm君が言った/EcFe4m3『私じゃない私』っていうのも、/ちょっとEoFe9m3素敵だなって思っただけ」
「物語では定番だけどね」
「V1325クスッ、W30EoFe9m3そうかも」
「V1326だとしたら……W30EoFe3私はものすごく我侭な/お嬢様とかになってみたいな」
「それなら僕はしっかりした執事で」
「V1327EFe9期待していいの?」
「うん、せめて想像上ではしっかりするよ」
「Nm君はV1328十分しっかりしてると/思うけど?」
「またまた〜」
「V1329ふふっ、W45Fe9m2Eo本心よ」
「そうかな? ありがとう」
こうして絢辻さんと楽しく会話した。
うん、やっぱり別人のように見えたのは、/僕の気のせいだよな……。
(うん……せっかく読書に集中してるのに、/邪魔をしたら悪いよな……)
(特に用事があるわけじゃないし、/話しかけるのはやめておくか……)
(ふぅ、やっとお昼か……)
「V0062よっ、大将! 今日の飯はどうするんだ」
「梅原……今日は一段と元気だな」
「V0063あったり前だろ! 『男子三日会わざれば/かつもくして見よ!』ってやつだ」
「い、意味が分からないんだけど……」
「V0064まぁいいまぁいい。W45EoFe3それより飯の事だ」
「あ、ごめん。/実は僕……今日はお弁当なんだよ」
「V0065なんだ……つれないな」
「悪い、今日は一人で食べてくれ」
「V0066分かったよ。そんじゃーな!」
「……」
(さて、それじゃ僕もご飯を……)
(ん? あれ……)
(絢辻さん……お昼だっていうのに、/ご飯も食べずに何をしてるんだ……)
(ちょっと、声をかけてみようかな……)
「絢辻さん」
「V1330あ、Nm君」
「ご飯行かないの?」
「V1331ええ、まだ資料がまとまってなくて……」
「それって……この間のやつ?」
「V1332ううん、W30EoFe9m2それとは別のものよ」
「そっか……」
「じゃあ、もし僕で手伝える事があったら、/遠慮なく言ってよ」
「V1333うん、W15ありがとう。W30Eoでも大丈夫だから」
「V1334それよりも、早く食べないとお昼休み/Fm3終わっちゃうわよ」
「あ、そうだね」
「V1335ふふっ」
「それじゃ頑張ってね」
「V1336うんっ」
(とは言ったものの……)
(お昼も食べずに仕事だなんて、/本当に大丈夫なのかな?)
(ちょっと……心配だな……)
Ti0/         Ts1Ti2キャンキャンッ!
(あれ……犬の鳴き声が聞こえるぞ……)
Ti0/        Ts1Ti2キャンキャンキャンッ!
「…………」
(あっちの方からだ……)
(う〜〜ん、ちょっと遠回りになるけど、/様子を見に行ってみようかな)
(あれ……おかしいな、確かこっちの方から/聞こえたと思ったのに……)
(もしかして空耳だったのかなぁ……)
「あっ、ああ……河原の方だったのか!」
「よしっ!!」
「多分……この辺りに……あっ!」
???
「V0006よ〜しよし、いい飲みっぷりね!/もっと飲んでもいいわよ」
(……あの犬の鳴き声だったのか)
「V0007すごいすごい! じゃあもう一本」
「え……」
「V0008はい、どうぞ〜っ」
(うわっ……あんな風にスポーツドリンクを/犬に飲ませたりして平気なのか?)
(しかも……足元には、空になったものが/何本もあるじゃないか!)
(と、止めた方がよさそうだな……)
「V0009ごーごー! W30Fm3どんどん飲んでね〜っ」
「あ、あのう……」
「V0010え? W60ああ、こんにちは」
「あ……えっと、あの……こんにちは」
(うわっ……す、すごくきれいな人だな)
「V0011え〜っと、W45EF3私に何か用なのかな?」
「あ、はい……」
「……ペットに大量の水分を与えるのは、/あまり良くないかと思いまして」
「V0012ペット?/W45EF3この子はうちの子じゃないわよ」
「いえ……そういう意味じゃなくて、/犬に水をあげ過ぎるのはって事です」
「V0013あ、W30EFe3そうなの? W30EFe9ハァハァ言ってるから/喉が渇いてるのかとFm3思ったんだけど」
「V0014やっぱりFm3ちゃんと喋ってくれないと、/EF3よく分からないわよねFe9Ec」
Ti0/      Ti2キャンキャン……ガフッ……
(き、きっと善意なんだろうけど、/この犬にしたら迷惑な話だよな……)
「V0015ふふふっ、W45Eo通訳ありがとう」
「ははは……」
「V1337何してるの……」
「え?」
「あ、絢辻さん」
「V1338……Nm君?」
「V0016あら、W45Ec詞ちゃんおかえり〜」
「V0017今ね、この人が『犬に水分をあげ過ぎちゃ/駄目』ってEF3教えてくれてたところEcなのよ」
「V1339そ、そう……」
「あ、絢辻さん……」
「V0018ん? W30EF3もしかして二人はお友達なの?」
「V1340うん……クラスメイトのNm君よ」
「V0019そうなんだ……W30EoF4あ、W15EF3私、W45詞ちゃんの/姉RのEc縁でR5 ゆかり す」
「あ、はじめまして、Nmです」
「V1341……」
「V1342あの……W15EFe6m7Nm君、W15Fm3ごめんね。P0Fe6m3W45/私、ちょっと急いでるからもう行くね」
「え? あ、そうなんだ……」
「V1343ええ、クリスマス委員長に選ばれたら、/やる事だらけになっちゃって」
「そ、それは大変だね……」
「V1344ふふふっ、W45Eoちょっとだけ」
「V1345……それじゃ、またね」
「あ、うん、また」
「V0020え〜っと……」
「……」
「V0021またね、Nm君」
「あ……」
(……)
(絢辻さんのお姉さん……か。/姉妹でも結構雰囲気が違うんだな……)
(それにしても……この犬、/本当に危ないところだったよなぁ)
Ti0/       Ti2ク〜ン……ク〜ン……
「よかったな。助かったぞ、お前」
Ti0/       Ti2ク〜ン……ガフッ……
「お、おい……犬、大丈夫か……」
「災難だったな……」
「へ〜っ、/必要な物は全部メモに書いてきてるんだ」
「V1404うん、忘れないようにね」
「きちょうめんなんだね」
「V1405ううん、EoFe9m2実行委員長に選ばれたからには、/しっかりやらなきゃってだけよ」
「な、なるほどね」
「V1406でしょ」
「でも、委員長が買い物だなんて……」
「V1407委員なら当然の事でしょ」
「そ、そうかなぁ」
「V1408だって、自分でやっちゃえば、/誰かの手を煩わせなくて済むじゃない」
「それはそうかもしれないけど……」
「V1409いいのいいの!/私が好きでやってる事だからEc」
「そっか……」
(なんというか、さすが絢辻さんだな)
「V1410さ、次のお店に行きましょ!」
「あ、うん、そうだね」
こうして絢辻さんと買い出しに行った。
それにしても……まさか絢辻さんが買い出しまで/やってるなんて、何だか意外だったな。
「V1414ありがとね、Nm君。/今日も付き合ってもらっちゃって」
「そんなの気にしないでいいよ。/そもそも……誘ったのは僕なんだから」
「V1415うん、じゃあ気にしない」
「はははっ」
「V1416クスッ」
「ところで……今日は何を買うの?」
「V1417えっと、模造紙とビニールテープね」
「じゃあ、デパートの文房具屋さんかな」
「V1418ええ、そうね」
(う〜〜ん……成り行きとはいえ、/こんなに可愛い子と並んで歩けるなんて)
(もしかして僕って、とんでもなくラッキー/なんじゃないのか?)
「V1419ん? Nm君どうかした?」
「あ、いや。ごめん、何でもないんだ」
「V1420そう? W30ならいいけど……W30I10あんまり/じっと見られると照れるから」
「ご、ごめん」
「V1421ふふっ、W30EoFe9ほら早く行きましょ」
「そうだね」
「V1422よし、これで買い忘れはなさそうね」
「V1423すみません、これください」
店おば
「はい、ありがとうね〜」
「V1424そうだ……W45F3すみませんが領収書も/お願いできますか?」
「はいはい」
「領収書?」
「V1425ええ。学校に提出しなくちゃいけないの」
「へ〜、そうなんだ」
「はい、お待たせ」
「V1426ありがとうございます」
「うんうん、器量のいい彼女だねぇ。/逃がさないようにしっかり捕まえとき」
「えっ?」
「V1427ふふっ、彼女だって」
「あら、違うのかい」
「V1428さぁ〜どうでしょう」
「ははは……」
こうして、絢辻さんと買い出しに行った。
…………。
絢辻さんが僕の彼女……か。/ははっ、本当にそうだったらいいんだけどな。
「V1429Nm君、いつもありがとう」
「ううん、僕は一緒に帰れて嬉しいから」
「V1430そう言ってもらえると、私も嬉しいな」
「それはそれは、どういたしまして」
「V1431ふふっ」
「はははっ」
これだけ買っても足りないものが出てくるなんて、/クリスマス委員って大変なんだな。
「V9549あ、Nm君。丁度いいところに」
「え? あぁ、絢辻さん」
「V9550今ちょっと時間いいかな?」
「V9551よかったら少しお話でもどうかなって」
「話か……」
(……どうしようかな?)
・うん、いいよ
・ちょっと用事が……
「うん、いいよ」
「V9552クスッ、W30Eoよかった」
「えっと、ちょっと今は用事が……」
「V9553そうなんだ。W45Ec残念」
「ごめんね……」
「V9554ううん、仕方ないわよ」
「V9555またそのうちって事で」
「うん、そうだね」
「V9556それじゃ、またね」
(う〜ん……せっかく誘ってくれたのに、/悪いことしちゃったかな?)
「絢辻さん」
「V9557あれ、Nm君」
「今って時間大丈夫?」
「V9558え? W45EFe3m2うん、大丈夫よ」
「もしよかったら少し話でもしない?」
「V9559ええ、喜んで」
「絢辻さんっ」
「V9560ああ、Nm君どうしたの?」
「今ちょっといい?」
「V9561うん、大丈夫よ」
「じゃあ少し話でもしようよ」
「V9562そうね、いいわよ」
デアイエンカウント汎用終了会話
デアイエンカウント:終了汎用/:テンション高:休み1・休み2・昼休み
「V9563あ、W45EFe9m3そろそろ授業の時間ね」
「え? もうそんな時間?」
「V9564ええ、本当はもう少しNm君と/お話できたらいいんだけど……」
「でも時間じゃ仕方ないか」
「V9565そうね」
「V9566それじゃまたEc」
「うん、またね」
デアイエンカウント:終了汎用/:テンション中:休み1・休み2・昼休み
「V9567あ、W30EF3もうそろそろ授業が始まるわね」
「もうそんな時間なんだ」
「V9568残念だけど続きはまた今度ね」
「うん、そうだね」
「V9569それじゃ、またねEc」
「うん、また」
デアイエンカウント:終了汎用/:テンション低:休み1・休み2・昼休み
「V9570あ……W45EFe9m3そろそろ授業の時間かな」
「あ、そうだね」
「V9556それじゃ、またね」
「うん、またね、絢辻さん」
デアイエンカウント:終了汎用/:テンション高:放課後
「V9573あ……W45EFe9m3そうだ、私そろそろ行かなきゃ」
「え? そうなんだ」
「V9574ええ、本当はもう少しNm君と/お話したいんだけど……」
「V9575ごめんね、W30EF2それじゃEc」
「うん。またね、絢辻さん」
デアイエンカウント:終了汎用/:テンション中:放課後
「V9576あ……W45EFe9m3もうこんな時間なんだ。/私そろそろ行かなくちゃ」
「そうなんだ……」
「V9577ええ、ごめんなさい」
「V9578続きはまた今度……W45Ecね」
「V9579それじゃあね」
デアイエンカウント:終了汎用/:テンション低:放課後
「V9580あ、もうこんな時間。/私……そろそろ行かなくちゃ」
「え、そうなんだ」
「V9581うん、またね」
「あ、またね」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
retire1;
「V9582……」
「えっと……」
「V9583あの、私……W45EFe9ちょっと用事があったんだ」
「え? そうなんだ」
「V9584ごめんね、この埋め合わせはまた」
「あ、うん」
「V9585それじゃあね」
(仕方ないか……。/話が盛り上ってなかったもんな)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「Nm君。W15V9586EF9私、何だかちょっと……」
「え?」
「V9587ご、ごめんなさい」
「あっ、絢辻さん……」
(行っちゃったか……。/ちょっと恥ずかしい話だったからかな?)
dokidoki2;
「V9588……」
「あれ、どうかした?」
「V9589う、うん。EF9私……何だか恥ずかしくなって/きちゃった」
「V9590ご、ごめんね」
(行っちゃった……。/ちょっと踏み込んだ話だったしなぁ)
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
「ねぇ、絢辻さん」
「V1385あ、ごめんなさい。/私ちょっと用事を思い出しちゃった」
「え? そうなんだ……」
「V1386うん」
「V1387ホントごめんね」
「ううん、いいよ」
「V1388それじゃあね」
(う〜ん、残念……)
「ねぇ、絢辻さん。/今日ってまだやること残ってるの?」
「V1432ん? どうして?」
「もしよかったら一緒に帰ろうかと思って」
「V1433そうなんだ」
「V1434ごめんなさい。/実はまだ書類の整理が終わってないのよ」
「そっか……」
「V1435それじゃ、私そろそろ行かなくちゃ」
「あ、うん。頑張ってね」
「V1436ありがとう、またね」
(う〜〜ん、仕事じゃ仕方ないよな……)
「ねぇ、絢辻さん。/今日ってまだやることは残ってるの?」
「V1389ん? どうして?」
「よかったら、一緒に帰ろうかと思って」
「V1390一緒に……ね」
「あ、用事があるんだったら別にいいよ」
「V1391Fm4う〜ん……」
「V1392実は、これからクリスマス委員の/買い出しに行こうかと思ってたのよ」
「あ〜、そうなんだ……。残念」
「V1393じゃなくって」
「え?」
「V1394それでも良ければ、Nm君も一緒に/どうかな?」
「いいの?」
「V1395うん。それなら一緒に帰れて買い物も/出来るでしょ」
「そうだね」
「V1396じゃあ、私カバンとってくるわね」
「あ、僕も行くよ」
「V1397うん」
n1dea_gd01A
n1dea_gd01B
デアイ:詞の下校デート誘い3回目
n1dea_gd01C
「ねぇ、絢辻さん、/今日もクリスマス委員の仕事はあるの?」
「V1411仕事って仕事はないわよ。/買い物をして帰るだけだから」
「じゃあ、僕も一緒に行ってもいいかな」
「V1412うん」
「やったね!」
「V1413ふふっ、W45Eoじゃあ早速だけど行きましょ」
「うん、そうだね」
「あ、絢辻さん……」
「V1346うん、なぁに?」
「前から思ってたんだけど、/絢辻さんの髪って、すごくきれいだよね」
「V1347B60そう……W30EFe9m2かな?」
「うん」
「V1348でも、たまにケアしてる程度よ」
「へ〜っ、そうなんだ」
(…………)
(う〜〜ん、ちょっと触ってみたいなぁ。/ちょっとお願いしてみようかな……)
(よ、よしっ!)
「ね、ねぇ……絢辻さん」
「V1349うん?」
「あ、あの……変な話なんだけど、/触らせてもらっても……いいかな?」
「V1350B60え……髪を?」
「うん……」
「V1351改まって言われると、おかしな感じね」
「あ、えっと……嫌ならいいんだけど」
「V1352……」
「はは……」
「V1353……いいわよ、Fm9別に」
「え?」
「V1354髪、触っても……」
「ホ、ホントにっ!?」
「V1355うん、W30少しだけなら」
(お、おお……これはっ!)
「す、すごい……ホントに絹みたいだ」
「V1356そ、それは褒めすぎよ」
「ううん、そんなことないよ」
「V1357そうかなぁ」
「V1358ブラッシングすると、もう少し手触りが/良くなるんだけどね」
「えっ、そうなんだ」
「V1359ええ、ほこりを落としたり、/うるおいを与えたりする効果があるのよ」
「へーっ、なるほどね」
「V1360……」
「それにしても……手櫛程度じゃ/全然引っかからないんだね」
「V1361そ、そうね」
「……気持ちいいな。/ずっと……触っていたいくらいだよ」
「V1362え?」
「V1363はい、おしまい」
「あ……」
「V1364そんな風に言われると、恥ずかしいわ」
「ははは……」
「V1365それじゃ、私、この後用事があるから」
「あ、うん……ありがとう絢辻さん」
「V1366どういたしまして」
「…………」
(サラサラの感触がまだ残ってるよ……)
(これはしばらく忘れられそうにないな)
「絢辻さん……またお願いがあるんだけど」
「V1367うん?」
「もう一度、触らせてもらってもいい?」
「V1368もしかして、髪かな?」
「うん……」
「V1369EcFm4どうしようかなぁ〜Fm3」
「お、お願い……しますっ!」
「V1370Fm6う〜〜ん……W45EoFe9じゃあ、W30Fm3少しだけなら」
「あ、ありがとう!」
「おおお……」
(す、すごいやっぱりサラサラだ……)
「V1371ね、そんなに気に入った?」
「うん、正直言って……かなり」
「V1372クスッ、なんだか嬉しいな」
「……」
「何て言うか……手触りがいい上に、/甘い匂いがするんだよね」
「V1373えっ!? やだっ!」
「あ……」
「V1374もう……」
「ゴ、ゴメン……つい」
「V1375だ〜め、許さない」
「はは……」
「V1376触らせるだけでもFm2恥ずかしいんだよ?」
「そ、そうなんだ……」
「V1377男の子には分からない感覚かもね」
「うぅ……」
「V1378きちんと反省することっ」
「は〜〜い……」
「V1379それじゃあねEc」
「…………」
(はぁ、すごくいい匂いだったなぁ……)
(こうして絢辻さんと話していると、/何だか……思い出しちゃうよな……)
(絢辻さんの髪……いい匂いだったなぁ)
(それにあの手触り……)
「Nm君?V1380 Fm2どうしたの?」
「あ、いや……何でもないよ」
「V1381そう?」
(ま、まさか髪の匂いを/思い出してたなんて言えないしな……)
「ははは……」
「V1382変なの」
「V1383じゃあ……私行くね。/先生に呼ばれてるの」
「あ、うん、いってらっしゃい」
「V1384うん、またね」
Ti0キャラヒントノード:詞
Ti0絢辻詞のデアイレベルのイベントが追加されました
Ti0詞のシナリオ仮置き場です。現時点で該当ファイルが存在しないシナリオを確認できます/×ボタンで脱出
Ti0メソッドがないです。/必要な場合は手動で追加をお願いしますです。
GalleryView
「しぇんぱい……」

「」
「まだまだいくよ〜!」
Ti0クリスマスデートに誘った事にするキャラを選択していってね!
Ti0・絢辻詞        ・桜井梨穂子/・棚町薫        ・中多紗江/・七咲逢        ・森島はるか
Ti0・絢辻詞        ・桜井梨穂子/・棚町薫        ・中多紗江/・七咲逢        ・森島はるか
(絢辻さんには、悪いことしちゃったな……/僕が優柔不断なばっかりに……)
(まさか、/昨日ずっと待ってたなんてことは……)
(いや……)
(これから告白に行くんだ。/今は他のことを考えるのはよそう)
(よし……!)
(梨穂子には、悪いことしちゃったな……/僕が優柔不断なばっかりに……)
(薫には、悪いことしちゃったな……/僕が優柔不断なばっかりに……)
(紗江ちゃんには、/悪いことしちゃったな……。/僕が優柔不断なばっかりに……)
(七咲には、悪いことしちゃったな……/僕が優柔不断なばっかりに……)
(森島先輩には、悪いことしちゃったな……/僕が優柔不断なばっかりに……)
/           1
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/      123456789012
タイトル
タイトル曲のオルゴール版
システム
絢辻詞テーマ
桜井梨穂子テーマ
棚町薫テーマ
中多紗江テーマ
七咲逢テーマ
森島はるかテーマ
橘美也テーマ
梅原正吉テーマ
高橋麻耶テーマ
上崎裡沙テーマ
ゲームメインテーマ1
ゲームメインテーマ2
自宅曲
就寝ジングル
いいムード曲
楽しい曲
コミカル曲
寂しい曲
ダークサイドテーマ
ファミレス曲
対決!
デート
おどろおどろしい曲
クリスマスデート
クリスマスパーティ曲
キステーマ1
キステーマ2
キステーマ3
告白曲
クレジットボーカル有り
クレジットボーカル無し
エピローグ1
エピローグ2
エピローグ3
オールクリアー曲
オクラホマミキサー(屋上)
オクラホマミキサー(教室)
プロローグ
学校生活
星乃結美
里仲なるみ
水〆摩央
咲野明日夏
二見瑛理子
祇条深月
菜々
柊明良
川田知子
栗生恵
自室
おやすみ
遥かな思い出
ハッピー&ラッキー
ドジ&ハプニング
傷ついた心
ファーストキス
学校生活(最後の一週間)
ビクトリー
祇条深月 ピアノVer
白馬の騎士 ピアノVer
ゲームセンター
欠番?
サマーバケーション
楽しい遊園地
おどろおどろしい曲
物思い
セカンドキス
告白
エピローグ
システム
絢辻 詞
桜井 梨穂子
棚町 薫
中多 紗江
七咲 逢
森島 はるか
美也
上崎 裡沙
梅原 正吉
高橋 麻耶
伊藤 香苗
飛羽 愛歌
夕月 琉璃子
山口 亜弓
絢辻 縁
黒沢 典子
田中 恵子
塚原 響
七咲 郁夫
御木本 久遠
花園 聖治
樹里 路美雄
蒔原 美佳
マイク キッド
☆GET
クラシック音声(高)
クラシック音声(中)
クラシック音声(低)
クラシック音声(男)
ゲーム開始
会話モード開始
話題「エッチ」使用
ヒントアイコン検索
キャラクター変更
強制イベント
パスアイコン実行
☆GETアイコンオープン
ダイナマイトアイコンパス
アイコンオープン
アイコンブレイク
アイコンパス
アイコンロスト
アイコン有効化
カーソル移動1
カーソル移動2
カーソル移動3
ウィンドウオープン
ウィンドウクローズ
選択決定弱1
選択決定弱2
選択決定強1
選択決定強2
選択不可1
選択不可2
キャンセル1
キャンセル2
選択肢表示
アイテム表示
アイテム消去
好感度マップ更新
ステージアップ
レベルアップ
話題決定
話題ヒット
話題飛行
ハートアップ小
ハートアップ大
音符アップ小
音符アップ大
好感度アップ
好感度ダウン
アタック使用
話題出現
再生中のBGM
BGM番号
キャラクター
音声番号
音量      (000〜990)
システムSE
♪再生中♪
BGM番号、音声番号で○を押すと音再生    左右で番号変更 R1・2と同時で10・100単位変更(音声番号のみ) SELECTで終了
Ti0/      音プレーヤーを終了します///
n1nka_me00A
「絢辻さんっ」
「V9790あ、Nm君」
「今、少し時間いいかな?」
「V9791ええ、大丈夫よ」
「じゃあよかったら話でもしようよ」
「V9792いいわよ」
「……あれ?」
(あ、そうか……周りに人がいるところだと/猫かぶってるんだったな)
「V9793ん? どうかした?」
「あ、いや……何でもないよ」
「V9794そう? W45EF3それならいいけど」
n1nka_me00A
「絢辻さん」
「V9795あら、Nm君」
「V9796あたしとお喋りでもしにきたのかな?」
「あ、うん」
「V9797それなら別に構わないわよ」
「ホント?」
「V9798ええ、W45Eoクリスマス委員の方もひと段落/ついたところだから」
「そっか……」
(そういえばもうすぐクリスマスなんだな)
「V9799ん……どうかしたの?」
「あ、いや、そろそろ準備も大詰めだなって/思ったんだ」
「V9800ふふっ、W45Eoそうね」
「ははは……」
n1nka_me00A
「絢辻さん」
「V9801あ……W45EF9Nm君」
「あのさ、今ちょっと時間あるかな?」
「V9802ウン、ヘイキヨ」
「……」
「V9803ナニ?」
「絢辻さん、また棒読みになってるよ……」
「V9804マサカ」
「あ、あの事ならもう気にしてないから/普通にしててよ」
「V9805そう? W45EF9じゃあ……W45EF3お言葉に甘えて」
「はははっ」
「V9806何よ……」
「ううん、別に」
「V9807ほ、ほら……どうせあたしと話でも/しにきたんでしょ?」
「あ、そうだった……」
「V9808聞いてあげるから早く話しなさいよ」
「え……」
「V9809は・や・く!」
「あ、うん」
「V9810……」
n1nka_me00A
「絢辻さん」
「V9811ああ、Nm君」
「今って時間あるかな?」
「V9812ええ、大丈夫だけどどうかした?」
「うん、後輩の子の怪我の事を聞こうと/思ったんだ」
「V9813あ、それなら問題ないわよ。/W45EFe9m2やっぱり少し捻っただけだったみたいで、/もう腫れも引いたって言ってたから」
「そっか、よかった」
「V9814用事はそれだけ?」
「うん。あ、でも……」
「V9815折角だから話でもしようか、EF2かな?」
「ははっ、バレたか」
「V9816いいわよ、別に」
「V9817Nm君と話すのはEo嫌いじゃないから」
「それは光栄だな」
「V9818ふふっ」
「Ti0ナカヨシ:エンカウント01Eの冒頭会話……/が無いので汎用に飛ぶってばよ」
n1nka_me00A
「Ti0ナカヨシ:エンカウント01Fの冒頭会話だってばよ」
「Ti0冒頭会話:あの子の怪我は大丈夫?(A」
n1nka_me00A
「Ti0ナカヨシ:エンカウント01Gの冒頭会話……/が無いので汎用に飛ぶってばよ」
n1nka_me00A
n1nka_me00A
「絢辻さ〜ん」
「V9819あ、Nm君」
「少し話がしたいんだけど、/今大丈夫かな?」
「V9820うん、いいわよ。/丁度時間が空いたところだったから」
「あ、もしかしてクリスマス委員の/仕事中だった?」
「V9821ううん、W45EoF2悪巧みよ」
「え……」
「V9822ふふふふっ、W45EoEFe9m3冗談」
(この顔を見ると……/冗談には思えないんだよな……)
(もしかしたら、嫌がらせしてきた相手に/どんな仕返しするかを考えてたり……)
「V9823あれ、W45EF9どうかした?」
「う、ううん! 何でもないよ!」
「V9824クスッ」
「Ti0ナカヨシ:エンカウント02Bの冒頭会話……/が無いので汎用に飛ぶってばよ」
n1nka_me00A
「Ti0ナカヨシ:エンカウント02Cの冒頭会話だってばよ」
「Ti0冒頭会話:ツリーがこっちで出来るようになってよかったね。」
n1nka_me00A
「Ti0ナカヨシ:エンカウント02Dの冒頭会話だってばよ」
「Ti0冒頭会話:裏の事を少し教えてよ>駄目」
n1nka_me00A
n1nka_me00A
n1nka_me00A
「絢辻さん、今ちょっといいかな?」
「V9829あ、うん」
「じゃあ少し話でもしようよ」
「V9830ええ、喜んで」
「V9831色男さん直々のお誘いだしね」
「え……」
「V9832ふふっ、W45EoEFe9ちょっと意地悪言ってみただけ」
「はは……びっくりしたよ」
「V9833ごめんなさい」
「ううん、いいよ」
「絢辻さん、今ちょっといいかな?」
「V9834え? W45EF3あ、うん」
「じゃあ少し話でもしようよ」
「V9835ええ、別にいいわよ」
「V9836色男さん直々のお誘いだしね」
「え……」
「V9837クスッ、W45EoFe6m3冗談よ」
「ははは……びっくりしたよ」
「V9838なんてね……W45EcW4EhF2実は半分本気だったりして」
「えっ!?」
「V9839……」
(ううっ、からかい過ぎだよ……)
n1nka_me00A
n1nka_me00A
n1nka_me00A
n1nka_me00A
n1nka_me00A
n1nka_me00A
「Ti0ナカヨシ:エンカウント09Aの冒頭会話……/が無いので汎用会話に飛ぶってばよ」
n1nka_me00A
n1nka_me00A
「絢辻さん」
「V9840ああ、Nm君、丁度良いところに」
「え?」
「V9841少し時間が空いちゃったんだけど、/よかったらお喋りでもしない?」
「あ、うん。僕もそのつもりだったから」
「V9842ふふっ、W30Eoよかった」
「あ、その前に……」
「V9843ん?」
「誕生日プレゼントありがとう」
「V9844あ、うん」
「まさか手書きの解説付きだなんてね。/大事に使わせてもらうよ」
「V9845少しでも役に立てばいいんだけどね」
「ははっ、それなら大丈夫だよ」
「V9846ふふふっ」
「絢辻さん」
「V9847ああ、Nm君、W45EF2いいタイミングね」
「え?」
「V9848今、少し時間に余裕があるんだけど、/よかったら話相手になってくれない?」
「あ、うん。僕もそのつもりだったから」
「V9849ふふっ、W45Eoそっか」
「あ、その前に……」
「V9850ん?」
「誕生日プレゼントありがとう」
「V9851あ……W45EF3うん」
「まさか手書きの解説付きだなんてね。/大事に使わせてもらうよ」
「V9852効果があるかはEoNm君次第」
「ははっ、そうだね」
「V9853ふふふっ」
n1nka_me00A
「おはよう、絢辻さん」
「V6000あ、Nm君、おはよう」
「えっと、この間はありがとう。/絢辻さんの事が色々知れて良かったよ」
「V6001あ……W30Ecううん、W15EoFe9こっちこそいきなり/付き合ってもらった訳だし」
「ははっ、そっか」
「V6002だからお互い様って事でFm2」
「うん、そうだね」
「V6003ふふっ」
(……あれ?)
「V6004ん? どうかした?」
「あ、なるほど。/何だか違和感があると思ったら……」
「V6005思ったら?」
「い、違和感なんてない……ですね」
「V6006やだ。W30Fm3しっかりしてよ」
「はは……」
(今、一瞬だけ世界が凍りついたぞ……。/やっぱりヘタな事は言わない方がいいな)
男 子
「なぁ、今年のクリスマスどうする?」
女 子
「私は学校のパーティーでもいいわよ」
「そっか、お前がいいならそうしようか」
「うん、でもプレゼントは別だからね」
「はいはい」
「……」
(あぁ、そうか……クリスマスか……)
「Nm君、V6007どうかした?」
「な、何でもないよ」
「V6008何でもないなら、今考えてた事教えてっ」
「そ、それは……」
「V6009隠し事だ〜」
「ち、違うよ」
「V6010Fm9怪しいなぁFm2」
「怪しくないってば」
「V6011じゃあ調べちゃおうかな?Fm2」
「い、いいよ」
「V6012ふふっ。W45F3Eo私の能力、甘く見ないほうが/いいわよ」
「はは、隠す事なんてないからね」
「V6013ふ〜ん」
「あっ、絢辻さん」
(別にやましい事があるわけじゃないんだ)
(……)
(だ、大丈夫だよな……多分)
「おはよう、絢辻さん」
「V6014あ、Nm君、おはよう」
「今日はどうしたの? いつもより遅いね」
「V6015うん、寝坊……W15Fm2しちゃった」
「ええっ、絢辻さんが!?」
「V6016そ、W30EcFe9m8あたしが」
「た、たまには寝坊もする……よね」
「V6017うんうん」
「はは……」
(今、一瞬だけ世界が凍りついたぞ……。/やっぱりヘタな事は言わない方がいいな)
「……」
(う〜〜ん、何だか……背後の方から/嫌な気配を感じるぞ……)
(もしかして、誰かが僕の事を……)
「V0011お兄ちゃん、あぶなーーーいっ」
「えっ!?」
Ti0/Ts3       Ti2ドンッ!As0b0
「あっ、うわっ!」
「V0012にししし」
「な、なんだ美也か……驚かせるなよ」
「V0013なんだじゃないよ、W15せっかくかまって/あげてるのに〜」
「僕は別にかまってくれなんて頼んでない!/それに……いきなり飛びついたりしたら/危ないだろ」
「V0014うん、W15EcF3そうかも」
「くっ! まったく……」
「V0015な〜Fm4に〜」
(…………)
「……あ、あれ?/お前、その手に持ってるのって……」
「V0016あげないよ?」
「違う! 学校にお菓子を持ってくるなって/言われてるだろ」
「V0017美也が持ってきたんじゃないもFm3ん」
「じゃあどうしたんだよ」
「V0018貰ったの」
「は? 誰かから取り上げたとかか?」
「V0019そ、そんな意地悪なことしないよ〜」
「V0020ホントにホントだよ?/W30EFe3m4親切な先輩がお礼にFm3くれたんだEcもん!」
「親切な先輩?」
「V0021Ecうん。W30Eoお兄ちゃんの事を教えたらくれた」
「えっ、僕の事を?」
「V0022あ……」
(ま、まさか……)
「ど、どんな先輩だ?」
「V0023えーっとね……/EFe3すっごくきれいなFm3人だったよ」
「他に特徴はっ!」
「V0024お、お兄ちゃん怖いよ……」
「いいからっ」
「V0025Ldん〜〜〜LeW45EFe3きれいなEFe9m3人?」
「それはさっき聞いた」
「V0026じゃあFm3汚い人」
「じゃあって何だよ……他には?」
「V0027後は……う〜ん……。W30あっ!/P1F3W30お兄ちゃんと同じクラスだって言ってた」
(や、やっぱりそうか……)
「V0028あの先輩いい人だね。/Fm4お兄ちゃんの事すごく心配してたよFm3」
「V0029だから美也も協力する事にしたのー!」
「V0030どしたの?」
「いや……別に。じゃあ、僕はちょっと/行くところがあるから」
「V0031え〜〜っ」
「あ、それと……そのお菓子を食べる権利は/僕のものだ。もう食べるなよ!」
「V0032やだ」
「だめだ、帰ったら没収するからな」
「V0033LdMoや〜〜っ!Le」
(いくら単純だからって、まさか美也を/味方につけるなんて……)
「絢辻さん」
「V6018いらっしゃい」
「やり方がずるいよ」
「V6019いきなり酷い事言うのね。/W45EoFe9妹さんはすごく素直でいい子なのに」
「V6020お兄ちゃんのために必死だったわよ」
(美也が……?)
「V6021でも、W45Eoそうね……。/W45Fe9m3あたしは知らない方がよかったかも」
「V6022弱みでもあればと思ったんだけど、/あたしが期待してたものと違ったから」
・もう、そういう事はしないでよ……
・言いたいことはそれだけ?
「もう、そういう事はしないでよ……」
「V6023え?」
「今回は仕方ないけど……僕にだって触れて/ほしくない事があるんだ」
「V6024うん……」
「本当……辛かったんだ」
「V6025Nm君……」
「言いたいことはそれだけ?」
「V6026えっ?」
「そんな事されて、僕がどう思ったとかは/気にしないんだ……」
「V6027あ……」
「いい加減にしてよ……」
「絢辻さんの興味で振り回される僕の身にも/なってくれないか」
「V6028Nm君……」
「V6029ゴメンナサイ」
「V6030Fm2キズヲツツクヨウナマネヲシマシタ」
「……棒読みだね」
「V6031うん……W30Eo表面だけの謝り方なら幾らでも/知ってるけど、W15EcF6本心から謝る時は/Eoどう言えばいいのか分からなくて……」
「そっか……」
「V6032他人に深く関わる事なんてなかったからFm3」
「V6033でも、自分の痛みに置き換えて考えれば、/あたし、Nm君に酷い事したんだって/……分かるから」
「うん……」
「V6034知らなかったとはいえ、W15Ecごめんなさい」
「……いいよ。もう」
「V6035本当?」
「嘘は言わないよ」
「V6036本当に?」
「うん」
「V6037……よかった」
「ははっ、僕もだよ……」
「V6038え?」
「あ、いや……なんでもない」
(こんなことで絢辻さんと気まずくなりたく/ないからな……)
(本当……よかったよ)
(う〜〜ん……)
(絢辻さん、今日はもう帰ったのかな?)
(…………)
(よし、それなら僕も帰るとするか)
「V6039Nm君っ」
「うわっ、あ、絢辻さんっ」
「V6040EoFe9m6どうしてそんなに驚くのよ……」
「ご、ごめん……」
「V6041まぁいいわ、EoFe5m1今はそれどころじゃないし」
「えっ?」
「V6042EcF1あたしね、あれから色々と考えて/みたんだけど」
「あれから? あぁ……うん」
「V6043Nm君のトラウマ、解消しましょ!Ec」
「ええっ!?」
「V6044そんなに怯えなくても平気。/あたしが一肌脱いであげるから」
「一肌脱ぐって……」
「V6045せめてものお詫びです」
「あ、いや……だからって、/そんな事までしてくれなくても……」
「V6046どう? W30EcF1対人のエキスパートが/EoFe8m2完ぺきにサポート。W45素敵なプランよねF2Ec」
「そこまで自分で言っちゃうんだ……」
「V6047Sい、W30Fm2言っちゃう」
「ははは……」
「V6048大丈夫、悪いようにはしないわよ」
「う〜〜ん、でもなぁ……」
「V6049とりあえずチャレンジしてみて、/W30嫌ならやめたって構わないんだし」
「そう言われてもなぁ……」
(参ったな、どうすればいいんだ……)
「V6050私、W15EcNm君の力になりたいの」
「う、ううっ……わ、分かったよ……」
「V6051クスッ、W15EoFe3m2決まりね」
「うん……」
(上手く乗せられた気がするな……)
「V6052それじゃ、そういう事で。/またねNm君」
「うん……また」
「はぁ……」
(トラウマ解消……か)
(絢辻さんなりに気を遣ってくれてるのは/分かるけど……)
(嬉しい半面、そっとしておいてほしい気も/するんだよな)
(う〜〜ん、複雑な気分だ……)
「おっ、あそこにいるのは……」
(…………)
(あ、絢辻さん、すごい笑顔だな……)
(う〜〜ん、R君子R3くんし何とかっていうし、/今日はもう帰った方がよさそうだ……)
(ははは、さて教室に戻っ……)
「V6053あ、Nm君。待って」
「う……」
「V6054ちょっと一緒に来てくれるかな?」
「い、いいけど……何をするの?」
「V6055ふふっ、P1Fe3m7EcW45それは来てのお楽しみF3」
「はは……」
(や、やっぱり何かを考えて……)
「V6056ん、返事は?」
「はい……」
「V6057それじゃ行きましょうか」
「そ、そうだね」
「えっと、体育館……?」
「V6058ええ、ツリーの飾り付けに使う資材は/体育用具室に置かせてもらってるから」
「へ〜っ、そうなんだ」
「V6059さすがに量が量だからね……」
「あ、なるほど」
「V6060もっとも、W45Eo運び込む時に全部の箱を/一緒にしちゃったみたいだから、/今はどれが何かさっぱりだけど」
「あ、もしかして僕はそれの確認を/すればいいのかな」
「V6061正解です」
「V6062さ、それじゃ矯正を始めましょうかEc」
「え……手伝いじゃないの?」
「V6063矯正Fm2」
「V6064まずはクリスマスを体感して、/苦手意識を克服することからよ」
「でも、これって手伝いだよね……」
「V6065む〜」
「矯正ですね」
「V6066はい」
(ぼ、僕……どっちの絢辻さんにも/負けてばっかりだな……)
「よし、こっちはこれでOKっと……」
「V6067ご苦労様」
(ふぅ……これは結構大仕事だな。/絢辻さん一人じゃ絶対無理だったよ……)
「ん……あれっ?」
「V6068どうしたの?」
「絢辻さん、これは何?」
「V6069それ? 45EF3RKissingR5キッシング RBallR3ボールよ」
「う〜〜ん、聞いたことないな」
「V6070クリスマスのオーナメントとしては/Fm9結構有名だと思うけど……」
「え? えっと……オーナメントって?」
「V6071飾りとか装飾って意味よ」
「な、なるほどね」
「じゃあこれも飾り付けの一つなんだ……」
「V6072ええ、そうよ」
「V6073クリスマスの日にね、ヤドリギの下にいる/女の子に、男の子からキスをすると『末永/く幸せになれる』って言い伝えがあるの」
「V6074とある神話が元になってるんだけどね」
「V6075でね、Kissing Ballは、/そのヤドリギで作られてるの」
「……という事は」
「V6076そういうこと」
「Kissing Ballか……」
「V6077言っておくけど……、/P5EoFe9m2W45私は絶対に近寄らないわよ?」
「あ、あはは……はは」
後 輩
「絢辻先輩、いますか〜」
「V6078あ、は〜い。こっちよ」
「お借りしてたオーナメントのサンプルを/持ってきたんですけど……」
「V6079あ、ありがとう。それなら倉庫の入り口の/箱の上にまとめておいてくれる?」
「はーい」
「V6080届かなかったら、そこに脚立があるわ」
「あ……はい」
「ははっ、なんか委員長って感じだね」
「V6081そうでもないわよ」
「きゃあっ!」
「V6082だ、大丈夫?」
「あ、はい……ちょっと手首を……痛っ」
「V6083捻ったみたいね」
「……」
「すみません、バランス崩しちゃって……」
「V6084いいわよ、そんなこと」
「V6085っと、保健室……はもう閉まってるわね。/Nm君、このハンカチ冷やしてきて」
「あ、うん、分かった!」
(う〜〜ん、大変な事になったぞ……)
(あの子、本当に大丈夫かなぁ?)
(おっと、こうしてる場合じゃない。/とにかく急いで戻らないと!)
???
「V0066あの……W30EFe9m1I10Wv130何があったんですか?」
「え? あ、ああ……」
「それが……後輩が怪我をしちゃって……」
「V0067あっ、W45EFe9m1そうなんですか」
「うん、実はツリーの……あっ!」
「ごめんね、僕、急いで戻らなきゃ!/そ、それじゃ!」
「V0068……はい」
「絢辻さん、これでいい?」
「V6086ありがとう」
「痛っ」
「V6087…………」
「V6088腫れてはないみたいだけど、/家に帰ってちゃんと冷やした方がいいわ」
「あ、はい……」
「ホント、すみませんでした」
「V6089いいわよ別に。/それよりも、気をつけて帰るのよ」
「はい……失礼します」
「ふぅ……びっくりしたね」
「V6090そうね」
「……絢辻さん?」
「V6091活動時間外か……Eo」
「絢辻さん……どうかしたの?」
「V6092……ちょっとマズいかな」
「えっ?」
「V6093あ、W15EcFm3ううん。W30EoFe9m3何でもない」
「V6094今日はもう終わりにしましょう」
「そうだね。そうしようか」
(……)
(絢辻さん……今、何を見てたんだろう?)
(もしかして知り合いでもいたのかな……)
「う〜〜ん……」
(まぁ……いいか。/それより、僕もそろそろ帰るとするか)
「V6095あ、Nm君。待って」
「え? ああ……絢辻さん」
「V6096ごめんなさい、W45EFe6m2ちょっとお願いが/あるんだけどいいかな……」
「あ、うん」
「V6097今ね、業者さんがツリーの飾り付けに使う/RKissingR5キッシング RBallR3ボールを持ってきて/くれたんだけど……」
「Kissing Ball?/そのダンボールの中の玉のことかな?」
「V6098ええ、W45Eoクリスマス用のオーナメントよ」
「え? えっと……オーナメントって?」
「V6099ふふっ、W45Eo飾りとか装飾って意味ね」
「あ、なるほど」
「V6100クリスマスの日にね、W15Fm4このボールの下に/いる女の子に、男の子がキスをすると/Fm3『末永く幸せになれる』んだって」
「V6101とある神話が元になった言い伝えなのEoFe9Fm2」
「へ〜っ、そうなんだ……」
「V6102……言っておくけど、/W30EoFe9m9私は絶対に近寄らないからねFm3」
「え? あ、いや……ははは……」
「V6103ふふふっ」
「V6104あ、そうそう、それより本題なんだけど」
「うん」
「V6105このダンボールを体育倉庫に/運ばなくちゃいけないの……W30EFe6それで……」
「ははっ、僕の出番なんだね」
「V6106……ごめんね」
「ううん、これくらいお安い御用だよ」
「V6107ありがとう」
「よいしょ……W30っと」
(箱は大きいけど大した重さじゃないな。/これなら一人でもどうにかなるぞ)
「よし、それじゃ早速行こうか」
「V6108うん」
こうして絢辻さんの手伝いをした。
(あ、そうだ……)
(そういえば僕と絢辻さんは、/高橋先生に呼ばれてたんだよな……)
(よし、忘れる前に絢辻さんに声をかけて、/一緒に高橋先生のところに……)
「V6109Nm君」
「あ、絢辻さん」
「V6110今から私、高橋先生のところに行くけど/Fm1Nm君も呼ばれてるのよね?」
「うん、僕も絢辻さんに声をかけようと/思ってたところだよ」
「V6111そっか、W45Fm2じゃあ一緒に行きましょうか」
「うん、そうだね」
「あ、でも……絢辻さんだけじゃなく、/どうして僕もなんだろう?」
「V6112ん? Fm6あの1年生の事故の時、/一緒にいたからじゃないの?」
「V6113私たちに事情を聞きたいって言ってたし」
「あ……なるほどね、そういう事か」
「V0038うん……」
「V6114すみません、お待たせしました」
「V0080ごめんね二人とも」
「いえ、別に……」
「V0081じゃあ……早速ツリーの件なんだけど」
「はい」
「V0082本題から言っちゃうとね、/今回の事で市から通達があったのよ」
「V6115通達……ですか?」
「V0083ええ。W45Eo今年からツリーの設置は/市の方で行うようにするって」
「えっ!?」
「V0084何でも……生徒がツリーの準備中に/怪我をしたって話を聞いたらしいのよ。/それで危険な作業は任せられないって」
「V0085そう言われたからには、こちらとしても/対応しない訳にはいかないから……」
「V6116それで、詳しい話が聞きたいと……」
「V0086ええ、そうなのよ」
「V6117分かりました……」
「V0087なるほどね……」
「でも、大した事なかったんですよ」
「V0088……」
「V6118大した事ないからといって、いいという/訳ではない。W30EoFe6m2そうですよね?」
「V0089ええ……」
「V0090時間外に作業を行ってて怪我したなんて、/Fm9印象はかなり悪いわね……」
「V0091しかも学校側はそれを知らなかった……」
「V6119すみません……」
「でも、突然そんな事を言ってくるなんて!/どうにかならないんですか?」
「V0092残念だけど、Fm9決定事項らしいのよ……」
「絶対って事ですか?」
「V0093そうなの」
「そんな……」
「V6120……」
「V0094とりあえず、対応は追って連絡するわ」
「V6121Fm1はい……」
「V0095それじゃあね」
「V6122そういう手を使うわけね……」
「え?」
「V6123Fm7……」
「あっ、絢辻さん待って!」
「はぁ……はぁ……。/どうしたの、急に、走り出すなんて」
「V6124……」
「あ、絢辻さん?」
「V6125っく……」
(あ……)
「V6126こんなのって……」
(ま、まさか……)
(まさか……絢辻さんが泣くなんて……)
「V6127Fm8みんな頑張ってくれてるのよ!」
「う、うん……」
「V6128どうしてっ!Fm6」
「V6129どうしてこんな風になるのよ……」
「……」
(そうだよな。/怪我だって大したことなかったんだし)
「V6130……」
「V6131やり方が汚いわよ。どっちも……」
「え……」
(……ど、どっちも!?)
「V6133絶対に許さない」
「ゆ、許さないって……どうするつもり?」
「V6134直接叩くわ」
「直接?」
「V6135Ecええ、W45EoFm8完膚なきまでに」
(どういう……事なんだ?)
(な、何だかおかしな事になってきたな)
(あれ? 絢辻さんと高橋先生だ……。/深刻そうな顔をしてどうしたんだろう)
(……)
(よし、ちょっと行ってみるか!)
「絢辻さん」
「V6136……」
「V0221Nm君……」
「どうかしたんですか?」
「V0089ええ……」
「V6137それが……大した事はないんだけど、/ツリーの準備をしてた1年生が/怪我をしちゃって」
「えっ! だ、大丈夫なの!?」
「V6138怪我自体はねFm2」
「け、怪我自体は?/……という事は、他にも何か……」
「V0083ええ。W45Eo今年からツリーの設置は/市の方で行うようにするって」
「そ、そんな……」
「あの……どうにかならないんですか?」
「V0092残念だけど、決定事項らしいのよ……」
「そう……ですか……」
「V0094とりあえず、対応は追って連絡するわ」
「V6139はい……」
「V0095それじゃあね」
「V6141そういう手を使うわけね……」
「え?」
「V6142先生方も知らないような小さな事故を/建前にしてきてるのよ」
「V6143……」
「あっ、絢辻さん待って!」
「はぁ……はぁ……。/どうしたの、急に、走り出すなんて」
「V6124……」
「あ、絢辻さん?」
「V6125っく……」
(あ……)
「V6126こんなのって……」
(ま、まさか……)
(まさか……絢辻さんが泣くなんて……)
「V6127Fm8みんな頑張ってくれてるのよ!」
「う、うん……」
「V6128どうしてっ!Fm6」
「V6129どうしてこんな風になるのよ……」
「……」
(そうだよな、怪我だって大した事ないのに/いきなり市が出てくるなんて)
「V6130……」
「V6132やり方が汚いわよ」
(えっ……?)
「V6133絶対に許さない」
「ゆ、許さないって……どうするつもり?」
「V6134直接叩くわ」
「直接?」
「V6135Ecええ、W45EoFm8完膚なきまでに」
(どういう……事なんだ?)
(な、何だかおかしな事になってきたな)
「V6144Nm君っ」
「ああ、絢辻さん」
「V6145ね、Fm3よかったら私とデートしない?」
「え……デートって……どこに?」
「V6146ホ・Fm3テ・Fm6ル・Fm3ま・でっ」
「……」
「Ts3えええ〜っ!!」
「ホ、ホテルって……ほ、本気なの?」
「V6147私が嘘をつくとでも?EoFe6m2」
「そう……だよね……」
(と、とりあえず……財布の中身を……)
「…………」
「え、えっと……僕、あんまり手持ちが/ないけどいいのかな……」
「V6148大丈夫大丈夫」
「V6149ほら! EcF2さっさと行きましょう。/EoF9モタモタしてるとFm2遅くなっちゃう」
「あ、ちょっとっ! 引っ張らないで!」
「こ、心の準備がっ……」
「V6150いいから!」
「ああっ! 絢辻さんっ!」
「はぁ……。それにしても……/絢辻さんって本当に人が悪いよね」
「V6151どうして?」
「さ、最初からツリーの件で市の人と/話し合いに行くって言ってくれれば……」
「V6152誤解しなかった?」
「そ、そうだよ……」
「V6153でもそれじゃNm君の面白い反応が/見られないもの」
町おば
「あ〜ら、委員長さんじゃない」
「V6154あ、W15Ecおばさまこんにちは」
「どう? クリスマスの準備の方は」
「V6155はい、W15Eoお蔭様で順調です」
「それなら良かった。/うちのおばあちゃんも孫を連れて行くって/楽しみにしてるのよ」
「V6156そうなんですか」
「色々と大変だろうけど、商店街をあげて/応援するから頑張ってね」
「V6157はい、W15Eoありがとうございます」
「今の人って絢辻さんの知り合い?」
「V6158ええ、W15この商店街の役員の方よ。/Wv200I10いつもああやって声をかけてくれるの」
「へ〜っ、いい人なんだね」
「V6159そうなの」
「V6160だからこそ今回のパーティーは絶対に/成功させないといけないんだけどね」
「うん……そうだね」
(……)
(絢辻さんがクリスマスツリーに/こだわる理由が分かった気がする……)
「V6161ん? W15EFe9何?」
「あ、いや……何でもないよ」
「V6162そう」
「V6163さてと、それじゃ行ってくるわね」
「あ……僕はここで待ってればいいの?」
「V6164うん、そうしてくれるかな。/ミーティングルームに呼ばれたのは、/私だけだから」
「……だったら僕は何のために」
「V6165……」
「V6166Nm君が近くにいてくれるって思えば、/私……頑張って戦えるから」
「そ、そっか……」
(こ、これは喜んでいいところだよな?)
「V6167……」
「はは……は……」
「V6168じゃあ、いってきます」
「うん、頑張って」
「V6169ありがとう」
「V6172失礼致します」
議 員
「はじめまして……。/君が輝日東高校の生徒さんだね」
「V6173はい。実行委員長の絢辻詞といいます。/本日はクリスマスツリーの件でお話を/させて頂きたく……」
「うん、話は聞いてるよ」
「V6174では単刀直入にお伺い致します」
「V6175今回の件での市の決定は、/どういった経緯なんでしょう?」
「というと?」
「V6176先日の事故は、確かにこちらの落ち度が/原因です」
「V6177ですが、それによるこの決定。/今までの市の対応からすると、/随分と早すぎると思いませんか?」
「…………おかしいな」
「V6178何がです?」
「今日は設置の引継ぎの話のはずだろう」
「V6179はい。ですから、結論としてそのお話が/なくなれば問題ないはずですよね」
「V6180申し訳ありませんが、生徒によるツリーの/設置が中止になった経緯、ご説明して/頂けますでしょうか?」
「ふむ。そうだな……」
「事故に対する決定と考えれば、/早いのも当然じゃないのかな?」
「V6181ですが……私や担当の教員から事情を/聞かずに決定してしまうのは、/少々性急過ぎるのではないでしょうか?」
「事は早い方がいいだろう。/市の責任問題にもなりかねないからな」
「V6182……」
「V6183ふふっ……」
「何だね?」
「V6184随分と責任感がお強いのですね」
「当然の事だろう」
「V6185でも今回の件に関しては違いますよね。/あたしには、あなたの独断による決定と/しか思えません……」
「……どういう意味かな?」
「V6186そのままの意味です」
「しかし、この件は私の管轄なのだよ。/市議会議員としての決定なら、/独断であっても問題はないはずだが?」
「V6187ふふふっ」
「なんだね?」
「V6188他に理由のある独断でもですか?」
「V6189甘く見てもらっては困ります」
「甘くなどは見てないよ」
「V6190そうですか。/では、市長への面会をお願い致します」
「市長は多忙だ。そんな時間はないだろう」
「V6191そうですか……それは残念です」
「V6192では、代わりにあなたの『ご令嬢』に、/直接お話をさせて頂くことにします」
「V6193それでよろしいですね? R黒沢R4くろさわ議員さん」
「な……」
「V6194こう見えてもあたし、学校側からの/信頼には自信があるんです。/当然、生徒からも……」
「ど、どういうつもりだ?」
「V6195交渉のつもりです」
「V6196あなたの力が一般生徒まで届くと思ったら/大間違いですよ」
「ぐっ……」
「V6197あら、頭の回転が随分とお速いですね。/さすがです」
「V6198申し訳ありませんが、ツリー設置の件、/早急にご対応願えますか?」
「V6199うふふっ。見えすぎる目を持っていて/申し訳ございません」
「わ、W45わかった」
「V6200ありがとうございます。/それでは失礼させて頂きますね」
「V6201……あぁそうでした。/結論ですが、ちゃんと最初に申し上げた/通りになりましたでしょう?」
「V6202ふふっ」
「あっ、絢辻さん!!」
「V6203ただいま」
「ど、どうだった?」
「V6204上々よ。W45Eo後は連絡がくるのを待つだけ」
「それは、とりあえず/上手くいきそうってことかな?」
「V6205ええ」
「そっか〜。よかった……。/あ、でも市の人には何を言ったの?」
「V6206それはナイショ」
(うぅ……教えてくれてもいいのに)
「V6207さぁ、帰りましょ」
「あ、うん」
(うん、何があったかは分からないけど、/とにかく上手くいきそうでよかった……)
(後は連絡を待つだけか……)
(……)
(ツリーの話が無事まとまりそうなのは/いいんだけど……)
(やっぱりホテルでどういう話をしたのか/気になるよなぁ……)
(ホームルームが終わったら、絢辻さんに/話を聞きに行ってみようかな?)
「V0096はい、W45F3Eoそれじゃ次の連絡事項は……」
「V0097EoFm4……っと、W15Fm3これは絢辻さんに連絡ね」
「V6208あ、はい」
「V0098さっき市から連絡があったんだけど、/W45Ec『ツリーの件は当初の予定通り』って事で/いいみたいよ」
「V6209え……W15あ、はい、分かりました!」
「V0099引き続きよろしくね、Ec絢辻さん」
「V6210はいっ」
(え……)
(い、今の連絡って……例のツリーの件が/正式に解決したって事だよな……)
「V0100それじゃホームルームはここまで。/各自、次の授業の準備を始めて」
(そっか……上手くいったんだ……)
(よかった、本当によかったよ……)
(……うん?)
(あ……)
「V6211……」
(い、今のって……/僕のことを呼んでたんだよな……)
(よしっ、行ってみよう!)
「絢辻さん」
「V6212ふふっ、EoFe3とりあえず第一段階は完了ね」
「うん、本当によかったよ」
「V6213ふふっ、この事を知ったら向こうは/どうでるかしらね」
「え? 向こう?」
「V6214そ。W30EoFe9m2このおかしな展開の主催者よ」
「よく分からないけど、そうなんだ」
「V6215あのね。W30Fm2これだけの事がポンポンと/都合よく起きるわけないでしょ?」
「確かに……そう言われてみれば……」
「V6216でしょでしょFm2」
「……ってことは、もしかして今回の事は/誰かが仕組んだとか?」
「V6217ええ、W15Fm2そうよ」
「V6218Nm君は、おかしいと思わなかった?」
「え? お、おかしいって……」
「V6219思わなかったみたいね……」
「V6220じゃあ、どうして先生たちが気付く前に、/市からお達しがきたのかしらね〜」
「あっ……」
「V6221そう言う事よ」
「でも、ツリーの設置を市の方でやる事に/意味なんて……」
「V6222あるわよ。/P6F7W45あたしに対する嫌がらせってEo意味がね」
「……」
(い、嫌がらせってレベルじゃない気が/するんだけど……)
「V6223まったく……」
「ひ、酷い人がいるんだね」
「V6224ホントよ」
「V6225やり方が雑。魂胆が見え見え過ぎ」
「え……」
「V6226解答の書かれたクイズほどつまらない/ものはないのに」
「はは……」
「V6227そのくせ絶対に許せないところを/ついてくるのよね」
(そ、そういう問題じゃないような……)
「V6228どういうお仕置きがいいかしらね」
「て、手加減してあげてね……」
「V6229嫌」
「V6230世の中には、してはいけない事があるって/教えてあげるの」
「う、うん」
「V6231Nm君にも手伝ってもらうわよ」
「えっ! な、何をする気なの?」
「V6232それは今から考えるわFm2」
「そ、そう……」
「V6233詳細が決まったら教えるから」
「う、うん。気は進まないけど……」
「V6234いい子ね」
「V6235それじゃ」
(お、お仕置きか……)
(う〜〜ん、黒幕が誰かは知らないけど、/ケンカを売った相手が悪すぎるよ……)
(きっと絢辻さんなら……うん?)
(そ、そういえば……どうして絢辻さんが/嫌がらせなんてされるんだ?)
(そんな事になるようなミスをするとは、/思えないんだけどなぁ……)
(う〜〜ん……)
(何だか……分からない事だらけだよ……)
(ははっ、珍しく集中していたからか、/授業が早く終わった気がするぞ!)
(よし、次の授業もこの調子で……)
「V6236Nm君、ちょっといいかな?」
「あ、うん。どうしたの?」
「V6237あの、時間がある時でいいんだけど、Fm2/一緒にB組に行ってくれないかな?」
「B組に?」
「V6238ええ、W15EoFe9m2知り合いの子に、/数学のノートを貸してるのよ」
「V6239……でもほら、他のクラスって、/一人で入りにくいでしょう?」
「ああ、そういう事ね」
「V6240だから、お願いっ」
「えっと……じゃあ、今行こうか?」
「V6241え、いいの?」
「うん、どうせ暇だからさ」
「V6242ありがとう」
女子A
「ありがとう、絢辻さん。/お陰ですごく助かっちゃった」
「V6243ううん、それなら良かったわ」
「V6244また分からないところがあったら、/いつでも言って」
「そうさせてもらうわ」
(……)
(あれ? 気のせいかな……)
(何だか視線を感じるような……)
「ね、それよりもさ」
「V6245うん?」
「後ろの人って、もしかして……」
「V6246え? あ、え〜〜と……」
「いいのいいの隠さなくても」
「V6247仲のいい友達よ」
「へ〜、そうなんだ」
「V6248他のクラスに行くのって何かね……」
「あ〜分かる分かる」
「V6249それでついてきてもらったの」
「ふ〜〜ん」
「V6250何よ」
「ま、いっか。それじゃあね絢辻さん」
「V6251うん、またね」
「V6252はい、これでおしまい。/ありがとうNm君」
「え? ……もういいの?」
「V6253うん。すごく助かりました。色々とねEc」
「どういうこと?」
「V6254そのうち分かるわ」
「そう……」
「V6255さ、行きましょ」
(うん、やっぱり見られてる気が……)
「V6256ほら〜、行きましょ」
「あ、うん……」
(ま、いいか……)
(絢辻さんに言ったところで、/自意識過剰とか言われそうだしな)
「ねねっ、今、絢辻さんといた人って……」
女子B
「うん、多分そうだと思うよ」
「あ、やっぱりそうなんだ……」
???
「V0001……絶対違う」
「え?」
「V0002ううん、EFe6何でもない……」
(え〜っと、次の授業は英語だったよな)
(そろそろ教室に戻って授業の準備を……)
(……)
(あっ、あそこに絢辻さんが……)
(でも……あの一緒にいる子は誰なんだ?)
(ま、いいや。/ちょっと声をかけてみるか)
???
「V0003じゃあ今日の昼休みに……」
「V6257ええ、分かったわ」
「絢辻さんっ」
「V6258あ、W15Fm3EcNm君」
「V0004えっ!?」
「今、二人が話してるのが聞こえちゃったん/だけど、昼休みに何かするの?」
「V6259あ、W15Fm2ううん、大したことじゃないわ」
「そうなんだ」
「V0005あ、Fm3あの……」
「えっ? あぁ……そうだ」
「V6260ん? 何?」
「そっちの子は……絢辻さんの友達かな?」
「V6261ふふっ」
「V0006えっと……W15EFe6m4あの、W15Fm1私は……」
「V6262……」
「V6263あ……W30EF2そういえば……」
「うん?」
「V6264Nm君、次の英語の宿題終わってる?」
「え? そ、そんなのあったっけ?」
「V6265……やっぱり忘れてるんだ」
「う、うん……」
「V6266仕方ない、私のノートを貸してあげるわ」
「ほ、本当に!?」
「V6267その代わり、F3次の授業までに写してねEo」
「えっ!? それじゃ後5分しか……」
「V6268私は別に見せなくてもFm2いいんだけど……Eo」
「や、やります!」
「V0007あ……Fm4あのっ!Fm1」
「あ、えっと……話の途中だけど、ゴメン。/また今度にでも名前を教えてよ」
「それじゃ」
「V6269……」
「V0008あ……」
「V0009……」
(昼休みか……)
(絢辻さん、教室にはいないみたいだから、/さっきの子に会いに行ったんだろうな)
(…………)
(でも、あの子と一体どんな約束を/したのかな?)
(何だか……すごく気になるぞ。/ちょっと二人を捜してみるとするか……)
(……)
(う〜〜ん、場所は聞き取れなかったけど、/慎重な絢辻さんの事だから……)
(大事な話をするのなら、/きっと……校舎裏とかを選ぶはずだ)
女の子
「V0010どういうつもりよ!」
(えっ! な、なんなんだ!?)
「V6270それは自問自答かしら?」
「V0011ふざけないで! 聞いてるのは私よ」
「V6271あら、はしたない。/自分の事は棚上げするつもりなんだ」
「V0012くっ……」
(やっぱりここだったか……/それにしてもすごい剣幕だな……)
「V6272まぁ、Fm2いいわ。/W45Eoこの短時間でここまでやれただけでも/評価に値するもの」
「V0013それはどうも」
「V6273でも、思慮深さは少し欠けてるわね」
「V0014……」
「V6274すぐRに綻んR5 ほころ でしまうのはそのせいよ。/次からは気をつけた方がいいわ」
「V0015嘘吐きのクセに意見するつもり?」
「V6275酷い言われようね」
「V0016本当の事でしょ」
「V6276さぁ、どうでしょう」
「V0017……」
「V6277……」
「V0018随分と落ち着いてるわね」
「V6278ええ、W15EoFm1あなたの影がずっと見えてたから、/前もって調べておいたの」
「V0019そういう事……」
「V6279ねぇ、R黒沢R4くろさわ議員のFm2お嬢さん」
黒 沢
「V0020っ! もしかして!」
「V6280ええ、ツリーの件はすでに白紙の状態よ」
「V0021まさか……W15EF8嘘でしょ!」
「V0022あなた、どんな手を使ったのよ!」
「V6281ふふ、嘘吐きの私に聞いてどうするの?」
「V0023パパに……EF8何を言ったの?」
「V6282別段何も」
「V0024……」
「V6283知りません」
「V0025……くっ」
「V6284はぁ……もう少し歯応えがあるかと/思ったのに、期待外れだったかな」
「V6285飽きた!」
「V0026え……」
「V6286あなた、もう行っていいわよ」
「V0027なっ……」
「V6287そのかわり、今後はあたしたちに/一切ちょっかいを出さないで頂戴」
「V0028そ、そんなの私の勝手でしょ!」
「V6288察しが悪いわね……。/これはお願いじゃないの。命令よ」
「V0029なっ!」
「V6289知ってるでしょ? 女の子の話題の定番は/新しいものと恋愛事情だって」
「V6290例えば……あなたの横恋慕で/あたしが傷つくストーリーなんて、/格好の的になるでしょうね」
「V6291男の子と違って、女の子の友情は/崩れやすいから」
「V0030……」
「V6292クリスマスツリーの件も含めて、/いい噂になるわよ。きっと」
「V0031そ、そう上手くFm3行くかしら……」
「V6293まだ分からないの……情報操作は/あたしが一番得意とするところよ?」
「V0032うぅっ」
「V6294残念だけど、あなた……もう負けてるの」
「V0033…………」
「V6295あたしの言いたいこと分かるでしょ。/EhFe3そこそこ頭のいいあなたならね」
「V0034Nm君……」
「V6296正解」
(えっ……)
「V6297Fm6あなたは手段を間違えた。/EhF2正攻法にしておけば良かったのにね」
「V0035ま、待って! Fm4私は……」
「V6298言っておくけど、W15Eo彼はあなたの事なんて/覚えてないわよ」
「V0036あ……あぁ、W45Ecそんな……」
「V6299残念だったわね」
(いったいどうなってるんだ?)
(まさか絢辻さんが言っていた騒動の/主催者って……)
(だとしたら……どうしてその話に僕の/名前が出てくるんだろう?)
(う〜〜ん……)
(うわっ、まずい!)
(詳しい話は後で聞くとして、/とにかく急いで教室に戻らないと!)
「…………」
(やっぱり気になるよな……)
(うん、あの子と昼休みに話した事を/絢辻さんに詳しく聞いてみるか!)
(……)
(おっ、丁度絢辻さんが戻ってきたぞ……)
(……よしっ!)
「あ、あの……絢辻さん」
「V6300屋上、Fm2行こっか」
「えっと……」
「V6301うん。そういう事」
(誰にも聞かれたくない……って事か)
「わ、分かったよ」
「V6302来ると思った」
「え……」
「V6303昼休み、聞いてたんでしょ?」
「……うん」
「V6304要するに原因はNm君よ」
「ぼ、僕!?」
(一体……どういう事なんだ……)
「V6305鈍感」
「……」
「V6306もしかして、本当に分からないの?」
「う、うん」
「V6307はぁ……簡単にまとめるわよ」
「お願いします」
「V6308あの子にとって、あたしは目障りだった。/Wv210I10だから、あの子はあらゆる嫌がらせで/あたしを困らせようとした。以上」
「そ、それじゃ簡単すぎない?」
「V6309本当にそれだけだから。/Wv135I10ただ、話がこじれて大きくなっただけ」
「こじれた……もしかしてツリーの件?」
「V6310そういうこと」
「V6311委員が時間外に作業して怪我したなんて、/Wv205I10あの子にとっては最高のチャンスよね」
「V6312市議会議員の父親に頼んで、委員による/ツリーの設置を中止にさせようとしたの」
「それも絢辻さんへの嫌がらせのため?」
「V6313ええ」
「V6314そしてあの子は、あたしの逆鱗に触れた」
「V6315後は分かるでしょ」
「V6316彼女の目に付くところで、あたしたちが/仲良くしてればいいだけ」
「と言うと?」
「V6317Nm君とあたしが、いい関係だって/見せつけてあげればよかったの」
「い、いい関係っ!?」
「V6318間違ってないでしょ」
「そ、そりゃあ……ね」
「V6319後は直接噛み付いてくるのを待つだけよ」
「な、なるほど……」
「V6320つながった?」
「もしかしてあの人って僕の事を……」
「V6321ご明察」
「V6322あたしを目障りに思う理由はそれよ」
「そっか……」
「V6323どうしたの?」
「あの人の気持ちを利用したんだ……」
「V6324ん? W15EFe9m4父親に頼んでツリーの中止を/目論むような人の肩を持つの?Fm2」
「そうじゃないけど……」
「V6325執着っていうの……W45EhFe5m2Wv95I10ここまでくるとね」
「V6326忘れていい事よ。/W30Eo彼女はどこかで選択を間違えた」
(確かに、人を巻き込んでまで/するような事じゃないよな……)
「V6327ところで、Nmは黒沢さんの事を/知ってた?」
「ううん、全然」
「V6328ふふっ。W30Eoやっぱりね」
「V6329ここからは、あたしの推測」
「うん」
「V6330きっと彼女、W45EF9Nm君に何か助けて/もらった事があるんじゃないかな?」
「う〜〜ん……」
「V6331思い込みが激しい子みたいだから、/ちょっとした事でも……W45Ecね」
「V6332心なんて複雑に見えて単純よね」
「そうなの?」
「V6333ええ、W45Eo女の子は特にね」
「V6334EcFm7さてと、W30EoFm3それじゃあたし用があるから」
「あ、うん……」
(…………)
(忘れていい事……か)
「はぁ……」
(何だか疲れたな。/今日はもう帰るとするか……)
(昼休みか……)
(絢辻さん、教室にはいないみたいだから、/さっきの子に会いに行ったんだろうな)
(…………)
(でも、あの子と一体どんな約束を/したのかな?)
(何だか……すごく気になるぞ。/ちょっと二人を探してみるとするか……)
(……)
(う〜〜ん、場所は聞き取れなかったけど、/慎重な絢辻さんの事だから……)
(大事な話をするのなら、/きっと……体育用具室とかを選ぶはずだ)
(えっと……絢辻さんは……)
(あ、あれ?)
(もしかしてここじゃないのか?)
(う〜〜ん、確かにこれだけ人がいたら、/用具室には入りにくいよなぁ……)
(仕方ない、戻るとするか……)
「V6335あれ? Nm君」
「えっ?」
「絢辻さん……」
「V6336ん?」
「ど、どこ行ってたの?」
「V6337……ちょっとね、お片付けに」
「そっか……」
「V6338……」
「V6339さっきの、聞いてたんだ?」
「…………うん」
「V6340もしかして心配した?」
「うん、だからこうやって……」
「V6341ありがとう」
「V6342でも、もう大丈夫だから」
「え?」
「V6343終わったの。きれいさっぱりとね」
「そ、そうなんだ……」
(随分とあっさり片付いたんだな……)
「V6344……」
「な、何?」
「V6345ううん、何でもない」
「V6346さ、教室に戻りましょ。/もうすぐチャイムが鳴るわよ」
「そうだね」
(そっか……もう終わったのか)
(何だか力になれなかった気がするけど、/よかったことに変わりはないよな……)
(そういえば……あの嫌がらせの件って、/どうなったんだろう……)
(やっぱり……気になるよな……)
(……)
(おおっ、丁度いいところに/絢辻さんがいるじゃないか!)
(いい機会だし、ちょっと聞いてみるか!)
「絢辻さ〜ん」
「V6347あぁ、Nm君」
「V6348クスッ、W30EoFe6m4どうしたの?/Fm2何だか顔が真剣よ」
「あ、うん……」
「実はちょっと気になる事があって……」
「V6349気になること?」
「うん、それで絢辻さんに……」
「V6350例の嫌がらせの件かな」
「えっ!?」
「V6351違うの?」
「いや……そうなんだけど。/いきなり当てられるとびっくりするよ」
「V6352ふふふっ」
「V6353えっと、あれはね……」
「う、うん」
「V6354もう終わったわよ」
「え…………」
「V6355あっさりとね」
「そ、そうなんだ……」
「V6356気にしてくれてたんだ?」
「まぁね」
「V6357Fm9自分の事じゃないのに……」
「性分なんだろうね」
「V6358……」
「な、何?」
「V6359ううん、何でもない」
「V6360それよりも、そろそろ教室に戻りましょ。/Fm2次の授業が始まっちゃうわ」
「あ、うん。そうだね」
(そっか……もう決着はついてたのか)
(何だか力になれなかった気がするけど、/それならそれでよかったよな……)
「はぁ……」
(もうすぐクリスマスか……)
(…………)
(僕は……本当に頑張れてるのかなぁ……)
「絢辻さん……」
「V6362なぁに?」
「Ti0Ts3うわぁっ!」
「V6363どうして驚くのよ! 本当に失礼ね」
「きゅ……急に声をかけるからだよ」
「V6364呼んだのはNm君でしょ」
「え? あっ、そう……だね……」
「V6365……」
「V6366もしかして無意識につぶやいちゃったの?/W45Fe8Fm6EhあたしのFm7な・ま・え」
「そ、そんなこと!」
「V6367ないんだぁ、W45Ec残念」
「ないことも……ないけど」
「V6368ふ〜〜ん」
(ううっ、こういう時は話題を……)
(ええっと…………あぁ、そうだ!)
「そ、そういえば、パーティーの準備は/順調に進んでるの?」
「V6369EhF7どうして話をそらすの?」
「あ、いや……その……」
「V6370ふふっ」
「V6371ね、もしかして……Fm2クリスマスの事が/引っかかってたりするの?」
「そ、そういう訳じゃ……ないけど……」
「V6372いいわ、だったらあたしが気にならなく/なる程にいい思いをさせてあげる」
「えっ!?」
「V6373覚悟してなさいよ」
「あ、いや……」
「V6374それじゃ、あたし用事があるから」
「ちょ、ちょっと絢辻さんっ」
「…………」
(た、確かに……クリスマスの事が/引っかかっていたけど……)
(いい思いで覚悟が必要って……)
(……)
(ま、まぁ……絢辻さんなりに、/僕の事を気にかけてくれた訳だしな)
(ははっ、楽しみにしておくか……)
???
「V6375ええ、いいですよ」
「V6376では、ちょっと探してきますね」
(うっ……だ、誰かきたぞ!)
(とりあえず静かにしてやり過ごすか)
「V6377……」
「V6378まったく……ボールの空気入れなんかは、/教員が管理すればいいのに」
「V6379……」
「V6380……にしても暑いわね。/暖房が効きすぎてるんじゃないの」
(…………)
「V6381ジャージは脱いだ方がよさそうね」
(ジャ、ジャージを……脱ぐ!?)
(それじゃ……まさかブルマに!!)
「Ts1と、とりあえず外の様子を……」
(うわっ!)
(ブ……ブルマがこんなに近くに!)
(うう……だ、誰だろう?/他の段も覗いてみようかな?)
・上の段
・下の段
(上の段を……)
(おおっ! 胸だぁっ!)
(しかも……何という標準サイズ!/僕の手に丁度収まるくらいじゃないか!)
(うん、まさにこの大きさこそが、/一番美しく見える究極のサイズだよな)
(下の段を……)
(おおっ! ふ、太股だぁっ!)
(うん、これだけ健康的で張りがあると、/逆に変な気持ちにさせられるような……)
(ゴクリ……)
(す、少しでいいから触れて……)
(い、いや……何を考えてるんだ僕は。/これじゃまるでのぞきじゃないか!)
(こ、ここは冷静におとなしく……)
「V6382もう、空気入れなんてどこにあるのよ!/イライラするわねぇ!」
Ti0/         ガンッ!!As0b0
「うわっ!」
「V6383ん……」
「……」
(し、しまった! つい声を……)
「V6384へ〜っ、W15跳び箱の中か。W30/変態が隠れるには最高の場所よ……」
「V6385ねっ!」
「うっ……」
(この言動……ま、まさか絢辻さんじゃ!)
(これは……マズいぞ。/今、僕の手には大事なお宝本が。/こ、ここで見つかるわけには……)
「V6386ふふっ、さっさと出てきなさい……」
「V6387よっ!」
(ど、どうしよう……)
「V6388ふふふっ、いい根性してるのね。/じゃあそろそろ本気で……」
「ま、待って絢辻さんっ!/僕だよ!!」
「V6389え? この声……W15EF9Nm君!?」
「う、うん……」
「V6390どうしてこんなところに?」
「そ、それが実は……」
「V6391そっか、女子の体育をのぞきにきたんだ。/W30EcW4EhFe7m6それで写真にとって……」
「ち、違うってば!/勝手に理由を作らないでよ!」
「V6392じゃあ何よ」
「え、えっと、僕のお宝を……じゃなくて、/かくれんぼをしてたらつい寝ちゃって」
「気付いたらすでに授業が始まってて、/絢辻さんがここに……」
「V6393それで跳び箱の中からのぞき行為を/する事にしたのね」
「…………」
「V6394ふふっ、W15Eh変態」
「だ、だから違うってば……」
「V6395……」
「V6396ま、いいわ、Fm7あたしは許してあげる」
「えっ!?」
「V6397後は先生の前で言い訳してね」
「ちょっ! あ、絢辻さんっ!!/それじゃ何も解決になってないよ!」
「V6398……冗談に決まってるでしょ」
「そ、そっか……」
「V6399いいから大人しくしてなさい。/W30Fm2黙っていてあげるから」
「あ、ありがとう!!」
「あ、でも、もし中に入ってたのが僕じゃ/なかったら……」
「V6400大人しくしててって言ったの、W15Fm6あたしFm7」
「V6401よろしい、W15EhFe3m2その調子よ。/P2EcF2W30後は任せて」
(な、何だか……あの様子からすると、/隠れていたのが僕じゃなかったとしても、/問題ないって感じだったな……)
(ははっ……何はともあれ助かったんだ。/深く考えない方が身のためだな)
(それより、ここは絢辻さんに任せて、/抜け出すタイミングを待つとするか……)
(黒沢さん……か……)
「はぁ……」
(絢辻さんは、ああ言ってたけど……)
(黒沢さんは、僕の事をずっと想っていて/くれたんだよな……)
(…………)
(そういう気持ちって、純粋に嬉しいよな)
(それに、それだけ想ってくれているなら、/前のクリスマスみたいな事は……)
(だとしたら……)
・僕は何を考えてるんだ!?
・黒沢さんにラブレターを出そう
(ぼ、僕は……何を考えてるんだ!?)
(忘れていい事だ!/絢辻さんもそう言ってたじゃないか)
(はぁ……今日はもう寝よう)
(よし、黒沢さんにラブレターを出そう!)
(好きになるより、好かれてる方が楽だ。/もしかすると間違えなのかもしれないけど/僕はその方がいい!)
(それで……いいんだ……)
(ふぅ……何だか緊張するなぁ)
(机に入れておいたあの手紙に、/黒沢さんは気付いてくれたかな……)
(…………)
(ううっ、ドキドキする……)
「早く……来ないかな……」
「……」
(お、おおっ! き……来たぞ!)
黒 沢
「V0037……」
「はは……こ、こんにちは」
「手紙、読んでくれたんだね」
「V0038……ええ」
「え、えっと、急な話でごめん。/どう言っていいのか分からないけど……」
「V0039……」
「黒沢さん、僕と付き合ってくれないか!」
「V0040……っ!」
「だ、駄目かな?」
「V0041…………」
???
「V6402残念でした。お断りします」
「えっ!?」
「V0042……」
「あっ、絢辻さんっ!?/ど、どうして……」
「V6403暇つぶし」
「V6404まさかと思ってワナを仕掛けたんだけど、/本当に引っかかるなんて皮肉ね……」
「こ、これは……どういう事なの?」
「V0043どうもこうもないわよ……」
「く、黒沢さん……」
「V0044Nm君がこんな人だとは思わなかった」
「こ、これは……」
(し、知らないぞ。/これは……僕が書いたものじゃ……)
「ちょ、ちょっと待ってよ!/ぼ、僕……こんな手紙は書いてないよ!」
「ぼ、僕が書いたのは……黒沢さんに/宛てた物だけで……」
「V0045まだそんな言い訳をするのね……」
「V6405ね、分かったでしょ」
「V0046……」
「V6406あ、黒沢さん。/あなた、もう行っていいわよ」
「V0047……はい」
「く……黒沢さんっ!」
「V6407ふふふっ」
「あ、絢辻さん……」
「V6408なぁに?」
「どうしてこんな……」
(いや……待てよ……)
(ま、まさか……この偽の手紙は……)
(でも、どうしてこんな事に!?/もう、僕には……何が何だか……)
「V6409Nm君、いいこと教えてあげよっか」
「V6410人はね、信用するから裏切られるの。/最初から誰も信用しなければ、/裏切られる事なんてないのよ」
「そ、そんなのって……」
「V6411その証拠に、あたしは自分以外を/信用しない」
「…………」
「V6412あ、そうだ。/EF3お礼くらいは言わなくっちゃね」
「V6413Nm君、楽しい時間を有難う。/あなたももう好きにしていいわよ」
「嘘……だ」
「V6414あれ? もう壊れちゃったかな?」
「嘘だよね……絢辻さん」
「V6415ブブー、ざ〜んねんでした〜っ!/Ecその嘘がこの真実を作り上げたのです」
(嘘が……真実?/ま、まさか……絢辻さんが……)
「V6416Fm7恨みたいなら恨めばいいわ。/EoFe7m8その曲がった自分の根性をね」
「V6417バイバイ、あたしの愛しかった人」
(………………)
(僕が……悪いのか……)
(僕……が……)
「うわあぁぁぁ〜っ!!!」
「ええ、いいですよ」
「では、ちょっと探してきますね」
「……」
「まったく……ボールの空気入れなんかは/教員が管理すればいいのに」
「……にしても暑いわね。/暖房が効きすぎてるんじゃないの」
(…………あ、あれ?)
「ジャージは脱いだ方がよさそうね」
(ん? ジャージってことは……まさか!/もう授業が始まってるのか?)
「Ts1と、とりあえず外の様子を……」
(うわっ!)
(ブ……ブルマがこんなに近くに!)
(うう……だ、誰だろう?/他の段も覗いてみようかな?)
Ti0・上の段/・下の段
(上の段を……)
(おおっ! 胸だぁっ!)
(何という標準サイズ!/僕の手に丁度いいくらいだ)
(こ、この大きさが一番美しく見えるライン/じゃないのか!)
(下の段を……)
(おおっ! ふ、太股だぁっ!)
(これだけ健康的で張りがあると、/逆に変な気持ちになるよな……)
(す、少しでいいから触れて……)
(い、いや……何を考えてるんだ僕は。/これじゃまるでのぞきじゃないか!)
(こ、ここは冷静に大人しく……)
「もう、空気入れなんてどこにあるのよ!/イライラするわねぇ!」
Ti0SE予定:物を蹴る音
ガンッ!!
「うわっ!」
「ん……」
(し、しまった! つい声を……)
「へ〜っ、跳び箱の中か。/変態が隠れるには最高の場所よ……」
「ねっ!」
「うっ……」
(この言動……ま、まさか絢辻さんか!)
(しかも僕の手には誤魔化せないお宝……)
「ふふっ、さっさと出てきなさい……」
「よっ!」
(ど、どうしよう……これはまずいぞ!)
「ふふふっ、いい根性してるのね。/じゃあそろそろ本気で……」
「ま、待って絢辻さんっ!/僕だよ!!」
「え? この声……Nm君!?」
「う、うん……」
「どうしてこんなところに?」
「それが実は……」
「そっか、女子の体育をのぞきにきたんだ。/それで写真にとって……」
「ち、違うってば!/勝手に理由を作らないでよ!」
「じゃあ何よ」
「えっと……梅原にお宝が……じゃなくて、/かくれんぼをしてたらつい寝ちゃって」
「気付いたらすでに授業が始まってて、/絢辻さんがここに……」
「それで跳び箱の中からのぞき行為を/する事にしたのね」
「…………」
「ふふっ、変態」
「だ、だから違うってば……」
「ま、いいわ、あたしは許してあげる」
「えっ!?」
「後は先生の前で言い訳してね」
「ちょっ! あ、絢辻さんっ!!/それじゃ何も解決になってないよ!」
「……冗談に決まってるでしょ」
「そ、そっか……」
「いいから大人しくしてなさい。/黙っていてあげるから」
「あ、ありがとう!!」
「大人しくしててって言ったの、あたし」
「よろしい、その調子よ。/後は任せて」
Ti0SE予定:遠ざかる足音
(た、助かった……のか?)
(見つかったのが絢辻さんで良かった……)
(と、とりあえず授業が終わるまでじっと/していよう)
「……」
(絢辻さんはああ言ってたけど……)
(黒沢さんは、僕をずっと想っていて/くれたんだよな)
(…………うん)
(そういう気持ちって純粋に嬉しいよな)
(それに……それだけ想ってくれてるなら、/前のクリスマスみたいな事は……)
(だとしたら……)
Ti0・僕は何を考えてるんだ!?/・黒沢さんにラブレターを出そう
(……僕は何を考えてるんだ!?)
(忘れていい事だ。/絢辻さんはそう言ってたじゃないか)
(はぁ……今日はもう寝よう)
(よし、黒沢さんにラブレターを出そう)
(好きになるより、好かれてる方が楽だ。/例え間違ってても僕はその方がいい!)
(それで……いいいんだ)
(ふぅ……何だか緊張するなぁ)
(黒沢さんの机に手紙を入れておいたけど、/気付いてくれたかな……)
(…………)
(ううっ、ドキドキする……)
(あっ、き……来た!)
黒 沢
「……」
「はは……こ、こんにちは」
「手紙、読んでくれたんだね」
「……ええ」
「え、えっと、急な話でごめん。/どう言っていいのか分からないけど……」
「黒沢さん、僕と付き合ってくれないか!」
「……っ!」
「だ、駄目かな?」
「…………」
???
「残念でした。お断りします」
「えっ!?」
「あっ、絢辻さんっ!?/ど、どうして……」
「暇つぶし」
「まさかと思って罠を仕掛けたんだけど、/本当に引っかかるなんて皮肉ね……」
「こ、これはどういう事なの?」
「どうもこうもないわよ……」
「く、黒沢さん……」
「Nm君がこんな人だとは思わなかった」
「こ、これは……」
「ぼ、僕はこんなの書いた覚えないよ!」
「まだそんな言い訳をするのね……」
「ね、分かったでしょ」
「あ、黒沢さん。/あなた、もう行っていいわよ」
「……はい」
「く……黒沢さんっ!」
「ふふふっ」
「あ、絢辻さん……」
「なぁに?」
「どうしてこんな……」
「Nm君、いいこと教えてあげよっか」
「人はね、信用するから裏切られるの。/最初から誰も信用しなければ、/裏切られる事なんてないのよ」
「そ、そんなのって……」
「その証拠に、あたしは自分以外を信用/しない」
「あ、そうだ。/お礼くらいは言わなくっちゃね」
「Nm君、楽しい時間を有難う。/あなたももう好きにしていいわよ」
「嘘……だ」
「あれ、 もう壊れちゃったかな?」
「嘘だよね……絢辻さん」
「ブブー、ざ〜んねんでした〜っ!/その嘘がこの真実を作り上げたのです」
「恨みたいなら恨めばいいわ。/その曲がった自分の根性をね」
「バイバイ、あたしの愛しかった人」
(………………)
「うわあぁぁぁ〜っ!!!」
n0fre_me03A
Ti0絢辻詞 ナカヨシ:下校デートバッド01A
Ti0絢辻詞 ナカヨシ:下校デートバッド01B
Ti0絢辻詞 ナカヨシ:下校デートバッド01C
「ねぇ、絢辻さん。/今日は少し寄り道をしてもいいかな?」
「V6526別に構わないけど、どこ行くの?」
「ゲームセンターとかはどうかな」
「V6527ゲームセンターねぇ……」
「うん」
「V6528男の子ってそういうの好きよね」
「ははっ、そうだね」
「V6529出来ればイメージを壊したくないから、/Wv165I10そういう所に出入りしたくないんだけど」
「そっか……」
「V6530……だから、W30EoFe9m3今日は特別よ」
「ホントに!?」
「V6531なに、そのリアクション」
「あ、いや……」
「V6532ほら、Fm2行くんでしょ、EcF2モタモタしない!」
「え? ああっ、絢辻さん待ってよ!」
「V6533へ〜っ、色々なゲームがあるのね」
「うん、普通のビデオゲームの他にも/体感ゲームとかもあるよ」
「V6534あっ……EFe3m2ねぇ、あれは何?」
「どれ?」
「V6535Fm4ほら、あのでっかいやつFm2」
「あぁ、あれは対戦型のクイズゲームだよ」
「V6536対戦型?」
「うん、他の席に座ってる人とクイズで/対戦ができるんだ」
「V6537早押しとか正解率とか?」
「そうそう。そんな感じ」
「V6538よく出来てるのね」
「折角だし一回やってみない?」
「V6539そうね……じゃあちょっとだけ」
「そうこなくっちゃ」
「それじゃ100円玉をっと……」
「よし、始めるね」
「V6540うん」
Ti0/Ti2   「第一問、早押しバトル『計算問題』」
「V6541なんだか易しそうね」
「うん。最初の方は簡単なのが多いんだ」
Ti0/Ti2 「問題:34+89+45+11+27は?」
(え〜っと、答えは……)
・1、『198』
・2、『203』
・3、『206』
(一つだけ百の位が『1』っていうのが/いかにも正解っぽいな……)
(前やった時、答えが198の問題が/あった気がするし……)
(うん、間違いない!)
「答えは1番だ!」
(多分1番はひっかけだ。一つだけ百の位が/『1』なのがいかにも怪しい!)
(ぱぱっと計算すればいいんだけど、/早押し問題だからそんなヒマはない!)
(こうなったらカンで答えるしか……)
「よし、答えは2番だ!」
(問題は奇数が4つに偶数1つか……)
(奇数+奇数は偶数だから、この問題の/答えは偶数!/奇数の2番は間違いだな……)
(残り2つは……計算するしかないか。/まず1の位を……9+1で10、/4+5が9、最後に7を足して26)
(それに10の位を足して……)
(ん!? 1の位が『6』の答えは3番しか/無いじゃないか!)
「よし、答えは3番の206だ!」
「V6542うん」
Ti0/          ブブー
「V6543え? どうして……」
「相手に先に答えられちゃったみたいだね」
「V6544そっか、早く押さなきゃいけないのね」
「V6545あ、Nm君違うよっ」
「え?」
「V6546答えは3番の206よ」
「あ……」
「V6547ふふっ、W45EoF9焦っちゃった?」
「う、うん」
(失敗したなぁ……)
「V6548ね、今度は私にやらせて」
「うん、頑張って」
「V6549よし」
「なんだか気合が入ってるね」
「V6550ふふっ、W45Eoそうかな」
Ti0/Ti2   「第二問、早押しバトル『計算問題』」
Ti0/Ti2 「問題:34+68+97−12+35は?」
「V6551EoF3222ね」
「は?」
Ti0/Ti2         ピンポーン
(は、はやい!)
「V6552簡単簡単っ」
「……」
Ti0/Ti2    「第三問、早押しバトル『雑学』」
「『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』Ti0/ Ti2という書き出しで始まる小説の作者は……」
「V6553大W8Fm3阪」
「はい?」
Ti0/Ti2「川端康成ですが、その出身地はどこでしょう?」
「V6554ふふっ、W45Eo定番のひっかけね」
「そ、そうだけど……」
(その引っ掛け先なんて、/普通は予測できないんじゃないかなぁ)
「V6555さ、次の問題よ!/Nm君も一緒に考えてね!」
「う、うん。戦力になれればいいんだけど」
こうして絢辻さんは、次々と対戦相手を/負かしていった。
「V6556ふぅ」
「お疲れ様、すごかったね。/僕、こんなハイスコア初めて見たよ!」
「V6557そう?」
「うん。正直びっくりした」
「V6558よかった。Nm君が楽しんでくれて」
「はははっ、それはもう……」
(……え? 僕『が』楽しんで?)
「V6559じゃあ、W15Ecそろそろ帰ろっか」
「う、うん。そうだね」
(もしかして絢辻さん……僕のために?)
(いや、考えすぎ……だよな……)
こうして絢辻さんとクイズゲームを楽しんだ。
「絢辻さん、今日もどこかに寄ってく?」
「V6571どうしようかな……」
「もしよかったら、またゲームセンターに/行かない?」
「V6572この間は特別って言ったでしょ」
「そっか……」
「梅原が話してたんだけど、この間の/クイズゲームのハイスコアが/塗り替えられたみたいだったから……」
「V6573そうなんだ」
「あれ……それだけ?」
「V6574うん、別にどうでもいいし」
「V6575だって所詮ゲームでしょ。/Fm2Wv130I10あたしがムキになるほどの理由はないわ」
「ちょっと意外だな」
「V6576もう、W15EoFm3人をどんな風に見てたのよ」
「順位とか結構気にするかなぁ……なんて。/はははっ」
「V6577Fm6あら、W15Fm3順位は気にするわよ」
「えっ? じゃあ……」
「V6578トップはとらないって意味でね」
「どうして?」
「V6579経験上、一番っていう順位は何かと/Fm2面倒事が多いのよ」
「そうなんだ……」
(ん? それってもしかして成績でも……)
「V6580どうかした?」
「あ、いや。なんでもないよ」
「それじゃ、今日はのんびり話しながら/帰ろうか」
「V6581Fm2そうね。そうしましょ」
こうして絢辻さんと楽しく話しながら帰った。
ゲームセンターには一緒に行けなかったけど、/その分たくさん話ができてよかったな。
…………。
それにしても、一番はとらない……か。
う〜ん……。
それが言える絢辻さんって、やっぱりすごいよな。
「今日はどこかに寄っていく?」
「V6595そうねぇ……」
「絢辻さんが行きたいところでもいいし」
「V6596特にないから別にいいわ」
「そっか」
「V6597あたしはこうして一緒に帰れればいいの」
「え……」
「V6598変なことは言ってないわよ」
「う、うん」
「……あ、じゃあ少し遠回りして帰ろうか」
「V6599いいわよ」
「その方がたくさん話せるしね」
「V6600たまにはいいことも思いつくのね」
「たまには……」
「V6601間違ってる?」
「いえ、正解です」
「V6602ふふっ、EoFe3素直ね」
「相手が絢辻さんだからね」
「V6603どういう意味かな〜」
「あ、いや……別に」
「V6604ふふっ」
「はははっ」
こうして絢辻さんと楽しく下校した。
「今日はどこか寄って帰る?」
「V6595そうねぇ……」
「あ、もし……絢辻さんが/行きたいところでもあるなら……」
「V6596特にないから別にいいわ」
「そっか……じゃあ今日も少し遠回りして/帰ろうか」
「V6599いいわよ」
こうして絢辻さんと楽しく下校した。
絢辻詞 ナカヨシ:下校デートバッドフォロー1回目
絢辻詞 ナカヨシ:下校デートバッドフォロー2回目/絢辻詞:モブ化
(う〜〜ん……勢いよく家を出たものの、/どうするかまったく考えてなかったな)
(…………)
(……とりあえずゲームセンターにでも/行ってみるか!)
(誰か知ってる奴がいれば、/ゲームで対戦して遊べるしな)
「よしっ!」
「V6631あれ? W15Fm2Nm君」
「え? 絢辻さん?」
「V6632Ecふふっ、W45Eoこんなところで会うなんてね」
「そうだね」
「V6633これからどこか行くの?」
「うん、暇だからゲームセンターにね」
「絢辻さんは?」
「V6634私はウィンドウショッピングよ」
「ははっ、そうなんだ」
「V6635あ、W15Fm2そうだ」
「うん?」
「V6636ねぇ、W15EFe9m2もしよかったら……、/B60P1Fe9m3W45今から一緒に遊びに行かない?」
「え!? いいの?」
「V6637うん、W30Eo折角の日曜なんだし」
「はは……そうだね」
(ゆ、夢じゃないよな?/絢辻さんにデートに誘われるなんて)
「V6638もしかして……W30EFe6m9迷惑かな?」
「ううん! そんな事ないって」
「V6639ふふっ、W15よかったEo」
「えっと、じゃあ……どこに行く?」
「V6640私は別にどこでもいいわよ」
「V6641Fm4Nm君は行きたいところとかないの?Fm2」
「う〜〜ん、そうだなぁ……」
(女の子と出かけるところといえば……)
「あ、ポートタワーの水族館とかはどう?」
「V6642水族館か……」
「V6643そういえば新しく出来たんだったわね」
「うん」
「V6644じゃあ、そうしようか」
「決まりだね」
「V6645水族館なんて久しぶりだな」
「僕もそうだよ」
「V6646Fm6そうなんだ。Fm3前に行ったのはいつ頃?」
「う〜〜ん、中学1年の頃かなぁ」
「V6647じゃあ、私よりは最近ね」
「ははっ、妹にせがまれて仕方なくね」
「V6648結構お兄さんしてるんだ」
「我侭な妹だから、強制的にって感じだよ」
「V6649Fm3そうなんだ」
「そういう絢辻さんは?」
「V6650確か小学校の頃にEFe9m21度だけ」
「へ〜っ」
「V6651私、両親と出かけることって/Fm2ほとんどなかったから」
「じゃあ、今日はその分まで楽しもうよ」
「V6652ええ、そうね」
「……あ」
「V6653ん?」
「えっと……なんか今更って感じで/ちょっとカッコ悪いんだけど……」
「V6654Fm2なぁに?」
「その服……似合ってるよ」
「V6655えっ?」
「ほら、普段は制服姿しか見られないから」
「V6656うん……」
「V6657えっと……W30EFe9m1あ、W15Fm2ありがと」
「はははっ、どういたしまして」
「V6658クスッ、W30EoFe9m2改めて言われると照れるな」
「そうだね。僕も何だか気恥ずかしいよ」
「V6659でも……W10EcF3嬉しい」
「え?」
「V6660実はこの服、Fm3気に入ってるの。W30/EFe7だから……W15EFe9m3ねっ」
「そっか」
「V6661ふふっ」
「はははっ」
「V6662なんだか幻想的な雰囲気ね。/自然の姿を切り取ってきたみたい」
「絢辻さんらしい感想だね」
「V6663そ、そうかな」
「うん、何だか詩的だよ」
「V6664思ったことを口にしただけよ。/EcF4深い意味なんてありませんFm3」
「ありませんか」
「V6665Fm4まったくありませんFm3」
(でも、絢辻さんが口にすると、/どんな事でも重みがあるように/聞こえるんだよな……)
「V6666どうしたの? ボーっとしちゃって」
「あ、いや。何でもないよ」
「V6667水槽に見とれちゃったんでしょ」
「え……ま、まぁ、そんなところだね」
「V6668分かる分かる。きれいだもんね」
「ん? おおっ!/この魚……映画で見たことあるぞ」
「V6669カクレクマノミね」
「すごい臆病でイソギンチャクから/離れることはありません、だって。/何だか好感が持てるなぁ……」
「V6670Nm君らしいわね」
「ははっ、そうかな」
「V6108うん」
「あ、じゃあさ……そういう絢辻さんは、/どんな魚が好きなの?」
「V6671そうね、Fm4私は……」
「V6672Fm6ウツボとか、フグ、Fm2カサゴ。/W30EF2それにゴンズイとかも可愛いわね」
「え……」
「V6673クスッ、W45Eo深い意味はないわよ?」
(ふ、深い意味はなくても、/毒とかトゲがある気がするよ……)
「V6674Nm君、ちょっとこっち来て〜」
「ん、どうしたの?」
「V6675見て見て! この水槽」
「どれどれ……」
「V6676ほら、このイカ……素敵じゃない?」
「あ、本当だ……」
「V6677こんなにヒレがキラキラ光って……とても/幻想的よね」
「うん……イルミネーションみたいだ」
「V6678名前は……コブシメっていうんだって」
「へ〜っ、コブシメか」
・何だか絢辻さんみたいだね
・説明に体の色が変わるって書いてあるよ
「何だか絢辻さんみたいだね」
「V6679え?」
「こんなにきれいに光るなんてさ」
「V6680そ、そうかな?」
「うん、すごく魅力的だと思う」
「V6681ふふっ、上手い事言っちゃって」
「あ、いや本当にそう思っただけだから」
「V6682……」
「はは……」
「V6683……W45B0EF8ん」
「絢辻さん、どうかしたの?」
「V6684ほら下の説明文。/W45Ec光るのは外敵に対する威嚇……W45EoEFe8ですって」
「……え?」
「V6685……私って威嚇状態で例えられるんだ」
「あ、いや……」
(し、しまった!)
「V6686……」
「V6687……でも不思議よね」
「何……が?」
「V6688イカですら光ってるのに、Nm君は/どうして光らないのかな?」
「そ、それは……」
「V6689ねぇどうして?」
「うぅ……」
「V6690ふふっ、W45EoEFe9まさかイカにも劣るなんて事は/ないわよね」
「あ、絢辻さん……」
「V6691うん? W45Eoなぁに?」
(この笑顔は危険だ……ど、どうにか場の/雰囲気を変えないと)
「説明に体の色が変わるって書いてあるよ」
「V6692そうなんだ、まるで海の忍者ね」
「ははっ、それなら絢辻さんだって……」
「V6693うん? W45Eo何か言った?」
「う、ううん……何も!」
「V6694そう?」
(よかった……聞こえなかったみたいだな)
「V6695あ、見て! エサの小魚が入れられたわ」
「へ〜っ、主食は小魚なんだ……」
「V6696そうみたいね、ほら……コブシメが小魚に/近寄っていくわ」
「あ、本当だ」
「V6697逃げて逃げてNn」
「V6698クスッ、W45Eoあの小魚の名前よ」
「そ、それはまた何というか……」
「V6699あ〜っ、捕まっちゃった。/この後頭からバリバリ食べられるのね」
「そ、そうだね」
「V6700Nn……ご愁傷様です」
「も、もしかして絢辻さん、/さっきの……聞こえてたんじゃないの?」
「V6701さっきのって?」
「……な、何でもないです」
「V6702あ、今度はこっちの小魚が」
「……」
「V6703ほらほら、どんくさい子も早く逃げて」
「V6704あ〜あ、また捕まっちゃった。/どんくさい上に鈍いからそうなるのよ」
「V6705ふふっ、捕食されるってどんな気分か/聞いてみたい気がするなぁ」
「はは……そうだね……」
(うぅっ、何だか絢辻さんの雰囲気が……)
(ど、どうにか場の空気を変えないと!)
「V6706うん? W45Eoなぁに?」
「えっと……あ、あっちに大水槽エリアが/あるみたいだけど行ってみない?」
「V6707へ〜っ、大水槽エリア……」
「う、うん」
「V6708そこがNm君の最後の……」
「えっ!?」
「V6709ううん、W45Eo何でもないわ。/さ、大水槽に行ってみましょ」
「……そ、そうだね」
こうして絢辻さんと水族館を見て回った。
「V6710う〜〜ん、W10EoFe9m3満足」
「楽しかったね」
「V6711そうね」
「V6712ね、Nm君」
「ん?」
「V6713今だから隠さずに言うけど、/W15Fm2Wv160I10怒らないで聞いてくれる?」
「え……あ、うん」
「V6714本当は、あたし……W30EoFe6m2水族館ってあまり好き/じゃないのよ」
「そ、そうなの?」
「V6715ええ。W30Eo単に素敵なものを手元におきたい。/Wv235I10そんなエゴが生み出した浅はかな空間だと/思ってたから」
「V6716クスッ、W45EoFe6バカみたいでしょ」
「V6717きっと本質が見えてなかったのね」
「本質?」
「V6718ええ」
「V6719だってあんなにきれいなんだから、/EoFe9ただそれを楽しめばいいだけなのに……」
「V6720……」
「あ、そっか」
「V6721うん?」
「絢辻さんがはしゃいでた理由はそれだね」
「V6722えっ? W30EFe9m2あたしはしゃいでた?」
「うん、僕にはそう見えたけど」
「V6723そう……」
「V6724でも、W15Fm4それは水族館がどうのじゃなくて、W15/EFe5Wv245I10Nm君と一緒だからであって……」
「え? 何?」
「V6725……」
「V6726別に! W30EoF8水族館が好きになったかもって/言ったの!」
「ははははっ、それはよかった」
「V6727もう……」
(どうやら楽しんでくれたみたいだな……)
「V6728ねぇ、ところでこの後ってどうするのFm3?」
「この後?」
「V6729Fm6うん、W45あたし、まだ帰りたくないかも」
「そうだね……僕もだよ」
「V6730そっか」
「じゃあ、丘の上公園にでも寄っていく?」
「V6731……そうね。P6EoFe5m9W45Wv70I10そうしましょうか」
「結構風が冷たいね」
「V6732当たり前でしょ、12月なんだし」
「そっか、もうすぐなんだね」
「V6733ん?」
「クリスマスパーティーだよ」
「V6734そうね」
「今年は楽しく過ごせるといいな……」
「V6735へ〜っ、W15Fm2W15意外」
「え? 何が?」
「V6736もうクリスマスを嫌がらないんだ?」
「え? あ……そういえばそうだね」
「V6737もしかしてあたしのお陰?」
「そ、そう言われると否定はできないかな」
「V6738大した事はしてないんだけどね」
「ははっ、バタバタしてたし仕方ないよ」
「V6739そのバタバタはプランの一つだけど?EoFe9m3」
「え、そうなのっ!?」
「V6740…………」
「ですよね……」
「V6741でも、よかったわね」
「えっ?」
「V6742少しはマシになったみたいじゃない」
「そ、そうなのかな?」
「V6743……Fm9自分の事なのに分からないの?」
「面目ない……」
「あ、でも……もし本当にそうなら、/絢辻さんのお陰なのは間違いないよ」
「V6744あたしの?」
「絢辻さんと一緒にいると、クリスマスって/嫌な事だけじゃないと思えるんだ」
「V6745そう」
「だから、ありがとう」
「V6746……お礼なんてFm2いらないわ」
「V6747Nm君を目一杯苛めて遊ぶには、/Wv150I10ちゃっちい弱点なんてEoFe6m4邪魔なだけだから」
「はははっ、そっか」
「V6748……まぁいいわ。/W15EoWv100I10それよりそろそろ帰りましょ」
「うん。そうだね」
「V6749あ、そうだFm2。ちょっと遠回りになるけど、/繁華街に寄らせてもらっていい?」
「別にいいけど……どうして?」
「V6750もうすぐパーティーだからね、/Wv135I10通りの飾り付けを参考に見ておきたいの」
「ああ、なるほどね」
「V6751はい、納得したならさっさと行くわよ」
こうして絢辻さんと楽しく過ごした。
…………。
そういえば……最近は絢辻さんの性格の変化に/慣れてきた気がするぞ。
う〜〜ん、人間の適応能力ってすごいよな……。
V7826誰にも期待しない。/自分でそう決めたはずでしょ……。
V7827だから……諦めればいい。
V7828それなら友達として上手くやっていけるはず。
V7829仲良くしたっていいの。友達だから。
V7830後は……わたしの心ひとつ……。
V7831苦しくたって仕方がない。/辛くったって仕方がない。
V7832Nm君には、お似合いの人がいる事……/ちゃんと受け止めなければいけない。
V7833わたしはわたし。
V7834何もかも手に入れようなんて、おこがましいにも/程がある。
V7835それでも……。
V7836ねぇ、Nm君。わたしの心……痛いよ。
V7837もう一歩分だけでいいの。
V7838私を助けて下さい。/あたしを助けて下さい。
V7839そうしたらきっと……上手く笑えるから。
「アコガレからナカヨシへのルート」
「このレベルアップにはシナリオはありません。」
V7840はぁ……ついに言っちゃった。
V7841まったく、自分がこんな馬鹿げた事をするなんて/思ってもみなかった。
V7842後悔したって遅いことは分かってるけど、/何をしてるんだか。
V7843…………。
V7844スッキリはしたけど。
V7845結局のところ、あたしが求めたものは結構シンプル/だったりする。
V7846……もっと側にいたい。/そして、仲良くなりたい。
V7847ただそれだけ。
V7848100%そうなれるなんて保証もない。/バラされないという保障もない。
V7849なのに……。
V7850やっぱりあたしはどこかで何かを間違えるんだ。
V7851もっと上手くやる方法なんて幾らでもあるのに、/どうしてそうしなかったんだろう。
V7852…………。
V7853まぁ……いっか。/答えを出す時間ならまだまだある。
V7854言ってしまった今、焦る必要はない。/それよりも確実に一歩ずつ進めばいいだけ。
V7855この頭と身体を使って一歩ずつ……ね。
「V9873あら、いいところにいるわね」
「えっ、ああ、絢辻さん」
「V9874今少しいい? EFe9m2よかったらあたしの相手を/してくれないかな?」
「え、相手って?」
「V9875お喋りする相手にFm2決まってるでしょ」
「そ、そうだよね」
(う〜ん、どうしよう……)
・うん、いいよ
・ごめん、ちょっと用事があるんだ
「うん、いいよ」
「V9876いい返事ね」
「ははっ、僕も丁度暇だったんだ」
「V9877それならよかったわ」
「ごめん、ちょっと用事があるんだ」
「V9878へ〜っ、用事?」
「う、うん」
「V9879あたしの誘いを断るほどの?」
「そ、そうなんだ」
「V9880……」
「ホントごめんね」
「V9881ま、仕方ないわね。/W45EoF3それじゃまた今度にしましょ」
「う、うん……それじゃまたね」
「V9882ええ」
「絢辻さ〜ん」
「V9869ん? W45EF3ああ、Nm君」
「V9870あたしと話でもしたいってとこかしら?」
「ははっ、そうなんだ」
「V9871ま、仕方ないわね」
「仕方ないんだ……」
「V9872冗談に決まってるでしょ」
「絢辻さんっ」
「V9866あら、Nm君」
「今ちょっと時間あるかな?」
「V9867うん、それなりには」
「じゃあ、よかったら話でもしない?」
「V9868ん……W45EoF2そうね、いいわよ」
「えっと、それじゃあ……」
「V9860あ、Nm君、いいタイミングね」
「ああ、絢辻さんどうしたの?」
「V9861ちょっと時間が空いたんだけど、/よかったら私とお喋りなんてどうかな?」
「そうだなぁ……」
・お願いします
・ごめんね、今はちょっと……
「お願いします」
「V9862クスッ、W45Eoこちらこそ」
「はははっ」
「ごめんね、今はちょっと……」
「V9863そっか、W45EFe9m3何か用事でもあるの?」
「V9864それなら仕方ないわね」
「また今度よろしくね」
「V9865ええ、それじゃあね」
「V9857ん? ああ、Nm君」
「V9858もしかしてお喋りでも……かな?」
「V9859ええ、いいわよ」
「そっか、それじゃあ……」
「V9854あ、Nm君」
「V9855うん、大丈夫よ」
「じゃあよかったら話でもしようよ」
「V9856ええ、W45Eo喜んで!」
n1nka_me00G
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
se02
A
B
C
D
retire1_modeB;
「V9887……」
「ねぇ、絢辻さん」
「V9888ん……あ、ごめんね。/W45EFe6m3あたしちょっと用事を思い出したから」
「そ、そうなんだ」
「V9889続きはまた今度で」
「あ、うん……」
「V9890それじゃあね」
(う〜ん、仕方ないよな。/話が盛り上がってなかったもんな……)
retire2_modeB;
retire3_modeB;
retire4_modeB;
retire5_modeB;
retire1_modeA;
「V9883……」
「ねぇ絢辻さん……」
「V9884あ……W30Ecごめんなさい。/W45Fe9Eo私そろそろ行かないと駄目なの」
「え? そ、そうなんだ……」
「V9885うん、Fm2ちょっと用事が……」
「そっか、じゃあ仕方ないね」
「V9886またね、Nm君」
「あ、うん」
retire2_modeA;
retire3_modeA;
retire4_modeA;
retire5_modeA;
ナカヨシエンカウント汎用終了会話(モードB)
詞:ナカヨシ:ご褒美アタック失敗(モードB)
「絢辻さん、ちょっといいかな」
「V6509ん?」
「えっと、もう少し近くに」
「V6510……」
「はは……」
「V6511その手には乗りません」
「V6512悪いけど、あたしちょっと用事あるから」
「あ、そうなんだ」
「V6513うん、W45Ecま・た・ね」
(用事があるんじゃ仕方ないか……)
(でも、本当に用事があるかどうかは、/考えないでおこう……)
詞:ナカヨシ:ご褒美アタック失敗(モードA)
「V6514うん?」
「V6515……」
「V6516……こういう場所だと少し困るのよね」
「V6517それに私、ちょっと用事あるから」
「V6518うん、W45Fm6ま・Fm3た・Fm2ね」
「絢辻さん、ちょっといいかな」
「うん?」
「えっと、もう少し近くに」
「……」
「はは……」
「……こういう場所だと少し困るのよね」
「それに私、ちょっと用事あるから」
「あ、そうなんだ」
「うん、ま・た・ね」
(用事があるんじゃ仕方ないか……)
(でも、本当に用事があるかどうかは、/考えないでおこう……)
詞:ナカヨシ:下校誘い失敗(モードB)
「絢辻さん、この後って何かある?」
「V6605そうね。今日は少しある……EFe9m2かな」
「そっか……」
「V6606クリスマスまでもう少しだから」
「準備で忙しくなってきたのかな」
「V6607うん、悪いわね」
「いいよ。一緒に帰ろうと思ったんだけど、/また今度にしよう」
「V6608そうね」
「あ、それと……もし僕で手伝える事が/あったら言ってね」
「V6609勿論、EoFe3遠慮なく言う」
「はははっ、了解」
「V6610それじゃまたね」
「うん、頑張ってね」
(そっか……もうすぐクリスマスだもんな)
(仕方ないよな……)
詞:ナカヨシ:下校誘い失敗(モードA)
「V6611ええ、今日は少しある……かも」
「V6612クリスマスまでもう少しだからね」
「V6613そうなの、Fm2ごめんね」
「V6614そうね」
「V6615うん、分かったわ」
「はははっ、それじゃまたね」
「V6616ええ、またね」
「絢辻さん、今日ってクリスマス委員の仕事/あるの?」
「V6519ううん、今日は特にないかな」
「だったら一緒に帰ろうよ」
「V6520え? W45EFe6どうしてあたしがNm君と/一緒に帰らなくちゃいけないの?」
「…………」
「V6521あははっ、EoFe9m2うそうそ」
「V6522ちょっと待っててね。/すぐに帰る用意するから」
「心臓に悪いよ……」
n1nka_gd01A
「絢辻さん、この後時間あるかな?」
「V6560うん、別にいいけど」
「じゃあ一緒に帰ろうよ」
「V6561そうね。EFe3m2いいわよ」
「やった!」
「V6562馬鹿ね、あたしが断るわけないじゃない」
「ほ、本当!?」
「V6563嘘」
「……」
「V6564さ、落ち込んでないで行くわよ〜」
「ああっ、ちょっと待ってよ」
n1nka_gd01B
「V6582うん、別にいいけど」
「じゃあ一緒に帰らない?」
「V6583そうね。いいわよ」
「V6584馬鹿ね、あたしが断るわけないじゃない」
「ほ、ホント?」
「V6585嘘」
「V6586普通同じ手に引っかかる?」
「ううっ」
「V6587さ、落ち込んでる人は置いてくわよ」
「ああっ、ちょっと待ってってば!」
n1nka_gd01C
「絢辻さん、この後って……時間ある?」
「V9812ええ、大丈夫だけどどうかした?」
「じゃあ、今日も一緒に帰らない?」
「V6561そうね。EFe2m3いいわよ」
「おおっ、やった!」
「V6057それじゃ行きましょうか」
「えっ!? ああっ、絢辻さん!/ちょっ……ぼ、僕を置いてかないでよ」
n1nka_gd01D
「V6523ううん、今日はないわよ」
「V6524そうね……W45EF3そうしましょうか」
「V6525それじゃちょっと待っててね。/すぐに帰る用意をしてくるから」
「あ、うん」
「V6565ええ、平気よ」
「じゃあ、一緒にかえらない?」
「V6566そうね、いいわよ」
「V6567ふふっ、W45EoFe9mNm君からの誘いを私が/断るわけないじゃない」
「V6568冗談よ」
「はは……絢辻さん人が悪いよ」
「V6569クスッ、W45EoFe9m3ごめんね」
「V6570さ、それじゃ行きましょうか」
「うん、そうだね」
「V6588ええ、大丈夫よ」
「じゃあさ、一緒に帰らない?」
「V6589そうね、W45Eoそうしましょうか」
「V6590そんなに喜ばなくても……」
「V6591この間言ったでしょう?/私はNm君の誘いを断らないって」
「え? あれ、実は本当だったとか!?」
「V6592ふふっ、EoFe9m3冗談」
「V6593ごめんね、もう言わないようにするから」
「ははは……」
「V6594さ、それじゃ行きましょう」
「あ、うん、そうだね」
「絢辻さんは……この後時間あるかな?」
「じゃあ、よかったら一緒に帰らない?」
「うん!」
詞には誘い見送りが存在しない
「V6769それじゃ、私はここで」
「あ、うん」
「V6770明日、いいクリスマスにしようね」
「そうだね」
「V6771またね、Nm君」
「うん、また」
(……)
(絢辻さんとクリスマスパーティーか……)
(まさか、こうしてクリスマスを楽しみに/思える日がくるなんて……)
(何だか嬉しいな……)
「V9348随分親しいんだ、桜井さんと」
「え……あぁっ、絢辻さんっ!?」
「V9349Ecふふっ、W45EoFe9m3幼馴染っていいわね」
「V9350……Fm7あんな狭いところに二人っきりで、/一体何をしてたのかな?」
「そ、それは……」
「V9351あれ……W30Fm3もしかして私には言えないような/事だったり?」
「V9352Fm4へ〜っ、EcFe4m3そうなんだ……ふ〜〜ん」
「ち、違うって、それは誤解だよ!」
「V9353誤解? EF3何が誤解なの?/別に隠す必要なんてないでしょ」
(うぅっ、どう説明すればいいのか……)
「だ、だから違うんだってば!/ここは僕達がよく遊んでた場所で……」
「それで……思い出の場所がまだあるかを/確かめに行ってただけなんだ……」
「ホントにただ懐かしかっただけで、/深い意味なんてないんだよ」
「Nm君、V9354Eoお疲れ様でした」
「え……ああっ! 絢辻さんっ!」
「V9355Ecふふっ、EoFe9あのゲームってああいう風に/プレイするものだったのね」
「V9356何だか随分と密着してたみたいだし、/Fm3少し妬けちゃうな」
「い、いや……あれは……」
「V9357Nm君ってやっぱり棚町さんと/遊んでるときが一番楽しいんでしょ?」
「ち、違うよ、えっと……」
「V9358何が違うの?」
(うぅ……ど、どうしよう……)
「あ、あれは……ただ単に薫にゲームを/教わってただけなんだ……」
「ほ、ほら……体感ゲームって自分で/動かさないと上手くならないから……」
「だ、だから深い意味とかはないんだよ!」
「V9359ふふっ、微笑ましい光景だったわね」
「うわっ! あ……絢辻さん……」
「V9360今のって、ワザと引っかかってあげたの/よね?」
「えっ!? ち、違うよ……」
「V9361Fm6優しいのね、W45Fm2Nm君って……」
「V9362ふふふっ、W45EoF6その優しさが私の方に向いて/くれればよかったのになFm2」
「だ、だから違うんだってば」
「V9363何が……Fm2違うの?」
(うぅっ、どう説明すればいいのか……)
「え、えっと……僕は本当にゲームか/何かだと思って……」
「さ、紗江ちゃんが悪いとはいわないけど、/僕も少し油断してたから……」
「それにあれには深い意味とかはなくて、/ただ元気づけてくれただけなんだ」
「V9364ふ〜ん……仲いいんだね、あの子と」
「うわっ! あ、絢辻……さん」
「V9365あの子の方もNm君に抱きつかれて、/W45EF9まんざらでもなさそうだったし……Fm3」
「V9366はぁ……W45Eoごめんなさいね。/W45Fm2私、何だか邪魔者みたいよね」
「い、いやそんな事は!/僕は……そういうつもりじゃなくて……」
「V9367じゃあ……W45EoFe6m2どういうつもりだったの?」
「そ、それは……」
(うぅ……ど、どうしよう……)
「いや、あの……僕もちょっと悪ふざけの/つもりだったんだ……」
「な、仲がいいのは確かだけど……別に/そういう関係って訳じゃないし」
「だから深い意味とかは……なくて……」
「V9368Nm君……今、何してたの?」
「え……ああっ! 絢辻さんっ!」
「V9369ちょっと私じゃ理解し難い事だったから、/W45EF9どう反応すればいいのか……」
「V9370あの……W45EF6Nm君ってああいうのが……」
「え? いや、それは……その……」
「V9371私、W45Eoすごいショックだった。/W30P5F9W45ちょっと……W30EFe6m2普通じゃないと思う」
(うぅ……ど、どうしよう……)
「あれは……その、ちょっとした罰ゲームと/いうか悪ふざけというか……」
「ホント……誤解しないでほしいんだけど、/変な意味とかじゃなくて……」
「ど、どう言えばいいか分からないけど、/ははは……」
「V9254……」
「あっ……り、梨穂子」
「V9255今のって……EFe9m3絢辻さん?」
「え? う、うん」
「V9256……抱き合ってたみたいだけど」
「えっ!? ち、違うよ」
「V9257Ecえへへ、W30EoFm4絢辻さんだったらいいよね。Fm3/W30EcFe4m6しっかりしてるしFm3頭もいいし/EoFe9m3なんでもできる人だもん」
「V9258彼女がいるならそう言ってくれれば……」
「そのっ! そ、そうじゃなくって……」
「み、見間違いなんだよ」
「絢辻さんがつまづいたところに偶然/僕が通りかかって……/それであんな事になったんだ」
「その……だからやましいことをしていた/わけじゃないんだよ」
「V9250すごいねNm君……」
「えっ!?」
「あっ、森島先輩……」
「V9251大胆ね……校内で抱き合うだなんて……」
「え? そ、それは……」
「V9252本当にびっくり……。/うん……びっくりしちゃった……」
「せ、先輩……」
「V9253……言ってくれればいいのに」
「ご、誤解です! 聞いて下さい!」
「実は急に貧血になってしまったみたいで、/思わず抱きしめただけなんです」
「あの子は、クラスメイトなので/ほっとけなくて……それで」
「だから先輩が思っているような事は/ないんです!」
(うん、何だかすごくいい雰囲気だぞ……)
(こ、ここは思い切って……)
「ね、ねぇ……絢辻さん」
「V6418なぁに?」
「えっと、あの……」
「V6419……」
「V6420あいまいな態度じゃEo何も伝わらないん/だけど」
「そ、そっか……そうだよね」
(よ、よし! こうなったら……)
「V6421ちょっと! えっ!? 何??」
「……」
「V6422Nm君?」
「態度で示してみたよ」
「V6423いきなりなのね」
「うん……」
「あ、えっとね」
「V6424何も言わないで」
「V6425今は感情に理由をつけなくていいから」
「そ、そうだね」
「V6426……」
(絢辻さん……)
(温かい……)
(何だか……絢辻さんの温もりが/心まで染み渡るような……)
「V6427ねぇ、Nm君……」
「V6428もう少し優しくして。ちょっと痛い」
「あっ、ご、ごめん」
「V6429……甘い」
「えっ!?」
「V6430んんっ」
(あ、絢辻さん!?)
「V6431……」
(絢……辻さん……)
「V6432はぁ……」
「あ、絢辻さん……」
「V6433いいキスだったね」
「でも……」
「V6434そうしたかったからFm2そうしただけ」
「え?」
「V6435それでいいじゃない」
「V6436それじゃあね」
「あ、ちょっと!」
(ううっ、攻めたつもりだったのに、/結局絢辻さんのペースか……)
(よし、何だかいい雰囲気だぞ!)
(うん……ここは思い切って行くか!)
「V6437どうしたの? 急に黙って」
「あっ、絢辻さんっ」
「V6438きゃっ」
「V6439もう、びっくりさせないで!」
「はははっ」
(ん? あっ……そうだ!)
「V6440……」
「あ、絢辻さん、ちょっと動かないでね」
「V6441え?」
「誰か来たみたい」
「V6442え? 本当っ?」
「……」
「V6443あの……Nm君」
「V6444えっと、誰か来たなら離してくれれば/いいんじゃないかな」
(おおっ、思った通りだ。/絢辻さんの雰囲気が変わったぞ)
「V6445Nm君?」
(お、おお……)
(こういう絢辻さんも悪くないよな……)
「V6446……」
「V6447本当に誰か来たの?」
「え……」
「そ、そんな感じがしたんだけどなぁ」
「V6448へー」
(…………)
「V6449確認したのは影かしら。それとも足音?」
「どっちでもない……かな、はははっ」
「V6450じゃあ、ただの勘違いかな」
「……うん」
「V6451ま・さ・か、と思うけど、/冗談だったなんて言わないわよねぇ」
「そ、そんな悪意のある冗談は……」
(こ、これはマズいぞ……)
(何だか猛獣を抱きしめてる気分だ……)
「V6452ね、そろそろ離してくれると嬉しいな」
「う、うん」
「V6453ふふふっ」
「はは……はははっ」
「V6454正直に言えば許してあげる可能性が/95%ほど増えるけど、どうする?」
(どうするって言われましても!)
・正直に謝る
・いや、あくまで誤魔化し通す!
「ごめんなさい」
「V6455やっぱりね」
「悪気があったわけじゃないんだ……」
「V6456あったら最悪でしょ」
「あ、うん」
「V6457ま、いいわ。EoFe9m3今日は許してあげる」
「えっ、いいの?」
「V6458うんっ」
「V6459それじゃあね」
「あ……」
(……)
(た、助かった……)
「ほ、本当に誰か来た気がしたんだって!」
「V6460…………」
「信じてよ」
「V6461そう。それなら別にいいわ」
「V6462それじゃあたしもう行くわね」
(あ、危なかった……)
「さて、次の授業はっと……」
Ti0/         Ts2ガサゴソ
(…………ん?)
(……教科書になにか挟まってるぞ)
(ええっと、なになに……)
V6463『さっきは驚かせ過ぎちゃってごめんなさい』
V6464『そのお詫びってわけじゃないけど、/今日の英語で使う範囲の和訳をプレゼントします』
V6465『ちゃ〜んとお勉強するように!  〜絢辻〜』
(おおおおっ! 絢辻さんありがとうっ!)
こうして単純な僕に爆弾がセットされた……。
「V6466……」
「な、何?」
「V6467いい雰囲気だから警戒してます」
「ははは……」
(さ、さすがに勘がいいな……)
(……そうだ!)
「コ、コワクナイヨー、オイデオイデ」
「V6468!」
(お、おおおっ! 反応ありだっ)
(うん、それならこの調子で……)
「ホーラ、ダイジョウブダヨ」
「V6469Nm君、頭、大丈夫?」
「……………………大丈夫です」
「V6470そんなものでEoFm7釣られるあたしじゃ!」
「V6471ないんだからね」
「あ、絢辻さん……」
「V6472…………」
「……」
(抱きしめた時のふわっとした感触、/そしてこの充実感……)
(もしかすると、これを幸せって呼ぶ……)
「V6473はい、Fm6ボーナスステージFm2終了」
「え?」
「V6474ちょっと面白かったわよ」
「あ、ちょ……ちょっと待って」
(……)
(これは……成功だったのかな?)
(う、う〜〜ん……)
(……うん、いい雰囲気になったぞ)
(今が……絶好のチャンスだ!)
(よ、よし……もう一歩二人の仲を……)
「V6475Nm君、頭の中が顔に出てるわよ」
「えっ!?」
「V6476いい反応ね」
「はは……」
「V6477内容は……W30EcF9聞かなくてもいいか」
「だ、大体想像通りだと思うよ」
「V6478Fm2でしょうね」
「V6479悪いとは言わないけど、あまり頻繁だと/気持ちが乗らなくなるから」
「そうなの?」
「V6480そうなの!」
「V6481だから今日はFm2駄目」
「分かった、絢辻さんがそう言うなら……」
「V6482ん。W30EoFe6よろしい」
「V6483それじゃあね」
「あ、うん。また」
(気持ちが乗らなくなる……か)
(確かに……そうかもしれないなぁ)
「ねぇ、絢辻さん」
「V6484うん?」
「ちょっと……一緒に来てほしいんだけど」
「V6485……」
「だ、駄目かな?」
「V6486別にいいけど……」
「V6487それで? こんなとこに連れてきて、/一体どうするつもりなの?」
「えっと、あの……」
「V6488……」
「V6489あいまいな態度じゃ何も伝わらないん/だけど」
「そ、そっか……そうだよね」
(よ、よし! わざわざこんな所まで/来てもらったんだし、思い切って……)
(よし、何だかいい雰囲気だぞ!/今ならきっと……)
「あ、あの……絢辻さん」
「V6490うん?」
「ちょっと一緒に来てもらっても……」
「V6491……」
「ははは……」
「V6492……仕方ないわね」
「V6493それで? 一体何の用なの?」
「う、うん……」
「V6494やっぱりそういうことなんだ……」
「……」
「V6495まったく、芸がないわね」
「V6496どうして黙るのよ、何とか言ったら?」
(うん……ここは思い切って行くか!)
・正直に謝る
・いや、あくまで誤魔化し通す!
(よし、何だかいい雰囲気だぞ!/今ならきっと……)
「あ、あの……絢辻さん」
「V6497うん?」
「ちょっと一緒に来てもらっても……」
「V6498……」
「ははは……」
「V6499……仕方ないわね」
「V6500……」
「な、何?」
「V6501警戒してます」
(……うん、いい雰囲気になったぞ)
(今が……絶好のチャンスだ!)
(よ、よし……もう一歩二人の仲を……)
「V6502Nm君、頭の中が顔に出てるわよ」
「えっ!?」
「V6503ふふっ、いい反応ね」
「はは……」
「V6504内容は……聞かなくてもいいかな」
「だ、大体想像通りだと思うよ」
「V6505やっぱりね」
「V6506別にそういうのが悪いとは言わないけど、/あまり頻繁なのは……」
「そ、そうだよね」
「V6507だからまたそのうち、ね」
「あ、うん」
「V6508それじゃ、そういうことで」
(う〜〜ん……)
(残念だけど、仕方ないか……)
「V9372……」
「ご、ごめん……」
「こ、こういう事はもう二度としないよ。/だから……」
「V9373もうFm3いいわ」
「えっ……」
「V9374今回だけは信じてあげる……」
「ホ、ホントに!?」
「V9375うん……」
「あ、ありがとう!」
「V9376でも、W45Eo一つだけ言わせて……」
「え?」
「V9377こういう事はちゃんとハッキリさせた方が/いいと思うの」
「V9378いい加減な気持ちでフラフラするのは、/もうやめてくれるかな……」
「分かった……約束するよ」
「V9379うん、お願いね」
「V9380それじゃ私、もういくわね」
「あ、うん」
「V9381またね」
(失敗したなぁ……まさか絢辻さんに/見られるなんて……)
(……)
(もうこういう事がないように、/ちゃんとしなくちゃいけないよな……)
「V9382…………」
「あ、絢辻さん……」
「V9383でも、W45EoFm7これで二度目よね……」
「……」
「V9384どうして?」
「え……」
「V9385いい加減な気持ちでフラフラするのは/やめるって約束したのに」
「V9386……人の気持ちを踏みにじるのって、/Fm2そんなに楽しい?」
「そ、そんな事は……」
「V9387したでしょ!」
「V9388Nm君みたいな人には、幸せになる/権利なんてなければいいのに」
「絢辻さん……」
「V9389ん? W90F3Ecああ、W30Eoでもこれはこれでよかったの/かな」
「V9390裏切られてる事を知らないまま、W45EoFe9m3/あなたみたいな人に好意を持ち続ける/よりは」
「V9391本当にふびんだからね。/あなたの本性を知らないなんて」
「そんな……」
「V9392ふふっ、W45EoEFe5m2ふびんな人といやしい人……W45Ecね。/W45EoEF2お似合いじゃない、応援するわよ」
「V9393そして一番幸せになった時に、/ちゃんと私が壊してあげる」
「あ、絢辻さん……僕の話も……」
「V9394聞くことなんて一つもないわ」
「V9395ふふっ、W30Eo今から待ち遠しいわね」
「ああっ……」
(絢辻さん……)
(僕は……どうして最初に言われた時に/ちゃんとしなかったんだ……)
(絢辻さんをこんなにも傷つけて……本当に/最低だ)
(絢辻さん……本当にごめん……)
「V9372……」
「ご、ごめん……」
「こ、こういう事はもう二度としないよ。/だから……」
「V9373もうFm3いいわ」
「えっ……」
「V9374今回だけは信じてあげる……」
「ホ、ホントに!?」
「V9375うん……」
「あ、ありがとう!」
「V9376でも、W15Fm9一つだけ言わせて……」
「え?」
「V9377こういう事はちゃんとハッキリさせた方が/Fm2いいと思うの」
「V9378いい加減な気持ちでフラフラするのは、/W15EhFm2もうやめてくれるかな……」
「分かった……約束するよ」
「V9379うん、お願いね」
「V9380それじゃ私、もういくわね」
「あ、うん」
「V9381またね」
(失敗したなぁ……まさか絢辻さんに/見られるなんて……)
(……)
(もうこういう事がないように、/ちゃんとしなくちゃいけないよな……)
「V9382…………」
「あ、絢辻さん……」
「V9383でも、W45EoFm7これで二度目よね……」
「……」
「V9384どうして?」
「え……」
「V9385いい加減な気持ちでフラフラするのは/やめるって約束したのに」
「V9386……人の気持ちを踏みにじるのって、/Fm2そんなに楽しい?」
「そ、そんな事は……」
「V9387したでしょ!」
「V9388Nm君みたいな人には、幸せになる/権利なんてなければいいのに」
「絢辻さん……」
「V9389ん? W90F3Ecああ、W30Eoでもこれはこれでよかったの/かな」
「V9390裏切られてる事を知らないまま、W45EoFe9m3/あなたみたいな人に好意を持ち続ける/よりは」
「V9391本当にふびんだからね。/あなたの本性を知らないなんて」
「そんな……」
「V9392ふふっ、W45EoEFe5m2ふびんな人といやしい人……W45Ecね。/W45EoEF2お似合いじゃない、応援するわよ」
「V9393そして一番幸せになった時に、/ちゃんと私が壊してあげる」
「あ、絢辻さん……僕の話も……」
「V9394聞くことなんて一つもないわ」
「V9395ふふっ、W30Eo今から待ち遠しいわね」
「ああっ……」
(絢辻さん……)
(僕は……どうして最初に言われた時に/ちゃんとしなかったんだ……)
(絢辻さんをこんなにも傷つけて……本当に/最低だ)
(絢辻さん……本当にごめん……)
(って、言われてもな……)
「え? あ、絢辻さん」
「V6617ああ、Nm君っ」
「V6618ふふっ」
「ど、どうしたの? 僕に何か用事?」
「V6619うん、大事な用Ec」
「えっ、大事な?」
「V6620そうよ」
「V6621はい、これ」
「え?」
「V6622誕生日プレゼント……よ」
「え、ええっ!? あ、ありがとう!!」
「V6623どういたしまして」
「V6624教室で渡すのはちょっと/恥ずかしかったから、/Nm君が気付いてくれてよかった」
「でも、まさか絢辻さんが僕の誕生日を/知ってるなんて……」
「V6625勘よEc」
「ええええっ!」
「V6626所詮365分の1じゃない」
「そ、そうかもしれないけど……」
(そ、そんな無茶な確率、あるはずが……)
(あ……)
(これって……もしかして絢辻さんなりの/照れ隠しなんじゃ……)
(だ、だって僕の誕生日くらい、/ちょっと調べれば簡単に……)
「V6628こほん……」
「……」
「V6629そ、それじゃ……」
「あ……」
(…………)
(そ、それにしても……まさか絢辻さんから/プレゼントがもらえるなんてな……)
(よし、早速開けてみるか……)
(こ、これは……参考書だよな?)
(……あれ? 何か書いてあるぞ)
V6630『どうかツルツルの脳にシワが増えますように』
「え? ああっ!!」
(こ、この参考書……ポイントポイントに/絢辻さんの手書き解説が入ってるぞ!!)
「まさか……こ、こんなすごい物を……」
(ありがとう、絢辻さんっ!!)
n0nka_me01A
(明日はクリスマスイヴ……か)
(どうしよう、やっぱり僕は……)
(……)
「V6144Nm君」
「ああ、絢辻さん、どうしたの?」
「V6753うん、ちょっと聞きたい事があって……」
「え?」
「V6754明日の事なんだけど……Nm君は/何か予定が入ってたりする?」
「明日……」
「V6755もしよかったら、EFe9私と一緒にクリスマス/パーティーに出てほしいんだけど……」
「え……」
・いっ、いいのっ!?
・ごめん、実はもう予定が……
「い、いいの!?」
「V0038……」
「V6756私が聞いてる立場なんだけどな……」
「そ、そうだよね」
「V6757もしかして迷惑だった?」
「ううんっ、そんな事はない……けど、/絢辻さんって確か……」
「V6758そう、実行委員長よ」
「……だ、大丈夫なの?」
「V6759ええ、Ec何とかする」
「……」
「V6760前に言ったでしょ……Fm2私がいい思いを/させてあげるって」
「はは……」
(う〜〜ん、こう見えても絢辻さんって、/結構無茶をするんだよな……)
「V6761な・Fm2に・か?」
「いえ、何でもない……です」
「V6762コホン。B100EoFe9m3じゃあもう一度改めて……」
「V6763Nm君、私とクリスマスパーティーに/出てくれない?」
「絢辻さん……」
「V6764どう……Fm2かな?」
「もちろん喜んで!」
「V6765ふふっ、ありがとう」
「V6766それじゃ、歩きながらでも明日の事を/決めましょうか?」
「え? それはいいけど……絢辻さんは/明日の準備があるんじゃないの?」
「V6767Ecふふっ、あるわよ。Eo注文しておいたものを/駅前まで取りに行く仕事がね」
「あ、なるほど」
「V6768それじゃ、行きましょうか」
「うん、そうだね」
「ごめん、実はもう予定が……」
「V6772あ、そうなんだ……Ec残念」
「V6773でも、仕方ないかな」
「V6774どんな予定かは聞かないでおくけど、/そっちで楽しめるといいわね」
「あ、うん……ありがとう」
「V6775それじゃあね」
「うん」
詞
「V6957ここに来るのも久しぶり……」
「うん、卒業以来かな」
「時間なんて、あっという間に/過ぎていくからね」
「V6958本当そうね」
「V6959末永く幸せに……か」
「ヤドリギの話だったっけ?」
「V6960うん」
「言い伝えは本当だったわけだ」
「V6961……だからこそ、怖く感じる時もあるわ」
「どうして?」
「V6962今が幸せすぎて」
「ぜいたくだな」
「V6963ふふっ、そうかしら」
子 供
「V6971パパ〜! マーマー!」
「V6964は〜い」
V6965あれから10年……/あたしたちは一緒になった。
V6966それは……あたしが失っていた大事な何かを/取り戻した証拠に他ならない。
V6967そして今、求めていた幸せは/形をなして目の前に存在している。
V6968だからこそ強く願うのだ。/この幸せが1秒でも長く続きますように……と。
V6969遠いあの日……。
V6970あなたはあたしに最高の未来を/プレゼントしてくれていたんだね。
n1nkx_xp01G
(う〜〜ん、随分と早く着いちゃったぞ)
(この時間じゃ、絢辻さんはまだ……)
「V6776あ、Nm君!」
「え……あれ?/絢辻さん、こんなに早くどうしたの?」
「V6777え、え〜と……W45EF3ほら、クリスマス委員の/仕事もあったから、ね」
「あっ、そっか」
「V6778それより、Nm君こそ早いじゃない」
「うん。楽しみだったから」
「V6779……」
「V6780……よくそんな恥ずかしいことを/臆面もなく言えるわね」
「ははは……」
「V6781病気?」
「ちょっ、それは言いすぎだよ!」
「V6782ふふふっ、W45Eo意地悪言っちゃった」
「まったく……」
「V6783Fm4あ、Fm3そうだ……パーティーを見て回る前に/ちょっと時間もらってもいい?」
「いいけど……何か仕事でもあるの?」
「V6784うん、まぁね」
「V6785それじゃあ、少し早いかもしれないけど/Ec行きましょうか?」
「うん、そうだね」
「あれ? ステージで何か始まるの?」
「V6786ええ、開会のセレモニーね。/Wv160I10校長先生が挨拶するのよ」
「へ〜っ、絢辻さんは行かなくていいの?」
「V6787だからこうして来たでしょ」
「あ、なるほどね」
「V6788すぐに戻ってくるから、ここで待ってて」
「うん、いってらっしゃい」
(さすがパーティー本番……実行委員長なら/忙しくて当然だよな)
(う〜ん……校長の挨拶って、/どうしてこんなに退屈なんだろう……)
(こういう時くらい、もう少しどうにか/すればいいのになぁ)
「それでは皆さん、準備はよろしい/でしょうか!?」
(ん? 何か始まるのかな?)
「いきますよー!! 3・2・1……」
(ああ、ツリーの点灯カウントダウンか)
「0〜〜〜っ!!」
「おっ、おおっ! きれいだなぁ……」
「では引き続きまして、当イベントの実行委員長を/ご紹介致します」
「実行委員長……えっ!?」
(あ、絢辻さんも挨拶するんだ……)
「V6789皆様、Fm4本日は輝日東高校創設祭に/ご来場賜り、Fm2Wv330I10誠にありがとうございます」
「V6790Fm4この創設祭は、当校の創設者の掲げる/Fm2報恩感謝の精神に基づいて開催され、/Wv460I10今年で57回を数えるまでになりました」
(…………)
(あ、あれ? もしかして……絢辻さん、/この挨拶を全文暗記してるんじゃ……)
「V6791本年も生徒主導型で工夫を凝らし、/Fm6皆様のご期待に添えられるよう/Fm2準備を行って参りました」
「V6792まずは開催にあたり、輝日東市役所様、/商店街の皆様のご協力に深く感謝し、/Wv465I10生徒を代表して深く御礼申し上げます」
「…………」
(こんなに堂々と挨拶できるなんて……)
(な、何というかすごいな……)
(う〜〜ん、そろそろ戻ってくると/思うんだけど……)
(絢辻さん、遅いな……)
n1nkx_xp01E
n1nkx_xp01E
「V6793お待たせしました」
「あ、おかえり」
「驚いたよ、絢辻さんも挨拶あったんだね」
「V6794ええ、だからステージにきたのよ」
「ははっ、僕はてっきり手伝いか何かかと/思ってたよ」
「V6795ふふっ、W45Eo挨拶はもう頭に入れてたから、/Wv215I10身一つあればよかったの」
(や、やっぱり暗記してたのか……)
「すごくカッコよかったよ」
「V6796やだ、冗談はやめてよ」
「V6797褒めても何もでないからねFm2」
「ははは……」
「V6798さ、それじゃ仕切りなおしてパーティーを/楽しみましょうか」
「あ、うん、そうだね」
「へ〜っ、本当に大盛況だね」
「V6799ふふっ、EoFe3そうね」
後 輩
「あっ、絢辻先輩〜っ」
「V6800あぁ、お疲れ様」
「お疲れ様ですっ」
「V6801委員のイベントはどう?」
「はい、大好評ですよ!」
「V6802そう……」
「V6803ねぇ、やっぱり私、手伝った方が……」
「いいんです! 今日は、ほら……」
「V6804……」
「テラスで1時間も前から待つくらい/気合入れてたんですから」
「えっ……」
「後はお二人でゆっくりど〜ぞ」
「V6805あはは……」
「それじゃ私はこれで。失礼しま〜す」
「………」
「V6806何よ……」
「テラスで一時間って……」
「V6807Sち、違うわよ」
「V6808それは委員の子たちが勝手に……」
「そうなの?」
「V6809う……ううん」
「V6810Sdいいイヴにするって言ったでしょ……」
「うん」
「V6811もし……あたしが遅くなったりしたら、/Wv170I10Nm君が不安になるじゃない」
(絢辻さん、僕の事を気にして……)
「V6812それにあの子たちが気をつかって/あたしの仕事を無くしたりするから」
「はははっ」
「V6813……」
「いいメンバーだったんだね」
「V6814まぁ……EcFe1m4そうかもね」
「ねぇ、絢辻さん」
「V6815うん?」
「あそこって何をやってるのかな?」
「V6816え? どこどこ?」
「ほら、子供が集まってるところだよ」
「V6817あぁ、あれはクリスマス委員の本部ね」
「V6818イベントで子供達にお菓子の詰め合わせを/プレゼントしてるのよ」
「へ〜っ、そうなんだ」
「……って、何だか大変そうじゃない?」
「V6819ええ……そうみたいね」
「僕らも手伝った方がよくないかな」
「V6820でも、それじゃ折角の厚意が……」
「はははっ、困った時はお互い様でしょ」
「V6821もう……本当にお人好しなのね」
「V6822いいわ、やりましょうか」
「うん!」
「V6823手が足りてないみたいね」
「あれ……絢辻先輩?」
「僕らにも手伝わせてよ」
「えっ、そんな……」
「いいからいいから」
「せっかくのデートなのに……すみません」
「V6824いいのよ。EoFe3こういう方が私達らしいもの」
「そうだね」
「そ、それじゃあ……絢辻先輩を/ちょっとお借りします!」
「V6825Sえ……あ、ちょっと……」
「…………」
(ど、どういうことだ?)
(借りるって……プレゼントを配るのは/ここじゃないのかな?)
(仕方ない、しばらく待ってみるか……)
n0nkx_me01A
「Nm君、V6943メリークリスマス」
「あ、絢辻さん」
「V6944どうかな? 今年のパーティーは」
「うん、すごく賑やかでいいと思うよ」
「V6945ふふっ、W45Eoそう言ってもらえると嬉しいな」
「絢辻さんの頑張りの成果だもんね」
「V6946そうね」
後 輩
「絢辻先輩〜っ! 早く来てくださ〜い」
「V6947え? あ……」
「V6948もう……こんな時に」
「はははっ、何だか大変そうだね」
「V6949クスッ、ちょっとね……」
「V6950じゃあ私、本部の方に行かないとだから」
「あ、うん」
「V6951ごめんね、それじゃ」
n0nkx_me01B
(……戻ってこないなぁ)
「V6826やだっ……ちょっと……」
後 輩
「往生際が悪いですよっ」
「あ、絢辻さん」
「V6827だめっ、こっち見ないで」
「え……」
「あ……」
「V6828あの、恥ずかしいから……」
「う、うん……」
(こ、これは!!)
「V6829……見ないでって言ってるのに」
「絢辻さん、すごく似合ってるよ!」
「V6830え……」
「まさに本物って感じだね」
「V6831……」
「V6832私……ちゃんとサンタになれてる?」
「うん、バッチリだよ」
「V6833そっか……」
(あれ? 何だか素直だなぁ……)
後輩
「もう……先輩っ」
「V6834うん?」
「お二人で話をするのもいいですけど、/そろそろ子供たちの方へお願いします」
「V6835あ、EF9そうね……W45ごめんなさい」
「いえいえ」
「じゃあ、僕も一緒に手伝おうかな」
「はい、ありがとうございます」
子供A
「お、見ろよ! あのサンタ可愛いぞ!」
子供B
「お前んちの姉ちゃんより美人だな」
子供C
「俺、あのサンタからお菓子もらいたい」
子供D
「僕も僕も」
「V6836え? あ、あのね……」
「サンタさん、お菓子ちょうだい!」
「あ〜っ! ぬけがけすんなよ!」
「見つけたのは俺じゃんか〜」
「V6837えっとね、私のお菓子は今準備を……」
「早くちょうだいよ!」
「V6838だから今……」
「何だよ、お前サンタなんだろ!」
「V6839そ、そうだけど……」
「早く! 早く!」
「V6840ちょ、ちょっと……」
「ははっ、絢辻さんすごい人気だね」
「早く〜っ!」
「V6841こら、引っ張らないの」
「だったら早くしてよ!」
「V6842きゃっ! W45どこ触ってるの!」
「あーっ! お前何してんだよ」
「な〜んにもしてないよ〜っ」
「V6843ひゃんっ、こらっ!」
「うわ〜い!」
(子供って……すごいよな……)
「V6844Nm君、ボーっとしてないで助けて」
「……え? あ、うんっ」
「お! サンタの彼氏が出てきたぞ!」
「こいつがラスボスなの?」
「でも弱そうだよ」
「ははははっ、その通りだ! 僕は弱いぞ!/だけどレアアイテムを持っているんだ」
「え〜っ、嘘だろ」
「本当だ! だからその手を離して、/僕にかかって来い!」
「なら、お前はこういうのした事あるか?」
「V6845あんっ……ちょ、ちょっと!」
「おぉっ!」
(な、なんてうらやましい事を……)
「今だ! 食らえ、会心の一撃!」
Ti0/          ビシッ!
「そ……そこは、反則だろ……」
「勇者は反則しても勝つんだよ」
「V6846もう、いい加減にしないと怒るわよ」
「いいよ〜」
「あ、絢辻さん……」
「V6847いい、よく聞きなさいよ……ひゃうっ!」
「V0042あれ? 何だか楽しそうね〜」
「V6848え?」
「V0043お姉ちゃんも一緒に遊んでもいいかな〜」
「何だよお前……ああっ!」
「さ、さらし女だ!」
「ええっ? この人がそうなの?」
「さ、さらし女?」
「みんな逃げろ!/またパンツおろされるぞ!」
「早く高いところへ逃げろ!」
「うわぁ〜〜っ!」
「V0044あ〜っ、待ってよ!」
(り、理由は分からないけど、/どうやら助かったみたいだ……)
「V0045……せっかく一緒に遊べると思ったのに」
「V6849…………」
「あ、あの……」
「V0046ん?」
「V6850……こんな所で何してるの」
「V0047え? パーティーに遊びに来たのよ」
「V6851それに……Fm6さらし女って……」
「V0048え〜っと、Wv130I10前にあの子たちと鬼ごっこを/した時のことなんだけど……」
「V0049ふふっ、W45Eo転んだ時にはずみでズボンを/下ろしちゃったのよ」
「V6852……」
「V0050それからさらし女〜なんて不名誉な/あだなをつけられちゃって」
「V6853…………」
「あの、絢辻さん?」
「V0051はい?」
「あ、いや、お姉さんじゃなくて……」
「V6854Nm君、W15EFe7もう行きましょ!」
「で、でも……」
「V6855いいから!」
「うん……」
「す、すみません、助けて頂いたのに……」
「V0052ううん、Eoいいのよ。/Wv175I10詞ちゃんが話さないのはいつもの事だし」
「V0053ほら、それより早く行かないと」
「あ、はい」
「V0054……あ、ねぇ」
「えっ?」
「V0055詞ちゃんのこと、W45Wv120EcI10よろしくね」
「あ……はいっ!」
「絢辻さん……」
「V6856ふふっ、何て顔してるの」
「いや、だって……」
「V6857どうって事ないわよ、W45Eoこれくらい」
「V6858……あの人がいきなり出てきたのには、/Wv140I10ちょっと驚いたけどね」
「ははは……」
「V6859ほら、そんなことよりEcお仕事お仕事!/Wv200EoI10子供たちが待ってるわよ」
「うん、そうだね」
「V6860頼りにしてるんだから、頑張ってね」
「えっ、僕を……頼りに?」
「V6861ええ」
「ホントに?」
「V6862うん、少しだけだけど……Wv140EF3I10本当に」
「よ、よし! それじゃ気合入れてくよ!」
「V6863ふふっ、W45Eoお願いします」
(……)
(絢辻さんまだかな?)
(そろそろ着替え終わってもいい頃なのに)
「V6864お待たせ、着替えてきたわよ」
「あ、おかえり」
「V6865……何だか思ったより重労働だったわ」
「ははっ、そうだね」
「でも、子供も喜んでたみたいだし」
「V6866一番喜んでたのは誰かしら……」
「V6867Ec……」
「V6868言っとくけど、EcF4m2高いわよ」
「ええっ!!」
「V6869Fm6実際に請求はしないけど、/Wv145EoFe7m2I10その分あたしの言う事を聞いてもらうわ」
「そ、そんなぁ……」
「V6870文句は?」
「……ありません」
「V6871よろしい」
「V6872Fm6さて……と、Wv115EoF5I10それじゃどうしようかな?」
「もしかして……今?」
「V6873ええ、Fm2早速付き合ってもらうわよ」
「はい……」
(や……やっぱり余計な事を言うんじゃ/なかったかな)
「V6874ほら、置いてくわよ!」
「あ、うん」
「……」
「V6875……」
「あの、絢辻さん……」
「V6876……」
「確か6時以降は、校内は立ち入り禁止じゃ/なかったっけ」
「V6877黙ってついてくる」
「……はい」
「V6878じゃあ、ちょっとここで待ってて」
「あ、うん……」
(絢辻さん、どういうつもりなんだろう?)
(も、もしかして……)
(いや、まさかそれはないか……)
「V6879お待たせ」
「ううん、いいけど……」
「V6880はい、これ。プレゼント」
「えっ……ぼ、僕に?」
「V6881他に誰がいるのよ」
「V6882EcFm9持って歩くとバレバレだから、EoFm2/教室に置いておいたの」
「V6883どう? Fe2m3Ecいいクリスマスイヴでしょ?」
「ありがとう、絢辻さん……」
「V6884はい、どういたしまして」
「そうだ、開けてもいい?」
「V6885それはダメ」
「V6886中身はあたしの手作りケーキ」
「そ、それなら一緒に……」
「V6887残念、一切れしか入れてないわよ」
「う……」
「V6888家でFm4ゆっくりFm2味わってね」
(絢辻さん……やっぱり僕のことを/ちゃんと考えてくれてたんだな……)
(僕が絢辻さんのことを考えるように……)
「V6889どうしたの? EFm2急に黙ったりして……」
「V6890もしかして感動したとか?」
「…………」
(そうだ、やっぱり僕は絢辻さんが……)
(うん……今言わなかったら、/後で絶対に後悔するはずだ)
「V6891ん?」
「ぼ、僕……絢辻さんに聞いてほしい事が/あるんだ」
「V6892え……」
「いい……かな?」
「V6893うん……Fm2」
(迷っちゃダメだ……今しかないんだ!)
「う、上手く伝えられるかどうか/分からないんだけど……」
「V6894別に……W30EhFe5m4それでもいいから」
「絢辻さん」
「V6895はい」
「僕は……、僕は絢辻さんのことが……」
「絢辻さんのことが好きだっ!」
「V6896あ……」
「こうして仲良くなるにつれて、絢辻さんは/色んな表情を見せてくれるようになって」
「その表情一つ一つに、僕は惹かれて……」
「だ、だから……これからもずっと一緒に/いれたらって思う」
「僕はもっと絢辻さんの色んな表情を/見ていたい……他の誰よりも近くで」
「V6897……うん」
「こんなの僕の一方的な気持ちなのかも/しれないけど……それでも……」
「V6898待って」
「え?」
「V6899自分一人で完結しないで、/W45P1Fe7m6W30Wv190I10あたしの気持ちもW15EcW4EoFe9m3聞いて……」
「そ、そうだよね……」
「V6900Nm君があたしを見てくれたように、/W30EcW4EoFe9m3あたしもNm君を見てたんだから」
「V6901そして気付いたのよ……」
「V6902EhF5Nm君は、あたしにとっての鍵」
「……鍵?」
「V6903Ecそう……W30EoF6自分を守る為に閉じた扉のねFm2」
「V6904嘘はつきたくないから……言うわ」
「うん」
「V6905あたしには、まだNm君が知らない/一面があるの」
「僕の知らない?」
「V6906うん。Wv105I10傷つきやすくてEhFe5弱虫な」
「……そのクセに寂しがり屋、かな?」
「V6907えっ? どうして……」
「何となくね」
「V6908そう……」
「全部、僕が受け止めるよ」
「V6909Nm君」
「それくらい絢辻さんが好きなんだ」
「V6910……」
「ダメかな?」
「V6911Ecううん、Ehありがとう」
「V6912Ecあたし……W45EoNm君を好きになって/よかった……」
「V6913あたしも、あなたが好き!」
「それじゃあ、僕と……」
「V6914うん……」
「V6915……」
「ちょっと遅くなっちゃったね」
「V6916ふふっ……」
「……あれ?」
「V6917うん? どうかした?」
「あ、いや……外がいやに暗いと思ったら、/クリスマスツリーが……」
「V6918ええ、点灯は9時までだから」
「そっか……ちょっと残念だったな」
「V6919え?」
「僕、今の気持ちで絢辻さんとツリーを/見たかったな」
「V6920ふふっ、そうだね」
「V0185お〜い、Nm」
「お、梅原」
「V0186あれ? 絢辻さんも一緒だったんだ」
「V6921うん」
「V0187ん……んん?」
「な、何だよ……」
「V0188お前……何してたんだこの野郎!/二人していい雰囲気出しやがって」
「ははは……ま、まぁな」
「V6922ふふっ」
「V0189そ、そこは否定するとこだっつーの!/W45Wv200EF6I10俺なんかな……」
「分かった、分かったから……」
「V0190いいや、EoF8分かってない!」
「V6923あっ……」
「えっ!」
「V6924ど、どうして……」
「絢辻せんぱ〜い!/委員一同からのプレゼントでーす!」
「V6925もう、委員が規則破ってどうするのよ」
「はははっ」
「V6926……Nm君」
「あ、絢辻さん?」
「V0191なぁNm、こりゃどういうことだ?」
「えっと……どう言えばいいのか……」
「V6927Nmく〜ん!」
「えっ? あ……」
(あれって……まさか!)
(Kissing Ball!)
「わ、悪い梅原、話は後だ」
「V0192あっ、おい」
「V6928うん?」
「絶対に……近寄らないんじゃなかったの」
「V6929ふふふっ」
「V6930忘れたな、そんな昔の事」
「嘘ばっかり」
「V6931覚えてた方がよかった?」
「ううん」
「V6932早くしないと誰かにとられるわよ」
「分かってるけど……いいの?」
「V6933嫌なら立ちません」
「……そ、そうだよね」
「V6934……」
「V6935ねぇ……」
「……うん?」
「V6936いいクリスマスイヴになった?」
「もちろん……最高だよ」
「V6937よかった……」
「全部絢辻さんのおかげだよ」
「V6938そう……じゃあこれは貸しにしとくわね」
「V6939ちゃ〜んとあたしを幸せにしないと、/どんどん利子がついていくから」
「ははっ、それなら多分大丈夫だよ」
「V6940多分〜?」
「絶対……だね」
「V6941最初からそう言いなさいよ……」
「V0035……」
「V6942あたし、今の言葉絶対に忘れないからね」
n1nkx_ep01A
(……戻ってこないなぁ)
「やだっ……ちょっと……」
後 輩
「往生際が悪いですよっ」
「あ、絢辻さん」
「だめっ、こっち見ないで」
「え……」
「あ……」
「あの、恥ずかしいから……」
「う、うん……」
(こ、これは!!)
「……見ないでって言ってるのに」
「絢辻さん、すごく似合ってるよ!」
「まさに本物って感じだね」
「……」
「私……ちゃんとサンタになれてる?」
「うん、バッチリだよ」
「そっか……」
(あれ? 何だか素直だなぁ……)
後輩
「もう……先輩っ」
「うん?」
「お二人で話をするのもいいですけど、/そろそろ子供たちの方へお願いします」
「あ、W45EF9そうね……ごめんなさい」
「いえいえ」
「じゃあ僕も一緒に手伝おうかな」
「はい、ありがとうございます」
子供A
「お、見ろよ! あのサンタ可愛いぞ!」
子供B
「お前んちの姉ちゃんより美人だな」
子供C
「俺、あのサンタからお菓子もらいたい」
子供D
「僕も僕も」
「え? あ、あのね……」
「サンタさん、お菓子ちょうだい!」
「あ〜っ! ぬけがけすんなよ!」
「見つけたのは俺じゃんか〜」
「えっとね、私のお菓子は今準備を……」
「早くちょうだいよ!」
「だから今……」
「何だよ、お前サンタなんだろ!」
「そ、そうだけど……」
「早く! 早く!」
「ちょ、ちょっと……」
「ははっ、絢辻さんすごい人気だね」
「早く〜っ!」
「こら、引っ張らないの」
「だったら早くしてよ!」
「きゃっ! どこ触ってるの!」
「あーっ! お前何してんだよ」
「な〜んにもしてないよ〜っ」
「ひゃんっ、こらっ!」
「うわ〜い!」
(子供って……すごいよな……)
「Nm君、ボーっとしてないで助けて」
「……え? あ、うんっ」
「お! サンタの彼氏が出てきたぞ!」
「こいつがラスボスなの?」
「でも弱そうだよ」
「ははははっ、その通りだ! 僕は弱いぞ!/だけどレアアイテムを持っているんだ」
「え〜っ、嘘だろ」
「本当だ! だからその手を離して僕に/かかって来い!」
「ならお前はこういうのしたことあるか?」
「あんっ……ちょ、ちょっと!」
「おぉっ!」
(な、なんてうらやましい事を……)
「今だ! 食らえ、改心の一撃!」
Ti0/          ビシッ!
「そ……そこは、反則だろ……」
「勇者は反則しても勝つんだよ」
「もう、いい加減にしないと怒るわよ」
「いいよ〜」
「あ、絢辻さん……」
「いい、よく聞きなさいよ……ひゃうっ!」
「あれ? 何だか楽しそうね〜」
「え?」
「お姉ちゃんも一緒に遊んでもいいかな〜」
「何だよお前……ああっ!」
「さ、さらし女だ!」
「え? この人がそうなの?」
「さ、さらし女?」
「みんな逃げろ!/またパンツおろされるぞ!」
「早く高いところへ逃げろ!」
「うわぁ〜〜っ!」
「あ〜っ、待ってよ!」
(な、何だか分からないけど助かったぞ)
「……せっかく一緒に遊べると思ったのに」
「…………」
「あ、あの……」
「ん?」
「……こんな所で何してるの」
「え? パーティーに遊びに来たのよ」
「それに……さらし女って…」
「え〜っと、前にあの子たちと鬼ごっこを/した時のことなんだけど……」
「ふふっ、W45Eo転んだ時にはずみでズボンを/下ろしちゃったのよ」
「それからさらし女〜なんて不名誉な/あだなをつけられちゃって」
「あの、絢辻さん?」
「はい?」
「あ、いや、お姉さんじゃなくて……」
「Nm君、もう行きましょ」
「で、でも……」
「いいから!」
「うん……」
「す、すいません、助けて頂いたのに……」
「ううん、W45Eoいいのよ。/詞ちゃんが話さないのはいつもの事だし」
「ほら、それより早く行かないとでしょ」
「あ、はい」
「……あ、ねぇ」
「えっ?」
「詞ちゃんのこと、W45Eoよろしくね」
「あ……はいっ!」
「絢辻さん……」
「ふふっ、何て顔してるの」
「いや、だって……」
「どうって事ないわよ、W45Eoこれくらい」
「……あの人がいきなり出てきたのには/ちょっと驚いたけどね」
「ははは……」
「ほら、そんなことよりお仕事お仕事!/子供たちが待ってるわよ」
「うん、そうだね」
「頼りにしてるんだから、頑張ってね」
「えっ、僕を……頼りに?」
「ええ」
「ホントに?」
「うん、少しだけだけど本当に」
「よ、よし! それじゃ気合入れてくよ!」
「ふふっ、W45Eoお願いします」
(……)
(絢辻さんまだかな?)
(そろそろ着替え終わってもいい頃なのに)
「お待たせ、着替えてきたわよ」
「あ、おかえり」
「……何だか思ったより重労働だったわ」
「ははっ、そうだね」
「でも、子供も喜んでたみたいだし」
「一番喜んでたのは誰かしら……」
「言っとくけど、高いわよ」
「ええっ!!」
「実際に請求はしないけど、/その分あたしの言う事を聞いてもらうわ」
「そ、そんなぁ……」
「文句は?」
「……ありません」
「よろしい」
「さて……と、それじゃどうしようかな?」
「もしかして……今?」
「ええ、早速付き合ってもらうわよ」
「はい……」
(や……やっぱり余計な事を言うんじゃ/なかったかな)
「ほら、置いてくわよ!」
「あ、うん」
「あの、絢辻さん……」
「確か6時以降は、校内は立ち入り禁止じゃ/なかったっけ」
「黙ってついてくる」
「……はい」
「じゃあちょっとここで待ってて」
「あ、うん……」
(絢辻さん、どういうつもりなんだろう?)
(も、もしかして……)
(いや、まさかそれはないか……)
Ti0SE予定:足音
「お待たせ」
「ううん、いいけど……」
「はい、これ。プレゼント」
「えっ……ぼ、僕に?」
「他に誰がいるのよ」
「持って歩くとバレバレだから、/教室に置いておいたの」
「どう? いいクリスマスイブでしょ?Ec」
「ありがとう、絢辻さん……」
「はい、どういたしまして」
「そうだ、開けてもいい?」
「それはダメ」
「中身はあたしの手作りケーキ」
「そ、それなら一緒に……」
「残念、一切れしか入れてないわよ」
「う……」
「家でゆっくり味わってね」
(絢辻さん……やっぱり僕のことを/ちゃんと考えてくれてたんだな……)
(僕が絢辻さんのことを考えるように……)
「どうしたの? 急に黙ったりして……」
「もしかして感動したとか?」
(そうだ、やっぱり僕は絢辻さんが……)
(うん……今言わなかったら、/後で絶対に後悔するはずだ)
「ぼ、僕……絢辻さんに聞いてほしい事が/あるんだ」
「いい……かな?」
(迷っちゃダメだ……今しかないんだ!)
「う、上手く伝えられるかどうか/分からないんだけど……」
「別に……それでもいいから」
「絢辻さん」
「はい」
「僕は……、僕は絢辻さんのことが……」
「絢辻さんのことが好きだっ!」
「こうして仲良くなるにつれて、絢辻さんは/色んな表情を見せてくれるようになって」
「その表情一つ一つに、僕は惹かれて……」
「だ、だから……これからもずっと一緒に/いれたらって思う」
「僕はもっと絢辻さんの色んな表情を/見ていたい……他の誰よりも近くで」
「……Ecうん」
「こんなの僕の一方的な気持ちなのかも/しれないけど……それでも……」
「待って」
「自分一人で完結しないで、/W45P1F2あたしの気持ちも聞いて……」
「そ、そうだよね……」
「Nm君があたしを見てくれたように、/あたしもNm君を見てたんだから」
「そして気付いたのよ……」
「Nm君は、あたしにとっての鍵」
「……鍵?」
「そう……自分を守る為に閉じた扉のね」
「嘘はつきたくないから……言うわ」
「うん」
「あたしには、まだNm君が知らない/一面があるの」
「僕の知らない?」
「うん。傷つきやすくて弱虫な」
「……そのクセに寂しがり屋、かな?」
「えっ? どうして……」
「何となくね」
「そう……」
「全部、僕が受け止めるよ」
「Nm君」
「それくらい絢辻さんが好きなんだ」
「ダメかな?」
「ううん、ありがとう」
「あたし……W45Fe2EoNm君を好きになって/よかった……」
「あたしも、あなたが好き!」
「それじゃあ、僕と……」
「ちょっと遅くなっちゃったね」
「ふふっ……」
「……あれ?」
「うん? どうかした?」
「あ、いや……外がいやに暗いと思ったら/クリスマスツリーが……」
「ええ、点灯は9時までだから」
「そっか……ちょっと残念だったな」
「僕、今の気持ちで絢辻さんとツリーを/見たかったな」
「ふふっ、そうだね」
「お〜い、Nm」
「お、梅原」
「あれ? 絢辻さんも一緒だったんだ」
「うんEo」
「ん……んん?」
「な、何だよ……」
「お前……何してんだこの野郎!/二人していい雰囲気出しやがって」
「ははは……ま、まぁな」
「ふふっ」
「そ、そこは否定するとこだっつーの!/W45EF6俺なんかな……」
「分かった、分かったから……」
「いいや、W45EoF8分かってない!」
「あっ……」
「えっ!」
「ど、どうして……」
「絢辻せんぱ〜い!/委員一同からのプレゼントでーす!」
「もう、委員が規則破ってどうするのよ」
「はははっ」
「……Nm君」
Ti0SE予定:走る音
「あ、絢辻さん?」
「なぁNm、こりゃどういうことだ?」
「えっと……どう言えばいいのか……」
「Nmく〜ん!」
「えっ? あ……」
(あれって……まさか!)
(Kissing Ball!)
「わ、悪い梅原、話は後だ」
「あっ、おい」
「絶対に……近寄らないんじゃなかったの」
「ふふふっ」
「忘れたな、そんな昔の事」
「嘘ばっかり」
「覚えてた方がよかった?」
「ううん」
「早くしないと誰かにとられるわよ」
「分かってるけど……いいの?」
「嫌なら立ちません」
「……そ、そうだよね」
Ti0SE予定:歓声
「ねぇ……」
「……うん?」
「いいクリスマスイブになった?」
「もちろん……最高だよ」
「よかった……」
「全部絢辻さんのおかげだよ」
「そう……じゃあこれは貸しにしとくわね」
「ちゃ〜んとあたしを幸せにしないと、/どんどん利子がついていくから」
「ははっ、それなら多分大丈夫だよ」
「多分〜?」
「絶対……だね」
「最初からそう言いなさいよ……」
「あたし、今の言葉絶対に忘れないからね」
n1nkx_ep01A
「お待たせしました」
「あ、おかえり」
「驚いたよ、絢辻さんも挨拶あったんだね」
「ええ、だからステージにきたのよ」
「ははっ、僕はてっきり手伝いか何かかと/思ってたよ」
「ふふっ、W45Eo挨拶はもう頭に入れてたから、/身一つあればよかったの」
(や、やっぱり暗記してたのか……)
「すごくカッコよかったよ」
「やだ、冗談はやめてよ」
「褒めても何もでないからね」
「ははは……」
「さ、それじゃ仕切りなおしてパーティを/楽しみましょうか」
「あ、うん、そうだね」
「へ〜っ、本当に大盛況だね」
「ふふっ、そうね」
後 輩
「あっ、絢辻先輩〜っ」
「あぁ、お疲れ様」
「お疲れ様ですっ」
「委員のイベントはどう?」
「はい、大好評ですよ!」
「そう……」
「ねぇ、やっぱり私、手伝った方が……」
「いいんです! 今日は、ほら……」
「……」
「せっかく校門で1時間も前から待つくらい/気合入れてたんですから」
「えっ……」
「後はお二人でゆっくりど〜ぞ」
「あはは……」
「それじゃ私はこれで。失礼しま〜す」
「………」
「何よ……」
「校門で一時間って……」
「ち、違うわよ」
「それは委員の子たちが勝手に……」
「そうなの?」
「う……ううん」
「いいイヴにするって言ったでしょ……」
「うん」
「もし……あたしが遅くなったりしたら、/Nm君が不安になるじゃない」
(絢辻さん、僕の事を気にして……)
「それにあの子たちが気をつかって/あたしの仕事を無くしたりするから」
「はははっ」
「いいメンバーだったんだね」
「まぁ……そうかもね」
「ねぇ、絢辻さん」
「うん?」
「あそこって何をやってるのかな?」
「え? どこどこ?」
「ほら、子供が集まってるところだよ」
「あぁ、あれはクリスマス委員の本部ね」
「イベントで子供達にお菓子の詰め合わせを/プレゼントしてるのよ」
「へ〜っ、そうなんだ」
「……って、何だか大変そうじゃない?」
「ええ……そうみたいね」
「僕らも手伝った方がよくないかな」
「でも、それじゃ折角の厚意が……」
「はははっ、困った時はお互い様でしょ」
「もう……本当にお人好しなのね」
「いいわ、やりましょうか」
「うん!」
「手が足りてないみたいね」
「あれ……絢辻先輩?」
「僕らにも手伝わせてよ」
「えっ、そんな……」
「いいからいいから」
「せっかくのデートなのに……すみません」
「いいのよ。こういう方が私達らしいもの」
「そうだね」
「そ、それじゃあ……絢辻先輩を/ちょっとお借りします!」
「え……あ、ちょっと……」
「…………」
(ど、どういうことだ?)
(借りるって……プレゼントを配るのは/ここじゃないのかな?)
(仕方ない、しばらく待ってみるか……)
(……戻ってこないなぁ)
「やだっ……ちょっと……」
後 輩
「往生際が悪いですよっ」
「あ、絢辻さん」
「だめっ、こっち見ないで」
「え……」
「あ……」
「あの、恥ずかしいから……」
「う、うん……」
(こ、これは!!)
「……見ないでって言ってるのに」
「絢辻さん、すごく似合ってるよ!」
「まさに本物って感じだね」
「……」
「私……ちゃんとサンタになれてる?」
「うん、バッチリだよ」
「そっか……」
(あれ? 何だか素直だなぁ……)
後輩
「もう……先輩っ」
「うん?」
「お二人で話をするのもいいですけど、/そろそろ子供たちの方へお願いします」
「あ、W45EF9そうね……ごめんなさい」
「いえいえ」
「じゃあ僕も一緒に手伝おうかな」
「はい、ありがとうございます」
子供A
「お、見ろよ! あのサンタ可愛いぞ!」
子供B
「お前んちの姉ちゃんより美人だな」
子供C
「俺、あのサンタからお菓子もらいたい」
子供D
「僕も僕も」
「え? あ、あのね……」
「サンタさん、お菓子ちょうだい!」
「あ〜っ! ぬけがけすんなよ!」
「見つけたのは俺じゃんか〜」
「えっとね、私のお菓子は今準備を……」
「早くちょうだいよ!」
「だから今……」
「何だよ、お前サンタなんだろ!」
「そ、そうだけど……」
「早く! 早く!」
「ちょ、ちょっと……」
「ははっ、絢辻さんすごい人気だね」
「早く〜っ!」
「こら、引っ張らないの」
「だったら早くしてよ!」
「きゃっ! どこ触ってるの!」
「あーっ! お前何してんだよ」
「な〜んにもしてないよ〜っ」
「ひゃんっ、こらっ!」
「うわ〜い!」
(子供って……すごいよな……)
「Nm君、ボーっとしてないで助けて」
「……え? あ、うんっ」
「お! サンタの彼氏が出てきたぞ!」
「こいつがラスボスなの?」
「でも弱そうだよ」
「ははははっ、その通りだ! 僕は弱いぞ!/だけどレアアイテムを持っているんだ」
「え〜っ、嘘だろ」
「本当だ! だからその手を離して僕に/かかって来い!」
「ならお前はこういうのしたことあるか?」
「あんっ……ちょ、ちょっと!」
「おぉっ!」
(な、なんてうらやましい事を……)
「今だ! 食らえ、改心の一撃!」
Ti0/          ビシッ!
「そ……そこは、反則だろ……」
「勇者は反則しても勝つんだよ」
「もう、いい加減にしないと怒るわよ」
「いいよ〜」
「あ、絢辻さん……」
「いい、よく聞きなさいよ……ひゃうっ!」
「あれ? 何だか楽しそうね〜」
「え?」
「お姉ちゃんも一緒に遊んでもいいかな〜」
「何だよお前……ああっ!」
「さ、さらし女だ!」
「え? この人がそうなの?」
「さ、さらし女?」
「みんな逃げろ!/またパンツおろされるぞ!」
「早く高いところへ逃げろ!」
「うわぁ〜〜っ!」
「あ〜っ、待ってよ!」
(な、何だか分からないけど助かったぞ)
「……せっかく一緒に遊べると思ったのに」
「…………」
「あ、あの……」
「ん?」
「……こんな所で何してるの」
「え? パーティに遊びに来たのよ」
「それに……さらし女って…」
「え〜っと、前にあの子たちと鬼ごっこを/した時のことなんだけど……」
「ふふっ、W45Eo転んだ時にはずみでズボンを/下ろしちゃったのよ」
「それからさらし女〜なんて不名誉な/あだなをつけられちゃって」
「あの、絢辻さん?」
「はい?」
「あ、いや、お姉さんじゃなくて……」
「Nm君、もう行きましょ」
「で、でも……」
「いいから!」
「うん……」
「す、すいません、助けて頂いたのに……」
「ううん、W45Eoいいのよ。/詞ちゃんが話さないのはいつもの事だし」
「ほら、それより早く行かないとでしょ」
「あ、はい」
「……あ、ねぇ」
「えっ?」
「詞ちゃんのこと、W45Eoよろしくね」
「あ……はいっ!」
「絢辻さん……」
「ふふっ、何て顔してるの」
「いや、だって……」
「どうって事ないわよ、W45Eoこれくらい」
「……あの人がいきなり出てきたのには/ちょっと驚いたけどね」
「ははは……」
「ほら、そんなことよりお仕事お仕事!/子供たちが待ってるわよ」
「うん、そうだね」
「頼りにしてるんだから、頑張ってね」
「えっ、僕を……頼りに?」
「ええ」
「ホントに?」
「うん、少しだけだけど本当に」
「よ、よし! それじゃ気合入れてくよ!」
「ふふっ、W45Eoお願いします」
(……)
(絢辻さんまだかな?)
(そろそろ着替え終わってもいい頃なのに)
「お待たせ、着替えてきたわよ」
「あ、おかえり」
「……何だか思ったより重労働だったわ」
「ははっ、そうだね」
「でも、子供も喜んでたみたいだし」
「一番喜んでたのは誰かしら……」
「言っとくけど、高いわよ」
「ええっ!!」
「実際に請求はしないけど、/その分あたしの言う事を聞いてもらうわ」
「そ、そんなぁ……」
「文句は?」
「……ありません」
「よろしい」
「さて……と、それじゃどうしようかな?」
「もしかして……今?」
「ええ、早速付き合ってもらうわよ」
「はい……」
(や……やっぱり余計な事を言うんじゃ/なかったかな)
「ほら、置いてくわよ!」
「あ、うん」
「あの、絢辻さん……」
「確か6時以降は、校内は立ち入り禁止じゃ/なかったっけ」
「黙ってついてくる」
「……はい」
「じゃあちょっとここで待ってて」
「あ、うん……」
(絢辻さん、どういうつもりなんだろう?)
(も、もしかして……)
(いや、まさかそれはないか……)
Ti0SE予定:足音
「お待たせ」
「ううん、いいけど……」
「はい、これ。プレゼント」
「えっ……ぼ、僕に?」
「他に誰がいるのよ」
「持って歩くとバレバレだから、/教室に置いておいたの」
「どう? いいクリスマスイブでしょ?Ec」
「ありがとう、絢辻さん……」
「はい、どういたしまして」
「そうだ、開けてもいい?」
「それはダメ」
「中身はあたしの手作りケーキ」
「そ、それなら一緒に……」
「残念、一切れしか入れてないわよ」
「う……」
「家でゆっくり味わってね」
(絢辻さん……やっぱり僕のことを/ちゃんと考えてくれてたんだな……)
(僕が絢辻さんのことを考えるように……)
「どうしたの? 急に黙ったりして……」
「もしかして感動したとか?」
(そうだ、やっぱり僕は絢辻さんが……)
(うん……今言わなかったら、/後で絶対に後悔するはずだ)
「ぼ、僕……絢辻さんに聞いてほしい事が/あるんだ」
「いい……かな?」
(迷っちゃダメだ……今しかないんだ!)
「う、上手く伝えられるかどうか/分からないんだけど……」
「別に……それでもいいから」
「絢辻さん」
「はい」
「僕は……、僕は絢辻さんのことが……」
「絢辻さんのことが好きだっ!」
「こうして仲良くなるにつれて、絢辻さんは/色んな表情を見せてくれるようになって」
「その表情一つ一つに、僕は惹かれて……」
「だ、だから……これからもずっと一緒に/いれたらって思う」
「僕はもっと絢辻さんの色んな表情を/見ていたい……他の誰よりも近くで」
「……Ecうん」
「こんなの僕の一方的な気持ちなのかも/しれないけど……それでも……」
「待って」
「自分一人で完結しないで、/W45P1F2あたしの気持ちも聞いて……」
「そ、そうだよね……」
「Nm君があたしを見てくれたように、/あたしもNm君を見てたんだから」
「そして気付いたのよ……」
「Nm君は、あたしにとっての鍵」
「……鍵?」
「そう……自分を守る為に閉じた扉のね」
「嘘はつきたくないから……言うわ」
「うん」
「あたしには、まだNm君が知らない/一面があるの」
「僕の知らない?」
「うん。傷つきやすくて弱虫な」
「……そのクセに寂しがり屋、かな?」
「えっ? どうして……」
「何となくね」
「そう……」
「全部、僕が受け止める」
「Nm君」
「それくらい絢辻さんが好きなんだ」
「ダメかな?」
「ううん、ありがとう」
「あたし……W45Fe2EoNm君を好きになって/よかった……」
「あたしも、あなたが好き!」
「それじゃあ……」
「……あれ?」
「うん? どうかした?」
「あ、いや……外がいやに暗いと思ったら/クリスマスツリーが……」
「ええ、点灯は9時までだから」
「そっか……ちょっと残念だったな」
「僕、今の気持ちで絢辻さんとツリーを/見たかったな」
「ふふっ、そうだね」
「お〜い、Nm」
「お、梅原」
「あれ? 絢辻さんも一緒だったんだ」
「うんEo」
「ん……んん?」
「な、何だよ……」
「お前……何してんだこの野郎!/二人していい雰囲気出しやがって」
「ははは……ま、まぁな」
「ふふっ」
「そ、そこは否定するとこだっつーの!/W45EF6俺なんかな……」
「分かった、分かったから……」
「いいや、W45EoF8分かってない!」
「あっ……」
「えっ!」
「ど、どうして……」
「絢辻せんぱ〜い!/委員一同からのプレゼントでーす!」
「もう、委員が規則破ってどうするのよ」
「はははっ」
「……Nm君」
Ti0走る音予定:
「あ、絢辻さん?」
「なぁNm、こりゃどういうことだ?」
「えっと……どう言えばいいのか……」
「Nmく〜ん!」
「えっ? あ……」
(あれって……まさか!)
(Kissing Ball!)
「わ、悪い梅原、話は後だ」
「あっ、おい」
Ti0SE予定:
「絶対に……近寄らないんじゃなかったの」
「ふふふっ」
「忘れたな、そんな昔の事」
「嘘ばっかり」
「覚えてた方がよかった?」
「ううん」
「早くしないと誰かにとられるわよ」
「分かってるけど……いいの?」
「嫌なら立ちません」
「……そ、そうだよね」
Ti0SE予定:歓声
「ねぇ……」
「……うん?」
「いいクリスマスイブになった?」
「もちろん……最高だよ」
「よかった……」
「全部絢辻さんのおかげだよ」
「そう……じゃあこれは貸しにしとくわね」
「ちゃ〜んとあたしを幸せにしないと、/どんどん利子がついていくから」
「ははっ、それなら多分大丈夫だよ」
「多分〜?」
「絶対……だね」
「最初からそう言いなさいよ……」
「あたし、今の言葉絶対に忘れないからね」
n1sir_me00A
「Ti0シリアイ:エンカウント00Bの冒頭会話だってばよ」
n1sir_me00A
n1sir_me00A
「絢辻さん、今いいかな?」
「V9664あ、EF3Nm君、W45どうしたの?」
「ちょっと時間が空いちゃったんだけど、/話し相手になってくれないかな」
「V9665ええ、W30Eoいいわよ」
「V9666あ、W45EFe9m3でもその前に一つ」
「え?」
「V9667プールではEcありがとうございました。/Eoおかげで棚町さんの補習が出来ました」
「あ、それなら良かったよ」
「V9668うん、W45EoFe6m2棚町さんにとってもね」
「はははっ、そうだね」
「あれ……絢辻さん?」
「V9669あ、Nm君」
「どうしたの?/こんな時間に泳いだりして……」
「V9670ふふっ、W45Eo最近少し運動不足だったから、/水泳部の人に頼んでプールを借りたの」
「あ、そうなんだ」
「V9671もうそろそろ上がるつもりだったけどね」
「それなら、今ちょっといいかな?」
「V9672え……W45EFe9m3うん……」
「丁度、絢辻さんと話がしたいな〜って/思ってたところなんだ」
「V9673えっと……W45EF3少しだけなら」
「そっか、それじゃあ……」
n1sir_me00A
「絢辻さんっ」
「V9674あら、Nm君」
「今、ちょっと時間いいかな?」
「V9675ええ、Fm4構わないけど……W45EFe9m3どうしたの?」
「うん、一緒に帰った時に聞いた絢辻さんの/一日をもっと詳しく知りたいな〜って」
「V9676え……」
「というのが口実で、本当はただ話が/したかっただけなんだ」
「V9677ふふふっ」
「いいかな?」
「V9678うん、勿論」
「はははっ、それじゃあ……」
n1sir_me00A
「絢辻さん」
「V9679あ、Nm君」
「ちょっと時間が空いちゃったんだけど、/少し話でもどうかな?」
「V9680ええ、いいわよ」
「ははっ、やったね」
(う〜ん、随分あっさりと……)
(やっぱりこれって梅原が言うように/仲がいいってことなのかな?)
「V9681ん? W45EF6どうかしたの?」
「あ、いや……何でもないんだ」
「V9682ふふっ、W45EoFe6m3変なの」
「ごめんごめん」
n1sir_me00A
「絢辻さ〜ん」
「V9683あ、Nm君」
「V9684この間はお見舞いありがとうね」
「え? あ、どういたしまして」
「V9685少し驚いたけどEcF3嬉しかった」
「ははっ、そっか」
「V9686あ……それで、私に何か用事かな?」
「あ、うん」
「絢辻さん、今時間いいかな?/よかったら少し話でもしようよ」
「V9687うん、W45Eoいいわよ」
「そっか、それじゃあ……」
n1sir_me00A
n1sir_me00A
「絢辻さん」
「V9688あ、Nm君」
「ねぇ、今って時間あるかな?」
「V9689うん、大丈夫よ」
「じゃあ少し話でも……あれ?」
「V9690ん?」
「絢辻さん、指先怪我したの?」
「V9691あ……W45Ecうん」
「V9692ちょっとトゲが刺さっちゃって」
「そうなんだ」
「V9693ふふっ、見ても分からない程度なのに/EFe9m3よく気付いたわね」
「たまたま目が行っただけだよ」
「V9694なるほどね」
「V9695それより今日はどんなお話を?」
「え? あ、そうだなぁ……」
n1sir_me00A
n1sir_me00A
「絢辻さん、今って時間大丈夫?」
「V9696あ、Nm君」
「V9697もしかしてお喋り、かな?」
「はははっ、正解」
「何だか絢辻さんと話がしたいな〜って」
「V9698ええ、勿論いいわよ」
「やった!」
「V9699ふふっ、W45EoFe6大袈裟ね」
「そ、そうかな?」
「V9700うん」
「ははっ、木曜日の約束があるから/舞い上がってるのかも」
「V9701あ……W45EF3そういうことねEc」
「今から楽しみにしてるよ」
「V9702私も」
「それじゃ、またね」
「V9703え……」
「V9704あ、えっと……W45Fm3話はいいの?」
「そ、そうだった!」
「V9705舞い上がりすぎよ、W45EcF2ふふっ」
n1sir_me00A
n1sir_me00A
n1sir_me00A
「絢辻さん」
「V9706え? W45EFe9m3B60あ……Nm君、どうしたの?」
「うん、少し絢辻さんと話がしたくて/声をかけたんだけど」
「V9707ええ、いいわよ」
「……」
「絢辻さん、顔が赤いけどどうかしたの?」
「V9708え〜っと……」
「V9709ちょっとEFe6m2あの事を思い出してEc……」
「あの事? あ、風でスカートが……」
「V9710S……」
「はは……」
「V9711Sdそ、それよりEF3お喋りしましょうか?」
「う、うん、そうだね」
「Ti0シリアイ:エンカウント09Aの冒頭会話だってばよ」
「絢辻さん」
「え? W45EF3B30あ……Nm君、どうしたの?」
「うん、少し絢辻さんと話がしたくて/声をかけたんだけど」
「ええ、いいわよ」
「……」
「絢辻さん、顔が赤いけどどうかしたの?」
「え〜っと……」
「ちょっとあの事を思い出してEc……」
「あの事? あ、風でスカートが……」
「はは……」
「そ、それよりEF3お喋りしましょうか?」
「う、うん、そうだね」
n1sir_me00A
「…………」
「う……ううっ、今日は冷えるなぁ……」
「さ、寒い……」
(う〜〜ん、これは家に帰る前に、/どこかで少し温まった方がよさそうだな)
(そうだ、図書室なら……)
(うん、図書室に行こう。/あそこならきっと暖房がきいてるぞ!)
「よしっ、それじゃ早速!」
(ふぅ、生き返るよ。/さすがに暖房がきいてると温かいな……)
(……あれ?)
(あそこにいるのって……)
「絢辻さん」
「V3000あ、Nm君」
「こんな所で……何をしてるの?」
「V3001ふふっ、W45Eo見ての通り勉強よ」
「えっ!? ほ、放課後なのに?」
「V3002ええ、この時間は静かだから、/よく利用してるの」
「へ〜っ、そうなんだ……」
「V3003家でやるよりも効率がいいし」
「そう……なの?」
「V3004ほら、W15Fm2分からない箇所があったら、/すぐに聞きにいけるでしょ?」
「あ、なるほどね」
「V3005クスッ、W30Eoよかったら隣どうぞ」
「ははは……え、遠慮しておくよ」
「V3006そう、Fm2残念だな」
「僕なんかは気が散る方だから、/家でやらないと集中出来なくてね」
「V3007そうなんだ……」
「あ、でも……」
「V3008え?」
「絢辻さんが開いてるそのページくらいは、/やっていってもいいかも……」
「V3009これ?」
「うん……実は僕、その箇所がまったく/分からなかったんだ」
「V3010そっか……」
「V3011じゃあ……このノート持っていく?/私なりのまとめもしてあるわよ」
「えっ、でもそれじゃ絢辻さんが……」
「V3012大丈夫、W30Eoもう大体頭に入ってるから」
「V3013それに、Fm2Nm君は家でやった方が/集中出来るんでしょ?」
「うん……じゃあ、遠慮なく……」
「V3014ふふっ、W30Eoどうぞ」
「V3015出来る事ならあたしも……」
「えっ?」
「V3016あ……W30EcFe9m2ううん、W15EoFe6m2何でもないわ」
「V3017ところでNm君は何してたの?」
「ははっ、暇だからブラブラとね」
「V3018そうなんだ」
「じゃあ……僕はそろそろ行くよ。/勉強の邪魔をしちゃ悪いしね」
「V3019そう? 別に構わないのに」
「ううん、折角ノートも借りた事だし、/家に帰って少し復習しておくよ」
「V3020そっか、それじゃまた」
「うん、またね」
(こんな時間まで勉強なんて……/やっぱり絢辻さんってすごいな)
(これが学年上位の秘訣ってところかな?)
(……)
(よし、僕もこの借りたノートを参考にして/頑張ってみるとするか!)
(…………)
(おかしいな、誰もいないじゃないか……)
(う〜〜ん、梅原の話によると、/今日は女子の体育の補習があるはず/なんだけどな……)
「……」
「あっ、まさか……」
(ぼ、僕は……またダマされたのかっ!?)
「くっ……梅原め……」
「V0528やだぁ〜! めんどくさい」
「V0000だ、駄目だってば薫。/進級できなくなっちゃうよ?」
(あ、あれっ!? この声は……)
「V0529かっ・W15えっ・W15るっ!EoFm6」
「V0001え〜〜っ!Fm6」
「あの……ふ、二人して何してるの?」
「V0002あっ、Nm君。EFe9m3丁度よかった」
「V0530よくないわよ!」
「……ど、どういう事?」
「V0003Fm4薫が補習をサボるってきかないのFm9」
「えっ……」
「V0531Nn、W15EcFm810秒でいいから恵子を/押さえつけてて!」
「…………」
「ごめん……僕、そういう趣味はないんだ。/いいから、おとなしく補習を受けろよ」
「V0004ほらW10ほらっ、W30EoFm3Nm君もこう言ってるよ」
「V0532裏切り者〜〜っ!Fm9」
(まったく……)
「V0533放してっ! W30EoFe9m4チャンスは今しかないの!Fm6」
「V3021ごめんなさい、お待たせ」
「V0534うっ……」
「あ、絢辻さん……」
「V3022……あれっ?Fm2 Nm君」
「もしかして絢辻さんも補習なの?」
「V3023ううん、私は先生の代理よ」
「代理?」
「V3024ええ。先生は陸上の方の補習を見てるわ」
「V0005今日はね、先生の代わりに絢辻さんに/Ec泳ぎを教えてもらうの」
「ああ、なるほど」
「V3025私も泳ぎは得意な方じゃないんだけどね」
「えっと……じゃあ、そこでふてくされてる/やつは?」
「V3026あはは、W30Eo棚町さんは休みが多かったから」
「なんだ。自業自得じゃないか……」
「V0535うぅ……」
「V0006あれ? 薫、どうしたの?」
「ん?」
「V0536絢辻さん、EoFe9m4あたし急にお腹が……」
「V3027えっ?」
「V0007薫、大丈夫?」
(はぁ……まったく……)
・薫をフォローしてやる
・絢辻さんのフォローをする
(仕方ないなぁ……感謝しろよ、薫)
「絢辻さん、僕が保健室に連れてくよ」
「V3028あ、でも……」
「薫、自分で着替えくらいは出来るよな?」
「V0537Fm4う……W15EcFm6うん」
「V0008……」
「V3029……仕方ないわね。/W15Fm2じゃあ、お願いしてもいいかな?」
「うん、分かったよ」
「V3030先生には私から上手く言っておくから」
「V0538EFe9m6ごめんね」
「V3031ううん、W30Eo任せといて」
「じゃ、薫……行こうか」
「V0539……うん」
(……)
(そろそろ着替え終わる頃かな……)
「V0540ごめんね、Nn」
「もう演技しなくていいぞ」
「V0541……」
「V0542あ、やっぱりバレてた?SEc」
「当然」
「V0543おかしいなぁ……W30EoFe7m6完ぺきだと思ったのに」
「僕をだませるわけないだろ?」
「V0544あはは……W30P0EoFe9m3W30そうかも」
「それじゃ僕はもう行くぞ?」
「V0545あ、うん。W30EcF3ありがと〜Nn」
「いいよ、別に。その代わり……先生に/見つからないように気をつけろよ」
「V0546はいはい。W30Eo分かってますって」
(世話が焼けるな……まったく)
「V0547う〜」
「V3032棚町さん、保健室行く?」
「V0009あ、その方がいいね」
「絢辻さん、その必要はないよ」
「V3033えっ?」
「薫……お前、嘘をつく時に/まばたきの回数が増えるクセがあるぞ」
「もしかして自分で気付いてないのか?」
「V0548ええっ! 嘘でしょうっ!?」
「うん、嘘だよ」
「V3034え……」
「V0549あ……」
「お腹、治ってよかったな」
「V0010あははは」
「V3035……」
「V0550あは……Sは……」
「V3036棚町さん300メートル追加……Fm4と」
「V0551ええええっ!」
「残念だったな」
「それじゃ、僕はそろそろ……」
「V0552待てこらEo」
「何?」
「V0553こうなったらNnも/最後まで付き合いなさいよ」
「残念、僕はもうおねむの時間なのだ」
Ti0/           Ti2トンAs0b0
「V0554あ〜〜っ!」
Ti0/       Ti2Ts3バシャーーン!
「それじゃ僕はこれで。頑張ってね」
「V3037Fm1あ、W15EFe3m2うん。W30EcFe3m2またね、Nm君」
「V0011またね〜」
「V0555この裏切者〜〜〜っ!」
「補習か……」
(薫の面倒を見なくちゃいけないなんて、/絢辻さんも大変だな……)
(ちょっと遅くなっちゃったな……。/さっさと帰るとするか……)
(……あれ?)
(あそこにいるのって、絢辻さんだよな)
(しかも僕の下駄箱の前で何か……)
(……)
(…………)
(あ……ああっ!!/ま、まさか……僕にラブレターとか!)
(いや、さすがにそれはないよな……)
「でも……」
「……」
(よしっ、ここは思い切って!)
「あ、絢辻さんっ!」
「V3038あ、W15EF3Nm君、今帰り?」
「う、うん」
「それで……そこ、僕の下駄箱なんだけど、/何か用事でも……」
「V3039え? W30EcFe1m2ううん、別に」
「V3040まだ残ってる人がいるんだ〜W15EoF3って思って/見てただけよ」
「そ、それじゃラブレターとか……」
「V3041ふふっ、W45EoEFe9まさか」
「はは……そ、そうだよね」
「V3042……」
「V3043ね、W30そういえば確かNm君の家って、/私と同じ方向だったわよね?」
「あ、うん」
「V3044それなら途中まで一緒に帰らない?Fm2」
「あ……よ、喜んで」
「V3045クスッ、W30EoFm2それじゃ行きましょうか」
「うん」
「V3046ね、Nm君が帰るのって、/いつもこれくらいの時間なの?」
「普段はもう少し早いかなぁ」
「V3047そうなんだ」
「絢辻さんは?」
「V3048私は……W45Eoそうね、大体6時半とか/7時頃が多いかな」
「あ、そっか。/図書室で勉強してるんだったね」
「V3049ええ。W30EFe9m4あ、W15Fm2でも……委員会とか、先生の/お手伝いとかで遅くなる事もあるわ」
「大変だね」
「V3050そうでもないかな? W15EoFe9m3もう慣れちゃった」
「な、慣れるものなんだ」
「V3051うん」
「そういう時って勉強はどうしてるの?」
「V3052ふふっ、W30Eo勉強なんていつでも出来るから」
「えっ!?」
「V3053登下校中でも、休憩時間でも食事中でも」
(そ、そういう発想が僕には……)
「V3054ただ、私は学校でするのが好きってだけ」
「そ、そうなんだ……」
(う〜〜ん、学校で勉強か……)
「あ、ねぇ、ちょっと興味あるんだけど、/絢辻さんの一日ってどんな感じなの?」
「V3055え? W15EFe6m2別に普通だから、聞いても面白い事/なんてないわよ」
「それでもいいよ」
「V3056え〜っと、W45EcFe4m2朝は4時くらいに起きて、/ちょっと勉強したりランニングしたり」
「V3057それから学校ね。W30EcF2後は知っての通りよ」
「よ、夜は?」
「V3058本を読んだり、勉強したりかな」
(あまり普通じゃないと思うけど……)
「V3059Fm4あ、W15Fm2じゃあ……W15EF3ここで。W15/私の家こっちだから」
・よかったら家まで送っていこうか?
・それじゃ、またね
「よかったら家まで送っていこうか?」
「V3060えE……」
「V3061……えっ、W15Fm4と。W30Fm3大丈夫」
「そっか……」
「V3062ありがとう、EoF3気持ちだけ貰っておくわ」
「V3063それじゃまたね」
「それじゃ、またね」
「V3064うん」
(う〜〜ん……)
(何だか……今日は絢辻さんのすごさを/垣間見た気がするな)
(はぁ、完ぺきにも理由があるんだな……)
(うん、僕には絶対無理だ)
(ふわぁ〜っ、試合待ちって退屈だよな)
(確かに楽は楽なんだけど、/あまりにも暇すぎるっていうのも……)
(う〜〜ん……)
「V0103おおおっ! すげぇっ! 今の見たか?」
「ん? あ、いや」
「V0104お前は一体どこを見てるんだよ!」
「どこって、試合だろ?」
「V0105か〜っ! W30EoF9これだからNmは……」
「な、何だよ」
「V0106こっち見ろ、こっち!/同じバスケでも女子の方だよ」
「……」
(あ……絢辻さんだ)
「V0107今、絢辻さんの3ポイントシュートで/逆転勝ちしたとこだ」
「へ〜っ、すごいじゃないか」
「あ……」
「V0108おおっ!」
「V0109見たか今の! W30EoFe8m2俺に手を振ったんだぞ!」
「V0110な、W15EFe9m3何だよ……」
「僕ら二人に……だろ?」
「V0111違う! 断じて違うぞ!/W15EoFe9m8あれは俺に手を振ったんだっつーの!」
「はいはい……」
「V0112ううっ、その余裕……W30EhFe6m9近頃絢辻さんと/仲がいいからって」
「そ、そんな事ないよ」
「V0113もう知らん! Fm8友達なんかやめてやる!」
「あ、梅原っ!」
「…………」
「V0114……という冗談は置いといて、/W45EoFe8m3そろそろ俺らのチームの試合だぞ」
「あ、そっか……」
「V0115おいおい……W45EFm3気合入れろって」
「そうだな。やるからには勝つか」
「V0116そうこなくっちゃ!/W45Eo二人でいいとこ見せようぜ」
「ははっ、そうだな」
(はぁ、何だか視線を感じると思って/見てみれば……)
(梅原じゃないか……)
(……)
(あいつ、どうして僕の方を見てるんだ?)
(う〜〜ん、ちょっと気になってきたぞ。/声をかけて理由を聞いてみるか……)
「お〜い、梅原」
「V0117おうよ、どうした?」
「今、僕の方を見てただろ?」
「V0118ん、W45EF7あぁ……」
「何か……用事でもあるのか?」
「V0119あ、W45EF6いや、W45EFe9m3別にそういう訳じゃないんだ/けどよ……」
「V0120お前ってさ、最近絢辻さんと仲いいよな」
「や、やぶから棒になんだよ……」
「V0121仲いいんだろ?」
「まぁ……前よりは話すようになったけど、/仲がいいかっていうと微妙だぞ」
「V0122そっか。W45Eoじゃあ周りの誤解ってとこか」
「な、なんだよ」
「V0123そういう噂があるってこった」
「……」
「V0124俺みたいにNmに/直接聞けりゃいいがな」
「どういうことだ?」
「V0125お前だって彼女が人気ある事くらいは/知ってるだろ」
「うん」
「V0126要するに、お前の事をよく思ってない奴が/大勢いるわけさ」
「ええっ!?」
「V0127はははっ、W15P0EoFe9m3W45嫉妬だな」
「うう……」
「V0128まぁ、そう気にすんなよ。/EF3多分だが、俺は応援してるぞ!」
「V0129もっとも……W45EoFe8m3隙があったら/ライバルになるかもしれないけどな」
「お前……もしかして」
「V0130そうだ、W45EoFe8m1俺はお前が好きだ!!」
「絢辻さんがライバルかよっ!」
「V0131うははははっ」
「まったく……」
「V0132ま、冗談はともかく、W30EoFe9m3気をつけるこった」
「そうするよ」
「V0133おもしろい噂、期待してるぜ!」
「ああ、サンキュー梅原」
(しかし、嫉妬なんて言われてもなぁ……)
(気をつけようがないのがまた問題だよ)
(仕方ない……よな……)
(さて、お昼ご飯も食べたし、/次の授業まで何をして時間を……)
(……あれっ?)
(何だか……教室の方が騒がしいぞ)
(う〜〜ん、何かあったのかな?)
「V0556ねぇねぇ、Nn」
「あぁ、薫」
「V0557今、そこで聞いたんだけどさ、/絢辻さんが倒れたって本当なの?」
「えっ!?」
「V0558あれ……一緒にいたのって、/Nnじゃないの?」
「僕、そんな話知らないよ」
「V0559一応、自分の足で帰ったって話だから、/大した事はないと思うんだけど」
「そ、そっか……それなら良かった」
「V0560でも心配よね」
「そうだな」
「V0561何だかいつも忙しそうにしてたから、/Fm3疲れがたまってたのかもね」
「……」
「V0562あ〜ん、もう授業始まっちゃうの〜」
「仕方ないだろ」
「V0563ま、続報が入ったらNnにも教えるわ」
「ああ、よろしくな」
「V0564それじゃあね〜」
「そっか、絢辻さんが……」
(…………)
(さすがに今日とはいかないけど、/近々様子を見に行ってみようかな……)
(でも、具合が悪いのを分かってて/押しかけるのは、迷惑かもしれないぞ)
(う〜〜ん、どうしよう……)
・日を改めて様子を見に行く
・戻ってくるまでそっとしておく
(よし、じゃあ日を改めて、/様子を見に行ってみるか!)
(うん、ちょっと時間をおいてからの方が/絢辻さんにとってもいいよな)
(それと……役に立つかは分からないけど、/絢辻さんの分も授業のノートをとって/おいてあげよう)
(これでバッチリ……だよな)
(体調を悪くして休んでるんだし、/僕が行ったところで迷惑だよな)
(うん、心配だけど、元気になるまで/そっとしておいてあげよう……)
(絢辻さん、まだ具合が悪いのかな……)
(よし、これから駅前で花でも買って、/お見舞いに行ってみよう)
(う〜〜ん、確か絢辻さんの家って、/この辺りのはずなんだけど……)
(ま、参ったなぁ……)
「V0022あら? あなた……」
「えっ?」
「V0023こんにちは」
「あ……こ、こんにちは」
「V0024え〜っと……W45EFe9m3詞ちゃんのお友達よね?」
「あ、はい」
「V0025きれいな花を持ってるけど、/EF3もしかして詞ちゃんに用事かな?」
「はい、学校を休んでるので、/具合を聞きに来たんですけど……」
「V0026具合は……W45Ecう〜〜ん、W30Fm3どうなんだろう?/W45EoF9Wv275I10詞ちゃんってあまり喋らないから」
「そ、そうですか……」
「V0027あ、そうだ! 折角ここまで来たんだし、/顔見てってあげたらどうかな」
「え? あ、いや、寝てたら悪いですし、/この花をお姉さんから……」
「V0028EFe9でも具合なら本人に聞くのが一番だし」
「そうかもしれないですけど……」
「V0029いいからいいから」
「え、あ……ちょ、ちょっと!」
「V0030それじゃごゆっくり〜」
「だから、その、僕は……」
「V0031遠慮なんてしなくていいのよ」
(こ、これが絢辻さんの部屋か……)
(整頓されてて隙のない部屋だなぁ)
Ti0/        Ti2くんかくんか……
(それに……いい匂いがするぞ)
(今のうちにかぎ溜めしておこう!)
(……って、何をバカな事をしてるんだ。/僕は絢辻さんのお見舞いにきたんだろ!)
(とはいえ、どうしたらいいんだ?)
(当人の絢辻さんは寝てるみたいだし……)
(……)
(……ううっ、こうしてても仕方がない。/ちょっと声をかけてみるか)
「Ts1あ、絢辻さ〜ん……」
「V3065……」
(な、何だか……すごく悪い事を/しているような気がするぞ……)
「V3066んっ、んん……」
「うあっ」
(しっ、しまった!!)
「V3067……うん」
「V3068Nm……君?」
「や、やぁ」
「V3069……」
「はは……はははは……」
「V3070…W25…W25…W25…Ts3きゃあああ〜〜っ!!」
「V3071なっ、なんでNm君がっ!?」
「えっと、話すと長くなるんだけど……」
「V3072ちょっ……ダメっ!/こっち見ないでっ!」
「は、はいいっ!」
「V3073見られた……あたしの寝顔……」
「え……」
「V3074う、ううん、何でもない」
「……」
「V3075す……すぐに顔洗ってくるから」
「あ、うん」
「V3076そのまま目閉じててっ」
(押し付けられたような罪悪感が……)
(…………)
(………………)
(……………………)
「V3077もう……いいよ」
「ご、ごめんね。その、何て言うか……」
「V3078どうせお姉ちゃんでしょ……」
「うん」
「V3079私こそ、大声出しちゃってごめんなさいFm3」
「ははは……」
「V3080びっくりしちゃってFm3……W45EF6その……」
「仕方ないよ……W15それよりまだ寝てないと」
「V3081あ、うん」
「V3082でも、まさかNm君がお見舞いに/来てくれるなんて……」
「えっ? あ〜っと、他の人は……」
「V3083来てくれたのはNm君だけよ」
「あ、そうなんだ」
「V3084うん……」
「それで具合の方はどうなの?」
「V3085うん、最近少し頑張り過ぎたみたいで」
「疲れが溜まっちゃったって感じかな?」
「V3086ええ……でも、もう大丈夫だから」
「そうは言うけど、まだ……顔が赤いよ」
「V3087うん、少し熱があるからね」
「V3088ふふっ、大した事ないわよ」
「V3089どうかしたの?」
「絢辻さん、ちょっと台所を借りるね」
「V3090えっ!? あっ、Nm君?」
「お待たせ」
「V3091う、うん……でも、急に……」
「これ、冷やしてきたんだ」
「V3092えっ?」
「ちゃんときれいに洗ったやつだから」
「V3093あ……」
「V3094あ、ありがとう……」
「うん、どういたしまして」
「でも、お礼を言うのは僕の方かもね。/可愛いおでこを見せてもらったわけだし」
「V3095えっ!?」
「V3096……」
「あ、そうそう……」
「すっかり忘れてたんだけど、/お見舞いも持ってきてたんだ」
「V3097え? そんなに気を遣わなくても……」
「ほら、早く元気になってほしいからね」
「V3098……」
「花とノートなんだけど……これ、机の上に/おいておくね」
「V3099うん……」
「ノートは最近の授業をまとめた物だから、/少しは役に立つかな〜って、はははっ」
「V3100本当にありがとう……」
「ううん、いいよいいよ」
Ti0/         Ti2ワンワン……
「あ……そういえば、さっきから/気になってた事があるんだ……」
「V3101うん?」
「台所でも犬の鳴き声が聞こえたんだけど、/近所で犬でも飼ってるの?」
「V3102あ……」
「鳴き声って結構響くから、落ち着いて/寝てられないかな〜って思ったんだけど」
「V3103まぁ、確かにワンワンピーピーうるさ……/い時もあるかな……」
(な、何だか今……)
「V3104ほら……で、でも仕方ない事だし」
「そ、そっか……」
(はは……実のところ、ちょっと苛立ってる/のかもしれないな……)
Ti0/        Ti2ワンワンワンッ
「V3105……」
「…………」
(うぅ……何だか落ち着かないな……)
(あまり長居するのもどうかと思うし、/そろそろ帰った方がいいかもな)
「えっと……それじゃ僕はそろそろ」
「V3106え? あ、うん……」
「V3107ごめんね、お茶も出さないで」
「いいよ。気にしないで」
「V3108あはは……」
「V3109それじゃあ玄関まででも」
「あ、いいって、絢辻さんは寝ててよ」
「V3110でも……」
「ははっ、それじゃお大事に」
「V3111あ……うん、またね」
(絢辻さん、元気そうだったな……)
(うん、あの様子ならきっと大丈夫!)
(ははっ、とりあえずは一安心……かな)
Ti0/        Ti2ワンッ! ワンッ!
(ん? この声は……さっきの犬だよな?)
(……あ、あれ?)
(あそこで犬を追い掛け回してるのって、/絢辻さんのお姉さんじゃないか……)
(まさか……鳴き声がうるさかったのって、/このせいなんじゃないのか?)
(あ、こっちに気付いたぞ)
「V0032はぁ……Wv80I10はぁ……」
「だ、大丈夫ですか?」
「V0033うん。それより……」
「V0034え〜〜と……W30EF3もう帰るの?/W60EcI10ゆっくりしていけばいいのに〜」
「でも、お見舞いなのに長居するのは/申し訳ないですし……」
「V0035あぁ……W45EF6詞ちゃん具合悪いんFm3だったね。/W45EcF3ふふっ、W30EoFe9m3忘れてた」
(妹が病気だっていうのに……お姉さんが/この調子でいいのかな……)
「V0036ね、ね、Fm3ところで……」
「はい?」
「V0037最近の犬って人に懐かないように/教育されてるのかな?」
「V0038さっきからEcFm4ず〜っと懐いてくれないのよFm6」
「そ、そうなんですか」
「V0039まったく失礼しちゃうわよね〜EoFe9m3」
「V0040よし、W45EcF3もう一回チャレンジしてくるわ」
「あ、はい……」
「V0041それじゃあね〜」
(あ、絢辻さんのお姉さんって、/何だか……すごい人だよな……)
(魅力的というか、無邪気というか……)
(う〜〜ん……)
(あ、転んだ……)
(だ、大丈夫かなぁ……)
「V0049はい、掃除の件はEoFe1m7今の案で決定ね。/P0F3W15それじゃあ、次の議題に移って」
男 子
「あ……では、次の議題です」
「しばらくの間、クリスマス委員の手伝いを/してくれる人を募集したいと思います」
「もし、やってもいいという人がいたら、/挙手をお願いします」
(へ〜っ、クリスマス委員の手伝いか……)
(そうだよな、絢辻さん一人に任せっきり/だもんな)
(……と言っても今更……か)
(でも、これなら絢辻さんの役に立てるし、/立候補するのも悪くないぞ)
(う〜〜ん、どうしよう……)
・手を上げる
・やめておく
「誰もやらないのなら、僕やります」
「V0134お、おい。本気か?」
「うん」
「他に誰か立候補する人はいませんか?」
「……」
「いないみたいですね。/では、Nm君お願いします」
「はい」
「V0050よろしくお願いねEc」
「V0135おいおい、Nm。Fm1どうしたんだ?」
「えっ? 何が?」
「V0136Fm3まさかいきなり立候補するなんてよ」
「V0137もしかして……W15P1Fe8m3EoW45絢辻さん狙いか?」
「そういう訳じゃないけど……」
「V0138じゃあどういう訳だ?」
「うちのクラスって、何でもかんでも/絢辻さん任せにしてるだろ?」
「V0139確かに……」
「だから少しでも手伝ってあげたくてさ」
「V0140なるほど。Fm3お前らしいな」
「V0141仕方ねぇな。Eoたまに俺も手伝ってやるよ」
「本当か?」
「V0142ああ。W30Eo手が足りない時はすぐ呼んでくれ」
「うん。そうさせてもらうよ」
「V0143それじゃあな」
(よし……頑張るぞ!!)
(いや……やめておこう)
(僕なんかがやったところで、/邪魔になるだけだろうしな……)
結果、誰も立候補する人はいなかった。
(……ん?)
(おっ、あそこにいるのは、絢辻さんか!)
(もう具合はいいのかな?/ちょっと声をかけて聞いてみるか!)
「絢辻さん、おはよう」
「V3112あ、W15EF3Nm君。おはよう」
「もう具合はいいの?」
「V3113ええ、大丈夫」
「それはよかった」
「V3114お見舞いのおかげかな」
「驚かせちゃっただけだけどね」
「V3115ふふっ、あの時は本当に驚いたわ。/Wv200I10目が覚めたらNm君がいるなんて」
「ははは、ごめんね」
「V3116いいのよ。元はといえば、/ぜ〜んぶお姉ちゃんがいけないんだし」
「ははははっ」
「でも、何だか安心したよ。/完全にいつもの絢辻さんって感じでさ」
「V3117いつもの……W15Fm3ね」
「え?」
「V3118ううん、何でもない何でもない」
「V3119さ、行きましょっ」
「そうだね」
女の子
「V0000……もっと休んでいればいいのに」
「絢辻さん」
「V3120あ、Nm君」
「今日ってクリスマス委員の仕事あるの?」
「V3121ええ、でもそれほどじゃないから、/私一人でも……」
「ううん、それなら僕も一緒にやるよ。/二人でやった方が楽になるでしょ」
「V3122ありがとう〜EoFe6」
「そんなお礼なんて……僕だって/クリスマス委員の関係者なんだから」
「V3123あ、W15B40EoFe9m2そうよね」
(ふぅ、これで一通りまとめきったぞ)
「絢辻さん、終わったよ〜」
「V3124ご苦労様です」
「まだやる事は残ってるかな?」
「V3125ううん。W45Eo今日はもうないわよFe2Ec」
「そっか……それじゃあ僕はそろそろ」
「V3126あ、W15EF2ちょっと待って」
「V3127私の方もこの計算でFm3お仕舞いだから、/EF3よかったら一緒に帰らない?」
「あ、うん」
「V3128EcFe2m4じゃあ、少々お待ちFm3下さいませ」
「ははは、了解」
(えっ、絢辻さん……計算機使わないんだ)
「V3129……」
(え……えええぇっ!?)
(な、なんて速さだ。/とても暗算とは思えないよ!)
(…………)
「V3130よしっ! W10Eo終わりっ」
「……」
「V3131ん? W45EFe6m2どうしたの?」
「な、何でもないよ……お疲れ様」
「V3132いえいえ、お待たせしました」
「V3133それじゃあ、帰りましょうか」
「う、うん……そうだね」
「V3134きゃっ!」
「えっ!?」
「V3135った……EoF6」
「ど、どうしたの!?」
「V3136ううん……W15EoFe9何でもないわ。W15P0EFe6m2W45ごめんなさい」
「そ、そう? それならいいんだけど」
「V3137……」
(……あ、あれっ?)
「絢辻さん、今、何か落としたよ?」
「V3138え? W15EFe9m3そう?」
「うん、靴と一緒に何か……」
「V3139気のせいじゃない?」
「そんな事はないと思うよ。/えっと、確かこの辺に……」
「あれ? 画鋲だ……」
「V3140あははは、W45F9Eoやだ〜もう」
「ははは……」
「V3141見間違えでもしたんじゃないの?」
「う、うん……そうみたいだね」
「V3142ふふふっ」
(そうだよな……。/こんなものを落とすわけないよな)
(……嫌がらせをされてたりしない限りは)
(ははっ、まさか……な)
「V3143Nm君、怖い顔してどうかしたの?」
「あ、ううん、何でもないよ……」
「V3144ならFm2行きましょ、W30遅くなっちゃうわ」
「あ、そうだね」
(僕の……考えすぎだよな……)
(さて、そろそろいい時間だな。/さっさと家に帰って何か……あれ?)
(まだ教室に灯りが……)
(…………)
(多分、絢辻さん……だよな)
(ちょっと様子を見に行ってみるか)
「絢辻さん」
「V3145あれ? EFe9m2まだ帰ってなかったんだ」
「うん、絢辻さんは……」
「V3146見ての通りよ」
「そっか、クリスマス委員の仕事だね」
「V3147ええ。W45Fe9Eoちょっと休んでる間に仕事が/たまっちゃってたから」
「そうなんだ」
「V3148自業自得よね」
「僕も手伝おうか?」
「V3149ううん、いいわ。このまとめは私が/やらないとダメだから」
「そっか……」
「V3150気持ちだけもらっておくねF2Ec」
「う、うん……」
「じゃあ、僕は邪魔しないように帰るよ」
「V3151そんな……W30EFe6m2邪魔だなんて」
「ははっ、あんまり無理しないようにね」
「V3152ええ、ありがとうEc」
「それじゃ、またね」
「V3153ええ、また」
(病み上がりだっていうのに、/あんなに頑張って大丈夫なのかな?)
(ちょっと心配だな……)
(……ん?)
(おっ、あそこにいるのは、絢辻さんか!)
(もう具合はいいのかな?/ちょっと声をかけて聞いてみるか!)
「絢辻さん、おはよう」
「V3154あ、W45EF3Nm君。おはよう」
「もう具合はいいの?」
「V3155ええ、大丈夫」
「それはよかった。安心したよ。/もうすっかりいつもの絢辻さんだね」
「V3156いつもの……W15Fm3か」
「え?」
「V3157ううん、Eo何でもない」
「そっか、でも病み上がりなんだから/あんまり無理しないようにね」
「もし僕に手伝える事があったら……」
「V3158ふふっ、W45Eo大丈夫」
「V3159もう、手伝ってもらえるような事も/少なくなってきたから」
「そ、そっか……」
「V3160今まで色々お世話になりました」
「え……」
「V3161さ、立ち話してると遅くなっちゃうわよ。/Wv180I10そろそろ行きましょ」
「そ、そうだね……」
「…………」
(何だか拒絶されたような気が……)
(はははっ、ま、まさかな……)
(さて、そろそろいい時間だな。/さっさと家に帰って何か……あれ?)
(まだ教室に灯りが……)
(…………)
(多分、絢辻さん……だよな)
(ちょっと様子を見に行ってみるか)
「絢辻さん」
「V3162Nm君、Fm3まだ残ってたんだ……」
「うん、絢辻さんは……」
「V3163見ての通りよ」
「そっか、クリスマス委員の仕事だね」
「V3164ええ。W45Eoちょっと休んでる間に仕事が/たまっちゃってたから」
「そうなんだ」
「あ、それなら僕も手伝おうか?」
「V3165ううん、いいわ」
「V3166桜坂で言った通りよ、もう手伝って/もらえるような事がないの」
「そ、そっか……」
「V3167うん、気持ちは嬉しいんだけどね」
「じゃあ……僕は先に帰らせてもらうよ」
「V3168ええ、ごめんなさいね」
「ううん、それじゃ」
「V3169またね」
(何だか残念だな。/僕に出来る事がもうないだなんて……)
(でも、仕方ない……か……)
(さて、登校して早々だけど、/そろそろ授業の準備をして……うん?)
(おっ、絢辻さんだ……)
(…………)
(ああ、そういえば……絢辻さんって/昨日学校を休んでたんだよな……)
(う〜〜ん、風邪でもひいてたのかな?)
(僕はあまり気にしてなかったけど、/やっぱりクラスメイトの事だし、/ちょっと声でもかけておくかな……)
「絢辻さん」
「V3170ああ、W15EF3Nm君」
「昨日、学校を休んでたけど、/風邪でもひいてたの?」
「V3171ううん、W15EcFe1ちょっとした過労……W30EoFe9m2かな」
「えっ!? だ、大丈夫なの?」
「V3172うん、W30Eoもう平気よ」
「そっか、よかった……」
「V3173ふふっ、W15Eoいつまでも休んでられないわよ。W30/委員の仕事もたくさんあるんだし」
「でも、まだ顔色がよくないみたいだけど」
「V3174あ、W15Fm3それは近所で犬の鳴き声が酷くて、W30EoFe9m3/ゆっくり眠れなかったからかな」
「そうなんだ……」
「V3175その分、今日はぐっすり眠るつもりよ」
「はははっ、それがいいね」
「V3176……さて、W30EoFe3じゃあ私は伝票の整理の続きを/しなくちゃだから」
「ああ、それなら僕が手伝おうか?」
「V3177え……」
「V3178ううん、W15Eoやっぱり遠慮しておくわ。/自分の事は自分でやりたいから」
「そ、そっか……」
「V3179気持ちだけもらっておくね」
「……うん」
「V3180それじゃ」
「あ、うん……」
(絢辻さん……本当に大丈夫かな?)
(病み上がりなんだし、/無理はしなければいいんだけど……)
「V3181ねぇ、Nm君。ちょっといいかな?」
「え?」
「あれ? 絢辻さん」
「V3182あ、W30EFe9m3えっと……」
「V3183…………」
「どうかしたの?/あ、もしかして手伝ってほしい事が……」
「V3184ううん、P7EoFe6m2W45そういう事じゃなくて……」
「……」
「V3185いっ! W30EcFm7いつでもいいんだけど……」
「絢辻さん……」
「V3186あ、W15SEcあははは……」
「落ち着いて落ち着いて」
「V3187うんEo……W60Wv110す〜〜Wv180は〜〜、Wv260す〜〜Wv360は〜〜」
「V3188よしっ!」
「V3189えっとWv50……W30Wv200WvFe9m2いつでもいいんだけど、/私とお出かけしてくれませんか?Fm7」
「え……」
「えええっ!?」
「V3190ダ、ダメ……かな?」
・全然OKだよ!!
・ちょっと予定が分からないから……
「ぜ、全然OKだよ!!」
「V3191本当っ!?」
「うん、絢辻さんに誘ってもらえるなんて/夢みたいだ」
「V3192ふふっ、W30EoFe9m3よかった」
「でも、僕なんかとでいいの?」
「V3193Fm6だから誘ってるんだけど……」
「そ、そうだよね……」
「えっと、それじゃあ……木曜日の放課後で/どうかな?」
「V3194うん、大丈夫よ」
「V3195Ts1その時にあたしの……」
「V3196ふふっ、W30B40Eo楽しみにしてるわね」
「う、うん……」
「V0041…………」
「ははは……」
「V3197あの、W15EFe9m3えっと……W30それじゃ、また」
「あ……」
「…………」
(お、おぉぉっ! ゆ、夢じゃないよな!)
(あの……あの絢辻さんとお出かけだぞ!)
(よっしゃあ〜〜っ!)
「ちょっと予定が分からないから……」
「V3198そう……」
「ご、ごめんね……」
「V3199ううん、急な話だったし」
「V3200こっちこそごめんなさい」
「あ、いや別に……」
「V3201それじゃ、用はそれだけだから」
(う〜〜ん、折角誘ってくれたのに、/悪い事したかなぁ……)
(でも、仕方ないよな……)
「う〜〜ん……」
(絢辻さんはまだみたいだな)
(…………)
(ううっ……改めて待ち合わせだなんて、/何だか緊張するな)
「V3202Nm君」
「あ、絢辻さんっ」
「V3203お待たせしました」
「ううん、僕も今来たとこだから」
「V3204そっか、よかった」
「V3205じゃあ、行きましょうか」
「うん、そうだね」
「それで、今日はどこに行くの?」
「V3206ゆっくり話ができれば、どこでも……」
「ゆっくり……か」
「V3207いいところあるかな?」
(う〜ん…………)
「あ、丘の上公園とかはどうかな?/この時期なら誰もいないと思うけど」
「V3208……そうね。そうしましょうか」
「V3209本当に誰もいないね」
「うん」
「V3210ここなら……W15EcFm3いいかな」
「え?」
「V3211今日、Nm君を誘ったのはね……」
「う、うん」
「V3212えっと……W30EcW4EoFe6m2折り入って聞いて欲しい事が/あったからなの」
「僕に?」
「V3213ええ」
「V3214実はね……私……」
「うん……」
「V3215……」
「V3216私……W15ね、W45Ec猫……」
「猫?」
「V3217私、W30猫かぶってるの!」
「な〜んだ、そんなこと…………W30はい?」
「V3218……」
「あ、絢辻さん?」
「V3219言おうか言うまいか悩んだんだけど、/W15Ecこのままじゃ嘘ついてるみたいで、/W30EoFe9Wv295I10すごく……嫌だったの」
「う、うん……」
(とはいえ、いきなり猫かぶってるなんて/言われても……)
「V3220……」
「V3221ごめんなさい、W15ちょっと……W30Fm2いいかな」
「絢辻さん?」
「V3222もし……W15EoFe9m3嫌だったら、W15帰ってもいいから。/W30EcW4EhFe6m3Wv210I10そのかわり誰にも言わないで……」
「…………」
(う〜〜ん、僕はどうすればいいんだ?)
(参ったなぁ……)
「V3223お待たせ」
「あ、おかえり」
「V3224気持ち、切り替えてきたわよ」
「V3225これでNm君と正々堂々話ができるわ」
「V3226……」
「V3227何? リアクションなしなの?」
「……」
「V3228あ〜〜っ、苛々するわね」
「いや、だってさ……」
(ふ、雰囲気から違うなんて……これじゃ/まるで別人みたいじゃないか)
「V3229ふんっ、ごめんなさいね。/Eo優等生ぶってて」
「あ、謝る事じゃないと思うけど」
「V3230あたしが謝りたい気分だったんだから/いいでしょ!」
「は……い」
「V3231さっきも言ったけど、帰りたかったら/帰っていいから」
「あ、いや……」
「V3232がっかりしてるんでしょ?」
「まだ……分からないよ」
「V3233そ。W30Fm1じゃあ……W30EoFm2少し歩きながらでも/話を続けましょっか?」
「そう……だね……」
「V3234あのね……今更あたしが言えるような/立場じゃないけど……」
「V3235初めて会う訳じゃないんだから、/普通にしてくれる」
「あ、うん……」
(そ、そうだよな……。/僕からも何か話を振ってみるか)
・これを知ってるのって僕だけなの?
・絢辻さんって、案外性格きついんだね
・僕も実は猫かぶってるんだ
「これを知ってるのって僕だけなの?」
「V3236そうね」
「どうして?」
「V3237どうしてって……Ehどういう意味で?」
「え……」
「V3238……もういい、W45Fm2今日は特別。/W15EoFe9m2Wv240I10幾つか解答をあげるわ」
「V32391、『どうして』周りが知らないのか?/の場合」
「あ、うん」
「V3240それは簡単。W30EoFe1m2バレたことないから」
「すごい自信だね……」
「V3241Fm6自信なんかじゃない。W15EcFm2本当の事よ」
(す、筋金入りってことか……)
「V32422、『どうして』Nm君に教えたか。/の場合」
「V3243Nm君に嘘つくのが嫌だったからよEoFe9m3」
「別に嘘をついてるとは思わないけど……」
「V3244あのね……W30EoF9あたしの気持ちにNm君の/主観を入れないでくれる?」
「V3245あたしがそう思ったらそうなるのよ」
「……そ、そっか」
「V3246じゃあ次、W15Fm2ちょっと捻った3番目。/W15EoFe1Wv200I10『どうして』そんな事をしてるのか/の場合」
「あ、なるほど!/確かにそういう意味にもとれるよね」
「V3247うるさいです」
「……はい」
「V3248……」
「V3249こうしてるのは、あたしの目標に必要な/事だから」
「も、目標って?」
「V3250それは内緒」
「……そっか」
「絢辻さんって案外性格きついんだね」
「V3251そう見える?」
「V3252ハッキリ言うのね……EcFm9」
「え、あ……ごめん」
「V3253嘘よ」
「V3254ぷっ……W15Wv55Fm2あははははっ」
「う……」
(も、もしかして……僕、遊ばれてる?)
「V3255やっぱりNm君って面白いわね」
「V3256クスッ、W30EoFe9怒った?」
「ううん、別に」
「V3257あ〜ん、ごめんなさい」
「いいよ……普段とのギャップで、/どうしていいか分からないだけだから」
「V3258ギャップねぇ……」
「でも、なんかちょっとホッとしたかも」
「V3259え?」
「すごく絢辻さんって感じで……」
「V3260……」
「な、何言ってんだろうね。僕」
「V3261今の……W30Fm2嬉しかった」
「そ、そっか……」
「いや、ほら……今までって、/何だか完ぺきって感じだったから」
「V3262失態だとでも言いたいの?」
「そ、そうじゃなくて」
「V3263ふふっ、W15EoFe9m3分かってる分かってる。W30/Wv185I10こういう一面があって安心したんでしょ」
「そう。そんな感じかな」
「僕も実は猫かぶってるんだ」
「V3264はぁ?」
「V3265それはないわね」
「ど、どうして?」
「V3266猫をかぶるなんて簡単に言うけど、/そうやって毎日を過ごすのには、/Wv283I10とてつもないエネルギーが必要なの」
「V3267Fe6Ec相当な理由がない限り、/W15Fm2そんな事してられないわ……」
「そうなんだ……」
「V3268EoFe6m4それにNm君ってFm2頭の回転良くないし」
「V3269結構、回転勝負なのよ。これって」
「回転勝負?」
「V3270化かしあいってことね」
「なるほどね」
「V3271もしNm君が猫をかぶってるのなら、/すでにあたしが見抜いてるわよ」
「そっか、エキスパートだもんね」
「V3272そういう事。W30EoFe9m3珍しく冴えてるわね」
「珍しくなんだ……」
「V3273ええ」
「V3274Nm君は単なる馬鹿がつくくらいの/お人好しよ」
「ほ、褒めてる?」
「V3275さぁW8Fm3」
「それにしても……」
「V3276ん?」
「こうして話してみると、普段とあんまり/変わらない気がしてきたよ」
「V3277そう?」
「それどころか、絢辻さんとの距離が/縮まったようにも思えるんだ」
「V3278あ、W15EcFe4m2それは気のせい」
「……そ、そうですか」
「V3279Fm1……」
「V3280もう……Fm6呆れるくらいに素直ね。/扱いにくいったらないわよ」
「ご、ごめん」
「V3281ま、いいわ。/それより、暗くなってきたことだし/Wv234I10そろそろ帰りましょ」
「あぁ、それなら家まで送るよ」
「V3282え……」
「ん、どうかした?」
「V3283家……W30Fe9まではいいわ。/W30Fm3Wv125I10そんなに遠いわけじゃないし」
「じゃあ、途中までで」
「V3284うん、よろしく」
こうして絢辻さんと一緒に過ごした。
正直、絢辻さんの変わりようには驚いたけど、/これはこれで良かった気がする。
二人だけの秘密か……。
こういうのって、なんだかドキドキするよな。
(今日は一段と風が強いな……)
(ううっ、寒い。さっさと教室に戻ろう)
「V3285あっ」
「え……」
「V3286きゃああっ!」
「うわっ……」
(…………)
「V3287Nm君……」
「絢辻さん……こ、こんにちは」
「V3288こんにちは……」
(うわぁ……気まずいぞ)
「V3289……」
「はは……」
「V3290見えたんでしょ?」
「いや……その」
「V3291う〜〜」
「チ、チラッとだけだよ」
「V3292……」
「あ……」
「ははっ、ははは……」
(運がいいような、申し訳ないような……)
(ご、ごめんね……絢辻さん……)
Ti0SE予定:風の音
(今日は一段と風が強いな……)
(ううっ、寒い。さっさと教室に戻ろう)
「あっ」
「え……」
「きゃああっ!」
「うわっ……」
(…………)
「Nm君……」
「絢辻さん……こ、こんにちは」
「こんにちわ……」
(うわぁ……気まずいぞ)
「……」
「はは……」
「見えたんでしょ?」
「いや……その」
「う〜〜」
「チ、チラッとだけだよ」
「あ……」
(運がいいというか、申し訳ないというか。/……ごちそうさまでした)
「V3368あっ、そうだ……」
「どうかした?」
「V3369ごめんね、少し寄り道してもいいかな」
「うん。別に構わないよ」
「V3370ありがとう」
「それで……どこに寄っていくの?」
「V3371うん、本屋さんにね」
「そっか、それじゃ早速……」
「V3372うん」
「ねぇ、絢辻さんってどんな本を読むの?」
「V3373そうね……W30EF2やっぱり小説かなぁ。W30/教科書に名前が載るような文豪の本とか」
「へ〜っ、それって面白いの?」
「V3374ええ。たまに昔風の表現とかあるけど、/それを補う位に魅力があるわよ」
「そう言われると、読んでみたくなるね」
「V3375ふふっ」
「あ、じゃあ今日もその辺の本を?」
「V3376ううん。今日はこっちよ」
「え……」
(……さ、参考書コーナー!?)
「V3377実は解説付きの過去問題集を探しててね」
「過去問題集って、大学の?」
「V3378そうよ」
「V3379一年後にはもう受験シーズンでしょ。/W15EFe1m2そろそろ準備をしておかないとねっ」
「は……ははっ、そうだね」
(まさか既に受験の事を考えてるなんて、/さすがを通りこして……脱帽だよ)
「V3380あっ、W15Fm2あった! W30EcF2これこれ」
「…………えっ、あっ!」
(こ、これって難関大学のじゃないか!?)
「V3381どうかした?」
「いや、何でもないよ……」
「V3382そう、じゃあ買ってくるわね」
「う、うん」
(…………)
(そっか、絢辻さんは難関大学を/受験するのか……)
「V3383お待たせしました」
「あ、ううん、別に……」
「V3384じゃあ、帰りましょっか」
「そうだね、そうしようか」
こうして絢辻さんと本屋さんで買い物をした。
「V3390この時間に帰るのは久しぶりだな」
「へ〜っ、そうなんだ」
「V3391ほら、色々とやる事があるから」
「あ、なるほどね」
「でも、放課後に教室にいることって……」
「V3392ほとんどないわね」
「V3393図書室や職員室で作業してることが/多いから」
「た、大変だね……」
「V3394ふふっ、好きでやってることだから」
「はははっ、なるほどね」
「へ〜っ、この河原って夕焼けが/きれいだったんだね」
「V3395うん」
「V3396私の一番好きな夕焼け」
「ははっ、何だかロマンチックだね」
「V3397クスッ、小さな頃によく来てたんだ」
「そうなんだ……」
「V3398何か失敗した時は必ずここに来て、/Wv202I10明日は頑張ろうって子供心に思ってた」
「V3399だからロマンチックというよりは/Wv140I10根性論な感じかもしれないけど」
「はははっ」
「絢辻さんの思い出の場所なんだね」
「V3400そうとも言えるかな」
「……」
「V3401……」
「V3402あの、W15Fm2Nm君……」
「うん?」
「V3403それじゃ私、そろそろ……」
「あ、そうだね、じゃあ家まで送ろうか?」
「V3404ううん、W15EoFe3大丈夫だから」
「そっか……」
「V3405それじゃ、またね」
「うん」
(絢辻さんの思い出の場所……か)
(僕にとっては、絢辻さんと一緒に帰れた/思い出の場所になったな……)
「絢辻さん、今日はどこかに寄っていく?」
「V3406ううん、いいわ」
「じゃあ、今日も河原の方からでいい?」
「V3407ええ、そうね」
「V3408ねぇ、Nm君」
「うん?」
「V3409もし、どこかに寄り道したかったら、/Fm2Wv165I10私の事は気にしないでいいわよ」
「え? 僕は絢辻さんと帰れれば別に……」
「V3410え……W30EFe3m1あ、W15Fm2うん」
「河原を通ればたくさん喋れるしね」
「V3411クスッ、EoFe9そうね」
「はは……ちょっと似合わないセリフだった/かな」
「V3412ふふふっ、どうかな」
こうして絢辻さんと楽しく下校した。
「絢辻さん、今日はどこかに寄っていく?」
「V3406ううん、いいわ」
「じゃあ、今日も河原の方から帰ろうか?」
「V3208……そうね。そうしましょうか」
こうして絢辻さんと楽しく下校した。
「Ti0デアイからシリアイへのルート」
「Ti0レベルダウンの為、シナリオはありません」
「V9712あ、Nm君、いいところに」
「えっ、あ、絢辻さん」
「V9713丁度時間が空いたところなんだけど、/良かったら少しお喋りでもどうかな?」
「そうだなぁ……」
(う〜ん、どうしよう……)
・うん、勿論だよ
・実はこれから用事があって……
「うん、勿論だよ」
「V9714ふふっ、W45Eoよかった」
「実はこれから用事があって……」
「V9715あ、W15EFe9m3そうなんだ」
「V9716それじゃ仕方ないわね」
「ごめんね、また今度ってことで」
「V9717うん」
「絢辻さん、ちょっといいかな?」
「V9718あ、Nm君。どうしたの?」
「いや、特に用というわけじゃないんだけど/絢辻さんの姿が見えたから」
「V9719ふふっ、W45Fe3Eoそうなんだ」
「もしよかったら少し話でもしない?」
「V9720うん、そうね」
「絢辻さん」
「V9721え? W45EF3あ、Nm君」
「絢辻さん今って忙しいかな?」
「V9722ううん、今はそれほどでも」
「じゃあよかったら少し話でもどうかな?」
「V9723ええ、いいわよ」
シリアイエンカウント汎用終了会話
シリアイエンカウント:終了汎用/:テンション共通:スク水Ver
「V9724あ、W45EF3それじゃあ私もう行くわね」
「え……」
「V9725そろそろ着替えないと遅くなっちゃうし」
「そ、そうだよね」
「V9726それじゃ、また」
「うん、またね」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n1sir_
se02
A
B
C
me03A
se01
retire1;
「V9727……」
「ねぇ絢辻さん……」
「V9728え? W45EFe9m3あ……ごめんなさい。/私そろそろ行かないと駄目なの」
「そ、そうなんだ」
「V9729うん、またねNm君」
「あ、うん」
(話が盛り上がってなかったからなぁ……。/仕方ないよな)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
「そ、そうだ、絢辻さん」
「V3356ん?」
「僕、絢辻さんに聞きたいことが……」
「V3357Fm6え? W15Fm1あ……」
「V3358……ごめんなさい。/Fm2私、この後にちょっと用事があるから」
「V3359お話はまた今度でいいかな?」
「ははっ……大したことじゃないから」
「V3360そう?」
「別に気にしないでいいよ」
「V3361あ、うん」
「V3362それじゃまた」
「うん、またね」
(……用事じゃ仕方ないか)
「ねぇ、今日この後って時間ある?」
「V3413え?」
「もしよかったら一緒に帰らない?」
「V3414あ……Fm2ごめんね。/今日はまだやりたい事があるから……」
「そっか……残念だな」
「V3415またの機会にってことで」
「うん、そうだね」
「V3416それじゃあね」
「うん、またね、絢辻さん」
(きっとまだ作業が残ってるんだな……)
(仕方ないな、また今度誘ってみるか)
「ねぇ絢辻さん。/よかったら今日一緒に帰らない?」
「V3363そうね……うん、いいわよ」
「やったっ!」
「V3364クスッ、大袈裟なんだから」
「そうかな?」
「V3365私となんていつでも帰れるのに」
「はははっ、それでも嬉しいから」
「V3366そっか」
「あ、じゃあカバン取って来なきゃだね」
「V3367そうね。行きましょうか」
「うん」
n1sir_gd01A
n1sir_gd01B
n1sir_gd01C
「絢辻さん、もしよかったら今日も一緒に/帰らない?」
「V3385ええ、いいわよ」
「よ、よしっ!」
「V3388クスッ」
「あ、じゃあ……早速行こうか」
「V3389そうね」
n1sir_gd01D
「おっ、やったっ」
「V3386ふふっ、私も一緒に帰れて嬉しいから」
「ほ、本当に!?」
「V3387さぁ、W30どうかなEoFe9m3」
「はははっ」
「え、えっと……それじゃあ早速行こうか」
(う〜〜ん……)
(こうして仲良く話せているものの、/絢辻さんは……僕の事をどう思って/いるんだろう?)
(ちょっと……聞いてみようかな?)
「ね、ねぇ、絢辻さん」
「V3293うん?」
「あのさ、絢辻さんって僕の事……」
「V3294え……」
「あ、いや……えっと、絢辻さんから見て、/僕ってどんな感じなのかな?」
「V3295どんな感じって……」
「はは……」
「V3296急にそんな事言われても……」
「そ、そうだよね」
「V3297えっと……」
「……」
「ご、ごめん。/こんな事を聞かれても答えにくいよね」
「V3298……」
「V3299ねぇNm君。/ちょっと目をつむってもらってもいい?」
「えっ?」
「V3300Fm4目、W15Fm2つむって」
「う……うん」
(どうして目をつむれだなんて……)
(ま、まさか……)
「あ、絢辻さん?」
「V3301……」
「あ……」
「V3302こういう感じ……かな」
「V3303仕事を手伝ってくれた事や、お見舞いに/来てくれた事……」
「V3304その全部の気持ちを込めたつもりよ」
「絢辻さん……」
「V3305素直に口にするのは難しいけど、/これなら……」
「V3307多分だけど、Nm君は私のすぐ近くに/いてくれてると思う」
「う、うん」
「V3309……」
(背中がすごく温かい……)
(絢辻さん……)
「V3311ね……これでちゃんとNm君が/聞きたかった事の答えになってるかな?」
「う、うん……」
「V3312そっか」
「V3313……」
「ははっ」
「V3314えっと、W15それじゃ……W30EFe9m3私この後に用事が/あるから……」
「そっか」
「V3316またね」
(これって悪い反応じゃないよな?)
(まさか絢辻さんの方から、/あんな風にしてくれるなんて……)
(嬉しい半分、驚き半分だよ……)
「V3317Nm君……」
「うん?」
「V3318えっと……あの事なんだけど」
「あの事? あぁ、背中に……」
「V3319うん、それなんだけど……誰にも言って/ないよね?」
「も、勿論だよ」
「V3320そう、よかった」
「ははっ、人に言うような事じゃないしね」
「V3321うん」
「……」
「V3322……」
「背中、温かかったよ」
「V3323え?」
「絢辻さんの気持ちで……」
「V3324……うん」
「ははっ、何言ってんだろうね、僕」
「V3325何となく、分かるから」
「そ、そっか」
(ううっ……照れくさいな)
「V3326もう一度、いいかな?」
「あ……う、うん」
「V3327私ももう少し伝えたい……W15Fm3というか、P7EoFe6m2W30/確認しておきたいから」
「V3331……」
(こ、これは緊張するな……)
(構えてるとなおさらだよな。/前は不意打ちみたいなものだったし)
「V3332背中、力入ってるよ」
「うん……」
「V3333緊張してるんだ?」
「そ、そりゃあね」
「V3334クスッ、私も」
「V3335……」
「V3336ねぇ、Nm君」
「V3337伝えることって難しいよね」
「そうだね……」
「V3338私、特にそういうのが不得手だから……」
「え……」
「V3339今、ちゃんと……伝えられてるよね?」
「うん……大丈夫」
「V3340だったら、こういうコミュニケーションも/ありだと思う」
「そっか」
「V3341うん」
「V3342ちょっと恥ずかしいけどね」
「ははっ、そうだね」
「V3344えっと……W45EoF3それじゃ私はこれで」
「あ、うん」
「V3346…………」
「どうしたの?」
「V3347え? ううん、何でもない」
「V3348またね」
「あ……」
「…………」
(コミュニケーションか……)
(確かに絢辻さんの事が、少し分かってきた/ような気がする……)
(……)
(絢辻さんの目の中に僕が映っている……)
(きっと誰かが今の僕たちを見たら、/恥ずかしくて近づけないだろうな……)
(ああ、この時間がずっと続けばいいのに)
(……あれ?)
(絢辻さん……何だかそわそわしてるな)
「V3349Nm君」
「な、何?」
「V3350こういう雰囲気って、照れちゃうね」
「そ、そうだね」
「V3352あの、えっと……」
「うん」
「V3354わ、私、先戻ってるね」
「あ……」
(確かにこういう雰囲気って照れるよな)
(でも、それって……僕を意識してくれてる/からだよなぁ)
(う〜ん、絢辻さんに意識してもらえる/なんて……)
(梅原が聞いたら怒りそうな話だよな)
(こうして仲良く話せてるけど、絢辻さんは/僕の事どう思ってるんだろう?)
(……ちょっと聞いてみようかな?)
「ね、ねぇ、絢辻さん」
「うん?」
「あのさ、絢辻さんって僕の事……」
「え……」
「あ、いや。えっと……絢辻さんから見て、/僕ってどんな感じなのかな?」
「どんな感じって……」
「はは……」
「急にそんな事言われても……」
「そ、そうだよね」
「えっと……」
「……」
「ご、ごめん。/こんな事聞かれても答えにくいよね」
「ねぇNm君。/ちょっと目をつむってもらってもいい?」
「えっ?」
「Fm4目、W15Fm2つむって」
「う……うん」
(どうして目をつむれだなんて……)
(ま、まさか……)
「あ、絢辻さん?」
「あ……」
「こういう感じ……かな」
「絢辻さん……」
「口にするのは難しいけど、これなら……」
「多分だけど、Nm君は私の近くに/いると思う」
「う、うん」
「水着だから……少し恥ずかしいけど……」
(せ、背中に絢辻さんの身体の感触が……)
(すごく……温かい……)
(絢辻さん……)
「ね……これでちゃんとNm君が/聞きたかった事の答えになってるかな?」
「う、うん……」
「そっか」
「ははっ」
「えっと、W15それじゃ……W30EFe9m3私そろそろ着替え/たいから……」
「またね」
(これって悪い反応じゃないよな?)
(まさか絢辻さんから、あんな風にして/くれるなんて……)
(僕の背中……絢辻さんの身体が当たってた/部分が濡れてるぞ……)
(と、いう事は!/まさかここの濡れた部分は……)
「………………」
(な、何だかすごく得した気分だぞ!!)
「Nm君……」
「うん?」
「えっと……あの事なんだけど」
「あの事? あぁ、背中に……」
「うん、それなんだけど……誰にも言って/ないよね?」
「も、勿論だよ」
「そう、よかった」
「ははっ、人に言うような事じゃないしね」
「うん」
「……」
「背中、温かかったよ」
「え?」
「絢辻さんの気持ちで……」
「……うん」
「ははっ、何言ってんだろうね、僕」
「何となく、分かるから」
「そ、そっか」
(ううっ……照れくさいな)
「もう一度、いいかな?」
「あ……う、うん」
「私ももう少し伝えたい……W15Fm3というか、P7EoFe6m2W30/確認しておきたいから」
「あ、でも……今私、水着……」
「全然構わないよ」
「僕も絢辻さんの気持ちが知りたいから」
「そっか……それじゃあ……」
(こ、これは緊張するな……)
(構えてるとなおさらだよな。/前は不意打ちみたいなものだったし)
「背中、力入ってるよ」
「うん……」
「緊張してるんだ?」
「そ、そりゃあね」
「クスッ、私も」
(な、何たって絢辻さんの身体の感触が/そのまま伝わるんだもんな……)
「ねぇ、Nm君」
「伝えることって難しいよね」
「そうだね……」
「私、特にそういうのが不得手だから……」
「え……」
「今、ちゃんと……伝えられてるよね」
「うん……大丈夫」
「だったら、こういうコミュニケーションも/ありだと思う」
「そっか」
「すごく恥ずかしいけどねFm3」
「ははっ、そうだね」
「えっと……W45EoF3それじゃ私は着替えるから」
「あ、うん」
「…………」
「どうしたの?」
「え? ううん、何でもない」
「またね」
(コミュニケーションか……)
(確かに絢辻さんの事が、少し分かってきた/ような気がする……)
「……ん?」
(僕の背中……絢辻さんの身体が当たってた/部分が濡れてるぞ……)
(と、いう事は!/まさかここの濡れた部分は……)
「………………」
(な、何だかすごく得した気分だぞ!!)
(あれ?)
(絢辻さん……何だかそわそわしてるな)
「Nm君」
「な、何?」
「何だかこういう雰囲気って照れちゃうね。/私が……水着だからかもしれないけど」
「ははっ……そうだね」
「あの、えっと……」
「うん」
「わ、私、そろそろ着替えるから」
「あ、うん……」
「それじゃ、またね」
「あ……」
(確かに水着じゃ恥ずかしいよな……)
(でも、それって……僕を意識してくれてる/からだよなぁ)
(う〜ん、絢辻さんに意識してもらえる/なんて……)
(梅原が聞いたら怒りそうな話だな)
(う〜〜ん……)
(こうして仲良く話せているものの、/絢辻さんは……僕の事をどう思って/いるんだろう?)
(ちょっと……聞いてみようかな?)
「ね、ねぇ、絢辻さん」
「V3293うん?」
「あのさ、絢辻さんって僕の事……」
「V3294え……」
「あ、いや……えっと、絢辻さんから見て、/僕ってどんな感じなのかな?」
「V3295どんな感じって……」
「はは……」
「V3296急にそんな事言われても……」
「そ、そうだよね」
「V3297えっと……」
「……」
「ご、ごめん。/こんな事を聞かれても答えにくいよね」
「V3298……」
「V3299ねぇNm君。/ちょっと目をつむってもらってもいい?」
「えっ?」
「V3300Fm4目、W15Fm2つむって」
「う……うん」
(どうして目をつむれだなんて……)
(ま、まさか……)
「あ、絢辻さん?」
「V3301……」
「あ……」
「V3302こういう感じ……かな」
「絢辻さん……」
「V3306口にするのは難しいけど、これなら……」
「V3308多分だけど、Nm君は私の近くに/いると思う」
「う、うん」
「V3310水着だから……少し恥ずかしいけど……」
(せ、背中に絢辻さんの身体の感触が……)
(すごく……温かい……)
「V3309……」
(絢辻さん……)
「V3311ね……これでちゃんとNm君が/聞きたかった事の答えになってるかな?」
「う、うん……」
「V3312そっか」
「V3313……」
「ははっ」
「V3315えっと、W15それじゃ……W30EFe9m3私そろそろ着替え/たいから……」
「そっか」
「V3316またね」
(これって悪い反応じゃないよな?)
(まさか絢辻さんの方から、/あんな風にしてくれるなんて……)
(僕の背中……絢辻さんの身体が当たってた/部分が濡れてるぞ……)
(と、いう事は!/まさかここの濡れた部分は……)
「………………」
(な、何だかすごく得した気分だぞ!!)
「V3317Nm君……」
「うん?」
「V3318えっと……あの事なんだけど」
「あの事? あぁ、背中に……」
「V3319うん、それなんだけど……誰にも言って/ないよね?」
「も、勿論だよ」
「V3320そう、よかった」
「ははっ、人に言うような事じゃないしね」
「V3321うん」
「……」
「V3322……」
「背中、温かかったよ」
「V3323え?」
「絢辻さんの気持ちで……」
「V3324……うん」
「ははっ、何言ってんだろうね、僕」
「V3325何となく、分かるから」
「そ、そっか」
(ううっ……照れくさいな)
「V3326もう一度、いいかな?」
「あ……う、うん」
「V3327私ももう少し伝えたい……W15Fm3というか、P7EoFe6m2W30/確認しておきたいから」
「V3328あ、でも……今私、水着……」
「全然構わないよ」
「V3329え?」
「僕も絢辻さんの気持ちが知りたいから」
「V3330そっか……それじゃあ……」
「V3331……」
(こ、これは緊張するな……)
(構えてるとなおさらだよな。/前は不意打ちみたいなものだったし)
「V3332背中、力入ってるよ」
「うん……」
「V3333緊張してるんだ?」
「そ、そりゃあね」
「V3334クスッ、私も」
(な、何たって絢辻さんの身体の感触が/そのまま伝わるんだもんな……)
「V3335……」
「V3336ねぇ、Nm君」
「V3337伝えることって難しいよね」
「そうだね……」
「V3338私、特にそういうのが不得手だから……」
「え……」
「V3339今、ちゃんと……伝えられてるよね」
「うん……大丈夫」
「V3340だったら、こういうコミュニケーションも/ありだと思う」
「そっか」
「V3341うん」
「V3343すごく恥ずかしいけどねFm3」
「ははっ、そうだね」
「V3345えっと……W45EoF3それじゃ私は着替えるから」
「あ、うん」
「V3346…………」
「どうしたの?」
「V3347え? ううん、何でもない」
「V3348またね」
「あ……」
「…………」
(コミュニケーションか……)
(確かに絢辻さんの事が、少し分かってきた/ような気がする……)
「……ん?」
(僕の背中……絢辻さんの身体が当たってた/部分が濡れてるぞ……)
(と、いう事は!/まさかここの濡れた部分は……)
「………………」
(な、何だかすごく得した気分だぞ!!)
(……)
(絢辻さんの目の中に僕が映っている……)
(きっと誰かが今の僕たちを見たら、/恥ずかしくて近づけないだろうな……)
(ああ、この時間がずっと続けばいいのに)
(……あれ?)
(絢辻さん……何だかそわそわしてるな)
「V3349Nm君」
「な、何?」
「V3351何だかこういう雰囲気って照れちゃうね。/私が……水着だからかもしれないけど」
「ははっ……そうだね」
「V3352あの、えっと……」
「うん」
「V3353わ、私、そろそろ着替えるから」
「あ、うん……」
「V3355それじゃ、またね」
「あ……」
(確かに水着じゃ恥ずかしいよな……)
(でも、それって……僕を意識してくれてる/からだよなぁ)
(う〜ん、絢辻さんに意識してもらえる/なんて……)
(梅原が聞いたら怒りそうな話だよな)
n1ski_me00A
「Ti0スキ:エンカウント00Bの冒頭会話……/が無いので汎用に飛ぶってばよ」
n1ski_me00A
n1ski_me00A
「絢辻さん」
「V9730あら、Nm君、どうしたの?」
「えっと、少し話でもって思ったんだけど、/今って忙しいよね」
「V9731うん、45Eo当然でしょ」
「そ、そっか……」
「V9732ふふふっ、W45Eo決め付けるような聞き方を/するからそうなるの」
「え?」
「V9733随分忙しそうだけど、息抜きに少し話でも/どうかな?」
「V9734それならあたしは『いいわよ』って/Ec答えるけど」
「そ、それじゃあ……」
「V9735クスッ、W45Eoいいわよ」
「V9736その代わり、楽しい話にしてよね」
「うん、分かったよ」
n1ski_me00A
「絢辻さ〜ん」
「V9737あら、Nm君」
「今、ちょっといいかな?」
「V9738ええ、全然構わないわよ」
「え……あ、うん」
(そっか……絢辻さん、/委員を解任されて時間に余裕が……)
「V9739ん……どうかした?」
「ううん、何でもないよ」
「じゃあ少し話でもしようよ」
「V9740そうね、いいわよ」
n1ski_me00A
「絢辻さん、今いいかな?」
「V9741あ、Nm君」
「もしよかったら少し話でもどうかな?」
「V9742ええ、いいわよ」
「V9743あたしも暇を持て余してたとこだから/丁度良かったわ」
「はははっ、そっか」
「V9744ありがとう」
「え?」
「V9745あ、W45EFe9m3ううん、何でもない。/W45EF2それより今日はどんな話をするの?」
「え〜っと……」
n1ski_me00A
「絢辻さんっ」
「V9746あ……W45EF3Nm君」
「今日の調子はどう?」
「V9747え? W45EF9あぁ……W30Ecいつも通りよ」
「V9748もしかして気にしてくれてたの?」
「ははは、まぁね」
「V9749あんなのは一時的なものだから」
「へ〜っ、そうなんだ」
「じゃあ、いつも通りに話でもしようって/誘ってもいいのかな?」
「V9750ええ」
「V9751あ、でも……W45P6F7W30くだらない話ばかりだと/気分が悪くなるかもね」
「ははは……気をつけるよ」
「V9752ふふっ」
n1ski_me00A
n1ski_me00A
n1ski_me00A
「絢辻さん、ちょっといいかな?」
「V9753ああ、Nm君」
「もしよかったら少し話でもどう?」
「V9754ええ、いいわよ」
「V9755何気にNm君の話ってEF2面白いのよね」
「はは……何気になんだ」
「V9756ふふふっ」
「あ、そうだ……」
「V9757ん?」
「話で思い出したんだけど、この前屋上で/してくれた昔話って……」
「V9758んん?」
「本当の……話……」
「V9759んんん?」
「えっと、今日は何を話そうかなぁ……」
「V9760楽しければ何でもいいわよ」
「あ、絢辻さん……」
「V9761ふふふっ」
(まったく……)
n1ski_me00A
n1ski_me00A
「絢辻さんっ」
「V9762ああ、カバン君、どうしたの?」
「…………」
「V9763ふふっ、W45Eo思ったより効果があったわね」
「ひ、酷いよ……」
「V9764酷い? W45EF9確か酷い事したのは……」
「僕でした!」
「V9765そうね」
「V9766それで、そのNm君が何の用かな」
「……」
「V9767……冗談よ、W45EFe9m3お喋りしたいんでしょ?」
「はは……」
「V9768いいわよ、別に」
「あ、うん」
「V9769ふふっ」
(はぁ、絢辻さんには敵わないな……)
n1ski_me00A
n1ski_me00A
n1ski_me00A
「絢辻さん、今って時間大丈夫?」
「V9770あら、Nm君」
「V9771あたしは暇だし、W30EcF2お喋り大歓迎。/W45Eoそれでどうしたの?」
「え……っと、そういう事なんだ。/よかったら話をしようと思って……」
「V9772ふふっ」
「Ti0スキ:エンカウント08Aの冒頭会話……/が無いので汎用に飛ぶってばよ」
n1ski_me00A
「Ti0スキ:エンカウント08Bの冒頭会話だってばよ」
「絢辻さん、今って時間大丈夫?」
「あら、Nm君」
「あたしは暇だし、W30EcF2お喋り大歓迎。/W45Eoそれでどうしたの?」
「え……っと、そういう事なんだ。/よかったら話をしようと思って……」
「ふふっ」
n1ski_me00A
「Ti0スキ:エンカウント09Aの冒頭会話……/が無いので汎用に飛ぶってばよ」
n1ski_me00A
「Ti0スキ:エンカウント09Bの冒頭会話だってばよ」
「絢辻さん、今って時間大丈夫?」
「あら、Nm君」
「あたしは暇だし、W30EcF2お喋り大歓迎。/W45Eoそれでどうしたの?」
「え……っと、そういう事なんだ。/よかったら話をしようと思って……」
「ふふっ」
n1ski_me00A
「V0046あら、おはよ」
「ああ、絢辻さん、おはよう」
「V0048Nm君がいるって事は……EF1いつもより/ちょっと遅い時間なのかな」
「ははっ、そうだね」
「それじゃ、急いで教室に行こうか」
「V0049そうね」
(もう少しでクリスマスか……)
(…………)
「そろそろ……帰るとするか……」
「V4000ああ、Nm君」
「あ、絢辻さん……今日も遅いんだね」
「V4001ええ。もうすぐ本番だから」
「そうだよね」
「V4002それで……W15EoFe9m2Nm君にちょっとお願いが/あるんだけどいいかな?」
「あ、もしかして委員のお手伝い?」
「V4003ええ、W15Fm2そうなの」
「V4004実は作業が予定より遅れてて、/Fm2少しでも人手がほしいのよ」
「そういうことなら任せてよ」
「V4005うん、ありがとう」
「V0051絢辻さん、いる?」
「V4006あ、W15Fm3はい」
「V0052よかった、W15Fm3まだいてくれたのね」
「V4007どうしたんですか?」
「V0053それが……ちょっと困った事になって/しまったの」
「V4008困った事……W15Fm2ですか?」
「V0054ええ。EcFm6W30……EoFm9委員で発注した備品を/キャンセルしてほしいのよ」
「えっ!?」
「V4009どういうことですか?」
「V0055実は……市の方から、『学校側で用意する/クリスマスツリーを中止にしてくれ』って/連絡が来たのよ」
「V4010どうして……P1F6W45そんな」
「V0056例年より作業が遅れているのが、/あちらは気になっているみたいね」
「V4011ええ、W15Fm3でもそれは……」
「V0057間に合うのよね?/EcF6でも市の方ではEoFe9m3そう思ってないみたい」
「V0058程々の大きさのツリーを何本か頼んだから/後はこっちで引き継ぐって……」
「V4012そんなの横暴です!」
「そうですよ。/こっちの準備はもう整ってるんですよ!」
「V0059気持ちは分かるけど……」
「V4013発注が例年より遅くなっているのは、/ツリーに飾るオーナメントを委員全員で/しっかり選んだからです」
「V4014提出したスケジュールを見て下さい。/決して間に合わないものではありません」
「V0060でも……Fm9もう向こうはEoFe9動きだしてるのよ」
「そんな……」
「V4015…………」
「V4016先生。W15すみませんが、Fm2市の担当の方と/直接お話させて貰えませんか?」
「V0061えっ?」
「V4017人を通して一方的に聞いた内容では、/先方の意図を把握出来ませんからFm2」
「絢辻さん……」
「V0062そうよね……」
「V0063ええ、分かったわ。/じゃあ、私の方から連絡を入れておくわ」
「V4018すみません、Fm3ありがとうございます」
「V0064ううんFm2、いいのよ」
「V0065それじゃあね」
「は〜い」
「V4019はい」
「V4020愚考ね」
「えっ……」
「V4021Fm6ううん、W30EoFe9何でもない……」
「V4022それよりEc今日はもう帰りましょう。/W15Fm6こうなったら作業をしても仕方ないもの」
「あ、うん……」
「……」
(でも、こんな急に学校側のツリーを/中止にするだなんて……)
(絢辻さん……残念だろうな……)
(ふぅ……お腹一杯だよ。/教室に戻って一休みしようかな)
(……)
(あれ……何だか教室の方が騒がしいな)
(気のせい……じゃないみたいだけど、/教室で何かあったのかな?)
田 口
「ちょっと絢辻さん。/さっきクリスマスツリーが中止って話を/聞いたんだけど、それってホント?」
「V4023中止? 誰がそんな事言ったの?」
磯 前
「他のクラスの人が言ってたよ」
「V4024そんな事、ありえないわ」
山 崎
「ほ〜ら、やっぱり隠してる」
「それって……委員がツリーの予定を/遅らせたからなんでしょ」
「V4025……」
「もうバレバレだよ?」
「V4026ふふっ、それは誤解よ」
「誤解? 何がよ! ほんとの事でしょ!」
「V4027違うわ。確かにツリーの事が問題になって/いるけど、中止なんて話は出てないもの」
「V4028学校側がやるか、市がやるか。/……それだけの違いよ」
「V4029それにね、委員は委員でちゃんとツリーの/準備を進めてるのよ」
「そんな言葉を信用できると思う?」
「できないできない」
「絢辻さんにとってはNm君と/イチャイチャする方が大切だもんね」
「V4030……」
「そうそう。仕事そっちのけでさ」
「それじゃ中止になるのも無理ないっか」
「V4031Nm君は手伝ってくれてたのよ?」
「な〜んの手伝いしてたんだかね〜」
「V4032……」
「黙ってないで何とか言ったら?」
「V4033……」
(こ……これはマズい……)
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
「何よ!」
「絢辻さんを助けにきたの〜?」
「助けるとかじゃなくて……事情もろくに/知らないで、色々言うのはよくないよ!」
「事情があったら許されるわけ」
「う……」
「結局、ツリーなんて自分の恋愛以下の/価値しかないもんね〜」
「そうそう」
「そんな人信用できないし」
「V4034あ……」
「クスクス」
(ううっ……ど、どうしよう……)
「V4035………っ」
(……ま、まさか!!)
「V4036あははははははっ!」
「なんなの?」
「何がおかしいのよ!」
「絢辻さん、ストップ!/ツリーの事はまだ先があるんだから!」
「V4037だ〜め、もう許さない」
「いや、ダメだって!」
「V4038Nm君、黙っていてくれる?/これはあたしの問題」
「……」
「V4039まず最初に言っておくわ」
「な、何よ」
「V4040人伝の情報に踊らされてるのが分からない/なんて、あなたたち本当にふびんね」
「V4041ま、いっか……W45EFe7そんなに知りたければ/教えてあげるわ」
「V4042まずはこれ。クリスマスパーティーに/関する全ての情報が書いてあるわ」
「V4043委員の選んだツリーの備品の搬入予定から/飾りつけ日程までの全てがね」
「V4044その他にも、市の方が準備している/ツリーの資料も挟まってるわ」
「ど、どういうこと?/だってツリーは中止になったって……」
「V4045中止になんてなってないって、/最初からあたしが言ってるでしょ」
「V4046今は学校側でやれるかどうかの瀬戸際って/ところなのよ」
「V4047要するに、このバカ騒ぎは無意味なの。/どう? そろそろ分かってくれた?」
「うっ……」
「で、でもこれが本物の資料かどうかなんて/分からないじゃない」
「そ、そうよね」
「V4048だったらそれを持って校長のところに/確認しに行けばいいじゃない」
「V4049校長自らが押したハンコの書類だって/幾つも入っているんだから」
(こ、これはさすがに……)
(絢辻さん、完全に怒っちゃってるよ……)
「V4050あたしは完全に把握してあるから、/あげたって別に構わないわよ」
「そ、そんな……」
「V4051さ、どうぞ、お好きなように」
「V4052ああ、そうだ。ツリーの件のついでに/あなた達の欠点も教えてあげる」
「V4053次からは気をつけた方がいいわよ。/足元すくわれちゃうから」
「V4054まず山崎さんは、自分の都合を/主観において物事を判断しすぎ」
「V4055田口さん、あなたは文句を言う前に、/頭を使うことを覚えてね。/そろそろ周りに愛想つかされるわよ」
「V4056それと人に頼りすぎの磯前さんは、/自分で動く事。/無能にも許容範囲ってあるから」
「よ、余計なお世話よ!」
「V4057心当たりない?」
「うるさい! あなたにそんな事言われる/筋合いなんてないわよ!」
「V4058ふふっ、簡単な事よ。Eo自分じゃなくて/相手に対してそう思った事があるかを/考えてみればいいわ」
「……っ」
「あ……」
「V4059あらあら、その顔……あるみたいね。/もしかして友情にヒビが入ったりした?/W45EFe6そうだったらごめんなさいね」
「も、もう許さないっ!」
「V4060大丈夫?/W30EFm2机とじゃれたりしたら危ないわよ」
「うぅっ!」
「V4061残念。あたし運動神経にも自信があるの。/P6EoFe6m4W45何なら3人一緒にどうぞFm2」
「……ぐすっ」
「うぅっ」
「あ、絢辻さんっ」
「V4062ふふっ」
「V4063Fm4はい、W15Fm2タイムリミット。W15P3EcFe4m3W45お疲れ様」
「絢辻さん……」
(ま、まさかとは思ったけど、/これはさすがにまずいよなぁ……)
(でも、絢辻さんは平気な顔をしてるし、/何か考えでもあるのかな?)
(…………)
(しばらく様子を見てみるとするか……)
(さて、今日はどこで食べようかな?)
(どこか空いてる席でもあれば……)
(……ん? お、おおっ、絢辻さんだ)
(どうやら今日は一人でご飯みたいだな)
(…………あれ?)
(ど、どうして絢辻さんの周りだけ/ガラガラなんだ?)
(こんなに人がいるのに、/誰も座ろうとしないなんて……)
(…………)
(あ……も、もしかして……)
「V4064あ、いらっしゃい、Nm君」
「絢辻さん……」
「V4065今日は食堂でご飯?」
「う、うん……」
「V4066あたしの周りなら空いてるし、/お好きな席にどうぞ」
「ねぇ、これってもしかして……」
「V4067あはははっ、W45F9Eoあの事件が校内中に/知れ渡ったって事じゃない?」
「そ、それにしてもこんなに露骨に……」
「V4068どうせ小賢しい誰かが、色々な尾ひれを/つけたんでしょ」
「そうなのかな……」
「V4069ふふっ、EoFe9m3間違いないわ」
「でも……」
「V4070EcF2ふふっ、W15EoF9いいのよ、これくらいは」
「V4071あ、そうだ。/W15EFe3m2そんな事よりいいお知らせがあるのよ!」
「えっ?」
「V4072ツリーの件、上手くいったわよ」
「ほ、本当に!?」
「V4073Ecええ。W30EoFe6m2お陰でヒマになっちゃったけどね」
「ど、どういうこと?」
「V4074担当の人と直接話をしたのよ」
「……うん」
「V4075そこでのやり取りで相手を引っ掛けて、/市のやり方に穴を開けたの」
「そんな事できるのっ?」
「V4076Fm4簡単よ。W15P1EoF3W45後はうちの校長をこっち側に/引き込んで、裏から手を回させたの」
(う、嘘だろ……まさかそんな事が……)
「V4077代償はFm6あたしの委員長解任と、Fm2パーティー/担当の責任教員を別の人にする」
「それって……」
「V4078いい条件でしょ。W45EFe3m2でもこれでパーティーは/今まで通り生徒主動で行えるわ」
「そんな……絢辻さんはそれでいいの?」
「V4079ごめんね、Nm君」
「V4080せっかくここまで手伝ってもらったのにEc」
「僕の事はいいよ」
「V4081あははっ、W45EoそういうとこNm君らしい」
「ちゃかさないでよ」
「V4082ちゃかしてない」
「……」
「V4083どうして素で怒ったか、W30F9Eoかな?」
「う、うん。絢辻さんならもっと上手く/やれたんじゃないかなって」
「V4084ええ、やれたわ」
「じゃあどうして!」
「V4085心配の枠を越えた詮索はFm6嫌われるわよFm3」
「そんなつもりじゃ……」
「V4086それじゃお先に」
「あ……」
「…………」
(絢辻さん……)
(よし、やっと授業が終わったぞ!)
(とりあえずトイレトイレっと……)
(…………)
(間に合った……)
(さっきの時間は考え事をしていて、/トイレに行きそびれたからなぁ)
(絢辻さん……か……)
「やっぱり僕には分からないよ。/あんなちょっとした事でどうして……」
「…………」
「ふぅ……」
「V0144隣、よろしいかしら?」
「ん? あぁ……梅原か」
「V0145な〜に似合わないことしてんだよ」
「え?」
「V0146トイレとはいえ、窓際でため息なんてのは/美しく可憐な女の子の特権だぞ!」
「ははっ……」
「V0147どうせ絢辻さんの事でも考えてたんだろ」
「あ……うん」
結局、あのゴタゴタは何だったんだろう?
そう思えるくらいに、クラスメイトたちは/それぞれの日常をそれぞれに過ごしていた。
休み時間になれば誰かの机に集まったり、/宿題を写したり。
一つ、今までと違うとするなら、/絢辻さんがその輪の中にいないこと。
ただそれだけ……。
……。
そう、あの事件をきっかけに、/絢辻さんはクラスから孤立してしまったのだ。
「V0148うぃ〜っ、W45Eoスッキリしたぜ」
「……そういう事を大声で言うなよ」
「V0149へへっ、W45Eo細かい事を気にすんなって」
「まったく……」
「V0150ま、W45EFe9m3絢辻さんがクリスマス委員長を/解任されて落ち込むのも分かっけど……」
「えっ!? う、嘘だろ?/そんな話、僕は聞いてないぞ……」
「V0151いや、マジ話なんだこれが」
「V0152なんでも、W15EFe9m3ツリーの設置をまた生徒が/やれるようにした代償だとか……」
「ま、まさか……」
「V0153確かな筋からの情報だぜ」
「V0154な〜んか小難しい話だけど、W45Ec要するに/俺たちのために頑張ってくれたんだろ」
「……そうだろうな」
(ん……あれ?)
「だったらどうして……」
「V0155絢辻さんが孤立してんのか、W30EoF3か?」
「う、うん」
「V0156それだけ印象的だったってことだろ。/W30EFe6こないだの一件がさ」
「V0157ま、W45Ec心配しなくてもそのうち元に戻るさ」
「……」
「V0158っと、W45EF9もう次の授業かよ」
「V0159ほれ、W45Ecさっさと教室に戻ろうぜ」
「あ、うん……」
(絢辻さんが委員長を解任……)
(そんな事に……なってたなんて……)
(はぁ……)
(絢辻さん……)
(やっぱり僕には分からないよ。/あんなちょっとした事でどうして……)
「…………」
「ふぅ……」
「V0565ため息つくと幸せが逃げるわよ」
「ああ、薫」
「V0566浮かない顔なんてしてないでさ、/W30EoF3ポーカーで勝負でもしない?」
「え? あ、うん」
「V0567負けた方がFm4ジュースFm3、W30EoFe8m3いいわね」
「オッケー」
「V0568そんじゃカードを配るわよ」
「V0569ね、Nn」
「うん?」
「V0570さっきさ、W45Eo絢辻さんのこと考えてたん/でしょ?」
「え……分かるのか?」
「V0571分からない方がFm2変」
「そっか……」
「V0572お、W45EF3あたしフルハウスだわ」
「えっ!?」
「V0573残念でした〜っ」
結局、あのゴタゴタは何だったんだろう?
そう思えるくらいにクラスメイトたちは/それぞれの日常をそれぞれに過ごしていた。
休み時間になれば誰かの机に集まったり、/宿題を写したり。
一つ、今までと違うとするなら、/絢辻さんがその輪の中にいないこと。
ただそれだけ……。
……。
そう、あの事件をきっかけに、/絢辻さんはクラスから孤立してしまったのだ。
「V0574そういう顔、似合わないよ」
「……」
「薫は……絢辻さんを……」
「V0575ん? W30EF7あぁ、あたしはEFe9m3別に」
「そうなのか?」
「V0576さすがにあの変わりようには驚いたけど。/W30EFe9だからって何がどうなる事でもないし」
「お前らしいな……」
「V0577ま、W15EFe8m4あれだけ言われたら、いくら大人しい/絢辻さんだってFm9頭にくるわよFm9」
「V0578もしあれがあたしだったらEo……」
「その前に大暴れしてるだろうな」
「V0579そういうこと」
「V0580……っと、あたし3枚チェンジ」
「あ、うん」
「V0581まぁ、W45EFe9m3あたしと絢辻さんは元々仲が/いいわけじゃないからさ。/用事がなければ話さないのが普通なワケ」
「V0582……EF3よしっ、W30Ecあたしスリーカード!/Eoアンタは?」
「ツーペア……」
「V0583LdMcんふふふっ、W30LeEoあたしの2勝目」
「V0584Ecさ、W45EoFe8m2次で決着つけるわよ〜っ!」
「薫……」
「V0585ん?」
「……お前って結構いい女だな」
「V0586気付くのがFm3遅いわよ」
「なぁ……だとしたら、どうしてなんだ?」
「V0587ん? 今の絢辻さんの状況のこと?」
「そう。結局クリスマスツリーの事も/まるく収まったのに……」
「V0588簡単よ。EcFe6m4みんなの中の絢辻さんFm3像と、/EoFe9m3目の当たりにした本質が違ったんでしょ」
「だからって……」
「V0589Fm4結局さFm3、みんなどう接していいのか/分からないのよ」
「なるほどな」
「V0590後は雰囲気もあるかな〜。/W45EF8『誰も喋らないFm4=W15喋ると村八分』EFe9m3とか?」
「そんな事……」
「V0591ないわよ」
「V0592でもね、W15EoFe9m3みんな結局我が身が可愛いのよ。/W30EF7君子なんとかってEFe9m3やつ」
「V0593ま、W30Ec絢辻さん本人はEoF3案外この状況を/悪くないと思ってるかもね」
「それはないだろ」
「V0594どうかFm3な。W45EoFe7あたしにはそう見えるけど」
「V0595でもって、W15EcFm31枚チェンFm2ジ」
「V0596もしかしたら……W45EFe3m4絢辻さんとあたしって、/EFe9m3案外似てるのかもしれないわよ」
「えっ?」
「V1293じゃあ、あたしはそろそろバイトだから」
「……うん」
「V0598あたし、W45Ecストレート」
「えええっ!?」
「V0599はい、ジュース宜しく〜っ」
「うぅ……」
「V0600……」
「V0601ま、W15EoFm3何にしてもさ、W45EF3Nnが気負ったって/どうなるもんじゃないんだし」
「V0602もう少し楽にしててもいいんじゃないの」
「え……」
「V0603それじゃね!」
(もう少し楽に……か)
(確かにそうかもしれないな……)
(薫、ありがとな)
「はぁ……はぁ……」
(だから……マラソンは嫌なんだ……)
(走っても走っても終わる気がしないよ)
(しかも後10周だなんて……)
(走り終わった人から戻っていいなんて、/先生の手抜きじゃないのか?)
(いいなぁ、女子はドッジボールか……)
(………………)
(……あれ?)
「V0160やっと気付いたみたいだな……」
「梅原」
「どうして片方のコートには絢辻さんしか/いないんだ?」
「もしかして負けてるのか?」
「V0161いや……W45EF9最初から絢辻さんは一人だよ」
「それって……」
「V0162残念だけど、W45Eoそういうことだろうな」
「V0163外野は抜かして1対15か……。/W45EF9こりゃしんどいな」
「……」
「梅原、僕ちょっと本気で走るよ」
「V0164……は?」
「さっさと残り10周を終わらせなきゃ」
「V0165そっか、W45Ec頑張れよ」
「うんっ」
「V4087……」
田 口
「な〜んかもう飽きてきたわね。/そろそろ当てちゃいなよ」
山 崎
「そうね」
「V4088……」
「行くわよ……それっ!」
「V4089あ……」
「V0604何、ボ〜ッとしてんのよ」
「V4090えっ!?」
「ど、どうして……」
「ちょ、ちょっと棚町さん!/あなたこっちのチームでしょ!」
「そ、そうよ! 何であなたがボールを/キャッチしてるの!?」
「V0605そっちつまんない」
「え……」
「V0606それとも……W45EoFe8m3あたしがいなかったら、/絢辻さん一人にも勝てないとか?」
「そ、そんなことないわよ」
「V0607んふふっ、W45Eoじゃあこれでいいわよね」
「V0608絢辻さんもいいよね?」
「V4091そうねぇ……W45Fm2自己PR次第かなEoFe9」
「V0609あはははっ、言うじゃない」
「V4092私にだって選ぶ権利はあるでしょう?」
「V0610おーっけーっ!」
磯 前
「きゃっ」
「V0611んふっ、EoFe8m3跳ね返ったボールもいただき!」
「V0612どう?」
「V4093ふふっ、W45Eo補欠合格でどうかな?」
「V0613それでFm3十分!/W45EFe8どうせ試合が終わる頃には正選手だし」
「V0614それと……」
「V4094ん?」
「V0615こらぁ! 外野の田中恵子!」
「V0012は、はいっ!」
「V0616あたしがこっちにきたんだから、/やる気出しなさいよやる気!」
「V0013う、うん!」
「V0617絢辻さんの目に留まる働きがなかったら、/後でスカートめくるからね」
「V0014ええぇぇぇっ!」
「V0618これで3人よ」
「V4095クスッ、W45Eo十分過ぎるくらいね」
「V0619それじゃ始めましょっか」
「V4096そうね」
「V4097さすが棚町さんね」
「V0620まだまだこれからよ」
「V4098でも、油断は禁物よ」
「V0621油断するほど退屈してないわよ」
「V4099ふふっ、W45Eo退屈させてあげましょうか?」
「V0622冗談でしょ」
「V0623ご、ごめん……当たっちゃった」
「V4100ううん、大丈夫」
「V0624後3人、ここで負けたらカッコ悪いわよ」
「V4101そうね……」
「V4102やれるだけはやってみるわ。/ありがとう……棚町さん」
「V0625ん、あたしは楽しければ何でもいいのよ」
「V4103そっか」
「V4104残りは一人……」
「よ〜く頑張ったけどもう終わりよ。/ボールはこっちにあるんだし〜」
「早く、負けちゃいなさいよっ!」
「V4105あ……」
「V4106Nm君……」
「はぁ……はぁ……。/間に合った……かな?」
「ちょっとNm君!/どうして女子の体育に割り込むのよ!」
「ぼ……僕はもう課題を……終わらせたから/暇なんだ……」
「V0166タイムを計ってたら、/学校新記録間違いなしだったぜ〜」
「……だってさ」
「だからって!」
「それに……外野の田中さんから、/内野権利……をもらったから」
「V0015Nm君、ナイスファイト〜」
「V0626あははははははっ!/カッコいい、カッコいいわよNn!」
「ということで、絢辻さん……後よろしく。/僕、もう足腰ガタガタで投げられないよ」
「V4107うん……」
「V0627それで終わりにしちゃってねー」
「V0016絢辻さん、頑張って!」
「V4108うん……」
「V4111……それじゃいくわよ」
「V4112せいっ!」
(えっと、絢辻さんは……)
(ああ、いたっ!)
「あ、絢辻さん、ちょっと待って」
「V4113あぁ、Nm君、W45Ecさっきはありがとう」
「ううん……いいよ」
「V4114それで? 私に何か?」
「うん、ちょっと絢辻さんと話したいなって/思ったんだ」
「V4115そう」
「V4116クスッ、W45Eoさっきの体育のチーム分けの事、/気にしてくれてるんだ?」
「う、うん」
「あれって……近頃クラスの友達とまったく/話してないのが関係あるのかなって」
「V4117え……友達? W45EFe9何言ってるの?」
「V4118元々私に友達なんていないわよ?/今と一緒で昔からずっと一人だし」
「そ、そんな事はないと思うけど……」
「V4119あ、W45EF7もしかして周りにいた人達の事を/言ってるの?」
「……うん」
「V4120あんなのお互いに便利だから、/くっついていただけでしょ?/W45Ec友達とはいえないわ」
「そ、そんな言い方って……」
「V4121言い方が良くないなら、共存関係に訂正」
「V4122クスッ、W45EoEFe9言いたい事は分かってる。/W45EFe6でもね……私はあなたじゃないの」
「V4123これで察してもらえるかな?」
「ううん、よく分からないよ」
「V4124もう、W45Ec仕方ないなぁ。W45Eoまとめます」
「V4125Nm君とあたしの価値観は違うの。/W45Ecだから、W45Eoあなたの価値観をあたしに/押し付けないで」
「絢辻さん……」
「V4126気に掛けてくれてる事は、/純粋に嬉しいと思ってるけどね」
「V4127それじゃ、W45私着替えるから」
「あ、ちょっと待って!」
「V4128ふふっ、W45Ec待ちません」
(絢辻さん……)
「じゃあ……通りかかったら……ボールが/飛んできたから、受け止めた……」
「V4109ふふっ、W45Eo歩くときは周りをよく見た方が/いいわよ」
「これから気をつけるよ」
「……」
「ということで、絢辻さん……後よろしく。/僕、もう足腰ガタガタで投げられないよ」
「V4110うん……」
(う〜〜ん、ここにもいないぞ)
(……絢辻さん、一体どこにいるんだ?)
(まだ教室にカバンがあったから、/帰ってないとは思うんだけどな……)
(…………)
(後、捜してない所というと……)
(あ、いたっ、絢辻さんだ!)
(……でも、どうしてリフティングなんて/してるんだ?)
(しかも、結構上手いぞ)
「……」
(よし、パスをもらってみるか)
「絢辻さん、パス!」
「V4129え……」
「あっ」
「V4130…………」
「V4131終わっちゃった……W45EcWv120I10いい感じだったのに」
「ご、ごめん」
「V4132……はい、パス」
「う、うん……」
「……って、これバレーボールじゃないか」
「V4133そうね」
「……バレーボールは蹴っちゃ駄目だよ」
「V4134ふふっ、W15Eoごめんなさい」
「V4135それで?」
「え?」
「V4136私に用があるんでしょう?/Wv135I10捜してた……って顔してるわよ」
「あ、うん……ちょっと話したいというか、/聞きたいことがあって」
「V4137そう」
「あのさ……どうして絢辻さんは/いつも寂しい事ばかり言うのかなって?」
「V4138EoFe9m4寂しい事……?」
「友達はいないとか、ずっと一人とかだよ」
「V4139ああ……」
「考えてみても、僕には分からなくて……」
「V4140EcFe4m7分からないでしょうね」
「V4141EoFe9m4…………」
「絢辻さん……」
「あ……」
「V4142少しだけ独り言、言うね」
V4143私にはね、自分がないの。
V4144目標を追いかける事が今の全て。
V4145言うなれば、その為だけに生きてるって事。
V4146今更、それ以外の生き方なんて出来ない。
V4147最初から自分の世界を持つ事を許されてないから。
V4148過剰なエリート意識を持つ父。
V4149一つの物の見方しか出来ない母と何も知らない姉。
V4150そんな居場所しか私にはなかった。
V4151大嫌いな家族に囲まれて毎日を過ごすの。
V4152だからかな? 小学生になる頃には、/もう今の私になっていたわ。
V4153早く社会に出て、自分の居場所を獲得したい。
V4154社会というものに自分を認めてほしいって。
V4155ふふっ、面白いでしょう?
V4156親に認めてもらえなかった子供が、/社会に認めてもらえるのよ。
V4157だから、それまでは私は誰にも負けられないの。
V4158利用できるものはするし、邪魔になりそうなものは/事前に手の内に丸め込む。
V4159あ、そうそう。
V4160ここのポイントは排除しないってことね。
V4161敵は作らないのが私流よ。
「V4162全ては自分の為に、ね」
「そんな……絢辻さん……」
「V4163……」
「V4164絢辻? W30EF7Wv180I10そっか……」
「V4165あれ? EcW4Fe6EhWv115I10だったら……」
「絢辻……さん?」
「V4166わたしはだぁれ?」
「あぁっ! 絢辻さんっ」
(今の……なんだ? 何かがおかしかった)
(と、とりあえず追いかけないと!)
家族のせいで自分がないなんて……。
あれだけ完ぺきな絢辻さんが、/全部努力で作り上げたものだったなんて……。
そんなの……絶対違うと思う。
「絢辻さん、待って!」
「V4167Nm君」
「さっき……様子が……」
「V4168大丈夫。W30Eh少し……W30EcW4Fe9Eo不安定になっただけ」
「V4169あなたのせいでね」
「ぼ、僕のっ?」
「V4170ええ、Nm君がいると、EFe6m2私の本当の/目標が何か分からなくなるのよ」
「そんな……」
「V4171EcFe9m2追いかけてきてくれたのは嬉しいけど、/EoF6今日はもう……」
「V4172ごめんね」
「う……うん」
(絢辻さん……)
(……)
(うん、あれからよく考えたけど、/僕はやっぱり絢辻さんを……)
(よしっ、声をかけてみるか!)
「絢辻さん」
「V4173あぁ、Nm君」
「そういえば、この間の事なんだけど/……あ、あれ?」
「V4174ん? EFe9m2どうしたの?」
「絢辻さん……何だか具合が悪そうだね」
「V4175そうかな?」
「もしかして……」
「V4176うん、W15Fm2あんまり……W15EoFe6m2寝てないかな」
「えっ!? 大丈夫?」
「V4177うん、W15Eoこれくらいならね」
「もしかしてそれも目標のためなの?」
「V4178そうよ」
「そっか……でも、それで本当にいいの?」
「V4179え?」
「僕には何だか辛そうに見えるよ」
「V4180…………」
「余計なお世話かもしれないけど、/きっとそのままじゃよくないよ……」
「V4181っ!」
「V4182今、何を言ったのか分かってんの?」
「えっ……」
「V4183あたしにはこれが全てなの。/否定するようなことは言わないで」
「ぼ、僕はそんなつもりじゃ……」
「V4184つもりがあろうがなかろうが関係ないわ」
「V4185自分が言った意味を噛み砕いて理解して」
「……」
「V4186辛かろうがなんだろうが、/あたしはそれだけを頑張ってきたの!」
「V4187誰に何を言われてもいい。でも……」
「V4188Nm君にだけは言われたくない!」
「ちがっ……」
「ぼ、僕は……そんなつもりで……」
(絢辻さん…………)
「V0167Nm、W15EoFe9m3お前何言ったんだ?」
「何でも……ないよ……」
「V0168最近、彼女何だかピリピリしてるよな」
「そうかな……」
「V0169ああ……話しかけるのはいいけどさ、/もう少し言葉を選んでやれよ」
「う、うん」
「…………」
「なぁ、梅原」
「V0170ん?」
「梅原は……どうして絢辻さんに話しかけ/ないんだ?」
「V0171馬鹿だなぁ、W15EoFe9m3俺の出番じゃないだろ?」
「え?」
「V0172俺よりお前。違うのか? ん?」
「梅原……」
「V0173それじゃな、W15EoFe3頑張れよ」
「あ、ありがとう」
「V0174いいってことよ!」
(そうだよな……もう少し絢辻さんの事を/考えるべきだったんだ……)
(やっぱり謝らないと……いけないよな)
(絢辻さん、どこにいるんだろう……)
(カバンも靴もあったから、/まだ帰ってないとは思うんだけど……)
(……)
(うん、諦めないで捜さないと……)
(僕はあの時の事をちゃんと謝らなくちゃ/いけないんだから)
(あ、いたっ!)
「あの、絢辻さん……」
「V4189何?」
「怒ってる……よね」
「V4190Fm3怒ってないように見える?/W15Fm8だとしたらNm君は相当な鈍感よ」
「そ、そうだよね、ゴメン……」
「V4191下げて取り繕える程の頭じゃないでしょ」
「そ、そうだよね……」
「V4192それじゃ」
「あっ……ま、待ってよ!」
「絢辻さん、待ってってば!/少しでいいから僕の話を聞いてよ」
「V4193……」
「えっと、あの時僕が言いたかった事は、/目標のために頑張るのが悪いとか/そういう事じゃなくて……」
「絢辻さんはもっと自由にしてても/いいんじゃないかって……」
「V4194……」
「……悪気はなかったにせよ、/誤解させるような事を言ってゴメン」
「V4195……」
「……」
(やっぱり……駄目か……)
(はぁ……今日のところは引き下がって、/また別の日に話した方がよさそうだ……)
(仕方ない……よな)
(…………)
(はぁ……)
「V4196待って」
「V4197言い逃げなんて許さないから」
「V4198Fm6あたしも……」
「え?」
「V4199あたしも感情的になっちゃって、/Fm6Wv205I10ちゃんと最後まで話聞かなかった……」
「V4200今、聞かせてよ……続きを」
「え? あ……うん」
「えっと、だから……」
「V6024うん……」
「ぼ、僕は……絢辻さんが、/自分の目標に縛られたままなのは、/よくないと思うんだ……」
「例えばだけど、もっと自分の好きな事を/やったりとか……」
「V4201でも、そんな簡単には変えられない!」
「ううん、そんな事はないよ。/ただ思い直すだけでいいんだ」
「V4202……」
「自分がないなんて言わないで。/絢辻さんは絢辻さんじゃないか」
「V4203……」
「ずっと一人だとかやめてよ」
「V4204Nm君……」
「僕が一緒にいるから」
「V4205一緒に?」
「うん。僕は絢辻さんのものなんでしょ?」
「V4206あっ……」
「そういうことだよ」
「V4207……本当に?」
「絢辻さんが望むなら」
「V4208そう……W45EcW4Fe9Ehなんだ」
「V4209Nm君、W15Fm6ちょっとあっち向いて」
「V4210いいから早く」
「あ……うん」
「あ、絢辻さん……どうしたの急に?」
「V4211泣く」
「は!?」
「V4212……」
(な、泣くって言われてもなぁ……)
「V4213……」
「あの……絢辻さん?」
「V4214……」
「どうして……こんな……」
「V4215泣いてる顔、見られたくないから……」
「……そっか」
(……何というか、絢辻さんらしいな)
「落ち着いた?」
「V4216……W40Eoすっきりした」
「そっか、それならよかった」
「V4217うん……」
「V4218W60I10ありがと、Nm君」
「あ……」
(絢辻さん……)
(何だろう……この気持ちは……)
(もしかして僕は本気で絢辻さんを……)
「う〜〜〜んっ!」
(やっぱり屋上は気持ちいいなぁ)
「V4219Nm君」
「あ、絢辻さん」
「V4220こんなところで何してるの?」
「輝日東山を見にきたんだ」
「V4221Fm4あぁ、W45EoFm2今日は天気がいいからね」
「うん」
「……あっ、ねぇ絢辻さん。/ほら、あの雲……うさぎに見えない?」
「V4222え? W30EcFm6見えない」
「……」
「じゃ、じゃああれは? かめっぽいよ」
「V4223Eh微妙」
「…………」
「V4224ふふっ、W45Fe9Eoうさぎとかめ……か」
「え?」
「V4225ね、Nm君は『うさぎとかめ』の/本当の話を知ってる?」
「本当の話? 競争してかめが勝つって/いうのじゃなくて?」
「V4226あ、知らないんだ」
「う、うん……」
「V4227じゃあ教えてあげる。W45Eo本当の話を」
「V4228それでは絢辻詞ぷれぜんつ、/『うさぎとかめ』のはじまりはじまり〜」
V4229Fm4むかしむかしある村に、Fm2うさぎさんとかめさんが/住んでいました。
V4230うさぎさんはEc可愛い姿とあいきょうのある性格で、/村のみんなから好かれていました。
V4231EoF6かめさんはそんなうさぎさんが羨ましくて/Fm2仕方ありませんでした。
V4232そんなある日、かめさんはうさぎさんに競争を/申し込みます。
V4233「あの山の頂上まで競争だ!」
V4234もちろんうさぎさんの圧勝は間違いありません。
V4235それでもかめさんはそうするしかなかったのです。
V4236ヨーイドン! で二匹は走り出しました。
V4237うさぎさんはぴょんこぴょんこと先を急ぎます。
V4238かめさんはその背中を一生懸命追い続けました。
V4239それはもう、かめさんは必死です。
V4240ただただ短い足をばたつかせて走り続けました。
V4241しかしそれも空しく、うさぎさんの姿はすぐに/見えなくなってしまいます。
V4242でも、かめさんは頑張り続けました。
V4243そしてそれからどれくらい経った頃でしょうか。
V4244遠くの方にうさぎさんの姿が見えてきました。
V4245どうして追いつくの?
V4246かめさんはびっくりしました。
V4247それもそのはず、実はうさぎさんは昼寝をしたり、/毛づくろいをしたりしていたのですから。
V4248これはチャンスと、かめさんは精一杯走りました。
V4249そしてついにうさぎさんを追い越したのです。
V4250その後もかめさんは休むことなく/一生懸命走り続けました。
V4251結果、山の頂上に先に着いたのはかめさんでした。
V4252かめさんはうさぎさんに勝ったのです。
V4253でも……。
V4254結局、みんなに愛されたのはうさぎさんでした。
V4255Fm6かめさんは気付きました。
V4256自分がそもそも誰にも見てもらえてなかった事に。
V4257理由は簡単、EFe6m2その村に住む者たちには/かめさんが見えなかったのです。
V4258いないのも同然だったのです。
V4259Fm6当然、Fm2いないものと勝負なんてできません。
V4260うさぎさんにしてみれば、競争があったことすら/知らないのです。Fm2
V4261どんなにかめさんが頑張っても……Fm2たとえ競争に/勝ったとしても、Ecすべては水の泡。
V4262存在が認めてもらえなければ、/勝負自体がなかったようなものなのですから。
V4263おしまい。
「V4264ご清聴ありがとうございました」
「まさか……今のって……」
「V4265うん?」
「V4266あ、W15EF1もうチャイム。W30Fm2あたし先戻るから」
「え……」
「あ……」
(…………)
「……いつもの悪い冗談、だよな」
(でも、絢辻さんの事だから……)
(きっと何かの意味が込められてるとは/思うんだよな……)
「さてと……今日もそろそろ帰ろうかな」
「……あれ?」
(あのカバンって……)
(ああ、やっぱり絢辻さんのじゃないか)
(まだ校内に残ってるみたいだし、/一緒に帰ろうって誘ってみようかな?)
(…………)
・絢辻さんのカバンの匂いをかぐ
・絢辻さんのカバンを抱きしめる
Ti0/        Ti2くんかくんか……
(う〜ん……)
(やっぱり美也のカバンとは違う匂いが/するような……)
「あ、絢辻さんっ!」
Ti0/        Ti2ぎゅ〜〜っ!
「も、もっと強く……」
Ti0/        Ti2ぎゅぎゅ〜〜っ!
(……)
(……僕は……何をしてるんだ?)
(こんなことしてないで早く絢辻さんを/捜しにいこう)
「おかしいなぁ。/ここにいると思ったんだけどな……」
(でも、ここ以外で絢辻さんがいそうな/場所となると……)
(う〜〜ん、ここにもいない……)
(いないぞ……)
(これだけ探していないとなると、/一体……どこにいるっていうんだ?)
(一応のぞいてみたけど、こんなところに/いるはずないよな……)
「V4267はぁい、Nm君っ」
「うわっ!」
「あ、絢辻さん……どうしてここに?」
「V4268つけてたから」
「つけてたって……僕を?」
「V4269ええ、W15Fm4あたしのカバンにいかがわしい事を/してたからEoFe9m4叱ろうと思ってFm2」
「え……えぇっ! み、見てたの!?」
「V4270ええ、それはもう」
「そ、それならそうと……」
「V4271ふふっ」
「でも、どうして僕をつけたりなんて……」
「V4272それは簡単、今日は折り入ってお願いが/あるからよ」
「お願い?」
「V4273そう、お願い」
「それ……断る……こともできるの?」
「V4274断れると思ってるの?」
(な、なるほど……だからカバンの事を/ワザと見逃して……)
(これは……マズいかもしれないな……)
「V4275Nm君っ!」
「は、はい……」
「V4276あたしの唇を奪って!Fm6」
「…………えっ?」
「なっ……え、ええっ!?/それはまた……何というか……」
「か、簡単に一言で言うなら、/いわゆる……」
「V4277う〜〜」
「キス……って事だよね?」
「V4278そうだけど、違う。/Wv170I10奪うところに意味があるのよ」
「そ、そうなんだ……」
「V4279いいから早く」
(は、早くって言われてもなぁ……)
(唇を奪うって……どうすればいいんだ?)
「V4280……」
「……」
(こ、こうなったら……)
「えっと……い、行きます」
「V4281はい……」
「V4282んっ……」
(そ、それにしても……)
(いきなり『唇を奪って』だなんて、/絢辻さんは一体どういうつもりなんだ?)
「V4283ふぅ」
(絢辻さん……)
「V4284んん……」
(……絢辻さんっ!)
「こ、これでいいの?」
「V4285そうね」
「…………」
(何というか、お願いなのか命令なのか……/分かりにくいな)
「V4286……頑張ってみるから」
「え?」
「V4287ありがとうNm君。W30Eo/Wv135I10あたし、あなたと知り合えてよかった」
「V4288それじゃまた」
「あ……」
(あ、絢辻さん……『ありがとう』って/言ったよな?)
(う〜〜ん、まったく分からないや。/これは……どういう事なんだろう……)
???
「V4289だ〜れだ?」
(う……誰だろう?)
・絢辻さんでしょ?
・梨穂子だな?
・薫か?
・中多さんかな?
・七咲だろう?
・森島先輩ですよね?
「絢辻さんでしょ?」
「V4291大ハズレです」
「えっ!? だって……」
「V4292違います」
Ti0/   Ts3i2ぎゅ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!
「い、痛い痛い!」
「V4293ふふふっ」
「あ、絢辻さんっ、ダメだって!/目がっ、僕の目が〜〜〜っ!!」
「V4294だって当てられるなんて悔しいじゃない」
「そんなぁ……」
「V4295クスッ、冗談よ」
「V4296本当は正解でした」
「う、うん」
「V4297でも、W5どうして分かったの?」
「どうしてって……僕、絢辻さんの声は/間違えないよ」
「V4298……そうなんだ」
「うん、これだけは自信あるよ」
(強烈な印象として残ってるからね……)
「V4299そ、Fm2そっか」
「あれ、どうかした?」
「V4300ううん、何でもない。/W30EoF2それじゃあね」
「あ……」
「……」
(『だ〜れだ』なんて、絢辻さんも結構/可愛いところがあるんだなぁ)
「梨穂子だな?」
「中多さんかな?」
「七咲だろう?」
「V4301……」
「V4302残念でした」
「V4303もしかして本当に分からなかった?」
「えっと……」
「V4304そう……EcFe8m5ちょっと悔しいなFm2」
「あっ! 絢辻さんっ!」
(うぅ……失敗したなぁ)
「薫か?」
「森島先輩ですよね?」
「V4305……」
「あ、あれ? 違った……かな」
「V4306……」
「えっと……手を放してくれないと、/前が見えないんだけど」
「V4307よし……」
Ti0Ts1/Ts2         Ti1Ts3ゴスッ!!W2As0b0
「ぐえっ!」
「V4308残念、私でした」
「だ、だからって背中に膝で……」
(そうか、手を放してくれなかったのは、/誰も見てないタイミングを……)
「V4309EoFe7m2間違えるなんて酷いわね」
「はは……ごめん」
「V4310もういいわ、W15Ecそれじゃあね」
(……)
(う〜〜ん、ちょっと怒ってたような……)
(もしかして間違えてほしくない人と/間違えちゃったのかな?)
(ちょっと……失敗したなぁ……)
(う〜〜ん、教科書がカバンに入り切らない/じゃないか……)
(……)
(仕方ない、持って帰るのは/宿題の出た数学だけにしておくか……)
Ti0/        Ti2ゴソゴソゴソ……
(よし、これで帰る準備はバッチリだ)
「V4311Nm君、いいかな?」
「あ、うん。何?」
「V4312今日は早めに帰ろうと思うんだけど、/もしよかったら一緒に帰らない?」
「本当に? もちろんOKだよ」
「V4313よかった〜」
「もしかして行きたいところとかあるの?」
「V4314え? W30F9特にないけど……」
「あ、そうなんだ」
「V4315一緒に帰れたらなって思っただけよ」
「ははは、そっか」
「V4316じゃあ、ちょっと待っててくれる?/先生に頼まれた用件を済ませてくるから」
「うん」
(はははっ、絢辻さんに誘われるなんて、/今日はラッキーだな)
(帰る準備に手間取ったけど、/それがよかったのかもしれないな……)
「V4317お待たせしました」
「もう終わったの?」
「V4318Ecええ、W30EoFe6m2大したことじゃなかったから」
「そっか」
「V4319じゃあ、帰りましょうか」
「うん!」
「V4320……」
「ん? どうかした?」
「V4321……何だか降ってきそうな空ね」
「V4322あ……」
「どうかした?」
「V4323今、光ったわよね」
「V4324Fm2ねっ」
「ホントだ、この時期に雷なんて珍しいね」
「V4325そうね、W30EFe6m2確かに……」
「あ、また……」
「V4326かなり近づいてきてるみたいね」
「……どうしよう。僕、傘持ってないよ」
「V4327仕方ない、少し急いで帰ろっか」
「そうだね」
「このあたりはまだ明るいけど、/山の方はもうかなり雲がかかってるね」
「V4328うん……W30EF9そろそろ降ってくる頃かも/Fm2しれないわね」
「そっか……」
「V4329あっE……」
「降ってきた?」
「V4330うん。今、頬にポツって」
「……」
「V4331あ、また」
「どうしよう、どこかで雨宿りする?」
「V4332そうね……W45EFe9m3そうしよっか」
「この辺なら神社が近いかな」
「V4333じゃあそこまで走りましょ」
V4334「ふぅ……結構本降りになってきちゃったわね」
V4335「うん、びしょびしょだよ」
V4336「風邪引いちゃいそうね」
V4337「そうだね……」
V4338「ちょっと! どこ見てるの……」
V4339「ごめん……その……」
V4340「な、何?」
V4341「えっと、雨に濡れた絢辻さんが色っぽいなって」
V4342「馬鹿な事言わないでよ」
V4343「あ……絢辻さん、僕は……」
V4344「だめっ! 私たち、まだ高校生よ」
V4345震える肩を抱き寄せ、彼は優しくささやいた。
V4346「違うよ。W45僕たちは『もう』高校生……だよ」
V4347「いやっ!W30 Nm君、やめてっ!」
「……あの、絢辻さん?」
「V4348駄目よ、W30EcFe6W4Ehそんな!Fm1」
「絢辻さ〜〜ん?」
「V4349ボケっとしてないで、早く止めなさい!」
「た、叩くなんて酷いよ……」
「V4350いつまでもあたしに恥ずかしい事を/言わせてるからよ」
「自分で言い始めたんじゃないか」
「V4351……だって」
「何?」
「V4352……何でもないわよ」
「…………」
「V4353それよりも、W15Fm2ほら、小降りになったわよ」
「本当だ」
「V4354ただのR時雨R3しぐれだったのね」
「時雨? 通り雨みたいなもの?」
「V4355ええ。平たく言えばそうよ。/Wv160I10晩秋から初冬に降る通り雨を言うの」
「じゃあすぐに止んじゃうんだ……」
「V4356止まないと帰れないじゃない」
「あ、そうか。はは……」
「V4357ま、それも悪くないかもしれないけど」
「え……」
「V4358何でもない」
(絢辻さん、それって……)
「V4359ほーら、W15EoF3帰るわよ」
「え? あ、ちょっと待ってよ」
「V4360まったく……」
こうして絢辻さんと雨宿りをした。
う〜〜ん、今日の絢辻さんは/何だかテンションが高かったなぁ……。
(今日は一段と風が強いな……)
(ううっ、寒い。さっさと教室に戻ろう)
「V4361あっ」
「え……」
「V4362きゃあっ!」
「ああっ!」
「……」
「V4363もう……EhFe5m9何よ」
「V4364ま、EoFe9誰もLdFm3Mh……Le」
「…………」
「V4365見てるのよね。W30EoF7こういう時に限って」
「や、やぁ」
「V4366B0Nm君もついてないわねFm2」
「V4367何か言い残す事はFm2あるかしら?」
「え……っと」
・開き直る
・素直になる
「満足です! ありがとうございました!」
「V4368……それなら手加減はFm7いらないわね」
「ああっ! いや、ほら……まだ」
「V4369せ〜W15EoFm8のっ!」
「V4370反省なさい」
「うぐぐ……」
(や、やっぱり素直に謝ればよかったな)
(ううっ、失敗したなぁ……)
「その……ごめんっ」
「V4371……」
「不可抗力とはいえ、絢辻さんの……」
「V4372何色だった?」
「……えっと……白です」
「V4373正解」
「ははは……」
「V4374正解者に罰は与えられないわFm2」
「じゃあ……」
「V4375Nm君ならいいわ、別に……」
「え?」
「V4376いい? W30EoF8そのかわり、他の人に言ったら/酷い目に遭わせるわよ!」
「は、はいっ!」
「V4377……もう。W30Fm3/そういう時だけはいい返事なんだから」
(…………)
(どうやら……助かったみたいだな……)
(ふぅ、素直に謝っておいてよかったよ)
(うぐっ……お、重い……/なんで僕がこんな大量のプリントを/運ばないといけないんだ!?)
「V5200何をもたもたしてるの?/早くしないと授業が始まっちゃうわよ」
「そ、そんなこと言われても、/これ以上速く歩くのは無理だよ!」
「V5201Ecまったくだらしないわねぇ……」
「も、もともと半分は絢辻さんが運ぶって/話だったじゃないか!?」
「V5202Eoええ、W45でもあたしの分はNm君が/自主的に持ってくれたんじゃない」
「だ、だってあれは絢辻さんが……」
「V5203あたしはただ、W30Nm君があたしの鞄に/何をしたか皆に話そうとしただけよEF2」
「うぐっ……」
「V5204EcF2ふふっ、W45頑張ってねカバン君」
「あ、あははは……頑張ります」
(絢辻さん……/もう完全に復活したみたいだな)
(学校中に猫を被ってるのがバレた時は、/いったいどうなるかと思ったけど……)
(絢辻さんもなんだか活き活きしてるし、/結果としてはよかったのかもな)
「V5205……W30なに? W30人の顔をじっと見て」
「いや、なんだか楽しそうでいいなっと/思ってさ」
「V5206EFe8m1なにそれ、W30もしかして嫌味のつもり?」
「ち、違うよ! 絢辻さんが楽しそうで、/僕も嬉しいと思っただけだよ」
「V5207B80EF4そ、W30EF5そうなの……」
「なんていうか……今の絢辻さんなら、/怖いものなしって感じだよね」
「V5208B0EFe9m2何を言ってるの……W30Ecもともとあたしに/怖いものなんてあるわけないでしょ」
「そ、そうですよね……」
「V5209EoFe2m1あっ、W30EFe5m2でもそうねぇ……/W45Ecつい最近少しだけ怖い思いをしたわ」
「えっ? 絢辻さんが怖い思いを!?」
「V5210EoF8何よ、その反応は……」
「いや、絢辻さんの怖がる姿が/どうしても想像できなくて……」
「V5211EF9まったく失礼ねぇ……/W45Eh本当に怖かったんだから」
「V5212え? 今なんて……」
ギャル
「V5213Ldだ〜か〜ら、W60Nm君は/アタシのモノだって言ってんのー」
「V5214LeEF9な、W30何を言ってるの?」
「V5215Ldあっれぇ? おっかしいなぁ……/W15マジで理解できないのアンタ?」
「V5216Nm君はアタシんだから、/横から手を出さないでって言ってんの」
「V5217EhLeそ、W30そんな……」
「V5218Ldきゃはははっ! W15なに驚いてんの!?/W30まぁNm君はアタシにぞっこんだし、/W30本当はこんなこと必要もないんだけど〜」
「V5219LeEcNm君があなたを……」
「V5220Ldええ、そう……W15ぞっこんラブなの!W30/どう? W15ちゃんと諦める気になった?」
「V5221EoF6……」
「V5222あっ、W30ちょっとタンマね。/W30アタシちょーノド乾いちゃったかも」
Ti0Ts1/Ts2         Ts3プシュッ!
「V5223んぐっ……W30んぐっ……W30ぷっはぁーー!/W45スッポンサイダーちょー美味しい!」
「V5224んぐ……W60で、W45なんの話だっけ?」
「V5225Le……W90私、W30諦めません」
「V5226Ld……は? W45ちょっと、なにそれ?/W30全然笑えないんだけど、冗談のつもり?」
「V5227LeEFe6m1……だって、W30あなた嘘を言ってるもの」
「V5228Ldう、W30嘘なんて言ってないっての!/W30なに適当なこと言ってんのよアンタ!」
「V5229LeEc私は……/W45たとえ今の話が本当だったとしても、/W30Nm君のことが大好き」
「V5230Ldんなっ……W15アンタ話聞いてたの!?/W30Nm君はアタシにぞっこんラブだって/言ってんでしょ!?」
「V5231LeEoFm5誰かに何か言われた程度で、/W45変わるような中途半端な気持ち/じゃないんです……」
「V5232EhFm3私は、W45Nm君が大好きですFm2」
「V5233Ld……はんっ! あっそう、W15そうですか!/W30それなら好きにすればいいじゃない!」
「V5234LeEcW4Eoはい、W30そうさせてもらいます」
「V5235Ldアタシを馬鹿にしたこと忘れんなよ!/せいぜい夜道には気をつけるんだね!」
V5236ブルン、ブルルルンッ!/ブルルルルル……パラリラパラリラ!
V5237……そして彼女は、/W30爆音だけをその場に残して去っていきました。
「V5238Leふぅ……」
「……」
「V5239EoFe6m2……っということがあったのよ」
「そ、そうなんだ」
(絢辻さんを脅していた人の方が、/演技が板についていたのは気のせいか?)
(それに絢辻さんが僕のことを……/い、今のは聞き間違いだよな!?)
「V5240EF9どう? W30とっても怖い話だったでしょ?」
「そ、そうだね……」
(絢辻さんにケンカを売るなんて、/誰だか知らないけど命知らずにも/ほどがあるよ……)
(絢辻さんに本気で狙われたら、/夜道どころか昼間の道でも安心して/歩けないのに!)
「V5241今回はどうにか追い返せたけど、/W30もしまた彼女が現れたらと思うと……」
「ちなみに脅してきた相手は誰なのかな?」
「V5242EFe7それは……W45Ec言えないの」
「え? もしかして……/絢辻さんの知らない人だったとか?」
「V5243EoFe9そういうわけじゃないんだけど……」
「V5244『EFe8m5Nm君にアタシのことをチクったら、/許さねぇから!』W30EF6って言われているの」
「そ、そうなんだ……」
(まさか僕にこんな熱烈なファンが/いたなんて知らなかった……)
(こっそり絢辻さんを脅したりせず、/僕の前に堂々と出てくればいいのに!)
(……いや、/出てきたとしても少し怖いかも)
「V5245EFe7その日から、W30夜も不安で眠れなくて………/W30EFe6今だって1人だと怖いから、W30こうして/Nm君に手伝ってもらってるのよ」
「そ、そうだったんだ……」
「V5246EFe9ええ……」
「V5247ほら、W45あたしこんなに震えてる……」
「うわっ!? う、腕に抱きつかれたら、/プリントが落ちちゃうよ!」
「V5248EcFm1Nm君、あたしとっても怖いの……」
「絢辻さん……」
(いつも強気な絢辻さんが、/震えるほど怖がってるなんて……)
「あ、絢辻さん、落ち着いて。/今は僕がいるから大丈夫だよ!」
「V5249LdEoNm君……Le」
(な、なんてことだ……/あの絢辻さんが、今にも泣き出しそうな/顔をしてるじゃないか!)
(……くっ、絢辻さんの話を少しでも/疑った自分が恥ずかしいよ!)
「大丈夫! たとえなにがあっても、/僕が絢辻さんを守るよ!」
「V5250EhLd……LeW45ほんと?」
「ああ、もちろんだ!/ここから先は僕に任せてよ!」
「V5251LdEcNm君……Le」
「よし……まずは待ち伏せされてないか、/僕が先に進んで様子を見てくるよ!」
「V5252EoF4あっ、W15ちょっとNm君!?」
「うおおおおおおっ!」
(さぁ、どこからでもかかってこい!/絢辻さんは僕が守ってみせる!)
「右よし! 左よし! 次は……はっ!/まさか階段の上から狙ってるのか!?/そうはさせるかぁっ!」
「V5253まったく……/W45何がこれ以上速く歩けないよ。/W45Ec思いっきり走ってるじゃない」
「V5254……W45EoFe6本当に馬鹿なんだから」
「V5255EFe5m2ま、W45だからほうっておけないし……/W30誰にも譲る気はないんだけどねEc」
(持って帰るのは宿題の出た数学だけで/いいか……)
(よし、これで準備完了だ)
「Nm君、いいかな?」
「あ、うん。何?」
「今日は早めに帰ろうと思うんだけど、/もしよかったら一緒に帰らない?」
「本当に? もちろんOKだよ」
「よかった〜」
「もしかして行きたいところとかあるの?」
「え? W45F9特にないけど……」
「あ、そうなんだ」
「一緒に帰れたらなって思っただけよ」
「ははは、そっか」
「じゃあ、ちょっと待っててくれる?/先生に頼まれた用件を済ませてくるから」
「うん」
(絢辻さんから誘ってくれるなんて、今日は/ラッキーだな)
(よし、帰る準備をして待つとするか)
「お待たせしました」
「もう終わったの?」
「ええ、大したことじゃなかったから」
「そっか」
「じゃあ帰りましょうか」
「うん!」
「……」
「ん? どうかした?」
「……何だか降ってきそうな空ね」
「あ……」
「どうかした?」
「今、光ったわよね」
Ti0SE予定:雷の音
「ねっ」
「ホントだ、この時期に雷なんて珍しいね」
「そうね、確かに……」
「あ、また……」
「かなり近づいてきてるみたいね」
「……どうしよう。僕、傘持ってないよ」
「仕方ない、少し急いで帰ろっか」
「そうだね」
「あっ……」
「降ってきた?」
「うん。今、頬にポツって」
「あ、また」
「どうしよう、どこかで雨宿りする?」
「そうね……そうしよっか」
「この辺なら神社が近いかな」
「じゃあそこまで走りましょ」
Ti0SE予定:雨の音
「ふぅ……結構本降りになってきちゃったわね」
「うん、びしょびしょだよ」
「風邪引いちゃいそうね」
「そうだね……」
「ちょっと! どこ見てるの……」
「ごめん……その……」
「な、何?」
「えっと、雨に濡れた絢辻さんが色っぽいなって」
「馬鹿な事言わないでよ」
「あ……絢辻さん、僕は……」
「だめっ! 私たち、まだ高校生よ」
震える肩を抱き寄せ、彼は優しくささやいた。
「違うよ。僕たちは『もう』高校生……だよ」
「いやっ! Nm君、やめてっ!」
「……あの、絢辻さん?」
「駄目よ、そんな!」
「絢辻さ〜〜ん?」
「ボケっとしてないで、早く止めなさい!」
Ti0SE予定:バシっと叩かれる音
「酷いよ……」
「いつまでもあたしに恥ずかしい事を言わせ/てるからよ」
「自分で言い始めたんじゃないか」
「……だって」
「何?」
「……何でもないわよ」
「…………」
「それよりも、ほら、小降りになったわよ」
「本当だ」
「ただの時雨だったのね」
「時雨? 通り雨みたいなもの?」
「ええ。平たく言えばそうよ。/晩秋から初冬に降る通り雨を言うの」
「じゃあすぐに止んじゃうんだ……」
「止まないと帰れないじゃない」
「あ、そうか。はは……」
「ま、それも悪くないかもしれないけど」
「え……」
「何でもない」
(絢辻さん、それって……)
「ほーら、帰るわよ」
「え? あ、ちょっと待ってよ」
「まったく……」
こうして絢辻さんと雨宿りをした。
う〜ん、今日の絢辻さんは何だかテンション/高かったなぁ……。
Ti0強い風の音
(今日は一段と風が強いな……)
(ううっ、寒い。さっさと教室に戻ろう)
「あっ」
「え……」
「きゃあっ!」
「ああっ!」
「……」
「もう……何よ」
「ま、W45Eo誰も……」
「…………」
「見てるのよね。こういう時に限って」
「や、やぁ」
「Nm君もついてないわね」
「何か言い残す事はあるかしら?」
「え……っと」
Ti0・開き直る/・素直になる
「満足です! ありがとうございました!」
「……それなら手加減はいらないわね」
「ああっ! いや、ほら……まだ」
「せ〜のっ!」
Ti0SE予定:主人公を叩く音
「反省なさい」
「うぐぐ……」
(やっぱり素直に謝るのが正解だった……)
「その……ごめんっ」
「不可抗力とはいえ、絢辻さんの……」
「何色だった?」
「……えっと……白です」
「正解」
「ははは……」
「正解者に罰は与えられないわ」
「じゃあ……」
「Nm君ならいいわ、別に……」
「え?」
「いい? そのかわり、他の人に言ったら/酷い目に遭わせるわよ!」
「は、はいっ!」
「……もう。/そういう時だけいい返事なんだから」
(ふぅ……助かった……)
(次は体育だな、そろそろ準備して/外に出るとするか)
(あれ、今日は女子も校庭で授業なのか)
(よし! 絢辻さんにかっこいいところを/見せられるように気合を入れていくぞ!)
「V0175お〜い、Nm」
「梅原か」
「V0176今日はやけに気合が入ってたな?」
「そうか? いつも通りだと思うけど……」
「V0177いつも通りねぇ……」
「な、何だよ」
「V0178まぁいいか……EF2Ecさ、Eo教室に戻ろうぜ」
「うん、そうだな」
(……)
(絢辻さん見ててくれたかな……)
(あ、あれ? 女子がいないぞ!?)
(はぁ……がっかりだな……)
どうやら女子の体育は、ランニングの後に/体育館へ移動になっていたらしい……。
(ふぅ、梅原と話してたらいい時間に/なっちゃったな)
(さすがにそろそろご飯を食べに行くか)
(……)
(あれ? あそこに落ちているのって……)
(こ、これは……絢辻さんが燃やしたはずの/手帳じゃないか!?)
(と、とりあえず中を確認してみよう。/名前さえ確認できれば……)
Ti0/       Ts2ペラペラペラペラ……
(この手帳……まっさらじゃないか。/まだ、買ったばっかりなんだろうな)
(ははは……世の中には同じ手帳なんて/いくらでもあるんだし……)
(偶然だよな、偶然……)
Ti0/        Ts2ペラペラ……ペラ
(名前は……書いてないみたいだな。/よし、職員室に届けておくとするか)
「V0066Nm君」
「あ、高橋先生。丁度いいところに」
「V0067え? EFe3私に何か用?」
「はい、これなんですけど……」
「今さっきそこの廊下で拾って……」
「V0068Nm君、ありがとう!」
「えっ?」
「V0069実はこの手帳、私のなのよ」
「そ、そうなんですか?」
「V0070ええ、先日買ったばかりだったのに/落としちゃってね、EcF2捜してたところなの」
「そうだったんですか」
「V0071本当にありがとう。Nm君」
「あ、いえ、たまたま拾っただけですから」
「V0072Ecふふふっ」
「あ、えっと、それじゃあ僕はこれで」
「V0073ええEo」
こうして落し物の手帳を届けた。
それにしても……まさかあの手帳と同じものを/先生が使ってるだなんて。
ははっ、少し驚いたな。
(う〜ん……図書室で本を読んでたら/うっかり集中しちゃったな)
(ちょっとだけ時間をつぶすつもり/だったのに……)
(しかし、久々に読んだけど、/やっぱりあの作品は名作だよなぁ)
(なんといっても、ストーリーや設定が/王道だらけなところがまた……)
(……っと、そんな事は後でいいか。/今はご飯を食べに行くのが先決だよ)
(あれ、あそこに落ちているのって……)
(ま、またか!?/しかもこの間と同じ場所に……)
(と、とりあえず中を確認してみよう……)
Ti0/       Ts2ペラペラペラペラ……
(やっぱり何も書いてない……)
(……ということは、高橋先生のだろうな。/よし、職員室に持って行こう)
(しかし、全く同じ場所に落とすなんて……/高橋先生も案外おっちょこちょいだなぁ)
「あ! 高橋先生」
「V0074あら、Nm君、どうかしたの?」
「はい、先生の手帳をまた拾ったので/届けにきたんです」
「V0075えっ? EFe3私、EFe9m3自分の手帳ならちゃんと/持ってるわよ?」
「V0076ほら……」
「あ……」
「V0077ね?」
「じゃあこれって別の人の……」
「V0078そうでしょうね。/EFe2じゃあ、これは私の方で預かっておくわ」
「あ、はい、お願いします」
「V0079それじゃあEcね」
「はい」
こうして落し物の手帳を高橋先生に預けた。
……。
う〜ん、ここのところよくあの手帳を見るよなぁ。
……もしかして流行ってたりするのかな?
「V0179よう、Nm、EF2Ec助かったぜ」
「な、何だよ突然……」
「V0180んあ? EF1高橋先生にNmが手帳を/拾ってくれたEFe9m3って聞いたんだけどな」
「え、手帳って……ま、まさかあれは梅原の/だったのか!?」
「V0181おうよ、Ecパッと見で気に入っちまって/EoEFe9衝動買いってやつよ」
「なるほど……確かに梅原が手帳を買うとは/思えないもんなあ」
「V0182ははは! W30Eoまあな」
「ま、持ち主が見つかってよかったよ」
「V0183ああ、Eo助かったぜ。EFe7m3礼と言っちゃあなん/だが、EFe8今度秘蔵の新作を貸してやるよ」
「お! 本当か? 楽しみにしてるよ」
「V0184おう、EoEFe8期待しててくれ」
「うん」
こうして、手帳の持ち主が判明した。
(……まさか梅原が持ち主だったなんて。/意外だったな)
(う〜〜〜〜ん、腹減ったなぁ)
(さてと、梅原でも誘って学食に行くか!)
「お〜い、梅は……」
(……あれ? 梅原が見当たらないぞ)
(あぁ、そういえば……今日は珍しく部活の/集会に出るとか言ってたっけ)
(しょうがない、一人で行くか)
(お、今日は若干空いているような……)
(久しぶりにゆっくりと昼飯を満喫して/いくか!)
(さーて、どのメニューにしようかな)
こうして、昼休みを満喫した。
(うん、たまには一人でのんびり食べるのも/悪くないよな)
(さてと、昼飯でも……)
(……そうだ、たまには絢辻さんを学食に/誘ってみようかな)
(えっと、絢辻さんは……っと)
(……あれ、見当たらないぞ)
(クリスマス委員じゃなくなっても/まだまだやる事があるんだろうなぁ……)
(しょうがない、一人で行くか)
(お、今日も若干空いているような……)
(よし、ゆっくり昼飯を満喫するかな)
(さーて、今日はどのメニューにしよう)
こうして、昼休みを満喫した。
(う〜ん、お昼ご飯は美味しかったけど、/やっぱり絢辻さんと一緒に食べられたら/よかったのにな)
(う〜ん、この間はダメだったけど、/やっぱり絢辻さんと一緒にご飯を/食べたいな……)
(あっ、そうだ……前もって絢辻さんと/約束しておけばいいだけじゃないか!)
(そうと決まれば、早速絢辻さんに……)
「いない……」
(はぁ……いつも忙しいみたいだし、/仕方ないのかな……)
(……)
(いや、ダメだ!)
(こんな事であきらめてどうするんだ)
(よしっ! 何としても捜し出して/約束をするんだ!)
「ここには……いないな」
「ここにもいない……」
(……と、すると!)
「う〜ん……ここも駄目か……」
(はぁっ、はぁっ、どこにもいないぞ……)
???
「V5178あれ、Nm君、どうしたの?」
「あ、絢辻さん!」
「V5179あ、もうこんな時間なのね。/Fm2教室に戻りましょうか」
「えっ……あ、そうだね……」
「うぅっ……」
結局、絢辻さんとお昼ご飯を食べる/約束は出来なかった……。
(やっぱり絢辻さんって忙しいんだなぁ。/ご飯に誘うのは迷惑になりそうだな……)
Ti0絢辻詞 スキ:下校デートバッド01A
Ti0絢辻詞 スキ:下校デートバッド01B
Ti0絢辻詞 スキ:下校デートバッド01C
「V4484それで? どこに行くの?」
「え……」
「V4485もしかして考えてなかったとか?」
「う、うん」
「絢辻さんが一緒なら、僕はどこでも/よかったから……」
「V4486あら、W30EcFe4m2見え透いたお世辞をありがとう」
「お、お世辞じゃないんだけど」
「V4487あたし、W15Fm2そういう事を真顔で言う人の/言葉は信用しないようにしてるの」
「そんな……」
「V4488ふふっ」
「V4489ま、Fm3いいか。W30EoF3/Wv105I10それじゃ駅の方にでも行ってみる?」
「あ、うん」
「Nm君、W10V4490Fm2あれって……」
「ああ、車上販売のメロンパンだね」
「いつでも焼きたてを買えるんだって、/すごく美味しいらしいよ」
「V4491そう」
「ははっ、妹の受け売りだけどね」
「V4492……」
「よかったら僕、買ってこようか?」
「V4493ううん、あたしが行く。/Nm君はちょっと待ってて」
「V4494お待たせEo」
「あ……ええっ!?/絢辻さん、そ、そのメロンパンの山は?」
「V4495ふふっ、W30サービスしてもらっちゃったEo」
「サービス……」
「V4496ええ、W45EoFe6m4私は2個くださいって言ったのに、/Wv180Fm2I10おじさんがどうぞって」
「だからって紙袋一杯は……」
「V4497クスッ」
「……」
(まさか……そ、そういうことか!)
「V4498……W10っと、W15EoF7もういいわね」
(や、やっぱり猫をかぶって……)
「V4499……」
「V4500何、その目?」
「はは……な、何でもないよ」
「V4501……まぁいいわ。W15/Wv85EoF3I10それじゃ温かいうちに食べましょ」
「あ、うん。そうしようか」
「V4502はい、W15Fm3じゃあ紙袋持ってくれる?」
「あ、あの……これじゃ僕、両手が/ふさがって食べられないんだけど……」
「V4503食べなければいいじゃない」
「…………」
「V4504嘘よ、W30EcF3あたしが食べさせてあげる」
「ホ、ホントに!?」
「V4505ええ」
「V4506はい、W45あーん」
「V4507……いらないの?」
「い、いります!」
「V4508じゃあ、あ〜ん」
「あ、あ〜ん」
「えっ?」
「V4509……もぐもぐ」
(絢辻さんの事だから、素直に食べさせて/くれるとは思ってなかったけど……)
「V4510ん〜、W60美味しい」
「V4511表面はサクッとしてるのに、/中はもちもちしてるんだ」
「V4512じゃあ今度はNm君に」
「あ、あ〜〜〜ん」
「うぅ……」
「V4513……もぐもぐ」
(ま、またか……)
「V4514へ〜っ、二口目には風味が広がるのね」
「あ、絢辻さん?」
「V4515はい」
「ワザとでしょ……」
「V4516え? まっさか」
「V4517ほら、あ〜んして」
「あ〜〜〜〜〜ん」
「そんなぁ……」
「V4518……もぐもぐ」
(まさか3度もやられるなんて……)
「V4519う〜ん、W60これは当たりね」
「すみません。そろそろお願いします」
「V4520……」
「あ、絢辻さんって意地悪だよね……」
「V4521あら、今頃気付いたの?」
「V4522……」
「V4523はい」
(何だか投げやりだな……)
Ti0/          Ti2ぱくっ
(こ……これはっ!)
「V4525ほ〜ら、おいしいおいしい」
「うん、ホントにおいしい!」
「V4526はい、あ〜ん」
「あ、まだ口に……」
「V4527いいから!」
「うっ……」
「V4528はい、口開けなさい」
「今、入れたばかりじゃ……」
「V4529開けなさい」
(ううっ、仕方ない……)
Ti0/       Ti2ムギュウゥゥ〜〜〜ッ
(ちょっ、そんな!!!)
「V4530まだまだ一杯あるから」
「V4531前に言ったでしょう。/あたし、小食だからって」
「んんっ……」
「V4532ふふふっ」
こうして……絢辻さんとメロンパンを……。
「そ、それじゃ……今日はこのあたりで」
「V0015そうね」
「V4550それじゃ、またね」
「うん、また」
「V4536メロンパンの車、今日も来てるかしら」
「はは……」
「V4537あの味、嫌いじゃないのよね」
「気に入ったんだ」
「V4538嫌いじゃないって言ったんだけど……」
「だ、だって絢辻さんがそう言う時は、/意外と気に入ってる事が多いから」
「V4539…………」
(や、やっぱり気に入ってるんだろうな)
「ちょ、ちょっと待ってよ絢辻さん!/どうして走るの?」
(……で、やっぱりこうなるんだ)
「V4540はい、あ〜ん」
「……僕、自分で食べます」
「V4541へ〜っ、そんな他人行儀でいいんだ?」
「いや、だって……」
「V4542両手がふさがってるNm君への/気遣いは、迷惑にとられるんだ?」
「そ、そうじゃなくて……」
「V4543Nm君にとって、おじさんのサービスは/紙袋一杯の余計なお世話になるんだ?」
「V4544さらには、それを理由にして、/あたしの気持ちを踏みにじるんだ?」
「う……」
「あ、あ〜〜ん」
「V4545クスクスッ」
Ti0/   Ti2ギュムウゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ
「んんんっ! んん〜〜っ!」
(やっぱりこうなるのか……)
(色んな意味で美味しいけど、辛い……)
「V4536メロンパンの車、今日も来てるかしら」
「え……」
「V4537あの味、嫌いじゃないのよね」
「そ、そうなんだ……」
(今日も……行くのか……)
こうして、絢辻さんと楽しく……
絢辻詞 スキ:下校デートバッドフォロー1回目
絢辻詞 スキ:下校デートバッドフォロー2回目/絢辻詞:モブ化
(もうすぐクリスマスか……)
(前に頑張るだなんて梅原には言ったけど、/やっぱり……僕は……)
「V4570Nm君」
(はぁ……)
「V4571Nm君?」
(…………)
「V4572……」
「V4573えいっ!」
「痛っ!」
「V4574ふふっ」
「あ、絢辻さん……」
「V4575ボーっとしてどうしたの?」
「別に……何でもないよ。/それより絢辻さんこそどうしたの?」
「V4576あたし? W30EFe9m4あたしは……W15Fm2ほら……」
「な、何?」
「V4577解任されたから時間に余裕が出来たのよ」
「あ……」
「V4578ふふっ、気にしなくていいわ。/W30Eo言うなれば自由な時間が増えた訳だし」
「そっか……」
(……うん?)
(……ということは、少しくらい遊んだり/出来るって事かな?)
(……)
・絢辻さんを誘ってみる
・誘わないでおく
「V4579どうかした? 急に黙ったりして」
「あ、いや……」
(よ、よし……絢辻さんを誘ってみるか!)
「ね、ねぇ……絢辻さん、/今度の日曜日って予定は空いてる?」
「V4580え?」
「よかったら、僕とどこかに行かない?」
「V4581どこかって?」
「え……っと」
(お、女の子とデートといえば……)
「ゆ、遊園地とか!」
「V4582……」
「あ、子供っぽくて嫌かな?/だったら……」
「V4583別にいいわよ」
「え?」
「V4584聞こえなかった?/W30Fm8いいわよって言ったんだけど」
「本当に!」
「V4585嘘って言ってほしいならFm2言うけど?」
「いや、だ、駄目だよ!」
「V4586そう?」
「そうそう! 日曜日は僕と!!」
「V4587はいはい、W15EoFm2それじゃ日曜日ってことで」
「う、うん!」
「あ、それじゃあ、1時に駅前広場で/待ち合わせでどうかな?」
「V9754ええ、Eoいいわよ」
「V4588楽しみにしておくわ」
(やった! 日曜日は絢辻さんとデートだ)
(ううっ、今から楽しみだなぁ)
(……いや、今はやめておこう)
(自由な時間が増えたって言っても、/忙しい事に変わりはないだろうし……)
「V4589どうかした? 急に黙ったりして」
「ううん、何でもないよ」
「V4590そ、じゃああたしはそろそろ」
「うん」
「V4591それじゃあね」
(20分前か……ちょっと早かったかな)
(でも、遅刻するよりはいいか……)
(そろそろ約束の時間だけど、/絢辻さんは……まだみたいだな)
(絢辻さんって、約束の時間には到着してて/当然ってイメージなんだけど……)
(う〜〜ん、もしかして……)
(でも、絢辻さんに限ってそれはないよな)
(あ、来たっ!)
「絢辻さ〜ん」
「V4592お待たせ、ちょっと遅れちゃった」
「ううん、気にしないで」
「V4593本当、ごめんなさい」
「もしかして何かあった?」
「V4594ううん。大したことじゃないわ……」
「V4595ただ、昨日用意しておいた服より、/こっちの方が女の子らしいかなって……」
「はははっ」
「V4596笑い事じゃないんですけど」
「ごめんごめん」
「V4597ね、Nm君」
「なに?」
「V4598この服、どうかな?」
(絢辻さんの私服姿か……)
(う〜ん……なんていうか……)
・うん。すごくいいと思う!
・絢辻さんなら何を着てもバッチリだよ
「うん。すごくいいと思う!/清楚で絢辻さんにぴったりだよ」
「V4599え……」
「制服も似合ってるけど、/僕はその服の方が好きだな」
「V4600それは褒めすぎ。/オーバーだと言葉の重みがなくなるわよ」
「そんなことないと思うけどな」
「V4601……」
「V4602でも、頑張ってよかった……」
「え? 何か言った?」
「V4603ううん、W15Eo別に」
「絢辻さんなら何を着てもバッチリだよ」
「V4604それは言い過ぎよ」
「そんなことないと思うけど……」
「V4605ふふっ、EoFe9m3ありがと」
「V4606頑張ってよかった……」
「V4607ううん、W15Eo別に」
「V4608それじゃ行きましょうか」
「あ、そうだね」
「V4609遊園地なんて久しぶりだなぁ」
「そうなの?」
「V4610ええ。確か小学生の時に1度だけ」
「V4611あたし、W45ほとんど両親と出かけたり/しなかったからEo」
「じゃあ、今日はその分まで楽しもうよ」
「V4612そうね」
「絢辻さん、何か乗りたいものとかある?」
「V4613そうね……」
「V4614ジェットコースターとか……かな」
「え〜っと……ジェットコースターね」
「V4615クスッ、W45Eo初めて乗るからちょっと楽しみ」
「え? 前に来た時は乗らなかったの?」
「V4616あたし、当時は小さかったから、/身長制限でアウト」
「ああ、そんな規則があるんだっけか」
「V4617うん」
「V4618過剰な期待はしてないけど、/それでもどんなものか楽しみだわ」
(ぼ、僕……高いところは苦手なんだけど、/そういう事なら仕方ないか……)
「よ、よし、じゃあ行ってみようか」
「V4619ええ」
Ti0/    Ti2カタン……カタン……カタン……
(お、思ったより高いぞ……)
「V4620風が気持ちいいわね」
「そう……だね」
(な、何か楽しい事を! 楽しい事を!)
Ti0/          Ti2カタン……
「V4621ここからねっ」
「……うん」
Ti0/        Ti2ガガガガガガガ……
「V4622きゃあああ〜〜っ」
「っ!!」
(むっ、無理っ!!!)
「V4623あ〜っ、EoFe9楽しかった」
「そうだね……」
「V4624思ってたより迫力があるのね。/EcFe1m3うん、EoF3これなら大人でも楽しめるわ」
「う、うん」
「V4625あれ、どうかした?」
「何でもないよ。はは……」
「V4626もしかして怖かったとか」
「まさか!」
「V4627だとしたら、高いところが苦手とか!」
(うっ……ま、まずい)
(ここは話題を変えて……と)
「え、えーと、次は何に乗ろうか」
「V4628……ジェットコースター」
「えぇっ!?」
「V4629聞こえなかった? Ehジェットコースターに/乗りたいって言ったのよ」
「今乗ったばかりなのに……」
「V4630じゃあ観覧車」
「ぐっ……」
「V4631Nm君はどっちがいい?」
「ど、どっちと言われましても……」
(乗ってる時間が短いのは……)
「ジェット……」
「V4632観覧車ねっ!」
(わざとだ、絶対わざとだ!)
「V4633お返事は?」
「…………」
「V4634お返事」
「……は、はい」
(僕は今日を生き残れるだろうか……)
「V4635あ〜っ、楽しかったっ」
「い、色んな意味で?」
「V4636そ、色んな意味で」
「……」
「V4637あれ、Nm君顔色が悪いけど平気?」
「ははは……」
(うぅ……もう限界だよ。/これ以上はさすがに無理だ……)
(ど、どこかに逃げ場はないのか!?)
(お……)
(あれだ! あれなら絶対に大丈夫なはず)
「絢辻さん、次はあれに入ってみない?」
「V4638どれ?」
「これこれ、なんだか面白そうだよ」
「V4639『エジプトの謎』ねぇ……」
「趣味じゃなさそうだね」
「V4640所詮子供だましでしょ」
「でも、雰囲気は良さそうに見えるけど」
「V4641そう?」
「絢辻さん、もしかしてこういうの苦手?」
「V4642つまらないのが苦手」
「はは……」
「V4643ま、いいわ。入ってみましょ」
「そうだね」
(よし! 作戦通りだ!)
(……あ、あれ?)
(看板には『ファラオ 謎の入り口』って/書いてあるじゃないか……)
(確かこれは『エジプトの謎』って/アトラクションのはずだけど……)
(う〜〜ん、そこからすでに謎だな……)
「……っと、あ、あれ?/絢辻さんは……」
「ちょ、ちょっと待ってよ!/先に一人で行くなんて酷いよ!」
「真っ暗だね」
「V4644明るかったら驚かせようがないじゃない」
「そ、そっか」
Ti0/    Ti2『ウォォォオオオオォォ〜〜ン!』
「うわあぁっ!!」
「V4645ふ〜ん、結構よく出来てるわね」
「へ……」
Ti0/         Ti2コンコン……
「V4646触った感じはイマイチだけど、/EoFe5m2見栄えとしては及第点」
「V4647でも、Nm君の怯えた顔を引き出すには/Fm2これで十分みたいね」
「絢辻さん……」
「V4648さ、Nm君。Fe3m6P1W30いつまでも腰を抜かして/ないで、EoFe9m3奥に進みましょ」
「なんだか広い場所に出たね」
「V4649最後の見せ場ってところかしら」
「そうなのかな……」
「V4650これだけ広いスペースをとるのは、/EcFe4m2それだけの理由があるからでしょ」
「あ、なるほど」
Ti0/        Ti2ゴゴゴゴゴゴ……
「な、W30なんだっ!?」
キング
『ウォオオオォ〜ン!』
「うああああぁ〜〜っ!」
「V4651……」
『我の眠りを妨げる者よ、/千年王国の呪いを受けるがいい!』
「V4652はい、どうぞ」
「そ、そんな簡単に……」
『その罪、自らの身で思い知るがいい!』
Ti0キング『ウォォォオオオオォォ〜〜ン!』
「V4653えっ!?」
「ああっ!!」
「あ……絢辻さん?」
つかさ
「V4654なによ」
「え〜っと……」
「V4655はっきりいいなさいよ」
「あははははっ!」
「V4656ちょっとなに! EF8ぶつわよ?」
「い、いいよ。プッ」
「V4657……」
「絢辻さん。鏡見て、鏡」
「V4658ええええっ! Fm8どういうこと!」
「か、かわいいから……あははははっ!」
「V4659Sこんなことが……」
「えっと、ぶつんだったよね。はいどうぞ」
Ti0/          Ti2ぺちん
「……ぷぷっ」
「V4660…W30…W60…W30…W60もう、しらない!」
「あっ、絢辻さん!!」
「V4661ふんっ……」
Ti0/        Ti2たったったっ……
「V4662あっ」
「足元……」
「気をつけてって……」
「V4663うぅっ……へいき!」
「ああっ! ま、待ってよ!」
(……)
(ちょっとからかい過ぎたかな……)
(う〜ん……なんだか子供になっても/絢辻さんは絢辻さんって感じだな)
(よし、ちょっと意地悪でもしてみるか)
「ねぇ、絢辻さん」
「V4664なによ」
「やっぱりその体で動き回るのは/危ないんじゃないかな?」
「V4665…………」
「僕がちょっと先の様子を見てくるから、/絢辻さんはここで待っててよ」
「V4666……え?」
「大丈夫、すぐ戻ってくるから」
「V4667あ、まって……」
「V4668う……」
(はははっ、これなら絢辻さんでも……)
(……あ、あれっ?)
(おかしいな、追いかけてこないぞ……)
・う〜ん、ちょっとやり過ぎたかな?
・もう少しだけ意地悪してやるか
(う〜ん、ちょっとやり過ぎたかな?)
(あの体で置き去りにされたら、/やっぱり不安だよな……)
(仕方ない、少し様子を見たら/すぐに戻ってあげるとするか)
「絢辻さ〜んっ」
「V4669あ……」
「ご、ごめんね、待たせちゃったかな?」
「V4670ううん、へいき……W45EF3それよりさきのほうは/どうなってた?」
「ここと変わらない感じだったよ」
「V4671そっか……」
「V4672……」
「V4673ねぇ、Nmくん」
「何?」
「V4674あたし……ずっとこのままなのかな?」
「え?」
「V4675ちゃんともとにもどれるのかな?」
「ははっ、絶対大丈夫だよ」
「だってこれはアトラクションじゃないか」
「V4676……」
「V4677じゃあ、せももとにもどる?」
「戻る戻る!」
「V4678Fm6むねももとにもどる?」
「戻る……え?」
「胸は……元からそんなにないんじゃ……」
「V4679う……」
(しまった! つ、つい……)
「V4680……」
「だ、大丈夫だと……思うよ」
「V4681う〜〜っ!」
「戻る! 戻るって!」
「V4682ばかっ!」
Ti0/          Ti2ガツン!
「うぐっ!」
「V4683ふんっ」
「あ……絢辻さん、スネを蹴るのは……」
「V4684しらない」
「……あ! ちょっ、絢辻さん!」
「V4685うるさい!」
「また足元が……って……」
「V4686うぇっ」
「V4687うぅっ……へいき!」
「僕、何も言ってないけど……」
(う〜〜ん、この場合は仕方ないよなぁ)
「ねぇ絢辻さん、手つなごうか」
「V4688……いい」
「でもまた転んだりしたら危ないよ……」
「V4689……」
「ほら」
「V4690ん……」
「あ……」
「V4691……」
(絢辻さんの手……小さくてやわらかいな)
(う〜〜ん、何だか本当に子供を連れて/歩いてる感じだよ……)
「V4692……」
「ね、ねぇ絢辻さん?」
「V4693なによ」
「ちょっと頭撫でてもいい?」
「V4694っ!」
「おぉ……お……」
「V4695ほんとにばか!」
「あ、待って絢辻さん!」
「絢辻さ〜〜〜ん!」
(…………)
(う〜〜ん、失敗したなぁ……)
(でも、これはアトラクションだから、/外に出たら元に戻っちゃうだろうし……)
(ははは……)
(……っと、こうしてる場合じゃない。/早く追いかけないとまた転んじゃうぞ)
「絢辻さ〜〜〜んっ! 待ってよ〜〜っ!」
(よし、もう少しだけ意地悪してやるか)
(え〜っと……)
(お、丁度いいところに棺があるぞ)
(よし、この陰に隠れて……)
「え!? ま、まさか……」
「うわあぁ〜〜っ!」
『貴様の罪、この目がしかと見届けた!』
「ど、どうして……」
『愚かなる者よ、その身をもって己の/不徳を思い知るがいい!』
『ウォォォオオオオォォ〜〜ン!』
「うわぁぁ〜〜〜っ……あれ?」
「な、何ともないじゃないか……」
「ただ、手に水かきがあって体が緑色……」
「水かきっ! 緑!?」
「V4696あれ? かえるさんだ」
「あっ! 絢辻さん!」
「V4697おまえもひとりなの?」
「ち……違うよ、僕だよ!」
「V4698Fm3……」
「絢辻さん!!」
「V4699げこげこうるさい!」
Ti0/          Ti2ゴツン!
「お……おおぅ……」
(やっぱり言葉は通じないのか……)
「V4700しずかにしてないとつれてかないわよ」
「V4701おまえもでぐちにいきたいんでしょ」
「V4702ほら、このなかにはいってて」
「あっ!?」
「あ、絢辻さん!/いや……ふ、服の中は!」
「V4703えい」
(い、いいのか!? こんなところに……)
(でも……ぺったんこだ……)
「V4704さ、いくわよ」
「V4705あれ?」
「絢辻さん、どうかしたの?」
「V4706あのたかいところにあるのって、/たぶんボタンよね」
「え……あ、ホントだ」
「V4707でも、あたしじゃとどかないし……」
「V4708ねぇ、おまえならとどくんじゃない?」
「ぼ、僕!?」
「V4709じゃんぷしておしてきて」
「ええっ! そんなの無理だよ」
「だってあんなとこまで……」
「V4710ないたってわかんないよ!」
「う……ぐ……」
「V4711ほら、じゃんぷして!」
(うぅ、こうなったらやるしか……)
「よ、よし!」
「V4712ごーっ!」
「うわあぁっ!」
Ti0/       Ti2ぴょい〜〜〜んっ!
Ti0/          Ti2べちゃ!
(や、やっぱり無理だよ……)
「V4713なさけないわね」
「……そんな事言われても」
「V4714しかたないなぁ……W45EF3あたしがきょうりょく/するわ」
「……協力?」
「V4715せ〜〜のっ!」
「ま、まさかっ!/絢辻さん、僕を投げるつもりじゃ」
「V4716てやっ!」
「うわぁぁぁ!!」
Ti0/          Ti2びちゃ!
「ぶぎゅっ!」
(あ、絢辻さん……この扱いは酷いよ……)
「V4717ざんねん、W10Eoはずれね」
「ううぅ……」
「V4718じゃあもういちどね」
「え……」
「V4719いくわよ〜っ! W45EFm4MoせーーW45のっMc」
「ダ、ダメだって、つぶれちゃうよ!」
「V4720えいっ!」
「うわあぁぁぁっ!」
Ti0/          Ti2カチッ!
「V4721よし、めいちゅう!Eo」
「V4722な、なに?」
「うわぁっ!」
「V4723あっ!」
「V4724ふぅ、W45Eoどうやら元に戻ったみたいね」
「うぅっ」
「V4725……あれ? Nm君」
「V4726そんなところに寝て何してるの?」
「はは……W10ス、スイッチに投げつけられて、/地面に落ちたところ」
「V4727えっ?」
「本当……死ぬかと思ったよ」
「V4728じゃあ、EFe5m6まさかあのカエルは……」
「うん、僕だよ」
「V4729……という事は、W45SEoあたしの服の中に/入ったのって……」
「え? あ、あれは絢辻さんが……」
「それにぺったんこだったわけだし」
「V4730Sd…………」
「痛っ!」
「V4731猛省しなさい」
「あ、ちょっと!/絢辻さん……待ってよ!」
「絢辻さ〜〜〜んっ!」
「あの……絢辻さん」
「V4732……」
「V4733……」
「あの、そろそろ機嫌直して……下さい」
「V4734ふんっ」
(完全にすねちゃったな)
「V4735お昼ご飯……」
「V4736Nm君もちだからね」
「あ、うんっ。おやすいご用だよ」
「V4737デザートもよ」
「分かってるって」
「V4738なら……Ec許してあげる」
「ほ、本当に?」
「V4739折角遊びに来てるのに、/EoF9いつまでも怒ってたってFm3仕方ないし」
「そ、そうだね」
「V4740ほら、分かったらさっさと行くわよ」
「はいはい」
「V4741う〜〜ん、満足」
「楽しかったね」
「V4742まぁ……W45Ecそうかもね」
(さて、これからどうしようかな?)
(このまま帰るのは勿体無いよな……)
「絢辻さん、この後って何か予定ある?」
「V4743ん。特にないけど」
「じゃあさ、もしよかったらどこかに寄って/帰らない?」
「V4744そうね。構わないわよ」
「V4745でも、Fm2どこに行くの?」
「V4746できれば静かな場所がいいんだけど」
「丘の上公園とか?」
「V4747そうそう、W15Eo中々いい選択じゃない。/Wv185I10たまには頭が働くのね」
「はははっ、たまにだけどね。/それじゃ行こうか」
「V4748ん〜っ」
「疲れた?」
「V4749そうでもないわ」
「V4750あ、でも」
「でも?」
「V4751なんだか1年分ぐらい遊んだ気がする」
「大袈裟だなぁ」
「V4752それがそうでもないんだなぁ」
「V4753あたし、誘われない限り/自分から遊びに行くことってないから」
「V4754うん」
「でも、絢辻さん人気あるから……」
「V4755人気とお誘いは別よ」
「男子からデートに誘われたりとかは?」
「V4756当然あるわ」
「やっぱり……」
「V4757何よ、『やっぱり』って」
「あ、いや別に」
「V4758あのね……W45Eo大して親しくもない人と/あたしが遊びに行くとでも?」
「V4759ただの時間の無駄遣いじゃない」
「ははっ、絢辻さんらしいね」
「V4760……」
「あれ?」
「V4761何」
「ってことは、僕とは親しいって/思ってくれてるのかな」
「V4762それ、聞くこと?Eo」
「あ、……ご、ごめん」
「V4763……」
(ううっ、一言余計だったか……)
「え、えっと……じゃあ日曜日とかは/何して過ごしてるの?」
「V4764図書館で勉強」
「V4765あとはお茶しながら本を読んだりとか」
「へ〜っ」
「V4766あたし、あんまり家って好きじゃ……W45Wv205EF6I10あ」
「家にいるのがってこと?」
「V4767そう、Fm3ね」
「V4768……」
「絢辻さん?」
「V4769そろそろ帰ろうか」
「V4770あ、そうだ。/帰りがけに駅前を通ってもいい?」
「いいけど、何かあるの?」
「V4771Nm君と通りのイルミネーションの下を/歩いてみたいな〜って」
「V4772駄目?」
「だ、駄目な訳ないよ!」
「V4773それならEcFe2m3行きましょ」
「うん!!」
V7811う〜ん……どう言えばいいんだろ?
V7812……。/変わったわけでも、変えられたわけでもない。
V7813閉まってたドアがゆっくりと開いていく感じ。
V7814うん、表現としてはこれが一番しっくりくる。
V7815…………じゃないって!
V7816あたし……なに冷静に分析してんのよ。/勉強は集中してやるって決めてるのに……。
V7817……でも、腹立たしいけどあたし一人じゃ/前に進むことは出来なかったと思う。
V7818恋は思案の外……か。/よく言ったものね。
V7819まさかあの手帳を手放す気になるなんて……。
V7820〜〜〜〜っ!/違う違う違うっ! 勉強するんでしょ!
V7822ああっ、もうっ!
V7823Nm君のせいで、/勉強する時間が減ってるじゃない!!
V7824……もうあったまきた!/今度からもっと苛めてやるんだから!
V7825覚悟してなさいよ!
「V9773Nm君、いいところに」
「えっ? ああ、絢辻さん」
「V9774ね、今って時間ある?/少しNm君と話したい気分なんだけど」
・うん、大丈夫だよ
・今はちょっと……
「うん、大丈夫だよ」
「V9775そう……W45EoF2よかったEc」
「僕も丁度絢辻さんと話したいって思ってた/ところだったんだ」
「V9776あ、そうなんだ」
「V9777じゃあ、いいタイミングだったのね」
「うん、そうだね」
「今はちょっと……」
「V9778そう、W45EoFm3何か用事でもあるんだ」
「うん、ごめん……」
「V9779まぁいいわ、それじゃまた次の機会に」
「あ、うん」
「V9780それじゃあね」
(う〜ん……せっかく誘ってくれたのに、/悪いことしちゃったかな?)
「あぁ、絢辻さん」
「V9781ん? W45EFe3m2あ、Nm君」
「今……」
「V9782いいわよ、W45Eo丁度そういう気分だったの」
「さ、さすがに察しがいいね」
「V9783そうでしょEc」
「えっと、それじゃあ……」
「絢辻さん」
「V9784あ、Nm君、どうかしたの?」
「えっと、今時間大丈夫かな?」
「V9785雑談ね」
「V9786別にいいわよ、W45EFe3m2丁度退屈してたし」
「ははっ、そうなんだ」
スキエンカウント汎用終了会話
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
D
retire1;
「V9787……」
「あ、そうだ絢辻さん」
「V9788ん、ごめん。あたしそろそろ行くわ。/ちょっと用事を思い出したの」
「そ、そっか」
「V9789またね」
「あ、うん……」
(仕方ないか……)
(話が盛り上がってなかったからなぁ……)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
詞:スキ:ご褒美アタック失敗
「あ、絢辻さん!」
「V4465そういえばEcFm2もうすぐクリスマスね」
「そ、そうだね……」
「V4466これから忙しくなるなぁ」
(な、何だかタイミングが……)
「V4467……」
(よし、もう一度!)
「V4468クリスマスが終われば、冬休みか」
「う…………ん」
(くっ!)
「V4469Nm君は何か予定あるの?」
「今のところはないよ」
「V4470そっか」
(こ、今度こそ!)
「絢……」
「V4471もう今年も終わりなんだね」
「……」
「あの……もしかしてワザとやってる?」
「V4472知らない」
(やっぱりか!!)
「V4473さ、それじゃあたしは教室に戻るわね」
「えっ」
「V4474またね、Nm君」
(あ、絢辻さん……)
(もっと話を盛り上げないと駄目なのかな)
(よし、悪くない雰囲気だぞ!)
「あの……」
「V4475あっ!」
「えっ?」
「V4476忘れてた。あたし用事があったんだ」
「あ〜そうなんだ……」
「V4477悪いけど先に戻るわね」
「うん。分かった」
「V4478逃がした獲物は大きいってね。Ecふふっ」
「絢……辻さん」
(も、もしかしてそういう事なのか)
(ううっ、焦りすぎたのかな……)
(よし、悪くない雰囲気だぞ!)
「あの……」
「V4475あっ!」
「えっ?」
「V4476忘れてた。あたし用事があったんだ」
「あ〜そうなんだ……」
「V4477悪いけど先に戻るわね」
「うん。分かった」
「V4478逃がした獲物は大きいってね。ふふっ」
「絢……辻さん」
(も、もしかしてそういう事なのか)
(ううっ、焦りすぎたのかな……)
詞:スキ:下校誘い失敗(モードB)
「絢辻さん、この後に時間があったら一緒に/どこか行かない?」
「V4546この後か……」
「うん、もしかして用事でもあるの?」
「V4547ちょっとね……」
「そうなんだ」
「V4548悪いわね」
「あ、いや……仕方ないよ」
「V4549そうね」
「V4550それじゃ、またね」
「うん、また」
(用事があるんじゃ断られるよな……)
スキ:詞の下校デート誘い1回目
「絢辻さん、この後に時間があったら……」
「V4479どこか行かない? でしょ」
「う、うん」
「V4480別にいいわよ」
「いいの!?」
「V4481……どうせ暇だし」
「……」
「V4482自分から誘っておいて、行く気ないの?」
「あ、いや……行きます」
「V4483そ。じゃあまずはカバンね」
「うん、そうだね」
n1ski_gd01A
スキ:詞の下校デート誘い2回目
n1ski_gd01B
スキ:詞の下校デート誘い3回目
n1ski_gd01C
「絢辻さん、もしよかったら/今日も駅前に行ってみない?」
「V4533別に構わないけど」
「やった!」
「V4534はいはい、喜ぶのは後でいいでしょ」
「あ、うん」
「V4535カバン、持ってこないとね」
「そうだね」
「V4774Nm君……」
「あっ、絢辻さん……」
「V4775…………」
「V4776昨日はどうして来なかったの?/あたし、ずっと待ってたのよ」
「え? あ……き、昨日は……」
「V4777……」
「ご、ごめん、忘れてたわけじゃないんだ!/ただ……急用が入っちゃって」
「V4778それでも連絡くらいは出来るでしょう」
「う、うん……本当にごめん」
「V4779こんなに不愉快な思いをさせられるなら、/Nm君になんて/気を許すんじゃなかった」
「……ごめん」
「V4780今更謝ったところで何も変わらないわよ」
「ごめんなさい」
「V4781……」
「ごめんなさい……」
「V4782……ばか」
「V4783もう……いいわ、頭をあげて」
「え……」
「それじゃあ……」
「V4784……今回限りだからね」
「う、うん」
「V4785その代わり一つ覚えておいて。/『急用』が本当に『急用』だったら、/あたしはこんなに怒らないから」
「……………………」
「V4786さ、それじゃ教室に行きましょ。/早くしないと遅れちゃうわよ」
「そ、そうだね」
(絢辻さん……本当にごめん……)
n0ski_me02B
「V9300ふ〜ん……」
「え……あぁっ! 絢辻さん!」
「V9301ふふっ、W45Eo楽しい見世物だったわ」
「V9302見たところ、W45EFe2あのお菓子を折らないように/二人で食べ合う遊びよねEcFm2」
「え……いや……あ、あれは……」
「V9303……あれは?」
(え、えっと……どう言えばいいんだ……)
「いや、あれは……そ、そう!/昔よくやってた遊びなんだよ!」
「久しぶりに昔を思い出して……それで/ちょっとふざけてただけなんだ!」
「だから、別に深い意味があってとか……/そういう事じゃないんだよ」
「V9304ね、今の演劇、何てタイトル?」
「え? ああっ! 絢辻……さん……」
「V9305ふふふっ」
「V9306Nm君が迫真の演技をしてたから、/あたしもつい見入っちゃった」
「…………」
「V9307面白そうだから、W45EFe2m3Ec次はあたしも仲間に/入れてくれると嬉しいな」
「えっと……そ、それは……」
「V9308……」
「そう! ご、誤解なんだよ!」
「V9309誤解? W30Fm2何が?」
(うぅっ、何て説明したらいいんだ……)
「あれは……中学の時のノリで悪ふざけを/してただけで……実際にはしてないんだ」
「む、昔もそういう悪ふざけをしてて、/懐かしいなって話で……はははっ」
「だから、別に深い意味はなくて……」
「V9310お客様、私もお拭きしましょうか?」
「え……ええっ! あ、絢辻さんっ!!」
「V9311Nm君の趣味って変わってるのね」
「V9312従順な後輩にああいう事をさせて、/Fm7興奮してるなんてね……」
「なっ!? ちっ……違う……よ」
「V9313何が違うの? W45EFm7事実でしょ」
(こ、これはマズいぞ……)
「い、いや……事実かもしれないけど、/違うんだってば!」
「あれは……中多さんのバイト合格の為の/特訓で……」
「す、少しは僕も調子に乗ってたけど、/深い意味があったとかじゃなくて……」
「V9314あら、こんな人気のないところで/Nm君に会えるなんて偶然ね」
「うわっ! え……あ、絢辻さんっ!」
「V9315こんな所でEFe9m3何をしてたの?」
「えっと、あの……」
「V9316可愛い後輩さんと二人きりで」
「あ、いや……た、ただ相談にのって……」
「V9317ふ〜ん、W45EoFe5m9相談ってあんな事もするんだ。/W45EFe6m2Ecあたし知らなかったな」
「えっ!? ち、違うって!」
「V9318何が違うの?」
(え、えっと……どう言えばいいんだ……)
「それは、その……み、見間違いだよ!/僕がそんな事をするわけが……」
「た、確かに仲はいいけど、別にそんな関係/じゃないんだよ……」
「V9319ふ〜ん、何だか面白そうな事してたわね」
「え、ああっ! 絢辻……さん……」
「V9320ふふっ、W45Fe9Eo可愛いワンちゃん姿だったわ」
「V9321でも……Fm6あんまり度が過ぎると、/W45EoF7大怪我するわよ」
「えっと……そ、それは……」
「V9322あ〜あ、W45EhFe4m7飼い犬に手を噛まれるって、/こういう事なのかしらね」
「そ、そんな事は……」
「V9323じゃあ、どういうつもりなのよ」
(うぅっ、何て説明したらいいんだ……)
「あ、あれは……ば、罰ゲームなんだよ!」
「ぼ、僕もちょっと調子に乗って……余計な/事をしたりしたから……」
「でも、深い意味なんてないんだよ。/本当にただの遊びなんだ!」
「ねぇ、絢辻さん」
「V4378……」
「絢辻さん?」
「V4379…………」
「ううっ、そんなにじっと見られると、/何だか……怖いよ」
「V4380Nm君、変なこと考えてるでしょ」
「えっ?」
「V4381雰囲気で分かるわよ」
「V4382正直に頭の中を口にしてみなさい」
「ええっ!? 嫌だよ!」
「V4383何か言いかけてたクセに?」
「そ、それは……」
「V43845、W404、W403……」
「うっ」
「V43852、W401」
「分かった。言うから……」
「V4386Fm3どうぞ」
「絢辻さんと、キスしたい……です」
「V4387……」
「V4388どうぞ」
「はい?」
「V4389ど・W15Fm1う・W15Fm8ぞ! W30B100EoFm9何度も言わせないでっ!」
(ど、どういう風の吹き回しなんだ?/絶対『嫌』で終わると思ったのに……)
「えっと……」
「V4390しないのなら、あたしからするわよ?」
「し、します!」
「V4391じゃあ……W45EcFe7m4はい」
「……」
(よ、W15よし、W30いくぞ!)
「えっ!?」
「V4392かかったわね、Nm君」
「V4393んっ……」
(ううっ、自分からしようと思ったのに、/結局絢辻さんの方から……)
「V4394……」
(そ、それにしても……)
(な、なんだか……今日は絢辻さんが、/いやに積極的な感じが……)
「V4395んっ」
(すごく……いい匂いがする。/頭の芯から染みこむような……)
「V4396んんっ」
(なんだかとろけ……えっ!?)
「V4397……」
(ちょっ……絢辻……さん……)
「……っ」
「V4398んんんっ」
「V4399ふぅEo」
「あ……」
「V4400あはははっ、W15Eo何その顔」
「いや、なんだかボーっとしちゃって……」
「V4401そんなに良かった?」
「う、うん」
「V4402素直でよろしい」
「はは……」
「V4403じゃあ、あたしそろそろ行くわ」
「あ、うん……うわっ!」
「V6260ん? 何?」
「えっと……W60その……」
「V4404あたし、もう行かなきゃいけないから」
「そ、それは駄目だって!」
「V4405えっ?」
「あ、いや。ごめん」
「V4406ううん、いいけど……」
「V4407でも、あたしにも用事があるから……」
「そ、それはそうだろうけど!」
「V4408気持ちは嬉しいわ。W30EoFe7あたしもNm君と/もう少し一緒にいたいし」
(…………え?)
「V4409だからまた後で、W15EoFe9ねっ」
(いやいや、そうじゃなくて……。W30/ど、どうにか鼻血の事を教えないと!)
「あのぅ」
「V4410ふふっ」
(笑いかけられてもなぁ……)
「……あ、あの、そうじゃなくてさ!」
「V4411うん?」
(や、柔らかく怒られないように、だ!)
「えっと、絢辻さんの可愛い鼻から……」
「V4412鼻?」
「V4413えっ!? W15EF9ちょっと!!!」
「ははは……気付いてくれたようで」
「V4414笑い事じゃない!」
「あ、ハンカチ僕の使ってよ」
「V4415Eo……」
「V4416早く言いなさいよ! この唐変木!」
Ti0/ Ts3       Ti2バチン!
「お、おぉぉぉおお〜あぁぁ……」
「V4417バーカ!」
「あ、絢辻さ〜〜んっ!」
(ううっ、僕、何も悪くないのに……)
「絢辻さん、あのさ……」
「V4418はぁ」
「な、何?」
「V4419本当、Nm君って単線思考ね」
「えっ……」
「V4420考えてる事が顔に出てるわよ」
「あ、いや。そんなことは……」
「V4421ない?」
「と、思う」
「V4422じゃあキスはなしね」
「う……」
「V4423それでFm9『あのさ』Fm2何かしら?」
「あ、ぐっ……」
(ここで引いたら男がすたる……かも)
「V4424なになに。もしかして図星だったとか?」
「ち、違うよ!」
「V4425ふーん」
・勝負に出るしか!
・絢辻さんには勝てないな……
「……」
「V4426どうしたの、何か言ったら?」
(よ、よし、かなり危険だけど勝負だ!)
(僕だって……ここまで言われたら、/引き下がるわけにはいかないよ!)
「あ、絢辻さん」
「V4427はい」
「むっ、胸を触らせてください!!」
Ti0/ Ts3      Ti2ゴツンッ!
「V4428変態っ」
「だ、だって……」
「V4429あははっ、W15Eo分かってるわよ。W30EFe9/先読みされて悔しかったんでしょ?」
「うん」
「V4430殴られるの覚悟だったんでしょ?」
「うん……」
「V4431素直ね。W30EcFe3m2よしよし」
「V4432そうだ。W15EF2ついでにお手とかしてみる?」
「しないよ!」
「V4433したらFm2太もも触らせてあげるけど」
「うっ!!」
「V4434……嘘に決まってるじゃない」
「もう、絢辻さん!」
「V4435あはははっ」
(うぅ……すっかり絢辻さんのペースだよ)
「V4436さ、残念だけど、W15EoFe9そろそろ時間みたいね」
「用事でもあるの?」
「V4437ちょっと職員室にね」
「そうなんだ」
「V4438うん、Ecそれじゃあね」
「またね」
(やっぱり色んな意味で怖いよな、/絢辻さんって……)
「絢辻さんには勝てないな……」
「V4439やっぱりね」
「でも、どうして分かったの?」
「V4440Fm7言ったでしょ。Fm3W30Eo顔に出てるって」
「そんなに出てるかなぁ……」
「V4441ええ。W30EoFe6m9エッチなこと考えてる時は特に!」
「V4442でも、W30EoFe9そのままでいいわよ」
「え?」
「V4443思考が読めなくなると、Fm2あたしが困るし」
(……それはそれで僕も困るな)
「V4444あれ、もうチャイムなんだ……」
「もしかして用事でもあるの?」
「V4445ちょっと職員室にね」
「V4446うん、Ecそれじゃ」
(……)
(う〜〜ん、僕って考えが顔に出るタイプ/だったのか……)
(こ、これから気をつけよう……)
「V4447ねぇNm君」
「うん」
「V4448たまにはそっちからしてくれても/いいんじゃない?」
「僕から? ……キスかな」
「V4449それ以外に何があるの」
「ないです、はい」
「V4450不意打ちとかだまし討ちとか……、/そういうのばっかりだから」
「絢辻さんは……そうだね」
「V4451……否定しないんだ」
「そういうところもいいと思うから」
「V4452えっ」
「V4453あ……」
「……」
(…………)
(絢辻さん、なんだか今日は素直だな)
「V4454んっ……」
「はは……どうかな?」
「V4455あたしに聞かないでよ」
「V4456……それじゃ」
「あ、絢辻さん……」
(……)
(も、もしかして照れてたのかな?)
(何だか……新鮮な反応だったな……)
(…………)
「V4457……」
「……」
(あれ? この雰囲気って……多分……)
「V4458する?」
「う、うん……」
(よ、よしっ!)
(絢辻さん……)
「V4459ん……」
(絢辻さんっ)
「V4460んっ」
「V4461……」
「照れくさいね」
「V4462馬鹿」
「はははっ……言うまでもない、かな」
「V4463うん……」
「V4464それじゃ」
(……)
(何だか……絢辻さんの考えている事が/分かるような気がするぞ……)
(どうしてだろう?/すごく不思議な感じだな……)
「V9324なるほどね……」
「う、うん」
「ごめん……誤解させるような事をして」
「V9325……」
「これからはこんな軽はずみな行動は/しないようにする……」
「V9326そう……」
「約束するから! 絶対しないって!」
「V9327……もういいわ」
「え……」
「V9328その言葉、W45Eo信じるわよ? いい?」
「うん、信じてほしい」
「V9329分かったわ」
「ありがとう……絢辻さん」
「V9330ただし、W45Eoあたしは……二度は許さない。/よく覚えておいて」
「う、うん……」
「V9331それじゃ、また」
「あ……またね」
(失敗したな……まさか絢辻さんが見ていた/なんて……)
(でも、どうにか許してくれてよかったよ)
(もう……こんな事は絶対にしないぞ)
「V9332…………」
「V9333ふふっ、W45Fm7あはははははっ」
「えっ、あ、絢辻さん!?」
「V9334馬鹿みたいね、あたし。/W45EFe7自分以外を信じたりするから」
「V9335言ったわよね、二度目はないって」
「ま、待って……僕の話を……」
「V9336話を聞いてどうなるの。/Fm6時間が戻るの?Fm7 記憶を消せるの?」
「V9337それとも……W45EoEF7あたしをもう一度裏切る/チャンスがほしいの?」
「ち、違うんだ……」
「V9338……」
「僕はそんなつもりじゃなくて……」
「V9339じゃあ……どんなつもりだったの」
「ぼ、僕は絢辻さんが……」
「V9340……」
「だから……」
「V9341Nm君……W45Fm5もう何も言わないで」
「え?」
「V9342あたし……W45Ec思うの……」
「あ……絢辻さん……」
「V9343あなたって本当に卑しい人間ね」
「あ、えっ!?」
「V9344あたしの記憶から、あなたに関する事の/全てが消え去ればいいのに」
「V9345Ecさよなら……」
「あ……」
「絢辻さ〜んっ、待って!」
「V9346ああ、そうそうEh一つ忠告ね」
「え……」
「V9347このまま無事に卒業できると思わない方が/身のためよ」
(……)
(どうして……もっとちゃんと考えて/行動しなかったんだろう)
(絢辻さんをここまで怒らせるなんて、/僕は……最低だ……)
「V9324なるほどね……」
「う、うん」
「ごめん……誤解させるような事をして」
「V9325……」
「これからはこんな軽はずみな行動は/しないようにする……」
「V9326そう……」
「約束するから! 絶対しないって!」
「V9327……もういいわ」
「え……」
「V9328その言葉、W45Eo信じるわよ? いい?」
「うん、信じてほしい」
「V9329分かったわ」
「ありがとう……絢辻さん」
「V9330ただし、W45Eoあたしは……二度は許さない。/よく覚えておいて」
「う、うん……」
「V9331それじゃ、また」
「あ……またね」
(失敗したな……まさか絢辻さんが見ていた/なんて……)
(でも、どうにか許してくれてよかったよ)
(もう……こんな事は絶対にしないぞ)
「V9332…………」
「V9333ふふっ、W45Fm7あはははははっ」
「えっ、あ、絢辻さん!?」
「V9334馬鹿みたいね、あたし。/W45EFe7自分以外を信じたりするから」
「V9335言ったわよね、二度目はないって」
「ま、待って……僕の話を……」
「V9336話を聞いてどうなるの。/Fm6時間が戻るの?Fm7 記憶を消せるの?」
「V9337それとも……W45EoEF7あたしをもう一度裏切る/チャンスがほしいの?」
「ち、違うんだ……」
「V9338……」
「僕はそんなつもりじゃなくて……」
「V9339じゃあ……どんなつもりだったの」
「ぼ、僕は絢辻さんが……」
「V9340……」
「だから……」
「V9341Nm君……W45Fm5もう何も言わないで」
「え?」
「V9342あたし……W45Ec思うの……」
「あ……絢辻さん……」
「V9343あなたって本当に卑しい人間ね」
「あ、えっ!?」
「V9344あたしの記憶から、あなたに関する事の/全てが消え去ればいいのに」
「V9345Ecさよなら……」
「あ……」
「絢辻さ〜んっ、待って!」
「V9346ああ、そうそうEh一つ忠告ね」
「え……」
「V9347このまま無事に卒業できると思わない方が/身のためよ」
(……)
(どうして……もっとちゃんと考えて/行動しなかったんだろう)
(絢辻さんをここまで怒らせるなんて、/僕は……最低だ……)
「V4553遅い! 3秒で出てきなさいよ!」
「えっ! あ、絢辻さん?」
「V4554返事は?」
「……あ、うん。ご、ごめん」
(うぅ、僕が3秒で凹んだよ……)
(今更だけど、本当に同一人物なのか……)
「V4555Fm2素直でよろしい。W30EoFe3それじゃご褒美よ」
「え?」
「こ、これって……」
「V4556今日……W30Fm4誕生日でしょ……」
「う、うん……でも、どうしてそれを……」
「V4557あたしにかかればそれくらい……Fm2ね」
「あ、ありがとうっ!」
「V4558それと……W45Ecこれも……」
「あ、うん」
「…………!!!!!!」
「こ、この白くてよく伸びる布切れは……/まさか!!」
「あ、絢辻さん!/確かに……今日は僕の誕生日だけど、/こ、こんなものをもらっちゃっても……」
「V4559は? W30EF9何言ってるの?」
「V4560それ、玄関の横に落ちてたから拾って/あげただけよ」
「V4561洗濯物が風で飛ばされたんじゃないの?」
「……」
(そういえば、この黒猫のプリントは……)
(美也のじゃないか!!!)
「V4562……」
「ははは……」
「V4563Fm2……」
「えっと……そ、そうだ!/もしよかったら上がっていってよ」
「V4564え? W30EcW4EhFe5m6あ……」
「V4565ううん……W15今日は遠慮しておくわ」
「何か用でもあるの?」
「V4566そんなものを握り締めた人の部屋には/入りたくないから」
「ええっ!? だ、だってこれは……」
「V4567ふふっ、P3EoF3W30それじゃあね」
「あ……」
「…………」
(そ、そうだプレゼントを開けてみるか)
「おおっ、小説とバースデーカードだ」
(えっと、なになに……)
V4568『あたしの一番好きな物語をNm君に届けます』
(こ、これは……かなり嬉しいぞ!!)
V4569『P.S.かなり悲惨なので覚悟して読んでね』
(で、でも……絢辻さんにプレゼントを/もらえるなんてな……)
(よし、早速読むとするか!)
(う〜〜ん、やっぱり僕は……)
(…………)
(そうだよ……僕はきっと……)
(よ、よし……こうなったら、絢辻さんを/クリスマスのデートに誘ってみるか!)
(頑張るって……決めたんだから……)
(……)
「V4787Nm君」
「あ、絢辻さんっ、丁度いいところに……」
「V4788ん? W45EF3何か用事かな?」
「う、うん。まぁね」
「えっと……あ〜、絢辻さんは……」
「V4789Fm6絢辻さんは?」
「何ていうか、その……」
「V4790……」
(う、ううっ、何だか緊張するなぁ……)
(さ、誘うだけ……誘うだけなのに……)
「V4791言いたいことがあるなら、W30EoFe7m4は・W15Fm2や・Fm1く」
「う、うん」
(……でも、僕なんかが誘ってもいいのか)
「V4792じゃあね」
「あああっ!」
「V4793ね、そんなに虐められたいの?」
「え? あ、いや……」
「V4794だったらしっかりして」
「はい……」
「V4795はい、用件をどうぞFm2」
(よ、よし……今度こそっ!)
「え、えっと……絢辻さんさえよければ、/24日に……僕とどこかに行かない?」
「V4796え…………」
「だ、駄目かな?」
「V0037……」
「V4797……学校のパーティーならFm3いいわよ」
「本当にっ!?」
「V4798嘘は言わないわ」
「や……やったっ!」
「V4799大事な日、あげるんだから……W15Fm2ちゃんと/エスコートしてよね」
「うん、勿論だよ!」
「えーっと……それじゃあ、/6時に桜坂で待ち合わせでどうかな?」
「V6561そうね、EF2いいわよ」
「よし、決まりだね」
「V4800それじゃ、楽しみにしてるから」
「よおっし! 絢辻さんとクリスマスだ!」
「いやっほぉ〜〜うっ!」
「V4801あの……W30EoFm4恥ずかしいから/あまり叫ばないでくれる?」
「あ……」
(き、聞いてるなんてひどいや……)
キャラクタークリアー!!
絢辻詞の全てのエピローグを見ました
V5068結局、わたしたちは一夜を寄り添って過ごした。
V5069誰よりも近くにいる事を確かめ合うかのように。
V5070うん。今ならハッキリと言える。
V5071……わたしはこの世界に一人きりなんかじゃない。
V5072すぐ側にNm君がいてくれる。
V5073この温もりを信じていれば、/もう誰にも傷つけられることはない。
V5074わたしは忘れないだろう。
V5075例えこの先、幾年の月日を経ても。
V5076わたしがわたしでいられる場所は唯一つ、/Nm君の側だって事を。
「V5077Nm君」
「うん?」
「V5078前にした昔話、覚えてる?」
「あ……うん」
「V5079あのカメさんは……やっと自分に気付いて/くれる人に出会えたよ」
「そっか……」
「じゃあ、その人からの伝言をカメさんに/伝えてくれるかな?」
「V5080え……」
「『一緒に幸せになろうね』って」
「V5081うんっ!」
V5150あれから数年……。/あたしたちは一緒に暮らすことを選んだ。
V5151お互いに学生の身とはいえ、/それが一番自然で効率的だと思ったからだ。
V5152毎日仲良く……とまではいかないけれど、/それなりには上手くやっていると自負できる。
V5153今までの自分が見落としてきたもの。
V5154それをNn君が持っててくれる安心感。
V5155あたしは自分が自分でいられる場所に/やっとたどり着けたのかもしれない。
V5156言葉にはしないけど、いつも思ってる。
V5157ありがとうって。
V5158それと……
V5159世界で一番Nn君を好きなのはあたしだって!
「V5160ほらっ! いつまで寝てるのよ!」
Ti0/          ボコッ
「痛っ!!」
「な、何……どうしたの?」
「V5161朝ご飯できたわよ」
「……え? 朝ご飯?」
「V5162そう、朝は一緒に食べるって約束でしょ」
「あ、うん……」
「V5163なら、あたしが実習で早いときは/どうすればいいか分かるわよね?」
「う……」
「V5164ほ〜ら、Nm君の好きな卵焼きだって/作ってあるのよ」
「……分かった、起きるよ」
「V5165ん、よろしい」
「V5166そうやってあたしと暮らす幸せを/もっとちゃんと噛み締めなさいよね」
V5167あの日、自分の中からあの子はいなくなり、/それと共に私は大事な気持ちを失った。
V5168今の私は……彼女の記憶に負けないよう/気丈に振舞っているだけ。
V5169単なる機械、そう言われるかもしれない。
V5170でも、それこそが今の私に残されたものなのだ。
V5171ただ……この胸にポッカリとあいた穴は、/この先もずっと塞がらないだろう。
「V5172あっ、Nm君。おはよう」
「う、うん。おはよう……」
「あ、あのっ! 絢辻さん……」
「V5173ん? なぁに?」
「あ……」
「V5174どうかした?」
「ご、ごめん、何でもないんだ……」
「V5175そう」
V5176……例えどれだけの時が過ぎても、/私はきっとこの冬のことを忘れない。
V5177あの子が生きていた証拠が、/私の世界に穴を開けている限り……。
「V7861明日はクリスマスイヴ……か」
V7862こんなにも明日を待ち遠しく思えるなんて、/わたし……初めてかもしれない。
V7863…………。
V7864でも、どうしてだろう?/期待の中に一握りの不安が居ついている。
V7865こんなに楽しみに思っているのに……。
「V7859明日はクリスマスイヴ……か」
V7860でも、私は多分……。
「明日はクリスマスイブ……か」
こんなにも明日を待ち遠しく思えるなんて、/わたし……初めてかもしれない。
…………。
でも、どうしてだろう?
期待の中に一握りの不安が居ついている。
こんなに楽しみに思っているのに……。
「V4802はぁ……」
「V4803現実はそう甘くない……か」
V4804Ldあたしにとって特別な日になるはずだった今日。Le
V4805Ld一人、気分転換に外へ出てみたものの、/どこに行ったって考える事はただ一つ。Le
V4806Ldその想いだけがアンバランスに積み重なって、/惨めな姿をさらけ出していく……。Le
V4807Ld正直、自分の想像力が疎ましい。Le
V4808LdNm君の横に、あたしじゃない人を作り出す。Le
V4809Ld何度振り払ってもイメージには手が届かない。Le
V4810Ld消えていくのを、ただじっと待つだけ。Le
V4811Ld……Nm君。Le
V4812Ldどうしてあたしじゃ駄目なのよ。Le
V4813Ld必要な時だけ取り出されて、/用が済めばしまわれる。Le
V4814Ldそんなの玩具と一緒じゃない……。Le
V4815Ldそれとも、あたしなんてその程度なの?Le
V4816Ld…………。Le
V4817Ld答えてよ、お願いだから……。Le
(5時30分か……ちょっと早いけど/遅れるよりいいよな)
「V4818あ、Nm君。こっちこっち」
「あれ? もう来てたんだ」
「V4819うん、楽しみだったからね」
「え……本当に?」
「V4820嘘」
「……ぬか喜びさせないでよ」
「V4821あははっ、EoF3あたしの言葉を真に受けるから/そうなるのよ」
「ううっ……」
「V4822ほら、Fm3いじけないの。/EcFe3m6Wv110I10グズグズしてると置いてくわよ」
「う、うん……」
「……って、もういないじゃないか!」
「ちょっ、待ってよ絢辻さん!/本当に置いてくなんて酷いよ」
「へ〜っ、結構賑わってるね」
「V4823ん、そうね」
「V4824…………」
「どうかしたの?」
「V4825ううん、何でもない。/W45EoF2そんな事よりも早く中に入りましょ」
「あ、そうだね」
「V4826…………」
「V4827うん、W45Eoちゃんと予定通りになってるわね。/Wv230I10ツリーも問題ないみたいだし」
「そうだね」
「V4828……良かった」
「……」
「絢辻さん、やっぱり気にしてたんだ……」
「V4829ん……W45EcF4Wv85I10まぁ、W30EoFe9m2少しくらいはね」
「V4830でも、こうして自分の目で見たら、/少し安心した」
「そっか……」
「V4831うん」
「……よし、それじゃあ早速パーティーを/周ってみようか」
「V4832ええ、そうね」
???
「V0069え〜……皆様、本日は輝日東高校創設祭に/ご来場頂き、誠にありがとうございます」
「V0070この創設祭も今回で……っと、/57回目を迎えました」
「あれ? 何か始まったよ」
「V4833ええ、パーティーの開始の挨拶ね」
「へ〜っ、そんなのがあるんだ」
「V4834ふふふっ、実行委員長も大変よね」
「え……」
「V4835面倒な仕事を押し付ける形になって、/Wv190I10彼女には悪かったかしら」
「え? それじゃあ……」
「V4836そ、W45EoFm3本来ならあたしがやるはずだったの」
「なら、あの人が今の委員長?」
「V4837そういうこと」
委員長
「V0073こ、これも……近隣の皆様のおちっ……/お力添えがあったからだと」
男子A
「しっかりしろよ委員長」
女子A
「頑張って〜っ」
「V0074せ、生徒一同感謝してます。おります」
「V4838……にしても随分とみっともない挨拶ね。/EcF9聞くに堪えないわ」
「絢辻さん、もしかして本当は……」
「V4839勘違いしないで、EF1未練なんてないわよ」
「V4840ただ、器じゃない人には任せるべきじゃ/なかったな……って反省しただけ」
「でも、絢辻さんの後釜が務まる人なんて/そうそういないよ」
「V4841ふふっ、W45そうかもね」
「V0075つ、つきましては…………」
「V4842……」
「次に言う事を忘れたみたいだね……」
「V4843最低……」
「V4844さ、それじゃ次行きましょうか」
「いいの? 一応最後まで見た方が……」
「V4845こんなくだらないセレモニーに時間を/取られるのは勿体無いじゃない」
「それを言っちゃ……」
「V4846いいの。W45EoF3あたしは既に一生徒ですから」
「はははっ、それもそうだね」
「へ〜っ、ここはバザーをやってるんだね」
「V4847ええ、一般からの参加者もいるわよ」
「随分と賑わってるなぁ……」
男 子
「なぁ、Nm。/これもう少し安くならないのか?」
「え?」
「V0000ダメダメー!/そのお宝本はお値打ちものなのです」
「くそっ、じゃあその値段でいいよ」
「V0001はいは〜い、まいどあり〜っ!」
(み、美也じゃないか!/あいつあんな所で何してるんだ?)
(しかも、今手渡したのは……まさかっ!)
「Nm君、V4848どうかした?」
「う、ううん……何でもないよ」
「V4849そう」
「はは……あ、絢辻さん、ちょっとごめん。/ここで待っててくれるかな?」
「V4850え?」
「す、すぐ戻るから!」
「V4851あ……Nm君」
(美也の奴……やりやがったな!)
「美也!」
「V0002あ、EF3お兄ちゃん、Ecいらっしゃーい」
「お前……ここに並んでる物は……」
「V0003うん、W15Ec全部お兄ちゃんの本だよ」
「じゃあ、今売れたのはやっぱり!」
「V0004ん? W30EF9どれのこと?」
「ローアングル探偵団に決まってるだろ!」
「V0005あ、W15EF3それならあれが最後の一冊」
「さ、最後?」
「V0006Fm4後はEF3きれいなお姉さんが買ってったよ」
(そ、そんなぁ……)
「V0007にしし、W30残念残念」
「ぼ、僕のローアングル探偵団が……」
「V4852ふ〜ん、W30Wv65I10ローアングル探偵団?」
「っ!!」
「V4853それってどんな本なのかな?」
「い、いや……そ、それは……」
「V0008ナイスバディーの女の子が、/Wv100I10たっくさん載ってる本だよねー」
「お、おい!」
「V4854へ〜っ、そうなんだ」
「V0009そうなのだ!」
(こ、これはまずいぞ……)
「あ……絢辻さん!/む、向こうで面白そうな事やってるよ!」
「V4855え? Sちょ、ちょっと!」
「今すぐ行こう、見に行こう!」
「じゃあな、美也!」
「V0010あー! お兄ちゃんどこいくの!」
「V4856Fm6で、W15Fm4ローアングル探偵団を失った/Nm君はFm7何を面白そうに思ったの?」
「えっ!? あ、それは……」
まもなくステージにてベストカップルコンテストが/行われます。
出場希望の方は案内係員の指示に従って下さい。
「こ、これだよ!」
「V4857……」
「V4858とってつけたような言い訳ね」
「そんな事……」
「V4859ないならどうして舞台袖に?」
「うぅ……」
「V4860あ、なるほど……W45EFe9m3Wv95I10確かに面白いわ」
「……え?」
「V4861偶然とはいえ、まさかあたしの粗を/見つけるなんてね」
「あ、粗って?」
「V4862ふふっ、W45Fe9Eo見て……この作業台」
「V4863ここの釘、あたしが打ったのよ」
「この……変な方向に曲がって中途半端に/打ち付けられたやつ?」
「V4864そ、W45Eo思い切り失敗してるけど」
「ははっ、そうなんだ」
「V4865折角ホームセンターのおじさんが/Wv130I10サービスしてくれた材料なのにね」
「じゃあ、これって絢辻さんが?」
「V4866ご名答」
「V4867どうしても必要だって言われたから、/急いで作ったのよ」
(そっか、絢辻さんはこのパーティーを/成功させようと必死だったんだよな……)
「V4868ま、W45EF3今となってはこれもいい思い出ね」
「…………」
「絢辻さん……これ、僕が直すよ」
「V4869え?」
「ちょっと待ってて、金槌借りてくるから」
「V4870あ、Nm君!」
「お待たせ、すぐにやっちゃうから」
「V4871でも……今更こんなことしなくても」
「ううん、やっぱりやっておこうよ。/そうする意味だってきっとあるからさ」
「V4872……」
Ti0/      Ti2トントン、W45トントントン!
Ti0/       Ti2トントントントン!
「V4873へ〜っ、器用なものね」
「これくらいなら」
「V4874知性と器用さには関連性がなかったのね」
Ti0/          Ti2トン……
「それ、どういう……」
「V4875手が止まったわよ!」
「あ、はい……」
Ti0/       Ti2トントン、W45トントン!
(…………)
(よしっ、もう少しで……)
「……こんなもんかな」
「V4876ええ、そうね」
「V4877でも、まさかデートの最中にこんな事を/するなんて思いもしなかったわ」
「はははっ、ごめんね」
「V4878ううん、いいわよ」
「V4879だって、意味があるんでしょ?」
「……うん」
「V4880それならあたしがとやかく言うわけない/じゃない」
「V4881ほら、そんなことより終わったんなら/さっさと他に行きましょ」
「そうだね、そうしようか」
「ねぇ、絢辻さん」
「V4882え、何?」
「あそこ、キャンプファイヤーの方でも/何か始まるみたいだよ」
「V4883あぁ、フォークダンスよ」
「へ〜っ、何だか懐かしいな」
「V0035ふふっ」
「……ねぇ、絢辻さん。/折角だし僕たちも参加してみない?」
「V4884……」
「V4885ううん、W45Eoやめておくわ」
「どうして?」
「V4886今日はあまり人前に出たくないから」
「そ、そっか……」
「V4887またそのうちね」
「……でも、そのうちなんて、/もうこないかもしれないよ?」
「だったら、僕は今日絢辻さんと踊りたい」
「V4888……」
「ダメ……かな?」
「V4889まったく……」
「V4890仕方ないわね、Fm2分かったわよ」
「ほんとに?」
「V4891うん、W45Eo丁度見せたいものもあったことだし/都合がいいわ」
「見せたいもの?」
「V4892そう、ほら行くわよ」
「え? あ、絢辻さんそっちは校舎……」
「V4893Ecいいの!」
(校舎裏? どうしてこんな場所へ……)
「あ、あの……」
「絢辻さん、こんなところに何が……」
「V4894……」
「V4895よし、まだ替わってないわね」
「ええっ!? な、何してるの?」
「あっ……」
「V4896ふふふっ、スペアキーよ」
「どうしてそんなものを……」
「V4897偶然ポケットに入ってたから」
「ね、ねぇ、こんな事して大丈夫なの?/確か校内は立ち入り禁止じゃ……」
「V4898知らない」
「あ、絢辻さん……」
「V4899それじゃ踊りましょうか?」
「V4900踊るんでしょ?」
「V4901ほら、EoF2丁度音楽が始まったところよ」
「はは……そういうことか」
「V4902どうぞ、Eo手をお取り下さい」
「うん、それじゃ失礼して」
「V4903ふふふっ」
「何だか照れるね」
「V4904そんなこと言ってたら踊れないじゃない」
「ははっ、そうだね」
「V4905ちょっと、そこ違うわよ」
「V4906自分から誘っといて踊れないの?」
「お、踊れるってば」
「V4907あいたっ」
「あ……ごめん」
「V4908謝る前に人の足を踏まないで」
「ど、どうして蹴るの?」
「V4909お返しよ!」
(よ、よしこうなったら!)
「それっ!」
「V4910きゃっ」
「V4911もう……危ないじゃない」
「お返しだよ」
「V4912……まったく」
「V4913しかも、これじゃフォークダンスなんて/言えないわよ?」
「ははははっ、でも踊りには変わりないよ」
「V4914ま、そうかもね」
「V4915ところでNm君」
「ん?」
「V4916どう? ここ、あたしにはお似合いの/ステージでしょ」
「え? 絢辻さん、それ笑えないよ」
「V4917ふふっ、笑っていいところよ」
「V4918でも、どうしてかな。/何だか最高に気分がいいわ」
「僕がパートナーだからじゃない?」
「V4919冗談、それこそ笑えないわよ」
「ははっ、それは酷いよ」
「V4920あははははっ」
用務員
「おーい、そこに誰かいるのか」
「V4921あ……」
「ありゃ、何だ……詞ちゃんか」
「V4922……用務員さん」
「V4923あ、お疲れ様です。/こんな日までお仕事だなんて大変ですね」
「いや、私にしたらいつもと一緒さ」
「それよりもこんな所でどうしたんだい?/忘れ物でもしたのかな?」
「V4924EFe6いえ、EFe9えっと……校内の見回りを」
「ほぅ、それは随分と楽しそうな見回りだ」
「V4925ええ、まぁ……」
「はははっ」
「いや、しかし……本当に詞ちゃんの言った/通り、最高のクリスマスになったなぁ」
「V4926そ、そうでしょうか?」
「ああ、生徒たちの楽しそうな顔を見てると/こっちまで楽しくなっちまうよ」
「やっぱりこれも詞ちゃんが委員長を/やったからなんだろうねぇ」
「V4927そ、そんなこと……」
(あ……用務員さんは知らないのか。/もう絢辻さんは委員長じゃないのに……)
「さぁ、それじゃあ後は私に任せて、/二人はパーティーを楽しんできなさい」
「V4928ええ……そうですね」
「そうさせてもらいます」
「それじゃあな」
「V4929あ、EcFe2m3はい」
「V4930……」
「ねぇ、絢辻さん?」
「V4931うん、どうやら知らなかったみたいね」
「V4932でも……Eoそれでもいいわ」
「V4933用務員さんも楽しんでくれてる事には、/変わりないもの」
「V4934さ、それじゃ行きましょう」
「ああ、見せたいもの……だったよね」
「V4935ええ」
Ti0/       Ti2わぁぁぁぁぁぁぁっ!
(ん? 何だろう……)
「あ、絢辻さんちょっと待って。/何だか窓の外が騒がしいと思わない?」
「V4936そうね……」
「ちょっと見てみようか」
「V4937……」
「あっ、すごい雪が降ってきたよ!」
「V6442え? 本当っ?」
「すごいね……ホワイトクリスマスだ」
「V6799ふふっ、そうね」
(あれ? でも何だか雪とは別に/盛り上がっているような……)
「V6323どうしたの?」
「あそこかな?/何やら人が集まってるみたいだけど……」
「V4938……」
「V4939なるほど、誰かが告白したみたいね」
「告白……」
「あ、あれ? あの中心にいるのって、/さっきの挨拶をしてた人じゃない?」
「V4940そう……ね」
「V0061そ、W45EF7そう……Wv145I10私のことをね」
「あの男子もやるじゃない」
女子B
「R典子R3のりこ、どうすんのよ!」
「V0062でも私はクリスマス委員長以外にも色々/やることがあるの」
「V0063Ec忙しすぎて相手に出来ない事もあるEoF7……/W30Wv265I10かもW15EFe9m6しれないし」
「何だかイライラするわね」
「相手みたいにハッキリ言えばいいのに」
「V0064……」
「V0065つ、W45付き合ってあげても……W45EoFe7m4Wv260I10いいわよ」
「V4941ふふっ、W45EoFe9こんな日に告白されるなんて/おめでたいわね」
「絢辻さん……」
「V4942うん?」
「V4943何、その顔……」
「いや、別に……」
「V4944あたしは全然気にしてないわよ」
「そ、そうなの?」
「V4945だって……W45EoFe6m2幸せは平等であるべきでしょ?/W45Fm6Wv280I10せめてこんな日くらいはねFm2」
「ははっ、なるほど」
「V4946あ……Nm君こっちよ」
「あ、うん……」
(こっち……か……)
(絢辻さん……。/一体どこに行くつもりなんだ?)
(う〜〜ん……)
「V4947昔の話なんだけど……」
「うん?」
「V4948ある日、あたしはサンタさんがいない事を/知ったのよね」
「V4949それも現実を突きつけられて」
「V4950よくある話だと、両親がプレゼントを/入れてる姿を見た〜とかそんな感じ」
「V4951あたしの場合はもっと酷かったけどね」
「ど、どんな風に?」
「V4952それは秘密」
「V4953でね、サンタさんがいないって知った/あたしは、その時に決めたのよ」
「V4954『あたしがサンタさんになるんだ』って」
「V4955本物になれない事は分かってた。/でも、サンタさんみたいな事なら/出来るって考えたのよ」
「サンタみたいな事?」
「V4956そう……クリスマスには平等に幸せを」
「あっ、それでクリスマス委員に?」
「V4957……」
「絢辻さん?」
「V4958はい、お話終わり。着いたわよ」
「でも、ここって……」
「V4959いいからいいから」
「V4960どう? Nm君」
「す、すごい!」
「V4961ふふっ、W45Eo特等席よ」
「うん」
「V4962ツリーを見下ろすなんて、/W45EFe9m3Wv110I10中々ないシチュエーションよね」
「V4963……それに加えて仕掛けがもうひとつ」
「V4964そろそろ……Fm2かな」
「あっ、ツリーが!!」
「V4965ふふっ」
「V4966どう? これが今年の目玉よ」
「うん……見とれちゃうよ」
「V4967そう、W15EcW6Ehよかった……」
「V4968でも……本当に素敵よね」
「V4969な……何よ」
「いや、絢辻さんが可愛いらしく見えて、/つい……ね」
「V4970かっ、からかわないで!」
「だって、そんな目をした絢辻さんなんて/初めて見たから」
「V4971え……」
「うん、無邪気ですごく可愛い」
「V4972お……怒るわよっ!」
「し〜っ、大きな声を出すと用務員さんが/また来ちゃうよ?」
「V4973Sあ……W45EF9う……」
「プッ……」
「V4974もう! EcFe6こっち見ないで!」
「ははははっ」
「V4975…………」
「あ、あれ……機嫌悪くした?」
「V4976……」
「絢辻……さん?」
「V4977……ねぇNm君」
「な、何?」
「V4978あたし、Nm君に聞いておいて/もらいたい事があるの……」
「えっ?」
「V4979あたしとNm君の事。/Wv180I10いいわよね?」
「V4980EoFm6はっきり言うわ。/Fm3Wv135I10あたし、Nm君に惹かれてると思う」
「V4981ううん、W15EhFe7違う。W30EcFm3/Wv200I10もう好きになってるんだと思う」
「V4982あの手帳を落とした事が、/あたしにとっては最高のミスになったの」
「僕にとっても……」
「V4983ん……」
「僕にとっても最高のミスだったよ」
「V4984……そうね」
「V4985まぁ、Fm2それからが大変だったけどね」
「V4986だってNm君ったら、Eoあたしとまったく/違う価値観を持ってるんだもん」
「ははは……」
「V4987それに、頭の回転があまりよろしくない/みたいだし……EoFe9m2」
「う……」
「V4988でも好きになっちゃったの。/W45EcWv200I10あたしも馬鹿よね……」
「絢辻さん」
「V4989何?」
「あの……僕も……」
「V4990え? W45EF9あ、待って!」
「えっ……」
「V4991Nm君が今言おうとした事は、/EhF5もう一度きちんと考えてからにして」
「ど、どうして……」
「V4992怖い……から」
「V4993Nm君は本当に今のままでいいの?/Wv210I10本当にあたしでいいの?」
「V4994……こんな我侭言うのもきっと最後。/EoFe6だからちゃんと考えてほしい」
「V4995気分に流される事は誰でも出来るでしょ」
「う、うん。/絢辻さんがそう言うなら……」
「V4996……W45EhFe3m2ありがとう」
(そうだよな……ちゃんと考えて返事を/した方がいいに決まってるよな)
(よく……考えて……)
「V4997そろそろ……戻りましょ」
「う、うん、そうだね」
「V4998今日は……楽しかった」
「僕もだよ」
「V4999クスッ、W45EoF3それが本当なら嬉しいかも」
「ひ、酷いよ。本当だってば」
「V5000さ、どうかしらね」
「ええっ、信じてよ」
「V5001考えとく」
「そんなぁ……」
「V5002ふふっ」
「V5003折り入って聞いてもらいたい事が/あるんだけど……」
「もしかして、それって……」
「V5004そう、あたしの気持ち」
「……」
「V5005いいわよね?」
「……うん」
「V5006きっかけは……あの手帳を落とした日」
「手帳……」
「V5007そう、拾ってくれたでしょ」
「その後に大変な目にあったけどね……」
「V5008……」
「ほ、本当の事だよ」
「V5009分かってる。/EoWv110I10あの時はあたしも必死だったのよ」
「V5010でもあんな事があったからこそ、/EF3Wv150I10こうしていられるの」
「V5011今思えば、Fm3あんな事をしなくてもW30EcWv220I10ちゃんと/黙っててくれるって信じられるのに」
「絢辻さん……」
「V5012Eh……」
「V5013ね、あたしの目標の話、EFe6m2覚えてる?」
「あんな強烈なの、忘れる方が難しいよ」
「V5014EcFe9そうかもね」
「V5015でも本当の事を言うと……EcFe4Wv150I10あの時、/あたしには既に新しい目標があったの」
「え? そんな事は一言も……」
「V5016言えるわけないでしょ!」
「V5017Nm君のそばにいられるように/Fm3頑張るだなんて……」
「そ、それって……」
「V5018うん……W45EhFe9Wv75I10そういうこと」
「V5019あたし……W30EcFe4m2ううん。W30/Wv250I10わたし、EhFe6Nm君のことが好き」
「V5020Nm君の存在が……EoF6何よりもFm2大事なの」
「V5021Ec誰も知らないわたしを見つけてくれた。/W120EhFe5Wv280I10すごく……W60EcW6EoFe6すごく嬉しかった」
「V5022……」
「僕も……」
「V5023……うん」
「僕も絢辻さんが好きだ……」
「V5024え……」
「誰よりも真剣に生きてる絢辻さんが/大好きなんだ」
「怒ったり笑ったり、時には泣いたり……」
「そんな絢辻さんをずっと見ていたい。/ずっとそばにいたいんだ」
「V5025Nm君……」
「絢辻さん……好きだ」
「V5026あ……」
「V5027嬉しい……」
「うん……」
「V5028本当に嬉しい」
「あ……」
「V5029わたし……もう自分を偽らなくても/いいのよね……」
「うん、ありのままでいいよ」
「V5030そんな事言われたの、生まれて初めて」
「そっか……」
「V5031今日まで生きてきて……よかった」
「V5032Nm君」
「何?」
「V5033ありがとう……。/わたし、やっと幸せになれた」
n1skx_ep01A
(絢辻さん……遅いな)
(絢辻さんの性格からすると、/時間前に来てそうなもんだけど……)
(もう少し待ってみるか)
(……)
(どうしたんだろう……絢辻さん)
(もしかして……)
(…………)
(いや、絢辻さんの事だから、/何か理由があって遅れてるだけだよな)
(絶対そうに違いない……)
……それからしばらくしても、/絢辻さんは待ち合わせ場所には来なかった。
でも、それが絢辻さんの答えなんじゃないのか。/自分がどれだけ絢辻さんを傷つけたかの……。
多分、心からの謝罪でも足りない。
そう……感じた。
12月の空気は、切り裂くような冷たさをもって/僕の心を通り過ぎてゆく。
家族連れや恋人、行きかう人たちの目は幸せに/満ち溢れていた。
僕だけが……取り残されたみたいだった。
「絢辻さん……」
口にしたつもりはなかったけど、/その想いは声になってあふれ出た。
そして僕は……オブジェになるのを拒むように、/その場を後にした。
(V5034Ldうん、丁度いい時間だわLe)
(V5035LdNm君は……Fm4まだみたいねLe)
(V5036LdFm2あたしを待たせるなんて、/いい度胸してるじゃないLe)
(V5037Ld後でたっぷり苛めてやるんだからLe)
(V5038Ldもうこんな時間なんだ……Le)
(V5039Ld…………Le)
(V5040Ldまさか……ねLe)
(V5041LdNm君に限ってそんな事するはず……Le)
(V5042Ld……ない、よね?Le)
V5043Ldわたしは何を期待してたんだろう……。Le
V5044Ld最初から信じなければ、裏切られる事もない。Le
V5045Ldそんな事くらい分かってたのに。Le
V5046Ldそれなのに……どうしてNm君を見たの?Le
V5047LdEhほしいと思っちゃったの……。Le
V5048LdFm4誰かに救いを求めるなんて……Fm3馬鹿みたい。Le
V5049LdEc同じ過ちを繰り返さないって決めてたのにな……。Le
V5050Ld……成長してない……わたし。Le
V5051Ldあぁ、そうだ……忘れてた。Le
V5052Ld孤独って確かこんな感じだったな。Le
V5053Ldふふっ……わたしは『また』誰にも見てもらえない/人間に戻っちゃったんだね。Le
V5054Ld…………。Le
「V5055きれい……」
V5056Ldひとひらの雪がわたしの手の上で、/ゆっくりと溶けて消えていく。Le
V5057Ld……うん。Le
V5058LdわたしもEcこのまま溶けてしまえばいい。Le
V5059Ld少しの思い出と一緒に……。Le
V5060LdEh…………。Le
Nm君……W60V5061EcF3Ldありがとう。Le
V5062Ldわたし幸せだった。Le
V5063Ldだから……これ以上は望まないね。Le
V5064Ldばいばい……。Le
(いいクリスマスだったなぁ……)
「ただいまー」
「あれ、誰も居ないのかな?」
「あ……留守番電話が入ってるぞ。/もしかして美也かな」
(着替える前に聞いておくか)
???
「V5065……」
「……ん?」
「V5066…………」
「間違いかいたずらかな……」
「V5067…………どうして?」
(今の声って、絢辻さんだよな……)
(そ、そうか……。/僕は馬鹿だ!この電話は絢辻さんに/決まってるじゃないか!)
(電話、くれたんだな……)
(僕のために……)
(……)
(ごめん……本当にごめん……)
n0skx_me04A
「V6952Nm君」
「ああ、絢辻さん」
「V6953パーティー、来てたんだ」
「うん」
「V6954あ〜あ、W45EoFe3m2それならそうと言ってくれれば/一緒に過ごせたのにな」
「ははは……」
「V6955それじゃ、あたしちょっと用があるから」
「あ、うん」
「V6956ばいばい」
n0nkx_me01C
「Nm君」
「ああ、絢辻さん」
「パーティー、来てたんだ」
「うん」
「あ〜あ、W45EoF2それならそうと言ってくれれば/一緒に過ごせたのにな」
「ははは……」
「それじゃ、あたしちょっと用があるから」
「あ、うん」
「ばいばい」
「よし……まずは絢辻さんに電話だな」
「V5082はい、絢辻です」
「あ、絢辻さん? 僕だけど……」
「V5083Nm君……」
「えっと、昨日は……ありがとう」
「V5084ううん、あたしも楽しかったから……」
「それでね、僕、絢辻さんに伝えたい事が/あるんだけど……」
「V5085それって……もしかして昨日の……」
「うん、そうなんだ」
「だからどうしても会って話がしたいんだ」
「V5086……」
「V5087分かったわ、あたしどこに行けばいい?」
「それじゃあ……」
「……もう来てたんだ」
「V5088ええ」
「ごめん、待たせちゃったかな」
「V5089Ecううん、別に……」
「そっか」
「V5090……」
「呼び出した理由は……分かるよね」
「V5091あたしをNm君と一緒にしないで」
「ははっ、そうだよね」
「V5092Fm2……」
「V5093決めたのね?」
「……うん」
「絢辻さん……」
「V5094はい」
「僕は……」
「僕は絢辻さんが好きだ」
「V5095あ……」
「あれからずっと考えてた。/でも、出てきた答えは最初と同じなんだ」
「やっぱり気持ちは変わらないよ」
「V5096……うん」
「僕はこれからも絢辻さんとずっと一緒に/いたいんだ!」
「V5097…………」
「V5098ねぇ……EFe9ひとつだけ聞いてもいい?」
「うん、勿論だよ」
「V5099この場所を選んだ理由は?」
「それは……」
「僕と絢辻さんにとって、大事な場所だと/思ったからだよ」
「V5100……」
「な、何か言ってよ……」
「V5101合格Fm2」
「えっ? そ、それじゃあ……」
「V5102うん、W45Ecそういうこと」
「う、嘘じゃないよね?」
「V5103ええ、W60EoFe9m3ただし……満点じゃないわよ。/Wv225I10ギリギリの及第点ね」
「う……」
「V5104これでも採点は甘い方よ」
「そ、そうなんだ」
「V5105その代わり……」
「……」
「V5106……幸せにしてくれないと酷いからね」
「うん、分かってるよ」
「V5107交渉成立……かな」
「そうだね」
「V5108……Nm君」
「ん?」
「V5109好き……大好き……」
「うん、僕も絢辻さんが好きだ」
「V5110ふふふっ」
「な、何?」
「V5111もう絶対に放さないからね。/覚悟してなさい」
n1skx_ep02A
「うん、こういう時はまず電話で……」
(でも、僕は絢辻さんにあんな酷い……)
(……)
「ううっ、今更何を怖気づいてるんだ!」
「よ、よし……」
「V5112はい、絢辻です」
「あ……すみません。/僕、Nmといいますが……」
「V5113Nm君?」
「あ、絢辻さん……」
「あの……昨日の事も含めて、/ちょっと話したいことがあるんだけど」
「V5114ん? いいわよ」
「え……」
「V5115……どうかしたの?」
「あ……いや、別に……」
「V5116そう」
(あ、あれ? どういうことだ?)
(てっきり僕は強く責められたり、/怒られたりすると思ってたのに……)
「V5117あの……Nm君?」
「え? あ……何?」
「V5118そしたら私、どこに行けばいいのかな?」
「そ、それじゃあ……」
(絢辻さん……随分あっさりと待ち合わせに/応じてくれたな)
(も、もしかして何か目論見が?)
(だとしたら相当な覚悟をしておいた方が/よさそうだな)
(うぅっ……)
(絢辻さんはまだみたいだな……)
(はぁ……何となく気が重い)
(やっぱり立ち直れないくらいの事を/言われたりするんだろうな……)
(いや、待てよ……立ち直れないで済めば、/いい方かもしれないな)
(もしかするとあんな事や、こんな事も!)
(と、とにかく誠意をもって謝ろう)
「V5119こんばんは、Nm君」
「あっ、あ……絢辻さん」
(よ、よし……まずは謝るところからだ)
「V5120……」
「あ、あの……」
「V5121ふふっ、どうしたの?/そんな情けない顔しちゃって」
「昨日は……本当にゴメン! 実は……」
「V5122ん? W45EcFe2m3Wv55I10いいのよ、そんな事」
「その……急に具合が悪くなって……」
「V5123いいの、W45Eoだってあの子はもういないもの」
「えっ……あの子?」
「V5124ええ、昨日Nm君を何時間も待ってた/彼女の事よ」
「……」
「V5125やっぱり内心は辛かったのかな?/Fm2Wv220I10いつの間にかいなくなっちゃった」
「い、いなくなった?」
「V5126そうなの」
「V5127だから……W45Eo私に謝られたって困るわ」
「で、でも! 僕……今日は絢辻さんから/どんな責め苦も受ける覚悟で……」
「V5128…………」
「V5129端的に言うとね、私はNm君を責める/為に、ここに来たわけじゃないの」
「V5130あの子の最後の言葉を届けに来ただけ」
「……最後? それ、どういうこと?」
「V5131言ったでしょ、あの子はもういないって。/Wv220I10最後ってのはそういう意味」
「ぼ、僕にはさっぱり分からないよ!」
「V5132……何を興奮してるの?」
「だって……絢辻さんがおかしな事を/言い出すから……」
「V5133おかしいかな?」
「う、うん……」
「V5134なら、理解しなくてもいいわ。/Wv180I10ただ私の言う事を聞いてさえくれれば」
「そんな……」
「V5135じゃあ、伝えるわね」
「V5136『わたし幸せだった。/だからこれ以上は望まないね』Eoだって」
「V5137裏切った事を悪いと思ってるなら、/Fm2あの子の言葉……Wv250I10忘れないであげてね」
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
「V5138ん?」
「僕には……絢辻さんが何を言いたいのか/ちっとも分からないよ!」
「V5139だから理解しなくていいってば」
「昨日、僕がしたことに怒ってるのなら……/そう言ってよ」
「V5140私がすっぽかされた訳じゃないのに、/EFe9m2どうして私が怒らないといけないの?」
「絢辻さんっ!!」
「V5141興奮しないでよ。/自分が招いた結果でしょ?」
「だ、だから……その結果の意味が/僕には分からないんだよ……」
「V5142う〜ん……」
(ど、どうなってるんだよ、一体……)
「V5143仕方ないなぁ……EoFm3なら、こう考えてみて」
「え?」
「V5144私の中にあった『あなたへの気持ち』、/W45Ecそれをあの子と呼んだ……W45Eoって」
「V5145『ありがとう』EcFe4でいいのかな。/EoFe2Wv190I10あの子は幸せを感じられたんだと思う」
「V5146それなら納得できるでしょ?」
「V5147……出来たみたいね」
「V5148それじゃ、私はそろそろ帰るわね」
「V5149Nm君、よいお年を」
「待って! 待ってってば!!」
「嘘だよね……」
「嘘だって言ってよ……」
絢辻さんが言ったこと……
僕にはその真意が分からなかった。
本当に自分の気持ちをあの子と呼んだのか?
それとも他の意味があるのか?
…………。
分かったのは、自分が最悪な事をしたということ。
『彼女を傷つけた』なんて生やさしい表現だ。
僕が抱えたトラウマなんて足元に及ばない、/本当の意味での最悪の結末……
n1skx_ep03A
(う〜〜ん、これといって誰もいないぞ)
(仕方ない、ブラブラと屋上にでも……)
「V7000そうでしたか……」
教 師
「ああ、それでもいいのなら、/こっちとしては構わないがな?」
「V7001あ、はいっ。よろしくお願いします」
(あれ? この声って……絢辻さんだよな)
「ははは、そんなに喜んで貰えると、/こっちも教え甲斐があるというものだ」
「V7002ふふっ」
「V7003では、放課後に職員室へ行きますね」
「そうしてくれると助かるよ」
「V7004はい。それでは失礼します」
「絢辻さん」
「V7005あ、Nm君」
「今、話が聞こえちゃったんだけど、/先生と何か約束でもしてたの?」
「V7006ええ。いくつか質問があったから、/放課後に詳しく教えてもらおうと思って」
「あ、そうなんだ……」
「V7007それじゃあね」
「あっ、絢辻……さん……」
「……」
(先生に聞いてまで勉強するなんて、/僕には到底真似できないな……)
(やっぱり絢辻さんって……)
(おっ、あそこにいるのは……)
(高橋先生と絢辻さんじゃないか)
(二人で何の事を話してるんだろう?)
(……)
(何だか気になるなぁ。/ちょっと近づいてみるか……)
「V0101絢辻さん、今回の実力テストは/難しかったかしら?」
「V7008そうですねぇ。簡単に点を取れる問題が/Fm2少なかったとは思います」
「V0102うんうんEoFe9」
「V7009あ、でも……W45F3授業でやった内容を理解して/いれば、十分解けるレベルでしたよ」
「V0103そうよねぇ……」
「V7010Fm6それがどうかしたんですか?」
「V0104う〜ん、Eo生徒の成績がFm2ちょっとね……」
「V7011もしかして、W45EF9出来てる人と出来てない人の/差が開いてませんでした?」
「V0105Sど、W15EFe9どうしてわかるの?」
「V7012クスッ、何となくです」
「V0106はぁ……SdEoFm2絢辻さんはお見通しなのね」
「V0107なんだか問題を出してるこっちが/テストされてる気分よ……」
「V7013それは言い過ぎですよ」
「V0108本当よ?/EcF3クスッ、EoFe9まったく困った生徒なんだから」
「V7014ふふっ」
「V0109それじゃ。呼び止めちゃってごめんね。/Ecすごく参考になったわ」
「V7015どういたしまして」
「……」
(先生が……絢辻さんの意見を参考に……)
(も、もしかして絢辻さんって、/先生よりすごいんじゃないのか?)
(ううっ、やっぱり僕なんかとは、/住んでる世界が違うんだろうな……)
「う〜〜ん……」
「V0193深刻そうな顔してどうした?」
「ああ、梅原。今の授業でさ……」
「V0194おおっと、EcFe4m2勉強の事なら俺に聞いても/無駄だぞ」
「だよな……」
「V0195どうしても分かんないんなら、/絢辻さんに聞いてみりゃいいだろ」
「あ……うん。そうしてみる」
(えっと、絢辻さんは……っと……)
(ああ、いたいた……)
「ね、絢辻さん。ちょっといいかな?」
「V7016え? W45EF3あ……Nm君」
「今の授業の内容で教えてほしいところが/あるんだけど……」
「V7017あ、W45Fm3ごめんなさい。W45また今度でもいい?/ちょっと急ぎの用事があるの」
「そうなんだ……」
「V7018うん。それじゃ」
「V0196ははっ、EF2Ecフラれたな」
「梅原……」
「V0197まぁ、W30EFe9忙しいんだろうよ」
「うん……」
(……仕方ないよな。/後で先生に聞きに行くとするか)
(さて……今日はもうする事がないぞ。/さっさと帰るとするかな)
「V0198待て待て待て〜い!」
「V0199おい。聞いたか、Nm」
「……何だよ、唐突に」
「V0200最新の絢辻さんの噂だよ」
「えっ、絢辻さんの?」
「V0201どうやら、告白して撃沈した奴が/またでたらしい」
「へ〜っ、そうなんだ……」
「V0202今学期に入って、もう軽く二桁超えだぞ」
「そ、そんなに!?」
「V0203まったく……W45Eoどんな奴ならOKして/もらえんだって話だよ」
「はは……」
(う〜〜ん、人気があるのは知ってたけど、/まさかそこまでとはな……)
「V0204なぁ、Nm」
「うん?」
「V0205お前、絢辻さんとよく話してたよな、/好みとか上手く聞き出せないか?」
「え? あ……いや。無理だと思う」
「そこまで仲がいい訳じゃないから……」
「V0206そうか、そんならしゃーないな」
「話はそれだけか?」
「V0207おう、呼び止めて悪かったな」
「いや、いいよ」
「V0208そんじゃなーっ」
「好み……か……」
(それはそうと……最近の絢辻さんって、/何だか近寄りがたい雰囲気だよな……)
(あんなに普通に話せてたなんて、/自分でも信じられないくらいだよ)
「V0209なぁ、Nm……」
「梅原か、どうした?」
「V0210俺はつくづく自分の駄目さ加減を/感じたよ……」
「な、なんだよ急に……」
「V0211今、小耳に挟んだんだけどよ。/どうやら絢辻さんが全国模試で上位に/食い込んだらしいんだ」
「へ〜っ、それはすごいな」
「V0212ああ……」
「V0213成績、運動、スタイル、器量、性格。/どれをとっても完ぺきだ」
「まぁな」
「V0214それに比べて俺はなんて無力なんだ」
「……」
「なぁ、どうして比べる必要があるんだ?/お前はお前でいいじゃないか」
「V0215本当か?」
「うん」
「V0216嘘じゃないよな?」
「う、うん……」
「V0217なら、絢辻さんと付き合えると思うか?」
「それは難しい」
「V0218くっそぉぉぉぉぉっ!!」
「おいおい、落ち着けよ」
「V7019楽しそうに話してるところごめんね」
「ああ、絢辻さん」
「V7020さっきの授業の宿題プリントなんだけど、/Fm2梅原君はまだ提出してないよね」
「V0219あっ……」
「V7021もしかしてまだやってないとか?」
「V0220へへっ、ご名答!」
「お前なぁ……」
「V0221放課後までにって事で……Fm2駄目かな?」
「V7022Fm3そうね……EoF3それでいいわよ」
「V7023もし分からないところがあったら、/遠慮なく聞いてね」
「V0222了解!」
(まったく……調子だけはいいんだよな)
「V7024それじゃあね」
「なぁ、梅原」
「V0223なんだ?」
「同じクラスで普通に接してもらえるだけ/ありがたいよな……」
「V0224ああ、俺もそう思った」
「はは……まさに高嶺の花ってやつだな」
「V0225そうだな……」
「いいからプリントやっちゃえよ。/提出遅れると絢辻さんに迷惑がかかるぞ」
「V0226おっ、そうか!」
「頑張れよ」
「V0227おうともさ!」
(まさに完ぺき……だよな。/僕なんかとつり合うわけがないんだ)
(でも、やっぱり……)
(そういえば、このところ/絢辻さんと話をしてない気がする……)
(同じクラスなんだし、悩んでないで/話し掛ければいいんだろうけど……)
(しばらく話をしてなかったせいか、/ちょっと声をかけづらいんだよな……)
(う〜ん……)
(あ、そうだ。/梅原なら何か知ってるかもしれない)
(今度それとなく話を聞いてみるか)
(うん、そうしよう)
「Ti0シリアイからソエンへのルート」
「Ti0レベルダウンの為、シナリオはありません」
「その……」
「V0228Fm6あ〜あ〜皆まで言うなってんだ」
「V0229どうせ絢辻さんのFm3ことだろ?」
「うん……」
「V0230はぁ、気にしない方が身のためだぞ。/住む世界が違うんだよ」
「で、でも僕は……」
「V0231おっと、それ以上は言わせねぇ」
「梅原……」
「V0232言えばみじめになるぞ」
「V0233お前、自分で言ってたじゃないか」
「V0234最初から到底無理な話だったんだよ、/俺らみたいな凡人には」
「……」
「V0235底が見えないってのはEcFe6ああいう人の事をFm3/言うんだろうな」
「V0236全国模試上位! 運動神経抜群!/W45EcFe9おまけにあの器量だぞ」
「V0237だが! W45EF1俺は思うね、絢辻さんはまだまだ/あんなもんじゃないって」
「え?」
「V0238……悪い事は言わねぇ、EFe9やめとけって」
「V0239Ec踏み込めば踏み込んだだけ痛い目に遭う。/W45Fm3そういう女の子じゃねえかな……」
「…………」
「V0240Nmだって気付いてるだろ」
「分かった……この話はもうやめよう」
「V0241ああ、それがいい」
n0sox_me01B
n2ako_me00A
(あ、梨穂子だ)
「梨穂子、ちょっと話でもしないか?」
「V9546え、Fm3う、うん。EcF3いいよ〜」
「どうしたんだ? なんだか顔が赤いぞ?」
「V9547え!? W30EcFe9m3き、気のせいでしょ?」
「そうかな……」
「V9548いいから! W30Fm5お話でしょ?」
「う、うん」
n2ako_me00A
n2ako_me00A
(あ、梨穂子だ)
「V9549えへへ、Eo元気?」
「それよりもさ、あの時落としたお菓子、/どうしたんだ?」
「V9550EFe7m4それはその……EcFe9m33秒ルール」
「食べちゃったのか」
「V9551EoFm4す、砂もついてなかったし……/F9Ecじゃなくて、W30EoFm3他の話しない?」
n2ako_me00A
n2ako_me00A
(あ、梨穂子だ……)
(梨穂子の水着姿……キレイだったな……)
「V9552どしたの? ぼーっとしてFm3」
「え!? いや、え〜っと……」
「ヒ、ヒマならちょっと話でもしないか?」
「V9553え? EFe3いいけど……」
(な、なんとか話をそらさないと……)
n2ako_me00A
n2ako_me00A
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(あ、梨穂子だ)
「V9554ねえ、ちょっとお話しない?」
「え、うん。いいぞ」
(……う〜ん、まだちょっと緊張するな)
「V9555EFe9m4どうしたの? Fm6ちょっと顔赤くない?」
「な!? き、気のせいだろ?」
「V9556そうかな?」
(とりあえず話をそらそう……)
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(あ、梨穂子だ)
(手紙の事もあるし、ちょっと様子を見て/みるか)
「お〜い、梨穂子〜」
「V0029えへへへ」
「えっと、その……いつもここは温かくて/いい感じだよな?」
「V0006そうだよね〜」
(うん……いつもの梨穂子だな。/特に気にしてるようでもないし……僕の/取り越し苦労だったみたいだ)
「え〜と……よかったらちょっと話でも/しないか?」
「V0007うん」
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「V0026あ、おはよ〜」
「ああ、梨穂子」
「V0028ふぅ、まにあった〜」
「今日は割と余裕だな」
「V0029えへへ」
「V0031ふふっ、W45Eoそれじゃまたね」
「うん、またな」
(さて、教室に行くか)
「さて……と」
(梅原に借りてた雑誌を返さないとな。/女子もこっちを見てないようだし……)
「梅原……梅原……」
「V0316どうした?」
「これ、ありがとな」
「V0317ん? 何だこれ……」
「V0318あ〜……EcFm3はいはい、これか。/EoFe8m2……どうだった?」
「梅原がやたらと薦めてくれた理由が/よ〜くわかったよ」
「V0319へへっ、そうだろうそうだろう。ちなみに/Nmは、どの子が気に入ったんだ?」
「え? そうだな……後ろの方に載ってた/かわいい感じの子かな」
「V0320ふ〜ん……あの子か。W15EF3そういえば、あの子/ちょっと桜井さんに似てなかったか?」
「えっ!? そうかぁ?」
「V0321あれ? そうでもなかったか。/EFe9m3結構似てると思ったんだけど……W30EF4あ」
「どうした?」
「V0322Nm、ちょいと話があるんだが」
「ああ、いいよ」
「V0323よし。じゃあ……」
「あれ? 教室だと、駄目なのか?」
「V0324ここだとちょっと……EoFe9な」
「ああ、いいけど」
(ひょっとして、新作ビデオ入荷かな?)
「じゃあ場所を移すか」
「V0325ここでいいか。人も居ないし」
「で、何だ? 新しいビデオの話か?」
「V0326Fe4Ecいや、違う」
「とすると……本?/……じゃないみたいだな」
「V0327EoF1最近聞いたお前の噂ってのを、/ちょっと思い出したんだ」
「う、噂? ……悪い噂か?」
「V0328EFe9m3むしろ良い噂だと俺は思うけど。W30EF1/知らせておいた方がいいかと思ってさ」
「気になるな……。何だよ、一体」
「V0329最近、他のクラスで『Nmに彼女が/出来た』って噂がたってるんだ」
「ぼ、僕に彼女だって?」
「そんなわけ無いよ。梅原ならその辺/よ〜く知ってるだろ?」
「V0330だと思った」
「V0331EFe1mで、噂の彼女ってのは誰のことだと/思う?」
「誰って……」
(誰だろう……仲の良い女の子はいる/けど、彼女だと噂されるなんて……)
「V0332桜井さんだよ」
「は? 僕と梨穂子が?」
「V0333実を言うと、俺も何度か『あの二人って/つきあってるのか?』って聞かれた事が/あるんだ」
「え!? 聞いてきたのって……女子か?」
「V0334いや、男子Fm3」
「なんだ……」
「V0335それより、実際のところはどうなんだ?」
「実際っていわれても……」
「幼稚園の年長組からのつきあいだぞ。/そんなの恋愛対象になるわけないよ」
「V0336Nmはそう思ってるかも知れないが、/周りはそう思ってないって事だな」
「そ、そうなのか……」
「V0337Ecそれと……」
「V0338Eoひょっとしたら桜井さんは、お前の事を/『恋愛対象にならない』とは思ってない/かもしれないぞ」
「いや、さすがにそれは……どうだろう?/そんな事ないと思うよ」
「V0339でも、悪くないと思うんだがな……」
「梨穂子が彼女だなんて想像付かないよ」
「V0340そういうもんか。W15Fe4m9Ec俺にはよくわからんな」
「はは、悪いな」
「V0341EoFe9m3それじゃ俺の言ったことは忘れて、/今までどおり仲良くやってくれよ」
「長い付き合いだし、今さら何があっても/そんなに変わらないと思うぞ?」
「V0342EcF2はははっ、W15EoFe9m3なるほどな」
「でも、ありがとう。気にかけてくれて」
「V0343Ecよせやい。W15Eo俺とお前の仲じゃねえか」
「はははっ」
「V0344しかしもてる男はツラいねぇ?」
「いやいや、そんなんじゃないよ」
「V0345EcF3さて、気分を変えて明るい話題だ。EoFe8m4/実は新作ビデオを入荷したんだがな……Fm3」
「お! そっちの話もあるのか」
「V0346Fm4ああ。Fm3W30この前のはビーチだったけど、W15Fm3/今回はお風呂でな……」
(しかし、僕と梨穂子が付き合ってる/なんて噂が流れていたなんて……)
(僕たちが幼馴染と知らない人には/付き合っているように見えるのかな……)
(お、あそこに居るのは梨穂子じゃないか)
(丁度いい、梅原に聞いた話をしておこう。/僕と付き合ってるなんて噂されたら/梨穂子も迷惑かもしれないからな)
「よう、梨穂子」
「V2000やっFm4ほ〜W15EoFm3」
「ヒマか?」
「V2001う〜ん。W30EoF3普通」
「じゃ、いいか。ちょっと梅原から教えて/もらったんだけどさ」
「V2002Fm4うん」
「僕と梨穂子が付き合ってるって噂が/流れてるらしいんだ」
「V2003B70Fm4ふんふん」
「V2004で、でも、Fm3今までにも何回かそんな噂/出たことあるじゃない」
「今回は割と本気っぽい噂っていうか……」
「V2005Fm4そ、W15Fm3そうなんだ」
「幼馴染ってのもあって、一緒に居ることが/多いだろ? だからそんな噂が立っちゃう/のかなぁ」
「V2006むぅ」
(あ、あれ? 『あはは、そうなんだ。/困っちゃうよね〜』みたいな答えが/返ってくると思っていたのに……)
(困ったな……)
「え〜と……」
「……まあ、それだけなんだけど」
「V2007B100Ld……Le」
「V2008Ldん〜……Le」
「V2009それで〜EFe7m4その〜Fm3」
「うん?」
「V2010EFe9m4Nnとしては、Fm3どうなの?」
「どうって?」
「V2011Fm4私とそういう噂立てられるのって/困っちゃう?Fm3」
「えっ? ……そうだな、それは……」
・別にかまわないんじゃないかな?
・うん、そう見られるのは迷惑だな
「別にかまわないんじゃないかな?」
「V2012EF4そ、W15EF3そう?」
「梨穂子は迷惑じゃないのか?」
「V2013SEFe4m5え? W15Fm3な、何で? SdW15Fe2m3Ecそんなこと無いよ?」
「そうか。ならいいんだけど」
「V2014F2えへへへ」
「彼氏とか出来たら困るんじゃないのか?」
「V2015Fm3大丈夫だよ〜」
「僕はいやだぞ? いきなり知らない男子に/『僕の梨穂子に手を出すな』みたいな事/言われるのは」
「V2016あははははっEoFe6」
「もしそんな事になったら……」
「V2017な……W30EFe9m4なったら?」
「『こんな女のどこがいいんだよ!』って/言って逃げだしちゃうね」
「V2018え〜っ、W15EoFm6ひどいなぁFm3」
「ま、そんな心配はお互い相手を見つけて/からだな」
「V2019EcF7う〜ん……。W30F3EoW30そうだねEc」
「V2020Fe9m4Eoせっかくだから、Fm3さ。EF3二人同時に/見つけられるといいよね」
「さすがにそれは難しいんじゃないか〜?」
「V2021あくまでもFm4希望だよ〜Fm3」
「あはは。そうだな」
「うん、そう見られるのは迷惑だな」
「V2022EFe3m6え……」
「そりゃあ幼馴染だから一緒に居る事は/多いし、仲も良いけどさ」
「V2023Fm7うん」
「恋人とか彼氏とか、そういうのとは/違うと思うんだよな」
「梨穂子もそういう関係だって/思われるのは迷惑だろ?」
「V2024SEF4え? W30EF9m3う、W15う……ん」
「あ、いや。だからと言って、幼馴染なのが/イヤって訳じゃないんだぞ?」
「V2025Sd……うん」
「そういう事気にせず、/お互い今まで通り……な?」
「V2026う、W30F3Ecうん! EoFe9m4今まで通りで、ねFm3」
「後の事なんて、お互い恋人ができてから/考えようよ」
「V2027EcF3えへへ、EoFe9道のりは遠いね〜」
「何を〜梨穂子には負けないぞ」
「V2028どうせだったら……/W30EFe9m3二人一緒にできたらいいよね〜。恋人」
「ああ、それがいいな」
「V2029EcFe4……うん、W30EhFe6それがいいなぁ」
(さて、今日は何を食べようかな……)
???
「V2030いっつぁとってもくり〜み〜♪/クラブとホワイトソースです〜」
(この間の抜けた歌声は……)
「V2031かにかにかにかにかにくりぃ〜む♪/ころころころころころころするゾ」
「……なんだそりゃ」
「V2032あ、Nn」
「かにクリームコロッケ……それって/A定食か?」
「V2033EFe3m4そだよ〜Fm3。ちなみにB定食はFm4鳥の/Fm3クリスピー揚げ」
「どっちも旨そうだな……」
「ところで、A定食はどんな感じだ?」
「V2034すっごくおいしいよ〜? EoNnも/A定食にしたら?」
「……って食べてる途中だったのか」
「V2035Ecあはは、Eo水を汲みに来たとこ。/ちなみにテーブルはあっち」
「あれ? 一人で食べてるのか?」
「V2036香苗ちゃんがちょっと用事で……/EF3あ、W15F3折角だから一緒に食べようよ」
「そっか。じゃあA定食買ってから行くよ」
「V2037えへへ」
「V2038おいしいよね〜、かにクリーム」
「外はサックサク、でも中はトロトロ。/この旨さなら毎日だって食べられるよ」
「V2039今日は当たりの日だよね」
「ああ。この前の麻婆豆腐は水っぽいわ/辛いわ量が少ないわでヒドかったからな」
「V2040あはは、料理評論家みたい」
「『この麻婆豆腐をつくったのは誰だっ!』/なんてな」
「V2041やっぱり料理はおいしくないとねっ」
「味にはこだわりを持ちたいよな。/といっても……」
「自分で料理作っちゃう程のこだわりは/無いけどね」
「V2042そうなの? 私、Nnが作った料理/食べてみたいなぁ」
「キャンプで作ったカレー、食べたろ?」
「V2043小5の時のでしょ? 野菜の皮むきは/Nnがやってくれたけど……」
「V2044後の調理はほとんど私がやったんじゃ/なかったっけ〜?」
「う……そうだったかな」
「V2045えへへへへ」
「あ」
「V2046ん? なあに?」
「ほっぺ、ほっぺ」
「V2047え? ついてる?」
「V2048ん〜? えへへ、ホントだ」
「まったく、子供みたいだな」
「V2049んっ……どう?」
(うっ……な、なんか……ちょっと/色っぽい……)
「あ、ああ。とれたよ」
「V2050あはは、ごめんね〜みっともなくて」
「いや、うん。別に……」
(な、なんでドキドキしてるんだ僕は)
「V2051……? どうしたの?」
「あ、いや。ちょっとお腹いっぱいかな……/なんて、ははは」
(しまった、動揺して変な言い訳を……)
「V2052そうなんだ。じゃあそのコロッケ/貰ってもいい?」
「ああ、うん」
(よかった、気付かれなかったみたいだ)
「V2053えへへ、やった」
「V2054おいしかったよね〜」
「ん? ああ、そうだな」
(何だかさっきの梨穂子が気になって……)
「V2055二人でご飯食べるのもFm3楽しいよねEcF3」
「そ、そうだな。また一緒に食べよう」
「V2056え? W15EcF2あははっ、W15EoF3そうだね」
「V2057ふふっ、またね〜」
(……ふう、梨穂子が色っぽく見える/なんて、僕もどうかしてるよ)
(……)
(……僕も教室に戻るか)
「V0347おう、Nm」
「どうした、梅原」
「V0348あそこにいるの、桜井さんじゃないか?」
「え? どこだ?」
「V0349ほら、校庭前のベンチに座ってる……」
「あ……本当だ。って、また何か/食べてるのか……」
「V0350また……って、W30EF3そんなによく見かける/のか?」
「ああ、割とな」
「V0351Fm4W15Fm3そうか。……なるほどな」
「あんなに食べてばかりだと、太っちゃう/んじゃないかと心配だよ……」
「V0352F9なら止めてあげればいいだろ。W30Fm3Nmが/言えば桜井さんも聞くんじゃないか?」
「そうかな? でも……」
「V0353でも?」
「なんか見てると、和むじゃないか」
「V0354ああ……W30Eoそれはわかる気がするよ」
「V0355……嬉しそうに食べてるよなぁ」
「いつもあんなだよ」
「V0356へえ。昔からか?」
「そうだな。でも特に最近目立つって/いうか……気になるっていうか……」
「V0357EF3ほほう」
「だからあんなにぷよぷよ……あ」
「V0358EF4どうした」
「お菓子を落とした」
「V0359か、悲しそうだな」
「やれやれ……あ、こっちに気が付いた」
「V0360EcFe9m3笑顔で手ぇ振ってるぞ」
「ははは、能天気だな……」
「V0361さて、と」
「そろそろ戻るか?」
「V0362ちょっと購買寄るけどどうする?」
「僕は先に戻ってるよ」
「V0363それじゃあな」
「ああ」
「そうか? それじゃ、ちょっと/注意してこようかな」
「V0364EcFe4m3そうしてやれよ。/EoF3それじゃ俺は先に戻るとするか」
「え? 行かないのか」
「V0365EFe9m3ちょっと購買に行きたいんだよ」
「そっか、それじゃあ仕方ないな。/行ってくる」
「よう、梨穂子」
「V2058EoF4あれ? Nn」
「ちょっと見かけたから……今日は何を/食べてるんだ?」
「V2059EF3新発売の黒糖スナックだよ。/Fm4サクサクのFm3ふわふわでEc美味しいんだ〜」
「お、うまそうだな。……じゃなくて」
「V2060じゃなくて?」
「そんなに食べてばかり居ると、/ぷよぷよからぷくぷくになっちゃうぞ?」
「V2061Sうぇ……W30EFm4そ、そんなに食べてないよ〜」
「お菓子をかばいながら言っても、説得力/ゼロだぞ……」
「V2062SEcF6あう」
「そんなに沢山食べてると、まずい事に/なると思うんだけどな」
「V2063マズい事……!? EFe9m4そ、そうかな……Fm5」
「V2064SdF6Ecう〜……そうだよね。Fe9Eoあんまり/太っちゃうのは……ねFm3」
「うん。僕も梨穂子は今くらいが/ちょうどいいと思うからさ」
「V2065B100EFe5m4え? W30F3Ecうん! わかった」
「V2066Fm3えへへ、ありがとね。EoFe9m3心配してくれて」
「いいって、唯のおせっかいだし」
「V2067ううん。W30B40EF4あ、W30EF3それじゃさ……」
「ん?」
「V2068EFe9m3残り食べるの、協力してよ」
「う〜ん、仕方ないな」
「V2069えへへっ」
(梨穂子、いるかな?)
???
「V2070ららららふらっと、ろろろろよろっと/ふわよろふわよろお片付け〜」
(……居るみたいだな)
「こんにちはー」
「V2071はいWv15は〜い。W15EoF3あ、Wv140W30Nn」
「えーっと……先輩達は?」
「V2072Fm7うん、Fm3まだ来てないみたい」
「そっか……。/ところで梨穂子は何をしてたんだ?」
「V2073いい雰囲気の花瓶を先輩が拾ってきたから/片付けてるところなんだ」
「花瓶?」
「V2074『Fm4まだ使えるのに勿体無いから』Fm3って」
「確かに勿体無いな。立派な花瓶だし……」
「って、そうじゃなくてだな……」
「V2075なあに?」
「何で梨穂子はいつも変な歌を/歌っているんだ?」
「V2076Fm5え? W30EFe9m4また歌っちゃってFm3た?」
「自分で気付いてなかったのか」
「V2077SEFm7なんか楽しくなるとFm3ついつい/歌っちゃうんだよ〜」
(まさか無意識だったとは……/さすが梨穂子としか言いようがないな)
「V2078こう……W15EcF4自然に歌っちゃうんだよねFm3」
「幸せそうでなによりだけど」
「V2079EoFe8m4む〜。W60W7人を何にも考えてないみたいに〜」
「そ、そこまで言ってないだろ」
「V2080EcFe4m6ふ〜んだFm3」
「V0059よう。W30EcF2元気でやってる?」
「V2081あ、W30EF3先輩」
「V0028外は、W30Eo寒い……」
「どうも、お邪魔してます」
「V0060ああ、来てたのか。EF2丁度いいや、/悪いけど冷蔵庫からお茶とってくれ」
「麦茶ですか?」
「V2082あ、私がやるよ〜」
「V0061しっかし、あんたもすっかりR茶道部R2ここに/なじんで来たねぇ」
「えっ、僕ですか?」
「V2083あはは」
「V0062いいんだか、悪いんだか……」
「V0029はい、おみやげ」
「お、これは……」
「V2084『パティスリーKOBAYASHI』Wv100の/シュークリームですね!」
「V0063EoF4おお、W15EF2わかるかい?」
「V2085そりゃもう! W30EoFm4シュークリームといえば/Fm3駅前のKOBAYASHIですよ!Ec」
「V0064……」
「V0030……」
「V2086うわぁ〜W15どうしようかな〜/Wv240Fm7カスタードもいいけどバニラも/すっごくおいしいんですよね〜」
「V0065ふふっ」
「V0031Ecふふふ」
「やれやれ……」
「梨穂子……先輩達が呆れてるぞ」
「V2087EF4えっ?E」
「V2088あっ、SEcFm3すみません」
「V0066Eoいいよいいよー。どれ食べるの?/好きなの選びな」
「V2089B50SdEoFe7m4えと、W15EcF3じゃあバニラ! W15Eoいいですか?」
「V0067Ecはいはい。おあがりー」
「V0032Eoめしあがれ〜」
「V2090んふふっ、Fm4いただきま〜すFm2」
「やれやれ」
「V0068Eoあんたも食べなよ。はい、これ」
「V0033めしあがれ〜」
「あ、いただきます」
「V2091んふふふふ、おいし〜よね〜」
「確かにこれは美味しい……。/流行ってるお店なんですか?」
「V0069ああ、基本的に並ばないと買えないな」
「そうなんですか」
「V0070今日は運良く空いてたんでね」
「V0034おまじないの効果……、抜群」
「お、おまじない……ですか」
「V0071あ、そういえばさ、シュークリームの/語源って知ってるかい?」
「シュークリームの語源ですか?」
「V0072古代ヘブライ語で『シューク』は『愛』、/『リーム』には『おまじない』って/意味があってね……」
「V6183へええ〜〜」
「こ、古代ヘブライ語……。/そうなんですか……」
「V0073元々は女の子にプロポーズする時に/渡したお菓子なんだってさ」
「なるほど……為になるなぁ……」
「V0035覚えておくといい……全部嘘だから」
「V6382えっ!?」
「はっ? う、嘘なんですか!?」
「V0074くくくく……悪い悪い。確か本当は……/『シュー・ア・ラ・クレーム』だっけ?」
「V0036そう。本当はフランス語で/『クリーム入りのキャベツ』という意味」
「……今度は本当ですよね?」
「V0037バッチリ」
「な、なるほど。それにしても夕月先輩は/なぜそんなデタラメを……」
「V0075いやーNmが本気にしたら面白いかな?/と思ってさ」
「まんまとひっかかりました……」
「V3228あはは……」
「V0076あ」
「どうしたんですか?」
「V0077ねえりほっち、ほっぺほっぺ」
「V2092え? あ、ついちゃってます?」
「V2093あはは、みっともなくてすみません」
「V0078ほんとにねぇ……あ、違う違う。/右側。そう、そっち」
「V2094んっ……どうですか?」
「V0079ばっちり取れてるよ」
「……」
「V0038……うふふふ」
「V0080どしたの……あぁ、なるほどねぇ」
「V0081お〜い。何じ〜〜っと/りほっちに見惚れてるんだよ」
「V2095EoF4え、B100W30SEF5ふえぇっ!?」
「な、何言ってるんですかっ。り、梨穂子の/食いっぷりに呆れてたんですよっ」
「V0082へ〜、そっかそっか……。/EcF2そりゃ悪かったねえ」
「V0039Ecごめんごめん」
「まったくもう……」
「V2096あははは……」
(た、確かにちょっとかわいいっていうか、/そんな風に感じちゃったけど……)
(見惚れてた? ……う〜ん)
「V0083……ちょっと、Nm」
「えと、何でしょう?」
「V0084あの子さ……最近太ってきてない?」
「え? そうですか?」
(う〜〜ん)
(……別段そういう風には/見えないけどなぁ……)
「V0085あ〜、毎日見てると気がつかないか。/Fm9いや〜ちょっとまずいと思うんだよね。/……お土産買ってきておいてなんだけど」
「そ、そうですか……」
「V0086EcFe4食べてるりほっちが魅力的なのは/わかるけど、EoF2エサをあげすぎちゃ/Ecダメだよ〜?」
「な、何言ってるんですか。僕は……」
「V2097二人で何話してるんですか?Ec」
「V0087ああいや。SdW30EF2何でも?」
「うんうん」
「V2098Eo?」
「お、まだシュークリームが/余ってるじゃないか。折角だから/梨穂子が食べれば……」
「V0088……」
(う……夕月先輩にめちゃめちゃ/にらまれてる気がする……)
「……食べないなら僕が貰おうかな!/……うん! うまい!」
「V2099EFe9m5あ〜ん、P0Fe9m4W45いらないとは/言ってないでしょ〜?」
「V0040Ecあきらめる」
「V0089EcF2よしよし、ナイスインターセプト」
(う〜ん……僕的には全然太ったようには/見えないんだけど……)
(確かに、ちょっと食べすぎかな?/気をつけたほうがいいかもしれない)
(……でも、梨穂子の食べてる姿が……)
(さて、茶道部室に行こうかな……)
(あ! そうだ、茶道部室に行くなら/梨穂子に何か買って行ってやろう!)
(夕月先輩から『食べさせるな』って/言われたけど……まあ、大丈夫だよな!)
(この生クリーム入りの菓子パンが/いいかな……)
「生クリィ〜ム、生クリィ〜ム♪」
「V2100S…………」
「お、梨穂子じゃないか。/どうした、そんな顔して」
「V2101Sdいや……W30EFe9m6何かヘンな歌をうたってたから」
「え? 梨穂子じゃあるまいし、僕が/そんな事するわけないだろ」
「V2102Fm4え〜!? してたよ〜?Fm3」
「う……そうなのか? ……梨穂子のクセが/うつったのかな……」
「V2103それより、何かゴキゲンな感じだけど/何かあったの?」
「あ、そうだ。梨穂子に用事があったんだ」
「V2104Fm4ん? なぁに?」
「これをあげよう」
「V2105EF4え?」
「V2106EFe8…………」
「どうした?」
「V2107う〜……」
「V2108EcFm4最近太ってきたからやめとくFm6」
「せ、折角買ってきたのに!? 何で!?」
「V2109『何で』って……それはこっちの/セリフだよ〜!」
「V2110EcFe6m4昨日の夜お風呂上りに、体重計から/EoFe9m6すごく悲しい結果を伝えられたばかり/なんだから〜」
「増えたって事か?」
「V2111あうっ……W30ストレートに言わないでよ、/W30も〜……」
「V2112EFe8m4とにかく!W30EFe8m6 そんなだからしばらくは/甘いもの禁止! Fm4ダイエット!」
「えぇっ……」
(梨穂子が甘いものを食べる姿が見たくて/パンを買ってきたのに……)
「V2113もぉ〜……EoFe9m4Nnも止めてくれれば/よかったのに〜……」
「そ、そんなこと言われても……」
「V2114とにかくそういう訳だから。W30Fm3またね」
「あ、おい……このパン! 梨穂子の好きな/甘いのだぞ! どうするんだよ!」
「V2115知らない! 食べちゃってよ!」
「食べ……」
「行っちゃったよ……」
(ま、梨穂子の事だ、ダイエットなんて/そんなに長くは続かないだろ……)
(仕方ない、パンの始末をするか)
(う……このパンものすごく甘い……)
(あれ? ドッジボールやってる人達/今日は居ないなぁ)
(毎回良い勝負をしているから、/見物するのが楽しみだったのに……)
(……ヒマだなぁ……)
(……あれ?)
(校門に居るのはひょっとして……/梨穂子のお母さんじゃないか?)
(やっぱりそうだ。間違いないや)
「どうも、こんにちは」
桜井母
「ああ、よかった。/丁度いい所に来てくれたわ」
「どうしたんですか。……ひょっとして、/梨穂子がまた忘れ物とか……」
「そうなのよ〜。りほったらもう……」
「ごめんなさいね〜、困ってるでしょう?/本当にね、毎朝注意をしてるんだけど/ちっとも忘れ物がなくならないのよ〜」
「あははは」
「それでいつもNnちゃんに/迷惑かけちゃって、ホントにねぇ〜」
「いや、全然平気ですよ」
「そうねぇ、そういって貰えるのが/せめてもの救いだわ、はぁ、まったく」
「あんなんじゃ彼氏とかできないんじゃ/ないかしら。どう? そんな様子ある?」
「い、いえ、よくわからないです……」
「ああ、でもNnちゃんが居て/くれるから。よければ、ねえ?」
「あ〜、えっと……今日は何の用事で?」
「あ、そうねそうね。忘れ物を届けに/来たのよ」
(これって……水泳用具の袋だ)
「あの子水泳の補習受けてるんですって?」
「そういえば泳ぐの苦手でしたっけ」
「まったく、『お母さん、明日水泳だから/バスタオル忘れないでね!』なんて言って/本人は丸ごと忘れちゃうんだから」
「ま、そんなわけだから」
「え、と。これを梨穂子に渡せば/いいんですね?」
「そうそう、そういうこと。頼んだわよ」
「はい、わかりました」
「いや〜、助かったわぁ。職員室まで行くの/結構気恥ずかしいもの〜」
「それじゃ、またね。たまには昔みたいに/遊びにきてね」
「ええ、そうですね。たまには」
「じゃ、よろしくね〜」
(あいかわらずよく喋るなぁ、梨穂子の/お母さん)
(梨穂子の水着、か。今日の補習の前には/梨穂子に届けないとな)
(さて、梨穂子に水着を届けてやらないと)
「あ、すみませ〜ん。桜井さんはいますか」
「V0054ああ、EF3桜井ならプールに行ったよ。/補習受けるとかで」
「水着もなしでどうするつもりなんだか」
「V0055Sえ? EFe3桜井ってば水着忘れちゃったの?」
「まさか、水着ももたずに補習に行くとは/思わなかったよ……」
「V0056SdF3Ecさっすが! EoFe9桜井は一枚上手だよね」
「昼休みに桜井のお母さんからこれを/預かってさ」
「V0057あははっ。EoFe9そうなの?」
「V0058EoFe9m3じゃあ、早く持っていってあげなきゃ。/Fm4きっと『EFe6どぉしよぉW15〜』EcF3とか言ってるよ」
「だよね。じゃ、ちょっと行って来るよ」
「V0059はいは〜W10い」
(もうプールに行ってるとは……/やれやれ……)
「あ、いたいた」
「V2116Fm4どうしたの? Fm3Nnも補習?」
「いや、違うぞ」
「V2117EF4え? W15じゃあEF3どうしてここに?」
「ほれ、お前の水着だ」
「V2118あれ? W30EFe9m4私、教室に忘れてた?」
「V2119Ldう〜ん……LeW10EoFe7m6だとすると……」
「梨穂子のお母さんが届けに来たんだよ」
「V2120え! W30P3Fe9m4EcW30Sあいたたたた……」
「僕が通りかかったからよかったけど、/職員室まで届けられてたら大事だったぞ」
「V2121SdEoFe9m4先生にバレたら、Fm3怒られちゃうよね〜」
「いいから、早いとこ着替えて来いよ。/僕はもう帰るぞ」
「V2122EFe3m4あ! W30Fm3折角だから、ちょっとコーチを/していってよ」
「コーチ? 僕が?」
「V2123だってFm3Nnは泳ぐの上手じゃない」
「普通に泳げるくらいだけどな」
「V2124EFe9m4ちょっと見てくれるだけでいいから〜W10……W30/EcF9おねがいっ!」
「わかったわかった」
(僕がアドバイス出来るとも思えないけど、/見るだけでいいって言うならいいかな?)
「V2125じゃあFm3Ec着替えてくるね〜」
「V2126おまたせ〜っ」
「お……」
(これは……W45なかなか……)
「V2127Fm4ど、W15どしたの?Fm3」
「あ、いや。なんでもない」
「V2128Ecえへへへ、P0F3W30じゃ、W15ちょっと泳いでみるからEoFe9m4/ちゃんとFm3見ててね〜Ec」
「ああ、わかった」
「V2129じゃ、いくね〜」
「飛び込まないのかー」
「V2130だめだよそんなの、怖いもん〜」
「そうかー」
「V2131じゃ、泳ぐよ〜」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2スィーッ……
(ほう、これは……)
Ti0Ts1/Ts2        Ti2……バシャン!
「V2132ぷぁっ……」
(これ……は)
(プールの監視員が見たら、きっと頭を/かかえちゃうだろうな)
Ti0       Ti2……ぺたバシャン!/Ti0       Ti2……ぺたバシャン!
(泳いでいるんだか、それとも溺れて/いるんだか……)
(流石、補習を受けるだけのことはあるな)
(それにしても……)
(梨穂子の水着姿……不覚にも/ドキっとしてしまった)
(水着を着ている梨穂子を見るのは/いつ以来だったかな……)
(中2の時にクラスが一緒だったから……/3年前か)
(こうして見ると、結構かわいいというか/なんというか……)
「LdV2133ねえ……ねえ……Le」
「V2134McLeEoFe9m4ねえってば」
(Ts3うおっ!?/も、妄想の梨穂子から声が!?)
「うわあっ!」
「V2135わっ! W30EFe9m4……W15Fm3何!?」
「いや、ちょっと考え事をしてただけだ」
「V2136Fm6そうなの? W15EF3ちゃんと見ててくれた?」
(う……いかん、さっきの妄想のせいで/まともに見れない……)
「泳ぎ方はチェックしていたから大丈夫だ」
「V2137どうだった?Eo」
(ううっ、そんなにまっすぐに僕を/見ないでくれ)
「そうだな……やっぱり、泳ぐのヘタだな/と思った」
「V2138そうだよね〜W10W15やっぱり……Ec」
「V2139う〜ん、どぉしよぉ〜」
「泳ぎの上手な人に、教えてもらうと/いいと思うんだけど」
「V2140EFe9m4知り合いにそんな人いないよ〜Fm3」
「そうか……」
男教師
「おーい、補習受けてる者、集合!」
「V2141あ……W15EF3先生来たから、W15Ecまたね」
「あ、うん」
「ほっ……」
(……それにしても、梨穂子も結構出るとこ/出てるっていうか……その……)
(いかんいかん、あいつは梨穂子だぞ。/梨穂子の水着姿でドキドキするなんて、/そんなこと……)
(ちょっと頭を冷やしてから帰ろう……)
(ん? 電話だ)
「V0034にぃに〜っ! 電話〜!」
「はーい、今行くよ」
(一体誰だろう……)
(……あれ? 美也がいない。/ん、廊下がちょっと湿っぽいぞ……)
「おーい、美也〜?」
「V0035お風呂の途中なの〜!/いいから電話に出て〜」
(……なるほど、/それで廊下がちょっと濡れてるのか)
(っと、それどころじゃない電話電話)
「はい、もしもし」
???
「V2142あ、もしもし?」
「ああ、梨穂子か。誰かと思った」
「V2143『誰かと思った』じゃないよ〜」
「なんだ、こんな時間に」
「V2144忘れてることがあるでしょ?」
「忘れてること?」
「V2145ほら、昼休みにウチのお母さんに/頼まれた……」
(昼休みに頼まれた……?)
「あ!!」
「V2146んも〜しっかりしてよね〜」
「ああ〜水着! 忘れてた! すまん!/ごめんなさい!」
「V2147おかげで、今日の水泳の補習/受けられなかったよ〜」
「そっか……本当にすまない」
「V2148いや、すまないじゃ……/え? 何、お母さん? 今電話中……」
「V2149ちょ、ちょっと待ってね」
(……)
(何を話してるんだろう……)
「V2150あ……んぅ。えーと、元はといえば/私が水着忘れたのが悪いんだよね」
「いや、僕が……」
「V2151えへへへ、じゃあ、おあいこで」
「そうか? う〜ん、悪いな……」
「V2152それで、水着なんだけど……」
「僕の机の上に置きっ放しだったと思う」
「V2153机って、学校の?」
「ああ」
「V2154それじゃ、明日取りに行くね?」
「先に着いたら勝手に持っていってくれよ」
「V2155うん、わかった」
「はいはい」
「V2156それじゃ、また明日ね。おやすみー」
「うん、おやすみ」
「V0036りほちゃん、何だって?」
「ああ、今日の忘れ物のことでちょっとな」
「V0037ふうん……W45EF4あ、W30EF3お風呂あいたよ?」
「ああ、それじゃ僕も入るとするか」
「V0038あ! EFe8m4左の方に置いてあるシャンプーは/みゃーのなんだから、Fm3使っちゃダメだよ」
「わかったわかった」
(う〜ん……うっかりしてたなぁ……)
(今日はなんだか調子がいいな)
(テレビの占いも全体的にマルだったし/きっと何か良い事が……)
「V0366おいおいおい、大変だぞ!」
「ど、どうした梅原」
「V0367はぁ……お前は相変わらず危機感に/欠けてるな」
「いいから何が大変なのか教えてくれよ」
「V0368おっとそうだった。/EF1……いいか。落ち着いて聞けよ?」
「何だよもったいぶって……」
「V0369その……お前……」
「V0370女子の水着盗んだって本当かFm1?」
「そ、そんなわけないだろ!」
「V0371本当か? Fm3俺は何があってもお前の味方/だから正直なところを話してくれ!/信じてるからよ!」
「……信じてくれてるならそんな噂を/鵜呑みにしないでくれよ……」
「V0372そ、そうだよな……。EoFm3幾ら飢えていても/そんな事するような男じゃ無いもんなEcF2」
「…………おまえなぁ」
「V0373とっとっと、そんなおっかない/顔しないでくれよ……悪かったって」
「はぁ……。/で、なんでそんな噂が立つんだよ」
「V0374何でも早朝に教室を見回っていた先生が、/お前の机で水着入れを見つけたらしいぞ」
「えっ……」
(それって……梨穂子の水着入れだ!)
「V0375片付けがなっとらん! と水着入れの/名前を確認したら座席表と名前が違う!/しかも男子の席に女子の水着が……」
「V0376と、まあそういう訳だ。/P0F1EoW45まだそれほど噂にはなってないけど、/EFe9早いとこなんとかしないとヤバいぜ」
(ど……どうしよう!/素直に言えば何とかなるものなのか?)
(こういう時は……)
・水着の持ち主、梨穂子にこの事を伝えないと!
・先生に事情を説明しに行くぞ!
・逃げよう。信じてもらえるわけがない……
「よし、とりあえず梨穂子を捜そう!」
「V0377何で桜井さんを?」
「細かい説明はともかく、あれは梨穂子の/水着なんだよ」
「V0378そ、そうなのか!?/SdW30EcF6……ってこたぁアレは桜井さんの/Fm3うっかりのたまものか」
「いや、今回は僕が悪いんだよ……」
「くそう……居ないな……」
「V0379おい! 連れてきたぞ!」
「V2157Sな、W30EFe9m4何がどうしたの〜Fm3?」
「ああ梨穂子。実はだな……」
「というわけで先生にワケを話しに/行かなきゃダメなんだ。/一緒に行ってくれないか」
「V2158Fm4そんな大変な事になってたんだ……」
「V2159Fm3そういう事なら急がないとね!/行こ! Nn」
「え? あ、ああ!」
「V2160よかったね、EoFe9わかってもらえて」
「誤解だってわかっていても、職員室に/入る時は生きた心地がしなかったよ……」
「V2161Ecあははは……」
「梨穂子、迷惑かけてすまなかったな」
「V2162どってことないですよ」
「V2163いつもは私のほうが迷惑かけてるんだしFm3、/W30Fm4元はといえば私が水着を忘れたのが/EcFm3悪いんだしね」
「まあそうだけど……すっきりしないなぁ」
「V2164そう? EFe7だったら〜/W30……EcF3アップルジュース1杯でどうかな?Fe2Eo」
「よしよし、お安い御用さ」
「V2165えへへ。じゃあ飲みに行こ?」
……というわけでなんとか事態は収まった。
梨穂子のお陰で色々と説明する手間も省けたし……/それでも色々と注意は受けたけど……。
「完全に誤解なんだ、話せばきっと/先生もわかってくれるよ!」
「V0380そうか。W15P1Fm3W30それじゃ行くとするか」
「梅原……! 一緒に行ってくれるのか!」
「V0381あったりまえだろ?/戦友のお前をEcほっとけるかってんだ!」
「お前が居てくれれば100人力だよ!」
「V0382よし! 行くぞ!」
「V0383…………よかったなFm3」
「…………ああ、サンキュー梅原」
「V0384Fm6かなり古いことまでひっぱりだされて、/注意されちまったなぁ……」
「二人で色々やってるからなぁ……」
「……ともあれ助かったよ。何かお礼を/しなくちゃな」
「V0385気にするな……って言っても/聞かないんだろ? P0EcF2W45わかってるって。/よし! W15EoF3こないだ買ったあの本でいいぜ」
「な、なにっ!」
(最近のお気に入りだったのに……!/でも仕方ないよな……うん)
「よ、よし! 梅原が泣こうがわめこうが/プレゼントするから覚悟しろよ!」
「V0386あっはっは、そいつぁ怖ぇや」
梅原のお陰でなんとか誤解はとけたけど……。
二人セットで普段の生活態度やら成績やらを/散々怒られてしまった。
「ごめん……僕はもうダメだ……」
「V0387え? W30EFe9ちょ、W15Fm9ちょっと待てよ」
「ダメだよ……信じてもらえっこない」
(そうだ……信じてもらえるわけがない/小学校の時も似たようなことがあって/それで僕は……)
「梅原……」
「V0388大丈夫か、顔色悪いぜ」
「ごめん、ちょっと一人にさせてくれ」
「V0389おいおい、W15EFe9m3このまま放っておくのか?」
「……ごめん!」
「V0390あ! W15EFe8m1おい!」
「はぁ……はぁ……」
(なんだか教室が騒がしかったけど、/もういいや……)
(いつものように、ここに居れば……)
(きっと時間が解決してくれる……)
(…………)
(……)
時間は何も解決してはくれない。
僕はその事を思い知っていたはずなのに……/また、逃げてしまった。
あの日、梅原の「俺は俺なりに頑張る」っていう/意気込みを聞いて、考え方を変えたはずなのに。
梨穂子にも、梅原にも迷惑をかけて……。
やっぱり、逃げるべきじゃなかった。
逃げ出した僕に言いたい。/その選択は間違っているんだって……。
次からは忘れ物に気をつけないとな……。
(さっきの授業には参っちゃったな……)
(一時間中に3回も当てられるなんて……)
(何か先生に目をつけられるような事を/しちゃったかな……)
女子A
「ちょっといいかな」
「え……僕?」
「ここだとちょっと人目につくから、/付いて来てもらえるかな?」
「う、うん。いいけど……」
(人前で話しにくい事? 一体なんだろう。/ひょっとして……?)
「連れてきたわ」
「あ……れ……? これは……」
(10人以上……しかも女子ばかりだぞ。/これは一体……)
/        ひそ……ひそ……
(こっちをちらちら見ながら何かささやき/あってるよ……)
(万が一にも女の子から愛の告白なんて事は/無さそうだな……)
女子B
「遅いんですけど」
「あ、いや……すみません」
「あ、謝った。やっぱりあんただったのね」
(え? 『謝った』って? 何のことを/言っているんだ……?)
「いや……ごめん。何の話かさっぱり……」
「はぁ? 今更とぼける気?」
「謝ったって事は、認めたって事でしょ?」
女子C
「やっぱりそうだよね?」
(何の話をしているのかさっぱり/わからないけど……)
(どうやら事態が悪い方に向かっているって/事だけは、感じ取れるぞ……)
「ちょっと、聞いてるの!?」
「う、うん」
「で、どうなの。カヨコちゃんに/あんな事して、反省してるの!?」
(か……かよこ? 知らない名前だ……)
「えっと、カヨコさんって……誰ですか?」
「ハァ!? ほら! あそこに居る子よ!」
「あの子のスカート、覗いたでしょ!」
「ええっ!! し、知らないよそんな事」
「はぁ? またとぼける気?」
「さっき認めたでしょ?/だから謝ったんでしょ?」
「だよね? そうだよね?」
「さっきは……/その、君達に『遅い』って言われたから、/それについて謝っただけで……」
「何言ってんだかさっぱりわからない!/したんでしょ? どうなの!?」
(うう……判らないのはこっちだよ……)
「いいから、ちゃんとあの子に謝ってよ。/『悪いことした』って」
「で、でも僕には心当たりが無いよ」
「しらをきるつもり? 最っ低」
「いや……そうじゃなくて……」
Ti0         Ti2ヒソヒソ……/Ti0         Ti2やっぱり……/Ti0       Ti2へぇ……なるほど……
(う……完全にアウェイだ……)
(何故だろう、たくさんの女の子に囲まれる/夢のようなシチュエーションなのに、/ちっとも嬉しく無いよ……)
「みんな、聞いて」
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ざわっ
「やっぱり、こういうのって許せないと/思うの。だからここできちんと謝って/もらいたいと思うんだけど、どうかな?」
女子D
「さんせ〜い」
女子E
「私にも謝って欲しい!」
「その通りだと思いま〜す」
(うう……これじゃまるで宗教裁判だ……)
「あ、ひょっとしてこの前のアレも……」
「え〜? そうかも〜」
女子F
「私もこの前覗かれてたかも〜」
(……頭がくらくらする……もう彼女達が/何を言っているんだかわからなくなって/きたよ……)
「決まりね! あんたは有罪! これから/先生に言いつけに行くから!」
「V2166ちょっ……ちょっといいかな?Fm3」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2…………?
「なに? 取り込み中なんだけど」
「V2167Fm4え……W30と、Fm3W45何でもめてるの?」
「この人が私の親友のカヨコに/スカートめくりしたの!」
「ちょ、ちょっとまってよ。/さっきは『覗いた』って……」
「覗いたんだ! やっぱり!」
「そ、そうじゃなくて……」
(ダメだ……さっぱり話が通じない……)
「今の、あなたも聞いてたわよね?/チカンよ! こいつ!」
「V2168EF4え?」
「ほら、信じられないでしょ?/ありえないよね」
「V2169うん……信じられないよ……W90Ecだって、/W45EoFe9m4Nnがそんな事するわけないもんFm3」
(り……梨穂子……!)
「V2170私の知ってるNnは、絶対そんな事/するような人じゃないから」
女 子
「はぁ?」
「V2171Fm4それって何かの間違いだよEcFm3。W45EoFm4人違いとか、/Fm3誤解とか……」
「え〜〜?」
「V2172Fm4覚え……Fm3ないんだよね?」
「あ、うん。僕はそんな事してないよ」
「え? だってあんたさっき……」
「V2173SEF4ちょ、W30EFe9m3ちょっとまって。SdP2F6W45う〜ん……/その時の事、詳しく教えて欲しいん/だけど……」
「え〜? まぁいいけどさ」
「だからね、この前……」
「……って事よ」
「V2174なるほどなるほど、その時Nnは?」
「その時? 確かに僕はテラスに居た。/それで、ラーメンを……」
「ほらね? だからそれはさぁ?」
「V2175そこがワナなんですよ〜。それはつまり/誰も見てなかったって事でしょ」
「う〜ん……確かに」
「じゃぁ、さっき言ってた……」
「V2176それはまた別の話でしょ? だから……」
「V2177ね? ほらFm3、やっぱり誤解だよ〜?」
「あ、本当だ」
「え〜? 何〜まぎらわしい……」
「そういう事は最初から言ってよね」
「ほんとほんと」
「だってそれは……」
「V2178EFe6m4そっちも思い込みで決め付けてFm3たんだし/W30EFe9m4ちゃんとNnにあやまってよFm3」
「そりゃそうだけど……」
「だって……ねぇ」
「だよね」
「いや、もういいよ梨穂子。僕の誤解も/解けたみたいだし」
「やっぱり、きちんと『僕じゃない』って/言うべきだった」
「V2179EFe9m4……W30NnがいいならFm3それでいいけど」
「…………」
「うん。悪かった、ごめんね」
「ごめんなさい」
「ゴメン。でも、もっとハッキリしてよね」
「あなた、名前は?」
「V2180SEF4わ、私? SdW15P1W45B組の桜井です……」
「桜井さんね、なんか気に入っちゃった。/出会いは最悪な感じだったけど……/これからはよろしくね」
「V2181SdEcFe9m3えへへ、Eoこちらこそ」
「ごめんね、それじゃね。おわびに今度/ご飯一緒しよ?」
「V2182EcF3うん、W15りょうか〜い。EoP3W45またね〜Eo」
「……」
「V2183……W10EoFe9m3」
「ふぅ……助かったよ。ありがとう梨穂子」
「V2184EcB100えへへ。EoFm9いいよ〜Fm4そんなの。/Fm9いつも助けられてるからFm3」
「しかし、すごいな梨穂子」
「V2185EF4え?」
「僕のピンチを救うだけじゃなく、/あの子達とも仲良くなっちゃうなんて」
「V2186EFe9m4そ、そう?Fm3」
「あ……そういえば……」
「V2187EF4え?」
「……そういえば、昔似たような事が/あったっけ」
「僕が女子の筆箱を隠したとか隠してない/とか大騒ぎになって」
「V2188あ……W30EFe6m3うん、大変だったよね」
「学級会で吊るし上げられてさ、僕は必死で/『誤解だ、間違いだ』って……」
「先生さえ、信じてくれなかったのに……」
「あの時も……梨穂子だけが僕の事を信じて/くれたんだよ」
「V2189EFe9m4だって……P3Nnがそんな事をする訳/ないってFm4信じてたからEc」
「V2190Fe9m3信じてよかったな〜ってEo思ってるよ」
「梨穂子……」
「V2191Ecえへへ、EoW45Fm4困ったことがあっても大丈夫Fm3。/私が守ってあげるからEc」
(…………梨穂子)
「普段はぼ〜っとしてるのになぁ……」
「V2192え〜〜っ」
「V2193何だか遠い目をしたと思ったら、/突然何〜?」
「ああ、ゴメン。/いや、感心してたんだ、本当だよ」
「V2194EFe8m4そうなの〜? W30EFe9m4だったらFm3いいけど」
「うん。本当にありがとう、助かったよ」
「V2195Ecいいってば。P2E0F3W30それじゃ、またね」
「うん。またね」
(忘れちゃってたな、大事なことなのに)
(あの時も梨穂子のおかげで誤解が解けて、/学校でも普通に過ごせるようになったん/だよな……)
(梨穂子が居てくれたからだよ……)
(からかってばかりじゃなくて、もう少し/梨穂子を大事にしてあげないといけない/よな……)
(本当にありがとう、梨穂子)
(ふぅっ……)
(ああ〜……冷気が目にしみる……)
(冬の屋上ってのもいいもんだな)
(澄み切った空気の中で遠くの景色を/見ていると、心も澄んでいく感じだ……)
???
「V2196ららら冬のそ〜ら〜♪/ふふふ冬のそ〜ら〜♪」
(この間の抜けた歌声は……)
「やっぱり梨穂子か」
「V2197EoF4あ、Nnっ」
「……って。また、何食べてるんだ?」
「V2198チョコレート。W30イチゴの果肉が入ってて/Ec美味しいんだ〜」
「はあ……」
「V2199B60EoFe9m4ど、どうしたのよ〜」
(梨穂子のこと、ちょっと見直したのに/なぁ……)
「いや……いつ見ても何か食べているな、/と思ってさ」
「V2200え、EFe8m4W45Sそんな毎日食べてばっかじゃ/ないよ〜」
「そんな事だと、/こ〜んな風になっちゃうぞ」
「V2201EF6うう〜W30Ecそんなに太ってない〜」
「物を食べてる姿は幸せそうでなにより/だけどさ……」
「V2202SdEcFe9m3えへへ……W45EoFm4だってEcFe4しあわせなんだもんFm3」
「やれやれ……」
「お兄さんは、ちょっとあきれちゃったよ」
「V2203EcFe3m2にししし〜。W45EoFe2m3美也はそんなことじゃ/へこたれないもん!」
「それって美也の真似か? 似てないなぁ」
「V2204EFe9m4そ、そうかな? EcF3えへへ……」
(何だかいつも通りの梨穂子だな……。/ついついからかっちゃうけど、やっぱり/話をしてると安心するよ……)
「……」
「V2205EoFe6m7……」
「V2206EF4あ、W30EF3そういえば」
「ん?」
「V2207NnFm4は〜今、Fm3好きな人っているの?」
「な、何だよ突然」
「V2208B100SEF5え、W30EFe7m4え〜と。W45EF4と、W30突然だった?EcFe9m3」
「うん、割と」
「V2209SdEoFm7う〜ん」
「で、何でそんな事聞くんだ」
「V2210な、何でって……W45EFe7m9え〜とSd」
「え〜と?」
「V2211Fm4ク……W45EF3ラスの子に聞いてって言われたMo、/W45McFe9Ecかな?」
「何! 誰だ? かわいい子か?」
「V2212EoF5え! W30EFe7Fm4あ〜、Fm3かわいい? Fm4え〜と……/W15P3EcF9W45ヒミツにしておいてって言われてるから」
「そうか。ま、いいや」
「V2213EoFe9m4で、W30Fm3どうなの?」
「そうだな、ちょっと気になる子がいる/……って感じだ」
「V2214ふうん、W30Fm3そっか、W30EcFe9m3そうなんだ」
「ちゃんと伝えておいてくれよ?」
「V2215EoF4え? W30伝えるって?」
「え? じゃないだろう。僕の事が/気になっているっていう女の子にだよ」
「V2216あ、そうだっけ。W30F3Ecうん、大丈夫。/ちゃんと伝えた。W50EoF5じゃなくて、/W15SEcFe9m3伝えておくから」
「本当に大丈夫かな……こいつは……」
「V2217Fm9えへへへへへへ」
「ふう。仕方ないな、梨穂子は」
「V2218じゃ、じゃあ伝えに行って来るね」
「はいはい」
(はははは……)
(しかし、『好きな人っているの?』なんて/聞かれるのは悪い気がしないな……)
(梨穂子のクラスの子……?/一体誰だろう……)
(しかし、梨穂子にも好きな人なんて/居るのかな……)
(……梨穂子に彼氏……か)
(う〜ん……なんだか眠いな……)
(ちょっと新鮮な空気でも吸ってこよう)
「V0391お、W30EF3どこ行くんだ?」
「ちょっと屋上に行こうかと思って」
「V0392眠気覚ましか? Ec俺も付き合うよ」
「V0393はぁ〜っ……W30目が覚めるぜぇ……」
「あはは、梅原も眠かったのか?」
「V0394EoF3教室は暖かい方がいいけど、/たまには換気して欲しいもんだ」
「でも、寒がりの人からのブーイングが/凄いことになると思うよ」
「V0395はははっ、違いない」
「V0396最近、桜井さんはどんな感じだ?」
「なんだよ急に……いつも通りだけど?」
「V0397そうか」
「いきなりどうした?/何だってそんなこと聞くんだ?」
「V0398EFe6いや、彼女は男子に人気があるからな、/EFe9m7彼氏とか出来たんじゃないかと思って」
「え? 梨穂子が? 人気があるって?」
「どの辺りに、人気の要素があるんだ?」
「V0399EcF2ははっ、W30EoFe9m3ずっと一緒に居ると、案外気が/付かないもんかもしれないな」
「V0400優しくて屈託の無い性格、Fm4ちょっと/ぽっちゃり気味な身体。W30Fm3そして……」
「……」
「V0401Fe8Eoそして、食事中に見せる、/なんとも言えない色っぽさだ!」
「それは……」
(確かに、食べてる時の梨穂子にはちょっと/ドキっとした事もあったけど……でも、/そんな事に気付く人が僕以外に……?)
「でも、それは見方の違いだと思うぞ」
「V0402ん? どういう事だ?」
「屈託が無い、ではなく能天気……。/ぽっちゃりと言うよりは、やや太り気味の/ぷよぷよボディ……」
「と、いうよりもだな、いつ見ても何か/食べてる様な女の子だぞ。一体どこが/人気なのかわからないよ」
「V0403EcFm3はははっ、なるほどな……」
「V0404いつ見ても何か食べてる? 本当にそんな/事ってあるのか?」
「ああ、いつも、いつでもだ」
「V0405例えば?」
「この前は階段でチョコを食べてたし、/その前は屋上でクッキーを食べてた」
「V0406ほぉ」
「こんな調子で、ほぼ毎日どこかで何か/食べてるのを見かけるぞ」
「V0407EF4そんなに!? すごいな」
「だろう? 仕方のない奴だよ、まったく」
「V0408まったくだ……/仕方のない奴だよお前は……」
「え? な、何でそうなるんだよ……」
「V0409EoFm3それだけNmは桜井さんの事を/見ているって事だろう?」
「えっ」
「V0410幼馴染ってだけじゃ、そこまで気にして/見ないだろ」
「そ、そうか? そんな事ないよ」
「V0411意識してるから、いつでも視界に/入ってしまうんじゃないのか?」
「う……」
「V0412EcFe4そして何より……」
「な、何だよ」
「V0413EoF3耳まで真っ赤だぞ?」
「ええっ! 嘘だろっ梅原っ!」
「V0414はははっ、そんなに慌てるなよ」
「いや、その……」
「V0415EoFe9m3俺が言いたいのは、自分の気持に素直に/ならないと、折角のいい子を横取りされる/かも……って事だ」
「V0416Fm4お前が気付いていないだけで、桜井さん/狙いの男子は、Fm3案外居るんだからな」
「V0417自分が桜井さんの事をどう思ってるのか、/落ち着いて考えてみた方が良いと思うぜ」
「V0418EcF4じゃ、そういう事でFm3」
「あ、おい……僕は……」
「僕は……」
(僕は……)
(確かに近頃は、偶然出会うって言うよりも/自分から梨穂子に会いに行っている……)
(それに、梨穂子が他の男子に人気だって/言われた時の、この気持ち……)
(僕は、どうしたいんだろう……/梨穂子と、どうなりたいんだろう……)
(自分でもわからないや……)
(…………)
(でも……ひょっとしたら僕は、梨穂子の/ことを……?)
(梅原にあんなことを言われてから、/梨穂子の事が気になって仕方ないよ……)
(幼馴染の梨穂子……か……)
(でも……確かに一月前までは、/茶道部室なんかに近寄りもしなかったな)
(最近ここに来るようになったのは、/梨穂子が茶道部員だからって理由で……)
(梨穂子はいいヤツだとは思うけど……/そういう関係になるもんなんだろうか?)
(そう、恋人同士みたいな……)
「V0090おお、EFe2入部希望者か?」
「V0041いらっしゃーいEo」
「ええっ、ち、違いますよ」
「V0091わかってFm2るって。W30EoF2ま、よっていきなよ」
「V0042EF3お茶とか、出す」
「は、はあ……」
「V0092はい、麦茶」
「あの……ここって茶道部なんですよね?」
「V0093EFe2m6そうだけど、Fm9何か?」
「いや、お茶をいれてるところを/見たことがないもので……」
「V0043お茶は、R点R1たてる」
「あ、はい」
「V0094EcFe4m1それは、Fm2タイミングの問題だよ」
「V0095EoFe8m2あんたが、きちんと部活をしていない時を/狙って来るからね」
「いや、狙ってるわけでは……」
「V0096Ldクククッ、LeEoF9そりゃそうだろ。冗談だよ」
「V0044EoFe1m7あったりめーだーFm1」
「……」
(……ま、間が持たないな)
「……先輩達と梨穂子以外の部員って、/ほとんど見かけないんですけど……」
「V00971年はかけもち部員だけなんだよ」
「V0045副業って事だ」
「な、なるほど。大変ですね」
「V0098来年はFm2どうなる事かねぇ……」
「V0099……」
「V0046……」
「あ、あの。最近、梨穂子はどんな感じ/ですか?」
「V0100EFe4m6へ? Fm7りほっち?」
「V0101EF7最近、ねえ……W30P1F3W45なんでまた急に?」
「いえ……ちょっと気になったもので……」
「V0047ちょっと……ほうほう」
「V0102気になった……Fm7ふ〜んFm2」
「な、なんですか?」
「V0103あれなの? あんたら付き合ってるの?」
「ええっ!?」
「い、いや。幼馴染ですよ、ただの」
「V0104Fm4へ〜え。EcF4ただの幼馴染ねぇ……」
「V0105ならいいけど。EoFe9m2りほっちは、結構男子に/人気みたいだからねぇ」
「ほ、本当ですか?」
「V0106EcFe4m9クラスの男子に、Fm7『お前の部の後輩/結構かわいいよな? 彼氏とかいるの』/Fm1とかEoFe2m6聞かれた事あるよ」
「ええ!? か、かわいい?」
「V0107EF8私の方がかわいいっての。W30私だって/彼氏いないっての、W30バカにしてんのか!」
「V0048Ecろんりー」
「い、いやそれは僕には……」
(そうか……梨穂子って3年生からも気に/掛けられているんだ……)
「V0108EcFm7ふん、W30Fm1まあいいや。EhF2/確かにあの子はかわいいよねえ」
「V0049私の次くらいにね……クククEh」
「V0109EcW4Eo特に、なんていうの? 何か食べてる時の/うっとりとした表情とか、EFe9からかった時の/リアクションとかがねEcF2」
(先輩達にも気に入られているし……/人気があるんだな、梨穂子……)
(そういえば、中学の時に高校生に/絡まれてた事があったよな)
(あのときは、僕が彼氏のふりをして/助けたんだっけ……)
(彼氏のふり……か)
「V0110EF9おい、Fm2聞いてるのか?」
「え?」
「えっ!? あ、はい。聞いてます」
「V0111Fm6そう? EF2なら、いいけどさ……」
「V0112私はあんたとりほっちは、似合ってると/思うんだけどね。W30P0EoFe9m2W60愛歌もそう思わない?」
「V0050EcF3あげるのは惜しいが……似合う……」
「や、やめてくださいよ」
「V0113だってねえ。EFe9m2りほっちってば、いっつも/あんたの話してるよ?」
「え……」
「V0051Ec今日はどこで見かけた、Fm1何をしてた……」
「V0114Fm1私らはEcFe8m1別に知りたく無いっちゅうの」
「す、すみません」
(何で謝ってるんだ、僕は……/これというのも梨穂子が居ないから……)
「そ、そういえば梨穂子、遅いですよね」
「V0115EoFe4m7え? W30EFe9m2今日は来ないよ」
「V0052EoF1もう帰った」
「え」
「V0116あ、やっぱり、りほっちに会いに/来たんじゃ〜ん」
「ち、違いますよ」
「V0117じゃ私たちに会いに来たの?」
「V0053大人気だわ、私たち」
「それも違います」
「V0118EcF3じゃあ、やっぱり入部希望だ」
「え〜と、そろそろ失礼させてもらいます」
「V0119あはは、そうかい。Eoこれに懲りずに/またおいで」
「はぁ……」
(なんだかひどく疲れた……)
(にしても……)
(梨穂子、本当に人気があるんだな/先輩達にも愛されてるみたいだ)
(そして、いつも部活で僕のことを……?)
(ちょっと、嬉しいかもしれない……)
(そういえば、梨穂子は、僕のことを/どう思っているんだろう……)
(クラスの子との仲を取り持とうとしてる/みたいだったけど……)
(……梨穂子はそれでいいのか!?/僕は、そんな子より……)
(……)
(たとえば、僕が、梨穂子に告白したとして/梨穂子は受けてくれるんだろうか)
(待て待て……まだ僕が梨穂子を好きなのか/自分でもよくわからないんだ)
(とりあえず、自分の気持ちに整理を/つけないと……)
(今日のB定食は中々おいしかったな……)
(ちょっとボリューム不足だったけど……)
(ん? 梅原が手招きしてるぞ?)
(何だろう、とりあえず行ってみるか)
「V0419よう、大将!」
「どうした梅原」
「V0420今ヒマか?」
「特に用事はないけどさ……」
「V0421そいつは都合がいい。EoFe3m4ちょいと屋上で/Fm3日向ぼっこなんてどうだ?」
「いいねえ。今は日も照って暖かいからな」
「V0422だよな? Eoんじゃ、決まりだ。/俺はパンを買ってから行くんで、/先に行って場所を取っておいてくれよ」
「了解」
(さて、屋上か……)
(風も無いし、いい日和だな……/お、丁度いいところが空いてる)
(よいしょっと)
(ふう、こうして屋上で日向ぼっこってのも/のんびりして良い感じだな)
(……)
???
「V2219で、私がそう言ったらNnが、/『それはお菓子だろ』って」
「V0060あはははは、そうなんだ」
(入り口の辺り、誰か来たみたいだな。/この声は……梨穂子と香苗さんかな?)
「V2220だから、私はその後で〜」
女 子
「え〜と、桜井さん?」
(あれは……知らない子だな……/梨穂子に用事みたいだけど……)
「V2221え? あ、はい」
「これ、渡してくれって頼まれたから」
「V2222え? え?」
「渡したからね、じゃあね」
「V2223……」
「V0061桜井〜これってもしかして……/ラブレターじゃない!?」
「V2224え、ええっ!」
(り、梨穂子にラブレターだって!?)
「V0062ねね、見せて見せて」
「V2225だ、だめだよっ」
「V0063いいじゃん〜! 見せて〜っ」
「V2226きゃぁっ、だ、ダメだって〜」
(行ってしまった……奥に僕が居たのには/気が付かなかったみたいだな)
(しかし……梨穂子にラブレターとは……)
(……そういえば、あれでも結構人気が/あるって話だもんな)
(……ラブレターの送り主と、付き合ったり/するんだろうか……)
(梨穂子に彼が……)
「V0423どうした、大将」
「うわっ! う、梅原!」
「V0424EF9おいおい……、/何をそんなに焦ってるんだよ?」
「そ、そうだ聞いてくれ!」
「V0425EF3ん?」
「さっき梨穂子がラブレターを/貰ってたんだよ!」
「V0426Fm4ああ」
「『ああ』って……」
「V0427EcFe4m3それを出したのは俺だ」
「ええっ!」
「いやまさか……そんな……でも、/そうか……それじゃ仕方ないな」
「V0428いいからちょっと落ち着け」
「落ち着けといわれても……」
「V0429これくらいで取り乱してるようじゃ、/Ec最後まで話を聞いたらどうなるやら……」
「まだ何かあるのか!?」
「V0430Eoああ。だから深呼吸でもして、/心を落ち着けろ」
「そ、そうか……」
「スーッ……ハァーッ……スーッ……」
「V0431EF3よし、じゃ続きだ」
「ああ」
「V0432EFe8m4さっきの手紙だがな、差出人の名前は/お前にFm3なってる」
「Ts4な、W5なんだってーーーっ!」
「V0433今日の放課後、お前の家の近くにある橋が/待ち合わせ場所だ」
「ちょ、ちょっと待ってくれよ」
「V0064だって、あんたたち二人見てるとFm4/イライラしちゃうんだもん」
「うわぁっ!」
「V0434と、ご覧の通り香苗さんにも/協力してもらった訳だ」
「協力って……僕は、別に……」
「V0435EcF9ハァ……Eoしっかりしろよ/二人の関係に気が付いて無いのは/Fm3お前だけなんだぞ?」
「V0065EoFe9m4そうだよ、まったくもう……/Fm3しっかりしなさいよEcF3ね」
「う……そんなこと言われても……」
「V0436ま、そういう事だから、EcF2頑張れよ」
「V0066頑張ってね〜」
(……大変なことになってきたぞ)
(うう……もう放課後だ……)
(梨穂子はもう、待ち合わせ場所に/向かっているんだろうか……)
(どうしよう……やっぱり行くべきだよな)
(とりあえず、一歩。/……踏み出してみるべきだよな)
「V0437さて、放課後だぞ」
「う……、梅原……」
「V0438覚悟を決めて、とにかく行って来い」
「やっぱり、行かなくちゃダメだよな……」
「V0439EcFe4m1お前がどうしても行きたくないってんなら/仕方がない。EoFe1m6だけどNm……桜井さんを/待ちぼうけさせる気か?」
「V0440EcFe9m3俺は、Nmがそんなことを出来る奴じゃ/ないと思ってるけどな……」
「……そうだな。種明かしをするにしろ、/行ってやらないと可哀相だ」
「V0441EoF3うむ、それでこそNmNnだ」
「じゃあ、とりあえず行って来る」
「V0442ああ」
(……とは言ったものの……)
(どんな顔して行けばいいのやら……)
(……もう来てる……当たり前か)
(仕方が無い、覚悟を決めよう)
(梨穂子との関係を確かめるんだ)
「……待ったか、梨穂子」
「V2227あ……、ううん、全然」
「え……と、その、びっくりしたか?」
「V2228Eoうん、W15Fm4びっくりFm3した……」
「V2229Nnの字と違ってたから、EFe9m4イタズラ/だってFm3思ってた……」
(……なんだ、わかってたのか/ホッとしたような、残念なような……)
「V2230でも、W30Fm4本当にNnがFm3来たから……」
「あ、ああ」
「V2231LdEcFm6……Le」
「V2232ふふふっ」
「……」
「V2233えへへ……W45EoFe9梅原君と香苗ちゃんの/イタズラなんでしょ?」
「あのな、梨穂子」
「V2234EoF4え、W45Fm6うん……」
「今回の手紙見て、どう思った?/『どうせイタズラだろ』って思ったか?」
「V2235EFe7どうって……W60EcW4EhFe6m7Is0その……」
「V2236……EhFe6m4イタズラじゃFm4なかったらいいのにFm4/W30……Is0って」
「そうか……」
「僕も、イタズラじゃなかったらいいのに、/と思ったよ」
「V2237……どういうこと?」
「こうなる前に、僕の気持に自信がもてれば/よかったんだけど……」
「正直……梨穂子とそういう関係になるって/事に、今はまだ違和感を感じているんだ/けど……でも……」
「……よかったら、一歩進めてみないか?/『遊びに行く』から『デートに行く』/みたいにさ」
「V2238え……」
「まだ、好きとか嫌いとか……/そういうのはよく分からないけど……/とりあえず、な」
「V2239E……E」
「V2240……ん!」
「り、梨穂子?」
「V2241……!」
「んんっ!」
(り、梨穂子っ……いきなり……)
「V2242ん……」
(や……やわらかい……)
「V2243……W50Is0EcF3えへへ」
「り……梨穂子……」
「V2244EoFe9m7ゴメン、W30Fm3イヤだったかな……」
「イ、イヤだなんて、そんな事……/……って何言わせるんだよ」
「V2245EcFm3えへへへ、W30Eoゴメンね?」
「V2246これでEo一歩前進だ?」
「う……、ああ」
「V2247じゃ、帰ろっ!Fe2Ec」
「お、おう!」
(ちょっと……いや、かなり/びっくりしたけど……)
(どうやら僕と梨穂子の関係は、/少し進んだみたいだ)
「あ……えっと、調子はどうだ?」
「V2248B100Fm4え? W30Ecふ、普通だよ〜Fm3」
「……」
「V2249EoFe7……」
「V2250EFe9ん……P3Fe9m3W45えっとね」
「ん? なんだ?」
「V2251EFe6m7……あの日、W30EFe9他にも手紙を貰ってたの」
「えっ!?」
「V2252EFe6ラブレター貰うのだけでも初めての経験/なのに、EcW4Eh2通いっしょになんて……/W45EcFe9m4夢かと思っちゃったよFm3」
「もう一通って……/本命っていうか……本気の?」
「V2253Eoわかんない。Fm4Nnの手紙見て/Fm3舞い上がってたから……」
「そ、そうか」
「あ、でも。そうするともう一通の差出人は/待ちぼうけか」
「V2254うん、それが……」
「V2255後で謝りに行こうかと思ったけど、名前も/書いてなかったし……Fm4困ってるんだよねFm3」
「それは……仕方ないかな。/その誰かさんには悪いけど」
「V2256EcF6う〜ん……」
(……うん。あんな事があった後なのに、/思っていたより普通に話せるな)
「V2257そうそう、さっき香苗ちゃんに会ったんだ/けどね? あの時のことを……」
(僕のとりこし苦労だったって事か)
(でもこれじゃあ、前の関係とあんまり/変わっていないような……)
「V2258ね、Fm3聞いてる?」
(うっ……! きゅ、急に近づくな……)
「き、聞いてるって。香苗さんの話だろ?」
「V2259聞いてないじゃん! 香苗ちゃんの話は/もう終わってるの。EFe9m3そうじゃなくて……」
(柔らかそうなくちびる……あのくちびるが/僕のくちびると……)
(う……感触を思い出してしまった……)
「V2260どうしたの?Fm3 Fm4何かボーっとして……/Fm6大丈夫? Fm4風邪とか……」
「だ、大丈夫だって。/あ! は、早く行かないと」
「V2261え? もうそんな時間?」
「ちょ、ちょっと用事があるんだよ」
「V2262EFe9m3そっか、EcFm9じゃあ急がなきゃね〜」
「ま、またな梨穂子!」
「V2263うん、またね〜」
(ふう……ちょっとあせってしまった)
(……少なくとも僕には変化があった/みたいだ。ははは……)
「V2264あ……」
「あ、梨穂子」
「V2265今から帰り?Fm3」
「う、うん」
「V2266Ld……Le」
「その……」
「その、ゴメン」
「V2267Ecいいよ。W30Eo梅原君と香苗ちゃんの/仕業なんでしょ?」
「V2268EcFm4ひどいよね〜? 二人してさぁ」
「え〜と……その……」
「V2269EoFm3なあに?」
「行ったのか? 待ち合わせ場所……」
「V2270……うん」
「……」
「V2271SEF4え……W30EFe7と。W45EcFe9m3だってFm4ほら、EoFe9m3万が一Nnが/来ちゃったら、Sd待ちぼうけしちゃう事に/なっちゃうからEcF3」
「V2272えへへへ……」
「ごめんな」
「V2273Eoいいってば」
「V2274でも……EFe9m4ちょっとだけ、Fm3残念!/W30Eなんてね? Ecえへへへっ」
「V2275Eoじゃ、またね〜」
「あ、ああ」
(梨穂子はいつも通り……なのかな?/ちょっと元気が無い気もするけど……)
(…………)
(いや、もう過ぎたことだし。/気にしない事にしよう)
(さて、宿題でもやるとするかな)
(えーと英語の教科書の……このページから/訳しておくんだったっけ……)
(『……でなければならない。彼はそう/言った』……)
(えーと……『あなたは彼が彼女に/あげた物が一体なんだと思ってるんだ?』/かな?)
(『私は彼があげた物、それはまさに手紙/だと思うよ。違うかい?』……う〜ん、/多分あってると思うけど……)
(送った手紙……か)
(そういえば、梨穂子はあの手紙の事、/どう思ったかな……)
(本当に僕からの手紙だって/思ったんだろうか?)
(でも、あの後も梨穂子から何か言ってくる/わけでもないし、別段いつもと変わり無い/ように見えるし……)
(きっと梨穂子も冗談だって思ったん/だろうな。うん)
(……まぁ、そうだよな)
(……)
(何だかちょっと気がそがれちゃったな……/続きは気分転換してからにしよう)
(とりあえず顔でも洗って……)
「V2276聞いたよ〜Fm3Nnのウワサ」
「あ……り、梨穂子」
「V2277えへへ、EoFe9m4やっぱりNnってFm3/モテるんだね」
「えっと……その……」
「V2278ふふっ。Fm4自慢の幼馴染EoFm3だよね」
(…………)
n0ako_me01A
(さて、授業が始まる前にトイレにいって/すっきりしておくか……)
「え……」
「あれ、梨穂子」
「……」
「お、おい。どうしたんだよ」
「V0017……」
「あ、あれ……」
(なんだよな……久しぶりに会ったって/言うのに……)
(……)
(そういえば最近梨穂子とあまり話を/してないな……追いかけてみるか)
「梨穂子!」
(う……やっぱり様子がおかしい……。/ちょっとほっとき過ぎたかな……)
「ちょっといいか?」
「V3314……うん……」
・・・
「という訳だったんだよ」
「V2371そうなんだ〜」
「また、何かあったら教えるから」
「V1188うん、W45Eoじゃあ、またね〜」
(うん。やっぱりほったらかしにしてたのが/良くなかったみたいだな……)
(なんとか松阪牛の話題で/盛り上がったから良かったけど……)
(これからは少し気をつけないとな……)
「V2357えへへ……」
「どうした、急ににやけて」
「V2358EoF3Nnと一緒に帰るの、Fm4楽しいなって/Fm3思って」
「そうかな」
「V2359EFe9m4そうだよ〜Fm3」
「そっか」
「……実は僕も、そんなに悪くないなって/思ってるんだ」
「V2360B80EF4へえ〜……W30EcF3えへへへ」
「ははは」
「まっすぐ帰っちゃうのもつまらないな」
「V2361EFe9m4う〜ん、でも……/P2F3EcW45あ、どうも、こんばんは〜」
「今のは?」
「V2362うちのお向かいさん」
「梨穂子は顔が広いんだなぁ」
「V2363Fe9Ecたまたまだよ〜。W30Eoいつもはそんなに/知り合いに会ったりしないもの」
(しかし、こんなに家の近くまで来てから/どこかに行くってのもな……う〜ん)
「家の近く……/そうだ、近所の公園にでも行こうか」
「V2364Ecうん、いいよ」
「V2365うわ〜、W30EFe6m3なんか懐かしいね〜」
「ああ、ここでよく遊んだよなぁ」
「V2366見て、鉄棒ちいさ〜い。あれじゃ回るの/大変だよ〜」
「あれって、あんなに小さかったかな」
「梨穂子、回ってみたらどうだ?」
「V2367B100SEF5ええっ!? Fm4スカートで? EFe9m5だ、駄目だよ/それは〜」
「あ、あのなぁ……」
「普通は『あんな小さい鉄棒じゃ回れない』/とか言うもんだろ」
「V2368SdEFe7m4んん? EFe9m4そっか。EcFm3あははは……」
「V2369そういえばNn、鉄棒の上を/綱渡りみたいに歩いてたよね〜」
「ああ、やったやった。そんな事」
「V2370今でも出来る?」
「う〜ん、とてもじゃないけど怖くて/出来ないなぁ。何であんなこと普通に/やってたんだろう」
「V2371そうなんだ〜」
「あれ? あの端の方、妙に広くないか。/昔からあんなだったっけ?」
「V2372EFe3m4いや、何かあったと思うけど……」
「V2373EFe4あ、W30EFe3m4丸くてくるくる回るジャングルジム/みたいなのがFm3あった気がする」
「え〜っと……回転遊具ってやつだ。/うん、確かにあそこにあったはずだぞ」
「そうか、きっと危険だからって苦情で/撤去されちゃったんだな」
「V2374EFe9m4う〜ん……W30Fm3なんか寂しいよね」
「小さい頃、バカみたいに笑いながら/ぐるぐるぐるぐる延々と回してたなぁ」
「V2375そうそうそう! やったよね〜」
「V2376今やっても楽しいのかな?」
「どうだろう、案外楽しいかもしれないぞ」
「V2377EcFe2m3あはは、W30Eoだったらいいよね」
???
「あー、何あんたたち、デート?」
「えっ?」
「V2382お、W10お母さん!」
桜井母
「あははは、邪魔しちゃったかねぇ」
「V2383そ、そんな、SEcいや、その。W15EoF6いいからもう!/早くあっち行ってよ〜っ」
「何よ何よ、イジワルねえりほちゃんは。/ちょっとお話ぐらいいいじゃないの。/ねえ? そう思うでしょ?」
「えっと、その……」
「V2384EcF5お母さん! いいから! EoF6晩御飯の用意が/あるんでしょ!?」
「はいはい、言われなくても。/りほの事よろしくね、Nnちゃん」
「あ、はあ……」
「V2385EF8も〜っ、EF6はやく〜っ」
「そうね。それじゃあね。暗くなる前に/帰ってくるようにしなさいね」
「V2386今帰ってると・こ・ろでしょ〜っ!/Fm6ここから10分かかんないよ〜っ」
「V2387EcFm3あははは、W45EoFm4Sご、ごめんね、何かFm3」
「あ、いや。うん」
「V2388E……E」
「……」
「あ〜、そろそろ帰るか」
「V2389SdEFe9m3うん、そうだね」
「V2390近くの公園だと、結構知ってる人に/会っちゃうね」
「う〜ん、そうだな」
「V2391すぐそばだもんねぇ」
「あはは」
「ふう……すっかり冬って感じだな……」
「V2395うん」
「V2396EFe7m4なんか空気にミントが混ざったみたい。EF3/息をするたびにスーっとするよね」
「ミントね……」
「V2397あれ? W30Fm3いまいち? W45何かの小説で読んで/Fm4『上手いこと言うな〜』ってFm3思ったん/だけど……」
「ちょっとは、わかる気がするよ」
「V2398EF4ほんと? W30EcF3えへへ」
「はは、思ったより遠かったな」
「V2399EFe9m4そうだね〜、Fm3ちょっと汗かいちゃった」
「風邪引かないように気をつけろよ?」
「V2400EcF3えへへ。W30Eoありがと」
「V2401EF3ず〜〜っと昔。Fm4小さい頃、ここにFm3二人で/来なかったっけ?」
「え? どうだったかな……」
「V2402EFe7m4来る途中の電話ボックスにEcFm7見覚えが/あったんだけど……」
「電話ボックスか」
「そういえば……」
「昔、梨穂子と遠くまで遊びに出かけて、/電話ボックスから電話をかけた記憶が/かすかにあるな」
「V2403うん。Fm4二人で泣きながら歩いて、Fm3名札に/入れてあった10円玉を使って家に電話/したんだよ」
「名札に入れてた10円玉かぁ……」
「あったなぁ……そんな事……」
「V2404EFe9電話に手が届かなくって、Fe3Ec肩車して/もらったんだよね」
「そうだったっけ……」
(そういえば……そうだったかもしれない)
「V2405私が電話番号わからなくて……」
「そうだ、何度も『間違えるなよ』って/言ってた記憶があるよ」
「電話ボックスの中で、母さん達が来るのを/ずっと待ってたっけ」
「V2406えへへ。私ったらぴーぴー泣いてたよね」
「V2407『大丈夫だよ! まかせとけ!』ってさ。/EoFe9Nn……かっこよかったな」
「え? そんな事言ったかな、僕」
「V2408Fm4言ってたよ〜」
「そうだっけ……」
「V2409EFm4そうだよ。W30Fm3Nn、EcF3かっこよかったよ」
「ははは、昔はそんなだったっけ」
「V2410EoFe9m3今だってかっこいいじゃん」
「よせって、そんな訳ないだろ」
「V2411EhFe7懐かしいね」
「ああ」
「あの頃からかな? 梨穂子がしょっちゅう/遊びに来るようになったのは」
「V2412そうだったかな」
「違ったかな? あはは、実は記憶が結構/あやふやなんだよな」
「V2413Fm4そうなの?」
「だって、梨穂子とはずっと一緒だろ?/だからどの思い出がいつのだったか……」
「V2414いいじゃん、いつの思い出でも」
「V2415B100EoFe9私、W15Nnと幼馴染で、Ecよかった」
「……梨穂子」
「……」
「V2416えへへ……EoFe9m3もう暗くなっちゃうよ?W30/そろそろ帰らないと!F3Ec」
「あ、そ、そうだな。帰ろうか」
帰り道、電話ボックスを見に行ってみたけれど……
周りの風景がすっかり変わってしまったからか、/そこが思い出の電話ボックスだったのかどうかは/わからなかった。
でも……確かにあった気がする/そんな事が……。
「今日はどうしようか」
「V2419あ、Fm3あれあれ」
「どれどれ?」
「V2420EF3ね、ちょっと見ていこうよ」
「V2421あのお店の飾りつけ、きれいだったね〜」
「もう年末だし、お店も気合入ってるな」
「V2422EoFe9m4ほんと、Fm3見てるだけでも楽しいよねEcF3」
そんな感じで、梨穂子と商店街を見て/回った。
「V7800ねえ、しゅないだー」
「V7801最近、あの人とよく話すんだ〜」
「V7802うふふっ」
「V7803昔からそうだけど、やっぱり一緒に居ると/楽しいな〜」
「V7804……ひょっとすると……さ……」
「V7805これから……」
桜井母
「りほ〜っ! /はやくお風呂入っちゃいなさい!」
「V7806は〜い!」
「V7807んもう、人が物思いにふけってるってのに/お母さんったら」
「V7808さ、しゅないだー、お風呂だよ〜」
「V9557Ecねね、Eo今って時間ある?」
「あぁ、梨穂子。……そうだな」
・うん、それじゃちょっと話でもするか
・ごめん、ちょっと用事があって
「うん、それじゃちょっと話でもするか」
「ごめん、ちょっと用事があって」
「V9558そうなんだ。EcFm3えへへ、Eoそれじゃまたね」
「うん、すまないな」
「V9559EFe9m3ううん、EcF3じゃあね〜」
「あ、梨穂子」
「V9560Fm4ん? W15EF3なあに?」
「ヒマだったら話でも、と思ったんだけど」
「V9561いいよ〜Eoそれじゃお話しよっ」
「あ、梨穂子。ヒマだったら話でも、/と思ったんだけど」
「V9562ん〜……W30EFe3m4そうだね、Fm3いいよ」
アコガレエンカウント汎用終了会話
「V9563あ、EFe9m3もうこんな時間」
「え? あ、ほんとだ」
「V9564Nnと話してるとFm3時間が経つのが/早いよね〜」
「あはは、そうだな」
「V9565EcFm3えへへへ。W30EoFe3それじゃ、またね〜」
「V9566あ、Fm3もうこんな時間」
「V9567もうすこし話していたいんだけど……」
「そういうわけにもいかないだろ」
「V9568EcFm3だよね〜。Eoえへへへ/W30Fe3Ecそれじゃ、またね〜」
「V9569ん〜……」
「……」
「V9570あはは、話すことなくなっちゃった」
「う〜ん」
「V9571Eoま、いいか。W30Fe3Ecそれじゃ、またね〜」
「ああ、またな」
「V9572EcFm3えへへへ。W30EoFe3それじゃ、先に帰るね〜」
「ああ、じゃあまたな」
「V9573Eoま、いいか。W30Fe3Ecそれじゃ、先に帰るね〜」
「そっか、それじゃお疲れ〜」
「V9574Eoおつかれ〜」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n2ako_
me03A
se01
A
B
C
D
retire1;
「V9575その、Fm3ちょっと用事を思い出しちゃった。/Ecごめんね、Eoまたね」
「そ、そっか」
(ふう……話が弾んでなかったからなぁ……/仕方ないか)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
retire15;
「あ! おい、梨穂子!」
「……行っちゃった」
(いくらなんでもあの質問は/まずかったか……)
dokidoki1;
「V9576……え〜っと……」
「V9577あはははは……」
「ん? どうしたんだ」
「V9578な、なんだかSFm3恥ずかしくなって/きちゃった」
「え?」
「V9579ご、ごめん。EoFm3またね〜」
「あ……」
(しまった……ドキドキさせすぎたか……)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
(そうだ、梨穂子の爪を切ってあげよう)
(最近買った新型爪切りを……/あれ? どこだ?)
(あれが無いと話にならないじゃないか……/どこだ? おかしいな……)
「V2351どうしたの? Fm3何か探し物?」
「い、いや。何でも……教室かな?/ゴメン梨穂子、ちょっと待ってて」
「V2352EFe9m4でも、もう休み時間終わりだよFm3?」
「あ……そうか」
(仕方ない、今度は忘れないようにしよう)
「それじゃ仕方ないな。またな」
「V2353EF3うん。またねEc」
「V2354じゃね〜」
「今日は梨穂子はどうするんだ?」
「V2423部活があるから、Fm3帰りは遅くなるかな〜」
「そっか」
「V2424EcF3うん、Eo気をつけて帰ってね?」
「ああ、ありがとう」
「V2425F3Ecえへへ、W30Eoそれじゃまたね」
「さてと、そろそろ帰るか」
「V2355Ecうん」
「折角だから、一緒に帰るか?」
「V2356EoF4え? P3F3Ecうん、そうだね」
n2ako_gd01A
「さて、そろそろ帰ろうか」
「V2392Ecうん」
「ちょっと公園にでも寄って帰るか」
「V2393あ〜、でも公園は……/W45EFm3またお母さんに見つかると、SEcW30ちょっと」
「そうか、じゃ隣街まで行かないか」
「V2394SdEoF3あ、W30それなら行くよ〜Ec」
n2ako_gd01B
「さて、そろそろ帰るか」
「V2417Ecそだね〜」
「今日はどこに行こうか」
「V2418Eo商店街行かない?」
「じゃ、そうしようか」
n2ako_gd01C
(そうだ、梨穂子の爪を切ってあげよう)
(最近買った新型爪切りの試し切りを/したいと思っていたんだよな)
「なあ、梨穂子」
「V2279ん? なあに〜?」
「爪切ってやろうか?」
「V2280EF4え?」
「だから、爪を切ってあげようかって」
「V2281EF9え〜? 意味分かんないよ〜?」
「とりあえずこれを見てくれ」
「V2282爪切り? 何で爪切り持ち歩いてるの?」
「ただの爪切りじゃないんだぞ。宇宙開発/にも使われている新素材で作られた、/最新型の爪切りなんだ」
「V2283EF4本Fm3当!? W45EFe9m3それはすごいかも……」
「だろ? 誰かに見せたくてさ……」
「V2284EcF8う〜ん……その気持ちはよくわかる……」
「だよね? だから爪を切らせてくれよ」
「V2285EoFe9m6それは……W30Fm4ちょっとは興味あるけど……/自分の爪は?」
「この通りだよ」
「V2286EFm3だよね……W60EcFe8m6う〜ん……W60EoF3ま、いっか!W45/Ecそれじゃ爪切ってもらおうかな〜」
「よしよし」
「V2287じゃあ……えっと」
「V2288ここじゃなんだし、茶道部室に行く?」
「そうだな、そうしようか」
「何してるんだ」
「V2289え? 靴下脱いでるの」
「え?」
「V2290だって、爪切ってくれるんでしょ?」
「普通は手だろ?」
「V2291だってFm3手の爪は切っちゃってるもん」
(確かに、きれいに手入れされてるな……)
「V2292やっぱり足だとイヤ?」
「別にイヤじゃないぞ」
「V2293EF3えへへ、W30Ecよかった。W30Eoそれじゃお願いね〜/EFe9m4痛くしちゃやだよ?Fm3」
(う……梨穂子の足、きれいだな……)
(すべすべしてて、やわらかくて……)
「V2294ちょ……そこはくすぐったいよっ……」
「あ、ご、ごめん」
「よ……と」
Ti0Ts1/Ts2       Ti2パチン……パチン……
Ti0Ts1/Ts2         Ti2パチン……
「V2295それにしても……」
「V2296爪を切られるってのも/結構気持ちいいね?」
「そうなのか?」
「V2297うん、気持ちいいよ〜。/女王様気分っていうか……」
「『お姫様気分』じゃないのか」
「V2298あ、そっちそっち」
「V2299上手だよねーNn、プロの爪切り師に/なれるんじゃないかな」
「そんな職業があるのか、初耳だな」
「V2300いや、あるかどうかは知らないケド」
「V2301でもほらネイルアーティストとか/いるから」
「それは爪切りとは関係ない技術だろ」
「V2302折角主題歌まで作ったのに」
「主題歌って何だよ」
「V2303カットカットカット〜じゃっじゃーん♪/爪を〜切るぜ〜へいへい」
「いやいやいやいや、/W60何言ってるんだお前……!」
「……!?」
「V2304ん?」
「いや、その。いくらなんでもその歌は、/ヒーローものじゃないんだからっ……」
(し、下から見上げるとスカートが……)
(いかん、意識しちゃ! 今は爪切りに集中しないと……)
「V2305えへへへ。Eo思ってたよりもずっと/よかったよ〜」
「そ、そうか?」
(僕はスカートの方が気になって/ドキドキしっぱなしだったけど……)
「V2306それじゃ、Fm3部屋閉めちゃうよ〜」
「え? あ、ああ。わかった」
「V2307また爪が伸びたらお願いするね?」
「そ、そうだな。まかせとけよ」
「V2308ありがと。Ecまたね〜」
「うん、またな」
(ふう……)
(びっくりしたな……まさかあんな……)
(うう……惜しかった……)
「V2309LdねえLe」
「うわあ!」
「V2310EF5ひゃあ!」
「ど、どうした」
「V2311ちょっと忘れ物……P2F6W45どしたの? /Fm3そんなにびっくりして」
「いや、ちょっと思い出し……/考え事をしてただけだよ」
「V2312Fe6m7そっか、W30Fm3邪魔しちゃったかな」
「いやいや。忘れ物ってこれか?」
「V2313あ、EF3靴下持って出てくれてたんだ。/EFe9m3ありがと」
「V2314Ecえへへ、Eoそれだけ。EcF3じゃね〜」
(うう……今度は別の意味で/ドキドキしちゃったよ……)
(また梨穂子の爪を切ってあげようかな?)
(あれはちょっとドキドキしたから……/じゃなくて! 爪の健康を確認しないと)
「なあ、梨穂子」
「V2315ん? なあに〜?」
「爪切ってあげようか?」
「V2316EF4え?」
「V2317EFe9m4でも全然伸びてないよ?/Fm3切ったばかりだもん」
「う〜ん……そりゃそうか……」
「V2318えへへ。Eoねえ、私に爪切らせてよ」
「梨穂子が切ってくれるのか?/……それじゃお願いしようかな」
「V2319EcFm7はいはい、W30Fm3手を出して〜」
「深爪しないようにしてくれよ?」
「V2320わかってるよ〜Fm3。/W30Fm4……って爪きったばっかり?Fm3」
「そういえばこの前切ったな」
「V2321EF3それじゃ足の爪は?」
「切ってない……かな?」
「V2322EcFm4おっFm3け〜。P1それじゃ部室にレッツゴ〜」
「ずいぶんテンション高いな、そんなに/楽しいのか?」
「V2323ちょっと楽しいかも〜」
「V2324じゃ、足の方!/Ecささ、脱いで脱いで〜」
「これでいいか?」
「V2325うんうん、大丈夫〜」
「V2326わ」
「どうした」
「V2327毛が〜Fm3」
「そりゃ、生えてるよ。男の子だからな」
「V2328EcF3あはは、Fe9m3Eoなんか変な感じだね」
「いいから、爪だろ?」
「V2329Fm3はいはーい」
「V2330よっ……よっ……っと」
「……」
「V2331どう? W30EF3上手にできてる?」
「うん」
「V2332EFe9m4痛かったりしない?Fm3」
「大丈夫だよ」
「V2333よっし、Ec右足終わり」
「V2334Fm4ふん……ふん……Fm3ふむ……」
(なんか、ちょっとイケナイ感じがするのは/気のせいだろうか……)
(……考えすぎだな)
「V2335ん、よ……W30EoF3っと」
「終わった? サンキュー梨穂子」
「V2336ああ待って待って」
「え?」
「V2337Fm4ヤスリで磨かないとダメだよ〜」
「いや、そこまでしなくてもいいよ」
「V2338だめだって〜、見た目よくないし/爪にもよくないんだから〜」
「そ、そうなのか?」
「V2339EcF4そうなんですFm3」
「V2340ふんふんふ〜ん、ごっしごし〜/爪やっすり〜」
「う……へ……」
(ちょっと、くすぐったい……)
(よく梨穂子はガマンできたな……)
といった感じで、梨穂子に爪を切ってお手入れ/してもらった。
ちょっと……いや、かなりくすぐったかった。
(う〜ん……爪を切った時の、/梨穂子の生足が忘れられない……)
(もう一度あの姿を……)
「そ、そうだ梨穂子!」
「V2341なぁに?」
「爪を切ってあげようか?」
「V2342EF4え? W30EF3ほんと?」
「V2343Ecそれじゃ、お願いしようかな?」
「じゃあ早速部室に……」
「V2344あ〜でも、まだ爪伸びてないかも。/……どう?」
(う……やっぱりこのアングルは……)
「う、うん。やっぱり伸びてないな」
「V2345だよね〜」
「V2346う〜ん……W45EoF4あ、EF3誰か別の人の/爪を切りに行く?」
「……別の人って?」
「V2347Fm4ウチのFm3先輩達はどうかな」
「……先輩って夕月先輩と飛羽先輩か」
「V2348EcFm3うん」
「それは……命が惜しいからやめておくよ」
「V2349EoFm4そう?」
「それに、梨穂子以外には/こんなこと出来ないよ」
「V2350EFe9m3そっか、W30EcB90えへへ」
(……よくよく考えると梨穂子の爪を/切るのもおかしい気がしてきたな)
(……うん。深く考えるのはよそう)
(……う〜ん。梨穂子の生足を/また見たいなぁ……)
(でも、さすがに爪を理由にするのも/限界だよな……)
「あ、あのさ……」
「V0025お〜い、桜井〜っ」
「V3021あ、香苗ちゃん」
「V4585ごめん、また今度ね」
「う、うん。それじゃまた」
「V4586えへへ。Eoじゃあ、またね」
(う〜ん、結局生足は見れずじまいか……)
(まあ、仕方ないか……)
Ti0梨穂子のシナリオ仮置き場です。現時点で該当ファイルが存在しないシナリオを確認できます/×ボタンで脱出
Ti0メソッドがないです。/必要な場合は手動で追加をお願いしますです。
Ti0マポロチョコ
Ti09鉄槌イベ
Ti0風スカ詞モードA
Ti0風スカ詞モードB
Ti0シナリオがないです
n2dea_me00A
「あ、梨穂子」
「今日は転ばなかったか?」
「V9500EF6そんなにいつも転んでないよ〜Fm3」
「そうかなぁ」
「V9501も〜」
「梨穂子、今ヒマか?」
「V9502EFe7m4特に用事は無いけど……W30EF4あ、W15EF3ちょっと/お話でもする?」
「ああ」
n2dea_me00A
「あ、梨穂子」
「V9503……」
「何、警戒してるんだ」
「V9504踏んづけられるんじゃないかと思って」
「またベンチで昼寝するなら、/気をつけたほうがいいかもなぁ」
「V9505LdMoえ〜McっLe」
「冗談だって。それより転げ落ちないように/気をつけろよ?」
「V9506LeEcF3あはははは、Fe9Eoそうだね」
「V9507今度見つけたら優しく起こしてよLdMoね〜W5McLe」
「はいはい」
「V9508EcF3お話に付き合ったら許してあげLdMoる〜McLe」
「あはは、お安い御用だよ」
n2dea_me00A
n2dea_me00A
n2dea_me00A
n2dea_me00A
「よう、梨穂子」
「色々と話は聞いてたけど、/すごい先輩達だな」
「V9509やっぱり? でも楽しいでしょ?」
「そ、そうだな。あ、もし時間があるなら/少し話でもしないか?」
「V0007うん」
n2dea_me00A
n2dea_me00A
n2dea_me00A
n2dea_me00A
n2dea_me00A
n2dea_me00A
n2dea_me00A
n2dea_me00A
n2dea_me00A
n2dea_me00A
n2dea_me00A
(あ、梨穂子だ)
「梨穂子、手袋ありがとな」
「V9510えへへ、W30Eo気に入ってもらえれば/いいけど」
「お陰であたたかいよ」
「V9511そっか、Ecよかった」
「なあ、梨穂子。/ちょっと話でもしないか?」
「V9561いいよ〜Eoそれじゃお話しよっ」
n2dea_me00A
n2dea_me00A
(よし! 待ちに待った放課後だ)
(梅原が新作ビデオを手に入れたという/噂を確認しなくては……!)
「……」
「あれ?」
「梅原……あ、あれ! いないぞ……。/鞄も無いということは!」
(早々に帰ってビデオを楽しむつもりだ!/やはりあの噂は真実に違いない!)
(今から追いかければまだ間に合うはず!)
(追いついて……一緒にビデオを見るぞ!)
「はぁ……はぁ……」
(……どこだっ)
(居たっ!!)
「みつけたぞ! 梅原!」
「V0242よぉ、大将。W15Eo今から帰りか?」
「……梅原」
「V0243おいおい何事だよ、鬼気迫る顔して?」
「水臭いじゃないか……」
「V0244どうしたどうした。/Eo俺に彼女でも出来たってのか?/水臭い真似をした覚えは無いぜ?」
「新作の『彼女』の事だよ!」
「V0245彼女? 新作の? ……EcFm6新作」
「V0246ああ〜〜〜っ……Wv80EoFe8m2なるほどな!/EFe9新作の『彼女』か!」
「V0247すまん。別に隠すつもりはなかったんだ」
「そ、そうなのか?」
「V0248とりあえず毒見をしようかと思ってよ」
「毒見?」
「V0249まだ俺も見てないからな。/EoF3ハズレだったら困るだろ?」
(上手い事いいやがる……)
「V0250Ecはははっ! W15EoFe8m3まあ、お前の『彼女』に/かける情熱は確かに受け取った」
「V0251俺の家に寄っていけよ。EFe9m2毒か薬か、/一緒に確かめようじゃEcF2ないか」
「そうこなくっちゃ!」
「それで、『彼女』はどんな感じの……」
「V0252EcFe9m2まぁまぁ、焦るな焦るな。/Eo『彼女』は逃げやしないって」
「す、すまん。つい……」
「V0253いいってことよ。P1F3EcW45それじゃ早速……」
「V0254……Fe9m3Ecと思ったがちょいと用事ができた。/Eo『彼女』の件はまた今度。悪いな」
「な、なんだよそりゃ」
「V0255EcF1気にするな。W30EoF3じゃ、先に帰るぜ。/P1F3W30あばよっ!」
「あ、おい! 僕のこの胸の高ぶりは……」
「どうすりゃいいんだ……?」
(何だっていうんだ、まったく……)
(期待した分、ショックもでかいよ……)
(ビデオ……見たかったな……)
???
「V1000W5えへへ、W40I10EoFm3一緒に帰ろ?」
「わぁっ!」
「V1001EF5『わぁっ!』W15EFe9m4って……W30Ec失礼しちゃうよ/EoFm3見慣れた顔Fm4でしょ〜?Fm3」
「あ、ご、ごめん」
「ちょっと考え事をしてたせいで、/不意をつかれちゃってさ」
「V1002W5そうなの?」
(まったくもう……すっかり油断してたよ)
(R梨穂子R3りほこが茶道部に入ってから、待ち伏せ/されることが減ってたから……)
(ん? 待てよ?)
「今日は茶道部はどうしたんだ?」
「V1003Ecえへへ、W40お休みなんだよね〜」
「V1004で、Fm3W30Nnさえ良ければ……」
「V0000おっ? EF3R桜井R4さくらい〜今日はダンナとEc帰るの?」
「V1005ダンナW10違〜W10う!/W30B100P3EcFe9m4W60も〜、W20R香苗R3かなえちゃんっEoFe9m3たら……」
「V0001あはは、EoFe9冗談だってば」
(うっ……またからかわれてしまった。/いっつもこうなんだもんな……)
(梨穂子とは唯の幼馴染だってのにさ……)
「V1006香苗ちゃんはFm3まだ帰らないの?」
「V0002今日はちょっと用事があってね〜」
(香苗さんも梨穂子と同じクラスなんだから/その辺わかって欲しいよ……トホホ)
「V0003てなわけで教室に戻るわ。Eoじゃ、またね」
「V1007うん、またね〜」
「V0004Nm君もEcまたね」
「え? あ、またね香苗さん」
「……はぁ」
「V1008どうしたの? ぼ〜っとFm3して」
「いや、何でもないよ」
「……で、何だって?」
「V1009W6だからW40Fm4『一緒に帰ろ?』Fm3って言ったの」
(今日はそんな気分じゃないな……/梅原のビデオが気になって……)
(適当にごまかしてしまおう)
「悪い、今日は梅原と一緒に帰ろうと/思っているんだ」
「V1010え? EW9EW45梅原君にW15『もうすぐNmが来る/からW20EFe9驚かしてやれよ』W30ってFm4言われたん/だけど……」
「な、なんだって!?」
(梅原め……さっき様子が変だったのは/梨穂子を発見したからか……)
(くそっ! 今からならまだ梅原に/追いつけるんじゃないか?)
「V1011だから、一緒に帰らない?」
「う〜ん……」
・それじゃ一緒に帰るか
・人に噂されると恥ずかしいから、一人で帰るよ
「そうだな。それじゃ一緒に帰るか」
「V1012ほんFm3と?」
(梅原の言う通り、ビデオは逃げないんだ。/また今度にしよう)
「V1013えへへへ」
(梨穂子ときたら能天気に笑って……)
(この笑顔を見ていると、不思議と/からかいたくなるんだよな……)
「仕方ないよ、梨穂子を一人で帰すと/転んで泣いちゃうかもしれないし」
「V1014い、W40いつ私がW15そんなことしたのよ〜Fm3」
「小学生の時も、中学になってからも/転んでたじゃないか」
「V1015そりゃW25よく転んではいたけど、SdB0W15Fm3W45EoFe9m3/泣いたりはしてないよ〜」
「あれ? そうだっけ」
「V1016そうだよ〜……W75EF7っていうか、W30EF3Nnの方が/Fm4よく泣いてなかったFm3っけ?」
「え?」
(そうだったかな? う〜ん……)
「覚えがないなぁ」
「V1017え〜っFm3ずるいな〜」
「仕方ないだろう?/本当に覚えていないんだから」
「V1018LdFm7むぅ〜Le」
「しかし、よく転ぶ割には怪我しないよな」
「V1019えっへっへ〜」
(ある意味、すごい才能かもしれない……)
(……いや、待てよ)
「そもそも、どうして何も無い所で/転ぶことが出来るんだ?」
「V1020えE? W10P3EcF8W50う〜ん……」
「V1021W8それW10は……W75EcFe4考え事をしてるからかな?EFm3」
「考え事を!? 梨穂子が?」
「V1022W5ひどいなぁ、W70私も色々考えてるんだよ〜」
「V1023EcFe4m3友達の事とか、W70Fm4宿題の事とか、W50Fm3/おひるごはんの事とか〜」
「政治の事とか世界平和の事とか」
「V1024そのFm3通り! W50EcF9W10な〜んて……」
「V1025そんなに大それたことは考えてないけど、EcFe6m3/悩めるオトメな訳ですよEo」
「オトメ……ねえ」
「V1026EcFe8m6こう見えてもFm3色々……Wv130きゃぁ!」
「おっと、大丈夫か?」
「V1027あ、W45Fm3ありがと」
「やれやれ。将来が不安だよこの娘は……」
「V1028えへへへへ」
「笑ってないで、足元に気をつけろよ?」
「V1029大丈夫だってば」
「本当か〜?」
(本当に……大丈夫なのかな?)
(こんなのを彼女にすると、きっと苦労/するだろうなぁ……)
(梨穂子の彼氏になる人に同情しちゃうよ、/まったく)
「人に噂されると恥ずかしいから、/一人で帰るよ」
「V1030そ、W30そうなの?」
「V1031……ん?」
「V1032って、W18もう遅いよ。W50Fm3たった今からかわれた/ばっかりじゃんか」
「そっか。そうだったな」
(う〜ん……)
(梨穂子を煙に巻いて、梅原を追いかける/つもりだったんだけどな……)
(いや、梅原の家に行かねば! 僕は、/ビデオを諦めるわけにはいかないんだ!)
(よし、こうなったら……)
「さらばだ梨穂子!」
「V1033あ、ちょっと、待ってよぉ〜っ」
(梨穂子には悪いがビデオの方を優先させて/貰おうっ)
「V1034ひゃぁん!」
「!?」
「ど、どうした梨穂子」
「V1035あいたたた……」
「どうした、大丈夫か?」
「V1036えへへ……転んじゃった……」
「ほら、手を出せ」
「V1037うん、ありがと」
「怪我は無いのか?」
「V1038Ecうん、W5大丈夫みたい」
「V1039えへへ、W40びっくりしちゃった」
「何も無いところで転ぶんだからなぁ」
「V1040W5EoFm4ごめんね〜」
「いいよいいよ。怪我が無くてよかったな」
「V1041Fm3うん、W20ありがと」
「V1042それより……」
「ん?」
「V1043Fm3何か用事があったんじゃないの?/W45EFe9私がFm4転んじゃったから……」
「いや、用事は別の機会にするよ」
「V1044いいの?」
「ほっといて、また転ばれたら/大変だからな」
「V1045えへへ、W75EoFe9Nnにはいつも助けて/貰ってばっかりだね」
「別に大した事はしてないよ」
「V1046Fm4そんな事ないよ〜W15Fm3」
「はいはい」
「とりあえず近くにいる間は手を貸すよ」
「V1047EF4でもW30EF3別に遠くにいく予定も無いでしょ?」
「それはまぁ……今のところな」
「V1048EEcF3だよね。W15えへへ」
(まったくもう……)
(梨穂子ときたらいつでも僕に頼りっきり/だけど、将来どうするつもりなのかな)
(いつまでも一緒にいるって訳でも/無いのにな……)
(う〜ん……今日は暖かいな……)
(どこかで日向ぼっこしてこようかな)
(良さそうな場所はどこも一杯だな。/みんな考える事は同じか……)
(ここもダメか……)
「ん?」
(お、校庭前のベンチが空いてるぞ。/ラッキー!)
(誰かに場所を取られる前に……よし!/ここはずばっと生垣をショートカットだ)
「よっ……と」
???
「V1049うみゃぁ!」
(な、なんだ!? 何か踏んづけたぞ!?)
「V1050うっ……Wv20が〜〜〜っ!」
「う、うわぁっ!?」
「V1051W8ひどい、W30EcFm5ひどいよぉFm6〜っ」
「V1052おなか、Wv70EcF8ぎゅぅ〜Wv115っEoF6て踏まれた〜っ」
「いや、気が付かなかったから……」
「V1053気が付かなかったって……W15P0F6W45幼馴染が/ベンチで寝てるのに?」
「V1054しかも、踏んづけて起こすなんて……/EFe6m4そんなのありえないよ〜」
(そ、そんな事言われても本当に気が/付かなかったんだから……)
(それに僕はベンチの上に足をついた/覚えは……あれ? って事は……)
「待て待て、待ってくれ」
「V1055え?」
「誰がどうしてたって?」
「V1056え〜!? Fm6幼馴染の顔も忘れちゃったの?/EFe9m4R梨穂子R3りほこですよ、R桜井梨穂子R7さくらいりほこ!」
「いやいや、そうじゃなくて……」
「ベンチで寝てたって?」
「V1057見ればわかるでしょ〜?」
「いや……ベンチの上じゃなくて横。/そこの地べたで寝てたぞ」
「V1058ふぇ?」
「きっとベンチから転げ落ちたんだろ?/梨穂子は寝相が悪いからなぁ……」
「V1059え〜? W60EFe9m4そんな事ないよ」
「どうかなぁ」
「昼寝の後はいつだって、梨穂子の足が/僕のお腹の上に乗ってたじゃないか」
「V1060それってEFe9m4小学生の頃の話でしょ?P3F4EcW45/そんなの時効ですよ! Fm6無罪です!」
「そうかぁ?」
「V1061W8Fm4そうだFm6よ」
「でも、今だって寝相悪いんだろ?」
「V1062えぇっ!? EFe8m4それは秘密だよ!」
(秘密もなにも、今もそこのベンチから/転げ落ちてたじゃないか……)
「とりあえず、何事も無くてよかったよ」
「V1063えへへ、EoFe9m3心配してくれるの?/私ならEc大丈夫だよ〜」
「いや、踏んづけたのが/梨穂子でよかったと思って」
「V1064うぇ、W60それはひどくない?」
「もし他の女の子だったら、謝るくらいじゃ/すまないだろ?」
「V1065それはW30Eoそうかも知れないけど……W90EFm8ん?」
「V1066Eo……っていうかまだ謝られてない!」
「え? そ、そうだっけ!?/そ、そりゃ悪かった。ごめん、梨穂子」
「V1067わざとじゃないならいいけど……」
「さすがに、女の子をわざと踏んづけたりは/しないよ」
「V1068そうFm3かな〜?」
「V1069Fm4昔よく踏まれた気がするんだけど」
「え? 僕そんな事したっけ?」
「V1070EoFe9m3NnじゃなかったらFm4誰がするの?」
「美也……かな?」
「V1071Fm4も〜EcFm3嘘ばっかり」
「あはは」
「V1072そういえば、W30Nnはどうしてここに?」
「日向ぼっこでもしようと思ってさ」
「V1073Ecあはは、Eoそれじゃ私と同じだ」
「V1074EFe7m4ぼ〜っと歩いてたら、EF3このベンチが/目に入って……」
「V1075EFe9m3お昼ごはんの後だったから/眠くなっちゃって……SEcWv220えへへ」
「仕方ないなぁ……」
「冬場におもてで寝るのはどうかなぁ」
「V1076えへへへ……Fm4つい、W15EoFm3うっかりね」
「そのうち歩きながら寝て、迷子にでも/なるんじゃないか?」
「V1077幾らなんでもそれは無いよ〜/W60……SEcFe9m3とW30思うけど」
「う〜ん……心配だ」
「V1078EoFe9m4B90W10そ、W15そんなに心配ならW10Fm3見張っててよ」
「見張るって、どうするんだ」
「V1079SdEFe7m6B40ん〜……W60Fe3m4E監視カメラFm3とか?」
「監視って……お前なぁ」
「V1080F3Ecえへへへ」
「さて……と。踏んづけちゃったおわびを/しないとな」
「V1081え? W15EFe9m3いいよ、そんなの」
「眠気覚ましにコーヒーでいいかな?」
「V1082えっと、嬉しいんだけど、Fm4Wv180その〜」
「そっか、コーヒー苦手だったっけ」
「V1083Fm4飲んじゃうと夜Fm3ねむれないんだよね」
「お茶は平気なのか? 梨穂子は確か/茶道部だったろ?」
「V1084お茶はW15大丈夫みたい」
「V1085確か、EFe3m4なんとかっていう成分が入ってる/お陰でFm3コーヒーと違ってW10EcFe8m6『眠れな〜い』EoFe3m4/なんて事にはならないんだってFm3」
「そうなのか……コーヒーはダメで、/お茶は飲み飽きてるだろうし……」
「V1086EcF3何でもいいよ〜」
「あ! アップルジュース好きだったよな」
「V1087お、EcF3いいね〜」
「V1088むか〜し、Nnの家で飲ませて/もらったよね〜。EcFe7m3あれ、すっごく/おいしかったな〜」
「お歳暮で父さんがよく貰ってたんだよ。/……そういえば最近見ないなぁ」
「V1089EoFe3m4そうFm3なんだ〜」
「思い出したら久しぶりに飲みたく/なってきたよ」
「V1090EFe3m4メーカーとかってわからないの?」
「今度父さんに聞いてみるよ」
「V1091EcF3えへへ、Eoわかると良いね」
「V0005相変わらず仲の良さそうな事で」
「R香苗R3かなえさん」
「V1092あ、W10香苗ちゃん」
「V0006何してたの?」
「え〜っと……色々あって、これから/梨穂……桜井にジュースをご馳走する所」
「V0007いいよね〜」
「V0250EoFe9m3Nm君に面倒見てもらえて」
「V1093今日のはW25損害賠償Fm3なんだから」
「あはは……」
(やれやれ、また香苗さんに/からかわれちゃったよ)
(梨穂子とは唯の幼馴染だってのにさ……)
「V1094香苗ちゃんも一緒に飲みに行く?」
「V0008ちょうど自販機帰りだから……」
(香苗さんも梨穂子と同じクラスなんだから/その辺わかって欲しいよ……トホホ)
「V0009ね、行くなら早くしないとEF3休み時間/終わっちゃうよ?」
「え? あ、本当だ。それじゃあ/ジュース買いに行こうか」
「V1095だね。Ec行こ行こ〜」
(まったく……梨穂子はいつまでたっても/変わらないな)
(ずーっとこんな調子なのかねぇ……)
「V0110じゃあ今回はこれで許してあげるけど、/次回は……わかってるわね?」
「V0256はい、すみませんでした」
「V0257ふぅ……」
「大変だったな、梅原」
「V0258EoFe9m3仕方ない。こんな日もあるさ」
「しかし、梅原が忘れ物ってのは珍しいな」
「V0259昨日は家の手伝いでちょっと/忙しくてな……EcF6ふぁ……」
「大変そうだな」
「V0260へへっ、Eoどってことないさ」
「V0261Fm4それより大将、Fm3ちょいと質問なんだが」
「ああ、どうした?」
「V0262英語の宿題ってさ、どこまで/訳しておくように言われてたっけ?」
「ちょっとまってくれ、え〜と……」
(あれ? 英語の教科書……)
(昨日の夜宿題を終えて、今日の用意を……/する途中でトイレに行って……)
「V0263……どうした。何か問題発生か?」
「教科書忘れたみたいだ……」
「V0264なっ!? W30EF9よりによって英語で/忘れ物たぁ……SEcFm3お前って奴は……」
(英語の斉藤先生は忘れ物に厳しい/からなぁ……ま、まずいかも……)
「V0265宿題の範囲は他の奴に聞くから、/お前は誰かに教科書借りて来いよ」
「すまんな、じゃあちょっと行ってくる」
「V0266EcFe4m3いいってことよ。P1Fe8m3EoW30俺にかまわず/早く行って来な!」
(まったく、梅原の心配をしてる/場合じゃないよな……)
(誰に借りるかな……1年のとき/同じクラスだった金子とか……)
(いや、確かあいつのクラスは今日/英語の授業が無いはず……)
(ぬう〜っ……どうする……?)
???
「V0010ねえR桜井R4さくらい、あそこで頭抱えてるのって、/あんたの幼馴染じゃないの?」
「V1096え? あ、本当だ。どしたの?Wv212 Nn」
(あ、この声は……)
「た、助かった! 教科書貸してくれ!」
「V1097Sえ?E EFe9m4唐突だな〜Fm3もう〜」
「次の時間は英語なんだ! 頼むよ!」
「V1098EF4忘れたのって英語の教科書だったの?/SdEFe9m6どうりで慌ててると思った」
「わかってもらえて嬉しいよ。早いとこ/貸してくれるともっと嬉しいんだけどな」
「V1099じゃあ取ってくるよ。W30/Ecちょっと待ってて〜」
「はぁ〜助かったよ……」
「V0011EF3よかったねー、Nm君」
「うん、危ないところだった……」
「V0012EFe9m4しっかし、仲いいよね。Nm君と桜井」
「幼稚園の年長組から一緒だから。/昔からこんな感じなんだ」
「V0013EFe4m6ふうん。W30EF3私にはずっと一緒の友達って/居ないから、あんた達見てるとEFe9ちょっと/うらやましいかなF3Ec」
「そう?」
「V0014Eoそうだよ。W30EFe8m4桜井みたいなイイ子、そうそう/いないんだからFm3大切にしなよ?」
「う〜ん。でもR梨穂子R3りほこ……/いや、桜井はたまに……」
「V0015EF4たまに?」
「おっ! サンキューな」
「V1100……」
「どうした? 早く教科書を……」
「V1101あははは……」
「V0016EFe9m8桜井……あんたまさか……」
「V1102SdEoFe9m5どうしよ〜!W60/私も忘れちゃったみたい!」
「なんだってー!」
「V1103EFe9m4ごめんね〜。W45/Fm6先生に怒られちゃうよね?」
「V0017Fm8いや、SdEoFe9m4私らも今日英語あるでしょ。/どうすんのよ桜井」
「V1104LdMoW10うえええ〜McLeW60Fm6どうしよ〜Fm5っ」
「『どうしよ〜』って言ってもなぁ……」
「V0018EcFe4m3よし。私にいい考えがあるわ」
「V0019EoFe9m3Nm君には私が教科書を貸してあげる」
「え、いいの?」
「V0020で、桜井は私の教科書を使えばいいのよ」
「V1105え? W45でもそれじゃW10R香苗R3かなえちゃんが……」
「V0021EF3私はNm君が借りてきてくれる、/梅原君の教科書をEc有効活用しちゃうから」
「え? 梅原の?」
「僕が、梅原の教科書を借りてくるのか?」
「V1106W10そうらしいよ?」
「悩むまでもない。それで英語の授業を/凌げるってんなら、お安い御用だよ」
「V0022Eoそう? W30Ecじゃ、教科書取ってくるね」
「ふう……」
「そういえば梨穂子、最近部活の方は/どうだ?」
「V1107茶道部は平和なもんですよ。/Eo特に変わった事もなくて……Wv320EF4あ」
「V1108先輩が何か新しい設備を手に入れる/とかなんとか」
「設備を? なんだそりゃ」
「V1109よくわからないんだけど……W30/P0F3W45あ、戻ってきた」
「V0023はいEo」
「ありがとう。助かったよ、香苗さん」
「V0024Ecいいってば。W30EoFe8m4それより梅原君の教科書、/Fm3忘れないでよね?/重要なトレードアイテムなんだから」
「う、うん」
「V1110それじゃW15また後でね〜」
「うん、また後で」
(ふう……危ないところだ。梨穂子に/しっかり者の友達がいてよかったよ……)
(……にしても、梅原の教科書が/トレードアイテムに?)
(それってつまり、梨穂子のクラスの誰かが/梅原の教科書を使いたがっているって事/だよな……?)
(誰なんだろう……う〜ん、まあいいか。/とにかく教科書を借りられてよかった)
「V0267お〜い、Nm! お客さんだぞ」
「お客さんって?」
「V0268EF3かわいい女の子が廊下で待ってるぞ/W45Ec早く行ってやんな」
「えっ!? 女の子!? 一体誰だ?」
「V0269いいからいいから、早く行ってやれよ」
「お、おう……」
(わざわざ教室まで来るなんて/一体誰だろう……ひょっとして……)
「なんだ、梨穂子か……」
「V1111EFe3m4なに? W15Fm3どうしたの?」
「いや、何でもないよ」
(梅原め、梨穂子なら梨穂子と言って/くれよ、誰かと思ったじゃないか……)
「V1112W10えへへへへへ……」
「どうした、何か頼みごとか?」
「V1113EoFe9m4やっぱりFm3わかっちゃうかー」
「梨穂子が何かで困ってる時は、/大抵そんな風に笑ってるからさ」
「V1114Fm4えーとね、W60教科書W15Fm3貸して欲しいんだけど」
「ああ、それぐらいかまわないぞ」
「で、何の教科書を忘れたんだ?」
「V1115W10EcF9数学……」
「はいはい、数学ね」
「V1116EoFe7m4……と」
「と?」
「V1117SW10現国W10とW10化学と歴史……」
「4教科も忘れちゃったのか!?」
「V1118違う日の時間割とW30間違えちゃったんFm6/だよ〜」
「あーもう……仕方がないなぁ」
「確か歴史と現国はロッカーにあったな……/数学と化学は授業があるし……/うん、ちょっと待ってろよ」
「V1119W10ありがと〜っ。EoFe9m4助かったFm3よ〜」
「これでいいか?」
「V1120よかった〜、W60Eoどうしようかと思って/たんだ〜」
「まったくしょうがないなぁ……/あ、ちゃんと返してくれよ?」
「V1121W8すまないねぇ〜、W45Ecいつもあんたには/W25迷惑ばかりかけてしもうて〜W10」
「はいはい」
「V1122W6あはははは」
「……ま、僕も人の事言えないか」
「V1123あ、W30EF3そういえば香苗ちゃんが/W10『ありがと〜』って言ってたよ」
「僕もお礼言わなきゃいけないな」
「V1124Ecえへへ、W40EoFe9私W10もだ」
「お互いしっかりしなきゃなぁ」
「V1125W10そうFm3だよねぇ」
「ははは」
「V1126F3Ecうふふふふ」
「V1127それじゃ、W10Ecありがとね〜」
「ちゃんと返せよ〜」
「V1128ふふっ」
(大量に忘れ物をしてるってのに/随分幸せそうな笑顔だな……)
(それにしても、さすが梨穂子……/時間割を丸ごと間違えるとは……)
(っと、いかんいかん、/次の授業が始まっちゃうぞ)
「ん……っと」
(昨日の夜、変な体勢でゲームをしてたせい/かな……今日はやけに肩がこってるぞ)
(いや、単に今の授業が苦手科目だったから/かもしれないな……)
???
「V0000おい、そこのボーっとしてる奴」
「な、なんだぁ?」
女子A
「V0001確かEcNmとかFm2いったっけ、EoFm1ちょっと/付き合え」
「え、と……どちらさまですか?」
女子B
「V0000Eo桜井梨穂子……」
「さ、桜井梨穂子って……。/どう見ても違うじゃないですか」
「あ、もしかして知り合いですか?/それならそうと……」
「V0002シャラアアアップ!」
「V0003男のクセにEc細かいことをFm8ぶちぶちと……」
「V0001F8Ecうるさいやつめ」
(な、なんなんだこの人たちは……)
「V0004EoFe8m1いいから、付き合うのか!/付き合わないのか!」
「V0002EoFe8m3さあ、どっち」
「いきなり、そんな事言われても……」
・お断りします
・わ、わかりました
「お断りします。/初対面で素性の分からない人に、/ついてこいと言われても……」
「V0005EcF7ふむ。W30F1Eoじゃ、誰だか分かればいいのか」
「いや、そういう事じゃ……」
「V0006EFe2m1私は茶道部部長、W30Fm2EoR夕月R3ゆづきR琉璃子R3るりこ」
「V0003EcF4R飛羽R2ひばR愛歌R3まなか……W30P1EoF3W45まさに副部長」
「あ……茶道部の……」
「V0007Ecこれで、素性は分かったよな?/それじゃあ行こうか」
「えっ……。で、でも……」
「V0008Fe1m2Eoりほっちを助けると思って手伝いな」
「う……」
「わ、わかりました」
「V0009EFe4m7ほう、W30EF2ものわかりがいいね」
「V0004Ecさすが、W45りほっちには見る目がある」
「あの……梨穂子の……/桜井の知り合いですか?」
「V0010EF1あ、初めてだっけ。W45EF2私は茶道部部長/R夕月R3ゆづきR琉璃子R3るりこだEc」
「V0005R飛羽R2ひばR愛歌R3まなか……W30EoP1F1W45ザ・副部長」
「あ……桜井と同じ茶道部の……」
「V0011そういうこと」
(茶道部のメンバーか……。/梨穂子から色々聞いてはいたけど……)
(ん? 待てよ?)
(この時期だと、部長の引き継ぎは/終わってるはずだから同級生か?)
(でも、2年の教室では見かけた/覚えもないしなぁ……)
「V0012何ボーっとしてるの」
「えっと、クラスは……」
「V00133−Aだよ。Fm1それが何か?」
「えっ? 3年生!?」
「V0014ん? EcF9ああ、W30EoFm2この時期だと普通は/部長を引き継いでるもんね」
「V0015Fm1Ec色々事情があんのよ」
「そ、そうなんですか」
「V0016で、話が横道にそれちゃったけど」
「何に付き合えばいいんですか?」
「V0017Fe1m9うん、W45ちょっとコレ運ぶの手伝って」
「これって……」
「V0018なに、はんぺんか何かに見える?」
「コタツの天板に見えます」
「V0006Ec正解」
「V0019EcF9案外重たいんだよね、それ」
「V0007Fm4もう、疲れた」
「V0020茶道部室までだからさ、EFe9m2頼むよ」
「V0008EoF1私達は、他のを、持って来る」
「はぁ……」
(仕方ない、茶道部室まで運ぼう)
「V0021あぁ、悪い。そこに置いてくれ/そぉ〜う……そう、そう! そこ!」
「よっ……と」
「V0022Ecごくろうさん」
「V0009Ecおつー」
「V0023Eoま、お茶でも出すからさ。/ちょっと待っててくれ」
「あ、ありがとうございます……。でも、/作法とかよく分からないので……」
「V0024麦茶に作法なんかあるのか」
「V0010Eh初耳だ」
「あ、いえ。茶道部だからてっきり……」
「V0025さすがに昼休みからEoFm9お茶を点てたりは/EoFm2しないよ」
「そ、そうですよね」
「V0026EcFe1m9まあ、この後の世界史の授業に出るくらい/なら、EoFe9m2お茶してたいってのはあるけどね」
「あはは」
「あ、そういえば、何で初対面なのに/僕がNmだってわかったんですか?」
「V0027りほっちがあんたの話ばかりするのよ」
「V0011Fm3Ec耳にタコ」
「V0028あの子が入部して1年ちょっと、/あんたの話を聞かない日の方が少ないね」
「そ、そうなんですか。すみません……」
「V0029あれだけ聞かされてればEF4『あ、コイツが/りほっちの言ってたNmか』EF9って、/W45F2Ecすぐにわかっちゃうよ」
(どんな風に言われてたんだろう/……気になるな)
「V0012……」
「……」
(初めて来たけど茶道部室って/色々置いてあってすごいな……)
「V0013F1Eoどうした?」
「……いえ、立派な部室だと思って」
「V0030何E?E W30EF9どこが?」
「コタツもそうですけど冷蔵庫まで……/これってひょっとして……」
・部費で買ったんですか?
・どこかから拾ってきたとか?
・まさか……盗んできたんですか?
「部費で買ったんですか?」
「V0031EcF8うちにそんなに予算がある訳ないだろ!」
「ち、違うんですか? じゃあ……」
「V0014Ec体育教官室から」
「って、まさか盗んできたって事ですか?」
「V0032EFe8m2おいおい、そいつは人聞きが悪いな。W30Ec/リサイクルだよ、リサイクル」
「あ、中古……なるほど」
「V0015Eo廃物の有効利用」
「なんだ、びっくりした」
「V0033EoFe1m7ここはよそに比べて寒いから、/EFe9m2コタツでも無いとやってらんないのよ」
「確かにちょっと寒いですね」
「V0034Fe9Ec暖房器具がないと、/W30EoF2風邪ひいちゃうってね。はい、麦茶」
「どこかから拾ってきたとか?」
「V0035EcF8おしい! おしいFm2ねぇ」
「V0016それは第一段階」
「第一段階?」
「V0036EoF1拾ってきたホワイトボードと体育教官室の/コタツをFm2トレードしたのさ」
「トレード? でもホワイトボードじゃ、/コタツの代わりにはならないですよ」
「V0037EF9いいんだよ、あそこにはエアコンが/あるんだから」
「V0017Ec快適空間」
「V0038それに、ここは冬の間すっごく寒いんだ」
「確かに寒いですね」
「V0039だろ? EoFe9コタツでも無いと/風邪ひいちゃうって。W30EF2はい、麦茶」
「まさか……盗んできたんですか?」
「V0040EFe8m2お、わかるかい?」
「V0041EcF8我々は一部階級のみが、快適な環境を/得ている事について、警鐘を鳴らすべく/正義の名の元に行動しているのだ!Fm2」
「V0018Ecまさに義賊」
「いや、だからと言って……」
「V0042EoFe9m7冗談だよ、W30EF2体育教官室から古い/コタツを貰ってきたんだ」
「V0019Eo代わりの品も、置いてきた」
「な、なんだ、びっくりした……」
「V0043Ecトレードって奴だな」
「V0020EF3適材適所」
「V0044EoF1ここは、冬になるとやたら/寒いんだよ。Ecまったく……W30EoF2はい、麦茶」
「あ、ありがとうございます」
「V0045ちなみに冷蔵庫は先々代の戦利品だよ」
「V0046EF9それにしても、初対面の人間の頼みを聞く/だなんて……あんたもFm2人がいいねぇ」
「ははは……」
「V0047EF2まあ、りほっちの人の良さも/Ec大概なもんだけどね」
「あ、そういえば、/あいつ迷惑かけてませんか?」
「V0021大丈夫」
「V0048EoF7色々ポカはやるけど、EFe9m2愛きょうがあるから/なんか許せちゃうんだよな」
(なるほど、梨穂子は得してるなぁ……)
「V1129あ、W10あのっ! W30明日の昼休み集合だったか/明後日だったか……P0F4W50Ti2あれ!? Nn?/なんで茶道部室に!?」
「V0049噂をすればなんとやらだな……。/EFe9とりあえず落ち着きなって」
「V0022冷静さが大事」
「V0050EcFe1m9とりあえず集合は今日だったけど、/EoFe1m2人手は足りたから大丈夫だ」
「V0023Ec問題、ない」
「V1130EFe9W5はあ……。W60EF4あ!/W30EF3Nnが手伝ってくれたの?」
「成り行きだけどね」
「V1131Ecありがと〜っ。W10P2EoF6W60先輩、Nn/迷惑かけませんでした?」
「おいおい、いきなり何を……」
「V0051EcF2くっくっくっく」
「V0024EcF3似たもの同士」
「V0052Eo大丈夫。あんたよりは役に立ったよ」
「V1132え、W30EF3あ。W45F3Ecそうですか」
「V0025戦利品、Ehばっちり」
「V1133W15すっW10ごぉい! W45おこただ! W30EF3先輩W30/入ってみてもいいですか?」
「V0053EF7別にいいけど……」
「V1134やっW15Ecたあ!」
「V0026EcF4時間切れ」
「V0054F2Ecはい、残念賞! W30Eo続きは部活でねー」
「V1135W8そW4んなぁ〜」
「やれやれ……それじゃ、僕は戻ります」
「V1136EF4あ、W30EcFe9m3私もW15一緒に戻ります」
「V0055Ecおうっ、お疲れさん」
「V0027F3Eoまた……」
「それじゃ……」
「V0056ああ、ちょっと待った」
「はい?」
「V0057今日は助かったよ。/よかったらまた遊びに来な」
「あはは、そうですね」
「V0058EcF2じゃ、そういうことで」
「V1137お疲れ様でした〜っ」
「V1138だっW10て。W45またW15遊びにきてよね」
「うん、そうだな」
「なんだか先輩達も、見た目に反して/話しやすいし……」
「V1139Ecあはは、W35EoFe9m3怒られちゃうよ?」
「そ、そうかな?」
「V1140ふふっ」
(さてと。ラーメンも食べ終わったし……)
(ちょっと噂を確かめに校庭へ行って/みようかな)
「おっ? やってるじゃないか、大縄跳び」
「男子が……」
(やれやれ……ガセネタか。/まぁいいや、日向ぼっこでも……)
(あれ? あそこに居るのは/梨穂子じゃないか?)
(なに昼休みに堂々とコンビニ袋を持って/学校に帰ってきてるんだか)
(生活指導の先生にみつかったら/怒られるぞ、まったく……)
「おい梨穂子」
「V1141あ、W15Nn」
「『あ』じゃなくってさ。何してるんだ?」
「V1142うん。W30Eoお菓子買ってきた〜」
「……お菓子?」
「V1143どれかW10食べる? W30EF4あ、EFe9m4W15こっちのチョコとW6/ビスケットとW6マドレーヌはFm3ダメね?」
・これはダメか?
・これ、おいしそうだな
・これがいいなぁ
・じゃあ、そこの……
・だったらこっちの……
・しからばこちらの……
「これはダメか?」
「V1144あ、W30EcFm3そのワッフルは先輩のなんだ」
「V1145でも、W15Fm3こっちの『サワークリーム/ハニー煎餅』だったら……」
「う……うまいのか? それ」
「V1146EcF3珍しいから買ってみたの。W30EoFe3m4……食べる?Fm3」
「じゃあそこの……」
「V1147ゴメン。Fm3W45この紅茶飴は先輩のなんだ」
「V1148でも、W30Fm3こっちの『照り焼きサーモン味/スナック』だったら……」
「子供に受けなさそうな味だな……」
「V1149EFe9m3だけど、W15おいしそうだよね?F3Ec」
「これ、おいしそうだな」
「V1150EF4あ、W15EF3甘夏グミ?」
「V1151W10それは先輩のなんだ〜W45EoFm3ごめんね〜」
「V1152でも、W30Fm3こっちのW10『生クリーム&W10ショコラ/ハニーバナナまんじゅう』だったら……」
「聞いてるだけで虫歯になりそうだ……」
「V1153とってもおいしいんだよ〜?Fm3」
「だったらこっちの……」
「V1154あ〜、W30Fm4この『辛Ti3〜W15〜W15〜W15Ti2いスナック』は/Ec先輩のなんだ〜」
「V1155でも、W30EcF3こっちの混ぜると色が変わる/不思議なお菓子だったら……」
「そりゃまた不思議なお菓子だな」
「V1156EoFe4m3でしょでしょ? /W15EcF3いっしょにやってみよ?」
「これがいいなぁ」
「V1157そのおせんべいは先輩のなんだよ〜Fm3」
「V1158でも、W30EcF3こっちの水に入れると粒になる/不思議なゼリーだったら……」
「なんだか懐かしいお菓子だな」
「V1159EoF4え? W30食べたことあるの?/W30EF3おいしかった?」
「えーと……味はさておき面白いお菓子/だったよ」
「しからばこちらの……」
「V1160味付きスルメは先輩の大好物なの〜/W40EoFm4ごめんね〜Fm3」
「V1161でも、W30Fm3こっちの『小倉トーストスナック』/だったら……」
「甘いスナックっていうのは珍しいな」
「V1162F3Ecだよね? W45EoFe8m4これはFm3食べるしかないよ〜」
「じゃなくて」
「V1163?」
「校則を破ってまでお菓子を買いに行くとは/お前はどこまでくいしんぼさんなんだ」
「V1164Ldちっちっち、EoFe6m3W15LeWv75わかってないな〜」
「梨穂子が校則を破る事にロマンを感じる/なんて思わなかったなぁ」
「V1165校則はやぶってないよ〜W10Fm3」
「いや、生徒手帳にもちゃんとあるだろ/『登校中は許可なく校外に出る事を禁ず。/止むを得ない時は外出許可証を貰う事』」
「V1166じゃじゃ〜ん! P0F2EoW30これを見よ!」
「『特別外出許可証』? そんなのが/あるのか」
「V1167これがあれば、W30休み時間に堂々と/お菓子を買いにいけるのだ!」
「そうなのか。だとしても……」
「まさか、お菓子食べたさに許可証まで/貰っているとは思わなかったなぁ」
「V1168SEcFe9m3W3EoそうじゃなくてW42部活だよ〜」
「部活って、茶道部に何の関係が……」
「V1169お稽古用のお茶菓子を買ってきたの」
「あ、お茶菓子か……なるほど」
「V1170Ecうん。W45/Eo今日は私が買い出し当番だったから」
「そうか、それじゃあ……」
・重そうだし手伝ってやろう
・大変だな……頑張れよ
・部室までつきあうよ
「重そうだし手伝ってやろう」
「V1171え、W30EF3ホント?」
「ま、特に用事もないからな」
「V1172F3Ecえへへ、W30EoFe9m3ありがと」
「それにしても結構な重さだな……」
「V1173そう? う〜ん、そうかも」
「何で中身はお菓子なのに、/こんなに重いんだ?」
「V1174女の子には色々ヒミツがあるんです〜っ」
「なんだそりゃ」
「V1175えへへへへ〜」
「これで何人分あるんだ?」
「V11766人分だよ」
「梨穂子が3人分として……」
「V1177部員と先生であわせて6人なの〜っ!」
「そうだっけ」
「V1178W8そうだよ〜」
「そうか、茶道部員って/3人だけじゃなかったのか」
「V1179EFe9m4え〜? W30SEcFm9いまさら……」
「だって梨穂子はあの先輩達の事ばかり/話すだろ?」
「V1180あ……W60EFe9m3そうかも」
「V1181あ、W30中に置いてくるから/W15ちょっと待ってて」
「ああ。はい、残りの荷物」
「V1182えへへ、W45ありがと。W30EoそれじゃW15お礼W10に〜」
「ん、何かくれるのか?」
「V1183じゃじゃ〜ん! W60ほら、W15Nnが集めてる/おまけ付きのお菓子!」
「おお! サンキュー!」
「どれどれ……やった! /持ってないヤツだ」
「V1184ダブりじゃなかった?」
「ああ、ナイスだ梨穂子」
「V1185えへへ、W45よかったねEo」
「V1186EcF4さてと〜。W45EoF3私、W38鍵返して来るから」
「放課後も使うんだろ?/わざわざ戻すのか?」
「V1187そうなんだけど、W40Fm3そういう決まり/なんだ〜」
「そっか、それじゃあまたな」
「V1188F3Ecうん、W30じゃあ、またね〜」
「大変だな、頑張れよ」
「V1189お菓子だからFm3そんなに大変でもないよ〜」
「でも結構な量だぞ?」
「V1190EcF36人分だからね」
「そんなに一人で食べるのか!」
「V1191EoFe8m4みんなの分もあるってば〜!EFe9m3」
「あはは、わかってるって」
「V1192EoFm4んも〜、W45Fm3すぐからかうんだから〜」
「ごめんごめん。それじゃ気をつけて/持って行けよ」
「V1193F3Ecうん、W15じゃあね〜」
「部室までつきあうよ」
「V1194ほんと? W15EF3ありがと」
「V1195Ecえへへへへ」
「しかし大変だなぁ」
「V1196うん。6人分もあるとね〜」
「あれ、部員って3人しか/居ないんじゃなかったのか?」
「V11971年生もあわせて5人だよ」
「と、いうことは6マイナス5で……/梨穂子が2人分食べるのか!?」
「V1198先生がいるでしょ〜、も〜っ」
「あ、そうか。先生の分か……」
「先生もお茶をやってるのか?」
「V0007うん」
「V1199お茶の免許があるのが/先生だけなんだもん」
「そっか、きちんとした部活なんだなぁ。/……って、茶道にも免許があるんだ」
「V1200そうみたい。まだその辺りは詳しく/知らないんだ〜」
「V1201ごめ〜ん。扉開けて〜」
「はいはい」
「V0017……」
「V1202ふう……W45EoF3それじゃ私、W30鍵返してくるから」
「V1203そうなんだけど、W40Fm3そういう決まり/なんだ〜」
「そうなのか。じゃ、行ってらっしゃい」
「V1204うん、またね〜」
「ああ、またな」
「あ……この音は……」
(吹奏楽部が練習してる音だ……)
(……この音を聞くと夕方だ〜って感じが/するんだよな……)
(そろそろ帰るか……)
「V1205はろ〜っEo」
「おう、梨穂子」
「V1206何してるの〜?」
「別に何も……帰宅部だからな」
「V1207EF4そうなんだ」
「そうなんだよ」
「梨穂子は何してるんだ?」
「V1208Fm4えっとね、Fm3これから部活」
「部活か……そういえば茶道部って、/梨穂子の他にはどんな人が居るんだ?」
「V1209ん? EFe7m4えっとね〜」
「梨穂子と先輩二人と、他には……」
「V1211後は1年生が二人いるの」
「そっか。その二人って、やっぱり/女子なのか?」
「V1212EFe9m4男の子もいたけど、夏休み前に/Fm3辞めちゃったんだよね」
「他の部員は女の子だけなんだろ?/それは居づらいよなぁ……。/で、1年生はどんな子なんだ?」
「V1213EFe7m41年生二人はW30EcF7……W30普通Fm4W45……EoF3かな?」
「V1214あ、W15EF3凄くしっかりしてて、頼れるかもEc」
「それは梨穂子がしっかりしてなくて、/頼れないからだろ?」
「V1215EoFe9m4おかしいなぁ……そこを正そうと思って/茶道部に入ったのにFm3」
「ああ、そうだったのか」
「V1216前ね、『茶道ばっかりしてなさい』って/番組で見たお茶のお師匠様が/すごく格好よくて」
「そのお師匠様って、女の人か?」
「V1217Ecうん。W30EoFe3m4その人がすごくピシッとしてて、W15EcFe9m7/何ていうのかな、EoFe7m4背筋がこうFm9……P0EoFe7m6W30え〜と」
「δとしてる、か?」
「V1218EF4そう、W15EFe9m3δとしてたの。/P1Fe9m3W45それで私も落ち着いた、EcFe4m3素敵な女性に/なりたいな〜ってEoF3」
「なるほど、そんな事があったんだ」
「V1219うん。W30EFe9その人の名前とか流派とかは/忘れちゃったんだけど」
「V1220それを1年の時に担任の先生に話したら/P0Fe8m4W30『じゃあ、茶道部にFm3来てみろ』W15EFe9m3って」
「あ、あの先生が顧問だったのか」
「V1221EFe7m4それで茶道部に入ったんだけどEcFe9m4……」
「……どうした?」
「V1222部活はSEcF9結構いい加減なんだよね」
「え? 先生も部活に出ているんだろ?」
「V1223Sd『形式ばかりにこだわって、EcFe4m3本道を見失い/がちになってはいけない』……EoFe9m3とかいって/毎日お菓子を食べてお喋りしてるの」
「そんなのでいいのか?」
「V1224EFe3m42週間に一度はきちんとお茶を/点ててるから……W15EcF3いいんじゃないかな?」
「毎日やってるわけじゃないんだな」
「V1225Eoウチは、そういう方針みたい」
「へぇ……あれ? /あれって梨穂子のクラスの……/香苗さんだよな?」
「V1226え?」
「V0025お〜い、桜井〜っ」
「V1227あれ? 香苗ちゃん? P2F3W30どしたの〜っ」
「V0026茶道部の先輩が『うがー!/りほっちはどこだーっ』って。/あっちで捜してたよ〜」
「V1228EFe7m6あっれ、何でだろ?」
「V0027『部室の鍵もってこい〜』って」
「V1229うひゃ!/そういえば、私が鍵持ってたんだ!」
「鍵って返さなくちゃ駄目なんだろ?/まさかスペアキー!?」
「V1230ち、EFe9m4違うよ〜」
「V1231職員室から取ってきたとこで……」
「これから開けに行くつもりだったのか」
「V1232Ecそういう事〜Fm3」
「やれやれ……」
「V1233Sそ、そんなわけで行って来るね」
「ああ、早く行ってこいよ」
「V1234SdFe2Ec香苗ちゃ〜ん。ありがと〜。/P3Fe9m3EoW30それじゃ、またね」
「うん、またな」
「どうした梅原。そわそわしちゃって」
「V0270Nmは知っているか?/図書室の噂話を……」
「噂? いったいどんな噂なんだよ」
「V0271うむ……図書室にちょっとしたお宝が/眠っているという噂があるんだ……」
「えっ? お宝?」
「V0272EcFe8美術のデッサンの本なんだけどな……」
「そ、それって……もしかして?」
「V0273ああっ! その『もしかして』って/やつさ!」
「V0274……っと、声が高くなっちまった」
「おいおい、気をつけろよ」
「V0275ともかく、だ」
「……行くんだろ?」
「V0276……ああ、W45EoFe8他のヤツに借りられる前にな」
「そうだな、善は急げって言うしな」
「V0277よし、行くか!」
「で、どこにあるんだ?」
「V0278うむ。わからん」
「えっ? わ、わからないのかよ」
「V0279しかし、この広い図書室のどこかで/そのお宝が俺達が訪れるのを待っている/W30Fm3Ec……それだけは確かなんだ」
「そいつは夢のある話だな……」
「V0280とりあえず……」
「そうだな……手分けして探そうか」
「V0281よし、俺はあっちを探す。/Fm4Nmは……」
「って事は反対側だな、まかせとけ」
「V0282Fm1よし! それじゃあ、後でな。/Nmの健闘を祈るっ!」
「ああ、梅原もな」
「とは言ったものの……」
(タイトルも何もわからない状態だと/さすがに探しようがないな……)
(それっぽい本を片っ端からチェック/して……)
「あれ?」
(本棚の前でうずくまってるのは/梨穂子じゃないか?)
(……何か、不自然だな)
(ちょっと声をかけてみるか)
「どうした梨穂子、具合でも悪いのか?」
「V1235んっ!? W30あ、W15Nn?」
「V1236ど、どうしたの?」
「え? い、いや、別にどうもしないぞ?/梨穂子は何の用事で?」
「V1237ん〜? W15EFe7m4え、W15EF9え〜と……Fm4本……を……/W60EcF3宿題の資料を、Eo宿題の資料を探しに!」
「そ、そうか。それは大変だな……」
(……)
(……あれ?)
(僕はともかく、何で梨穂子がこんなに/あせっているんだ?)
(まさか梨穂子がお宝本を見つけて/読んでいた……なんてことは……)
(ちょっと質問して、ゆさぶってみるか)
「梨穂子」
「V1238んん? EcFe9m3な、なあに?」
「お前、何か隠してるんじゃないか?」
「V1239え、W30ええっ!? P5Fe9m3EcW15そんな……」
/Ti0          Ti2パサッ
「V1240あ」
(ん? 何か落ちたぞ)
「これは……」
「学食で売ってる3色パン?」
「V1241その……お腹すいちゃって……今朝は/お母さんが寝坊しちゃって、Ec朝ごはんが/パン1枚だったから……」
「だからって図書室で食べることないだろ」
「V1242Eoだって、外は寒かったし、教室だと……」
「それに、僕にまで隠す必要ないだろ?」
「V1243ええっ!? P6Fe9m4W30だって、一応恥ずかしいよ」
女生徒
「すみません」
「え?」
「V1244は、はい」
「図書室では静かにしてもらえますか?」
「はい……すみません……」
「V1245はい……」
「それとそっちの人。/図書室内は飲食禁止です」
「V1246す……すみません……」
「V1247ごめんね、私のせいで」
「いやいや、気にするなって」
「V1248でも、Fm3何か本を探してたんでしょ?」
(う……本当の事を言うわけにもいかない、/何か上手くごまかさないと……)
「べ、別に本を探してた訳ではなくて……/ちょっと気分転換しに行っただけだから」
「V0012そうなの?」
「うん。だから梨穂子が謝る必要なんて/別にないよ」
「V6008そっか、Ecえへへ」
(ふう……信じてくれたみたいだ。/梨穂子は素直だなぁ……)
「V1256あ」
「どうした?」
「V1257あわてて出たから忘れ物しちゃった。/EoF3ちょっと取ってくるね」
「V0283ふぅ……W30EoFe9m3まいったまいった」
「あ、梅原」
「V0284W30F4おう、大将。P0EF3W30/……って、なんだってこんな所に?」
「それが、梨穂子に会っちゃってさ」
「V0285じゃあ捜索は全然だったって事か」
「残念ながらね」
「梅原のほうはどうだったんだ?」
「V0286ああ、一応見つけたんだがな……」
「え!? 本当か? じゃ……あ?」
「V0287ああ、確かにあった。Fe9Eoでも俺が想像して/いたような物じゃなかったよ……」
「おっ、おい、梅原」
「V0288なんていうのかな……/Ec全然盛り上がってこないんだよな」
「梅原ってば」
「V0289ただただはっきりと見れればいい……/そういう事じゃ無いって……」
「梅原ってば!」
「V0290なんだよNm……。EF9せっかく人がお宝に/対する熱い想いを語っているのに……」
「V0291さっ、W30S桜井さん!?」
「V1258梅原君も図書室に来てたんだ」
「V0292え!? W60P1EcFe9m3W15Sd……あ! うん、そうなんだ。/W30EoF1ちょっと調べ物があってさ」
「V0293Nmに手伝ってもらったお陰で/何とか片付いたけどね。F3Ecな?」
「え? あ、うん。気分転換がてら、ね」
「V0294桜井さんは何の用事?」
「V1259え? W30EFe7っと……W30EcF3わ、私も調べ物」
「V0295Fm4そっか、Fm3なるほど」
「それより梨穂子、時間は大丈夫なのか?」
「V1260え? W30EFe9m3あ、そろそろ戻らないと。/EcF3じゃあ、またね〜」
「……」
「ふぅ……」
「V0296いやぁ……W30EoFe9m3散々だったな。結局お宝は/期待はずれだったし」
「本当だよ……やれやれ」
「V0297とりあえず、帰るか」
「……そうだな」
「まだ未完成」
(うー寒いなぁ……)
(この季節の手洗いはツライぜ……)
(お、あそこにいるのは梨穂子じゃないか)
(そうだ! よし……)
「梨穂子ー」
「V1261ひぁぁー!」
「V1262ほほほ、W30Fe9m8Eoほっぺつめたーい!」
「あっはっはっは」
「V1263EcF6びっくりしたー、W30EoFe9m4Nnの手/すっごくつめたいよ〜」
「そんなに驚くとは思わなかったよ」
「V1264いきなりほっぺに手をつけられたら/誰でもびっくりするってば……/W30Wv340EcFm5LdMoはぁ〜〜〜…LeMc…」
「V1265それにしてもNnの手、/つめたいよね〜」
「そ、そんなに冷たいかな」
「V1266すごいよ〜Fm3、ギネス級だよ〜」
「そんな記録は、ギネスブックに/載らないんじゃないかなぁ」
「V1267EcFe8m4う〜ん。W45EoF7それってひょっとして……W30/EFe3m4冷え性?」
「え? どうだろう……違うと思うけど」
「V1268Fm3もし冷え性だったら、にんにく食べたり/ごぼうを食べたりすると良いらしいよ?」
「へえ……そうなのか?」
「V1269Fm4ふくらはぎをFm2マッサージ! Fm3Ecとかね」
「いやに詳しいな」
「V1270お母さんが冷え性なんだ〜」
「梨佳おばさんって冷え性なんだ」
「V1271うん。Fm4だからウチの夏は冷房禁止で/暑くて大変なんだよ」
「V1272汗びしょびしょでEcF9シャツなんか/ぴったりくっついちゃって……/P7EoFe8m5W45夏は嫌いだーっ!W15EFe9m3」
(シャツが……ぴったりくっついて……?/……ってことは)
(イメージ的には……W60こんな感じか!?)
「V1273どしたの?」
「あ、いや。ゴホン。なんでもない」
「V1274EFe3m4だから私はどちらかというと、/Fm3夏よりもFm4冬の方がFm3好きって感じなんだ〜EcFm2」
「なるほどな……」
「じゃあ、冷房の効いてる夏はどうだ?」
「V1275EoFe7m4う、う〜ん……W45EFe9m4冬……Fm3かな」
「夏はスイカもあるしカキ氷もあるぞ?」
「V1276EFe7m8う〜〜〜」
「焼きとうもろこしに焼きイカ。/つるっつるのそうめんに冷やし中華」
「V1277Sな、EW45夏もいいかな〜?EcFe9」
「そして海水浴!」
「V1278断然冬が好き! EoFe6m5泳ぐのダメー!」
「なんだ、まだ泳ぐの苦手なのか」
「V1279Sそうなんだよ〜。W30SdEoFe9Fm4だから未だに/水泳の授業は補習受けてるの……F6Ec」
「温水プールのある輝日東に来たのが/そもそもの間違いじゃないのか?」
「V1280Fm4Eoだって……Fm6輝日南だと……」
「まぁ、家から一番近いのはここだから/仕方ないよな」
「V1281Fm4う、うん……Fm6」
「うわっ、寒っ」
「V1282EcF7さむ〜いっEoFe9m4」
「自販機でココアでも飲んで、/教室に戻るとするか」
「V1283うん、Eそうしよっか」
「V1284EFe8m3じゃあ、どっちがおごるか/EcFe2m7ジャンケンでFm2勝負っ!」
「よし、望むところだ」
「くっ……強くなったな……梨穂子」
「V1285ほっほっほ〜悪いね〜っ」
(梨穂子め……次はこうはいかないぞっ)
(うー寒いなぁ……)
(この季節の手洗いはツライぜ……)
(お、あそこにしゃがんでいるのは/梨穂子じゃないか)
(よし、今度はこの冷え切った手を首筋に/くっつけて驚かしてやれ!)
(よしよし、気が付いてないぞ……。/このままそーっと近づいて……)
「梨穂子ー!」
「V1286Ts3うひぁぁー!」
「わっ! ばかっ、いきなり立つなっ」
「V1287だ、だって、びっくりしちゃって……/ひゃぁっ、背中がつめたいよぉ〜っ」
「わかった、わかったからちょっと/落ち着いてくれ。でないと手が……」
「V1288だめ〜っ早く抜いて〜っ」
(ぬ、抜くっていってもこの体勢じゃ……)
「す、座ってくれなきゃ抜けないって!」
「V1289う〜っ! こ、こう!?」
「ふう……びっくりした……」
「V1290こっちのせりふだ〜っ」
「V1291いきなり背中に手をつっこむなんて/ヒドイよ!W15 Ecセクハラ行為だよ!/W15EoF8打ち首獄門だよ!」
「ちょ、ちょっと落ち着いて聞いてくれよ」
「V1292うう……/W30Fm9お嫁にいけなくなっちゃうよう……」
「僕が手を首に当てたら梨穂子が急に/立ち上がっただろ!? その反動で/背中の方に手が入っちゃったんだよ」
「だから今のは事故っていうか……/その……」
「V1293う〜っ……Eo私のせいってこと?」
「いや、そんなことは……」
「V1294Ldむ〜Le」
「うん……ごめん。ちょっとびっくりさせて/やろうと思っただけなんだ……」
「V1295EFe9m4ほんとにびっくりしたんだから〜」
「僕もびっくりしたよ……」
「V1296Fm5嘘〜Fm4」
「いや、まさかあんな事になるなんて……/本当にごめんな、梨穂子」
「V1297……えへへ、W30EcF4それじゃEoFe9m3おあいこ」
(う……どう考えても僕の方が悪いと/思うけど……)
「V1298EcF4はぁ……W45EoFe9m4背中に手を入れられたせいかな/Ec冷えてきちゃったFm3」
「そ、そうか。そうだよな」
「V1299Eo私、教室に戻っちゃうね。W30F3Ecまたね〜」
「うん、またな」
(なんだかすごくドキドキしてしまった……/梨穂子なのに……)
(温かかったな……梨穂子の背中……)
「……あれ?」
(今日は梨穂子はいないのか……/つまらないな……)
(このためにわざわざ手を冷たくして/来たってのに)
(それにしても、あのハプニングには/ちょっと焦ったな……)
(僕の手が梨穂子の背中に、直に……)
???
「V1300えいっ!」
「As1b21ひぁぁぁぁぁぁ! As0b0なっ、なんだ!/背中が熱……ぬるいっ!?」
「V1301あははははははっ」
「り、梨穂子」
「V1302ふっふっふLd、W30LeWv115これで正真正銘/おあいこEcFe2m3だね」
「びっくりしたぁ……なんだこれ?/……使い捨てカイロ?」
「V1303モフカイロ、Eoいつも寒そうだから」
「ああ……でも……」
「V1304EF4なあに?」
「これ梨穂子のお古だろ?」
「V1305SEFe9m6う……W30EFe9m4でも、まだFm3あったかいよ」
「ふ〜ん」
「V1306EFe8m4文句言うなら返してよ〜っ/EcFe4m3私が使うから」
「いやいや、ありがたく使わせてもらうよ」
「V1307Fm3感謝がたりな〜い」
「へぇへぇ。ありがとうございます」
「V1308EcF4よきにはからえ〜Fm3」
「あはははっ」
「V1309EcF3うふふふっ」
「V1310EF4そういえば、EFe3なんだけど」
「ん?」
「V1311NnってFm3手袋してないよね?」
「ああ、無くしちゃったんだよ」
「V1312EF4え? そうなんだ。/P1Fe3m4W45新しいの買ったりしないの?」
「あはは、面倒くさくて」
「ポケットに手を突っ込んでおけば/とりあえずは凌げるし……」
「とはいっても、最近めっぽう寒いから/ちょっとキツいかな」
「V1313あは。W30EoFe9m3やっぱりそうだよね」
「でも、手が冷えてるおかげで/梨穂子をびっくりさせる効果は/バツグンだったけどな」
「V1314またあ〜、W15Fm3すぐそんな事言うんだから〜」
「はははは」
「V1315……」
「V1316えへへ。Eoね、ココア飲もうよ」
「ん、そうだな」
「今日はじゃんけん負けないからな」
「V1317のぞむところだ〜っ! えへへへへっ」
(ちょっと、朝のんびりしすぎたか?/このままだとギリギリ遅刻になりそうだ)
(近道を使えばなんとか間に合うか?/よしっ!)
(いつもならまっすぐ行く所だけど、/ここを右折して……)
(よし、学校の裏に着いたぞ!)
(『正門から登校すること』なんて校則の/せいで、毎日遠回りさせられているん/だよな……)
(この先の抜け穴から入って……あれ?)
「な、なんだこりゃ!?」
(女の子が生垣の穴にはまって……/お尻だけ出てるぞ!?)
(この抜け穴が近道だってのに、/これじゃ通れない……困ったな……)
???
「V1318うわ〜ん、ごめんなさいごめんなさい」
(あれ?/……この間の抜けた声はひょっとして?)
「り、梨穂子!?」
「V1319すみません〜、ちょっと近道しようと/思っただけで校則を破ろうと思った/わけじゃないんです〜」
「V1320今朝はうっかり水着を忘れて、/あの、水泳の補習を受けてるもので、/だから一旦それを取りに戻って……」
「落ち着け梨穂子、僕だよ」
「V1321ふぇ? あ、あれ? Nn?」
「どうしたんだ? そんなみっともない/格好して」
「V1322それはその、あの……」
「まさか……抜けないのか!?」
「V1323えへへへへ……」
(このままじゃ遅刻してしまうぞ……/こうなったら……!)
・仕方ない、梨穂子を助けてやるか!
・仕方ない、梨穂子は見捨てて正門に行くか!
・どうせ遅刻だ! 梨穂子をからかって行くか!
(仕方ない、梨穂子を助けてやるか!)
「梨穂子」
「V1324見捨てちゃいやだよ〜」
「ちゃんと助けてやるから」
「V1325ほんと!? ありがと〜っ」
「よし、ちょっと腕を……そうそう、/そっちに廻して、かばんを置いて」
「V1326えっと……こう?」
「で、足をこっちに」
「V1327足をそっち……だ、大丈夫?」
「何が?」
「V1328見えたり……ううん、なんでもない」
「え?」
「V1329なんでもないってば!」
「それじゃ、引っ張るぞ」
「V1330う、うん」
「よっ……」
「V1331きゃぁ!」
「ば、バカ! 何て声出すんだ!」
「V1332だって……手がぁ……」
「掴まなきゃいけないんだ、仕方ないだろ!/ほら、息を吐いてお腹引っ込めろ」
「V1333ふゅ〜〜〜〜〜〜」
「いくぞ……せ〜ので……」
「よ……っと……うわぁっ!」
Ti0Ts1/      Ts2 Ts4Ti1ドシーーーーン!As0b0
「V1334あいたたた……」
「うぐぐぐぐ……」
「V1335きゃぁ! Sご、ごめん!」
「ふぅ、重かった……」
「V1336おも……W30EFe8m4重くないよ〜!」
「いや……まぁいいや」
「あ〜あ、お尻がホコリだらけじゃないか」
「V1337あははは……Eoみっともないね」
「まあ、助かって何よりだ」
「V1338ありがと〜っ」
「さて、それじゃ改めて抜け穴を……」
「よいしょっと」
「V1339ひぁ〜……EoFe9m3助かった〜」
「やれやれだぜ……」
「V1340よかったよ〜。Nnが来なかったら/ここで一生を終えるところだったよ〜」
「あぶなかったな」
「V1341Ecほんとだよ〜」
「それより早く昇降口に行かないと」
「V1342え、もうそんな時間?」
「……遅刻しそうだから近道したんだろ」
「V1343あ、そっか! EFe9m3い、急がなきゃ〜っEc」
(ふぅ、僕も急がないと……)
(どう考えても遅刻だよなこれは……)
(……まあ、梨穂子を助けられたし、/これはこれでよかったかな)
(仕方ない、梨穂子は見捨てて正門に/行くか!)
「V1344た、助けてくれるの〜?」
「すまん!」
「V1345え!? えええ〜っ!?」
(すまない梨穂子! 僕は遅刻するわけには/いかないんだ!)
「V1346ひどいよ〜っ! たすけてよぉ〜っ!」
(骨はひろってやるぞ……)
「V1347う〜らぎ〜り〜も〜の〜〜〜っ!」
「はぁっ……はぁっ……」
先 生
「遅刻ですね」
「名前は……Nm……はい。/この紙を担任に渡すように」
「それじゃ、急いで教室に行きなさい」
「は……はい……」
(間に合わなかったか……/梨穂子を犠牲にしたってのに……)
(どのみち遅刻するなら、梨穂子を/どうにかしてあげればよかったな……)
(どうせ遅刻だ! 梨穂子をからかって/行くか!)
「V1348た、助けてくれるの〜?」
「いや、ちょっとマズい事になっているぞ」
「V1349え?」
「でっかい犬が2匹、梨穂子の周りを/うろついてるんだ」
「V1350えぇ〜〜〜〜っ!」
「バカ! 落ち着け、刺激しちゃダメだ」
「V1351ぇ……うん……わかった〜」
「V1352えと……犬はどんな感じ?/セントバーナード? グレートピレネー?/それともミニチュアダックス?」
「ミニチュアダックスは小型犬だろ?/あと、ピレネーじゃなくてピレニーズ」
「V1353あ、そっか」
(さすが梨穂子、この状況でボケて/来るとは……)
「種類はわからないけど、/黒くて大きい犬だ」
「V1354えぇ……こ、怖いよ……」
「がるるるるるる……」
「V1355う、うなってるよぉ?」
「どうやら梨穂子のおしりに/興味があるみたいだぞ」
「V1356ええ〜!? お、美味しくないから/かじるのはヤメて下さいよ?」
「ワフ! ワフワフ!!」
「V1357ひゃぁ〜〜……ちょ……/Nn、助けて〜〜」
(梨穂子のヤツ、僕の犬の真似に完全に/だまされてるな……ひょっとして僕には/物まねの才能があるんだろうか)
「しっしっ! ほら! 離れろ!」
「がうがうがう!」
/Ti0          Ti2かぷ!
「V1358ひゃぁ! ふくらはぎ! ふくらはぎ!」
「おのれ犬め! このっ!」
「がるるる! がう!」
「うわっ」
「V1359だ、大丈夫!?」
「大丈夫、かすっただけだ」
「V1360えぇ? な、何が?」
「すぐ助けてやるから……ガウガウっ!/うわぁっ! こ、この野郎……/やりやがったな!」
「V1361が、がんばって〜! 見えないけど〜」
「まかせとけ! 行くぞ、僕の必殺技……」
「あ……しまった……」
「V1362ど、どうしたの!? 噛まれた!?」
「これじゃ大遅刻だ……」
「V1363えぇ? それより犬が……」
「調子に乗って犬の真似なんかするんじゃ/なかったなぁ……」
「V1364って……ええっ!? EFe6真似!?」
「V1365完全に犬にしか聞こえなかったよ!/Fm3すご〜い!」
「……抜けたじゃないか」
「V1366あ、EF3本当だ」
「っていうかそれどころじゃ……」
男教師
「コラー!! お前ら何してる!!」
「V1367……あ」
「しまった……」
その後、始業時間ギリギリまで延々と先生に/お説教を受けた。
(余計なことするんじゃなかった……)
(朝提出だった歴史のプリント、/はやく出しに行かないと……)
「V0111プリントの件はこれでいいとして……/くれぐれも遅刻はしないこと。/わかった?」
「はい、すみませんでした」
(はぁ……ついてないよ、まったく……)
「V1368どうしたの? しょんぼりして」
「V1369なんか先生に怒られてたみたいだけど」
「うん。遅刻の件でね」
「V1370遅刻?W15Fe9m3 Nnも遅刻したんだ」
「あのなぁ……もう忘れたのか?」
「梨穂子が近道を塞いでたから/遅刻したんじゃないか……」
「V1371Fe9m3Ecえへへ、W30Eoそうだよね」
「もうちょっと梨穂子がやせていれば/あんな事には……」
「V0112それは違うわよ、Nm君」
「わぁっ! せ、先生!」
「V0113そもそも遅刻するような時間に、/EoFe9m3家を出るのが問題なのよ。わかる?」
「う……そ、その通りです」
「V1372あはは、EoF9怒られてる〜」
「V0114こーら、笑い事じゃないわよ、EFe9m1桜井さんも/もう5分早く家をFm2出るようにしなさいね」
「V1373あう……」
「ははは」
「V0115それじゃ」
「ふう、えらい目にあった」
「V1374えへへへ」
「V1375Eoごめんね、私のせいで怒られちゃって」
「いや、僕が遅刻したのが悪いんだ。/梨穂子のせいじゃないさ」
「V1376EFe9m4そう?」
「ああ」
「プリントの提出も遅れちゃって……/それも一緒だったしね」
「V1377Fm3そうだったんだ」
「V1378EoFe9m4でも、Fm3よかった〜」
「何が」
「V1379あれを見られたのがNnで」
「そ、そうか?」
「V1380他の人にあんなの見られたらと/思うと……」
「僕ならかまわないのか?」
「V1381だって、Fm3Nnは私のドジなんて/見慣れてるでしょ?」
「まあ、確かにその通りだけど……」
「V1382だから、NnだったらいいのF3Ec」
「そういうものなのか?」
「V1383EoFm4それに、Fm3Nnが遅刻しなかったら/Fm4今もあそこにはまってたかも……/EcF3命の恩人ですよ」
「あはは、大げさだな」
「V1384えへへっ」
「V1385じゃあ私行くね?」
「ああ、またな」
「V1386またね〜」
(今日の小テストはバッチリだった/気がするぞ)
(いつもこれくらいわかる問題が/出てくれればいいんだけど……)
(あれ? あそこで先生と話してるのは/梨穂子じゃないか?)
男教師
「今後は気をつけるように」
「V1387はぁい……すみませんでした……」
「どうした? しょんぼりして」
「V1388Fe9Eoまた遅刻しちゃったよ〜」
「ひょっとして、また抜け道に/はまったのか?」
「V1389EFe9m5抜け道ふさがれてたの〜/Fm4『通るな!』って看板つきで……」
「えっ!? な、何だって!?」
「V1390どうしよう〜私のせいだよね〜」
「う〜ん、確かにほかの理由は思いつかない/けど……」
「V1391ううっ……どうしよう……」
「そんなに自分を責めるなよ。/梨穂子のせいだと決まったわけじゃ……」
「V0298よぉ大将、Eoまた女を泣かせてるのか?/EFe9m3罪つくりな男だねぇ」
「いや、慰めてるんだけど……」
「V0299ははは、まあそうだろうな。EFe9Nmが/女を泣かすなんて想像も出来ないからな」
「そう断言されると、なんだか寂しいぞ」
「V0300EcF3ははっ、W30EoFe9m3気にするなよ」
「V0301EcF4ん、ゴホン」
「V0302さてと、W30P1F3W30そんなお前に良いニュースだ。Eo/俺の調べによると抜け穴がふさがれた/原因は桜井さんじゃないぜ」
「え?」
「V1392EFe9m4でも〜」
「V0303一部の生徒が昼休みに出入りしてたのを/生活指導の先生が発見したって話だ」
「そうか、梨穂子のせいじゃなかったのか。/よかったな、梨穂子」
「V1393えへへ、W30EoFe9m3よかったぁ」
「V0304Fe9m3とは言えこれから毎朝大変になるな」
「こればっかりは仕方ない。/あと5分早く起きるようにするよ」
「V1394EFe3m4朝起こしに行ってあげようF3Ecか?」
「梨穂子が起こしに来るのを待ってたら、/遅刻しちゃうじゃないか」
「V0305EF4桜井さんは朝が弱いのか?」
「V1395EFe3m4そんなことFm3ないよ〜」
「それはない」
「梨穂子は結構早起きなんだよ。/準備にEa2oF9a2ものすごく手間取るだけで」
「V1396EcFe9m3えへへへへ……」
「V0306EF3さすがによく知ってるな」
「中学時代は一緒に登校することが/多かったんだよ」
「V0307あぁ、そういえば二人セットでよく/遅刻してたな」
「そういう事だよ」
「V1397EoFe9m4最近一緒に登校してないよね〜Fm3」
「遅刻したくないからな」
「V1398Fm4え〜?」
「最近特にぼ〜っとしてるから……」
「V1399そんな事ないよ。EFe8m4失礼だなぁ」
「だってなぁ……」
「V1400だって、何?」
「次の時間体育なんだろ?/お前のクラスの女子、移動してるぞ?」
「V1401うえぇっ!?」
「V1402EFe9はやくいってよ〜。SdEFe9m3ま、またね〜」
「はいはい、またな」
「V0308またね、桜井さん」
「やれやれ……」
「V0309見事だなぁ、彼女は」
「ちょっと疲れるけどね。/そばで見てるのは面白いかな」
「V0310F2Ecなるほど、そういう物か」
「V0311Eoさて、教室に戻ろうぜ」
「ああ」
(そういえば、生垣にはまってた梨穂子は/どうやって抜け出したのかな……)
(悪い噂も聞かないから、大事にはなって/いないと思うんだけど……)
(よし、直接聞いてみるか)
(お、ちょうどいいところに)
「梨穂子、調子はどうだ?」
「V1403Fm4可もなく不可もなくFm3ですよ」
「その……ちょっと気になってたんだけど」
「あの後、無事に生垣を抜けられたのか?/先生につかまったりとか……」
「V1404え? W45……EFe3ああ! W30EFe9m3あの時の?」
「V1405『うらぎりもの〜』P2F3ってジタバタ/してたら、引っかかっていた所が/うまく外れてくれたの」
「V1406無事生還! Eoですよ。W30EFe9m3ぎりぎり遅刻せずに/済んだし、EcF3Nnのお陰かもね〜」
「そ、そっか……」
(なんて運のいいやつ……)
「まぁ無事でよかったよ。ちょっと心配/だったんだ」
「V1407Ecえへへ、W30EoFe9心配かけてごめんね」
「V1408気にしてくれてありがと。/それじゃまたね」
「ああ、またな」
「…………」
(あの状態で僕が遅刻して、梨穂子が/間に合うなんて……)
(運命ってのはわからないなぁ)
(よし! 今日は梅原から/お宝ビデオを貸してもうぞ!)
(このところタイミングが合わなくて、/新作を借りそびれてるんだよな……)
「おーい、梅原ー」
マ サ
「ああ、ウメならさっき帰ったぞ」
「え、本当か」
「『用事があるの忘れてた!』とか言って、/飛んで帰ったぜ」
「そっか、ありがと」
「ああ。それじゃ俺も帰るから」
「うん。じゃあまた」
(……やっぱりタイミングが合わないな)
(仕方ない、帰るか……)
(はぁ……しょぼくれたまま家に帰るのも/いやだな……)
(う〜ん……)
(そうだ! デパートに寄って帰ろう!)
(ちょうど気になるパソコンがあったんだ。/あれを見ていこう)
(なるほどなるほど……)
(やっぱり最新型はいいよなぁ。……去年に/比べて性能が2倍でしかも価格は据え置き/だなんて……)
(……あれ? あそこに居るのは……)
(梨穂子と香苗さんだ。/何だか楽しそうに話してるぞ)
(どうしよう、声を掛けてみようかな)
・声を掛ける
・そのまま立ち去る
(よし、声を掛けてみよう)
「二人とも、買い物?」
「V1409あ、W30EF3Nn」
「V0028まあ、そんなとこ」
「V1410何か買いに来たの?」
「まっすぐ家に帰るのもつまらないと思って/……要するに寄り道かな?」
「V0029あははっ、EoFe9そうなんだ」
「V1411何か面白いことあった?」
「う〜ん、そうだな……」
「二人に出会った事くらいかな?」
「V0030そりゃラッキーだねー」
「え?」
「V0031美少女二人と一緒に下校だなんて/EcF3ラッキー以外の何物でもないでしょ」
「V1412美少女は言いすぎじゃない?」
「V0032桜井がつっこんでどうすんのよ」
「V1413だって〜」
「あはは、確かにラッキーかな」
「V1414え? W30EFe9m3そ、そうかな?」
「楽しいコントも見られたし」
「V1415コントなの!?」
「V0033あはははっ、EoFe9m3そうだね〜」
「V0034……あ、桜井。EFe9m3そろそろ時間」
「V1416え? W30EFe9m3あ、本当だ」
「時間って?」
「V0035コインロッカーの時間」
「V14171時間以内ならお金が戻ってくる/ロッカーがあるんだよ」
「あ、それで二人はカバンを持って/いないんだ」
「V0036そういうことEc」
「V1418私達はそろそろ帰るんだけど……/NnはFm3どうするの?」
「そうだな、僕も帰ろうか」
「V0037じゃ、EcF3帰りましょっか」
(なんだか楽しそうだし……邪魔をするのも/悪いよな)
(帰るとするか)
「V0038FE3ねえねえ桜井。Fm4あれって……」
「V1419あれ!? Nn!?」
(と思ったら発見されてしまったぞ……/まあいいか)
「香苗さんと梨穂……/桜井は何をしてるの?」
「V0039私らはね〜」
「V1420新作のケーキを見に来たんだ〜」
「さすが女の子って感じだなぁ」
「V0040Nm君は何しに来たの?」
「新作のパソコンを見に来たんだ」
「V1421へえ〜」
「V0041Fm4あ、W30Fm3Nm君もパソコンに興味あるんだ」
「え? 香苗さんも?」
「V0042Ecウチは父さんがEa2F3a2その手のマニアなんだよね/EoFe8m3……で!」
「V0043買うなら型番はSR以降にしといた方が/いいわよー。音が全然違うんだから」
「V1422EFe9m4えすあーる?Fm6 音?」
「V0044同時に鳴らせる音がねEcF4……ってEoFe9桜井には/Fm3興味の無い世界の話だよね」
「V1423あはは、Eoよくわかんないかも」
「そっか、参考になるよ。……えっと、/ちょっと気になってたんだけど」
「V1424なあに?」
「二人ともカバンは?」
「V1425Fm4コートと一緒にコインロッカーFm3だよ」
「V0045パソコンも荷物も、Ec重いのイヤだからね」
「V1426Fm4後でFm3お金が戻ってくるタイプのロッカー/だから、EcFm4すっごくFm3ありがたいんだよね〜」
「そうなんだ。僕も今度使おうかなぁ」
「V0046時間制限あるけどね……EF4あ」
「V0047そろそろ時間だよ、桜井」
「V1427あ、本当だ」
「V1428私たちはEFe9m3そろそろ帰るんだけど……/EF3一緒に帰らない?」
「うん、じゃあそうするよ」
「……で、不思議に思ってたんだ」
「V0048それは簡単。ウチのクラスには伊藤って/苗字が二人いるから」
「V1429そうなんだよね〜」
「ああ、それでみんな『香苗さん』って/呼んでるんだ」
「V0049そういう事っ」
そんな感じで3人で話しながら帰った。
(う〜ん、何もやることがない……)
(……梨穂子の顔でも見に行くか。/どうせ梨穂子も暇してるだろうし)
(あれ? 梨穂子、居ないのかな?)
「V0050あれ、EFe3どしたの? Nm君」
「あ、香苗さん。桜井を捜しているんだけど/どこにいるか知ってる?」
「V0051桜井?」
「V0052EF3桜井なら茶道部に行くとか言ってたよ」
「そっか、ありがとう香苗さん」
「V0053Ecどういたしましてっ」
(そっか、茶道部だもんな。/放課後は部活動してるか)
(さて、梨穂子は……と)
「お、いたいた」
「V1430あ、Nn」
「V1431どしたの? EF3茶道部に何か用事?」
「いや、茶道部にっていうか……」
「なんとなく梨穂子と話がしたくなってさ」
「V1432EcFe3m2B80えへへ、そうなんだF3Eo」
「あれ? お茶の道具も出さずに、/何してるんだ?」
「V1433部室の片付け。っていっても/今終わったところだけど」
「なるほど。例の先輩達は?」
「V1434今日は何か用事があるんだって」
「そうなんだ」
「V1435Ecで、折角だから温まってたんだ〜」
「温まる……確かにここは温かいなぁ……」
「V1436おこたにストーブもFm3あるからね〜Ec」
「なんてゴージャスな部活動なんだ」
「V1437EoFm4部員の努力のEcFm3たまのもなんだから」
「たまもの、だろ」
「V1438SEoFe9m4B90ちょ、W30ちょっと間違っただけじゃんか〜」
「それに、ここを快適にしてるのは/先輩達だろ? 梨穂子は……」
「V1439EcF9あははは……。/W30SdEoB0Fe9m4せ、W15EcFm3先輩達はたよりになるよね〜」
「たよりに、ねえ……」
「V1440Eoね、おこたに入っていったらどう?」
「そうだな。そうさせて貰うか……」
「V1441あったかいでしょ〜、Fm3W30Ecまいったか!」
「別に梨穂子のおかげでおこたが/温かいわけじゃないけどね」
「V1442F3Ecえへへへ」
「ん? どうした?」
「V1443EoFe9m3昔はそんな事をよく言われたなー/と思って」
「そうだっけ?」
「V1444EFe9m4そうだよ〜Fm3」
「そうだったかなぁ……」
「V1445EcFe6m3でも……W60Eh久しぶりだよね」
「うん?」
「V1446EcW2Fe9m3Eoこうやって、二人でおこたに入って/お話するのなんて」
「ああ……ちょっと前まではこんなの/普通だった気もするけど……」
「V1447EcF4そうだね〜Fm3」
「いつだっけ、すごい雪が降った時……」
「V1448あ〜……W30長靴の中びしょびしょにして/ウチまで遊びに来たよね」
「あの時は大変だったなあ」
「V1449すっごい寒そうだったもんね」
「途中で遭難するかと思ったよ」
「V1450あれって確か……小学校の〜……」
「4年生の時だよ。確か」
「V1451よく覚えてるね〜」
「迎えに来た母さんに『そんな事ばかり/しているとクリスマスプレゼントを/買ってあげないよ!』って脅されてね」
「V1452ええ〜っ。そりゃ大変だよ」
「母さんに泣きながら謝ってさ……」
「V1453あはは。それでそれで?」
「え〜と……覚えてるかな、僕の乗ってた/自転車」
「V1454あのカッコイイやつだ? 変速機付きの」
「そうそう。18段変速! ってね」
「V1455そっか〜、あの自転車って/クリスマスのプレゼントだったんだ」
「その年の冬休みは、用事も無いのに/隣街まで自転車で行ったりしたもんだよ」
「V1456そんな事してたの?」
「乗ってるだけで楽しかったからなぁ」
「V1457……寒くなかったの?」
「……あんまり記憶に無いな。/多分寒かったと思うけどね」
「V1458あははっ。そうだよね〜」
「V1459あ!」
「ん?」
「V1460EF3今日は、何か用事あるの?」
「ん、どうだったかな」
「V1461Fm4もし用事無いんだったら/Fm3買い物につきあってよ」
「ああ、用事がなければね」
「V1462Ecうん! W30Eoそれじゃ私、帰る支度して/ここで待ってるから」
「ああ、でも……」
「V1463EFe9もし用事があるなら、そっちを優先して?/しばらく待ってNnが来なかったら、/私も買い物に行っちゃうから」
「ん、そうか」
「V1464EcFe3うん。W30Eoそれじゃ部室閉めちゃうね?」
「そうだな」
「V1465それじゃねEc」
「ああ、またな」
(……一緒に買い物、か)
(どうしようかな……)
・特に用事も無いし、買い物に付き合おう
・あまり気が乗らないから一人で帰ろう
(特に用事があるわけでもないし、/梨穂子と一緒に買い物に行くか)
(よし、帰り支度をして来よう)
(梨穂子……まだ来てないのか)
(そんなに時間は経ってないはずだけど……/もう、一人で帰っちまったのか?)
「……どうしようかな」
「V1466ご、EcFe7m3ごめんねっ」
「ど、どうした? そんなにあわてて」
「V1467SdFm6部室の鍵を……W15返しに行ったら……Wv185Is0はぁっLdMcWv115/P0Fe9m4W45LeWv240顧問の先生につかまっFm3Eoちゃって……」
(なんだ、そうだったのか……)
「V1468Fm4それで……Fe6m5Wv85EcIs0はぁW15Wv145はぁ……」
「そんなにあせらなくてもいいからさ、/とりあえず深呼吸して落ち着いてくれよ」
「V1469EoFe9m6う、Wv65うんW30LdEcF4…………Wv190MoIs0Fm5はぁ〜〜McLeFm4〜っ」
「落ち着いたか?」
「V1470EoFe9m3なんとか〜」
「V1471それでね『急いでるのに〜っ!/Nnが先に来てたらどうしよう〜』/……ってすっごくあせってたんだ」
「僕のことなんか気にすることないのに」
「V1472Fm5え〜? W30Fm4ダメだよそんなの〜」
「う〜ん……気にするなって。/それより早く行こう」
「V1473あははははっ、EoFe9そうだね」
「それで、どこに行くんだ?/マルユーマーケットでいいのか?」
「V1474SEF4え? W30EFe7えっと……W30SdEcF3今日は街まで出るよ」
「そうなのか?/一体、何を買いに行くんだ」
「V1475EoFe7m4えっと……W30EFe9m3ふ、冬物とか、Ec色々」
(冬物か……確かに、急に寒くなって/きたからな……)
「V1476おっかいもの〜インザうぃんた〜♪/落ち葉が運ぶの〜♪ るるる北風〜♪」
「……また適当な歌、歌ってるのか」
「V1477あれ? 歌っちゃってた? 私」
「うん、歌ってた。楽しそうに」
「V1478えへへへ」
(たまに妙な歌を歌うんだよな……/一緒にいるとちょっと恥ずかしいぞ……)
「V1479知ってる? あの橋、工事するんだって」
「ああ、R高峰橋R6こうほうばしか。昔はよくあそこで/遊んだよな」
「R欄干R4らんかんの上を走り回って/ヒーローごっこしたり……」
「V1480あはは、やったやった」
「V1481今考えると危ないよねー」
「そうだよなぁ」
「V1482あ! ちょっと手を見せて」
「何だ? 手相でも見るのか?」
「V1483EFe7m4えーと……W30EF3うん」
「はい。右手でいいのか?」
「V1484どっちでもいいよ」
「そういうものなのか?」
「V1485う〜ん」
「どうだ?」
「V1486思ってたより大きいなぁ」
「いや、手相を見るんじゃなかったのか?」
「V1487SEF4え? W45EF7あ〜……W30EcFe9m3うん。大丈夫!」
「だいじょうぶって……」
「V1488おおむね好調です!Fm3 W30F2Eoばっちりです!」
「そうなのか? ……まあいいか」
「V1489あ、そういえば。Fm3知ってる?/この近所にある大食いチャレンジのお店」
「『超大盛りラーメンを、制限時間以内に/食べればタダ』みたいな奴か?」
「V1490Fm4それそれ。Fm3そのお店で出てくるのは/Fm4『驚天動地風林火山パフェ』Fm3なんだ」
「きょ、『驚天動地風林火山パフェ』!?」
「V149140分以内に食べきったらタダで、/Fm4おまけにFm3賞品まで付くんだよ」
(40分で食べきれないパフェって……/一体どんな大きさだ!?)
「V1492パフェはEFe7m3風・林・EcFe6火・山の4層構造で、/P3EoFe9m3今までの最高記録は『火』の層まで/らしいよ〜」
(う〜ん……想像力が追いつかないぞ……/4層構造だって?)
(ん? 最高記録が『火』の層までという/ことは……)
「今まで完食した人はゼロって事か?」
「V1493その通り。Fm3W30EoF3プロレスラーの人が挑戦して、/泣きながら帰っちゃったって伝説まで/あるんだから」
「それは……すごそうだな」
「……でも梨穂子だったら/食べきれるんじゃないか?」
「V1494うぇ!? Fm4む、EcFe9m3無理だよ〜」
「そっか。しかしそんなに凄いパフェなら/一度くらいは挑戦してみたいな」
「V1495あはは、EoFm4本当? W30Fm3やめといた方が/いいと思うな〜」
「だって賞品があるんだろ?」
「V1496確かに賞金2万円プラス月に一度/驚天動地風林火山パフェが無料になるって/言うのは魅力的Fm7だけど〜」
「V1497……ってP3EcFe9m3、W40あはは。W30EoFm3パフェに夢中で/目的地を通り過ぎるとこだった」
「ここでいいのか?」
「V1498うん。Ecそれじゃゴーゴー!」
「……これで全部か? 荷物もちが/必要な程じゃなかったみたいだけど」
「V1499あ、別に持ってくれなくてもいいよ〜」
「これくらいなら僕が持つよ」
「V1500えへへ、そう?」
「さて、それじゃ帰るか?」
「V1501うん。……あ、そうだ!」
「どうしたんだ?」
「V1502えっと、え〜と……ちょ、ちょっと/買わなきゃいけない物思い出したから」
「ああ、それじゃここで待ってるよ」
「V1503ごめん、ちょっとまっててね〜」
(いつでもうっかりだな……梨穂子は)
(……)
(遅いな……)
(まさか僕がどこにいるか/忘れちゃったとか……)
(仕方ない、ちょっと捜しに……)
「V1504お、おまたせ〜っ」
「ちょっと心配したぞ?」
「V1505レジが凄く混んでてさ……」
「そっか、大変だったな。/で、目的のものは買えたのか?」
「V1506うん、Ecばっちり!」
「あはは、それはよかった」
「さてと、遅くなったしそろそろ帰ろうか」
「V1507EoFe9そうだね〜」
Ti0/       Ti2LdV1508ぐぅぅぅ〜〜〜〜っLe
「……W10V1509LdMoSB100EFe4m6Mhあ……Le」
「くくっ」
「V1510EF9わ、わらっちゃやだよ」
「あはははははっ」
「V1511SdEFe8m4お腹すいたんだよ〜っ/仕方ないじゃんか〜」
「はいはい。それじゃ、何か食べていくか」
「V1512も〜っ」
「どこがいい? ハンバーガーとか/ファミレスとか……/あ、のしの屋で牛どんもいいかな」
「V1513EcFm6う〜んWv110P0B40EoFe9m3……Wv160あ……/さっきお金使っちゃったから……」
「笑わせてくれたお礼だ。/ハンバーガーならおごってあげよう」
「V1514EF4え? EF3いいの?」
「たまにはいいんじゃないかな」
「V1515えへへ、やった。W30EoFm4あ! Fm3ハンバーガーなら/クーポン持ってるよ〜Ec」
「V1516EoFm4買い物して、W30EF3一緒にご飯だなんて/B60まるでデートみたいEcだよね〜」
「え?」
「V1517B100えへへへ、EoFe9Eoウソウソっ。W30さ、Fm3Ec行こっ」
「お、おう。行くか!」
(……デート……ねぇ)
(デートの相手に梨穂子だなんて、今まで/考えた事もなかったけど……)
(梨穂子とだったら気楽でいいし……/こういうのなら、たまにはいいかもな)
(あまり気が乗らないな……/梨穂子には悪いが一人で帰ろう)
「あ……」
「V1518ちょうど今から行くところだったんだ」
「ああ、えっと……」
「ゴメン梨穂子、今日はちょっと……」
「V1519え? W30EFe9m4あ、W30EcFm3ううん。W15Eo気にしないで」
「V1520それじゃ私、行って来るね」
「うん。気をつけてな」
「V1521Ecありがと。W15P3F3EoW30またね〜」
(…………)
(さて、僕も帰るか……)
「V0312Fm4よっ、NmFm3」
「ん、どうした?」
「V0313桜井さんが呼んでるぞ」
「梨穂子が? なんだろ」
「V0314なんかそわそわしてたぞ。/早く行ってやれよ」
「何だろう……ちょっと行ってくる」
「V0315EF3おう」
「どうした? 梨穂子」
「V1522Fm4あ、W15B100Fm3うん」
「ん?」
「V1523EFe7m4え〜と……W15P3Fe9m3W45最近寒いよね?Ec」
「まあ、寒いな」
「V1524EoFe3m4手とかFm3かじかんじゃったりしてねEc」
「そうだな」
「V1525Fe9m4Eo寒いよね?」
「なんなんだ? 一体」
「V1526え〜と……」
「V1527F3Ecはい! W15これ!」
「え? これ……」
(紙袋……何だろう?)
「なんだ? くれるのか?」
「V1528うん、Eoつけてみて」
「つける? 中身は何だ?」
「V1529EFe9m6あ、W15EFe9m3開けて開けて」
「手袋……」
「V1530EoFe9m4どう? Fm3サイズは?」
「あ……うん、ぴったりだよ」
「V1531EcFm4よかったぁ〜Fm3」
「どうして、これ……」
「V1532EoFe9m3いつも寒そうにしてたから」
「梨穂子……」
「V1533Fm4買いに行く時ばれちゃうかと思って、/ひやひやしたよ〜Fm3」
「ははははっ……」
「V1534EF4え、どうかした?」
「僕を誘わなきゃいいのに、と思って。/仕方ないな……梨穂子は」
「V1535SEF9あ……Ecいやその。EoFm6W30SdFm3Nnの手のサイズを/聞いておくのを忘れてたから」
「そうか、それで……」
「V1536一緒に買い物も楽しいかなって思ったし」
「そうだな、楽しかったよ」
「梨穂子、ありがとな」
「V1537え、いいよぉ。W30EFe9m3ほら、ご飯のお礼だし……/W15EcF2じゃ、じゃあ、私行くね〜」
「ご飯のお礼、ねぇ……」
(やれやれ、ご飯をおごったのは買い物が/済んだ後じゃないか……)
(きっと最初から手袋を買いに行く予定/だったんだ。それを僕に気を遣って、/変にごまかしたりして……)
(……)
(梨穂子……ありがとな)
(ふう……朝ご飯食べ過ぎたかな……)
「V1538あ、いたいた〜」
「ん? 梨穂子か。何か用事か?」
「V1539Fm4あ、W15Fm3うん」
「ん?」
「V1540EFe7m4え〜とね、P3F3W45最近寒いでしょ?」
「唐突だな……。あぁ、寒いけど」
「V1541Ecだよね? Eo手とか、かじかんじゃったり/して」
「今、手を洗ったところだし/かなりかじかんでるよ」
「V1542EFe3m4そう? P0Fe3m4W45じゃあFm3これ!」
「え? これ……」
(紙袋? 一体なんだろう?)
「なんだ? これ?」
「V1543F3Ecえへへ、W30Eo開けてみて」
「手袋……」
「V1544EoFe9m4サイズがわからなかったから、/Fm3勘で選んじゃったけど……」
「うん、大丈夫だ」
「V1545F3Ecよかったぁ〜」
(ちょっとだけキツいけど、/せっかくくれた物だし……)
「どうして、これ……」
「V1546いつもNnが寒そうにしてたから」
「梨穂子……」
「V1547EF3街に出たとき買ってきたんだ〜Ec」
「あ……」
(手袋を買ってきてくれるなんて……/一緒に買い物に行けばよかったかな)
「V1548SEoFe9m4ど、どうかした?」
「いや、なんでもない」
「梨穂子。ありがとな」
「V1549B100いいってば〜」
「これで今年の冬は大丈夫だよ」
「V1550よかった、Ecえへへ」
「V1551Eoそれじゃね」
「ああ、またな」
(手袋、か……)
(うん。あったかい)
(……でもやっぱり少し小さいな)
「今日は、部活はどうしたんだ?」
「V1585先輩達が『用事があるから今日は/お休みだ〜』って」
「それで休みになるものなんだ」
「V1586先輩達は自由奔放だから〜」
「そうなのか」
「V1587えへへへへ」
「さて、梨穂子はどうするんだ?」
「V1596Fm4あ、私あっちの方Fm3見てくる」
「じゃあ、僕はコミックのコーナーを/見てくるから」
「V1597じゃ、また後でね〜Ec」
(確か新刊が出ていたハズ……)
(あれ? 発売日は一昨日なのに、/どこにも無いな)
(また延期か? 困った作家さんだなぁ)
(仕方ない……諦め……)
「おおっ! こ、これは……」
(いかん、思わず声が出てしまった)
(これは……梅原に借りたビデオに出ていた/アイドルの写真集じゃないか!)
(ビデオを見た時にも思ったけど、やっぱり/この子すごい破壊力を持ってるなぁ……/この水着姿……ゴクリ……)
(これは買うしかあるまい。そう、僕だけの/ためじゃなく、梅原のためにも!)
「V1598ねえ」
「Ti1Ts4うわぁっ!!」
「V1599うひぁ!EW10E P0F5W30び、W30びっくりしたEcFe6m4S」
「あ、ああ、梨穂子か。突然声かけるなよ/びっくりするだろう」
「V1600SdEoFe8m4突然じゃなく声かけるのって/どうすればいいのよ〜」
「前もって『声を掛けるよ〜』って連絡/するとか、色々あるだろう」
「V1601EF4あ、W15そっか」
「いやいや、そこはツッコむところだ」
「V1602EFe7m4え? W45EF3あ、W15Ecなるほど」
「ま、いいや。梨穂子は何か買うのか?」
「V1603ううん。私は何も。W30EoF4Nnは?/W30EF3何か見てたみたいだけど……」
(マズい! 何とかごまかさないと!)
(と、とりあえずそこの棚にある本で/なんとか切り抜けよう!)
「こ、これを買おうと思って」
「V1604EFe9m6月刊『紙幣の友』? W30EF3珍しい本だね〜」
「あ、ああ」
(しまった……難しそうな本を適当に/つかんだら、そんな雑誌だったとは……)
「V1605EF4へぇ〜『特集! 世界の造幣局!』だって/……EcF3ちょっとおもしろそうかも」
「だろ? 毎月楽しみにしてるんだ」
「V1606EoFm4ふ〜ん……P0F5W45うわっ! W15Fm41800円だって!EF9/高〜い!」
「……!」
(な、なんだって!! さっきの写真集が/買えるじゃないか!)
(いや、落ち着け。『持ち合わせが無い』/とかなんとか言ってごまかせばいい。/本当に買うことは無いんだ。よし!)
店 員
「こちら、レシートになります。/ありがとうございましたー」
「いやぁ、悪いな梨穂子。2000円も/借りちゃって」
「V1607いいってば。でも、よかったよね〜/最後の一冊が手に入って」
「そ、そうだな」
(ごめんよ……本来『紙幣の友』を買うはず/だった誰か……)
「V1608返すのはお年玉が入ってからでも/いいからね」
「そっか、それはありがたいな……」
(はぁ……目的の本は買えないし……/余計な本まで買っちゃって)
(つくづく残念だよ……)
「V1612さて! 折角だから新しいお店を案内して/あげよ〜」
「おいおい、張り切ってるなぁ」
「V1613ほら、ここも新しいお店でしょ?」
「あ、本当だ。確かここは電気屋さんだった/はずだな」
「V1614EFe7m8あれ? 散髪屋さんじゃなかったっけ?」
「それはもう少し先の店だろ?」
「V1615そうだっEcF6け? W30P0EoF4W45あ、W30EF3ここの和菓子屋さんは/長いよね〜」
「僕らが生まれる前から営業してるって/話だぞ」
「……商店街にはよく来るんだけどさ」
「V1616ん? なあに?」
「こんな感じで、どこにどんな店があるか/気にしながら歩いたりはしなかったなぁ」
「V1617あはは、そうなの?」
「V1618EcF3私はたまにチェックしてるよ。W15P2EoF3W30あのね、/この先に出来たとっても美味しい……」
「あれ? あの店、カラフルなノボリが/立ってるぞ。クレープ屋か何かかな」
「V1619EcFe8m3のんのんのん、W30EoFe2m3あれこそが最近流行ってる/フランスのスイーツのお店だよ」
「フランス……高級そうだな」
「V1620Fm4そんなことないよFm3。/と〜ってもリーズナブルで、女子高生の/おサイフにも優しいって評判なんだ〜Ec」
「そうなのか。ところで、どんなお菓子が/人気なんだ?」
「V1621Fe2m3Eoなんといっても一番人気は、『Ecピエールの/Fm4ほっこりスイートポテト』Fm3だよ」
「ぴえーるっていうのはどこの誰さん/なんだ?」
「V1622EoF3多分フランス人じゃないかな?」
「ふうん……どんな食べ物なんだ?」
「V1623EF3材料はおいもでね、EcFe4m3ふわふわした食感に/EFm4ほっこほこのFm3あつあつで、EoF3味は素朴で/EcF2あんま〜〜Fm3いの!EoF3」
「へえ、芋を使ったデザートか。大学いも/とか芋ケンピみたいなのかな?」
「V1624EFe9m4も〜っFm3全然違うよ〜っ!W30EF4/そうだ! EF3ちょっと待ってて」
「え、うん」
「V1625はい!」
「かわいらしいラッピングだな」
「V1626Eoでしょ?」
「で、このつまようじで……」
「V1627ミニフォーク!Fm3」
「ミニフォークで食べるのか、/どれどれ……」
「V1628ほらほら〜W15Fm3おいしいよ〜」
「ふむ……あつつ……はふはふ」
「V1629EFe3m4どう? W30EFe6m3おいしいでしょ?」
「ん……うん! うまい!Ea2F4a2」
「Ea2F3a2なんていうかな……懐かしい甘みというか/Eca2どちらかといえば和風の味……?」
「V1630だよねだよね!」
「ん、でも……」
「V1631EoFe9m4でも?」
(でも、ラッピングにだまされてるだけで、/どう考えても石焼き芋だよこれ……)
(とはいえ梨穂子の不安げな表情を見ている/と、そんなことも言えず……)
「……え〜と」
「でも、ちょっと量が多いかな?」
「V1632そうかな〜。EcF4私はちょっと足りないくらいEoFe9m3/なんだけど……」
「もう食べちゃったのか、早いなぁ」
「V1633B100EcF9えへへへ……」
「V1634……」
「……」
(すごく物欲しそうに見てるな……/どうしよう?)
・梨穂子にあげる
・全部食べちゃう
(あげたら喜ぶだろうな……よし)
「う〜ん、さすがにちょっと甘すぎるかな。/お茶が欲しいよ」
「V1635EF4お茶? W15EF3買ってこようか?」
「ああ、いいよ。僕が買ってくるから。/はい、これ」
「V1636EF4え? もう食べないの?」
「そんな顔されちゃったら、一人で食べて/られないよ」
「V1637B100SEcFe9m3えへへ、W30またEo顔に出てた?」
「いいから梨穂子が食べてくれよ。/じゃ、お茶買ってくる」
「V1638うん。W30ありがとねEo」
「梨穂子は何がいいんだ?」
「V1639EF4え? W15EFe3m7それじゃあ……W30Fe2m3Ecリンゴジュース!/W30EoF3小さな透明のビンのやつがいいな」
「注文が多いなぁ」
「V1640EFe9m3えへへへ、Ecごめんね」
「V1641あのクリーニング屋さんの向こうの/自動販売機に売ってたはずだから」
「よく覚えてるなぁ」
「V1642えへへ」
「まあ仕方ない。借金してる身分だからな」
「V1643EoFe3m4あ、Fm3そうだっけ。W30EcFe3m4それじゃ行ってきて/くださ〜いFm3」
「はいはい、おおせのままに」
「V1644あははは」
こうして梨穂子と買い食いして帰った。
(よし、全部食べちゃおう)
(これ以上梨穂子が食べると、カロリーも/凄そうだし……)
「ぱくぱくむしゃむしゃ」
「V1645EcF6あぅ……」
「うぅ……ちょっと食べ過ぎたかな……」
「V1646だったら、食べてあげたのに〜EcF6」
「梨穂子にあげたら食べ過ぎだと思ったから/手伝ってあげたんじゃないか」
「V1647EoB100うぇ? W30EFe9そうなの? W30私のため?」
「もちろんだ」
「V1648EcF4じゃあ、EoF3いいや。EcF2えへへへへ」
「ふう……」
「V1649なぁに〜Fm3食べ疲れてるの?」
「ああ、ちょっと僕には甘すぎたかな?/かなりおいしかったけどさ」
「V1650EcF3じゃあ、お茶買ってきてあげるね」
「そうか? 助かるよ」
「V1651何茶がいいの?」
「冷たいのならなんでもいいよ」
「V1652Ecうん。じゃあそこで待っててね〜Eo」
「ん、ありがとな」
(相変わらず人がいいな、梨穂子は……)
「このルートで帰るのもいいもんだな」
「V1655Ec今度は違うルートで帰ろうね〜」
「そうだな。/また違うルートを考えておくよ」
「V1656それじゃ、Eoまたね〜」
「うん、またな」
こうして梨穂子と一緒に下校した
「V9512Ecはろ〜っ」
「あぁ、梨穂子」
「V9513Eoねね、今ヒマ?/よければちょっとお話しない?」
・うん、それじゃちょっと話でもするか
・ごめん、ちょっと用事があって
「うん、それじゃちょっと話でもするか」
「ごめん、ちょっと用事があって」
「V9514え〜っ、そうなの?」
「うん、すまないな」
「V9515EFe9m3ううん、いいよいいよ。/EcF3それじゃ、またね」
「あ、梨穂子」
「V9516Fm4ん? W30EF3なあに?」
「ヒマだったら話でも、と思ったんだけど」
「V9517うん、ヒマだよ〜」
「V9518Fm4あ……W30EF3Nn?」
「V9519ん〜……EFe3そうだね、Fm3いいよ」
デアイエンカウント汎用終了会話
「V9520あ、EFe9m3もうこんな時間」
「え? あ、ほんとだ」
「V9521もうすこし話していたいんだけど……」
「そういうわけにもいかないだろ」
「V9522EcFm3だよね〜。Eoえへへへ/W30Fe3Ecそれじゃ、またね〜」
「V9523あ、もうこんな時間」
「V9524EFe9m3もうすこし話していたいんだけど……」
「V9525EcFm3だよね〜。Eoえへへへ/W30Fe3Ecそれじゃ、またね〜」
「V9526ん〜……」
「……」
「V9527あはは、話すことなくなっちゃった」
「う〜ん」
「V9528Eoま、いいか。W30Fe3Ecそれじゃ、またね〜」
「ああ、またな」
「V9529EF4あ、もうこんな時間」
「V9530EF9もうすこし話していたいんだけど……」
「V9531EcFm3だよね〜。Eoえへへへ/W30Fe3Ecそれじゃ、先に帰るね〜」
「ああ、お疲れ〜」
「V9532Eoおつかれ〜、またね〜」
「V9533あ、EFe9m3もうこんな時間」
「V9534もうすこし話していたいんだけど……」
「V9535EcFm3だよね〜。Eoえへへへ/W30Fe3Ecそれじゃ、先に帰るね〜」
「V9536Eoおつかれ〜、またね〜」
「V9537Fe7m4ん〜……」
「V9538あはは、話すことなくなっちゃった」
「V9539Eoま、いいか。W30Fe3Ecそれじゃ、先に帰るね〜」
「そっか、それじゃお疲れ〜」
「V9540Eoおつかれ〜」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n2dea_
me03A
se01
A
B
C
D
retire1;
「……」
「V9541……」
「V9542えへへへ……。EoFe7m4あ〜っと、EFe9その……/W30EFe9m3ちょっと用事があるから、P3W30またね」
「あ、ああ。またな」
(ふう……話が弾んでなかったからなぁ……/仕方ないか)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9543えへへへ……」
「ん? どうしたんだ」
「V9544ちょっと……EFe9用事を思い出しちゃったFm3」
「え?」
「V9545ご、ごめん。EcFm3またね〜」
「あ……」
(なんだか恥ずかしがらせちゃった/みたいだ……)
(……あんな話すれば、当然か)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
(ちょっといたずらしてやろう)
「V1574え? どこどこ? P0F4W45あ、本当だ!/W15EcF3W30おーい先輩」
(く、なんて偶然……)
「僕の『振り返って指でほっぺたむにっ』/作戦が……」
「V1575EoF4え?」
「え? 何か言ってたか、僕」
「V1576よく、聞こえなかったけど……Fm3」
「そうか、だったらいいんだ」
「V1577それにしても、EF3よく気が付いたね〜」
「ん?」
「V1578あんな遠くに先輩がいるの」
「あ、ああ。目立つからな、あの先輩たち」
「V1579Ecそうだよね〜っ」
(作戦は失敗かぁ……残念)
「今日は梨穂子はどうするんだ?」
「V1657部活があるから、Ec帰りは遅くなるかな〜」
「そっか」
「V1658EoFm4うん、Fm3気をつけて帰ってね?」
「ああ、ありがとう」
「V1659F3Ecえへへ、W30Eoそれじゃまたね」
「さてと……」
「V1580あ、もう帰っちゃうの?」
「ああ、帰りにちょっと寄りたい所が/あるから、そろそろ帰らないと」
「V1581ふうん……EF3じゃあ、一緒に帰ろ?」
「え? 一緒にか……う〜ん……」
「……そうだな、それじゃ一緒に帰るか」
「V1582EcF2えへへ、W30Eoやった」
「そんなに嬉しいもんか?」
「V1583だって、Fm3一人で帰るのって寂しいから」
「そんなもんかね」
「V1584EcF3そんなもんです」
n2dea_gd01A
「ああ、そういえば……」
「V1609EF4なあに?」
「商店街に新しいお店がけっこう増えた/らしいけど、梨穂子は知ってるか?」
「V1610EFe7m4ああ、そういえば増えてたかな?Fm7」
「良かったら、ちょっと行ってみないか?」
「V1611うん、Eoいいよ〜」
n2dea_gd01B
「梨穂子はこの後どうする予定だ?」
「V1653え? W30EFe9m4一緒に帰ろうかと思って/たんだけど……」
「いや、僕もそう思ってたんだ」
「V1432EcFe3m2B80えへへ、そうなんだF3Eo」
「どこか寄りたい場所あるか?」
「V1020え? W30EFe7う〜ん……」
「V1654EcFm3お金あんまり無いから、/W30Eoちょっと遠回りするくらいで」
「それじゃあ、/いつもとは少し違うルートで帰るか」
「V1283うん、Eそうしよっか」
n2dea_gd01C
(あ、梨穂子だ。ちょっと話かけてみるか)
「梨穂子、今ヒマか?」
「ごめんね、ちょっと用事があるんだ」
「そっか、じゃあまたな」
「うん、またね〜」
(しかし……梨穂子はぼーっと/しているよな……)
「からかいがいがあるというか……」
「V1552EF4え? 何?」
「いや、別に」
「V1553EFe3m4ふうんFm3」
「V1554どしたの? EF3なんか楽しそうだね〜Ec」
「ああ、それより梨穂子」
「V1555EoFe3m4なあに?」
「あれ? あれって茶道部の先輩じゃ/ないか?」
「V1556え? どこどこ」
「V1557EF6え〜居ないよ〜? Fm3見間違いじゃ/ないの?」
(ちょっといたずらしてやろう)
(よし、今だっ!)
Ti0/         Ti2s3むににっ!
「V1558ふぁ!?」
「V1559や、ちょっとぉ〜! Nn!」
「あっはっは、こんなのにひっかかるなよ」
「V1560くそぉ〜、くやしいなぁもぉ〜」
「いやいや、笑わせてもらったよ」
「V1561Ecむ〜っ、EoFm6ふくしゅうしてやるっ」
「ごめんごめん。許してくれよ」
「V1562ふふふっ。じゃ、ココアおごってくれたら/許してあげる」
「ええっ、高いいたずらだなぁ」
「V1563EoFe8m4む……W30EF3じゃあ10円でいいやEc」
「安っ! それでいいのか」
「V1564Eo丁度ポケットに50円あるから」
「いいよ。ちゃんとおごってあげるって」
「V1565Ecえへへ、やったぁ!」
(ココアで機嫌が直るとは……)
(これならまた引っかかりそうだな……)
(ひ、ひっかかるか? 普通……)
(しかし、これも僕のストレス解消のため/くらえ梨穂子!)
Ti0/         Ts3かぷっ!Ti2
「V1566ふぇっふぇふぇ〜」
「うわぁっ!」
「V1567ふぬぁ〜、ほぅ何度もひっかかりません/よ〜だ!」
「わ、わかったから指をはなせ〜っ」
「V1568もう、こんなことひゃんない?」
「や、やらないからっ」
「V1569えへへ、W30Fm3まいったかF3Eo」
「ああ、まいった。降参だ」
「V1570F3Ecふふっ」
(すごくドキドキしてしまった……)
「V1571がぉ〜っ、W30Fm3たべちゃうぞ〜……/F3EcW4P3W30なんてね〜」
「ん……り、梨穂子だったら頭から/まるかじりしそうだよな」
「V1572EoFm4そうそうっ、W30EFe8m2丸呑み〜。W45EFe9m3……ってそんなに/食べられないってば〜」
「その前に食べる所から否定しろよ」
「V1573EcF3えへへへへ」
「まったく……」
(それにしても……)
(びっくりしたよ……まったく……)
(梨穂子の口の中……温かかったな……)
(よし、今度こそ成功させるぞ……)
(よし、条件はクリアー!)
(これも僕のストレス解消のため/くらえ梨穂子!)
Ti0/         Ts3かぷっ!Ti2
「V1566ふぇっふぇふぇ〜」
「うわぁっ!」
「わ、ワナだったのか!?/ゆ、指をはなせ〜っ!」
「V1568もう、こんなことひゃんない?」
「や、やらないからっ」
「V1569えへへ、W30Fm3まいったかF3Eo」
「ああ、まいった。降参だ」
「V1570F3Ecふふっ」
(くそっ。/もう、この作戦は使えそうにないな……)
(……なぜか梨穂子を見ていると、/無性にからかいたくなるんだよな)
(せっかくだし、少しからかってみるか)
「な、なぁ、梨穂子」
「V3071むぅ」
「……」
(うっ! あ、あきらかに警戒されている)
「ご、ごめん。なんでもない」
「V3443そう? EF7う〜ん……」
「そ、それじゃそろそろ教室に戻るよ」
「V2425えへへ、Eoそれじゃまたね」
(う〜ん、あんなに警戒されちゃうとな。/まあいいか、そのうちまたやろう……)
Ti0梨穂子のシナリオ仮置き場です。現時点で該当ファイルが存在しないシナリオを確認できます/×ボタンで脱出
W

111
多分気のせいだとは思うんだけど、/その日の夕日は特別まぶしい気がした。
こんな日でも子供達は元気に走り回る。W30/いや、こんな日だからなのかもしれない。
自分も浮かれてるからか、/公園内を元気に走り回る子供達を見てると、/何故か笑みがこぼれた。
寒くないのかなぁ、なんて思いながら/ポケットに忍ばせた携帯カイロを握り締める。
ふと、街に目をやると、/きらびやかなイルミネーションが目に入った。
まだはっきりとは見えない/イルミネーションを眺めていると、/不思議な気持ちがこみ上げてくる。
今日はW15クリスマス。
どのくらいの時間だろう。W30/しばらくイルミネーションを眺めていたら、/すっかり子供達の声は聞こえなくなっていた。
携帯カイロもすっかり冷たくなり、/冬の厳しい寒さが公園を包む。
イルミネーションはその輝きを増して、/今じゃここからでもはっきり見える……。
Ti0SE予定:風の音
(……寒いなぁ)
(……)
(って、何言ってるんだ僕は、/冬なんだから寒くて当然だよ……。/ははっ)
(でも、今夜は特別寒いよな……。/気のせいじゃなくて)
(しょうがない、W30かな……)
(まあ、もともとね……)
(……あっ)
Ti0効果予定:雪が降り始める
「……」
「……雪、W30降ってきたなぁ」
Ti0SE予定:雪を払う音
「帰ろう……。/風邪引いちゃうしな」
(帰って、W30温まらないと……)
(ゆっくり温まろう……)
…
「にぃに〜。朝だよ〜」
(……美也?)
Ti0SE予定:もぞもぞと衣擦れの音
(……夢、か?)
(……はぁ)
Ti0SE予定:ノックの音
「にぃに〜」
(……うるさいな)
「にぃに、入るよ〜」
Ti0SE予定:扉開く音
「あれ……いない……」
「にぃに、またココ〜?」
Ti0SE予定:ふすまを開く音
「にぃにっ!」
「本日は閉店です」
「こら〜っ! 閉店してる場合じゃないよ〜/開店の時間ですよ〜」
「EoFe9m4んも〜、W30Fe9m3また押し入れにこもって……」
「別にいいだろ……。寒いんだから」
「暖房つければいいじゃん」
「……そんな気分じゃない」
「EFe9m4……W15また、嫌な事でもあったの?」
「べ、別にそんなんじゃないよ」
「でも……」
「だいたい美也は分かってないんだよ……。/押し入れがいかに優れているか」
「え?EW45 EFe9m7優れてる?」
「いいか、押し入れの中は布団が一杯だ」
「……当たり前じゃん」
「いいから聞けって。/この布団に囲まれた密閉空間が、/ものっ……すごく心地良い訳だ」
「冬でも暖かく、暖房いらず。/しかも静かで考え事にももってこい」
「さらに一説には、密閉空間の中に/自分のエネルギーが満ちる事で、/癒し効果を得られるらしいぞ」
「なにそれ……。W15EcW6Fe9m4Eo誰が言ってたの?」
「僕」
「なーんだ、W30でたらめじゃん。EoFe9m3もう」
「でたらめじゃない! 新説だ!/癒し効果抜群なんだ!」
「ふ〜ん……。W45Fe7m4なら、みゃーも入ろ。W15EcF2/にしししし。W15癒しだ癒しだ」
「こ、こら! 入るな!」
「いーじゃん、/みゃーも癒されたいもんEo」
「自分の部屋で癒されればいいだろ」
「ここで癒されたいのー」
(なんてわがままな……)
「それに、久しぶりににぃにの/押入れプラネタリウムも見たいしEc」
「だ、駄目だ!/これは僕一人で鑑賞する作品なんだ。/Nn専用」
「……作品って、W15Fe9m3/蛍光ペンで書いただけじゃん」
「う、うるさい!」
「あー! もう出るから離れろって」
「ちぇ〜。にぃにのケチ」
「まったく朝っぱらか騒がしいやつだ。/僕の癒し時間が台無しだ……」
「Mo…W15…W15F9Mc」
「ねえ、にぃに」
「ん? どうした?」
「本当は、何か嫌なことあった?/大丈夫?」
「……ないよ」
「……嫌な事なんて、何も無いさ」
「……そっか」
「さて、着替えて学校行くか」
「うん。行こう」
「……なんだよ、先に行ってろよ」
「今日は一緒に行く日なの」
「一緒に行く日って……。/誰が決めたんだ」
「みゃーF3」
「Eo……」
「……わかったよ。/着替えるから下で待っててくれ」
「は〜いF3」
(まったく、気まぐれなやつだよな……。/言い出したら聞かないんだから、/困ったもんだよ)
(ふぅ……。それにしても今朝は寒いな)
Ti0SE予定:衣擦れの音
(この冷え切った制服を着ると、/一層寒さが際立つ……)
Ti0SE予定:扉を開く音
「いってきま〜す」
「いってきます」
「にぃにと一緒に学校行くの、/Ec久しぶりだね〜」
「そうだっけ?」
「EoFe9m4そうだよー。W15Fe9m3にぃに、/みゃーの事置いて行っちゃうじゃん」
「美也、歩くの遅いからな……」
「そうかなぁ?」
「そうだよ。しかも猫を見つければ/追いかける……」
「花を見かければ座り込む……。/子供じゃないんだから」
「まぁまぁ、W15EoFe9そんなに急いで歩いても/W15EcF3何もいいことないよ?」
「……遅刻になるだろ」
「う〜ん、そうとも言えるかもねぇ」
「それより美也」
「ふぇ?」
「家の中じゃないんだから、/にぃにじゃないだろ」
「あ、油断してた……W30EcF9ごめんごめん」
(……まったく、自分から/『学校ではベタベタしないでよっ』/とか言ってるくせに……)
「それにしても寒いね〜Fe9m3」
「まあ、冬だしな」
「Mo…W30…W30Mc」
「息も真っ白だよ〜EcF3」
「そりゃもうすぐ12月だしな」
「……つまんない」
「え?」
「お兄ちゃんの反応。つまんない。/もっと食いついてきてよー」
「そ、そんなこと言ったって」
「そんなんだから、いい年して/彼女の一人も出来ないんだよ〜」
「な、なんだと!」
「そう言う美也だって、/彼氏出来た試しがないじゃないか」
「み、美也はお兄ちゃんに遠慮して……」
「はん、どうだか」
「な、何よ〜」
「そんなお子様体型だから、/誰からも相手にされないんだろ」
「!?」
「あっ……」
「……また、お子様体型って言った」
「いや、今のは……」
「にぃにのばかーっ!」
Ti0SE予定:シャキンシャキン ウルヴァリンのクロー音ばりの勢い
「もう知らない!! EoF8ばかにいっ!!」
「いてててて……」
(久しぶりに食らったな……。/まあ、お子様体型はまずかったか。/事実なんだけど)
???
「相変らずだなNm」
「朝っぱらから、お熱い事この上ない!/W15EcF2冬の寒さも吹っ飛ぶなぁおい!」
「……誰でしたっけ?」
「っと、W30EoFe9m4そう来るか? W15EcFe9m3そう来ちゃう?」
「妹と知っててからかうような/友達を持った覚えがないので」
「つれないねぇ……」
「Fe4m3せっかく新作が入ったから/持ってきてやったのに……」
「新作? あ、例の写真集?」
「Fe9m4親しき友のためにと/思ってもってきたが……。/EhFe6m3そう思っていたのは俺だけどはねぇ」
「ああっ、よく見れば/小学校から一緒の梅原正吉君!」
「クラスも一緒だし、家も近いし、/まさに親友だよ。うんうん」
「……驚きの変わり身っぷりだなFe9m3」
「……すまん」
「へへっ、いいってことよ。/Eoむしろその食いつきを待ってたぜ」
「……どうだった、良かったか?」
「EcFe8m7…W30…W60P1EoFe8m3W30ばりいいぜ」
「そ、そんなにか。/衣装はどんな感じだった?」
「まあまあ、W15EoFe9m3慌てなさんなって。/W30EcF3とにかく歩こうや。W30Eoこんな話で/遅刻じゃ商売あがったりだしな」
「なるほどなぁ、それはすごそうだ」
「EcF2まあ、ちゃんと貸してやるから。/W15P1EhFe9m6……汚すなよ?」
「汚さないよ!」
「冗談だよ冗談。/W30EoF4……おっ」
「どうした?」
「森島先輩だよな、あれ」
「絵になる人だなぁ……。/写真集がかすんじまうぜ」
「そ、そうだな……」
(森島先輩……。/相変らずきれいだよな)
「……この間、森島先輩に/B組の最上が振られたらしいぞ」
「え? こ、告白したのか?」
「もうじきクリスマスだろ?」
「クリスマスだから告白?」
「今年こそ好きな人と過ごしたい!Ec/W30P0EoFe9m1W30なんていい出してな」
「しかも、3年生はじき卒業だ。/最上の気持ちもわからんでもない」
「あ、そうか……」
「EoFe1m4しかもうちの学校、EF3有り難い事に/大層なパーティもあるしな」
「……今時珍しいよな?」
「EF1学長の方針らしい」
「……頑張ってみるか」
「去年は野朗ばかりで馬鹿騒ぎしてたけど、/EcW6EhFe6m3今年はさ……」
「な、何をだよ」
「それっぽいクリスマスってやつだよ」
「……い、いきなりだな。/らしくないんじゃないのか?」
「まあな……」
「でもさ、考えてみろよ。W45EoF1来年は、/それどころじゃないかもしれないぜ?/受験やら就職で」
「……そうかもな」
「やらずに後悔するよりも、/EFe8m1やって後悔したほうがいい」
「……なんだよそれ」
「座右の銘」
「この前は、宵越しの金は持たない、/が座右の銘だったよな?」
「色々あるんだよ」
「相変らずでたらめなやつ」
「へへっ。W30EoFe9m3まあ、それが俺の味だからな」
「まったく」
(それにしても、梅原が/それっぽいクリスマスだなんて……)
「……なあ、/誰か好きな人、いるのか?」
「っとっとっと、Fe1m3そいつぁ言えねえよ。/W30EoFe9m3……特にこんな場所じゃな」
「言われてみればそうだな」
「……とにかく、/俺は俺なりに頑張るぜ」
「っと、W15Fe9m3俺たちは何朝っぱらから/道路で語っちゃってるんだろうな。W15EcF2/行こうぜ、W15Fe9m3遅刻しちまう」
(……いつも、/おちゃらけてるだけなのに)
(梅原も色々考えてるんだなぁ……)
(……俺は俺なりに頑張る、か)
(……あの日からもうすぐ2年)
(クリスマス、か……)
(……僕は)
「しかも、3年生はじき卒業だ……」
(……よし)
「なあ、梅原」
「ん、どうした?」
「……その」
「E……」
「あのさ」
「なんだよ?/W30Fe9m3写真集ならちゃんと貸してやるぞ」
「そうじゃなくって!」
「Eo……W15どうした?」
「僕も……。僕も頑張ろうと思う」
「EF4えっ?」
「……クリスマス」
「ええっ?」
「クリスマス。女の子と過ごしたい」
「おいおいFe4m3マジかよ?/W30EFe9m1動かざる事山の如しのNmが?」
「……駄目かな?」
「いや、すまん。駄目な事はない。/W30P0EoFe9m3W30……むしろ俺ぁ嬉しいんだよ」
「Fe9m6だってお前……。W30EF7W45EcFe9m3いや、W15EoFe9m3/なんでもない。W30EcF2同士が増えて嬉しいぜ」
「よっしゃ! W30EFe8m3今日は対策会議だなEo」
「対策会議? なんだよそれ」
「今からクリスマスまで、/そんなに時間はないからな」
「まあな」
「俺が独自調査で得た、/女の子との接し方を教えてやるよ」
「どうした? ノリ悪いぞ?」
「……それって、役立つのか?」
「あったりまえだ! 兄貴の部屋に/あった、色んな雑誌読んだからな」
(おいおい、それでいいのか?)
「そんな顔するな!/Ecとにかく! W30P0Fe4m9W30昼休み。屋上でな。/必殺テクニックを伝授してやる」
「殺してどうする……」
Ti0SE予定:チャイムの音
「Fe4m6やべっ! 予鈴だ!/P1F1W30急ごうぜNm!」
「ああ」
Ti0SE予定:走る音
「ふぃ〜。間一髪だ」
「はぁはぁ……つ、疲れた」
先 生
「……早く席につきなさい」
「うい〜っす」
「はい」
「今日はクリスマスパーティーの/実行委員を選出致します」
Ti0SE予定:ざわめき
「せんせー。実行委員ってなんすか?」
「何故2年生であるあなたが、/実行委員の事を知らないの?」
「あーい。すんませーん」
「……まあいいわ。説明します。/毎年12月24日にクリスマスパーティが/開催されるのは知ってるわね」
「これは、学校近隣住民/及び父兄との交流を目的としています。/言わば市と生徒によるイベントです」
「クリスマスに行われるのは、学校の/創設者の誕生日が12月24日だから」
(へ〜……)
「そんな理由から、この行事は/通称『創設祭』と呼ばれています。/わかりましたか梅原君」
「ものっすごくわかりました……」
「返事は、『はい』で結構です」
「創設祭では、一般市民のバザーや、/生徒たちによる模擬店なんかも/出店されます」
「校内の飾り付けや、プレゼント大会。/と、軽くあげてもこのくらいあるわ」
(これは面倒くさそうだ……)
「ですので、創設祭は毎年、/クラスから実行委員を選出し、/管理運営を行う事になっています」
「大変そうっすねぇ……」
「楽ではないわね」
「はい。それでは誰か実行委員に/立候補する人、いる?」
Ti0SE予定:ざわめき開始
(わざわざそんな大役やるやつなんて……)
「誰もいないの?」
Ti0SE予定:ざわめき終了
(そんなのいないって……)
「あ……もし、誰もやらないのでしたら、/私がやりましょうか?」
「えっ?」
(あ、綾辻さん?)
「私に務まるか、/正直自信はありませんが……」
「よっ! さすが、クラス委員ちょ!」
「梅原君。黙ってなさい」
「うぃ〜っす」
「綾辻さん。いいの?/クラス委員と掛け持ちになるわよ」
「大丈夫です」
「クラス委員の仕事は、/大分慣れましたし、この時期は/あまり仕事もありませんから」
「……さすがね綾辻さん。/助かるわ」
「い、いえ……。そんな事ないです」
「はい。それでは実行委員は/綾辻さんにお願いする事にします。/異議のある人はいる?」
「綾辻さん。よろしくね」
「えっと、皆さん。至らぬところも/多いと思いますが、一生懸命頑張ります。/宜しくお願いします」
「はい、拍手〜!」
Ti0SE予定:拍手
こうして、創設祭の実行委員は、/『綾辻詞さん』に決まった……。
あんなに面倒くさそうな/仕事を引き受けるなんて、立派だ。
クリスマスか……。
また、冬が来るんだな……。
……今年の冬は、何か違う。
そんな予感がする。
いや、違う物にしないと。
「梨穂子は月に何冊くらい雑誌買ってる?」
「え〜っと………3冊?」
「結構少ないんだな」
「みんなで回し読みしてるからね。/読んでる雑誌だと6冊くらいだよ」
「毎週見てる番組ってある?」
「10……15本くらい?/ゴールデンタイムの番組はなんとなく/見ちゃうかな」
「これだけは毎週みるぞ! って/決めてるのは2本くらいだね」
「来年のカレンダーってもう買ったのか?」
「駅前ですごくかわいいカレンダーを/見つけたんだけど、お値段が……」
「買うのはお年玉入ってからかな」
「CDって何枚くらい持ってる?」
「20枚くらい? そんなに多くないよね」
「好きなお寿司のネタは?」
「タコ! 歯ざわりが好きなんだよね〜」
「紙パック制ジュースのストローって/使いにくいと思わないか?」
「2段になってる伸びるのでしょ?/途中から空気が入って全然吸えなかったり/して困っちゃうよね」
「もうすぐお正月だけど……」
「おもちの季節が来ちゃうよ〜……」
「なんでおびえてるんだよ」
「だっておやつみたいなナリしてて、/カロリーはご飯並みなんだよ!?」
(梨穂子が普段食べてるスナック菓子の方が/カロリー高そうだけどな……)
「近所の中華料理屋で……」
「あそこはギョウザがオススメだよ。/ご飯ものはあんまり……だけど」
「近所の電気屋さんって……」
「こないだテレビが壊れた時にウチに来て、/その場でちゃちゃっと修理してくれたん/だよねー」
「昔ながらの電気屋さんって、なんだか/頼れるよな」
「ああいうのって格好いいよね」
「近所の駄菓子屋に久しぶりに/行ってみたんだけど……」
「だるま屋? 今でも『だる婆ちゃん』/が一人でやってるの?」
「うん。未だに『だる婆』のままだったよ」
「あのお店、隣の小学校では『チェック』/って呼ばれてたんだって」
「チェック……?」
「あ! カーテンがチェック柄だからか!」
「だる婆ちゃんは隣の小学校では、/何て呼ばれてたのかな?」
「最近何か映画とか見た?」
「映画館には行ってないなぁ……。/Nnと一緒に行ったまんが祭りが/最後かも……」
「TVでならたまに見るけどね」
「簡単に成績を上げる方法を知らないか?」
「そんなのがあったら実践してるってば」
「そりゃそうだ」
「梨穂子は朝ご飯ちゃんと食べてるか?」
「食べないと一日元気が出ないもん。/食べない人がいるのが信じられないなぁ」
(予想通りの答えだな)
「家で音楽をかけるのってどんな時?」
「目当てのラジオ番組をやってない時と/本を読む時。ラジオ聞きながらだと、/どっちつかずになっちゃうから」
「階段を登るのが面倒でさ……」
「3年になったら3階まで登ることに/なるんだよね……」
「まあダイエットになると思って……ね」
「梨穂子は男のどんな所に魅力を感じる?」
「え? う……う〜ん……」
「や、優しさかな?」
「なるほど……」
「梨穂子は歌うがの好きなんだよな?」
「そだね、好きかも」
「お風呂に入ってるとついつい/歌っちゃうから、お母さんに怒られっぱなし/なんですよ」
「梨穂子の誕生日って……春だよな」
「うん、4月12日。/嫌われる誕生石ナンバーワンの……」
(4月は……ダイアモンドだったっけ。/確かにプレゼントする側からすると/大変だもんなぁ)
「好きな季節っていつ?」
「秋かなぁ。虫の声が風流でいいんだよね」
「美味しいものもたくさんあるし、ね」
「女の子同士でも着替えのときは/隠したりするのか?」
「人による……かな?」
「ちなみに梨穂子は?」
「体育の時はあれだけど、水泳の時は……/っていうかそういう質問をしない!」
「ご、ごめん」
「もう……仕方ないなぁ……」
「もしペットを飼うとしたら、どんな/動物がいい?」
「クマさん! は無理だし……犬だったら/コーギーかな? 見てると抱きしめたく/なっちゃう愛らしさだよ」
「着てみたい服って何かある?」
「チャイナ服……とかは恥ずかしいから……/あ、着ぐるみとか着てみたいかも」
「何か私に着せてみたい服ってある?」
「」
「それはその……そ、そのうちね?/えへへへへ」
「TV番組で見る料理っておいしそうに/見えるよな」
「最近見た番組ですっごく/美味しそうな料理があったんだけど……」
「けど?」
「テロップで『今回はお店の協力で/特別に作っていただきました』/なんて出てさぁ……」
「どうやっても食べられない物なんか/最初っから紹介しないでよ〜っ」
「TVでヘンなお寿司を見たんだよ〜」
「ヘンって……どんな?」
「巻き寿司なんだけど、巻いてるものが/ヘーゼルナッツとチョコレート!/その発想がすごいよね〜」
「それは確かにすごそうだ……」
「雑誌なんかを捨てた後で/『捨てなきゃ良かった!』って思う/ことってあるよな」
「あるあるある! しょっちゅうだよ〜」
「漫画とか読み返したくなっても/後の祭りだったりするんだよね〜」
「いくら食べても太らない人っているよな」
「うらやましいよね〜。美味しいもの/食べ放題なんだもん」
「梨穂子の勢いで食べてて太らないと、/食費がすごいことになりそうだけどな」
「そ、そんなに食べてるかな?」
「あはは、冗談だって」
「駅前に新しく出来たラーメン屋/なんだけど……」
「え? パチンコ屋さんだった所だよね。/どういう改装したのかな」
「いや、外観はかなりそのままだったよ」
「う〜ん……今度見に行ってみよ」
「トイレが洋式になって掃除が楽に/なったと思わないか」
「そうかな? あんまり考えたこと/なかったからよくわかんないや」
「和式のトイレって足がしびれて/困っちゃうよな」
「そ……れは、え〜と……」
「……どうにも答えにくいんですけど」
「そ、そっか。ごめん」
「異性にされたいことって何かある?」
「されたいこと……されたい……こと!?」
「異性に……っていうか……」
「え? ……あ」
「えへへ……あるけどヒミツです」
「そ、そうか……」
(どんなことをされたいんだろう……)
「梨穂子の周りに彼氏の居る子って/どれくらいいるんだ?」
「……ゼロかも」
「そりゃ寂しいなぁ……/僕も寂しいもんだけど」
「あはは……」
「二人かな? 相手は下級生と……/もう一人の相手はウワサによると/先生だって」
「せ、先生!? そ、そっか」
「二人だけど……三人になるといいなぁ」
「まぁクリスマスパーティーまでには/もっと増えるんじゃないかな」
「……そ、そうだね〜。あはは……」
「フィギュアとかってどう思う?」
「あ、かわいいよね〜。/ちょっと欲しくなっちゃう」
「この間買ったお菓子についてきた/ツキノワグマ、可愛かったよ〜」
(やっぱり普通はお菓子のおまけとか/そういう事だよな)
「漫画とか小説に影響されて始めたこととか/って、何かある?」
「お菓子作り……かな?」
「そんな漫画があるんだ」
「最近は無いジャンルの漫画を探すのが/難しいかも」
「たまには美也ちゃんと遊んであげてる?」
「ん〜、たまにな」
「昔は3人でごっこ遊びとかしたよね〜」
(そういえばそんな事もあったかなぁ……)
行動ハズレ
(たまには梨穂子を褒めてみるか)
「……なあ梨穂子」
「なあに?」
「…………」
「どうしたの? も〜……」
(無理に褒めようとすると案外/浮かばないもんだな……)
「梨穂子は素直なところがすごくいいな。/安心して話が出来るよ」
「そ、そうかな? あはは、急にそんなこと/言われると照れちゃうよ」
(うん、いい感じだ)
「好きなスパゲッティの種類は何だ?」
「イカめんたいとか……和風が好みかも。/あ、スープパスタもおいしいよね」
(笑顔で梨穂子のゴキゲンをうかがって/みようかな)
Ti0/          ニコッ
「ふふふっ」
(うっ……梨穂子の満面の笑み……。/いやされちゃうなぁ……)
「家に帰ってどれくらい勉強してる?」
「日によって違うかな。宿題をやったあと、/教科書を読んで面白かったらそのまま/予習しちゃう感じ」
「中間テストの結果ってどうだった?」
「ん〜可もなく不可が少々って感じかな?/怒られない程度には良かったよ」
「高峰橋が工事中だと不便だよな」
「そうそう、工事のお陰でいつもの/クリーニング屋さんへ行くのに時間が/倍ぐらいかかっちゃうんだ」
別の話題
「小学校の頃はよくあのまわりで/遊んでたよね〜」
「隣の校区との境だったから/知らない子が沢山いたな」
「名前も知らない子なのに一緒に遊んでたり/したよね。懐かしいなぁ」
「春画って知ってるか?」
「確か江戸時代の浮世絵だよね」
「それだけじゃマルは取れないな。/春画って言うのは……」
「そ、そうなんだ……」
「梨穂子は焼肉とか好きか?」
「普通……かな? 家でたまにやるけど/外食で焼肉って行かない気がする」
「梨穂子はパソコンとか……得意には/見えないなぁ」
「面白そうだな〜って思うけど、/触ると壊しちゃいそうでちょっと/苦手かも」
「梨穂子はどんな水着が好きなんだ?」
「タンキニ……って言っても判らないよね。/上がタンクトップで下はショートパンツの/可愛いのが好きなんだ」
「輝日南山って、登ろうとすると結構/大変だって話だぞ」
「見た目はそんな風に見えないのにねぇ」
「子供の頃欲しかったラジコンの復刻版が/出るらしいんだよ!」
「それって近所のお兄ちゃんが公園で/遊んでたやつかな?」
「それそれ! 欲しかったんだよなぁ……」
「でもちょっとしか走らないでしょあれ。/20分くらい?」
「それでもいいんだよ。/う〜ん、やっぱりお年玉をつぎこむか?」
「少女漫画雑誌の付録ってすごいよな」
「12大ふろく! なんていってね。/すごいお得感ですよ」
「でもそのせいで雑誌が曲がっちゃって/大変なんだよね」
「梨穂子は買った雑誌って全部読むのか?」
「どうだろ、なるべく全部目を通したい/ところだけど興味が無いのは/やっぱり飛ばしちゃうよね」
(梨穂子は表情がころころ変わって、/見てて飽きないよなぁ……)
Ti0/      Ti2じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ
「ちょ……何見てるの〜?」
「いや、梨穂子は表情がころころ変わるから/ちょっと観察をね」
「観察って……別にいいけどさぁ」
(う〜んやっぱり面白い)
「出前とかって取ったことあるか?」
「結構あるよ〜。おそばにラーメン、ピザ/お寿司と……あとはカレーかな」
「色々取ってるんだなぁ」
「お母さんがものぐさなんだよね」
「通販とか利用したことあるか?」
「お父さんが『お取り寄せ名産品』とかを/よく注文してるかな。私も楽しみに/してるんだ〜」
「確か梨穂子は通信教材とかやってたよな」
「あ〜やってたやってた。/問題を解いて送ると添削して送り返して/くれるんだよね」
「先生の一言メッセージみたいなのが/ちょっと嬉しかったなぁ」
「校内で好きな場所ってどこだ?/茶道部室以外でさ」
「校庭前のベンチとか?/この時期は温かい場所が好き」
「梨穂子は何か楽器とかできるのか?」
「う〜ん……近所のお祭りで太鼓を/褒められたくらいかなぁ」
「梨穂子は参考書とかって使うのか?」
「香苗ちゃんオススメの本を使ってるよ。/判りやすくていい感じなんだ」
「へぇ、僕も貸してもらおうかなぁ」
「小学校の卒業文集に何を書いたかって/覚えてるか?」
「実は『名探偵になりたい!』って書いて/あるんだよね〜。今見ると恥ずかしくて/死んじゃいそうだよ〜」
「年賀状の準備ってもうしてるのか?」
「とりあえずお芋でハンコだけは作って/あるよ」
「梨穂子のハンコ、実はちょっと楽しみに/してるんだ」
「えへへ、入魂の一作ですよ」
「特にお気に入りのデザートってのは/何かあるのか?」
「パフェも好きだけど……やっぱり一番は/シュークリームかな?」
「お店によって色々と個性もあるし、/並べて食べ比べもできるからね〜」
「お気に入りの文房具とかあるかな?」
「お尻のところにクマさんが付いてる/シャーペンかな。持つところは色が/落ちちゃってるんだけどね」
「食事はご飯、おかず、飲み物の順に/食べろってよく言われたよね」
「そうそう、だから給食でパンじゃなくて/ご飯が出たときには牛乳の後が/ご飯になっちゃって……」
「あれは嫌だったなぁ」
「お風呂でマッサージとかするのか?」
「やってるよ。ふくらはぎとか、おなか……/ふくらはぎをマッサージしてるよ!」
(今ちらっと『お腹』って聞こえた気がする/けど……黙ってうなづいておくか)
「焼肉で好きな肉ってあるか?」
「ホルモンかなぁ。っていってもお母さんが/大好きで、やたらと沢山買ってくるから/なんだけどね」
「TVで見るような高級なお肉とか……/食べてみたいよね〜」
「先生の事をうっかり『お母さん』って/言っちゃった事ってある?」
「先生もそうだけど香苗ちゃんにも/言ったことあったりして」
「それからしばらくの間、香苗ちゃんの/あだ名が『お母さん』に……」
「それはそれは……」
(香苗さんも大変みたいだな……)
「録画予約って自分でできるのか?」
「失礼な、できますよ。ウチでは私が/録画係なんだから」
「録画係?」
「お父さんもお母さんもそういうの/苦手だから私がやってるの」
(ちょっと意外だな……)
「海外旅行に行くとしたら、どこに/行きたい?」
「それはもちろん台湾ですよ。/夜市で台湾料理を食べ歩くのが夢なんだ」
「お茶の種類ってどんなのがあるんだ?」
「抹茶とか煎茶とか緑茶とか……/ちなみに部活で使うのは抹茶だよ」
「茶道には色々流派があるんだって?」
「そうらしいけど……私も詳しくは/知らないんだよね。るっこ先輩なら/詳しいかな?」
「スカートの短い子ってやっぱり/見られたいのかな?」
「そ、そんな事はないよ〜」
「じゃあ何で?」
「そりゃあかわいく見られたいからですよ。/女の子も色々努力してるんだから」
「アニメって見たりするのか?」
「日曜日の朝にやってるのを結構見てるよ。/一回見たら続きが気になっちゃって」
「目覚まし時計はどんなのを使ってる?」
「木の形したかわいいのを使ってたん/だけど、落として壊しちゃったんだよね」
「だから今はお父さんのデジタル時計を/借りてるんだ」
「家ではどんな机を使ってるんだ?」
「小学校の時から使ってる学習机。大事に/してるからまだまだ使えるよ」
「靴は何足くらい持ってるんだ?」
「通学用のが2足と私服が3足、それと/サンダルが3足……だったかな?」
「それなりに持ってるんだなぁ」
「お気に入りのコンビニってある?」
「ウチから高峰橋の方に行った方にある/コンビニかな。デザートの種類が/豊富なんだよね」
「なるほど」
「梨穂子って輝日東以外にどこか/受験したのか?」
「輝日東商業も受けてたよ。どっちにするか/かなりぎりぎりまで悩んだんだ〜」
「高峰橋から神社に行く途中に、謎の/自動販売機があるでしょ?」
(謎の……? あ! あの自販機の事か?)
(あれってエッチな本が売ってるって/話だけど……)
「実はあの自販機は……」
「ふんふん……」
「え!? そ、そうなんだ。……あはは、/高橋先生に質問するところだった」
「危ないところだったな」
「僕も知らないんだよ」
「そうなんだ。じゃあ高橋先生に聞いて/みようかな」
(そ、それは止めたほうがいいような……)
「梨穂子は寝つき良い方か?」
「そうだね〜、ベッドに入ったらすぐに/寝れちゃうよ」
「それはうらやましいなぁ」
「食堂以外でご飯を食べたりすることって/あるのか?」
「校庭の前のベンチとか屋上とか教室/とか……食べたことが無い場所の方が/少ないかもね」
「図書室って利用してるか?」
「ほとんど使ってないんだよね〜。/もったいないんだけど……」
「進路の事ってもう決めてるのか?」
「う〜ん……多分大学進学……。/勉強しなきゃね……」
「梨穂子は腹筋できるのか?」
「出来る……んじゃないかな? 体育以外で/やらないから、どれくらい出来るか/わからないけど」
「梨穂子にとって大金っていったら/幾らくらいから?」
「う〜ん、4000円かな?/サンキュッパを超えるとかなり/悩んじゃうから」
「梨穂子は新春初売りセールとかって/行くつもりなのか?」
「人ごみがなければね〜……/でも一応行くつもりだよ」
「ブランド物のバッグってさ……」
「本当に高いよね〜。でもクラスに/『パパに買ってもらった』って人も/いるんだよ」
(その『パパ』ってのはどんなパパ/なんだろう……)
「宿題やってるときについつい/掃除をはじめちゃったりするよね」
「わかるわかるわかる〜っ! 筆立ての底を/ピカピカに磨き上げちゃったりね〜。/普段はそんなことしないのに…」
「そろそろ大掃除の季節だけど……」
「掃除用具を買うところまでは楽しいん/だよね……」
「テレビのリモコンってよく/行方不明になるよね」
「ウチではエアコンのリモコンが/よく行方不明になるんだよね〜」
「リモコンは生まれ付いてそういう/運命なのかも……」
「梨穂子ってベッドと布団、どっちで/寝てるんだ?」
「ベッドだよ。中学に上がった時、/お祝いに貰ったんだ」
「この冬は雪が積もるかなぁ」
「どうかなぁ……積もったらいいよね」
「漫画の単行本って何冊くらい持ってる?」
「30冊くらいかな? 本当はもっと沢山/買いたいんだけどね」
「忍者ってカッコイイと思わないか?」
「そりゃもう! カッコイイですよ!」
「昔見たアニメ……特撮?/……のヒーローが格好よかったなぁ」
「ハンバーガーにこだわりとかってある?」
「もちろんあるよ〜」
「チキンは駅前のバーガーショップが/美味しいし、フィッシュは商店街のが/サクサクなんだよ」
「お手軽に食べ比べられるのがいいところ/だよね」
「ファミレスで好きなメニューとかって/何かあるのか?」
「グラタンとかドリアとかが好きかなぁ」
「多分ホワイトソースが好きなんだよ」
「梨穂子は逆上がりって出来るのか?」
「小学校の頃はできてたけど……/今はわかんないなぁ」
「今度公園でやってみようかな?」
「3択イベントのテストだよ!」
Ti0キャラヒントノード:梨穂子
Ti0桜井梨穂子のシリアイレベルのイベントに選択肢が追加されました
n2nka_me00A
n2nka_me00A
n2nka_me00A
n2nka_me00A
(あ、梨穂子だ)
「あれ? 雑巾は付けてないのか?」
「V9630もう取りました! EcFe4m6まったくもう」
「あはは、でも見直したよ。ミシンを/使わずに雑巾を作れるなんてさ」
「V9631そ、W15EFe9m3そう? P3EcF3えへへへ」
「V9632ね、ちょっとお話しない?」
「うん、いいよ」
n2nka_me00A
n2nka_me00A
n2nka_me00A
(あ、梨穂子だ)
「あれから先輩と将棋やったのか?」
「V9633Fm4まだやってないよ。/EFe9m3この時期は先輩達も忙しいから」
「そっか……大変だな」
「ちなみに梨穂子は?」
「V9634今はとりあえずヒマだよ」
n2nka_me00A
n2nka_me00A
(あ、梨穂子だ)
「梨穂子、風邪とかひいてないのか?」
「V9638え? /W15あ、EF3すぐに着替えたから大丈夫だよEc」
「そっか、よかった。/……今って時間あるか?」
「V9639あ、W15Fm3お話する?」
n2nka_me00A
(あ、梨穂子だ)
「V9640EFe9m4もうすぐクリスマスだね〜Fm3……」
「そうだな……」
「……」
「V9641……」
「V9642ね、ちょっとお話しない?」
「うん、いいよ」
n2nka_me00A
n2nka_me00A
n2nka_me00A
n2nka_me00A
(さてと……今日の掃除は……)
ユウジ
「あ、あのさNm」
「ん? 何かな」
「僕、体育館の渡り廊下の当番なんだけど/場所代わってほしいんだ」
「いいけど……何でだい?」
「指に怪我しちゃってさ、あそこって/手洗い場の掃除もあるだろ?」
「そっか、それは確かに大変だな」
「そんなわけでさ、頼むよ」
「オッケー、問題ないよ」
「サンキュ−! 感謝するよ!」
(さてと、それじゃ行きますか)
(う〜寒っ……軽く引き受けたものの/この時季手洗い場の掃除ってのは本当に/大変だよ……)
(手洗い場、お湯が出るようになれば/いいのにな)
???
「V0156で、どうなの?」
「V6000う〜っ、どうって言われても」
(花壇から……梨穂子の声だ、/とするともう一人は香苗さんかな?)
「V6001そ、そういう香苗ちゃんは/どうなの〜?」
「V0157B100EF4どうって……/SEF9全然気が付いてくれないみたい」
「V6002Fm4そうなんだ……Fm3がっかりだね〜」
「V0158SdEcFm3そういうところがイイんだけどね……/B80EoFe7m4でも、さすがにドンカンにも程があるって/EcFe6思っちゃうなぁ」
「V6003Ecははは……Fm6I10はぁ。W30EoFm3私と同じだぁ〜」
「V0159あんたは気長にやったら? EcF310年も/20年もそんなにかわらないっしょ」
「V6004EcFm8はぁ〜……W30EoFe7m3まぁ、W30Fe9Ecいいかぁ〜」
「V0160EoFm4そうそう、W30Fm3恋はあせらず、W30Ecのんびりね」
(……行っちゃった)
(女の子達は本当に恋の話とか好きだよ/なぁ……)
(……飽きないのかな?)
(恋の話か……)
(……)
(う〜ん……消しゴムはどこへ行ったん/だろうか)
(やっぱり落としちゃったのかな?/とりあえず購買部で……)
「Nm君、ちょっといい?」
「あ、香苗さん」
「EFe6m4ちょ、ちょっとこっち来てFm3」
「あ、うん」
「えっと、何の話?」
「Fm4あのさ、W30Fm3最近梅原君ってどんな感じ?」
「どうって言われても、う〜ん……/いつも通り、かなぁ」
「Fm4その……W30EcF9う〜ん。W45EoFe9m3いいか、Nm君なら」
「B60私の事とか、話したりしてない?」
「あ、そういう話か」
「EF4あれ、案外勘がいいのね」
「梅原よりはそういう勘は利くつもりだよ」
「……そうなの?」
「そのつもり……なんだけど」
「EcF4はぁ……W30Fm3桜井も大変よね」
「梨穂子も何か悩んでるのか……大変だな」
「EoFe9m3……ほんとにね。W60EcF4まあいいわ。W30EoF3/それで、どうなの、梅原君は」
「残念ながら、香苗さんの話題は/たまに出る位かなぁ」
「EF4えっ! 本当!」
「そっか。W30EFe8m3よし」
「って、『たまに』だよ?」
「EcF3ふふっ、W30Eo気にしてない子の話なんて/『たまに』だってしないでしょ?」
「そりゃまあそうだけど」
「EFe9m3私も気長に頑張ることにするかな〜」
「そうだね、僕も応援するよ」
「ただ、あいつは恋愛にニブイから/ほんとに頑張ってね」
「EcFm4はぁ……Fm3Nm君に言われるくらいだから/相当ニブイんだよね……W45/Eoでもありがと、がんばってみるよ」
「EcF3じゃね、色々ありがと」
「うん、それじゃまた」
「っとっと……/EFe9大丈夫だと思うけど、くれぐれも/この話、Fm3梅原君にはナイショでね」
「EcF3自分で振り向かせたいから」
「うん、わかったよ」
「Eoそれじゃね」
(そうか、やっぱり香苗さんは/梅原の事……)
(…………)
(……おっと、梅原のことはさておき/消しゴムを買いに行くんだった)
(ええと……僕のクラスのプリントは/これで全部かな?)
「V6005あれ? EF3Nnもプリント係?」
「あ、梨穂子」
「『Nnも』ってことは、梨穂子も/そうなのか」
「V6006うん。先生に届けたんでその帰りだよ」
「僕は今から持っていくところ」
「V6007そうなんだ〜W30EF3手伝おうか?」
「いや、そんなに多くないから大丈夫」
「V6008そっか。Ecえへへ」
「V6009そういえばさ、お正月の事ってもう何か/考えた?」
「お正月ねぇ……」
「いつものようにコタツに入って、/特番を見てるんじゃないかな」
「V6010EF6そうじゃなくて〜」
「ん?」
「V6011ほら、町内会の隠し芸の出し物」
「ああ、それかぁ!」
(そうそう、うちの町内会では昔から/住民が隠し芸をやるのが伝統なんだよな)
(順番でやる事になってるんだけど……)
「う〜ん……面倒だなぁ……」
「V6012EFe9m4仕方ないよ〜Fm3。Fm4私のトコは/今年はお父さんとお母さんがやったから、/来年は私がやらなきゃだし……」
「そうなんだよな、/うちも残るは僕だけなんだよな……」
「まあ、ぐちぐち言ってもしょうがない。/決まりだしな……」
「V6013EcFm9だね〜」
「V6014EoFe3m4で、Fm3W30Fm4何をやろうか〜っていうFm3」
「そうだな……」
「あ! 随分前に古本屋で、/『できる! 催眠術』って本を買ったな」
「V6015催眠術……W45EFe3m4どんな本? すぐ出来そう?」
「いや、厚い本だからまだ全然読んで/いないんだ」
「V6016EFe9m3隠し芸で出来るようなのだといいよね」
「う〜ん、そうだな……。せっかくだし、/二人一緒にやってみるか。梨穂子も何か/ネタがないか探しておいてくれよ」
「V6017I gotcha!!」
「あはは」
「V6018じゃ、そういうことだから」
「ああ、わかった」
「V6019Ecじゃね〜」
(隠し芸か、完全に忘れてたな……)
(何か手軽に出来る物を考えなくちゃ)
(う〜ん、暇だ……)
(……図書室に読書でもしに行ってみるか)
(面白い本でも、/見つかるかもしれないしな)
(ふうっ……ここの廊下は寒いな……)
「V6020あははっ、Fm4縮こまって歩いてる〜Fm3」
「寒いんだから仕方ないだろ?」
「V6021EoFe9m4確かに寒いよFm3ね〜」
「何でだろうなぁ」
「V6022Fm6わかんないけど……W30EFe3m4それより/お正月の事だけど、Fm3何か考えた?」
「ん? お正月……」
「V6023EFe9m4隠し芸だよ〜! Fm6忘れたの!?」
「あっ! い、いや。ちゃんと覚えてるよ」
(すっかり忘れてた……まずいまずい)
「V6024EcF4だったらいいけど〜」
(な、何か無いかな……手軽な出し物……/とりあえずこの場を乗り切るために……)
「V6025EoF3で、何か思いついた?」
「え〜と……手品なんてどうだろう」
「V6026う……。W30Fm4ああいうのって私苦手だよ〜」
「ま、梨穂子はアシスタントだな」
「V6027EFe5m4えっ、アシスタントって……/B50Fm5バニースーツとか着るの!?」
「……着たいなら着てもいいけど」
「V6028き、着ないよ〜Fm3」
「そっか、残念だな」
「V6029EoF4え、み……EFe9m6見たい?Fm3」
「冗談だよ」
「V6030も〜〜っ」
「V6031あ! 手品だったらやってみたいのが/あるんだ〜。テレビでよくやってる……」
「テレビで? どんなのだ」
「V6032『今っ!』P0F3W45って掛け声一発で/色々消しちゃうの!W15 ビルとか!W15/Ecみんな驚くよ〜」
「……ま、出来れば驚くだろうな」
「V6033EoFe9m4出来ないかな?」
「そう簡単に出来るようなら、/ショーにならないだろ」
「V6034う〜ん、Fm4そっか」
「V6035EF3じゃぁ、大脱出とか」
「大脱出っていうと……」
「V6036EFe8m4ステージが大爆発!! P7EcFe8m4ド〜ン!!W30P2EoF6W45/二人はどうなっちゃったの!?/P0Fe3m4W30観客の後ろから無事生還Fm3! W30F3Eoみたいな」
「火薬は危ないよ」
「V6037う〜ん……Eoそっかぁ」
「V6038Fm4やっぱり素人じゃ手品は難しいかな」
「う〜ん、自分で言い出しておいて/なんだけど、練習する時間もそんなに/無いし……難しそうだな……」
(どうしたものか……)
「V6039EF3ねね、二人羽織なんてどうかな」
「ん? 二人羽織……ねえ……なるほど」
「V6040あんまり練習しなくても大丈夫な感じ/だし、面白いと思うんだけど」
「確かに簡単っぽいけど、二人羽織って、/失敗してる姿が面白いからな。口上とか/段取りは練習しないと駄目だろうな」
「V6041EFe9m4あ〜、W30Fm3そこでまごついてると/場が冷えちゃうよね」
「そうそう」
「V6042EF3じゃ、とりあえず練習する?」
「そうだな。とりあえず練習するか……」
「V6043えへへ、W30Eoじゃあ今度練習しようね〜」
「うん、そうだな」
(うん、二人羽織ならなんとかなりそうだ。/これを第一候補にしておこう)
(とりあえず道具についてはクラスメイトに/相談してみるか……)
ユウジ
「Nm。頼まれてた物、持って来たぞ」
「あ、ありがとう」
「一応2種類持ってきたんだけど……、/無地とせんべい柄とどっちがいい?」
「う〜ん、そうだな……」
(僕が着るなら無地だろうけど……、/梨穂子が着るならせんべい柄の方が……)
「もし迷ってるなら、試しに着てみてから/1着だけ先に返してくれればいいよ」
「本当か? それは助かるよ」
「気にしないでくれよ。/掃除の場所を代わってくれたお礼さ」
「あはは、じゃあ遠慮なく借りるよ」
(よしよし。これで隠し芸の準備は万端だ)
(さっそく梨穂子と特訓に移れるぞ……)
「おーい、桜井ー」
「V6044あ、Nn」
「ほら、見ろコレ!」
「V6045EF4はんてん?」
「いや、これは『どてら』だそうだ」
「V6046EFe9m4……どう違うの?」
「僕にもさっぱり……/でもこれは『どてら』なんだって。/演劇部の部長がそう言ってたよ」
「V6047EFe7なんだろ……W30EFe9m4角度とか長さとかFm3かな?」
「V6048……で。どてらが何?」
「ほら、二人羽織の練習だよ」
「V6049EF4あ、W30EF3なるほど〜」
「というわけで茶道部室で練習だ」
「さて……と」
「本番ではうどんとかおでんみたいな/失敗すると大騒ぎな物にするけど、/今回はこの特大肉まんでやってみよう」
「V6050EF4うわっ、Fm5大きい〜」
「終わったら食べてもいいぞ」
「V6051EF3ほんとっ!? W60EFe8m4……って、/Fm6そんな餌付けみたいに言うな〜!」
「よ〜しよしよしよし」
「V6052わうわうわうわう!」
「V6053じゃなくて〜!」
「すまんすまん、それじゃ机に肉まんを/置いて……あ、お皿も置いとくか」
「よし! とりあえずどてらは着ないで、/このまま目だけつむってやってみよう」
「V6054EcFe3m4はいは〜いFm3」
「よっ……とと」
「V6055違う違う〜もうちょっと手前〜」
「V6056そうそうそこそこ〜」
「お、あったあった」
「V6057よいしょ……As255b1っとAs0b0」
「あいたたた! 足踏んでる!」
「V6058ふぇ? あ! ご、ごめん!」
「あいたたたた」
「V6059だ、大丈夫?」
「うん。それより、これはいけそうだな」
「V6060EF4え?」
「今のドタバタだけでもちょっとは/ウケるんじゃないかな?」
「V6061そっかな? W30EF3そっか!」
「次はもうちょっとオーバーにドタバタ/してみるか」
「V6062うん、そうだね〜」
「それじゃどてらを着て……」
(う〜ん……やっぱりせんべい柄は、/僕には合わなそうだし、無地にしよう)
「……よいしょっ」
「……何笑ってるんだ」
「V6063EoFe6だって、制服の上にどてら〜」
「おいおい、何言ってるんだよ。/これからもっと面白い格好になるんだぞ」
「V6064えへへ、EoFe9そっか」
「……よっと、それじゃ紐を前で結んで」
「V6065こっち? あ、こっちか。よっ……と」
(……梨穂子、いいにおいがするな……)
「V6066それで?」
「え? ああ、後はさっきと同じだな」
「ん……やっぱりどてらを着てるから、/さっきと勝手が違うな……」
「V6067ちょっ……もごもご言わないでよ/くすぐったいよ〜」
「え? ああ、すまんすまん」
「V6068んも〜……」
「えっと……ここか!?」
「V6069違う違う。それはお皿だよ〜」
(……っとこれがお皿で、肉まんがこれか)
(ここで派手なアクションを一回入れて/おこうかな。お皿で梨穂子の頭を……)
Ti0/          Ts3i2ガン!Ts2
「V6070いった〜い! お皿で叩かないでよ〜!」
「だ、大丈夫か? 軽くだったんだけど」
「V6071えへへ、演技演技。どう?」
「なるほどな。いいリアクションだ」
「さすが僕の相方だな」
「V6072そ、そう?」
「本番では色々机の上に置いた方が/面白いかもしれないな」
「V6073あんまり痛くないのにしてね?」
「あはは、そうだな。……っと、/そろそろ肉まんにとりかかるか」
「あれ? あれ?」
「V6074さっきお皿をぶつけた時に/位置がずれちゃったんだよ〜」
「なに!? どっちだ」
「V6075もっと手前、手前〜」
「この辺か?」
「V6076そこそこ〜……あ、も少し手前」
「お、この辺か。よっ……」
(おお、この肉まん見た目より断然/ボリューム感があるな……/柔らかくて……)
「V6077きゃああ!!」
「え?」
「V6078ちがっ……ちがうよ〜っ」
「違うって何……」
(こ、これはひょっとして……!?)
(こっ……W15この感触って……/ま、まさかこれは梨穂子の……!?)
「すっ……W15すまん梨穂子っ!」
「V6079いいから……離して〜っ」
(そ、そうだ! 離さないと、手を!)
(ううっ……頭が混乱して……)
「V6080はぁ……はぁ……」
「はぁ……はぁ……」
「V6081SEcF3び、びっくりしちゃったね」
「え、その……そうだね。ご、ごめん」
「V6082えへへ……W15Ecあははっ」
「あ、あははははは」
「V6083EoFe7m4……」
「……」
「V6084え……EFe9と……」
「も、もし本番でやるとしたら、/おでんを使う事にすれば大丈夫だな!」
「V6085SdEF4え? 何が?」
「だからその……掴んじゃったりさ」
「V6086EFe7m6……」
「V6087EF4え!? W30SFm3あ……そうだね、W30EcF3うん!」
「さ、さて、片付けて帰るとするか!」
「V6088SdEoFe9m3午後の授業があるってば〜」
「わか……わかってるよ」
(駄目だ。かなり取り乱してるな)
「と、とりあえず……他にも案が出たら、/そっちも試してみような」
「V6089EF4え、EcFe9m3うん!」
「じゃ、じゃあまたな!」
「V6090は〜W15い」
(いやぁ……びっくりした……)
(…………)
(すごく……柔らかかったな……)
(あ……慌てて出たからせんべい柄の/どてらを忘れてきちゃったよ)
(仕方ないな……取りに戻ろう)
(……?)
(梨穂子、どうしたんだろう……。/ボーっと畳を見つめてるけど……)
(……なんだか声を掛けづらい雰囲気だな)
(仕方ない、あのどてらは借りる事にして、/この無地のどてらは返そう……)
……こうして、二人羽織の練習を梨穂子とした。
アイデアは悪くなかったと思うんだけど……。/もう一度練習しようって言える感じじゃないな。
何か他の物を考えないとな。
ユウジ
「お〜い、Nm」
(何の用事かな? これから職員室に/プリントを取りに行かなくちゃ/いけないんだけど……)
(とりあえず用件を聞いておくか)
「えっと、何の用かな?」
「Nm。頼まれてた物、持って来たぞ」
「え? 頼まれてたもの?」
「遅くなって悪かったな、コレ」
「あ! こいつかぁ〜! ありがとう!」
「ウチの部では当分使わないから、/返却は年明けでも大丈夫だよ」
「本当か? それは助かるよ」
「気にしないでくれよ。あの時に掃除の/場所代わってくれたお礼さ」
「あはは、じゃあ遠慮なく借りるよ」
(そうそう、そうだった。悩んだ結果、/やっぱり隠し芸はこれを使ってやろうと/思っていたんだ)
(すっかり忘れちゃっていたけど、/これで隠し芸の準備は万端だぞ)
(とはいえプリントが……これは/とりあえず梨穂子に預けておくか)
「おーい、梨穂子ー」
「V6044あ、Nn」
「ほら、見ろコレ!」
「V6045EF4はんてん?」
「いや、これは『どてら』だそうだ」
「V6046EFe9m4……どう違うの?」
「僕にはさっぱり……/でもこれは『どてら』なんだって。/演劇部の部長がそう言ってたよ」
「V6047EFe7なんだろ……W30EFe9m4角度とか長さとかFm3かな?」
「V6048……で。どてらが何?」
「ほら、お正月の隠し芸。/二人羽織をやるために借りてきたんだ」
「それで……梨穂子、悪いんだけどこれを/茶道部室に保管しておいてくれないか?」
「V6728了解〜〜」
「っと、僕はこれからプリントを取りに/行かなくちゃいけないから……」
「V9558そうなんだ。EcF3えへへ、Eoそれじゃまたね」
「じゃ、よろしくたのんだぞ」
(ふぅ、とりあえずこれでよし……と。/急いで職員室に行かないと……)
(ふう……暖かいな……)
(……ここは風が無ければ日向ぼっこに/もってこいだよな……)
Ti0/         Ti2バフッAs0b0!!
「うわっ!」
「な、なんだこりゃ。チ、チョークの粉!?/げほっげほっ」
???
「V6091ご、ごめんなさい!」
「え? 何?」
「……」
(声は上から聞こえたけど……)
(あそこは2年教室か? クラスは……)
「あ、これは……」
(黒板消し……これが頭に降ってきたのか)
(こんなドジをするのはきっと……)
「V6092ごめんなさい!/私ってばうっかりしてて……」
「やっぱり……」
「V6093EoF4え? P5F4W45あれ? W30EF5Nn」
「今日は一体何事だ?」
「V6094SEcFe9m3あはは……W30Eo黒板消し叩いてたら、/落としちゃって」
(やれやれ……不器用だなぁ梨穂子は)
「黒板消しだったのか……/何が起こったのかと思ったよ」
「V6095SdFm4髪の毛、真っ白だよ。大丈夫?」
「梨穂子のせいだろうが!」
「V6096EcF9いやははは……」
「V6097EoFm4ごめんね。W15Fm3でも、ちょっと安心」
「安心って、何が?」
「V6098消す側から頭に当たったから、あんまり/痛くなかったでしょ?」
「そのかわり粉まみれだよ」
「V6099Fm6それはEFe7その……SEcF6ごめんなさい」
「いいよ、梨穂子の不器用は/今に始まったことじゃないし」
「V6100え〜っ、W30Fm5不器用って事は無いよ〜」
「そういうボケはいいからさ」
「V6101ボケじゃないってば!」
「V6102EFe8m4ちょっとそそっかしくてFm5うっかりなだけで/不器用ってわけじゃないの!」
「そうかなあ」
「V6103Fm4そうです!Fm5」
「そうだっけ?」
「V6104料理だって普通に出来るし、EoFe3m4お菓子作りも/得意だし、Fm3家事だってちゃんと/できるんだから!」
「そりゃ、立派なお嫁さんになれそうだな」
「V6105B100EF4およめMh……!?」
「でも、出来た料理をひっくり返したり、/ちりとり持ってこけたりしそうだし……」
「V6106む……」
「でも逆に言えば、/そこに気をつければ結構……」
「V6107え? Fm5え?」
女生徒
「ちょっとー桜井さーん」
「V6108EF5ふぇ? P1EFe9m3W45Sな、なあに?」
「黒板まだ消し終わって無いんだけど、/黒板消しどこにあるか知らない?」
「V6109EF4うぁ! EcFe9m3ご、ごめん! すぐ行く〜」
「V6110ご、ごめんね。Eoそんなわけだから」
「いいから、早く戻った戻った」
「V6111Ecま、またね〜」
「やれやれ……」
(頭、洗ってこようかなぁ……でも、/さすがに風邪ひいちゃいそうだ)
(とりあえずトイレに行って、粉を/落としてくるとするか……)
(梨穂子が集めてた漫画の最新刊を、本屋で/見かけたけど……)
(発売されたこと、一応教えておいたほうが/いいかな)
「V0161Fm4何? W30Fm3桜井に用事?」
「桜井が集めてる漫画の最新刊が出てた/からさ、もう買ったのかな、と思って」
「V0162Ecあはは、W15Eoわざわざ知らせてあげるだなんて/優しいね」
「そうかな?」
「V0163それとも桜井に買わせて自分も読むつもり/だったりして?」
「む、するどいね」
「V0164あはははっ。EoFe9m3ノリいいね〜」
「V0168EF3あ、そうだ。何か飲みに行こうと/思ってたんだけど、あんた達も一緒に/行かない?」
(あんた『達』?)
「V0169ね、桜井。W30あんたも行くでしょ?」
「V6112あ、ちょ、ちょっと待って。/もうすぐ終わるから」
「……? 何してるんだ?」
「V0170雑巾縫ってるのよ。/Fm4ほら、大掃除でFm3使うやつ」
「へえ、手縫いなんだね」
「V0171EFe9m3普通は家でミシン使うって。/桜井は今日提出なのを忘れてたのよ」
「V0172使い古しのタオル貰ってきたんで/今、必死こいてやってるってEcFe4ワケ」
「そういうことか」
「しかし、裁縫なんてできたんだなあ」
「V0173桜井はFm4ヌケてる所あるけど、EFe7結構なんでも/EF3出来るのよね」
「そのヌケ加減が半端じゃないん/だけどさ……」
「V0174Ecあはは、W30EoFe9確かにね〜」
「V6113よっ……と。出来た〜」
「V0175本当?」
「大丈夫か? 使ってたらバラバラに/なったりしないか?」
「V6114なるわけないでしょ〜っ。/見てよ、ほら!」
(うおぉぉぉぉぉぉっ! W60こ、W30これは!)
「V0176ちょ、ちょっと桜井!」
「V6115え? あ、きゃぁっ!」
「V6116み、見えちゃった?」
「V0177大丈夫、だよね? 見た?」
「み、見たって……何を?」
「V0178EcF4ま、見ててもそうとは言えないよねEoFe9m3Wv180」
(それはその通りだけど……/残念ながら見えなかったんだよ……)
「V6117EcFm3あは、あはは……W30EoFe9m4だ、大丈夫だよ。/W30EFe7m4NnにだったらEFe9m3見られても」
「な……」
「V0179EF4おぉっ、W30EcF3言うねえ桜井!」
「V6118あ! EFe7いや、Fm4その、EFe9幼馴染だし……/Fm3昔はよく……SEcその……」
「V0180ああ、そういう事ね。EcFe4つまんないの」
(なんか納得されちゃったけど……/誤解されるよりはいいか)
「V0181はあ、しかしどうしたもんかねえ、それ」
「V6119EFe9m5ううっ、W15どうしよう……」
(う〜ん……こりゃあみっともないな……)
「V6120そ、そんなにしげしげみないでよ〜」
「V0182いや〜見るでしょFm3普通」
「V0183Fm4もう休み時間終わるし、EFm3とりあえず/そのまま授業受けたら?」
「V6121うう……それはちょっと……」
「V0184仕方ないな……EoFe9m3更衣室に行ってスカート/脱いで取っちゃおう」
「V6122EoFe9m4え、Fm6脱がなきゃだめ?」
「V0185EFe9m3多分その方が早いよ。EF3ほら、行くよ」
「V6123Fm4う、うん。EcFe9m3ちょっと行ってくるね〜」
「いいから早く行ってこい」
「V6124うん、EoFm4ごめんね〜Fm3」
「はぁ……騒がしい奴だな……」
(あれで不器用じゃないって言い張るん/だから……)
「あ」
(漫画の最新刊の事言うの忘れてたよ……)
(……今度伝えればいいか)
(……)
(それにしても……)
(ふとももの白さが目にまぶしかった……)
(おおっ……今日は結構な数の女子が……)
???
「V0000あれ? Nm君。何しにきたの?」
「えっ?」
「V0001もう……部外者は立ち入り禁止なのに。/覗きに来たの?」
「い、いや! 違うんです」
「実は……幼馴染が補習を受けてるって/聞いたので見に来たんですよ」
「V0002補習か……Fm3どの子?」
「えっと……あそこで泳いでる子です。/あれ? 泳ぐの上手になってるな」
「V0003あ、W15Fm3上がってきたね」
「V0004梨穂子ちゃん、お疲れ」
「びっくりしたよ、上達してるじゃないか」
「V6125Ecえへへ、EoFe9塚原先輩のお陰ですよ」
「V0005素直に言う事を聞いてくれるから/教えがいがあるよ」
「V6126B60そ、そうですか? EcFm3えへへへ……」
(う〜ん……W60こうして二人並んでいるのを/見ると……)
(塚原先輩は引き締まった健康的な/身体をしているなぁ)
(……梨穂子は梨穂子でそういう/需要はあると思うんだけど……)
「V0006Nm君?」
「え、W15あ、W15はいっ!」
「V0007……ほら、用事が済んだら/部外者は出て行かないとね」
(まずい、見ているのがばれたようだ!/ここは素直に従うしかない……)
「そ、そうですね。えっと……/桜井をよろしくお願いします」
「V6127またそんな保護者みたいな挨拶して……Fm3」
「V0008……ふふっ、Eo大丈夫よ。私に任せて/だから……」
「は、はい、失礼します!」
「V6128あはは、W15EoF3またね〜」
(ふぅ、危なく塚原先輩を怒らせちゃう/ところだった)
(とりあえず、あの調子なら梨穂子の/補習は大丈夫みたいだな)
(来年は一緒に泳ぎに行ったりできる/かもしれないぞ)
(うん……頑張れ梨穂子!)
(う〜ん……今日の食堂は騒がしいなぁ)
(とっとと食べて出て行くとしよう)
男子A
「いやいや! 本当だってば!」
男子B
「じゃあお前直接聞いてみろよ」
(後ろの席の男子、騒がしいなぁ……/でも僕だって梅原と騒いでいるときは/こんなもんだし、仕方ないか……)
「聞けるわけないだろぉ、女の子に/『胸が水に浮くって本当ですか?』/なんてよぉ」
「ぐふAs0b0っ!」
(お、思わず吹いてしまった……)
(確かにそういう話は聞いた事あるけど/実際のところはどうなのか……?/永遠の謎ではあるけど……)
「……直接聞けるような女の子がいたら/男二人でこんな話してないよな」
「……それを言うなよ」
(……そうだよね……)
(ふう……お腹一杯だな……)
(しかし、さっきの話が気になって/全然味がわからなかったよ……)
(どうなんだろ……水に浮かぶのかな……)
「そう……あの青い空に浮かぶ雲のように」
「ぷかぷかと浮かぶのだろうか……」
「V6129何が?」
「り、梨穂子!?」
「V6130何か考え事?」
「そ、そうだな……考え事といえば/考え事なんだけど……」
「V6131えへへ、Fm4相談に乗っちゃうよFm3?/EoFm4私で答えられるなら、Fm3だけど」
「えっ!?」
(むむ……確かに梨穂子になら聞いても/大事には至らないと思うけど……)
・よし、聞いてみよう
・そんなデリカシーの無い事はできないよ……
(よし、聞いてみよう)
「梨穂子は水の中って好きか?/その……楽っていうか……」
「V6132ん〜……そうだねFm3〜。/EF3ぷかぷか浮かんでるのは好きだよ」
「具体的にはどう楽なんだ?」
「V6133具体的にはって言われても……/Fm4浮力がどうFm3とか?」
(もうちょっとつっこんで質問しないと/らちがあかないな……)
(でも女の子にこんな質問を……)
・今さら悩んでも仕方ない! 聞くよ!
・そうだよな、聞けないよ……
「……じゃあ、ちょっと耳を貸してくれ」
「……って事なんだけど/実際どうなんだ?」
「V6134えっ……EFe9ええ〜っ」
「V6135それはその……W30Eo楽といえば楽だから/そうなのかもしれないけど……/EFe6m7実際に見て確かめたわけじゃ……」
「ということはつまり?」
「V6136わかりません! W30EoFm4もう! W15EFe9m5……なんで私に/そういうこと聞くの〜っ!?」
「だ、だって他の女の子になんて聞けないよ/梨穂子なら答えてくれるかな……って/思ったから……」
「V6137Ecむぅ〜っ……」
「V6138はぁ……仕方ないなぁ……」
「V6139来年の夏にでも確かめてください!」
「ええっ……」
「V6140じゃあね!」
「行っちゃった……」
(結局わからずじまいか……)
(しかし確認するのなら別に今でも/よさそうなもんだけど、何で来年の夏?)
(う〜ん……梨穂子の考えることは/よくわからないなぁ)
(まあいいや、とりあえず教室に戻ろう)
(うん。そんなデリカシーの無い事は/できないよな)
(そうだよな、聞けないよこんな事)
「いや、なんでもないんだ」
「V6141そうなの?」
「わざわざありがとな」
「V6142えっ……W30EFe9m4い、W15いいよそんなのFm3/気にしなくてもF3Ec」
「さて、そろそろ教室に戻るか」
「V6143うん、Ecそうだね」
(よしよし、今日はとっとと帰って……)
「V0515どうしたNm。何でそんなに/急いで帰る準備をしてんだ?」
「ああ、中断してたゲームの続きをプレイ/しようと思ってさ」
「V0516EF3ひょっとしてあのゲームか!?」
「ああ、『ユグドラダンジョン2』を/やってるんだ。かなり面白いぞ」
「V0517そうなのか。EF3じゃあ今やってるのを/クリアしたらやってみようかな」
「梅原は何をやってるんだ?」
「V0518イナゴマスクのアクションゲームさ」
「あ、あの4画面のゲームか? 確か/キャラクターが成長するんだよな」
「V0519そうそう。EoFe9アクションパートの出来が/良いんだよ、EF2やりがいあるぜ?」
「そっか、面白そうだな」
「V0520クリアしたら貸すよ。EF3正月までには/終わると思うから」
「じゃあ『ユグ2』と交換でいいか?」
「V0521おっ、いいのか? Eo楽しみだぜ」
「さて、それじゃ帰ろうぜ」
「V0522そうするか。P0W45じゃ、またな」
「ああ、またな」
(よ〜し、早く帰って行き詰ってた所を/攻略するぞ〜っ)
(授業中にあのモンスターの攻略法を/思いついたんだ。あのアイテムを最初に/使えば……)
「V0082あ! EF3お兄ちゃん、ちょっといい?」
「あれ? 美也、どうしたんだ?」
「V0083今日は家に帰るの遅くしてね」
「えっ!? なんだよそれ」
「V0084友達を家に呼んでEo色々するんだ!/F4Ecだから家に帰ってきちゃFm3ダメ〜!」
「色々? なんだよ色々って」
「V0085お兄ちゃんFm4がいると困るようなFm3こと」
「ええっ!?」
(僕が居ると困る事だって……?/一体何をするんだろう……)
「V0086じゃあ、W10Ecそういう事だからよろしくね」
「あ、おい! 美也!」
「…………」
(まいったな……)
(仕方ない、どこかで時間を潰して帰るか)
(ゲームセンターにでも寄って……あ!)
(しまった、今は持ち合わせが無いぞ……)
(どうしたものかな……そうだ!)
(ここならお金をかけずに時間を潰せるぞ)
「おじゃましま〜す」
「V6144あ、いらっしゃ〜い」
「え〜と……」
「V6145どうしたの?」
「いや、実は美也が……」
「というわけで、しばらくここで遊んで/行こうと思ってさ」
「V6146あはは、W15Eo大歓迎ですよ」
「V6147でも、今は遊び道具が無いんだよね〜」
「え? トランプくらいあるだろ?」
「V6148こないだ調べたらスペードのエースと/ジャックとキングが無くなってて……」
「それじゃ駄目だな……」
(う〜ん……ん? そういえばここで/将棋の道具を見たことがあるな……)
「そうだ、将棋なんてどうだ?」
「V6149将棋? W30EFe9m4確かに将棋の道具はあるけど、/Fm3ルール知らないよ、私」
「やりながら覚えれば問題ないよ。/僕も上手なわけじゃないからさ」
「V6150そう? Ecそれじゃ、やってみよっかな」
「じゃあまずは並べ方からだ。/確かR上手R3うわての人が先に王を置くんだよ」
「V6151ほうほう」
「だから僕が王で、梨穂子Rは玉だR5 ぎょく な」
「V6152ぎょく? EF3あはは、玉なんだ。/W30Ecか〜わいい」
「で……え〜と……」
「あとは僕が並べるのを真似すれば/問題ないんじゃないかな」
「V6153なるほどね」
「よし、それじゃ並べながら駒の動きを解説/していくぞ。まず『歩』だけど……」
「……そして最初に置いた『王将』は、/全部の方向に1マスだけ動かせるんだ」
「V6154Fm4この駒は裏返らないんだFm3」
「うん。ちゃんと覚えられたか?」
「V6155え〜っと……EF3うん、大丈夫だと思う」
「梨穂子って、遊びのルールを覚えるのは/得意なんだなぁ」
「V6156そうかな? EcF3そうかもね」
「じゃあさっそく対局といこうじゃないか」
「V6157えへへ、EoFe9手加減してよね」
「初心者相手だもの。僕もそこまで鬼じゃ/ないよ……っと。まずは歩を1つ……」
「V6158Fm4じゃあ私は……P5Fe9m3W45こうかな?」
「よ……っと」
「V6159Ld……Le」
「あれ?」
「V6160どうしたの?」
(……これ、かなりまずい気がする。/いや、まずいどころじゃないぞ!?/圧倒的に押されてないか?)
「V6161えへへ、将棋ってちょっと面白いかも」
(いや! 梨穂子の事だ、きっとどこかで/打ち違えるに決まってる!)
「V6162え〜と……P6EcF3W45王手! W30Eoって言うんだよね?」
(おかしい……将棋漫画をあんなにたくさん/読んでいる僕が、素人の梨穂子に負ける/なんて、そんな事……)
(クッ……こうなったら……)
・負けを認めざるをえない……っ!
・ウソとハッタリで切り抜けるんだッ!
「負けを認めざるをえない……」
「V6163えっ!?」
「悔しいけど、僕の負けだ。梨穂子は将棋の/才能があるのかもしれないな」
「V6164えへへ、Eoそうかな」
「初めての将棋でこんなに強いなら、案外/女流棋士なんてのもアリかもしれないぞ」
「V6165そ、それは無いよ〜。EcFm3ほめ過ぎだってば」
「V0261いよっす! 元気に部活動してる?/W30……って何ひっぱりだしてんの」
「V6166あ、先輩。今将棋やってたんですよ〜」
「梨穂子が思いのほか強くて、負けちゃった/ところです」
「V0092ほう……? なるほどな」
「V0262Fm7どんな塩梅?」
(ウソとハッタリで切り抜けるんだッ!/やってやるぞっ!!)
「あ〜あ……やられちまった」
「V6167お、W30EF3私の勝ち?」
「王の体力が1減っちゃったよ。/ここまで梨穂子がやるとはなぁ」
「V6168あはは、W15EoFe9m3まぐれだってば」
「V6169……それでこの後はどうなるの?Fm3」
「え? え〜とだな……」
(考えろ! 考えるんだNmNnっ!)
「……王がダメージを受けたときは、今まで/取った駒の内1枚を取られた駒2枚と/交換することができるんだ」
「V6170Fm4ふむふむ」
「そしてその駒は即座に盤に復帰することが/できる!」
「V6171おおっ!」
「歩を梨穂子に渡しっ……取られた飛車と/桂馬を復帰させて、僕の番、終了!」
「V6172う〜ん、EoFm4これはどう攻めたものか……」
「V6173Fm4くらえ王! W30Fm3とどめの一撃だ!」
「ううっ!」
(強い……本当に強いぞ!/僕が弱いとか関係なしに!)
(……考えろ考えろ! 次はどんなルールを/ねつ造すれば……)
「V0263元気に部活動してる?/W30……って何ひっぱりだしてんの」
「V6174あ、先輩。W15EcFe3m4今将棋Fm3やってるんですよ〜」
「え? せ、先輩!?」
「V0093ほう……W45今はどんな……?/W90……W15どういう状態だこれは」
「V6175えっとですね……」
「V6176私がFm4王に2度目のダメージを与えたんで、/Nn軍が最終防衛モードにチェンジして/Fm3全部の駒がパワーアップした所Ecですよ」
「V0264ふんふん…………W45Wv180EoF9なんだって?」
「V6177将棋って、Fm3色々なルールがあってEc面白いん/ですね〜」
「V0265……」
(うう……すごい勢いでにらまれてるよ……/どうしよう……)
「V0094……」
「V0266ふむふむ、EoFe4m9了解」
「V0267えー、愛歌からの伝言です」
「V0268『将棋をバカにするな!!』」
「ぐわAs0b0あっ!」
「V6178Sせっ、W15先輩っ!?」
「V0269りほっち」
「V6179は、はい」
「V0270あんたって子は、何でそんなデタラメを/信じちゃうんだ」
「V6180Sええっ! W30ウ、EFe9m4W15ウソだったの?」
「まあ……その……」
「梨穂子が思いのほか強くて、意地に/なっちゃったんですよ……」
「V0095情けない……」
「うう……すみません……」
「V0096りほっち、強いのか……Ecフフフ」
「V0271楽しそうだね愛歌」
(楽しそう……なのか?)
「V0097Eoちょっと対局してみたい」
「V0272EFe4おお、W30EcF2やるねぇりほっち!」
「V6181え? 愛歌先輩って将棋やるんですか?」
「V0273ああ、EFe2知らなかったっけ?」
「V0274愛歌の将棋の腕はちょっとしたもんだよ」
「V6182えっ! W15EF3そうなんですか?」
「V0275ウチの学校の将棋部なんかじゃ太刀打ち/できない程だからね」
「V0098照れる……」
「そ、そうだったんですか……」
「V0276ああ。Fm4そもそも、将棋と茶道には/歴史的にも深いつながりがあるんだよ」
「聞いたことないですよ……/将棋と茶道に一体どんなつながりが?」
「V0277どんな?」
「ええ、どんなつながりが?」
「V0278仕方ない、W30EoF3特別に教えてやろう……」
「V0279そもそも将棋というものは、/EoFe1m9千利休が創始者といわれているんだ」
「V0280茶の湯に招いた戦国大名たちが、/EoEF8お湯が沸くまで退屈〜EFe9m1って、我侭を言う/もんだから、EF2暇つぶし用に作ったんだよ」
「なるほど……」
「V0281将軍や、大将といった偉い人達の/気分を損なわぬようにEF3『将気』、/と名づけられたのが最初だな」
「V0282それから、細かいルール変更と共に、/EF3Ec『将気』から『将棋』に変わったんだよ」
「V6183へええ〜〜」
「そうだったんですか……」
「V6184将棋にそんな歴史があったなんて……」
「V0099全部ウソだ」
「V0283あははは! W45EoFe9私が将棋の/歴史に詳しい訳無いだろうが」
「そ、そんな……」
「V0100将棋の起源について色々な説はあるが、/W15Eoどれも確証は、無い」
「V6185な、なるほど……」
「V0284あ、W15EF2下校時間だよ」
「V6186あれ? W15EFe9m3もうそんな時間ですか?」
「V0285さあさ、P1W30F3片付けて帰るよ」
「V0101下校下校」
「V6187は〜い」
こうして、たっぷりと時間を潰して帰った。
梨穂子は遊びに強いなぁ……。
「ねえ、お母さん」
「え?」
「今、お母さんって言ったか」
「え? ま、間違った! わわわ、忘れて!」
「梨穂子だと笑う前に呆れちゃうなぁ」
「わ、笑ってくれた方が救われるよ〜っ!/笑ってよ〜っ!」
「やれやれ…」
「う〜っ」
「」
Ti0梨穂子がキュンとする話2
(ん……っと。今日も一日終わったな)
(英語の辞書は……今日は置いて帰るか)
(どこかに寄り道しようかな。/それともまっすぐ家に帰るか……)
「V6188Nn、まだ学校に居たんだ」
「あ、梨穂子。入ってくれば?」
「V6189Ecえへへへ、W15Eoおじゃまします」
「梨穂子もこれから帰る所か?」
「V6190ん〜そのつもりだったんだけど……」
「V6191EF3よかったらさ、ちょっとお茶でも/飲んでから帰らない?」
「そうだな。寄り道していくか」
「V6192EF4寄り道?」
「お茶しに行くんだろ」
「V6193EcF3そうだよ。ささ、行こ行こ」
「行くって、どこに行くんだ?」
「V6194んっふっふ〜Fm3お茶〜お茶〜♪/ダージリ〜ン♪」
「もう聞いてない……」
「そういうことか」
「V6195え? 何が?」
「いや、何でもない」
「V6196ささ、どうぞどうぞ」
「僕はてっきり、どこかに寄り道でも/するのかと……」
「V6197EoFe9m4あらら、W15そうだったんだ」
「ま、梨穂子にとってはお茶といえば/ここか」
「V6198そんなことはFm3無いけど〜」
「まあいいや。それじゃ紅茶でも/頂こうかな」
「V6199え? EFe9m6茶道部で紅茶ってのは……」
「さっき『ダージリ〜ン♪』って/歌っていたじゃないか」
「V6200EF9あ〜……W15Ecそれは勢いっていうか……」
「まったく……」
「V0286何でもいいからとっとと戸を閉めて/中に入れ! EoFm9寒いだろうが!」
「うわっ」
「V6201EFe9m5す、すみません」
「V0287あーあ……、/ようやく暖かくなってきたのに……」
「あ、でもたまには換気したほうが……」
「V0288EcFm6よ・う・や・く!Wv100W15/EoFe9m2暖まってきたところなんだけど?」
「それは……すみません」
「V0289わかればいいよ、上がんな。/EF3お茶、飲んでいくんだろ」
「あ、はい」
「V6202EF4あれ? 今日は先輩一人ですか?」
「V0290EF4ああ、W30EF3愛歌なら今日は何か用事があるって/先に帰ったよ」
「V6203EFe9m3何ていうか、珍しいですよね。/いつも一緒にいる気がしますから」
「V0291まあね。/Fm2私らもEoFe9それなりに忙しいって事よ」
「そうなんですか?」
「V6204Fm2また、何か悪巧みですか?」
「V0292おいおい、それじゃ私がいつでも/悪巧みしてるみたいじゃないか」
「V0293たまにはマジになってEoFe9m2色々考えたりも/するんだぜ?」
「あ、ひょっとして……」
「V0294EcFe4m6そ。W15P1EoF9W30そろそろ進路が悩ましいお年頃/……ってわけよ」
「V6205EoF4あ、W30EF3受験ですか」
「V0295なんだと思ってたんだ」
「V6206EcFe9m2Sいやその……」
(確かにここの先輩達は学校のヌシみたいな/イメージあるよな。いつまでも卒業せずに/学校にずっと居座ってそうな……)
「V0296EFe4どうした? 変な顔して」
「いや、なんでもありません」
「V0297ふぅん……/その顔は、嘘をついてる顔だねぇ」
「べ、別にやましいことは考えてませんよ」
「V0298あっそ」
「V6207そっか、先輩達も卒業しちゃうん/ですよね」
「V0299本来だったら、部長の引継ぎなんかも/やってる時期なんだけどね」
「あ、まだ引継ぎやってなかったんですか?/あれから結構経ちましたけど……」
「V0300Ecなにせ2年生が、りほっちしか居ないから/ねぇ」
「ああ……」
「V6208え?」
「V0301EoFm2りほっちに部長をまかせるのは/少々度胸がいるのよ」
「そうでしょうね」
「V6209EFe9m5な、なんでですか〜」
「V0302EFe4m7ああ、W30EFe2あんたはどうなの。/Fm2茶道部入らない?」
「え、ぼ、僕ですか?」
「V0303Ecいいじゃん、W30Eoそれで部長やってよ」
「V6210Fm5え〜っ」
「V6211EFe8m4なんで突然入部して、私より/えらいんですかっ」
「V0304Fm9いやいや、Fm2部長の雑務を全部やってもらう/だけならいいでしょ」
「V6212でも、お作法なんかも全然……」
「V0305ただのおかざり部長だから、Ec平ー気っ」
「そこまで言い切られると、/逆に清々しいですよ……」
「V0306でしょ? Eoどう? /W30Ecいまならこの子もつけちゃうから」
・お断りします
・遠慮させていただきます
・辞退させてください
「お断りします」
「遠慮させていただきます」
「辞退させてください」
「V0307EoFe9まあね、そりゃそうだわね」
「V0308私としても、りほっちに継いで欲しい/からさ」
「V6213え、本当ですか?Fm3」
「V0309EF9その為には、もうちょっとしっかりして/貰わないといけないけどね……」
「V6214SEcF9あははは……」
(そうか、先輩達はもうしばらくで/卒業なんだよな……)
(なんだかちょっと、寂しいな……)
(う〜ん……梅原も早々に帰っちゃったし/梨穂子は教室に居ないし……)
(仕方ない、帰るとするか)
(……)
(あ! あれは……)
「お〜い、梨穂子〜」
「V6215あ、今から帰るとこ?」
「うん」
「梨穂子、今日は用事あるのか?」
「V6216ううん、別にないよ」
「そうか、じゃあ……」
女生徒
「あ、桜井先輩! さよなら〜」
「V6217Ecあはは、Eoさよなら〜」
「今のは?」
「V6218Fm4茶道部の〜……EFe9m3もと後輩」
「『もと』って?」
「V6219Fm4最初からかけもちだったんだけど、/Fm3この前やめちゃったんだよね」
「そうなのか、大変だな」
「V6220まあ色々ありますよ」
「ははっ、さてと……一緒に帰るか?」
「V6221F3Ecそうしよっか」
「さて、どこに行こうかな」
「V6222EFe7m4えっとね、私は……」
???
「V0000ちょっといいかい?」
「はい?」
「V6223……?」
「V0001茶道部に用事があるんだけど/EFe9案内してもらっていいかな?」
「V6224茶道部に……ですか?」
「どういった用事ですか?」
「V0002うん、ここの卒業生なんだけどね。Fm3/茶道部に頼みたいことがあって/来たんだよ」
「なるほど……」
「V6225それじゃ、EF3ひょっとして……」
卒業生
「V0003EF3ああ、W30Ec茶道部のOGだよ。/EoFm4あんたは……Fm3茶道部員?」
「V6226EF4え? 何でわかったんですか?」
「V0004琉璃子が気に入りそうな女の子だと/思ってね」
「V6227B60EFe9m3そ、そうなんですか?」
「V0005あはは、W30EFe9まあね」
「V6228……えっと」
(梨穂子が『案内してあげないとっ!』って/表情でこっちを見てるぞ)
(そんな顔されたら断れないだろう……/まったく)
「ああ、それじゃ先輩を茶道部室に/案内しないとな」
「V6229ごめんね〜」
「いいよ、特にどこに行こうってワケじゃ/なかったし」
「V0006EF4あら、W30EcF3デートにでも行くつもりだった?/W15EoFe9m3邪魔しちゃったかな」
「V6230EF4いえ、W15SEcFe9m3そんな……」
「そういえば、卒業生なら部室の場所は/知ってたんじゃないですか」
「V0007以前ふらっと入っていったらEFe9m3許可証が/どうしたとかもめちゃってね」
「V6231EFe9m3そうなんですか〜」
「V0008最近は色々大変なのよ」
「V0009あなたたちに声掛けてよかったわ」
「V6232あはは」
「V6233桜井です〜」
「V0310あれ? /今日は来ないんじゃなかったの?」
「V0311まぁいいや、おはいんなさい」
「V6234失礼しま〜す。あ、どうぞどうぞ」
「V0010……」
「V0312ん? 何? お客さん?」
「V0313うわあぁぁあ!」
「V0314Sや、山口先輩!?」
「V0011なんて挨拶の仕方よ」
「V0315EFe7あ、その……え〜W30/SF2Ecお久しぶりです、先輩」
(夕月先輩のあんなに取り乱してる姿、/初めて見た……)
「V0012EcFe4m9まったく、W30Eoすっかりダラけてるねぇ。/W30EF3今日は愛歌は居ないの?」
「V0316SdEoF1進路の話で、まだちょっと」
「V0013なるほどねぇ……」
「V0317私らもそういう時期でして」
「V6235EFe9m4あの〜……」
「V0318EFe2ああ、りほっち。/EF1きちんと紹介しなきゃね。/こちら、R山口R4やまぐちR亜弓R3あゆみさん。先々代の部長」
「V0319で、先輩。こちらが……」
「V0014Fm1桜井梨穂子ちゃん。/W30Fm3りほっちって呼ばれてるの?」
「V6236Fm4あ、W30Fm3はい」
「V0320EFe9m2もう自己紹介済みですか」
「V0015道すがら、Ecね」
「……」
「V0016EoF4あれは?」
「V0321EFe4m7ああ、W30EFe9m2部外者です」
「ええっ!」
「V6237EFe9m4ひどいですよ〜先輩〜」
「V0322Fm9ええ? EcF1だってウチの部員じゃ無いし」
「V0017EF3キミ、名前は?」
「NmNn……です」
「V0018ふうん……」
「あの……」
「V0019山口先輩、W30Ecでいいから」
「あ、は、はい」
(山口先輩……か。なんだか落ち着いた/大人の女性って感じだな……)
「V0020あれ? EF3この冷蔵庫まだ使ってるんだ」
「V0323あはは、先輩並みに頑丈ですよ」
「V0021お、EFe8言うねえ?」
「V0324ジョ、Fm2ジョークですよ……?」
「V0325っと、それより先輩」
「V0022ああ、Fm3用事ね?」
「V0023Fm1近いうちに、お茶会を開く事になって。/EFe9m3ま、人集めね」
「V0326EF3ああ、いつもの手伝いですか」
「V0024Ecそういう事、W15EoFe9愛歌にも伝えておいてね」
「V0327はい、わかりました」
「V0025EF3そっちの二人も来てみない?」
「え?」
「V6238私達もですか?」
「V0328EF9りほっちは作法わかってるから/いいですけどNmは……」
(確かに作法なんてさっぱりわからない/もんな。行っても手伝いはできない/気がするよ)
「そうですね、迷惑かけるかも」
「V0026いやいや、EoFe9お客で来てくれればいいよ」
「V0329りほっちも、ですか?」
「V0027たまには後輩に格好いいところ/見せてやりなよ」
「V0330ん……W45Ecそうですか」
「V0331そういう事ならしゃーないね。/茶会には二人共お客でおいで」
「V6239EFe9m4手伝い、いいんですか?Fm3」
「V0332EcF2いいっていいって。EoFe9m2Nmには扇子とか/必要な物も貸してあげるからさ」
「V0102私も格好いいところ見せたい」
「V0028SEF4うぉっ……W30と、SdEF3愛歌。W15/EFe9m3あんたは相変わらずねぇ」
「V0103先輩も、EcF3お元気そうで」
「V0104……そういう訳だから、/Eo二人ともちゃんと来る」
「V0333EF2待ってるからね」
「V6240EcF3はい、W15Eo是非行かせて貰います!」
「楽しみにしてます」
「V0029さて、それじゃ私は帰るね」
「V0334Fm7あ、Fm2私達もそろそろ帰ります」
「V0030それじゃ皆で帰るか」
「V6241Ecいいですね〜」
そんな訳で、茶道部の先輩たちと一緒に帰った。
帰り道に話したのは、進路のこと未来のこと……。
来年の僕はどうなっているのかな……。
梨穂子や、みんなも……。
「V6242Nn〜」
「梨穂子、元気一杯だな」
「V6243今日は、山口先輩のお茶会の日だもの」
「へ〜、気合十分って事か……」
「V6244私、部室に行ってお道具取ってくるから/Ec校門で待ってて」
「わかった、それじゃ先に行ってるよ」
「V6245お待たせ〜。/はい、こっちがNnの分ね」
「お、サンキュ」
「V6246それじゃ遅くならないうちに行こ。/EFe9m3けっこう距離あるみたいだし」
「そうだな」
「あのさ、梨穂子が取ってきてくれた/道具だけど、何が入っているんだ?」
「V6247扇子Rと懐紙とR8 ふところがみ ……まぁ色々」
「あまり気にしてなかったけど、作法とか/あるんだろ? 僕、全然わからないぞ」
「V6248私が先にやるから、/見て真似れば大丈夫だよ」
「……梨穂子が間違ったら?」
「V6249二人でしょんぼりだね、あはは」
「V6250いくらなんでも基本的な作法は/間違えないと思うから」
「うん、頼りにしてるよ」
「……足がしびれた時は、どうしたら/いいんだ?」
「V6251今回は椅子に座ってやるから大丈夫だよ」
「へぇ、そんなのもあるんだな」
「V6252いろんな人に楽しんで欲しいから、/EcF3そういうのも出来たんだと思うんだ〜」
「なるほどなぁ……」
「V6253EoFe3m7あ、W30EFe6m3実際はわからないけど、/私がそう思ったって事ね」
「なぁ、梨穂子」
「V6254……」
「これ、道間違えてないか?」
「V6255やっぱり、そうだよね……」
「V6256あれれ……えっと……/こっちがこうだから……」
「とりあえず駅前まで戻るか?」
「V6257う〜ん……W30EcW5Ehその方がいいよね……」
「V6258急がないとお茶会が終わっちゃうよ……」
「ちょっとギリギリな感じだな」
「V6259ねぇ、大丈夫かな……?」
「なんとか終了時刻の前には着けそう/だけど……」
「V6260ごめんね、こんな事になっちゃって」
「気にするなって」
「V0335……大変だったね」
「梨穂子……」
「V6261……先輩、Ecごめんなさい……」
「V0105気にするな」
「V0336ま、こういう事もあるよ」
「V6262でも……」
「V0031ゴメン、EcFe9こっちの連絡先/Eo教えておけば良かったね」
「V6263……」
「えっと……お茶会は……/無事に終わったんですか?」
「V0106滞りなく」
「V0337そうだな、特に……EcW6EhFe7いや」
「V0338今回はちょっとドジった所もあるし/イマイチだったかな」
「V0032おいおい、EFe9m3ちゃんと立派に……」
「V0339次はもっと上手にやるから、/F2Ecまた見においで」
「V6264……先輩」
「V0107よしよし」
「V6265ぐすっ……EoFe9m3ありがとうございますっ……」
「V0033EcFe4m3どうしてどうして、W30EoF3立派な先輩に/なったもんだねえ」
「V0340からかわないでくださいよ」
「V0034EcFe4いや、本当本当」
「V6266EcF3くすっ……W90B50EoFe9m3えへへっ」
「V0035EoF3それじゃ、みんなで晩御飯でも/食べに行こっか? EF4って、門限とか/あるのかなEFe9m3?」
「V6267EF4あ、W30EFe9m3それじゃ家に電話してきます。/それで大丈夫だと思うので」
「僕も電話すれば大丈夫です」
「V0341EcF2いや〜先輩、悪いですねぇ」
「V0036EF4私のオゴリって事!?/EcFe8m4……う〜んやっぱそうなるよなぁ」
「V6268先輩、Fm3私そんな……」
「V0342いいからいいから」
「V0108Ecゴチになれなれ」
(あはは、梨穂子に笑顔が戻って/よかった……)
(……いい先輩達だな)
その後、ファミリーレストランへ行き、/皆で楽しく食事をした。
「V6269Sえ、でも私はそんなに……」
「V0343Eoいいからいいから! Fm4はい、Moあ〜〜ん」
「V6270あ……Fm6Mcんぐ……」
夕月先輩と飛羽先輩は、デザートを大量に頼んで/遠慮していた梨穂子にどんどん食べさせていた。
支払いの時に苦笑いしてた山口先輩は/ちょっと気の毒だったけど……。
「V0037Fm42人ともここでいいの?Fm3」
「V6271Ecはい、W30EoFe9m3わざわざ送っていただいて/有難うございました」
「V0038Ecははは、W15Eo今日は色々楽しかったよ/おつかれさん。また今度ね」
「V6272EcF3おつかれさまでした〜」
「お疲れ様です」
「ふぅ、疲れちゃったな」
「V6273Ecえへへ、W30Eoそうだね」
(……色々あったもんな、今日は。/遅刻してしょんぼりして、ファミレスで/大騒ぎして……)
(実際、遅刻したときにはどうなるかと/思ったけど……)
(梨穂子のお陰で楽しかったな)
「V6274……あのさ、今日は……」
「楽しかったな」
「V6275EF4え?」
「お茶会に出られなかったのは残念だけど/その分色々あったから」
「梨穂子と居ると、楽しいよ」
「V6276B100EFe9……」
Ti0/          Ti2チュッ
「V6277ありがと」
「り……梨穂子……」
「V6278Ecえへへ、W30EoFe6おやすみっ」
「V6279またね〜っ」
「……あ」
……僕は、あまりに突然の出来事に/しばらく呆然としていた。
その後、やわらかい感触の残る頬を/手でさすりながらふらふらと家へ帰った。
…………。
びっくりしたぁ……。
(ふぁ……なんだか眠いな……)
(うう……我慢できそうに無い……/どこかで仮眠を取ろう……)
(う……人がいるぞ……/これじゃ秘密の場所に行けないよ……)
(仮眠できそうな場所……そうだ!)
・校庭の前まで行ってみよう
・茶道部室に行ってみよう
(そうだ、校庭の前なら……)
(よし、行ってみよう)
(お、いい具合にベンチが空いてるぞ)
(日差しも暖かいし、/ますますいい感じだぞ……)
(とりあえず、ここでしばらく寝ると/しよう……)
(ふう……)
(……)
「うひゃぁっ」
(ううっ……風が吹いたらすごく/寒いじゃないかここは……)
(がまんがまん……)
(いや! 無理だ!)
(こんなに風が冷たい日はとてもじゃないが/寝ていられない。諦めよう……)
(そうだ、茶道部室なら……)
(来たのは良いけど……よく考えたら/鍵が掛かっているんじゃないか?)
(うかつだったな……/ここまで来ておいて)
(あれ? 開いてる?)
(そうか……うっかりものの梨穂子の事だ/鍵を掛け忘れてたのかもしれないな)
(とりあえず、ここでしばらく寝かせて/もらおう……)
(……ん?)
(……誰か来たのか?)
???
「V6280あ〜……スカートびしょびしょ……」
「V6281でもこぼしたのが水でよかった〜」
(……この声……梨穂子か?)
「V6282きゃ……!?」
「V6283寝てる……のかな?」
(う〜ん……眠たいんだけど……/どうしようかな……)
・飛び起きて脅かしちゃおうかな……
・寝たふりでやり過ごそうかな……
(突然飛び起きて脅かしちゃおうかな……)
「V6284寝てるみたい……」
「V6285ふふっ」
(よし! 今だ!)
「Ts2ところがどっこい!」
「V6286きゃぁ!」
Ti0Ts1/        Ts2 Ts4ドシーーン!W5As0b0
「お、おい……大丈夫か?」
「V6287び……W60EFe9m4びっくりしたぁ〜」
「そんなに驚くとは思わなかったんだ。/ほら、手を貸すよ」
「V6288あ、Fm3ありがと」
「ごめんな梨穂子……って/本当にびしょびしょじゃないか」
「V6289Fm6花瓶の水こぼしFm3ちゃって……」
「そっか、それじゃ早く着替えないとな」
「V6290うん」
「あ……」
「V6291EF4どうしたの?」
「床に梨穂子のおしりの跡が……」
「V6292B100EFe8m5きゃ〜!? W15Ec見ちゃダメっ」
「わかったわかった」
「V6293とにかく外に出ててよ〜」
「う、うん。わかったよ」
(梨穂子、風邪引かなきゃ良いけどな……)
「V6294あはは、待っててくれたの?」
「うん、なんとなくな」
「V6295EcF6う〜ん……」
「どうしたんだ?」
「V6296男子はいいなぁ〜って思って」
「どうして?」
「V6297Fm6スカートよりジャージの方が/Fm3暖かいんだもん」
「そういう事か」
「V6298EFe3m4女子はスカートじゃなくて/ズボンの方がいいと思わない?Fm3」
「じゃあ代わりに男子はスカート?」
「V6299EcFe8m6う〜ん……W30EoF9あんまり想像したく/ないかも……」
「僕もだ」
「V6300EcF3えへへ、W30Eoそれじゃ教室に戻るね」
「あ、僕も戻るよ」
(そっか、女子は冬の間大変だなぁ……)
(そんなに寒いのにスカートを短く/してたりするのは何でなんだろう……)
(いや、短いままでいいんだけどね……)
(寝たふりしてやり過ごそう……/僕は眠いんだ……)
「V6301寝てるみたい……」
「V6302よし、ぱぱっと着替えちゃおう」
(え?)
「V6303このままじゃ風邪引いちゃうし……」
「V6304ん……っと」
(う……/後ろで梨穂子が着替えているのか!?)
「V6305うわっ……寒い〜っ。/はやくはやく……よ……っと」
(ふ……振り向いてしまいたい……/でも、いくらなんでも/それをやっちゃダメな気がする……)
「V6306……ぃしょっと。/ここに置いておけば放課後までには/乾くかな?」
「V6307さてと、それじゃ鍵を……って/鍵掛けちゃったらNnが出られないか」
「V6308うふふっ。それじゃごゆっくり〜」
(……行っちゃったかな?)
(う……まだ心臓がバクバクいってる……)
(完全に目が覚めちゃったよ……)
(あ……これは梨穂子のスカート……)
(いかんいかん)
(仕方ない、教室に戻るか……)
(高橋先生、職員室に居なかったな。/仕方ないからプリントは机の上に/置いてきちゃった)
(やっぱり師走って言うだけあって/先生達は忙しそうだ……)
「あ、高橋先生」
「V0116あ、Nm君。EFe9私に用事?/Fm6ちょっと今忙しくて……」
「あ、頼まれていたプリント……」
「V0117あっ、プリントね……。悪いんだけど/私の机の上に……」
「ええ、先生が居なかったので机の上に/置いてあります」
「V0118え……? EFe2そう、EFe9m2気が利いてるわね」
「えっ? い、いえ、そんな……」
「V0119ふぅ、皆があなたみたいに気を利かせて/くれると、私も楽なんだけど……」
「ど、どうしたんですか高橋先生」
「V0120え? B60EcF9あ!」
「V0121ごめんなさい、最近忙しくて……。/Ec思わずグチが出ちゃったわ……」
「大変そうですね」
「V0122やれやれ……、生徒にグチってるようじゃ/私もまだまだ駄目ね……。W30Ecそれじゃ」
「あ、は、はい」
「う〜ん……あの高橋先生がグチを言う/だなんて……」
(冬休みも近いし……/色々大変なんだろうなぁ)
「V6309やFm4ほ〜っFm3」
「お、梨穂子」
「V6312よかったら、ちょっと話でもしない?」
「そうだな。だったらテラスにでも行くか」
「V6313いいね〜。EoF3今は風も無いし、きっと/暖かいよ〜」
「V0109Eo……発見」
「飛羽先輩」
「V0110こんにちは」
「こ、こんにちは」
「V0111EoF1りほっち、借りていくよ」
「あ、えっと……」
「V0112茶道部のクリスマスイベントの用意」
「V6314なるほど」
「V0113そういうわけだ」
「V6315EFe9m3そんなわけだから、W30EcF3ちょっと行って/くるね〜」
「い、いってらっしゃい」
「……」
(仕方ない、一人でテラスに行くとするか)
(茶道部でもクリスマスに/イベントなんてやるんだな……)
(どんな事をやるんだろう……)
(最近は慌しそうにしている人たちをよく/見かけるな)
(やっぱりクリスマスパーティーの用意は/大変みたいだなぁ……)
(梨穂子も最近は色々やっている/みたいだけど……)
(あ、梨穂子だ)
「よう、梨穂子」
「V6316あ、Nn」
「なんだか忙しそうだな」
「V6317EFe9m3最近はクリスマスの用意が色々ね〜」
「どんな事やるんだ?」
「V6318EcFe3m4んっふっふ、Fm3それは企業秘密〜」
「企業秘密だと〜?」
「V6319ふっふっふ、W30Fm2Eo教えてほしくば/私を倒してから行くのだ〜……」
「V6320倒されちゃったら教えられないか」
「何言ってるんだか」
「V6321EcF2えっへっへ、W15EoF3知りたい?」
「でも、茶道部だろ? お茶会じゃ/ないのか?」
「V6322な!」
「V6323Sなぜそれを……」
「当りだったのか……」
「V6324Sdそっか〜Fm3そうだよね〜/茶道部っていえばお茶会だよね」
「いつもと違う事はしないのか?」
「V6325いや、EcF6う〜ん……W30EoFe9m3飾りつけとか?」
「飾りつけなぁ」
「V6326でもお茶会の雰囲気壊しちゃっても/ダメだから、あんまりやらないかも」
「じゃあ、何の用意をしてるんだ?」
「V6327EFe7m4チラシ作ったり、EF3座布団干したり……」
「なるほどなぁ」
「V6328そんなこんなでFm3結構やること/あるんだよ〜」
「そっか、沢山お客さん来るといいな」
「V6329EcF3そだね、W30Eoがんばらないと」
「今日も準備あるのか?」
「V6330EFe9m4どうだろ……/W30Fm3行ってみないとわからないかな」
「そっか、がんばれよ」
「V6331EcF3うん」
(なるほど、お茶会かぁ……)
(クリスマスお茶会ってのは/ちょっと想像が付かないけど、/なんだか楽しそうな感じだな)
(う〜ん……最近ゆっくり梨穂子と/話していないような気がするなぁ……)
(向こうが忙しいから仕方が無いんだけど、/ちょっと寂しいな)
(あ……梨穂子と先輩たちだ)
「V6332あ、Nn」
「V0344おう、元気してる?」
「まあまあって感じです」
「V0345いやいやいや」
「V0114Ecいやいやいや」
「?」
「V0346Fe9Eoりほっちを横取りされて〜」
「V0115Fe8Eo寂しかっただろう?」
「V6333な、Fm3何言ってるんですか先輩!」
「V0347……」
「V0116……」
「その……まぁ、ちょっとは……」
「V0348……」
「V0117……」
「V6334……」
(う……これは……からかわれるかな?)
「V0349Ecあ、そ」
「え?」
「V0118Ecそれじゃーしょうがない」
「V6335SEえ、え?」
「V0350F2Eo最初から素直にそう言いなって」
「V0119Ecいつも、言うタイミングが、遅い」
「す、すみません……」
「V0351べ〜つに謝ることはないっての」
「V0120……だからといって、/りほっちを返すわけでもないから」
「V6336SEoF4え」
「え」
「V0352まだ、あと少しだけ忙しいからさ」
「V0121おあずけ」
「いや、その……」
「V0353ま、今はちょっとだけ暇だからEoFe9m2譲って/あげるよ。W15EcF2それじゃね、りほっち」
「V0122ばいば〜いFm3」
「V6337EFe9m4ちょ、ちょっと、先輩!?Fm5」
「あ、あの……」
「V6338えへへへへFm3Eo」
「…………」
(気を遣ってもらった……んだよな?)
「折角だ、何か飲みながら話でも/しないか?」
「V6339EF3うん、W30Ecいいよいいよ〜」
「V6341そっちはどう?」
「僕は帰宅部だし、/梨穂子と違って特にする事なんて無いよ」
「V6342じゃなくて、クリスマスの予定とか」
「あ、クリスマスの予定か……」
「V6343あ、Nnは何飲むの?」
「梨穂子と同じでいいや」
「V6344じゃあ、ココアだね〜」
「梨穂子はいっつもココアか、/アップルジュースだな」
「V6345うん、好きなんだよね〜パンダココア」
「は? ぱんだここあ?」
「V6346このココアの商品名だよ。パンダココア。/かわいい名前だよね〜」
「そうなのか……原材料はパンダかな?」
「V6347うぇ! だとしたらパンダは/甘くて美味しいって事!?」
「あのなぁ……」
「あ、出てきた出てきた。/はい、梨穂子の分」
「V6348えへへ、あたたか〜い」
「ふう……ほっとするな」
「V6349ホットだけに……!」
「……」
「V6350B100SEoF4え、えっと! EcFe9m3さっきの話だけど/パーティーに来るなら、EoFe9m3茶道部に/寄って欲しいかなーって……」
「V6351B80SdFm4用事が無ければ、Fm3でいいんだけど」
「当日まで特に予定が決まらなかったらね」
「V6352EcF3うん、それでいいよ〜」
「V6353はぁ……Fm3」
「V6354EoFe9m3あっという間にクリスマスだよね……」
「ほんとだな……」
「今年は……」
「V6355EF4ん?」
「いや、なんでもない」
「V6356EFe9m4そう?」
「うん。/……そろそろ行かなくても大丈夫か?」
「V6357Fm3そだね、そろそろ行かないと」
「V6358EF3じゃ、W15Ecまたね〜」
「うん、また」
(…………)
(クリスマスか……今年は、/どんなクリスマスになるのかな……)
(……さて、戻るか……)
???
「V0190……って話だよ」
「V6359あはは、そうなんだ〜」
(誰か近くに来たぞ……気配を消して……)
「V0191それで『赤い赤い〜』って私が言ったら/その後に……」
「V6360うんうん」
「V0192……」
「V6361言ったら、その後に?」
「V0193……なんか暑くない?」
「V6362そうだね〜、暖房効きすぎかも」
「V0194下脱いじゃわない?」
「V6363あはは、そうだね」
(な……何だってーーーっ!!)
(そ、それは……)
・本当かどうか確認しないと!
・男子として覗くわけにはいかない!
(本当かどうか確認しないと!)
(よし……ここから外を……むぅ……っ)
(……)
(いない……)
「V6364脱いだのどうしよう?」
「V0195こっちの端に置いておけば?」
(……そっちか!!)
(……どうやら死角にいるみたいだ)
(しょんぼりだよ……)
「V6365……っと」
「V0196う〜ん快適快適」
(男子として覗くわけにはいかない!/僕はそういう男じゃないんだ!)
「V6366あ」
「V0197どしたの?」
「V6367ふともも、すべすべだよね〜」
「V0198そう? でもあんたも中々……」
「V6368ひゃぁっ、や、やめてよ〜っ」
(な……! この外の世界では、/一体何が行われているんだ!?)
「V0199このボディでせまれば、アイツも/イチコロだと思うんだけどね〜」
「V6369そ、そんな事……」
(ううっ……アマテラスが天岩戸から出て/行った気持ちがよくわかるっ)
(しかしこの状況で出て行くわけには……)
「V0200な〜んてね」
「V0201男子が居ないからできるってもんだよね」
「V6370あはは」
「V0202それじゃ、ボールよろしくね」
「V6371うん、わかった〜」
(だ、誰かこっちに来るぞ……)
「V6372とっとっと……っとP0W45ボールボール……」
(うわっ!)
(ブ……ブルマがこんなに近くに!)
(うう……だ、誰だろう?/他の段も覗いてみようか?)
・上の段
・下の段
(上の段を……)
(おおっ! む、胸だぁっ!/これは……かなり大きいぞ!)
(……!?)
(下の段を……)
(むむっ……! ふ、太股だぁっ!/なんというか……ちょっと太めだな)
(でも……これはこれで……/うん、いい感じだぞ!)
(……まてよ、冷静に考えれば/これじゃまるで覗きじゃないか!)
Ti0/         Ti2ガタッ!
(し、しまった!)
「V6373あれ?」
「V6374何か音が……」
(……こ、来ないでくれ……)
「V6375跳び箱の……中?」
「V6376う〜ん……」
(り……梨穂子だったのか!)
(道理でなんとなく見覚えがあると/思ったよ……)
「V6377……よく見えないな」
(見えなくていいよ!)
「V6378う〜ん……」
「V6379人の居る気配はするんだけど……」
「V6380……」
「V6381あ! W30EcF3誰か寝てるのかな?」
「何でそうなるんだ!」
「V6382えっ!?」
(しまった! うっかりいつものクセで/ツッコミを……)
「V6383今の声……まさかNn?Fm3」
(くっ……なんとかごまかせないか?/そうだ、得意の声マネで……)
「チガイマスヨー、/ゼンゼンチガイマスヨ」
「V6384やっぱりNnだ」
(駄目か……)
「V6385ねえねえ、寝心地はどう?」
「寝心地? 悪くないけど……」
「って、何で中で寝ていたと思うんだ!」
「V6386居心地よさそうだな〜って思っちゃった/だけだよ」
「意外と悪くはないけどさ……」
「V6388……それよりもさ」
「ん?」
「V6389授業始まってるよ? Fm3大丈夫なの?」
「え!? そ、それはそうだよな。/じゃあ早く出るとし……」
(いや……出るわけにはいかないぞ)
(……幼馴染とはいえ、こんな本を/持ってる所を見られるのは大変困る!/なんとかごまかさなくちゃ……)
「V6390出るとし?」
「いや、ちょっとゆっくりしていくから/気にせず授業に戻ってくれ」
「V6391え〜? サボりは良くないよ」
「それは僕もそう思うけどさ……」
「V6392Fm3じゃあ早く行かないと」
「う〜っ……出るに出られない事情が/あるんだよ」
「V6393出られない事情? W30EFe9m4どんな?」
「それはその……梨穂子には言えないんだ」
「V6394言えない理由……?」
「V6395Fm6…………」
「V6396えっ? W30SEFe9m4ひょ、ひょっとして……/Fm3中で裸なの?」
(な、なんでそうなるんだ!?)
(……いや、待てよ。とりあえず梨穂子を/ここから遠ざけるだけでいいんだから、/誤解されているままの方が都合がいい)
「……そうなんだ、ちょっと色々あってさ。/だから梨穂子の前で外に出るわけには/いかないんだよ」
「V6397EF4そ、そっか。P3Fe9m4W45それはその〜Fm3無理だよね/W30Ecえへへへへ」
「V6398EoFm4じゃ、じゃあFm6私が外に出ちゃえば/大丈夫なの?」
「うん。後は何とかするから」
「V6399あ、そうだ。Fm3私のジャージ置いておくから/よかったら使ってね。EcF3じゃ!」
「え? あ、うん」
「…………」
「V0203桜井〜何してたの?」
「V6400え? えっと……え〜……あ! 先生!」
「V0204あ、ほんとだ。行こ、桜井」
「よいしょ……と」
「ふう……」
(なんとか本も回収できたし、はやいとこ/授業に戻らないとな……)
「あれ? あそこにあるのは……」
「こ、これは……」
(ジャージじゃないか!)
(なんでこんな所に……?)
(……あ、そっか。さっき梨穂子が/『置いていく』って言ってたな)
(僕の口からでまかせを真に受けて……)
(すまない。/……そして、ありがとう。梨穂子)
(なんて言ってる場合じゃないや、/はやく授業に戻らないと……)
???
「……って話だよ」
「あはは、そうなんだ〜」
(誰か近くに来たぞ……気配を消して……)
「それで『赤い赤い〜』って私が言ったら/その後に……」
「うんうん」
「……」
「言ったら、その後に?」
「……なんか暑くない?」
「そうだね〜、暖房効きすぎかも」
「下脱いじゃわない?」
「あはは、そうだね」
(な……何だってーーーっ!!)
(そ、それは……)
・本当かどうか確認しないと!
・男子として覗くわけにはいかない!
(本当かどうか確認しないと!)
(よし……ここから外を……むぅ……っ)
(……)
(いない……)
「脱いだのどうしよう?」
「こっちの端に置いておけば?」
(……そっちか!!)
(……どうやら死角にいるみたいだ)
(しょんぼりだよ……)
「……っと」
「う〜ん快適快適」
(男子として覗くわけにはいかない!/僕はそういう男じゃないんだ!)
「あ」
「どしたの?」
「ふともも、すべすべだよね〜」
「そう? でもあんたも中々……」
「ひゃぁっ、や、やめてよ〜っ」
(な……! この外の世界では、/一体何が行われているんだ!?)
「このボディでせまれば、アイツも/イチコロだと思うんだけどね〜」
「そ、そんな事……」
(ううっ……アマテラスが天岩戸から出て/行った気持ちがよくわかるっ)
(しかしこの状況で出て行くわけには……)
「な〜んてね」
「男子が居ないからできるってもんだよね」
「あはは」
「それじゃ、ボールよろしくね」
「うん、わかった〜」
(だ、誰かこっちに来るぞ……)
「とっとっと……っとボールボール……」
(うわっ!)
(ブ……ブルマがこんなに近くに!)
(うう……だ、誰だろう?/他の段も覗いてみようか?)
・上の段
・下の段
(上の段を…)
(おおっ! む、胸だぁっ!/これは……かなり大きいぞ!)
(下の段を…)
(むむっ……! ふ、太股だぁっ!/なんというか……ちょっと太めだな)
(でも……これはこれで……/うん、いい感じだぞ!)
(……!?)
(……まてよ、冷静に考えれば/これじゃまるでのぞきじゃないか!)
/         ガタッ!
(し、しまった!)
「あれ?」
「何か音が……」
(……こ、来ないでくれ……)
「跳び箱の……中?」
「う〜ん……」
(り……梨穂子だったのか!)
(道理でなんとなく見覚えがあると/思ったよ……)
「……よく見えないな」
(見えなくていいよ!)
「人の居る気配はするんだけど……」
「あ! 誰か寝てるのかな?」
「何でそうなるんだ!」
「えっ!?」
(しまった! うっかりいつものクセで/ツッコミを……)
「今の声……まさかNn?」
(くっ……なんとかごまかせないか?/そうだ、得意の声マネで……)
「違うよ、全然違うよ」
「やっぱりNnだ」
(ダメか……)
「ねえねえ、寝心地はどう?」
「寝心地? 悪くないけど……」
「って、何で中で寝ていたと思うんだ!」
「居心地よさそうだな〜って思っちゃった/だけだよ」
「こんな所で寝る人はいないよ……」
「そうかな?」
「そうだよ」
「……それよりもさ」
「ん?」
「授業始まってるよ? 大丈夫なの?」
「え!? そ、それはそうだよな。/じゃあ早く出るとし……」
(いや……出るわけにはいかないぞ)
(……幼馴染とはいえ、こんな本を/持ってる所を見られるのは大変困る!/なんとかごまかさなくちゃ……)
「出るとし?」
「いや、ちょっとゆっくりしていくから/気にせず授業に戻ってくれ」
「え〜? サボりは良くないよ」
「それは僕もそう思うけどさ……」
「じゃあ早く行かないと」
「う〜っ……出るに出られない事情が/あるんだよ」
「出れない事情? どんな?」
「それはその……梨穂子には言えないんだ」
「言えない理由……?」
「……………」
「えっ? ひょ、ひょっとして……/中で裸なの?」
(な、なんでそうなるんだ!?)
(……いや、待てよ。とりあえず梨穂子を/ここから遠ざけるだけでいいんだから、/誤解されているままの方が都合かいい)
「……そうなんだ、ちょっと色々あってさ。/だから梨穂子の前で外に出るわけには/いかないんだよ」
「そ、そっか。それはその〜無理だよね/えへへへへ」
「じゃ、じゃあ私が外に出ちゃえば/大丈夫なの?」
「うん。後は何とかするから」
「あ、そうだ。私のジャージ置いておくから/よかったら使ってね。じゃ!」
「え? あ、うん」
「…………」
「桜井〜何してたの?」
「え? えっと……え〜……あ! 先生!」
「あ、ほんとだ。行こ、桜井」
「よいしょ……と」
「ふう……」
(なんとか本も回収できたし、はやいとこ/授業に戻らないとな……)
「あれ? あそこにあるのは……」
「こ、これは……」
(梨穂子のジャージじゃないか!)
(なんでこんな所に落ちてるんだ……?)
(……あ、そっか)
(僕は裸だって事になってるんだっけ。/それでわざわざ着る物を置いていって/くれたのか……)
(……ありがとう、梨穂子)
(なんて言ってる場合じゃないや、/はやく授業に戻らないと……)
Ti0桜井梨穂子 ナカヨシ:下校デートバッド01A
Ti0梨穂子に下校バッドは存在しない
「V6555EcF4ふわわ……」
「なんだ、眠そうだな」
「V6556最近、ウチのクラスで深夜ラジオが/流行っててさ」
「へぇ〜。どんな番組?」
「V6557EF7DJは女の人なんだけど/EFe6m3なんだかオヤジっぽい感じで面白いの。/EcF3TVの印象と全然違うんだぁ」
「V6558Eoリスナーの葉書もFm6レベルが高いんだよ〜/Fm3W30EFe6m3こないだも真夜中なのに声を出して/笑っちゃったもん」
「へぇ〜。面白そうだなぁ」
「V6559タイミングが合ったら聞いてみてよ。/きっとNnもハマると思うから」
「そうだな、聞いてみるよ」
「V6560最近は他の番組にも興味が出て毎晩……W30EcF4W5Eh/ふぁW15……W60EFe9m6だからちょっと寝不足……」
「う〜ん……帰って寝たほうが/いいんじゃないか?」
「V6561B50Sえっ!? W45EFe9m3だ、大丈夫だよ〜/EcFm4こんな時間から寝るだなんて〜」
「V6562えっと……W30EF3起きてたほうが体内時計が/リセットされていいとEc思わない?」
(……そういうものなのかな?)
「V6563B80EoFe6m3それにね」
「うん?」
「V6564EF3Nnと一緒なら、帰り道で寝ちゃっても/連れて帰ってくれるからEc大丈夫」
「梨穂子をおぶって帰れってか」
「V6565EoFe9m4いやなの〜?」
「子供の頃はともかく、今は重いからなぁ」
「V6566重くないよ〜っ!」
「はいはい」
「V6567EFe8m4も〜っ」
「V6568子供の頃の事だけど……」
「ん?」
「V6569そういえば、家までNnにおんぶして/送ってもらった事があったよね」
「ああ……」
(そういえばあったかな、そんな事……)
「あれは……幾つの頃だったかな」
「V6570低学年じゃないかな?」
「多分そうだ。秘密基地で遊んでて、/梨穂子が足を怪我したんだよ」
「V6571秘密基地! なつかしいね〜」
「何が基地なのかはよくわかんないけど/作ったなぁ……」
「V6572そうだね〜……」
「V6573ねぇ」
「V6574今から、見に行こうよ」
「多分、影も形もなくなってるぞ」
「V6575EFe6それでも、いいじゃん」
「ん……。そうか、そうだな。/行こうか!」
「V6576EcF3うん!」
「V6577いつもの神社……だけど、EFe9m3/昔の事を思い返しながら来ると、/懐かしい気がするから不思議だよね」
「そうだな、ちょっと懐かしい感じだ」
「V6578EF3せっかくだから御参りしていこ?」
「そうだな……あ、5円玉が無いや」
「V6579あ……私もだ……Fm3」
「仕方ない、100円出そう」
「V6580じゃあ、いつもの20倍お願いしないと」
「そりゃ大変だ」
「V6581EcF3あははっ」
「……」
「V6582……ますように」
「何、お願いしたんだ?」
「V6583えっとね、Fm3先輩達の合格祈願。Fm4それと、/Fm3良いクリスマスになりますようにって」
「クリスマスって……それは/神社でお願いして大丈夫なのか?」
「V6584あはは、W15Fm3Eoどうだろ」
「V6585さ、それじゃ秘密基地を〜」
「おいおい、そっちじゃないぞ」
「V6586あれ? そうだっけ」
「こっちこっち」
「確かこの辺に……」
「あ……」
「V6587あれっ……Fm3まだあるよ、秘密基地」
「V6588なんだか、タイムスリップしたみたい」
「あはは……僕もそう思った」
「V6589EF9まさかだよねぇ……」
「でも、昔使ってた時のままだ」
「トタンと拾った木の板で出来た屋根。/カモフラージュのつもりの木の枝。/見張り用ののぞき穴……」
「V6590Ecあははっ。W30EFe9m3ちょっと林の中に入っちゃえば/丸見えだよね、これ」
「当時は完ぺきな擬装だと思ったんだけど/なぁ」
「V6591……おじゃましまーす」
「大丈夫か? ちゃんと入れるか?」
「V6592やっぱりちょっと狭いよね〜。/あ、でもNnも入れそうだよ」
「本当か〜?」
「V6593ほら、大丈夫だって」
「なんとか入ったけど/……これは僕らには狭いな」
「V6594あはは」
「V6595どうしたの?」
「これ……漫画かな?」
「V6596え? 昔持ってきた本かな?」
「V6597どう?」
「ん? この漫画は……あはは、今の子も/ここを秘密基地にしてるんだな」
「V6598EF4え?」
「ほら、この漫画」
「V6599これって……EF3ちょっと前に流行った/カードで戦う漫画だ」
「こっちは海賊のヤツだよ」
「V6600Ecそっか。W30EoFe9m3やっぱり秘密基地には/漫画を持ってくる決まりなんだね」
「昔も今も、そうみたいだな」
「V6601Nnはどんな漫画持って来てたの?」
「超人が戦う漫画とか、正義の天使が/悪を裁く漫画とか……色々だよ」
「梨穂子はどんな漫画を?」
「V6602今も続いてる演劇ものの少女漫画と……/EFe9m3スパイものの少女漫画だったかな」
「梨穂子の持ってきた漫画は/ここに来て読んだはずなんだけど……」
「全然覚えてないなぁ」
「V6603Nnはとっかえひっかえ色々/持ってきてたからね〜」
「V6604それ読むので手一杯だったんじゃ/ないのかな?」
「そうだったかな?」
「V6605Fm4そうだよ〜。/W45……Fm3でも、W15EcF3楽しかったな〜」
「V6606EoFe9m3何するんでもなく、/二人で漫画読んでね〜」
「うん。ただ秘密基地にいるってだけで/楽しかった」
「暗くなって、読めなくなるまで/読んでたな……」
「V6607EoFe9m4家でいくらでも読めるのにね〜Fm3」
「まったくだよ」
「V6608あのせいでちょっと目が悪くなっちゃった/かな?Wv180 Wv200EcF2あはははは」
「あはは……。さて、そろそろ出ようか」
「V6829Eoうん、そだね」
「よっこらしょ……と」
(あれ? 入るときには気付かなかったけど/入り口のわきにも本があるぞ?)
(何の本だろう? ……よく見えないな。/外に出てから確認してみるか)
(かなり薄汚れた本だな……。/あれ? これってまさか……)
(エ……エッチな本じゃないか!)
「こんな本まであるなんて……」
「V6609なになに?」
「え!? いや、その……えっと……」
「V6610EFe4m3ん?」
「こ、こんな本があってさ……」
「V6611B100EFe9m4……あ……W30Fm3これ……」
(気まずいな……何か言わなきゃ……)
「……あ〜、うん。昔も今も/子供ってのは変わらないなぁ」
「V6612EFe9m4え? そうなの?」
「うん。拾ってきた本をこういうところに/持ち込んでこっそり見たりするんだよ」
「V6613Fm4ふ〜んFm3」
「V6614EFe9m4Nnも、W30Fm3見たの?」
「え!?」
「V6615Fm4子供の頃に……こういうの……」
「そっ……それは……」
「V6616えっち!」
「な、何がだよ! 仕方ないんだよ/子供でも、こういうのは……」
「V6617EF6やっぱり見てたんだ〜」
「うっ……それはその……」
「V6618どんなだった?Fm3」
「どんなって……う〜ん……」
「アレは多分……/何かのページの切れ端だったのかな?」
「きっと写真週刊誌のグラビアか何かだ」
「確か、ふざけて友達と押し付けあったり/してる内に、いつの間にかどこかへ/いっちゃったんだ」
「V6619押し付けあう? 何で?」
「エッチな事に興味を持ったりすると、/友達にからかわれたんだよ……」
「V6620EcFe9m3あはは、W30Eoそうなの?」
「『エロがうつる〜! こいつエロいの/持ってるよ〜!』なんて言ってね」
「V6621EcF4ふうん……Fm3W30Fm4何ていうか……/EoFe9m3男子って子供だよね」
「僕たちは、女子がませてるんだと/思ってたけどな」
「V6622EcF3えへへ、EoFe9m3そうなんだ」
「V6623わぁっ! W30EcF4び、びっくりしたぁ……EoFe9m3」
「か……カラスか……」
「あ……随分日が落ちてるな」
「V6624EF4あ、EFe9m3本当だ」
「そろそろ帰るか?」
「V6625そうだね〜」
「V6626Fe2Eoおんぶしてくれたりして?」
「して帰ろうか?」
「V6627あははっ、EoFe9m3冗談だってば〜」
「V6628EcF3ふふっ。Eoじゃあ、またね?」
「ああ、またな」
(秘密基地とか……懐かしかったな)
(……さて、それじゃ僕も帰るか)
「なるほど」
「V6632ゲームセンターとか来てみたかったん/だよね〜」
「女の子同士で来たりしないのか?」
「V6633EF4え? 女の子も来るの?」
「最近は結構来てるみたいだよ。/ほら、あそこ」
「V6634あ、EF3本当だ〜」
「V6635ああいうのって、Fm6『リズムゲーム』/……ってFm3言うんだよね?」
「うん、キャラクターがかわいいから/女の子でもとっつきやすいのかな」
「V6636Fm7へぇ〜」
「梨穂子もやってみるか?」
「V6637う〜ん、Fe9Eoでも並んでるし……」
「V6638あ、W30EF3これかわいい!」
「これか? 格闘ゲームだけど……」
「V6639これこれ! Ecこのクマさんがかわいい〜」
「かわいい……?」
(かなりリアルな巨大熊なんだけどな……/やっぱり女の子の『カワイイ』の基準は/よくわからないよ……)
「やってみるか?」
「V6640EoFe9m4ど、どうやるの?」
「とりあえず台の上のところに書いてある/説明を見て操作を覚えるんだ」
「V6641ふむふむ」
「V6642大体わかった……W30EFe9m3かな?」
「よし、じゃスタート」
「V6643えっと……これでパンチ!/でもって、キックキィーック!」
「お、初めての割りには上手いぞ」
「V6644やった! やっつけた!」
「よし、2回戦だ」
「V6645この人武器持ってる! ズルいよ!/こっちは素手なのに!」
「でもこっちはクマだしなぁ……」
「V6646そうだけど〜……えい! えい!/も〜! 逃げるな〜っ」
「そういう時は必殺技を使うんだよ」
「V6647え? え? どうやるの?」
「レバーをこうして溜めて……/ボタンをこう……」
「V6648ため?」
「レバーを一定方向に入れっぱなしに/するのを、タメって言うんだよ」
「V6649え〜と……こう?」
「そうそう」
「V6650これが溜まってる状態?」
「いいぞ、そのままそのまま」
「で、レバーを敵の方に倒すと同時に/ボタンを……」
「V6651おお! ぴょ〜んって飛び掛って/捕まえたよ!」
「V6652『あんたは逃げられない!』だって!/かっこいいよクマさん!」
「うんうん。上手い上手い」
「V6653よ〜し、次の相手は〜……」
「V6654負けちゃったぁ」
「いやでも、立派なもんだよ」
「ただレバーとボタンをがちゃがちゃ/やるんじゃなくて、きちんと相手の動きを/見てから動かしてたから」
「V6655そうなんだ?」
「そうそう、上手なもんだよ」
「V6656えへへ、そっか」
???
「V0523すみませーん店員さん。/この台、大足払い効かないんですけど」
「あれ? 今の声は……梅原じゃないか?」
「V0525え? W15EF3ああNmか」
「V6657あ、W30EF3梅原君だ」
「V0526Fm8何だ、二人でデートか? EcFe9m3いいねぇ」
「なんだその……まぁそんな感じだ」
「V0527EoF4ほう、W15EcFm3なるほどな……。W30P0EoF3W45そういえば/桜井さんもゲームなんてするんだね」
「今日初めて来たんだよ」
「V0528そうなのか。どうだい、印象は」
「V6658騒がしいけどなんか楽しいよEo」
「V0529EcFe4それは結構。W15P1EoF3W30どのゲームやったの?」
「梅原が向こうでやってたのと同じ、/この格闘ゲームさ」
「V0530Fm4へぇ〜、バトファイアルファか」
「結構上手くて、3人目まで行ってたよ」
「V0531EF4初めてでそれかい!? EFe9m3その分だと/Nmより上手くなるかもな?」
「そ、それはツライな」
「V6659EcF3えへへ、EoFe3m2頑張っちゃおうかな?」
「V0532その意気だ! EcF3頑張ってみなよ!」
店 員
「あ……お客様。大変失礼いたしました。/こちらの方修理できましたので……」
「V0533EcF3あ、どうも。じゃあ俺はこれで」
「ああ、またな」
「V6660またね〜」
「さてと。これからどうする?」
「V6661EcF3あはは、W30EoFe9m4ちょっとFm3おなか減ったかも」
「それじゃそろそろ帰ろうか」
「V6662EcF3そだね〜」
こうしてゲームセンターを後にした。
どうやら梨穂子はゲームセンターを/気に入ってくれたみたいだ。
また一緒に行けるといいな。
「またあのゲームやるのか?」
「V6665Ec気に入っちゃったんだ〜。/EoFe9m4クマさんの動きがかわいくて〜Fm3」
「それじゃあ早速行くか」
こうして梨穂子とゲームセンターで過ごした。
小遣いがピンチなのか、僕がやってるのを後ろで/見てはしゃいでる事が多かったけど……。
それはそれで楽しかったみたいだ。
「あ、そうだったんだ」
「えへへ、私が気にすることじゃないんだけど/偶然見かけたから……」
「そ、そうだったのか」
「まあそういう理由で一緒だったんだよ」
「そっか」
「あ! そうだ! それじゃこれから一緒に帰ろうか」
「あはは、そうだね」
(ふう……ヒヤヒヤしたけど、なんとか/ごまかせたみたいだ)
(しかし……短い距離とはいえ、一緒に帰ると/罪悪感が……)
「……」
「いいよ〜、そんなに気を使わなくても」
「いや、気を使うとかそういう事じゃなくて……」
「私の気持ち……気付いてたから/そうやって私が傷つかないように、/気を使ってくれたんだよね」
「ごめんね。私ってばドンカンで……」
「り、梨穂子……」
「あ! こんなとこあの子に見られたら/誤解されちゃうよね」
「えっと……だから……」
「……だから……私はもう、一緒にいない方がいいよね」
「あの子と仲良くしないと承知しないんだから!」
「あ! り、梨穂子っ!」
(…………)
(……返す言葉が何も出てこなかった……)
(ごめん……梨穂子……)
「……」
(ふぁ〜……まだこんな時間か……)
(……まだまだ寝てられ……ぐぅ……)
「V0087にぃに〜」
「V0088にぃに、起きてー」
「ん……何だよ……。今日は休みだろ?」
「V0089お母さんが、『お布団干すから起きて!』/W30F3だってさ」
「……仕方ないな、居間で寝るか」
「V0090あ、ダメダメ。EcF4今日はみゃーのお友達が/Fm3遊びに来るのだ」
「な、何だよそれ……僕には関係ないだろ」
「V0091いいから出かけてくれば?/EF3今日は天気もいいしさ」
「そういう美也が出かければいいだろ?」
「V0092後で皆で買い物にFm4いくEcもFm3ん」
「う、そうか……」
「やれやれ、仕方ないな」
(睡眠時間の限界にチャレンジするのは/お正月にとっておくか……)
(さて、どこへ行こうかな)
(なんとなく駅前まで来てしまったが……)
(…………)
(ゲームセンターにでも行くかな)
???
「V6678あ、Nn〜」
「V6679何してるの?」
「別に何って事も……そういう梨穂子は/何をやってるんだ?」
「V6680EFe9お母さんがP0Fe8m4W45『布団干すから起きなさい!/EFe9m3いい天気だから出かければ?』って。/W30P3Fe9m3W45それで追い出されたの」
「あはははは」
「V6681SB80Fm4そんなに笑わないでよー」
「いやいや、僕も同じ理由で追い出された/からさ」
「V6682え? そうなの?」
「うん、美也に叩き出された」
「V6683EcF3あはは、W15EoFe9m3そうなんだ」
「それで行くあても無く、/ぶらぶらしてたんだよ」
「V6684ふ〜ん」
「V6685EF4あ、W30EF3だったら遊園地行かない?」
「どうした突然」
「V6686イヤかな?」
「別にイヤじゃないけど……/どうしてかなって」
「V6687EF3あっちでチラシ配ってたから。EFe3m4ほら/『本日限りペアのお客様は入場料タダ!』/Fm3だって」
「V6688EFe9m4ね、ヒマなんでしょ? W30Fm3行こうよ〜」
「他に用事があるでもないし……/しかも入場料はタダ……よし、行くか」
「V6689EcF3えへへへ、行こ行こ〜っ」
「V6694到着〜Fm3」
少 年
「わーっ! ついたついた!/いっちばんのりー!」
母 親
「ああこら、走らないの! 待ちなさい!」
「元気いっぱいだなぁ」
「V6695F3Ecほほえましいよね〜」
「V6696家族連れもたくさんいるけど……」
「V6697やっぱりっていうか/カップルのお客さんが多いよね」
「本当だな」
「V6698Ts1B100EF4あ……ひょっとして私たちも周りから……」
「……? どうした?」
「V6699EcF2ううん、何でもないよ〜」
「V6700そういえば! W30SdEFe9m3さっきの男の子。/テンション高かったね〜」
「すごい勢いで走っていったな」
「V6702こっちまでテンション上がって/来ちゃった」
「やれやれ……って僕もだけどさ」
「よし、それじゃ僕らも行こうか」
「V6703Eoうん!」
「V6704さ、どこ行く?」
「最初は軽めのがいいかなぁ」
「V6705Ecわかってるって。Eo高いところは/苦手だもんね」
「そうなんだよな……」
「V6706じゃあ、EFe9m3あの激しそうなコースター/なんてのは……」
「いやぁ……何十万円もらっても/アレには生涯乗りたくないな……」
「V6707そうだよね〜」
「乗りたいなら、一人で乗ってきても/かまわないぞ」
「V6708Fm4いいよ〜Fm3そんなの意味ないし」
「意味が無いってことはないだろう?」
「V6709EF4え? Sあ、EcFe9m3えへへへ……Eoそだね」
「V6710それじゃあ……/Fm3あっちの可愛い感じのコースターは?」
「うん。あれなら高い所を通らなさそうだし/大丈夫かな?」
「V6711じゃあさっそくGO!」
Ti0Ts1/Ts2     Ti2ゴォォォォォォーーーーーーッ
「あはは、思ったよりもスピード感があって/楽しかったな」
「V6712Ecだね〜」
「V6713よしよし、EoFm2それじゃテンション上げて/スリル系3連発だ〜!」
「元気一杯だな……バテちゃうぞ?」
「V6714EcFm8大丈夫大丈夫〜Fm3」
Ti0       Ti2ガァァァァーーッ!/Ti0       Ti2ゴォォォォーーーーッ/Ti0      Ti2グルグルグルグル…………
「うう〜ん、ちょっと目が回った」
「V6715EcF3あはは、W30EoFe9m3私も〜」
「V6716今度はまったりしたのにしない?」
「まったりしたの……う〜ん」
「V6717EFe3m4それじゃ、Fm3あれなんてどう?」
「スカイサイクル……/レールの上を自転車で走るやつだよな」
「見たところ高さは3〜4mくらいか……」
(他のアトラクションに比べれば、/安心な部類だな……)
「あれくらいなら平気さ」
「V6718EcF2えへへ、EoF3それじゃ決まりだね〜」
「V6719見て〜あそこ、噴水が上がってる」
「ここからだと良く見えるなぁ」
「あ、さっき乗ったコースターだ」
「V6720あはは、女の子が泣いちゃってるよ」
「V6721下の屋台からいい匂いが……」
「なんだろう……甘い香りだな」
「V6722あはは、お腹すいてきちゃうね」
「降りたら何か食べようか」
「さて、何を食べようか……」
「V6723EcFe7m6う〜ん……」
「V6724あ、あれおいしそうFm3」
「何々……ソフトフレンチ?」
「V6725フレンチトーストにソフトクリームが/乗ってるんだって〜」
「ずいぶん甘そうだなぁ……」
「V6726Nnは何食べるの?」
「あ、この特製あんかけカツサンドに/してみようかな」
「V6727EFe9m3美味しそうだけどFm4重そう〜Fm3」
「あはは、無理そうだったら手伝って/くれよ」
「V6728了解〜〜」
「V6729それじゃ買ってくるね」
「僕も行くよ」
「V6730大丈夫、Ecここで待ってて〜」
(ふう……)
(いつもの休日ならダラダラ過ごす/ところだけど……)
(今日は遊園地に来て良かったな……)
「V6731Fm4お・Fm3ま・た・せ〜〜〜っ」
「おかえり、梨穂子」
「思ったとおり、ボリュームあるなぁ」
「V6732EFe9m32人で丁度いい感じだね〜」
「さて、いただきます」
「V6733EcFe3m4いただきま〜す」
「V6734ん〜ふふふ〜ん♪」
「V6735あ、ほっぺほっぺ」
「あれ? ソースが付いちゃったか……。/どうかな、取れた?」
「V6736ここ、ここ〜」
「V6737えへへ……ぱくっ」
(ぼ、僕のほっぺに付いてたソースを/梨穂子が……)
「V6738えへへへへっ、おいしっ」
「V6739さてさて〜今度は/ソフトフレンチだよ〜」
「実物はさらに甘そうだなぁ」
「V6740いただきま〜す」
「V6741ふふっ。あま〜い、おいし〜い」
「あ……」
「V6742ん?」
(梨穂子のほっぺにもクリームが/ついてるよ……)
(これは見過ごせないな……)
・指ですくって食べてあげる
・クリームがついてることを教えてあげる
・しばらく見守る
「梨穂子」
「V6743ん?」
Ti0Ts1/Ts2       Ti2Ts3ひょいっ……ぱくっ
「V6744Sな、何してるの〜っ!?」
「え? 梨穂子と同じだろ?」
「V6745Fm4それは〜……」
「V6746あ、あはははっ。EoFe9m4人にやられると/Fm3結構はずかしいっていうか……/Fm9照れちゃうね」
「そ、そうだな」
「V6747Ecあはははっ」
「さ、さて、次はどこに行こうか」
「V6748え、え〜と……W30EFe9m3散歩しながら考えよ?」
(ふう……やっと落ち着いてきた)
「V6749ん?」
「ほっぺ、ほっぺ」
「V6750え? ついてる? どっち?」
「そこそこ」
「V6751あ、ほんとだ……」
「V6752えへへへ、みっともないね?」
「僕からすると、今更って感じだよ」
「V6753えへへへ」
こうして、わきあいあいと食事をした。
(梨穂子が気付くかどうか、しばらく/見てみよう)
(じ〜〜〜〜っ……)
「V6754ん〜っ……あま〜い! ……ん?」
「V6755ど、どうしたの?」
「V6756半分ほしい? ……じゃなくて?」
「V6757も〜っ、そんなに見られると……あれ?」
「V6758ひゃあ! EFe9m4手がべとべと〜」
「やっと気がついたか」
「V6759EFe8m4教えてくれてもいいじゃな〜い!」
「あはは、梨穂子がどうするのかなって/思って」
「V6760EFm5観察禁止!」
「ごめんごめん」
「V6761も〜そんな事ばっかりやってると/Fm3分けてあげないよ?」
「う……ごめんなさい」
「V6762EFe8m3わかればよろしい」
「V6763F3Ecえへへへへっ」
こうして、わきあいあいと食事をした
(さて、今度はどこに行こうかな……)
「V6764あ、あれ入ってみない?」
「ん、『ファラオ 謎の入り口』?/これは多分ホラーハウスだと思うぞ。/確か梨穂子は怖いの……」
「V6765EcF4嫌いだけどEoFe9m3好き〜」
「……だったよな」
「V6766EFe3m4こういうのはどっちかというと/好きなほう……EFe9m3かも」
「そうなのか」
(う〜ん……外見だけでも気味が悪いよ。/……出来れば遠慮したい気もするな……)
「V6767……」
「V6768EF3うん、W30Ecやっぱり入ってみようよ」
「梨穂子が良いっていうなら、僕は/かまわないけど」
「V6769EoFe8m4よ〜し、作戦開始!Fm3」
(仕方ない、覚悟を決めるか!)
「I gotcha!!」
「V6770EcF3あはは、W30F2EoそれじゃGOGO!」
「V6771う……Fm3雰囲気あるね……」
「うん、そうだな……」
「V6772Fm6……」
「V6773ひゃぁ!」
「うわぁ!」
「ど、どうした梨穂子」
「V6774ゆ、床がぐにゃぐにゃで……EcFm3」
「これは不安定だな……/梨穂子、大丈夫か?」
「V6775EoFm6つ、つかまらせて〜」
「V6776Fm4うう……W30EcFe6m4びっくりしたぁ……」
(う……腕に梨穂子の胸の感触が……)
「V6777LdMo……うぅ〜〜〜っMcLe」
「お、落ち着け、落ち着け」
「V6778EFe9m4わ、わかった〜〜」
(実は自分に言い聞かせてるんだけど……)
我が財宝を盗みに来たのはおまえか〜〜
「V6779……え!? EFe9m6な、なになに?」
「V6780気のせい……」
「V6781ひゃああああぁ〜〜〜っ」
「だ、大丈夫、大丈夫だから」
「V6782び、びっくりしたぁ……」
「V6783EcFe9m6もう〜心臓ばくばくだよ〜Fm3」
(う……確かに……)
(その感触は僕の腕にもしっかり/伝わってるよ……)
「……そろそろ、終わりかな?」
「V6784ホント? よかった……」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ウオオオ〜〜ン!
「うわぁっ!」
「V6785きゃあっ!!」
Ti0Ts1/Ts2      Ti2ウオオオ〜〜〜〜〜ン!
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ボゥーン!!
「げほっ……げほっ……/何だったんだ今のは……」
「あれ? 梨穂子?」
(さっきまで腕につかまってたのに……!/梨穂子……!?)
「お〜い、梨穂子〜?」
「V6786げほげほ……う〜ん……」
「V6787暗いよ〜っ……どこなのここ〜っ……」
「梨穂子? どこだ?」
「V6788え? どこ? Nn?」
(見当たらないぞ……)
(まさか! 梨穂子が小さくなって僕の/ポケットに……!?)
(なんてことはあるわけないけど……ん?)
「えっ?」
「V6789え?」
「うわぁぁぁぁぁぁっ!?」
「V6790ひゃぁぁぁぁぁぁAs0b0っ!?」
「こっ……これは、一体……」
「V6791どうなってるの〜?」
「梨穂子が……/Tシャツにはりついてる!?」
「V6792え〜〜〜っ!?As0b0」
「うぅっ、大きい声を出されると/くすぐったい」
「V6793え? あぅ、大丈夫?」
「V6794なんでこんな事に!?」
「う〜ん……さっきの怪物のしわざか?」
「V6795の、呪いかな……」
「それより梨穂子、大丈夫なのか?/痛いところとか無いか?」
「V6796As128b0だAs0b0……そこは……As16b1やAs0b0んっ」
「あっ……ご、ゴメン」
「え〜と……/感覚はちゃんとあるみたいだな」
「V6797……」
「V6798……」
「……あー……その……」
「だ、大丈夫なのか?」
「V6799……うん」
「…………困った」
「V6800うん」
「え〜と……動けたりするか?」
「V6801どうだろ……よっ!」
「おお!」
「V6802とおっ!」
「おおおっ」
「V6803たあぁぁっ!!」
「うわぁぁっ!」
「い、今2mくらい跳んだぞ!/すごいな梨穂子!」
「V6804ちょ……ちょっと疲れた」
「う〜ん……どうしたものか……」
「V6805どうしよっか〜……」
女の声
「きゃああああっ!!」
「うわっ」
「V6806きゃっ」
「こわ〜い! /シャツと話すオバケだ〜!」
「え……と」
「V6807だれがオバケだ〜!」
「いや〜〜〜っこわ〜〜い!」
男の声
「ははは。大丈夫、怖くないよ」
「え〜……こわぃよぉ〜……」
「僕がついてる、安心しなよ!/オバケなんてへっちゃらだよっ!!」
「えへっ、ほんとぉ〜?」
(……)
「ああ、こんなのどうって事無いさ」
「う〜ん……素敵……」
「V6808がおAs8b0おAs16b1〜〜As8b0〜〜〜As0b0っ!」
「V6809こっちのAs0b0気もAs8b1知らAs8b0ないAs8b1でAs0b0〜っ!」
「そ……そうだそうだ! /うが〜〜〜〜!」
「ななな、何か知らないけど/ごめんなさいー!」
「や〜〜〜っおいてかないで〜〜〜っ」
「V6810……」
「あははははっ」
「V6811えへへへへっ」
「V6812ちょっとイジワルしちゃった」
「ホラーハウスだし、いいんじゃないか?」
「V6813そっか、えへへ」
「V6814……」
「V6815はぁ……」
「どうした、梨穂子」
「V6816うん……ちょっと……」
「V6817私……ずっとこのままなのかな……」
「そんなに悲しい顔するなよ……」
「V6818Nn……でも……」
「……もし」
「もしも梨穂子がずっとシャツに/張り付いたままだったら……」
「V6819……だったら?」
「そのときは……」
「V6820…………」
「ちゃんと柔軟剤を使うから……」
「V6821やっぱり元に戻りた〜いっ!」
「げほっ……げほっ……」
「V6822ごほごほ……W30Fm6う〜ん……」
「V6823あ! EF3戻ってる!」
「おお! やったな梨穂子!」
「V6824EFe8m5はくじょうもの〜っ!!」
「え?」
「V6825Fm4柔軟剤ってどういう事だよ〜!」
「いやその……」
ファラオの真実の鏡……
鏡はあなたの真実の心を映し出します……
「V6826EFe9m4どういうことですか?」
あなたは彼とずっと一緒にいたいと思って/いますね?
「V6827え〜〜〜っ!! /SEFe9m3ななな何を言うんですか〜!」
あなたは彼女にやわらかく包まれたいと/思っていますね?
「な、何を……」
(そ、そりゃ確かに柔らかかったけど……)
あくまでも占いの結果ですが……
末永く、仲良くするがよい…………
「V6828……えっW10Fm4と……W15Fm3Ec」
「とりあえず、出るか」
「V6829Eoうん、そだね」
(しかし……すごい仕掛けだったな……/一体どういう仕組みなんだろう……)
「V6830EoFe7m4……」
(っていうか……ちょっと気まずい……/どうしよう……)
「V6831……う〜ん……」
「V6832EFe3m4とりあえず……」
「とりあえず?」
「V6833EcF3あれ乗ろ!」
「お、おい。待ってくれ梨穂子〜」
「V6834あ〜〜〜っW30Eo沢山遊んだ〜っ!」
「アトラクションに乗りすぎだよ、/ヘトヘトだ」
「V6835Ecえへへ」
「まったく……」
「V6836あのさ……」
「ん?」
「V6837あの占いの事……」
「ああ、あれかぁ」
「V6838Fm3どう思った?」
「どうって……」
・割と当たってると思うよ
・誰にでもああ言うんだよ
「僕は、割と当たってると思うよ」
「V6839EF4え……」
「僕が困ったときに助けてくれるのは/いつも梨穂子だし……」
「できれば、ずっと仲良くしていきたいな」
「V6840EFe9m3…………」
「V6841そっか……Ecえへへへ」
「V6842Eoそうだよね、仲悪いのはイヤだもんね」
「ああ」
「V6843EcF3えへへ。W30Eo今日は本当、楽しかった!」
「うん、僕もだ」
「あの手の物は、誰にでもああ言うんだよ」
「V6844あ〜……W30EFe9m3考えてみればそうか」
「カップルには、ああ言っておけば/波風立たないだろ?」
「V6845……EFe9m4それは、カップルに見えたって/事かな?Fm3」
「そ、そういう事になるな」
「V6846えへへっ。W30EoFe9m3なんてね」
「V6847EcF3今日は本当に楽しかった!」
「V6848また、行こうね?」
「ああ、そうだな」
「V6849Ecじゃあ、今日はこれで!」
「はい、お疲れ様でした!」
「V6850またね〜Ec」
「うん、またな」
こうして梨穂子と楽しい休日を過ごした。
「V7817ねぇ、しゅないだー」
「V7818……」
「V7819……もし、好きな人が他の人を好きに/なっちゃったら、どうする?」
「V7820……はぁ」
「V7821そうだね……」
「V7822応援するよね……それしか……ないよね」
「V7823……うん! よっし! お風呂に入って/気分転換だ!」
「V7824じゃね、しゅないだー」
「アコガレ→ナカヨシ/レベルダウンの為、シナリオはありません」
「V7825ふむ」
「V7826『どうなんですか、桜井さん』」
「V7827ん〜、あんまり変化ないの〜」
「V7828『そうなんですか、それは残念』」
「V7829わかってくれますか、しゅないだーさん」
「V7830『ま、後退するよりいいんじゃないですかねぇ』」
「V7831……自分で言っててキツいですよ、/しゅないだーさ〜ん」
「V7832『ま、気長にやんなさいな』」
「V7833は〜い」
「V7834さて、お風呂入ろっ。行きますよ〜/しゅないだーさ〜ん」
ナカヨシエンカウント汎用終了会話
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n2nka_
me03A
se01
A
B
C
D
retire1;
「……」
「V9643……」
「V9644えへへへ……。EoFe7m4あ〜っと、EFe9その……/W30EFe9m3ちょっと用事があるから、P3W30またね」
「あ、ああ。またな」
(ふう……話が弾んでなかったからなぁ……/仕方ないか)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9645……え〜っと……」
「V9646あはははは……」
「ん? どうしたんだ」
「V9647な、なんだか恥ずかしくなって/きちゃった」
「え?」
「V9648Eoご、ごめん。Ecまたね〜」
「あ……」
(なんだか恥ずかしがらせちゃった/みたいだ……)
(……あんな話すれば、当然か)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
「あのさ、梨穂子」
「V6548なぁに?」
「お正月の隠し芸のことなんだけど……」
「V6549あ……W30Fm3ゴメンね〜」
「え?」
「V6550まだいいアイディアが思いつかないの。/W15P3Fe9m3W30次までには必ず考えておくから〜」
「V6551EcF3えへへ、W30Eoじゃあまたね〜」
「あ……」
(行ってしまった……)
(なんだかタイミングが悪かったかな?)
「今日は梨穂子はどうするんだ?」
「V6667部活があるから、帰りは遅くなるかな〜」
「そっか」
「V6668うん、気をつけて帰ってね?」
「ああ、ありがとう」
「V6669F3Ecえへへ、W30Eoそれじゃまたね」
「今日って何か用事あるのか?」
「V3449特に無いよ〜」
「だったら一緒に帰らないか?」
「V3450Ecうん、いいよ」
「それじゃ、どこに行こうか」
「V6552え、何も考えてないの?」
「梨穂子の行きたい所に行こうかと/思ってさ」
「V6553EFe7m4う〜ん、どこがいいかなぁ」
「とりあえず、歩きながら考えてみるか」
「V6554えへへ、EoFe9そうだね〜」
n2nka_gd01A
「V6629あのね?」
「ん?」
「V6630Fm4ちょっとFm3行ってみたい所があるんだけど」
「行ってみたい所?」
「V6631Ecうん」
「……まあ、特に用事も無いし/二人で行ってみるか」
「V3466えへへ、Eoありがと!」
n2nka_gd01B
「今日は……」
「V6663……」
「今日もゲームセンター行くか?」
「V6664EcF3うん!」
n2nka_gd01C
「V6876あ……」
「V6877…………」
(あれ? 今、梨穂子がいたような……)
(まあ、いいか)
梨穂子は誘い終了をパーティー誘いに含む
「V9200……」
「え……あ! り、梨穂子!?」
「V9201今の……W30EFe6絢辻さんだよね?」
「え?」
「V9202私のクラスでも有名だよ。Eo/頭も良くて、スタイルもバツグン。/Ecなんでもできちゃう人だって」
「V9203そんな人と……何で?」
「見てたのは……どこから?」
「V9204二人で寄り添ってて……/絢辻さんを引き止めて……」
「あ、あれはその……」
「絢辻さんが鼻から……」
(まてよ、ここで絢辻さんの鼻血の事を/言ったとして……)
(どこからどう伝わって、/後で僕がどんな目に遭うか/わからないぞ……)
(梨穂子のことは信用してるけど、/どこで見られているかわからないし……)
「その……引き止めてたのは絢辻さんに/借りてたハンカチを返し忘れてて……/だからだよ」
「僕がうっかり転んじゃった時に/絢辻さんが貸してくれたんだよ。/いやぁさすがだよね……」
「V9205……」
「え……あ! り、梨穂子!?」
「V9206棚町さんと……EFe9m3何してたの?」
「え?」
「な、何って……どう見えたんだ?」
「V9207……キスしてるようにしか……/W45EcF6見えなかった」
「V9208Nnの気持ちはわかるよ……」
「V9209私はあんなにおしゃれじゃ無いし、/Ec色気だって全然だし……」
(ど、どうしよう……)
(そ、そうだ)
「薫のイタズラ好きは知ってるだろ?/僕を驚かそうとあんな事までしてさ」
「間に透明な下敷きを挟んでさ、/びっくりしちゃったよ」
「あれじゃあ梨穂子じゃなくても誤解/しちゃうよな?」
「V9210……」
「え……あ! り、梨穂子!?」
「V9211今のって、EF61年生の子?」
「え?」
「V9212たまに美也ちゃんと一緒に居るの/見たことあるけど……」
「V9213すごく可愛くて……Ecスタイルも……」
「いやいや、梨穂子は梨穂子で、その……」
「V9214そんな子におでこにキスしてもらう/なんて……」
(う……)
(そ、そうだ)
「ぼ、僕としても残念だけど今のは/罰ゲームらしいんだよ」
「美也との勝負に負けたらしくてさ、/そうじゃなきゃ僕にあんな事を/してくれるわけないだろ?」
「まったくもって美也には困ったもんだよ」
「V9215……」
「あっ……り、梨穂子」
「V9216……何してたの?」
「え?」
「な、何って……」
「V9217今の子は1年生?」
「う、うん……」
「V9218Fm4……どんな知り合い?Fm6」
「その……友達っていうか……」
「V9219なんだかかわいい子だよね/ネコっぽくて」
「V9220わかるよ、後輩に頼られるのって/気分いいもんね」
「V9221随分変わったブランコの乗り方だった/けど……」
「えっと……あれは……その……」
(ど、どうしよう……何かいいわけを……)
(そ、そうだ)
「七咲には弟がいてさ、その弟が/喜ぶようなブランコの乗り方を/聞かれたんだよ」
「それでちょっと実演してたんだ」
「V9222……」
「え……あ! り、梨穂子!?」
「V9223今のって、3年生……EFe9m3だよね」
「え?」
「V9224……Nnがたまに見とれてる……」
(ええっ!)
(さ、さすがに子供の頃から一緒だと/見抜かれちゃうのかな……)
「V9225梅原君と『あこがれの先輩だ』って/よく話してたし……」
「そ、そうだっけ?」
「V9226その先輩にあんな所を剃らせるとか……/EF6私、Nnの事がよくわからないよ」
(ど、どうしよう……どう答えても……)
(そ、そうだ)
「じ、実験なんだよ」
「森島先輩がお父さんの為に買ってきた/毛はえ薬なんだけど、いきなり頭皮に/試すのはよくないし……」
「プレゼントする前に実験したいって/言われて……お父さんを想う心に/負けちゃってさ」
「それで今みたいに、まずは僕の足の毛を/剃ってから、薬を試してたんだよ!」
(く、苦しすぎるかな……)
「V9254……」
「あっ……り、梨穂子」
「V9255今のって……EFe9m3絢辻さん?」
「え? う、うん」
「V9256……抱き合ってたみたいだけど」
「えっ!? ち、違うよ」
「V9257Ecえへへ、W30EoFm4絢辻さんだったらいいよね。Fm3/W30EcFe4m6しっかりしてるしFm3頭もいいし/EoFe9m3なんでもできる人だもん」
「V9258彼女がいるならそう言ってくれれば……」
「そのっ! そ、そうじゃなくって……」
「み、見間違いなんだよ」
「絢辻さんがつまづいたところに偶然/僕が通りかかって……/それであんな事になったんだ」
「その……だからやましいことをしていた/わけじゃないんだよ」
「あのさ、梨穂子」
「V6401なぁに?」
「これ、やってみないか?」
「V6402EF4なに? その本」
「V6403催眠術……W30EF3あ! お正月の隠し芸?」
「うん。前に1度話しただろ? とりあえず/試しにやってみようかと思ってさ」
「V6404そうだね、Ec面白いかも」
「V6405で、どうやるの?/私、Ec催眠術とかかけてみたかったんだ〜」
「おいおい、僕が梨穂子にかけるんだぞ?」
「V6406EoFe9m4え〜? そうなの?」
「僕が持ってきた本だし、それに……」
「V6407それに?」
「梨穂子のほうがかかりやすそうな/気がするから」
「V6408EFe7m6それってEFe9m4どういう……」
(『梨穂子は単純そうだから』なんて/言うわけにもいかないな。う〜ん……)
「え〜と『物事を信じやすい純真な人が/催眠術にかかりやすい』ってこの本に/書いてあったんだ」
「V6409EF3そっか。W15P2EcFe8m6W45う〜ん……/EoFe6m3でも、それならNnも素質がある/気がするんだけどな」
(え? それって僕が純真だって事か?)
「いやいや、そんな事ないよ」
「V6410Fm8そうかなぁ」
「さておき。それじゃあ/早速この本を参考にやってみようか」
「V6411I gotcha!!」
「よろしい! それじゃはじめようか。/どれどれ……まずは……」
「V6412ちょちょ、ちょっと」
「ん?」
「V6413EFe9m3ここでやるの?」
「それもそうだな。う〜ん……/じゃあ理科準備室はどうかな?」
「V6414Fm4な……何で理科準備室?Fm3」
「鍵が開いていて、人が居なさそうな所/……って条件で最初に思いついたから」
「V6415そっか、EF3なるほどね」
「だろ? それじゃ行こうか」
「V6416EcF3はいは〜い」
「さて、と。それじゃ本を参考に……/『まずは……』」
(『まずは暗示のかかりやすい状態にする』/なるほど、TVとかでやってるヤツだな)
「……いいですか? 体の力を抜いて、/……頭の中を空っぽにしてください」
「V6417EFe9m4空っぽ……?」
「難しいですか? え〜、それでは想像して/ください。真っ暗闇の空間に、光の点が/浮いています」
(本をまんま読んでるだけなんだけど、/なんだか説得力があるな)
「光の点は動いています……8の字を/描いたり円を描いたりしています……」
「V6418EFe7m4円を……」
「それを想像しながら……私の指を/見てください」
「V6419はい」
「光の点は勝手に動いていますが、/私の指の動きと重なることもあります」
「V6420Fm9……」
(お……いい感じだぞ……)
「私の指の動きと、光の動きが重なると/あなたはとても気持ちが良くなります。/そしてだんだんと目が閉じて来ます」
「いいですか?」
「V6421Ecはい……」
「……」
「V6422……」
(『反応が薄くなったら名前を呼んで/みましょう』……どれどれ)
「…………梨穂子?」
「V6423……」
(『反応がないようなら成功です』/……ふむふむ)
(どうやらここまでは上手くいってる/みたいだな)
(この後暗示をかけるわけだけど……/え〜と『最初は簡単な暗示を……』/ふむふむ、よし。やってみよう)
「手を鳴らすとあなたは目が覚めます。/そして、起きると手が動かなくなって/いますよ」
「さらにもう一回合図をすると、あなたは/また今の状態に戻ります。いいですね?」
「V6424はい……」
「はいっ!」
「V6425EFe9m6……?」
「どんな感じだ?」
「V6426Fm6特に何も変わってないけど……Fm3」
「あ、あれ?」
(おかしいな。かかってるような雰囲気/だったんだけど……)
(あ、ひょっとしてかかったことに/気がついてないのか?)
(ちょっと試してみるか……)
・おでこをつついてみる
・おなかをつついてみる
(おでこをつついてみようかな)
「V6427……どうしたの?」
「……つんつん」
「V6428EcFm9や……EoFe9m4ちょっと、やめてよ〜」
「手で防げば良いだろう?」
「V6429EF4え? W15EFe7……それはそうだけど……W30EFe9m3/や、やめてってば〜」
(おなかをつついてみようかな)
「V6430……どうしたの?」
「V6431B60ひゃぁっ!?」
「V6432な、何してるの〜!?/やめてよ〜っ!?」
「イヤなら手で防げばいいだろう?」
「V6433え? ……それはそうだけど……/ちょ……やめてってば〜」
「……ぷにぷに」
「V6434あはははっ。/や、やめてってば〜もうっ!」
「うむ、かかってるみたいだな?」
「V6435EFe9m4……何が?」
「いや、なんでもない」
「えっと、とりあえず……」
(う〜ん……どうやら本当にかかってる/みたいだな……)
(……)
(一旦元に戻して、どんな感じだったか/感想を聞いてみようかな)
「手を鳴らすとあなたは目が覚めます/腕も元通り動くようになります。/いいですか? ……はいっ」
「どうだ?」
「V6436え? 何が?」
「ちゃんと手が動くだろ?」
「V6437EFe9m3だってさっきはNnが/邪魔してたから〜」
「そうだっけ?」
「V6438そうだよ〜」
(う〜ん、梨穂子の記憶ではそういう風に/なっているのか。面白いな)
(よし、今度はもうちょっと/高度な催眠術にチャレンジだ)
(どんなのがいいかな……)
「V6439Fm4どんな感じ?Fm3 隠し芸で使えそう?」
「どうかな。もうすこし見栄えがする術が/あれば……」
「V6440Fm6でも、そもそもかからなきゃ意味ない/よね〜Fm3」
(『人間橋。身体を硬質化させて、/その上に乗ります』……これは危険だな)
(『人格変更。野生を引き出し、性格を/凶暴化させます』)
(いやいや、これはダメだ!)
(お! 『透明人間』!? これはいいぞ。/とりあえず安全っぽいし)
(よし、透明人間になってみよう!)
「はい、いいですか?/さっきまで、ここには誰が居ましたか?」
「V6441え……と……Nn」
「はい、そうですね。でも、目を覚ますと/彼はいなくなっています。彼がいるような/気がしても、気のせいです」
「V6442EFe6気のせい……?」
「そうです、この部屋に居るのは/あなただけです」
「いいですか? それでは合図をすると/目を覚まします。……はいっ!」
「V6443……」
「V6444……あれ?」
「Nn、V6445居なかったっけ」
(よしよし。上手くいってるな)
「V6446確かそこに……」
(うう……ち……近いっ……)
「V6447この辺に居たと思うんだけど……」
(こんなに近くで梨穂子の顔を/見たことなんてなかったけど……/梨穂子……結構かわいいな……)
「V6448う〜ん……? EoFe7m6消えた?」
(あ……髪の毛からいい香りが……)
「V6449EFe9m4おかしいなぁ……」
(ああ……)
(……何を残念がっているんだ僕は)
(しかし、本当に気がついていないんだな。/今なら色々と……)
(いやいやいや! 何を言っているんだ!/幾らなんでもそんな事は……)
(でも……)
「V6450Nnも居ないし……W30EoFe9m3教室に戻ろっかな」
(え!?)
Ti0Ts1/         Ts2 Ts4ゴツン!W5As0b0
「V6451きゃあっ!」
「V6452いたたた」
「いてて……」
「おおっ!?」
「こ……これはきわどい……」
「V6453え……? きゃぁっ!」
「V6454み……見えた?」
「え? 見えてるのか?」
「V6455EFe9ふぇ? な、何言ってるの?Fm3」
(どうやら僕のこと、見えてるみたいだぞ)
(むう……ぶつかったショックで催眠術が/とけちゃったのか?)
(ちょっと試してみよう)
「V6456……急にどしたの?」
「い、いや。え、え〜と……/それよりぶつけたところは大丈夫か?」
「V6457うん……Fm6大丈夫だけど……」
「V6458EcF6ん〜〜〜?」
「どうしたんだ?」
「V6459EoFe9うん、Fm4なんだか記憶が……EF7あれ?/ここにNnが居て……EcF7居なくて?」
「ま、また寝ぼけてたんだろう?/仕方ないなあ梨穂子は」
(ま、まずい! 何か思い出す前に、/なんとか誤魔化さないと!)
「あ〜、おしかったなぁ!/僕の催眠術で、梨穂子が寝ぼけるところ/まではいったんだけどなぁ」
「V6460え? そうなの?」
「うんうん。でも、後一歩ってところで、/失敗しちゃったみたいだ」
「V6461EFe7そっかぁ……W30EF4あ、EFe9m3もうこんな時間。W30/私、先に戻るね」
「ああ、それじゃまたな」
「V6462うん。またね〜」
(ふう……危ないところだった……)
(う〜ん、また試したい気もするけど……/これ以上練習すると、大事な一線を/超えてしまう気もするしな……)
(で、でも後1回くらいなら……)
「あのさ、梨穂子」
「V6463なぁに?」
「また練習しようと思うんだけど、/どうかな?」
「V6464練習……?」
「V6465あ、Fm3お正月の隠し芸の催眠術?」
「うん。もうちょっと練習すれば/色々できそうな気がするんだ」
「ほ、ほら、前回は一応梨穂子が/寝ぼけるところまではいったし!」
「V6295う〜ん……」
「V6468あ! W30EF3今度は私がNnにかけてみるって/いうのはどうかな?」
「ええっ? 梨穂子が僕に催眠術を?」
「V6469EFe9m4ダメかな?」
「別にダメだとは思わないけど……/上手くいくかなぁ……」
「V6470Fm3わかんないけど、EcF3やってみる価値は/あると思わない?」
「う〜ん……」
(あ、前回は僕がやったし今回は譲るか)
(梨穂子じゃきっと上手くいかないと/思うけど、その時は一応かかった/フリをしてあげよう)
「そうだな、やってみるか」
「V6471Ecやったぁ!」
「V6472じゃあ、W30Fm8え〜と……」
「このページに載ってる方法はどうだ?」
「V6473EF3あ、これなら簡単そう。/W15P0W30じゃあ……これで!」
「V6474コホン」
「V6475はい、いいですか〜、目をゆ〜っくり/閉じてくださ〜い」
「V6476手を前に出して〜?」
「V6477私の手を……え?/わ、私の手を握ってくださ〜い」
(ん? 何を動揺してるんだ?)
(薄目で見てみるか)
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ぎゅっ
「V6478……Ecえへへ」
「V6479B40EoF4え、と……W30Ecそうしたら、そのまま/心の中で数を数えてくださ〜い」
「V64801から順番に〜、Fm3いいですか〜」
(1・W152・W153・W154・W155……)
「V6481EoFe3m4……数が増えていくと共に、/あなたの意識の中に空白の部分が/できてきます〜」
「V6482EcFe4m4どうですか〜? Fm3できていますね」
(41・W1542・W1543……できてないなぁ)
「V6483そしてFm3W15Fm4100になると心が空白で/埋まります……Fm3」
(98……99……100……)
「V6484EoF3これで準備は完了です。/Fm4あなたは被術者にやらせたい行動……/EF4あ、EFe9m4ここは読まなくてもいいのか」
(おいおい……)
(……? っていうか案の定かかってない/気がするぞ……)
(まあいいや、かかったフリをしておこう)
「V6485EFe3m4まず、Fm3右手をゆっくり上げてください」
(右手をゆ〜っくり……)
「V6486EF4おおっ!W30Fm5 か、かかってる!」
「……!!As0b0」
(お、思わず笑いそうになってしまった)
「V6487EFe3m6…………」
(……? どうしたんだ?)
(催眠術がかかってないってバレたかな?)
「V6488う〜ん……何をやらせようかな……」
(……よかった、バレてないな)
「V6489EoFe4m3そうだ! W30Fm4Ecえ〜と……W30EoFe3m4いいですか?/今からあなたに質問をしますFm3」
「V6490答えが『はい』なら右手を、/『いいえ』なら左手を上げてください」
「V6491いいですね? W30Ecわかったら手を上げて/返事をしてください」
(……この質問の仕方だと、左手を/上げることは無い気がするぞ)
(まあいいか。/答えは『はい』だから右手だよな)
「V6492右手……ってことは『はい』だよね。/W30Fm7う〜ん……」
「V6493EFe7m4……まずは他愛ない質問から/やってみようかな」
「V6494え〜と……W30あ、W15EF3そうだ」
「V6495あなたは学食のラーメンが/好きですよね?」
・右手をあげる
・左手をあげる
「…………」
「V6496EFe7m4右手ってことは……W30EF3『はい』/だよね」
(うん、学食のラーメンは安いから/好きなんだよな……)
「V6497EFe7m4左手ってことは……W30EFe9m4『いいえ』/だよね」
(値段からすると妥当な味なんだけど/好きってほどでも無いんだよな……)
「V6498好きじゃない割にはよく食べてる/気がするんだけど〜」
(あ、あれ? 上げる手をミスったかな?)
「V6499『悩んだらなんとなく食べちゃう』って/言ってたから、EFe9m4好きっていうのとは/また違うのかな?」
(そう! その通り!)
「V6500う〜ん……」
「V6501EoFe9m4ちゃんと答えたってことは、/やっぱりかかってるって事?」
「V6502……」
「V6503それじゃ、Fm4もうちょっと……」
「V6504ゴクリ……」
「V6505EFe9m4えっと……今、気になっている/女の子は、いますか?」
(え? ……ええと……/右手が『はい』だから……)
「V6506Fm6右手……」
「V6507EF6いるんだ……気になってる女の子」
(梨穂子は何でこんな質問をするんだ?)
「V6508Fm4……じゃあ、次の質問です」
「V6509その女の子はW30EFe9m5誰ですか?」
(え? ……それは……)
「V6510EF4あ、W30EcFe7m6『はい』か『いいえ』で/答えられないからEcダメか」
(……ふぅ、助かった……)
「V6511EF4左手……」
「V6512EFe9m6……気になってる女の子は/いないんだ」
「V6513そっか」
(……)
「V6514じゃあ……最後の質問をしますよ?」
「V6515あなたは、桜井梨穂子のことを……」
(え……)
「V6516Ec……」
「V6517EoFe9m6桜井梨穂子のことを……/どう思っていますか」
「V6518Fm3ただの、幼馴染だと思っていますか?」
「V6519EcF6……返事をしてください」
(ど、どうしよう……)
(今さら『かかっていませんでした〜』/なんて言う事もできないし……)
「V6520Eo…………」
(…………ううっ)
(へ、返事を……しなくちゃダメだよな……/右手をあげると『ただの幼馴染』だって/いう事だから……えっと……)
(僕の返事は……)
「V6521EcFe8m5や、やっぱりダメっ!!」
「えっ!?」
Ti0Ts1/      Ts2 Ts4ドシ〜〜〜〜ン!W15As0b0
「あいてて……おおっ!」
「V6522え? ……きゃあっ!」
「V6523み、見えちゃった?」
(え? えーとこの場合は右手……/いや、左手……じゃなくて!)
「い、いや、大丈夫だよ」
「V6524あ? W15EFe9m4あれ? Fm5とけちゃった?」
「な、何がだ?」
「V6525Fm4催眠術。かかってたのに」
(こ、ここはごまかさないと)
「かかるも何も、まだ何もしてないだろ?」
「V6526あれ?」
「そもそも、素人がそう簡単に/催眠術とか出来るわけが無いんだし」
「V6527EFe9m4え? Fm6だってさっきまで……」
「そんなワケないだろう。じゃあ/どんな術をかけたっていうんだ」
「V6528EFe4m5え? W30SEFe7m4そ、それは〜〜〜」
「V6529EcFe6m7ん〜〜〜〜」
「V6530そ、そうだよね。催眠術なんて/そう簡単に出来ないよね」
「そうだよなぁ」
「V6531……」
「……」
「V6532えへへへ」
「あははは」
「V6534え……と」
「V6535そ、それじゃ私は教室に戻るね?」
「ああ、うん」
「V6536SF3Ecま、またね〜」
「うん」
「……ふぅ」
(……僕も教室に戻ろう)
「あのさ、梨穂子」
「V6537EF3なぁに?」
「催眠術なんだけど、どう思う?」
「V6538EFe9m4どう思うって……Fm3どういう意味で?」
「どういう意味って言われると……/え〜と……」
「なんか、ちょっと怖いから/お正月の出し物とかには向かない気が/するんだけど……」
「V6540そうなんだ」
「やっぱり素人が催眠術で人を操ったりする/なんて、よくない気がしてさ」
「V6541SEF4そ、W30EcFe9m3そうだよね〜」
「だよな」
「V6542えへへへ」
「あははは」
「V6543EoFe7m6……」
「……」
「V6544EcF3んふふ」
「ど、どうしたんだよ」
「V6545Nnが私と同じこと考えてて/よかった〜って思っただけ」
「えっ?」
「V6546EcF3えへへ、Eoそれじゃ私、行くね?」
「あ、ああ」
「V6547Ecまたね〜」
「うん、またな」
(……)
(……でも、ちょっとだけ/惜しいような……)
(いやいや、イカンイカン……)
「あのさ、梨穂子」
「V6537EF3なぁに?」
「正月の隠し芸の打ち合わせをしないか?」
「V6339うん、Eoいいよいいよ〜」
「うん、じゃあ……」
「V4042ふんふん」
……こうして梨穂子と、/隠し芸の打ち合わせをした
「V9283あ、W15EF3そうだったんだ……」
「V9284そっか〜。Fm3てっきりNnに彼女が/出来たのかと……」
「いや、そ、そんなことは……」
「V9285ごめんね、W30Eo相変わらず早とちりで……」
「いや、梨穂子が謝ることないだろ」
「V9286Fm4そっかな?」
「そうだよ」
(ふう……なんとかごまかせた……かな?)
「V9287じゃあ私、行くね?」
「ああ、またな」
「V9288じゃね〜」
「……」
(まさか梨穂子に見られていたなんて……)
(うん。二度とこんなことしちゃダメだ。/自重しよう……)
「V9289……」
「V9290いいよ〜、Fm3そんなに気を遣わなくても」
「いや、気を遣うとかそういう事じゃ/なくて……」
「V9291私の気持ち……気付いてたから/そうやって私が傷つかないように、/気を遣ってくれたんだよね」
「V9292ごめんね。私ってばドンカンで……」
「り、梨穂子……」
「V9293あ! こんなとこあの子に見られたら/Fm3誤解されちゃうよね」
「V9294えっと……EF6だから……」
「V9295……だから……EcFm6私はもう、/Fm3一緒にいない方がいいよね」
「V9296……」
「V9297……あの子達と仲良くしないと/EoFe9m3承知しないから!」
「あ! り、梨穂子っ!」
(…………)
(……返す言葉が何も出てこなかった……)
(ごめん……梨穂子……)
「V9283あ、W15EF3そうだったんだ……」
「V9284そっか〜。Fm3てっきりNnに彼女が/出来たのかと……」
「いや、そ、そんなことは……」
「V9285ごめんね、W30Eo相変わらず早とちりで……」
「いや、梨穂子が謝ることないだろ」
「V9286Fm4そっかな?」
「そうだよ」
(ふう……なんとかごまかせた……かな?)
「V9287じゃあ私、行くね?」
「ああ、またな」
「V9288じゃね〜」
「……」
(まさか梨穂子に見られていたなんて……)
(うん。二度とこんなことしちゃダメだ。/自重しよう……)
「V9289……」
「V9290いいよ〜、Fm3そんなに気を遣わなくても」
「いや、気を遣うとかそういう事じゃ/なくて……」
「V9291私の気持ち……気付いてたから/そうやって私が傷つかないように、/気を遣ってくれたんだよね」
「V9292ごめんね。私ってばドンカンで……」
「り、梨穂子……」
「V9293あ! こんなとこあの子に見られたら/Fm3誤解されちゃうよね」
「V9294えっと……EF6だから……」
「V9295……だから……EcFm6私はもう、/Fm3一緒にいない方がいいよね」
「V9296……」
「V9297……あの子達と仲良くしないと/EoFe9m3承知しないから!」
「あ! り、梨穂子っ!」
(…………)
(……返す言葉が何も出てこなかった……)
(ごめん……梨穂子……)
(……入り口ねぇ)
「え? あれ、梨穂子じゃないか。/この僕に用事か?」
「V6671Ecはい、これ」
「え?」
「V6672EoF4え、W30EFe9m4あれ? Fm3誕生日だよね?/W15Fm4私、間違えちゃった?」
「ああ、いやいや、合ってるよ。/ありがとう」
「中身、見てもいい?」
「V6673EcF3いいよ〜」
(お! これは……)
「おっ、これはクマのキーホルダー?」
「V6674EoB100そう、私のと色違い」
「む……僕が使うには/ちょっと可愛過ぎるかな」
「V6675SEFe4m2ありゃ……W30P2Fe6m8W45恥ずかしい?/SdFm3だったら美也ちゃんにあげて?/別のをプレゼントするから」
「ああ、いやいや、大丈夫。/嬉しいよ。家で使わせてもらう」
「V6676えへへ、よかった」
「V6677Eoそれじゃね〜」
「うん、ありがとな」
(ちゃんと覚えててくれたんだな……)
(ありがとう、梨穂子)
n0nka_me01A
「V6851……」
「あ、梨穂子じゃないか。こんなところで/会うなんて奇遇だな」
「V6852B100SEF4え? EcF2そ、そだね〜」
「V6853……」
「どうしたんだ?」
「V6854んっと、EFe9m4その〜」
「……」
「V6855Fm4イヴの予定、なんだけどFm3」
「ああ」
「V6856Fm4用事とか、Fm3ある?」
・いや、特に用事はないよ
・ごめん、ちょっと用事があるんだ
「いや、特に用事はないよ」
「V6857EF4そう? W30EcF3よかった〜」
「一人で安心してないで、用件を言って/くれよ」
「V6858EoF4あ、W30EFe9m3ご、ごめん」
「V6859明日の学校のクリスマスパーティー、/よかったら一緒にどうかなって」
「あ、そういうことか」
(梨穂子とクリスマスパーティーか……/どうしようかな……)
・そうだな、行こうか
・ごめん。行きたくないんだ
「そうだな、行こうか」
「V6860ほんと!?」
「お茶会、やるんだろ?」
「V6861EF3うん」
「じゃ、それに出てから一緒に回ろう。/茶道部室で待っててくれよ」
「V6862Ecえへへ、やった」
「V6863それじゃ、明日ね? EoFe6m3忘れちゃいやだよ」
「大丈夫だって」
「V6864Fm7ほんと〜?」
「梨穂子こそ、遅れるなよ?」
「V6865うん、気をつけるよ〜。Ecえへへっ」
「それじゃ、また明日だな」
「V6866F3Eoうん。それじゃまたね〜」
(梨穂子、わざわざ誘ってくれたんだ……)
(クリスマスパーティー、楽しみだな)
「ごめん、行きたくないんだ」
「V6867え……」
「ありがとな、誘ってくれて。/でも僕は……」
「V6868EcFe9m3えへへっ。W30Eoそっか!」
「V6869ごめんね、無理に誘っちゃって」
「梨穂子……」
「V6870Fm4……また、W15Fm3今度だね」
「うん」
「V6871それじゃ」
(……帰るか)
「ごめん、ちょっと用事があるんだ」
「V6872EFe9m4そう、W15Fm3なんだ」
「V6873EcFe4m3うん。そっか、W30E0Fe9m3それじゃ仕方ないよね」
「V6874私は香苗ちゃんと回ってるから、/もし用事が早く終わったら来てみてよ」
「うん、そうしてみるよ」
「V6875じゃ、Ecまたね」
V7035……。
V7036季節が廻るのは早いもので……。
V7037私たちも、もう最上級生。
V7038今日の茶道部は、新入部員の勧誘も兼ねて/お茶会を開いているんです。
V7039ただ……ちょっと問題が……。
「せっかく入部したってのに/廃部の危機だなんてなぁ……」
「V7040あはは……Eoごめんね〜」
「V0404いよぅ、やってるね〜」
「V0140よしよし」
「V7042あ、EF3まな先輩、るっこ先輩」
「V0141Ecお誘いありがとう」
「V0405あれ? あんた……結局入部したんだ」
「V7043えへへ、新入部員ですよ」
「V0406やっぱあんたらはお似合いだよね〜。/EcF2私の目に狂いは無かったよ!」
「V7044Sえっ? ええっ?」
「V0407いいじゃないの! EoFe1m2夫婦仲良く/茶道部を盛り上げていってよね!」
「V7045せ、先輩っ!? Fm3またそんな……」
「あはははは」
「V7046Sdもう、EoFe9m5笑ってる場合じゃないってば〜」
V7047そうなんです。/頑張って、茶道部を盛り上げていかないと。
V7048一人じゃ大変だったかもしれないけど、/今はNnが居るから大丈夫!
V7049そう、いつだってどこだって……/Nnさえ居てくれれば……。
V7050えへへっ。
V7051頼りない部長で申し訳ないですけれど……。
V7052これからもよろしくね。
n2nkx_xp01G
(5時か……開場は5時30分だから、/今すぐ出るとちょっと早いかな?)
(でも、もう準備も出来てるし、家に居ても/ソワソワしちゃうだけだしなあ……)
(……よし! パーティーへ行こう!)
「いってきまーす」
(と、勇んで来てみたものの……)
(やっぱりちょっと早過ぎたかな?)
(あ、でも開いてる屋台は結構あるぞ。/だからこんなに人がいるのか)
(とりあえず下見でもしておこうかな)
(まだ準備に手間取ってる所もあるのかな?/あわただしく作業してるけど……)
男 子
委 員
「だからウチの出し物には長机が……!」
「ですから、必要な物は、あらかじめ/書類に書いて下さいと……」
(な、なんだなんだ!?)
女 子
「すみません、展示の事で質問が……」
「あ、すぐ行きます」
「おいおい、こっちの話が……」
「あなたはとりあえず/本部に掛け合ってください!」
(う〜ん……/クリスマス委員は、大変そうだなぁ……)
「V0354おーおー丁度いいところに」
「V0355よっ、EF2メリークリスマス!」
「メリークリスマス、夕月先輩」
「V0356来たんだね、パーティー。/今日はりほっちと回るのかい?」
「あ、一応そのつもりです」
「V0357Ecそっかそっか。EoFe8m6でもりほっちの身柄は/Fm2私たちの手の中にあるんだよね〜」
「えっ」
「V0358EcFe9m7色々忙しいしなぁ……。果たして/一緒に回る時間はEhFm2あるのかな〜?」
「そ、そんなぁ。勘弁してくださいよ」
「V0359そうだね……EcW6EoFe9m2じゃあ、ちょっと/甘酒の搬入を手伝ってくれない?」
「甘酒?」
「V0360部室の前で甘酒のサービスをやる事に/なってさ」
「V0361『運ぶの面倒だな〜』Eoと思ってたところに/EF2丁度あんたが来たのよ」
「V0362いつも空気を読んで登場してくれて、/EF2ありがたいねぇ〜」
「そうですね、間が悪いっていうか……」
「V0363Ecあはは」
「うん。手伝わせてもらいますよ」
「V0364ま、りほっちを人質に取られたんじゃ/EFe9m2仕方ないよねぇ」
「梨穂子はおいといて、いろいろと準備が/大変そうですから」
「V0365ほっほう……EcF2いい心がけだねぇ」
「そんなことは……」
「V0366いよいよあんたにも茶道部員としての/自覚が出てきたEcって事かな?」
「だから、部員じゃないですって」
「V0367あっ、そうだっけ?」
「V0368いやーさすが男の子。力持ちだね〜」
「……け、結構重たいですねこれ」
「どこに置けばいいんですか?」
「V0369花壇の横辺りに置いといてよ」
「よ……っと」
「V0370あんがと。助かったよ」
「V6878あれ? Nnだ。P3F3W45随分早いね」
「V0371喜べ、新入部員だぞ」
「V0123おー」
「だから、違いますって」
「V6879Ecあはははっ」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2わぁぁぁぁぁ……
(すごい歓声だ。ステージの方かな?)
「V6880盛り上がってるね〜」
「V0372EF2そろそろ始まるね」
「開会式に先立ちまして、メインステージにて/当会の過去の写真を上映しております。御用の/無いかたはぜひとも……」
「V0124うむ。いよいよ追い込み……」
「V0373あ〜っしまったしまった」
「V0125どうした」
「V0374看板要員が足りないや」
(……? 看板要員? ……っていうか/この流れはひょっとして……)
「V0375なぁ、Nm」
「V0376人手が足りないから、看板もって/客呼んできてくれない?」
「や……やっぱり僕ですか!?」
「V0377何もパーティー中ずっとって訳じゃなくて/Eoそうだな……EFe9m2開会式が終わるまでの間で/良いからやってくんないかな?」
「V6881EFe9m3私からもお願い、Ecね?」
「う……」
「V0126……Fm3Eh助手もつけてやる」
「V6882え? 私もですか?」
「V0378りほっちは他にも準備があるから、EoFe8m2/校長の挨拶が始まったら帰って来な」
「V6883わ、Fm3わかりました!」
「V0379じゃあ決まりだ! Ecそれ行って来い!」
「半ば無理やり追い出されちゃったな」
「V6884えへへ、Eoそうだね」
「仕方ない。茶道部の為にがんばるか!」
「V6885仕方なくなの〜?」
「いや、う〜ん。それはその……」
「V6886あはは、EoFe9そんなに焦らなくても」
「V6887それじゃ、頑張ろ!」
「よし、やるか!」
「茶道部で甘酒の配布を行いまーす」
「V6888ぜひぜひお立ち寄り/くださ〜い」
「V6889あま〜いですよ〜。おいしいですよ〜」
「V6890そのほか茶道部のお庭でお茶会も/やってま〜す」
「V6891一風変わった聖夜の過ごし方は/いかがでしょうか〜」
女生徒
「ね、あれ面白そうじゃない?」
男生徒
「和風クリスマスか。/それって、どこでやってるの?」
「V6892校舎をぐるっとあちら側。/茶道部でやってますよ〜」
「V6893いかがですか〜」
「茶道部で甘酒の配布を……」
「お集まりの皆様にお知らせします。只今より/メインステージにて校長先生の挨拶があります。/お急ぎで無い方はお集まり下さい。繰り返し……」
「V6894あま〜いですよ〜。おいしいですよ〜」
「おい、梨穂子」
「V6895はいはいなんでしょう」
「そろそろ部室に戻ったほうが/いいんじゃないのか?」
「V6896あ、そうだった。/P2F3じゃあ私は先に戻ってるね。/Ecあとはよろしくぅ!」
「V6897またあとでね〜!」
「ふう……」
(宣伝も兼ねて、色々回ってみるとするか)
「それでは皆さん、準備はよろしいですか!?」
(ん? なんだなんだ?)
「いきますよー!! 3・2・1……」
(噴水前の方だ、行ってみよう)
(ああ、ツリーの点灯カウントダウン/だったのか)
「きれいだなぁ……」
女性客
「ねえ、そこのキミ」
「え? ぼ、僕ですか?」
「その看板に書いてある甘酒って、/どこで配ってるの?」
「あちらの校舎の間を抜けたところ、/茶道部でやってます」
「そ、ありがとね」
「……」
(こうやって歩き回るのも、/結構効果があるもんなんだな)
(…………)
(クリスマスツリーか……)
(この点灯イベント……来年は梨穂子と/一緒に見られるといいな……)
「では引き続きまして、当イベントの実行委員長を/ご紹介致します」
(メインステージの声が/ここまで聞こえるよ……)
「V6789皆様、本日は輝日東高校創設祭に/ご来場賜り、誠にありがとうございます」
(あ。この声、絢辻さんだ。/そっか、クリスマス委員長だもんな)
「V6791本年も生徒主導型で工夫を凝らし、/皆様のご期待に添えられるよう/準備を行って参りました」
「V6792まずは開催にあたり、輝日東市役所様、/商店街の皆様のご協力に深く感謝し、/生徒を代表して深く御礼申し上げます」
(なんてよどみない挨拶なんだ……/やっぱり絢辻さんはすごいな……)
n2nkx_xp01E
「では引き続きまして、当イベントの実行委員長を/ご紹介致します」
(メインステージの声が/ここまで聞こえるよ……)
委員長
「V0069え〜……皆様、本日は輝日東高校創設祭に/ご来場頂き、誠にありがとうございます」
「V0070この創設祭も今回で……っと、57回目を迎えました」
(……ちょっと頼りなさげな挨拶だ)
「V0072これも近隣の皆様のお力添えがあったから/だと、せ、生徒一同感謝しております」
(……う〜ん、/なんだか締まらない感じだな)
n2nkx_xp01E
「NOWバトルにバーニング♪ ファイティング/スピリットがスタンバイなら〜♪」
(このテーマソングは、あのアニメの!?/なぜこんなところで……)
「おおっ! す、すごいぞあれは!」
「巨大なガソガルだ! /しかもファーストじゃないか!」
Ti0Ts1/Ts2     Ti2グゴゴゴゴゴ……ズシーン!
「し、しかも……こいつ……動くぞ!」
子供A
「すっげ! すっげ! かっきぃ!」
子供B
「あれ、乗れるのかな? 乗れるのかな!」
男子A
「え、マジ? あれ乗れるの?」
男子B
「あのスケールだし……乗れそうだよな」
(の、乗れるのか!? ガソガルに!?)
(……いやいや、そんなわけないか。/ちょっと取り乱しちゃったよ)
(しかし、これは子供じゃなくても、/男の子なら大はしゃぎだよ……)
(それにしても一体誰が企画したんだろう。/よく学校の許可が下りたな)
「あ」
(そういえば、開会式が終わったら/戻って良いって言われてたっけ)
(そろそろ部室に戻るかな)
(梨穂子と一緒に色々見て回りたいし……)
「うわ〜〜……」
(思ったよりお客さんが来てるなぁ)
「V0380お、戻ってきたね。EcF2ご苦労ご苦労」
「すごい人ですね」
「V0381ははは、宣伝が効きすぎちゃったかもな。/有り難いけどさ」
「その……梨穂子は?」
「V0382りほっちは今お茶菓子配ってる。/何か用?」
(うう、これじゃとても/『梨穂子とパーティーを見て回りたい』/なんて言い出せないよ)
「いや……その……」
「V0383……」
「えーとですね……」
「V0384……」
「V0385はぁ……EoFe9m4愛歌〜、ちょっと」
「V0127お疲れ様」
「ど、どうも」
「V0386なぁ愛歌。Fm1Ehまだまだお客さんが/足りないと思わない?」
「V0128…W15…W15Ec…EhFe7m8W15…EF1ああ、W45足りないEc」
「V0129これは、りほっちに宣伝して来て/もらわないと」
「V0387だよね!W30 P0F1W45お〜い、りほっち」
「V6898はいは〜い。P0EoF4W30あ、Nn。/W30EF3戻ってたんだ〜」
「ああ」
「V6899ゴメンね、私から誘ったのに/Fm3ちょっと忙しくて……」
「大丈夫だって」
「V0388あのさ、りほっち」
「V6900EF3はい?」
「V0389またその辺回って来てくんない?/EF1ここはいいからさ」
「V6901EF4え? 今、ですか?」
「先輩。宣伝なら僕が行きますから/梨穂子はここで……」
「V0390ストォォォップ!EoFe8m7」
「V0130二人で、行って来い」
(『二人で』って……/こんなに忙しそうなのに、梨穂子が/抜けちゃったら困るんじゃ?)
「V0131何をボーっとしてるんだ」
「いや、その……二人で、ですか?」
「V0391EcFe4m1たりめーだ」
「V0392Fm9そういう事だから。EoFe9m2適当に回って来な」
「V6903EFe9え?W60EFe4m3 あ……EcF3ありがとうございます!」
「V0393何、お礼言ってるんだよ。/EoFe9m2いいからちゃっちゃと宣伝してきな」
「V6904は、はい。EF3じゃ、行こ?」
「え? 何が何だか……」
「V0132Ehはやく、行った行った」
「V6905じゃ、Ec行ってきまーす」
「あれ? /だ、だってそれじゃあ人手が……」
「何だったんだ、一体……」
「V6906Ecあはは、EoFe9気を利かせてくれたんだよ」
「えっ?」
「V6907只でさえ人手が足りないのに、二人で/宣伝だなんておかしいでしょ?」
「V6908EcF3えへへ。W15Eo先輩達、やさしいんだよ」
(そうか……何か不自然だと思ったけど、/僕達のために時間をくれたのか……)
「……」
「V6909どしたの?」
(先輩達の思いやりはありがたいけど、/やっぱり茶道部に迷惑かけるのは/よくないな……)
「なぁ梨穂子」
「V0019ん?」
「やっぱり最初の予定通り、茶道部の/イベントが終わってからにしないか?」
「V6910EFe9m3……仕方ないかな?」
「梨穂子と色々見て回りたかったけど……」
「来年一緒に来ればいいんだし、/今日はお客さん優先だ!」
「V6911ごめんね」
「いいってば。で、何時頃なら大丈夫?」
「V6912EFe7m48時頃にはW15EFe9m3終わると思うんだけど」
「そっか。/じゃあ、その後二人でのんびり過ごそう」
「V6913EcF3えへへ、W15Eoそうだね」
「僕も何か手伝おうか」
「V6914ううん。それは大丈夫」
「V6915茶道のイベントだもん。お作法も/きちんとやらなきゃいけないから」
「それじゃ確かに手伝えないなぁ」
「V6916心配してくれて、Ecありがとね」
「V6917EoF4あ! EF3私の代わりにどんな出し物を/やってるか見てきてよ」
「V6918後で回るときのために、Ecね?」
(う〜ん、確かにその方がよさそうだな)
「じゃあどこで何をやってるか、/チェックしておくよ」
「V6919えへへ、Fm4期待してますよ〜」
「V6920それじゃ私は戻ってるね」
「先輩達によろしくな」
「V6921わかった〜」
(さてと……)
(それじゃ、パーティーを見て回るかな)
n0nkx_me01A
「V7025Ecえへへっ、Eo来てたんだね、パーティー」
「ああ、梨穂子」
「V7026なんだか今年の出店にも/いろいろ美味しいものがあるみたい。/Fm4ちなみに私のオススメはEFe7イカの……」
「V0394ああいたいた。あのさ、お茶菓子の/予備ってどこに置いてあるの?」
「V7027あ、すみません。Fm3すぐに戻ります」
「V0395EFe9m2悪いね、お客さんが予想以上に多くてさ」
「V7028あ、それじゃまたね。/Ecよかったら茶道部にも来てね〜」
「うん、それじゃまた」
n0nkx_me01B
(……さて、少し早いけど/そろそろ茶道部に行こうかな……あれ?/あそこに居るのって……)
(やっぱりそうだ、間違いないや)
「こんばんは、梨佳おばさん。/今日はどうしたんですか?」
桜井母
「あらあらあら。どうもこんばんは〜」
「今日はあれよ、ほら、フリマ。/古着を売りに来たのよ〜」
「ああ、え〜と……バザーですね?」
「あら、フリマって言うんじゃないの?/こういうの」
「……そう言われてみると、/何が違うんでしょうね?」
「あはは、私も知らないわ」
「りほちゃんは? 一緒じゃないの?」
「まだ茶道部の方が忙しいみたいで」
「あら残念。寂しいわねえ」
「後でゆっくり回りますから」
「そうなの?」
「え、あ、まぁ……」
「うふふ、よろしくお願いね。あの子も/あなたと一緒が楽しいみたいだから」
「え?」
「最近は生き生きしてるわ」
「そ、そうですか」
(そっか……なんだか嬉しいな……)
「あ、ごめんね。長居させちゃったけど/どこかに行くんじゃなかったの?」
「ええ、これから茶道部に」
「それじゃ、りほちゃんによろしくね?」
「梨佳おばさんは行かないんですか?」
「行くとあの子怒るもの。それに、/お客さんが一杯で大変だった/みたいだし」
「あはは。照れてるんですよ、きっと」
「そうなの? 仕方ないわねぇ」
「それじゃ、僕はこれで」
「ええ、またね」
「ああ、ちょっとまって!」
「え!? な、なんですか」
「忘れてたわ。メリークリスマース!」
「あはは、メリークリスマス」
「今度こそ、行ってらっしゃい」
「はい、それじゃ行ってきます」
(そっか……梨穂子も僕といるのが/楽しいだなんて……)
(でも、梨穂子のお母さんから聞くのは/なんだか気恥ずかしかったな)
(そろそろ茶道部の方も終わってるかな?/とりあえず様子を……)
「V6922あ、Nnだ、Nn〜」
「ちょうど様子を見に行く所だったんだ」
「予定より随分早いみたいだけど、/どうしたんだ?」
「V6923EFe9m3お茶が切れちゃって……Fm4こんなに沢山/お客さんが来るとは思わなかったからFm3」
「そっか、大変だったんだな」
「V6924EFe9m7お客さんに悪いことしちゃった」
「まぁ、仕方が無いよ」
「V6925わかってるんだけどね……EoFe9m3」
「ああ、そういえばさっき/梨佳おばさんに会ったよ」
「V6926え? お母さん来てるんだ」
「知らなかったのか?」
「V6927うん。EFe3m4聞いてなかったから」
(そういえば『怒られるから』なんて/言ってたっけ)
「バザーでお店出してたよ」
「V6928EF5ええっ!? W30EFe9m4ど、どこで?」
「まだ居るかな? 行ってみるか」
「V6929うん。W30…………Fm9バザー?」
「あ、まだ居るよ」
「V6930本当だ……W30Fm5って……W30EF5ええっ!?」
「V6931お母さん!? 何売ってるのよ!」
「何よ、りほちゃんったら騒がしいわねぇ」
「V6932EcF6そりゃ騒ぐよ……/W30EoF8売ってるの私の服じゃん!」
「ええっ!」
(何か見覚えの有る服だと思ったら/そういう事だったのか……)
「だってバサーでしょ? りほちゃんは/洋服沢山持ってるし、元はお母さんが/出したお金なんだから、ねぇ?」
「V6933そんなの良いわけないじゃんか〜/もぉ〜っ。/あと、バサーじゃなくてバザー!」
「あら、バザー? バサーじゃなくて。/あははは、バサーだって。/おっかしいわねぇ」
「V6934とりあえず私の服はもう売っちゃ駄目!」
「え〜? りほちゃんのイジワル。ねぇ?」
「いや……あはは」
(すごいな……梨穂子がツッコミ役に/まわってるよ……)
「V6935も〜……最悪だよ〜っ。Nnとの/おでかけの時に着ようと思ってた/服だったんだから……」
「あはは、ギリギリでまにあったわけだ」
「V6936はぁ……助かったよ〜」
「さて……と」
「この後どうしようかな……/どこか食事にでも行くか?」
「V6937EF3もうちょっと見て回りたいかな?」
「ははぁ……」
「V6938EF4?」
「出店で何か美味しそうなものでも/見つけたんだろ」
「V6939EcF9えへへへへ、W30Eoバレたか」
「よし! 折角だから、ここで/おなか一杯にしちゃおうか」
「V6940EF3じゃ、色々買って部室で食べよ?」
「うん、そうするか。/それじゃ閉まらないうちに出発!」
「V6941EcFm4行こ行こ〜っ」
「お、綿菓子だ」
「V6942いいね〜っ」
「イカ焼きか、美味そうだな」
「V6943だよねだよね〜」
「V6944イカを買ったらタコもでしょ?」
「美味そうだけど……/食べすぎじゃないか?」
「V6945EF6ふ、Fm3二人いれば大丈夫だよ〜」
「そうかなぁ」
「V6946EcFe8m6そうです」
「V6947EoF3あ」
「V6948ほらFm3あそこあそこ、EF3サンタさんが居るよ」
「あれは……生徒会の人か?/お、あの子かわいいなぁ……」
「V6949どの子どの子?」
「ほら、あっちの……」
「V6950あ、W30Ec本当だ〜」
「サンタクロースかぁ……」
「V6951いいよね、サンタさん」
「なあ梨穂子。サンタクロースの事、/いつまで信じてた?」
「V6952Fm4私?」
「V6953EFe9m3それは……小学校の高学年までかな」
「そっか」
「V6954でも、今も毎年お願いをしてるんだ」
「お願い? プレゼントのか?」
「V6955EcFe7ううん、そうじゃなくて……。/EoFm4……たとえば……」
「V6956EF3『友達と仲良くいられますように』とか、/『成績がよくなりますように』とか」
「『経済が上向きになりますように』とか、/『世界が平和でありますように』とか」
「V6957Ecえへへ。W30EoFe9m3そだね〜」
「V6958Fm4『なるべくいい子にしてますから/お願いしますよ、サンタさん』Fm3ってね」
「あはは、梨穂子らしいというか……」
「V6959年に一回だもん。いいでしょ?」
「そうだな……」
「ところで今年は、何をお願いしたんだ?」
「V6960B100EF4え!?」
「V6961SEFe7m4え〜と……」
「V6962EcF9世界が平和でありますように、Eoかな?」
「あはは、叶うといいな」
「V6963SdEcFm3えへへへへ」
「V0396おーい、りほっち」
「お疲れ様です」
「V6964お疲れ様で〜す」
「V0133ふふ、お疲れ様」
「V0397どう、EFe9m2楽しんでるかい?」
「V6965Ecえへへ、W30Eoおかげさまで」
「先輩たちは、どうなんですか?」
「V0398これから本番っEFe2m3て感じだね」
「V0134はい、りほっち」
「V6966わぁ〜EcF3かわいい〜っ」
「このヌイグルミはどうしたんですか?」
「V0135撃ち取った」
「V0399射的で、Ecバーン! W30Eoってね」
「V6967えへへ、もこもこだ〜」
「よかったな、梨穂子」
「V0400それじゃ、EF2私らはこれで」
「V0136またな」
「え、もう行っちゃうんですか?」
「V0401行きたい屋台も、EFe8まだまだあるからな」
「V0137占いの館に、Fm3行かねば」
「なるほど」
「V6968EcF3えへへ、P0EoF3W30あっちのタコ焼き/EcFm4美味しそうでしたよ〜」
「V0402それは是非行かないと!/EF2Ecじゃ、りほっち。EoFm3またね」
「V6969EcF3はい」
「V0138……大事にしろよ?」
「V6970えへへ、W30EoFe9もちろんですよ〜」
(なんで僕をにらみながら言うんだ?)
「V0403それじゃ、W30Eoまたな」
「V0139よいお年を……」
「V6971さ、他のお店も回らなきゃ。/Ec行こっ!」
「結構かさばるな……よっ……と」
「あれ? 梨穂子?」
「V6972えへへ、こっちこっち」
「あれ、茶道部室はこっちだろ」
「V6973いいからいいから」
「わぁ……」
「V6974えへへ。ちょっとスゴいでしょ?」
「へぇ……こんな風になってたんだ」
「V6975EoFe9m3さっきはゆっくり見られなかった/もんね〜」
「V6976はい、お茶」
「お、ありがとう」
「ん……」
「……いいもんだな」
「V6977EcFe4パーティーの声が遠くで聞こえて……/EoF3別の世界みたいだよね」
「ああ……そうだな……」
(……)
(やっぱり梨穂子と一緒だと、/気楽でいいな……)
「なあ、梨穂子……」
「……梨穂子?」
「V6979え?」
「梨穂子……お前なぁ、/情緒をぶち壊す格好をするなよ」
「V6980ぶちこわ……W30EFe8m4ぶち壊してないよ〜!」
「V6981仕方ないじゃん、寒いんだから」
「やれやれ……」
「まあいいか、買ってきた物を食べ……/ハックション!!」
「V6982だ、大丈夫?」
「はは……ちょっと寒いかな」
「V6983そっか、EFe3m4じゃあ……」
「V6984これはNnが着てよ」
「それじゃ梨穂子が寒いだろ?」
「V6985大丈夫。Eoナイスなアイデアがあるから」
「そういうことなら……」
「よ……っと」
「うん、暖かいよ」
「V6986EFe9m4前の方、W15Fm3寒くない?」
「そりゃ寒いけどさ……」
「V6987だよね? EcFm2えへへ……」
「でも、きちんと前を閉じればそれほどでも/……梨穂子?」
「V1300えいっ!」
「わぁっ」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ドシンッ!
「V6057よいしょ……っと」
「り、梨穂子、お前なぁ……/座らせるにしても、もう少し優しく……」
「V6988これならあったかいでしょ」
「そ、それはまぁ……」
「V6989えへへへっ」
(梨穂子にはかなわないな……)
「V6990お祭りの後……かぁ」
「ん?」
「V6991なんだか寂しいなぁって……/わ〜って騒いだ後だと、余計に/そんな感じがしちゃうんだ」
「……」
「V6992先輩達も、卒業しちゃうし……」
「V2374う〜ん……なんか寂しいよね」
「梨穂子……」
「V6993私達は……」
「V6994……」
「V6259ねえ、大丈夫かな?」
「……大丈夫だよ」
「V6995……そうかな」
「そうだよ」
「V6996そっか」
(うん……きっと大丈夫だ)
「梨穂子、ありがとな」
「V6997ん?」
「今日はすごく楽しかったよ」
「V6998えへへ、私もだよ」
「これも梨穂子のお陰だな」
「V6999そんなに持ち上げても何もでませんよ?」
「いや、本当に梨穂子と一緒にいると/楽しいよ」
「V7000そう?」
「うん」
「V7001そうなんだ……」
「V7004……入部すれば一緒にいる時間も/増えるんじゃないかな〜……なんて」
「え? 茶道部にって事か?」
「V7005あはは、冗談冗談」
「そういうのも良いかもしれないな」
「V7006え?」
「茶道部か……」
「V7007ほ、本当に?」
「梨穂子と同じ部活だなんて/考えただけでも楽しそうだろ?」
「V7008そりゃ楽しいよ!」
「あはは、そうだよな」
「それに、梨穂子一人じゃ寂しいだろ?」
「V7009Nn……」
「V7010でも……」
「V7011後輩が居るから一人じゃないよ」
「あれっ? そ、そうだったっけ」
「V7012えへへ……EoFe9m3でもね、すごく嬉しいよ」
「そ、それはよかった」
「3年生の新入部員か……少し不安だな」
「V7013あはは、W30Eo大丈夫だって」
「V7014私がお茶の事とか、W15EFe3m4他にも色々/EcF3教えてあげるから」
「他にも色々……」
「なんか……エッチだな」
「V7015え!? W45SdEFe9m4もう……Fm3バカ!」
「V7016くしゅん!」
「おいおい、大丈夫か?」
「V7017やっぱりどてら着てないとEc寒いね」
(……やれやれ)
「ほら、このどてらはやっぱり梨穂子が/着てなよ」
「V7018え?」
「大丈夫。/僕にナイスなアイデアがあるから」
「V7019きゃ……」
「これなら二人ともあたたかいだろ?」
「V7020……うん……えへへ」
「あはは……/梨穂子、これからもよろしくな」
「V7021えへへ、こちらこそっ」
「V7022ふふっ……」
「V7023あ! 忘れてた!」
「な、なんだよ」
「V7024メリークリスマス、Nn」
「ははっ……/メリークリスマス……梨穂子」
n2nkx_ep01A
(あれ? あそこに居るのって……)
(やっぱりそうだ、間違いないや)
「こんばんわ、梨桂おばさん。/今日はどうしたんですか?」
桜井母
「あらあらあら。どうもこんばんわ〜」
「今日はあれよ、ほら、フリマ。/古着を売りに来たのよ〜」
「ああ、え〜と……バザーですね?」
「あら、フリマって言うんじゃないの?/こういうの」
「……そう言われてみると、何が違うん/でしょうね?」
「あはは、私も知らないわ」
「りほちゃんは? 一緒じゃないの?」
「まだ茶道部の方が忙しいみたいで」
「あら残念。寂しいわねえ」
「後でゆっくり回りますから」
「そうなの?」
「え、あ、まぁ……」
「うふふ、よろしくお願いね。あの子も/あなたと一緒が楽しいみたいだから」
「え?」
「最近は生き生きしてるわ」
「そ、そうですか」
(そっか……なんだか嬉しいな……)
「あ、ごめんね。長居させちゃったけど/どこかに行くんじゃなかったの?」
「ええ、これから茶道部に」
「それじゃ、りほちゃんによろしくね?」
「梨桂おばさんは行かないんですか?」
「行くとあの子怒るもの。それに、/お客さんが一杯で大変だった/みたいだし」
「あはは。照れてるんですよ、きっと」
「そうなの? 仕方ないわねぇ」
「それじゃ、僕はこれで」
「ええ、またね」
「ああ、ちょっとまって!」
「え!? な、なんですか」
「忘れてたわ。メリークリスマース!」
「あはは、メリークリスマス」
「今度こそ、行ってらっしゃい」
「はい、それじゃ行ってきます」
(そっか……梨穂子も僕といるのが/楽しいだなんて……)
(でも、梨穂子のお母さんから聞くのは/なんだか気恥ずかしかったな)
(そろそろ茶道部の方も終わってるかな?/とりあえず様子を……)
「あ、Nnだ、Nn〜」
「ちょうど様子を見に行く所だったんだ」
「予定より随分早いみたいだけど、/どうしたんだ?」
「EFe9m3お茶が切れちゃって……Fm4こんなに沢山/お客さんが来るとは思わなかったからFm3」
「そっか、大変だったんだな」
「EFe9m7お客さんに悪いことしちゃった」
「まぁ、仕方が無いよ」
「わかってるんだけどね……EoFe9m3」
「ああ、そういえばさっき/梨桂おばさんに会ったよ」
「え? お母さん来てるんだ」
「知らなかったのか?」
「うん。EF3聞いてなかったから」
(そういえば『怒られるから』なんて/言ってたっけ)
「バザーでお店出してたよ」
「EF5ええっ!? W30EFe9m4ど、どこで?」
「まだ居るかな? 行ってみるか」
「うん。W30Ts1…………Fm9バザー?」
「あ、まだ居るよ」
「本当だ……W30Fm5って……W30EF5ええっ!?」
「お母さん!? 何売ってるのよ!」
「何よ、りほちゃんたら騒がしいわねぇ」
「EcF6そりゃ騒ぐよ……/W30EoF8売ってるの私の服じゃん!」
「ええっ!」
(何か見覚えの有る服だと思ったら/そういう事だったのか……)
「だってバサーでしょ? りほちゃんは/洋服沢山持ってるし、元はお母さんが/出したお金なんだから、ねぇ?」
「そんなの良いわけないじゃんか〜/もぉ〜っ。/あと、バサーじゃなくてバザー!」
「あら、バザー? バサーじゃなくて。/あははは、バサーだって。/おっかしいわねぇ」
「とりあえず私の服はもう売っちゃ駄目!」
「え〜? りほちゃんのイジワル。ねぇ?」
「いや……あはは」
(すごいな……梨穂子がツッコミ役に/まわってるよ……)
「も〜……最悪だよ〜っ。Nnとの/おでかけの時に着ようと思ってた/服だったんだから……」
「あはは、ギリギリで助かったわけだ」
「はぁ……助けられてよかったよ〜」
「さて……と」
「この後どうしようかな……/どこか食事にでも行くか?」
「EF3もうちょっと見て回りたいかな?」
「ははぁ……」
「EF4?」
「出店で何か美味しそうなものでも/見つけたんだろ」
「EcF9えへへへへ、W30Eoバレたか」
「よし! 折角だから、ここで/おなか一杯にしちゃおうか」
「EF3じゃ、色々買って部室で食べよ?」
「うん、そうするか。/それじゃ閉まらないうちに出発!」
「EcFm4行こ行こ〜っ」
「お、綿菓子だ」
「いいね〜っ」
「イカ焼きか、美味そうだな」
「だよねだよね〜」
「イカを買ったらタコもでしょ?」
「旨そうだけど……食いすぎじゃないか?」
「EFe6m8ふ、二人いれば大丈夫だよ〜」
「そうかなぁ」
「EcF8そうです」
「EoFe3m8あ」
「ほらあそこあそこ、EF3サンタさんが居るよ」
「あれは……生徒会の人か?/お、あの子かわいいなぁ……」
「どの子どの子?」
「ほら、あっちの……」
「Fm8あ、W30EcFm3本当だ〜」
「サンタクロースかぁ……」
「いいよね、サンタさん」
「なあ梨穂子。サンタクロースの事、/いつまで信じてた?」
「Fm4私?」
「EoFe9m3それは……小学校の高学年までかな」
「そっか」
「でも、今も毎年お願いをしてるんだ」
「お願い? プレゼントのか?」
「EcFe7ううん、そうじゃなくて……。/EoFm4……たとえば……」
「EF3『友達と仲良くいられますように』とか、/『成績がよくなりますように』とか」
「『経済が上向きになりますように』とか、/『世界が平和でありますように』とか」
「Ecえへへ。W30EoFe9m3そだね〜」
「Fm4『なるべくいい子にしてますから/お願いしますよ、サンタさん』Fm3ってね」
「あはは、梨穂子らしいというか……」
「年に一回だもん。いいでしょ?」
「そうだな……」
「ところで今年は、何をお願いしたんだ?」
「B100EF4え!?」
「SEFe7m4え〜と……」
「EcF9世界が平和でありますように、Eoかな?」
「あはは、叶うといいな」
「SdEcFm3えへへへへ」
「おーい、りほっち」
「お疲れ様です」
「お疲れ様で〜す」
「ふふ、お疲れ様」
「どう、楽しんでるかい?」
「Ecえへへ、W30Eoおかげさまで」
「先輩たちは、どうなんですか?」
「これから本番って感じだね」
「はい、りほっち」
「わぁ〜EcF3かわいい〜っ」
「これ、どうしたんですか?」
「撃ち取った」
「射的で、バーン! ってね」
「えへへ、もこもこだ〜」
「よかったな、梨穂子」
「それじゃ、私らはこれで」
「またな」
「え、もう行っちゃうんですか?」
「行ってない屋台も、まだまだあるからな」
「占いの館に、行かねば」
「なるほど」
「EcF3えへへ、P0EoF3W30あっちのタコ焼き/EcFm4美味しそうでしたよ〜」
「それは是非行かないと!/じゃ、りほっち。またね」
「EcF3はい」
「……大事にしろよ?」
「えへへ、W30EoFe9もちろんですよ〜」
(なんで僕をにらみながら言うんだ?)
「それじゃ、またな」
「よいお年を……」
「さ、他のお店も回らなきゃ。/Ec行こっ!」
「結構かさばるな…よっ……と」
「あれ? 梨穂子?」
「えへへ、こっちこっち」
「あれ、茶道部室はこっちだろ」
「いいからいいから」
「わぁ…」
「えへへ。ちょっとスゴいでしょ?」
「へぇ……こんな風になってたんだ」
「EoFe9m3さっきはゆっくり見られなかった/もんね〜」
「はい、お茶」
「お、ありがとう」
「ん……」
「……いいもんだな」
「パーティーの声が遠くで聞こえて……/別の世界みたいだよね」
「ああ……そうだな……」
(……)
(やっぱり梨穂子と一緒だと、/気楽でいいな……)
「なあ、梨穂子……」
「……梨穂子?」
「本当……W30EoF3そうだよね……」
「梨穂子……お前なぁ」
「情緒をぶち壊す格好をするなよ」
「ぶちこわ……W30EFe8m4ぶち壊してないよ〜!」
「仕方ないじゃん、寒いんだから」
「やれやれ……」
「まあいいか、買ってきた物を食べ……/ハックション!!」
「だ、大丈夫?」
「はは……ちょっと寒いかな」
「そっか、EFe3m4じゃあ……」
「これはNnが着てよ」
「それじゃ梨穂子が寒いだろ?」
「大丈夫。Eoナイスなアイデアがあるから」
「そういうことなら……」
「よ……っと」
「うん、暖かいよ」
「EFe9m4前の方、W15Fm3寒くない?」
「そりゃ寒いけどさ……」
「だよね? EcFm2えへへ……」
「わぁっ」
「り、梨穂子、お前なぁ……」
「これならあったかいでしょ」
「そ、それはまぁ……」
「えへへへっ」
(梨穂子にはかなわないな……)
「お祭りの後……かぁ」
「ん?」
「なんだか寂しいなぁって……/わ〜って騒いだ後だと、余計に/そんな感じがしちゃうんだ」
「先輩達も、卒業しちゃうし……」
「梨穂子……」
「私達は……」
「……」
「……大丈夫だよ」
「……そうかな」
「そうだよ」
(うん……きっと大丈夫だ)
「梨穂子、ありがとな」
「今日はすごく楽しかったよ」
「えへへ、私もだよ」
「多分梨穂子のお陰だな」
「そんなに持ち上げても何もでませんよ?」
「いや、本当に梨穂子と一緒にいると/楽しいよ」
「そう?」
「うん」
「そうなんだ……」
「別の機会に、なんて言ってたけど……」
「お茶会のこと」
「ああ」
「……入部すればそういう機会も/増えるんじゃないかな〜……なんて」
「え? 茶道部にって事か?」
「あはは、冗談冗談」
「そういうのも良いかもしれないな」
「茶道部か……」
「ほ、本当に?」
「梨穂子と同じ部活だなんて/考えただけでも楽しそうだろ?」
「そりゃ楽しいよ!」
「あはは、そうだよな」
「それに、梨穂子一人じゃ寂しいだろ?」
「Nn……」
「でも……」
「後輩が居るから一人じゃないよ」
「あれっ? そ、そうだったっけ」
「えへへ……EoFe9m3でもね、すごく嬉しいよ」
「そ、それはよかった」
「3年生の新入部員か……少し不安だな」
「あはは、W30Eo大丈夫だって」
「私がお茶の事とか、W15EFe3m4他にも色々/EcF3教えてあげるから」
「他にも色々……」
「なんか……エッチだな」
「え!? W45SdEFe9m4もう……Fm3バカ!」
「くしゅん!」
「おいおい、大丈夫か?」
「やっぱりどてら着てないとEc寒いね」
(……やれやれ)
「大丈夫。/僕にナイスなアイデアがあるから」
「きゃ……」
「これならあたたかいだろ?」
「……うん……えへへ」
「あはは……/梨穂子、これからもよろしくな」
「えへへ、こちらこそっ」
「ふふっ……」
「あ! 忘れてた!」
「な、なんだよ」
「メリークリスマス、Nn」
「ははっ……/メリークリスマス……梨穂子」
n2nkx_ep01A
n2sir_me00A
n2sir_me00A
n2sir_me00A
n2sir_me00A
n2sir_me00A
(あ、梨穂子だ)
「もうダイエットはやめたのか?」
「V9584その〜……W30EoFm3ちょっとだけがんばってるよ」
「そっか、ほどほどに頑張れよ」
「V9585えへへ、W15EoFe9そうだね」
n2sir_me00A
(あ、梨穂子だ)
「ダイエットはどんな調子だ?」
「V9586元に戻っちゃったよ……EcFm6うぅ」
「いいじゃないか、とりあえず/身体測定は切り抜けたんだし」
「V9587う〜ん……W15P0Fe9m3EoW30そうだね。/そう考えることにするよ」
「V9588あれ? W30Nn」
「V9589どうしたの?」
「うん、ちょっと梨穂子と話でも/しようかと思ってさ。でも……」
「V9590Fm4でも?」
「水泳の補習の最中なんだろ?/邪魔しちゃ悪いよな」
「V9591ちょうど休憩中だし、EF3大丈夫だよ」
「そっか、ナイスタイミングだったな」
「V9592だね、EcF3えへへへ」
n2sir_me00A
n2sir_me00A
n2sir_me00A
(あ、梨穂子だ)
「あの店のクレープ、美味しかったな」
「V9593Fm4そうFm3? W15EcF3よかった。/W15Eoどのトッピングも美味しいんだよ」
「そうなんだ。じゃあまた行ってみる/かなぁ」
「V9594目指せ全種類制覇! F3EcW6F2Eoだね」
「あはは」
「V9595ねえ、今って時間あるの?」
「そうだな……ちょっと話でもするか?」
n2sir_me00A
n2sir_me00A
「V0443よう大将。EF3今日は何食べるんだ?」
「そうだなぁ……。やっぱラーメンかな」
「V0444なるほどな……。Eoメシを食った後って/何か用事はあるのか?」
「いや、別にないよ」
「V0445そりゃよかった。じゃあ後でテラスに/来てくれないか?」
「いいけど、食べながらじゃ駄目な話か?」
「V0446今は食堂混んでるだろ?」
「あ、そうだな。じゃあ後で」
「V0447おう、頼んだぜ」
(今日のラーメンは中々レアだったな)
(……まさかチャーシューの在庫が切れるだ/なんて……)
(しかも、代用のトッピングがエビ天だとか/普通ありえないよな……)
(しっかり食べちゃったけどさ……)
「V0448おう、わざわざ悪いな」
「で、どんな用事だ?」
「V0449EcFe9m3ちょっと相談したいことがあるんだ」
「いいけど……。もし恋の悩みなら、/相談に乗れるほど経験は無いぞ?」
「V0450それは知ってるよ」
「おいおい……はっきり言うなよ」
「V0451ははは、W30EoF3まあ冗談は置いといてだな。/EF9今度ウチの店でデザートを出すことに/なってな。Fm3どんなのがいいと思う?」
「なるほど、デザートか。/それは確かに……って、梅原の家は/寿司屋だよな」
「V0452EF9だから困ってるんだよ。W15Fm3オヤジに/『お前に任せた』って言われてさ」
「へぇ〜凄いじゃないか」
「V0453単に自分が面倒だから押し付けたんだよ。/EF1それより何かないか?」
「デザートか……う〜ん……」
「あ、あれはどうかな。一時期流行った/透明でぷるぷるしてるやつ」
「V0454EFe3m4ゼリーか? W15EF7なるほどな……」
「違う違う、ゼリーじゃないって。/え? わからないのか?」
「V0455EFe9m4ゼリーじゃない? Fm9じゃあ寒天か?」
「いやいや、ほら!/あのイカ刺しみたいな……」
「V0456EFe7m9イ、EFe9m8イカ!? W30EcFe8m1う〜ん……」
「V3000どしたの? 二人して難しい顔して」
「ああ、梨穂子か。丁度いい所に」
「V3001Fm4ん、Fm3何?」
「梅原に説明してたんだけどさ、/ほら、イカ刺しみたいな……」
「V3002ナタデFm4ココ?」
「そうそれ! さすが梨穂子」
「V0457な、なんでそんなのでわかるんだ!?/EFe9m4デザートって話もFm1してないのに!」
「V3003まぁその、W30EoFe9m3長い付き合いですから〜」
「V0458EF4はぁ〜……EcFe9m3すごいもんだね」
「V0459俺は『イカ刺し』って言われたら/イカしか思い出せないよ」
「V3004お寿司屋さんだもんねぇ」
「V0460いや待てよ……。W30EFe3もう一つイカ刺しに/似てる物をEF1思い出したな」
「何だ?」
「V0461Fm4マンボウのFm1刺身」
「V3005EF4マンボウ? EFe3マンボウって、あの/海の中でぼ〜〜っとしてるあれ?」
「V0462ああ」
「というか『マンボウは食べられる』って/いうのが驚きだよ……」
「V0463EcFe1m4新鮮なマンボウはFm3すごく旨いんだぞ。/EoFe9残念ながらウチでは仕入れてないけど」
「V3006へぇ〜〜」
「V3007EFe7マンボウかぁ……Fm3」
「……梨穂子」
「V3008EFe3うぁ?」
「よだれ」
「V3009B90EF5うへぁ! P2EcF2W45S……えへへへへへ〜」
「まったくもう……」
「V0067はおはお〜EoF3桜井〜」
「V3010あ、香苗ちゃん、EcはFm4お〜」
「……」
「EF9……」
「なんだその挨拶」
「V0068EF4え? W30EF3今クラスで流行ってるのよ/梅原君、EcFm4はお〜Fm3」
「V0464Fm5は、W15SEcFm4はお〜Fm3」
「V3011EcF3Nn、W30Fm4はお〜Fm3」
「……はお〜」
「V0069Fm4で、何してたの?Fm3」
「実は、梅原が……」
「V0465ってワケだ」
「V0070EF4ふうん……W30EF3やっぱり幼馴染って/ツーカーの仲なのね〜」
「V0466EoFe9m3本当だよな」
「ま、付き合い長いからね」
「V0071私だとFm3たま〜に桜井の言いたいことが/Fm4理解できなかったりFm3するのよね〜」
「いや、梨穂子……じゃなくて/桜井の言いたいことって/僕でもたま〜にわからないよ」
「V0072EF4あ、EF9やっぱそうなんだ。/EFe9m3桜井の思考回路は特別よね〜」
「V3012Fm4ちょっと〜Fm3、何? 二人して」
「V0467EF9ごめん桜井さん、これは俺もフォロー/Fm3できないわ」
「V3013EFe9m8え〜〜」
「V0073EF7とはいっても、W30EF3私らよりはNm君の方が/桜井の事わかってるんじゃない?/おしどり夫婦っていうか……」
「え?」
「V0468どちらかというとEFe9m3R夫婦R3めおと漫才って/感じもするけどな」
「V3014なんでやねーん!F3Eo」
「おいおい……それじゃあ本当に/そのまんま漫才じゃないか」
「V0074あははははっ、本当だっ。/W30Eo二人でコンビ組んだら?/案外イケるかもよ〜」
「V3015EF4そう? P1EcF3W45それじゃツッコミの練習/しないとね〜」
「いや、桜井に練習は要らない気がする」
「V3016EoF4え? W30EF3私のツッコミって、Fm4もうプロ級Fm3?」
「桜井はボケの方だから」
「V3017EFe9m6え〜〜〜っ」
「V0469Ecおあとがよろしいようで」
「V0075SEF4見事だわ……」
「あっ、梨穂子」
「V3018はお〜っFm3」
「その挨拶、まだ流行ってるのか?」
「V3019ううん、もう廃れてるよ」
「流行り廃りが早いなぁ……」
「V3020Fe9Ecまぁ、そういうもんですよ」
「V0076そういうもんだよね」
「V3021EoF4あ、EF3香苗ちゃん」
「V0077ねぇ、Fm4あんたらいつも一緒にFm3居ない?」
「そうかな?」
「V3022EFe9m3そんなことないよ〜」
「V0078EF4そうなの?」
「昔と比べて、だけどさ」
「V0079EF3へぇ〜詳しく聞きたいな」
「昔は……小学生の頃はそれこそ/毎日の様に一緒にいたかなぁ」
「V3023だよね〜」
「近所の駄菓子屋に行く時には、/いつも、りほ……/桜井が付いて来てたから」
「V0080Fm4へぇ〜」
「V3024Fm4でもね〜、W30EFe9m3昔は逆だったんだよ〜」
「V0081Fm3逆って?」
「V3025EFe3m4Nnがいつも私の後をEcついてきてたん/だよ〜Fm3」
「V0082EF4ほっEcW6Ehほぉ〜Fm3」
「え? 何言ってるんだよ」
「V3026EoFe9m4ホントだよ〜。/P0Fe7m4W45小学校の〜……W30EF32年生の時くらいまで」
「そんなことあったかなぁ……」
「V3027EFe9m4あったよ〜」
「V0083どんな男の子だったの?」
「V3028EF3何かあるとすぐに/EFe9m4『りほちゃんりほちゃん、どうしよう?』/W15EF3……って聞いてきてたんだよ〜Ec」
(……記憶にあるような無いような……)
「V0084EF4へぇ〜……/W45EF3じゃ、なんで今はFm4こ〜んな桜井に/Fm3なっちゃったわけ」
「V3029こ〜んなって……」
「う〜ん……気がついたらこんなだよ」
「V3030Fm4気がついたらって……」
「V0085そうかFm3そうか、/W15EoFe9m3Nm君も大変だったんだね〜」
「いや〜わかって貰えて嬉しいよ」
「V3031む〜」
「V0086Ecまぁまぁ」
「V0087Eoそれで今はこういう感じなのね」
「そうそう」
「V0088EcFe4m3そっかぁ、W30EoFe9m3今後も桜井の面倒/見てあげなきゃねぇ」
「そうだね。やれやれだよ」
「V3032E…W30…EFe9m3」
「どうした? 桜井」
「V3033EF5うぇ? P3EcFe3m2W30ううん、なんでもないよ〜」
「V0089EF3なんでもないよね〜?」
「V3034F3Ecね〜」
「V0090EcF3ね〜」
(女の子達のノリには、時々/ついていけないな……)
「V0091ささ、次は教室移動だよ桜井」
「V3035F4Eoあれ、W30EFe9m3そうだっけ?」
「まったく、しっかりしろよ……」
「V0092Ecあはは、W15Eoそれじゃまたね」
「V3036EF3またね〜」
「うん。それじゃ、また」
「ふう……」
(そっか、子供の頃って/そんなだったっけ……)
(いつから今の関係に/なったんだっけな……)
(……おっと、それどころじゃないや/授業が始まっちゃうぞ)
(ふ〜……お腹が減りすぎだよ……)
(今日は何を食べようかな。/定番でラーメンか? いやB定食も……)
???
「Nn〜、V3037今からおひるごはん?」
(この声は……)
「梨穂子か。ちょっと先生に頼まれて/資料室に行ってたんだよ」
「V3038『おぅい、こ〜れ資料室に返しとけ〜』W15EcW4P0F3EoW60/……って?」
「似てないな……敷島先生のつもりか?」
「V3039EFe9m4え〜っ、でも敷島先生だってわかった/んだからFm3似てたんじゃないの?」
「そんな口癖は敷島先生しか居ないからな」
「V3040む〜」
「V3041EoFe3m4あ。W30EF3それより何食べるつもりなの?」
「うーん、梨穂子は何を食べたんだ?」
「V3042EcFe2m4私はなんと! Fm2スペシャルランチ!」
「ええっ! スペシャル?」
(スペシャルランチって……即売り切れの/人気メニュー、『スペシャル』の事/だよな!?)
「まだ、スペシャルが残っているとは……。/あ、味はどうだった!?」
「V3043EcFe8m4すっごくEoFe9m3おいしかったよ〜、EcFm4幸せって/Fm3こういうことを言うんだな〜って感じ!Eo」
「そんなにか……いいなあ……」
「V3044EF4え? ひょっとしてNn……」
「そうなんだ。実はまだスペシャルを/食べたことがないんだよ」
「V3045EFe9m3あっという間に売り切れちゃうからね〜」
「よし! じゃあスペシャル目指して/行ってくる!」
「V3046EcF3いってらっしゃーい」
「V3047どうだった?」
「見てのとおりだ」
「V3048EFe9m4B定食……」
「スペシャルは売り切れてたよ……」
「V3049Fm3がっかりだね〜」
「ああ、がっかりだ」
「V3050EoでもB定食も美味しそうだよ?/EcF3私、ハムカツ好きなんだ〜」
「梨穂子は食べたばかりなんだろ?/あげないぞ?」
「V3051EoFe9m4食べないよ〜Fm3」
「そうかそうか、いい子だなぁ。いい子には/ごほうびにこの漬物をあげよう」
「V3052あはは、ありがと。W30Eoじゃあこれ、お返し」
「チョコレートか、サンキュー」
「V3053Ecどういたしまして〜」
「それにしても……」
「V3054EoFm6なあに?」
「梨穂子はいつもお菓子を持ち歩いてるな」
「V3055そうかな?」
「そんなんだから身体がぽよぽよ/しちゃうんだぞ」
「V3056ぽよぽよって……SdEFe8m4何だーこらーFm3」
「これ以上梨穂子が太るとよくないから/このチョコは貰っておいてあげよう」
「V3057EcF3それはどうも。W30P0EoFe8m4W30っていうか太ってない!/Fm6りぴーとFm4あふたみー!」
「あはは、すまんすまん。/太ってない太ってない」
「V3058EFm3よろしいっ。W30EcF3あははっ。W30EoFe9m3……っていうか/早く食べないと冷めちゃうよ」
「あ、いけね」
「V3059EcF3えへへ、W15Eoじゃ、またね」
「ああ、またな」
(さて、それじゃご飯、ご飯、っと)
(……)
(……ハムカツ3枚かと思ったら、/2つはタマネギじゃないかこれ……)
(今日のB定食は、ハズレだったな……)
(何か用事があった気がするんだけど、/一体なんだったかなぁ……)
(う〜ん……思い出せない……)
???
「V3060とあっ!」
/Ti0          Ti2ぺしAs0b0っ
「うわっ」
「まったく……なんだよ梨穂子」
「V3061何Fm4ぼ〜っとFm3してるの?」
「確かにぼ〜っとしてたんだけどさ……」
「出会うなりチョップするっていうのは、/女の子としてどうなんだ?」
「V3062Ecえへへ、W30EoF3いつもNnにやられてるから、Fm4/お・Fm6か・Fm3え・Fm9しFm3!」
「僕のはツッコミだって!」
/Ti0          Ti2ぺしっ
「V3063どこが違うのよ〜」
「ボケてもないのにチョップ食らわすのは/ただの暴力っていうんだ」
「V3064EFe7m4そうか〜W30EFe9m3暴力は良くないよね」
「V3065EFm4……っていうか、別に私だってボケてる/訳じゃないよ?」
「あはははは」
「V3066EFe8m4んも〜」
「V3067Fm4そういえFm3ば、なんだけど」
「ん、どうした」
「V3068どうだった? ハムカツ」
「ハムカツ? ああ、あのB定食か」
「『ガッカリ定食』って感じだったよ……/3枚のうち2枚はタマネギだなんて……」
「V3069EFe9m4そっか〜Fm3」
「はぁ……スペシャルか……/一度でいいから食べてみたいよ……」
「V3070EcF2おいしいよ〜、P0EoFe9m4W45ほっぺただらり〜って感じ/EcF3究極のメニューだね!」
「なるほど……W15さっぱりわからないな」
「TVの『おいしん坊将軍』のように/もっと豊富なボキャブラリーを駆使したり/して伝えてくれないと……」
「V3071むぅ」
「全身を使ってみなぎる美味しさを表現する/とかさ、梨穂子なら出来るだろ?」
「V3072ええ〜〜っ、Fm6わかんないよそんなの。/Fm4せめてお手本を見せてくれないと〜」
「お手本だって? 仕方ないな……」
「じゃあ僕が体を使って表現してみせるから/そこでしっかり見てろよ」
「V3073本当に!? EF9って体で表現……?Fm3」
「いいか……。よっ……と」
「V3074EFe9m4……どのへんがスペシャル?」
「まだまだ、ここからだ」
「V3075EF5お、おお〜」
「さらに……左足を右手でがっちりホールド/して、まさに……スペ……シャル……!」
「V3076Fm4おお〜、Fm5すごい! Fm4確かにスペシャルの/美味しさはEcFe3m4そんな感じかも!Fm3」
「はぁ……はぁ……。W30だろ?」
「やっぱり人の心を揺さぶるためには、/これくらいの事をしないと駄目なんだよ」
「よっ……と」
「ふう……」
「しかし、僕が行くと毎回売り切れてる/気がするんだよなあ……」
「V3077F4Ec日ごろの行いが物を言うわけFm3ですよ」
「だったら梨穂子よりも僕の方がチャンスに/恵まれていても良い気がするんだけどな」
「V3078EoF7m4それは……EFe9m3そうだよね」
「いや、そこはツッコむ所だろ」
「V3079あ、EF3今のタイミングかぁ」
「V3080う〜ん……W30EoFe9m3私もまだまだだね〜」
「修行が足りないな」
「V3081Ecえへへへ」
「V0093ああ、EFe3いたいた桜井。捜したよ〜」
「V3082F4あ、香苗ちゃん。W30EF3何?」
「V0094茶道部のFm3先輩がウチらのクラスまで/あんたのコト捜しに来てたよ?」
「V3083EFe7m4何の用事だろ……P3F3W30うん、ありがと」
「V0095EF4あ、W30EF3丁度よかった。Nm君」
「え?」
「V0096梅原君があんたの事捜してたよ」
「梅原が? なんだろ……」
「V0097Fe7m4何か数学がEFe3どうとかっFm3て」
「あ! 今日のプリント回収、僕だった!」
「ありがと、香苗さん」
「V0098Ec早く行ってあげた方がいいと思うよ〜」
「そうだね、わざわざありがとう」
「V0099いいっていいって」
「V3084EoFe3m4えっと」
「そんな訳で僕は行くから」
「V3085EcF3うん、私も先輩のとこ行くから」
「ああ、またな」
「V3086またね〜」
(そういえば梨穂子は茶道部なんだよな)
(やってる姿が想像付かないけど……)
(おおっ! あるっ!/確かにあるぞスペシャルが!)
「おばちゃん! スペシャルあるんだね!」
食おば
「ええあるわよ、スペシャル定食で/いいのね?」
(よし! やった! ついにやったぞ!)
「おばちゃん! スペシャル大至急!」
「あはは、そんなにあせらなくていいわよ/はい、おまちどうさま」
(うぉぉぉ!! ついにスペシャルを/ゲットしたぞ!)
(すごいぞ! この芳しい香り!)
(もぐもぐ……う〜ん素晴らしい味だ……。/この味をどう表現すればいいのか……。/例えばそうだな……)
(普段のB定食が150ウマイだとすると/スペシャルは5万ウマイって所だな……)
(それにしても、付け合せだけでこんなに/美味しいんだ。メインディッシュとなると/一体どれほどの物か……)
(フフ……/なんだか世界が変わって見えるよ)
(おいしい食事って……いいなぁ……)
「V3087なんか幸せそうな顔してる〜」
「やっぱりわかるか? なんせ/今の僕は満たされているからな……」
「V3091満たされて……? W15EFe3m4あ! Fm3まさか……!」
「そう! 念願のスペシャルを食べることが/できたんだよ!」
「V3092お〜っ、W15EoFm3おめでと〜っ」
「はっはっはっは」
「梨穂子の言ってた事がよくわかる。あれは/美味しい、学食のレベルじゃないね」
「V3093EFe9m3だよね〜っ」
「トレーを彩る副菜達……」
「V3094EcF3うんうん」
「メインディッシュの存在感と、気品溢れる/たたずまい」
「V3095そして忘れちゃいけないのが……」
「V3096EcF3いつもの器が色あせて見える、とっても/かわいいお皿!」
「そう、その通り」
「そして具の多い味噌汁!」
「V3097EoFe9m4え? 味噌汁?」
「え?」
「V3098SdF3Ecそうそう、ミニデザートも美味しいよね」
「まったくその通……え? デザート?」
「……?」
「V3099……」
「それは違うメニューだろ?/僕はスペシャルの話をしてるんだぞ」
「V3100スペシャル……Fm3でしょ?/Fm4スペシャルランチ。Fm3ミニデザート付き」
「ランチ?」
「V3101あ!」
「V3102EFe9m4ひょっとして、W15Fm3なんだけど……」
「V3103SEスペシャルが今年の秋から/ランチと定食の2種類になってるって/Ec知らなかった?」
「何だって!? さ、先に言ってくれよ!」
「V3104え? EFe7m4私はちゃんと『ランチ』EFe9って/言ったと思うんだけど……」
「え? ちょっとまてよ……?」
(あの時は確か……)
「うーん、梨穂子は何を食べたんだ?」
「V3042EcFe2m4私はなんと! Fm2スペシャルランチ!」
「ええっ! スペシャル?」
(スペシャルランチって……即売り切れの/人気メニュー、『スペシャル』の事/だよな!?)
「まだ、スペシャルが残っているとは……。/あ、味はどうだった!?」
「V3043EcFe8m4すっごくEoFe9m3おいしかったよ〜、EcFm4幸せって/Fm3こういうことを言うんだな〜って感じ!Eo」
「た、確かにそう言ってた気がする……」
「V3105だよねFm3?」
「うう……それにしても……」
「紛らわしい! なんでスペシャルって付く/メニューが二つもあるんだよ!」
「V3106SF9Ecあははは……」
「だとすると……僕が食べたのは真っ赤な/ニセモノって言う事か……?」
(いや……待て! 落ち着いて考えよう!)
(スペシャル定食が、スペシャルランチに/負けたと決まったわけじゃない!)
「……梨穂子はスペシャルランチも/スペシャル定食も食べたことあるのか?」
「V3107えへへ。Eoあるよ〜」
「な、なあ梨穂子。/ちょっと聞きたいんだけどさ……」
「僕はスペシャル定食は5万ウマイ位だと/思ったんだけど、スペシャルランチは/何ウマイくらいなんだ!?」
「V3108えっと……」
「V3109いつも食べてるラーメンはどれくらい?」
「ラーメン……130ウマイくらいかな?」
「V3110だったら……W30EF330万ウマイ?」
「な……そんなバカな!」
「な、何かの間違いだろ? 梨穂子の舌が/故障してるとか……」
「V3111してないよ〜ひどいなぁ」
「V3112む〜っ……」
「でも、それ以外考えられないっ……!/そんなに差があるわけが……」
「V3113いや〜Fm3残念です〜……。EoFm6そうですか、/W15Fm3『定食』ですか……W45Eランチでなくて。/『定食』。W30Ecおほほほ」
「お……おのれ〜っ、こうなったら……」
・泣きながら逃げ出す
・梨穂子を呪う
・すごくがっかりする
「うわあああああ〜ん」
「V3114あ、ちょっと〜Nn」
(くそっ、僕って奴は……あれしきの事で/浮かれて……)
(スペシャル定食……ニセモノだったなんて/……裏切られた気分で一杯だよっ!)
「はぁ……はぁ……」
(ここでちょっと気を落ち着けよう……)
(ふう、ここは落ち着くな……)
(よし、大分回復してきたぞ)
(さて、教室に帰るか……)
「り、梨穂子を呪うしか無い……」
「V3115え〜っ! 私を呪ったって食べちゃった/ものは美味しくならないよ〜っ!?」
「そ、そうか。そうだな」
「V3116まだまだ高校生活は長いんだから、/食べるチャンスはEcF3沢山あるじゃない」
「そうかなぁ」
「V3117EoF3だってほら、学食のスペシャルは/1年で50回も出るんだよ?」
「そ、そうなのか? 全然知らなかった」
「V3118EcF4今のところまだ33回しかスペシャルが/出てないってことは……」
「V3119EoFe3m4ほらFm3! EF3まだ17回チャンスがあるよ!」
「珍しく梨穂子が論理的な事を……」
「V3120私はいつも論理的だよ〜」
「そうだっけ?」
「V3121そうだよ」
「あははは」
「V3122F3Ecえへへへっ」
「いやぁ、面白かった。/それじゃ、教室に戻るかな」
「V3123Eoそうだね。W30EF4あ……」
「どうした?」
「V3124私、購買部に寄ってから帰るから」
「購買にお菓子は売ってないぞ?」
「V3125EFe8m4シャーペンの芯を買いに行くの!/W30EFe9m4まったくもう……EoFe9m3」
「あはは、冗談だって。それじゃ、またな」
「V3126EF3うん。W30EcF3またね〜」
(うん、梨穂子のお陰で落ち込んだ気分も/回復してきたぞ)
「はぁ……ダメだな、僕は……」
「V3127EoF6え、W30SEF3あれ?Mh」
「僕はスペシャルランチも食べられない/とんだゾウリムシ野郎だ……」
「V3128そ、Fm3そんなことないって」
「V3129SdEFe7ミカヅキモくらいは……」
「何が違うんだ、それ」
「V3130Fm4葉緑体があるとか……/EFe9m4形が格好いいとか……Fm3」
「ひょっとしたら、なぐさめてるのか?」
「V3131EF6う……W30そういう風に聞こえなかった?」
「あんまり」
「V3132Ecう〜ん……W15SdP1EoFe9m3W30じゃぁ、これあげるから/元気出してよ」
「ビッグチョコププリコって……」
「V3133Ecえへへへ……W30EoFm4ダメ……かな?」
「お前は一体いくつお菓子を持ってるんだ」
「V3134EcFm3今日は4つしか持ってないんだけどね」
「充分多い!」
「V3135えへへへへ」
「なんでそこで笑うかな」
「V3136EoFe9Nnが元気になってよかったな、って」
「む……」
「そうだな、ありがとう」
「V3137EcFe3m2えへへ、W15Fm3よかった」
「それじゃお礼に飲み物をおごってあげよう/かな。何がいい?」
「V3138EoFe3m4ん〜とね、W15EF3じゃあ、ココアがいいな」
「ココア好きだよなぁ……じゃぁ行くか」
「V3139Ecうん、Fm4行こ行こっFm3」
(ふう……やっと昼休みか……)
「V3140すみませ〜ん、Nm君いますか〜」
女子A
「Nm君、呼んでるよ?」
「はいはい」
「なんだ、どうした?」
「V3141えへへへへ……W30EoFm4ちょっと、W15EoFm3相談が……」
「ん、別にいいけど」
「V3142Ecちょ、ちょっとこっち来て」
「ここじゃダメなのか?」
「V3143EoFm4ちょっと……Fm3ね」
(何なんだ、一体……)
「V3144あの〜W15EFe9その〜」
「どうした」
「V3145EF6Ts1太っちゃったかも……」
「え?」
「V3146B60EcFe7m5太っちゃったかも〜っ!Fm7」
「ええ?」
「V3147EoFe9m4だよね〜!? W30Fm7びっくりだよね?」
「いや、梨穂子がそんな事を気にしてるのが/意外だったから」
「V3148SEcFe9m6うぇ、W30EoFe9m4ひどいよ〜」
「ま、今のは冗談にしても……そんなに/変わってるようには見えないぞ」
「V3149そ、そう?Fm3」
「僕の見た感じは、だけど」
「V3150でも〜」
「だからそんなに気にすることは/無いんじゃないか?」
「V3151EFe8m4でもFm8ダメなの〜!Fm6」
「なんだよ一体……」
「V3152EFe9m4もうすぐ身体測定があるじゃない?」
「ああ、そうだったっけ?」
「V3153EFe9m4身体測定といえば、Fm6オトメの一大事/なんだから〜!」
「そういうものか……で?」
「V3154EF4え?」
「それで、梨穂子はどうしたいんだ?」
「V3155あ、W15EFe3m6うん。W30EFe9m3それでね、ダイエットを/手伝って欲しいんだけど……」
「ダイエットねえ……」
「梨穂子は水泳の補習を受けてたよな?/あれでも痩せないのか?」
「V3156ダメみたい。EoFe9m4それと……」
「V3157もうあんまり時間も無いから/Ec即効性のあるのじゃないと……」
「『即効性』って……」
「ダイエットってそういうものじゃ/ないだろう」
「V3158EoFe9m4それはわかってるけど〜……」
「普段から節制せずに、最近噂の超特盛/なんとかパフェばかり食べてるからだ」
「V3159食べてないってば!」
「そうなのか」
「V3160驚天動地風林火山パフェの事でしょ?/Fm6……って、ダイエットしようっていうのに/パフェの話とかしないでよ」
「ああ、悪い悪い。……で、何か/ダイエットのプランはあるのか?」
「V3161うん、Fm4調べてきたのはねぇ……」
「ふむふむ、なるほどな」
「V3162Fm4一人だと、どうしても気を抜いちゃうから/Fm3Nnに監督してほしくて」
「そうか、そういうことならビシビシ/行かないとな」
「V3163I gotcha!!」
「お、久しぶりに聞いたなぁ、それ。/『わかった!』って意味だっけ」
「V31645年生の頃に微妙に流行ったよね〜」
「何ていったっけ、あのアニメ」
「V3165えっと、W30EFe3確かFm3『ほにゃららの戦士ソロ』」
「ほにゃらら……ほにゃらら……」
「ほにゃららの部分が思い出せないな」
「V3166う〜〜〜〜ん……」
「V3167EoFe9m7……て、W30Fm4それより今は〜」
「そうだな。悪い」
「よし」
「それでは現時刻を以って『梨穂子の/ぽよぽよダイエット大作戦』を/開始する!」
「V3168ラジャ〜!」
「よ〜し、それではまず……」
「V3169柔軟体操からであります、サー!」
「それじゃ柔軟体操からやるか」
「V3170は〜い」
(といっても……どうしたものかな……)
(本か何かで調べてみるか)
こうして梨穂子のダイエットを手伝う事になった。
(よし。図書室でダイエットについて色々と/調べてきたぞ。これで梨穂子を手伝って/あげられるな)
「V3171すみませ〜ん」
「っと、梨穂子だ」
「どうした梨穂子、体操服なんか着て」
「V3172Fm4えっと、ほら……Ec続きを……」
「続き……? 続きって?」
「V3173SB60EoFe9m4Ts1……だ、ダイエットの続きだよ〜Fm9」
「おお、やる気まんまんじゃないか。/それじゃ行こう」
「さて、今日はどうするかっていうと……」
「V3174うんうん……」
「V0120お! りほっち、やる気まんまんだね〜」
「V3175あ、るっこ先輩」
「V0121Eoわざわざ体操服で、Ecしかも労働力まで/連れて来るとはいい心がけだね〜」
「V3176EF4え?」
「V0054感心感心」
「……また、何か頼まれてたんじゃ/ないのか?」
「V3177SEF5え?E」
「V0122F1Ec……あぁ、EoFe9m2忘れてたのね」
「一体、何を頼んでたんですか?」
「V0123EFe9m9掃除、っていうか片付けっていうか……/Fm2備品のリストを作ってくれって……」
「V3178EF4あ、W15EFe9m3生徒会から言われてましたっけ」
「V0055Eoそういうこと」
「なるほど……」
「それじゃ、今回のダイエットは中止だな」
「V0124EFe2m6何だ、二人でダイエット/やるつもりだったのか?」
「V0125EcFe4m2それなら丁度よかったね。EoF2結構/大変だから、いいダイエットになるよ」
「だそうだ、よかったな」
「V0126F2Ecよかったよかった。/そんじゃ、よろしくね〜」
「V0056万事Ec解決……」
「V3179SEcFe9m6よ……予想外だよ〜」
「……僕はリストをつけるだけで/いいんだな?」
「V3180うん、とりあえずは」
「がんばれよ、梨穂子」
「V3181EFe8m4よ〜し、W30Fm3やるぞ〜っ」
「V3182Fm4おぼんが5枚〜お茶碗が12個〜/柄杓が2つ、Fm3茶せんが9つ〜」
「おぼん……お茶碗……と」
「V3183こたつ……Fm3もそうだよね」
「そうだろうな」
「V3184こたつ1つ、冷蔵庫1つ、食器棚が/1つ〜」
「ふむふむ」
「V3185竹刀3本、鉄アレイが2つ……/これってなんていうの?」
「どれどれ?」
「V3186バーベルの重し……だと思うけど/正式な名前はなんていうのかな?」
「……」
「何でそんな物があるんだ」
「V3187私に聞かれてもしらないよ〜」
「それより、この辺りの物って生徒会に/報告すると怒られるんじゃないのか?」
「V3188EcFm9だよね。W30EoFm3私もそう思う」
「V3189るっこ先輩が後でチェックして/マズそうなのは消しておくってFm3言ってた」
(このリストを作る意味、あるのかな)
「茶道部に関係なさそうなのは引っ張り/出さずに、とりあえず数だけチェック/しようか」
「V3190SEFe9m4でも奥にもまだFm3沢山……」
「仕方ないな……」
「V3191あとはあっちの棚の上が……」
「僕がやったほうがいいんじゃないか?」
「V3192EcF3いいからいいから〜」
「本当に大丈夫か?」
「V3193EoFe9心配性だなぁ、W30EcF3大丈夫だってば。/椅子、押さえててね」
(本当かな……)
「V3194えっとね……地球儀が1つ/バドミントンのラケットが3本」
「はいはい」
「V3195この奥にあるのが……よっ……/……っ!? きゃあっ!」
「あ……危ないっ!!」
Ti0Ts1/      Ts2 Ts4ドシーーーーン!W15As0b0
「お、おい、大丈夫か? 怪我とか/してないか?」
「V3196うん……あ、あいたたた」
「どうした」
「V3197ちょっと、ぶつけたみたい」
「平気か?」
「V3198どうかな〜……ほら……ここ」
「どこだって?」
「V3199ほら、ここ〜」
「V3200どう? 大丈夫?」
(り、梨穂子……なんて格好で……)
「V3201ぶつけたところ、青くなったり/してない?」
「いや……大丈夫みたいだ」
(そ、それよりこれは、僕が/大丈夫じゃなくなっちゃうよ……)
「V3202跡が残ったりしないかな?/かな〜り痛かったんだけど……」
「え、えっと……」
(見た感じ特に問題は無いと思うけど……)
(うう……白くてすべすべで……/やわらかそうだ……)
(それより、女の子のふとももをしげしげと/眺めてるこの姿を誰かに見られでもしたら/……それこそ大問題だよ!)
「うん、足の方は問題ない……」
「V0127よ〜う、Eoはかどって……SEFe4m8る?」
「あ」
「V3203えっと、Fm3ちょっと今は……」
「V0128B100あ〜……」
「V0129えーと……SEcFe4m6ん、W45EhFe7ゴホン……W30EcF2邪魔したね!」
(な、何か誤解されてる!?/誤解をとかないと……!)
「ち、違う、違います先輩! これは!」
「V0130うるさい! 追ってくんな!」
「いや、だから……!」
「V3204せ、先輩? どうしたんですか?」
「行っちゃった……」
「V3205どうしたんだろ?」
(……どうやらヘンな誤解をさせちゃった/みたいだ……後で何を言われるやら……)
「まぁ……いいや、続きをやるか」
「V3206F3Ecは〜い」
「V3207エプロンが3着、/サッカーボールが2個……」
(よし。図書室でダイエットについて色々と/調べてきたぞ。これで梨穂子を手伝って/あげられるな)
(さてと、梨穂子は……)
「V3208あれ? Nn」
「おっ……梨穂子。ちょうどいい所に」
「ダイエットについて色々/調べてきたから、やってみないか?」
「V3209EF4え、W10EF3本当? W10Ecありがと〜っ」
「気にするなって。それじゃ行こうか」
「V3210SEoF4え? 行くってどこへ?」
「どうした?」
「V3211だ、だって、水着だなんて〜……」
「仕方ないだろう、水の中での運動が/効率いいって書いてあるんだから」
「V3212うん〜〜EcW6P3F7Eh……」
(う〜ん……確かにぷよぷよしてるといえば/してるけど……)
(ダイエットが必要なほど太っているとは/思えないんだよな……)
(梨穂子が『したい』って言うから/仕方が無いんだけど……)
(っと、いかんいかん。/こんなにジロジロ見てちゃセクハラに/なっちゃうよ……)
「よ、よし。/それじゃ準備運動から始めようか」
「V3213LdEFe9m3Moは〜いMcW6Le」
「V3214いっち……にぃ、さん……し」
「体は結構柔らかいんだな」
「V3215そだよー……W30っと/W15……ほら、すごいでしょ」
(開脚前屈で床に胸が付くとは……/確かにすごい……)
「V3216ブリッジとかも出来るんだよ〜W15/やらないけどね」
「え? あ、ああ」
「V3217いっち……W15にぃ、さん……W30し……っと」
(り、梨穂子がジャンプする度に/ぽよんぽよんしてるよ……)
「V3218ふう……EoF3準備体操はこれくらい?」
「あ、うん、そうだね」
「それじゃ今度は……」
???
「V0131おいこら」
「は?」
「V0132『は?』じゃないよ、『は』じゃ……。/何をやってるのだ、このセクハラ魔人」
「セ、セクハラ……」
「V3219ち、違うんですよFm3先輩。/Fm4NnはFm3私のダイエットを/手伝ってくれようとしただけで……」
「V0057ダイエット……F1Eo」
「V0133ほぅ」
「V0134おいおい、EoFe9よく見てみろよ! りほっちの/どこにダイエットの必要があるってんだ。/今が一番かわいいだろ?」
「はぁ……まあ……」
「V3220え?」
「V3221あ、で、でも体重がちょっと……/SdEcFm9その……」
「V0135EFe4m7ほう? Ecなるほどね……」
「V0136どれどれ、お姉さんが聞いてあげよう」
「V3222Ts1えっと……」
「V3223Ts1Fm6それで……Nnには……EcFe6」
(長いな……)
「V0137なるほどね、りほっちのオトメ心/よ〜っくわかった」
「V0058聞くも涙、語るも涙」
「V0138EoF2それじゃ、私達も協力してあげるよ」
「V3224EF4あ、W30EcF3ありがとうございますっ」
「V0139そんな訳だから、Fm2あんたは用済みね」
「ええっ」
「V0140何」
「せ、折角メニューを考えてきたのに……」
「V0141それじゃ、EoFe1m2そのメニューは私達が/活用してあげるから」
「で、でも……」
「V0142Fm8なんだぁ? りほっちに直接指導しなきゃ/マズイ事でもあるのか? W30Wv330ん〜〜?」
「V0059Wv0…………Wv210」
「い、いえ……」
「V0143だよねぇ? さ、それじゃ行った行った/私らも着替えるんだから」
「え! 先輩たちも水着……ですか」
「V0060見たいのか」
「それはその……」
・すごく見たい
・そうでもない
「すごく、見たいです」
「V0144な……」
「V0061ほぉ……」
「V0145どうしても見たいっていうなら/EoF2見せてやってもいいEcけど」
「V0062EcF3レアもの」
「そうですね、是非……」
「V0146ふん……」
「V0147よしよし、Fm3じゃあそこで待ってな」
「V0063首を洗ってまってろ」
「V3225……」
(う……何だか梨穂子の視線が/痛い気がする……)
「V0148はいお待たせ」
(おっ! 夕月先輩の水着姿が……)
「おぉ……」
(胸……は大きくはないな……)
(スレンダー……という言い方で/いいのだろうか?)
「V0149おい」
「は、はい」
「V0150SF8人の水着姿を見て/首をかしげるんじゃあないッ!Fm9Eo」
Ti0Ts1/          Ts2 Ts4ガッTi2!W5As0b0
「す、すみません! ……って僕、/そんな事してましたか!?」
「V3226F9EcSあはは……」
「そういえば……飛羽先輩は?」
「V0151愛歌は着替えるのに時間かかるからな」
「そうなんですか」
「V0064待たせた」
(おっ! 飛羽先輩の水着姿を……)
(水着……姿……)
(水着?)
「V3227もう! 何じろじろ見てるの!」
「V0065えっち」
「え? W60あ! ああ、すみません」
(謎の多い先輩だ……)
「V0152せっかく水着姿を披露してやったんだ/もう少し嬉しそうにしたらどうなんだ?」
「そ、そうですね……」
(う……堂々とされても、それはそれで/気恥ずかしいな……)
「V0153さて、あんまりNmをからかってても/仕方ない。ダイエット作戦を始めますか」
「そうですね、じゃあまずは……」
Ti0Ts1/          Ts2 Ts4ガッ!W5As0b0
「いてて……」
「V0154何言ってんだ」
「V0066あんたは外」
「ええっ……」
「V0155水着も無いんだろ? EoF1ほらほら出た出た」
「り、梨穂子……」
「V3228あはは……」
「V0156あんたのやりたかった事は、/Ec全部私達がやってあげるから」
「えっ! やりたかった事って……/ま、まさか……そんなすごい事を……」
「V0157……」
「V0067……」
「V3229……」
「V3230な、何するつもりだったの!?」
「V0158ええい! 出ろ出ろ!」
「V0068……Wv130さらば」
「あいたたた……」
(いてて……追い出されちゃったよ……)
(何かマズい事言っちゃったかなぁ……)
「ううっ、さっ……寒い……」
(仕方ない。教室に戻ろう……)
「そうでもないです」
Ti0Ts1/          Ts2 Ts4Ti2ガッ!W5As0b0
「あいたっ!!」
「V0159失礼にも程があるな」
「す、すみません」
「V0160そりゃまあ、りほっちほどは/ナイスバディじゃないけどさ」
「梨穂子もナイスバディとは言えないと/思うんですが」
Ti0Ts1/          Ts2 Ts4どんTi2っ!W5As0b0
「うわっ」
「V3231ひ、ひどいよ〜。/EFe9m6確かにその通りだとは思うけどさ〜」
「V0069これ以上被害が出ないうちに、W15P1W45去れ」
「そ、そうした方がいいみたいですね……」
(ふう……思ったことをそのまま/言うものじゃないな……)
こうして梨穂子のダイエット計画は先輩たちに/引き継がれた。
「V3232せ、せんぱいっ何するんですか〜っ!」
(一体どんなダイエット法を……/気になる……)
(そういえば身体測定も終わった頃/だけど……)
(梨穂子のダイエットは成功したのかな?)
「V3233やったー!」
「うぉ、どうした梨穂子」
「V3234どうしたもこうしたも、/Ecダイエットだ〜い成功だよ〜っ」
「ナニ!」
(結局、ほとんどまともにダイエットなんて/やってないんだけど……/成功したのならよかったな)
「そうか、それで何kgになったんだ?」
「V3235えへへ……W30Fm4それがね〜Fm3……」
「V3236B50EFe9って、W30Fm3仮にもオトメに体重を聞かないで/欲しいなぁ〜」
「オトメ……まあいいや。で?」
「V3237EF4なんと、W30EF3500gも減ったんだよ〜/Ecやったね! W15EoF3って感じですよ」
「500g……」
「V3238これで今まで我慢してたFm3冬限定の/モンブランロールも、EoFe7m4心おきなく/Fm7食べられる〜……」
(そんな聞くだけで甘そうな物を食べたら/元の木阿弥のような気もするけど……)
(まあ本人は喜んでるみたいだし、いいか)
(そういえば身体測定も終わった頃/だけど……)
(梨穂子のダイエットは成功したのかな?)
「V3239ねぇねぇねぇNn〜っ」
「どうした梨穂子」
「V3240ううっダイエット失敗だよ〜」
「そうか……それは残念だったな」
「V3241Nnにも手伝ってもらったのに……/EFe9m4ごめんね……」
(う〜ん……といっても手伝いらしい手伝い/なんて、ほとんどしてなかったし……)
(むしろこっちが心苦しいよ。/なにかなぐさめの言葉を……)
「あんまり気にすることないよ」
「V3242EF4え?」
「もとから気にしなきゃいけない程/太ってたわけでも無いと思うし」
「V3243そ、W30そうかな」
「うん。僕は気にしないよ」
「V3244Fm4そう?」
「V3245EcFe8m6…W30…W15EoFe7」
「V3246EcFe9m3えへへ、W30F3Eoじゃあ私もあんまり/気にしない様にするよ」
「そうか?」
「V3247うん、EFe9m4だってダイエットしたかった/Fm3理由は……」
「理由は?」
「V3248EcFe9m2えへへへ、W30Fm3なんでもないですよ」
「何だ? まったく……。/まあ元気になってよかったけど」
「V3249うん。W30Eo元気になったよ!/W30それじゃまたね〜Ec」
「ああ、またな」
(何だかわからないけど、梨穂子が/元気になってよかったよ)
(梨穂子は茶道部室にも教室にも/いないし……)
(どうしようかな……)
「Nn、V3250これから帰り?」
「えっ?」
「ああ、梨穂子。/梨穂子は帰らないのか?」
「V3251今日は水泳の補習なんだよね〜」
「そっか」
「V3252最近は水泳部の人にFm4教えてもらって/いるんだよFm3」
「水泳部……」
「それって……どんなヤツなんだ?/もしセクハラとかされたら……」
「V3253え?」
「V3254あ、えへへ。EoFe9女の人だよ」
「え……あ、ああ。そうだよな」
(水泳部の女子……ひょっとして……)
「ちなみにその女の人は何年生なんだ?」
「V32573年生だよ。EFe9m4見た目怖そうな/感じなんだけど、EF3やさしい先輩」
「あぁ、もしかして塚原先輩か」
「V3258そうそうそう。W30EFe9m3……よく知ってるね」
「色々あって、ちょっとね」
「V3259ふ〜ん……W15Fm4そっか……Fm6」
「で、どうなんだ?」
「V3260え?」
「え? じゃなくてさ。上達してるのか?」
「V3261あ……W30SdEcF3うんうん。W15EoF3塚原先輩の/教え方が上手でね。これなら補習も/ばっちりだと思うよ」
「そっか、よかったじゃないか」
「V3262うん。Ecすっごく助かってるよ」
「V3263それじゃ、補習受けてくるね」
「ああ、頑張ってな」
(そっか、塚原先輩が教えてくれてるんだ)
(塚原先輩ならとりあえず安心だな)
「俺には昔から常々疑問に思ってた事が/あるんだよ」
「どうした梅原、あらたまって」
「昔からよく言われる話でさ、漫画や/そういう雑誌なんかでもよく見るけど/実際はどうなのかってね」
「回りくどいな……何の話だ?」
「その、よく聞くだろ? 水に浮くとか」
「水に浮く? あ! それはつまりその……」
「そう、胸の話だよ」
「なるほど……」
「」
「何話してるの?」
「うわあっ!」
「何って……今日の夕飯は何なのかなって/話だよ。なあ?」
「え? そ、そうそう。」
「怪しいなぁ〜二人〜」
「えっ!? ぜ、全然怪しくないよ?」
「そう言われると確かに怪しいかも」
(……ううっ、どうすればいいんだ。助けて/くれ、梅原っ……)
「あ!」
「あ! おい!」
「いいじゃ〜ん。別に何か隠し事するような/仲でもないでしょ?」
(ええ〜い、もう知らないぞ!)
「よし、わかった。梨穂子に聞いてみよう」
「やっと話す気になったか」
「その代わり、聞かれたことにはちゃんと答えてくれよ?」
「な〜に? もう。大丈夫だってば」
「そうか? じゃあ聞くけど……」
「え〜〜〜っと……」
(梨穂子は……部活かな?/ちょっと茶道部に行ってみよう)
「V3264ふんふんふん〜♪」
(また妙な歌を……)
「V0161大丈夫? あの子」
「うわっ……あ、夕月先輩。W15/飛羽先輩は一緒じゃないんですか?」
「V0162愛歌は家の用事でEFe9m2先に帰ったよ。/P1Fe3m4それよりさ……」
「な、なんでしょう」
「V0163ね、あの子ってよくヘンな歌を歌いだす/んだけど、あれって昔からなの?」
(やっぱり部活中も歌ってるのか……)
「ええ、昔からあんな感じですよ」
「V0164そっか〜」
「V0165見てるとたまに不安になるのよね〜/EcFm7この子はこんなんで本当に大丈夫/なのかな〜っEoFe9m2てね」
「すごく……わかります」
「V0166この気持ちはひょっとしたら恋……」
「そうですね……って、いやいや。/どう考えても違うと思いますよ」
「V0167ああそう? EcF2ま、そりゃそうだ」
「V0168しかし、不思議だよねぇ。/EF9あれで大したトラブルもなく/暮らしていけてるんだから」
「周りの人が全部解決してるんじゃ/ないですかね?」
「V0169ああ、EcW6EoFe8m2あんたとか?」
「まあ……そうですかね」
「でも、僕は梨穂子にも随分助けられて/いますよ。落ち込んだ時は特に」
「V0170ふふふ、P0Fe9m2W30あの子はEo和むよねぇ」
「ええ、この前も……」
「V3265あれ? 先輩、EF3なんで中に/入らないんですか?」
「V0171ああ、あんたの保護者と、/EFe9m2あんたの将来について色々話してたのよ」
「V3266ひ、人の居ないところでそういう/Fm3重要な話をしないでくださいよ〜」
「目の前でされるのもイヤだと思うぞ」
「V3267Fm4う、それはそうなんだけどさ」
「V0172ま、いいや。続きは中でやろっか」
「V3268はい、お茶」
「あ、ありがとう」
「V0173『不安だ〜』なんて言ったけどさ、/EoFe9m2まぁ、りほっちは大丈夫な気がするよ」
「V3269本当ですか?」
「V0174あんたは『助けてあげたいオーラ』みたい/なのがにじみ出てるからね〜」
「V3270EFe9m3出てないですよ〜そんなの〜」
「V0175でも同じだけ『いじってオーラ』もFm2出てる/からねぇ」
「あぁ、出てますね」
「V3271出てないってば〜Fm3」
「天然っていう言い方もありますかね」
「V0176あぁ、そうだね」
「V3272EcF4お茶を教わり始めてから、Fm6きちんと/出来るようになりました!」
「V0177ほぉ」
「へぇ〜」
「V0178確かにお茶をR点R1たててるときのりほっちは/幾分シャキっとしてるかな」
「そうなんですか!」
「V3273そんなに驚かなくても……」
「ああ、ごめん。ちょっとイメージが/わかなくて」
「V0179実演してみせればいいじゃない」
「V3274い、EFe9m3今からですか」
「V0180道具は出さなくていいから。/茶器があるR体R2ていでやってみて」
「V3275EF6……」
「どうした?」
「V3276EFe8m4わかりました、W30Fm3やってみます!」
「V0181よしよし。その意気だ」
「V3277EcF4こほん……P1F3EoW45では……」
「V0182りほっち、置く場所、逆」
「V3278あ、あれっ?」
「V3279あれ? え〜と……あ、順番が逆だ」
「V0183くくっ……」
「V0184あははっ、違う違う。/やっぱり道具が無いと難しいか」
「V3280色々間違えちゃって……Ecごめんなさい」
「V0185ああいや、W15WEo思わず笑っちゃったけど/それはそれでいいんだよ」
「V3281Fm8EoフォローはFm6いいですよ……」
「V0186甘い。甘いなぁ〜」
「V0187……茶の湯で大事なのは、もてなす心。/Eo余りに心が入りすぎたから/EFe9緊張して間違ったんでしょ?」
「V0188EcFe4m1キチンと出来ても心が入ってないよりは/EoFe9m2失敗しても心が入ってる方がいいって事」
「V3282先輩……」
「V0189ま、勿論キチンと出来て心が入ってるのが/EoFe9m2一番いいんだけどね」
「V3283F3Ecあははっ、W15Fe9Eo頑張ります」
「V0190なんてね、立派なこと言ったけど/実は卒業しちゃった先輩の受け売り/なんだよ」
「V0191とにかく、おR点前R3てまえはこれからじっくり/練習すればいいって事EcF2」
「V3284F3Ecはい!」
「V0192今回はこんなだったけど、いつもは/本当にちゃんと出来るんだよ」
「V0193そのうち慣れると思うから、また/つきあってあげなよ」
「そうですね」
……こうして、茶道部室で3人で過ごした。
夕月先輩は僕が思っていたよりも、ずっと/先輩らしい先輩だった
しかし……『いつもは本当にちゃんと出来る』/なんて言っていたけど……
やっぱり想像がつかないや……
「梨穂子はこれから体育か?」
「V3285うん。今日はバレーボールやるんだって」
「バレーかぁ……」
「V3286EF7……」
「V3287EFe9ねえ、あれ本当なんだよ?」
「何が?」
「V3288お茶の作法。/W30Fm3いつもはちゃんと出来るって事」
「……ゴメンやっぱりちょっと疑ってる」
「V3289Ecあの有様じゃ仕方ないよね〜」
「何をあんなに緊張してたんだよ」
「V3290EoFe9m4そりゃ……」
「V3291Nnが見てたからだよ〜」
「そ、そうなのか?」
「V3292Fm4そうだよ〜」
「だったら尚の事緊張する必要なんか/無いだろう」
「V3293EFm6ん〜……」
「V3294EFe8m4逆に緊張するの!」
「そ、そういうもんか」
「V3295そういうもんです!」
「V3296普段は何てこと無いけど、ああいう場だと/やっぱり緊張しちゃうよ」
「そっか」
「V3297EcF6はぁ……W30Fe7Eo修行が足りないなぁ」
「頑張れ頑張れ、応援してやるから」
「V3298EcF3よっし、W45Fm4がんばるぞ〜Fm3」
「あははは」
「V3299えへへへ」
(今日は暖かいな。これなら屋上もかなり/いい感じかもしれないぞ)
(うん、屋上に行ってみよう)
(風も無いし、いい日和だな……/お、丁度いいところが空いてる)
(よいしょっと)
(ふう、たまには屋上で日向ぼっこってのも/のんびりして良い感じだな)
(……)
???
「V3300でね、その時にNnが/『それはご飯だろ』って」
「V0100あはははは、そうなんだ」
(入り口の辺り、誰か来たみたいだな。/この声は……梨穂子と香苗さんかな?)
「V3301だから、私はその後で〜」
女 子
「え〜と、桜井さん?」
(あれは……知らない子だな……/梨穂子に用事みたいだけど……)
「V3302え? あ、はい」
「これ、ウチのクラスの男子から」
「V3303え? え?」
「渡したからね、じゃあね」
「V3304……」
「V0101桜井〜これって……/ラブレターじゃない!?」
「V3305え、ええっ!」
(り、梨穂子にラブレターだって!?)
「V0102ねね、見せて見せて」
「V3306だ、だめだよっ」
「V0103いいじゃん〜! 見せて〜っ」
「V3307きゃぁっ、だ、ダメだって〜」
(行ってしまった……奥に僕が居たのには/気が付かなかったみたいだな)
(しかし……梨穂子にラブレターとは……)
(もの好きな奴もいるもんだな)
(ふぅ〜、気付いたらこんな時間か……。/早く帰るつもりだったんだけどな)
(今日はなんだか残ってる生徒が少ない/気がするよ……)
(人がまばらだと、いつも以上に/寒く感じるのはなぜだろう……)
(あ、梨穂子だ)
(折角だから一緒に帰るかな)
「よう、梨穂子」
「V3308Nn……」
「なんだ、元気ないな」
「V3309EoF4え?P3Fe9m3EcW45 そ、そうかな」
「今から帰りか?」
「V3310EoF4え、W30EFe7う〜ん……W30EcFe9m3その……」
「何か用事か」
「V3311EoFm4え〜と、W15ちょっと……」
「……どうした、何か心配事か?/誰かにいじめられてるとか……」
「V3312EcFe9m3ううん、EoFm6そうじゃないけど……」
「……」
「V3313……」
「じゃあ、どうしたんだ?/……言いたくないのなら、いいけどさ」
「V3314EF6……うん……」
「V3315EhFm6……でも、W60EcW5Fe9m4EoNnには聞いて欲しい/かも……」
「V3316Fm4ねえ、W15Fm3ちょっとだけ一緒に歩こ?」
「あ、ああ」
「V3317……」
「V3318あのさ」
「ん?」
「V3319その……/私、ラブレターもらっちゃったんだ」
「ああ、そうか」
「V3320あんまり驚かないんだ」
「……実は渡されてる所を偶然/見ちゃったんだよ」
「V3321そっか」
「……どうするんだ?」
「V3322え?」
「手紙貰った相手、どうするんだ?」
「V3323B50EFe9m6うん……Fm4どうしよう……」
「V3324EcW5EhF6これから、会いに行かなきゃ/いけないんだけど……」
「とりあえず、会うしかないだろ」
「待ちぼうけさせるなんてのは、/よくないよ」
「V3325Ecうん、W30EhFm6そうだよね……」
「V3326そうだよね。Fm4断るにしても、/Fm3会ってみてからじゃないと……」
「V3327EF4そっか、W30EFe7手紙には『桜井梨穂子さん/お話したい事があるので、公園で待って/ます』ってあるだけだから……」
「V3328EFe9m3まだ、ラブレターってFm4決まったわけじゃ/ないし……Fm3ね?」
(それは……どうだろうなぁ)
「V3329えへへ、W15EoFe9m3Nnに話したら少し/元気が出てきた」
「そりゃよかった」
「V3330うん、それじゃ、がんばってくるねEc」
「はいはい」
「V3331えへへへ」
(ははは、しかたないな梨穂子は……)
(……)
(どうするつもりなんだろう、/梨穂子は……)
(ラブレターか……)
(……梨穂子がどうしたか気になるし、/ちょっと捜してみようかな)
(茶道部室にいるだろうか……)
???
「V3332あ、Nn」
「え?」
「梨穂子」
「V3333Ecあはは、W30Eoこれから帰り?」
「いや、違うけど……」
「V3334EFe3m4そっかぁ……。/EFe9m3実は相談したいことがあって……」
「そうなんだ。うん、かまわないぞ」
「V3335EF4そう? W30EFe6それじゃ……W30EcFe7m6え〜と……/W30EoFe9m3とりあえず、部室に行かない?」
「そうだな、そうしようか」
「V3336うん」
「V3337あ、お茶出すね」
「いや、別に……」
「V3338はい、W30どうぞ」
「あ、うん」
「……」
「V3339EFe6m3……」
(……気まずい……)
(『相談したいこと』ってやっぱり/ラブレターの話だよな……/こっちから聞いてみるか)
「あの後どうなったんだ?」
「V3340EF4あの後W15ってW15EFe7……」
「V3341えっと、その……」
「うん」
「V3342実は、W30Fm6えっと……」
「言いたくないのなら別に……」
「V3343EF4あ……W30EFe9m3そんな事ないよ」
「V3344EFe6あのね、私、手紙の人から/つきあってくれって言われて」
「……どんな奴だったんだ?」
「V3345Fm6えっと……D組の男子で、/EFe9m4背はNnと同じくらいかな?/Fm3体つきも似た感じだった」
「そうか」
「V3346EFe6m4後は……W15P3Fe9m6W45よくわかんないよ/ちょっと話しただけだからFm3」
「V3347B50Fm4それで、EcW5Fm6Ehどうしたらいいのかなって/EcW4EoFm6Nnに相談したくて……」
「それは……」
(『どうしたらいいのか』だって?)
(それはこっちの台詞だよ……)
(『付き合えば』って言うべきか、それとも/『やめておけ』って言うべきか……)
(梨穂子は結構思い詰めているみたいだし、/ここはよく考えて答えないと……)
・『付き合うのはやめておけ』と言う事にしよう
・『付き合うなら勝手にしろ』と言う事にしよう
(よし、『付き合うのはやめておけ』って/言う事にしよう)
「V3348Fm6それで……」
「僕は……」
「V3349……」
「僕は、付き合うのはやめておいた方が/いいんじゃないかと思うんだ」
「V3350ん……W60EoFe9m3そっか」
「V3351うん、だったら付き合うのはFe9Ecやめとくよ」
「V3352EoB60それじゃお断りの返事をしなきゃだよね」
「えっと……その、いいのか?」
「V3353えへへ。W30Eoうん、いいんだよ。/W15EFe9m4それより……」
「なんだ?」
「V3354EFe3m4何で、断った方がいいって思ったの?」
「それはその……そうだな、多分……」
・何だか、取られるみたいでしゃくだったから
・相手の男が不幸になるのを見てられなかったから
「何だか、取られるみたいでしゃくだった/から……かな?」
「V3355B100え?」
「その……上手くは言えないんだけど……」
「もっと、梨穂子の事を良く知ってる人なら/納得がいくと言うか……」
「V3356EFe9m3……」
「ごめん、やっぱりまとめられないや」
「こんな良くわからない理由で反対されても/困るよな」
「V3357Fe9m3Ecえへへ、Eoそうでもないよ」
「V3358私も、EFe7m4もっと私のことを/よく知ってる人の方がEF3いいから……」
「そりゃそうだよな」
「まぁ梨穂子が断るって決めたなら/それでよかったんじゃないかな」
「V3359EFe9m7ん〜」
「V3360EFm3そだね。W30EcF3それじゃお断りの返事を/することにしますFm4よFm3」
「そっか」
「ひとりで大丈夫か?」
「V3361Ecあはは、W30E0Fe9一緒に行ったらヘンでしょ?」
「それもそうか、ははは」
「V3362EcF3ふふふっ」
「V3363Nnに相談してよかった。/W30Ecそれじゃ、またね〜」
「ははは、そっか。それじゃまたな」
(思ったよりあっさり説得できた/というか……)
(本当に僕の言う事なんか聞いて/よかったのか?)
「相手の男が不幸になるのを/見てられなかったから、かな」
「V3364え?」
「梨穂子の天然に振り回されるのは/僕くらいで充分だろ」
「V3365えぇ〜っ、W30Fm9ひどいなぁ」
「そうかな」
「V3366EFe8m4そうだよ〜」
「V3367F3EcB70えへへへっ」
「V3368EoFe9m3とりあえず『やめとけ』って事だよね?」
「ん……まあ、そうだな」
「V3369EcF4そうだね〜、W30EoFe9m3私もNn以外に/迷惑かけるのはしのびないし……」
「V3370Ecお断りの返事をしないとだね〜」
「うん、でも……」
「V3371EoFe3m4でも?」
「……いや、なんでもない」
「V3372そう?」
「V3373Nnに相談してよかった。/W30Ecそれじゃ、またね〜」
「そっか。それじゃまたな」
(……でも)
(でも……こんないいかげんな理由で/決めちゃっていいのか?)
(そう思ったけど、言えなかったな)
(ま、梨穂子が良いと言うなら、良いか)
(うん、僕には関係ない事だものな。/『付き合うなら勝手にしろ』って/言う事にしよう)
「V3374Fm4それで……」
「その……」
「V3375……」
「梨穂子の好きにすればいいじゃないか」
「V3376EFe6m4え……」
「僕には関係ない事だろ?/付き合うのなら勝手にすればいいよ」
「V3377それは……」
「V3378EcB100……うん……」
「……それじゃ、先に帰るから」
「V3379EhFm6はい……」
(なんだって言うんだ、梨穂子の奴……)
(それくらい自分で決めろよな……。/全く……)
(ふう……なんとなく気が楽だな……)
(やっぱり、梨穂子が『断りに行く』って/言ってくれたからだろうか?)
(それで僕の気が楽になるってのも/ヘンな話だけど……)
(……待てよ。本当に梨穂子はきちんと/断れたのかな?)
(梨穂子の性格だと、しつこく迫られたら/断れないかもしれないぞ……)
「う〜ん……気になるな」
(ちょっと梨穂子に聞いてみるか。/茶道部室に寄って行こう)
「V3380あれ? Nn」
「ああ、梨穂子。これから帰りか?」
「V3381うん、ちょうど帰る所だったんだ。/ね、一緒に帰ろ?」
「そうだな、そうするか」
「V3382Ecえへへへへ」
「ははは、どこかで買い食いでもするか」
「V3383さんせ〜っ。Eoクレープがいいな〜っ」
「V3384Fm2いちいちイ・チ・ゴ〜〜/Fm3ばなばなバ・ナ・ナ〜〜」
「ははは、ご機嫌だな」
「V3385そうかな? Fm4いつもFm3こんなだよ?」
「いつもそんなだと周りが迷惑するぞ」
「V3386EFe9m4う、W15Fm7迷惑?」
「うん」
「V3387Fm6う……」
「だから、迷惑料として梨穂子のクレープを/一口もらおうかな」
「V3388EcF6う〜、仕方ない。W15Fm3断腸の思いですが、/背に腹は変えられないと申しますから/なぁ〜」
「お、美味いな」
「V3389まだ全部言い終わってないのに〜」
「ああ、そりゃすまん」
「V3390EFe8m4お詫びにFm3それを一口よこしなさ〜い」
「あははは。どんどん食べてくれよ」
「V3391んふふ〜こっちもおいしいね」
「うん。本当に美味しい」
「V3392……ねえ、Nn」
「ん?」
「V3393EFe7m4実はね、EFe9m4ないしょにしてた事があるん/だけどFm3」
「……? 何だ?」
「V3394本当は公園で手紙の人に会った時に/もう、お断りしてたんだ」
「そうだったのか……。じゃあ、何でその後/僕にわざわざ聞いたりしたんだ?」
「V3395EFe7m4それは、EFe9その……」
「V3396B90EcFe9m3何でかな? W30Eo何だか、『聞いとかなきゃ』/……って、そう思ったから」
「何となく、かよ」
「V3397Fm4何となく、Fm3だね。W30F3Ecえへへ、EoFe9m4怒った?Fm3」
「いや、別に」
「頼りにされてたんだと思えて、ちょっと/嬉しかったよ」
「V3398F3Ecえへへへ、頼りにしてますっ」
「仕方ないなぁ……」
(そっか……梨穂子、最初から断るつもり/だったのか)
(何だか、ちょっと安心したって/いうか……)
(うん、よかった)
梨穂子とねこの話
梨穂子とねこの話2
「V3451えへへ……」
「どうした、急ににやけて」
「V3452EoF3Nnと一緒に帰るの、楽しいなって/思って」
「そうかな」
「V3453EFe9m4そうだよ〜Fm3」
「う〜ん、そうだな……」
「確かに梨穂子と一緒に帰ると、色々/ハプニングが起こって楽しいかも……」
「V3454Fm7え〜? Fm3そんな事ないよ〜」
「そうかなぁ……」
「そうだ、商店街に寄っていかないか?」
「V3455今日は英語の宿題が結構出たんだけど……/ま、いいか」
「おいおい、大丈夫なのか?」
「V3456英語は割と得意だから。/辞書さえあればなんとかなるもん」
「梨穂子って英語が得意だったのか」
「V3457洋画とか字幕で何度も見てると/結構覚えるよ〜」
「V3458知らない単語はどうしようもないけど、/辞書があれば……」
「V3459……」
「……?」
「どうしたんだ?」
「V3460えへへへへ……」
「梨穂子……まさか……」
「V3461Fm4辞書、Fm3学校に忘れちゃった……」
「はぁ……やれやれだな……」
「V3462ごめんね〜……W45私、取りに戻るから……」
「仕方ないなぁ」
「V3463うん。EcF3それじゃね〜」
「ああ、こら! 待て待て!」
「V3464え?」
「僕も一緒に行くよ」
「V3465Eえ?E W15EF3本当?」
「V3466Ecえへへ、ありがと!」
「V3467上履きとって来るね」
(ふう……結構日も落ちてきたな……)
「V3468お待たせ〜」
「あれ? コートは?」
「V3469Fm4荷物と一緒にFm3そこに置いてる」
「そうだな、僕も置いていこう」
「それじゃ行くか」
「V3470人の居ない校舎って……/なんだか普段より寒いね……」
「確かに……」
「V3471EFe3m7えっと……辞書はロッカーに……」
「シッ……」
「V3472え?」
「隣の教室から何か聞こえる」
「V3473え……」
「こんな時間に一体……」
(あ……あれは……)
「V3474あれって……」
「V3475キ……キスしてるよ〜っ……!」
「シッ……静かに」
「V3476うわ〜……ラブラブだよ〜……」
「うん……」
「V3477……」
「ゴクリ……」
「V3478じゃなくて! P0Fe9m5W45これじゃ覗きだよ!」
「え? そ、そうかな!?」
「V3479Fm4こんな風に見てちゃ悪い……/W30P1Fe7m4W45うわぁ〜……」
「おいおい……」
「確かにこれじゃ覗きだよな……/そろそろ帰るか」
「V3480E……」
「おい、梨穂子」
「V3481え? あ、EcFe9m3うん。W15P3Fe9m4W30帰ろ帰ろ。/W15Fm3えへへへへ」
女 子
「……誰かいる!?」
男 子
「え? 誰だ!」
「マズイ、見つかった!/逃げるぞ梨穂子!」
「V3482EoF5え? W20EFe3m4う、Fm7うん!」
「V3483Mcはぁ……はぁ……ふぅ……」
「はぁ……はぁ……」
「V3484EoFe6m7び、びっくりしたな〜」
「そ……そうだな……」
「V3485えへへへ……」
「……」
(……学校であんなことしてるなんて……/びっくりした……)
(……う……梨穂子も頬を真っ赤にして……/何か色っぽいな……)
(……)
「V3486Sな、W30EcFe9m4何見てるの〜?」
「べ、別に何も……」
「V3487EoFe9m3……びっくりしたね〜」
「V3488……」
「V3489EoF4あ」
「どうした?」
「V3490びっくりして辞書忘れちゃった……」
「仕方ない、取ってくるから/ここで待ってろよ」
「V3491えへへ、W30EoFe9m4ありがと。Fm3場所わかる?」
「梨穂子のロッカーだろ? 大丈夫だよ」
「ふぅ……」
(あんな表情の梨穂子……/初めて見たな……)
(ちょっと意識してしまう……)
教室に戻った時には、もう誰も居なかった。
そのあと、梨穂子と一緒に帰ったけれど……/帰り道、僕は梨穂子の顔をほとんどまともに/見られなかった。
梨穂子はいつも通りのあっけらかんとした表情に/戻っていたけど……。
今日は、僕の知らない梨穂子の一面を/見た気がした……。
「それで、どんな用事なんだ?」
「V3495お母さんのおつかい。/知り合いのおばさんに本を届けて/欲しいって言われて」
「へえ〜」
「V3496お母さんが直接行けばいいのに〜」
「あはは、何で言わなかったんだ?」
「V3497言ったけど、お小遣いを人質に/取られたから仕方ないんだよ」
「それは仕方ないな」
「V3498だよね〜」
「V3500おまたせ〜」
「ああ。/おばさんにはちゃんと届けられたのか?」
「V1506うん、Eoばっちり!」
「そっか、それならよかった」
「V3501えへへ、W30Eoそれじゃ帰ろっか」
「そうだな、帰るか」
「ちょっと公園にでも寄っていくか?」
「V3502うん、そうしよ〜」
(……)
「V3506……」
(……あれ? 梨穂子のやつ/急に黙り込んだりして、どうしたんだ?)
「V3507B60EFe9ねえ……」
「ん?」
「V3508Fm4Nnは、ああいう事……/やった事あるの?」
「ああいう事? う〜ん……。/ごめん、なんの事を言ってるんだ?」
「V3510EFe9m7ほ、ほら、W30B80Fm6辞書忘れた時に学校で……」
「辞書忘れた時って……」
(……あ、あの時の事か!?/放課後の教室でキスしてるのを……)
(ああいう事って……それは……僕は……)
「ど、どうでもいいだろそんな事」
「V3511B50Fm4どうでもいいって……P0Fe9m5W45え〜?」
「僕のことより……梨穂子はどうなんだ?」
「V3512B100EF5ええっ!?/EFe9m4あ、Fm5あるわけないでしょ〜!?」
「V3513SEF9っていうか女の子にそういう事、/普通聞くかなぁ〜?」
「だってその……」
「V3514EFe8m5……」
「……」
「V3515EFe9む〜……」
「V3516キスだったらあるけど……」
「ええっ!? な、何だって!?」
「V3517ほ、ホッペにだよ?Fm3」
「それより、誰とだよ!」
「V3518誰とっ……W45EFe9て……」
「ぼ、僕の知ってるヤツか?」
「V3519Sd知ってるヤツかって言われれば……/W30Fm4そりゃ知ってると思うけど……」
「う〜ん……誰だ?」
「V3520EcFe6Fm5……」
「V3521も〜W30EcFe8m6知らないよ〜っ」
「え? な、何でだよ」
「V3522思い出すまでFm5教えてあげない!」
「ええ? な、なんだそりゃ!?」
「お、おい、梨穂子〜」
「行っちゃった……」
(『思い出すまで教えてあげない』って/思い出せるなら、教えてもらう必要/無いじゃないか……)
(思い出せるなら……)
(……ってことは相手はまさか僕か!?)
(うう……おぼろげな記憶が……/そんな事があったような、/なかったような……)
「V0039……何してるのにぃに?」
「え? あ、美也か……」
「V0040ボケーっと空を見てたけど、/Fm3何かあったの?」
「いや……」
「ちょっと昔のことを思い出してた/だけだよ」
「V0041昔のこと?」
「まあ、たいした事じゃないよ……」
「V0042EFe3m4Ldふ〜ん……。LeEcF4まあ、考えごともいいけど、/EoFe9早く帰ってお風呂掃除しないと、Fm3お母さん/に怒られるんじゃない?」
「……そういえば風呂掃除を頼まれてたな」
「……美也が代わりにやってくれると/嬉しいんだけどなぁ」
「V0043ダメFm9ダメ〜」
「V0044EcF4みゃ〜はこれから用事があるのだ!」
「なんだよ、仕方ないな……」
「じゃあ先に帰るけど、美也も/気をつけて帰るんだぞ」
「V0045わかってるって。Ecじゃね〜」
「……ふぅ」
(……それじゃ、帰るとするか)
家に帰っても、結局梨穂子との記憶は/思い出せなかった。
そもそも何時の事だったのかな……。
「今日はどうしようか?」
「V3526駅の方なんてどうでしょう」
「そうだな、行ってみようか」
「梨穂子はあんまり駅前には来ないのか」
「V3527EFe9m4人ごみって苦手だし、Fm3それに/スイーツのお店が少ないから」
「そうなのか? デパ地下とかって/結構そういうお店がありそうだけど……」
「V3528Fm4この時間のデパ地下は争奪戦でFm3/すごいことになってるよ〜」
「なるほどなぁ……」
そんな感じで、梨穂子と駅前を見て/回った。
「せっかく一緒に帰るんだし、/どこか適当に寄り道しながら帰るか」
「V1283うん、そうしよっか」
……こうして、/梨穂子と一緒に寄り道しながら帰った。
Ti0梨穂子デアイ→シリアイ/レベルダウンの為、シナリオはありません
シリアイエンカウント汎用終了会話
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n2sir_
se02
A
B
C
me03A
se01
retire1;
「V9596う〜ん……」
「V9597ちょっと用事を思い出しちゃって……」
「そ、そっか。じゃあそっちを優先して/くれよ」
「V9598うん、それじゃまたね」
(ふう……話が弾んでなかったからなぁ……/仕方ないか)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
「う〜ん」
(……梨穂子が少し太ったように/見えるんだけど、僕の気のせいかな?)
「V3445なに? W30どうかした?」
「い、いや、なんでもないよ」
「V2349そう?」
「V3448それより聞いてよ〜。/W30EF3あのね、つい最近うちのクラスであった/出来事なんだけど……」
「……」
そのあと梨穂子と少し話をして、/特に何事もなく別れた……。
まあ、気のせいかな……。
「今日は梨穂子はどうするんだ?」
「V3529部活があるから、帰りは遅くなるかな〜」
「そっか」
「V3530うん、気をつけて帰ってね?」
「ああ、ありがとう」
「V3531F3Ecえへへ、W30Eoそれじゃまたね」
「梨穂子、今日は何か用事あるのか?」
「V3449特に無いよ〜」
「だったら一緒に帰らないか?」
「V3450Ecうん、いいよ」
n2sir_gd01A
「V3492Ecえへへ、一緒に帰る? EoFm4だったら/商店街に寄りたいんだけどFm3いいかな?」
「別にかまわないぞ。何か用事か?」
「V3493うん、EoFe9m3ちょっとね〜」
「まぁいいや、とりあえず行こうか」
「V3494F3Ecうん」
n2sir_gd01B
「V3523えへへ、Eo一緒に帰らない?」
「お、今まさにそう言おうと/思ってたところなんだ」
「V3524EF2ナイスタイミングFm3って奴だね」
「ほんとだな」
「それじゃ行こうか」
「V3525F3Ecうん」
n2sir_gd01C
n2sir_gd01D
「う〜ん」
「V3399EFe3m4なに? Fm3どうかした?」
「いや、梨穂子さあ、最近ちょっと太って/きてないか?」
「V3400ええっ! EF6そ、そんなことないよ!」
「そうか?/なんか前にもまして重量感が……」
「V3401うぇ〜! EcFe8うそだ〜! うそだ〜!」
「お、落ち着け。気のせいかもしれない/だろ?」
「V3402EoF6う……」
「V3403EoF4あ、そうか。W30EF3チェックしてみれば/いいんだ! ちょっとつきあってよ」
「え、ちょ……どこに……」
「保健室……先生は、留守か」
「V3404ここならメジャーがあるから」
「V3405メジャー、メジャー……ここかな?/うん、あったあった」
「V3406はい、これ」
「お、おう」
「V3408じゃ、ちょっとウエスト測ってみて?」
「え?」
「V3409だから、P3Fm4W45こうやって……W45ちょっと/キュっと締めてから目盛りを読むの」
「なるほど。じゃあ測ってみますかね」
「へいへい、え〜と……これくらいだな」
「V3410どれどれ……えー!!」
「V3411測り方間違ってるよ! Fm8絶対!Fm5」
「そうか? よく分からないんだけど/どうすればいいんだ?」
「V3412EFe3m6ちょっとまって、Fm4えっとね……/EFe9m3じゃあもう一回いい?」
「V3413Fe9m3そこじゃ下過ぎだってば〜」
「V3414EF3そうそう、もうちょっと上、そこ」
「V3415Fm3そこを測るの」
「どれどれ……」
「V3416もうちょっと強くして〜」
「ん? こうか?」
(いつもぽっちゃりしてるとか言って/からかってるけど、案外くびれとか/あるんだな……)
「V3417そうそう、そんな感じ。どう?」
「え〜と……さっきよりは減ったかな」
「V3418ほ〜らね? EFe9m3むしろやせてるよ〜」
「そうかなあ……」
「V3419EF4あ! そうか!」
「V3420EF3もう一回測ってみて?」
「別にいいけど」
「よっ……と」
「V3421あぁ、そっちじゃなくて〜」
「V3422やせてるはずなのに、そう見えないん/でしょ? それはつまり成長した、って/事だと思うんだよね〜」
「成長?」
「V3423だから、こっちを……」
(こっちって……ええっ!!)
「……っておい! 普通は男子にやらせない/だろ、こういう事は!」
「V3424EFe9m4えぇ? W30B60Fm3でも幼馴染だし……」
(いくら幼馴染だからって……/これはドキドキするってば……)
「V3425EcFe6m5う〜ん……W45EoFe9m4じゃあ香苗ちゃんに測って/もらうから……Fm3」
(なんだって!?)
「そ、それはそれで手間だろうし。/彼女にも迷惑だろう。/仕方ないから僕がやってあげるよ」
「V3426そう? EcF3じゃお願いするね?」
(ううっ……/結局好奇心に負けてしまった……)
(う……わ……/これってどれくらい締めればいいんだ?/あんまりやっちゃマズイんだろうな……)
(くそ……手のひらにすごい汗かいてる/じゃないか……落ち着け、こんなのは/どってことない事態なんだ)
(落ち着いて自然に……)
「え、と。こんな感じか?」
「V3427もうちょっとだけ締めて」
(もうちょっと……? /もうちょっとっていわれても……)
「こうか?」
(ううっ! や、やわらかい弾力が/メジャーを伝わってくる……/こ……これが……)
「V3428やっ……今度は締めすぎだよっ」
「えっ? あ! ああゴメン!」
(感触に酔ってたら、/思わずやりすぎてしまった……/ううっ……しかしやわらかい……)
「V3429そうそう、そこそこ〜。/そこで測って」
「V3430……」
「V3431どう? ちゃんと測れた?」
「え? あ、ああ」
「V3432ね、どうだった?」
「こんな感じだ」
「V3433EFe9m4あれ? Fm6変わってないなぁ……」
(けっこう胸あるな……梨穂子。/それにしても……)
「V3434EFe7m4ってことは〜」
(すごくドキドキしちゃったじゃないか。/無防備なヤツめ……思わず……)
「V3435EF3Nnの気のせいって事だよね。ね?」
「え!? あ、ああ、そうだな」
「V3436EcFm4よかった〜、Fm3太ったんじゃなくて〜」
(……喜んでるみたいだし、/まあ、いいか……)
「う〜ん。梨穂子、お前……」
「V3437う……ま、また? /ぽっちゃりきちゃってる?」
「どうだろう。変わってるような、/変わってないような……」
「V3438Ecう……P0EoFe9m4W45不安になるなぁ」
「……もう一回測ってみるか?」
「V3439EFe3m4そっか、W30EFe9m3そうだね」
「また、先生は留守なのか」
「V3440急用の時はインターホンで呼ぶんだって」
(二人っきりで保健室ってのは……/なんか緊張するな……)
「V3441はい、W30Ecよろしくお願いします」
「あ、ああ」
(う……前回のことを思い出すと/ドキドキしちゃうな……)
(うう……やっぱりやわらかいよ……/刺激的過ぎる……)
「V3442どう〜? 前回と比べて」
「ちょ、ちょっとまってくれ」
(感触で頭が一杯で前回の数字なんて/覚えてないよ……)
「え〜と、同じじゃないかな?」
「V3443そう? う〜ん……」
「ま、まあ太ってるよりはいいんじゃ/ないか?」
「V3444EoF3そっか、そうだよねEc」
(今回はウエスト測ってないんだけど/いいのかな?)
(まあ、梨穂子は幸せそうだし、いいか)
(うぅっ……梨穂子の胸の感触が、/未だに忘れられないよ)
(も、もう一度計らせてもらえないかな)
(よし! 言うだけいってみるか……)
「う〜ん……。やっぱりよくよく見ると/身体のラインが……」
「V2022え……」
(そ、そんな哀しそうな顔されると……)
「い、いやなんでもないよ。/僕の勘違いだったみたいだ」
「V1393えへへ、W30Eoよかったぁ」
(ま、まあ……しょうがないか……)
「う〜ん。梨穂子、お前……」
「う……ま、また? /ぽっちゃりきちゃってる?」
「どうだろう。変わってるような、/変わってないような……」
「Ecう……P0EoFe9m4W45不安になるなぁ」
「……もう一回測ってみるか?」
「EFe3m4そっか、W30Fm3そうだね」
「じゃあメジャーを取ってくるから」
「はい、W30Ecよろしくお願いします」
「あ、ああ」
(う……前回のことを思い出すと/ドキドキしちゃうな……)
(うう……やっぱりやわらかいよ……/刺激的過ぎる……)
「どお〜? 前回と比べて」
「ちょ、ちょっとまってくれ」
(感触で頭が一杯で前回の数字なんて/覚えてないよ……)
「え〜と、同じじゃないかな?」
「そう? う〜ん……」
「ま、まあ太ってるよりはいいんじゃ/ないか?」
「EoF3そっか、そうだよねEc」
(今回はウエスト測ってないんだけど/いいのかな?)
(まあ、梨穂子は幸せそうだし、いいか)
「う〜ん」
「V3399EFe3m4なに? Fm3どうかした?」
「いや、梨穂子さあ、最近ちょっと太って/きてないか?」
「V3400ええっ! EF6そ、そんなことないよ!」
「そうか?/なんか前にもまして重量感が……」
「V3401うぇ〜! EcFe8うそだ〜! うそだ〜!」
「お、落ち着け。気のせいかもしれない/だろ?」
「V3402EoF6う……」
「V3403EoF4あ、そうか。W30EF3チェックしてみれば/いいんだ! ちょっとつきあってよ」
「チェックっていってもなぁ……」
「V3407確か保健室にメジャーがあると思うんだ」
「そっか、じゃあ取ってくるよ」
「よし、取ってきたぞ」
「V3408じゃ、ちょっとウエスト測ってみて?」
「え?」
「V3409だから、P3Fm4W45こうやって……W45ちょっと/キュっと締めてから目盛りを読むの」
「なるほど。じゃあ測ってみますかね」
「へいへい、え〜と……これくらいだな」
「V3410どれどれ……えー!!」
「V3411測り方間違ってるよ! Fm8絶対!Fm5」
「そうか? よく分からないんだけど/どうすればいいんだ?」
「V3412EFe3m6ちょっとまって、Fm4えっとね……/EFe9m3じゃあもう一回いい?」
「V3413Fe9m3そこじゃ下過ぎだってば〜」
「V3414EF3そうそう、もうちょっと上、そこ」
「V3415Fm3そこを測るの」
「どれどれ……」
「V3416もうちょっと強くして〜」
「ん? こうか?」
(いつもぽっちゃりしてるとか言って/からかってるけど、案外くびれとか/あるんだな……)
「V3417そうそう、そんな感じ。どう?」
「え〜と……さっきよりは減ったかな」
「V3418ほ〜らね? EFe9m3むしろやせてるよ〜」
「そうかなあ……」
「V3419EF4あ! そうか!」
「V3420EF3もう一回測ってみて?」
「別にいいけど」
「よっ……と」
「V3421あぁ、そっちじゃなくて〜」
「V3422やせてるはずなのに、そう見えないん/でしょ? それはつまり成長した、って/事だと思うんだよね〜」
「成長?」
「V3423だから、こっちを……」
(こっちって……ええっ!!)
「……っておい! 普通は男子にやらせない/だろ、こういう事は!」
「V3424EFe9m4えぇ? W30B60Fm3でも幼馴染だし……」
(いくら幼馴染だからって……/これはドキドキするってば……)
「V3425EcFe6m5う〜ん……W45EoFe9m4じゃあ香苗ちゃんに測って/もらうから……Fm3」
(なんだって!?)
「そ、それはそれで手間だろうし。/彼女にも迷惑だろう。/仕方ないから僕がやってあげるよ」
「V3426そう? EcF3じゃお願いするね?」
(ううっ……/結局好奇心に負けてしまった……)
(う……わ……/これってどれくらい締めればいいんだ?/あんまりやっちゃマズイんだろうな……)
(くそ……手のひらにすごい汗かいてる/じゃないか……落ち着け、こんなのは/どってことない事態なんだ)
(落ち着いて自然に……)
「え、と。こんな感じか?」
「V3427もうちょっとだけ締めて」
(もうちょっと……? /もうちょっとっていわれても……)
「こうか?」
(ううっ! や、やわらかい弾力が/メジャーを伝わってくる……/こ……これが……)
「V3428やっ……今度は締めすぎだよっ」
「えっ? あ! ああゴメン!」
(感触に酔ってたら、/思わずやりすぎてしまった……/ううっ……しかしやわらかい……)
「V3429そうそう、そこそこ〜。/そこで測って」
「V3430……」
「V3431どう? ちゃんと測れた?」
「え? あ、ああ」
「V3432ね、どうだった?」
「こんな感じだ」
「V3433EFe9m4あれ? Fm6変わってないなぁ……」
(けっこう胸あるな……梨穂子。/それにしても……)
「V3434EFe7m4ってことは〜」
(すごくドキドキしちゃったじゃないか。/無防備なヤツめ……思わず……)
「V3435EF3Nnの気のせいって事だよね。ね?」
「え!? あ、ああ、そうだな」
「V3436EcFm4よかった〜、Fm3太ったんじゃなくて〜」
(……喜んでるみたいだし、/まあ、いいか……)
「う〜ん。梨穂子、お前……」
「V3437う……ま、また? /ぽっちゃりきちゃってる?」
「どうだろう。変わってるような、/変わってないような……」
「V3438Ecう……P0EoFe9m4W45不安になるなぁ」
「……もう一回測ってみるか?」
「V3439EFe3m4そっか、W30EFe9m3そうだね」
「じゃあメジャーを取ってくるから」
「V3441はい、W30Ecよろしくお願いします」
「あ、ああ」
(う……前回のことを思い出すと/ドキドキしちゃうな……)
(うう……やっぱりやわらかいよ……/刺激的過ぎる……)
「V3442どう〜? 前回と比べて」
「ちょ、ちょっとまってくれ」
(感触で頭が一杯で前回の数字なんて/覚えてないよ……)
「え〜と、同じじゃないかな?」
「V3443そう? う〜ん……」
「ま、まあ太ってるよりはいいんじゃ/ないか?」
「V3444EoF3そっか、そうだよねEc」
(今回はウエスト測ってないんだけど/いいのかな?)
(まあ、梨穂子は幸せそうだし、いいか)
(うぅっ……梨穂子の胸の感触が、/未だに忘れられないよ)
(も、もう一度計らせてもらえないかな)
(よし! 言うだけいってみるか……)
「う〜ん……。やっぱりよくよく見ると/身体のラインが……」
「V2022え……」
(そ、そんな哀しそうな顔されると……)
「い、いやなんでもないよ。/僕の勘違いだったみたいだ」
「V1393えへへ、W30Eoよかったぁ」
(ま、まあ……しょうがないか……)
n2ski_me00A
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(あ、梨穂子だ)
「V9599あ……W45くしゅん!」
「おいおい大丈夫か?」
「V9600ちょっとゴミが……W30Wv120くしゅん!Wv145P3B60Fe9m3 /Wv185えへへ、W30Wv270Eo大丈夫だよ」
(もうちょっと別の方法で梨穂子を/温めてあげればよかったなぁ)
「V9601それより、Fm3今時間ある?/W15よかったら……」
「ああ、話でもするか」
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「V9602いかがお過ごし?」
「でたな怪盗チェリーブロッサム」
「V9603あはは。W30EoFe8m4明智君、W15Fm3時間はあるかね?」
「時間を盗みにきたのか?」
「V9604まあその〜W15EoF3お話しない? って事」
「よし、それじゃ時間を盗まれてあげよう」
n2ski_me00A
(あれ? あそこに居るのは……)
「あ、梨穂子枕だ」
「V9605えへへ、W15EoFe3m6寝心地はFm3いかがでしたか?」
「よかったんじゃないかな?/目も覚めなかったし」
「V9606そっか、EFe9m6よかったFm3」
「え?」
「V9607え、Eえっと。W15P0EcFe9m4W30お、W15Fm3お話でもしない?」
「そ、そりゃかまわないけど……」
(一体何を慌ててるんだ?)
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(あ、梨穂子だ)
「……」
「V9608……」
「V9609えへへ」
「その……ちょっと話でもしないか?」
「V9610うん!」
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「あ、梨穂子だ」
「V0027あ、W45EF3Ecおはよ」
「V0030今日も寒いよね〜」
「ああ、まったくだよな」
「V0031ふふっ、W45Eoそれじゃまたね」
「うん、またな」
(さて、教室に行くか)
(ふぅっ……)
(忙しそうにしている先生を見ていると、/こっちまで落ち着かなくなってきちゃう/よな……)
(お陰で授業内容が、さっぱり頭に/入ってこないよ……)
(…………)
(これは只の言い訳だな……トホホ……)
(あれ? 今校舎裏の方に見えたのは……)
(梨穂子……だよな。茶道部室の方に歩いて/いったみたいだけど)
(何をしているのかな。/ちょっと行ってみよう)
「梨穂子、何してるんだ?」
「V4000あ、Ecえへへ。Nn」
「V4001R野点R3のだての準備だよ〜」
「のだて? なんだ『のだて』って」
「V4002Fm4茶道部の冬の恒例行事なんだよFm3。/屋外でお茶を点てるの」
「こんなに寒いのに外でやるんだ」
「V4003『罰ゲームかよ! なんで冬だよ!』W15P3Fe9m3W45って/るっこ先輩が言ってた」
「あははは、言いそうだ」
「V4004Ecえへへへへ」
「あれ?」
「こっちに置いてある傘は使わないのか?」
「V4005EoF3これは古いやつ。今年新調したんだよ」
「へえ〜」
「V4006どしたの?」
「そういえば……梨穂子がお茶を点てている/ところ、見たことないなって思ってさ」
「V4007EF4そうだっけ? EcF7う〜ん……W60EoFe9m3見たい?」
・そうだな、見てみたいよ
・いや、そんなに興味ないな
「そうだな、見てみたいよ」
「V4008EF4そうなの? W30F3EcW30えへへ、W15EoFe9嬉しいな」
「多少はかたちになってきたのか、/確かめないと」
「V4009SFm4そ、W15EFe9それはFm9プレッシャーだなぁ〜」
「ははは、本当は梨穂子の着物姿を/見たいだけなんだけど」
「V4010え?」
「梨穂子の着物姿なんて、七五三以来/見たこと無い気がするからさ」
「V4011EFe9m4あ、Fm3あの〜」
「V4012Fm3期待してもらえるのは、すごく/嬉しいんだけど……W30Fm4着ないよ? Fm3和服」
「え〜っ! な、なんでだ!」
「V4013Ec学校茶道だとEoFe9m3あんまり……」
「そうなのか……がっかりだな……」
「V4014EcF3あははは……」
「V4015Ldん〜……Leだけど」
「V4016Nnのためなら、EcFe9m3W4Eo着てもいいよ?」
「え」
「V4017Fm4Nnが見たいって言うなら……/その、Fm3見せてあげても……」
「梨穂子……」
「V4018でも、そんな機会も早々……W30EF4あ、EF3/お正月に初詣に行くときじゃダメ?」
「お正月かあ……」
「V4019うん。ね、一緒に初詣に行こうよ。/お正月には晴れ着を着るからさEc」
「お茶を点ててる所を見たかったん/だけどなぁ……」
「V4020EoFe9m4んも〜ワガママばっかり〜」
「う……」
「V4021EcFe4わかったよ〜〜もぅ〜EoFe9Fm3」
「ほんとか!」
「V4022Fm4そのうち、Fm3だけどね」
「楽しみに待ってるよ」
「V4023F3Ecふふふふっ」
「いや、そんなに興味ないな」
「V4024ええ〜Fm5なんで〜っ」
「特に何が変わってるわけでも無いだろ?」
「V4025F6一応シャンとしてるつもりなんだけど」
「どうだかなぁ」
「V4026EoFe9m6ヒドいなぁ〜……W15P0F3W45あ、そうだ!」
「V4027じゃあ、どんな私だったら見てみたい?」
「どんなって……そうだな……」
・それはもちろん、ドジっ子じゃない梨穂子だ
・敢えて言うなら、セクシーな梨穂子だ
・例えば、ツンデレっぽい梨穂子だ
「それはもちろん、/ドジっ子じゃない梨穂子だ」
「V4028ええっ、W15EFe9m5無理だよ〜」
「即答するなよ、なさけない……」
「V4029だって……」
「まぁ、僕もそんな梨穂子は/想像もつかないけど」
「V4030EcF6うん〜……」
「敢えて言うなら、セクシーな梨穂子だ」
「V4031EFe6m7今だってせくし〜じゃんかFm8」
「無茶を言うなよ」
「V4032EFe8m6無茶ってなんだ〜!!」
「ああ、すまん。無茶を言ったのは/僕の方だったな」
「V4033Fm5無茶じゃないって!」
「V4034おのれ〜。W30Fm3……じゃぁセクシーな私を/見せてやる〜! W30P0Fe8m4W30吠え面かかせてやる〜」
「女の子がほえづらかかすとか言うなよ」
「V4035ん、W30Ecゴホン」
「V4036ねぇ、NnFm3」
「V4037んふふふっ……」
(う……結構色っぽいかも……)
「V4038Ec……」
「ど、どうしたんだ」
「V4039どうすればセクシーなのか/SFm5Ecよくわかんない……」
(やれやれ……)
「例えば、ツンデレっぽい梨穂子だ」
「V4040つんでれ?Fm9」
「あれ? わかんないのか」
「V4041Fm4聞いたことはある気がするんだけどな〜Fm3」
「一般には普段はツンツンしているけど、/二人きりになるとデレデレになっちゃう。/だからツンデレ、と言われているが……」
「V4042EFe3m4ふんふん」
「僕としては、いつでもツンツンしてるけど/言葉の端々に憎からず思っているのが/見え隠れしてしまう、がイイと思うんだ」
「V4043EFe9m6う……そういう女の子の方がイイの?」
「あ、いや。梨穂子がダメってわけじゃ/なくてだな」
「V4044EcF3えへへ、W30EoFe9m3なんてね。W30EFe3m4そっか、そういうのも/見てみたいの?Fm3」
「梨穂子とは真逆だぞ、無理じゃないか?」
「V4045EFe9m4そんなでもないよ〜W15P0F3W30やってみせようか?」
「おもしろい、やってみてくれ」
「V4046ん、Ecコホン」
「V4047ねえ、Nm」
(う……普段と違う呼ばれ方だと/違和感があるな……)
「V4048Ecはい、これ」
「え? お菓子くれるのか?」
「V4049私にはちょっと甘すぎるの、/EcFe6m4Nmっていつもお腹すかしてる/みたいだから、Fm3あげる」
「あ、ありがとう」
「V4050要らないものをあげただけだから/感謝なんていらないわ」
「う、うん」
「V4051どう? 美味しい?」
「うん」
「V4052そう、W30EhFe8m3それじゃまた余ったら/処分をお願いするわね」
「……」
「V4053SFm4な、何?」
「すごいな、完ぺきじゃないか」
「V4054えへへへ」
「どこで覚えたんだ?」
「V4055最近読んだマンガにそんな感じの/女の子が出てたから〜」
「でもやっぱり梨穂子の顔で/ツンデレは合わないなぁ」
「V4056Ecそっか」
「やっぱり普段の梨穂子の方が/いい気がするよ」
「V4057え? W15EF3そう?」
「V4058Ecそっかそっか〜」
「そのほうが気楽だしな」
「V4059EoFe7ん〜? W30EFe9m6何か微妙な評価のような……」
「色々と、気を遣わなくても良いって/事だよ」
「V4060EFe9m4そうなの? W30EcF6う〜ん……W45EoF3まぁいいか」
「V4061あ」
「ゴメン梨穂子、準備の邪魔しちゃったな」
「V4062え!? EFe9m3そ、そんなことないよ〜」
「V4063EcF3じゃ、教室戻ろっ?」
「うん、そうだな」
(さてと、今日はどこに寄って帰ろうかな)
(待てよ、梨穂子に用事がなければ/梨穂子を誘って……)
「V4064いたいた〜」
「丁度いい、あのさ……」
「V4065今日は何かFm3用事あるの?」
「え?」
「V4066もし用事が無かったら、茶道部室に/来て欲しいんだけど」
「えっと……そうだな」
「V4067じゃあ、待ってるから。Ecまたね〜」
「……行っちゃったよ」
(……仕方ない。せっかく呼ばれたんだし/茶道部室に行ってみよう)
(茶道部室……ねぇ……)
(放課後にわざわざ呼び出すなんて……/何の用事だ? ひょっとして梨穂子……/僕と二人きりで……)
「V0194お、いーっらしゃいあせー」
「V0070うぇるかむ」
「えっ……と、何ですか」
「V4068いらっしゃ〜い」
「これは一体何のイベントだ?」
「V0195何だ、R野点R3のだてやってるって知らずに/来たのかい?」
「のだて……ああ、これが野点なんですね」
「V0196もしかして、野点が何かも知らないのか」
「すみません。外でお茶をR点R1たてるって事/ぐらいしか……」
「V4069Ecあははは……」
「V0197仕方ない。EoFm6W15Wv100りほっち、W10Wv165説明!」
「V4070え、W30EFe7m5あ〜、W30EFe9m4その〜」
「V0198うん……よし! それじゃあ/Fm2場が和んだところで説明してやろう」
「V0199野点っていうのは、直に自然を/感じながら、お客様にお茶を味わって/いただくものさ」
「V0071風光明γ、花鳥風月、いいじゃないか」
「風流ってやつですね」
「V0200ま、Ecそんな感じ」
「しかし……立派な感じですね」
「V4071Fm4ちょっと寒いけどねFm3」
「あ、やっぱり寒いですよね」
「V0201まあね」
「V0202ま、夏に炎天下でやるよりは、/いいんじゃないの?」
「あはは」
「V0203わざわざ面倒なところが、/風情がある感じはするね」
「V0072日常からの離脱に、面倒は必要……」
「こういうのって、たまにやるんですか?」
「V4072EcF3うん、EoF3W30春先にも新入生の勧誘で/やってるんだ」
「へえ〜」
「V0204とはいえ、こんな奥まったところじゃ/Fm3新入生もそうそう見に来ないけどね」
「V0205去年の冬は、雨で中止になったんだよ。/EoF9せっかく用意したお菓子が余って余って」
「それはまた……大変でしたね」
「V0206EFm2ま、そこのかわいい後輩が/処分してくれたんだけどさ」
「V4073EcF3えへへへへ」
「なるほどなぁ」
「V0073粗茶ですが……」
「どうも有難うございます」
「V4074はい、お茶菓子」
「あ、ありがとう」
「ポロツキーが、1箱まるごと……」
「V4075残ったらお持ち帰りで、W10Wv115EcW4F2Eoね」
「V0207りほっちのオススメお菓子だよ」
「えっと……いただきます/……でいいのかな」
「V0208興味があるなら教えてもいいけど、EF2/今回は気にしないで楽しんでよ」
「そうですか、それじゃあ……/いただきます」
「はぁ……」
「V4076Ecふふっ」
「なんだか……こういうのも/いいものですね」
「V0209Ecだろう?」
「V0074Ecうむうむ」
「これで音楽でも流れてれば……/ああ、でも自然を楽しむってのとは/違いますよね……あはは」
「V0210音楽……EoF3音楽か、W15P0EcF2W30あんたイイコト言うね!/Eoうん! 来年からはそうしたほうが/いいかもね」
「V0211EF1吹奏楽部あたりに頼んで、一緒にやろう。/EcF2私ら、絶対に来るからさ。/P1F2EoW30頼むよ? りほっち」
「V4077EF4は、W15Fm4はい! Fe8m3Eがんばります」
「そうか、先輩たちも卒業ですもんね」
「V0212まあね」
「V4078寂しくなっちゃいますねFm6……」
「V0213EF9まだ年も明けてないのに/今からそんなでどうすんのよ」
「V0075EFe1m3はやすぎ」
「V4079EcFe9m3えへへ」
「卒業後はどうするんですか?」
「V0214地元の大学に行こうかと思ってるよ」
「あの大学に、ですか。じゃあ案外……」
「V0215案外……? 案外何だ?」
「V4080EFe3m4二人ともそれなりにFm3成績いいんだよ?」
「V0216りほ〜っち、W30Fm2『それなり』って/どういう事かなぁ?」
「V4081SEF9いやその……Wv90EcF3あははは……Wv185Sdは……Wv225EhF4ふぇ……/Wv265B60EcFe8m5へくちん!!」
「梨穂子!?」
「V0217ああ、寒いもんねえ」
「V0076EF4ほら、EcW5F3Ehはやくはやく」
「え? ぼ、僕がどうにかするんですか?」
(そうだな、それじゃあ……)
「V0218ほらほらほらほらぁ〜」
・梨穂子に上着をかけてやる
・梨穂子の手を握ってやる
・梨穂子を抱きしめる
「ほら、これ着ろよ」
「V4082EFe9m4あ、W15Fm3うん」
「V0219お〜EFe9m2紳士だねぇ」
「あ、あまりからかわないで下さいよ」
「V4083えへへ、あったかいよ。/EhFe6m3懐かしい匂いがする……」
「ん……」
「V0220はぁ……EhFm2りほっち、幸せそうな/顔しちゃって……」
「V4084え? え?」
「V0077顔、真っ赤」
「な、なんですかっ」
「V0221ヤレヤレ……EoFe9m2アツアツなのはほっといて/中でコタツだ、コタツ」
「V0078ごゆっくりー」
「V0222折角だから、りほっちお茶点てて/あげな〜」
「V4085EcFe9m3え、えへへへへ……」
「……」
「V4086Fm4そ、W30EoFm3それじゃぁお茶点てるから」
(……)
(流石に上着がないと寒いな……)
(梨穂子の点てたお茶は、苦かった)
(飛羽先輩のお茶程じゃなかったけど……)
T0.0/          ぎゅっ
「これでちょっとは暖かいか?」
「V4087あ……」
「V4088うん……」
「V4089EFe9……」
「V0223……」
「V0079……」
「V0224……」
「V4090ひゃぁっ」
「うわっ」
「V4091Sな、何するんですか〜っ」
「どうしたんだ?」
「V0225EFe8m9目の前でそんなことされたら/こっちが恥ずかしいっての!」
「え、だって先輩が……」
「V0080本当にやるとは……」
「V0226はぁ〜、青春だねぃ〜」
「はは……」
「V0227やれやれ……Fm2りほっち、お茶飲めば?/ちょっとは温まるよ」
「V4092EFe9m4あ、EcFm3はい」
「V0228EFe4m1ああ違う違う、EFe9m2部室の中で。/お茶は、パックのやつね」
「V0229あんたも飲んでいきな、/EcF2ここじゃ寒いしね」
「あ、はい」
(そのあとは茶道部室で皆で/談笑しながらお茶を飲んだ)
(梨穂子の手を握ったことを/からかわれたりしたけど、/すごく楽しかった)
「……これでどうかな……」
「V4093あ……」
「どう?」
「V4094うん……EoFe9あたたかいよ……」
「V0081……」
「V0230……!」
Ti0Ts1/            Ts3どかっ!W5Ab0s0
「あいたっ!」
「V0231日のあるうちから何してんだこの/ポルノ野郎!」
「いや、梨穂子が寒そうだったから……」
「V0232だからって、そんなお前……/するか!? そんな事!?」
「V0233Fm7こっちの顔が赤くなるっての/Ecまったく……」
「V4095ご、ごめんなさい」
「V0234EoF9ああ、いやいや、Fm2もういいから」
「V0235私らは部室でぬくぬくやってるわ」
「V0082EF3りほっちは、お茶を点ててあげるといい」
「その……」
「V0236まあなんだ、別にいいけどさ、Eo風紀委員に/Fm2目をつけられない程度にしときなよ?」
「V4096SEcFe9m6あははは……」
「V4097えへへへ……」
「V4098そ、それじゃぁお茶点てるから」
(………)
「V4099くしゅん!」
「おいおい大丈夫か」
「V4100えへへ、Eo大丈夫」
(梨穂子は緊張してるのか/やたらと失敗していた)
(でも、お茶は美味しかったな……)
「ゲホン、W30ゲホン」
「V0470おいおい、大丈夫か?」
「う〜ん、ノドの調子がよくないかも……。/ちょっとウガイをしてくるよ」
「V0471ああ、そうしとけ。クリスマスに風邪だ/なんて、がっかり過ぎるからな」
「あはは、そうだな」
「ガラガラガラガラガラガラ……」
「うん、多少よくなったかな」
(梅原も言ってたけど、クリスマスに/風邪で寝込むとか悲惨過ぎるもんな。/……気をつけないと)
「V4101あ、Nn」
「あぁ、梨穂……W90ハクション!」
「V4102どしたの? 風邪? 大丈夫?」
「V4103EFe6m4あ……W30EFe9m5ひょっとして……」
「え?」
「V4104野点のとき、私に上着貸して……/寒かったんじゃないの?」
「まぁ確かに寒かったけど……」
(あれから結構経ってるし、/野点とは関係ないと思うんだけどな……)
「V4105う……私のせいだよね……」
「いやいや! 梨穂子はまったく悪くない」
「その……なんというか……そう、冬!/この寒い季節が悪いんだ。うん!」
「V4106EcF3あはははっ。W30EoFe6季節のせいだなんて」
「まあ、その……あの時のことは関係ないと/思うから、心配するなよ」
「V4107でも……W30本当に大丈夫?」
「うん、風邪じゃないと思う」
「V4108そっかFm3、よかった。EcF3えへへ」
「……」
「なぁ梨穂子」
「V4109ん?」
「こういう時は『大丈夫? 熱とか無い?』/なんて言いながら、おでこをくっつけて/くれないと」
「V4110え〜っ! W30SFm4やらないよぉ/Fm5そんな恥ずかしいの〜〜!」
「そっか……」
「V4111SdEFe9m4そ、そんなにがっかりしないでよFm6」
「じゃあ……」
「V4112EoF6う……W30P1F6W60そんな目で見てもダメ……/W30EcF8ダメなんだから〜〜〜Mo」
「行ってしまった……」
(調子に乗ってからかい過ぎちゃったな)
「V0472ゲホン、ゲホン」
「おいおい、大丈夫か?」
「V0473ちょっと、気管につばが……ゲホッ」
「ウガイとかしておいた方が/いいんじゃないか?」
「V0474う〜ん……W15EoFe9m3そうだな。クリスマスに/風邪だなんて、がっかり過ぎるからな」
「V0475Nmもやっといたらどうだ?/Fm2予防するにこしたことはないぜ」
「あはは、そうだな」
「V0476ガラガラガラガラガラガラ……」
「ガラガラガラガラガラガラ……」
「V0477うん、多少よくなったな」
「V0478っと、いけねぇ。W15EFe9m3手洗い場にハンカチを/忘れてきた」
「V0479ちょっと取りに行ってくる」
「じゃあ先に戻ってるよ」
(……)
(おや? あそこにいるのは……)
「よう、梨穂子。調子はどうだ?」
「V4113えへへ、元気だよ。EFe9m4今日も寒いEcW4EhFe4m6Mh……ぃ……/McWv240EcFe8m6はくしょん!」
「おいおい、大丈夫か梨穂子」
「V4114あはは、Sお恥ずかしい」
「ひょっとしてあの時に風邪ひいたのか?」
「V4115SdEoF4え? W30EFe9m3あ、Fm4野点の時のこと?Fm3」
「そんなことないか。あれから結構/経ってるもんな」
「V0029えへへ」
「あ、ひょっとしたら/誰かに噂されてるのかもしれないぞ?」
「V4846あはは、EoFe9そうかも」
「でも、ちょっと心配してたんだ。あの時の/梨穂子、寒そうにしてたから……」
「V4116そんなことないよ、暖かかったよ」
「え?」
「V4117EcF4すごくFm3W15EoFe9m3暖かかったもん……」
「……」
「V4118……」
「V0104…………Sなにやってんの」
「V4119えっ? W15P1Fe9m3W30Sあ、香苗ちゃん!?」
「何って、別に何も?」
「V0105Fm4仲がいいのはわかるけど、/廊下の真ん中で見つめあわれてると/EcFm3困っちゃうんだよね〜」
「V4120EF4ええっ……EFe9そんな事」
「V0106Eoしてたしてた」
「うう……周りが見えてなかった……」
「V0107学校内ではもう少し自粛してください」
「V4121SEcFm3あはははは……」
「V0108EcF4ま、いいFm3けどね〜」
「V4122SdEoF4あ、えっと。EFe9m3どこ行くの?」
「V0109メモ帳買いに、購買部まで」
「V4123あ、私も行く行く」
「V0110EF9え〜? Nm君と仲良く/やってれば〜?」
「V4124EFe9m4もぉ〜Ecイジワルしないでよ〜Fm3」
(行ってしまった……)
(しかし……周りから見てわかるほど/だったのか!?)
(誰かに見られてなかったかな……)
「V0480いやFm3はや……」
「うわっ!! 梅原!?」
「V0481EhFm3近くにいると火傷しちまいそうだな。/EcF4それじゃFm2お先〜」
「お、おい。待ってくれよ」
「V0482心配しなくても誰にも言わねえって」
「そ、そうか……って、そうじゃなくて!/イジワルしないでくれよ〜っ」
(うう……思い切りからかわれてしまった。/もう少し周りに気をつけないとな……)
「う〜ん……」
(今日も疲れたな……)
(どれ、梨穂子でも誘って帰るとするか)
「あれ……いないな……」
「V0111桜井のこと捜してるの?」
「あ、香苗さん」
「V0112残念ながら桜井は水泳の補習だよ」
「そっか。どうしようかなぁ……」
「V0113Ecあはは、Eoプールに行ってみたら?/P1F4EcW45さて、W10EoF3それじゃ私はこれで」
「うん、またね」
「V0114じゃあEcね」
(水泳の補習か……ちょっと見に行って/みようかな)
(これといって誰もいないな……)
「V4125あれ? Nn?」
「梨穂子、まだ補習やってたのか」
「V4126なかなか上手に泳げなくてね〜Eo」
「仕方ないよ、ダイエットだと思って頑張る/しかないさ」
「V4127えへへ、W30EoFe9m4じゃあそうFm3しますかね」
「あ、先生が来たぞ」
「V4128え? EFe3あ、本当だFm3」
「V4129じゃあ補習受けてくるね」
「ああ、頑張れよ」
「V4130Ecうん、ありがと!」
(う〜ん……)
(一緒に帰るつもりだったけど、補習じゃあ/仕方が無い。一人で帰ろう)
(梨穂子、頑張るんだぞ)
何とか水泳の補習は大丈夫っぽい話
「だったら一緒に海に行きたい」/みたいな話ですよ
(理科の実験器具を片付けていたら、/結構時間が経っちゃったな……)
(あぁお腹が空いた……早いとこ食堂に/行くとしよう)
(う〜ん……今日は何を食べようかな……)
「V0483よう大将。これから飯か?」
「うん。梅原は?」
「V0484悪いな、EoEFe9先にすませちまったよ」
「いいって、気にするな」
「今日は何を食べたんだ?」
「V0485うどんだよ。エビ天うどん」
「エビ天かぁ……ラーメンにしようと思って/いたけどエビ天うどんもいいなぁ……」
「V0486お?」
「どうした梅原」
「V0487なあ、校門の所でキョロキョロしている/女の人っEF7て確か……」
「校門で……? あれ?」
「あ……うん、梨穂子のお母さんだよ」
「V0488やっぱりそうだよな」
(どうしようか……お腹はすいているけど、/何だか困っているみたいだし、/ほっとくわけにもいかないよな……)
「V0489Nm、行って来いよ。/EFe9俺は桜井さんを捜してくるからさ」
「え? そ、そっか、ありがとう」
「V0490じゃあな!」
(梅原、頼もしい奴だよな……)
(……)
(しかし……なんで梨穂子のお母さんが?/ひょっとして……)
桜井母
「どうも、こんにちは」
「ああ、よかった。Nnちゃん、/丁度いい所に来てくれたわ」
「ちょうど下駄箱から見えたもので……」
「あらあらそうなの? 間がいいわねぇ〜」
「あの、もしかして梨穂子が/忘れ物をしたとか……」
「そう、そうなのよ!/さっすがNnちゃんね〜。/それに比べてりほったらもう……」
「ごめんなさいね〜、困ってるでしょう?/本当にね、毎朝注意をしてるんだけど/ちっとも忘れ物がなくならないのよ〜」
「あははは」
「それでいっつもNnちゃんに/迷惑かけちゃって、ホントにねぇ〜」
「それも魅力の内ですよ」
「そうねぇ、そういって貰えるのが/せめてもの救いだわ、はぁ、まったく」
「ああ、そういえば。最近なんだか/機嫌がいいのよ、あの子。あれは恋だと/思うんだけど、どう? 心当たりある?」
(それってひょっとして……)
「でもねえ、あの子ったら私にそういう事/全然言わないのよ。少しくらい相談して/くれてもいいんじゃない? ねえ?」
「はあ……」
(梨穂子のお母さん、近所でよく井戸端会議/しているの見かけるもんな。相談なんて/したらきっと町中の噂に……)
「ああ、でもNnちゃんが相手だったら/別に悩むこともないかしら? あはは」
「え、えっと。今日は……」
「あ、そうね。忘れ物を届けに来たのにね。/や〜ね〜。あ、これなんだけどね」
「お弁当、ですか」
「そうなのよ〜。早起きしてお弁当なんか/作っていたのに、忘れちゃうなんてねぇ」
「あはは」
「めったに作らないのにねぇ……/なんだって今日は……あら!/ひょっとして? あらあらあら……」
「V4131お、お母さん! Fm6何してるの〜っ」
「何じゃないわよ〜。りほちゃんお弁当/忘れていったでしょ?」
「V4132え?W15 Fm6何が……W30EF5ええっ!?」
「はい、これ」
「V4133わっ!! W15P1Fe9m4W30ちょ、ちょっと。Fm3お弁当って!/W30EF4え? W15Fm6あ……W15EcF4ふぅ……W30EoFe9m3よかった……」
「ん? どうしたんだ?」
「V4134あははは、なんでもないよ。/EoFm3お母さん、ありがと」
「ん? あぁそうね、うふふふふ。/それじゃ帰りますかね」
「それじゃまたね、Nnちゃん。/たまにはウチに遊びに来てね」
「はぁ」
「梨穂子の事、よろしくお願いしますね/あなたに見ていてもらえると助かるから」
「V4135お母さん! W30EFe9m6もう用事すんだでしょ?」
「あらあら。そうね、お邪魔よね?」
「V4136EFe8m4も〜っ! EcFm6いいからぁ〜っ!」
「……」
「V4137……Sあはははは」
「しかし、弁当作っておいて忘れるとは」
「V4138SdEoFm4う〜ん……W30Fm6その〜」
「梨穂子はいつも、学食で食べてる/イメージがあるけど……」
「V4139その〜……EFe9それは……」
「V4140こ、これ……Ec」
「え?」
「これって……お弁当?」
「今、梨穂子のお母さんが持ってきたのとは/別だよな? 何で2個あるんだ?」
「V4141EoFe9その、W45Fm6Nnのお弁当……」
「え? 僕の?」
「V4142Nnのと自分のを作ったんだけど、/Fm3Ec自分の分忘れてきちゃって……」
「V4143EoFe9m6梅原君にお母さんが来てるって聞いて、/あわてて飛んできたの」
「V4144本当は驚かせようと思ったんだけど……/EcF9失敗だぁ……はぁ」
「いやいや、充分驚いたよ」
「V4145もっとドラマチックに驚いて/欲しかったのに〜」
「まぁまぁ、そうしょげるな」
「V4146だって……せっかく……」
/Ti0      Ti2V4147Ldぐぅぅぅぅ〜〜〜〜……Le
「V4148SEFe9m3……」
「お昼にするか」
「V4149Ecえへへへへ」
(おおっ!? ハ、ハート形のハムに……、/さらに海苔で僕の名前が入ってる!?)
(す、すごく嬉しいけど……。/これを見られたかと思うと、/流石に恥ずかしいな)
(まあ、梨穂子らしいけど……)
……こうして、二人でお弁当を食べた。
お弁当はとても美味しかった。/また、作ってくれたら嬉しいな……。
(はあ……ちょっと小腹が減ってきたな)
(……そういえば、梨穂子からもらった/お菓子があったな)
(屋上でこっそり食べるとしよう)
(よし、誰も居ないぞ)
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ガサガサ……
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ポキッ
(チョコの甘さとプレッツェルの食感、/やっぱりポロツキーは美味しいな)
「V4150あ、EF3ポロツキー!」
「梨穂子」
「V4151おいしいよね、ポロツキー」
「お菓子の匂いにつられてこんな所にまで/現れたか」
「V4152EFe9そんなわけないでしょ〜」
「そうかなぁ」
「V4153そうだよ〜」
「V4154EFe3m4……それにしてもFm3、Fm4Nnが学校で/お菓子食べてるなんて珍しいよね。/Fm3来る途中に買ったの?」
「これは前に梨穂子から貰ったヤツだよ」
「V4155EF4あ、EF3そうだったんだ」
「V4156EFe9m6という事は、Fm4元々私のものだったって/ことだよね……Fm3」
「だからそう言ってるだろ」
「V4157EcFe7m6ん〜……」
「欲しいのか?」
「V4158EoFe9m4そんなに、いじきたなくないもん」
「なんだ、あげようと思ったのに」
「V4159え? ほんと?」
「ほい」
「V4160Fm4ほい……って/EFe9m6口にくわえてるヤツ?」
「ふぁあ」
「V4161ま、いっか」
「おいおいおい」
「V4162EoF4え?」
「何、手で取ろうとしてるんだよ」
「こういう時は、口で取るものだろう」
「V4163口で……って。W15B100P5F5W45え〜〜〜!?」
「イヤか?」
「V4164イヤ……Fm4イヤじゃないけど、/EFe6その、W30EcFe9m5心の準備が〜」
「そうか〜残念だなぁ〜」
「V4165EoFe8う〜っ……W45とおっ!」
「ああっ! 折りやがった!」
「V4166ははは、Ecさらばだ明智君。/Eoこのポロツキーはいただいていくよ」
「まて! 怪盗チェリーブロッサム!」
「V4167なんでチェリーブロッサム?」
「桜井の桜を取って」
「V4168EF4なるほど」
「V4169ではさらばだ! Ecははははは〜」
「お、おのれ〜っ!」
(うむ。やっぱり梨穂子は/からかいがいのある、愉快な奴だな)
「うう……太陽が黄色い……」
(しまった、思わず口に出してしまった)
(昨日は面白い深夜番組があったから/つい夜更かししちゃったんだよな……)
(おかげで寝不足だよ……うう……/ちょっと昼寝でもしていくか)
(……)
(う……枕がないと案外寝づらいな……)
???
「V4170きゃっ」
「ん? 何だ?」
「V4171み、見えちゃった?」
「え? 何が?」
「V4172EFe7m4その……W30EFe9寝転がってたから、/Fm3スカートの中が……」
「いや、うとうとしてたから……/今の声で気が付いたんだよ」
「くっそー。夜更かしなんてしなけりゃ/よかった。見逃したよ……」
「V4173えっち〜。W90EFe7m4……っていうか、/W15私のなんて見てEFe9嬉しいの?」
「それは……どうだと思う?」
「V4174EF9し、W30EcFe9m4知らないよ〜」
「はははは」
「V4175EoFm3なんかテンション変だよ、W15Fm4も〜/W30……W30P0Fe9m3W30そんなに眠いの?」
「うん、眠いな、すごく眠いよ」
「V4176EFe7m6ふ〜ん」
「……」
「V4177EFe9m6……」
「V4178EcF4……私は枕が無いと寝れないなぁFm6」
「だからって枕を持って歩くわけにも/いかないよな……ふわぁ……」
「V4179……EoFe9m3そうだね」
「ふぁ……」
「V4180枕、あったほうが寝やすいよね」
「ん〜? そうだなぁ……」
「V4181EFe7m6……」
「V4182Fm4あの……さ、W30ひざまくら……って」
「え?」
「V4183EFe9m4ひざ……まくら……Fm6とか……」
「V4184SFm6Ec……ごめん、W30EoFe9m3やっぱり……」
「ぜひ」
「V4185EF4え?」
「ぜひお願いしたい」
「V4186そうなの? Fm4それじゃ……EFe9m3こっち来て」
「V4187ん……どう? 寝心地は」
「ちょっと枕が高いかな?」
「V4188それは調節できないよ〜」
「あ〜でも、柔らかくて案外いいな……」
「V4189そう?」
「うん、気持いいよ……」
「V4190ふ〜ん、今度私もしてもらおっかな」
「V4191……」
「V4192……寝ちゃった?」
「V4193ふふふ、かわいいな……」
「ん……う〜ん……」
「V4194……! ……きゃっ」
「V4195お、起きて……」
「V4196……るワケじゃないのか……」
「V4197だよね、そうじゃなきゃこんな……」
「V4198び、びっくりしちゃった……」
「V4199……誰も見てない……かな?」
「V4200……ふふっ」
「ん……ふぁ……」
「V4201あ、もうすぐ昼休み終わっちゃうよ」
「昼休み一杯寝ちゃったな」
「V4202よっぽど眠かったんだね〜。/ちっとも目を覚まさなかったもん」
「そっか。……何かイタズラとか/しなかっただろうな?」
「V4203うぇっ? /や、やらないよ、イタズラなんて」
「ふうん……怪しいな……」
「V4204怪しくないよ〜」
「ま、いいか。それじゃ教室に戻ろう」
「V4205うん」
「V4206……」
「どうした? 早くしないと遅れちゃうぞ」
「V4207Sあ、EcFe7足がしびれちゃった……」
「はぁ……仕方ない、治るまで待つか」
「V4208えへへへ……SdEoFe6ごめんね」
「……あれ?」
(机の中にプリントが……これって……)
(マズい! 提出期限を過ぎてるぞ!/答えはとっくの昔に書いてあるのに!)
「い、今すぐ提出しに行こう」
(ふう……自分でまいた種とはいえ/ずいぶんこってり絞られちゃったな)
(プリントの存在をすっかり忘れるなんて、/軽く自己嫌悪だよ……)
(はぁ……ちょっと気分転換に/隠し階段へ行こうかな)
(辺りに誰か……)
(居るわけ無いよな……/いいや、入っちゃおう)
(よっ……と)
「ふぅ……」
(やっぱりここは落ち着くな……)
(ここで、ボーっと思考を巡らせる……/イヤな事があった時でもこうしていれば/落ち着いてくる……)
(誰も来ない、僕の秘密の場所だ……)
(……)
(ん? 今何か聞こえたような……)
???
「V4209Nn……?」
(だっ、誰だ!?)
「V4210私……だよ〜」
(この声は……梨穂子か)
(ひょっとして、僕について来てたのか……/うかつだったな)
(う〜ん、ここまで来られたら、もう/ばれたも同然な気もするけど……)
(でも姿を見られたかどうかは判らないし、/今ならごまかせるんじゃないか?)
(どうしよう……この僕だけの秘密の場所を/梨穂子に教えてしまっていいのか!?)
・いいや。梨穂子を中に入れてあげよう
・知られるのはイヤだし、隠れたままでいよう
・オバケのふりをして追い払うか……
(そうだな、別に梨穂子になら/知られても……)
(それに、梨穂子が出入り口に居たら/目立つし、とりあえず中に入ってもらう/ことにしよう)
(お宝本は見えないところに隠して/あるし……うん、大丈夫だな)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ぎぃーー……
「とりあえず、中に入ってくれよ」
「V5105う、うん」
「……」
「僕がこんな所に潜んでたっていうのに、/あんまり驚かないんだな」
「V5106え? いや、驚いてはいるけど、/それよりも……」
「V4211……ゴメンね、付いてきちゃって」
「なんだよ突然。/梨穂子が謝るとこじゃないだろ」
「V4212Fm3でも、一人で居たかったみたいだから」
「じゃあ、なんで?」
「V4213声を掛けないほうがいいのかなって/思ったんだけど……なんか、Nnの顔を/見てたら我慢できなくて……」
「梨穂子……」
「V4214Fm3だから、ごめんね?」
「いいよ、別に」
「声を掛けてくれたのが梨穂子で/よかったよ」
「V4215EFe9m4Nn」
「こんな所で一人でうじうじしてるのなんて/他の人には見せられないけど」
「梨穂子にだったら、見られてもいい」
「V4216B100EcFe6m3うん、W60EhFe9ありがと……」
「こっちの台詞だよ」
「V4217Ecえへへ……W30Eoうん」
「V4218ね、近くに行っても、いい?」
「え? う……うん……」
「V4219Ecえへへ」
「な、何だよ……まったく」
「V5116学校にこんな所があるなんて、/知らなかったな」
「そうだな。多分知ってるのは僕だけ……/いや、僕と梨穂子くらいだよ」
「V5117そっかぁ……押入れもそうだけど、/やっぱりこういう所が好きなんだ?」
「う〜ん、そうなのかもしれないな……」
「V4220Eoねえ」
「ん?」
「V4221Fm4ここには、よく来るの?」
「ああ、落ち込んだ時とか、/気分が悪い時とか……たまにね」
「V4222EFe6m3そっか……」
「V4223EcF3えへへ」
「ははは」
「なんだか、気持が軽くなったよ」
「V4224Eoそっか、ここだと落ち着くんだね」
「ん? ああ、そうだな」
(いや……)
(梨穂子が来てくれたから気が楽に/なったんだと思うけどな……ははっ)
「V4225EFe9m4なに〜? もう、人の顔見て笑って〜Fm3」
「いやいや、なんでもないよ」
「そろそろ、行こうか」
「V4226EcF3うん」
「V4227……Eoあのね」
「なんだ?」
「V4228たまに、お邪魔してもいいかな?」
「まあ、たまに、ならな」
(中に入れるわけにもいかない、/隠れていよう……)
「V4229…………」
(…………)
(もう帰ったみたいだな……)
(ふぅ……落ち着いてきた……)
(そろそろ戻るか……)
(ちょっと脅かして帰ってもらおう)
「V4230……? 気のせいだったのかな」
「だぁ〜れ〜だぁ〜」
「V4231え……な、何?」
(うん、怯えてるみたいだ。/もうすこし脅かせば……)
「う……うぉぉおおお〜〜ん」
「V4232ひゃあぁぁぁぁ〜〜!」
(そ、そんなに驚かなくても……)
「V4233おばけぇぇ〜〜〜〜」
(ちょっと驚かせすぎちゃったかな……)
(よくよく考えると、梨穂子になら知られ/ても構わなかったような……)
(……まぁ、仕方ないか)
(ふぅ……)
(別に嫌な事があったわけでも無いのに/ここに来てしまった)
(ひょっとしたら、待ってるのかな……/僕は……)
(でも、そんな都合のいい事……)
「もしも〜し」
「……」
「えへへ」
「ああ、梨穂子」
「EoFe9m4どしたの? なんかヘンな顔してるけど」
「うん、実は……」
「ひょっとしたらまた梨穂子が来るんじゃ/ないかな、と思ってここに居たんだ」
「B100EF4そうなの?」
「うん」
「EFe6m3そっか……」
「梨穂子は?」
「私もNnが居るかなーって」
「Ecえへへ、W30Eoなんかいい所だよね。/ちょっと暗いけど」
「そうか?」
「EF3うん。Fm4子供の頃の秘密基地みたいFm3」
「ああ、確かにそんな感じはあるな」
「Ecいいよね。W30EoFe7m3ちょっと懐かしい感じ……」
「……くすっ」
「EF4どしたの?」
「わざわざこんな所にくる女子なんて/普通いないぞ」
「普通じゃなくて悪かったですね〜」
「梨穂子は変わり者だからな……」
「EoFe9m4ダメかな……?」
「EFm3……」
「全然、ダメじゃないよ……」
「EF4あ……」
「んん……」
「ん……は……」
「EoFe9m3……」
「EcF3えへへっ」
「EoFe9m4すごく、ドキドキしてる……」
「うん……ボクもだ……」
「Fm3顔、すごく真っ赤だよ」
「梨穂子だって」
「EcF3あははっ。W30EoFe9m3教室、戻れないよ?」
「う〜ん…そうだな」
「ちょっと冷ましてから帰るか」
「EcF3うん」
こうしてしばらく時間をつぶして教室に帰った。
梨穂子の笑顔を見るたびに顔が赤くなってしまって/なかなか教室に戻れなかったけど……
(今日は確か茶道部室にいるはずだな。/会いに行こうか)
「V4256あ、いらっしゃ〜い」
「V4257ささ、あがってあがって〜」
「V4258はい、Fm4Ecあ〜んMo」
「お、うまそうだな。あ〜ん」
「V4259EFe9m4どう? W30Fm3おいしい?」
「うん。ほどほどに甘くていいな」
「V4260そっか、EcF3よかった〜」
「流石、梨穂子はお菓子を選ぶのが/上手だな」
「V4261EoFe9m4も〜、お菓子だけなの?Fm3」
「他に何かあったかなぁ」
「V0237ゴチャゴチャうるせー!!」
「V4262るっこ先輩!?」
「ど、どうしたんですか先輩」
「V0238Fm4人の目の前でFe4m8Ecいちゃいちゃいちゃいちゃ/いちゃいちゃEoFe8しやがって!」
「V0083邪魔……。邪魔すぎる……」
「いや、僕たちは別にいちゃいちゃ/なんて……」
「V4263してないですよ〜Fm3」
「V0084その息の合いっぷりがまた……」
「V0239まったく……EhFe8m9ここはあんたらのお勧め/デートスポットかよ」
「V4264別に誰かに勧めたりは……」
「V0240はいはいはい間違えましたよ。/EoFe6私みたいな彼氏のいない女は、/EcFm2そういうところに気がきかないんですよ」
(なんだか夕月先輩荒れてるな……/一体何があったんだろう……)
「V0085クラスの男子に煽られた。『夕月も/茶道部の後輩を見習えば、ちょっとは/人気が出るだろう』と」
「いやいや、生の梨穂子が近くに居れば、/きっとその人も『見習え』なんて/言わないと思いますよ」
「……って、何で僕の考えてる事が/分かったんですか?」
「V0086ふふふ、顔を見れば分かる」
(うう、先輩の前では油断できないな……)
「で、でも、なんで夕月先輩は彼氏が/出来ないんですかね?」
「V0241……喧嘩を売ってるのか」
「いえ、あの。結構、美人じゃないですか」
「V0242え」
「V0087え」
「V4265え」
「梨穂子に比べて女らしいというか……/梨穂子と比べるのはどうかと思いますが」
「V0243な、W30Fm2何言ってんだあんた」
「大人の魅力、というか……梨穂子が/子供っぽいだけかもしれませんけど……」
「V0244え? Ecあ、W30EoF9そっか? Fm2……ふむふむ」
「V4266Fm3そりゃだって先輩は年上だもん」
「いや、梨穂子が一年たっても先輩のような/感じにはならないだろ」
「ウチのクラスにも先輩に蹴られたいって/言ってる奴がいますよ」
「V0245マジか!? EFe8m4蹴りに行くからFm2紹介しろ!」
「V4267……」
「V0088あんまり、本気に取るな」
「V0246え? W30P0Fe6m2W45……ああ、SEc褒められなれないから/EoFe9うっかり乗っかっちゃったよ」
「V0247ふっふ〜ん、EoFe9嘘でもそこまで言われると/気分はいいもんだね」
「別に嘘って訳じゃ無いですけど……」
「V0248EFe4m7あらそう? /EcW6EhFe4m7じゃ付き合ってみる? Fm2私と」
「な、なんでそういう話に!?」
「V0249そこまで褒めるって事は、多少は/気があるんでしょ? どうよ?」
「ありませんよ! 大体僕には……!」
「V0250……」
「V0089……」
「V0021……」
「……なんで、黙っちゃうんですか」
「V0251Ecいいから、続き続き」
「V0090『僕には』Fm3なんだ?」
「何でもないです」
「V0252ふん。なるほど?」
「V0091EF1今、言った方がいいぞ?」
「お断りします」
「V4269EFe9m3あ、Ecあはははは……」
「さて、それじゃ、失礼します。/梨穂子はどうするんだ?」
「V4270EoFe7m4えっW15EFe9と……W30EcFe9m3後片付け」
「そうか、じゃあまたな」
「V4271Eoうん」
「……」
(……)
(なんだか梨穂子の様子が変だった/気がするけど……)
(ま、気のせいか)
女生徒
「すみません、学食のメニューについて/アンケートを取ってるんですけど」
「え? 僕?」
「はい。生徒会なんですけど、特に用事が/無いなら答えてくれませんか?」
「あ、いいですよ」
「そうですか。えー、まずはパンの種類に/ついての質問ですけど……」
(学食アンケートに思いのほか/時間がかかっちゃったな)
(しかし、アンケートなんて取られても、/改善する頃には卒業しちゃうんじゃ/ないのかな?)
(でも、学食が良くなるなら……)
「V0253いよっ! Eoどうした、難しい顔して」
「あ、夕月先輩」
「先輩は学食アンケート答えました?」
「V0254Ecもちろん! Eoもっとうどんのメニューを/増やすようにってね」
「うどん……ですか?」
「V0255Fm4ああ、Fm3ここのうどんってありきたりだろ?/P0Fe9m2もっと奇抜でもいいと思うんだよね」
「それでどんなメニューをリクエストしたん/ですか?」
「V0256生クリームにあんこと黒みつをプラスして/あんみつうどんとか! EF2どうだ?/りほっちも喜びそうじゃないか?」
「梨穂子はいいとしても僕らが困りますよ」
「V0257EFe4m7ははは、3年は卒業だから大丈夫!」
「そんないい加減な……」
「V0258まあまあ、さすがに採用しないだろう。/Ec……私が責任者ならともかくさ」
「あはは」
「V0259さてと、じゃ、私ゃ戻るよ。/それじゃまたね」
「はい。それじゃまた」
(…………)
(う〜ん……甘いうどんか……)
(確かに梨穂子は喜びそうだけど……)
(あ、梨穂子だ)
「おーい! 梨穂子ー」
(あれ? 気が付かなかったのかな?)
(でも、一瞬こっちを見たような……)
(ちょっと気になるな……)
(……)
(いや、かなり気になる……)
・ちゃんと話を聞かないと! 追いかけるぞ
・いや、梨穂子にばかりかまってられない
(うん、ちゃんと話を聞こう……)
(よし! 追いかけるぞ)
(あ、逃げた!)
(やっぱり意図的に避けていたのか、/それにしても……何故だ!?)
(直接聞くしかないか……)
「おい! 梨穂子、待ってくれ」
「V4272……」
(まったく……何だって言うんだ)
(やっと追いついたぞ……)
「……な、何で逃げるんだよ」
「それも……こんな所まで……」
「V4273だって……」
「……何か、言いたいことがあるんだろ?」
「V4274……」
「昔から、僕に言いたいことがある時は/決まってこんな風に逃げ出してたな」
「そのたびに、こうやって追いかけて」
「V4275だって、EcFm4それは……」
「うん?」
「V4276Nnが悪いんだよ、いつもいつも」
「V4277EFe9m5私の気持を考えずに、へらへらへらへら/しちゃってさ。Fm6私だって傷付くことも/あるんだからね」
「う……でも……」
・何故怒ったのか見当が付かない
・とりあえず『僕が悪かった』と謝る
「何で、梨穂子がそんなに怒ってるのか/さっぱりわからないんだよ」
「V4278EFe9m5え〜〜〜〜っ」
「だから、僕に何か悪いところがあったら/教えてくれないか」
「V4279……」
「V4280ん〜〜……Ehそれはその〜」
「何だ?」
「V4281Fm4美人だ……って」
「は?」
「V4282大人の魅力がある……って」
「……???」
「すまん、僕が悪かった!」
「V4283EFe8m5うう〜〜〜っ」
「V4284EFe9m4本当に? そう思ってる?」
「ああ、もちろん。心から反省してる」
「V4285EF6ん……」
(とりあえず、機嫌は直っただろうか……)
「V4286……でも、がっかりだよ……」
「え?」
「V4287EcFe6m4そりゃ、私は美人でも無いし、/Fm6子供っぽいけどさぁ……」
「V4288あんなに、比べられちゃうと/Fm6ちょっと、ショックだよ……」
(誰の事を言ってるんだ? さっぱり/わからないぞ……)
「V4289私は、ただの幼馴染から/一歩前進したつもりだったのに、/Fm6それは勘違いだったのかなぁって」
「ま、まて、待ってくれ」
「僕も、その……梨穂子とは/以前の関係のままじゃないと、/そう思ってるつもりなんだけど……」
「V4290そうなの?」
「ああ。一応、そのつもりだよ」
「V4291じゃあ何で……」
「V4292EFe9m6るっこ先輩に、あんなこと言うから/EcW4EhFe7m6私……」
「あ……」
・梨穂子はかわいいなあ!
・梨穂子はかわいいなあ!!
・梨穂子はかわいいなあ!!!
「梨穂子はかわいいなあ!」
「梨穂子はかわいいなあ!!」
「梨穂子はかわいいなあ!!!」
「V4293えっ? W45ええっ!?」
「つまり、やきもち焼いたって事だろ?」
「V4294そうだよ〜! EFe8m5もう! Fm6さっきも何だか/楽しそうにお話してるしFm5」
「夕月先輩相手にやきもちなんて……」
「V4295だって、先輩、美人なんだもん/EFe9心配になっちゃうじゃんか〜」
「あはははは」
「V4296Fm7笑い事じゃないよ〜」
「そりゃまあ、夕月先輩も/区分で言えば美人だろうけどさ」
「V4297Fm4ほら〜Fm6やっぱり……」
「でも、今の僕には、梨穂子が居るから」
「V4298あぅ……」
「V4299ずるいよFm6そんなの……」
「だから、梨穂子は何にも心配しなくて/いいんだ」
「V4300うん……」
「V4301ね、W30キスWv160Fm3して?」
「うん……」
「V4302んっ……」
(梨穂子……)
「V4303えへへへ」
「やっぱり梨穂子は、そうやって/『えへへ』って笑ってるのが一番だな」
「V4304えへへへへ」
「さて、そろそろ行かないと/午後の授業が始まっちゃうぞ」
「V4305EoF4え」
「もうすぐ昼休みも終わりだ」
「V4306EcF3えへへへ……W30EoFe9m3お昼ごはん/食べ損なっちゃった」
「……」
「V4307EcF3えへへっ」
「仕方ない、急いでパンでも買いに行くか」
「V4308うんっ!」
(いや、梨穂子にばかりかまってられない)
(僕だって忙しいんだし……)
(何かあるなら向こうから来るだろ)
(うん、それが当然だよ)
(そういえば……通学途中に見たあの犬、/面白かったなぁ)
(太い眉毛を描かれちゃって……/一体誰がやったんだか)
(この楽しさを誰かに……あ、そうだ)
(梨穂子はこういう話大好きだもんな、/ちょっと教えに行こう)
「おーい、梨穂子〜」
「V0115ああ、Nm君」
「あ、梨穂子はひょっとして補習?」
「V0116Ecうっふっふっふ、W30EoW4EhFe4そうですよ?」
「な、何? ヘンな笑い方して」
「V0117EcFe4いやいやいや、W30EoFe9m3ちょっと前までは/W30私の前ではWv255EFe3m4『桜井さん』Wv315EFe9m3だったでしょ?」
「あ……」
「V0118EcF3いいっていいって、W30EoFe9m3なんか/あんた達は微笑ましくていいわぁ」
「そ、そう?」
「V0119EcF3そうそう」
(ど、どう受け取ったらいいんだろう……)
「えっと……じゃ、じゃあ/ちょっと、プールに行って来るよ」
「V0120はいはい、Eoいってらっしゃーい」
(自分では気が付かなかったけど/案外、行動に出ちゃってるんだな……)
男子A
「V4309だから……それは……」
「何でだよ」
(梨穂子……と誰の声だ?)
(ともかく、行ってみよう)
「V4310……イヤなんです、そういうの」
「そうかなぁ? でも付き合っちゃえば/関係無いって」
「V4311私、好きな人がいるんです!」
「関係ないってそんなの。絶対俺の方が/いいって。間違いないよ、付き合ってよ」
(梨穂子が……言い寄られてるのか?)
(……)
(ちょっと様子を見て、しつこいようなら/バシッと言ってやるか)
「V4312Fm6だから、さっきから『お断りします』って/言ってるじゃないですか」
「いいじゃん、そんなのこだわらなくても。/あれでしょ? 好きな奴ってA組のNm/とかいう奴でしょ?」
(な、なんだコイツは……)
「アイツさ、実際のとこ唯のヘタレでしょ。/いつだか、デートすっぽかされて泣いて/帰ったって話だぜ? ダメでしょ!?」
(な、何だと!)
「なっさけねぇよなぁ〜超笑えるよ〜」
(くそっ! 居ないと思って好き勝手……/もう我慢ならない!)
「おい……!」
「V4313EcあんたなんかにNnの良いとこは/一生わかんないよ!!」
(梨穂子……!?)
「V4314Eoそんな、人の言う事無視して勝手な事/ばかり言って!」
「お……おいおい、そんな怒るなよ。/冗談だろ、冗談」
「V4315EcF8あなたなんか、全然ダメダメだよ!/EoFe8m6冗談だとかいってごまかして……」
「な……うるせえよ、でかい声出すなって」
「V4316EFe6m4Nnは優しくて、かっこよくて……/EF8それで、いざという時にはちゃんとEc助けに/来てくれるんだから!」
「うるせえ!」
「V4317EoFe8m6だから私は昔っから……」
「うるせえって言ってんだよっ!」
「V4318EcFe9m6……っ!」
(り、梨穂子……)
(僕は……どうするべきだ……!?)
・梨穂子を助けに行かないと!
・いや、僕は意気地なしだから……
(そうだ、考えるまでもない!/梨穂子を助けないと!)
「なんだよこの……っ」
「梨穂子っ!」
「V4319Nn……」
「んだよ……今こっちで話してるから/あっちに行けよ」
「梨穂子は……」
「……何だよ」
「梨穂子は、僕の彼女だ!/梨穂子に手を出すな!」
「V4320EF4B100……!」
「……なっ」
「…………」
「……んだよ、うぜえな……/ちょっとからかっただけだろ?」
「テメェ……」
「……チッ、わかったよ。ハッ!/こんな女のどこがいいんだか……」
「V4321…………」
「……は、ははは……」
「V4322EFe9m6だ、大丈夫?」
「まったく……何してるんだよ……」
「あんな奴の言う事なんか、適当に/聞き流してれば……」
「V4323EF4……W15EcF3うふふ」
「な、何だよ」
「V4324EoFe9m4それはこっちのFm3台詞」
「む……」
「V4325なにしてんの〜? EoFe9m3も〜」
「そう言いながら、何で/にこにこしてるんだよ」
「V4326EcF3えへへ、EoFe9Fm4だってFm3嬉しかったんだもん。/それに……」
「それに?」
「V4327EcF3Nnだって笑ってるし」
「え? そ、そうか?」
「V4328Fm2えへへっ……」
「ふふっ……」
「V4329EoFe9m3……」
「……梨穂子」
「V4330えへへへへ」
「V4331嬉しかったよ」
「ん、そうか?」
「V4332それに、かっこよかった」
「そんなこと無いって」
「手だって震えちゃってるし……/格好悪いよ」
「V4333ううん。かっこよかったよ/Nn……」
(梨穂子……)
「V4334EFe7m4……」
「V4335EFe9m3ねえ、今年のクリスマスは/Fm4どう過ごすの?Fm3」
「どうって……そうだな……」
「誰か、女の子と一緒に過ごせれば……/と思ってるけど」
「V4336Fm4そっFm6かぁ……Fm3」
「V4337SEF4あ」
「どうした?」
「V4338SdEcFe9m3補習中だったっけ、Eo私」
「あ、そうだった」
「V4339それじゃ、私行くね?」
「うん」
「V4340EF3Nn」
「ん?」
「V4341ありがとね!」
「ふぅ……」
(勢いにまかせて、あんな事を言って/しまったぞ……)
(…………)
(誰かに聞かれちゃったかな?)
(ってもう遅いか? はは……)
(う……でも、出て行って何を言えば/いいんだ?)
(この状況で……僕に何か言えるのか?)
「なんだよこの……/本当うるせえ女だな!」
「カレシも居ないんじゃ可哀相だから/俺がなってやろうってのによ」
「V4342……」
「いいよ、別にお前なんか」
「せいぜいあの腰抜けと/仲良くしろよ」
「V4343……」
「V4344Eo……あ……いけない、補習の時間が……」
「……」
(なんとか……なったみたいだな……)
(でも……これで、よかったんだろうか?)
???
「V4345だ〜れだ?」
(う……誰だろう?)
・絢辻さんでしょ?
・梨穂子だな?
・薫か?
・中多さんかな?
・七咲だろう?
・森島先輩ですよね?
「絢辻さんでしょ?」
「V4387ええっ……違うよ……」
「えっ……あ、梨穂子!?」
「V4391Fm4……ちょっとFm3残念、W15Ecかな?」
「これは……梨穂子だな?」
「V4346あはは、Fm3正解〜」
「やっぱりそうだったか」
「V4347ね、Fm3どこでわかったの?」
・声……かな?
・手の感触……かな?
・匂い……かな?
「声……かな?」
「V4348えへへ」
「何だよ」
「V4349Fm3嬉しくて」
「う……そ、そうか?/わかって当然だと思うんだけど」
「V4350そ、W30EFe9m3そうなの?」
「まぁ……長い付き合いだからな」
「V4351ふふっ、そうだよね〜」
「手の感触……かな?」
「V4352え? 手の感触?」
「ほら、梨穂子の手ってふかふかしてる/じゃないか」
「V4353そ、そうなの?」
「ぷにぷにっていうか……」
「V4354ほめてない……よね?」
「ああいやその、とにかく手だけでも/梨穂子だってわかるってことだよ」
「V4355そっか、EcF3えへへ」
「匂い……かな?」
「V4356匂いって……EFe9m3におい?」
「うん、梨穂子の近くはお菓子の甘い香りが/するじゃないか」
「V4357EcF3そっか」
「V4358しないってば!」
「あはは、冗談だって」
「V4359むぅ」
「でも、シャンプーの香りっていうか……/そういうのでわかるぞ」
「V4360そ、EFe9そうなんだ。EcF3えへへ」
「もし僕が梨穂子に目隠ししたら/梨穂子は当てられるかな?」
「V4361そりゃもちろん!」
「そ、そうなのか?」
「V4362Fm4だって、他にそんな事する人Fm3いないから」
「むう……」
「V0121だ〜れだ」
「V4363きゃあっ!」
「V4364か、香苗ちゃん?Fm3」
「V0122あはは、Eoびっくりした?」
「V4365び、びっくりしたよぉ……」
「何されたんだ?」
「V4366え?W30SEcF2 あ……あははは〜っ」
「V0123ね、何してたの?」
「梨穂子に『だ〜れだ』なんてやるのは/僕ぐらいだろって話をしてたら……」
「V4367タイミングぴったしで香苗ちゃんが……」
「V0124Ecあはは、EoFe3m4そういう事?」
「V0125ま〜た二人の時間を邪魔しちゃった/わけね?」
「V4368え? EcFe9m3い、いや、そうじゃなくって〜」
「V0126照れない照れない。EoFm4ま、いいけどさ。/EoFm3校内ではほどほどにね? EcF3じゃね〜」
「あ、ちょっと……」
「V4369Fm3……」
「……」
「V4370えへへへへ」
「ははは……」
「……なぁ梨穂子」
「V4371ん? なあに?」
「やる人、他にもいるじゃないか」
「V4372えっ!? EcFe9m3そ、そうだね……」
「V4373でも、もし他に候補がいたとしても」
「V4374やっぱりNnだってわかると思うんだ/けどな」
「そうかぁ? 何でだ?」
「V4375それは……W30EFe9m3なんとなく、W30EF3かな?」
「なんだそりゃ。いい加減だなぁ」
「V4376Ecえへへ」
「やれやれ」
「V4377それじゃ、私行くね」
「うん、またな」
「V4378じゃあね〜」
(……そっか、『なんとなく』か)
(ふふっ、梨穂子らしいな)
(でもその『なんとなく』っていうのが/ちょっと嬉しいかもしれない)
「薫か?」
「V4388ブブー違いマス」
「V4389う〜ん……W30EoFe9m3わかんなかった?」
「あ、梨穂子だったのか」
「V4390Ecえへへへへ」
「V4391……ちょっとFm3残念、W15Ecかな?」
「あ……」
「中多さんかな?」
「七咲だろう?」
「森島先輩ですよね?」
「V4379え?」
(あ! 間違えたか!?)
「り、梨穂子か」
「V4380……」
(う……機嫌を損ねないといいけど……)
「V4381森島先輩って……EFe3m6あの3年生の?」
「そ、そうだな」
「V4382あはは、W30EoFe9あんなきれいな人と間違われる/なんてびっくりだよ〜」
(あれ? 上機嫌だな……これに乗じて/ごまかしておこう)
「うん、多分梨穂子にもそういうオーラが/出てきてるって事だよ」
「V4383え!? W30EFe9m3そ、そうなのかな」
「V4384そっか〜……W30EcF3ふふふっ」
「V4385当ててくれなかったのはFm6残念だけど/EcF3ちょっと嬉しいかも」
「V4386えへへ、Eoじゃね〜」
(……ほっ)
(なんとかごまかせたか……)
「V4392……む〜」
(あ! り、梨穂子だったのか!)
「V4393……」
「…………」
(行ってしまった……)
(マズったなぁ……声で誰だか/わからないなんて……)
(今日のB定食は白身魚のフライかぁ……)
(タルタルソースも美味しそうだし、/これにしよう)
「うーん満足満足……」
「V4394あはは、ニコニコだね」
「梨穂子」
「V4395そんなに美味しかった? B定食」
「えっ! な、何で/僕が食べた物がわかったんだよ!?」
「V4396えっへっへ〜」
「……あ、そうか」
「一人寂しく食事してるのを見てたんだろ。/なら声を掛けてくれてもいいじゃないか」
「V4397ぶぶー。違います」
「違う? 違うって……」
「V4398匂いでわかったんだよ」
「……」
「V4399Ecすごいでしょ」
「またそんなウソを」
「V4400ウソじゃないってば!」
「どうだろう、信じられないなぁ」
「V4401え〜っ」
「だって、証拠が無いからさ……」
「V0127どしたの? 何か楽しそうだけど」
「V4402あ、香苗ちゃん、聞いてよ〜」
「V0128なるほどね。ま、EoFe3Nm君の言い分も/わかるわ〜」
「V4403Fm6む〜っ……」
「V0129ま、W15私にFm3任せなさい」
「え?」
「V4404どうするの?」
「V0130簡単簡単、Fm3もっかいやればいいのよ」
「V4405なるFm3ほど」
「V0231私が桜井を見張っておけばNm君も/文句無いでしょ」
「……確かに」
「V0132で、負けたほうがジュースをおごる、W15Ecと」
「V4406よっし! W15……EF4え!?」
「V0133そうでもしないと真剣勝負にならない/じゃない?」
「それはそうだな」
「V0134うん! じゃあそういう事だね」
「V4407ふっふっふ、Fm4キミの挑戦をFm3待つ!」
「V0135ノリノリだね〜桜井」
「よ〜し、首を洗って待ってろよ!」
「V4408Fm4よかろう! Fm3私のっ……W30ゲホゲホ」
「おいおい大丈夫か」
「V4409あはは、Eoちょっと気管が……W15ケホッ」
「やれやれ。勝負はとりあえず置いといて、/何か飲んでから教室に帰るか。/梨穂子は何がいい?」
「V4412ココア……W30EFe7m4いやW30EF3アップルジュースかな?」
「V0137平和だね〜、Eoあんたらは……」
「V4413あ! EFe8m4ちょ、挑戦は待ってるんだから!/EcFm4それまで一時休戦なだけですよ!EoFm3」
「はいはい」
(う〜ん……さっきはああ言ったものの、/梨穂子の鼻には油断できないぞ……)
(無策で挑めば、必ず手痛い目にあうに/違いない)
(……)
(何か対策を練っておくか……)
(梨穂子のヤツめ。匂いだけで食べた/メニューがわかるなんて……)
(あれは何かトリックがあるに違いない!)
(全ての準備は整った。今日は梨穂子に/挑戦状を叩きつけてやるぞ!)
「V0491Nm、一緒に昼飯食わないか?」
「梅原……悪いが今日は駄目なんだ」
「V0492なんだEFe9どうした。Fm9神妙な顔して」
「梨穂子と……戦ってくる」
「V0493……そうか」
「V0494何のことだかさっぱりわからないが、/W15EoFe8m3がんばれよ!」
「ああ、ありがとう!」
(よし、気合を入れていくぞ!)
「たのもぉ〜う!」
「V0138どしたの?」
「V4414あれ? P3F3どしたの?」
「そこの女」
「V4415え?」
「お主匂いをかいだだけで、その者が何を/食べたかピタリと当てると言うが……」
「V4416……ええ。W30EoFe8m3相違ございません」
「よろしい、ならば……」
「V0139恥ずかしいんでヨソでやってくれない?」
「あ、ご、ゴメン」
「V4417あはははは」
「V0131それじゃあ、食事が終わるまで/桜井を見張ってるわね?」
「うん、頼んだよ」
「V4418ふっふっふ、W15Eo負けないよ〜」
「その台詞、15分後に言えるかな?」
「V0141はいはいEoF3それじゃEFe9m3勝負開始ね」
「じゃあ食事してくるよ」
「V4419いってらっしゃ〜い」
(……ふぅ)
(今日はA定食が納豆御膳、B定食が/豚キムチスパゲッティ……)
(これを待ってたんだ……)
「いただきま〜す」
「さて……」
「V0142準備はできたようね」
「うん、バッチリだ」
「V0143桜井もスタンバイOK?」
「V4420バッチFm3リです!」
「V0144じゃあNm君はそこに立って……/P1W45桜井はそこね?」
「V4421負けないよ〜」
「V0145じゃあ……EFe8m4よ〜い……EcF3ドン!」
「V4422Ld……W15ふん……W30ふん……Le」
(……)
「V4423Ld……W15くんくん……Le」
「V4424Ldん〜〜?Le」
(ふっふっふ……わかるまい……)
(昼に食べたのはB定食……すなわち/豚キムチスパ! キムチの匂いは強烈で/すぐにバレてしまうだろう)
(しかし! 今朝食べたものがA定食と同じ/……納豆だとしたらどうだ!?)
(う〜ん……パーフェクトすぎる……)
(……これなら例え梨穂子の鼻が/犬並みだとして……も?)
「V4425Ldくんくんくん……Le」
(ううっ!? ち……近い!?)
「V0146うわぁ……」
(か……香苗さんが引いちゃってるよっ)
「V4426Ldん〜……Le」
「V4427Ld……くん……W15くん……Le」
(近い近い!/か、香苗さん何かツッコミ入れて!)
「V0147あ〜……桜井さぁ」
「V4428ちょ、ちょっと待って。多分これは……」
「V0148いや、Fm4目の毒だからFm3やめてくれない?」
「V4429え?」
「…………」
「V4430えっ……EcFe9m5あ!」
「V4431Ecえへへへへ……」
「V0149あ〜もう……EoFe9m4大丈夫、桜井?Fm3」
「V4432あはは、Eo周りの目を忘れてた……」
「忘れてた……って」
「V4433えっと、EFe7m6その……」
「V4434ご、Ecごめんね〜っ?」
「V0150自分のやってたことの恥ずかしさに/今さら気付いたか……」
「……あ〜」
「え〜と……」
「V0151Nn〜Fm3WIN!」
「ははは……」
「V0152さて、勝利者インタビューです。勝因は/何でしょうか」
「そ、そうですね……」
(え〜と……何か気の利いた事を……)
「愛、でしょうか」
「V0153……」
「V0154……やってらんな〜〜〜Fm9い」
「あ!」
「ち、違うんだ。よくあるコメントを/マネしただけで、そういう意味じゃ」
「V0155はいはい」
(…………)
「V0495どうしたどうした、Fm3肩を落としちまって」
「……なあ、梅原」
「V0496EF3ん?」
「戦いは何も生み出さないな……」
「V0497……。W45Fe8m3Ecああ、EoFe9m3むなしいもんだ」
「賞品のジュースも貰えなかったし……」
「V0498よしな……過ぎたことを悔やむもんじゃ/ないぜ」
「梅原……」
「V0499気を、EoFe9落とすFm3なよ」
「帰ろう……教室へ……」
「V0500ああ、帰ろうぜ」
「ふぅ……」
(やっぱり気分転換には、/思い切って教室から出るべきだよな)
(暖かい日差しが気持ちよくて……/このまま昼寝しちゃいたいよ)
男子A
「あっ、その木材は噴水の横にでも/置いといてくれ」
男子B
「あいよ〜!」
女子A
「ねぇねぇ、当日はここにも飾りを/付けちゃおうよ!」
女子B
「賛成! じゃあ、こっちにも……」
(噴水の周りに人が集まってるけど、/いったい何をしているんだ?)
???
「V5400な〜にしてるの?」
「え?」
「おっ、梨穂子」
「V5401相席してもよろしいですかな?」
「ああ、もちろんですとも」
「V5402Ecえへへ、ありがと〜」
「V5403ん〜……。W150日差しが気持ちいいねぇ、/W45このままお昼寝しちゃいたいよ」
「あははは、やっぱりそう思うよな」
「V5404ココアを買ってすぐ戻るつもりだった/けど、Nnに話しかけようとテラスに/来て正解だったね」
「梨穂子は本当にココアが好きだな」
「V5405だって〜、W30甘くて美味しいんだもん。/W30Nnこそここで何をしてたの?」
「僕はご覧の通り、気分転換がてら/日向ぼっこをしてただけだよ」
「V5406ふふ、W15そうなんだ」
「あっ……そういえばさっきから/噴水の周りに人が集まってるんだけど、/梨穂子は何か知ってるか?」
「V5407ん? 噴水?」
「ああ、さっきから何かの準備をしてる/みたいなんだけど……」
「V5408ああ、W15あれは創設祭の準備を/してるんだよ」
「創設祭……なるほど、それでか」
「V5409クリスマスはもうすぐだからね〜、/準備も大詰めなんですよ」
「そっか、もうそんな時期だっけ」
「クリスマスといえば子供の頃にさ、/僕の家で梨穂子も一緒にケーキを/食べたことがあったよな」
「V5410EFe4うん! W30EF3あったあった、W30EcF3懐かしいねぇ」
「ケーキに乗ってた砂糖菓子を、/美也と3人で取り合ったりしてさ」
「V5411EoFe9サンタさんの砂糖菓子だっけ?/W30すっごく可愛かったんだよねぇ」
「取り合ううちに頭が取れちゃって、/美也が大泣きしたんだよな」
「V5412Ecあははは……W30Eoそうだったね」
「V5413そういえばNnって、/去年は創設祭に来なかったよね」
「ああ、去年は梅原たちと友達の家で/大騒ぎしていたからな」
「V5414EFe9そっか、W15どうりで見かけなかったわけだ」
「梨穂子は創設祭に参加してたのか?」
「V5415EF3私はほら、茶道部の出し物の手伝いを/してたんだよ」
「へぇ〜梨穂子はそんなことしてたんだ」
「V5416EFe9最近は一緒にお祝いすることも/なくなっちゃったからね」
「それもそうだな……去年もだし、/2年前のクリスマスも確か別々だったな」
「V5417に、2年前は、W30その……」
「あっ……」
「V5418Ld……Le」
(そうだ……2年前のクリスマス、/僕は丘の上公園にいたんだ……)
(そして……)
「……」
「V5419LdEh……Le」
「V5420あ、W15あのさNn!」
「んっ? ど、どうかしたか?」
「V5421EFe7m32年前のクリスマスのこと……/W45EFe9聞いてもいいかな?」
「えっ!? と、突然なんで……」
「V5422EFe9m7本当はね、W15ずっと気になってたんだ」
「V5423EF7でも、W302年前の落ち込んでるNnの顔を/思い出したらなかなか聞けなくてEc……」
「V5424EoFe9m7少し前までは、W30Nnからクリスマスの/話をすることもなかったでしょ?」
「そ、そうだっけ?」
「V5425Fm3うん、W45でも最近はさっきみたいに/少しずつクリスマスの話をするように/なってきたから……」
「V5426EF9む、無理にとは言わないけど、/W45EcFe9m3よかったら聞かせてもらえないかな?」
「梨穂子……」
(た、確かに2年前のことを梨穂子には/何も話してないけど……)
(なんで梨穂子がこんなに気にしてるんだ?/もう忘れてもおかしくないのに……)
「V5427その……W45ずっと聞きたかったの。/W902年前のクリスマスのときに……」
「う、うん」
「V5428Fm3私が選んだプレゼントが、/W30気に入ってもらえなかったのかな?」
「……え?」
「V5429Ecも、もちろんあの頃の私なりに/頑張って選んだんだけど……」
「V5430EoFe9m6でも、W30そんな私のせいで/Nnが落ち込む結果になっちゃった/のかなって……」
「V5431い、今さらだよねこんな話……/W30ずっと言い出せなくて……W15Ehごめんね」
(そうだ……/2年前のクリスマス、僕は梨穂子に/プレゼントの相談をしたんだ)
(あの時、梨穂子はすごく真剣に考えて/くれたのに……)
(僕はあのクリスマスの後、/自分のことしか考えられなくて……)
(梨穂子がこんな心配をしてるなんて、/これっぽっちも気付けなかった)
「V5432LdNn?Le」
「……梨穂子が謝ることなんて、/なにもないよ」
「V5433で、W30でも……」
「実はあの日……/僕は女の子に会えなかったんだよ」
「V5434EF4え?」
「だから……/結局プレゼントは渡せなかったんだ」
「V5435EFe9m6そ、W30そうだったんだ……」
「……うん、僕のほうこそごめんな。/せっかくのプレゼントを渡せなくて」
「V5436そ、そんなことないよ!/W15EF9私だってずっと言えなかったんだから」
「いや、でも……」
「V5437Fm3もういいってば。/W15こうしてNnの話が聞けただけで、/私はもう十分なんだからEc」
「V5438EoFe3m4でも、W45EF3そっか……/W45クリスマスは二人じゃなかったんだ」
「な、なんで少し笑ってるんだよ!?/確かに情けない話だとは思うけどさ」
「V5439B70EF4ええっ!? WvEFe9m3笑ってなんかないよ〜」
「まったく……/でも、僕もあの日のことを話せて、/少し楽になった気がするよ」
「V5440B0EF3そっか……W30じゃあ、W15今日はテラスで/日向ぼっこしてて正解だったねEc」
「ああ、梨穂子が来てくれたお陰だけどな」
「それとさ、もう梨穂子に今回みたいな/心配をさせないことを約束するよ」
「V5441EF4へ? 約束?」
「うん、これから僕に何かあった時は、/梨穂子にだけはちゃんと話すから」
「V5442LdEF3Nn……Le」
「だから、その……なんていうか」
「ああっ!? し、しまった……/ほら、早く校舎に戻らないと!」
「V5443EcF3うん!」
こうして……/梨穂子との信頼関係が強まった気がする。
「V4496えへへへ」
「どうした?」
「V4497ん〜、W30EcF4なんか不思議な感じだな〜って/EoF3思って」
「不思議って、なにが?」
「V4498ここ最近は、EF3昔より一緒に居る時間が/多い気がするから」
「う〜ん、確かにそうかもなぁ」
「V4499EcF3やっぱりそうだよね? ふふっ」
「嬉しそうだな」
「V4500嬉しいもん。EoFe9m4Nnは嬉しくないの?」
「そりゃまあ……嬉しいかな」
「V4501EF3よかった! Ecえへへっ」
「V4502ねぇねぇ知ってる?/隣街のプールって冬の間スケート場に/なってるんだって」
「あそこって潰れたんじゃなかったっけ?」
「V4503そうなの? そりゃが〜ん……だね」
「屋外スケート場って結構大変らしいから」
「V4504あ、確かに暖かい日とかは大変かも。/氷も溶けちゃうもんねぇ……」
「V4505でも残念……はぁ……」
「V4506あ」
「V4507ほらほら、見て見て。EcFm7LdMoIs0はぁ〜っ……McLe」
「あはは、寒いからな」
「V4508Ecね、ね。EoNnもやってよ、ほら。/EcFm7LdMoIs0はぁ〜〜〜っMcLe」
「はぁ〜っ」
「V4509あははっ」
「ふふっ」
「ははは……めっきり冬だな」
「V4510うん。W30EFe9ちょっと前まで、あんなに/暑かったのにね」
「そうだな、あっという間だ……」
「V4511うん」
「V4512結構距離あるよね〜」
「V4513ウチのクラスに隣街から通ってる子が/いるんだけどさ」
「大変そうだな……自転車通学か?」
「V4514そうなの。Fm3台風とか来ると/学校休んじゃうんだよね」
「気持ちはわからなくも無いなぁ……」
「V4515で、Fm3冬は冬で寒くて遭難しそうだって」
「そりゃそうだよなぁ……」
「V4516うわっ……W30Fm4さむ〜いっ」
「う……急に冷えてきたな」
「V4517EFe6m5なんか曇ってきた……/EFe9m4ね、天気が崩れるまえに帰ろうよFm3」
「来たばかりだけど……ま、仕方ないよな。/それじゃ、帰ろうか」
「V4518うん、帰ろ」
「V4519EF4あ」
「V4520EFe9m4いま、ほっぺに『ぽつっ』て」
「V4521帰るまでもたないかもしれないよ」
「困ったな……梨穂子、傘持ってるか?」
「V4522EcF3うん、W30P2W30いつもここに……」
「よかった、助かったよ」
「V4523Sえへへへへ……」
「……まさか」
「V4524SdEoFe9m6前に雨が降った日に、/学校に置いて来ちゃったみたい……」
「なんてこった」
「仕方ない、出来るだけ急いで……って」
「V4525EF4わわ、EFe3m6もう降ってきちゃった」
「うわっ、この時期に雨とは……」
「V4526か、風邪ひいちゃうよ〜っ」
「とりあえず、雨宿りできそうな場所は……/くそっ、無いか」
「V4527あ、Fm3ねえ、こっち!」
「え?」
「V4528EFe9はやくはやくっ!」
「V4529はぁ……どう? 濡れちゃった?」
「いや、ほとんど濡れてないよ。大丈夫だ」
(なるほど、確かにここなら雨宿り/できるな……しかし……)
「V4530ごめんね? 狭いよね?」
「仕方ない。二人で入るような場所じゃ/ないもんな」
「V4531でも、これじゃ電話掛けたい人が来たら/困っちゃうね」
「3人か、流石に入らないかな」
「V4532あははっ、その時は外に出ないとね」
「電話の邪魔するわけにはいかないよ」
「V4533うん、仕方ないよ。/でもほんとに誰か来たら大変だよね〜」
「知り合いじゃなければいいけど」
「V4534見られちゃったら大変だね」
「まったくだな……」
「V4535大丈夫、ほら、ガラスが曇ってきたから。/これなら見えないよ」
「ははは、こんな狭いところに二人で/居れば、そりゃ曇る……」
(う……梨穂子とこんなに近くに、/こんなに狭いところで二人……)
「V4536えへへ……」
「ん……ゴホン」
「V4537やむかなぁ、雨……」
「やんでくれないと、困るよな」
「V4538ちょっとの間だけ……」
「V4539ん、なんでもない」
「……そうだな」
「もうしばらくの間、このまま止まずに/いてくれても……」
「V4540うん……」
「V4541ね……ドキドキしてる……私……」
「うん……僕にも伝わってる、梨穂子の胸の/ドキドキ……」
「V4542……うん……」
「……」
「梨穂子、寒くないか」
「V4543ううん……あ……」
「V0020ん……」
「V4544うん……大丈夫。寒く、ないよ」
「……Fm8止んだかな」
「V4545うん、止んだみたい」
「V4546EcFe6m3えへへへへ」
「梨穂子、ほっぺた真っ赤だぞ?」
「V4547え〜? Fm4そっちも真っ赤だよFm3」
「え、本当か?」
「あはは、困ったな」
「V4548EcF3ゆっくり帰れば大丈夫だよ」
「そうだな、ゆっくり帰るか」
「V4549……まだ、顔赤いね」
「V4550F3Ecえへへっ。Eoじゃあまたね」
「うん、気をつけてな」
「V4551ふふっ」
「…………ふぅ」
(……電話ボックスで、なんて……/あんなにドキドキしたのは、初めてかも/しれないな……)
(……さて、帰るかな)
「ここもすっかりクリスマスだよな」
「V4554Fm4でもあっちにおせちの売り場を/作ってるのをFm3見かけたよ」
「すぐにお正月だもんな。/全く、月日が過ぎるのは早いよ」
「V4555EFe9ほんとだよね〜」
「で、見たいものって何だ?/特産品お取り寄せ弁当とか……」
「V4556それはそれでEoFe9m3気にはなるけど」
「V4557これこれ」
「傘?」
「V4558EcFm4いえ〜W15すEoFm3」
「V4559ほら、雨のとき大変だったでしょ?」
「ああ……」
「あの時は色々大変だったな……」
「V4560B100EFe4m6……」
「V4561と、W30EcFe8m4とにかく!」
「V4562EoFe9m6また雨のときに困るでしょ?Fm3」
「そしたら、また雨宿りすればいいだろ?」
「V4563EFe9m4またって……」
「イヤか?」
「V4564EFe7m4……イヤじゃ……EcW4EhFm6無いけど……」
「V4565そうじゃなくって〜〜/Fm3風邪引いちゃったら困るでしょ?」
「あぁ……」
「梨穂子なりに心配してくれたんだな」
「V4566Fm4そりゃ心配するよ〜」
「でも、あの日は持ってなかったけど/家に帰ればあるからなぁ……」
「V4567うぁ……W45EFe9m6それはそうか……」
「気付いてなかったのか……」
「V4568EcFe9m4雨が降ったらNnが風邪引いちゃう〜/EoFm3……ってことで頭が一杯で」
「……」
「よし、じゃあこれを買おう」
「V4569B40EF4え? EFe3m4でも家にあるんでしょ?」
「家の傘は小さいから……」
「V4570EF9?」
「これなら梨穂子と一緒に入れるだろ?」
「V4571B100EFe3m4…………Fm3」
「V4572あ、あははっ。/W30Fm4じゃ、W15Fm3じゃあそれがいいかな〜」
「ふふっ、決まりだな」
「よし、レジに行ってくるよ」
「V4573うん」
(う……これは……)
「V4574どうしたの?」
「…………値段見てくれ」
「V4575うぁ……EcF6無理だ……」
「高校生が手の届く値段じゃないな……」
結局、安くてちょっと大きい傘を買って帰った。
ちょっとだけ、雨になるのが楽しみだな……。
「う〜……、結構寒いな」
「V4578すっかり街もクリスマスムードだね〜」
「V4579EF4あ、W30EF3あれあれ」
「輝日東焼きかぁ。温かそうだな」
「V4580生クリームあんとかレアチーズあんとか/色々種類があるよ、EFe9m3どれ食べようかな〜」
「どれもおいしそうだな」
「V4581ブルーべリーも美味しそうだったけど/EFe6m3売り切れなのは残念だったな〜」
「次来たときに、あるといいけどな」
「V4582そうだね〜、W30Ecえへへへっ」
そんな感じで、梨穂子と商店街を/見て回った。
「それにしても、こう寒いと/また何か温かい物を買いたくなるな」
「V4582そうだね〜、えへへへっ」
……こうして、/梨穂子と一緒に寄り道しながら帰った。
「え? そうなの?」
(ほっ……なんとか判ってくれたみたいだな)
「そうなんだ、だからそんなに怒らないでくれよ」
「お、怒ってないよ〜」
「そうか? それならいいんだけど」
「ただ……ちょっと気になったから……」
「えへへ、ごめんね?」
「り、梨穂子が謝ることないって」
「……うん。それじゃ、またね」
「ああ、またな」
「……」
(まさか梨穂子に見られていたなんて……)
(うん。2度とこんなことしちゃダメだ。/自重しよう……)
「……何で?」
「普通に話してくれればいいのに……/彼女が居るって事……」
「……」
「り……梨穂子……」
「そんな風に言い訳するってことは……/ちょっとは……私の事……」
「……その……」
「えへへ……」
「ちょっとの間だけど……恋人みたいで/嬉しかったよ。/迷惑掛けて、ごめんね」
「彼女のこと、大切にしてね!」
「あっ! お、おい! 梨穂子!」
「やってしまった……」
(最悪の形で梨穂子を傷つけちゃったな……)
(僕がふらふらしてたせいで……)
(……)
(うう……急に冷え込んできた……)
(……帰ろう……)
「V0501よう、大将」
「どうした梅原」
「V0502今週の日曜日なんだが……」
「ああ、どこか行くか?」
「V0503EFe9m3いや、用事があるんで/家に居ないって連絡を、な」
「ああ、そういうことか」
「何の用事だ?」
「V0504……ふっふっふ……」
「ま、まさかお前!? 女の子とデート/なんて言うんじゃ無いだろうな!?」
「V0505Fm2いやいやいや、W30Eoどうかな?」
「何だよ〜裏切り者〜」
「V0506EcFe4m9そうR急R1せくなよ。W30EoFe9m3まだ計画段階で/実際に誘うのはこれからなんだから」
「あ、相手は誰なんだ?」
「V0507Ec上手くいったら教えるよ」
「V0508お前も誰かデートにでも/誘ったらどうだ?」
「デートに? 誰を?」
「V0509Fm4誰って……W15EFe9m3桜井さんとかさ」
「梨穂子を?」
「V0510たまにはそれっぽいことも/しておいた方がいいんじゃないのか?」
(う〜ん……どうしよう……)
・梨穂子をデートに誘ってみる
・デートに誘うのはやめておく
「それじゃ、ちょっと行ってくるよ」
「V0511EF3ん? W30Ecそうか。W15P0EoF3W30それじゃ頑張って/行って来い」
(教室に居るかな?)
(あ、いたいた)
「おう、梨穂子」
「V4592なぁに? 何か用事?」
「今週末って空いてるか?」
「V4593Fm4特に予定は無いよFm3」
「そうか。じゃあ、デートでもしないか?」
「V4594B100え? W30Fm4デート?」
「何だ、不満か?」
「V4595SEcFe9m3う、ううん。W30EoFe9ちょっとびっくりしただけ」
「V4596SdEcFe3m2えへへ、W30Fm3もちろんOKだよEo」
「そっか、よかった」
「よ〜し、それじゃあどこに行こうかな」
「V4597えっとね、駅前に今度新装開店する/お店があるんだよね〜」
「そこに行きたいのか?」
「V4598Ecうん、W30EoFm8スイーツのお店なんだけど/Fm3日曜日に新装開店なんだ〜」
「へぇ〜」
「それじゃ、日曜の1時に待ち合わせ。/お昼を食べてから、そのお店に行こう」
「V4599Fm7その後は?」
「あとは……その時に考えようか」
「V4600その方が気楽でいいかもFm3」
「待ち合わせは……通学路でいいよな。/距離も同じくらいだし」
「V0007うん」
「じゃあそういう事で」
「V4601EcF2えへへ、W30楽しみ〜Fm3」
「いや、やめておくよ」
「V0512EF4えっ? いいのか」
「ああ」
「V0513Nmが良いって言うならかまわないか。/W30EoF1そういうわけだから今週末は……」
「居ないんだな、わかったよ」
「V0514EF3そういうことだ、それじゃ」
(さて、そろそろ1時だけど……)
「V4602EoFe9m4おまたせ〜Fm3」
「お、ぴったりだな」
「V4603EFe9m4間に合ったぁ〜Fm5」
「V4604Fm4待った? W30Fm3大丈夫?」
「5分くらいかな? 大丈夫だよ」
「V4605Ecえへへ、W30Eo待たせてごめんね?」
「大丈夫だってば」
「二人が同時に来ないと、必ずどちらかが/待つ事になっちゃうだろ?」
「V4606EF4なるほど〜」
「V4607EFe9m3でも、できれば私は待つ方がいいなぁ」
「え? 何で?」
「V4608だってドキドキして楽しいじゃない」
「そういうものかな」
「……でも」
「V4609でも?」
「梨穂子を待たせた事なんて、/数える程しか無い気がするぞ?」
「V4610B100SEcFe9m3えへへへへ……」
「さて、お昼は何を食べようか」
「V4611あ、W30EF3あれあれ!」
「ファミレスか……どれどれ?/『冬の味覚フェア開催!』だって」
「V4612ね? どうかな」
「うん、あそこにしようか」
「V4613Ecよし、Fm4行こ行こ〜Fm3」
「V4614ね、何食べる?」
「そうだなあ……梨穂子は?」
「V4615EFe9m4『北の幸具沢山カニドリア』? W30いやいや/W30EcF6『北から来たカニグラタン』も……」
「確かにどっちも美味しそうだな」
「V4616あ、W30EF3だったら両方頼んで半分こして/食べようよ」
「そうだな……そうするか」
「あれ? デザートは頼まないのか?」
「V4617ん……美味しそうなんだけど……」
「V4618今日の目的が……Fm3」
「そっか、今日はこの後デザート食べに/行くんだもんな」
「V4619EcFm8そういうことデス」
店 員
「ご注文の方はお決まりでしょうか」
「V4620あ、W30EF3はい。W30EFe3m4えっとですね……」
「V4621美味しかったね〜」
「フェア中にもう一回は寄りたいな」
「もう少し量があれば完ぺきなんだけど」
「V4622ふっふっふ。/そこでスイーツでシメ! ですよ」
「そういえば……」
「今日行くお店ってどんな所なんだ?」
「V4623すごい美味しいお店だったんだけど、/店長がフランス修行に行っちゃってね」
「フランスに修行!? すごいな」
「V4624自らのスイーツの限界を突破してから/帰国するって言ってたんだけど……」
(スイーツの限界を突破?)
「V4625まさに今日! 新装開店するんだよ」
「話だけだと本格的なお店っぽいけど、/僕らが行っても大丈夫なのか?」
「V4626うん。前に来た時は学生でも/気軽に入れる感じだったんだ」
「そうなんだ」
「で……場所はどこだっけ?」
「V4627もうちょっと先。こっちの方だよ」
「V4628あれ? W30P0Fe9m4W45あれ?」
「どうした?」
「V4629この辺りなんだけど……」
「うーん……あそこか?」
「V4630あれ……何か張り紙が……」
(何かイヤな予感がするな……)
「V4631ちょっと見てくるね」
「V4632……」
「どうだった」
「V4633『フランスの修行で自らの未熟さを/痛感致しました。さらに修行を重ねて/戻ってまいります。 店主Fm3』」
「V4634……だって」
「そんなことって……」
「V4635Ecはぁ……しょんぼりだよ」
「それじゃ……どうしようか?」
「V4636EoF7う〜ん……」
「開店してないんじゃ仕方ないよ」
「V4637……」
(そんなにがっかりすることないのに……)
(……そうだ!)
「梨穂子なら他にも美味しい店を/知ってるだろ? そこに行こう」
「V4638え?」
「普段梨穂子がどんなもの食べてるか/知りたいしさ、いいだろ?」
「V4639そう? W30EF3だったら……」
「V4640Fm4どう? Fm3美味しい?」
「美味しいけど……甘いな〜このクレープ」
「V4641EFe8m4人に選ばせたんだから文句言わない!Fm3」
「トッピングの種類が多すぎて何が何だか/よくわからなかったんだよ。梨穂子なら/詳しいだろうと思ってさ」
「V4642そうだよ〜。Fm3私のオススメトッピング/なんだから」
「何だっけ、チョコシュガーバナナプリン/ティラミススペシャルだっけ?」
「V4643違う違う、W45EcF4チョコチョコシュガープリン/W45EoF3バナナティラミスダブルスペシャル!」
(ううむ、どこが間違ってたのかさっぱり/わからないぞ……)
「V4644隠れた人気商品なんだから」
「確かに味はバツグンだけど……」
(このまま食べ続けてたら、甘さで歯が/溶けちゃいそうだよ)
「そうだ! 食べるの手伝ってくれよ」
「V4645仕方ないなぁ〜EoFe9m3手伝ってあげる」
/Ti0          Ti2ぱAs0b0くっ
「V4646ふふっあま〜い」
「ひょっとして最初から僕の分も狙って/いたんじゃないだろうな?」
「V4647ば〜れ〜た〜か〜Fm3」
「V4648ってそんなわけないでしょ〜。/わかってるくせに!」
「あははは」
「V4649いや〜どこもかしこも/クリスマスだね〜」
「本当だな」
「V4650……」
「梨穂子、どうしたんだ?」
「V4651あはは、W15Eoちょっと疲れちゃった」
「……この人ごみじゃ仕方が無いか」
「V4652ちょっとね」
「梨穂子は人ごみ苦手だもんな」
「V4653……ごめんね」
「気にするなって。僕もちょっと疲れたよ」
「V4654お疲れコンビだね〜」
「あはは、まったくだ」
「さて、お疲れコンビはこの後/どうしようかな」
「V4655この後……W45EoF4あ!」
「V4656ウチにこない?」
「え?」
「V4657実は最近お菓子作るのに凝っててね、/Ecきのう作ったのがすっごく美味しく/出来たんだよ〜」
「V4658だから、ウチで一緒に/食べられたらな〜ってFm3W15……どうかな?」
(う〜ん、折角のデートなのに……)
(いや、待てよ)
(街でデートはいつでも出来るじゃないか。/梨穂子の家で手作りお菓子っていうのも/良いかもしれないな)
「よし、じゃあご馳走になりに行くか!」
「V4659えへへへ、それじゃ行こ行こっ」
「おじゃまします」
「V4660どうぞどうぞ〜」
「V4661おかあさ〜ん、ただいま〜」
「V4662あれ? でかけちゃってるみたい」
「そ、そうか」
(幼馴染の家だとはいえ……/女の子と二人きりだなんて……)
「V4663どうしたの?」
「い、いや、なんでもない」
「V4664じゃ、部屋で待ってて。/お菓子持ってくるから〜」
「う、うん」
(梨穂子の部屋……久しぶりだな)
(何だろう、女の子の匂いっていうか……)
「あ……」
(これ、子供の頃にいつも持って歩いてた/ぬいぐるみじゃないか)
(こっちは……あれ? これは確か……)
(あ、梨穂子が戻ってきた)
「V4665おまたせ〜っ」
「V4666あはは、懐かしいでしょ?Eo」
「うん。そうだな」
「V4667久しぶりだよね、私の部屋に来るの」
「……いつ以来だっけ?」
「V4668私の13歳の誕生日だよ」
「そうだっけ。っていうかよく覚えてるな」
「V4669覚えてる理由はね……W30B50Fm3それ」
「どれ?」
「V4670その時にNnから誕生日プレゼントで/もらったワニのぬいぐるみEc」
「ああ、道理で見覚えがあると思った」
「V4671え?EW15 W30SEFe9忘れてたの!?」
「だ、だってほら。プレゼントって/あげた本人はその時だけしか/見ないじゃないか」
「V4672あ、そっか。W15EF3そうかも」
「そ、それよりもさ。梨穂子が作った/……何だっけ?」
「V4673Fm4まだ言ってなかったっけ。/Fm3シュークリームだよEc」
「うん。シュークリームを食べたいな」
「V4674あはは、W15Eoそうだね」
「V4675どうかな?」
「うん、美味しいな」
「ちょっと意外だよ、梨穂子は/食べるの専門だと思ってた」
「V4676ふっふっふ〜失礼な〜。/味にはこだわりがあるんだから」
「う〜ん。いや、本当に美味しいよ」
「V4677えへへへ」
「これってきれいに膨らませるのって/難しいんじゃなかったっけ?」
「V4678そうだよ〜……ってよく知ってるね」
「梨穂子から借りた漫画にそんな話が/あったからさ」
「V4679えっと……この漫画?」
「そうそうそれそれ! って……/この人ってこんなにたくさん単行本/出してたんだ」
「V4680あはは、何か読む?」
「何かオススメはあるかな」
「V4681じゃあこの魔法使いの女の子の話かな」
「なるほど……借りていってもいいか?」
「V4682もちろん。ね、Nnのオススメも/今度何か貸してよ」
「う〜ん、梨穂子にオススメの漫画……?」
「しかし、何で梨穂子の家に/来なくなったんだっけな……」
「V4683……?/EFe3何か理由があったの?」
「理由? 理由なんて特に……あ……」
「ちょっと思い出してきた」
「V4684何を?」
「え……と、その……」
「V4685何? W15Fm3気になるなぁ」
「言ったら怒られそうだ」
「V4686Fm4え〜W15Fm3なになに〜? EcFm2怒らないってば〜」
「そうか? ……う〜ん」
「……梨穂子、あの頃/スカートのままあぐらかいてたろ」
「V4687え?」
「……それで、その……/意識しちゃったんだよ」
「V4688え……EW6EW30EcFe9m5や、W15やだな〜もうっ!W15EoFe9m3 エッチ!」
「む、昔の事だろ? 大体、梨穂子が/見えるような格好をするから……」
「V4689見たの?Fm6」
「う……」
「V4690ふふっ、Nnにだったら見られても/大丈夫だよ」
「おいおい……」
「V4691冗談! W30EcF3ふふっ」
「なんだよ、もう……ははははっ」
「V4692えへへ……EhFe6m3でも、W30EcW4EoFe9m4ちょっとは/本気だよFm3……」
「え……それって……」
(……ゴクリ……)
「V4693Ehその……」
「V4694……えと、W15EFe7m6実は謝らなきゃいけない/ことがあるんだけど……」
「え……な、何?」
「V4695私、ウソついてたんだ」
「ウソって……/それじゃさっき梨穂子が言った……」
「V4696そうじゃなくって……」
「V4697その……W15EFe9今日は最初から家に/来てもらうつもりだったの」
「え……それってどういう……」
「V4698お店がやってないのも知ってたし……」
「V4699お母さんにもお願いして……/買い物に行ってもらったんだ」
(それっていうのは……つまり……)
「V4700Nnと……ふたりきりになろうと/思って……」
「V4701……」
「……梨穂子」
「その……」
「V4702……」
「……」
「V4703……」
「梨穂子……近くに行ってもいいかな?」
「V4704あ……W15EcFe9m3うん……」
「V4705えへへ……」
「V4706Fm4もう……顔……近いよFm3」
「うん……」
「V4707その……Fm4えっと……」
「V4708……そう……W60Fm3なの?」
「V4709……うん」
「梨穂子……」
/Ti0         Ti2ぴんぽーん
「V4710……」
「V4711え、えへへ、W15EoFm3ちょっと行ってくる」
「あ、うん」
(なんだよまったく……/折角いい雰囲気だったのに……)
「V4712えへへへへ……」
「梨穂子」
「V4713お母さん、帰ってきちゃった」
「え」
(…………え?)
「そ、そっか」
「V4714あの〜W30Fm6その〜……W50EoFe9m3ごめんね?」
「いや、うん。いいんだ、別に」
「V4715え〜と……W30EFe9m3どうしよ?」
「ん……」
「V4716ちょっと、散歩でもする?」
「……そうするか」
「おじゃましました〜」
桜井母
「ごめんね〜邪魔しちゃって。/また来て頂戴ね」
「V4717もぅ! お母さん!」
「あらら、怒られちゃった。/あんまり遅くならないようにね?」
「V4718わかったからもう中に入っててよ〜」
「あはは……」
「ふう……」
「V4719……」
「V4720あはは、W30EcFm3だめだ〜」
「ん?」
「V4721顔がその……W30EcFm3にやけちゃって……」
「あはは、なんだよもう」
「V4722その〜……」
「V4723Fm9さっきのあれは〜……W90EcFe9m3ウソ!」
「ええっ!? な、なんだよ……」
「ウソってのはつまり……」
「V4724今日の事は全部偶然!Fm3」
「なんだって!? それじゃあ……」
「V4725Fm4せっかくシュークリーム作ったから食べて/もらいたかった所はFm3本当だけどね」
「……期待してソンしちゃったよ」
「V4726え? EcF2えへへへ……」
「お店が閉まってる時のがっかりぶりとか、/演技にしては真に迫り過ぎてると/思ったよ……」
「V4727ゴメンね、W30F3Ecだましちゃった」
「まったく……」
「V4728……もしあの時……」
「V4729もしお母さんが帰って来なかったら、/どうなってたのかな」
「どうって……それは……」
「V4730んふ……W30EoF3Nn、顔真っ赤だよ?」
「え? そりゃ……。梨穂子もだぞ?」
「V4731EcF2あは、Fm3そっかFm2」
「V4732あ……」
「V4733え……W30Fm4と」
「V4734つ……」
「つ?」
「V4735EcF3続きはまた今度! W30じゃあね!」
「あ、おい! 梨穂子!」
「……続き?」
(続きってのはつまり……それに……)
(『今度』って……)
(い、いかん……しばらく頭を/冷やしてから家に帰ろう……)
「V7809えへへへへ……」
「V7810……」
「V7811しちゃったんですよ……キス……」
「V7812……」
「V7813うぁ〜っだめだぁ〜っ!/思い出したら顔が熱くなってきちゃった」
「V7814……」
「V7815ふぅ……夜風に当たってこよ」
「V7816今日寝れるかなぁ……」
「あ、梨穂子」
「V9611EoFm4ちょっとFm3お話したいな〜ってFm4思うんだけど/……Fm3どうかな?」
・うん、それじゃちょっと話でもするか
・ごめん、ちょっと用事があって
「うん、それじゃちょっと話でもするか」
「ごめん、ちょっと用事があって」
「V9612そっかFm3、残念」
「うん、すまないな」
「V9613EF3ううん、いいよ。/EcF3それじゃ、またね」
「V9614Fm4ん? W30EF3なあに?」
「ヒマだったら話でも、と思ったんだけど」
「V9615うん、いいよ〜」
「あ、梨穂子。よかったらちょっと/話でもしないか?」
「V9616ん……EF3うん、いいよ」
スキエンカウント汎用終了会話
「V9617あれ? もうこんな時間だ」
「え? あ、ほんとだ」
「V9618EF9せっかく盛り上がってたのにね〜Fm3」
「仕方ないよ、また今度だ」
「V9619そうだね。Ecえへへへ/W30Fe3Eoそれじゃ、またね〜」
「V9620やっぱりNnと話すのは楽しいな」
「あはは、僕も楽しいよ」
「V9621EoFe9m3えへへ、Eoよかった。EF3またお話しようね」
「うん、またな」
「V9622そうだよね。EoF3それじゃ、先に帰るね」
「ああ、お疲れ〜」
「V9623Ecえへへ、EoF3おつかれさま。Ecまたね〜」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n2ski_
me03A
se01
A
B
C
「……」
「V9624えっと……」
「V9625その……/P3Fe9m3W30ちょっと用事があるから、W15またね」
「あ、ああ。またな」
retire1;
(行っちゃった……そりゃそうか)
(もう少し考えて話題を選ばないと/ダメだよな……)
retire2;
(ふう……話が弾んでなかったからなぁ……/仕方ないか)
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9626……え〜っと……」
「V9627あはははは……」
「ん? どうしたんだ」
「V9628な、なんだか恥ずかしくなって/きちゃった」
「え?」
「V9629ご、ごめんFm3。W30Eoまたね〜」
「あ……」
(なんだか恥ずかしがらせちゃった/みたいだ……)
(う〜ん……失敗したな……)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
「なあ、梨穂子」
「V4482なぁに?」
「その、この前の続きを……」
「V4483EF4続き? EF3続きって?」
「ほら、お菓子をさ……」
「V4484EF4あ、W30EF3はいはいはい」
「V4485そうそう、EFe9茶道部のお茶菓子の残りを/チェックしなきゃいけないんだった」
「え?」
「V4486EcFe9m4思い出せてFm3よかった〜。/EoF3ありがと」
「あ、え〜と……よかったな」
「V4487うん。/それじゃ、W10Ecちょっと行ってくるね〜」
「……」
(う〜ん……どうやら勘違いされちゃった/みたいだな……)
(仕方ない、次回に賭けよう)
n2ski_me01B
「なあ、梨穂子」
「V4488なぁに?」
「その、この前の続きを……」
「V4489EF4続き? EFe9m3続きって?」
「ほら、お菓子をさ……」
「V4490EF4え? W30B100あ、EcFe9m3はいはいはい」
「V4491そうそう、Fm3茶道部のお茶菓子の残りを/チェックしなきゃいけないんだった」
「え?」
「V4492Ecえへへ、W30EoFe9m4思い出せてよかった〜。/EcF3ありがと」
「あ、え〜と……よかったな」
「V4493うん。/W30EoFe9m3そ、それじゃ、ちょっと行ってくるね〜EcF9」
「……」
(あれは……わかってはぐらしているな……)
(仕方ない、次回に賭けよう)
「なあ、梨穂子。/よかったら一緒に帰らないか?」
「V4584今日はちょっと用事があるんだ。/Fm3ごめんね」
「そっか……」
「V4585ごめん、また今度ね」
「うん。そうしよう」
「V4586Ecえへへ。W30Eoじゃあ、またね」
(う〜ん……残念だけど、仕方ないな……)
「なあ、どこか寄って帰らないか?」
「V4494じゃあ、ちょっと遠くまで行かない?」
「それじゃ……隣街まで行ってみるか」
「V4495うん、Ec行こ行こ〜」
n2ski_gd01A
「梨穂子、一緒に帰らないか?」
「V4552じゃあデパートに行かないFm3?/ちょっと見たいものがあるんだ」
「デパート? まぁ、いいけど」
「V4553Ecじゃ、決まりだね〜」
n2ski_gd01B
「梨穂子、今日は用事あるのか?」
「V4576ううん、どこか行く?」
「そうだな、それじゃ商店街にでも行くか」
「V4577Ecうん」
n2ski_gd01C
「……そうだな、/それじゃどこかに寄って帰るか」
n2ski_gd01D
「V4736……」
「あ、梨穂……子」
「V4737Fm4おはよ」
「お、おはよう」
「……」
「V4738Fm3……」
(何だか機嫌が悪い……あ! そうか、/昨日デートの約束してたんじゃないか!/何やってるんだ僕は)
(とにかく、謝らなくちゃ……)
「その……ゴメン……僕が悪かった……」
「V4739Fm5……」
「本当にゴメン、その……」
「V4740Fm4反省してる?」
「ああ、昨日は悪かった。/ちょっとワケがあって……」
「V4741Fm6反省してるんだよね?Fm3」
「反省……してます」
「V4742ならばよろしいFm3」
「はい……」
「V4743EoFe9m3さて」
「その……本当にごめんな、梨穂子」
「V4745EFe9m4もういいってば〜Fm3。/W30EcF3えへへ、W45Eoそれじゃ先に行くね」
「お、おい待てよ梨穂子」
(とりあえず許してくれたみたいだ……)
(今後はこんな事をしない様に、/気をつけないと……)
n0ski_me02B
「V9249……」
「あっ……り、梨穂子」
「V9250今のって……EFe9m3絢辻さん?」
「え? う、うん」
「V9251Ecキスするような仲なんだ」
「えっ!? ち、違うよ」
「V9252えへへ、EoFm4絢辻さんだったらいいよね。EcFe4m6/しっかりしてるしFm3頭もいいし/EoFe9m3なんでもできる人だもん」
「V9253彼女がいるならそう言ってくれれば……」
「そのっ! そ、そうじゃなくって……」
「キ、キスに見えたかもしれないけど……」
「絢辻さんの目にゴミが入って……/それを僕が吹き飛ばしてたんだよ」
「幸い大事には至らなかったみたいでさ/本当、よかったよ」
「V9259……」
「あっ……り、梨穂子」
「V9260……Ecそっか」
「ど、どうしたんだ?」
「V9261えっ! W30EcFe9あ、W15Fm3ううん。W30EoNnって/棚町さんと付き合ってるのかぁ〜/……って」
「な、なんでそう思うんだ?」
「V9262だって……キス……してたし……」
「いや、あ、あれは……」
「見間違い、見間違いなんだよ」
「えっと……そう! 耳をかじられて/いたんだ」
「よくやるんだよアイツ。いいかげん/誤解を招くような行動はやめろって/言ってるんだけどさ」
「V9263……」
「あっ……り、梨穂子」
「V9264Fm4今のって……W30Fm31年生?」
「え? う、うん」
「V9265たまに美也ちゃんと一緒に居るの/見たことあるけど……」
「V9266すごく可愛くて……スタイルも……」
「そ、そうだな。まいっちゃうよな」
「V9267あの子と、W30Ec付き合ってるの?」
「えっ!? な、何でそう思うんだ?」
「V9268よく見えなかったけど……その……」
「V9269…………その」
「V9270そうでもないと、Fm3あんなこと……」
「ち、違うよ! 誤解だって!」
「か、彼女がバイトの面接を受けるために、/色々と特訓してるからって……」
「そ、その成果を試すために、/どうしてもって言われちゃったから、/手伝いをしていただけなんだよ!」
「だから別にやましいことをしていた/わけじゃないんだよ」
「V9271……」
「あっ……り、梨穂子」
「V9272……何してたの?」
「え?」
「な、何って……」
「V9273EFe9m4今の子は1年生?Fm3」
「う、うん……」
「V9274EF6……どんな知り合い?」
「その……友達っていうか……」
「V9275なんだかかわいい子だよね/ネコっぽくて」
「V9276わかるよ、後輩に頼られるのって/気分いいもんね」
「V9277随分変わったブランコの乗り方だった/けど……」
「えっと……あれは……その……」
(ど、どうしよう……何かいいわけを……)
(そ、そうだ)
「七咲には弟がいてさ、その弟が/喜ぶようなブランコの乗り方を/聞かれたんだよ」
「それでちょっと実演してたんだ」
「V9278……」
「あっ……り、梨穂子」
「V9279今のって、Fm33年生……だよね」
「え?」
「V9280……Nnがたまに見とれてる……」
(ええっ!)
(さ、さすがに子供の頃から一緒だと/見抜かれちゃうのかな……)
「V9281梅原君と『あこがれの先輩だ』って/よく話してたし……」
「そ、そうだっけ?」
「V9282Fm4その先輩に犬みたいにじゃれちゃって/……そういうのがいいの?Fm3」
(ど、どうしよう……どう答えても……)
(そ、そうだ)
「も、森島先輩は犬を飼いたい/らしいんだけどさ」
「犬にじゃれつかれるのはどんな感じか/試したいって言われたんだよ」
「バーチャル犬っていうか、そんな感じ」
(く、苦しすぎるかな……)
「V9254……」
「あっ……り、梨穂子」
「V9255今のって……EFe9m3絢辻さん?」
「え? う、うん」
「V9256……抱き合ってたみたいだけど」
「えっ!? ち、違うよ」
「V9257Ecえへへ、W30EoFm4絢辻さんだったらいいよね。Fm3/W30EcFe4m6しっかりしてるしFm3頭もいいし/EoFe9m3なんでもできる人だもん」
「V9258彼女がいるならそう言ってくれれば……」
「そのっ! そ、そうじゃなくって……」
「み、見間違いなんだよ」
「絢辻さんがつまづいたところに偶然/僕が通りかかって……/それであんな事になったんだ」
「その……だからやましいことをしていた/わけじゃないんだよ」
「なあ、梨穂子」
「V4435なぁに?」
「その……この前の続きを……」
「V4436Fm4続き? W30EFe9m3続きって?」
「ほら、お菓子をさ……」
「V4437EFe7m4お菓子を……W60B100EFe4m5え?」
「V4438EFe9m5え〜っ!?」
「い、イヤか?」
「V4439イヤかってEFe9聞かれると……」
「じゃあOKなのか?」
「V4440Fm9え〜っ、W30EcFm4恥ずかしいよぉ〜」
「む……」
「V4441EoFm6……そんな悲しそうにしないでよ〜」
「V4442EcF7……う〜っ」
「V4443Fm6もう〜、EoFe9m3あまえんぼさんなんだから……」
「いいのか?」
「V4444Fm6そんなにお願いされたら断れないよ」
「そうか、それじゃあ……」
「V4445ちょ、ちょっとまってね?」
「V4446め、目をつぶってよ?Fm3」
「わかったよ」
「はい」
「V4447……ん……」
「V4448ふぁい、こっひくわへて?」
「ん」
「V4449ふん……」
「ん……」
/Ti0      Ti2ポリポリ……カリ……
(ん? よくよく考えると、/目をつぶってちゃ梨穂子がズルをしてても/わからないじゃないか!)
(ちゃんとチェックしないとな。/うんうん)
(うっ……これは……)
(思っていたよりずっとドキドキする……)
(と、とりあえず食べよう……)
(ポリポリ……)
「V4450ん〜……」
(梨穂子は全然食べ進まないな……)
(普段はあんなに食べるくせに……/仕方ない。ここは僕が……)
(もうちょっと……)
(ううっ……ち、近い……/もう少しで……)
「V4451……」
「V4452……ん?」
「V4453ひゃあぁ!」
「うわぁ!」
「V4454ちょ……W30Fm5ち、近い〜っ」
「いや……思わず……」
「V4455Fm4思わずって……Fm5も〜……」
「でも、そういうゲームだろ?/これって」
「V4456そ、EFe9m6そうだけど……」
「それにその……」
「V4457なぁに?」
「もうキスもした事あるわけだし……」
「V4458Fm4そ、それはっ……EFe7m6その〜」
「V4459EFe8m4そうだけど、Fm5恥ずかしいの!」
「V4460EcF6む〜」
「あはは」
「V4461EoFe9m4笑い事じゃないでしょ〜?」
「いや、その」
「V4462なに?」
「恥ずかしがってる梨穂子もかわいいな、/と思って」
「V4463EFe4m5……な」
「V4464EcFe8m4も〜! Fm6知らないよ! P7F8うが〜!」
「ま、まて落ち着け梨穂子」
「V4465う〜……熱くなってきちゃったよ……」
「いやその……ごめん」
「V4466謝らなくてもいいんだけど……うん〜」
「V4467その……」
「V4468わ……EFe9私もドキドキしたしEFe7……」
「V4469あはははは、W15EoFe9m3何言ってるんだろ!W30/EcFm2じゃ、じゃあね〜」
「あ、おい! 梨穂子」
「V4470Ecまたね〜」
(行ってしまった……)
(そんなに嫌がってはいないみたい/だったけど……)
(……)
(また頼んだら怒られるかな?)
「なあ、梨穂子」
「V4471なに?」
「お菓子要るか?」
「V4472Fm4欲しいな〜Fm3。どんなお菓子?」
「これこれ」
「V4473B100EFe9m5え〜〜〜〜〜っ」
「V4474う〜〜〜っ……/EFe9m4また、したいの?」
「うん」
「V4475Fe6Ec……仕方ないなぁ……/W60EoFe9ちょっとだけだよFm3?」
「やった! サンキュー梨穂子」
「V4476Fe9m4も〜……」
「V4477ふぁい……」
(や、やっぱりドキドキする……)
(ポリポリ……)
「V4478ん〜……」
(もうちょっと……)
(ううっ……ち、近い……/もう少しで……)
(でも、これ以上は……)
Ti0/          Ti2チュッ
「!?」
「V4479はい、おしまいっ」
「え……あ……うん」
「梨穂子……その……今……」
「V4480おしまいっ!」
「V4481EoF3それじゃまたね、W30Ecえへへ」
「あ……」
(さっきの……/梨穂子からしてきたような……)
(唇に感触が残ってる……)
(柔らかかったな……)
(また梨穂子とお菓子を食べたいな……)
「な、なあ、梨穂子」
「V4471なに?」
「お菓子食べたくないか?」
「V3203えっと、Fm3ちょっと今は……」
「そうか……。ま、また食べたくなったら/いつでも言ってくれよ」
「V2400えへへ。EoFm3ありがと」
「え、遠慮なんてしなくていいからな」
「V3463うん。Eoそれじゃね〜」
(う〜ん、駄目だったか。/また次の機会にでも聞いてみるかな……)
「V9227え? EFe9m3W15そうなの?」
(ほっ……なんとかなったかな……)
「そうなんだ、だからそんなに怒らないで/くれよ」
「V9228お、怒ってないよ〜Fm3」
「そうか? それならいいんだけど」
「V9229ごめんね、W15Eo相変わらず早とちりで……」
「り、梨穂子が謝ることないって」
「V9230ううん。私迷惑掛けてばっかりで……/EhFe7m6それなのに、Nnの事疑っちゃって」
「V9231……だから、ごめんね?」
「梨穂子……」
「V9232Ecえへへ。W15Eoそれじゃ、またね」
「ああ、またな」
「……」
(まさか梨穂子に見られていたなんて……)
(うん。二度とこんなことしちゃダメだ。/自重しよう……)
「V9233……」
「……梨穂子?」
「V9234……何で?」
「V9235普通に話してくれればいいのに……/EFe7彼女が居るって事……」
「V9236Eh……」
「り……梨穂子……」
「V9237そんな風に言い訳するってことは……/ちょっとは……私の事……」
「……その……」
「V9238えへへ……」
「V9239EoFe6m7一人なら勘違いで済ませちゃったかも/しれないけど……」
「V9240NnはかっこいいからFm3……/Fm4やっぱりFm3、もてるよね」
「V9241ちょっとの間だけど……Fm6恋人みたいで/Fm3嬉しかったよ。/Fm6迷惑掛けて、ごめんね」
「V9242こんなことなら私……/Ecもっと早く……W60Fm3ううん……」
「V9243……」
「V9244NnはFm3優柔不断だから、Fm6色々/迷っちゃうかもしれないけどFm3」
「V9245決めるのなら早めに決めないと。/EF6二人ともかわいそうだよ」
「V9246私の事も誤解させちゃ悪いから、/W15EFe6これからは、W30Ecなるべく声……/W30EhFe7m6かけないように……」
「V9247……」
「V9248えへへ……W30P3F2彼女のこと、/紹介してくれなくていいからね!」
「あっ! お、おい! 梨穂子!」
「……」
「やってしまった……」
(最悪の形で梨穂子を傷つけちゃった/な……)
(僕がふらふらしてたせいで……)
(……)
(ごめんよ……梨穂子……)
「V9227え? EFe9m3W15そうなの?」
(ほっ……なんとかなったかな……)
「そうなんだ、だからそんなに怒らないで/くれよ」
「V9228お、怒ってないよ〜Fm3」
「そうか? それならいいんだけど」
「V9229ごめんね、W15Eo相変わらず早とちりで……」
「り、梨穂子が謝ることないって」
「V9230ううん。私迷惑掛けてばっかりで……/EhFe7m6それなのに、Nnの事疑っちゃって」
「V9231……だから、ごめんね?」
「梨穂子……」
「V9232Ecえへへ。W15Eoそれじゃ、またね」
「ああ、またな」
「……」
(まさか梨穂子に見られていたなんて……)
(うん。二度とこんなことしちゃダメだ。/自重しよう……)
「V9233……」
「……梨穂子?」
「V9234……何で?」
「V9235普通に話してくれればいいのに……/EFe7彼女が居るって事……」
「V9236Eh……」
「り……梨穂子……」
「V9237そんな風に言い訳するってことは……/ちょっとは……私の事……」
「……その……」
「V9238えへへ……」
「V9239EoFe6m7一人なら勘違いで済ませちゃったかも/しれないけど……」
「V9240NnはかっこいいからFm3……/Fm4やっぱりFm3、もてるよね」
「V9241ちょっとの間だけど……Fm6恋人みたいで/Fm3嬉しかったよ。/Fm6迷惑掛けて、ごめんね」
「V9242こんなことなら私……/Ecもっと早く……W60Fm3ううん……」
「V9243……」
「V9244NnはFm3優柔不断だから、Fm6色々/迷っちゃうかもしれないけどFm3」
「V9245決めるのなら早めに決めないと。/EF6二人ともかわいそうだよ」
「V9246私の事も誤解させちゃ悪いから、/W15EFe6これからは、W30Ecなるべく声……/W30EhFe7m6かけないように……」
「V9247……」
「V9248えへへ……W30P3F2彼女のこと、/紹介してくれなくていいからね!」
「あっ! お、おい! 梨穂子!」
「……」
「やってしまった……」
(最悪の形で梨穂子を傷つけちゃった/な……)
(僕がふらふらしてたせいで……)
(……)
(ごめんよ……梨穂子……)
「梨穂子じゃないか」
「V4587EcFm2えへへ〜、W45Fm3こんばんは!Eo」
「お、おう。こんばんは」
「どうしたんだ?」
「V4588EFe7m4えっとねFm3、W30EF3誕生日のプレゼントを/お届けに参りました〜」
「プレゼント?」
「V4589EcF4こちら伝票になりま〜すFm3」
「伝票? 一体何を……Eoa2Fe9m3a2品名は……え!?」
Ts1Ti0/             Ti2Ts2ちゅっ
「V4590……Ecえへへっ」
「V4591それじゃまた明日ね〜」
「あ、おい、梨穂子……」
「行っちゃったよ……」
(……)
(『品名 キス』……って……)
(まったく……梨穂子ときたら……)
(僕が家に居なかったらどうする/つもりだったんだ?)
(家に居てよかったよ……)
(……あ)
(プレゼントのお礼言ってないや。/後で電話しなきゃ)
(梨穂子を誘うってのはいいとしても……)
(とりあえず梨穂子のクリスマスの予定を/聞いておかないとな)
「あれ? 誰も居ない……もうみんな/帰っちゃったのか」
(う〜ん……茶道部室に居るかな?)
(校内を走り回ってるのはクリスマス委員/かな? すごく忙しそうだ……)
「V4746Fm4あ、NnFm3」
「梨穂子、今から帰るところか?」
「V4747Nnも?」
「ああ。そうだ、一緒に帰らないか?」
「V4748Ecえへへ、そうだね」
「ふぅっ……」
「V4749EcF2あはは、W30EoFe9m3寒いよね〜」
「V4750……」
「V4751Fm3なんだか街がEoF3浮かれてるみたい」
「ん? ああ、クリスマスだもんな」
「クリスマス……か……」
「……」
(楽しみだな……/こんな気持ちになれるなんて/ちょっと意外だ)
「V4752今日、来る途中にね」
「うん?」
「V4753EcFm4サンタさんが進入しようとしてる/家を見たよ〜Fm3」
「え? 何だそりゃ」
「V4754そういう飾り付けだったの。/最近のは凝ってるよね〜、Ec最初見て/びっくりしちゃった」
「ああ、そういうことか」
「V4755Nnはサンタさんの事/いつ頃まで信じてた?」
「いつまでだったかな……/よく覚えて無いや。梨穂子は?/まだ信じてるとか……」
「V4756流石にEoFm4プレゼントを届けてくれる、Fm3/なんてのはもう信じてないよ〜」
「そっか」
「V4757……EoF3」
「そういえば、クリスマスは/何か予定あるのか?」
「V4758よ、予定?Fm3 W30EcFe9m4無いよ〜?Fm3」
「そうか、ふうん……」
(どうしよう……クリスマス、梨穂子を/デートに誘ってみようかな……)
・誘ってみる
・誘わない
「それじゃ、僕とデートなんてどうだ?」
「V4759んふふふ、W30Fm4喜んでFm3」
「V4760この流れで誘ってもらえなかったら、/Fm4どうしようかとFm3思ってたよEc」
「あははっ」
「うん。それじゃ、待ち合わせは……/高峰橋の前かな?」
「V4761あそこは、今工事中だよ?」
「そっか。工事現場の前で待ち合わせって/いうのは、ちょっといただけないなぁ」
「V4762Fm3公園の前ってどうかな?」
「それじゃ梨穂子の家まで行くのと/変わりないな」
「V4763そっか。W15P2EcF6W30う〜ん……EoFm3やっぱり駅前かな?」
「そうだな……通りの方だと、/人が多そうだし、駅前広場にしないか?」
「V3502うん、そうしよ〜」
「V4764何時頃がいいのかなFm3」
「4時……いや5時にしようか。ちょうど/イルミネーションがきれいだろうし」
「V6415そっか、EF3なるほどね」
「V4766Fm4何かプランはあるの?Fm3」
「そうだなぁ……梨穂子にはどこか行きたい/ところってないのか」
「V4767Fm4とりあえずFm7クリスマス気分を味わいたい/かな〜Fm3Ec」
「じゃあ街を歩くか。他には?」
「V4768あとは……F3EcW6Fe2Eoその時の気分で!」
「V4769予定を決めててその通りにいかないと/ショックだもんね」
「梨穂子が言うとなんだか重みがあるなぁ」
「V4770予定通りに行かないことだらけですから」
「あはは。それでも梨穂子だったら/大丈夫な気がするよ」
「V4771それは褒めてる?」
「もちろん」
「V4772ふふっ。よかったEo」
「じゃあそういうことで」
「V4773えへへ、楽しみにしてるね。/Eoじゃ、またね〜」
「うん、またな」
「そうか、そりゃ寂しいもんだなぁ」
「V4774これから予定が入れば寂しく無いもん」
「そうか?」
「V4775そうだよ〜」
「予定が入ればいいけど……」
「V4776Fm6ん……」
「さて、それじゃまた」
「V4777え? W30SdEFe3あ、W15EcFe6m3うん」
「V4778Fm6ま、W15Fm3またね〜」
「ふぅ……」
(結局、僕は何をしたかったんだ?)
キャラクタークリアー!!
桜井梨穂子の全てのエピローグを見ました
V4990季節は、もうすぐ春。
V4991毎年、毎年、あまり代わり映えのしない春。
V4992でも、ちょっとくらいは/変わったところもあるんです。
V4993恋人同士になって……/二人で同じ大学に入学して……/他には……え〜と……。
V4994……あ! そうそう、工事中だった橋が/きれいに修繕されました!/……関係ない? ……う〜ん。
V4995そして、それから……。
「V4996おそいよ〜、も〜っ」
「V4997え? 買い物して来たって……」
「V4998買い物に行くための待ち合わせでしょ〜?/2限目は必修なのに居ないし……/どこに寄ってたの〜、もう」
「V4999そりゃ、大学の購買部のシュークリームは/大好きだけど……」
「V5000いいから食べろっていうの?/後じゃ駄目? よくわかんないよも〜」
「V5001ほんとに……すぐに甘いもので/ごまかすんだから……? ん? 何これ」
「V5002これって……ええっ!?/いいの? 本当に……私……」
「V5003ううん! すごく嬉しいよ!」
V5004変わらない事、変わっていくこと……。
V5005色々変わっても、それでも、私たちはずっと一緒。
V5006えへへっ、頼りにしてますよっ。
V5076季節は、もうすぐ春。
V5077もう……この学校ともお別れだなんて。
V5078時間が経つのは早いなぁ……。
V5079季節はこんなに変わるっていうのに……。
「V5080こら〜〜っ! 起きろ〜っ!/朝だぞ〜〜っ!!」
「ううん……うるさいなぁ」
「V5081早く起きないと、食べちゃうぞ〜っ」
「できっこないだろ。まったく……むにゃ」
「V5082む、なんだと〜?」
「わわっ! な、なんだぁ!?」
「V5083ふっふっふ、桜井梨穂子探検隊は/太陽の力及ばぬ洞窟に突入しました。/と! その時隊員の見たものは!」
「ちょ、こら! 梨穂子!」
「V5084何とそこには人食いのおばけが!/じゃじゃ〜ん!」
「V5085ぐわ〜! 食べちゃうぞ〜!」
「ひぃ! く、食われる! もうだめだ!/せめて死ぬ前に一眠り……」
「V5086ダメがお〜! 今日は卒業式がお〜!」
「V5087だからはやく着替えないと……/ぐわ〜!」
「ううん……わかったよもう」
V5088やれやれ、なんだか子供の頃に戻ったみたい。
V5089でも、こんな日常が大好き。/ずっと、ずぅ〜っとこうだといいね。
V5090えへへっ。末永くよろしくねっ。
『V5091このままじゃ気がすまない!』/『何か罪滅ぼしをさせてくれ』/……って。
V5092いいのかな〜?/『何でもするから』なんて言っちゃって。
V5093どうなっても知らないんだからね?
「ごめん梨穂子、もう無理だよ。/勘弁してくれ……」
「V5094え〜っ!? 『何でもするから』って/言ったじゃない」
「確かに言ったけどさ……ううっ」
「V5095仕方ないなぁ……じゃあ手伝ってあげる」
店 員
「では驚天動地風林火山パフェ。お時間/10分残してチャレンジ終了ですね?/お会計4000円になりま〜す」
「30分も食べ続けたのに、食べきれたのは/たったの2割か……うう……気持ち悪い」
「V5096あはは、ごめんね〜」
「こ、これで梨穂子が許してくれるって/いうならお安い御用……ううっ」
「V5097う〜ん、お〜いしぃっ。あ、店員さん。/確か残りのお持ち帰りって出来るん/でしたよね?」
「か、かんべんしてくれよ……」
「V5098ダメダメ! 食べ物は大事にしなきゃ。/えへへっ」
V5099罰だなんて、ホントは何でもいいんですよ。
V5100あの日のことを『済んだこと』にするためのもの/なんだから。
V5101どんな事でも『そんなことあったよね』って/笑って話していたいから。
V5102あなたと、ずっと。一緒にね。
「V7835明日はクリスマスデートかぁ……/楽しみだよ〜」
「V7836でも早く寝ないと……」
「V7837うーん……」
「V7838明日はクリスマスデート……/ずっと楽しみにしてた……」
「V7839でも……私でいいのかな……」
「V7840あの子の方が……」
「V4779むうぅ〜〜〜っ」
「V4780『どうしたんですか〜?』」
「V4781聞いてくださいよ〜しゅないだーさん」
「V4782今日はせっかくのクリスマスイヴ/なのに……」
「V4783なのに……」
「V4784…………」
「V4785……はぁ……ダメだぁ……」
桜井母
「りほちゃ〜ん? りほちゃ〜ん。/いつまで寝てるの〜?」
「V4786……何〜? もう起きてるよ〜」
「あんた今日用事無いなら/ちょっとおつかい頼みたいんだけど」
「V4787……も〜、何だよ〜。/今日は何もやりたくないよ〜……」
「V4788ふぅ……おつかいって何?」
「12時30分……まだ結構時間があるな」
「ふぁ……」
「色々な事を考えてたら眠れなくて、/完全に徹夜しちゃったな……」
(……)
(待ち合わせの時間まで、ちょっとでも/睡眠を取っておいた方がいいかな……?)
(うん……折角のデートだし、/体調は万全にしておかないとな……)
(とりあえず1時間ほど寝て……)
(ぐぅ……)
「……」
「むにゃ……梨穂子……」
「だめだって……そんな……」
「……食べ過ぎだって……」
「V0046……にぃにっ……」
「V0047……にぃにっ!」
「ん……?」
「なんだようるさいな……、/人がぐっすり寝てるのに……あれ」
「今何時……げっ!/ご、5時05分!?」
「マズい! すでに5分遅刻だ!」
「V0049え? EF7遅刻って……/EFe3もしかして、EFe8m3デートだったりして?」
「う、うるさいな……/だったら何だって言うんだよ」
「V0050えっ……ほ、本当なの?/W15Fm6だ、誰と誰Fm4とっ!」
「……梨穂子だよ」
「V0051え? P5EcFm3W30……な〜んだ、W30EoFe9りほちゃんか〜」
「V0052期待してFm6損しちゃったEoFe9m3……」
「あ、美也。そういえば、梨穂子から/電話とか無かったのか?」
「V0053無いよ〜」
「そっか……」
(急いで支度しないと……)
(よ、よし! 準備完了だ)
(急いで行こう!)
「いってきます!」
「V0054あ〜、ちょっと待って待って!」
「な、なんだよ」
「V0055いいから。はい、ちゃんと立って!」
(な、なんなんだよ……)
「V0056うん、大丈夫。これなら/みゃーとデートしても恥ずかしくないよ」
「……それじゃ今度デートするか?」
「V0057にぃにが全部Fm3おごってくれるEoF3ならね!/それじゃいってEcらっしゃ〜い」
「ああ。行ってくる」
(まずいな……15分も遅刻だよ……/梨穂子、怒ってないといいけど……)
「はっ……はっ……」
(まったく、こんな日に遅刻だなんて……)
(梨穂子もいつものように電話を掛けて/くれればいいのに……)
「…………」
(……待てよ?)
(なんで電話が無いんだ?)
(……梨穂子の性格的に、/待ち合わせ時間を5分も過ぎたら、/心配して電話してきそうだけど……)
(うん。遅刻ついでといっちゃ何だけど、/ちょっと梨穂子の家に寄ってみよう)
「V4789ご、ごめんね?Fm3」
「そう何度も謝らなくていいってば。/こんなの、いつものことだろ?」
「でも、さすがに寝てるとは/思わなかったけどな……」
「V4790えへへ……」
「V4791実は、今日のことが楽しみで、/EoFm3なかなか寝付けなかったんだ」
「……そんな事を聞かされたら/いよいよ何も言えないじゃないか」
「V0012そうなの?」
「僕も同じ理由で寝坊しちゃったからね」
「V4792おそろいだ? EcF3あははっ」
「あははっ、そういうことだな」
「さて、きっと街はクリスマス一色だぞ。/急いで行こう」
「V4793うん、Eo行こ行こ」
「V4794……」
「す、すごい人だな」
「V4795あはは……」
「ま、クリスマスイヴのデートスポットは/大体こんなもんだろ」
「V4796そ、そうなの?Fm3 W30EFe4m5うひゃぁ〜……Fm4」
「V4797地の果てまでカップルが続いてるみたい」
「いくらなんでもそんなには……」
「V4798ね、他のところに行かない?/これじゃ、ゆっくり歩けないよ」
「そうか?」
(あっ! そういえば確か梨穂子は/人ごみとかが苦手だったよな……)
(……よし)
「あ〜、うん。そうだな。……実は僕も/この人ごみの中を歩くのは嫌だなって、/思ってたんだよ」
「V4799そうなの?」
「V4800えへへ、Fm3ありがと」
「V4801えっとね。じゃあ場所を変えて〜……」
「V4802……」
「V4803あはははは」
「どこに行っても人が多くて、/歩くのさえ大変だなこりゃ……」
「V4804本当、EoFm4ちょっと歩き回っただけなのに、/Fm3なんだか疲れちゃったよ」
「そうだな。それじゃあとりあえず/その辺の喫茶店に……」
「V4805あ!」
「ど、どうした」
「V4806ほら! あのケーキ、すっごくきれい!」
「おー、すごい砂糖細工だ」
「V4807Fm4すごいな〜、EcF3おいしそう〜」
(ははは、食べ物を見つけた途端に/無邪気に笑っちゃって……。/まあ、梨穂子らしくていいけど……)
(でも、確かにすごく立派で美味しそうな/ケーキだ……。う〜ん、ケーキか……)
「うん……よし!」
「V4808ど、どうしたの?」
「あのケーキ買おう!」
「V4809え? W30SEFe9m4でも、高いよ!?」
「まあまあ、せっかくのクリスマスだし、/いいんじゃないのか?」
「あのケーキを買って、/僕の家でパーティーしないか?」
「V4810ええっ?」
「街でのクリスマス気分は充分に/味わったし……どうかな?」
「あ、嫌なら無理にとは……」
「V4811イヤなわけFm3ないでしょ〜っ!」
「V4812えへへ! EoF3じゃあじゃあ、/他にも色々買っていかないとね!Ec」
「よし! 行くか!」
「V4813すごーい! EF3七面鳥の丸焼きだ」
「お、買って帰るか?」
「V4814あんなに食べられないよ〜」
「そりゃそっか! ははは」
「V4815あ、あの映画」
「『ピュアティアーズ』か。/最近CMをよくみるよ」
「V4816ちょっと気になってるんだよね」
「そっか。……見ていくか?」
「V4817Ecいいよ、EoFm4今日はきっと混んで……/P0SF5W30うひゃ〜、すごい列が出来てる!/SdEFe3m4それに、カップルばっかりだぁ……」
「す、すごい行列だ……。/いったい何時間待てば見られるんだ?」
「V4818今度でいいよ〜」
「いいのか?」
「V4819お正月明けまでやってるみたいだし」
(……うん)
「じゃ、また今度だな」
(梨穂子と一緒だと気負わずに過ごせるな。/素のままの僕で……)
(なんて言うのか……それが嬉しい……)
「……ははっ」
「V4820ど、どうしたの?Fm3」
「あ、いや。なんでもないんだ」
「V4821Fm4ねえ、Fm3あれあれ!」
「あ、サンタクロースだ」
「V4822サンタさん、シャンパン売ってる〜。W30/EoF3ねね、買って行こ!」
「アルコールはダメだろ……」
「V4823Fm4ノンアルコールもあるみたいFm3」
「それならいいか。よし……」
「っと……あ……やっぱり/シャンパンは無しだ」
「V4824え? 何で?」
「予算オーバー」
「V4825あらら……」
サンタ
「幾ら足りないんだい?」
「V4826え?」
「え?」
「お似合いの二人に俺からの/プレゼントだ、持ってきな!」
「V4827ありがとうサンタさん!」
「い、いいんですか?」
「そのかわりに……はい、ウチのチラシ!/これで親御さんに宣伝してくれよ!/年明けにはセールもやるから!」
「あはは。わかりました/どうもありがとうございます」
「気にしない気にしない!/はいはーい! シャンパン!/シャンパンはいかが〜」
「V4828……ちょっとサンタさんの事を/信じたい気分だよね」
「そうだな……」
「V4829……」
「……そういえば、梨穂子は何でサンタを/信じるのやめちゃったんだ?」
「V4830それがね……W15EF4あ、W30EFe9m3帰りながら話そうよ」
「そうだな……うん、そうしようか」
「V4831昔、お父さんが『サンタさんは色々な/願い事をかなえてくれる』って教えて/くれたの」
「『プレゼントをくれる』じゃなくて?」
「V4832そうなの。だから子供の頃は/『クリスマスはお父さんが早く帰って/くるように』なんてお願いして……」
(……お父さんも大変だっただろうな)
「V4833そのお願いをした年には、ちゃんと/お父さんが早く帰ってきてね、しかも/サンタさんから電話もかかってきたんだ」
「えっ? 電話まで?」
「V4834『りほちゃん、サンタさんだよ。/お父さんはもうお家についたかな?』/なんて」
「お父さんは家に居るんだよね?」
「V4835うん。お父さんの上司だったんだって。/私はすっかり信じちゃってたけどね」
「そこまでされたら、僕もきっと/信じちゃうよ」
「V4836だよね〜」
「V4837でも……」
「V4838小5の時……Ecクリスマスの一週間前に、/友達の女の子と喧嘩しちゃって……Eo」
「梨穂子が喧嘩なんて珍しいな……。/一体どうして?」
「V4839EcF4『サンタはプレゼントでしょ?/Fm3願いをかなえるとかヘンだよ!』EoFe9m3って/言われちゃって……」
「V4840私もムキになって……それで喧嘩に/なって……EFe9m3もう次の日には、喧嘩なんて/するんじゃなかったって後悔してたけど」
「V4841それで……その年のクリスマスには/サンタさんに『友達と仲直りさせて』って/Ecお願いしたんだ」
「V4842でも……年が明けても仲直りできなくて、/P0Fe8m5W45Wv295『サンタさんのうそつき!』EFe9m3なんて/お父さんに泣きついてね〜」
「V4843その時にお父さんにネタばらしをされて、/Wv205Ecそれで信じるのやめちゃったんだ」
「V4844でも……あ。あそこの家の/イルミネーションすごいね〜」
「うわっ! あれはすごいな……」
「V4845遊園地のパレードみたいだよ」
「あんなにピカピカだと眠れないかも」
「V4846あはは、そうかも」
「結構遅くなっちゃったな」
「V4847そうかな?」
「もしかすると、そろそろ美也も/家でパーティーの準備してるかも……」
「V4848じゃ、みんなでパーティーだね」
「う〜ん……そうなるなぁ」
「V4849えへへ、ちょっと残念だね」
「ただいま〜」
「V4850おじゃましま〜Fm3す。W30/Fm2えへへ、W30EoFe9m3久しぶりだぁ」
「……あれ? 誰もいないのか?/美也のゲームも出しっ放しだけど……」
(ん? 留守電が光ってるけど美也かな?/……あれ? こたつにもメモが)
お父さんお母さんと食事に行ってきま〜す♪ /デートは楽しかった?/冷蔵庫にチキンが入ってるよ☆ 美也
「美也め……まったく……。/部屋の片付けくらいして行けよ」
「V4851あははっ、W30Eoそれじゃ準備しようよ」
「そうだな。まだツリーも出てないし……」
「V4852それじゃ順番に……あ、これは冷蔵庫に/入れとかなきゃ」
「調子に乗って買いすぎちゃったな。/食べきれないぞ、これ」
「V4853えへへ、がんばるよ〜」
「かなり頑張ってもらわないとダメかもな。/あっ、無理はするなよ?」
「V4854冗談だよ〜」
「ははは、そっか」
「V4855とりあえずケーキだよね」
「うん。今日の主役だからな」
「うん。雰囲気が出てきたな」
「V4856それじゃ、はじめよっか」
「メリークリスマス」
「V4857Ecふふふ、Fm4メリークリスマスっFm3」
「こうやって……梨穂子とクリスマスを/過ごすなんて……ちょっと前までは/考えもしなかった」
「V4858うん……」
「なんだか不思議な感じがする。/側に居ても唯の幼馴染っていうか……/特に意識してなかったのに」
「……今は、こんなにドキドキしてる」
「V4859EcFe9m3私は……W60EhFe7m4ずっとドキドキしてたよFm3。/W15Nnといる時は、W15EcW4EoFe9m3いつも」
「V4860……こんな風に男の子と女の子として/クリスマスを二人で過ごせるなんて、/夢みたい」
「V4861えへへへ」
「あはは……」
「じゃあ、W15乾杯」
「V4862Ecかんぱ〜い」
「V4863あ、このシャンパン美味しい〜Fm3」
「どれどれ……本当だ」
「V4864シャンパンと言えば〜」
「ん?」
「V4865昔、Nnのウチで飲んだシャンパンも/美味しかったな〜」
「う〜ん、覚えてないな」
「V4866あ、そっか。P3Fe9m3W45確か、飲んですぐ/寝ちゃったんだよね」
「え? そうなのか?」
「V4867アルコール入りだったのを/EoFe9m3知らずに飲んじゃって……」
「あ〜、そんな事あったなぁ……」
「でも、本当に色々あったなぁ……」
「V4868二人で押入れに隠れたりしたことも/あったよね」
「ああ、よくやってたな」
「V4869Nnは過去形じゃないでしょ〜?」
「う〜ん……まあね」
「V4870えへへ、W45EoFm4一緒に押入れに入って/Fm3ドキドキしてたんだよ、私」
「それは……」
「僕も……ドキドキしてた」
「V4871……そうだったんだぁ」
「V4872……そっかぁ……」
「V4873あのね……」
「V4874……」
「V4875今も、ドキドキしてるよ?」
「……り、梨穂子……」
「梨穂子……/キス……いいかな……」
「V4876うん……W45EFm4いいよ……W45Fm3して……」
「V4877ん……」
「V4878……」
「……梨穂子……その……」
「V4879大丈夫……今日は遅くなるって/お母さんに言ってある……から」
「……そっか」
「V4880……ん」
「V4881……ねぇ……」
「……ああ」
Ti0Ts1/Ts2          Ti2Ts3ピッ
(ん? ……今何か押したような)
/Ts3ネクストチャレ〜ンジッ! 右足を赤!
「う、うわっ!!」
「V6431ひゃっ!?」
「V6779……え!? な、なになに?」
「……あっ、美也が出しっ放しにしてた/ゲームのスイッチを押しちゃったのか」
(くっ! せっかくいい雰囲気だったのに。/美也のヤツめ!)
(な、なんだか微妙な空気に……)
「そ、そうだ!/せっかくだし、これで遊んでみないか?」
「V4372えっ!? EFe9m3そ、そうだね……」
/Ts3ネクストチャレ〜ンジッ! 右手を青!
「こ、この状態から右手を青に!?」
「V4891え? こ、ここから?」
「わっ……おいおい梨穂子っ」
「V4892とどく〜……届いた!」
「よ、よし! 次は僕の番だな……」
/Ts3ネクストチャレ〜ンジッ!! 左手を赤!
「何を、これくらい……」
(って……こ、この体勢は……)
「よ、よし! なんとか届いた!」
(い、いいのだろうか!? 何だか色んな/ところが密着して……)
(ううっ……や、やわらかい感触が……)
「V6522え? ……きゃあっ!」
/Ti0         Ti2s3どし〜ん!As0b0
「V4894あれっ? EFe9また私の負け?」
「あ、あはは。し、仕方ないな梨穂子は」
(ふぅ……ドキドキしちゃったよ……)
「V4895あ、もうこんな時間」
「これ以上遅くなっちゃうと、/さすがにおばさんも心配するだろ?」
「V4897Ecえへへへ。/Eoそっか、Nnの言うとおりだよね」
「V4899おじゃましました〜っ」
「ふぅっ……今日はまた、寒いな……」
「V4900あはは、息が白いよ〜」
「ほんとだ……はぁ〜っ」
「V4901ね? Ecふふふっ Wv140Fm4LdMoIs0はぁ〜〜っW45Fm3McLe」
「……あっ、梨穂子あそこ見てみろよ!」
「V6609なになに?」
「ほら、少しだけど雪が積もってる」
「V6634あ、本当だ〜」
「いつの間にか雪が降ってたのか……/どうりで寒いわけだよ」
「V4748えへへ、EoEFe9m3そうだね」
「……クリスマスも終わりか。/なんかあっという間だった気がする」
「V4902クリスマスが終わっちゃうと、/すぐ来年だね〜」
「V4903……」
「しかし、高峰橋の工事も長いよな」
「V4904もうすぐ終わるみたいだよ?EF3」
「本当か? ちょっとは便利になるかな」
「V4905そりゃそうでしょ〜Fm3W30/そのための工事なんだし……W30EF4あ!」
「ど、どうした?」
「V4906ほら見て、あそこの家」
「不審者! ……じゃなくて/作り物のサンタか」
「V4907凝った飾りつけだよね〜」
「V4908サンタさんかぁ……Fm3」
「V4909実は……今でもサンタさんに/毎年お願いしてるんだよ?」
「え? サンタクロースの事/もう信じてないって……」
「V4910それは『お父さんサンタ』の話」
「V4911……さっきの話には続きがあってね」
「さっきの話?」
「V4912『サンタさんのうそつき』って話の続き」
「子供の頃、クリスマスの前に友達と/喧嘩しちゃって……って話か」
「V4913その後なんだかギクシャクしちゃって、/仲直りできなくて……」
「V4914Fm4でも、どうしても仲直りしたかったから/Fm3次の年のクリスマスにお願いしたの/Ec『仲直りさせて下さい』W15Eoって」
「V4915そしたら……Fm3」
「え……ひょっとして」
「V4916その友達ね、Ec次の日にウチに来たんだ」
「V4917EoFm4『クリスマスだから、サンタさんに/お願いしてきたの。Fm3りほちゃんと/仲直りさせてくださいって』」
「二人とも、同じこと考えてたのか」
「V4918嬉しくて思わず泣いちゃった」
「そっか……。今はどうしてるんだ?」
「V4919今は別の学校だけどFm3、EcF3クリスマスには/お互いにカードを贈ってるんだEo」
「いいな、そういうの」
「V4920Ecふふっ……W30Fe9Eoそれで、それからまた/サンタさんにお願いをするように/なったんだよね……」
「なるほどなぁ……」
「V4921なんて言うのかなぁ……」
「V4922そんな風に願いのかなう特別な日が、/1年の中で1日くらい、あっても/いいんじゃないのかなって」
「特別な日、か……」
「V4923うん。サンタさんがEoちょっとだけ、/勇気をわけてくれる日」
「夢見がちだなあ、梨穂子は」
「V4924夢見がちでもいいんです〜っ」
「はははっ」
「V4925ふふっ」
「……なあ、明日は何か予定があるのか?」
「V4926え? W30EF3あ、うん」
「V4927明日は学校でパーティーの後片付け。/Fm4Nnは?Fm3」
「うん? 僕は特に……」
「V4928Fm4そっかFm3……」
「V4929どんな感じだったのかなぁ、/学校のパーティー」
「手伝わなくてよかったのか?/今さら遅いけど」
「V4930あはは、W30EoFe9m3大丈夫」
「V4931先輩達に言ったらP0Fe8m6W30『いいからデートでも/なんでもしてきやがれ』EoFe9m3って言われた」
「そ、そっか……」
「V4932『そのかわりFm3色々報告しろ』W30EFe9m3なんて/言われてるんだけどね〜Ec」
「……報告しなくてもいいぞ」
「V4933えへへ……W30SEoFe9m4報告できないよあんな事Fm3……」
「そ、そうだな。あはは……」
やっぱり……梨穂子と一緒にいるのは楽しいな。
それに……結構いい雰囲気だったし……。
…………。
こうして、色々と話をしながら梨穂子を家まで/送り届けた。
「12時30分……まだ結構時間があるな」
「ふぁ……」
「デートのことを考えてたら眠れなくて、/完全に徹夜しちゃったよ……」
(……)
(待ち合わせの時間まで、ちょっとでも/睡眠を取っておいた方がいいかな……?)
(うん……折角のデートだし、/体調は万全にしておかないとな……)
(とりあえず1時間ほど寝て……)
(ぐぅ……)
「V0058ただいま〜っ」
(う、うわっ!!)
「V0059あれ? この靴何?/あ、そうかりほちゃん来てるんだ!」
「ま、まずい。みんな帰ってきちゃったよ」
「V4882Fm4ふ、W30Fm3普通にしてれば大丈夫だよ」
「そうか、そうだな、うん」
「V0060にししし! W15EoFe9m3お邪魔しちゃったかな〜っ」
(落ち着いて……うん、大丈夫)
「お帰り美也。早かったな」
「V4883あ、Ecお邪魔してます〜」
「V0061Ecこんばんは〜」
「父さんと母さんはどうした?」
「V0062何か用事があるって、でかけちゃった」
「V0063……?」
「どうしたんだ?」
「V0064……もしかして。お酒飲んだ?」
「は? なんでだ、飲むわけ無いだろう」
「V0065だって、二人とも/すっごく顔が赤いんだもん……」
「え?」
「V4884え?」
「いやいや! それはだな……え〜と」
「V4885え〜……」
(ま、まずい!/な、なんとかごまかさないと……)
「V4886あ、W30EF3さっきのポテト! W45P3Fe9m4辛かったからね〜/W15EcFm2あははは、W30SFm4あ、W30暑いな〜Fm3」
「……あ! あれは辛かったからなぁ」
「V0066ふぇ? 辛いの、EFe3m4これ?/普通のポテトに見えるんだけど……」
「V0067そうなんだ、どれどれ……」
「V0068……あんまり辛くないよ?」
「辛いのは全部食べちゃったんだよ。/いやいや、あれは辛かったな〜」
「V0069ふうん……W30EF4あ、W30EF3みゃーも食べてみたいから/今度買って来てよ」
「え!? あ、ああ、売ってたらな」
「V0070やった〜、Eo絶対だよ?」
「はいはい」
「V4887あははは」
「ふぅ……」
「V4888えへへへ」
(やれやれ……なんとかごまかせたかな)
「V4889それじゃ、美也ちゃんも一緒に/パーティーの続きしよっか?」
「V0071うん! Eoやろやろっ」
「メリークリスマース!」
「V4890メリークリスマース!」
「V0072メリークリスマース!」
「V0073えっと、次はりほちゃんが〜……」
「こ、この状態から右手を青に!?」
「V4891え? こ、ここから?」
「わっ……おいおい梨穂子っ」
「V4892とどく〜……届いた!」
「V0074今度はお兄ちゃんの番だね!/にしししし! 届くかな〜っ?」
「何を、これくらい……」
(って……こ、この体勢は……)
「よ、よし! なんとか届いた!」
(い、いいのだろうか!? 何だか色んな/ところが密着して……)
(ううっ……や、やわらかい感触が……)
「V4893で、次は? 美也ちゃ……きゃあっ!」
/Ti0        Ti2s3どし〜ん!As0b0
「V4894あれっ? EFe9また私の負け?」
「V0075Fm4りほちゃんFm3弱〜い。EcF3にししし!」
「あ、あはは。し、仕方ないな梨穂子は」
(ふぅ……ドキドキしちゃったよ……)
「V0076じゃあね〜、次はこっちのゲームを……」
「待った待った、そろそろ梨穂子を送って/いかないと」
「V0077え?」
「V4895あ、もうこんな時間」
「これ以上遅くなっちゃうと、/さすがにおばさんも心配するだろ?」
「心配させる前に帰ってやれよ」
「V0078おおっ! お兄ちゃんEcF3男前〜」
「茶化すなっての」
「V4897Ecえへへへ。/Eoそっか、Nnの言うとおりだよね」
「V4898ふふふ、W30Eoそれじゃ、また来るね。/Ec美也ちゃん、またね〜」
「V0079うん、Ecまたね〜っ」
「V4899おじゃましました〜っ」
「V0080にぃに〜、ちゃんと送るんだよ〜!/送り狼になっちゃダメだよ〜」
「はいはいはい、すぐ帰ってくるけど/戸締りしっかりな」
「V0081は〜い、いってらっしゃい!」
「ふぅっ……今日はまた、寒いな……」
「V4900あはは、息が白いよ〜」
「ほんとだ……はぁ〜っ」
「V4901ね? Ecふふふっ Wv140Fm4LdMoIs0はぁ〜〜っW45Fm3McLe」
「……あっ、梨穂子あそこ見てみろよ!」
「V6609なになに?」
「ほら、少しだけど雪が積もってる」
「V6634あ、本当だ〜」
「いつの間にか雪が降ってたのか……/どうりで寒いわけだよ」
「V4748えへへ、EoEFe9m3そうだね」
「……クリスマスも終わりか。/なんかあっという間だった気がする」
「V4902クリスマスが終わっちゃうと、/すぐ来年だね〜」
「そうだな……」
「V4903……」
「……」
「しかし、高峰橋の工事も長いよな」
「V4904もうすぐ終わるみたいだよ?EF3」
「本当か? ちょっとは便利になるかな」
「V4905そりゃそうでしょ〜Fm3W30/そのための工事なんだし……W30EF4あ!」
「ど、どうした?」
「V4906ほら見て、あそこの家」
「不審者! ……じゃなくて/作り物のサンタか」
「V4907凝った飾りつけだよね〜」
「V4908サンタさんかぁ……Fm3」
「ん?」
「V4909実は……今でもサンタさんに/毎年お願いしてるんだよ?」
「え? サンタクロースの事/もう信じてないって……」
「V4910それは『お父さんサンタ』の話」
「V4911……さっきの話には続きがあってね」
「さっきの話?」
「V4912『サンタさんのうそつき』って話の続き」
「子供の頃、クリスマスの前に友達と/喧嘩しちゃって……って話か」
「V4913その後なんだかギクシャクしちゃって、/仲直りできなくて……」
「V4914Fm4でも、どうしても仲直りしたかったから/Fm3次の年のクリスマスにお願いしたの/Ec『仲直りさせて下さい』W15Eoって」
「V4915そしたら……Fm3」
「え……ひょっとして」
「V4916その友達ね、Ec次の日にウチに来たんだ」
「V4917EoFm4『クリスマスだから、サンタさんに/お願いしてきたの。Fm3りほちゃんと/仲直りさせてくださいって』」
「二人とも、同じこと考えてたのか」
「V4918嬉しくて思わず泣いちゃった」
「そっか……。今はどうしてるんだ?」
「V4919今は別の学校だけどFm3、EcF3クリスマスには/お互いにカードを贈ってるんだEo」
「いいな、そういうの」
「V4920Ecふふっ……W30Fe9Eoそれで、それからまた/サンタさんにお願いをするように/なったんだよね……」
「なるほどなぁ……」
「V4921なんて言うのかなぁ……」
「V4922そんな風に願いのかなう特別な日が、/1年の中で1日くらい、あっても/いいんじゃないのかなって」
「特別な日、か……」
「V4923うん。サンタさんがちょっとだけ、/勇気をわけてくれる日」
「夢見がちだなあ、梨穂子は」
「V4924夢見がちでもいいんです〜っ」
「はははっ」
「V4925ふふっ」
「V4934……」
「今年はどんな願いをかけたんだ?」
「V4935……うん」
「V4936中1の頃からずーっと同じ、/サンタさんへのお願い……」
「V4937最近……ひょっとしたらかなうかな?/なんて思ってるんだ」
「願いが……かなう?」
「V4938……うん」
「V4939あのね……」
「V4940あのね……W45Fm4私……W30Fm3ずっと前から/好きな人がいて……」
「……梨穂子」
「V4941いつもそばにいてくれて……/やさしくて……」
「V4942私の事、からかったりして……/W45EoFe7m4それはW30ちょっとEcFe9m3腹が立つんだけど」
「V4943でもそんなのも楽しくて……」
(それって……ひょっとして……)
「V4944ずーっとこのままでもFm3、EoFm3なんて考えてた」
「V4945もしも……『そうじゃなかったら』って/考えると、Ecいつも言葉に出来なくて……」
(それは……僕だってそうだ……)
(もしも断られたら……今までみたいな/幼馴染の関係じゃいられない)
「V4946その人と一緒にいられない/W15……そう考えると怖くなって」
(梨穂子……梨穂子も僕と同じ想いで……)
(……僕はずっと先延ばしにしてきた)
(だけど、梨穂子は……)
「V4947その……W45EcW6EhF6私の好きな人の名前は……」
「……ちょっと待ってくれ、梨穂子」
「V4948……え?」
(その先は、僕から言わないと……/僕から……伝えなくちゃ!)
「……これ以上梨穂子に甘えるわけには/いかないよ」
「V4949Fm4え……」
「V4950それって……」
「うん……」
「V4951私じゃ……EcW4EoFe9m6ダメってこと?」
「ち、違うよ! 何でそうなるんだ」
「V4952え?」
「あははっ……」
「……梨穂子には、お礼を言わなきゃな」
「いつも僕のそばに居てくれて……/僕を明るく照らしてくれる」
「梨穂子の明るさには、いつも助けられてる/梨穂子がいなかったら、多分、僕は……」
「V4953ううん」
「V4954私は、W60EoNnがいなきゃダメだから……」
「それは、僕のセリフだよ」
「僕こそ、梨穂子がいなきゃダメなんだ」
「長いこと側に居すぎたせいか……/わからなくなっていたけど」
「やっと、気付くことが出来た」
「V4955Nn」
「ずっとはぐらかしていたけど……」
「きちんと言葉にしておきたいんだ」
「梨穂子……僕は梨穂子の事が好きだ」
「V4956……EF4ほんと?」
「本当だ、大好きだ!」
「V4957……ドッキリとかじゃなくて?」
「V4958な、Fm5何で笑うの〜」
「梨穂子……まったくもう……」
「V4959だって、こんなの夢みたいだから……」
「何度でも言うさ。梨穂子、好きだ」
「V4960うん……私も大好き……。/F3Eo本当に、大好きだよ……Nn」
「梨穂子……」
「V4877ん……」
「メリークリスマス、梨穂子」
「V4961メリークリスマスNn……。/えへへ……サンタさんへのお願い/……かなっちゃった」
「V4962Nn、ありがとう……大好き!」
n2skx_ep01A
(ん……まだ結構時間があるな)
(折角だからオススメのデートスポットを/調べておこうかな)
「よし、ちょうどいい時間だ」
「いってきまーす」
「……」
「……来ないな、梨穂子……」
(やれやれ……/デートの日にまで遅刻だなんて……)
(ちょっと、遅すぎるな……)
(……電話してみよう)
(『朝からどこかに出かけた』だなんて)
(……一体どこに行ったんだ?)
(とりあえず捜してみよう)
(いないや……どこにも……)
(思い当たる節はある……)
(まさか……あの時の事……)
(僕が、悪いんだよな……)
(デートに誘っておきながら……、/他の子と……あんな事しちゃって……)
(……)
「梨穂子……」
僕が悪い……。/それはわかっている。
……いや、わかっているつもりだった。
何をしても笑って許してくれる幼馴染……。
今まで、ずっとそうだったから、/それが永遠に続くものだと思い込んでいた。
でも、その関係は終わりを告げた。
それだけの事を、僕がしでかしたから……。
いつも僕を見守ってくれていた幼馴染……。/今までありがとう……さようなら……。
「V4963……ん」
「V4964わあっ!? もうこんな時間!?」
「V4965デ……デートの日に遅刻だなんて〜っ!」
「V4966えっと、まずは着替えて、それから……/え〜っと……」
「V4967……はぁ……はぁ……」
「V4968ふぅFm3」
「V4969……えへへ」
「V4970居ない……ねFm3」
「V4971『もう出たよ』って美也ちゃんは/言ってたんだけどなぁ……」
「V4972EF6……ひょっとして……待ち合わせ場所/間違えちゃったのかな?」
「V4973えっと、EcF9だとすると……」
「V4974……居ないかぁ……」
「V4975ってことは、W15EcW6EoFe9m4やっぱりここで/いいんだよねFm3……」
「V4976ここで……合ってる……」
女 性
「あ、あの子かわいい〜。高校生かな?」
男 性
「あはは、初々しいね。待ち合わせかな?」
「ねぇ、見て見てあれ」
「お、サンタじゃん。どこの店だ?」
「ふふっ。映画の後に聞いてみようよ」
「あれ、もう上映時間? まいったね……」
「V4977みんな……楽しそうだなぁ……」
「V4978……サンタさん、Fm3かぁ……」
「V4979だめだ……こんな顔してちゃ。/今日はデートなんだから」
「V4980『こら! いつも私の事バカにして〜っ!/ 遅れちゃダメでしょ!』って……」
「V4981Nnに言うチャンスなんだぞ!」
「V4982だから……ちゃんとニコニコしてないと」
「V4983……久しぶりに一緒に過ごす、/クリスマスイヴ……なんだから」
「V4984……くしゅんっ」
「よかったね〜映画」
「う〜ん、盛り上がったね〜」
「あのラストシーンさ……あ!」
「ん? どうしたの」
「ほら、あの子……/映画観る前にもあそこに居なかった?」
「あ〜……フラれちゃったのかなぁ」
「かわいい子なのにね〜/……あ、まだ居るよサンタ!」
「はいはい、それじゃ行こうか……」
「……あっ! 見て、雪が降ってきたよ」
「あっ、本当だ。/すごいな……ホワイトクリスマスだ」
「V4985……」
「……V9260Fm3そっか」
「V4986……ねえ、W15Eoサンタさん……」
「V4987やっぱり……二人、恋人同士で/……なんて」
「V4988そんなの……無理だったのかな……」
「V4989……Nn……」
「ただいま〜っ」
(うん、今日はいいクリスマスだったな)
(後は僕の気持ちだけ……)
「なんだ、誰もいないのか?」
「……」
(ん? 留守番電話が入ってるな、/もしかしたら美也かもしれないな……)
(部屋に戻る前に聞いておくか)
(え……)
(どうして何も録音されてないんだ……)
(まただ……。なんだろうこんな日に……)
(あっ! そ、そうか……。/僕は馬鹿だ! この電話は梨穂子に/決まってるじゃないか…………)
(電話、くれたんだな……)
(僕のために……)
(……)
(ごめん……本当にごめん……)
n0skx_me04A
「V7029あ、W30EFe9m3Nn」
「V7030そっか、パーティーに来てたんだ」
「V7031EcFm6せっかくのクリスマスだから……EoFm3/出来れば一緒に過ごしたかったなぁ……」
「今日は、茶道部の手伝いか?」
「V7032Fm6そうなんだけど……EcFm4実はあんまりやる事が/無くって、EoFm3ちょっと退屈。Ecえへへ」
「V7033EoFm4なんだか色々残念だよ……」
「V0260おーい、りほっちー。/お菓子どこに置いてあるのー」
「V7034あ、るっこ先輩が呼んでるから……/Ecそれじゃ、またね」
n0nkx_me01C
(でも、どうやって伝えれば……)
(僕の気持ちを上手く伝えるには……)
(……そうだ、あれを使おう)
(……よし、準備できたぞ)
(……次は梨穂子に電話だ)
「もしもし、Nmですが……」
「V5007あ、おはよー。どうしたの?」
「り、梨穂子? えっと……今日は/学校に行くんだっけ」
「V5008うん、今出ようと思ってたところ。/えへへ、靴片方はいたまんまだよ」
「なにやってんだ、まったく……」
(まったく、梨穂子ときたらこっちの気も/知らずに……)
「行く時間って決まってるのか?」
「V5009ん? あんまり遅くなると困るけど……」
「じゃあ公園に来てくれないか?/ちょっと話したいことがあるんだ」
「V5010えっ……。うん、公園でいいの?」
「うん、いつもの公園。僕も今から/出るから」
「V5011う、うん。それじゃ公園でね」
(……よし、行くぞ!)
(これを渡して……)
(梨穂子に僕の気持ちを……)
(通いなれた道が、何だか違って見えるよ)
(なんだか僕だけ浮いてるみたいな……/緊張してるせいだろうか……)
(梨穂子に告白したら、きっと幼馴染の/ままじゃいられない……)
(幼馴染じゃなくなると……やっぱり/こんな風に違和感を感じてしまうん/だろうか……)
(もう来てる……)
(よし、覚悟を決めよう)
(僕は……梨穂子に……)
「……待ったか、梨穂子」
「V5012ううん、全然」
「V5013昨日は楽しかったね〜」
「え? あ、ああ。楽しかったな」
「V5015そうそう、EF3来る途中に高峰橋を見たん/だけど、ほとんど工事終わってたね」
「そっか、気が付かなかったな……」
「高峰橋だけどさ……」
「V5016ん?」
「新しくなったら、昔の思い出とか……/そういうのも無くなっちゃうみたいで/寂しくないか?」
「V5017Fm4そうかな?Fm3」
「え?」
「V5018あの橋で遊んでた思い出が/なくなっちゃう訳じゃないでしょ?」
「……それもそうか」
「V5019それに、Fm3昔はこうだったんだぞ〜って/近所の小学生にEcFm2いばれるかもよ?」
「あはは、それはお得だな」
(……そうだよな。思い出が、消えて/なくなるわけじゃないんだ)
(……よし)
「梨穂子に渡したいものがあってさ」
「V5020え?」
「V5021な、何かな……」
「受け取ってくれ、梨穂子」
「V5022これ……EFe9これって」
「V5023ラブ……レター……だよね」
「今度は正真正銘、/僕が梨穂子に宛てて書いたよ」
「いつも僕のそばに居るかわいい幼馴染」
「僕が困ってるときにはすぐに気が/付いてくれる女の子」
「突拍子もない事を言い出して、僕を/戸惑わせる女の子」
「V5024…………」
「ちょっとドジだけど、そんなところも/含めて僕は好きだ」
「遅くなってごめん」
「梨穂子、好きだ。僕と付き合ってくれ」
「V5025……っ」
「V5026あはは……W60EoFe9m3Nnの字だ……」
「V5027本当に、Nnからのラブレター……」
「V5028イタズラじゃない……W30Fm3んだよね。W30Ec/信じてもいいんだよね」
「ああ、僕は梨穂子が好きだ」
「返事……聞かせてくれないか?」
「V5029……すごく、嬉しいよ」
「V5030私も、好き……W30Ec大好き。/Nnの事が好き」
「梨穂子……っ」
「……ずっと心配してたんだ」
「梨穂子と恋人同士になったら、幼馴染じゃ/なくなってしまうんじゃないかって」
「V5031私は変わらないよ……Nnは/変わっちゃうつもりなの?」
「ううん。無駄な心配だった」
「梨穂子はずっと梨穂子だもんな」
「V5032ふふっ」
「V5033Nnも、私がずーっと好きだった/Nnのまんま」
「V5034きっとずっと幼馴染で……/そしてこれからは恋人だよ」
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「……」
「なんて……決意してみたものの……」
「今さらどんな顔して会えばいいんだ」
(梨穂子の事だ……きっと僕のことを/信じてずっと待っていたに違いない……)
(許してくれるだろうか……)
(もし、許してくれなかったら……/僕は……ううっ……)
「だったらいっそこのまま……」
「何を言っているんだ、僕は……」
「こんなときに自分の事を考えて/どうするんだ」
「大事なのは、梨穂子に謝る事だ」
「僕の事なんて、二の次だ!」
「……梨穂子に直接会って謝ろう」
「とりあえず……電話だ」
「……もしもし」
「V5035はい、桜井です」
「梨穂子か」
「V5036……あ……うん」
「その……」
「V5037……」
「……梨穂子」
「V5038……」
「どうしても伝えたい事があるんだ。/今から、あの橋の前に来てほしい」
「V5039……うん、わかった」
「じゃあ、また後で」
「V5040……あ」
(よし、これでいい)
(梨穂子は許してくれるだろうか……/それとも……)
(高峰橋までの道が……やけに遠く感じる)
「梨穂子……」
(まだ……来ていないのか……)
(……遅いな……)
(ははは……昨日、丸一日/梨穂子を待たせたヤツの/言う台詞じゃ無いよな……)
(…………)
(……梨穂子……)
「もう……帰るか……」
「僕は……/梨穂子にこんな気持ちを味わわせて……」
「V5041あはは……待たせちゃった、ゴメンね?」
「梨穂子……お前!?」
「V5042Ecちょっと、W30Eoその〜……/W60Fm3えへ……W45EcFe8m4ゴホゴホ」
「な、何してんだよ!/その……格好……」
「V5043お母さんに止められちゃって……/EcF3ちょっと遅れちゃった」
「……風邪、ひいたのか」
「V5044Sえ? W30EFe9m4えっと〜」
「V5045……あ! EcFe9m3け、今朝急に具合が/悪くなっちゃって。/Ec湯冷めしちゃったからかな?」
「梨穂子」
「V5046あはは……W30EoFe9m4みっともないよね?/W30EcFe9m3ゴメンね」
「そうじゃないだろ?」
「V5047え?」
「昨日……僕の事ずっと待ってて/くれてたんだろ?」
「V5048え……EcFe9m3や、やだな〜、Eoそんな事ないよSd」
「それで、風邪ひかせちゃったんだ……」
「V5049Fm4……」
「いいんだ、怒ってくれ」
「このままじゃダメだ。/何か罪滅ぼしをさせてくれ……/何でも……するから」
「僕はひどい事したんだ。/怒ってくれないと……僕は……」
「V5050怒る……Ecだなんて……」
「V5051出来ないよ、そんなこと」
「V5052だって……」
「V5053もし……ここで怒ったら……」
「V5054最後の思い出が『怒ってる私』になる/なんて、Ecそんなの耐えられないから……」
「V5055……」
「V5056……お別れ、W15言いに来てくれたんだよね」
「……?」
「V5057別の子と付き合うから……って」
「え?」
「V5058でも、仕方ない……/EhNnの選んだ事だし……」
「ちょっ……ちょっと待ってくれ!」
「V5059え」
「V5060……」
「昨日の事は……本当にごめん」
「V5061いいよ……EcFm6私の事は、もうFm3いいから……」
「違う! 違うんだ!」
「本当に好きなのは、梨穂子だって……/遅いかもしれないけど……気付いたんだ」
「V5062えっ……」
「好きだ、梨穂子」
「V5063ええっ……だって……Fm4そんなの……」
「V5064だって私……EoFe9そんなはず……」
「梨穂子っ……」
「V5065きゃ……」
「V5066ん……Nn……」
「V5067Nn……」
「V5068……えへへ」
「梨穂子……本当にゴメン……」
「V5070えっ……」
「僕が悪かった……僕が……」
「……もう二度と、こんな思いは/させないから……」
「V5069……まだ、信じられないや」
「もう、言葉じゃ言い表せないよ……/だから……」
「V0020んっ……」
「V5072……だめだよ……風邪がうつっちゃう」
「いいさ、風邪なんて。/いくらでもうつしてくれ」
「V5073……いいの? 私で」
「何言ってるんだよ……/いいよ、いいに決まってる!」
「好きだ……梨穂子……」
「V5074ん……ありがと……/私もNnの事、大好き」
「V5075Nn……」
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「V0534よう、Nm」
「ああ、梅原。どうした?」
「V0535EF1最近、桜井さんと一緒じゃないんだな」
「え? そうかな?」
「V0536EFe9m3一緒に居る印象が強かったからな」
「そっか。まあ、確かに前と比べると一緒に/居る時間は減ってるかもしれない」
「で、何で梨穂子の話を?」
「V0537いや、ちょっと前の事だけど/男子に言い寄られてるのを見たんだ」
「へ、へぇ、梨穂子にね……」
「V0538EF4気にならないのか?」
「いや、いいんじゃないのかな」
「V0539EcFm3そうか。W30EoFe9まぁお前がそう思ってるなら/俺が気に病む事でもないな」
(……)
「V0540ちょっと気になったから聞いてみただけだ/それじゃな」
「あ、うん……」
(梨穂子に言い寄ってる男子か……)
(う〜ん……。なんだろうこの複雑な/気持ちは……)
「あ、梨穂子」
「V7500えへへ、W30Eo何か久しぶりだね」
「そうか?」
「V7501うん、ちょっとだけ」
「……」
「V7502EF4どしたの?」
「梨穂子、何か感じ変わったか?/……ちょっとやせたんじゃないのか?」
「V7503あはは、W30EoFe9m3わかる?」
「V7504Fm4もうちょっとやせた方がかわいいって/言われたからFm3ダイエットしてるんだ〜」
「V7505やせてるって気付いたのはNnが/初めてだけどね」
「そうなんだ」
「V7506Ecうん」
「V7507……それじゃ、W15またね〜」
「ん? ああ、またな」
(梨穂子がダイエットか……)
「V7508あ、EF3Nn」
「梨穂子」
「V7509えへへ、Eo最近どう?」
「ぼちぼちかな、梨穂子は?」
「V7510この前街で男の人に声掛けられちゃった」
「『試食していきませんか?』って?」
「V7511失礼な〜Fm3。名刺までもらったんだよ」
「名刺? うさんくさいなぁ……/梨穂子はぼーっとしてるんだから/気をつけろよ?」
「V7512EcF3えへへ、心配してくれてありがと」
「じゃあ、またな」
「V7513あ、Ecうん。……じゃ、Eoまたね〜」
「…………」
(何かいいたげな表情だった気が/するけど……)
(まあいいか)
(ん? 電話だ)
「V0093にぃに〜! 電話だよ〜」
「はーい、今行くよ」
(う〜ん、一体誰だろう?)
「何だよ美也、まだテレビ見てるのか。/早くお風呂入れよ」
「V0094は〜い。/EoFe3それよりウメちゃんから電話だよ」
「梅原から? って、/梅原が嫌がってるから『ウメちゃん』と/呼ぶのはやめろって……」
「V0095EcF4はいは〜い。EoFe9それより電話出たらFm3?」
(まったく……美也ときたら……)
「はい、もしもし?」
「V0541おいおいNm。なんで教えて/くれなかったんだよ……水臭いな」
「え、何の事だ?」
「V0096ああ〜っ! ににに、にぃにっ!」
「美也、電話中なんだから静かにしてなきゃ/ダメだろ」
「V0097だって、あれ……」
「電話が終わったら聞くからさ」
「悪い梅原。……で、何の話だ?」
「V0542『何の話』だって? またまた……」
「いや……何だ?」
「V0543……本当に知らないみたいだな」
「だから何の事だよ」
「V0544だったら早くテレビを見てみろ!」
「テレビを? いいけど……」
「何だよ一体……」
「V0098EF4あ、にぃにっ。ほら、ここ!」
「美也まで何だ? そんなに面白いばんぐ/……み?」
「り、梨穂子?」
「V0099EF9だよね!? りほちゃんだよね?」
「ちょ、ちょっと静かにしてくれ。テレビの/音が聞こえないだろ」
司会者
「……というわけでKBT108の皆さん/でした〜。さて! 続きましては異色の/フォークデュオ……」
「……何だ? 一体……」
(確かにあれは梨穂子だったぞ……/なんだってテレビなんかに……?)
「V0545おい、見たかNm?」
「あ、ああ。でも何がなんだか……/梅原は最初から見てたのか?」
「V0546まぁ、一応な」
「V0547何でも、スカウトされてアイドルデビュー/したって話だぞ」
「な……何だって!?」
「V0548……お前も聞いてなかったのか?」
「いや……まさかそんな……」
「V0549流行のアイドルグループの一員なんだと。/ちょっとびっくりしちまったよ」
「お、大食いとかじゃなくてか?」
「V0550ああ、正真正銘アイドルさ」
「そうか……梨穂子がなぁ……」
「V0551……色々思うところもあるとは思うが、/気を落とすなよな」
「何言ってるんだ、大丈夫だよ」
「アイドルだなんて、ちょっとびっくり/しただけさ」
「V0552ならいいけど。……じゃあ、またな」
「あ、ああ。またな」
「V0100ふぁ〜、EFe9びっくりだねFm3にぃに」
「そうだな……」
「V0101でもりほちゃんすごいなぁ〜。EoFe9m4あっ、/Fm3今度サイン貰っちゃおうかEcF2な?」
「そうだな」
「V0102……にぃに?」
「……」
「さて、寝るとするか。あんまり夜更かし/しちゃ駄目だぞ」
「V0103はいは〜い」
(梨穂子がアイドル……?)
(……)
(アイドルになったって事よりも、/デビューする事を教えてくれなかったのが/ショックだよ……)
(ふわぁ……昼ごはんの後はどうにも/眠くなるな……)
(…………)
男子A
「なぁなぁ、この雑誌見た?」
男子B
「見た見た! かわいいよな、この子。/桜井リホ! この学校の子だってよ」
「テレビにも出てたぜ、5分くらいだった/けど」
「マジか!? すげぇなぁ……」
「リホ……サクライ……?」
(それって……梨穂子か!?)
「それにしても、ウチの学校にこんなに/かわいい子いたっけ? 見たこと無いぞ」
「俺もだよ。どこのクラスなんだろ」
(うう……気になる)
「これから探しに行かないか?」
「いいね! 行くか!」
(結構有名になっちゃったんだなぁ/……梨穂子)
(きっと『この子、僕の幼馴染なんだ』/なんて言っても、信じてもらえないかも/しれないな……)
(何だか屋上に行く気分じゃなくなったよ。/教室に戻ろう……)
(そういえば、このところ/梨穂子と話をしてない気がする……)
(幼馴染なんだし、悩んでないで/話し掛ければいいんだろうけど……)
(しばらく話をしてなかったせいか、/ちょっと声をかけづらいんだよな……)
(う〜ん……)
(あ、そうだ。/梅原なら何か知ってるかもしれない)
(今度それとなく話を聞いてみるか)
(うん、そうしよう)
「シリアイ→ソエンです/レベルダウンの為シナリオはありません」
n2soe_ev01A
「その……」
「V0553……桜井さんか」
「……」
「V0554わかってて、聞いてるんだろう?」
「V0555最近は歌番組だけじゃなくて、/Ecバラエティ番組でもひっぱりだこで、/EoFe9すっかりアイドルって感じらしい……」
「そうか、そんなにか……」
「V0556彼女明るいし、結構人気だそうだ……」
「はは、もう梨穂子が僕の幼馴染だなんて/言っても、誰も信じてくれないかもな」
「I10……」
「あ、悪い」
「V0557……いや、EoFe9お前も傷ついてるんだな」
「まぁ……仕方ないよ……」
「V0558……彼女、交際を申し込まれても全部/断ってるらしいぞ」
「そりゃ、アイドルだからな」
「V0559俺の聞いた話だと、子供の頃からずっと/心に決めてる人が居るって話だ」
「V0560……誰の事かは分からないけどな」
「……もう、やめよう。その話は……」
「V0561……そうだEcFe6な」
n0sox_me01B
「あ、薫〜っ」
「あら、Nmさん」
「え……」
「ご機嫌いかが?」
「…………」
「な〜んてね、どしたの? Nn」
「……」
(も、もしかして、まだテンションが高い/ままなのか……)
「お〜い、Nn。W45EhF9もしもーし」
「え? あ……いや、別に……」
「んふふっ、W45Eoあたしのおしとやかさに/面食らったみたいね」
「ま、まぁ、そんなところだな」
(よかった……どうやらいつもの薫に/戻ってるみたいだ)
「え〜っと……それで?/W45EF3あたしに何か用だったの?」
「あ、うん、大した事じゃないんだけど、/薫と少し話したいなって思ったんだ」
「あ、そういうことね。いいわよ」
「ははっ、そっか」
「で、何の話をするの?」
「う〜ん、そうだなぁ」
n3ako_me00A
n3ako_me00A
n3ako_me00A
「あ、薫〜っ」
「V9565あら、Nmさん」
「え……」
「V9566ご機嫌いかが?」
「…………」
「V9567な〜んてね、どしたの? Nn」
「……」
(も、もしかして、まだテンションが高い/ままなのか……)
「V9568お〜い、Nn。W30EcW4EhF9もしもーし」
「え? あ……いや、別に……」
「V9569んふふっ、W45Eoあたしのおしとやかさに/面食らったみたいね」
「ま、まぁ、そんなところだな」
(よかった……どうやらいつもの薫に/戻ってるみたいだ)
「V9570え〜っと……EFe3それで?/W45あたしに何か用だったの?Fm3」
「あ、うん、大した事じゃないんだけど、/薫と少し話したいなって思ったんだ」
「V9571あ、そういうことね。Eoいいわよ」
「ははっ、そっか」
「V9572で、何の話をするの?」
「う〜ん、そうだなぁ」
n3ako_me00A
「薫〜っ」
「V9573ん? W45EF3あぁ、Nnか」
「V9574どしたの? W45EF3もしかして、また教室から/あたしの姿でも見えたとか?」
「ははっ、さすがにそう何度もはないよ」
「V9575あははっ、W45Fe9m3Eoそっか」
「たまたま薫を見かけたからね、少し話でも/しようかと思ったんだ」
「V9576例えばEFe3中学の頃の話とか?」
「いや、普通の話でいいんだけど」
「V9577ちぇ〜っ」
「じゃ、じゃあ中学の話でも……」
「V9578んふふっ、W45EoFe9嘘よ。/W45EF3Nnの好きな話でいいって」
「え〜っと、それじゃあ……」
(あれ? あそこにいるのは……)
「薫っ」
「V9597ん? W45EF3あ、Nn」
「お前、こんな所で何してんだ?」
「V9598何って……W45EFe9m3見れば分かるでしょ」
「あ、補習か」
「V9599ちっ、EFe8m4違うわよ!」
「V9600ただ、EcF4たまには泳いでみよっかな〜って/EoFe9気分になっただけよ!」
「そっか」
「V9601……それよりアンタこそ、Fm4こんなとこで/Fm9何してるのよ」
「いや……僕は薫を見かけたから/話でもしようと思っただけなんだけど」
「V9602え……」
「だ、ダメかな?」
「V9603う〜ん、そういう事なら……W45EFe9少しだけ/付き合ってあげてもいいけど……」
「ホントに!?」
「V9604でもカッコがカッコだから、ホントに/少しだけだからね」
「うん、分かってるよ」
n3ako_me00A
n3ako_me00A
「薫、ちょっといいか?」
「V9579ああ、Nn、何?」
「うん、少しお前と話でもしようかなって/思ったんだ」
「V9580それなら別にいいわよ」
「ははっ、そっか」
「V9581あ、でもその前に……」
「え?」
「V9582屋上であたしに殴られたとこさ、/大丈夫だった?」
「うん、もう何ともないよ」
「V9583そっか」
「薫、気にしてくれてたんだ……」
「V9584ううん、今思い出しただけ」
「え……」
「V9585ま、大丈夫なら別にいいわ。/W45P6W30それより、何か話そう」
「お前、いい性格してるな……」
「V9586んふふ、W45Eoよく言われる」
「褒めてないってば!」
「V9587あははははっ」
「まったく……」
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n3ako_me00A
n3ako_me00A
n3ako_me00A
「あ、薫……」
「V9588ん? W45EFe9m4あ、Nn、Fm3丁度よかった」
「え?」
「V9589えっと……W45EF3ありがとね。/W45EFe9ほら、遅くまで付き合ってくれてさ」
「あ、河原での事ね」
「V9590うん」
「V9591お礼、いい忘れてたから」
「ははっ、そんなのいいのに」
「V9592ん〜でも、Fm6やっぱりさ……」
「あ、じゃあこうしようよ」
「V9593ん?」
「僕、今ちょっとヒマなんだ。/だから、少し話に付き合ってよ」
「それでお互いに付き合わせたって事で」
「V9594あはははっ、W45EoFe9何それ」
「ははっ、ちょっと無理があったかな」
「V9595うん、でも……Ecそのアイディア乗った!」
「オッケー、じゃあそういう事で」
「V9596うん」
n3ako_me00A
n3ako_me00A
「V0026Nn、おっはよ」
「ああ、おはよう、薫」
「V0029あ〜天気はいいのに寒いわねぇ」
「うん、そうだな」
「こういう日はさっさと教室に入るに/限るよな」
「V0007そうね」
(お、あそこにいるのって……)
「かーおるー」
「V2000え? W45EF3あぁ、Nn」
「V2001どうしたの? 何か用?」
「ううん、別にこれといって」
「V2002あっそ」
「……」
「どうかしたのか? なんか元気ないけど」
「V2003そんなことないわよ、EcFm3いつも通り」
「そうか?」
「V2004Fm7うん」
「V2005なーに」
「……ちがう」
「V2006Fm4え?」
「普段のお前なら『そんなことない』なんて/言わないだろ」
「V2007う……」
「目逸らすなって、ちゃんとこっち向けよ」
「V4419っ!EF6」
「本当、今日の薫少し変だぞ?」
「V2008だから何……」
「え?」
「V2009Fm8だ・か・ら・な・に?」
「あ、いや。その……」
「V2010ねぇNn。W15EFe7悪いんだけど、W10ちょっと/EFe6一人にしてくれないかな」
「V2011少し考えたい事があるから……」
「薫が? 考え事?」
「V2012……」
「熱でもあるんじゃないか?」
「V2013Fm8ない」
(……やっぱりおかしいな。いつもなら、/文句の一つくらいあるはずなのに)
「V2014Nn。あたしさ、遠まわしに、/あっち行ってって言ってるんだけど」
「いや、だってさ……」
「V2015もういい。あたしがどっか行く……」
「薫、待てよ」
「V2016……」
(う〜ん、やっぱりちょっと変だよな)
(……)
(まぁ、いいか。/何かあれば相談してくるだろうしな)
(う〜ん、これといって誰も……)
(……いた)
「よう、薫」
「V2017あ〜Nn、丁度いいところに」
「ん?」
「V2018今、暇ならちょっと付き合ってよ」
「うん、いいけど」
「V2019そ、じゃ行こっか」
「あ、うん」
「理科準備室……」
「V2020うん」
「また微妙なところに……」
「V2021だってここならEo誰も来ないでしょ」
「誰か来るとまずいの?」
「V2022あ……Ecうん、EoFe9m3ちょっとね〜」
「それってどんな用事だよ……」
「V2023あははは……」
「V2024………………」
(……)
(あれ? なんか雰囲気が……)
(こ、これってまさか告白とかか!?)
「V2025え〜〜っと」
(薫……ど、どういうことだ?/いや、まさか、でもそんな雰囲気だし)
「V2026あ〜、W45EhF6うん…………W60EFe6m8よしっ!」
「V2027ぐじぐじ考えるの終わりっ!/EoFe6m9やっぱりすっきりしたいし」
(くっ、くるかっ!!)
「Nn、V2028EcF8ごめんっ!」
「……」
「V2029Fm9……」
「は?」
「V2030は? じゃないわよ!」
「V2031ほら、廊下で会った時……EFe9あたし嫌な女/みたいな事言ったでしょ?」
「そ……そうだっけ?」
「V2032うん、『あっち行って』とか……EoFe6そんな/ような事」
「V2033それ、やっぱりちょっと気になってさ、/ちゃんと謝ろうと思ってたんだ」
「う〜ん、そう言われればそんな事があった/ような……あったっけ?」
「V2034覚えてないのっ!?」
「うん、まったくもって」
「V2035自信満々に言うことじゃないわよっ!」
「そ、そっか」
「V2036もう〜、なんだかなぁ」
「は、ははは……廊下での事っていうと、/薫がいつもより元気ないって印象の方が/強くて……」
「実は何を話したのかあんまり覚えて/ないんだ」
「V2037……」
「V2038アンタねぇ……EoFm6あたしがどんだけ/気にしてたと思ってるのよ」
「それを言うならこっちだってそうだよ」
「V2039え?」
「こんな雰囲気で言いよどまれたら、/それなりに意識するだろ」
「V2040…………」
「V2041ばっ」
「V2042Ts3バカじゃないのっ!!!!Fm8」
「V2043Ts2どこをどう見たらそうなるのよ!」
「雰囲気とか仕草とか……」
「V2044Fm4そ……Fm8それよ! アンタの駄目なとこ。/EcF9大事なことは忘れるくせに、/EoF8勘違いだけは一人前とかありえない」
「えぇぇっ!? そ、それは……」
「V2045人が悪い事したかなって気にしてる時に、/EFe8m9そんな事考えてるなんてさ」
「うっ……そう言われると……」
「V2046でしょ!」
「いや、でもさぁ……」
「V2047『でも』も『でも』もないの!」
(両方『でも』じゃないか……)
「V2048ま、いいわ。/W30EoFe9m4とりあえずあたしは謝ったからねFm3」
「うん……」
「V2049それだけ。Fm8じゃあね」
「あ……」
(僕、本当に気にしてなかったんだけどな)
(まぁ……薫がスッキリできたみたいだし、/それはそれで良かった……のかな)
「お疲れ、梅原」
「V0597おうっ、お疲れNm」
「V0598やっぱり冬の体育はサッカーに限るな!」
「V0599ちょちょっと頑張りゃ、/こうして休憩できるしよ」
「はははっ、そうだな」
「V0600お、Nm」
「ん?」
「V0601見てみろよ女子の短距離走。/棚町が走ってるぜ」
「あ、本当だ」
「V0602うっわぁ……W45EFe9m3ぶっちぎりでゴールかよ」
「あいつ、運動は得意だからな」
「V0603しっかし部活もやってないのに、/よくあれだけ走れるよな」
「確かに不思議だな……」
「V0604お、こっちに来るぞ」
「V2050やっほーっ」
「やったな、薫」
「V0605いい走りっぷりだったぜ」
「V2051あ、見ててくれたんだ」
「うん、丁度こっちの試合が/終わったところだったからな」
「V0606一緒に走ってた女子が/ちょっと気の毒に思えたぜ」
「V2052それは仕方ないわね」
「V2053なんたって、一応クラス最速だし」
Ti0/          Ti2お〜〜っ
「V2054なになに? どうしたの?」
「V0607あ〜……。どうも棚町の記録が/抜かれたみたいだぞ」
「V2055え〜〜っ!」
「V0608走ったのは……」
「絢辻さんか」
「V2056……」
「さすがだな……まさか薫の記録が/抜かれるなんてね」
「V0609勉強、ルックスに加えて運動もか。/W45EFe9ホントにすげーな」
「ははっ、残念だったな、薫」
「V2057……ったまきた」
「え?」
「V2058……まだだって言ってんのよ」
「V2059あたしの本気、見せてあげる」
「お、おい……何を!」
「V0610おおっ!! これは中々どうして……」
「V2060Ts1Nnの目の独占権は、/EoFe6あたしにあるんだから……」
「V2061行ってくる!Fm2」
「あ……うん」
「V0611棚町、頑張れよ〜っ」
「V2062てーんきゅ」
「あ、薫」
「V2063ん?」
「やるなら勝てよ」
「V2064ったりまえでしょ!」
「V2065はいは〜い、あたしもう一度走ります」
「V0612う〜ん、気合入ってるなぁ。/まさかジャージを脱ぐとは……」
「う、うん」
「V0506あれ? 棚町さんもう一度走るの?」
「あぁ、絢辻さん」
「V0613どうやら絢辻さんに抜かれたのが/悔しかったみたいだぜ」
「V0507ふふっ、そうなんだ」
「V0614こりゃ面白くなってきたなぁ」
「V0508もう……Fm3梅原君」
「はははっ」
「V0615んで? どうよ、Nm。棚町は」
「どうって?」
「V0616絢辻さんのタイムを抜けると思うか?」
「うん、ほぼ確実に」
「V0509どうして分かるの?」
「あいつ、珍しく目が本気だったから」
「ああいう時の薫は、/なんて言うかちょっと厄介なんだ」
「V0617う〜ん、俺には分からなかったけどな」
「V0510あ、EF3走るわよ」
「V0618はははっ、どっきどきだな」
「……」
「V2066Ecね、W30Eo楽勝だったでしょ」
「だったらジャージを脱がずに勝てよ」
「V2067うっさいわねぇ」
「それにしても、今日はどうしたんだ?」
「V2068ん〜」
「普段なら体育なんかで/ムキになることないだろ」
「V2069あ……気分よ、W15Fm3気分」
「ふ〜ん」
「V2070何よ……」
「いや……別に」
「V2071……」
「お疲れ、薫」
「V2072うん」
「やぁ、凡才少年!」
「こら……余計な言葉がついてるぞ。/せめて挨拶くらいは普通にしようよ」
「了解! やり直すわ」
「え? ……やり直す?」
「凡才!」
「いや、『余計』が指してるのはそれだよ」
「もう、我侭な子ねぇ。/お母さん、あなたの将来が心配だわ」
「僕はそんなお前の将来が心配だよ……」
「あはははっ、いいっ! いいよNn」
「まったく……」
「あれ? 気に入らなかった?」
「……」
「じゃ、もっかい挨拶からやり直すわ」
「全力で遠慮させてもらう」
「え〜っ」
「そんな嫌そうな顔するなよ……。/僕が悪いことしてるみたいじゃないか」
「してるじゃない〜っ」
「ふふっ」
「あのさ……今日の薫、いつもより一段と/変だぞ?」
「うん。自分でも分かってる」
「自覚はあるのか……」
「ん〜と、どう言ったらいいのかな……」
「…………」
「ほら、ここんとこさ……あたし、ちょっと/おかしかったじゃない」
「でね、それを抜けたらテンションアップ/しちゃったって感じなのよ」
「分かりにくい説明だな……」
「そう?」
「じゃあ一言で言うわ」
「う、うん」
「今日は機嫌がいい!」
「それだけかよ!」
「他に何かあるの?」
「いや……それを僕に聞かれても」
「というか……お前、僕に用事があって/きたんじゃないのか?」
「うん、Nnと交換日記でもしようかと/思い立ったのよ」
「余計な事を思い立つな」
「冷たっ!」
「まさかとっておきの思いつきが/こんな簡単にあしらわれるなんて……」
「ははっ、僕を侮るからそうなるんだよ」
「くっ、覚えてなさいよ!」
「あ……」
(……)
(本当にすごいテンションだな)
(もしかして何かあったのかな……)
(さて、今日は誰かと一緒にご飯を/食べたい気分なんだけど……)
(誰かいないかなぁ……)
(……おおっ)
(いいタイミングで薫発見!)
「よっ、薫」
「V2073Nn」
「一緒してもいいかな?」
「V2074うん」
「ありがとう」
「V2075……」
「V2076お礼なんていらない。/いいことした覚えないし」
「ははは、そっか」
「それにしても珍しいな。/寒がりの薫がテラスにいるなんて」
「V2077今日は暖かいからね、気が向いたのよ」
「なるほど。そういう事か」
「V2078たまには日向ぼっこもFm3悪くないわよ」
「ふ〜ん」
「V2079素っ気無いわね」
「僕はいつでもそうだよ」
「V2080あたしだけにね」
「当然だ」
「V2081……」
「V2082……その言葉さ、あたしにとって都合よく/解釈してもいいのかな」
「え? 都合よくってどういう……」
「V2083あ〜、退屈ねぇ」
「……誤魔化すなよ」
「V2084EcF4誤魔化してないわよ〜」
「…………」
「V2085……」
「V2086ね、Nn。EoFe9キスしよっか」
「はあっ!?」
「い、今……何て?」
「V2087『キスしよっか』って言ったの」
「冗談……だよな?」
「V2088……」
(……か、からかってるのか?)
(だとしたら……)
「悪いけど、僕はお前の暇つぶしに/付き合うほどお人好しじゃないんだ」
「V2089暇つぶしでこんなこと言うと思う?」
「う……」
「V2090これでも結構勇気振り絞ってんの」
「薫……」
「V2091あたし……自分の気持ちが分からなくて」
「え?」
「V2092分からないのよ」
「だ、だからって」
「V2093確かめたい」
「どういう風の吹き回しだよ」
「V2094大嵐ね」
「周りを見ろって」
「V2095今はEoFe3Nnしか見えない」
「ま、待て待て……」
「V2096あたしの性格、知ってるでしょ」
「知ってるけど……ほ、本気か?」
「V2097冗談で言える事と、そうじゃない事が/あるくらい分かってるつもりよ」
「だって僕らは悪友で、クラスメイトで、/それに……」
「V2098Fm3男とW30Eh女でしょ」
Ti0Ts1/         Ts2 Ts4ドンッ!W5As0b0
「うわっ、な、何するんだよ。/椅子がなかったら……」
(う、嘘だろ……)
「V2099んっ……」
(しっとりしててやわらかい……)
「V2100……」
「V2101Nn……」
「な、何?」
「V2102悪くないよね、EFe9こういう関係も」
「どういう関係だよ?」
「V2103二人の関係」
「……ね、熱でもあるのか?」
「V2104失礼ね! EFe6でも……」
「でも……何だよ」
「V2105ううん、何でもない。EoF6/Nnが気にすることじゃないわ」
「……」
「V2106それじゃ、あたし行くわ」
「あ、おい!」
(まったく、どうなってんだよ一体……)
(やっぱりからかわれたのかな?/だとしたら、気にしたら負けだよな……)
(気にしない。僕は……気にしないぞ)
「V2107でさ……結局そいつ、5時間もいたのよ」
「V0090え〜……」
(ん、この声は……)
「V0091き、気持ちは分かるけど……、/そこまでされるとちょっと怖いよね」
「V2108でしょ! 他のお客さんにも迷惑だし、/2度と来ないでもらいたいわ」
(……何の話だろう?)
「V0092でも、薫が怒らなかったなんて珍しいね」
「V2109違う、EoFe9m4怒れなかったのよ。/Fm9お店に被害が出たわけじゃないし……」
「V2110逆にしつこく話しかけてくれれば、/Fm3こっちも対処しやすいのにさ」
「V0093あははは、EoFe9m3結構常識人なのかもね」
「V2111Fm9それが厄介なんだって……」
「V0094ね、それで……その人、カッコイイの?」
「V2112ん〜そうねぇ……」
「V2113EFe3……」
「V2114少なくともそこの暇人よりはマシね」
「V0095え?」
「V0096あ、Nm君」
「V2115立ち聞きなんていいFm3趣味じゃない?」
「薫に僕の崇高な趣味をとやかく言われる/筋合いはない!」
「V2116それ……Ec本気で言ってるなら、Eoあたしから/1万km以上離れてくれる?」
「そ、それじゃ僕、日本にいられないよ!」
「V0097あははっ、W45Eo国外退去だねっ」
「……地味にきつい言葉をありがとう」
「V0098あ、EFe9m3ごめんなさい。そういうつもりじゃ」
「ははっ、いいよ別に……」
「V2117そうそう、EoF7どうせNn相手なんだし」
「……」
「V2118で……どこまで話したっけ?」
「V0099カッコイイかどうかってとこ」
「V2119あ〜そうそう」
「えっと……何の話をしてたの?」
「V0100薫のファンの話よ」
「ええっ!? 薫にファン?」
「V2120あ、こら恵子!」
「それは気の毒に……きっと脳が……」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ガツン!W2As0b0
「V2121行くよ、恵子!」
「V0101えっ? で、でもNm君が……」
「V2122どんな大病院だって、バカにつける薬は/おいてないわよ」
「V0102あ、あはは……」
(いてて……ちょっとくらい手加減して/くれてもいいのに)
(……)
(それにしても薫にファンがいるなんて)
(もしかしてあいつって結構モテるのか?)
(う〜〜ん……)
(さてと、何か飲み物でも……)
「……あれ?」
「薫のやつ……あんなところで/雑巾を片手に、一体何をしてるんだ?」
(ちょっと……声をかけてみるか……)
「お〜い、薫」
「V2123Nn」
「どうした? こんな所で」
「V2124あはは……ちょっとね」
「……じゃあ、その手に持ってる雑巾は?」
「V2125ボ〜っとしてて、飲み物こぼしちゃった/から、借りてきたの」
「ボーっとしてって……何か考え事でも/してたのか?」
「V2126ううん、W45F3Eo別にっ」
「別にって、お前……」
「V2127詮索? 興味ある? EFe3惚れた?/P0Fe9m3抱きしめたい? 心苦しい?」
「なっ……」
「V2128そうじゃないならEc放っておいて」
「……お前、やっぱり最近変だぞ?/アップダウンも激しいし……」
「V2129それは女の子特有のものです」
「それって……」
「V2130あ! Fm3変な想像した」
「し、してないよ」
「V2131した」
「うん……」
「V2132素直でよろしいFm3」
「それはその、お前が……」
「V2133言い訳をするのはよろしくない」
「……うん」
「V2134そういうとこ男らしくない。気持ち悪い」
「……そういう言い方はないだろ」
「V2135違う、直してほしいから……」
「え……」
「V2136恋で女の子は変わるって言うけどさ、/EcFe4m1あたしは男の子も変わると思うんだ」
「V2137だから……感じたことはハッキリと/言っておこうかなって……」
「V2138あ、EFe7m9でも……EFe9m3Nnはそのままでいいわ」
「え?」
「V2139あはははっ、EoFe9あたし滅茶苦茶言ってる」
「そうだな」
「V2140きっとあたし自身が分かってないのよ。/Eo色々とね」
「……」
「でも……遅かったかもね」
「V2141ん?」
「僕は、少し変わったと思う」
「V2142もしかしてあのキスで?」
「V2143あたし……EFe9m3焦ってたんだね」
「V2144Nnにも迷惑かけたわね」
「いや、別に迷惑なんて……」
「V2145ありがと、そう言ってくれて嬉しい」
「V2146さて! EoFe9m3それじゃ言うことも言ったし、P6F3/雑巾返してから帰るわ」
「あ、それなら……」
「V2147ううん、今日は一人で帰らせて」
「そっか……」
「V2148ごめん、それじゃまた」
「うん」
(……)
(いや、深く考えないでおこう……)
(よし、僕も帰るとするか!)
「V2149やぁ、凡才少年!」
「こら……余計な言葉がついてるぞ。/せめて挨拶くらいは普通にしようよ」
「V2150了解! やり直すわ」
「え? ……やり直す?」
「V2151凡才!」
「いや、『余計』が指してるのはそれだよ」
「V2152もう、我侭な子ねぇ。/お母さん、あなたの将来が心配だわ」
「僕はそんなお前の将来が心配だよ……」
「V2153あはははっ、いいっ! いいよNn」
「まったく……」
「V2154あれ? 気に入らなかった?」
「……」
「V2155じゃ、もっかい挨拶からやり直すわ」
「全力で遠慮させてもらう」
「V2156LdMoえ〜っMcLe」
「そんな嫌そうな顔するなよ……。/僕が悪いことしてるみたいじゃないか」
「V2157Fm4してるじゃな〜いっFm3」
「V2158ふふっ」
「あのさ……今日の薫、/いつもより一段と変だぞ?」
「V2159うん。EFe9自分でも分かってる」
「自覚はあるのか……」
「V2160Ldん〜LeWv44と、Ecどう言ったらいいのかな……」
「…………」
「V2161ほら、ここんとこさ……あたし、ちょっと/おかしかったじゃない」
「V2162でね、それを抜けたらテンションアップ/しちゃったって感じなのよ」
「分かりにくい説明だな……」
「V2163そう?」
「V2164じゃあ一言で言うわ」
「う、うん」
「V2165今日は機嫌がいい!」
「それだけかよ!」
「V2166他に何かあるの?」
「いや……それを僕に聞かれても」
「というか……お前、僕に用事があって/きたんじゃないのか?」
「V2167うん、Nnと交換日記でもしようかと/思い立ったのよ」
「余計な事を思い立つな」
「V2168冷たっ!」
「V2169まさかとっておきの思いつきが/こんな簡単にあしらわれるなんて……」
「ははっ、僕を侮るからそうなるんだよ」
「V2170くっ、P1EF8W30覚えてなさいよ!」
「あ……」
(……)
(本当にすごいテンションだな)
(もしかして、何かあったのかな……)
(ふぅ……やっと今日も終わりか)
(きれいな夕焼けだなぁ)
(……)
(ん……)
(あの噴水のところにいるのって薫か?)
(あいつ、なにしてんだろう……)
「薫」
「V2171ああ、Nn」
「何してんだ?」
「V2172Fm4アンタこそ」
「僕は教室から薫の姿が見えたから……」
「V2173ヒマなんだ」
「お前ほどじゃないけどな」
「V2174あたしはヒマじゃないわよ」
「嘘はよくないぞ」
「V2175あはははっ、EoFe9ばれた」
「……」
「V2176Fm4なんかさ、Fm3前にもこういう会話したよね」
「そうだったっけ?」
「V2177ほら、W30Fm3中学の時にさ」
「あ、そういえば……」
「V2178思い出した?」
「確か……僕が今日みたいに薫を見つけて/声をかけたんだよな」
「V2179あ、そうそう」
「で、自転車で家まで送れって命令されて」
「V2180帰り道で事故ったのよね。W45Ecあはははっ」
「あれは薫が後ろで暴れたからだろ!」
「V2181そうだけど……W45EFe8m4そもそもの原因はFm9アンタが/変な事言ったからでしょ」
「そ、そうだっけ?」
「V2182ちょっと! EFe4m9忘れたの?」
「う、うん」
「V2183ほら、W45あたしん家が母子家庭なんだって/Fm3言ったら……」
「あ〜っ!」
「V2184Ec思い出したみたいね」
「うん、詳しくは思い出せないけど、/確かに何か変な事を言った気がする」
「V2185そういう事よ」
「いや、でもさ……二人乗りだったんだし、/その辺は少し考えて……」
「V2186もう終わった事でしょ、W45Ecお互いにさ」
「それはそうだけど……」
「V2187……」
「ま、いい思い出って事にしとくか」
「V2188んふふっ、W45EoFe9そうね……」
「V2189さってと、帰りますか」
「そうだな」
「V2190そうだなって……Nn、カバンは?」
「あ……」
「V2191ごめん、Fm3あたしバイトだから/先に帰らせてもらうわよ」
「あ、うん」
「V2192それじゃあねEo」
「うん、またな」
(う〜ん、何となくお腹の調子が……)
(保健室で薬をもらっておこうかな)
「すみませーん」
???
「V2193今、保健の先生はいませんよー」
(あれ? この声は……)
「薫……何してんだ?」
「V2194ん、見れば分かるでしょ」
「分からないから聞いてるんだ……」
「V2195寝てるような雰囲気」
「具合が悪そうに見えないけど?」
「V2196だから雰囲気」
「なんだ……サボってるのか……」
「V2197ちょっと、Fm9人聞きが悪いこと言わないで!/EcF4今は授業中じゃないでしょ」
「あ、そっか……」
「V2198ま、Fm3いいわ。/P2EoFe9m3せっかくだしNnも座ったら?」
「ん……あぁ、そうだな」
「V2199そういえばさ」
「ん?」
「V2200中学の頃はよくこうしてサボったよね」
「サボってないだろ。あれは不可抗力だ」
「V2201そうだっけ?」
「そうだよ」
「薫が滅茶苦茶な事ばかりするから、/その度に僕が被害を受けて……」
「V2202あ〜EFe9m3それで保健室でサボれたんだっけ」
「だからサボりじゃないって」
「V2203楽しかったね」
「……そうかもな」
「V2204Ecあははっ、W30EoFe9m3ひねくれ肯定」
「……」
「あ、そうだ……。/僕、前から気になってたんだけどさ」
「V2205ん?」
「中学の頃のお前って……無茶な頼み事も/平気で引き受けたりしてたろ?」
「V2206うん」
「どうしてそんな面倒なことばっかり/してたんだ?」
「V2207別にW30Ec理由なんて無いわよ」
「V2208多分、人よりお節介な性分だったのよ」
「はぁ……単純で薫らしい理由だな」
「V2209……それって地味〜に悪口入ってない?」
「入れたつもりはないよ」
「V2210Ld……Le」
「ほ、ほら。もう次の授業だぞ」
「V2211Ld……Le」
「は、早くしないと遅れるって」
「V2212あたしもパス」
「さりげなく『も』って言うなよ。/僕はちゃんと授業に出るからな!」
「V2213LdMoえ〜っMcLe」
(これじゃキリがないな。/仕方ない、ここは手っ取り早く……)
「そ、それじゃあな!」
「V2214あ〜っ! 話はまだ終わってないのに!」
(脱出成功! まだまだ甘いな、薫)
(…………)
(あれ?)
(そういえば僕、薬もらってないぞ……)
(うぅ、これじゃ何のために保健室に/行ったのか分からないよ……)
「……」
(う〜〜ん、何だか怪しいやつがいると/思って来てみたら……)
「……梅原じゃないか」
「V0619ん? ああ、Nm」
「こんなところで何をしてるんだ?」
「V0620そ、それはだな……」
「あっ、もしかして……今日こそ部活に/出るのか?」
「V0621いや、非常に心苦しくはあるが、/部活は今日『も』って方向だな」
「……たまには顔を出した方がいいと/思うけどな」
「V0622それについては……考えとくよ」
「V0623んなことより、ここで会ったが百年目!/実は……Nmに聞いておきたい事が/あったんだよ」
「ぼ、僕に?」
「V0624ああ、棚町の事をぴろぴろっとな」
「それなら本人に聞けばいいじゃないか」
「V0625それが棚町には聞きにくいんだ、これが」
「薫に聞きにくいことだったら、/僕だって答えにくいことじゃないのか」
「V0626そう言うなって……」
「仕方ないな、分かる範囲でだぞ……」
「V0627さっすが、Nm。頼れるぜ!」
「気は進まないけどね」
「V0628んじゃ、その気が変わらないうちに早速/聞かせてもらうけどよ……」
「V0629……棚町って誰か好きなやつとか/いたりするのか?」
「えっ?」
「V0630中学からの付き合いだが、/どうもその辺が謎でなぁ……」
「梅原、お前まさか……」
「V0631っと〜、違う違う。俺は関係ないぜ」
「V0632知りたがってんのは、/俺以外のやつらだよ」
「V0633……どうだ? 何か知らないか?」
(う〜ん……そう言われてもなぁ)
・僕はいないと思うけど……
・いる……んじゃないかなぁ
「僕はいないと思うけど……」
「V0634ほっほぅ、そうなのか!」
「いや、直接聞いたわけじゃないけど、/何となくね……」
「誰か好きな奴とかがいるなら、/僕には言ってきそうな気がするし」
「V0635確かにな」
「V0636よし、それなら……」
「ん?」
「V0637あ、いや、こっちの事だ」
「そっか」
「V0638そんじゃ、俺はこの後ちっとばかし用事が/あるから」
「V0639貴重な情報サンキューな、Nm」
「あ、うん」
「いる……んじゃないかなぁ」
「V0640なんだなんだ、頼りにならねぇ答えだな」
「そんな事言われてもなぁ……」
「そもそも薫とそんな話をすることなんて/ほとんどないからなぁ」
「V0641ん、そうなのか?」
「ほら、お前も知っての通り、/僕と薫はいつもあんな感じだから」
「V0642あ〜……」
「悪いな、大した力になれなくて」
「V0643いやいや、しょうがねぇって」
「なんだったら、僕が……」
「V0644っと! W45EFe9m3みなまで言うなって」
「V0645いるんじゃないかって情報だけでも/こっちにしたら助かるんだ」
「V0646ま、後は俺の方でどうにかするよ」
「V0647そんじゃな、サンキューNm」
「うん」
(…………)
(薫の好きな人か……)
(確かにちょっと気になるな……)
「…………」
(……やっぱり授業の合間には、/少し外に出た方が気分転換になるな)
「V2215おっ、EFe2m3暇人発見っ!」
「えっ? あ……」
「なんだ……薫か」
「V2216なーにシケた顔しちゃってんのよ」
「……えっと、普通なんだけど」
「V2217悩みがあるならおねーさんに話しなさい。/Ecバッチリ解決してあげるわよ」
「……なら、僕の普通の顔を『シケた』とか/言う奴をどうにかしてくれないか」
「V2218な〜んだ悩みなしか……Eo残念ね」
「V0103あ、いたいた……薫〜」
「V2219あら、また暇人発見」
「だから……誰彼構わず暇人扱いするなよ」
「V2220LdMoえ〜っMcWv43、LeWv60EFe3m4だって暇そうじゃない」
「そうかもしれないけど……」
「V0104え……な、EFe3何の話?」
「ははは……気にしなくていいよ」
「V2221で? 何、恵子」
「V0105……あ、えっとね」
「V0106その……今聞いたんだけど、/薫って好きな人いたんだね……」
「ええっ!?」
「V2222ん!? W45EF7B50ああ……」
「V2223あたし、恵子に言ってなかったっけ?」
「V0107う、うん。私は聞いたことないよ」
「ぼ、僕も……」
(まさか……本当に……)
「V2224……」
「な、何だよ……」
「V2225Nnが知らないはずないでしょ」
「えっ!?」
「ぼ……僕、そんな事聞いた覚えないよ」
「V2226言ったわよ」
「V2227ホントに覚えてないの?」
「う、うん……」
「V2228ほら、あのハリウッド俳優よ!」
「え…………」
「も、もしかして薫がずっと結婚したいって/言ってるあの人か?」
「V2229そそそそ、EoFe9他に誰がいるのよ!」
「V2230あの金髪、あのセクシーな目、/W45EcW4EoF3見てるだけでドキドキするのよね」
「V2231来年の新作映画も絶対見に行くわよ」
「V0108……」
「……」
「V2232な……何よ、その顔」
「V0109えっと……好きな人って、/そういう好きな人だったの?」
「V2233え?」
「V0110私、てっきり……」
「V2234ん、W30EcW4EoFe4m2あ〜〜〜っ、W30Fm3そういうことね」
「V2235あはははっ、W30EoFe9m4そういう人がFm3いるんだったら/アンタたちにはとっくに教えてるって」
「V2236誰が言ったか知らないけど、/Eoそんな話に踊らされんじゃないわよ」
「V0111…Ec…あはは」
「本当、びっくりしたよ」
「V0112ごめんね……」
「V2237いいわよ、W30恵子が罰ゲーム1ってことで/Eo許したげる」
「V0113え〜〜っ!」
「ははははっ」
(…………)
(薫に好きな人がいるだなんて、/誰がそんな事を言い出したんだ……)
(まったく……人騒がせな)
(さてと……だいぶ暗くなってきたし、/そろそろ帰るとしようかな)
(……)
(ん、あそこにいるのって……)
「珍しいな、まだ残ってたんだ」
「V2238あぁ、Nn」
「こんなとこで何してるんだ?」
「V2239うん、W30EoFe9告白されてた」
「えっ!?」
「V2240断ったけどねー」
「そ、そうなんだ……」
「V2241安心した?」
「……」
「V2242んふふ、EoFe9素直じゃないんだから」
「い、いや、別に……」
「V2243ま、W30Fm3これもあたしが魅力的だから/Eoなんだけどね」
「……一応聞くよ、どんな魅力だ?」
「V2244せくしーFm3とか、W30Ehぷりちーとか」
「どっちも感じないけど……」
「V2245だって、Nnは目にウロコつきっぱなし/だからでしょ」
「V2246Fm4見る目の無さを自分でFm3証明しなくたって/いいのに〜」
「……僕、帰るぞ」
「V2247あ〜っ! W30EF8こら、SdW30Fm9ちゃんとツッコんで/いきなさいよ」
「V2248Nn〜っ!」
(う〜ん、薫が告白されるなんてな)
(確かに黙ってれば可愛いと思うけど……)
(さて……そろそろいい時間だな。/僕も下校すると……)
「……うん?」
(い、今、すれ違った男子、/何だかいやに暗い顔をしてたな……)
「……」
(来たのは……屋上の方からだったな)
(うん、ちょっと行ってみるか……)
「う〜〜ん、こんな所で何が……」
(……あ、あれっ!?)
(あそこに座ってるのって、薫じゃないか)
(ちょっと……声をかけてみるか)
「薫、こんなところに座ってると/スカートが汚れるぞ」
「V2249Nn……」
「ん? どうかしたのか?」
「V2250まーた告白されてたの……EcFe4」
「ええっ!?」
「V2251『ええっ』じゃFm3ないわよ」
「だってお前、つい最近も……」
「V2252その他にもう一回あるわよ。/Fm3Nnの知らないところでね」
「じゃあ計3回……」
「V2253そうなるわね」
「…………」
「V2254ホントこういうのってきっついわよね」
「えっ? お、お前……まさか……」
「V2255当然……W45Fm3全部断ったわよ」
「そ、そっか……」
(じゃあ、さっきの男子は……)
「V2256……」
「か、薫って……人気あったんだな……」
「V2257さぁ、W30EcFe9m3どうだか……」
「V2258Fm9とりあえず原因は分かったけどね」
「原因?」
「V2259いきなり告白されだした理由よ」
「え……」
「V2260アンタさ、W15Eo最近梅原君に言わなかった?/『あたしに好きな人がいない』って」
「あ……」
「V2261へー、Fm3やっぱり心当たりあるんだ」
「い、いや、でもそれは……」
「V2262分かってる。W30EoFe9m3どうせ『教えろ〜』とか/しつこく言われたからでしょ」
「うん……」
「V2263…………」
(だけど……それで薫に迷惑をかけたのは/確かなことなんだよな……)
「V2264……」
「V2265はぁ……」
「V2266いいよ、もう……」
「V2267そろそろさ、暗くなるし帰ろ」
「V2268……」
「V2269……ね、W30Fm3どうしてアンタがヘコんでんの?/あたしがいいって言ってるのにさ」
「え? それは……」
「V2270梅原君に協力した事への後悔?/それともあたしへの罪悪感?」
「薫……やってもらってもいいか」
「V2271はいはい……。/な〜んかスッキリしないからってやつね」
「V2272Fm8じゃ、W45EoF8いくわよ〜」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ゴツン!W5As0b0
「V2273謝らなかった事は評価してあげる」
「V2274でもね……だったらそんな顔しなくても/いいのよ、バカ!」
「V2275スッキリした?」
「うん。ありがと、薫」
「V2276何であたしがNnのフォローまで/しなくちゃいけないかな〜」
「はははは……」
「V2277口の中切れてない?」
「大丈夫、薫は?」
「V2278平気、ハンカチ巻いたから」
「手にハンカチ巻いて殴る女の子なんて/初めて聞いたよ」
「V2279んふふっ、W30Ehあたし、あなたの初めての/女の子なのね」
「ちょっ……そんな人が聞いたら誤解する/ような……」
「V2280な〜に〜を〜?」
「う……もういい」
「V2281あっ、ちょっと待ちなさいよ」
「イヤだ」
「V2282待てっつってんの!」
「だからイヤだってっ!」
(……)
(でも、僕が梅原にちょっと言っただけで、/これだけ告白されるなんて……)
(う〜〜ん、もしかして薫って……)
(はぁ……)
(実験の授業って、片付けさえなければ/楽でいいんだけどなぁ……)
???
「V2283コラ! ボーッとするなっ!/さっさと片付けろ!」
「薫か……」
「V2284あは、バレた」
「声で分かるよ」
「V2285Nnも片付け当番だったのね」
「うん、薫もか?」
「V2286そうなのよ……面倒くさいったら/ありゃしない」
「どこかの班の器具だけ残してあったから、/誰かサボったのかと思ったよ」
「V2287ちょっとトイレに行ってたFm3だ〜け」
「そっか、じゃあさっさとやっちゃおうよ/残ってるのは僕らだけだぞ」
「V2288はいはい」
「V2289ねぇ……Nn。/W30Fm3今日の放課後って予定あったりする?」
「え〜っと……」
・特に用事はない
・やりたい事があったような
「うん、いつも通り暇だけど……何?」
「V2290今日、バイト休みにFm3したのよね」
「へ〜っ、そうなんだ。/お前が休むなんて珍しいな」
「V2291あはは、ちょっとね……」
「ちょっとって?」
「V2292行きたいところがあるのよ」
「……」
(そういうことか……)
「V2293Nnさ……」
「口動かす前に、手動かせよ」
「V2294…………」
「V2295……性格悪い」
「そんなの分かってただろ」
「V2296根性捻じ曲がってる」
「いいから片付けろよ。/じゃないと付き合ってやらないぞ?」
「V2297えっ?」
「どうせ僕はいつも暇だし……」
「V2298Fm3いいの?」
「V2299……W15EcF3ありがと、Nn」
「自分の班の分は自分で片付けろよ?」
「V2300分かってる!!」
(ご機嫌、か……まったく世話がやけるな)
「お、おい……あんまり乱暴に扱うと……」
「V2301へーきへーき」
(まったく……)
「ごめん、今日はちょっと……」
「V2302そっか……」
「何か用事でもあったのか?」
「V2303え? W45EF6う、W45EFe9m3ううん……W45EFe6そういう訳じゃ/ないけどさ……」
「V2304あたし、W45EFe7今日はバイト休むつもりだから、W45EF3Nnとどっか行けたらな〜って……」
「V2305んふふっ、W45EoFe9都合が悪いなら仕方ないわよ」
「ごめん、どこかで埋め合わせするよ」
「V2306別にいいって、大したことじゃないし」
「V2307それよりほら、早く片付けて戻ろ」
「うん、そうだな」
(う〜ん、悪い事しちゃったかな)
(ごめん、薫……)
「V2308お待たせしました」
「遅いよ!」
「V2309ごめ〜〜ん」
「何してたんだよ……」
「V2310恵子に捕まってた」
「……」
「……そんな事だとは思ったけどさ」
「V2311仕方ない仕方ない」
「それは僕の口から出るべき言葉だ」
「V2312代弁したげたのよ」
「V2313怒った?」
「いや、この程度でイチイチ怒ってたら/薫と一緒にいられないだろ」
「V2314お、EFe2m3それって告白!?」
「自分で言ってて恥ずかしくないか……」
「V2315Ldん、LeWv45少し……」
「それよりもさ、どうして同じクラスなのに/校門で待ち合わせるんだ?」
「V2316その方がEF3気分が出るとEc思って」
「……何の気分かは聞かないでおくよ」
「V2317分かってるFm4く・Fm3せ・に」
「……悪いけど、僕、帰ることにした」
「V2318あ〜ん、EcF3待って待って」
(う〜ん、やっぱりご機嫌だよなぁ……)
(薫が急にバイトを休むなんて、/何かおかしいと思ったんだけど……)
「V2319Ldん? LeWv45EF2何?」
「ううん、何でもない」
(ま、いいか……薫も喜んでるみたいだし)
(きっと僕の思い過ごしだったんだな)
「V2320見てこれっ! Ecすっごい可愛いっ!」
「そ、そうかな?」
「V2321ん〜、さっきのジャケットもいいけど、/EFe6m3こっちのも捨てがたいわね」
「そんなに気に入ったなら、/試着してみればいいのに」
「V2322あ、それはダメ」
「どうして?」
「V2323思ったより似合ったら買っちゃうでしょ」
「それなら別にいいだろ……」
「V2324お金は無限にあるわけじゃなーいの」
「そ、そっか……」
(う〜ん……女の子の心理ってイマイチ/分からないよな)
「あ、じゃあこっちのアクセサリーは?/手ごろな値段だと思うけど」
「V2325う〜ん……Ecこういうのはちょっとね」
「そっか、薫が好きそうだと/思ったんだけどなぁ……」
「V2326違う違う、Fm3デザインは好みだけど……」
「V2327Ts1安物の服とかアクセサリーは/Fm3買わないことにしてるのよ」
「そうなんだ……」
「V2328ちょっと高くても、いい物を買った方が/Fm3絶対お得なのよ」
「け、結構しっかりしてるな」
「V2329こう見えても苦労人ですから」
「はははっ、そっか」
「V2330さ、分かったら次のお店行くわよ〜」
「ははっ、オッケー」
「V2331Nn、あっちのお店も見ていい?」
「え……まだ行くの」
「V2332付き合ってくれるってFm3言ったでしょ?」
「う、うん……でもまだ何も買ってない/じゃないか」
「V2333ウィンドウショッピングも/立派な買い物よ」
「V2334欲しい物なんていくらでもあるんだから、/自分の足と目を使って選ばないと」
「V2335Nnがプレゼントしてくれるなら、/ガンガン買うけど、それでもいいの?」
「いや、それは……」
「V2336だったらFm3賢くいかないとね」
「ははは……」
(はぁ……まだ先は長そうだな)
「薫、もう陽も落ちたし、そろそろ帰ろう」
「V2337……」
「お〜い、薫さん?」
「V2338あっ、あっちのお店も行ってみようよ!」
「薫……」
「V2339……聞こえてるわよ」
「帰ろう」
「V2340イヤ」
「…………」
「V2341……」
「やっぱり……何かあったんだな?」
「V2342疑問じゃなくてFm7確認なんだ……」
「うん、長い付き合いだからね。/そのくらい分かるよ」
「V2343Fm3…………」
「ここのところずっとおかしいなって/思ってたけど……」
「V2344あ、それとは違う。/W30今日は……EoFm9そっちとは関係ないの」
「え?」
「V2345あたしの頭をぐちゃぐちゃにするって/意味では同じかもしれないけど……」
「V2346でも、W30Ecやっぱり違うのよ」
「V2347ね、Nn、少し歩かない?」
「……少しだけだぞ」
「V2348は〜いっ」
「V2349到着〜っ」
「何もないな……」
「V2350何もないからいいのよ」
「V2351ここさ、EcFe4あたしの一番好きな場所なんだ」
「そっか……」
「V2352昔、W15お父さんに連れて来てもらったのEcF3」
「V0101あたしのお父さんね、EcFm4すっごくFm2優しくて、/Fm4すっごくFm2Eoカッコよかったんだよ」
「V2354Nnにも会わせたかったな」
「出来れば遠慮したい。/僕、お前のお父さんに嫉妬したくないし」
「V2355あははははっ、EoFe9m3上手い事言っちゃって!」
「V2356…………」
「V2357聞かないんだ?」
(聞くと……薫が辛くなりそうだからな)
(でも……)
「V2358あのね」
「V2359今朝、突然ね……」
「薫、言わなくていいよ」
「V2360Fm3そっか……」
「うん」
「V2361優しいね」
「そうでもないよ」
「V2362厳しいね」
「そうかもね」
「V2363……W60あたしはNnに/Fm3聞いてほしかったんだけどなぁ〜」
「V2364でも、W30EcFm3きっと言わないのが正解。/EhFe6口にしたらきっと弱音になってた」
「V2365てんきゅ、Nn」
「V2366でも……」
「V2367いつか耐えられなくなったらFm3言う」
「分かった」
「V6390……」
「あ……」
(薫……)
「V2369んふふふっ」
「な、何だよ」
「V2370ね、Nnってさ、バカだよね?」
「さりげなく失礼な事言うなよ」
「V2371……褒めてんだって」
「そう聞こえないところがポイントだな」
「V2372かもね」
「まったく……」
「V2373……」
「V2374あたし、もうちょっと頑張ってみる」
「……うん」
「V2375さてと。W45EoFe9m3そろそろ帰ろっか!」
「そうだね」
「V2376遅くまで付き合わせちゃった」
「気にしなくていいよ」
「V2377ん、気にしてないし」
「V2378Fm4でも、W15Fm3あんまり遅くなると『うちの息子を/連れまわすな』ってNnのお父さんに/怒られちゃうからEcF3」
「僕ってものすごい箱入りだったんだな」
「V2379心配してくれる父親がいるだけマシよ」
「……そうかもね」
「V2380……W45Fm4ほ〜らFm3、W30いつまでも/突っ立ってないで! EcF3おいてくよ?」
「あ、うん」
(……何があったのかはいいとして、/もう少し様子を見てみるか)
(まったく……元気でも落ち込んでても、/目の離せないやつだよ……)
(よし! やっぱりまだ売り切れてないぞ)
(やっぱり人気のある飲み物を買うなら、/この時間が狙い目だよな)
Ti0/         Ti2ガコンッ
(さてと……それじゃ教室に戻るとするか)
「V2381数学33点、地理25点、生物27点、/古典17点……」
「ぶっ!!」
「こ、こら! 薫っ!!」
「V2382あはははっ、4つ目で気付くなんて/やるじゃない」
「その前に訂正しろって!/生物は29点だったんだ!」
「V2383え〜、大した違いじゃないでしょ」
「違うよ! それにあの時、僕が風邪を/ひいて寝込んでたのを知ってるだろ」
「V2384うん、だから?」
「うぐっ……」
(去年の失態をまだ覚えてるなんて……)
「V2385余りにも印象的だったからね〜、/あの壊滅っぷりは」
「ほ、ほっといてくれよ」
「V2386あたしがアンタを放っておいたら、/Nn、友達いなくなっちゃう」
「ちゃんとお前以外にも友達くらいいるよ」
「V2387人間の?」
「……お前、結構酷い事を平気で言うよな」
「V2388うん」
「認めるなよ!」
「V2389あははははっ!」
「まったく……」
「……にしても、薫、今日は随分機嫌が/良さそうだな」
「V2390ん〜、まーね。今日は記念日だからね」
「記念日? 何の?」
「V2391お悩み解決のね」
「あ、そういう事か……」
「V2392Ecうん、そういうこと!Eo」
「V2393ここんとこ、ちょっと色々思うところが/あってね〜」
「V2394色々と気持ちの整理がつかなくなってた」
「そうなんだ……」
「V2395Nnにも迷惑かけたよね」
「そうでもないよ」
「ただ、お前がバイトを休むなんて今まで/なかったから……」
「V2396心配したとか?」
「まぁ、少しはね」
「やっぱり薫には元気でいてほしいし……」
「V2397え……」
「V2398ちょっと、そんな恥ずかしいセリフ/どこで覚えてきたのよ」
「そ、そんなに恥ずかしかった?」
「V2399あたしなら口が裂けても言えないEo」
「裂けていいよ、そんな口」
「V2400あはははっ」
「V2401…………」
「V2402……てんきゅね、Nn」
「え?」
「V2403何か……色々とね」
「ははっ、よく分からないけど、/どういたしまして」
「V2404もう、大丈夫だから」
「そっか」
「V2405うん、それだけ」
「V2406それじゃあね」
「あ……」
(ははっ、薫らしい気の使い方だな。/わざわざその事を言いに来るなんて)
(でも、元気になったみたいでよかったな)
(やっぱり薫はこうでなくっちゃ)
「V2407聞いたわよ、Nn」
「あぁ、薫か」
「V2408Nnもやるようになったわねぇ」
「え? 何の事?」
「V2409何の事じゃないわよ。/W45EFe3m4最近、W45かなりモテてるみたいじゃない」
「え、いや……」
「V2410そんだけよ、W45EcFm4それじゃあね」
「あっ、薫っ!」
(…………)
n0ako_me01A
(さて、授業が始まる前にトイレにいって/すっきりしておくか……)
「え……」
「ん? 薫?」
「……」
「……どうした?」
「V0017……」
「お、おい……」
(あれ? なんだか様子が変だったけど……/何かあったのか?)
(……そういえば、/久しぶりに薫の顔を見たな)
(最近話してなかったし、/ちょっと追いかけてみるか)
「薫! ちょっと待ってくれよ」
(うん、明らかに様子がおかしい……。/ほったらかしにし過ぎたかな……)
(よし! この間仕入れたあの話題で……)
「この間聞いた話なんだけどさ……」
「V8538……何よ」
・・・
「って、事だったらしいぞ」
「V9190へ〜、そうなんだ」
「また、続きを聞いたら教えるよ」
「V9544うん、Eoそれじゃあたしはこれで」
(うん。やっぱりほったらかしにしてたのが/良くなかったみたいだな……)
(なんとか松阪牛の話題で/盛り上がったから良かったけど……)
(これからは少し気をつけないとな……)
「あれ、ここって……」
「V2550そ。あたしのバイト先」
「一緒に行きたい場所って……」
「V2551はーい、ごちゃごちゃ言ってないで/行くわよー」
「ちょ、ちょっと薫!」
「V2552おはようございまーす」
店 員
「あ、棚町さん。時間ピッタリですね」
「V2553まぁね〜」
「え……えっと僕は……」
「V2554はい、あたしたちはEcこっち」
「う、うん」
「なぁ薫。どういうつもりだよ?」
「V2555ん、EF7Nnにもちょっとした試食を/Fm3手伝ってもらおうかな〜ってEFe3」
「試食?」
「V2556そそ。料理担当の先輩に頼まれたのよ」
「そうなんだ……」
「V2557だから適当に感想をよろしく」
「う、うん……」
「でも、それならそうと言ってくれれば/よかったのに」
「V2558まぁそうなんだけど……」
(どうしてそこで口ごもるんだ……)
「V2559あ、EFe3ほら。Fm3きたよ」
「え?」
「棚町さん、お待たせ〜!」
「な、何だコレ?」
「V2560クリームフルーツチョコレートFm3アイス……/W45EoFe9続きは忘れた」
「……」
「V2561あっまあまの極めつけとも言える一品よ」
「V2562試作だから、見た目はちょっとあれかも/しれないけど……」
「ははは……」
「V2563大事なのは味!/まずはそこからなのよ!」
(な、なるほど……)
「V2564ほらほら、見てるだけじゃ試食に/ならないわよ」
「…………」
(よし……)
Ti0/          Ti2パク!
(……)
(…………)
(……………………!!!)
「V2565どう? W45EFe4m2どう?」
「こ、これは……」
・うん、甘くて美味しいよ!
・こ、これはマズいだろう
「うん、甘くて美味しいよ!」
「V2566ホントに!?」
「ホントだって!/試食なのに嘘なんてつかないよ」
「V2567あ、W45EFe9m3それもそうね」
「でも……少しボリュームが/ありすぎる気もするなぁ」
「V2568あ〜、EF3なるほどね!」
「V2569Fm3……でも、W45EoFe9よかった。」
「V2570実はね、W45EFe9m3これってあたしが考えたの」
「へ〜っ、それはすごいな」
「V2571来年のバレンタインデーに向けて、/W45EF3何か目玉になる新作を……ってね」
「V2572んふふっ、W45EoFe8m4世の女の子達にはFm3W15意地でも/これを本命に食べさせてほしいわFm2」
(本命にか……)
(う〜ん、そんなものを僕が食べちゃっても/いいのかな?)
(も、もしかして薫って僕の事を……)
「V2573ちょっと、EFe8m2聞いてる?」
「き、聞いてるよ」
(ははっ、さすがにそれはないか……)
「V2574……」
「な、何だよ……」
「V2575別に……」
「V2576さてと、W45それじゃあたしも食べよっかな」
「そうだね、早く食べないとアイスが/溶けちゃうからね」
「V2577そうそう」
「V2578Nn……W45EF3Ec今日はてんきゅね」
「ううん、こっちこそありがとう」
「まさか試食であんな美味しいものが/出てくるとは思ってなかったよ」
「V2579んふふっ、W45Eo得したって感じ?」
「うん、大満足だよ」
「V2580じゃあお互いによかったってEc事ね」
「お互い?」
「V2581あれってEF3バレンタインデー向けだからさ」
「あ、男の意見が必要だったんだ」
「V2582おっ、W45EF3冴えてるじゃない。/W45Ecまったくもってその通りよ」
「はははっ、僕の意見が参考になれば/いいんだけどね」
「V2583なるなる、W45EFe8もうバッチリよ」
「そっか、それならよかったよ」
「V2584うんっ」
「こ、これはマズいだろう」
「V2585えっ、うそっ!?」
「甘さの限界を超え過ぎてるというかさ、/さすがにやり過ぎだよ」
「飲み込むと胃が溶けるんじゃないか?」
「V2586Fm9そ、W45EF6そんな事ないわよ……」
「でもな、これは完全に失敗だと思うよ。/料理担当の人に言った方がいいかもね」
「V2587うん……」
「次のアイディアに期待ってところだね」
「V2588……」
「ところでさ、薫、これって……」
「V2589……」
「薫?」
「V2590え、W30EF6あ……W15EFe9m3ごめん、何?」
「いや、これっていくらなんだ? って」
「V2591えっ?」
「ほら、さすがに食べきれないから」
「V2592ああ、W45EFe9m3いいって、W45EFe6試食なんだし……」
(あれ? どうして薫がヘコんでるんだ?/別に薫が作ったものじゃないのに……)
(あっ、まさか……薫もこれを作るのに/協力をしてたとか……)
(う〜〜ん、だとしたら……)
「V2593……」
「薫……」
「V2594あはは……W45EoFe9ちゃんと料理担当の人にも/言っておくからさ」
「あ、うん……」
「V2595まぁ、W45EFe9m4男の子にはFm3甘すぎたって事で」
「そ、そうだな」
「V2596……」
「Nn……W45V2597EFe9m2今日はありがとね」
「ううん、別にいいよ」
「V2598Fm3おかげで、W45EFe9改良の余地があるんだなって/分かったわFm2」
「V2599ホントならさ、W45EFe6m3一回で美味しいって/言わせられればよかったんだけどね」
「でも、だからこそ試食するんだろ」
「V2600んふふっ、W45Eoそうだね」
「ははっ、今後に期待してるよ」
「V2601うん、Eo頑張ってみる」
「V2602あ、W15Fm2ううん……W45EFe9何でもない」
「V2603そういう風に料理担当の人に伝えとく」
「うん、よろしく」
こうして薫の試食会に付き合った。
「なぁ、薫」
「V2610な〜に?」
「試食の続きって、今日はどんなものを/食べるんだ?」
「V2611ん……W45EFe7アレよ、W45EFe8m2ア・レ」
「ああ、またアレか」
「V1127そそそっ」
「なるほどね」
「V2613だ〜って、W45EF4せっかくアンタから/意見をもらったんだから、/W20EFe9m3それを活かしたいじゃない」
「おおっ、僕の意見が取り入れられるのか」
「V2614もっWv30ちろん!」
「V2615今以上に美味しく、W35Ecそして美しく!/W35EoF3最高の商品にしてみせるわよ」
「お〜っ、大きく出たな」
「V2618夢は大きくW10ってね!」
「はははっ、そうだな」
「あ、でも……試食だからって、あんまり/甘いものばっかり食べてると……」
「V2619待って、Wv20W15Fm4その続きは言わないで!Fm8」
「ふと……」
「V2620だーっ! W5Ecダメだってば!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ガスッ!W5As0b0
「いたっ! 何するんだよ」
「V2621言うなって言ったのに、Fm9言うからでしょ!/W15Fm8天罰よ天罰!」
「天罰って……随分と個人的な理由で/おちるんだな」
「V2622そうよ、W45EFm3覚えときなさい」
「多分、明日には忘れると思う」
「V2623Wv25ジャスティス!」
「ちょっ、薫、ポンポン叩きすぎだぞ!」
「V2624あははははっ」
「あっ、こら! 待てって!」
「はぁ……はぁ……」
「V2625な、W45EoFe9m3何だか疲れたわね……」
「お、お前が逃げるからだろ」
「V2626アンタが……Fm8追いかけてくるからでしょ」
「……」
「V2627Fm9……」
「まぁ、いいか……」
「V2628そうね、W45Eo楽しかったし」
「ははっ、そうだな」
「じゃあ場所も場所だし、僕はここで」
「V2629うん、W45Eoまたね、Nn」
「あ、薫……」
「V2630え?」
「あんまり食べ過ぎるなよ」
「V2631うっさいわね、W45EFe8m9分かってるわよ」
「ははははっ」
「V2632じゃあね!」
こうして薫と楽しく下校した。
「なぁ、薫」
「V2610な〜に?」
「あれから……少しは改良が進んだのか?」
「V9650んふふっ、Eoまぁね」
「へ〜っ、それはよかったじゃないか」
「V4598うん」
「でも……試食だからって、/あんまり調子に乗って食べ過ぎるなよ」
「V2631うっさいわね、EF9分かってるわよ」
「はははっ」
こうして薫と楽しく下校した。
「V7800はぁ……」
V7801もう何度目か、数える気にもなんない。
V7802煽られて波立つ湯船と同じ、/あたしの気持ちはゆらゆら揺れてるだけ。
「V7803あたし……ホントどうしちゃったんだろ?/突然こんな気持ちになるなんてさ」
V7804きっかけなんて分かんない。/ただ……いつのまにか目で追うようになってた。
V7805中学からの悪友……。/それ以上でもそれ以下でもなかったはずなのに。
V7806変わったのはNnじゃない。/間違いなくあたしだ。
V7807確かにあたしには足りなかったけどさ……。
V7808色で言うなら……淡いピンク色が。
V7809だからって……こんなに急だと、/自分で自分の気持ちについていけないわよ。
V7810…………。
V7811あ〜あ、カッコ悪い……。/同じとこばっかくるくる回ってさ。
V7812昔のあたしが今のあたしを見たら、/きっと背中を突き飛ばすんだろうな……。
「V7813はぁ……」
V7814あたし、どうすればいいんだろう……。
「V9605お、Nn発見っ!」
「あぁ、薫」
「V9606よかった、W45P0EFe9m3W30丁度ヒマだったのよね〜」
「V9607ね、よかったら少し話でもしようよ」
「え〜っと……」
(う〜ん、どうしよう……)
n3ako_me00A
・うん、いいよ
・ごめん、今はちょっとダメなんだ
「うん、いいよ」
「V9608ふふっ、W45Eoよかった」
「V9609それじゃ、何の話をしよっか」
「あ、ごめん、今はちょっとダメなんだ」
「V9610え〜っ、つまんないFm6」
「そ、そう言われてもなぁ」
「V9611う〜ん、EFe9m7じゃあまた今度でいいわよ」
「うん……ホントごめん」
(う〜ん……せっかく誘ってくれたのに、/悪いことしたかな?)
「あ、薫っ」
「V9612ん? W45EF3ああ、Nn」
「丁度よかったよ、今いいか?」
「V9613うん」
「少し話でもしようと思ってさ」
「V9614あ、そういう事ね、いいわよ〜」
「おっ、薫」
「V9615え? W45EF3あぁ、Nn」
「今、ちょっといいか?」
「V9616うん、別にいいけど……」
「じゃあ、よかったら話でもしようよ」
「V9617ん、そうね、いいわよ」
アコガレエンカウント汎用終了会話
「V9618さてと……W45EF3それじゃ、あたしはそろそろ/泳ぐとしますかね」
「え……」
「V9619『え……』じゃないわよ。/わざわざ着替えたってのにさ、話してて/泳ぐ時間がなくなったら意味ないでしょ」
「そ、それもそうだな……」
「V9620悪いわね、Nn」
「ううん、いいよ」
「V9621それじゃ、続きはまた今度で」
「うん、またね」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n3ako_
se02
A
B
C
D
me03A
se01
retire1;
「V9622……」
「あ、あのさ……薫……」
「V9623あ〜っ!」
「な、何だよ?」
「V9624ごめん、あたしちょっとやりたい事が/あったんだ」
「そ、そうなんだ……」
「V9625悪いわね」
「あ、うん」
(全然話が盛り上らなかったからな……。/仕方ない……か)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
「あのさ、薫……」
「V2540ん?」
「V2541ああ……ごめん。/あたし、ちょっとやりたい事があるから」
「あ、そうなんだ……」
「V2542続きはまた今度にね」
「あ、うん」
「V2543じゃ〜あね〜」
(う〜ん、タイミングが悪かったな……)
(ちょっと……失敗だったか)
「あ、なぁ薫」
「V2633ん?」
「今日、一緒に帰らないか?」
「V2634ん、今日……は」
「V2635ごめん、今日はパス。/この後バイト先に寄っていくから」
「そっか……」
「V2636ごめん、また用事がないときにでも」
「うん、そうだな」
「V2637じゃあね〜」
(用事があるんじゃ仕方ないよな……)
(また今度誘ってみるか)
「あ、なぁ……薫」
「V2544ん〜」
「今日、この後って時間ある?」
「V2545あ〜っ、今日はちょっと……」
「そっか……」
「V2546あ、待って。EF3あるある! 全然ある!」
「え?」
「V2547Nnも一緒に行けばいいのよっ」
「……一緒に?」
「V2548そうそう」
「え? え? どこか行くの?」
「V2549それは行ってのお・た・の・し・み」
「……」
(考え過ぎか? 嫌な予感がする……)
n3ako_gd01A
「薫、今日って何か予定はあるか?」
「V2604ん、あると言えばある……W45EFe8m3かな」
「え……」
「V2605ほら、W45EFe9例の試食の続きよ」
「はははっ、そっか」
「V2606よかったらNnもくる?」
「いや、今日はやめておくよ」
「V2607そう、W45EF3じゃあ途中まで一緒に帰ろっか」
「いいのか?」
「V2608うん、W45Eo二人で話しながら帰った方が/楽しいじゃない」
「それもそうだな」
「V2609んふふっ、W45Eoそれじゃあたし、/W45カバン取ってくるから」
「あ、それなら僕も行くよ」
n3ako_gd01B
「あ……もしかしてあの試食を……」
「いや、僕は……あの1回で十分だよ」
「あ、そうだな……そうしようか」
n3ako_gd01C
「あのさ、薫……」
「V2411ん、W45EFe9m4どしたのよ? Fm3真剣な顔しちゃって」
「えっと……」
「V2412あ、W45F2Ec分かった!」
「……」
「V2413Nn、Fm3あたしに何かしようと思ってるん/じゃないのっ!?」
「うっ……」
(す、するどいな……)
「V2414ん……W45EcF4ま、W45Ec別にいいけど……W45Fe9m3Eoさ」
「……な、何だよ」
「V2415いや、W45EF6アンタって男らしくないじゃない?/W45EFe9m3だからまたビビっちゃうんじゃないかって/思ってね」
「そ、そこまで言うか……」
「V2417知らない仲じゃないからFm3言えるのよ」
「V2418例えば、EFe9m3テラスでキスした時とかさ〜」
「だ、だってあれは薫が急に……」
「V2419EcFm9そうやって言い訳するところとかね」
「う……」
「で、でも男らしいところもあるだろ?」
「V2420知らない。見たことない」
「V2421ん、W45EFe9m2傷ついた?」
(こ、ここまで言われて引き下がるわけには/いかないよな……)
(……よしっ!)
「分かった……見せるよ」
「V2422え?」
「男らしいとこ……見せてやるよ」
「V2423見せてやるって、W45Eo何するつもり?」
「何って……」
「キ、キスとか……」
「V2424はぁ?Fm9」
「だからキスだよ!」
「V2425それならこの間したじゃない」
「V2426女のあたしが出来る事を焼きなおして/Fm4男らしいとか言わないでくれる?Fm9」
「じゃ、じゃあ……」
「V2427んふふっ、W45Eo何をしてくれんのよ」
「か、薫の……」
「V2428あたしの?」
・指の股にキスをする!
・ヘソにキスをする!
・鼻と唇の間にキスをする!
「指の股にキスをする!」
「V2429え?」
「ゆ、指の股に……」
「V2430それって男らしいの?」
「女性の手にキスをするのが紳士のたしなみ/じゃないか」
「V2431そうなの?」
「た、多分……自信はないけど」
「V2432じゃあ、P2Fe3m4はいFm3」
「……あっさりしてるな」
「V2433Fm4別に手ぐらいならいつでもいいわよ」
「そうなんだ……」
(う〜ん……)
(ホントにいいのかなぁ)
(まぁ本人もああ言ってることだし……)
「そ、それじゃ行くぞ」
「V2434……」
「V2435……で、あたしの指を両手でつかんで/どうするのよ」
「ひ、開かないとキスできないだろ」
「V2436そうだけどさ……」
「V2437これ……何だか恥ずかしいわね」
「でも、さっきは『手ぐらいなら』って/言ったじゃないか」
「V2438痛いっ! 痛いって」
「ちょっとは我慢しろよ」
「V2439いたっ、そんなに開かないって!」
「んっ、んっ」
「V2440ちょっ、バカ! 何してんのよ」
「仕方ないだろ」
「V2441裂けちゃう」
「ん……」
「V2442あ〜〜っ、痛いっつってんでしょうが!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ゴン!W5As0b0
「な、何すんだよ……」
「V2443うっさい、眉毛全部抜くわよ」
「V2444まったく、W45EcW4EoFe8m5痛いっつったら放しなさいFm9よ」
「ご、ごめん」
「V2445……」
「……僕、紳士失格だな」
「V2446ぶっ!!」
「V2447あはははははははははっ!!」
「な……何だよ」
「V2448その反省、EcFe9めちゃめちゃ面白いっ!」
「ぼ、僕は!」
「V2449紳士失格でしょ。W45EcFe3m8ひ〜っ、ひ〜っ……」
「そんなに笑わなくてもいいだろ!」
「V2450いいっ! W45F3Ecさっきのは許してあげる。/W45Eoこんだけ笑わせてもらえば満足よ」
「V2451さすがね、Nn」
「な、何がだよ」
「V2452アンタやっぱ面白いわ」
「ヘソにキスをする!」
「V2453誰の?」
「薫のだよ」
「V2454本気?」
「本気だ」
「V2455嫌って言ったら?」
「無理矢理する」
「V2457いいよって言ったら?EFe3」
「全力でする」
「V2458……」
「V2459男らしいところ見せるんだっけ?」
「うん」
「V2460分かった、P2F3EcW45面白いじゃない!/W30EoFe8m3見せてもらうわよ、アンタの男らしさ」
「V2461とりあえずFm3人がいないところに行くわよ」
「え? あ、うん」
「V2462ここならいいわね」
(か、薫……まさか本気なのか?)
「V2463……準備はいいわね」
「う、うん」
(実はいい加減に言っただけなんだけど、/ここまできたら後には引けないよな……)
「V2464ひざまずいて」
(よ、よしっ!!)
「V2465はいっ!」
(ううっ……呼吸にあわせてふくらんだり/へこんだりしてる)
(いや、そんなの当たり前じゃないか!/バカか僕は……)
「V2467ちょっと、何じっと見てんのよ」
「あ、いや……」
「V2468これはこれで相当恥ずかしいんだから。/そこんとこよく考えてよね」
「わ、分かってるよ!」
「V2469なら早くしなさいよ!」
(…………)
「V2470ん……」
(……お、女の子の肌ってこんなにスベスベ/なのか)
(触れるだけでこんなに気持ちいいなんて)
「V2471……くすぐったい」
「んん」
「V2472口つけたままで喋らないでよ」
「んんんんっ」
(そう言われてもなぁ……何だかいい香りが/するし、放すのが勿体無いような……)
「V2473……う」
(ちょっと……ちょっとだけなら……)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ぺロリ……
「V2474ひゃっ、ちょっ、Nnっ!」
「ん?」
「うおっ、何するんだよ!」
「V2475うわ〜〜っ、だめっ!」
「だめって、上から服をかぶせたりして/逃げられなくしてんのはお前だろ!」
「V2476あ〜〜っ!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ゴスッ!W5As0b0
「ナ、ナイスキック……」
「V2477はぁ……W30はぁ……」
「V2478そ、W45想像以上のネタに走ったわね」
「どうだ……」
「V2479ええ、W45よく分かったわ。/W30EoFe8m2Nnが悪い男だってね」
「わ、悪くなんてないよ」
「V2480Fm4男らしいところを見せるなんて言って、/Fm3こんな事をしたクセに?」
「それは……す、隙があったから!」
「V2481……言うじゃない」
「誰かの悪い影響が出てるんだよ」
「V2482ふふっ」
「はははっ」
「V2483ま、W10EFe9m3いいわ。W45EFe6相当恥ずかしかったけど、/W45EF3Ecそれなりに面白くもあったし」
「V2484男らしいかどうかはFm3別としてだけど」
「別なんだ……」
「V2485当然でしょFm3」
「V2486さてと……W45EoF2それじゃあたしは行くわね」
「え? もう?」
「V2487うん、W45Eoここにいると襲われそうだし」
「え……」
「V2488それじゃ〜ね」
「誰も襲ったりしないって……」
(それにしても、壮絶な感触だったな……)
(はぁ、夢にまで見そうだよ)
「鼻と唇の間にキスをする!」
「V2492Nnバカでしょ」
「ぼ、僕は真剣だ!」
「そこは人体の急所の一つなんだぞ」
「V2493だから?」
「キスをするとすごいことになる……かも」
「V2494例えば?」
「と、とろけたり」
「V2495な……EFe9m2何が」
「薫の気持ちが」
「V2496あ……EFe9m3たしの……W45EcF3ぶっ!」
「V2497あはははははっ、W45EhFe9ここにバカがいる!!」
「なっ!」
「V2498アンタのくだらない妄想でFm3あたしの脳が/とろけそうよ!!」
「ぼ、僕は真剣に!」
「V2499とろけちゃう? W45あはははははっ!」
「V2500いや〜っ、W45EoFe9m3さすがだわ」
「V2501アンタ、W45EFe9m3やっぱり面白いEcF3」
(べ、別に笑わせようとしてやった訳じゃ/ないんだけど……)
「V2502さ〜て、W45EFe3それじゃ満足したところで、/WE45Ecあたしはそろそろ」
「あ、うん……」
「V2504それじゃね」
(う〜ん、失敗したかなぁ……)
(もっと違う場所にすればよかったな)
(よし……いい雰囲気だぞ)
「V2505……」
「V2506あのさ、Nn」
「な、何!?」
「V2507アンタ、頭の中が表に出すぎだから」
「えっ?」
「V2508『また男らしいところを見せる』って顔に/書いてあるわよ」
「さ、さっき……自分で書いたんだ」
「V2509…………」
「V2510アンタ、一回くらい馬に蹴られてきた方が/いいんじゃないの?」
「それは人の恋路を邪魔した時だろ……」
「V2511冷静なツッコミをFm3ありがとう」
「どういたしまして……」
「V2512ともかく、EoFm7あたしが言いたいのは!」
「はい……」
「V2513そういう事と、男らしいって事を/勘違いしないでって事ね」
「……」
「V2514前は前、今は今なの……W30分かるでしょ」
「な、何となく」
「V2515要するに、W10下心丸出しじゃダメってこと。/W25納得いった?」
「おっしゃる通りでございます」
「V2517でしょでしょ!」
「V2518あたし、いい事言った!/W30EoFe9m3いい事言っちゃったよ!」
「2回言うな……」
「V2519あははは、W15EoFm3ノリで」
「でも、そうだな。お前の言う通りだ」
「V2520うん、Fm2分かればいいのよ!」
「V2521ってことで、あたしはこれで」
「うん」
「V2523ま、次は期待してるわ。/W45F3Eoあたしもアンタとならイヤじゃないしね」
「そ、それって……」
「V2524んふふふっ」
「V2525ま、W45EFe9あんまり過激にされても困るけどね」
「V2526今はこれで我慢しときなさい」
「え?」
「V2527ちゅっ」
(み、耳元で投げキッス……)
(薫……今までいい事言ってたのに、/最後に自分で台無しにしたような……)
(ま、いいか。/これはこれで何だか得した気分だしな)
「……」
「V2528……」
「V2529何が言いたいか分かるわよね?」
「大体は……」
「でも、そんなに顔に出てるかな?」
「V2530う〜ん、W30EFe9m3あたしだから分かるくらいかな」
「V2531あ、でも……W30Fm9勘のいい人は気付くかも」
「そっか……」
「V2532あとはW10雰囲気かな」
「雰囲気か……」
「V2534大事よ。そういうのを見極めるのもね」
「なるほどね」
「V2535ま、Ec精々頑張りなさい。/Fe9Eo楽しみにしてるから!」
「うん、アドバイスサンキュー」
「V2536次からはWv90EFe8お金とるからね」
「ははは、覚悟しておくよ」
「V2537それじゃ〜ね〜Ec」
「うん」
(……とは言ったものの、/そんなの直しようがないよなぁ)
(……)
(ま、いいか。/あまり深く考えないでおこう……)
「……」
「V2528……」
「V2529何が言いたいか分かるわよね?」
「大体は……」
「V2535ま、Ec精々頑張りなさい。/Fe9Eo楽しみにしてるから!」
「そうだな……そうするよ」
「V2537それじゃ〜ね〜Ec」
「うん、またな」
(……とは言ってみたものの、考えてる事を/顔に出さないようにするなんて……)
(ははは……相当難しいよな……)
(よし……いい雰囲気だぞ)
「……」
「あのさ、Nn」
「な、何!?」
「アンタ、頭の中が表に出すぎだから」
「えっ?」
「『また男らしいところを見せる』って顔に/書いてあるわよ」
「さ、さっき……自分で書いたんだ」
「…………」
「アンタ、一回くらい馬に蹴られてきた方が/いいんじゃないの?」
「それは人の恋路を邪魔した時だろ……」
「冷静なツッコミをありがとう」
「どういたしまして……」
「ともかく、あたしが言いたいのは!」
「はい……」
「そういう事と、男らしいってを/勘違いしないでって事ね」
「前は前、今は今なの……分かるでしょ」
「な、何となく」
「しかもあたしはスクール水着なの。/分かるでしょ?」
「おっさる通りでございます」
「でしょでしょ!」
「あたし、いい事言った!/いい事言っちゃったよ!」
「2回言うな……」
「あははは、ノリで」
「でも、そうだな。お前の言う通りだ」
「うん、分かればいいのよ!」
「ってことで、あたしはこれから泳ぐから」
「うん、僕も教室に戻るよ」
「ま、次は期待してるわ。/W45Eoあたしもアンタとならイヤじゃないしね」
「そ、それって……」
「んふふふっ」
「ま、W45EFe9あんまり過激にされても困るけどね」
「今はこれで我慢しときなさい」
「え?」
「ちゅっ」
(み、耳元で投げキッス……)
「それじゃあね」
「……う、うん」
(……)
(薫……何だかいい事言ってたのに、/最後に自分で台無しにしたような……)
(ま、いいか。/これはこれで何だか得した気分だしな)
「……」
「何が言いたいか分かるわよね?」
「大体は……」
「でも、そんなに顔に出てるかな?」
「う〜ん、あたしだから分かるくらいかな」
「あ、でも……勘のいい人は気付くかも」
「そっか……」
「後は……状況をちゃんと考える事ね。/W45Ec例えばこのカッコとかさ」
「あ、うん……」
「大事よ。そういうのを見極めるのもね」
「なるほどね」
「ま、精々頑張りなさい。/楽しみにしてるから!」
「うん、アドバイスサンキュー」
「次からはお金とるからね」
「ははは、覚悟しておくよ」
「それじゃ、W46Eoあたしはこれから泳ぐから」
「うん、僕は教室に戻るよ」
「それじゃあね」
「うん、また」
(確かに薫の言う事も分かるけど、/中々むずかしいんだよなぁ……)
(……)
(ま、いいか。/あまり深く考えないでおこう……)
「あのさ、薫……」
「V2411ん、W45EFe9m4どしたのよ? Fm3真剣な顔しちゃって」
「えっと……」
「V2412あ、W45F2Ec分かった!」
「……」
「V2413Nn、Fm3あたしに何かしようと思ってるん/じゃないのっ!?」
「うっ……」
(す、するどいな……)
「V2416まぁ、W25Eoあたしの水着姿にEF3参っちゃったのは/分かるんだけど……W45Ecさ」
「……な、何だよ」
「V2415いや、W45EF6アンタって男らしくないじゃない?/W45EFe9m3だからまたビビっちゃうんじゃないかって/思ってね」
「そ、そこまで言うか……」
「V2417知らない仲じゃないからFm3言えるのよ」
「V2418例えば、EFe9m3テラスでキスした時とかさ〜」
「だ、だってあれは薫が急に……」
「V2419EcFm9そうやって言い訳するところとかね」
「う……」
「で、でも男らしいところもあるだろ?」
「V2420知らない。見たことない」
「V2421ん、W45EFe9m2傷ついた?」
(こ、ここまで言われて引き下がるわけには/いかないよな……)
(……よしっ!)
「分かった……見せるよ」
「V2422え?」
「男らしいとこ……見せてやるよ」
「V2423見せてやるって、W45Eo何するつもり?」
「何って……」
「キ、キスとか……」
「V2424はぁ?Fm9」
「だからキスだよ!」
「V2425それならこの間したじゃない」
「V2426女のあたしが出来る事を焼きなおして/Fm4男らしいとか言わないでくれる?Fm9」
「じゃ、じゃあ……」
「V2427んふふっ、W45Eo何をしてくれんのよ」
「か、薫の……」
「V2428あたしの?」
・指の股にキスをする!
・ヘソにキスをする!
・鼻と唇の間にキスをする!
「指の股にキスをする!」
「V2429え?」
「ゆ、指の股に……」
「V2430それって男らしいの?」
「女性の手にキスをするのが紳士のたしなみ/じゃないか」
「V2431そうなの?」
「た、多分……自信はないけど」
「V2432じゃあ、P2Fe3m4はいFm3」
「……あっさりしてるな」
「V2433Fm4別に手ぐらいならいつでもいいわよ」
「そうなんだ……」
(う〜ん……)
(ホントにいいのかなぁ)
(まぁ本人もああ言ってることだし……)
「そ、それじゃ行くぞ」
「V2434……」
「V2435……で、あたしの指を両手でつかんで/どうするのよ」
「ひ、開かないとキスできないだろ」
「V2436そうだけどさ……」
「V2437これ……何だか恥ずかしいわね」
「でも、さっきは『手ぐらいなら』って/言ったじゃないか」
「V2438痛いっ! 痛いって」
「ちょっとは我慢しろよ」
「V2439いたっ、そんなに開かないって!」
「んっ、んっ」
「V2440ちょっ、バカ! 何してんのよ」
「仕方ないだろ」
「V2441裂けちゃう」
「ん……」
「V2442あ〜〜っ、痛いっつってんでしょうが!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ゴン!W5As0b0
「な、何すんだよ……」
「V2443うっさい、眉毛全部抜くわよ」
「V2444まったく、W45EcW4EoFe8m5痛いっつったら放しなさいFm9よ」
「ご、ごめん」
「V2445……」
「……僕、紳士失格だな」
「V2446ぶっ!!」
「V2447あはははははははははっ!!」
「な……何だよ」
「V2448その反省、EcFe9めちゃめちゃ面白いっ!」
「ぼ、僕は!」
「V2449紳士失格でしょ。W45EcFe3m8ひ〜っ、ひ〜っ……」
「そんなに笑わなくてもいいだろ!」
「V2450いいっ! W45F3Ecさっきのは許してあげる。/W45Eoこんだけ笑わせてもらえば満足よ」
「V2451さすがね、Nn」
「な、何がだよ」
「V2452アンタやっぱ面白いわ」
「ヘソにキスをする!」
「V2453誰の?」
「薫のだよ」
「V2454本気?」
「本気だ」
「V2456あたしスクール水着なんですけど」
「関係ないよ」
「V2455嫌って言ったら?」
「無理矢理する」
「V2457いいよって言ったら?EFe3」
「全力でする」
「V2458……」
「V2459男らしいところ見せるんだっけ?」
「うん」
「V2460分かった、P2F3EcW45面白いじゃない!/W45EoFe8m3見せてもらうわよ、アンタの男らしさ」
「V2463……準備はいいわね」
「う、うん」
(実はいい加減に言っただけなんだけど、/ここまできたら後には引けないよな……)
「V2464ひざまずいて」
「V2466いつでも……いいわよ」
「う、うん……」
(ううっ……呼吸にあわせてふくらんだり/へこんだりしてる)
(いや、そんなの当たり前じゃないか!/バカか僕は……)
「V2467ちょっと、何じっと見てんのよ」
「あ、いや……」
「V2468これはこれで相当恥ずかしいんだから。/そこんとこよく考えてよね」
「わ、分かってるよ!」
「V2469なら早くしなさいよ!」
(こ、ここで合ってるよな……)
(よしっ!)
「V2470ん……」
(ス、スクール水着って……こんな触り心地/だったのか!)
(スベスベしてるだけじゃなく、ちゃんと/質感があって……うぅっ)
「V2471……くすぐったい」
「んん」
「V2472口つけたままで喋らないでよ」
「んんんんっ」
(そう言われてもなぁ……この感触をもっと/味わっていたいというか……)
「V2473……う」
(ちょっと……ちょっとだけなら……)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ぺロリ……
「V2474ひゃっ、ちょっ、Nnっ!」
「ん?」
「うおっ、何するんだよ!」
「V2475うわ〜〜っ、だめっ!」
「だ、だったら僕の頭から手を放して……」
「V2476あ〜〜っ!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ゴスッ!W5As0b0
「ナ、ナイスキック……」
「V2477はぁ……W30はぁ……」
「V2478そ、W45想像以上のネタに走ったわね」
「どうだ……」
「V2479ええ、W45よく分かったわ。/W30EoFe8m2Nnが悪い男だってね」
「わ、悪くなんてないよ」
「V2480Fm4男らしいところを見せるなんて言って、/Fm3こんな事をしたクセに?」
「それは……す、隙があったから!」
「V2481……言うじゃない」
「誰かの悪い影響が出てるんだよ」
「V2482ふふっ」
「はははっ」
「V2483ま、W10EFe9m3いいわ。W45EFe6相当恥ずかしかったけど、/W45EF3Ecそれなりに面白くもあったし」
「V2484男らしいかどうかはFm3別としてだけど」
「別なんだ……」
「V2485当然でしょFm3」
「V2489……それにしても、W45EFe9m4こう一箇所だけ/濡れてるとFm3変な感じね」
「そ、そうだよな……」
「V2490ま、W45どうせこれから泳ぐしEoいいか」
「ははは……」
「V2491それじゃ〜ね」
「うん、またな」
(…………)
(それにしても、壮絶な感触だったな……)
(はぁ、夢にまで見そうだよ)
「鼻と唇の間にキスをする!」
「V2492Nnバカでしょ」
「ぼ、僕は真剣だ!」
「そこは人体の急所の一つなんだぞ」
「V2493だから?」
「キスをするとすごいことになる……かも」
「V2494例えば?」
「と、とろけたり」
「V2495な……EFe9m2何が」
「薫の気持ちが」
「V2496あ……EFe9m3たしの……W45EcF3ぶっ!」
「V2497あはははははっ、W45EhFe9ここにバカがいる!!」
「なっ!」
「V2498アンタのくだらない妄想でFm3あたしの脳が/とろけそうよ!!」
「ぼ、僕は真剣に!」
「V2499とろけちゃう? W45あはははははっ!」
「V2500いや〜っ、W45EoFe9m3さすがだわ」
「V2501アンタ、W45EFe9m3やっぱり面白いEcF3」
(べ、別に笑わせようとしてやった訳じゃ/ないんだけど……)
「V2503さ〜て、W45EFe3それじゃ満足したところで、/WE45Ecあたしはそろそろ泳ぐとしますか」
「あ、うん……」
「V2504それじゃね」
(う〜ん、失敗したかなぁ……)
(もっと違う場所にすればよかったな)
(ま、仕方ない、僕は帰るとするか……)
(よし……いい雰囲気だぞ)
「V2505……」
「V2506あのさ、Nn」
「な、何!?」
「V2507アンタ、頭の中が表に出すぎだから」
「えっ?」
「V2508『また男らしいところを見せる』って顔に/書いてあるわよ」
「さ、さっき……自分で書いたんだ」
「V2509…………」
「V2510アンタ、一回くらい馬に蹴られてきた方が/いいんじゃないの?」
「それは人の恋路を邪魔した時だろ……」
「V2511冷静なツッコミをFm3ありがとう」
「どういたしまして……」
「V2512ともかく、EoFm7あたしが言いたいのは!」
「はい……」
「V2513そういう事と、男らしいって事を/勘違いしないでって事ね」
「……」
「V2514前は前、今は今なの……W30分かるでしょ」
「な、何となく」
「V2516しかもあたしはスクール水着なの。/EoFe9m4分かるでしょ?」
「おっしゃる通りでございます」
「V2517でしょでしょ!」
「V2518あたし、いい事言った!/W30EoFe9m3いい事言っちゃったよ!」
「2回言うな……」
「V2519あははは、W15EoFm3ノリで」
「でも、そうだな。お前の言う通りだ」
「V2520うん、Fm2分かればいいのよ!」
「V2522ってことで、あたしはこれから泳ぐから」
「うん、僕も教室に戻るよ」
「V2523ま、次は期待してるわ。/W45F3Eoあたしもアンタとならイヤじゃないしね」
「そ、それって……」
「V2524んふふふっ」
「V2525ま、W45EFe9あんまり過激にされても困るけどね」
「V2526今はこれで我慢しときなさい」
「え?」
「V2527ちゅっ」
(み、耳元で投げキッス!?)
「V2539それじゃあねEc」
「……う、うん」
(……)
(薫……何だかいい事言ってたのに、/最後に自分で台無しにしたような……)
(ま、いいか。/これはこれで何だか得した気分だしな)
「……」
「V2528……」
「V2529何が言いたいか分かるわよね?」
「大体は……」
「でも、そんなに顔に出てるかな?」
「V2530う〜ん、W30EFe9m3あたしだから分かるくらいかな」
「V2531あ、でも……W30Fm9勘のいい人は気付くかも」
「そっか……」
「V2533後は……EFe9m3状況をちゃんと考える事ね。/W45Ec例えばこのカッコとかさ」
「あ、うん……」
「V2534大事よ。そういうのを見極めるのもね」
「なるほどね」
「V2535ま、Ec精々頑張りなさい。/Fe9Eo楽しみにしてるから!」
「うん、アドバイスサンキュー」
「V2536次からはWv90EFe8お金とるからね」
「ははは、覚悟しておくよ」
「V2538それじゃ、W45あたしはこれから泳ぐから」
「うん、僕は教室に戻るよ」
「V2539それじゃあね」
「うん、また」
(確かに薫の言う事も分かるけど、/中々むずかしいんだよなぁ……)
(……)
(ま、いいか。/あまり深く考えないでおこう……)
「……」
「V2528……」
「V2529何が言いたいか分かるわよね?」
「大体は……」
「V2535ま、Ec精々頑張りなさい。/Fe9Eo楽しみにしてるから!」
「そうだな……そうするよ」
「V2538それじゃ、W45あたしはこれから泳ぐから」
「あ、うん……」
「V2539それじゃあね」
「うん、またな」
(……とは言ってみたものの、考えてる事を/顔に出さないようにするなんて……)
(ははは……相当難しいよな……)
n3dea_me00A
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「薫っ」
「V9500あぁ、Nn」
「V9501んふふっ、W45Eo今日は別名じゃないんだ?Fm2」
「あ……」
「V9502いいのよ〜EcパステルピンクってEoF3呼んでも」
「え、遠慮しとくよ」
「V9503え〜っ、どうしてよ」
「いや、今日は普通に話したいなって/思ってたから……」
「V9504あ、そういうこと」
「うん、今時間いいかな?」
「V9505大丈夫だけど、何の話をするの?」
「えっと、そうだなぁ……」
n3dea_me00A
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「あぁ、薫」
「V9506あら、Nn、奇遇ね」
「ねぇ、あれから田中さんの様子はどう?」
「V9507ん、P1EF7W30ああ……W45EF3変わりないわよ」
「そっか……」
「V9508心配しなくても大丈夫、W45EF3恵子は何気に/打たれ強いから」
「ははっ、そうなんだ」
「V9509んふふっ、W45EoFm3それが聞きたくてあたしを/呼び止めたんだ?」
「あ、いや、別にそういう訳じゃないよ。/ちょっと薫と話でもしようかと思ってさ」
「V9510あ、そうなんだ」
「薫さえよければ……だけどね」
「V9511うん、あたしは別に」
「そっか、それじゃあ……」
n3dea_me00A
「薫、今ちょっといいかな?」
「V9512え? W45EF3あ、Nnか」
「V9513どうしたのよ、改まって」
「あ、いや……ちょっと話でもしようかと/思ってさ」
「V9514話〜?」
「う、うん……」
「どうして急に関係に変化をつけたいなんて/言い始めたのかな〜って」
「V9515別に深い意味はないわよ」
「あ、そうなんだ」
「V9516ね……Fm3それよりさ、EF3どうせ話すんなら、/もっと楽しい話にしようよ」
「う〜ん、それもそうだな」
「V9517でしょっ」
「じゃあ、え〜っと……」
n3dea_me00A
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「あれ? 薫」
「V9518Fm4ああ、Nn、Fm3どしたの?」
「いや、別に姿を見かけたから声をかけて/みたんだけど……」
「V9519な〜んだ、W45EFm3今度はアンタの方から/くっついてくるかと思ったのに」
「え……」
「V9520ざ〜んねんだなぁ」
「……」
「V9521ぷっ……W45P0F2W30あははははっ」
「な、何だ冗談か……驚かせるなよ」
「V9522Fm3んふふっ、W45EoFe9m3ゴメン」
「V9523それよりさ、せっかく会ったんだし、/少し話に付き合ってよ」
「あ、うん、そういう事ならいいよ」
「V9524うんっ、て〜んきゅ」
n3dea_me00A
n3dea_me00A
(お腹すいたなぁ……。/早く昼休みにならないかな)
Ti0/          Ti2カプ
「えっ……!?」
???
「V1000んふふふっ」
「うあああぁぁあぁっ!」
Ti0Ts1/Ts2  Ti2Ts3ガラガラガッシャーーーーン!!W5As0b0
「V1001あはははっ!/W45EoいいよいいよW15そのリアクション!」
「な、なんRだ薫かR5 かおる ……驚かせんなよ」
「V1002な〜に言ってんの!W15/Nnとあたしの仲じゃない」
(僕と薫の仲か……実際は悪友ってところ/だけど、ここは冷たく流しておくか)
「他人って事だよな?」
「V1003うっわ〜、W45EFe6m4そこまで言う?」
「うん」
「V1004そう…W15…W30EcFm3じゃあこれでさよならね」
「V1005思い返せば、W30Ec早……W45EoF7はや……Mh」
「中学の頃からだから3年だな」
「McV1006EcFe9m4そそそ、W30EoFe9m33年!」
「V1007衝撃的な出会いを果たした二人は……Ec」
「さてと、じゃあ僕は用事があるから」
(はぁ、ホント中学の頃から/成長してないやつだよな……)
(ま、一緒にいると楽しいんだけど、/今はそんなテンションじゃないし……)
(ははっ、今日のところは/さっさと退散しておくとするか)
「V1008ちょっと! こら、待ちなさいって!」
「うん? まだ何かあるのか?」
「V1009EFe3m4ないわよ」
「V1010アンタがボケーっとしてたから、W30EFe4/からかいにきただけだし」
「…………」
「V1011言いたいことがあるって顔ね」
「まぁね。それはいい趣味じゃないぞって/教えてあげようかと思ったんだ」
「V1012あ〜W15ら、W30EoF3それはご忠告どうも」
「V0562よーっすEo」
「おっ、梅原。いいところに」
「V0563夫婦漫才はもう終わりか?」
「そんなの最初からしてないって!」
「V1013そうなの。/W45Fm3Ecこんな調子で旦那のノリが悪くてさ……」
「V0564そうか……。R棚町R4たなまちも大変だな」
「大変なのは僕だ!」
「V1014いいのよ、梅原君。/W30Ecあたしが好きでやってることだから」
「V0565F6Ecおお……なんて健気なんだ……」
「V1015ええ、W15P0EoFe9m3W30健気小町と呼んでもよろしくてよ」
「お前ら、いい加減人の話を……」
「V1016あらら、W15もう怒っちゃった」
「V0566そうみたいだな」
「V1017なんたってMr.短気くんだからね」
「そんな風に呼ばれたのは初めてだよ!」
「V1018お〜EFe9m3怖っ、W45なんだか襲われそう……P2F3W30ってな/訳で梅原君、W15Ec後はよろしく」
「V0567あいよ、任せとけ」
「V1019それEcじゃ〜ね」
「あ、こら! ちょっと待て薫!」
「まったく……」
「V0568はははっ、棚町は相変わらずだな」
「困ったもんだよ」
「V0569そう言う割にゃ仲がおよろしいことで」
「単にからかわれてるだけだよ」
「お前だって同じ中学だったんだから/事情は知ってるだろ」
「V0570Ecそりゃあもう! W15EoF3色々と知ってますよ」
「な、なんだよ……」
「V0571い〜や、W15EoFe9m4別にぃFm3」
「あのなぁ……」
「V0572EcF3まあまあ、W30EoFe9m3退屈しなくていいじゃないか」
「……」
「V0573おっと、もう次の授業か。/W45EF3それじゃあな、Nm」
(確かに薫といると退屈はしないけど……)
(それはそれで大変なんだぞ、梅原)
「V1020Nn」
「……」
(はぁ……薫の奴、また来たのか……)
Ti0/          Ti2カプ
「V1021ん……」
「甘いな薫。来ると予測さえしていれば、/その程度何ともないぜ!」
「V1022んふ〜、おえあおうああ?」
「えっ?」
「V1023ふ〜〜〜っ」
「ぐっ……」
「V1024ふぅ〜〜っ!」
「ううぅっ!」
(こ、ここは我慢だ。ちょっとくらい耳に/息を吹きかけられた程度で……)
「V1025ふぅぅぅ〜〜〜〜っ!」
「Ts2おおあぁぁぁ〜っ!」
Ti0Ts1/Ts2  Ti2Ts3ガラガラガッシャーーーーン!!W5As0b0
「V1026あはははははっ!/W120Fe8m3Eoどっちが甘いか思い知ったようね」
「き、汚いぞっ、薫!/息を吹きかけるなんて反則じゃないか!」
「V1027反則? W45EFe8m9ふんっ、W45Fm2Eoルールなんて決めた/覚えはないわ」
「V1028もう一度修行して、EoFe8m3出直してらっしゃい!W30/EcF3じゃあね〜Mo」
「あっ、こら!」
(まったく……)
(あいつのイタズラは回数を重ねる毎に/悪質になっていくんだよな……)
(お、薫じゃないか……)
(こっちにはまだ気付いてないみたいだな)
(…………)
(……チャンス!)
(僕の耳へのイタズラ、この場で仕返し/させてもらうぞっ)
(そ〜〜〜〜っと近づいて……)
「Ts3わっ!」
「V1029はうっ!」
「ははははっ、どうだ薫!」
「V1030……」
「あれ……」
「V1033ひっく……」
「か、薫さん?」
「V1032……」
「もしかして……やり過ぎた?」
「V1031ひっく、ひっく」
「ご、ごめんっ! その……僕……」
「V1034……」
「ただびっくりさせてやろうと思って……」
「V1035……っくくく」
「薫?」
「V1036あははははははははっ!!」
「V1037ばーFm3か。EFe9m3この程度で誰が泣くのよ」
「なっ! なんだよ! 僕は本気で……」
「V1038『本気で』? Fm3なぁに?」
「もういいよ……」
「V1039ふふっ、EoFe9m3Nnは詰めが甘いのよ」
「V1040じゃあね〜っ」
(ダメだ……やっぱりあいつには勝てる気が/しないよ)
(はぁ……もう帰ろう)
(これといって誰もいないな……)
(時間もあるし、少しブラブラするか)
(ん……あそこにいるのRは薫かR5 かおる ……)
(……)
(中学の頃の悪友で今はクラスメイトか。/縁があるというか……僕と薫って何だか/不思議な関係だよな)
(最近は少し距離が離れた気もするけど、/それでも仲は悪くないし……)
(それにしても薫のやつ、/田中さんと何を話してるんだ?)
(同じクラスメイトなんだから、/教室で話せばいいのに……)
(う〜ん……ちょっと気になるな。/僕も二人の話に加わってみようかな)
田 中
「V0017……って事なんだけど」
「V1041え〜っ! EF8何考えてんのよ!/あたし、EcFm8そういう男ってEoFm8ホント許せないFm9」
「V0018でも……W30EFe9m3やっぱり私としては真剣に/考えてほしいから」
「V1042だ〜めだめ! /EoFe9m6そんな甘いことばっかり言ってるから、/Fm9男がつけあがるんだって!」
「V0019そうなのかなぁ……」
「V1043そうに決まってるでしょ!/Fm4これ以上ふざけた事言うようなら、/Fm8すぐに私に言いなさい!」
「お〜い、かお……」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ガツン!W5As0b0
「ぶっ!」
「V1044……と、W15EoFe8m3一発かましてやるんだから!」
「V0020Sあ……」
「V1045ん?」
「V0021薫……当たっちゃってる、よ」
「V1046ん? あれ……Nn」
「V1047何してんのか知らないけど、/そんな所に寝てると風邪引くわよ」
「V0022だから……その……薫のパンチが/Nm君に……」
「V1048あ〜! だからいい感触がしたんだ」
「うぅ……薫、ひどいよ」
「V0023だ、大丈夫?」
「V1049ごっめ〜ん! 一応悪気はないのよ」
(ううっ、頭がクラクラするよ……)
(ふ、不用意に薫の側に近寄ったのは/失敗だったかな……)
「……」
「V1050どしたの?」
「…………」
(お……おおおぉっ!?)
(こ、これはっ!)
「V1051ほら、何黙ってんのよ! 『平気』とか/『気にしないで』とか言いなさいよ!」
「パ……」
「V1052『パ』? ……パンチ?/それならもう謝ったじゃない」
「パ……パステル系の……ピンク」
「V0024え?」
「V1053……っ!」
「V1054す、寸止めっ!!」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2Ts3ドスッ!W5As0b0
「げほっ!」
(お前……寸止めって言ったのに……)
(これは……きつい……)
「V1055あ……」
「V0025薫、全然……止まってないんだけど……」
「V1056あ、あはははは、ごめんねNn」
「V0026意識ないみたい……」
「V1057……」
「V1058あ〜あ、恵子。/アンタ責任持って運びなさいよね!」
「V0027えーーーーーっ!」
「V1059ほら、あたしも手伝ってあげるから」
「V0028わ、私のせいじゃないのに……」
(…………)
「V1060Nn〜」
「うぅ〜ん……」
「V1061Nn」
「V1062おはよ、Nn」
「あれ……ここは?」
「V1063保健室よ」
「保健室? どうして……」
「V1064Sあはは……」
「そっか、そういえばさっき……」
「あーーーっ! 薫、お前!」
「V1065うん……W45EFe9Eoホントごめんなさい」
「う……」
「V1066ホント……ごめん」
「V1067……」
「もしかして、ずっと見ててくれたのか?」
「V1068……うん」
「何だよ……。/そんな顔してたら怒れないじゃないか」
「V1069いいよ、怒っても」
「……もういいよ」
「V1070ん、W30EFe9m4でも……」
「いいの!」
「最初のは偶然だったわけだし、/2度目のは完全に僕の方が悪い」
「V1071うん……」
「だからイーブンって事でさ」
「V1072いいの?」
「その分、いいもの見せてもらったしな」
「V1073えっ!? W30EcP0EhFe6m3W45Sあ〜……」
「あっ! ちっ違う違う!/いいものって、しおらしいお前の事だよ」
「V1074あ、W15EcF2あはははは……」
「心配してくれてたんだろ?」
「V1075SdB60ん〜、Fm3それはね」
「お前に心配してもらえる事なんて、/ほとんどなかったからなぁ」
「V1076そうでもないと思うけど……」
「どっちにしろ、珍しいのは確かだろ?」
「V1077まぁ……W30EFe9m3そうかもね」
「V1078……」
「そ、それじゃ帰るか」
「V1079そうだね。EF2そうしよっか!」
「お、元気出てきたじゃないか」
「V1080うるさいわね。EoFm4ほら、Fm9さっさと行くわよ」
「はいはい」
(一応、薫なりに心配してくれたのか……)
(こういうのって、ちょっと嬉しいな)
(お、薫じゃないか……)
(たまには僕から声をかけてやるか)
「V3131あ……Wv38EF2Nn」
「よう、パステルピンク」
Ti0Ts1/Ts2         Ti0Ts3ビシッ!!W5As0b0
「あぐゅっ!」
「V1082おー、EFe8m3珍しい鳴き声が出たわね」
「お、お前……」
「V1083もう一発いる?」
「……」
「……や、やぁ、薫さん」
「V1084Fm4ぐーてんW15EcたーくFm3」
「V1085今日はちょっと寒いわねー」
(そ、そこから普通に戻るのか……)
「V1086んふっ、EoFe9な〜に微妙な顔してんのよ。/Fm4そんな顔をするくらいなら、Fm3最初から/変な事言わなきゃいいじゃない」
「V1087ほら、そんな事より早く行かないと。/EcF3授業に遅れるわよ〜」
(や、やっぱり薫を相手にするのなら、/余計な事は言わない方がいいな……)
(ふわぁ……)
(温かい教室にいるからか、/何だか眠くてたまらないぞ……)
(そういえば……昨日は、/ちょっと寝つきも悪かったし……)
(う〜〜ん、次の授業まで時間もあるし、/少しだけ寝ておくとするか……)
「……」
???
「V1088Nn、朝っぱらから寝るなんて/ホントいい度胸してるわよね」
「V1089ほ〜ら、もうすぐ授業始まるわよ〜」
「V1090うっわ……もしかして座ったまま熟睡?/ホント器用ねぇ……」
「V1091こら、起きろ〜っ! Nn〜っ!」
「ん……」
(この声は…R…薫かR5 かおる ?/はぁ……また僕をからかいにきたのか)
(まったく……中学の頃から/全然成長してないよな)
(まぁ、一緒にいると楽しいんだけど、/今はそんなテンションじゃないし……)
「V1092お〜い、Nn〜っ」
(ははっ、悪友としては相手をしてやりたい/ところだけど、今は寝たフリでやり過ごす/とするか)
「V1093完全に寝込んじゃってる。/まったく……仕方ないわねぇ」
(おっ、諦めてくれそうだな)
「V1094よし、こうなったら奥の手よ」
Ti0/          Ti2カプ
「んんっ…………あ!?」
「V1095んふふふっ」
「うわぁあぁ〜っ!!」
Ti0Ts1/Ts2  Ti2Ts3ガラガラガッシャーーーーン!!W5As0b0
「V1096Fm4ぐ〜っもーW15Fm3にん!」
「な、何だ……薫じゃないか」
「V1097目、覚めた?」
「う、うん」
「V1098まったく世話焼かせんじゃないわよ」
(くっ……と、とんでもない起こし方を/しておいてその言い草か……)
「そ、それで……一体何の用事なんだ?」
「V1099ん?」
「『ん?』じゃないよ。/用事があったから起こしたんだろ?」
「V1100ううん、W45Fe3EoNnが気持ちよさそうに/寝てるから起こしただけよ」
「……嫌がらせ……か」
「V1101親切よ」
「V1102な、W45EFe9何よ、その目……W60B100EFe6もしかしてEFe9m3あたしに/惚れたとか?」
「あのな……」
「V1103いい! W45EhF6何も言わないで……」
「V1104中学の頃に出会ってから早10年、/W45Fm3ついに友達から恋人へステップアップ!」
「V1105めくるめく恋のメロディ。/W45EhF7そして、二人は……P1EcFe9m3結ばれるのね」
「天国でか?」
「V1106バッドエンド上等よ!」
「そもそも10年も経ってないし、/他にもツッコミどころが多すぎて/僕の手には負えないよ」
「V1107W30あたしの全てを許してくれると言うのFm3!?/W45P1EcFe9m3W45それがNnの愛の形なのね!」
「V1108……」
「あっち行ってくれ」
「V1109アンタ、結構鬼よね」
「そ、そんな事はないぞ?/相手が薫だからこそ言えるんだってば」
「V1110それが恋なんじゃないの?」
「惜しいけど……僕は違うと思ってる」
「V1111じゃあ何?」
「そうだなぁ……」
「友情……とか?」
「V1112ねぇ……」
「ん?」
「V1113自分で言ってて恥ずかしくない?」
「ちょっとな……」
「V1114S失敗したね」
「うん」
「V1115Fm6……」
「いや、だから……まぁ要するにだな!/薫は僕にとって……」
「V1116Sdうんうん」
「……って何の話してたんだっけ?」
「V1117…………」
「ま、いいか。/それじゃ僕トイレに行ってくるから」
「V1118えっ? EFe9あ……ちょっとNn!」
「よし、脱出成功!」
(薫と話していると長くなるからな、/面倒な時は逃げるに限るよ)
(はははっ、悪いな……悪友)
「V1119あ、いたいた……」
「ん?」
「V1120Nn、ちょっとつきあいなさいよ」
「え? ……何だよいきなり」
「V1121Ecいいからいいから」
「いや、よくないだろ……」
「V1122ごちゃごちゃうっさいわね。/P2EcF8W45アンタは校内の男子代表に選ばれたのよ、/Eo分かったら黙ってついてきなさい」
「また訳のわからない事を……」
「V1123ほら、Fm8いくよ!」
「あーあー、分かった。/分かったからそんなに引っ張るなって」
「お、おい……どこまで行く気だよ」
「V1124あたしたちのクラスメイトのとこよ」
「ク、クラスメイトなら教室で話せば/いいじゃないか」
「V1125そうもいかないのよ!」
(ううっ、一体何だって言うんだ……)
「V1126ほら、W45Ecいたわよ」
「えっ? クラスメイトってR田中R3たなかさん?」
「V1127そそそっ」
(そっか……そういえば確か田中さんと/薫ってすごく仲がいいんだよな)
「V1128ごっめんR恵子R3けいこ、お待たせ」
「V0029いいよ、EcFm3そんなに待ってないから」
「V1129まったく、EoF9このボンクラがチンタラ/歩いてるから〜」
「誰がボンクラだよ……」
「V1130全校の男子代表がよ」
「V0030あははは……Nm君も大変だね」
「田中さんもね」
「V0031EoFm4もうFm3慣れちゃった、EcF3へへへ」
「V1131……そんな世間話どうでもいいのよ!/Fm4恵子、Fm9早く本題を言いなさい」
「V0032はっ、Sはいぃっ!」
「こらこら、脅すなよ」
「V0033だ、Ec大丈夫だから」
「V1132ん……あたしは途中まで聞いてるから/いいけど、W30Wv230EF9I10このボンクラちゃんの為に/Fm3最初から話したげてくれる?」
「V0034あ、EF3うん」
「よく分からないけど、お願いするよ」
「V0035えっと……EF9私ね。/クラスのある男の子に告白したのFm3……」
「え? あ……そういう話なんだ」
「V0036…………」
「いいよ、続けて」
「V0037あ、うん……」
「V0038それで……EcW5Eh私、その人に『返事は少し/待ってくれ』って言われたから、/EcW5EoFe9m3しばらく待ってたんだけど……」
「しばらくって……」
「V1133一ヶ月位よね」
「えっ? 一ヶ月も!?」
「V0039うん……」
「V1134何て言うか……Ec恵子ってほんっとFm3レアもの/だよね。Wv260EoI10普通そんなに待たないって!」
「V0040あははEc……」
「V1135んでもって、EoF7やっと呼び出したと思ったら/EFe9m7アレでしょ?」
「……アレ?」
「V1136そう。W30EoFm3そいつ恵子に何て言ったと思う?」
「う〜ん……そんなの見当もつかないよ」
「V1137キ・W15Fm4ス、W30EoFm9させろだってさ。/EF8馬鹿にするのもいい加減にしろっての!」
「V1138Fm9ろくに返事もしないで放っておいて、/Fm8何がキスよFm8」
「そ、それで田中さんはどうしたの?」
「V0041……うん。W30F6Ecさすがにその時は断ったけど、/EoFe9もう一度言われたら……」
「V1139で! EoFe9m4どうしよっか〜? Fm3ってとこなの」
「なるほどね……」
「V0042ごめんね、変な相談で……」
「ううん、それは構わないけど……」
「V1140そういう訳で全校の男子代表。/Wv180EoFe8m3I10手っ取り早く意見を述べなさい」
「……え?」
「V1141ま、あたしの予想はEcFe9m3恵子が泣かされる/羽目になるってとこなんだけど」
(本人が目の前にいるってのに、/そんな酷い予想でいいのか……)
「V1142さぁ! さぁ!」
「う〜ん……」
「そうだな……手紙を出してみるとか」
「V0043手紙かぁFm3……」
「V1143な〜んか地味ねぇ。/Fm3もっとさっくり解決する方法ないの?」
「さっくり解決するようなら、/僕に聞かなくても解決するだろ」
「V1144……確かにそうね」
「V0044あはは……」
「V1145でも、手紙ったって何て書くのよ?」
「う〜ん……『ちゃんと返事してくれるのを/待ってます』とか、そういう感じは?」
「一度告白してるのなら、しつこくするより/間接的にいった方がいいと思うんだ」
「直接会ってまた『キスさせろ』って/言われても困るだろうしね」
「V1146……一理あるわね。恵子、どう?」
「V0045ええ……Ec早速やってみる」
「V0046Nm君、ありがとう」
「ははっ、どういたしまして」
「V0047それじゃ私はこれで」
「うん、頑張ってね」
「……」
「V1147……」
「なぁ、薫」
「V1148ん?」
「誰なんだ? その男って……」
「V1149さ〜ね、EoFe9m3あたしが言うことじゃないわ」
「……それもそうだな」
「田中さん、上手くいくといいな」
「V1150そうなるようにあたしも動くつもりよ」
「……余計なことはするなよ?」
「V1151大丈夫だって、EoFe8m3これ以上にないくらい/バッチリ上手くまとめるからEcF3」
(その大丈夫が心配なんだけどな……)
「V1152さてと、W45EFe2それじゃこの後バイトだから/あたしもう行くね」
「ああ、駅前のファミレスか」
「V1153そそそ、W45Eoまたいつでもどうぞ」
「ははっ、気が向いたらな」
「V1154んふふっ、W45Eoじゃあね」
(…………)
(ま、ともかく僕の役目は終わったって/ところかな)
(田中さん、上手く行くといいなぁ)
(そういえば……あれから音沙汰ないけど、/田中さんはどうなったのかな?)
(薫も余計な事をしてる様な素振りを/見せないし……)
(う〜ん……)
(それとなく聞いてみようかな?)
・薫に聞いてみる
・田中さんに聞いてみる
(とはいえ、薫は一体どこに……)
(お、丁度いいところに!)
「お〜い、薫」
「V1155あら、Nn。EcF3げーんきぃ?」
「僕の調子はどうでもいいよ。/それよりも聞きたいことがあるんだ」
「V1156ん〜?」
「ほら、あの田中さんの件。/あれからどうなったのかな〜って」
「V1157恵子の件?」
「そうそう」
「V1158……」
「……」
「V1159あぁっ! EcF2あれね!」
「お前、すっかり忘れてたろ……」
「V1160そ、そんな事ないわよ」
「じゃあ、その間はなんだよ」
「V1161そういうキャラでいこうかな〜って……」
「似合わないよ!」
「V1162ぐっ、W15P1Fe8m9W45今日は強気ね……」
「たまにはね」
「……じゃなくって」
「V1163大丈夫、分かってるわよ」
「V1164えっと、EcW6Ehあれは多分……EcW6EoFe9m3恵子の手紙待ち」
「多分ってなんだよ!」
「V1165まだあたしの出番じゃないって事よ」
「なるほどね……」
「V1166何か進展があったら教えるから、/Fm4もしもの時はFm3相談にのってよね」
「分かった」
「V1167それじゃ、あたしちょっと用があるから」
「あ、うん」
(一応は順調みたいだな)
(とはいえ、田中さんは一体どこに……)
(おっ、丁度田中さんがいるじゃないか)
「田中さんっ」
「V0048あ、Nm君。どうしたの?」
「ちょっと田中さんに聞きたいことが……」
「V0049私に?」
「うん。ほら、こないだの手紙の事」
「あれってどうなったのかなぁ〜なんて、/ちょっと気になっちゃって」
「V0050Fm4ああ、Fm3それなら今書いてるところよEc」
「そうなんだ」
「V0051でも、いざ書くとなるとFm4恥ずかしくて……/EFe9m3書いては消しての繰り返しなの」
「はははっ、なるほどね」
「V1168やっFm4ほー、Fm3Eo珍しい組み合わせね」
「V0052EF3あ、薫」
「この間の手紙の事を聞いてたんだ」
「V1169あ〜っ、EF3あれね」
「うん、どうなったか気になってさ」
「V1170アンタも心配性ねぇ……。/W15P2EcF3W45大丈夫だって、Fe8Eoあたしがついてんだから」
(それが怖いんだけどな……)
「V1171何か言いたそうね……」
「あ〜、いや別に」
「V0053あはは……」
「え〜っと、それじゃ僕はこれで」
「V0054あ、うん。心配してくれてありがとう」
「V1172下心つきの心配だったりして」
「なっ!」
「V0055それでも、嬉しい……W15EcF3かな」
「V1173アンタねぇ……」
「はははっ」
(田中さん頑張ってるんだなぁ、/上手くいくといいんだけど……)
(あぁ……今朝は少し寒かったけど、/その分δとして静かだよな)
(たまにはこういう冬の朝もいいなぁ……)
(どうか今日一日が平穏に……)
Ti0Ts1/Ts2      Ti2Ts3ガッシャーーーーン!!W5As0b0
「うわぁっ! な、なんだ?」
「V1174ふざけてんじゃないわよっ!」
男子A
「な、何すんだよ棚町!」
「V1175それはこっちのセリフよ!」
(はぁ……騒ぎの元凶はやっぱり薫か)
「V1176アンタ、人の気持ちって考えた事あんの?/いつまでもガキみたいな真似してさ!」
「……た、棚町には関係ないだろ!」
「V1177直接はね」
「V0100だけど、そういう陰湿な事を周りで/やられてると苛々すんのよ!」
「V1179ね、人を傷つけるってそんなに快感?」
「……」
「V1180そのからっぽの頭で自分がした事を/よく考えてみなさいよ!!」
(な、何があったんだろう……)
・止めに入る
・黙ってみている
(薫を放っておくわけにもいかないか……)
(仕方ないなぁ……)
「おい、薫。やめろよ」
「V1181うっさいわね!/事情も知らずに口出すんじゃないわよ!」
「事情は知らなくても、現状は知ってるぞ」
「V1182Fm9……」
「一体どうしたっていうんだ?」
「V1183ふんっ!」
「おい、どこ行くんだよ?/ちょっと待てってば」
「まったく……何だってんだよ」
男子B
「だよな〜っ! こんなことにイチイチ/目くじら立てんなっての」
(…………)
「薫……」
「V1184……」
「なぁ、一体何があったんだよ?」
「V1185…………」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ガンッ!W5As0b0
「そんなとこ蹴ったってどうしようも/ないだろ?」
「V1186…………」
「V1187あいつら、恵子の手紙を回し読みして/笑ってたのよ」
「えっ……」
「V1188一生懸命書いたのよ?/何度も何度も『これでどうかなぁ?』って/あたしに聞きながらさ」
「V1189滅茶苦茶な事言われても、/やっぱり好きだからって心を込めて」
「そうだったんだ……」
「V1190最初は我慢しようと思ったんだけど、/EcFm6あいつらの笑い声を聞いてたら……」
「薫、ごめん……」
「V1191ん? Fm3なんでNnが謝んのよ?」
「それ知ってたら、僕……止めなかった」
「V1192いいって、W30EoFe9どっちにしろあれ以上言う/つもりもなかったし」
「V1193それに、あんだけやっておけば、/ちゃ〜んと考えるでしょ」
「考える? 何を?」
「V1194恵子の事」
「ど、どうだろうな……」
「V1195恵子の相談ってFm4『告白したのに、Fm3彼が/返事をくれない』って事だったし」
「V1196これでバッチリ解決! Ecでしょ?」
「V1197何、その顔……」
「僕は元々こういう顔だ」
「V1198じゃあ、その表情の意味は?」
「確かにちゃんと考えるかもしれないけど、/方法としてこれで良かったのか? だ」
「V1199……」
「V1200ま、いいんじゃない?/W15P0EcF2W45あたしもちょっとスッキリしたし」
(お前がスッキリしてどうするんだよ……)
「はぁ、良くも悪くも結果待ち……か」
「V1201Fm3そそそそ」
「でもなぁ……」
「V1202な〜に考えてんのよ、EF2大丈夫大丈夫!」
(う〜ん、不安だ……)
「V0500棚町さん!」
「V1203……」
「V0501一体どうしたの?」
「V1204別に……何でもないわよ」
「V0502あっ、棚町さん! ちょっと待って」
「V0503……」
「V0504ね、どういうことなの?」
「棚町がいきなり突っかかってきたんだよ」
「V0505理由もなく?」
(……あいつが理由もなく怒る訳がない)
(だとしたら……)
「V1205……」
「V1206…………」
「V1207…………」
「V1208あいつら、恵子の手紙を回し読みして/笑ってたのよ」
「V1209一生懸命書いたのよ?/何度も何度も『これでどうかなぁ?』って/あたしに聞きながらさ」
「V1210滅茶苦茶な事言われても、/やっぱり好きだからって心を込めて」
「V1211最初は我慢しようと思ったんだけど、/EcFm6あいつらの笑い声を聞いてたら……」
「そっか……」
「V1212ん? Fm3なんでNnがヘコんでるのよ?」
「いや、僕がアドバイスした事だし」
「V1213そうかもしれないけど、Nnに責任は/ないでしょ」
「V1214それに、W30EoFe9あたしもあれ以上は言うつもり/なかった訳だし」
「え?」
「V1215あんだけやっておけば、ちゃ〜んと/考えるでしょ」
「……考える? 何を?」
「V1216恵子の事」
「V1217恵子の相談ってFm4『告白したのに、Fm3彼が/返事をくれない』って事だったし」
「V1218これでバッチリ解決! Ecでしょ?」
「V1219何、その顔……」
「V1220じゃあ、その表情の意味は?」
「V1221……」
「V1222ま、いいんじゃない?/W15P0EcF2W45あたしもちょっとスッキリしたし」
「V1223Fm3そそそそ」
「V1224な〜に考えてんのよ、EF2大丈夫大丈夫!」
(……ん?)
(あそこにいるのって……薫と田中さんか)
(もしかして例の件の話かな?)
「V0056……そっか、そういう事だったんだ」
「V1225ん、ホントは顔でも蹴り飛ばしてやろうと/思ってたんだけどね……」
「V1226恵子の為に机で我慢しといたわ」
「V0057ふふっ……ありがと、でいいのかな」
「V1227でも返事とかはまだなんでしょ?」
「V0058……うん」
「V0059さっきも廊下ですれ違ったんだけど、/私、避けられてるみたいで」
「V1228…………」
「V0060あ……でも、あの人だって悪気が/あるわけじゃないと思うの」
「V1229W30EoFm3アンタねぇ……人がいいにも程があるよ」
「ほんとにね」
「V0061あ、Nm君。W15EF3こんにちは」
「V1230Nn、もしかして聞いてたの?」
「聞こえた……が正しくだね。/薫、お前の声が大きいんだよ」
「V1231そこを聞かないのが男でしょ」
「無茶言うなよ……」
「V0062あはははっ」
「V1232あ、そうだ。W45EF3聞いてたなら分かるでしょ、/Nnは今の話どう思った?」
「う……ん。何かはっきりしないなぁって」
「V1233だよね」
「V1234やっぱ、もっとガツンとやっとくべき/だったかな」
(すでに十分過ぎると思うけど……)
「まぁ……他に残ってる手段というと、/直接聞くか、誰かに聞いてもらうかだね」
「V0063う、EFe9m3ううん。Ec平気平気!/Eo私、もうちょっと待ってみるから」
「え? それでいいの?」
「V0064私……こう見えても我慢強い方だから」
「V1235……」
「V0065じゃあ、私行くね」
「あ、うん」
「V1236恵子、Fm3何かあったらすぐに言いなさいよ」
「V0066うん、分かった」
「薫」
「V1237何?」
「バッチリ解決したんじゃなかったのか?」
「V1238そのはずなんだけどねぇ〜」
「今、何考えてる?」
「V1239な〜んにも」
「本当に?」
「V1240ホント」
「僕に隠し事したって無駄だぞ」
「V1241ふふ〜ん」
「ろくでもないこと考えてるだろ」
「V1242あたしにとってはろくでもなくないの」
「……」
「V1243さ〜てと、EoF3じゃああたしも行くわ」
「あ、おい……」
「まったく……」
(……)
(でも、これ以上僕が口をだすのもなぁ)
(仕方ない。後は薫に任せるとするか……)
「ふあぁぁぁ〜」
(これでやっと今日の授業も終わりか)
(毎日、昼休みからが長いんだよなぁ……)
「V1244Nn〜」
「……ん?」
「お、薫。/どうかしたのか?」
「V1245うん、ちょ〜っとNnにお願いが/あるんだよね」
「お願い?」
「V1246駄目……かな」
「ううん、別にいいよ。どうせ暇だし」
「V1247てーんきゅ」
「V1248あ、でも……EFe9m3ここじゃちょっと……」
「そうなんだ」
「V1249ま〜ね」
「分かった、じゃあ適当に場所を移そうか」
「V1250うん、そうしてくれると助かるわ」
「それで? お願いって何?」
「V1251うん、恵子の事なんだけど……」
「V1252ちょっと相談にのってほしくてね」
「あっ、そういうことか」
「V1253悪いわね、何度も何度も」
「いや、僕も気になってたからさ」
「V1254そう言ってくれると思ってた!/さっすがNn」
「V1255じゃ、早速なんだけど」
「うん」
「V1256Nnは、恵子の好きな人の事……/どう思う?」
・ちゃんと答える
・適当に答える
「う〜ん。男友達としてなら、/悪いやつだとは思わないけど……」
「V1257そっか……」
「僕の方がいい男だ」
「V1258はぁ? EF8何言ってんのアンタ。/Fm4真面目に答えてよね」
「ごめん……」
「V1259じゃあ次……例えばNnが恵子から/告白されたらちゃんと返事する?」
・なんとなく答える
「当然だろ。真剣に告白してくれたのなら、/真剣に考えて返事するよ」
「V1260そうよね」
「V1261……」
「するするする!/田中さんも僕を選べばよかったのに!」
「V1262………………」
「V1263ふざけるのなら帰っていいわよ」
「……真面目にやります」
「V1264……」
「V1265……やっぱりあたしに出来ることなんて/ないのかな?」
「う〜ん、ないって事もないけど……」
「V1266何? いいアイディアでもあんの!?」
「う〜〜ん……」
・いい加減に答える
「お前が立ち会った上で、/もう一度告白するのはどうかな〜って」
「V1267あっ、それいい! すごくいい!/デリシャスよNnっ!」
「デリシャスは美味しいだろ……」
「V1268小さいことは気にしないの!/意味合い的にあってればいいのよ」
(意味合い……間違ってるだろ)
「V1269そうと決まれば早速行動ね!」
「ええっ?」
「ただの思い付きだぞ、本当にやるのか?」
「V1270当ったり前よ、女は行動力が命なの!」
「V1271そんじゃーね」
「え……」
(……)
(もしかして軽はずみだったかな……)
(でも……他にいい考えなんてないしな)
「僕が田中さんと付き合うってのはどう?」
「V1272…………」
「お、おもしろくなかった?」
「V1273Nnに相談したあたしがバカだった」
「V1274あ〜、もう帰っていいわよ」
「……」
「ご、ごめん。薫がピリピリしてたから、/少し和ませようとしたんだけど……」
「V1275つまらない」
「うん……」
「V1276すっごくつまらない」
「V1277すっごくすっごくつまらない」
「そこまで言わなくても……」
「V1278Fm4分かってる。EoFe9だから言ってるの」
「V1279せめてヒントでもあればなぁ……」
(やっぱり田中さんの事が心配なんだな)
「V1280ま、いいか。/そのへんはあたしの方で考えてみるわ」
「そっか」
「V1281それじゃあね、Nn」
「あ、うん」
(ちょっと心配だけど、僕が口を出すのも/何か違うよな……)
(ま、仕方ないよな)
FinalAns:
(あ、田中さんだ)
(どうしたんだろう……元気なさそうだな)
「田中さん?」
「V0067あれ、Nm君」
「どうしたの? こんなところで」
「V0068えへへ……EoFe6私ねフラれEFe9ちゃった」
「え……」
「V0069さっき、薫と一緒にもう一度告白しに/行ったんだけど」
「V0070やっぱりEoFe9m3私とは付き合えないって」
「……」
「V0071あ、でもね。これで良かった気がするの」
「えっ?」
「V0072今の私には友達……薫の方が大事だって/思えたから」
「そっか……」
「V0073うんっ」
「V0074Eoあ、それと。Nm君、ありがとう」
「え?」
「V0075薫が言ってたよ、今回の作戦はNm君が/考えてくれたんだって」
(やっぱりアレ……やったのか……)
「V0076まぁ……W30SFe9m3Ec途中で薫が暴れ始めちゃったから/Eo大変だったけどね」
「うん、容易に想像できるよ……」
「V0077Sdあははは……」
「V0078…………」
「V0079あのね、Nm君。EF3/薫はすごくいい子だよ」
「え? あ、うん。知ってる」
「V0080だよね。Eo中学からの付き合いだっけ」
「……あいつそんな事まで話してるの?」
「V0081うん、頼りになる相棒だって」
「相棒ねぇ……」
「V0082あ〜あ、W15EoFe7m4私もこんな彼氏がFm3欲しいなぁ」
「……え」
「V0083Sう、ううん、EcFe9m3何でもない」
「V0084そ……SdそれじゃEoまたね」
「あ……田中さんっ」
(そうか……田中さんフラれちゃったのか)
(残念だったなぁ……)
(……)
(……それにしても)
(田中さん、最後に物騒なこと言ってたな)
「V1282い〜い雰囲気だったじゃない」
「おわっ!」
「薫、お前……見てたのか」
「V1283当然っ! この両目でバッチリとね!」
「まったく……」
「V1284恵子、何か言ってた?」
「ははは、お前が暴れて大変だったってさ」
「V1285えっ?」
「物は投げるわ、相手をボコボコにするわで/目も当てられなかったって」
「V1286そんなことしてないわよ!/W30P2F7W60少〜しくらいは似たようなことは/あったかもしれないけどさ……」
「…………」
「V1287……冗談に決まってんでしょ」
(嘘だ。絶対やってる……)
「しっかし、お前……まだ世話焼き癖が/抜けてないんだな」
「V1288ううん、Fm3普段はやってないわよ。EoFe9m4/でも……Fm3今回は特別」
「本当か?」
「V1289まーね。EoFe9相手が恵子だったからね」
「はははははっ」
「V1290何よ」
「まさか田中さんも、相談した相手が/『輝日東中の核弾頭』って呼ばれてたとは/知らなかっただろうな」
「やることなすこと全てトラブルに/発展す……」
「V1291Nn。/それ、長生きはしたくないって意味?」
「いやぁ……ははは、長生きはしたいかな」
「V1292それは残念」
(あ、危なかった。/これがもし昔の薫だったら……)
「い、いやぁ……薫も高校生になって、/ずいぶんと大人に……」
「V1294うん。だ・か・ら・今のは許してあげる」
(セ、セーフ……)
「V1295これで!!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ガツン!W5As0b0
「うぐっ!」
「V1296次言ったら、三途の川を渡らせるわよ。/EcFe4m2気をつけることね」
「は、は〜い……」
「V1297じゃあね」
(田中さん……僕思うんだけど……)
(いい子はきっと反射的に人を殴ったり/しないんじゃないかなぁ……)
(そ、それにしても薫の奴……少しは手加減/してくれればいいのに……)
(ううっ……)
(あれ? 薫だ)
(どうしたんだろう……元気なさそうだな)
「薫?」
「V1298ん? EF6あぁ、Nn」
「元気なさそうだけど、どうかしたのか?」
「V1299え? W45Ec別にそんなことないわよ」
「僕に隠し事しても無駄だよ?」
「V1300分かってる。/W45Eoだから、あたしとしては……ってこと」
「それ以外に何が……あ!」
「V1301そ、恵子……フラれたんだって」
「そっか……」
「V1302結局さ、EcF9あたし何の役にも立たなかった/な〜って」
「そうでもないだろ?/ちゃんと田中さんを支えてたじゃないか」
「V1303そうだといいんだけどね」
「元気出せよ」
「V1304あたしに言われてもねぇ……」
「だからだよ」
「V1305え?」
「お前がそんなだと、田中さんだって/薫に悪いことしたって思っちゃうだろ?」
「V1306……それもそうね」
「だから、元気出せ!/2〜3日は空元気でもいいからさ」
「V1307ん、分かった」
「そうそう、その調子だよ」
「V1308んふっ、W45Eoな〜んかちょっとスッキリして/きたわよ」
「はははっ、それはよかった」
「V1309てんきゅね、W45EoNn。/ちょっとこの調子で頑張ってみるわ」
「……周りに迷惑はかけるなよ?」
「V1310分かってるって」
「V1311それじゃあね」
「……」
(まったく……世話がやけるな)
(でも元気になったみたいでよかったな)
(おっ、あそこにいるのは……)
(はははっ、やっぱりあの二人って、/仲がいいんだな)
(よし、ちょっと軽快なあいさつで、/僕も話に加わってみるか)
(……とはいえ、ハローやボンジュールは/定番過ぎるよな)
(うん、ここは陽気にボンジョルノで/いってみるとするか!)
「二人ともボンジョ……」
「V1312まぁ、W45EoFm6何ていうか、Fm3気を落とさないでさ」
「V0085うん、Fm3大丈夫……」
「V1313男なんて一人じゃないんだし」
「V0086それは……W45EFe6分かってるけど」
「え……」
(な、何だか雰囲気がおかしいぞ。/ちょっと様子を見てみるか……)
「V1314ま、W15EFe9m3次の恋に期待ってことでさ」
「V0087私に次の恋なんてあるのかな?」
「V1315あるある!/Eoa17F4a17W45Eoそういう意味じゃ腐るほどあるわよ」
「V0088Sあはは……W45EoFe9そうだといいんだけど」
「V1316アンタねぇ……W45EF9自分が信じてなきゃ、/W45EFm3来るものも来ないってば」
「V0089うん……」
「……」
(ああ、田中さん……あの相手とは/上手くいかなかったのか)
(……だとしたら、ここは声をかけずに/そっとしておいてあげた方がいいよな)
(……)
(やっぱり今日の当たりは、あの定食だった/みたいだな)
(あの値段でここまで満腹になるとは/思わなかった……)
(さて、教室に戻って一休みするか)
(お、薫じゃないか……)
(あんなところで何してるんだ?)
「おーい、薫」
「V1317ん〜? EcF9な〜んだ、W15EoFm3Nnか」
「ぼ〜っとしてどうしたんだ?」
「V1318空を見てたのよ」
「ははは、随分と風流だな」
「V1319まぁね」
「V1320あたし、寒いのは嫌いだけど……/この季節の空は好きなんだよね」
「V1321上手く言えないけど、澄みきってて/やけに高く見えるなぁ〜って」
「うん」
「V1322Fm6おわり」
「え?」
「V1323Fm3空の感想。W30EoF3おわり」
「……」
「V1324ふふっ」
(まったく……気分屋だな)
「V1325ね、そんなことよりもさ」
「うん?」
「V1326Nnとあたしの関係って何だろうね?」
「は? 突然そんなこと聞かれても……」
「V1327ずっと考えてたのよねぇ〜。/EoFe9m3あたし達ってどんな関係なんだろうって」
「V1328高校に入ってからも、Fm3中学の時とほとんど/変わってないじゃない?」
「そうだな」
「V1329つかず離れずでふわふわしてる。/Eoすごく中途半端な感じ」
「それなら……悪友ってとこじゃないか?/それ以上でもそれ以下でもないだろ」
「V1330まぁそんな程度よね……分かってた」
(薫のやつ、何が言いたいんだろう?)
「V1331…………」
「それで?」
「V1332うん。Fm3だからさ、EoF3そろそろ少し位の/変化があってもいいと思うんだ」
「V1333ほら……W45EFe6n3恵子だって色々考えてるのに、/W45EFe9m3あたしがボーっとしたままってのも/な〜んかねぇ……」
「う〜ん、それで変化ねぇ……」
「V1334そうそう!」
・そういうのも悪くない……かな
・別に僕たちには必要ないだろ
「そういうのも悪くない……かな」
「V1335Ecでしょっ!」
「でもさ……今更どう変えたらいいかなんて/分からないよ」
「V1336ん〜、そう言われるとそうね」
「長い付き合いってのも考え物だな」
「V1337あはっ、EoFe9m3確かに」
「V1338でも、例えば……だけど」
「V1339Nnはこうしたいとかないの?」
「別に僕たちには必要ないだろ」
「V1340そんな事ない!/絶対絶対必要なんだから!」
「……どうして急にムキになるんだ?」
「V1341なってない」
「V1342……」
(こんな時、折れるのは大抵僕なんだよな)
(変化を求めるなら、そういうところから/変えていければいいのに……)
「はぁ……仕方ないな」
「お前が何を考えてるのか分からないけど、/とりあえず付き合ってやるよ」
「V1343やり〜っ!」
「V1344……っても、どうするとかまでは/まったく考えてないのよね」
「……そんな事だろうと思ったよ」
「V1345じゃあ……聞くけどさEFe9m7」
「V1346Nnにはこうしたいとかないの?」
「う〜〜ん。特にこれと言って……」
「V1347そう」
「だって、そんなこと考えた事ないし」
「V1348ん……W15EoF7そんならいいわ。/EF3その辺はあたしが適当に考えてみる」
「分かった……」
「どうせ『やっぱり今の話はなし』なんて/言ったところで無駄なんだろ?」
「V1349そうね」
「だったら好きにしていいよ」
「V1350ん、W10Eoそうするわ」
「あっ、おい……」
(先が思いやられるな)
(いつもの気まぐれで終わってくれれば/楽なんだけど……)
(ううっ、今の授業は眠かったなぁ……)
(少し……風にでも当たって、/目を覚ますとするか……)
「V1351Nn〜」
「ん? あぁ薫か。どうした?」
「V1352別に……」
「要するに、暇だから相手しろって事か?」
「V1353逆。暇だから相手してあげるって事」
「……」
「V1354……」
「薫……」
「V1355うん」
「何でそんなににじり寄ってくるんだ?」
「V1356いいじゃない。そのくらい」
「そこまで近寄らなくても話は出来るだろ。/いいから少し離れろって」
「V1357え〜〜っ! 別に問題ないでしょ?/P0Fe9m3W45こうしてた方が仲よさそうに見えるし」
「いや、見えるかもしれないけど……」
「V1358そんなに照れなくてもいいのに」
「照れてないって! それどころか、/近すぎて逆に話しにくいよ!」
「V1359そんな事なーい!」
「Ts2うわぁっ、バカ! 近過ぎるって!」
「V1360も〜、照れ屋なんだから」
「いや、照れ屋とかは関係なくてだな。/これは常識として……」
「V1361常識? EcFe8m3そんなの知ったこっちゃないわ」
「V1362言ったでしょ、あたし。/二人の間に変化があってもいいって」
「え?」
「V1363マヌケな声出さないでよ、/W45EoF3あたしたちの距離のことを言ってんの!」
「ん……ああ、なるほどね」
「V1364何よ」
「いや、そういう事ならさ、/もっと別の方法があるって思ったんだよ」
「V1365言い切ったわね」
「うん、だってお前の言いたい変化って/こういう事じゃないだろ……多分」
「V1366う……」
「例えば……」
「V1367…………」
「V1368あったまきたっ!/Fm7そのうち絶対どうにかしてやるわ」
「あっ、おい! 話は最後まで……」
(……)
(あいつ……一体何がしたいんだ?)
(さてと……そろそろ帰ろうかな)
「V1369あれ? W45EF3Nn、まだ残ってたんだ」
「お、薫こそ珍しいな。/今日はバイトじゃないのか?」
「V1370ううん、バイト。/今日は入りの時間が1時間遅いだけ」
「そっか」
「V1371ねぇ、もしかして暇してる?/だったら少し話でもしようよ」
「そうだな、別に構わないよ」
「V1372そ、じゃあちょっと失礼Ec」
「V1373よいしょっと……」
「ちょっ……お前何してんだっ」
「V1374え? 座っただけじゃない」
「違う! この場合は座った場所が問題だ」
「V1375アンタの膝の上に座っちゃいけないの?」
「い、いけなくはないけど……」
「V1376どうせ二人きりなんだし、/W45Fm3どこに座ったってあたしの勝手でしょ」
「……」
(ううっ、薫の感触が直で……)
「V1377んふふっ」
「はぁ……これもアレの一環なのか?」
「V1378ピンFm6ポーンFm2」
「なぁ、薫……」
「V1379何?」
「こういうのはさ、もうやめにしないか?」
「V1380どして?」
「どう考えたって不自然だからだよ」
「V1381そう?」
「そうに決まってるだろ……。/別に付き合ってる訳じゃないんだしさ」
「V1382本人たちがいいならいいじゃない。/W45EoFe9m4それとも、Fm9Nnはこういうの嫌なの?」
「い、嫌じゃないけど……」
「V1383だったらFm3OKね!」
「嫌じゃなくても、意識しちゃうだろ!」
「V1384あら、W45素直じゃない」
「V1385あははっ」
(…………)
「お前は平気なのかよ」
「V1386ん?」
「彼氏でもない奴と、こういうことしてさ」
「V1387アンタね……W45EoF9あたしがホントに平気だと/思ってんの?」
「V1388あたしだってドキドキしてるわよ、W45Ecバカ」
「そっか……そうだよな。ゴメン」
「V1389いいよ。別に」
「V1390…………」
(女の子……か。/薫にもこういう面があったんだな……)
(それに何だかいい匂いがするし)
「V1391ねぇ、Nn」
「な、何だよ」
「V1392別に……Fm4胸くらいならEFe9触ってもいいよFm2」
「なっ! おま……えっ!?」
「V1393Nnなら、いいよ」
「あっ、いやそれは!」
Ti0Ts1/Ts2  Ti2Ts3ガラガラガッシャーーーーン!!W5As0b0
「いてててて……」
「V1394EcFe2m4プッ……EoFe9m3だ、大丈夫?」
「お前なぁ〜」
「V1395あはははははは! EoFe9m3カッコ悪っ!」
「いいんだよ、うるさいな」
「なぁ薫……」
「V1396なんかさ、あたしたちにはこういうの/似合わないよね」
「……うん」
「V1397いつも通りの方が楽しいよね、W45Ecきっと」
「そうだね」
「V1398胸触りたかった?」
「いいや」
「V1399ちょっと! そこは『うん』でしょ!P2Fe8m9/で、あたしに突っこまれなさいよ!」
「お前の手口くらい分かってるよ」
「V1400うぅ〜〜っ」
「薫、僕さ……こうやって関係を変える事に/意味なんてないと思ってたけど……」
「V1401けど?」
「『無理に関係を変えなくていい』って事が/分かっただけでも、良かったと思う」
「V1402うん……W45EF2そうかもね」
「…………」
「V1403じゃああたし、バイト、行くね」
「お客さん相手に暴れたりするなよ?」
「V1404大丈夫」
「V1405客があたしにEFe3m4ちょっかい出してこない/Fm3限りは、EcF3ね」
「V1406じゃあね、Nn」
「うん。また」
(………)
(あいつ……どこまで本気だったんだ?)
「V0574さ〜て、飯にしようぜNm」
「そうだな」
「V0575なぁ、今日も購買で/パンでも買って食わないか?」
「うん。僕は別に何でも構わないよ」
「V0576んじゃ、早速買いに行くか!」
「オッケー」
「V0577大漁大漁!」
「ははっ、スタートダッシュが効いたな」
「V0578ちげえねぇ」
「あっ……」
「V0579ん? どうしたNm」
「飲み物買い忘れた……」
「V0580なんだよ、しまらねえなぁ……」
「V1407やっほーEoa9F4a9Nn!/今日も貧相なご飯食べてる〜っ?Ea9Fe9m3a9」
「お、薫か……丁度いいところに」
「V1408うん? 何?」
「なぁ、ちょっとこの百円玉を/握ってくれないか」
「V1409え?」
「よしっ……では薫君、ご主人様は/アップルティーをご所望だ。/悪いけどひとっ走りしてきてくれたまえ」
「V1410あ、はい。Fm3かしこまりました」
「うむ、苦しゅうない」
「……」
「梅原、どうした?」
「V0581棚町……今日はいやに素直じゃないか?/ちょっと気持ち悪いくらいによ……」
「そう言われてみれば……」
「あ、でも薫のことだから、/嫌だったら嫌って言うだろうし」
「V0582ん……EFe9m3それもそうか」
「それよりも早く食べ始めようよ」
「V0583へへっ、EoFe3そうだな」
「V0584うわっ! SEFe8m9お、おいっNm」
「ん? 何?」
「V0585お前……ちょっとヤバいぞ」
「は?」
「V0586あ〜あ〜……」
「だから何だよ?」
「V0587仕方ねえな……、実況してやるよ」
「は? 実況?」
「V0588背番号18、棚町選手。/W45今、百円玉を大きく振りかぶって……」
「V0589投げましたっ!」
「ぶAs0b0っ!!!」
「V0590ストラ〜〜イク! って、すげえな、/よくあんなところから狙えるな……」
「V1411Ecほほほほ! Eo単純なツッコミで済むとでも/思ったのかしら。甘いわねNn」
「おぉぉおおお……」
「V1412何がご主人様よ! バカじゃないの!?」
「めり込んだっ!/百円玉が……僕の頭にめり込んだぞ……」
「V1413その足は何のためについてんの?/口を動かす前に自分で動きなさいよ」
「僕の頭がぁぁぁあ〜っ」
「V1414フンッ、あたしを足に使おうなんて、/8秒早いのよ!」
「V0591な、なぁ棚町。/8秒後だったら……どうなってたんだ?」
「V1415勿論喜んでおつかいにいったわよ。/惜しかったわね」
「だ、だまされるな梅原……その8秒は/永遠に縮まらない8秒だ……」
「V0592な、なるほど……」
「V1416今日のところはこれで許してあげるけど、/次からは気をつけなさいよね」
「V0593……だ、大丈夫か?」
「あぁ、どうにか……」
「V0594相変わらずNmには容赦なしか……」
「まぁな、いつも通りだよ」
「V0595あんまり好ましくない『いつも』だな」
「そうでもないぞ……。/慣れれば退屈しないから」
「V0596ははははっ、W45EFe9お前も苦労してんだな」
(……)
(うん、いつも通り……だな)
(でも、この方が僕たちらしいよな、薫)
(ううっ、今の授業は眠かったなぁ……)
(少し風に当たってくるとするか)
「V1417Nn〜」
「ん? あぁ薫か。どうした?」
「V1418別に……EoFe9m3アンタがいたから声かけただけ」
「……暇なんだな」
「V1419お互い様でしょ」
「まぁそうかもね」
「あぁ……そういえばこないだの話って/どうなったんだ?」
「V1420……どれのこと?」
「お前なぁ……」
「V1421あははは」
「ほら、僕たちの関係がどうとかってやつ」
「V1422あぁ〜、あれね」
「V1423……」
「どうかしたのか?」
「V1424ううん、Eoあれはもういいかなって」
「……」
「V1425よくよく考えてみたんだけど、/やっぱり今更って感じなのよね」
「V1426ということで、Fm3今まで通りでいいわよ」
「V1427何よ」
「何でもない……」
「V1428もしかして期待してたとか?」
「どちらかって言うと、警戒してた」
「V1429ひどっ!」
「酷くないだろ……お前の思いつきで/僕がどれだけ苦労したか」
「V1430あーあーすみませんでした」
「反省の色がない」
「V1431ね、それって何色?」
「え……そうだなぁ」
「申し訳なさそうな色だとすると……」
「あ……」
「…………」
(分が悪くなるとすぐこれだ……)
(まったく……)
(ううっ、今の授業は眠かったなぁ……)
(少し風に当たってくるとするか)
「Nn〜」
「ん? あぁ薫か。どうした?」
「別に……アンタがいたから声かけただけ」
「……暇なんだな」
「お互い様でしょ」
「まぁそうかもね」
「あぁ……そういえばこないだの話って/どうなったんだ?」
「……どれのこと?」
「お前なぁ……」
「あははは」
「ほら、僕たちの関係がどうとかってやつ」
「あぁ〜、あれね」
「……」
「どうかしたのか?」
「ううん、あれはもういいかなって」
「よくよく考えてみたんだけど、/やっぱり今更って感じなのよね」
「ということで、今まで通りでいいわよ」
「何よ」
「何でもない……」
「もしかして期待してたとか?」
「どちらかって言うと、警戒してた」
「ひどっ!」
「酷くないだろ……お前の思いつきで/僕がどれだけ苦労したか」
「あーあーすいませんでした」
「反省の色がない」
「ね、それって何色?」
「え……そうだなぁ」
「申し訳なさそうな色だとすると……」
「あ……」
「…………」
(分が悪くなるとすぐこれだ……)
(まったく……)
Ti0SE予定:ノック音
「にいに! 起きてる〜っ!」
「にいに〜?」
Ti0SE予定:ドアの開く音
「……やっぱりまだ寝てるんだ」
「しょうがないな、じゃあ――」
「ぐっ…………」
「もーーーーーにーーーーーんっ!」
「ぷぐぼっ!!」
「おはよーっ!」
「……美也」
「な〜に〜?」
「『ダイナマイトおはよう2』は禁止!/僕の命に関わる問題だ」
「……普通に起こしても起きないんだもん」
「だからって――」
「そ・れ・よ・り・も!」
「にいに、お買い物に付き合ってーっ」
「はぁ!?」
「よし、いい返事だ! すぐに支度してね」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。/僕は行くなんて一言も言ってないぞ」
「え〜〜〜っ!/だって、今日はにいにと買い物に行くって/決めてたのに」
「僕に相談なしで?」
「うん」
(我が妹ながら、凶悪な思考回路だな……)
「悪いけど、今日は用事があるんだ」
「そうなんだ……」
「ごめんな」
「ううん……いいよ。/その代わり、明日から毎日、みゃーが/スペシャルな方法で起こしてあげるね」
「…………OK、すぐに準備する」
「やった〜〜っ!」
(はぁ……おとなしく付き合っておいた方が/無難だな)
(やっぱり荷物持ちをさせられるのか……)
「にいにーっ! これっ!」
「……今度はなんだよ」
「見て見てっ!/この指輪すっごい可愛い〜っ!」
「そうか、よかったな」
「ちゃんと見てよ!」
「ん……あぁ」
「これ、欲しい!」
(だから見たくなかったんだ)
「はいはい、小遣いためてまた来ような」
「買って」
「イヤだ」
「ダメだ」
「断る」
「却下」
「そのうちな」
「何で僕が――」
「にいにだから!」
「はぁ!? 意味が分からないんだけど」
「…………」
(……まったく、美也の奴。/こうなったら梃子でも動かないからな)
「美也」
「な〜に?」
「いいか? 黙って僕の財布を見てみろ」
「よし、行くか」
「うん……」
(どうやら納得してくれたみたいだな)
「これじゃパフェ食べるので精一杯だね」
「え?」
「にいにが言ったんだよ? 行くかって」
「え? え?」
「みゃーね、バ・ナ・ナ・パフェーーッ!」
「そ、そんなつもりで言ったんじゃ――」
「いいからいいから」
「はぁ……仕方ないな」
「や〜ったぁ!」
「ほら、早く行こうよ!」
「あっ、コラ。引っ張るなって……」
店 員
「いらっしゃいませ」
「二名でーす」
「はい、少々お待ち下さい」
???
「バナナパフェとお水お願いしまーす」
「お前なぁ……それはないだろ」
「あの、バナナパフェとドリンクバーを/お願いします」
「え? あ、はい。畏まり……ま」
「Nn?」
「えっ!?」
「薫……? 何してるんだ?」
「うわぁ……タイミング悪っ」
「……にいにの知り合い?」
「ん、ああ――」
「『にいに』? もしかして……妹?」
「……うん」
「へ〜、そう」
「あ、えっと――」
「どうも、はじめまして。/にいにとお付き合いしてる棚町薫です」
「うぁ、バカッ! なんて事を!」
「それではご注文を繰り返します。/バナナパフェとドリンクバーで/宜しいでしょうか」
「薫っ!」
「はい、それでは少々お待ち下さい」
(あいつ……やりやがった)
「……はい」
「彼女ってどういうこと?」
「えっと……彼女ではありませんよ?」
「だって彼女だって言ったもん!」
「それは……アレだ。薫的なジョークだ」
「薫って呼び捨てにしてる!」
「それは中学からの腐れ縁だからだよ」
「中学からっ!?/じゃあ、ずっと隠してたのっ?」
「うん。って……ええっ? 何を!」
「……付き合ってたこと」
「だから付き合ってないって!」
「付き合ってるって言った!」
「薫がからかっただけだろ?/お前、兄とその友達が言ったことの/どっちを信じるんだ?」
「にいに…………の彼女」
「だ〜か〜ら〜っ!」
(まったく……冗談にも程があるぞ)
(覚えてろよ、薫……)
「V1493こうして、Nnと一緒に帰るのって/久しぶりかも」
「そういえばそうだね」
「V1494中学の頃はそれなりだったのにね。/何でだろ?」
「高校に入ってから薫がバイト始めたから/じゃないのか?」
「V1495う〜ん……そうだっけか」
「いや、実は僕もよく覚えてない」
「V1496……」
「……」
「V1497ま、いいか」
「そうだな」
「それよりもこの後ってどうするんだ?」
「V1498ん〜少し繁華街でもブラつくつもり」
「そっか、じゃあ僕もバイトの時間まで/付き合うよ」
「V1499ふふっ、てんきゅーっ」
「V1500あ……」
「ん?」
「V1501ね、Nn。/ちょっとあそこの露店見てもいい?」
「うん」
「もしかして気に入ったのでもあった?」
「V1502んふふっ」
「V1503見てこのキーホルダー、/すっごく可愛くない?」
「…………」
「こ……これがか?」
「V1504うん。EoFe3m4どう?」
「ぼ、僕にはアレにしか見えないけど……」
「V1505なに赤くなってんのよ」
「だって……」
「V1506見たままの感想を聞いてるのよ」
「見たまま……ねぇ」
(こ、これはリアクションしにくい……)
・か、可愛いんじゃないかな?
・微妙だと思うぞ
・こっちのウサギはどうだ?
「か、可愛いんじゃないかな?」
「V1507Ldん〜? LeWv80EFe9ホントにそう思ってる?」
「も、勿論だよ」
「V1508いい加減に言ってる」
「う……」
「V1509だと思った。/これってNnの趣味じゃないもん」
「よく分かるな……」
「V1510あたしくらいになればEcF3楽勝よ」
(だったら聞くなよ……)
「微妙だと思うぞ」
「V1511そうかなぁ?」
「うん、さすがにそのデザインは……」
「V1512あはははっ、EoFe9だからいいんじゃない」
「そのセンスが分からない」
「V1513ふふっ、EoNnらしい答え」
「そうかな?」
「V1514うん。バカ正直で嘘がつけないの」
(それって褒めてるのか……)
「こっちのウサギはどうだ?」
「V1515え〜っ。Fm4なんか女の子女の子しててイヤFm6」
「そうかなぁ? 悪くないと思うけど」
「V1516でも、あたしには似合わない」
「う〜ん……」
「V1517じゃあこれ、EFe3あたしが持ってても/変って言わないのね?」
「……言う」
「V1518でしょ!!」
「ははは……」
(そう言われればそうだな……)
「V1519さ、じゃあ次のとこ覗いてみよっか」
「まだ行くのか……」
「V1520付き合うって言ったのは誰よ」
「誰だろう」
「V1521アンタでしょ」
「僕!?」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ガツン!W5As0b0
「V1522思い出した?」
「うん、鮮明に……」
「V1523じゃあ行くわよー」
(はぁ、仕方ないなぁ……)
こうして薫のバイトの時間まで/露店を冷やかして回った。
…………。
それにしても……こんな時間から働くなんて/大変な事だよなぁ。
薫も……頑張ってるんだな……。
「今日は何時からバイトなんだ?」
「V1533ん〜、こないだと同じ時間よ」
「それなら、また繁華街でもブラブラして/時間をつぶそうか」
「V1534ん、そうね」
「V1535あ、そういえば……あのお店って、/EFe3m4確かこの辺りから行くのよねFm3」
「……あのお店?」
「V1536そそ。クレープ屋さん」
「そんなお店……あったっけ?」
「V1537ところがあるのよね」
「V1538ここら辺の横道に入って……」
「あ、おい」
「V1539平気平気、まだ時間はあるんだから」
「仕方ないなぁ……」
「……で、どの辺りにあるって?」
「V1540おっかしいなぁ」
「V1541こっち……だったかな?」
「お前、店の場所を忘れたんじゃ……」
「V1542うっさいわね、ちゃんと覚えてるわよ!」
「……」
「V1543こっちよ、こっち!」
(やっぱり忘れたんだな……)
「…………」
「V1544ここ、どこ?」
「僕に聞かれても……」
「それよりもさ」
「V1545なーに」
「お前、時間いいのか?」
「V1546え……P0F5Sあっ!」
「V1547Nn、W15EFe9m4ダッシュで戻るわよ」
「いや、僕はゆっくり帰るから……」
「V1548え〜っ! W30EFe8m6付き合うって言ったんだから、/最後まで付き合いなさいよね」
「ええっ!?」
「V1549ほらほらほらほら!」
「わ、分かったよ」
こうして薫のバイトまでの時間を/二人で『無駄に』過ごした。
はぁ……筋肉痛にならなきゃいいけど……。
「さてと……今日はどうする?」
「V1550どうするって、決まってるじゃない」
「え?」
「V1551この間のクレープ屋さんを探すのよ」
「まだ諦めてなかったのか……」
「V1552当ったり前でしょ」
「……で、迷う訳だ」
「V1553うっさい!」
「もしかしてさ、お店がなくなったんじゃ/ないのか?」
「V1554Ldん〜、LeWv60そんな話聞いてないし」
「……」
「V1555こうなったら……」
「残念だな、薫」
「V1556え……」
「そろそろ時間切れだよ」
「V1557え〜っ!」
「また全力で走るつもりなら、/後5分は大丈夫だと思うけど」
「V1558あ、それは嫌」
「だよね」
「続きはまた今度だな」
「V1559そうね、EFe9m3そうしよっか」
こうして薫のバイトまでの時間を/『またもや』無駄に過ごした。
「V9525あ、Nn、いいところにいるじゃない」
「あぁ、薫か」
「V9526今、ちょっといい?/丁度Nnと話がしたかったのよね」
「え……」
(……どうしようかな?)
n3dea_me00A
・うん、大丈夫だよ
・ごめん、ちょっと今は……
「うん、大丈夫だよ」
「V9527んふふっ、W45Eoよかった」
「ごめん、ちょっと今は……」
「V9528え〜っ、Fm6タイミング悪いわね」
「ごめん……」
「V9529う〜ん……W45EFe3m4ま、仕方ないかFm3」
「V9530じゃあ、また今度って事で」
「うん、そうだね」
「V9531それじゃ」
(う〜ん……せっかく誘ってくれたのに、/悪いことしたかな?)
「なぁ、薫」
「V9532ああ、Nn」
「今って時間ある?」
「V9533うん、Fm3平気だけど」
「じゃあ、少し話でもしないか?」
「V9534あ、うん、Ecいいわよ」
「あ、薫」
「V9535ん? W45EF3あ、Nn」
「今、ちょっといいかな?」
「V9536うん、どうせ暇してたし」
「そっか、じゃあ少し話でもしないか?」
「V9537そうね……EF3いいわよ」
デアイエンカウント汎用終了会話
「V9538あれ? W45EF9もうこんな時間になってる」
「あ……ホントだ」
「V9539う〜ん、もうちょっとNnと/話したかったんだけどな」
「ははっ、仕方ないよ」
「V9540そうよね〜」
「V9541じゃあ、続きはまたって感じで」
「うん、またな」
「V9542ね、そろそろチャイムが鳴るんじゃない」
「え? あ、そうだな」
「V9543何か話の途中な感じもするけど、/続きはまた今度にしよっか」
「ははっ、仕方ないね」
「V9544うん、それじゃあたしはこれで」
「あ、またな」
「V9545ん……W45EF3そろそろチャイムが鳴りそうね」
「あ、そうだね」
「V9546じゃああたし、席に戻っとくわね」
「V9547まったね〜」
「V9548あっ、やっば、もうこんな時間じゃない」
「え?」
「V9549……もう少し話してたかったんだけど、/あたしそろそろ行かないと」
「あ、そうなんだ」
「V9550Nn、ゴメン!/続きはまたって事で」
「あ、うん。またな、薫」
「V9551ん……W45EFe9m3いつの間にかこんな時間じゃない。/あたし、そろそろ行かなくちゃ」
「え、そうなんだ……」
「V9552ゴメン、Nn」
「V9553それじゃ、続きはまた今度で」
「あ、うん、またな」
「V9554あれ……W45EFe9m3もうこんな時間なんだ。/あたしそろそろ行かないと」
「V9555うん、悪いわね、それじゃ」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
retire1;
「V9556……」
「そういえばさ……」
「V9557ああ、W45EFe9m3ごめん、Nn」
「え?」
「V9558ちょっと用事があるから、あたし行くわ」
「そ、そっか」
「V9559じゃあね」
(う〜ん、話が盛り上ってなかったし、/仕方ないか……)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9560ね、Nn、あたしさ……EFe9m4えっと……」
「え?」
「V9561ゴメン、EcW4EoFe9m4もう……Fm3行くね」
「あっ、薫!」
(行っちゃった……。/ちょっと恥ずかしい話をしすぎたかな?)
dokidoki2;
「V9562……」
「あれ、薫……どうかしたのか?」
「V9563う……W45Eo何ていうか……W45EFe9あたし、恥ずかしく/なってきちゃってさ」
「V9564ごめん、W15Nn」
「あぁっ、薫……」
(行っちゃったか……。/ちょっと踏み込んだ話だったからなぁ)
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
「なぁ薫……ちょっと聞きたいんだけど」
「V1483あ、ごっめ〜ん。後でいい?」
「え?」
「V1484そういえばちょっと急ぎでやることが/あったのを忘れてたわ」
「そっか……」
「V1485悪いわね、話の続きはまた今度で」
「あ、うん」
「V1486じゃーね〜っ」
(う〜ん……急ぎの用じゃ仕方ないな)
(聞きたかった事はまた今度にするか……)
「あ、そうだ……薫」
「V1560ん〜?」
「もしよかったら、今日一緒に帰らないか」
「V1561そうねぇ……」
「V1562ごめん、今日はパスするわ。/この後バイト入ってるのよ」
「あ、そうなんだ」
「V1563うん、だからまた今度ってことで」
「そうだな」
「V1564それじゃ」
(さすがにバイトじゃ仕方ないよな)
(そのうちまた誘ってみるか)
「そうだ。薫、今日この後ってヒマ?」
「V1487え? 今日はバイトだけど」
「そっか……」
「V1488ん〜、何かあるの?」
「一緒に帰れたらなって思ったんだけど」
「V1489別にいいわよ」
「え? いいの?」
「V1490うん。W30そんなに慌てて行かなきゃ/いけないこともないしFm3」
「そうなんだ」
「V1491適当にブラついて帰るくらいなら平気よ」
「そっか、じゃあ早速いこうか」
「V1492そうね」
n3dea_gd01A
「薫、この後って時間ある?」
「V1524残念、今日もバイト」
「V1525……もしかしてまた一緒に帰りたいの?」
「うん、まぁ……」
(……あれ?)
「なぁ、その言い方おかしくないか?」
「V1526そう?」
「僕が『どうしても薫と帰りたい』って/お願いしたように聞こえるんだけど」
「V1527違うの?」
「違うと思う」
「V1528じゃあ一緒に帰らない」
「えっ!?」
「V1529ふふん」
「……」
「V1530さ、どうする?」
「うぅ……仕方ない」
「お願いします……一緒に帰ってください」
「V1531よし!」
「V1532じゃあすぐにカバンとってくるわ」
「あ、それなら僕も行くよ……」
n3dea_gd01B
「V1524残念……今日もバイト」
「なぁ、やっぱりその言い方おかしいだろ」
「僕が『どうしても薫と帰りたい』って/お願いしたように聞こえるんだって」
「…………」
n3dea_gd01C
Ti0・0番から/・12番から/・24番から
絢辻詞
桜井梨穂子
棚町薫
中多紗江
七咲逢
森島はるか
美也
上崎裡沙
梅原正吉
高橋麻耶
伊藤香苗
飛羽愛歌
夕月琉璃子
山口亜弓
絢辻縁
黒沢典子(B)
田中恵子(C)
塚原響(D・P)
七咲郁夫(E)
御木本久遠(I)
花園聖治(J)
樹里路美雄(K)
蒔原美佳(L)
マイク・キッド(M)
イカ男(T)
キビにゃん(U)
星乃結美
里仲なるみ
水沢摩央
咲野明日夏
二見瑛理子
祇条深月
菜々
柊明良
川田知子
栗生恵
IWAO(V)
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
X
Y
Z
名 前:
ポーズ:
X座標:−
X座標:
Y座標:−
Y座標:
「なぁ薫……ちょっと聞きたいんだけど」
「V1432Ldん?Le」
「お前って、好きなやつとかいるのか?」
「V1433さぁね」
「教えてくれたっていいだろ」
「V1434い〜や」
「……」
「V1435Ld……Le」
「V1436じゃあさ……」
「えっ?」
「V1437Nnにはいるの? 好きな子」
「い、いないよ……」
「V1438ふ〜ん。そう」
「ス、ストップ!/お前……何するつもりだ?」
「V1439い・い・こ・と」
「『い・い・こ・と』じゃないよ」
「V1440うるさいわねぇ、暴れんじゃないの」
「薫っ!!」
「V1441あはははっ、抵抗したって無駄よ」
「いや、だから……」
「おい、嘘だろ。ちょっ……」
「V1442あ……」
「ん……」
「V1443……」
(い、今……何だかやわらかい感触が/あったような……)
「か、薫……」
「V1444バカ! アンタが暴れるから、ホントに/触れちゃったじゃない!!」
「えっ……」
「V1445冗談のつもりだったのに……」
「いや、でも……それはだな……」
「V1446初めてだったのよ」
「う……ご、ごめん」
「V1447Ld……Le」
「V1448し、仕方ないわね……W45EF7じゃ、W45F3Ecじゃあ今のは/なしって事で!」
「V1449ノーカウントノーカウント」
「V1450アンタも……W45EF9それでいいでしょ」
「V1451そ、W45F3Ecそれじゃあね」
「あ、薫っ!」
(ノーカウント、か……)
(そ、そうだよな……とりあえずそうして/おくのがいいよな)
(……)
「なぁ薫、あの事なんだけど……」
「V1452あの事?」
「V1453ん……W45EF9あ〜あれね」
「そうそう」
「V1454いいの、あれはノーカウントって/言ったでしょ」
「う、うん……」
「V1455それとも、EhF3今度はちゃんとしたいとか?」
「あ、いや、そういう事じゃなくて」
「V1456うわ、Eo傷つくなぁ〜」
「違う違う。したいとかしたくないとか、/じゃなくてだな」
「V1457ふ〜ん」
「お、おい……」
「V1458したいんだ?」
「そ、そう言われると反論できない」
「V1459ちゃんと、しちゃう?」
「……ほ、本気か!?」
「V1460んふふっ……」
(ま、まさか……嘘だろ?)
「……」
「V1461な〜んてね」
「V1462なに赤くなってんのよ」
「う、うるさいな!」
「V1463Fm4もしかして、Fm3期待しちゃった?」
「してない……」
「V1464へ〜っ、したんだ!」
「ああ、もう! いいだろどっちでも!」
「V1465したいならど〜ぞ!Ec」
「……え」
「薫……」
「V1466……」
(ほ、本当にいいのか……)
(いや……そうじゃなくて、薫とはいえ/女の子にここまで言われたんだ……)
(……)
(い、行くしかないだろう!)
「V1467……」
「え、と……じゃあ、いきます」
「V1468…………」
「V1469ぶっ! W60EcF2あははははははっ!」
「なっ……」
「V1470『いきます』だって! カッコ悪っ」
「か、薫!」
「V1471結局、期待してんじゃない」
「わ、悪かったな……」
「V1472ううん。W15EoFe9m3そういうんじゃなくて、/EFe6Nnも男の子なんだなぁ〜って/EFe9改めて思った」
「それってバカにしてるのか……」
「V1473してないわよ。EcF3それじゃあね〜っ」
「あ、こら!」
(何か僕、完全に遊ばれてるよな……)
「…………」
「V1474ん?」
(やっぱり意識しちゃうよなぁ……)
「V1475思い出しきっす?」
「ええっ!?」
「V1476Nn……顔に出てるってば」
「う、嘘だろ……」
「V1477ううん。W30EoFe9m4モロバレFm3」
「V1478じゃあ、EoFe7あたしはイタズラされないうちに/Fm3戻ろうかな〜っ」
「えぇっ! そ、そんな事しないってば!」
「V1479そんな事って、Fm3どんな事」
「あ、いや、それは……」
「V1480ふふん」
「V1481アンタの考えてることなんてEoお見通しよ」
「……」
「V1482じゃあね〜っ」
「あ、薫……」
(……)
(……まさか本当にバレたのか?)
(いや……さすがにそれはないか)
(う〜〜ん……)
n3nka_me00A
n3nka_me00A
「おっ、薫」
「V9714あら、Nn。/W45EcW4Ehまた耳でも噛んでほしくなった?」
「えっ!? ち、違うよっ!」
「V9715でも……それ以外に用事なんて……」
「あるよ!/少し薫と話でもしようと思ったんだ」
「V9716な〜んだ……W45Eo普通ね」
「普通じゃ駄目なのか?」
「V9717うそうそ、Eo普通でいいわよ」
「はぁ、まったく……」
「V9718あははっ、W45Eo単なる冗談じゃない。/ほらほら、早く話してよ」
「わ、分かったよ」
n3nka_me00A
「あ、薫〜」
「V9719ん? W45EFe3m7Nnか、どしたの?」
「いや、別に。/軽く薫と話でもしようかと思ってさ」
「V9720あ、そうなんだ」
「あれ……どうかしたのか?/少し元気ないけど」
「V9721え、そんな事ないわよ。/バイトのシフトの事考えてただけよ」
「V9722年末は忙しくなるからね。/W45EFe9m3出来るだけ出てほしいって言われててさ」
「あ、なるほどね。/ははっ、僕はてっきりまだあの犯人の事を/考えてるのかと」
「V9723まっさか〜っ、W45EoF3もう終わった事じゃない」
「うん、そうだね」
「V9724それよりさ、あたしと話でもしようと/思ってたんでしょ?」
「あ、うん」
「V9725んふふっ、W45Eo面白い話、頼むわよ」
「ははっ、分かってるよ」
n3nka_me00A
n3nka_me00A
n3nka_me00A
n3nka_me00A
「あっ、薫」
「V9726ああ、Nn」
「あのさ、今ちょっといいか?」
「V9727バイト先の制服で、もう一度キスして/ほしいんだ」
「えっ!? ちょっ……何を!」
「V9728Nnの頭の中を代弁したげたのよ」
「そんな事考えてないよ!」
「V9729まったく? Fm3全然? Fm4ホントに?」
「いや、そう言われると……」
「V9730ほらぁ〜っ!」
「えっと……で、でも今は違うんだよ」
「V9731じゃあ何よ」
「ちょっと話でもしようかと思っただけだ」
「V9732それだけ?」
「それだけだよ……」
「V9733ん……ま、それでもいっか。/W45EF3アンタと話すの好きだし」
「そ、そっか」
「V9734んふふっ、W45Eo照れた?」
「あ、いや……はははは」
n3nka_me00A
n3nka_me00A
n3nka_me00A
(おっ、薫じゃないか。/ちょっと声をかけてみようかな)
「棚町画伯」
「V9735えっ? W45P1F1W30ああ、何かね、Nm君」
「えっと、少し画伯とお話がしたくて……」
「V9736うむ、構わんよ」
「あっ、ありがとうございます」
「……って、今日もいいノリだな」
「V9737んふっ、W45Eo女はノリが命だからね」
「……髪とかじゃないんだ」
「V9738今日からノリに変わったの」
「はははっ、滅茶苦茶だな」
「V9739いいでしょ、別に。/Fm4それよりもさ、Fm2何の話をするの?」
「あ、えっと……」
(……うん、さすがに屋上は空いてるな)
(はははっ、これなら次の授業まで、/ゆっくり食休みができそうだぞ!)
(よし、それじゃあ……)
「V6000Nn」
「えっ!?」
「……あ、あれ?」
(おかしいな……今、薫の声が/したような気がしたんだけど……)
「V6001あはははっ、こっちだってば」
「こっち?」
「V6002よっ」
「お、おい、お前今どこから……」
「V6003上だけど」
「う、上って……まさか入り口の上から/飛び降りたのか?」
「V6004うん」
「む、無茶するなよ、危ないぞ……」
「V6005うん、パンツ見えちゃうEF3しね」
「えっ!? あ、いや、この際……その、/下着はいいとしてだな……」
「V6006えっ、W30そこがメインじゃないの!?」
「ち、違うって!/純粋に落ちると危ないというか……」
「ううっ……もう、薫が変な事言ったせいで/僕の忠告が台無しだよ!」
「V6007あはははっ」
「笑い事じゃないって」
「V6008いいのいいの。/W45EF3笑っていられるうちは笑ってればFm2さ」
「それはそうだけど……」
「V6009それともあたしとじゃ笑えない?」
「それはないよ、薫といれば退屈しないし」
「V6010Ld……LeWv45Eoだよね」
「V6011ならさ、いっその事付き合っちゃう?」
「え……ええっ!」
「V6012案外悪くない組み合わせだとFm3思うけど?」
「いや、その……か、薫……」
「V6013ダメ?」
「い、いや……きゅ、急に言われてもっ」
「V6014……」
「……」
「V6015まさか、EFe9m3本気にして……W30ないよね?」
「V6016あはは……W10EoF7ほら、EFe9m3ねぇ……」
「な、何だよ……驚かせるなよ」
「V6017ごめ〜ん、W30軽く『どうして僕が』って/返ってくると思ったWv260……からWv325」
「そ、そっか」
「V6018……」
「V6019え〜っと、W45EcF3Sそ、それじゃ……」
「う、うん……」
(……)
(はぁ……心臓がバクバクいってる……)
(薫のやつ……冗談にもほどがあるぞ。/こ、告白まがいの事をするなんて……)
「でも……」
(…………………………)
(ううっ、食休みのつもりだったのに、/余計に疲れた気がするよ……)
「はぁ……」
(『いっその事付き合っちゃう?』……か)
「……」
(まったく、薫のやつは何だってあんな/冗談を……)
(まさか……なぁ……)
(……)
(あ〜っ! ふとした瞬間に思い出して/気になっちゃうじゃないか!)
「V0736おうっ大将! どうしたボーっとして。/まさか悩み事か?」
「あぁ、ちょっとな」
「V0737ほう、W45EF1なるほど……。/W30Ecその顔、W45EoF3ずばり恋の悩みと見たっ!」
「そんな風に見えるか?」
「V0738見えるね〜。間違いなくそう見える」
「そっか……」
「V0739ま、あれだけ可愛い子が周りにいるんだ。/悩むなって方が無理な話だ」
「え?」
「V0740最近、よくお前が話してる子達だよ」
「う……うん」
「V0741中でも特に棚町! 中学の時よりも/グッと距離が近づいてる気がするぞ」
「そっ、そうか?」
「V0742ああ、俺にはそう見えるけどな……」
(何気にするどいな……)
「V0743後は、Nmの気持ち次第/なんじゃねえのか?」
「え? 僕の……気持ち?」
「V0744ん、違うのか?」
「どうなんだろう……」
「V0745はははっ、W45EoFe9近すぎて見えなくなってんじゃ/ないのか?」
「そうかな……」
「V0746……なあNm」
「うん?」
「V0747今この瞬間、俺のピュアなハートに/生まれた感情……。これをあえて言葉に/するならば……嫉妬、だと思う……」
「え? な、何だよいきなり……」
「V0748くっそ〜! すごく悔しくなってきたぞ」
「はは……は、落ち着け落ち着け」
「V0749それが……、/それが勝者の余裕ってやつなのか……」
「勝ってない。全然勝ってないから!」
「V0750く……俺もすぐに可愛い子と……」
「V0751ちくしょおおおおおお〜〜っ!」
「…………」
「V0752Ts1羨ましくなんてないんだからな〜っ!」
(あいつ……結局何をしにきたんだ?)
(……でも、確かに梅原の言う通りかもな)
「近すぎて見えないもの……か」
(ふぅ……やっと授業が終わったよ……)
(さて、それじゃ次の授業の……んっ!?)
「…………」
(な、何だ……この不穏な空気は……)
(嫌な予感がするぞ。/一刻も早く、この場を離れ……)
「V6020んふんっ」
「うわぁっ!」
Ti0Ts1/Ts2  Ti2Ts3ガラガラガッシャーーーーン!!W5As0b0
「V6021あはははっ、W45Eoな〜にボーっとしてんのっ」
「な、何すんだよっ!」
「V6022いや、EF3油断してたから」
「油断してても変な事はするなって!」
「V6023そんなに照れなくても〜」
「べ、別に照れてなんか……」
「V6024なら、いいじゃない!/あたしとNnの仲だしさ」
「か、薫……よく覚えておいた方がいいぞ。/親しき仲にも……」
「V6025愛は生まれる!」
「……」
「V6026な、何よ」
「お前バカだろ……」
「V6027平均……程度よ?」
「嘘だっ!」
「V6028あたし、やれば出来る子だから」
「やってないだろ」
「V6029うん。W30EFe3m9バイトで忙しいもん」
「じゃあ駄目じゃないか!!」
「V6030…………」
「な、何だよ……」
「V6031Nnが……あたしの事いじめる……」
「あ、いや……それはだな……」
「V6032きっと、Fm3好きな子ほどいじめたくなる/Ehアレなのね……」
「アレって……」
「あ、こら! 話はまだ……」
「V6033意地悪されても、W40Nnのこと好きよ。W10/EcF2ばーか」
(何だか最後にすごい事を言ってたな……)
(ただ……冗談だって分かってても、/面と向かってああ言われると……)
「ははは……」
(ま、まぁ、悪い気はしないよな……)
(あれ……今遠くから誰かが……)
(う〜ん、気のせいかな?)
女の子
「V6034いたあああぁ〜っ!」
「うわっ! か、薫……」
「V6035フラフラ歩き回ってんじゃないわよ」
「そんな事言われてもなぁ……僕がどこで/どうしてたって別にいいだろ」
「V6036今日ばかりはFm4よくないのっ、Fm3ほらっ!」
「な、何かあったのか?」
「V6037うっさいわね、いいから足動かしなさい」
「お、おいっ、引っ張るなってば」
(一体何だっていうんだ……)
「か、薫……そろそろ放してくれよ」
「V6038……」
「まったく……こんな所まで連れてきて、/何の用なんだ?」
「V6039んふふ……W45P2EoF3W30久々の出番よ、Nn」
「出番?」
「V6040そう、水泳部の着替えを覗いた犯人を/捕まえるのよ!」
「え……」
「V6041あたしと」
「僕がか……」
「V6042その通り!」
「V6043水泳部のピンチにさっそうと登場する/あたしとオマケ一号」
(……オマケ一号って僕の事か)
「V6044ふふっ、W45EoFe8完ぺきなステージよね」
「どのあたりが完ぺきか言う気はあるか?」
「V6045ない」
「だよな……」
(はぁ……どうしてこうおかしな事に首を/突っ込むんだ)
「V6046あたし許せないのよ。/こういう卑劣なやり口ってさ」
「だからって薫がやる必要は……」
「V6047じゃあ誰がやるのよ」
「……警察とか先生とか」
「V6048教科書通りね。/W45Eo『義を見てなんとか』って知らないの?」
「『触らぬ神にたたりなし』なら/知ってるぞ」
「V6049…………」
「V6050アンタね、自分さえよければ困ってる人を/見捨てても平気なわけ?」
「……分かってる、僕も手伝うよ」
「V6051ふん、何が『手伝う』よ……W45EoF4え?」
「薫を放っておいて大惨事になったら、/僕の責任みたいなもんだからね」
「V6052……しっつれいね!/大惨事になんてならないわよ!」
「なる。しかも僕がいてもなる」
「V6053あたしはならないと思うわよ」
「……じゃあ賭けるか?」
「V6054いいわ。W45Fm9Eoあたしは『なる』方に賭ける」
「それなら僕は……え?」
「V6055『ならない』方ね」
「そ、それは……」
「V6056嫌だったらEoFe9ならないようにしてみれば?」
「う……」
(や、やられた……)
「V6057さて、W45それじゃ現場検証と作戦会議を/始めましょうか」
「え? もしかして現場ってここなのか?」
「V6058うん、そう」
「V6059水泳部の人の話によると、EFe7そこの小窓から/覗かれたってさ」
「だ、だからこんなところまで……」
「V6060ご名答!」
「それで……薫はどうするつもりなんだ?」
「V6061それはもう考えてあるわ」
(随分と手回しがいいな……)
「V6062んふふふっ、W45EoFe8聞いて驚きなさい!W30/作戦名は……」
「V6063『ザ・W30おとり』よ」
「……」
(内容を聞くまでもなく最悪の作戦だ……)
「V6064どう? W30完ぺきでしょ」
「却下」
「V6065……」
「V6066どういう意味で?」
「そのままの意味だ」
「V6067だからどういう意味?」
「僕はその作戦には反対だってこと。/もっといい方法ならいくらでもあるだろ」
「V6068ある中からEFe3確実なものを選んだのよ」
「譲る気は?」
「V6069ないわね」
「そっか……だったら僕から一つだけ条件が/あるんだけど」
「V6070条件……」
「うん」
「V6071残念だけど……W45Fm3それはのめないわ。/W45EoFe6m4だったらあたし一人でやるし」
「V6072悪いわね」
「薫……」
「V6073Nnが付けたい条件は分かってる。/W45EF7『絶対に自分で捕まえようとするな』W45EF9とか/でしょ」
「V6074けどさ……」
「『けどさ……』何だよ?」
「V6075ううん、何でもない」
「V6076それじゃあね、Nn」
「あ……」
(はぁ……まったくあいつときたら……)
(でも薫の事だし、やるといったら本当に/やるだろうな……)
(手伝うべきか、放っておくべきか。/僕はどうすれば……)
(薫は一人でやるなんて言ってたけど、/やっぱり放っておけないよな……)
(よし……)
「薫……ちょっといいか?」
「V6077あぁ、Nn……Wv65Fm3何?」
「条件なしでいい、僕にも手伝わせてよ」
「V6078え……W45EF9どういう心境の変化?」
「お前みたいな滅茶苦茶な奴の相棒は、/僕にしか出来ないってことだ」
「V6079…………」
「ダメかな?」
「V6080んふっ、W45Eoよく分かってんじゃない!」
「長い付き合いだからね」
「V6081そうこなくっちゃ」
「作戦……教えてくれるか?」
「V6082シンプルよ。/Fm3作戦なんてのは大袈裟に言ったデマカFm2セ」
「やっぱりか……」
「V6083細かいことはFm3気にしないの!EoFe3」
「V6084ともかく、アンタが捕まえればいい話」
「はいはい……分かりました」
「V6085期待してるわよF2Ec」
「了解」
「……」
(ううっ……もっと厚着すればよかったな)
(まさかこんな寒空の下で、待たされるとは/思わなかったからなぁ……)
「V6086Fm4それじゃFm3早速なんFm2だけど」
「うん」
「V6087まず、あたしが水泳部の部室で着替える/フリをして、W45EF3犯人を引きつけるわ」
「ほう!」
「V6088そこを待ち伏せたNnが捕まえる!」
「V6089……」
「以上?」
「V6090以上」
「なるほど。嫌になるくらいシンプルだ」
「V6091でしょでしょ!」
「V6092追い詰める場所さえ間違えなければ、/挟み撃ちにできる二段構えよ」
「V6093ま、最初の段階でNnが捕まえて/くれればいいんだけど……」
「ぜ、善処するよ」
「V6094期待はしないでおくわね」
「少しはしようよ……」
「V6095あははははっ」
「まぁいいか……」
「それで……決行日はいつにする?」
「V6096Nnがいいなら今からでも」
「今!?」
「V6097うん、水泳部の子にはすでにバッチリ話を/通してあるわ」
「それはまた随分と……」
「V6098やると決めたら即行動!」
「そ、そうかもしれないけど……」
「V6099よ〜〜し、W45Eoそれじゃ行くわよ!」
(僕、今でいいって言ってないのに……)
(ううっ、冷えてきたな……)
(僕としては、犯人よりもこの冷え込みを/どうにかしてほしいよ……)
(来るなら来るでさっさと……)
(…………えっ? まさか本当に!?)
「V6100Ts3きゃああああっ!」
「や、やっぱりそうなのか!!」
(よ……よしっ!)
「見つけたぞ!」
「あぁっ! 待てっ!!」
(……よし、逃げるコースは予想通りだ!/薫の読みも捨てたもんじゃないな)
(このままなら挟み撃ちにできるぞ!!)
「薫っ、行ったぞ!!」
「V6101見れば分かるわよ!」
「V6102十分に引き付けて……」
「薫っ!!!」
「V6103ハッ……」
「V6104S E I B A I !」
Ti0Ts1/Ts2       Ti2Ts3ドゴーーーン!!As0b0
「ハァッ、ハァッ……だ、大丈夫か?」
「V6105誰に言ってんのよ」
「お前だよ!」
「V6106あたしは見ての通りよ」
「……見てのって、W30目のやり場に困るよ」
「V6107W10そういう事言わないのWv110!」
「だって……」
「V6108だってもくそもないの!/EF9いいからさっさと縛りあげてよ」
「わ、分かった!」
「V6109そんじゃあたしは先生を呼んでくるから」
「あ、うん!」
……それからはもう上を下への大騒ぎだった。
犯人を警察に引き渡した後も、/僕たちは先生や警察官に何度も同じ説明をした。
途中、それに耐えかねた薫が騒ぎ出した時は/ヒヤリとしたけど……。
なだめるのを手伝ってくれた警察官にも感謝。
そして……数時間後。
僕たちは『創立以来の珍事』という感想をもらい、/下校してもいいという事になった。
「すごい一日だったな……」
「V6110そうね」
「まったく……刺激がありすぎたよ」
「V6111貴重なFm3体験W15っEoF3てやつ?」
「笑い事じゃないよ」
「V6112あははっ」
「それにしても……お前、よく犯人を一発で/KOできたよな」
「V6113ああ、それはね……」
(……手?/まさか手に何か秘密でも……)
「ああっ! そ、そうか!/その小銭を握ってパンチ力を上げて……」
「V6114……という事」
「はぁ……今時、小銭を握り締めて殴る/女子高生がどこにいるんだよ」
「V6115ここにいるけど」
「最悪だ」
「V6116犯人にとってはね」
「手は痛めなかったか?」
「V6117うん、大丈夫」
「そっか……」
「V6118……」
「ん……どうかしたのか?」
「V6119うん……」
「V6120あのさ、手……つないでもいい?」
「え? い、いいけど……」
Ti0/          Ti2ぎゅっ
「V6121ちょっと……W45Ec疲れた……かな?」
「そうだな」
(薫……手が震えてるぞ。/やっぱり怖かったんだろうな……)
「なぁ、薫」
「V6122……」
「あんまり僕に心配かけさせんなよ」
「V6123心配してくれたんだ」
「まぁね」
「お前はどう思ってるか知らないけど……/中学の頃とはもう違うんだ」
「V6124うん」
「腰抜けにしたって僕は男で……お前は/女の子なんだよ」
「V6125そうだね」
「だからもう男相手に立ち回るなんて、/無茶な事はしないでほしい」
「V6126……うん」
「V6127ごめん、Nn」
「ううん、もういいよ」
「V6128……」
「V6129いいの? Nn」
「ん?」
「V6130Nnの家、今のところ右でしょ」
「そうだったかな?」
「V6131やさしいね」
「はははっ、たまにはいいだろ」
「V6132いつもだよ」
「V6133照れてるの?」
「手、離すぞ」
「V6134あん、ダメだって!」
「はぁ……世話が焼けるなぁ」
「V6135ふふふっ」
「……ただいま」
「V0133あ、おかえり〜っ!」
「V0134今日は大変だったんFm3でしょ?」
「まぁな」
「V0135Fm4連絡がきた時びっくりした」
「そりゃそうだろ……」
「V0136でね、お風呂沸かしといたよ」
「おおっ、気が利くなぁ」
「V0137うん! W45Eo頑張ったにぃにに、/みゃーからのごほうびEcF2なのだ!」
「V0138だからゆっくり休んでね」
「うん、そうするよ」
(ふぅ……満腹だ……)
(うん、今日の定食は大当たりだったな。/あれなら量も味も文句なしだよ)
(さて、それじゃ教室に戻って……)
(…………)
(あそこにいるのって……薫だよな?)
(……)
(あの事件の犯人を捕まえた辺り……か)
(一体……何をしているんだ……)
(う〜〜ん、ちょっと気になるぞ。/行って声をかけてみるとするか……)
「薫、どうした? こんなところで」
「V6136ああ、Nn……」
「V6137ちょっとあの事件の事を思い出しててさ」
「ん、そっか……」
「V6138ね、あの犯人……どうなったかな?」
「そんなの僕らが気にする事じゃないだろ」
「V6139そうよね」
「……」
「まぁ、覗きたい気持ちも分かるけど……」
「V6140ちょっと、W45EF9アンタ犯人の肩持つ気?」
「ちっ、違うよ!」
「V6141ふ〜〜ん」
「何だよ。その疑いの目は」
「V6142べっつに〜」
「V6143ところでNnこそ、どうしたの?」
「ぼ、僕も……薫と一緒だよ。/ちょっと思い出したから来てみたんだ」
「ははっ、思い出深い事件だったしね」
「V6144そだね」
「V6145それじゃ、あたしはそろそろ戻ろうかな」
「あ、うん」
「V6146Nnはどうする?」
「僕は……もう少しいるよ」
「V6147そ、風邪ひかないようにね」
「分かってるよ」
「V6148それじゃあね」
「うん」
(犯人の気持ち……か)
(ちょっと校舎裏にでも行ってみるか……)
(覗き……か、僕にはよく分からないや)
(犯人は何が楽しくてこんな窓から……)
「ん?」
(よ、よく見ると……こんな所に小さな穴が/開いてるじゃないか!)
(まさか……あの窓だけでは飽き足らずに、/この穴を開けたんじゃ……)
「…………」
「………………」
(み、見なかったことにしておこう……)
(こ、こんな穴を調べているところを/誰かに見られでもしたら、誤解されて/大変な事になるだろうしな……)
(さ、さて……僕も教室に戻るとするか)
「V0753いよぉ〜っす! いい朝だなぁ、おい!」
「あ、おはよう梅原」
「V0754……何だその普通のリアクションは!」
「は?」
「V0755ヒーローの登場だぜ?/もっと盛り上がっていこうや!」
「……頭でも打ったのか?」
「V0756Ts3ちっが〜〜〜〜う!」
「V0757昨日、俺と棚町で例ののぞき犯を/撃退したんだよ! どうだまいったか?」
「そ、そうなのか!?」
「V0758ああ、寒い中二人で隠れて待ってたんだ」
「V0759ま、惜しくも犯人は取り逃がしたが、/あの逃げっぷりならもう来ないだろうよ」
「そっか……」
「V0760ん? どうした?」
「いや……別に」
「V0761まぁいいや。それじゃな」
(……)
(梅原の話からすればどうやらおとり作戦は/しなかったみたいだけど……)
(薫の奴、無茶ばっかりしやがって……)
(…………)
(やっぱり僕も手伝えば良かったかな?)
(でも、それも今更……だよな)
「…………」
(……来てしまった)
(…………)
(あの穴がどうなろうと、僕には何の関係も/ないはずなのに……)
(で、でも……やっぱり気付いたからには、/確認しておく必要があるよな……)
(……)
(塞がれてるなら……それでいいんだ)
(僕には……あの犯人の気持ちなんて/分からないはずなんだから!)
(でも……それならどうして僕はこんなに/ドキドキしているんだ?)
(た、確かこの辺りに……あの穴が……)
「あ……あった!」
「……」
「………………」
(……少しだけ……見てみようかな?)
(まだ……この穴がそういう用途で/使われたかどうか分からないんだし……)
・穴を見てみる
・やっぱり……やめておこう
(そう、ちょっと見てみるだけなんだ……)
(も、もし……本当にそういう穴なら、/すぐに先生に連絡をして……)
(………………)
(うぉっ……こ、これは!!)
(あ……あぁぅ……すごいぞ……)
(なんて……破壊力だ!/梅原の本なんか目じゃないぞ!)
(あ、ちがっ……そっちを向いちゃダメだ)
女生徒
「あ…………」
「え………………」
(し、しまったっ!/女の子と目が合っちゃったぞ!!)
「いやぁ〜っ!! そこに誰かいる!!」
(こ、これはまずい!!)
(ど、どこかに逃げないと……)
「誰かきて〜っ! 早く〜っ!!」
(ううっ、どうしよう……)
(と、ともかく校舎の方へ!!)
「ううっ……もう逃げ場が……」
先 生
「お前、そこで何やってるんだ!!」
「あ……いや……」
「その人、更衣室を見ていたんですっ!」
「な、何だと!」
「ち、違いますよ!」
「間違いありません、あの人です!」
「あ、ぼ……僕はただの忍者です!」
「その……しゅ、修行中に迷い込んで……」
「……お前は何を言っているんだ?/いいから来いっ!」
「いや、あの……待って下さい!/僕は……本当に忍の極意を……」
「ふざけるな! 来いって言ってるんだ!」
「うわぁ〜〜っ! 違うんです!/信じて下さ……痛いっ! 痛いです!」
……。
こうして僕の学校生活は終わりを迎えた。
そんなつもりじゃなかった……はずなのに。
どうして……どうしてこんな事に……。
うう……うっ、うっ、ううぅ……。
(だ、駄目だ駄目だ!/何を……考えているんだ僕は!)
「そんな行為……絶対に駄目だ……」
(うん、もうこの穴の事は忘れよう……)
(多分……それが正解なんだ……)
(う〜ん……少し薄曇りになってきたな)
(置き傘はあるけど、雨に降られる前に/さっさと帰るのが正解だよな)
「あれ……」
「V6149……」
「薫、お前も帰るところか?」
「V6150そうよ〜、今日は雪になるって聞いたから/少し早く出ようかと思って……」
「V6151あ、Fm3もしかしてNnも?」
「うん、降られると面倒だからね」
「V6152女の子に?」
「ははははっ、お前バカだろ」
「V6153……アンタ程じゃないわよ!」
「オマケに失礼だな……」
「V6154んふ、W45EoFe9m3失礼な女ですから」
「くっ……」
「V6155んふふふっ」
「……」
「あ……」
「V6156ん?」
「こんなことしてる場合じゃない、/早く帰らないと……」
「V6157あぁ、W15EFe9m3そういえばそうね」
「それじゃあな、薫」
「V6158Nn、ちょっと待った!!」
「な、何だよ……」
「V6159アンタ……W45EcW4EoFm8ど〜うして自分だけ傘持って/んのよ!」
「ああ、たまたま置き傘してたんだよ」
「V6160Fm9……」
「V6161ふふっ……W45EoNn、一緒に帰ろ」
「……すごい変わり身だな」
「V6162いいのいいのっ、気にしないで」
「V6163ほ〜ら、ボーっとしてないでGOGO!」
「う、うん……」
「V6164あ……」
「降ってきたな」
「V6165ね、どうして雪じゃないの?」
「僕に聞くなよ」
「V6166ちょっと〜雪にしてよ!」
「そ、そんな事言われても……」
「V6167雨だと思いっきり濡れちゃうじゃない!」
「だからこうして傘を……」
「V6168いただきっ!」
「あっ、こら! 返せバカ!」
「V6169へへ〜ん」
「V6170ふぅ……W45EoFe9m3雨……止んだね……」
「はぁ……はぁ……」
「V6171あはははっ、W45EoFe9Nnずぶ濡れ」
「お、お前が傘をとるからだろ!」
「V6172あたしもずぶ濡れだから引き分けか」
「そういう勝負じゃ……っくしゅっ!」
「V6173あはははっ、W45EoFe9m3風邪ひかないように」
「うるさいなぁ……お前こそ気をつけろよ」
「V6174ん、W45EFe8m2あたしバカだから大丈夫」
「……そ、それはどうなんだ?」
「V6175んふふ、W45Eo強みでしょ」
「まったく……仕方ない奴だな」
「それじゃ僕は帰るから、お前も早く帰って/ちゃんと着替えろよ」
「V6176ああ、EF3Nn」
「うん?」
「V6177楽しかったね、傘の取り合い」
「ははっ……」
(うん、僕も……楽しかった。/何だか中学の頃に戻ったみたいでさ)
「…………ふぁ」
「っくしゅっ!!」
(ははっ、ボーっとしてる場合じゃないな、/僕も早く帰って着替えないと……)
「ふぇ…………」
「……」
「ぶえっくしゅっ!」
(うう……何だか鼻がムズムズするぞ)
(もしかしてこの前雨に濡れて風邪でも/ひいたのかなぁ……)
「ふぁ……」
「……っくしゅん!!」
(う〜ん、保健室で薬をもらってきた方が/よさそうだ)
「すみませ〜ん」
女の子
「V6178はいはーい」
「あの……くしゃみと鼻水が出るので/何か薬をもらいたいんですが……」
「V6179はいは〜い」
(……ど、どこかで聞いたような声だな)
「えっと……」
「V6180自分でどーぞー」
(このやる気のなさは……間違いないよな)
「V6181あら、お兄さん」
「薫……こんなとこで何してるんだ?」
「V6182ちょ〜っとね。/静かなとこで考え事しようかなって」
「ゴロゴロしながらか?」
「V6183ち、違うわよ」
「そっか……」
「V6184……」
「V6185『何があったの?』とか言わないの?」
「うん」
「V6186言って!」
「聞いてほしいのか……」
(まったく……手間のかかるやつだな)
「え〜と、それじゃお聞きします。/何かあったんですか?」
「V6187『教えて下さい』Fm9とかはないの?」
「ない」
「V6188じゃあそれでいいや、Eoえっとね……」
「V6189最近の事なんだけど、EoFe6m4バイト先にすっごく/しつこいお客さんが来るのよ」
「しつこい?」
「V6190そ、わざわざあたしを狙って注文したり、/彼氏がいるか何度も聞いてきたりするの」
「そ、それは酷いな……」
「V6191でしょ〜っ!」
「でも……よくある話じゃないのか?」
「V6192まぁ、ファミレスにはつきものよね」
「店長に相談したりとかは?」
「V6193したけど……EoFe6m3そこまで強く言えなくてさ」
「どうして?」
「V6194うん……注文はしっかりするし、/他のお客さんに迷惑かけてないからね」
「ああ、なるほど」
「V6195それに……」
「V6196『棚町さんは、暴れすぎです』って、/こないだ怒られたばかりだから……」
「は?」
「V6197例え酷いお客さんに当たっても、/少しは我慢できるようになりなさいって」
「ぷっ……あはははっ」
「V6198笑い事じゃないんだけど〜」
「いやぁ、いい店長さんじゃないか」
「V6199そうだけど……」
(なるほど、よく我慢してるなと思ったら、/そんな理由かあったのか)
「V6200あ〜あ、バイト行きたくないなぁ……」
「あ、薫……」
(う〜〜ん、重症だな……)
(今度、時間がある時にでも、/様子を見に行ってやるとするか……)
(う〜ん……帰るには少し早い時間だな)
(例のお客さんの事も気になるし、/薫のバイト先にでも寄っていくとするか)
店 員
「いらっしゃいませ、一名様ですか?」
「あ、そうです」
「では、奥のお席の方へどうぞ」
「はい」
(さて、薫は……っと……)
「V6201Nn〜っ!」
「えっ!? あ、薫」
「V6202最高のタイミングよ! EcF3ありがと〜っ」
「な、なんだよ」
「V6203ちょ〜ど今ね、EFe9m4例のしつこいお客が/来てるところなのよ!」
「あ、そうなんだ」
「V6204本格的に捕まる前に、Fm3アンタが来てくれて/EcF3ホント助かったわ」
「V6205……じゃなくて、EFe9m3仕事仕事。/EFe3あたし注文を取りにきたんだった」
「はははっ」
「じゃあ、今日はこのシャーベットでも/頼んでみるか」
「V6206はーい、W45Eoかしこまり〜」
「V6207すぐ持ってくるからね」
「あ、うん」
「V6208それじゃあね」
(う〜ん……相当忙しそうだな)
(こんな時にしつこくされたりしたら、/薫じゃなくても嫌がるだろうなぁ……)
(シャーベット……遅いな)
「Nnっ! V6209お・ま・た・せ」
「うわっ!」
「いきなり後ろから声をかけるなよ。/びっくりするだろ」
「V6210あははっ、W30EoFe9ごめんごめん」
「まったく……」
「V6211あ……W45EFe9m3ねぇ、W30肩口に糸くずがついてる」
「え?」
「V6212いいよ、取ってあげる……B100EFe4少し顔上げて」
Ti0/          Ti2ちゅっ
「えっ?」
「V6213ふふっ」
「きゅっ、急に何すんだよ!」
「V6214よっし! W45Eoみっちょんいんぽっしぼぅ!」
「不可能どころか完遂してるじゃないか!」
「V6215え〜っ、W45EF7だってしてみろって言うからWv215」
「は?」
「V6216彼氏ならキスしてみろって言うから、W15EFe9ね」
「……」
「V6217あそこでNnをにらんでる人よ、/Fm3分かるでしょ?」
「分かるけど……まさか……」
「V6218そのまさかよ」
「ああっ……怒って帰っちゃったぞ!/い、いいのか?」
「V6219いいっていいって!/W45Eoあ〜スッキリしたっ!」
「まったくお前ってやつは……」
「V6220んふふっ、W45EoFe9怒った?」
「いや……いきなりで驚いたけど、/これで薫がスッキリ働けるならいいよ」
「V6221ふふっ、W45ありがと。/Eo今日はあたしのおごりでいいわ」
「えっ、いいの?」
「V6222うん、いつまででもごゆっくりEcどーぞ」
(ははは……これも役得って言うのかな?)
(まぁ、人前でいきなりっていうのには、/少し驚いたけどさ……)
(……)
(とりあえず……今日は様子を見に来て/正解だったみたいだな)
(うん、薫もスッキリしたみたいだし、/大体……丸く収まった感じがするぞ!)
(あ、向こうから来るのは薫じゃないか)
(しかも鼻歌なんか歌っちゃってるぞ。/……何かいい事でもあったのかな?)
(ははっ、少し前まで嫌な客がいるなんて、/ふてくされてたのにな)
「V6223やっほー、Nn」
「よう、薫、何だかご機嫌だな」
「V6224んふふっ、W45Eoまーね。/あのしつこいお客がもう来ないかと思うと/気分がよくってさ」
「ん? ああ、なるほどね」
「V6225うん、あれだけ見せつけてやれば、/完ぺきでしょ」
「はははっ、そうかもしれないな」
「V6226てんきゅね、Nn」
「いや、僕は別に何も……」
「V6227唇、貸してくれたでしょ」
「あ……そ、そうか」
「V6228んふふっ、W45EoFe9照れちゃってさ」
「う、うるさいな。/まぁ、何にしてもとりあえず良かったな」
「V6229う〜ん、良かった……わね」
「……どうかしたのか?」
「V6230いや、それが……Ecあはは……」
「何だよ……」
「V6231実はあの後に、EoFe9店長にこっぴどく叱られ/ちゃってさ……」
「えっ、またか!」
「V6232『いくら恋人でも、Fm9店の制服を着てる時は/Fm8ああいう事はするな』Wv300EoFe9m3だってWv370……」
「あぁ、それは確かに……って、恋人!?」
「V6233あはははっ、W45Eoそう言ってた」
「……ちゃんと訂正しておいてくれ」
「V6234その提案はFm3却下します」
「V6235あたし、W45Fm9ああいう事はFm3Nn以外と/したくないから」
「え……ええっ!?」
「V6236んふっ、W15P6EoW30それじゃあね〜」
「あっ、おい……か、薫っ!」
「……」
(それって、あの……そういう事か!?)
(ははっ、さすがに……冗談だよなぁ……)
(さて、待ちに待った昼食の時間だぞ!)
(今日の定食は当たりって話だから/急いで食堂に行こう)
「V0762お〜い、Nm」
「ん? ああ、梅原か」
「V0763なぁ、今日の昼飯はどうするんだ?」
「えっと……僕は食堂に行くつもりだけど」
「V0764そっか、W45EF2そんじゃ俺もそうするかな」
「随分あっさりと決めるんだな」
「V0765腹が減ってりゃ何でも美味い!/……座右の銘だEc」
「はははっ、なるほどな」
「V0766よし、そんじゃさっさと行くか」
「あ、うん、そうだな」
「お、今日は比較的空いてるぞ」
「V0767そうだな、珍しい事もあるもんだ」
「V0768よし、じゃあ俺は席をとっておくから、/カレーを大盛りで頼む」
「うん、分かった」
「よし、それじゃ僕も注文を……あれ?」
(あそこにいるのって……薫だよな)
「お〜い、薫」
「V6237あら、Nn」
「食堂で会うなんて奇遇だな」
「V6238そうね」
「もしかして薫も定食狙いなのか?」
「V6239ううん、あたしはラーメンよ」
「V6240あ、おばちゃん、あたしラーメンね。/それとライスもおねが〜い」
食おば
「はいよ」
「えっ!? ライスも食べるのか?」
「V6241うん、ラーメンライスにすんの」
「お、お前、それは食べきれないだろ……」
「V6242平気だって〜」
「う〜ん……悪い事は言わないから、/ラーメンだけにしておいた方が……」
「V6243うっさいわね、W45EFe9m3大丈夫だってFm2ば!」
「そ、そっか……」
「はい、ラーメンとライスね」
「V6244はいは〜い」
「V6245そんじゃね、Nn」
(薫って案外食べる方なんだな……)
「ほい、次の人は何にするんだい?」
「あ、え〜っと……」
「V0769でさ、そこで俺は言ってやったわけよ」
「な、なんて?」
「V0770『男の勝負は一度きりだ』ってな……」
「おっ、かっこいいじゃないか」
「V0771ばっか! あんなに強い人に2回も勝てる/わけないだろ? だからだよ」
「……本音が出たな」
「V0772はははっ、W45Eoまぁな」
「V0773あれ……棚町、どうした?」
「え?」
「V6246…………」
「薫、僕たちに何か用か?」
「ちょっ! 僕にそっとご飯を渡すな!」
「V6247農家の人にW45申し訳なくて……」
「だから食べきれないって……ああっ!/これ一口しか食べてないじゃないか!」
「しかも、僕の苦手な味のふりかけが/かかってるし……」
「V6248良かれと思ったのよ……」
「全然良くない!」
「V6249Fm3ふふっ、EoFe8Nnの実力を見せてもらうわ」
「その言葉の意味が分からないよ」
「V0774おいおい……ケンカすんなって」
「だ、だったら梅原が食べてくれよ」
「V0775おっと、W45EF1兄弟……そのご飯を俺に渡す事は/断じて許さんぞ」
「お前まで……」
「V6250あなたなら出来るわ!」
「うるさいよ!」
「V6251怒った……」
「V0776Nnが怒った……」
(二人とも完全に悪ノリしてるな……)
「V6252あたし悪い事してないのに」
「V0777そうよね……」
「……分かったよ、食べればいいんだろ?」
「V6253そうよ、食べればいいの」
「V0778一粒も残しちゃ駄目よ!」
(だからご飯はやめろって言ったのに……)
(はぁ……仕方ないなぁ……)
「V6254Nn……」
「ん?」
「V6255今……ちょっといい?」
「いいけど、どうかしたのか?」
「V6256あのさ……W45EFe9m3前にあたしが美術で描いてた/絵あったでしょ?」
「ああ、そういえば……」
「V6257あの絵が……W45EFe9何とかって偉そうな賞を/受賞したんだって」
「は?」
「V6258さっき美術の先生からそう言われて……」
「す、すごいじゃないか! おめでとう」
「V6259あはは……ありがとう」
「V6260……」
「どうした? 嬉しくないのか?」
「V6261嬉しいは嬉しいけど……W45EF9ほら、一生懸命に/絵を描いてる人だっているわけでしょ」
「うん、そうだな」
「V6262本当にあたしなんかが受賞しちゃって/いいのかなって」
「お前だって一生懸命描いたんだろ?」
「V6263それは……そうだけど」
「だったらいいじゃないか!」
「V6264そ、そうかな?」
「うん。もっと自信持てよ」
「V6265うんっ」
「おめでとう薫」
「V6266ありがとう、Nn」
「そうそう、その調子だよ」
「V6267そうよね!」
「V6268そもそもさ、EoF7よく考えればFm3あたし以外に/EF3受賞出来る人なんていないわよね」
Ti0/           Ti2ポカ
「V6269あいたっ」
「それは調子に乗りすぎ」
「V6270あははははっ、W30EoFe9ごめん」
「はははっ」
「V6271てんきゅね、Nn。/アンタと話してやっと喜べる気持ちに/なれたわ」
「そうか、良かったな」
「V6272うん」
「V6273それじゃ、あたしこの後にちょっと用が/あるから」
「はいはい、またな、薫」
「……」
(薫の絵が……受賞か……)
(う〜〜ん、確かに上手いと思ったけど、/まさかそこまでとは思わなかったな)
(薫に絵の才能……ね……)
(はははっ、まさかな。/さすがにそれはありえないよな……)
???
「V6274あ〜〜ヒマねぇ……」
「V6275球技はいいけど、試合がない時のヒマな/時間をどうにかしてほしいわ」
(うわっ……誰かきたぞ……)
(ここはおとなしくしておいた方が身の為/だな)
「V6276はぁ……それにしても暑いわね。/これ空調とか壊れてるんじゃないの?」
「V6277……」
「V6278ま、誰もいないし下脱いじゃえばいいか」
(し、下!? ど、どういうことなんだ!)
(ま、まさかブルマに!!)
「V6279っと……あ〜〜これは涼しいわっ!」
「V6280さ・て・と、それじゃちょっとばかし/サボりますかね!」
(……こ、ここでサボる気か!)
「Ts1と、とりあえず外の様子を……」
(うわっ!)
(ブ……ブルマがこんなに近くに!)
(うう……だ、誰だろう?/他の段も覗いてみようかな?)
・上の段
・下の段
(上の段を……)
(おおっ! 胸だぁっ!)
(うん……それほど大きい訳じゃないけど、/何という魅力的な形なんだ……)
(ありのままをありのままで!/まさに自然の美という感じじゃないか!)
(下の段を……)
(おおっ! ふ、太股だぁっ!)
(ほどよい筋肉と張り……お見事としか/言いようがない!)
(弾力性に富んだ理想的な太ももだ……)
(………………違うっ!)
(な、何をしてるんだ僕は……これじゃ/まるでのぞきじゃないか!)
Ti0/         Ti2ガタッ!
(ああっ! しまったっ!!)
「V6281ん〜?」
「V6282今、ここらで何か音がしたような……」
「V6283誰かいるの?」
「V6284……おっかしいなぁ」
(ううっ……ど、どうしよう……)
「V6285ん〜〜、まさか跳び箱の中って事はない/わよねぇ……」
「V6286う〜〜ん……暗くてよく見えないわね」
(か、薫か!)
(……よく考えてみれば、授業中に倉庫で/休むような女の子はそうそういないよな)
「V6287ま、いいか……EFe9面倒だけど開けて見れば/Fm3一発で分かるわね」
(ええっ! そんなことされたらっ!!)
(し、仕方ない……ここは僕のとんちで!)
「V6288よしっ、せ〜〜のっ!!」
「お……おめでとうございます!!/あなたはこの体育倉庫に来た1万人目の/生徒さんです!」
「V6289…………………………」
(うわぁ! こ、こんなのじゃ駄目だ!)
「V6290Nn……そんなとこで何してんの?」
「ち、違うよ! ぼ……俺は……」
「V6291んふふふっ、EoFe9『俺は』誰なのかな?」
「この跳び箱の……し、支配人だ!」
「V6292プッ……EoFe9m3微妙に面白いわね」
「……」
(こ、これはバレたかもしれないな……)
「V6293……ん!」
「な、何かね……」
「V6294ちょっと待っててねFm2」
「え?」
(ど、どういうつもりだ?)
(ま……まさか先生を!?)
「V6295あったあった! お待たせ〜っ」
「か、薫! お前……」
「V6296あっれ〜? どうして支配人があたしの/名前を知ってるの?」
「そ、それは……」
Ti0/        Ti2カタン……
「ん?」
「V6297んふふっ」
「お、お前……何してるんだ!」
「V6298な・い・しょ!」
「え? どうして穴からモップの柄が……」
(ま、まさかっ!!)
「V6299モップ砲発射〜っ!!」
「なっ……」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2Ts3ガゴンッ!!As0b0
「ぎゃあああぁぁ〜〜っ!」
「V6300は、外したっ!?」
「薫……そ、それは当たったら怪我じゃ/済まないぞ!!」
「V6301え〜支配人くらい偉い人なら平気でしょ」
「し、支配人だって人間なんだ!」
「V6302じゃあ、次は手加減してあげる」
「手加減じゃなくてやめてくれよ!」
「V6303ど・の・あ・な・に……」
「薫っ!」
「V6304し・よ発射!!」
「ぎにゃあぁ〜っ!」
「V6305またハズレ!?」
「本気、本気だったろ!/頬をかすったぞ!!」
「V6306じゃあ、次ね」
「V0137薫〜っ、どこにいるの〜?/次の試合が始まっちゃうってば〜っ」
「V6307ちっ」
「お、お前……今舌打ちしただろ!」
「V6308命拾いしたわね、Nn」
「V6309誰にも言わないであげるから、/Fm3早いところ逃げなさいよね」
「あ、ありがとう……」
「V6310そんじゃね、EoW45楽しませてもらったわ」
(た、助かったみたいだな……)
(よし、タイミングを見計らって、さっさと/抜け出すとするか)
(ふぅ、参ったなぁ……)
(まさか体育の後片付けに、/ここまで手間取るとは思わなかったよ)
(……っと、こうしてる場合じゃないな。/さっさと着替えないと、次の授業に……)
Ti0/         Ti2ドンッ!
「うわっ!」
???
「V6311きゃあっ!」
「V6312いったぁ……」
「だっ、大丈……夫……だよな。薫なら」
「V6313大丈夫じゃないわよ!」
「ごめん、体育の後片付けに手間取って/焦ってたんだ」
「V6314まったくもう……気をつけてよね」
「うん」
「……あれ?」
「V6315な、Fm7何よ……」
「お前、今日朝からいたか?」
「V6316い、いたわよ……EFe9おごそかに」
「おごそかって何だよ」
「まさか、また遅刻したのか?」
「V6317ふふふふ……W45Eoバレちゃあしょうがない」
「カッコ悪いセリフだな」
「V6318うっさいわね!/昨日は寝つきが悪かったのよ!」
「……どうせ深夜番組に夢中になってたとか/そんなもんだろ」
「V6319Nn、EFe9無駄に鋭いわね……」
「V0129ふ〜ん、その番組は面白かった?」
「V6320それがね、もう傑作W45EF5W45EF6……なのです。Ecはい」
「V0130それは良かったわね」
「はははっ」
「V6321な、何がおかしいのよ」
「V0131棚町さん、EoFe8m2お昼休みに私のところまで/いいかしら?」
「V6322はい……」
「自業自得だな」
「V6323ふんっ」
「V0132ふふっ、そう言うNm君も/早く着替えないと次の授業に遅れるわよ」
「え? あ、そうでした」
「V0133急いでね」
「はい、失礼します」
「V6324失礼しまーす……」
「よかったな、見つかったのが高橋先生で」
「V6325見つかった時点でツイてないわよ、Eoバカ」
「V6326はぁ……」
(さてと、そろそろいい時間だな……)
(一度教室に戻ってカバンを……あれ?)
(あそこにいるのって薫だよな……)
(ホウキなんて持ってるけど、まさか……)
「お〜い! 薫」
「V6327あっ、Nn。丁度いいところに!」
「ん? な、何だよ……」
「V6328掃除手伝って」
「……誰が?」
「V6329アンタが」
「……」
「V6330んふ」
「『んふ』じゃないよ馬鹿」
「V6331……」
「その掃除って遅刻の罰なんじゃないのか」
「V6332そーよFm3」
「僕……絶対に手伝わないからな」
「V6333LdMoえ〜〜〜っMc!!Le」
「V6334こってりしぼられたEFe9挙句にこれよ?/Fm8もうやってらんないんだってば」
「頑張れ、僕はもう帰るから」
「V6335あ〜ん、待って待って。お願いっ!」
「V6336ね、明日から遅刻しないようにする。/だから今日だけはお願いします」
「V6337ホントお願いっ!」
「はぁ……仕方ないなぁ」
「V6338やったぁっ! EoさっすがNnっ」
「次からは手伝わないからな」
「V6339分かってるって! EoFm2じゃこれホウキね。/P2F3んでもって範囲はここから校門まで」
「V6340あぁ、落ち葉は校門の横にまとめれば/いいってさ」
「お前は何をするんだ?」
「V6341見てる」
Ti0/           Ti2ゴン!
「V6342いったああああ〜〜いっ!/W30EoFe9m8なにすんのよ!」
「馬鹿な事言うからだ」
「V6343だからってホウキの柄でぶつことない/じゃない!」
「あのなぁ……」
「V6344分かったわよ……EoFe9あたしも手伝えば/いいんでしょ」
(……)
(なんて言うか……ホントに薫といると/飽きないよなぁ)
(ま、仕方ない……か)
こうして薫の掃除を手伝った。
「V6703ねぇ、Nn」
「うん?」
「V6411な〜んか普通に帰るのも芸がないわね」
「じゃあ、ゲーセンで遊んでいくか?」
「V6412そうね……そうしよっか」
「V6413Nn、腕は鈍ってないでしょうね」
「当たり前だろ」
「V6414そうこなくちゃ面白くないわ」
「ははっ、望むところだ!」
「さて、薫、今日は何で対戦するんだ?」
「V6415……」
「薫?」
「V6416ね、ね! あのでっかいの何?/すっごい楽しそうっ」
「あぁ、あれは指定されたミッションを/協力してクリアしてくゲームだよ」
「V6417やりたい!」
「対戦物じゃないけどいいの?」
「V6418うん」
「よし、それじゃやってみるか」
「V6419ごーごー!」
「V6420あ〜っ、ちょっとNn!/ちゃんと狙って撃ちなさいよ!」
「わ、分かってるよ」
「V6421場所取りは上手いくせに、/どうして当てられないのよっ」
「そ、そんな事言われたって……」
「うわっ!」
「V6422あ〜あ……」
Ti0/       Ti2GAME OVER
「V6423全っ然なってない!」
「ご、ごめん」
「V6424手本を見せたげるわ」
「て、手本?」
「V6425はい、ごめんなさいよぉ」
「え? あ、おい!」
「V6426よっこいしょっと」
「まさか……これでプレイするのか!?」
「V6427さ、ゲームスタートよ」
「ははは……」
「V6428さ〜て、そんじゃいっちょやりますかね」
「そうだな……」
「V6429ああ、アンタは操縦に集中してね。/後はあたしに任せればいいから」
「あ、うん」
「V6430それじゃ、まずは雑魚から片付けるわよ」
「了解だ」
「V6431このっ、このっ!」
「あ、さすがだな、言うだけの事はあるよ」
「V6432ったり前よ!」
子供A
「見ろよあれ! すっげぇぞ」
子供B
「ホントだ……」
「ん?」
「何だかかっこいいよな……」
「うん、しかも二人とも上手いじゃん」
(な、何だか注目されてるな……)
「V6433よしっ、次は右っ」
「あ、うんっ」
「おおっ、あんな動きできるんだ」
「僕も真似してみようかな……」
「V6434Nnっ」
「えっ!?」
「V6435何ぼーっとしてんの、ボスが来るわよ」
Ti0/       Ti2ズギュウウゥゥン!
「V6436そそそ、左に回って」
「……薫、多分頭が弱点だ」
「V6437どして?」
「体力の減り方が他の場所と違うんだよ」
「V6438なるほどね、おっけ〜っ!」
「おお〜っ」
「すっげーっ!」
「V6439と、まぁこんな感じよ」
「お前……こういうのホント上手いよな」
「V6440まぁね。反射神経には自信があるし」
「勉強になりました」
「V6441あははっ、W45Eo精進したまえ」
「ははっ、了解だ」
「V6442さてと、それじゃあたしはこれで」
「えっ、一緒に帰らないのか?」
「V6443うん、ゴメン。/あたしちょっとだけバイト先に/顔出していくから」
「そっか、それじゃまたな」
「V6444うん、続きはまた今度ね」
「ははっ、そうだな」
(さてと、それじゃあ僕も帰るとするか)
「V6450ねぇねぇ、Nn」
「うん?」
「V6451よかったらさ、今日もゲーセンに寄って/いかない?」
「V6452あたし、あのNnをこき使うゲームを/やりたいのよね〜」
「嫌な内容のゲームだな……」
「V6453いいのよ、あたしが楽しければ」
「……」
「V6454それに……あれって無駄にストーリー/仕立てになってたじゃない?/な〜んか続きが気になっちゃってさ……」
「あ、そういえばそうだな」
「V6455じゃあ、決まりって事で」
「うん」
「V6456おっ、W45やってるやってる」
子供A
「ちっがうよ! 右だって」
子供B
「こっちからの方が狙いやすいだろ」
「左は攻撃されちゃうんだよ」
(どうして二人乗りが流行ってるんだ……)
「ほら、だめじゃん」
「ほんとだ……」
「V6457ふふん、甘いわね」
「あ、この前の人だ!」
「部下もいるぞ!」
「誰が部下だよ……」
「V6458いいじゃない、子供が言う事なんだし」
「ねぇ、今日もやるんでしょ?」
「V6459その為に来たのよ」
「やっべ、かっこいい!」
「V6460だってさ」
「仕方ないな。ちょっといいとこ見せるか」
「V6461そうね」
「V6462ふ〜ん、随分慣れてきたじゃない」
「まぁね」
「V6463よっし! 中ボス撃破」
「気抜くなよ、薫」
「V6464大丈夫」
「やっぱりすげぇっ!」
「ここってもう最終面だよなぁ」
「V6465Nn、分かってるわよね」
「誰に言ってんだ、任せとけって」
「V6466いくわよっ!」
「うんっ」
「ラスボスをあんなに簡単に……」
「僕たちとじゃレベルが違うよ」
「V6467ふふっ、こんなもんね」
「かっこいい……」
「V6468さ、Nn、帰るわよ」
「え? だってまだエンディングが……」
「V6469い、いいからっ!」
「薫……エンディングはいいのか?/せっかくクリアしたのにさ……」
「V6470だって仕方ないFm9じゃない!」
「え?」
「V6471あの雰囲気でエンディング見てたら/子供の夢壊しそうじゃない」
「V6472ゲーマーはエンディングなんて/見慣れてなきゃいけないのよ……多分」
「まぁ、そうかもしれないけど……」
「V6473またクリアすればいいじゃない。W45Ecねっ」
「見栄っ張り……」
「V6474う……」
「冗談だよ、またクリアしにこようよ」
「V6475……うん」
「V6480ねぇ、Nn、今日も行かない?」
「え? あ、ゲーセン?」
「V6481そうそう」
「別に構わないよ」
「V6482あのエンディングやっぱり気になるのよ」
「ははは、そっか」
子供A
「いいぞいいぞ、結構やるじゃん」
子供B
「あのにーちゃんのマネしてみたんだ」
子供C
「マジすっげぇ」
子供D
「なぁなぁ、次、俺達もやってみようぜ」
(どうしてみんな二人プレイで……)
「あ、ダメだ左に回れよ」
「いいんだよこれで」
「おおっ! Nn避けか!」
「うん!」
「…………」
(そんな名前つけないでほしかったよ……)
「V6483ねぇ……Nn」
「うん……」
「V6484Fm3なんかやりにくそうな雰囲気よね」
「ははは……」
「V6485仕方ない、帰ろっか」
「そうだね」
(さてと……家を出てきたのはいいとして、/今日は何をしようかな)
(……とりあえず駅の方に行ってみるか)
(う〜ん……)
(こっちにきてもやる事が見つからないぞ。/やっぱりゲームセンターが正解なのか?)
(……)
「仕方ない……」
女の子
「V6512何が?」
「Ts3うわっ!」
「V6513あははははっ、W45Eo驚いてる」
「かっ、薫……」
「V6514やっほー」
「お前、何してるんだ?」
「V6515ん? W45EF3暇だからブラブラしてた」
「寂しい休日か?」
「V6516一人でゲーセンに行こうとしてる人よりは/EcFm3幾らかマシ」
「ど、どうしてそれを……」
「V6517Nnの事くらいお見通しよ」
「くっ……」
「V6518さて、W45EoFe3そこで提案」
「『あたしと遊ぼう』……だろ?」
「V6519大正解!」
「やっぱり……」
「V6520アンタも暇、Ecあたしも暇。W45セットにすると/Fm3あら不思議、EoFe3あっつい恋人の出来上がり」
「安上がりな恋人だな」
「V6521安かろう、悪かろうっEcてね」
「フォローになってないよ!」
「V6522うっさいわね……」
「V6523それよりどうすんのよ?/遊ぶの? 遊ばないの?」
「当然、遊ぶ方で」
「V6524そうこなくっちゃEcね」
「V6525じゃ、早速ゲーセンにでも行こっか」
「……結局そこなのか」
「V6526今から遠出するのもEFe3面倒でしょ」
「それはそうだけど……」
「V6527いいのいいの!」
「あ、こらっ、引っ張るなって!」
「さてと、何からやる?」
「V6528決まってるでしょ、レーMoLdEFe7m3……W30McFm4W15LeEFe8m2対戦格闘よ」
「対戦格闘!? どうしてまた……」
「V6529最近ちょちょっと練習してんのよね」
「じゃあ、その練習した腕前でも/見せてもらうとしようかな」
「V6530んふ、W45Eo吠え面かかしてあげるわ」
「言うじゃないか」
「V6531……それじゃお金入れるわよ」
「いつでもいいぞ」
「V6532遅いわっ!!」
「ええっ! そんなのつながるのか?」
「V6533つ・な・が・る・の」
「……」
「V6534……」
「V6535Nn……それ誘ってるの?」
「ど、どうかな……」
(この間、梅原が使ってた技を真似するのは/悔しいけど……)
「ここで負けるわけには!!」
「V6536……」
「あれ? 薫……どうして動かないんだよ」
「V6537見たことない動きしてるから」
(まさかここで防御に切り替えるなんて!)
「V6538ん……その技の流れなら知ってる!/今ねっ、必殺モード発動!!」
「う、嘘だろっ」
「完全に負けた……」
「V6539あははははっ、W45EoNnって弱かったのね」
「ど、どうして……対戦格闘なんてほとんど/やってなかったクセに」
「V6540ん、W45EF7教えてもらったの」
「誰に! もしかして梅原か?」
「V6541そのポスターの人」
「え……」
「V6542よくこのゲーセンにくるみたいね。/こないだもいたわよ?」
「V6543で、勝ちたいならFm3相手をよく見ろってさ。/EFe7m4連続技が出来なくてもEF2OKみたい」
「V6544ボタンを押してFm3出る技の強さを覚えれば、EoF3/ある程度は遊べるって言ってた」
「だ、だからって……」
「V6545んふふ、W45Eo後は家でちこちこ遊んでた」
「V6546あたし、反射神経は自信あんのよね」
「うぅ……」
「V6547もっかいやる? それともお昼にする?」
(こ、ここで引き下がったら男が……)
(よ、よし!)
「お昼にしよう!」
「V6548ん? W45EF9やらないんだ……」
「いや、ご飯を食べてからまた何かで勝負/させてくれ」
「V6549お、W30EF3さっすが〜そうこなくっちゃね!」
「負けっぱなしは嫌だからな」
「V6550んふふっ、W45EoFe8いい根性してるじゃない」
「お前に鍛えられたからな」
「V6551OK、Wv60Eoそれじゃまずはご飯にしよっか」
「うん」
「V6552Fm4NnはFm3何か食べたいものとかある?」
「う〜ん……」
「V6553Fm4特にないんだったら、Fm3あたしのバイト先で/パパッと食べちゃう?Fm2」
「あぁ、そうだな、そうしようか」
「V6554うん、Eo決まりね」
「V6555ねぇ……Fm4午後は何でFm3勝負するの?」
「そうだなぁ……」
「同じくらいの強さとなると……ビリヤード/とかかな?」
「V6556Ecうん、W30Fm2それよそれ! EoFm3いいじゃない」
「決まりだね」
「V6557ん? W45EF7あ……ちょっと待って」
「えっ?」
「V6558そういえば中学の時に行ってたビリヤード/場ってなくなったんじゃなかった?」
「あ、そうなんだ」
「V6559うん、確かね……」
「そっか……あの店には思い出が一杯/あったんだけどな」
「V6560そうFm3ね、W45Nnが絶不調でEoFe9m3Tシャツに/パンツ一枚まで追い込まれたとか……」
「薫が絶不調で1週間分のジュースを/僕におごったりとか」
「V6561あはははっ、W30Eoあったあった」
「懐かしいなぁ……」
「V6562もう一度くらいあそこで遊びたかったね」
「うん……」
「あ、でも……そしたら今日はどこで/やるつもりなんだ?」
「V6563んふふっ、W15Eoこの近くのダーツ場よ。/そこにもビリヤード台があるはずだから」
「へ〜っ、そうなんだ。/じゃあ、とりあえずそこに行ってみるか」
「V6564そうね」
「V6565Fm4とうFm2LdMoちゃ〜くLeMc!」
「こ、このお店なんだ……」
「V6566うん、W45なかなかいい雰囲気でしょ」
「V6567な〜んかFm3隠し部屋って感じでさ、W45EF2あたし、一度来てみたかったのよね」
「そ、そっか……」
「V6568じゃ、早速入ってみましょ!」
「え? あ、ちょっと……薫っ!」
「V6569へ〜っ、P0W30いいムードのお店じゃない」
「それ……何だかお酒を飲みにきたお客が/言いそうな台詞だな」
「V6570ん〜W15Fm2飲んじゃう?」
「か、薫っ!」
「V6571……冗談に決まってるでしょ」
「お前が言うと冗談に聞こえないんだよ」
「V6572あははははっ、Eoそうかもね」
「まったく……」
「V6573いいじゃない、いいじゃない。/さ、そんな事よりボチボチ始めよ」
「あ、うん、そうだね」
「V6574じゃあ……EF3あたしは台を借りてくるから、/アンタはあっちの方で待っててよ」
「うん、よろしく」
「V6575はい、おまちどー」
「あ、おかえり」
「V6576それじゃEFe8早速勝負を始めるわよ〜」
「うん、そうだな」
「V6577……と、Fm3その前に」
「ん?」
「V6578よっ……と……」
「お、おい!」
「V6579ん〜?」
「お、お前……何してんだよ!」
「V6580見れば分かるでしょ?/このままじゃ暑いから上脱いでんのよ」
「V6581な、何よその目は」
「V6582別に色仕掛けで勝とうとかじゃないから/安心しなさいって」
「そ、そうか……」
「V6583Nnとの勝負は真っ当にやんのが/あたしのルールよ」
(色仕掛けをしないにしても、それを意識/させるのはどうなんだ……)
(く、くそっ……負けるか!/対戦格闘の屈辱をここで晴らすんだ!)
(あああ〜っ! それでも目が勝手に……)
「V6584あ、ねぇ……」
「V6585一応ルール確認、いつもの9ボールで/いいのよね?」
「えぇっ!? あ……うん。/数字の順番に落としていって、先に9を/入れた方が勝ちだな」
「V6586おっけ、そんじゃ始めるわよ〜」
「わ、分かった……」
(ん?)
(お、お、おおぉぉ……これはっ!)
(違うっ、どこを見ているんだ僕は!/ゲームに……ゲームに集中するんだ!)
「V6587いよし、出だし好調っ」
「ひ、久しぶりなのにやるじゃないか……」
「V6588んふふふっ、まぁね」
「でも、大事なのは次からだからな」
「V6589そんな分かりきった事を今更……」
「V6590次は……う〜ん、狙いにくいわね」
「う……」
「V6591シッ、黙ってて」
「ご、ごめん……」
(そうだよな、薫が集中してるんだ。/声を出すのは反則だよな……)
(僕も集中しなくちゃ)
(うん、W30腰のラインも捨てがたいけど、W60/やっぱり僕はこの角度の胸元が……)
(ハッ! ぼ、僕はどこに集中してるんだ)
「V6592あ〜、おっしい〜っ!」
「狙いは良かったんだけどな」
「V6593狙いが良くても玉が入らなきゃ一緒よ」
「そうだけどさ……」
「V6594ほら、Nnの番よ」
「あ、うん」
(よし……まずはここだ!)
(集中、集中……)
「やったっ」
「V6595へ〜っ、やるじゃない」
「僕だってこれくらいは出来るさ」
「V6596大事なのは次からよ」
「わ、分かってるよ……」
「V6597んふふっ」
(ここで次のを沈めておけば……)
(集中……集中……)
(うん、やっぱり僕はあの角度が一番……)
「あっ!!」
「V6598ファールね」
「……失敗した」
「V6599致命的ね、このミスは」
「わ、分かってるよ」
「…………」
「な、何を見てるんだ?」
「V3427んふっ」
「V6600これなら……いけるっ!!!」
「えっ!?」
「ああ〜〜っ、9番が!!」
「V6601いただきっ!!」
「V6602あ〜〜っ、Wv80EoFe9遊んだ遊んWv160だ」
「うん、大満足だ」
「V6603さてと、それじゃあ帰ろっか」
「そうだね」
「V6604それにしても、Nn負けグセついてん/じゃないの?」
「な、何だよ負けグセって……」
「V6605ゲームにしてもビリヤードにしても、/W45EoFe9m4結局あたしに勝てなかったFm3じゃない」
「そ、そうだけどさ……」
「V6606……」
「V6607まさかW45手加減したとか言わないわよね」
・実は……少し手加減してたんだ
・ううん、本気でいって負けたんだ
「実は……少し手加減してたんだ」
「V6608……それホント?」
「う、うん」
「V6609あたしがそういうの嫌いなの知ってて/やったわけ?」
「V6610……最低」
「ごめん……」
「V6611あたし帰Fm9る!」
「ち、違うよ薫!」
「V6612何が違うの?」
「う、嘘をついて……ごめんってことだ」
「V6613え?」
「ゲーセンは本気でやって負けたんだ。/そして……」
「ビリヤードは……」
「V6614……」
(うぅっ……謝りにくいぞ)
(で、でも言わないのも男らしくないしな)
「V6615ビリヤードは……何?」
(言う……しかない!)
「V6616……」
「薫の……胸元に負けたんだ……」
「V6617は?」
「その……いい眺めだったから……」
「V6618み、S見えてたの?」
「チ……チラッと」
「V6619だからEFe9負けたの?」
「……うん」
「V6620あははははははっ!/W30EoFe9バカだ! バカがいるわ!!」
「な、何だよそれ!」
「V6621狙ってもいない色仕掛けにハマるなんて!/W45F3Ecあははははっ!」
「V6622次にボクちゃんと行くときは、シャツで/行ってあげまちゅからねー」
「うっ……」
「V6623あはははははっ」
「V6624そんなにあたしセクシーだった?」
「う、うるさいよ」
「V6625ほ〜ら、ちゃんと答えなさいよ」
(く、くそっ!/やっぱり言うんじゃなかったよ……)
「V6626Nn〜っ」
「ぐっ……」
「うわあぁ〜〜〜〜っ!!」
「V6627あははははははっ、逃げた逃げた!」
「つ、ついてくんなよ」
「V6628逃げられると追いたくなるのよ」
「く、くっそ!!」
「V6629あはははっ」
「ううん、本気でいって負けたんだ」
「V6630……」
「V6631いいじゃない、その潔さ」
「言い訳する気はないからな」
「V6632ふ〜〜ん」
Ti0/         Ti2ぎゅっ
「V6633今日はさ、手、つないで帰ろうよ」
「い、いいけど……手をつなぐ前に言うのが/普通じゃないのか」
「V6634デートなんだしその辺はEc大目に見てよ」
「V6635そういえば、昔も遊んだ後はこうして/一緒に帰ったよね」
「手はつないでなかったけどな」
「V6636……」
「V6637Nnはいつもはしゃいでたっけ」
「はしゃいでたのはお前だ」
「V6638……」
「V6639ケンカもよくした気がする」
「一方的に僕がやられるケンカだったな」
「V6640……」
Ti0/         Ti2ゴンAs0!
「V6641イチイチうっさいのよアンタは」
「こ、これじゃ中学の頃の焼き直しだよ!」
「V6642……ぷっ」
「はははっ」
「V6643笑ってんじゃないわよ!」
Ti0/        Ti2ゴツAs0ン!
「どうして二度も叩くんだよ。/寒いと痛さも倍増するんだぞ!」
「V6644叩く方も痛いのFm9よ!!」
「だったら叩くなよ」
「V6645ふふん、負け犬ちゃんのクセにワンワン/うるさいわねぇ」
「く……」
「お、覚えとけよ!/次は絶対勝ってやるからな!」
「V6646うん、覚えとく。W45EoFe9絶対忘れない」
「V6647ふふふっ」
「素直になられると何だかやりにくいよ」
「V6648そういう日があってもいいでしょ」
「あ、薫……ちょっと待って。/こっちから行くと遠回りに……」
「V6649その方があたしたちらしいでしょ」
「V6650こっちから帰ろうよ」
「……うん、そうだな」
こうして薫と楽しく過ごした。
V7830正直言って悔しい。/でも、仕方ない事かもしれない。
V7831Nnはいつの間にか一人で歩き始めてて……。
「V7832あたしは置いてきぼり……か」
V7833勝手だよ……ホント。/勘弁してほしいわ。
V7834…………。
V7835もっと早く気付いていればよかったの?/自分の気持ちに……。
「V7836あ〜〜〜っ、もう!」
「V7837納得いかなくても納得しなきゃダメ!」
V7838あたしといる時より、あの子と一緒の時の方が/ずっといい顔で笑ってるんだから……。
V7839反則だよ、Nn。/あんな顔見せられたら諦めるしかないじゃない!
V7840……。
「V7841……でも、側にいるくらいならいいよね」
V7842友達としてなら……誰よりも上手く付き合える。/その自信はある。
V7843ずっとこんな感じだったんだから……あたしたち。
V7844でも、まだ諦めた訳じゃない。/悪あがきがあたしの性分なんだし。
V7845覚悟してなさいよ!/いつかきっと……
Ti0n3nka_lu02A/薫レベルアップアコガレ→ナカヨシ/レベルダウンの為シナリオ無し
V7846ゆっくりゆっくり育っていってる。
V7847昔は感じなかった。/でも、今は感じられる。
V7848あたしたち、一歩一歩進んでるんだ。
V7849Nnは気付いてないだろうけど、/あたしには分かってる。
V7850バカやって、ふざけ合って、ケンカして。/これがあたしたちのやり方なんだよね。
V7851楽しい事なんてそこら中に溢れてるんだから、/二人で幾らでも見つけていけばいい。
V7852後は、地球がくるくる回ってるうちに/どうとでもなっていくでしょ。
V7853自信はないけど……きっとそう。/そうなんだ。
V7854だから、もうしばらくはこのままで……
「V7855いいよね? Nn」
「V9740あっ、Nn、いいタイミング!」
「え? ああ、薫」
「V9741今って時間大丈夫?/もしヒマしてたら、あたしの相手してよ」
「え……」
「V9742お願いっ」
・うん、いいよ
・今はちょっと急ぎの用が……
「うん、いいよ」
「V9743ホント!? EF2やったっ」
「ははっ、僕も丁度暇だったんだ」
「V9744あぁ、Fm3そうなんだ」
「今はちょっと急ぎの用が……」
「V9745え〜っ、Fm9つまんない」
「V9746少しでいいから話そうよ」
「そう言われてもなぁ……」
「V9747……」
「ホントごめん!」
「V9748何か、ホントにダメそうね。/W45EFe9m4じゃあ……また今度……にする?」
「う、うん……」
「V9749分かった、EoFe9m3それじゃ次回って事で」
「V9750じゃあね、Nn」
(う〜ん……せっかく誘ってくれたのに、/悪いことしたかな?)
「なぁ、薫」
「V9751あっ、Nn」
「今、ちょっと時間が空いたんだけどさ」
「V9752いいわよ〜、話でもしようか? でしょ」
「ははっ、正解」
「V9753んふふ、W30EoF7じゃあ……EF3何の話しよっか」
「えっと、そうだなぁ……」
「あ、薫〜っ」
「V9754ああ、Nnか、W45EF3どしたの?」
「今、ちょっといいか?」
「V9755うん、別にいいわよ〜」
「じゃあ、軽く話でもしないか?」
「V9756オッケ〜ッ」
ナカヨシエンカウント汎用終了会話
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
retire1;
「V9757……」
「そういえば、薫に教えようと……」
「V9758ん、W45EFe9あ、Fm9ごめん。W45Fm3それはまた今度でも/いいかな?」
「えっ……」
「V9759あたし、この後用事があるからさ」
「あ、そうなんだ」
「V9760それじゃ、まったね」
「うん」
(……話が盛り上がってなかったからなぁ。/仕方ないか)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
「そうだ……僕、ちょっと薫に聞きたい事が/あったんだ……」
「V6401え? W45EF7あ〜〜」
「ん?」
「V6402ごめん、Nn……あたしちょっと用事が/あるからまた今度でいい?」
「あ、そうなんだ……」
「V6403うん、悪いわね」
「いいよ、それじゃ仕方ないよ」
「V6404てんきゅ」
「V6405それじゃ続きはまた今度ね」
「はいはい」
(う〜ん、タイミングが悪かったなぁ)
(でも用事じゃ仕方ないか……)
「薫、今日ってこの後時間ある?」
「V6486今日……今日は……」
「V6487ごめん、今日はちょっとダメなんだ」
「あ、そうなんだ……」
「V6488ちょ〜っと先約があってね」
「それじゃあ仕方ないな……」
「V6489うん、だからまた今度ってことで」
「そうだな」
「V6490それじゃ、またね」
「うん」
(先約か……残念だったな……)
(またそのうち誘ってみるとするか)
「ねぇ薫」
「V6406今日一緒にFm3帰らないか? EoF3でしょ」
「う、うん」
「V6407いいわよ。EoF3丁度暇してたし」
「それなら良かった」
「でも、どうして分かったの?」
「V6408タイミングとFm3雰囲気。W30EoF7隠し味に勘」
「へ〜っ、すごいな」
「V6409まぁね、W45EoFE3ある意味Nnのプロといっても/過言ではないわ」
「自慢にならないプロだなぁ……」
「V6410いいのいいの」
n3nka_gd01A
「なぁ薫、今日って何か用事はあるのか?」
「V6445ううん、Fm2な〜んにも」
「あ、だったら一緒に帰らないか?」
「V6446そうね、W45EF3いいわよ」
「V6447一人でブラブラするより、/W30EF3二人で帰った方が絶対面白いしね」
「ははっ、確かにそうだな」
「V6448でしょ〜っ」
「じゃあ……僕、カバンとってくるよ」
「V6449あ、W15EF3待って、W30Ecあたしも行く」
「うん」
n3nka_gd01B
「なぁ薫、この後何か用事はあるのか?」
「V6476ううん、別に」
「だったら、一緒に帰らないか?」
「V6477そうね、W45EF3いいわよ」
「一人でブラブラするより……だな」
「V6478そういう事」
「V6479じゃあ、あたしカバン取ってくるから」
「あ、僕も行くよ」
n3nka_gd01C
「V6677あ……」
「V6678…………」
(あれ? 今、薫がいたような……)
(まあ、いいか)
「V6679そ〜れじゃ、あたしはここで」
「あ、うん」
「V6680楽しみにしてるわよ、明日」
「ははっ、僕もだよ」
「V6681じゃあね、Nn」
(……)
(薫とクリスマスパーティーか……まさか/僕が24日を楽しみに思えるなんて……)
(ありがとう……薫)
棚町薫:レベルアップ アコガレ→ナカヨシ
「V9245ふ〜〜ん……W45EoFm3楽しそうだったわね」
「か、薫っ!?」
「V9246二人が仲がいいとは思ってたけどさ、/W45EFe6まさかあんな事してもらう程だとはね」
「V9247美味しかった? W45EFe8m3メロンパン」
「いや、あれは……」
「V9248んふふっ、W45EoFe6美味しいに決まってる……EcFm9か。/W45EcF9ゴメン、変な事聞いてFm2」
「いや、あれは……だから……」
「V9249だから? W45Fm8だから何だってのよ!」
(うぅ……ど、どうしよう……)
「えっと、だから……あれは僕の手が/ふさがってたから……絢辻さんが気を/利かせてくれただけなんだよ」
「さすがに女の子に荷物を持たせるわけにも/いかないだろ……」
「別に……そんなに勘ぐられるような意味が/あった訳じゃないんだって!」
「V9250……くっだらない事してんのね」
「え? あぁっ! か、薫……」
「V9251自分がさ、W45EFe9ああいう事してる姿って/情けないと思わないの?」
「V9252ホントW30EoF8写真に撮ってアンタに見せてあげ/たいわWv200」
「いや、あの……」
「V9253んふふっ、W45EhFe9あのゲーム面白かった?」
「……」
「V9254どうなのよ、W45EcW4Eoちゃんと答えなさいよ!」
「だ、だから……それは誤解で……」
(ううっ、こういう時はどう言えば……)
「あれは……その……ちょ、ちょっとした/悪ふざけなんだよ!」
「確かにくだらない事なんだけど、/昔よくやった遊びだったから……」
「それで……懐かしいなって話から、/ちょっと悪ノリしちゃって……」
「でも、別に深い意味とかがあった訳じゃ/ないんだよ!」
「V9255お疲れ様、Wv68W30EoNn」
「え……あっ! 薫……」
「V9256後輩の子と一緒に買い物なんて、/W45EcFm4Nnも面白い事してるじゃないFm3」
「V9257あ〜あ、W45Fm3あたしも久々にメンチカツパン/食べたかったな」
「V9258Nnたちみたいに、W30いい雰囲気で」
「そ、そんな事は……」
「V9259でも、W45EFe6アンタがあたしにああいう顔を/する事ってないからさ」
「薫……ち、違うんだって!」
「V9260違う? W30EF8何が違うのよ!」
(うっ、こういう時はどう言えば……)
「いや、だから……僕はただ、美味しい/メンチカツパンを売ってるお店に案内を/しただけで……」
「別に気持ちがあってとかじゃなくて、/そうするのが親切だと思っただけなんだ」
「V9261Nn……」
「え……あぁっ! 薫!」
「V9262どう? W30Wv85EoFe9m3楽しかった?」
「V9263ああ、EoFe9m6そんなの聞くまでもFm3ないっか。/W15Wv150年上の人とのデートだもんね」
「V9264よかったわね、Wv80EcFm8相手してもらえてFm9さ」
「え、えっとあれはだな……」
「V9265Ld……Le」
(こ、これはマズいぞ……)
「ち、違うんだよ!/僕、前に……先輩からダーツを教えて/もらう約束をしててさ……」
「それで、下校のタイミングが合ったから/今日行こうかって話になって……」
「だから……別に特別な意味があったとか/じゃないんだよ!」
「え? も、森島先輩……」
「V9204あーっと……」
「V9205その……」
(ま、まずい……もしかしてゲームしている/とこから見られてたのか?)
「V9206ゲーム、上手いんだね」
「え、いや、それは……」
「V9207それとも……W45EF9あの子だからなのかな?」
「えっ?」
「V9208息ぴったりで……W45Ecとても仲が良さそうで、/W45EoFe9まるで恋人同士のよう……」
「き、聞いて下さい先輩!」
「今のは景品目当てだったんです!」
「ハイスコアを出せば貰える景品があって、/それがどうしても欲しいって言われて」
「で、ですから、好き好んでやってた/訳じゃないんです!」
「そういえばさ……薫に聞こうと思ってたん/だけど……」
「V6345うん」
「なんで女の子っていい匂いがするんだ?」
「V6346はぁっ? 何よ突然」
「いや、今なんとなく思い出したから/聞いてみただけなんだけど」
「V6347化粧品の匂いとかじゃなくて?EF4」
「う〜ん、そうなのかなぁ」
「V6348……」
「……」
「V6349なんなら……W45EFe9m3かいでみる?」
「え?」
「V6350な〜んか直接だとヘンタイっぽいけど、/W45EF7Nnとなら別の方法もあるし〜」
「別の方法?」
「V6351うん。ぎゅっとしていいよ」
「ぎゅっと……って抱きしめるのか!?」
「V6352そそそそ」
「そんな事言われてもなぁ……」
「V6353じゃあその気にさせてあげようか?」
「その気に?」
「V6354ねぇ、Nn。Fm3あたしをぎゅっとして」
「お、おい……」
「V6355早くぅ」
「じょ、冗談だろ?/また僕をからかって……」
「V6356嫌だったら冗談でもこんな事言わない」
「そ、そうか……」
「V6357だから……きて」
「う、うん……」
(い、いいのか? 本当に……)
(でも……こうなったら行くしか……)
「薫……」
「V6358うん……」
「V6359あんっ、Nn……痛いよ」
「あっ、ご……ごめん」
「V6360ううん」
(柔らかくて暖かくて、ふわふわする。/何だかずっとこうしていたい……)
(そうだよな。薫も女の子なんだ……)
「V6361……どう?」
「えっ?」
「V6362『えっ?』じゃなくてさ……。/最初の目的忘れちゃったの?」
「あ……」
「すごく……いい匂いがするよ」
「V6363そっか……」
「はははっ」
「なぁ薫、もう少しだけこうしてても/いいかな?」
「V6364…………」
「薫?」
「V6365それだけで……いいの?」
「V6366いいよ」
(『いいよ』って……ま、まさか……)
「そ、そういう事だよな?」
「V6367……」
(だ、黙っているっていうのは……本当に/してもいいって事か……)
(よ、よしっ!)
「V6368ん……」
(薫……)
「V6369んっ……」
(僕の目の前、こんなに近くに薫が……)
「V6370……」
(あ……)
「V6371ん……」
(えっ!?)
(手で……め、目隠しだなんて!?)
(こ、これは……)
「V6372んっ」
「……っ!」
(えええぇっ!)
「V6373……」
(そ、そんな!? 薫っ!)
「V6374ふぅ……」
「V6375……Ehしちゃった」
「V6376Nn……顔が真っ赤よ。/Fm4もしかしてFm3興奮しちゃった?」
「お、お前だって……」
「V6377あたしは……Eoそうでもないわよ」
「V6378んふっ、でも何だか照れるね」
「そ、そうだな……」
「V6379すんごいことしちゃったしね」
「V6380……やっぱり顔赤い」
「仕方ないだろ」
「V6381そうかもね」
「V6382さてと……EFe9m3それじゃあたし行くわね」
「あ、あぁ……」
「V6383まったね」
(まだ心臓がドキドキしてる……)
(何だか薫のぬくもりが体に染み付いた/みたいだな……)
「ねぇ、薫」
「V6384ん?」
「ま、また抱きしめてもいいかな?」
「V6385えっ?」
「薫の体温がなんだか忘れられなくて」
「V6386やらしー言い方Fm3」
「ははは、でも本当の事だし」
「V6387えー、どうしよっかな〜?」
「……」
「V6388……仕方ない、Nnだけの特別サービス/だからね」
「う、うん……分かってるよ」
「V6389よろしいFm2」
「V6390……」
(こうしてると何だか落ち着くなぁ……)
「V6391クセになりそうね」
「そうだな」
「V6392あたしも……Nnにこうしてもらうの/嫌いじゃないと思う」
「そっか」
「V6393オマケのキスはやりすぎだったけどね」
「V6394あんな事何度もしてたらドキドキし過ぎて/心臓が壊れちゃう」
「そ、そうだな……」
(本当にいい香りだ。女の子の……)
「V6395あたしたちはさ、焦らないで一歩ずつ/進んでいけばいいよね」
「うん……そうだな」
「V6396……」
「V6397時間だね」
「うん……」
「V6398シンデレラの魔法がとけちゃった」
「シンデレラねぇ……」
「V6399いいFm3のっ、W45Fe9m4Eoそういう気分なんだかFm3ら!」
「はいはい」
「V6400さてと……EF2戻ろっか」
「うん」
(本当にクセになりそうだな)
(こんな短い時間なのに、/ここまで幸せに思えるなんて……)
「ねぇ、薫」
「V6384ん?」
「ま、また抱きしめてもいいかな?」
「V6385えっ?」
「薫の体温がなんだか忘れられなくて」
「V6388……仕方ない、Nnだけの特別サービス/だからね」
「う、うん……分かってるよ」
「V6389よろしいFm2」
(やっぱりこうしていると、/何だか落ち着くんだよなぁ……)
こうして薫と一緒に休み時間を過ごした。
「V9266……」
「誤解させるような事して……ごめん」
「でも、もう……こういう事はしないから。/約束する!」
「V9267……ホントに?」
「V9268ホントにもうしない?」
「うん、絶対にしないよ!」
「V9269じゃあ、W45EoFe9今度だけは信じてあげる……」
「あ……ありがとう……」
「V9270でもさ……W45Fm6もしアンタの気持ちが別の所に/あるなら、W45Fm3その時はちゃんと言ってよね」
「V9271じゃないと……W45Ecあたしが……」
「そ、そんな事は!」
「V9272うん、分かってる……」
「……そっか」
「V9273……」
「……」
「V9274Fm4そ、W45EcFe4m3それじゃあたし、W45EoFe9m2もう行くわ」
「あ、うん」
「V9275またね、Nn」
(う〜ん……まさか薫に見られるなんてな。/失敗したなぁ……)
(……)
(こんな事が二度とないように、/ちゃんとしなくちゃダメだよな……)
「V9276ゴメン、W45EcNn」
「え……」
「V9277あたし、W45もうアンタの事信じられない」
「か、薫……」
「V9278『もう絶対にしない』って言ったのに、/W45EcW4F6Ehどうしてよ……」
「V9279アンタさ、W45EFe9m6変わったよね。/W45EcFm9中学の時は嘘なんてつかなかったのに」
「そ、それは……」
「V9280言い訳なんていらない!/W45Fm9もう何も聞きたくないのよ!」
「V9281ね、W45Fm5どこまであたしをバカにすれば/気が済むの?Fm6」
「V9282言い訳とか嘘とかさ、W45Fm5言われれば言われた/だけ辛くなるのが分かんないの?Fm6」
「ち、違うんだ……」
「V9283違うならもう放っておいて!Fm6」
「……」
「薫、僕の話も……」
「V9284聞いた結果がこれでしょ」
「V9285それとも、W45EcW4Eh聞いたらアンタが裏切った事を/忘れられる訳?」
「V9286さよなら、W45EoFm6もう話しかけないで」
(薫……)
(どうして僕はこんな事を……)
(本当に最低だ……薫にあんな事を言わせる/程に傷つけて……)
(薫、本当に……ごめん……)
「V9266……」
「誤解させるような事して……ごめん」
「でも、もう……こういう事はしないから。/約束する!」
「V9267……ホントに?」
「V9268ホントにもうしない?」
「うん、絶対にしないよ!」
「V9269じゃあ、W45EoFe9今度だけは信じてあげる……」
「あ……ありがとう……」
「V9270でもさ……W45Fm6もしアンタの気持ちが別の所に/あるなら、W45Fm3その時はちゃんと言ってよね」
「V9271じゃないと……W45Ecあたしが……」
「そ、そんな事は!」
「V9272うん、分かってる……」
「……そっか」
「V9273……」
「……」
「V9274Fm4そ、W45EcFe4m3それじゃあたし、W45EoFe9m2もう行くわ」
「あ、うん」
「V9275またね、Nn」
(う〜ん……まさか薫に見られるなんてな。/失敗したなぁ……)
(……)
(こんな事が二度とないように、/ちゃんとしなくちゃダメだよな……)
「V9276ゴメン、W45EcNn」
「え……」
「V9277あたし、W45もうアンタの事信じられない」
「か、薫……」
「V9278『もう絶対にしない』って言ったのに、/W45EcW4F6Ehどうしてよ……」
「V9279アンタさ、W45EFe9m6変わったよね。/W45EcFm9中学の時は嘘なんてつかなかったのに」
「そ、それは……」
「V9280言い訳なんていらない!/W45Fm9もう何も聞きたくないのよ!」
「V9281ね、W45Fm5どこまであたしをバカにすれば/気が済むの?Fm6」
「V9282言い訳とか嘘とかさ、W45Fm5言われれば言われた/だけ辛くなるのが分かんないの?Fm6」
「ち、違うんだ……」
「V9283違うならもう放っておいて!Fm6」
「……」
「薫、僕の話も……」
「V9284聞いた結果がこれでしょ」
「V9285それとも、W45EcW4Eh聞いたらアンタが裏切った事を/忘れられる訳?」
「V9286さよなら、W45EoFm6もう話しかけないで」
(薫……)
(どうして僕はこんな事を……)
(本当に最低だ……薫にあんな事を言わせる/程に傷つけて……)
(薫、本当に……ごめん……)
(……)
「V6491Nn」
「えっ? か、薫……」
「V6492ね……確か今日、誕生日だったよね」
「え? あ、うん。/……よく覚えてるなそんなこと」
「V6493偉いでしょ! 褒めて褒めて」
「はいはい、すごいすごい」
「V6494心がこもってないわよ……」
「そ、そんなことないぞ」
「V6495ホントに?」
「本当でござる!」
「V6496……何か引っかかるけど、W45EF2ま、いいわ。/それじゃこれあげる」
「え? もしかしてプレゼントか!?」
「V6497そそ、靴下のセット」
「僕、そんな趣味はないんだけど……」
「V6498あたしが履いたのじゃないわよ!」
「それじゃ普通じゃないか……」
「V6499普通に決まってるでしょ!/Fm4まっとうに考えて選んだんだからFm9」
「そ、そうか……」
「V6500履いてよし! サンタクロースに何かを/入れてもらうもよし!」
「半分他人任せのプレゼントだな」
「V6501んふふ……甘いわね。/W45EoFe8使い方はそれだけじゃないんだから」
「な、何だよ……」
「V6502Nn好みの女の子がその靴下を/履いたら……」
「あぁっ! ま、まさか……」
「V6503……そんな事あるはずないでしょ」
「そうだよな……ノッた僕が馬鹿だったよ」
「V6504なんならEF3あたしが履いたげるけど」
「えっ!?」
「V6505……」
「そうだと思ったよ」
「V6506ちょっと反応してたくせに」
「う……」
「と、ともかく……プレゼントありがとう」
「V6507どういたしまして」
「でも、どうして廊下で渡すんだ?」
「V6508ん、プレゼントをロッカーに入れてたから/だけど」
「あぁ、なるほどね……」
「V6509それじゃ、そういうことで」
「あ、薫」
「V6510え?」
「大事に使わせてもらうよ」
「V6511うん」
(薫からプレゼントをもらえるなんて……)
(覚えていてくれた、薫にも感謝だな)
n0nka_me01A
「V6651やっほーNn」
「あ、薫も帰りか?」
「V6652うん、これからちょっと用事があるから/直で家って訳じゃないけどね」
「そっか」
「V6653それよりどうかしたの?/W45EF9暗い顔しちゃってさ」
「別に……いつも通りだよ。/もうクリスマスなんだなぁって思ってた」
「V6654あ〜、そういえばそうね〜」
「……」
「V6655ね、Nnは何か予定とかあるの?」
「クリスマスに?」
「V6656それ以外に何があんのよ!」
「うっ……」
「か、薫こそどうなんだよ……人に聞く前に/自分の予定を言えよ」
「V6657あたしはもう決まってるから」
「えっ!?」
「V6658誰かさんを誘ってクリスマスパーティーに/行ってみようかな〜って」
「だ、誰かさんって……」
「V6659今目の前にいる誰かさん」
「V6660どうせ予定は空いてるんでしょ?/W45EF3だったらあたしと過ごそうよ」
「そうだなぁ……」
・うん、そうしようか!
・ごめん、実はもう予定が……
「うん、そうしようか!」
「V6661やっり〜! じゃあ決まりね」
「V6662明日はよEcろしく!」
「あ、うん……こちらこそよろしく」
「V6663ぶっ、あたし相手に緊張してんの?/アンタらしくもない」
「そ、そうだよな……」
「V6664あははっ」
「V6665……でも、W45楽しみにしてくれてるって/気持ちは伝わった」
「V6666それじゃ話はついたし、途中まで一緒に/帰ろっか」
「うん、そうだな」
「ごめん、実はもう予定が……」
「V6667え〜〜〜っ!」
「こ、今度埋め合わせはするから……」
「V6668……」
「薫さん?」
「V6669……スペシャル定食10回ね」
「ええっ! それは幾らなんでも……」
「V6670嫌ならクリスマスパーティー」
「うぅ……分かったよ」
「V6671……」
「お小遣いで足りるかなぁ……」
「V6672はぁ……いいわよ1回で」
「ほ、本当に!?」
「V6673その代わり絶対だからね」
「うん、任せとけ!」
「V6674さてと……W45EFe9m3それじゃあたしはこれで」
「え? 一緒に帰らないのか?」
「V6675うん、今日はちょっとね」
「V6676バイバイ、Nn」
「またな、薫」
V6922その日から、あたしの周りは劇的に変化した。
V6923Nnが側にいてくれるだけで、/目の前の光景が七色に輝いて見える。
V6924何でもない事が楽しくて嬉しくて、/そしてちょっと照れくさい。
V6925こんなの初めてだから、よく分からないけど……。
V6926もし、これがあたしの初恋なんだとしたら、/『初恋は実らない』なんて迷信は嘘だと思う。
V6927ちゃんと実ったし、これからだってきっと平気。
V6928あたしは確信してる。/Nnとならずっと一緒にやっていけるって!
V6929『幸せはいつでも目の前にある』/誰の言葉かは知らないけど、その通りだと思う。
「V0138薫〜〜っ、またフラれちゃった」
「田中さん……」
「V6930今度は大丈夫って言ったのは誰よ?」
「V0139ううっ……」
「げ、元気だして」
「V0140Nm君……」
「V0141お願いっ、Nm君!/あたしと付き合って〜っ!」
「ちょっ! ええっ! 僕は……ほら」
「V6931あぁ〜っ! ちょっと何してんのよ!/恵子、NnからWv200離れなさい!」
「V0142だって〜」
「V6932『だって』じゃないの!」
「V0143私も幸せになりたいの〜っ」
「あ、あはは……」
「V6933ちょっと!/アンタも少しくらい抵抗しなさいよ!」
Ti0/          Ti2ボコッAs0b0
「いってぇ〜っ、いきなり何するんだよ!」
「V6934デレデレしてるからでしょ!」
「し、してないってば……」
「V6935してるっ!!」
「V6936Nnはね、あたし以外見ちゃダメ/なんだかLdMoら〜っ!!McLe」
n3nkx_xp01G
(5時半過ぎか……約束の時間より早く/着いちゃったな……)
(さすがに薫はまだ来てない……)
「V6682あれ? Nn……」
「薫!?」
「V6683どうしてそんなに驚くのよ」
「いや、まさか薫が待ち合わせの時間より/早く来るなんて……」
「V6684あたしだってたまには早く来るわよ」
「そ、そうなのか……」
「V6685時計が進んでたり、EFe3ものすご〜くFm3楽しみに/してたりした場合はねEcFm2」
「ほとんどないじゃないか……」
「V66860じゃないだけいいじゃない」
「そうだけどさ……」
「V6687ほ〜ら、そんな事グジグジ言ってないで、/早く中に入ろうよ」
「あ、おい……引っ張るなって」
「V6688んふふふっ」
「V6689へ〜っ、結構賑わってるんだ」
「うん、去年よりも全然盛り上がってるね」
「V6690あ、去年はあたしバイトしてたから」
「え? そうなんだ……」
「V6691クリスマスは書き入れ時だからね」
「はははっ、なるほどね」
「V0779よ〜〜っす! メリ〜クリスマ〜ス!」
「V6692あら、梅原君、Ecメリ〜クリスマ〜ス」
「お、梅原もきてたのか」
「V0780当ったり前だろ!/学校挙げての一大イベントだぞ」
「V0781家でゴロゴロしてちゃ〜勿体無いぜ!」
「まぁ、そうだよな」
「V0782ところでところで、Nm先生よ?」
「うん?」
「V0783棚町と一緒とは羨ましいじゃないか!/コンチクショーッ!」
「V6693あはははっ。W45Eo嫉妬だ嫉妬!」
「ぼ、僕と薫が一緒なのはいつもの事だろ」
「V0784否! 今日はクリスマスだぞNm」
「だ、だから何だよ……」
「V0785はぁ、お前は全然分かってないなぁ」
「V0786クリスマスといえば、男女が親睦を深め/二人の仲を一気に発展させる/ビッグチャンスなんだぞ!」
「V0787そもそもだな、W45EoF7クリスマスはキリストの/誕生日として知られているが、この日本に/おいてのクリスマスは本来の意味……」
「薫」
「V6694ん?」
「もう行こう、長くなりそうだ……」
「V6695ふふっ、W45EoFe9そうね」
「V6696あ、ねぇNn」
「ん?」
「V6697ちょっと見て、ステージで何かやってる/みたいよ」
「ホントだ……随分人が集まってるね」
「V6698ちょっと見ていこうよ。時間ならまだまだ/あるんだしさ」
「そうだね、そうしようか」
「では引き続きまして、当イベントの実行委員長を/ご紹介致します」
「V6699あ〜っ、絢辻さんじゃない」
「あ、本当だ!」
(す、すごい……これだけの大舞台なのに/全然あがってる素振りを見せないなんて)
「V6700な〜んかカッコいいわね……」
「うん、そうだね」
「V6701あたしも舞台に/上がりたくなってきた……」
「か、薫……それはさすがに」
「V6702わ〜ってるわよ、まったく」
「はは……それならいいんだけど」
「V6789皆様、Fm4本日は輝日東高校創設祭に/ご来場賜り、Fm2誠にありがとうございます」
「V6790Fm4この創設祭は、当校の創設者の掲げる/Fm2報恩感謝の精神に基づいて開催され、/今年で57回を数えるまでになりました」
「V6703ねぇ、Nn」
「な、何だよ……今絢辻さんが挨拶を……」
「V6704だからその絢辻さんだけどさ、この挨拶を/全部暗記してるんじゃないの?」
「ええっ!? ま、まさか……」
「V6791本年も生徒主導型で工夫を凝らし、/Fm6皆様のご期待に添えられるよう/Fm2準備を行って参りました」
「V6705ほら、手に紙も持ってないし、ずっと前を/向いて喋ってるわよ」
「ほ、ホントだ……」
「V6792まずは開催にあたり、輝日東市役所様、/商店街の皆様のご協力に深く感謝し、/生徒を代表して深く御礼申し上げます」
「V6706う〜……」
「薫、どうかしたのか?」
「V6707ん……ああやっていいとこ見せられると、/あたしも何かしたくなるのよね……」
「な、何かって何だよ?」
「V6708別に何でもいいのよ」
(う〜ん……何だか危ない雰囲気だな)
(薫が派手な事をやらかす前に移動した方が/よさそうだ……)
n3nkx_xp01E
「V6937ん……な〜んだか大人しそうな子が/出てきたわね」
「本当だ……」
「では引き続きまして、当イベントの実行委員長を/ご紹介致します」;
「V6938えっ……ちょっと意外、あの子が委員長/なの?」
「か、薫っ」
「V6939だ〜ってさ、何だか……」
「しっ、挨拶が始まるから……」
「V6940う〜〜……」
委員長
「V0069え〜……皆様、本日は輝日東高校創設祭に/ご来場頂き、誠にありがとうございます」
「V0070この創設祭も今回で……っと、57回目を/迎えました」
「V6941……ぶっ」
「こ、この挨拶は……すごいな」
「V6942あははっ、EoFe9パンチがあるわよね」
「わ、笑っちゃ悪いよ……」
「V6943笑うなって言われても……EcF3くくくっ」
「プッ……いや、でもな」
「V0073こ、これも……近隣の皆様のおちっ……/お力添えがあったからだと」
男子A
「しっかりしろよ委員長」
女子A
「頑張って〜っ」
「V0074せ、生徒一同感謝してます。おります」
「V6944おおっ、一同で感謝してるはずの/生徒にまでツッコミ入れられてるわよ」
「Nn、V6945あの子、なかなかいいわ!」
「はははっ……そうだな」
「V0075つ、つきましては…………」
「……」
「V6946……」
「次に言う事忘れたみたいだね……」
「V6947あはははははっ! W45頑張って!Eo」
(絢辻さんの代役だろうけど……さすがに/アレは酷すぎるよ)
(薫が笑うのも無理ないよな……)
「V6948Ecあはははっ、P2F3彼女ホントいいっ!!/EoFe9あたし気に入ったわ」
「な、なぁ薫……あんまり笑うのもどうかと/思うし、もうあっち行こうよ」
「V6949そ、そうね、そうしよっか」
「うん」
n3nkx_xp01E
「V6722いやぁ、それにしても/すっごい挨拶だったわね」
「うん、そうだね」
「V6723んふっ、W30EoFe9m3せめてアンタもあれくらいの事は/出来るようにならないと〜」
「あ、あれくらいって……僕には無理だよ」
「V6724色んな意味で?」
「そう……色んな意味で」
「V6725あははっ、EoF3そこは気合いで」
「そ、そんなぁ……」
「V6726あ、ちょっと待って」
「……え?」
「V6727校庭の向こう側、ほら何かやるみたいよ」
「あ、ホントだ……」
「やぐらが組んであるから、もしかして/キャンプファイヤーかな?」
「V6728あ〜なるほどね」
「少し冷えてきたし、温まりに行こうか」
「V6729いいアイディアじゃないEc」
「だてに薫の相棒をしてる訳じゃないんだ」
「V6730言うじゃない!」
「まぁね、猛獣は火に……」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ゴン!W5As0b0
「おおおおぉ……」
「V6731誰が猛獣よ!」
「ま、待ってよ! これにはオチが……」
「V6732オチ?」
「そうだよ、核弾頭を火にくべ……」
「V6733成敗っ!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ボコッ!W5As0b0
「いってぇえぇぇっ!」
「V6734フンッ」
「さ、最後まで聞いてくれたって……」
「V6735どうせくだらないオチでしょ?」
「そんな事は……」
「V0144あ、やっぱりそうだ」
「V6736え? W45EF3あら恵子」
「V0145この叫び声はNm君だろうなって/思ったんだ」
「……」
「V0146丁度薫を探してたから助かっちゃった」
「そ、それは何よりで……」
「V6737んで、恵子さん。あたしに何の用?」
「V0147あっ、EF3それなんだけどね……」
「V0148えっと……」
「田中さん、早く言わないと!」
「V0149えっ!?」
「V6738Nn、あっち行こう」
「薫が飽きる……って言おうと思ったのに」
「V6739Nn、正解」
「V0150え? えと、Fm4えと……私、Fm9この後の/ミス・サンタコンテストに出ようと/思って……」
「え!? 田中さんがあのコンテストに?」
「V0151うん……」
「V0152それで薫に手伝ってほしいなって……」
「V6740ふふふ……」
(ま、まさか!)
「V6741面白い! 面白いわ恵子!」
「やっぱり食いついた……」
「V6742じゃあ、まずは早速衣装選びからよ!」
「V0153は、はいっ!」
「V6743あぁ、W15EF3Nnは更衣室に入れないから/ちょっとここで待機ね」
「え……」
「V6744すぐ戻ってくるから!」
「V0154ご、ごめんねNm君」
「いいよ、その代わり頑張ってきてね」
「V0155あ、うん……ありがとう」
「V6745……恵子っ! グズグズしないの!/ブラ外すわよ!」
「V0156は、はいぃっ!」
「予想通りの展開だな……」
(仕方ない、少しここでのんびり待つか)
n0nkx_me01A
「V6906メリークリスマス! Nn」
「ああ、薫、メリークリスマス」
「V6907楽しんでる〜?」
「勿論だよ、薫は?」
「V6908当然でしょ、恵子と二人で大はしゃぎよ」
「はははっ、はしゃぐのはいいけど、/田中さんにあまり迷惑かけるなよ」
「V6909うっさいわね……分かってるわよ。/アンタどこの保護者よ」
「お前の相棒としての忠告だよ」
「V6910はいはい、ありがとありがと」
「V6911さて、それじゃあたしは戻るわね」
「あ、うん」
「V6912口うるさい誰かにこれ以上水差されても/テンション下がるし」
「か、薫っ!」
「V6913あはははっ、W45Eoそれじゃあね」
(まったく……あいつは相変わらずだな)
n0nkx_me01B
「V6746おっ待たせ〜」
「あ、おかえり……あれ?」
「田中さんは一緒じゃないの?」
「V6747恵子はもうエントリーしに行ったわよ」
「あ、じゃあ衣装は決まったんだ」
「V6748ん……W45EFe9m3一応ね」
「一応?」
「V6749うん、あの子がモタモタしてるから、/可愛いのがさっぱり残ってなくてさ」
「V6750審査員受けするようないやらしいのを/選んであげようとしたのに……」
「はは……」
それではミス・サンタコンテストを開始します。
皆様、ステージの方へお集まり下さい。
「V6751早速はじまるみたいね」
「うん、僕らも応援しに行こうよ」
「V6752オッケ〜」
「V6753もう始まってるのね」
「みたいだね」
「V6754おっ、W45EF3恵子可愛いじゃ……EFe9ない?」
「僕に同意を求められてもなぁ……あの服を/選んだのお前だろ」
「V6755そうなんだけど……」
「でも可愛いと……思うよ」
「V6756本心で言ってる?」
「……う、うん」
「V6757じゃあどうして目をそらすのよ」
「そ、それは……」
「V6758…………」
「V6759よし、来年は優勝させるわよ!」
「随分先の話になったな……」
「V6760え〜っ、W45EFe9m3だって仕方ないじゃない」
「し、仕方ないって……ほら、田中さんの/出番だぞ! 応援しないと」
「V6761う〜〜……」
司 会
「はい、では次の方どうぞ!」
「V01573番、2−Aの……た、田中恵子です。/W45EF7えっと趣味は……EFe9m3特にありません」
「V0158特技……W45EF9も特にありません。/よ、よろしくお願いします」
「そ、それでいいんですか?」
「V0159あ、はい……」
「V0205これはもらったわね」
「V0160……え?」
「次の方自己PRどうぞっ!」
「V0206はいっ」
「V02074番、伊藤香苗。/EcF3今回のミスサンタを頂きに来ました」
「V0208誰にも負けるつもりはありません。/EoF3私を見て下さい」
Ti0/        Ti2お〜〜〜〜っ!!
「V0161あぅ……すごい目立ってる……」
「V0209当然でしょ、Ec目立ったもん勝ちだもん」
「V0162で、でも発表されるまでは分からないし」
「V0210それはどうかしら」
「V0163まだ諦めない……」
「V0211根性はそこそこあるみたいね」
「V0164薫に鍛えられてるから」
「V0212いいじゃない、そうこなくっちゃね」
「V0165絶対優勝して素敵な彼氏を見つけるの」
「V0213そういうことなら私だって同じよ。/Eo負けるわけにはいかないの」
「V0166そ、そうなんだ……」
「V0214あの人に振り向いてほしいから頑張るの」
「V0167……」
「V0215Fm3……」
「V0168が、EFe8頑張ろうね」
「V0216そうね」
「V6762はぁ……結局優勝は伊藤さんか。/恵子、残念だったわね」
「V0169うん……」
「田中さんにも結構票が入ってたみたい/だったけどね……」
「V6763負けたら一緒よ!」
「V0170そ、そうだね……」
「V6764いい、恵子。来年は優勝するわよ」
「V0171えっ! ら、来年?」
「V6765そうよ、W45EFe9m3素敵な彼氏を見つけんでしょ?」
「V0172……うん」
「僕も応援してるよ!」
「V0173ありがとう……Nm君」
「V6766ん? W30EF9何上手くまとめてんのよ。/Fm3Nnの出番はこれからだってば」
「え……」
「V6767恵子の雪辱戦、やるわよ!」
「せ、雪辱戦!?」
「V0174も、もしかして薫……ベストカップル/コンテストに?」
「V6768さーW30いえっさー!」
「V6769こんな事もあろうかと、さっき申し込んで/おいたのよ」
「ぼ、僕も出るの?」
「V6770そう。あたしと」
「……」
「V0175あははは……Nm君、Eo頑張ってね」
「V6771さ、行くわよ」
「ちょっと待って! ど、どうして僕が!」
「V6772往生際が悪いわね」
「だってそんなこと急に言われたって、/心の準備が……」
「V6773んなもん、Fm3いらないわよ」
「う……」
・ぼ、僕は絶対出ないからな!
・分かったよ、出てやろうじゃないか!
・出てもいいけど、僕は田中さんと出る!
「ぼ、僕は絶対に出ないからな!」
「V6774……」
「な、何だよ……」
「V6775じゃアンタはいらない」
「えっ?」
「V6776今から別の相手を探すわ」
「V0176い、今から?」
「V6777色仕掛けでも何でもすれば、/EFe9m3すぐ見つかるでしょ」
「そ、そんな……」
「V6778ふんっ、W15EhF3アンタはステージの下で/ミニスカでも覗いてるといいわ」
「V0177Nm君ってそういう趣味があったの?」
「な、ないってば!」
「V6779ふふっ、W45EcW4EoF7チキンはチキンらしく、/ピヨピヨ言い訳ばっかFm3してれば〜?」
「V0178あはは……Eoはは……」
(くっ……ど、どうしよう?)
(ここまで言われて引き下がるのも/男らしくないよな……)
(かといって、薫が他の男と……)
「V6780そ〜んじゃ、あたしは相手探しに行くわ」
「V0179薫……」
「ま、待って! 分かった……僕も出るよ」
「V0180えっ!?」
「V6781ふふ〜ん、Fm3やっとその気にEcなった?」
「ここまで言われちゃ仕方ないだろ」
「でも……出るからには優勝を狙うぞ」
「V6782そうこなくっちゃ!」
「V0181Nm君……」
「分かったよ、出てやろうじゃないか!」
「V6783ふふ〜ん、F2Eoさっすがあたしの相棒ね、/決めるトコは分かってるって顔じゃない」
「でも……一つ条件がある」
「V0182え?」
「やるからには絶対優勝するぞ」
「V6784Ldんふっ、LeW15EoFe8m2当然でしょ」
「V6785恵子、よ〜く見ておきなさいよ」
「V0183う、うんっ」
「僕たちが必ず雪辱を果たしてくるからね」
「V0184Nm君……」
「V0185……」
「V6786………………」
「V6787な〜に見つめ合ってんのよ、バカ」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ビシッ!!W5As0b0
「あいたっ!」
「V6788顔が緩んでるっての」
「V0186あはは……」
「V6789ま〜ったく、しっかりしてよね」
「わ、分かってるって」
「出てもいいけど、僕は田中さんと出る!」
「V6790へ〜、恵子とね…………W45SEF5はぁっ!?」
「V0187えっ!? な……え? Sええっ!」
「V6791ア、アンタ……W45それ本気で言ってるの?」
「う、うん……」
「V6792……」
「V0188か、薫……Nm君……」
「V6793そういうつもりなの?」
「う、うん……そういうつもりだ……」
(そうだよ、自分でも気付かなかったけど、/僕はきっと田中さんの事が……)
「V6794……」
「V0189あ、あの……」
「V6795そう……W45Eoなら、そうすればいいじゃない」
「V0190えっ? あ……」
「うん……ありがとうな、薫」
「V0191な、何が?」
「V6796そのかわり、分かってるんでしょうね」
「大丈夫だよ」
「V6797そっか」
(コンテストが終わったらちゃんと言うよ、/田中さんに自分の気持ちを……)
「V6798恵子」
「V0192え……W45EF3あ、うん?」
「V6799これからが大変なのは目に見えてるけど、/上手くやんなさいよ」
「V0193ど、どういう事? 薫」
「V6800そんじゃW45あたしはステージの下で/応援してるから」
「V6801じゃあね」
「うん……」
「V0194あっ、薫……」
(本当に……ありがとう、薫……)
「V0195ど、どうなってるの……」
「えーっと、後で分かるよ」
(うん……どうなるかは分からないけど、/僕は勝負に出るって決めたんだ!)
(でも、きっと田中さんとなら……)
それでは只今よりベストカップルコンテストを/行います。
出場する方は舞台脇までお集まり下さい。
「そろそろか……それじゃあ行こうか」
「V0196う、うん」
(よしっ、頑張るぞ!)
「V0197ね、ねぇNm君」
「何?」
「V0198あ、あの……本当に私とでいいの?」
「うん、僕は田中さんと出たいんだ」
「V0199……」
「V0200あ、でも……後で薫にいじめられたり/しないかな?」
「平気だよ、薫はそういう奴じゃないから」
「それに、もしそんな事があっても、/僕が田中さんを守るから」
「V0201……W45EcF3うん、E45Eoありがとう」
それでは次のエントリーです。/Nmさん・田中さんペア、ステージにどうぞ!
(おっ、どうやら僕たちの出番みたいだな)
「よしっ、頑張ろうか」
「V0202うん、私、EcFe4優勝……EoFe9したい」
「そうだね、優勝しよう!」
「V0203あははっ、うんっEo!!」
「V6802だってさ、Eoそんじゃ行きましょうか。/Ecだーりん」
「そ、その呼び方はやめてくれよ……」
「V0204あはははっ、W45Eo頑張ってね」
「うん、応援よろしくね」
「V6803Nn、あれ、梅原君じゃない?」
「えっ、あ……ホントだ」
「V6804もしかして梅原君も出るのかしら」
「でもパートナーはどこだ?」
「V6805ちょっとトイレに行ってるとか?」
「それはないだろう……」
「V6806あ、こっちに気付いたわよ」
「V0788いよっ、ご両人! また会ったな」
「もしかしてお前も出場するのか?」
「V0789ったりめ〜だ!」
「V6807でもパートナーはどこにいんの?」
「V0790おいおい棚町、酷い事言わないでくれよ」
「V6808え……」
「も、もしかして……その手に持った刺身の/事を言ってるのか?」
「V0791それ以外に何があるってんだ!/寿司屋のパートナーと言えば魚だろ!」
「V6809……うぷっ」
「か、薫……ツボに入ったのは分かるけど、/少しの辛抱だ……」
「笑ったら梅原に悪いぞ」
「V6810わ、分かってるわよ……」
「ここは僕が……ぷっ……どうにかするよ」
「V6811……」
「V0792おいおい、何の相談だ?」
「あ、いや……こっちの事だ」
「V0793そんなら見てみろ、このトロ子の輝きを!/今日のこいつはブリ江よりも魅力的だぜ」
「V6812……………………」
「そ、そうだな……」
「V0794ステージライトにきらめくこいつの脂身は/まさに世界最高峰」
「V6813ううぅ……」
「が、頑張れ薫……」
「V0795北海の荒波に……」
それでは次のエントリーです。/梅原さん・トロ子さんペア、ステージにどうぞ!
「V0796お? 呼ばれちまったか……W45EF9まだ話の/途中だってのによ」
「そ、そうだな」
「V0797んじゃま、行ってくら〜」
「V6814……」
「V6815……あははははははははっ!/W15EhFe9何あれ! 最高、ほんっと最高!!」
「でも、あいつ……かなり真剣だったぞ。/僕も笑いかけちゃったけどさ」
「V6816あたし、あのペアになら負けてもいいわ!/W45F3Ecあははははっ」
「僕もだよ、負けても文句言えないよ」
「V6817そ、そうよね……」
Ti0/       Ti2Ts3ワ〜〜〜ッ!!!
「V6818や、やっぱり会場も盛り上がったわね」
「うん、間違いなく強敵だよ」
それでは最後のエントリーはNmさん、/棚町さんペアです。どうぞ〜っ!
(……ど、どうやら僕たちの出番が/きたみたいだぞ……)
「V6819行くわよ、Nn」
「う、うん……任せとけ」
(よ、よし……それじゃあ僕も……)
(…………ん?)
(おおっ、こ、このダンボールは……)
(ははははっ、いける!/これをかぶれば、間違いなくいけるぞ!)
(よし……)
「V6820こんばんは、棚町薫です」
「サバ夫です」
(よし、出だしは好調だ!)
(梅原のお陰で、魚のネタなら大体笑って/もらえるようになってるぞ!)
「さてさて……では早速、そんなお二人に/ご質問をさせてもらいたいんですが〜」
「まず始めに、お二人が出会ったのは/いつ頃の事なんでしょうか?」
「V6821はい、中学の頃です。/あたしとNnが同級生だったので」
「そうですかそうですか」
「僕が友達の相談に乗っていたら、/そこに薫が割り込んで……」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ゴン!W5As0b0
「V6822Fm3余計な事は言わなくていいの」
「あははっ……仲がいいんですねぇ」
「V6823Sええ、いつもこんな感じなんです」
「では次、お二人の関係を一言で言うと?」
「V6824そうですね〜」
「生傷の絶えない関係です」
「V6825アンタやる気あんの?」
「あ、あります……」
Ti0/       Ti2Ts3オ〜〜〜〜ッ!!
「……Nmさん、大丈夫ですか?」
「V6826いつもの事ですから、大丈夫です」
「な、何だか棚町さんの方が優位に立って/いるみたいですね」
「V6827そ、そんな事ないですって」
「ええ、お互いにイーブンな感じですよ」
「そうなんですか?」
「はい、食物連鎖でいうと……」
「V6828どうしてそういう例えにするわけ!?」
「うぅ……」
Ti0/    Ti2Ts3オオオォ〜〜〜〜ッ!!
「も、盛り上がってるからいいじゃないか」
「V6829アンタ……ベストカップルコンテストで/盛り上げてどうすんのよ」
「そ、そうだけどこの場合は……」
「V6830……」
「……では最後にお互いの好きなところを/お願いします」
「V6831え〜っと、EF3そうですね……」
「サバとも付き合ってくれるところです」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ボスッ!!W5As0b0
「V6832アンタ……ホント海に帰すわよ」
「おぉぉぉおおぉ〜っ!」
(ま、まさかここで蹴りがくるとは……)
Ti0/  Ti2Ts3オオオオオオオォ〜〜〜〜ッ!!
「た、棚町さん……今蹴りましたよね?」
「V6833んなことするわけないでしょっ!!!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ガツンッ!W5As0b0
「ぎゃあっ!」
「ローリングソバット……」
「か、薫! それはさすがにやりす……」
「V6834アンタが調子にのってっからでしょ!」
Ti0Ts1/Ts2      Ti2Ts3V0019ボスッ!As0b0 W15V0019ボスッ!As0b0
「痛いっ! 痛いってば!!」
「V6835恵子はもっと痛かったのよ!」
「そ、それって僕関係ないじゃないか!」
「V6836いいのよ! どうせついでなんだから!」
「ついででやられちゃ困る事もあるよ!」
「V6837ないっ!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ゴンッ!W5As0b0
Ti0/   Ti2Ts3ウオオオオォォ〜〜〜ッ!!
「お、お二人とも……き、決まりましたよ」
「V6838え……」
「はい?」
「ま、満場一致で、ベストカップルは/棚町さん・サバ夫さんに決定ですっ!」
「おめでとうございます!/会場の皆様はお二人に盛大な拍手をっ!」
「V6839嘘……ホントにっ!?」
「ど、どうして……」
「お二人の息の合った攻防に審査員が/メロメロです」
(い、嫌な審査員だなぁ……)
「V6840やった! やったわよ、Nn!」
「う、うん」
「V6841あたし達がベ・ス・ト、カップルよ〜!」
「ははは……」
「V6842恵子、見てる? やったわよ〜っ!」
(これで田中さんの雪辱を果たせたって事に/なるのかな……)
(まぁ、僕としては薫が喜んでくれてる方が/嬉しかったりするんだけどね)
女の子
「V0055ちょっと待って!/あたしはそんなカップル認めないわ!」
(えっ……)
「V6843ん? W45EF8誰よ……ケチつけてるのは!」
「V0056だ……誰でもいいでしょ!」
「でも、もう決定した事なんだから……」
「V6844そうよそうよ!」
「V0057……Nm君」
「V0058や、と、とにかくダメなものはダメなの。/こんな年も越せなそうなカップルじゃ!」
「V6845アンタねぇ……W60そういう文句はせめて/ステージに上がってから言いなさいよ!」
「V6846こそこそ客席から隠れて言うなんて/みっともないわよ!」
「か、薫……ホントの事でもそれは……」
「V6847いいのよこれくらい」
「V0059そんな……」
「V6848大体、どういうつもりか知らないけどさ、/決まった事にイチャモンつけてんじゃ/ないわよっ!」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2Ts3ドンッ!!W5As0b0
「うわっ!」
「V6849あ……」
(ま、まさか、薫が強く踏みしめた事で/舞台が傾いたのか!?)
「V6850やっば……」
「か、薫っ!」
「V6851Nn、こっち! 逃げるわよ」
「えっ!? あ……うん!」
「V0060だ、誰か! その人たちを捕まえて!」
「はぁ……はぁ……」
「V6852ふぅ……」
「V6853あははっ、W45Eoここまでくればもう平気ね」
「そ、そうだけどさ……」
「V6854EcFm4すっWv20Fm3ごいEo面白かったね」
「まったく……ホント騒ぎを起こすよな、/薫ってさ」
「V6855持ち味ってやつ?」
「は、反省しようよ!/きっと今頃学校は大変だぞ……」
「V6856大丈夫よ、W45EoF3その為の立派な委員長でしょ」
「V6857そんな事よりさ、これからどうする?」
「え? これから?」
「V6858そうFm3、まだ微妙な時間でしょ?/帰るには勿体無いじゃないFm2」
「それもそうだね……じゃあ薫の行きたい/ところでいいよ」
「V6859どこでも?」
「うん」
「V6860あ・た・しWv45、P6F3EcW30海行きたい!」
「えっ……う、海!?」
「V6861前に自転車で行ったことあるでしょ?/歩いてもギリギリいけそうじゃない」
「い、行けるかな……」
「V6862平気平気!」
「そ、そっか……じゃあ行ってみようか」
「V6863きっまり〜〜っFm2!!」
(はぁ……こんな日に海まで歩くなんて/思いもしなかったよ)
「V6864ほら、何してんの。さっさと行くわよ!」
「はいはい……」
「V6865Nn……」
「ん?」
「V6866つ〜か〜れ〜た〜」
「ええっ!?」
「V6867まだ着かないの〜?」
「も、もうちょいだと思うけど……」
「V6868だったら少し休もうよ」
「……うん、構わないけど」
(この調子でいくと……到着する頃には/夜明けになりそうだな……)
(って、言ってる側から日が/昇ってきてないか? 参ったな……)
「ふぅ……クリスマスだっていうのに、/薫には振り回されっぱなしだよ」
「V6869いつも通りじゃない」
「V6870嫌なら帰れば?」
「薫が行きたいって言い出したんだろ……」
「V6871そうだっけ?」
「お前の脳はニワトリ並みか?」
「V6872Nnの魚並みよりはマシ」
「よりによって魚かよ!」
「V6873んふっ、W45EoFe9m3自分でも魚って言ってたクセに」
「V6874もう、一年に一度のクリスマスなのに、/ため息なんてつかないでよ」
「だって……これからもずっとこんな調子/なのかって考えたらなぁ……」
「V6875え……」
「ん? どうした?」
「V6876今『これからもずっと』ってFm3……」
「あ……いや」
「V6877それ、あたしと一緒にってことでしょ?」
「V6878ねぇ……答えて」
(た、確かに僕の気持ちは……)
「な、なぁ……薫」
「V6879うん」
「え〜と、どうしてそんな一言に……」
「V6880こだわるわよ! EFe6Nnがそんな風に/言ってくれたのEcW4Eh初めてなんだから」
「そ、そうだっけ?」
「V6881うん」
「それは……言葉の……」
「V6882ねぇ、言うならちゃんと言ってよ!」
「V6883お願い、Nn……」
「…………」
「V6884あたし、苦しいよ」
「薫……」
「V6885ずっとずっと中途半端な距離でさ」
「V6886いっそこのままでも……EoFe6って思う事も/EFe9あったのよ?」
「V6887でも、やっぱり自分の気持ちも考えると、/うやむやなままっていうのは……」
(薫……)
「V6888もう我慢できないよ、あたし」
「……うん」
(薫にここまで言わせるなんて僕は……)
(そうだよな……ちゃんと自分の気持ちを/伝えなくちゃダメだよな!)
(よ、よし……)
「か、薫……」
「V6889うん」
「僕、お前のことが……」
「V6890うん……」
「薫の事が好きだ、ずっと一緒にいたい!」
「V6891うん……」
「ワガママで、いいかげんで……すぐに/滅茶苦茶なことばっかりするけど……」
「僕は……そんな薫と一緒にいたいんだ!」
「V6892……」
「V6893……もっとマシな言葉を選んでよ」
「ホ、ホントの事だろ?」
「V6894素直じゃないんだから……W45EoFe9そういうとこ、/中学の頃からずっと変わってない」
「僕と一緒じゃ嫌か?」
「V6895そんなことない」
「じゃあ……」
「V6896うんっ!!」
「V6897あたしもNnがFm2好きっ!Ec」
「V6898バカッ!/何年待たせれば気が済むのよ!」
「ゴメン……」
「V6899やっと届いた……」
「僕の気持ちが? 薫の気持ちが?」
「V6900どっちもよ」
「そっか……」
「V6901『そっか』じゃない……/ずっと待ってたって言うのに……」
「V6902ね、Nn」
「うん?」
「V6903大好きだよ……」
「僕だって薫が大好きだ!」
「V6904ふふっ、てんきゅ!」
「V6905ずっと……一緒にいようね」
「そうだね、そうしよう……」
n3nkx_ep01A
田 中
「おっ待たせ〜」
「あ、おかえり……あれ?」
「田中さんは一緒じゃないの?」
「恵子はもうエントリーしに行ったわよ」
「あ、じゃあ衣装は決まったんだ」
「ん……一応ね」
「一応?」
「うん、あの子がモタモタしてるから、/可愛いのがさっぱり残ってなくてさ」
「審査員受けするようないやらしいのを/選んであげようとしたのに……」
「はは……」
それではミス・サンタコンテストを開始します。
皆様、ステージの方へお集まり下さい。
「早速はじまるみたいね」
「うん、僕らも応援しに行こうよ」
「オッケ〜」
「もう始まってるのね」
「みたいだね」
「おっ、恵子可愛いじゃ……ない?」
「僕に同意を求められてもなぁ……あの服を/選んだのお前だろ」
「そうなんだけど……」
「でも可愛いと……思うよ」
「本心で言ってる?」
「……う、うん」
「じゃあどうして目をそらすのよ」
「そ、それは……」
「…………」
「よし、来年は優勝させるわよ!」
「随分先の話になったな……」
「え〜っ、だって仕方ないじゃない」
「し、仕方ないって……ほら、田中さんの/出番だぞ! 応援しないと」
「う〜〜……」
司 会
「はい、では次の方どうぞ!」
「3番、2−Aの……た、田中恵子です。/えっと趣味は……特にありません」
「特技……も特にありません。/よ、よろしくお願いします」
「そ、それでいいんですか?」
「あ、はい……」
「これはもらったわね」
「……え?」
「次の方自己PRどうぞっ!」
「はいっ」
「4番、伊藤香苗。/今回のミスサンタを頂きに来ました」
「誰にも負けるつもりはありません。/私を見て下さい」
お〜〜〜〜っ!!
「あぅ……すごい目立ってる……」
「当然でしょ、目立ったもん勝ちだもん」
「で、でも発表されるまでは分からないし」
「それはどうかしら」
「まだ諦めない……」
「根性はそこそこあるみたいね」
「薫に鍛えられてるから」
「いいじゃない、そうこなくっちゃね」
「絶対優勝して素敵な彼氏を見つけるの」
「そういうことなら私だって同じよ。/負けるわけにはいかないの」
「そ、そうなんだ……」
「あの人に振り向いてほしいから頑張るの」
「……」
「が、頑張ろうね」
「そうね」
「はぁ……結局優勝は伊藤さんか。/恵子、残念だったわね」
「うん……」
「田中さんにも結構票が入ってたみたい/だったけどね……」
「負けたら一緒よ!」
「そ、そうだね……」
「いい、恵子。来年は優勝するわよ」
「えっ! ら、来年?」
「そうよ、素敵な彼氏を見つけんでしょ?」
「……うん」
「僕も応援してるよ!」
「ありがとう……Nm君」
「ん? 何上手くまとめてんのよ。/Nnの出番はこれからだってば」
「え……」
「恵子の雪辱戦、やるわよ!」
「せ、雪辱戦!?」
「も、もしかして薫……ベストカップル/コンテストに?」
「さーいえっさー!」
「こんな事もあろうかと、さっき申し込んで/おいたのよ」
「ぼ、僕も出るの?」
「そう。あたしと」
「あははは……Nm君、頑張ってね」
「さ、行くわよ」
「ちょっと待って! ど、どうして僕が!」
「往生際が悪いわね」
「だってそんなこと急に言われたって、/心の準備が……」
「んなもん、いらないわよ」
「う……」
・ぼ、僕は絶対出ないからな!
・分かったよ、出てやろうじゃないか!
・出てもいいけど、僕は田中さんと出る!
「ぼ、僕は絶対に出ないからな!」
「な、何だよ……」
「じゃアンタはいらない」
「えっ?」
「今から別の相手を探すわ」
「い、今から?」
「色仕掛けでも何でもすれば、すぐ見つかる/でしょ」
「そ、そんな……」
「ふんっ、アンタはステージの下でミニスカ/でも覗いてるといいわ」
「Nm君ってそういう趣味があったの?」
「な、ないってば!」
「ふふっ、チキンはチキンらしくピヨピヨ/言い訳ばっかしてれば〜?」
「あはは……はは……」
(くっ……ど、どうしよう?)
(ここまで言われて引き下がるのも男らしく/ないよな……)
(かといって、薫が他の男と……)
「そ〜んじゃあたしは相手探しに行くわ」
「薫……」
「ま、待って! 分かった……僕も出るよ」
「えっ!?」
「ふふ〜ん、やっとその気になった?」
「ここまで言われちゃ仕方ないだろ」
「でも……出るからには優勝を狙うぞ」
「そうこなくっちゃ!」
「Nm君……」
「分かったよ、出てやろうじゃないか!」
「ふふ〜ん、さっすがあたしの相棒ね、/決めるトコは分かってるって顔じゃない」
「でも……一つ条件がある」
「え?」
「やるからには絶対優勝するぞ」
「んふっ、当然でしょ」
「恵子、よ〜く見ておきなさいよ」
「う、うんっ」
「僕たちが必ず雪辱を果たしてくるからね」
「………………」
「な〜に見つめ合ってんのよ、バカ」
ビシッ!!
「あいたっ!」
「顔が緩んでるっての」
「あはは……」
「ま〜ったく、しっかりしてよね」
「ははっ、分かってるって」
「出てもいいけど、僕は田中さんと出る!」
「へ〜、恵子とね…………はぁっ!?」
「えっ!? な……え? ええっ!」
「ア、アンタ……それ本気で言ってるの?」
「う、うん……」
「か、薫……Nm君……」
「そういうつもりなの?」
「う、うん、そういうつもりだ」
(そうだよ、自分でも気付かなかったけど、/僕はきっと田中さんの事が……)
「あ、あの……」
「そう……なら、そうすればいいじゃない」
「えっ? あ……」
「うん……ありがとうな、薫」
「な、何が?」
「そのかわり、分かってるんでしょうね」
「大丈夫だよ」
「そっか」
(コンテストが終わったらちゃんと言うよ、/田中さんに自分の気持ちを……)
「恵子」
「え……あ、うん?」
「これからが大変なのは目に見えてるけど、/上手くやんなさいよ」
「ど、どういう事? 薫」
「そんじゃあたしはステージの下で応援して/るから」
「じゃあね」
「あっ、薫……」
「ど、どうなってるの……」
「ははっ、後で分かるよ」
(どうなるかは分からないけど、ここが僕の/勝負どころだ!)
(でも、きっと田中さんとなら……)
それでは只今よりベストカップルコンテストを/行います。
出場する方は舞台脇までお集まり下さい。
「そろそろか……それじゃあ行こうか」
「う、うん」
(よしっ、頑張るぞ!)
「ね、ねぇNm君」
「何?」
「あ、あの……本当に私とでいいの?」
「うん、僕は田中さんと出たいんだ」
「あ、でも後で薫にいじめられたりしない/かな?」
「平気だよ、薫はそういう奴じゃないから」
「それに、もしそんな事があったら、僕が/田中さんを守るから」
「……うん、ありがとう」
それでは次のエントリーです。/Nmさん・田中さんペア、ステージにどうぞ!
「よしっ、頑張ろうか」
「うん、私、優勝……したい」
「そうだね、優勝しよう」
「あははっ、うんっ!!」
「だってさ、そんじゃ行きましょうか。/だーりん」
「そ、その呼び方はやめてくれよ……」
「あはははっ、頑張ってね」
「うん、応援よろしくね」
「Nn、あれ、梅原君じゃない?」
「えっ、あ……ホントだ」
「もしかして梅原君も出るのかしら」
「でもパートナーはどこだ?」
「ちょっとトイレに行ってるとか?」
「それはないだろう……」
「あ、こっちに気付いたわよ」
「いよっ、ご両人! また会ったな」
「もしかしてお前も出場するのか?」
「ったりめ〜だ!」
「でもパートナーはどこにいんの?」
「棚町、酷い事言わないでくれよ」
「も、もしかして……その手に持った刺身の/事を言ってるのか?」
「それ以外に何があるってんだ!/寿司屋のパートナーと言えば魚だろ!」
「……うぷっ」
「か、薫……ツボに入ったのは分かるけど、/少しの辛抱だ……」
「笑ったら梅原に悪いぞ」
「わ、分かってるわよ……」
「ここは僕が……ぷっ……どうにかするよ」
「おいおい、何の相談だ?」
「あ、いや……こっちの事だ」
「そんなら見てみろ、このトロ子の輝きを!/今日のこいつはブリ江よりも魅力的だぜ」
「……………………」
「そ、そうだな……」
「ステージライトにきらめくこいつの脂身は/まさに世界最高峰」
「ううぅ……」
「が、頑張れ薫……」
「北海の荒波に……」
それでは次のエントリーです。/梅原さん・トロ子ペア、ステージにどうぞ
「お? 呼ばれちまったか……まだ話の/途中だってのによ」
「そ、そうだな」
「んじゃま、行ってくら〜」
「……あははははははははっ!/何あれ! 最高、ほんっと最高!!」
「でもあいつ、かなり真剣だったぞ……僕も/笑いかけちゃったけどさ」
「あたし、あのペアになら負けてもいいわ!/あははははっ」
「僕もだよ、負けても文句言えないよ」
「そ、そうよね……」
ワ〜〜〜ッ!!!
「や、やっぱり会場も盛り上がったわね」
「うん、間違いなく強敵だよ」
それでは次のエントリーはNmさん、/棚町薫ペアです。どうぞ〜っ!
「行くわよ、Nn」
「う、うん……任せとけ」
「こんばんは、棚町薫です」
「サバ夫です」
ワ〜〜〜〜ッ!!
(よし、出だしは好調だ!)
(梅原のおかげで魚のネタなら大体笑って/もらえるようになってるぞ!)
「さてさて、ではお二人に聞きしますが、/出会ったのはいつ頃の事ですか?」
「はい、中学の頃です。/あたしとNnが同級生だったので」
「そうですかそうですか」
「僕が友達の相談に乗っていたら、そこに/薫が割り込んで……」
ゴン!
「余計な事は言わなくていいの」
「あははっ……仲がいいんですねぇ」
「ええ、いつもこんな感じなんです」
「では次、二人の関係を一言で言うと?」
「そうですね〜」
「生傷の絶えない関係です」
「アンタやる気あんの?」
「あ、あります……」
オ〜〜〜〜ッ!!
「……Nmさん、大丈夫ですか?」
「いつもの事なんで平気ですよ」
「な、何だか棚町さんの方が優位に立って/いるみたいですね」
「そ、そんなことないですよ」
「うん、お互いにイーブンな感じですね」
「そうなんですか?」
「ええ、食物連鎖でいうと」
「どうしてそういう例えにするわけ!?」
「うぅ……」
オオオォ〜〜〜〜ッ!!
「も、盛り上がってるからいいじゃないか」
「アンタ……ベストカップルコンテストで/盛り上げてどうすんのよ」
「そ、そうだけどこの場合は……」
「……では最後にお互いの好きなところを/お願いします」
「え〜っと、そうですね……」
「サバとも付き合ってくれるところです」
ボスッ!
「アンタ……ホント海に帰すわよ」
「おぉぉぉおおぉ〜っ!」
(ま、まさかここで蹴りがくるとは……)
オオオオオオオォ〜〜〜〜ッ!!
「た、棚町さん……今蹴りましたよね?」
「んなことするわけないでしょっ!!!」
ガツンッ!
「ぎゃあっ!」
「ローリングソバット……」
「か、薫! それはさすがにやりす……」
「アンタが調子にのってっからでしょ!」
ボスッ! ボスッ!
「痛いっ! 痛いってば!!」
「恵子はもっと痛かったのよ!」
「そ、それって僕関係ないじゃないか!」
「いいのよ! どうせついでなんだから!」
「ついででやられちゃ困る事もあるよ!」
「ないっ!」
ゴンッ!
ウオオオオォォ〜〜〜ッ!!
「お、お二人とも……け、決定しました!」
「はい?」
「満場一致で、ベストカップルは/棚町さん・サバ夫さんに決定です!」
「おめでとうございます!/会場の皆様はお二人に盛大な拍手をっ!」
「嘘……ホントにっ!?」
「ど、どうして……」
「お二人の息の合った攻防に審査員が/メロメロです」
(い、嫌な審査員だなぁ……)
「やった! やったわよ、Nn!」
「あたし達がベ・ス・ト、カップルよ〜!」
「ははは……」
「恵子、見てる? やったわよ〜っ!」
(これで田中さんの雪辱を果たせたって事に/なるのかな……)
(まぁ、僕としては薫が喜んでくれてる方が/嬉しかったりするんだけどね)
「ちょっと待って!/あたしはそんなカップル認めないわ!」
(えっ……)
女の子
「ん? 誰よ……ケチつけてるのは!」
「だ……誰でもいいでしょ!」
「でも、もう決定した事なんだから……」
「そうよそうよ!」
「……Nm君」
「や、と、とにかくダメなものはダメなの。/こんな年も越せなそうなカップルじゃ!」
「アンタねぇ……そういう文句はせめて/ステージに上がってから言いなさいよ!」
「こそこそ客席から隠れて言うなんて/みっともないわよ!」
「か、薫……ホントの事でもそれは……」
「いいのよこれくらい」
「そんな……」
「大体、どういうつもりか知らないけどさ、/決まった事にイチャモンつけてんじゃ/ないわよっ!」
ドンッ!!
「うわっ!」
「あ……」
(ま、まさか、薫が強く踏みしめた事で/舞台が傾いたのか!?)
「やっば……」
「か、薫っ!」
「Nn、こっち! 逃げるわよ」
「えっ!? あ……うん!」
「だ、誰か! その人たちを捕まえて!」
「はぁ……はぁ……」
「ふぅ……」
「あははっ、ここまでくればもう平気ね」
「そ、そうだけどさ……」
「すっごい面白かったね」
「まったく……ホント騒ぎを起こすよな、/薫ってさ」
「持ち味ってやつ?」
「は、反省しようよ!/きっと今頃学校は大変だぞ……」
「大丈夫よ、その為の立派な委員長でしょ」
「そんな事よりさ、これからどうする?」
「え? これから?」
「そう、まだ微妙な時間でしょ?/帰るには勿体無いじゃない」
「それもそうだね……じゃあ薫の行きたい/ところでいいよ」
「どこでも?」
「うん」
「あ・た・し、海行きたい!」
「えっ……う、海!?」
「前に自転車で行ったことあるでしょ?/歩いてもギリギリいけそうじゃない」
「い、行けるかな……」
「平気平気!」
「そ、そっか……じゃあ行ってみようか」
「きっまり〜〜っ!!」
(はぁ……こんな日に海まで歩くなんて/思いもしなかったよ)
「ほら、何してんの。さっさと行くわよ!」
「はいはい……」
「Nn……」
「ん?」
「つ〜か〜れ〜た〜」
「ええっ!?」
「まだ着かないの〜?」
「も、もうちょいだと思うけど……」
「だったら少し休もうよ」
「……うん、構わないけど」
(この調子でいくと……到着はもう少し先に/なりそうだな……)
「ふぅ……クリスマスだっていうのに、/薫には振り回されっぱなしだよ」
「いつも通りじゃない」
「嫌なら帰れば?」
「薫が行きたいって言い出したんだろ……」
「そうだっけ?」
「お前の脳はニワトリ並みか?」
「Nnの魚並みよりはマシ」
「よりによって魚かよ!」
「んふっ、自分でも魚って言ってたクセに」
「もう、一年に一度のクリスマスなのに、/ため息なんてつかないでよ」
「だって……これからもずっとこんな調子/なのかって考えたらなぁ……」
「ん? どうした?」
「今『これからもずっと』って……」
「あ……いや」
「それ、あたしと一緒にってことでしょ?」
「ねぇ……答えて」
(た、確かに僕の気持ちは……)
「な、なぁ……薫」
「え〜と、どうしてそんな一言に……」
「こだわるわよ! Nnがそんな風に/言ってくれたの初めてなんだから」
「そ、そうだっけ?」
「それは……言葉の……」
「ねぇ、言うならちゃんと言ってよ!」
「お願い、Nn……」
「あたし、苦しいよ」
「ずっとずっと中途半端な距離でさ」
「いっそこのままでも……って思う事も/あったのよ?」
「でも、やっぱり自分の気持ちも考えると、/うやむやなままっていうのは……」
(薫……)
「もう我慢できないよ、あたし」
(薫にここまで言わせるなんて僕は……)
(そうだよな……ちゃんと自分の気持ちを/伝えなくちゃダメだよな!)
(よ、よし……)
「か、薫……」
「僕、お前のことが……」
「薫の事が好きだ、ずっと一緒にいたい!」
「ワガママで、いいかげんで……すぐに/滅茶苦茶なことばっかりするけど……」
「僕は……そんな薫と一緒にいたいんだ!」
「……もっとマシな言葉選んでよ」
「ホ、ホントの事だろ?」
「素直じゃないんだから……そういうとこ、/中学の頃からずっと変わってない」
「僕と一緒じゃ嫌か?」
「そんなことない」
「じゃあ……」
「うんっ!!」
「あたしもNnが好きっ!」
「バカッ!/何年待たせれば気が済むのよ!」
「ゴメン……」
「やっと届いた……」
「僕の気持ちが? 薫の気持ちが?」
「どっちもよ」
「そっか……」
「『そっか』じゃない……ずっと待ってた/って言うのに……」
「ね、Nn」
「うん?」
「大好きだよ……」
「僕だって薫が大好きだ!」
「ふふっ、てんきゅ!」
「ずっと……一緒にいようね」
「そうだね、そうしよう……」
n3nkx_ep01A
(薫の開会式:薫)
n3nkx_xp03A
(黒澤の開会式:薫)
n3nkx_xp03A
(クリスマスパーティー前半)
n0nkx_me01A
(クリスマスパーティー中盤ナカヨシ薫)
n0nkx_me01B
(クリスマスパーティー後半薫)
n3nkx_ep01A
n3sir_me00A
n3sir_me00A
n3sir_me00A
「おっ、薫」
「V9626あれ? W45EF3Nn」
「ははっ、丁度いいところで会ったな」
「V9627え……いいところ?」
「V9628アンタね……W45EoF9提出用の絵を描く手伝いなら/しないわよ」
「……はい?」
「V9629……違うの?」
「ち、違うよ!」
「ちょっと時間が空いてるんだけど、/話でもしないかって言おうとしたんだよ」
「V9630な〜んだ、それならそうと早く言ってよ」
「言う前にお前が勝手に誤解したんだろ!」
「V9631ん、そうだっけ?」
「そうだよ……」
「V9632あはははっ、W45Eoじゃあ謝罪の意味で、/アンタの話とやらに付き合ってあげるわ」
「……言い方に謝罪の気持ちがないぞ?」
「V9633いいのいいの、そんな小さな事」
「はぁ、まったく……」
n3sir_me00A
n3sir_me00A
n3sir_me00A
「薫〜っ、ちょっといいか?」
「V9634あ、Nn、どうかした?」
「うん、足はもう大丈夫かなって、/ちょっと気になってたから……」
「V9635ああ、もう全然平気よ。/ちょっとくじいただけだしね」
「そうか、それならよかったよ」
「V9636心配してくれたんだ……」
「それほどでもないけどね」
「V9637……」
「…………」
「はは……じょ、冗談だよ」
「V9638ふ〜ん……」
「そ、それよりもさ、よかったら少し話でも/しないか?」
「V9639ん〜、別にいいわよ。/W45EF3どうしてヒマしてたところだし」
「そっか、ははっ、ナイスタイミングだった/かな」
「V9640そうね」
(よ、よし……上手く誤魔化せたぞ)
「V9641そのかわり、つまらない話だったら/あたしの鉄拳が火をふくわよ」
「V9642冗談の利子もつけて……W45Ecね」
「は、はははは……」
n3sir_me00A
n3sir_me00A
n3sir_me00A
「薫〜」
「V9643あぁ、Nn、どしたの〜?」
「いや、少し時間があったから、/薫と話でも……あれ?」
「V9644うん?」
「……今日は掃除用具は持ってないんだな」
「V9645ア、アンタねぇ……」
「はははっ、冗談だよ」
「V9646もういい、W45話付き合ってあげない!Fm9」
「え、あ……ゴメンゴメン」
「V9647……」
「薫〜っ」
「V9648じゃあ……そういう事もう言わない?」
「う、うん」
「V9649よしっ、W45Eoそれなら許す!」
「お〜っ、さすがに懐が深いな」
「V9650んふふっ、W45Eoまぁね」
「V9651さて、それじゃあNn君、面白い話を/してくれたまえ」
「はははっ、分かってますって」
n3sir_me00A
n3sir_me00A
「お、薫じゃないか」
「V9652あ……Nn」
「ちょっ、どうしてスカートを押さえながら/後ずさるんだよ」
「V9653場所も場所だし……ね。/気分的な問題よ」
「あ、あれは不可抗力だろ?」
「V9654まぁ、そうだけどさ……」
「だったらいつも通りにしててくれよ、/僕、薫と普通に話したいだけなんだし」
「V9655ホントに〜?」
「う、うん」
「V9656分かった、W45EoFE3じゃあ普通に話そっか」
「そうだね……」
(な、何か引っかかるけど……まぁいいか)
n3sir_me00A
n3sir_me00A
(お、向こうから歩いてくるのは/薫じゃないか……)
「……」
(何だか……機嫌がよさそうだけど、/ああいう時の薫って……)
(よし、まずは平常心で様子を/うかがってみるか!)
「V3000はぁい、元気〜?」
「……多分」
「V3001LdMoた〜McWv45W4Moぶ〜McWv80ん〜?Le」
「うん」
「V3002Nn、W45EoF6とうとう自分の調子も/分からなくなるほどに頭が……」
「頭が……なんだよ?」
「V3003…………」
「V3004うぅっ、W45かわいそうに……」
「そ、そんな目で僕を見るなっ!!」
「V3005え? EF3じゃあどんな目で見ればいいのよ」
「え……温かい目とか」
「V3006あ、それは無理」
(自分からふっておいて、酷い言い草だな)
「ま、まぁいいや……それで?」
「V3007Ldん? LeWv80『それで』って?」
「本題の事だよ。/僕に何か用でもあるんじゃないのか?」
「V3008Ldん……Le」
「V3009Ldんん?Le」
(も、もしかして……用件自体を/忘れたんじゃないだろうな……)
「……薫は僕のじゃなく、自分の頭の心配を/した方がいいと思うぞ」
「V3010し、失礼ね! EF9ちゃんと思い出したわよ」
「よし、じゃあ用事をどうぞ」
「V3011うん、暇だからEcデートしよ」
「え?」
「……デ、デート?」
「V3012そう」
「い、いつ? 次の日曜とかか?」
「V3013なう」
「……な、なう?」
「V3014now」
「じゅ……授業は?」
「V3015喜ばしい事に、午後は先生の都合で/2時間ぶっ続けの自習なのよっ!」
「ホントかっ!?」
「V3016うん、だから行こ」
「でもなぁ……そんなタイミングよく/自習が続くなんて……」
「V3017残念だけど確かな情報よ」
「そ、そっか……」
(う〜〜ん、どうしようかな……)
・よし、せっかくだし行くか!
・……ガセネタじゃないのか?
「よし、せっかくだし行くか!」
「V3018やった〜っ! さっすがNn」
「そうと決まればまずはカバンだな」
「V3019いいよ、あたし取ってくるから」
「あ、うん、よろしく」
「V3020オッケー! Eoじゃあ下駄箱で待ってて」
(たまにはこういう日があってもいいよな)
「……ガセネタじゃないのか?」
「V3021ううん、EoF7確かな話のはずだけど……」
「じゃあさ、一応授業開始まで待って/それから出ることにしようよ」
「V3022……心配性ねぇ」
「確認してから出たって遅くないだろ」
「V3023Ldん、LeWv60EcFe1m3それもそうね」
「じゃあその方向で!」
「V3024ラジャ!」
「V0123……という事で、5・6時間目の自習は/プリントをやってもらいます」
「V0124周りの教室は授業をしてるんだから、/あまり騒がしくしないよう注意すること」
「V3025……」
「V3026確かに自習だったけど……」
「まったく嬉しくない自習だよな」
「V3027……だからさっさと行けばよかったのに」
「でも、それじゃ欠席扱いだぞ」
「V3028……最悪ね」
「最悪だ」
「V3029はぁ、仕方ないわね……。/デートはまた今度ってことで」
「そうだな……」
(あのまま行ってたら欠席扱いか……)
(残っておいて正解だったな)
(さて、後は薫が来るのを待って……)
(おおっ、来た来たっ!)
「V3030お待たせ〜。W45Eoはい、カバン」
「お、サンキュー」
「V3031いえいえ、どういたしまして」
「それじゃどうしようか?/薫はどこか行きたい所とかある?」
「V3032特にないけど……W45EF3とりあえず繁華街にでも/行ってみよっか」
「そうだね、そうしよう」
「V3033さてさて、NmNn君」
「何かね、焼きそばもじゃ子君」
「V3034アンタ……足腰立たなくなるほど/蹴り飛ばすわよ」
「すみませんでした……」
「V3035分かればよろしい」
「V3036さ、じゃあどうしよっか?」
「う〜ん……」
「V3037あたし的にはビリヤードとかも/ありかな〜って思うけど」
「おっ! それはいいな」
「V3039そのかわり、手加減しないわよ」
「手加減して勝てるほどの腕じゃないだろ」
「V3040……アンタ、泣かすわよ」
「ははっ、泣くのは薫の方だろ」
「V3041へ〜っ、冗談が上手く……W45EFe5m4あっ!」
「ん?」
「V3042Nn、あそこ見て! 黒い犬!」
「え? あ、うん……」
「V3043Fm6次、その後ろのおばあさん」
「ああっ、もしかして手綱を……」
「V3044そゆこと!/P1Fe8m3ビリヤードはお預け、行くわよ!」
「はぁ、やっぱりこうなるのか……」
「はぁっ、はぁっ……犬はどこ行った?」
「V3045あそこの曲がり角、右!」
「よし!」
「V3046あ、W30EFe8m6待ってNn」
「えっ?」
「V3047挟んで詰むわよ」
「……僕にダッシュで回り込めと?」
「V3048か弱いあたしを走らせるつもり?」
「そのつもりだった」
「V3049『だった』ね。Ecんじゃ後よろしく!」
「お前こそ見失うなよ」
「V3050分かってるって」
(あの位置から右……)
(それなら!!)
・小回りすればいいだろう
・大回りしておくか
(小回りして、早めに退路をふさぐのが/正解だろうな)
「よしっ!」
「この通路ならバッチリだろ!」
「V3051あ、Nn」
Ti0/        Ti2クーン クーン
「…………」
「V3052あははっ、W45EoFe9この子人懐っこかった」
「……え」
「V3053あたしの姿を見たらすぐに寄ってきたの」
「じゃあ僕が走ったのって……」
「V3054うん、無駄になった」
「……」
「V3055あはははっ、W30EoFe9逃げられるよりは/よかったじゃない」
(うぅっ……)
「V3056ほら、泣いてる暇はないわよ。/おばあさんの所に連れてかないとでしょ」
「う、うん……」
(ここは念の為に大回りしておくか……)
「うぉぉおおぉぉ〜っ!」
「はぁっ、はぁっ、ここでどうだ!」
(…………)
(あれ、薫と犬は……)
(あっ!)
「V3057あはははははははっ」
「V3058Nn、行きすぎ行きすぎ!」
「ど、どうして……」
「V3059あ〜笑わせてもらったわ」
「そ、そんな事よりどうして……」
「V3060Ecんふふっ、EoFe9この子人懐っこかった」
「V3061あたしの姿を見たらすぐに寄ってきたの」
「V3062Ecぶっ、EoFe9お疲れ様でした」
「笑い事じゃないよ!」
「逃げられることも考えて、/かなり大回りしたっていうのに……」
「V3063おっ、W45EF3Nnにしてはよく考えたわね!」
「必死だったからな」
「V3064EFe9無駄だったけどね、EcF3あはははははっ!」
「V3065ほら、泣いてる暇はないわよ。/おばあさんの所に連れてかないとでしょ」
「V3066あ〜Eo面白かった」
「V3067まーだいじけてんの?」
「だってさ……」
「V3068おばあさんに喜んでもらえたんだし、/良かったじゃない」
「V3069もしあの子が人懐っこくなかったら、/Nnが頼りだったわけだし」
「そ、そっか……」
「V3070うん、よく走ったぞ少年!」
「V3071でも、Fm6路地に走りこんできたときの/Fm3間の抜けた顔は……」
「V3072あははははっ!」
「か、薫っ!!」
「V3073うそうそ、ごめんごめん!」
「まだ顔が笑ってるぞ!」
「……………………V3074Fm6ぶっFm3」
「V3075あはははははははっ」
「あっ、こら!/笑いながら逃げるのは反則だろ!」
「薫っ!!」
「なぁ、Nm」
「お、梅原か……どうした?」
「いやな……ちょっと小耳に挟んだんだが」
「うん」
「その、何だ……」
「もう! じれったいなぁ」
「いや、そう言うなって……」
「梅原、ちょっと待った。/いつの間にか余計な奴が混じってるぞ」
「小さな事だ! なぁ棚町」
「ね〜っ」
「……」
「放置か……冷たいなNmは」
「ええ、レンジで暖める前のお弁当と/同じくらいね」
「微妙な冷たさだな……」
「おっ、いいぞ棚町!/W45EF3Nmに反応アリだ」
「夏の体育館の床」
「確かにひんやりしてるけど、/温度としては全然冷たくないだろ」
「Nm再起動までもう少しだ!/頑張れ棚町!」
「電気ストーブの裏面」
「そう! どうしてか冷たいんだよ……/不思議だよなぁ」
「いよっしゃ! Nm復活だ!」
「あのさ……二人とも頭悪いだろ」
「あんまり人に言うなよ?」
「くっ……」
(不覚にも面白いと思ってしまった……)
「耐えてるわ、梅原君! とどめよ!」
「おうよ!」
「実は俺の頭には寿司のネタしか入って/ないんだ……」
「それはそうと薫、僕に何か用事か?」
「ううん、別に」
「おいっ!! いくらつまらないにしても/そのコンビネーションは酷いぞ!」
「あははっ」
「ははははっ」
「こういう時ばっかり息を合わせやがって」
「そういうものよ、ね、Nn」
「別に梅原君を苛めるために/意識してやってるわけじゃな〜いの」
「……そうなのか?」
「んじゃ、二人がこっそり付き合ってるとか/そういう事はない! と?」
「えっ!?」
「なっ……」
「別にあたしたち付き合ってるとか……」
「うん、ないなぁ」
「どちらかと言うと悪友って感じね」
「へ〜……」
「何だよ……」
「いや……随分と息がピッタリだからよ、/何となくそうなのかな〜と」
「ううん、まったく」
「な〜んだなんだ、つかまされたって訳か」
「つかまされた?」
「あ〜いや、こっちのこった」
「そっか……」
Ti0SE予定:チャイム音
「っと……もう次の授業か」
「そうね、それじゃ」
(…………)
(そういえば、梅原が小耳に挟んだ事って/何だったんだろう……)
(ま、どうせ大した事じゃないか)
田 中
(う〜ん、梅原が小耳に挟んだ事って/何だったんだろう……)
(気になるなぁ……)
「Nm君」
「あぁ、田中さん」
「ふふっ、W45Eo今日は薫と一緒じゃないんだね」
「え?」
「あのさ……僕、いつも薫と一緒にいるって/わけじゃないんだけど……」
「そ、そうだったかな?」
「うん」
「う〜ん、そうなんだぁ……」
「な、何?」
「じゃあ、やっぱり違うのかなぁ……」
「やっぱりって、何が?」
「えっと……さっき聞いた噂なんだけど、/Nm君と薫が付き合ってるって……」
「…………」
(こ、これか!!!)
「あ、でもねでもね。『それは嘘だ説』も/一緒に流れてるの」
「ねぇNm君、ここだけの話/ホントの所をこっそり教えて下さい」
「そう言われてもなぁ……」
「あ〜ら、珍しい取り合わせじゃない。/アンタ、恵子でも口説くつもり?」
「あ、薫〜」
「丁度いいところにきたな」
「ん? なになに?」
「今、田中さんに僕と薫が付き合ってるって/噂を聞いたところなんだ」
「あら、恵子可愛いっ!/もしかして信じちゃったりしたんだ」
「え……」
「んふふふっ、W45EoFe9ばっかねぇ〜っ」
「大体あたしが誰かと付き合うのなら、/真っ先に恵子に言ってるってば」
「そ、そっか……」
「納得したみたいだね」
「うん……ちょっと残念だけど」
「残念? 何が?」
「あたし的になんだけど……Nm君と/薫みたいな関係って理想なの」
「あ〜、夢を壊すようで悪いけど、/あたしたちの関係なんて適当よ?」
「そうだな」
「え〜〜〜っ」
「気を使わないから楽は楽だけどね」
「あ、それはあるわね」
「えっと……そこが大事なんだけど……」
「あっそ。じゃあ……これあげるわよ」
「こら、指を差すな」
「お二人で好きなだけ理想の関係をどうぞ」
「えぇっ!? W45EFe6m3あの、えっと……」
「お!? もしかして脈あり?/Nn、チャンスよ!」
「……薫、あんまりからかうなって」
「そうね、泣いちゃうからね」
「な、泣かないってば……」
「ははははっ」
「あ、泣いた……」
「……」
「か、薫……」
「大丈夫、いつもの事だから任せて!」
「あはははっ、恵子ごめ〜ん」
(ほ、本当に大丈夫なのか……)
(…………)
(でもまさかあんな噂が流れてるとは……)
(確かに薫とは仲がいいから、/そう見えてもおかしくないけど……)
(ま、仕方ないか……)
(……ふぅ、今の授業は集中できたぞ)
(うん、この調子で次の授業も……あれ?)
(……)
(梅原のやつ……手招きなんかして、/僕に何か用事でもあるのかな……)
(ちょっと……行ってやるとするか)
「V0648悪いな、Nm」
「何だよ……どうかしたのか?」
「V0649いやな……ちょっと小耳に挟んだんだが」
「うん」
「V0650その、EFe9何だ……」
「V3076もう! じれったいなぁ」
「V0651いや、そう言うなって……/俺にも心の準備ってやつがな……」
「梅原、ちょっと待った。/いつの間にか余計な奴が混じってるぞ」
「V0652小さな事だ! EoF3なぁ棚町」
「V3077ね〜っ」
「V0653ね〜っ」
「……」
「V0654放置か……冷たいなNmは」
「V3078ええ、レンジで温める前のお弁当と/同じくらいね」
「微妙な冷たさだな……」
「V0655おっ、いいぞ棚町!/W45EF3Nmに反応アリだ」
「V3079夏の体育館の床」
「確かにひんやりしてるけど、/温度としては全然冷たくないだろ」
「V0656Nm再起動までもう少しだ!/頑張れ棚町!」
「V3080電気ストーブの裏面」
「そう! どうしてか冷たいんだよ……/不思議だよなぁ」
「V0657いよっしゃ! Nm復活だ!」
「あのさ……二人とも頭悪いだろ」
「V0658あんまり人に言うなよ?」
「くっ……」
(不覚にも面白いと思ってしまった……)
「V3081耐えてるわ、梅原君! とどめよ!」
「V0659おうよ!」
「V0660実は俺の頭にはEc寿司のネタしか入って/ないんだ……Eca3F6a3」
「……それはそうと薫、僕に何か用事か?」
「V3082ううん、別に」
「V0661おいっ!! いくらつまらないにしても/そのコンビネーションは酷いぞ!」
「V3083あははっ」
「ははははっ」
「V0662こういう時ばっかりEo息を合わせやがって」
「V3084そういうものよ、ね、Nn」
「V3085別に梅原君を苛めるために/意識してやってるわけじゃな〜いの」
「V0663……そうなのか?」
「V0664んじゃ、二人がこっそり付き合ってるとか/EFe1そういう事はない! Fm3と?」
「V3086えっ!?」
「なっ……」
「V3087別にEFe9あたしたち付き合ってるEFe6とか……」
「うん、ないなぁ」
「V3088どちらかと言うとEcF3悪友って感じね」
「V0665へ〜……」
「何だよ……」
「V0666いや……随分と息がピッタリだからよ、/eo何となくそうなのかな〜と」
「V3089ううん、EoFe3まったくFm3」
「V0667そっかそっか……。まんまと/ガセネタをつかまされたって訳か」
「つかまされた?」
「V0668あ〜いや、気にすんな!/こっちのこった」
「そっか……」
「V0669っと……EF3もう次の授業か」
「V3090そうね、それじゃ」
(…………)
(そういえば、梅原が小耳に挟んだ事って/何だったんだろう……)
(ま、どうせ大した事じゃないか)
(う〜〜ん、梅原が小耳に挟んだ事って/何だったんだろう……)
(ちょっと気になるなぁ……)
田 中
「V0114Nm君」
「あぁ、田中さん」
「V0115ふふっ、W15Eo今日は薫と一緒じゃないんだね」
「え?」
「あのさ……僕、いつも薫と一緒にいるって/わけじゃないんだけど……」
「V0116そ、W15EcFe9m3そうだったかな?」
「うん」
「V0117う〜ん、そうなんだぁ……」
「な、何?」
「V0118じゃあ、やっぱり違うのかなぁ……」
「やっぱりって、何が?」
「V0119えっと……さっき聞いた噂なんだけど、/Nm君と薫が付き合ってるって……」
「…………」
(こ、この噂話かっ!!!)
「V0120あ、EFe3でもねでもね。/Fm3『それは嘘だ説』も一緒に流れてるの」
「V0121ねぇNm君、ここだけの話、/ホントの所をこっそり教えてEc下さい」
「そ、そう言われてもなぁ……」
「V3091あ〜ら、珍しい取り合わせじゃない。/EFe8アンタ、恵子でもEcF3口説くつもり?」
「V0122あ、EF3薫〜」
「おおっ、丁度いいところにきたな」
「V3092ん? なになに?」
「今、田中さんに僕と薫が付き合ってるって/噂を聞いたところなんだ」
「V3093あら、EcF2恵子可愛いっ!/EoF3もしかして信じちゃったりしたんだ」
「V0123え……」
「V3094んふふふっ、W45EoFe9ばっかねぇ〜っ」
「V3095大体あたしが誰かと付き合うのなら、/真っ先に恵子に言ってるってば」
「V0124そ、Ecそっか……」
「納得したみたいだね」
「V0125うん……EFe9ちょっと残念だけど」
「V3096残念? 何が?」
「V0126私的になんだけど……Nm君と/薫みたいな関係って理想なの」
「V3097あ〜、Fm3夢を壊すようで悪いけど、/Eoあたしたちの関係なんて適当よ?」
「そうだな……」
「V0127え〜〜〜っ」
「気を遣わないから楽は楽だけどね」
「V3098あ、それはあるわね」
「V0128えっと……そこが大事なんだけど……」
「V3099あっそ。P4Fe3m4じゃあ……これあげるわよ」
「こら、指を差すな」
「V3100お二人で好きなだけ理想の関係をどうぞ」
「V0129えぇっ!? W15EFe9m3あの、EFe6m4えっと……」
「V3101お!? EFe3もしかしてFm2脈あり?/EFe8Nn、チャンスよ!」
「……薫、あんまりからかうなって」
「V3102そうね、泣いちゃうからね」
「V0130な、EcF3泣かないってば……」
「ははははっ」
「V0131…………」
「V3103あ、泣いた……」
「……」
「か、薫……」
「V3104大丈夫、いつもの事だから任せて!」
「V3105あはははっ、恵子ごめ〜ん」
(ほ、本当に大丈夫なのか……)
(…………)
(でもまさかあんな噂が流れてるとは……)
(確かに薫とは仲がいいから、/そう見えてもおかしくないけど……)
(ま、仕方ないか……)
「う〜〜ん……」
(写生の授業って何を描けばいいのか/さっぱり分からないよな……)
(どうせなら、美術室で静物デッサンとかに/してくれればいいのに)
(う〜ん、どこか暖かいところないかな)
(あれ……薫だ。/あいつこんなところで描いてたのか)
「おーい、薫」
「V3106…………」
「薫?」
「V3107え? あ、Nn」
「横、いいか?」
「V3108うん。ど〜ぞ〜」
「よっこいしょ」
「V3109おいこら……おっさん」
「何か言ったか?」
「V3110い〜え」
「それにしても、ここはポカポカしてて/気持ちいいな」
「V3111でしょ」
「何だか眠くなってきたよ……」
「V3112あははっ」
「……」
(少し横になろうかな……)
Ti0/          Ti2ゴロン
(あぁ……気持ちいいなぁ)
「V3113Nn」
(ううん……うるさいな)
「V3114Nn〜」
(………………)
「V3115コラ! 起きろ!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ゴスッ!As0b0
「うぽっ!」
「V3116ぐーてんもーげーん」
「あ、あれ……薫」
「V3117寝ボケんじゃないわよ!/もう授業終わるってば」
「そうか……確か美術の……」
「ああっ!」
「V3118な、なによ」
「僕……まだ何も描いてないよ……」
「V3119なら来週の授業で遅れを取り戻せば?」
「うぅっ……」
「V3120寝てるアンタが悪いのよ」
「そ、そういうお前はできたのか?」
「V3121完成じゃないけど……EFe9m3それなりにはね」
「え? 見てもいいか?」
「V3122いいわよ。/別に見られて減るものじゃないし」
(こ、これは……)
「V3123普通でしょ」
「普通? バカ言うな、上手いじゃないか」
「V3124えっ……」
「お前……もしかして絵の才能があるんじゃ/ないのか?」
「V3125そんなのあたしにある訳ないでしょ」
「だってこれ……」
「V3126はぁ……美術の先生といいアンタといい、/どうして人の絵に価値をつけたがるのよ」
「せ、先生も?」
「V3127はいはい、それはもういいから」
「V3128ほら、行こ。もうチャイム鳴るわよ」
「う、うん……」
(まさか先生にまで言われてるとは……)
(人は見かけによらないって本当だな)
「……」
「は〜い、気分はどう?」
「最悪です」
「ははははっ」
「梅原……どうしてお前までいるんだよ」
「勝負に立ち会ったからな。/ついでだよ、ついで」
「いいじゃない別に」
「そうそう、固いこというなって」
「ではでは罰ゲームなのですが……」
「いよっ、待ってました!」
「Nn、敗者のアンタにはお化粧を/してもらうことにするわ!」
「はぁっ!?」
「ぶはははははっEo」
「文句はないわよね」
「ぐっ……」
「そのまま帰れって言わないだけ、/優しいと思いなさい」
「そ、それはそうかもしれないけど……」
「じゃ、いくわよ〜っ」
「ちょっ!」
「もう、口閉じてないと粉が入るって」
「げふっげふっ……」
「すぐに終わるから。そのまま大人しく/しててよね」
(………………)
「で、ビューラーでまつ毛を……」
「お、おい。そこまでしなくても……」
「敗者は黙ってて!」
「いたいたい! 挟んでる挟んでる!」
「あ、ゴメン」
「化粧って案外大変なんだな……」
「ついでにアイシャドウも少しいれとこか」
(もう好きにしてくれ……)
「んで、ビビッとマスカラを」
「仕上げに……口紅ね」
(口紅もつけるのか……)
みゅい〜〜ん
(あれ? これってもしかして――)
「薫」
「ん〜?」
「これってお前のか?」
「そうよ〜」
(じゃあやっぱり間接……)
「出来た!!」
「おおっ! ぶっ!!」
「な、何だよ……」
「ぎゃはははははははっ!」
「そ、そんなに酷いのか? なぁ薫っ」
「ちょっ! ぷっ、こっち向かないで」
「うわぁぁぁぁ」
「にっ、逃げたわよ! W45EcF2あははははは!」
Ti0SE予定:走る足音等
バシャバシャ
(酷い目に遭った……)
「あ、お帰り〜」
「いやぁ……笑わせてもらったよ」
「負けたんだから仕方ないだろ」
「あはは。そうね」
「気がすんだなら僕はもう帰るけど……」
「あ、待ってよ。みんなで帰ろうよ」
「そうだな」
(そういえば……あの口紅って薫が毎日/つけてるんだよな)
(…………)
(ちょっと得したような気もするな……)
「さてと、放課後だぞ」
「分かってるわよ。/W45EF3で、あたしは何すればいいのよ」
「まぁ慌てるなよ、今発表するから」
「……」
(う〜ん……どれにしようかな)
Ti0・1時間メイド/・1時間優しい姉/・1時間軍曹
「よし、薫」
「な……何よ」
「今から1時間、薫は僕のメイドだ」
「はぁっ!?」
「返事は『畏まりました、ご主人様』だろ」
「か……畏まりました、ご主人様」
(おおっ、こんな素直な薫始めて見たぞ!)
「そうだな……じゃあ手始めに、/僕もジュースを買ってきてもらおうかな」
「は、はい」
「出来るだけ急いで頼むぞ」
「分かりました」
「では行って参ります」
「うむ!」
(う〜ん……ちょっとやり過ぎたかな?)
(でも、罰ゲームなんだし……)
「た、只今戻りました」
「遅い!」
「申し訳ございません……」
「まったく!」
「自動販売機の取り出し口が混みあって/おりまして」
「仕方ないなぁ……」
「じゃ、そのジュース飲んでいいよ」
「は?」
「急いで行ってきてくれたんだろ?」
「ええ。まぁ」
「だったらご褒美をあげないとね」
「Nn……」
「ははは、よかったな。優しいご主人様で」
「うんっ」
(ま、こんなもんで許してやるか)
「今から1時間、薫は僕の優しい姉だ」
「ええっ!?」
「ほら、僕には妹しかいないだろ?/お姉ちゃんって存在に憧れるんだ」
「あたし、一人っ子なんだけど……」
「想像でいいよ」
「そう言われてもねぇ……」
「とりあえず、薫の理想の姉像でいいよ」
「ん、そういう事なら了解っ!/何だかおもしろくなってきたわね」
(一応罰ゲームなんだけどな……)
「Nnさん、/今日の宿題はもうやりました?」
「おっ、それっぽいな!」
「でしょでしょ」
「もしよかったら、私が見てあげますけど」
「うん。お願いします」
「…………W45FE9ホントに見るの?」
「大丈夫、期待はしてない」
「で、出来るだけ頑張る」
「りょ、了解」
「それで? どれが分からないのかしら」
「うん。一問目から」
ポコッ!
「それじゃ、まるっきり当てにしてるのと/一緒じゃない!」
「優しいお姉ちゃんなんだろ!/何とかしてくれよ」
「何とも出来ないわよ。/アンタが解いてるのを優しく見守るつもり/だったのにっ」
「で、写すつもりだったと……」
「う……」
「おかしいと思ったんだよ。/薫から勉強の話題が出るなんてさ」
「なぁに? わたしよく分からないわ」
「汚っ! そんなところだけ姉言葉かよ!」
「もう、Nnさんったら」
ボコッ!
「こら! 今、本気で叩いたろ!」
「まさか……そんな訳ないでしょう?」
「あたしたち何してんだろうね……」
「まったくだ」
「まぁ……おもしろかったし、いっか」
「そうだな」
(優しいお姉ちゃんとはいかなかったけど、/楽しい時間だったな)
(こういう罰ゲームも悪くないよな……)
「今から1時間、鬼軍曹と部下ってことで」
「ん? W45EF3オッケー。/W45EFe8『あ・た・し・が』軍曹でいいのね」
「え……ちが……」
「返事は『Sir,yes,sir!』/それ以外は認めないわ」
「いや、だから逆だって! 僕が……」
「口答えは許さない。分かったわね!」
「さ……さーいえっさー」
「ふざけてるの?/返事くらいはきちんとしてみなさい」
「Sir,yes,sir!」
「いい? あたしが黒と言ったら、/シロクマですら黒になるの!」
(薫のやつ……やけにノリノリじゃないか)
「あたしは厳しいわよ。/だけど逃げ出すことは許さない」
「あ、あのな……」
「返事は『Sir,yes,sir!』/蹴飛ばされたいの!?」
「あたしの使命は、憂さ晴らしついでに/アンタを一人前に仕立てる事よ!」
(な、何てこった。/これじゃ僕に対する罰ゲームだよ……)
こうして地獄の1時間が始まった……。
「V0670か〜〜っ! また俺の負けか」
「V3129まだまだあたしの相手じゃないわね」
「V0671くそっ。約束は約束だ!/ほれ棚町、好きなジュース言え」
「V3130そうね。炭酸のなら何でもいいわ」
「V0672うぉっしゃあ! ちょっと待ってろ!」
(……うん?/廊下まで響くこの声は薫と梅原か……)
(まったく……一体何を騒いでいるんだ?)
「うわっ!」
「V0673っと、Nmか。悪い」
(…………)
「V3131あ、Nn」
「なぁ薫……梅原の奴、あんなに慌てて/どうしたんだ?」
「V3132Ldん、Wv70LeEcF3ちょっとした罰ゲームよ」
「ふ〜ん……」
「V3133暇ならNnもあたしと勝負する?」
「勝負か……」
「V3134バ・バ・ぬ・き・で」
「……いや、やめておくよ」
「V3135LdMoえ〜〜っMc!Le」
「だって罰ゲームがあるんだろ?」
「V3136はは〜ん、Eh負けるのが嫌なんだ」
「そんなんじゃないよ」
「V3137Nnの根性なしは筋金入りだからね〜Fm3」
「挑発したって無駄だよ」
「V3138そんな無駄な事しないわよ。/Ecあたし、EhFm3弱者は相手にしない主義なの」
「……」
「V3139あ〜あ、早く梅原君戻ってこないかなぁ」
「……やる」
「V3140Ldん、LeWv50何?」
「いいよ。やってやるよ」
「V3141ふふん、そうこなくっちゃ」
「V3142むぅ……」
「どうした? 考えてないで早く引けよ。/最後の一枚までは単なる作業だろ」
「V3143そうだけど……ババ引いたら嫌じゃない」
「まぁ、そうかもね」
「V3144それよりも、いいわね?/負けた方が勝った方の命令をきくのよ」
「分かってるって! 何度も言うな」
「V0674お〜い、棚ま……ち。/なんだ、もう次の勝負してるのか」
「V3145まぁね」
「V0675ジュース、ここに置いとくぞ」
「V3146あ、うん。てんきゅ」
「V0676で、どうだ? Nm」
「どうだ? って言われてもなぁ。/二人ババ抜きなんて、途中経過はあって/ないようなもんだろ?」
「V0677ん? あぁ……なるほど……。/そういえばそうだな」
「なんだよ、気付いてなかったのか?」
「V0678そ、そんな事は……」
「V3147ほら、話してないで引きなさいよ。/アンタの番でしょ」
「あ、うん」
そして勝負は淡々とすすみ……
気付けば僕の手元に一枚、薫の手元に二枚という/大詰めの状態になっていた。
「V3148んふふっ、ここからが勝負よね」
「分かってるって」
「V3149さ、引きなさいよ」
「うん、これで決めてやるよ」
「V3150……あたしは右がいいと思うな」
「僕に揺さぶりは通用しないよ」
・右……か?
・左だっ!
「右……か?」
「V3151……甘いわね、Nn」
「くっ!」
「V3152このチャンスを活かせないようじゃ、/Fm2あたしには勝てないわよFm3」
「ほ、ほら。選べよ」
「V3153悪いわね。あたしの勝ちよっ」
「ああああっ!」
「V3154ね。言った通りでしょ」
「V0679勝者、棚町!」
「V3155当然よ」
「くそっ……」
「V0680お、いいタイミングだな」
「V3156そうね。じゃあ、放課後までに罰ゲームを/考えておくから」
「くっ……」
「V3157敗北感を味わいながら、せっせとノートを/とっておくといいわ。ほっほっほっほっ」
(あいつの性格は読めてたはずなのに……)
(失敗したなぁ)
「左だっ!」
「V3158ああ〜んっ!!」
「よし! あがりだ」
「V3159このあたしが負けるなんて……」
「自分の運を過信しすぎたな」
「V0681勝者、Nm!」
「V3160……完敗だわ」
「V0682お、いいタイミングだったな」
「そうだな。それじゃあ放課後までに/罰ゲームを考えておくよ」
「V3161うう……」
「逃げるなよ?」
「V3162アンタじゃないんだから逃げないわよ!」
「梅原……仇は討ったぞ」
「V0683ありがとう、友よ……」
(ついにこの時間になったか……)
(でも、負けは負けだからな。/大人しく罰ゲームを受けるとするか……)
「……」
「V3163は〜い、気分はどう?」
「……最悪です」
「V0684はははっ、分かるぞ、その気持ちっ」
「……って、どうして梅原がいるんだよ!」
「V0685勝負に立ち会ったからな。/ついでだよ、ついで」
「V3164いいじゃない別に」
「V0686そうそう、固いこというなって」
「V3165ではでは罰ゲームなのですが……」
「V0687いよっ、待ってました!」
「V3166Nn、敗者のアンタにはお化粧を/してもらうことにするわ!」
「はぁっ!?」
「V0688ぶはははははっEo」
「V3167文句はないわよね」
「ぐっ……」
「V3168そのまま帰れって言わないだけ、/優しいと思いなさい」
「そ、それはそうかもしれないけど……」
「V0689はははっ、キレイにしてもらえよNm」
「V3169じゃ、いくわよ〜っ」
「ちょっ!」
「V3170もう、口閉じてないと粉が入るって」
「げふっげふっ……」
「V3171すぐに終わるから。/そのまま大人しくしててよね」
(………………)
「V3172で、ビューラーでまつ毛を……」
「お、おい。そこまでしなくても……」
「V3173敗者は黙ってて!」
「痛い痛い! 挟んでる挟んでる!」
「V3174あ、ゴメン」
「V0690へ〜、化粧って案外大変なんだな……」
「V3175ついでにアイシャドウも少しいれとこか」
(もう好きにしてくれ……)
「V3176んで、ビビッとマスカラを」
「V3177仕上げに……口紅ね」
(く、口紅もつけるのか……)
Ti0/        Ti2みゅい〜〜ん
(あれ? これってもしかして……)
「か、薫……」
「V3178ん〜?」
「この口紅って……お、お前のか?」
「V3179そうよ〜」
(じゃ、じゃあ……やっぱり間接……)
「V3180Fm3出来た!!」
「V0691おおっ! EcF3ぶっ!!」
「な、何だよ……」
「V0692ぎゃはははははははっ!」
「そ、そんなに酷いのか? W15なぁ薫っ」
「V3181ちょっ! P1EcF3ぷっ、W30EoFe9こっち向かないで」
「うわぁぁぁぁ」
「V3182にっ、W30Em3逃げたわよ! W45EcF2あははははは!」
Ti0/        Ti2バシャバシャ
(酷い目に遭った……)
「V3183あ、お帰り〜」
「V0693いやぁ……笑わせてもらったよ」
「負けたんだから仕方ないだろ」
「V3184あはは。そうね」
「気がすんだなら僕はもう帰るけど……」
「V3185あ、待ってよ。みんなで帰ろうよ」
「V0694そうだな」
(それにしても……あの口紅って、/きっと薫が毎日つけてる物だよな……)
(…………)
(ちょっと得したような気もするな……)
「さてと、放課後だぞ」
「V3186分かってるわよ。/W45EF3で、あたしは何すればいいのよ」
「まぁ慌てるなよ、今発表するから」
「V3187……」
(う〜ん……どれにしようかな)
・1時間メイド
・1時間優しい姉
・1時間軍曹
「よし、薫」
「V3188な……何よ」
「今から1時間、薫は僕のメイドだ」
「V3189Sはぁっ!?」
「返事は『畏まりました、ご主人様』だろ」
「V3190か……畏まりました、ご主人様」
(おおっ、こんな素直な薫初めて見たぞ!)
「そうだな……じゃあ手始めに、/僕もジュースを買ってきてもらおうかな」
「V3191は、はい」
「出来るだけ急いで頼むぞ」
「V3192分かりました」
「V3193では行って参ります」
「うむ!」
(う〜ん……ちょっとやり過ぎたかな?)
(でも、罰ゲームなんだし……)
「V3194た、只今戻りました」
「遅い!」
「V3195申し訳ございません……」
「まったく!」
「V3196自動販売機の取り出し口が混みあって/おりまして」
「仕方ないなぁ……」
「じゃ、そのジュース飲んでいいよ」
「V3197は?」
「急いで行ってきてくれたんだろ?」
「V3198ええ。まぁ」
「だったらご褒美をあげないとね」
「V3199Nn……」
「ははは、よかったな。優しいご主人様で」
「V3200うんっ」
(ま、こんなもんで許してやるか)
「V3201な……何よ」
「今から1時間、薫は僕の優しい姉だ」
「V3202Sええっ!?」
「ほら、僕には妹しかいないだろ?/お姉ちゃんって存在に憧れるんだ」
「V3203あたし、一人っ子なんだけど……」
「想像でいいよ」
「V3204そう言われてもねぇ……」
「とりあえず、薫の理想の姉像でいいよ」
「V3205ん、そういう事ならEc了解っ!Eo/何だかおもしろくなってきたわね」
(一応罰ゲームなんだけどな……)
「V3206Nnさん、/今日の宿題はもうやりました?」
「おっ、それっぽいな!」
「V3207でしょでしょ」
「V3208もしよかったら、私が見てあげますけど」
「うん。お願いします」
「…………W45FE9V3209ホントに見るの?」
「大丈夫、期待はしてない」
「V3210で、出来るだけ頑張る」
「りょ、了解」
「V3211それで? どれが分からないのかしら」
「うん。一問目から」
Ti0/         Ti2ポコッ!
「V3212それじゃ、まるっきり当てにしてるのと/一緒じゃない!」
「優しいお姉ちゃんなんだろ!/何とかしてくれよ」
「V3213何とも出来ないわよ。/アンタが解いてるのを優しく見守るつもり/だったのにっ」
「で、写すつもりだったと……」
「V3214う……」
「おかしいと思ったんだよ。/薫から勉強の話題が出るなんてさ」
「V3215なぁに? わたしよく分からないわ」
「汚っ! そんなところだけ姉言葉かよ!」
「V3216もう、Nnさんったら」
Ti0/         Ti2Ts3ボコッ!
「こら! 今、本気で叩いたろ!」
「V3217まさか……そんな訳ないでしょう?」
「V3218あたしたち何してんだろうね……」
「まったくだ」
「V3219まぁ……おもしろかったし、いっか」
「そうだな」
(優しいお姉ちゃんとはいかなかったけど、/楽しい時間だったな)
(こういう罰ゲームも悪くないよな……)
「V3220な……何よ」
「今から1時間、鬼軍曹と部下ってことで」
「V3221ん? W45EF3オッケー。/W45EFe8『あ・た・し・が』軍曹でいいのね」
「え……ちが……」
「V3222返事は『Sir,yes,sir!』/EcFm4それ以外は認めないわ」
「いや、だから逆だって! 僕が……」
「V3223口答えは許さない。Fm4分かったわね!」
「さ……さーいえっさー」
「V3224ふざけてるの?/返事くらいはきちんとしてみなさい」
「Sir,yes,sir!」
「V3225いい? あたしが黒と言ったら、/Ecシロクマですら黒になるの!」
(薫のやつ……やけにノリノリじゃないか)
「V3226あたしは厳しいわよ。/Eoだけど逃げ出すことは許さない」
「あ、あのな……」
「V3227返事は『Sir,yes,sir!』/蹴飛ばされたいの!?」
「V3228EoFm8あたしの使命は、憂さ晴らしついでに/アンタを一人前に仕立てる事よ!」
(な、何てこった。/これじゃ僕に対する罰ゲームだよ……)
こうして地獄の1時間が始まった……。
(ええっと、薫は……っと)
(あ、いた!)
(……いざ話すとなると緊張するな)
(でも、ちゃんと謝るべきだよな)
「よ、よしっ!」
「なぁ薫、ちょっといいか?」
「……」
「あの……この前は言い過ぎた。ごめん」
「だから?」
「だから……許してほしい」
「怒ってないから、許すもなにもない」
「で、でもさ」
「用件はそれだけ?」
「うん」
「そ、じゃあね」
(はぁ……駄目だったか……)
「失敗……か?」
「見ての通りだよ」
「まぁ……EoF3棚町の事だし、焦らなくても/そのうち分かってくれるだろ」
「だといいけど……」
「そんなに心配すんなって」
「はは……」
(本当にそうならいいんだけど……)
(今日もいい天気だなぁ)
(こういう日は何かいいことでも……)
「Nn」
「薫……お、おはよう」
「あっと……おはよう」
「珍しいね、この時間に薫がいるなんて」
「あはは、Nnを待ってたのよ」
「僕を?」
「うん。こないだの事謝ろうと思って」
「……」
「あたしね……」
「もういいって」
「えっ?」
「僕は今までみたいに、薫と仲良くできれば/それでいいんだから」
「うん……」
「さ、立ち話してると遅れちゃうよ」
「そうね……」
「ねぇ、どうして何も言ってくれないの?」
「やっぱり気にしてるんでしょ?」
(してないと言えば嘘になるけど……)
「Nnって素直じゃないよね。/あたしもそうかもしれないけどさ」
「あ〜〜〜っ、もう!!!」
「な、何だよ……」
「知ってるでしょ!/あたし駄目なのよ、こういう雰囲気!」
「こんなの全っ…………然、/今まで通りじゃないって!」
「もっと喋りなさいよ、こんちくしょー!」
「そ、そんな事言われても……」
「いい? 耳のどっかをかっぽじるのよ」
「う、うん」
「今までみたいにとか言ってるアンタが、/すでに今までと違う!」
「そんなんじゃあたし面白くないから!」
「プッ……」
「なーに!」
「お前らしいなって」
「う〜……」
「分かった。分かったから……」
「ふんっ」
「あ、おい……待てってば」
(ははっ、薫の薫らしさに救われたって気が/する……)
(うん、何だかスッキリしたな)
(ありがとう……薫)
「えっ!?」
「だーかーら、やり直すの」
「そ、それは分かったけど……随分と急な/話だな」
「急じゃないほうが珍しいでしょ」
「そ、そう言われてみれば……」
「ほら、早くしないと暗くなっちゃう」
「あ、うん」
「うん、間に合った!」
「……」
「ここの夕日は結構有名なんだ」
「僕でも知ってるくらいだからね」
「でも見に来た事はない!」
「うん」
「でしょでしょ」
「冬場は人が少ないからさらにオススメよ」
「……寒いからだろ」
「だからいいんじゃない。/季節感も一緒に味わえるのよ」
「でもなぁ……」
「文句ばっかりね」
「寒いものは寒い」
「ワガママばっかり」
「ちょっ……」
「くっついてれば少しはマシでしょ」
「そ、そうかもしれないけど……」
「んふふっ」
「あ・た・し・も」
「だったらやるなよ」
「こっちだって寒いのよ。/だったらこれでいいじゃない」
「あたし、Nn以外とはこんな風にしないから」
「薫……」
「なぁに? だーりん」
「ぶっ! は、離れろっ」
「イヤ」
「そんな呼ばれ方するくらいなら、/寒い方がマシだ!」
「い〜〜やぁ〜〜〜〜っ」
「おっ、うあ! 何かやわらかいものが!」
「うっさい!/いいから大人しくしてなさいよ!」
「いや、だから。お前には羞恥心とか……」
「聞えない聞えなーい!」
「すっかり暗くなっちゃったね」
「うん……」
「な〜んか、夕日そっちのけだったような」
「薫のせいだろ」
「また人のせいに……えくちゅっ」
「えくちゅっ! ちゅっ!」
「珍しいクシャミだな」
「ハナ出ちゃった」
「汚いな……」
「今拭く」
「ちょっと待て、どこで拭くつもりだよ!」
「う……」
「まったく……油断してられないな」
「んふっ」
「なぁ薫、そろそろ帰ろうか。/風邪引く前にさ」
「ん……そうだね」
「あ、でもその前に……」
「え?」
「よ〜し、帰ろっ!」
「…………」
「ほら、早くっ!」
「あ、うん……」
「ふふっ、赤い顔しちゃってさ」
「な……お前だってしてるぞ」
「してないって」
(不意打ちなんて卑怯だよ……)
(あ……薫……)
「……」
(薫、やっぱり怒ってるよな)
(何となく気まずいなぁ……)
(さてと、今日はまっすぐ帰って家で/のんびりしようかな)
(たまにはこういう日があってもいいよな)
「ただいま〜っ」
「V0104おかえり、にぃに!」
「お、美也、先に帰ってたのか」
「V0105うん、EcFe3にぃにを待ってたんだ〜」
「僕を? 一体何だよ……」
「V0106うん、みゃーね、Ecチャーハン食べたい!」
「え……」
「V0107みゃーね、Fm3チャーハンがFm4食べたいの」
「二回言わなくても分かるって」
「V0108にしししっ!」
「でもさ、もうすぐ晩ご飯なんだから/それまで我慢してろよ」
「V0109……」
「な、何だよ……」
「V0110みゃーFm3ね……」
「お前、僕が首を縦に振るまで言い続ける/つもりだろ」
「V0111みゃーね、お腹すいたの」
「……」
「わ、分かったよ……作ればいいんだろ」
「V0112やったーっ! にぃに大好きーっ!」
「V0113でもね、Wv40EoFm4冷蔵庫に材料Fm3ないからっ」
「買いに行くところから始めろ……と?」
(まったく……世話が焼けるな)
(学校から帰ったばかりの僕が、どうして/こんな事しなくちゃいけないんだ)
(うぅっ、随分と風が冷たくなってきたな)
(さっさと買い物して帰ろう……)
「か、買いすぎた。特売……恐るべし!」
(チャーハンの素だけ買えば良かったのに、/余計なものまで……)
「えっと、後はあそこのお店に寄って……」
(……ん?)
(あれ……今すれ違ったのって薫だよな)
「お〜い、かお……」
(あ……)
(あ、あれは確か隣のクラスの……。/どうしてあいつが薫と一緒にいるんだ?)
(……)
(何だか……やけに親しそうだな。/声はかけないでおくとするか……)
(ううっ……どうして僕が嫌な気分に/ならなくちゃいけないんだ……)
「ふぁ……ぶえっくしゅっ!」
「ははっ……僕には関係ないのにな……」
(もう帰ろう……)
「ただいま……」
「V0114おかえり〜」
「V0115にぃにーFm3お腹すいた。EF3早く早く!」
「V0116にぃに、EFe3どうかしたの?」
「ごめん、ちょっと気分が悪くて……、/材料は買ってきたから後は頼むよ」
「V0117……え、EFe9m6だ、大丈夫?」
「うん、ちょっと休めば平気だよ」
「ごめんな、美也」
「V0118ううん、自分で作るから平気だよ。/Fm4にぃにの分もFm3作ろうか?」
「いや、僕はいいや。ありがとな美也」
「V0119うん……。Fm4何かあったら呼んでFm3ね?」
「うん」
(……どうしてだろう、もやもやする)
(薫が誰とどこに出かけようが、/僕には関係ないはずなのに)
(はぁ……少し横になるか……)
「はぁ……」
(薫が……隣のクラスのやつと……)
(……)
(…………)
「くっ、何を考えてるんだ僕は……」
(い、いいじゃないか。/ちょっと親しそうにするくらい……)
(なのに……どうして僕は……)
「V3229あ〜、Nn発見」
「えっ!?」
「か、薫……」
(う、ううっ……偶然とはいえ、/やっぱりああいう場面を見ちゃうと……)
「V3230ん……どうしたー?」
「ど、どうしたとは?」
「V3231背筋が曲がってる。/そんなんじゃ女の子が寄ってこないわよ」
「はは……そうかな」
「V3232な〜に、ホントに元気ないわね。/風邪でもひいたの?」
「いや、そういう訳じゃないんだけど……」
「V3233じゃあどういう訳よ」
「う……ん、改めて言うような事じゃないん/だけどさ」
「V3234な〜に?」
「僕、駅前で薫のこと見かけたんだ……」
「V3235え、いつ?」
「……隣のクラスの奴と歩いてた時だよ」
「V3236あ……」
「……」
「V3237あ〜っ、EcFm3えっと……P2Fe9m3あ、あれにはちょっと/Eo理由があってさ」
「V3238別に親しくもないし、EFe9m3普段はそんなに/喋ったりもしないんだけど……」
「V3239Fm4ただ……Fm3前から一緒に遊びに行こうって/ずっと誘ってくれてて……」
「V3240それで何だか理由もなく断り続けるのも/悪い気がしてさ」
「そっか……」
「V3241でも、Fm3ホントにそれだけだから」
「V3242ね、Fm4もしかしてNn、Fm3妬いてるの?」
「え……」
・そう……なのかな
・妬いてなんかないよ!
「そう……なのかな」
「V3243あはははっ、W45Eo可愛いとこあるじゃない!」
「う、うるさいな!」
「V3244大丈夫よ。EoFe9m4あたし、あの人にFm3興味ないし」
「……そうなんだ」
「V3245ん〜……」
「何だよ……人の顔をじっと見るなよ」
「V3246安心したって表情になってる」
「べ、別に僕は……」
「V3247照れなくたっていいじゃない」
「照れてないよ」
「V3248んふふふっ」
「そ、それじゃ僕はもう行くから」
「V3249どこに?」
「う……ト、トイレだよ!」
「V3250ふ〜ん」
「それじゃ」
「V3251うん、じゃ〜あね〜」
(そっか……そういう事だったのか)
(はは……心配して損したな)
「妬いてなんかないよ!」
「大体、薫が誰とどこに行こうが僕には/関係ないわけだし」
「V3252なにそれ……」
「そのままの意味だよ」
「V3253……Nn」
「V3254もういい……」
(バカか僕は……薫にあたったって/仕方ないのに……)
(あんなに寂しそうな顔をした薫、/初めて見たな……)
(えっと……梅原はまだいるかな……)
(おっ、いたいた!)
(うん、一人で悩んでも仕方ないよな。/やっぱり薫の事を梅原に相談してみよう)
「お〜い、梅原」
「V0695おう、Nm」
「あのさ、ちょっと相談したい事が/あるんだけど……今いいか?」
「V0696おうよっ! もちのろんだぜ!/飲み物がついてくるなら!」
「オッケー。それくらいなら安いもんさ」
「V0697そんならテラスにするか?」
「そうだな……この時間なら人もほとんど/いないだろうし」
「V0698よしきた。じゃあ早速行こうぜ」
「V0699んで? 相談ってなんだ?」
「あ、うん……薫の事なんだけど……」
「V0700何っ、まさか……ついに惚れたのか!?」
「違う違う! 早とちりするなよ」
「V0701そ、そうか」
「まったく……」
「V0702す、すまねえ……」
「いやさ、ケンカって訳じゃないんだけど、/薫とちょっとあってさ……」
「V0703ほぅ」
「それで……今、少し気まずくて……」
「V0704詳しい話は聞いてもいいのか?」
「う、うん……」
「V0705なるほどな」
「妬いてるって訳じゃないけど、/どこか納得いかないというか」
「V0706いや、それを妬いてるっつーんだろ」
「う〜ん……」
「V0707男同士でもあるじゃねえか」
「男同士でも?」
「V0708例えば、親友だと思ってる奴がよ、/自分以外の友達とばっか遊んでたら/Nmはどう思う?」
「……」
「V0709それと一緒だろ。男と女の友情にだって、/同じ事は起こると思うぜ」
「V0710恋愛感情と間違えやすいけどよ、/それだってやっぱ嫉妬は嫉妬だろうよ」
「なるほどね」
「V0711謝っちまえばいいんだよ。要はさ」
「う、うん」
「V0712自分でも言い過ぎたって思ってんだろ?」
「V0713ま、男としての器が/試されている瞬間だな!」
「そうだよな……」
「僕、薫に謝ってみるよ」
「V0714それがいいと思うぜ」
「お前に相談してよかったよ」
「V0715いいってことよ。ま、精々頑張れよ」
「あぁ、ありがとう梅原」
(ええっと、薫は……っと)
(あ、いた!)
(……いざ話すとなると緊張するな)
(でも、ちゃんと謝るべきだよな)
「よ、よしっ!」
「なぁ薫、ちょっといいか?」
「V3255……」
「えっと、ほら……あの時の事なんだけど、/僕……言い過ぎたよ。ごめん」
「V3256……」
「V3257だから?」
「だから……許してほしい」
「V3258怒ってないから、許すもなにもない」
「で、でもさ」
「V3259用件はそれだけ?」
「うん」
「V3260そ、EcFe4じゃあね」
(はぁ……駄目だったか……)
「V0716失敗……か?」
「見ての通りだよ」
「V0717まぁ……EoF3棚町の事だし、焦らなくても/そのうち分かってくれるだろ」
「だといいけど……」
「V0718そんなに心配すんなって」
「はは……」
(本当にそうならいいんだけど……)
「ん……んん……」
(はぁ……今日もいい天気だなぁ)
(こういう日は何かいいことでも……)
「V3261Nn」
「えっ!? あ……」
「か、薫……お、おはよう……」
「V3262あっと……おはよう」
「は、はは……珍しいな、/この時間に薫がいるなんて……」
「V3263あはは、Nnを待ってたのよ」
「……僕を?」
「V3264うん。あたしも……謝ろうと思って」
「……」
「V3265あたしね……」
「もういいって」
「V3266えっ?」
「ほら、元々は僕が悪いんだしさ……」
「V3267……」
「それに、僕は今までみたいに、/薫と仲良くできればそれでいいんだから」
「V3268うん……」
「さ、立ち話してると遅れちゃうよ」
「V3269そうね……」
「V3270ねぇ、どうして何も言ってくれないの?」
「V3271やっぱり気にしてるんでしょ?」
(してないと言えば嘘になるけど……)
「V3272Nnって素直じゃないよね。/EoFe9m4あたしもそうかもしれないけどさ」
「V3273LdMoあ〜〜〜っ、McW10LeWv60もう!!!」
「な、何だよ……」
「V3274知ってるでしょ!/あたし駄目なのよ、こういう雰囲気!」
「V3275こんなのWv55Ec全っ…………Wv90然、Wv112Eo/今まで通りじゃないって!Wv210」
「V3276Fm5もっと喋りなさいよ、こんちくしょー!Fm8Eo」
「そ、そんな事言われても……」
「V3277いい? 耳のどっかをかっぽじるのよ」
「う、うん」
「V3278今までみたいにとか言ってるアンタが、EF8/すでに今までと違う!」
「V3279そんなんじゃあたし面白くないから!Fm6」
「プッ……」
「V3280なーに!」
「お前らしいなって」
「V3281う〜……」
「分かった。分かったから……」
「V3282ふんっ」
「あ、おい……待てってば」
(……)
(はははっ、結局……薫らしいところに/救われたって気がするな……)
(うん、何だかスッキリした……)
(ありがとう……薫)
「V3283……と、言う事よ」
「えっ!?」
「V3284だーかーら、デートしようってば!」
「いや、それは分かったけど……随分と急な/話だな」
「V3285あたしの思いつきなんて、急じゃない方が/珍しいでしょ」
「そ、そう言われてみれば……」
「V3286ほFm9ら、EF2早くしないと暗くなっちゃう」
「あ、うん……」
突然、薫が丘の上公園に行こうと言い出した。
この時間は夕日がきれいだから……。
そんな事が理由じゃないのは僕にも分かる。/でも、薫はそういう言い方をした。
きっと……薫とあいつのデートを僕が気にしてた/ように、薫も気にしてたんじゃないかと思う。
「V3287うん、間に合った!/P6F3Ec見てよ、ここの夕日、Eoすごいでしょ!」
「う、うん……」
「V3288結構有名スポットなのよ」
「へ〜っ、そうなんだ」
「V3289冬場は人が少ないからさらにオススメよ」
「それは……寒いからだろ」
「V3290だからいいんじゃない。/EoFe9季節感も一緒に味わえるのよ」
「でもなぁ……」
「ううっ……風が冷たい」
「V3291ごちゃごちゃうるさいわねぇ」
「そうは言うけどさ、寒いものは寒いん/だから仕方ないだろ……」
「V3292もう、Fm4ワガママばっかり」
「ははは……」
「V3293じゃあ、P0そうねぇ……」
「薫? 何をキョロキョロしてるんだ」
「V3294ん〜……EcW4EoF4あっ、EF3あそこでいいわね。/P0Fe9m2ほら、ちょっとこっち来なさいって」
「え? あ……」
「V3295はいはい、ここ座って〜」
「お、おい……」
「V3296よいしょっと……」
「おわっ! ちょっ……」
「V3297……」
「か、薫……」
「V3298これでどう?/くっついてれば少しはマシでしょ」
「そ、そうかもしれないけど、/これは少し恥ずかしいというか……」
「V3299んふふっ」
「V3300あ・た・し・も」
「じゃ、じゃあ……少しは離れて……」
「V3301こっちだって寒いのよ。/だったらこれでいいじゃない」
「……」
「V3302あたし、/Nn以外とはこんな風にしないから」
「薫……」
「V3303なぁに? だーりん」
「ぶっ! は、離れろっ」
「V3304イヤ」
「そんな呼ばれ方をされるくらいなら、/寒い方がマシだ!」
「V3305え〜〜っ!」
「うわっ、ちょっと……そんなにすり寄って/くるなって!」
「V3306何でよ」
「な、何でじゃなくて……近すぎるって!/恥ずかしいから少し離れて……」
「V3307い〜〜やぁ〜〜〜〜っ」
「おっ、うあ! び、微妙な感触が!」
「V3308うっさい!/いいから大人しくしてなさいよ!」
「いや、だからさ……。/お前には恥ずかしいって気持ちが……」
「V3309聞えない聞えなーい!」
「V3310すっかり暗くなっちゃったね」
「うん……」
「V3311な〜んか、夕日そっちのけだったような」
「薫のせいだろ」
「V3312また人のせいに……えくちゅっ」
「V3313えくちゅっ! ちゅっ!」
「珍しいクシャミだな」
「V3314ハナ出ちゃった」
「汚いな……」
「V3315今拭く」
「ちょっと待て、どこで拭くつもりだよ!」
「V3316う……」
「まったく……油断してられないな」
「V3317んふっ」
「ちゃんと拭けたか?」
「V3505うん」
「なぁ薫、そろそろ帰ろうか。/風邪引く前にさ」
「V3318ん……EFe9m3そうだね」
「V3319あ、EcF4B40でもFm3その前に……」
「え?」
Ti0/          Ti2チュッ
「V3320よ〜し、帰ろっ!」
「…………」
「V3321ほら、早くっ!」
「V3322ふふっ、W30EoFe9m3赤い顔しちゃってさ」
「な……お前だってしてるぞ」
「V3323してないって」
(不意打ちなんて卑怯だよ……)
「さてと、今日もそろそろ食堂に……」
(あれ? あの後姿は……薫だよな)
(何だか急いでるみたいだけど、/どうしたんだろう……)
(……)
(ちょっと……気になるな。/後をつけてみるとするか)
「……」
(おかしいな……多分こっちの方に来たはず/なんだけど……)
「あ……」
「ああっ!」
(あ、あいつは隣のクラスの……また薫と/一緒にいるのか……)
(どうして……)
(や、やっぱり……そういう事なのか?)
(まさか薫が……)
「僕が……いけないのか?/ちゃんと素直に話をしなかったから……」
「…………」
「ははは……何だか食欲が……」
「もう……教室に戻るとするか……」
「さてと、今日もそろそろ帰ろうかな……」
(あれ? あの後姿は……薫だよな)
(何だか急いでるみたいだけど、/どうしたんだろう……)
(……)
(ちょっと……気になるな。/後をつけてみるとするか)
「……」
(おかしいな……多分こっちの方に来たはず/なんだけど……)
「あ……」
「ああっ!」
(あ、あいつは隣のクラスの……また薫と/一緒にいるのか……)
(どうして……)
(や、やっぱり……そういう事なのか?)
(まさか薫が……)
「僕が……いけないのか?/ちゃんと素直に話をしなかったから……」
「今日はもう……帰ろう」
(梅原とくだらない事で盛り上がったせいで/随分遅くなっちゃったな)
(カバンを取って、さっさと帰るとするか)
「V3324あ……」
「あれ? 薫、まだ残ってたんだ」
「V3325ま、W30EFe9まぁね」
「ははっ、もしかして暇なのか?」
「V3326ん、W30EcFe9ちょっとね。Eo恵子と待ち合わせ」
「あ、そうなんだ」
「V3327……W10EoFe4っ!」
「ん? 今何か言った?」
「V3328あ、ううん。EFe9別に……」
「そっか……」
(……何だか様子がおかしいな)
・でも、気にするほどの事でもないか……
・もしかして何か企んでるのか?
(でも、気にするほどの事でもないか……)
「えっと……それじゃ僕、教室に戻るから」
「V3329あ……」
「うん?」
「V3330……えっと、Fm7今日ってNnの運勢/EFe9m4最悪だからね。Fm3気をつけなさいよ」
「V3331油断してるとEoF9階段から落ちるわよ?」
「ははは、注意するよ」
「V3332ん……Fm9それじゃあね」
「うん、また」
(もしかして何か企んでるのか?)
(よし、それなら……)
「じゃあ……僕、ちょっと用事があるから」
「V3333う、うん、Fm3じゃあね〜」
(……)
(さすがは薫だ……そう簡単には尻尾を/出さないな)
(ここは隠れて様子を見てみるか)
「V3334…………」
「V3335……うぅ、それにしても最悪だわ。/階段から落ちるとかホントありえない」
「V3336この苛立ちはどうすればいいのよ!」
「V3337いたっ!」
「V3338…………」
「V3339あ〜〜〜〜っ、Fm9ちくしょーーっ!」
(まったく……何してるんだか……)
「V3340はぁ……」
(仕方ないなぁ、助けてやるとするか)
「あれぇ? これはこれは棚町さん。/田中さんはまだのようですねぇ」
「V3341ひっ! Nn……」
「V3342アンタ、か、隠れてたの?」
「いえいえ、そんな事はしてません」
「V3343じゃあ何してるのよ!」
「いや〜、無様にも階段から落ちないように/気をつけて帰るところです」
「V3344ふぁ……聞いてたのね〜」
「はははっ」
「ところで棚町さん、そんなところに/突っ立って何をしているのですか?」
「V3345う、うるさいっ!」
「ははっ、ほんの冗談だよ。/そう怒るなって」
「V3346ホント最低! 最低最低最低最低っ!」
「ほら、ごちゃごちゃ言ってないで/つかまれって」
「V3347いい!」
「……」
「それなら仕方ないよな……」
「V3348え?」
「V3349きゃあああぁ〜っ!」
「よっ……と」
「V3350ちょっと!/何すんのよ、ばかぁあああぁ〜っ!!」
「薫、動くと落ちるぞ」
「V3351……」
「保健室、行くんだろ?」
「V3352Ld…………Le」
「どうして黙ってるんだよ?」
「V3353カッコ悪いから」
「涙ぐまなくてもいいじゃないか。/……それとも足、痛むのか?」
「V3354……足は平気。ちょっと捻っただけだし」
「そ、そっか」
(…………)
(薫って……思ったより軽いんだ……)
(うん、こうしてみると、/やっぱり女の子って感じがするな……)
「……あれ? 保健の先生いないのか」
「仕方ないな」
「薫、降ろすぞ?」
「V3355うん」
「さて、僕、保健の先生呼んでくるから」
「V3356大した事ないからFm3平気」
「でも……」
「V3357大丈夫よ、EoFe9m3自分で出来るし」
「そっか」
「じゃあ……僕、その間に自分のカバンを/取ってくるよ」
「V6345うん」
(よし、持って帰る物はこれで全部だな)
(それにしても、階段から落ちるのって/そんなに恥ずかしい事なのかな?)
(確かにカッコ悪いとは思うけど……)
「V3359おかえり」
「あれ? もう大丈夫なのか?」
「V3360うん、テーピングで固定したから」
「へ〜っ、意外と器用なんだな」
「V3361『意外と』は余計よ」
「はは……」
「V3362あたし、この後バイトだからEFe9行くわ」
「その足でか?」
「V3363うん、もう平気だから」
「そっか、じゃあ気をつけてな」
(う〜ん、送った方がいい気がするけど、/薫の性格からすると嫌がるだろうな……)
「Nn、W30F3V3364ありがとねFm2」
「ははっ」
(素直じゃないんだから、まったく……)
(さてと、それじゃ僕も帰るとするか!)
(さてと、そろそろいい時間だな……)
(一度教室に戻ってカバンを……あれ?)
(あそこにいるのって薫だよな……)
(ホウキなんて持ってるけど、まさか……)
「お〜い! 薫」
「あっ、Nn。丁度いいところに!」
「ん? な、何だよ……」
「掃除手伝って」
「……誰が?」
「アンタが」
「……」
「んふ」
「『んふ』じゃないよ馬鹿」
「その掃除って遅刻の罰なんじゃないのか」
「そーよ」
「僕……絶対に手伝わないからな」
「え〜〜〜っ!!」
「こってりしぼられた挙句にこれよ?/もうやってらんないんだってば」
「頑張れ、僕は教室に戻るから」
「あ〜ん、待って待って。お願いっ!」
「ね、明日から遅刻しないようにする。/だから今日だけはお願いします」
「はぁ……仕方ないなぁ」
「やったぁっ! さっすがNnっ」
「次からは手伝わないからな」
「分かってるって! じゃこれホウキね。/んでもって範囲はここから校門まで」
「あぁ、落ち葉は校門の横にまとめれば/いいってさ」
「お前は何をするんだ?」
「見てる」
ゴン!
「いったああああ〜〜いっ!/W45Eoなにすんのよ!」
「馬鹿な事言うからだ」
「だからってホウキの柄でぶつことない/じゃない!」
「あのなぁ……」
「分かったわよ……あたしも手伝えば/いいんでしょ」
(……)
(なんて言うか……ホントに薫といると/飽きないよなぁ)
こうして薫の掃除を手伝った。
(ん? 何だか焦げ臭いな……)
(この匂いは……家庭科室の方からか)
(……)
(そういえば女子は家庭科だったよな)
(う〜〜ん、ちょっと気になるな。/もしも火事でも起こってたとしたら……)
(い、一応……確認した方がよさそうだな)
???
「V3365ああ〜〜っ!!」
「な、なんだっ!?」
「うわっ! な、何だこの煙はっ!」
「V3366あ、Nn、丁度いいところに!」
「か、薫か!?/窓っ! 窓開けろって! 煙が……」
「V3367えっ? あ、そうね!」
「ゴホッゴホッ!」
「V3368ケホッ……W45ケホッ……」
「はぁ……びっくりした。/お前、何してんだよ!」
「……W45V3369Eo調理実習」
「ダウト!」
「V3370嘘じゃないってば、W45EoFe9m4ほら」
「これは……」
「V3371あはははっ! P2F3EoW30元、W15鮭のムニエル」
「笑ってる場合か!」
「まったく……何があったんだよ」
「V3372EcFe9m3燃えた」
「はい?」
「V3373授業で失敗しちゃったから、/もう一度やらせてもらってたんだけど」
「うん……」
「V3374燃えた」
「途中を省くなっ!」
「V3375LdMoえ〜McLe」
「『え〜』じゃない」
「V3376んと、焼いてる途中にフライパンの中に/火がついて……」
「V3377びっくりして落としたら、W30EFe9運が悪いことに/プリントの束があったのよ」
「プリントに火のついたフライパン!?/それじゃあプリントは……」
「V3378チュW15ドーーーーン!」
「爆発はしないだろっ!!」
「V3379む〜」
「……で、慌てて水をかけた……と」
「V3380大W8正W8解!」
「はぁ、火災報知機が鳴らなかっただけでも/運がよかったな」
「V3381あ〜W15Fm4そうねFm3」
「また他人事みたいに。/ほら、さっさと片付けるぞ」
「V3382バレないようにね?」
「一言余計だよ」
「V3383F3Ecあはははっ」
(まったく……)
「V3384ねぇねぇ」
「ん?」
「V3385見て見てNn」
「何だよ、今こっちは……」
「V3386頭W15チリチリ」
「元々だろっ!!」
「V3387ちぇっ、EcW4Eh面白いと思ったのに……」
「いいから、お前もさっさと片付けろよ」
「V3388Fm4はーW30ーい」
(本当、コイツはろくなことしないなぁ)
(さてと、そろそろいい時間だな……)
(一度教室に戻ってカバンを……あれ?)
(あそこにいるのって薫だよな……)
(ホウキなんて持ってるけど、まさか……)
「お〜い! 薫」
「あっ、Nn。丁度いいところに!」
「ん? な、何だよ……」
「掃除手伝って」
「……誰が?」
「アンタが」
「……」
「んふ」
「『んふ』じゃないよ馬鹿」
「その掃除って遅刻の罰なんじゃないのか」
「そーよ」
「僕……絶対に手伝わないからな」
「え〜〜〜っ!!」
「こってりしぼられた挙句にこれよ?/もうやってらんないんだってば」
「頑張れ、僕は教室に戻るから」
「あ〜ん、待って待って。お願いっ!」
「ね、明日から遅刻しないようにする。/だから今日だけはお願いします」
「ホントお願いっ!」
「はぁ……仕方ないなぁ」
「やったぁっ! さっすがNnっ」
「次からは手伝わないからな」
「分かってるって! じゃこれホウキね。/んでもって範囲はここから校門まで」
「あぁ、落ち葉は校門の横にまとめれば/いいってさ」
「お前は何をするんだ?」
「見てる」
ゴン!
「いったああああ〜〜いっ!/W45Eoなにすんのよ!」
「馬鹿な事言うからだ」
「だからってホウキの柄でぶつことない/じゃない!」
「あのなぁ……」
「分かったわよ……あたしも手伝えば/いいんでしょ」
(……)
(なんて言うか……ホントに薫といると/飽きないよなぁ)
こうして薫の掃除を手伝った。
(……食後に運動でもしようと思って/外に出てきてみれば……)
(…………)
(この風だもんな……)
(仕方ない……運動は中止にして、/さっさと教室に戻るとするか……)
「V3389Nnっ」
「おっ、薫か……」
「V3390今日も寒いわねぇ」
「そうだな……」
「V3391せっかく暖かいもの食べても、/これじゃ意味ないわよ」
「あれ? 今日は食堂で昼飯だったのか」
「V3392そうよ」
「V3393あ〜あ、こんな事なら上に何か/羽織ってくればよかったかな」
「そうだね、それが正解かも」
「V3394あ、そうだ。Nn」
「うん?」
「V3395きゃあっ!!」
「おあっ!」
「V3396Ld……Le」
「はは……は」
「V3397これって怒っていいわよね……」
「ぼ、僕のせいじゃないだろ」
「V3398でも見たし!」
「八つ当たり反対っ」
「V3399うう……こんなことなら先週買った奴を/履いてくればよかった……」
「せ、先週買ったのって?」
「V3400それがね、EFe3m4一目惚れだったんだけど!/EFe9m3サイドにすっごい可愛いリボンがLdMh……Le」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ボコッ!W5As0b0
「V3401S何言わすのよ!!」
「勝手に言ったんじゃないか……」
「V3402うるさい!」
「あんまりボコボコ殴るなよ……」
「V3403う〜……」
「な、なんだよ」
「NnがV3404LdMoひ〜McW4Wv45Fm7Moど〜McW6Fm5Wv65い〜〜〜っFm6!Ld」
「お、おい、薫っ!/そんないい加減な事を大声で……」
(……)
(ダメだ……薫にはどうしても/一枚上手をいかれるんだよな)
(まぁ、今日のところは色んな意味で/イーブンかもしれないけどさ……)
(うん、間違いなく……イーブンだなっ!)
「V3475で? どこか寄ってくの?」
「特に考えてなかったな……」
「V3476それくらい考えときなさいよ……」
「ははは……」
「V3477そうねぇ……じゃあ、ちょっと公園でも/散歩していく?」
「そうしようか」
「V3478たまにはのんびりってのもいいでしょ」
「うん」
「V3479……」
「薫? どうかしたのか?」
「V3480ね、見て、Nn」
「ん?」
「V3481もしかしてあの子達、/困ってるんじゃないかな?」
「……ああ。バドミントンの羽が木に/引っかかっちゃったのか」
「V3482アンタなら届くでしょ?」
「無茶言うなよ……さすがにあそこまでは」
「V3483んじゃ、アンタが下ね」
「は?」
「V3484ほら、行くよ」
「あっ、おい……」
「V3485おいこら、ぼーず共!」
男の子
「な、何?」
「V3486困ってんでしょ?/お姉ちゃん達が何とかしたげよっか」
「え〜っ、ホントに?」
別の子
「でも……あんなの届かないよ」
「V3487ん、任せなさいって!」
(その自信はどこから来るんだ……)
「V3488ほら、土台、さっさとしゃがむ!」
「……やっぱりか」
「V3489仕方ないでしょ、他に方法がないんだし」
「う、うん……」
「お、おい。薫……」
「V3490よいしょ……っと」
「お……おおっ!」
(こ、これは!)
(太ももの感触がなんとも……)
「V3491いいわよ、立って〜」
「あ、うん」
「よっ……と!」
「V3492お、いいじゃない! バッチリよ」
「でも……肩車なんかで届くのか?」
「V3493届かないわよ」
「え? じゃあどうして……」
「V3494甘いわね、Nn」
「V3495よいしょっ……と」
「いてててっ、おい薫!/どうするつもりだよ!」
「V3496Nn、上見たら殺すわよ」
「え?」
「お前、何を……」
「V3497せーのっ!」
「うわぁ、お姉ちゃんすごいっ!!」
「かっこいいーっ!」
(ま、まさか……僕の肩に立って、/そこからジャンプしたのか!?)
「V3498はい、落とすわよー」
「ありがとう〜っ!」
「ありがと、お姉ちゃん」
「お、おい薫! 危ないぞ、早く下りろよ」
「V3499……」
「何してんだよ。早くしろって」
「V3500…………」
「V3501アンタが見てるから降りれないんだけど」
「V3502見えちゃうでしょ!」
「あ……そ、そっか」
「V3503まったく……」
「V3504よっ!」
「もういいか?」
「V3505うん」
「V3506もう引っ掛けないようにすんのよ」
「分かった〜」
「V3507はい、EcF3バッチリ解決〜っ」
「はぁ……お前ってホント無茶するよな」
「V3508こんなの無茶のうちに入らないって」
「十分入るよ……」
「V3509あはは、そう?」
「たまには僕の立場にもなってみろよ」
「V3510あ、それは絶対イヤ!」
「全力で否定するなよ……」
「V3511だってあたし、EFe9コキ使われるのやだもん」
「自覚はあるんだ……」
「V3512まぁね〜」
「V3513さて、それじゃベンチで一休みしよっか」
「そうだな……僕も疲れたよ」
「V3514大した事Fm3してないクセに」
「見てる方も疲れるんだよ」
「V3515あははっ、W45Eo過保護」
「うるさいなぁ……」
こうして薫の土台として大活躍した……。
「V3522今日も公園寄ってく?」
「そうだね、そうしよっか」
「V3523うん」
「……」
「V3524……」
(そんな予感はしたんだけど……またか)
「V3525あたしたちの出番らしいわよ」
「やっぱりやるのか……」
「V3526当然、ほら行くよ!」
「う、うん」
「V3527やっほーっす」
男の子
「あ、この間のお姉ちゃん!」
「V3528ま〜た羽を引っ掛けたのね?」
別の子
「うん……ごめんなさい」
「V3529いいわ、ちょっと待ってなさい」
「え? 取ってくれるの?」
「V3530任せときなさい!」
「やった〜っ!」
「V3531ってな訳でよろしく、Nn」
「はいはい……」
「まずは肩車でいいんだよな?」
「V3532そそそ」
(まったく……お人好しなんだからな)
(とはいえ、ほうってもおけない……か)
(よいしょ……)
「ん?」
「V3533ちょっ……バカッ!」
(あれ…………)
「V3534そ、そこスカートの中だってばっ!」
「うわぁっ! ゴメ……」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ゴンッ!W2As0b0
「痛っ!」
「V3535一回下ろして!」
「あ、う、うんっ」
「はははは……。/お、おかしいな〜と思ったんだ……」
「V3536冗談にしても、次やったら殺すわよ」
「はい……」
「V3537いいわよ〜上げて」
「V3538よし、跳ぶわよ!」
「うん、気をつけてな」
「V3539平気、あたしに不可能はあんまりないわ」
「V3540よっこい……しょっ!」
「V3541バッチリ楽勝っ!」
「やっぱりすげぇっ!」
「かっこいい〜っ!」
「V3542てーんきゅ」
「V3543そんじゃ落とすわよ」
「うん」
「ありがとう〜っ!」
「薫、気をつけて下りろよ」
「V3544分かってるってば」
「なぁ……薫」
「V3545ん?」
「さ、さっきはゴメンな」
「V3546え? あ……EcFe6m3別にいいよ」
「V3547だってEFe9ワザとじゃないんでしょ」
「あ、あんな事ワザと出来ないよ!」
「V3548あははははっ」
「V3549さて……それじゃ折角だし、/バドミントンでも観戦していこっか」
「うん、そうだね」
(そ、それにしても……あの感触は……)
(…………)
(はははっ、殴られるに値するアクシデント/だったよな)
「薫、今日はどこかに寄っていく?」
「V3553う〜ん……そうねぇ」
「V3554特に行きたいとこもないし、/また公園でお茶でも飲んで帰ろっか」
「ははっ、のんびりコースだな」
「V3555そゆことー」
「V3556ん、Fm3今日はいないみたいね」
「あぁ、バドミントンの子たちか」
「V3557二度あることはEc無限増殖って……」
「言わないよ!」
「V3558つまんないの」
「……」
「V3559せ〜っかく一緒にバドミントンしようと/思ってたのに」
「お前、叩きのめすつもりだったろ……」
「V3560うん」
「大人気ないなぁ……」
「V3561あははははっ」
こうして薫と一緒に下校した。
「なぁ、薫……今日はどうする?」
「V3553う〜ん……そうねぇ」
「V3554特に行きたいとこもないし、/また公園でお茶でも飲んで帰ろっか」
「じゃあ、またのんびりコースだな」
「V3555そゆことー」
こうして薫と一緒に下校した。
「Ti0デアイからシリアイへのルート」
「Ti0レベルダウンの為、シナリオはありません」
「V9657Nnっ、いいところにいるじゃない」
「え、あぁ薫か」
「V9658今さ、W30Fm4ちょ〜W8っとFm3ヒマしてたんだけど、/W45EF3よかったら少し話でもしようよ」
「え〜っと……」
(う〜ん、どうしよう……)
・うん、いいよ
・ごめん、ちょっと今は……
「うん、いいよ」
「V9659んふふっ、W45Eoやったね」
「ごめん、ちょっと今は……」
「V9660え〜っ、Fm9どうして!」
「いや、えっと……」
「V9661う〜……」
「V9662まぁ……用事があるんじゃ仕方ないっか」
「ホントごめん」
「V9663ううん、いいわよ。/W45EF3そのかわり、また今度って事で」
「ははっ、分かったよ」
「V9664それじゃ」
(う〜ん……せっかく誘ってくれたのに、/悪いことしたかな?)
「あ、薫」
「V9665ん? W45EF3あぁ、Nn」
「今、ちょっといいかな?」
「V9666いいわよ、別にヒマだったし」
「じゃあ軽く話でもしようか」
「V9667あ、W15EFe3それいいわね」
「じゃあ、そうだなぁ……」
「薫っ」
「V9668え? W45EF7あ……W45EFe9m3誰だっけ?」
「……」
「V9669あははっ、W45Eo冗談冗談。/W45P4W30あたしに何か用?」
「うん……少し話でもしようと思って」
「V9670あ、いいわよ」
「V9671ほら、機嫌なおして!/W45EF3せっかくなんだし、楽しく話そ」
シリアイエンカウント汎用終了会話
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
retire1;
「V9672……」
「あっ、そうだ、薫……」
「V9673え? W45EFe9m3あ……悪いけど続きはまた今度に/してくれる?」
「……何か用でもあるの?」
「V9674ん、ちょっとね……」
「V9675ごめんね、Nn、それじゃ」
「うん……」
(……仕方ないか。/話が盛り上がってなかったからなぁ)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
「なぁ薫、僕さ……」
「V3466……」
「薫?」
「V3467あ〜〜っ!」
「と、突然何だよ!」
「V3468やっばい、忘れてた!!」
「用事でもあったのか?」
「V3469うん、ごめんNn」
「仕方ないな……早く行けよ」
「V3470あははっ、じゃあね」
(せっかくいい雰囲気だったのに……)
(でも……用事じゃ仕方ないか)
「薫、この後って時間空いてる?」
「V3562空いてる時もあるわよ」
「空いてる時も……か」
「V3563ごめん、今日は先約があるのよね」
「そっか……」
「V3564心配しなくていいよ、女友達だし」
「あ、いや……」
「V3565あはははっ、Eoじゃあね」
「……」
(先約があるんじゃ仕方ないか……)
(また今度誘ってみよう)
「あ、そうだ。/薫、この後ってヒマか?」
「V3471うん。今日はバイト入れてないし」
「あ、それなら一緒に帰らないか?」
「V3472別にいいわよ」
「お、やった」
「V3473……あたし相手に喜んでどうするの」
「そ、そう言われてみれば……」
「V3474ま、いいわ……Ecそれじゃ行こっか」
「うん」
n3sir_gd01A
「薫、今日、この後って空いてるか?」
「V3516うん、だいじょぶよ」
「じゃあまた一緒に帰らないか?」
「V3517……」
「V3518そうね、いいわよ」
「やったね」
「V3519……そんなにあたしと帰れて嬉しい?」
「そうだな……まぁ嬉しいかな」
「高校に入ってから、バイトとかでほとんど/一緒に帰ったことなかっただろ」
「V3520あーなるほどね」
「ま、それはいいとして……さっさとカバン/取りに戻ろうよ」
「V3521あ〜、そうね」
n3sir_gd01B
「V3550うん、全然OK」
「それならまた一緒に帰ろうよ」
「V3551いいわよー」
「V3552そんじゃあたし、カバン取ってくるわ」
「あ、待って、僕も行くよ」
n3sir_gd01C
棚町薫:レベルアップ デアイ→シリアイ
「な、なぁ薫。ちょっと聞きたいんだけど」
「V3405ん? 何よ改まっちゃって」
「僕、イマイチ分からなくて……」
「V3406だから何がよ」
「あのさ……異性とイチャイチャするのって/どんな感じなんだ?」
「V3407はぁぁっ!?」
「V3408随分とストレートな質問ね……」
「はは……そうかな」
「V3409…………」
「V3410口で説明すんのも面倒ね。/EcF4どうせだしEoF3試してみよっか」
「あ、え……?」
「V3411そっちの方がEcF2早いでしょ!」
「い、いいのか?」
「V3412別に、EFe9m3アンタとなら嫌じゃないし」
「……」
「V3413んふふふっ」
「お前、怖いぞ……」
「か、薫?」
「V3414まずは第一段階」
「V3415傍目にはこれで十分イチャついてる様に/見えるでしょ」
「そ、そうかもな……」
「V3416ちんちんかもかも」
「な、なんだって?」
「V3417イチャイチャの昔の言い方。/アンタ知らないの?」
「……嘘だろ?」
「V3418ホント。何なら辞書ひいてみたら?」
(絶対嘘だ……)
「それにしても……こうしてるだけでも/結構恥ずかしいもんだな」
「V3419ま……普通じゃないのは確かね」
「V3420話しにくい?」
「う、うん」
「V3421こういう時の話題は1つなのにね」
「恋人っぽいような話とか?」
「V3422そそそ」
「V3423ご理解頂けましたか」
「うん……だからもういいよ?」
「V3424そう、じゃあ……お・ま・け」
「え?」
「V3425……」
「あ……」
(薫の触れているところが暖かく感じる)
「V3426……」
(こういうのも悪くないよな……)
「……ん?」
「V3427んふっ」
「薫……どうして吸い付くんだ」
「V3428んんんっ」
「これって跡がつくよな?」
「V3429んん」
「こら、放せって!」
「V3430……」
「か、薫!! ホントにやめてくれ。/教室に戻れなくなっちゃうよ」
「V3431んっ」
「薫〜〜〜〜っ!」
「V3432MoぶFm2はぁ〜っ!Mc」
「な、何てことすんだ」
「V3433んふ、W45EoFe8赤ちゃんの時でもこんなに吸われた/事ないでしょ」
「ないに決まってるだろ……」
「V3434でも、これでイチャつくって事が十分に/分かったんじゃない?」
「そ、それは……あっ!/ヨダレがついてるじゃないか!」
「V3435それは不可抗力。/W45EoF4ま、W45EF3跡だけじゃつまらないし丁度いいわ」
「……やっぱり跡がついてるのか」
「V3436さ〜て、W45EFe3それじゃあたしはこれで」
「ま、待ってくれ!」
「V3437……」
「薫〜っ!」
(ど、どうしたらいいんだ?)
「V3438あたしたち短い付き合いじゃないんだし、/W45EFm3そろそろあたしの嘘くらい見抜いたら?」
「V3439じゃあね〜っ」
(や、やられた……)
「な、なぁ……」
「V3440ん?」
「あのさ……」
「V3441ぶっ!」
「V3442よっぽどこの間のが効いたみたいね。/バリバリ意識しちゃってんじゃない」
「なっ……そんな事ないぞ」
「V3443あーっ、EFe9m3B40赤くなった」
「V3444なになに? 跡がつくだの言いながらも/実は嬉しかったとか?」
「う…………」
「V3445なんならFm3もう一度してあげるわよ」
「そ、それは……」
「V3446なんと! W45EC今ならオプションとして/ヨダレもついてくる」
「V3447さぁどうする? Nn」
「……」
「V3448し・て・Fm4ほ・し・Fm3い?」
(ど、どうしたらいいんだ……)
「V3449ほら、ちゃんと言った方がいいわよ」
「ぼ、僕は……」
・してほしい……かな
・そんな事思ってないよ!
「してほしい……かな」
「V3450ほ〜らFm3やっぱり意識してるんじゃない!」
「わ、悪いか?」
「V3451ううん、W45Eo可愛いよ。そういうとこ」
「可愛いとか言うなよ」
「あっ……」
「V3452……」
(普通にする分には悪くないよな……)
「V3453んっ」
「えっ!?」
「お前……今、なめただろ!」
「V3454そりゃFm2なめるわよ」
「V3455言ったじゃない、W45オプションでFm2ヨダレも/ついてくるってF2Eo」
「V3456今日はやけに素直だからご褒美よ」
「うぅ……」
「V3457ちょっと……なんで袖で拭うのよ」
「拭うよ、普通は!」
「V3458なら……W45EoFe8m3拭えない跡つけたげよっか」
「V3459あはははっ、W45Eoうそうそ」
「お前なぁ……」
「V3460軽いイタリアンジョークよ、W45EF3Ecそんじゃね」
「あ、おい」
「相変わらずだな、あいつは……」
「そんな事思ってないよ」
「V3461それだけ顔に出して、何言ってんのよ」
「だからそれが違うんだって」
「V3462どう違うのか言ってみなさいよ!」
「V3463そういう素直じゃないとこ、/直した方がいいと思う」
「V3464あたしは嫌いじゃないけどね……」
「え?」
「V3465何でもない。それじゃ!」
「あ、おい……」
(う〜ん、失敗したかな……)
(相手は薫なんだし、素直になっておけば/良かったなぁ……)
「な、なぁ……」
「V3442よっぽどこの間のが効いたみたいね。/バリバリ意識しちゃってんじゃない」
「なっ……そ、そんな事は……」
「V3461それだけ顔に出して、何言ってんのよ」
「だ、だからそれが違うんだってば……」
「V3462どう違うのか言ってみなさいよ!」
「くっ……」
「V3463そういう素直じゃないとこ、/直した方がいいと思う」
「V3464あたしは嫌いじゃないけどね……」
「え?」
「V3465何でもない。それじゃ!」
「あ、おい……」
「……」
(き、嫌いじゃない……か)
(ははは……何だか薫らしい言い方だな)
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「あぁ、薫、丁度いいところに」
「V9676ん? W45EF3どしたの、Nn」
「え〜っと……」
(色々あったから、ちょっと様子が気に/なった……なんて言えないよな)
「V9677何よ、ハッキリしないわねぇ」
「ははは……」
「大した事じゃないんだけど、少し薫と/話でもしようかと思ってさ」
「V9678あ、そういう事」
「いいかな?」
「V9679うん、どうせヒマしてたところだしね」
「そっか、よかった」
「V9680んふふっ、W45Eoこっちこそいいタイミングで/声かけてくれてよかったわ」
「はははっ」
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「あの、すみません」
「V9681あ、は〜いっ……W45EF8って、アンタねぇ!」
「はははっ、ホントに身についてるんだな」
「V9682まぁね。/W45EoF3それで? あたしに何か用なの?」
「あ、うん、ちょっと時間が空いたからさ、/薫と話したいなって思ったんだ」
「V9683あ、そういう事、なら別にいいわよ。/あたしも丁度退屈してたとこだしさ」
「そっか、いいタイミングだったな」
「V9684んふふっ、W45Eoバッチリバッチリ」
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「あ、薫っ、丁度いいところに」
「V9685ん? W45EF3あぁ……」
「もしヒマだったら、麻呂とお話してほしい/のでおじゃるが……」
「V9686ぶっ……W45EhFe6m3い、いいわよ……」
「うむ、かたじけない!」
「V9687あはっ、あはははははっ!/W60Fe9m4Eoちょっと、W10Fm3ダメ、W15Fm2何よその連携っ!!」
(よし、意表をついたぞ!)
「V9688あははははっ、W45EoFe9Eoさすがね、Nn」
「ははっ、薫のツボは分かってるよ」
「V9689うんうん、Eo今のは相当よかったわ」
「ははっ、そっか」
「V9690その調子で面白い話を頼むわよ」
「分かってるよ」
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「あ、薫、いいところに」
「V9691おっ、Nnこそいいところに!」
「……え?」
「V9692今さ、すっごい退屈してたのよ。/W45Fm3よかったら少し話でもしない?」
「あ、うん、いいよ。/元々僕もそのつもりだったし」
「V9693お〜っ、W45EoさっすがNn。/良くも悪くもタイミングいいわよねぇ」
「V9694今といい、W45EF3保健室の時といい」
「はははっ、確かにそうかもしれないな」
「V9695でしょ〜っ」
「V9696さ、それじゃちゃっちゃと面白い話で/あたしを楽しませてよね」
「はいはい、それじゃあ……」
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「V0027ぐっ…………」
「ああ、薫」
「V0028も〜〜〜〜〜〜っ!」
「にん……だろ?」
「ほら、そんな挨拶はおいといて、/早く教室に行かないと遅刻するぞ」
「V0030ん、W45EF7ああ……EF3そうね〜」
(おかしいな……梅原はどこだ?)
(課題図書の本を返してきたらジュースを/おごってくれるって話なのに……)
(……)
(おっ、丁度いいところに薫がいるぞ)
(梅原を見なかったか聞いてみるか)
「よ〜っす、薫」
「V4000……」
「薫?」
「V4001ん? W45EFe9m3あ〜Nn、元気ぃ?」
「え……ぼ、僕は元気だけど……」
「V4002そう……」
「それよりさ、薫、梅原を見なかったか?」
「V4003……」
「V4004あ〜見てないわよ」
「そっか……」
(今日は何だか上の空……だな)
(よし、ちょっとからかってみるか)
「V4005…………」
「薫、今日は何だかボーっとしてるけど、/深窓のお嬢様ごっこでもしてるのか?」
「V4006う〜ん……EoFe9m3そうね」
「否定しようよ」
「V4007ふふっ、EoFe9m7そんな余裕ないからFm3」
(…………)
「V4008気……Fm4つかわなくてFm3いいよ」
「うん……」
「V4009ねぇ、W45座って話でもする?」
「いや、特に用事がある訳じゃないから」
「V4010…………」
「か、かお……」
「V4011ごめんね〜、あたし今日アレだからさ」
「えっ!?」
(……ア、アレ!?/アレ……と言えば……アレかっ!?)
「V4012顔に出てるわよー」
「へっ、変な事言うからだろ!」
「V4013単なる生理現象でしょ」
「そ、それは……お前にとっては/そうかもしれないけど……」
「V4014……ふぅ」
「……」
「V4015そういう事にしといて」
「…………」
「V4016返事は?」
「う、うん……分かったよ……」
(薫……何だか今日はいやにテンションが/低いじゃないか……)
(もしかして何かあったのかな?)
(でも……)
「それじゃ、僕は……梅原を捜しに行くよ」
「V4017うん……」
「V4018またね、Nn」
「うん、またな」
(ちょっと気にかかるけど、/お節介過ぎるのも迷惑だもんな……)
(うん、今日の所は大人しく引いて、/僕は梅原を捜すとするか……)
(う〜ん、失敗したなぁ……今日提出の/問題プリントをすっかり忘れるなんて)
(急いで仕上げて提出しよう……)
(……)
「V4019Nn、ちょっといいかな?」
「え? あ、薫……いいけど……」
「V4020都合が悪い?」
「ううん、でも少し待っててくれるか?/今日提出のプリントを終わらせたいんだ」
「V4021分かった」
「サンキュー」
「……お、終わったぞ!」
「V4022はい、W30Fm7お疲れFm3」
「よし、じゃあ提出してくるよ」
「V4023あ……Fm3待って、W30そしたら提出した後に/花壇に来てくれる?」
「え? うん、それは構わないけど……」
「V4024それじゃよろしく」
「薫、お待たせ」
「V4025あ、W30EFe9うん……」
「どうかしたの?/こんな所で話だなんて……」
「V4026ちょっとね、W30P0Fe9m3W30教室で話すにはあんまり/いい話じゃないから」
「そっか……」
「V4027でね……W45Ecまぁ色々あったんだけど……」
「うん」
「V4028ここのところさ、/W45あたし少し変だったでしょ?」
「うん……僕も少し気になってたんだ。/何だか浮き沈みも激しかったし……」
「V4029でしょ! W15P2F6W40ほ〜んと困ってたのよね。/Ec次から次へと問題が積まれていくのよ」
「V4030やっと一個ケリをつけたと思ったら、/EFe9m3『はい、次どうぞ』Ecって感じ」
「ははは……」
「V4031やってらんないわよ、EoFe6まったく」
(な、何があったんだろう……)
「V4032……」
「…………」
「V4033ホントは……W45EFe6m3もう少し頑張るつもり/だったけど……W45EF6Ecもう耐えられないわ」
「……V4034聞いてくれる?」
「う、うん」
「あ、でも……僕は何も言えないよ?/薫には薫の考えがあるだろうし……」
「V4035それでいい……だから話せるの」
「V4036こないだの話。/バイト帰りにお母さんを見かけたのよ」
「うん……」
「V4037知らない男と一緒だった……」
「え……」
「V4038家では見せた事ない顔しちゃってさ」
「V4039頭くるじゃない?/EFe6あたしはあたしで働いて、お母さんの/負担にならないようにEFe9必死なのに」
「V4040結局、それが元で大ゲンカよ」
「そ、そんな事が……」
「V4041その挙句に出てきた言葉が、/Ec『再婚を考えてる』EoF9よ?」
「V4042Wv10冗談じゃないわよ」
「V4043ホント……W20やめてよね……」
「……」
「V4044あたし、一度だって掃除も洗濯も/手を抜いた事ないのよ?/たまにはご飯だって用意してる」
「V4045Fm4これからだってそうよ。/W45Eo絶対にいい加減にやらない……Fm3」
「V4046そうやって二人でもやっていけるって/EFe9証明してきたの」
「V4047なのに、Ehどうして今になって……」
「薫……」
「V4048あたし……P0EcF9Wv80W45Fm8あたしFm9はW42Fe8m8新しい父親なんて/いらなFm6い!」
(そ、そうだったのか……)
(でも……そうやって薫が頑張るからこそ、/お母さんも辛いんじゃないのか……)
「V4049あは……W45Ecはは……」
(僕は……やっぱり聞く事しかできないよ)
「V4050ゴメン……Nn」
「V4051こんな話、W45EF9アンタにしか出来なくて……」
「V4052……」
「V4053じゃあ、W30Eoあたし……行くね」
「あ……」
「V4054ごめん……W15Ecアンタにも見られたくない顔、/EhF6あるから」
「あっ、薫……」
(こ、こういう時って、/どうしたらいいんだろう?)
(追いかけるべきなのか、それとも……)
(でも……これは薫が自分で解決しなきゃ/いけないことだし……)
・薫を追いかけない
・薫を追いかける
(……やっぱり追いかけない方がいいよな)
(しばらくそっとしておいてやるか)
(でも、だからって放っておけない……か)
(よし、薫を追いかけよう!)
(えっと……薫のカバンは……)
(ない……か。/どうやら一足違いだったみたいだな)
(少し……校外の心当たりを捜してみるか)
(駄目か……どこにもいないや……)
(もしかしておとなしく家に帰ったのかな?/それならそれでいいけど……)
「あっ、そういえば……」
(あと一つ、あいつの行きそうな場所を/僕は知ってるじゃないか!)
(よし、最後に……行ってみよう……)
(いた……薫だ……)
「薫」
「V4055Nn……来ちゃったんだ」
「後はここだけだったからね」
「V4056あ〜あ……EhFe6m4こんな事なら教えるんじゃ/EcFm3なかったな」
「V4057……あたしが一人になれるところが/無くなっちゃった」
「でも、この場所を教えてくれたからこそ/気持ちが近づいた」
「V4058ま、Fm3ね」
(薫……やっぱり無理をしてたんだな)
「V4059Nn」
「うん?」
「V4060さっきはFm3ごめんね、W10Eo話……中途半端で」
「いいよ、別に」
「V4061でもW30あたしにとっての切り札は/取っておかないとW10って思ってさ」
「V4062冷静に話してるつもりだったのになぁ」
「いいって」
「V4063つい、W15Ev45あふれちゃった」
「薫、もういいからっ!!」
(薫……震えてるじゃないか)
(この寒い中……ずっと……)
「V4064……」
(僕が……口を出す事じゃないのは分かる。/これは薫の問題だからな)
(でも、僕は……)
「薫……悩むのはいいけど、/自分を追い詰めちゃ駄目だよ」
「V4065Nn……」
「僕は泣きたかったら泣けばいいと思う」
「V4066そんなのダメ。/あたしは強くならなくちゃいけない」
「泣く事は弱さじゃないよ」
「V4067っ……」
「強いよ、薫は。/自分で思ってるよりずっとずっと」
「自分よりお母さんの事や、お父さんとの/思い出を大事にしてるから辛いんだろ?」
「V4068やめて……」
「V4069ダメだよ……Nn、ルール違反」
「……うん」
「V4070……っく」
「V4071あたしのお父さんは一人なのに」
「知ってるよ」
「……この場所を教えてくれたんだろ?」
「V4072……うん」
「すっごいカッコよくて、/すっごい優しいんだろ?」
「V4073うん、うん」
「V4074お父さん……」
(大事にしたいものを全部分かってるから/どうしようもなくなるなんて……)
(薫……お前って不器用だよな)
「V4075Nn」
「ん?」
「V4076ありがと……W45EF6でも……」
「V4077Ts1あたしは……な言葉Ec……くなかった……」
「え?」
「あっ! 薫っ!」
「薫っ!!」
(ど、どうしたんだ急に……)
(それに……最後にあいつ、/何て……言ったんだ?)
「V0125……と、いう事にEoF1繋がります」
「V0126今話したところはFm3すごく大事だから、/EF3ちゃんとノートにとっておくようにね」
(はぁ……)
(薫……今日は休みか)
(少し話したいことがあったのにな……)
「薫……悩むのはいいけど、/自分を追い詰めちゃ駄目だよ」
「V4065Nn……」
「僕は泣きたかったら泣けばいいと思う」
「V4066そんなのダメ。/あたしは強くならなくちゃいけない」
「泣く事は弱さじゃないよ」
「V4067っ……」
「強いよ、薫は。/自分で思ってるよりずっとずっと」
(あれ?/薫は……もしかして自分の考えで……)
(だとしたら僕の言った事って……)
「ああああっ!」
「V0127ど、どうしたの? Nm君」
「え? あ、いえ……何でもありません」
「V0128……もう、もっとシャキっとなさい」
「はい……すみません」
(ううっ……だとしたら……)
(薫を最後に追い詰めたのは……僕か?)
「V4077Ldあたしはそんな言葉ほしくなかった……Le」
(そ、そういうことなのか?)
「V4061Ldでもあたしにとっての切り札は/取っておかないとって思ってさLe」
(僕はあの場所が薫にとっての切り札だと/思ってたけど……)
(でも……もし切り札というのが、/あの場所じゃなく僕を指してるとしたら)
「V4069Ldダメだよ……Nn、ルール違反Le」
(薫は僕の側にいたかっただけなのに……/その僕に追い詰められた事になるよな)
(……)
(いや、まだそうと決まった訳じゃない)
(だったら、僕がしなくちゃいけない事は/一つだよな……)
(……)
(やっぱり僕は薫と会って話をした方が/いいような気がする……)
(よし、放課後は薫に会いに行くか)
「ただいま」
「V0120あ〜っ、にぃに!」
「悪い、美也……今日は遊べないよ。/僕、ちょっと出かける用事があるんだ」
「V0121う〜……違うって」
「ん?」
「V0122棚町さんって人のお母さんから電話が/あったって言いたかっただけなの!」
「え……」
「V0123昨日、家に帰ってないんだって……。/にぃに何か知ってるの?」
「……っ! あのバカッ!」
「V0124あっ、にぃに!!」
(薫のやつ、何やってるんだよ!)
(家に帰ってないってことは、多分……)
(よし、行ってみよう!)
「はぁ……はぁ……」
「薫〜っ!」
「か〜お〜る〜!」
「……」
(おかしいな……ここじゃないのか!?)
(後、あいつの行きそうな場所は……)
(バイト先くらいか)
「よしっ!」
(家の人もすでに行ってるだろうけど、/僕も行ってみたほうが……)
「はぁっ……はあっ……」
「V4081Nn」
「V4082そろそろ来るかなって思ってた」
「薫、お前……何してんだよ!!」
「V4083バイト」
「家にも帰らない上に学校も休んでか?」
「V4084そうよ」
「お母さんに心配かけてどうすんだよっ」
「V4085……」
「V4086Nn……」
「何だよ……」
「V4087悪いんだけど、後15分位待ってよ……W30/話は仕事が終わってからお願い」
「V4088お店に迷惑かけるわけにはいかないから」
「くっ……」
「V408915分したら駅前に行くから……そこで/待ってて」
「……分かったよ」
「V4090ごめん……」
(…………)
「あ……」
「V4091お待たせ」
「薫……」
「……家に帰ろう。/お母さんが心配してるぞ」
「V4092え……」
「僕が送っていくからさ」
「V4093Nn……P0Fe8m9W30もしかしてそんな事を言う為に/わざわざ来たの?」
「V4094Fm8来ないでFm9!」
「V4095Fm4もういいでしょ、EcFm8ほっといFm6て!」
「V4096それにね……EcNnさえ来なければ、/EoFe8今頃はもうとっくに家に向かってるわよ」
「そ、そっか……」
「V4097もう……Fm7割り切ったのよ」
「えっ?」
「V4098割り切ったの」
「嘘だろ?」
「V4099嘘じゃないわ」
「嘘だよ、だってそんな簡単に……」
「V4100うるさい!」
「V4101アンタ何様よ!/何でも知ってるような顔しないで!」
「うん、確かに何でもは知らない。/でもね……ほんの少しは分かるよ」
「V4102え……」
「今、お前が苦しんでるのは僕のせいでも/あるんだから」
「V4103…………Wv18違う」
「違わないだろ」
「V4104根拠もないくせに何言ってんのよ。/W15Nn、自意識過剰なんじゃないの!」
「ごめん、薫」
「V4105ど、W15どうして謝るのよ?」
「V4106あ、謝らないでよっ!」
「本当にごめん……僕がバカだった」
「僕……お前の事何でも分かってるつもりに/なってたんだ」
「V4107やめて、聞きたくない」
「薫を最後に追い詰めた。そうだろ?」
「V4108ちっ、EcW4EhFm9ちがっ」
「頑張れたはずの薫を頑張れなくしたのは、/僕だろ」
「V4109…………」
(勘違いなら僕がみっともない思いをする。/でも、それならそれでいい)
「ルールを破った」
(何も言わないって言ったのに)
「薫を追い詰めた」
(息抜きがしたかっただけの薫を)
「V4110どうして……」
「色々考えてたら……ね」
「V4111……気付かないでよ」
「ごめん」
「V4112そしたらW45EF6あたしだけの問題だったのに」
「そうだね」
「V4113Nnに嫌な思いをさせたくなかった」
「ありがとう、薫」
「でもね、僕は薫の力になりたかったんだ」
「V4114……」
「もし必要ないなら、要らないって言って/くれればいいよ」
「そしたら僕は……」
「V4115だ……め、W30EFe9Nnが側にいてくれないと/やだよ……」
「……薫」
「V4116ごめん……なさい」
「V4117側にいてよ……」
「うん」
「お母さんに電話してきた?」
「V4118……受話器を耳から離してもFm3声が聞えた」
「あはははは」
「V4119もう、W30Fm3笑い事じゃないわよ」
「そうなんだけどね」
「V4120ふふふっ」
「でもさ……たまになら心配かけたって/いいんじゃないかな?」
「V4121そういうもんかな?」
「V4122…………」
「家まで送ろうか?」
「V4123うん、よろしく」
「了解」
「V4124……ねぇ、Nn」
「V4125ごめんね」
「えっ、突然なんだよ?」
「V4126さっきさ、『知ったような顔しないで』/Ecなんて言ったけど……」
「V4127Nnを分かったつもりになってたのは、/EFe9m4あたしの方だったのかも〜ってFm9」
「V4128勝手に理想を押し付けて、/勝手に落ち込んで、勝手に逃げてさ」
「3つもつけば立派な自分勝手者だ」
「V4129……」
「V4130Nnって、結構容赦ないよね」
「容赦してほしいのか?」
「V4131ううん、そのままでいいよ」
「はははっ、そっか」
「V4132うん……」
「薫……どうした? 立ち止まったりして」
「V4133ここでいい」
「V4134もう、大丈夫だから」
「そっか」
「V4135またね……Nn」
「うん、またな、薫」
「もう大丈夫……か」
(さすが……棚町薫だよ)
(はははっ、すぐ側で応援してるぞ。/頑張れ……薫)
(あれ? あそこでプリントの束を/抱えてるのは薫じゃないか……)
(う〜ん、あいつが授業に関係するものを/持ってるなんて何だか珍しいな)
(よしっ、ちょっと手伝ってやるとするか)
「よう、薫」
「V4136ああ、Nn、W45Fm2Ecやっほー」
「それ、何だか重そうだな。/僕が手伝ってあげるよ」
「V4137ホント!? W40Ecて〜んきゅ、W30EoFe9助かるわ」
「ははっ、お安い御用だよ」
「V4138Fm3実は、今そこで先生に捕まっちゃってさ。/W45Fm4次の授業で使うプリントをFm3教室に持って/行ってくれFm2って」
「で、素直にOKしたのか?」
「V4139ん、W45Eoそういう事」
「へ〜っ、今日は随分とご機嫌なんだな。/普段の薫だったら逃げ出すだろ」
「V4140まぁね……W45EFe9そういう気分だったのよ」
「そっか」
「V4141それよりほら、W45早く教室に行かないと。/W45EF3話すなら歩きながらでもいいでしょ」
「あ、そうだな」
「でもなぁ、薫がここまで機嫌がいいなんて/珍しいよな」
「V4142EcF3当ったり前でしょ、Wv90W30EoFe9m3いつまでもウジウジ/悩んでても仕方ないしさ」
(ウジウジ……か。/間違いなくお母さんの再婚の事だよなぁ)
「……」
「V4143んふふっ、W40EoFe9いいのよ、Wv120もう」
「で、でもそうは言うけど……」
「V4144いいの!Fm2/W45EoF3それよりアンタさ、こんな話知ってる?」
「え?」
「V4145えっとね……」
「へ〜、そんな事があったのか」
「V4146ね。びっくりでしょ?」
「うん」
「V4147あんまり言っちゃダメだかんね」
「分かってるよ、ちゃんと秘密にしとく」
「V4148うん、W30Eoそれでよろしく!」
「V4149Ldん、W15LeEF3ジャストなタイミングだったね」
「そうだな」
「V4150じゃあ、そのプリントの束をちょうだい」
「あ、うん」
「V4151てんきゅね、Wv35EoNn」
「ははっ、別にいいよ」
「V4152んふふっ、W10Eoそれじゃ」
(……)
(う〜ん、どう見ても無理してるよなぁ。/ちょっと心配だな……)
(まぁ、しばらくは様子見でちょこちょこ/話しかけるようにしてみるか)
「でもなぁ、薫がここまで機嫌がいいなんて/珍しいよな」
「V4153ん、そう?」
「うん」
「V4154まぁ、W30EoFe9m3あたしだってそうそういつまでも/ヘコんでられないからさ」
「え? あ……」
「そういえば……確かに最近変だったな」
「V4155うん、EFe9m3ちょっとね。W30Ec色々あったのよ」
「そうなの?」
「V4156うん……」
(薫がヘコむなんて……よっぽどの事が/あったんだろうな)
「V4157え〜っとね……W45EFe9m3簡単に教えるとさ、/W30お母さんが再婚するかもしれないのよ」
「ええっ!?」
「V4158まぁ、まだどうなるか分からないけどね」
「そうなんだ……」
「V4159ふふっ、W30EoFe9m3Nnがそんな顔する必要/ないわよ」
「う、うん」
「V4160あたしは平気だから」
「あ、薫……」
「V4161ん?」
「何かあったら相談にのるからな」
「V4162うん。その時はよろしく」
「V4163さてと、ここでいいわ」
「あ、うん。じゃあ……これ」
「V4164うん」
「V4165てんきゅね、Nn」
「はははっ、別にいいよ」
「V4166あ、Nn」
「ん?」
「V4167ホント……W10ありがと」
(……)
(う〜ん、どう見ても無理してるよなぁ。/ちょっと心配だな……)
(まぁ、しばらくは様子見でちょこちょこ/話しかけるようにしてみるか)
(あ……あそこにいるのは薫じゃないか)
(何か手に持ってるみたいだけど、/提出物か何かかな?)
(ちょっと聞いてみたいけど……何だか/あの夜の話がまだ頭に残ってて、/どんな顔で話しかければいいのか……)
(う〜ん……)
「V4168あ……」
(あっ……)
「V4169お〜っはよ」
「お、おはよう」
「V4170……」
「ははは……」
(う〜ん、何だか気まずいな……)
「な、なぁ薫……」
「V4171ん?」
「その……手に持った紙って何だ?/もしかして課題とかそういうやつか?」
「V4172ああ……W45Ecこれは反省文。/W45EoFe9ほら、あたし無断欠席したからね……」
「あっ、そっか……」
「V4173……」
「……」
(う〜ん、参ったな……。/何だか次に続く言葉が見つからないぞ)
「V4174Fm9あ……W45EFe9ね、Fm3ねぇ」
「うん……」
「V4175調子は、どう?」
「うん?」
「V4176……」
「V4177だって……」
「ぼ、僕、何にも言ってないだろ」
「V4178そうだけどさ」
「……ぷっ、はははは」
「V4179あはは……」
「薫こそ……えっと」
「V4180……うん、W30Eo大丈夫だよ」
「V4181お母さんともちゃんと話したし」
「そっか」
「V4182うん」
「V4183えっと、W30EFe9じゃあ……P6Fe9m3W30あたし、/職員室にこれを出しに行ってくるから」
「あ、うん」
「V4184またね」
「あっ……薫っ!」
「V4185え? 何……Nn」
「えっと……」
「僕、いるからさ。薫の側に」
「V4186当たり前でしょ」
「そ、そうだな、当たり前だよな」
「V4187あはは、W30Eoじゃあね」
(……)
(当たり前……か)
(最近……その当たり前が何だかやけに/嬉しく思えるんだよな)
(これってもしかして……)
(いや、まさか……そんな訳ないよな)
(さて、今日は何を……)
「あ……薫」
「あれ……」
(おかしいな……僕がいるのに/気付かなかったのか?)
(あ、もしかして……何か考え事でも/していたのかもしれないな……)
(……)
(う〜ん、たまにはファミレスに寄って、/薫のバイト姿でも眺めてみようかな?)
・ファミレスには寄らないで帰る
・ファミレスに寄っていく
(やっぱりやめておくか。/仕事の邪魔をしたら悪いよな)
(今日は大人しく家に帰るとするか)
(よし、それじゃ漫画雑誌でも買ってから/行ってみるか)
(お、やってるやってる……)
「V4188あ、いらっしゃいま、W15SEF4せ……」
「よ、よう」
「V4189ちょ、W30ちょっとW25何しに来たのよ」
「喉が渇いたから来ただけですけど〜」
「V4190う〜〜っ」
「え〜っと、1名です」
「V4191……」
「ほら、早くしないと怒られるぞ?」
「V4192……Wv80それではご案内致します」
「V4193……ご注文は?」
「いつものヤツで」
「V4194えっと……W45EF4ドリンクバーだっけ」
「うん。それ以上だと財布が力尽きる」
「V4195軟弱な財布ねぇ……W30たまにはステーキとか/頼みなさいよ、貧乏人っ!」
「はははっ」
Ti0/        Ti2ピンポ〜ン!
「V4196っと、呼ばれちゃった……EF3それじゃね」
「あぁ、頑張れよ」
(うん。薫のやつ、割と元気そうだな)
(…………)
(それにしても……あいつのバイト姿って、/こうして見ると結構サマになってるな)
(う〜ん、お客さんから人気っていう話も/分かる気がするよ)
(まぁ、この調子なら心配いらないだろう)
(それじゃ僕は、ジュースを片手に/買ってきた漫画雑誌でも読むとするか)
「V4197ちょっとNn、まだいたの?」
「え……」
「V4198ドリンクバーでどれだけ粘るつもりよ」
「あっ、もうこんな時間なのか!」
「V4199のんびり漫画なんか読んでるから、/EoFm9時間が分からなくなるのよ!」
「V4200どうする? 会計してあげようか?」
「あ、うん、よろしく」
「V4201……まったくW30世話が焼けるんだから」
「ははは……」
「V4202ま、W30EoF7あたしはあたしでEF3Nnの百面相を/見て楽しんでたけどね」
「う……そ、そんなに顔に出てたか?」
「V4203うん、W30Ec思いっきり」
「そ、そうか……」
「V4204大丈夫、言いふらしたりはしないわよ」
「よ、よろしくお願いします」
「V4205んふふっ、W20Fm4お〜っFm3け〜Eo」
(薫の姿を眺めようと思って来たのに、/まったく逆の事になるとは……)
(油断したなぁ……)
(そういえば今日は、ファミレスで読んだ/雑誌の別冊号が出る日だったよな……)
(宣伝を見る限りでは面白そうなんだけど、/買って帰るか迷うところだな……)
(……あ、そうだ!)
(ちょっと立ち読みをしてみて、/面白かったら買えばいいじゃないか)
(よし、そうと決まれば善は急げだ。/早速本屋に行ってみるとするか!)
(ふう……商店街もクリスマス間近って/雰囲気だな)
(…………)
???
「V4206クリスマスケーキはいかがですか?」
「V4207なお、本日よりご予約も承ってま〜す」
(あれ? この声は……)
「V4208あ、はいっ。ありがとうございます」
(あっちの方からだな)
「あっ……」
「V4209クリスマスケーキはいかがですか〜っ」
「……薫?」
「V4210えっ……」
「V4211うあっちゃ〜、Nn」
「お前、その格好は……」
「V4212……サンタ」
「そ、それくらいは見れば分かるよ」
「V4213じゃあ何よ?」
「いや、別に……」
「V4214バイトなんだからFm3しょうがないじゃないEo」
「バイト? ファミレスの?」
「V4215Fm9ううん、Fm3あれとはまた別」
「えっ!?」
「お前……いくつバイトしてるんだ?」
「V42163つ」
「そ、それはやり過ぎじゃないのか」
「V4217Fm3平気よ、これくらいは」
「それならいいんだけどさ」
「ところで……」
「V4218うん?」
「それ、寒くないのか?」
「V4219寒い」
「だよなぁ……」
(しかしこれは……)
(なんというか……すごいな!)
「V4220……」
「なるほど……」
「V4221ちょっと、どこ見てんのよっ」
「い、いや……別に」
「V4222やっらFm3し〜」
「そ、そんな事言われても……」
「V4223買いなさいよね……」
「は?」
「V4224ただであたしの美脚を見ようなんて/Fm3鼻血が出るくらい甘いのよ!」
「さてと、じゃあ僕は帰ろうかな」
「V4225あっ! Fm8こらNn!」
「またな薫」
「V4226こ、こら! EFe8買っていきなさいよ!!」
(う〜〜ん、薫のサンタ姿か……)
(何だかもう少し見ていたかったけど、/仕事の邪魔をしても悪いよな)
(……)
(うん、本屋に行った帰りに、/またこの道を通るとするか……)
(ははっ、薫、どんな顔をするかな?)
(お、あそこにいるのは薫じゃないか……)
(よし、少しからかってやるかな!)
「すみません、ケーキを1つ」
「V4227あっ、EF3はいっ! あり……Sが…LdMh…Le」
「はははっ、ひっかかったな」
「V4228なんだ……W30Nnか」
「もうクセになってるんだな」
「V4229んふっ、バレた?」
「声がよそ行きだったからすぐ分かるよ」
「V4230ふふっ、W30EoFe9もう職業病みたいなものよ」
「そうなのか?」
「V4231うん。EcF9特にボFm3ケーっとしてる時Fm9とかは/EoFe9m3かなりの確率でやっちゃうわよ」
「へ〜、例えば?」
「V4232そうね、特によくやっちゃうのは……/W45EF3『いらっしゃいませ』かな」
「V4233こう……W45EF3コンビニで立ち読みとかしてる/じゃない?」
「うん」
「V4234そこにお客さんが入ってくるとつい……」
「あはははは、そうなんだ」
「V4235しかも言ってから気付くのよ!」
「それは恥ずかしいな」
「V4236でしょ! W15P0Fe6m3W45ホント困っちゃうのよね」
「でも、それって悪い事じゃないよな」
「V4237え?」
「それだけ真剣に仕事してるからだろ」
「V4238ん……W45EFe9m3まぁね」
「たださ……頑張るのもいいけど程々に/しとけよ?」
「V4239え?」
「V4240もしかしてEF3心配してくれてんの?」
「少しはな……」
「V4241てんEcきゅ!W15 ……Eoでも平気よ。W45/あたしってば案外頑丈に出来てるし」
「う〜ん、そうは言ってもなぁ」
「V4242ま、Nnがそう言ってくれるのも/分かるけど……」
「V4243今はさ、EFe6出来るだけちゃんとした理由で/家にいたくないんだ」
「え?」
「V4244動いてれば余計な事考えなくて済むし。/W45EcFm4まぁ……W60Fm3色々とね、W10EoFe9あんのよやっぱり」
「V4245お母さんに泣かれちゃったりとかね」
「そっか……」
「V4246でも、W30EF3だからっていつまでもウジウジして/らんないでしょ!」
「V4247当然、お母さんには『しばらく頭を整理/する時間がほしい』って言ってあるし」
「ははっ、さすがだな」
「V4248ま〜Fm3ね、W45EoFe3そこら辺のフォローは完ぺきよ」
「でも、だからってあんまり無理するなよ」
「V4249あはは……」
「身体に負担をかけたってどうにもならない/事もあるんだからさ」
「V4250……」
「確か中学の時も同じような……W45あれ?」
「か、薫! どこだっ」
(しまった……逃げられたか……)
(……)
(はぁ、説教の気配を悟られたみたいだな)
(さすがだよ……薫)
(あれ……おかしいな、次の科目の教科書が/見当たらないぞ)
(う〜ん、もしかしてロッカーの中に/入れっぱなしだったかな?)
(ちょっと見に行ってみるか……)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ドンッ!!W5As0b0
「うわっ!」
???
「V4251ぎゃっ!」
「あいたたた……ご、ごめん」
「V4252うぅ……」
「V4253ちょっと!Wv70W18 Nn」
「な、何だ……やっぱり薫だったのか」
「V4254何よ、W30やっぱりって……」
「いや、あまりに色気のない悲鳴だった/からさ……」
「V4255アンタ……W30殴るわよ?」
「優しくしてね……」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ペチン!W5As0b0
「いったぁ……ん?」
(おかしいな、痛くないぞ……)
「V4256Fm3くっ……」
「ああ、笑ってて力が入らないのか」
「V4257うぅっ……」
「でも何か悔しいから笑いたくないと」
「V4258うぐ……」
「う〜〜ん、僕自身はそれほど面白い事を/言ったつもりはないんだけどなぁ」
「V4259……」
「だ、大丈夫か?」
「V4260……ぶはぁっ!Fm3 W20EoFe8m2Sた、W15耐えたわよ」
「ああ、お疲れ様」
「V4261今のは完全に不意をつかれたけど、W30/あたしに同じ手はもう通じないわよ」
「V4262必ず仕返ししてやるんだからね!」
「あ、はい」
「V4263覚えてなさいっ!」
(色気がないって言ったから怒ったのか、/それとも不意をついて笑わせたのが/いけなかったのか……)
(ま、いいや……どうせ薫の事だし、/明日には忘れてるだろう)
(……)
(おっと……それより今は教科書だ。/早くロッカーに行かなくちゃ!)
1
2
(おかしいな……次の科目の教科書が/見あたらないぞ)
(またロッカーの中に忘れてきたのかな?)
(…………)
(仕方ない、教科書を取りに……あれ?)
「……」
(薫のやつ……ドアのところで突っ立って/何をしてるんだ?)
(あ、まさか……)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ドンッ!!W5As0b0
???
「V4264あっは〜ん!」
(やっぱりな……)
「V4265いった〜〜〜い〜ん……」
(なるほど、薫が気にしてたのは、/色気がないって言われた方だったのか)
「よしっ、疑問解決、スッキリだ!」
「V4266ちょっと、無視してんじゃないわよ!」
(くっ……食ってかかってきたか。/こうなったら……もう一押しだ!)
「V4267待てっつってんのよ!」
「ええっ……あ、あなた何ですかっ?」
「V4268んぷっ……」
「ほ、欲しいのはお金? それとも……」
「麻呂でおじゃるか?」
「V4269あははははははははっ!」
(勝った……)
「無益な戦いだった……」
「V4270あははははっ、W30EoFe9m3さすがね、Nn」
「V4271Eoどう? 恵子」
「えええっ!?」
「V0132Ecあはははっ、すごく面白かったよ」
「た、田中さんっ!」
「V4272ね、言ったとおりでしょ」
「V0133うん、Fm3Nm君って、/本当はかなり変な人なんだね」
「い、いや、違うんだって……」
「V0134え? S麻呂じゃないってこと?」
「V4273あはははははっ、W45EoFe9m3その天然は酷いわ!/恵子最高っ」
「V0135え? EFe9m3えっ?」
「うぅ……」
「V4274いやいや笑わせてくれるね、EcF2Nn。EoF3/ホントいい暇つぶしになったわ」
「V4275そんじゃね〜っ!/Fm3行こ、恵子」
「ま、待てよ、薫。/これは一体どういうことなんだ!?」
「V4276んふふふっ」
「V4277仕返しをするようなフリをして/W30アンタを釣り上げたのよ!」
「V4278恵子に素のアンタを見せてあげるW15って/誘い出してね」
「そ、そんな……」
「V0136ふふっ、W30Eo見せてもらっちゃった」
「V4279Fm4ほほほほっFm3、W30ざまーみろ」
(か、完全にやられた……)
(ふぅ……やっと古典の授業が終わったよ)
(ええっと、次の授業はっと……)
Ti0/         Ti2ガサゴソ……
Ti0/         Ti2ガサガサ……
「あいたっ!!」
(しまった……紙で指を切っちゃったぞ)
「V0719ん? W30EF3Nm……どうかしたのか?」
「ああ、梅原……」
「V0720ありゃ、その指どうしたんだ……。/もしかして紙で切っちまったか?」
「うん……油断してたよ」
「V0721か〜っ、ツイてねぇなぁ」
「そうだ、梅原はバンソウコウ……」
「V0722持ってるわけないだろ」
「だよな」
「V0723素直に保健室行ってこいよ」
「う、うん……そうだな」
「すみませ〜ん」
???
「V4280はいは〜い」
「V4281保健室へようこそ〜っ! W45EoFe9m8げ……」
「……」
「V4282ど、どうしてFm3Nnが……」
「お前……そんな格好で何してるんだ?」
「V4283バイ……W30EFe9m3トかな……」
「よし、じゃあ仕事をお願いしようかな」
「V4284……仕事?」
「うん、紙で指を切っちゃったから、/バンソウコウを貼ってほしいんだ」
「V4285ああ……そんな事ね、P0F3W30別にいいわよ」
「助かるよ」
「V4286はい、これでよし!!」
「サンキュー、薫」
「V4287どういたしまして」
「ところで……どうして学校でそんな格好を/してるんだ?」
「V4288それがね……W30P6EF9W30さっきスカートの裾が/ほつれてるのに気付いてさ」
「V4289今、恵子に直してもらってるところなの/よねぇ〜」
「あ、そういう事か」
「V4290そそ、W30Eo洗濯したばっかのこの制服が/都合よくカバンに入ってたの」
「あれ? でも田中さんは……」
「V4291うん、一人で出来なかったからって/友達に手伝ってもらいに行ってる」
「V4292そろそろ戻ってくると思うわよ」
「そ、そっか……」
「じゃあ僕は先に戻ってるよ」
「V4293え〜っ!Fm9」
「でも、お前……これから着替えるだろ?」
「V4294あぁ、W10EFe7m9それもそうね」
「変態扱いされたくないからな」
「V4295んふふっ、W45別に見ててもいいけどね」
「え……ええっ!?」
「V4296踊り子さんにFm3触れなければ、W30Ehね」
「……誰が踊り子だよ」
「V4297あはははっ」
「それじゃ、薫」
「V4298はい、W30ありがとうございました〜っ!/W30またいらして下さいねEc」
(何が『またいらして下さい』だ。/……保健室になんて縁がない方がいいよ)
(……)
(でも、保健室にファミレスの制服って/いうのも新鮮だったな……)
(う〜ん、悪くないかもしれない)
(あれ? 生徒手帳が落ちてるぞ……)
(う〜〜ん、こんな所に落とすなんて……)
(きっと学生証も一緒に入れてるだろうし、/困ってるだろうな)
(……)
(やっぱり届けてあげた方がいいよな)
(よし、じゃあ名前を確認して……)
「V4299Nn! ストップ!!」
「え……?」
「V4300はぁ……はぁ……」
「か、薫、そんなに慌ててどうした?」
「V4301それ、W10あた、Fm8しのだからWv175」
「これ?」
「V4302Fm4それ!」
「分かったよ。/じゃあ、一応名前だけ確認するからな」
Ti0/        Ti2ペラペラペラ……
「V4303Sああっ!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ゴツン!W5As0b0
「痛っ……な、何するんだよ!」
「V4304アンタこそW15あたしの手帳に何すんのよ!」
「な、何って……ちょっと名前の確認を/しようとしただけで……」
「あっ、もしかして……見られたら/困るようなものでも入れてるのか?」
「V4305っ!」
「V4306べ、W15別にっ」
「怪しいなぁ……」
「V4307……」
「まぁ……僕としては持ち主が分かれば、/それでいいんだけどさ……」
「V4308そ、そう……」
「うん、ほら……これ」
「V4309……悪かったわね、叩いたりして」
「いや、いつもの事だし、別にいいよ」
「V4310あ、W30それもそうね」
「V4311とにかく、EFe9拾ってくれてFm3ありがと」
「どういたしまして」
「V4312うん。それじゃね」
「V0724いよっ! Nm」
「あぁ、梅原か」
「V0725お前……今、棚町の生徒手帳見てたろ?」
「いや、見てないよ」
「V0726おいおい、隠さなくてもいいじゃないか」
「隠してなんかないよ。/ただペラペラめくってただけだし」
「V0727そこが重要なんだよ!」
「え……」
「V0728よく聞けよ、W30Fm1ここのところ女子の間で/流行ってるジンクスがあってだな」
「ジンクス?」
「V0729ああ、そうだよ」
「V0730生徒手帳に好きな奴の写真を入れて、/Eo3週間誰にも見られなければ、EF3その恋が/叶うって寸法だ」
「お前……詳しいな」
「V0731まぁな」
「V0732そこでさっきの話だ、W30EFe1m3棚町の手帳に/写真とか入ってなかったか?」
「……」
「V0733勿体つけるなよ、W30EFe8m2入ってたのか!?/それとも入ってなかったのか!?」
「いや、ホントに見てないんだ」
「V0734何だとっ!」
「悪いな」
「V0735はぁ……がっかりだぜ」
「あ、おい」
(う〜ん、もしかして薫が慌ててたのって/そのジンクスをやってたとか……)
(ははっ、薫に限ってそれはないよな)
詞がテキタイになっておらず、/且つn1ski_ev03Bがパスになっているかを/判定します。
詞はテキタイになっていないですとも!
n1ski_ev03B
パスになっていますとも!/n3ski_ev03Aはオープンしました
パスになっていませんですとも!/n3ski_ev03Aはオープンしませんでした
時すでに遅し!/詞はテキタイになっていたのであった!
(ふぅ……やっぱりここは落ち着くなぁ)
(少しのんびりしていくか……)
(……)
女子A
女子B
「V4313ここなら誰もいないわね……」
「V0511ええ、そうね」
(…………あれ?)
(何だか話し声が聞えるけど……誰か上に/いるのかな?)
(う〜ん……)
「V0512それで、棚町さんはどうしてほしいの?」
「V4314それくらい……分かるでしょ」
(棚町ってことは……薫だよな?/だとしたら話してる相手は誰なんだ?)
「V0513ええ、それなりにはね。/『横から手を出さないで』でしょう?」
「V4315なっ……」
「V0514それとも、『勝ち目がないから譲って/下さい』かしら?」
「V4316……ずいぶんと余裕じゃない」
「V0515そうでもないわよ」
「V4317そ、じゃあ宣戦布告って意味でいいのね」
「V0516あら、正しい意味でとってもらえるなんて/嬉しいな」
「V4318これでも敵意には敏感なの」
「V0517先に敵意を向けたのはあなただけどね」
「V4319ふふっ、そうかもね」
「V4320ま、どっちにしても、これでハッキリした/わね」
「V0518私には水面下の方が都合がいいんだけど、/この際仕方ない……か」
「V4321それなら安心していいわよ。/あたし、あなたの気持ちを知ったからって/態度を変えたりしないから」
「V0519クスッ、そうしてくれると助かるわ」
「V4322あたしはそっちの気持ちを確認しておきた/かっただけだからね」
「V0520……確認するまでもないことなのに」
「V4323言葉にしなきゃ分からないことって/あるじゃない?」
「V0521なるほどね、ふふふっ」
「V4324じゃ、そういう事で」
(う〜ん、何だったんだ今の話は……)
(ぼ、僕はかかわらない方が無難だな)
(ははっ……よし、忘れよう)
(とりあえず、もう少しのんびりしてから/帰るとするか……)
???
「V4325だ〜れだ?」
(う……誰だろう?)
・絢辻さんでしょ?
・梨穂子だな?
・薫か?
・中多さんかな?
・七咲だろう?
・森島先輩ですよね?
「絢辻さんでしょ?」
「V4326……」
「V4327はずれ」
「ははは……か、薫だったのか」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2Ts3ズビシッ!W5As0b0
「痛いっ!」
「V4328『痛い』じゃないわよ!!」
「V4329アAs0b0ンタね」
「V4330どAs0b0こを」
「V4331どAs0b0う間違えると」
「V4332あAs0b0たしが」
「V4333絢As0b0辻さんに」
「V4334なるAs0b0のよっ!」
「ごめん! ごめんってば!」
「V4335はぁ……はぁ……」
「V4336次、間違えたらただじゃおかないわよ」
「うん、分かったよ……」
「V4337Ecそれじゃあね」
(……薫、ちょっと怒ってたな)
(もしかして絢辻さんとは間違えてほしく/なかったのかな?)
(う〜ん、失敗したなぁ……)
「梨穂子だな?」
「薫か?」
「V4338あったEcり〜っ!」
「……」
「V4339あれ……つまんなかった?」
「うん……」
「薫と僕、中学からどれだけ一緒にいると/思ってんだよ」
「V4340ん……W45EFe9m3それもそうね」
「もし僕が薫の声を間違えたとしたら、/それはワザとやってる時だよ」
「V4341そ、そこまで言う?」
「うん、自信あるからね」
「V4342そっか……」
「ど、どうして照れてるんだよ!」
「V4343Nnが似合わない事言うからよ……」
「そ、そんな事は……」
「V4344えっと……W45EFe9m3それじゃあたしもう行くわ」
「あ、うん」
(それにしてもまさか薫があんな事を/してくるなんて……)
(う〜ん、ちょっと意外だったな)
「中多さんかな?」
「七咲だろう?」
「森島先輩ですよね?」
「V4345……」
「V4346はずれ」
「はは……薫だったのか」
「ど、どうしてチョップするんだよ……」
「V4347罰ゲームよ」
「V4348これだけ一緒にいてEoFe6まだ間違えるなんて/EcFm8終わってるわねアンタEoFe9」
「ご、ごめん……次は絶対に間違えないよ」
「V4349そうだといいけど」
「あっ! 薫っ!」
(うぅ……まさか薫の声を間違えるとは/思わなかったよ……)
「お〜い、薫っ!」
「V4350ん? EF3ああWv122、Nn」
「今、お前……百面相してたみたいだけど、/本当のところは何してたんだ?」
「V4351うっわ……EFe9m8み、見てたのFm3!?」
「うん、遠くからだけど……」
「V4352ん、W30EhFe6m3何ていうかさ……P6EcFe9W30あははは……」
「……」
「V4353ちょっとね……EoF7イメージチェンジでも/してみようかとEFe9m3思い立ったから」
「へ〜っ、イメージチェンジか」
「V4354そう、W30Fm4で、W30Fm3ちょっと参考にしたいから/W30EF7アンタの好みのタイプとかってEF3教えて/くれない?」
「僕の?」
「V4355うんFm2」
「う〜ん、そうだなぁ……」
・大人しい子だな
・料理の上手い子がいいな
・やっぱり年上かな
「大人しい子だな」
「V4356ああ、W30Fm3それならいけるいける」
「え? 何の話?」
「V4357んふふっ、W15EoFe9m3まぁまぁ」
「V4358さて、それじゃやってみますか」
「やってみる?」
「V4359コホン……」
「V4360Nm君、あのね……」
「うわぁ……」
「V4361ちょっFm8と、何よその反応!」
「あ、いや……」
(想像以上に似合ってないぞ……)
「V4362まぁ、いいか……EoF3じゃあ続きね」
「V4363えっと、W45Fm3いっつも薫から聞いてるよ。W30/Nm君の事」
「ん? ああ、田中さんのマネだったのか」
「V4364うん、あったり〜っ!Eo」
「料理の上手い子がいいな」
「V4365なるほどね……W45EoFe6ちょっと難しいけど、W30/Fm3いけない事はないわね」
「V4366あ〜EcFe9m3ううん、W15Eoこっちの事よ」
「V4367コホン……」
(な、何をするつもりなんだ……)
「V4368先輩っ、W30私の作ったうどん、W30食べてみて/下さい!」
「え……」
「V4369ほらほら、見て下さい。W45/先輩の大好きなエビ天をEcF33本ものせちゃい/ました!」
「それ……誰のマネなんだ?」
「V4370ん、W10EFe7別に……P4F7W45ただ、Fm3うどん屋の孫って/イメージでEFe3やってみただけよ」
「そ、そうなんだ……」
「V4371……Wv8ピンとこなかったみたいねWv103」
「やっぱり年上かな」
「V4372オッケー年上ね、EoFe8それならバッチリだわ」
「バッチリって……どういう事だよ」
「V4373まぁ、見てなさいって」
「V4374んっ、んん……」
「V4375Nn、Fm8だから言ったでしょう。/Fm7次の日学校に持っていくものは、前の日に/そろえておきなさいって」
「V4376あ、ほら、それにハンカチも忘れてる」
「それ……誰のマネだ?」
「V4377アンタのお母さんだけど」
「ぜ、全然似てないよ!」
「V4378え……W45ごめんね。/EcFm4お母さん、Fm6モノマネ下手でごめんね」
「僕のお母さんはそんな事言わないって!」
「V4379何だ……Fm3つまんない」
「……なぁ、薫さ」
「V4380ん?」
「えっと、ちょっと言いにくいんだけど、/モノマネとイメージチェンジは違うんじゃ/ないのか?」
「V4381そう?」
「うん、それに……僕としてはやっぱり/薫はそのままでいいと思うよ」
「V4382え、W45EF3どして?」
「いや、薫とは普段通り話してた方が/何だか落ち着くんだよね」
「V4383そ、W15EFe7そう?」
「だってお前はノリとテンションが/ウリなんだからさ」
「V4384……どういう意味よ!」
「そのままのいい意味だよ!」
「V4385……」
「V4386ま、まぁ……EoFe6アンタがそう言うなら、/EcFm3あたしはそれでいいけど」
「はははっ、何照れてるんだよ」
「V4387うっ、W15Ecうっさいわねっ!」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ボスッ!W5As0b0
「おお……お……」
「V4388Fm4ふんっ、EoFm7油断してるからよ」
「V4389ま、W30とりあえずFm3アンタの意思は尊重して/EoF3次からは普通に戻してあげる」
「V4390それじゃあねWv47、Nn」
「うぅっ……」
(薫のやつ……何がしたかったんだ?)
(いきなり好みを聞いてきたり、モノマネを/したり……)
(……)
(まぁ……あいつの事だし、いつも通り/気まぐれでふざけただけなんだろうな)
(それにしても……)
(いいパンチだったな。/モロにみぞおちに入ったよ……ううっ)
「うわっ……/やっぱりこの時間は混んでるなぁ」
「V5400だからもう少し待とうって言ったのに」
「あうっ……ごめん、/確かに薫の言うとおりだったよ」
「V5401まぁ、W30来ちゃったもんは仕方ないし、/W30諦めてさっさと注文するわよ」
「ああ、そうだな」
「V5402EF7じゃあ……/W75EF3あたしは、W15B定食でよろしく〜」
「B定食ね……って、ちょっと待て。/よろしくってなんだ!?」
「V5403EF4あら、W30そのまんまの意味だけど」
「V5404EF2ご飯に誘ったのはNnなんだから、/W30ここはパーっとおごってよEc!」
「いやいや、なんで誘っただけで/おごらないといけないんだ!?」
「V5405Eoそこは、W30あたしの復学祝いってことで!」
「休んだのは昨日だけだろ!?/それもサボりで!」
「V5406ん〜、W45今日の学食はいつもよりも/美味しい気がするわ」
「そっか、それは何よりだよ……」
「V5407Eoええ、W30今日のB定食は大当たりね!/W60EF4あら、W45EFe9m3なんでNnは菓子パンなの?」
「薫のせいだろっ!?」
「V5408EcF2あはははは、W30Eo冗談よ、冗談。/W45アンタの分まで美味しくいただいてるわ」
「ふん……」
(はぁ……/すっかりいつもの調子に戻ってるな)
(最近の落ち込んでいた様子を思い出して/ついおごっちゃったけど……/もう必要なかったんじゃないのか?)
(なんだか家出して大騒ぎしたのが、/まるで嘘みたいだよ……)
「……ん? そういえば家出していた時、/夜はどうしてたんだ?」
「V5409EcFe4m2……んぐっ、W90EoFe3突然どうしたのよ?」
「いや、だって一晩中ただ歩き回ってた/わけじゃないだろ?」
「V5410ああ、W30それはそうよ」
「V5411EF3まぁ、W30行く当てなんてなかったし、/W30コンビニで適当に時間を潰して……/W45Ec眠くなったら、ファミレスにいたわね」
「そんなことしてたのか……」
「V5412EoF1まぁ一晩くらいなら、/W15幾らでもどうにかなるわよ」
「いや、高校生が深夜1人でいるのは/危ないと思うけど……」
「V5413EF7別にお店の中だから大丈夫だって」
「でも、深夜のファミレスには/鶏のトサカやウニみたいな髪型の怖い人が/たくさん集まってるんだろ?」
「V5414どんなイメージよ、それ……/W45EF7たま〜に迷惑なお客さんはいるけど、/EF9そんなお客さんはいないわよ」
「それでも……/やっぱり薫は女の子なんだからさ、/もっと気をつけたほうがいいよ」
「V5415Fm3まったく……/W45Nnもつくづく心配性なんだから」
「V5416EF4あっ……W30EF3じゃあ、W30今度家出したときは/W15Nnの家に泊めてもらおうかしらEc」
「えっ……僕の家!?」
「V5417EoF2だって、W30そうすればアンタも/W15あたしの心配をせずに済むでしょ?」
「そ、それはそうだけど……」
「V5418Ecそれじゃあ、/W15今度家出する時はよろしくね」
「いや、そんなこと言われても……」
「……って、もう家出しちゃダメだろ!/なんでもう次のこと考えてるんだよ!?」
「V5419EoFe9m2もしもの話よ、もしもの」
「V5420それともNnは……/W45あたしと一夜を共にするのは嫌なの?」
「うっ……」
「V5421EcF9ぐすっ……W45嫌なのね」
「……い、嫌ではないけど」
「V5422じゃあ、W30OKってことね!/W45Ecふふっ、W30Eo次に家出する時が楽しみだわ」
「ぐっ……」
(演技だとわかっていても、/逆らうことができないなんて……)
「V5423EhFe8m2あたしに目をつけられたのが運の尽き/なんだから、大人しく諦めなさいよEc」
「わ、わかったよ……」
「そのかわり……/もしもまた家出したくなった時は、/必ず僕に言うんだぞ」
「V5424EoF4え?」
「今度は行く当ても……/頼る相手もちゃんといるだろ?」
「V5425……W60EFe3m2うん、W30頼りにしてるわ」
「ああ、任せておいてくれよ」
(まぁ、今は家出したばかりだし、/当分そんな機会はないだろうけど……)
(いや、せめてお宝本だけは/今から片付けて置いたほうがいいかも)
「V5426EFe9でも……W30本当にまた家出しちゃったら、/W30お母さんは心配しちゃうかな」
「今回もずいぶんと心配してたみたいだし、/今度は夜の街に捜しに出ちゃうかもな」
「V5427Ec……そうかもね」
「そんな心配そうな顔をしなくても/大丈夫だよ」
「V5428EoF4え?」
「もしもまた薫が家出した時は、/僕が薫のお母さんと一緒に捜すから」
「V5429EF9Nnがお母さんと一緒に?」
「あっ……べつに家出することを/勧めてるわけじゃないぞ」
「ただ、もしもの時は、/僕がお母さんと一緒にいれば、/薫も安心して家出できるだろ?」
「V5430Ehそ、それはそうだけど……/W30EcW4Eoわざわざそこまでしなくても大丈夫よ」
「いや、これくらいは当然だよ」
「もし薫のお母さんが家出したら、/薫のことだしどんな無理をしてでも/お母さんを捜しに行くだろ?」
「V5431EF6うぐっ……/W30EF9それは確かにそうだけど」
「そういうことなんだよ。/だから薫のお母さんが家出した時も、/薫が家出した時と何も変わらないさ」
「V5432EF4あたしと何も変わらない……」
「ああ、そうだよ」
「V5433EFe8m4じゃ、じゃあNnは、/W30あたしのお母さんが家出した時も、/自分の部屋に泊めるってわけ?」
「ああ、泊めてみせるとも!」
「V5434EF5はぁ!? W30EF8バッカじゃないの!?」
「い〜や、大真面目だよ。/だってその方が薫も安心だろ?」
「V5435確かに……W60Eoアンタの家なら安心かもね」
「うん、どこか分からない場所にいるより、/きっと安心できるはずだ」
「V5436EF7それはそうだけど……W60EF4って、あれ?」
「どうかしたか?」
「V5437アンタまさか……/W90EF5あたしのお母さんを狙ってんの!?」
「ばっ!? そんなわけあるか!」
……こうして、/薫との信頼関係が強まった気がする。
「薫、今日はどこかに寄っていく?/それともこのまま帰るか?」
「V4437ん〜、そうねぇ……」
「僕はどっちでもいいぞ」
「V4438あ、そうだ……」
「ん?」
「V4439じゃあ……ちょっと寄り道しよっか」
「オッケー」
「V4440て〜んきゅ」
「それで……どこに行くんだ?」
「V4441ん、こっちこっち」
「え……」
(そっちって……神社の方じゃないか)
「V4442ここは全然変わらないねFm2」
「そうだね」
「でも、どうしてこんな所に?」
「V4443ちょっと思い出したことがあってね」
「思い出したこと?」
「V4444うん、W30あたしがまだ小さい頃、W30/お父さんとお母さんと3人で来たのよ」
「へ〜っ」
「V4445ここってさ、W30EF3夏にお祭りやるじゃない?」
「あ、うん。出店とかで一杯になるよね」
「V4446そうそFm2う」
「V4447懐かしいなぁ〜」
「僕も昔来た覚えがあるよ」
「V4448やっぱり、W45地元民ならみんな来るわよね」
「うんうん」
「V4449それでね、W30EF7あたしここでりんごアメをFm3/買ってもらったの。W45EF3お父さんに」
「V4450あたし上手に食べられなくてさ」
「ははっ、ベタベタにしちゃうんだよな」
「V4451そ。W45EoFe9浴衣が台無しよ」
「それはいい思い出だな」
「V4452でしょ?」
「うん」
「V4453……」
「……」
「V4454あたし、W30お父さんもお母さんも大好き」
「薫……」
「V4455だからW30再婚には反対」
「V4456これってワガママなのFm3かな?」
「僕には分からない……」
「V4457あははっ、W15EoFe6m3そうよね」
「冷えてきたな……もう行こうか」
「V4458うん」
「風邪引くと後が大変だぞ」
「V4459そうね」
(……)
(お父さんもお母さんも好きだから……か)
「V4460こ〜ら〜! 何突っ立ってんのよ。/置いてくわよ」
「あ、ごめんごめん」
「V4461まったく……」
「V4462さってっFm4と、W45EoF3それじゃこの辺で」
「あ、うん」
「V4463またね、Nn」
「またな」
「なぁ、薫……」
「V4469うん?」
「どこか寄りたいところとかあるか?」
「V4470ん、そうねぇ……」
「僕はどうせヒマだし付き合うよ」
「V4471ううん、いいや、今日はまっすぐ帰ろ」
「珍しいな、お前がまっすぐ帰るなんて」
「V4472たまにはそういう時もあるわよ」
「はははっ、そうか」
「じゃあ、ここで」
「V4473うん。またね、Nn」
(ホントにまっすぐ帰るんだ……薫にしては/珍しいよな)
「ん……」
「……」
「V4474……」
「あの……薫さん?」
「V4475はいはい、どうしました?」
「どうしてついて来るんだよ」
「V4476う〜〜〜〜ん……」
「V4477……散歩?」
「僕に聞かれてもなぁ……」
「V4478じゃあ散策」
「言い方を変えただけじゃないか」
「V4479あははっ」
「……どこか行きたいなら付き合うってば」
「V4480そういう訳じゃないのよねー」
「じゃあ何だよ……」
「V4481分かんない」
「V4482……なんてね。W45EoFe9アンタと別れるのが/何だか寂しかっただけよ」
「え?」
「V4483んふふふっ、冗談」
「V4484それじゃ、今度こそホントに帰るわ」
「あ……うん」
「V4485じゃあね、Nn」
(……)
(薫が寂しいだって?/ははは……まさかなぁ……)
(ま、いいか。/それじゃあ僕も帰るとするか)
「なぁ、薫……」
「V4469うん?」
「どこか寄りたいところとかあるか?」
「V4470ん、そうねぇ……」
「僕はどうせヒマだし付き合うよ」
「V4471ううん、いいや、今日はまっすぐ帰ろ」
「珍しいな、お前がまっすぐ帰るなんて」
「V4472たまにはそういう時もあるわよ」
「そりゃそうか」
「じゃあ、ここで」
「V4473うん。またね、Nn」
(………)
(あれ……本当にまっすぐ帰るのか……)
「………………」
(こ、これはこれでちょっと寂しいような/気がするな……)
(う〜〜ん……)
(仕方ないな、僕もまっすぐ帰るとするか)
(はぁ……もうすぐクリスマスか)
(ああしたい、こうしたいって希望は/あるんだけどな……)
(僕は……どうすれば……)
「V4514はぁ〜い、Nn」
「ああ、薫か」
「V4515どうしたの? W15浮かない顔してさ」
「え? 僕そんな顔してたか?」
「V4516うん」
「V4517腐った魚みたいな匂いを撒き散らしてた」
「それを言うなら魚みたいな目だろ!」
「V4518ケアレスミスってやつね」
「そもそもお前の頭がケアレスだよ」
「V4519おっ、EF3ちょっと上手い事言ったわね」
「『上手い事言った』とかじゃなく、/失礼な事を言ったとか反省しろよ」
「V4520あはははっ、W45Eoしないしない」
「まったく……お前ってやつは」
「V4521ふふっ、W45Eoちょっと笑顔が出たじゃない」
「あ……」
「V4522どうせ話すならさ、W45EFe9楽しくいこうよ。/P6F3W45いつものノリで……W45Ecねっ」
「ははっ、そうだな」
(楽しく……か。/確かに暗い顔をしてても仕方ないもんな)
(あっ、そうか!)
(それなら、薫と遊びに行ったりすれば、/楽しく過ごせるじゃないか!)
(ちょっと……誘ってみようかな?)
・薫を誘ってみる
・誘わないでおく
(よし、言うだけ言ってみるか!)
「なぁ、薫……」
「V4523うん?」
「今週の日曜日って空いてるか?」
「V4524うん、Fm7バイトのシフト変更があったから、/Fm3暇してるわよ」
「V4525あ! EFe9もしかしてFm3デートのお誘いとか?」
「ははは……」
「V4526いいわよいいわよ!/EcFm3あたし遊園地行きたいFm2!」
「遊園地か……」
「V4527別の場所の方がいい?」
「いや、僕は遊園地でもいいよ」
「V4528や〜った〜っ!」
「そ、そんなにはしゃぐなよ」
「V4529ふふふっ、W30Eo楽しみにしてるからね」
「うん、僕もだよ」
「それじゃあ、/通学路に1時待ち合わせでどうだ?」
「V4890うんっ!」
「V4530じゃあ早速スケジュールにEcグリグリ予定を/書いてくるLdMoわ〜っLeMcEo」
「あ、おい……」
(まったく、薫のやつ……)
(……)
(う〜ん、早く日曜にならないかなぁ)
(いや、やっぱりやめておこう)
(軽はずみな行動はよくないもんな)
「V4531どうかしたの? W15急に黙ったりして」
「ううん、何でもないよ」
「V4532そっか、それじゃあたしはこれで」
「ありがとな、薫」
「V4533ん?」
「元気付けてくれただろ」
「V4534困ったときはってやつよ、気にしないで」
「そっか……」
「V4535そんじゃね」
(別に困ってはなかったんだけどなぁ……)
(はははっ、まぁいいか)
(ううっ、準備に手間取っちゃったよ)
(15分遅れか……薫、怒ってるだろうな)
(えっと、薫は……)
(あ、あれ? いないぞ?)
(まさか怒って帰っちゃったとか……)
(まいったな、どうしよう?)
???
「V4536だぁ〜〜っ!」
「うわぁっ!!」
「V4537ごめんっ、Nn!」
「V4538気合入れて用意してたら時間過ぎてた!」
「……」
「V4539怒ってる? 怒ってるよね!」
「薫」
「V4540せっかくのデートなのにぃ、/EcF8あたしったら!」
「薫、落ち着けって」
「V4541何よ」
「僕も今来たとこだよ」
「V4542嘘! そんなに優しくしないでっ」
「いや、ホントに……」
「V4543アンタも遅刻したっての?」
「うん、だから……」
「V4544……最悪」
「え?」
「V4545普通、女の子との待ち合わせで遅れる?」
「いや、お前も遅れたじゃないか」
「V4546あたしはいいの」
「……お互い様とかじゃないのか?」
「V4547うん」
「お前の罪悪感はその程度だったのか?」
「V4548うん」
「V4549まぁいいじゃない。/ちゃ〜んと許してあげるんだし!」
(どうして僕が悪い事になってるんだ……)
「V4550あ、バス来た」
(やっぱり納得いかないよな)
「V4551Nn、行くよっ」
「え? ああぁっ、バカ。引っ張るな!」
「V4552ごーごー!」
「V4553とうちゃ〜く!」
「はいはい」
「V4554ノリが悪い」
「いつも通りだよ」
「V4555……あたしと一緒じゃつまらないんだ」
「そんな事ないってば!」
「V4556じゃあ証拠」
「V4557テンション高いとこ見せてよ」
「うぅっ……」
・仕方ないなぁ
・悪いけどお断りだ
「仕方ないなぁ」
「V4558おっ」
「Ts3いやっほおおぉぅ〜っ!」
「Ts3遊・園・地! 遊・園・地!」
「ど、どうだ……」
「V4559うわぁ……」
「なんだよ、その反応」
「V4560恥ずかしいから近寄らないで!」
「それはないだろ」
「V4561バカがうつる」
「うつらないよ」
「V4562ちょっと、いや〜っ!」
「Ts3おらおらおら!」
「V4563あはははっ、来ないでってば!」
「悪いけどお断りだ」
「V4564大人ぶっちゃって、W45何様よ」
「上様」
「V4565……」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ドカッ!W5As0b0
「なにするんだよ」
「V4566つまんないこと言うからよ!/W45Ecホント何様のつもりよ」
「お得意様」
「V4567……」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3バシッ!W5As0b0
「だから痛いってば」
「V4568なら、もっと面白いこと言いなさいよ!/何様のつもりかしら」
「V4569……」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ガツン!W5As0b0
「ただ殴りたいだけなんだろ……」
「V4570ウン」
「一回くらいやり返してもいいよな」
「V4571イヤ」
「あっこら、薫! 逃げるなって!」
「V4572あはははっ」
「V4573はぁ……はぁ……」
「無駄に……疲れた」
「V4574アンタが本気になるからでしょ……」
「それを言うならお前だってそうだろ」
「V4575……」
「V4576もう、中入ろうよ」
「そうだな」
「V4577入り口でこれだけ楽しんだのなんて/EFe9m3あたし達くらいでしょ……」
「うん……」
「薫、何から乗る?」
「V4578そうね。手前にあるものから順番に……」
「V4579全部!」
「はぁっ!?」
「V4580今日は遊ぶわよ〜っ!!」
「ほ、本気か?」
「V4581当たり前でしょ」
「V4582さ、まずはゴーカートね。行くわよ〜」
「仕方ないなぁ……」
Ti0/        Ti2ブルルルル……
(お、結構本格的だな……)
Ti0/     Ti2ブオ〜〜ン……ブオ〜〜ン!
(うん、いい音だ。/何だかテンションがあがってきたぞ!)
「V4583いい、Nn。3周勝負だからね」
「分かってるって。望むところだ」
「V4584それと、負けた方がお昼おごりなのも/忘れないでよね」
「ああ、腹いっぱい食わせてもらうからな」
「V4585冗談は事故ってから言いなさい」
「ははっ、上等だ」
「V4586じゃあ行くわよ…………スタート!」
「V4587んふふっ、W45Eoあたしの勝ちね」
「……まさか半周の差をつけられるなんて」
「V4588別に意外じゃないでしょ。/W45EFe9m3アンタとあたしの運動神経差なら」
「V4589ね、あたしのお尻はいい眺めだった?」
「く、くそっ……」
「V4590ってなわけで、Ecお昼ご馳走様」
「分かったよ……約束は約束だ」
「V4591やっり〜っ!」
「じゃあちょっと早いけど……」
「……あれ」
「V4592ん?」
「なぁ薫、池の方から歓声が聞こえるぞ」
「V4593何かやってるみたいね」
「お昼にする前にちょっと見てみようか」
「V4594そうね、そうしよっか」
(……)
(思った以上にすごい人だかりだな……)
「これってショーでもやってるのかな?」
「V4595うん、多分そうだと思うけど……」
「あ、薫」
「V4596ん〜〜?」
「ほらあそこ、前の方に出られそうだぞ」
「V4597あ、ホントだ」
「よし、行ってみよう」
「V4598うんっ」
(よし、ここならよく見えるぞ)
「V4599あ〜〜〜っ!」
「ど、どうかしたのか?」
「V4600Nn、あれ見てっ!/きびにゃんが水上バイクに乗ってるわよ」
「きびにゃん……あの猫の事か?」
「V4601え、アンタ知らないの?/この遊園地のマスコットじゃない」
「そ、そうなんだ……」
(なんだか微妙なマスコットだな)
「V4602きゃ〜〜っ! きーびにゃ〜んっ!」
(……僕には薫がここまで熱狂する理由が/分からないぞ)
「V4603ちょっと、アンタも手を振りなさいよ!」
「あ、うん……」
「きび……ああっ!」
「V4604あっ!」
Ti0/       Ti2ドボ〜〜〜〜ンッ!
子 供
「パ〜パ〜! きびにゃんが落ちたよ!」
「V4605……」
「V4606…………ぶっ!」
「V4607あははははははっ!!/ちょっと! 必死よ、あのきびにゃん!」
「そりゃ必死にもなるだろ……」
「V4608あはははっ、何あの動き! 気持ち悪い」
「た、確かに気持ち悪いけど……」
「V4609ほら、Nn、助けに行かなくちゃ!」
「え……無理無理! 寒くていけないよ」
「V4610情けないこと言わないの、あはははっ」
「そ、それなら薫が助けに行けよ」
「V4611あはははっ、絶対イヤ」
「いや、だけどこれは……」
「V4612平気平気、何のために宇宙服を着てると/思ってんのよ」
「それがマズいんじゃないのか……。/どう見たって負担にしかなってないぞ?」
「V4613アンタやっぱり甘いわね」
「V4614これはアトラクションよ!/毎日のように宇宙服を脱ぐ練習をしてるに/決まってるじゃない」
「V4615よ〜く、見てあのきびにゃんを!/今に泳ぎだすわよ」
「V4616さぁ、きびにゃん!/あなたの力を見せてみなさいっ」
「V4617……」
「そんな力はなさそうだな」
「V4618あははははっ!/ひ〜〜っ、ひ〜〜〜っ!!」
「これって笑い事じゃないんじゃ?」
「V4619バカね、これで笑わないで何で笑うのよ」
「V4620あははははははっ!!」
「…………」
「V4621えっ!?」
「あっ!」
「V4622え〜〜〜〜っ! な、何よこれ!/これじゃきびにゃんが見えないじゃない」
(遊園地も仕方なかったんだろうな……)
「V4623早くきびにゃんを出しなさいよ!」
「か、薫……」
「V4624う〜っ!」
「V4625ったまきた、遊園地に文句言ってくる!」
「えっ? あ、いや……ちょっと待って。/ほら、スモークが晴れていくぞ!」
「V4626え……」
「V4627あ〜〜っ! きびにゃん!」
「え……」
「V4628あそこ、真ん中の島」
「あ、本当だ」
「V4629やっぱりアトラクションだったのね。/きっとスモークの中を泳いでたんだわ」
(心なしか今の宇宙服がさっき着ていたのと/違う気がする……)
「V4630ね、きびにゃんの毛って防水だと思う?/もう乾いてるわよ」
「はは……多分ね」
(薫、きっとあのきびにゃんは……)
「V4631きゃーっ、きびにゃ〜ん!」
「き、きびにゃーん……」
(いや、やめておこう。/せっかく喜んでるのに、水を差すことは/ないよな……)
「V4632ごっちそうさまでした〜っ!Ec」
「薫……食べ過ぎだよ」
「V4633約束は約束でしょ」
「そうだけどさ」
「V4634それにしても、こういう所のご飯って/どうして高いんだろうね」
「それをお前が言うか!?」
「V4635言っちゃう」
「もういいよ……次行こう」
「V4636らじゃー」
「V4637Nn、Nn。あれ何かな?」
「どれ?」
「V4638あ〜っ、もうどこ見てんのよ!」
「あ、おい。引っ張るなって」
「V4639これよこれ」
「へ〜、『エジプトの謎』ねぇ……」
(でも、看板は『ファラオ 謎の入り口』に/なってるぞ……)
(う〜ん、そこがすでに謎だな……)
「V4640ん、これ……W45EF2多分ホラーハウス系ね。/W45Ecどうする? W45Eo入ってみる?」
「う〜ん、そうだなぁ……」
「V4641暗いところで二人きりだなんて、/W45EoFm3これは何が起こってもおかしくないわね」
「……僕はそういうお前が怖いよ」
「V4642さぁ、どうするの、NmNn」
「じゃあ……せっかくだし、入ってみるか」
「V4643お〜っ、そうこなくっちゃ」
「V4644じゃあ、早速入るわよ〜っ」
「うん、いつでもいいぞ」
「真っ暗だなぁ。足元気をつけろよ」
「V4645あ、W15EF3うん」
「そういえば、薫ってこういうの得意な方/だったっけ?」
「僕の印象だと苦手って感じなんだけど」
「あれ? 薫?」
「V4646きゃーーーーっ!」
「か、薫っ!?」
(たしかこっちの方から声が……)
「薫、いるか!?」
「V4647あはははははっ!」
「V4648あ、Nn。見てよこれ」
Ti0/    Ti2『ウォォォオオオオォォ〜〜ン!』
「V4649あはははっ、W45Eoすっごいびっくりした!」
「V4650こうすると鳴くのよ」
Ti0/          Ti2ペチン
「V4651ほぅら、いい声でお鳴きっ」
「V4652あれ? どうしたの?」
「お前なぁ……僕はてっきりお前が」
「V4653腰抜かしたとでも?」
「う、うん」
「V4654そんなわけないじゃない」
「はは……それならいいけどさ」
「V4655さて、次はどんなのが出てくるのかな」
「緊張感ないなぁ」
「V4656ま〜ねぇ、アトラクションだし」
「なんだか広い場所に出たね」
「V4657面白くなってきたじゃない!」
「そ、そうかな」
「V4658ほら、出るならさっさと出なさいよ!」
「おいおい……」
Ti0/        Ti2ゴゴゴゴゴゴ……
「な、なんだっ!?」
Ti0キング『Ti2ウォオオオォ〜ン!』
「うああああぁ〜〜っ!」
「V4659でっか!!」
Ti0キング『Ti2我の眠りを妨げる者よ、Ti0/    Ti2千年王国の呪いを受けるがいい!』
「V4660ね、呪いだって! どうするどうする?」
「そんなこと言われてもなぁ……」
Ti0キング『Ti2その罪、自らの身で思い知るがいい!』
Ti0キング『Ti2ウォォォオオオオォォ〜〜ン!』
「V4661きゃっ!?」
「うわっ!」
「あ、あれ? 何ともない」
「V4662ただのフラッシュだってば」
「ふぅ……びっくりしたな」
「V4663大袈裟だなぁ」
「V4664ん?」
「V4665どうした?」
「薫、お前……」
「V4666何だよ、ハッキリ言えよ」
「ちょ、ちょっとそこの鏡見てみろって!」
「V4667あ……」
「どうなってるんだ?」
「V4668おおっ、ファラオマジックすげぇっ!」
「言いたいことはそれだけか……」
「V4669いやぁ、これはこれで」
「僕としては歓迎しにくいんだけど」
「V4670ぷっ、EoFe9m3男とデート」
「笑うなよ!」
「V4671LdくくっLe」
「薫、や、何するつもりだ」
「V4672手、つなごうぜ」
「おいいいいいっ! 触るなって」
「V4673冷たいな……EFe9性別で態度変えるなよ」
「いや、そういう訳じゃなくて!」
「V4674こっちこいって」
「い、いやだああぁぁぁっ!」
「V4675……もうEc戻っちゃった」
「V4676どしたの? 疲れた顔しちゃって」
「お前のせいだろ……」
「V4677逃げられるとEcF3追いたくなるじゃない」
「ならないならない」
「V4678そうだ! もう一度入ろうか。/今度はアンタが女になるかもよ?」
「遠慮しとく」
「V4679え〜っ、つま〜んない」
「つまんなくていいよ」
「V4680残念」
「それで? 次は何に乗るんだ?」
「V4681う〜ん、そうねぇ……」
「V4682は〜っ! 遊んだ遊んだ」
「でも、まだ遊び足りないって感じだな」
「V4683わかる〜?」
「長い付き合いだからな」
「V4684少し寄り道とかしていかない?」
「OK、じゃあ繁華街にでも行ってみるか」
「V4685うんっ」
「V4686楽しかったね」
「うん」
「V4687すごくすごく楽しかった」
「そう言ってもらえると僕も嬉しいよ」
「V4688そっかEcF2」
「V4689ねぇNn」
「V4690繁華街を抜けるまで手をつないでいい?」
「え? い、いいけど」
「V4691今度は嫌がらないんだ」
「状況が違うだろ」
「V4692ふふっ、W45Eoて〜んきゅ」
「あ〜っと……どういたしまして」
「V4693どうかした?」
「別に」
「V4694照れてんの?」
「冗談だろ」
「V4695そうねFm3、W30EoFe9あたしとアンタの仲だもんね」
「まぁね」
「V4696もうすぐクリスマスだね」
「V4697予定は?」
「当然ない」
「V4698……」
「V4699口数少ないわよ!/W45EF9もしかしてめちゃめちゃ緊張してない?」
「し、してないよ!!」
「V4700あははははっ」
「何だよ」
「V4701可愛いトコあるじゃない」
「からかうなって」
「V4702いいじゃない、デートの夜くらいさ」
(ううっ、何だか意識しちゃうよ……)
(でも不思議と居心地はいいんだよなぁ)
「V4703Nn」
「V4704また行こうね。遊園地」
V7815目を閉じればすぐに浮かんでくる。/近くて遠い……Nnの顔が。
V7816……うん。
V7817この胸に広がる気持ち。/きっとこういうのを恋しいって言うんだ。
V7818ずっと見てきたんだもん。/ずっと……
V7819誰にも渡したくない。/あたしだけを見てほしい。
V7820ワガママなあたしの我侭。
V7821思い返してみれば簡単だったな……。/Nnといる時に、あたしは一番笑っていられた。
V7822…………。
V7823なのに、どうして?/そんな毎日は音を立てて崩れ始めてる。
V7824足りないのは、気持ちを整理する時間と勇気。
V7825問題は山積み。/解決する鍵はあたし自身。
V7826いくら背中を突き飛ばされたって無理。/これだけはじっくり時間をかけて考えなくちゃ。
「V7827お母さん……ゴメン」
「V7828ねぇNn、こういう時はどうすれば/いい?」
「V7829お願いだから……教えて」
「V9697あ、Nn、いいところにいるじゃない」
「えっ? あぁ、薫か」
「V9698ね、ね、今時間ある?/Nnと少し話がしたいんだけど」
(う〜ん、どうしよう……)
n3ski_me00A
・うん、大丈夫だよ
・今、ちょっと急いでるんだ……
「うん、大丈夫だよ」
「V9699んふふっ、W45Eoよかった」
「いや、丁度僕も薫と話がしたいと思ってた/からさ」
「V9700あ、じゃあいいタイミングだったんだ」
「ははっ、そうだね」
「今、ちょっと急いでるんだ……」
「V9701そっか……」
「ご、ごめん……」
「V9702ん、いいって、また今度って事でさ」
「うん……」
「V9703それじゃ」
(う〜ん……せっかく誘ってくれたのに、/悪いことしたかな?)
「薫〜っ」
「V9704あぁ、Nn、どしたの?」
「今って時間大丈夫か?」
「V9705うん、全然平気よ」
「じゃあ……」
「V9706いいわよ、丁度暇してたところだから」
「……僕、まだ何も言ってないけど」
「V9707いいのいいの、W45Eoほら、何か話そ」
「あ、うん」
「あぁ、薫」
「V9708あれ? W45EF3Nn、どうかした?」
「あ、うん、少し薫と話したいなって/思ってさ」
「V9709うん、いいわよ、W45EFe9丁度退屈してたのよ」
「ははっ、いいタイミングだったんだ」
「V9710んふふっ、W45Eoそうね」
スキエンカウント汎用終了会話
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
retire1;
「V9711……」
「ところで薫さ……」
「V9712ん? W45EFe9m3あぁ……ごっめん、Nn。/あたしちょっと行くところがあるのよ」
「あ、そうなんだ」
「V9713じゃあね、続きはまた今度で」
「うん、また」
(う〜ん、話が盛り上がってなかったし/仕方ないよな……)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
「V4428……」
「あれ……どうかしたのか?」
「V4429え? W45EFe9m3あ、ううん……別に」
「あ、それならさ、ちょっと薫に……」
「V4430ごめん、Nn。/あたしちょっと用事思い出しちゃった」
「え……」
「V4431この埋め合わせはまた今度するわ」
「あ、うん」
「V4432それじゃあね」
「うん、またな」
(う〜ん、タイミングを間違えたかな)
(でも、用事があったんじゃ仕方ないか)
「薫、今日ってバイト入ってたりするか?」
「V4486ん、どうして?」
「いや、一緒に帰ろうかな〜って……」
「V4487あ〜そうなんだ……」
「V4488ごめん、バイトは入れてないんだけど、/W30EFm3ちょっと先約があるから」
「そっか、残念だな」
「V4489ホントごめん」
「じゃあまた今度って事で」
「V4490そうね、それでよろしく」
「V4491そんじゃ〜ね〜」
「うん、またな」
(さすがに先約があるんじゃ仕方ないよな)
(また今度誘ってみるとするか……)
「なぁ、薫、今日ってバイトの日だっけ?」
「V4433ううん、今日はお休み」
「それなら一緒に帰らないか?」
「V4434そうね……W30EF3そうしよっか」
「やった!」
「V4435大袈裟ね。あたしとなんていつでも/一緒に帰れるじゃない」
「そうだけど……何て言えばいいのかな。/薫と一緒にいたい気分なんだよ」
「V4436んふふっ、W30EoFe9じゃあその気分が変わらない/うちにEcF2帰ろうか」
「はははっ、そうだな」
n3ski_gd01A
「なぁ薫、今日って時間あるのか?」
「V4464ん、そうね」
「じゃあ、よかったら一緒に帰らないか?」
「V4465いいわよ〜」
「V4466あたしもそろそろ帰ろうかな〜って/EF3思ってたところなのよね」
「ははっ、いいタイミングだったな」
「V4467うんっ」
「じゃ、ブラブラしながら帰るとするか」
「V4468おっけー!」
n3ski_gd01B
「そっか、いいタイミングだったな」
n3ski_gd01C
「V4705Nn……」
「あ……薫」
「V4706アンタ……昨日どうして来なかったの?」
「え……き、昨日は……」
「V4707あたし、ずっと待ってたのよ」
「……」
「V4708どうして来なかったのかって聞いてるの」
「そ、それは……」
「V4709言えない理由でもあるの?」
「ち、違うって!」
「実は……急な用事が入っちゃって、/どうしても行けなくなっちゃったんだ」
「V4710だからって連絡もしないわけ?」
「ご、ごめん……」
「V4711……」
「薫、ホントにごめん……」
「……W45V4712Eo二度目はないわよ?」
「えっ……じゃあ……」
「V4713許してあげるわよ、仕方ないから」
「ホ、ホントに!?」
「V4714Nnのした事は許せないけど、/怒っててもいい事なんて一つもないし」
「うん……」
「V4715その代わり……W45EoFe8m9後でご飯でもおごって/もらうからね」
「分かってるよ!」
「V4716はい、それじゃこの話はここまでっ!/さっさと教室に行かないと遅れるわよ」
「あ、そうだね」
(薫……ホントにごめんな……)
(もう……絶対にこんな事はしないから)
n0ski_me02B
「V9200Nn……W45面白い事してるじゃない」
「あぁっ! か、薫……」
「V9201仲、Ecいいんだ……W45EoF9絢辻さんと」
「いや……それは……」
「V9202あたし、EcFm6あんなに無防備に笑う絢辻さん、/初めて見たわ」
「V9203アンタだけには特別なのかしらね。/W60Fm6それとも……W45Fm3すでにそういう関係とか?」
「ち、違うんだってば……」
「V9204何が違うのよっ!」
(え、えっと……どう言えばいいんだ……)
「いや、あれは……ちょっと絢辻さんの/相談に乗ってただけで……」
「み、見てたんなら分かるだろ!/ちょっと悪ふざけをして僕が叩かれた/ところとかさ!」
「だ、だから別に変な事をしてたとか、/そういう事じゃないんだよ……」
「V9205はぁ〜い、Nn」
「か、薫……どうして……」
「V9206んふふっ、W45EoFe8電話ボックスで面白い事を/してる人がいたからさ」
「V9207しかも二人で仲良くFm3ご帰宅だもんね〜」
「ま、まさか……」
「V9208うん、W45バッチリ見てたわよ」
「いや……ち、違うんだってば」
「V9209何が違うのよっ!」
(ううっ……こ、これはマズいぞ……)
「え、えっと……それは薫の見間違いだよ」
「確かに……電話ボックスに入ったけど、/それは雨宿りのためであって……」
「そ、そもそも僕と梨穂子は……ただの/幼馴染なんだよ」
「だから……薫が想像してるような事は、/何もなかったんだって!」
「V9210ふ〜ん、W60楽しそうな事してたわね」
「うわっ! か、薫っ!」
「V9211催眠術で好き放題……Wv190EoFe6m3ねぇ」
「V9212アンタってさ、W30Eo終わってるよね。/W45EFe8m9ああいうゴッコ遊びで体に触ったりとか、/W45Fm6ホント意味分からないわ」
「V9213かかったフリで付き合う方も大変よね」
「いや……えっと……」
「V9214ま、W45お互いの趣味だってんなら、/W45EoFe6m9それはそれでいいのかもしれないけどさ」
「だ、だから……」
(ううっ……ど、どう言えばいいんだ……)
「あ、あれは……お正月にやる隠し芸の/練習をしてただけなんだよ」
「幼馴染だからこそ、不自然じゃなく/ああいうネタが出来るかなって話で……」
「だ、だから……本当に変な意味とかは/ないんだってば!」
「V9215お疲れ、Wv63W30EoNn」
「え……ああっ! か、薫……」
「V9216デート、W30楽しかった?/W45可愛い1年生連れて満足だった?Fm2」
「あ、いや……それは……」
「V9217アンタってホント最低よね。/W40EF9何考えてんの、一体」
「V9218ず〜っとデレデレしちゃってさ、/W45EhFe6m9気持ち悪いったらありゃしないわ」
「いや、だから……ち、違うんだって!」
「V9219……何が違うのよ」
(ううっ……どう言えばいいんだ?)
「えっと……僕は、ただゲームセンターを/案内しただけなんだよ」
「い、行った事がないって言うから、/僕が行く時にでも案内してあげるって/約束をしてて……」
「だ、だから……デートとかそういう事じゃ/ないんだって!」
「V9220Nn……」
「えっ!? ああっ! か、薫……」
「V9221アンタさ……W40EF9ホント何してんの」
「V9222隣に座ってるとかならまだ分かるけど、/W45どういうことよ、アレ」
「V9223ああいう乗り方、W30普通じゃないわよね。/W30Fm8何? Fm6何なの?」
「V9224アンタもアンタでFm8幸せいっぱ〜いなんてFm9/顔しちゃってさ」
「そ、そんな事……ないって」
「V9225じゃあ、どういう事なのFm9よ」
(う……どうやって説明すれば……)
「いや、あ、あれは……そう!/ちょっとした……イタズラなんだ!」
「僕がちゃんと止めなかったのも悪いけど、/向こうも悪気があった訳じゃなくて……」
「本当に……ただちょっとふざけてただけ/なんだよ……」
「V9226Nn……」
「ああっ、薫……」
「V9227アンタさ……W45Eo何バカな事してんのよ」
「V9228別にアンタの身体なんだし、/W45アンタの好きにすればいいけどさ……」
「V9229ハッキリ言って、W45EoFm6気持ち悪いわよ」
「ううっ……あ、あれは……」
(こ、こういう時はどう言えば……)
「え、えっと、さっきのは……その悪ふざけ/と言うか……」
「そ、そう! 実……験……なんだよ。/ほら、テレビでもそういう事をしてたり/するだろ?」
「だから、変な意味とかじゃなくて、/ただの遊びみたいなものなんだよ!」
「V4391ね、Nn」
「ん?」
「V4392キスって何だろうね?」
「えっ!? そ、そんな事聞かれても……」
「V4393愛情表現? W45コミュニケーション?」
「う〜〜ん……」
「V4394すれば……W45EFe9相手の気持ちが分かるの?」
「どうだろう……僕はそんな風に考えた事/ないからなぁ」
「V4395ちゃんとすれば……EFe6Nnのこと、/もっと分かったりするのかな?」
「ちゃんとって……」
「V4396Nn、キスしよ?」
「薫……お前……」
「V4397知りたいのよ、あたし……」
「……」
「V4398それともW30あたしとはしたくない?」
「そ、そんな事ないよ!」
「V4399じゃあ、しようよ」
「う、うん……」
(からかってる表情じゃ……ないよな)
(真剣なんだな、薫のやつ……)
(だったら…………)
(薫……)
「V4400んん……」
「V4401んっ」
「……!」
(か、薫……)
(薫の体温が感じられる……)
「V4402……」
(何だか頭がクラクラするぞ。/酔うって……こんな感じなのかな……)
「V4403……」
「V4404……」
「薫……」
「V4405Fm3……Fm2」
「お、おい!」
「V4406えっ!? W45EFe4m9ああ……」
「だ、大丈夫か?」
「V4407うん……なんか……Nnの事だけを/考えてたらボーッとしちゃって……」
「V4408ふふっ、溢れちゃった」
「それで……知りたかった事は……」
「V4409ぼんやりとだけど分かった」
「そっか……」
「V4410うん、ありがとNn」
「V4411それじゃ、あたし……W30行くね」
「え、あ……」
(薫の気持ち、僕にも伝わったよ……)
「あのさ、薫。/僕ともう一度……その……」
「V4412キスしたいの?」
「う、うん」
「V4413……いいよ」
「ほ、本当に?」
「V4414あたしもNnとしたいから」
「傍から見たらすごい光景だよな」
「V4415いいじゃない。Eh周りなんてどうでも」
「そ、そうかな?」
「V4416別にいかがわしい事してないんだし」
「してる……と思うけど」
「V4417いいのいいの、そんな小さな事気にしても/始まらないでしょ」
(そ、それでいいのか……)
「V4418いいよ。Nn、来て……」
「あ……うん」
「V4419……」
「……」
(か、薫のやつ……大胆だな……)
「V4420んっ」
(うわっ、そっ……そんな……)
「V4421んふっ」
「V4422Fm3ふふふっ、Wv85Fm4ご馳走様Fm2でした」
「お、お粗末さまでした」
「V4423そんな事ないよ」
「えっ?」
「V4424Fm3ちゃんと……W45EoF3Nnの気持ち届いてるよ」
「そんな恥ずかしい事を……」
「V4425いいのいいの」
「V4426じゃあ、あたし恵子に呼ばれてるから」
「あ、うん」
「V4427またね」
「…………」
(薫が言ってた、キスの意味が何となく/分かった気がする……)
(……お互いの気持ちか)
「あのさ、薫。/僕ともう一度……その……」
「V4412キスしたいの?」
「う、うん」
「V4413……いいよ」
「ほ、本当に?」
「……」
「V4414あたしもNnとしたいから」
「あ……」
「V4418いいよ。Nn、来て……」
「う……うん」
「V4419……」
(か、薫の奴……大胆だな)
「V4420んっ」
(うわっ、そっ……そんな……)
「V4421んふっ」
「V4422Fm3ふふふっ、Wv85Fm4ご馳走様Fm2でした」
「お、お粗末さまでした」
「V4426じゃあ、あたし恵子に呼ばれてるから」
「う、うん……」
「V4427またね、Nn」
「…………」
(薫が言ってた、キスの意味が何となく/分かった気がする……)
(……お互いの気持ちか)
「V9230そう……」
「うん……」
「ご、誤解させるような事をしてたのは/謝るよ……本当にゴメン……」
「これからは、こういう事はしないって/約束する……だから……」
「V9231はぁ……W45EoF9もういいわよ」
「あ……」
「V9232今度だけは信じてあげる」
「ほ、本当に!?」
「V9233その代わり、W45EoFm8二度目はないからね」
「わ、分かってるよ!/ありがとう……薫」
「V9234もういいってば。/W45EF3それじゃ、W45Ecあたしもう行くからさ」
「あ、うん……」
(参ったな……まさか薫に見られてるとは/思わなかったな……)
(でも、どうにか許してもらえたみたいで/よかったよ)
(うん、これからはこんな事……絶対に/しないようにしなくちゃな)
「V9235もう……W45Eo黙っててくれる?」
「V9236Nn、言ったわよね? W45『もう誤解/させるような事はしない』って……」
「そ、それは……」
「V9237うるさいっ!Fm6」
「V9238アンタ、Eoホント最低な男ね……」
「か、薫……僕の話も……」
「V9239聞きたくない」
「だ、だからあれは……」
「V9240Fm4あ〜あ、W45Fm8あたしもバカよね。/W45EoFe6m8アンタなんか信じるんじゃなかった」
「V9241あ、違う……W45EoFe8m4アンタになんて会わなければ/よかったのかFm6」
「か、かお……」
「V9242名前で呼ばないで!Fm6」
「V9243アンタみたいな男に名前で呼ばれるなんて/Fm8我慢できないわFm9」
「そ、そんな……」
「V9244もう、二度とあたしに話しかけないで」
「あ……」
(……)
(ううっ……どうして僕はもっと考えて/行動しなかったんだ……)
(薫にここまで言わせるなんて、僕は……)
(薫……本当にごめん……)
「V9230そう……」
「うん……」
「ご、誤解させるような事をしてたのは/謝るよ……本当にゴメン……」
「これからは、こういう事はしないって/約束する……だから……」
「V9231はぁ……W45EoF9もういいわよ」
「あ……」
「V9232今度だけは信じてあげる」
「ほ、本当に!?」
「V9233その代わり、W45EoFm8二度目はないからね」
「わ、分かってるよ!/ありがとう……薫」
「V9234もういいってば。/W45EF3それじゃ、W45Ecあたしもう行くからさ」
「あ、うん……」
(参ったな……まさか薫に見られてるとは/思わなかったな……)
(でも、どうにか許してもらえたみたいで/よかったよ)
(うん、これからはこんな事……絶対に/しないようにしなくちゃな)
「V9235もう……W45Eo黙っててくれる?」
「V9236Nn、言ったわよね? W45『もう誤解/させるような事はしない』って……」
「そ、それは……」
「V9237うるさいっ!Fm6」
「V9238アンタ、Eoホント最低な男ね……」
「か、薫……僕の話も……」
「V9239聞きたくない」
「だ、だからあれは……」
「V9240Fm4あ〜あ、W45Fm8あたしもバカよね。/W45EoFe6m8アンタなんか信じるんじゃなかった」
「V9241あ、違う……W45EoFe8m4アンタになんて会わなければ/よかったのかFm6」
「か、かお……」
「V9242名前で呼ばないで!Fm6」
「V9243アンタみたいな男に名前で呼ばれるなんて/Fm8我慢できないわFm9」
「そ、そんな……」
「V9244もう、二度とあたしに話しかけないで」
「あ……」
(……)
(ううっ……どうして僕はもっと考えて/行動しなかったんだ……)
(薫にここまで言わせるなんて、僕は……)
(薫……本当にごめん……)
「V4492EcやっFm4ほ〜っ、Wv63EoFm2Nn」
「あれ、薫!? どうして……」
「V4493ん、どうしてとはご挨拶ねぇ……年に/一度の事だってのに」
「えっ、それって……もしかして……」
「V4494うん、大した物じゃないけど、はい」
「V4495誕生日おめでとう、Nn」
「い、いいのか?」
「V4496いいに決まってるでしょ!」
「……」
「V4497……何、W30その鳩が散弾銃を食らったような/顔は」
「……僕、そんな絶望的な顔をしてるか?」
「V4498ううん、意外そうな顔はしてるけどね」
「V4499んふふっ」
「あ、ありがとう薫。/ちょっと感動したよ……」
「V4500いいっていいって、W45EoFe9m3どうせ空っぽだしねFm2」
「こら……」
「V4501アンタの頭とW30お揃いにしといたの」
「よ、余計なお世話だよ!」
「V4502ま、W30気持ち程度の何かは入れてあるから」
「何かって……」
「V4503あはははっ、W30EoFe9開けてみれば分かるわよ」
「そ、そうだな……」
Ti0/         Ti2ガサガサ……
「おぉっ! こ、これは……イナゴマスクの/ゲームソフトじゃないか!/しかもフィギュア付きの限定BOXっ!」
「V4504ふふっ、W45EoFe9アンタの趣味くらい十分に/理解してるわよ」
「ほ、本当にもらってもいいの?」
「V4505さっきも言ったでしょ、年に一度だって」
「そっか……ありがとうっ、薫」
「V4506Ldんふっ、Leどういたしまして」
「V4507ああ、W45EF9でも徹夜でやったりして明日学校に/来ないとかはやめてよね」
「わ、分かってるよ……」
「V4508な・ら・ば、W30EoF3よろしい」
「あ、そうだ……薫」
「V4509ん?」
「せっかく来てくれたんだし、少し上がって/いかないか?」
「V4510う〜ん……W30EF9ごめん、今日はFm3やめとくわ」
「え? 遠慮しなくてもいいのに」
「V4511違う違う、W30Fm3この後用事があんのよ」
「あ、そうなんだ」
「V4512悪いわね、W30せっかくのお誘いなのに」
「ううん、いいよ」
「V4513それじゃ、あたしはこれで」
「あ、うん」
「…………」
(薫から誕生日プレゼントだなんて、/これが初めてじゃないのか?)
(あいつ……覚えててくれたんだな……)
(薫、ありがとう……)
(あ、薫……丁度いいところに)
「お〜い、薫」
「V4717ん、呼んだ?」
「うん、思いっきり呼んだ」
「V4718Fm4もしかしてFm3あたしに用事でもあるの?」
「まぁ……そうだな」
「V4719ではどうぞ」
「え? あ……うん」
「V4720……」
「……」
「V4721こら、Nn!」
「な、なんだよ」
「V4722Ecもどかしい! Fm9言う事があんなら、/EoFm8男らしくビシッと言いなさいよ!」
「う……」
「V4723あたしたち、そんな言いよどむような/関係でもないでしょ」
「そ、そうだよな……」
「じゃあ、聞くけど……薫はイヴに予定とか/あったりするのか?」
「V4724あるわよ」
「え? あ……そうなんだ……」
「V4725はぁ……今更何言ってんの?/アンタとデートするに決まってるでしょ」
「え?」
「V4726いつになっても誘ってこないから、/EFe9勝手に予定に組み込んでおいたのよFm3」
「V4727問題ある?」
「ない……です」
「V4728誘うのがFm9遅いっつーの!」
「ご、ごめん」
「V4729ま、Fm3いいわ、EoFe9許してあげるわよ。/EF3こうしてちゃんと誘ってくれたわけだし」
「うん……」
「V4730それじゃEc楽しみにしてるわよ」
「え……あ……」
「V4731何? まだ何かあんの?」
「いや、行き先をまだ決めてないから……」
「V4732それならポートタワーとかはどう?」
「え……ポートタワー……」
(ま、まさか……あれに上りたいとか/言うんじゃないだろうな……)
「V4733確かあそこってさ、海まで近い上に、/EF3公園も水族館もあったわよね」
(何だ……そういう事か……)
「分かった、じゃあそうしようか」
「V4734うん」
「それじゃあ、待ち合わせ場所だけど……、/2時にゲームセンターでどうだ?」
「V4434そうね……EF3そうしよっか」
「よし、決まりだな」
「V4468おっけー!」
「V4735それじゃ、そんな感じでよろしく」
「はいはい」
(やった……やったぞ!)
(よしっ!/今年のクリスマスは薫とデートだ!)
(……誘う前に予定に入れられてたのには/ちょっと驚いたけど、まぁいいや)
(ううっ、今から楽しみだなぁ〜)
キャラクタークリアー!!
棚町薫の全てのエピローグを見ました
V5075こうして長い時間をかけて、/あたしたちは恋人と呼ばれる関係になった。
V5076……って言っても、今までと何が違うのかは、/説明しにくかったりするんだけど。
V5077ただお互いの気持ちがハッキリしただけ。/そんな程度かもしれない。
V5078でも……Nnがいて、あたしがいる。/それだけで両手に余る幸せがある事は確かだ。
V5079だから今ならハッキリと言える。/辛い事や悲しい事があっても大丈夫だって。
V5080それ以上に楽しい毎日が、あたしたちの目の前に/広がってるんだから!!
「な、なぁ薫……」
「V5081なによ?」
「どうして僕がお前のお母さんと再婚相手の/会食に、同席しなくちゃいけないんだ?」
「V5082どうしてもよ!」
「V5083『ずっと側にいる』って言ったじゃない」
「いや、その……それはだな……」
「V5084今更訂正なんてしないわよね」
「しないけど……ここはさすがに」
「V5085あ、あたしだって気まずいのよ」
「だ、だからって僕まで巻き込むのは……」
「V5086いいじゃない。/あたしたち、恋人同士でしょ」
「V5087嬉しい事も気まずい事も半分こよ!!」
V5153あれから1年とちょっと。
V5154あたしは今、美容師を目指して目下勉強中。
V5155お陰でNnと会える時間は減ったけど、/それでも毎日が充実してると言える。
V5156あれだけこだわってた色々な事も、/今では嘘みたいに受け入れられてるしね。
V5157やっぱり子供だったのかな……あたし。
V5158……だとしたら、そんなあたしを変えてくれたのは/やっぱりNnなんだよね。
「V5159あん、動かないでよ」
「お前が引っ張りすぎなんだよ」
「V5160だって、まだ慣れてないし……」
「バッチリ完ぺきじゃないのか?」
「V5161気持ちの上ではね」
「V5162あ……」
「か、薫……それは切りすぎだろう」
「V5163うっさいわね! これから暖かくなるから/短くしてあげんのよ」
「素直にミスったって言えよ」
「V5164誤差の範囲よ!」
「誤差って何だよ!」
「V5165あ〜〜っ! うっさいうっさい!」
V5166……とまぁ、たまにはこういう事もあるけど、/やっぱりお互いがお互いを必要としていると思う。
V5167都合がいいかも知れないけど、/あたしはそう信じてる。
「V5168ねぇNn」
「うん?」
「V5169これからも一緒にいようね」
「何だよ、急に?」
「V5170あははっ、何でもない!!」
V5171これ以上嘘はつきたくない。/Nnはそう言った。
V5172でも……あたしはその言葉を信用しきれない。
V5173答えを出さなきゃダメな事は分かってるけど、/迷いが判断を鈍らせる。
V5174色々な事を天秤にのせては考える。/そんな風にしか物事が判断できなかった。
V5175そして……。
V5176そしてあたしはNnを呼び出した。
「薫……お待たせ」
「V5177……」
「V5178用件は分かってるわよね?」
「……うん」
「V5179じゃあ率直に言うわね」
「分かったよ」
「V5180……」
「…………」
「V5181あたしあれからずっと考えてた。/でもね……W45Eoやっぱり納得なんて出来ない」
「そっか……」
「V5182Nnの気持ちは素直に嬉しいと思う。/でも……W45EFe8m1裏切られたのは確かでしょ」
「うん」
「V5183だから……」
「え?」
Ti0/          Ti2ドンッAs0b0
「うわああぁぁ〜っ!!!」
Ti0/      Ti2ザブ〜〜〜〜〜ンッ!!As0b0
「V5184あははははっ」
「なっ、ゴホッゴホッ! 何を!」
「V5185ごちゃごちゃ考えたって仕方ないんだし、/これでイーブンにしてあげる」
「ゴホゴホ……水、飲んじゃったよ。/っぷ! ゲホッ!」
「V5186あたしはもっと冷たいことされたのよ。/その程度で済むんだったらいいじゃない」
「ううっ……」
V5187Ldそう……結局あたしもNnが好きなんだ。Le
V5188Ld何を信じればいいかなんて……答えが出てしまえば/簡単な事だった。Le
V5189Ldそれは自分の気持ち。Le
V5190Ldこれだけは絶対にあたしを裏切らない。/だから……きっとこれで正解なんだと思う!Le
「V0102Nn」
「な、何だよ?」
「V0103あたしも好きだよ! Nnの事っ!」
V7856……明日が本番……か。
「V7857Nnとの約束をこんなに楽しみに思える/なんて……」
V7858早く明日になればいいのに……。
「V7859明日……か」
V7860それまでにNnを許せるなら……。
V7861でも、もし……。
女の子
「棚町さーんっ! Ea3F4a33番お願いっ」
「V4736はーいっ」
V4737Ld……ったく、あのバカ!/W45どうして誘ってくれないのよ……。Le
V4738Ldせっかく予定空けて待ってたのにさ。/W95なんで……W60どうしてなの……。Le
V4739Ldそれとも……W45あたしなんてその程度って事?Le
「V4740……」
女 性
「あ、セットでコーヒーも」
「V4741……」
「あの……」
「V4742え? W45EF2あっ、はい。W45EFe9m3申し訳御座いません」
「コーヒーもセットで」
「V4743畏まりました」
「V4744……」
V4745Ldどんなに想っても、気持ちだけが空回りする。/W30Nnはあたしに気付いてもくれなかった。Le
V4746Ldだとしたら……W60バカなのはきっとあたし。Le
「V4747あ……」
「V4748ゴメン、EhF6あたしちょっとバック入る」
「えっ? あ、棚町さんっ?」
V4749Ld『悔しい』W30……じゃない。W60/これはきっとW15『寂しい』だ。Le
「V4750……っく」
「V4751…………」
V4752LdNn……。W60/あたしのW30何がいけなかったの?Le
(2時丁度か……薫はまだみたいだな)
(どうせあいつの事だ、10分や20分は/遅れてくるんだろうけどさ)
(……)
(甘かった……まさかここまで待たされる/なんて……)
(も、もしかして、来ないなんて事は……)
(いや、薫に限ってそんなことはないか。/あいつは遅れても絶対に来る……はず)
(でも……もしも、もしもだぞ!/薫が来なかったら……)
(何かゲームでもやりながら待つか……。/いや、でもな……)
「V4768ごっめ〜ん! お待たせっ!」
「か、薫……」
「V4769ん?」
「遅い! 遅すぎる!/一体何してたんだよ!」
「V4770う……ん、B60ちょっと気合いれてたら……」
「え?」
「V4771B100あ〜いや。こっちの事」
「はぁ……」
「どうせなら、時間に間に合うように/気合を入れろよ……」
「V4772だ〜かFm9ら謝ったじゃなFm3い」
「謝ればいいってもんじゃないだろ」
「僕はてっきり……すっぽかされたのかと/思って……」
「V4773あ、それは絶対にない!」
「V4774あたしがNnの嫌がる事をするわけない/でしょ!」
(……色々された覚えがあるけど)
「V4775何、その顔……」
「別に……」
「V4776ま、いいわ。/P0F2W30そんなことよりもさ、一年に一度の特別な/デートなんだから楽しく行こっ!」
「そうだな」
「V4777そうそう。Ec笑って笑って」
「こうか?」
「V4778あ……なんかちょっとそこまでは嫌」
「……」
「V4779やっぱ普通でいいや」
「だったらやらせるなよ……」
「V4780あははっ、W45Eoいいね」
「何がだよ」
「V4781Nnらしくなってきたじゃない」
「はは、余計なお世話だよ」
「V4782さ、それじゃ行こうよEc」
「うん、そうだな」
「V4783とうちゃ〜く」
「や、やっぱり間近で見ると、/かなり大きいよな」
「V4784ホントね〜」
「それで、まずはどこに行くんだ?」
「V4785う〜ん、そうね」
「V4786海……かな」
「海?」
「V4787そそそ、EoFm2海よ」
「V4788冬は空気が澄んでるから、/夕焼けがきれいにみえるでしょ」
「あ、なるほど」
「V4789ね、ナイスアイディアでしょ」
「薫にしては……ね」
「V4790素直じゃないんだから」
「お前にだけはね」
「V4791う……ん」
「さ、行こう」
「V4792そうね」
「V4793ほらほらっ! 丁度いい時間でしょ?」
「うん」
「でも二人で海だなんて、いかにも過ぎ/じゃないか?」
「V4794それがいいのよEc」
「青い春だな」
「V4795分かってるじゃない」
「今しかないもんな」
「V4796そ〜そ〜。EcFe7m4大人になったらEoFe9m3大人の目線に/なっちゃうもんね」
「お前らしい発言だな」
「V4797少し大人になったでしょ?Ec」
「ははっ、それはどうかな」
「V4798きゃっ!」
「あぁ……あんまりそっちに行くと靴が/濡れるぞ」
「V4799濡れてこそじゃない」
「青春だから……か?」
「V4800そうそう」
「ははははっ」
「V4801……今、馬鹿にした」
「してないよ」
「V4802した」
「してないって」
「V4803あったまきた……それっ!」
Ti0/         Ti2パシャッ!
「うわっ! 薫っ、ストップ!」
「V4804あははははっ!」
「風邪引いちゃうだろ!」
「V4805大丈夫っ、Nnバカじゃないっ!」
「……お前だってそうだろ!」
「V4806きゃっ!」
「V4807……やったわね〜っ!」
「おう、やり返して何が悪い!」
「V4808絶対許さないっ!」
「つ、疲れた……」
「V4809ちょっと……はしゃぎすぎたかな」
「V4810何だか手が冷たくなっちゃった」
「自業自得だろ」
「V4811アンタのせいでしょ」
「ええっ!?」
「V4812手、つないで温めて」
「……ワガママだなぁ」
「V4813そうよ、Ec知ってるでしょFm3」
「まぁね」
Ti0/          Ti2ぎゅっ
「V4814……」
(もしかして薫のやつ……ただ単に僕と手を/つなぎたかっただけじゃないのか?)
(手が冷たいだなんて、見え見えの照れ隠し/にしか思えないよ)
「V4815そ、Fm3それじゃあ……いい時間になったし、/そろそろタワーの方へ行ってみよっかFm2」
「……え? タワー?」
「V4816うん、公園もあるし、このままで少し/散歩でもしようよ」
「あ、そっか……そういうことね」
「V4817え?」
「あ、ううん、何でもないよ。/それじゃ行ってみようか」
「V4818うん」
(こうして薫と手をつないで歩くと、何だか/すごく落ち着くよなぁ)
(今まで気が付かなかったな……)
「V4819……」
「V4820ねぇNn、EoFe9m3今日の夕焼けってやけに/懐かしい感じがしない?」
「そうかな?」
「V4821うん……何だか中学の頃を思い出す」
「V4822場所も時間も違うのにね」
「そっか……」
「V4823色んなことがあったよね」
「V4824梅原君に追いかけられて、焦ったアンタが/飛び込んだ窓が女子トイレのものだったり/とか……」
「V4825授業中にうたた寝してて、思い切り机に/顔をぶつけて鼻血を出した事とか」
「な、なぁ……薫」
「V4826そうそう、罰ゲームであたしにイタズラ/しようとして大事なとこを蹴られた事も/あったっけ」
「こういう時はもう少しまともな思い出を/言うべきだろ……」
「V4827あら、お気に召さなかったかしら」
「やっぱりワザとか……」
「V4828手をつないだ程度で油断してるから/あたしにからかわれる隙が出来るのよ」
「ぼ、僕は油断なんて……」
「V4829してたでしょ」
「……してたなぁ」
「V4830あははははっ」
「どうして分かったんだ?」
「V4831顔がゆるんでた」
「V4832『あたしと手をつなぐのも悪くない』とか/考えてたんじゃないの?」
「……人の頭の中を言葉にするな」
「V4833否定は?」
「しないでおくよ」
「V4834そっか」
「そのかわり……もう少し手をつないで/いてもいいかな?」
「V4835いいよ、別に」
「はははっ、サンキュー」
「V4836さ、それじゃそろそろいい時間かな」
「いい時間?」
「V4837そう、夜景がきれいな時間」
「え……まさか」
「V4838ここまで来たんだし、当然上るわよ」
(そ、そんな……W60まさか……)
「V4839ほらほら、早く行こうよ」
「え……あぁ……うん」
(か、薫がこんなに楽しみにしてるのに、/ここで行かないなんて……言えないよな)
(し、仕方ない……)
「V4840へ〜っ、エレベーターで一気に展望台まで/行けるんだって」
「はは……エレベーター……ね」
「V4841あっちには階段もあるみたいだけど、/チマチマ階段なんて上がりたくないしね」
「それはそうだけど……」
「V4842いいのいいの! ほら行くよ!」
「あ、おいっ」
(ううっ、このエレベーターで一気に……)
(く、くそ……足が震える……)
「V4843ん? Nnどうかした?」
「な、何が?」
「V4844顔が微妙に悪いわよ」
「か、顔色が……だろ」
「V4845色を省いたんだけど」
「……その色が大事なんだよ」
「V4846んで、大丈夫なの?」
「べ、別に……問題ないよ」
「V4847ふ〜ん……」
(た、確か薫は僕が高い所が苦手だって/知らないはずだよな……)
(薫のためにも、どうにかバレないように/しないと……)
「V4848とうちゃ〜く!」
「え……」
「V4849すごいっ! すごいよNn!」
「あ……う、うん」
(た、確かにすごい……色んな意味で……)
(まさかこんな造りになってるなんて!)
(こんなの……シャレにもならないよ)
「V4850きれいね」
「…………うん」
「ぼ、僕、初めて上ったよ……」
「V4851あたしも初めてよ」
「あ、そ、そうなんだ……新し物好きの薫に/しては……意外だな」
「V4852そう? W45EF3身近にあるとこって、/案外行かなかったりするじゃない?」
「まぁ、そうかもしれないな……」
「V4853初めてがNnと……W45EF3って悪くないわね」
「何だか……恥ずかしいセリフだな」
「V4854ちょ〜っとね」
「ははは……」
(しかし……それにしてもこれは……)
「V4855見て見てっ、あたしたちの町よ」
「そ、そうだな」
「V4856すっごい、Ecホントすっごいわ!」
「薫……あんまりはしゃぐなよ。/こ、子供みたいだぞ」
「V4857ねぇ、このガラスのとこって、Fm3/乗っても大丈夫よね」
「お、おい……人の話を」
「V4858乗ってみよっ! 気持ちよさそうよ」
「や、やめろって、そんなに引っ張るなよ」
「V4859……もしかして怖いの?」
「うっ……」
「V4860図星ね。W45EcW4F3EoW4EhNn、高所恐怖症だったんだ」
「そ、そんなことないぞ」
「V4861じゃあこっち来てみてよ」
「V4862ほらほらっ」
「V4863あははっ、W45Eoやっぱりそうなんじゃない!」
「に、苦手なんだよ。スースーするから」
「V4864んふふっ、W45Eoなんかか〜わいいっ」
「く……可愛いとか言うなよ」
「V4865じゃあこっちのガラスのとこ来て」
「わ……分かったよ」
(し、下さえ見なければこんなの……)
(よ、よし! これならどうにかいけるぞ)
「V4866お、頑張るじゃない」
「まぁな……こ、これくらい何ともないぞ」
「V4867へ〜っ」
「な、何だよ……」
「V4868じゃあ、これならどう?EcF2」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ドンッ!W5As0b0
「Ts3うわぁあぁ〜〜っ!」
「V4869あははははっ!」
「アウトアウトアウトアウト!」
「頼むよ! 薫、それだけは許してくれ」
「V4870どうしよっかな〜」
「お、お願いします……」
「V4871ホントに苦手なのね」
「う、うん」
「V4872しょうがないなぁ」
(た、助かった……)
「V4873許してあげるわよ! W45Ehこ・れ・でっEcFm3」
「ああぁ〜〜っ!」
「V4874あはははっ!」
「V4875あ〜楽しかった」
「最後のはちょっと厳しかったけどな」
「V4876何よ、Nnが弱虫なだけでしょ」
「苦手なものは苦手なんだよ……」
「薫にだって苦手なものはあるだろ?」
「V4877まぁ……そうね」
「V4878でもそれだったら最初に言ってくれれば/よかったのに」
「嫌だよ、余計に意地悪するだろ?」
「V4879ん?」
「可愛く誤魔化してもバレバレだよ!」
「V4880どうかな〜? もしかしたら別の場所に/行ってたかもよ」
「それはそれで嫌なんだよ」
「V4881どして?」
「せっかくのデートに水を差したくなかった/んだ……」
「薫が一緒なら、少しくらい苦手でも/楽しく過ごせるのは分かってるんだし」
「V4882…………」
「実際、今日……楽しかったし」
「V4883ふふふっ、W45Eoそっかそっか」
「V4884ううん、あたしが一緒なんだもん。/そんなの当然でしょ! って事」
「はははっ」
「V4885ふふっ」
「V4886……ん?」
「あ……」
「V4887Nn、雪よ!」
「分かってるよ」
「V4888ホワイトクリスマスになったね」
「うん……」
「V4889ね、Nn。この中を少し散歩しながら/帰るってのはどう?」
「そうだな……そうしようか」
「V4890うんっ!」
「あ、そうだ……薫」
「V4891ん?」
「また手をつないでいくか?」
「V4892そうね、せっかくだしね」
「じゃあ……はい」
「V4893はい」
「V4894ふふっ、W45EoFe9m2ちょっと照れるかも」
「はははっ、今更何言ってんだか……」
「か、薫……お願いだからやめてくれ」
「V4895どうしよっFm3かな〜」
「そ、その笑顔はなんだよ……」
「V4896んふふっ」
「た、頼むよ……ホントに……」
「V4897うそうそ、分かってるってば」
Ti0/          Ti2ぎゅっ
「あ……」
「V4898こうして手をつないでれば少しはマシに/なるんじゃない」
「う、うん……」
「V4899じゃあ、しばらくこうしてようよEc」
「ありがとう、薫」
「V4900いいわよ、別にさ」
(くそっ、薫がここまでしてくれてるのに、/僕はどうして……)
(ううっ、これくらいの高さが一体何だって/いうんだよ……)
「V4901どう? 少しは落ち着いた?」
「あ、うん……こっちの床があるとこなら/何とかね……」
「町を眺める余裕もあるくらいだよ」
「V4902そっか、W45EoF7じゃあさ……」
「V4903ちょっとだけ、ガラスのところに乗って/みようよ」
「え……」
「V4904大丈夫だよ、あたしが手をつないだまま/一緒に行ってあげるから」
「……」
(無理……かもしれないけど、こうして薫が/一緒にいてくれるなら……)
「V4905やっぱダメ?」
「いや……やってみるよ」
「V4906うん」
「V4907じゃあさ、ゆっくりでいいから、/行ってみようよ」
「……うん」
(よし……)
「Nn……V4908大丈夫?」
「へ、平気だよ」
(あと一歩……)
「V4909…………」
「…………」
(か、薫と一緒なんだ……絶対に大丈夫)
(よし……行くぞ!)
「くっ!!」
「V4910あ……」
「よ、よしっ!!」
「Nn、V4911今、ちゃんと乗れたよね?」
「う、うん、見てただろ」
「V4912当然でしょ、EoFe8バッチリ確認したわよ」
「そっか……」
「V4913アンタ、すごいわよ!Fm2 EF3この調子なら/いつか高い所が平気になれるかも!Fm2」
「はははっ、そうかな」
「V4914うん、絶対よ」
「V4915あっ……」
「え?」
「V4916Nn、雪よ!」
「……ホワイトクリスマス」
「V4917うん……すごく素敵……」
「そうだな」
「V4918ねぇ、Nn、下……何だけどさ」
「え? あ、うん」
「V4919……こうして降る雪を見下ろすなんて、/ちょっと不思議な感じじゃない?」
「V4920何だか得した気分ね」
「ははっ、こんな偶然そうそうないよな」
「V4921うん……何だか吸い込まれそう」
「ホントだ……」
「V4922……」
「V4923Nn……」
「何?」
「V4924こうやってEFe9高いところから見てるとさ、/この町ってすっごく小さいと思わない?」
「……そうだね」
「V4925でも……W45あたしはここで生まれて、/ここで育って……」
「うん……」
「V4926ここで恋をしたんだよね……」
「V4927……」
「薫、お前……」
「V4928Nn」
「V4929あたしね、今日はNnに伝えたいことが/あるの」
(そ、それってもしかして……)
「V4930……」
「V4931あたしね……」
「V4932あたし、Nnのことが好きよ」
「う……ん」
「V4933悪友・Wv45W10EFe9m3相棒・W15EcFe9m3腐れ縁。W60Eoあたしたちの関係を/表す言葉は一杯あるけど……」
「V4934そんな距離じゃEcFm6もう我慢できないの」
「薫……」
「V4935あたしは……W45EF9誰よりもW30Nnの近くに/いたいのよ!」
「V4936それなりに長い時間一緒にいた」
「中2からの付き合いだからな」
「V4937そんな毎日が続く中でやっと気付いたの。/W45Ec自分の気持ちに……」
「自分の気持ち?」
「V4938うん」
「V4939あたしはね、EFe9いっつもアンタを引っ張り/回してるつもりだった……」
「V4940でも、W30Fm3それはちょっと前までの話」
「えっ?」
「V4941いつの間にか、あたしは惹かれてたの。/Nnに……」
「V4942いつも困った顔して文句ばっか言うけど、/どこか楽しそうでさ」
「V4943で、あたしはそんなNnが見たくて、/EhFe6また引っ張り回す……」
「堂々巡りだな……」
「V4944ふふっ、W45Fe9Eoそうね」
「V4945だけど……そうやって一つ一つ思い出を/積み重ねたから、この想いに届いた」
「V4946あたしはね……」
「うん」
「V4947アンタの悪いとこ100個は言える……/W45EcF2でもね、W45Eo良いとこは101個言える!」
「V4948……」
「V4949それじゃダメかな?」
「ぶっ……あははははっ」
「V4950な、何よ……」
「カッコ悪いな、僕」
「V4951……今頃気付いたか」
「薫に似合わない事言わせちゃった」
「V4952ホントよ、バカ……」
「こんな僕でいいなら、ずっと側にいるよ」
「V4953えっ……」
「ずっとハッキリしないままだったけど、/今は自信を持って言える」
「V4954うん……」
「僕はいつでも薫と一緒にいたいって」
「V4955……」
「いいかな?」
「V4956それじゃ一言足りない……」
「わ、分かってるよ」
「V4957ふふっEo」
「僕も……」
「僕も……薫が好きだ!」
「V4958Ecうんっ!」
「誰にも渡したくない」
「V4959……うん」
「お、おい。泣くなよ」
「V4960泣いてない!」
「随分待たせちゃったかな」
「V4961後ちょっと遅かったら許さなかった」
「間に合ったんだ」
「V4962ギリギリよ」
「V4963ねぇNn」
「うん?」
「V4964あたし、人を好きになるって気持ち……/初めてちゃんと理解できた気がする」
「V4965うん……」
「V4966……」
「V4967今日はもう少し……一緒にいてもいい?」
「う〜ん、随分と遅くなっちゃったな」
「V4968Nnが調子に乗るから……」
「え、あ……ごめん」
「V4969ううん、別にいいけど」
(うぅ……こういう雰囲気って照れるよな。/薫の顔をまともに見れないよ)
「そ、そうだ、薫は帰る時間大丈夫か?」
「V4970う〜〜ん……どうだろ」
「V4971……ちょっとダメっぽいかも。/この時間だと多分相当怒られるわ」
「そ、そっか……」
「V4972逆に朝帰りで、家にいたフリをした方が/マシね」
「V4973いいっていいって、Nnのところに/泊めてくれれば」
「ええぇっ!?」
「V4974ダメ……かな?」
「ううん、だっ……駄目じゃない……けど、/家族もいるし」
「V4975何焦ってるのよ!/W45EFe6m3別にその……W45EFe9朝までいるだけだから」
「V4976あ〜迷惑だったらファミレスかコンビニで/時間潰すから」
「そ、そんなことない!/迷惑だなんてまったく思ってないよ!」
「V4977ホント?」
「う、うん」
「V4978じゃあよろしくっ!Ec」
「……分かったよ」
(うぅ……嬉しいのが半分、どうしようが/半分だな……)
(でもこの場合は仕方ないよなぁ……)
「V4979お邪魔しま〜す」
「あ、靴は適当に置いといていいよ。/僕はちょっとお茶を入れてくるから」
「V4980うん」
(う〜ん、ここまでは上手くいったけど、/どうにか朝までバレないようにしないと)
(でも靴は部屋に置いたし……後は静かに/していれば大丈夫かな?)
(とりあえず美也にだけは注意しておこう)
「お待たせ」
「V4981おかえり〜」
「V4982ね、よくよく考えるとさ……あたしたち/結構長い付き合いなのに、W45EFe9m3こうして部屋に/来るのって初めてなんだよね」
「あ……そうだっけ?」
「V4983うん、結構きれいにしてて驚いた」
「……どんな部屋を想像してたんだよ?」
「V4984もっとこう……」
「やっぱ言わなくていい!/聞くと憤りを感じそうだから」
「V4985そう?」
Ti0/         Ti2カタン……
「ん? あ……」
「V4986どうかした?」
「う、うん! ちょ、ちょっと……」
(間違いない! 今のは美也が起きた音だ)
(ど、どこかに隠れる場所は……)
(そっ、そうだ!!)
「V4987どしたの?」
「か、薫……ゴメン!/ちょっと押入れに隠れてくれないか!」
「V4988え?」
「いいからはやくっ!」
「V4989え? え? 何?」
(こ、これでよし!)
(後は……3、2、1……)
「V0125にぃに、帰ってきてたんだ……」
「た、ただいま……美也」
「V0126何だか……Fm4にぃにの部屋から女の人の声が/聞こえた気がして……」
「そ、それは……」
「V0127にぃに、もしかして……」
「な、何のことだ!? ぼ、僕は……」
「V0128……」
「V0129隠してもみゃーには分かるよ」
「う……」
「V0130クリスマスにFm4一人で寂しいからって、/Fm6お宝ビデオでお楽しみ……」
「ち、ちが……」
「V0131……」
「V0132音、小さくしてね。EcFe6みゃ―寝るから。/Fm6ふわわわ……EhFe9m6おやすみ……」
「だから違うんだって!」
(セーフだったのに、この敗北感は……)
(ううっ……)
「V4990いい妹じゃない、W45Ecふふっ」
「V4991あ、それよりNnの家の押入れって/どうして星がついてるの?」
「僕の取って置きの場所だからね」
「V4992押入れが?」
「V4993……珍しい趣味してんのね」
「そ、そうかな?」
「V4994うん、W45Eoハッキリ言って変」
「V4995うそうそ、冗談だってば」
「ちょっと傷ついたぞ」
「V4996んふ、W45Eh傷口なめてあげようか?」
「何てこと言うんだよ、一瞬焦っただろ」
「V4997ふふふっ」
「……まったく」
「V4998さ、それじゃオチもついたところで/そろそろ寝よっか」
「……それも冗談なんだろ?」
「V4999ううん、本気よ」
「V5000だってずっと起きてるのも変でしょ」
「そ、そうだけど……」
「V5001平気よ、W45EFe9m3ちょっと横で寝るだけじゃない。/朝、家の人が起きる前には帰るんだし」
「え? ま、まさか一緒に寝るのか!?」
「V5002あたし床やだ」
「……じゃ、じゃあ僕は押入れでいいよ」
「V5003一緒でいいじゃない」
「で、でもそれはさすがに……」
「V5004星よりいいもの見せてあげるからさ」
「う……うん……」
「V5005ふふっ」
「V5006それじゃオヤスミ」
(こ、これは……ドキドキするどころの/話じゃないぞ!!)
(と、とりあえず落ち着かなくっちゃ……)
(……)
(そうだっ!)
(いいか、Nn。/後ろで寝てるのは美也だ。美也だ!!)
(寝相がこれ以上ないくらい悪い上に、/たまにヨダレなんかたらしてる美也だ!)
(思い込め、思い込むんだ)
(…………)
(無理!!!!)
「V5007す〜……す〜……」
(どうして薫はこんな中で眠れるんだよ?)
「V5008す〜……す〜……」
(ちょ、ちょっと寝顔見るくらいいいかな)
(よっ……と)
「V5009……眠れ……ないよね」
「V5010だから少しだけひとり言……いいよね」
(え……?)
「V5011お母さんの再婚の事なんだけど……今に/なって分かった事があるの」
「V5012誰かが人を好きになる気持ちってやつ」
「V5013あたしにNnがいてくれるように、/お母さんにもあの人がいるんだよね」
「V5014大好きな人がいるから頑張れたりするん/だよね……」
「V5015だからって、『はい、そうですか』なんて/簡単にはいかないんだけどねー。/あたしから見れば所詮他人なんだし……」
「V5016いつまで続くか分からない……/『お母さんとあたしの意地の張り合い』」
「V5017……」
「V5018でも……それももう終わりかな」
「V5019受け入れるか受け入れないかは別として、/いつまでもこんな事考えてらんないしね」
「V5020もう少しあたしも大人になってみるわ」
「V5021色々迷惑かけちゃった、ごめんね」
「そんな事……」
「V5022Nnは寝てるの」
「V5023これはあたしのひとり言」
(薫……)
「V5024おやすみ……」
(け……結局眠れなかった)
「V5025う〜〜〜ん!」
「お気楽だな……」
「V5026まーね、色々とスッキリしたし」
「この後はどうするんだ?」
「V5027そうね……W45EFe9バイトまで時間もあるから、/Fm3帰って寝なおすわ」
「V5028Fm9あんまり眠れなかったしねFm3」
「そ、そうだな……」
「V5029どうしてそこで赤くなるのよ!」
「う……ごめん」
「V5030別にFm3変なことしたわけじゃないんだから」
「そ、そうだよな……」
「V5031……そのうちEoするかもしれないけど」
「はは……」
「V5032……」
「あ、えっと……薫、家まで送ろうか?」
「V5033いいの?」
「うん、全然OKだよ」
「V5034じゃあ……W45EF3自転車でいい?」
「V5035久しぶりにNnの後ろに乗りたいかも」
「はいはい。僕がこぐのは決定なんだね」
「V5036あ、あたしの……W45P0B100EF2彼氏なんだから当たり前/でしょ!」
「そ、そうだよな……。/分かった、すぐとって来る」
「V5037ねぇ」
「V5038まだこの自転車あったんだね」
「僕の愛車だからな」
「V5039この自転車で色んなところ行ったわよね」
「うん、いつも僕が運転手だった」
「V5040これからも……でしょ?」
「かもね」
「V5041さっすがNn、やっさし〜っ!」
「うわっ、バカ! あぶなっ! 離せっ!」
「V5042いーや! 絶対離さないよーだ」
n3skx_ep01A
(薫のやつ……随分と遅いな)
(ま、普段のあいつからすれば遅刻するのは/目に見えてるんだけどさ……)
(仕方ない、もう少し待ってやるか……)
(おかしいなぁ……)
(もうそろそろ来てもいい頃なのに……)
(まさか……)
(…………)
(いや、薫の事だし……何か急な用事で/遅れてるだけかもしれないな)
(……絶対そうだ。間違いない)
結局、薫は待ち合わせ場所に現れなかった。
これが薫の出した答えなんだ。
僕が薫にしたことへの……。
どれだけ言葉を並べてももう届かない。
そう感じた。
「寒い……」
心が? 身体が?
そんな意味のない問いかけが頭に浮かぶ。
答えなんて分かりきっているのに。
「薫……ごめん、僕が悪かったよ……」
今更届くはずのない謝罪をただただ繰り返す。
これが僕の出来る事の全てだから。
「ごめん……ホントに……」
町を歩く人たちはみんな幸せそうで、
自分ひとりが置いていかれたような気がした。
後は僕がいつ諦めるか……ただそれだけだった。
(V5043っと、Nnは……)
「V5044……」
「V5045危なかった……EoFe9m3なんとかセーフね」
(V5046Ldやっぱり準備に気合入れすぎたのが/マズかったわね……Le)
(V5047Ldま、W45何にせよEoFe9Nnが来る前に着けて/よかった……Le)
(V5048遅すぎる……やっぱりそうなのかな……)
(V5049LdNn……Le)
軽い男
「メリークリスマ〜ス。/ね、君さっきからいるけど暇なの〜?」
(V5050Ldまただ……Le)
「もしよかったら〜、/今から俺とどこか遊びに行こうよ!」
「V5051悪いけど、寝坊した彼氏と待ち合わせよ」
「そんな男放っておけばいいじゃん」
「V5052悪いけど、Eoあたしはアンタより/そんな男が好きなのよね」
「……」
「V5053EcそれじゃサヨナラFm9」
(Nn、W45V5054Ld早く来てよ。/Ecお願い……お願いだから……Le)
「V5055もうこんな時間……か」
(V5056Ldこの分だと……間違いないかなLe)
V5057Ldきっと……Nnは来ない。/あの子と一緒にいるから。
V5058あたしは切り捨てられたんだ。
V5059女の勘? ううん、違う。/ずっと側で見てきたから雰囲気だけでも分かる。
V5060そう、分からなくていい事まで。/痛いくらいに……。
V5061冷え切った体に、悔しさだけが降り積もってく。
V5062あたし、ホントにバカなんだなぁ。/もう帰ればいいのに。どうしてそうしないの?
V5063『薫、ホントごめん!』/Ehそう言いながら走ってくるのを待ってるの?
V5064…………。
V5065ねぇ、アンタにとってあたしってなんだったの?/どうしてこんな事……。Le
別の男
「メリークリスマス、/こんな夜に一人で何してるの?」
「V5066……」
「もしよかったら、俺とどっか行かね?」
「V5067……」
「もしもーし!」
「チッ……何なんだよコイツ。/あ、そこのおねぇさーん!」
「V5068……」
LdNn、Nn、Nn……。V5069/答えてよ、お願いだから。Le
「V5070あ……」
「V5071雪……」
「V5072積もる……Fm3かな」
V5073Ldううん。積もってほしい。/そしてあたしの気持ちを真っ白に塗り替えて。Le
V5074LdNnとの事を全部忘れられるくらいに……。Le
「ただいま〜っ」
(うん……今日はいいクリスマスだったな)
(後は……僕の気持ちひとつ……)
「……あれ?」
「ただいま〜〜っ!」
「……どうやら誰も居ないみたいだな」
「おっ、留守番電話が入ってるじゃないか。/もしかすると美也かもしれないな……」
(よし、着替える前に聞いておくか)
「え……」
「…………」
(も、もしかしてイタズラか?/でも、どうしてこんな日に……)
???
「V0031……」
(あ……)
(今の声って、薫……だよな……)
(そ、そうか……。僕は馬鹿だ!/この電話は薫に決まってるじゃないか!)
(電話、くれたんだな……)
(僕のために……)
(……)
(ごめん……本当にごめん……)
n0skx_me04A
「V4753はぁ……」
「V4754やっぱりダメだったか……」
V4755Ld薄々は感づいてたけど、やっぱりそう……。/Nnはあの子と一緒なんだ。Le
V4756Ld無理して空けた予定も、まったくの無駄だった。Le
「V4757やっぱりバイト入ればよかったかな……」
V4758Ldでも、こんな気分じゃ仕事にはならない。/ただ……みじめになるのが目に見えてるだけ。Le
V4759Ldそれならこうして一人でブラブラしてる方が/いくらか気分転換にもなるし……。Le
「V4760あ……」
「V4761これ……あいつにあげたゲームだ」
V4762Ld……あの時は出たばかりだったけど、こんな風に/ワゴンに並べられる物になったんだね。Le
V4763Ldあたしと一緒……W45Eoか。/余って邪魔にされて、そして処分される……。Le
「V4764…………」
V4765Ldそうだよね……。/一方的な想いなんて邪魔なだけだもんね。Le
V4766Ldごめん、Nn……。Le
V4767Ld好きになってごめん……。/もう……Ecあたしは……。Le
「V6914やっほ〜、Nn」
「お、薫」
「V6915楽しんでる〜?」
「うん、まぁね」
「V6916……あれ? Nn、もしかして一人?」
「ううん、この後にちょっとね」
「V6917あ……W45Fm2そうなんだ」
「一緒に遊べたらよかったのにな」
「V6918うん……W45EFe9m3でもそれを今言われてもねぇ」
「はははっ、そうだな」
「お前も誰かと一緒に来たのか?」
「V6919うん。恵子と寂しく過ごしてる」
「V6920っと……W45EF3それじゃあたしはそろそろ。/恵子を待たせてたんだった」
「そっか、またな」
「V6921うん……W45じゃあねNn」
n0nkx_me01C
(スキクリスマス中盤薫)
n0nkx_me01C
「よし、まずは薫を呼び出すぞ」
(相手は薫だってのに、何だか緊張するな)
「V5088はい、もしもし〜」
「あ、薫か? 僕だよ」
「V5089あ、Nn。昨日はありがとね」
「ううん、こっちこそありがとう。/すごく楽しかったよ」
「V5090そっか、よかった」
「はははっ」
「V5091それで? 昨日の今日でどうしたの?」
「あ、うん、それなんだけど……ちょっと/薫に話したい事があるんだ」
「V5092話したいこと……」
「うん、ダメかな?」
「V5093そうね……今日は夕方からバイトだから、/その前ならいいわよ」
「じゃあ、3時に駅前広場でどうかな?」
「V5094あ、うん。分かった」
「それじゃまた後で」
「V5095うん」
(これでよし……と)
(15分前か、ちょっと早過ぎたかな)
(さすがにまだ薫は……)
「V5096Nn」
「え?」
「V5097遅かったわね」
「ど、どういうつもりだ……薫がこんなに/早く来るわけが……」
「V5098……別に帰ってもいいんだけど」
「あ、いや、待って待って!」
「V5099それなら『お待たせしました』の/一言くらいあってもいいんじゃない?」
「で、でもまだ待ち合わせ時間前だろ」
「V5100待ったのはホントだもん」
「ど、どのくらい待ったの?」
「V51012〜3分」
「…………」
「V5102……」
「V5103ま、それはいいとして……呼び出すくらい/大事な話って」
「あ、うん……それなんだけど」
(ううっ……すごく緊張するぞ。/伝えるって決意したばかりなのに)
「V5104……」
「え、えっと……」
(いざとなると口が上手く回らないよ……)
「V5105Nn……」
「……」
「V5106あたしに言いたい事……あるんでしょ?/W15ハッキリ言ってよ」
「うん……」
(そうだよな……薫の言う通りだ。/ちゃんと口にしないと伝わらないよな)
(よ、よし!)
「ぼ、僕……」
「V5107……うん」
「僕……薫のことが好きだ」
「V5108えっ……」
「本気で好きなんだよ」
「V5109……」
「やっと気付いたんだよ。自分の気持ちに」
「V5110Nn……」
「この際だから言わせてもらう。/お前はワガママで意地悪で、いつも僕の/ことを馬鹿にするけど……」
「それでも……僕はお前が好きなんだっ!/ずっと薫の側にいたいんだ」
「V5111…………」
「ダメ……かな?」
「V5112どうしてよ……」
「V5113どうして今言うのよ、EcFm8バカ!Fm9」
「薫……」
「V5114Fm6その言葉、ずっと待ってたのに……EhFe6m9ずっと/ずっと待ってたのに!」
「V5115こんなとこで告白されたら、EFe6嬉しくても/泣けないじゃない!」
「はは……」
「V5116ホントにバカなんだから……」
「V5117でも、そんなバカを好きになっちゃった/EoFe9あたしもバカかな」
「えっ……」
「V5118……そういう事よ」
「V5119あたしも……Nnが好き」
「ほ、本当に?」
「V5120うん」
「V5121嘘なんてつかない。好き! 大好き!EcFe2」
「うわっ!」
「V5122言っとくけど、絶対アンタの気持ちより/あたしの気持ちの方が大きいから」
「そんなの張り合うことじゃないだろ」
「V5123負けたら悔しいじゃない」
「か、薫……お前、知ってるか?」
「V5124何を?」
「好きになった方が負けなんだぞ」
「V5125そんなの知らない!」
「だからさ、今日は引き分けにしないか?」
「V5126引き分け……か」
「V5127Nnにしてはいい提案じゃない」
「一言余計だよ」
「V5128そんなあたしが好きなんでしょ?」
「う……」
「V5129ふふっ、ずーっと一緒にいようねっ!!」
n3skx_ep02A
(うん、こういう時まずは電話だよな……)
(でも……昨日の今日でこんな風に……)
(……)
「い、今更僕は何をウジウジしてるんだ!」
「よ、よし……」
「V5130はい、棚町です」
「……」
「V5131もしもし?」
「薫……えっと、僕だけど……」
「V5132Nn……」
「き、昨日は本当にゴメン!」
「V5133…………」
「それで……その事も含めてちょっと薫と/話がしたいんだ……」
「V5134あたしには話すことなんてない」
「ま、待って!」
「V5135……何よ」
「聞くだけ……聞くだけでもいいから、/会ってくれないか?」
「薫に酷い事をしたのは分かってる。/でも……お願いだから……」
「V5136……」
「薫……お願いだよ……」
「V5137あたし、夕方からバイトだからその前で/いいなら……」
「う、うん!」
「じゃあ、今から丘の上公園でどうかな?」
「V5138今日はちゃんと来るの?」
「……絶対に行くから」
「V5139そ、分かった」
(これでよし……と)
(薫はまだ来てないみたいだな)
(今になって気付くなんて、遅過ぎるのかも/しれないけど……)
(と、とにかくちゃんと顔を見て謝って/それから告白しよう)
(それでダメなら……)
「あ……薫……」
「V5140Nn……」
「薫、昨日はゴメン!!」
「V5141……」
「これ以上お前に嘘をつきたくないから/正直に言うよ」
「僕、昨日は別の女の子に会ってたんだ」
「V5142……そう」
「で、でも……それでやっと分かったんだ」
「V5143何が」
「僕は……」
(うん、やっぱりそうなんだ……)
「僕は薫の事が好きなんだ!」
「V5144…………」
「きっとずっと前から……好きだったんだ」
「V5145嘘」
「嘘じゃない!」
「V5146…………」
「側にいすぎて、自分でも分からなかった。/でもやっと気付けたんだよ……」
「V5147だから……W45EFe9何よ」
「え?」
「V5148だからどうしたのって言ってんの!」
「V5149あたしとの約束をすっぽかして他の人と/会ってたんでしょ?」
「V5150そんな人の言葉をさ、W45EoFe9m1あたしはどうやって/信用すればいいの?」
「それは……」
「V5151アンタ……W45EoFe8ホントに身勝手よね」
「……ごめん」
「V5152少し……考えさせて」
「うん」
(やっぱりそうだよな……)
(僕は薫を裏切ったんだから……)
n3skx_ep03A
「V0798よお、大将。W45Ecちょっといいか?」
「お、梅原。いったい何だよ?」
「V0799なぁ、お前知ってたか?」
「ん?」
「V0800棚町が美術部に入部したって話だよ」
「え? 薫が?」
「V0801美術の先生にスカウトされたって噂で、/W45EF7コンクールに出品がどうとか……」
「へ〜っ、そうなのか」
「V0802なんだ……W45EF9初耳か?」
「うん」
「V0803しゃーねぇなぁ、W45Eoお前なら詳しいこと/知ってると思ったんだけどな……」
「いや、それが何も……」
「V0804そっかそっか」
「ははっ、期待に応えられなくて悪いな」
「V0805いや、W45EFe9いいってことよ。/W45EF3後で本人に直接聞いてみるわ」
「そうだな……それがいいかも」
「V0806そんじゃな」
(そっか……薫の奴、美術部に入ったのか)
(そういえば絵とか得意だったような……)
(……)
(陰ながら応援してやるとするか)
(あ、田中さんだ……)
(そうだ、いいタイミングだし、/薫の事でも少し聞いてみようかな……)
「田中さ〜ん」
「V0205あ、Nm君」
「田中さん、今ちょっといいかな?」
「V0206Fm4ええ、平気だけど……Fm3どうかしたの?」
「あ、いや……ちょっと最近の薫の事を/聞いてみようかと思ってさ」
「V0207Fm4え、薫の事?」
「うん」
「V0208それなら私よりNm君の方が/よく知ってるんじゃないの?」
「ははは……そうかもしれないけど、/何か僕の知らない事があるかなって……」
「V0209う〜ん、EoFe7そうねぇ……」
「……」
「V0210あえて言うならEFe9m3あの事だけど、/それももう終わっちゃった事だしね」
「え……あの事って?」
「V0211ふふっ、Eo薫に浮いた話があったんだ。/ほら、薫って結構モテるから」
「V0212まぁ……結局は絵の方に集中したいって/断ったらしいんだけど……」
「そ、そうなんだ……」
「V0213ほら、Nm君も薫が美術部に入った話は/知ってるでしょ?」
「V0214どうやら結構本気みたい。/Ecあははっ、W30EoFe9m4せっかくのいい話だったのに/Fm3勿体無いよね」
「ははは……そ、そうだね」
「V0215以上Ecです。W30EoFe9私が知ってるのはそれくらい」
「そっか……」
「V0216もし他にも何か知りたい事があるなら、/薫に直接聞いた方がいいかも」
「そうだね、そうするよ」
「V0217うん、じゃあ……私はこれで」
「あ、うん。ありがとう、田中さん」
「V0218Ecあははっ、どういたしまして」
(……)
「薫に浮いた話……か」
(でも、もう終わった事なんだよな……)
「V0807お〜い、Nm」
「ん?」
「どうしたんだ? そんなに慌てて」
「V0808EcFe8m3いやいやいやいや、EoFe9ちょっとばかし面白い/ニュースがあってな」
「面白いニュース?」
「V0809ああ、まずはこれ見てからだな!」
「これって……絵画の本?」
「V0810ほれ……W30EF3ここだここ」
「どれどれ……」
「……」
「V0811どうだ?」
「へ〜っ、きれいな絵じゃないか」
「V0812だよなぁ……」
「V0813まさかこれを棚町が描いたなんてな」
「ふ〜ん……」
「……誰が描いたって?」
「V0814棚マッティ」
「う、嘘だろ?」
「V0816そう思うなら、EFe9m3名前んとこよく見てみ」
(……)
(本当だ……棚町薫って……)
(しかも、これ……素人目でも上手いって/分かるぞ)
「V0817いやぁ、クラスメイトの絵が本に/載るなんて思いもよらなかったよな」
「う、うん……」
「V0818っと……EFe9m3もう次の授業か」
「V0819ま、W30EoFe9m3気になったんなら本人にでも/詳しく聞いてみろよ」
「そうだな……」
「V0820んじゃな」
(まさか薫の絵が本に載るなんて……)
(あいつ、本当に頑張ってたんだな)
「V7500Nn」
「薫……」
「V7501今、ちょっといい?」
「うん、いいよ」
「V7502あのさ……W30EF3あたしの絵って見てくれた?」
「うん、正直驚いたよ」
「V7503そっか」
「薫にあんな才能があったなんてね」
「V7504あははっ、EoFe9m3自分でも驚いてたとこ」
「V7505それでね……EFe6m4えっと……」
「ん?」
「V7506あたし、美大に進学しようかなって/思ってるんだ」
「え? そうなのか」
「V7507うん、EFe6m4な〜んか絵を描くってのも/EcFe4m3結構面白くてね」
「薫が美大か……」
「V7508おかしい?」
「いや、そんなことないよ」
「V7509やっぱりね。/Nnならそう言ってくれると思った」
「V7510ほら、あたしたちって結構付き合いが/長いじゃない?」
「うん」
「V7511だからさ、EoFe9Nnには最初に言って/おきたかったんだ……」
「そっか……ありがとう、薫」
「V7512ん……EcW6EhFe6m4別に」
「僕、応援してるから」
「V7513て〜んきゅ」
「V7514そんじゃね。EoNn」
(ふぁ〜っ……)
(さてと、今日の放課後はどうしようかな)
「V0134棚町さん、いる?」
「V7515え? EFe3あ、はーいFm3」
「V0135ちょっといいかしら? Ecあなたに電話よ」
「V7516電話?」
「V0136ええ、Eoすぐに職員室に行ってくれる」
「V7517……誰からですか?」
「V0137いいから早く早く!」
(……電話だなんて珍しいな)
(何かあったのかな?)
その後、僕は戻ってきた薫に詳しいことを聞いた。
どうやら例の本に載った薫の絵が、/審査員をしていた画家に気に入られたとのこと。
あの電話は、その画家の指導を受けてみないか?/という誘いだったらしい。
…………。
高校生画家誕生……か。
おめでとう、薫。
「V0821お? EF1Nm、まだ残ってたのか」
「梅原……」
「V0822何してんだ?」
「ちょっと……薫のことを考えてたんだ」
「V0823ん、W30EcFe9m3あ〜……」
「V0824Eoな〜んか俺たち、ぶっちぎりで/置いてかれちまったなぁ」
「そうだな……」
「V0825ま、W30Fm3でも棚町が頑張った結果だし、/EoFe9応援……してやろうぜ」
「うん」
「……」
「V0826さ、Ecそんじゃボチボチ帰るとすっか」
「そうだな、そうしようか」
(なんだか薫が随分遠くに行ったような/気がするな……)
(…………)
「V0827うぉーい、Nm! 早くしろよ」
「あぁ、悪い。すぐ行くよ」
(そういえば、このところ/薫と話をしてない気がする……)
(友達なんだし、悩んでないで/話し掛ければいいんだろうけど……)
(しばらく話をしてなかったせいか、/ちょっと声をかけづらいんだよな……)
(う〜ん……)
(あ、そうだ。/梅原なら何か知ってるかもしれない)
(今度それとなく話を聞いてみるか)
(うん、そうしよう)
棚町薫:レベルアップ シリアイ→ソエン
n3nka_ev05A
「その……」
「I10……」
「……あの子なんて呼んだ事ないけど」
「V0828ってことは……EoFe9m3棚町の事か」
「うん……」
「V0829な〜んか、ここ最近はEoずっと絵に夢中に/なってるみたいだな」
「そっか……」
「V0830なあ、Nm」
「え?」
「V0831こういう言い方はしない方がいいのかも/しれないけどさ」
「V0832棚町はさ、W30EF1お前にとって手に余る奴だった/んじゃないのか?」
「……」
「V0833中学から見てたけどよ、/W30EF6……ちょっとEF9無理してたように見えたぞ」
「そ、そんなことは……」
「V0834ないとは言わせないぞ」
「V0835だからさ……W45EoFe9m3前向きに考えようぜ」
「V0836棚町はお前以上に楽しいものを見つけた。/EcFe1お前も無理をしなくてよくなった」
「う、うん……」
「V0837あまり気にすんなって……」
「……そうだな、この話はもうやめようか」
「V0838ああ、W30EcFe6m3そうだな」
n0sox_me01B
n4ako_me00A
「中多さん」
「V9569あ、Nm先輩」
「V9570あの、Fm3先輩……」
「え? 何?」
「V9571プリント運び……手伝ってくれて、/本当にありがとうございました」
「あ、うん」
「V9572すごく助かりました……」
「ははは、もう良いって」
「V9573で、でも……」
「あ〜、それじゃあちょっと話にでも/付き合ってくれない? それでどう?」
「V9574あ、EcFe2はい。Eoもちろんです」
n4ako_me00A
「あ、中多さん」
「V9575あっ! Nm先輩!」
「そうそう、お弁当ありがとうね」
「V9576え?」
「ちゃんとお礼を言ってなかったよね」
「V9577そ、そんなEFe9m6お礼なんて……」
「いや、あんなに立派なお弁当を作って/もらったら流石にね」
「V9578先輩……」
「そうだ、何か飲む? お弁当のお礼って/言ったらなんだけど、ご馳走するよ」
「V9579あ、Fm4そ、それFm3なら……」
「うん? 何にする?」
「V9580いえ、少し私とお話して下さい」
「え? そんな事でいいの?」
「V9581はい」
(中多さんはいい子だなぁ……)
n4ako_me00A
「あ、中多さん」
「V9582あっ、Nm先輩」
「あれ? 2年生のクラスに何か用事?」
「V9583あ、その……Fm3梅原先輩にお詫びしようかと/思って……」
「あ、そうなんだ……わざわざ律儀だなぁ」
「V9584そ、EcFe9m6そんな事ないです……」
「でも残念」
「V9585え?」
「今いないんだよね梅原」
「V9586あ、そうなんですか」
「梅原はいないけど、もしよければ少し/話でもしない?」
「V9587あ、EF3はい」
n4ako_me00A
n4ako_me00A
「V9588あ、Nm先輩!」
「や、やあ中多さん」
「V9589は、はい……」
(ま、まだ慣れないなぁ……)
「V9590……先輩」
「ん? な、何?」
「V9591今お時間大丈夫ですか?」
「あーうん。大丈夫だよ」
「V9592良かったら、何かお話しませんか?」
「あ、そうだね。丁度僕も同じ事考えて/たんだ」
「V9593わぁ……EFe2本当ですか? P0F2Ecふふっ、/気が合いますね」
「ははは、本当そうだね」
n4ako_me00A
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n4ako_me00A
n4ako_me00A
「あ、中多さん」
「V9594Nm先輩。どうかしたんですか?」
「いや、こんな所で何をしてたのか/気になっちゃって……」
「V9595あ、美也ちゃんとお散歩してたんです」
「え? お散歩? 校庭で?」
「V9596はい」
「そっか……。あれ、でも美也は?」
「V9597それがEFe9出てきた途端にトイレに行きたく/なったみたいで……Fm3戻っちゃいました」
「あいつは……本当にしょうがないな」
「なんかごめんね」
「V9598い、いえ! EFe6m3楽しかったですし……/こうして先輩にも会えたので」
「そうだね、せっかくだし少し話でも/しようか」
「V9599あ、EcF2はい」
n4ako_me00A
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n4ako_me00A
「V0026あ……、EFe9m3おはようございます」
「おはよう中多さん」
「V0028今朝も寒いですね……」
「そうだね〜」
「V0030……その、EFe9m3失礼します」
「あ、うん。それじゃあね」
(いかんな、眠い……)
(昨日、ゲームに夢中になりすぎたな)
(このまま授業まで寝ようかな……)
(でもあと10分か……。中途半端だなぁ)
(う〜ん、コーヒーでも飲むか……。/よしっ、購買行こうっと)
(ふぁ〜〜〜)
(あれ? あそこにいるのは……)
「V2000EFe6m1うんしょ……。EFe6m4うんしょ……」
(……プリントを運んでるのか?)
「V2001Ecふぅ〜……」
「V2002うんしょ……」
(……ふらふらしてるよ)
「V2003うんしょ……」
(……危ないなぁ)
「V2004あっ……SdEcふぅ……」
(あ……、持ち直したか……)
「V2005……っと」
(あ〜あ〜……。だめだ……。/危なっかしくて見てられないよ……)
「中多さん」
「V2006ひゃっ!!」
「V2007あ……W45EF3Nm先輩」
「手伝うよ。どこまで運ぶの?」
「V2008そ、W45EF6そんな。悪いですから……」
「いいからいいから。ね?」
「V2009先輩……。ありがとうございます」
……こうして、/中多さんのプリント運びを手伝った。
(……それにしても)
(中多さんって、/何故かほっとけないんだよなぁ……)
(……)
(あぁ、そうか……。/子供がふらふら歩いているのを見て、/ハラハラしちゃう感じだな)
(……うん。納得、納得)
(……梅原に借りたこの本。/ちょっと確認しておかなきゃな)
(……よし、校舎裏にするか)
(うんうん……これといって誰もいないな。/それじゃあ裏手に……)
(あれ? 鉢植えが倒れてる……)
(……)
(……おいおい、このままにしておいたら、/なんだか僕が倒したみたいじゃないか)
(……え? 何なのこの罪悪感は?/自分はまったく悪くないのに、/すごく悪い事をした気分だよ)
(確かに倒したのは僕じゃない、/でも見てみぬふりをしたら一緒……。/そんな嫌な空気じゃないか)
(……仕方ない、直しておこう)
(う、ゴミが落ちてる……。/けしからん奴だな、こんなところに/コンビニの袋を捨てるなんて)
(……しょうがない、しゃがんだついでだ、/拾っておくか)
(……うん、ばっちり片付いたな)
(まあ、たまにはね……)
「V2010Nm先輩……」
「え?」
「あ、中多さん」
「V2011……先輩ってEoすごいです」
「V2012ずっと見てました……」
「V2013倒されてた鉢植えをFm3直してあげて……。/W45F3Ecゴミまで拾って……」
「あ、いや、それはたまたまっていうか」
「V2014先輩Fm3……」
「V2015私、EcFm9勘違いFm3していました……」
「勘違い? 何を?」
「V2016その、W45EoFe6m4男の人の事を……」
「V2017私、W45EFe6ずっとずっと男の人が怖くて……」
「V2018乱暴な人ばかりかと思っていました……」
「いや! その、なんていうか」
「V2019大きくて、W45Ec怖くて……」
(……僕の話聞いてないな)
「V2020でも……W45EoFe6m3そうじゃないんですね……」
「いや、だから偶然?/たまたま、っていうのかな……」
「……」
「V2021先輩……」
「な、何?」
「V2022Fm6Nm先輩って、Fm3控え目なんですね……」
「いや、そういう事ではなく……」
「V2023先輩……W45Fm3私……」
「は、はい?」
「V2024……Fm4あの」
「な、何かな?」
「…W45EFe9…W35EFe7」
「……?」
「V2025……や、EFe9やっぱり、EcFe9なんでもないですっ!/失礼しますっ!」
「あ、中多さん!」
(行っちゃったよ……。/なんだか壮絶に誤解されてる気がする)
(違うんだよなぁ、たまたまなのに……。/こういうのって妙に恥ずかしくて困る)
(むしろ僕はお宝本を、/読みに来ただけなのに……)
……こうして、中多さんに誤解された。
まあ、いいか……。
(……ようやく昼休みだ)
(今日は何を食べようかな)
「V0863おーい! Nm。お客さんだぜ」
「え、お客? 誰だ?」
「V0864まあまあ……。W45Eo早く行ってやんなよ。/可哀相に、一生懸命だぜ?」
「何がだよ? 一生懸命?」
「V0865ほらほら、W45Eo待たしちゃいけねえよ。な?」
「わかったよ……」
「あれ?」
「V2026Fm4あ、Fm3Nm先輩」
「どうしたの中多さん?」
「V2027あの、W45EFe7Fm4そのFm9……」
「V2028……その、W45Eoなんていうか」
(あ、そうか……)
「とりあえず廊下に出ようか?」
「V2029あ、W45EF3はい……」
「それで、どうかしたの?」
「V2030はい。その……」
「V2031Nm先輩……。/Fm4もうお昼ご飯Fm3食べちゃいましたか?」
「いや、まだだけど……」
「V2032よかったぁ……」
「?」
「V2033今日は、Fm3学食で食べられるんですか?」
「うん、そのつもりだけど」
「あ、よかったら一緒に食べる?」
「V2034あ、EFe7いえ! EFe9それは、ちょっと……」
「あ、そ、そうなんだ……」
(……な、なんなんだろう?)
「V2035あ、W15EFe7その、W15EFe6私も/一緒に食べたいんですけど……」
「V2036今日は、約束がFm6あるので……」
「そうなんだ」
「V2037はい……」
「……」
「え、ええと、それじゃ何の用かな?」
「V2038は、W45EFe9はい……。/W30EFe7あの、W45EFe9よかったら、W30Ecこれ……」
「え? これは?」
「V2039お、お弁当です」
「お弁当……? わざわざ僕に?」
「V2040その……」
「V2041あの、W45EFe7美也ちゃんが、/W15EFe9いつも学食で『味気ないなぁ』って/言ってて……」
「V2042私、W45Ec時々お弁当作っているので、/W45EoFe7その、W15EFe9一緒に……」
「ああ、なるほど。/美也の分と一緒に作ってくれたんだね」
「V2044あ、EFe6いえ……Ecその……」
「違うの?」
「V2045そ、EFe9m3そうです……。/EcFe6m4せっかくなので、Fm3作ってみました」
「そっか……」
「わざわざごめんね」
「V2046いいえ、EoF3ついでですから」
「それじゃあ、/ありがたく食べさせてもらうよ」
「V2047は、EF3はい」
「V2048そ、それでは失礼します」
「うん。それじゃあね」
(いやぁ、美也に見習わせたい……。/いい子だよなぁ……)
(おおっ!/しかも今日の昼代が浮くじゃないか)
(役得、役得)
……こうして、中多さんの手作り弁当を食べた。
中多さんのお弁当は、/味もバランスもボリュームも満足だった。
(あ! そうだ。中多さんに弁当箱を/返さないとな……)
(よし、行くか……)
(う……)
(……なんか照れくさくなってきたな。/美也も作ってもらったって言ってたし、/一緒に返してもらうか)
(えーっと、美也は……)
「V0259あっ! お兄ちゃん」
「お? 美也」
「V0260Fm4なーにFm3してるの?」
「あーっと……これなんだけどさ」
「V0261ん? Fm3なになにー?/Ec美也にプレゼントーEo?」
「違うよ、弁当箱を持ってきたんだよ」
「V0262ふぇ? 弁当箱?」
「悪いんだけど、/中多さんに返しておいてくれ」
「V0263弁当箱? EF4紗江ちゃんの?」
「うん。美也も作ってもらったんだろ?/中多さんに」
「V0264ええーっ! EFe9m4何それ?/W45EFe9m6美也知らないよ!?」
「え? だって……」
「V0265詳しく話してよお兄ちゃん」
「いや、詳しくったって。中多さんが……」
「V0266えーーーーーっ! EFe8美也聞いてなーい」
「ええっ? だ、だけど……」
「V0267お兄ちゃんだけずるいよー。/Fm4美也にも食べさせてよー」
「し、知らないよそんなの……」
「V0268ずるいずるいー!」
「ずるいって言われても……」
「V0269……」
「V0270どうだった? 美味しかった?」
「あ、ああ。美味かったよ。/おかずもいっぱいあったしな」
「V0271んもーー。何それー。/EFe9m6やっぱりずるいー。EcFe8m6美也も食べるー」
「た、頼めばいいじゃないか……」
「V0272……何お兄ちゃん。/勝ち誇っちゃってるの?」
「そ、そんな事はない!」
「V0273自分は頼まなくても/Fm3作ってもらったんだぜー……。/W45EoFe8m4そんな顔してる」
「し、してない!」
「V0274ふーん」
「と、とにかくこれ、/渡しておいてくれよな」
「V0275あーっ、Fm6逃げちゃダメーFm8!」
「じゃあな!」
「V0276にぃにの馬鹿ーっ!」
(馬鹿はどっちだよ……。/学校でにぃにって呼ぶなよなって……)
こうして、美也に弁当箱を渡してしまった。
……でも、中多さんはなんであんな嘘を?
……。
う〜ん、女の子はわからないなぁ……。
(あ! そうだ。中多さんに弁当箱を/返さないとな……)
(危ない危ない……忘れるところだったよ)
(よし、行くか……)
(う、なんか照れくさい……。/けどちゃんと返さないとな……)
(えーっと、中多さんは……)
「V2049あっ、Nm先輩」
「あ、中多さん。ちょうど良かった」
「V2050私に何かご用ですか?」
「うん、お弁当箱返そうと思って。/一応水洗いだけはしておいたんだけど」
「V2051わざわざありがとうEcF2ございます」
「いやいや、僕のほうこそありがとう。/すごく美味しかったよ」
「V2052え……」
「V2053お、美味しかった……EF4ですか?」
「うん。すっごく美味しかったよ」
「V2054よかった……」
「おかずも一杯で、どれも美味しくて……、/美也にも見習ってほしいよ」
「V2055え? 美也ちゃんに?」
「あれ? 知らなかった?/美也のやつ、料理はてんで駄目なんだ」
「V2056そうなんですか?」
「うん。何故か、レシピ通りに/作れないんだよね」
「いつも『隠し味が大事なんだよー』って/チョコレートとか味噌とか色んな物を/ドバドバ入れるんだ」
「V2057ドバドバですか……」
「全然隠れてないんだよね、隠し味なのに」
「V2058くすくすっ……」
「ははは」
「V2059ふふふっ、W45EoFe6美也ちゃんらしいですね」
「まあね……。でも毎回試食させられる/のには本当に参っちゃうよ」
「V2060くすっ」
「あ〜あ、中多さんくらい/料理が上手ければなぁ……」
「V2061あ、W45EFe3m4もし宜しFm3ければまた作ってきます」
「ほんとに? いいの?」
「V2062はい……W30EFe9もちろんです」
(う〜ん、中多さんはいい子だなぁ……)
「V2063どうかしましたFm3か?」
「あ、うーん……」
「中多さんがうちの妹なら良かったなぁ、/なんて考えてたんだ」
「V2064え?」
「優しいし、料理も上手だしね」
「V2065そ、W45Ecそんな事ないです……」
「……」
「V2066あ、EFe6だ、W15Fm6駄目です……」
「え?」
「V2067先輩の妹じゃ……W45Eo駄目なんです」
「あ、もちろん冗談だよ。こんな兄じゃ/中多さんには相応しくないだろうしね」
「V2068いえ! W45EFe8m6そんな事ありません。/W45EcW4EhFe6m4……そういうんじゃFm6ないんです」
「え? あ、うん……」
「V2069Nm先輩とは、/Fm3ずっと一緒にいたい、Fm6でも……」
(中多さん……)
「V2070Fm4妹じゃなFm3くて……」
「……なくて?」
「V2071Fm4その、W45EcFm7一人の異性として……、/W45EhFm3側にいたいんです……」
「そ、そうなんだ……」
「V2072ご迷惑でしょうか?」
「い、いや迷惑じゃないよ……」
「V2073良かった……」
(……)
(あれ?/なんかすごい事言われた気がする)
「V2074あ、EFe7わ、EF2私そろそろ帰ります」
「う、うん……」
「V2075それでは失礼します」
「あ、うん……」
(あれ? これはなに……?)
(……ま、まあいいか)
(あまり考え込んでもな……。/うん、そうだそうだ)
(自意識過剰は良くないからな……)
(……期待しすぎると、/ロクな事にならないんだし)
(……あの時もそうだったしな)
こうして、中多さんに弁当箱を返した。
(やっと昼休みだ……)
(退屈な授業で/思わず眠くなっちゃったよ……)
(とりあえず食堂にでも行くか)
(今日は何にしようかなぁ……)
(やっぱりラーメンかな……)
(いや、時には冒険も必要だろう)
(しかしリスクが……。/悩ましい問題だぞこれは)
女の子
「V2076Nm先輩っ」
「え?」
「あ、中多さん。え? いつから?」
「V2077ふふ、W45Eo教室を出てからです」
「V2078くすっ、W45EoFm4私ちっちゃいから/EFe9気付いてもらえないのかとFm3思いました」
「そ、そんな事ないよ」
「V2079あ、Eoいいんです。W15Fe2Ec本当の事ですし。/W45Eo以前ほど気にならなくなりましたから」
「ほんと、ごめんね。/昼ご飯のメニューで悩んでたからさ」
「V2080あ、W45EFe6m3よかった……」
「V2081また、W45EFe3お弁当作ってみたんですけど……」
「え? また作ってくれたの?」
「V2082はい……」
「美也の分も?」
「V2083あ、EF6いえ……。/W45EFe9m4今日はFm9先輩の分だけなんですけど……」
「そ、そうなんだ……」
「V2084Fm3はい……。P0Fe6m4W45それで、Fm3よかったら……」
「……」
「V2085一緒に……W30Wv90W15食べて頂けないでしょうか?」
(美也にばれるとうるさそうだな……)
(っても、あんな顔されちゃうとなぁ……)
「ありがとう中多さん。/遠慮なく食べさせてもらうよ」
「V2086は、W45EF3はい!」
「じゃ、じゃあどこで食べようか?/食堂にする?」
「V2087あ、W45EF2よかったらなんですけど……」
「なるほど。家庭科室かぁ……」
「V2088美也ちゃんに教わったんです。/W45静かに食べたい時はお薦めEcだって」
(……勝手に使っていいもんなのか?)
「V2089あ、W45EF3ちゃんと先生に許可を頂きました」
「そうなんだ……。/随分手回しがいいんだね?」
「V2090それも美也ちゃんに教わりEcました」
「あいつ、中多さんに/変な事ばっか教えてそうだなぁ……」
「V2091ふふ、W45Eoそんな事ありませんよ」
「V2092すぐに準備するので、/W45Fm4ちょっとだけFm2待っててEcください」
「うん」
(……どんなお弁当なんだろう。/なんだかワクワクするな)
「V2093はい、お待たせしました」
「お、サンドイッチなんだ」
「V2094はい」
「おかずもいっぱいあるんだねー。/おおっ、から揚げもあるぞ」
「V2095あ……。好物だって、/美也ちゃんから聞いたので……」
「そうなんだ、ありがとう」
「うーん、どれも美味しそうだね」
「V2096あ、もう一品あるんです」
「もう一品?」
「V2097はい、どうぞ」
「え? これは……。シチューだよね?/まさか、学校で作ったの?」
「V2098いいえ、昨日家で作ったんです」
「V2099冷凍したシチューを学校で解凍しました」
「どれどれ……」
「V0100……お味はどうですか?」
「お、美味しいよ!」
「V2100よかった……」
「学校でシチューが食べられるなんて……。/この時季にはぴったりだね」
「V2101ふふっ、私も大好きです」
「V2102……喜んで頂けてよかった」
「すごいね中多さん。感心しちゃうよ」
「V2103いっぱい食べて下さいね」
「うん……」
(……それにしても、/中多さんはいい子だなぁ)
「V2104あ、サンドイッチもどうぞ」
「う、うん……」
(なんでこんなにしてくれるんだろう?)
(……まさか、僕の事が)
(……いやいや、考え過ぎだろ)
(そうに決まってるよ……)
……こうして、中多さんとお弁当を食べた。
いやぁ、中多さんは料理が上手いなぁ……。
(美也……辞書を勝手に持っていくのは/許そう……だがちゃんと返せ……)
(教室にはいなかったし……。/後はどこだ?)
(……くそ、とりあえず片っ端から回るか)
(おお! この寒い中屋上に誰かいる……)
(僕の勘もなかなか冴えてるじゃないか)
(あれ……美也じゃないな)
(中多さんだ……)
「……」
(何してるんだろう……。/元気がない感じだけど……)
(う〜ん……)
(中多さんとは結構話すようになったけど、/彼女の事全然知らないなぁ……)
(よしっ)
「中多さん」
「V2105あ、W45EF3Nm先輩」
「何してたの?」
「V2106え?」
「なんだか元気なさそうだったから、/気になっちゃって」
「V2107あ……」
「V2108前の学校の事思い出してたんです」
「あ、転入してくる前の学校?」
「V2109はい……」
「どんな学校だったの?」
「あ、話しづらい事なら別に……」
「V2110いいえ。W45EFe6……聞いて下さい。/W45Ecあまり面白い話じゃないんですけど」
「V2111……聞いて欲しいんです」
「うん」
「V2112私のいた学校は、女子校だったんです」
「V2113幼稚園から大学まで一緒になってる、/そんな学校で……」
「な、なんだかすごそうだね」
「V2114クス、そんな事ないんですけどね」
「V2115……あまり友達もいなかったので、/ずっと大人しく過ごしていたんです」
(まあ、そんな感じだもんな……)
「V2116でも、高等部になると、/この身長がすごく目立ったみたいで」
「うんうん」
「V2117その、悪気はないと思うんですけど……」
「……悪気はないけど?」
「V2118……なんていうか、/すごく可愛がられてしまって」
「え?」
「V2119……先輩とか、大柄な方たちから、/過度のスキンシップを……」
「スキンシップって?」
「V2120その、む、胸を触られたり……」
「う、うん……」
「V2121キ、キスを迫られたり……」
「ええっ? キス?」
「V2122は、はい……」
「じゃ、じゃあ中多さんって……。/キスした事、あるの?」
「V2123な、ないです!」
「そうなんだ……」
「V2124……く、唇はないです。/ほっぺとか色々されましたけど」
「い、色々……」
(い、色々ってどこだよ!?/き、気になるじゃないか……)
「V2125……こんなの、おかしいですよね?」
(あのほっぺに……)
(……柔らかそうだなぁ)
「V2126あの、Nm先輩?」
「え、あ、うん」
「V2127ですよね……」
「あ、いや……。そのしょうがないよ」
「V2128えっ?」
「あ! 違うんだ、ごめん。/中多さんのほっぺ可愛いから……」
「V2129え、SEFe7m5えっ?」
「い、いや! 違う!/そうじゃなくて……」
「その、人が人を好きになるのに、/理由はいらないっていうか……」
「V2130え?」
「多分、その女の子も中多さんが好きだった/んだと思う……」
「V2131好き……W45EcW4Ehですか?」
「人間的にとても好きとかかな……。/だから決して意地悪をしてたとか、/そういう事じゃなくて……」
「友達同士の好きがちょっと行き過ぎ/ちゃったんじゃないかな……」
「V2132友達同士の好き……」
「はは、何言ってるんだろうね……」
「V2133先輩……」
「ごめん。なんかおかしな話にしちゃって」
「V2134いえ、W45Ecいいんです」
「まあ、その……、/あまり悪い方向に考えないで」
「も、もてるのがちょっと羨ましいくらい/だよ……ははは……」
(まいったな……何言ってるんだろう……)
「V2135先輩……」
「V2136……少しかもしれませんけど/W45EcFm3先輩の言ってる事Fm6わかる気がしまFm3す」
「そ、そう?」
「V2137ずっとずっと悩んでたんですけど……」
「うん……」
「V2138あまり悪い方向に考えなくても/Eoいいのかなって……」
「そ、そうだよ」
「何事もいい方向に考えないとね!」
「V2139はい」
「V2140先輩、W45Fm3やっぱり優しい……」
「え? な、何?」
「V2141い、SEFe7いえ、W30EF3なんでもないです」
「え、でも……」
「V2142わ、W45EFe6m3私そろそろ行きますね!」
「V2143失礼します」
(……何事もいい方向に、か)
(ははっ……僕が言うなって話だよな)
「V2144あ、先輩」
「は、はいっ!?」
「V2145先輩のおかげで少し元気になれました。/ありがとうございました」
「あ……」
(……)
(まあ、こういうのもたまにはね……)
……こうして、中多さんと話をした。
話に夢中になりすぎて辞書を回収できなかった。/とほほ……。
(う〜ん、大満足。今日の定食は久しぶりに/当たりだったな)
(……そして天気も良い)
(よし、せっかくだし、/たまにはテラスでのんびりしよう)
(……空が青いな)
(何故だろう……最近中多さんの事が/気になるんだよなぁ)
(……美也の友達だからかな?)
(……)
女の子
「V2146あ、Nm先輩」
「え?」
「V2147こんにちは。何していたんですか?」
「あ、中多さん……。/なんとなく空を見てただけだよ」
「V2148そうなんですか……。/W45EF3大人っぽくて……なんだか素敵ですね」
「へ? ……素敵?」
「V2149あっ! W45EF7いえ……EF6その……。/Wv120P3EFe7m4W45そ、EFe9m3空です。S空が素敵だなぁって……」
「あ、うん。そうだよね」
「V2150あの、W45EFe9その……」
「何?」
「V2151ご一緒させてもらっても、Fm3いいですか?」
「え……」
「V2152あ、W45EFe9お邪魔だったらいいんです」
(う、こんな顔されちゃうとなぁ……。/断れないよな)
「いや、別にいいよ。大丈夫」
「V2153ありがとうございます!」
「V2154ふふっ」
「は、ははは……」
「V2155すごく、青いですね……」
「そうだねぇ……」
「……」
「V2156私、テラスでこんなにのんびりしたの、/初めてです」
「そうなんだ? 結構いいもんでしょ」
「V2157そうですね」
「ただねぇ……」
「V2158……ただ?」
「この時季はちょーっと寒いよね。/春とか秋くらいが丁度いいんだよね」
「V2159ふふっ、そうですね」
「V0866よっ!」
「V2160えっ?」
「V0867な〜にやってんだNm」
「梅原……。何って、別に……ねえ?」
「V2161あ、EF6はい……EF6特には……」
「V0868そんな感じには見えなかったぜぇ?」
「そ、そうか?」
「V0869あれ? W45EFe9m3もしかしてお邪魔だった?」
「馬鹿言えよ……邪魔な訳ないだろう」
「V2162……わ、W45EFe7私、W45EFe9その」
「中多さん?」
「V2163し、W45Ec失礼しますっ!」
「あ……」
「V0870すまん!! W45Ec本当にすまん!」
「な、何謝ってるんだよ……」
「V0871邪魔するつもりじゃなかったんだ……。/W45Ec上手い事、盛り上げようと……」
「梅原……」
「V0872面目ねぇ……」
「……馬鹿だな。そんなんじゃないよ」
「V0873Nm……」
「中多さんとはそんなんじゃないって」
「V0874そうなのか?」
「ああ……」
「V0875でも、彼女はまんざらでもなさそうだった/けどよ……」
「気にしすぎだって」
「V0876そっか? W45EF6それならいいんだけど……」
「大丈夫大丈夫……」
(そうだよ、僕は年上の人が好きなんだし)
(……彼女とはなんともないんだよ)
……こうして、梅原に変な気を遣わせた。
後で、中多さんにもフォローしなきゃな。
(中多さん、まだ学校にいるかな?)
(えーっと……。お、いたいた)
「中多さん」
「V2164あ、Nm先輩」
「V2165もしかして私にご用ですか?」
「あ、うん。そうなんだ」
「V2166何でしょうか?」
「あの……」
「……」
「ごめんね。梅原が……あ、僕の友達が/失礼な事言って」
「V2167えっ……」
「悪いヤツじゃないんだけど、/ちょっとテンションが高いっていうか、/人懐っこいっていうか……」
「V2168い、いいえ! W45EFe7m9私のほうこそ……。/W45Fe9Ecごめんなさい」
「え?」
「V2169あんなに失礼なFm9態度を……」
「あ、いや……」
「V2170やっぱり、苦手で……」
「苦手?」
「V2171男の人とか……W45EF9背の大きい人が……。/W45Ec怖いんです」
「ああ、そっか……」
「V2172どうしても慣れなくて……。/W45Ecそれで、あんな風に……」
「中多さん……」
「V2173謝りに行こうって、W45Fe7Ec思ったんですけど、/W45EoFe9m4何て言えばいいのか、分からなくなって」
「い、いや、そんな……。/あいつなら大丈夫だよ。気にしないで」
「V2174でも……」
「大丈夫。本当に大丈夫……。/だからそんなに悲しそうな顔しないで」
「V2175……Wv30先輩。Wv120W150Fe6EcW60ありがとうございますWv400」
「そのうちちゃんと紹介するよ。/あっ、中多さんが嫌じゃなければね」
「V2176は、W45EFe6m3はい……」
「すごくいいヤツなんだよ……。多分」
「V2177え? ……多分なんですか?」
「あー、う〜ん……」
「いや、長い付き合いだからさ、/なんか素直に誉めるのが気持ち悪くて」
「V2178ふふっFm2、W45EoF3そうなんですか」
「そうそう、笑ってるほうがいいよ。/中多さんは」
「V2179え? W30EW12EW30B100EFe6m3……は、はい」
「あ、いや、その……」
「V2180先輩……Wv120W45ありがとうございます……」
「う、うん……」
こうして、何故か梅原のフォローをした。
……でも、年上の男が苦手って、僕は?
……僕って男らしくないのか?
(眠い……すっごく眠い……)
(眠気覚ましに屋上にでも行ってみるか)
(う、さ、寒い!)
(でも目が覚めていい感じだ……)
(さすがに人もいないよなぁ……寒いもん)
「V2181あ、W60Nm先輩」
「え?」
「V2182よかった……」
「もしかして僕に用事?」
「V2183あ、W45EFe2m3用事ってほどじゃないんですけど、/廊下で先輩を見つけたので追いかけて/来ちゃいました……」
「あ、そうだったんだ」
「V2184先輩は屋上でFm3何をしてらしたんですか?」
「あ〜、ちょっと眠気覚ましに」
「V2185あ、W30Wv70EFe6m3なるほど……W45Wv190EFe2屋上はEc寒いですからね」
「うん、おかげですっきりしちゃったよ」
「V2186くすっ、W45Eoそれは良かったです」
「う……」
「V2187わEF9わ……」
「はは、やっぱり寒いね。戻ろうか?」
「V2188あ、W45EF3はい……B20P3Fe7m4W45あっ、Fm3先輩」
「うん? どうかした?」
「V2189あ、W30あの〜……。W30Wv270Fm4先輩のお誕生日って/Wv430Fm3いつごろなんですか?」
「え? あ……そういえばもうすぐだ」
「V2190そ、そうなんですか」
「うん」
「V2191……そうなんですか」
「え? そ、そうだけど……」
「……」
(こ、これはなんなんだろうか……。/もしかして……)
「V2192せ、先輩はFm4その……」
「うわ……」
「V2193ひゃっ!」
「はは、も、戻ろうか?」
「V2194そ、Fm3そうですねEc」
「さっき言いかけたのって何?」
「V2195あ、W60EF7えーっと、EF9それは……」
「はくしゅ!」
「V2196っくしゅEoFe9ん!」
「と、とにかく戻ろう」
「V2197Fm3はい」
……こうして、中多さんと寒い思いをした。
はくしょん!
「V2198ねえ美也ちゃん」
「V0277どうしたの? 紗江ちん」
「V2199Nm先輩の好きな物って何かなぁ」
「V0278え? お兄ちゃんの? どうして?」
「V2200え……そ、それはその……」
「V0279どうして? どうして聞きたいの?」
「V2201あ、み、美也ちゃんその手は何……」
「V0280にしししし、これは紗江ちんに素直に/お話してもらうための手だよ」
「V2202あ! み、美也ちゃん!」
「V0281さあ、お話して紗江ちゃ〜ん」
(やっと昼休みだ……。長かった……)
(途中からお腹が空いて、ずーっと/ラーメンの事しか考えられなかった)
(よし! いざラーメンを食べに行こう)
(メインは決まった……。/問題はそれ以外をどうするかだ)
(大盛りにするか、ご飯をつけるか……)
(もしくは、単品のおかずを買うか……)
女の子
「……」
(これは難しい問題だな……)
「V2203あの……Nm先輩」
「え?」
「あ。中多さん。もしかしてずっといた?」
「V2204はFm3い」
「V2205とても真剣なFm3表情だったので、Wv150W30EcFe6m4中々話し/掛けられなくてWv340……。Wv450W30EoFe9m3お邪魔でしたか?」
「あ、いや。平気だよ」
「白状しちゃうけど、昼ご飯のメニューを/どうするか悩んでただけだし」
「V2206あ……」
「V2207あの……、EF7その……EFe9m3もし……」
「うん? どうかした?」
「V2208良かったら……、Fm4お弁当を/一緒に食べてFm3頂けないですか?」
「お弁当? 僕のも?」
「V2209Fm4は、Fm9はい。Fm3もちろんです」
(……え、えーと)
(あんな顔されたら断れないよ……)
「ありがとう。遠慮なく頂くね」
「V2210は、W45EF3はい!/P0EcFe2W45ありがとうございます先輩」
「はははっ、ありがとうは僕の台詞だよ」
「V2211あ、EFe6m2そうですね……」
「ははははは」
「V2212ふふふっ」
「えーっと、それじゃあどこで食べようか?/食堂? テラス?」
「V2213あ、Fm3W60EF2実は行きたい場所があるんです……」
「え? どこ?」
(……中多さん、なんで/こんなによくしてくれるんだろう?)
(……まさか、僕の事が)
(……いやいや、考え過ぎだろ)
(そうに決まってるよ……)
……こうして、中多さんとお弁当を食べた。
女の子の手作り弁当って……いいもんだな。
(うわ、この文庫本図書室で借りたやつだ)
(返却期限……1ヶ月前だ……。/怒られる前に返しに行こう……)
(ふぅ……ちゃんと返しに来たのに/怒られたよ……当たり前か)
(……う〜ん)
(……せっかくだし何か読むか)
(どうしようかな?)
・男は黙って歴史小説
・時にはしっとり写真集
・スタンダードに新聞
(これだな……)
(数ある歴史小説の中で傑作の呼び声高い、/『織田信長の侵略絵日記』……)
(第六天魔王と呼ばれ恐れられた武将)
(そんな信長の半生を、信長の一人称形式で/紐解いていく意欲作……)
(って、まあ傑作と思ってるのは/少数派らしいけどね……。/久しぶりに読んでみようっと)
(やっぱ面白いなぁ……。/人気ないらしいけど、なんでだろう?)
(この信長が光秀の心意気にうたれる/描写とか最高だと思うんだけどなぁ……)
「V2214Nm先輩」
「えっ?」
「あ、中多さん」
「V2215読書ですか?」
「あ、うん。なんとなくね」
「V2216何読んでるんFm3ですか?」
「えっと『織田信長の侵略絵日記』って/歴史小説。あまり人気はないんだけど、/僕は結構好きなんだ」
「V2217歴史小説ですか……。/W45EF2先輩、すごいんですね」
「いや、別にすごくなんかないよ。/読みやすいから、なんとなく好きなだけ」
「V2218読みやすいのはいいですよね」
「うん、僕はね……。/あ、ところで何か用事?」
(世界中の雲を撮影した写真集。/『俺の雲』……)
(世界を旅しつつ、雲を撮り続ける……。/粋な生き方だよなぁ)
(この雲につけられた/コメントがいちいちしびれるんだよね。/久しぶりに読むか)
(この『俺は世界と恋愛してえ……』って/台詞。突き抜けてて格好良いな……)
「V2219先輩」
「V2220読書ですか?」
「V2221何読んでるんFm3ですか?」
「えっと『俺の雲』っていう写真集なんだ。/人気はないんだけど僕は結構好きでね」
「V2222写真集ですか……W45EF2素敵ですね」
「素敵っていうのかな……。/カメラマンのコメントが面白くて」
「V2223はぁ……W45EF7コメントですか……」
「僕はね……。ところで何か用事?」
(経済から芸能スポーツまで、ジャンルを/問わず幅広く、そして独自の視点でカバー/している『突撃新聞』……)
(連載されているコラムも面白いし、/特集記事が毎回読み応えあるんだよなぁ)
(って、思っている人はあまりいない/みたいだけどね……。なんでだろう)
(へぇ〜……。ついに結婚かぁ……。/年貢の納め時ってやつかな?)
(この役者も大分好き勝手やってたし、/もう十分遊んだって事だろうな)
「V2224先輩」
「V2225あ……EFe2図書室に/Fm3新聞なんてFm2あるんですね」
「そうだね、あまり読んでる人はいない/みたいだけど、コラムとかが面白いから/時々読むんだ」
「V2226す、Fm3すごいですねEcF2先輩」
「え? そ、そうかな?」
「V2227すごいです。W45Eoパパ……EF4W45EF7じゃなくて、/W45EFe2m3お父さん以外で新聞を読んでる人初めて/見ました……」
「あ……そ、そう?」
「V2228先輩って……W45Ec大人なんですね」
「い、いやたまたまだし……。/ところで僕に何か用事かな?」
「V2229あ、W45EF7その……」
「V2230用って訳じゃないんですけど……。/W90Wv240EF6もしかしてお邪魔でしたか?」
「あ、ごめんごめん。/そういう意味じゃないんだけど」
「V2231よかっEcた……」
「V2232その……。W45EF6先輩のお邪魔に/ならないようにしますので、/Fm4私も一緒に本を読んでてもFm3いいですか?」
「え?」
「V2233あ、W45EFe7だ、W45EF6駄目でしょうか?」
「いや、駄目って事は……」
(うーん……どうしたものやら……)
「V2234やっぱり、W45Ecお邪魔ですよね……」
「い、いや、平気! 大丈夫だよ」
「V2235あ、W45Wv120EF3ありがとうございます!/W45Wv240EFe9では、失礼しますねEcF3先輩」
「そ、それじゃ座ろうか……」
「V2236……よかった」
(う、こんなにくっつかなくても……)
「……」
(……いい匂いがしてくるしさ)
(とか思ってると、/さらに寄り添ってくるし……)
「V2237……あ、何か?」
「う、ううん……なんでもないよ」
「V2238はい」
(……って、なんでもあるよ!/こんなんじゃ集中出来ないって)
「中多さん!」
「V2239は、EF4はい?」
「あのね! ……その……。/なんていうのか……」
「V2240はい?」
「男にそんなに近づいたら駄目だよ。/わかるでしょ?」
「V2241な、W45EFe9m7なんでですか?」
「な、なんでって……。/そういうのはね、なんていうか/好きな人にだけするものなんだよ」
「V2242は、W45EcFe7m3はい……」
「男ってのは、その、/あまりくっつかれたりすると……」
「V2243……すると?」
「か、勘違いするの! 危ないの!/だから駄目なんだよ。わかるよね?」
「V2244危ないんですか?」
「そ、そうなの……危ないの」
「V2245……先輩もEF6危ないんですか?」
「い、いや、それはその……。/なんていうのかな……」
(なんて顔するんだよ……。/まるで僕が苛めてるみたいじゃないか)
「いや、その、危なくはないけど」
「V2246良かっFm3た……。/W45EoFe9m3やっぱり先輩は優しい人なんだ」
「でも、そういう事じゃなくって……」
「V2247じゃなくって?」
「……その」
「V2248あ、W45EcW4EhF6もしかしてご迷惑でしたか?」
「え? いや……」
「V2249私……W45Wv150嬉しくて……/W45Wv320先輩に甘えちゃって……」
(……こ、この目が)
「V2250Fm9ごめんなさい……」
「いや! そんな事はないよ……。/迷惑なんて事は……」
「V2251本当Fm3ですか?」
「う、うん……」
「V2252……よかった」
「あ……」
「V2253あ……」
「V2254それでは失礼します」
「う、うん」
(う〜ん、困ったな……)
(困る? 困ってるのか僕は? 何で?)
(……)
(……中多さんに、懐かれて)
(懐かれてるよな?)
(う〜ん……って! 授業が!)
(やばい、急いで戻らないと)
……と、慌てて教室に駆け込んだ。
……美也がひっついてくるのは平気なのに。
なんで中多さんは駄目なんだろう。
そもそもなんで僕に引っ付いてくるんだ。
寂しがり屋なのか!?
と、そんな事を考え込んでたら先生に/こってりしぼられた……。
(ふぁ〜……眠い……)
(次の授業は……。数学か)
(数学……よりによって数学……。/この眠い時に数式なんて言われてもなぁ)
(……あれ、そういえば課題出てたよな)
(まずい! やってないよ!?/い、急いでやらないと)
(とりあえず、教科書とノートを……)
(ん? なんだこれ)
(手紙? ……封筒には何も書いてない。/また、梅原あたりのいたずらか?)
(どれどれ……)
(えーっと何々……)
(NmNn様。どうしても、/会ってお話したい事があります。/放課後、校舎裏へ来て頂けませんか?)
(おいおい、ベタ過ぎるだろ……。/もうちょっと工夫をしてくれないと……。/眠気もさめないよ……)
(1−B中多紗江ねえ……)
(……1−B中多紗江?)
(な、な、中多さん!?/えっ? これ中多さんからなのか?)
(い、いったい何なんだ……)
(さすがにいたずらじゃないよな……)
(……)
(何だってまた突然に……)
(よ、用事なら手紙に書けばいいのに……)
(わざわざ待ち合わせして……)
(待ち合わせ、だよな……)
(……くそっ、何を思い出してるんだ)
(……どうしよう)
(行くべきだよな……でも……)
(帰って、温まらないと……)
(ゆっくり温まろう……)
(授業だ……)
(……とりあえず、放課後までに決めよう)
(放課後だ……)
(どうする……)
(どうもこうもないよな……。/あの時とは違うんだし……)
(でも……いったい何の用だろう……)
(……)
・校舎裏に行く
・校舎裏に行かない
(行こう……)
(あんな思いを中多さんにさせちゃ駄目だ)
「中多さん!」
「V2255えっ?」
「V2256Nm先輩……。/W45EFe6来て……くれたんですね」
「遅くなってごめん……その……」
「V2257いいんです。W45EoFm4……Wv115その、/W60Wv230Fm9突然呼び出したりして、W60Wv400Ecごめんなさい」
「あ、ううん……それはいいんだけど」
「……」
「いったい何の用なのかなぁって……」
(な、なんだって僕まで緊張してるんだ)
「V2258先輩」
「は、はい」
「V2259私、Wv190先輩が……」
(ま、まさか……)
(いや、でも……)
「V2260Nm先輩が……」
「V2261Nm先輩がFm2好きです。/W60Wv190Fm4もしFm6良かったらW45Wv330LdMo私McとMhW4McLe……」
(告白……されたのか? 本当に?)
「V2262私と、W60Wv160お付き合いして下さい」
(……信じられない)
「な、なんで?」
「V2263えFm4?」
「あ、いや……。その、僕なんかの/どこがいいのか……わからなくて」
「V2264そんな……」
「V2265Nm先輩はFm4すごくFm3いい人です!」
「いい人? ……僕が?」
「V2266優しくて……W45Wv130EFe9格好良くて……。/EcFm4す、W15Wv280EoF3素敵な人です……」
(素敵な人!? 誰の事だよ……)
(な、何がなんだかわからない……)
(中多さんに好かれるような事したか?/大体僕は年上が好きなのに……)
「V2267あっ……W45Wv210EF6ご迷惑でしたら、言って下さい。/W45Wv510Ec私、Eoちゃんと諦めます。EFm3大丈夫です」
「い、いや……迷惑じゃないよ」
「迷惑なんかじゃない……けど」
「V2268けど?」
「その……」
「V2522……」
「V2269いきなり我侭な事言ってごめんなさい。/W120Wv300EF6私なんかじゃW45Wv450駄目ですよね……」
「いや! そうじゃなくて……」
(ど、どうする? どうするよ?)
「中多さん……」
(中多さん……。震えてる……。/寒いからだけじゃないよな……)
・付き合おう
・付き合えない
「つ、付き合おうか……」
「V2270え……」
「あ、だから、その付き合ってみる?」
「V2271……ですか」
「え?」
「V2272ほ、W120本当ですか?」
「V2273先As0b0輩っ!」
「うおっ」
(うわ……何これ? 抱きつかれてるの?)
「V2274先輩っ! 先輩っ!」
(このふくらみって……そうなのか?)
「V2275……ありがとうございます。/私……すごく嬉しい」
(き、気持ちいいんだけど……/このままじゃ……)
「な、中多さん……」
「V2276はい……なんですか先輩」
「ちょっと……苦しいかも……」
「V2277えっ……あ……」
「V2278ご、W120ごめんなさい……。/W45Wv320EFe7私W90嬉しくて……W15EFe9つい……」
「いや、いいんだけどね」
「V2279えへへ」
「ははは」
「V2280先輩?」
「中多さん。お願いがあるんだけど……」
「V2281は、W45EF2はい! W45Wv190Ecなんですか?/EoW45Wv300私先輩が望むなら何でも頑張ります」
「V2282はい……。W30Ec私の出来る事……EoFe6全て……」
「あ、いや、そうじゃなくて……」
「V2283なんでしょFm2う?」
「その、ゆっくり、じっくり行きたいんだ」
「V2284……ゆっくり、EFe9Fm4じっくり、EFe9m3ですか?」
「なんていうか、/急な話ですごく驚いちゃったし……」
「V2285あ……」
「だから、なんていうかお試し期間?/そんな感じでお願いできないかな?」
「V2286お試し期間ですか……」
「あ! 勘違いしないで欲しいんだけど、/僕が中多さんを試したいんじゃないんだ」
「V2287え……?」
「なんていうのかな……変なお願いだとは/思うんだけど中多さんに試して欲しい」
「V2288そ、そんな私がFm9試すだなんて!!」
「お願いだよ中多さん……」
「V2289先輩……」
「V2290わ、W90EoFe6わかりました」
「あ、ありがとう……。/その、な、なんだか混乱しちゃってさ」
「V2291い、EF6いえ……W45EFe7m3当然だと思います……。/W45Wv230EFe9m3いきなり、EFe6こ、W45こんなお願いしちゃって」
「え、あ……うん」
「V2292そ、それでは……W45EF6その……」
「V2293こ、EFe3W45EFe6m3これからFm4そFm3の……/W45Wv280EFe2m3Ecよろしくお願いします」
「あ、こ、こちらこそ……」
こうして、お試し期間だけど彼女が出来た。
すごく素直に喜ぶ中多さんに比べて僕は……。
……これでいいのか?
彼女が僕のどこに好意をもってくれたか、/それが理解できない……。
もしかして、一時の気の迷いなんじゃないのか?
それともからかわれてるとか……。
「ごめん……付き合えないよ」
「V2294あ……」
「V2295……ありがとうFm3ございます」
「えっ?」
「V2296きちんと断ってくれて……」
「V2297ずっと女子校だったので……」
「うん……」
「V2298あまり男の人と/Eo話した事もなかったFm3から……」
「V2299先輩の優しさに甘えちゃって……。/W90Wv300EoFm6ご迷惑でFm3したよね」
「迷惑なんかじゃないよ!」
「V2300え?」
「迷惑だなんて……思った事ないよ」
「V2301先輩……」
「中多さんは、素直で可愛らしくて……。/なんだか勝手に妹みたいに思えて……」
「V2302あっ……」
「だから、迷惑なんかじゃない」
「……ごめん。/なんか勝手な事言ってるよね」
「V2303い、W45EF9いえ……。W45EFe6その……」
「V2304先輩が、W60Wv160私の事ちゃんと見ててくれたのが/わかってW120Wv490良かったです」
「V2305今までありがとうございました」
「V2306これ以上は、本当にご迷惑をかけちゃう/と思うので……」
「そんな事ないよ……」
「V2307いえ……」
(中多さん……)
「V2308そ、それでは失礼しますね」
「あ……」
こうして中多さんの告白を断った。
大体僕は年上の方が好きだったし……。
それに……僕は……。
これで良かったんだよな……。
(行けないよ……。とても行けない……)
(だって……。中多さん、/来ないかもしれないじゃないか……)
(か、からかわれてるだけかも……)
(か、帰ろう。とりあえず帰ろう……)
(押入れに入ろう……)
……こうして、僕は慌てて帰宅した。
必死に走って、押入れに飛び込む。
それからしばらくの間眠って、翌朝……。
「V0282にぃに〜、朝だよ〜」
「……うん」
「V0283あれ? もう起きてるの? EFe3すごいね」
「V0284……にぃに、Fm4どうかした?」
「いや、大丈夫……」
「V0285でも……」
「大丈夫だから……。/しばらくほっといてくれ」
「V0286え……」
「頼むよ」
「V0287う、うん……。W45EFe9じゃあ先に行ってるね」
(……しばらく休もう)
(……寒いな。押入れに入ろう)
(僕には向いてなかったんだ。/それっぽいクリスマスとか……)
(あんな思いをするくらいなら……。/ずっと一人でいいじゃないか)
(そうだよ、一人のほうが楽だし……)
(僕にはあってる……)
それからしばらく学校を休んだ……。
梅原や美也がとても心配してくれたけど、/僕の考えは変わらない……。
一人で生きていく。
誰にも傷つけられずに……。
誰の事も傷つけずに……。
中多さんにはただ一言だけお詫びした。
こんな僕で申し訳ないって……。
(何かを忘れてる気がするんだけど……)
(なんだったっけな……。結構大事な事/だったと思うんだけどなぁ……)
(思い出せない……。まあいいや、/とりあえずトイレにでも行こう)
(ふぅ……すっきり)
「V2309あ……」
「ん?」
「V2310Nm先輩……」
「あ、中多さん……あっ」
(お、思い出した! そういえば中多さん/から手紙を貰ってたじゃないか……)
「……」
(ど、どうする……どうするよ僕……)
「V2311せ、先輩……」
「え?」
「V2312あの……W45Wv120EF9その……W45Wv180EF6お手紙……。Wv300/読んで頂けましたか?」
(こ、これはもう駄目だ……)
「ご! ごめん中多さん」
「V2313え?」
「そ、その、実は急用が出来ちゃって……」
「V2314あ……Wv85EFe6そうだったんですか」
「慌てて用事を終わらせてからすぐに行った/んだけどすれ違っちゃったみたいで……」
「V2315え……」
「本当にごめんね……」
「V2316あ……Wv95Ec来て、Eh頂けたんですか」
「え……う、うん……」
(あれ? 何かまずかったかな……)
「V2317……先輩。W45……Wv155私……W30Wv250EcW4Eh悲しいです」
「V2318先輩……W45Wv135Ec優しいから、/W30Wv240EoFe9言い出せなかったんですね……」
「な、何が?」
「V2319私……Wv150校舎裏で……Wv225ずっと待ってました」
「あ、いや……それは……。多分中多さんが/帰った後……」
「V2320私馬鹿だから……。W60Wv165Fm1学校の校門が閉まる/時間まで……W45Wv360Fm3待ってました」
「あ……」
「V2321Fm4先輩にはずーっとFm3ご迷惑をおかけ/しちゃってたFm6みたいですね……」
「V2322一言迷惑だって……W30Wv150言って下されば/良かったのに……」
「そ、そんな事は……」
「V2323もういいです。W60Wv180もう……」
「中多さん……」
「V2324今まで、W120Wv180本当にありがとうEcございました。/W150Wv560Fm6もう、W60Wv660EoF9会わないようにEcFm2気をつけます」
「え……」
「V2325失礼EoFe6します」
「あ、な、中多さん……」
(なんて事だ……、僕はなんて/馬鹿な真似をしてしまったんだ)
(ずーっと中多さんを待たしておいて……)
(あげく嘘までついて……)
(……ごめん。中多さん)
(僕は駄目な男だ……)
……こうして、中多さんと決別した。
(う〜、寒いし……)
(お、1年女子も外で体育か……)
(うーん……女子の体操服姿って、なんで/あんなに目を奪われるんだろう)
(あ、中多さんだ……。/うう、僕に手を振ってる……)
(ど、どうしよう、手をふり返した方が/いいのか……)
・ふり返す
・気付かないふりをする
(は、恥ずかしいけど……一応中多さんが/手を振ってるし……。まずいよな)
(……お、気付いた。満面の笑みで近づいて/くるな)
「V2326せんぱ〜い!」
「ははは、中多さんも体育なんだ」
「V2327はい! W45EoNm先輩も体育なんですね」
「うん」
「V2328あ……W45EFe9m3ジャージ姿の先輩も……/W45EF6す、W25EF3すごく、素敵ですね」
「え? そ、それはどうかなぁ……」
「V2329あ、W45EFe7m9その……W45EF9変な事言ってすみません」
「いや、誉めてくれてありがとう。/あ、中多さんはジャージ履いてるんだ」
「V2330も、もしかして履いてない方がお好き/なんですか?」
「え? あ、いや……どっちかと言えば」
「V2331そ、そうなんですか……W45EF3じゃ、じゃあ/ちょっと脱ぎますね」
「あ、そこまでしなくても……」
「V2332いえ! EFe7m4W45EFe3m4この後マラソンなので、/EFe2m3脱ぐかどうか悩んでたんです」
「そ、そうなんだ……」
「V2333よいFm3しょっとF3Eo……」
(うわぁ……目の前で脱がれると……/さすがに照れるなぁ……)
「V2334わわっ、W45EF6さ、寒いです……」
「そ、そうだよね……着れば?」
「V2335いえ……EFe6m4先輩がお好きな方がFm3いいので」
「そ、そっか……」
「V2336ど、どうでしょう」
「あ、うん……すごく似合うと思う」
「V2337ほ、Fm3本当ですか……W45Ec良かった」
「あ」
「V2338あ……もうFm3チャイム」
「それじゃそろそろ……」
「V2339は、Fm3はい……W45EFe2m3体育頑張って下さいね」
「あ、ありがとう」
「V2340それでは失礼Ecします」
(……し、自然に会話できたかな?)
(いや、まだまだぎこちないよなぁ……)
(……まあ仕方ないよな)
(付き合ってるって言っても、お試しだし/まだ恥ずかしいよなぁ……)
(気付かないふりしておくか……。うん)
(あ……こっちにくるっぽい)
(チャイムだ……。/中多さんも戻っていった)
(僕も行くか……)
(なんていうか……まだ慣れないよなぁ)
(中多さん……)
(中多さんは、ちゃんと自分の気持ちを/伝えてくれた……)
(あんなにふるえながら……)
(それなのに僕は……)
(だめだよな。このままじゃ……。/ちゃんと話をしないと)
(僕もちゃんと伝えなきゃ……)
(よし! 行こう!)
(……いるかな?)
(あ……)
「中多さん……」
「V2341あ……W45EF9先輩……」
「……」
「V2342み、美也ちゃんなら今はいません……」
「あ……いや、美也じゃないんだ……」
「V2343え? W45EF6で、でも……」
「中多さんに話があって……」
「V2344ど、どうしたんですか?/W45EcW4Eh私の事ならもう……」
「中多さん。僕の話を聞いて欲しい」
「V2345で、でも……」
「勝手な事を言ってるとは思うけど、/中多さんにどうしても聞いて欲しいんだ」
「V2346……わかりました。W45Eoなんでしょうか?」
「それじゃあちょっと場所を替えようか」
「あ……さ、寒いかな?」
「V2347だ、大丈夫です」
「そ、そっか……」
「……中多さん」
「V2348はい……」
「僕は駄目なんだ……駄目な男なんだよ」
「V2349え?」
「V2350そ、EFe8m6そんな事Fm8ありません、W45EF6先輩は……」
「2年前のクリスマスの日。好きだった/女の子と待ち合わせをしてたんだ」
「それが……、女の子との生まれて初めての/待ち合わせでさ」
「V2351そ、そうなんですか……」
「……うん」
「V2352じゃ、W45EF6じゃあ駄目な事Fm3ないじゃない/ですか……。Fm6先輩が素敵だから……」
「いや……」
「結局、僕はすっぽかされたんだ」
「V2353えっ! すっぽかし……」
「待ち合わせ場所でずっと待ってたけど、/彼女は最後まで来なかった」
「V2523…Is0…」
「今思うと……自分がその子の事を本当に/好きだったかどうか自信がないけど……」
「やっぱり、すごくショックだったんだ」
「V2354先輩……」
「……それから、僕はずっと駄目なんだ」
「V2355駄目って……何がですか?」
「……なんていうのかな」
「上手く言えないんだけど……」
「自信が持てないっていうか、/臆病になってるっていうか……」
「V2356先輩……」
「自分で、色々言い訳して……/ずっと……」
「ご、ごめんね。今も言い訳ばかりだね。/意味もよくわからないし……」
「V2357そ、EFe9そんな事Fm3ないです……」
「ただ……中多さんはこんな僕に一生懸命に/想いを告げてくれたから……」
「V2358先輩……」
「どうしても聞いてほしかったんだ……」
「V2524Fm4…Is0…」
「僕もきちんと想いを伝えたかったんだ」
「V2359そうだったんですね……」
「V2360あの…EcFm6…EoFe9m3ありがとうございます」
「えっ?」
「V2361あまり話したくない事Fm3ですよね……」
「う、うん……」
「V2362それをちゃんと話してくれて……。/W45Ec本当にありがとうございます」
「いや、そんな事は……」
「V2363先輩とお付き合いできないのは、/ちょっと寂しいですけど……」
「あ、ご、ごめん……」
「V2364いえ、ちゃんとFm9答えて頂いたFm3ので……。/平気です……」
「V2365あ、EFe6でも、Fm9その……」
「どうかした?」
「V2525……」
「V2366すごく……EFe6わがままなお願いだと/思うんですけど……」
「お願い? 何かな?」
「V2367Fm4これまでFm3みたいに……。W90Wv200Is0EoFm4私と、W45Wv340Fm9お話して/くれまFm3せんか? W150Is0Wv610お願いします……」
「も、もちろんだよ」
「V2368良かった……」
「V2369先輩、やっぱりEcFe6優しいです……。/すごく素敵だと思います」
「えっ、いや、そんな事は……」
「え、えーっと……」
「V2370本当にありがとうございました。/それでは」
「う、うん」
(……中多さん)
「V2371先輩、W45EFe9すぐにじゃなくていいので、/W25EFe3自信取り戻してください」
「え?」
「V2372Nm先輩はEcFe2素敵です! P4EoW45それでは」
「え……あ……」
(……中多さん、ありがとう)
(……これでよかったんだよな)
(さーってそろそろ帰ろうかなぁ……)
(どっか寄り道でもするか?)
「V0288ちょっとお兄ちゃん」
「え?」
「なんだ美也かよ」
「V0289Fm6なんだじゃないよ。なんだじゃFm8ー」
「ん、どうかしたのか?」
「V0290どうかしたって言うか……EFe6んー」
「いったいなんだよ、はっきり言わないと/美也らしくなくて気持ち悪いぞ?」
「V0291うーん、W45EoFe9そうだよね」
「V0292じゃあずばり聞くけどさ。/紗江ちゃんと何かあったの?」
「V0293Fm4というか、何かした?」
「な、何かって何がだよ……」
「V0294それは美也がEFe9聞きたいよ……」
「中多さんに何かあったのか?」
「V0295……さっきねEFe9m4クラスで、お兄ちゃんが/またスケベな本買ってきてさーって/話をしてたらさ」
「おいおいおいおい!/何を話してるんだよ! だいたいなんで/美也が僕の行動を知ってるんだ!?」
「V0296Sまーまー、EoFe7m4それは置いといEcF3て」
「置いとけるかっ!」
「V0297まーまー、EoFe9とりあえず。EcF3ね?」
「ったく……それで?」
「V0298うん、そしたらさ。Fm6紗江ちゃんがいつも/と違うの……」
「中多さんが?」
「V0299うん、前はFm4『先輩ってどんな女の子が/好きなのかなぁ』とか……」
「V0300他にはFm3『先輩ってどんな服装が/好きなのかなぁ』Fm4って聞いてきたのに」
「うん……」
「V0301今日は、『もう先輩の話は止めて/欲しい』って寂しそうに言うからさー」
「う、うん……」
「V0302思わず、Fm3『そうだよねーFm4お兄ちゃんの/冴えない話してもFm3しょうがない/もんね』Fm6って言ったら……」
(く、本当にこいつは普段僕の事を/どう言ってるんだ……)
「V0303そしたらさ……」
「V0304紗江ちゃん、/泣きながら教室出ちゃって……」
「V0305捜したんだけど、見つからないから……」
「そ、そっか……」
「V0306Fm4にぃに、Fm6何か知ってる?」
(中多さん……)
「V0307どうしよう……にぃに」
「い、いや大丈夫だろ。うん……」
「V0308でも……」
「大丈夫だよ。大丈夫。明日にはきっと/もとの中多さんだと思うぞ」
「V0309そっかな……」
「仲良しなんだろ? 中多さんと」
「V0310うん。Fm6もちろんだよ」
「それなら平気だって。今日はちょっと/疲れてたんじゃないかな……」
「V0311そっかなぁ……」
「ああ……」
「V0312そっか〜。EoFe9m3そうかもね」
「V0313……う〜ん、EoF3にぃににしてはまともな事/言ってくれたね、ありがと」
「にぃににしてはってどういう事だよ!」
「V0314にしししし。Eoそのまんまだよ。Ecばいびー」
「あ、このっ!」
「……」
(中多さん……本当にごめん……)
(でも僕は……)
「V2373あ……、先輩」
「あれ? 中多さんどうかしたの?」
「V2374その……」
「うん?」
「……」
(ん? な、なんだこれは……)
「V2375せ、Fm3先輩ってやっぱりすごく/モテてるんですね……EcF2すごいです」
「え? モテる?」
「な、中多さん?」
「V2376あの……EFe6す、すみませんEcでした!」
「え!」
「な、中多さん! 行っちゃった……」
(……)
n0ako_me01A
(さて、授業が始まる前にトイレにいって/すっきりしておくか……)
「え……」
「……」
(あれ、中多さんがこっちを見てるけど……/何か用事かな)
(どうしたんだろう?)
「あ、あれ……」
(行っちゃった……なんだか気になるな)
(そういえば最近中多さんと話してないし、/ちょっと追いかけよう!)
「あ、中多さん!」
(やっぱり様子がおかしい……。/ほったらかしにし過ぎたかも……)
(よし! ここはあの話題で……)
「ちょっといいかな?」
「いいけど……」
・・・
「って、話なんだよ」
「ふふっ、そうなんだ」
「また、何かあったら教えるから」
「ええ、それじゃ」
(うん。やっぱりほったらかしにしてたのが/良くなかったみたいだな……)
(なんとか金融危機の話題で/盛り上がったから良かったけど……)
(これからは少し気をつけないとな……)
「日が落ちるのが早まってきたね」
「V2419えっ!」
「あ、いや。最近はますます/日が落ちるのが早くなってきたよね?」
「V2420そ、W45EF2そうですね……」
(……?)
「……」
「中多さんどうかしたの?」
「V2421えっ? Sな、EFe9m3何がですか?」
「いや、なんだか無口だし。/何かあったの?」
「V2422W45EFe9そんな事Fm3ないです……」
「そう?」
「V2423……はい」
「V2424……あ、あの!」
「うん? どうしたの」
「V2425……て、EF6て」
「V2426……て、F9Eoてを」
「……ててお?」
「V2427あ……W45EF7その……。/W45EF4な、W45SpF3Ecなんでもないんです」
「そ、そう?」
「V2428は、W45F6Ecはい……」
(どうしたんだろう中多さん。/あまりしゃべらないし、落ち着かないし)
「V2429……はぁ」
「もう着いちゃったね。/どうする、どこか寄り道でもする?」
「V2430あっ……W45EF6その……」
「ど、どうかしたの? 今日の中多さん/いつもと違う感じだけど……」
「V2431W45EF9私……W45Ecその……。/W45EoF6行きたいんですけど、今日は……」
「そっか、それじゃあ」
「V2432あ……。W45EF6また、今度……」
「一緒に帰る?」
「V2433は、EF3はい。お願いします」
「ははは、そんなに/かしこまらなくても大丈夫だよ」
「それじゃあね」
「V2434はい、W45Eo失礼します」
……こうして中多さんと一緒に帰った。
今日の中多さんはいつもより、/落ち着きがなかったなぁ……。
……あっ! もしかして。
トイレでも我慢してたのかな?/言ってくれればいいのに……。
……。
遠慮深い子だよなぁ……。
「……」
(変だなぁ……。一緒に帰り始めると/無言になっちゃうんだよな)
「V2437……せ、先輩!」
「うん、どうかしたの?」
「V2438Fm4その……Fm9て、て」
「え?」
「V2439……え、SEcえへへ」
「どうかしたの?」
「V2440……ごめんなさい。W45F6Ec何でもないFm3です」
「そ、そう?」
(どうしちゃったんだろう……。/まさか一緒に帰るのが嫌なのかな?)
(でも、それなら断るよなぁ……)
「V2441あ、あの!」
「ど、どうしたの?」
「V2442あの……W45EF9て、W45EFe7て、W45EF9てを」
「ててお?」
「V2443あっ……」
「どうしたの? 遠慮せずに言ってみてよ」
「V2444先輩……」
「うん」
「V2445Fm4その、Fm6て、てFm4を……」
「手? 手を?」
「V2446Fm6手を……W45Wv130繋いで……W45Wv250もらえませんかWv320」
「え? 手をつなぐの?」
「V2447ご、W45EF6ごめんなさい……。W45Ec変な/お願いしちゃってご迷惑ですよね」
「あ、いや謝らなくてもいいんだけど……」
(手を繋ぎたい、か……?/う〜ん……、お試し期間とはいえ/付き合ってる訳だし……)
(……まあ手ぐらい大丈夫だよな?)
「いいよ、手を繋いで帰ろうか?」
「V2448え……EFe7い、EF4いいんですか?」
「V2449あ、W45EFe2ありがとうございEcます」
「V2526……」
(……はは、なんだか保護者気分だ)
「あれ? もしかしてさ」
「V2450はい? なんですか?」
「この前帰った時に言ってた……。/『ててお』って」
「V2451あ……」
「こういう事?」
「V2452は、はい……」
「はははは、そうだったんだ〜」
「V2453先輩……笑わないで下さい」
「ごめんごめん。でも、/『ててお』って何の事かと思っててさ」
「V2454……意地悪です」
……こうして中多さんと手を繋いで帰った。
駅に着くと、/『あっという間に着いちゃいました』って/中多さんが寂しそうにしてた。
美也とはまったくタイプが違う年下の女の子。/なんだか可愛いもんだなぁ……。
「V2457あ、W45EF9あの……W45EF6先輩、W45Ecその……」
(あ、もしかして手を繋ぎたいのか……)
(どうするか……)
・繋いであげる
・ちょっと意地悪してみる
「手、繋いで帰る?」
「V2458はいっ!」
「……」
(それにしても……、/中多さんの手って小さいなぁ)
(そして手袋の上からでもわかるくらい/柔らかくて温かい……。/あっ! 幼児っぽいのか?)
(……流石にそんな訳ないか)
「V2459あの先輩……」
「え? な、何?」
「V2460その、ちょっと行ってみたい場所が、/あるんです……」
「えっ、どこに行ってみたいの?」
「V2461あ、W45EF3この先にある神社なんですけど……」
「え? あそこの小さい神社の事?」
「V2462は、W45はい……。W45EF9駄目でしょうか?」
「いや、駄目なんて事はないけど、/特に何もないよ?」
「V2463でも行ってみたいんです……」
「そっか……。じゃあ行ってみようか。/すぐ側だし」
「V2464はい!」
「はい、ここがそうだよ」
「V2465は〜……。W45EF3思ったよりも近いですね〜」
「どう? 何もないでしょ?」
「V2466あ、W45EF3その境内に行ってもいいですか?」
「境内に? いいけど……」
「何かお願いしたいの?」
「V2467は、W45EF3はい……。W45EF7その、/W45EF3美也ちゃんから聞いたので……」
「美也から? 何を聞いたの?」
「V2468その……。W45EFe9m3ご利益があるって……」
「ご利益? ……確かここのご利益って」
「V2469あっ! W45EFe7わ、W45EFe9m3私お参りしてきますね」
(行っちゃったよ……。あれ?/この神社って『子宝』の/ご利益だったような……)
(ううむ……。一生懸命お祈りしてる/中多さんにはとても言えない……)
(美也のやつ、何のご利益があるって/言ったんだろう……)
(あ、戻ってきたぞ……)
「V2470お待たせしました」
「ううん。……ところでさ」
「V2471はい」
「すごく熱心にお参りしてたけど……。/やっぱりこの神社のご利益関係かな?」
「V2472えっ!」
「V2473そ、W45EeF6それはー、W45EFee9その……」
「V2474な、W45Ec内緒です」
「そっか、そうだよね」
……こうして中多さんと神社に行った。
あまりにも嬉しそうにしている/中多さんを見てたら、『多分ご利益違いだよ』とは/とても言えなかった。
(……ふるふるしちゃってる)
(……生まれたての小鹿?/雨に濡れた子犬? ほっとけないけど、/思わず意地悪したくなるんだよなぁ)
(よし……)
「どうしたの? もしかしてトイレ?」
「V2475Sえっ! EFe9ち、EFe6ち、EFe9違います」
「そう? 大丈夫?」
「V2476あ……W45Ecはい、大丈夫です」
「じゃあ行こうか?」
「V2477あ、W45Ecはい……」
(ああ、中多さんがおどおどしてる……。/なんていうのか期待を裏切らないなぁ)
「V2527……」
(さて、どうするのかな?/このまま諦めるのかな?)
「V2478……あ、あの」
「V2479先輩……」
「え? どうかした?」
「V2480あの……W45EFe9その……」
(言うのか? 言うのか?)
「V2481その……。W45Fe7Eoご迷惑かもしれませんが、/W45EFe9手を繋いで……W45Ec帰ってもらえませんか?」
(おおー。中多さん頑張った)
「ああ、そっかそっか……」
「V2482駄目、でしょうか……」
「もちろん駄目じゃないよ」
「V2483ほ、W45EF2本当ですか?」
「でも……」
「V2484……でも?」
「もう駅に着いちゃったよ?」
「V2485あ、W45EF9ああ……」
「V2486つ、W45EFe9m3着いちゃいましたね……」
「ぷっ」
「V2487ええっ? W45EF7な、W45EFe9何がおかしいんですか?」
「ごめんごめん。なんかさ、中多さんって/可愛いなって思って」
「V2488え? W45EF7か、W45EFe9可愛い……」
「いつ言い出すのかずっと/待ってたんだけどね」
「V2489気付いていたんですか?」
「うん」
「V2490EF9先輩、W45Ec意地悪です……」
「ごめんごめん。/よかったら少しぶらぶらしない?」
「V2491えっ? W45EF3いいんですか?」
「もちろん。ほら、行こうよ」
「V2492えへへ」
(……思わず意地悪してしまった。/何故だろう、不思議と意地悪したく/なってしまったんだよなぁ)
(でも、予想通りのリアクションで/面白かった〜)
……こうして、中多さんと/手を繋いで駅前をぶらぶらした。
ほんと、可愛らしい子だなぁ……。
「V2495あ、W45EF9あの……W45EF6先輩、W45Ecその……」
「え?」
「V2496ええと……」
(あ、そっか。/今日も手を繋ぎたいのか……)
(どうするかなぁ……)
・繋いであげる
・ちょっと意地悪してみる
「手、繋いで帰る?」
「V2497はいっ!」
「……」
(……それにしても)
(中多さんは意外と甘えたがりなのかな?)
(まあ、美也と違って可愛らしいから/いいんだけどね)
「V2498先輩」
「えっ? どうかした?」
「V2499……ううん、なんでもないんです」
「そ、そう?」
「V2500はい」
(……今更だけど、お試し期間中に/手を繋いじゃっていいのか?)
(まあ中多さんは楽しそうにしているし、/いいか……)
……こうして中多さんと手を繋いで帰った。
(……あー、相変らずふるふるしてるよ)
(何故だろう……思わず意地悪したくなる)
(うん……)
「どうしたの? お腹でも痛い?」
「V2501ええっ! W45SpEFe7そ、W45EFe9そんな事……」
「そう? 大丈夫?」
「V2502あ……W45Ecはい、W45F9Eo大丈夫です」
「顔も赤いし、心配しちゃったよ」
「V2503あ、W45Ecごめんなさい……」
(ああ、中多さんがおどおどしてる……。/予想通りでまいっちゃうな)
(さて、どうする? 諦めるのかな?)
「V2504……あ、あの」
「V2505先輩……」
「ん? どうかしたの?」
「V2506あの……W45EFe9その……」
(言うのか? 言うのか?)
「V2507その……。W45EFe7ご迷惑かもしれませんが、/W45EFe9手を繋いで……W45Ec帰ってもらえませんか?」
(おおー。中多さん頑張った)
「ああ、そっかそっか……」
「V2508駄目、でしょうか……」
「もちろん駄目じゃないよ」
「V2509ほ、W45EF2本当ですか?」
「でも……」
「V2510……でも?」
「駅に着いちゃったよ?」
「V2511あ、W45EF9ああ……」
「早く言ってくれればいいのに……」
「V2512そ、W45EFe9m3そうですね……」
「ぷっ」
「V2513ええっ? W45EF7な、W45EFe9何がおかしいんですか?」
「ごめんごめん。今日はいつ言い出すの/かなって思ってたから」
「V2514あ、W45EFe7先輩……。W45EF9気付いていたんですか?」
「うん」
「V2515うう……。W45EF9先輩、W45Ec意地悪です……」
「ごめんね。中多さん可愛らしいからつい。/よかったら少しぶらぶらしない?」
「V2516え!? W45Eは、W45EF3はい……」
……こうして、/中多さんと手を繋いで駅前をぶらぶらした。
うーん、可愛らしい子だ……。
V7800やっと……逢えたのかな?
V7801ずっとずっと信じてた……。/私だけの王子様。
V7802……こんな事、とても人には言えない。/きっと笑われちゃうって……。
V7803そんな風に思って、諦めかけてたけど……。
……。
V7804優しくて、頼りがいがあって……。/格好良くて……。
V7805一緒にいると、胸がドキドキしちゃう。
V7806でも、笑顔を見ると何故だか/落ち着いた気持ちになって……。
V7807……先輩。/年下の女の子って、嫌いなのかな……。
V7808美也ちゃんが羨ましいな……。
「V9600Nm先輩」
「ん?」
「中多さん。どうかしたの?」
「V9601ええと、Fm3もし良かったら、/EFe6少しお話できませんか……」
(う〜ん、どうしようかな)
・いいよ
・ごめん今はちょっと……
「もちろんいいよ」
「V9602良かった……EoFe9嬉しいです……」
「おおげさだなぁ」
「V9603す、EcFe6m3すみません……」
「ごめん今はちょっと……」
「V9604そうですか……」
「ごめんね。ちょっと用事があって」
「V9605いえ、Fm7こちらこそFm3急に誘ってすみません。/失礼します」
(中多さんに悪い事しちゃったな)
(あれ……あそこにいるのって)
「中多さん」
「V9606あ、EF3Nm先輩」
「今ちょっといいかな?」
「V9607はい。もちろんです。何のご用ですか?」
「ご用ってほどじゃないんだけどね……」
「V9608え?」
「V9609あ……。EFe6m3Nm先輩」
「今大丈夫かな?」
「V9610はい。EF3大丈夫です」
「良かった……」
アコガレエンカウント汎用終了会話
「V9611あれ……EFe9もうこんな時間……」
「あ、本当だ」
「V9612先輩とお話してると楽しいので、/EFe9あっという間に時間が経っちゃいますね」
「そ、そうかな?」
「V9613はい……。EoFe9m3まだお話して/いたいんですけど……」
「ははは、また今度だね」
「V9614それでは失礼します」
「うん。じゃあね」
「V9615あ、EFe6もう授業が始まっちゃう……」
「え? あ、本当だ」
「V9616もう少しお話していたいんですけど……」
「そうもいかないからね、また今度だね」
「V9617はい、お願いします」
「うん」
「V9618それでは失礼します。先輩」
「V9619あ、EFe9すみません先輩」
「ん? どうかした?」
「V9620私、Fm3そろそろ行かないと……」
「あ、もうそんな時間なんだ……」
「V9621それでは失礼しますね先輩」
「うん。またね」
「V9622え……、Fm4も、もうこんな時間なんだ……」
「あ、本当だね。なんだか早いな」
「V9623そうFm3ですよね……楽しいので/あっという間に時間がたっちゃいます」
「ははは、そう言われると嬉しいな」
「V9624ほ、W45本当にWv116W30楽しいので……W30Wv270EFe9その、W45Fm3Wv385またWv440」
「また話そうか?」
「V9625は、EcF2はい! EoF3お願いします」
「それじゃあ、気を付けて帰ってね」
「V9626はい、EoF3ありがとうございます先輩」
「V9627あ、もうこんな時間……」
「本当だ、思わず長話しちゃったかな?」
「V9628い、いえ、EFe6m3そんな事ありません。/もう少しお話したいくらいです」
「ははは、そっか。じゃあまた今度……」
「V9629あ、Fm3はい! EcF2お願いします」
「うん、それじゃあね」
「V9630はい。EoF3それでは失礼します」
「V9631先輩、Ecすみません」
「V9632私そろそろ帰らないと駄目なので……」
「V9633それでは失礼します」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
retire1;
「V9634あの……Fm3先輩……」
「ん? どうかしたの?」
「V9635す、すみません……EFe9私ちょっとFm3/用事を思い出しちゃって……」
「え? あ、そうなんだ……」
「V9636お話の途中なのに……。/EFe9m3それでは失礼します」
「うん。またね〜」
(行っちゃった。う〜ん、/まあ盛り上がってなかったかもんな)
(しょうがないか……)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9637せ、先輩……Fm4その……」
「え? うん」
「V9638さ、さっきから……EFe9その……」
「どうかしたの?」
「V9639わ、W60Wv110私……W45Wv245Ec恥ずかしい!W90Wv420/失礼しますWv500」
「あ、あれ? 中多さん」
(行ってしまった……)
(そうか……ちょっと恥ずかしい話を/し過ぎてしまったか)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
(……紗江ちゃん)
(……僕の彼女……なんだよなぁ)
(彼女かぁ……)
「V2411せ、先Fm3輩?」
(う〜ん、実感が湧かないというか、/なんというか……)
「V2412ど、Fm4どうかしましたFm9か?」
「え! あ、ごめん……ちょっと色々考え/ごとしちゃってた……」
「V2413あ、EFe9m3そうなんですか……」
「V2414それではお邪魔しても悪いので、/私そろそろ行きますね」
「え? あ、うん……」
「V2415またお話して下さいね。/それではEcFe2失礼します」
「あ、ま、またね……」
(う〜ん、なかなか難しいなぁ)
(まあ焦ることないか……)
「中多さん。良かったら一緒に帰らない?」
「V2517あ……」
「V2518その……。せっかく誘って頂いて……」
「あ、何か予定ある?」
「V2519はい。今日はちょっと……」
「そっか、残念だな」
「V2520すみません……」
「いや、こっちこそ急に誘ってごめんね。/それじゃあ」
「V2521はい、失礼します……」
「V2416せ、W45EFe6m3先輩……」
「ん? どうしかした?」
「V2417Fm4その、W45EoF6もしよかったら……Fm3一緒に」
「あぁ、一緒に帰ろうか?」
「V2418Fm3は、W45F3Ecはい!」
……こうして中多さんと帰る事にした。
n4ako_gd01A
「あ、もし良かったら今日も一緒に帰る?」
「V2435え……」
「V2436は、W45Ecはい! お願いします」
n4ako_gd01B
「V2455あの、Nm先輩……今日も……」
「あ、今日も帰る?」
「V2456は、W45EF2はい!Ec」
n4ako_gd01C
「V2493あの、Nm先輩……今日も……」
「V2494は、W45EF2はい! お願いEcします!」
n4ako_gd01D
(……中多さん)
(お試し期間とか言いながらも、僕の彼女)
(彼女かぁ……)
「V2377せ、Fm3先輩? Fm4どうかしましFm3たか?」
「あ、うん……その……色々中多さんの/事が気になって」
「V2378え? W45EFe7m9ど、W34EFe9m4どんな事Fm3です?」
「あ、例えば……中多さんは……」
「V2379はい?」
「キス……した事ある?」
「V2380え? W30Wv80Fm5ええっ……W45Wv220SFm4キスですか……」
「うん」
「V2381な、ないです……。W45SdEF4あ……W45EFe9m6ほっぺに/された事はあります……」
「それって、女の子にされたんだよね?」
「V2382は、はい……」
「ほっぺだよね?」
「V2383は、はい……W45Eoほっぺたです」
「どんな感じだった?」
「V2384え? EFe9ど、EcW4EhFe6どんな感じって……」
「その、キスって……」
「V2385ど、どんなって……/Ecその……EoFm4せ、EF9説明しづらいです」
「そっかぁ……」
「V2386……せ、先輩」
「ん?」
「V2387……た、EFe9試して」
「はい?」
「V2388あの……Fm4た、試してみれば……EFe6いいと/Fm6思います」
「え? た、試す?」
「V2389は、はい……どうぞ」
「え? い、今? ここで」
「……」
(な、中多さん……)
「V2390せ、先輩……早く……お願いです……」
(ええいっ!)
「V2391あ……」
(……)
「V2392……先輩」
(や、柔らかい……)
「V2393ど、どうでしたか?」
「え……あ……そうだね……」
「せ、説明しづらいかも……」
「V2394や、やっぱりそうですよね」
「そうだね……ははは」
「V2395ふふっ」
「あ、その……なんていうかありがとう」
「V2396いえ、W45Eo私嬉しかったです……。/W45EF6断られたらどうしようかなFm3って……」
(中多さん……)
「V2397そ、W45EFe2m3それでは私行きますね」
「え? あ、うん」
「V2398失礼します」
(……キスしちゃったよ……ほっぺだけど)
(い、いいのか? こんな事しちゃって。/……いいんだよな)
(うう、今になってすごい恥ずかしくなって/きたよ……)
(僕ももう行こう……)
(あのほっぺに……キスしたんだよな)
「V2399……あ」
(や、柔らかかったなぁ……)
「V2400せ、B100先輩……」
「え?」
「V2401そ、W45そんなにEcFm6見つめられちゃうと……」
「あ、ごめん!」
「V2402い、W45Fm3いいんです……W45Ec嬉しいです」
「そ、そう?」
「V2403はい……」
「うん?」
「V2404もう一度……W45EFm7ど、どうFm3ぞ」
「え……」
(な、中多さん……)
「V2405ん……」
(く、唇にしたら……やっぱまずいよな)
「V2406ん……」
(中多さん……)
「V2407えへへ……EoFe6またしちゃいました」
「あ、う、うん……そうだね……」
「V2408は、恥ずかしいFm3ですね」
「そ、そうだね。なかなか慣れないね」
「V2409いっぱいすれば……。/W45EFe9m3慣れるかもしれません」
「V2410あ、W45EF7い、いえ……W45EFe6m3なんでもありません。/W45F2Ec失礼します」
「あ……」
(またしちゃったよ……)
(いいのかなぁ……)
Ti0親密エンカウントC
n4dea_me00A
(あそこにいるのは中多さんだよな……)
(……一人っぽいな、声をかけてみるか)
「中多さん」
「V9500え? EF4あ……」
「V9501Nm先輩……」
「何してたの?」
「V9502あ、Fm4特にFm6何も……」
「そうなんだ……」
「V9503あの……」
「え? どうかした?」
「V9504なんで食堂で私のことを……」
「え?」
「V9505や、EFe6やっぱりEFe9m6なんでもありません……」
「そ、そうなの?」
「V9506はい……」
「あ、もしよかったら少し話でもしない?」
「V9507え? EFe1お話ですか?」
「うん。よければどうかな」
「V9508……お、Fm3お願いします」
n4dea_me00A
(あ……中多さんだ……)
(なんで2年生の廊下に……。ま、まさか/また美也に何か言われてきたのか?)
(気になる……声かけてみよう)
「えーっと、中多さん」
「V9509あっ、EFe3先輩……」
「その……もしかして僕に用事?」
「V9510え?」
「あ、ほら……僕の教室の側だったから」
「V9511あ、EFe9いえ、Fm3違います。Fm4ちょっと/通りがかったFm3だけです……」
「そ、そっか……」
「V9512はい……」
「えーっと、今って少し話せる?」
「V9513え、EFe3m4あ、Fm3はい」
n4dea_me00A
(あ、あそこにいるのは中多さんだ……)
(一人で何をしているんだ……)
(……転入してきたばかりって、/美也が言ってたっけ)
(よし)
「中多さん」
「V9514え?」
「V9515あ、EFe9m3Nm先輩……」
「何してたの?」
「V9516いえ、特には……」
「そ、そっか……」
「……」
(う、う〜ん……)
「V9517な、EcFe6m3何かご用でしょうか?」
「あ、うん。もしよかったら/少し話でもできないかなって……」
「V9518お話ですか?」
「うん。時間があればだけど……」
「V9519じ、時間はFm3あります……。EF3大丈夫です」
「そう? それなら良かった。/それじゃあね……」
n4dea_me00A
「あ、中多さん」
「V9520あ、Nm先輩……」
「えーっと……」
(う……梅原から中多さんのスタイルの話/とか聞いたから気になってしょうがない)
「V9521あ、もしかしてFm3美也ちゃんに/何か用事ですか?」
「あ、別にそうじゃないんだ」
「V9522Fm4そうなんですか?」
「え、ええと、良ければ少し話しでも/しない?」
「V9523え? Fm3あ、EcFe2はい。大丈夫EoF3です」
「そ、そっか良かった」
n4dea_me00A
n4dea_me00A
n4dea_me00A
n4dea_me00A
「あ、中多さん」
「V9524あ! 先輩」
「また景色を眺めてたの?」
「V9525あ、EcF2はい……。EoFe6m3すごく楽しいので」
「あ、もしかして邪魔しちゃった?」
「V9526そ、そんな事EFe6m3ないです!/先輩とお話したいです」
「え?」
「V9527あ……Fm6その……」
「ははは、良かったら少し話そうか?」
「V9528は、EcF2はい。EoF3お願いします」
n4dea_me00A
n4dea_me00A
(なんだか朝からお腹の具合が……)
(しょうがない、薬を貰いに行こうかな)
???
「V1000ちょっとだけ……なんだよね?」
「V0139もちろん。さ、いいから力抜いて〜」
(あれ? 保健室から何か聞こえる……)
「V1001んっ……」
「V0140ふぁ〜……すごいねー。/ふかふかだ〜」
「V1002も、もういい?」
「V0141んーん。もうちょっと……」
(い、いったい何なんだ?)
「V1003あ……。ん……」
(な、中で何をしているんだろう?)
・男児は覗かないものだ
・思い切って覗いてみる
(だめだだめだ……。/覗くなんてできないよ)
「V1004んあっ!」
(……)
(それにしても妙に色っぽい声だな……)
「V1005もう、許して〜」
(NmNnはクールに去ろう……)
(あ、薬……)
(……しょうがない、出直そう)
(ちょ、ちょっとだけ見てみよう……。/薬も貰わないといけないしな)
(え? あれ!?)
「V0142うーん。すっごく柔らかいねぇ。/いいなぁいいなぁ」
「V1006み、美也ちゃん……もういい?」
(……は? な、なんなんだこれは?)
「V0143ダメダメ〜。W60うわぁ、手に入りきらない/……すっごいねぇ」
「V1007ん……。もう、許して」
(あ、あいつ何やってんだ!?/W30……と、W30止めないと)
「美也っ!?」
「V0144え?」
「V1008ええLdMoっ!?Wv40Le」
「V1009や……W60やぁあ……っ……」
「V0145あれ、お兄ちゃん」
「V1010えっ?W30 お、W15お兄さん?」
「美也! お前ってやつは……」
「ちょっとおかしいところがあるのは/わかっていたけど……。まさか、/その……お、女の子同士で……」
「いったい、何をしていたんだ!?」
「V0146何って……。/W45EFe3m4ふかふか具合を確かめてたんFm3だよ」
「……ふかふか具合?」
「V0147うん。W30EoFm4だってね!/W15Fm3すっごくふかふかなんだから!」
「V1011……あ、W30そ、W15その」
「V0148うん。Fm4R紗江R2さえちゃんの……、W30EF4/あっ、W15EF3同じクラスのEcR中多R3なかたR紗江R2さえちゃん!P2W30/美也のお友達なんだ」
「V0149ねえ、紗江ちゃん?」
「……W15V1012W15は、W30はい」
「え、あ……」
「そ、そうなんだ……お友達……」
「V1013わ、W15E私……」
「V0150でね、EFe3紗江ちゃんってすっごく/Fm3スタイルいいでしょ?」
「えっ!?」
「V1014ええっ!?」
(こ、W60これは確かに……。W180/1年生とはW45思えないかも……)
「V0151美也もFm3あやかりたいから、/EF3紗江ちゃんにFm4お願いして触らせて……」
「V1015し、W30失礼しますっ!!」
「V0152あ、W30紗江ちゃん!」
「あ……」
「V0153あーあ。W15行っちゃった。W45/EFe9も〜、W15お兄ちゃんのせいだからね」
「な、なんで僕のせいなんだよ!」
「V0154紗江ちゃん、Fm4すっごく恥ずかしがり屋さんFm3/だから、W30お兄ちゃんが急に来てびっくり/しちゃったんだよ」
「そ、それは僕が悪い訳じゃ……」
「V0155EFe8m4お兄ちゃんが悪いWv100……Wv170それにさぁ」
「な、なんだよ……」
「V0156紗江ちゃんのおっぱい、W30Wv110Fm6/じーW10っFm4と見ちゃって……W30Wv250EFe3m4やーらFm3しぃー」
「み、見てない! 断じて見ていないぞ!」
「V0157F1EhFm4……すっごく見てた」
「……」
「V0158まったくにぃにはエッチなんだから……」
「にぃにって言うな!」
「V0159んもう……」
「V0160いーい? W30紗江ちゃん、/転入してきたばかりでお友達が少ないの」
「お、おう……」
「V0161Fm4すっごく寂しい時期なんだから」
「そうなのか?」
「V0162そうだよ〜」
「V0163だから優しくしてあげなきゃダメなの。/Fm4わかるよFm3ね?」
「ぼ、僕は別に……」
「V0164今度紗江ちゃんに会ったらちゃんと/W30Fm4『ごめんなさい』W10してよね」
「う……わ、わかったよ」
(なんで僕が悪者になってるんだろう……)
「V0165あーあ……W30EoFe9m6せっかくふかふかだったのに」
(ふ、ふかふか……、/じゃなくて中多紗江ちゃんか……)
(今度会ったら謝っておくか……)
(中多さんに謝らないとな……)
(どこにいるかなぁ……)
(う〜ん……)
(闇雲に捜してもなぁ……)
(とは言え、/行きそうな場所もわからないし……)
(う〜ん……駄目かな……)
(あ! いた!)
「中多さん」
「V1016えっ?」
「V1017あ……」
「あの……保健室では……」
「……」
「その……。W30Wv90/美也が変な事をしちゃったみたいで……Wv300」
「いくら女の子同士とはいえ、W30Wv180本当に……Wv300」
(おっきいなぁ……)
「V1018ご、W30Eoごめんなさいっ!」
「えっ?」
「V1019失礼しますっ!」
「あ、ちょっと……」
(行っちゃったよ。これじゃあ/謝るどころか話せないじゃないか……)
(……まいったな)
(そうだよ……。/中多さんに保健室での美也の振る舞いに/フォロー入れておかないと)
(普通に考えれば教室だけど……)
(普通に考えれば教室……)
(……いないし)
(う〜ん……)
(……転入してきたばかりだろう?/一人でぶらぶらするとなると……)
(あの辺か……)
(あっ! あそこにいるのは……)
(……よし)
「中多さん!」
「V1020えっ?」
「V1021あ……」
「あ、あの……」
「V1022し、W45EFe6失礼します」
「ちょ、ちょっと待って! 謝らせて!」
「V1023えっ……」
「……」
(う、……勢いで謝ると言ってしまったけど/僕は別に……)
「V1024なんでしょうか……」
「あ、美也の事なんだけど」
「V1025美也ちゃんの事……W45EFe6ですか?」
「あ、うん。保健室で……」
「V1026あ……」
「その、なんていうのか……、/とにかくごめんっ!」
「み、美也のやつが変な事してたみたいで」
「V1027あ……」
「その、美也も悪気はなかったと思うし……/僕も、覗くつもりはなかったんだけど」
「中多さんにはすごく嫌な思いを/させちゃったよね……」
「ごめん。できれば許して欲しいんだ」
「V1028い、W45EFe9いいんです……」
「え?」
「V1029美也ちゃんはお友達だから……」
「そっか……。ありがとうね」
「V1030……いいえ」
「V1031仲……W45EcW4EoFe6m3いいんですね」
「う、う〜ん、どうかな?/……悪くはないと思うけど」
「V1032……羨ましいな」
「V1033ううん、EhFe6な、W15EcW3EoFe9m3なんでもありません」
「そっか……。とにかく、/もう触らないように言っておくから」
「あ、いや、その変な意味じゃなくて、/こう胸をね……」
「V1034し、し……」
「V1035失Fm5礼しますっFm9!」
「あっ! 中多さん……。/行っちゃったよ」
(しまったなぁ……つい、余計な事を……)
(まあ、とりあえず/謝れたから良しとするかな……)
(う〜ん……なんだかちょっとだるい……)
(熱でもあるかな?)
(……よし。せっかくだし保健室行こう)
(もし熱があったら少し休ませてもらおう。/うん、それがいい)
(ふぅ〜……)
(……あれ? 何か話し声が聞こえるぞ)
???
「V1036だ、だめだよ美也ちゃん……」
「V0166大丈夫大丈夫。ちょっとだけだから……」
(……こ、この声はまさか)
「V0167ふわ〜。やっぱしふかふかだねー」
「V1037んっ……。み、美也ちゃん……」
(み、美也のやつ……)
「V0168ねえ、紗江ちゃん/どうしたらこんなにおっきくなるの?」
「V1038え、え、そんなのわからないよ……」
(美也のやつ……。/せっかく謝ったのが台無しじゃないか)
「V0169いいなーいいなー」
「V1039あ……美也ちゃん……。強い……」
(け、けしからん……)
「V0170こうして触ってたら、/美也のもおっきくならないかなぁ……」
「V1040ど、どうかなぁ……」
(お、おお? 上着に手をっ!?)
「V1041えっ!?」
「V0171あれ? 誰かいるの?」
(ま、まずい! 逃げなきゃ)
……こうして慌てて保健室から逃げ出した。
いったい何をしてるんだ僕は……。
(頭がボーっとする、眠気覚ましが必要だ)
(このままじゃ無事に帰れそうもない……/うん、どうにかしなくちゃ駄目だ)
(よーし! それじゃあ、/しょうがないからプールに行こう!)
(誰かいるかなぁ……)
(まあ、水泳部がいればラッキーかな)
???
「V1042み、美也ちゃん……。/F1早く着替えないと。風邪引いちゃうよ」
「V0172わかってるわかってる」
(……)
(……い、今の何だっ!?)
(思わず無言で出てきちゃったけど……。/多分美也だったよな……)
(い、いったい何をしていたんだ!?)
(……ちょっと様子を窺ってみよう)
「V0173ふわ〜、やっぱりふかふかだねー」
「V1043も、もういい?」
(や、やっぱり美也だ……もう1人は誰だ)
「V0174んーん。もうちょっと……。/あれ? R紗江R2さえちゃん鳥肌たってる?」
「V1044だ、だってF2寒いし……」
(っていうか、あいつ何してるんだ……。/水着の女の子の胸を……こう……)
(み、見とれている場合じゃない!/よくはわからないけど止めなくては!)
「美也! いったい何やってるんだ!?」
「V0175え?」
「V1045ええLdMoっ!?Wv40Le」
「V0176お兄ちゃん」
「V1046え? お、EF9お兄さん……」
「お兄ちゃんじゃないよ……。/いったい何をしてたんだよ……」
「V0177ん? ふかふか具合を確かめてたの」
「ふ、ふかふか?」
「V0178うん。Eoふかふか」
「ふかふか……」
「V1047あ、あの……」
「あ……」
「V0179うん。紗江ちゃんの……、/EF4あっ、EF3同じクラスのR中多R3なかたR紗江R2さえちゃん!/Ec美也のお友達なんだ」
「そ、そっか……」
「V1048わ、私……」
「V0180でね、EFe7m4温水プールにEFe3入ってみたいって/いうからFm3来たんだけど……、EFe9着替えの時に/見せてもらったら、Fm4もーおっきくEcF3て!」
「お、おっきくて……」
(こ、これが1年生のW30……って!W15/何凝視してるんだ僕は……)
「V0181だからね、ちょっとだけFm3Ec触らせて……」
「V1049LdMoしLe、E失礼しますっ!Mc」
「V0182あ、紗江ちゃん!」
「V0183あーあ。EF6いっちゃった。/EFe8m4もー、Fm6お兄ちゃんのせいだからね」
「な、なんで僕のせいなんだよ!」
「V0184紗江ちゃん、すっごく恥ずかしがり屋さん/だから、Fm4お兄ちゃんが急に来てFm6びっくり/しちゃったんだよ」
「ぼ、僕が悪いのか?」
「V0185紗江ちゃんは転入してきたばかりで色々/不安なの! EFe9わかるでしょ?」
「え? そ、そうなのか……」
「V0186そうだよー。/EFe8m4しかもお兄ちゃん……」
「な、なんだよ……」
「V0187紗江ちゃんの胸、/W30Wv110Fm6じーっFm4と見ちゃって……W30Wv255EFe3m4やーらFm3しぃー」
「み、見てない! 断じて見ていないぞ!」
「V0188んーん。EoFe8すっごく見てた」
「……」
「V0189まったくFm3にぃにはFm4エッチなんだから……」
「に、にぃにって言うな!/あとエッチって言うな!」
「V0190今度紗江ちゃんにFm6会ったらちゃんと/Fm1『ごめんなさい』Fm4してよね」
「う……わ、わかったよ」
「V0191はW5くしゅ!! Wv90EoF6さ、EFe9寒いFm3……」
「当たり前だろ……早く着替えろよ」
「V0192うう、そうしよう……Fm3じゃあね」
「ちゃんと頭拭けよ〜」
(まったく美也のやつは……。/ふかふかだとかエッチだとか……)
(ふかふか……じゃなくて!/中多紗江ちゃんか……)
(今度会ったら謝っておくか……)
(それにしても美也のやつは……。/なんであんな真似を……)
(あんな羨ましい……じゃなくて、/あんなけしからん事を)
(中多さん……だったよな……。/謝りに行くか……)
(……とりあえず1年教室に行こう)
(あ、あの子って……)
「中多さん」
「V1050は、はいっ!?」
「V1051な、なんですか……?」
「美也の事なんだけど……」
「V1052W45あ、B100W45EF6美也ちゃんのお兄さん」
「あ、NmNnです」
「V1053あ、W45EF6はい……」
「そ、その……」
「美也が変な事したみたいで……/ごめん!」
「V1054え?」
「なんていうか……。/その、水着で触らせてくれだなんて」
「V1055っ……」
「せめて謝らせてもらいたくて……」
「V1056え?」
「本当にごめんね!/出来れば許して欲しい」
「……」
「なんていうか、ああいう性格だから/色々結構迷惑をかけると思うんだけど」
「……悪気はない……と思う」
「V1057……くすっ」
「V1058いいんです……」
「え?」
「V1059美也ちゃんはお友達ですから……」
「ありがとう」
「V1060いいえ……」
「V1061仲がいいんですね」
「そうかな?/そんな事ないと思うけど」
「V1062だって、W45EoF3美也ちゃんのためにですよね?」
「それはその……」
「いや、まあとにかく……、/もう止めるように美也には言っておくよ」
「よりにもよって水着で触るだなんて」
「V1063え?」
「あ、いや……なんていうか、/胸っていうか、あの……」
「ご、ごめんそうじゃなくて……。/なんていうか羨ましいというか……」
「V1064LdMoしMcLe、し……」
「V1065Fm5失礼しまFm9すっ!」
「あっ! 中多さん……。/行っちゃったよ」
(しまったな……。/慌てて変な事言っちゃったよ……)
(……とりあえず/謝れたから良しとしておこう)
(さて、昼ご飯の時間だ!)
(今日は一人で、のんびりと食べよう!)
(ラーメンか……。/うん、ラーメンにしよう!)
「V0193お兄ちゃん!」
「え?」
「V0194んもう、EFe9何やってるのー?」
「何だよ唐突に……。僕はこれから……」
「V0195何だよじゃないよー。/EFe8m4紗江ちゃんに何言ったの?」
「V0196紗江ちゃん、EF9お兄ちゃんの話題が出ると/顔を真っ赤にしちゃって大変なんだから」
「ええっ? そうなのか?」
「V0197うん。EFe9いつもなら、/EFe7私もお兄ちゃんが欲しかったな……。/EFe9とか言ってたのに」
「V0198Fm1もうどんな話題を出しても、/EFm6顔を真っ赤にしてうつむくだけだよ?」
「う……そうなんだ……」
「V0199……何かエッチな事したんでしょ?」
「ば、馬鹿!/そんな事ある訳ないだろ!」
「ただちょっと、/誤解があっただけでだな……」
「V0200誤解ですまなかったんでしょー」
「う……」
「V0201はぁ……Fm4まったくFm9お兄ちゃんは……。/EoFe9m6しょうがないから美也が/謝っておいてあげる」
「……す、すまん」
「V0202だいたい紗江ちゃんは、/EoFm6すっごく純粋な子なんだから」
「V0203これからは気をつけてよ?」
「は、はい……」
「V0204はー。Fm3まったく美也はいい妹EoFe9だね」
「も、もとはと言えば!」
「V0205何?Fm8」
「な、なんでもない……」
「V0206それじゃFm3あね」
(くそっ、納得いかない……)
(でも誤解を解いてくれるならいいか)
(昨日の夜更かしがたたった……/頭がボーっとしてきちゃったよ……)
(こういう時は無理せずに保健室だな。/うん、そうしよう)
???
「V1066え? え? み、美也ちゃん?」
「V0207いいからいいから、ね?」
(保健室から聞こえるこの声は……)
「V1067んっ……」
「V0208ふぁ〜ふかふかだ〜」
(もしかしなくても美也だ……)
「V0209ごめんねぇ……。/お兄ちゃんが変な事言ったみたいで」
「V1068う、ううん……大丈夫」
「V0210美也がちゃーんと怒っておいたから、/安心してね」
「V1069う、うん……」
(美也のやつ……。/何のフォローにもなってないじゃないか)
「V0211うーん、今日もふかふかだねー」
「V1070ん……」
「V1071み、美也ちゃん……」
「V0212なあに?」
「V1072も、もういい?」
「V0213んーん、もう少しー」
「何してるんだよ……」
「V1073えっ!?」
「V0214え?」
「V0215あれ? お兄ちゃん何してるの」
「V1074あ、あの……」
「何してるの? じゃないだろう……」
「美也こそ何してるんだよ……」
「V0216何って……。EFe9ダメダメなお兄ちゃんの/フォローしてたんだよ」
「フォローになってないだろ!/それにまた中多さんの胸を……」
「V1075え?」
「V0217んもう……。EF9また胸の話なの?」
「そ、そうじゃなくて、/美也が触ってるから……」
「V1076……し」
「V0218あ……」
「V1077失礼しますっ!」
「あ……行っちゃったよ……」
「V0219もー、EFe8m4お兄ちゃんFm6困るよー」
「V0220せっかく紗江ちゃんの/ふかふかをFm4楽しんでたのに〜」
「楽しんでたのにってなぁ……」
「僕のフォローをしてくれるんじゃ/なかったのか?」
「V0221あー、EF6最初はそのつもりだったんだけど」
「V0222せっかく保健室で二人きりだったから、/Ecつい、ね」
「ついね、じゃないよ……」
「V0223まあまあ、/EFe9今度ちゃんと説明しておくから」
「……期待しないでまってるよ」
「V0224なによーもー!」
「じゃあな」
(さて、今日は何を食べようかな……)
(やっぱりラーメンかな……)
(それとも日替わりにするか)
???
「V1078あ、あの……」
(うーん……。悩ましい問題だ)
「V1079……すみません」
(さて……。どうするか?/財布の中身はっと……)
(あれっ!?/無い! 無いぞ? 財布が無い!)
(ま、まずい! どこかで落としたか!?)
(どこだ!?)
(……ここには無いな)
「V1080はぁはぁ……す、すみません……」
(……どこだ? どこに落とした?)
(無い……。どこにも無い……。/なんて事だ! どうしたらいいんだ?)
「V1081……はぁ……はぁ」
(鞄の中に……。いや、教室を出る時には/持っていたしな)
「V1082あ、あの……」
(仕方ない……。/職員室に行ってみるか……)
「V1083すみませんっ!」
「え?」
「V1084あ、W60EFe7あの……。W45EF9これ……」
「あ! 僕の財布」
「V1085……Fm4どうぞ」
「あ、ありがとう」
「……」
「あ、すごく助かったよ。/今日はご飯抜きかと思ってたから」
「V1086LdMoはMcL、B50はい……」
「僕は2年A組のNmNn。/えーっと、名前は?」
「V1087……1年……EFe6組のEcW4Fe9EhFm4……なかEF6……え」
「V1088ご、EoFe9ごめんなさい! Fm9失礼します」
「あ! ちょ、ちょっとまってよ!」
(……行っちゃったよ)
(ちゃんとお礼もいえてないのに……。/名前、なんていうんだろう)
(……1年生って言ってたよな。/後で美也のところにでも行ってみるか)
(えーっと、確か美也のクラスは……。/1−Bだったよな)
(えーっと、美也はっと……)
「V0225あれ? お兄ちゃん?」
「おお、美也! ちょうどよかったよ」
「V0226どうしたの? Fm3美也に用事?」
「あー、うん。ちょっと、聞きたい事が/あるんだけど……」
「V0227なになに〜?」
「あのさ、1年生の中に、こう髪の毛を/2つにしばっている子いないか?」
「V0228こうって……。/EF9もしかしてFm4ツインテールのこと?」
「そうっ! さすが美也」
「V0229何言ってるのFm6お兄ちゃん……。/EFe9そんな子はいっぱいいるよー」
「そ、そっか、そうだよな……」
「あ、あとちょっと気が小さそうで……」
「V0230……はぁ。EFe9他には?」
「なんとなく小動物っぽい感じで、/可愛らしくて……」
「V0231……他には?」
「小柄なんだけど、/なんていうのか……」
「V0232もしかして……Fm3出るとこ出てる?」
「そう! そうなんだよ!/出るとこ出てる感じでさ!!」
「V02331年生とはEc思えない?」
「そうなんだよー!/まいっちゃうよな……」
「V1089……」
「ぼんっきゅっぼーん? って言うのかな?/漫画とかアニメに出そうな感じなんだよ」
「V0234あー……EoFe9m2わかったかも」
「おお、そうか!/名前教えてくれないか?」
「V0235でも、いったいなんで?」
「さっき財布拾ってもらったんだよ、/ちゃんとお礼を言いたくてな」
「V0236なるほどー…Fm3…。EoF3お兄ちゃんにしてはFm4/まともな理由Fm3だね」
「何がお兄ちゃんにしてはだ!」
「V0237にししし。だってさ、EoR紗江R2さえちゃん」
「えっ?」
「V1090……お、お待たせ美也ちゃん」
「V0238んーん、大丈夫大丈夫。/Eoお兄ちゃんと話してたから」
「あ、あれ?」
「V0239Fm4お兄ちゃん、この子Fm3でしょ?」
「あ、ああ……」
「V0240Fm4えへFm2ん……。EoF2この子はR中多R3なかたR紗江R2さえちゃん、/Ec美也のお友達だよ?」
「V1091……Wv60Fm9LdMoこMcLe、Fm3こんにちは」
「こ、こんにちは……」
「V0241紹介するね、紗江ちゃん」
「V0242この、ちょっとFm3スケベで、/EFe9だいぶ間抜けな感じの人が/P2EcF2美也のお兄ちゃん!」
「V1092えっ?」
「み、美也! 何言ってるんだよ!」
「V0243な、EFe8なによー。EcF4出るとこ出てるとか/EoFe8m6鼻の下伸ばしてたくせに!」
「そ、それは……」
「V0244でもお兄ちゃんのFm6気持ちもわFm3かる……」
「はっ?」
「V0245悔しいけどFm3ナイスバディだもんね。/Fm6美也もあやかれるようにFm4時々触らせて/Fm3もらってるんだ!」
「さ、触らせて……もらう……」
「V0246こら〜! EcFe8m4W6Eh顔がスケベにFm6なってる!」
「あ!? いや……その……」
「V0247ごめんねーFm3紗江ちゃん。/Eこんなお兄ちゃんだけどよろしくね」
「V0248お兄ちゃん。Fm6紗江ちゃんは転入してきた/EFe9m3ばかりなの、だから優しくしてあげてね」
「お、おう……」
「V1093あ……、EFe7よろしく、/EFe9お願いします……」
「あ、こ、こちらこそ……」
「その、今更だけど財布拾ってくれて/本当にありがとう」
「V1094あ……EFe6m3いいえ……」
……こうして、中多紗江ちゃんと知り合った。
それにしても……。/もう少しまともな紹介してくれよ……。
(さて……。/美也のところにいってみるかな)
(えーっと、確か美也のクラスは……。/1−Cだったよな)
(えーっと、美也はっと……)
「あれ? お兄ちゃん?」
「美也、ちょうどよかった」
「どうしたの? 美也に用事?」
「いや、ちょっと、/聞きたい事があるんだけど……」
「なになに?」
「あのさ、1年生の中に、こう髪の毛を/二つにしばっている子いないか?」
「こうって……。/W45EF9もしかしてツインテールのこと?」
「そうっ! さすが美也」
「何いってるのお兄ちゃん。/W45EFe9そんな子いっぱいいるよー」
「そ、そっか、そうだよな……」
「あ、あとちょっと気が小さそうで……」
「……他には?」
「なんとなく小動物っぽい感じで、/可愛らしくて……」
「こう、小柄なんだけど、/なんていうのか……」
「出るとこ出てる?」
「そう! そうなんだよ!/でること出てる感じでさ!!」
「1年生とは思えない?」
「そうなんだよー!/まいっちゃうよな……」
???
「……」
「ぼんっきゅっぼーん? って言うのかな?/漫画とかアニメに出そうな感じなんだよ」
「あー……W45EF2わかったかも」
「おお、そうか!/名前教えてくれないか?」
「でも、W45EF4いったいなんで?」
「今日、財布拾ってもらったんだよ、/そのお礼を言いたくて」
「なるほどー……。/W45EoEF2だってさ、紗江ちゃん」
「えっ?」
「……お、お待たせ美也ちゃん」
「んーん、大丈夫大丈夫。/W45Eoお兄ちゃんと話してたから」
「あ、あれ?」
「お兄ちゃん、この子でしょ?」
「あ、ああ……」
「えへん……。W45EoEF2この子は中多紗江ちゃん、/W45Ec美也のお友達だよ?」
「……こ、こんにちは」
「こ、こんにちは……」
「紹介するね、紗江ちゃん」
「この、ちょっとスケベで、/W45EF7だいぶ間抜けな感じの人が/W25EF2美也のお兄ちゃん!」
「み、美也! 何言ってるんだよ!」
「な、W45EF8なによー。W45EF7でること出てるW45EF8とか/鼻の下伸ばしてたくせに!」
「そ、それは……」
「ごめんねー紗江ちゃん。/W45EoEFm3こんなお兄ちゃんだけど宜しくね」
「お兄ちゃん。W45EF6紗江ちゃんは引っ越してきた/ばかりなの、W45EF3だから優しくしてあげてね」
「お、おう……」
「あ……、W45EFe7よろしく、/W45EFe9お願いします……」
「こ、こちらこそ……」
……こうして、中多紗江ちゃんと知り合った。
それにしても……。
もう少しまともな紹介してくれよ……。
(さて、今日は何を食べようかな)
(……時間も早いし、久しぶりに/『スペシャル争奪戦』に参加するかな)
(う……。今日は混んでるな。/これは気合を入れないと駄目かもな)
(えーっと、どこから行こうかな……)
(……あれ?/あそこでもみくちゃにされてるのって)
「V1095す、す、すみませ〜ん」
(中多さんだよな?)
「V1096あ、あの、すみません……」
(あーあー、酷い有様だ……)
男子A
「おばちゃん! こっちヤキソバ定食」
「V1097あ……」
女子A
「うどん下さーい」
「V1098あぅ……」
女子B
「あ、あたしもうどん!」
男子B
「中華スタミナ満腹定食まだー?」
「V1099あ、あの〜!」
女子C
「コロッケパンと抹茶デニッシュ!」
「こら! 押すなよ!」
「ちょっと、順番でしょ!」
「V1100す、すみません……」
「V1101あのっ、そのっ……」
(見てられないな……)
「V1102きゃっ」
「危ないっ」
「V1103え……。Nm……先輩……」
「ふぅ……」
「……」
(中多さん、なんてきゃしゃなんだ……)
(女の子ってこんなに小さくて……、/こんなに柔らかいのか……)
「V1104あ、ありがとうございます」
「大丈夫? 怪我はない?」
「V1105は、W45EFe6m3はい……大丈夫です」
「ははは、この時間はすごく混むから、/もっと勢いよくいかないと」
「V1106LdMoそMcLe、W45EcFm4そうですね……」
(う……これじゃあ僕が/責めているみたいじゃないか……)
「え〜と、その……。何を買いたいの?」
「V1107え?」
「ついでに買ってきてあげるよ」
「V1108そ、EF6そんな……W45Ec悪いですから」
「いいから、ね?」
「V1109あ……」
「V1110それでは……。/W45EFe6サラダサンドとEFe9m4……W45Fm3牛乳を……」
「サラダサンドと牛乳ね」
(よし、気合入れていくか〜)
Ti0/         ギューーーー
「おい、押すなって!」
「あんたこそ押さないでよ!」
(今だっ!!)
「すみませーん! サラダサンドと牛乳!/あとスペシャルね!」
食おば
「スペシャルは売り切れだよ」
(う、また駄目だったか……)
「どうする?」
「それじゃあ日替わり頂戴」
「はいよー」
(よし! 注文できたぞ)
「はい。おまちどうさま」
「はい、中多さん」
「V1111Fm4あ、Fm3ありがとうございます……」
「V1112LdMoあMcLe、W45EFe6m3これ……お金です」
「あ、うん」
(えっと……どうしようかな……)
「あー、えーっと……。/中多さんは一人なの?」
「V1113は、W45EF6はい……」
「じゃあ……。/良かったら、一緒に食べない?」
「V1114ええっ!?」
「あ、無理にとは言わないけど……」
「V1115……Fm3一緒に、W15P3EoFe9m3W30お願いします」
(……う、何故かどきどきする)
「じゃ、じゃあ!/あそこにしようか中多さん」
「V1116は、W50Wv120EFe6m3はい……W45EcF4m3お願いしますEoFe6……」
「それじゃあ、いこっか」
「V1117はい」
……こうして、中多さんと二人で食事をした。
中多さんは、ほとんどうつむいてたけど、/ほんの時々優しい笑顔を見せてくれた。
うん。……年下の女の子って可愛いもんだな、/美也とは大違いだ。
(次は体育か……。/今日は何をするんだっけ?)
(楽なやつがいいなぁ……)
「V0839よう大将」
「あ、梅原。今日の体育って何だっけ?」
「V0840今日はサッカーじゃなかったか?」
「そうか、サッカーか」
「V0841なんだよ、気が乗ってないみたいだな?」
「そんな事はないけどさ……」
「V0842じゃあ、その浮かない顔はなんなんだ?/W45EFe9話してみろよ? W45EFe2Ec遠慮はいらねえって」
「いや……遠慮はしてないよ」
「……なんとなく、/やる気がおきないんだよな」
「V0843はっは〜ん、W45Ecなるほどなるほど……」
「V0844女子は体育館でバレーだからなぁ……。/W45Ehギャラリーがいないとやる気が出ないって/わけか? W45Ecわかる、わかるぞ……」
「そ、そうじゃないけど……」
「V0845隠すな隠すな! よくわかるよ」
「V0846確かにうちのクラスの女子は体育館だ、/W45EoFe2けどな……」
「けど?」
「V0847まわりを見てみろよ、/1年女子がグラウンドにいるだろう?」
「あ、ほんとだ……」
「V0848後輩たちにいいとこ見せなきゃ。W45Eoな?」
「お、おい、僕は別に……」
「V0849照れるなって! 行こうぜ!」
「照れてないって! おい、待てよ……」
(まったく梅原は……)
(それにしてもサッカーか……。/どうしようかなぁ)
・全力で頑張る
・適当に頑張る
・頑張らない
……と、体育の授業をこなした。
(ふー、やっぱ疲れるな……)
「V1118……Nm先輩」
「え?」
「あ、中多さん」
「V1119サッカー見てました……」
「そうだったんだ」
(……よし、/今日は気合入れてやってみるか)
そんなわけでキックオフ。
僕は珍しくフォワードを志願した。
梅原に言われたからって訳じゃないけど、/何となくいつもより頑張ってみた。
(よし! ここで必殺のNnターンだ!)
しかし僕の必殺ターンは相手ディフェンダーに/あっさり止められてしまった……。
(はぁ……はぁ……。し、しんどい……)
その後、特に見せ場も無いまま試合終了。
なんだかなぁ……。
「V1120惜しかったですね……」
「はは、恥ずかしいところを/見られちゃったね」
「V1121そんな事ないです。/W45EcFe6m4……すごく、W45EoFe9m3素敵でした」
「え? そ、そうかな……」
「V1122は、W45EFe9m3はい……。W45EF3ボールにむかって一生懸命/なところとか、W45Ecすごく……」
(な、なんだか恥ずかしいな……)
(まあ、ほどほどにやってみるか)
僕はあまり目立たないと思われる/ミッドフィルダーを志願した。
梅原にあおられたけど、全力でサッカーなんて/柄じゃないし、ほどほどにやろう。
(あ、ボールが来た……。面倒だから/すぐにパスしちゃえ……)
あまり考えずに出した僕のパスは、/相手の意表をついて見事に前線に繋がった。
(お! ちゃんとゴールしたじゃないか)
結局、僕の出したパスからゴールが生まれ、/チームは1−0で勝利。うん、悪くないかも。
「V1123先輩が出したパスで/ゴールが決まったんですよね……」
「う、うん、一応ね」
「V1124その……。/W45EFe9m3テレビの試合を見てるみたいでした」
「そ、そんな事は……」
「V1125でも、W45Ecすごく素敵で……」
「あ、ありがとう」
(なんだか、恥ずかしいな……)
(疲れちゃうし、まあ適当でいいよな)
僕はあまり走らずに済みそうな、/ディフェンダーを志願した。
梅原にあおられたけど、本当にやる気が出ない。/まあのんびりとやろうか……。
(うわ、コーナーキックだ……。/相手ゴール前集合かよ……)
サッカー部所属のフォワードが蹴ったボールは、/キレイな孤を描きながら僕の方へ向かってきた。
(あれ? こっちきた……。/とりあえずヘディングしなきゃ……)
僕の頭にあたったボールはそのままゴールへ/吸い込まれていった。
う〜ん、こんな事もあるんだなぁ……。
「V1126先輩がゴールを決めてましたよね……」
「う、うん……」
「V1127すごく、W45Ec格好良かったです……」
「いや、そんな……まぐれだし」
「V1128でも……」
「V1129素敵Fm3でした……。/W45EoF3思わず見とれちゃいました」
(ぐ、偶然なんだけどな……)
「……」
「中多さんも体育だったの?」
「V1130はい……」
「何してたの?」
「V1131テニスでした」
「へ〜。面白そうだね」
「V1132……私、W45Eo運動苦手なので」
「そ、そうなんだ」
「V1133だから、W45Fm4運動できる人を見ると、/Fm3すごく憧れEcます」
「そ、そう」
「V1134Nm先輩、すごいです……」
「いや、ほんとにそんな事は……」
(ま、まいったな……)
「V1135あ、W45EF7私着替えなきゃいけないので……。/W45EF3それでは失礼します」
「あ、中多さん……」
(……勘違いされちゃったなぁ)
(……まあ、いいか。/どうせ美也が、『そんな事ない!』/とか、『お兄ちゃんに限って!』)
(……って具合に/余計な事まで吹き込むだろう)
(それにしても年下の子って、/なんていうか、むずがゆいなぁ……)
(これといって誰もいない……)
(そして特に用事もない……)
(ああ、空はあんなにも青いのに……。/このすっきりしない気分はなんだろう)
Ti0/        Ti2ぐぅ〜〜〜
(……今日の昼飯どうしよう)
(……あ、そういえば、最新号の/デックアイアンまだ買ってないな)
(今回は特典が豪華だから早く/買わないとな)
(……)
(僕はこんなところで何してるんだ……/教室に帰ろう)
「V1136あっ……」
「え? あれ? 中多さん」
「V1137ど、EFe9どうも……」
「あ、うん……」
「V1138あの……。/EFe9その、元気、出して下さい」
「え? 別に元気だけど……」
「V1139あ、EFe6そ、EFe6m3そうなんですか、/Ecなんだか辛そうだったから……」
「そ、そうかな?」
「V1140は、はい」
「そ、そっか……」
「あれ? 中多さんいつから……」
「V1141そ、EF7それは……EFe9LdMoそのMcLe……」
「……」
「V1142し、EF6失礼しますっ!」
「あ、中多さん……」
(どうしたんだろう……。/いきなり元気出してくれだなんて……)
(もしかして……ずっと見られてた?/なんて自意識過剰だな……)
(お宝本取引を安全に行える場所か……/う〜ん……と言ってもなぁ……。/あ、待てよ!)
(花壇の方はどうだ? 時期にもよるだろう/けど、意外と良いんじゃないのか?)
(うん、悪くなさそうだな……。/あ、あれは……)
(中多さんに茶道部の先輩達……)
「V0408こっちだよ」
「V0142……こっち」
「V1143え、W45EF9あの……」
「V0409まーまー」
「V0143大丈夫……」
「V1144でも……」
(あ……。行っちゃったよ。/なんか気になるなぁ……)
(……よし、追いかけてみるか)
(あれ……ここって……)
「V0410さ、この先が部室だ」
「V0144……パラダイスへようこそ」
「V1145ひゃっ……」
(な、何してるんだ……?)
「V0411よし、とりあえず入ってみようか? な」
「V1146で、W45EF6でも……」
「V0145大丈夫。……きっと気に入る」
「V1147そ、W45Ecその……W45Eo私……」
「V0412まーまー。いいからいいから」
「V0146クックック。……R愛R1ういヤツ」
「V1148あっ!! W45EF6Nm先輩」
「V0413んっ?」
「V0147……」
「な、中多さん?」
「V1149た、EFe9助けて下さい!」
(僕の腕を掴んで隠れちゃったよ……。/ただ事じゃないのか?)
「V0414あぁ、W45Nmか」
「V0148……何してる?」
「い、いや……何っていうか……」
(な、中多さん……震えてる?)
「V1150ん……」
(……よし)
「せ、先輩達こそ何してたんですか?/彼女怯えてるじゃないですか」
「V0415なにぃ?」
「V0149……」
(う……すごい迫力だ……怖いかも……)
「V0416……」
「V0150……うん」
「V0417そっか、W45Eoそいつは本当にすまなかったね。/脅かすつもりじゃなかったんだ」
「V0151……猛省」
「え?」
「V1151……あ」
「V0418いやぁ、なんだか可愛らしい/1年生が転入してきたっていうからさ」
「V0419うちに来てもらえればなぁってな」
「V0152……期待のルーキー。/W45Ec新時代のエース候補」
「え? 部活の勧誘だったんですか?」
「V0420ああ、EoFe2そうだよ」
「V0153勧誘……」
「そ、そうだったんですか……。/僕はまたてっきり……」
「V0421てっきり?」
「あ、いや……」
「V0154……いじめてる?」
「あ、そうです」
「V0422ほぉ〜」
「V0155……減点5点」
「あ! いや……今のは違います……」
「……」
「……すみません。勘違いしました」
「V0423……いやいいよ。/W45EoこっちもちょっとEFe9強引だったみたいだし」
「V0424ごめんね。中多ちゃんEo」
「V0156……ごめん」
「V1152あ……いえ……その……」
「V0425そんじゃ私らはもう行くわ! W45Ecじゃね」
「V0157……ばいばいきーん」
「あ、はい」
「中多さん。大丈夫?」
「V1153……はい。……ごめんなさい」
「いや、謝らないでよ。/僕が勘違いしちゃっただけだし」
「V1154Eoあ……」
「なんか、ただ事じゃない雰囲気/だったからさ」
「V1155ごめんなさい……」
「あ……」
「V1156……私、EcFm9失礼します」
「中多さん……」
(……中多さん、すごく落ち込んでたな)
(よっぽどあの二人が怖かったのかな……)
(……うん、まあ気持ちはわかるけど)
(美也から、茶道部の3年生は別に怖く/ないって、やんわり伝えさせるか……)
……こうして、/中多さんを茶道部の魔の手から救った?
早く学校に慣れられればいいんだけど……。
(ふぁ〜……。なんだか眠い……)
(昨日は、梅原に借りたお宝本に夢中に/なりすぎたな……)
(……次の授業に備えて寝ておくか)
(ふぅ……)
男子A
「何やってんだあの子」
男子B
「さっきからいるよな? 誰に用事だろう」
(……)
「あまり見かけないけど可愛い子だなぁ」
「そうだな1年生か? それにしても……/出るとこ出ちゃってるな」
(……うるさいな)
「お、俺もそう思ってたんだよ!」
「よし、話し掛けちゃおうかな俺」
「なんだよ、ぬけがけかよ」
(……いったいなんなんだ?)
「ねえ、何してるの?」
「めいあいへるぷゆー?」
女 子
「V1157あ、あの……わ、私……」
「V1158す、すみません……」
(なんだ? うるさいな……)
「あれ? 中多さん?」
「V1159あ、W45EF9Nm先輩! 助けて」
「……助けてって、なんだよな」
「傷つくよな……。/よかれと思って声かけたのに」
「どうしたの?」
「V1160あ、W45EFe9あの……。W45Fe8Ecその……」
「あ、じゃあちょっと廊下に出ようか」
「V1161は、W15Fm3はい」
「V1162お、お休みのところすみません……」
「どうしたのわざわざ/2年教室にくるなんて?」
「V1163……その……EFe9実は美也ちゃんから」
「美也? 美也がどうかしたの?」
「V1164こ、こ、Fm1これを……。/B100EcFm6先輩に返してきてって……」
「え?」
「ぶっ!」
「……」
(こ、これは僕のお気に入りの、/入江サヤカ写真集……。な、何故ここに)
「V1165ど、ど、Fm7どうぞ」
「あ、いや、これは、その……。/あ、ありがとう中多さん」
「V1166は、Fm3はい……」
(こ、これはどういう事なんだ!?/いったいなぜ中多さんから写真集を/手渡されているんだ僕は!?)
(おおおお落ち着け……。落ち着いて呼吸を/整えるんだ……。あくまでクールに……)
「ん、ごほん……。中多ひゃんは……」
「V1167はい?」
(むおっ! 噛んじゃったよ……)
(お、落ち着くんだ……)
「な、なんで中多さんがこれを?」
「V1168は、EFe6m7はい……。W45EF7美也ちゃんがEFe6友達に/見せるってFm3持ってきたんですけど……」
「と、友達に……」
「V1169自分から返すと怒られるからって……、/EoFm4わ、Fm9私に……」
(そっちの方がまずいって……くそっ)
「V1170どうしてもお願いって言われたので……。/W45EF6その、Ecすみませんでした」
「い、いや中多さんが謝る事じゃないよ、/なんていうかありがとう」
「V1171は、はいFm3……」
「V1172そ、それでは私Fm3行きますね……」
「う、うん……気を付けて……」
「V1173失礼します」
(ふぅ……まいった……)
(うわ、すごい汗かいてるや……)
(まったく美也のやつめ……)
……こうして、/中多さんから写真集を返してもらった。
この時期に運動もせずにこんなに/汗をかくだなんて……。
美也のやつ……あとできっちりと/話をつけておかなきゃ……。
(食った食った〜……)
(さてと、腹ごなしにちょっとぶらぶら/しようかな……)
(あ、あれは……)
「中多さん」
「V1174え?」
「V1175あ、W45EF3Nm先輩……」
「何してるの?」
「V1176あ……。W45EF4その、/W45EFe9m3お昼を食べに行こうと思って」
「そりゃそっか、昼休みだもんね」
「V1177はい」
「今日も一人なの?」
「V1178いえ、W45今日は美也ちゃんとEc一緒に……。/W45Eo食堂で待ち合わせしてるんです」
「そっか、美也とか……」
「あいつ、食べながらしゃべるから/ご飯粒とか気を付けてね」
「V1179えっ?」
「V1180それは気が付かなかったです……」
「もう家では酷いもんなんだよ。/何回注意しても直らないしさ……」
「子供だから、食事に集中するのが苦手/なんだろうね……」
「V1181ふふふっ」
「V1182でも楽しそうでいいですね」
「そうかな?」
「V1183あ、W45EF9そろそろいかないと……」
「呼び止めちゃってごめんね」
「V1184いえ、W45楽しかったEcFe2です。W45それではEo」
(ほんわかした子だよなぁ……)
「V0249ふわ〜、びっくりした〜」
「え?」
「なんだ、美也か……」
「V0250なんだじゃないよー!/EF4いったいどうなってるのお兄ちゃん?」
「何がだよ?」
「V0251何がじゃない! EFe9m4いつから紗江ちゃんと/あんなに仲良しになったの?」
「べ、別にそんなに仲良くはないよ……。/ちょっと立ち話したくらいじゃないか」
「V0252それがびっくりなんだよ!」
「V0253だって、EFe6紗江ちゃん男の人が苦手で、/EFe9さらに年上なんてもっとダメなんだよ?」
「そうなのか?」
「V0254うん、先生に用事で話し掛けられても/あっぷあっぷしちゃうんだから」
(あっぷあっぷって何だよ……)
「V0255それなのにお兄ちゃんとは普通に話してる/EcFm4……これはおかしい」
「美也の兄だからじゃないのか?」
「V0256うーん……」
「って、中多さんと待ち合わせだろ?/早く行かなくていいのか?」
「V0257そうなんだけど……EcFm6気になる〜」
「気になるなら中多さんに直接聞けよ。/じゃあな」
「V0258あっ! EFe9m4お兄ちゃ〜ん! EFe8ちょっとー」
(まったく美也はうるさいんだよなぁ……)
(……でも、僕だけ特別なのか?)
(……)
(馬鹿なこと考えててもしょうがない、/教室に戻ろう)
(たまには読書でも……って図書室に来たら/珍しくうるさい)
(……いったい誰だ? あっ!)
(中多さんに末永先生……。/気になるな……ちょっと行ってみるか)
末 永
「要領を得んな……。/いったいどうしたって言うんだ?」
「V1185あの……その……」
「おい。別に怒ってる訳じゃない。/わかるだろ?」
「……」
(……完全に怯えてるな。/美也が言ってたとおり苦手なんだな)
「ちゃんと答えんか」
「V1186ひっ……」
(……ああ、もう見てられない)
「先生」
「ん? 誰だ?」
「V1187あ……先輩……」
「2−AのNmNnです。/何かお困りですか?」
「ああ、実はな……」
「V1188ありがとうございます……」
「いや、いいんだよ」
(うわぁ、わかりやすく落ち込んでる)
(……う〜ん、このまま立ち去る訳には/いかないよな……よし!)
「……末永先生ってさ、/先生っぽくないよね?」
「V1189え?」
「なんかさ、チンピラっぽくない?/すっごい下っ端の」
「V1190ええっ?」
「映画とか、ドラマとかだとヒーローに/あっさりやられそうな感じでさ」
「V1191ぷっ……EoFe9m3」
「それでさ、『おぼえてやがれー!』って、/捨て台詞を言いそうにみえるんだよね」
「V1192くすくす」
「でもそんな感じじゃない?」
「V1193ふふふ。W45Eoそうですね」
「入学してからずーっとそう思ってたんだ。/今日中多さんに言えてすっきりしたよ」
「V1194そうだったんFm3ですか」
「……まあ、そのあまり気にしないで」
「V1195あっ……」
「V1196先輩……」
「ん?」
「V1197ありがとうございます……」
「え? いや、そんな事は……」
「V1198……先輩、Fm3優しい」
「え?」
「V1199あっ、SdP2F9W45SEF7その……。W45EcFe9m3失礼します」
「あ、中多さん……。/大慌てで行っちゃったよ……」
(優しい、か……)
(う〜ん、/そんなつもりはないんだけどなぁ……)
(まあ、いいか。/とりあえず元気になったみたいだし)
(さて、今日は何を食べようかな)
(……う〜ん。やっぱラーメンかな?)
(っと、今日も混んでるな、やれやれだ)
(あれ?)
(……まさか、あそこにいるのは)
「V1200す、す、すみませ〜ん」
(やっぱり中多さんだ……)
「V1201あの、その……」
(今日も今日とて、注文できず……)
男 子
「おばちゃん! 牛どん大盛り卵付きで!」
「V1202あぅ……」
女 子
「こっちヤキソバパンとフルーツ牛乳!」
「V1203きゃっ……」
(もみくちゃだ……しょうがない……)
「中多さん!!」
「V1204ふぇっ?」
「V1205あ……W45EF6Nm先輩」
「今日も混んでるね」
「V1206はい……。W45EcFm9全然買えないFm3です」
「何買いたいの?」
「V1207あ……」
「V1208その……。W45EoFe6玉子サンドとFm3牛乳を……」
「オーケー。玉子サンドと牛乳ね」
(よし、行くか〜)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ギューーーー
「うおっ? 押すなよ」
「あなたが押してるんでしょ!」
(ここだっ!!)
「すみませーーーん!/玉子サンドと牛乳!/それとラーメン下さい!」
食おば
「はいよ〜」
(よし。バッチリだ)
「はい。おまちどう」
「ありがとう」
「はい、玉子サンドと牛乳」
「V1209あ、W45EcF2ありがとうございますEo……。/W45EFe6これで二回目ですね」
「ははは、そうだね。/そういえば牛乳好きなの?/前も頼んでたよね?」
「V1210あ、W45EFe9はい……」
「あぁ……Wv60W15なるほど、それでか……Wv210」
「V1211え?」
「あっ……」
「いや、そのごめん! そうじゃなくて」
「V1212あ、いえ、いいんですWv120……。W30/その、W30Wv300W15先輩なら……」
「はっ? ……え?」
「V1213あ、EF7な、EFe9m3なんでもありません!」
「そ、そう?」
「V1214は、W45EFe6はい……」
「……」
「あ、よ、良かったら一緒に食べる?」
「V1215は、EF2はい! W45Ecお願いします」
……こうして、中多さんと一緒に食事した。
それにしても、彼女が一人で昼食を/買える日はくるのだろうか……。
(暇だ……)
(そして眠い……)
(しょうがない、少し校内をぶらつくか)
「あ、中多さん」
「V1216あ、W45EF3……Nm先輩」
「あーっと……今日もいい天気だね」
「V1217そうですね……」
「……」
「V1218……先輩は、何してるんですか?」
「え? あ、その……。/眠気覚ましにぶらぶらしてたんだ」
「V1219寝不足なんですか?」
「ちょっとね。授業中に舟こいじゃったよ」
「V1220クスッ……」
「V1221それでは失礼します」
「うん。それじゃあね」
(……う〜ん。和む子だな)
「V0850おいおいおいおい。/どういうこったい、こいつぁ?」
「なんだよ、梅原。/その無駄に高いテンションは?」
「V0851たっは〜。W45EoFe5m3……おとぼけか?」
「いや、おとぼけとかじゃなく……」
「V0852中多紗江。1−B。W45Eo両親と祖母の/4人家族。転入してきたばかりの帰宅部」
「え? 梅原知ってるのか?」
「V0853身長150cm以下! W45EoF3体重は軽め!/W45Ecなのに推定バストサイズは85オーバー。/W45Eo希望的観測込みのFカップ!」
「……気持ち悪いくらい詳しいな?」
「V0854って、部活のやつらが騒いでたんだよ」
「剣道部の? 1年生か?」
「V0855いんや、もう男子全員かってくらいだな。/W45Ecただでさえ転入生ってことで目立つしな」
「なるほど……」
「V08561年生離れのナイスバディで今注目を/集めている子と何時の間に……。/W45EF2さすがNm。隅におけないねぇ?」
「そんなんじゃないよ……」
「V0857そうなのか?」
「ああ、美也の友達なんだ。それでな」
「V0858なるほどなぁ……」
「V0859……でも可愛らしい子じゃないか」
「そうかもな」
「V0860噂に違わぬナイスバディだし」
「まったくだな」
「V0861はっはっはっはっは」
「ははははは」
「V0862男ってやつは、ほんとしょうがねえなぁ」
「まったくだ」
……こうして梅原から/中多さんの評判を聞いた。
大人しくて目立たない子なのかと/思ってたのに意外だ。
いや、意外って事はないか……。/1年生なのにアレだもんな。
……アレは本当にすごいからなぁ。
(ふぁ……眠い……)
(眠気覚ましに校内を/ぶらついてみるか……)
(う〜ん、目が覚めるね……)
(冬場のプールも悪くないな……)
(まあ、水着の女の子がいれば最高なんだけ/ど、まだ水泳部も活動してないか……)
「V1222あ、W15Fm3Nm先輩……」
「あ、中多さん、こんなところで……う」
「V1223……何してるんですか?」
(こ、W45これは……。/改めて水着で見ると……)
「V1224EF4LdMc……?Le」
「え? いや、その……」
「V1225もしかして、W15美也ちゃんを/捜しているんですか?」
「あぁ、そう。そうなんだ。いるかな?」
「V1226放課後プールで泳ごうって/Fm3約束してたんですけど、EFe9m4用事がある/みたいでFm3まだ来てないんです」
「そっか……。それならいいや」
「V1227……W15Eその、W60EF3何かお手伝いしましょうか?」
「え? お、お手伝い?」
「V1228はい」
「お手伝い……」
「………………Wv320」
「V1229先輩?」
「あ、いや、大丈夫! W15大丈夫だから」
「V1230そうですか?Fm3」
「ご、ごめん。用事を/思い出したからもう行かないと!/それじゃ!」
「V1231あ、W30EFe6m3はい……」
……こうして、中多さんの凄まじさを/改めて目の当たりにした。
……ううむ。すごい。
(お? ……何か張り出されてる)
男子A
「なんだよなぁ、/この寒い時期に身体測定かよ……」
男子B
「ほんとだよな、やんなくていいじゃん」
(……1年生か?/確かに身体測定なんて面倒なだけだよな)
男子C
「まったく、君達は分かってないな」
「何がだよ?」
「んだよ?」
(ん?)
「いいか? 僕たちのクラスには/中多さんがいるじゃないか?」
「……ああ」
「それがどうした?」
(中多さんがなんだって?)
「中多さんの発育具合がはっきりする日。/それだけでたまらなくないか?/きっと恥ずかしがったりしちゃうんだぜ」
「……」
(……)
「……悪くないな」
「だな」
「うん」
「は?」
「え?」
「へ?」
(しまった、思わず同意しちゃった……。/逃げよう)
(はぁ……はぁ……。/まったく僕は何をやってるんだか……)
「V1232Nm先輩?」
「えっ?」
「V1233何してるんですか?」
「あ、いや、その……」
「LdMcV1234?W30Le」
「な、なんでもないんだ! なんでも!/ははははは」
「V1235Fm7そうなんですか?」
「う、うん……。ご、ごめん……」
「V1236え?」
……こうして、/変に意識したまま中多さんと話をした。
我ながら怪しすぎる……。
気をつけないとなぁ……。
(ふぁ〜……。お腹がいっぱいになったら/なんだか眠くなってきた)
(満腹になったら眠くなる……。/うん、自然の摂理だよな)
男子A
「何やってんだあの子」
男子B
「さっきからいるよな? 誰に用事だろう」
(ふぁ〜……。次の授業まで寝るか)
「あれ……そういえばあの子……」
「どうした?」
(……うるさいな)
「どっかで見た気がするんだよなぁ……」
「確かに、そう言われてみると見覚えが/あるな……」
「うーん、どこで見たんだっけなぁ……」
「お、俺声かけちゃおうかな……」
「おいおい。なんだよぬけがけかよ」
(……いったいなんなんだ?)
「ねえねえ、何してるの?」
「めいあいへるぷゆー?」
「V1237LdMoあMcLe、EFe7あの……F6Ecわ、私……」
「あれ? 中多さん?」
「V1238あ、Nm先輩! W45EF9助けて」
「……助けてってなんだよな」
「傷つくよな……。/よかれと思って声かけたのに」
「前もこんな事あった気がするよ……」
「確かに……」
「どうしたの?」
「V1239あ、W45EFe9あの……。W45EcFe6その……」
「あー、とりあえず外に出ようか?」
「V1240LdMoはMcLe、はい……Fm3お願いします」
「わざわざ教室までどうしたの?」
「V1241え、ええと……W45EF9その……」
「あ、もしかしてまた、/美也から何か言われて……」
「V1242い、いえ、W45EF9違います!」
「V1243そうじゃないんです……」
「そ、そうなんだ……」
「V1244……あの」
「うん?」
「V1245……その」
「V1246せ、先輩!」
「は、はいっ!?」
「V1247Nm先輩は……。/Fm8彼女いるんでFm6しょうか?」
「えっ? そ、それは……」
(な、なんなんだこの展開は……。/や、やっぱり美也のやつが……)
「え、えーっといきなりどうしたの?/美也に何か言われて……」
「V1248違います!EFe4m6 ……EF6そうじゃないんです」
「中多さん……」
「……」
「V1249お願いします……教えて下さい……」
(う……すごい真剣だ……)
「い、いないけど……」
「V1250LdMoほMcLe、E本当Fm3ですかっ!!」
「うん……」
「V1251あ、W45EF6でも……」
「どうかしたの?」
「V1252も、もう一つだけ教えて下さい」
「な、何?」
「V1253Nm先輩って……。/好きな人、いるんですか?」
「え、す、好きな人?」
(ど、どうする……)
(気になる子はいるけど……)
(……好き、なのか?/……うう、どうすればいいんだ!)
「V1254あ、あの……」
「V1255……いるなら、いるって言って下さい。/……お願いします」
「ぼ、僕は……」
・好きな人などいない
・好きな人がいるよ
・中多さんが好き
「い、いないよ……」
「V1256え?」
「……好きな人は、今のところいないよ」
「V1257そ、そうなんFm3ですか……」
「い、一応いる、かな?」
「V1258EF6え……」
「中多さん?」
(あれ? 何かまずかったかな……)
「V1259……ました」
「え?」
「V1260ありがとうございました。/Eoいきなり変な質問しちゃったのに」
「いや、それはいいんだけど……」
「V1261EcFe6m8本当にごめんFm6なさい。EoFe6失礼します」
(な、なんだったんだろう……)
(……)
(あ、まずい。教室に戻らないと)
……こうして、中多さんから変な質問を受けた。
年下の女の子って、わからないなぁ……。
「な、中多さんが好きかな……」
「V1262へっ……」
(うわっ!!/僕は突然何を言ってるんだ!?)
「あ、ご、ごめん! そうじゃなくて、/中多さんみたいな大人しくて優しい子が/タイプって言いたかったんだ……」
「V1263え? EF4あ、EFe9m3そ、そうなんですか……」
「う、うん……」
「V1264そうなんFm3だ……」
「V1265あ、EFe6そ、それではFm1好きな人は……」
「……ま、まあ好きな人はいないかな」
「V1266……そ、EFe6そうなんですFm3ね」
「……でも、なんでそんな事を?」
「V1267そ、それは……EFe6その……。/EcFm6何て言えばいいのか……」
「V1268……だから」
「V1269あっ!」
「まずい授業が……」
「V1270そ、それでは失礼Fm3します」
「そ、それじゃ……」
「V1271あ、Nm先輩!!」
「V1272変な事聞いてFm3ごめんなさい。/Fm9でも、Fm3嬉しかったです」
「V1273それでは」
(……いきなりどうしたんだろう?)
(うーん、すっきりしないなぁ)
(なんていうのか、落ち着かない。/胸騒ぎがするっていうか……)
(何なんだろう……)
(大事な事を忘れてるっていうか……)
(って! 授業! もう始まってるし!/早く戻らないとっ!)
……こうして慌てて教室に戻った。
……先生には怒られるし、/クラスメイトには変な目で見られて大変だった。
もちろん授業も手につかず、/先生にはますます怒られた……。まいったな。
(なんだよな……。/梅原のやつ、『一緒に体育館行こうぜ!』/なんて言っておいて……)
(待ってたら先に行っちゃうんだもんな。/まったく適当なやつめ……)
「V1274あ、Nm先輩!」
「え?」
「あぁ、中多さん」
「V1275これから体育なんですか?」
「うん。中多さんは終わったところ?」
「V1276はい。W45EoFe3m4W15今日は創作ダンスFm3だったんですよ」
「創作ダンスか……。/男子にはないんだよね」
「V1277私、Fm6にぶいからちょっとFm3苦手です」
「あ、そっか〜……う〜ん……」
(むっ…W15…W15。W45相変らず…W15…W15、W30/なんというか、W30…W15…W15すごいよな)
「V1278せ、Fm3先輩?」
「あ、ごめんごめん!/でもなんていうかスタイルがいいからさ、/運動が苦手そうには見えづらいね!」
「V1279え……」
「あ、いや、その……なんていうか……」
「…W15V1280…EcFe6先輩のW30Wv110えっFm3ちEo」
「ははは……いや、まいったな」
「V1281くすくす」
「V1282あ、W45そろそろFm3行かないと」
「そうだね」
「V1283あ……Nm先輩。/また、お話してくださいね」
「うん。もちろん」
「V1284それではEcF2失礼します」
「じゃあね」
(あれ? なんだか中多さんと/普通に会話できてるな……)
(……ようやく慣れてきたのかな?)
(あれ、あそこにいるのって……)
「中多さん」
「V1285あ、W45EF3Nm先輩」
「何してるの?」
「V1286あ、W45EF3輝日東の景色を眺めてました」
「そうなんだ……面白い?」
「V1287はい、W45EoFe3m4行った事がない建物とかをFm3見て、/W30EcFe7あれは何なんだろうEoF3って、/W25色々想像してみるのが楽しいです」
(そうか、中多さんは/転入してきたんだもんな)
「V1288今日はFm3天気もいいから、/気持ちもいいEcF2ですしね」
「そうだね」
「……」
「あ、あのさ……」
「V1289はい?」
「この間の質問って……」
「V1290え?」
「あ、いや、/別に答えたくないならいいんだ……」
「V1291いえ……W45EoFe6大丈夫です」
「V1292先輩はちゃんと答えてくれたのに、/EhFe7自分だけ答えないなんてEcW4Fe6Eo出来ません」
「あ、うん……ありがとう」
「えーっと、なんであんな事を/知りたかったの……かな?」
「V1293そ、W15EcW4EhFe7m6それは……」
「V1294あの……W45EFe7その……」
(う……、何故か僕まで緊張してきたよ)
「V1295美也ちゃんに……」
「え? 美也?」
「V1296その、W45EFe9美也ちゃんがよく先輩の事を/話してくれるんですけど……」
「う、うん……」
「遠慮しないで言って……。/大体何言ってるか想像つくし」
「V1297あ、W45EF6はい……」
「V1298その、W45Fm4『お兄ちゃんはFm9もてない』とか、/W45EoFe6『きっと誰とも付き合った事がない』/とか……」
「ははは……」
(美也のやつ……帰ったら覚えておけよ)
「V1299そ、それで……。W45EF6私……。/W45Ecそんな事ないって思って……」
「え?」
「V1300Nm先輩……Fm3優しいし、/W45EcW4EhFe6m4頼りがいあるし……Fm3いいし……」
「はっ? いや……そんな事は……」
「V1301だから……私……。/W45EcW4EoF9どうしても聞きたくて……」
(中多さん……)
「V1302先Fm3輩……」
「な、何?」
「V1303Fm4私Fm9……。Wv225W60先輩のFm4事……」
「あ……」
「V1304あっ……」
「も、戻ろうか?」
「V1305は、はい……」
……こうして、中多さんと話をした。
あそこでチャイムが鳴らなかったら……。
いや、考え過ぎだよな。
「Is0……」
「……」
「あ、もしかして歩くの速過ぎる?」
「V1340あ、EF6いえ……EF9大丈夫です」
「そっか、良かった」
「V1341……B100ありがとうFm3ございます」
「う、うん。それじゃ行こうか」
「V1342はい……」
(……ははは。/ほとんど会話せずに着いちゃったよ)
「さてと……」
「それじゃあまたね」
「V1343あ……」
「え?」
「V1344……あの、W45Ecまた今度。/W45EF9Eo一緒に帰ってもらえますか?」
「え? あ、うん。いいけど……」
「V1345ありがとうございます。/W45それでは失礼します。Ec先輩」
「うん。また」
……こうして中多さんと一緒に帰った。
会話らしい会話はほとんどなかった。
う〜ん……。
「さてと……。どこか/行ってみたいところとかはある?」
「V1355LdMoあMcLe、Ecその……W45EoFm3本屋に行ってみたいです」
「本屋か、ちょっと歩くんだけど……。/いいかな?」
「V1356はい」
「この商店街にある本屋が結構好きなんだ」
「V1357Fm4そうなんFm3ですか」
「もうすぐだよ」
「V1358はい」
「V1359うわぁ……W45EF3結構広いんですね」
「そうだね、中は意外と広いね」
「中多さんは本とか良く読むの?」
「V1360あ、F3はい……」
「どんなやつ?」
「V1361その……W45EFe9m3色々です」
「そっか」
「ちょっと見てきていいかな?」
「V1362あ、Fm3はいP0F2。W45私も一回りしてみますEc」
……こうして中多さんを本屋に案内した。
中多さんは少女漫画のコーナーを熱心に見てた。
……漫画好きなのかな。
「そうだなぁ……。/繁華街へ行ってみようか?」
「V1371はい」
「この通りに最近ラーメン屋が出来たんだ」
「V1372ラーメン屋さんですか?」
「うん。渚ってラーメン屋」
「味はいいんだけど、/あんまり流行ってないんだ」
「V1373なんでですか?」
「頑固そうなお爺さんがやっててさ、/こしょうとか調味料入れようとすると/怒るんだ」
「V1374ええっ? W30EF9怒られるんですか」
「うん。……それなら/置いとくなって話なんだけどね」
「V1375あ……」
「ねえ?」
「V1376ふふふ、W45EoF3ほんとですね」
「でも味はいいから/ついつい行っちゃうんだ」
「で、この通りには……」
……こうして中多さんと繁華街をぶらぶらした。
中多さんは何故かすごく楽しそうにしてて、/案内し甲斐があった。
う〜ん、素直でいい子だ。
「えーっと、どこか行きたいところある?」
「V1380そうですね……」
「……」
「Is0……」
「ま、まあ適当に色々行ってみようか……」
「V1381は、EFe7m3はい、EFe9お願いします……」
……こうして、中多さんと一緒に帰った。
以前よりはだいぶマシになったけど、/相変らず大人しい。
「V9529あの……せ、先輩……」
「え?」
「ああ、中多さん。どうかしたの?」
「V9530EFe7ええと……EFe9その、Fm3良かったらお話を……」
「お話? 僕と」
「V9531す、すみまFm3せん……」
(どうしようかなぁ……)
・いいよ
・ごめん今はちょっと……
「もちろんいいよ」
「V9532ほ、EFe6m3本当ですか……Ec良かった……」
「ごめん今はちょっと……」
「V9533あ、EFe6そ、Fm3そうですよね……」
「本当にごめんね。今度は僕から誘うから」
「V9534い、いえ、いいんです。それじゃ」
(あ〜、悪い事しちゃったなぁ……)
(あれ……あそこにいるのって)
「中多さん」
「V9535え?」
「V9536あ、Nm先輩」
「今ちょっといいかな?」
「V9537え……」
「V9538はい。大丈夫です。何でしょう?」
「V9539ひっ!」
「あ……ご、ごめんね」
「V9540あ……EFe6m7Nm先輩……。/B40な、Fm3何でしょうか?」
「えっと、今ちょっといいかな?」
「V9541え……」
「あ、無理なら別に……」
「……」
「V9542……す、EFe9少しなら、P0Fe6m7W45大丈夫Fm3です」
「そ、そう、ありがとう」
デアイエンカウント汎用終了会話
「V9543あ……」
「ん? どうかした?」
「V9544先輩とお話していると、/時間がたつのが早いですね……」
「あ、もうすぐ授業か……」
「V9545Fm7もう少し……Fm3お話したいです」
「ははは、そういう訳にはいかないよ」
「V9546そうですよね……EoFe6Fm4あの……EFe9m3また……」
「うん、また今度話そうか」
「V9547あ、Fm3は、EcFe2m3はい。EoF3それでは失礼します」
「V9548あ……もう時間が……」
「あ、本当だ。もうすぐ授業だ」
「V9549……ちょっとFm3寂しいですね」
「ははは、そうだね。/また今度話そうか?」
「V9550あ、Fm3はい……。EcF2お願いします」
「うん。それじゃあまたね」
「V9551あ……」
「どうしたの中多さん」
「V9552その……EFe9m3私そろそろ戻らないと」
「あ、もうそんな時間か」
「V9553それでは失礼します」
「うん。それじゃあね」
「V9554あ……EFe9m4もうこんな時間なんですね」
「あ、本当だ」
「V9555その……もっとFm3お話していたいん/ですけど、Fm6帰らないと……」
「うん。そうしようか」
「V9556あの……Fm3今度また……」
「そうだね、また今度話そうか」
「V9557お、EF3お願いします先輩」
「ははは。それじゃあまたね」
「V9558はい。EoF3それでは失礼します」
「V9559あ、もうこんな時間……」
「本当だね」
「V9560その……Fm4もう少しお話していたいん/ですけど……」
「ははは、また今度だね」
「V9561Fm3はい。EF3お願いします。/P1W45それでは失礼しますね」
「うん。またね」
「V9562あ……Fm4すみません先輩。/Fm7私そろそろ帰らないと」
「あ、もうそんな時間なのか」
「V9563それでは失礼します」
「あ、うん。またね」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
retire1;
「V9564あの……EFe9その……W15P0Fe6W45先輩すみません」
「え? どうかしたの?」
「V9565Fm7ちょっとFm3用事が……Fm6本当にすみません!/Ec失礼しますっ!」
「あ、中多さん……」
(あ、行っちゃった……。/う〜ん、盛り上がってなかったもんな)
(仕方ないか……ふぅ)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9566せ、EFe9先輩……」
「ん? どうかした?」
「V9567Fm4わ、EcFe6私……EoFe6その……」
「うん?」
「V9568も、もう駄目です……EcFe6失礼します」
「え? あ、あれ……中多さん……」
(行っちゃったよ……)
(う〜ん、ちょっと恥ずかしい/話をし過ぎちゃったかな)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
(どこからともなくいい匂いが……)
「V1333……?」
(もしかして……)
「V1334えっ!? SFm5ええっ!?」
「あっ……」
「V1335EFe9Fm4ご、ご、Fm9ごめんなさい。Wv100P0EcF6W45/失礼します!」
「あ、中多さん……」
(しまったな、ちょっと唐突すぎたかな)
「中多さん。/良かったら今日一緒に帰らない?」
「V1382え?」
「V1383あの……W45Ecその……。/W45Eoせっかくなんですけど」
「あ、都合悪い?」
「V1384……はい。W45Ecすみません」
「い、いや、そんなに気にしないで」
「V1385はい……。W45EoFm3ありがとうございます」
「……じゃ、じゃあまたね」
「V1386あ……EFe6は、Fm3はい……」
「そういえば、/中多さんって電車通学だっけ?」
「V1336は、W45EF6はい……」
「今日は駅前に寄っていくんだけど、/よかったら駅まで一緒に帰らない?」
「V1337え……」
「……」
「あ、別に嫌なら気にしないで」
「V1338あ、EF9いえ、EF7m6嫌じゃないです……」
「そ、そう……」
「じゃ、じゃあ一緒に帰る?」
「V1339……はい。お願いします」
n4dea_gd01A
「V1346あの、Nm先輩」
「なに?」
「V1347その、W45EFe9もし……」
「?」
「V1348ん……」
「ど、どうかしたの?」
「V1349もし良かったら、W60EFe7今日も、EFe9一緒に……」
「あ、一緒に帰ろうか?」
「V1350は、W45EF3はい……。W60EFe7m6それで、W30Ecその……」
「ん? どこか寄りたい場所でもあるの?」
「V1351あの、W90ご迷惑とは思うんですけど……。/W45EFe7駅前とかを……」
「駅前のどこ?」
「V1352あ、W45EF6よくわからないので……」
「そっか、転入したてだっけ」
「V1353ごめんなEcさい……」
「ははは、謝らないでよ。/それじゃ軽く案内しようか?」
「V1354は、EcF2はい! W45EoF3お願いします」
n4dea_gd01B
「V1363先輩」
「どうかした?」
「V1364その、W45Ecよかったら……」
「V1365Fm4今日も一緒に、帰ってFm3もらえませんか?」
「ああ、いいよ」
「どこか行きたいところあるの?」
「V1366あの、W45どこっていうか……」
「V1367先輩がよく行くお店とか……。/EFe9m3教えてもらえますか?」
「え? 僕が行くお店?」
「V1368あ、Fm9その……W45EFe6m3駄目ならいいんです……」
「いや、駄目なことはないけど……」
「あんまり面白くないと思うよ?」
「V1369そんなこと……W45EFe6ないとFm3思います」
「う〜ん。じゃあ、行ってみる?」
「V1370はい」
n4dea_gd01C
「V1377あの……Fm3Nm先輩」
「うん? どうかした?」
「V1378Fm9その……、W45EFe7今日も……」
「あ、一緒に帰る?」
「V1379は、はい……」
「じゃあ、校門で待ち合わせで」
……こうして、中多さんと一緒に帰ることにした。
n4dea_gd01D
絢辻 詞
桜井 梨穂子
棚町 薫
中多 紗江
七咲 逢
森島 はるか
橘
上崎 裡沙
梅原 正吉
高橋 麻耶
伊藤 香苗
飛羽 愛歌
夕月 琉璃子
マイク キッド
星乃 結美
里中 なるみ
水〆 摩央
咲野 明日夏
二見 瑛理子
祇条 深月
菜々
柊 明良
川田 知子
栗生 恵
田中 恵子
塚原 響
イカ男
きびにゃん
IWAO
絢辻 詞(裏)
絢辻 詞(幼)
絢辻 詞(スク水着)
七咲 逢(スク水着)
塚原 響(スク水着)
中多 紗江(私服)
親交代時
ツモ
ツモられた
リーチ
リーチされた
アンカン
捨て牌時
鳴き
得点計算後
箱割れした
ロンされた
最終順位
東一局一本場開始時
南一局一本場開始時
西一局一本場開始時
親宣言
連荘
挑発A
挑発B
一発ツモ
ツモ_トップor2着
ツモ_3着or4着
リーチをかけていた
親の時にあがられた
追っかけリーチ
六順目以内でリーチ
リーチ_トップor2着
リーチ_3着or4着
追っかけリーチされた
アンカン
ランダムで何も発生しない
南場で焼き鳥
一打目
トップである
四着である
オーラスである
誰かがリーチしている現物
誰かがリーチしている
誰かがカンしている
十三順目以降で誰も鳴いていない
六順目以内で誰かが鳴いている
リアクション良いA
リアクション良いB
リアクション良いC
リアクション悪いA
リアクション悪いB
リアクション悪いC
リアクション余裕A
リアクション余裕B
リアクション体調A
リアクション体調B
リアクション鳴きA
リアクション鳴きB
リアクション環境
リアクション電流走る!
リアクション軽い驚き
リアクション本編からA
リアクション本編からB
リアクション本編からC
リアクション本編からD
リアクション本編からE
一発ロン
ロン
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
下家
対面
上家
c01_cutin
c02_cutin
c03_cutin
c04_cutin
c05_cutin
c06_cutin
c07_cutin
c08_cutin
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Win表示:
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.
(……なんなんだろうこれ)
(さっきから、ちょっといい匂いが/してるんだよなぁ……気になる)
「V1306……先輩?」
「……さっきから気になってるんだけど、/何かいい香りがしない?」
「V1307……え? W60EF7そうですか?」
「なんていうのか、甘い感じで……」
「V1308甘い、W45Fm3ですか……」
(気になるなぁ……。くんくん……)
「V1309……くんくん」
(あれ……もしかして……)
「中多さん、ちょっといいかな?」
「V1310は、EF6はい?」
「あ、中多さんの匂いだ」
「V1311えっ、W45EFe9m6えっ……」
「もうちょっといいかな?」
「V1312え、W45EF7あの……W30EF6その……W55Ecはい……」
「うん、やっぱりそうだ。/なんだろう……ほのかに甘い感じで……」
「V1313え、EFe3え、EFe4え……」
「何か香水とかつけてるの?」
「V1314つ、EFe2つけて、EF6ません……」
「V1315Fm4せ、せ、Fm9先輩……」
「え? ど、どうしたの?」
「V1316は、Ec恥ずかしい……」
「え!? あ、ごめん……」
「ごめんね……、/あまりにいい香りだったから……」
「V1317あ、EFe9m6い、EF6いいんです……」
「そ、そう?」
「V1318はい……W45EcW4EhFe6その……W45EFe9ただ……」
「ただ?」
「V1319は、恥ずかしかったので……P0EcF6W30すみません」
「い、いや、こちらこそごめん」
「V1320は、W45EFe2はい……」
「V1321あ、EFe6そ、Fm3それでは私そろそろ失礼します」
「あ、うん……」
「……Wv40」
(う〜ん、何もつけずにあんなに/いい匂いがするのかぁ……)
(女の子ってすごいんだなぁ)
(またいい匂いがする……)
(中多さん……だよなぁ)
「V1322……?」
「中多さんちょっといいかな?」
「V1323はい、Fm9なんでしょう?」
(……くんくん)
「V1324あ……」
「やっぱりいい香りがするなぁ……」
「V1325Fm9そ、そうでFm3すか?」
「うん……ほんのり甘くて……、/なんていうのか安らぐ感じで……」
「……」
「V1326先輩Fm4も……Wv150W45Fm3すごく、EcFe4いいです……」
「え?」
「V1327あ、EF9いえ……W45EFe6m4その……/W45EFe9m3なんでもないです……」
「いや、でも……」
「V1328ご、ごめんEcなさい……」
「嫌だったらいいんだけど……。/気になるから教えてくれない?」
「V1329え、EFe6あ、Fm6あの……」
「V1330先輩も……。W60Eoすごく……。/いい匂いがします」
「えっ? そう?」
「V1331は、W45Fm3はい……」
「そ、そっか……」
「ははは……」
「V1332あ、W45EF3私そろそろ行きますね」
「あ、う、うん……」
「……Wv40」
(何故か僕まで照れちゃったよ……。/まいったな)
(やっぱりいい匂いがする……)
(これって……中多さんの匂いなんだよな)
「V1278せ、Fm3先輩?」
「中多さん、またちょっといいかな?」
「V1386あ……Fm9は、Fm3はい……」
(……くんくん)
「V1324あ……」
「やっぱりいい香りがするなぁ……。/なんだかすごく落ち着くんだよね」
「V1325そ、W30そうFm3ですか?」
「うん。何もつけないでこんないい香りが/するなんて、中多さんはすごいよ」
「V1104あW30、W60ありがとうEcFm3ございます……」
こうして、中多さんの匂いを満喫した。
う〜ん、本当にいい匂いだよなぁ。
Ti0キャラヒントノード:紗江
Ti0中多紗江のデアイレベルのイベントが追加されました
Ti0中多紗江のソエンレベルのイベントに選択肢が追加されました
n4nka_me00A
「あ、中多さん」
「V9754Fm7Nm先輩。Fm3どうかされたんですか?」
「あ、うん……。実はさ、バイトの件でね」
「V9755え? EFe3あ、Fm7はい……」
「なかなかいいアイディアが出ないから、/もうちょっと中多さんと話がしたいと/思ってさ」
「V9756あ、Fm3はい。W45Fm7どんな事でしょう?」
「いや、そう改まった感じじゃなくて、/もっと普通に色々話をしたくて」
「V9757……普通にですか?」
「うん、そうしたほうが色々と気付ける事が/あるんじゃないかと思って」
「V9758なるほど……EFe2m3すごいです」
「ははは、まだすごいかどうかは/わからないんだけどね。時間は大丈夫?」
「V9759はい。EoF3平気です」
「そっか、それじゃあ少し話でも……」
n4nka_me00A
「あ、中多さん」
「V9754Nm先輩。Fm3どうかされたんですか?」
「あ、うん……。実はさ、バイトの件でね」
「V9755え? あ、Fm3はい……」
「なかなかいいアイディアが出ないから、/もうちょっと中多さんと話がしたいと/思ってさ」
「V9756Fm7あ、はい。どんな事でしょう?」
「いや、そう改まった感じじゃなくて、/もっと普通に色々話をしたくて」
「V9757……普通にですか?」
「うん、そうしたほうが色々と気付ける事が/あるんじゃないかと思って」
「V9758EF4なるほど……EF3すごいです」
「ははは、まだすごいかどうかは/わからないんだけどね。時間は大丈夫?」
「V9759はい。EoF3平気です」
「そっか、それじゃあ少し話でも……」
n4nka_me00A
n4nka_me00A
n4nka_me00A
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「え? 中多さん?」
「V9760え? B60EFe3Nm先輩」
「ど、どうしてこんな時間に泳いでるの?」
「V9761その……EFe7美也ちゃんが……。EFe9m4/どうしても泳ぎたいってFm3言って」
「美也が? そ、そうか……。/あ、でも許可とらないと怒られちゃうよ」
「V9762ふふっ、EoF3大丈夫です」
「え?」
「V9763美也ちゃんがFm7水泳部のFm3先輩と、顧問の/先生に許可を取ってましたから」
「そっか……なかなかやるなぁ……。/あれ、それで肝心の美也は?」
「V9764一通り泳いでEFe6m7先にFm3帰っちゃいました」
「え? か、帰った?」
「V9765はい。EFe9約束を忘れてたって言いながら/EcFe2m3大慌てで」
「そ、そっかごめんね」
「V9766いえ、EFe6私も楽しかったのでEcFe2平気です」
「あ、じゃあ中多さんは時間あるのかな?」
「V9767え? EFe3は、Fm7はい」
「少し話でもしない」
「V9768あ、EcB60Fe6m3は、Eoはい……」
n4nka_me00A
「あ、中多さん。あれから面接の連絡とか/来た?」
「V9769あ、いえ……EFe9まだなんです」
「そっか……」
「V9770はい……」
「V9771なんていうか、EFe9はっきりしないと/Fm3落ち着かないですね」
「まあ、そうだよね」
「V9772大丈夫かなぁ……」
(中多さん……不安そうだなぁ……)
「とりあえず連絡が来るまでは、/どーんと構えて待つしかないよね」
「V9773そ、EFe9m3そうですよね」
「……そうだ、時間があったら少し話でも/しない?」
「V9774え? EFe3m7お話ですか?」
「うん。ちょっとでも気が紛れると思うん/だけど」
「V9775あ、EF3そうですよね……お願いします」
「それじゃあ……」
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n4nka_me00A
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「中多さん」
「V9776Fm4あっ、Fm3先輩」
「V9777今Fm4お時間Fm3空いてますか?」
「え? あ、大丈夫だけど?」
「V9778もしEFe9良かったら……/Fm3私とお話して頂けませんか?」
「あ、僕もそのつもりだったんだ」
「V9779本当Fm3ですか! P0EcF3W45よかった……」
「あ、でもその前に……」
「V9780はい?」
「誕生日プレゼントありがとうね」
「V9781え? EFe9あ、EcFe6m3はい……」
「その……なんていうか大事にするね……」
「V9782は、Eoはい……喜んでもらえれば幸いです」
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「V0583ダメダメ。こういうことは、急がないと」
「V6000で、でも美也ちゃん……」
(あれ? 今の声は……)
「V0584失礼しまーす」
「V6001み、美也ちゃん……」
「V0585いたいた」
「V6002あ、EF3先輩……」
「やっぱり美也か……」
「V0586ちょっといい?」
「いや、いいけどさ……。その前に……」
「美也はちょっと自由過ぎるだろ……」
「V0587何が?」
「ここは一応上級生の教室だぞ?/何ずかずかと入ってきてるんだよ……」
「V6003……ご、EF9ごめんなさい」
「V0588なんで? EF7だってちゃんと挨拶したよ?/EF3『失礼しまーす』って」
「そりゃそうだけど……。普通は/上級生の教室に入るって色々あるだろ?」
「V0589色々? 何が?」
「V0590……」
「……」
「そうだな、僕が悪かった……。/で、何の用事だ?」
「V0591あ、Fm7そうそう。EF3ちょっと相談があるの」
「相談?」
「V0592うん。EoFe7m4実はね、紗江ちゃんがEFe3バイトする/ことにFm3なったんだけどね……」
「バイト? もしかしてあのファミレス?」
「V0593あ、EcFm3そうそう。Fm4駅前のEoF3お店」
「V6004あ、EF7でも……EFe9まだ……」
「……中多さんは、まだ納得してなさそう/だけど?」
「V0594うん。Eoしてないよ」
「うん。じゃないだろ、うんじゃ……」
「V0595ダメダメ。EF6だって紗江ちゃんがその気に/なるのを待ってたら、EF9バイトの募集も/終わっちゃうよ」
「……それはあるかも」
「V6005そ、そんな……」
「V0596せっかく紗江ちゃんが新しいことしようと/してるんだもん。Ec応援しなくっちゃ」
「なるほどな」
「V6006美也ちゃん……」
「美也とは思えないくらいまともなことを/言ってるな……」
「V0597もう! Fm6お兄ちゃん茶化さないでよ」
「す、すまん……」
「V0598まったく、EF6お兄ちゃんはもう……」
「悪かったって……。/それで僕は何をすればいいんだ?」
「V0599考えて」
「は?」
「V0600美也、難しい事考えるのはFm3苦手だから、/EF3お兄ちゃんが上手く行く方法をEc考えて」
「考えろって……」
「V0601それで無事バイトの/面接に合格させてあげてね」
「え? な、なんで僕が……」
「V0602そうEc決まったんだよ」
「……誰が決めたんだ?」
「V0603美也」
(……美也に何を言っても無駄か)
「な、中多さんはいいの?/その僕なんかが色々決めちゃって……」
「V6007そ、EFe7そうですね……」
「V6008Nm先輩なら……W45EoFe6m3大丈夫です……」
「え? そうなの?」
「V6009はい……」
(な、なんなんだよこの展開は……)
・引き受ける
・引き受けない
「……わかった。引き受けるよ」
「V0604さっすがEcF2お兄ちゃん!」
「V6010あ、W45EF3ありがとうございます」
「ただし!」
「V6011え?」
「V0605……なによ〜」
「僕が引き受けるからには、/ビシビシ行くからね。覚悟してよ?」
「V6012え……」
「V0606お、お兄ちゃん?」
「こう言っちゃなんだけど、中多さんは/かなりの人見知りだと思う」
「V0607うん……EFe9Fm4そうかも」
「V6013はい……」
「だから、多少荒療治じゃないと、/アルバイトはとても無理だと思うんだ」
「V0608うーん……EoFm6確かに」
「だから、中多さんにはある程度覚悟を/しておいてもらわないと……」
「V0609そっか〜。Eo紗江ちゃん頑張れる?」
「V6014え……W45EFe7m6その……」
「V6015……わかりました。EF8頑張ります」
「V0610わわっ、EFe9m6紗江ちゃん本当に大丈夫?」
「V6016せっかく、W45Ec先輩と美也ちゃんが/色々考えてくれているのに……」
「V6017いつまでも過去の事に囚われてたら/駄目だと思うから……」
「V6019知らない男の人と話すなんて……、/W45EoFe9考えただけでも怖いけど……」
「中多さん……」
「V6020私、Fe8Eo頑張ってみます」
「V0611すごーい! EF3紗江ちゃんEcF2えらーい!/Fm3一緒に頑張Fm2ろうね!」
「美也は何を頑張るんだよ?」
「V0612応援だよ?」
「頼りにしてるよ……」
「V0613まっかせて! Eoね、紗江ちゃん」
「V6021くすっ、W45Eoありがとう美也ちゃん」
こうして、中多さんのアルバイト面接の/アドバイザーになった……。
……過去に囚われてないで、頑張るか。
偉いよなぁ。
……よし、出来るだけ協力してあげよう。
でも何をすればいいんだ?
「う〜ん、そう言ってくれるのは嬉しいけど/ちょっと無理かな」
「V6022あ……」
「V0614何でよー!」
「な、何でって言われても……」
「V0615どうしてFm9よー」
「だから、どうしってって言われても……」
「V6023み、美也ちゃん……。W45Ecありがとう。/Eo先輩すみません。EFm3もう大丈夫です」
「V0616さ、紗江ちゃん……」
「え……」
「V6024いきなりこんなご相談して……。本当に/ご迷惑をおかけしました。Ecそれでは……」
「V0617あ、紗江ちゃん……」
「あ、中多さん……」
「V0618んもう! EcFm6お兄ちゃんのけちんぼ!/知らないっ!」
「お、おい……」
(な、なんか僕が悪者になってないか?)
(……なんだかなぁ)
(中多さんのバイト合格計画を/いきなり頼まれたけど……)
(……どうすればいいのやら)
(考えるのは僕に任せるとか/言ってたけど……)
(美也も中多さんの事なら少しは一緒に/考えてくれるだろう……)
(よし、行ってみるか)
(えーっと、あいつのクラスは……)
「V0619あ、お兄ちゃん」
「V0620こんなところで何してんの?」
「ちょうど良かった、今いいか?」
「V0621うん、Eoいいよー」
「あのさ、中多さんの/バイトの事なんだけどさ……」
「V0622おおっ、EcF3やるねぇお兄ちゃん、/EoFm4もう何かいいアイディアFm3思いついたの?」
「いや、そうじゃなくて……」
「V0623なーんだ……」
「なんだはないだろう……」
「そんなにポンポン決まらないって」
「V0624のんきだなぁお兄ちゃんは……」
「そんな事言われてもなぁ……」
「V0625いーい? EFe8急がないと駄目なんだから」
「な、なんでだよ……」
「V0626……この間のことなんだけどね」
「おお」
「V0627あまり見たことのない先輩たちに、/紗江ちゃんが囲まれてたの」
「え? ……いったい誰が?」
「V0628多分3年生だと思うんだけど……。/よくわからない」
「そっか……」
「V0629紗江ちゃん、すごく怖がってたから、/美也があわてて連れ出したんだ」
「おいおい、大丈夫だったのか?」
「V0630うん。Eo気の弱そうな感じだったから、/にらんだの。そしたらいなくなったよ」
「そっか……それなら良かった」
「V0631にししし」
「いったいなんなんだろうな……」
「V0632あ、EFe3後から紗江ちゃんに聞いたんだけど、/EFe7部活か何かのEFe9勧誘だったみたい」
「なんだよ、部活の勧誘か……」
「V0633なんだじゃないよー! Ecもー!」
「だ、だって……勧誘くらい普通だろ?」
「V0634男の人が3人くらいで囲んでたんだよ?/EF6そんなの美也だって怖いよ」
「か、囲んで? ……う〜んそれは酷いな」
「V0635でしょー」
「そっか……なるほどな」
「V0636だからね、EFe9せめて紗江ちゃんが、/『嫌なものは嫌』って言えるように/なってくれないと……」
「V0637危なっかしくてしょうがないよ〜。/EcF6美也の紗江ちゃんが……」
「そ、そっか……」
(美也にここまで心配されちゃうなんて、/なんだかふびんだ……)
「V0638だからね、EFe9バイトの話を聞いた時に、/EcF3『これだっ!』ってEo思ったんだ」
「V0639Fm4これをFm3きっかけに/紗江ちゃんEcF3改造計画だよ!」
「なるほど、そういう事だったのか……」
「確かに美也の言う通り、/急いで取り組んだほうが良さそうだな」
「V0640でっしょー」
「V0641だからね、お兄ちゃんEcF2頑張って」
「……」
「そこが不思議なんだが、何故僕なんだよ。/美也が考えればいいじゃないか」
「V0642無理」
「何が無理なんだよ?」
「V0643色々?」
「い、いやそうは言っても……」
「V0644無理」
「そ、それなら一緒に……」
「V0645無理」
「V0646……」
「わかったよ、色々考えてみるよ」
「V0647さっすがお兄ちゃん! Ec頼れる〜」
(それにしてもどうしようかな……。/中多さんは極度の人見知りだしなぁ……)
(……)
(ええい、今考えても、/わからない物はわからない)
(色々試してみるか)
(えーっとまだ教室にいるかなぁ……)
(えーっと……。あ、いたいた)
「美也! 中多さん」
「V0648Fm6あー! Fm8馬鹿兄ちゃFm6ん!/Fm4いったい何しにきたのよー」
「ば、馬鹿って……」
「V0649紗江ちゃん。Ec行こうっ!」
「V6025うん……」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
「V0650EoFm9なによー! Fm4なんの用?」
「……」
「いや……その……」
「僕が悪かった! ごめん」
「V0651え?」
「V6026え?」
「急に言われたからびっくりしたけど、/やっぱり僕にも手伝わせて欲しい。/今更駄目かな?」
「V0652お兄ちゃん……」
「V6027先Fm3輩……」
「V0653さっすがお兄ちゃん!/Ec時々だけど頼れるよねぇ」
「お、おう……」
「V6028あ、W45ありがとうございます先輩。/W45Wv310私……Wv450私なんて言っていいのか……」
「いや、役に立てるかどうか……」
「V0654んーん、Eo大丈夫。お兄ちゃんなら。Ecね?」
「え? いや、そうかな?」
「V6029やっぱり……、/W45EF3Nm先輩って頼もしい人なんですね」
「ん? う、う〜ん……」
「V0655期待してるね、Ecお兄ちゃん」
「V6030……お願いします」
「ははは……まあ、頑張ります」
こうして、中多さんのアルバイト面接の/アドバイザーになった……。
……。
でも何をすればいいんだ?
「V0656ダメダメ。こういうことは、急がないと」
「V6031で、でも美也ちゃん……」
(え? 今の声はまさか……)
「V0657失礼しまーす」
「V6032い、いいのかなぁ……」
「V0658いたいた」
「V6033先輩……」
「美也、中多さん……」
「V0659ちょっといい?」
「いいけど……何の用事?」
「……」
「V0660うん、EoFm4実はねFm3お兄ちゃんを見込んで、/ちょっとした相談があるの」
「相談? 僕に?」
「V0661うん。EoFm6実は紗江ちゃんがFm3バイトすることに/なったんだけど……」
「え? 中多さんがバイト?」
「V6034あの、EF6その……。EF9私も頑張らないと……」
「頑張る? 何を?」
「V6035私、人見知りで、なかなかお友達も/出来なくて……」
「V0662美也は仲良しだけどEoF3ね〜」
「V6036ふふっ、EoFe9ありがとう美也ちゃん」
「V0663にししし」
「……えっと、それで続きは?」
「V6037あ、EF6すみません先輩。P1W45……それで、私が/いつまでもこの調子だから、EFe9お父さんと/お母さんにもいつも心配かけてて……」
「V6038このままじゃいけないって思ったんです」
「そ、それでいきなりアルバイトなの?」
「V0664ちゃーんとFm3理由があるんだな、EoF3これが!」
「え?」
「V0665心優しい紗江ちゃんはね、Fm4いつも心配/かけてるFm6お父さんにFm4プレゼントFm3したいん/だって〜、すごいよね〜」
「あ〜、なるほどな……」
「V6039あの……お小遣いで買うのも何か違う/かなって思ったので」
「うん、確かにね。でもアルバイトって/何をするつもりなの?」
「V0666駅前のファミレスだよ!」
「え? ファミレス?」
「V0667うん。駅前のファミレスの制服が/EcFm4すっごくFm3可愛いの!」
「せ、制服が可愛いって……」
「V0668何言ってるのお兄ちゃん。EFe9m6そういうのが/Fm3大事なんだよーEcFm4わかってないなFm3ー」
(そ、そういう物なのか……)
「まあ、話はわかったよ」
「V0669どう? Fm3紗江ちゃんえらいEcでしょー?」
「うん。すごいと思うよ」
「V6040そ、Fm6そんな事ないです……」
「で、話はわかったんだけど……。/僕に相談って何なんだ?」
「V0670ほら、紗江ちゃんってFm3人見知りでしょ」
「うん」
「V0671いきなり面接にFm3いっても、Fm4緊張しちゃって/難しいとFm3思うんだ」
「まあ、そうだよな……」
「V6041お恥ずかしいですけど……Ec自信がなくて」
「なるほど……」
「V0672そういう訳だからさ、Ecお兄ちゃんに後は/任せたっ!」
「はっ? 何がそういう訳なんだよ……」
「V0673なんとか紗江ちゃんがバイト出来るように/Fm3色々考えてね」
「ええっ? ぼ、僕が?」
「V0674だって、美也はどうしたらいいのか/わからないし、難しい事考えるのも/苦手だもん」
「V0675だから、お兄ちゃんが/上手くいく方法をEc考えて!」
「お、おい……」
「V6042すみません……」
「V0676紗江ちゃんの人見知りを上手く治して、/無事にバイトの面接にEc合格させてね」
「そ、それはなかなか難しそうだ……」
「V6043お願いします……先輩」
「中多さん……」
「……僕でいいの?」
「V6044Fm3はい……先輩にお願いしたいんです」
「……わかった。引き受けるよ」
「V0677さっすがEcお兄ちゃん!」
「V6045あ、EF3ありがとうEcFe2ございます」
「ただし!」
「V6046え?」
「V0678……なによ〜」
「引き受けるからにはビシビシ行くからね。/覚悟してよ?」
「V6047え……」
「V0679お兄ちゃん?」
「こう言っちゃなんだけど、中多さんは/かなりの人見知りだと思う」
「V0680うん……そうかも」
「V6048そ、Ecそうですね……」
「だから、多少荒療治じゃないと、/アルバイトは難しいんじゃないかな」
「V0681なるほど……EoFe9m3確かにそうかもー」
「だから、中多さんにはある程度覚悟を/しておいてもらわないと……いい?」
「V6049はい……。EoFm1お願いします」
「それじゃあ僕も色々考えてみるよ」
「V6050あ、Fm3ありがとうございEcます」
「V0682がんばろうねEc紗江ちゃん!」
「V6051うん」
「美也は何を頑張るんだよ?」
「V0683応援だよ?」
「V6052くすっ、EoF3宜しくお願いしますね。先輩」
こうして、中多さんのアルバイト面接の/アドバイザーになった……。
でも何をすればいいんだ?
「V6053Nm先輩……」
「あ、中多さんどうしたの?」
「V6054……聞きました」
「えっ?」
「V6055色々、お話を聞かせてもらいました……」
「な、何が?」
「V6056Nm先輩……EhFm3優しすぎるんですよね。/Fm4だから……」
「きゅ、急にどうしたの? 一体……」
「V6057Fm6先輩は優しくて、Fm3格好良くて……。/EcFm6すごく人気がFm3あって……」
「え……」
「V6058ちゃんと素敵な人がいるのに……/私がFm2告白しちゃったから……」
「そ、そんな事は……」
「V6059すみませんでした先輩……。/Eo私、もうFm3ご迷惑をおかけしません……。/今までありがとうございました」
「あっ! 中多さん!」
(……)
(……僕が悪い)
(いつまでもふらふらしてて……)
(ごめんね中多さん……本当にごめん)
Ti0スキ諦めの後に主人公に別れを告げる紗江/紗江はテキタイへ
(まいったまいった、/すっかり遅くなっちゃったよ……)
(早く昼飯食べないと……)
(うわ……がらがらだ)
(さすがに定食は全滅だろうし……、/こうなったらラーメンしかないかな……)
(あれ? あそこにいるのは……)
「中多さん何やってるの?」
「V6060あ、W45EF3Nm先輩」
「もしかしてこれから食事?」
「V6061あ、W45EF7いえ、W45EF6違うんです。W45EcW4Ehその……」
「その?」
「V6062デザートを食べようか悩んでました……」
「デザート? ケーキとか」
「V6063はい。W45Eoすごく好きなんですけど……」
「うん。どうかしたの?」
「V6064その……W45EFe9太るので、どうしようかなって/悩んでました……」
「全然太ってないと思うけど?」
「V6065あの……W45B50EFe9見えないFm3部分が……」
「見えない部分……」
「ううむ、なるほど……」
「V6066あ、あの……」
「胸か……」
「V6067えっ!? W45SdEF7せ、先輩……。W45EF6そ、そんな」
(あ、思わず声に出ちゃったよ……)
「あ、いや! ははは、冗談だよ」
「V6068うう……せ、先輩……W60Wv480意地悪です……」
「いやいや、日頃から不測の事態に対応/出来るようにしておかないとね」
「V6069え?」
「ほら、バイトとかしてると、お客さんに/何言われるかわからないでしょ?」
「V6070あ……。W45EFe3なるほど……」
「V6071先輩、すごいです……。Fm4勉強にFm3なります」
「そうでしょ? だからわざと、ちょっと/だけエッチな事を言ったんだ」
「V6072私のために……EFe6m3ありがとうございます」
(う〜む、からかっただけなのにこの素直な/反応……。可愛いなぁ、つい意地悪したく/なってしまう)
(……待てよ? この路線じゃないか?)
「V6073……先輩?」
「特訓だね。中多さん」
「V6074え? 特訓……」
「ずっと考えてたんだけどさ……」
「V6075は、はい?」
「僕の見立てでは中多さんは、/自分の意見を言うのが苦手だと思う」
「V6076あ、W45EF6そうですね……」
「それに想定外の出来事にも滅法弱い」
「V6077……はい。W45Eoお恥ずかしいです」
「これはもう色々な局面を想定して、/それに慣れていくしかないと思うんだ」
「V6078慣れていく……?」
「お客さんと接していると、きっと色々な/事が起こると思う……」
「V6079そ、そうですね……」
「さっきみたいなちょっとエッチな/話とかもされちゃうかもしれないし」
「V6080え……W45EF6それは困ります……」
「でもあるかもしれないよ?」
「V6081そ、そうですけど……」
「だから僕が中多さんに色々と課題を/出していく」
「V6082課題を……ですか?」
「うん。そうしているうちに、バイトくらい/へっちゃらになると思うんだ」
「V6083なるほど……」
「……どう? やれる?」
「V6084え……」
「結局、頑張るのは中多さんだからね、/強制はしないよ」
「V6085先輩……」
「V6086わかりました、W45Eo頑張ってみます」
「よし、わかった。それじゃあ早速課題を/出すよ」
「V6087え? も、もうですか?/W45EFe9m6こ、心の準備がまだ……」
「駄目駄目、準備してる時間なんてないよ」
「V6088は、Fm6はい」
「よし……」
(とは言っても最初は簡単なやつにして/おかないとな……)
(接客……会話だよな)
「よし、それじゃあ中多さん」
「V6089は、はい」
「食堂のおばちゃんと仲良く会話してみよう/か?」
「V6090え……」
「V6091ちゅ、注文する時にFm7ですか?」
「う〜ん、そうだなぁ……。会話を十分に/した後なら注文してもいいかなぁ」
「V6092そ、それは……SEcFe6難しいです」
「大丈夫。習うより慣れろだよ中多さん」
「V6093……慣れですか?」
「さて、それじゃ早速行ってみようか」
「V6094Sええっ! W45EFe9m6も、もうですか……」
「うん。善は急げだからね」
「V6095は、W45EF6はい……。W45EcそれではEoF8行って来ます」
「あ、今日はもう駄目だね」
「V6096は、W45EFe9はい……。W45EF6い、いつにしますか?」
「そうだなぁ……僕が行こうって/言ったらってことにしておこうか」
「V6097ええっ!」
「いつって分かっちゃったら緊張感が/減るかもしれないしね」
「V6098そ、W45そんなことFm6ないと思いますけど……」
「まあ、それはそれとして、とりあえず/教室戻らないと」
「V6099あ、EF6そ、そうですね。失礼します」
……こうして、中多さんに課題を出した。
ようやくスタートできたのはいいんだけど、/課題を出すのに夢中でご飯を食べ損ねてしまった。
うう、お腹空いた……。/後で購買でパンでも買おう。
(さてと……中多さんにとっては難しい/課題を出したけど……どうしてるかな?)
(教室にいるかな?)
(いないか……)
(う〜ん、まあいいか)
???
「V6100え、ええと、今日は寒いですね」
(あれ? この声って……)
(もしかして……)
「V6101あの……さ、寒いと水洗い大変ですよね」
(中多さんだ……何やってるんだ?)
「V6102……水洗いが多いと……その」
(鏡に向かって話し掛けてる)
「V6103あの……手が荒れちゃいますよね……。/うぅ、これじゃあ話が続かなそう」
(あ、もしかして……)
「V6104あの〜、今日はお忙しそうですね」
(食堂のおばちゃんと話す特訓か……)
「V6105……あ。忙しそうにしてるのわかってて/話し掛けたら迷惑だよね……」
(ごもっとも……)
「V6106あの……きょ、今日のお薦めは……」
(頑張ってるなぁ……)
(邪魔しちゃ悪いし、行こう……)
……こうして中多さんが、/一人で頑張っている姿を見かけた。
中多さん、努力家だよなぁ……。
(喉渇いた……。何か買いに行こうっと)
(食堂まで行くか……自販機で済ますか。/自販機でいいか、食堂遠いし)
(食堂っていえば、中多さんには結構難しそ/うな課題を出したけど……どうかな?)
(飲み物買ったら、帰りに寄ってみるか)
(……って、自販機の側にいるのって/中多さんだよな)
「おーい……」
「V6107ええと……さ、寒いとやっぱり温かい/飲み物が人気ですか?」
(はあっ?)
「V6108その……わ、私はホットミルクが好きなん/です……」
(な、なんだ? 中多さんが自動販売機に/話し掛けてるぞ! ど、どうしたんだ?)
「V6109……はぁ、難しいなぁ」
(え?)
「V6110だめだめ。弱音を言ってたら、色々と/考えてくれてる先輩に失礼だよね……」
(中多さん、もしかして一人で特訓か?)
「V6111こほん……。ええと、今日は寒いですね」
(やっぱりだ……僕が言ったことを一生懸命/やろうと……)
「V6112その……寒いと色々……」
(頑張ってるなぁ……)
(邪魔しちゃ悪いし、行こう……)
……こうして中多さんが、/一人で頑張ってる姿? を見かけた……。
ね、熱意はあるんだよなぁ……。
(そうだ、中多さんを誘って食堂に行くか)
(食堂のおばちゃんと仲良く会話する……。/まあ、まだ無理だとは思うけど)
(……とりあえずやってみよう)
(えーっと中多さんいるかなぁ……)
「V6113あ、先輩」
「あ、ちょうどよかった」
「V6114私にご用ですか?」
「うん。時間は大丈夫?」
「V6115はい。大丈夫です」
「よし、それじゃあ今から食堂に行こうか」
「V6116え……そ、Fm5それって……」
「うん。早速食堂のおばちゃんと会話して/もらおうかと思って」
「V6117ええっ! W45EFe9m4も、もうFm6ですか……」
「まあまあ、善は急げだからさ」
「V6118で、EFe9でも心の準備が……」
「うん、大丈夫だから」
(うん、混み具合もほどほどだな、これなら/話もできるんじゃないかな)
「V6119せ、先輩……」
「中多さん、行こうか」
「V6120あっ、W45EF3もしかして先輩も一緒に行って/頂けるんですか?」
「まさか、僕はここで見てるから」
「V6121そ、そんな……」
「大丈夫、とって食われる訳じゃないし」
「V6122わ、わかりました……。W45EFe9行ってきます」
(よし、それじゃあどこかに隠れておくか。/僕に助けを求めたら意味が無いしな……)
(僕がいなくて中多さんがうろたえている/所を見たい訳じゃないんだ……うん)
……こうして中多さんの戦いが始まった!
ちょっとおおげさか……。
「V6123あ、あの〜……」
食おば
「はいよ。ご注文は」
「V6124えっ!? あの……その……」
「どうしたんだい?」
「V6125あ、いえ……」
「はい。ご注文は?」
「V6126あう……せ、先輩〜……。/い、い……いなくなってる……」
(お、案の定僕を探してる)
「決まってないのかい?」
「V6127あ……ホ、ホットミルクを下さい」
「はいよ〜」
「V6128はぅ……」
(う〜ん、全然会話できてないな……)
「……」
「中多さん」
「V6129あ、W45EFe9m6せ、先輩〜」
「V6130どこに行ってたんですかー。W45Wv210私……、/W45Wv305不安で……Wv410くすん」
「ごめんごめん」
「でも、僕が側にいたらためにならないと/思って」
「V6131え……」
「ちゃんと隠れながら見守ってたよ」
「V6132そ、W45EF6そうだったんですか……」
「うん、結果はともかく、よく頑張ったと/思うよ」
「V6133すみません……W45EoF9どうしたらいいのか……」
「そ、そんなに落ち込まなくても」
「V6134でも……W45Ecでも……」
「ほら。まだ特訓は始まったばかりだから」
「V6135……はい」
「これからも頑張ろうよ。ね?」
「V6136……はい。W45EFe8頑張ります」
……こうして中多さんの試験は終わった。
う〜ん、すごく落ち込んでたな。/さすがに早すぎたかな……。
(喉渇いたな、何か買いに行くか……)
(食堂まで行くか……自販機で済ますか。/う〜ん、自販機でいいか食堂遠いし……)
(食堂で思い出したけど、中多さんはどうし/てるかな……頑張ってたみたいだけど)
(飲み物買ったら様子見に行ってみるか)
(……って、自販機の側にいるのって/中多さんだよな)
「お〜い……」
「V6137あの……やっぱり冬は温かい飲み物が/人気なんですか?」
(へっ……?)
「V6138私は……ホットミルクが好きなんです、/子供っぽいですかね?」
(おいおい……中多さん自動販売機に/話し掛けてないか!? な、何事?)
「V6139う〜ん、難しいなぁ……」
(む、難しいって……)
「V6140おばさまは何が好きですか……」
(あっ! 特訓だったんだ……。/が、頑張ってるなぁ中多さん)
「V6141何か違う気がする……」
(鏡を見ながらの練習はなんとなく理解/できたんだけど……何故自販機?)
「V6142う〜ん……」
(……)
「中多さん」
「V6143え?」
「頑張ってるみたいだね」
「V6144み、EFe9見てたんですか?」
「うん、この前は鏡に向かってたよね」
「V6145ええ? W45EFe9m6は、恥ずかしい……」
「いや、そんなことないよ。立派だよ」
「V6146え……」
「中多さんは頑張り屋さんだと思う」
「V6147そ、そんなこと……W45EF6ないです」
「ただ……」
「V6148ただ? W45EFe9なんでしょうか?」
「自販機に話し掛けるのはどうかなぁ」
「V6149えっ! EF9や、やっぱり変ですか?」
「うん」
「V6150は、W45Ec恥ずかしい……」
「でもその心意気はすごいいいと思うよ」
「V6151え?」
「絶対にバイトするんだっていう中多さんの/気持ちが伝わってきたよ」
「V6152先輩……。EFm3ありがとうございます」
「よし、それじゃあ僕相手に/色々試してみようか」
「V6153え?」
「自動販売機よりもいいと思うんだけど?」
「V6154そ、そうですね……W45Eo3わかりました」
……こうして、/中多さんの会話の特訓に付き合った。
頑張ってるなぁ中多さん……。/よし、他にも色々考えてみるか。
(さてと……中多さんに結構難しい課題を/出したけど……どうしてるかな?)
(自動販売機相手に何か話してたけど……)
(……ちょっとアドバイスでもしたほうが/いいよな。行ってみるか)
(いないなぁ……)
(う〜ん、とりあえず戻るか……)
???
「V6155今日はすごく冷えましたね……。/食器洗いとか大変じゃないですか?」
(お? この声は……)
(やっぱり中多さんだ……。鏡相手に話す/特訓してるみたいだ……)
「V6156う〜ん……」
(流石に自販機相手は駄目だって/わかったんだな……よかった)
「V6157お仕事は何時からなんですか?」
(……中多さん頑張ってるなぁ)
「V6158お片づけとかも大変そうですよね」
「中多さん」
「V6159えっ!?」
「V6160あ……W45EFe9m3せ、先輩……」
「頑張ってるみたいだね」
「V6161あ……W45EFe9はい……」
「鏡に向かって話し掛けるって、/なんとなく効果がありそうだよね」
「V6162あ、W45EF3ありがとうございます」
「自動販売機に話し掛けてる時は、/どうなることかと思ったよ」
「V6163ええっ! W45SEFe9m6せ、先輩知ってたんですか?」
「うん。偶然見かけたんだけどね」
「V6164は、恥ずかしい……」
「いやぁ、最初は何をやってるかわからなく/てかなりびっくりしちゃったよ」
「V6165うう……」
「だって中々ないと思うんだよね。/自動販売機と話って……」
「V6166し、W30Wv80EF6失礼しますっ」
「あ……」
(しまった……ちょっと言い方が/まずかったかな……)
(今度フォローしなきゃな……)
……こうして中多さんの頑張る姿を見かけた。
僕にもまだ何か出来るんじゃないかな……。
(うん、中多さんを誘って食堂に行こう)
(食堂のおばちゃんと仲良く会話する……。/まあ、多分無理だとは思うけど……)
(……とりあえずやってみよう)
(中多さんは……)
「V6167あ、Nm先輩」
「あ、中多さん。ちょうどいいところに」
「V6168もしかして私にご用ですか?」
「うん。今って平気?」
「V6169あ、はい。大丈夫ですよ」
「それじゃあ行こうか」
「V6170え? EFe3どこにですか?」
「おばちゃんと話をしに食堂にね」
「V6171ええ! EFe9m6い、今からですか?」
「うん。まあ行ってみようよ」
「V6172で、でも……」
「まあまあ、悪いようにはしないから」
(おっ、それほど混んでないな。/これなら話もできるんじゃないかな)
「V6173先輩……」
「それじゃ行こうか」
「V6174先輩も一緒に行って頂けるんですか?」
「ううん、僕はここで見守ってるよ」
「V6175あ……W45EF6そ、そうなんですか……」
「大丈夫だって。ね」
「……」
「V6176わかりました。行ってきます」
「頑張って」
……こうして中多さんの戦いが始まった!
戦いってことはないか……。
「V6177こ、こんにちは〜」
食おば
「はい、こんにちは。ご注文は?」
「V6178あ、そ、そうですね……。/今日は寒いので温かいのがいいかなぁ」
「そうだねぇ、めっきり冷えたねぇ」
「V6179冷えると洗い物が大変そうですよね」
「そうなんだよ〜、まあここは食器洗い機が/あるぶんまだましなんだけどね」
(おお、なかなか頑張ってるぞ)
「V6180ど、どうでしょうか?」
「うん、ぎこちないながらもよく話してたと/思う」
「V6181ほ、本当ですか?」
「うん。もちろんまだまだ頑張らないと/いけないとは思うけど」
「V6182は、はい!」
「でもとりあえずは成功と思っていいんじゃ/ないかな」
「V6183あ、W45Ecありがとうございます」
「これからも頑張ろうね」
「V6184はい。P0F3W45よろしくお願いしますEcFe2先輩」
……こうして中多さんの試験は終わった。
うん、まずまずの結果だったんじゃないかな。
(そうだ! 中多さんがおばちゃんと話を/する前にちょっとテストしてみよう)
(……となると僕以外に誰か必要だな)
(協力してくれそうなのは……。/梅原か、美也かなぁ……)
(梅原か……う〜ん、/あいつ時々変なスイッチ入るしなぁ)
(美也……妹ながら馬鹿だしなぁ)
(どうするか……)
・梅原に手伝わせよう
・美也に手伝わせよう
(いや、ここはやっぱり梅原だろう。/あいつはなんだかんだ言っても頼れる男だ/……と思いたい)
「V0939おいおいどうした? 難しい顔して」
「お? ナイスタイミング!/さすが梅原だな」
「V0940どの写真集買うか悩んでるのか?」
「違うよ……。なんだよなぁ、さすが梅原と/思ってた矢先に……」
「V0941なんだなんだ、EFe9m3ご挨拶じゃねえか。/いったいどうしたってんだよ」
「いや、実は梅原に頼みがあってさ……」
「V0942どうした?」
「うん、実はな……」
「V0943なるほどな。Eo話はわかった」
「どうだろう手伝ってくれるか?」
「V0944任せておけって!」
「V0945水臭いぜNm、/Eoもっと早く言ってくれれば良かったのに」
「梅原……すまんな」
「V0946いいってことよ、Ecよし!/Eoそんじゃ校舎裏に集合な」
「え? 何でわざわざ校舎裏へ?」
「V0947おいおい、EF7ただでさえ人見知りで恥ずか/しがり屋の小猫ちゃんなんだろう?」
「いや、小猫かどうかは……」
「V0948それなのに他に人がいたら/やり辛いだろう」
「あ、なるほど……」
「V0949そういうこった、Eoんじゃ校舎裏でな」
「わかった、中多さん連れてすぐ行くよ」
「という訳で集まってもらったんだけど」
「V6185あ、あの……W60Wv230EFe9ありがとうございます」
「V0950いやいや、Eo気にしないで大丈夫だから」
「V0951ちゃんと話すのは初めてだよね?/EFe8m3俺は梅原正吉、EF3EcNmとは腐れ縁の/友達ってやつかな」
「まあ、そうかもな」
「V6186あ……EF7わ、EcW4EoFe9私は中多紗江です……。/EF6その……Ecよろしくお願い致します」
「それじゃあ……」
「V0952待てNm」
「え?」
「V0953ここでお前が色々お膳立てをしたら/効果半減だろう?」
「そ、それは……」
「V0954中多さん」
「V6187は、はい……」
「V0955そんな訳だから、EcNmはいないものと/思ってね」
「V6188え……」
(……中多さん頑張れ)
「V6189わ、わかりました……」
「V0956よし、それじゃあ俺のことをおばちゃんと/思ってどうぞ!」
「V6190え……EF7あ……EFe9はい」
「……」
「V6191あ、あの……今日は寒いですね」
「V0957そうだねぇ」
「V6192あの……や、やっぱり寒い日は温かい/物がよく出るんですか?」
「V0958そりゃあ夏場よりは出るよ」
「V6193で、ですよね……」
(中多さん頑張るんだ……)
……こうして、梅原は中多さんの話し相手として/そつなくこなしていった。
最初はおどおどしていた中多さんも、徐々に/色々な話を振れるようになっていったと思う。
梅原……さすがだな。
(いや、ここはやっぱり美也だろう。/中多さんも同性で友達のほうがやりやすい/んじゃないかな)
(そうと決まれば早速行くか)
(教室にいてくれるといいんだけど……)
(お、いるじゃないか)
「美也〜」
「V0684どうしたのEF3お兄ちゃん?/Fm4わざわざ教室までくるなんて」
「ああ、ちょっと頼みがあってな」
「V0685美也に?」
「そう、美也に頼みがあるんだよ」
「V0686にししし。Ehそれは高くつくかもだよー」
「そう言うなって、中多さんの事なんだよ」
「V0687え? EFe3紗江ちゃんの? 何々?」
「って訳だから、中多さんの特訓相手に/なって欲しいんだ」
「V0688なるほどFm3〜」
「手伝ってくれるか?」
「V0689もちろんだよ! Ec美也に任せて。Eo/じゃあちょっと呼んでくるから」
(おお、素早いな……頼りになるじゃないか/美也……あいつも成長してるんだなぁ)
「V0690こっちこっち〜」
「V6194ど、どうしたの美也ちゃん」
「V6195あ、Nm先輩」
「V0691今日は美也もお手伝いするんだ」
「V6196あ……。EF6もしかしてバイトの……」
「うん、そういう事なんだよ中多さん」
「V0692そうなんだよ紗江ちゃん〜」
「中多さん頑張ってるし、/僕も何か考えなきゃって思ったんだ」
「V6197先輩……EFe9m3ありがとうございます」
「よし、それじゃあ美也……」
「V0693うん、EoFe8任せてお兄ちゃん」
「V0694さーって、EoFe8紗江ちゃんFm3着替えに行こう」
「V6198え?」
「はっ?」
「V0695だって特訓だもん」
「何を言ってるんだ?。どうして着替……」
「V0696お兄ちゃんは黙ってて!/EF9大事なところなんだから」
「え? あ、ああ……」
「V0697さあ、Ec紗江ちゃん着替えにいくよ!/EoFe9急がないと授業になっちゃうからね」
「V6199ちょ、ちょっと美也ちゃん?/ひ、Ec引っ張らないで〜」
「V0698さぁ〜って、EFe8m4特訓の時間Fm3だよ〜」
「ちょっといいかな?」
「V0699何?」
「ええと、その格好は?」
「V0700体操服だよ?」
(うん、W60間違いなく体操服だ。/W60それはいい、それはいいんだが…W10…W10)
「何故着替える必要がある?」
「V0701だって特訓だもん。EF3Ecねえ紗江ちゃん」
「V6200え? EFe7あの……EF9その……Ecはい」
「何故噴水の前に移動したんだ?」
「V0702何言ってるのお兄ちゃん。Fm6特訓だよ?」
「うん」
「V0703特訓っていったらFm6外に決まってるよ。/F3Ecねえ紗江ちゃん」
「V6201え? EF6あの……EF9その……Ecはい」
「V0704ほかに何かある?」
「いや、もういい……美也に任せるよ」
「V6202え? EF9せ、先輩……」
(ごめん中多さん……人選ミスだったよ)
「V0705にしししし。Wv115任せてEo任せて」
「V0706おほん……。Wv90EoFe8m3さあ行くよ紗江ちゃん!/Wv240明日に向かってWv340EcF3打て〜」
「V6203み、EF6美也ちゃん……」
「V0707いくよ〜! 腕を大きく上にあげて!/輝日東体操第一〜」
「V6204あ、は、はい……」
(何故輝日東体操を始めるんだよ……)
「V0708ちゃーんちゃん、ちゃらんちゃん♪/ちゃーんちゃーんちゃーーん♪」
……こうして、美也は特訓と言いつつ謎の運動を/こなしていった。
美也はとても満足そうな表情をしていたけど、/中多さんはすごく不安そうな顔をしていた。
やっぱ美也はどこかずれてるなぁ……反省。
(そろそろ中多さんを誘って食堂に行くか)
(食堂のおばちゃんと仲良く会話する……。/最初は難しいかなって思ったけど……)
(今の中多さんなら大丈夫じゃないかな)
(中多さんいるかな?)
「V6205あ、先輩」
「V6206何してらっしゃるんですか?」
「いや、中多さんを捜してたんだ」
「V6207私を? W45……W60EFe3m4もしかして試験、ですか?」
「うん。よくわかったね」
「V6208そろそろかなって思ってたので……」
「それなら話は早いね。今大丈夫?」
「V6209はい、W45大丈夫Fm3です」
「よし、それじゃ行こうか」
「V6210良かった……あまり混んでないですね」
「そうだね、これならおばちゃんに/話し掛けても迷惑じゃないかも」
「V6211……ふぅ」
「大丈夫中多さん?」
「V6212あ、W45EFe6m3はい……少し緊張してますけど……」
「V6213大丈夫です。W45Eoいってきます」
「うん、頑張って」
……こうして中多さんの戦いが始まった!
何故か僕がドキドキしてきたよ……。
「V6214こんにちは〜、今日も寒いですね」
食おば
「こんにちは。ほんと寒いねぇ」
「V6215寒いから何か温かい飲み物が欲しいんです/けど……お薦めとかありますか?」
「おばちゃんの?」
「V6216はい。是非教えて下さい」
「おばちゃんはもう歳だからねぇ……。/お茶ばっかりだよ」
(おお! 自然な感じだ!)
「V6217ふぅ……W45EoFe9m3緊張しました〜」
「すごいよ中多さん」
「V6218え? W45EF3ほ、本当ですか?」
「うん。すごく自然だったし、/会話の流れもとてもスムーズだった」
「V6219よ、W45Ec良かったです」
「正直に言うと、まだ無理かなって思ってた/けど……」
「V6220せ、先輩……」
「努力の成果がちゃんと出たね」
「V6221あ、W45EF3ありがとうございます!/W45EcNm先輩のおかげです」
「いやいや、そんなことはないよ……。/これからも色々頑張ろうね」
「V6222はい。W45お願いします先輩」
……こうして中多さんの試験は終わった。
文句のつけようのない出来だったんじゃないかな。
(最近中多さんはすごく頑張ってるし、/そろそろ食堂に連れて行ってみるかな)
(食堂のおばちゃんと仲良く会話する……。/今の中多さんなら楽勝じゃないか?)
(よし、行ってみるか)
「V6223あ、先輩」
「え?」
「あれ? 中多さんどうしたの?」
「V6224あ、W45EFe6m3今お時間大丈夫ですか?」
「うん。いやちょうど僕も中多さんを/捜しに行こうと思ってたんだ」
「V6225そうなんですか?」
「うん。あ、それで僕に何か用事?」
「V6226あ、W45EF3先に先輩の用事から……」
「いや、僕のは後で大丈夫だから」
「V6227そうですか? W45EFe9m3すみません……」
「いや気にしないで。それでどうかした?」
「V6228そのW25Ec……、W60EoFe8先輩に試験に連れて行って/頂きたくて」
「え? 本当に!?」
「V6229あ、W45EFe9はい……」
(まさか中多さんから言い出すなんて……)
「V6230あの……W45EFe9まだ早いでしょうか?」
「あ、いや……実は僕の用事も一緒だった/んだ……今からどうかなって思って」
「V6231え? W45EF7本当ですか? W45EF3すごいですね」
「うん。本当にすごいや」
「V6232ふふっ、W45Eoなんか嬉しいです」
「ははは、確かにちょっと楽しくなるね」
「それじゃあいってみようか?」
「V6233あ、W45EF3はい。W45EF8お願いします」
「V6234あ、W45EF3いいタイミングでしたね先輩」
「V6235あまり混んでないので、W45EF3これならお話して/も迷惑にならなそうです」
「あ、確かにそうだね」
「V6236邪魔になったらどうしようって不安だった/ので良かったです」
(むむ、まわりの事もよく見てるな)
「V6237……ふぅ」
「大丈夫?」
「V6238はい。W45Ec大丈夫だと思います。/W45Eoいって来ますね先輩」
「が、頑張ってね」
……こうして中多さんの戦いが始まった!
なんとなくだけど安心して見てられるな。
「V6239こんにちは、今日も寒いですね〜」
食おば
「はい、こんにちは。寒いよねぇ」
「V6240何か温かい飲み物を頂きたいんですけど、/お薦めとかってありますか?」
「え? 私の?」
「V6241はい。是非教えて下さい」
「おばちゃんはもうお茶ばっかりだよ」
「V6242あ、お茶美味しいですよね。私は玄米茶が/好きなんですけど、メニューにないのが/ちょっと残念です」
「あらそうなの? 私も玄米茶好きなのよ」
「V6243あ、そうなんですか、すごい偶然ですね」
(おおお、すごいぞ中多さん……)
「V6244ふぅ……W45EoF6ど、どうでしたか先輩」
「よかったよ中多さん」
「V6245ほ、本当ですか?」
「話は盛り上がってたし、おばちゃんも/よく笑ってたし、言うことないよ」
「V6246よ、W45EF3良かったEcです……」
「おばちゃんの私物の玄米茶をもらった/瞬間に、僕を超えたと思う」
「V6247そ、W45EFe9m3そんなことないです……」
「よく頑張ったね」
「V6248ありがとうございます先輩」
「これからも色々頑張ろう」
「V6249はい、W45EFe9お願いします先輩」
……こうして中多さんの試験は終わった。
うかうかしてたら僕よりもおばちゃんと/仲良くなるんじゃないかな。
中多さん、やるなぁ……。
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ぐぅ〜〜〜
(食堂が混んでる時間だからもう少し後に/しようと思ってたけど……)
(だめだ、我慢できないや。食堂に行こう)
(やっぱり混んでる……まあ仕方ないか)
(あれ? あそこにいるのは……)
「V6250す、すみませ〜ん」
(中多さんだ……。もしかして、/注文出来ないのかな?)
「V6251くすん……」
(あ、諦めて出てきた)
「V6252あ、W45EFe9m3Nm先輩」
「大丈夫、もしかして注文出来ないの?」
「V6253あ……W45EF9はい……W45Ecそうなんです」
「この時間は混んでるからねぇ……」
「V6254はい……」
(う、中多さんが落ち込んでる……。/しょうがない、僕が……)
「V6255こんな調子じゃ……W45Ec駄目ですよね」
「え?」
「V6256注文すら出来ないなんて……W45EF6こんなんじゃ/バイトなんてとても……」
(あ、そうか……)
「V6257はぁ……」
「確かに今のままじゃ駄目だ」
「V6258せ、先輩……W45EF6そんな……」
「いや誤解しないで欲しいんだけど、/苦手な物を苦手のままにしてちゃ/駄目だって事が言いたかったんだ」
「V6259え?」
「バイトが始まったら、/何があるからわからないしね」
「V6260あ……W45EFe3それはそうですね……」
「……よし! これからは何が起きても/大丈夫なように色々な事を試していこう」
「V6261色々なこと……ですか?」
「そう、例えば今日みたいなこともね」
「V6262な、なるほど」
「とは言え、このまま強引に行くのは/難しそうだなぁ……」
「V6263はい……W45Eo自信がありません」
「……」
「V6264ど、W45EF6どうしたらいいですか先輩?」
(中多さんも頑張ろうとしている……)
(よし! こうなったら絶対中多さんを/バイトに合格させてみせるぞ!)
「V6265せ、先輩?」
「教官と呼んでくれ」
「V6266は?」
「僕はこれから厳しい教官になる……。/言わば鬼教官だ!」
「V6267お、おにきょうかん……W45EF6ですか?」
「うん。より難しい事を中多さんにやって/もらう……。中多さんが無事合格できる/ように……」
「V6268せ、W45EFe9m3先輩……私のために……」
「先輩じゃあない! 教官だ!」
「V6269はっ、W45EFe8はいっ教官!」
「よし……」
「V6270きょ、教官……W45EF9私はどうすれば……」
「V7085……」
(い、勢いだけで言ってみたけど……。/ど、どうすればいいんだ……)
「V6271わ、W45EF8私なんでもやります!/頑張ります!」
「うん……」
(中多さんが頑張ってもなぁ……。/あの人込みはかき分けられないだろうし、/あっ! そうか!)
「が、頑張る方向性なんだよ……」
「V6272ほ、W45EF7方向性……」
「中多さんらしさを活かすんだよ」
「V6273私らしさ……W45EF4ですか?」
「そう、身体の大きい男だったら、/力ずくで割っていけるよね」
「V6274そうですね」
「すばしっこい女の子だったら、タイミング/よくすり抜けたり……」
「V6275な、なるほど……W45EF3さすがです教官」
「任せてよ」
「V6276あの……W45EFe9それで私は何を活かせばいいんで/しょうか?」
「そ、それはだね……」
・その性格の良さだ!
・その可愛らしさだ!
・そのスタイルの良さだ!
「中多さんの性格の良さを活かすんだ!」
「V6277せ、性格の良さですか……?」
「V6278性格の良さでどうすれば……」
「そ、それは……」
「中多さんの可愛らしさを活かすんだ!」
「V6279えっ……か、W45EFe9B60可愛らしさですか……?」
「V6280可愛らしさをどうすればいいんですか?」
「う、うん……」
「中多さんのそのスタイルの良さを/活かすんだ!」
「V6281えっFm4!? SB100EF4えっ……」
「あ、いや……その……」
「ほら! 男子って胸の大きい子に/弱いからさ!」
「V6282……教官」
「V6283女子には通じないじゃないですか」
「そ、そうかもしれないけど……」
「そ、そうじゃなくて……そう!/自分の個性を活かす方向で考えるんだ」
「V6284私の、W45Ec個性……」
「うん」
「V6285わ、わかりません教官……。/いったいどうすれば……」
「それだ! その目だよ中多さん!」
「V6286えっ?」
「ぶつかったらその目で見つめて、/『通して下さい』って頼んでみるんだ!」
「V6287そ、W45EF9そんな事でいいんですか?」
「大丈夫! 自分を信じて」
「V6288で、でも……」
「僕を信じて……」
「V6289きょ、W45EF9教官……」
「ね?」
「V6290は、W45Ecはい……。W45EoF8行ってきます」
「V6291す、すみませ〜ん」
男 子
「おばちゃん! ラーメンセット」
女 子
「掻き揚げうどん下さい!」
「V6292あの、すみません……宜しいですか?」
「あ……だ、大丈夫?」
「あっ、ごめんごめん。どくね」
(そうだ中多さん! 立ちふさがる相手の/目を見つめるんだ!)
「V6293ありがとうございます〜」
「いやいや! 気にするなって」
「はい、こっち空いたよ。大丈夫?」
(完ぺきだ……そりゃそうだよな、/あの目で見られたら誰だってなぁ……)
「無事買えたみたいだね」
「V6294な、W45EF6なんででしょう……」
「今までの中多さんは自分を上手く/出せてなかったんだよ」
「V6295自分を……W45EF6ですか?」
「そう、中多さんはあまり力強くはないし、/すばしっこくもない……」
「V6296す、すみません……」
「いや……つい……ごめん」
「V6297あ、W45EFe7m9い、W45EF9いいんです……」
「でも、もう大丈夫。/自分らしさを出せばいいんだから」
「V6298自分らしさですか……」
「そう、思わず守らなきゃって思わせる、/それも中多さんらしさだよ!」
「V6299な、W45EF7なるほど……」
「中多さんらしさを活かしていろいろやって/みればいいと思う……」
「V6300は、W45EF3はい! W45Ecありがとうございます教官」
「V6301やっぱり、教官ってすごいです……」
(……)
「……あ、あのさ」
「V6302はい、W45EF3なんですかEcFe2教官」
「自分で言っておいてなんだけど、/教官は特訓中だけにして欲しいな……」
「V6303え?」
「冷静になると結構恥ずかしいかも」
「V6304ぷっ! クスクス……。/W45EoFe6m3先輩自分で言い出したのにずるいです」
「ははは、面目ない」
「V6305ふふふっ、W45Eoわかりました先輩」
……こうして中多さんは/自分らしさを表現する事を覚えた。
うん、今日の僕はなかなか/冴えてたんじゃないかな……。
(中多さんの特訓……次は何がいいかなぁ)
(やっぱり接客は大事だよな……。/難しい客とか変な客も来るだろうし……)
(よし、善は急げだ! 行ってみるか)
(いるかなぁ……)
「V6306あ、Nm先輩」
「あ! ちょうどよかった……」
「V6307何かご用ですか?」
「こほん……。/W60ようよう姉ちゃん可愛いじゃねえか?」
「V6308え? W45EF6せ、先輩?」
「こら! 今は先輩じゃない! 教官と/呼ぶんだ!」
「V6309あ……EFe3特訓ですか?」
「そうだ。ウェイトレスをやってる以上/色々なお客さんがくるだろう……」
「V6310そ、W45EF7そうですね……」
「中には色々無理を言ったり、無茶をする/お客さんもいると思う……」
「V6311なるほど……W45EFe9そうかもしれないですね」
「だけどお客さんは選べない……。/だから僕が嫌なお客役をやるから今のうち/に慣れておくんだ」
「V6312そんな……W45EF9いいんですか?」
「当たり前だよ! 僕は教官だよ?」
「V6313あ、W45EFe6m3ありがとうございます教官」
「よし! それじゃ行くぞ」
「V6314は、W45EF8はい! 頑張ります」
「こほん……。ようよう姉ちゃん、/スタイルいいじゃないか」
「V6315お、Wv55お客様……Wv210困ります」
「いいからこっちきて座れよ。牛乳でも/飲もうぜ。いいだろ?」
「V6316や、W45EFe9m4やめてください〜」
「こら! もっと上手くあしらわないと/駄目だよ」
「V6317は、はい……すみません教官」
「よし、それじゃあ行くよ……。/そこのお姉さん! お薦めはなんですか」
「V6318お、お薦めはこちらのプリンになります」
「プリンかぁ、お姉さんの肌みたく/プルンプルンなのかなぁ……どれどれ」
「V6319ひゃっ! こ、困りますお客様。/手を離して下さい」
「そんなこと言われてもなぁ……」
「はぁはぁ……よし! 今回はここまで!」
「V6320あ、W45EFe9m3ありがとうございました……」
「今回はなかなか良かったと思う」
「V6321教官……」
「でもまだまだこれからだよ中多さん!」
「V6322は、W45EF8はい! 頑張ります!」
……こうして中多さんと接客の特訓をした。
我ながらいいアイディアを思いついたな……うん。
(中多さんの特訓……次は何がいいかなぁ)
(う〜ん……)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ぐぅ〜〜〜
(お腹が空いたな……。とりあえず/ラーメンでも食べながら考えるか)
(う〜ん、いい匂いだ……。/今日のラーメンは当たりかもな)
「V6323あ、先輩」
「あ、中多さん」
「V6324これからお昼ですか?」
「うん。中多さんも?」
「V6325はい。W45Eo今日はうどんに初チャレンジして/みました」
「そうなんだ。……その様子だと/スムーズに注文が出来たのかな?」
「V6326あ、Ecはい。W45Eo先輩のご指導のおかげです」
「はははっ、それは良かった。/あ、それじゃあ一緒に食べようか?」
「V6327いいんですか?」
「もちろんだよ。/いい天気だし、テラスで食べない?」
「V6328あ、W45Ec素敵ですね」
「V6329それでは自分の分を取ってきますね」
「うん……あ、ちょっと待って」
「V6330はい? W45EF1どうかしましたか先輩?」
(せっかくだし試しておくか……)
「よし、それじゃあ僕のラーメンも一緒に/運んでもらおうかな」
「V6331え? W45EFe7m9は、W45EF9はい。わかりました先輩」
「先輩じゃない! 教官だ!」
「V6332あ……W45EFe8と、特訓Fm9ですか?」
「そう、出来上がった料理をこぼさずに/素早く運ぶ……これも大事なことだよ」
「V6333わ、W45EF6わかりました……」
「僕はテラスで待ってるから……いい?」
「V6334頑張りWv45ます!Wv60」
(……こないぞ)
(そろそろ3分たつなぁ……)
(予想通り遅い……まいったなぁ……)
「V6335うんしょ……うんしょ」
「あ! 中多さん急いで!/麺が延びちゃうよ」
「V6336あ、はーい! ただいま」
「あ、そんなに急いだら……」
「V6337え? あっ、きゃっ!!」
Ti0/       Ti2Ts3ガシャーーーーン
「あ、な、中多さん……」
「V6338す、すみません……すみません……」
「V6339すみませんでした教官……」
「いや僕は大丈夫。それよりケガはない?」
「V6340はい……W45Ec大丈夫です……」
(まずい、中多さんが落ち込んでいる)
「め、めげてる場合じゃないぞ!/もう一度だ!」
「V6341ええFm4っ!?」
「諦めたらそこで終わっちゃうよ」
「V6342で、W45EFe9でも……」
「……逆に考えよう」
「V6343え? W45EF7逆にですか……」
「実際のバイト中じゃなくて良かった……。/そう考えるんだ」
「V6344な、なるほど……」
「さあ、もう一度だよ中多さん! これで/もう一度ラーメンとうどんを買ってきて」
「V6345え……W45EF9で、でも……」
「V6346い、W45EF9いいんですか?」
「当たり前だよ……僕は中多さんの/教官だからね」
「V6347教官……Wv170EoFe9ありがとうございます。/W45Wv325Fe7Ec私……W45Wv460EoFe9m3何て言ったらいいのか……」
「お礼は上手く運べてからだ!/さあ! それじゃもう一度!」
「V6348は、W45EFe8はい!」
……こうして中多さんと料理の運搬特訓をした。
残念なことに、中多さんは/あの後さらにラーメンをこぼした……。
でも、そのおかげか多少は運び方も安定してきた。
と思いたい……とほほ。
(中多さんの特訓……次は何がいいかなぁ)
(う〜ん、特に思いつかない……。/うん、どうせなら本人と相談してみるか)
(中多さんいるかな?)
(えーっと中多さんは……お、いた。/美也のやつは……いないぞ。ラッキーだ)
「中多さ〜ん」
「V6349え?」
「V6350あ、こんにちは先輩。私にご用ですか?」
「うん。ちょっといいかな」
「V6351はい。大丈夫です」
「V6352それで、何のご用ですか?」
「あ〜うん。どうかな、/何か不安なところとかない?」
「V6353えっ! W45EF7ふ、W45不安EF6ですか……」
「うん」
「V6354……ええと」
「……」
「V6355あの……W45EF7その、W45EF6何のことででしょう?」
「あ、そうかごめん。/バイトの特訓なんだけどさ……」
「V6356あ、W45EF3そうなんですか……。/W45EFe9びっくりしちゃいました」
「ははは、ごめんごめん」
「V6357そうですね……W45Ecう〜ん。W45EoFe9色々勉強させて/頂いたのですけど……」
「V6358私……W45EF9緊張しているとどもっちゃうのが/気になります……」
「あ、なるほどね……」
「V6359でもこればかりはなかなか……」
「……いやまずいよ」
「V6360え?」
「注文を繰り返す時に噛んだりしちゃうのは/よくない……」
「V6361あ……W45EF6そうですよね……」
「よし! 早速特訓だ!」
「V6362え? W45EF7こ、ここでですか先輩」
「先輩ではない、教官だ」
「V6363わ、W45EFe8わかりました教官」
「よし行くぞ、復唱するんだ」
「マルゲリータピッツァラージ!」
「V6364マ、W45EF7マルガリータピザEFe6ラージ?」
「駄目だ駄目だ! 丸刈りじゃないぞ!」
「V6365は、W45EF8はい教官」
「ペペロンチーノカプチーノ」
「V6366ペロンチーノカプチーノ!」
「ペが抜けてる!」
「V6367す、W45EF6すみません教官」
「魚貝のリングイネ」
「V6368ギョカイリングネ!」
「違うぞ違うぞ! リングイネだ」
「V6369は、はい!」
「はぁはぁ……よし! 今回はここまで」
「V6370あ、W45EFe9m3ありがとうございます……」
「……今回はなかなか良かったよ」
「V6371教官……私……」
「これからも頑張ろうね」
「V6372ありがとうございます!」
……こうして中多さんと発声の特訓をした。
まだまだ時間は必要だとは思うけど、/なかなか良かったんじゃないかな。
(まずい……)
(学校だけど、梅原から借りたお宝本。/フレッシュ水着学園……/通称フレミズをどうしても見たい……)
(ばれたらアウトだよな……。いや、/でもこの気持ちはもう抑えられない)
(よし! 僕は勇気を持って校内で/フレミズを読むぞ!)
(とは言え教室はまずいよな……。/どこか人気のない場所に行こう)
(お宝は上着の下に隠しつつ……)
「V6373あ! せ、先輩!」
「うおっ!?」
「V6374すみません先輩……」
「あ……中多さんか……。どうしたの?/僕ちょっと用事が……」
「V6375あ……W45EF6そうですよね……W45EFecすみません」
「いや、いいんだけど……。/元気ないみたいだけどどうかした?」
「V6376その私……」
「う、うん?」
「V6377接客に自信が持てなくて……」
「え? 接客? あ……バイトの……」
「V6378学校でも家でも、/色々と考えてみたんですけど……」
「うん」
「V6379アルバイト先にはたくさんお客さんが/来ると思うんです……」
「そうだね」
「V6380中には気難しい人とかもいるでしょうし/……W45EcW4Ehでも、そんな事言えませんし」
「なるほど……確かに」
「V6381私……不安で……」
(中多さん……そうだよなぁ、もともと/人見知りだし……悩んじゃうよな)
「……」
「よ、よし! じゃあ今から……あ」
(しまった! 今はフレミズを持ってるから/どうしようも出来ない……)
「V6382どうかしましたか先輩?」
「あ、いや……その、何か考えておくよ」
「V6383あ……」
「今はちょっと……なんていうか……。/忙しい感じだから」
「V6384そうですよね……W45Ecすみません先輩」
「え?」
「V6385私、Fm3駄目ですね。Fm6なんでも先輩に頼ろうと/しちゃって……」
「いや……それは……」
「V6386バイトが始まったら他にも色々あるだろう/し……W45EF9私もう少し考えてみます」
「そ、そう?」
「V6387はい。お時間とらせてすみませんでした。/W45EcF6失礼します」
「あっ! 中多さん……」
(お宝本なんかのことより……もう少し何か/考えてあげればよかった……)
(ごめんね中多さん。僕は駄目な教官だ。/いや、教官失格だ……)
(まずいな……実にまずい)
(学校だけど、梅原から返ってきたお宝本。/桃色スナイパー……。通称桃スナを/今どうしても見たい……)
(ばれたらアウトだよな……。いや、/でもこの気持ちはもう抑えられない)
(よし! 僕は勇気を持って校内で/桃スナを読むぞー!)
(とは言え教室はまずいよな……。/どこか人気のない場所に行こう)
(お宝は上着の下に隠しつつ……)
「V6388あ! せ、先輩!」
「おおっ!?」
「V6389すみません先輩……」
「中多さん……。僕に用事?/今はちょっと……」
「V6390あ……W45EF6そうですか……」
「どうかした?/なんだか元気がないみたいだけど?」
「V6391先輩……私……」
「うん」
「V6392私……自信が持てないんです」
「きゅ、急にどうしたの?」
「V6393一人の時に、バイトを始めた時の事を/色々と考えているんですけど……」
「へ〜、いいことだと思うよ」
「V6394お料理が出来たら、/W45EF9こぼさないようにW45EcW4Eh急いで運ばないと/いけないと思うんですけど……」
「あ〜、うん、そうだね」
「V6395でも、私にぶいので……W45EF6上手に/運んでいる自分が想像できなくて……」
「え……そうかな?」
「V6396私……W45Ec不安で……」
(そうか……中多さんは運動神経に自信が/ないんだな……)
「……」
「よし! それならば……って」
(まずい……特訓に行こうにも/今僕の手には桃スナが……)
「V6397どうかしましたか先輩?」
「あ、いや……その、僕も考えてみるよ」
「V6398あ……」
「ごめん。今はちょっと取り込んでると/言うか……」
「V6399そうですよね……W45Ecすみませんでした」
「え?」
「V6400私……なんでも先輩に頼ちゃって……。/駄目ですよね」
「そ、そんなことは……」
「V6401私、W45EFe9m3もう少し自分で考えてみます」
「中多さん……」
「V6402お忙しいところEcF6すみませんでした。/W45EoF6それではEFe9m3失礼します」
「あ……中多さん……」
(お宝本なんかのことより……もう少し何か/考えてあげればよかった……)
(ごめんね中多さん。僕は駄目な教官だ。/いや、教官失格だ……)
(まずい……)
(学校だけど、梅原から借りたお宝本。/ろまんてぃっくストライク……/通称ろまストをどうしても見たい……)
(ばれたらアウトだよな……。いや、/でもこの気持ちはもう抑えられない)
(よし! 僕は勇気を持って校内で/ろまストを読むぞ!)
(とは言え教室はまずいよな……。/どこか人気のない場所に行こう)
(お宝は上着の下に隠しつつ……)
「V6403あ! せ、先輩!」
「うおっ!?」
「V6404すみません先輩……」
「あ……中多さんか……。どうしたの?/僕ちょっと用事が……」
「V6405あ……W45EF6そうですよね……すみません」
「あれ? 元気ないみたいだけど?」
「V6406先輩……私……」
「うん?」
「V6407その……上手くお話できるか……/自信が持てないんです……」
「お話……? あ、バイトで?」
「V6408はい……。アルバイト中ってお客さんが、/W45EFe7たくさん来ると思うんですけど……」
「うん」
「V6409私……W45EF6お話が上手じゃないですし……」
「そうかなぁ?」
「V6410先輩はFm3平気です!/W45EF6先輩は……W45B50EcW4Eh特別ですから」
「あ、うん……」
「V6411私……W45EF6不安で……」
(確かに中多さんは話し上手じゃないな。/緊張するとどもっちゃうし……)
「……」
「よし! それじゃあ今から……あっ」
(まずい……今はろまストを持ってるから/どうしようも出来ないぞ……)
「V6412……先輩?」
「うん……その、何か上手い手を/考えてみるよ……」
「V6413あ……」
「今すぐはなかなか……」
「V6414……そうですよね。すみませんでした」
「えっ?」
「V6415駄目ですよね。W45EcW4Ehなんでも先輩に頼って/ばかりで……」
「いや、それはその……」
「V6416私、もう少し自分で考えてみます」
「え……そ、そう?」
「V6417お時間とらせてすみませんでした。/W45Ec失礼しますっ」
「あっ! 中多さん……」
(お宝本なんかのことより……もう少し何か/考えてあげればよかった……)
(ごめんね中多さん。僕は駄目な教官だ。/いや、教官失格だ……)
(中多さんの特訓……次は何がいいかなぁ)
(……う〜ん、思いつかない)
(とりあえず帰るか……)
「V6418あ、W45EF3Nm先輩」
「中多さん、こんな時間まで何してるの?」
「V6419あ、W45EFe3図書室にFm3行って来たんですけど、/W45もう帰るところです」
「あ、そうなんだ……」
「それなら一緒に帰らない?」
「V6420え……W45EF3いいんですか?」
「もちろんだよ」
「V6421あ、W45EF3そ、それでは鞄取ってきます」
「うん」
(特訓かぁ……)
(あ、そうだ中多さんに何が不安か直接/聞いてみよう)
(多分そのほうが効果的だろう……)
(我ながらいいアイディアだな)
(……遅いな)
(まあ、中多さんって、結構のんびり/してるしな)
(彼女らしいと言うか……)
(いや待てよ……駄目だろうこれじゃ)
(……バイトしてるのにのんびりとか/考えられないじゃないか!)
「V6422お、お待たせしました〜。/W45EFe9m3すみません、今日は荷物が多めで……」
「よし! いいタイミングだ!」
「V6423えっ!? EFe7……な、W45EF9何がですか?」
「いいかい? バイトしているとどうしても/機敏な行動が大事になるよね」
「V6424あ……W45EF7そ、EF6そうですね」
「常に素早い行動を心がけておかないと/どんなミスに繋がるかわからない」
「V6425は、はい。先輩」
「先輩ではない。教官だ!」
「V6426は、はい! W45EF8すみません教官!」
「いい返事だ! それじゃあ着替えて!」
「V6427はい?」
「早着替えだよ中多さん!」
「V6428ええっ!? は、早着替えですか?」
「そう……バイトの制服に素早く着替える、/とても大事な事だよ!」
「V6429え……W45EF6あ……W45EF9はい……」
「よし! じゃあ早速……。/ところで体操服は持ってる?」
「V6430あ、W45EF3はい。今日はもってます」
「よし! じゃあ体操服! 急いで!」
「V6431こ、W45EF9ここでですか?」
「ほら、そこの階段のところに隠れれば/見えないから大丈夫だよ」
「V6432で、で、でも……」
「うん、大丈夫だから」
「V6433だ、誰か来ちゃうかもしれないじゃない/ですか」
「それだよ中多さん」
「V6434え? そ、それだよって……?」
「より実戦に近い状況での特訓が役に/立つんだよ」
「V6435……え? W45Ehど、どういうことですか?」
「なんていうのかな、緊張感?」
「V6436緊張感……」
「実際のバイトはもっと大変だし、すごく/緊張する環境だと思う」
「V6437な、なるほど……W45EF3さすが教官ですね」
(……まあ僕はバイトしてないけどね)
「わかってくれたかな中多さん……」
「V6438は、はい……」
「V6439その……W45EFe9m3教官が色々と私のために考えて/くれているのが良くわかりました……」
「中多さん……」
「V6440教官……」
「……よし! それじゃ始めるぞ!/まずは体操服だ!」
「V6441は、W45EF8はい!」
「遅いぞ! 急ぐんだ」
「V6442は、はいっ!」
「V6443お、お待たせしました」
「よし! 着衣の確認をする」
「V6444お、お願いします」
「よし!」
「では、ジャージを脱いで!」
「V6445は、EFe8はい!」
「……」
「V6446お、お待たせしました」
「着衣確認だ!」
「V6447お願いします」
「次は、制服に戻って!」
「V6448は、P4Fe8m6はい!」
「V6449お、お待たせしました」
「よし! 確認だ!」
「V6450はいっ! お願いします」
「よし! 次は水着だ!」
「V6451は、はい!」
「V6452教官……、W45EcW4Ehそれは無理です」
(そりゃそうか……)
「じゃあ体操服! 下はジャージ」
「V6453は、W45EF8はい!」
「V0709あれ? 紗江ちゃん何してるの?」
「V6454わわっ、EFe6み、Fm6美也ちゃん?」
「え?」
「V0710あれ? 鞄……それなのに体操服?/……何してるの紗江ちゃん」
「V6455Ecう、Fm3ううん……Sな、なんでもないの」
(なんてことだ! よりにもよって美也が/階段を上ってくるとは……)
「V0711ん? 後ろに誰か居るの?」
「V6456い、EFe9いないよ! EFe6誰もいない!」
(中多さん頑張って! 追い返すんだ!)
「V0712じゃあなんで隠すの?」
「V6457か、隠してないよ! 隠してない!/EcF5そっちに行っちゃ駄目〜!」
「V6458きょ、教官Fm3行って下さい」
(え? あ、そ、そうだね)
「V0713あれ? 今誰かと話してなかった?」
「V6459う、ううん! EcFm6話してない!」
「V0714……何か隠してる」
「V6460Fm4そ、そんなこと……EhFe6ないよ」
「V0715ふ〜ん、そうなんだ……美也に/隠し事しちゃうんだ紗江ちゃん」
「V6461え? EFe6そ、Fm6その手は……」
「V0716にしししし、これはもう紗江ちゃんの/身体に聞くしかないのう〜……とうっ!」
「V6462きゃっ! み、美也ちゃん……」
「V0717さー、何を隠してるのか言ってごらーん」
「V6463んっ……な、何も隠してない……」
(ご、ごめん中多さん……。/君の犠牲は無駄にはしないっ!)
「V0718強情な娘じゃのー」
「V6464きゃっ! み、美也ちゃん駄目だって」
(……な、何をしてるか気になる)
「V0719うりうり〜」
「V6465み、美也ちゃん……もう許して〜」
……こうして、中多さんの早着替え特訓は/中途半端に終わった。
でも中多さん……。機転が利くようになったなぁ。
(すぐ帰るのもなんだし……。/ちょっとまったりしていくか……)
「V0959いよーう! Nmなーにしてんだよ」
「相変らずだな梅原……何か用事か?」
「V0960おいおい、W45EoF2どうしたどうした!!/W45Ec元気ないなぁ」
「いや、そんな訳じゃないけどさ……。/どうして梅原はそんなにテンションが/高いんだよ?」
「V0961え? W45EF7高いか? W45EFe3m4そうかな?」
「いや、何となくだけど、いつも元気だし/声もでかいよな」
「V0962う〜ん、W45EoFe9m2そんなつもりはないんだけどな」
「V0963……家がずっとこんな感じだったから、/W45EFe9m3特に不思議に思う事もなかったんだがな」
「寿司屋だもんなぁ、確かにそうなるか」
「V0964へいらっしゃい! W45Eo何握りましょう!」
「おいおい、まだ握れないだろ?」
「V0965へへっ、W45Eo雰囲気だよ雰囲気!」
「V0966寿司は握れないけど威勢は良くして/おかねーと、W45EFe9m3親父にどやされるからな」
「ははは、大変そうだな」
「V0967まあなぁ、W45Eo客商売の基本だしな」
「なるほどね……」
「V0968まだうぶな頃はさ、W45EFe6でかい声出すのが/恥ずかしくてなぁ……W45Ec苦労したもんよ」
「梅原にうぶな頃なんてあったか?」
「V0969おおっと、W45EF7そうくる? W45EF3きちゃう?」
「だって恥ずかしくて声が出せないだなん/て……待てよ」
「V0970ん? W45EFe9m3どうした?」
(接客の基本。声だし……。なるほどな)
「なあ梅原。やっぱり接客は大きい声で/はっきりと話さないとまずいよな?」
「V0971あったりめえだろう? W45EF2Ec基本だよ基本」
「そうだよな……助かったよ梅原!/じゃあな」
「V0972お、おい! W45EF4Nmどこ行くんだよ!」
(肝心かなめの基本を忘れていた……。/急いで中多さんのところに行こう)
(中多さんいるかな……)
(えーっと、あっ! いたいた……)
「中多さーん」
「V6466え?」
「V6467あ、Nm先輩。どうかされましたか?」
「ちょっといいかな?」
「V6468え? W45EFe3あ、W25EF3はい……」
「と言う訳で基本となる声だしをやって/いなかった事に気付いたんだ」
「V6469な、なるほど……W45EF9声だしですか」
「幸い他に人もいないし……いい機会だから/ここで特訓しよう」
「V6470わかりました先輩」
「違う! 教官だ」
「V6471す、W45EF8すみません教官」
(ふぅ……ここで僕が恥ずかしがってたら/意味がないぞ……気合を入れて……)
「それじゃあ僕に続いて!」
「V6472は、はい!」
「いらっしゃいませお客様ー」
「V6473いらっしゃいませお客様」
「駄目だ駄目だ! 聞こえないよ!/はい! ありがとうございましたお客様」
「V6474あ、EFe8ありがちょうございましたお客様」
「噛んでるぞ! はいもう一回!」
「V6475ありがとうございましたお客様」
「どうしたどうした! 腹から声出すんだ」
「V6476で、EcFe6でも教官……W45EoF9風が強くて」
「むしろ好都合じゃないか。他の人には/聞こえないだろうし、もっと大声で!」
「V6477あ、……W45Wv190EFe8m5はいっ!」
「お客様は何名様でしょうか?」
「V6478お客様は何名さばSEFe4mFm8っ……」
「噛んでるぞ! ワンモアだ!」
「V6479お客様は何名様でしょうか!」
「お客様は神様ですっ!」
「V6480お客様は神様ですっ!」
「お帰りなさいませご主人様!」
「V6481お? W45EFe8m4お帰りなさいませFm9ご主人様」
「どうしたどうしたー!」
「V6482す、すみません……」
「はいっ! ありがとうございましたー」
「V6483ありがとうございましたー」
「V6484きゃっ!」
「おおっ!?」
「V6485いやーーーーっ」
「……」
「あ、ありがとうございました」
「V6486え?」
「あ……いや……」
「V6487もしかして……W45EF9その……/W45Fm6見えちゃいましたか?」
「い、いやいや見えてないよ」
「V6488だけど……W45EF9ありがとうございましたって」
「あ、それは……その勢いでつい……」
「V6489や、やっぱりEFe9m6見えたんじゃ……」
「いやいや! 本当に見えてないよ!」
「V6490……そ、W45EcW4Ehそうですか」
「う、うん」
「よ、よし! 今日の特訓はここまでっ!」
「V6491え……EF9だ、EF6だけどまだ……」
「いや、ほら。/また見えちゃうかもしれないし」
「V6492ええっ!?」
「あ、違う! 見えてないけど!/また同じ事になっても困るでしょ?」
「V6493Eoし、W45Ec失礼しますっ!」
「あ、中多さん……」
(う〜ん、まあしょうがないか……)
(それにしてもびっくりしたなぁ……。/結局見えなかったけど……)
(ちょっと得した気分だ……ははは)
……こうして中多さんの声出し特訓をした。
う〜ん、楽しかったけど、役にたったかなぁ?
(ふぅ〜……すっきり……)
(慌ててトイレにきたから、次の授業まで/結構時間があるな……)
(戻ってもやることないし、ちょっと/ぶらぶらしてみるか)
「V6494あ! Nm先輩」
「え? あ、中多さん」
「V6495良かった……W45EF3先輩の教室を覗いてみたん/ですが、見つからなくて……」
「僕のこと探してたんだ、何か用事?」
「V6496はい……」
「どうかしたのかな?」
「V6497先輩……。W45Ec私、W45EoFe3m1バイトの募集に/Fm3申し込みしてみました」
「え? そうなんだ……」
「V6498正直EFe9すごく不安なんですけど……」
「そっか……随分思い切ったんだね」
「V6499はい……W45EF9でも、今応募しないと冬休みに/間に合わなくなっちゃうと思ったので」
「あ〜、なるほど。確かにそうだね」
「面接の日とか決まった?」
「V6500ええと、W45EF6それはまだわかりません」
「そっか……」
「V6501……先輩のおかげです。/W15EFe2m3本当にありがとうEcございました」
「え? 僕のおかげ?」
「V6502先輩が色々と考えてくれて、/W45EFe9それを一生懸命教えてくれたから……」
「V6503ふふっ、W60Eoおかしいですよね。W45EFe9まだ面接も/してないのにこんな事……」
「あ、そんな事ないよ……。/そう言ってもらえて僕も嬉しいよ」
「V6504良かった……」
「でも……」
「V6505はい? W45EF3なんですか?」
「……お礼を言うのはまだ早いかな。/実際に合格してから改めてがいいよね」
「V6506ふふっ、W45Eoそうですね」
「また、報告してくれるかな?」
「V6507もちろんです! W45EF3お父さんやお母さんより/も早く、EFe8先輩にお伝えします!」
「ははは、ありがとう」
「…W25EF6…」
「もうきっと面接まで間もないだろうけど、/また何か思いついたらアドバイスするね」
「V6508先輩……。W45EFe9m3ありがとうございます」
「任せておいてよ。なんてったって僕は/中多さんの教官だからね」
「V6509あ! W45EFe6m3そうですね……W45EFe8m3教官お願いEcFe2m3します」
(中多さん、いよいよなんだな……)
(結果はまだわからないけど……。/良かったな。本当に良かった)
(結果楽しみだ……)
(何か合格祝いでも用意するかな……。/う〜ん、気が早いかな?)
(ふぅ〜……すっきり……)
(慌ててトイレにきたから、次の授業まで/結構時間があるな……)
(戻ってもやることないし、ちょっと/ぶらぶらしてみるか)
「V6510あ! Nm先輩」
「え? あ、中多さん」
「V6511良かった……W45EF3先輩の教室を覗いてみたん/ですが、見つからなくて……」
「僕のこと探してたんだ、何か用事?」
「V6512はい……」
「どうかしたのかな?」
「V6513先輩……W45EFe7じゃなくて……W45EFe8m4教Fm8官。/W25EcFm6私、W45EoFm1バイトの申し込みをしてみました」
「お? そうなんだ……」
「V6514正直不安な気持ちもあるんですけど」
「うん……そうだよね」
「V6515でも、今応募しないと冬休みに間に合わな/いって思ったので……W45EFm3頑張ってみました」
「あ〜、確かにそうだね」
「面接の日は決まったの?」
「V6516まだです。W45後日Fm3連絡いただけるそうです」
「そうか……」
「V6517Nm先輩のおかげで、ここまで/これました……。W45EF3ありがとうございます」
「いや、僕は何もしてないよ」
「V6518そんな事Fm5ありません! W45EF9先輩が……、/W45Ecいえ、W45EoFe8教官が一生懸命教えてくれたから、/EFe3m4ちょっとだけFm3自信が持てたんです」
「V6519本当にありがとうございました。W45F2Ec教官」
「中多さん……」
「V6520ふふっ、W45EoFe7おかしいですよね。W45EFe9まだ合格も/してないのにこんな事言って……」
「きっと合格できるよ……」
「でもさ……」
「V6521はい? W45EF3なんでしょう」
「やっぱりお礼は合格後がいいかな」
「V6522ふふっ、W45Eoやっぱりそうですよね」
「合格後に報告してくれる?」
「V6523はい! W45EoF3誰よりも早くお伝えしますね」
「ははは、自信があっていいね」
「V6524ふふっ、W45Eoでも気が早いですよね。/W45EFe6m3まだこれからが大変なのに」
「面接まであまり時間もないだろうけど、/何か思いついたらアドバイスするよ」
「V6525はい! W45お願いしますねEcF2教官」
(いよいよバイトの面接に行くんだ……)
(中多さん……強くなったよな……。/出会った頃からは考えられないくらい)
(僕も……色々と頑張ってみるか……)
(あっ、何か合格祝いでも/用意しておこうかな……)
(ふぅ〜……すっきり……)
(慌ててトイレにきたから、次の授業まで/結構時間があるな……)
(戻ってもやることないし、ちょっと/ぶらぶらしてみるか)
「V6526あ! Nm先輩」
「え? あ、中多さん」
「V6527良かった……W45EF3先輩の教室を覗いてみたん/ですが、見つからなくて……」
「僕のこと探してたんだ、何か用事?」
「V6528はい……」
「どうかしたのかな?」
「……」
(中多さん、すごく真剣な表情だ……。/どうかしたのかな?)
「V6529教官Fm3ありがとうございました」
「え?」
「V6530私、バイトの申し込みをしてきたんです」
「あ……そっか。ついにか」
「V6531まだまだ覚えなきゃいけないこととか、/W45EFe9特訓しなきゃいけない事があると思うんで/すけど……」
「V6532冬休みに間に合わせたかったので……。/W45EF3応募しちゃいました」
「あ〜、確かにそうだね」
「面接の日は決まったのかな?」
「V6533あ、W45EF3まだなんです。/決まり次第連絡を頂けるそうです」
「そうか……いよいよなんだね……」
「V6534教官のおかげでここまでこれました……。/W45EF3色々とありがとうございました」
「中多さん……。いや、僕なんかより/中多さんの頑張りがあったからだよ」
「V6535そんな事ないです……」
「V6536教官が色々と考えて……一W45Fm3生懸命教えて/くれたから……W45EF3私も頑張れたんです」
「……中多さん」
「そう言ってくれると僕も嬉しいよ」
「V6537ふふっ、W45Eo教官が喜んでくれて良かった」
「V6538あ……W45EF7でも」
「V6539その……W45EF3本当に喜んで頂くのは、/合格の後でお願いします」
「あ……ははは、そうだね」
「V6540私……W45EFe6m3頑張ります」
「うん……頑張って」
「もうあまり時間もないと思うけど、何か/思いつけたらアドバイスするね」
「V6541はい。W45Ecありがとうございます」
「V6542あ、W45EF7でも……」
「うん? どうかした?」
「V6543お手柔らかにお願いします」
「V6544最近の教官は……W45Wv200EFe9m4その……W60Wv325Fm3段々Wv365Fm4激しく/なってるFm3気がするので……」
「え!? あ、ご、ごめん」
「V6545くすくす……W45Eo冗談です」
「え? あ……冗談か……ははは」
「V6546ふふふ」
「……ははは。まいったな」
(そっかついに面接に行くのか……)
(中多さん、変わったな……。いい意味で。/出会った頃はずっともじもじしてたのに)
(……頑張ってたもんな)
(僕も……色々頑張るかな……)
(あっ、そうだ! 中多さんの合格祝い、/何か用意しておこうかな……。あの様子/なら合格は間違い無しだろうしな)
???
「V0720紗江ちゃ〜ん! こっちこっち」
(う! この聞き覚えのある声は……)
「V0721はやく! はやく!」
(やっぱり美也だな……。ってことは/1年生が授業中なのか)
「V6547美也ちゃん待ってよ〜」
(この声は中多さん……まずい……。/しばらくやり過ごすしかないな……)
「V6548はぁはぁ、美也ちゃん足が速いね」
「V0722まあね! 足が長いからかな!」
(いや、すごく短いって……)
「V6549ふふっ、きっとそうだね」
「V0723にしししし! ありがと紗江ちゃん」
(いや、そこは突っ込もうよ中多さん……)
「V0724あれ? 紗江ちゃんちょっと汗かいてる」
「V6550あ、うん……走ったからかな」
「V0725そりゃ危ない! すぐ脱ごう」
「V6551え?」
(え?)
「V6552え……で、でも……」
「V0726ダメだよ紗江ちゃん。汗かいたらすぐ/脱がないとびしょびしょになっちゃうよ」
「V6553そ、そうかな……」
「V0727寒くなったらまた着ればいいんだよー」
(うん、美也にしてはいいこと言ってるな)
「V6554じゃ、じゃあ……」
「V0728あ、ダメダメ! 紗江ちゃんは/下を脱いだほうがいいよ」
「V6555え? どうして?」
「V0729ほらー、この間の体育の時間、/大変だったじゃん」
「V6556あ……あ、あの時は……」
(何が大変なんだ?)
「V0730マラソンで汗びしょびしょの/ぶるんぶるんで!」
「V6557み、美也ちゃん……」
「V0731ブラジャーもすけちゃって!/あぶないよー。気をつけないとダメー!」
「V6558う、うん……気をつけるね」
(な、何だってーーーっ!!/そんな冗談みたいな出来事が授業中に/起きているだなんて……)
「V0732だから紗江ちゃんは下を脱ぐの!/わかった?」
「V6559う、うん……そうだね。ありがとう」
「V0733美也も脱ごうっと!」
「V0734む、むむむ……」
「V6560ど、どうしたの?」
(な、なんだ? どうなった?)
「V0735はぁ〜紗江ちゃんの肌って、/つるつるのすべすべだよね〜」
「V6561み、美也ちゃんだって……」
「V0736ん〜ん、この肌触りは美也よりも/すべすべでぷるんぷるんだよ」
「V6562きゃっ! 冷たいよ美也ちゃん」
「V0737あ、ごめんね紗江ちゃん。/あやかりたくてついつい」
「V6563う、うん……大丈夫だけど……」
(駄目だ……気になってしょうがない。/ちょっとだけ……)
(うわっ!)
(……ブルマが近いぞ)
(……これは新しいな)
(他の段も覗いてみるかな……。/せっかくだしな)
・上の段
・下の段
(上の段を……)
(おおっ! 胸だ……)
(これは……やはり大きい……。/1年生とは思えないこのサイズ……。/まさに奇跡の産物だな……)
(それに比べて……。こっちは……)
(なんというお子様体型……。/まあ、これはこれで奇跡的だな妹よ……)
(見比べてみると……)
(圧倒的じゃないか、この差は……)
(下の段を……)
(おおっ! 太股だ……)
(これは……素晴らしいな……。/確かにすべすべっぽい……。/実際に触ればぷるんぷるんかぁ……)
(もう一方はどうだ?)
(お? これはこれで結構ありか?/大健闘じゃないか妹よ)
(うん、どちらも悪くないな)
(はっ! まてまて! これじゃまるで/のぞきじゃないか!)
Ti0/         ガタッ!
(し、しまった!)
「V0738むっ!?」
「V6564え?」
「V0739今何か聞こえなかった紗江ちゃん?」
「V6565う、うん……。何か物音が……」
「V0740こっちの方から聞こえた気がする……」
(う、こ、こっちに来た……)
「V0741……くんくん」
「V6566み、美也ちゃん?」
「V0742どこかでかいだ事がある匂いがする……」
「V0743どこでだっけ……むぅ〜」
(そ、そんな事がわかるのか? 動物かよ)
「V0744この中かな……」
(うう、気付かないでくれ〜)
「V0745むむむ〜。暗くて良く見えない……。/EFe9m6紗江ちゃん見える?」
「V6567え? ど、どうかな……」
「V6568う〜ん……。私も良く見えないな」
(何もないよ! 誰も入ってない!)
「V6569あ、そうだ美也ちゃん。跳び箱の1番上の/段をどかせばいいんじゃない?」
(そ、それはまずい!)
「V0746う〜ん……EoFe9m3面倒だからいいやEcF3」
「V6570え?」
(は?)
「V0747疲れちゃいそうだし、もう行こう」
「V6571え? EFe9そ、そうFm3?」
「V0748よーし、明日へ向かってれっつごー!」
「V6572あ、Fm9ま、Wv50待って美也ちゃ〜ん」
(い、行ったのか?)
(……行ったか……助かった。/今回は美也の飽きっぽさに助けられたな)
(ふぅ……。とりあえず/隙を見て抜け出さないとな……)
……こうして中多さんとファミレスに向かった。
「V6655でも先輩……ファミレスに行ってどうする/んですか?」
「まあ僕に任せてよ」
「V6656は、はい」
「よし、とりあえず座ろう」
「V6657はい」
「よし、それじゃ何か食べようか」
「V6658え? W45EF6え?」
「すみませ〜ん!」
バイト
「はーい、ただいまー」
「V6659Nm先輩、何か食べにきたんですか?」
「イメージトレーニングだよ中多さん」
「V6660イメージトレーニング……W45EF6ですか?」
「お待たせしました。/ご注文はお決まりでしょうか?」
「あ、はい。僕はケーキセット」
「ありがとうございます。セットはどちらに/致しますか?」
「ええと、ショートケーキとコーヒーで」
「かしこまりました」
「中多さんも何か食べる?」
「V6661あ、は、はい……」
「V6662それでは、その……私もケーキセットを/お願いします」
「ありがとうございます。お飲み物はいかが/致しますか?」
「V6663あ、ええと、その……ホットミルクを」
「申し訳ございませんお客様。ホットミルク/はセットに含まれておりません」
「V6664えっ? あ、そうなんですか?」
「こちらの中からお選び下さい」
「V6665ええと……/それではミルクティーを下さい」
「かしこまりました。ケーキはいかが致しま/すか?」
「V6666え、あ……」
(よし、ここだな)
「お薦めとかありますか?」
「そうですね……。私はこちらのレアチーズ/ケーキが美味しいと思います」
「V6667あ、じゃあそれをお願いします」
「かしこまりました。ご注文を確認させて/頂きます……」
「どう?」
「V6668え? W45EF6な、何がですか?」
「今のやりとりを自分ならどうするか、/ちょっと考えてみるのもいいと思うんだ」
「V6669あ、W45EF7な、W45EF8なるほど……」
「それじゃ中多さんが店員さんの役ね」
「V6670は、EFe3はい」
「すみませーん」
「V6671お、W45EF9お待たせしましたお客様」
「……」
「V6672あ、W45EF9その……。/W45EF4ご、ご注文はお決まりでしょうか?」
「そうだなぁ……。何かお腹に溜まるのが/いいんだけど、何かお薦めない?」
「V6673え? W45EF9ケーキじゃなくて? W45EF6あの……」
「はい。駄目〜」
「V6674あう……」
「さっきみたいにケーキの話題が毎回ふられ/る訳じゃないし、何をふられるかなんて/予想できないからね」
「V6675む、難しいです……先輩」
「まあ、そうだとは思うよ。でもね」
「お待たせ致しました〜」
「レアチーズケーキに/ミルクティーのお客様」
「V6676あ、はい」
「ショートケーキにコーヒーのお客様」
「はい。……店員さん可愛いですね」
「くすっ、ありがとうございます」
「V6677せ、先輩……」
「制服もすごく似合ってるし」
「お上手ですね。ご注文はお揃いですか?」
「はい」
「では、ごゆっくりどうぞ」
「って具合に、お客さんに色々絡まれる/可能性もあるね」
「V6678あ、W45EF6なるほど……」
「もちろん最初はびっくりしちゃうと思うけ/ど……」
「V6679はい。W45EFe9本当にびっくりしました」
「慣れちゃえばどうってことないと思うよ」
「V6680は、W45EF8はい」
「さて、それじゃケーキ食べようか」
「V6681あ、W45EF3はい……」
……こうして、中多さんのバイト合格に向けて/実地訓練をこなしてみた。
少しは役にたてばいいんだけど……。
……こうして中多さんとファミレスに向かった。
「よし、今日も頑張っていこう」
「V6685は、W45EFe8はい」
「それにしても中多さんは美味しそうに/食べるね」
「V6686あ、W45EF7は、はい……W45EFe9m3お恥ずかしいです」
「いや、なんか幸せそうで見てて/気持ちいいよ」
「V6687本当ですか?」
「うん。とっても可愛らしいしね」
「V6688せ、先輩……」
「ん、なに?」
「V6689か、からかわないでEFe7m6下さい……」
「からかってなんかないよ」
「V6690ま、またそんな事を……W45EF4あ!」
「え?」
「V6691ふふっ、W45Eo先輩クリームがほっぺについて/ますよ」
「う、うそ」
「V6692あ、EFe2m3逆です。……W45Ecくすっ、/W45Eo先輩もすごく可愛らしいと思います」
「う……」
(中多さんにやり返されてしまった……)
(悔しい……。そうだ!/ちょっと意地悪しちゃおうかな)
「え〜と、どこかな? とってくれない?」
「V6693えっ!? W45EF7わ、私がEFe9ですか……」
「うん。店員さんでしょ? お願いします」
「V6694え……W45EF6で、でも……」
「はい」
「V6695あの……その……」
「さあ、どうぞ」
「V6696し、失礼しますお客様」
(あ……)
「V6697え、えい……」
「わ……中多さん……」
「V6698も、もう大丈夫です。Fe2Ecお客様」
「え……あ、そう……あ、ありがとう」
「V6699……ど、どうでしょうか?」
「あ、うん……まさか本当に取ってくれる/とは思わなかった」
「V6700え? W45EF7B100そ、そんな……」
「いや、その……。多分実際に言われても/やらないほうがいいよ」
「V6701ひ、酷いです先輩〜」
「ご、ごめんごめん」
「V6702うう、W45EoFe9恥ずかしかった……」
……こうして中多さんの実地訓練をこなしてみた。
……正直今日の訓練は役にたたないだろうな。
「V6705今日はありがとうございました」
「だいぶ雰囲気にはなれたかな?」
「V6706はい! W45EoNm先輩のおかげです」
「ははは、そんなことないよ」
……こうして、中多さんとファミレスで過ごした。
「V0749にぃに……。にぃに……」
「ん……。何だよ……」
「V0750にぃに……」
「おいおい、いったい何だよ……。/今日は休みだろ? 寝させてくれ……」
「V2052にぃに、起きて……」
「どうした? 何かあったか?」
「V0751あ……」
「V0752ダ、Wv80ダメ……。Wv175ダメ〜……」
「お、おい……」
(何なんだよ……)
(……ふぁ〜)
(昨日は思わず夜更かししちゃったから/まだまだ寝足りないんだけどな……)
(う……)
(眠い……。お休み……)
「V0753にぃに! 起きて!」
「……いったい何なんだ」
「V0754お願い」
「……なんだよ朝っぱらから?」
「V0755Fm4今から駅前にいってきて」
「断る。お休み」
「V0756ちゃんと聞いてよ〜」
「……なんなんだよ」
「で、どうして僕が休みの日に/出かけなくちゃならないんだ?」
「V0757紗江ちゃんと約束してるの〜」
「誰が?」
「V0758みゃーFm6が」
「うん、それは大変だな。急いで準備して/出かけた方がいいぞ。僕は寝る」
「V0759お腹痛いの」
「え?」
「V0760朝起きてからずっと……。/EF6お腹の調子が悪いの」
「あっ! 昨日のあれか……」
「V0761多分……」
「だから、アイスバー3本は食べ過ぎだって/あれほど言っただろ……」
「V0762う〜……」
「V0763今はFm4そんな事言ってる場合Fm6じゃないのー」
「ふぅ……まあ、それはそうだけど……」
「まったく……。/それで、僕にどうしろって?」
「V0764さっきEFe7紗江ちゃん家にEFe9電話したんだけど」
「V0765もう待ち合わせの場所に行っちゃった/みたいだから、EFe9にぃに謝ってきて」
「なるほどね」
「で、何時に待ち合わせだったんだ?」
「V076611時に駅前通り」
「ふーん……、っておい」
「V0767何?」
「もう10時30分じゃないか」
「V0768だから一生懸命Fm4起こしたのにー!/EoFm6にぃにがぐずぐずしてるから」
「ぼ、僕のせいかよ……」
「V0769あ……」
「ど、どうした?」
「V0770ああ……EF6ダメ……。EcW6Ehダメ……」
「またか……」
「V0771うー。おトイレおトイレ〜」
「しっかりなー」
(しかし美也のやつ……。まったく/無計画だよな……)
(急にふられるこっちの身にもなれよ……。/ああっもう40分だ! 急がないと)
「いってきまーす」
(まずい、急がないと間に合わないぞ……)
「はぁはぁ……な、中多さん!」
「V6736……えっ? W45EF4あれ? どうして先輩が?」
「……ふぅ……」
「急にごめんね。実は美也のやつが/腹痛で動けないんだ……」
「V6737ええ? EFe9m4だ、Fm9大丈夫なんですか?」
「まあ、アイスの食べ過ぎだしね……。/ここだけの話、よくあるんだよね」
「V6738え?」
「なんていうのか、計画性が無いのかなぁ、/遠足前とかにはしゃぎ過ぎたり……。/いや、多分何も考えてないんだね」
「V6739な、何もですか……」
「我が妹ながら、なんというか……」
「V6740くすっ、W45Eoそうなんですか」
「うん、だからあまり心配しないで。/それより急にこんな事になってごめんね」
「V6741あ、EF9そうですね……EF6チケットが……」
「チケット? 何のチケット?」
「V6742あ、EFe9m3遊園地です」
「そっか……。中多さんさえよければ、/来週まで待ってやってくれるかな?」
「V6743あの……Ecその、EoF9今週までの/フリーパスチケットなので……」
「フリーパスチケット?」
「V6744あ、EFe3m4入場無料でFm3アトラクションが全部/EFe9乗り放題になるんです……」
「う……そっかそれはもったいないかも」
(困ったな……。どうしたものか……)
「V6745あの、Nm先輩」
「え? 何?」
「V6746もし良かったら……。Fm3一緒に……」
「えっ? 僕と遊園地に行くの?」
「V6747は、はい……。EF6すみません」
「いや、謝らなくてもいいんだけど……」
「……」
(……う〜ん、遊園地か)
「V6748あ、EF6む、無理なら。EFe9m3大丈夫です」
(中多さんが誘ってくるだなんて……。/そんなに遊園地に行きたいのかな)
「えーと、僕で本当にいいの?」
「V6749は、EF3はい! EcF2もちろんです」
「そうだね、チケットももったいないし、/行ってみようか」
「V6750はいっEc!」
……こうして中多さんと遊園地に行く事になった。
「今日は美也と二人で遊園地に行く予定/だったの?」
「V6751はい。そうです」
「V6752お父さんからチケット貰ったって話を/したら、美也ちゃんが一緒に行こうって/言ってくれたので」
「なるほどねぇ」
「V6753一人だとなかなか行けないので、/すごく嬉しかったです」
「そっか〜、……でも結局、/お腹壊しちゃったけどね。まったく」
「V6754そ、そうですね……。あ、冬休みに/なったら、改めて美也ちゃんを誘います」
「ふぅ〜、ようやく着いたね。/結構お客さんがいるなぁ……」
「V6755そうですね」
「う〜ん、結構久しぶりだな」
「V6756そうなんですか?」
「うん。中多さんは?」
「V6757私はこの遊園地ははじめてです」
「あ、そうか。それじゃあ色々楽しめるかも/しれないね」
「V6758はい!」
「よし、それじゃあ早速入ってみよう」
「さーて、それじゃあ何から乗る?」
「V6759え? EFe2m4私が決めていいんですか?」
「もちろん」
「V6760ありがとうございます! EoFe7m4……えっと/どうしようかなぁ〜」
(う、そうか……。まずいかも)
「V6761う〜ん、EoFe9m3観覧車もいいし……」
「あー、な、中多さん」
「V6762はい?」
「その、メリーゴーランドとかがお薦めなん/だけど」
「V6763うわぁ、EFe2いいですねEcメリーゴーランド」
「で、でしょ? 最初だし、のんびりしてる/やつのほうがいいんじゃないかなぁ……」
「V6764そうですね。Ecそうしましょう」
(……助かった。高所恐怖症は辛いなぁ)
「V6765えーっと、先輩はどれに乗りますか?/お馬さんですか? 馬車ですか?」
「え? ぼ、僕も乗るの?」
「V6766え? 乗って頂けないんですか?」
(う……中多さんのお願いうるうるだ……。/この目は反則だよなぁ……)
「わ、わかったよ……」
「V6767本当ですか! 良かった……」
「何か僕だけ浮いてないかな?」
「V6768そ、そんなことないですよ……。/あ、あそこにカップルもいますし」
「あ、本当だ……」
「V6769わ、私たちも……カップルに見えちゃった/りして……」
「V6770あ、あ……何でもありません。/い、行きましょう」
……こうして中多さんと/メリーゴーランドを楽しんだ。
久しぶりに乗ったけど意外と楽しいものだな。
「V6771MoLdわ〜McLe、Eo楽しかった〜」
「はははっ、すごく楽しそうに乗ってたね」
「V6772ふふっ、Eoメリーゴーランドに乗ってると、/お姫様になれた気がするんです」
「へ〜、そういうものなんだ」
「V6773ちょっと子供っぽいですよね」
「うん。……でもすごく可愛いと思うよ」
「V6774せ、EcFe6m4先輩……EoFe9からかわないでFm3下さい……」
「ははは、からかってなんかないよ。/さて、次は何に乗る?」
「V6775あ、EF3先輩。EFe6m4実は行きたいFm3ところが……」
「え? どこ?」
「V6776ええと……」
(う……まさか観覧車か!?/それともジェットコースター!?)
「V6777ヒ、EFe6m8ヒ……」
「ヒヒ!? ……それって何?」
「V6778あの……EFe9ヒーローショーがFm3見たいんです」
「え? ヒーローショー?」
「V6779は、はい……駄目ですか?」
「あ、いや駄目じゃないよ……けど……」
「ええと、好きなんだヒーロー物」
「V6780あの……EFe6m3なんていうか……EcFe9m3はい」
「ははは、そっかそっか。いいよ行こう!」
「V6781あ、EF2ありがとうございますEc先輩」
(それにしてもヒーローショーか……。/懐かしいなぁ……)
「V6782あ! ちょうど始まるところですよ」
「あ、そうみたいだね……」
「V6783あっ先輩! 一番前が空いてますよ。/行きましょう」
「え? あ、うん……一番前か……」
「V6784うわ〜、セットがすごく近いですね」
「そうだね、かぶりつきだね」
(な、中多さんがすごく/生き生きしてる気がする……)
「お、看板があるな……ええと……。/『イナゴマスクVS怪人イカ男』……。/あ、イナゴマスクか……」
「V6785あっ! 先輩もご存知なんですね!/今回のイナゴマスクは全部で13人も/いるのですごく面白いですよね」
「あ、うん。そうだよね」
「V6786私はゴールドウルフが一番好きなんです!/Nm先輩はどのイナゴマスクが/お好きなんですか?」
「あ、う〜ん……シルバーレオかな……」
「V6787さすが先輩。すごいです!/ゴールドウルフのライバルですか!」
「う、うん……」
「V6788私も、ゴールドウルフとシルバーレオは/どちらも好きなんです」
「へ、へ〜」
「V6789ふふっ、変身前の役者さんも、/すっごく素敵ですよね」
「く、詳しいんだね中多さん」
「V6790ええっ!? そ、そんなことないと/思います。ふ、普通くらいですよ……」
(そんな事はないと思う……)
(なんというか、まあ普通のショーだな。/周りは子供ばかりだし……)
(まあ、中多さんが楽しそうだからいいか)
「V6791……ああっ! 危ない」
(夢中だよ……)
イカ男
「V0045おおっ!? よくみれば元気のいい子供が/たくさんいるじゃなイカ!」
司 会
「あー! 危ない!/イカ男がみんなを狙っているぞ〜!」
「V0046イカーカッカッカ! 全員捕まえて/このイカ男様の手下に改造してやる!」
戦闘員
「さあ来るんだ!」
女の子
「うわーーーーん」
「お前もこいっ!」
男の子
「なにすんだよー! ばかー!」
(おおっ!? こっちに戦闘員がくるぞ?)
「V6792え? えぇっ!?」
「最後はお前だっ! こっちにこい」
「V6793え? え! 私高校生なんですけど……」
「そんなの関係ない。/フゥーーーハッハッハッハ!」
「V6794ちょ、ちょっと……せ、先輩……」
「さあ、とっとと歩くんだ!」
(おいおい、なんてことだ中多さんが/ステージに連れていかれちゃったよ)
「ああっ、大変!/お友達が怪人に捕まっちゃったよ!」
(中多さん大丈夫かな?)
「V0047イカイカ!? やけに成長具合のいい/子供がいるじゃなイカ!」
「はっ! その通りでございます」
「V6795わ、わ、私……」
「V0048最近の子供は成長が早いじゃなイカ!/貴様何年生になったんだ!」
「V6796い、いちねんです……」
(……ぷっ!!)
「V0049なんてこったイカ!/小学校1年生でそこまで育ったか。/……これはいい怪人候補じゃなイカ」
「はっ! イカ男様のおっしゃる通り」
「大変! このままじゃ皆が……」
(中多さんには悪いけど、面白過ぎる……)
「ああ、こんなときにイナゴマスクがいて/くれたら……」
「V0050よし、それじゃ早速怪人にしてやる。/準備はイイカ?」
「V6797きゃっ!! や、やめて下さい……」
「V0051諦めろ! 誰も助けになんかこなイカら」
「V6798うう……」
「V0052イカーーーカッカッカッカ!」
「皆! 一緒にイナゴマスクを呼ぼう!」
「Ts3せーーーの!」
「V6799イナゴマスクーーーーーー!」
子 供
「たすけて〜! イナゴマスクーーー!」
(おおっ、中多さん絶叫だよ)
中多さんは無事イナゴマスクに助け出された。
「ははははははは! すごかったね」
「V6800うう……恥ずかしかったです」
「いや、貴重な体験をしたと思うよ」
「V6801せ、先輩……Fm4もう意地悪言わないで/下さい」
「V6802クスン……。Eo私って……/W25EcW4Ehそこまで子供っぽいですかね」
(あ、まずい、想像以上に落ち込んでる)
「こ、子供っぽいかどうかはともかく……。/いい恥をかけたじゃないか」
「V6803え?」
「もし中多さんがバイトとかをし始めたら、/今日みたいなことがあるかもしれないよ」
「V6804あ……」
「うん。突然何かに巻き込まれて、/恥ずかしい思いをするかもしれない」
「V6805な、Sなるほど……」
「今日だってまさかステージに連れて/行かれるとは思ってなかったでしょ?」
「V6806そういえばEFe3そうですね……」
「そう思えば、一ついい経験が出来た/じゃないか」
「V6807そう言われれば……EFe3そうかもしれません」
「V6808そうですよね……。EF3確かに貴重な経験が/出来ました」
「うんうん」
「V6809イナゴマスクと握手も出来たし……」
「ははは、そうだよ。いい経験じゃないか」
「V6810はい!」
「さて、それじゃあお次は……」
「V6811はい、どれにしましょうか?」
(そうだなぁ、せっかくの機会だし……)
「あ、あれにしよう」
「V6812どれですか?」
「これに入ってみない?」
「V6813せ、先輩……EcW6EhFe6m4これはちょっと……」
「中多さん、さっきの話もう忘れたの?」
「V6814え?」
「何事も経験だよ」
「V6815で、EFe9でも、EFe6これは……EFe9その……」
「何があるかわからない、/それがいいんだよ」
「V6816でも……怖いです……」
「大丈夫、僕がついてるし。ね?」
「V6817わ、わかりました……」
「よし、それじゃあ行ってみようか」
「V6818せ、先輩! いますか?」
「もちろんいるよ」
「V6819先輩! 暗いですよ!?」
「そりゃ暗くしないと雰囲気でないし」
「V6820こ、Fm6怖いです……」
「まだ何も始まってないよ」
「V6821でも……EcW4EoFe9m5でもぉ……」
(中多さんが怖がりすぎてるおかげか/あまり怖さを感じないや)
「V6822きゃああああ!」
「うわっ!?」
「ど、どうしたの中多さん?」
「V6823ゆ、EoFe6ゆ、Fm5床が……」
「あ〜、なんか柔らかくなってるね」
「V6824せ、先輩……EFe9もう駄目です」
「あ〜……それじゃ手を繋ぐ?」
「V6825は、はい! お願いします」
(中多さんすごい震えてる……)
「V6826せ、先輩……」
「どうかした?」
「V6827は、早く行きましょう……」
「ははは、わかったよ」
我が財宝を盗みに来たのはおまえか〜〜
「V6828きゃああああああ!」
「うわ……」
「V6829せ、せ、先輩〜」
「だ、大丈夫だよ!」
(むしろ中多さんの声で驚いてしまう)
「V6830いやああああ!」
「な、中多さん大丈夫だから」
「V6831先輩! 先輩!」
「えっ!」
「V6832は、早く……お願いします」
(僕の腕に中多さんがくっついてきたよ)
「V6833私もう……」
(この感触は……やっぱりあれだよな)
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ウオオオ〜〜ン!
「V6834う、う〜ん……」
「うわ? 中多さん!? 中多さん!?」
Ti0Ts1/Ts2      Ti2ウオオオ〜〜〜〜〜ン!
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ボゥーン!!
「な、なんなんだよ今のは……。/あれ? 中多さん?」
「あれ? 中多さん!? ……って、/僕が手にもってるの……なんだ?」
「辞書……。辞書だ……。/『中多紗江辞典』……なんだこれ?」
「V6835う、う〜ん……」
「え? 中多さんどこ?」
「V6836え? せ、先輩? 私はここです」
「ま、まさかこれ? この辞書?」
「V6837えっ? な、何がですか?」
「僕が見えてるんだよね?」
「V6838も、もちろんです……。せ、先輩、/怖いこと言わないで下さい〜」
「ちょっと持ち上げるよ?」
「V6839わわっ! せ、先輩が下に……」
「中多さん……辞書になっちゃった」
「V6840えええっ! じ、辞書って!/そんなの聞いたことないです」
「僕もだよ……」
「V6841ど、どうすればいいんですか!」
「う〜ん……。とりあえず何かヒントが/書いてあるかもしれないし、辞書を……/中多さんを読んでみるね」
「V6842は、はい……お願いします」
「ええとそれじゃ……」
Ti0Ts1/Ts2          ペラッ
「V6843ひゃっ!」
「え? ど、どうかした?」
「V6844先輩……もっと優しくめくって下さい」
「ああ、ごめんごめん……どれどれ」
「V6845んっ!」
「何かヒントは……ああっ!?」
「V6846な、何かありましたか……」
「こ、こんな単語にマークがしてある……」
「V6847えっ! えっ? な、何にですか?」
「……う、う〜ん、とても言えないよ」
「V6848ええっ! 言えないだなんて……」
「あっ、この単語にマークがあるなら、/もしかしてあの単語にも……」
「V6849あ……せ、先輩もっと優しく……」
「やっぱり……この単語にもマークが……」
「V6850マ、マークなんて知りません!/書いてませんっ!」
「V6851Nm先輩〜、そんなことよりヒントを/探して下さい」
「あ、そうだね、ごめんごめん」
「う〜ん……」
「V6852あ……」
「う〜ん、なかなかヒントらしいものは/見つからないなぁ……」
「V6853そうですか……」
「V6854どうしよう……。私、このまま辞書として/一生過ごすんでしょうか」
「あ、いや、アトラクションだし、/何かしかけがあるんだと思うよ」
「V6855そうでしょうか……」
「そうだなぁ……。ちょっとカバーとって/みようか?」
「V6856ええっ! カバーを取るんですか?」
「うん、隅々まで調べてみないと」
「V6857だ、だけど……カバーを取るのは……」
「大丈夫大丈夫。僕に任せて。ね?」
「V6858わ、わかりました……お願いします」
「うん。じゃあいくよ……」
「V6859は、はい……」
「せーの……」
「ぶはっ! またかよ……」
「V6860けほっ、けほっ……」
「V6861あ、戻りました! 戻りましたよEcF2先輩!」
「あ、本当だ、良かったね中多さん」
「V6862あ……B100EF5服が……」
「あ……」
「V6863せ、先輩! SEcF5むこう向いてて下さい」
「ご、ごめん……」
「いや〜、それにしてもびっくりした」
「V6864ほ、本当Fm3ですね……」
「技術の進歩というか、なんというか……」
「V6865は、EFe6m3はい……」
「まあでも楽しかったかな。中多さんは?」
「V6866あ、EF3はい。すごく驚きましたけど……、/また貴重な経験が出来ました……」
「そうだよね」
「V6867はい……」
「ははははは」
「V6868ふふふっ」
「よし、そろそろ帰ろうか?」
「V6869あ、はい」
「V6870先輩、今日はありがとうEcございました」
「いや、僕の方こそありがとう。/とても楽しかったよ」
「それじゃ行こう」
「V6871はい」
こうして思いがけず中多さんと休日を過ごした。
最初はどうなる事かと思ったけど、/結構楽しかったな……。
2
V7818先輩……なんでですか……。
V7819ちゃんと好きな人がいるなら……。/言ってくれれば良かったのに……。
V7820違う……。/先輩は優しいから、言えなかったんだ……。
V7821でも先輩……。
V7822こんな思いをするくらいなら、/ちゃんと伝えて欲しかったです……。
V7823……今度は私が先輩のために頑張る番だよね。
V7824ちゃんと、先輩のこと諦めますね。
V7825ちゃんと、先輩とお別れしますね。
「Ti0アコガレ→ナカヨシ/レベルダウンの為シナリオはありません」
V7826パパ以外の男の人って、/ずっと怖いだけだったけど……。
V7827Nm先輩だけは違う気がする……。
V7828一緒にいると楽しくて、すごく優しくて……。
V7829色々お話を聞いてもらってると、/頑張ろうって思える。
V7830なんでだろう……。
V7831今はまだ、わからないけど……。/いずれわかる日が来ますよね、先輩。
「V9783Nm先輩。何してるんですか?」
「お、中多さんか。特には何も」
「V9784Fm7お暇なんですか?」
「う〜ん、暇と言えば暇なのかなぁ……」
「V9785あ……では、Fm3よかったら/少しお話しませんか?」
「お話か……」
(う〜ん、どうしようかな)
・いいよ
・ごめん今はちょっと……
「もちろんいいよ」
「V9786良かった〜」
「中多さんと話すの楽しいしね」
「V9787ほ、EF2本当ですか!? Ec嬉しいです」
「ははは、中多さんは大げさだな」
「ごめん今はちょっと……」
「V9788あ、EcFe6そうですか……」
「ごめん、暇といってもそこまで時間が/なくて……申し訳ない」
「V9789あ、EFe6いえ、Fm7私こそFm3すみません」
「V9790また今度お願いします。P4Fe9W45それでは」
「あ、うん。それじゃ」
(ちょっと悪い事しちゃったなぁ……/せっかく誘ってくれたのにな)
(あれ……あそこにいるのって)
「中多さん」
「V9791あ、Fm3先輩」
「何してたの?」
「V9792ええと、Fm3特には何も」
「そっか、良かったら話でもしない?」
「V9793あ……」
「V9794嬉しいです……」
「本当に? 良かった」
「V9795どんなお話をするんですか?」
「そうだなぁ……」
「中多さん。何してるの?」
「V9796あ! EF3先輩」
「V9797特に何もFm3してないです。/Fm4先輩は何をFm3してるんですか?」
「はは、僕も特に何も」
「V9798そうなんですか……」
「今ちょっと話とかいいかな?」
「V9799勿論です。何のお話をしましょうか?」
ナカヨシエンカウント汎用終了会話
「V9800え……」
「どうかしたの中多さん?」
「V9801もう、EFe9授業が始まっちゃいますね」
「あ、本当だ」
「V9802もっとお話EcFe6していたいのに……」
「また今度話そうか」
「V9803あ、はい。そうですね」
「それじゃあね」
「V9804はい、それでは失礼します」
「V9805あ、もうこんな時間なんですね……。/P3Fe9m4先輩とお話してるとFm3あっという間です」
「え? そうかな?」
「V9806はい……。EFe3m4ちょっとEFe9m3残念です」
「また今度だね」
「V9807あ、Fm3はい。お願いします」
「うん」
「V9808それでは失礼します」
「V9809あ、もうこんな時間……」
「本当だ。そろそろ帰らないとね」
「V9810あ、はい……Fm7でも……」
「どうかしたの?」
「V9811もっとFm3先輩とお話したいです……」
「ははは、それじゃあまた今度話そうか」
「V9812は、Ecはい! お願いEoします」
「うん。それじゃあね」
「V9813はい、それでは失礼します」
「V9814すみません先輩……」
「うん、どうかしたの中多さん」
「V9815私そろそろFm3帰らないと……」
「あ、そういえばもうそんな時間だね」
「V9816また、お話していただけますか?」
「もちろんだよ」
「V9817よかった……」
「またね、中多さん」
「V9818はい、それでは失礼します」
「V9819あ、先輩。Fm4私そろそろ行かないと」
「え?」
「V9820すみません……そろそろ着替えないと/遅くなってしまうので」
「あ! そ、そうだよね……」
「V9821では、失礼します」
「うん、またね」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n4nka_
se02A
me03A
se01
A
B
C
D
retire1;
「V9822あの……EFe9その先輩すみません」
「え? どうかしたの」
「V9823私……実はちょっと用事があって……」
「あ、そうなんだ」
「V9824お話の途中なのに……Ec本当にすみません。/EoFm3それでは失礼します」
「うん、またね」
(行っちゃった……)
(まあ、話も盛り上がってなかったしな)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9825せ、Fm5先輩!」
「え? どうしたの」
「V9826そ、その……EcFm9駄目です!」
「な、何が?」
「V9827な、何がって……EF7あの……」
「うん?」
「V9828は、恥ずかしい事ばかり言っちゃ/Ec駄目なんです〜」
「な、中多さん!」
(行ってしまった……)
(ちょっと話題選びが良くなかったかな?)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
(あ、そうだな……。実戦が一番だよ)
「中多さん」
「V6646はい。なんですか先輩?」
「もう少し時間あるかな?」
「V6647あ、W45EF6すみません……。W45EFe7m9この後少しだけ/用事があるんですけど……」
「え? あ、そうか……」
「V6648お急ぎですか?」
「ん〜、いや急ぎって事はないかな……。/うん、大丈夫。気にしないで」
「V6649すみません先輩……」
「V6650あ、W45EFe6m3それではそろそろ失礼します」
「うん、またね」
(う〜ん、タイミングが悪かったか……。/それとももっと強引に行くべきだったか)
(そうだな。ちょっと実地に行ってみるか)
「中多さん」
「V6707はい? W45EF3なんですか先輩?」
「これからファミレスに行かない?」
「V6708え? ファミレスって……」
「中多さんがバイトしようとしているお店/なんだけど、どうかな?」
「V6709あ、W45EFe9すみません先輩……」
「V6710今日はお父さんに早く帰ってくるように/言われてるので……」
「あ、そうなんだ……」
「V6711あ、EFe9今から電話して遅くなるってFm3言って/みますね」
「あ、いや、そこまでしなくても大丈夫」
「V6712で、でも……」
「今度また誘うから大丈夫だよ」
「V6713すみません……」
「それじゃあね」
「V6714は、EFe6はい。EF6失礼します」
(う〜ん、ちょっとタイミングが悪かったか/なぁ……)
(こういうのは回数こなさないとな……)
「中多さん。良かったらこれからファミレス/に行かない?」
「V6715あ、EFe3は、Fm3はい」
「お店の雰囲気にもなれとかないと/いけないしね」
「V6716先輩……ありがとうございます……EFe7m4あ!」
「どうしたの?」
「V6717す、すみません先輩……。EcW4EhFm9今日は早く/帰るよう言われてたんです」
「あ、そうなんだ」
「V6718せっかく誘っていただいたのに……。Ec/すみません」
「いや大丈夫だよ。また誘うから」
「V6719ありがとうございます先輩。/W15P4Fe9m3W45Wv210それでは失礼しますね」
「あ、うん。またね」
(う〜ん、タイミングが悪かったかな)
(そうだな。ちょっと実地に行ってみるか)
「中多さん」
「V6651はい?」
「これからファミレスに行かない?」
「V6652え? W45EF7ファミレスって……」
「中多さんがバイトしたがっているお店。/どうかな?」
「V6653あ、W45EF3はい。大丈夫ですけど……」
「よし、それじゃ行ってみよう」
「V6654は、はい!」
n4nka_gd01A
(こういうのは回数こなさないとな……)
「中多さん。良かったらこれからファミレス/に行かない?」
「V6682あ、W45EF3は、はい」
「お店の雰囲気にもなれとかないと/いけないしね」
「V6683先輩……ありがとうございます」
「ははは、気にしないでよ。じゃ行こう」
「V6684はい」
n4nka_gd01B
(うん、こういうのは回数こなさないと)
「中多さん。良かったら今日もファミレス/に行かない?」
「V6703いいんですか?」
「もちろんだよ」
「V6704ありがとうございます」
n4nka_gd01C
「V6909あ、先輩……」
「…………」
(あれ……今のって中多さん?)
(まあ、いいか……)
「それじゃ明日、校門前に18時でいい?」
「V6910はい! 楽しみにしてます」
「V6911それでは、失礼します」
「うん」
(中多さん……。わざわざ/誘ってくれるなんて、良い子だな)
(しかも、/あんなに楽しみにしてくれて……)
(クリスマスパーティーかぁ……)
(……)
(クリスマスをちょっと楽しみに思える日が/くるなんて……)
中多紗江:レベルアップ アコガレ→ナカヨシ
「V9338先輩……」
「え? な、中多さん!」
「V9339先輩……EcW6Eh今のはなんだったんですか?」
「あ……いや……」
「V9340まるで恋人のように……抱き合って……」
「そ、それは……」
「V9341私……EF6何も知らずにご迷惑をおかけして、/Ec本当に……EoF9すみません」
「ち、違うんだ中多さん!」
「実は彼女が急に貧血になっちゃって、/それで慌てて抱きしめただけなんだ」
「一応クラスメイトだし、ほっとく訳にも/いかなくて……」
「だから中多さんが気にしているような/事は一切ないから!」
「V9342先輩……今のは……」
「え? あっ、中多さん!?」
「V9343電話ボックスで……/Ec何を……Eoされてたんですか?」
「い、いやそれは……」
「V9344ガラスが曇ってたから……はっきりとは/見えなかったんですけど……、まるで/恋人同士みたいな……」
「ち、違うんだよ中多さん!」
「じ、実は急に雨がふってきたから、/一人で雨宿りしていたんだけど……」
「どしゃぶりの時に、顔見知りが通り/かかったから、しょうがなくいれて/あげただけなんだ……」
「だから、中多さんが気にしているような/事は一切ないんだよ!」
「V9345先輩……Ec今……Eo何をされてたんですか?」
「あ、な、中多さん!?」
「V9346まるで、Ec恋人同士みたいに……/Eo抱き合ってて……」
「あ、そ、それは友達同士の……」
「V9347とても……友達同士には/見えなかったです……」
「違うんだ! 聞いてくれ中多さん!」
「じ、実は彼女の枝毛をチェックしていた/だけなんだ!」
「自分じゃチェックしきれないって/言われて……どうしても断れなくて」
「だから中多さんが気にしているような事は/一切ないから!」
「V9348先輩……EF6ここでEFe9何をしていたんですか?」
「あ、中多さんっ!? どうしてここに」
「V9349偶然先輩が小屋に入っていくのを/見かけてしまって……、EcF6いけないとは/思ったんですけど……」
「そ、そうなんだ……」
「V9350先輩……Ec小屋の中で……Eo/抱き合ってなかったですか?」
「あ、いや……それは……」
「V9351まるで恋人同士みたいに……」
「ち、違うんだ聞いてくれ中多さん!」
「小屋に入ったのは、忘れ物を一緒に/探しに来ただけなんだ! 一人じゃ怖い/からって言われて仕方なく……」
「そ、そしたら足元に急にゴキブリが出て/あの子が驚いて抱きついてきただけ/なんだ!」
「だから、中多さんが心配しているような/事は一切ないから!」
「中多さん」
「V6573はい? W45EF3なんですか先輩?」
「付いて来て」
「V6574え? Fm4ど、EFe3どこにですか?」
「うん、大丈夫だから」
「よし、誰もいないな……」
「V6575せ、先輩……W45EFe9こんなところで何を?」
(さすがにこんな事いきなり言ったら/びっくりするよなぁ……)
「V6576せ、先輩? W45EF6どうかしたんですか?」
(僕も恥ずかしいし……でも……。/これもバイト合格のためにやらねば!)
「V6577わ、私どうすれば……」
「……おほん」
「V6578は、はい!?」
「うわっ! コーヒーこぼしちゃったよ!/参ったなぁ」
「V6579え? W45SEFe9せ、先輩……」
「あっついなぁ……」
「V6580コ、W45EFe9コーヒー?」
「火傷しちゃうよ……」
「V6581だ、大丈夫ですか?」
「……特訓だよ中多さん」
「V6582え?」
「ほら、バイトのさ」
「V6583え? ……W45EF4ああっ!」
「すごく単純なことだと思うけど、/意外とこういうのも大事かなって」
「V6584な、なるほど……」
「よしそれじゃあ……うわぁ、コーヒー/こぼしちゃった!」
「V6585あ、その大丈夫ですか?」
「V6586ええと……、しょ、少々お待ち下さい。/ハ、ハンカチは……」
(お、なかなかスムーズな反応だ……。/ハンカチを持っているのもさすが/女の子って感じだよな)
「V6587し、失礼します……」
(う、なんか微妙な気分になるな……)
「V6588ど、どうですか先輩……」
「せ、先輩じゃないよ! お客さんだよ」
「V6589あ、す、すみません……お客様」
(なんというか……ちょっと気分いいかも。/征服感って言うのかなぁ……)
「……」
(いかんいかん! これは中多さんのため/にやってるんだぞ! 何考えてるんだ!)
「V6590お客様、他に汚れた箇所はありますか?」
「ん、いや、とりあえず大丈夫」
「V6591わ、わかりました」
「……な、なかなかよかったよ」
「V6592ほ、W45EF3本当ですか?」
「うん、この調子で頑張ろうね」
「V6593は、W45EF8はい! Fm4これからもFm3お願いします」
(……今回はもう少し大胆にいってみるか)
「中多さん。いい?」
「V6594え? EF9な、何がですか?」
「ちょっと付いて来てくれる?」
「V6595え……EFe9でも」
「うん、大丈夫だから」
「V6596あ、……W45EF6はい。わかりました」
「よし! じゃあ/ここで練習の続きをしようか?」
「V6597ええ? W45EFe9せ、先輩……ここで?」
「うん、より実戦に近い環境のほうが/ためになると思うから」
「V6598そ、それはそうかもしれないですけど」
「こんなことでめげてちゃ、実際にバイト/なんてできっこないよ?」
「V6599あ……W45EF8は、はい! Fm9わかりました」
「それじゃ今回はよりリアリティを出すため/にコーヒーを買ってきてもらおうかな」
「V6600ええ? EFe7せ、EF9先輩火傷しちゃいますよ?」
「いや、そこはこぼすふりをするから。/とりあえず運ぶ特訓もかねてね」
「V6601なるほど〜……。W45EF8わかりました先輩!」
「じゃあ、これで買ってきて」
「V6602は、はい……」
(なんだかんだ言っても、中多さんも以前/より積極的になってきたよな……)
(しっかりしてきたと言うか……)
「V6603お、おまたせしましたお客さ……EF4あっ!」
「Ts3うおっ!」
「V6604ああっ!!」
「Ts3あちちちちちちち!!」
「ふ、拭いて拭いて!!」
「V6605ああ、すみませんお客様」
「ああ、も、もっと上の方も……」
「V6606は、はい……、あ、でも……」
「び、びっくりした〜」
「V6607すみません! Wv90Ecすみません」
「いや、もう大丈夫……。/ははは、思わぬ実戦になっちゃったね」
「V6608本当にすみませんでした、先輩」
「いや平気だよ。それよりなかなか機敏な/対応だったと思うよ」
「V6609そ、EFe9そうですか?」
「うん」
「V6610と、とにかく必死だったので……」
「その気持ちが大事なんだね」
「V6611先輩……」
「大分いい感じになってきたと思う」
「V6612あ、W15Fm3ありがとうございます」
「あ、ちょっと用事を思い出した。/それじゃあ。またね」
「V6613あ、EF3はい。失礼します」
(……うわぁ……下着がちょっと/濡れちゃったよ)
(……トイレ行こう)
(……今日はちょっと趣向を変えてみよう)
「中多さん。ちょっといい?」
「V6614は、はい! W45EF8何でしょうか!」
「ちょっと来てくれるかな?」
「V6615あ……W45EF8はい! わかりました」
「よし、じゃあ座って」
「V6616え? W45EF6わ、私が座るんですか?」
「うん、大丈夫だから」
「V6617は、はい」
「よし! 今日は僕が店員さんだ!」
「V6618え? で、でも……」
「あっ! お客様申し訳ありません! /今お拭きしますね」
「V6619あ、せ、先輩!」
「先輩じゃない店員さんだ!」
「V6620て、店員さん。恥ずかしいです〜」
……こうして、中多さんと特訓した?
(……こういう事は、/繰り返しやっていかないとな)
「ちょっといいかな?」
「V6621え? W45EF3何ですか先輩……」
「ちょっと付いてきてくれる?」
「V6622はい。わかりました」
「さてと……じゃあ座ってくれる?」
「V6623え? W45EFe3あ、W30EF3もしかして特訓ですか?」
「うん。こういう事は繰り返しやった方が/いいと思うんだ」
「V6624はい。わかりました」
「お待たせ致しましたお客様〜」
「V6625え? あ、はい……」
「あっ! コーヒーをこぼしてしまった〜!/今、お拭き致します」
「V6626せ、先輩そこは……」
「あ、ご、ごめん!」
……こうして、中多さんと特訓した?
(それにしてもスクール水着っていうのは、/なんていうのか……ううむ)
「V6627先輩? W45EF1どうかしましたか?」
「その、水着に名札つけないんだね」
「V6628はっ? W45EF9え?」
「いや、W45昔ってその胸の辺りに……」
「クラスと名前を縫い付けていたと/思うんだけどさ……」
「V6629え……W45EFe9え……」
「中多さんはつけてなかった?」
「V6630わ、W45EF6わかりません……」
「わっ、冷たっ」
「V6631あ、EF9す、すみません先輩」
「ははっ、ちょっと濡れちゃったよ」
「V6632ごめんなさい……W45EF1だ、大丈夫ですか?/W45EFe9いっぱいかかっちゃいましたか?」
「ああ、そんなに気にし……」
(待てよこれはチャンスだな)
「あぁ、ちょっと参ったな〜。/店員さん拭いてくれるかな?」
「V6633え!? EFe7て、EF9店員さんって……」
「駄目だよ中多さん、いつでもすぐに/対応できるようにしないとね」
「V6634で、でも……W45EF6この格好で、ですか?」
「もちろんだよ。最近では/スクール水着喫茶ができるかもって/言われているくらいなんだよ?」
「V6635ス、スクール水着喫茶……EFe9ですか?」
「うん。色々とあるらしいよ」
「V6636そ、そうなんですか……」
「だから、あえてその格好ででも/色々とこなせるようになっておかないと」
「V6637は……はい……」
「それじゃあよろしく」
「V6638あ、かしこまりましたお客様」
「V6639お、お客様……。ほ、他にも濡れている/ところはございませんか?」
「あ、もう少しこの辺が……」
「V6640か、かしこまりました……」
(し、しかし自分で言い出しておいてなんだ/けど……これはちょっとすごいな……)
「V6641ど、どうでしたか?」
「え? な、何が?」
「V6642え? W45EFe7あの……W45EF9今の特訓です……」
「あ〜! もうばっちりじゃないかな。/今回は」
「V6643そ、そうですか……W45EFe6良かった……」
「こ、これからも頑張ろうね!」
「V6644は、EcFe2はい……」
「V6645それでは私着替えがありますので」
「あ、うん。風邪ひかないようね」
「V7084ありがとうございます……W45EcFe2それでは」
(う〜ん、それにしても素直ないい子だ)
(スタイルもいいし……)
(いやいや! 何を言ってるんだ僕は……。/これは訓練なんだぞ! うん)
(でも、ちょっと役得だよな……)
「V9352そ、W45EFe9m3そうだったんですか……」
「わ、わかってくれたかな?」
「V9353は、W45EF3はい……。W45EF6あ、W45Ecすみません……。/W45Eo誤解とは言え先輩に失礼な事を……」
「あ、いや、それは大丈夫だよ」
「V9354すごく親しそうだったので……」
「いや、そ、そんな事ないんだけどね」
「V9355でも……W45Eo先輩」
「え? どうかした?」
「V9356もし……私の事が重荷だったら、/W45EFm3いつでも言って下さい」
「重荷だなんて……」
「V9357だって……先輩に好きな人が出来たら、/Fm7今みたいに甘える訳にはFm3いかないですし」
「だ、大丈夫だって……」
「V9358あ、W45EFe9m3そ、W45Ecそうですよね……。/W45Eoすみません……」
「いや、中多さんが不安がるのもしょうが/ないよね……でももう大丈夫。/もうこんな事はないから」
「V9359先輩……W45EoFe9m3ありがとうございます」
「いやぁ、当然のことだよ」
「V9360ふふっ、W45Eo先輩ってEFe6やっぱり優しいな」
「え?」
「V9361あ、な、Fe2m3Ecなんでもないです。/W45Eoでは失礼します」
(まいったな……まさか中多さんに見られて/いるとは……)
(このままじゃ駄目だ……)
(ちゃんとしないと……)
「V9362もう……W45EoFm3いいんです」
「え?」
「V9363先輩にこれ以上のご迷惑をおかけする訳に/はいきません……」
「そ、そんな……」
「V9364先輩……W45EcW6Eh優しいから……。W45Ec私のために/色々とすみませんでした……」
「な、中多さん……」
「V9365これからは……先輩に甘えずに……/一人で頑張ります」
「い、いや……」
「V9366今までありがとうございました……。/W45EFe7彼女……W45EFe6Ec彼女さんですよね……、/W45Eoいつまでもお幸せに」
「あ……」
「僕は……なんてことを……」
(中多さん……ごめんね……)
(僕はなんて馬鹿なんだろう……。/中多さんをこんなに傷つけて……)
(ごめん……本当にごめん……)
「V9352そ、W45EFe9m3そうだったんですか……」
「わ、わかってくれたかな?」
「V9353は、W45EF3はい……。W45EF6あ、W45Ecすみません……。/W45Eo誤解とは言え先輩に失礼な事を……」
「あ、いや、それは大丈夫だよ」
「V9354すごく親しそうだったので……」
「いや、そ、そんな事ないんだけどね」
「V9355でも……W45Eo先輩」
「え? どうかした?」
「V9356もし……私の事が重荷だったら、/W45EFm3いつでも言って下さい」
「重荷だなんて……」
「V9357だって……先輩に好きな人が出来たら、/Fm7今みたいに甘える訳にはFm3いかないですし」
「だ、大丈夫だって……」
「V9358あ、W45EFe9m3そ、W45Ecそうですよね……。/W45Eoすみません……」
「いや、中多さんが不安がるのもしょうが/ないよね……でももう大丈夫。/もうこんな事はないから」
「V9359先輩……W45EoFe9m3ありがとうございます」
「いやぁ、当然のことだよ」
「V9360ふふっ、W45Eo先輩ってEFe6やっぱり優しいな」
「え?」
「V9361あ、な、Fe2m3Ecなんでもないです。/W45Eoでは失礼します」
(まいったな……まさか中多さんに見られて/いるとは……)
(このままじゃ駄目だ……)
(ちゃんとしないと……)
「V9362もう……W45EoFm3いいんです」
「え?」
「V9363先輩にこれ以上のご迷惑をおかけする訳に/はいきません……」
「そ、そんな……」
「V9364先輩……W45EcW6Eh優しいから……。W45Ec私のために/色々とすみませんでした……」
「な、中多さん……」
「V9365これからは……先輩に甘えずに……/一人で頑張ります」
「い、いや……」
「V9366今までありがとうございました……。/W45EFe7彼女……W45EFe6Ec彼女さんですよね……、/W45Eoいつまでもお幸せに」
「あ……」
「僕は……なんてことを……」
(中多さん……ごめんね……)
(僕はなんて馬鹿なんだろう……。/中多さんをこんなに傷つけて……)
(ごめん……本当にごめん……)
(……う〜ん)
「V6721あ、EF3Nm先輩」
「あれ、中多さん……。/どうしたの? 僕に用事?」
「V6722あ、EFe6m3はい……」
「……ん?」
「V6723あの……。EF9せ、先輩」
「う、うん……」
「V6724お、お誕生日おめでとうございます」
「え? あ、ありがとう」
「V6725こ、Fm3これ……/Fm4よかったらFm3受け取って下さい!」
「え? プレゼント? 本当に?」
「V6726はい」
「開けてもいい?」
「V6727は、EFe6m3はい。どうぞ」
(う! これは……アイドルDVD?)
(しかも、知る人ぞ知る玄人好みの/シリーズじゃないかっ!?/な、何故中多さんがこれを……)
「V6728あ、Fm3あのですね……。EFe9実は美也ちゃんに/教えてもらったんですけど」
「え? あ、うん……」
「V6729これが一番喜ぶんじゃないかって……」
「あ、そ、そうか……」
「V6730あの……Fm9お嫌いでしたか?」
「いやいや! 嫌いじゃないよ!/大好きだし、すごく嬉しい……」
「V6731そ、EFe6m3そうですか……」
「と、ところでこれは中多さんが買ってきて/くれたの?」
「V6732あ……EcFe6m3はい……」
「そ、そうなんだ……。じゃあ中多さんが/選んでくれたんだね」
「V6733い、いいえ……EFe7m4そのレジにいたEFe9m4店員さんに/お薦めを選んでFm3もらいました……」
「あ、どうりで……」
「V6734そ、EF3それでは失礼します」
「あ、うん。本当にありがとう」
「V6735いえ、EoFe6m3喜んでいただけてよかったです。/EF3では、EcF2失礼します」
(……そうだよな、このDVDを選ぶのは/女の子には無理だよな)
(何はともあれ、中多さんからのプレゼント/をもらったぞ……)
(想像してたよりも嬉しいかも)
(中多さん、優しい子だよな……。/それにしても美也のやつは……いつも/何の話をしてるんだよ……)
n0nka_me01A
「V6872あ、Nm先輩」
「え?」
「V6873よかった……。/まだ、学校にいらしたんですね」
「うん、これから帰るところ。/どうかした中多さん?」
「V6874あの……SEFe6m3その……」
「うん……?」
「V6875……ええと」
「……」
「V6876明日……EFe3m1なんですけど」
「え? 明日?」
「V6877……明日って空いてますか?」
「明日……」
・いや、特に用事はないけど
・ごめん、ちょっと用事があるんだ
「いや、特に用事はないけど……。/なんで?」
「V6878ほ、本当EF3ですか!?」
「うん」
「V6879あのですね……」
「V6880よ、Fm3良かったら、/Ec学校のクリスマスパーティーFm9、/EoFe9m3一緒に行ってもらえませんか?」
「え? 僕と?」
「V6881はい……。駄目、ですか?」
・そうだね、一緒に行こうか
・ごめん。行きたくないんだ
「……そうだね、一緒に行こうか」
「V6882ほ、本当ですか?」
「え? うん……本当だけど?」
「な、中多さん、どうかしたの?」
「V6883……良かったです」
「ははは、そんな大げさな」
「V6884そんな事ありません!/EF3すごく嬉しいです」
「そ、そっか……」
「V6885私、家族としかクリスマスを過ごした事が/ないので……。W45EF3すごく楽しみです」
「そうなんだ……」
「それは責任重大だなぁ、ちゃんと/エスコートできるといいんだけど」
「V6886そ、EFe9m4そんな必要ありまFm6せん」
「V6887私は……」
「V6888先輩とEcFe6m4一緒に過ごせるFm3だけで……。/もうEoFe9m3大満足です」
「そ、そう?」
「V6889はいっ」
(中多さん……。こんなに/嬉しそうにしてる……)
(……)
「あ、あのさ……」
「V6890はい! なんでしょう先輩」
「良かったら一緒に帰ろうか?」
「V6891あ! EF3はい。嬉しいEcF2です」
「それじゃ行こうか」
「V6892はい先輩。行きましょう」
「ごめんね、パーティーとかには/行きたくないんだ……」
「V6893え……」
「でも、ありがとうね……誘ってくれて」
「V6894い、EFe9m3いえ!」
「V6895いきなり誘ったりしてごめんなさい……。/W45EF9今度はもっと早めにお誘いします」
「あ、うん」
「V6896あ……、W45EF6誘わせてもらっても……。/W45EF9いいですか?」
「もちろんだよ」
「V6897よかった……W45Eoそれでは失礼しますね」
(ごめんね中多さん……。/でも、僕はまだ……)
「あ……ごめんね。実は用事があるんだ」
「V6898あ……」
「せっかく誘ってくれたのにごめんね」
「V6899い、EFe9m3いえ!」
「V6900Fm6私のほうこそ、EFe9m3いきなり誘ったりして/ごめんなさい……」
「いや、そんなことはないんだけど……」
「もしよかったら美也にでも声かけて/もらえれば……」
「V6901あ、W45EF3大丈夫です」
「V6902美也ちゃんに、EF3『明日は任せて!』って/EcF2言われてますから」
「任せてって?」
「V6903はい、『面白い場所は一通り/案内するから』って……」
「そ、そうなんだ……」
「V6904だから気になさらないでEcFe2m3下さい」
(美也も初参加のはずなんだけどな……)
「V6905あ、EFe9m3それでは失礼しますね」
「う、うん……。/誘ってくれて、有り難うね」
「V6906……ね」
「V6907来年は、EcF2一緒にお願いしますね」
「あ、う、うん……」
「V6908それでは」
(中多さん……)
(せっかく誘ってくれたのに……。/本当にごめん……)
(でも……)
「V7070お帰りなさいませ〜……。/あっ、Nm先輩。/あれ、今日はお一人ですか?」
「美也はお腹壊したって言って寝てるよ」
「V7071くすくす……。美也ちゃんらしいですね」
「V7072あ、ごめんなさい。/お席はこちらになります」
「ありがとう」
「この店にも大分慣れたみたいだね」
「V7073はい。ありがとうございます」
「V7074ただいまメニューをお持ちしますね。/ご主人様」
V7075先輩のおかげで始められた/ファミリーレストランでのバイト……。
V7076色々と大変な事もあったけど、/無事パパにプレゼントも出来て大満足。
V7077すごく楽しかったけど……、/今は新しいお店で頑張ってます。
V7078最初のお店もすごく好きだったんだけど、/今のお店の衣装に一目ぼれしちゃったから。
V7079お客様の事をご主人様って、/お呼びするのは恥ずかしいけれど……。
V7080毎日楽しくて充実してます。
V7081あとは、先輩のような素敵な/ご主人様に出会えればなぁ……。
V7082ふふっ、先輩がご主人様になってくれれば、/嬉しいんですけど……。
V7083えっ! あっ、はい。すみません。/すぐに伺います〜。
n4nkx_xp01G
(思ったよりも早く着いちゃったな……)
(まあ、会場でも見て回ってるか……)
「V6912あ、EcF2先輩〜っ!」
「あれ? 中多さんももう来てたの?/随分早いね」
「V6913はい。Eo一緒に回れるのが楽しみで……」
(う……、中多さんは嬉しい事を言って/くれるなぁ……)
「な、中多さんも大分お世辞が/上手くなったね」
「V6914お、EFe9m4お世辞なんかじゃありません……」
「V6915……お世辞なんかじゃ」
「あ、ご、ごめん……そんなつもりじゃ」
「V6916……でも」
「え?」
「V6917先輩の特訓のFm3おかげで、EF3言いたい事が/言えるようになりました……」
「ははは、そっか。良かったよ」
「V6918そのおかげで……」
「うん?」
「V6919先輩……」
「ど、どうしたの?」
「V6920……実は、Eoバイトの面接。/EF3合格したんです」
「え? ほ、本当に?」
「V6921今日になってEFe9急に連絡がFm3来て……、/慌てて面接にいったんですけど」
「うん、それで?」
「V6922……面接が終わったら、/EF3その場で合格ってEcFe2言われたんです〜」
「すごい! すごいよ中多さん」
「V6923ありがとうございます……先輩」
「V6924本当に……先輩のおかげです」
「いや、そんなことは……。/……良かった。本当に良かった」
「V6925先輩に真っ先に伝えたかったので……/EcFe3まだお父さんたちにはEoFe6内緒です」
「え? 大丈夫なの?」
「V6926はい大丈夫EcF2です……」
「V6927だって先輩が教えてくれたから……。/EcW6Eh諦めずに頑張ればEcF3きっと大丈夫だって」
「中多さん……」
「そうか……うん……本当におめでとう」
「V6928ふふふっ、Eoありがとうございます」
「ついに合格か……」
「V6929はい……」
「それじゃあ、特訓も終わりだね……」
「V6930あ……」
「……駄目だよ、そんな顔してたら。/せっかく合格できたのに」
「V6931だけど……特訓が終わりだなんて……」
「でも、もうバイトは合格したんだし……」
「……」
(……中多さん)
「……よしっ!/それじゃあ今日は卒業試験をしよう」
「V6932えっ?」
「可愛い教え子のために、/とっておきの卒業試験だよ」
「V6933先輩……」
「先輩じゃないよ? 教官だからね」
「V6934くすっ、EoF3はい教官」
「V6935でも……。EFe3m4何をすればいいんですか?」
「そうだなぁ……あっ!」
「V6936え?」
「ちょっとまだ言えないな……」
「V6937そ、そうFm6なんですか?」
「楽しみにしてて」
「V6938は、EF9はい……」
「V6939……で、でも教官」
「ん?」
「V6940い、痛いのFm6とかは……」
「はははは、そんな事はしないよ」
「V6941こ、怖いのとかも……」
「う〜ん、それはどうかなぁ」
「V6942うぅ……教官意地悪Fm4ですぅ……」
(う……この困った顔を見られるのも最後と/思うと何故か寂しいな……)
「だ、大丈夫だって……。それで、ちょっと/準備があるから後で待ち合わせとかでも/いいかな?」
「V6943ええっ? EFe3m7じゅ、準備ですか……」
「それじゃ30分後にツリーの前で!」
「V6944あ……、EF9は、はい……」
「そんなに心配しないで」
「V6945そ、そうですけど……」
「頑張れたらご褒美もあるからさ」
「V6946え? ご、ご褒美ですか?」
「うん」
「V6947先輩からのFm3ご褒美……」
「よし、それじゃあ後でね」
「V6948は、EF3はい。P0Fm3W45わかりました」
(本当はバイトへ向けて頑張ってた/ご褒美だったんだけど……。まあいいか)
(確か受付はこの辺りだったはず……)
「それでは皆さん、準備はよろしい/でしょうか!?」;
(ん? 何か始まるのかな?)
「いきますよー!! 3・2・1……」;
(ああ、ツリーの点灯カウントダウンか)
「キレイだなぁ……」
「では引き続きまして、当イベントの/実行委員長をご紹介致します」;
(あ、絢辻さんだ……)
「V6789皆様、Fm4本日は輝日東高校創設祭に/ご来場賜り、Fm2誠にありがとうございます」
「V6790Fm4この創設祭は、当校の創設者の掲げる/Fm2報恩感謝の精神に基づいて開催され、/今年で57回を数えるまでになりました」
(う〜ん、さすが絢辻さん。/堂々たるもんだなぁ……)
(っと、のんびりしてる場合じゃないや、/早くエントリーを済ませないと……)
n4nkx_xp01E
(確か受付はこの辺りだったはず……)
「それでは皆さん、準備はよろしい/でしょうか!?」;
(ん? 何か始まるのかな?)
「いきますよー!! 3・2・1……」;
(ああ、ツリーの点灯カウントダウンか)
「キレイだなぁ……」
「では引き続きまして、当イベントの/実行委員長をご紹介致します」;
(あ、挨拶が始まっちゃった……)
委員長
「V0069え〜……皆様、本日は輝日東高校創設祭に/ご来場頂き、誠にありがとうございます」
「V0070この創設祭も今回で……っと、57回目を/迎えました」
(何だかパッとしない挨拶だなぁ)
(……)
(っと、のんびりしてる場合じゃないや、/早くエントリーを済ませないと……)
n4nkx_xp01E
(……っと、中多さんは来てるかな?)
(あ、いたいた……)
(……何をやらされるかわからなくて、/すごく不安そうにしている)
(う……こうして見てるのも楽しいかも)
「V6949あっ」
(見つかっちゃった……)
「V6950せ、先輩いついらっしゃったんですか?」
「いや、ついさっきだけど……」
「V6951そ、そうなんですか?」
「不安そうにしている中多さんを/見て楽しんでたんだ」
「V6952ええっ!? SFm4そ、EFe9m6そうなんですか……」
「ははは、嘘だよ」
「V6953えっ……」
「V6954うぅ、先輩意地悪です……」
「ごめんごめん」
「さて、と……」
「V6955は、はい?」
「中多さん、そろそろ行こうか」
「V6956は、EF9はい……。/EFe1m4ところでEFe3どこに行けばいいんですか?」
「ほら、あそこにステージがあるでしょ」
「V6957ありますけど……?」
「この創設祭で、/コンテストがあるのは知ってる?」
「V6958あ、EF3ベストカップルコンテストと/ミスサンタコンテストですか?」
「おっ、良く知ってるね〜」
「V6959い、いえ……EFe9m3そんな……」
「ベストカップルコンテストって意外と/エントリーするカップルが多いんだよ」
「V6960そ、そうなんですか……」
「V6961……私、EFe6先輩の足を引っ張らないように/EFe8頑張ります」
「ははは、足を引っ張るのは僕だよ」
「V6962そ、EF8そんな事ないです!」
「ありがとう中多さん。/そんな風に言ってくれて本当に嬉しいよ」
「でも、それじゃないんだ」
「V6963え?」
「中多さんが出るのは/ミスサンタコンテストの方だよ」
「V6964そ、そんな。SdEF6む、無理です……」
「うん、大丈夫だから」
「V6965え……EFe6あ……」
「……」
「V6966で、でも……」
(Wv0じーーーーーっWv120)
「V6967その……EFe9だけど……」
「中多さん……いや、紗江ちゃん」
「V6968は、EFm3はいっ!?」
「僕と出会った頃のこと覚えてる?」
「V6969も、もちろんですFm3先輩」
「すごく引っ込み思案で……話もろくに/できなくて……」
「V6970そ、Ecそうですね……」
「紗江ちゃんはこれから一体どうなるん/だろうって心配するくらいだったよ」
「V6971は、はい……」
「でも、それから色々な事があって、/紗江ちゃんは自分を変えようとした。/そうだよね?」
「V6972はい……。EcW6Ehそうです……」
「最初は本当に大変だったと、/今でも思うけど……」
「今はバイトの面接に合格できるくらい、/成長したじゃないか」
「V6973……先輩」
「無理な事なんてないんだよ?」
「ね?」
「V6974は、はい」
「よし、もうエントリーは終わってるから、/後は行くだけだよ」
「V6975そ、EFe9m4そうなんですか?」
「衣装もまだあるらしいから安心して」
「V6976……はい」
「よし、僕は客席で応援してるから、/頑張ってね」
「V6977が、Fm4頑張ります!」
「じゃ、また後でね」
「V6978は、はい」
(中多さんのサンタ姿か……。/ちょっと楽しみだな)
(さて、コンテスト開始までもう少し時間も/あるし、色々見て回るか……)
n0nkx_me01A
「V7051あ、先輩」
「中多さん。メリークリスマス」
「V7052あ、W45EF3メリークリスマスです」
「楽しんでる?」
「V7053は、はい……」
「V7054本当にすごいパーティーEFe9なんですね」
「V7055おっきいツリーがあったり、/屋台やバザーがあったり……」
「あ、そうか、中多さんは初めてだっけ?」
「V7056はい」
「そうだよねぇ……学校行事とは思えない/くらい力が入ってるよね」
「V7057コンテストもありますしね」
「ミスサンタコンテストのこと?」
「V7058はい。W45Eo美也ちゃんが来年は絶対/出るんだってはりきってました」
「そ、そうなんだ……。出るんだ……」
「もしかして中多さんも出るの?」
「V7059い、いえ! W45SdEFe6m3そんなの無理です……」
「ははは、そっか」
「V7060あ、W45EF3そろそろ美也ちゃんのところに/戻らないと…」
「手間のかかる妹だけどよろしくね」
「V7061……W45Eoそんなことないですよ。/P0W45それでは失礼します」
n0nkx_me01B
(それにしても今日は冷えるなぁ……。/もしかしたら雪でも降るんじゃないか?)
Ti0/        Ti2わぁぁぁぁぁ……
(お、そろそろコンテストが始まるのか?)
(可愛い教え子の晴れ姿だ……。/流石に見届けないとな)
進行役
「さて、それではいよいよ/コンテストスタートでっすっ!!!」
(お、ちょうど良かったみたいだ……)
「現在2連覇中の森島先輩が辞退した今回/栄冠を手にするのはいったいどの/サンタさんかな?」
(あれ? 森島先輩なんで今年は/出ないんだろう……もったいない)
「それではエントリーナンバー1番。/3年B組の中村さんですっ」
(お……これはなかなかセクシーだな)
(う〜ん、さすがにコンテスト出場者は/可愛い子が多いなぁ……)
(でも、中多さんも負けてないな……。/もしかすると優勝できるかも……)
「続いては、エントリーナンバー8番。/1年B組中多さんですっ!」
(おおっ、いよいよ中多さんの番だぞ)
男子A
「おおっ、あの子すごいな……」
男子B
「うわぁ、あの衣装ちょっと小さいのか?」
(Wv0むむ……Wv30確かに胸元がWv120……Wv150こう……Wv240)
「では中多さん。自己アピールをどうぞ」
「V6979えっ……SdEF7あの……EF6その……」
「V6980わ、私……その……」
(ああ、中多さんあがっちゃってる……)
「ええと……ちょーっとあがっちゃってる/のかなぁ? 頑張って」
「V6981……が、EF6頑張る?」
(あんなに震えちゃって……。/流石に可哀相になってきた……よしっ)
「Wv0紗江ちゃーーーーーん!!Wv90 頑張って!Wv155」
「V6982え!?」
「おーっと、熱烈なファンからの声援が/上がりました〜」
「V6983……Nm先輩」
(だ、大分恥ずかしかったんだけど……、/どうかな?)
「V69841年B組の、W30Wv190Fm6中多紗江です……。/Wv390EFe7m4す、W30EFe6すごくW60Wv605緊張してます。W90Wv805/EcFe6その、W60Wv970EoFe3Fm1よろしくFm4お願いEFm3します!」
「おお〜、か〜わい〜」
「がんばれ〜」
「はい、ありがとうございます。/えー、それでコンテストに出ようと思った/きっかけとかはありますか?」
「V6985き、きっかけFm6ですか? EF7……そ、それは」
(が、頑張れ中多さん……)
「V6986……それはですね」
「V6987その、色々な理由があるんですけど……」
「うんうん。その中で一番の理由は?」
「V6988だ、W90Wv130大好きな先輩のEcFm1ためですっ!」
(ぶっ!? な、中多さん?)
「えっ? 先輩のため……?/もしかして先ほどの男子ですか?」
「V6989え? Wv110EF6あ、EcW6Eh…………Wv310Fm4そうFm3です」
「なんだよなんだよ……なんなんだよ……」
「くそっ……すごくタイプだったのに」
(うわ……大騒ぎになっちゃったよ……)
「ははは、一風変わったアピールでしたね。/ありがとうございました!/さて、それでは次の方……」
……こうして、ミスサンタコンテストは終わった。
「え、えーっと……中多さん」
「V6990……はい」
「お、お疲れ様!」
「V6991は、はい……EF6あの……すみません」
「いやいや! ほら、優勝は出来なかった/けど、審査員特別賞だったし。ね?」
「……」
(お、落ち込んでるなぁ……)
「あんなに大勢の前できちんとアピールも/出来たし……。良かったと思うよ」
「V6992でも……Fm4私途中でFm6頭が真っ白に……」
「そりゃそうだ……緊張するよね」
「V6993はい、EF6ずっと足ががくがくしちゃって、/EF9立ってるのがやっとで……」
「それでいいんじゃないかな?」
「V6994え?」
「中多さんは別に優勝目指してた/訳じゃないし……」
「V6995も、EFe6勿論です……。EcF6そんな優勝だなんて」
(あの、大好きな先輩発言がなければ/優勝できたかもしれないけど……)
「卒業試験だった訳だからさ」
「V6996あ……。EF7そ、EFe9m3そうですね……」
「あんなに引っ込み思案で、恥ずかしがり屋/だった中多さんが、コンテストに出場でき/たんだよ?」
「それだけですごい事じゃないかな?」
「V6997そ、EFe9それは……Fm3でも……」
「立派だったよ中多さん。勿論試験は合格」
「V6998せ、Fm2先輩……」
「サンタ姿も可愛らしかったしね」
「V6999えっ!? EFe6そ、Fm3そんな……」
「でも、ちょっとセクシー路線過ぎたかな」
「V7000せ、SEFe9先輩っ!」
「ははは、冗談だよ」
「V7001もう……。EFe9m4意地悪ですFm3よ?」
「ごめんごめん」
「さてと、どうしよう? コンテストは/終わったけど、どこか見てまわる?」
「V7002あっ、Fm3はい! EFe2m3是非お願いします」
「よしっ! それじゃ一回りしてみようか」
「V7003はい」
「どこか行きたいところはある?」
「V7004そうですね……特にはないんですけど」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ぐぅ〜……
「あ……」
「V7005あ……」
「ははははは、そっかお腹が空いてるんだ」
「V7006せ、先輩! そんなに笑わないで下さい」
「だって……ぐぅ〜って」
「V7007うう……先輩意地悪です……」
「V7008くすん……」
「何かご馳走するから屋台にでも行こうか」
「V7009は、はい」
「ふー、とりあえず一通りは回れたかな?」
「V7010そうですね〜、EoF3一杯歩きましたね」
「お腹は減ってない?」
「V7011も、EF6もう大丈夫Fm3です〜」
「ははは、そっか」
「それじゃあちょっと休憩しようか。/流石に歩き疲れたでしょ?」
「V7012あ、EF3はい……」
「……中多さんありがとうね」
「V7013えっ? EFe7m1い、W25EFe9いえ、Fm3私の方こそ/お付き合い頂いて……」
「あ、そうじゃないんだ……」
「V7014え……」
「中多さんの頑張る姿を見せてもらって、/自分にとってもすごく良かったんだ……」
「V7015せ、先輩……」
「上手くいえないんだけど……自分も/変われるんだ、頑張ってみるか……。/そんな風に思えたからさ」
「V7016そ、そんな……EcW6EhFe6私はただ……」
「いや、うん……。/どうしてもお礼が言いたかったんだ」
「V7017先輩……」
「ありがとう」
「ははっ、いきなり変な事言い出して/ごめんね。ちょっと照れくさいや」
「V7018先輩……」
「さ、さーてクリスマスも終わりだ……。/冬休みは何するかなぁ」
「中多さんはバイトがあるし、/僕も何かやってみるかなぁ……」
「あれ? 中多さんどうかしたの?」
「V7019先輩Fm3……」
「うん?」
「V7020私……先輩のおかげで、/バイトに合格出来ました……」
「いやいや、僕のおかげじゃないよ。/中多さんが頑張ったからだって……。/そうだ! ご褒美あげないとね」
「V7021先輩……E本当にいいんですか……」
「もちろんだよ」
「バイト合格と、コンテスト敢闘賞だよ」
「V7022……私……EcW6Eh嬉しいです」
「はは、喜んでもらえるといいんだけど、/ちょっとまってね」
「V7023はい」
(この日のために準備した……。/僕の切り札……)
「はい! どうぞ」
「V7024うわ〜、ぬいぐるみですね」
「あ、うん」
「V7025え〜……EoF4あれ……これって……」
「あ、うん。僕の手作りなんだ」
「V7026え? EFe3そ、そうなんFm3ですか!?」
「うん。もともといるキャラクターなんだけ/どね」
「V7027あ、W45EcF2はい。W30Eoそれは知ってます。/EF3お馬さんのキャラクターですよね?」
「あ、中多さんも知ってた? 良かったよ」
「V7028あれ? EFe3m6でも……このパンツは……」
「うん、タネウマクンは下着つけて/ないでしょ? だから可哀相でさ」
「なんとかブリーフをはかせてみてね……。/結構自信あるんだよねぇ……」
「思ったよりもいい出来じゃないかなぁ、/どうかな?」
「V7029先輩……」
(あ、あれ……。失敗だったかな?/おかしい……美也にあげた時はげらげら/笑って大喜びだったのに……)
「V7030私……W180Fm3私……」
「あ! ご、ごめん。美也に昔作ってやった/時は大喜びだったから……」
「V7031本当にありがとうございます!」
「本当に僕は馬鹿……え?」
「V7032……私、Ec一人じゃ本当に何も出来なくて」
「中多さん……」
「V7033それなのに、Fm9バイトしたいだなんて、/Fm4無理ばかり言って……。EcFm6先輩を困らせて」
「そんな事ないって……」
「V7034色々お手伝いして頂いて……。/EcW4EoFe9m3手作りのプレゼントまで」
「あ、いやそんなに大した物じゃないし」
「V7035私……どうすれば……」
「ど、どうって?」
「V7036だって、私先輩に……」
「V7037どうしよう……」
「あー、そんなに気にしないでよ。/大した物じゃないし」
「V7038そんな事Fm6ないです!Wv90W30EFe3m7 /EFe6m3W30Wv215私のW90宝物にLdMoしMcW4MhまMcすLe……」
「え? た、宝物……そ、そうかぁ……」
「V7039Fm7ずっFm3と大切EoFe9にします……」
「ははは、ありがとう」
「V7040ふふっ、EoFe9可愛いですよね……」
(本当に喜んでくれているみたいだ……、/作って良かったな)
「V7041あっ……」
「え? どうかしたの?」
「V7042あの、EFe9m7せ、先Fm7輩……」
「う、うん?」
「V7043その、EF6こ、ここから何かはみ出してます」
「え? う、嘘!?」
「V7044ここです」
「おっかしいな……ちゃんとやったはず/なんだけどなぁ……」
「あれ? どこ?」
「V7045こ、EcFe6m3この辺りに……」
「えーっと……」
「V7046ごめんなFm3さい先輩。EcFe3m4嘘でFm3す……」
「え?」
(えっ!?)
「V7047ん……」
「V7048本当にありがとうございました、先輩」
(な、中多さん……)
「V7049自分からこんな事が出来るように/なるなんて……思ってもいませんでした。/先輩のおかげです」
「V7050ふふっ、……これからも色々/ご指導お願いしますね」
n4nkx_ep01A
(詞の開会式:紗江)
n4nkx_xp03A
(黒澤の開会式:紗江)
n4nkx_xp03A
(クリスマスパーティー前半)
n0nkx_me01A
(クリスマスパーティー中盤ナカヨシ紗江)
n0nkx_me01B
(クリスマスパーティー後半紗江)
n4nkx_ep01A
n4sir_me00A
「中多さん」
「V9640あ! EF2お兄ちゃん」
「え? あ……」
「V9641あ、EFe9m6すみません……Fm4屋上で先輩とお話した/事をFm3思い出していたので」
「あ、そ、そうなんだ」
「V9642Fm4その……Fm3私にご用ですか?」
「あー、用って言うか、もし時間があれば/少し話しでもって思ったんだ」
「V9643あ、EF3はい。大丈夫です」
「本当に? 良かった」
n4sir_me00A
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n4sir_me00A
「中多さん」
「V9644あ、Nm先輩」
「どう? バイトの目処はたった?」
「V9645あ、いえ……Fm3まだ全然です」
「そっか、そりゃそうか」
「V9646……す、EcFm9すみません」
「いや、そんなつもりじゃなかったんだ」
「……」
「そ、そうだ! 時間があれば何か/話でもしない?」
「V9647え? EFe6m3あ、はい」
「よかった、それじゃあ……」
n4sir_me00A
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n4sir_me00A
n4sir_me00A
「中多さん」
「V9648あ、Fm3Nm先輩」
「どう? 美也の様子」
「V9649え? EFe9あ……EcFe2m3ふふっ、EoF3もう平気です」
「あ? 本当に? ごめんね中多さん。/変な事に巻き込んじゃって」
「V9650いえ、そんな事ないです。EF3平気です」
「そっか、それなら良かった。/ところで何をしてたの?」
「V9651いFm3え、特に何も」
「じゃあ少し話でもしない?」
「V9652あ、EcF2はい。大丈夫EoF3です」
n4sir_me00A
n4sir_me00A
「V9653あ、Fm3先輩」
「中多さん……よし!」
「じゃーーんけーーんぽんっ!」
「V9654Sえ? SdEF4あ、……P0Fe8m1W45ぽんっ!」
「う……」
「V9655あ……」
「僕がチョキで……中多さんはグーか……」
「V9656そ、Fm3そうですね」
「うーん」
「V9657せ、先輩?」
「まあ、ジャンケンが弱いのは今に/始まったことじゃないしな……」
「V9658そ、そうなんですか?」
「……うん、そうなんだよね。/あ、ごめん。それで何の用事かな?」
「V9659あ……それはEFe3その……」
「V9660もし、Fm3お時間があったら、/何かお話でもって思ったんです……」
「ははは、もちろん大丈夫だよ」
「ジャンケンにも負けたしね」
「V9661くすっ、EoF3ありがとうございます」
n4sir_me00A
「中多さん。ちょっといい」
「V9662あ、Nm先輩。大丈夫ですよ?」
「中多さんに肩もんでもらってすごく/楽になったよ。ありがとう」
「V9663あ、EF3本当ですか? EcF2良かったです」
「あ、そうだ。お礼に何か飲み物でも……」
「V9664……そ、そんなにしてFm3頂かなくても/大丈夫です」
「そう?」
「V9665はい……Eoあ、それじゃあ時間があったら/少しお話していただけますか?」
「もちろん大丈夫だよ」
「V9666良かったFm3……」
(暖房はありがたいんだけど、/すごく眠くなるのが困るんだよなぁ……)
(ちょっと外の空気でも吸いに行くか)
(あ、あそこにいるのは……)
(中多さんだ……)
(一人で何してるんだろう?)
(まあ、一人になりたい時もあるか……)
「V0315紗江ちゃん、転入してきたばかりで/お友だちがあんまりいないんだよ。/だから、にぃにも仲良くしてあげてね」
(う〜ん……)
(と、言われてもなぁ……)
(……)
(……そうだな。/嫌われてはいないと思うし、/少し話をしてみるか)
「中多さん」
「V3000えっ!? EF6……P0F6W45あ、W45EFe6m3Nm先輩」
「何してたの?」
「V3001あの、別に……EF9何もしてないです……」
「あ、もしかして邪魔しちゃった?」
「V3002そ、W45EF9そんなことありません……。/W45EFe7その……EFe9m4嬉しい……Fm3です」
「そ、そっか、それなら良かった」
「V3003……はい」
「えーと、何か考えごとでもしてたの?」
「V3004あ、W45EFe9m3はい……」
(う、うーん。元気ないな……。/おかげで会話が続かないよ……)
「……」
「V3005その……。/EFe6前の学校の事をFm3少し考えてました」
「なるほどね……。ってことは、/まだこの学校には慣れない感じ?」
「V3006はい……」
「そっかぁ……」
「V3007校内に男の人がいるのが不思議で……。/W45EF6なかなか馴染めません」
「え? ってことは女子校だったんだ」
「V3008はい」
「そうだったんだ。あ、中学校も女子校?」
「V3009はい……。W45EFe7m9実は小学校から女子校で……。/W45EFe9m6男の人と同じ校舎って初めてなんです」
「え? 小学校から!」
「V3010パパ……W45B50EFe3あ、W45EcFe6m3お父さんが、/Fm4すごく女子校にこだわってて……」
「へ〜、僕のまわりだとあまり聞かないな。/何か理由があるの?」
「V3011……Fm3私はよく覚えていないんFm1ですけど」
「V3012幼稚園のころに、W45男の子にEcすっごく/意地悪をされていたらしくて……」
「そうなんだ」
「V3013毎日泣いちゃってて……。/W45EF6それで、W45Ec幼稚園に行きたくないって」
「V3014それを知ったお父さんがすごく怒って、/W45Ec共学だけは絶対に駄目だって……」
「う〜ん。なるほど」
「V3015……そのせいなのか、W45Fm6未だに男の人と/お話するのって緊張Fm3しちゃいます」
「そっか、そうだよね……って、あれ?/一応僕も男だと思うんだけど……」
「V3016あ、W45B50EFe9m3いえ……」
「はは、男らしくないからかな……」
「V3017ち、EF6違います、W45Ecそんなんじゃないです」
「V3018その、W45EFe6m3美也ちゃんから色々楽しい/お話を伺っているから……」
「ははは……楽しい話ね」
(美也のやつ、何を言ってるんだ……)
「V3019それで、W45EF7その、W45EFe6m3すごく親しみ/やすいなって思ってて……」
「そっか、それなら良かった」
「V3020それにW45Wv120EFe7m6先輩……W30Wv210EFe9m3格好いいですし……」
「え?」
「V3021な、W45EFe9m3なんでもないです」
「V3022あ、W45私そろそろ戻ります……」
「うん」
「V3023あ、あの……」
「ん? どうかした?」
「V3024……Fm4よかったFm3ら、W15Wv100Fm4またW45Wv185お話Fm3して下さい」
「うん。僕でよければいつでもどうぞ」
「V3025ありがとうEcございます。/P4EoF3W45それでは失礼します」
……こうして中多さんと話をした。
……ほっとけない感じだよなぁ。
(ついてない……かさぶたが剥がれた)
(保健室でばんそうこう貰っておくか)
(……あれ、何か怪しげな声が)
???
「V3026あ……。だ、駄目……」
「V0316大丈夫だよ。大丈夫」
(この聞き覚えのある声……。もしや……)
「V3027だ、だけど……」
「V0317紗江ちゃんにあやかりたいの。ねっ?」
(やっぱりか……)
「V3028あ、あやかるって……」
「V0318美也もおっきくなりたいんだもん!/だからちょっとだけお願い! ね?」
「V3029で、でももう授業が……」
(まったく、美也のやつわがままを/言って中多さんを困らせてるな……。/しょうがないな)
「こら、嫌がってるだろ! 止めろよ」
「V0319あ、お兄ちゃん」
「V3030あ、W45EFe9Nm先輩」
「まったく、お前ってやつは……」
「V0320何よFm4ー」
「いいか。良く聞け」
「V0321……」
「そもそもの話だが……。いいか?/美也が多少あやかれたとしても……、/残念だが中多さんにはなれないんだぞ」
「V3031えっ」
「V0322え!?」
「わかるだろ?」
「多少増えたところで……」
「その差は歴然……な? だから無駄な/ことをして中多さんに迷惑かけるな」
「V0323に、に……」
「に?」
「V3032に?」
「V0324MoにMc、W30Wv85EcTs3MoにぃMcにMoのMcWv160Mo馬鹿ーーーーーMcっ!」
「ぶはっ」
「V0325MoこのMc、W25EcMoむっMcつMoりFm6McすけMoべーMc!Fm9」
「いてててて……」
「V0326Mo何よMc! Wv80EcMoふーMcんMoだっMc!/Wv135EoMoにぃMcにMoのFm8Mo母ちゃんMcEcW6Wv180MoでーMcべMoーそMcFm8!」
(にぃにの母ちゃんって……/自分も一緒じゃないか……)
(後、今更だけどにぃにと呼ぶなよ……。/いてて……)
「V3033だ、W45EF9大丈夫ですか先輩」
「ははは……だ、大丈夫。慣れてるから」
「V3034え? Sp慣れているんですか?」
「ははは……。子供の頃から、/何かあると今みたいにね」
「V3035そうなんですか……」
「ああ見えて本気じゃないんだよ」
「V3036なるほど……」
「一応、ちょっとだけは/気を付けてるみたいだから」
「V3037くすっ、W45仲がいいんですね」
「はははっ、それはどうかなぁ?/あ、……ところで中多さん」
「V3038はい?」
「美也が馬鹿なことばかりしてごめんね。/もちろん悪気はない……と思う」
「V3039あ……。W45EFe6m3はい、大丈夫です」
「そっか……。良かった」
「V3040慣れてますし……。/W15EFe6W15その、EFe9美也ちゃんは平気です」
「そうね、慣れてればね……」
(え、慣れてるって?)
「え? えーと、どういうことかな?」
「V3041え?」
「な、慣れてるって……」
「V3042あ、W45EFe7m9それは……W45Ecその……」
「V3043女子校では、今みたいなこと、/W45Ec本当によくありましたから」
「そ、そうなんだ……」
「V3044それに美也ちゃんのは、W45EFe6あの……/W45EcW4EhFm4いやらしい感じじゃないのでEcW4EoFe9m3大丈夫です」
「えっ? いやらしい?」
「まさか……女の人から、/そんな触り方されてたの?」
「V3045は、W45EFe6はい……」
「V3046あの、W45EFe7m4……その、W45EFe9時々だと思うんですが、/Fm6女の人が、W45Ec女の人を好きになることが」
「う、うん……」
(漫画とかゲームでしか知らないけど……。/実際にもあるんだ)
「V3047前の学校は、女子校だったせいか……。/W45EFe9そういう方がFm3多いみたいで……」
「そうなんだ……」
「V3048Fm6だから、EcW4Fe6m4Ehそういう風に/されるのとは違うので……W45EcW4EoFe9m3平気です」
「そ、そういう風に……」
「……」
(……中多さん顔が真っ赤だ)
「…W35EcW4EoFe9W25…」
(……う〜ん、/何故かこっちまで照れちゃうな)
……と、中多さんの女子校話を聞いた。
……うむ。奥深いな女子校。
(……無性にお宝本の整理をしたくなって/きたぞ)
(時々こういう気分になるんだよなぁ……)
(特にやりたい事もないし、ちょっと/行ってみようかな)
(誰もいないといいんだけど……)
(あ、だれかいるな……。/まったくこんなに寒いのに屋上に/来るだなんて……あれ?)
(中多さんだな……)
(……)
(また、屋上に一人でいるのか……)
(うーん……。よし)
「中多さん」
「V3049え?」
「V3050あ……W45EFe2Nm先輩。こんにちは」
「こんにちは。……一人?」
「V3051あ、W45Fm3はい。W45一人です……」
(馬鹿か僕は……。/ストレートに聞きすぎだろ……)
「な、何してたのかな?」
「V3052その……W45EFe6特に何も……」
「そ、そっか……」
(まずい……。もっと明るい話をしないと)
「……」
(あ、明るい話ってなんだ?)
「V3053自分でも……」
「え?」
「V3054自分でもわかってるつもりなんです……」
「V3055もっと自分からEcFm3色々頑張らないと/いけないんだろうなって……」
「中多さん……」
「V3056ずっとうじうじしてるから、/W45Eo何も変わらないんだろうなって……」
「V3057それに、W45EFe9m4美也ちゃんに頼りっきりじゃ、/Fm3申し訳ないですしね……」
「いや、そんな事はないよ」
「V3058え?」
「美也も中多さんと友達になれて/嬉しいはずだよ」
「V3059そうでしょうか……」
「ほら、あいつ結構……/というか大分我がままだからさ、/友達を選ぶというかなんというか……」
「実は、兄としては結構心配なんだよね。/だから、むしろ美也をよろしくね」
「V3060え? W45EFe7あ、W45EFe9m3はい……」
「お調子者で騒がしいけど、/まあ、悪いヤツじゃないと思うからさ」
「V3061クスッ」
「V3062美也ちゃんも同じ事言ってましたよ。/W45Ecお兄ちゃんはエッチで間抜けだけど、/W45Eo悪いヤツじゃないと思うって……」
「そ、そっか……ははは、参ったなぁ」
「V3063本当に仲がいいんですね」
「そうかなぁ……そんなつもりは/ないんだけどなぁ……」
「V3064ふふふ……」
「V3065美也ちゃんが羨ましいな……。/W45EFe6優しいお兄さんが同じ学校で……」
(そうだよな……。/もともと引っ込み思案な彼女が、/転校なんて……)
(……よし!)
「あー。こんなんで良ければいつでも/何でも言ってね?」
「V3066え?」
「なんていうのか、美也の友達は僕に/とっても妹みたいに思えるもんだし……」
「V3067Nm先輩……」
「まあ、もっともこんな頼りない兄じゃ/中多さんが嫌かもしれないけど」
「V3068そ、W45そんなことありません!」
「本当に?」
「V3069Fm4は、EF3はい!」
「それじゃあ……、試しに、/ちょっとお兄ちゃんと呼んでみて」
「V3070ええっ!?」
「ささ。恥ずかしがらずに」
「V3071あ、W45EFe5あの……W45EFe7その……」
「V3072……本当にありがとうございます。/W45EF7お、W45EFe9お兄ちゃん」
「ちょっと硬いな。兄妹なのに」
「V3073そ、W45Ecそれでは……」
「V3074ありがとう、W45EFe9お兄ちゃん」
「う、うん……」
「……じ、自分で言っておいてなんだけど、/すごく恥ずかしいね」
「V3075え?」
「まいったな……ははは」
「V3076ふふっ、W45Ecくすくす……。/W45EoNm先輩って面白いです」
「ははは。喜んで貰えてよかったよ」
……こうして中多さんと話をした。
少しは気分転換になったみたいだし、/良かったかな。
(しまったなぁ……今日提出の宿題やって/なかった……。しかも範囲忘れたし……)
(梅原は開き直ってるし……、/気は進まないけど高橋先生に聞くか……)
(あれ? あそこにいるのって……)
(中多さんだよな……。/多野先生と話してるみたいだけど)
(多野先生苦手なんだよなぁ……。/ねちねちしている感じが……)
多 野
「ふぅ〜、いったい何を言いたいのかね?/簡潔に答えたまえ」
「V3077あの……その……」
「簡潔にだよ? 君、わかってるのかね?」
「……」
(……完全に怯えてるな)
「私の言ってる事が通じてないのか?」
「V3078ひっ……」
(……ああ、もう見てられない)
「えーっと、多野先生」
「うん? 君はいったい誰だね?」
「V3079あ……先輩……」
「2−AのNmNnです。/何かお困りですか?」
「ふうむ……。まあいいか……実はだね」
「V3080ありがとうございます……」
「いや、いいんだよ……。/男の人は苦手って言ってたもんね」
「V3081は、W45Ecはい……W45Eo緊張しちゃって、/W45EFe7言葉が出なくなっちゃいます」
「そっか……」
「V3082……こんなんじゃ、W45Ec駄目ですよね」
「う、う〜ん。/駄目ってことはないと思うけど」
「ちょっと、不便かもね」
「V3083はい」
「V3084こんな調子ですから、/W45Ecやりたいこともできないですし……」
「えっ、やりたいこと?」
「V3085え、W45EFe9ええ……」
「何がしたいの?」
「V3086その……」
「うん?」
「V3087な、W45EFe9m3内緒です」
「そ、そっか……」
……と、中多さんと話をした。
男の人とは上手く話せないか……。う〜ん……。
……それに、やりたいことって一体何だろう?
……あっ! 宿題の範囲聞くの忘れた。/まいったなぁ……。
(さてと、梅原はまだかな……)
(こない……あれ? 待ち合わせ場所って/校舎裏じゃなかったっけ?)
「V0009ああ、まいったな……」
「V3088ご、ごめんなさい……」
(あれ? 誰かいるのか……)
「V0010……いや、謝らないでいいんだよ?/こっちこそ驚かせて悪かったね」
「V3089あ……」
(ん? こっちにくるな……)
「あ、塚原先輩……」
「V0011あ、Nm君か……。W45EF3またね」
(行っちゃったよ……)
「V3090あっ……Fm6Nm先輩……」
「あ、中多さん……。あれ、何かあった?」
「……」
「V3091私、もう駄目です……」
「え? ど、どうしたの……」
「よかったら話してみてよ?/何か力になれるかもしれないし」
「V3092……はい。EoFe9ありがとうございます」
「V3093EFe6実は、先ほど先輩に話し掛けられたのに/きちんと受け答えができなくて……」
「え? 塚原先輩のこと?」
「V3094わかりません……」
「そっか、そうだよね」
「V3095私に何か用事が/あったみたいだったんですけど……」
「V3096背がすごく大きくて……/EFm4私のせいで怒ってるみたいで、/EcF6怖くて頭が真っ白に……」
「あぁ……でも、まあ塚原先輩はちょっと/目つきが鋭いしね。しょうがないよ」
「そ、そんなに気にしなくても……」
「V3097前の学校でもそうだったんです……」
「え?」
「V3098背の大きい人に迫られると、Ec何を言ったら/いいのか、わからなくなっちゃって……」
「V3099その様子が面白いのか……EoFe9m6からかわれて」
(あ、女子校での事か……)
「V3100色々……されちゃって……」
「な、中多さん……」
「V3101また、EcFm4同じ事を繰り返してる……」
(す、すごい落ち込みかただ……)
「V3102Fm6せっかく新しい学校にEhきたのに……」
「V3103Ecせっかく、先輩や美也ちゃんと/お知りあいになれたのに……」
「そ、そんなに落ち込まないで」
「塚原先輩はそんな人じゃないし」
「あ、そうだ、あとで僕から言っておくよ。/中多さんは転入してきたばかりで、/緊張してただけなんだって」
「V3104先輩Fm4……」
「だからそんなに落ち込まないで。/まだまだ学校生活はこれからだし。ね」
「だからその、諦めないで。僕も美也も/色々手伝うからさ。それに、諦めなければ/まだまだチャンスはあるよ」
「V3105先輩Fm3……」
「ほ、ほら!/お兄ちゃんに任せておきなさい」
「V3106あ、ありがとうFm3ございます。W45Wv275B100/私……なんて言ったらいいか……」
「はは、そんなにたいした事じゃないから」
「V3107……先Fm4輩」
「ほら、こんなところにいたら/風邪ひいちゃうよ。戻ろう」
「V3108はい……」
……こうして中多さんを励ました。
塚原先輩に事情を説明したら、むしろ悪い事を/したと謝られた。やっぱり良い人なんだよな。/……見た目がちょっと怖いけど。
ちなみに梅原は場所を勘違いしたらしく、/屋上をうろうろしている所を高橋先生に見つかり、/お宝本を没収されたらしい……。
まったく、駄目なやつだ……。
(しまった……晩御飯の材料がまったくと/言っていいほどないんだった……)
(たまには美也に行かせるか……。/うん、それがいい)
(よし、忘れないうちに頼みに行こう)
(あれ? あの二人組って……)
「美也、中多さん」
「V0327あ、EFe3お兄Fm3ちゃん」
「V3109Nm先輩」
「二人で何してるんだ?」
「V0328二人でジュース買いにいくの。/Ecね、紗江ちゃん」
「V3110はい」
「V0329あ、EF3お手洗いにいってからだけどね」
「そんなの一人でいけばいいじゃないか」
「V3111そうですFm3よね……」
「V0330ダメダFm3メ〜。EoFe9m4紗江ちゃん一人で/いかすなんて、Fm3危なっかしくて」
「V3112……危ない、W45EFe9かな?」
「そんなことないだろう……」
「V0331いやいや、/Fm4そんなことEoF3あるんだな。EFe9これが」
「え?」
「V0332この間なんかね……」
「V0333紗江ちゃんが昼休みにトイレに入ったの」
「ああ」
「V3113あ、み、美也ちゃん……」
「V0334それでね、少し経ってトイレから/出ようとしたら男の子たちがトイレの前で/立ち話を始めちゃったんだって」
「ふむふむ」
「V0335お兄ちゃんならどうする?」
「は? どうするもこうするもないだろ?/……普通に出るよ」
「V0336そう! それが普通。/珍しくお兄ちゃん正解!/でも紗江ちゃんはね……」
「中多さんは?」
「V3114あ、あの……」
「V0337なんと立ち去るまで、ずーーーっと/トイレから出ないの! ずーっとだよ?」
「え? な、なんで?」
「……」
「V0338……」
「V0339Fm4怖くてFm6恥ずかしかったんFm3だって……。/Fm4そのせいで紗江ちゃん昼ご飯食べる時間/なくなっちゃったんだよ?」
「そ、そんなことが……」
「V0340びっくりでしょ?」
「確かにそれはまずいな……」
「V0341でっしょ〜。EFe8狼の群れの中にFm6小猫ちゃんを/放り込むようなFm4もんだよー!」
「何か違わないか?」
「V0342あ、EF3美也たち急ぐから、Ecそれじゃあね」
「V3115あ、W45EFe9m3失礼します」
(あ、中多さんが、転びそうになった……)
(持ち直したな……)
(……)
(う〜ん、美也よりも危なっかしいのか、/中多さんってちょっと面白いかも……)
(あ、しまった! 美也に買い物を/頼むの忘れてたよ……)
(なんとなく読書をしたい気分だ……)
(もう秋も終わったっていうのに。/まあそんな日もあるよな……)
(さて、今日は何を読もうか……)
(悩ましいなぁ……。W15あれ?)
(脚立に上って本を選んでるの、/中多さんだよな……)
(……あ、バランス崩した。/う〜ん、なんていうか危なっかしいなぁ)
(僕が取ってあげるべきか?/いやでも……)
・本を取ってあげよう
・いや、僕は読書しにきたんだ
(うん……僕が取ってあげよう)
「中多さん、大丈夫? 僕が……」
「V3116え!? あ……。きゃっ!!!」
「あ、危ない!」
「だ、大丈夫? 中多さん……」
「V3117せ、先輩……て、手が……駄目です……」
「え! あ、ご、ごめん」
「V3118きゃっ!!!」
「ご、ごめんね中多さん……」
「V3119いえ……」
「僕が代わりに本を取ろうと思って……。/その……」
「V3120は、W45EcW4EhF6はい……」
「決してわざとじゃないんだ!!/本当にごめんね」
「V3121はい……」
……こうして、/中多さんを驚かす結果になってしまった。
ひたすら謝って、なんとか許してもらったけど、/あれはまずいよな……。
それにしても……。
……いや! なんでもない。なんでもない。
(いや、僕は読書しに来たんだ……。/本を選ぼう)
「V3122きゃっ!」
「え?」
/Ti0Ts3   Ti2ガシャーーーーーーーンW5As0b0
「な、中多さん!?」
「だ、大丈夫?」
「V3123は、W45EFe6m3はい……」
「どこか打った? 保健室いく?」
「V3124あ、W45EF7いえ……P1Fe9m6W45だ、W45Fm3大丈夫です」
「本当に? ……結構大きい音がしたけど」
「V3125その……W45EF6お尻から落ちたので……。/W45EFe9m3へ、平気です」
「あ、そ、そっか……なら良かった」
「V3126は、Fm7はい……。W45EF9し、W45EcW4Eh失礼します」
(行っちゃったよ……/まあ恥ずかしかったんだろうなぁ……)
(それにしても……危うい子だ……)
(……僕は常々思っているんだけど)
(休み時間っていうのはさ……誰にも邪魔/されずに、ゆっくりと過ごさなきゃ駄目な/時があると思うんだ……)
(今、まさにそんな気分なのに……。/廊下から大声で僕を呼ぶ声が……)
「V0343ちょっとー無視しないでよー」
(もう入ってきそうな勢いじゃないか……。/仕方ない行こう……)
「V0344遅いよFm4お兄ちゃん!」
「そんな事言われてもな、僕も色々/忙しいんだよ」
「V0345机でボーっとしてただけじゃん」
「美也にはそう見えたかもしれないが、/実は色々とだな……」
「V0346もう、その話はFm6いいよ。/EoFe8Fm7時間がもったいないから」
(クッ、こいつは……)
「で、何の用なんだよ……」
「V0347ちょっと相談に乗ってFm3欲しいんだけど」
「断る。じゃあな」
「V0348あ! こら! EFe8Wv65ちょっとWv85ちょっと!/W20EcW6EhFm3Wv145待たないとFm3大変な事になるよ?」
「なんだよ……」
「V0349大盛りスウィートベイビーのFm3最新号、/EoFe8m4表紙の子EcF4可愛いFm3よね?」
「な、何故それを……」
「V0350大事な大盛りスウィートFm3ベイビーは/預かっている。EcW6EhFm4言う事をFm3聞かないと……」
「何!? 見当たらないと思ったら……。/美也の仕業だったんだな」
「V0351にしししし。EoFe8さーFm4どーするどーすFm3る?」
「わ、わかったよ……。で、何の話だ?」
「V0352そんなに聞きたいならしょうがない!/Eoじゃあ、話してあげるね」
(どういう思考回路なんだよ……)
「V0353あのさ、EFe9紗江ちゃんFm4どう?」
「ど、どうって言われてもなぁ……」
・可愛いと思うぞ
・スタイルいいと思うぞ
・特にどうってことないかな
「その……可愛いと思うぞ?」
「V0354美也より?」
「うん」
「V0355……」
「あ! そんな事ないけど!!」
「V0356んもう……EFe8真面目に答えてよ!」
「……どっちが可愛いかか?」
「V0357違うよ! EcFm6んも〜。/EoFm4そうじゃなくてさ……」
「その……スタイルいいと思うぞ?」
「V0358本当だよね〜……Wv150EF4ってW5EFe8m4そうじゃなくて」
「なにがだよ……」
「V0359んも〜、EoFe9お兄ちゃんはスケベFm3なんだから」
(ほっとけよ……)
「V0360Fm4そうじゃなくてさ……」
「特にどうってことないかな……」
「V0361……お兄ちゃんFm6冷たい」
「あ! いや、そうじゃなくて」
「V0362最近紗江ちゃんと色々話してるみたい/だからEF9相談しようと思ったのに……」
「え? そ、そうかなぁ……」
「V0363もういい! Fm4スケベ! Ec知らない」
「あ……おい……」
「V0877おいおい大将。EFe6痴話喧嘩か?」
「いやいや、妹相手に痴話喧嘩って……」
「V0878すまんすまん。で、どうしたんだよ?」
「それが、良くわからないんだよ」
「V0879なるほどなぁ……。/EF7なんつうか、EFe9m3女の子って難しいもんな」
「まったくだよ……」
「V0880まあ、美也ちゃんのこったからしばらく/すれば機嫌直すだろ」
「そうだな……」
「V0881そんなに落ち込むなって!/EoFe9m3しょうがねえな、EF3いっちょ景気づけに/お宝談義のコーナーに行っとくか?」
「おっ? 今日もあるのか?」
「V0882まあな、Ecとりあえず席に行こうぜ」
「ああ」
(……なんだってあんなに怒ったんだろう。/本当によくわからないよなぁ)
「V0883おいおい! 参加しねーのか?」
「あ、今いくよ」
……こうして美也を怒らせてしまった。
こういう時はあいつの忘れっぽさがありがたいな。
「V0364お兄ちゃん、Fm6最近紗江ちゃんと/色々お話してるでしょ?」
「あ〜、まあ言われてみればそうかな」
「V0365うん。EFe9これが紗江ちゃん以外の女の子なら/Wv220EcFe8m6『えっち菌がうつるから駄目ー』W25EoFe9ってWv330、/ちゃんと教えてあげるんだけど……」
「なんだよその『えっち菌』ってのは……」
「V0366まあまあ。W15Wv50EoFm4その話はWv95置いといWv145て……」
(くそっ、まったく美也は……)
「V0367紗江ちゃん、まだFm6お友達も少ないし……。/Fm4学校に慣れてEFe9m3なさそうだし……」
「確かにそうかもな」
「V0368だから、Fm4この際お兄ちゃんでも/Fm3仕方ないって思ってるんだよ」
「なんなんだよ、さっきから……」
「V0369Fm4でね。EFe3どうにかFm6出来ないかな」
「どうにかって?」
「V0370紗江ちゃんの事、EFe6心配だけど……。/EF9さすがにずっと一緒にはいられないもん」
「そりゃそうだろうよ……」
「V0371なんかね……、EF9不思議と紗江ちゃんの事/Fm3ほっとけないの」
(美也にここまで言われてしまうとは……)
「V0372だからね、Fm4もう少し紗江ちゃんが……/EFe6その……EFe9m3なんだっけ? Fm4ほら……」
「ほらって言われても……」
「V0373ちょっとFm3寂しいけどFm6美也以外にもお友達を/見つけるために色々EFe7動いて……EFe9m3ほら……」
「積極的?」
「V0374おおー! EF3さすがお兄ちゃん。/Ecあったまいー!」
「それはどうも……でも、どうやって?」
「V0375考えて」
「は?」
「V0376美也一生懸命考えてみたけど……。/EF9いいの思いつかなかったんだもん」
「そんな事急に言われてもなぁ……」
「V0377お願い! EoFe9お兄ちゃん」
「う〜ん……そうだなぁ……」
「例えばなんだけど……」
「やりたい事とかやってみたい事とか、/何かないのかな?」
「V0378やりたい事?」
「ほら、僕も美也も、試験の成績が/あがったら小遣いアップの時って/いつもよりも頑張るだろ?」
「V0379あ! EF3うんうん!」
「暗記とか調べ物が苦手でも、色々と工夫/してみるし……」
「V0380Fm4そうだねFm3そうだね!」
「だから、そういった目標みたいなのが/あった方が、頑張れるんじゃないかな?」
「V0381お兄ちゃんFm3……」
「お、おう?」
「V0382Fm4ぐっじょFm3ぶだよ!!」
「そ、そうか」
「V0383じゃあそういうことでEcF2よろしく!」
「な、何がだよ!」
「V0384美也も紗江ちゃんとお話しておくから、/EF3お兄ちゃんもよろしくね」
「え? そ、それは……」
「V0385ばいびー!」
「お、おい……」
(まいったな……何だって僕が……)
(……)
(う〜ん、時間があったら中多さんと/話でもしてみるか……)
(美也のやつ中多さんともう話したかな?)
(……)
(乗りかかった船だ……、/僕も中多さんをたきつけてみるか)
(まだ、いるかな……)
(いない……。もう帰ったかな?)
(……いないと分かると、何故か悔しい)
(くそっ、ダッシュで下駄箱まで行くか)
(はぁはぁ……いるかな……)
「V3127あ、Nm先輩」
「あ……はぁはぁ……中多さん……」
「V3128Fm4は、EFe9はい……」
(……はぁはぁ。まいった……/全力で走ったから息切れが……)
「V3129だ、大丈夫ですか?」
(……まあ、いいか……話しちゃえ……)
「V3130えっと……W45EFe9どうかされましたか?」
「……はぁはぁ、目標を……何か……」
「V3131え……」
「……何か……目標を立てて……。/頑張ってみない?」
「V3132も、目標ですか……」
「はぁはぁ……。そう……。/目標を立てれば……夢中になれる……」
「V3133は、はあ……なるほど……」
「そ、そしたら色々と変わっていけると/思うんだ……」
「V3134あ!」
「……ふぅ」
「……」
「……ご、ごめんいきなり変な事言って」
「でも、何か中多さんの助けになればって/美也が……」
「V3135先輩……」
「う、うん……」
「V3136ありがとうございます……私のために」
「え? あ、うん……」
「V3137そんなに一生懸命走ってくれて……」
「あ、いやこれはね……」
「V3138私……」
「V3139嬉しいです……」
「いや! なんていうのか……」
「V3140Fm6私……Fm4少し考えてFm3みます……」
「そ、そうだね。そうすると美也も……」
「V3141ありがとうございました。W15Ec失礼します」
(……なんか大げさに伝わっちゃったかも)
(まあ、考えてみるって言ってたし……。/これでよかったのかもな)
(目標立てて頑張ればって……。/僕が偉そうに言ってる場合じゃないよ)
(僕も色々頑張らないとな……)
(さて、昼も食べたし……何しようかな)
(……あれ?/あそこでオドオドしてるのって)
(中多さんだな……。何してるんだろう?)
「中多さん!」
「V3142ひっ!!」
「え? あ、ごめん……」
「V3143あ……EF6Nm先輩。ご、W45Ecごめんなさい」
「いや、こっちこそ急に声かけてごめんね」
「今度から声をかける時には事前に声を……/いやそれは無理だね」
「V3144え? W60EFe3m4あ、W45EFe6m3そ、そうですね……」
「何言ってるんだろうね。ははは」
「V3145ふふふ」
「……Ec」
「中多さん?」
「V3146あの……先輩。ご相談したい事が/あるんですけど……」
「え、相談? 僕に?」
「V3147あ、はい……。W45EFe7駄目、W60EFe9ですか?」
「いや、駄目な事はないよ……。/でも役に立てるかな……」
「V3148お願いします!」
(中多さん、すごく真剣だな……)
「……いいよ」
「V3149え?」
「僕でよければ話を聞かせてもらうよ」
「V3150あ、ありがとうございます!」
「で、一体何の話?」
「V3151あ、その……。EFe6出来れば放課後一緒に/行って頂きたい所があるんですけど」
「放課後? 放課後か……」
「V3152駄目……ですか?」
・いいよ
・ちょっと用事が
(可愛い後輩の頼みだ……。よし)
「いや、大丈夫だよ。一緒に行くよ」
「V3153あ、ありがとうございます!」
「それじゃあ、放課後に校門で/待ち合わせでいいかな?」
「V3154あ、W45EF2はい。よろしくお願いします」
「ははは。そんなにかしこまらなくても/良いって」
「V3155え……W45EFe7あ、W45EFe9m3はい……」
「それじゃあ放課後にね」
「V3156はい」
「V3157本当にありがとうございます。W45Eo先輩」
……こうして、/中多さんと放課後に待ち合わせの約束をした。
それにしても改まって相談ってなんだろう……。
「あ〜……。/ごめんちょっと用事があるんだ」
「V3158あ……そう、W45Ecですか……」
「あ、でも、別の日なら……」
「……」
「V3159いいんです、Fm3ごめんなさい。/無理なお願いをしてしまって……」
「V3160ありがとうございました。/それでは失礼します」
「あ、うん……」
(……なんか悪い事しちゃったかな?)
(でも、しょうがないよな……。/僕にも予定とかあるし)
……こうして、/中多さんのお願いを断った。
(おっと、そういえば放課後は中多さんと/約束があったな……)
(行きたいところってどこだろう?/……まあ、とにかく行ってみよう)
「V3161あ、先輩……」
「ごめん、待たせちゃったかな?」
「V3162いえ、W45Eo私も今来たところですから」
「そっか、それなら良かった。/それでどこにいくの?」
「V3163それは……W45EFe6その……」
「V3164とにかく行ってみたいんですけど……。/だめですか?」
「え、いや別にいいけど……」
「じゃあ、早速行ってみる?」
「V3165はい」
……こうして、中多さんと帰る事になった。
「あれ駅前?」
「V3166いえ、もう少し行ったところです」
「V3167美也ちゃんに教わったんですけど、/W45EF3そこに制服が可愛いって評判のファミリー/レストランがあるらしいんです」
(あれ、それってもしかして薫の……)
「V3168Fm4もしかしてご存知Fm3ですか?」
「うん。知ってるような知らないような……/え? 目的地はファミレスなの?」
「V3169は、はい……」
「V3170行ってみたいんですけど……。/だめでしょうか?」
「え、いや、大丈夫だよ。行こうか」
「V3171ありがとうございます」
「V3172うわぁ、W45EF3素敵な制服ですね」
「う〜ん、そうだね。確かに可愛いかも」
(まさか今日はいないよな……。/こんなところ見られたら……)
「ま、まあ、とりあえず座ろうか!」
「V3173はい」
「V3174美味しかったですね〜」
「そうだね。ボリュームもあったし、/いいお店だよね」
「それよりも……」
「V3175はい?」
「中多さん、ウェイトレスを見すぎ……」
「V3176ええっ!」
「V3177そ、W45EF9そんなに見てましたか?」
「すごかったよ。びっくりしちゃった」
「ウェイトレスもちょっと笑ってたしね」
「V3178す、すみません……」
「V3179で、Fm4でもNm先輩もウェイトレスさんが/来たら見てましたFm3よ」
「そ、そうかな? ははは」
「そ、それはそれとして、どうして/熱心にウェイトレスを見てたの?」
「V3180それは……」
「それは?」
「……」
「V3181先輩にFm4アドバイスしてFm6頂いて、/色々Fm3考えてみたんです」
「あ……うん」
「V3182ア、W45EFe9m4アルバイト……」
「バイト?」
「V3183その……W45EFe9m3アルバイトしてみようって/思ったんです」
「え? バイト? 中多さんが?」
「V3184は、はい……」
(どんな心境の変化だ?)
「なんでまたバイトを?/お店の制服が可愛いから?」
「V3185あ、EF6それは、Ecその、EoFe9m3そうだけど違います」
「V3186アルバイトしたいのは、Fm3パパ……、/W45EFe7m9じゃなくてW45EF3お父さんにプレゼントを/贈りたいからです」
「プレゼント?」
「V3187はい。W45Ecお父さん……W45Eo私が言うのも/変なんですが、すごく過保護なんです」
「あ〜なるほど……」
(確かに中多さんを見てると/つい守らなきゃってなるなぁ……)
「V3188お父さん、自分の仕事も忙しいのに、/色々と無理してくれて」
「……それでお礼に何か/プレゼントしたいってこと?」
「V3189はい。万年筆を買おうかと思ってます」
「万年筆かぁ……なるほど、いいね」
「V3190あ、ありがとうございます……」
「でも、万年筆って高いやつはすごく/高かったりするよね?」
「V3191そうなんです……。Fm4でも、EFe9買う以上は/Fm3良い物をプレゼントしたいですし……」
「V3192その……W45EFe9貰ったお小遣いではFm3なく、/自分で働いたお金でプレゼントしたいと/思ったので……」
(中多さんっていい子だなぁ)
「V3193でも、W45EFe7その……。W45EFe9アルバイトって/知らない人といっぱいお話しなくちゃ/だめじゃないですか?」
「う〜ん。まあ、そうだよね」
「V3194だからなかなか勇気が出なくて……」
「なるほど」
「V3195でも……」
「V3196でも、Fm3あのお店の制服が着られるなら、/EF3頑張ってみようかなって……」
「え? そこは衣装目当てなの?」
「V3197は、はい……W45EF9変ですか?」
(へ、変な気はするけど……)
「あ、いや、きっかけはなんであれ/頑張るのはいいことだと思うよ」
「V3198良かった……」
「V3199……それに」
「うん……」
「V3200色んな人と、W45Ecもっともっと/おしゃべりしたり、W45Eo遊びに行ったり……」
「V3201そういうことが、してみたいんです」
「そっか……そうだよね……」
「V3202私、W60EoNm先輩や、美也ちゃんにずっと/助けてもらってばかりで……」
「そんなことないけど……」
「V3203あんなに一生懸命になって頂いて……/私嬉しくて……」
「そ、そっか……」
「V3204だから私……W45Eo頑張ってみたくて……」
「……うん、すごくいいと思うよ。/僕も応援するし、頑張ってみたら?」
「V3205は、はい。頑張ります!」
「それで、いつから働くの?」
「V3206え?」
「え? だって頑張るんだよね……。/お父さんのプレゼントと自分のために」
「V3207そ、そうですよね……」
「V3208でも、まだ無理です……。W45Eo今日だって/ようやくお店にいけたくらいですから」
「そ、そっか、先は長そうだね」
「V3209そうですね……」
「V3210で、でも少しずつでも/頑張ろうと思います」
「うん。応援するね」
……こうして、中多さんの目標を聞いた。
前向きに頑張る中多さん……偉いな。
何か協力できればいいんだけど……。
(おだかやかな天気……。食後の満足感。/いいねぇ……たまにはこういう日も)
(今日は帰りに本屋にでも行ってみるか?/梅原誘ってお宝本を探しに……)
(確か特に用事はなかったはず……)
(……用事。何かあった気がしてきた)
(あれ……)
(うおっ!! そういえば昨日中多さんと/放課後出かける約束してたよな!)
(なんてことだ……まずった!/あ、謝りに行かなきゃ)
(い、いるかな……あっ! いた)
「な、中多さん!」
「V3211え……あ」
「V3212Nm先輩……」
「昨日は本当にごめん!!」
「V3213あ……W45EF6はい……」
「実は、急用が出来ちゃって……。/中多さんに伝えようと思ったけど、/上手く見つけられなくて……ごめん!」
「V3214やっぱり……」
「え?」
「V3215やっぱりちゃんと理由があったんだ……。/W45Ec良かった……」
「中多さん……」
「V3216私、すごく不安になっちゃって……。/W45EF6先輩のこと、ちょっとだけ疑ったりして、/W45EF9すみませんでした……」
「え? いや、悪いのは僕だし」
「V3217でも、急用じゃFm3しょうがないですよ」
「V3218本当に良かった……」
(ごめんね……中多さん……)
「あ! そうだ! お詫びって訳じゃない/けど、今日の放課後はどうかな?」
「V3219え? 今日ですか?」
「埋め合わせさせて欲しいんだ……」
「V3220せ、先輩……」
「V3221わかりました。それでは今日の放課後/お願いします」
「本当に? 良かった……」
「V3222わざわざありがとうございます先輩」
「いや! 僕の方こそ……本当にごめん」
「V3223そ、W45EFe6m3それはもう大丈夫ですから……。/W45EF3それでは放課後楽しみにEcF2してますね」
「うん、任せてよ」
……こうして中多さんに謝った。
すっぽかしはまずすぎる……。本当に反省だな。
(腹も膨れたし、どこかぶらぶらしてみる/かなぁ……)
(お〜……いい天気だ。せっかくだし/グラウンドでも行ってみるか)
(おーおー。若い者がはしゃいでるなぁ。/元気でいいねぇ……)
(……まあ、そんなに年齢/変わらないんだけどね)
(……あそこで遊んでるのは1年生だな。/う〜ん、やはり若いな)
(あ、そういえば昨日は中多さんの誘いを/断っちゃったよな……)
(確か今日は特に予定もなかったと思うし、/いっちょ誘ってみるかな……)
(善は急げだ、さっそく行くか)
「あ! 中多さん!」
「V3224Nm先輩〜。W45Ecこんにちは」
「ちょうどよかった。/教室まで行くところだったんだよ」
「V3225え? W45EFe6私にFm3何か?」
「うん。昨日はごめん。それで、良かったら/今日はどうかな?」
「V3226え……」
「本当は一緒に出かけたかったんだけど、/どうしても外せない用事だったからさ」
「V3227せ、先輩……」
「どう? 何か予定ある?」
「V3228も、Fm8もちろん大丈夫です!」
「そっか、良かった」
「V3229先輩……W45Ec私……W45Eo嬉しいです……」
「ははは、オーバーだなぁ」
「V3230そんな事ありません……」
(こんなに喜んでくれるなんて……、/誘ってよかったな)
「それじゃあ、放課後に校門で/待ち合わせでいいかな?」
「V3231あ、W45EF2はい。W45Fm3よろしくお願いEcします」
「それじゃあ放課後に」
「V3232はい! ありがとうございますEcFe2先輩」
……こうして、/中多さんと放課後に待ち合わせをした。
(おっとまずいまずい、放課後は/中多さんと出かけるんだったな……)
(急いで行ってみよう……)
「V3233あ、Nm先輩……」
「遅れてごめん!/大分待たせちゃったかな?」
「V3234いえ、W45Eo大丈夫です。/私も今来たところですから」
「そっか、良かった」
「あ、それでどこに行くのかな?」
「V3235あの……W45EFe7その……。W45EF6とにかく行って/みたいんですけど……。だめですか?」
「いや別にいいけど……。/それじゃあ行ってみる?」
「V3236はい」
……こうして、中多さんと帰る事になった。
「あれ、もしかして駅前に用事?」
「V3237いえ、違います。もうちょっとだけ/行ったところです」
「V3238美也ちゃんに聞いたんですけど、/W45EF3制服が可愛いファミリーレストランが/あるらしいんです」
(ふぅ……食った食った……。/たまには弁当ってのもいいもんだ)
「V0884おーい! Nm」
「ん?」
「V0885ん? W45EF9じゃないだろ……」
「どうかしたか?」
「V0886おいおいおいおい、W45EF6頼むよ大将。/W45EF9昼休みにフットサルやる約束だったろ?」
「あ、そうだったっけ?」
「V0887ったく〜。W45EoNmも物忘れが酷いよなぁ」
「そ、そこまで酷くないだろ」
「V0888いんや。W45EoFe9Nmはちょっと興味がない物に/対しては本当に酷いもんだ」
「う……そ、それは梅原だってそうだろう」
「V0889Nmほどじゃねえって……。/W45EFe9m3とにかくちゃんと来てくれよ?/W45EF2人数足りなくなっちまうから」
「あ、おい!」
(う〜ん、昼休みにフットサルの/約束なんかしたっけ?)
(……ああ、してた)
(仕方ない、行くか)
(なんか気乗りしないんだよなぁ……。/じゃあ約束するなって話だけどさ)
(あれ? ……下駄箱に手紙が!?)
(こ、これは……ま、まさか!?)
(ラブレター!? ……ってそんな訳ない。/梅原か美也のいたずらか?)
(差出人無し……ったく)
(何々……)
V3239Nm先輩へ
V3240突然のお手紙を出してすみません。/どうしても謝りたかったんですけど、/会いに行く勇気がでませんでした……。
(なんだこれは……いたずらにしても/悪趣味すぎるんじゃないのか?)
V3241先輩がお忙しいってわかっているのに、/色々頼ってばかりで、いつもご迷惑を/おかけして、本当にごめんなさい。
(え……こ、これって……)
V3243私、にぶいから中々気付けずにいて、/先輩にはいっぱい嫌な思いをさせちゃい/ましたよね……。
V3244これからは、先輩にご面倒をかけないよう/気をつけます……。
V3245今まで本当にありがとうございました。/私すごく楽しかったです……。
V3246それでは、失礼致します。//              中多紗江
(な、中多さん……この手紙は中多さんから/の手紙だ……そうか僕は約束を……/すっぽかしちゃったんだ……)
(僕は……なんてことを……)
(中多さん……ごめんね……)
……こうして中多さんの手紙を読んだ。
……僕はなんて馬鹿なんだ。
ごめんね中多さん……。
Ti0n4sir_ev04G
(ふぅ……食った食った……。/たまには弁当ってのもいいもんだ)
「おーい! Nm」
「ん?」
「ん? W45EF9じゃないだろ……」
「どうかしたか?」
「おいおいおいおい、w45EF6頼むよ大将。/W45EF9昼休みにフットサルやる約束だったろ?」
「あ、そうだったっけ?」
「ったく〜。W45EoNmも物忘れが酷いよなぁ」
「そ、そこまで酷くないだろ」
「いんや。W45EoEFe9Nmはちょっと興味がない物に/対しては本当に酷いもんだ」
「う……そ、それは梅原だってそうだろう」
「Nmほどじゃねえって……。/W45EFe9m3とにかくちゃんと来てくれよ?/W45EF2人数足りなくなっちまうから」
「あ、おい!」
(う〜ん、昼休みにフットサルの/約束なんかしたっけ?)
(……ああ、してた)
(仕方ない、行くか)
(なんか気乗りしないんだよなぁ……。/じゃあ約束するなって話だけどさ)
(あれ? ……下駄箱に手紙が!?)
(こ、これは……ま、まさか!?)
(ラブレター!? ……ってそんな訳ない。/梅原か美也のいたずらか?)
(差出人無し……ったく)
Ti0SE予定:紙を破る音
(何々……)
「Nm先輩へ」
「突然のお手紙を出してすみません。/どうしても謝りたかったんですけど、/会いに行く勇気がでませんでした……」
(げえっ! これは中多さんからの手紙。/ああっ! そうか……約束を……)
「先輩がお忙しいってわかっているのに、/色々とすみませんでした」
「頼ってばかりいつもご迷惑をおかけして、/本当にごめんなさい」
「私、にぶいから中々気付けずにいて、/先輩にはいっぱい嫌な思いをさせちゃい/ましたよね……」
「これからは、先輩にご面倒をかけないよう/気をつけます……」
「今まで本当にありがとうございました。/私すごく楽しかったです……」
(……中多さん)
「それでは、失礼致します。中多紗江」
(僕は……なんてことを……)
(中多さん……ごめんね……)
……こうして中多さんの手紙を読んだ。
……僕はなんて馬鹿なんだ。
ごめんね中多さん……。
(う〜ん、快晴だ。/こんな日はテラスで食べるに限るな)
(さてと、どこで食べるかな……)
「V3247あ! Nm先輩」
「ん?」
「あ、中多さん」
「V3248こんにちは。これからお昼ですか?」
「うん。中多さんも?」
「V3249はい。W45Eoそうなんです……。/W15EF4あ、W45EF3もし良かったら一緒に……」
「え? 2人で?」
「V3250あ、W45EF3今日は美也ちゃんも一緒なので……」
「え? そうなんだ……う〜ん」
「V0386あれ? なんでお兄ちゃんがいるの?」
「何でって……昼ご飯を食べに来たんだよ」
「V0387ふ〜ん、EF1そうなんだ」
「V3251あ、美也ちゃん。先輩も一緒に……」
「V0388え? お兄ちゃんも?」
「V3252うん。EFe9駄目かな?」
「V0389LdMoう〜ん……McLe。EoFe3m4あ、お兄ちゃんパン買って/来たんだ?」
「うん。まあたまにはな」
「V0390そっか、EcそれならまあFm2いいか。/EoFe7m4仲間外れはEFe3可哀相だしFm3混ぜてあげよう」
「な、なんだと」
「V3253せ、W45先輩!」
(う、中多さんのこの顔には弱いんだよな)
「……それじゃあ混ぜていただけますかね」
「V0391ん。Fm4くるしゅーFe2m3Ehない」
(くそ! 後で覚えてろよ)
「V3254そ、W45EF3それでは食べましょう」
「V0392にしししし。楽しみだなぁ〜Eo」
「あれ? もしかして中多さんお弁当?」
「V3255はい。今日は作ってきたんです」
「V0393ほら、EF3すごいでしょー」
「何故美也がいばるんだよ……」
「V0394にしししし。EoFe3m4それはFm3ですね〜。EcF4今日の/お弁当はFm3美也のために作られたからです」
「ええ? ほ、本当なの中多さん」
「V3256あ、W45EF3はい。から揚げと甘いたまご焼きが/食べたいって美也ちゃんが」
「V0395いいFm4でしょFm3ー。EoF4あげないFm3よ?」
「くっ……」
「V3257み、美也ちゃん……W45SdEFe9m4いっぱいあるから、/Fm6先輩にもあげてFm3いいよね?」
「V0396え〜……」
「V3258また作ってくるから」
「V0397んもう。EoFe9紗江ちゃんにそこまで言われたら/Fm3どうしようもないねー」
「V0398しょうがないから、EoFe3お兄ちゃんも少しだけ/食べてFm3いいよ?」
(だから何故美也がいばるんだよ……)
「V0399うわぁ……どれも美味しそう」
「本当だ」
「V3259どうぞ召し上がれ」
「V0400いっただっきまーす」
「いただきます」
「V0401うわ、このたまご焼き美味しい!」
「このから揚げも美味しい」
「V3260良かったです」
「V0402あっ! たこさんウィンナーだ!」
「おお、本当だ! どれどれ……」
「V0403ダメダメー! たこさんは美也のなの」
「3本あるんだから別にいいだろ?」
「V0404美也が2本で、紗江ちゃんが1本」
「ふん、そんなのは聞いてられないね」
「V0405じゃあエビフライは無しね」
「そ、それはありえないだろ!」
「V3261ぷっ……」
「あれ?」
「V0406ふぇ?」
「V3262くすくすっ、EoF4W45EoFe9あっご、Fm3ごめんなさい……」
「……な、何かおかしかった?」
「V3263ふふふっ……。W45Eo私ひとりっ子なので、/こういう賑やかな食事したことがなくて」
「V0407賑やかってFm9いうか、EoFe8m4お兄ちゃんがFm3邪魔」
「こっちの台詞だ」
「V3264ふふふっ」
「V0408あ……」
「う……」
「V3265いいですね。こういう食事って……」
(中多さん……)
「V3266あ、W45EF3どうぞ。まだおかずは/たくさんありますから」
「V0409……うん。EF3そうだね、EcFm4食べようFm3食べよう」
「そうだな……」
「V3267あ、お茶もありますよ」
……こうして、3人で賑やかに食事した。
中多さんは、ずっとにこやかで、/見ててなんだか微笑ましかった。
たまにはこんな食事もいいもんかもな……。
(よーし、今日は寄り道もせずに張り切って/帰るぞ!)
(帰ってコタツでテレビ見て……。/あ、みかんも食べよう)
(……みかんあったかな?)
(まあ、なきゃないでいいか……あれ?)
「V3268あ、W45EF3Nm先輩」
「中多さんこんな所で何やってるの?」
「V3269あ、W45EF3美也ちゃんを待ってるんです」
「え? そうなんだ、何で一緒じゃないの」
「V3270下駄箱でEFe9先生にFm3呼び止められて……」
「あぁ……また何かしでかしたかな?」
「V3271え?」
「美也は馬鹿だからねぇ……」
「V3272ふふっ、W45EoFe9先輩Fm4ひどいでFm3す」
「いやいや、妹ながら時々心配になるよ。/このままで大丈夫なのかって」
「V3273そんな事ないですよ」
「V3274美也ちゃん、W45Eoいつも元気で明るいから/色んな人に好かれますし」
「そうかなぁ」
「V3275はい。W45Eoそれに優しいですし」
「う〜ん、僕には優しくないんだけどね」
「V3276それは兄妹だからですよ」
「そうかな?」
「V3277はい。W45Eoきっと照れ隠ししてるんですよ」
「う〜ん、僕は中多さんみたいに素直で/優しい子のほうがいいかなぁ……」
「V3278そ、Fm4そんな事Fm6……W45EF6ありません」
「ほら! そういう感じがいいよ。/美也のやつは全然違うからなぁ……」
「V3279ふふっ、W45Eoそうですね」
「……それにしてもさ」
「V3280はい?」
「なんで中多さんは美也と友達に/なってくれたのかな?」
「V3281え?」
「あ、なんていうか全然タイプが違うから、/何かきっかけでもあったのかなぁって」
「V3282くすっ、W45……それはですね」
「V3283私が転入して来た時……。先生に/自己紹介するように言われたんです」
「うん」
「V3284前日、一生懸命練習したんですけど、/やっぱり何も言えなくなって……」
「V3285頭が真っ白になって……足もふるえて、/皆が騒ぎ始めた時に美也ちゃんが/声をかけてくれたんです」
「な、なんて?」
「V3286くすっ、『はいはーい。中多さんは/身長いくつですかー』って……」
「そ、そんなことを……」
「V3287私、何も考えられなくなってたので、/正直に148cmって答えたんです」
「V3288そしたら美也ちゃんが『おお! 美也より/小さい! これで前から3番目だ』……」
「V3289『大歓迎だよ中多さん。みんな拍手は?』/そう言ってくれて……」
「……どうなったの?」
「V3290言ったのが美也ちゃんだからだと/思うんですけど……皆笑いながら/拍手してくれたんです」
「そっか……それは良かった」
「V3291美也ちゃんのおかげで……私はクラスで/あまり浮かずにすんだんです」
(そんな事があったんだな……)
「V3292それからも、人付き合いが下手な/私の面倒をよくみてくれて……」
「V3293美也ちゃんには本当に感謝してます。/私、W45Ec大好きです」
「……うん。そっかありがとう」
「V3294え?」
「いや……。中多さんが美也を大事にして/くれてるのが嬉しいよ」
「V3295先輩……」
「V0410あーーー!Wv60 Wv100すけべ星人が紗江ちゃんを/襲っている! Wv310ダメダメ〜」
「V3296あ、W45EF3美也ちゃん」
「……こら。誰がすけべ星人だ」
「V0411ん? EFe3お兄ちゃん」
「さらっと言うのはやめろ!」
「V0412そんなことより二人で何してたの?」
(く……こいつは……)
「V3297え……W45EF7あ、それは……」
「V0413大丈夫? EFm6変なことされてない?」
(……くそっ、ちょっとやり返してやれ)
「ははは! 美也がいかにクラスで馬鹿な/ことをしているか聞いていたのさ」
「V0414え?」
「色々美也の悪事は聞かせてもらった!」
「V0415う、EFe8m9嘘だっ!」
「V3298え? EF9せ、先輩?」
「残念ながら本当だ! 僕はこの結果を/両親に報告せねばならない! では!」
「V0416あ! W45EF8こら! 待て馬鹿にぃに!」
「中多さーん! とても馬鹿な妹だけど/よろしくね〜!」
「V3299え? あ……はい!」
「V0417さ、紗江ちゃん返事しちゃダメー」
「V3300あ、ご、ごめんね……」
……こうして、/中多さんから美也との出会いを聞いた。
寂しがり屋で甘えん坊で馬鹿なだけの妹かと/思っていたが……なかなかやるな。
(あれ? あそこにいるのって/中多さんだよな……)
(なんだか元気がないみたいだけど……)
(……話し掛けてみるか)
「中多さん。何してるの?」
「V3301あ……W45EF6Nm先輩……私……」
「ど、どうしたの!?」
「V3302ど、どうしたらFm6いいんでしょう?」
「と、とりあえず落ち着いて」
「V3303くすん……」
(ま、まずい。まるで僕が泣かしたみたいに/なっている……)
「と、とりあえず静かな所で話を聞かせて」
「V3304はい……」
「え? 美也と喧嘩?」
「V3305はい……」
「原因は何なの?」
「V3306それがよくわからないんですけど……。/W45EF9本が汚れていたらしくて」
「え? 本が汚れていた?」
「V3307はい……。W45EcW4Eh美也ちゃんにお薦めの漫画を/借りたんですけど……」
「うん。それで?」
「V3308私が借りた時には、W45EF9元々汚れていた/ところがあったんです……」
「V3309でも、美也ちゃんは知らないって……」
「そうなんだ……う〜ん」
「V3310私……W45EcW4Eh上手く伝えられなくて……。/そしたら美也ちゃんが……」
「どこか行っちゃったか……」
「V3311どうしたらいいでしょうか?/私、なんでもします……。謝ります……」
「待ってよ中多さん」
「V3312はい」
「中多さんがやってないのに/謝ったら駄目だよ」
「V3313はい……」
「大丈夫。誤解だってわかればあいつも/馬鹿じゃないはずだし」
「V3314先輩……」
「ちゃんと話せば平気だよ」
「V3315でも……EF9どこにいるのか……」
「あ〜……それはちょっと自信があるから/任せてくれない?」
「V3316は、はい。W45EF9m3お願いします先輩」
「それじゃあ行こうか」
「……」
「大丈夫だから。そんな顔しないで」
「V3317え……」
「心配しないで。/美也のことなら大体わかるし。ね?」
「V3318はい、わかりました……」
「ほらいた。ね?/美也のことなら任せておいてよ」
「V3319あ、すごいです先輩」
「美也。起きろよ」
「V0418ふぇ? あ、お兄ちゃんと紗江ちゃん!」
「V0419な、W15なんで?」
「美也は落ち込むと保健室で寝るんだよ。/覚えておいてね」
「V0420お、W45EFe8落ち込んでなんかないもん!」
「V3320み、美也ちゃん……」
「V0421あぅ……」
「中多さんから少しだけ話は聞いたよ。/とにかく二人ともちょっとだけ冷静に/なって話をしてみなって」
「V0422……」
(まったく……世話が焼けるな……)
「ちゃんと順を追って話せばいいんだよ」
「V0423うん……。W45EFe9m6最近買った漫画が、すごく/面白かったから紗江ちゃんに貸したの」
「それはいつだ?」
「V0424昨日……」
「なるほどね……」
「中多さんがそれを読んだのはいつ?」
「V3321あの……P3F9W45今朝電車の中で」
「その時はもう汚れてたんだね?」
「V3322……はい」
「貸した時には汚れはついてたのか?」
「V0425そんなことないよ!」
「V0426だって……EFe9すごく大事にしてたもん」
「ふむ……なるほどな……」
(二人とも嘘をついてる風には思えない)
「V0427……」
「あ、ちなみに今はその本もってる?」
「V3323あ……これです」
(あ! そうか!)
「わかったぞ……」
「V0428えっ!?」
「V3324え?」
「美也……この本を最後に読んだのは?」
「V0429ええと……1週間くらい前かな」
「やはりな……」
「V0430ど、どういうことなのお兄ちゃん?」
「V3325教えて下さい先輩」
「ああ……落ち着いて聞いてくれ」
「今回の騒動の犯人は……」
「Ts3僕だっ!」
「V0431……はっ?」
「V3326……え?」
「いやぁ、美也があまりにも面白いって/言うからつい黙って読んじゃってさ」
「V0432……」
「そしたら……本当に面白くて、/つい飲み物吹いちゃったんだよ」
「後で謝らないとなぁって思ってたんだけど/ついなぁ……」
「V0433……」
「本当にすまなかった!」
「V0434にぃに……」
「お、おう……」
「V0435にぃにのWv85馬鹿ーーーーっ!」
「ぐああああ……」
「V0436もう! Ec本当にFm6お兄ちゃんFm8は!」
「V3327み、美也ちゃん……」
「いい攻撃だ……」
「V0437もう行こう! 紗江ちゃん」
「V3328う、W45EcF3うん……」
(やれやれ……まあとにかく/仲直りできて良かった……)
(……それにしても痛い)
……こうして、二人の仲裁をした?
Ti0n4sir_ev05D
(……あれ、定規がないぞ)
(まいった……。美也のを勝手に拝借/したやつなんだよな……)
(う〜ん、しょうがない……探してみるか)
(教室にないってことは……。今日だと/理科準備室が怪しいな)
「失礼しま〜っす」
???
「V3329きゃっ!」
「えっ!?」
「あ……中多さん?」
「V3330……W45EF7え……W45EF4あ、Nm先輩」
「ふぅ〜。誰もいないと思ってたから、/びっくりしちゃったよ」
「V3331あ……EFe7す、W15EF9すみません」
「どうしてこんなところに?」
「V3332その、W45EF6実は家庭科室を捜してて……。/W45EFe7間違えてしまって……」
「間違えた?」
「V3333はい……W45Eh場所を覚えるのが苦手で……」
(あ、そっか……慣れてないんだな)
「そっか、それなら僕が案内してあげるよ」
「V3334い、いえ! W45SdEF6そんなの悪いですから」
「平気平気。ちょっと待っててね」
「V3335は、はい」
「えーっと……あ、あった!」
「V3336先輩は何しにいらしたんですか?」
「うん。この定規を探してたんだ」
「V3337あ、W45Fm3可愛い定規EcFe2ですね」
「そう? ……実は美也のを勝手に拝借/しちゃったんだよね」
「V3338え? そ、そうなんですか?」
「うん。無くすとまずいから焦ってたんだ。/あっ! な、内緒だよ」
「V3339くすくすっ、P3EoF3W45わかりました。内緒です」
「よし、それじゃ指きりだ!」
「V3340え……」
「指いいかな?」
「V3341え……EFe9あ……」
「ゆーびきーりげーんまん」
「V3342あ…EFe6m3…Wv140EFe6m4ゆーびWv180Fm3きーりWv210Fm3げーんWv250まん」
「うーそつーいた〜らはーりせーんぼん」
「V3343EFe3m4うーそWv40つーいWv70Fm3たーらWv110はーりWv145Fm4せーんWv180ぼんFm3」
ふたり
「V3344EFe2m4の〜Wv70Fm3ます!Wv80 EcWv145Fm4ゆーびWv175Fm2きっWv205Fm3た!」
「約束だよ?」
「V3345は、W45Ecはい!」
「よし、それじゃあ家庭科室行こうか」
「V3346え……?」
「あれ? 用事があるんじゃなかったっけ」
「V3347あ!Fm4 W45EFe9そ、Fm9そうでした!」
「はは、それじゃいこう」
「V3348はい……W45Ecありがとうございます先輩」
……こうして中多さんを家庭科室に案内した。
「V0446う〜ん、Eo三人で帰るのもFm3新鮮でいいかも」
「V3411うん。Eoすごく楽しい」
「そうだなぁ……」
「V0447あ! EF3そうだお兄ちゃん、Ec久しぶりに/おんぶじゃんけんしようよ」
「え? 本気かよ」
「V3412おんぶじゃんけん?」
「V0448うん。Eo負けた人が勝った人を/おんぶするんだよ!」
「説明が足りないだろ……。えっとね、/たとえばパーで勝ったらパイナップル。/グーで勝ったら軍人とか……」
「頭文字が一緒の言葉を選んで、/負けた人がその文字数分を/おんぶして歩くんだ」
「V3413なるほど〜……」
「V0449面白いよー」
「後はそうだな……。誰かが一度言った物は/使えないのがポイントかな」
「V3414は〜……W45EFe3そういうのがFm3あるんですね」
「V0450やったことない?」
「V3415うん……W45EcW4Eh誰かと一緒に帰ったりしたことが/あまりないから……」
「V0451あ……そっFm3かぁ……」
(……なるほど)
「V3416すごく面白そうですね」
「V0452でっしょーー! Ecやろうやろう」
「……しょうがないな。ここは僕が/いっちょもんでやるか」
「V3417お、W45EFe9m3お手柔らかに」
「V0453あ! EF3紗江ちゃんちょっといい?」
「V3418え?」
「V0454……だからね、EF3……なの」
「V3419ほ、W45EF4本当に?」
「おいおいなんだよ〜、二人でさ……」
「V0455紗江ちゃんは初めてなんだから/EF3アドバイスしてたんEcF2だFm4よー!Fm2」
「V3420あ……W45EF3はい」
「ふん……、中多さん。美也のアドバイス/なんか当てにならないよ?」
「V0456なんだとー! Fm4もうFm6ゆるさーんFm6!」
「こっちの台詞だ!」
「V0457よーーし、EcそれFm3じゃあ行くよ」
「V3421は、W45EF8はい!」
全 員
「V0032じゃーんけーんぽんっ」
「V0459やったーーー! 美也いちぬけ〜っ」
「V3423あ……」
「う……」
「V0460紗江ちゃん! しっかり」
「V3424あ、ありがとう……」
「くっ、ま、負けないよ?」
「じゃーーーんけーんぽんっ!」
「V3425じゃーんけーんぽんっ」
「V3426あ! や、やったー!」
「V0461わーい紗江ちゃんが勝った〜」
「な、何故だ……」
(おかしいなぁ……何故かこういう時に/勝てないんだよなぁ……)
「V0462それじゃあお兄ちゃんがおんぶね」
「わかったよ……それで何歩だ?」
「V0463ええと、パーで勝ったから……。/パイナップルジュース!!」
「ジュ、ジュースはいらないだろ?」
「V0464ダメダメ〜! さぁ、早く早く……」
「V3427くすくす……。あ、私かばん持ちますね」
「あ、ありがとう中多さん」
「V0465さー! レッツゴー!」
「くそっ……。パ・イ・ナ・ツ・プ・ル・/ジ・ユ・ウ・ス」
……こうして、中多さんと美也と三人で帰った。
五回くらい勝負したけど、結局全敗……。/おかしいなぁ……。
でも、中多さんが楽しそうにしてたからいいか。
「あ! 中多さん、お待たせ」
「V3433あ……W45EF9Nm先輩……W45EF6その……」
「ど、どうかした?」
「V0466とーーーーーぅ!」
「うおっ!? な、なんだ!?」
「V0467すけべなお兄ちゃんから紗江ちゃんを/守るため、EF3Ec美也ちゃんマスクが張り切って/登場なのだ!」
「な、何するんだよ!」
「V0468美也チョップだよ?」
「そ、そうじゃなくて……。大体なんで/美也がここにいるんだ?」
「V0469美也が帰ろうとしてたら、紗江ちゃんが/校門にいたの」
「おう……それで?」
「V0470だから紗江ちゃんに一緒に帰ろうって/誘ったんだ!」
「……それで?」
「V0471そしたらEFe3紗江ちゃん、EFe8今日はとてもFm6エッチ/で悪い人にFm4無理やりFm3誘われてるからって」
「ええ!?」
「V3434そ、Fm5そんな事言ってないです〜」
「……大体わかった」
「要するに、美也が帰ろうとしてたら校門に/中多さんがいた。……で、一緒に帰ろうと/誘ったら先約があるって断られた」
「先約が誰なのかを無理やり聞き出したら/相手が僕で、それなら一緒に帰ろうと/待ってた……そういうことだな?」
「V0472おお〜、EF3お兄ちゃん時々冴えてるよね」
「V3435せ、先輩すごいです……」
(はぁ……仕方ないか……)
「しょうがない……三人で帰ろうか?」
「V3436あ! W45EFe2m3Ecは、はいっ」
「V0473しょうがない……EF9お兄ちゃんも/Fm3混ぜてあげるか。EcF4可哀相だFm3し」
「こっちの台詞だ!」
「V3437……くすくすくす」
「V0474あ……」
「あ……」
「V0475あ〜あ、EoFe7お兄ちゃんが変なこと言うから/Ec笑われちゃった」
「こ、こっちの台詞だ!」
「V3438ふふふっ……W45EoNm先輩たち、/すごく仲が良くていいですよね」
「V0476あ! せっかくだし今日もやろうか?」
「え? またか?」
「V3439あ、やりたいです」
「……しょうがないな、今日こそ僕の本当の/力を見せてやるか」
「V0477にしししし、お兄ちゃんには負けないよ」
「言ったな?」
「V0478それじゃ行くよー」
「V3440はい!」
全 員
「V0033じゃんけんぽんっ」
「V3442あ……」
「う……」
「V0480紗江ちゃんの勝ち〜」
「また負けか……」
「V0481お兄ちゃんは弱いねぇ〜」
「V3443あの……その……私いいですよ……」
「V0482ダメダメ〜! おんぶじゃんけんは/絶対なんだから」
「V3444あ……でも悪いですし」
「悪い事なんてないよ。中多さんさえ/嫌じゃなければ」
「V3445あ、い、嫌じゃないです」
「よし! それじゃあ気合入れていくか。/さあこい!」
「V3446し、失礼します」
(待てよ……気にせず乗せちゃったけど、/意外に密着するよな……)
「V3447お、重くないですか?」
「だ、大丈夫! それじゃ何にする?」
「V3448ええと……ど、どうしよう……」
・軍人?
・グレコローマンスタイル?
・具だくさんカレー?
「軍人とか?」
「V0483ええー、ダメダメ〜。短すぎるよ」
「な、長いと大変だろう?」
「V0484そんな情けない事言わないの!」
「な、情けない事ないだろう?」
「V0485それに、EcFe4軍人ってひびきが可愛くないから/Fm3ダメ〜」
「グレコローマンスタイルとかか?」
「V0486なにそれ?」
「良くぞ聞いてくれた!/グレコローマンスタイルって言うのは/だな……」
「V0487あ、ちょっと待ってお兄ちゃん。/Fm3その話長い?」
「いや、そんな事は……」
「V0488長そうだからFm3いいや」
(くそっ、なんなんだよこの扱いは)
「V0489なんだかよくわからないからダメ!」
「ええ? そうなのか?」
「V0490それになんとなくFm3可愛くないし」
「具だくさんカレーとかは?」
「V0491むむっ、Fm3なんか美味しそう」
「V3449ふふっ、本当ですね」
「V0492う〜ん、でもなぁ……」
「なんだよ?」
「V0493なんとなく可愛くないからダメかな」
「か、可愛いかどうかは関係ないだろ?」
「V0494んーん、EoFe8とっても大事だよ!」
(くそっ、ああいえばこう言いやがる)
「V3450え、ええと……。/ではグレープフルーツでお願いします」
「V0495さっすがEF3紗江ちゃん。EFe9m3可愛いなぁ……」
(なるほど……爽やかな感じだな……)
「V0496そんじゃEcジュースもつけようか!」
「ええ? な、なんでだよ」
「V0497にししし。EoサービスサービスEc」
「くそ……わかったよ。じゃあ行くぞ」
「Wv0グ・レ・エ・プ・フ・ル・ウ・ツ・/ジ・ユ・ウ・スWv340」
「V3451きゃっ、ゆ、揺れますね」
(おお? この背中の感触は!?)
「V0498お兄ちゃんもっとゆっくり〜」
「あ、ご、ごめん」
「V3452い、いえ大丈夫です」
(これは……負けてよかったかも……)
……こうして、中多さんと美也の三人で帰った。
またしても僕の連敗……。おかしいよなぁ……。
でも今日は中多さんを/おんぶできたから良かったかも……。
美也とは違うな。美也とは……。
「そうだ、おんぶじゃんけんするか?」
「V0499え〜、EF6もういいよ〜」
「は?」
「V0500子供じゃないんだからー、EF9通学路で/はしゃがないほうがいいよお兄ちゃん」
「V3455み、美也ちゃん……」
(く、くそ……言い出したのは誰だよ……)
「V0501あ! EF3それよりもさ紗江ちゃん……」
「V3456う、うん……W45EFe9m3どうしたの?」
……こうして三人で普通に帰った。
それにしても美也は飽きっぽいなぁ……。/まったく。
「V0149ねえ、紗江ちゃん?」
「V6549ふふっ、きっとそうだね」
(………)
「V0392にしししし。楽しみだなぁ〜」
「V3264ふふふっ」
(……ふ、二人の会話に混れない)
……こうして三人で帰った。
せっかく中多さんと色々話そうと思ったのに……。
美也め……覚えてろよ。
Ti0紗江:デアイ→シリアイ/レベルダウンの為、固有シナリオ無し
「V9667あ、Nm先輩」
「え?」
「中多さん、僕に用事?」
「V9668Fm4あの……もし、よかったら……、/Fm3少しでいいのでお話でも」
「お話? そうだなぁ……」
(う〜ん、どうしようかな)
・いいよ
・ごめん今はちょっと……
「もちろんいいよ」
「V9669あ、ほ、EF3本当ですか……。/ありがとうございます」
「何の話をする?」
「V9670ええと、EFe6m3そうですね……EcFm7う〜ん……」
「ごめん今はちょっと……」
「V9671あ、Fm3そうですよね……」
「ごめんね、ちょっと用事があって」
「V9672いえ、EoFm3私こそすみませんでした。/それでは」
(せっかく誘ってくれたのに、/中多さんには悪い事しちゃったかな)
(あれ……あそこにいるのって)
「中多さん。ちょっといい?」
「V9673え?」
「V9674あ、Nm先輩。何かご用ですか?」
「用って言うか、時間あれば/ちょっと話でもどうかなって……」
「V9675もちろんEcFe2大丈夫です。EoF3なんでしょう?」
「そうだなぁ……」
「中多さん」
「V9676あ……。Fm7先輩」
「今大丈夫かな?」
「V9677Fm3はい、大丈夫ですけど……」
「よかったらちょっと話さない?」
「V9678はい。EoF3なんでしょう?」
シリアイエンカウント汎用終了会話
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
(中多さんは本当にスタイルがいい……)
(美也と同い年とは思えない……)
「V3399先輩?」
(肩凝らないのかなぁ……)
「V3400先輩どうかしましたか?」
「大きいと肩が凝るって言うし……」
「V3401はい?」
「え? あ、いや……肩がねぇ……」
「V3402肩がどうかしたんですか?」
「う、うん……いや、なんでもないんだ」
「V3403そ、そうEFe7ですか……」
「うん……」
「V3404えーっと……、W45EF3それでは失礼しますね」
「あ! うん、またね……」
(いかんな……。/タイミングが狂ってしまった……)
「あのさ、もし良かったら今日一緒に/帰らない?」
「V3457え……今日ですか」
「あ、何か用事あった?」
「V3458実は美也ちゃんと一緒に帰る約束が」
「あー、そっか」
「V3459あ、W45EF3もし先輩さえ良ければ3人でも……」
「え……あ、そうだなぁ……」
「ごめん。今日は遠慮しておくよ」
「V3460そ、そうですか……」
「あ、別に3人で帰るのが嫌な訳じゃないん/だ。ただ、今日はちょっとね」
「V3461わかりました」
「V3462それでは失礼します」
「うん。またね」
(う〜ん、まあ3人もいいんだけどな……。/今日はそんな気になれなかったなぁ)
(まあ、また今度誘ってみるか)
「あの、良かったら今日一緒に帰らない?」
「V3405え……EFe3今日ですか?」
「うん、駄目かな」
「V3406あ、W45Fm9すごく嬉しいんですけど……」
「けど……?」
「V0438あー、いたいた〜!」
「V0439探しちゃったよ紗江ちゃーん」
「V3407あ、W45EFe9m3うん……ごめんね」
「V0440あれ? EF9お兄ちゃん何でいるの」
「な、何でってことはないだろ?」
「V0441……まあFm3いいか。EF3さ、W25Ec紗江ちゃん一緒に/Fm4帰ろう〜Fm3」
「V3408あ、美也ちゃん……W45EF9先輩とも一緒に/帰りたいんだけど……」
「V0442え? お兄ちゃんも?」
「……ま、まあな」
「V0443う〜ん、EF3まあいいか。EcW6Fe9Eh可哀相だしね」
「な、なんだと!」
「V0444紗江ちゃんと二人っきりがFm3良かったけど、/EoFe2m3お兄ちゃんも混ぜてあげるね」
「V3409み、美也ちゃんFm3……」
(く、くそ……なんなんだこの屈辱感は)
「V0445さー帰ろう」
「V3410あ、W45Ecうん」
「おう……」
n4sir_gd01A
「中多さん」
「V3428はい?」
「良かったら今日一緒に帰らない?」
「V3429え? W45EFe2m3あ、W45Ecはい!」
「あ……」
「V3430どうかしましたか?」
「今日は美也はいないよね……」
「V3431くすくすっ、W45Eo今日は約束してません」
「そっかそっか!」
「それじゃ校門で待ち合わせでいいかな?」
「V3432はい。W45Eoすぐに、鞄を持って行きますね」
n4sir_gd01B
「中多さん、今日一緒に帰らない?」
「V3453あ……W45EFe9今日ですか? W45EFe6その……」
「もしかして……」
「V3454はい、W45EFe6美也ちゃんと約束が/あるんですけど……W45EFe6m3一緒に……」
(う〜ん、まあいいか……)
n4sir_gd01C
「もしかしてまた……」
(う〜ん、また美也と一緒か……。/まあ仕方ないか)
n4sir_gd01D
中多紗江:レベルアップ デアイ→シリアイ
(中多さんってスタイルいいよなぁ)
(美也と比べると……こんなに違うし)
(……肩とか凝らないのかなぁ。/大きいと肩が凝るって良く聞くしな)
「V3349先輩? どうかされましたか?」
「あ、肩が……」
「V3350え? 肩?」
「あ、いや、そのなんていうか、肩が凝った/なぁ……なんて思ったりして」
「V3351あっ、そうなんですか」
「V3352……Fm4あの、Fm3もしよかったら私が先輩の肩を/おもみしましょうか?」
「え? い、いやぁ……」
「V3353パパ……W45EF7あ、じゃなくてEF3お父さんにも、/よく誉められるんですよ」
「そうなんだ……じゃあお願いしようかな」
「V3354あ、W45EFe2m3はい。W45Ecそれでは座ってください」
「あ、うん……」
(何故か肩をもんでもらうことに……。/中多さんの肩を心配してたんだけどなぁ。/まあ、いいか)
「V3355いきますよ〜」
「あ、うん、よろしくね」
(こ、これは……)
「V3356うんWv50しょ、W30Wv110うんWv175しょ」
(なかなか気持ちいいかも……)
「V3357どうですか〜先輩」
「あ、うん。すごく気持ちいいよ」
「V3358本当ですか? 良かったです。/あ、もう少し強めにしますか?」
「そうだね、そうしてもらえる?」
「V3359は〜い……。W30Wv130うんしょ! Wv240うんしょ!」
(ん? あれ……)
「V3360うんしょ! うんしょ!」
(この背中に当たる二つの感触は……)
「V3361はぁ……Wv110はぁ……。ど、どうですか?」
「すごく気持ちいい……柔らかくて……」
「V3362え?」
「あ、いや! なんでもないよ!/中多さん肩もみ上手だね」
「V3363あ、ありがとうございます」
「V3364はぁ……はぁ……EoFe3Fm4ふぅ……」
「ありがとう中多さん。すごく良かったよ」
「V3365えへへ、W45EoNm先輩に喜んでもらえて/良かったです」
「疲れさせちゃったみたいだね」
「V3366いいえ、W45Ecそんなことないですよ。/W45Eoお家でよくやってますから」
「そっか……それなら良かった」
「V3367またして欲しくなったら、/いつでも言って下さいね」
「え? あ、うん。ありがとう」
「V3368それでは失礼します」
「うん。またね」
(中多さんいい子だなぁ……。/それに比べて僕は……)
(でも気持ちよかったな……)
(ば、馬鹿か僕は……。反省しよう……)
……こうして中多さんに肩をもんでもらった。
……ま、またお願いしてみようかな。
(う〜ん、またお願いしちゃおうかな……)
「V3369どうかしましFm3たか先輩?」
「あ、また肩をもんでもらってもいいかな」
「V3370はい! W45Ecもちろんです」
「ありがとう中多さん」
「V3371いえ、W45EF3気に入っていただけて嬉しいEcFe2です」
「お〜」
「V3372ふふっ、どうですか?」
「うん、すごく気持ちいいよ」
「V3373良かった……。もう少し強めますか?」
(う、強めると……また当たるかも……)
「あ、もう少し強めてくれてもいいかな」
「V3374はい! もちろんです」
「V3375うんしょ……Wv120うんしょ……」
(おお! ……これは癖になるかも)
「ありがとうね。すごく楽になったよ」
「V3376ふふっ、W45Eo肩をもんでもらうと/気持ちいいですもんね」
「あっ! じゃあ僕ももんであげるね」
「V3377え……で、W45EF7でも……」
「ほら、肩凝ってそうだし」
「V3378え?」
「いやいや! ほら、まあ遠慮しないで」
「V3379わ、W45EFe9m3わかりました……」
「ど、どうかな?」
「V3380すごく気持ちいいです」
「昔さ、美也にせがまれて肩を/もんだ事があったんだけどさ」
「V3383はい?」
「力加減が駄目だったのか、大不評で」
「V3384あ、そうだったんですか……?」
「うん、だから今日もちょっと/不安だったんだ」
「V3385すごく上手だと思いますよ」
「ははは、良かったよ」
「V3386あ……」
「あ!? ごめん痛かった?」
「V3387あ、いえ……気持ちよかったので」
「本当? よーっし……」
「V3388ありがとうございました。/W45おかげですごくEc楽になりました」
「それは良かったよ」
「V3389私、人より肩が凝りやすいみたいなので」
「あ〜、うんうん……」
「V3390え?」
「あ! な、なんでもない!/また機会があったらやってあげるよ」
「V3391あ、W45EF3ありがとうございます」
「V3368それでは失礼します」
「うん。またね」
(中多さんは肩が凝りやすいって/言ってたし……もんであげるか)
(……喜んでもらえると楽しいんだよなぁ)
「V3392先輩。EF3どうかしたんですか?」
「中多さん、肩凝ってない?」
「V3393え? EFe7m4いや……EFe9m3その……」
「ほら、遠慮しないで」
「V3394あの……W45EF9わ、Fm3わかりました……。/W45EFe3お願いしてもいいですか?」
「もちろん! さあ座って座って」
「V3395ありがとうございます」
「力加減はどう?」
「V3396はい。ちょうどいい感じです」
「そっかそっか……」
「V3397はぁ……気持ちいいです先輩」
「喜んでもらえて僕も嬉しいよ」
「V3398先輩……優しい……」
……こうして中多さんの肩をもんであげた。
なんか妙に楽しいんだよなぁ……。
「Ti0n4ski_ec01A.opですとも!」
n4ski_me00A
n4ski_me00A
「あ、紗江ちゃん」
「V9679あ、先輩。何をされているんですか?」
「いやぁ、特に用事もなくぶらぶらとね」
「V9680くすっ、EoF3そうなんですか?」
「紗江ちゃんは?」
「V9681Fm4あ、Fm3私は屋上に行ってきた帰りなんです」
「屋上に?」
「V9682気分転換に出てみたんですけど、/EFe6風が強かったので戻ってきちゃいました」
「ははは、なるほど。最近は寒いもんね」
「V9683はい」
「それじゃあ少し時間ある?」
「V9684あ、EFe3はい。Fm3大丈夫です」
n4ski_me00A
n4ski_me00A
「あ、紗江ちゃん。今平気?」
「V9685Nm先輩、もちろん平気ですよ。/Fm4私にご用Fm3ですか?」
「うん。紗江ちゃんに借りた漫画がすごく/読みやすくて面白かったから」
「V9686本当Fm3ですか?」
「うん」
「V9687良かったです……」
「ありがとう紗江ちゃん」
「V9688また何かいいのがあったら/持ってきますね」
「あ、うん。よろしくね」
「V9689はい! EoF4あ、EF3先輩今お時間大丈夫ですか」
「うん。どうかした?」
「V9690Fm7よければEFe6m3少しお話したいなって……」
「ははは、お安いご用だよ」
n4ski_me00A
n4ski_me00A
n4ski_me00A
n4ski_me00A
「紗江ちゃん」
「V9691あ……B50EF3Nm先輩」
(僕は……紗江ちゃんの事を……)
「V9692ど、どうかしましたか?」
「あ、ごめん……。話し掛けておいてなんだ/けどちょっとぼけっとしちゃった」
「V9693え? EF6大丈夫ですか?」
「うん。そうそう、今時間ある?」
「V9694はい。平気ですけど」
「少し話でもしない?」
「V9695え? EF3いいんですか? Ec……嬉しいです」
「ははは、オーバーだなぁ……」
「V9696だ、だって……EFe3m7本当にFm3嬉しいから……」
n4ski_me00A
n4ski_me00A
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「あ! 紗江ちゃん」
「V9697Nm先輩。どうかされたんですか?」
「あー、その……誕生日プレゼントのお礼、/ちゃんと言ってなかったと思って」
「V9698え? P3W45あ……EFe9m3はい……」
「その……手作りなのに、きちんとした/本になってて……すごく嬉しかった。/本当にありがとう」
「V9699は、はい……。EFe7m4その……Fm7喜んで頂けたらEFe9/すごく嬉しいんですけど……」
「そ、それはもう大喜びだったよ!」
「V9700え?」
「あ……ご、ごめん」
「V9701い、EcFe6いえ……」
「そ、そうだ! 紗江ちゃん時間平気?」
「V9702は、EFe3はい」
「その、少し話しでもできればって思った/んだけど」
「V9703そ、EFe3m7そうですFm3ね。お話したいです」
(よ、よし! 切り替えていこう)
n4ski_me00A
n4ski_me00A
「V9704あ、Nm先輩」
「どうかした紗江ちゃん」
「V9705えーっと……EFe9m3その……」
「うん?」
「V9706クリスマスすごくEF2楽しみです」
「え? ああ、そうだね」
「V9707ふふっ」
(紗江ちゃん、こんなに喜んでくれて……)
「V9708あ、すみません先輩。Fm6いきなり/話し掛けちゃって……」
「あ、いや、大丈夫」
「僕もちょうど紗江ちゃんと/話でもしたいって思ってたんだ」
「V9709本当EF3ですか? B100EFe6嬉しいです」
「じゃあちょっと話そうか」
「V9710はい」
n4ski_me00A
n4ski_me00A
「V0027先輩、おはようございます」
「あ、おはよう紗江ちゃん」
「V0029……ふふっ」
「V0031朝から先輩に会えるだなんて……。/W45EoEF4あ、な、なんでもないです……。/W30EFe9m3失礼します」
「え、あ、うん……」
(うん。今日も無事に終わったな)
(最近色々な事があって疲れたし、/今日は家でのんびりしよう……)
(……)
「V4000Nm先輩」
「え?」
「V4001えへへ、W45Eo今から帰るんですか?」
「中多さん」
「あれ? もしかして僕のこと/待ってたの?」
「V4002あ、W45EF9はい……すみません」
「あ、いや別に謝らなくても……」
「V4003その……W45EFe9m3どうしてもやって/みたかったので……」
「V4004か、彼氏ができたら……」
「V4005その……先輩とお付き合いできたら……。/W45Eh内緒で先輩を待っていたかったんです」
(中多さん……)
「V4006ま、まだお試し期間中なので、ご迷惑かも/しれないと思ったんですけど……。/どうしても一回だけやってみたくて」
「迷惑なんかじゃないよ……。/むしろ嬉しいかも……」
「V4007え? EF3ほ、本当ですか?」
「あ、う、うん……」
「V4008ふふっ、W45EoFe9良かった……」
「じゃ、じゃあ……一緒に帰ろうか?」
「V4009い、W45EF3いいんですか?」
「もちろんだよ」
「V4010良かった……」
(……うわぁ。お試し期間中とはいえ、/彼女ってなんかいいかも……)
「V4011先輩?」
「あ、ご、ごめん行こうか?」
「V4012はい。W45……EF4あ、W45EF3先輩ちょっと」
「V4013ふふっ、W45Eoネクタイが曲がってますよ」
「あれ? 本当に?」
「V4014あ、W45ちょっと待ってFm3下さい……」
「V4015その……B100EFe9m3私が直したいです」
「ええっ?」
「V4016あ……W45B50EF6駄目ですか?」
「い、いや駄目じゃないけど……」
「V4017お願いします……先輩」
(うう、こんな目で見られたら/断れないよ……)
「じゃ、じゃあお願いしようかな」
「V4018あ、W45EF3ありがとうございます!」
「V4019あう、先輩……」
「どうしたの?」
「V4020ちょっとでいいので、/かがんで頂けますか?」
「あ、そうだね、ごめん」
「V4021よいしょ……」
(うう、照れくさくて見てられない……)
「……」
「V4022えへへ、先輩って背が高いですよね」
「い、いやそんなことないよ……」
「V4023あ、そうですよね。/私がちっちゃいだけですね。ふふっ」
(可愛い……)
「V4024はい。できました」
「あ、ありがとう……」
「V4025いいえ。EFe9m4私のほうこそ/Fm3ありがとうございました」
「え? 何で?」
「V4026えへへ、W45Eo実はこれも先輩とお付き合いでき/たら一度はしてみたかった事なんです」
「そ、そうだったの?」
「V4027今日は先輩のおかげで、やってみたかった/事が二つもできました」
「そっか……役にたててよかったよ」
「V4028ふふっ、P3Fe9m3EoW45幸せ過ぎて怖いくらいです」
(な、なんていじらしいんだ……。/こんなに喜んでもらえるなら、何でも/叶えたくなっちゃうよな……)
「ほ、他には……」
「V4029え?」
「他には……何かないの?」
「V4030ええっ?」
「してみたかったこと」
「V4031あ、W45EF8ありますっ! いっぱいあります」
「例えば何?」
「V4032その……。W45EF9は、はしたないお願いかも/しれないんですけど」
「ええっ!? は、はしたない?」
「V4033ええと……」
(な、何をお願いする気だろう……)
「V4034……私のこと、W45EFe6紗江って、呼んで/欲しいです」
「ええっ!?」
「V4035や、やっぱり駄目ですか……?」
「いや! でもなぁ……」
「V4036先輩……」
「う、うん……。それじゃ」
「さ、さ、さ……」
「Fe6a4紗江ちゃん……Ea4Fe2m4a4」
「ごめん! せめて紗江ちゃんで!/しばらくの間は」
「V4037はい!」
「V4038Nm先輩……我がまま聞いてくれて、/ありがとうございます」
「いや……」
「V4039今日は本当にすごいです……。/W45EFe6こんなにいい事ばかりあるなんて」
(ま、まいった……照れるなこれは……)
「あ、それじゃあそろそろ行こうか?」
「V4040はい!」
「ねえ紗江ちゃん」
「V4041はい。なんですか先輩?」
「LdMcV4042……?W30Le」
「他には、どんな事があるの?」
「V4043ええ? W45EFe2m3ま、またして頂けるんですか?」
「あ! いやいや、参考までにさ……」
「V4044あ、W45EFe9m3そうですよね。すみません先輩」
「V4045ええと……W45EFe9そうですね……」
「うん?」
「V4046えっと……W45EFe9例えばなんですけど……。/W45EFe6m3私がちょっと具合悪くなったりしちゃった/時に……」
「V4047その……W45EFe6m3先輩が、保健室まで付き添って/くれて……。W45EcW4Eh頭をなでて欲しいです」
「へ〜……なるほどね」
……こうして、紗江ちゃんと一緒に帰った。
紗江ちゃんは、僕と一緒にしたいこと、/僕にして欲しいことなんかを色々話してくれた。
どれもこれも他愛のない事ばかりなんだけど、/何故かそれがとても楽しそうに思えた。
(今日は中多さんと一緒に帰ろうかな)
(うん、そうしよう……。/お試し期間中なんだし、別にいいよな)
(美也は……うん、居なさそうだ……)
(……あれ? 中多さんがいない?)
(なんだ、もう帰っちゃったのか……。/残念だけどしょうがないか……)
「V4048あ! W45EF3Nm先輩」
「え? 中多さん?」
「V4049よかった……W45EF3もう帰っちゃったかと/思いました」
「あ、もしかして僕のことを待ってた?」
「V4050は、W45EFe6m3はい。W45EFe7先輩と一緒に帰りたいなぁって/EFe9思ったので……」
「それで校門で待ってたんだ?」
「V4051はい。W45EFe9まだお試し期間中なので、/ご迷惑かとも思ったんですけど、/一度校門で待っててみたかったので……」
「あ、め、迷惑なんかじゃないよ」
「V4052本当ですか? W45Ecよかった〜」
「はは、実は僕も中多さんと帰りたくて、/教室を覗いて来たんだ」
「V4053え? そ、W45EF3そうだったんですか!」
「中多さんがいなくてちょっとがっかり/してたところだよ」
「V4054会えてよかったです」
「ほんとだね」
「V4055あ、W45EFe6でも……W45EFe9ちょっとだけ残念」
「どうして?」
「V4056せっかくNm先輩が教室まで迎えに/来てくれたのに……」
「え?」
「V4057あ……W45EFe7m3その、W45EFe9なんかいいなって思って。/W45EFe6先輩に迎えに来てもらって帰ったり……。/一度でいいからしてみたいです」
「ははは、そんな事でよければいつでも/迎えに行くよ?」
「V4058ほ、W45EF3本当ですか?」
「うん。もちろんだよ」
「V4059やった! W45Eo約束ですよ先輩」
「うん。約束」
「V4060嬉しいです……」
(そういえば教室に迎えに来て欲しいって/紗江ちゃんが言ってたな……)
(……そこまで言われたら、迎えに行きたく/なっちゃうよなぁ……)
(よし、行ってみるか)
(美也は……。うん、見当たらない。/いいぞ!)
(えーっと紗江ちゃんは……。/あ、いた)
「紗江ちゃん」
「V4061え? あ! 先輩!」
「V4062どうしたんですか?/W45EF4もしかして美也ちゃんに用事ですか?」
「あ、違うんだ」
「V4063え? W45EF7それでは……」
「えーっと、一緒に帰れればと思って/紗江ちゃんを迎えに来たんだ」
「V4064ほ、W45EF3本当ですか?」
「うん。……ほら、教室まで迎えに来て/欲しいって言ってたから」
「V4065え!?/W45EFe9m4お、覚えていてFm3くれたんですか?」
「もちろんだよ」
「V4066先輩……W45Ecありがとうございます……。/W45EoF3私嬉しいです」
「ははは、喜んで貰えてよかったよ」
「あ、それでなんだけど、/今日は一緒に帰れる?」
「V4067あ、EFe2m3はい! Ecもちろんです」
「V4068すぐに準備するので待ってて下さい」
「そんなに慌てなくても大丈夫だよ」
「V4069あ、EFe9m3ありがとうございます。/それではちょっと行ってきます」
「うん」
……こうして、紗江ちゃんと一緒に帰る事にした。
「V4070あ、あのNm先輩」
「うん? どうかしたの?」
「V4071実は先輩と一緒に行きたいお店が/あるんですけど……」
「あ、そうなんだ。別にいいよ?」
「V4072本当ですか? ありがとうございます」
「それじゃあ早速行こうか……。/えーっとどう行けばいいのかな?」
「V4073えーっと、私に付いてきて貰えますか?」
「それじゃあよろしく」
「V4074先輩、このお店です」
「え? ここは何のお店なの?」
「V4075カフェだと思います」
「そうなんだ……。まあとにかく/入ってみようか」
「V4076うわぁ、W45Ec可愛いお店ですね」
「うん、本当にそうだね」
(というか女の子ばかりで/若干居辛いんだけど……)
「V4077店員さんの衣装も可愛いですねぇ」
「そうだね……あれ? 中多さんも/初めてだったの?」
「V4078あ、W45EF3はい。そうなんです」
「え? じゃあどうして/このお店に来ようと思ったの?」
「V4079その……W45EF6実は……。W45EF9前の学校にいる時に、/このお店の噂を聞いた事があって」
「お店の噂? それってどんなの?」
「V4080はい……W45EFe7ここのメニューにあるパフェを/一緒に食べたカップルは……W45EFe6その……」
「うん。カップルはどうなるの?」
「V4081ずっと……W45Ec仲良くいられるって……」
「あ、な、なるほど……」
「V4082そ、それで……W45EFe9もしよければ……。/W45EFe6一緒に……」
(紗江ちゃん……本当に一生懸命だ……)
「いいよ。一緒に食べようよ」
「V4083ほ、W45EFe2m3本当ですかっ!/あ、W45Ecありがとうございます!」
「ははは、まったくオーバーだなぁ……」
「V4084だ、W45EF3だって……W45EFe6私嬉しくて……」
「紗江ちゃん……」
「V4085先輩……W45Eo本当にありがとうございます」
「で、ど、どれを食べるのかな?」
「V4086あ、W45EFe2m3そうですね! W45Ec今買ってきます。/W45Eo先輩は席で待ってて下さい」
「あ、紗江ちゃん……」
(……いい子だよな本当に)
(……僕にはちょっと勿体無いくらいだ)
……こうして紗江ちゃんと二人でパフェを食べた。
紗江ちゃんはずっとにこにこしていた。
その笑顔を見ていると、/こっちまで嬉しくなってくる気がする……。
(紗江ちゃんに会いに行こうかな……。/少し会い過ぎか……)
(いやいや、会い過ぎってことはないよな。/むしろ当然な事だよ。うん……)
(よし、行っちゃおう……)
(えーっといるかなぁ)
(……いないかな?)
女子A
「ねえねえ、最近中多さんと/よく一緒にいる先輩達の事知ってる?」
女子B
「あ、知ってる知ってる」
(う……それってもしかして僕のことか?)
「もしかして付き合ってるのかな?」
「ええー。それはないでしょ?」
(え? な、なんで!?)
「やっぱり?」
「うん。だってねえ、つりあわないでしょ」
(……まずい。聞かない方が良さそうだ)
「中多さん、結構可愛いじゃん?」
「うんうん。確かにね」
(……)
「スタイル良くておとなしいしさ」
「あー、そういうの男子好きそうだもんね」
(……なんだよ。関係ないだろ)
「V0502お兄ちゃん?」
「え!?」
「V0503何してるの?」
「お、おお……いやちょっとな……」
「V0504美也に用事?」
「あ、いや……ちょっと通りがかっただけ/だから……。じゃあな」
「V0505あ、W45EFe9お、お兄ちゃん?」
(……落ち着け落ち着け)
(僕のことだって決まった訳じゃない)
(……いや、僕のことだよな……多分)
(……うう、気分が悪い)
(……教室に帰ろう)
……こうして、ちょっと嫌な噂話を聞いた。
そうか……つりあい取れてないか。
(うわぁ……そうだ、高橋先生にプリントを/出さないといけないんだった……)
(……しょうがない、さっさと済まそう)
(う〜ん……職員室にはいない)
(もしかしたら3年生の教室かな?)
(行ってみるか)
(えーっと……いるかなぁ……)
(失礼しまーす……)
男子A
「おかしいだろう! 何故あれほどの逸材が/あんな平凡な男と……」
男子B
「うむ。中多さんらしからぬ」
(え? 中多さん?)
「もったいなさすぎるだろう……」
「ああ、もったいない……」
男子C
「胸も大きいし……」
(な、中多さんの噂話か?)
「これは説得の強化が必要じゃないかね」
「うむ。そうしてみよう」
「独り占めは良くないと思う……」
(……どうするつもりなんだ?/このまま黙ってていいのか?)
「V0138どうしたのNm君?」
「え?」
「V01393年生の教室に何か用なの?」
「あ……実は先生を捜していたんです」
「V0140あら、EF3そうだったの? Ec何かしら?」
「あの……プリントを持ってきました」
「V0141あ。Nm君まだ出してなかったのね」
「はい、すみませんでした」
「V0142そうね、これからは気を付けてね」
「はい……」
「V0143あら? W45EF9ちょっと顔色が悪いわね」
「え……あ、大丈夫です。失礼します」
「V0144あ、SNm君!」
(……紗江ちゃんもてるんだな)
(……僕とじゃつりあってないのかも)
(……気分が悪い、もう帰ろう)
……こうして、ちょっと嫌な噂話を聞いた。
……紗江ちゃん。僕でいいのかな。
Ti0n4ski_ev02C
(ふぅ〜……。すっきりしないな……)
(ちょっと外の空気でも吸いに行こう)
(彼女か……)
(僕の彼女……年下で、優しくて……)
(一生懸命で……ちょっと傷つきやすくて)
(釣り合いが取れてない……らしい)
(やっぱ、そうなのかな……。はぁ……)
(ふぅ……。風が冷たいな……)
「V4087せ〜んぱい」
「えっ?」
「V4088えへへ。何してるんですか?」
「あ、中多さん……じゃなくて紗江ちゃん」
「V4089は、EFe6m3はい……」
「……」
「V4090ふふっ、W45Eoまだ慣れないせいか、/W45EFe9ちょっとだけ照れちゃいますね」
「えっ? じゃあやっぱりやめようか?」
「V4091だ、Fm6駄目です! EFe9m4それはFm6駄目です」
「そ、そう……」
(……まいったな、何を話せばいいんだ)
「V4092あっ、EFe3そういえばFm3先輩。/美也ちゃんから聞いたんですけど……」
「う、うん……」
「V4093先輩のお部屋に/プラネタリウムがあるんですよね?」
「ええっ!」
「V4094先輩の手作りだって、/EFe9美也ちゃんが言ってました」
(み、美也のやつ……余計なことを……)
「V4095……星がお好きなんですか?」
「う、うーん。まあそうだね」
「V4096……素敵ですね」
「V4097実は、私もEoFe9星を見るのが好きなんです」
「V4098今はちょっとWv90寒いですけど、/Wv185EF3ベランダに出てよく星を見てるんです」
「そ、そうなんだ……」
「V4099今度、一緒に星を見れたらEcFe2いいですね」
(くそっ、よりによって押入れの事を……。/美也のやつ……)
「V4100先輩?」
「えっ!?」
「V4101……もしかして、/私お邪魔しちゃいましたか?」
「い、いや! そんな事ないよ」
「V4102そうですか……」
「V4103そ、それでは私そろそろ行きます」
「あ、うん……」
「あ! さ、紗江ちゃん」
「V4104はい! なんですか先輩」
「その……美也に僕たちの事って話した?」
「V4105あ……W45EF6その……W45EHなかなか言い出せなくて、/W45Ecまだなんです」
「そっか……」
「V4106な、W45なんでFm3ですか?」
「あのさ……僕たちのこと、/しばらく美也には言わないで欲しいんだ」
「V4107え……」
「あ、いや……その、/なんかからかわれそうでさ」
「V4108そ、そうですか……」
「変な事頼んでごめんね」
「V4109い、いえ……EF6わかりました」
「あ、ありがとう……」
「V4110はい……。それではEc失礼します」
(紗江ちゃん……)
(……まったく煮え切らない男だよな)
(ごめんね紗江ちゃん)
(さーて、梅原に借りた/お宝本でも見ようかな……)
(気分転換にはお宝本が一番だ! うん)
(……いざ出発だ。僕たちの桃源郷へ!)
「V0506にぃに〜。入るよ〜」
「み、美也かっ!? ちょっとまて……」
「V0507え〜……」
(なんてタイミングだよ……)
「V0508もういい〜? いいよね〜。/入るよ〜」
(間に合った……)
「V0509何してたのにぃに?」
「べ、別に何もしてないよ?」
「V0510……ならすぐに入っても良かったじゃん」
「あ、ああ、何も問題ないさ」
「V0511……ふぅん」
(う、疑われている……)
「V0512まあEcF4いいや。EoFe3それよりもさ」
(ほっ……)
「V0513にぃに、Fm1紗江ちゃんにFm6何かしたの?」
「えっ!? さ、紗江ちゃんに?」
「V0514えっ?」
「V0515……にぃに、EFe8いつから紗江ちゃんって/呼ぶようになったの?」
「いや……それは……」
「お、お前が呼ぶからつられたんだよ!」
「V0516……ふぅEhFe8ん」
(く、苦しいか?)
「V0517まあいいや。EFe8それでね、Fm6今日の授業中!/EFe9m4もうびっくりしちゃったんFm6だから」
「……何がだよ?」
「V0518最近ね、紗江ちゃん居眠りが多いの」
「ふぅん……成長期なんじゃないか?」
「V0519茶化さないの!」
「はいはい……それで?」
「V0520今日もEFe7数学の授業で/EFe3グッスリだったんだけど……。/EFe9m6もうびっくりしちゃった」
「だから何がびっくりなんだよ?」
「V2051Fm4おほん……」
「V0521アア……ダメ……」
「は?」
「V0522ダメ……EF9ダメFm6デス……」
「おい、美也? どこか具合でも……」
「V0523Nm先輩Fm1Wv140LdMoダメーーーーFm6Mc!Le」
「……」
「V0524……EcはぁWv84Fm6はぁWv168」
「美也、早く寝たほうがいいぞ。/疲れてるんだろ? 夜更かしは……」
「V0525ちがうの! Fm6紗江ちゃんがそう言ったの」
「紗江ちゃんがそんな事言う訳ないだろ?/嘘をつくならもう少し……」
「V0526寝言!」
「寝言? 紗江ちゃんが?」
「V0527うん……。Fm4授業中にいきなりだよ」
「V0528もう、クラス中大騒ぎ。/EoFe9m4紗江ちゃんもみゃーもすっごく/恥ずかしかったんだから」
「み、美也は関係ないだろ……」
「V0529何言ってるの! EFe8みゃーたちの苗字を/叫んだんだよ? EFe9m4すっごく色っぽく……」
「あ、そうか……」
「V0530……」
「V0531……にぃに、EcW6Eh何したの?」
「ぼ、僕は何もしてないぞ!」
「V0532……ほんとにぃ? Fm4じゃあなんで/紗江ちゃんはにぃにの夢を見たの?」
「そ、それは……」
「V0533……」
(やっぱり美也には言えないよ……)
「わ、わからないよ……」
「V0534……」
(く、苦しすぎるか?)
「V0535エッチな事とかしたんじゃないの?」
「し、してない!!」
「V0536じゃあみゃーに隠れていじめたんでしょ」
「いじめてなんかいない!」
「V0537……あやしい」
「あ、怪しくなんかない!/ほ、ほら! もうこんな時間だ!/宿題やるから出てってくれ」
「V0538まだ話は終わってないよ」
「Wv0いいから!Wv80 Wv120ほら!Wv150」
「V0539あ、Wv30ちょ、Wv55EFe8ちょっとWv90にぃに!」
「V0540もーーー! バカにぃに!!」
(……)
(……行ったか)
(……それにしても紗江ちゃん。/いったいどんな夢を見てたんだろう)
(……ダメーか)
(ふ、深く考えるのは止めておこう)
(……『Nm先輩駄目』か、/もしかして紗江ちゃんは僕と付き合った/事を後悔してるのかな)
(……そうなのかな)
(……)
(って、そんな事を考えてたら/いつのまにか1年生の教室に来てるし)
(なんなんだ僕は……)
「V4111Nm先輩?」
「え?」
「V4112先輩!」
「あ、紗江ちゃん……」
「V4113も、もしかして……。/W45EF3私に会いにきて下さったんですか?」
「あ、うん……」
「V4114あ……」
「さ、紗江ちゃん?」
「……」
「え、ええと……」
「V4115あっ、ごめんなさい。/B0それで私にEF3何の御用ですか?」
「その、美也から聞いたんだけど……。/最近寝不足なの?」
「V4116え?」
「なんだか授業中に寝言を……」
「V4117あっ、W45EF6そ、それはその……」
「もしかして何か悩みでもあるのかな?」
「V4118え?」
「あ、なんだか僕の名前を言ってたって/聞いたから……」
「V4119そ、それは……P3F9W45その……P2F9W45あの……」
「あ、言いたくなければ別にいいんだ」
「V4120夜……ベッドで……。/W45EF7先輩のことを考えると……、眠れなくて」
「V4121それで寝不足で授業中に居眠りを……」
「そ、そうなんだ……」
「悪夢でも見ちゃったのかな?」
「V4122……悪夢じゃFm7ないんですけど」
「V4123こ、この間は……先輩が……その」
「その?」
「V4124わ、私に、P2キ、キ、キ……スを……」
「キ、キ、キスを……」
「V4125それで……Fm4その……」
「V4126ごめんなさEoい!」
「V4127私……嬉しくてはしゃいじゃってて……」
「あ、いや……そんな事は……」
「V4128……こんな子、嫌ですよね?」
「さ、紗江ちゃん……」
「V4129……ごめんなさい。Fm6嫌わないで下さい」
(紗江ちゃん……)
「いや、大丈夫だよ。うん、大丈夫」
「V4131ほ、ほんとですか?」
「うん……。/こっちこそ変な事聞いてごめんね」
「V4132そんなことないです!」
「V4133変な事でも何でも言って下さい。/私、頑張ります」
「はは、ありがとう」
……こうして、紗江ちゃんと話をした。
(……なんかすっきりしない。/今日はもう帰ろう)
(帰って押入れにでも入ろう……)
(……理由は、わかってるんだよなぁ)
(彼女のひたむきさに比べて……。/僕は……)
(中多……いや、紗江ちゃんと、/これからどうすればいいんだろう)
「V4134先輩」
「え?」
「あ、紗江ちゃん……」
「V4135すみません……。今お時間ありますか?」
「え? ああ……うん。もちろん……。/何か用事かな?」
「V4136……少し、W45Eoお話できませんか?」
「ここじゃまずいのかな?」
「V4137できれば……」
「V4138いってみたい場所があるんです。/EFe9いいですか?」
「どこ?」
「V4139先輩の家の近所に公園があるって、/美也ちゃんから聞いたんですけど……」
「あぁ、あそこの公園のことかな?」
「V4140はい。そこだと思います」
「それじゃいってみようか……」
移動中の紗江ちゃんは、驚くくらい静かで、/僕は居心地の悪さを感じていた……。
まさか……。/もう、ふられたりするのか?
……そんなことないよな。/だって紗江ちゃんが好きっていったんだし。
でも……。
……結局ほとんど無言のまま公園まで歩いた。
「日が短くなったね」
「V4141そう、EcF6ですね……」
「……」
(な、なんだこの空気……。/ま、まさかやっぱり……)
「V4142先輩……」
「は、はい」
(や、やっぱりふられるのか……。/そんな……いやだ……)
「V4143先輩……。/後悔してないですか?」
「V4144私と、その、付き合ったこと……」
「え? な、なんで……?」
「V4146先輩。私と、付き合い始めてから、/ちょっと変です……」
「そ、それは……」
「V4147私が、強引に迫っちゃったから……。/先輩断れなくて……」
「い、いや、そんなことはないよ」
「V4148でも、EcW4Eh最近先輩元気ありません……」
「そ、そうかな?」
「V4149それにあまり笑わなくなりました……」
「あ……」
(やっぱり……わかっちゃうか……)
「V4150……下さい」
「V4151何かあるなら言って下さい。/私、頑張ります。/精一杯先輩に尽くします!」
「V4152先輩が好きなんです!/W45EF6すごく、W45Eoすごく好きなんです……」
「紗江ちゃん……」
(なんてことだ……。/紗江ちゃんも不安だったんだ……)
(それなのに……。/僕は自分のことばかり考えて……)
「V4153……くすん」
「……ごめん紗江ちゃん」
「実は……。/なんていうのか自信がなくて……」
「V4154自信……ですか?」
「自分でもわからないんだ……。/その、紗江ちゃんみたいな可愛い子が、/なんで僕を好きになってくれたのか……」
「V4155そんなこと……」
「いや、やっぱり、すごく気になってね。/不安だったんだ」
「いや、今も不安、かな……」
「V4156先輩……」
「……格好悪いよね。/年上なのにうじうじしてて」
「……だから、その、遠慮なく言ってね」
「V4157……何をですか?」
「……嫌いになったら」
「V4158そ、そんなことありません!/W45EF6そんな……」
「V4159……私、Fm3先輩が好きです」
「V4160変な事聞いちゃってごめんなさい」
「い、いや……」
「V4161でも嬉しかったです……」
「え? な、なんで?」
「V4162Nm先輩に嫌われてた訳じゃないって、/EFe6それがわかっただけでも……」
「V4163……帰りましょうか」
「う、うん……」
……と、紗江ちゃんと話をした。
(……寒いな)
(……とりあえず入っておくかな)
(ふぅ……)
(紗江ちゃん……)
(……すごくいい子だよなぁ)
(僕の事、すごく好きみたいだし……)
(……なんでだろう?)
(だって、僕は……)
(……あの日は寒かったな)
(一人で舞い上がって……。/結局風邪まで引いちゃって……)
(……)
(結局何も変われてないよな……)
(ふぅ……)
(空はこんなにも晴れやかだ……)
(それなのに僕は……)
(なんなんだろうなぁ……)
「V0890Nm」
「え?」
「V0891Nm、何ぼーっとしてんだよ。/W45EFe9老け込むには早すぎるんじゃないのか?」
「梅原か……何か用か」
「V0892んにゃ、別に」
「それなら放っておいてくれ。/一人で考えたいことがあるんだ」
「V0893そういう訳にはいかないんだなこれが。/俺には用事がなくても、可愛らしい/下級生が廊下で待ってるからな」
「え? 僕を?」
「V0894そういうこった。早く行ってやんな」
「あ、ああ……」
「V4164あ、Nm先輩!」
「紗江ちゃん。僕に用事?」
「V4165あ、その……EFe6こ、Fm3これを……」
「これって漫画かな?」
「V4166はい」
「えっ? どうして急に漫画を……」
「V4167その……私、W45EF6気分転換に/よく漫画を読むので……」
「V4168先輩も気分転換できれば……」
「V4169あ! W45EF6そ、その漫画……。/すごく面白いので……あの……」
(紗江ちゃん……)
「V4170あ! W45EFe9m6一応美也ちゃんから先輩が/持ってる本は聞いたので……」
「V4171多分大丈夫だと……」
「ありがとう、紗江ちゃん」
「V4172い、いえ! W45EF6私……。/こんな事しかできませんけど……。/先輩に元気になって欲しいので」
「V4173そ、それでは失礼しますっ!」
「あ、紗江ちゃん……」
(……本当に有り難う。紗江ちゃん)
……こうして紗江ちゃんから漫画を借りた。
紗江ちゃんから借りた漫画は、/すごく読みやすくて面白かった。
……う、続きが読みたいかも。
(もうすぐクリスマスだよな……)
(紗江ちゃん……)
(紗江ちゃんと過ごすクリスマスか……。/きっと色々気を遣ってくれるんだろうな)
(クリスマスかぁ……)
(結局、振られたって事だよな……)
(……なんでなんだろう、何が悪かったんだろう)
(なんで約束はしたのに来なかったんだろう……)
(どうして……)
(あれからもう2年たつんだよな……)
(今度こそ……好きな人と一緒に/クリスマスを過ごしたい)
(紗江ちゃんを喜ばせて……。それで……)
(……ど、どこに誘えばいいんだろう)
(……)
(……これは中々難しいぞ)
(まだちょっと時間もあるし、/色々考えてみるか……)
(色々悩んでみたものの……、中々いい/アイディアが出てこない……)
(誰かに相談してみるか……)
(……梅原だな。やっぱこういうのは/男同士で話すのが一番だろう)
(えーっと梅原は……あ、いた)
「なあ、梅原。ちょっといいか?」
「V0895おう大将、W45Eoどうした? 新しいお宝本でも/入荷したのか?」
「違うよ」
「V0896そんじゃなんだ? W45EFe9m3ゲームセンターにでも/行こうってか?」
「いや、そうじゃない……」
「V0897……どうかしたのか?」
「その……変な話なんだけど……」
「V0898おいおい、W45EoFm3今更俺たちの間に変な話なんて/ないだろ?」
「そっか……そうだよな……」
「V0899ちょっと場所変えるか?」
「あ、ああ頼む……」
「V0900うお……。W45EFe6m3寒くなってきたなぁ」
「……」
「V0901で、どうしたい?」
「あ、あのさ……」
「クリスマスなんだけど……」
「V0902おおっ!? W45EF2Ecなんだよ、W45EoF3もしかしてもう/誰かと約束したのか?」
「あ、いや、それはまだなんだけど」
「V0903なんだ、まだなのか……」
「そういう梅原はどうなんだよ」
「V0904う〜ん、W45EFe9m3まあぼちぼちって感じだな」
「そっか……」
「V0905んで? W45Eoクリスマスがどうした?」
「ああ、その……、どうすればいいんだ?」
「V0906どうって……。W45EF9な、何がだよ……」
「いや、どういう風に過ごせばいいのか、/全然思いつかなくてさ……」
「V0907おいおい頼むぜ、W45Eo大将」
「え?」
「V0908彼女いない歴17年の俺にそんな事/聞かれてもよ……」
「う……そうかすまん……」
「V0909まあ……W45Eoそんな訳だから、W45EF2真っ向勝負が/いいんじゃねえかな?」
「真っ向勝負?」
「V0910俺たちが無い知恵絞って、背伸びしたと/してもさ……」
「V0911どっかでボロが出ちゃうんじゃねえかな」
「なるほど……」
「V0912だからさ変に格好つけずに、Nmらしく/振舞うのが一番なんじゃねえかな?」
「僕らしくか……」
「V0913俺たちが夜景のキレイなレストランで、/舌を噛みそうな名前の料理とか食って、/上手いこと盛り上げられると思うか?」
「……無理だな」
「V0914だろ? だったらいつものNmらしく/して一緒に過ごすのがいいんじゃねえか」
「確かに……」
「V0915上手くいけそうか?」
「いや、まったく自信がない」
「V0916そっか……W45Eoまあ自信がないのは/俺も一緒だ」
「そうなのか?」
「V0917ああ……」
「V0918まあ、W45Eo男は度胸、女は愛きょうの精神で/どがんとぶつかってみるさ」
「ははは、梅原らしいな」
「V0919っと、W45EoFe9m3屋上で青春してたら休み時間が/終わっちまったな」
「まったくだ、急いでもどるか」
……こうして、梅原とクリスマスについて話した。
具体的なアドバイスじゃなかったけど、/梅原と話をしたら少しだけ気が楽になれた。
(色々悩んでみたものの……、中々いい/アイディアが出てこない……)
(誰かに相談してみるか……)
(……美也だな。他の人にはちょっと相談/しづらいしな。肉親万歳だ)
(よし……紗江ちゃんに見つからないように/教室に行ってみよう)
(さて……美也はいるかな……)
(えーっと……)
「V0541むむ! 覗き魔だ!」
「え?」
「おお、ナイスタイミングだ美也」
「V0542ん、ナイスタイミング? EFe9覗きの?」
「違う! ……ちょっと話があるんだけど」
「V0543いいけど……何?」
「あ、あのさ……女の子ってどういう/クリスマスがいいんだ?」
「V0544ふぇ?」
「ほ、ほら、どこに連れて行けば喜ぶとか」
「V0545焼肉Fm3かなぁ……」
「は?」
「V0546焼肉! Ec上カルビとかがすごくいいと/思うよ」
「それって美也がいいと思うって事だろ?」
「V0547むむっ! Fm4美也だって女の子だもん」
「いや、そりゃそうだけどさ……」
「V0548美也は焼肉がいいな〜。/Wv135Ecやっきにく♪ Wv225やっきにく♪」
(美也に聞いたのがまずかったか?)
「や、焼き肉はわかったから、もうちょっと/他にないか?」
「V0549他ねぇ……」
「V0550コートをプレゼントして欲しい!」
「コートって高すぎだろ……」
「V0551だからいいんだよFm3お兄ちゃん」
「さすがに買えないって……」
「V0552美也はね、EFe7赤いコートがFm4欲しいな。EF3/ダッフルEcF2コート」
「それも美也が欲しいやつだろう……」
「V0553ダッフルダッフルー♪」
(完全に人選ミスだったな……)
「V0554っていうかさお兄ちゃん」
「おおっ? 何かあるか?」
「V0555クリスマス、誰かと過ごすの?」
「V0556お家でお父さんとお母さんと……/Fm6美也と過ごさないの?」
「あ……いや……」
「V0557……つまんない」
「つ、つまんないって言うか……」
「V0558誰と過ごすの?」
(しまった……これはまずい……)
「V0559誰?」
「誰っていうか、ただちょっと聞きたかった/だけだし……」
「V0560嘘だっ!!」
「ほ、本当だって……」
「V0561嘘ついてる。Fm9美也、お兄ちゃんの顔/見ればわかるんだから」
(まずい……脱出だ)
「あーっ!! しまったー!!/急用を思い出したぞ」
「V0562え?」
「それじゃあな!」
「V0563あっ! Fe8m6P6W45逃げるEcなーっ!」
「V0564馬鹿にぃにっ!!」
(学校でにぃにと呼ぶな……)
……こうして、美也とクリスマスについて話した。
まったく何の役にも立たなかった……。/聞いた相手が悪かったなぁ。
(色々悩んでみたものの……、中々いい/アイディアが出てこない……)
(誰かに相談してみるか……)
(……そうだ! 高橋先生に聞いてみよう。/こういう時は大人の女性のアドバイスが/きっといいはずだ)
(それじゃあ早速職員室に行くか)
(う……ここまで来てなんだけど、/職員室で話をするのはちょっと厳しいな)
(どうしよう……)
「V0145Nm君、職員室に用事?」
「あっ、高橋先生。ちょうど良かったです」
「V0146どうかしたの?」
「あ……えーっと……」
「V0147何かあったの? W45EcF3あ、W45EoF3もしかして先週の/課題を持ってきたの?」
「え? か、課題?」
「V0148違うの? W45EF9……もう、出してないの、/Nm君と梅原君だけよ」
(う、や、やぶへびだ……)
「V0149冬休みが近いからって少したるんでるん/じゃないの?」
(こ、これはまずい……)
「V0150期末テストも近いんだから、/EFe8しっかり勉強しておかないと……」
「せ、先生!」
「V0151な、Fm9なに?」
「か、課題はちゃんとやります。でもその前/に是非教えて欲しい事があるんです……」
「V0152教えて欲しいこと……W45EFe9m3何?」
「そ、その……ク、クリスマスはどうすれば/いいんでしょう?」
「V0153え? W45EF9クリスマス?」
「女の子が喜ぶクリスマスって、どういうの/がいいのか、知りたくて……」
「V0154……」
「V0155ふぅ……W45EoNm君」
「は、はい……」
「V0156課題はちゃんとやるのよ?」
「も、もちろんです」
「V0157……まったく、W45Eoこんな事聞いてきた生徒は/Nm君が初めてよ」
「す、すみません……」
「V0158クリスマスFm7ねぇ……」
「はい……」
「V0348……」
「V0159一般的かどうかはわからないけど、/やっぱりEcドキドキさせて欲しいかな」
「ドキドキですか?」
「V0160あとは、W45EF3意外性のある事をしてくれると/すごく嬉しいかも」
「意外性……」
「V0161ふふっ、/W45EoFe9Nm君にはちょっと難し過ぎたかな?」
(まいったなぁ……さっぱりわからない)
「V0162くすっ……」
「V0163あまり難しく考える事はないの」
「え?」
「V0164女の子はね、好きな人が自分の事を/ちゃんと考えてくれてる、ってわかれば/それで大丈夫なのよ」
「相手の事を考える……ですか?」
「V0165Nm君が相手の事をちゃんと考えてあげ/て、EFe9精一杯それを伝えればきっとEcFe2大丈夫」
「考えて……伝える……」
「V0166自分のために色々考えて行動してくれて/いるっていうのが大事なんだと思うわ」
「なるほど……」
「V0167お役にたてたかEcな?」
「あ、ありがとうございます」
「V0168ふふっ、W45Eoあくまで私の意見だから」
「V0169はい、W45EoF1クリスマスのお話はここまで」
「V0170もうこんな時間よ。W45EFe3早く帰りなさい。/W45EF3課題をやるんでしょ?W45Ec くすっ」
「あっ、は、はい……」
「V0171……頑張りなさい」
「V0172それじゃあね」
「あ……」
(先生……貴重なご意見ありがとう/ございます)
(それにしても……)
(今日の先生はいつもよりも優しかったな。/何故だろうか……)
……こうして、先生とクリスマスについて話した。
女性の意見を聞けて、少しだけ気が楽になったな。
(……紗江ちゃん)
(……)
(いい子だよな、本当に……)
(このままじゃ……駄目だよな……)
「V0920よっ」
「えっ?」
「梅原か……」
「V0921Nmに空を眺める趣味があるとは、/長い付き合いだけど知らなかったよ」
「いつからいたんだよ……」
「V092210分くらい前かな?」
「そっか……」
「V0923なあNm。ちょっと聞いてもいいか?」
「なんだよ改まって……」
「V09241ヶ月くらい前にさ、/『今年は頑張ろうぜ』って話、したよな」
「え……」
「V0925それっぽいクリスマスを、ってやつだよ」
「あ、ああ……覚えてるよ」
「V0926Nmはどうなんだ?」
「え……。ど、どうって言われても……」
「V0927悩むのはいい……W45Ecでもな」
「V0928どういう結論を出すにしても、W45EFe9結局は/Nmにしか決められないんだ……」
「僕にしか……」
「V0929もう、W45EoF3十分考えたんじゃねえのか?/W45EFe9そろそろ結論出しても/いいんじゃねえのか?」
「梅原……」
「V0930とにかく、W45EoFe9m3あんなに可愛らしい子に/心配かけるのはよくねーと俺は思うな」
「え?」
「V0931一通り考えたら、あとはドーンと/行ってみるのも悪くねえと思うぜ?/W45Ec男は度胸ってな。じゃあな」
「お、おい!」
「V4174あ……」
「あ……中多さん……」
「V4175あ、その……W45EFe9m3偶然ですね……」
「ずっといたの?」
「V4176い、いえ……EFe9m3そんなことは……」
「……紗江ちゃん」
「V4177先輩がずっと空を見てて。/なんだかとても寂しそうで……。/それで、つい……」
「V4178ごめんなさい……」
「何で謝るの?」
「V4179だって……。先輩、/一人でいたいのかな、って……」
「……」
「V4180せ、W45EFe6m9先輩?」
「すっかり冷えちゃってるね」
「V4181あ……」
「V4182先輩の手……温かい……」
「……中に入ろうか?」
「V4183あ、W45Ecはい……」
……梅原に言われて改めて思った。
結局、僕は前に/踏み出せてなかったんじゃないかって……。
色々言い訳して、理由をつけて……。
それはもうやめよう。
後悔しないよう、ちゃんと前を向こう。
Ti0n4ski_ev06B
Ti0n4ski_ev06C
Ti0n4ski_ev06D
???
「V4184だ〜れだ?」
(う……誰だろう?)
・絢辻さんでしょ?
・梨穂子だな?
・薫か?
・中多さんかな?
・七咲だろう?
・森島先輩ですよね?
「絢辻さん?」
「V4185あ……」
「V4186すみません……W45EcW4Eh私です」
「あ、さ、紗江ちゃん……」
「V4187先輩をちょっと驚かせたくて……」
「あ、そうだったんだ」
「V4188いきなり変な事しちゃって、/W45Ec本当にごめんなさい」
「あ、いやそれは大丈夫」
「V4189そうですか……W45Ec良かった……。/W45Eoそれでは失礼しますね」
「あ、さ、紗江ちゃん!」
(しまったなぁ……間違えちゃったよ……)
(紗江ちゃんごめんね……)
「梨穂子だな?」
「薫か?」
「中多さん?」
「V4190せ、先輩……」
「V4191すごいです!/W45Ecなんでわかったんですか?」
「ははは、それはわかるよ」
「V4192え? W45EF3なんでですか?」
「え? いやぁ……まあそれは、言葉では/上手く言えないけどさ」
(背が低いから目隠しの時に背中に/ちょっと触れてるんだもん……)
「V4193そういうものなんですか……」
「うん。何となくだけど/わかっちゃうんだよね」
「V4194……本当にすごいです」
「え?」
「V4195言葉には上手くできなくても……/W45Ecわかっている事って……」
「あ〜、うん、そうかもね」
「……」
「あ、あれ? どうかしたの?」
「V4196あ! W45EF7いえ……W45EFe6m3先輩って素敵だなって/思って……」
「い、いや……そんな事はないよ……」
「V4197いえ、W45Fm6そんな事あります」
「そ、そっかな?」
「V4198はい」
「ははは……あ、ありがとう」
「V4199あ、W45EF6でも先輩……」
「うん、どうしたの?」
「V4200中多さんって……」
「あっ! ご、ごめん!」
「V4201……ちょっとEFe9寂しかったです」
「その、慌ててたからちょっと……」
「V4202……ふふっ」
「V4203冗談Ecです。W45EoF3当ててくれただけでEcFe2満足です」
「そ、そっか……ははは、良かった」
「V4204そ、W45それでは失礼しますね」
「あ、うん」
(ま、まいったなぁ……)
(それにしても『だ〜れだ』だなんて/紗江ちゃんらしいと言うか……)
(無事当てられて良かった……)
「七咲?」
「森島先輩?」
ケ ン
「おいおい、聞いたぞNm!」
「い、いきなりなんだよ?」
「なんでも噂の転校生と二人っきりで/下校したらしいじゃねぇか!」
「噂の転校生?」
「ほら1年生でニーソックスの……」
「ああ、紗江ちゃんのことか」
「紗江ちゃん!? 紗江ちゃんだと!?」
「あ、ああ……何をそんな驚いてんだよ」
「年下の女の子を名前で呼ぶなんて……/お前だけズルイだろ!?」
「知らないよ、そんなこと!」
「しかも二人っきりで下校までする仲に/なっているなんて……」
(ここでお試しとはいえ付き合ってるって/言ったら、ケンのやつどうなるんだ……)
「くぅっ〜……なんて不公平なんだ!/お前にあんな可愛い子はもったいねぇ!」
「えっ……もったいない?」
女子A
女子B
「ねえねえ、最近中多さんと/よく一緒にいる先輩達の事知ってる?」
「あ、知ってる知ってる」
「もしかして付き合ってるのかな?」
「ええー。それはないでしょ?」
「やっぱり?」
「うん。だってねえ、つりあわないでしょ」
「ああいう可愛い子は、俺にこそ……」
「……」
「ん? どうしたNm?」
「僕、ちょっと風に吹かれてくるよ……」
「えっ……お、おい?」
「はぁ……」
(僕と紗江ちゃんがつりあわない……か)
(僕でもこれだけ落ち込むんだから、/もし紗江ちゃんが聞いたら……)
(紗江ちゃんには、こんな思いを/してほしくないな……)
(でも、いったいどうしたらいいんだ?)
(う〜ん……/例えば僕が紗江ちゃんの背後から、/ずっと耳を塞いでるのはどうだろう?)
(いや、でもトイレの中にまで/ついて行くわけにはいかないし……)
(そうだ! 紗江ちゃんが話を聞いて/しまう前に、先手を打って耐性を付けて/おけばいいんじゃないのか!?)
(変な噂話とかを聞いても、/鼻で笑っちゃうくらいになっていれば/きっと問題ないはずだよ!)
(よ〜し! そうと分かればさっそく/紗江ちゃんのところへ行こう!)
(また変な噂話が聞こえるかも/しれないし、教室にはあまり近寄りたく/ないんだよな……)
(都合よく廊下に紗江ちゃんが/いてくれればいいんだけど……)
「V5400あれ? Nm先輩」
「お?」
「V5401やっぱり……EF2どうかされたんですか?」
「おおっ、紗江ちゃん!/なんていいタイミングなんだ!」
「V5402そ、そうですか?」
「ああ、さすが紗江ちゃんだよ!」
「V5403そ、そんな……」
「実は紗江ちゃんにすごく大切な話が/あるんだけど……」
(教室の前だとまた誰かに見られて、/何を言われるかわからないよな……)
「よし、少し場所を変えよう」
「V5404え? あっ……わ、わかりました」
「それで紗江ちゃん、/さっそく本題に入るんだけど……」
「V5405……は、はい」
「実は今度、紗江ちゃんにドッキリを/仕掛けようと思うんだ」
「V5406え? ドッキリ……ですか?」
「うん、紗江ちゃんのために/どうしても必要なことなんだ」
「V5407な、なんで突然そんなことを……」
「そ、それは……僕と紗江ちゃんの仲に/嫉妬した人達が、何かよからぬことを/企んでるみたいなんだ!」
「V5408そ、そんな……/私達の仲に嫉妬だなんて……」
「それで、その嫉妬した人達が僕等に/いつ何をしてくるかわからないから、/その対策をしておこうと思ったんだよ」
「V5409な、なるほど……/W30EF8それがドッキリというわけですね」
「これで不意打ちされてもばっちりだよ!」
(『紗江ちゃんに相応しくない』っていう/噂話を聞いたとは、さすがに自分からは/言えないよな……)
「V5410……Nm先輩?/EFe6どうかしたんですか?」
「い、いや、なんでもないよ!」
「それじゃ……/いつ僕がドッキリを仕掛けるかは/内緒だから、油断しないようにね」
「V5411は、はい、頑張ります!」
こうして紗江ちゃんに、/ドッキリを仕掛けることになった。
紗江ちゃんがいったいどんな反応を/するのか今から楽しみだな。
(さて、次の授業の教科書を準備するかな)
/Ti0         ゴソゴソ……
「Ts3うおっ!?」
(び、びっくりした……/なんで僕の机の中に知らないお宝本が/入ってるんだ!?)
(すぐに気付いたからよかったけど、/教科書と間違えて机の上に出したら/大惨事になっていたじゃないか!)
(どうせ梅原あたりの仕業だろうけど、/なんて危険なことをしてくれるんだ……)
(危険物のこのお宝本は、僕がちゃんと/回収しておかないとな……)
(ふぅ……まったく驚かせやがって)
(ん? ……驚く?/そうか、これは使えるんじゃないのか!)
(よ〜し……/紗江ちゃんにしかけるドッキリは/これに決定だ!)
(昔、写真部に頼んで作ってもらった、/お宝本に載ってたグラビアと僕の/合成写真……こいつを使おう)
(焼きそばパン3個で作ってもらったけど、/輝日東の写真部はいい仕事をするよ)
(そんじょそこらとは腕が違うよなぁ……/この出来の写真なら、焼きそばパン4個/でも安いくらいだ!)
(これを紗江ちゃんの下駄箱に入れたら、/いったいどんな反応をするか……)
(よく見れば合成写真だってわかるし、/最初のドッキリにはぴったりだよな)
(パッと見ならカップルが並んでるように/見えるから、一瞬だけでも紗江ちゃんを/だませればそれで十分だよ)
(ずっと大事にしてきた写真だけど、/お試し期間とはいえ、彼女のできた/僕にはもう必要のないものだし……)
(ひ、必要ないよな……うん)
ケ ン
「悪いなケン、伝言なんか頼んだりして」
「ああ、別に気にすんなって。/1年生の可愛い子と話すチャンスだしな」
「それに……Nmには、/ちょいとヒドイことを言っちまったし」
「え?」
「Ts1その……お前にはもったいないとか……/Ts2そ、そんじゃさっそく行ってくるぞ!」
「あ、ああ、よろしく頼むよ!」
(……)
(それじゃ、僕はこの写真を/下駄箱に入れに行こう!)
(よし! さっきの写真を紗江ちゃんの/下駄箱に入れて……これで準備OKだ!)
(あとは、ケンから僕の伝言を聞いた/紗江ちゃんが来るのを隠れて待てば……)
(うおっ!? も、もう来たのか!?/急いで隠れないと!)
(運動場に来るよう伝えてもらったから、/きっと下駄箱を開けるはずだけど……)
/Ti0          ガチャッ
(よし、開けた!/さぁ、どんなリアクションをする!?)
「V5412……」
(……あれ? 写真を手に持ったまま/何も反応しないぞ?)
(まさか紗江ちゃんにとっては、/あんな写真痛くもかゆくもないのか?)
「V5413ぐすっ……ううっ……」
(ええっ!?/そんな……な、泣き始めちゃったよ!)
「V5414そんな……Nm先輩……」
(ま、まずい! 早くドッキリだって/教えてあげないと!)
(紗江ちゃんが傷つかないよう練習して/るのに、練習で紗江ちゃんを傷つけて/たら本末転倒じゃないか!)
「さ、紗江ちゃん! それは誤解なんだ!」
「V5415……ふぇっ?」
「ご、ごめん紗江ちゃん、/これはドッキリなんだよ!」
「V5416そ、そうだったんですか……」
「うん、驚かせちゃって本当にゴメンね」
「V5417わ、私こそ……W30Ecすみませんでした。/W45EoF6先輩のことを信じられなくて……」
「いや、僕も少し調子に乗ってたよ」
「V5418こうして落ち着いてから写真を見ると、/すぐに合成写真だってわかるのに……」
「あはははは、そうでしょ」
「V5419ふふっ、W30Eoこんなのに気付けないなんて/EFe6m3恥ずかしいです」
(ふぅ……/泣き出しちゃった時は焦ったけど、/また元気になってくれてよかったよ)
「V5420……でも、この写真の女性は/どなたなんですか?」
「V5421な、なんだかとってもセクシーな/ポーズをとられてますけど……」
「え、えっとそれは……」
(し、しまった!/この写真をなんて説明するか、/まったく考えていなかったよ!)
(お宝本からお気に入りのグラビアを/使ったなんてとても言えないし……)
「V5422あの……Nm先輩?」
「そ、それは……/お気に入りのデッサン本の写真なんだ!」
「V5423お気に入りのデッサン本?」
「そ、そうなんだよ! 時々無性に/芸術家の血が騒ぎ出す時があってさ」
「V5424あっ、W30EF3それでいつでも、/デッサンできるように……」
「そうっ! そのためなんだよね!」
「V5425そうなんですか……/W30EFe3m2いつか先輩の絵を見てみたいです」
「い、いつかね、あははは……」
(ふぅ……紗江ちゃんが素直な子で、/本当によかったよ)
「じゃ、じゃあ……/今回のドッキリはここまでだけど、/次はもっとすごいのを用意しておくから」
「V5426ええっ!? W45EF6そ、そんな……」
「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ」
「今回ので方向性は分かったでしょ?/だからまた同じことがあったら、/すぐにドッキリだって気付けるよ」
「V5427そ、そうでしょうか……」
「大丈夫、次はドッキリを楽しむこと/だってできるさ」
「V5428ドッキリを……楽しむ?」
「うん。最初からドッキリだと知ってれば、/驚くどころかきっと笑っちゃうよ」
「V5429な、なるほど……EF3そうですね」
「でしょ? 心構えさえできてれば、/どんな状況でも楽しめると思うんだ」
「V5430は、EFe8m9はい! W30次こそは……/W30EF3きっとドッキリを楽しんでみせます!」
「うん、その意気だよ紗江ちゃん!」
こうして、紗江ちゃんへのドッキリは/見事に成功した。
泣いちゃったのは予想外だったけど、/これだけの経験をすればきっともう/大丈夫だろう。
さて、次はどんなドッキリをしかけて/紗江ちゃんを驚かせようかな。
(そろそろ紗江ちゃんに/次のドッキリをしかけないとなぁ)
(……でも、あれからなかなか/いい案が思い浮かばないんだよ)
(思わず叫んじゃうような、/何かインパクトのあるドッキリは/ないものかな……)
(まぁ、のんびり帰りながら考えるか。/さっさと靴を履き替えて……)
/Ti0          ガチャッ
「……え?」
(な、なんだこれ?/僕の下駄箱に写真が入ってるぞ)
(手紙が入ってるならわかるけど……/いったいなんの写真なんだ?)
/Ti0           ペラッ
「えっ……」
「Ts3えええええっ!?」
(さ、紗江ちゃんが知らない男子と/手をつないで歩いてる!?)
(しかも、すごく楽しそうな顔で……/こんな笑顔まだ見たことないよ!)
(そんな……紗江ちゃん……)
(なんでこんなことに……)
(いや、今まで散々紗江ちゃんを/不安にさせてきたんだ……)
(僕なんか……/愛想を尽かされて当然だよな)
(ははっ……それに……/この写真に写ってる男子……)
(顔は髪で隠れて見えないけど……/身長も紗江ちゃんと同じくらいで、/可愛らしいカップルじゃないか)
(僕なんかより……/ずっと紗江ちゃんにお似合いだよ)
(僕なんかより、ずっと……)
(さぁ、家へ帰ろう……/そして押入れで、ぐっすり眠ろう)
(紗江ちゃん……/どうか僕のことなんか忘れて、/幸せになっておくれ……)
/Ti0       Ti2ガスッ……ガスッ……
(ん? 変だな……/なんだか視界がぼやけて、上履きを/うまく下駄箱にしまえないよ……)
(外履きにも足を入れられないし……/僕はいったいどうしちゃったんだ?)
(いや、もうどうでもいいよ……/靴なんか履かなくても家には帰れるし)
「ぐすっ……ううっ……」
(あれ? おかしいな……/なんだか涙が出てきて……)
「うぐっ……ううっ……」
「うわぁぁぁ〜ん!!」
???
「V8000あっ!? お兄ちゃんが逃げた!」
「V5431ま、待ってください、先輩!」
(ええっ!?/な、なんで後ろから紗江ちゃんと美也が/追いかけて来るんだ!)
「V5432せ、先輩、誤解です〜!」
「V8001話を聞け〜! 馬鹿にぃにっ!」
「僕のことは放っておいてくれ〜!」
「V5433ち、違うんですセンパ〜〜イ!」
「え? つ、つまりどういうこと?」
「LdV8002Moだ〜W10McW8Moか〜W10McW8Moら、W30McLeFm6あの写真は美也と/紗江ちゃんの二人で撮った写真なの!」
「ええっ!?/じゃ、じゃあ、あの写真は嘘?」
「V5434は、W30Fm3はい……」
「そんな馬鹿な……/少しも合成したように見えなかったよ!」
「V8003だってEc合成してないもん」
「へ?」
「V5435あっ、W30EFe6m2写真自体は本物なんですけど、/内容に嘘があって……」
「V8004一緒に写ってる男子はEc美也なんだよ!」
「えっ……で、でもこの制服は!?」
「V8005男子から借りたに決まってるじゃん」
「V5436ふふっ、W30Eoよく似合ってたよね」
(そ、そうか……/確かに美也の体型なら、制服を変えれば/男女の区別がつかなくなるよな)
「V8006……なに?」
「い、いや、なんでもない」
「V5437こ、W30Ec今回はすみませんでした。/W60Eo私、W30Nm先輩がこんなに驚くなんて/思いもしなくて……」
「そ、そんな気にしないでよ!/僕も自分がドッキリを仕掛けられるとは/思ってなくて、油断しちゃってたから」
「V8007にししし、W30Eo本当に驚いてたもんねぇ〜」
「うぐっ……あれ?/そういえば、なんで美也がドッキリに?」
「V5438そ、W30そのW30前回のドッキリの時に、/W45EFe9先輩がくれた写真を美也ちゃんに/見付けられてしまって……」
「えっ!? あのお宝……/デッサン本の合成写真を!?」
「V5439いえ、W30EFe9その次の写真なんですけど……」
「へ? 次?」
(つ、次ってどういうことだ?/まだ僕は何もしてないぞ……)
「V8008こんな楽しい遊びを二人でしてるなら、/Fm6最初から美也も誘ってよね〜」
「V5440う、うん、W30EFe9ごめんね美也ちゃん」
(あっ、そっか……/付き合ってることは内緒にしてるから、/美也には遊びって言ってあるのか)
「V8009それにしても、W30今回のドッキリは/大成功だったねEc紗江ちゃん」
「V5441ふふっ、W30EoF3美也ちゃんのお陰だよ」
「V8010まさかにぃにの泣き顔まで/見られちゃうとは思わなかったよ」
「うぐっ……」
「V5442あっ……EF3Nm先輩の靴もちゃんと/持ってきましたよ」
「あっ!? ぼ、僕の靴……」
(そ、そうだ……/夢中になってて忘れていたけど、/僕は靴も履かずに飛び出したんだった)
「あ、ありがとう紗江ちゃん」
「V5443い、いえ、これくらい……」
(そうか……/下駄箱からの一部始終をずっと/覗かれていたのか……)
(まさかあんな恥ずかしい姿を、/二人に見られていたなんて……)
「V5444で、でも追いつけてよかったです。/W45EF6あのまま先輩が逃げてしまってたら……」
「ふっ……ふふっ……」
「V5445……え?」
「ハッハッハッハッハッ!/まったく、何を言ってるんだ二人とも」
「V8011な、何さ突然?」
「最後まで黙っていようと思っていたけど、/そこまで言われたら仕方ない……」
「僕は最初からこれがドッキリだと/気付いていたさ!」
「V5446……」
「LdV8012……Le」
「V5447そ、そうなんですか……」
「V8013……紗江ちゃん、その優しさは/お兄ちゃんが惨めになるだけだよ」
「んなっ!? み、惨めってなんだよ!」
「V8014じゃあ、W15Fm6どうやってドッキリだって/気付いたのさ〜」
「そ、それは……/写真に写っていた男子を見たときに/すぐピンときたのさ!」
「V5448男子って……美也ちゃんをですか?」
「いくら背の低い男子だとしても、/あれだけの幼児体型は美也以外に……」
「LdV8015…………Le」
「はっ!? ち、違うんだ美也!/い、今のは冗談で……」
「V8016このバカにぃに! 一生泣いてろ!」
「ぎゃあああああああああ!!」
こ、こうして……/3人で楽しく下校した。
それにしても、まさか僕がドッキリを/仕掛けられることになるなんて……
紗江ちゃんもなかなかやるなぁ。
……こうして紗江ちゃんと帰る事にした。
「V4250あ、あの先輩……」
「どうしたの紗江ちゃん?」
「V4251もし、良かったら連れて行って欲しい/場所があるんですけど」
「え? どこかな?」
「V4252商店街にあるFm3ゲームセンターに/行ってみたいんです」
「お、いいね」
「V4253いいですか?」
「もちろんだよ。それじゃあ行こうか」
「V4254はい!」
「V4255Nm先輩はどんなゲームを良く/やるんですか?」
「うーん、そうだなぁ……」
「色々やるんだけど最近は……」
・対戦格闘ゲーム
・リズムゲーム
・メダルゲーム
「対戦格闘ゲームかなぁ……」
「V4256うわぁ、すごいですね……」
「え? す、すごいかな?」
「V4257私も何度かやってみたことがあるんです/けど、W45EFe9m3下手っぴで……」
「へ〜、そうなんだ」
「V4258はい……。W45EF3だからすごいと思います」
「ははは、僕もそんなに上手くないけどね」
「リズムゲームかなぁ……」
「V4259リズムゲームって、ギターを弾いたり、/EFe3太鼓を叩いたりするFm3やつですか?」
「あ〜、そうだね、最近はそういう感じだ/よね」
「V4260先輩、EcFe2すごいです!」
「え? そ、そうかな……」
「V4261私も何度かやってみたことがあるんです/けど、W45EFe9m3リズムが上手くとれなくて……」
「V4262だから上手な人ってすごいと思います」
「メダルゲームかなぁ……」
「V4263うわぁ……W45EF3すごいですね」
「え? な、何が?」
「V4264私はあまりやった事がないですけど、/W45EF9m3大人の人が良くやってる気がするので」
「V4265すごく難しいのかなって思ってました」
「いや大丈夫。メダルを落としていくような/単純なのもあるよ」
「V4266そうなんですか」
「まあ、そんなにいっぱいやってる訳じゃ/ないけどね」
「よし、それじゃあ一緒に何かやろうか?」
「V4267そうですね! W45Eo何をやりましょうか?」
「そうだなぁ……」
「……」
「あ、このクイズゲームはどう?/二人で協力とか出来そうだし」
「V4268いいですね。すごく面白そう」
「よし、それじゃあやってみようか?」
「V4269はい!」
「へーーー『背水の陣大逆転』って言われて/るんだ……紗江ちゃん良く知ってるね」
「V4270ふふっ、この前見たばかりだったんです」
「お、次の問題だよ! 頑張ろう」
「V4271はい! クリア目指して頑張りましょう」
「くっそー。惜しかったね〜」
「V4272残念です……。W45EoFm3最後はひっかけでしたね」
「そうそう! あの出題はいやらしいね。/制限時間もちょっと短かったし」
「V4273……ふふっ、W45EoFe9良かった」
「え? 何が?」
「V4274あの……W45EF9その……」
「うん?」
「V4275先輩に喜んでもらえて良かったです……」
「え?」
「V4276あの……最近、Nm先輩ちょっと/元気がなかったみたいだったので」
(あ……そうか……)
「V4277あ! W45EF3先輩。さっきの問題に出てきた/ゲームってあれじゃないですか?」
「あ、本当だね」
「V4278やってみませんか?」
「そうだね、やってみようか」
「V4279それじゃあ行きましょう?」
「あ、うん……ありがとう紗江ちゃん」
「V4280え?」
「い、いや、なんでもない。さあ行こう」
「いやぁ、遊んだなぁ……」
「V4281楽しかったですね」
「うん……なんかありがとうね」
「V4282い、EF9いえ……Fm3私も楽しかったですから」
「そっか……」
「V4283はい……」
「V4284あ、EF3それではここで……」
「あ、うん……」
「V4285失礼します先輩」
「気を付けて」
……こうして、紗江ちゃんと/ゲームセンターで遊んだ。
年下の子に気遣ってもらうなんて……。
僕はまだまだ駄目だなぁ……。
……こうして紗江ちゃんと帰る事にした。
「V4289先輩。私行ってみたい/所があるんですけど……いいですか?」
「え? どこに行きたいの?」
「V4290えっと、W45EFe9m3駅前のお店にとても美味しい/メンチカツパンが売ってるって聞いた/んです……」
「あ、もしかして角のスーパーの/メンチカツパンのことかな?」
「V4291あ、W45EF3多分そうです!」
「V4292それをお土産に買って帰りたくて」
「なるほどね、確かにあそこのパンは/絶品だからなぁ……」
「V4293駄目ですか?」
「いやいや、駄目なことなんかないよ。/僕も食べたくなったし、一緒に行こう」
「V4294嬉しい! W45Ecありがとうございます先輩」
「ここだよ。この先で売ってるんだ。/あまり目立ってないよね?」
「V4295本当ですねぇ……」
「昔は知る人ぞ知るお店だったんだけど」
「V4296はい」
「最近有名になっちゃったから、/時々売り切れちゃうんだよなぁ」
「V4297え? そんなに人気なんですか」
「うん。1年くらい前はいつ行っても/買えたんだけどなぁ……」
「V4298ちょっと残念ですね」
「うん、自分だけの秘密にしておきたかった/かも……。まあそんな事言っててもしょう/がないし、行ってみようか!」
「V4299はい! W15P4EcFe4m3W45売ってるといいなぁ……」
「この時間なら大丈夫だと思うよ」
「良かったね紗江ちゃん」
「V4300はい! でも最後の二つだったなんて/本当についてましたね」
「そうだねぇ……でもいいの?/お土産にしたかったんでしょ」
「V4301いいんです」
「V4302また今度買いにきます」
「そっか……それじゃあ食べようか。/結構久しぶりだから楽しみだなぁ」
「V4303ふふっ、私も楽しみです」
「いただきまーす」
「V4304いただきます」
「……」
「うん。やっぱり美味い!」
「V4305すごく美味しいですね〜。W45EoFm4お肉が/すぐにFm3溶けちゃう感じで……」
「そう! そうでしょう?/ジューシーなのにしつこくないし」
「V4306本当ですね」
「僕は最高で5つ食べたことがあるけど、/全然胸焼けとかしなかったもん」
「V4307ええ? W45EF45つもですか?」
「うん、すっごくお腹が空いてたんだよね」
「V4308くすっ、W45EoFm3すごいですね先輩」
「V4309……良かった」
「え?」
「V4310あの……W45EFe9m3先輩がすごく楽しそうなので」
(あ……)
「V4311あ……変なこと言ってすみません……」
「い、いやそんな事ないよ……」
「V4312それでは私そろそろ帰りますね」
「あ、うん」
「V4313失礼します先輩」
「気を付けて帰ってね」
「V4314ありがとうございます。W45Eoでは」
……こうして、紗江ちゃんと/メンチカツパンを一緒に食べた。
……うん、楽しかったかも。
……こうして紗江ちゃんと帰る事にした。
「V4318あの……先輩。今日も行ってみたい場所が/あるんですけど……」
(紗江ちゃん……ありがとう)
「V4319だ、駄目ですか?」
「いや、もちろん大丈夫だよ。/どこか行きたい場所があるんだよね?」
「V4321は、はい!」
……こうして、紗江ちゃんと/寄り道をしながら一緒に帰った。
……楽しいもんだよな。こういうのも。
(……)
(……いい天気だな)
(週末も晴れるって言ってたし……。/どこか出かけようかな)
(でも一人じゃなぁ……)
(……紗江ちゃんとどこか行ってみるか?)
・紗江ちゃんをデートに誘ってみる
・デートに誘うのはやめておく
(……よし、悩む前に誘ってみるか)
(教室に居るかなぁ……)
(ええと、紗江ちゃんは……)
(おっ、いた! えーっと、美也には/見つからないように……)
「中多……じゃなくて、紗江ちゃ〜ん」
「V4342え? あっ……」
「V4343あ、Nm先輩。私に何かご用ですか?」
「V4344あ、それともFm3美也ちゃんに?」
「いや、美也じゃないんだ……」
「えっと……。ちょっと出られる?」
「V4345はい」
「……」
(き、緊張するな……)
「えーっと、今週の日曜日って/何か予定入ってたりする?」
「V4346え? 日曜日ですか?」
「V4347特に予定はありませんけど……」
「そっか。……それなら、/……その一緒に遊びにでも行かない?」
「V4348……え?」
「あ、駄目ならいいんだけど……」
「V4349それって……」
「V4350デ、Fm8デートFm4……Fm3ですか?」
「あ〜……。うん、そうだね」
「さ、紗江ちゃん?」
「V4351……ですか?」
「え? 何?」
「V4352本当にいいんですか?」
「うん、紗江ちゃんさえ良ければ……」
「V4353もちろんFm3良いです!/W45EF2良いに決まってます!」
「そう、よかった……」
「V4354私、嬉しいEc……」
「え!?」
「わわAs0b0っ!」
「V4355先輩……」
(こ、この感触は……)
(あ、あたってるよ……。/うわぁ……柔らかい……って! 違う!)
「さ、紗江ちゃん……」
「V4356はい……」
「み、皆が見てるから……」
「V4357えっ!?」
「V4358ご、ごめんなさい……。/私、つい……」
「い、いやいいんだよ……」
(と言ったものの、/やっぱり周りの視線が気になるな……)
「そ、それじゃあ日曜日に……/公園で待ち合わせでどうかな?」
「V4359はい!」
「えーっと、1時とかでいい?」
「V4360はい!」
「じゃあ日曜に……」
「V4361はい! W45Eoそれでは失礼します」
……こうして紗江ちゃんと出かける約束をした。
あれ? 思わず誘ったけど、/どこに行くかとか全然考えてないや……。
まあ、なんとかなるか。うん。/いざとなればゲーセンだな。
(……いや)
(まだ、別にいいよな)
(急に誘っても向こうも迷惑だろうし……)
(まずいまずい、ギリギリじゃないか)
(今日に限って美也に見つかるとは……。/不覚だ)
(急がないと……ああっ! もう1時だ!)
「V4362あ……」
「ごめん! 待たせちゃったかな?」
「V4363いえ。私も今来たばっかりですから」
「そっか……よかった……」
「V4364くすっ……。W45Eo晴れて良かったですね」
「風がちょっと冷たいけどね。/予報では今日は……」
「V4365くしゅん!」
「え?」
「V4366ご、W15EFe9m3ごめんなさ……Wv180EcF5くしゅん!」
「……紗江ちゃん?」
「V4367ご、W45Ecごめんなさい……」
(ちょっと唇が……青ざめてないか?)
「……もしかして、すごく待ってた?」
「V4368あの……W45Ecその……」
「待ってたよね?」
「V4369あ、Fm1はい……」
「いつから?」
「V4370じゅ……W45EF611時くらいです」
「11時? 2時間も前から待ってたの?」
「V4371は、はい……」
「どうして? 遅れておいてなんだけど、/待ち合わせは1時だったのに……」
「V4372それは、その……Fm3嬉しくて……Fm6つい」
「紗江ちゃん……」
「V4373お家にいてもFm3落ち着かなくて……」
(なんて健気なんだ……)
「あ、具合はどう? 寒気とか……」
「V4374大丈夫です。平気ですから……」
「でも……」
「V4375本当に大丈夫です。/W45EoFm4ちょっとFm3冷えちゃっただけですし……」
「そっか……。それじゃあ早速行こうか?」
「V4376は、はい」
「……」
(って、何も考えてなかった!)
(うう、適当に駅前をぶらつこうと/思ってたから……これはまずい……)
「V4377あの……EF3先輩」
「な、何?」
「V4378私、ちょっと行ってみたいところが/あるんですけど……」
「え、どこ?」
「V4379えーっと……」
「うん?」
「V4380行くまで内緒Ecです」
「……寒くないところだよね?」
「V4381はい。大丈夫です」
「V4382とっても温まれるところなんですよ」
「うーん、そっか……」
「……それじゃそこに行ってみようか?」
「V4383はいEcFe2」
……こうして、紗江ちゃんに連れられ出発した。
「え? ここってホテル、だよね?」
「V4384はい」
「ここが目的地?」
「V4385はい。そうなんです」
(ホ、ホテルで温まるって……)
(ば、馬鹿な! 紗江ちゃんに限って……)
「V4386Nm先輩? どうかしましたか?」
「え、えーと……。ここで何をするのかな」
「V4387えへへ、W45Eo温泉です」
「そっか、温泉ね……。確かに温まるね。/ええっ! 温泉に入るの!?」
「V4388はい」
「V4389この間テレビでやってたんですけど、/EFe3m4ちょっと変わった/Fm3温泉に入れるらしいんです」
「ホテルで? そんな温泉があるんだ」
「V4390健康温泉キャンペーンだそうですよ」
「へ〜……健康温泉キャンペーンねぇ……。/あ、ほんとだ色々書いてあるな」
「V4391うFm2わぁFm3、色々ありますね〜」
「って! 一緒に入るの?」
「V4392は、W45EF4はい」
(紗江ちゃんと……温泉……)
(温泉……)
「V4393あ、……駄目ですか?」
「いや、駄目じゃないけど……。/その何も準備してないし……」
(そもそも心の準備が出来てないよ!)
「V4394ここでタオルとか色々レンタルできる/みたいですし、手ぶらで大丈夫ですよ」
「そ、そうなんだ……」
「V4395先輩?」
「うん。いや、丁度僕も温泉に/入りたかったんだよね」
「V4396ほんとですか! W45……Ec良かった」
「いや、本当に丁度良かったよ。ははは」
「V4397ふふっ、W45Eo喜んでもらえてよかったです」
「V4398あ、W45EF3それでは着替えてきますね」
「き、着替え!」
「V4399は、EFe3m4はい?」
「そうだね、着替えないとね……」
「うん……。そ、それじゃ中で!」
「V4400はい」
(僕って流されやすいのかな)
(いや、男ならしょうがないよな……)
(うん。しょうがない……)
(紗江ちゃんの水着か)
(どんな感じなんだろう……)
「V4401先輩。お待たせしました」
(こ、これは……)
(また……スクール水着とは違う……)
「V4402せ、先輩……。W45EFe6m3あまり見ないで下さい。/恥ずかしいです」
「え! あ、その……」
・よく似合ってるからつい……
・そんなに見てないよ?
・見ないなんて無理だよ
「ご、ごめん。よく似合ってるから、/つい……」
「V4403ほ、EF2本当ですか?」
「うん……。すごく似合ってると思う」
「V4404ありがとうございます。/W45EFe6……美也ちゃんに感謝EcFe2です」
「え? 美也?」
「V4405は、はい。W45EF3Nm先輩がよく見ている/雑誌を見せてくれて……」
「ざ、雑誌を!?」
「V4406は、EF3はい……」
「V4407折り目がついてるページを二人で見て、/EFe9m3こういうのが好きなんだろうって……」
「お、折り目を!?」
「V4408は、EF3はい……」
「そ、そっか……ははは……」
「V4409EF4?」
「そ、そんなに見てないよ」
「V4410え……」
「さ、紗江ちゃんの気のせいじゃないかな」
「V4411ご、W45Ecごめんなさい……。/W45Eo私、一人で意識しちゃって……」
「い、いや、そんな事は……」
「V4412私みたいな子供っぽい子のことなんか、/EcW4EhFe6見ても楽しくないですよね……」
「いや! そんなことはない!/すっごく楽しいよ」
(しまった……。僕が一方的に悪いのに/紗江ちゃんを落ち込ませてしまった……)
「見ないなんて無理だよ」
「V4413え……?」
「紗江ちゃんの水着姿すごく可愛らしいし、/見るなっていうほうが無理。うん」
「V4414そ、そうFm3ですか……」
(う……しくじったかな……)
「V4415嬉しいです……」
「V4416私の水着姿で良ければどんどん/見て下さい……」
「う、うん。ありがとう……」
「そ、それでどの温泉から入ろうか?」
「V4417あ……。実は先輩に入って頂きたい/温泉があるんです」
「V4418ちょっと変わってるんですけど……」
「そうなの?」
「V4419はい。浴槽の中にお魚がいるんですよ」
「え? お風呂に魚が?」
「V4420はい。『ドクターフィッシュ』って/言うらしくて……」
「V4421リラックス効果とかEFe3マッサージ効果とか、/EFm3色々身体にいいらしいんです」
「へ〜……」
「V4422ちょっと、/Fm4くすぐったいFm3らしいんですけど……」
「なるほど面白そうだね」
「せっかくだし、入ってみようか」
「V4423はい!」
「すごい……本当に泳いでるよ」
「V4424不思議な光景ですね……」
「ここに入るのか……」
「V4425ええと、全身じゃなくて、/足だけいれるみたいです」
「え? 足だけでいいの?」
「V4426はい。気持ちいいらしいですよ?」
(う……これはなかなかな……)
「V4427先輩からどうぞ」
「いや、紗江ちゃんから入ってみなよ。/レディーファーストで行きたいしね」
「V4428あ、はい……」
(ちょっと様子を見ないとな)
「V4429それでは失礼しま〜す」
「すごい……。/一斉に紗江ちゃんの足に集まってきたぞ」
「V4431あ! 駄目!」
「V4432ああっ! 足の……足の……」
「あ、足の?」
「V4433間に……入ってきて……もう」
「うわ、本当だ……」
「V4434きゃっ……。駄目! 駄目〜。/くすぐったいですー」
「V4435あう〜。許して下さ〜い」
(す、すごく色っぽい気がする……)
「V4436く、くすぐったい〜」
(足だけでこの反応か……。全身入ったり/したらどうなっちゃうんだろう……)
「V4437だ、駄目〜!」
(見たいかも……)
……こうして、/紗江ちゃんとドクターフィッシュ体験をした。
その後も、色々な温泉に二人で入った。
う〜ん、二人で温泉ってのもいいもんだ……。
「う〜ん。温泉っていいもんだね」
「V4438はい。すごく楽しかったです」
「なんとなく/身体の調子も良くなった気がする……。/紗江ちゃん、ありがとう」
「V4439い、いえ! EFe6m3そんな……。/W45EF3私のほうこそありがとうございます」
「あ、これからどうする?/まだ時間があるなら……」
「V4440あ……」
「V4441ごめんなさい、W45EF6今日は早く帰るように/言われてるので……」
「そ、そっか……」
「V4442あ……、ま、また……一緒に……」
「V4443あの……EFe9B100その……」
「V4444……私、EoW4Fe9男の人と二人で出かけるの初めて/で……少し不安だったんですけど……」
「V4445Nm先輩がすごく優しくて……。/とっても楽しかったから……」
「そ、そうかな……?」
「V4446はい」
「今日楽しかったのは紗江ちゃんが/誘ってくれた場所が良かったからだよ」
「V4447いいえ。W45Eoそんな事ありません」
「V4448……私にとっては、先輩と一緒だから、/すごく素敵な1日だったんです……」
「V4449あ……。W45EF6な、生意気な事言って、/ごめんなさい」
「そ、そんなことは……」
「V4450そ、そろそろ帰ります……」
「あ、うん……。気を付けて帰ってね」
「V4451はい。W45Eoそれでは、失礼します」
(僕と一緒だから楽しかった、か……)
(僕も……。/紗江ちゃんと一緒で楽しかったな……)
(……)
(しまった……。紗江ちゃんとの約束、/完全にすっぽかしちゃったな……)
(何をやってるんだ……僕は……。/とにかく謝りに行かなきゃ)
(美也に見つからないようにしないと……)
(ええと、紗江ちゃんは……。/あ、いた!)
「紗江ちゃん」
「え?」
「Nm先輩……。おはようございます」
「あ、うん……。おはよう」
「……」
「……あの」
「本当にごめん! 実はどうしても/外せない急用が出来ちゃって……」
「……あ」
「電話番号もわからなかったし、/美也のやつも出かけてて、それで……」
「そうだったんですね……。良かった……」
「私、先輩に嫌われちゃったのかと/思ってました……。だから……」
「いや、そんな事は……」
「だから本当に良かったです」
(紗江ちゃん……)
「あ、W45EF6それで急用のほうは/大丈夫だったんですか?」
「あ、うん……」
「良かったです……」
「……紗江ちゃん」
「本当にごめんね」
「えへへ。W45Eoもう大丈夫です。わざわざ/教室までありがとうございました」
「あ、W45EFe6m3それじゃ授業の準備があるので……」
「あ、うん。それじゃ」
(……紗江ちゃん。本当にごめん)
(何をやってるんだろう……。/僕は……)
V7809今でも信じられない……。
V7810私が……こ、告白するだなんて……。
V7811しかも、先輩が……。
V7812受け入れてくれるなんて……。
V7813勇気を出して本当によかった。
V7814どうしよう……顔が真っ赤のまんま……。
V7815こんなんじゃ明日先輩に会えないよ。
……。
V7816……先輩。今何してますか?
V7817私は先輩の事……。
「V9711Nm先輩」
「ん?」
「紗江ちゃん。どうかしたの?」
「V9712EF7ええと、EFe3もしFm3良かったら、/少しお話できませんか……」
(う〜ん、どうしようかな)
・いいよ
・ごめん今はちょっと……
「もちろんいいよ」
「V9713良かった……Eo嬉しいです……」
「おおげさだなぁ」
「V9714す、EcすみまFm3せん……」
「ごめん今はちょっと……」
「V9715そうですか……」
「ごめんね。ちょっと用事があって」
「V9716いえ、こちらこそ急に誘ってすみません。/失礼します」
(紗江ちゃんに悪い事しちゃったな)
(あれ……あそこにいるのって)
「紗江ちゃん」
「V9717Nm先輩!」
「V9718先輩から声をかけてもらえるなんて……。/私EcF3嬉しいです」
「そ、そんなにオーバーにならなくても」
「V9719オーバーなんかじゃないです。/Fm3だってすごくEcFe6嬉しいから……」
「そっか……。あ、今って平気?」
「V9720勿論です。EoF3何のご用ですか?」
「うーん。用っていうか、/ちょっと話でもって思ったんだけど」
「V9721はい! どんなお話ですか?」
「そうだなぁ……」
「紗江ちゃん。何してるの?」
「V9722あ! EF3先輩」
「V9723特に何もしてないです。/Fm7先輩はFm3何をしてるんですか?」
「はは、僕も特に何も」
「V9724そうなんですか……」
「今ちょっと話とかいいかな?」
「V9725勿論です。何のお話をしましょうか?」
スキエンカウント汎用終了会話
「V9726あ……」
「どうしたの紗江ちゃん?」
「V9727もうすぐ授業Fm3ですね……」
「あ、本当だ。もうこんな時間か」
「V9728……もっとお話していたいな」
「まあ、そういう訳にはいかないから、/また今度話そうよ」
「V9729はい。EcFe2そうですね」
「それじゃあね」
「V9730はい。失礼します」
「V9731あ、もうこんな時間……。/先輩とお話してるとFm3あっという間に/時間が過ぎちゃいますね」
「そ、そうかな?」
「V9732はい……。Fm4残念です……」
「また今度話そうよ」
「V9733あ、Fm3はい。是非お願いします」
「うん」
「V9734それでは失礼しますね。EcFe2先輩」
「V9735あ、先輩。Fm4すみません、Fm3私そろそろ/行かないと……」
「え? もうそんな時間なんだ」
「V9736はい。EFe9m3それでは失礼します」
「あ、うん。またね」
「V9737あ……EFe9m4もうこんな時間になっちゃった」
「え? あ、本当だ。/そろそろ帰らないとね……」
「V9738はい……。Ehでも……」
「でも?」
「V9739まだ先輩とFm3お話していたいです……」
「ははは、それならまた次の機会に」
「V9740あ、Fm3はい。お願いします」
「V9741それでは失礼します。Ec先輩」
「うん、またね」
「V9742あ……Fm9すみません先輩」
「え? どうかしたの?」
「V9743……私そろそろ帰らないといけないので」
「あ、そっか」
「V9744せっかく先輩とお話してるのに……」
「また話せばいいじゃん」
「V9745あ、Fm3はい。また、お話して下さい」
「V9746それでは失礼します」
「V9747あ、もうこんな時間なんだ……。/EFe9すみません先輩、Fm3私そろそろ……」
「あ、そうだね」
「V9748それでは失礼しますね」
「またね」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
retire1;
「V9749あ……EFe7その……EFe9すみません先輩」
「え?」
「V9750私、W45EFe9ちょっと用事があったので……。/EcF6本当にすみません……失礼します」
「あ、紗江ちゃん」
(行っちゃった……。話が盛り上がって/なかったし、しょうがないか……)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9751せ、先輩……EcW6EhFe7m6だ、駄目です……」
「え? どうしたの?」
「V9752ど、どうって……EF7それは、EFe9その……」
「うん?」
「V9753わ、私F9恥ずかしい……Ec失礼しますっ」
「あ……」
(行っちゃった……)
(う〜ん、ちょっと恥ずかしい/話をし過ぎちゃったかな)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
(紗江ちゃん……)
(僕は紗江ちゃんを……)
「V4242せ、先Fm3輩……」
「えっ? ご、ごめん? 何?」
「V4243あの……その……。W45EFe7この手が……」
「手が? どうかしたの?」
「V4244ええと……手をですね……」
「うん?」
「V4245手を……見ると……」
「どうかしたの紗江ちゃん?/顔が真っ赤だけど」
「V4246あ、EFe9あの……W45EcFm9すみません!/W45EoFe9m6失礼しますっ!」
「え? あれ?」
「さ、紗江ちゃん?」
(ど、どうかしたのかな……、/あんなに顔を赤くして)
(……風邪、じゃあないよな)
(う〜ん、女の子って難しい)
(……紗江ちゃん)
「……」
(僕は……)
「V4322先輩?」
「え? な、何かな?」
「V4323どうかされたんですか? Fm4すごく辛そうな/Fm6感じですけど……」
「え? あ、いや……。そんなことないよ!/ちょっと考えごとしてただけ」
「V4324あ、そうですか……」
「う、うん」
「V4325そ、それでは私行きますね」
「え?」
「V4326美也ちゃんとEFe9約束してるので」
「え? そ、そうなんだ」
「V4327はい……。Ecそ、EoFe9m3それでは失礼します」
「あ……」
(紗江ちゃん……。もしかして、気を遣わせ/ちゃったかな)
(……しっかりしろNn)
(とりあえず帰るか)
(う〜ん、紗江ちゃんはいい子だよなぁ。/それなのに……)
「……」
「V4247あの、W45EFe9m3Nm先輩」
「え? どうかした?」
「V4248もしよかったら一緒に帰りませんか」
「あ、そうだね。そうしようか」
「V4249良かった……」
n4ski_gd01A
(紗江ちゃん……)
(僕は……どうしたら……)
「V4286先輩……Fm6あの、お願いがFm3あるんですけど」
「えっ? な、何?」
「V4287よかったら……W45EFe9m3一緒に帰りませんか?」
「あ……うん、そうだね。そうしようか」
「V4288ありがとうございます」
n4ski_gd01B
(……なんで僕はこんなにも/煮えきれないんだろう)
(我ながら情けない……)
「V4315あ、先Fm3輩……」
「え?」
「V4316あの……。W45EF9今日も一緒に……」
「あ、そうだね。一緒に帰ろうか?」
「V4317お、W45EF3お願いします」
n4ski_gd01C
(あ、あそこにいるのは紗江ちゃんだ)
「おはよう紗江ちゃん」
「V4452あ……」
「V4453Nm先輩……。おはようございます」
「あ、うん……」
「……」
(あれ……なんだか紗江ちゃんの様子が/おかしい気がする)
(あっ! 僕は馬鹿か!? 日曜日に/紗江ちゃんと約束してたじゃないか!)
(と、とにかく謝らないと……)
「本当にごめん! 実はどうしても/外せない急用が出来ちゃって……」
「V4454……あ」
「電話番号もわからなかったし、/美也のやつも出かけてて、それで……」
「V4455そうだったんですね……。Fm3良かった……」
「え?」
「V4456私、先輩に嫌われちゃったのかと/思ってました……。だから……」
「いや、そんな事は……」
「V4457だから本当に良かったです」
(紗江ちゃん……)
「V4458あ、W45EF6それで急用のほうは/EFe9m3大丈夫だったんですか?」
「V4459良かったです……」
「……紗江ちゃん」
「本当にごめんね」
「V4460えへへ。W45Eoもう大丈夫です。わざわざ/ありがとうございました」
「V4461あ、W45EFe6m3そろそろ行かないと……。W45EF3失礼しますNm先輩」
「あ、うん。それじゃ」
(……紗江ちゃん。本当にごめん)
(何をやってるんだろう……。/僕は……)
n0ski_me02B
「V9300せ、先輩……」
「さ、紗江ちゃん?」
「V9301い、今のは……。EFe9m6な、なんなんですか?」
「え? い、いや……あれは……」
「V9302お、お菓子を……EcW6Ehあんな風に……、/Ecあんなに仲良さそうに食べて……」
「ち、違うんだ……その……」
「V9303も、もう少しで唇が……、/Fm6唇が触れそうで……キス、みたい……」
「き、聞いてくれ紗江ちゃん!」
「あ、あれは、罰ゲームだったんだよ」
「ちょっとしたゲームで負けちゃって、/罰ゲームとしてやっていただけなんだ!」
「だ、だから、紗江ちゃんが心配している/ような事じゃないんだよ!」
「V9304先輩……い、W50EcW6Eh今何をしていたんですか?」
「さ、紗江ちゃん!?」
「V9305今の人と……Fm7何を……」
「い、いや、それは……」
「V9306Fm6映画のキスシーンみたいに……/Fm4二人で……」
「ち、違うんだ」
「V9307だ、だけど……」
「お願いだから話を聞いて紗江ちゃん」
「あ、あれは度胸試しゲームだったんだよ」
「クラスで流行っていて、全員総当りで/戦っているだけなんだ! どこまで接近/できるかってだけだから……」
「だ、だから、紗江ちゃんが心配している/ような事じゃないんだよ!」
「V9308せ、先輩……」
「え? 紗江ちゃん!」
「V9309さっき……ブランコに乗って……。/Ec何を……EoF9してたんですか?」
「あ、いや……それは……」
「V9310遠くから見たからか……EcW6Ehその……/EcFm8キスしてるFm4ように見えFm6ました……」
「え? あ……」
「V9311先輩……Fm6わ、私……」
「ち、違うんだ! 話を聞いて紗江ちゃん」
「実はあの子のブランコ恐怖症を克服する/ために二人乗りしていたんだ……」
「幼い頃のトラウマでまったく乗れなく/なってしまったって相談を受けていて、/それで……」
「だから、紗江ちゃんが心配しているような/ことはまったくないんだ!」
「V9312先輩……」
「あ、さ、紗江ちゃん?」
「V9313先輩……Ec今のは……EoF9今のはいったい/なんだったんですか?」
「え? いや……それは……」
「V9314まるで犬みたいに……先輩が……」
「ち、違うんだ紗江ちゃん!」
「あれはテレビでみた実験なんだよ!」
「スナック菓子を犬のように食べると/当社比1.5倍の美味しさになるって/言ってたから……それで……」
「だから、紗江ちゃんが誤解しているよう/なことはまったくないんだっ!」
「V9255お疲れ様、Wv68W30EoNn」
「え……あっ! 薫……」
「V9256後輩の子と一緒に買い物なんて、/W45EcFm4Nnも面白い事してるじゃないFm3」
「V9257あ〜あ、W45Fm3あたしも久々にメンチカツパン/食べたかったな」
「V9258Nnたちみたいに、W30いい雰囲気で」
「そ、そんな事は……」
「V9259でも、W45EFe6アンタがあたしにああいう顔を/する事ってないからさ」
「薫……ち、違うんだって!」
「V9260違う? W30EF8何が違うのよ!」
(うっ、こういう時はどう言えば……)
「いや、だから……僕はただ、美味しい/メンチカツパンを売ってるお店に案内を/しただけで……」
「別に気持ちがあってとかじゃなくて、/そうするのが親切だと思っただけなんだ」
(紗江ちゃんは本当にいい子だよな……)
(僕は紗江ちゃんに/何をしてあげられるんだろう……)
「V4205あの〜……先輩」
「あ、ごめん。何かな?」
「V4206ちょ、ちょっとお願いがあるんですけど」
「お願い?」
「V4207はい……。/この手の中を見てもらえますか?」
「手を? こうかな?」
「V4208あ、えーっと……。W45EFe9m3もうちょっと下から/お願いできますか?」
「下から? ええと、こうかな?」
「V4209あ、そ、そんな感じです……」
「これで手の中を見るの?」
「V4210は、はい……W45EF3お願いします」
「……」
「み、見たけど?」
「V4211え、えっと……そ、Fm3それでは/EFe9目をつぶってもらえますか?」
「目を? こうかな?」
(……って、これはなんなんだ?)
「V4212ちゅ……」
「えっ?」
「さ、さ、紗江ちゃん……。人が……」
(い、いったい何なんだ!?)
「V4213えへへ……」
「さ、紗江ちゃん?」
「V4214先輩にWv55でこWv110Fm4ちゅーFm3しちゃいました」
「で、でこちゅーって……?」
「V4215私が小さい頃にママ……EF4W30Wv225EFe7m4じゃなくて/Wv290EFe9m3お母さんがよくしてくれたんです」
「そ、そうなの?」
「V4216はい……。W45Eo元気が無い時とか、寂しい時に/優しくおでこにキスしてくれて……」
「あ……」
「V4217少しでも……。/先輩に元気になって欲しいから」
(紗江ちゃん……)
「V4218上手くいってよかったです」
(……)
「V4219Nm先輩……。あんまり見つめられると/EcW4EoFm3恥ずかしいです」
「え!? あ、ごめん……」
「V4220ふふ、嘘です」
「え?」
「V4221嬉しいです……」
「紗江ちゃん……」
「V4222あ、EFe9m3私そろそろ行かないと……。/W45EF3失礼しますね先輩」
「うん。それじゃ」
(ほんといい子だよな……。/なんでそんないい子が僕に……)
(僕みたいな男に……う〜ん……)
(紗江ちゃんにでこちゅーされたんだよな)
(……うう、今思い出してもドキドキする)
「V4223あの、Nm先輩……」
「え? ごめん。どうかした?」
「V4224ええと、その……。W45EF6ちょっとお願いが/あるんですけど……」
「え? ま、また?」
「V4225は、はい……」
「V4226このですね、手の中を覗いてみると……」
「う、うん……」
「V4227あの……W45EF4あっ! W45EF3その人の運勢が/占えるんです」
「え? いや……それは……」
・どれどれ……どんな感じなのかな?
・さすがにもうひっかからないよ
「どれどれ……どんな感じなのかな?」
「V4228ど、どうFm3ぞ……」
「V4229も、EFe9もう少し下から見ないとFm3駄目です」
「そ、そうなんだ……」
「V4230あ、だいぶいいです……」
(……紗江ちゃん)
「V4231い、いきますFm3よ……」
「V4232ん……」
(て、照れるな……)
「ど、どうだったかな?」
「V4233は、はい……。Eo先輩の運勢はこれから/ぐんぐん良くなります」
「そっか……よかったよ」
「V4234ふふっ。W45EoFe6喜んでもらえてよかった……」
「さすがにもうひっかからないよ」
「V4235え……EFe6あ……Fm6はい……」
「でも、紗江ちゃんの気持ちは嬉しいよ。/ありがとう」
「V4236そんな……私はただ……」
「V4237……あっ! Nm先輩。靴紐が」
「え?」
「あ……」
「V4238ん……」
(や、やられた……)
「V4239えへへ……W45Eo上手くいきました」
「ま、まいったなぁ……」
「V4240先輩が元気でいられますように……」
「さ、紗江ちゃん……」
「V4241あ、EFe6私Fm3そろそろ……。/W45EF3失礼します。Nm先輩」
「あ、うん」
(紗江ちゃん……。本当にいい子だな……)
(僕のどこが……う〜ん……)
(……またでこちゅーをしてほしいなぁ)
「あ、あのさ、紗江ちゃん」
「V4041はい。なんですか先輩?」
「そ、その……」
「……?」
「またでこちゅーをしてくれないかな?」
「V4030ええFm4っ?」
「む、無理ならいいんだけど……」
「V4089は、EFe9m3はい……」
「ど、どうかな?」
「V4109い、いえ……EoFe9m3わかりました」
「な、なんだか変な事を頼んじゃって/ごめんね」
「V2402EcFe6い、W45いいんです……W45EoFe9嬉しいです」
「じゃ、じゃあ……」
「V4089は、EFe6m3はい……」
「V4231い、いきますFm3よ……」
(う……)
「V4212ちゅ……」
(あ、あたたかい……)
「V2407えへへ……EFe6またしちゃいました」
「そ、そうだね」
……こうして、/また中多さんにでこちゅーしてもらった。
「V9315そ、EFe9m3そうだったんですか……」
「わ、わかってくれたかな?」
「V9316はい……。EcW6Eh私……、Ec私……」
「え?」
「V9317本当にFm8ごめんなさいFm6っ!」
「さ、紗江ちゃん?」
「V9318今……EcちょっとでもNm先輩の事を/疑ってしまって……Eo情けないです」
「い、いやそんな……」
「V9319本当に私って……」
「い、いや! 僕の方こそ紗江ちゃんに/誤解されるような事して本当にごめん!」
「V9320せ、先輩……」
「今後は、紗江ちゃんに心配かけるような/事はしないよ……。ごめんね」
「V9321先輩……Fm7私……Fm2嬉しいです」
「いや、僕のほうこそありがとう……」
「V9322……」
「ど、どうしたの?」
「V9323す、EcFe6m3すみません……。EoFe9なんだかすごく/先輩の気遣いが嬉しくて……/EcFe6何か言ったら涙が出ちゃいそうで……」
「さ、紗江ちゃん泣かないで……」
「V9324は、EcFe2はい! EoFe6そうですよね」
「V9325えへへ、EoF3それじゃあ失礼しますね先輩」
「う、うん……」
(まいったな……まさか紗江ちゃんに/見られちゃうなんて……)
(……僕はなんて馬鹿なんだ)
(もう、こんな事しちゃだめだ……。/しっかりしなきゃ……)
「V9326先輩……EcFm6先輩……」
「う、うん……」
「V9327私は……EhFe9m3私にはもう無理です」
「えっ?」
「V9328私……Eo駄目な子だから……。/EcW6Eh今のお話を聞いても先輩を信じられ/ないんです……」
「さ、紗江ちゃん……」
「V9329本当は信じたいです……。Eoでも……」
「V9330でも、もう信じられないんです!」
「そ、そんな……」
「V9331もともと……私が無理を言ったのが/いけなかったんですよね……」
「え?」
「V9332……だって、EoFe9m3先輩は私の事好きでも/なんでもなかったですし……」
「そ、そんな事ないよ!」
「V9333じゃあなんであんな事をしたんですか!」
「いや、だからそれは……」
「V9334……ふふっ、Eoだからもういいんです先輩。/EFe6先輩優しいから、EcW6Eh私に同情してくれたん/ですよね?」
「そんな、ことは……」
「V9335さっきも言いましたけど、私はもう先輩を/信じる事が出来ません……」
「V9336……これ以上、/先輩の優しい嘘を信じられません」
「……紗江ちゃん」
「V9337今までありがとうございました。EcFe2m3もう/先輩にはご迷惑をおかけしませんから、/EoFe6安心して下さい……EcF2さようなら……」
「……」
(紗江ちゃん……ごめん……)
(僕はなんて取り返しのつかない事をして/しまったんだ……)
(僕みたいな男を好きになってくれた……、/一生懸命信じてくれてたのに……)
(紗江ちゃん……。本当にごめんね)
「V9315そ、EFe9m3そうだったんですか……」
「わ、わかってくれたかな?」
「V9316はい……。EcW6Eh私……、Ec私……」
「え?」
「V9317本当にFm8ごめんなさいFm6っ!」
「さ、紗江ちゃん?」
「V9318今……EcちょっとでもNm先輩の事を/疑ってしまって……Eo情けないです」
「い、いやそんな……」
「V9319本当に私って……」
「い、いや! 僕の方こそ紗江ちゃんに/誤解されるような事して本当にごめん!」
「V9320せ、先輩……」
「今後は、紗江ちゃんに心配かけるような/事はしないよ……。ごめんね」
「V9321先輩……Fm7私……Fm2嬉しいです」
「いや、僕のほうこそありがとう……」
「V9322……」
「ど、どうしたの?」
「V9323す、EcFe6m3すみません……。EoFe9なんだかすごく/先輩の気遣いが嬉しくて……/EcFe6何か言ったら涙が出ちゃいそうで……」
「さ、紗江ちゃん泣かないで……」
「V9324は、EcFe2はい! EoFe6そうですよね」
「V9325えへへ、EoF3それじゃあ失礼しますね先輩」
「う、うん……」
(まいったな……まさか紗江ちゃんに/見られちゃうなんて……)
(……僕はなんて馬鹿なんだ)
(もう、こんな事しちゃだめだ……。/しっかりしなきゃ……)
「V9326先輩……EcFm6先輩……」
「う、うん……」
「V9327私は……EhFe9m3私にはもう無理です」
「えっ?」
「V9328私……Eo駄目な子だから……。/EcW6Eh今のお話を聞いても先輩を信じられ/ないんです……」
「さ、紗江ちゃん……」
「V9329本当は信じたいです……。Eoでも……」
「V9330でも、もう信じられないんです!」
「そ、そんな……」
「V9331もともと……私が無理を言ったのが/いけなかったんですよね……」
「え?」
「V9332……だって、EoFe9m3先輩は私の事好きでも/なんでもなかったですし……」
「そ、そんな事ないよ!」
「V9333じゃあなんであんな事をしたんですか!」
「いや、だからそれは……」
「V9334……ふふっ、Eoだからもういいんです先輩。/EFe6先輩優しいから、EcW6Eh私に同情してくれたん/ですよね?」
「そんな、ことは……」
「V9335さっきも言いましたけど、私はもう先輩を/信じる事が出来ません……」
「V9336……これ以上、/先輩の優しい嘘を信じられません」
「……紗江ちゃん」
「V9337今までありがとうございました。EcFe2m3もう/先輩にはご迷惑をおかけしませんから、/EoFe6安心して下さい……EcF2さようなら……」
「……」
(紗江ちゃん……ごめん……)
(僕はなんて取り返しのつかない事をして/しまったんだ……)
(僕みたいな男を好きになってくれた……、/一生懸命信じてくれてたのに……)
(紗江ちゃん……。本当にごめんね)
「V4328や、夜分遅く失礼します」
「さ、紗江ちゃん!/どうしたの? 美也に用事?」
「V4329あ、違います……。/W45EF6そのNm先輩に用事があって……」
「僕に? ……一体何?」
「V4330あの……。その……。/W45EFe9m3お、お誕生日おめでとうございます!」
「え? 僕の誕生日知ってたの?」
「V4331はい。美也ちゃんに教えて/もらったんです……」
「そっか……美也に……」
「V4332……これ、プレゼントです」
「わざわざプレゼントまで? いいの?」
「V4333は、はい……。W45EFe7m9その……。/あの、大したものじゃないんですけど」
「……有り難う。すごく嬉しいよ」
「V4334あ、いえ……でも……」
「あ、開けさせて貰ってもいいかな?」
「V4335あ……。あの……。は、W45B100Ecはい」
(なんだろう……楽しみだなぁ……)
(え? アルバムに……写真が入ってる?/というか……写真集か!?)
「こ、これって……。/紗江ちゃんの水着写真だよね!?」
「V4336は、はい。W45EF6ごめんなさい……」
(待て待て! ……おいおい、/こっちはチャイナドレスだ)
(うわ、これは……。/ネ、ネ、ネグリジェってやつか?/は、初めてみたぞ……)
「……」
「V4337あ、そのEFe6違うんです」
「V4338あのですね……。美也ちゃんに/先輩の好きな物を聞いたんです」
「V4339そしたら、水着とか制服着た女の人の/写真集とかを良く見てるよって……」
「そ、そうなんだ……」
「V4340その、だから……」
「う、うん?」
「V4341わ、私……。W45EF9その……。W45EcW4Eh失礼しますっ!」
「あ、さ、紗江ちゃん」
「あ、ありがとうね!!」
(……多分聞こえたよな)
(それにしても美也のやつめ!!)
(紗江ちゃんに余計な事を言って……)
(見ろよこの写真!/……すごいぞこの胸元)
(……うぉ、……この水着。/サイズあってないよな?)
(これはけしからん……)
(……紗江ちゃん。/すごく恥ずかしそうにしてる)
(僕のために無理してくれたんだな……)
(ありがとう……)
(大事にしなきゃな)
「V4462Nm先輩」
「え?」
「あ、紗江ちゃん」
「V4463い、い、W45EF9今お時間大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫だけど? どうしたの?」
「V4464い、いえ。W45EFe7m9特に何も……」
「えっ、そ、そうなんだ……?」
「……」
(いったいどうしたんだろう……)
「V4465そ、そういえば、W45EF3この学校には/クリスマスパーティーがあるんですね」
「うん」
「あ、そうか紗江ちゃんは初めてだったね」
「V4466はい……」
(あ……そうかクリスマスの事か……)
「えーっと、紗江ちゃんはクリスマスに/何か予定とかあるの?」
「V4467よ、予定ですか!?/W45EFe8m4あ、Fm8ありません! EF2何もないです!」
「そうなんだ……」
「V4468あの……W45EF6その……」
「ん?」
「V4469せ、先輩は何か予定があるんですか?」
「僕? 僕はね……」
(どうしよう……クリスマス、紗江ちゃんを/デートに誘ってみようかな……)
・誘ってみる
・誘わない
「僕も特にはないんだ……。/良かったら一緒にどこか行かない?」
「V4470えっ……」
「あ、無理なら別に……」
「V4471無理じゃありません! EFe6大丈夫です!/Fm4お願いしますFm6!」
「本当に? よかった……断られなくて」
「V4472こ、W45EF8断ったりしません!/W45EF6そんな罰当たりなことできません……」
「ば、罰当たりって……」
「V4473あ……」
「ははは」
「V4474わ、Fm6笑わないでFm3下さい……」
「いや、ごめんごめん」
「V4475先輩〜、W45EFe9意地悪です〜」
「ごめんね、紗江ちゃん」
「それじゃあ待ち合わせは……」
「V0007あ、はい」
(紗江ちゃんの事だから……/静かな場所の方がいいよな……)
「1時に公園でどうかな?」
「V4423はい!」
「よし、決まりだね」
「V4476はい……すごく楽しみです」
「それじゃあまたね」
「V4477はい!」
「とりあえず何もないんだけど……」
「V4478け、けど?」
「あ、そうだ。先生に呼ばれてたんだ。/ごめんね紗江ちゃん」
「V4479え……」
「それじゃ」
「V4480あ、W45EF9はい……」
(……ごめん)
(……ごめんね紗江ちゃん。/僕はまだ……)
キャラクタークリアー!!
中多紗江の全てのエピローグを見ました
V4726あのクリスマスの日から、/先輩と私は『彼氏彼女』になれた気がします。
V4727それからの学校生活はすごく幸せでした。/お互い、今までの時間を取り返さなきゃって、/ずーっと一緒に過ごして……。
V4728先輩の卒業や、ささいな誤解からの喧嘩……。/そんなちょっとだけ悲しい事もあったけど、/私たちは無事に『夫婦』になりました……。
V4729そしてもうしばらくしたら、/今度は『家族』になるんです。
紗 江
「V4730あ……。動いた……。/動きましたよNnさん」
「V4731あっ、また動きましたよNnさん。/聞こえましたか?」
「V4732ふふふっ、すごく元気な赤ちゃん。/きっとNnさん似の男の子かな」
「V4733え? 私に似た女の子のほうが/いいですか? う〜ん、そうですね……」
「V4734Nnさんの取り合いになりそうで……/ちょっと不安です……。/あっ、お世辞じゃないですよ。もう……」
「V4735だって……Nnさんみたいな素敵な人、/他にいないですから」
V4736あ、そうそう……。/クリスマスに見た映画の事覚えてますか?
V4737あの時……/私が世界で一番幸せって言いましたけど……
V4738今の私の方がもっともっと幸せです。先輩
あのクリスマスの日から、/先輩と私はお付き合いを始めました
その後先輩は、志望校に無事合格して卒業。
先輩のいない学生生活はすごく寂しかったけど
私も同じ大学に合格できたので、無事解決
時々、あっ、本当に時々だけ……。
一人暮らししてる先輩の家にお泊りしてます
だって、先輩一人だと食事のバランスが悪くて/すごく心配だから……
「先輩〜。/早く起きないと遅刻しちゃいますよ〜?」
「きゃっ! あ、危ないですよ先輩」
「もうすぐ出来ますから。/大人しく待ってて下さい。/じゃないとまた焦がしちゃうし……」
「あっ! だ、駄目です!/た、卵が焦げちゃう〜」
先輩と二人、色々な事がありました。
これからも、きっと色々あるんだろうなぁ……
楽しい事や、嬉しい事ばかりじゃないかも/知れないけど……
先輩と二人なら、きっと大丈夫ですよね?
先輩がこなかったあの日。
私は、雪の中何時間も待ちつづけました。
結局警察の人に保護されて、/パパとママにすっごく怒られて……
その後、風邪をこじらせた私は、/大事をとって入院させられちゃいました
先輩とお話がしたかったけど、/連絡を取らせてもらえなくて……
そして新学期……
「先輩……」
「どうして……。/来てくれなかったんですか……」
「……どうして」
私は全寮制の女子高校に転入させられました
今でも、あの日の事を思い出すと、/胸が痛んで……
ずっとずっと、/棘が刺さったまま
V4780あのクリスマスの日から、/先輩と私は正式にお付き合いする事になりました。
V4781先輩に貰った指輪をして……。/先輩と一緒に登校して、先輩と一緒に下校する。
V4782毎日すごく楽しくて大満足です。
V4783でも最近の先輩、/ちょっとエッチで困っちゃいます……。
「V4784あ、先輩……こんなところで駄目です」
「V4785誰か来ちゃいます……んっ……」
「V4786ふっ……ん……」
「……」
「V4787せ、先輩……鍵閉めて下さい……」
V4788先輩と二人、色々な事がありました。
V4789これからも、きっと色々あるんだろうなぁ……。
V4790楽しい事や、嬉しい事ばかりじゃないかも/しれないけど……。
V4791先輩と二人なら、きっと大丈夫ですよね?
V4792先輩がこなかったあの日。
V4793私は、ずっと先輩を待ち続けました。
V4794覚えてないんだけど……。/待ち合わせ場所で倒れちゃったらしくて……。
V4795救急車で運ばれて、/パパとママにすっごく怒られたんです……。
V4796その後風邪をこじらせた私は、/大事をとって入院させられちゃいました。
V4797先輩とお話がしたかったけど、/連絡を取らせてもらえなくて……。
V4798そして新学期……。
「V4799先輩……」
「V4800どうして……。/来てくれなかったんですか……」
「V4801……どうして」
V4802私は全寮制の女子高校に転入させられました。
V4803今でも、あの日の事を思い出すと、/胸が痛んで……。
V4804ずっとずっと、/トゲが刺さったまま。
V4805Nm先輩……。/私は……どうすれば良かったんですか……。
V4806このトゲは……どうしたら抜けますか?
「V7832明日はクリスマス……」
「V7833Nm先輩と一緒のクリスマス……」
「……」
「V7834どうしよう、/ドキドキしちゃって眠れない」
「V7835先輩……。今ごろ何してるんですか?」
「V7836先輩……」
「V7837……先輩」
「V7838私……どうしたらいいのか……」
「V7839どうしたらいいのかわかりません……」
「……」
「V7840先輩……」
「しゅ、Nm先輩」
「え?」
「あ、紗江ちゃん」
「い、い、今お時間大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫だけど? どうしたの?」
「い、いえ。特に何も……」
「そう?」
「……」
「そ、そういえば、この学校には/クリスマスパーティーがあるんですね」
「うん」
「あ、そうか紗江ちゃんは初めてだったね」
「はい……」
(あ……そうか……)
「紗江ちゃんはクリスマスに/何か予定とかあるの?」
「よ、予定ですか!?/あ、ありません! 何もないです!」
「そうなんだ……」
「あの……その……」
「ん?」
「せ、先輩は何か予定があるんですか?」
「僕? 僕はね……」
(どうしよう……クリスマス、紗江ちゃんを/デートに誘ってみようかな……)
Ti0・誘ってみる/・誘わない
「僕も特にはないんだ……。/良かったら一緒にどこか行かない?」
「えっ……」
「あ、無理なら別に……」
「無理じゃありません! 大丈夫です!/お願いします!」
「本当に? よかった……断られなくて」
「こ、断ったりしません!/そんな罰当たりなことできません……」
「ば、罰当たりって……」
「あ……」
「ははは」
「わ、笑わないで下さい……」
「ごめんごめん」
「ふふっ」
「それじゃあ、/駅前で待ち合わせでいいかな?」
「はい」
「えーと時間は……。/紗江ちゃんは何時頃がいい?」
「え? わ、私はその……」
「先輩にお任せします」
「じゃあ夕方の5時頃?」
「え……」
「あ、早すぎたかな?」
「ええっ?」
「……あの、その……もっと早くから……。/会いたいです……」
「あ……う、うん……」
「じゃあ昼の1時とかでも大丈夫?」
「えへへ……」
「どうしたの?」
「いっぱい、一緒にいれますね」
「そ、そうだね……」
(紗江ちゃん……。/こんなに喜んでくれて……)
「とりあえず何もないんだけど……」
「け、けど?」
「あ、そうだ。先生に呼ばれてたんだ。/ごめんね紗江ちゃん」
「それじゃ」
「あ、はい……」
(……ごめん)
(……ごめんね紗江ちゃん。/僕はまだ……)
店 員
「いらっしゃいませ〜」
(V4481Ld……Le)
(V4482Ldあ、やっぱり今週号発売されてる。/W45Ec買って帰らないと……Le)
(V4483Ldどの雑誌もクリスマス特集ばかり……Le)
(V4484Ldクリスマスかぁ……いいなぁ……Le)
(V4485Ld学校のパーティー……。/W45Wv200Ehきっと先輩は来ないよね……Le)
(V4486Ld……Le)
V4487Ld絶対に誘ってくれるって……勝手に思い込んでた。Le
V4488Ld先輩ならきっとって……。Le
V4489Ld自分から誘ったりしたらはしたないかなって、/そんな風に思っていた。Le
V4490Ldなんて自分勝手だったんだろう……。Le
「お客様。大丈夫ですか?」
「V4491え?」
「その……どこか具合でも?」
「V4492あ……W45Wv150EFe6m3いえ……W45P4B60W30Wv300ちょっと目にEcW4Ehゴミが入った/だけです……。W45Wv530B100EcW4EoFe9m3大丈夫です」
「そうですか……」
「V4493ご……W60Wv113ごめんなさいっ!」
V4494Ld先輩にちゃんと伝えればよかった……。Le
V4495LdそしたらW30Wv112今ごろ……。Wv210先輩と二人で……。Le
V4496Ld先輩……。W60Wv190先輩は今W60Wv300何をしていますか?W120Wv530/私のこと、W60Wv680少しくらいW30Wv790思ってくれていますか?Le
(……)
「V0565にぃに〜っ」
「ん……」
(しまった……また寝ちゃったのか……)
「V0566にぃに! ……EFe9m6まだ寝てるの?」
「昨日遅かったんだよ……」
「V0567もう……EF6しょうがないなぁ……。/EFe9こんな日に……」
「そうそうしょうがないんだよ」
「V0568みゃー、Fm4お買い物行ってくるからね」
「おー。いってらっしゃい」
「V0569昼ご飯テーブルに置いてあるからね」
「おー。サンキュー」
「昼ご飯?」
「V0570うん。早く食べないとFm4冷めちゃうFm3よ。/Fm4今日はヤキソバFm3なんだから」
「V0571あ、EF3それと今夜はご馳走だから!/期待しててね! Wv300F3EcにししししWv375」
(今夜……今日……)
「あれっ? い、今何時だ?」
「V0572ふぇ? EF71時30分EFe3m6だけど……」
「うわぁ!! そ、それはまずいぞ……」
「V0573まずい? EFe9何で? 別にいいじゃん」
「いや、よくない」
「ちょっと出かけてくる」
「V0574えっ?」
「着替えるから出てってくれ」
「V0575ふぅ〜んFm3、にぃにどこに行くの?」
「いや、ちょっとな」
「V0576……どこ?」
「だ、だからちょっと……」
「V0577ど・こ・Fm1に・Fm4行・く・Fm6の」
(う……しょうがない……)
「V0578あ、EFe9m6まさかクリスマスだからって……」
「Ts3美也!」
「V0579ひゃっ」
「帰ってきたらちゃんと話すから」
「V0580……なによ。EF6そんな怖い顔しちゃってさ」
「V0581ふんっ! EcFm6にぃにのケチッ!/W25EoFm4せっかく起こしてあげたのにFm6馬鹿っ!」
(ふぅ〜……やっと行ったか……)
(ちょっと厳しく言い過ぎたな……。/後でフォローしないと……)
(っと、それどころじゃない!/急いで準備して出かけないとまずい!)
「行ってきます!!」
(まずい……。遅刻だ……)
(昨日、色々考えてたら/なかなか寝付けなかったからなぁ……)
(うわっ、もうすぐ2時だ……まずい)
(急げ急げ……)
(はっ……はっ……)
(ク、クリスマスか……)
(僕は……)
(はあっ……W45はあっ……)
(1時55分……。1時間近く遅刻……)
(紗江ちゃんは……W45いない……。W60/当たり前だよな……)
(何をしてるんだ僕は……)
(……クリスマス当日に女の子を待たして。/……はぁ、最低だな)
(どうする? 紗江ちゃんの家に電話して/みるかな……)
(はははっ、電話番号わからないや……)
(ははは……。何してるんだ僕は……。/本当に……)
(帰るか……。帰って温まるか……)
「V4497あっ! W25先輩!」
「えっ?」
「あ……紗江ちゃん」
「V4498先輩……」
「あ、ご、ごめ……」
「V4499すみませんっ!!」
「え?」
「V4500あの……、W45Ec私、W45F6Eo色々動き回ってて……」
「V4501待ち合わせ場所を間違えちゃったかと/Ec思って……P0EoF6W45お待たせしました」
「いや、それは……」
「V4502本当にごめんなさい……」
「そ、そんな事ないって! 元はと言えば/僕が遅刻したせいだから」
「V4503で、EcW4Ehでも……」
「いや、僕のほうこそ本当にごめんね。/寒い中待たせちゃって……」
「V4504あ、Fm6いえ、FEcそんなこと……」
「許してくれるかな?」
「V4505も、W45EF8もちろんです」
「V4506私は……W45Ec来てもらえただけでも……。/W45EoFe6m3嬉しいですから」
「紗江ちゃん……」
「V4507ふふっ、W45EoFe9会えて良かった……」
(紗江ちゃん……僕は本当に駄目な男だ)
「ごめんね……」
「V4508せ、先輩……」
(くそっ……)
「V4509あ……」
「V4510そうだ先輩。私一緒に行きたい場所が/あるんですけど、良いですか?」
「も、もちろんだよ!」
「V4511それではEc行きましょう先輩」
「うん、楽しみだな」
(え……こ、ここは……もしや……)
「V4512はい、W45Ec到着ですよ先輩。W45Eo最近オープンした/ばかりのポートタワーです」
「あ、あぁ……ポートタワーか……」
「V4513はい」
「V4514色々と考えたんですけど、W45EF3公園もあるし、/W45Ec一緒にいけたら楽しそうかなってEoFe6思って」
「あ、そうだよね。楽しそうだ。うん」
「V4515クリスマスだから、W45Fm4何かイベントを/やっているかもしれませんし……」
「ああ、うん……」
(頼む……水族館であってくれ……)
「V4516あ、W45Wv70EF3もちろん展望台からの眺めも/W15EFe2Ec最高Wv250だってEo書いてありました」
「ああ、そう……」
(うわぁ、やっぱ展望台か……。当たり前/だけど。高いところ登るんだ……)
「V4517お天気も晴れて、本当に良かった……」
「V4518……先輩?」
「え? ど、どうかしたの?」
「V4519あの……もしかして、こういうのは/お好きじゃないですか?」
「いやいや! そんなことないよ」
「V4520ほ、本当ですか?」
「う、うん」
(……せっかく紗江ちゃんが選んだ場所だ、/それに1時間も遅刻した僕がいちいち/文句つけてる場合じゃないだろ)
「V4521……あ」
(もしかしたら……高い所も少しは平気に/なってるかも。W30……なってるといいな。W30/よし、こうなったら気合入れていこう!)
「V4522先輩……。W45Ec私……W45EoF9何か先輩に……」
「あっ、ごめん! ちょっとボーっと/しちゃったよ」
「早速上がってみようか? ね?」
「V4523は、W45EFe9m3はい。W45EFe2m3そうですね」
添乗員
「上にまいりま〜す」
(くっ、あがり始めた……)
「……」
「本日はキビ・ポートタワーにお越し頂き、/誠にありがとうございます」
(ど、どうかな……まだ……)
「V4524意外と空いてますね」
(意外と!? 意外と平気か?)
「このエレベーターは展望台直行の運行に/なっております」
「V4525へ〜、展望台に直行なんですね。/すごいですね先輩」
(す、すごい……高いよ……)
「展望台まではおよそ2分で到着致します。/地上300メートルからの景色を是非/お楽しみ下さい」
「V4526ふわぁ、あっという間に/着いちゃいそうですね」
(あっという間に気分が……)
(怖い! すごい怖い! 汗が出る……。/高いよ! 高い!)
「V4527先輩……」
(あ、だめだ……どこか柱に……、/安定してそうな柱に捕まらないと……)
「V4528Ts1……すん」
「お待たせ致しました、展望台到着です」
(早く! 早く安定してる場所いかないと)
「V4529え? あの、先輩……」
(た、助かった……W45っておい!)
(なんだこりゃ! 地面透けてる……。/何のために!? 馬鹿じゃないのか!?)
(これはきついよ……紗江ちゃんに言って/早めに戻らせてもらおう……)
「あ、あれ? 紗江ちゃん?」
「V4530あの……W45Ecすみません……」
「あ、いや! 僕のほうこそごめん……」
「V4531い、EFe9いえ……W45EFe9m3いいんです……。/W60P0EF3それより素敵な眺めですね」
「えっ!? な、眺め……」
(うわっ……外が……)
(怖い……)
「V4532……や、W45EF3やっぱりカップルで来てる人が/ほとんどですね……」
(……めまいが)
「V4533……あの」
(……周りなんか見てられないよ)
「V4534……すん」
「さ、紗江ちゃん」
「V4535は、Ecはい! W45何ですかEo先輩」
「いや、あのさ……」
「V4536あれ……W45先輩、W25EF9顔色が真っ青ですよ?/W45それに汗も……」
「ごめん、実は僕高いところが駄目なんだ」
「V4537ええっ!? W45EF9そうだったんですか……」
「お、降りてもいいかな?」
「V4538は、はいっ! W45EF6もちろんです」
「ありがとう」
「V4539……B60ごめんなさい……EcW4Eh先輩」
(ようやく降りてこれた……)
(うわぁ……汗と震えが……とまんないや)
「V4540先輩……大丈夫ですか?」
「あ、う、うん……。しばらくすれば/きっと治まるから……」
「V4541……どうして私っEcて」
「V4542あ、EF6いえ、Fm3私P4Fe9m3W45何か飲み物を買ってきます」
「あ、さ、紗江ちゃん……」
(参った……。W45遅刻から全ての歯車が/狂った感じだ……)
(美也のヤツも怒らせちゃったしな……)
(ふぅ……まだ頭がぼーっとする……)
(みやげ物売ってるな……)
(美也に何か買って帰るか……)
「V4543先輩」
「あ」
「V4544あの、EcW4Eoお水です」
「ありがとう紗江ちゃん……」
「Ec……」
「……そうだ。あそこのおみやげ物でも見に/行ってみない? いい記念になるかも」
「V4545あ、はい。W45Ecいいですね」
「よし、行ってみよう」
……こうして紗江ちゃんとみやげ物屋に入った。
「結構色々な物が売ってるね」
「V4546そうですね〜、あ、あそこの/お人形可愛い。……カエルさん、かな?」
「ははは、ちょっと不細工な感じがいいね」
「V4547そうですね」
(お、なんかアクセサリーも売ってるな。/ちょっといいかも……)
「V4548ポートタワーまん頭とかもありますね」
(うん。値段も手ごろで良い感じだな)
「V4549先輩?」
「え? あ、ごめん」
「V4550アクセサリーを買うんですか?」
「あ、いや、なんとなくね……」
「V4551あ、このお花のリング可愛いですね……」
「どれどれ……、あ、確かに可愛いかも」
「V4552リングとかって、いいですよね」
「やっぱり女の子はリングが好きなの?」
「V4553えっ、あの……そ、そうですね……」
「そっか……美也に買って帰るかな」
「V4554えっ!?」
「あ、今日美也のこと怒らせちゃったんで/何かご機嫌取りが欲しかったんだ」
「V4555そ、そうなんですか……」
「うーん、どれにしようかな……」
(お! これは確か美也の好きな/キャラクターだったはずだな。/よし、このリングにしよう)
「じゃあ、ちょっと買ってくるね」
「V4556は、はい……」
(って、まてまて。紗江ちゃんの分を/忘れちゃ駄目だろ……。ええと……、/さっき見てたリングはこれだな……)
(よし、いい買い物が出来たかな)
……と、こうしてみやげ物屋で過ごした。
(大分体調は良くなったな……)
(遅刻からいいとこなしだし、ここから/挽回しないとな……)
「よ、よし! それじゃ次はどこ行こう?」
「V4557え……W45EF6あ……W45EcW4Ehその……」
「どうかした紗江ちゃん?」
「V4558いえ……W45EFe9m3何でもないです……。/W45EFe6その、W45EF9m3お任せします」
「あ、そっか……それじゃあちょっと/行きたい場所があるんだけど、いいかな」
「V4559はい」
「あー、日が落ちてきちゃったね」
「V4560そ、そうですね……」
「やっぱり冬は一日が早い気がするよ」
(あれ、もしかして紗江ちゃん疲れちゃった/のかな? それとも……)
「あ、あそこだよ紗江ちゃん」
「V4561え?」
「ここに来たかったんだ……」
「V4562あ……」
「V4563うわLdMoFm3ぁ……McLe」
「うん。すごくキレイだよね」
「V4564先輩! W30Wv100Ecイルミネーションが/Wv155すっごくEoキレイ!」
「はは、そうだね」
「V4565こんな場所があったんだ……」
「実は僕も来たのは初めてだったんだ」
「V4566あ、W45EF3そうなんですか?」
「うん……。ちょっと離れたところから/見たことはあったんだけどね」
「V4567以前からあったんですか?」
「うん。多分2年前にはあったと思う……」
「V45682年前EF3ですか……」
「うん……2年前だね……」
「V4569……先輩?」
(……クリスマスのイルミネーションか)
(あの日から丁度二年か……)
(まさかこんな気持ちでイルミネーションを/見れる日がくるなんてなぁ……)
(……人を好きになるのが怖くて)
(自分を好きになってくれる人なんて、/いないんじゃないかって……)
(……でも僕は今こうしている)
(彼女にちゃんと伝えないとな……)
「紗江ちゃん、君のおかげだよ」
「V4570え……」
(……うう、緊張するな)
「V4571あ……」
「そのなんていうのか……」
「あのさ、良かったらこれからも僕と……」
「V4572Nm先輩……W45Wv165Eoもう、いいんです……。/W45Wv330EFe9m3ありがとうございました……」
「V4573先輩……W45Wv110Eh優しいから……」
「V4574私が告白しちゃって……、/W45Ecご迷惑だったんだと思います……」
「い、いやそんなこと……」
「V4575今日も、一日付き合って下さって……。W45Wv200/EF6先輩の苦手な場所に連れていっても……/W45Wv370EFm3許してくれて……」
「V4576私……W45Wv135Ec一人でずっと浮かれてて、/EoW45Wv325本当に……迷惑ばかりかけて……」
「あ、いや……」
「いやそれは高所がちょっと……」
「V4577先輩……W30Wv110EcFm5朝からずっと辛そうで……。W90Wv320/Fm8私……Wv460私Fm5……」
「あ、それは……遅刻したのが……」
「V4578今まで私のわがままに付き合ってくれて、W60Wv310/本当に……W60Wv480本当に……」
(あれ、なんなんだこの空気は……)
「V4579……すみませんでしたっ!」
「さ、紗江ちゃん!」
(あれ? 何これ?)
(クリスマスに……デートしてたんだよな)
(……いや)
(……デートになんかなってない。/ずっと紗江ちゃんに気を遣わせて)
(紗江ちゃんに寂しい思いをさせて……。/僕は何をやってたんだ……)
(結局何も変わってない……成長してない)
(独り善がりで、紗江ちゃんの気持ちを/考えないで……そしてこうしてうじうじ/してる……)
(いいのか……このままで……)
・このままじゃ駄目だ。追いかけよう
・今更しょうがない……風邪ひいちゃうし帰ろう
(このままじゃ駄目だ。追いかけよう)
(もし紗江ちゃんに愛想をつかされるにし/ても、ちゃんと自分の想いを伝えないと)
(急いで追いかけないと……)
(……いない)
(……ん?)
(あっ、雪が……)
(ははっ……。/ホワイトクリスマスじゃないか)
(……紗江ちゃん)
(きっと、今頃この雪の中で一人……)
(……早く、早く見つけないと!)
(どこだ、どこにいったんだ……)
(あ、もしかして……)
(はぁはぁ……。紗江ちゃん……)
???
「V0970ん、どうした?」
「え? さ、紗江ちゃん?」
「V0932っと、W45EF3わりいが俺は紗江ちゃんじゃない」
「梅原か……」
「V0933おいおい、W45EFe6m3そんなにがっかりされると、/軽く凹むな。W45EF4何かあったのか?」
「紗江ちゃん……/いや、中多さんは来なかったか?」
「V0934中多さんって……W45EF71年生だよな?」
「そ、そうだ! 見たのか?」
「V0935いや、W45EF7パーティーはもう終わったし、/W45EF1皆ぼちぼち帰りはじめてるぞ」
「V0936今から学校に来るなんてないだろ」
「そっか……そうだよな……」
「V0937何やら訳ありっぽいな……。/W45EF7詳しくはわからんがこの寒空だ、/W45EF4中多さんも帰宅中なんじゃないのか」
「……そうか! 梅原サンキュ!」
「V0938へへっ、W45Eoなんだかよくわからねーけど、/正念場っぽいな……W60EFe8頑張れよ」
(僕はなんて馬鹿なんだ。紗江ちゃんは/駅に向かったに決まってる……)
(急ごう!)
(今更しょうがない……/風邪ひいちゃうし帰ろう)
(それにしても寒いな……)
(雪でも降るんじゃないか?)
(あの日みたいに……)
(……雪が降ってきて、みじめだったな)
(自分だけが空回りした気がして……。/何がいけなかったをずーっと悩んで)
(……結局結論なんか出なくて)
(あ……雪が……)
(はははっ……本当に降ってきたよ)
(本当に、あの時のまんまじゃないか……)
(雪の中を一人で……)
(今頃、紗江ちゃんも、/僕と同じように雪を見てるのかな……)
(……え? 僕と同じようにって……)
(そうだよ……、今紗江ちゃんは/僕のせいで一人ぼっちなんだ……)
(あんなに楽しみにしてくれていた、/クリスマスなのに……)
(僕は同じ思いを紗江ちゃんにさせようと/してるんじゃないのか?)
(あんなに辛くて……寂しくて……)
(……駄目だ。それは駄目だ)
(行かなきゃ! 彼女を捜しに……)
(紗江ちゃんは電車通学だったよな……。/はぁはぁ……)
(さ、紗江ちゃん……はぁはぁ……)
(もう駄目なのか……)
(またこうなのか……)
(紗江ちゃん……。こんな僕のことを/好きだって言ってくれた可愛い後輩……)
(一生懸命……全力で向き合ってくれた。/僕もだ、僕も全力を出さないと……)
(すぅーーーーっ)
「紗江ちゃあああああああああああん!」
野次馬
「な、なんだなんだ?」
「何してるのあの人?」
(はぁ、はぁ……)
(……駄目か)
(当たり前か……。/ドラマや映画じゃないんだし)
「V4580先輩……」
「あ、紗江ちゃん!」
「V4581先輩……すごく嬉しいんですけど……」
「あ、うん? ど、どうかした?」
「V4582は、W45Ec恥ずかしいFm3です……」
「え? あ、あれ?」
「クリスマスの夜に熱いね兄ちゃん!」
「これからしっぽり行っちゃうのかい?」
「ご、ごめん……思わず……」
「V4583い、いえFm3……W45EcFe9m3先輩の気持ちはすごく/Eo嬉しかったです……」
「V4584でも……」
「で、でも?」
「今夜は帰さないってか? ハッハー」
「いいなぁ、若いっていうのは」
「V4585は、S恥ずかし過ぎます……」
「いや、本当にごめん……」
「そ、そうだ! 今度きちんと気持ちを/伝えさせてくれないかな?」
「V4586え?」
「今日はもう本当に酷い有様だったし……。/きちんと僕の気持ちを伝えたいんだ」
「V4587先輩……」
「それに紗江ちゃんにももう一度考えて/欲しい」
「V4588もう一度……W45EF9考える?」
「僕でいいのか……」
「V4589そ、W45そんな……」
「あれ? まだあの二人動かないぜ?」
「もしかして何かもめてるのかねぇ?」
「本当に今日はごめんね……」
「V4590そんな……W60Fm3私は別に……」
「と、とにかく今日はもう遅いし、送るよ」
「V4591は、W45EF6はい……W45EFm3ありがとうございます」
(ちゃんと考えて……決めないとな)
(昨日ドキドキしちゃってなかなか/寝れなかったからなぁ……)
(紗江ちゃんは電車通学だったよな……。/はぁはぁ……)
(さ、紗江ちゃん……はぁはぁ……)
(……いない)
(もう駄目なのか……)
(またこうなのか……)
(……)
(紗江ちゃん……。こんな僕のことを/好きだって言ってくれた可愛い後輩……)
(一生懸命……全力で向き合ってくれた。/僕もだ、僕も全力を出さないと……)
(すぅーーーーっ)
「紗江ちゃあああああああああああん!」
野次馬
「な、なんだなんだ?」
「何してるのあの人?」
「僕は……W30僕は……」
「君が好きなんだあああああああああ!!」
(はぁ、はぁ……)
(……駄目か)
(当たり前か……。/ドラマや映画じゃないんだし)
???
「V4592Ts1……ぱぁい〜……」
「V4593Ts1……ぱぁい〜……」
(……あれ?)
「V4594せ〜んぱぁ〜い……きゃっ……」
「え!?」
「V4595はぁはぁ……先輩……」
(ま、まさか……)
「V4596先輩っ!」
「え? さ、紗江ちゃん! ぼ、僕は……」
「V4597先輩っ!!」
「紗江ちゃん……」
「V4598先輩っ! 先輩っ!」
「ごめん……不安にばかりさせて……」
「V4599もう、いいんです……もう……」
「V4600先輩……もっと強く……抱きしめて……。/放さないで……」
「ああ、もちろんだよ……」
「V4601先輩……私嬉しい……」
(よかった……本当に……)
「V4602……先輩」
「おめでとーっ」
「よかったなー」
「メリークリスマスだな! おい」
「V4603ええっ? あ、先輩……」
「え? あ……」
「V4604は、は、P4EcFe6m3W45恥ずかしい……」
「ははは、僕も流石に……」
「あ! さ、紗江ちゃん靴がないよ?」
「V4605え? W45EF7あ、W45EFe9m3ほ、本当だ……」
「あ、あった……ちょっと待ってね」
「V4606すみません……」
(……靴がないことに気付かないくらい/一生懸命走ってくれたんだ……)
(僕も全力で……全力で彼女に向き合おう。/変な見栄を張らずに……正直に……)
「はい、紗江ちゃん」
「V4607あ、ありがとうございます」
「怪我はない?」
「V4608は、はい。大丈夫です」
「じゃあちょっと移動しようか」
「V4609あ、W45EFe2m3はい! W45Ecお願いします」
「えっと……もう一度、/一緒にイルミネーション見に行かない?」
「V4610え?」
「その……もう一度、クリスマスデートを/やりなおしたいんだ」
「V4611はい! W45Ec嬉しいです」
「よし、それじゃあ行こうか」
「V4612はい……W45EF7あ……W45EFe9m3先輩……」
「ん?」
「V4613その……W45EF9移動中は、W45EcW4EhFm3手を……」
「あ、そうだね……頼りなくてごめん」
「V4614いいえ! W45EoF3そんなことないです」
「それじゃあ行こう」
「V4615はい……。お願いします」
「……」
「あ、また無言になっちゃった……ごめん」
「V4616あ、いえ、平気です」
「なんか、上手く言葉に出来なくて……。/ごめんね」
「V4617ふふっ、先輩謝ってばかりですよ」
「あ、そうだね。ごめん」
「V4618あ、また……くすくすっ、もう謝らないで/下さいね」
「うん、そうだね」
「V4619はい。あ、見えてきましたよ」
「V4807……」
「……キレイだね」
「V4620はい。W45EoFe9すごく素敵です……。/W45EFe6さっきより……W45EFe2もっとキレイに見えます」
「よかった……」
「V4621ありがとうございます……先輩……」
「あ……紗江ちゃん。涙が……」
「V4622あ、W45EF6やだ……。W45EcW4Ehちょっとすみません」
「ごめん、もしかして……」
「V4623あ、W45EFe2m3Ec違います……」
「V4624……悲しい涙じゃないです。Fe2m3Ecえへへ」
「V4625先輩とこうして過ごせて……EcW4EhFe9嬉しいです」
「僕もだよ……。そうだ、少しこの辺を/ぶらぶらしてみない?」
「V4626はい! W45Ecどこへでも連れてって下さい」
「よし、行ってみようか」
「V4627あ、先輩。あそこのクリスマスツリー/見て下さい」
「どれどれ?」
「V4628ハートの上に天使が乗ってますよ。/すごく可愛いですね」
「ほんとだね……ん〜でもなぁ」
「V4629でも?」
「それを見て喜ぶ紗江ちゃんのほうが/可愛いかな」
「V4630えっ……」
「V4631せ、先輩……もう……そんなこと言っちゃ/駄目です……」
「え? どうして?」
「V4632だ、だって……恥ずかしくて……先輩の/顔を見れなくなっちゃいます……」
「そっか、それは寂しいな」
「それじゃあ僕が紗江ちゃんの事をずっと/見てるよ」
「V4633あ、あ……先輩……」
「V4634何か言って下さい〜」
「V4635うぅ、そんなに見つめられると……、/困っちゃいます……」
「ははは、ごめんね……でも」
「紗江ちゃんが余りにも可愛いからさ」
「V4636せ、先輩……またそんなこと言って……。/どうして突然そんなに……」
「あ、うん……。今までは思った事を/あまり言わなくて……」
「それで紗江ちゃんに寂しい思いを/させちゃってたから……」
「V4637あ……」
「だから……もう自分の思った事を隠すのは/やめようかなって……」
「V4638先輩……私、嬉しい……」
「クリスマスかぁ……。紗江ちゃんは、/クリスマスの思い出って何かある?」
「V4639クリスマスですか……」
「V4640そうですね、小さい頃……。W45Fe2Ecまだサンタ/さんが本当にいるって信じてて」
「V4641夜、サンタさんがプレゼントを持ってきて/くれるのを起きて待ってたんです」
「へ〜、試してみたんだ」
「V4642はい。W45EoF7ベッドで寝たふりをFm3しながら、/W45EFe3サンタさんを待ってたんですけど……、/結局寝ちゃって」
「V4643朝起きて大泣きしちゃったらしいです。/W45EFe8m4『サンタさんに会えなかった〜』W45EF3って」
「ははは、可愛いね」
「V4644そ、EFe9m3そうですか? W45B0EF3それで、あまりに/私が泣き止まないので、W45EFe9お父さんが/『今夜呼んで来るから』って……」
「え? そ、それでどうなったの?」
「V4645ふふっ、W45Eoそしたらお父さんがサンタの/変装して帰ってきたんですよ」
「いいお父さんだね」
「V4646でも私W45EF4『これはパパだよサンタさんは?/W45EFe8m4パパじゃなくてFm6サンタさんがいい』W45EFe9m3って」
「V4647そう言ってまた大泣きしたみたいで」
「はははは、すごいね紗江ちゃん」
「V4648嫌な子供ですよね。W45Fm9せっかく色々してくれ/てるのに……」
「いや、そんなことないって」
「V4649私、W45Eoお父さんとお母さんにはEF9迷惑ばかり/かけちゃってます……」
「あ、そうか……」
「紗江ちゃんそろそろ帰らないとご両親が/心配しちゃうよね?」
「V4650あ……」
「V4651先輩……W45EcW4Eh私……」
「ん? どうかした? 送っていこうか?」
「V4652わがままでごめんなさい……。/W75W15Wv310まだ、帰りたくないです……」
「まだ、大丈夫なの?」
「V4653はい……平気です……。/それよりも先輩と一緒に……」
「そっか、わかったよ……。どこか行きたい/ところはある?」
「V4654えっと……W45EFe9m3実は行きたいFm7場所が……」
「あ、そうなんだ。それじゃあ行こう」
「V4655はいっ……W45Ecありがとうございます」
「それで、どこに行けばいいのかな?」
「V4656こっちです。W45EFe6付いてきて頂けますか?」
「うん」
「V4657……先輩」
「え?」
「V4658手を……」
「あ、ごめん。As96b1W10As0b0行こうか」
「V4659はい」
「あれ? ここって……映画館?」
「V4660はい。あ、チケットはありますから」
「う、うん……」
「用意いいんだね」
「V4661だ、だって……先輩と……」
「ははは、ありがとう」
「え? ここって何?」
「V4662えへへ、EoFm3映画館の中に個室があるんです」
「へ〜、すごいなぁ……」
「ここで映画を見られるんだ……」
「V4663はい」
「ってことは、他にお客さんは……」
「V4664いません。貸切で見る場所みたいです」
「そ、そうなんだ、本当にすごいな」
「あ、そうだチケット代はらわないと」
「V4665大丈夫です。このチケットはお父さんに/貰ったので」
「え? そうなんだ」
「V4666はい。取引先の人にプレゼントして/もらったそうです」
「へ〜……お父さん何してるの?」
「V4667えと出版社に勤めてます」
「え? 出版社? すごいねぇ……。/編集さんか何かなの?」
「V4668あ、いえ、一応社長です」
「ええっ? 社長だったの?」
「V4669は、はい……」
(なるほど……紗江ちゃんって、ちょっと/浮世離れしてるっていうか、変わって/るって思ったけど、そういう事か……)
「V4670それより先輩……」
「あ、うん?」
「V4671二人きり、ですね……」
「あ、ああ……うん。/あれ? その格好は?」
「V4672あ、P4Fe9m4W45暑かったので……Fm3コートを……」
「そりゃそっか……いや、それにしても」
(可愛い……というか好みかも……)
「V4673先輩は脱がないんですか?」
「ええっ!? それはまずいよ!?」
「V4674え? W45EF7あ……W25EF6もしかして寒いですか?」
「ああ……そっか、いや暑い……」
「V4675先輩……Fm4顔が真っ赤です……。W45Fm6/大丈夫ですか?」
(うわ、近い……)
「V4676もしかして具合が……」
「あ、いや……その……」
「ごめん、正直に言うと……。W30紗江ちゃんの/服装にちょっとドキドキしてる……」
「V4677えっ!?」
「V4678へ、W45Fm9変ですか? EFe6m4似合いませんか?」
「い、いや! そうじゃなくて……」
「なんていったらいいのか、すごく似合うし/可愛いなって……」
「V4679ほ、W45EFe2m3ほんとですか?」
「V4680良かった……W45Eo美也ちゃんに聞いたんです」
「V4681あの……W45EFe6m3先輩の好きそうな服って……」
「紗江ちゃん……僕のために……」
「V4682ふふっ、W45Eo先輩に喜んでもらえてよかった」
(僕は、なんて幸せ者なんだろう……)
「V4683似合うかどうか自信なかったんですけど、/EFe2m3良かったEcです」
(……紗江ちゃん)
(本当にありがとう……臆病者だった僕を/好きになってくれて……)
(僕は紗江ちゃんのおかげで……)
「V4684先輩?」
「V4685あ……」
「V4686……せん、Fm2ぱい」
「紗江ちゃん……いいよね?」
「V4687Fm6はい……」
Ti0/   Ti2ビーーーーーーーーーーーーーッ
「V4688ひゃっ!」
「うわあっ!?」
予 告
「あの男が帰ってきた!! 数々の伝説を/打ち立ててきた暗黒のヒーローが、日本を/舞台に大暴れ!」
「あ、え、映画始まるね……」
「V4689そ、P4Fe9m3W45SそうですEcFe2ね……」
「と、とりあえず座ろうか」
「V4690そ、W45EFe9そうですね……」
(ピュアティアーズ? ……純愛物の/映画っぽいな。紗江ちゃんらしいや)
(駄目だ……頭に入ってこないよ……)
(紗江ちゃん……)
(……手を握っても……いいよな)
Ti0/          ギュッ
「V4691あ……」
(あ、紗江ちゃんが握り返してくれたぞ)
「V4692ん……」
(紗江ちゃんの手……柔らかい……)
(そうだ……あの時買ったリング……。/今はめてあげようかな……)
(……うん。上手くはまったぞ)
「V4693あっ……W75これ……」
「メリークリスマス、紗江ちゃん」
「V4694先輩……W45私……W60嬉しい……」
「良かった……喜んでもらえて……」
「V4808……」
「V4695先輩……」
「ん? どうかした?」
「V4696先輩……W60さっき……」
「V4697さっきしようとしたこと……」
「V4698して……W60欲しい……」
(もう、W60駄目だ……)
「紗江ちゃん!」
「V4699先輩……」
「君が好きだ! 大好きなんだ」
「V4700私も大好きです」
「年上のくせに頼りないし、気の利いた/ことも言えない僕だけど……。紗江ちゃん/を好きな気持ちは誰にも負けない」
「V4701私も……W65EoFm3私もNm先輩が大好きです。/W45EF3先輩を好きな気持ちは誰にも負けません」
「V4702先輩……」
「V4703んっ……」
「V4704ふっ……」
映画女
「ああ、W15私世界で一番幸せよ……。W60/もう、W15放さないで……」
映画男
「ああ、W15もう、W15君を放さない」
「V4705ふふっ……。先輩……。/W120私のほうが、絶対幸せです」
n4skx_ep01A
(紗江ちゃん遅いなぁ……)
(……)
「来ないとか?」
(いや、そんな訳はない。/紗江ちゃんに限って……)
(もしかして電車が止まってるとか?/いや、さすがにそれはないか……)
(……どうしたんだろう)
(また、か……)
(そうだ! 美也に電話して/紗江ちゃんの家の電話番号を聞こう!)
(早く出ろ〜)
(留守番電話か……)
(そっか……そうなんだ……)
なんでだろう?
そんな馬鹿な事を考えてしまった自分を恥じた。
なんでじゃない……。
大人しくて従順な女の子……。/そんな子だから何をしても良いって思ってた。
身勝手に振り回して……、傷つけて……。
それなのに、/まるで自分が被害者みたいに思い込もうとしてた。/本当に酷い男だ……。
こんな男を、精一杯好きだって言ってくれた/女の子に僕は……。
ごめん……。本当にごめん……。
「……」
(V4706先輩……Fm3どうしたんですか?)
(V4707Fm9もしかして……約束忘れちゃたのかな)
(V4708EcFm3ううん……そんなことない。EoFe9だってもう/家は出てるって言ってたし……)
(V4709きっと待ち合わせ時間を間違えてるんだろ/うな……)
(V4710Nm先輩……)
V4711……寒いな。
V4712あ、もうこんな時間なんだ……。/EcW4EhFe9先輩が来てくれたら、すぐ映画館いかないと……。
V4713Ec上映が終わっちゃうかも……。
V4714先輩、喜んでくれるかな。
V4715EcFm6パパが貴重なチケットだって言ってたし……、/Fm3きっと喜んでくれるよね?
V4716あ、最終上映始まっちゃった……。
V4717でも、まだ大丈夫……。/お薦めのシーンは最後の方って書いてあったし。
V4718……寒いな。
V4719あ……。雪……。
V4720ふふっ、EoFe9ホワイトクリスマスですね……
V4721先輩……。
V4722Fm5寒いです……。
V4723Fm4MoI早く来て下さい…Mc…。Fm5
V4724じゃないと私……。
V4725もう……。
「ただいま〜っ」
(うん、今日はいいクリスマスだったな)
(後は僕の気持ちだけ……)
「なんだ、誰もいないのか?」
(ん? 留守番電話が入ってるな、/もしかしたら美也かもしれないな……)
(部屋に戻る前に聞いておくか)
(え……)
(どうして何も録音されてないんだ……)
(まただ……。なんだろうこんな日に……)
(あっ! そ、そうか……。/僕は馬鹿だ! この電話は紗江ちゃんに/決まってるじゃないか…………)
(電話、くれたんだな……)
(僕のために……)
(……)
(ごめん……本当にごめん……)
n0skx_me04A
「V7062あっ、Fm3Nm先輩!」
「あれ? 紗江ちゃん?」
「V7063パーティーにいらしてたんですね」
「あ、うん。ぶらっとね」
「V7064えーっと、EFe9m4その……」
「どうかしたの?」
「V7065あ、EcFe9m3いえ! Eoな、なんでもないです」
「そ、そう?」
「V7066あぅ……」
「V7067その、Fm8ら、ら……」
「らら?」
「V7068ら、Fm3来年は、W90Wv285Is0EoFm4一緒にFm3過ごしたい……です」
「え? あ、そ、そうだね」
「V7069えへへ、EoFe9m3良かった……。/P0F3W45それでは失礼します」
「うん」
n0nkx_me01C
「あっ、Nm先輩!」
「あれ? 紗江ちゃん?」
「パーティにいらしてたんですね」
「あ、うん。ぶらっとね」
「えーっと、その……」
「どうかしたの?」
「あ、いえ! な、なんでもないです」
「そ、そう?」
「あぅ……」
「その、ら、ら……」
「らら?」
「ら、来年は、一緒に過ごしたい……です」
「え? あ、そ、そうだね」
「えへへ、良かった……。/それじゃあ失礼します」
「うん」
(まずは電話だ……)
???
「V4739はい、中多でございます」
「あ、紗江ちゃん? Nmだけど」
「V4740ああ、Nmさんですか、娘がいつも/お世話になっております」
「えっ!? あ、お、お母さんですか?」
中多母
「V4741昨日も色々とお世話になったみたいで、/本当にすみませんね〜」
「あ、いえ……そんな……」
「V4742紗江ちゃん、あ、娘は人付き合いが下手/なもので、新しい学校に入る前も随分/心配してたんですよ。……いいから」
「は、はあ……」
「V4743でも今はNmさんのおかげで随分楽し/そうにしてます。本当に……ちょっと」
「V4744マ、ママ! は、早く代わって〜」
「V4745そういう訳ですので、今後ともよろしく/お願いしますね〜」
「は、はい……」
「V4746せ、先輩ですか? すみません……」
「あ、いや……楽しいお母さんだよね」
「V4747本当にすみません……なかなか代わって/くれなくって……くすん」
「あ、いや本当に気にしないで」
「V4748ありがとうございます」
「あ、それでなんだけど……」
「V4749は、はい」
「……できれば会って直接話をしたいんだ。/今から出られるかな?」
「V4750あ……もちろんです」
「それじゃあ、駅前で待ってるから」
「V4751わかりました、すぐに出かけます」
「はは、慌てなくていいよ」
「V4752そういう訳にはいきません」
「わかった、それじゃ駅でね」
「V4753はい」
「寒くない?」
「V4754あ、大丈夫です……」
「……どうしてもここで紗江ちゃんと話を/したかったんだ」
「V4755ここでですか?」
(……)
「……」
「紗江ちゃんに告白されてから、ちょっと/よそよそしかったと思う……」
「V4756あ……」
「……丁度2年前のクリスマスに、僕はここ/で女の子と待ち合わせをしてたんだ」
「V4757え? EF9そ、そうなんですか?」
「一人で盛り上がって、一人ではしゃい/じゃって……。結局すっぽかされたんだ」
「V4758そ、W45EF6そんな……W45Ec酷い……」
「いや、今思えば僕も悪かったんだと思う。/でも、それ以来僕は自分の気持ちに正直に/なれてなかったんだと思う……」
「V4759……先輩」
「なんていうか……/その自信がもてなくて………」
「だから紗江ちゃんの想いに応えられず、/ずっと中途半端で……」
「V4760先輩……」
「でも、今なら自信を持って言える」
「年上のくせに頼りないし、気の効いた/ことも言えない僕だけど……。紗江ちゃん/を好きな気持ちは誰にも負けない」
「V4761私も……W45EoFe6m3私もNm先輩が大好きです。/W45EFe2m3先輩を好きな気持ちは誰にも負けません」
「紗江ちゃん……」
「V4762先輩……」
「V4763先輩っ! 先輩っ!」
「ごめん……不安にばかりさせて……」
「V4764もう、いいんです……もう……」
「V4765先輩……もっと強く……抱きしめて……。/離さないで……」
「ああ、もちろんだよ……」
「V4766先輩……私嬉しい……」
n4skx_ep02A
(よし……そうと決まれば善は急げだ)
(なんとか美也から電話番号を/聞き出したぞ……)
(……う、緊張してきた)
(……出ないなぁ、留守なのか?)
???
「V4767もしもし……」
「あ! さ、紗江ちゃん?/昨日はごめん……」
「V4768……どちら様でしょう?」
「え、あの……」
「V4769紗江はおりません……」
「あっ! す、すみません……。/僕は紗江さんと同じ学校の/Nmと申しますけど……」
「V4770あ、貴方が……」
「は、はい……」
「V4771……私は紗江の母です」
「え! あ……お母さんですか……。/はじめまして、いつも紗江ちゃんに……」
中多母
「V4772……紗江は今病院にいます」
「ええっ!? びょ、病院……。/な、なんでですか?」
「V4773……なんでですか?/貴方のせいじゃないですか!」
「えっ……」
「V4774……あの子、/『今日は憧れの先輩と出かける』って」
(そ、そんな……)
「V4775雪も降ってたのに……、/貴方のことを待ちつづけて……」
(……さ、紗江ちゃん)
「V4776救急車で運ばれたんですよ!?」
「きゅ、救急車……」
「V4777……いったい、/どういうつもりだったんですか?/娘をなんだと思ってるんですか!?」
「い、いえ……決してそんな……」
「……」
「V4778……もう、紗江にかまわないで下さい」
「え!? そ、そんな……。せめて、/お見舞いに行かせて下さい」
「V4779結構です!」
「あ……」
「そ、そんな……紗江ちゃん……」
「僕は……」
電話を切られた後も、/僕は紗江ちゃんのお母さんの/話がいまひとつ理解できなかった。
まさかこんな事になるなんて……。
僕の優柔不断がこんな事を……。
……。
自分があんなに辛い思いを味わったのに……。
同じ思いを……。
紗江ちゃん……ごめん……。
僕は……僕は……。
n4skx_ep03A
「V0973よぅ大将。W45Ec景気はどうだ?」
「悪いね。悪すぎる。それで何の用だ?」
「V0974いや、W45EF6ちょっと小耳に挟んだんだが……。/W45EF91年生の中多さん、って知ってるよな?」
「ああ、知ってるよ。美也の友達だしな」
「V0975どうもアニメ研究所に入ったらしいん/だけど……。W45EF6何か聞いているか?」
「いや……聞いてない」
「V0976そっか……。W45Ecよりによって/研究所だからなぁ……」
「アニメ研究所?/アニメ研究会じゃなくて?」
「V0977アニメ研究会はちゃんと活動してて、/学校にも認められている部活だよ」
「うん」
「V0978アニメ研究所はしょうもない奴等が/勝手に集まって好き勝手やってる……。/W45EF7まあ、W45EF6同好会みたいなもんだな」
「V0979あんまり評判よくねーんだよな……」
「そうなのか……」
「V0980どうも相当しつこく勧誘したらしくてな、/W45EF6それでちょっと気になったんだよ」
「そっか……」
「V0981まあ、知らないならしょうがないな」
「そうだな……」
(中多さん……)
「あ、美也」
「V0772ん? EF3どうしたのお兄ちゃん」
「あ〜、最近中多さんってどうだ?」
「V0773えっ? 紗江ちゃん?」
「V0774Ldう〜ん……Le」
「どうした?/紗江ちゃんと何かあったのか?」
「V0775Ldんーん。W10LeFm4逆だよ。最近なんにもFm3ない」
「何もない?」
「V0776う〜ん……」
「V0777なんかね、変な先輩たちが紗江ちゃんに/ずっとつきまとってるんだ」
「変な先輩たちが……」
「V0778うん。EF73年生だと思うんだけど……。/EF9よくわからないんだ」
「V0779その人たちが、紗江ちゃんのこと、/Fm4『姫』Fm6とか呼びながら/ずっと一緒に行動してるの……」
「ひ、姫……」
「V0780うん。Fm4紗江ちゃんもあまり困ってる/Fm3風じゃないし……」
「V0781だからちょっとFm3近づきづらくて……」
「そっか……」
「V0782休み時間も放課後もずっと先輩たちと/一緒だからFm3最近話が出来なくて」
(中多さん……)
「V0783でも、EFe3急にどうしたの?/紗江ちゃんのこと聞くなんて」
「いや、なんでもないんだ……」
「ありがとな美也」
「V0784あ、EFe3うん」
……こうして、中多さんの様子を美也から聞いた。
……それにしても姫か。
アニメ研究所恐るべしだな。
(う〜ん。特に用もないのに3年生の/教室に来てしまった……。)
(変に緊張するんだよなぁ……。/さっさと戻るか……)
男子A
「いやぁ〜。それにしても姫は逸材ですな」
男子B
「うむ……。我が校にあれほどの人材が/いるとは。まったく灯台下暗し!」
(えっ、今姫って言ったよな……。/それってもしかして中多さんの事か……)
「昨今の流行に対しても敏感でありますし」
「うむ。古き物にも素晴らしい理解度だ」
男子C
「胸も大きいし……」
(胸が大きい……)
「女子校にいたからか心根も優しいし」
「うむ。しかも従順な感じだ!」
「スタイルもいいし……」
(やっぱり中多さんの事だな……)
「我々の崇高な目的に対する理解度……。/そして我が身を差し出す献身的姿勢……。/いや、ほんと良い子見つけましたな!」
「うむ。残された時間は多くないが、/可能な限りの作品を作らねば……」
「露出も過激に……」
(何の話かはわからないけど……。/なんだか腹がたってくるな……)
「それにしても……」
「うむ?」
「……」
「あれほどの逸材がフリーだとは……。/いやはや世も末ですな!」
「うむ。まったくだ」
「まあ、そのおかげで我らの趣味と/実益が叶えられるのですから!」
「過激に……」
(……もういこう)
……こうして、中多さんの噂話を聞いた。
(……今年も終わりだな)
(思い返せば、色々な事があった……)
(素晴らしいお宝との出会いと別れ……)
(うん……)
(梅原ともいい取り引きをする事が/出来た……)
(……)
(来年、より活発な取り引きをするために、/新しく取り引き場所を探してみるか……)
(うん。そうしよう)
(意外と奥に行けば、人気が無さそうだな)
(う〜ん……)
「V0785あ、EFe3お兄ちゃん」
「み、美也こんなところで何してるんだ?」
「V0786う〜ん……」
「どうした? 浮かない顔して」
「V0787実は……EFe9m4紗江ちゃんに、/Fm6『コミケッツ』にFm3誘われたんだ」
「え? 『コミケッツ』……。何だそれ?」
「V0788よくわからFm3ないよ……。EF7ただ、おっきい/お祭EFe9みたいなものFm3だって………」
「お祭?」
「V0789うん。そこに行ってEFe6m4一緒に/コスプレEFe9しようっFm3て……」
「は? コスプレ?」
「V0790うん……」
「二人でいくのか?」
「V0791ううん。EFe7m4他にも紗江ちゃんのお友達が/EFe9来るんだって……」
「お友達……。女の子か?」
「V0792Ldううん……Le」
「……」
「V0793……」
「V0794ねえお兄ちゃん」
「お、おう……」
「V0795美也、どうしたらFm3いいかな……」
「ど、どうしたらって……」
・好きにしろよ
・行かない方がいいんじゃないのか?
「美也が誘われたんだし、/好きにすればいいじゃないか」
「V0796え?」
「僕が誘われた訳じゃないんだしさ」
「V0797……」
「V0798にぃにのばかーーーっ!」
「ぐわっ!!」
「V0799もう知らない! Ecふんっ!」
「いてててて……」
(くそ……油断した……)
「僕もよくわからないし……。なんとなく/行かない方がいいんじゃないのか?」
「V0800うん……Ecそうだよねぇ……」
「行きたいのか?」
「V0801う〜ん……」
「V0802よくわからないけど、EFe3m4お兄ちゃんが/Fm3心配してるから止めてEcおく」
「え? ぼ、僕は別に……」
「V0803にししし。EoFe9照れない照れない。/Fm4可愛い妹の事がEF3心配なんだよEcねぇ?」
「う、うるさい! 誰が可愛いんだ!」
「V0804またまた〜」
「も、もう僕は行くからな!」
「V0805あ、Fm6お兄ちゃん!EFe9m4 待ってよ〜」
……こうして美也から相談を受けた。
……それにしても、『コミケッツ』って/いったいなんなんだろう?
ちょっと気になるよな……。
「V0982お待ち! W45Ecんじゃ行こうか?」
「ん、ああ……」
「なあ、梅原。ちょっといいか?」
「V0983ん? W45EF3どうした?」
「あのさ、『コミケッツ』って知ってる?」
「V0984ああ、W45EF7名前くらいはな」
「どんな集まりなんだ?」
「V0985どんなって……。W45EFe6そうだな」
「V0986漫画とかゲームとかが好きな人が集まる/お祭みたいなもの……W45EF3って聞いたけど」
「漫画とかゲームのお祭なのか?」
「V0987ああ」
「そうか……」
「なあ、漫画とかゲームのお祭って/何するんだ?」
「V0988え? W45EF7ああ、W45EF3さっきの話か……」
「V0989何するって言われても……。/W45EF4出店とか出るんじゃないのか?」
「ああ、なるほど。出店か」
「V0990うん。W45EF3多分」
「でもどんな出店が出るんだ?」
「V0991おいおい。W45EFe6どうした?/W45EFe9なんでそんなに気にしてるんだ?」
「いや、ちょっとな……」
「V0992悪いが、W45EoF6俺に聞かれてもわからん。/W45EF9なんなら行ってみたらどうだ?」
「そうか……。そうだよな」
「V0993頼むぜ大将。W45Eo何があったかわからんが」
「いや、悪い。助かったよ」
「V0994一緒に行ってみるか?」
「いや、本当にもう大丈夫だ。行こう」
「V0995おぅ、W45Eoんじゃ行くか」
……こうして、/梅原から『コミケッツ』の話を聞いた。
う〜ん、普通のお祭とどう違うんだろう?
???
「V7500もう、すっごく楽しいところだから、/大丈夫だよ」
「V2053う〜ん……でもなぁ……」
(保健室から聞き覚えのある声が……)
「V7501お願い! 一回だけでもやってみて……」
「V2054う〜ん……」
(気になるな……ちょっとだけ……)
(あ、中多さん……それに美也?)
「V7502美也ちゃん、/EF3すごく可愛いからEFe9m4似合うと思うFm7しWv230」
「V2055そうかFm3なぁ……」
「V7503ふたりで一杯写真撮ってもらお。EFe9ね?」
「V2056う〜ん……。Eo知らない人に撮られるの、/EFe9なんか怖いかも……」
「V7504そんなことないよ! Fm3皆いい人だし」
「V2057う〜ん……」
(美也が中多さんに押されてるなんて……)
「V7505一回だけでいいの……Eoお願い……」
「V2058一回……だけFm3?」
「V7506もちEcろん!」
(……もう行こう、今更だけど、/盗み聞きはよくないしな)
……こうして、美也と中多さんの話を聞いた。
中多さんって印象変わったなぁ……。
(あれ? あそこにいるのって、/中多さんだよな……。/何してるんだろう……)
(ん、何か落としたぞ?)
「あ、中多さん!」
(行っちゃったよ……)
(本……だな。えーっと、/『輝日東男子高等学校2年A組』……)
(え? うちの学校の名前だよな……。/でも男子校ってなってるし……)
(ええと著者は『ミルクフォーチュン』。/……もう何がなにやら……)
(ちょっと読んでみるか?)
(……)
(いや、それは良くないだろう……)
(なんとなく、嫌な予感もするし)
(う〜ん、どうしよう……)
(とりあえずこのままにはしておけないし、/美也から渡してもらうか……)
(美也のやついるかな……)
(あ、いた)
「美也! ちょっといいか?」
「V0806どうしたの? 美也にEc用事?」
「あー、うん。実は頼みがあるんだ」
「V0807頼み? ……P2F2EcW45Wv115にししし。/W45Wv235EoFe8それは高くついちゃうかもよ?」
「まあ、それは置いといて……」
「V0808だめだめー。Wv80Fm4置いとけFm3ませ〜ん」
「わかったよ。まんま肉まんでどうだ?」
「V0809……まんま肉まんかぁ」
「V0810……みっつFm3ね」
「三つ? 三つだと?/このいやしんぼうめ……」
「V0811Fm4いやならFm3いいもーん。/P2Fe4m3W45Wv95美也知らないFm4もーんFm3Wv220」
(くそ、足元見やがって……)
「わかったよ……三つな」
「V0812やった! Eoお兄ちゃんやっさEcし〜Wv170」
「V0813で、W30EF3美也に何させたいの?」
「中多さんの落し物を……/それとなく渡してくれ」
「V0814ふぇ? EFe9そんくらいお兄ちゃんが/自分でやればいいじゃん」
「いや、まあ、そうかもしれないけど……」
「……」
「V0815それに、EFe9それとなく渡してって?/なんでなんで?」
「う〜ん、多分中多さんのだろうって/感じだから、ちょっとな……」
「V0816ふ〜ん……」
「V0817なんだかはっきりしないんだね。/P4F3EcW45Wv140まあいいけど。Wv220肉まん肉まん」
「助かるよ」
「V0818で、何を渡すの?」
「ああ、これだ」
「V0819なにこれ?」
「さあ……。多分漫画だ」
「V0820え? W45EF7『輝日東男子高等学校』?/W45EF9なんでなんで?」
「さあ……」
「V0821描いてる人がFm4『ミルクフォーチュン』?/……これ、Fm3何の本なの?」
「いや、それがまったくわからん」
「V0822えっ、見てないの?」
「うん。何故か見てはいけない気がして」
「V0823ふ〜ん……」
「V0824うん、EF3まあ大丈夫かな。/あとで紗江ちゃんに聞いてみるね」
「ああ、それとなく頼むな」
「V0825だいFm4じょーぶWv60Fm3だいFm4じょーぶFm3。/W30Wv160Eo美也にお任せだよ! W30Ecじゃあね」
「あ、おい……」
(まあ、大丈夫かな……)
(さーて、次の授業は……)
「V0996よう大将」
「ん? 何だよ梅原……」
「V0997美也ちゃんが呼んでるぞ」
「美也が? そうかサンキュ」
「V0998いいって事よ。W45Ec俺とお前の仲じゃねえか」
「はは、どんな仲なんだよ……」
「V0999そうだなぁ……」
「V1000切っても切れない腐れ縁か?」
「かもな。サンキュ、ちょっと行ってくる」
「V1001あいよ」
「どうした美也?」
「V0826……なるほど、W45Ecだね」
「何がなるほどなんだよ……」
「V0827お兄ちゃんとウメちゃんって、/EF6仲いいよね」
「なんだよ突然……」
「V0828ふぅ……」
(どうしたんだろう……。こんな様子の/美也は初めてかもしれないな)
「何かあったのか?」
「V0829お兄ちゃんが拾った本の事、Fm3覚えてる?」
「ああ、あの謎の本な」
「V0830あの本、Fm4紗江ちゃんの本だったよ」
「そっか、そりゃよかった」
「V0831よくないよ!W24EcFm6 もう!」
「ど、どうしたんだよ……」
「V0832……」
「み、美也?」
「V0833……お兄ちゃんとウメちゃんが/主人公だったの」
「は?」
「V0834お兄ちゃんとウメちゃんが、/Fm6付き合ってる……EcFe8m1そんなFm8内容なFm1のEo!」
「……僕と、梅原が? なんで?」
「V0835そ、W45EFe9そんなの美也もわからないよ……。/EFe6でもすごく仲のいいEFe9恋人同士なんだもん」
「そ、そんな訳ないだろ!」
「だいたいなんだって梅原と僕が……」
「V0836それはFm6紗江ちゃんにFm9直接言ってよ!」
「な、中多さんは関係ないだろっ!」
「V0837……だよ」
「V0838描いたのは紗江ちゃんだよ……」
「えっ!? な、中多さんが……」
「じゃあ『ミルクフォーチュン』って?」
「V0839紗江ちゃんのこと」
「な、なんで?」
「V0840Fm4……そういうのFm6好きなんだって」
「そ、そういうのって?」
「V0841男の人同士のFm4恋愛Fm6とか……」
「男同士の? いわゆるボーイズラブ?」
「V0842うん……」
「V0843Fm4……そういうのFm6流行ってるんだって」
「そっか……」
「V0844うん……」
「……」
「V0845……」
「じゃ、じゃあしょうがないか……」
「V0846うん……」
「V0847美也、EFe9戻るね」
「あ、ああ……」
(僕と梅原の恋愛……)
(男同士の恋愛物……)
(わからない……。わからないよ……)
……こうして、/『ミルクフォーチュン』の正体を知った。
後日知った話だけど、その本は『コミケッツ』で、/同好の士に売られるそうだ……。
……なんだか中多さんが/遠くに行ってしまった気がする。
……。
僕には、こんな事言う権利ないか……。
(そういえば、このところ/中多さんと話をしてない気がする……)
(美也の友達だし、悩んでないで/話し掛ければいいんだろうけど……)
(しばらく話をしてなかったせいか、/ちょっと声をかけづらいんだよな……)
(う〜ん……)
(あ、そうだ。/梅原なら何か知ってるかもしれない)
(今度それとなく話を聞いてみるか)
(うん、そうしよう)
「シリアイからソエンへのルートです」
「この変化ではメッセージを出しません」
中多紗江:レベルアップ シリアイ→ソエン
「その……」
「V1002……中多さんのことEoFm3だろ?」
「あ、う、うん……」
「V1003……気になってるんだな」
「ああ、もちろん」
「V1004そっか……」
「どうした何かあったのか?」
「V1005これ見てみ」
「何だよ……」
「写真?」
「何だこれ?」
「V1006よく見てみろって……」
「えっ!? あ……これ、中多さんか!」
「V1007ああ……」
「Wv0な、何なんだよこの格好は……。/こんなに露出しちゃって……Wv270」
「V1008フォーチュンシスター……とか言う/ゲームのコスプレらしいぞ……」
「す、すごい衣装だな……」
「V1009アニメ研究所の連中があおってるらしい、/W45EoF8過激な衣装のほうが可愛いってFm1な」
(中多さん……)
「V1010なんだかなぁ……」
「……そうだな」
「で、でもなんだってこんな写真を梅原が/持ってるんだよ……」
「I10……」
「V1011300円だ……」
「え?」
「V1012アニメ研究所のやつらが言うには、/W45EF6他にも色々あるらしい……」
「そうか……」
「……」
「V1013根が素直な子なんだろうな……」
「そうだな……」
「V1014まあ、W45EoFe9本人も楽しそうだからいいんだが、/W45EFe6なんとなく気になってな」
「V1015でも、W45Ecなんなんだろうな、W45EoF9この感覚は」
「……もうよそうぜ」
「V1016Nm……」
「V1017そうだな……」
「ああ……」
n0sox_me01B
「その中多さん……」
「V1018……あの小さくて可愛い後輩だよな」
「あ、う、うん……」
「V1019……気になってるんだな」
「ああ、もちろん」
「V1020そっか……」
「どうした何かあったのか?」
「V1021美也ちゃんとも仲良いのか?」
「ああ、/良く一緒にいるって言ってたけど?」
「V1022Ecそっか……」
「何なんだ? さっきからいったい……」
「V1023これ見てみ」
「何だよ……」
「写真?」
「な、何だこれ?」
「V1024よく見てみろって……」
「Wv0よく見ろって言われても……。/Wv100あ、これ中多さん!?Wv220 それに美也か?」
「V1025ああ……」
「Wv0な、何なんだよこの格好は!?/こんなに露出して……。風邪ひくぞ?Wv270」
「いや、そういう問題じゃない。/これは何なんだ?」
「V1026フォーチュンシスター……とか言う/ゲームのコスプレらしいぞ……」
「ゲームの衣装……」
「な、なんだって美也がそんなゲームの/格好をしてるんだよ?」
「V1027中多さんが連れて行ったらしいぞ」
「中多さんが……。あ! あの時の……」
「V1028何か心当たりがあるのか?」
(そうか『コミケッツ』で『コスプレ』、/そういう事だったのか……)
「……」
「そ、それにしても過激すぎじゃないか?/この衣装は……」
「V1029ああ……」
「V1030アニメ研究所の連中があおってるらしい、/W45EoF8過激な衣装のほうが可愛いっFm1てな」
(中多さん……)
「V1031なんだかなぁ……」
「でも、なんだって梅原がこんな写真を/持ってるんだよ……」
「I10……」
「V1032500円だ……」
「え?」
「V1033アニメ研究所のやつらが言うには、/W30EF6『この写真は大人気だからお買い得……』/W45Ecそういう事らしい……」
「そうか……大人気か……」
「V1034まあ、本人たちは楽しそうだから/いいんだがW45Ec……ちょっと気になってな。/W45EoF9Nmには話しておこうと思ったんだ」
「そうだな……。/いや、話してくれてありがとう」
「V1035しかし、W45Ecなんなんだろうな。W45EoF9この感覚は」
「V1036もしかして……」
「いや。もう、いいだろう」
「V1037Nm……」
「V1038そうだな、/W45EoFe9俺たちがとやかく言うのも変だしな……」
「ああ……」
(中多さん……。美也……)
n0sox_me01B
n5ako_me00A
「あぁ、七咲」
「V9571え? あ、Fm3Nm先輩……」
「今、ちょっといいか?」
「V9572ええ、構いませんよ……EcFe1水着に/着替えなくてもいいのでしたら」
「えっ!? そ、それは……」
「V9573ふふっ、EoFe9冗談ですよ。/EF3それより……私に何か用ですか?」
「う、うん……少し七咲と話がしたいなって/思ったから……」
「V9574私とお話ですか……」
「……だ、駄目かな?」
「V9575いえ、EoF3いいですよ。/Fm6でも、何のお話をするんFm3です?」
「えっと、そうだなぁ……」
n5ako_me00A
(おっ、あそこにいるのは……)
「お〜〜い、七咲」
「V9576あ、Fm6Nm先輩」
「今、ちょっといいかな?/僕、七咲と話がしたいんだけど……」
「V9577はい、Fm3それは構いませんが、/Fm6どうかしたんですか?」
「いや、別にどうもしないよ」
「ただ……今なら七咲とゆっくり話せると/思ったから声をかけてみたんだ」
「V9578ああ、そうでしたか」
「さすがにランニング中に/声をかける訳にもいかないからな」
「V9579ふふふっ、EoFe9そうですね」
「V9580では、ゆっくりとお話でもしましょうか」
「うん」
(エンカウント)
n5ako_me00A
n5ako_me00A
n5ako_me00A
n5ako_me00A
n5ako_me00A
「おっ、七咲」
「V9581あ、EF3Nm先輩、丁度いいところに」
「えっ?」
「V9582あの……EFe9今、ちょっといいですか?/Fm3少しお話ができたらと思ったんですけど」
「はははっ、勿論だよ。/僕もそのつもりで声をかけたんだ」
「V9583ふふっ、EoFe9そうでしたか」
「うん、何だか小学校に一緒に行ってから、/七咲との距離が近づいた気がしてさ」
「V9584そうですね……EFe9m65年間同じ給食を/Fm3食べていた訳ですし」
「あ、そうだよな」
「V0019……」
「V9585えっと、EFe3では……」
「ああ、そうだそうだ。話だったよな」
「V9586はい」
「えっと、じゃあ……」
n5ako_me00A
n5ako_me00A
n5ako_me00A
(あれ? あそこにいるのって……)
「七咲、何をしてるんだ?」
「V9587あ、EF1Nm先輩」
「もしかして……今、暇なのか?/それなら、少し話でもしようよ」
「V9588ええ……あ、EFe9m6でもその前に……」
「うん?」
「V9589本屋さんでは、Fm3ありがとうございました」
「え? ああ……あれくらい別に……」
「それより僕は弟……」
「V9590……郁夫ですか?」
「あっ、いや……」
(そ、そうだ……ムフフコーナーに/いたことは、内緒にする約束だったな)
「ははっ……な、何でもないよ。/それより面白い話でも……」
「V9591……クスッ、EoFe9そうですね」
(ふぅ、危ない危ない……)
n5ako_me00A
「V0026あ、EF1先輩、Wv130Fm3I10おはようございます」
「ああ、七咲か、おはよう」
「V0029今日は早いんですね」
「うん、少し早めに家を出たんだよ」
「V0030ふふっ、W30EoEF7じゃあ……W100EF3折角ですから、W45/Wv290I10一緒に登校しませんか?」
「はははっ、そうだな」
(あれ……あそこにいるのって、美也と/塚原先輩じゃないのか?)
(…………)
(よ、よく見ると美也のやつ、先輩に腕を/引っ張られているじゃないか!)
(行き先は……校舎裏の方だな。/は、早く追いかけなくちゃ!)
「V2000あっ、Nm先輩っ」
「えっ!?」
「ああ、七咲……」
「V2001どうしたんです? そんなに慌てて」
「いや、実は……美也が塚原先輩に腕を/引っ張られて連れて行かれて……」
「V2002えっ?」
「それで、何かあったのか心配になって/追いかけてきたんだよ」
「そ、そういう訳で、僕急いでるから」
「V2003あっ、Fm3先輩」
「な、何だよ……」
「V2004そんなにFm3心配しなくても、塚原先輩なら/大丈夫ですよ」
「そ、それは分かってるけど……それでも/心配は心配なんだよ」
「V2005クスッ」
「V2006Nm先輩も塚原先輩をご存知なら、/既に知っているんじゃないんですか?」
「V2007Fm6塚原先輩は優しくてFm3素敵な先輩です。/Fm6間違ってもNm先輩が考えてるような/事はFm3ありませんよ」
「V2008だから安心して下さい」
「……」
「V2009それに……EF3ほら、戻ってきましたよ」
「えっ?」
「V0922あれ? お兄ちゃんと逢ちゃんだ……」
「V0024こんな所で一体何をしてるの?」
「いや、それは……」
「V2010ふふっ、EoFe9m4美也ちゃんが心配でFm3追いかけて/きたんですよね、先輩」
「あっ、七咲、それは……」
「V0025心配……Fm6どういう事?」
「いえ、あの……美也が塚原先輩に腕を/引っ張られていたのを見かけて……」
「V0923お兄ちゃん、Fm6何考えてたの……」
「V0026Fm3私に何かされるとでも思ったんでしょ?」
「は、はい……」
「V0027ふふっ、Eoやっぱりね」
「V2011Nm先輩、すごい形相でしたよ」
「ははは……」
「V0924もう、お兄ちゃんってば……」
「V0028それだけ心配だったって事ね」
「V2012そうですね」
「で、でも……いったいどうして美也と/塚原先輩は校舎裏なんかに……」
「V0925水泳部にFm4勧誘されてたからだよFm3〜」
「えっ!? 水泳部に?」
「V0029ええ。Eoいい人材だと思ってね。/スカウトするついでに、部室やプールを/案内させてもらったのよ」
「あ、そういう事だったんですか……」
「V2013ですから、Fm3心配いらないって私が……」
「V0926……お兄ちゃんの早とちり」
「う……、まったくその通りだ……。/僕……何だか慌てちゃっててさ」
「V0030ふふっ、Eoいいお兄さんじゃない」
「V2014そうですよね」
「V0927普段はそうでもEoFm4ないですFm3けどね〜。EcF3W10Wv145/にしししっWv200」
「V2015あ、EFe3それで……Fm3結局、美也ちゃんは/水泳部に入る事になったんですか?」
「V0031残念だけど、Fm3フラれちゃったのよね」
「V2016クスッ、EoFe9そうですか」
「V0928ごめんね、Fm3逢ちゃん」
「V2017ううん、私は別に」
「V0032Fm7素質はあると思うんFm3だけど……」
「そうなんですか」
「V0033あら……EFe1m3もうこんな時間」
「あ、そろそろ戻らないと」
「V0929逢ちゃん、美也たちもそろそろ」
「V2018うん、そうだね」
「V2019では、私たちはこれで失礼します」
「V0930Fm4しま〜Fm3す」
「あ、こら、美也!/挨拶くらいちゃんと……」
「はぁ……す、すみません」
「V0034ふふっ、Eo別にいいわよ」
「V0035それより、私もそろそろ戻らないと」
「あ、はい」
「V0036またね、Nm君」
(それにしても、本当に早とちりだったな。/塚原先輩が美也を勧誘しただけだなんて)
(確かに七咲の言う通りだったな)
(さて……それじゃあ安心したところで、/僕も急いで戻るとするか)
「ふぁ〜〜っ……」
(……)
(う〜〜ん、何だか満腹になったら、/今度はすごく眠たくなってきたぞ……)
(仕方ない、ここは教室に戻るのはやめて、/保健室で仮眠を取るとするか)
「さて、それじゃ早速……」
「V0037あら、Nm君……」
「えっ? あ、塚原先輩……」
「V0038どうしたの? もしかして具合悪いの?」
「いえ、その……」
「V0039うん?」
「じ、実は……あまりの眠さに、/ちょっと仮眠でもとろうかと思って……」
「V0040仮眠?」
「は、はい……」
「V0041……」
「V0042ふふっ、EoFe1大分寝不足みたいだね。/昨日、夜更かしでもしたのかしら」
「い、いえ、そこまでは」
「V0043いったい何をしてたのFm3かな?」
「そ、それはその……」
(わ、話題を変えよう……)
「そ、それよりも塚原先輩は/どうして保健室に?」
「V0044ああ、EF3私は具合の悪いクラスメイトの/薬を取りにきただけよ」
「あ、そうだったんですか」
「V0045ええ、大した事はないって言ってるけど、/EFe1一応ね」
「塚原先輩って……優しいんですね」
「V0046そうかしら、EFe1m3普通だと思うけど」
「V0047それより、Nm君」
「はい……」
「V0048ベッド、確保しなくてもいいの?」
「え? あ、そうでした……」
「V0049ふふふっ」
「V0050あ……そういえば、Nm君に一つ/聞きたい事があるんだけど……」
「えっ?」
「V0051いい機会だから、少しいいかな?」
「あ、はい、何ですか?」
「V0052まぁ、何と言うか……EoNm君と/七咲って意外と仲がいいでしょう?」
「ぼ、僕と七咲がですか?」
「V0053ええ、私にはそう見えるんだけどね」
「ははは……」
「V0054で、私が知りたいのは、そんな二人が/どういう風に知り合ったのかなって事」
「知り合ったきっかけ……ですか?」
「V0055Fm6うん。Fm3よかったら聞かせてくれない?」
「えっと、それはですね……」
「V0056ふふふっ、Eoそんな事がね」
「はい……そうなんですよ」
「でも、どうしてそんな事を?」
「V0057そうね……。うちの期待の新人が、外では/どんな感じなのか聞いてみたかったの」
「期待の新人……ですか!?」
「V0058ええ、そうよ」
「V0059七咲はフォームもFm3キレイだし、EoF3タイムも/1年生にしては相当なものなの」
(そ、そうだったんだ……)
「V0060でもほら、Fm3なかなか部活外の事って/聞ける機会がないから……」
「可愛がってるんですね、七咲の事」
「V0061そうFm3ね」
「V0062ちょっと変わったとこもあるけど、/EF3放っておけないというかね」
「というと?」
「V0063例えば水泳部のボランティア活動で、/海岸のゴミを拾ったりするんだけど……」
「V0064Fm3あの子は一人でも行ったりしてるみたい/なのよね」
「あ〜っ、なるほど……」
「V0065ふふっ。EoFe1なんとなくだけど、そういう/ところが猫っぽくて可愛いのよね」
(う〜ん、そう言われてみると、/確かに猫みたいな感じだな……)
「V0066あら……」
「あ、もうチャイムが……」
「V0067薬を取りにきただけだったのに、/随分と長居になってしまったわね」
「つい、話し込んじゃいましたね」
「V0068……ごめんね、EoFe1折角の仮眠時間を」
「いえ、先輩と話せて僕も楽しかったので」
「V0069それじゃ、私はそろそろ」
「あ、はい……」
(う〜ん……)
(まさか七咲が水泳部期待の新人だなんて、/思ってもみなかったよ)
(今度、練習を見に行ってみようかな……)
(よし……こっちからなら簡単にプールに/忍び込めるだろうな)
(……退屈な放課後を七咲の練習を/見る事で有意義にする!)
(うん、我ながらいいアイディアだぞ)
(……)
(そろそろいい頃合かな?/行ってみるとするか……)
(お、やってるやってる)
(む……。やっぱりこれだけ女子の/水着姿が並ぶと、何だか壮観だなぁ)
(いやいや! 今日は水着姿を/覗きに来た訳じゃないんだ!/七咲を捜さないと……あれ?)
(よく考えてみれば、練習中は水の中で/どれが七咲だか分からないぞ!!)
「ま、間違いなくいるはずなんだけど……」
「V2020誰がですか?」
「いや、えっと……1年の七咲を……」
「なっ……七咲っ!?」
「V2021Nm先輩、何してるんですか?」
「あ、いや……それは……」
(な、七咲の競泳水着……)
(待て待て待て、駄目だ!)
(……僕はこんな発展途上の身体には/興味がないんだ)
「V2022先輩……EFe9何をジロジロ見てるんですか、/いやらしい」
「V2023あ、もしかしてEFe9m6覗きにきたんですか?」
「ち、違うよ! ぼ、僕はただ……七咲の/練習姿でも見ようかと……」
「V2024それって同じ事じゃないんですか?」
「ぼ、僕はそんな……」
「……」
(でも、競泳水着で締め付けられた身体……/これはこれで悪くないような)
「V2025先輩……」
「え?」
「V2026そろそろ帰ってもらえますか?/P0F1水泳部の練習中は、部員以外立ち入り禁止/なんです」
「いや、でも僕は別にやましい……」
「V2027他の部員にもそろそろ気付かれますよ」
「えっ!?」
「V2028皆にその言い訳がEoFe7通じるといいEFe9m2ですね」
「うっ……」
「V0019……」
「わ、分かったよ……」
「V2029はFm3い、それではEoF3また」
「あ、七咲……」
(ううっ、あれだけジロジロ見たら、/普通は機嫌を損ねるよなぁ……)
(はぁ……失敗したな……)
(仕方ない、他の部員に見つからないうちに/さっさと戻るとするか)
(今日は校外をランニングしてる生徒が/多いなぁ)
(何だかああやって部活をするのも、/結構楽しそうだよな……)
(おっ、あそこにも生徒が……あれ?)
(あの人、どうしたんだろう?/あんな所にしゃがみこんだりして……)
(う〜ん、ちょっと声をかけてみるか)
「あの……どうかしたんですか?」
男 子
「あ、いえ……ランニング中に突然車が/出てきたもので……」
「もしかして転んで捻ったとか?」
「はい……」
「ちょっと見せてもらってもいい?」
「別に構いませんけど……痛っ!」
「うわっ、かなり腫れてるぞ。/これ……捻挫してるんじゃないかな?」
「…………」
(う〜ん、仕方ないなぁ……)
「よし、僕が保健室まで肩を貸すよ」
「いえ……しばらく休めば多分……」
「しばらく休んでもその足じゃ無理だって。/こういう時は遠慮なんかしなくていいよ」
「すみません……」
「さて、それじゃあ行こうか」
(……こ、これは結構しんどいぞ)
(…………)
「あの……大丈夫ですか?」
「う、うん、これくらい平気だよ……」
(が、頑張るしか……ないよな……)
「V2030あっ……EFe9Nm先輩?」
「な、七咲」
「えっ……七咲さん?」
「うん? 二人は……知り合いなのか?」
「V2031はい、同じ水泳部の一年生ですから」
「あ、そうなんだ」
「V2032いつになっても彼がランニングから/戻らないので、Fm6様子を見てこいって……」
「なるほどね」
「実はさっき、転んだ拍子に足を/やっちゃったみたいで……」
「V2033あ、EFe9m6それでNm先輩が?」
「うん、丁度通りかかったんだよ」
「V2034そうだったんですか」
「あ、そうだ、七咲……」
「V2035はい?」
「いきなりで悪いんだけど、ちょっと僕の/カバンを持っててくれないか?/かさばって歩きにくいんだよ」
「V2036あ、Fm3はい、EFe9分かりました」
(ふぅ……とりあえずこれで大丈夫かな。/後は保健の先生に任せればいいだろう)
(さて、それじゃ改めて帰るとするか……)
「V2037Nm先輩!」
「ああ、七咲……」
「V2038先程はうちの部員がお世話になり、/ありがとうございました」
「ああ、別にいいよ。僕も七咲にカバンを/持ってもらった訳だし」
「V2039いえ、それくらいは……」
「V2040それより……EFe9m6随分重たいカバンでしたが、/EF1中に何を入れてたんですか?」
「ああ、えっと……」
(うわっ! そういえば……今日はお宝本を/まとめて持って帰ろうとしてたんだ!)
(さっきは簡単に七咲に渡しちゃったけど、/もし……中を見られてたりしたら……)
「V2041……先輩?」
「いや、あの……今日は……辞書を持って/帰ろうとしてたからさ、ははは……」
「V2042あ、EF3それでですか」
「た、たまには勉強もしないとな……」
「V2043ふふっ、EoFe9そうですね」
「かなり重たかったろ、あ、ありがとうな」
「V2044あ、EFe9m3いえ……」
「さ、さ〜て……それじゃ僕は帰るけど、/七咲はどうする?」
「V2045あ、EF3私は部室の方に戻ります」
「そっか、それじゃあまた……かな」
「V2046はいっ、Eo先輩、ありがとうございました」
(ふぅ、危なかった……)
(それにしても……七咲もああやって/照れたりするんだ……)
(う〜ん、ああいう照れた顔を見ると、/あいつも女の子なんだって思えるな)
(さてと、今日は新しい帰り道を/開拓しながら帰るとするかっ!)
(……と、意気込んでみたけど、/結局、桜坂を下るまでは一緒なんだよな)
(う〜〜ん、そこからとなると、/河原へ出てみた方が面白そうだぞ)
(よしっ、早速行ってみると……)
(ううっ、ひ、冷え込んできたな……)
(やっぱり風邪を引くのもバカらしいし、/ここはいつもの道で……)
(いや……駄目だ駄目だっ!/今日は河原の方から帰るって決めたんだ)
「よしっ! 行くぞ!!」
(……)
(何だか夕方の河原ってきれいだよなぁ)
Ti0/       Ti2ザッ、ザッ、ザッ……
(おっ、後ろから何か来たぞ!)
(うちの学校のジャージだ……部活の/ランニングってところかな)
(でも、こんなところまでランニングを/しにきてるなんて、運動部も大変だよな)
(僕は帰宅部でよかった……)
「あ……」
「七咲……」
「V0021……」
(そうか、水泳部のランニングで……)
(水泳部の期待の新人……か。/七咲も頑張ってるんだな)
(七咲……僕と目が合った瞬間に、/何だか照れくさいような顔をしてたな)
(正直、僕もドキッとしたけどさ……)
(ううっ……こういうのって、ちょっと/意識しちゃうよなぁ)
(何でだろう……)
(そういえば前に、梅原がすごく可愛い/図書委員がいるって言ってたけど……)
(さて、どこにいるんだろう……)
(おっ、いたいた……カウンターで仕事を/しているあの子だな)
(うん、さすがは梅原……ちゃんと見るとこ/見てるよなぁ)
(……)
(そうだ、あの子がカウンターにいるなら、/本を借りればさりげなく話が出来るじゃ/ないかっ!)
(よしっ、そうと決まればすぐに何か本を/選ぶとするかな)
(えっと、どれにしようかな?)
Ti0/        Ti2キョロWv30キョロ……Wv60
(う〜ん……あの子の気を引くなら、/ロマンチックな物を選んだ方がいいよな)
(あの子が間違いなく僕に好印象を/持ってくれるような本か……)
(あっ、こ……これだっ!/この新刊の恋愛小説ならっ!)
(よしっ!)
「うわっ! 梅原っ!」
「V1199うげっ! Nm」
「お前、どうして……」
「V1200そりゃこっちのセリフだよ!/EFe8m1しかも、その小説は俺が狙ってたんだぞ」
「えっ!? 恋愛小説を!? 梅原が?」
「V1201そ、SそういうNmこそFm3恋愛小説なんて/柄じゃないだろう……SdEFe8m4ま、Fm1まさか……/俺と同じ事を考えて!」
「じゃあ……お前もあの図書委員の気を/引こうとして……」
「V1202う……EFe8悪いかよ!」
「わ、悪くないけど、これは僕のだからな」
「V1203誰がお前のだって決めたんだよ。/その恋愛小説は俺を待ってるんだ!」
「や、やめろよ梅原!/この本に先に触ったのは僕だぞ」
「V1204いいや、P0Fe8m1最後に手に取った方が勝ちだ」
「だったら絶対に渡さないからな!」
「V2047あの、Ea8F4a8すみませんが、/周りの迷惑なので静かに……」
「うわっ! な、七咲……」
「V1205チャ〜ンスッ!」
Ti0/         Ti2Ts3As128b1ガツッAs0b0
「V1206うははははっ、EoFe8残念だったなNm」
「なっ!?」
「あぁ……」
「V0017……」
「V2048まったく……EoFe9やかましいと思ったら、/やっぱりFm3先輩達でしたか」
「V2049図書室は遊び場じゃないんです。/EcFe1m4それくらい分からないんですか?」
「ご、ごめん……」
「V2050ところで先輩、先輩は今EFe1暇なんですよね。/EFe9梅原先輩とふざけていたくらいですFm2し」
「ま、まぁ……そうなるかな」
「V2051でしたら、あそこにある本を取ってもらえ/ますか?」
「え、あ……うん」
「V0021Fm6……」
(そっか……七咲じゃ届かないのか)
「よいしょっと……」
「はい、これでいいんだよね?」
「V2052ありがとうございます」
「数学の参考書か」
「V2053はい……」
「もしかして七咲は、数学が苦手なの?」
「V2054ええ、EcW6Ehまぁ……」
「V2055最初は友達に聞いてたんですけど、/Fm9その説明がもう分からなくて……」
「そうなんだ」
(う〜ん、雰囲気だけでいうと、数学とか/得意そうに見えるんだけどなぁ)
「V0021EF7……」
「七咲……どうかしたのか?」
「V1011あの……」
「うん?」
「V2057先輩って数学は得意なんですか?」
「そうだね、それなりに得意な方かな」
「V2058それなりFm6ですか……」
「うん、僕は成績がいい方じゃないけど、/その中で数学だけはマシな方なんだ」
「V2059……信じられません」
「僕にだってとりえくらいあるよ……」
「V2060そうですか……W30P2EcF3W45Wv160分かりました。W45Wv265/EoFm4そこまで言うのであれば、/教わってあげてもFm3いいですよ」
(あれ……何だか立場がおかしいぞ?/どうして七咲が上から物を言うんだ……)
「V2061Nm先輩は、EFe3今暇なんですよFm3ね」
「う、うん」
「V2062では、お願いしますEcね」
「わ、分かったよ」
(まぁ、いいか……)
「……って感じで、この数式を代入すれば/全部が一つの式にできるよね」
「V2063…………」
「ほら、図にすると分かりやすいだろ。/こんな感じになるんだよ」
「V2064あ、なるほど……」
「『分からない物を、分かるように置き換え/ちゃえ!』って事なんだ」
「V2065はい、分かります」
「そうしたら後は解くだけだよ」
「V2066はい、Fm3やってみます」
(そういえば、美也もこないだ同じ所で/つまってたよなぁ……)
(まぁ、手順さえ分かれば簡単なんだけど、/なかなかそうもいかないんだろうな)
「V2067えっと……EFe3m4出来ました」
「どれどれ……」
「うん、バッチリだよ!」
「V2068……」
「どうしたの?」
「V2069いえ、EcW6EoFe9その……Fm3ありがとうございました」
「いや、大した事はしてないよ」
「V2070そんな事ないです。/Fm6とってもFm3分かりやすかったです」
「V2071それで、EF6あの……EFe9m3また分からない所が/あったら、教えてもらえませんか?」
「う〜〜ん、そうだなぁ……」
・うん、暇な時は教えてあげるよ
・まぁ頑張るんだな
「うん、暇な時は教えてあげるよ」
「V2072あ、Fm3はい、それで構いません」
「はははっ、分かったよ」
「V2073ふふっ、EoFe9頼りにしてますからF3Ec」
「まぁ、頑張るんだな」
「V2074自分で……ですか?」
「うん、人に聞いてばかりだと、/自分の力にはならないからね」
「V2075そっFm3か……EFe9m3そうですよね」
「でも、僕も応援はしてるから」
「V2076はい、ありがとうございます」
「V2077Fm4あ、EFe9m3それじゃ私……そろそろ戻りますね」
「うん」
「V2078すみません、EcFe1失礼します」
「またな、七咲」
(そっか……七咲は数学が苦手だったのか)
(女の子は数学が苦手っていうけど、/まさか七咲もとは思わなかったな)
(……うん、何だか可愛らしい一面を/見られたような気がするぞ)
「おっと、こうしてる場合じゃない。/僕は借りる本を探そうとしてたんだよな」
(『図解! 相撲大辞典』か……)
(おおっ、時代に埋もれていった幻の技を/図解で解説だって!?)
(……よし、これにするかっ!)
(ロマンチックにはほど遠いけど、/これなら話しかけるきっかけとして、/申し分ないだろう)
(おっ、あそこにいるのは七咲か……)
(あ、数学の自習をしてるのか。/頑張ってるな……)
(そういえば七咲に、暇な時は数学を/教えてやるって言ったんだよな……)
(よし、軽くポイントを教えてやるか!)
「よう、調子はどうだ?」
「V2079あ、EFe3Nm先輩」
「約束通り、数学を教えにきたぞ」
「V2080え、EFe3本当Fm3ですか?」
「うん」
「V2081それは助かります。/Fm9実は……Fm6もうすぐ小テストがあるのに、/あまり進んでいなくて……」
「あ、そうなんだ」
「V2082はい……」
「一応、参考までに聞いておくけど、/七咲の数学の先生って誰?」
「V2083えっと、EFe1m6白髪のおじいさんの……」
「あっ、あの先生か……」
「そうだなぁ、だとしたら……」
・基礎から教える
・公式を暗記させる
「やっぱりやるなら基礎からだよな」
「V2084基礎ですか……」
「うん、中途半端に公式だけ覚えるより、/基礎からやった方がきっと早いよ」
「水泳だってやっぱり基礎が大事だろ?/それと一緒だよ」
「V2085あ、なるほど……EFe3」
「よし、じゃあ分からない単元の最初から、/ポイントを整理していこうか」
「V2086はいっ!」
「やっぱり公式をしっかり暗記するのが、/一番手っ取り早いかな」
「V2087なるほど、公式ですか……」
「公式は数学の世界では武器みたいなもの/だからね」
「武器がなかったら、敵と戦えないだろ?」
「V2088あ、そうですねEFe3」
「それにね、あの先生は毎年似た問題を/出すって有名なんだよ」
「V2089えっ……」
「僕がどんな問題が多かったか教えるから、/七咲はその公式を覚えていけばいいよ」
「V2090あ、EF3はいっ!」
「……という感じかな」
「V2091なるほど、EF3すごく助かりました」
「これで一通りは大丈夫だと思うよ」
「V2092はいっ、Eoありがとうございました」
「後は、七咲の頑張り次第だね」
「V2093ええ、どうにかやってみます」
「あ、もし分からない事とかあったら、/また気軽に聞いてくれればいいから」
「V2094はい」
「それじゃ僕はこれで」
「V2095あ、EFe3先輩……」
「えっ?」
「V2096私、EoFe8頑張りますから」
「はははっ、結果を楽しみにしてるよ」
「V2097ふふっ、Eo分かりました」
(……)
(教えてる間はずっと渋い顔をしてたけど、/本当に大丈夫なのかな?)
(う〜ん、ちょっと心配だなぁ……)
「…………」
(ふぅ……読み終わったぞ!)
(う〜ん……この相撲の本、思った以上に/楽しかったな)
(一つ一つの技が図入りで解説されてるし、/何より、過去にこんな危険な技があった/なんて知らなかったよ……)
(今度この技を梅原で試してみるか……。/きっと驚くぞ)
(……)
(それにしても、うちの図書室って/意外と面白い本があるんだな……)
(よし、この本を返すついでに、/もっと面白い本を探してみるか!)
「V2098あ、EF3Nm先輩、丁度いいところに」
「ああ、七咲、どうしたの?」
「V2099ふふっ、EoFe9m3先輩にお礼を言おうと思って/捜してたんです」
「僕にお礼?」
「V2100はい、Eo数学の小テストの件です。/図書室で勉強を教えてくれましたよね」
「あ、うん」
「V2101それで……Fm6先輩に教わった通り、Fm4基礎から/しっかりFm3勉強し直してみたら……」
「V2102何と、EF380点も取れたんです!」
「おおっ! それはすごい」
「V2103全部先輩のおかげです。/EFe9本当にありがとうございました」
「でも、全部は言い過ぎだろう」
「V2104Fm6いえ、そんな事はFm3ありませんよ」
「V2105もしあの時、Fm6先輩の助言がなかったら、/Fm3私は公式を丸暗記するつもりでしたから」
「V2106そんな事をしても、理解してなければ/Fm6この点数はFm3取れませんよね?」
「あ〜、確かにそうだな」
「V2107だから、先輩のおかげなんです」
「はははっ、なるほど」
「V2108それで、EFe9m1もしまた分からないところがFm2/あったら……」
「うん、いつでも聞きにきていいよ」
「V2109はいっ、Eoありがとうございます」
「V2110あ、EFe3それじゃあ私、Fm3次は特別教室なので/もう行きますね」
「うん」
「V2111失礼します」
(七咲が80点か……きっとかなり頑張った/んだろうな)
(何にしても良かったな、七咲)
(さてと、それじゃ気分がよくなった所で、/僕は図書室に向かうとするか)
(さ〜て、昼飯の時間だ。/早速食堂に向かうとするか!)
(さてと……)
(あれ、あそこに並んでるのは……七咲じゃ/ないか……)
(そうだ! 丁度あの小テストの結果が/気になってたところだし、ちょっと声を/かけてみるとするか)
「お〜い、七咲っ!」
「……」
(おかしいな、気付かなかったのかな?/何だかボーっとしてるみたいだし……)
(う〜ん、仕方ないなぁ)
「七咲」
「V2112あ、Nm先輩」
「どうかしたのか? 元気ないな」
「V2113ええ、実は……Ec小テストの結果が/Eo思わしくなくて」
「えっ、それって……前に七咲が言ってた/小テストだよな?」
「V2114はい……」
「V2115私……先輩の言う通り、ちゃんと公式を/暗記したんですけど……」
「V2116応用問題が多かったせいで、EoFe9ほとんど/解答出来なかったんです」
「V2117ふふ……EoFm4武器はちゃんと持ってたのに、/Fm3使い方を知りませんでした」
「という事は……」
「V2118はい……EcFe6赤点でFm3す」
「そっか……」
(そ、そうだよな……公式を覚えても、/使い方が分からないとダメだよな)
「う〜ん、まぁ……今回は仕方ないけどさ、/これで勉強の仕方は分かったろ?」
「V2119はい……」
「と、とりあえず今日のお昼は僕が/おごるから、元気出せよ!」
「V2120いえ、EFe9それは……」
「いいからいいから」
「V0021Ld……Le」
「ほら、さっさと注文しないと遅くなるぞ。/行こう、七咲」
「V2121あ、Fm6はい……」
(あんまり食が進んでないみたいだな……)
(こういう時は、少し明めに振舞ってあげた/方がいいのかな?)
「V2122はい?」
「まぁ、今回はイマイチだったかもしれない/けどさ、まだ次があるじゃないか」
「V2123ええ、EFe9m6まぁ……」
「だったら、そんなに気にする事ないだろ」
「V2124Fm4あ、EcW6EhFm3はい」
「後は七咲の頑張り次第だよ」
「V2125そう……Eoですよね」
「そうそう!」
「V2126では、次からはちゃんと問題を解いてみる/ようにします」
「うん、その意気だよ」
「V2127ふふっ」
「V2128あ、Fm3そうだ……」
「ん?」
「V2129それで、EFe9もし……EcW6EhF6分からないところが/あったりしたら……」
「うん、いつでも聞きに来ていいよ」
「V2130はい、ありがとうございます」
(そうだよな……やっぱり僕も協力して/あげた方がいいよな……)
「V2131あ、Fm2それと……Fm1もう一つ」
「えっ?」
「V2132Fm4……Fm3先輩、W30Wv95お昼、W30Wv180ごちそうさまEcでした」
「はははっ、いいよ別に」
「V2133はい、Eoでは……私はこれで」
「うん」
「V2134失礼します」
(……)
(う〜〜ん、今回のテストは赤点……か)
(でも、仕方ないよな。/僕がやれる事はやってあげた訳だし……)
(まぁ、七咲があの調子なら、次はきっと/大丈夫だよな)
(う〜ん、何となく七咲を捜していたら/一年廊下に来てしまった……)
(でも、2年生が1年生の女の子に会いに/来るってのはどうなんだ?)
(……ちょっと気恥ずかしいな)
(…………)
(お……おおっ!?/女子のグループが近づいてくるぞっ)
(これは……マズいな。/こんな所に突っ立って考え事をしてたら、/変な目で見られるかもしれないぞ!)
(ど、どこか……身を隠す場所は……)
Ti0/        Ti2キョロキョロ……
(あ、あそこにしよう!)
「……」
(よし、ここの陰なら……)
女子A
女子B
女子C
「ねぇねぇ、最近2年生の人と仲がいいって/聞いたけど、それホント?」
「V2135別に、そんな事ないけど……」
「でも私、図書室で一緒に勉強してる所を/見かけたわよ」
「V2136えっ、あそこにいたんだ……」
「うん、集中してるみたいだったから/声はかけなかったけどね」
「な〜んだ、やっぱり仲いいんじゃない」
「V0022……」
(こ、この聞き覚えのある声は……)
(やっぱり七咲か!)
「そういえば、あの人って美也ちゃんの/お兄さんなんでしょ?」
「V2137うん、Fm3私も最初知らなくて、後ですごく/ビックリしたんだ」
「へ〜っ、そうなんだ」
(ま、まさか僕の噂話をしてたのか!?)
「他にも、足をくじいたA組の人を助けて/あげたって話も聞いたけど……」
「V2138うん、Fm4私、その場所にいたから」
「えっ!? 先輩と一緒にいたの?」
「V2139ううん、EF1怪我をしたA組の人が水泳部/だったから」
「そういう事ね」
「V2140うん」
(……な、何だかこういうのって/すごく照れくさいもんだな)
「ねぇ、でもさ……七咲さんは上級生の/男子といても怖くないの?」
「V2141うん、EFe3怖いっていうよりFm3面白いかな」
「そうなんだ」
「じゃあさ、今度私に紹介してよ」
「あ、私にも!」
(おおっ! ま、まさかの展開だぞっ!)
「V2142う〜ん……」
「ね、お願いっ」
「V2143でも……紹介するほどの人じゃないと/Fm3思うけどなぁ」
「え〜っ!!」
(その「え〜っ!!」は僕の台詞だよ!)
「V2144どうしてもって言うなら、/EoFe9m3私より美也ちゃんに頼んでみたら?」
「あ〜それもそうね」
(……)
(おっと、話に聞き入ってるうちに、/かなり近づいているじゃないか……)
(本当はもうちょっと聞いていたいけど、/仕方ない……そろそろ戻っておくか)
(うぅ、折角の僕の噂話だってのにな……)
「V1207お〜い、Nm」
「お、梅原」
「V1208準備は出来てるだろうな?/EFe8m3待ちに待った昼飯タイムだぞ!」
「うん、分かってるって」
「V1209ほれほれ、EFe9m3だったらボサッとしてないで、/EcF3さっさと行こうぜ!」
「ああ、そうだな」
「V1210さ〜て、それじゃ早速飯を……おおっ?」
「え? あ……」
「V1211なんだなんだ……今日は満席かよ」
「そうみたいだな……」
「V1212う〜ん、まさかここまで混みあうなんて、/珍しい事もあるもんだな」
「まあ、仕方ないよ。/今日はテラスで食べよう」
「V1213あぁ、それしかないな」
「V1214ま、折角四季のある国に産まれたんだ/冬には冬の雰囲気を楽しむって事で」
「なるほど、前向きでいいな」
「V1215んじゃ、さっさと買って外に行こうぜ」
「オッケー」
「V1216おっ……EFe3陽射しのおかげか、/Fm3結構暖かいじゃないか」
「うん、そうだな」
「V1217こりゃテラスで正解だったかもな」
「まったくだ」
(おっ、あそこにいるのは七咲じゃないか。/もしかして一人で食べてるのかな?)
(……よしっ、これはチャンスだ。/僕が下級生の女の子とも仲がいい所を、/梅原に見せつけてやろう!)
「V1218おっ、Nm、Fm3あそこが空いてるぜ」
「まあまあ、焦るなって。/男だけで食べても仕方ないだろ?」
「V1219あん?」
「僕に任せてくれよ」
(う、上手くいくか分からないけどな……)
「お〜い、七咲っ」
「V1220おおっ!?」
「V2145あぁ、Nm先輩。/先輩も今からお昼ですか?」
「うん、そうなんだけど……あのさ、僕達も/七咲と一緒に食べてもいいかな?」
「V2146あ、はい、別に構いませんよFm3」
「はは……ありがとう」
「……」
「じゃあ、悪いけど一緒に……」
「V1221お、おい……EFe9m4お前、いつの間に……」
「はははっ」
(あ、そうだ……この機会にちゃんと七咲を/紹介しておいてやるか)
(えっと、どう言えばいいんだろう……)
・水泳部の期待の新人
・僕の彼女
・塚原先輩のお気に入りだ
「梅原も少しは面識あるだろうけど、/一応改めて紹介するよ」
「V1222お、おう」
「水泳部の期待の新人、七咲だ」
「V2147梅原先輩、よろしくお願いします」
「V1223ああ、よろしくな」
「僕も泳いでるところは見た事ないけど、/どうやら相当なものらしいぞ」
「V1224へ〜っ」
「何たって、制服の下に競泳水着を/着込んでるくらいだからな」
「V2148えっ!?」
「スカートをめくると水着だなんて、/ものすごいインパクトなんだぞ!」
「V1225はははっ、EoFe9ま〜た妄想が始まったよ」
「V0025……」
「V1226悪いな、七咲。Nmってたまに妄想で/話をふくらませたりするからさ」
「V2149あぁ……EcW6EoFe9m2はい……」
「そ、そんな事ないぞ!/これは本当に……」
「V2150先輩……EoFe8m1いい加減に/してくれませんか……」
(あっ……し、しまった!)
「V1227ほ〜れ、Fm3怒られた」
「う……」
「V2151もうその話はいいですから、EoFe9m6そろそろ/お昼を食べましょうFm3」
「V1228まったくだ、俺ももう腹ペコの限界だぜ」
「そ、そうだな。/よし、それじゃ食べるとするか」
「V1229おうよ! いっただっきま〜すっ!」
「V2152いただきます」
(ふぅ……危ない危ない。/ちょっと調子に乗りすぎたな)
(もう下手な事は言わないでおこう……)
「梅原も少しは面識あるだろうけど、/一応ちゃんと紹介するよ」
「V1230お、おう」
「僕の彼女の七咲だ」
「V2153えっ!?」
「V1231な、Fm1何だとっ!」
「……というのは、冗談だけどね」
「V1232な、何だよEoFe9驚かせんなよ」
「V0021……」
「V1233ほれ、七咲からも何か言ってやれよ」
「V2154いえ……EcW6EhFe6あの……」
「うん。絶賛文句受付中だよ」
「V1234おっ、EF3アフターケアもバッチリだな」
「まぁね」
「V2155えっと……Fm6す、Fm1すみません。/EF6私……ちょっとFm2用事が……」
「えっ?」
「V2156またFm3改めてという事で……EcFe1m4失礼Fm3します」
「あ、七咲っ」
「V1235ははははっ、EoFe9逃げられたな」
「V1236まぁ、照れてたってFm1感じだったし、/EF3いいんじゃねぇか?」
「そ、そうかなぁ……」
「V1237好意がなけりゃ、怒ってんだろ」
「確かに……それもそうだな」
「V1238んなことより、さっさと飯にしようぜ。/俺、腹減っちまったよ」
「うん、そうしよう」
(……)
(……まぁ梅原の言うように、七咲も怒った/訳じゃないしな)
(そんなに気にしなくてもいいよな……)
「V1239お、おう」
「塚原先輩のお気に入りの七咲だ」
「V1240何っ! Fm4あ、あのFm1塚原先輩のか?」
「うん、同じ水泳部なんだよな」
「V2157あ、はい……」
「V1241お〜っ、EF3それでか」
「うん、僕も最初は驚いたよ」
「V1242そりゃそうだよなぁ……」
「V0021Ld……Le」
「V1243しっかしよ、どうしてそんな七咲と/お前がそこまで仲良くなってるんだ?」
「どうして……って、どうしてだ?」
「V2158私に聞かれても……」
「V1244ははっ、EoFe9ハッキリしねぇなぁ」
「まぁ、話してて楽しいっていうのは/あるかもな」
「V0019……」
「大体、僕が七咲に揚げ足を取られるような/感じだけどね」
「V2159そ、EFe7そんな事EFe9……」
「毎回そんな感じだと思うけど?」
「V1245ま、いいじゃねぇか。/お互いがそれで楽しいんならよ」
「うん、そうだね」
「V1246……っと、Fm3それはそうと、EFe9早く食い始め/ないと時間がなくなっちまうぜ」
「あ、それもそうだな」
「V1247んじゃ、Ecいっただっきま〜す」
「いただきます」
「V2160いただきFm3ます……」
(う〜ん、いつもより七咲がおとなしいな。/何だか借りてきた猫みたいだ)
(もしかして、改めて紹介したりしたんで、/緊張してるのか?)
「V1248ん、どうした?/七咲の方をじっとみたりしてよ」
「V2161えっ!?」
「あ、いや……何でもないよ。/七咲のご飯が美味そうだなって思ってさ」
「V2162……あんまり見ないで下さいね」
「ご、ごめん」
「V1249ははっ、怒られてやんの」
(まぁ、元気じゃないって事もないし、/そこまで気にしなくてもいいか……)
(う〜〜ん、七咲が僕の彼女だなんて、/よくよく考えてみれば、失礼な冗談を/言っちゃったよな……)
(七咲にしたって、すごく恥ずかしがってた/みたいだし……)
「……」
「この時間、確か1年生は体育だったよな」
(よし……僕の授業も早く終わったし、/ああいう冗談を言った事を、/ちゃんと謝りに行くとするか……)
女子A
女子B
(おっ、やってるやってる。/今日はバスケットボールか……)
「逢ちゃんっ! 時間もうないよ」
「お願いっ!」
「V2163うん、EF3任せて!」
(おおっ、七咲にボールがっ!/しかも結構サマになってるじゃないか)
(あっ……また一人抜いたぞ!!)
「チャンスだよ、逢ちゃん!」
「V2164えいっ!!」
(七咲のシュートだ……入るかっ!?)
「やったね!」
「すごいすごいっ!」
「V2165ふふふっ、Eo大した事ないよ」
「おおっ、今の時間ギリギリのシュートで/逆転勝ちじゃないか!」
(う〜ん、あんな位置から決めるなんて……/七咲って運動神経がいいんだな)
(水泳だけじゃないって事か……)
(よし、授業も終わったし、/早速七咲に声をかけるとするか)
(あの冗談の事をちゃんと謝らなくちゃな)
「お〜〜い、七咲〜っ」
「V2166あ……」
「ああ、逢ちゃんの彼氏ね?」
「へ〜っ、そうなんだ」
「V2167そんなんじゃないったら……」
「照れない照れない」
(な、何だかすごい事を言われてるな……)
「ほら、早く行ってあげたら〜」
「V2168Fm4う、Fm2うん」
「V2169せ、先輩、EF2何か御用ですか?」
「え……っと、いや……」
(ぼ、僕の恋人だなんて言った事を/謝りに来たのに、周りでこういう事を/言われちゃうと……)
(う〜ん、何だか言い出しにくいよな……)
「逢ちゃん、私達先行くね」
「ごゆっくりど〜ぞ」
「V2170え? B100EF9あ……」
「はははは……」
「V0021Ld……Le」
「その……今、たまたま通りかかったら/女子がバスケットボールをしててさ」
「七咲って、バスケも上手いんだな」
「V2171そ、EFe9そうFm3ですかね?」
「うん、水泳だけじゃないんだって、/感心してたんだよ」
「V2172ふふっ、Eo私、EFe9バスケも好きですから」
「そ、そうなんだ」
「V2173はい」
「V0021……」
「そ、それじゃあ僕はこれで……」
「V2174あ、EF3はい……EFe9m4私も、Fm3着替えますね」
「う、うん」
「V2175……それでは失礼します」
「あ、うん、またな」
(う〜〜ん……何だかタイミングが/悪かったなぁ……)
(謝りに来て謝れないなんて……七咲が/一人の時を狙えばよかったよ)
(でもまぁ、あまり悪い印象にはなって/なかったようだし……大丈夫か)
(……)
(う〜ん、小腹がすいたなぁ……)
(家に帰って晩御飯まで我慢するか、/それとも商店街で買い食いするか……)
や〜〜っ、きいも〜っ!/い〜〜〜〜〜〜っ、しや〜きいも〜っ!
おいもっ!
(おおっ、この声はっ!/ほっかほかの焼き芋屋さんじゃないか!)
(う〜ん、たまには焼き芋もいいよなぁ)
(よし、追いかけて声をかけるとするか!)
(あ、あの車がそうだ……あれっ?/あそこにいるのって七咲だよな……。/何してるんだろう?)
「お〜い、七咲」
「V2176えっ!? EFe3あ……Nm先輩」
「どうしたんだ? こんな所で」
「V2177えっと……Wv160EFe6I10いえ、Fm6別に……」
「何だか焼き芋屋さんの方を見てたけど、/もしかして七咲も焼き芋を?」
「V2178それは……EFe9その……」
「……」
(どうしてそこで赤くなるんだ?/う〜ん、もしかして……)
・焼き芋、七咲も食べるだろ?
・まぁいいか、それより焼き芋だ!
「焼き芋、七咲も食べるだろ?」
「V2179え? EFe9m6あ、Fm3はい……」
「じゃあちょっと待っててくれよ、/今買ってくるからさ」
「V2180EF6ありがとう……EFe9m3ございます」
(まぁいいか、それより焼き芋だ!)
「じゃあ僕は焼き芋を買ってくるから」
「V2181えっ、EFe9あ……」
「V2182あの……EFe9先輩、Fm9焼き芋を買うんだったら、/Fm6私の分も買ってくれませんか?」
「え? それくらい自分で買えばいいだろ」
「V2183はい、EcW6EhFe6でも……」
(な、何なんだ?/七咲の奴、モジモジしてるけど……)
「V2184すみません、EoFe9m1お願いします……」
「はぁ、仕方ないなぁ。/僕の分と一緒に買ってあげるよ」
「V2185本当Fm3ですか?/Wv120EFe9I10ありがとうございます」
芋おじ
「すみませ〜〜ん!」
「へい、らっしゃい!」
「あの、焼き芋を二つお願いします」
「あいよっ、二つだね」
「はい」
「これ二つで……700円だね」
「え……」
(お、思ったより高いな……確か財布には/500円しか……)
(で、でもやっぱりいらないなんて/言えないしなぁ……)
(し、仕方ない。ここは七咲に……)
「な、七咲〜っ、ちょっと来てくれ」
「V2186あ、はいっ」
「ご、ごめん……まさかお金が足りないとは/思わなかったから……」
「V2187Fm4いえ、Fm3別に構いませんよ」
「このお金は、改めてちゃんと渡すから」
「V2188ふふっ、EoFe9私も出そうと思ってたので、/別にいいですよ」
「でも、そういう訳には……」
「V2189いいんです」
「V2190Fm4それよりも、Fm3折角あつあつなんですから、/Fm4冷める前にFm3食べましょう」
「う、うん」
Ti0/      Ti2はむっ……もぐもぐ……
「おっ、これは美味しいな!」
「V2191本当Fm3ですね。/Wv120EcFe4I10ホクホクしててFm3とってもEoF3甘いです」
「はははっ、嬉しそうだな」
「V2192え? EFe9m4そう……Fm3ですか?」
「うん、満足って顔してるよ」
「V2193……」
「でも、それなのに……さっきはどうして/焼き芋を買おうとしなかったんだ?」
「V2194あ……」
「V2195えっと……EFe9実は焼き芋を買ってる所を/見られるのが恥ずかしくて……」
「それってもしかして……」
・おならが出るから?
・お芋をほお張るのが恥ずかしいとか?
・いやしい子って思われるから?
「おならが出るから?」
「V2196はぁ……EoFe9やっぱりそう思うんですね」
「あ、いや、僕はその……」
「V2197別にいいですよ。気にしてませんから」
「う……」
「V2198そう考えるのがFm4普通だとEoFe9m3思いますし」
「お芋をほお張るのが恥ずかしいとか?」
「V2199え? EFe9それは別に……」
「でも、お芋を口にほお張るのって/何だかはしたなくない?」
「V2200私はそんな風にはFm3思いませんけど……」
「いやしい子って思われるから?」
「V2201え?」
「ほら、晩ご飯まで我慢できないとか……」
「V2202ふふっ、EoFe9m2そこまで考える人なんて/いるんですか?」
「う〜ん、さすがにいないか……」
「V2203ええ、EcFe1m4先輩くらいなFm3ものです」
「でも……それならどうして焼き芋を/買うのが恥ずかしいんだ?」
「V2204それは……」
「それは?」
「V2205これといった理由じゃないんですけど、/Wv200EFe9m6I10女の子一人で買うには抵抗があって……」
「そ、そうなんだ……」
(う〜ん、女の子ってよく分からないな。/焼き芋を買うのに抵抗があるのか……)
「……じゃあ、これからは焼き芋が食べたく/なったら僕に言ってよ」
「V2206え?」
「僕がいつでも買ってきてあげるからさ」
「V2207あ、Fm3はい」
こうして七咲と焼き芋を食べた。
焼き芋を一生懸命ほお張る七咲、/ちょっと可愛かったな……。
(う〜〜ん、七咲はどこにいるんだろう?)
(すっかり忘れていた焼き芋代を/返したかったんだけどな……)
(ん〜……)
(プールには誰もいなかったし……、/あっ、もしかして部室かもしれないな)
(よし、ちょっと行ってみるか!)
(水泳部のドアは……あ、ここか)
「すみませ〜ん」
(……あれ、誰もいないのかな?)
???
「すみませ〜〜んっ、誰かいませんか?」
「V2208あ、はいっ、どちら様でしょう?」
「えっと、2−AのNmです。/あの、七咲……さんはいますか?」
「V2209……Nm先輩?」
「ああ……七咲だったのか」
「V2210はい」
「V2211あの……私に何か……」
「うん、ちょっとね」
「V2212でしたら、少し待ってもらえますか。/今、着替え中なんです」
「あ、うん」
「V2213クスッ、それとも一緒に着替えます?」
「え……ええっ!?」
「V2214私は別に構いませんけど」
「そ、そう言われてもなぁ……」
・ごめん、僕は外で待ってるよ
・ごめん、僕は水着を持ってないから……
「ごめん、僕は外で待ってるよ」
「V2215え……それでいいんですか?」
「い、いいよ」
「V2216ふふっ、紳士的ですね。/Nm先輩の言葉とは思えません」
「な、七咲……」
「V2217冗談ですよ」
「……」
「V2218すぐに着替えて行きます。/階段の下で待っててもらえますか?」
「あ、うん、分かったよ」
「ごめん、僕は水着を持ってないから……」
「V2219じゃあ水着があればいいんですね?」
「V2220……冗談に決まってるじゃないですか」
「そ、そうだよな……はははっ」
「V2221それとも私の水着を貸しましょうか?/変態の先輩にはピッタリです」
「なっ……ぼ、僕は変態じゃないよ!」
「V2222……そんなに大きな声を出さなくても/聞こえてますよ」
「V2223すぐに着替えて行きますから、/階段の下で待っててもらえますか?」
「うん……分かったよ」
「V2224すみません、お待たせしました」
「ううん、いいよ」
「V2225それで……Fm1用事って何ですか?」
「あ、うん、あの時の焼き芋代を返そうと/思ったんだ」
「V2226えっ、EFe9m6でも代金は私も出しますって……」
「そういう訳にはいかないよ」
「大体、最初に買うって言い出したのは、/僕なんだからさ」
「V0022Ld……Le」
「借りたものはちゃんと返さないと、/気分が悪いだろ?」
「V2227それでFm3わざわざ……」
「うん」
「V2228ふふふっ、EoFe9先輩って見かけによらず/律儀なんですね」
「それって……褒めてるのか?」
「V2229はFm3い」
「V2230あ、EFe9でも一つ……Fm3いいですか?」
「えっ?」
「V2231こうして部室までくるのは、今回で最後に/して下さい」
「ど、どうして……」
「V2232部室には他の女子部員もFm3いますから……」
「あっ、そっか」
「着替え中に部外者の男子生徒が来たら、/確かにいい気はしないよな」
「V2233クスッ、Eoそういう事です」
「分かった、これからは気をつけるよ」
「V2234お願いします」
「V2235では私はまだ用事がありますので」
「うん、じゃあまた」
「V2236はい、Eoそれでは。/P0F3W45Wv160I10今日はわざわざありがとうございました」
(……)
(さて、七咲に返すものも返したし、/僕はそろそろ帰るとするか)
(う〜ん、一緒に着替えますか……か)
(前に水泳部の部室に行った時、/確か七咲はそんな事を言ってたよな……)
(それって……/よく考えてみれば、僕ら男にとって、/夢のようなイベントじゃないのか?)
(……)
(よ、よし、今日は七咲と一緒に帰って、/今度一緒に着替えさせてもらえるように/頼んでみるか……)
「プールにはもう誰もいなかったし、/七咲は部室だろうな……」
「よし、ちょっと行ってみるか」
部員A
部員B
「ねぇ、バスタオルとってくれる〜?」
「これ?」
「そうそう、それ〜っ」
(あれ? 今日は人の声が……)
(そういえば……七咲が確か他の部員が/いる時もあるから部室には来るなって/言ってたっけ……)
「それにしてもさ、アンタ……前よりも/胸が大きくなってない?」
「そ、そう?」
(えっ!?)
「うん、タオル越しでも分かるわよ」
「何かその言い方、エッチじゃない?」
「あはっ、そんな事ないってば」
(…………)
(な、なるほど……確かにこれは部外者が/近寄れる雰囲気じゃないな)
(大人しく待ってた方が身のためだな……)
(随分遅いな……七咲はまだかなぁ)
「あれ? お前は……」
「V0931まーて〜っ!」
「あっ……」
「V0932あっ! お兄ちゃん」
「み、美也っ!?」
(なんてタイミングだ……これから七咲に/お願いをしようっていうのに)
「V0933ねえねえ!/EFe3今、こっちに黒い猫が来なかった?」
「黒い猫……」
「V0934うん、私が遊んであげようと思ったら、/EF4パパーッてEFe9m3逃げちゃったの」
(あ……なるほど。/あいつは美也から逃げてきたのか)
(そういう事なら話が早いぞ。/七咲が来る前に美也を追い払おう)
「いや、こっちには来てないぞ。/見間違いじゃないのか?」
「V0935ううん、絶対こっちに来たもん」
「……」
「V0936ちょっと……Fm4この辺を探してみる」
「え……ええっ!?」
(それはマズい……早くどうにかしないと、/七咲が出てきちゃうぞ)
(な、何かいい手段は……あっ!)
「なぁ美也……お前、知ってるか?」
「V0937ん、EF3何?」
・この階段で起きた悲しい事件の事だよ
・実はな、僕達は兄妹じゃないんだ
「この階段で起きた悲しい事件の事だよ」
「V0938え……」
「実はな……前にこの階段で……」
「V0939う、嘘! Fm1そんなのFm4嘘だよFm6!」
「まぁ、最後まで聞けよ。/まだ何も言ってないじゃないか」
「V0940や〜っ、EoFe9どうせ幽霊が出るんだ〜とか/Fm4怖い事を言うんでFm8しょ」
「V0941知らない方がいい事だってFm4あるのだ!/W20Wv165I10美也、絶対Wv240聞かないからね〜っ!」
「ははははっ、上手くいったぞ。/美也はこういう話が苦手だからな」
(もっとも……悲しい事件っていっても、/梅原がのぞき未遂で捕まっただけの/どうでもいい話なんだけどさ)
「実はな、僕達は兄妹じゃないんだ」
「V0942えっ……」
「昔……おばあちゃんに聞いたんだ。/この学校の校舎裏で美也を拾ったって」
「V0943そんなの嘘Fm4!」
「いや、それが本当なんだ。/もしかすると……さっきの黒猫は、/美也の家族かもしれないぞ」
「V0944へ……」
「ううっ、ついに美也ともお別れか……」
「V0945……」
「V0946お兄ちゃん……」
「うん?」
「V0947ばーFm9か!」
「はははっ、上手くいったぞ。/美也はこういうくだらない話が/嫌いだからな」
「V2237『上手くいったぞ』じゃないですよ」
「うわっ、な、七咲っ」
「V2238先輩、EFe9m4あまり美也ちゃんをいじめちゃ/Fm3駄目ですよ」
「もしかして今の話を……」
「V2239はい、全部聞いてました」
「V2240どうしてあんな事を言うんです?W30/Wv160Fm6I10兄妹なんですから、もっと優しくして/あげないと」
「いや、そ、それは……」
「V2241……それFm3は?」
・七咲と一緒に帰りたかったから……
・一緒に着替えたくて……
「七咲と一緒に帰りたかったから……」
「V2242え……」
(さすがにここで、一緒に/着替えたかったからとは言えないよな)
「V2243えっと……EcW4EoFe9それは……」
「うん、二人でって事だよ」
「V2244……そうですよFm2ね」
(あれ……もしかして七咲のやつ、/照れてるのか?)
「でも、まぁ……確かに美也には悪い事を/したと思う……ごめん」
「V2245いえ、EF9それを私に謝られても……」
「そ、そうだよな」
「V0021Ld……Le」
「と、ともかく……これからはああいう事は/しないようにするよ。/だから今日のところは……」
「V2246いえ……EFe9m6それは別にFm3いいんです。/Wv180SEF4I10あ、EFe9m6よくはないんですけど……SdP1F6EhW45いいです」
「そ、そっか……」
(う〜〜ん、何だか理由が理由だけに、/七咲も怒りにくいって感じだな)
「V0022……」
「V2247クスッ、EoFe9それじゃあ……P0Fe9m3帰りましょうか」
「そうだな」
こうして七咲と楽しく下校した。
美也が来たせいで、そもそもの目的は/果たせなかったけど、これはこれでよかったな。
「一緒に着替えたくて……」
「V2248はい?」
「だから……七咲と一緒に着替えたくて」
「V0017…………」
「ほ、ほら……この前七咲が一緒に/着替えようって誘ってくれたじゃないか」
「V0025………………」
「な、七咲?」
「V2249……私、EoFe8m1着替えについては冗談ですって/言いましたよね」
「そ、そうだっけ……」
「V2250はい、言いました」
「ごめん……」
「V2251はぁ……EoFe9m1家に帰ったらFm6ちゃんと/Fm1美也ちゃんにも謝ってあげてFm3下さいね」
「うん」
「V2252まったく……」
「ははは……」
「V2253それじゃ、私はもう帰りますので」
「あ、それなら……」
「V2254失礼します」
「あ……」
(……美也を追い払ったりしたんだ、/さすがに一緒に帰ろうなんて言えないな)
(仕方ない……僕も家に帰って、/美也に謝るとするか)
(あれ? あそこで噴水を眺めてるのって、/七咲じゃないか?)
(う〜ん、考え事をしてるみたいだな……)
(よし、ちょっと声をかけてみるか)
「よっ、七咲」
「V2255あ……先輩」
「どうかしたのか?/何か考え込んでるみたいだったけど……」
「V2256えっ、EFe6そう……EFe9見えました?」
「うん」
「V2257そうですか……」
「うん、何となくだけどね」
「V0022……」
「V2258あの、先輩……Fm6一つ聞きたいんFm3ですけど」
「うん?」
「V2259先輩って、Fm6小学校の頃は/Fm3どんな子供だったんですか?」
「どんな……って、普通だと思うけど……」
「V2260普通ですか……」
「……何でそんな事を聞くんだ?」
「V2261あの、EcW6EoFe9実は私……弟の事が心配で……」
「へ〜っ、七咲には弟がいるんだ。/何て名前なの?」
「V2262あっ、EFe6えっと……EFe9m3郁夫と言います。/今小学2年生なんです……」
「なるほど……」
「V2263それで、最近の事なんですが、EFe9私郁夫の/事で少し悩んでいる事があって……」
「……と、言うと?」
「V2264Fm1いつも私にべったりで、Fm6ご飯もお風呂も/一緒にってFm1駄々をこねたりするんです」
「お、お風呂も?」
「V2265はい……EFe9でも、その割に私の言う事を/ちゃんと聞かなかったりとか……」
「なるほどね、それで僕の小学校の頃の話を/聞いたんだ……」
「V2266はい……」
「V2267あ、Fm6そうだ、Fm1先輩」
「V2268美也ちゃんはどうでした?」
「あ、小学生時代?」
「V2269ええ、やっぱり美也ちゃんも先輩に/甘えたりしたんですか?」
「……う〜ん、それ程でもなかったかな。/でも、僕らの場合は歳も近いからさ」
「V2270Fm4あ、Fm6そうですね……」
「それに、男と女は違うから、/参考にはならないんじゃないかな」
「実際、男の方が甘えん坊だしね」
「V2271えっ、EFe9そうなんですか?」
「うん、だから……七咲がそこまで心配/しなくても大丈夫だと思うよ」
「V2272そう……Fm1かもしれませんね。/EFe9m6でも、家でもあんな調子だと、学校では/もっと周りに迷惑をかけてるかな……と」
「……弟の小学校ってどこなの?」
「V2273輝日南小学校です」
「えっ!? 輝日南小なのか?」
「V2274はい……それが何か……」
「いや、僕も輝日南小だったんだよね」
「V2275ふふっ、Eoそうだったんですか」
(ん……待てよ?/弟が輝日南小ということは……)
「もしかして七咲も……」
「V2276はい、輝日南小学校です」
「という事は……昔、僕と会っていたかも/しれないのか……」
「V2277クスッ、Eoそうなりますね」
「あ、じゃあ聞くけど……高学年の頃、/担任の先生って誰だった?」
「V2278私は藤田先生でした」
「そっか、僕は大村先生だったんだよ」
「V2279あ、EF3あの優しい先生ですね」
「え? よく知ってるな」
「V2280はい、EFe9委員会で何度かお世話になった事が/あったんです」
「あ〜っ、なるほどね」
「V2281ふふっ、EoFe9懐かしいですね」
「うん……そうだな」
「そういえば……昔はよく小学校の滑り台で/遊んだっけなぁ」
「V2282あ、EFe3それなら私も遊びましFm3た」
「確かイカの形の変な滑り台だったよな」
「V2283え? EFe7あれはタコの滑り台だったEF9気が/しますけど?」
「ち、違うよ、あれはどう見てもイカだよ」
「V2284いえ、残念ながらタコなんです」
「そんなはずないって」
「V2285間違いありません」
「……」
(でも、あれは間違いなくイカだよな……)
「V2286何だか納得がいってないみたいですね」
「まぁね、だってあれは……」
「V2287では、今度確かめにFm3行ってみますか?」
「あ、うん。じゃあ次の日曜の夜なんかは/どうだ?」
「V2288そうですね……EF3構いませんよ。/日曜の夜でしたら誰もいないでしょうし」
「じゃあ決まりだな」
「V2289はい」
「よし! 後で謝っても遅いからな?」
「V2290謝るのは先輩だと思いますよ」
「……日曜が楽しみだな」
「V2291そうですね」
「え? あ、もうこんな時間か」
「V2292みたいですね」
「じゃあ、僕はそろそろ教室に……」
「V2293あっ、EF3先輩……ありがとうございました」
「ん? ああ……弟の事か」
「V2294はい、Fm3少し……EoFe9安心できました」
「そっか、それならよかったよ」
「V2295では、EcF1失礼しまFm3す」
「うん、またな」
(よかったな、七咲……)
(……)
(しかし、それにしても……まさか七咲と/同じ小学校だとは思わなかったな……)
(でも、これで僕の記憶のよさを見せ付けて/やれそうだな)
(日曜が楽しみだ……)
(ふわぁ〜〜っ……退屈だなぁ)
(う〜ん、今日は確か七咲と小学校に行く日/だったな……)
(夜までは時間があるし、とりあえず漫画を/読んだりして時間をつぶすか)
(よし、この間完結した漫画を全巻一気に/読みなおすとするか!)
(……)
(…………)
(よし……これで全巻読破だな)
(いやぁ、やっぱりこれは名作だな。/しばらくは本棚においておくとするか)
(ええと、そうだ……今何時だろう?)
(おっ……そろそろいい時間だな。/小学校に向かうとするか)
(さすがに小学校に行くとはいえ、/女の子を暗い所で待たせられないしな)
(それにしても、イカの滑り台を見たときの/七咲の顔が見ものだな)
(う〜ん、今から楽しみだなぁ)
(よし、到着っと……)
(しかし、このグラウンドってこんなに/狭かったかな?)
(何だかバスケットゴールも妙に低い場所に/ついてるし……)
「V2296Nm先輩っ」
「うわっ!」
「V2297こんばんは、時間ピッタリですね」
「な、七咲か……驚かすなよ」
「V2298別にそんなつもりじゃ……W30Wv180Fm3I10先輩って結構/臆病なんですね」
「そ、そんな事は……」
「V2299ない。Fm4と?」
「う、うん」
「V2300ふふっ、EoFm4ではそういう事にFm3しておきます」
「……七咲って、結構意地が悪いよな」
「V2301ええ、今頃気付いたんですか」
「……」
「V2302それより、EFe7私、小学校って久しぶりに/入ったんですけど、Wv300EFe9I10このグラウンドって/こんなにFm3小さかったんですね」
「あ、七咲もそう思ったか」
「V2303じゃあ先輩も?」
「うん」
「V2304これって私達が成長したから……」
「多分ね」
「V0019Ld……Le」
「V2305さて、Fm3それでは早速滑り台を確認しに/行きましょうか?」
「あ、うん。そうだな」
(いよいよか……)
(ここからは七咲の顔に注目しないとな。/一体どんな顔をするのやら……)
「よしよし、まだ滑り台が……あれ?」
「V2306タコですよね?」
「ど、どうしてイカなのに赤く塗られて/いるんだよ!」
「僕が通ってた時には、確かに白かったはず/なのに……」
「V2307私の時もそうでしたよ?/いつの間にかちゃんと塗られたんですね」
「ちゃんとって……それはおかしいだろ。/どうしてイカが赤く塗られているんだ?」
「も、もしかして……作り直したとか」
「V2308いえ、当時と同じ形かと。/そのくらい先輩も分かりますよね」
「で、でも当時は確かに白かったぞ……」
「V2309それはペンキが剥げてたからです」
「ペンキが……まさか七咲はその事を/知ってたのか?」
「V2310いえ……知りませんよ。/私も卒業してから来てないんですから」
「じゃあ、どうして七咲はタコだって/分かったんだよ!」
「V2311先輩、足の数を数えてみて下さい」
「え? あっ、ああっ!!」
「V2312ふふっ、当時から8本だったんですよ」
「そ、そんなぁ……」
(まさかこんな事が……僕も梅原もずっと/イカだと思ってたのに……)
「ううっ、僕の負けだ……」
「V2313残念でしたね、先輩」
「まぁ、仕方ないな。/今更負け惜しみを言うつもりはないよ」
「V2314クスッ」
(これは……言われてみれば、確かに立派な/タコだよな……)
(それにしても懐かしい風景だな。/こうしてここに立ってると、何だか昔を/思い出すよ……)
(そういえば……僕も新任の女の先生に/甘えてた事があったっけ……)
(必要以上に素っ気無くしたり、/怒ったりしてたよな)
(ただ単に構ってほしいだけなのに、/素直にそれを言えなくて……)
(……そうか!/だとしたら、やっぱり七咲の弟も/そういう感じなのかもしれないな)
「なぁ、七咲……」
「V2315はい?」
「僕、思うんだけど、小学校の男の子って/誰かに甘えたい年頃なんじゃないかな?」
「V2316えっ?」
「ほら、弟の事だよ。/噴水前で七咲が考え込んでただろ?」
「V2317あ……Fm3はい」
「こう……上手くは言えないけどさ、/やっぱり弟は七咲に甘えてるんだと思う」
「七咲はお姉さんなんだから、/それをしっかり受け止めてあげれば/いいんじゃないかなぁ」
「V2318はい……EoFe9そうですよね」
「うん。参考になれば……」
Ti0/       Ti2グルルルル……
「V2319え?」
「ん? ああっ……の、野良犬かっ!?」
「V2320せ、先輩……」
「け、結構大きいな。/しかも……何だか興奮してるみたいだ」
「V0021……」
「な、七咲はこっちに!/その間に僕が追い払うからっ」
「V2321え? EFe9あ……Fm9はいっ!」
「くっそ、お前はこっちだ!」
Ti0/        Ti2グルル……
「V2322せ、先輩っ!」
「な、七咲は隠れていろっ」
「V2323は、はい……」
「うおお〜〜〜〜っ!」
Ti0/       Ti2ガウッ、ガウッ!!
「こらっ、放せっ!」
「だめだっ、七咲は隠れてろって!」
「V2324で、でも……」
「早くっ!」
「V2325は、はい……」
「とりゃああ〜〜っ!」
Ti0/        Ti2グルルルルッ!!
「うわっ!!」
(あっ、そうだ! 次に飛びかってきたら、/砂をバラ撒いて驚かせれば……)
「よし!」
Ti0/         Ti2ガウガウッ!
「喰らえっ!」
Ti0/         Ti2キャウンッ!
「よしっ!」
Ti0Ts1/Ts2          Ti2Ts1キャンキャン
「はぁ……はぁ……」
「ど、どうにか追い払えたみたいだな……」
(っと……余韻に浸ってる場合じゃない)
「な、七咲、大丈夫か?」
「V2326は……はい……」
「もう出てきても大丈夫だよ」
「V2327あの……先輩」
「うん?」
(あ、もしかして……)
「ちょっと待ってな。今行くから」
「V2328は……いWv90」
(七咲がすくんで動けなくなってるんだ、/すぐに行ってやらないとな!)
(よし……一気に駆け上がって……)
(せーのっ!!)
Ti0/       Ti2ダダダダダダッ!!
「お待たせ、もう大丈夫だからな」
「V2329あ……」
「V2330先輩っ」
「えっ……な、七咲っ!?」
(ど、どうして抱きついてくるんだ……/まさかそんなに怖かったのか?)
「V2331すみません……」
「い、いや……それより大丈夫だったか?」
「V2332はい……」
(こんなに震えて……やっぱり怖かったん/だろうな……)
(よし、こういう時は僕がしっかり支えて/あげないと……)
「な、七咲?」
「V2333……」
「七咲は犬、苦手なの?」
「V2334いえ、そうでもないんですけど……」
「V2335急にだったから、驚いてしまって……」
「そっか」
「V2336ごめんなさい。こんな……」
「ううん、いいよ」
(う〜〜ん、七咲ってこうしてみると、/思ったより小さいんだな……)
(何だか……ふわふわとした抱き心地じゃ/ないけど、それでも女の子なんだって/よく分かるような……)
(出来ることなら、このままずっと……)
「V2337あ、あの……」
「うん……何?」
「V2338すみません……もう大丈夫です」
「え? あっ! ご、ごめん」
「V2339いえ……抱きついたのはこっちですから」
「ははは……」
「な、七咲……」
「V0021Ld……Le」
(い、勢いとはいえ、抱きしめたからか、/何だか気恥ずかしいな……)
「V2340……Fm6Nm先輩」
「え? な、何?」
「V2341えっと、Fm3そろそろ……EcW6EoFe9戻りましょうか」
「そ、そうだね……」
(う〜ん……会話がないぞ)
(もしかして七咲も意識してるのかな……)
「V2342先輩……Fm1私、ここでいいですよ」
「あ、うん」
「V2343今日はありがとうございました」
「いや、いいよ。/結局勝負は僕の負けだったしね」
「V2344いえFm3、先輩の勝ちかもしれませんよ」
「えっ?」
「V2345さっきのFm3先輩、EFe9すごくカッコよかった。W60/Wv290Fm6I10臆病なんてFm1言ってFm3すみませんでした」
「あ……」
「V2346それじゃ、おやすみEcF2なさいっ!」
「あ…………」
(う、うわぁ……な、七咲があんな事を/言うなんて……)
(何だかすごく照れるぞ……)
(ううっ、何だか落ち着かないな。/いっその事、走って帰るとするか……)
(う〜ん、今日の体育は楽しかったな……)
(やっぱり梅原とのコンビネーションが/バッチリ決まったのがよかったよな)
(まぁ、まさか小学生の頃に考えた/コンビネーションを、高校生になって/使うとは思わなかったけどさ……)
「V1250おうっ、Fm2Nm、おっ疲れ〜っ」
「ああ、梅原」
「V1251いや〜、今日の体育は面白かったな!」
「うん、何だか昔に戻ったみたいだったよ」
「V1252おっ、EFe8m3やっぱりお前もそう思ってたか!/EFe9m2実は俺もなんだよな」
「はははっ、やっぱりか」
「V1253なぁ、あのコンビネーションって、/確か小学校の時に考えたんだよな」
「そうそう、あの時も……あっ」
「V1254ん、どうした?」
(そうだ……梅原にあのタコの滑り台の事を/教えてやるとするか)
「いや、ちょっと思い出した事があってさ」
「V1255何だよ」
「お前、小学校にあったあの滑り台を/覚えてる?」
「V1256ああ、EFe9m3あのイカのやつだろ?」
「ははっ、それがもしイカじゃなかったら/どうする?」
「V1257Fm2あん? Fm9何言ってるんだNm」
「実はな、あれ……タコなんだよ」
「V1258は!? EF9嘘だろ」
「それが本当なんだ……僕達の時には/ただペンキが剥がれてただけで、/足は8本だし、今は赤く塗られてるんだ」
「それで……あっ」
「V1259こ、今度はFm1何だよ……」
(そういえば、あそこで僕……七咲を/抱きしめたんだよな)
(七咲の身体って……すごく小さくて/女の子って感じで……)
「V1260お〜い、Nm」
「ん? ああ……何でもないよ」
「V1261そっか、それならいいんだけどよ、/まだ何か続きがあるのかと思って/焦っちまったぜ」
「あ、その……ごめん」
「V1262いや、EcF2いいって事よ」
(でも……何だろう?/この申し訳ないような気持ちは……)
(小学校時代の梅原との思い出の場所が、/七咲との思い出の場所に塗り替えられた/ような……)
「V2347あの、Fm3すみません。/Nm先輩、ちょっといいですか?」
「V1263ん?」
「あ……七咲」
「V1264おおっ、七咲か」
「V2348こんにちは」
「V1265どうしたんだ?/Nmに用事なんて珍しいな」
「V2349あ、Fm3はい。/個人的に相談してた事がありまして」
「V1266ふ〜ん、Fm2個人的にねぇ……」
「な、何だよ……」
「V1267いや、Fm1別に……EoF3そんじゃ俺は着替えに/戻るからよ」
「あ、うん、また後でな」
「V1268おうよ」
「V2350あの、お話中だったのにFm3すみません」
「いや、もう話は終わってたからいいよ。/それより僕に何の用?」
「V2351あ、EFe9m3いえ……あれから郁夫とも上手く/いくようになったと報告がしたくて……」
「そんな事気にしなくていいのに」
「V2352そういう訳には……」
「V2353という事で……Wv105Ec先輩、W30Wv170Fm6色々とW15EoFe3m1ありがとう/Fm3ございました」
(い、色々か……)
(七咲の身体の感触は、僕の方がお礼を/言いたいくらいなんだけどな……)
「V2354あ、Fm6それと……EFe9m6W15Wv135これからもFm3よろしく/お願いします」
「え? あ、うん。こちらこそ」
「V2355ええと……EF1では、失礼します」
「うん、またな」
(……七咲ってああいうところは本当に/律儀だよな)
(さてと……それじゃあ僕も着替えて/教室に戻らないとな)
(話によると、今日は一日限定のゲームが/設置されてるって事らしいけど……)
(さて、一日限定のゲームは……っと)
(……)
(あ、あれっ!?/あそこのゲーム機の所にいるのって……/七咲だよな)
(何だか怒ってるみたいだけど、/あの一緒にいる子供は誰だろう?)
(ちょっと声をかけてみようかな?)
「お〜い、七咲」
「V2356あ、Nm先輩」
「どうかしたのか?/何だか穏やかじゃない雰囲気だけど……」
「V2357はい……この子を丁度捕まえたところ/だったので」
「え? つ、捕まえたって一体……」
「V2358あ、EFe9m6この子……Fm3私の弟なんです」
「あ〜、なるほどね。はははっ、弟か」
「V2359先輩……EoFe8笑い事じゃないんですよ」
男の子
「……」
「V2360あっ! R郁夫R3いくおっ!」
(な、何だか本当に大変そうだな……)
「V2361どうして逃げるの!」
「ま、まぁまぁ……七咲……」
「V2362先輩は黙っていて下さい。/EFe8これは大事な事なんです」
「う、うん……」
「V2363郁夫、ここに遊びに来るのはいいけど、/他の人に迷惑をかけちゃいけないの」
「……!!」
「V2364そんな目で見てもEc駄目!」
「……!!!!」
「V2365これ以上人の迷惑になるようなら、/店員さんにお願いして、出入り禁止に/してもらうからね」
「…………」
「な、なぁ……七咲。/どうしてそんな事になってるんだ?」
「V2366あの、お恥ずかしい話なんですけど、/EFe6この子がゲームセンターに入り浸って、/EFe9他のお客さんにイタズラしてるって……」
「ああ、それで七咲が」
「V2367そうなんFm3です」
「何だかお母さん代わりってとこだな」
「V2368ええ、EFe9まぁ……」
「……!」
「V2369あの……EcW6EoF1では先輩、私はこれで」
「え?」
「V2370ほら、郁夫を家に連れ帰って、/Fm1叱らないといけませんから」
「ああ、なるほどね」
「V2371すみませんが、Ecそれでは失礼します」
「うん、またな」
(う〜ん、本当に大変そうだなぁ)
(あれだけ弟に手がかかっていたら、普通の/高校生活を満喫出来ないだろうな……)
(……これで学校の準備は完ぺきだな)
(よしっ、早速朝からやっている本屋に/行って、今日発売の漫画の最新刊を/ゲットするぞ!)
(この為だけに早起きしたんだ……)
(さっさと手に入れて、/一刻も早く続きを読まないとな)
(……さすがにこの時間には、/まだ誰も登校してないか)
(う〜〜ん、何だか気持ちがいいぞ……)
「……あれ?」
(あそこの小学生と一緒にいる、/うちの学校の制服の子って……)
「ああ、やっぱり七咲じゃないか」
「V2372えっ?」
男の子
「……!!」
「V2373あ、Nm先輩、おはようございます」
「おはよう、七咲」
「……」
「V2542あ、ほらR郁夫R3いくお、Fm3先輩に挨拶して」
「……!!!」
「……郁夫? ってことは……」
「V2543はい、お話していた私の弟です」
「へ〜っ、そうなんだ」
「あ、じゃあ……こんなに朝早いのは、/弟を学校に送るためなのか?」
「V2544いえ……違います。W30/Wv150I10EFe9m2私、今日は本屋に寄るつもりで……」
「えっ? それは奇遇だな……実は僕も/本屋に寄ろうと思ってたんだ」
「V2545ふふっ、EoFe9m1それでこんなに早いんですか」
「うん、そういう事」
「V2546では、Fm6よろしければ……」
「そうだな、一緒に行こうか」
「Wv0……………………Wv90」
「V2547じゃあ郁夫、お姉ちゃんたちは/本屋さんに寄ってから行くから」
「ごめんな、お姉ちゃんを借りていくよ」
「……!」
「V2548分かってると思うけど、/ちゃんと遅れないようにするのよ」
「V2549あっ、郁夫!」
「……走って行っちゃったな」
「V2550……すみません、挨拶もせずに。W30/Wv190I10あの子、人見知りなところがあって……」
「ううん、いいよ」
「それより早く本屋に行かないと、/僕らが遅れちゃうよ」
「V2551あ、Fm3それもそうですね……」
「V2552では、行きましょうか」
「そうだな」
「やっぱり開いてたか。/さすがだなこの本屋は」
「V2378ええ、本当にFm3便利ですよね」
「V2379あ、そういえば先輩」
「うん?」
「V2380先輩は何の本を買うんですか?」
「僕は……漫画の最新刊だよ。/美也の部屋にあったやつの続きなんだ」
「V2381へ〜っ、EFe9m2少女マンガですか?」
「うん、暇つぶしで読んでたはずが、/すっかりハマっちゃってね」
「美也には僕が買ってくるからって/昨日のうちに言っておいたんだ」
「V2382ふふっ、Eoなるほど」
「よし、じゃあ早速お目当ての本を/探すとするか」
「V2383はいっ」
(……さて、じゃあ僕もこの辺りから/見て回ると……うん?)
(あ、あれっ!?/あのムフフコーナーにいるのって、/七咲の弟だよな?)
(確か……学校に行ったはずなのに、/どうしてこんなところに……)
(いや、それより……あんなコーナーにいる/ところを七咲に見られでもしたら、/大変な事になるんじゃないのか!?)
(……)
(し、仕方ないなぁ……)
「Ts1お、お〜い」
「!!」
「お前、どうしてこんなところに……」
「………………」
「えっ? こ、ここが僕の学び舎だって?」
「いや……何が言いたいのか、/イマイチ分からないよ……」
「と、とにかく小学生がこんな本を読んだら/ダメだよ!」
「…………」
「でも、そうは言うけど……こんなところを/七咲に見られでもしたら……」
「!!!」
「ぼ、僕なら黙っていてあげるから、/早く学校に行った方がいいぞ」
「大丈夫だって、男と男の約束だ。/だから、早くしろよ……」
「Wv0……! Wv30EcF2……!!」
(ど、どうやら行ったみたいだな)
(うん、これで僕も落ち着いて漫画が/探せるよ……)
(う〜ん、ないなぁ……僕の目的の本は/まだビニールで梱包されたままなのかな)
(仕方ない、店員さんに聞いてみるか……)
「あの、すみません……今日出るはずの/少女漫画ってどこにありますか?」
店おじ
「ああ、それならまだビニールから出して/ないんだ……ちょっと待っててな」
「あ、はい」
Ti0/       Ti2ガサガサガサガサ……
「はい、どうぞ」
「すみません、ありがとうございます」
(さて……じゃあ早速……)
(え〜っと……おおっ、あったあった!)
(うん、さすがに分かってるな。/表紙からして面白そうだ)
「よし、それじゃあ早速レジに……」
(あれっ、七咲……まだ本が見つかってない/みたいだな)
(……本当なら、こういう時は店員さんに/聞くのが一番早いんだけど……)
(う〜ん、何だか他のお客さんの応対で/忙しそうだな)
(仕方ない、僕が探すのを手伝ってあげると/するか……)
「七咲、何ていう本を探してるんだ?」
「V2384え?」
「まだ見つかってないんだろ?/僕も手伝ってあげるよ」
「V2385あ、Fm3すみません。/Fm6では、『あなたの知らない秘湯温泉』と/いう雑誌をお願いします」
「お、温泉? 旅行にでも行くの?」
「V2386いえ、そういう訳じゃないんです」
「V2387ただ、今号にはどうしても読みたい記事が/載ってるので……」
「ああ、なるほどな。/じゃあ早速探してみるとするか」
「V2388すみません、Eoお願いします。/Fm3私もあっちの棚を探してみますから」
「うん……あっ!」
「V2389な、EFe3m6何か……」
「それって、もしかして今日発売の……」
「V2053はい……」
「なるほど……それで見つからない訳だ」
「V2390どういう事ですか?」
「えっと、今日発売の本っていうのは/まだ棚には入ってないんだよ」
「V2391そ、EFe2そうなんですか……」
「ほら、足元にまだ並んでない本が平積みに/されてるだろ?」
「新しい本はこうしてここに……ほら、/この本だろ?」
「V2392あ、Fm1はい、Fm3それです。/W30Fm6先輩、Fm3ありがとうございます」
「ははっ、どういたしまして」
「V2393これも……EFe9生活の知恵なんですかね?」
「ど、どうだろうな」
「V2394クスッ、EoFe9何はともあれ助かりました」
「よし、じゃあ早速買っちゃおうか。/急がないと学校に遅れちゃうぞ」
「V2395あ、はいEcっ」
こうして七咲と登校前に本屋に寄った。
もしも七咲が一人で探していたら、/多分見つからなかったよな。
うん、今日は本当に僕が一緒でよかったよ。
「V2396Nm先輩」
「え? ああ、七咲」
「V2397あの……私、1年生でよく知らなかった/んですけど、Fm3先輩ってモテたんですね」
「えっ?」
「V2398先輩が人気あるのは、男子生徒だけにかと/思ってました」
「……」
「V2399えっと……EFe9m3それだけです。EcF1/失礼致します」
「えっ!? あ、七咲……」
(い、一体何が言いたかったんだ……)
n0ako_me01A
(あれ? あそこにいるのは、塚原先輩と/七咲だよな……)
(何をしてるんだろう……)
「V0070うん、じゃあ練習メニューは/それでいいとして……」
「V0071そこでこちらをじーっと見てるNm君。/何か用事?」
「え?」
「V0500あ、W15EF3Nm先輩……」
「す、すみません。邪魔するつもりは/無かったんですけど……」
「V0072いや。W30もう部活の打ち合わせは/終わったから、Ec大丈夫だよ」
「あ、そうなんですか……」
(……う〜ん、塚原先輩って言えば、/いつも森島先輩と一緒にいる印象が/あったけど……)
(流石にずっと一緒って訳じゃ/ないんだな……)
「V0501あ、もしかして……Fm3塚原先輩か私に/Fm7何か用事でも……」
「あ、別に用はないんですけど……」
「V0075はるかに用事だったの?」
「え? あ、そんなつもりじゃ」
「V0073……ふふっ、Eoはるかはいないよ」
「あ、本当にそういう訳では……」
「V0502Fm7森島先輩……どうかしたんですか?」
「V0074くすっ……」
「V0076そうね、多分今ごろ……。/EcFm3ラブレターをくれた二人の事を/どうやって断ろうかEoF7考えようとして……」
「考えようとして?」
「V0077ふふっ、EoFe6途中で忘れている頃かな……」
「え? そ、そうなんですか……」
「V0078悪気はないんだけどね」
「V0503もしかして……EFm3また貰ったんですか?/EFe9m3森島先輩、最近また多くなってますよね」
「V0079そうだね」
「V0080あ、でも1日に2通は久しぶりのはず。/EFe1確か1年生の時以来じゃないかな……」
「あ、先輩達は1年生の時からの/友達なんですか?」
「V0081うん。そうだよ」
「V0504……2年前の森島先輩って、/EFe9m3なんだか想像しにくいですね」
「V0082そう? あまり変わらないよ?」
「変わらないって言うと?」
「V0083男子にすごくもてるでしょ……。/忘れっぽいでしょ……」
「ははは」
「V0505な、EcF6なるほど……」
「V0084行動力も決断力もあまり無いし……」
「そうなんですか? 意外かも……」
「V0085ふふっ、Eoまあ物によるんだけどね」
「物によるっていうのは?」
「V0086例えば……。EF3あ、そうそう、/1年生の時に一緒に回転寿司を食べに/行った事があるんだけど」
(みょ、妙に似合わないな……)
「V0087回転寿司って、自分で決めて取らないと、/お皿がどんどん行っちゃうでしょ?」
「V0506ええ、回転してますからね」
「V0088はるかは苦手なんだよね、/EcFe7自分で決めて自分で取るのが……」
「そうなんですか……」
「V0089それでいて、EcFe6良くも悪くも周りの言う事を/聞かないのよね……」
「V0090ずーっと、イカを取ろうかどうか/悩んでるから、とりあえず/食べてみればって言ったんだけど」
「V0091『そうでさぁねぇ』って言って/ずーっと、お茶を飲んでるんだよね」
「へ〜……」
「V0092結局私が選んで取ってあげたんだ」
「なるほど……」
「V0507……だから塚原先輩が色々言うんですね」
「おお、それはすごく納得できるな」
「V0093ふふっ、Eoそうかもね……」
「V0094何故かほうってEcおけないんだよね」
「ああ、それはわかる気がします」
「V0508いいコンビですしね」
「V0095まあ、一緒にいると楽しいし……。/EFe6私はこの通り強面だから、EF3一人でいると/結構浮いちゃうしね。お互い様なのかな」
(確かに強面だよな……)
「V0509確かに……EFe3水泳部の部員勧誘でも/EFe9m3塚原先輩だけだと上手くいきませんしね」
「V0096そ、Sそんな事ないでしょ?」
「V0510いえ、Fm1今年の春、EoFe9m3塚原先輩の勧誘で/入部したのは私だけですよ?」
「V0097ほ、他にもいたでしょ! EF7……確か」
「V0511いいえ、Fm3私だけです」
「V0098ほ、ほら! Ec斉藤さんとか」
「V0512斉藤さんは森島先輩の勧誘です」
「V0099そ、Fm3そうだっけ? EF6じゃ、じゃあ……」
「V0513絶対にいませんよ」
「まあまあ……」
「V2112な、なんてことなの……」
「V0100え?」
「V0514え?」
「も、森島先輩」
「V2113あ、EF6ご、Ecごめんなさい……」
「V0101何が? 別に謝る必要ないと思うけど」
「V2114ま、まさか三角関係の修羅場に出くわす/なんて思わなかったから」
「V0102違う……」
「V0515違いますっ!」
「違いますよ……」
「V2115まあまあ、W30EoFe9隠さないでも大丈夫よ。W30EF3私は/誰にも言ったりしないから。W45EFe7m4それで……」
(き、聞いてないよ……)
「V2116ひびきは逢ちゃんとNm君のどちらを/選ぶのかしら?」
「V0103ふぅ……まったくもう……」
……こうして塚原先輩から森島先輩の話を聞いた。
うん、七咲も言っていたけど、/やっぱり二人はいいコンビだよな。
(さて、授業が始まる前にトイレにいって/すっきりしておくか……)
「え……」
「……」
(あれ、七咲がこっちを見てるけど……/何か用事かな)
(どうしたんだろう?)
「あ、あれ……」
(行っちゃった……なんだか気になるな)
(そういえば最近七咲と話してないし、/ちょっと追いかけよう!)
「あ、七咲!」
(やっぱり様子がおかしい……。/ほったらかしにし過ぎたかも……)
(よし! ここはあの話題で……)
「ちょっといいかな?」
「いいけど……」
・・・
「って、話なんだよ」
「ふふっ、そうなんだ」
「また、何かあったら教えるから」
「ええ、それじゃ」
(うん。やっぱりほったらかしにしてたのが/良くなかったみたいだな……)
(なんとか金融危機の話題で/盛り上がったから良かったけど……)
(これからは少し気をつけないとな……)
「ところで、七咲が見せたいものって?」
「V2458ふふっ、それは行けば分かりますよ」
「あ、うん」
(一体どこに連れて行くつもりなんだ?)
「V2459ほら、先輩。足が止ってます」
「ああ……」
「V2460モタモタしてると、置いてきますからね」
「はいはい」
「V2461先輩、EFe2着きましたよ」
「え……ここ?」
「V2462はい」
「で、でも神社で見せたいものって……」
「V2463あるんですEcよ」
「でもなぁ……」
(う〜ん、これといって……)
「V2464どこを見てるんですか」
「えっ?」
「V2465よく上を見て下さい」
「えっ? あ!」
「V2466ふふっ」
(ま、まさかこんな時期に……)
「桜……」
「V2467はい、そうなんです」
「ど、どうして?」
「V2468それは私にも分かりません。/でも、昔から咲いているんです」
「へ〜っ、そうなんだ」
「V2469地元でもあまり知られていない/みたいです」
「えっ……じゃあ、どうして七咲は知って/るんだ?」
「V2470中学生の頃、友達と下校していて気が/付いたんです」
「あ、なるほどね」
「V2471はい」
「……」
「V0019……」
「確かに……そうかもしれないな」
「V2472え?」
「これ……すごく控え目に咲いてるからさ、/有名じゃないのも仕方ないよ」
「気付かない人は気付かないと思う」
「V2473ええ、そうですよね」
「でも、だからこそ……なんだろうな。/すごく魅力的で、つい見入っちゃうよ」
「V2474ふふっ、そう言ってもらえて嬉しいです。/先輩に教えてよかった……」
「うん、僕も教えてもらえて嬉しいよ……」
「V2475はい……」
「ところで、この桜の名前って知ってる?」
「V2476あ、EFe1いえ、EFe9m3知りません」
「そっか……」
「V2477先輩、桜に興味があるんですか?」
「いや……えっと、どう言えばいいかな」
「何だか、七咲ってこの桜に似てるな〜って/思ったからさ……」
「V2478え? EFe9私が……Fm6ですか」
「うん」
「ほら、七咲だって冬でも一生懸命泳いでる/じゃないか」
「V2479そ、EFe6そうEFe9m2ですね」
「それで、七咲みたいなこの桜の事が/少し知りたくなったというか……」
「V0021……」
「はははっ、何言ってるんだろうね」
「V2480いえ……」
「V2481そんな風に言ってもらえるなんて、/Eo思ってもみませんでした」
「V2482Fm6私の好きなFm3場所が、先輩にも気に入って/もらえてEcFe4嬉しいです……」
「うん……」
「V0019Ld……Le」
「ありがとう……七咲」
「V2483はい、どういたしまして」
こうして七咲と冬に咲く桜を見に行った。
何だか……はかなくてすごくきれいだったな。/また七咲と見に行けるといいな。
(えっと、七咲は……あ、いたいた)
「ごめん、お待たせ」
「V2491あ、いえ、平気です。/そんなに待ってませんから」
「そ、そう?」
「V2492はい、それより……早く行きませんか?」
「そうだね、暗くなっちゃうと桜が見えなく/なっちゃうしね」
「V2493クスッ、そうですね」
「V2494まだちゃんと咲いててくれましたね」
「うん、すごくきれいだな……」
「V2495そうですね」
「V2496Fm6あの……W30Wv140Fm3I10先輩」
「何?」
「V2497これ、二期桜って言うそうですよ……」
「え……」
「V2498この神社に咲いているのは、江戸時代に/偉い将軍から寄贈されたものだそうです」
「へ〜っ、そうなんだ」
「あ、もしかして……調べてくれたの」
「V2499はい……」
「た、大変じゃなかった?」
「V2500いえ、それほどでもないです」
「V2501私、EFe9m4この桜に似てるって言われた事が/Fm9嬉しくって、それで……」
「あ……」
(七咲……そんなに嬉しかったのか……)
「そ、そっか……」
「V2502はいEc」
「……」
「V2503それにしても……W30Wv170EcFm6I10時間が経つのって、Fm3/早いですよね」
「V2504もう、一年Fm3経っちゃいました」
「V2505去年、ここにFm3立っていた私は中学生で、/EcFe4今はもう高校生なんです」
「あ、そうだね」
「V2506Fm4一緒にFm3見上げる人もEoFe9去年と変わりました」
「うん……」
「V0021……」
「七咲?」
「V2507ふふっ、EoFe9m6何が言いたいのか自分でも/Fm2分かりません」
「ははっ、そういう時もあるよ」
「V2508私……EFe9先輩とここに来れてFm3よかったです」
「そっか」
「また、来年も一緒に見られたらいいね」
「V2509はいっ」
「V2510EFe9そう言ってもらえるなんて……Wv175I10本当に/嬉しいです」
「はははっ、大袈裟だな」
「V2511Fm8大袈裟じゃFm6ありません、EcFm3W6EhFe6きっと……」
(……)
(こうして七咲と、二期桜を眺めた。)
「う〜ん、やっぱりきれいだな……」
「V2516ふふっ、そんなに気に入ったんですか」
「うん、何度見ても飽きないよ」
「季節柄かもしれないけど、/何だかちょっと切ない感じがしてさ……」
「こう……目が離せないっていうか……」
「V2518あ、何となく分かります」
「そっか……」
「V2519はい……」
「後、どれくらい持つんだろうな」
「V2520それほど……W30Wv140EF9I10長くは持たないと思います」
「…………」
「V2521また、見られますよ。/来年も、さ来年も……」
「うん、そうだよな」
こうして七咲と、二期桜を眺めた。
V7800NmNn先輩。
V7801……うん、この響きは嫌いじゃない。
V7802多分、意識し始めてるんだ。/まだ確信は持てないけど……。
V7803年上なのに頼りなくてちょっと可愛い。/年上だから時折見せる安心感にホッとする。
「V7804明日もまた会えるかな……」
V7805胸の奥をキュッと摘ままれたような感覚、/少しくすぐったくて心地いい。
V7806早くNm先輩の顔が見たい。
V7807ふふっ、早く明日にならないかな……。
「V9592あ、Nm先輩っ」
「え? あ……七咲か」
「V9593えっと、今ちょっとだけFm3いいですか?/私、先輩とお話がしたいんですけど……」
「う〜〜ん、そうだなぁ……」
(七咲と話か……どうしよう……)
・うん、いいよ
・ごめん、今はちょっとダメなんだ
「うん、いいよ」
「V9594あ、ありがとうございます」
「いや、どうせ僕も暇だったからさ」
「V9595ふふっ、Eoそうでしたか」
「ごめん、今はちょっとダメなんだ」
「V9596あ、そうでしたか……」
「V9597すみません、Fm6お忙しいところを/呼び止めてしまって……」
「あ、いや……」
「V9598では、EFe9m3私はこれで……」
「あ……」
(……)
(う〜ん……せっかく誘ってくれたのに、/悪いことしたかな?)
「おっ、七咲」
「V9599あ、Fm3Nm先輩……どうかしましたか?」
「ははは……七咲とちょっと話が/したいなって思ったんだけど……」
「V9600ふふっ、Eo私は別に構いませんよ」
「そっか、それじゃあ……」
「お〜い、七咲」
「V9601え? EFe3ああ、Fm6Nm先輩」
「今、少しいいか?」
「V9602はい、別に構いませんが……」
「じゃあ、ちょっと話でもしないか?」
「V9603え? あ……はい、いいですよ」
アコガレエンカウント汎用終了会話
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
D
retire1;
「V7501……」
「あ、あのさ……七咲……」
「V9604え? EFe9m3あ、すみません。/私、ちょっと用事を思い出したので……」
「あ、そうなんだ……」
「V9605はい、続きはまたの機会にでも」
「うん、そうだな」
「V9606では……失礼しますね」
(う〜〜ん、仕方ないか。/話が盛り上がってなかったからな……)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V0021……」
「うん? どうか……したのか?」
「V9607Fm9いえ、Fm6その……W45Wv155EcW4EoFe9私、W30Wv235EF6何だか恥ずかしく/なってしまって……」
「えっ?」
「V9608あの……Wv120EF9す、W30Wv170EcFm6すみません!」
「な、七咲……」
(……行っちゃったか)
(ちょっと踏み込みこんだ話だったし、/仕方ないよな……)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
「なぁ、僕、ちょっと七咲に聞きたい事が/あったんだけど……」
「V2448え? EFe9あ、Fm3すみません。/Fm6私、この後にちょっとFm3用事が……」
「そ、そうなんだ……」
「V2449本当にすみません」
「いや、用事があるんじゃ仕方ないよ」
「V2450はい……EF1では、失礼します」
「うん、じゃあまた」
「V2451Fm4あ、EF3はい」
(いい雰囲気だと思ったんだけど、/タイミングが悪かったな……)
(まぁ、用事じゃ仕方ない……か)
「あのさ……七咲」
「V2525はい?」
「七咲はこの後って時間あるのか?/よかったら一緒に帰ろうよ」
「V2526え、EF9あ……」
「V2527すみません、Fm4今日はまだ用事があるので/Fm6ちょっと……」
「そ、そっか……」
「V2528また、都合のFm3いい時にでもお願いします」
「うん、そうだね」
「V2529はい、では失礼します」
「またな、七咲」
「V2530はいEc」
(う〜ん、用事があるんじゃ仕方ないな)
(また今度誘ってみるか……)
「ねぇ七咲、今日この後時間あるかな?」
「V2452あ、EF1はい。大丈夫です」
「じゃあさ、どこかに……」
「V2453あ、でしたら……」
「うん?」
「V2454私、先輩にFm3見せたいものがあるんです。/Fm6もし良かったら、Fm3一緒に……」
「うん、もちろんいいよ」
「V2455はい、EcFe1ありがとうございます」
「V2456それではすぐにカバンを取ってきます」
「あ、僕も行くよ」
「V2457Ecはいっ」
n5ako_gd01A
「なぁ七咲、今日も一緒に帰らないか?」
「V2484あ、EFe3はい。別に構いませんけど……」
「V2485でしたら、また神社に寄って桜を見ても/いいですか?」
「あ、うん、勿論だよ」
「V2486Ecふふっ、EoFe9ありがとうございます」
「じゃあ、すぐにカバンを取ってくるよ」
「V2487あ、Fm3はい」
「V2488では、私も部室に寄ってすぐに行きます」
「うん」
「V2489では、校門のところで」
「そうだね、それじゃまた後で」
「V2490はいEc」
n5ako_gd01B
「なぁ七咲、今日も桜を見にいかないか?」
「V2512はい、EFe9m3別に構いませんが……」
「せっかく教えてもらったからな、/もう一度見たいな〜って思ったんだ」
「V2513ふふっ、EoFe9そうですか」
「V2514あ、はい」
「V2515では、また待ち合わせて行きましょうか」
「うん、そうだね」
n5ako_gd01C
「ああ、そうだ……七咲」
「V2400はい?」
「ちょっと……気になってたんだけど、/小学校に忍び込んだ時、七咲は怪我とか/してないよね?」
「V2401え? EFe3あ、EFe9はい。Fm3私は別に……」
「そっか、それならよかったよ」
「V2402え、あ……もしかして先輩!?」
「い、いや、僕も怪我はしなかったよ」
「V2403Fm3Ld……Le」
「あ、ごめん。余計な心配をかけたかな」
「V2404いえ、EcW6EoFe9そんな事はFm3ありませんけど……」
「V2405でも……」
「うん?」
「V2406そういえば私、あの時のお礼を……まだ/ちゃんとしてませんでしたよね」
「あ、そんなの別にいいよ」
「V2407よく……EFe9ないFm3ですよ」
「そ、そっか」
「V2408はい、EcF6先輩がいなかったらEh私……」
「七咲……」
「V2409先輩っFm3て、見かけによらず勇気があるん/ですね」
「いや、あの時はただ必死で……」
「V2410先輩……」
「え……」
「V2411んっ……」
「あ……」
(な、七咲……)
「V0021……」
(な、七咲のお礼って……)
「V2412んん……」
(唇の触れてるところが……温かい)
(何だか気持ちが伝わってくるような……)
「V2413……」
「V2414助けてくれて、EcW6EoFe9ありがとうございました」
「あ、う、うん……」
「V2415そ、Fm8それではFm6……EcFm1失礼します」
「え? あ、七咲っ!」
「……」
(まさか七咲があんなに積極的だとは……)
(と、得したというよりも、驚いたな)
(それにしても七咲の唇……思ってたより/柔らかかったな……)
(……)
(……いいお礼、だったな)
「なぁ、七咲……」
「V2416はい?」
「えっと、この前のお礼の事なんだけどさ」
「V2417あ、EFe6はい……」
「あれをもう一度してほしいんだけど……」
「V2418えっ!?」
「駄目……かな?」
「V2419……何度もするのは恥ずかしいですよ」
「そ、そっか……」
「V0022…………」
「そうだよな……。/ごめん、変な事を言って……」
「V2420別に、EoFe9m6いいですよ」
「えっ!?」
「V2421だからとFm6言って、しませんけどね」
「あ、はい……」
「V2422そもそもお礼なんですから、/EcW6Eh何度もしたら効果が……EcW6EoF4あ」
「ん?」
「V2423あそこにいるのって、美也ちゃんじゃ/ないですか?」
「えっ、どこにいるんだ……」
「V2424ほら、Fm3あそこですよ」
「ど、どこ?」
「あっ!」
「V2413……」
「な、七咲……」
(やっぱり……七咲の唇って柔らかくて/気持ちいいな……)
(少しでも長くこの感触を……)
「V2425……」
「あ……」
「V2426……特別ですからね」
「う、うん、ありが……と」
「V2427はぁ……EoFe8m6エッチな先輩ですね」
「う……、面目ない……」
「V2428いいEoFm3ですよ、EF3それじゃ失礼します」
「……」
(う〜ん、まさか不意打ちでくるとは……)
(しかも、美也の名前を使うなんて……、/七咲もなかなかやるなぁ……)
「あのさ、七咲……」
「V2429はい?」
「えっと、あの頬のキス……」
「V2430も、EcFm8もうしませんから!」
「え……」
「V2431Fm6言いましたよね。/EoFe8何度もするのはFm8恥ずかしいんFm6Ecです」
「ち、違うんだって」
「V2432えっ……」
「嬉しかったから、僕からもと思って……」
「V2433先輩Fm9から……」
「V2434別に、そんな事をEF6してくれなくても」
「ううん、させてほしいんだ」
「V0025……」
「いいよね?」
「V2435う……」
「七咲……」
「V0021……」
(へ、返事はないけど……多分それが/『いい』って事なんだろうな)
(……)
(じ、自分からっていうのは、かなり照れる/けど……)
(よ、よし、行くぞ!)
「……」
「V2436あ……」
(七咲……少し震えてる……)
「V2437先輩……」
(それにしても気持ちいいなぁ……)
(この肌の感触……どこかで……)
「V2438……」
「V2439先輩……」
「や、やっぱり照れるよな……ははは」
「V2440そうですね……Fm3」
「な、七咲の……」
「V2441はい」
「七咲の頬って何だかプリンみたいだな。/柔らかくて気持ちよかったよ」
「V2442えっ……」
「こう、優しい弾力というか……」
「V2443えっと、EcFe6あの……Eh先輩」
「うん?」
「V2444恥ずかしい……EcW6EhFe6m4ですから」
「そ、そう?」
「V2445はい……」
(そ、そう言われると何だかこっちも/恥ずかしくなるような……)
「ははは……」
「V2446え、EFe9えっと……それじゃ、私は……」
「V2447すみません、EoFe9m6失礼します」
「え?」
「あ……」
「な、何だか照れてたみたいだな……」
(でも心なしか嬉しそうに見えたし、/よしとするかな)
(……)
(うん……いい雰囲気だぞ!/今ならもう一度あの感触を……)
「な、なぁ七咲……」
「V3053はい……」
「あのさ、また……僕からキスを/してもいいかな……」
「V4354あ……」
「い、いいよね……」
「……」
(う〜〜ん、やっぱり返事がないのは、/恥ずかしいからなのかな……)
(でも、そこがまた七咲らしいよな……)
「V2337あ、W30EoEFe9m7あの……」
「うん……」
(よ、よし……行くぞ!)
「V2436あ……」
(やっぱり……緊張してるよな……)
「V2437先輩……」
「V4356……」
「ん……」
(それにしても……七咲の頬って、/スベスベでプルプルだよな……)
(……いつまでも口をつけていたいな)
「V2438……」
「V2439Nm先輩……」
「な、何……」
「V8705いえ……EFe6m7その……」
「V0025……」
「えっ?」
「V9608あの……Wv120EF9す、W30Wv170EcFm6すみません!」
「あっ、七咲っ!」
(……七咲のやつ……真っ赤だったな)
(少しくらい慣れたかと思ったけど、/そうでもなかったみたいだな……)
n5dea_me00A
n5dea_me00A
(おっ、あそこにいるのは……七咲か)
「V9502あ……」
「よう、七咲」
「V9503Nm先輩、Ecこんにちは」
「V9504えっと……EFe9m3あの時はゲームセンターの/楽しいところを教えてくれて、/ありがとうございました」
「え? ……ああ、あの事か」
「V9505はい」
「ははっ、あれくらい……別にお礼を/言われる事じゃないって」
「V9506そうですか」
「あ、それより、今って時間はあるか?」
「V9507え? EFe6あ、EFe9m6大丈夫……ですけど」
「じゃあ、良かったら少し話でもしないか」
「V9508お話ですか……」
「V9509ええ、Fm3構いませんけど……」
「やった!」
「V9510でも、何について話すんですか?」
「えっと……そうだなぁ……」
n5dea_me00A
(あ、あそこにいるのは……)
「V9511あ……」
「よ、よう……七咲」
「V9512……痴漢さん、EoFe7m6先日はどうも」
「えっ!?/あ……だ、だからそれは違うってば!」
「ぼ、僕の家が……あの近くにあるんだよ」
「V9513なるほど、EoFe9m3帰りがけに覗きですか」
「う……」
「V9514クスッ、Eo分かってますよ」
「V9515それで……先輩はどうしてここに?/私に何か用事ですか?」
「ううん、そうじゃないけど……」
「V9516そうですか」
「あ、でも……もし七咲が今暇なら……」
「V9517……痴漢の次はナンパですかFm6?」
「ち、違うよ!」
「せっかくだから……七咲と少し話でも/しようかと思ったんだよ……」
「V9518……それは構いませんけど、/EFe9m3一体何の話をするんですか?」
「う〜〜ん、そうだなぁ……」
n5dea_me00A
n5dea_me00A
n5dea_me00A
n5dea_me00A
n5dea_me00A
n5dea_me00A
n5dea_me00A
n5dea_me00A
n5dea_me00A
n5dea_me00A
「おっ、七咲」
「V9525あ……Nm先輩」
「あのさ、今ちょっと時間いいかな?」
「V9526はい、大丈夫ですけど……」
「じゃあ、よかったら少し話でもしようよ」
「V9527ええ、いいですよ」
「V9528でも、Wv70Fm2その代わり……Wv185EoFe8m6先輩イチオシの/漫画くらい面白い話をFm2お願いしますね」
「えっ……あ……」
「V9529ふふっ、EoFe8期待してますよ?」
「わ、分かったよ」
「え〜っと、そうだなぁ……」
n5dea_me00A
n5dea_me00A
「おっ、七咲じゃないか」
「V9519あ……Fm1Nm先輩、どうかしましたか?」
「いや、別に……七咲の姿を見かけたから、/ちょっと話でもしようかなって……」
「V9520お話……Fm6ですか」
「うん、どうかな?」
「V9521……それは構いませんが、/どうして急にFm3お話なんて……」
「う〜〜ん、どうしてだろうな?」
「V0022……」
「あ、もしかすると……家で美也と/七咲の話をしたからかもしれないな」
「V9522えっ? 私の事を……Fm6ですか?」
「あ、うん……」
「V9523……兄妹そろって、EoFe9m6どういう噂話を/したのかはFm3知りませんが……」
「ははは……」
「V9524それより……EFe9m6先輩、Fm3私と何か話が/したかったんじゃないんですか?」
「あ……そ、そうだったな」
「えっと、それじゃあ……」
(まいったな、体育館シューズを置き忘れる/なんて……)
(見つかったから良かったものの、/これからは気をつけるようにしよう)
「あれ? 猫だ……」
「お前、どこから入ってきたんだ?」
「あ、おい」
(何だかちょっと気になるなぁ……)
(よし、追いかけてみるか)
(確かこの辺に……)
「あ、あれ? どこいったんだろう」
(もしかして階段の下に隠れたのかな?/それ以外に隠れる場所はないしな……)
(ちょっと覗いてみようかな)
「……」
(あれっ、いないぞ……おかしいなぁ)
女の子
「V1000あの……」
「えっ?」
「あ……あぁっ!」
「V0015……」
「くっ、黒っ!?」
「V1001何してるんですか?」
「え?W30Wv60 あ……W15Wv120いや、W15えっと……Wv230」
「な、何というか、決して階段の下から/見ようとかそういう事じゃなくて……」
「V1002覗きとか、そういう事ですか?」
「ち、違うってば、僕は猫を探してて……」
「V1003猫?」
「うん、W15だから黒……W15Wv150あっ!Wv180」
「V1004……」
「V1005別にいいですよ……見られたところで/私、何とも思いませんから」
「な、何ともっ!?」
「……じゃなくて!/だ、だからそれは誤解なんだってば!」
「V1006誤解……」
「V1007だったら、どうしていつまでも/四つん這いのままでいるんですか?」
「え、あ……ご、ごめんっ!」
「はははは……」
「V0016……Fm8Wv80」
(うぅっ、何だかものすごく見られてて、/気まずいなぁ……)
(こ、ここはどうにか切り抜けないと……)
「はは……そ、そういえばもうこんな時間/なんだな」
「ぼ、僕はそろそろ帰らないと……」
「V0017LdMoEc……McLe」
「そ、それじゃ!」
「はぁ……はぁ……」
(あ、危なかった!)
(まさか黒猫を追いかけたら、黒い下着に/辿りつくなんて……)
(あの子が変な事を言いふらさなければ、/いいんだけどな)
女の子
(う〜ん、今日は気持ちのいい朝だな)
(授業開始までにまだ時間があるし、/教室で少しのんびりできそうだぞ)
(さてと……)
(あれっ? 僕の下駄箱に何か……)
「こ、これはまさかっ!?」
(間違いなくラブレター……だよな!!)
(一体誰が……)
(いや、ま、待てよ……早まっちゃ駄目だ。/まずは手紙を読んでみないと)
Ti0/         Ti2ガサガサ……
(え、えっと……なになに……)
『いつもNm君を見ていました。/どうしても伝えたい事がありますので、/すぐに校舎裏に来て下さい』
「……」
「こ、この可愛い字は……ほ、本物だ!」
(しかも……すぐにって!/よし、急いで校舎裏に行ってみよう!)
(ど、どんな子がくれたんだろう?)
(それに、どうしても伝えたいだなんて!)
(ううっ、気がはやるなぁ)
(あ、いたぞ……きっとあの子だ!)
「あのっ! お、遅れてごめんなさい」
「V1008はい?」
「あれ……君は……」
「V1009あ……」
(まさか、この子が!?/き、昨日……スカートの中を/覗いてしまったばかりなのに?)
「V0022Ld……Le」
(でも、言いよどんでるみたいだし、/や、やっぱりこれは……)
「も、もしかして君がくれたの?」
「V0025……」
「ごめんね、遅くなっちゃって」
「そ、それで……伝えたい事って何かな?」
「V1010……」
(や、やっぱり言いにくいんだろうな)
「V1011Fm4あの……」
「は、はい」
(き、きたかっ!)
「V1012あの、さっきから何を言ってるんです?W60/Wv320EcFe1I10もしかして……EoF1覗きの言い訳でもしている/つもりですか?」
「……え?」
「V1013最低ですね」
「え、あの……」
「V1014何ですか?」
(う〜ん、何だかまったく話が噛みあって/ないような……)
「あのさ……こ、これって君がくれたんじゃ/ないの?」
「V1015はい? Wv130I10それ、Fm1何ですか?」
「…………」
「で、でも……この手紙で校舎裏に来て/ほしいって!」
「V1016知りません。/Wv120EoF1I10私はたまたま通りかかっただけです」
「え……、そ、そうなんだ……」
(この子じゃないのか……。/となるといったいどこに……)
「V1017あの、あなた何組の人なんですか?」
「え? 僕?」
「V1018他に誰がEoいるんですか?」
「そ、そうだよね……」
「えっと……僕は2−AのNmNn」
「V1019ああ、EFe1一応先輩だったんですね」
「え……」
「V1020あまりに落ち着きがないので、EoFe6同学年だと/思ってました」
(ひ、酷い言われようだな……)
「えっと、それじゃそういう君は……」
「V10211−BのR七咲R4ななさき……EcF1です」
「七咲……ね。/あ、それと名前も教えてくれるかな?」
「V1022……R逢R2あいですけど」
「へ〜っ、七咲逢って言うんだ……」
「V1023だから何ですか?」
「あ、いや、珍しい苗字だなぁって思って」
「V1024珍しくてすみまFm1せん」
「ははは……」
(な、何だかぶっきらぼうな子だなぁ……)
「V1039いよっ、Nm」
「あれ? 梅原……どうしてここに?」
「V1040あははははっ!」
「あっ! ま、まさかこの手紙……」
「V1041おっ、EF3いい勘してるねぇ……EFe8その通り!/EcF2Nmを引っ掛けたんだよ」
「……たちの悪い冗談はやめろよ」
「V1042前回のお返しだ、悪く思うな」
「V0015……」
「V1043……っと、EFe9m1そっちの……Ee7m4えっと、EFe9m3七咲には/迷惑かけちまったみたいだけどな」
「V1044っと、EFe9m3俺はNmと一緒のクラスの/梅原正吉……」
「V0017……Ec」
「あ、七咲っ」
「V1045ありゃりゃ……怒っちまったかな?」
「う〜〜ん……」
「V1046しまったなぁ……。ところで、/あの子はNmの知り合いなのか?」
「まぁ……そんなとこだよ」
「V1047なるほどな、それでか……」
「えっ?」
「V1048いやぁ……実は俺、お前より先に来て/隠れて見てたんだよ」
「V1049そしたらさ! お前がはりきってあの子に/話しかけるから、EFe9m3見てるこっちが/ハラハラしちまったよ!」
「V1050しかし、最高にタイミングのいい子だな。/Wv210EcF2I10お陰で予想以上に笑わせてもらったぞ!」
「まったく……」
「V1051いいじゃねぇか。EoFe8m3人気のない場所に/してやっただけでもありがたく思えよ!」
「それはそうだけどさ……」
「V1052おいおい、それはないだろ」
「V1053前に俺をグラウンドのド真ん中で/待たせた事、EcFe4m3忘れちゃ〜いないよな」
「う、それを言われると……」
「V1054ほれ、EF3詫びと言っちゃあなんだが、/ジュースおごってやるからよ」
「はぁ……仕方ないな」
「V1055よしっ、Eoそれじゃ早速行くとするか」
(七咲……か)
(確かに恋する女の子なんて感じじゃない/よなぁ……)
「でも……」
「V1056お〜い、Nm。/Fm3ボーっとしてないでEcF3さっさと行こうぜ!」
「あ、うん」
(う〜ん、これといって誰もいないな……)
(そろそろ帰ると……あれ?)
「V1025あ……」
「ああ、七咲」
「V1026どうも、Ecふふっ」
「な、何だよ……」
「V1027ああ、EFe9m3いえ……EF1何でもないです」
「……」
「V1028どうかしました?」
「いや、会っていきなり笑われたりしたら、/あんまりいい気はしないだろ?」
「V1029Ld……Le」
「V1030EFeそうかもしれませんね」
「どうせだまされた時の僕の顔でも/思い出して、笑ったんだろう?」
「V1031いえ、Eoそれは違います」
「……どう違うんだよ」
「V1032先輩を笑ったつもりはないという事です」
「V1033ただ、EFe9m7私がNm先輩にFm3ラブレターを/出すところを想像して……Wv355EcF3I10クスッ」
「そ、そうなんだ……」
「V1034あ、EFe9m3気を悪くしました?/Wv210P0F1I10だったら謝ります、EcFe9すみませんでした」
「いや、そういう事なら……もういいよ」
「V0022Ld……Le」
「V1035私、自分がそういう事には疎いので、EFe9/つい……」
「だから、もういいって」
「V1036……そうですか」
「うん、もう気にしてないからさ」
「V1037はいEc」
「V1038あ、そういえば……」
「ん?」
「V1039Fm4あのラブレターって、/EFe7仕返し……EFe9m3だったんですよね?」
「あ、うん。そうなんだよ」
「実は、先に仕掛けたのは僕なんだ」
「V1040ふふっ、EoFe9じゃあ仕方ありませんね」
「うん、七咲にも迷惑かけちゃったよな」
「V1041あ、EFe6私は別に……」
「V1042Nm先輩こそ、そんな事気にしなくても/いいですよ」
「そっか」
「V1043それじゃあ私、そろそろ帰りますから」
「あ、うん」
「V1044失礼します」
「またね、七咲」
(七咲……か)
(こうしてちゃんと話してみると、/結構しっかりした感じの子なんだな)
(……うん。確かにラブレターを出すって/タイプには見えないな)
(よしっ! 今日も一日終わったぞ〜っ)
(さてと、放課後は何を……)
「V1057お〜い、Nm、Fm3今日時間あるか?」
「おっ、梅原か、どうした?」
「V1058いやさ、今日はゲームセンターに/寄って帰ろうと思ってんだけどよ……/EF3どうだ?」
「あ、うん、別にいいけど、/その顔、もしかして……何かあるのか?」
「V1059Fe8m4聞いて驚けNm!/Fm3例のアクションシューティングゲームが/今日入荷されたって話だ!」
「えっ!? あの雑誌に載ってたやつか?」
「V1060他に何がEoあるってんだよ」
「そっか、じゃあ早速行ってみるか!」
「V1061おう、EoFe8そうこなくっちゃな!」
(えっと、新台のコーナーはっと……)
「お、やってるやってる!」
「V1062さすがに結構並んでるな……」
「……」
「ううっ、早くプレイしてみたいな」
「V1063おい、Nm……」
「うん?」
「V1064ちょっとアレ見ろよ」
「見てるって、すごく面白そうだよな」
「V1065違うって、EFe8m1あっちだあっち!」
「え?」
(あっちって……)
「ああっ!」
(あ、あれは……まさか!?)
「V1066……どう思う?」
「どうって言われても……」
「V1067やっぱり絡まれてるんだよな?」
「う、うん、それ以外には見えないよ……」
「V1068だったら……」
「助けに行くって言うんだろ」
「V1069さっすがNm、話が早いぜ」
「……ま、まぁね」
(あんまり気は進まないけど……女の子も/困ってるみたいだし仕方ないよな……)
「V1070よし、それじゃ行くか!」
「う、うん、そうだな」
女の子
生徒A
生徒B
「お前さぁ、どっちが悪いか分かるだろ?」
「V0018……」
「おい、黙ってないで何とか言えよ!/じゃないと……」
「V0022……」
「V1071はーい、P0Fm2ちょっと待ったぁ〜っ」
「な、何だお前ら、コイツの知り合いか?」
「ううん、し、知り合いじゃないけど、/同じ学校だから」
「は? だったら引っ込んでろよ!」
「V1072そいつは出来ない相談だな」
「うん……女の子相手に二人がかりなんて、/カッコ悪いぞ」
「う……」
「おい、もういいよ、行こうぜ」
「ああ、そうだな」
「V1073分かってもらえたみたいで嬉しいぜ」
「分かってもらえた……か」
「あのな、誤解のないように言っとくけど、/悪いのはそっちの女の方だからな」
「お前らも気をつけた方がいいぞ」
「V0025LdFm1……Le」
「V1074あ、Fm9おい……」
(い、行ったみたいだな……)
「V1075ま〜とりあえずEo一件落着ってとこか」
「うん……」
(はぁ……何だか一気に疲れたな)
「V1045あの……」
「あぁ、君、大丈夫だった?」
「V1046あ、はい……」
「そっか、それならよかったよ」
「V1076ナンパ……には見えなかったけどな、/もしかして何か事情があったのか?」
「V1047え……」
「そうだね、何だか君が悪いみたいな/事を言ってたし……」
「V1077ああ、捨て台詞にしては変だったよな」
「V0015……」
「V1048Fm4LdMoW4McえっMoとMc、LeW30Wv125EF1その……W60Wv240EFe9すみません。W30Wv320/EcFe9ありがとうございました」
「あっ!」
「V1078あ〜……」
「ど、どうしたんだろう……」
「V1079いや、Eoさっぱりわからん……」
「V1080……ま、Fm3いいだろ。/EoF3それよりアレ、並ぶんだったよな?」
「あ、うん」
「V1081だったら早くしようぜ」
「そうだな、そうするか」
(う〜ん、何だか素っ気無い子だったなぁ)
「V1082ほ、本当なんFm1だなっ!」
「うん、技を出す前に先行でコマンドを/入力しておけばいいみたいだよ」
「V1083それで対戦キャラの服が破けるのか……」
「ああ、最後はかなりきわどいな……」
「V1084何っ! Fe8m1家庭用のゲームだぞ!」
「まぁ、やってみれば分かるって」
「何たって、僕が登校してすぐに梅原を/呼ぶ程の裏技だぞ?」
「V1085……よ、Fm3よっしゃ、今夜は徹夜だ!/Fm4全キャラクターをひん剥いてやるぜFm3」
「おおっ、その意気だ!」
(はははっ、まんまとノッてきたな。/これが嘘の裏技だとも知らずに)
「……あれ?」
「V1086ん、どうした?」
「ほら、あの子……ゲームセンターで会った/素っ気無い子じゃないのか?」
「V1087ん?」
「ほら、あそこだよ。/今こっちに……えっ!?」
女の子
「V1049どうも……Fm1」
「V1088あ、あぁ……」
「V1089Fm4えっと、Fm1君は……」
「V1050はい、1−BのR七咲R4ななさきといいます」
「七咲……」
「V1051はい……」
「あ、えっと……下の名前は?」
「V1052……R逢R2あいです」
「V1090七咲逢……EF3ね」
「もしかして僕達に何か用事?」
「V1053はい、ゲームセンターで助けてもらった/お礼を言おうと思って探してたんです」
「えっ、そんなのいいのに……」
「V1054いえ、EFe9本当に助かりましたから」
「V1055あの時は……Wv130Fm3ありがとうございEoF3ました」
「V1091EFe7m4いや、EFe9m1別に大した事じゃ……Fm3なぁ?」
「うん、そうだよ。お礼の為だけに僕達を/探すのは大変だったでしょ」
「V1056あ、Fm3いえ、Eoそれほどでも。/ゲームセンターにいる駄目2年生として/結構有名でしたから」
「V1057Nm先輩と梅原先輩……EF3ですよね。/EFe9お名前もすぐに分かりました」
「V1092っと……Eoそこまで言っちゃう?」
「そうだよ、どこが駄目だって言うんだ」
「V1058どこって……EFe9W45Wv160Fm3たった今もFm4服が破けるとか、/W15Wv310ひん剥くとか話してましたけど」
「そ、それは格闘ゲームの話で……」
「V1059分かりました、Eoえっちな格闘ゲームの/話ということですね」
「う……ぐ……」
「V1093はははっ、EoEFe9こりゃ一本とられたな」
(こ、これはまずいぞ。/こんなところで1年生に押し負けてるのを/クラスメイトに見られでもしたら……)
(……ここはどうにか話題を変えないと)
(ああ、そうだっ!)
「と、ところでさEa5oF4a5……どうして七咲は/あいつらに絡まれたりしたんだ?」
「V1094あ〜そうだな、それは俺も聞きたいわ」
「V1060それは……」
「V1061実は……P0私、あの人たちにEFe9嘘のFm1えっちな/Fm4裏技を教えたんFm6です」
「ええっ!?」
(ど、どういうつもりだ……)
「V1095う〜ん、Eoそれは怒られて当然かもな」
「V1062そうですFm3よね……LdふふっLe」
(ううっ、まさか僕たちのさっきの会話を/聞いててワザと……)
「V1096ま、でも終わった事は仕方ねぇし、/とりあえず反省でもしとくこったな」
「V1063はい、EoFe9そうします」
「……」
「V1064……あれ、Nm先輩、どうかしました?/EF2顔色が悪いようですけど」
「べ、別にどうもしないよ……」
「V1065ふふふっ」
(この笑顔、やっぱり分かってて……)
「V1066それじゃあ、私はそろそろ」
「そ、そっか……」
「V1097わざわざありがとな」
「V1067いえ、EoF3では失礼します」
(七咲逢……か、生意気な奴だな)
「V1098……どうした? EFe9m3ボ〜ッとしてよ。/EFe5m4あっ、EFe8m3お前……まさかっ!?」
「ち、違うって!/わざわざお礼をしにくるなんて、/いい子だなって思ってただけだよ」
「V1099うははっ、EoFe9m3分かってるって! EF3冗談だよEc」
「まったく……」
(……)
(まぁ、梅原についた嘘をバラされなかった/だけでも良かったよ……)
「うん、全員クリアしたんだ」
「V1100そ、EcF9そんな……Eoまさか……」
「いや、本当だよ。/前に教えた嘘の裏技と違ってね」
「その証拠に、エンディングは……」
「V1101お〜っと、EoFm1待て待て、それはなしだ!」
「V1102俺は自分の力でFm1最後までたどりFm3つく!」
「そっか……それなら言わないでおくよ」
「V1103おうっ、サンキューな」
(ぷっ……。また引っかかったな。/きっとそう言うだろうと思ったよ)
(あのゲームを全員クリアするなんて、/出来るわけないのにな)
「V1104よし! 今日はゲームセンターに行くか!/EFe8俺も早く全員クリアしねーとな」
「その意気だ梅原! 期待してるぞ」
(……)
(それにしても……梅原って本当に素直で/いい奴だよな……)
(だからこそ僕も、このダマされっぷりが/見たくて、ついつい嘘をついちゃったり/するんだけどね)
(悪いな梅原……。/今度ジュースでもおごるよ)
「V1105ん? どうかしたか?」
「いや、何でもない。ちょっと考え事をね」
「V1106そっかそっか」
「V1068こんにちは」
「あぁ、七咲か」
「V1107ういっす」
「V1069Nm先輩、EFe9聞こえましたFm3よ。/またいかがわしいお話ですか?」
「えぇっ!? そ、そんな話は……」
「V1070ふふふっ、EoFe9冗談です。/EF3ゲームセンターの話ですよね?」
「V1108Fm4ぶっFm3、W15EoFe9からかわれてやんの」
「う、うるさいなぁ。/それで、七咲は何の用事だよ」
「V1071あ、EF1はい、EFe3実はお二人に聞きたい事が/あってきたんです」
「うん?」
「V1109おう、何でも聞いてくれよ」
「V1072ゲームセンターってFm1何が楽しいんです?/Fm4私、よく分からなくて……」
「V1110何が……EFe1m9か」
「う〜〜ん、そうだなぁ……」
・それなら間違いなく麻雀だね
・やっぱり対戦ゲームだね
・困ってる女の子を助けたりしてるんだ
「それなら間違いなく麻雀だね」
「V1073麻雀ですか……」
「V1111ああ、EoFe8m4勝つと女の子が脱ぐんだFm3ぜ。/EFe9これ以上のご褒美はないよなぁ」
「うん、たまに素で喜ぶ時もあるよな」
「V1074……」
「V1112うぁ……な、七咲……」
「し、しまった……」
「やっぱり対戦ゲームだね」
「V1075対戦ゲームですか……」
「V1113そう、知らない相手との真剣勝負だ」
「勝った時の快感といったらないよな」
「V1114そうそう! EoFe8女性キャラだと服が破れて/色っぽく倒れちゃったりしてな!EcF3」
「ああ、あれは興奮するよな」
「V1076……」
「V1115うぁ……な、七咲……」
「困ってる女の子を助けたりしてるんだ」
「V1077それって……私の事なんですか?」
「V1116ああ、たまには七咲の時のような事も/あるけど、EFe9m3九割九分はゲームだな」
「しかもそのゲーム、冒険が終わった後に/ヒロインの絵が出るんだけど、/これがまたセクシーでさ」
「V1117ああ、EFe7あの絵のポスターがあったら、/EF3悩まずに買っちまうよなEc」
「V1078……それじゃ私もEoFe9m4セクシーなポーズでも/Fm7とればよかったんですねFm1」
「V1118あ、EF9いや……Fm3そういう意味じゃ……」
「じょ、冗談だよ、七咲……」
「V1079いえ、よ〜くFm1分かりましたから」
「V1119いやぁ、SEcEF2これには深いわけがあって……」
「そ、そうそう……男のロマンとか……」
(しまった……つい、いつものノリで……)
「V1080やっぱり駄目で有名なのにはEFe9m1理由が/あったんですね」
「V1120たは〜っ、EoFe9手厳しいねぇ」
「ははは……」
「V1081ともかく、EoF3ゲームセンターの/楽しいところは分かりました」
「そ、そっか……それはよかった」
「V1082要するに男の世界だってFm1事ですよFm3ね。/EoFe9m3私にはまったく理解できないような」
「V1121いや、七咲……EFe9あのな」
「V1083ふふっ、EoFe9分かってますよ」
(ぜ、絶対分かってもらえてない……)
「V1084お答え、W15Wv55EcFe1ありがとうございました。/W30Wv165Fm1いい参考にはWv220Fm3なりましたEoFe9」
「V1122お、おう……」
「V1085それでは私はこれで」
「あ、うん……」
「……」
「梅原……」
「V1123うん?」
「七咲、今の答えを何の参考にするつもり/なんだ?」
「V1124さぁな……」
(う〜〜〜ん)
(絡まれた理由といい、今の質問といい、/七咲ってよく分からないよな……)
「V1125……ってな訳でよ、EoFe8どうにか新しいお宝を/手に入れる事に成功したって訳よ」
「そ、そっか……」
「V1126しかも、これが苦労しただけあって、EcF2/豊作、万作、二毛作よ!」
「V1127たわわに実った水着姿に、/EcFe9m3俺はもうたまらなくなったぜ……」
「な、なるほど……」
(ううっ、梅原の話に集中したいけど、/急にトイレに行きたくなってきたぞ……)
(こんな事なら学校を出る前に、/トイレへ寄っておけばよかったよ)
「なぁ……梅原、話の途中で悪いんだけど」
「V1128ん、なんだ?」
「僕、トイレに行きたいんだ。/どこかこの辺にあったっけか……」
「V1129ああ、そんならEF3近くの公園にあるだろ」
「そ、そうか!」
「V1130ははっ、俺も丁度用を足したいと思ってた/とこだ、Ec連れ立って行こうぜ」
「う、うん」
Ti0/        Ti2キィ……キィ……
「……うん? ブランコの音?」
「V1131……みたいだな」
(こんな時間だってのに、まだ遊んでる子が/いるのか……)
「V1132っと、ブランコは……」
「ああ、そこに……」
「え……」
「V1133ん?」
「V1134な、何だぁ!?」
「ああっ!」
(今……スカートがめくれて、/何かがチラっと見えたような……)
(く、黒だったよな……)
???
「V0019…………」
「あ……」
「V1086もしかして見てたんですか?」
「い、いや……その……」
「V1135Ts1お、おい……Fm9どうする?」
「Ts1う……」
・こんなところで何してるの?
・ず、随分遠くまで靴を飛ばしたね
・き、きれいな夕陽だな
「こ、こんなところで何してるの?」
「ず、随分遠くまで靴を飛ばしたね」
「き、きれいな夕陽だな」
「V0016EFe8m7…………」
(ううっ、視線が痛い……)
(ど、どうにか誤魔化さないと……)
「え、えっと……君、同じ学校だよね?」
「V1087同じ制服を着ててFm3違う学校の人なんて、/Wv230EoF1I10いないと思いますけど」
「V1136まぁ……EFe9m3そうだなぁ」
「ははは……」
「V0025Ld……Le」
「V1088……」
「あ、僕は2−AのNmNn。/それとこっちは友達の梅原正吉」
「V1137よ、EcF2よろしく……EoFe9m3実は俺達、この近くに/住んでてさ……」
「V1089自ら名乗る痴漢も珍しいですね。W30/F6EcW60EoFe8m3Wv260I10これで通報するのが楽になりました」
「V1138お、おいおい……それはないだろ」
「そ、そうだよ、僕達は痴漢とかじゃなく、/ただトイレに行こうと……」
「V1090何を焦ってるんですか?W45 EFe9m4Wv140I10冗談Fm1ですよ」
「……Ec」
(な、何だかやりにくい子だな……)
(早くトイレに行くためにも、どうにか/上手くやり過ごさないと……)
(……よしっ)
「あの、そうだ……君、名前は?」
「V10911−BのR七咲R4ななさきです」
「V1139七咲……か。下の方は?」
「V1092……R逢R2あい」
「そっか、七咲逢っていうのか……」
「V0016……」
「それで……な、七咲はここで何を?」
「V1093ブランコに乗ってただけですけど」
「V1140ははは、EoF7そう……EFe9m3だったな」
「V1094Fm4あの、W45EFe9何か言いたいFm1事でも?」
「いや……ご、ごめん……」
「V1095じゃあ私、もう帰りますから」
「V1141あ、Fm1おう……」
「V1096Ec失礼します」
「……」
「V1142どう……やら、Eoセーフだったみたいだな」
「V1143ん? どうかしたのか?」
「な、七咲っ」
「V1144おっ、おい……EF9何を……」
「V1097何ですか?」
「ホ、ホントに通報しないよね?」
「V1098EcFe8m4…………」
「V1145七咲……か、W45EFe9m3何だかナマイキそうな奴/だったな」
「うん」
(思わず名乗ったのは失敗だったかな……)
「V1146……っと、EFe9m4んなことより忘れてFm3ないか?/Wv175I10俺達、トイレに用を足しに来たんだろ」
「そ、そうだった!」
「V1147ほれ、急ごうぜ」
「うんっ」
「ふぁ……ふぇ……」
「……っくしゅっん!」
「ううっ、冷え込むなぁ」
(な、何だか……ここのところ、/めっきり寒くなってきた気がするよ)
(……とはいえ、これから真冬に向けて、/まだまだ寒くなっていくんだよな)
(う〜〜ん、朝が辛い季節……か)
(……)
(……とはいえ、中には元気な声の人も/いるんだよなぁ)
(例えばあそこの……)
「……という事なんです」
「なるほどね」
「それで……今日の練習なんですが、/どういうメニューがいいでしょうか?」
「そうね……」
(……あれ? もしかしてこの声はっ!)
(おおっ、つ、塚原先輩っ!/……と、一緒にいるのは七咲じゃないか)
(な、何だか意外な組み合わせだけど、/あの二人って知り合いだったのか……)
「なるほど……では、そうしてみます」
「ええ、結構大変だと思うけど、/必ずいい結果につながると思うわよ」
「はいっ、ありがとうございます」
「ふふっ、期待してるわよ」
(う〜〜ん、今の内容からすると、/どうやら部活の話のようだな……)
(それにしても、一年生であの塚原先輩と/知り合いになれるなんて……)
(はぁ……僕も部活に入っていたら、/素敵な女性の先輩とめぐり合えたり/したのかな?)
(何だか少し羨ましいな……)
(う〜ん、特にする事もないなぁ……)
(こういう時って、何だか気が抜けるよな。/何だか眠たくなってきたぞ)
「ふぁあ〜〜〜〜っ」
(……)
???
「V0173Nm君」
「え……」
Ti0/        Ts1 Ts2Ti2キョロW20キョロ
(あれ……今誰かに呼ばれたような……)
「……」
(おかしいな、気のせいだったのかな?)
「V0174Nm君、ちょっと」
「え? あ、高橋先生」
「V0175『あ、高橋先生』じゃありません。/W45Fm8もっとシャキッとするっ!」
「V0176背筋が曲がってるから下を向くのよ。/きちんと背筋を伸ばしなさい!」
「え……W10Wv60あ、はい……Wv120」
「V0177まったく、廊下で大あくびなんて……」
「あはは……」
「V0178そうね……。/W30いい機会だから言っておくけど……」
「V0179最近のNm君、Fm6少したるんでるんじゃ/ないかしら」
「そ、そうですか?」
「V0180あのねぇ……」
「V0181……進路にしても生活にしても、Fm6ちゃんと/目標を立ててないからそうなるの」
(ううっ、痛いところを……)
「V0182Fm9大体ね、Fm6同じ学校に妹さんもいるのよ」
「はい……」
「V0183そこは兄として、立派なお手本に/ならなければいけないんじゃない?」
(…………)
「V0184来年はもう3年生になるんだから、/EoFe9m3ちゃんと気持ちを引き締めないと……」
「V0185……」
(うん? 今、誰かがそこに……)
「V0186Nm君、Eoちゃんと聞いてるの?」
「え、えっ!? あ、はいっ!」
(た、高橋先生がこんなに近くに!)
「V0187相手が話をしてる時は、/きちんと聞くのが最低限の礼儀よ」
「は、はい……すみません」
(お、おかしいな……怒られてるはずなのに/何だか少し……)
「V0188いい? 普段、自分が油断をしている/ところこそ、見られているものなのよ」
「V0189家でもとまでは言わないけど、EoFe9せめて/校内ではもう少ししっかりしなさいね」
「……はい」
「V0190先生としても期待してるんだから」
「V0191もしこれからもたるんでる様なら、/EoFm6その都度ビシビシ注意しますからね」
(そ、その都度!?)
(そ、それは厳しい……けど、何だか少し/嬉しいような気も……)
「V0192いい? 分かった?」
「V0193Nm君、返事」
「あ、は……い」
「V0194……」
「せ、先生?」
「V0195返事はきちんとする!」
「あ……はいっ!」
「V0196よろしい。/EoF2それじゃ、しっかりねEc」
(ぼ、僕……どうしちゃったんだろう?/あんな目で見られたら怖いはずなのに、/どこかちょっと嬉しいような……)
(いや、まさか怒られて喜ぶなんて……僕は/変態じゃないはずなのに……)
(そういえば……高橋先生以外にも/見られていたような気がしたけど……)
(まぁいいか、きっと気のせいだよな……)
(いきなりの事で、ちょっと混乱してるんだ/……そうに違いない)
(はぁ……)
(少し次の授業まで時間があるし、/高橋先生のところに進路相談に/行ってみようかな……)
(……ついでに、どうして怒られてる最中に/ちょっと嬉しいって思ってしまったのか、/その理由もはっきりさせたいし)
(……よし! 会いに行こう)
(んっ? あ、高橋先生だ……)
(もしかして……1年生の授業が終わって、/職員室に戻るところなのかな?)
(よし、それならいいタイミングだ。/早速話しかけてみるとするか)
「すいませ〜ん、高橋先せ……」
(あれ……)
(な、何だか誰かに見られてるような……)
「あっ……」
「な、七咲……」
「V0019…………」
「ちょっ、ちょっと待ってよ!」
「七咲っ」
「V1103Nm先輩……何か、用ですか?」
「あ、いや……用というか……」
「今、七咲がずっと僕の方を見てたからさ」
「V1104あぁ、そういう事でしたか」
「V1105でしたら、Ec気にしないで下さい。/EoFe7ただ、EFe9m4ちょっとFm3おかしいなって思ってた/Fm1だけですから」
「お、おかしいって?」
「V1106高橋先生を見るFm1先輩の目つきが、EoFe1m7です」
「ええっ!?」
「V1107別に……EFe9隠さなくてもいいですよ」
「いや、僕は隠してなんか……」
「V1108……私、人の趣味には口を出したり/しませんよ」
「う……」
(す、少し変な事は考えてたにしろ、/まさか目つきにまで出てるなんて……)
「V1109別にいいんじゃないですか?/EFe9m3恋愛はその人の自由ですし」
「な、七咲っ」
「V1110LdふふっLe」
「いや……あのさ、確かに僕は年上が好き/だけど……」
「V1111言い訳なんてしなくていいですよ。/Fm4私にはそうFm1見えたってFm3だけですから」
「そ、そうじゃなくって!」
「V1112もし心当たりがあるなら、EFe9m3少しくらいは/考えてみたらどうですか?」
「え……」
「V1113冗談Fm3ですよ、Fm1本気にしないでFm3下さい」
「は、ははは……そ、そうだよな」
「V1114クスッ、EoFe9m3先輩ってやっぱり変な人ですね」
「……」
「V1115さて、Fm4それじゃ私、Fm3もう行きますね」
「あ、うん……」
「V1116失礼します」
「…………」
「参ったなぁ……」
(まさかとは思うけど、そんなにおかしな/目つきだったのかな?)
(でも、七咲に突き刺さるような目で/見られたくらいだし……)
(う〜〜ん、少し気をつけた方がいいよな)
(とりあえず今日のところは、進路相談に/行くのはやめておこう……)
(高橋先生……)
(七咲に言われて思ったんだけど、やっぱり/僕は高橋先生の事が……)
(……うん。もうこの想いを抑えきれない!/高橋先生に伝えてみよう!)
(だ、駄目で元々なんだ……)
(……)
(だけど……う、上手くいったら、/教師と生徒という禁断の……)
(ううっ、高校を卒業するまでの一年間が/バラ色になるじゃないかっ!!)
(し、しかも学校のみんなには内緒で……)
(僕、すぐ顔にでるからなぁ……。/ちゃんと気をつけないと駄目だよな)
「……………………」
「うぉ〜〜〜〜っ!」
「や、やるぞぉっ!!」
(確か、高橋先生は車で通勤していたはず/だよな……)
(よし、入れ違いにならないように、/とりあえず車のところで待つとするか)
(えっと、先生の車は……)
「え……ああっ!!」
「い、今のって間違いなく高橋先生の車/だよな……」
「ど、どうしよう……じゃないっ、/とにかく追いかけるしかないよな!」
「うおぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
「はぁ……はぁ……お、追いついたぞ……」
(駅前で車が渋滞しててくれて助かったよ)
(よ、よしもう一息…………あれ?)
(あっ、高橋先生が車から降りたぞ!)
(どうやら路地裏の方に行くみたいだな。/これは……チャンスだ!!!)
「高橋先生っ、今行きます!!」
(確か……この辺りに……)
(……あっ、いた!)
「Ts3たっ、高橋先生っ!!」
「V0197えっ!? ……EFe9m3Wv90I10ああ、Nm君」
「ちょっ、ちょっと待って下さい」
「V0198どうしたの? そんなに汗だくで……」
「そ、それが……」
「せ、先生に伝えたい事があって……学校/から追いかけてきたんです」
「V0199えっ!? まさか走って?」
「はい……」
「V0200いったいどうしたの?/……Wv170I10進路や生活の相談なら明日でも/よかったんじゃないの?」
「え……あ、いや……」
「V0201焦る気持ちは分かるけど、/そこまで急ぐ事じゃないわよ。/Wv300I10むしろ、しっかりと時間をかけて……」
「た、高橋先生……」
「V0202何?」
(これは完全に勘違いしてるよな。/こうなったら……)
・男らしさを見せる
・僕と結婚して下さい
・勉強以外の事も教えて下さい
(よ、よしっ! ここは男らしく!)
「ま、麻耶、俺の女になれよ」
「V0203はいFm3?」
「だ、だから……俺の女に」
「V0204……」
「え……」
「あぐっ!!」
「V0205女の先生だからって馬鹿にしないで!」
(う、う〜〜〜ん……)
(何だか……寒いな……)
「ここは?」
「路地裏……? どうして……」
「あ……」
(…………)
(そうか……僕は高橋先生に告白して……)
「駄目……だったんだよな」
「ぼっ、僕とっ、結婚して下さい!!」
「V0206え……」
「V0207あのね、EoNm君……」
「し、真剣なんです!」
「V0208……」
「V0209……そう言ってくれるのは嬉しいけど、/Wv210I10私は教師であなたは生徒なのよ」
「なら、卒業してからならいいんですか?」
「V0210そ、EFe9m6それは……」
「僕、頑張りますから!/先生をきっと幸せにしてみせます!」
「V0211ちょっと待って、EoF9話が飛躍しすぎよ」
「でも先生が言ったんですよ!」
「V0212私は、生徒と教師の恋愛がよくないって/言っただけよ」
「V0213Nm君の気持ちに私がどう応えるかとは/まったくの別問題でしょう」
「そ、そんな……」
「V0214ともかく、そういう事は卒業してから/考えるようにしなさい」
「V0215いい? 分かったわね」
「は、はい……」
「V0216それじゃ、私は用事があるから」
「こんな路地裏に何があるんですか?」
「V0217Nm君には関係ないでしょう」
「V0218それじゃあね」
「あっ! せ、先生待って!」
「V0219ついてこないで!」
「あうっ……」
「V0220いい加減にして!」
(や、やっぱり駄目だったか……/僕のバラ色の学校生活が……)
(でも……先生は卒業してから考えろって)
「あっ……」
(もしかして、僕が生徒だから、/ワザとあんな風に突き放して……)
(そ、それなら卒業した時にもう一度……)
(そうだよ! それなら何も問題ないよな!/い、今は我慢して頑張るしかない!)
「Ts3よ、よし……卒業まであと一年、/やるぞぉ〜〜っ!」
「先生っ!/僕に勉強以外の事を教えて下さいっ!」
「V0221……」
「知りたいんです、色々な事をっ!」
「V0222……例えば、色々ってどんな事?」
「そ、それは……」
「V0223それは?」
「うわっ……それは、その……」
(ま、まさか……今!?)
(という事は、だっ、抱きしめたりしても/いいのかっ!?)
(ゴクリ……)
(あ、あまり年上を待たせたりするのも/よくないよな……ここは思い切って!)
「ま、麻耶っ!」
「V0224……」
Ti0/      Ti2ギュ〜〜As128b1〜〜〜〜As255b1〜〜ッ!As0b0
「ぎゃあ〜〜〜〜っ!」
「V0225……」
「ど、どうして足を踏むんですかっ!」
「V0226大人をからかうんじゃありません!」
「あうっ、か、からかったわけじゃ……」
「V0227はぁ……Eoもう今日はいいわ。/Wv260Fm6I10家に帰って頭を冷やしなさい」
「そんな……」
「V0228Fm8いいわね! Fm6それじゃ!」
「ううっ、まるで相手にされてないや……」
(でも、おもいきり足を踏まれたのに、/少し気持ちよかった気が……)
(家に帰ったら、踏まれたところを/じっくりと観察してみるか……)
「はぁ……」
「それにしても、まさかこんな事に/なるなんて……」
(……明日からどんな顔で/先生に会えばいいんだろう)
(それに今年だけならまだしも、来年も/担任が高橋先生だったりしたら……)
「……」
(な、何だか……僕はとんでもない事を/しでかしたんじゃ……)
(うっ……ううっ、うっ……。/もう……学校に行きたくない……)
(高橋先生……僕は……)
(う〜ん……この漫画、ただの動物ものだと/思ってたけど、なかなか侮れないな)
(まさかビーバーがオーバーオールを着てる/のにも、丸太の家に住んでるのにも理由が/あるなんて……)
(うん、読み直す度にこういう発見が/あるからこそ、人気があるんだろうな)
「……」
「ぶっ、あははははっ!!/だからって、いきなりこんな展開は/ありえないよなぁ」
Ti0SE予定:ノック等
「にいに〜」
「お、美也か、開いてるぞ」
Ti0SE予定:ガチャ等のドア関連の音を挿入
「ははははっ、この漫画本当に面白いぞ!/終わったら美也にも貸して……あれ?」
「どうかしたのか?/そんな変な顔をして……」
「うん……にいにさ、逢ちゃんに変な事/したでしょ」
「逢ちゃん……ああ、七咲の事か?」
「……うん」
「いや、別に何もしてないと思うけど……」
「本当に?」
「あ、当たり前だろ」
「そっか……」
「それより、そんな呼び方をするって事は、/もしかして二人は知り合いなのか?」
「知り合いどころか同じクラスだよ!」
「あ、そうなんだ……」
「でも、それならどうして僕にそんな事を/聞くんだ?」
「それが……」
「今日、逢ちゃんにいきなり聞かれたの。/『美也ちゃんは、お兄さんいる?』って」
「みゃーは普通に『うん』って答えたのに、/逢ちゃん、びみょ〜な顔してどっか/行っちゃった」
「だから、絶対ににいにが変な事をしたから/だと思って……」
「い、いや……ぼ、僕は本当に何も……」
「じゃあ、どうしてよ」
「そ、そんな事言われてもなぁ」
(う〜〜ん、変な事か……)
(くっ、仕方ない……ここはどうにか/誤魔化しておくとするか……)
・ぼ、僕はモテるからな……
・僕には関係ないよ
「ぼ、僕はモテるからな……」
「え……」
「うん、きっとそうに違いないよ」
「ははっ、もうすでに、七咲に僕の誕生日を/聞かれたりしてるんじゃないのか?」
「してないよ!」
「そ、そっか……」
「にいに、真面目に答えてよ」
「いや、その……ごめん」
「には……関係ないよ」
「悪いけど、そんな事より漫画を読むので/忙しいんだ」
「にいに!」
「どうせ、またくだらないビーバーの漫画/なんでしょ」
「ど、どうしてそれを……」
「だって先週も同じのを読んで、みゃーに/貸そうかって言ってたじゃない!」
「もういいよ、どうして逢ちゃんが微妙な/顔をしたのか自分で聞くから」
「にいにはビーバーといちゃいちゃしてれば/いいよ」
Ti0SE予定:ドアをしめる音等
「あっ、美也っ」
(美也のやつ、一体何だっていうんだ?)
(七咲にちょっと聞かれたからって、/そこまで気にする事ないのに……)
(そもそも僕は七咲に変な事なんて……)
(……)
(う〜ん、まぁいいか。/それより漫画の続きを読むとしよう)
「V1148いよっ、大将! ヒマそうだな」
「……梅原、まだ帰ってなかったのか」
「V1149これからとびっきりのイベントが/あるからなぁ……、EcFm3まだ帰れねえよ」
「とびっきりのイベント?」
「V1150ああ」
(何だろう……ちょっと気になるなぁ)
「V1151ほれ、EFe9m3Nmも一緒に行くんだよ」
「えっ!? あ、うん……」
「V1152はははっ、天国が俺たちをEo待ってるぜ」
「……」
(う、梅原のやつ……僕をどこに連れていく/つもりなんだ?)
「V1153ふむ……」
「V1154さ〜て、Fm3問題はここからだな」
「え?」
「V1155今日はどっちのコースを攻めるか……」
「どっちのコース?」
「なぁ、そろそろちゃんと教えてくれよ。/一体どこに行くつもりなんだよ?」
「V1156そんなの決まってるだろ!/EFe8m4プールだよ、プールFm3!」
「は? ……プール?」
「V1157いいか、Nm。よく思い出してみろ、/うちのプールは温水なんだぞ?」
「いや、それくらいは……」
「V1158季節なんて無関係!/Fm4年中無休の水泳部様EoFe8m2って訳だ!/本当に有り難う!」
「V1159しかし悲しいかなEoFe63年生は/そろそろ引退しちまう……EFe8m6と、なると/Fm3今のうちに見ておかないとマズいだろ!」
「そ、それは……確かに……」
「V1160連れて行ってやるよ……」
「えっ?」
「V1161連れてってやるって言ってるんだよ。/EoFe8m3俺の取っておきの場所にな」
「と、取っておき……」
「V1162ああ、取っておきで、Ecぶっちぎりだぜ!/EoFe8さぁどうする?」
「当然……行くに決まってるよ!」
「V1163へへっ、そうこなくっちゃなEo!」
「V1164そんじゃ、体育館の方から行くか、/テラスのほうから行くか決めてくれ」
「そ、そんなのどっちでもいいじゃないか」
「V1165いや、Fm1目的が目的なんだ。/EFe9m3人に見られない方が都合がいいだろ」
「そっか……じゃあ……」
・テラスの方から行く
・体育館の方から行く
「テラスの方からにしよう」
「V1166なるほど、EF3体育館でやってる/部活の連中を避ける作戦か」
「うん」
「V1167よし、じゃあそっちからにするか」
「V1168よし、誰もいないみたいだな」
「そうだな」
???
「V0229こーら、そこの二人!」
「うわぁっ!」
「V1169うおっ!」
「た、高橋先生っ!」
「V1170うわちゃ〜……」
「V0230あなたたち、こんな所で何してるの?/Wv240I10部活がないなら、早く下校しなさい」
「いえ、あの……」
「V1171えっと、EFe9m3実はですね、Nmが忘れ物を/したらしくて……SEcF2ははは」
「V0231あ、EFe9m2そうなの?」
「は、はい……それで梅原と一緒に取りに/行こうと」
「V0232そう、EoF3じゃあ……忘れ物を回収したら、/EFe9m3すぐに下校するのよ」
「V1172ういっす」
「はい」
「V1173あ、EFe9m3危なかったな……」
「うん、かなり……」
「V1174っと……EFe8m3こうしちゃいられないな。/EFe9また見つかる前にさっさと行こうぜ」
「あ、うん、そうだね」
「体育館の方からにしよう」
「V1175そうか、EF1見晴らしのいい場所をFm3避ける/つもりだな」
「V1176よし、じゃあそっちからにするか」
「V1177おおっ、誰もいないぞ」
「じゃあ今のうちに」
「V1178おうよっ!」
Ti0/         Ti2ガタンッ!
「V1179うおっほ!」
「V1180な、何だ、今の物音は……」
「…………」
「V1181ね、Eo猫かよ……Fm3驚かせんなっての」
「ほ、本当だよ……」
「V1182まったく……どこから入り込んだんだ?」
「多分、裏の方からかな」
「まぁ、誰かに見られた訳じゃないんだし、/よかったってことで」
「V1183それもそうだな、EcF3よし先を急ぐか!」
「うん、そうしよう」
「V1184よしっ、到着だ」
「あれ、プールに行くんじゃないのか?」
「V1185フフフ……Eh甘い……甘いねぇ、Nm君は」
「V1186取っておきだとEo言っただろう?」
「あ、そっか……」
「V1187あるんだよ、Eoベストポイントが!」
「ベストポイント!?」
「V1117初耳ですね」
「V1188そうだろ、そうだろ」
「何だよ、もったいつけるなよな」
「V1118そうですよ」
「V1189ん?」
「え……」
「V0020……」
「V1190うわああああっ!」
「なっ、七咲っ!」
「V1119はい」
「ど、どうしてここに……」
「V1120偶然ですよ、丁度マラソンのコースから/戻ってきたところです」
「あ、そうなんだ……け、健康的でいいね」
「V0018…………」
「V1121そう思うんでしたら、EFe3m4先輩方もFm3少しは/運動でもしたらどうです?」
「V1191ははは……」
「そ、そうだね」
「V1192Ts1くっ、EFe9m3今日はあきらめた方がいいな」
「そ、そうだな……」
「V1193よ、よしっ、EoFe8m4それじゃ俺たちもFm1少し走ると/するか」
「あ、うん! そ、そうするか!」
「V1122ベストポイントはもういいんですか?」
「そ、それは……」
「V1194ああ、よく考えたらEcF2別の場所だった」
「V1123……そうなんですか」
「V1195なぁ、Nm!」
「う、うん! そうだな」
「V0023……」
「V1196じゃあ、次のベストポイントまで走って/行くぞっ!」
「お、おうっ!」
「じゃ、じゃあな七咲っ」
「V1124あ、EF3はい」
「V0024……」
「V1197Eo危なかったぁ〜っ」
「急にだったからな……」
「V1198仕方ねぇ、次回を楽しみにしててくれ」
「うん……」
(それにしても七咲、すごいタイミングで/現れたよな)
(はぁ、覗いてる最中じゃなくて本当に/よかったよ……)
(う〜ん……)
(水を飲みに来たら、ハンカチの落し物を/見つけてしまった……)
(ど、どうしよう……拾って届けた方が/いいのかな?)
・拾ってあげた方がいいよな
・僕には関係ないか
(やっぱり拾ってあげた方がいいよな。/落とした人も困ってるだろうし……)
(それにしても可愛いハンカチだな。/一体誰の落し物なんだろう?)
(……)
Ti0/        Ts1 Ts2Ti2キョロW20キョロ
「あ……」
(あの黒髪ポニーテールの後姿は……/つ、塚原先輩だっ!)
(もしかすると、このハンカチの持ち主は/塚原先輩なんじゃ……)
(もしそうなら、これを渡せば塚原先輩と/お近づきになれるかもしれないぞ!)
Ti0/         Ts1 Ts2Ti2ゴクリ……
「よ、よし……」
「V1125何が『よし』EF1なんですか?」
「Ts3うわぁっ!」
「な、七咲か……驚かせるなよ」
「V1126別に驚かせたつもりはありません」
「V1127それより、そのハンカチってあの先輩の/ハンカチですよね?」
「え? あ、多分……」
「V1128でしたら、Fm4知ってる先輩なのでFm3私から/渡しておきますよ」
「えっ……」
「いや、でも……」
「V1129それじゃ私、急ぎますから。/失礼します」
(な、何なんだよ七咲の奴……)
(拾ったのは僕だっていうのに、/横からしゃしゃり出てきてさ……)
(こんな事なら、さっさと渡しておけば/よかったよ)
(何だか……納得がいかないな……)
(僕には関係ないよな……)
(あれ? 七咲じゃないか……もしかして/落し物を拾ってあげるのかな?)
(あ、やっぱりそうか……)
(あれ……誰かを捜してるみたいだ)
(もしかして落とし主に心当たりでも/あるのかな?)
「V1130塚原先輩っ」
「V0012あら七咲、どうかしたの?」
「V1131これ、塚原先輩のハンカチですよね」
「V0013えっ、あ……」
「V1132そこの水道前に落ちていたんですが、/Fm3前に先輩が同じ物を使ってた覚えが……」
「V0014ええ、確かに私のだわ。/EoF3ありがとう、七咲」
「V1133いえ……EFe6別にそんな……」
「V0015これ、気に入ってるやつなんだ……。EFe3m7/あ、そうだ……EF3確か七咲は商店街で/よく買い物をしていたわよね」
「V1134はい、EFe7そういえばEFe3何度かFm3お会いしたことが/ありましたね」
「V0016じゃあ、お礼と言っては何だけど、/これあげるわ」
「V1135ああ、商店街の福引券……Fm3ですね」
「V0017Ecええ、Eoそれで何回か引けるはずだから」
「V1136……お礼は私の運次第ってEF3事ですね」
「V0018Ecそうそう、Eo一等はハワイ旅行よ」
「V1137そういう事なら遠慮なく頂きますね」
「V0019頑張って一等を当ててね」
「V1138あ、EcFm3はい」
(福引券か……そういえば、商店街で福引を/やってるんだっけか)
(美也に落書きまでされたってのに、/すっかり頭から抜けてたよ……)
(そうだな……/そのうち商店街に行ってみるか)
女子A
女子B
男子A
(おっ、今日はずいぶん空いてるな。/この分ならゆっくり注文できそうだ)
(えっと……新しいメニューは/シーフードカレーか)
(ん? よく見てみれば、あそこで早速/食べている人がいるじゃないか……)
(どんな感じなのか、ちょっとのぞいて/みるか……)
「見てよ、このシーフードカレー。/これは間違いなく当たりじゃない?」
「ええ、具もたっぷりですごく美味しそう。/私もそれにすればよかったな」
(おおっ、確かにこれは美味そうだ。/すぐに僕もシーフード……)
「う〜っ、今日のA定のトンカツ定食は/揚げたてで格別だなぁ」
(えっ!? トンカツ定食が揚げたて?/い、今の声どこの席から……)
(あそこか……。/うわっ、ホントに揚げたてで美味そうだ)
(ううっ……どっちも捨てがたいな。/う〜〜〜ん、どうしよう……)
・トンカツ定食にする
・シーフードカレーにする
(うん、決めた!/今日はトンカツ定食にするぞ)
(ただでさえボリュームがあってお得な/定食なのに、それの揚げたてが食べられる/なんて……)
(うん、決めた!/やっぱりシーフードカレーにするぞ)
(あれだけの具を入れてくれるなんて、/新メニューならではのサービスだ)
(今日を逃したら二度と食べられないかも/しれないよな)
「よしっ!」
「V1139シーフードカレーとトンカツ定食、/どちらにするか決まったんですか?」
「えっ!? あ、七咲。/ど、どうして僕が悩んでた事を……」
「V1140あれだけ人の食事をEoFe9ジロジロ見てれば/Fm3分かりますよ」
「そ、そっか……」
「V1141ともかく、決まったのでしたら、/早く注文したらどうですか?」
「な、七咲……」
「V1142優柔不断なんてEoF9みっともないです」
「い、いいだろ……誰に迷惑かけてる訳じゃ/ないんだし」
「V1143こんな所に立ち止まられて、/EFe6周りは……EFe9m6迷惑そうにしてますけど?」
「え? あっ、ご、ごめん……」
「えっと……じゃあ、トンカツ定食を/お願いします」
「えっと……じゃあ、シーフードカレーを/お願いします」
食おば
「あいよ」
「V1144それと……EFe9これは忠告なんですけど」
「うん?」
「V1145Nm先輩って、上級生に対しての/目付きがいやらしいですよ」
「ええっ、本当にっ!?」
・まさか! そんな事ないよ!
・そ、そう見えるんだ……
「まさか! そんな事ないよ!」
「V0017……」
「V1146言い返す前に注文した物を取って下さい。Eo/後ろが支えてるんですから」
「え? あ……」
「V1147それに誤魔化したって無駄ですよ。/Fm1女の子はそういう事を肌で感じますから」
「えっ」
「V1148すみません、私B定食のご飯少なめで」
「はいはい、ご飯少なめね」
「V1149はい」
「……」
「V1150何か?」
「いや、別に……」
「はい、B定、ご飯少なめ」
「V1151ありがとうございます」
「V1152それでは、失礼しますね」
(肌で感じるだって? まさかなぁ……)
男子B
「すんません、ご飯出てるんだったら/どいてもらえます?」
「あ、はい……」
(……)
(でも……もしも七咲の言う事が本当なら、/クラスの女子にも同じような事を思われて/いるのかな……)
(は、はははっ、そんな事……ないよな)
「そ、そう見えるんだ……」
「V1153はい」
「分かった、これからは気をつけるように/するよ」
「V1154ええ、EcFe1m4その方がいいとFm3思います」
「教えてくれてありがとうな、七咲」
「V1155そんなEFe9m4お礼を言われるような事じゃ……」
「V1156それより、Nm先輩。/Fm4注文した物、Fm3もう出てますよ」
「あ、うん」
「V1157すみません、私はB定食のご飯少なめで/お願いします」
「……なぁ、七咲」
「V1158はい?」
「今は……いやらしい目とかにはなって/ないよな?」
「V1159ありがとうございます」
「V1160ふふふふっ」
「な、何だよ……」
「V1161大丈夫ですよ」
「えっ?」
「V1162今はちゃんと普通の目をしてます」
「V1163それじゃ私はこれで。/Nm先輩、失礼します」
(それにしても、まさかそんな目で上級生を/見てたなんてな……)
(これからは気をつけるようにしよう)
(うん、七咲には感謝しなくちゃな)
(……あれ?)
(今、誰かに呼ばれたような……)
(おっ、あそこの男の子かな?/とりあえず手を振りかえしてみるか)
(……いや、待てよ。/ここはこの前テレビで見たアフリカの/部族の挨拶でリアクションしてみよう)
(確か、こんな感じだったな!)
Ti0/          Ti2ビシッ!!
後 輩
「あの、すみませ〜〜ん!」
「……」
(ふ、普通にスルーされたぞ……)
「そこのボール取ってもらえますか?」
「えっ?」
(……ボール?/ああ、この野球のボールの事か)
「分かった、ちょっと待ってな」
「はいっ!」
「あ……」
「V1164これでいいんですね?」
「はい〜っ!」
「V1165いきますよ……W45Wv160それっ!」
「ありがとうございましたっ!」
「…………」
「な、七咲……」
「V1166クスッ」
「な、何だよ……」
「V1167いえ、Ec別に」
・まさか、男もいやらしい目で……
・僕もあそこまで投げてくれよ
・いい肩してるじゃないか
「ま、まさか……男もいやらしい目で/見てるって言いたいのか?」
「V1168ふふっ、EoFe9m3見てましたよ」
「そ、そんな訳が……」
「V1169冗談……だったんですけど、Wv250EFe9I10もしかして/先輩、Fm3そういう趣味もあるんですか」
「あ、ある訳ないだろ!」
「僕もあそこまで投げてくれよ」
「V1170いいですよ……EoFm4ボールくらいのFm1大きさに/Fm4なってもらえるのFm3でしたら」
「そ、それは……」
「V1171私の方はFm3いつでも構いませんよ」
「うぅ……」
「いい肩してるじゃないか」
「V1172それなり……ですよ」
「V1173ただ、EFe9運動不足で鈍ってるNm先輩には/Fm3負けないと思いますけど」
「う……」
「V1174クスッ」
「な、なぁ……」
「V1175はい」
「一つ、七咲に聞きたい事があるんだ」
「V1176……何ですか?」
「いつも、僕の前に割り込んできてさ、/一体どういうつもりなんだよ」
「V1177……それは私の台詞ですよ」
「V1178Nm先輩こそ、Fm4どうして私の行く/先々でFm1変な事ばかりしてるんですか?」
「へ、変な事って何だよ!」
「V1179例えばさっきのポーズとか……」
「あ、あれはアフリカの部族の挨拶で……」
「V1180普通はそんな事しませんよね」
「V1181その他にも、EFe7先生に怒られてるのに/EFe9嬉しそうな顔をしてたり、Wv320Fm4I10人の食事を/のぞきこんでたりとか……」
「ううっ……」
「V1182Fm4Nm先輩は、Fm6もう少し自分の行動を/Fm1考えた方がいいと思いFm3ますよ」
「V1183ふふふっ、Wv80W30Eoそれでは」
(……)
(そ、そういう事だったのか……)
(これからは少し行動する前に気をつける/ようにした方がいいな)
(…………)
「う〜〜〜〜〜〜〜んっ!」
(今日は何だかスッキリした目覚めだな。/まるで紳士みたいだよ)
(えっと……今の時間は……)
「あれ?」
「……うわぁ〜〜っ、しまった!!/いつもより10分も遅いじゃないか!」
「と、とにかく急いで着替えないと……」
(あ、朝ご飯はどうしよう……/と言っても食べてる時間なんて……)
(そ、そうだ!)
(確か美也が買ってきたプリンが冷蔵庫に/あった気がするぞ!)
(これなら一口でいける!!)
Ti0/         Ti2ちゅるんっ!
(悪いな美也……今日だけは許してくれ)
(よしっ、この分ならいつもと同じ時間には/着けそうだな)
「とりあえず一安心……だな」
「V0848Ts1にぃに〜〜〜〜〜っ!」
「えっ!?」
「V0849Ts1にぃに〜っ、待って!!」
(ま、まずい! プリンを食べたのが/早速バレたのか!?)
(ここは……逃げるしかない!)
「V0850ああっ! に〜ぃ〜に〜っ!」
「ハァ……ハァ……」
「こ、ここまでくれば……」
(ううっ、美也に追いかけられたせいで、/いつもより早く着いちゃったよ……)
「……」
(はぁ……喉がカラカラだ。/ちょっと水でも飲んでから教室に行くか)
(あれっ、珍しいな。/こんな時間に水を飲んでる先客が……)
(ああ……よく見れば七咲じゃないか。/ちょっと声でもかけてみようかな)
「おはよう、七咲」
「V0020Ld……Le」
「ど、どうかしたのか?/口に水を入れたまま固まったりして……」
「V1184Ld……Le」
「V1185ブーーーッ!」
「うわぁっ!」
「な、何するんだよ!」
「V1186Ld…………LeWv180そ、Wv230Is10d10t10それは私が聞きたいです」
「え?」
「V1187せ、EFe9m3先輩……Wv120EcFe3m4ぷっ……EoFe9m3」
「七咲……どうかしたのか?」
「V1188あのFm3、EFe6すみませんが……W30Wv230EFe9m6I10その顔でFm3近寄ら/EFe7Fm6ないで下Fm3さいっ」
「えっ、顔?」
「V1189Fm4絶対、狙ってFm3ますよね」
「ま、まさか……顔に何か……」
「V1190ええ、額に……EcFe8m4うっ……EhFe9m4Wv180I10落書Fm3きが……」
「ら、落書き!? ど、どんな……」
「V1191い、『一等 Fm3ハワイ』って……EcFe3m4ププッFm3」
「ま、まさか……それって、今、商店街で/やっている福引の!?」
「じゃあ、僕は額で福引の宣伝をしながら、/登校してきたっていうのか……」
「V1192あのEFe7……EFe9m6Wv120I10真面目な顔しないでFm3下さい……」
「あ、いや、そう言われても……」
「V1193Fm6もう、Fm1いいから早くFm8顔を洗って下さいっFm1」
「はい……」
Ti0/      Ti2ザバザバザバザバッ!!
「どうかな? 落ちた?」
「V1194うっ……っくく……」
「今度は何だよ」
「V1195目の周りにインクが……たまって……」
「ああっ、もう!!」
「V1196Fm6タオル、私のFm3使っていいですよ」
「あ、うん……ありがとう」
「V1197いえFm3、W15EFe9m3別にこれくらい……」
Ti0/         Ti2ゴシゴシ……
(う〜ん、いい匂いがするなぁ……)
(そうだよな……女の子のタオルだもんな)
「V1198もっとFm4ゴシゴシふいた方がFm3いいですよ」
「うん、これでどうかな?」
「V1199あ、W15Fm3はい。W30EFe9m1少し赤くなってますけど、/W30Fm3ちゃんと落ちてます」
「そっか……よかった。/あっ、タオルは洗って返すよ」
「V1200Fm1いえ、W15Fm3どうせ使いますから、そのままで」
「そ、そう?」
「V1201はい、W15Ecお気遣いEoなく」
「じゃあ……これ、助かったよ」
「V1202ふふふっ、W15Eoそれならよかったです」
「V1203じゃあ、私はそろそろ」
「あ、うん」
「V1204失礼しますEoF3」
(ふぅ、七咲のお陰で助かったな)
(……にしても、あいつがあれだけ/笑うところなんて初めて見たけど、/結構可愛いんだな……)
(七咲……か)
「V0851にぃにっ!!」
「うわっ!」
「V0852はぁ、はぁ……。/EoFe9や、やっと……追いついた」
「み、美也っ」
「V0853にぃに……走るの速すぎ……」
「お、お前……よくも!」
「V0854ふぇ……EFe9なんで落ちてるの?」
「落ちてるんじゃなくて、落としたんだよ!/七咲が教えてくれたんだ」
「V0855逢ちゃんが?」
「そうだよ……」
「V0856そっか、EFe3じゃあ逢ちゃんにFm3ちゃ〜んと/お礼を言わなEcいとね」
「V0857でも、本当にビックリしたんだから……」
「V0858洗面所でにぃにが驚くのを楽しみに/待ってたのに、Wv230Fm4I10にぃにったら顔も洗わずに/出て行っちゃうんだもん」
「V0859みゃーが必死で呼んでるのに、/EoFe8ぜ〜んぜんFm6止まってくれないしさ〜」
「え……」
「V0860『え』EFe8m4じゃないよ、Ecまったくもー。/EoFe6朝からすっごく汗かいちゃったEFe9よ……」
(そっか……美也はプリンの事で追いかけて/きたんじゃなかったのか)
「V0861にぃに、聞いてるの?」
「でもさ……どうして顔に落書きなんか/したんだよ」
「V0862にぃにが福引のことを/EoFe9m6忘れちゃわないようにFm4だよ」
「そ、そうなんだ……」
「V0863えっ! SEFe9あ、もうチャイム?/Sdにぃに、急がないと遅刻になっちゃう!」
「V0864それと、Fm3忘れないうちに福引でハワイを/Ec当ててきてね」
「えっ!? そ、それは……」
「V0865みゃーとの約束なのだ!」
「あ、おいっ!!」
(はぁ……何だかさんざんな朝だったな)
「ああっ、こんな事をのんびり考えてる/場合じゃなかった!」
1
(さて、美也に頼まれた福引をしに来たのは/いいけど、会場はどこなんだろう……)
(おっ、あったあった!/さすがに結構人が集まってるな)
(よし、じゃあ早速行ってみるか……)
(ふぅ……やっと僕の順番か)
福おば
「はい、いらっしゃい」
「おばちゃん、これで」
「はいはい、ひぃ、ふぅ、みぃ……。/全部で三回だね」
「あと、これは余りだね。/また補助券をためて一緒に使っとくれ」
「あ、うん」
「ああ、それと……一等のハワイ旅行は/まだ出てないから、頑張ってねぇ」
「そ、そうなんだ……」
「残りの数も少ないから、今がチャンスかも/しれないよ」
(今が……チャンスか)
「よ、よしっ! 絶対当ててやるぞっ!」
「その意気だよ」
「じゃあ回しておくれ」
「う、うん」
「はい、またティッシュね」
「そんなぁ……」
(ううっ、次が最後の一回か……)
「お、おばちゃん……これって本当に一等が/入ってるの?」
「何言ってるんだい、商店街のクジで/ズルなんかするわけないだろう」
「そ、そうだよね……」
「ようは気合だよ、気合」
「気合か…………よしっ!」
(一等を当てるぞ、一等を当てるぞ!)
「ハッ・ワッ・イィ〜〜〜ッ!!」
Ti0/   Ti2ガラガラガラガラガラガラガラガラ
「ファ・ウヮ・ウィーーーッ!!」
Ti0/  Ti2ガラガラガラガラガラガラガラガラ……
「あんた、そんなに大声を出したって……」
「でも! 気合だっておばちゃんがっ!」
Ti0/         Ti2カラン……
「あ……」
「ありゃ……」
「はい、ティッシュ」
「……」
「じゃあ次の人どうぞ〜」
「ううっ……」
(こ、こんなにティッシュばっかりもらって/もなぁ……)
(もしかして……気合の入れ方を/間違えたのかな?)
(……くそっ、考えれば考えるほど悔しく/なってきたよ)
「V1205ふふふっ、残念でしたね」
「……え? ああっ!」
「な、七咲……どうしてここに……」
「V1206私も福引をしにきたんです」
「それじゃあ……」
「V1207ええ、初めから全部見てました」
「は、初めから!?」
「うぅっ、みっともない所を……」
「V1208そんな事はないですよ」
「まぁ、見られちゃったなら仕方ない。/代わりに、僕も七咲が当たるかどうかを/見させてもらえば……」
「V1209あ、EcFm4それは無理Fm3です」
「えっ?」
「V1210私、Fm4もう全部Fm1ハズれましたFm3から」
「V1211Fm6ええ、残念ながら」
(そうか、七咲はもう引いた後……あっ!)
「それならさ、七咲は余った補助券とか/あったりするんじゃないのか?」
「V1212ええ、EFe9m6あります……けど」
「それ、僕にくれないか?/こっちの余った補助券と一緒にすれば、/もう一度引けるじゃないか」
「V1213あ、はい、構いませんよ」
「よしっ、今度こそ一等のハワイ旅行を/当ててやるぞ!」
「V1214ふふふっ、Eo頑張って下さい」
「頑張ってじゃないよ。/七咲も一緒に並ぶんだってば」
「V1215えっFm6!?」
「ほら、行くぞ」
「V1216あ、Fm3はい……」
「あら、また来たの」
「うん、最後にもう一度挑戦するよ」
「V1217二人の補助券を合わせたんです」
「おや、さっきのおじょうちゃんもかい。/なら3等の猫のぬいぐるみ狙いだね?」
「猫の……」
「V1218あ、あの……それはもういいんです。/今度は一等のハワイ旅行を……」
「なるほどねぇ、そういう事かい」
「V0015……」
「よしっ、やります!」
「V1219せ、先輩、お願いします」
(こ、今度こそ!)
Ti0/      Ti2ガラガラガラガラ……
「い、今までと違う色だ……」
「はい、おめでとう!/6等の500円商品券だよ」
「ろ、ろくとう?」
「V1220ふふっ、やりましたね」
「はは……」
「う〜ん、500円か……」
「V1221どうしましょう?」
「二人の福引券で当てたものだから、/二人で分けられるといいんだけど……」
「そうだ、七咲は買いたい物とかある?」
「V1222いえ、特にはありませんが、EFe6m7しいて言う/なら……」
「V1223卵……EFe9m3ですかね」
「た、卵?」
「V1224この後買って帰ろうと思ってたんです。/Wv200Fm4I10それくらいしかFm6思いつかなくて……」
「う〜ん」
「V1225Nm先輩は何かないんFm3ですか?」
「……お菓子とか……かなぁ」
「V1226何だかパッとしないEFe9m6意見ですFm3ね」
「そうだよなぁ……」
「あ、それなら今度までに使い道を考えて/おくって事でどうかな?」
「V1227はい、私はそれで構いませんよ」
「じゃあ、そうしようか」
「V1228分かりました」
「それじゃあ、今日はここで」
「V1229はい、Eo失礼します」
(500円で買えて、僕と七咲が満足でき/そうな物か……難しいな)
(ま、時間はあるんだ。/ゆっくり考えるとするか……)
(さてと、この商品券をどう使うかなんだ/けど……)
(う〜ん、迷うなぁ……)
(スナック菓子を買うには多すぎるし、/プラモを買うには少なすぎるんだよな)
(何かピンとくる物があれば……)
(……)
・そうだ! グラビア雑誌を買おう
・プラモ入りのガム、プラモ&ガムを買おう
(そっ、そうだ!/グラビア雑誌なら500円あればっ!)
(七咲には悪いけど……この買い物なら/間違いないよな!)
「よしっ、そうと決まれば早速!」
「V1230早速……どうするんですか?」
「Ts3うわぁ〜〜っ!」
「V1231奇遇ですね、Fm1またFm6ここでFm1会うなんてFm3」
「な、七咲……どうして……」
「V1232夕飯の買い物Fm1です」
「そ、そうなんだ……それは偉いな……」
「V0019……」
「な、何だよ……」
「V1233そんな事より、Fm1もう商品券の使い道は/決めたんですか?」
「……」
「V1234まさFm9か、W60EoFe8m6自分一人で使おうFm2なんて……」
「思ってないよ! そ、そんな事……」
「V1235じゃあ、EoFe3m1私に任せて下さいFm3」
「え……」
「V1236あ、W60EFe9もしかしてすでにFm4何か考えて……」
「いや、別に……」
(うぅ……こうなった以上、残念だけど/グラビア雑誌はあきらめるしかないよな)
(よし、プラモの入ったガム、/プラモ&ガムを買おう!)
(本物のプラモは買えなくても、/これでも十分楽しめるしな)
(よし、そうと決まれば早速買うぞ!)
(おっ、あったあった……)
(パッケージの穴から、中身を……おおっ!/これ、5番のスペースシャトルだぞ!)
「こ、これで決まりだ!」
「V1237何が決まったんですか?」
「な、七咲……どうしてここに……」
「V1238夕飯の買い物をしてたら、先輩を見かけた/もので……」
「そ、そうなんだ……」
「V1239いえ、EcF1それより……Eoもう商品券の使い道は/決めたんですか?」
「V1240まさか、W45EoFe8m4その手に持っているFm1ガムを……」
「そ、そんな訳ないだろ!」
「V1241じゃあ、EoFe3m1私が使い道をEFe9決めてしまってもFm3/いいですよね?」
「V1242あ、W60EFe9もしかしてすでにFm4何か……」
(うぅ……こうなった以上、残念だけど/このガムはあきらめるしかないよな)
「うん……七咲の好きに使っていいよ」
「V1243ふふっ、EoありがとうございEcます」
「V1244では、EF3早速」
「えっ?」
「V1245ふふっ、EoFe3m4大判焼Fm3き、EFe9一緒に食べましょう」
「え? 大判焼き?」
「V1246はい、Fm4自分のお小遣いではFm1買いにくい物を/EF3買ってみようと思いまして」
「それが……大判焼きなの?」
「V1247ええ、EFe7m4最近の大判焼きって、EFe3色々な味が/Fm1あるんです」
「V1248普段は手堅くFm1小倉あんをFm4買うんですけど、/Wv240EFe2I10商品券でならEFe9m1食べた事がない味を/試せるかと思いまして」
「ああ、なるほどね」
「V1249ダメ……EFm6ですか?」
「ううん、すごくいい案だと思うよ」
「V1250よかっFm3た……」
「何だか僕もどんな味があるのか/興味がでてきたしね」
「V1251じゃあ、Fm3これで決まりでいいですか?」
「うん、もちろんだよ」
「V1252すみません、大判焼き下さい」
店おじ
「ヘイ、らっしゃい、何にするんだい?」
「V1253じゃあ、私はクリームで」
「ク、クリーム?/そんなのもあるのか……」
「V1254ふふっ、先輩は何にしますか?」
「え、えっと種類は……」
(小倉あんにクリーム……えっ?/チョコレート? チーズに紫イモ!?)
(色んな味があるとは言ってたけど、/まさかここまでとは……)
「どれもほっぺたが落ちるほど美味いぞ」
「は、はぁ……」
「V1255先輩、早く選んで下さい」
「じゃあ……僕はチーズにするよ」
「ヘイ、チーズね」
(ははは……大判焼きにチーズか。/何だか新鮮でドキドキするな)
「V1256それじゃEcFe4m3いただきます」
「い、いただきま〜す」
(何だかすでにチーズの香りが……)
(……よしっ!)
Ti0/          ハムッ!
「V1257チーズ、Fm1どうですか?」
(……こ、これはっ!)
「うんっ、美味いよ!/思ったよりも全然いける!」
「V1258Fm3それはよかったEcです」
「ははっ、大当たりってとこだな」
「V1259クスッ、W15P3EoFe3m4W45じゃあFm3私も……」
Ti0/         V1540Ti2 Wv75Fm4ハムッEcFm3!
「V0020Ld……Le」
「V1260Sんっ……」
「ど、どうかしたのか?」
「V1261んんっ…W10…W10…W10…W30Wv100EcFe8んっ!」
「な、七咲……」
「V1262あふっ、Is10W15あふう」
「もしかして、熱かったのか?」
「V1263あLdMoはぁ…………Le」
「はははっ、急いでほお張るからだよ」
「V1264LdMoEcはぁ……McLe」
「V1265Nm先輩……EFe8m6笑い事じゃないです。/Wv280EF9I10本当に熱かったんですから」
「ごめんごめん」
「V0025……」
「V1266何でもありませんEo……」
「あ、おい、七咲っ」
「七咲、待ってよ!」
こうして七咲と大判焼きを食べながら帰った。
それにしても七咲のさっきの顔ときたら……。
う〜ん、何だかいいものを見せて貰ったな。
(はぁ、今日もあっという間の一日だった/よなぁ……)
(こう……たまにはドーンと印象に/残るような事があると……)
「V0866Ts1お兄ちゃ〜〜〜〜〜〜んっ」
「ん? ああ、美也……うわっ!」
(こ、この坂道を全力で駆け下りてきたり/したら、止まれる訳が……)
「V0867Ts1止まれな〜〜〜〜いっ!」
(だ、だよなぁ……)
(くっ、このままじゃマズいよな。/僕がどうにかするしかないのか!?)
「V0868Ts3にゃーーーっ!」
「こ、来いっ! 僕が受け止め……あっ」
「V0869Ts3あっ、いやぁっ!!」
(ば、馬鹿っ! そこでつまづくのか!?)
「V0870どいてどいて〜っ!」
「うわぁっ!」
Ti0/ Ti2ドーーーーーーAs128b1ーーーーーーAs64b1ーーーーーAs0b0ン!!
「V0871……」
「う……」
「V0872お兄ちゃん、大丈夫?」
「う、う〜〜ん……」
「V0873はぁ〜、EoFe9失敗失敗。EcFm3にしししし」
「……お、お前なぁ」
「V0874でも、お兄ちゃんがいて助かったよ。/Fm4じゃなかったら、美也怪我してたもん」
「そ、そうだぞ……もっと気をつけないと、/危ないじゃないか」
「V1267Nm先輩、大丈夫ですか?」
「いや、大丈夫じゃ……えっ?」
「ああ、七咲か」
「V0875あ、EF3逢ちゃん」
「V1268美也ちゃんもFm1怪我とかなかった?」
「V0876うん、Eo平気だよ」
「V1269ならFm3いいけど、この坂は気を付けないと」
「V0877分かってる分かってる」
「そっか、二人はクラスメイトなんだっけ」
「V1270はい」
「V0878そだよFm3」
(……だったら、こうして3人で会うのは/初めてなんだし、改めてあいさつして/おいた方がいいよな)
「V0879お兄ちゃん……EFe9m6どうかしたの?」
「いや……その……」
「え〜と……七咲」
「V1271あ、EF1はい」
「改めて紹介するよ、僕の妹の美也だよ」
「V0880ふぇ?」
「V0023Ld……Le」
「いつも妹がお世話になってると思うけど、/これからもよろしくな」
「V1272ふふっ、EoFe9こちらこそ」
「V0881ちょ、ちょっと、お兄ちゃん!/Wv140EFe8m9I10美也たちクラスメイトなんだから、/EFe9m4そんな事しなくFm3たって……」
「いや、そうもいかないだろ」
「V0882いいのFm4! EFm6なんか恥ずかしいし」
「V1273クスッ、EoFe9兄妹っていいですね」
「V0883あ、逢ちゃん……Fm3」
「……」
「そうだ……もしよかったら、/七咲も途中まで一緒に帰らないか?」
「V1274えっ? EFe6あ、EFe9でも……」
「美也もそれでいいよな?」
「V0884うん、Ecいいよ」
「ほら、美也もこう言ってる事だしさ」
「V1275……EF1分かりました」
「それじゃ行こうか」
「V0885うんっ」
「あ、七咲、そういえばさ……」
「V1276はい?」
「ほら、この間……僕の額に落書きが/されていた事があっただろ?」
「V1277ああ、ありましたね」
「あの犯人って……実は美也だったんだ」
「V1278クスッ、そうだったんですか」
「V0886だってああでもしないと、お兄ちゃん、/福引に行くのを忘れそうなんだもん」
「V1279あ、それじゃ仕方ないですね」
「な、七咲まで……」
「V0887そうだよね〜」
「ふ、二人してそれかよ……」
「V1280ふふっ、すみません」
「V0888にしししっ」
「美也、その笑い方はやめろってば」
「V0889いいんだもーん」
「V1281それじゃあ私はこの辺で」
「V0890うん、EcF3バイバーイEo」
「気をつけてな」
「V1282はい、EcF1失礼しFm3ます」
「V0891ねぇ、Fm3にぃに」
「何だ?」
「V0892逢ちゃんっていい子でしょ」
「うん、そうだな」
(ちょっと素っ気無いところもあるけどさ)
「V0893もしかして……」
「ん?」
「V0894もしかしてさ……EFe3にぃに、/Wv180EFe9m3I10逢ちゃんに気があったりして?」
「ええっ!? そっ、そんな事は!」
「V0895別に隠さなくったっていいよ、/EoFm4にぃにもお年頃なんだFm3からさ」
「お前なぁ……」
「V0896あるの? P5F3ないの? P0Fe8m3どっちなの?」
「美也……」
「V0897うんうん。EoF4ようやく言う気にFm3なった?」
「勝手に言ってろ!」
「V0898え? EFe9あ〜っ、EFe8おいてかないでよ!/EcFm4にぃにのFm8意地悪!!Fm6」
(昨日、美也の部屋から面白そうな漫画を/借りてきたけど……)
(こ、これはかなり過激だな)
(……)
(おおおっ、これはきわどい!)
(……こんなものを美也が読んでいても、/いいのか!?)
「V1283Nm先輩?」
「うわぁっ!!」
「V1284ど、EFe9m6どうしたんFm9ですか?」
「あ……あぁ、七咲か。/急だったからちょっと驚いただけだよ」
「V1285そうですか」
「ははは……」
「V1286先輩、Fm3こんな所で何をしてたんです?」
「ああ、美也からこっそり借りてきた漫画を/読んでたんだよ」
「V1287それ、借りてきたってFm3言うんですか?」
「……美也には内緒で頼む」
「V1288はいEc」
「ところで七咲はどうして屋上に?」
「V1289私は何となく……EFe9m3ですね」
「あ、そうなんだ」
「V0022……」
「……」
(う〜ん、何だか間が持たないなぁ……)
「V1290あの、EFe1Nm先輩……」
「何?」
「V1291ひとつ……EFe9m3聞いてもいいですか?」
「うん、いいよ」
「V1292妹ってEFe1m6Nm先輩にとって、/Fm1どんな存在ですか?」
「どんな存在……か、そうだなぁ」
「うまく言えないけど……僕が障子なら、/美也は猫って感じかもしれないな」
「V1293障子とEFe9猫……」
「うん、障子って猫に穴を開けられたり、/爪をとがれたりするじゃないか」
「V0023Ld……Le」
「まぁ、だからって訳じゃないけどさ、/僕としては妹じゃなくて、弟がいたら/いいなぁなんて思う時もあるよ」
「V1294それはどうしてFm1なんです?」
「うん、弟だったら漫画の貸し借りとか/出来て便利そうだしね」
「V1295あ、EFe3そうかもしれませんねFm3」
「だろ?」
(ちょっとエッチな漫画とかもね……)
「V0024……」
「どうかした?」
「V1296私も妹がいたら、EFe6m4洋服の貸し借りが/Fm3出来るのになって……」
「あ、ねぇ七咲」
「V1297はい?」
「今度、漫画の貸し借りでもしようか?」
「V1298え……EFe9m6漫画のFm1貸し借りFm3ですか?」
「ああ、安心して。女の子でもちゃんと/楽しめるものを持ってくるからさ」
「V1299えっと……EcW4EoFe9m4あの……」
「あ、漫画なんて興味ないか……」
「V1300いえ、EFe9m3そんな事ないです。/EF3私もお気に入りの物を持ってきますね」
「そっか、期待しておくよ」
「あ……」
「V1301もう、戻らないといけませんね」
「うん、それじゃ漫画の話はまた今度で」
「V1302はい」
「V1303それでは失礼します」
「うん、またね」
(妹か……美也も七咲くらい落ち着いて/くれたらいいんだけどな……)
(あ、でもそれはそれで少し寂しいか)
(おっと、こんな事考えてる場合じゃない。/僕も急いで戻らないと)
(おかしいな……七咲なら屋上にいるって/クラスで聞いてきたのに……)
(……)
(あ、あそこで漫画を読んでるのが七咲か)
「お〜い! 七咲っ!」
「V1304あ、EF3Nm先輩」
「こんな所にいたのか」
「V1305ええ、Fm4約束したFm3お気に入りの漫画を/持ってきたので」
「あ、今持ってるのがそうなんだ」
「V1306はい、W30Fm4よかったらFm3読んでみて下さい」
「おおっ、ありがとう」
「V1307いえ、Fm3別にEFe9」
「あれ、でも……これって少年漫画だよね?/意外と男の子っぽいのを読んでるんだ」
「V1308ふふっ、EoFe9m4最近は女の子だってFm1少年漫画を/読むんですよ」
「へ〜っ、そうなんだ」
「V1309もしかして……W45EFe9女の子がこういうのを/読むのって変ですFm3か?」
・いや、面白い物は誰が読んでも面白いよ
・ううん、ちょっと驚いただけだよ
「いや、面白い物は誰が読んでも面白いよ」
「V1310Fm6そう……Fm3ですよね」
「うん、それを言うなら、僕だって美也の/少女漫画を読んだりする事もあるし」
「V1311へ〜っ、そうなんですか。/EFe9m3それはちょっと意外ですね」
「まあ、それと一緒だよ」
「V1312あ、EFe3なるほどFm3」
「ううん、ちょっと驚いただけだよ」
「V1313え……EFe9m6どうしてです?」
「僕はてっきり少女漫画が出てくると/思ってたから」
「V1314Fm3ああ、そういう事ですか」
「うん、まさか少年漫画とはね」
「V1315ふふっ、EoFe9確かに意外かもしれませんね」
「何にせよ、この七咲のオススメ漫画は、/ありがたく借りさせてもらうよ」
「V1316はい」
「ああ、それと……これは僕から。/今イチオシのグルメ漫画なんだ」
「V1317あ、EFe3先輩も持ってきてくれてたんですか」
「うん、約束だからね」
「V1318クスッ、EoFe9m4ありがとうFm3ございます」
「あ、でも、一つ注意があるんだ」
「V1319えっ?」
「この漫画は寝る前に読んだりすると、/思い出して大変な事になるぞ」
「V1320グルメ漫画なのに……EFe4ですか?」
「うん、それが面白いところなんだよ」
「V0023……」
「あっ、今読んじゃダメだって」
「V1321ふふふっ、EoFe9分かりました。/EF3ちゃんと寝る前に読むようにします」
「うん、そうしてよ」
「V1322それじゃ、W30Wv80Fm4用事もFm3済んだのでFm6私はFm3これで」
「えっ、もう?」
「V1323ふふっ、EoF3この前みたいにEFe9m1ギリギリなのは/Fm3困りますから」
「あ〜、それもそうだな」
「V1324失礼します」
「うん、またな」
(そっか、七咲って少年漫画を読むんだな)
(確かに意外だったけど、少女漫画よりは/七咲らしいって気もするよな……)
(よし、帰ったら早速読んでみるとするか)
「ふあぁぁ〜っ!」
(う〜ん、やっぱりまだ眠いなぁ)
(梅原の机に落書きをするにしては、/ちょっと早起きしすぎたかな……)
(……けど、『ラブレターはこちらへ』って/下駄箱に落書きされた仕返しのためだ!)
(よし! 待ってろよ……梅原)
「あれっ?」
(あそこにいるのって……七咲だよな)
(あっ、向こうも気付いたみたいだぞ。/声でもかけてみるとするか)
「お〜い、七咲〜っ!」
「V1325あ……EFe9おはよう……EFe6ございます」
「おはよう!」
「V0016……」
「あれ、どうしたんだ?/今日は元気ないじゃないか」
「V1326いえ、EoFe9それは……EFe6その……」
「うん?」
「V1327Nm先輩が大声を出してると、/EF6みんながこっちを……」
「え? あ……」
「V0025……」
「え? あ、……ご、ごめん」
「V1328いえ……」
(そうか、朝からこんな大声で話してたら/さすがにみんな見るよなぁ……)
「V1329あの……EF1ところで先輩」
「ん?」
「V1330先輩って、いつもこの時間に/登校してるんですか?/EFe9普段はあまり見かけないもので」
「いや、今日は特別だよ」
「V1331ああ、EF1日直とかですか?」
「違う違う、梅原の机に落書きをしてやる/つもりなんだ」
「V1332えっ?」
「それでどうせなら大作にしようと思って、/早く起きたんだよ」
「V1333Fm6落書きのFm3大作ですか」
「はははっ、そうそう」
「V1334クスッ、P1EoFe1m2なるほど……」
「え?」
「V1335あの、Nm先輩のクラスって、/何組でしたっけ?」
「あ、2−Aだよ」
「V13362−A……EcW4EoF2分かりました」
「えっ、何が分かったんだよ」
「V1337いえ、EoF1何でもありません……EcF2ふふふっ」
「な、七咲?」
「V1338それではFm4私の下駄箱はFm1こっちですのFm3で、/失礼しますEcね」
「ちょっ、な、七咲っ!?」
「も、もしかして僕の机に、落書きをする/気じゃないだろうな!?」
「……」
(ま、まさかなぁ……)
(で、でも……さっき僕の登校時間を/確認してたし……)
(まぁ……やられたらやられたでいいか)
(それより折角早起きをしたんだ、/僕は梅原の机に大作を仕上げないとだな)
「よしっ!」
「ふぁ……ふぇ……」
「……っくしゅっん!」
(ううっ……、冷え込むなぁ……)
(な、何だか……ここのところ、/めっきり寒くなってきた気がするよ)
(……とはいえ、これから真冬に向けて、/まだまだ寒くなっていくんだよな)
(う〜〜ん、朝が辛い季節……か)
(……)
(……でも、中には元気な声の人も/いるんだよなぁ)
(例えばあそこの……)
「V1099……という事なんです」
「V0020なるほどね」
「V1100それで……今日の練習なんですが、/どういうメニューがいいでしょうか?」
「V0021そうね……」
(……あれ? もしかしてこの声はっ!)
(おおっ、つ、塚原先輩っ!/……と、一緒にいるのは七咲じゃないか)
(な、何だか意外な組み合わせだけど、/あの二人って知り合いだったのか……)
「V1101なるほど……EF1では、そうしてみます」
「V0022ええ、W60EF1大変だとは思うけど、/Wv210EF3I10いい結果につながると思うわよ」
「V1102はいっ、EFe2ありがとうございます」
「V0023ふふっ、Eo期待してるわよ」
(う〜〜ん、今の内容からすると、/どうやら部活の話のようだな……)
(それにしても、1年生であの塚原先輩と/知り合いになれるなんて……)
(はぁ……僕も部活に入っていたら、/素敵な女性の先輩とめぐり合えたり/したのかな?)
(何だか少し羨ましいな……)
(う〜ん……この漫画、ただの動物ものだと/思ってたけど、なかなか侮れないな)
(まさかビーバーがオーバーオールを/着てるのにも、丸太の家に住んでるのにも/理由があるなんて……)
(うん、読み直す度にこういう発見が/あるからこそ、人気があるんだろうな)
「……」
「ぶっ、あははははっ!!/だからって、いきなりこんな展開は/ありえないよなぁ」
「V0899にぃに〜」
「お、美也か、開いてるぞ」
「V0900……」
「ははははっ、この漫画本当に面白いぞ!/終わったら美也にも貸して……あれ?」
「どうかしたのか?/そんな変な顔をして……」
「V0901…………」
「V0902あのさ……にぃに、逢ちゃんに変な事/したでしょ?」
「逢ちゃん……ああ、七咲の事か?」
「V0903……うん」
「いや、別に何もしてないと思うけど……」
「V0904ほ、本当に!?」
「あ、当たり前だろ」
「V0905そっか……」
「それより、そんな呼び方をするって事は、/もしかして二人は知り合いなのか?」
「V0906知り合いどころか同じクラスだよFm9!」
「あ、そうなんだ……」
「でも、それならどうして僕にそんな事を/聞くんだ?」
「V0907それが……」
「V0908今日、逢ちゃんにいきなり聞かれたの。/『美也ちゃんは、お兄さんいる?』って」
「V0909みゃーは普通に『うん』って答えたのに、/Fm6逢ちゃん、びみょ〜な顔してどっか/行っちゃったんだ」
「V0910だから、絶対ににぃにが変な事を/したんだと思って……」
「い、いや……ぼ、僕は本当に何も……」
「V0911じゃあ、どうしてあんなに、/EFe9びっみょ〜な顔したのかな?」
「そ、そんな事言われてもなぁ」
(う〜〜ん、変な事か……)
(くっ、仕方ない……ここはどうにか/誤魔化しておくとするか……)
・ぼ、僕はモテるからな……
・僕には……関係ないだろ
「ぼ、僕はモテるからな……」
「V0912え……」
「うん、きっとそうに違いないよ」
「V0913……」
「もしかしたら、七咲に僕の誕生日を/聞かれたりしてるんじゃないのか?」
「V0914してないFm6よ!」
「そ、そっか……」
「V0915にぃに、真面目に答えてよ」
「い、いや、その……ごめん……」
「僕には……関係ないだろ」
「V0916え……」
「悪いけど、僕はそんな事より漫画を/読むので忙しいんだ」
「V0917にぃにFm6!」
「V0918どうせ、またおかしなビーバーの/漫画なんでしょ!」
「ど、どうしてそれを……」
「V0919だって先週も同じのを読んで、みゃーに/貸そうかって言ってたじゃない!」
「V0920もういいよ、Fm6どうして逢ちゃんが微妙な/顔をしたのかFm4自分で聞くから」
「V0921にぃにはビーバーとFm6いちゃいちゃしてれば/いいよ! EcFm4もうFm9!」
「あっ、美也っ」
(美也のやつ、一体何だっていうんだ?)
(七咲にちょっと聞かれたからって、/そこまで気にする事ないのに……)
(そもそも僕は七咲に変な事なんて……)
(……)
(う〜ん、まぁいいか。/それより漫画の続きを読むとしよう)
(……っと、七咲は……あ、いた)
「ごめん、お待たせ」
「V1460いえ、EoF3平気です」
「それで? 七咲が寄りたいところって、/一体どこなの?」
「V1461はい、海です」
「へ〜っ、海か……」
「えっ!? ……う、海!?」
「V1462ええ、EFe9m1それが何か……」
「い、今から?」
「V1463はい」
「ぼ、僕と七咲で?」
「V1464はい」
「海でデートっ!?」
「V1465それはEFe9少し違いFm1ますけFm3ど……」
(で、でも二人で海に行くなんて……)
「V1466嫌Fm6だったらFm3別にいかなくても……」
「行くっ、行くよ!」
「V1467ふふっ、EoFe9先輩とFm4一緒にFm1海に行けるなんて/Fm2嬉しいです」
「え?」
「V1468いえ、EoFe7何でもありまEFe9m2せん」
「V1469それじゃ、行きましょうかEc」
「うん、そうだね」
「ねぇ、七咲……」
「V1470はい?」
「こんな寒い日に海にだなんて、/一体どういう事なんだ?」
「V1471どういう事と言われましても、別に先輩に/誘われたから海に行くのではなく、/前々から行く予定だったんです」
「あ、そうなんだ」
「V1472はい」
(前々から……か、冬に海に行く予定を/立てるなんて、七咲って変わってるよな)
「V1473あ……先輩、もうバスがきてますよ」
「え? あ、本当だ!」
「急ごう、七咲」
「V1474はいっ」
「お、思った以上に風が冷たいぞ」
「V1475ええ、EFe9少し冷えまFm3すね」
「はは……少し……ね」
「V1476さてFm3、EoFe3m4それじゃFm6暗くなるFm1前に、/Fm3早速始めましょうか?」
「え、何を?」
「V1477ゴミ拾いのボランティア活動ですけど」
「ゴ、ゴミ拾いのボランティア?/で、でも……他に誰もいないじゃないか」
「V1478Fm4ええ、Fm1私一人でやる予定でしたから」
「そ、そんな……」
「V1479私、EFe9言いませんでしたっけ?」
「うん……」
「V1480では……EcFm4ボランティアFm1活動として、/Fm6海にFm1ゴミ拾いをしに来Fm3ました」
「V1481これでいいですよね?」
「……」
(一人でボランティア活動……な、七咲って/本当に変わってるな……)
(しかもこの寒さの中でやるのか……)
「V1482Nm先輩、Fm4ボーっとFm3してないで/Fm1ゴミ拾いをFm3始めますよ!」
「あ、うん……」
「V1483私は、あの辺りをやってますので、/EFe2先輩はこの辺りをお願いします」
「わ、分かったよ……」
「V1484ふふっ、Eo頑張りましょうね」
「そ、そうだな」
(はぁ、ゴミ拾いか……)
(…………)
・仕方ない、頑張ってやるか!
・適当にやるとするか……
「仕方ない、頑張ってやるか!」
(どうせやるなら、嫌々とかじゃなく、/気合いを入れてやった方がいいよな)
「よし、早速手前からいくぞ!」
(この空き缶で最後だな……)
「ふぅ……思ったより大変だったな」
(しかも手がかじかんじゃって、上手く/動かないよ)
「V1485Nm先輩、お疲れ様でした」
「あ、七咲」
「V1486Fm1かなりFm3きれいになりましたね」
「うん、気合いを入れてやったからね」
「ううっ、それにしても寒いよな……」
「V1487吹きさらしにFm1なってますからね」
(仕方ない、せめて手を息で温めるか……)
Ti0/      Ti2Wv1はぁ〜〜〜っ、W30はぁ〜〜〜っWv270
「V0024Ld……EcFe6Le」
「V0019……」
Ti0/          Ti2Ts3As32b0ぎゅっ!As0b0
「えっ!? な、七咲?」
「V1488冷たい手はEoFe9ちゃんと仕事をした証Fm3ですよ。/Wv240I10本当に頑張ったんですね」
「V1489ふふふっ」
(な、七咲が自分の手で僕の手を包んで/くれるなんて……)
「V1490でも、Fm1先輩の手も冷たいけど、/Wv250Fm6I10私の手の方がFm1もっとFm3冷たいです」
「あ……」
(そ、そういう事か……)
(だけど……七咲の手って、柔らかくて/不思議と温かい気がするんだよな……)
(七咲……)
「V1491そ、それじゃそろそろEcFe1m3帰りましょうか」
「あっ、七咲っ!/急に何だよ……ちょっと待ってくれって」
こうして七咲と浜辺のゴミ拾いをした。
……七咲の手、柔らかくて温かかったなぁ。
海岸もきれいになった事だし、/今日は頑張って参加してよかったな。
「適当にやるとするか……」
(どうせ大した広さじゃないんだ、/いい加減にやったところで一緒だよな)
「とりあえず足元からやってみるか……」
(……う〜ん、まいったな)
「V1492Nm先輩、お疲れ様です」
「あぁ、七咲か」
「V1493調子はどうですか?」
「見ての通りだよ……」
「V1494もう少しFm3かかりそうですね」
「うん、想像してたよりもゴミが多くてさ」
「V1495そうですね、EFe9m6私の方も結構大変でした」
「そっか……それならもっと手早く拾えば/よかったな」
「V1496ふふっ、EoFe9m6でもFm1ここまできたらFm4もう一息/じゃFm3ないですか」
「V1497私も手伝いますから、もう少しだけ頑張り/ましょう」
「ありがとう、七咲」
「V1498はいEc」
思ったよりも疲れたけど、何だかいい気分だ。/うん、これも七咲のお陰だな。
「よ〜し、今日もやるかぁ!」
「V1505ふふっ、Fm4あまり無理をするとEFe9m1筋肉痛に/Fm3なるんじゃないですか?」
「うっ、一言多いぞ……」
「V1506本当の事Fm3ですから」
「……」
「V1507ふふっ、Eoでは始めましょうか」
「はいはい……」
(ふぅ……この辺りは大体終わったな)
(…………ん、あそこに何か落ちてるぞ?)
(……置き忘れた雑誌か何か……あっ!)
「……こ、これは!」
(間違いない……これは幻とまで言われた、/グラビアアイドルのセクシー写真集だ!)
(ど、どうしてこんな所に……)
Ti0/        Ti2ペラ……ペラ……
(うん、物自体は古いけど、中はきれいで/捨てられたばっかりって感じだな……)
「V1508Nm先輩?」
「Ts3うぉあぁっ!」
「V1509……どうしたんですか?/Wv105I10手が止ってますよ」
「い、いや……な、何でもないよ」
「V1510Fm4そうですか、EFm3それならいいんですけど」
(あ、危なかったな……こんな物を持ってる/所を見られたら、何を言われるか……)
(これは隠しておいて、家でじっくりと/楽しむとするかな)
「V1511先輩Fm3」
「う、うん?」
「V1512……いい匂いだとFm3思いませんか?」
「え?」
「V1513冷たい潮の香りって」
「冬の海の匂いがって事?」
「V1514そうですね」
「V1515何だか……懐かしい温もりを思い出させて/くれるような気がするんです」
「V1516もしかすると、EoFe9海に沈む夕日が/Wv260Fm1I10そう感じさせてるのかもしれませんけど」
「そ、そっか……」
「V1517ふふっ、EoFe1ちゃんと感じようと思えば/EFe9分かると思いますよ」
「感じようと思えば……か」
「V1518上手く言えないですけど、EcFm3私はそう思う/んです」
「そっか……」
(懐かしい温もりか……)
「……う〜ん」
「V1519どうです?」
「分かったような、分からないような……」
「V1520クスッ、EoFe9そうですか」
「V1521あくまで私が感じた事ですからね」
「なるほど……」
「V1522さてFm1、EoFe2m1それじゃゴミ拾いに戻りましょう。/Wv240EFe9I10サボってても終わりませんFm2しね」
「うん、そうしよう」
(……)
Ti0/         Ti2クンクン……
(やっぱり僕にはよく分からないな……)
(このお宝本がいいものだって事は分かる/んだけどな……うん)
こうして今日も七咲と浜辺のゴミ拾いをした。
(う〜ん、ゴミ拾いを始めた時と比べて/かなりきれいになってきたよな……)
「……」
(何だか……こうして海の掃除をするのも、/案外悪くないよな)
「V1523Nm先輩、そっちの方はどうですか?」
「うん、見ての通りだよ」
「V1524ふふっ、EoFe9もう少しってところですね」
「うん」
「V1525では私も手伝いますので、/二人で一気に終わらせましょうか」
「そうだな、そうしよう」
「V1526はいっ」
こうして今日も七咲と浜辺のゴミ拾いをした。
「V9530すみません……Nm先輩、/ちょっといいですか?」
「え? あぁ、七咲か」
「V9531あの、今、Fm3お時間ってありますか?/Fm6少しお話がしたいんですけれども……」
「話……か」
(う〜〜ん、どうしようかな……)
・うん、大丈夫だよ
・ごめん、ちょっと今は……
「うん、大丈夫だよ」
「V9532あ、はい、ありがとうございます」
「ははっ、どうせ暇だからな」
「V9533ふふっ、Eoそうでしたか」
「ごめん、ちょっと今は……」
「V9534そう……EF6ですか」
「うん、ちょっと急いでるんだ」
「V9535でしたら……EFe9m3仕方ありませんね」
「V9536では、また今度という事で……」
「そうだね、そうしてくれると助かるよ」
「V9537はい」
「V9538あ、EF1では……Ec失礼します」
(……)
(う〜ん……せっかく誘ってくれたのに、/悪いことしたかな?)
「あ、七咲」
「V9539え? EFe3m6あ、Nm先輩」
「なぁ、今、ちょっといいか?」
「V9540はい……」
「じゃあ、少し話でもしようよ」
「V9541……そうですね、EF3構いませんよ」
「えっと、じゃあ……」
「おっ、七咲」
「V9542あ、Fm1Nm……先輩」
「ちょっと、話でもと思ったんだけど、/今いいかな?」
「V9543今……EFe9ですか……」
「あ、もし駄目なら……」
「V9544いえ、構いません」
「そっか、それじゃあ……」
デアイエンカウント汎用終了会話
「V9545あ……EFe9m6もうこんな時間。/Fm3そろそろチャイムが鳴りますね」
「えっ? あ、ホントだ」
「V9546……私、もう少し先輩と/Fm3お話がしたかったんですけど……」
「でも、時間じゃ仕方ないよな」
「V9547そうですね……」
「V9548では、また今度にお話の続きを/Fm1お願いします」
「そうだね、そうしようか」
「V9549はい、EF1それでは……Ec私はこれで」
「うん、またな、七咲」
「V9550あ、先輩、そろそろ時間ですよ」
「……え? あ、本当だ」
「V9551私は、もう戻らないといけませんので」
「うん、仕方ないな」
「V9552ふふっ、EoFe9お話の続きは/またの機会にお願いします」
「分かった、そうしようか」
「V9553ええ、EF1では失礼Ecします」
「うん、またな」
「V9554あ、EF1先輩……そろそろチャイムですね」
「え? もうそんな時間なんだ……」
「V9555では、すみませんが……私はこれで」
「V9556はい、失礼します」
「V9557……あ、EFe9m3もうこんな時間なんですね」
「えっ? あ……」
「V9558Fm6すみません、先輩。/私……そろそろ行かないと……」
「あ、そうなんだ……」
「V9559はい、本当はもう少し先輩と/Fm3お話していたいんですけど……」
「まぁ、仕方ないよな……」
「V9560すみません……EF3では、またという事で」
「うん、そうだな」
「V9561はい、EcF1失礼します」
「V9562あ、EFe9m6もう……こんな時間なんですね。/私……Fm3そろそろ行かないと……」
「そ、そうなんだ……」
「V9563はい、すみません」
「じゃあ、続きはまた今度だね」
「V9564ええ、それでお願いします」
「V9565では、Ec私はこれで」
「V9566……あ、EFe9m6もうこんな時間。/すみませんが、Fm1私……Fm3もう行きますね」
「あ、うん……」
「V9567では、Ec失礼します」
「またな、七咲」
「V9568はい」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
n5dea_ev01A
A
n5dea_ev02A
B
n5dea_ev03A
C
D
E
retire1;
「V7501……」
「えっと……」
「V9569あの、先輩……EFe9すみません」
「えっ?」
「V9570私、この後に用事がありますので、/EF1そろそろ失礼します」
「あっ……な、七咲……」
「……」
(う〜〜ん、話が盛り上ってなかったし、/仕方ないか……)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9500あ、あの……EF9先輩……」
「えっ?」
「V9501すみませんが、EoFe9m6私はこれで……」
「えっ!?」
「あっ、七咲……」
(……)
(……行っちゃったか。/ちょっと踏み込んだ話をしすぎたかな)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
n5dea_ev02A
「あのさ……七咲にちょっと聞きたい事が/あるんだけど」
「V1438はい、何でしょう?」
「ええっと、う〜ん……」
「V1439何ですか?」
「いやさ、七咲ってああいう下着が好きなの/かなって?」
「V1440Fm9え……」
「こないだは、ほら……黒だったから」
「V0017……」
「V1441そういう事、EFe9あまり人に言わない方が/いいと思いますよ」
「あ……そ、そうだな」
「V1442すみません、それじゃ私はそろそろ」
「え……」
「V1443失礼します」
「七咲……」
(はぁ……失敗したかな)
(まったく、何を聞いてるんだ僕は。/これじゃただの変態じゃないか……)
「七咲、あのさ……」
「V1444あ、Fm1すみません。/EFe9m6私、Fm3ちょっと用事を思い出したので……」
「そ、そっか……」
「V1445Fm6お話の途中なのにFm3すみません」
「いや、用事なら仕方ないよ」
「V1446はい……では、Ec失礼します」
(う〜ん、タイミングが悪かったな……)
「V1447はい、EFe1何でしょう?」
「V1448何ですか?」
「いや……もしかして今日も下に水着を/着てるのかなって」
「よかったら…………」
「V1449あの、EoF9一つ言っておきますけど……」
「V1450例えFm1下着じゃないとFm6しても、見せるのって/Fm1恥ずかしいんFm3ですよ」
「V1451本当にFm3Hな先輩ですね」
「そ、そうだよな……ゴメン」
「…………」
「な、七咲……」
「V1452分かってくれればそれでいいです」
「V1453では、Fm1私はそろそろ」
「V1454失礼します」
「なぁ、七咲は今から予定とかあるのか?」
「V1527あ……」
「よかったら一緒に帰ろうよ」
「……」
「V1528えっと、Fm3すみません。/この後はちょっと出かける用事が……」
「そっか、残念だな」
「V1529また、Fm1という事でお願いFm3します」
「うん、分かったよ」
「V1530それじゃ私はそろそろ出ますので」
「あ、うん」
「V1531失礼します」
(用事があるんじゃ仕方ないよな……)
(また今度誘ってみるとするか)
「なぁ、七咲。/今日この後って時間あるかな?」
「V1455この後ですか……」
「う、うん、もしよかったら……僕と一緒に/帰らないか?」
「V1456……って事は、EFe3先輩は今日Fm1暇なんでFm3すか」
「まあ、そういう事になるかな」
「V1457でしたFm3ら、寄りたい所があるんですけど、/そこに付き合ってもらえますか?」
「ああ、全然OKだよ」
「V1458ふふっ」
「じゃあ、早速カバンを持ってくるよ」
「V1459はい、では私は校門で待ってますね」
「あ、うん」
n5dea_gd01A
n5dea_gd01B
「ねぇ、七咲は今日の放課後に何か予定は/入ってるの?」
「V1499ええ、一応は」
「あ……もしかして、またゴミ拾いかな?」
「V1500はい、まだ全部が終わった訳じゃ/ないですからね」
「じゃあ、僕も行ってもいいかな?」
「V1501もちろんFm3です……EFe9m6でも、Fm3いいんですか?」
「うん、どうせ家に帰っても暇だからね」
「V1502クスッ、Eoじゃあ宜しくお願いします」
「オッケー」
「V1503では、また校門で」
「うん、カバンを持ってすぐに行くよ」
「V1504はい」
「V1532はい、Fm6定期的にやらないと、/Fm3いつまでもきれいになりませんし」
n5dea_gd01C
絢辻 詞
桜井 梨穂子
棚町 薫
中多 紗江
七咲 逢
森島 はるか
橘
上崎 裡沙
梅原 正吉
高橋 麻耶
伊藤 香苗
飛羽 愛歌
夕月 琉璃子
マイク キッド
星乃 結美
里中 なるみ
水〆 摩央
咲野 明日夏
二見 瑛理子
祇条 深月
菜々
柊 明良
川田 知子
栗生 恵
田中 恵子
塚原 響
イカ男
きびにゃん
IWAO
絢辻 詞(裏)
絢辻 詞(幼)
絢辻 詞(スク水着)
七咲 逢(スク水着)
塚原 響(スク水着)
中多 紗江(私服)
アマガミ メイン
アマガミ サブ(1)
キミキス メイン
キミキス サブ
アマガミ サブ(2)
アンカン
捨て牌時
鳴き
得点計算後
箱割れした
ロンされた
最終順位
絢辻 詞
桜井 梨穂子
棚町 薫
中多 紗江
七咲 逢
森島 はるか
美也
上崎 裡沙
梅原 正吉
高橋 麻耶
伊藤 香苗
飛羽 愛歌(1)
飛羽 愛歌(2)
飛羽 愛歌(3)
夕月 琉璃子(1)
夕月 琉璃子(2)
夕月 琉璃子(3)
マイク・キッド
星乃 結美
里仲 なるみ
水澤 摩央
咲野 明日夏
二見 瑛理子
祇条 深月
菜々
柊 明良(1)
柊 明良(2)
柊 明良(3)
柊 明良(4)
川田 知子
栗生 恵
田中 恵子(1)
田中 恵子(2)
田中 恵子(3)
塚原 響(1)
塚原 響(2)
塚原 響(3)
イカ男(1)
イカ男(2)
きびにゃん(1)
きびにゃん(2)
イワオ(1)
イワオ(2)
イワオ(3)
イワオ(4)
裏詞(1)
裏詞(2)
裏詞(3)
幼詞(1)
幼詞(2)
幼詞(3)
ドラポン
ポン
ドラカン
カン
チー
得点計算後役満
得点計算後A
得点計算後B
得点計算後C
得点計算後D
得点計算後E
得点計算後F
得点計算後G
得点計算後H
得点計算後I
得点計算後J
箱割れした
役満をロンされた
ロンされたA
ロンされたB
ロンされたC
ロンされたD
ロンされたE
ロンされたF
トップ
二着
三着
四着
下家
対面
上家
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キャラ名:
タイミング:
発生条件:
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Win表示:
種類:
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R1:
G1:
B1:
.
(うん、何だかいい雰囲気になってきたぞ)
(よし、これを機に、七咲に色々聞いて/みるとするか!)
「あ、あのさ……七咲……」
「V1339はい」
「七咲とはよく校舎裏で会うけど、/ここで……一体何をしてるんだ?」
「V1340何、と言われましても……」
「うん……」
「V0024Ld……Le」
「……」
「V1341では……EF1そういう先輩こそ、/校舎裏に来て一体何をしているんです?」
「えっ? あ……それは……」
「V1342もしかして言えないような事ですか?」
「あ、いや、そうじゃなくて……」
「V1343やっぱり……EoFe9m1覗きとかなんですね」
「えぇっ!? ちっ、違うよ!」
「V1344何が違うんですか?」
「だ、だからあれは……階段の下から/覗こうとしたんじゃなくて……」
「V0021……」
「な、七咲、信じてくれよ」
「V1345はぁ……EoFe8仕方ないですFm3ね」
「よ、良かった……信じて……」
「V1346ふふっ、Fm4先Fm1輩Fm3」
「えっ?」
「V1347えいっ!」
「うわぁっ! W15く、Wv60黒っ!?Wv120」
「な、七咲……これはどういう……」
「V1348Nm先輩……覗くよりもこっちの方が/よく見えますよ」
「い、いやっ、でも……それはっ!」
(そ、そんな事言われても、女の子の下着を/間近で見るなんて……)
(で、でも……こんなチャンスは二度と/ないかもしれないし)
(み、見るべきか……見ないべきか!/僕は一体どうすれば!?)
「V1349あの……先輩?/冗談じゃなくよく見て下さい……」
「う……」
(こ、こうして自分でめくっているのを/見ると、Wv180W60何だかいやらしく……W45あれ?Wv420)
「え……あっ! み、水着なのか!?」
「V1350やっと気付きましたか」
「そ、それじゃあ……あの時の黒い下着も/もしかして……」
「V1351ええ、この水着です」
「V1352……と言うか、やっぱり覗いてたんじゃ/ないですか」
「だ、だからあれは誤解なんだよ。/僕は覗きなんて……」
「V0019……」
「V1353分かりました、EcF1信じます」
「そ、そっか……ありがとう」
「V1354それと、EoFe3これで納得Fm3できましたよね」
「V1355……自分で聞いておいて忘れたんですか?/SdFm3私が校舎裏にいる理由ですよ」
「あ……」
「V1356Fm4もうFm1お分かりだとFm3思いますけど、/EoFe3m1私、Fm3水泳部なんです」
「そっか、水泳部の部室って確か……」
「V1357ええ、EoF3校舎裏にありますね」
「V1358ふふっ、Eoこうして下に水着を着てるのは、/EFe9着替えの手間を省く為なんです」
「なるほどね……」
「V1359今、納得できたFm6みたいですEFe9m3ね」
「すごく納得したよ」
「V1360あ、EFe7m4それと最後にもうEF1一つ……」
「うん?」
「V1361先輩って結構単純なんですね。/スカートの中を食い入るように/EcFe4見てたところ、EoFe9m4結構可愛かったFm2ですよ」
「えっ……」
「V1362クスッ、Eoそれじゃ私はこれで」
「V1363Fm1今後はFm4もう覗きなんてEFe9m1しないでFm3下さいね」
「なっ……」
「V1364では、EcFe1失礼します」
「あっ、七咲っ!」
(うぅっ……し、信じてくれたんじゃ/なかったのか)
(安心させといて最後に落とすなんて、/ひどいよ……)
(それにしても……)
(まさか去年まで中学生だった子の/水着を見てドキドキするなんて……)
(まったく僕ってやつは……)
(うん、何だかいい雰囲気になってきたぞ)
(よし、これを機に、ちょっと気になってた/事を聞いてみようかな)
「あのさ……七咲」
「V1365はい?」
「この間の事だけど、ほら、他校の生徒に/ゲーセンで絡まれていただろ?」
「V1366ええ、EFe1それが何か」
「あの時って、結局何があったんだ?」
「V0022Ld……Le」
「ほら、何だか色々言われてるみたいだった/から」
「V1367……気になるんですか?」
「え?」
「V1368私がFm1何を言われFm3てたか……EoFe8です」
「う、うん……まぁね」
「V1369クスッ、EoFe9m1『ちょっとFm1付き合えよ』Fm4とか、/Fm3『どうせ暇なんだろ?』Fm6とか……」
「V1370よく聞くようなものばかりですよ」
「そ、そうなんだ……」
「V1371あの人たち……Wv90Fm9すごくしつこくて、W30/Wv240Fm4それでもFm6断ったら……」
「V1372急に私のWv90……Wv150EoFe9スカートをめくろうとした/んです!」
「えっ!? 本当に?」
「V1373ええ、W60Wv115こんな風に……」
「え……う、うわぁっ!」
「な、七咲っ、急に何を……」
「V1374ふふふっ」
(な、七咲のやつ、何を考えてるんだ?)
(もしかして……七咲って僕の事を……)
(でも、まさかそんな事が……)
「V1375クスッ、先輩、見ないんですか?」
「いや、だって……」
「V0019……」
「めくられそうにって……七咲は自分で/めくってるじゃないか……」
「V1376ふふっ、本当に見ても平気ですよ」
(こ、こうして自分でめくっているのを/見ると、Wv180W60何だかいやらしく……W45あれ?Wv420)
「え……あっ! み、水着なのか!?」
「V1377ふふふっ、Wv110やっと気付きましたか」
「な、何だよ……Wv120あんまり驚かすなよWv270」
「V1378すみません」
「V1379えっとWv90……Wv180だからってそこまでジロジロ/見るのは……」
「え? Wv30あっWv60……ご、ごめんWv210」
「V1380いえ……」
「でも、どうして水着なんて……あっ」
「V1381はい、W30Fm4もうFm1お分かりだとFm3思いますけど、/私、水泳部なんです」
「そっか、水泳部の部室って確か……」
「V1382ええ、校舎裏にありますから」
「V1383ふふっ、Eoこうして下に水着を着てるのは、/着替えの手間を省く為ですね」
「なるほど……」
「V1384もっとも、EFe1あの時はFm1水着じゃなかったので/EFe9m6めくられてたらFm3困りましたけど」
「はははっ、そうだね」
「V1385それにしても、EoF1Nm先輩」
「うん?」
「V1386スカートの中を食い入るように/EcFe4見てたところ、EoFe9m4結構可愛かったFm2ですよ」
「えっ……」
「V1387あの人たちもFm3先輩くらい単純だったら/Fm6よかったのFm3に」
「なっ……」
「V1388クスッ、EoFe7m1さて、EFe1私はそろそろ」
「な、七咲っ」
「V1389ではEc失礼します」
(うぅっ、何だか最初から最後まで/からかわれっぱなしだったような……)
(まさか七咲が自分でスカートをめくる/なんてなぁ)
(う〜ん、でも水着だと分かってても、/ああやってめくられると……)
(……あれ?)
(そういえば、七咲が絡まれた理由を/聞きそびれたな……)
(ま、いいか、また今度聞いてみよう)
(うん、何だかいい雰囲気になってきたぞ)
(そうだ、いい機会だし、気になってた事を/聞いてみるか……)
「あのさ……七咲」
「V1390はい」
「七咲が僕と初めて会った時、/七咲はあの公園で何をしてたんだ?」
「V1391何、Fm6と言われましても……」
「うん……」
「V1392これといってFm1何も。/EoFe3m1ただ時間つぶしでFm4ブランコに乗っていた/Fm1だけですよ」
「そうなんだ……あ、もしかしてさ、/七咲って公園が好きなの?」
「V1393いえ、Fm1全然」
「V1394ふふっ、EF1むしろ公園が好きなのは、/EFe9m1Nm先輩の方じゃないんFm2ですか?」
「ど、どうして!?」
「V1395スカートの中を見たりとかEo痴漢……」
「いや、あれは違うんだってば!Ea5Fe4m1a5/本当に僕はトイレに行こうと……」
「V1396クスッ、EoFe9m6もうそのFm1言い訳はいいFm3です」
「あのな、七咲……」
「V1397そんなに覗きたいのFm3でしたら、/私が見せてあげますよ」
「え……」
「V1398ふふふっ」
「な、何だ……冗談か、驚かせるなよ」
「V1399え? EFe9m6本当に冗談だとFm3思ってます?」
「あ、当たり前だろ!/だって、そんな……」
「V1400でFm4も、EoFe9m6見たい……Fm3ですよね?」
「う……」
「V1401えいっ!」
「うわぁっ! な、七咲……何を!?」
「V1402ふふふっ」
「み、見てないぞ! 僕は見てないぞ!」
(す、少ししか……)
(間違いなく今日も黒い下着だった……)
「V1403どうして目をそらすんです?/見ても構いませんよ」
(み、見たい……ハッキリ言って見たい!)
「V1404私、見られても何とも思いませんけど?」
「な……」
(ううっ、でも……本当にいいのか?)
「V1405どうぞ」
「えっ!?」
「V1406ふふっ、本当に見ても平気ですから」
「……」
(こ、こうして自分でめくっているのを/見ると、Wv180W60何だかいやらしく……W45あれ?Wv420)
「え……あっ! み、水着なのか!?」
「V1407ふふふっ、やっと気付きましたか」
「な、何だよ……あんまり驚かせんなって」
「V1408すみません」
「でも、どうして水着なんて……」
「V1409私、水泳部ですから」
「ああ、そういえば水泳部の部室って……」
「V1410ええ、校舎裏にあります」
「V1411こうして下にFm3水着を着ていたのは、/着替えの手間を省く為ですね」
「なるほどね……」
「ん? じゃあ、もしかして……」
「V1412はい、Fm4公園でFm1先輩が見たのFm3もEoFe3水着ですよ」
「V1413あの日はFm3、顧問の先生がプールの鍵を/忘れて、Fm1プールにFm3入れなかったんです」
「…………」
「V1414それで、しばらく公園で時間をつぶして/いたところ……」
「僕がやってきたっていう事か」
「V1415残念でしたEcF3ね」
「べ、別に残念なんかじゃ……」
「V0020……」
「V1416クスッ、EoFe9m6先輩ってFm1結構単純Fm3ですよね」
「V1417この前もですけど、EFe9m1スカートの中を/食い入るようにEcFe4見てたところ、/EoFe9m4結構可愛かったFm2ですよ」
「えっ……」
「V1418もっとも……EFe9私は痴漢行為はお断りです/Fm2けどね」
「だ、だからそれは!」
「V1419冗談ですよ」
「V1420さて、それでは私、そろそろ戻りますね」
「な、七咲っ!」
「V1421ふふっ、Eo失礼しますEc」
(な、何だかしてやられたって感じだな)
(でも、ドキッとしたよなぁ。/例え水着とはいえ、ああやって自分で/スカートをめくられると……)
(うん、ちょっと得した気分だな……)
「ねぇ、七咲」
「V1422はい」
「ちょっと聞きたい事があるんだけど」
「V1423え?」
「あの、もしかして……今も制服の下に/水着を着てるの?」
「V1424それを聞いてどうするんです?」
「そ、それは……その、なんていうか……」
「V0025……」
「も、もしそうなら、ちょっと見せて/もらってもいいかなぁ……なんて」
「V1425……今は絶対にEo駄目です」
「えっ? どうして」
「V1426どうしてもこうしてもないんです」
「でも、水着だったら……」
「V0018EhFe7……」
「あっ、もしかして……」
「V1427あの、EoFe9私が普通に下着を着けてちゃ/いけないんですか?」
「そ、そういう訳じゃないよ……」
「V1428それなら見せなくてもいいですね」
「う、うん……」
(ちょっと残念だけど、さすがに下着じゃ/仕方ないか)
(う〜ん、下着か……)
(……)
「V1429Nm先輩……」
「ご、ごめん」
「V1430……用事はEoそれだけですか?」
「え……あ、そうだね……、/七咲とちょっと話をしたかっただけだし」
「V1431話を……EFe9m6ですか?」
「う、うん」
「V1432あの、先輩って……もしかして私に興味が/あるんですか?」
「そう……なのかな」
「V1433ふふっ、EoF4私に興味ですFm3か。EFe9/先輩ってやっぱり変わってますよね」
「……」
「V1434それじゃ私、そろそろ戻りますので」
「あ、うん」
「V1435すみません、EcFe1失礼します」
(そ、そうだよな……水泳部だからって/いつも水着を着ている訳ないよな)
(でも、急に下着なんて……)
(想像してなかっただけに、/何だか少し焦ったな……)
「ねぇ、七咲」
「V1422はい」
「ちょっと聞きたい事があるんだけど」
「V1423え?」
「今って……制服の下に水着を着てる?」
「V1424それを聞いてどうするんです?」
「そ、それは……ははは……」
「V0025……」
「も、もしそうなら、ちょっと見せて/ほしいなぁ、なんて……」
「V1425……今は絶対にEo駄目です」
「……と、いう事は……」
「V0017……」
「う……」
(そうだよな……下着を見せろなんて、/冗談でも言えないよな……)
(仕方ない……か)
「V1436はぁ……EoFe9用事はそれだけですか?/Fm1でしたら私、そろそろ戻りますから」
「あ、うん……」
「V1437すみません、Ec失礼します」
「……」
(またダメだったか……)
(う〜ん、もう一度くらい七咲のあの姿が/見たかったんだけどなぁ……)
(……)
(……ま、また今度聞いてみようかな)
n5nka_me00A
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「おっ、七咲」
「V9686あ、Fm3Nm先輩」
「今って時間は大丈夫か?/よかったら少し話がしたいんだけど……」
「V9687……それは構いませんが、Fm3どうせ話すなら/梅原先輩の方がいいんじゃないですか?」
「えっ!? あ……」
「V9688クスッ、Eo冗談ですよ」
「ははっ……そ、そうだよなぁ」
「V9689それで……EFe3今日は何のお話を/してくれるんFm3ですか?」
「え? あ……そうだなぁ……」
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「Ti0ナカヨシ:エンカウント01Cの冒頭会話だってばよ」
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「Ti0ナカヨシ:エンカウント01Dの冒頭会話だってばよ」
n5nka_me00A
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「おっ、七咲」
「V9690あ、Fm3先輩、丁度いいところに」
「えっ?」
「V9691あの玩具、ありがとうございました。EFe3m6/郁夫もすごくFm3気に入ってましたよ」
「ああ、あれの事か」
「V9692はい、Fm6なので……Fm3先輩にちゃんと/お礼を言わなくちゃって思ってたんです」
「はははっ、なるほどね」
「あ、じゃあ……そのお礼として、/僕に少し時間をくれないかな?」
「V9693クスッ、EoFe9もしかしてお話ですか?」
「うん、いいかな?」
「V9694はい、EoF3喜んで」
「そっか、それじゃ早速……」
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(エンカウント)
(エンカウント)
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(……あれ? あそこにいるのって……)
「七咲、今……ちょっといいかな?」
「V9695あ、Fm3Nm先輩」
「もしよかったら、少し話でもしないか?」
「V9696ええ、いいですよ」
「V9697ただし、EFe2先輩がどうやって食堂の屋根に/上ったのかFm2教えてくれたらですけど」
「えっ!?」
「V9698あれから私もFm6色々考えたんですけど、/EoFe9どうしても分からなくて……」
「はは……そ、それは秘密だってば」
「V2403……」
「それより、別の楽しい話でもしようよ」
「V9699……仕方ありませんね」
(はぁ……助かった……)
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(おっ、あれは……七咲じゃないか)
(……よしっ)
「七咲〜っ、ちょっといいか?」
「V9700え? あ、Fm3Nm先輩……」
「ははっ、丁度よかったよ」
「V9701えっ?」
「七咲にお礼を言おうと思ってたんだ。/あのお城……本当にありがとうな」
「まだ作り始めてはいないんだけど、/中を見たら、すごい再現度で驚いたよ」
「V9702ふふっ、Eoそれならよかったです」
「V9703……でも、EFe9m3わざわざそれを言うために、/呼び止めてくれたんですか?」
「あ、いや、それもあるんだけど、/実は……七咲と少し話がしたくてさ」
「V9704ふふっ、Eoそうでしたか」
「今って、時間は大丈夫か?」
「V9705はい、構いませんよ」
「そっか、それじゃあ……」
(……)
(う〜〜ん、退屈だなぁ……)
(今日は何だか調子が良かったから、/このサッカーの授業で活躍してやろうと/思ってたのに……)
(まさかこんなに弱いチームの/フォワードに選ばれるなんて!)
(軽く見回しても、頼りになりそうなのは/梅原だけだしなぁ……)
(ううっ……これじゃ一度もボールに/触れずに授業が終わっちゃうよ)
「V1389おいっ、Nm。/ボーっとしてんじゃねぇよ!」
「えっ!?」
「V1390ほら、いくぞっ!!」
「お、おうっ!!」
(つ、ついにチャンスが巡ってきたぞ!/これは完全に僕の独壇場じゃないか!)
「梅原っ、一人行ったぞ!」
「V1391分かってらあ!」
「V1392よしっ、後は任せた!」
「おう!!」
(よしっ、最高のタイミングでパスが/回ってきたぞ!!)
(よしっ、ここでシュートを……)
「いくぞ……スーパー……」
「Ts3i1アトミックソードシュート!」
(ふぅ、最初はどうなる事かと思ったけど、/終わってみれば楽しい授業だったな……)
(チャンスをくれた梅原にも感謝しないと)
(……おっと、それどころじゃない。/早く着替えて教室に戻らないとだな)
「V6000あの、Fm2先輩……」
「えっ? ああ、七咲か」
「V6001サッカーの授業、お疲れ様でした」
「あ、見てたんだ」
「V6002はい、Ecバッチリと」
「V6003……シュートする時にFm3何かを叫んでいた/ところまで」
(ま、まさか……あれを聞いてたのか!?)
「V6004確か……あの技名って、EF1毎週やっている/ロボットアニメの……」
「な、何の事だ?」
(これはまずいぞ……高校生にもなって、/アニメの必殺技を叫んだなんて事が/七咲に知られたら……)
(ううっ、どうにか誤魔化さないと!)
「いや、さっきは……無我夢中で……」
「V0020……」
「だから、その……」
「V6005誤魔化しても無駄です。Fm6『降下騎兵/ポンドル』は、Fm3私も毎週見てますから」
「うっ……」
「V6006Ecクスッ、EoFe9隠す必要なんてありませんよ、/Fm4面白い物はFm3面白いんですから」
「そ、そうだよな」
「V6007ええ、主人公側だけじゃなく、敵側にまで/こだわりが見られるところとか」
「おっ!? 結構詳しいんだな」
「V6008いえ、それほどでもありませんよ」
「V6009私は……EFe9夕飯の支度中に、Fm3弟が見てるのを/横から覗いてるだけですから」
「あ、なるほど」
「V6010はい、だから詳しい内容については、/よく知らないんです」
「そっか……。ちょっと残念だな」
「V6011あ、でも……EF1ロボットのデザインは、/すごくカッコいいと思います」
「おっ、分かってるじゃないか」
「確かにあの主役ロボットなんかは、/なかなかの……」
「V6012いえ、Fm6どちらかというと、EFe2m1私は敵側の方が/洗練されている気がしますよ」
「おおっ、それは気が合うな!/実は僕も敵側のロボットが好きなんだ」
「V6013そうなんですか」
「うん、あの流線型のボディが、/逆にロボットらしくて……」
こうして七咲とアニメの話で盛り上がった。
それにしても、七咲がまさかあのアニメを/見てるなんて意外だったな。
……そういう事なら、いずれ内容の方も/詳しく説明してやるとするか。
(……うん?)
(何だか大きな声で話をしてる人たちが/いるけど、もめ事でもあったのかな……)
(……)
(あ、あれは……七咲じゃないか!?)
(……見た事のない男子生徒に挟まれて、/嫌そうな顔をしているけど、まさか……)
(こ、こうしちゃいられない!/一刻も早く七咲を助けなくっちゃ!!)
「お、お〜い、七咲……」
「V6014えっ!? EFe9m3あ……Nm先輩っ」
「何だか騒がしいけど、どうかしたのか?」
「V6015いえ、EFe9それが……」
男子A
男子B
「おおっ、君かっ!!/何ともいいところに現れてくれたな」
「えっ!?」
「是非、君からもお願いしてもらえないか?/上手くいけば君の入会も歓迎するぞ」
「ああ、そして我々とともに夢の国へ!」
「はい? な、何の事ですか?」
「はははっ、これで二人の貴重な人材が/我がアニメ研究会に加入するわけだな!」
「V6016あの、ですから……私はもう水泳部に/入ってますので……」
「またまた、そんな恥ずかしがらずに!」
「V6017いえ、そういう訳じゃ……」
「では、どういう訳なんだい?/それじゃ僕も安心して引退出来ないよ」
「V6018で、Fm9ですから……」
「ふふん、僕はこの耳で聞いているんだよ。/君と彼が、テラスでロボットアニメに/ついて語り合っているところを!」
(テラスで……って、もしかしてあの体育の/後の会話を聞かれていたのか!?)
「では、君たちの豊富な知識は/アニメ研究会で活かすという事で……」
「V6019ですから『お断りします』と何度も……」
「いや、そこを何とか!」
「V6020……」
「V6021……と、EhFe6こういう具合なんです」
「な、なるほど……そういう事か」
「V6022まぁ、アニメは嫌いじゃありませんが、/今はこちらもそれどころじゃないんです」
「……というと?」
「V6023Fm4私はFm6水泳部で参加する創設祭の準備で/手一杯なんです」
「あ、いやいや、だからそこをどうにか!」
「V6024はぁ、話にEoFe9m4なりませんね……」
「V6025先輩、どうにかなりませんか?」
「う〜〜ん、そうは言ってもなぁ……」
(さっきの引退って言葉からすると、/どうやら3年生みたいだし……)
(僕がこの人たちを説得……ああっ!)
(あ、あるじゃないか!/3年生だからこそ通じる、あの方法が!)
「よ、よし……」
「V6026……先輩、何か思いついたんですか?」
「うん、まぁね」
「さぁ、相談する時間はあげたつもりだ。/すぐに首を縦に振ってくれ!」
「あ、あのっ、ちょっと待って下さい!」
「何かね?」
「え、えっと……こう見えても、七咲は/水泳部期待の新人で、あの塚原先輩の/お気に入りなんです」
「勧誘をするなら……一言塚原先輩に/断ってからの方がいいと思いますよ……」
「何っ、ま、まさか……」
「あの……つ、塚原君の……」
(おおっ、想像以上の効果だぞ!/ここでもう一押ししておけば……)
「僕は……七咲がいきなりアニメ研究会に/入ったりしたら、大変な事になるような/気がしますけど……」
「うぐっ……」
「た、確かにそれはマズいな……」
「し、仕方ない……か」
「そうだな……今回は諦めておこう」
「V6027Fm4あ……」
「だが、気が変わったなら言ってくれ、/アニメ研究会は君たちを歓迎するぞ!」
「で、では……これにて」
「……」
「V0018……」
「よ、よし……どうにか切り抜けたな」
「V6028はい……Fm3ありがとうございました」
「V6029あの人たち、Fm6遊園地にファラオを見に/行こうって、EF6本当にしつこくて……」
「ファ、ファラオ!?」
「V6030はい……」
「そうか……夢の国って言うのは、/遊園地のことだったのか」
「あ、でも……それってアニメと/一体何の関係が……」
「V6031私はないと思います」
「だ、だよなぁ……」
「V6032ふふっ、Eoもしかして気が合う女の子を/誘いたかっただけなのかもしれませんね」
「な、なるほど……」
「V6033クスッ、EoどちらにしてもEFe9お断りですけど」
「ははは……そうだよな」
「V6034でも……先輩が来てくれて、/EcFe4本当に助かりました」
「ううん、僕は何も……」
「どちらかというと、今日は塚原先輩の/ネームバリューのお陰だよ」
「V0019……」
「V6035ふふっ、EoFe9分かりました。/EF3では、そういう事にしておきますEc」
「V1393いよっ、大将!」
「ああ、梅原か、どうした?」
「V1394いやぁ……、/ちょっとNmと話がしたくてな」
「……話?」
「V1395見たんだろ? 今週のあれをよ!」
「ああ、『降下騎兵ポンドル』か」
「V1396あったぼうよ」
「V1397主人公とライバルの掛け合いが、/いつにも増して面白かったよな」
「うん、本当は友達同士なのに、/敵として戦うシーンなんて最高だったよ」
「V1398く〜っ、EoFe9たまらねぇなぁ!」
「V1399コホンFm1……EFe8m1どうして、俺とお前が/戦わなければいけないんだ!」
(おおっ、梅原もノリノリじゃないか。/よし、それなら僕も……)
「僕だって本当は君と戦いたくないんだ!/だけど……」
「V1400仕方ないとでも言いたいのか!」
「そうだよ……仕方ないんだよっ!」
「もしも、戦争がない世界だったら、/僕は君と……」
「V6036それ、もしかして今週のあれですか?」
「えっ?」
「ああ、七咲か、お前も見たのか?」
「V6037ええ、EFe3m6まぁ……」
「じゃあ、あのアニメに出てくる主人公と/ライバルって、実は性別を越えた愛で/結ばれてるのを知ってるよな?」
「V0020……」
「そして、僕たちだって……」
「V1401おい、Nmっ、お前……俺達の事を/言っちまうつもりなのか?」
「ご、ごめん……」
「V1402そうか……」
「V6038あの……EFe9m6もしかして二人は、/そういう関係だったんですか?」
「……」
「V1403……ああ、七咲の言う通りだ。/EcFe6m3俺たち、一緒にいるから、/EoFe9いつか気付かれるとは思ってたんだ」
「V1404俺とNmは友情を越えた関係なんだ」
「う、梅原……」
「V6039先輩たち……」
「V1405ん、何だ?」
(おおっ、これはウケたみたいだな!)
(最近の女の子は、どうやらこの手の/少年主人公同士の恋愛ネタには/目がないらしいからな……)
「V6040Fm4その……」
「うんうん!」
「V6041すごく気持ち悪いんですけど……」
「え……」
「V1406うわ……」
「ど、どうしてだよ……七咲だって/『ポンドル』を見ているんだろ!」
「V6042ですから、Eo私が好きなのはロボットです」
「V1407なるほどなEoFe9m3……」
「あ、甘かったか……あれを見ているなら、/今流行のボーイズラブにも興味があると/思ったのに……」
「V6043ボーイズラブ? EF1それ、何ですか?」
「V6044それより……Fm1冗談でもそういう事は/やめた方がいいと思いますよ」
「う、うん……」
「V6045では、私はこれで」
「まぁ、そうだよなぁ」
「V1408ああ……」
「ははっ、大失敗だな……」
「V1409骨折り損のくたびれ儲けだぜ、まったく」
こうして僕と梅原のボーイズラブは、/七咲に一蹴された。
(う〜ん、何だかお腹が空いたなぁ……)
(この分だと、晩ご飯までもたなそうだし、/どこかに寄って食べて行くとするか)
Ti0/Ti2        ぐぅ〜〜〜っ!
(ははっ、腹の虫も待ちきれないって/言ってるよ)
(よしっ、帰りがけに……あれ?)
(ど、どこからだろう!?/何だか強烈にいい匂いがするぞ……)
Ti0/Ti2     ぐぅ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!
(こ、これはなんて魅力的な匂いなんだ!)
Ti0/       Ti2クンクン……クン……
(ううっ、どうやらあっちの方から/漂ってくるみたいだ!)
(ちょ、ちょっと行ってみるか……)
「え? あっ、七咲っ」
「V6046あ、Nm先輩……どうしたんです?」
「ど、どうもこうもないよ。/七咲がその手に持っているのって……」
「V6047ええ、カップめんです。/EFe9小腹が空いたので、Fm3部活の前に少しだけ」
「そ、そっか……」
(……)
(ううっ、美味そうだなぁ……)
(でも、お腹が空いている七咲に、/一口ほしいだなんて言えないよな……)
「V6048あの……Fm3先輩、Fm4もしかしてFm3お腹が/空いているんですか?」
「えっ!? あ、いや、そんな事は……」
Ti0/Ti2       ぐぐぐぅ〜〜〜っ!
「V0019Ld……Le」
「ああっ……」
「V6049ふふっ、EoFe9やっぱりそうじゃないですか」
「ははは……」
「V6050でしたら……」
「うん?」
「V0021……」
「な、何だよ?」
「V6051いえ、EFe9その……Fm3このカップめんですけど、/よかったら食べますか?」
「えっ……い、いいの!?」
(でも……七咲が食べていた物を/途中から貰ったりするのは……)
(箸だって……か、間接キスになる訳だし、/さすがにまずいよな)
「V6052やっぱり……EoFe9m3そうですよね」
「えっ?」
「V6053私が途中まで食べてた物なんて……」
「あ、いや……ち、違うよ!」
「な、七咲だってお腹が空いているのに、/それを僕が貰うなんて出来ないだろ」
「V6054いえ、EFe9m3私はもう大丈夫ですから」
「そ、そうなんだ」
「じゃ、じゃあ……ご馳走になろうかな?」
「V6055あ、Fm3はい、ではこれを」
「うん」
(お、おおっ、これは……)
Ti0/         Ti2ゴクリ……
「……う、美味そうだな」
「V6056クスッ、大袈裟ですね」
(この食欲をそそる匂い、/も、もう我慢できないぞ!)
「そ、それじゃ早速っ!」
「V6057はい、遠慮せずにどうぞ」
「う、うんっ!」
Ti0/     Ti2ズズズズズズズズズズッ!!
「あ、あふいっ! でも、おいひいっ!/おいひいぞ、七咲っ」
「V6058急いで食べすぎです。/落ち着いて食べないと火傷しますよ?」
「わ、わはっへるって」
Ti0/       Ti2ズルズルズルズル……
(くはぁ……ただのカップめんなのに、/こんなに美味しく感じるなんて……)
「V6059先輩、幸せそうですね」
「はははっ、まぁね」
「でも、それにしても……よく七咲は/カップめんなんか持ってたな」
「V6060あ、それは、ですね……」
「うん……」
「……」
「な、何?」
「V6061いえ、実は私……ラーメンが大好きで、/いつでも食べられるように、部室の/ロッカーにストックしているんです」
「カ、カップめんを?」
「V6062はい……」
「はははっ、それは筋金入りだな」
「V6063ふふっ、そうですか?」
「でも、そのお陰で僕がこうして……」
「ラーメンをご馳走になれたんだけどね」
「V6064それもそうですね」
(ん、あれ? めんの下に何か……)
「おっ、このカップめん、/よく見れば味付けたまごが入ってるぞ!」
「V6065あ……」
(……きっとたまごを温めるために、/七咲がめんの下に押し込んだんだな……)
「よし、じゃあ最後にたっぷりと/味の染みこんだたまごを……と」
Ti0/         Ti2パクッ!
Ti0/         Ti2モグモグ……
Ti0/       Ti2モグモグモグモグ……
「おおっ、固ゆでだな。/うん……これはなかなか……」
「何だか……カップめんの具にしては、/すごくちゃんとした味というか……」
「V6066ええ、後から私が入れたものですから」
「え? そうなんだ」
「V6067はい、それで……味の方はどうですか?」
「うん、そうだなぁ……」
・僕は半熟の方がよかったな
・黄身まで味がしみててよかったよ
・これって何か特別なたまごなの?
「僕は半熟の方がよかったかな」
「V6068えっ……」
「これって好みの問題だと思うけど、/僕は半熟の黄身をスープに溶かすのが/好きなんだよね」
「V6069そうでしたか……」
「うん、味はすごくいいんだけど、/やっぱり半熟の魅力には勝てないよ」
「V6070……では、もし次がありましたら、/半熟のたまごを入れるようにしますね」
「うん、そうしてくれると嬉しいよ」
「V6071ふふっ、分かりました」
「あ、でもさ……」
「V6080はい」
「黄身まで味がしみててよかったよ」
「V6072本当……ですか?」
「うん、スープの染みこんだ黄身って、/口の中で独特の風味を出すだろ?」
「V6073ええ、そうですね」
「はははっ、たまごを最後に食べたのは/大正解だったよ」
「V6074クスッ、そこまで言ってもらえるなんて、/私も嬉しいです」
「これって何か特別なたまごなの?」
「V6075え?」
「はははっ、普段食べているたまごより/何だか味が濃厚だったんだよな」
「V6076えっと……それは秘密です」
「秘密……もしかして七咲が産んだとか?」
「V6077……はい?」
「あ、いや……」
「V6078先輩、それは冗談としても……」
「そ、そうだよな、ごめん……」
「V6079……」
「どうして……七咲はたまごなんて/持っていたんだ?」
「V6081それは……今は内緒にさせて下さい。/いずれ分かるかもしれませんし」
「V6082あ、それより先輩」
「……うん?」
「V6083口元……スープがはねてますよ」
「あ……」
「V6084クスッ、動かないで下さい。/今、私が拭きますから……」
「う、うん……」
(…………)
(ま、まさか七咲にこうして口元を拭いて/もらうとは思わなかったな……)
(でも、慣れた手つきがまた……)
(ははっ、ぼ、僕は一体何を考えてるんだ)
「V6085Ecはい、Eoいいですよ」
「う、うん……ありがとう」
「V6086では、私そろそろ部活に行きますので」
「え? あ……もうそんな時間なんだ」
「V6087すみません」
「ううん、いいって」
「V6088はい、EcFe1では失礼します」
「あ、七咲っ」
「V6089あ、Fm3はいっ」
「ラーメン、ごちそうさまでした」
「V6090クスッ、Eoどういたしまして」
(う〜ん、匂いにつられて来ただけなのに、/思わぬ収穫だったよな)
(ご馳走になっただけじゃなく、七咲が/ラーメン好きなのも分かったし……)
(しかも口元まで拭いてもらったりして、/至れり尽くせりだよ)
(でも……あの味付けたまごって、/本当にどこから持ってきたんだろう?)
(ははっ、ちょっと気になるよな……)
(う〜ん……)
Ti0/       Ti2ぐぅ〜〜〜〜〜っ!
(やっぱり放課後になると、お腹が空いて/くるよなぁ……)
(ははっ、やっぱりこういう時に/食べたくなるのは、ラーメンだよな!!)
(……あ、そうだ)
(どうせラーメン屋に行くなら、/七咲を誘ってあげたら喜ぶよな……)
(……となると、やっぱり僕オススメの/あの店にするか!)
(よし、じゃあ七咲の部活が終わるのを/待って、誘ってみよう!)
「おっ、七咲、丁度いいところに」
「V6091あ、Nm先輩」
「七咲……今ってお腹空いてないか?」
「V6092そうですね、それなりには……」
「じゃあさ、よかったらこの後にラーメンを/食べて帰らないか?」
「V6093Fm4えっ、Fm6ラーメンですか?」
「うん、美味しい店があるんだよ」
「V0021EF7Ld……Le」
「V6094そうですね、そうしましょうEcか!」
「ははっ、そうこなくっちゃ」
「V6095先輩の言うFm1美味しいにFm2期待してますから」
「うん、任せといてよ」
「V6096あの……先輩?」
「うん?」
「V6097ラーメン屋さんってどこにあるんです?」
「ははっ、もうすぐそこだよ」
「V6098あ、この辺りなんですね……」
「うん、期待してていいよ。/きっと七咲も気に入るはずだから」
「V6099あ、はい」
「ほら、この店だよ」
「V6100あ、ここですか……」
「うん、七咲はこのお店を知ってた?」
「V6101いえ……初めてです」
「はははっ、じゃあ早速入ってみようか」
「V6102そうですね」
店おじ
店息子
「へい、らっしゃい」
「V6103……あの、先輩?」
「V6104このお店、EFe9夕飯の時間なのにガラガラ/なんですね」
「ははっ、それには理由があってね」
「V6105え……」
「実はこのラーメン屋、お昼の後にも/休憩があって、またお店を開けるのが/この時間なんだ」
「V6106じゃあこの後に……」
「うん、並ぶんだよ。/それも行列になるくらいに」
「で、お喋りはいいが、何にするんだい?」
「あ、すみません」
「えっと……僕はミソラーメンの大盛りを」
「V6107では……Fm1私はしょうゆラーメンで」
「はいよ」
「じゃあ七咲、この辺りの席に座ろうか」
「V6108そうですね」
(……)
(……あれ?/店の奥に誰かいるみたいだぞ……)
(でも……確かこの店って、/店長一人でこだわって作ってる事が/有名だったはずなのに……)
「あの……おじさん」
「あいよぅ」
「このお店……新しいアルバイトの人が/入ったんですか?/奥に誰かいるみたいですけど……」
「うん? あっ……」
「悪い、親父、ちょっと出てくらぁ!」
「あ、おいっ! 仕込みの仕事はどうした」
「そんなの後でやるよ、じゃあな」
「何だと!? 待ちやがれっ!!」
「V6109あ……」
「出て……いっちゃったね」
(う〜〜ん……)
(『親父』って言ってたって事は、/このおじさんの息子なのかなぁ?)
(どうやらおじさんの話をまったく/聞く気がないみたいだったけど……)
「……」
「あ、あの……」
「いや、すまねぇな、みっともない所を」
「V6110いえ……」
「実はあいつ、俺の息子なんだが、/まともに修行もしない道楽者でなぁ……」
「もうすぐ……俺は引退しちまうってのに」
「えっ? このお店やめちゃうんですか?」
「いや、あいつが二代目として頑張るはず/なんだが……あの調子じゃあな」
「V2403……」
「……っと、お待たせしちまったな。/ミソ大にしょうゆお待ちっ!!」
「V6111えFm1……」
「お、おおおっ!」
「情けない芝居を見せちまったからな、/トッピングはオマケだ」
「V6112ふふっ、ありがとうEoございます!!」
「すみません、いただきます!」
「おう、味わって食ってくれぃ」
「V6113先輩、美味しかったですね」
「うん、スープもめんも最高だったよ」
「V6114ふふっ……EoFm1先輩って美味しいお店を/Fm2知っているんですね」
「おおっ、気に入ってもらえたみたいだな」
「V6115はい、めんもスープもEc私好みでした」
「はははっ、それはよかったよ」
「V6116それに、あのおじさんもすごくいい人で」
「うん、すごいサービスだったね」
「V6117私、Fm3また今度食べに行きたいです。W30/Wv190Fm6I10今度は別の味も試してFm3みたくて……」
「そうだね、じゃあまた今度に」
「V6118Fm3あ、Ecはいっ!」
「V6119クスッ、Eo今から楽しみです」
「そうだね」
こうして七咲とラーメンを食べに行った。
七咲もあのお店を気に入ってくれたみたいで、/何だかすごく嬉しいぞ!
ははっ、またそのうち一緒に行くとするか。
(う〜ん、次の授業の準備も終わって、/これといってやる事がないなぁ……)
(何か面白いことでも……おおっ!)
(あそこにいるのは七咲じゃないか!)
(ははっ、いいタイミングだな。/ちょっと声をかけて……)
「V6120はぁ……」
「えっ、あ……」
(今、七咲が入っていったのって、/保健室だったような……)
(もしかして……何か怪我でもしたのかな?/それとも具合が……)
(ちょ、ちょっと様子を見てみようかな)
(よ、よし……)
(う〜〜ん……)
「V6121はぁ……まさかとは思うけど……」
(おおっ、七咲の声だ……)
「V2403……」
「V6122でも、自分の身体の事だから、/やっぱりちゃんと調べないと……」
(ええっ!? な、何を調べるんだ!?)
(ま、まさかっ! いや、でもなぁ……)
「V6123……よ、よしっ」
(な、何が『よし』なんだ!?)
(ううっ、き、気になる……ぞ)
「V0021……」
「V6124うそっ! 信じられない……」
(ええっ!?)
「な、七咲っ! 大丈夫かっ!」
「V6125せ、SFm8先輩っ!? Fm4どうして……」
「もしかして何か……W15Wv90あれ?Wv120」
「体重……計?」
「V6126えっ? Fm8あっ! EcF8見ないで下さいっ!!」
「はははは……」
「それで……結局どういう事なんだ?」
「V6127あ、いえ……」
「V6128その……EcW4EoFe9昨日、お風呂上りに家の体重計に/乗ったんですけど……」
「う、うん……」
「V6129その……」
「……」
「V6130あまりにも……で、EFe9壊れてるのかと/Fm3思いまして……」
「あ、それで保健室の……」
「V6131はい……」
「えっと、結果は……」
「V6132……」
「な、何でも……ありません」
「でもさ、僕、思うんだけど……」
「V6133はい……」
・ぽっちゃりした七咲もいいと思うぞ
・これだけ部活をしてても体重って増えるんだな
・頑張ってダイエットするしかないね
「ぽっちゃりした七咲もいいと思うぞ」
「V6134えっ!?」
「ははっ、今の七咲とはまた違った魅力が/あるんじゃないかな」
「V6135でも、Fm3やっぱりそれはEFe9m6ちょっと……」
「そ、そっか……」
「V6136せ、先輩が……EFe9そう言ってくれるのは/Fm3嬉しいんですけど、EFe6服や……Fm4下着を/買い換えないといけなくなりますから」
「これだけ部活をしてても、/体重って増えるんだな」
「V6137え……」
「ほら、僕は水泳って全身運動だって/聞いてたから、そうそう体重が/増えるなんて……あれ?」
「も、もしかして……七咲がそれ以上に/食べていたりしてたら……」
「V6138ち、違いFm6ます! EcFm8先輩、失礼ですよ!」
「あ、ゴメン……」
「V6139えっと……EFe8き、Fm6筋肉は脂肪より重いので、/Fm4仕方のない……EFe6事なんです」
「な、なるほど……」
「頑張ってダイエットするしかないね」
「V6141あ、でもFm3私の場合は、間食をやめるだけで/平気だと思います」
「へ〜っ、じゃあ七咲は結構間食を……」
「V6142あ……」
「はははっ、そうなんだ」
「V6143いえ、Fm6あの……」
「隠さなくてもいいって」
「V6144だから……Ecその、EoFe9えっと……」
「うん」
「V6145ダイエット……Fm6しなくちゃ……」
「えっ? 今なんて……」
「V6146あ、EcFe9m3いえ、何でもありませんっ!」
「あ……な、七咲っ!」
(し、しまった……逃げられちゃったぞ)
(やっぱり体重を計ってる所を見られて、/恥ずかしかったんだろうな……)
(ははっ、仕方ない仕方ない……)
(でも、何だかもったい無い事を/したような気もするな……)
(七咲をからかうチャンスなんて、/あんまりないっていうのに……)
(さて……家から持ってきたドーナツを/どこで食べようかな?)
(天気がいいから屋上でもいいけど、/座って食べるならテラスだよな……)
(う〜〜ん……)
(いや、待てよ……そういえば今って、/七咲がダイエットをしてるはずだよな)
(……保健室ではからかいそびれたけど、/このドーナツがある今ならっ!!)
(ははっ、七咲のやつに見せびらかしたら、/きっと悔しがるだろうな)
(よし、待ってろよ、七咲……)
(えっと、七咲は……)
(おおっ、丁度こっちに歩いてくるぞ!/いいタイミングじゃないか)
(よし……)
Ti0/         Ti2ガサゴソ……
(Wv0こうしてWv60両手にドーナツを持って……と)
(ははっ、準備OKだ!/後はさりげなく七咲の視界に入れば……)
「V6147あ、Nm先輩」
「おっ、七咲……いいところにいるなぁ」
「V6148えっ?」
「あのさ、このドーナツなんだけど、/七咲はどっちが美味しいと思う?」
「V6149え? EFe3m6あ……」
「右手の方がチョコレートドーナツで、/左手のは定番のやつなんだよ」
「V6150あ、EFe9m6あの……」
「う〜〜ん、やっぱり食べてみないと/分からないよなぁ」
「じゃあ、まずはチョコレートから……」
Ti0/      Ti2Wv0パクッ! Wv15W30モグモグモグ……Wv210
「V6151あぁ……」
「う〜〜ん、ふんわりとしたドーナツに/パリパリッとしたチョコレートが……」
「なるほどなるほど。/確かにこれは美味しいなぁ」
「V6152先輩、Fm6どういう……つもりなんです?」
「別にどういうつもりでもないよ」
「V6153う……」
「さて、じゃあ次はこっちの定番を……」
Ti0/   Ti2パクッ! Wv15W30モグモグモグモグモグ……Wv210
「おおっ、こっちは定番の上品な甘さが/口の中に広がっていくなぁ」
「うん、確かにこれは宣伝で/イチオシするだけの事はあるな!」
「V0022……」
「なぁ、七咲はどっちが……」
Ti0/         Ti2ガシAs0b0ッ!
「うわっ! な、七咲っ、何を……」
「V6154んんっ!」
Ti0/         Ts3パクッ!
「ああ〜っ!/ぼ、僕のドーナツを一口でっ!」
「V6155Ld…Fm1…Fm4…Fm1…Fm6Le」
「な、七咲っ、酷いじゃないか!」
「V6156酷くありませんよ」
「V6157わざわざ私に見せびらかしたりするから、/EoFm1こういう事になるんです」
「V6158そんなに大事なら、こっそり自分の部屋で/食べればいいじゃないですか」
「くっ!」
「V6159自業自得ですよ、EoFe3m4先Fm3輩」
「う……ああっ!!」
(な、七咲のやつ……逃げるときに自分の/お尻を叩いていったぞ!)
(ううっ、なんて憎らしい事を……)
「く、くそっ……覚えてろよっ!」
(ドーナツの恨み……絶対に晴らしてやる)
(…………)
(ついにこの時がきたぞ……)
(横取りされたあのドーナツの恨みを、/こいつで晴らしてやる!)
(ダイエットの天敵、カロリーの宝庫と/言われるこのエビ天カップうどんで!)
(ははっ、この寒い時期にうどんの匂いを/かいで、我慢出来るはずがない!)
(そして、うどんを食べ始めた七咲を……)
「うん、完ぺきだぞ!」
「後は……持ってきた机の上にうどんを/仕掛けて、僕が隠れれば準備は完了だ!」
(覚悟するんだな……七咲っ!)
(……)
(……あれ?)
(もしかして、このままにしておくと、/うどんが伸びちゃうんじゃないか?)
(う〜〜ん……)
(まぁ、いいか! 別に美味しい物を/食べさせるつもりじゃないんだしな)
(ともかく七咲がわなにかかるのを……)
(お、おおっ、誰か来たぞっ!!)
「V0996クンクンクン……」
(ああっ! み、美也じゃないかっ!?)
「V0997にししっ、Eoうどん発見!」
「V0998……でも、EFe9どうしてこんな所に、/Fm3うどんがあるのかな?」
「V0999う〜〜〜ん……」
Ti0/      Ti2クンクン……クンクン……
「V1000いい匂い……」
(くっ……こ、これはマズい雰囲気だな)
「V1001う〜ん、EoFe9m3どうやら誰もいないみたい。P2EcF4/それじゃあ……EoF3仕方ないから、/これは美也が頂くのEcです!」
「ちょっ、美也、待って!」
「V1002え……」
「V1003あ、なんだ、お兄ちゃんか」
「いや、『お兄ちゃんか』じゃなくて、/実はそのうどんは……」
「V1004あ〜〜っ! Fm3もしかしてお兄ちゃん、/美也の為に用意してくれたとか!」
「えっ、あ……」
(な、なんて事だ……まさか美也が/引っかかってくるなんて……)
(とはいえ、ここまで言われたら、/うどんを渡さない訳にもいかないし……)
「V1005ねぇ、Fm4違うの〜?」
「し、仕方ないな……」
「本当は……僕が食べるつもりだったんだ/けど、美也にあげるよ……」
「V1006やった〜っ!! ありがと〜」
「V1007それじゃ、いっただっきま〜〜〜すっ!」
「……」
Ti0/       Ti2ズルズルズルッ……
「V1008んぐ、お兄ちゃん、これ美味しいね」
「よ、よかったな……」
「V1009うんっ」
(こ、これは作戦が失敗だったな)
(よくよく考えてみれば、1年生は七咲だけ/じゃないんだ……)
(次はもっと確実な方法にしないと……)
(それにしても、人が食べているものって、/何でこんなに美味そうに見えるんだ?)
Ti0/         Ti2ぐぅ〜〜〜〜っ!
(ぼ、僕もお腹が空いてきたぞ……)
「な、なぁ……美也」
「V1010ダメなのです!!」
(まだ……何も言ってないのに……)
(ううっ、僕も食べたいなぁ……)
(……)
(よし、これで準備が完了だ……)
(七咲に食べられたあのドーナツの恨み、/今こそ晴らしてやるぞ!!)
(ははっ、我ながら、いいアイディアを/思いついたよなぁ)
(家庭科室にカップうどんを仕掛けて、/手紙で七咲を呼び出す……)
(後は、この寒い時期にはたまらない/うどんの匂いにつられた七咲を……)
(うん、これなら間違いないな!)
「おっと……そろそろ約束の時間か。/僕は隠れて待つとするか……」
(…………)
(遅いなぁ……七咲のやつ。/これじゃうどんが伸びちゃうじゃないか)
(まぁ、ご馳走するつもりはないから、/別にいいんだけど……)
(いや、でも……もし、同じクラスの子に/頼んで机に入れてもらった手紙に、/七咲が気付いてなかったとしたら……)
(う〜ん…………ん?)
(き、来たぞ! 七咲だっ!)
「V2403…………」
(はははっ、後はうどんに釣られるのを/待つだけだな)
「V0022……」
(……あれ?)
(おかしいな、うどんには気付いているはず/なんだけど……)
(どうしてあんなに注意深く周りを/見ているんだろう?)
「V6160誰か……いるんじゃないんですか?」
(ま、まさか……僕が仕掛けた事に/気付いているっていうのか?)
(いや、それこそまさかだよな……)
「V6161うどん、伸びてしまいますよ?」
「V0021……」
「V6162誰も……EFe3m6いないんだ。/EFe9それなら、Fm3私が食べても……」
「V6163うん、EcF3少しだけなら」
Ti0/        Ti2ズルズルズル……
(はははっ、かかったな!)
(よしっ、今がチャンスだ……)
・よし、七咲のスカートをめくるぞ!
・そのうどんはあのドーナツの母親だ!
・うん、うどんの味を自慢するぞ!
(よし、七咲のスカートをめくるぞ!)
(あのドーナツの恨みを晴らすんだっ!!)
Ti0/        Ti2コソコソ……
「Ts3とりゃ〜〜〜〜〜〜っ!!!」
「V6164きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
「ははははっ! どうだ七咲っ」
「Ld……Le」
「僕のドーナツを食べた恨みは、/まだまだこんなもんじゃ…………あれ?」
「V6165……っく」
「な、七咲……」
「V6166…………」
「いや、その……ゴメン、七咲!/ぼ、僕はそんなつもりじゃ……」
「V6167う……」
「な、七咲……泣き止んでくれよ」
「V6165……」
「ぼ、僕、ちょっと調子に乗ってて、/やりすぎたというか……その……」
「ゴメン、七咲!/お願いだから、泣かないでよ……」
「V6168う……、うっ……」
「七咲……」
(そ、そういえば……僕は子供の頃にも、/好きな子をこうしてからかい過ぎて……)
「な、七咲っ、泣き止めって!!」
「V6169うっ…………」
「あ……ああっ、僕は……」
(あの時、担任の先生やお母さんに/すごく怒られたっていうのに……)
(僕は……僕は……)
「うわぁ〜〜〜〜〜〜っ!!」
「ううっ、僕はどうしてこんな馬鹿な事を/してしまったんだ……」
「も、もう……どんな顔をして七咲に/会えばいいのか分からないよ……」
(それに、あんな事をされたなんて/美也に言いつけられでもしたら……)
「……」
「うっ……、ううっ……」
「ごめん、七咲……ごめんなさい」
(会えない……もう会いたくない……)
「ううっ、うっ、うっ。/僕……もう、学校には行けないよ……」
「そのうどんはあのドーナツの母親だ!」
「V6170あ、Nm先輩」
「V6171ちょっと、待って下さいね」
「V6172うん……美味しい」
「いや……美味しいじゃなくてさ、/ま、まずは食べるのをやめろってば!」
「な、七咲は、そのうどんに何か言う事が/あるんじゃないのか?」
「V6173ですから、『美味しい』って……」
「ち、違うって!」
「V0020……」
「よ、よく考えてみろよ、そのうどんは、/あのドーナツのお母さんなんだぞ!」
「自分の子供を無理矢理食べられた母親の/気持ちを考えてみろ!」
「V6174……先Fm3輩? 何を言ってるんです?」
「『何』じゃない、今ならまだ間に合うぞ!/うどんお母さんに謝れっ!」
「V6175……」
「は、早くしないと手遅れになるぞ……」
「V6176……分かりました。/EF1ドーナツを無理に食べてすみません」
(ははは……やった、僕はやったぞ!)
(七咲にうどんのカロリーを取らせた上に、/謝らせる事に成功したんだ!!)
「V6177あの……Fm6もう食べてもいいんですよね?」
「うん、好きなだけいいよ」
「V6178はい、Eoありがとうございます。/Ecそれでは……」
Ti0/      Ti2ズルッ、ズルズルズル……
(うん、これで僕の恨みも晴れたぞ……)
(何とも言えないいい気分だな。/はははっ、これも作戦勝ちだ!)
(……それにしても、よく食べるなぁ。/そんなに美味しいうどんだったのかな?)
(こ、今度自分用を買ってみようかな……)
(うん、うどんの味を自慢するぞ!)
「どうだ、七咲っ! 美味しいかっ!!」
「V6179えっ!?S EF9せ、先輩……」
「はははっ、七咲がお腹を空かせていると/思って作ったんだ!」
「V6180そう……EFe9m3だったんですか。/P2Fe9m3すみません、EcF3ありがとうございます」
「はははっ、どういたしまして」
「V6181ふふっEo」
(……あ、あれ?/確か僕は……七咲に仕返しをしようと/思っていたはずなのに……)
「V6182じゃあ、改めていただきますね」
「う、うん」
「V6183うん、出汁もすごく美味しくて、/カップうどんだなんて思えませんね」
「えっ……本当に!?」
「V6184はい、とっても美味しいです」
「そ、そっか……」
(くっ、なんて嬉しそうな顔をするんだ!/まったく……憎めないやつだよなぁ)
(何だか仕返しなんて考えてたのが、/馬鹿らしく思えてきたよ……)
「V6185あの……先輩も一口食べますか?」
「え? あ、僕はいいよ。/それは七咲の為に作ったものだからさ」
「V6186クスッ、では遠慮なく」
(それにしても……七咲の食事姿って/見ていて何だか和むんだよなぁ……)
(うん、こういう姿が見られたんだ。/もう仕返しなんてやめるとするか……)
(ふぁ〜〜〜〜っ……)
(今日の放課後は本当に退屈だなぁ……)
(まさか、やる事がない上に、/誰とも会わないなんて思わなかったよ)
(……)
(仕方ない……退屈しのぎに裏口から/プールでも覗いてみるとするか……)
(さて、じゃあ早速水泳部の練習を……)
(あれ? ま、まだ誰もいないじゃないか)
(う〜ん、これは誤算だったな。/少し待ってみるか、それとも……)
(……おっ)
(おおっ、つ、塚原先輩が来たぞ!/今日の僕はツイてるんじゃないか!?)
Ti0/         Ti2ゴクリ……
(やっぱり……こうして改めて見ると、/塚原先輩ってスタイルがいいよなぁ……)
(は、83……いや、待てよ!/これは……85はあるんじゃないのか?)
「だけど、ここは間をとって84で……」
「V6187何が84なんですか?」
「え……う、うわぁっ!」
「V6188Nm先輩、Fm6覗きですか?」
「な、七咲……」
「V6189……EoFe8相変わらずですね」
「あ、いや……ち、違うって!」
「V0017……」
「その……きょ、今日僕は……クリスマス/実行委員の用事で来たんだよ」
「V6190……実行委員? EFe9先輩がですか?」
「はは……そ、そうなんだ」
「V0025……」
「V6191それって……EFe3m6もしかして水泳部の/出し物の事ですか?」
「えっ!? あ……そ、その通りだよ!」
「そ、それで誰かいるかなって思って……」
「V6192プールを覗いていたEcFe6m4と?」
「……うん」
(お……おおっ!/口をついただけの言い訳だったけど、/ど、どうにかなりそうだぞ……)
「V6193……そうですか、EcF3分かりました」
「そ、そっか……よかったよ」
(ふぅ、た、助かった……)
「V6194……でしたら、Eo水泳部の出し物くらいは/当然知ってますよね?」
「え、ええっ!?」
「V6195Ecクスッ、EoFe7まさかとはFm3思いますけど……」
「いや、当然……知ってる……よ」
「V6196では、言ってみて下さい」
「ははは……」
(ううっ……ど、どうしよう……)
「V0019…………」
(し、仕方ない……ここは勘でいくしか!)
・女だらけのクリスマス水泳大会だろ!
・競泳水着ファッションショーだよな?
・確かメイド喫茶だったような……
「女だらけのクリスマス水泳大会だろ!」
「V6197……」
「あれ?」
「V6198…………」
「V6199………………」
「じょ、冗談だよ……」
「競泳水着ファッションショーだよな?」
「V6200……はい?」
「だ、だから……色々な種類の競泳水着を/水泳部員達が……」
「V6201あの……EcF3先輩?」
「は、はい……」
「V6202私と一緒に職員室まで散歩しませんか?」
「そ、それは……」
「V6203でしたら、EoF1そんなおかしな事を/堂々と言わないで下さい」
「ははは……ごめん……」
「確かメイド喫茶だったような……」
「V6204メイド喫茶……ですか」
「ははは……七咲が忘れてどうするんだよ」
「いや、待てよ……でも水泳部なんだし、/ここは水着で接待とか……」
「うん……あえてバランスを考えずに、/水着にフリフリエプロンというのも、/悪くないよな……」
「ははっ、このミスマッチな二大巨頭の/競演に、お客さんは……」
「V6205あの、EoFe3先輩……」
「うん?」
「V6206先輩の願望って、Eo捻じ曲がってて/Fm8変質的にいやらしいですよね」
「V6207Fm6当たり外れFm8以前の問題Fm1です」
「う……ご、ごめん……」
「V6208……おでんの屋台ですよ、EoFe8正解は」
「あ……」
「V6209本当は覗いていたんですよね?」
「いや、その……ゴメン。/実は……塚原先輩の胸に引かれて……」
「V6210胸ですか……」
「あ、それが……その……」
「V6211そんなに大きい方がいいんですか?」
「そ、そんな事はないけど、ただ……」
「V6212ただ……何です?」
「それはそれで魅力というか……」
「V6213やっぱりEc……」
「あっ、七咲!」
「……」
(こ、これは……失敗だったかな?)
(別に七咲の胸の事を言ったつもりじゃ/なかったんだけどなぁ……)
(はははっ……余計な事だったのは/間違いないだろうけどさ)
(うん、そのうちちゃんとフォローした方が/よさそうだな……)
(……)
(う〜ん、気分転換に廊下に出てみたけど、/これといって誰もいないな)
(これは大人しく教室に戻って……)
(あれっ、あそこにいるのって……)
「お〜〜い、七咲っ!」
「V6214えっ、EFe3あ……」
「ははっ、やっぱり七咲だったか」
「V6215Nm先輩……」
「え……」
(ど、どうしたんだろう?/何だか……少し元気がないみたいだな)
(ま、まさか……前に僕が言った胸の事を/気にしてるんじゃないだろうな?)
(でも、もしそうだとしたら……)
「な、七咲……」
「V6216はい?」
「あ、いや……ちょっと来てくれるか?」
「V6217えっ? EFe9m3あ、先輩……」
「いいからいいから!」
「V0019……」
「V6218あの……急にどうしたんです?」
「いや、それが……」
(う〜〜ん、どうにか七咲の胸のフォローが/出来ればと思ったんだけど……)
(こういう時は、どう言えばいいんだ?)
(…………)
「V6219Fm6……先輩?」
「う、うん……」
(そ、そうだ!/こうなったら美也の3サイズを密告して、/七咲に自信を取り戻してもらうしか!)
(ゴメンな、美也……)
「七咲……じ、実はさ……」
「V6220はい……」
「V6221……そんなに、EFe9なんですか?」
「う、うん、それが本当でさ……」
「七咲は高校1年生の平均でいいよな」
「V6222私が……Fm3平均?」
「うん、僕はそう思ってるよ……」
「V6223平均Ec……」
「ははは……」
(よ、よしっ、脈ありじゃないか!)
(それなら、ここでもう一押しすれば……)
「えっと……だから、七咲からも/励ましてあげてくれないか?」
「V6224私が……Fm6励ます?」
「そ、そうなんだ……」
「美也も色々大変だろうと思うけど、/兄としては女の子のデリケートな悩みに/首をつっこめないからさ」
「V0021……」
「V6225ふふっ、EoFe9仕方ないですね」
「ほ、本当に?」
「V6226はい、EoFe9それとなくですけど、/私から美也ちゃんに言ってみます」
「あ、でも……」
「V6227分かってFm3ます。/EoFe9先輩に聞いた事は内緒ですよね」
「V6228では、私はこれで」
「う、うん」
「V6229すみまFm3せん、失礼します」
(う〜〜ん、何だか思った以上に/効果があったような気がするぞ……)
(でも、本当に美也の3サイズなんて/教えてもよかったのかな?)
(仕方ないとはいえ、美也には悪い事を/したかもしれないな……)
(美也……ゴメンな……)
(よし、たまには寄り道しないで、/真っ直ぐ家に帰るとするか!)
(ははっ、ここのところやりたい事が/色々たまってるからな)
(さて、何から手をつけようか……)
「ただいま〜っ」
(……あれ?)
(この靴……どこかで見たことがあるけど、/美也の物じゃないよな……)
(もしかして……友達が来ているのかな?)
「お〜〜〜い、美也〜〜っ!」
「……」
「美也〜〜〜っ! 誰か来てるのか〜?」
(おかしいな……返事がないぞ?)
(ちょっと様子を見てみるか……)
「お〜い、美也……いるのか?」
「美也〜?」
(返事がないな……)
(もしかすると寝てるかもしれないし、/一応確認を……)
「V1011お兄ちゃん、ストーーップ!」
「えっ!?」
「あれっ、み……美也っ!/な、なんで僕の部屋から出てくるんだ?」
「V1012にししし、EoFe9おかえり……」
「いや、おかえりじゃなくて、/僕の部屋で一体何をしてたんだよ!」
「V1013そ、それは……」
「……それは?」
「V1014……」
「は、早く言えよ!/僕の部屋で何をしてたんだ?」
「V1015実は……Fm3ね」
「うん」
「V1016……」
「V1017隙ありっ!!」
Ti0/         Ti2ポコッ!As0b0
「うぐっ!」
「い、いきなりお腹を攻撃するなんて、/ズルいじゃないか……」
「V1018参ったか!!」
「あっ、こら! 逃がすかっ!」
「V1019にゃ〜〜っ!」
「美也っ、お前……あれ?」
「V6230あ、先輩、Fm3お邪魔してます」
「な、七咲……どうしてここに……」
「V1020にしししっ」
(あっ、そうか……あの靴は七咲の……)
「……なんて誤魔化されたりしないぞ!/美也、僕の部屋で何をしてたんだ?」
「V1021う……」
「七咲、ちょっと待っててな。/先に美也を問い詰めさせてくれ」
「V6231ふふっ、EoFe9分かりました」
「ほら、美也っ!」
「V1022……」
「美〜也っ!」
「V1023……だけだもん」
「えっ?」
「V1024お兄ちゃんのFm4お宝コレクションを/Fm6逢ちゃんに見せようとしただけだもん」
「何だ……そんな事、ええっ!?」
「V6232……お宝?」
「V1025うん、お兄ちゃん取っておきのやつだよ」
「あ、あれを七咲に……」
「V1026うん……EoFe9残念だったのだFm3」
「み、美也っ! お前!」
「V1027EcF3きゃ〜っ!」
(くっ、七咲を盾にするとは……)
「V6233あの、Fm3先輩……そのお宝って……」
「あ、いや……はははっ」
(こ、これはまずいぞ……)
(あんなものを七咲に見られでもしたら、/僕はおしまいだ!)
「お、お宝ね……確かにあるけど……」
「V6234それって、Fm3どういうものなんですか?」
「えっ……と、それは……」
(どうにか……どうにか誤魔化さないと!)
「いや、じ、実は僕……」
「V6235Fm4はい……」
「僕、ふ、古い玩具を取って置いてるんだ!/それを……お宝って呼んでて……」
「V6236古い玩具……Fm3ですか?」
「ははは……」
「V1028……」
「よ、よかったら見てみるか?」
「V6237そうですね……EF3先輩さえよければ……」
「うん、勿論だよ」
「じゃあ、ちょっと僕の部屋にきてよ」
「V6238あ、はい」
「V1029え? EFe9m4あ、み、美也も行くFm3!」
「えっと、確か押入れのこの辺りに……」
Ti0/        Ti2ゴソゴソゴソ……
「おおっ、あったぞ!/これこれ……この箱だよ」
「V6239これ……Fm3ですか?」
「うん、そうなんだ」
「V6240ふふっ、EoFe9大切にしまってあるんですね」
「ははっ、僕にとっては大事な物だからな」
「V6241あ、EFe3それでお宝……Fm3ですか?」
「えっ!? あ……う、うん」
「V1030まあ、EcF4これもお宝Fm3だけどね〜。/EoF3古い方のお宝なのだ。Wv320Ecにししし」
「V6242古い……方?」
「V1031Wv0うん、新し…EFe4m8…Wv60Ea5F4a5Sa5もごっ!」
「ははは……何でもないよ」
「V6243そう……EFe9m3なんですか」
「V1032ん〜〜〜っ!As0b0」
「Ts1み、美也……これ以上あのお宝の事を言わないで/くれるなら、今度アイスを買ってあげてもいいぞ……」
「V1033んぐっ!? EcF3んっ! んっ!」
「おおっ、約束してくれるのか」
「V1034ん! Ecん!」
(は、ははは……これでよし……と)
「え、えっと……じゃあ……」
「V6244あ、Fm3はい、EF3中を見せてもらいますね」
「V6245……確かにこれはすごいですね」
「はははっ、そうだろ」
「V6246はい、郁夫にも見せてあげたいです」
「ああ、それもそうか。/男の子ならこういうのは喜ぶよな」
「V1035逢ちゃん、郁夫君って誰?」
「V6247あ、私の弟……」
「V1036へ〜っ、そうなんだ」
(……)
(……そっか、七咲には弟がいたんだよな)
(こういう時まで弟の事を気にするなんて、/七咲ってすごいよな)
(よし、それなら僕だって!)
「なぁ、七咲……」
「V6248はい?」
「よかったら、どれか一つくらい弟に/持っていくか?」
「V6249えっ!?」
「V1037お〜っ、お兄ちゃん太っ腹!」
「はははっ、それくらいはな」
「V6250でも……EFe9m3いいんですか?」
「うん、玩具だって遊んでもらった方が/幸せだと思うんだ」
「V6251先輩……」
「ははっ、好きなのを選んでよ」
「V6252はい、ありがとうございます!」
「V6253ええと、では……」
Ti0/         Ti2ゴソゴソ……
「V6254えっ、あ、これって……」
「ああっ、それは『初代ガソガル』だよ。/さすがに七咲も知っていたか」
「V6255ええ、子供にすごい人気ですし」
「V1038大きな子供にも大人気だよ!」
「うん……ついこの間も『ガソガル』の/ゲームが出たんだけど、即日完売に/なってたくらいだしな……」
「V1039Ecにししっ、EoFe9お兄ちゃんも買えなくて/半泣きしてたもんね」
「は、半泣きなんてしてないよ!」
「V6256……あの、それって先月くらいに/出たゲームじゃありません?」
「うん、そうだけど……」
「V6257でしたら、そろそろ再入荷が始まる頃だと/思いますよ」
「そ、それは本当なのか!?」
「V6258はい、郁夫が言っていました。/EF7何でも友達がEFe9m3つい最近買ったとか……」
「そ、そっか……」
(う〜〜ん、まさかあのソフトが/こんなに早く再入荷し始めるなんて……)
(や、やっぱり確実に買うなら、/今のうちに予約をした方がいいのか?)
(でも……予約をしたお店より先に、/別の所に入荷をしたら……)
「V6259あ、あの……Fm3先輩……」
「え? な、何?」
「V1040……お兄ちゃん、ゲームの事考えてた」
「いや、ははは……」
「V1041もう、逢ちゃんがこれにするって、/EoFe9m3言ってるのに〜」
「こ、これにって……何がだ?」
「V6260えっと、Fm3玩具を一つ選んで……と」
「あっ! そ、そうだったな……」
「V6261クスッ、EoFe9先輩はよっぽどそのゲームが/ほしいんですね」
「ま、まぁな」
「V6262では、今度は買いそびれないように/して下さいね」
「ははっ、分かってるって」
こうして七咲と美也と楽しく過ごした。
あっちのお宝を誤魔化す為の玩具だったけど、/七咲が喜んでくれてよかったな。
はははっ、本当のお宝もバレなかったし、/これはこれで助かったと言うべきだろうな。
(……)
(さて、今日はどうしようかな?)
(まだクリアしてないゲームをやるか、/新しい漫画雑誌を買いに行くか……)
(う〜ん、やりたい事が多すぎる……。/どうしたものか……)
(いや、悩んでいてもしょうがない、/ともかく家に帰って……あれっ?)
(あそこにいるのって……/七咲と美也だよな?)
(何だか二人して楽しそうにしてる……)
(……よしっ)
「よっ! 二人とも楽しそうだな」
「V6263あ、Nm先輩」
「V1042あれ? お兄ちゃんも今帰り?」
「うん、そうなんだ。/よかったら一緒に帰らないか?」
「V6264一緒に……Fm3ですか?」
「う、うん……」
「V1043……」
「V6265……」
「な、何だよ?/二人で顔を見合わせたりして……」
「V6266ふふっ、EoFe9何でもありません」
「V1044ね〜っ!」
「だ、だったらいいじゃないか!」
「V6267そうですね……EF2では、途中まででしたら/いいですよ」
「と、途中まで……」
「V6268はい、実は私たち……これから寄る所が/ありますので」
「V1045お兄ちゃんは駄目なんだよね」
「V6269クスッ、EoFe9m3そういうこと」
「そ、そんなぁ……僕だけ仲間外れなんて/酷いよ……」
「V1046だって、Fm4一緒にいったら、/美也たちがFm3恥ずかしいもん」
「えっ? 恥ずかしいって……」
「V6270ええ、二人で下着を買いに行くんです」
「し、下着!?」
「V1047そうそう、EcF4そういう事。/EoFe3お兄ちゃんは入れないお店EcF3なのだ!」
「は、入れなくは……ないだろ……」
「V1048だ〜か〜ら、EFe8m4お兄ちゃんが一緒だと/Fm6美也たちが恥ずかFm4しいの!」
「V6271ふふっ、EoFe9先輩、今日は諦めて下さい」
「そ、その手は食わないぞ!」
「僕には下着を買いに行くなんて言って、/本当は二人で別の所に……」
「V1049……行くわけないでしょ」
「ううっ……」
・でも、僕は三人で帰りたいんだよ
・仕方ない……今日は一人で帰るよ
「でも、僕は三人で帰りたいんだよ」
「V1050……」
「V6272あの、先輩……私たち、本当に下着を/買いに行くんです」
「V6273専門のお店でしたら、正確にサイズを/測った上で下着が選べるので……」
「そ、それじゃ本当に下着を……」
「V1051だから、EFe8m6最初からそう言ってるでしょ」
「V6274あ、EF1もしかして先輩もEFe9m2胸のサイズを/測ってもらいたいとか……」
「ま、まさか!」
(ぼ、僕の胸のサイズなんて……)
(あ、でも……きれいなお姉さんになら、/測ってもらうのも悪くないような……)
「V6275……先輩……顔が赤いですよ?」
「えっ!? あ……」
「V1052お兄ちゃん、EFe8m3もしかして……」
「いや、ぼ、僕は保護者としてだな……」
「V6276……」
「あ……」
「V6277では、EoF3私たちはこれで」
「V1053ばっばばーい」
「ま、待ってくれよ!」
「V6278失礼しFm3ます」
「あ、ううっ……」
「僕も……一緒に……」
「仕方ない……今日は一人で帰るよ」
「V6279ふふっ、EoFe9すみません」
「ま、まぁなんて言うか……二人とも/まだまだこれから成長するわけだし、/新しい下着は……必要だよな」
「V1055うん、Eoどんどん大きくなるからね」
「V6280み、美也ちゃん……」
「V1056にしししっ」
「V6281あの、ではそういう事なので……」
「あ……そ、そのかわり、僕にお土産を/忘れないでくれよ!」
「V6282えっ!?」
「V1057……お土産って……Fm6下着を?」
「うわっ、そ、そうか……」
「V1058Fm4ねぇ、ちゃんと話聞いてたのー?」
「ははは……ご、ごめん」
「V6283クスクスッ」
「V1059もういいよ、EF3行こう、逢Ecちゃん」
「V6284あ、Fm3うん。/では先輩、私はこれで失礼しますね」
「あ、うん、またな」
「V6285はい」
(う〜〜ん、女の子って不思議だよな……)
(友達と下着を買いに行くなんて、/男同士じゃ考えられないのに……)
(例えば僕と梅原が……)
「…………」
(ははは……もう帰るとするか……)
(う〜〜ん、七咲はああ言ってたけど、/あの大人気のゲームソフトは本当に/再入荷し始めてるのかな……)
(まぁ、あれば即ゲットするとして、/なければ予約して帰ればいいよな)
(よしっ、じゃあ早速ゲームソフトの/コーナーをのぞきに行くとするか!)
「V6286あっ……EF2先輩」
「え? ああ、七咲じゃないか」
「V6287ふふっ、Eo偶然ですね」
「うん、まさかこんな所で会うなんてな」
「V6288Fm6先輩も……Fm3買い物に来たんですか?」
「『も』って事は七咲もか」
「V6289Fm4あ、Fm3はい。/今日は可愛い靴下を探しに来たんです」
「へ〜っ、僕は前に七咲が言っていた/あのゲームソフトを買いにきたんだ」
「V6290……先輩って本当にテレビゲームが/好きなんですね」
「うん、せっかく教えてもらったんだし、/早いうちにと思ってさ」
「V6291ふふふっ、EoFe9そうですね」
「ど、どうしてそこで笑うんだよ……」
「V6292いえ、Fm1先輩と郁夫の行動が似すぎてて/Fm2少し可笑しくなってしまって……」
「そ、そうかな?」
「V6293はい、何だか子供っぽいというか」
「子供っぽい……」
「V6294ええ、何となくですけど。/EFe3m6多分、先輩が年上に思えないのって、/Fm3そういうところかもしれませんね」
「え? 僕が年上に……思えない?」
「V6295はい、EF6私、学校の外で突然部活の先輩や/先生に会ったら、EFe9普通は緊張するんFm3です」
「V6296でも、EF3先輩はそうじゃないので……」
「そ、そうなんだ……」
「V6297はい、EFe7私が年上の異性で緊張しないのは/……EF1お父さんくらいでしょうか」
「ははは……」
(お、お父さんと同列なんだ……)
(う〜ん、何だかよくも悪くもって/気がするよな……)
「V6298あ、EF3では……EFe9私はそろそろ。/あんまり話し込むと遅くなりますので」
「うん……」
「V6299失礼します、先輩」
「またな、七咲」
「V6300はい」
「年上に思えない……か」
(……)
(素直に話してくれたのは嬉しいけど、/喜んでいいかというと……微妙だよな)
(ま、まぁ……いい意味で親しいって/思っておけば……いいよな)
(……)
(う〜ん、これといって誰も……あっ!)
(あそこを歩いてくるのって、七咲だよな)
(でも……何だか様子が変だぞ。/少し落ち込んでるように見えるけど……)
(しかも素足に上履きだなんて、/何かあったのかな?)
「お〜〜い、七咲っ!」
「V6301あ、先輩……」
「なぁ、どうかしたのか?/何だか落ち込んでるように見えるけど」
「V6302えっ……」
「V6303それは……その……」
「うん?」
「V0021……」
「……七咲?」
「V6304はい……」
「V6305実は……今、買ったばかりの靴下を/高橋先生に没収されてしまって……」
「えっ? それって……」
「V6306Fm4はい、デパートで先輩と会った時に/Fm6買った物です」
「そ、そっか」
「V6307校則違反……EF6なんだそうですよ」
「あ、それで素足に上履きで……」
「V6308はい……部室に替えがあるので、/取りに行こうと思いまして……」
「な、なるほどね」
「V6309えっと……EFe9m3では、失礼します」
「あ、うん」
「V6310……」
(う〜ん、そういう事だったのか……)
「……」
(そういえば……薫も1年生の頃に、/何だったかを没収されて凹んでたっけ)
(はははっ、何だか今の七咲って、/昔の薫みたいだったな)
(まぁ、2年生になれば、あの程度は/気にしなくなったりするんだけど……)
(さすがに1年生なら、ああいう反応に/なるよなぁ)
(ふ〜っ、満腹満腹!)
(とりあえず次の授業が始まるまで、/自分の席でのんびり昼寝でも……)
(……)
(……あれ、どうしたんだろう?/外の方が何だか騒がしいぞ……)
(う〜〜ん、どうやらテラスに人が/集まっているみたいだな……)
(何かあったのかな?/ちょっと……様子を見に行ってみるか)
「V6311あ、先輩……」
「おっ、七咲、丁度いいところに……」
「V6312え?」
「これって、一体何の騒ぎなんだ?」
「V6313え? EF6あ……」
「V6314それが……どうやら猫が食堂の屋根に/上ったまま、降りられなくなってしまった/みたいで……」
「えっ、猫が!?」
「V6315ええ、それでうちのクラスの男子たちが、/どうにかしようとしてるんですが……」
「どうにか……って、ただ話しながら/見上げてるだけみたいだけど」
「V0021……」
「それとも、これから何かするのか?」
「V6316いえ、EFe9その……」
(そっか……手も足も出ないってところか)
「う〜ん、仕方ないな……」
「V2403……」
「七咲、僕、ちょっと行ってくるよ」
「V6317えっ、EFe9m1先輩、Fm6どうするつもりですか!?」
(多分だけど……食堂の屋根なら、/あの場所からいけるはずだよな!)
(よしっ、急ごうっ!!)
「はぁっ……はぁっ……」
「た、確かここの窓からなら、僕でも簡単に/食堂の屋根に降りられるはずだ」
(よしっ……)
「い、行くぞっ!」
「いたぞ、あの猫だな……」
「ははっ、随分と人懐っこいな。/自分から寄って来てくれて助かったよ」
「よしっ、これでもう大丈夫だぞ」
「後は……このまま校舎に連れて戻れば、/救出は成功だな」
「ふぅ……ただいま、七咲」
「V6318あ、先輩、Fm6どこに行って……EF4あっ」
「V6319あの、EFe3もしかしてその猫って……」
「うん、さっき言ってた子だよ」
「V6320えっ!? Fm6じゃあ……」
「はははっ、もう心配いらないよ」
「V6321……」
「V6322あ、EF3でも……Fm4先輩は一体どうやって食堂の/屋根にFm3上ったんですか?」
「えっ!?」
「V6323クラスの男子たちはテラスで/あたふたしているだけでしたのに……」
「そ、それは……」
「V6324はい」
「いや、えっと……きょ、今日のところは/秘密にさせてくれないか?」
「V0020……」
「ほ、ほら、上級生しか知らない学校の/裏技ってあるだろう?」
「V6325まぁ、EcF2そうですね」
「V6326でも、EFe2先輩って……Fm1色々な事を/知ってるんですね」
「そ、そんな事はないよ。/今回はたまたま知っていただけで……」
「V6327いえ、すごいですよ」
「V6328うちのクラスの男子たちが、/どうしようもなかったのに、EcFe4先輩は……」
「ははは……そうかな?」
「V6329はい」
「V6330たまには年上らしいところを/見せてくれるんですね」
「V6331ふふっ、EoFe9私、先輩の事を見直しました」
「そ、そっか……」
(まぁ……隠し階段を知っている僕にしか/出来なかった事だからなぁ)
「V6332ほら、見て下さい。/Fm6多分……この子も先輩にFm3感謝してますよ」
「V6333Fm6ほFm3ら、Ecクスクスッ」
「ははは……」
こうしてテラスの屋根に上った猫を/助け出した。
(う〜〜ん、ボールはどこにいったんだ?)
(確か……この辺りに飛んできてるはず/なんだけどなぁ……)
「…………」
(まったく、梅原のやつめ……)
(『俺のバットが火を噴くぜ』だなんて、/遊びの野球で本気になるんだもんな)
(まぁ、僕の魔球をここまで運んだのには/驚いたけど、もう少し手加減を……)
「おっ、あった! あったぞ!/こんなところまで飛んでたなんて……」
「よし、これでやっと戻れるぞ」
「……」
(あれ……今、誰かに呼ばれたような……)
Ti0/       Ti2キョロWv30キョロ……Wv60
「う〜〜ん……」
「V6334せんぱ〜〜い!/そんな所で何してるんですか〜〜っ?」
(え? あ……校舎裏の方から来るのって、/七咲じゃないか)
(ということは、僕を呼んでたのは七咲か)
「よう、七咲、こんな所で奇遇だな」
「V6335Ecクスッ、Eoそうですね」
「V6336先輩は、何をしていたんです?/こんな何もない所で……」
「ははっ、僕はこれを探しに来たんだ」
「V6337あ、野球のボール……ですか?」
「うん、食後の運動にって、/梅原と野球をしてたら……」
「V6338あ、Fm2もしかして……」
「ははっ、ホームラン性のあたりだったよ」
「V6339ふふふっ、Eoなるほど」
「それより、七咲こそどうしてここに?」
「V6340どうして……と言われましても、/EFe9m3先輩の姿が見えたからですけど」
「ぼ、僕の姿が……」
「V6341はい、部室でご飯を食べようと校舎裏に/来たら、Fm3先輩を見かけたので……」
「V6342クスッ、Eoお弁当を持ったまま、/EFe9つい様子を見に来てしまいました」
「な、なるほどね」
「V6343でも、Fm3折角ですから……今日はここで/お弁当にしようかとEc思います」
「ははっ、それはいいな」
「V6344それで、もしよかったら……EF9あっ」
「うん、僕はもう食べちゃったんだ」
「V6345Fm3そうでしたね」
「でも、七咲がここで食べるなら、/その横でのんびりするのも悪くないかな」
「V6346え……本当ですか?」
「うん」
「V6347クスッ、Eoありがとうございます」
「ううん、僕もひなたぼっこでもしながら/ゆっくりしたいと思ってたんだ」
「V6348ふふっ、EoFe9そうでしたか」
(ははっ、待っている梅原には悪いけど、/後で上手く言えばいいよな)
「さて、じゃあ早速……」
「V6349はいっ」
「う〜〜〜ん、校外でのんびりするのって/やっぱり気持ちがいいよな」
「V6350ええ、私もこうして校外で食べるのは/久しぶりです」
「久しぶり? という事は……」
「V6351はい、たまにはこうして校外でご飯を/食べたりしてるんです」
「はははっ、そうなんだ」
「V6352何です?」
「いや、こうして草の上に座ってご飯を/食べるなんて、小学校の遠足みたいで、/何だか懐かしい感じだな〜って」
「V6353クスッ、そういえばそうですね」
「うん、たまには僕もこういう風に……」
「……そうだ、七咲がまた校外で食べる事が/あったら、僕も誘ってくれないか?」
「V6354あ、はいっ」
「次は僕も一緒に食べに来るからさ」
「V6355ふふっ、分かりました」
こうして七咲の隣でひなたぼっこをした。
「…………」
「う〜〜ん、やっぱり学校で昼寝をするなら/保健室のベッドに限るよな」
(昨日はついつい漫画に夢中になって、/夜更かししちゃったからなぁ……)
(……ふかふかの布団と静かな部屋)
(そして何より、このまっさらなシーツの/サラサラとした感触……)
Ti0/         Ti2スリスリ……
(はははっ、このありがたみは、/寝不足でなくちゃ分からないよな)
Ti0/        Ti2スリスリスリ……
???
「V6356あの……すみません」
(おっ? 誰か来たぞ……)
(う〜ん、もしかして具合が悪いのかな?/それならベッドを譲ってあげても……)
「V6357え、えっと……」
「……」
(ど、どうしよう?/声をかけてあげた方がいいのかな?)
「V6358Nm先輩……いらっしゃいますか?」
「……えっ!?」
「V6359あ……」
「V6360やっぱり、こちらで寝てたんですね」
「な、七咲……どうして……」
「V6361先輩と一緒に、ご飯を食べようと/思ったんです」
「え……」
「V6362Fm6それで先輩の教室に行ってみたら、/Fm3保健室にいるんじゃないかって……」
「そ、そっか」
「V6363もしかして……具合でも悪いんですか?」
「あ、いや別に……」
「V6364いいですよ、Fm3無理に話そうとしなくても。/EF3横になって休んで下さい」
「う、うん……」
(な、何か勘違いしてるみたいだけど、/今更寝不足だなんて言えないよな……)
(まぁ……仕方ないよな……)
「V6365よ……いしょっ」
「あ……」
(かけ直した布団が空気を含んで、/少しくすぐったい気がして……)
Ti0/        Ti2サワサワッ……
(ううっ、足に布団が触れていく感触、/これって独特の気持ちよさがあるよな)
「V6366掛け布団、落ちそうになってましたよ」
「V6367これでどうです?」
「う、うん、ありがとう……」
(な、何だか……お母さんみたいだ……)
(こういうのって、すごく照れるよな)
「V6368あの……先輩?」
(そういえば……七咲って結構家庭的な/ところがあるんだよな)
(いつも弟の面倒を見てるっていうし……)
「V6369先輩、どうかしましたか?」
「え? あ、いや……何でもないよ」
「V6370はい」
「V6371えっと……ではゆっくり休んで下さいね」
「う、うん」
「V6372私、休み時間が終わるまではいますから、/何かあればどうぞ」
「そ、それは……」
「V6373いいんですよ。/具合が悪い時は人恋しくなりますから」
「うん……」
「V6374では、おやすみなさい」
「お、おやすみ」
(……)
(う〜〜ん、布団があって助かったな。/何だか照れちゃって七咲の顔を/まともに見られなかったよ……)
(ははは……)
???
「V2403…………」
「V6375このどこかに、換えのゼッケンが……か」
(うわっ……だ、誰かきたぞ……)
(ここは……大人しくしていた方が/身の為だよな……)
「V6376どうしよう……目に付くところには/置いてないみたいだけど……」
「……」
「V6377それにしても……冬だからってこれは/暖房をかけすぎじゃないかな」
「V6378ま、仕方ない……かな。/今は女子しかいないし、下だけなら……」
(えっ……ま、まさかジャージを脱いで、/ブルマになるつもりなのかっ!?)
「V6379……っしょ」
「V6380うん……これなら」
(……ゴクリ)
「Ts1と、とりあえず外の様子を……」
(うわっ!)
(ブ……ブルマがこんなに近くに!)
(うう……だ、誰だろう?/他の段も覗いてみようかな?)
・上の段
・下の段
(上の段を……)
(おおっ! 胸だぁっ!)
(け、決して大きいとは言えないけど、/それを補うほどの魅力的なライン!)
(そのつつましい姿が、逆に強烈な存在感を/アピールしているぞ!)
(これはまさに……)
(下の段を……)
(おおっ! ふ、太股だぁっ!)
(ここまで洗練された筋肉は、まさに芸術!/見るだけでは足りない程の魅力だ……)
(しかもこの張りとつや!/何とも末恐ろしい太ももだぞ……)
(………………違うっ!)
(な、何をしてるんだ僕は……これじゃ/まるでのぞきじゃないか!)
Ti0/         Ti2ガタッ!
(ああっ! しまったっ!!)
「V6381えっ!?」
「V6382誰か……いるんですか?」
「V6383……いるんですね、跳び箱の中に」
(なっ! ど、どうして分かるんだ!?)
「V6384そうですよね?」
(いや……その、問いかけられても、/答えられる訳がないじゃないか!!)
「V0021……」
(えっ!? まさか……な、七咲か!?)
(ど、どうしたらいいんだ!?/今、僕の手には大事なお宝本が……)
(意地でもこれを七咲に見られるわけには/いかないぞ!)
「V6385暗くて……ハッキリしないけど……」
「V6386あ……」
「V6387ふふっ、EoFe9そういう事ですか……」
(えっ……)
(ど、どうしたんだ……急に。/もしかして見逃してくれたのか?)
(ははは……は……)
「V6388ふふふっ、Eoお待たせしました」
「うわっ……」
「V6389これなら中が見えなくても/問題ありませんからね」
Ti0/      Ti2シャカシャカシャカ……Wv30
(な、七咲が手に持っているのって、/スプレーの缶じゃないか!?)
(ま、まさか……そんな事を……)
「V6390目と口は閉じておいた方が賢明ですよ」
「ちょっ……」
Ti0/ Ti2シュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!
「ぎゃ〜っ! ゲホッ、ゲホッ!/やめっ……冷たいっ、ゴホッ!」
「V6391ふふっ、冷却スプレーですからね」
「ゴホゴホ……ゲホッ!」
「V6392そんな所でこそこそと覗いたりするから、/バチが当たったんです」
「ゲホッ……ゲホッ……」
「V6393ではもう一度……」
「ま、待って、七咲!/僕だよ……NmNnだよ」
「V6394……そんな事分かってますよ。/先輩だからスプレーをかけてるんです」
「えっ!?」
「V6395はい、目と口を閉じて下さいね」
「ま、待って……やめ……」
「うわぁっ! か、髪が凍ったぞ!/ひっ、酷いよ……ゴホゴホッ……」
「V6396……そんな所に隠れて覗いたりするのは、/酷くないんですか?」
「ち、違うよ……ゴホッ」
「V0020……」
「ぼっ、僕はただ大事なお宝……じゃない、/かくれんぼをしてただけなんだ!」
「それで、ここに隠れたはいいけど、/ついウトウトしちゃって……」
「V6397それこそ冗談……Ecですよね?」
「ま、待って! 本当だよ!/だからスプレーを構えないで……」
「V0019……」
「な、七咲っ、信じてよ!!!」
「V6398はぁ……Eh分かりました。EcW4EoFe9/とりあえず信じておきますから」
「ありがとう、七咲……」
「V6399ただしFm3……」
「え……」
「V6400他の人に見つかると、Fm1大変ですので、/早くここから出て行ってもらえますか?」
「V6401Fm3少しだけなら私も協力しますから」
「うん、それは助かるよ」
「V6402では、頑張って逃げてくださいね」
「ははは……」
(ふぅ……どうやら助かったみたいだな)
(よし、タイミングを見計らって、/さっさと抜け出すとするかな……)
「V6476あの、Nm先輩……」
「うん?」
「V6477今日、この後ってどこかに寄ったり/しないんですか?」
「え? あ、それは考えてなかったな……」
「V6478でしたら……私、先輩が行きたい所に/行ってみたいんですけど」
「僕が行きたい場所か……」
「V6479はい」
「……でも、僕がよく行く場所って、/ゲームセンターくらいだけどいいの?」
「V0019……」
「や、やっぱりゲームセンターなんて/行きたくないよな……」
「V6480あ、いえ、折角の機会ですし、/私もゲームセンターで遊んでみたいです」
「V6481郁夫がゲームに夢中になっている理由が、/分かるかもしれませんし」
「ははっ、そっか。/それなら……行ってみようか」
「V6482はいっ」
「じゃあ、どのゲームで遊ぼうか?」
「V6483Fm4そう……EFe3m6ですね……」
「あ、ほら……あそこのクレーンゲームや/占いコーナーなんかは、女の子にも人気が/あるんだよ」
「でも、七咲は反射神経が良さそう……」
「……」
「な、七咲……どこを見ているんだ?」
「V6484え? EFe9m3あぁ、あの大きなカプセルのような/ゲーム機です」
「おっ、あっちの大型のゲーム機か。/もしかして、あれをやってみたいのか?」
「V6485いえ……私、ゲームは見て楽しむ方が/専門ですから」
「でも、興味はあるんだろ?」
「V6486Fm6ええ、Fm3まぁ……」
「それなら……僕がやってみようか?」
「V6487えっ? EFe3m6先輩……出来るんですか?」
「うん、実はああいうのは結構得意なんだ」
「V6488ふふっ、Eoでは、お願いします」
「うん、任せといてよ」
「じゃあ、100円玉を入れて……と」
「V0021……」
「あ、七咲……そこにいたらダメだよ。/ちゃんと中に乗り込まないと、/表のドアが閉められないだろ?」
「V6489え? こんな感じ……ですか」
「うん、そうそう……このゲームは二人で/座れるんだ」
「V6490あっ、なるほど……」
「よし、それじゃドアを閉めるよ」
「V6491はい……」
Ti0/        Ti2……バタンッ!
「V6492え、あ……」
「はははっ、真っ暗になったろ」
「V6493はい……」
「V6494あ、でもこれじゃゲームが……」
(いい……匂いがするな)
(こんな暗い場所に二人きりで、/何だか鼻が敏感になってるみたいだ……)
(ははは……何だかドキドキしてきたぞ)
「V6495先輩……」
「えっ? あ……」
「V6496あの、ゲームを……」
「あ、ああ……そこの光っているボタンを/押してみてよ」
「V6497はい……」
Ti0/          Ti2カチッ
Ti0/       Ti2ブ〜〜〜〜〜〜〜ン
「V6498あっ、つきました。/こういう仕組みになってたんですね」
「うん、そうだよ。/今のでゲームがスタートするんだ」
「V6499なるほど……」
Ti0/   Ti2Wv0ギュイ〜ンWv60……Wv90ギュイ〜〜〜〜〜〜ン!Wv240
「V6500あ、動き出しましたよ。/先輩……さすがに上手ですね」
「な、七咲……これはオープニングで、/まだ僕が動かしてるわけじゃ……」
「V6501あ、そうなんですか」
「ほら、まだ敵だって出てきてないだろ」
「V6502そういえば確かに……」
Ti0/       Ti2『GET SET!』
Ti0/         Ti1『GO!』As0b0
「ほら、ここからが本番だよ。/遠くの方に敵が見えるだろ?」
「V6503はい、あれを倒すんですね?」
「うん、じゃあ……行くよ!」
「V6504はいっ」
「Wv0それっ! Wv40それっ!!」
「V6505きゃっ!」
Ti0/   Ti2Wv0ギュイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!Wv170
「ま、まだまだっ!」
「V6506せ、先輩っ、そんな乱暴に」
「お、おおおっ!?」
「V6507えっ?」
Ti0/        Ti2s3ガガガガガッ!As0b0
「V6508ひゃっ!」
「だ、大丈夫、敵の弾には当たってないよ」
(な、何ともいえない七咲の感触が/僕に当たってるけど……)
(待てよ……ま、まさかこうしたら……)
「な、七咲……一度急旋回するぞ」
「V6509えっ!?」
「V6510あっ……」
「う、うおっ……」
(や、柔らかいっ!/思った以上の破壊力だぞ……)
(し、しかも……こんな狭い場所で/女の子と二人きりという状況だなんて!)
「V6511あっ、先輩、新しい敵がきましたよ」
「う、うん……分かってる!」
Ti0/   Ti2Wv0ガガガッ! Wv60チュドーーーーーーン!!Wv130
「V6512先輩、すごいです。/あんな大きなのを簡単に……」
「ははは……」
(画面内の敵よりも、この感触と緊張の方が/よっぽど強敵だよ……)
(こ、これじゃゲームに集中できないぞ!)
「V6513あっ、今度は右からっ」
「み、右っ!? 柔らか……」
「V6514えっ?」
「あ、いや……全部撃墜するぞっ」
「V6515はいっ」
「V6516先輩……また大きな敵が……」
「くっ、こんなところに敵の大型機が/もう一機出てくるなんて……」
「あ、後一回やられたら、/ゲームオーバーだっていうのに」
「V6517も、もう少しです。頑張って下さいっ!」
「え? あ……」
(が、頑張って下さいはいいけど、/あまりくっつかれると、僕の集中が……)
「V6518避けて下さいっ、ミサイルがっ!」
「あ……うんっ」
Ti0/    Ti2ギュイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!
(おおおおっ!/ムニュッときたぞ、ムニュッと!!)
「V6519先輩、駄目です、まだミサイルが……」
「え……」
Ti0/       Ti2ガガガガガガガガッ!!
「ああっ……」
「V6520え……」
「これでゲームオーバーだよ」
「V6521そうなんですか……」
「……うん」
(ううっ、折角のシチュエーションが……)
(もっとちゃんと集中しておけば、/もう少しこの感触を味わえたのに!)
(失敗したなぁ……)
「V6522EcFe8ん……W60EoFe9m4ゲームセンターって/Fm2こんなにまぶしかったんですね」
「暗いところにいたからな、仕方ないよ」
「V6523ええ……」
「V6524それにしても、Fm3残念でしたね……」
「うん、あそこさえしのげば、/クリアまでもう少しだったんだ……」
「V6525あ、ではあの後に最後の敵が……」
「ははは、そうだね」
「V6526ふふふっ、EoFe9それは残念です。/私、どんな敵なのか見たかったので」
「そっか……」
「じゃあ、また今度やりに来ようよ。/その時は全クリアしてみせるからさ」
「V6527あ、EcF3はいっ」
こうして七咲と楽しく下校した。
:
「V6533あの……先輩、今日って……」
「あ、行きたいところがあるんだけど……」
「V6534行きたいところですか……」
「そう、ゲームセンターにね」
「V6535えっ、あ……」
「うん、ちょっと悔しかったからさ、/あのゲームをクリアしようと思って」
「V6536ふふっ、期待してもいいんですか?」
「ああ、勿論だよ」
「よしっ、今日こそ……」
「V6537Fm6先Fm3輩、気合が入ってますね」
「まあね、ちょっとは/七咲にいいところを見せたいからさ」
「V6538クスッ、Eo力みすぎて失敗しないように、/Ecお願いします」
「わ、分かってるって」
(そうだよ、七咲の身体が僕に当たるって/分かってさえいれば、ちゃんと集中して/プレイ出来る……)
(……と、思うんだけどな)
「よ、よしっ、今日はいい調子だぞ」
「V6539本当ですか?」
「うん、バッチリだよ」
(狭いところで二人きりになるのにも、/大分慣れてきたからな……)
「V6540あっ、先輩右からもきてますよ!」
「だ、大丈夫だ!」
(……とは言っても)
Ti0/    Ti2ギュイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!
「V6541きゃっ!」
「くっ……や、やわらかい……」
(この感触だけは……どうにも慣れなくて/緊張しちゃうんだよな)
(でも、無駄に大きく旋回しなければ、/どうとでも……)
「今だっ!」
Ti0/   Ti2Wv0ガガガッ! Wv60チュドーーーーーーン!!Wv130
「V6542あの、先輩……今のやわらかいって……」
「えっ!?」
(し、しまった! つい……)
「あ、いや……て、敵の事だよ!/防御力のない敵を柔らかいって言うんだ」
「V6543あ、なるほど……」
「だから僕が本気を出せば……」
「V6544きゃっ!」
Ti0/  Ti2ガガガガガッ!Wv0 Wv60チュドーーーーーーン!!Wv130
「柔らかい敵なんてこんなもんだよ!」
「V6545クスッ、この前ゲームオーバーに/なったのが、嘘みたいです」
「うん、あの時は……」
「V6546はい……」
「あ、いや……そ、それより七咲、/ほら、最終面に入ったぞ!」
「V6547え……最終面って何です?」
「ここをクリアすれば、このゲームを/攻略したって事になるんだよ」
「ほら! ラスボスが出てきたぞ!」
「V6548えっ? あ……」
「V6549でも……こんなの倒せるんですか?」
「大丈夫だって、よ〜く見てろよ」
「V6550あ、はいっ!」
「V6551先輩、Ecお疲れ様でした。/何だか本当にEoすごかったです!」
「V6552Fm4私、Fm6ゲームセンターでエンディングを/見たのってFm3初めてで……」
「そっか、そう言ってもらえると、/僕もすごく嬉しいよ」
「V6553Ecふふっ、EoFe9そうですか」
「うん」
「V6554あの、ところで……EFe7あそこの男子たちが/何だかこっちをEFe3見てるんですけど……」
「え? あ〜……あれはギャラリーって/言って、僕のプレイを見に来たんだよ」
「V6555あ、EF3そうなんですか……」
「う、うん……」
(本当のところは……薄暗いのを利用して、/あのゲーム機の中でいちゃつくカップルが/多いからなんだよな)
(でも、そんな事言えないしな……)
「V6556あの……EFe3だとしたら郁夫にもギャラリーが/いたりするんですか?」
「あ、そうだな……いるかもしれないな」
「V6557なるほど……Eoそういう事ならEFe3郁夫が/ゲームセンターを好きな理由が/分かります」
「V6558水泳の大会などもそうなんですが、/たくさんの人に応援してもらえたら、/EFe9やっぱり嬉しいですからEcF3ね」
「う、うん。そうだよな……」
こうして七咲とゲームセンターに寄り道をした。
:
「そうだ、七咲……」
「V6565はい?」
「よかったら、またゲームセンターに/行ってみないか?」
「V6566ええ、それは構いませんが……」
「よし、じゃあ早速行ってみよう」
「V6567はいっ」
「V6568ところで先輩、Fm6今日は何のゲームを/Fm3するんですか?」
「いや、別に決めてる訳じゃ……」
「V6569あ、そうなんですか」
「うん、ブラブラしながらやりたいものを/やろうかと思ってさ」
「もし、七咲が気になるゲームがあったら、/次はそれをクリアしてもいいしね」
「V6570あ、でしたら……」
こうして七咲とゲームセンターへ寄って帰った。
「ふわぁ〜〜〜っ」
(せっかくの日曜だっていうのに、/これといってやる事がないなぁ……)
(今日は一日、ゴロゴロしながら/ゆっくり身体を休めると……ん?)
(…………)
Ti0/         Ti2s3ガバッ!
(な、何だこの楽しげな笛の音はっ!)
(……軽快なリズムに歌うようなメロディ、/聴いているだけでワクワクしてくるぞ)
(まるで……僕の身体が勝手に/動き出してしまうような……)
「……」
(どうやら街の方から聞こえてきている/みたいだけど、誰が何の目的でこんな笛を/吹いているんだ……)
(こ、こうしちゃいられないぞ、/すぐにこの笛の音を追いかけてみよう!)
(よし、まだ聞こえるぞ……)
(早く……早く行かなくちゃっ!)
「おおっ! いた……ぞ……」
「う〜〜〜ん、いたけど……」
(い、一体なんなんだろう。/あの妖しげなピエロは……)
(多分、あいつが笛を吹いていたと/思うんだけど……)
(うわっ、こっちに気付いたぞ!)
(ど、どうしよう……)
ピエロ
「ボ〜ク、コノチケット、アゲール。/ミ〜ン〜ナ〜デ、キテネ〜」
「サ、サンキュー……」
「これは……遊園地の割引券か……」
(という事は、あの笛の音もピエロも/単なる遊園地の宣伝だったのか……)
(くっ、こんな物をもらっても、/一人じゃどうしようもないよ!)
(しかも、思わず英語で答えちゃったけど、/あの人……普通に喋ってたじゃないか!)
(はぁ、何だかすごく無駄な時間を/過ごしたような気が……)
(仕方ない、どうせここまで来たんだ、/ゲームセンターにでも寄って帰るか……)
(さて、今日は何のゲームをやろうかな)
(新作のアクションゲーム、/それとも……梅原に負けないように/対戦格闘の腕を磨くか……)
(う〜〜ん、悩ましいな……)
???
「V6596先輩〜っ、Nm先輩っ!」
「えっ?」
「V6597こんにちは、先輩」
「あれ、七咲……」
「V6598ふふっ、Eo奇遇ですね」
「うん、まさかこんな所で会うなんてな」
「V6599もしかしてお出かけですか?」
「うん、家にいてもすることがないから、/ゲームセンターにでも行こうと思ってさ」
「V6600あ、という事は……」
「……まあ、暇なんだよ」
「V0019……」
「V6601あの、EFe9m3でしたら……私と一緒にどこかへ/遊びに行きませんか?」
「V6602Fm6私も……Fm3暇なんです。/EF3先輩さえよければ、是非」
「そっか、七咲も暇なのか……」
「えっと、じゃあ……」
Ti0/          Ti2ゴソ……
(ん? ポケットに何か……あっ!)
「そうだ! 七咲、遊園地なんてどうだ?」
「V6603遊園地……ですか」
「うん、さっき妖しいピエロに割引券を/貰ったんだよ」
「V6604妖しいピエロですか?/EF2それは何だか気になりますね」
「よしっ、じゃあ早速行ってみようか」
「V6605あ、Ecはいっ」
こうして七咲と遊園地に行く事になった。
「へ〜っ、さすがに日曜日だけあって、/結構人がいるな」
「V6606そうですね」
「何だか遊園地なんて久しぶりで、/混んでる可能性なんて頭から抜けてたよ」
「V6607ふふふっ、EoFe9仕方ないですよ。/私も同じです」
「えっ、七咲も久しぶりなのか?/何だか意外だな、てっきり弟と……」
「V6608ええ、郁夫にせがまれますが、/私一人では連れて来られませんので……」
「V6609仕方なく、EFe9普段は遊園地ごっこで/Fm3誤魔化したりしているんです」
「そっか、七咲は優しいんだな」
「V6610あ、EFe6m3いえ……」
「よし、じゃあ今日は久々の遊園地を/思いっきり楽しもうか」
「V6611あ、EF3はいっ」
「さてと……じゃあ早速だけど、/どれから乗ろうか?」
「V6612えっと……EFe9m3そうですね……」
「僕は別に何でもいいよ」
「V6613ではジェットコースターがいいです」
「うん、ジェット……え!?」
「V6614ジェットFm1コースターEcFm2ですWv90」
「う、うん、ジェット……コースターね」
(し、しまった!!)
(ぼ、僕は高いところが苦手なのに……。/何が、どこでもいいだよ!)
「V6615あの、どうかしましたか?」
「え……」
「V6616先輩、何だか顔色が悪いみたいですけど」
「そ、そんな事ないよ」
「V0021……」
(ど、どうあっても年下の女の子の前で、/怖いなんて言えないよな……)
「V6617では、Fm3早速乗りに行きますEcか?」
「う、うん」
「V6618クスッ、EoFE9何だか腰が引けてますね」
「ええっ!? そ、そんな……」
「V6619冗談ですよ」
「あ……」
「V6620先輩……Wv90EFe9もしかしてジェットコースターが/怖いんじゃないんですWv265か?」
「そ、そんな事ないよ!」
「V6621ふふっ、Eoでは行きましょうか」
「わ、分かったよ」
Ti0/    Ti2カタン……カタン……カタン…
(や、やっぱりこの高さは……)
「V6622先輩、何だかドキドキしますよね」
「そ、そう……だな」
(くそっ、どうにか……ならないのか?)
「V6623ふふふっ、もう少しですよ」
Ti0/         Ti2カタン……
「はは……」
Ti0/   Ti2ガ、ガ、ガ、ガ、ガガガガガガガガ……
「V6624きゃーーーーーーっ」
「っ!!」
(こ、こんなの耐えられる訳がない!!!)
「V6625先輩……Fm6大丈夫ですか?」
「も、もちろん大丈夫だよ……」
「V6626あの、Fm3やっぱり……」
「さ、さて! つ、次のに行こうか」
「V0021Fm6……」
「ほ、ほら、七咲っ」
「V6627あ、Fm6はい……」
(くっ……ぼ、僕は先輩なんだ。/後輩に情けない姿を見られる訳には……)
(でも、どこか……少しでもゆっくり/出来る場所があれば……)
Ti0/        Ti2Wv0キョロWv50キョロWv90
「ん? お、おおっ!」
「V6628先輩……どうかしましたか?」
「な、七咲、あそこに行ってみないか?」
「V6629え……」
「早く早くっ」
「V6630あ、先輩っ、Fm3待って下さい」
「V6631これって……」
「うん、多分ホラーハウスだよ」
「V6632もしかしてこれがアニメ研究会の人たちが/言っていたアトラクション……」
「アニメ研究会……ああっ、あの勧誘の!」
「V6633ええ、何でもあの人たちが言うには、/Fm3すごく驚く仕掛けがあるとか……」
「驚く仕掛けか……何だか面白そうだな」
「V6634ふふっ、そうですね」
「じゃあ、これに入って……あ、あれ?」
「V6635先輩、早く来ないと置いていきますよ」
「えっ、あ……いつの間に!」
「V6636ふふふっ」
「な、七咲っ、ちょっと待ってよ!」
(……とはいえ、とりあえず作戦通りだ!/これで少しゆっくり出来そうだぞ)
「……結構暗いんだな」
「V6637あ、先輩、足元には気をつけて下さいね」
(そうは言われても、やっぱり周りを/見ておかないと……)
Ti0/    Ti2『ウォォォオオオオォォ〜〜ン!』
「V6638きゃっ!!」
「はははっ、やっぱり出たか」
「大丈夫だよ、七咲。/ほら、これをよく見てみろって」
「V6639え……」
「ここの顔のところなんて思いっきり/作り物じゃないか」
Ti0/         Ti2コンコン……
「ほらな……」
「V6640あ……」
「でも、よく出来てるとは思うよ」
「V2403……」
「V6641あの、EF6先輩……は、/EFe9m3こういった系統は得意なんですか?」
「V6642何だか、Fm6すごく落ち着いているように/見えるんですけど……」
「う〜〜ん、さすがに得意じゃないけど、/苦手ではないかな」
「V6643へ〜っ、Fm3そうなんですか」
「ははっ、まぁね」
(……足元に気を取られてたら、/こうはいかなかっただろうけどな)
(うん、必要以上に警戒しててよかったよ)
(さすがに七咲の前で悲鳴なんて、/上げる訳にはいかないもんな……)
(よし、この調子で年上らしいところを/七咲に見せてやるとするか!)
「さて、七咲も落ち着いたみたいだし、/そろそろ奥に進んでみようか」
「V6644あ、Ecはい。Eoそうですね」
「何だか広い場所に出たなぁ」
「V6645そうですね……」
「V6646あ、もしかして……Fm3ここに驚くような/仕掛けがあるんでしょうか?」
「う〜〜ん、どうだろう?」
「V6647Fm6でも、EFe9m3今までの場所に比べたら……」
「それはそうだけど、驚く仕掛けなんて/アニメ研究会の人が大袈裟に言った/だけかもしれないし……」
「V6648あ、それもそうですね」
「実は大した事なんて……ん?」
Ti0/        Ti2ゴゴゴゴゴゴ……
「な、何が起こってるんだっ!?」
Ti0キング『ウォオオオォ〜ン!』
「うわぁあああああ〜〜っ!」
「V6649きゃ〜〜っ!」
Ti0キング『我の眠りを妨げる者よ、/    千年王国の呪いを受けるがいい!』
「い、いや……ぼ、僕らは……」
「V6650先輩……逃げましょう」
「で、でも……」
Ti0キング『戯言などいらぬ、覚悟を決めろ!』
「う、うう……」
「V6651先輩っ!」
Ti0キング『ウォォォオオオオォォ〜〜ン!』
「V6652先輩っ、危ないです!!」
「な、七咲……」
「V6653きゃっ!!」
「七咲、七咲っ!?」
「……あれ?/七咲……どこに行ったんだ?」
「七咲〜っ?」
「V6654はい……」
「えっ? ど、どこにいるんだ?」
「V6655ここです、ここにいます!」
「ここって……」
「どこにもいないじゃ……あれ?」
「こ、これは……」
「まさか……この醤油ラーメンが、/な、七咲なのか?」
「V6656はい!? せ、先輩……何を言って……」
「いや、でもさ……」
「V6657……はい、そう言われると、/何だか自分でもそんな気が……」
「V6658私が……醤油ラーメンに……」
「う、うん……」
「V6659あのっ! こ、これって……やっぱり/さっきの光が原因なんでしょうか?」
「そ、それは僕にも分からないけど……」
「一体どういう仕掛けになってるんだ?/どうして、こんな事が……」
「V6660あ、あの……」
「な、七咲……ラーメンになるって、/どんな気分なんだ?」
「V6661え……」
「V6662そ、そんな事を言ってる暇があるなら、/早く元に戻して下さい。/私、のびちゃいます!」
「え? あ……そ、そうか」
「さすがにアトラクション……だもんな。/どうにか呪いを解く方法があるはずだ」
「V6663すみません、お願いします……」
「うん、じゃあ行くぞ、七咲。/ドンブリを持たせてもらうぞ」
「V6664はい……」
Ti0/        Ti2チャプ……
「V6665あ……」
「ど、どうかしたのか?」
「V6666せ、先輩、親指が……中に入ってます」
「え? あ……ご、ごめんっ」
「V6667いえ……」
(うぅ……指にスープが付いたけど、/まぁ、これくらいなめちゃえばいいよな)
Ti0/         Ti2ぺロリッ!
「V6668あ……」
「うん? な、何?」
「V6669いえ、別に……何も……」
「そっか? それじゃあ行こうか」
「V6670はい……」
(……)
(それにしても……どうやって七咲の/呪いを解くかだけど……)
(せめてヒントがあれば……)
「……ん?」
「なぁ、七咲……」
「V6671はい」
「あそこ……のびちゃったうどんが/二つ並んでるぞ……」
「V6672う、うどんですか?」
「うん、もしかしてカップルなのかな?/ドンブリが寄り添ってるよ」
「V6673あの、そんな事より早く私を元に……」
「あっ、そうだった!」
「V6674もう……」
「じゃ、じゃあ行こうか」
「V6675お願いします」
「うん……」
(う〜ん、それにしても……こんな時だって/いうのに、何だかお腹が減ってきたな)
(辺りが暗くて見えないせいで、/きゅう覚が敏感になっているのか……)
(うう、七咲から漂う醤油ラーメンの/匂いがこんなに魅力的だとは……)
「ははは……」
「V6676……何です?」
「な、七咲って……美味しそうな匂いだな」
「V6677……はい?」
「何だかすごくいい匂いがして、僕……」
「V6678せ、先輩!?」
Ti0/        Ti2ぐぅ〜〜っ
「す、少しだけ食べてもいいかな?」
「V6679ダメ……ダメですよ!」
「上のなるとだけなら大丈夫だよ」
「V6680だからダメですって!/私、元に戻れなくなっちゃいますっ」
「う〜〜ん、でもなぁ……」
「V6681先輩……」
「……ん? おおっ!」
「V6682な、何ですか急に……」
「ほら、そこにテーブルがあるんだよ」
「V6683えっ……」
(な、なんというタイミングだ。/これは食べてくれと言っているような/ものじゃないか!)
「なぁ、七咲……ちょ、ちょっとだけ座って/休ませてもらってもいいかな」
「V6684あのっ、あの……先輩!」
「おおっ、よ、よく見れば、こんなところに/コショウがあるじゃないか!」
「しかもこのコショウは、業務用でしか/売られてないレア物だぞ!」
「な、七咲、味見……味見だけでも……」
「V6685いやですっ、や、やめて下さいっ!」
Ti0/        Ti2パッパッパッ……
「V6686んんっ……」
「な、何て美味しそうな……ああっ!」
「V6687………っくしゅん!!」
「V6688あ……」
「な、七咲が元に……」
「V6689せ、先輩……」
「よかった……本当によかった……」
「V6690よ……」
「うん?」
「V6691よかったじゃないです!/私にコショウを……Wv200EhW15Ecっくしゅ!!」
「V6692ひどいですよ! 元に戻れなかったら、/どうするつもりだったんですか?」
「そ、それは……」
「V6693……Wv70っくしゅっ!!」
「ま、まぁ……元に戻れた訳だし……」
「V6694もう……EFe8m1今日のお昼は先輩にご馳走に/なりますからね」
「ええっ!?」
「V6695……Ec私を食べようとした罰です」
「V6696ふふっ、Wv70EFe9m6それで許してもらえるなら、/Wv190EcFe9m6いい方だと思いますけど……」
「そ、それもそうだよな……」
「V6697期待してます」
「わ、わかったよ……」
「V6698では、早く外に出ましょうか?/EFe9m6何だかここってFm2息苦しくって……」
「うん、そうだな」
「じゃあ、行こうか」
「V6699はいっ」
「ふぅ……思った以上にすごかったな」
「V6700ええ、確かに驚くFm3仕掛けでした」
「あれって、一体どういう仕組みに/なってるんだろう……」
「実際にラーメンになった七咲にも/分からなかったのか?」
「V6701はい……」
「V6702自分がラーメンになったという事は/分かるのですが、それFm3以上は……」
「う〜〜ん、それはすごいな」
「V6703そうですよね」
Ti0/        Ti2ぐぅ〜〜〜〜っ
「V6704クスッ、EoFe9先輩、お腹が」
「はは……七咲があまりにも美味しそうな/匂いだったから……」
「V6705え? EFe9あ……」
「じゃ、じゃあ……お昼ご飯に行こうか?」
「V6706そうですね」
「まだまだ遊び足りないけど、/続きは腹ごしらえをしてからだ」
「V6707はい、Eoそうですね」
「う〜〜〜ん、大満足だ」
「V6708ふふっ、先輩、大はしゃぎでしたね」
「はははっ、まぁな」
「よし、じゃあそろそろ帰ろうか。/あまり遅くなるのもよくないしね」
「V6709あ、はい」
「V6710すみません、気を遣って頂いて……」
「いや、これくらいは普通だよ」
「V6711そうですか」
「ん? あ、七咲、もうバスが来てるぞ」
「V6712はい、急いで乗りましょう」
「V6713先輩、今日はありがとうございました。W45/Wv270I10私、先輩と遊園地に行けてよかった」
「そういう事なら、/お礼を言いたいのは僕の方だよ」
「V6714……え?」
「僕も七咲と遊園地に行けてよかったから」
「V6715そう……EFe9ですか」
「V6716……そう言ってもらえて、EcFe4私嬉しいです」
「そ、そっか……」
「V6717……」
「ど、どうかしたの?」
「V6718え……」
「今、僕の事をじっと見てたからさ……」
「V6719えっ!? Wv50EFe6いえっ、W15Wv100EFe9Fm8あの……W15Wv150EFe6m4私……」
「え?」
「V6720その……Wv70EFe9な、W30Wv135EcF2何でもないんです」
「七咲……」
「V6721で、では私はこれで……」
「あ、うん……」
「V6722先輩、Ecおやすみなさい」
(七咲のやつ、/何だかちょっと照れてたみたいだな)
(ああいう七咲を見てると、/何だかこっちまで照れてきちゃうよな)
(さてと、それじゃあ僕も帰るとするか)
こうして七咲と楽しく過ごした。
V7820Nm先輩には、お似合いの人がいる。/そんな事は……とっくに気付いていた。
V7821そして、想いが強くなればなるほど、/自分が辛くなっていくことにも……。
「V7822やっぱり……私が先輩の事を諦めるのが、/一番いいのかもしれない……」
V7809…………。
V7823私の想いは私だけのもので、/先輩に押し付けるものじゃない……。
V7824先輩には……先輩の想いがある。/だったら私は……先輩の気持ちを大切にしたい。
「V7825……」
V7826でも……。
「V7827仲良くするくらいは……悪くないはず」
V7828友達としてでもいい。/先輩の側にいられるのなら……。
V7829もしかしたら、私にだってまだチャンスが/あるかもしれない。
V7830全部を投げ出すのは……きっとまだ早い。
「V7831先輩、それでも……いいですよね?」
(先輩っていい人だな)
「V7832Nm先輩……か」
V7833本当に……いい人だな。
V7834すごく不器用で優柔不断だけど、/行動力があって、優しくて……。
V7825……。
V7835こうして先輩の事を思うだけで、/何だか私は……。
「V7836クスクスッ……」
V7837まぁ、どれだけ頼れるかっていうと、/少し微妙なところかもしれないけど。
V7838……でも、そういうところも含めて、/私は先輩に興味を持ち始めているのかも。
「V7839ふふふっ、先輩……か」
「V7840もっと先輩と仲良くなれたらな……」
「V9706Nm先輩っ!」
「えっ? あ、七咲……」
「V9707先輩、EFe9今ってお時間大丈夫ですか?」
「い、今?」
「V9708はい、少し私の話し相手になって/もらえませんか?」
「う〜〜ん、そうだなぁ……」
「V9709お願いします」
・うん、いいよ
・ごめん、ちょっと用事があるんだ
「うん、いいよ」
「V9710ふふっ、Eoありがとうございます」
「いや、僕も暇だったし、丁度よかったよ」
「V9711そうでしたか」
「よし、じゃあ何か楽しい話でもしようか」
「V9712あ、Ecはいっ」
「ごめん、ちょっと用事があるんだ」
「V9713え? EFe9あ……」
「話は……また今度でもいいよな?」
「V9714ええ、EoFe9m3用事なら仕方ありません」
「……うん」
「V9715では、またお時間のある時にでも……」
「そうだな」
「V9716えっと……EFe9m3それでは、失礼します」
(……)
(う〜ん……せっかく誘ってくれたのに、/悪いことしたかな?)
「おおっ、七咲、丁度いいところに」
「V9717あ、Nm先輩。/Fm6私に……何か用事ですか?」
「うん、少し七咲と話ができたらって/思ってたんだ」
「V9718ふふっ、EoFe9そうでしたか」
「今、時間は大丈夫だよね?」
「V9719はい、勿論です」
「そっか、それじゃあ……」
「おっ、七咲じゃないか」
「V9720え? あ……EFe9m3Nm先輩、/どうかしたんですか?」
「いや……別に。/ただ、七咲の姿が見えたから、/少し話でもしようかと思ってさ」
「V9721あ、はい。/Fm3でしたら構いませんよ」
「そっか、じゃあ何か面白い話でも……」
ナカヨシエンカウント汎用終了会話
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
retire1;
「V7501……」
「そうだ……僕、七咲に教えたい事が……」
「V9722あのっ、Fm3先輩……」
「な……何?」
「V9723もう少し……EoFe9女の子が興味のある話を/した方がいいと思いますよ?」
「V9724もっと美也ちゃんとお話をして/Fm2勉強してきて下さい」
「あ……」
「V9725……では、EFe9わたしはこれで」
「う、うん……」
「V9726失礼します」
(……)
(う〜〜ん、話が盛り上がってなかったし、/仕方……ないよな)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9727あ、あの……EcFm8すみません」
「えっ? ど、どうかしたのか?」
「V9728とぼけないで下さい。/EcW6Eh私、Fm6先輩が変なことを言うから……」
「あっ、な、七咲っ!」
「V9729EcFe9先輩のスケベ!」
「な、七咲……」
(……)
(う〜〜ん……どうやら恥ずかしい話を/しすぎたみたいだな……)
dokidoki2;
「V0021……」
「な、七咲……どうかしたのか?」
「V9730それが……EcF9その、Eo私……」
「う、うん……」
「V9731何だか、EcW6Eh恥ずかしくなってしまって……」
「えっ?」
「V9732先輩……Fm4す、EcFe9m8すみませんっ!」
「ああ……な、七咲……」
(う〜〜ん、行っちゃったよ……)
(失敗したなぁ、ちょっと踏み込んだ話を/しすぎたみたいだ……)
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
「そ、そうだ、七咲……」
「V6465はい……」
「えっと、僕……」
「V6466あの、先輩……Fm3すみません」
「えっ?」
「V6467Fm6私、この後に用事がありますので、/Fm3そろそろ……」
「そ、そうなんだ……」
「V6468はい、お話の続きはまたの機会に」
「あ、そう……だな」
「V6469本当にすみません、EcFe1失礼します」
「うん、また……」
(……残念、タイミングが悪かったかな)
(でも……用事じゃ仕方ないよな……)
「な、なぁ、七咲」
「V6571はい、何でしょう」
「今日、この後って時間はあるのか?」
「V6572あ、Fm9今日……ですか」
「うん、よかったら一緒に帰らないか?」
「……」
「V6573あの、すみません、今日はちょっと……」
「あ、そうなんだ……」
「V6574また……先輩の都合のいい時でいいので、/誘ってもらえますか?」
「うん、分かった……そうするよ」
「V6575はい……」
「V6576あの……Fm3では、私はこれで」
「あ、うん」
「V6577失礼します」
(う〜ん、タイミングが悪かったみたいだ)
(仕方ない、また今度誘ってみるか……)
「あ、そうだ……七咲」
「V6470はい?」
「今日って、この後は何か予定はあるの?」
「V6471いえ……Fm3特にはありませんが」
「じゃあ、よかったら一緒に帰らないか?」
「V6472ええ、構いませんよ」
「おっ、やったね」
「V6473ふふっ、Eoでは私、すぐにカバンを/取ってきますので……」
「あ、それなら僕も行くよ」
「V6474EF7でしたら……EF3カバンを持って校門で/待ち合わせということで」
「うん、分かったよ」
「V6475はいっ」
n5nka_gd01A
「V6528はい?」
「七咲は、今日って何か用事はあるの?」
「V6529今日ですか……」
「うん、よかったらまた一緒に帰ろうと/思ったんだけど……」
「……」
「V6530そうですね、いいですよ」
「そっか、よかったよ……」
「V6531ふふっ」
「じゃあ、すぐにカバンをとってくるから、/また校門でいいかな?」
「V6532あ、はい、私もすぐに行きますので」
「うんっ」
n5nka_gd01B
「あ、そうだ、七咲。/この後って時間あるかな?」
「V6559えっ?」
「よかったら、今日も一緒に帰らないか?」
「V6560今日、Fm6ですか……」
「あ、もしかして都合でも悪いの?」
「V6561いえ、EcF3大丈夫です」
「じゃあ……」
「V6562はい、Eo構いませんよ。/EFe9私も先輩と一緒に帰りたかったので」
「おっ、気が合うな」
「V6563ふふっ、Eoではまた校門でいいですか?」
「うん、すぐにカバンを持っていくよ」
「V6564はいEc」
n5nka_gd01C
「V6749あ……先輩……」
「V6750……」
(うん? 気のせい……かな。/今、七咲がいたような気がしたけど……)
(まぁ、気にしなくていいよな)
「V6751では、私はこのあたりで」
「あ、うん」
「V6752先輩、明日はよろしくお願いします」
「うん、確か17時半にテラスだったよな」
「V6753あ、はい」
「分かった、僕に任せといてよ」
「V6754ふふっ、期待しておきますね」
「じゃあ、またね」
「V6755はい、失礼します」
(……)
(明日はクリスマスパーティーで、/七咲と屋台をやるのか……)
(はははっ、まさか僕がクリスマスを/楽しみに思えるなんてな……)
(うん、これも七咲のお陰だよな)
七咲逢:レベルアップ アコガレ→ナカヨシ
「V9350先輩……楽しそうでしたね」
「えっ!? ああっ、七咲……」
「V9351美味しかったですか? Eoメロンパン」
「V9352ふふっ……EoFe6m4美味しいに決まってますよね。/Fm3あんな風に食べさせてもらったら……」
「あ、いや……それは……」
「V9353しかもあんなに……」
「だ、だから……」
「V9354もう……Wv100EcF8先輩なんてメロンパンに/なってしまえばいいんです!」
「な、七咲……」
(こ、こういう時はどうすれば……)
「ま、待ってよ七咲……あ、絢辻さんは/ただのクラスメイトで……」
「た、確かにメロンパンは食べさせて/もらったけど、それは……僕の両手が/荷物でふさがってたからなんだ!」
「本当に深い意味なんてないんだよ……」
「V9355……Nm先輩」
「えっ? なっ、七咲!?」
「V9356……仲がいいんですね。/Fm3催眠術ごっこで遊ぶなんて……」
「V9357私、呆れてものも言えません」
「いや、今のは……その……」
「V9358……」
「V9359本当に……EoFe9m2先輩ってすごいですよね」
「えっ!?」
「V9360ふふっ、EoF9私に先輩を嫌いになる催眠術をFm2/かけるなんて」
「そ、そんなの……かけてないよ!」
「V9361ではどういう事なんですかね?」
「ちょ、ちょっと待ってよ……」
「り、梨穂子は……ただの幼馴染で、/昔から仲がいいだけなんだよ……」
「そ、それに……これはお正月の隠し芸の/練習だったんだ!」
「別に……七咲が勘ぐってるような事を/しようとしてた訳じゃ……」
「V9362先輩、お疲れ様でした……」
「あっ、ああ……な、七咲……」
「V9363ふふっ、EoFe9あのゲームはどうでした?/私にはすごく面白そうに見えましたが」
「ええっ!? あ……ま、まさか……」
「V9364Fm6あんなにピッタリFm3くっついて遊べば、/息も合うはずですよね」
「い、いや……あれは、その……」
「V9365面白かったですよね」
「う……」
「V9366でも、EF1別のゲームは4人でも遊べるので、/そっちをやる時は私も誘って下さいね」
「だ、だから……それは……」
「V0017……」
「ち、違うんだよ、七咲!」
「あ、あいつは中学からの悪友で、/今日はゲームを教わってただけなんだ」
「確かに……仲はいいけど、/別にそういう関係じゃないんだよ……」
「V9367先輩、ケーキ……Fm3美味しかったですか?」
「えっ!? ああっ! な、七咲……」
「V9368私は一人でみそラーメンを食べてたのに、/EcW6Eh先輩は中多さんと……」
「え……ファミレスでみそラーメンって、/普通は食べないような……」
「V9369私はそんな事ないと思います」
「そ、そっか……」
「V9370でも……まさか先輩が中多さんと/あのお店に来るなんて……」
「いや、だからそれは……」
「V9371それは……EoFe8m6何ですか?」
(ま、参ったな……どう言えばいいんだ?)
「ち、違うんだよ……今日は中多さんが/アルバイトをしたいお店の下見で……」
「ほ、ほら……やっぱり自分の目で中を/見てみないと雰囲気がつかめないだろ?」
「僕は……その手伝いをしただけなんだよ。/深い意味がある訳じゃないんだ……」
(うん、話も盛り上がってるし、/何だかいい雰囲気だな……)
(このチャンスを活かして、/もっと七咲と仲良くなろう!)
(……といっても、一体どうすれば/仲良くなれるんだろう?)
(う〜〜ん……)
「V6403あ、あの……EFe9m3先輩?」
「えっ!? な、何……」
「V6404いえ、何だかボーっとしていたので」
「いや、それは……」
(ま、待てよ……そうかっ!)
(仲良くなりたいなら、まずは身体と身体の/ふれあいを大事にするべきだよな)
(うん……小さい頃に美也を後ろから/抱き上げたら、すごく喜んでたし……)
(よし、少し過激かもしれないけど、/後ろから七咲に抱きついて、/スキンシップを取ってみるか!)
「な、なぁ七咲……」
「V6405Fm4はい?」
「えっと……ほら、七咲の後ろで……」
「V6406……えっ?」
(きたっ、チャンスだ!/い、行くなら今しかないぞ!)
「七咲っAs0b0!」
「V6407な……きゃっ!!」
(お……おおっ!?/な、七咲の腰ってこんなに細いのか……)
(そ、それにこの香りと柔らかさは……)
「V6408あ……せ、先輩っ!/い、いきなり何をするんですか!?」
「はははははっ!」
「V6409『はははっ』じゃないですよ!/い、一体どういうつもりですかっ?」
「どういうつもりって……七咲ともっと/仲良くなりたいと思ってさ」
「V6410う、後ろから急に抱きつかれて/喜ぶ女の子なんていませんよ!」
「で、でも……小さい頃の美也は/こうしたら喜んでたぞ?」
「V6411わ、私と小さい頃の美也ちゃんを一緒に/しないで下さい!」
「V6412それに、ほらっ!/周りのみんなが見てるじゃないですか!」
「……で、でも、別におかしな事を/してる訳じゃないだろ?」
「V6413十二分におかしいです。/こんな事をするのは変態だけですよ」
「へ、変態っ!?」
「V6414ええ、先輩は立派な変態です!」
「なっ……そ、そんな事を言うやつは……」
「V6415ど、どうするつもりですかっ」
「こうしてやるっ!!」
「V6416きゃっ!?」
「おおっ!? か、軽いぞ!」
「V6417いやっ! ちょっと、やめて下さいっ!」
「まあまあ、少し落ち着けって」
「V6418せっ、先輩っ! いやっ!」
「暴れたって無駄だ!/今の七咲は無力だぞっ」
(う……、七咲が暴れるから/色々なところが当たって……これは……)
「V6419あっ、ちょ……来ちゃダメっ!」
「……ん?」
「V6420せ、先輩、早く下ろして!/男子たちが覗きに集まって……」
「えっ? あっ! けしからんな……」
「V6421見えちゃいますから!」
「で、でも、もう少しだけ……」
「V6422それなら……これでどうですかっ!!」
Ti0/         Ti2カプッ!!As0b0
「うぉほぉっ!」
「な、七咲……そんな無理な体勢で/二の腕に噛みつくなんて!」
「V6423As16b0はぁ、As16b1おろひAs0b0へAs16b1ふふぁふぁひAs0b0!」
「お、下ろせっていうのか?」
「V6424ふぁひ!」
「分かった……分かったから腕を噛むのは/勘弁してよ!」
「V6425はぁ……はぁ……はぁ……」
「や、やるじゃないか……まさか腕に/反撃がくるなんて思いもしなかったよ」
「V6426……」
「ははは……ど、どうした七咲……」
「V6427……先輩のEoF8変態っ!」
「おぅっ!!」
(こ、ここでローキックか……)
(でも、あの程度の体重だからか、/それほど痛くは感じないな……)
「V6428もう……EcW4EoFe9m8恥ずかしいじゃないですFm6か!」
「ゴメンゴメン」
「V6429こういうこと……Eh困ります」
「う、うん」
「な、七咲……」
「V6430本当に……ダメですからね」
「わ、分かったって」
「V0021……」
「……」
「V6431……で、EcF6では、EoFe9m3私はこれで」
「え……」
「ああっ、七咲っ」
(……)
(何だかんだ言ってた割には、/七咲のやつも笑ってたじゃないか……)
(まあ、ちょっと照れてたとは思うけど、/スキンシップは成功だったみたいだな)
(う〜〜ん、何だかいい雰囲気だぞ)
(よし、ここでもう一度七咲と/スキンシップをとって……)
(……と思ったけど、普段の七咲って/まったく隙がないからなぁ)
(何かいい方法は……)
「V6432あの……Fm3先輩、どうかしたんですか?」
「あ、いや……はははっ」
(う〜ん、やっぱりこれしかないよな……)
「ん……あ、あれっ?/誰かが七咲を呼んでるんじゃないか?」
「V6433えっ?」
「………………」
(よ、よしっ、今だっ!/七咲のポケットに僕の手をっ!)
「V6434え……」
「V6435せ、先輩っ!?」
(おおっ、こ、これは温かいぞ!)
「V6436あ、あの……」
(しかも、薄い布を挟んでいるだけだから、/七咲の肌の感触が……)
「V6437……な、何をしてるんです?」
「何って、七咲のスカートのポケットに/手を入れているんだ」
「……」
「V6438それは分かります」
「う、うん」
「V6439だから、どうして私のスカートの/ポケットなのかと聞いているんです」
「それは……ス、スキンシップだよ」
「V6440あの……こういった事は/スキンシップとは言いません」
「……えっ?」
「V6441……スキンシップは、主に母親と子供の/間柄で使う言葉です」
「そ、そんな……」
「V6442分かったら、手を出して下さい。/私もこういうのは恥ずかしいんですから」
「いや、でも……」
(……僕が思っていた以上に、/ポケットの中って気持ちよくて……)
Ti0/         Ti2なでなで……
「V6443きゃっAs0b0!」
「うん……」
「V6444せ、先輩っ!/あんまり……手を動かすと……」
「ははは……」
「V6445笑ってないで、早く手を出して下さい」
「そうは言われてもなぁ……」
「V6446……」
「V6447あの……先輩、ちょっと私、/お手洗いに行きたいんですが……」
「え? あ、うん……」
「V6448では手を出して下さい」
「いや、その……ぼ、僕も行くよ」
「V6449えっ!?」
「も、もう少し七咲といたいからさ……」
「V6450……」
「V6451仕方ないですね……ではこのまま……」
「V6452あの、先輩……」
「うん?」
「V6453先輩は……こんな事をしていて、/恥ずかしくないんですか?」
「それほどでもないかな……」
(……このポケットの中の感触を/得るためなら、このくらい!)
「V6454……でも、こんな人目に着くような事を/していたら……」
「V1060……」
「あっ、美也……」
「V6455まぁ、こうなりますよね……」
(し、しまった……まさかこんなところを/美也に見られるなんて……)
「V1061……」
「V1062逢ちゃん、EoFe9そのスケベで間抜けな人は、/Fm9甘やかすと付け上がるから気をつけてね」
「ス、スケベで間抜け……って美也……」
「お前だって……昔はこんな風に/僕とスキンシップを……」
「V1063恥ずかしいからFm6話しかけないで下さい」
「うっ……」
「V6456クスッ、隙ありです」
「えっ、ああっ!」
「な、七咲……」
「V6457では、先輩、私はEcこれで」
「あ……」
「V1064……」
「はははは……み、美也……」
「V1065……」
(くっ、七咲はまんざらでもなかった気が/するのに……美也の奴め……)
(……)
(それにしても、七咲のポケットの中って/温かくて気持ちよかったな……)
(う〜ん、それにしても今日も寒いな……)
(やっぱりこういう時は、七咲のポケットに/手を入れさせてもらうとするか)
「な、なぁ、七咲……」
「V6458はい」
「きょ、今日も七咲のスカートのポケットに/手を入れさせてくれないか?」
「V6459え……」
「何だかすごく気に入っちゃってさ……」
「V0021……」
「ダメ……かな?」
「V6460いえ……ダメではありませんが、/EFe6やっぱり少し恥ずかしいので……」
「そ、そこを何とか……」
「V0022……」
「七咲……」
「V6461……分かりました。/EFe9m6その代わり少しだけですFm3からね」
「うん、うん」
「V6462クスッ、EoFe9m3そういう時だけ調子が/いいんですから」
「そ、それじゃあ……」
「V6463はい……」
「う〜〜ん、やっぱり七咲のスカートの/ポケットは温かいな」
「V6464そ、そうですか?」
「うん」
Ti0/         Ti2もぞもぞ……
(はははっ、七咲が動くと、あごの下に髪が/当たってくすぐったいな)
こうして僕が覆いかぶさっている間、/七咲はおとなしくしていた。
「V9372Fm8だからっFm6て……」
「ごめん、誤解させるような事をして……」
「約束……するよ。/もうこういう事はしないから……」
「V9373先輩……」
「ごめん……七咲……」
「V9374……分かりました、Fm1先輩を信じます」
「……ほ、本当に?」
「V9375はい」
「あ、ありがとう……」
「V9376でも、Fm1一つだけ……EcW6EhFm6いいですか?」
「えっ?」
「V9377もし……私よりも大事な人がいるなら、/EF6ちゃんとその人を……」
「そ、それは……」
「V7501…………」
「わ、分かったよ……」
「V9378はい……」
「……」
「V2403Ld……Le」
「V9379で、では私は……EFe9これで……」
「う、うん」
「V9380失礼します」
「はぁ……」
(参ったな……まさか七咲に見られるなんて/思いもしなかったよ……)
(もうこんな事がないように、/しっかり……しなくちゃ駄目だよな)
「V7501…………」
「V9381それだけ……Fm1ですか?」
「う、うん……僕を信じてほしいんだ」
「V9382それだけなんですか?」
「七咲……」
「V9383先輩……Fm1言いましたよね。/『もうこういう事はしない』って……」
「V9384分かりません。/Ec私、一体何を信じればEoいいんですか?」
「そ、それは……」
「V9385……答えて下さい」
「……」
「V9386先輩、Fm8答えて下さFm1い!」
「な、七咲……僕は……」
「V2403Ld…………Le」
「僕は……決してそういうつもりで……」
「V9387そういうつもりFm8がなければFm1、/W30Fm8誰かを傷つけてもいいんFm1ですか?」
「あ……」
「V9388私はもう……Fm1先輩の相手をするのは/Fm6疲れました……」
「…………」
「V9389さようなら」
「な、七……」
(ぼ、僕は……どうして……)
(最初に七咲に言われたときに、/ちゃんとしてさえいれば……)
(僕は……最低だ。/ここまで七咲を傷つけるなんて……)
(七咲……ごめん。/本当に……ごめん……)
「V9372Fm8だからっFm6て……」
「ごめん、誤解させるような事をして……」
「約束……するよ。/もうこういう事はしないから……」
「V9373先輩……」
「ごめん……七咲……」
「V9374……分かりました、Fm1先輩を信じます」
「……ほ、本当に?」
「V9375はい」
「あ、ありがとう……」
「V9376でも、Fm1一つだけ……EcW6EhFm6いいですか?」
「えっ?」
「V9377もし……私よりも大事な人がいるなら、/EF6ちゃんとその人を……」
「そ、それは……」
「V7501…………」
「わ、分かったよ……」
「V9378はい……」
「……」
「V2403Ld……Le」
「V9379で、では私は……EFe9これで……」
「う、うん」
「V9380失礼します」
「はぁ……」
(参ったな……まさか七咲に見られるなんて/思いもしなかったよ……)
(もうこんな事がないように、/しっかり……しなくちゃ駄目だよな)
「V7501…………」
「V9381それだけ……Fm1ですか?」
「う、うん……僕を信じてほしいんだ」
「V9382それだけなんですか?」
「七咲……」
「V9383先輩……Fm1言いましたよね。/『もうこういう事はしない』って……」
「V9384分かりません。/Ec私、一体何を信じればEoいいんですか?」
「そ、それは……」
「V9385……答えて下さい」
「……」
「V9386先輩、Fm8答えて下さFm1い!」
「な、七咲……僕は……」
「V2403Ld…………Le」
「僕は……決してそういうつもりで……」
「V9387そういうつもりFm8がなければFm1、/W30Fm8誰かを傷つけてもいいんFm1ですか?」
「あ……」
「V9388私はもう……Fm1先輩の相手をするのは/Fm6疲れました……」
「…………」
「V9389さようなら」
「な、七……」
(ぼ、僕は……どうして……)
(最初に七咲に言われたときに、/ちゃんとしてさえいれば……)
(僕は……最低だ。/ここまで七咲を傷つけるなんて……)
(七咲……ごめん。/本当に……ごめん……)
(……)
「あれ? 七咲……」
「V6578Nm先輩……」
「どうしたんだ?/七咲が来るなんて珍しいよな」
「V6579ええ、Fm3まぁ……」
「もしかして僕に何か……」
「V0025……」
「な、七咲?」
「V6580はい……EFe6m4それが、EFe9その……」
「う、うん」
「V6581これを……先輩に渡そうと思いまして」
「えっ!?」
「おおっ、こ、これは……」
「V6582はい、姫路城のプラモです」
「V6583先輩、誕生日おめでとうございEcます」
「七咲……」
「あ、ありがとう。/これ、すごくカッコいいよ!」
「V6584ふふっ、Eo気に入ってもらえたみたいで、/私も嬉しいです」
「V6585何にしようかFm3迷ったんですけど、/EF3これでしたら高校生でも楽しめるかと/思いましたので……」
「ああ、なるほどね……」
(う〜ん、お城のプラモか……)
(今まで作った事はなかったけど、/こうして見てみると、すごくいい出来で/何だか面白そうだよな……)
「ん? おおっ!」
「V6586……あの、どうかしました?」
「あ、いや……このお城シリーズって、/結構種類があるんだな……」
「ほら、箱の横に他のお城シリーズの写真が/載っているだろ?」
「V6587あ……」
「そっか、この中から姫路城を選んだのか」
「V6588ええ、EFe7そう……EFe3ですね」
「V6589姫路城って……EF3何だか完成された感じで/すごくきれいに見えたので」
「あ〜、なるほど」
「V6590あ、Fm3それに……EF3この城内なんですけど、/敵から攻められても、なかなか天守閣に/つけないようになってるみたいです」
「V6591まるで芸術的な迷路みたいですよね。/EFe3m6私、その箱の説明文を読んで、/Fm3何だかすごく気に入ってしまって……」
「うん、確かにこれは組み立て甲斐が/ありそうだな。/僕、今から楽しみで仕方ないよ」
「V6592あ、EF3では……これが完成したら、/私にも見せてくれませんか?」
「うん、勿論いいよ」
「V6593ふふっ、Eo楽しみにしてます」
「V6594えっと……EF3じゃあ、私はこれで」
「うん、わざわざありがとうな、七咲」
「V6595いえ、それでは」
(それにしても、まさか七咲にプレゼントを/もらえるなんてな……)
(本当にありがとう……七咲)
n0nka_me01A
「V6723Nm先輩……」
「あれっ、七咲……」
「V6724あの……EFe9m2今、少しいいですか?」
「うん、別にいいけど、どうかしたの?」
「V6725えっと……EcF2はい、EoFe9ちょっと……」
「……」
「V6726その、先輩の……Fm3明日の予定について/聞きたかったんですが……」
「ぼ、僕の?」
「V6727はい……」
「はは……実は今のところ何も……」
「V6728そうでしたか……」
「でも、どうしてそんな事を?」
「V6729あ、EFe9m3いえ、EF6創設祭のようなイベントって、/EFe9m3中学の頃にはなかったものなので……」
「V6730せ、先輩は……どうするのかなって、/EcF2ちょっと気になったんです」
「ははっ、なるほどね」
「V6731ええ……」
「V6732あ……」
「うん?」
「V6733い、いえ……」
「な、七咲?」
「V0022……」
(ど、どうしたんだ?/七咲がモジモジするなんて珍しいな……)
「V6734……」
「な、何か僕に言いたい事でもあるのか?」
「V6735えっと……Fm3その、EF3Nm先輩」
「う、うん……」
「V6736明日、Fm6なんですけど……Fm3もしよかったら、/水泳部の屋台を手伝ってくれませんか?」
「ぼ、僕が水泳部の屋台を!?」
「V6737はい……」
(う〜ん、そんな事を急に言われても……)
(ど、どうしよう?)
・うん、いいよ
・ごめん、それはやめておくよ
「うん、いいよ」
「V6738ほ、EF3本当ですか?」
「はははっ、どうせ予定もなかったんだ。/僕でよければ、手伝わせてもらうよ」
「V6739あ、はいっ、Ecありがとうございます」
「でも、本当にいいの?/僕は屋台なんて手伝った事がないよ」
「V6740大丈夫ですよ。/Eo私だって屋台でおでんを売るなんて、/初めてなんですから」
「あ、そうなんだ」
「V6741はい」
「V6742あ、では、一緒に帰りながら、/詳しい話をしてもいいですか?」
「うん、勿論だよ」
「V6743クスッ、EoありがとうございEcます」
「ごめん、それはやめておくよ」
「V6744え……」
「だってその屋台って、水泳部として/出店するものだろ?」
「さすがに他の生徒もいるし、部外者の僕が/手伝うのはマズいんじゃないかな……」
「V6745そうですよね……」
「V6746す、すみません。/先輩に余計な気を遣わせてしまって……」
「いや、別にいいよ……」
「V0017……」
「ま、まぁ当日は……都合次第で/僕も顔を出すようにするから」
「V6747はい……分かりました」
「V6748では、私はこれで……」
「うん、またな、七咲」
(……)
(七咲、何だか寂しそうだったな……)
(せっかく誘ってくれたのに/断ったりして……悪い事したかな?)
(でも、仕方ないよな……)
V6936こうして私たちは恋人という関係になった。
V6937……と言っても、/正直なところ、今はまだその実感はない。
V6938あるのは……郁夫と一緒に、この頼りない先輩の/面倒も見てあげなきゃという思いだけ。
V6939これから一緒に過ごす残りの学校生活を/楽しいものにしていくために。
V6940勿論、チャンスがあれば、/少しは甘えさせてもらうつもり。
V6941先輩は私の彼氏で、私は先輩の彼女なのだから。
「そういえばさ……」
「V6942はい……」
「今年は……七咲と二人で過ごせたんだな」
「V6943えっ?」
「クリスマスの……事だよ」
「V6944あ、そう……ですね」
「……去年とは大違いだ」
「V6945去年……ですか?」
「そう、去年は男友達とバカ騒ぎを/してたから……」
「V6946ふふっ、そうだったんですか」
「うん、すごく楽しかった……けど……」
「V6947え?」
「それは……こうして七咲といられるって、/去年の僕が絶対に想像出来なかったから/だろうな」
「V6948先輩……」
「……」
「今度の休みの日なんだけど、/手始めにどこかに行かないか?」
「V6949え……あっ」
「僕さ、七咲と一緒に行きたい所が/たくさんあるんだよ……」
「V6950クスッ、私も……です」
「じゃあ……順番でお互いの行きたい所に/遊びに行こうか?」
「V6951そうですね……」
「V6952あ、でも最初は先輩からですよ!」
「えっ、どうして!?」
「V6953そんなの……決まってるじゃないですか。/もっと、先輩の事を知りたいからです」
n5nkx_xp01G
(……17時半か、時間ピッタリだな)
(ええっと……七咲は……)
Ti0/        Ti2キョロキョロ……
(あれっ、いないぞ……)
(確かこの辺りで、おでん屋さんの/準備をしているはずなんだけど……)
「V6756せんぱ〜〜い! こっちです!」
「え? あ……」
「ここだったのか」
「V6757ええ、丁度準備をしていたところなので」
「おっ……すっごくいい匂いがしてるな」
「V6758ふふっ、EoFm6下ごしらえはしてあったので、/Fm3後は煮込んでいけば完成です」
(う〜〜ん、これは美味そうだな……)
「な、なぁ、七咲……」
「V6759駄目です!」
「えっ! まだ僕は何も……」
「V6760いえ、EoFe9先輩の事ですからFm2分かります。/Wv170EF1I10味見がしたいって言うつもりですよね」
「うっ……」
「い、いいじゃないか少しくらい」
「V6761駄目です。/これは売り物なんですよ?」
「そんなぁ……」
「V0215一つ二つならいいわよ、別に」
「えっ!?」
「V6762塚原先輩……」
「V0216話は聞かせてもらったわ」
「じゃ、じゃあ……本当にいいんですか?」
「V0217ええ、Ecもちろん」
「V0218ねぇ、七咲。EF3一つや二つくらいね?」
「V6763え? EF2あ……」
「そ、それじゃ早速……」
「V0219ああ、待ってNm君」
「え……」
「V0220食べる前に一つお願いしたい事があるの」
「お願い……ですか?」
「V6764ええ、先輩には味見をする代わりに、/Fm6角材を探してきてFm3ほしいんです」
「か、角材!?/どうしてそんな物を……」
「V0221実は……この屋台って古い物みたいで、/Fm3ほんの少し傾いてるのよ」
「あ、そういえば……」
「V6765他の食べ物ならいざ知らず、/EFe8私たちはFm3鍋物を扱っていますからね」
「なるほど、真っ直ぐじゃないと、/お鍋からお汁が……」
「V0222ええ、そういう事よ」
「V6766ふふっ、Eo先輩の大好きなゲームみたいな/ものですね」
「そうだな、『おでんが食べたかったら/角材と交換だ』って事だな」
「V6767……お願いできFm3ますか?」
「うん、もちろんだよ!/すぐに見つけてくるから」
「V0223ふふっ、お願いね。私たちはその間に/美味しいおでんを作って待ってるわ」
「あ、はいっ、お願いします!」
「V6768ふふふっ、Eo行ってらっしゃいEcです」
「うん、行ってきます」
(さてと、角材、角材っと……)
Ti0/        Ti2キョロキョロ……
(う〜ん、この辺りにはないみたいだな)
(準備機材が校庭に置いてあったから、/その残りがあるかと思ったんだけど……)
(はははっ、さすがに人が集まる場所には/置きっぱなしにしたりしないよな)
(……ということは、もしかしたら/あそこには残ってるかもしれないぞ!)
(……)
(よし、行ってみるか!!)
(ははっ、我ながらよく気付いたよな)
(ここになら、余った角材が予備として/置いてあってもおかしくないぞ……)
(……おおっ! 早くも発見っ!)
(この作業台、ちゃんと釘が打ててないから/角材が取れかかってるじゃないか!)
(ははっ、こんな所に置いてあるものなら/誰も使わないだろうし、持っていっても/怒られないよな)
「それじゃ早速……」
Ti0/       Ti2ギギ……ギギギ……
「よい……しょっとっ!」
Ti0/         Ti2ガコッAs0b0!!
「ははっ、やっぱり簡単に外れたぞ」
(さて、それじゃあすぐに屋台に戻って、/おでんをご馳走に……ん?)
(……何だか表が騒がしくなってきたぞ)
(あ、もしかするとステージで何かが/始まるのかもしれないな!)
(よし、ちょっとだけステージの様子を/見てから戻るとするか……)
(じゃあ……とりあえず正面の方へ……)
「な、七咲……」
「V6770……」
「V6771先輩、こんなところで油を売ってるなら、/Fm4早く戻ってもらえませんか?」
「あっ、もしかして僕が戻らないから/七咲も角材を……」
「V6772いえ、違います」
「V6773私はFm6買出しに行くところFm3なんです」
「えっ? 今頃になって?」
「V6774はい……」
「V6779それで塚原先輩に、/買出しを頼まれたんです」
「ははは……そういう事か」
「V6780……」
「よし、じゃあその買出しは僕が行くから、/七咲は先にこの角材を持っていってよ」
「V6781えっ?」
「だって僕はお手伝いなんだから。/それくらいの事はしないとね」
「V6782でも……」
「V6783……では、お願いしてもいいですか?」
「うん」
「V6784すみません、EcF3ありがとうございます」
「じゃあこの角材をよろしく」
「V6785はい、分かりました」
(さてと、じゃあ行くとするか!)
(お、おおっ、絢辻さんじゃないか!)
「では引き続きまして、当イベントの実行委員長を/ご紹介致します」
(あ、なるほど……クリスマス委員長なら、/確かに挨拶くらいあるよなぁ……)
「V6789皆様、Fm4本日は輝日東高校創設祭に/ご来場賜り、Fm2誠にありがとうございます」
「V6790Fm4この創設祭は、当校の創設者の掲げる/Fm2報恩感謝の精神に基づいて開催され、/今年で57回を数えるまでになりました」
(な、何だかいやに本格的だな。/高校生のする挨拶とは思えないぞ……)
(しかも手に何も持っていないって事は、/全部暗記してるんだよな)
「V6791本年も生徒主導型で工夫を凝らし、/Fm6皆様のご期待に添えられるよう/Fm2準備を行って参りました」
「V6792まずは開催にあたり、輝日東市役所様、/商店街の皆様のご協力に深く感謝し、/生徒を代表して深く御礼申し上げます」
(ははは……やっぱり絢辻さんって/すごいんだな……)
「V6769あの、先輩……」
「V6775実は、先輩が角材を探しに出た後、/Fm4塚原先輩に会いに来た……Fm6森島先輩が、/Fm3ちくわを全部つまみ食いしてしまって」
「えっ!? 森島先輩が?」
「V6777Fm3はい、Fm6元々ちくわは少なめに/注文していましたので……」
「ちくわだって量が量なら重くなるし、/それならこっちの角材の方が軽いだろ」
n5nkx_xp01E
(……)
(お、おおっ、誰か出てきたぞ……)
「では引き続きまして、当イベントの実行委員長を/ご紹介致します」;
(あ……なるほど、そういう事か……)
「V0069え〜……皆様、本日は輝日東高校創設祭に/ご来場頂き、誠にありがとうございます」
「V0070この創設祭も今回で……っと、57回目を/迎えました」
(な、何だか思ったより頼りないな……)
「V0073こ、これも……近隣の皆様のおちっ……/お力添えがあったからだと」
男子A
女子A
「しっかりしろよ委員長」
「頑張って〜っ」
「V0074せ、生徒一同感謝してます。おります」
「V0075つ、つきましては…………」
「……」
(あ、あれっ、続きは……どうしたんだ?)
(まさか、続きを忘れたりしたんじゃ……)
「V6769あの、先輩……」
「えっ?」
「V6776実は、先輩が角材を探しに出た後、/Fm4塚原先輩に会いに来た……Fm6森島先輩が、/Fm3はんぺんを全部つまみ食いしてしまって」
「えっ!? 森島先輩が?」
「V6778Fm3はい、Fm6元々はんぺんは少なめに/注文していましたので……」
「はんぺんだって量が量なら重くなるし、/それならこっちの角材の方が軽いだろ」
n5nkx_xp01E
「うん、これだけ買えば足りるだろうな」
「後はこれを七咲に届け……」
「Ts3う、うわぁ〜っ!!」
(な、何だ……あの巨大な黒い影はっ!)
(どうして学校にあんなものが……)
「まさか……夢じゃないよな?」
Ti0/      Ti2ギュ〜〜〜〜〜ッ!!
「ははは……痛いぞ。/間違いない、これは夢じゃないよ……」
「と、とにかく行ってみるしかないよな!」
「よし……」
「はぁっ……はぁっ……」
「この物体がさっきの影の正体か……」
(でも……何だか見覚えがあるような……)
(うん、どこかで……)
(……)
「……!」
子供A
子供B
子供C
「やっぱりカッコいい〜〜〜っ!」
「俺も、俺も乗せてよ!」
「あ、順番だぞ! ちゃんと並べよ」
「わっ、分かってるよ!」
「そ、そうかっ!/あれは『初代ガソガル』じゃないか!」
「しかも……あの大きさで動くなんてっ!」
「うわ〜っ! きたぞきたぞ!」
「郁夫、お前の番だぞ、早く乗れよ!」
「……っ!!」
(あ、あれは……七咲の弟だよな!?/じゃあ、順番っていうのは……)
(お……おおっ!/まさか手に乗せてもらえるのか?)
(よ、よし……それなら僕も……)
委 員
「あ、ちょっと待って下さい。/ガソガルに乗れるのは子供だけなんです」
「え……」
「すみません……さすがに希望者全員を/乗せられる時間がないので……」
「そ、そうなんですか……」
(うぅ、残念だな……)
(でも、仕方ないか……荷物もある事だし、/大人しく屋台に戻っておこう……)
n0nkx_me01A
「V0263Nmく〜〜〜ん」
「あ、高橋先生……え? うわっ!」
「V0264な〜に、してるのかなぁ〜」
「V0265ん〜っ?」
「うっ……」
「V0266な〜によ〜っ、Fm3言いたいことがあるなら、W30/Wv330I10先生に言ってみなさ〜い」
「いえ、別に……何も……」
(な、何だか先生の様子がおかしいぞ……)
Ti0/      Ti2クン……クンクン……
(まさか……こ、この匂いは!)
(うん、間違いないな。/高橋先生……酔っ払っているよ!!)
「V6916あ……EFe3Nm先輩……」
「な、七咲っ、丁度いいところに」
「V6917……どうしたんですか?」
「いや、それが……」
「V0267あ〜ら、七咲さんじゃな〜い」
「V6918え……」
「ははは……見ての通りだよ。/先生、酔っ払ってるみたいで……」
「V6919Fm3そうなんですか……」
「V6920あ、EFe9m6でしたら……Fm3私が先生を保健室に/連れて行きますよ」
「えっ? でも、それじゃ……」
「V6921私の事は……EFe9m3いいんです」
「な、七咲……」
「V6922大丈夫です、EFe9こういう事は任せて下さい」
「う、うん……」
「V6923ほら、Fm3先生、しっかりして下さい」
「V0268Fm6らいじょうぶよ、EhFe8m3しっかりしてるわ」
「V6924では先輩……Ec私はこれで」
「あ、うん……よろしくな……」
「V0269あれ? Nm君は〜?」
「V6925先輩は忙しいんです。W30/Wv180I10それより先生、歩きますよ」
「V0270う〜〜ん」
「V6926もう、Fm8しっかり立って下Fm6さい」
(う〜〜ん、高橋先生のあんな姿なんて/初めて見たよ……)
(でも、七咲に任せておけば平気そうだな)
(それじゃ気を取り直して、/僕は僕でパーティーを楽しむとするか)
n0nkx_me01B
「ただいま、七咲!」
「V6786あ、先輩、Ecおかえりなさい。W30/Wv160EoI10そろそろ開店の時間ですよ」
「お、そっか……じゃあこれ。/頼まれた物をちゃんと買ってきたよ」
「V6787お疲れ様でした。EF3/では、すぐに入れさせてもらいますね」
「ははっ、どうにか間に合ったみたいだな」
「V6788ええ、どうにかですけど」
「あ、そうそう、それと……」
「V6789はい?」
「七咲に渡した角材は役に立ったかな?/見た目は変わってないみたいだけど……」
「V6790ふふふっ、Eo大丈夫です。W45/Wv180Fm4I10あの角材のお陰で、Fm3お鍋からおでんの汁が/こぼれないようになりました」
「そっか、それならよかった」
「V6791これで準備は整ったも同然です」
「V6792後は……今入れたものがFm3温まったら、/開店ということで」
「あ、でも……他の水泳部員の姿が/見えないけど……」
「V6793他の部員は呼び込みに行きました」
「じゃあ、塚原先輩も?」
「V6794いえ、塚原先輩は今年が最後なので、/今は自由行動になってます」
「V6795どうしてもFm2ミス・サンタコンテストを/見るんだEF2って言ってましたよ」
「ははっ、そうなんだ」
「V6796ええ、先輩が来てくれたので、/安心したのかもしれませんね」
「……僕が来たから?」
「V6797はい、先輩が来てくれなかったら、/私が一人で屋台を切り盛りすることに/なってましたから……」
「V6798本当、先輩に頼んでEcF3よかったです」
「ははっ、そう言ってもらえると、/僕もここに来たかいがあるよ」
「じゃあ……二人きりだけど、頑張って/たくさん売ろう!」
「V6799はいっ」
「そろそろ……かな?」
「V6800はい、いい頃合だと思います」
「よし、それじゃあ……」
「V6801クスッ、Eo開店にしましょうか」
「そうだな」
「じゃあ、最初のうちは少し声を出して/アピールしていくとするか」
「V6802あ、EF3そうですね」
「Ts3いらっしゃいませ〜っ!/おでん屋、ただいま開店です!」
「こんな感じでどうかな?」
「V6803ええ、では私も……」
「V6804温かいおでんはいかがでLdすMoか〜っ?LeMc」
「とっても美味しいですよ」
???
「V0426やっと開店かい。/今年は随分と待たせるんだね」
「V6805あ、いらっしゃいませ!」
「V0427ふん、EoF2輝日東の味を継承出来ているか、/確認させてもらいに来たよ」
「V0158輝日東の冬、P1Eo日本の冬」
「せ、先輩方……」
「V0428……んあ?/EF4ああっ、EF1どうしてお前がここに……」
「ど、どうしてと言われましても、/僕は水泳部の手伝いで……」
「V0429手伝いだと?/お前におでん屋の何が手伝えるんだ?」
「V0430まったく……EcF4やっと茶道部のイベントが/終わってEoFe9一息つけると思ったのに……」
「V0159……Ecがっかりだ」
「ちょ、ちょっと待って下さい。/手伝いは手伝いでも、このおでんは僕が/作ってる訳じゃ……」
「V0431当たり前だ、お前の作ったものなんか/食べられたものじゃないだろう」
「V0160……おでんの皮をかぶった何かになる」
「V0432そういう事だ」
「V6806あの、おでんの仕込みは私がやりました。W45/Wv250I10味の事でしたら私にお願いします」
「V0433ん?」
「V6807私が……EFe8塚原先輩に習ったんですから!」
「V0161……塚原」
「V0434なるほど、そういう事か……」
「V0435ああ、分かった、いいだろう。/Eoそういう事なら一つもらおうか」
「V0436だけど、Fm2私らは塚原の味じゃないと/納得しないからね」
「V6808はい、分かってます」
「な、七咲……」
「V6809大丈夫ですよ、Fm3先輩」
「じゃ、じゃあ……何にしますか?」
「V0162昆布、Eo一番下に沈んでるものがいい」
「V0437私は大根だね、いい色になっているのを/頼むよ」
「分かりました」
「……」
「で、ではどうぞ……」
「V0438ああ、いただくよ……」
「V0163……海の幸に感謝」
Ti0/      Ti2パクッ、モグモグモグ……
(ゴクリ……)
(な、七咲は大丈夫って言ったけど、/本当に大丈夫なのか……)
「V0439……」
「V0164…………」
「V6810どう……ですか?」
「V0440う……」
「『う』まい……ですか?」
「V0441Ts3うぉっいし〜〜〜〜〜〜ん!」
「V0442うんうん、これは美味いぞ。P0/見事なまでに塚原の味だ!」
「V6811ありがとうございEcます」
「や、やったな!」
「V0443私らが求めていたのはこの味だよ」
「V0165……輝日東高校水泳部、EoF3伝統の味」
「ははは……」
「V0444この分なら来年も期待できそうだね」
「V0166……来年も食べに来る」
「V0445そうだ……お前、名前は?」
「V6812あ、私……EFe3ですか?W30/Wv180Fm3I10水泳部の1年生で、七咲逢といいます」
「V0167……覚えておく」
「V0446おおっ、愛歌も気に入ったみたいだね」
「V0447よし、受け取りな、Nm。/これが二人分のお代だ」
「あ、はい」
「V0448これから行く先々で宣伝しといてやるよ。/水泳部の伝統の味は健在Ecだってな」
「V6813あ、Ecありがとうございますっ!」
「V0168……大Ec満足」
「V6814またのご来店をお待ちしてます」
「……よ、よかった」
「V6815ふふふっ、先輩、EoFe9一息ついてる余裕は/ありませんよ」
「V6816ほら、次のお客さんが……」
「あっ、本当だ!」
生 徒
客おじ
「すいませ〜ん、注文いいですか」
「こっちもだ」
「V6817はいっ、Eoすぐに」
「はははっ、どうやら先輩たちの大袈裟な/リアクションのお陰だな」
「V6818ええ、頑張りEcましょう」
「うん、そうだな」
「V6819あの、先輩……」
「うん? 卵なら今補充を……」
「V6820あ、いえ、違うんです。W30/Wv140Fm6I10あそこにいる子たちなんですけど……」
「え!? あ……」
女の子
男の子
「やっぱり買うならおでんで決まりよね」
「でも、500円しかないんだよ」
「だから買うんじゃない!/雄ちゃんだって、さっきのお姉ちゃんの/美味しそうな顔を見たでしょ」
「……るーちゃんがおでんを食べたい/だけじゃないの?」
「ち、違うってば」
「な、何だかもめてるみたいだね……」
「V6821ええ、そうみたいですね」
「向こうにも色々あったけど、/そっちは見なくていいの?」
「だって……いい匂いなんだもん」
「るーちゃんはおでん大好きだもんね」
「雄ちゃんだってそうじゃない」
「う……」
「もういい、お姉ちゃん買ってくるからね」
(う〜〜ん、少し強引だけど、おでんを/買うことにしてくれたみたいだな)
「すみませ〜ん」
「V6822はい、いらっしゃい」
「はんぺんと、大根とたまごを下さい」
「V6823はい、その三つでいいのね?」
「あ、串に刺してもらってもいいですか?」
「V6824ふふっ、Eoわかりました」
「ありがとうございます」
「ははっ、何だか漫画に出てくるような/おでんだね」
「えへへっ、いいでしょう?」
「うん、美味しそうだね」
「雄ちゃ〜ん、買ったよ」
「あ、うん」
(ははっ、走って戻って行くぞ。/これだけ寒いのに、元気な子だよな)
「V6825どうやら喜んでもらえたみたいですね」
「うん、よかったよ」
「よしっ、じゃあこの調子で頑張るか!」
「V6826Ecはいっ」
「……あ、あれ?」
「V6827どうかしたんですか?」
「ほら、あの子たち……何だかケンカを/始めてないか?」
「V6828え……」
「どうして全部食べちゃうの?」
「お、美味しかったんだもん」
「そんなのずるいよ」
「V6829あの……Fm3先輩、EF3私行ってきます」
「えっ?」
「V6830えっと……確か大根とたまごと……」
「V6831多分、塚原先輩なら許してくれますよ」
「ははっ、そうだな」
「もう、謝ったでしょ!」
「でも謝ってもおでんは……」
「V6832おでんならこれをどうぞ」
「V6833これでお姉ちゃんと一緒でしょ」
「……いいの?」
「V6834うん、その代わり……二人仲良くしないと/ダメだからね」
「う、うん!」
「あ、ありがとう! おでんのお姉ちゃん」
「ありがと〜っ」
「V6835ふふっ」
(ははっ、何だかほほえましい光景だな)
「V6836お待たせしました」
「おかえり」
「V6837では、Fm3もうひと頑張りしましょうか?」
「ありがとうございました〜っ!」
「V6838ありがとうございました」
「V6839……先輩、Fm6今のお客さんでFm3完売です」
「えっ、本当に?」
「V6840はい」
「でも、まだ少し残ってるじゃないか」
「V6841これは先輩の分ですよ」
「僕の?」
「V6842角材とFm1買出しのお礼がFm3まだですから」
「あ、そういえばそうだったな」
「じゃあ、どこかゆっくりできる場所で/一緒に……」
「V6843いえ、Fm3私は後片付けがありますから……」
「そ、そっか……」
「V0224二人でいってきてもいいわよ」
「V6844え?」
「ああっ、塚原先輩っ」
「V0225二人ともお疲れ様。/それと、完売おめでとう」
「V6845あ、いえ……」
「V0226そのご褒美の自由時間。W30/Wv150I10EoF3それなら問題はないでしょう?」
「V0227売り子さんを任せた分、後片付けは/私たち上級生の仕事よ」
「V6846は、Ecはいっ」
「すみません、ありがとうございます」
「V0228ふふっ」
「じゃあ七咲、行こうか」
「V6847あ、はい」
「V6848あの、先輩……少し待ってもらっても/いいですか?」
「え?」
「V6849ほら、ここからだとクリスマスツリーが/よく見えるんです」
「あ、本当だ……」
「そういえば、今日はゆっくりツリーを/眺める時間なんてなかったよな」
「V6850ふふっ、EoFe9m6あたふたFm3してましたからね」
「……すごくきれいだな」
「V6851ええ……EF3そうですね」
「V6852まるで星の欠片が降ってるみたいで……」
「はははっ、そっか」
「V6853な、何です?/Fm4私……おかしな事でもいいました?」
「ううん、七咲らしいというか、/らしくないというか」
「V6854え……」
「いや、何でもないよ」
「V6855クスッ……」
「V6856あ、P2Fe3m4ところで先輩……」
「うん」
「V6857Fm6こういうクリスマスのパーティーって、/EFe9m3他の学校でもやるものなんですか?」
「V6858私、高校生になったとはいえ、/まだまだ分からない事だらけで……」
「う〜〜ん、こういうイベントは/他の学校ではあまりしないと思うよ」
「この高校が特別って事だね」
「V6859特別……EFe3ですか……」
「V6860Fm3確かに……EcFe9そうかもしれませんね。W45/Wv270EoI10私、こういったパーティーや、こんなに/大きなツリーを見るのは初めてで……」
「あ、それならさ……」
「V6861Fm4……はい?」
「今から、もっと眺めのいい特別な場所に/行ってみないか?」
「V6862えっ!? EF3そんな場所が……」
「うん、とりあえず校舎の中に……あっ」
「V6863Fm6え……」
「そ、そういえば……確かパーティー中は/校舎内に入れないって……」
「V6864ああ、Fm2それでしたら大丈夫です」
「七咲……」
「V6865ふふふっ」
「V6866あの、先輩……Fm3屋上に何かあるんですか?/EF3もしかして……」
「ほら、ここからならツリーが/見下ろせるだろ?」
「V6867あ……」
「はははっ、これは壮観だな」
「V2403…………」
「七咲が家庭科室の調理器具を使うために、/校舎のカギを借りていてくれて、/本当に助かったよ……」
「V0019……」
「……な、七咲?」
「V6868はい、とても……EcFe4m3きれいです」
「V6869何だか……下から見上げるのとは/また違った雰囲気があるんですね」
「うん……」
「あ、でも……あんまり見とれていると、/おでんが冷めちゃうぞ」
「ほら、蓋を開けるから一緒に食べよう」
「V6870あ、Fm3はい……」
Ti0/          Ti2カパッ!
「おおっ、Ea5F3a5こ、これは美味そうだな……」
「V6871クスッ」
「な、何がおかしいんだよ」
「V6872いえ、EoFe9クリスマスの日の屋上で、/おでんの湯気が立ち上ってるなんて……」
「た、確かにミスマッチだよな……」
「V6873けど、EF3すごくいい匂いですEcね」
「じゃ、じゃあ、早速一口……」
Ti0/      Ti2パクッ……モグモグ……
「V6874どうです……Fm3お味の方は?」
「うん、最高に美味しいよ。/まさに伝統の味というに相応しいな」
「ほら、七咲も食べてみろよ。/作ってばかりでお腹空いてるだろ?」
「V6875私も……Fm3いいんですか?」
「うん、二人で食べた方が美味しいだろ」
「V6876そうかもしれませんね」
「ほら、この大根も食べていいぞ」
「V6877あ、それは先輩がどうぞ」
「でも……」
「V6878いいんです、W30EFe9m4大根が売れる度に/Fm3残念そうにしていた先輩の分EF3ですよ」
「み、見ていたのか……」
「V6879ふふふっ、Eo先輩の事はお見通しです」
「じゃ、じゃあこれはありがたく、/食べさせてもらうよ」
「V6880はい」
Ti0/      Ti2パクッ……ムグムグ……
「うん、美味いっ!!」
「染みこんだ汁と大根のうまみが混ざって、/何とも言えない味わいになってるぞ」
「これは最高だよ……」
「V6881あ、いえ……」
「こうして食べてみると、/あの人気の理由が分かるよ」
「V6882そうですか……」
「V6883あの、先輩……」
「……ん?」
「V6884何となく……W30Wv115Fm3思ったんですけど、/W30Wv280EcFe4I10私、W30Wv385この学校に入ってよかったです」
「え? い、いきなり何だよ」
「V6885いえ……Wv100Fm3別に大した意味はないんです。/ただ、すごく充実してるって感じて……」
「そっか」
「V6886これも……水泳部のみんなと、/Nm先輩のお陰です」
「ぼ、僕の……」
「V6887はい」
「そういえば僕も……七咲と会ってからは、/毎日が本当に楽しかったな」
「V6888え……」
「ははっ、何というか……七咲と一緒だと/飽きないんだよ」
「V6889そう……Wv100EFe9m3ですか?」
(きっと……今年のクリスマスを楽しく/過ごせたのは、七咲が側にいたから……)
(……)
(だとしたら間違いないよな。/僕は……七咲の事が……)
(うん、今はっきりと分かったぞ。/僕は七咲とずっと一緒にいたいんだ!)
「V6890……先輩、EFe9どうかしましFm3たか?」
(だったら……この気持ちを七咲に、/ハッキリ伝えないといけないよな……)
「V6891Fm6……あの、W30Wv90Fm3先輩?」
「う、うん……」
(ハッキリと……僕の気持ちを……)
(よ、よしっ!)
「あ、あのさ七咲……」
「V6892Fm6はい……」
「僕の……彼女になってくれないか?」
「V6893……え?」
「こうして……七咲と一緒に過ごして/やっと自分の気持ちに気付いたんだ」
「僕は……」
「V2403……」
「僕は七咲が好きなんだ!」
「V6894先Fm1輩Fm6……」
「だから、七咲には……僕の彼女に/なってもらいたいんだ……」
「V6895私が……W45Wv170EcW6EhF6先輩の……」
「だ、ダメかな?」
「V0021……」
「V6896どうしようかと……W45Wv145EFe9m3迷ってます」
「ど、どうして……」
「V6897別にイヤではありませんが……Wv180EoFe9m4先輩には/もっとしっかりしてもらわないと」
「しっかり……」
「V6898Fm3……出来ますか?」
「が、頑張るよ!」
「V6899……」
「V6900Fm3あ、Fm4でも……」
「ま、まだ何かあるのか?」
「V6901Fm6頑張り過ぎはFm3禁物ですよ」
「わ、分かってるよ!」
「V6902クスッ、Wv65EoFe9そういう事なら……」
「ほ、本当に!?」
「V6903はい、EoF3私も……」
「V6904……私も先輩の事が好きですから!」
「あ……」
「V6905私をFm6先輩のFm3彼女にして下さい」
「V6906はい……W45Wv75あっ、きゃっ!」
「V6907せ、先輩……驚かせないで下さい」
「……ごめん」
「でも、これだけは言っておきたくて……」
「V6908えっ……」
「僕、七咲に出会えてよかったよ」
「V6909私は……そうでもないかもしれません」
「えっ!? で、でもさっきは……」
「V6910さっきはさっきです。/よく考えてみれば、先輩の彼女って、/面倒を見るだけでも結構大変そうですし」
「そ、そんなぁ……」
「V6911クスクスッ、冗談ですよ」
「V6912……先輩?」
「冗談がきついよ……」
「V6913あ、すみません」
「V6914はい」
「これから……よろしくな」
「V6915はい、ずっとそばにいて下さいね」
n5nkx_ep01A
(ODN!)
(逢のおつかいA)
n5nkx_xp03A
(逢のおつかいB)
n5nkx_xp03A
(発進!巨大ロボ)
n0nkx_me01A
(先生を介抱する逢)
n0nkx_me01B
(ODN!)
n5nkx_ep01A
n5sir_me00A
n5sir_me00A
「ん……あっ、七咲っ」
「V9609えっ?」
「V9610あ……Fm3Nm先輩、どうかしましたか?」
「うん、ちょっと時間があったから、/七咲に話し相手になってほしくてさ」
「V9611あ、はい、そういう事でしたら」
「おっ、やったね」
「V9612ふふっ、Eoゲームセンターでは郁夫が/お世話になったみたいですし」
「ああ、そういえばそうだな……」
「V9613ところで……EFe3m6話し相手と言っても、/どんなお話をするんFm3ですか?」
「う〜〜ん、そうだなぁ……」
n5sir_me00A
n5sir_me00A
「あれっ、七咲……」
「V9614あ、EFe3m6Nm先輩」
「ははっ、何だか暇そうだけど、/今、ちょっといいかな?」
「V9615はい、構いませんよ」
「そっか……じゃあ、何か話でも……」
(……)
(それにしても……まさか七咲が、/水泳部だったなんてな……)
(う〜〜ん、ちょっと意外というか……)
「V9616……あの、EFe9先輩?/ボーッとして、Fm3どうかしたんですか?」
「えっ? ああ、ごめん。/何か話をするんだったよな……」
「V9617クスッ、EoFe9大丈夫ですか?」
「うん」
「よし、それじゃあ気をとりなおして……」
n5sir_me00A
n5sir_me00A
(おっ、あそこにいるのは……)
「お〜〜い、七咲、ちょっといいか?」
「V9618あ、Fm3Nm先輩」
「今、大丈夫か?/よかったら少し話でもしようよ」
「V9619そうですね……Ecはい、Eoいいですよ」
「あ、本当に?」
「V9620はい、私も暇でしたから」
「そっか」
(はははっ、この様子なら、食堂での事は/もう気にしてないんだろうな)
「V9621……どうかしましたか?」
「いや、何でもないよ」
n5sir_me00A
n5sir_me00A
「あっ、七咲……」
「V9622ああ、Fm3Nm先輩、丁度いいところに」
「……えっ?」
「V9623今、ちょっとお時間Fm3いいですか?」
「う、うん……」
「あっ、もしかして……弟の恋愛相談とか、/そういう事か……」
「V9624いえ……EcF1違います」
「V9625私の時間が空いていたので、/Fm3先輩とお話できたらって思ったんです」
「な、何だ……そういう事か」
「V9626はい」
「だったら、丁度よかったよ。/僕も七咲にそう言おうと思ってたんだ」
「V9627ふふっ、Eoでは楽しくお話しましょうか」
「うん、そうだな」
n5sir_me00A
n5sir_me00A
n5sir_me00A
n5sir_me00A
n5sir_me00A
「おっ、いたいた、七咲っ」
「V9628えっ!? EFe3あ……Nm先輩……」
「今日は……どうしたんだ?/一人で練習してるなんて……」
「V9629あ……Fm3少しだけフォームの見直しを/しようと思いまして……」
「ああ、なるほどな……」
「V9630それより、先輩こそどうして……」
「え? ああ……」
「V9631もしかして……EFe8水泳部の練習を……」
「ちっ、違うよ!/ぼ、僕は七咲と話がしたくて……」
「V9632え……」
「だ、駄目かな?」
「V2403……」
「V9633……少しだけなら……EFe9構いませんが」
「ほ、本当に?」
「V9634はい」
「えっと、それじゃあ……」
「おっ、七咲」
「V9599あ、Fm3Nm先輩……どうかしましたか?」
「ははは……七咲とちょっと話が/したいなって思ったんだけど……」
「V9600ふふっ、Eo私は別に構いませんよ」
「そっか、それじゃあ……」
男の子
(さてと……確か梅原の話では、/レトロゲームコーナーが設置されたって/事らしいけど……)
(おっ、ポップが貼ってある。/どうやらあそこみたいだな)
(あった、あったぞ!/期間限定のレトロゲームコーナーだ!)
(話に聞いた時はまさかと思ったけど、/本当にこんなイベントがあるなんて……)
「おおっ!/こ、これは……すごいラインナップだな」
「どれもこれも一時期しか稼動しなかった/レアゲームばかりじゃないか……」
(ど、どれからプレイしよう……)
「ん……ああっ!」
(こ、これは『ピットウォーリア』か!?/まさかこんな所で……)
(確か僕が中一の頃のゲームだから、/かれこれ4年ぶりか……)
(キャラの強さに差があり過ぎて、/評判は最悪だったけど、僕は大好きだった/んだよなぁ……)
(よしっ、決めた!/まずはこれを……あれっ?)
(だ、誰かが先にプレイしているぞ!?)
(僕はなんてラッキーなんだ……)
(当時ですら、対戦はすぐに飽きられて、/ほとんど一人で遊んでたというのに……)
(これは絶好のチャンスだぞ!/すぐに乱入して対戦を楽しもう!)
(よし、100円玉を……っと)
Ti0/     Ti2NEW CHALLENGER
(お〜っ、懐かしい画面だ!/じゃあ僕はこのキャラで……)
(う〜ん、この相手はまだまだだな……。/基本が出来てないよ)
(…………)
(うん、ここで当身だっ!!)
Ti0/ Ti2V0060ガシッ……!Wv60W15 V0061ビタンッ!!
(よしっ! まんまとハマってくれたな。/僕の読み通りだ)
(でも、これじゃ実力に差がありすぎて、/練習にもならないよ)
(仕方ない……当時は封印されていた技を/使って、さっさと終わらせるとするか)
・超技を受け流して超技だ!
・投げから気絶技だ!
(ここは、超技を受け流して超技だ!)
(相手が追い込まれてる今なら、/間違いなく超技に頼ってくる場面だ)
(……)
(ほら来たっ!! そんなんで/僕に勝とうなんて8秒早いんだよっ!)
(今だ! こっちの超技を食らえっ!)
(ここは、投げから気絶技だ!)
(何たってこっちが先取の一本を/取ってるんだ……)
(軽く様子を見てれば、すぐに攻めて……)
(ほら来たっ!!/しかも大技じゃないか)
(こんなの投げてくれって言ってるような/ものだっていうのにさ)
(今だっ、投げからの気絶技を食らえっ!)
(そして……気絶したところに超技っ!)
Ti0/  Ts3i2ドゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!
Ti0/       Ti2YOU WIN !
(よしっ、決まったぞ!)
(ふっ、まだまだ甘いな。/まあ、僕くらいやり込んだ猛者の相手に/相応しいやつなんて滅多に……)
(おっ、連続プレイか。/どうやら本気になったみたいだな)
(えっ? あれ……)
(相手がキャラを変えてきたぞ。/もしかしてこっちが本職なのか?)
(……だとしたら、あのキャラの基本が/出来てないのもうなずけるな)
(よしっ……面白くなってきたぞ!/受けて立ってやる!)
(よ、弱くなってるじゃないか!/まさかキャラを間違えたのか?)
(歯ごたえがないどころか、/これじゃ初プレイ同然だよ……)
「……」
「え? あ……」
(何だ、相手は子供だったのか……)
「…………」
(ははっ、そんな顔をしても無駄なのに。/僕にはどうしたって勝てないんだからな)
「悪く思うなよ、勝負の世界は厳しいんだ」
「っ!」
「あ……」
(う〜ん、何だか悪い事をしたような気も/するけど……仕方ないよな)
(おっと……危ない危ない。/僕もゲームに集中しないとな)
男の子
(う〜〜ん、まだ『ピットウォーリア』は/残ってるかな?)
(この機会を逃したら、もう二度とプレイ/出来ないかもしれないし……何としても/遊んでおきたいんだよな)
(……)
「おおっ、あったあった!/『ピットウォーリア』のゲーム機だ!」
(よしっ、早速……あっ!)
(……今日も誰かがプレイしているのか)
(う〜ん……。今日は対戦よりも、/前と違うキャラを練習がてら/遊びたかったんだよな……)
(仕方ない……この人のプレイが終わるまで/待って、一人で思いっ切り……)
(……っ!)
(こ、このプレイは……なってないよ!/キャラクターの強さがまったく活かされて/ないじゃないか!)
(どうして、無敵技を使わないんだ?/これじゃ何のための技か分からないよ)
(……これはとても見ていられない。/僕が本当のプレイを教えてやらなくちゃ)
(よし、早速コインを……と)
「……」
(そういえば……僕の使ってるキャラって、/プレイヤーが使うのをためらうほどの/連続技があったんだよな……)
(やって……みるか。/僕の腕なら100%出来るからな……)
/Ti0       Ti2SET !  GO !
(見せてやる!/これが反則スレスレの最強連続技だ!)
(ゲームスタートと同時に、まずは基本/パターンで浮かせて……)
(後は、タイミングをあわせて連続攻撃を/入れ続け……)
(ここで超技入力だ!)
Ti0/  Ts3i2ドゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!
Ti0       Ti2YOU WIN !/Ti0      Ti2Ts1 Ts3PERFECT!
「はははははっ、どうだ!/せっかくの無敵技を使わないから、/僕の攻撃がかわせないんだ」
(……それに気付くまで、僕はこの最強/連続技をやめないぞ!!)
(当然、次のラウンドもだ!/ふふふ……覚悟しておくんだな)
「よしっ! またパーフェクトだ。/結局1プレイで何もさせなかったぞ」
(う〜〜ん、気分がいいな。/やっぱり『ピットウォーリア』は最高だ)
「…………」
「あ……ま、またお前か……」
「わ、悪いけど……今日も手加減なしで/やらせてもらったぞ」
「生き残った奴が勝ちなんだ」
「…………!」
「V3000郁夫〜っ、お待たせ」
「!!!」
「な、七咲!?」
「V3001えっ、Nm先輩?」
「どうして七咲がここに……」
「V3002あ……私は買い物を終えて、弟を迎えに/きたんです」
「お、弟?/七咲に弟なんていたんだ……」
「V3003はい、この子がFm3そうなんです」
「え……」
「V3004ほら、R郁夫R3いくお……EFe9Nm先輩に挨拶して」
「Wv0……Wv90」
「はははは……」
「V3005でも、どうして二人が一緒にいるんです?/Fm9もしかしてFm6郁夫が何か……」
「あ、いや、ただこのゲームを一緒に/やってただけだよ」
「V3006そうなんですか……」
「うん、そ、そうだよな?」
(う〜ん……僕、この子をゲームで何度も/ボコっちゃったけど、それを七咲に/言いつけたりしないよな?)
(一応手を打っておくか……)
「V3007先輩、どうかしたんですか?/何だか難しそうな顔をしてますけど……」
「あ、いや、別に……」
「Ts1お、おい、ちょっといいか……」
「……!?」
「Ts1お前が僕に負けた事、お姉ちゃんには/黙っておいてやるからな」
「っ!!」
「Ts1お、男と男の約束だ」
「EcF2……!Wv20 Eo……!!Wv40」
「ははは……」
「V3008あの……二人で何を……」
「いや、何でもないよ……なっ?」
「!!」
「V3009それなら別にいいんですけど……」
(こ、これで大丈夫だろう……)
「V3010さて……Eoでは先輩、私は帰って夕食の/支度がありますので……」
「えっ、夕食の支度って……七咲は料理が/出来るのか?」
「V3011いえ、EFe9出来るって程はFm3出来ませんよ」
「V3012それに、今日はカレーうどんなので、/それほど難しくありませんし……」
「あ〜、なるほど」
(そっか……七咲の家はカレーうどんか。/そういえばしばらく食べてないよな……)
(う〜ん、想像したら何だか食べたくなって/きたぞ……)
「V3013先輩、どうかしましたか?」
「いや、羨ましいな〜って思ってさ」
「V3014カレーうどんがですか?」
「うん、しばらく食べてなくってさ」
「V3015ふふっ、EoFe9そうでしたか」
「よかったな、お前も」
「……!」
「V3016あ、ではすみませんが、私はそろそろ」
「うん、またな、七咲」
「V3017はい、失礼します」
(それにしても、まさかあの子が七咲の/弟だったなんて……少し意外だったな)
(もしまた対戦する事があったら、/少しは手加減してやるとするか)
(う〜ん……何だか今日は/まっすぐ家に帰りたくないな……)
(……)
(誰か知り合いに会えるかもしれないし、/適当に校内をぶらぶらしてみるか……)
(……誰もいない)
(……いない)
(くそ、こうなると意地でも誰かに/会いたくなってきたぞ……)
(でも、知り合いはみんな帰ってそうだし/……いや、待てよ?)
(水泳部ならこの時間も/練習してるんじゃないのか?)
(よし! ちょっと覗きに行ってみよう)
(おお、やってるやってる……)
(う〜ん、人恋しくて水泳部に/来た訳なんだけど……)
(なんかこれじゃ覗きみたいじゃないか?/……いや、明らかに覗きか)
「…………」
「V3018……最低ですね」
「うわぁっ!!」
「な、七咲……」
「V0016……」
「V3019水泳部の練習を覗き見だなんて、/EoFm8先輩って本当にいい趣味してますよね」
「い、いや! こ、これは違うんだ……」
(ま、まずい……まさか七咲に/見つかるとは……。でもどうして……)
「V3020……言い訳でも考えてるんですか?/見苦しいですよ、先輩」
「だ、だから……その……」
(そ、そういえば前に塚原先輩と一緒に/歩いているところを見たような……)
(そ、そうだよ……ちょっと考えてみれば、/七咲が水泳部だって事は分かったはず/なのに……)
(なんて間が悪いんだ……)
「V0104……二人とも、そこで何をしてるの?Ea5F8a5/今は練習中よ」
「あっ、つ、塚原先輩……」
「V3021その……EFe8W30Wv125Fm8Nm先輩がFm6水泳部の練習を/覗いていたのでFm8捕まえたんFm6です!」
「V0105Fm7えっ……練習を?」
「な、七咲っ!」
「V0106それは本当なのNm君?」
「いや、それが……その……」
「……」
「け、決して、よこしまな気持ちから/覗いてた訳じゃないんですけど……」
「その……すみませんでした!」
「V3022……という事です」
「V0107……」
「V3023塚原先輩、どうしましょうか?」
「V0108そうねぇ……」
「V0109もう、Fm1本当に仕方ないわね……」
「えっ……」
「V0110まあ、今回は見逃してあげるわ。/でも……次はないからね」
「は、はいっ」
「V3024……塚原先輩、Fm6それは甘いと思います!」
「V0111七咲……」
「V3025こういう人に隙を見せると、何度でも/同じことをしますよ」
「そ、そんな……」
「V0112だからって、こんな事で練習時間を/減らすのもどうかと私は思うけど?」
「V3026それは……」
「V0113もういいでしょう?/EoF1とりあえず七咲は練習に戻りなさい」
「V3027はい……」
「V3028……」
「V0114まぁ、そういう事だから……」
「は、はい……本当にすみませんでした」
「V0115ふふふっ、EoFe1次は遠慮なしに職員室よ」
「わ、分かってます」
「V0116それじゃ、私も練習に戻るから、/すぐに出て行ってもらえるかしら」
「はい……」
「し、失礼します……」
「V0117……」
(まさか、こんな事になるだなんて……)
(本当に失敗だ……)
(いくら人恋しくなったからと言っても、/水泳部を覗くのはまずいな……)
(…………)
(それにしても、七咲が水泳部……か。/うん、覚えておこう……)
(う〜ん、美也にも困ったもんだな……)
(昨日一緒に見たテレビCMの棒アイスを/買ってきてほしいだなんて……)
(まぁでも、美也の好きなアイドルが/あんな歌を歌っているんだし、/印象に残っても仕方ないか……)
(棒、棒、棒、棒、棒アイス〜! ……か。/何だか僕も覚えちゃったよ)
(でもな、いくら美也に頼まれたからって、/僕が棒アイスを買って帰るなんて……)
(……)
(まぁ、自分の分も買うんだし、/今日のところはよしとしておくか)
(まったく……。感謝しろよな)
店おば
「いらっしゃ〜い」
(ええっと、新発売の棒アイスは……)
(あ、あったぞ、これだな……えっ!?)
(これ……棒アイスのくせに、二百円も/するのか……)
(い、いや……でも約束は約束だし、/買って帰るしかないよな)
「おばちゃん、これください」
「はい、ありがとうね〜」
(まぁ、仕方ないよな……)
(よし、それじゃ棒アイスが溶けないうちに/帰るとするか)
(ん? あそこにいるのって……)
「お〜い、七咲〜っ」
「V3029あ、先輩、EF3こんにちは」
「こんな所で何をしてるんだ?」
「V3030夕飯の買い物ですよ。/Wv130I10お母さんに頼まれたんです」
「へ〜っ、偉いんだな」
「V3031いえ、いつもの事ですから。/EFe3m4それより、Fm3先輩も買い物ですか?」
「あ、うん。/僕は美也に頼まれて棒アイスをね」
「V3032Fm4へ〜Fm3っ、優しいんですね」
「たまにはね」
「V3033ふふっ、Eoいつもじゃないんですね」
「うん、さすがにいつもは……」
「あ、そうだ……」
「V3034はい?」
「七咲は……もう買い物は終わったの?/よかったら一緒に帰らないか?」
「V3035ええ、構いませんよ」
「そっか、じゃあ行こうか」
「V3036Fm1はい」
「なぁ、七咲」
「V3037はい?」
「買い物をしてたって事は、夕飯は七咲が/作るの?」
「V3038あ、いえ、頼まれたのは買い物だけです。/作るのはお母さんが……」
「そっか、七咲は作ったりしないんだ」
「V3039私はたまに手伝う程度です」
「あ、でも手伝うって事は、七咲も料理が/出来るんだろ?」
「V3040出来るって程は出来ませんけど」
「……そっか、それじゃあ今度/七咲が作った料理を食べさせてくれよ」
「V3041えっ!?」
「V3042あの……どうして私が先輩にご飯を/作らないといけないんですか?」
「え? えーっと、それはその……」
「V0018……」
「ぼ、僕が七咲の料理を食べれば、料理が/出来るかどうか判定してあげられるぞ」
「V3043判定……」
「そうそう、家族だけじゃなく、色んな人に/食べてもらった方が勉強になるだろ」
「V3044あ、それはそうですね」
「うん、だから是非とも頼むよ」
「V3045……仕方ありませんね。ではそのうちに」
「おっ! サンキュー。楽しみにしてるよ」
「V3046ふふっ」
「V3047じゃあ、先輩、私はここで」
「あ、うん」
「V3048それではまた」
「またな、七咲」
「V3049はい、EcF1失礼しまFm3す」
(学校の帰りがけに家の手伝いだなんて、/七咲も大変そうだなぁ……)
(……っと、こうしてる場合じゃないな。/美也が首を長くして待ってるんだ、/僕も急いで帰らないと!)
「ただいま〜っ」
「V0948あ、にぃにお帰り〜っ」
「V0949あっ、EF3ちゃんと買って来てくれたんだ」
「うん、約束したからな」
「V0950にしししし、Eoありがとにぃに!」
「V0951それじゃ、Fm4早速Fm3食〜べよっと!」
「あ、それなら後で感想を頼むよ」
「V0952え? にぃには食べないの?」
「うん、僕はお風呂上りに食べるよ」
「V0953おお〜、EFe8m4後のお楽しみにFm3するんだね」
「そういう事」
(ふぅ、今日も疲れたな……)
(本当は制服を脱ぐのも面倒だけど、/このままじゃ落ち着かないし、/さっさと着替えてゲームでもするか……)
(…………)
「ん?」
「V0954にぃにっ、いい?」
「え? あ、ちょっと待って。/今着替えてるところなんだ」
「V0955え〜っ! 早く早くっ」
「わ、分かったよ」
「お待たせ、美也」
「V0956お〜そ〜い、あんまり遅いから、/みゃー待ちくたびれちゃったよ」
「ご、ごめん……」
「でも、何の用なんだ?/別に棒アイスの感想なら後でも……」
「V0957感想じゃないもん。/EoF3実はね……Wv210EcW10にしししっ」
「な、何だよ」
「V0958棒アイスが当たったFm3のだ!/EFe4見て見て、この『当たり』のFm3文字を」
「おっ、よかったじゃないか」
「V0959これ、にぃにに換えてきてほしいの」
「えっ……それくらい自分で行けよ」
「V0960みゃーが行ったら当たらないもん。/EFe3m4にぃにが行けば、Fm3また当たるでしょ」
「そ、そういうものなのか?」
「V0961うん。そういうものなんだよ、Ecにぃに」
「う〜ん……」
「V0962にぃに、お願い!」
(まぁ、こうまで言われちゃうと、/何だか嫌だって言いにくいよなぁ……)
「仕方ないなぁ……」
「V0963やった〜っ!」
「ただし、今日はもう駄目だぞ」
「V0964うん、EFe9分かってる。/EF3にぃにの時間のある時でいいよ」
「そうだな」
「V0965うんっ、Eoじゃあよろしくね」
(う〜〜ん、当たりが出るなら、/僕が先に選べばよかったなぁ……)
(まぁ、今更言っても仕方ないか……)
男の子
(さて、忘れないうちに美也に頼まれた/アイスの当たり棒を交換するか……)
(あんまり待たせるのも可哀想だし、/出来れば早い方がいいよな)
「じゃあ、早速お店に……」
「V3050今日は駄目。/そのガムは前に買ったばかりでしょ」
「……!」
「あれ? この声は……」
Ti0/        Ti2キョロキョロ……
「ああ、やっぱり七咲か……」
「V3051え? EFe3あ、Nm先輩、Fm3こんにちは」
「その買い物袋を持ってるって事は、/今日も家の手伝いで買い物に……あれ?」
「!?」
「七咲……その子は?」
「V3052あ、EFe9Fm3私の弟です。EFe6今、丁度/ガムをEFe9ねだられてたところで……」
「なるほど、それで大きな声を」
「V3053はい……」
「V3054買い物に連れてくると、EFe9お菓子を買うって/きかなくなるんです」
「ははっ、そうなんだ」
「V3055ええ……P0EF1あ、EFe6ほらR郁夫R3いくお、Fm8先輩に挨拶Fm1して」
「…………」
「こんにちは。/僕はNmNnっていうんだ」
「V3056こーら、Fm8郁夫」
「……」
「人見知りをしてるのかな?」
「V3057そうですね……EFe9いつもFm2こんな感じで」
「へ〜っ、そうなんだ」
「V3058すみません、Fm3先輩」
「いや、いいよ。/別に気にしてないからさ」
「あ、それよりも七咲……」
「V3059はい?」
「その袋の中身、カレーの材料だよね?/七咲の家は今夜はカレーなのか」
「V3060あ、EFe9m3いえ。EFe6カレーはカレーなんですけど、/EFe9カレーうどんにしようかと……」
「あ、なるほどね」
(そっか……七咲の家はカレーうどんか。/そういえばしばらく食べてないよな……)
(う〜ん、想像したら何だか食べたくなって/きたぞ……)
「V3061先輩、どうかしましたか?」
「いや、羨ましいな〜って思ってさ」
「V3062カレーうどんがですか?」
「うん、しばらく食べてなくってさ」
「V3063ふふっ、EoFe9そうでしたか」
「よかったな、お前も」
「ははっ、やっぱり駄目か。/何だか警戒されてるみたいだ」
「V3064そうみたいですね」
「まぁ初対面だし無理もないか」
「V3065私としては、EFe9挨拶ぐらい出来るように/なってほしいんですけど……」
「でも、まだ小さいから仕方ないよ」
「V3066徐々に……EFe6ですね」
「うん、それがいいと思うよ」
「V3067では、私はそろそろ」
「うん、そうだね」
「V3068それでは失礼します」
「またな、七咲」
「V3069Fm3はい」
(う〜ん、七咲に弟か……驚いたな)
(……でもこうして後姿を見てると、/七咲もお姉さんしてるって感じだよな)
(……)
(さてと、じゃあ僕もアイスの当たり棒を/交換して、家に帰るとするか)
(…………)
(う〜ん、さすがカレーうどんだ。/食欲がそそられるいい匂いじゃないか!)
(七咲の夕飯の話を聞いてから、/ずっと食べたいと思ってたんだよな……)
(まさかこうして学食で食べられるなんて、/盲点もいいところだったよ)
(こうして、ちょっと肌寒いくらいの/テラスで熱々のうどんをすするなんて、/最高だよな……)
Ti0/         Ti2ゴクリ……
「よしっ、早速食べるとするか!!」
Ti0/     Ti2ズルズル……、ズルズル……
(うん! 美味いっ!/くぅ〜〜っ、カレーうどん最高!!)
(……これは大盛りで正解だったな。/学食の味とは思えないぞっ!)
Ti0/     Ti2ズルズルズル……ズルッ!
「V3070あの……Nm先輩」
「……」
「V3071……Nm先輩?」
「え? ああ、七咲か……ごめん」
「V3072あ、Fm3いえ……すみません、お食事中に」
「いや、いいけど……どうかしたのか?」
「V3073はい、Fm6あの……Fm3申し訳ないんですけど、/相席をお願いしたくて……」
「相席?」
「V3074はい、私と水泳部の先輩なんですけど、/Fm6もう空いている席がFm3ないんです」
「えっ……今、なんて言ったの?」
「V3075ですから相席を……」
「いや、そうじゃなくて、/七咲って水泳部だったのか?」
「V3076ええ……」
(そ、そうだったのか……)
「V3077あの……もしかして迷惑でしたか?/Fm3でしたら……」
「い、いや、そんな事ないよ!/ちょっと水泳部って事に驚いただけで、/相席なら僕はいつでも大歓迎だよ」
「V3078本当ですか。/EFe9すみません、ありがとうございます」
「V0118七咲、場所は大丈夫だった?」
「え? ああっ、塚原先輩。/相席って塚原先輩だったんですか!」
「V0119Fm7相席? あ、Fm3そういう事なのね」
「V3079はい、Nm先輩にお願いしました……」
「V0120ごめんねNm君。EF3邪魔しちゃって」
「いえ、そんな事ないです。大丈夫です」
「V0121そっか、Ecありがとう」
「V3080あの……もしかしてお二人は/Fm3知り合いだったんですか?」
「あ、うん」
「V0122ええ、Fm7もしかして意外だった?」
「V3081いえ、そういう訳では……」
「V0123ふふっ、Eoだったらそんな事より、/早速お昼を食べましょう」
「V3082あ、はい、ではこれを……」
「えっ、二人分のお弁当?/それって……もしかして七咲が?」
「V3083ええ、EFe9まぁ……」
「V0124ふふっ、七咲は料理が上手なのよ。/Eoだからこうしてたまにお願いしてるの」
「そ、そうなんですか?/でも、前に聞いたときには……」
「V3084あ……」
「V0125もしかしたら、恥ずかしかったのかな?/EF3ふふっ、私は七咲の料理が大好きよ」
「V3085塚原先輩……」
「V0126ほら、Nm君も見てみて。/EF3下手な人がこれだけ作れるかしら?」
(おおっ、こ、これはすごい……)
「V0127ねっ」
「……確かにそうですね」
「V3086もう、Nm先輩まで……」
「V3087でも、家族に作るお弁当のついでなので、/Fm3本当に大したものじゃ……」
「V0128それがこんなに美味しいんだから、/いいんじゃないかしら」
「V3088あ、Eoはい……」
「はははっ、さすがの七咲も塚原先輩には/勝てないみたいだな」
「V3089ええ、そうなんです」
「V0129ふふっ、EoFm7ほら、そんな事より……Fm3二人とも/早く食べないと時間がなくなるわよ」
「あ、そうですね」
「V3090クスッ、はい」
「それにしてもさ、七咲ってすごいよな」
「V3091え?」
「こうしてお弁当を作るだけじゃなく、/弟の面倒を見たりしてるだろ……」
「V0130それに部活もね」
「あ、そうですよね」
「V0022……」
「V0131しかも手を抜かないなんて、七咲にしか/出来ないんじゃないかしら」
「V3092そんな……」
「V0132ふふふっ」
「V3093……」
(うん、でも塚原先輩の言うとおりだな。/七咲って本当にすごいよな……)
「V3094先輩……EFe9どうしてじっと見るんです?」
「あ、いや……その……」
「V0133ふふっ、EoF1さて……EF3じゃ私はそろそろ」
「V3095あ、EFe3塚原先輩……もういいんですか?」
「V0134ええ、ごちそうさまでした」
「V0135あ、二人はゆっくりしてていいわよ。/私は用があるだけだから」
「V3096はい」
「V0136それじゃあね」
「はい、ではまた」
「そっか……塚原先輩って/よく七咲の事を見てるんだな」
「V3097ふふっ、EoFe9そうですね」
「でも、驚いたな……」
「V3098え?」
「ほら、料理の事だよ。/あんなに出来るなんて思わなかったから」
「V3099あ……」
「何だか僕も七咲のお弁当を食べてみたく/なったよ」
「V3100あ、EFe3でしたら……」
「え?」
「V3101先輩はFm4お弁当交換ってFm6知ってます?/EFe9m3私が中学の時に流行ったんですけど……」
「ううん」
「V3102まぁ、名前のままなんですけど、Fm6お互いに/持ち寄ったFm1お弁当を交換Fm3するんです」
「へ〜っ、何だか面白そうだな。/今度、僕ともそれをやってくれないか?」
「V3103はい、構いませんよ」
「おっ、いいのか? ……何だか今から/七咲のお弁当が楽しみになってきたよ」
「V3104私も、先輩のお弁当が楽しみEcです」
「じゃあ約束って事でいいか」
「V3105はいEo」
こうして七咲とお弁当を交換する約束をした。
塚原先輩が褒めるほどだからな、/ついつい期待しちゃうよな。
(う〜ん、七咲はどこにいったんだろう?)
(教室にはいなかったから、水泳部の部室が/ある校舎裏かと思ったんだけど……)
(……)
(もしここじゃないとしたら、/七咲は一体どこにいるんだ?)
(今日は僕もお弁当を持ってきたから、/約束してたお弁当交換をしようと/思ったのにな……)
(仕方ない、校舎の方に戻って、/もう少し捜してみるとするか)
「V3106きゃっ!」
「うわっ、な、七咲……」
「V3107せ、EFe9m6先輩……」
「七咲、やっぱりここにいたのか。/随分捜したんだよ」
「V3108え……EFe9私をですか?」
「うん、ほら……前に約束したお弁当交換を/しようと思ってさ」
「V3109ああ、そういう事でしたか」
「ああ、でも……七咲がお弁当じゃないと、/駄目なんだよな」
「V3110それなら平気です……P0EcFe1m3ほら、ここに。/EoF3今日は私もお弁当ですから」
「おっ、それならよかったよ」
「V3111ふふっ」
「じゃあ、改めてお願いしてもいいかな?」
「V3112はい、Fm4お弁当Fm1交換ですFm3よね」
「うん」
「V3113Fm1別に……Fm3いいですよ」
「やった〜っ!」
「V3114あ、EFe9m6でも今日はあまりFm3豪華じゃないので、/そんなに期待しないで下さいね」
「うん。分かったよ」
「V3115……じゃあ、EoF3これをどうぞ」
「あ、うん……」
(こ、これが七咲の……。/よしっ、早速開けてみるか)
「おおっ、チャ、チャーハンじゃないか!」
「V3116ええ、それに昨晩の煮物と、卵焼き、/アスパラのベーコン巻きです」
「じゅ……十分豪華だと思うぞ」
「V3117そうですか?」
「うん、何だかもう待ちきれないよ」
「V3118クスッ、じゃあここで食べましょうか?」
「うん、そうしよう」
「V3119はい、でしたら私はこの椅子で……」
「へ〜っ、準備がいいんだな」
「V3120ふふっ、たまにここで食べてますから」
「そうなんだ……」
「V3121あ、よかったら先輩も使いますか?」
「ううん、僕はいいよ」
「V3122そうですか」
「V3123では、改めて……」
「いっただきま〜〜す!」
「V3124いただきます」
「V3125あ、先輩のお弁当のおかずは、/から揚げなんですね」
「うん、僕の好物なんだよ」
「V3126え? いいんですか?」
「うん、七咲にも食べてもらいたいからさ」
「V3127え……」
「美味しいものは皆で味わった方が、/もっと美味しくなると思うんだよね」
「V3128……そうですね」
「それよりも、ちょっと食べてみてよ」
「V3129あ、はい。/では、いただきます」
「V3130Ld……Le」
「ど、どうかな?」
「V3131Ld…………Le」
「口に……合わなかったかな?」
「V3132いえ、とっても美味しいです」
「あっ、やっぱり!?」
「V3133はい」
「V3134でも……これ、不思議ですよね」
「え?」
「V3135普通、お弁当のから揚げって、/冷めて風味がなくなるのに……」
「あ〜。実はそれね……温度を変えて/二度揚げしてるんだ」
「V3136二度揚げですか……」
「うん、僕が作ってる訳じゃないから、/詳しくは分からないけどね」
「V3137なるほど……」
「あ、それと、下味を濃い目にするのが/コツなんだって聞いたよ」
「V0023……」
「ど、どうかしたのか?」
「V3138いえ、納得してただけです。/すごく美味しかったので……」
「そっか、よかったよ」
「V3139私も次は揚げ方を調べてみようかな……」
「おっ、それはいいな」
「V3140あ、そうしたら、今度は先輩にお弁当を/作ってきますね」
「ほ、本当に!?」
「V3141いい事を教えてもらえたお礼ですよ」
「でも、お礼を言いたいのはこっちかも/しれないよ」
「V3142えっ?」
「七咲の作ったこのチャーハン、/すごく美味しいよ!」
「V3143あ……」
「何だか香ばしくて、これなら幾らでも/食べられそうな気がする」
「ははっ、これは交換してよかったよ」
「V3144そ、そうですか?」
「うん、これならいつでもお嫁にいけるん/じゃないかな」
「V3145え……」
「毎日七咲の料理が食べられる人は、/幸せだと思うよ」
「V3146あ、ありがとう……ございます。/そう言ってもらえると……嬉しいです」
「そっか」
「V3147はい……」
(な、何だかそうやって照れられると、/僕も恥ずかしくなってくるような……)
「V3148あ、せ、先輩。/もし足りなければ、こっちのから揚げも/食べてくださいね」
「う、うん……それじゃあとりあえず/一つもらうよ」
「V3149ふふっ、どうぞ」
「ふぅ〜っ、満足だ」
「V3150私もEcです」
「V3151ふふっ、先輩、Eoご馳走様でした」
「あ、ううん、こちらこそご馳走様でした」
「お弁当、すごく美味しかったよ。/またそのうち交換してくれないか?」
「V3152はい、Eo是非」
「って事は……。/僕のお弁当、気に入ってくれたんだな?」
「V3153先輩こFm3そ」
「うん、すごく僕好みの味だったからね」
「V3154それなら……EcW6EhFe6よかったです」
「ありがとう七咲」
「V3155Fm4いえ、EcW6EoFe9m3全然……」
「はははっ」
「V3156クスッ」
こうして七咲とお弁当交換をした。
……うん、こうして実際に食べてみると、/塚原先輩が美味しいって言ってた理由が/よく分かった気がする。
まったく、料理はさほどでもないなんて、/本当に謙遜してたんだな。
(……)
(こ、これが七咲の……。/よしっ、早速開けてみるか)
「おおっ、エビ焼売じゃないか!」
「V3157ええ、それに加えて定番の卵焼きと/アスパラのベーコン巻きを入れました」
「なるほどね、エビ焼売がメインなんだ」
「V3158そうですが……どうかしました?」
「いや、何でもないよ」
「それより、早く食べようよ。/何だか僕……もう待ちきれなくてさ」
「V3159クスッ、じゃあここで食べましょうか?」
「うん、そうしよう」
「V3160はい、でしたら私はこの椅子で……」
「へ〜っ、準備がいいんだな」
「V3161ふふっ、たまにここで食べてますから」
「そうなんだ……」
「V3162あ、よかったら先輩も使いますか?」
「ううん、僕はいいよ」
「V3163そうですか」
「V3164では、改めて……」
「うん」
「いっただきま〜〜す!」
「V3165いただきます」
「V3166あれ……先輩のお弁当のおかずって、/カニ焼売だったんですね」
「うん、僕の好物なんだよ」
「V3167え? でも……いいんですか?」
「うん、七咲に食べてみてほしいんだ」
「ほら、エビ焼売とカニ焼売で食べ比べて/みるのも面白いだろ」
「V3168ふふっ、そうですね」
「V3169では、早速いただいてみますね」
「うんっ」
「V3170Ld……Le」
「ど、どうかな?」
「V3171Ld…………Le」
「口に……合わなかったかな?」
「V3172いえ、とっても美味しいです」
「あっ、やっぱり!?」
「V3173はい」
「V3174……でも、私としてはやっぱりエビ焼売の/方が好みかもしれませんね」
「へ〜っ、どうして?」
「V3175私、初めてカニ焼売を食べた時、/細かいフレークだけしか入ってない事に、/すごく物足りなさを感じてしまって……」
「V3176でも、エビ焼売は小さいながらも/ちゃんとエビが入ってるじゃないですか」
「あ、なるほどね……」
「でも、それを言うなら僕はカニ焼売の方が/好みかもしれないな」
「V3177それはどうしてです?」
「実はそのカニ焼売って、カニ缶を使った/手作りなんだけど、汁を吸ってるから/カニの風味がすごく残ってるんだ」
「V3178あ、確かにそうですね」
「だから僕はエビよりそのカニの方が……」
「V3179……」
「ど、どうかしたのか?」
「V3180あ、いえ、別に」
(う〜〜ん、ちょっと失敗したかな?/カニ焼売の方がいいなんて……)
(そ、そうだよ……こんな事でムキに/なっても仕方ないよな)
「ははは……」
「V0025……」
「で、でもさ、僕はエビ焼売も好きだよ?」
「V3181……え?」
「ほら、この七咲が作ったやつ。/思ってた以上にエビの風味がするんだよ」
「V3182クスッ、それ、冷凍食品ですよ」
「え……あっ」
「V3183ふふふっ、私も……先輩の家のカニ焼売は/大好きですよ」
「そっか」
「V3184はい……」
「V3185そうだ、今度私もカニ焼売を作ってみよう/かなぁ……」
「おっ、それはいいな」
「V3186あ、そうしたら、今度は先輩にお弁当を/作ってきますね」
「ほ、本当に!?」
「V3187ええ、味見もしてほしいですから」
「それは楽しみだな」
「V3188そ、そうですか?」
「うん、今から待ち遠しいよ」
「V3189あ、ありがとう……ございます。/そう言ってもらえると……嬉しいです」
「V3190はい……」
(う〜〜ん……)
(な、何だかそうやって照れられると、/僕も恥ずかしくなってくるような……)
「V3191あ、せ、先輩。/もし足りなければ、こっちのカニ焼売も/食べていいですよ」
「う、うん……それじゃあとりあえず/一つもらうよ」
「V3192ふふっ、どうぞ」
(う〜〜ん、気分転換に1年廊下に来てみた/けど、これといって誰もいないな)
(……)
(誰もいないのに、/こんな所にいても仕方ないよな。/教室に戻るとするか……)
女子A
女子B
「ねぇ、知ってる?/B組の七咲さんの噂」
「あ、うん、聞いた聞いた」
「……えっ?」
(な、七咲って……あの七咲だよな?)
(えっと、話していたのは……あの子達か。/どうやら1年生みたいだな……)
「はぁ……2年生の彼氏かぁ。/何だか羨ましいな」
「ね〜っ」
「どんな人なんだろ……」
「カッコいいのかな?」
「どうだろうね……気になるなぁ」
(えっ……な、七咲に彼氏だって!?)
(ど、どういう事なんだ……ちょっと隠れて/様子をみてみるとするか)
「そういえば……七咲さんって、水泳部でも/活躍が期待されてるのよね?」
「うん、そうらしいわ」
「運動も出来て、彼氏もなんて……」
「ほ〜んと羨ましいわね」
(へ〜っ、七咲って水泳部で活躍が/期待されているのか……)
(う〜ん、人は見かけによらないって言う/けど、七咲って実はすごかったんだな)
「あ、ねぇ……彼氏がどんな人か聞きに/行ってみようか?」
「えっ? 七咲さんに?」
「ふふっ、本人じゃないわ。校舎裏で一緒に/ご飯を食べてるのを見た子がいるから」
「ああ、そういう事ね」
(えっ……校舎裏で一緒に?)
(も、もしかして……それって僕の事じゃ/ないのか?)
(よ、よし……あの子達の後をつけて……)
「V1269いよぉう、Nmっ!」
Ti0/         Ti2As225b1Ts3ガシッ!As0b0
「うわっ!!」
「V1270はははっ、EoFe8こそこそ何してるんだ?」
「な、何だ梅原か……驚かせんなよ」
「V1271いやぁすまん、お前の姿が見えたからよ、/EcF2ついつい抱きついちまったんだ」
「よ、余計な事するなよ」
「V1272いいじゃねぇか、俺とお前の仲だろ」
「まったく……」
「V1273んで、結局誰を見てたんだ?」
「あっ、いや……」
「…………」
「う、梅原……」
「V1274Fm3ほれ、どの子だよ?」
「……え?」
「V1275どの子を見てたんだって聞いてんだよ」
「ははは……」
「V1276ほれほれ、EoFe8白状しろよ」
(ど、どうしよう……)
「いやな……これには深い訳が……」
「V1277ん〜? Fm3どんな訳だよ」
「えっと、実は……み、美也が……」
「V1278美也ちゃんが?」
「そ、そう……財布を忘れててさ!/僕が持ってきてやったんだよ」
「V1279まさか、それで様子を見てただけとか?」
「うん、でも今はいないみたいで……」
「V1280何だよ、それだけかよ」
「そ、そうなんだよ……」
「V1281まぁ……EF1だとしたら時間も時間だし、/EFe9m3そろそろ教室に戻ろうぜ」
「あ、もうそんな時間なんだ……」
「V1282おう、Fm3ボーっとしてる暇はないぞ」
「分かったよ、じゃあ戻るとするか」
「V1283ああ」
(う〜〜ん、もう少しで噂の事が詳しく/聞けたのに……梅原のやつめ)
(でも、あの子達が言ってた彼氏って、/きっと僕の事なんだろうな……)
(…………)
(まあ、いいか……。/深く考えるのは止めておこう……)
(う〜〜〜ん、やっとお昼か……さて今日は/何を食べようかな……)
(……)
(あれ、梅原のやつがこっちを見てるぞ?/もしかして昼飯の誘いかな……)
(それなら丁度いいや。/声をかけられるのを待ってないで、/こっちから誘ってみるか……)
「お〜い、梅原」
「V1284ん、Fm4ああ……EF3どうした?」
「どうしたもこうしたもないだろう?/ジーッとこっちを見てたじゃないか、/昼ご飯の誘いじゃないのか?」
「V1285あ、EFe7いや……ま、EFe9m3それもあるけど……」
「な、何だよ……歯切れが悪いな……」
「V1286ん……EoFe9m3いや、いいか、食堂で飯でも/食いながら話せばいいことだしな」
「え……」
「V1287すまんすまん、Eoこっちの話だ。EF3さくっと/行くか。席が無くなっちまうしな」
「あ、うん、それもそうだな」
「V1288おっしゃ、それじゃ行くか」
「V1289いっただっきま〜〜〜す!」
「いただきます」
Ti0/       Ti2パクッ、モグモグ……
「V1290お……うんまっ! EcF3このカレー最高!」
「それは、腹が減ってるからだよ。/いつもと味は変わらないぞ」
「V1291そりゃそうだろ」
「……何だ、分かってて言ってたのか」
「V1292当たり前だ、EFe9m2こういうのは言ったもん/勝ちなんだって」
「なるほどね」
「ああ、それよりもさ……」
「V1293何だ? 一口くれってのか?」
「ち、違うよ、さっきの飯を食いながらって/話がどうなったのか聞こうとしたんだ」
「V1294ん? EFe5m4おおっ、EFe9m2そうだった」
「一体何の話だよ?」
「V1295いやEoFe9m3な、大した事じゃないんだが、/Fm4お前……最近Fm3あの子と仲いいな〜ってよ」
「えっ……あの子って?」
「V1296すっとぼけんなってFm3の、七咲の事だよ」
「な、七咲っ!?」
「V1297ああ、そうだよ」
「V1298まぁ、色々事情もあるんだろうけど、/EFe9m3そこら辺の事を聞いてみたかったんだよ」
「いや、僕としては別に特別な事は……」
「V1299ないってか?」
「う、うん」
「V1300じゃあ、どうしてちっとばかし有名な噂に/なってるんだろうなぁ」
「そ、そんな噂が……」
「V1301あるんだよ、1年生の女子を中心にな」
「……」
「V1302んで、ホントのとこはどうなんだよ?」
「ど、どうって言われても……」
(う〜〜ん、まさか七咲と僕の事が/ここまで広まっているなんて……)
(こういう時はどう答えればいいんだ?)
(……よしっ!)
・実は……付きまとわれて困ってるんだよ
・いや、生意気だけど面白いやつだよ
「実は……付きまとわれて困ってるんだよ」
「V1303何っ、そうなのか!?」
「その……七咲のやつ、何かっていうと/僕にちょっかいかけてくるからな」
「多分、そういう事が積み重なって、/噂になったんじゃないかな?」
「V1304くっ、なんて羨ましいセリフだ」
「いやいや、そうは言うけどさ、/こっちの身にもなってくれよ」
「V1305……でもよ」
「うん?」
「V1306お前はお前で気になってるから、/付き合ってるんじゃないのか?」
「どうなんだろうな」
「V1307その気なしか……」
「いや、だってさ……あれ?」
「V1308ん、どうした?」
(今、誰かがそこにいたような……)
(確か、黒髪のショートヘアだったような/気がするんだけど……)
「V1309お〜い、Nm」
「なぁ、梅原……」
「V1310あん?」
「今さ、そこに女の子がいなかったか?」
「V1311女の子?」
「V1312ははっ、EoFe9m3気のせいだろ。/こんな話をしてたから、自意識過剰に/なってるんじゃないのか?」
「う〜〜ん……」
「V1313まぁ、あんま気にすんなって」
「そ、そうだな……」
(でも、気になるものは気になるんだよな。/まさかとは思うけど……)
「いや、生意気だけど面白いやつだよ」
「V1314おっ、そうなのか?」
「うん、梅原はあまり話した事がないから、/分からないかもしれないけどさ」
「V1315ほ〜っ、EFe3そうなのかFm3」
「僕もやられっぱなしなんだけど、/そこがまた面白いというかさ……」
「V1316……お前にそこまで言わせるなんて、/七咲もやるもんだなぁ」
「そうなんだよ」
「ま、それ以外にも結構驚かされることが/あったりするけどね」
「V1317ん、EF3例えば?」
「料理とかだよ」
「V1318ほうっ、料理とな!」
「前に僕のお弁当と、七咲のお弁当を/交換したことがあるんだけど、/これがとにかく美味しくって!」
「V1319て、手料理か……」
「うん、しかも……あの塚原先輩も/褒めちぎったという代物だ!」
「V1320何っ、EFe8m4あの塚原先輩が!?」
「V1321う〜ん、Eoそれは確かにすごいな。/EFe9m3何だかお前が七咲と仲良くしてるのが、/本当に羨ましくなってきたぜ」
「そうだな。いい後輩だよ、本当に」
「V1322まったくだ」
「V1323っと……EF1話に夢中になっちまったな。/EFe9m3早く食わないと冷めちまうぜ」
「あ、うん、そうだな」
こうして梅原と楽しく食事をした。
(う〜ん……)
(そういえば……梅原と七咲の話をしていた/時の人影は、誰だったんだろう?)
(確か黒髪のショートヘアだったような)
(う〜〜〜ん……あっ!)
(く、黒髪のショートヘアといえば、/美也じゃないのか!?)
(よし、それなら直接……)
「え? み、美也じゃないか!」
「V0966え? EFe3あ、Fm3お兄ちゃん」
「流石だよ美也! 最高のタイミングだ」
「V0967え? えっ!?」
「あ、いやな、美也にちょっと聞きたい事が/あったんだ」
「V0968聞きたい事?」
「うん」
「ほら、昼休みの食堂の事だよ。/僕が梅原と話をしてた時、美也が近くに/いただろ?」
「V0969え……いつ頃?」
「いつ頃って……」
「V0970それ、多分美也じゃFm3ないよ?」
「そ、そうなのか?」
「V0971Fm4だって美也、Fm3休み時間は紗江ちゃんと/縄跳びして遊んでるから」
「な、縄跳び……」
「V0972うん、Eo面白いよ」
(そうか……美也じゃなかったんだ……)
(……)
(それにしても、女の子の縄跳びかぁ。/うん、確かに色々と面白そうだよな……)
「なぁ、美也……」
「V0973だ〜め」
「えっ!?」
「V0974『僕も一緒に遊んでもいいかな』EFe8m4とか/言うつもりでしょ〜っ?」
「うっ……」
「V0975縄跳びは美也たちだけでやるルールなの。/EoFe3お兄ちゃんもやりたいんなら、/ウメちゃんとFm3やればいいじゃない」
(それはまったく面白くなさそうだ……)
「V0976にしししっ、W15EoFe9m4それは面白くなさそうとかEF3/考えてるでしょ」
「なっ、どうして……」
「V0977それくらい分かるもんFm3」
「……」
「V0978さ〜てと、それじゃ、美也はそろそろ/Fm3行こうかな〜」
「あ……」
「V0979お兄ちゃん、Ecじゃあね〜」
「ま、まぁ、いいか……聞きたい事は/ちゃんと聞けた訳だし」
(でも……食堂にいたのが美也じゃなかった/なんて、当てが外れたな……)
(う〜〜〜ん……)
「ああっ!」
(く、黒髪のショートヘア……まさか七咲/だったって事はないよな……)
(な、ないと思いたい……)
(う〜〜ん……)
(確信とは言えないけど、/梅原と食堂で話していた時の人影は、/七咲だったような気が……)
(本当に黒髪ショートヘアだったなら、/特徴としても間違ってないしなぁ……)
「……」
(仕方ないな……直接本人に聞いてみると/するか……)
(さて、七咲は……)
「おっ、いたいた」
「お〜〜〜いっ、七咲っ!」
「V3193あ……」
「捜したよ、こんなところにいたのか」
「V0025……」
「あ、あのさ、七咲にちょっと聞きたい事が/あるんだけど……」
「ほら、僕と梅原が食堂で話をしてた時の/事なんだけど……もしかしてあの時、/七咲も近くにいたんじゃないか?」
「V0022…………」
「な、七咲……」
「V0017……」
「ああっ、ちょっと待ってよ!」
「ど、どうして無視するんだよ!/何か僕が……」
「V3194……」
「V3195付きまとわれて困ってるんですよね?/EcFm6先輩、自分で言ってたじゃないですか」
「あっ……」
「V3196私としても同じです」
「え?」
「V3197今、先輩に付きまとわれて困ってます。/Eoやめてもらえませんか?」
「V3198年下と一緒にいるのが恥ずかしいなら、/Fm6ちゃんとそう言えばいいでしょう」
「あ……」
「V0016……」
(ううっ、これはマズいぞ。/何とか……しなくちゃ……)
「いや、あの……七咲……」
「V0022……」
「ご、ごめん……僕はそんなつもりじゃ/なかったんだよ」
「V3199ふふっ、Fm6そんなつもりじゃないなら、/EoFe8m6何を言ってもいいんですか?」
「ううっ……」
「V3200先輩の言い訳って子供じみてますよね。/EoFe8それこそどういうつもりなんですか?」
「そ、そうだよな……確かに言い訳なんて/するべきじゃなかったよ……」
「七咲、本当に……ごめん。/僕が……悪かったよ」
「あの時の事はちゃんと謝るよ。/だから……許してくれないか?」
「七咲……お願いだよ」
「V3201Fm6……EhF6仕方ありませんね」
「V3202もう……Eoいいですよ」
「V3203そのかわり、今後は二度とああいう噂話を/しないで下さい」
「う、うんっ、分かってるよ」
「V3204それなら、EcW6Eh別に……」
「そっか……」
「V3205ふふふっ」
(よ、よかった……)
(ただ……今回の事で七咲にはかなり嫌な/思いをさせちゃったよな……)
(う〜ん、何か七咲にお詫びができたら/いいんだけど)
(あっ……そ、そうか!/この気持ちでお詫びをすればいいんだ!)
「あ、なぁ七咲」
「V3206はい?」
「いや、あのさ……もしよかったら、/僕が出来る事なら何でもするよ」
「V3207え?」
「僕が悪い事をしちゃった訳だからさ、/ほら……やっぱり……」
「V3208いえ、Fm3別にそんな事を……EF7あ……」
「おっ、何かある?」
「V3209えっと、W30EcW6EhFe6Wv75あの……W30EcW6EoFe9Wv155その何でもって、W30Wv282/先輩に聞きたい事でもいいんですか?」
「うん、勿論だよ!」
「V3210そうですか……EoF7じゃあ、EcFm3いずれ」
「えっ!? 今じゃなくていいの?」
「V3211はい、もう時間もありませんし」
「時間?」
「V3212ええ…………」
「V3213……ということです」
「う……、なるほどね」
「V3214では、私はこれで失礼しますね」
「あ、うん」
「ふぅ……」
(やっぱり食堂で話を聞いていたのは、/七咲だったのか……)
(何はともあれ、手遅れにならないうちに/許してもらえてよかったな)
(それにしても、七咲が僕に聞きたい事って/何だったんだろう……)
(いずれ……とは言ってたけど、/やっぱり気になるよなぁ……)
(う〜ん、陽射しが気持ちいいな。/気分転換に来てよかったよ)
(教室は何だか騒がしかったから、/ゆっくり出来なさそうだったしな……)
(よし、次の授業まで時間もあるし、/ここで少しのんびりしていくとするか)
(……)
(あれ、あそこにいるのは七咲……か?)
(う〜ん、ボンヤリしているみたいだけど、/何かあったのかな?)
(気になるな……。/ちょっと声をかけてみるか……)
「今日は、気持ちがいいよな。/遠くまでよく見えるしさ……」
「V3215先輩……」
「どうしたんだ?/七咲がボーっとしてるなんて珍しいな」
「V3216はい……EcW6EoF4あ、EFe9m3いえ……」
「おいおい、どっちなんだよ?」
「V3217……」
(う〜ん、本当にどうしたんだろう……)
「……」
「なあ、何か悩み事でもあるのか?/もし、僕でよければ力になるけど……」
「V3218先輩が……EFe9m6ですか?」
「うん。だから七咲さえよかったら、/ちょっと話を聞かせてくれないか?」
「V0025……」
「七咲……」
「V3219はい……」
(う〜〜ん、この表情……もしかして言い/にくい事なのかな?)
「V3220えっと……」
「う、うん」
「V3221あの……EFe9私、弟の事がよく分からなくて、/EFe6それで……」
「お、弟の事が?」
「V3222はい……」
「でも……よく分からないって、どんな風に/分からないの?」
「V3223そうですね……」
「V3224少し前の事なんですが、ゲームセンターで/他のお客さんに……おかしなイタズラを/したりとか……」
「おかしなイタズラ?」
「V3225はい……」
「V3226『1PLAY ¥50』というシールを、/ゲームをしてる人の背中に貼りつけたり/したんです」
「V3227その時はどうにか私がFm3かばったものの、/Fm6相手の人も相当怒っていて……」
「あぁ……な、なるほどね。/それは確かに怒るよな……」
「V3228はい……その他にも、EoFe9小学校で同級生の/女の子にやたらとちょっかいを出して/いるって話も……」
「ちょ、ちょっかい?」
「V3229そうみたいです……」
(そ、それってもしかして……)
(でも……あの年代の男の子が、女の子に/ちょっかいを出すとしたら……)
「な、なぁ……七咲」
「V3230はい?」
「これは僕の予想なんだけど、七咲の弟は/その女の子の事が好きなんじゃないか?」
「V3231そうFm4……なんですか?」
「うん、男の子は女の子の興味を引こうと、/そういう事をしたりするんだ」
「V0024……」
「V3232Fm4……だとしたら、EF1もしかして先輩も/私の事が好きなんですか?」
「ええっ!?」
「V3233……違うんですか?」
「いや……ど、どうしてそうなるんだよ。/僕にちょっかいかけてるのは七咲だろ?」
「しかも今は七咲の弟の話であって……」
「V3234LdふふふっLeEoFe6」
「な、何だ……冗談か、驚かせるなよ」
「V3235すみません」
「いや、それはいいんだけど……」
(……う)
(七咲、やっぱり何だか元気がないよな。/こういう時は一体どうすれば……)
(せめて何かいいアイディアが……)
「あ……」
「V3236え?」
「そうだよ、気になるんだったら、/調査をしてみればいいじゃないか!」
「V3237……調査ですか?」
「うん、弟の友達から話を聞けば、/詳しい事が分かるんじゃないかな」
「V3238なるほど……Ecそうかもしれませんね」
「やってみる価値はあると思うよ」
「V3239はいっ」
「七咲さえよければ、僕も手伝うからさ」
「V3240本当……ですFm6か」
「え……」
「V3241先輩がいてくれると、EFe9私もすごく心強くて/助かります」
「あ、うん……」
(もしかして……すごく不安なのかな?)
「えっと、それじゃあタイミングを見て/弟の友達に話を聞きに行こうか」
「V3242あ、はい。/その時はよろしくお願いします」
「ああ、任せてくれよ」
「V3243はい」
「V3244あの……Fm3では、EFe9私はこれで」
「うん、またね」
(何だか意外な展開になってきたな……)
「V3245Nm先輩っ」
「え? あ……」
「V3246すみません、Eoお礼がまだでした。/相談にのってくれて、/Fm3ありがとうございました」
「V3247Fm1それでは失礼します」
「ははは……」
(七咲も可愛いところがあるじゃないか。/よし、僕も精一杯協力してやるか!)
(う〜ん、弟の友達に話を……か。/僕が提案した事とはいえ、/何だか急展開だよな……)
(……)
(それにしても……七咲は一体どこに/行くつもりなんだ?)
(何となく誘われるがままに、/七咲についてきちゃったけど……)
「なぁ、七咲……」
「V3248あ、先輩、そろそろ着きますから」
「えっ……」
「V3249ほら、あそこです」
「あそこって……」
「V3250ええ、輝日南小学校です。/Wv200EF6I10弟の友達を見つけて話を聞くのなら、/EFe9通ってる小学校がいいと思いましてFm3」
「な、なるほどね……」
(う〜〜ん、七咲の弟は僕と同じ輝日南小/だったのか……)
(何だか懐かしいな。/まさかこうして、またここに来るなんて)
「あ、でもなぁ……」
「V3251はい?」
「何だか小学校って、部外者が入りにくい/気がするんだけど……」
「V3252ふふっ、EoFe9それなら大丈夫ですよ。/Wv200Fm6I10私が郁夫をFm3迎えに来たって言えば、/何の問題もありませんから」
「あっ、なるほどね」
「V3253ええ、では行きましょうか?」
「うん」
「さてと……それじゃ、早速始めようか」
「V3254はい」
「まずは弟の友達を捜さないとな……」
「V3273……」
「……どう? 知ってる子はいる?」
「V3255そうですね、EF6ええと……」
「V3256あっ、あの子……EF3弟の友達です!」
「よしっ、じゃあ七咲っ」
「V3257あ、はい、行ってきますね」
「……」
(あ、あれ? 何だか様子が……)
(ああっ、子供が走って行っちゃったぞ!/ど、どうしたんだ……)
(う〜ん……)
「V3258すみません……」
「ど、どうしたの?」
「V3259いえ、私はただ……郁夫の事を聞こうと/したFm3だけなんですけど……」
「そっか……」
(やっぱりいきなり話しかけたりしたら、/子供だって驚くよなぁ……)
(でも、どうしたら……)
「V3260あっ、EF1先輩、あの子!」
「えっ!?」
「V3261多分、Fm3郁夫と同じクラスです。/私、EFe9ちょっと行ってきますね」
「あ、うん、頑張って!」
「V0017…………」
「V3262やっぱり、警戒されちゃってます……」
「うん……僕らが小学生だった頃を/考えてもやっぱりそうだと思うし……」
「V3263どうしたらいいんでしょう……」
「そうだなぁ……」
(う〜ん、何かいい方法は……)
「あっ、そうだ!」
「V3264何か思いついたんですか?」
「うん、まぁね」
「こういうのって多分……取っ掛かりが/重要だと思うんだ」
「V3265そうですね……」
「だからさ、『弟を迎えに来たんだけど、/どこにいるか知りませんか?』って感じで/話しかけたらどうかな?」
「V3266あっ、EFe3m1なるほど……それなら自然な流れで/弟の事が聞けますしねFm3」
「V3267……分かりました。/Wv135EoFe3I10次はその方法で話しかけてみますね」
(さて……今度はどうかな?)
(時間的にもそろそろ限界だろうし、/今話しに行ってる子がラストチャンスに/なるだろうな……)
(おおっ、何だかさっきより上手く話せてる/じゃないか……)
(頑張れ、七咲……)
(…………)
(あっ、戻ってきたぞ)
「お帰り、七咲」
「V3268すみません、EoFe9m3お待たせしました……」
「その顔……収穫なしかな?」
「V3269はい……」
「V3270一応、同級生の女の子の話を出したりも/してみたんですけど……」
「V3271聞けたのは、EFe6郁夫がゲームセンターに/よく行ってる事と……Wv290EFe9I10私のブランコが/すごいって噂だけでした」
「え? ……ブランコ?」
「V3272はい、Eh郁夫が大袈裟に言ったみたいです。/Wv240EcW6EoFe9I10私がブランコからジャンプするとか……」
「あ〜、なるほどな。確かに小学生たち/からしたら、憧れの対象になるよな」
「V3273Fm3……」
「まぁ、仕方ない……か。/一回で分かるとは思ってなかったしさ」
「V3274そうですね」
「じゃあ……今日はここまでにしとくか。/もう日が暮れる時間だしね」
「V3275はい」
「次はまた別の場所に行ってみようよ」
「V3276ふふっ、Eoそうですね」
こうして七咲と輝日南小学校に出かけた。
聞きたかった話が聞けなかったのは残念だけど、/それは仕方ない事だしな。
ここは次に期待しておくとするか……。
(……)
(う〜ん、七咲の弟の話を聞くはずなのに、/どうして商店街なんだろう……)
(何となくついてきちゃったけど、/七咲には何か考えがあるのかな……)
「なぁ、七咲……」
「V3277はい?」
「今日は確か弟の話を聞くんだよな?」
「V3278ええ、そのつもりです」
「じゃあ、どうして商店街に?」
「V3279ふふっ、Eo私が夕食の買い物に来た時に、/Fm4よく弟の友達とFm2ここで会うんですよ」
「あ、なるほどね」
「V3280えっと……もしかして他の場所の方が/よかったですか?」
「いや、そんな事ないよ。/僕もいいアイディアだと思う」
「V3281ふふっ、Eoそうですか」
「よし、じゃあ早速捜してみようか」
「V3282はい」
「七咲、どうだ?」
「V0015……」
「……な、七咲?」
「V3283いました、あの子……そうだと思います」
「えっ?」
「V3284先輩、行きますよ」
「ま、待ってよ」
友 達
「V3285ねぇ、ちょっといいかな?」
「あ、郁夫の姉ちゃんだ」
「V3286ごめんね、急に」
「別にいいよ。郁夫を捜してるんでしょ?」
「V3287あ、Fm6ううん……Fm2今日は違うの」
(おっ、何だか顔見知りみたいだな。/これは期待が持てそうだぞ……)
「V3288あのね、Fm4ちょっと……Fm6郁夫の事を/聞きたいんだけど、EFe9m2いいかな?」
「うん、いいよ」
「……って感じかな」
「V3289そ、Fm2そうなんだ……」
「あいつホントにすげぇんだぜ。/そいつのおでこに、無理矢理チューしよう/として泣かせたんだ」
(ぼ、僕……本当に子供のイタズラ程度だと/思ってたけど、これじゃ七咲が心配するの/も無理ないよな……)
「V3290Fm6ほ、他の女の子にはしてないの?」
「うん、他にはあんまりしてないよ」
「そっか……」
「でも、クラスで一番背がでかい女子の/手をなめて泣かせた事はあるぜ」
「V0016……」
「……」
「あとはね、学校でカレー味の消しゴムを/なめてたりもするんだ」
「け、消しゴムを……」
「カッコいいよなぁ……」
「V3291……」
(しょ、小学生の感覚って……すごいな。/消しゴムをなめてかっこいいのか……)
「それで、もっとすごいのが……あっ!」
「V3292……え?」
「……っ!」
「V3293郁夫っ!」
「V3294あっ……」
「七咲、行こうっ!」
「V3295はいっ」
「君、ありがとうね」
「V3296ありがとう」
「う、うん……」
(はぁ……はぁ……)
「ど、どっちだ?」
「V3297先輩……こっちです」
「あ……」
「や、やっと追いつけたな……」
「V3298はい、Fm2どうにか……」
「V3299……ねぇ、郁夫。W45/Wv130I10どうして女の子をいじめたりするの?」
「…………」
「V3300それに、どうしてお姉ちゃんの言う事が/聞けないの?」
「……!」
(七咲、そりゃ必死にもなるか……)
「V3301ねぇ、郁夫……」
「なあ……。もしかして、その女の子の事が/好きなんじゃないのか?」
「っ!!!」
「V3302え……」
「やっぱり……相手の子の興味が引きたくて/そうしてたんだろ?」
「………………」
「V3303本当に……そうだったんだ」
「V3304でもね……EoFe8それならなおさらその子に/イタズラしちゃダメ」
「……っ!!」
「V3305郁夫っ、言う事を聞いて!」
「っ!」
(う〜ん、まったく反省の色がないな……)
(こういう時はどうしたらいいんだろう?/例えば僕が小学生だったら……)
(そうだ! もしかしたら……)
「七咲、ちょっといい?」
「V3306あ、EFe9m6はい……」
「よし、じゃあ今から僕は七咲のスカートを/めくっちゃおうかな!!」
「V3307えっ!?」
「っ!!!!!」
「…………!!」
「V3308先輩……」
「さ、どうする?」
「……ははっ、そうやって怒るって事は、/やられたら嫌なんだろ?」
「っ!!」
「でもさ、お前も同じ事をしてたよね?」
「V3309先輩……」
「ちゃんと分かったみたいだな」
「じゃあ、その女の子に謝れるよね?/イタズラした理由も含めてさ」
「V3310郁夫、先輩が言った通りに出来るでしょ?/W45EcFe6じゃないと……Wv360EoFe8I10『めっ!』EFe9よ」
「V3311Fm9じゃあその女の子に『ごめんなさい』が/Fm6出来るわよね?」
「まぁ、出来ない気持ちも分かるけどね」
「V3312先輩……それじゃダメです」
「う〜ん、まぁそうだよな……。/でもさ、弟はもうちゃんと分かってる/みたいだし……」
「V3313え……」
「……!!」
「V3314郁夫……」
「もうその子にイタズラはしないよな?」
「え、あ……そ、それは?」
「V3315ああ、その子が見ているヒーロー番組の/変身ポーズなんです」
「V3316多分、『了解』の意味だと思いますよ」
「あ、そうなんだ」
「じゃあ、これでひと段落……かな」
「V3317そうですね……」
「V3318Fm6あの……Fm3先輩、ありがとうございました」
「V3319多分、私一人じゃ無理でした」
「いやいや、別に僕は何もしてないよ」
「V3320そんな事……」
「それよりも良かったじゃないか。/本当にいじめてたんじゃなくてさ」
「V3321はいっ」
「さて、それじゃあそろそろ帰ろうか。/七咲も遅くならない方がいいだろ」
「V3322ええ、そうですね」
「V3323あ、こら……引っ張らないの」
「はははっ、お腹でもすいたんだろ?」
「V3324みたいですねEcF2」
こうして七咲の弟と話をした。
何だか色々あって大変だったけど、/とりあえず解決できてよかったな。
七咲の嬉しそうな顔も見られたし、/僕としても大満足だ。
(う〜〜ん、七咲は教室にいるかな?)
(あれから七咲の弟がどうしたかが、/すごく気になるんだよな……)
(僕も部外者ながらも、/色々と言っちゃったしな)
(七咲の口からその後の事を聞ければ、/僕としても安心できるんだけど……)
(……)
(よし、到着だ。/早速教室を覗いてみるとするか)
(おっ、いたいた……七咲だ。/自分の席で友達と喋ってるぞ)
「お〜〜い……」
(いや、待てよ……)
(ど、どうしよう……何だか改めて声を/かけるのも恥ずかしい気がしてきた……)
(と、とりあえず入り口から視線を送って、/気付いてくれるのを待つとするか)
Ti0/      Ti2じ〜〜〜〜〜〜〜〜っ。
(七咲っ!)
Ti0/   Ti2じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ。
(気付いてくれ〜っ!)
(…………)
(おおっ、気付いたみたいだぞ!)
「V3325Nm先輩、こんにちは。/EFe9m2こんな所で覗きゴッコですか?」
「あ、いや……」
「V3326ふふふっ、EoFe9分かってますよ。/他の学年の教室って入りにくいですよね」
「はは……バレたか」
「V3327それで、今日は何の用事ですか?」
「ああ、えっと……ちょっと弟の事をね」
「V3328郁夫の?」
「うん、そうなんだ……」
「V0021……」
「V3329では、少し場所を変えてもいいですか?/Fm6ここだと少しFm3目立ちますので」
「あ……うん、そうだね」
「V3330すみません」
(ははは……確かに教室前で上級生と/話してたら注目を集めるよな)
(何たって、すでに噂になっているくらい/だからなぁ……)
「よし、じゃあ屋上にでも行こうか」
「V3331そうですね」
「V3332ふふっ、Eo風が気持ちいいですね」
「うん、そうだね」
「V3333あ、EF3それで……P0EcF1じゃなくて……」
「うん?」
「V3334えっと、EFe9まずは……郁夫の事、/色々とありがとうFm3ございました」
「V3335あの時、先輩がいてくれて本当に助かり/ました」
「いや、そんな事気にしないでいいよ」
「V3336あ、EFe9はい……」
「それより、弟の事なんだけど、/あれから女の子とはどうなったんだ?」
「V3337あ、EFe9m3なるほど……その事でしたか」
「うん、ちょっと気になっちゃって」
「V3338ふふっ、EoFe9そうですね……EF7まぁFm3予想通りの/EFe9結果でしたけど」
「……と、言うと?」
「V3339フラれたそうです」
「そ、そうなんだ……」
「V3340私、お兄ちゃんが好きなの。/郁夫君がお兄ちゃんみたいだったら、/いいのFm3にな」
「V3341……って言われたみたいで」
「なるほど、お兄ちゃんか……強敵だな」
「V3342そうですね」
「まぁ、子供の頃って身近な人を好きに/なったりするからね」
「V3343身近な人を好きに……」
「うん。良くあると思うんだけど……。/七咲はそういうのはなかったのか?」
「V0024……」
「ん? 七咲……どうかしたのか?」
「V3344いえ、EFe9あの……EcW6EhFe6B40先輩は……」
「え?」
「V3345あ……Fm6す、Fm3すみません。/EcW6EhF6何でも……EcW6EoFe9m3ないんです」
「そ、そう?」
「V3346はい、EF7ちょっと……EFe9m3私も聞きたい事が/あったんですが、Fm6それはまたFm3今度で」
「あ、うん」
「V3347えっと……EFe9m3それでは私はこれで」
「うん……」
「V3348し、Ec失礼します」
「またな、七咲」
「V3349はい」
(そうか……七咲の弟はフラれたのか。/う〜ん、何だか可哀想だったな……)
(でも、お兄ちゃんを持ち出されたら、/さすがに仕方がないか)
「……」
(それにしても……最後に七咲が何を/聞こうとしたのかが気になるな)
(僕で教えてあげられる事なら、/遠慮なんかしなくていいのにな……)
(ふぁ〜っ……)
(さっきの授業があまりにも退屈で、/何だか眠くて仕方がないよ……)
「う〜〜〜〜〜〜〜ん……」
(……少し景色でも眺めて/眠気を覚ますとするか)
(冬って空気が澄んでるから、/遠くの景色がきれいに……あれ?)
(……あそこにいるのって、七咲だよな)
「お〜い、七咲。/こんなところで何をしてるんだ?」
「V0017……」
「な、七咲?」
「V3350えっ? EFe9m6あ、Nm先輩……」
「どうかしたのか?/何だかボーっとしてたみたいだけど……」
「V3351あ、いえ、EFe6別に……」
「……」
「V3352な、E何ですか?」
「いや、少し様子がおかしいからさ」
「V3353え……」
「何か……考えてたんじゃないの?」
「V0021……」
(どうしてここで黙るんだろう。/……悩みでもあるのかな?)
(だとしたら……)
「なぁ、七咲……」
「V3354はい……」
「もしかしたら、何か力になれる事が/あるかもしれないし、話してみないか?」
「V3355そう……EcFe6m3ですよね」
「うん……」
「V0022……」
「V3356えっと……どこから話せばいいのか/EFe9よく分からないんですけど……」
「V3357実は、弟の郁夫がクラスメイトの女の子を/いじめていたらしくて、EF6両親が小学校に/呼ばれてしまったんです……」
「V3358元々、私の両親は共働きで……EFe9昼間は私が/郁夫の面倒を見ているので……」
「そうなんだ……」
「V3359はい、それで今度はEoFe9私が両親に叱られてFm3/しまって……」
「で、でもそれって理不尽じゃないか!?」
「V3360そうかもしれませんが、弟の面倒は私しか/見られませんから」
「あ……」
「V3361やっぱり、Fm6私がもっとちゃんとしてるべき/だったんです……」
「本当に……そうなのかな?」
「V3362えっ?」
「僕はそれくらいの男の子なら、/放っておいて平気だと思うんだけど……」
「V3363そんな事はありません!」
「で、でもさ……」
「V3364あの……EoF1失礼かもしれませんが、/EFe8先輩に何が分かるんです?」
「そ、それは……」
「V3365分かりませんよね?/EF6だって先輩は他人なんですから」
「V3366でも、私にとっては家族の事なんです。/うちと先輩の家とは違うんです!」
「V3367すみません……EcF8失礼します」
「あ、七咲……」
(……)
(う〜ん、僕は男の子なんてそんなもんだと/思うけどな……)
(もしかして男の子の間ではよくある話も、/女の子にはショッキングな事なのかな?)
(男女の視点の差……か。/だとしたら仕方ないよな……)
(まぁ、これは七咲の家の事だし、/僕も立ち入り過ぎるのはやめておくか)
(後は七咲が考える事だもんな……)
(七咲の『聞きたい事がある』って言葉が/どうしても気になるんだけど……七咲は/一体どこにいるんだ?)
(教室にいなかったから、部室にいるかと/思ったんだけど、当てが外れたな……)
(う〜〜ん、参ったなぁ……)
(……)
「Ts1お〜〜い、七咲〜っ」
(って、声を出して見つかる程度なら、/最初から困らないんだけどな)
「V3368はい?」
「うわぁっ!!」
「V3369呼びましたか? Fm2Nm先輩」
「な、七咲……どうして」
「V3370どうしてと言われましても……先輩の姿が/見えたので、B50EFe6声をかけようと近づいたら/EFe9私の名前を……」
「そ、それで返事をしたのか……」
「V3371はい」
(ほ、本当に驚いたな。/なんてタイミングだ……)
「V3372それで、Fm6私に何か用事ですか?」
「え……あっ、そうだった」
「別に大した事じゃないんだけど、/ほら、七咲が僕に聞きたい事があるって/言ってたからさ」
「V3373あ……」
「それで、もし僕が知っている事なら/教えてあげようと思ってさ」
「V3374え……EFe9っと、EFe6それはですね……」
「うん」
「V3375う……」
「……」
(あれ……どうして口ごもるんだ?/もしかして言いにくい事なのかな?)
「V3376いえ、EoFe9m6あの……」
「な、何?」
「V3377先輩っFm3て……EcW4EoFe9m6私の事を気にかけてくれて/Fm3ますよね?」
「う、うん、そうだね」
「V3378それで……EcW4EoF6私の事をどう思ってるのかって/EFe9m6少しFm3興味が……」
「えっ?」
「V3379あ、いえ……EFe9m3別に変な意味じゃなくて、/EFe6m4その……」
(な、七咲の奴、どういうつもりなんだ?)
(どう思うかって事は……そういう事だよ/なぁ……)
「え、えっと……」
・1年生にしては大人びてるかな
・僕は胸の大きい子が好きなんだ
・僕は年下には興味が無いんだ
「1年生にしては大人びてるかな」
「V3380えっFm3!?」
「何だか対等に話せるって感じでさ、/美也と同じ1年生だとは思えないよ」
「V3381そ、そうFm3ですか?」
「うん、僕も見習いたいくらいだよ」
「V0021……」
「V3382えっと……Fm3ありがとうございます。/EFe6m4そう言ってFm3もらえて……EF3嬉しいです」
「ははっ、どういたしまして……で、/いいのかな?」
「V3383クスッ、EoFe9どうでしょうね」
「聞きたいことはそれだけ?」
「V3384あ、Ecはい……」
「そっか」
「V3385えっと……EF3それじゃあ私はこれで」
「えっ、もう?」
「V3386はい……EF7あの、EF3失礼します」
「あ……」
(う〜ん……七咲がすごく照れてたから、/何だかこっちまで照れちゃったよ……)
(でも、まさか教えて欲しい事が/『私の事をどう思うか』だなんて、/ちょっと意外だったな……)
「僕は胸の大きい子が好きなんだ」
「V3387……え?」
「ほ、ほらさ……こうボイーンバイーンっと/ダイナマイト……な……感じで……」
「V0016……」
「あ……、じょ……冗談だよ……」
「V3388……私は真面目に聞いたんですけど」
「そ、そうだよな……ごめん」
「あ、でもさ、僕は七咲の胸がどうとかって/意味で……言った訳じゃ……」
「V0017……」
(し、しまったっ!/余計な事を言っちゃったかな)
「僕は年下には興味がないんだ」
「V3389え……」
「な、何て言うか……その……」
「V3390それ……本当ですか?」
「V3391けど…Ec…Wv85先輩、W30Wv170EoFe8この間1年生の女の子と/仲よさそうに歩いてましたよね?」
「えっ!? そ、それっていつの事?」
「な、七咲っ」
「V3392……冗談ですよ」
(うっ……何だか余計な事を言っちゃった/ような気がするぞ……)
「ははは……」
「あっ、七咲っ!」
(い、今……何だか悲しそうな表情を/していたような……)
(ううっ、失敗したなぁ)
(でも、まさか自分をどう思うかなんて/聞かれるとは思わなかったし……)
(仕方ない……よな)
(う〜〜ん……)
(気まぐれにテラスにきてみたけど、/これといって誰もいないな……)
(仕方ない、教室に戻るとするかな)
「……ん?」
(何だか聞き覚えのある声が……ああっ!)
「V0980いっち、にっ、いっち、にっ!」
「V0500いっち、にっ、いっち、にっ!」
「V0981紗江ちゃん、縄跳び上手くなったよね」
「V0501そっ、そうっ、かなぁ?」
「V0982うん」
(な、中多さんが縄跳びを!?)
(お、おお……)
(何て事だ、まさかあそこまで……)
(こ、これは気付かれないように観察する/必要があるな……)
(うん、美也と中多さんの普段の様子を/知るいい機会だし……)
「V0983いっち、にっ、いっち、Eoにっ!」
「V0502いっち、にっ、Eoいっち、Fm3にっ!」
(上、下、上、下、上、下、上、下……)
(ううっ、中多さんの動きに合わせて、/ついつい僕の頭も動いちゃうぞ……)
(かといって目をそらすなんて事は/出来そうにないし……)
(う〜〜〜ん……)
(…………)
(うん、最早これは芸術の域に/達しているな……)
(あ、中多さんが縄跳びを置いて、/どこかへ行ったぞ……トイレかな?)
(……)
(それにしても中多さんの胸……)
(あれは……すごかった)
「V0985あっ、お兄ちゃん!」
(し、しまった! 近づき過ぎたか……)
「V0986もう、何してるの!/こそこそFm3覗いちゃって、EcW4F3Ehやらし〜」
「い、いや、違うんだ!」
「いや、あの……僕はたまたま移動教室で/通りがかっただけで……」
「V0987あ、EF3そうなんだ……」
「ははは……」
(ふぅ……)
(あ、危ない危ない……とっさに出た嘘に/しては、説得力があって助かったぞ)
「V0988でも、お兄ちゃんも……EFe9かぁ」
「な、何の事だ?」
「V0989あ……別に大した事じゃないんだけど、/EFe9m6やっぱり何か変なのかな〜って」
「…………」
「V0990ん〜、それがね、Fm4お兄ちゃんがくる前に、/Fm6逢ちゃんも私達が遊んでる所をじーっと/見てたんだよね」
「えっ、七咲が?」
「V0991別にあたし達、EFe9m4見られるような事を/してる訳じゃないのに……」
「まぁ、確かに見られるような……あっ!」
「V0937ん、何?」
「い、いや……別に……」
「V0992そっか……」
(ま、まさか七咲のやつ……)
(うん、僕が『胸の大きい子が好き』って/言ったから、中多さんを見て……)
「な、なぁ美也……七咲が何を見てたか/分かるか?」
「V0993う〜ん……EoF7よく分からないけど、/EFe9m4紗江ちゃんを見てた気がする」
「そ、そうか……」
「さ、さてと、それじゃ僕はこれで……」
「V0995あ、EFe3m4うん」
(やっぱり間違いないよな……)
(僕が軽はずみで言った胸の事を、/七咲はすごく気にしてるんだ……)
(う〜〜ん、失敗したなぁ。/近いうちにちゃんと謝っておくか)
nawatobinowS
nawatobinowM
(う〜ん……毎日の事だけど、この時間が/待ち遠しくてしょうがないな)
(さて、今日は何を食べ……あれ?)
(あそこにいるのは梅原じゃないか。/どうして今日に限って一人なんだ?)
(どうせ学食で食べるなら、一緒に来れば/よかったのに)
(……)
(……にしても梅原の奴、どうして/あんなに不思議そうな顔でカレーを/食べているんだ?)
(見たところ、食べているのは定番の/カレーなんだけど……)
(もしかして、カレーに何か問題でも/あるのかな?)
(う……何だかすごく気になるな……。/あの表情はただ事じゃなさそうだけど、/一体どんな理由があるっていうんだ?)
(うん……聞いて解決するのもいいけど、/ここはあえて冒険してみるか!)
「よ、よしっ……」
「お、おばちゃん、こんにちは」
食おば
「あら、いらっしゃい。/今日は何にするんだい?」
「えっと、カレーをお願いします」
「はいはい、カレーね」
「あっ、それで……今日はおばちゃんに/お願いがあるんですけど……」
「な〜に……ちょっと怖いわねぇ」
「いや、実は……ルーをちょっと多めに/かけてもらいたくて……」
「ええっ?」
「すみません、お願いしますっ!」
「こんな事おばちゃんにしか言えません。/おばちゃんじゃないと駄目なんです!」
「……」
「まったく……仕方ないわねぇ。/みんなには内緒にするんだよ」
「あ、はい! ありがとうございます」
(よ、よしっ、大成功だぞ!/試しに言ってみるもんだなぁ……)
(これは、ちょっとした賭けだ……。/こんなにルーがかかっていれば、/梅原のあの顔の秘密が分かるだろう……)
(しかし、もしも美味しくなかったら、/あえて増やしたこのルーが……)
(いや、今更うだうだ悩んでも仕方ない。/それじゃあ早速……)
「あ、七咲……」
「V3393そういう事なんですね……」
「えっ?」
「V3394先輩が年下に興味が無い理由です」
「えっ? ええっ!?」
「V3395確かに年上……EFe9ですよね」
「いや、あの……」
「V3396それじゃ、失礼します。/ダラダラと話してると、私のラーメンが/伸びちゃいますので」
「な、七咲っ! ちょ、ちょっと!」
「あぁ……」
(な、七咲のやつ……間違いなく変な誤解を/してるよな)
(た、確かに僕は年下には興味が無いなんて/言ったけど……)
(ううっ、これはマズいぞ。/もし変な噂を広められたりしたら……)
(う〜〜ん、これは近いうちに/ちゃんと謝っておかないとだな)
「はぁ……」
……こうして、七咲に変な誤解をされた。
しかもカレーは本当に微妙な味で、/増やしたルーが思いっきり裏目に出た……。/なんだかなぁ……。
(やっぱり……七咲は僕の言った事を/気にしているんだろうな……)
(……)
(年下の子に思わせぶりな事を言われて/慌てるなんて、僕はなんて情けないんだ)
(照れ隠しとは言え、思ってもない言葉で/七咲を傷つけて……)
(きっと、あんな事を聞いた七咲の方が/恥ずかしかったに違いないのに……)
(僕だって嬉しく思えたんだから、/ちゃんと素直に答えればよかったんだ)
(七咲の魅力にちゃんと気付いていたはず/なのに……)
(よ、よし……こうなったらあの方法で!)
(うん、正面よりこっちから入った方が/いいかもしれないな……)
(い、行くぞ……)
(潜入成功……後はここからだな)
(おっ、手ごろなバケツがあるじゃないか。/これは使えるぞ)
(後は……おおおおっ!)
(す、すごい……水泳部の練習がバッチリ/見えるじゃないか!!)
「…………………………」
(……っと、ダメだダメだ。/今日はこんな事をしに来たんじゃない!)
(よ、よしっ、気を取り直してこのバケツを/思いっきり……)
Ti0/   Ti2Ts3ガッシャ〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!
「V0137誰っ! 裏口に誰かいるのっ!?」
「……」
(よ、よしっ、これでいい……)
「V0138まったく……」
「すみません……」
「V0139Nm君……この時間は水泳部が練習を/してるのは知ってるでしょう?」
「はい……」
「V0140だったら、あんな所で何をしてたの?」
「そ、それは……」
「V0141それは?」
「V0142Fm1質問に答えて」
「V0143Nm君」
「わ、分かってます」
(よ、よしっ……)
「V0144Nm君?」
「はい、分かってます……」
「……決して大きいとは言えなくても、/毎日の部活で鍛えられた胸筋に内側から/押し上げられ……」
「外側からは抵抗をなくす為に開発された/競泳水着によって圧迫されている胸」
「僕は、その火薬の様に爆発しそうな程の/エネルギーを蓄えた感じが見たくて、/ついつい覗きに来てしまったんです!」
「Ts3本当にすみませんでした!」
「V0145……」
「V0146あ、あのねぇ……Nm君」
「V3397相変わらず口数の多い変態ですね。Eo/本当に何を考えているんですか?」
「あっ! な、七咲……」
「V0147あらFm3……」
「V3399あんな事を大きな声で言うなんて、/Eo私には理解できません」
「V0148それもそうね、じゃあ先生に……」
「V3400あ、EFe9m6いえ、EcW6EhFe6そこまではしなくても……」
「えっ?」
「V0149七咲……」
「V3401私は……B50EcFe1m4もういいとFm1思います」
「V0150でもねぇ……」
「V3402確かに言ってる事はおかしいですけど、/EoFe6ちゃんと反省はしてるみたいですし」
「V0151……仕方ない」
「それじゃあ……」
「V0152七咲もこう言ってる事だし、/今回は見逃してあげるわ」
「あ、ありがとうございますっ」
「V0019……」
「な、七咲もありがとう」
「V3403それでは私は練習に戻りますので」
「あ、うん……」
「V0153……」
「V0154ふふっ、Eo助かったわね、Nm君」
「あ、はい……本当にすみませんでした」
「V0155もういいわ……Ecでも、/EoF1二度目はお断りよ」
「V0156でも……、/EFe1m6七咲ったらちょっとおかしかったわね」
「え……何がですか?」
「V0157何だかあの子、ちょっと嬉しそうだった/じゃない?」
「そ、そうですかね……」
「V0158どうせNm君も何か考えがあって/こんな事したんでしょう?」
「えっ、わ、分かってたんですか」
「V0159普通なら、入り口近くにあるバケツを/わざわざ覗く場所で倒したりしないわ」
「あ……」
「V0160とりあえず作戦は成功だったのかな?」
「そ、そうですね」
「V0161ふふっ、よかったわね」
「はいっ」
「V0162それじゃ、私も練習に戻るから」
「あ、本当にご迷惑をおかけしました」
「V0163いいわよ、別に。/じゃあね、Nm君」
(ふぅ、一時はどうなるかと思ったけど、/上手くいったみたいでよかった……)
(うん、勇気を出してこんな事をした甲斐が/あったよ)
(七咲も許してくれたみたいだし……)
(あ、塚原先輩にも感謝しなくちゃな)
「Ts3と、年下の健康的なスポーツ少女/の魅力に惑わされたんです!!」
「Ts3本当にすみませんでした!」
「V0164……」
「……」
「V0165あ、あのねぇ……Nm君」
「V3398Nm先輩って、Eo頭おかしいんじゃ/ないんですか?」
(くっ、すっかりダマされたよ……)
(美也の奴……僕の下駄箱に買い物の紙を/放り込んで帰るなんて……)
(おかげで今日買う予定の漫画雑誌代が、/夕食の材料になっちゃったよ)
(まったく……帰ったらちゃんと代金を/請求しなくちゃな……)
(…………)
(……うん? あ……あれっ!?)
(あそこにいるのって、/絢辻さんと七咲の弟じゃないのか?)
「う〜〜ん、珍しい組み合わせだな……」
(何かあったのかな?/ちょっと……声をかけてみるか)
「絢辻さん」
「V2417あぁ、Nm君」
「えっと……その一緒にいる子って、/僕の知ってる子なんだけど……」
「も、もしかして……何かあったの?」
「V2418うん……W30Fm2ちょっとね」
「V2419買い物をしてたら、この子がイタズラ/しようとしてきたのよ」
「そ、そうなんだ」
(な、なんて事を……)
(七咲の弟、相手は選ばないと駄目だよ)
「V2420ほら、ごめんなさいは?」
「……」
「お、おい……悪いことは言わない。/今のうちに謝っておいた方が……」
「Wv0……Wv90」
「V2421……」
「V2422ふ〜〜ん、そういう態度に出るのね。W45/Wv270I10それじゃ仕方ないわね」
「!!」
「V2423ね、W30おねえちゃんと少しお話しようか」
「V2424ちょっとこっち来てくれるかな〜」
「…………」
(だ、大丈夫かな?)
(絢辻さんの事だから、/下手な事はしないと思うけど……)
それからしばらく待ったけど、/絢辻さんも七咲の弟も戻ってこなかった……。
(これ以上待ってても仕方ないよな)
(おとなしく帰るとするか……)
(美也が下駄箱につっこんだ手紙のせいで、/買いそびれたあの漫画雑誌……)
(よしっ、今日こそは買って帰るぞ!)
(実は、あのロボットバトル漫画の続きが/すごく気になってたんだよな……)
(う〜ん、今から楽しみで仕方ないよ)
(ん……おっ!)
(あそこにいるのは、七咲の弟じゃないか)
(…………)
(そういえば……前にこの辺りで、/絢辻さんにイタズラをして、/捕まってたんだよな……)
(結局、あの後……どうなったんだろう?)
(う〜〜ん、ちょっと聞いてみるか……)
「お〜〜い」
「……」
「よっ、元気そうじゃないか」
「…………」
「あの捕まった時は災難だったな。/大丈夫……だったか?」
「V0000へしん!」
「あっ……おい!」
(無事だった……という事でいいのか?)
(まぁ、これに懲りて、もうイタズラなんて/しなければいいんだけど……)
(さてと、それじゃ校門に……)
「V3488Nm先輩っ」
「ああ、七咲」
「V3489ふふっ、いいタイミングでしたね」
「うん、バッチリだね」
「V3490さて、それでは早速行きましょうか」
「うん、そうしようか」
「…………」
「あ、あのさ……七咲?」
「V3491はい?」
「ここ、商店街だけどいいのか?」
「V3492ええ」
「う〜ん、七咲が行こうとしてる場所って/一体どこなんだ?」
「V3493ふふっ、EoFe9あそこのオモチャ屋さんです」
「オモチャ屋さん!?」
「V3494はい、Fm6弟にプレゼントを……とFm3思って」
「へ〜っ、誕生日か何かなの?」
「V3495Fm6いえ……EF6実は、弟がここの所少し元気が/なくて、W30Wv340EFe9I10それで……」
「なるほど、そういう事か……」
「V3496ええ、いきなりプレゼントだなんて、/変かもしれませんけど……」
「いや、僕はいいと思うよ」
「V3497クスッ、EoFe9それならよかったです」
「じゃあ早速ちょっと見てみようか」
「V3498あ、EF6でも……EFe9それが……」
「え?」
「V3499私、小学生の男の子が欲しがるような物が/Wv230I10よくFm3分からなくて……」
「小学生の欲しがるような物か……」
「V3500Fm1はい……」
「そうだな……そこの最新ゲームとか、/上の棚の超合金ロボットとか……」
「後は、あのラジコンでも喜ぶと思うよ」
「V0022……」
「ど、どうかしたのか?」
「V3501あ、いえ、Fm6私のお小遣いで買うので、/Wv230Fm3I10あまり高いものは……」
「ああ、それもそうだな……」
「じゃあ、とりあえず一通り見てから/選んでみようか」
「V3502はい、EF3そうですね」
「V3503あの、先輩、これなんかどうですか?」
「おっ、どれどれ……」
「V3504弟が夢中になってたヒーローものの/アクションベルトなんですけど……」
「あ、去年大人気だったやつか」
「V3505はい、これなら値段も手ごろですし、/弟も喜ぶような気がします」
(う〜ん、でも……安くなってるのは/シーズンが過ぎてるからだよな……)
(かといって、今から買おうとしてるのに、/それを言うのも……)
(……)
「V3506先輩……どうかしましたか?」
「あ、いや……」
(まぁでも……人気があったものだし、/大丈夫かな)
「V3507えっと……Fm3じゃあ私、これを買ってきます/ので、Wv270I10先輩はここで待っていて下さい」
「あ、うん」
「V3508すみません、お待たせしました」
「あ、おかえり。/ちょっと時間がかかってたみたいだな」
「V3509はい、ラッピング用のリボンとFm6包装紙を/選んでFm3たんです」
「リボンと包装紙?」
「V3510ええ、ラッピングは自分でしようかと」
「へ〜、それは弟も喜ぶだろうな」
「V3511だといいんFm2ですけどね、EcF2ふふっ」
「V3512それと……先輩、今日はEcF1本当にありがとう/ございました」
「え? あ、いや、僕は何も……」
「V3513いえ、私一人じゃ決めきれなかったかも/しれませんし」
「はははっ、そっか」
「まぁ、いいものが見つかってよかった/じゃないか」
「V3514はいっ」
こうして七咲とオモチャ屋さんに行った。
う〜ん、それにしても……自分のお小遣いで弟に/プレゼントだなんて、七咲って偉いよな。
僕も少しは見習った方がいいかもしれないな……。
「そういえば、七咲……」
「V3521はい?」
「えっと、あのプレゼントなんだけど、/やっぱり弟は大喜びだったんだろ?」
「V3522え……」
「まあ、七咲が自分で/ラッピングまでしたんだ、間違いないか」
「V0025……」
「僕だったら、嬉しくて……あれ?/な、七咲、どうかしたのか?」
「V3523あ、Fm2いえ……」
(も、もしかして……何かあったのかな?/う〜〜ん、ちょっと気になるなぁ……)
(あっ、そうだ……)
「な、なぁ……ちょっと、河原にでも寄って/いかないか?」
「V3524え?」
「ダメ……かな?」
「V3525いえ、構いませんよ……」
「そっか、それじゃあ……」
「V0022……」
「……」
(……やっぱりこういう時、まずは話を/聞くべきだよなぁ)
(よし、思い切って……)
「あ、あのさ……七咲、弟へのプレゼントの/話なんだけど……」
「V0019……」
「も、もしかして……」
「V3526ええ、Fm3あんなのはいらないそうですよ。W45/Wv230EoFe9m6I10『もう古いんだ』ってFm3言われました」
「そ、そっか……」
「V3527私が……郁夫の欲しいアクションベルトを/知らなかったから……」
(確かに……小学生って飽きやすいから、/テレビ放映が終わったらすぐに次の物に/いっちゃうんだよな)
(でも、それじゃ七咲があまりにも……)
「V3528あの……Eo先輩」
「ん?」
「V3529もしかすると迷惑かもしれませんが、W60/Wv255Fm3I10これ、先輩がもらってくれませんか?」
「あ……今、持ってたんだ」
「V3530はい、今日……EcW4EoFe9どこかに捨てようかとも/思ってFm3ましたので」
「で、でもそれじゃあ……」
「V3531いいんです。/EoFe9m3私が持っていても仕方ありませんから」
(う〜ん、テレビ放映の終わった番組の/アクションベルトか……)
(でも、七咲の気持ちを考えるとな……)
「じゃ、じゃあ……ありがたく頂くよ」
「V3532あ、はい」
(……)
(ま、まぁ……仕方ないよな)
「V3533あの、Fm6ところで……EFe9先輩」
「え? あ、何?」
「V3534これってどうやって遊ぶ物なんです?W30/Wv185EFe9m6I10私、詳しく知らないので……」
「あ、えっとね、これはヒーローの/変身シーンに使われるもので……」
「あ、七咲……上着を脱いでちょっと両手を/上げてみて」
「V3535あ、はい」
「そうそう……そんな感じ」
「それで……こうやって、ベルトを腰に/巻いてっと……」
「V3536あ……」
Ti0/         Ti2ゴソゴソ……
「V3537こう……ですか?」
「うん、そうそう」
「そうしたら……ベルトのカバーを開けて/キーになるバックルを……」
「V3538あ、ここに挿すんですね」
Ti0/     Ti2ジャキン! キュイ〜〜〜ン!!
Ti0/  Ti2『CHANGE INAGOOOOOO!』
「……V0020……」
「V3539ふふっ、変身はしませんよね?」
「はははっ、さすがにオモチャだしね」
「V3540そうですよね」
「そうしたら、そのレバーを……」
「V3541こうですか?」
Ti0/      Ti2『MASK JUMP!』
「そう、そんな感じだよ」
「V3542なるほど……」
Ti0/      Ti2『MASK KICK!』
「V3543ふふっ、色々な音が出るんですね」
「そうそう! そうなんだよ」
「後は、こうしてポーズを決めて……」
「V3544あ、そのポーズは見たことあります」
「『来いっ!』ってね」
「V3545ふふっ」
子供A
子供B
子供C
「お、見ろよ、イナゴマスクのポーズだぞ」
「うん、しかも古い方のだ!」
「カッコいい〜」
「おっ、近所の子供たちかな?」
「V3546そうみたいですね」
(よしっ、じゃあちょっとサービスを……)
Ti0/      Ti2Wv0バッ、W20Wv30バッW20Wv60、W45Wv120バババッ!W150
「Ts3Wv0ぬぉりゃWv60ーーっ!Wv150」
「ああっ、マスクキックの構えだぞ!」
「V3547マスクキック?」
「お姉ちゃん知らないの?/イナゴマスクの必殺技の一つだよ!」
「V3548ふふっ、EoFe9m3そうなんだ」
「うわぁ……カッコいいな」
「本当はさ、俺、前のイナゴマスクの方が/好きなんだよな」
「うん、僕も」
「おっ、分かってるじゃないか」
「当たり前だろ!」
(そ、そうだ!/この子たちだったら……)
「なぁ、七咲……」
「V3549はい?」
「そのアクションベルトなんだけど、/この子たちにあげてもいいかな?」
「V3550……Fm3ええ、EoF3構いませんよ」
「えっ、ホント?」
「そ、そのベルトくれるの?」
「ありがとう、お姉ちゃん!」
「V3551ううん、EoFe9よかったね」
「うんっ!」
「その代わり、みんなで仲良く遊ぶんだぞ」
「分かってるって!」
「じゃあ誰が最初にイナゴマスクをやるか、/じゃんけんで決めようよ!」
「そうだな!」
「さて、それじゃ僕たちはそろそろ……」
「V3552あ、EF3先輩……」
「え?」
「V3553あの……今日はありがとうございました。W45/Wv300EFe9I10何だか私、すごく嬉しかったです」
「いや、僕は何もしてないよ」
「V3554クスッ、EoFe9そんな事ありませんよ」
「そっか、それならどういたしましてって/言っておくよ」
「V3555ふふふっ、Eoはい」
(うん、何だか七咲が元気になったような/気がするぞ……)
(子供たちにアクションベルトを/プレゼントしたのは、大成功だったな)
こうして七咲と楽しく下校した。
「V3561ところで先輩、今日はどこかに寄って/帰るんですか?」
「今日は……えっと……」
(そういえば何も考えてなかったな……)
(う〜ん、どうしようかな?)
子供A
子供B
子供C
「変身っ!」
「ギャギャギャッ、来たなイナゴマスク」
「V3562あ、この声は……」
「七咲、行ってみようか?」
「V3563はい」
「えっと……」
「V3564あ、Fm2先輩、Eあっちです」
「えっ?」
Ti0/       Ti2バッ、バッ、バババッ!
「Ts3ぬぉりゃーーっ!」
(おおっ、あれはマスクキックの構えじゃ/ないかっ!)
「ギャーーーッ!」
「決まった! マスクキックだ!」
「V3565クスッ、EoFe9みんな楽しそうですね」
「うん、そうだね」
「あっ! みんな見てみろよ」
「おっ、初代イナゴマスクとお姉ちゃんだ」
(ははっ、何だか懐かれちゃったな。/子供達がかけよってくるぞ)
(あっ……そうだ!)
「七咲、ちょっとごめん」
「V3566えっ!?」
「V3567きゃっ!/せ、先輩、どうして抱きついたり……」
「ちょっとしたお遊びだよ」
「V3568え……」
「ゲゲゲ……この女の命が惜しくば、/そのベルトを捨てるのだ!」
「V3569Ts1ああ、そういう事ですか」
「Ts1うん」
「V3570Ts1じゃあ、私も……」
「V3571Ts3きゃ〜〜〜っ、助けて〜っ!」
「ゲゲゲッ! 騒いでもムダだぞ」
「ああっ! お姉ちゃんが!」
「あいつ、初代のお兄ちゃんの身体を/乗っ取ったんだ!」
「た、助けなくちゃ!」
「V3572イナゴマスク〜ッ!」
「ゲゲゲッ! かかってこいっ!!」
「よしっ、行くぞみんな!」
「おーっ!」
「うんっ!」
「ぐっ……ギャアァッ!」
「見たか! 今のが本当のマスクキックだ」
「お姉ちゃんはこっちにきて!」
「V3573あ、Fm2うん」
「よし、じゃあ全員でとどめだ!」
「分かった!!」
子供達
「マスクキーーック!!」
Ti0/      Ti2s3As255b1ドゴーーーーンッAs0b0!
「ぎゃああぁ〜〜〜〜っ!」
「V3574Nm先輩、大丈夫ですか?」
「う、うん……大丈夫」
「V3575あの子たち……手加減なしでしたね」
「ははっ、でも子供はそれくらいでなきゃ」
「V3576ふふっ、EoFe9そうですね」
「V3577とりあえず……EcFe4お疲れ様でしたEoF3」
「うん、七咲も乗ってくれてありがとう」
「V3578いえ、Eo楽しかったですから」
「そっか。それならよかった」
こうして七咲と一緒に下校した。
「なぁ、七咲……もしよかったら、/今からあのイナゴマスクの子供たちの/様子を見に行かないか?」
「V3582あ、はい、いいですよ」
「よし、じゃあ河原に寄って帰るとするか」
「V3583そうですね」
「V0024Ld…………Le」
「あれ?」
「V3584……どうやらいないみたいですね」
「う〜ん、残念だな……」
「仕方ない、今日は大人しく帰って、/また来てみようよ」
「V3585ふふっ、EoFe9そうですね」
こうして七咲と一緒に下校した。
(やっぱ気にならない)
シリアイエンカウント汎用終了会話
シリアイエンカウント:終了汎用/:テンション共通:スク水Ver
「V9635あ、EFe7えっと……EF3では、私はそろそろ……」
「え……」
「V9636……あまり話していると、/帰るのが遅くなってしまいますから」
「そ、そうだよな……」
「V9637すみません」
「ううん、いいよ。/それじゃ僕はこれで……」
「V9638はい」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n5sir_
se02
A
B
C
me03A
se01
「あ、あのさ……僕、七咲にちょっと……」
「V3474え? EFe9m6あ……Fm3すみません」
「えっ?」
「V3476私、この後に用事がありますので、/Fm6そろそろ……」
「V3475Fm6私、この後に用事がありますので、/そろそろ行かないとFm3いけないんです」
「ああ……そうなんだ」
「V3477すみません」
「ううん、用事なら仕方ないよ」
「V3478はい……では、私はこれで……」
「うん、またな」
「V3479失礼Ecします」
(う〜ん、タイミングが悪かったかな?/いい雰囲気だと思ったんだけどな……)
(でも用事じゃ仕方ないか……)
「あ、そうだ七咲」
「V3586はい?」
「今日って、この後に用事はあるの?」
「V3587この後、EFe9m3ですか……」
「うん、よかったら一緒に帰らないか?」
「……」
「も、もしかして都合でも悪い?」
「V3588ええ、少し……」
「そ、そっか……」
「V3589あの、すみません、Fm3また都合のいい時に/誘ってもらえますか?」
「う、うん、そうだな……」
「V3590……では、私はこれで」
「あ、うん」
「V3591失礼Ecします」
(う〜ん、ダメか……残念だな)
(でも、用事じゃ仕方ないよな。/また今度誘ってみるとするか……)
「あ、そうだ、七咲」
「V3480はい?」
「七咲は、今日この後って時間あるの?」
「V3481あ……Fm6はい……」
「だったら、一緒に帰らないか?」
「V3482一緒に……EFe9m3ですか」
「V3483そうですね、構いませんよ」
「はははっ、やったね」
「V3484あ、Fm3でも、その代わりに少し付き合って/もらいたい所があるんですけど……」
「うん、いいよ」
「V3485すみません、ありがとうございます」
「いや、誘ったのは僕だからさ」
「V3486ふふっ、Eoではすぐにカバンを/取ってきますね」
「うん、じゃあ校門で待ち合わせだな」
「V3487はい、分かりました」
n5sir_gd01A
「なぁ、七咲」
「V3515あ、Fm6はい……」
「七咲は、この後って時間ある?」
「V3516ええ、大丈夫ですよ」
「じゃあさ、もしよかったら今日一緒に/帰らないか?」
「V3517そうですね……EF3いいですよ」
「おっ、やったね」
「V3518ふふっ、EoFe9大袈裟ですね」
「はははっ」
「V3519では私、カバンを持ってきますから」
「あ、うん、じゃあまた校門で」
「V3520はい」
n5sir_gd01B
「なぁ、七咲。/今日も放課後って空いてるかな?」
「V3556あ、Fm6はい、大丈夫ですよ」
「V3557そうですね……いいですEcよ」
「ははっ、よかった」
「V3558クスッ、Eoでは今日も校門でいいですか?」
「V3559では、早速カバンを持ってきますね」
「あ、うん」
「V3560じゃあ、行ってきます」
n5sir_gd01C
「そうだ、七咲。/今日の放課後って暇か?」
「V3579あ、はい、EFe9m3大丈夫ですけど……」
「だったらさ、また一緒に帰らないか?」
「V3580ええ、Fm3構いませんよ」
「あ、じゃあ僕、すぐにカバンを/取ってくるよ」
「V3581はい、私もそうします」
「うん」
n5sir_gd01D
七咲逢レベルアップ:デアイ→シリアイ
「あ、そうだ……七咲」
「V3404はい?」
「そういえば僕さ、七咲に貸そうと思って/漫画を持ってきてたんだよ」
「V3405えっ、EFe3m4私に……Fm6ですか?」
「うん、これ……なんだけど」
「V3406えっと……」
「まあまあ、とりあえず読んでみてよ」
「V3407『解決! 三匹がご乱心』……EFe9ですか」
「うん、僕の大好きな漫画の一つでさ、/本当に理屈抜きで面白いんだ」
「V3408そうなんFm3ですか……」
「うん」
「あ……でも、さすがに内容が内容だけに、/美也には見せてないんだけどね」
「その点、七咲は美也よりも大人だから/問題ないと思ってさ」
「V3409ふふっ、EoFe9そうでしたか」
「是非、七咲の感想を聞かせてくれよ」
「V3410ええ、分かりました」
「あ、そうそう……それともう一つ。/実はこの漫画には秘密があってね」
「V3411秘密……Fm4ですか?」
「そうなんだ、ちょっとその表紙カバーを/取ってみてよ」
「V3412あ、はい……」
Ti0/          Ti2ペラ……
「V0020……」
「そこに実は主人公の日常……ああっ!!」
(ど、どういうことだ!?/どうして『三匹がご乱心』の表紙に/こんなにきわどいイラストが……)
「V3413えっと……Fm4『味見係長』Fm3?」
(あ……ああっ! し、しまった!!)
(そういえば……この漫画を買った事が/美也にバレないように、表紙カバーを/変えてしまっておいたんだっけ……)
「V0024…………………………」
「ははは……」
(ここでこんな痛恨のミスをするなんて!/僕ってやつは……)
「V3414あの、先輩……」
「う、うん……」
「V3415私、表紙カバーと表紙でFm6タイトルが/違う漫画なんて初めて見ました……」
「……えっ!?」
(ま、まさか……七咲は中身が違う事に/気付いていないのか?)
(だとしたら、ここで慌てたりせずに、/冷静に対処さえすれば……)
「そ、そう! ……め、珍しいだろ?/それが、この漫画の秘密なんだよ……」
「V3416ええ、確かにこれは表紙カバーを/Fm3取らないと分かりませんよね」
(うん、いい調子だぞ……)
(このまま上手くやれば、七咲にバレずに/漫画を取り戻せるかもしれないぞ……)
「な、なぁ七咲……」
「V3417はい?」
「その……今、思ったんだけど、/やっぱりその漫画は七咲には早……」
「V3418ありがとうございます、Ec先輩」
「えっ!?」
「V3419この漫画、すごく面白そうなので、/今から読むのが楽しみです」
「お、面白そう?」
「V3420はい」
(……あれ?/もしかして七咲のこの様子なら……)
「そ、それじゃあ……」
「V3421はい、Eoこれはお借りしていきます」
「うん……」
「V3422えっと、Fm3それでは失礼します」
「あ、うん……またね」
「V3423はい、Eoまた」
(……)
(『味見係長』か……)
(あの漫画って、後半になるほどきわどい/シーンがたくさんあるんだよな……)
(確か……連載途中から編集者の独断で/そんなシーンだらけの漫画になったんだ)
「……」
(今更だけど……本当に貸しちゃっても/よかったのかなぁ……)
「あ、そうだ。/ちょっと七咲に聞きたいんだけど……」
「V3424はい?」
「えっと……僕の貸したあの漫画は、/もう読んでみた?」
「V3425あ、『解決! Fm6三匹がご乱心』/……Fm2ですよね」
「う、うん」
「V3426ええ、EcFm1まぁ……EoFm2読みましたけど……」
「そ、そっか……」
「V3427その……Fm3漫画とは別に、/EFe9途中のカラーページがきれいでした……」
「え……カラーページ?」
「V3428はい……」
(……漫画本にカラーページ?)
「V3429えっと、EF3先輩?」
「え? な、何?」
「V3430あの……Fm3まずはこの本をお返ししますね」
「あ、持っててくれたんだ……」
「V3431はい、先輩に会った時に渡そうと思って/ましたので」
「そ、そうなんだ」
「V3432えっFm6と、EoFe3ありがとう……EFe9m3ございました」
「あ、ううん……別に……」
「V3433それで、EFe9m3先輩……」
「うん? 何……」
「V3434もしFm3よかったら、今度また先輩の漫画を/貸してくれませんか?」
「ええっ!?」
「V3435先輩のFm6本…EoFe9m3…Fm4とってFm3も面白いですから」
「……お、面白い?」
「V3436はい」
(ど、どういう事なんだ?/もしかして……七咲ってああいう漫画が/好きなのかな?)
(でも、もしそうだとしたら、/思い切って僕の大好きなあの本を……)
(いや、でも、さすがにあの本は……)
「V3437クスッ」
「……」
「V3438だっFm3て……」
「だ、だって?」
「V3439だってFm3先輩の本って、Fm6表紙カバーとFm3中身が/全然違うからEFe9m3面白くって」
「えっ!? ああっ!!」
「V3440あれって……EF2中身を変えて読んでたって事/ですよね?」
「うっ……」
(な、七咲のやつ……やっぱり初めから/気付いてたのか!)
「V3441ふふふっ」
「な、七咲……」
「V3442先輩、EFe9m3どうかしたんですか?/EF3何だか慌てているみたいですけど」
「いや……だから……」
「V3443あ、でも、EF3次はもう少し普通の漫画だと/嬉しいです」
「くっ、僕の話を……」
「V3444Fm6先輩の話を……何です?」
「いや、何でもないよ」
「V3445Fm3でしたら、また漫画を貸してもらっても/いいですよね」
「ううっ……」
「V3446いいですよね?」
「わ、分かったよ……その代わり、/この漫画の事は美也には黙っててくれよ」
「V3447それは……EFe2どうでしょう」
「ぼ、僕にできる事ならするから……」
「V3448ではWv50……Wv155EcF1その漫画にならって、Wv260/EoFe8m2私の言う事を聞いてくれませんか?」
「えぇっ!? そ、そんな……」
(た、確かにこの漫画はやんちゃな係長が/好き勝手する内容だけど……)
「V3449もしかして……Wv125EF9ダメですか?/P2F7W45Wv215それなら、Fm6次の授業はFm3美也ちゃんと……」
「はいっ! 何でしょうか係長!」
「V3450クスッ、EoFe8その調子です」
「……はい」
「V3451ええFm4と……P0Fm3W45Wv130では先輩、W30Wv230EoFe3m1次こそちゃんとした/オススメの漫画を持ってきて下さいね」
「わ、分かりました……係長」
「V3452あ、EF9元気がありませんね」
「わっ、分かりましたっ!!」
「V3453ふふっ、EoFe9お願いします」
(ふぅ、とりあえずこれで一安心だな)
「V3454あ、EF3では私はそろそろ」
「えっ、あ……もうそんな時間なのか……」
「V3455ええ、EoFe3m1先輩のおかげでEcFe1m3楽しい時間が/過ごせました」
「ははは……」
「V3456では、失礼します」
「うん、またな」
(う〜〜ん、やっぱりこの漫画を/貸したのは、失敗だったみたいだな)
(まさか七咲の事を係長だなんて呼ぶ日が/くるとは思わなかったよ)
(……にしても、この漫画にカラーページが/あるだなんて七咲もおかしな事を……)
Ti0/    Ti2ペラペラ……ペラペラペラペラ……
Ti0/          Ti2ペラ……
「…………」
(なんだよ……僕のお気に入りの/グラビアが挟まってるだけか……)
「え……」
「な、何で挟まってるんだよっ!!」
(しかも、よりによってこの写真とは……)
(…………)
(でも、今更仕方ないよな……)
(うん、いい雰囲気だぞ!)
(今の七咲となら『味見係長』について、/楽しく語り合えるんじゃないのか?)
(あの漫画を語り合えるやつは、/なかなかいないしな……)
(よ、よしっ!)
「な、なぁ七咲……」
「V3457はい?」
「もし……よかったら、『味見係長』が/これからどんな展開になっていくか/予想しないか?」
「V3458……」
「だ、ダメかな?」
「V3459いえ……EFe9m3構いませんよ」
「ほ、本当に!?」
「V3460ふふふっ、Eoはい」
「よ、よかった、それじゃあ早速……」
こうして味見係長の今後の展開を二人で予想した。
……けど、その内容は何とも大胆で、/僕は七咲の予想に驚かされっぱなしだった。
「V3461あ、EFe9m3でも……」
「え?」
「V3462今は、Fm3この格好ですから……」
「それなら、後でロッカーにでも入れに/行けばいいんじゃないか?」
「V3463あ、EFe9m6そう……Fm3ですよね。/P0EFe9m3それじゃあ……」
「V3464では、ちょっとこれをロッカーに/入れてきますので……失礼します」
「ははは……またな」
「V3465はい、Eoまた」
「V3466それで……EFe9あの本なんですけど……」
「え? ああ……」
「V3467今、私のFm3バスタオルの所に……」
「V3468はい、先輩に会った時に渡そうと思って/ましたので」
「そ、そうなんだ」
「V3469では、私はそろそろ着替えますので」
「えっ、も、もう?」
「V3470でも、今はこの格好ですし……」
「や、やっぱりそうだよな……」
「V3471……」
「ははは……」
「V3472仕方ありFm3ませんね……EoFe9分かりました」
「ほ、本当に!?」
「V3473ふふふっ、Eoはい」
「よ、よかった、それじゃあ早速……」
こうして味見係長の今後の展開を二人で予想した。
……けど、その内容は何とも大胆で、/僕は七咲の予想に驚かされっぱなしだった。
n5ski_me00A
n5ski_me00A
n5ski_me00A
「おっ、七咲じゃないか。/丁度いいところに……」
「V9639え? Fm3あ、EFe9Nm先輩……」
「今、時間は大丈夫か?/僕、少し七咲と話がしたいんだけど……」
「V9640話……Fm4というと、Fm6も、もしかしてFm2関係の/事についてですか?」
「……関係?/ああ、廊下での『どこまでの関係か』って/話のことか……」
「V9641ええ、EF6それでしたら……EFe9その……」
「あ、いや……七咲、違うよ……」
「僕はただ……時間があるなら、/ちょっと話に付き合わないかって……」
「V9642あ、EFe6m3そう……EFe9でしたか」
「うん、どうかな?」
「V9643ええ、構いませんよ」
「えっと、それじゃあ……」
「V9644……」
「その関係の事について……」
「V9645はい!?」
「はははっ、ごめんごめん、冗談だよ」
「V9646そう……Fm3ですよね……」
「うん」
「Ti0スキ:エンカウント01Bの冒頭会話だってばよ」
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「Ti0スキ:エンカウント01Cの冒頭会話だってばよ」
n5ski_me00A
「Ti0スキ:エンカウント01Dの冒頭会話だってばよ」
n5ski_me00A
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(おっ、あそこにいるは七咲じゃないか)
(よし、ちょっと声をかけて……)
(……)
(いや、待てよ……ここはちょっと捻った/声のかけ方で……)
「あ、あなた……あの時、/路地裏から逃げた生徒ね!」
「V9647Fm8えっFm4!? EFe9m1あ……Fm2Nm先輩……」
「はははっ、似てたかな?」
「V9648……似てはFm6いませんが、EoFe9m3驚きました」
「そ、そっか……」
「ごめんな、どうせ話しかけるなら、/こっちの方が面白いかと思ったんだ」
「V9649クスッ、EoFe9普通でいいですよ。/EFe3m6それより、私に何か用ですか?」
「あ、うん、七咲さえよければ、/少し話をしようかと思ったんだけど……」
「V9650Fm3ええ、構いませんよ」
「おおっ、それじゃあ早速……」
n5ski_me00A
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(おっ、あそこにいるのは七咲か……)
(こうしてみると……やっぱり……)
(うん、あの男子に告白されたりするのも/分かる気がするよ……)
「V9651あ、Fm3Nm先輩」
「七咲……」
「V9652あの……Fm3今ってお時間大丈夫ですか?/よかったら私と少しお話でも……」
「あ、うん、勿論だよ。/僕も七咲と話をしたいと思ってたんだ」
「V9653ふふっ、Eoそうでしたか」
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「Ti0スキ:エンカウント05Cの冒頭会話だってばよ」
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n5ski_me00A
n5ski_me00A
(……)
(おっ……あの後姿は……)
「お〜〜い、七咲っ」
「V9654あっ、Nm先輩」
「ははっ、丁度いいところにいてくれたな」
「V9655Fm4え?」
「あの時計、本当にありがとうな。/大事に使わせてもらってるよ」
「V9656あ、Fm3はい」
「V9657……でも、Fm4わざわざそれを言うために、/Fm3呼び止めてくれたんですか?」
「うん、少し話もしたいと思ってたからさ」
「V9658ふふっ、Eoそうでしたか」
「今、時間は大丈夫だよね?」
「V9659はい、大丈夫ですよ」
「そっか、それじゃあ……」
「V0026あ、先輩、W30EF2おはようございます」
「ああ、七咲か、おはよう」
「V0027今日は空気が澄んでいて、W45Wv130EcI10気持ちのいい/朝ですね」
「はは……ちょっと寒いけどな」
「V0028じゃあ、W30EF3早く登校してしまいましょうか」
「うん、そうだな」
(う〜〜ん……)
(たまには本でも読もうかと思ったけど、/これといったのがないなぁ)
(…………)
(仕方ない、新刊に期待するのはやめて、/向こうの棚を見てみるとするか……)
「V1324おおっ、Nm!/EcF3丁度いいところにいてくれるじゃないか」
「え? ああ、梅原か……」
「V1325早速なんだけどよ……」
「お、おい……声が大きいぞ。/図書室なんだからもう少し静かに……」
「V1326いやいや、それどころじゃねぇんだって!/Fm3まぁ、これを見てみろよ」
「えっ……」
(なになに……)
(これが最強……誕生日占い!?/な、なんて嘘っぽい本なんだ……)
「V1327おいおい、Fm3どこ見てんだ。/EFe8ここだここ、俺の運命の相手のとこだよ」
「あ、うん」
「えっと……『あなたの結婚運は最強です。/30代でセクシーブロンド系と電撃結婚を/するでしょう』……か」
「V1328どうだすげえだろNm! EoFe8悔しいか?」
「……」
「V1329いいんだぞ……EoFe9素直に羨ましがっても」
(くっ、羨ましいというか…………あれ?)
「V1330……どうした?/驚きの結果に何も言えないのか?」
「いや、あのさ……」
「これ、一段ズレてるんじゃないか?」
「V1331え……」
「ほら、指でたどっていくと……梅原は/こっちの数字が結果になるだろ」
「だから……本当の結果はこの『60代の/シルバーお見合いで燃えるような恋に/出会うでしょう』……だろ?」
「……ぷっ」
「V1332うわぁ〜〜〜っ!/Fm6お、お前……何て事をするんだ!」
「いや……何て事をしたのは、間違った所を/見てた梅原の方じゃないのか?」
「V1333うっ!」
「まあまあ、いいじゃないか。/燃える恋があるんだからさ」
「V1334うっ、Fm1うるさいっ!」
「V4000ええ、Fm8二人ともうるさいです!/Eo図書室では静かにして下さいっ!」
「V1335うおっ!」
「な、七咲……」
「V4001もう、EoFe8小学生じゃないんですから、/EFe9ちゃんとルールくらいはFm3守って下さい」
「う、うん……」
「V4002それで、Fm6騒いでた原因はFm3何なんですか?」
「V1336そ、それはNmが……」
「うん、占いで梅原の好みがお年寄りって/出てたから……」
「V1337違う、出会うのがシルバー世代なだけだ!/EF1別に好みとかは関係ねぇって!」
「V4003……ですから、EoFe9m3興奮しないで下さい」
「V1338す、すまん……つ、つい……」
「V4004まったく……」
「ははは……」
「V4005まぁ、Fm1それはそうと……EoFe9梅原先輩の事を/色々言っているNm先輩は、どんな人が/好みFm2なんですか?」
「えっ、ぼ、僕!?」
「V4006はい」
「う〜〜ん、そうだなぁ……」
・束縛する人
・自由にさせてくれる人
「束縛してくれる人かな」
「V4007束縛……EFe2ですか」
「ほら、やっぱり自分の事が好きだって/実感させてほしいというか……」
「V4008あ、Fm3分かります分かります」
「お、分かってくれるか」
「V4009ふふふっ、Wv80EoFe3m1実は私……Wv175Fm4そういうFm3タイプです/Ecから」
「へーっ、それはちょっと意外だな」
「V4010そうですね……Wv120EFe7例えばですけど、/Wv235EFe2m1好きな人が今何をしてるのか……W15とか、W30Wv480/Fm2すごく気になったりしますね」
「V4011相手の事を常に知っておきたいんです。/EFe2m4例えば晩ご飯のメニューとかFm2まで」
「そうなんだ……」
「じゃあ、もし僕達が付き合ったりしたら、/上手くいくかもしれないな」
「V4012えっ!?Wv60 /Wv135SdEFe9あ……EcW6EhFe6m3先輩、W45Wv250EcW4EoFe9何言ってるんですか」
「ははっ、冗談だよ」
「自由にさせてくれる人かな」
「V4013自由に……ですか?」
「うん、僕……束縛されるのって、/あまり好きじゃないんだ」
「V4014あ、Fm6そう……Fm3なんですか」
「V4015で、Sでも私も……EoFe9m3そういうタイプなので」
「へ〜っ、そうなんだ」
「V4016ええ、EF6異性の友達の家に泊まる位なら、/EFe9m3許してしまうと思います」
「それはすごいね」
「V4017まぁ、Fm3信用……EcFe6してますので」
「あ、だったら……」
「V4018はい?」
「僕達って、付き合ったらきっと上手く/いくんじゃないかな?」
「V4019え? EFe9m3あ……」
「V1339くっ、見せ付けてくれるじゃねぇか。/EoFe9完全に二人の世界に入りやがって」
「あ、いや、そういうつもりじゃ……」
「V1340なんなんだよ! 羨ましいじゃないか!」
「そ、それなら梅原だって見せ付ければ/いいじゃないか」
「V4020クスッ、EoFe9見せ付けられるのは45年くらい/後ですけどね」
「V1341あぁっ! な、EcF9七咲までそんな事を……」
「だってなぁ……」
「V4021そうですよね……」
「V1342ま、Eoまたそうやって二人で……」
「V0019……」
「V1343覚えてろよ!!/Fm1いつか二人に仕返ししてやるからなっ!」
「う〜ん、素直な反応だ。だから梅原を/からかうのはやめられないんだよな」
「V4022場所が場所だけに、大声はどうかと/思いますけどね」
「あ……ご、ごめん」
「V4023ふふっ、EoFe9m6次からは気をつけてFm3下さいね」
「うん、分かったよ」
「V4024はい」
(う〜〜ん、七咲はどこにいるんだろう?)
(あの占いの本を梅原から借りたから、/今度は七咲の旦那さんを占ってみようと/思ったんだけどな……)
(……)
(あぁ、もしかすると梅原も/こういう気持ちだったのかもな……)
(確かにこれだけ詳しく書かれてると、/占ってみたくもなるよ)
(ただ……ちょっと具体的過ぎて、/自分を占うのは気が引けるから、/誰か他の人って事になるんだけどさ……)
「……おっ、いたいた、七咲だ。/どうやら食事中みたいだな」
(よし、声をかけてみるとするか)
「お〜い、七咲〜っ!」
「V4025あ、Fm6Nm先輩……」
「今、ちょっといいか?」
「V4026はい、Fm3別に構いませんけど……」
「梅原の占いの本を借りたから、/今度は七咲の旦那さんを占ってみようと/思ってさ」
「V4027え……」
「はははっ、どうかな?」
「V0025……」
「V4028えっと……EcFm3すみません。/EoFe9実は私、Fm6占いはあまりFm3好きじゃないので」
「あ、そうなんだ」
「V4029はい、EFe6特に自分が占われるのは……」
「で、でも、こんなのはただの遊びだし、/ちょっとくらいなら……」
「頼むよ、七咲」
「V4030……」
「V4031仕方ありませんね……Fm3一度だけですよ」
「うん、じゃあ……まずは誕生日を……」
「よしっ、結果が出たぞ」
「V0022……」
「えっと、七咲は『結婚せずに屋台で朝まで/飲み明かすサラリーマン人生』だってさ」
「V4032何ですか……Fm6それ?」
「え、えっと……」
「V4033私、だから占いって嫌いなんです!」
「え……」
「V4034結局……EFe8そういう無責任な結果だけを/押し付けてるじゃないですか」
「……」
「V4035結婚もせずになんて……EcW6Eh私の理想の男性も/知らないクセに……」
「じゃ、じゃあ……七咲の理想って?」
「V0020……」
「V4036……」
「…………」
「V4037えFm4っと……W60Wv180Fm3温かい雰囲気の人で、W60Wv355Fm6それから/W60Wv450EFe9m6いつも笑顔で……」
「V4038後は……W30Wv170Fm2ちょっと押しが弱いというか、W30Wv330/EFe9その……」
「な、何?」
「V4039あ……Wv60EcF1いえ、Wv100EoFe9m1何でもないです」
「ははは……」
「で、でも……七咲ならきっとそういう人が/見つかるんじゃないかな」
「V4040え……」
「ほら、七咲には魅力があるからさ……」
「V0017……」
「V4041……鈍感」
「えっ!?」
「な、七咲? 今、何て……」
「V4042いいえ、何も。Fm3 /それより先輩、チャイムが鳴ってますよ」
「そ、そうだな」
「V4043クスッ」
女 子
「ねぇ、逢ちゃ〜ん、そこで何してるの?/もう授業始まっちゃうよ」
「V4044えっ? EFe9m3あ……」
「あ、もしかしてクラスの子?」
「V4045はい」
「V4046えっFm4と……EF3それじゃ私は」
「あ、うん、またな」
「V4047はい、EFe9すみません、EcFe1お先に失礼します」
(う〜ん、七咲は占いが嫌いだったのか)
(それなのに無理に占ったりして、/悪い事をしたかな……)
(でもまぁ……機嫌は直ったみたいだし、/とりあえずよかった……かな)
「占いかぁ……」
(何だか流行りものみたいな感覚で、/梅原から本を借りたわけだけど……)
(これって本当に当たるものなのかな?)
(梅原と七咲の占い結果を見ると、/どうも信用出来ないんだよな)
(確かに七咲の言う通り、占いなんて勝手な/事を言ってるだけな気もするし……)
(う〜ん……)
「あ……」
「そうだ……自分の今日の運勢を占えば、/当たるかどうかが分かるじゃないか!」
「よし、じゃあ早速……」
Ti0/        Ti2ペラペラペラ……
(なになに……今日の運勢は……)
(う〜ん、悪くないけどよくもないのか。/それと……)
(出会いがしらに注意、前を向いて歩いて/下さい……か)
Ti0Ts1/Ts2        Ti2Ts3ゴツンッ!!W5As0b0
???
「V4048きゃっ!」
「うわぁっ!」
「なっ、何だ!?」
「V4049すっ、すみません、大丈夫ですか?」
「えっ……」
「V4050あ、EFe9m3Nm先輩……」
「な、七咲……」
「V4051あの……Fm6私、ちょっと慌てていたので、/本当にすみませんでした!」
「あ、いや、僕の事はいいよ。/七咲こそ大丈夫だったか?」
「V4052あ、Fm3はい……」
「それならよかったよ……でも、どうして/そんなに慌てていたんだ?」
「V4053あ……EF6それが、EFe9m2えっと……」
「うん」
「V4054あの……EcW6EhF6クラスの女の子に、/Fm4どこまでの関係かってFm2追及されて……」
「関係……って何の関係?」
「V4055えっと、EFe6それは……」
「……それは?」
「V4056いえ……EoFm6すっ、Fm3すみません、先輩」
「えっ?」
「V4057あの、EFe9m3私、これで失礼しますねっ!」
「あっ、七咲っ!」
「……」
(ど、どういう事なんだ?/僕は何の関係かを聞いただけなのに……)
(う〜〜ん……)
女子A
女子B
「おかしいなぁ、こっちにもいないよ」
「逢ちゃん……どこ行っちゃったんだろ?」
「ね、ちょっと噂の2年生との関係を/聞いただけなのにね…」
「うん、まさか耳まで真っ赤にして/逃げるなんて思わなかった……」
「まぁ、すぐに戻ってくるかな」
「そうね、私たちは教室に戻ってようか」
(そ、そういう事だったのか……)
(はは……きっとあの子達の言っていた/2年生って……)
(……)
(それにしても……女の子同士とはいえ、/七咲はクラスでどんな話をしてるんだ?)
(ちょっと……気になるよな……)
(う〜ん、何となく校舎裏に来てみたけど、/これといって……)
(……ん?)
(あそこで猫を撫でているのって、/もしかして七咲かな?)
(しかも……あの黒猫は、/この辺りでたまに見かけるやつだよなぁ)
(もしかして校舎裏に居ついてたのって、/七咲が可愛がっていたからなのか?)
(……)
(はははっ、何だか七咲に撫でられて、/気持ち良さそうにしてるなぁ)
(よし、猫を驚かせないように、/鳴き真似をしながら近づいてみるか……)
「コホン……」
「ニャ〜〜〜〜ッ」
「V4058えっ?」
「ニャ〜〜〜〜〜ン」
「V4059Nm先輩……」
Ti0/       Ti2フミャーーーーッ!
「V4060あ……」
「ああっ……だ、駄目だったか……」
「V4061ふふっ、EoFe9m3逃げちゃいましたね」
「ご、ごめん」
「V4062仕方ありませんよ、EFe7m3あの子……EFe9m3人見知り/しますから」
「……あの子、か。/確か……あの猫って、よくこの辺りに/いるやつだよな?」
「V4063ええ、W15Wv50Fm4プーっFm3ていうんですよ」
「へ〜っ、黒猫のプーか」
「V4064はい」
「はははっ、七咲の友達って感じかな?」
「V4065そうですね……EFe9m3そうかもしれません」
「だとしたら、何だか気持ちよさそうだった/のも納得だよ」
「V4066えっ?」
「ほら、七咲にああやって撫でられてさ」
「V4067……そうでしょうか?」
「うん、多分ね」
「何だか羨ましいくらいだよ」
「V4068……もしかして、EFe7先輩も撫でてもらいたい/んですか?」
「あ、いや、そういう訳じゃないけど……」
「V4069そう……Fm6なんですか?」
「……」
「V4070別にFm3いいですよ、W30Wv135EoFe9m3撫でてあげても……」
「えっ……」
「V4071Fm6先Fm3輩……W15Wv95Fm6少ししゃがんでFm3もらえますか?」
「あ、うん……」
Ti0/         Ti2ナデナデ……
「V4072ふふふっ、どうです?」
「はは……ちょっと気恥ずかしいかな」
「V4073そうですか」
「V4074何だか……先輩の髪ってきれいですね」
「そ、そう?」
「V4075はい」
「そんな事、初めて言われたよ」
「V4076でも、本当の事です」
「そっか……」
Ti0/      Ti2ナデナデナデナデ……
(……七咲の手って不思議だな。/日向みたいな温かさがある気がするよ)
(何だか……すごく安らぐような……)
「V4077どうですか?」
「うん……すごくいい感じだよ」
「V4078クスッ、そうですか」
「七咲、ありがとう」
「V4079いえ、でも……」
「うん?」
「V4080やっぱり、Wv95Fm4少し……Wv180EFe9m3照れますね」
「ははっ、そうだな」
「V0019……」
「V4081えっと……W45Wv125EFe9それじゃあ、Wv185Fm3私はそろそろ」
「え……」
「V4082ちょっと水泳部の部室に寄ってから/戻ろうと思ってましたので……」
「あ、そうなんだ」
「V4083すみません」
「ううん、別にいいよ」
「V4084はい、Wv55EFe9m3それでは……Wv160EcFe1失礼します」
「ふぅ……」
(はははっ、まさか七咲に頭を撫でてもらう/事になるなんてな)
(でも、想像してた以上に気持ちよくて、/何だか得した気分だよ……)
(…………)
(また、そのうち頼んでみようかな……)
(さて……夜に食べるお菓子も買ったし、/そろそろ帰るとするか……)
(……)
(おっ……おおぉっ!?/あそこにいるのは高橋先生じゃないか!)
(う〜ん、商店街に何の用事なんだろう?/ちょっと声をかけてみようかな……)
「高橋先生〜っ!」
「V0233え? Fm3あら、Nm君……」
「どうしたんです?/先生が商店街にいるなんて珍しいですね」
「V0234えっ、EFe9m3そうかしら?」
「はい、何だか意外な感じがします」
「V0235……でも私、夕食の買い物はいつも/ここでしているんだけどな」
「へ〜っ、そうなんですか」
「V0236ええ、色々なお店があって便利だし、/Fm7何よりデパートとは違って、Wv430EFe9m3I10時々オマケを/してくれるでしょう」
「ははっ、そうですね」
「V0237本当、Eoここにはお世話になっているわ」
「V0238特に、私みたいに一人暮らしだとね」
「えっ、先生って一人暮らしなんですか?」
「V0239ええ、料理だって自分でEcしてるのよ」
「ああっ、それで買い物を……」
「V0240何、その意外Fm3そうな顔は」
「あ、いえ……」
「V0241うん?」
「いや、その……先生は、け、結婚とかは/考えてないのかな〜と……」
「V0242え?」
「えっと、それだけ料理が出来るなら……」
「V0243ふふっ、EoFe9残念ながら相手がいないのよね」
「えっ、ほ、本当ですか!?」
「V0244ええ」
「あ、じゃあ……ぼ、僕……」
「V0245……」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2Ts3ドンッ!W5As0b0
「うわっ!」
「V4085高橋先生、Ecこんにちは」
「V0246あら、七咲さん、こんにちは」
「な、七咲っ」
「V4086クスッ、Eoこんにちは、Nm先輩」
(ううっ、何だかいい雰囲気だったのに、/どうして七咲が……)
「V4087どうかしたんですか?/Wv120EFe9m6I10私の事をじっとFm3見つめたりして」
「あ、いや……」
「V0247ふふっ、Eo七咲さんも買い物なのね」
「V4088はい、Eoいつも通りです」
「えっ、いつも?」
「V0248そう、Fm7ここでよく会うの、Fm3七咲さんと」
「な、なるほど……」
「V4089あ、EF1そうだ……先生。/角のお肉屋さんなんですけど……」
「V0249え? EFe9m3もしかして……」
「V4090ええ、特売でしたよ」
「V0250あ、それなら帰りに寄ってEcみるわね」
「V4091ふふふっ、はい」
「V0251さて、じゃあ私はそろそろ……」
「えっ、もうですか?」
「V0252ええ、まだ買い物の途中だから」
「V0253……っと、EFe9m3そうそう、二人ともあまり遅く/ならないように気をつけるのよ」
「あ、はい」
「V0254それじゃあね」
「V4092はい」
(そうか……高橋先生はいつも商店街で/買い物をしているのか……)
「V0025…………」
「え? あ……」
「ははは……な、何でもないよ。/それよりさ、七咲……もう買い物は/終わってるのか?」
「V4093はい、Fm1私はもう帰るだけです」
「あ、なら途中まで一緒に帰らないか?」
「V4094ええ……EFe2m1いいですけど……」
「そっか……じゃあ、行こうか」
「V4095あ、はい」
「V4096それにしても……最近、街が随分と/クリスマスらしくなってきましたよね」
「え? ああ、イルミネーションか……」
「V4097はい……」
(そうか、もうクリスマスなんだよな……)
「あ、そうだ……クリスマスといえば、/七咲はもうイヴの予定は決まってるの?」
「V4098イヴの予定……ですか?」
「うん、ほら……クリスマスイヴって、/よくカップルで過ごすじゃないか」
「V4099あ、残念ですが、そういう事は……」
「そっか」
「V4100多分、今年も去年と同じで、家族と一緒に/過ごすと思いますよ」
「去年と同じ……か。/はははっ、そういえば僕は梅原たちと/過ごしたんだっけ」
「V4101クスッ、そういうのも悪くないですよね」
「うん、そうだね」
「V4102Fm6えっと……Fm3それじゃ、私はここで」
「あ、そうだね」
「V4103すみません、お話の途中なのに」
「ううん、いいっていいって」
「V4104では……EcFe1失礼します」
「うん、またね」
「V4105はい、また」
「……」
(七咲……か……)
(一緒にいるとすごく楽しいからか、/こうしていなくなると、少し物足りなく/思えるんだよな)
(初めて会ったのがついこの前なんて、/信じられないよ……)
(きっと……七咲と一緒にクリスマスを/過ごせたら、楽しいんだろうな……)
(……あれ?)
「もしかして僕は、七咲の事が……」
「い、いや……まさかな、はははっ」
(……)
(さてと……次の授業の準備をして、/トイレにでも行くとするか)
「V1344おう、Nm、ちょっといいか?」
「お、梅原か、どうした?」
「V1345いや、どうしたって程でもねぇけど、/EF3ちっと飲み物でも買いに行かないか?」
「お、それはいいな」
「V1346はははっ、Eoじゃあ早速行くとするか」
「うん、そうしよう」
(えっと、どれにしよう……かな)
(よし、昼休みにはいつも売り切れてる/これにしよう!)
Ti0/         Ti2ガコン……
「うん、やっぱり昼休み前は、好きな物が/選べていいなぁ」
「V1347そうだろうそうだろう」
「V1348どうしても飲みたい物がある時は、/昼休み前を狙うのが吉だぜ」
「ははっ、さすがによく知ってるな」
「V1349まぁ、学校生活の知恵袋ってとこか」
「V1350……っと、EF1そういやNm」
「な、何だよ、このジュースは僕のだぞ。/一口もあげないからな」
「V1351ち、EoFe8m1違うってバカ!」
「じゃあ、何だよ……」
「V1352あ〜、EcFm3今年のクリスマスなんだけどよ」
「クリスマス……」
「V1353ああ、予定が出来たか聞こうと思ってな」
「あ、いや、それが……」
「V1354何だ……Eoやっぱりか」
「お、お前の想像に任せるよ……」
「V1355いや、それでいいんだって」
「え?」
「V1356やろうぜ、男二人でいいから楽しくよ。/Fm4今年のクリスマスはFm1無い事にする!!」
「……」
「V1357な、何だよ……」
「いや、無茶な冗談にしても、/そいつはいいアイディアじゃないか!/前にした宣言は置いとくとしてさ」
「V1358ははっ、そうだろう!」
「うん」
「じゃあ……クリスマスの代わりに/ゲーム大会でもやってみるか?」
「V1359おっ、Fm3乗った!!」
「だったら、僕はそれに向けて/新作の対戦ゲームを買っておくよ」
「V1360そうだな……EoF3それなら俺は食べ物でも/用意するとするか」
「V4106ふふっ、何だか楽しそうですね」
「ああ、七咲、丁度いいところに」
「V4107えっ?」
「知ってるか?/今年はクリスマスが無くなったんだ」
「V4108あの……Fm3Nm先輩。/Fm6何を言ってるんFm3ですか?」
「はははっ、確か七咲もクリスマスの予定は/空いてるんだったよな?」
「V0022……」
「なら、僕たちと一緒にゲーム大会でもして/過ごさないか?」
「V4109あ、そういう名目でしたか」
「まぁね」
「V4110……」
「V1361な、せっかくだし楽しくやろうぜ」
「V4111そうですね……EcFe1分かりました。/EoF3そういうことなら、私もゲーム大会に/参加します」
「お〜っ、やったね」
「V1362ははっ、Eoこれで三人だな」
「V4112クスクスッ」
「よし、今年のクリスマスは中止だね!」
「V1363その通りだっ!」
「V4113では、Fm3もしもサンタさんが来たりしたら、EFe8/私が取り押さえておきますから、/二人はその間に逃げて下さい」
「V1364おおっ、EFe9m3お前いいやつだな……」
「うん、絶対に後で助けに行くからな!」
「V4114ふふふっ、お願いEoします」
「V1365こりゃ〜何だか楽しみになってきたな」
「うん、そうだね」
「V4115クスッ、Eo私も楽しみです」
「そっか」
「V4116はいっ」
「V4117……では、私はそろそろ行きますので」
「V1366おっ、Fm3そうか」
「じゃあ、またな」
「V4118はい、EcFe1失礼します」
「V1367……なぁ、Nm」
「うん?」
「V1368お前、こんな冗談のイベントネタに/のってくれたのは、新しいゲームソフトを/買う理由がほしかったからだろ?」
「えっ!? そ、そんな事ないよ!」
「V1369隠さなくてもいいだろ、なぁ」
「ははは……」
「V1370まぁ、なんにせよ……Eoお互いに/いいクリスマスを過ごせるように/頑張るとしようぜ……」
「梅原……」
「V1371なっ!」
こうして……どこまで本気か分からないけど、/クリスマス中止のイベントの話で盛り上がった。
でも、まさか七咲が参加するだなんて、/思ってもみなかったな……。
ははっ、これが実現したら面白くなりそうだぞ。
(う〜ん、クリスマス中止イベントか……)
(あの時はノリで『それもいい』なんて/答えたけど、これって冗談にしても/大変なイベントじゃないのか?)
(……だとしたら、今のうちに身体と精神を/鍛えておく必要があるよな)
(でも、どうやって……)
(……)
「そうか……こういう事こそ七咲に/相談すればいいじゃないか!」
(よしっ!)
(えっと……七咲は教室にいるかな?)
「V4119Nm先輩」
「あ、七咲……丁度いいところに」
「V4120えっ!?」
「ちょっと相談したい事があるんだけど、/今いいかな?」
「V4121それは構いませんが、/Fm6私に相談……ですか?」
「うん、そうなんだ」
「身体と精神を鍛える方法なんだけど、/僕、どうすればいいか分からなくて……」
「V0023……」
「V4122Fm1そうですね、私は……EF1水泳で鍛えました」
「へ〜っ、水泳で……」
「V4123ええ、Fm6私……Fm3小さい頃は身体が弱くて、/よく風邪を引いていたんです」
「V4124でも、お医者さんに勧められて水泳を/始めてからは、随分よくなったんです」
「なるほど……」
「V4125ふふっ、EoFe9最初は嫌々でしたけどね」
「え? それじゃあ……」
「V4126好きになったんです。/スイミングスクールに行く事が」
「そ、それは何かきっかけがあったの?」
「V4127はい、EF7そこのスクールの入り口に/EF3巨大なペンギンの像があって……」
「もしかしてそれに会いに……」
「V4128ふふっ、EoFe9m3単純だったんです、私」
「はははっ、そうなんだ」
「V4129後は、EFe3そうしてるうちにFm3他の学校の人とも/友達になったりして」
「どんどん楽しくなっていったのか」
「V4130はい、そうなんです」
「V4131なので……Fm6私の場合はEFe7m6身体と精神の/鍛え方というと、EFe9m3水泳としか」
「V4132もちろん、他のスポーツでも構わないと/思いますけどね」
「なるほどな」
「V4133これが先輩の参考になるかは/分かりませんが……」
「ははっ、大丈夫、ちゃんとなったよ」
「ありがとうな、七咲。/もう少し自分でも考えてみるよ」
「V4134あ、EFe9いえ……」
「V4135えっと、EFe9では私はこれで……」
「あ、うん」
「V4136失礼します」
(う〜ん、七咲の子供の頃か……)
(ははっ、当初の目的とは違ったけど、/何だかいい話が聞けた気がするな)
(それにしても……七咲って昔はどんな性格/だったんだろう?)
(今みたいに落ち着いた感じなのか?/それとも……)
(ちょっと気になるなぁ)
(さて、今日はクリスマス中止の時に遊ぶ/ゲームの予約でもしに行くか……)
(予約はしなくても大丈夫だと思うけど、/万が一って事もあるしな)
(はははっ、備えあれば憂いなしだよ)
(……あれっ?/あそこにいるのって……七咲じゃないか)
(よし、ちょっと声をかけてみよう)
「お〜〜い、七咲っ!」
「V4137あ、Nm先輩、Fm3今日は早いんですね」
「うん、実は駅前に新作のゲームソフトを/予約しに行こうと思ってさ」
「V4138ゲームソフト……EFe2って」
「そう、クリスマス中止の時に、/みんなで遊ぶゲームソフトだよ」
「V4139あ、でしたら私も一緒に行っても/いいですか?」
「ははっ、もちろん」
「あ、でも、七咲は……」
「V4140大丈夫です、今日は時間がありますから」
「おっ、それなら安心だな。/よしっ、じゃあ早速行こうか」
「V4141はいっ」
「ええっ!! ほ、本当ですか?」
店 員
「はい、そのソフトは発売日が延期に/なりました」
「そ、そうなんですか……」
「V0021……」
(じゃ、じゃあ僕たちのイベントは……)
「V4142先輩……」
「……」
(せ、せっかく七咲も一緒に過ごせる事に/なったっていうのに……)
「うぅ……」
「V4143あの……先輩、もう帰りましょう」
「……うん」
「V4144残念でしたね」
「うん……」
「V0022……」
「V4145あの、EFe9m1先輩……」
「V4146ふふっ、Eo仕方ないですよね。W45/Wv200I10じゃあ代わりにこっちのイベントを……」
「えっ!?」
「な、七咲っ!?/どうして……僕の腕に自分の腕を絡めたり/してるんだっ?」
「V4147クリスマス前のカップルの真似です」
「そ、それってどういう……」
「V4148クリスマス中止が中止になったので、/クリスマスに戻しただけですけど」
「え? あ……」
「V4149ふふふっ」
(そ、そういう事か……きっと七咲は僕を/励まそうとして……)
(それなのに僕は……)
「……よしっ」
「V4150え?」
「Wv0いや、七咲も甘いなって思ってさ。/クリスマス前のカップルっていうなら、/Wv240もっと……Wv300W30こんな感じだろう?Wv400」
「V4151あ……」
「ど、どうかな?」
「V4152クスッ、EoFe9いますよね、こういうカップル」
「はははっ、そうだろ」
「V4153じゃあ……あんな感じはどうです?」
「おっ、あの前を歩いてる二人か」
「V4154ええ」
「……なら、真似をして追いかけてみるか」
「V4155いいですよ」
「はははっ、楽しくなってきたな」
「V4156ふふっ、Eoそうですね」
「あれ? おかしいな、確かこっちの方に/きたと思ったんだけど……」
「V4157見失ってしまったみたいですね」
(あれっ、ちょっと待てよ……)
(追いかけてたカップルがいないとなると、/今の僕たちって……)
「な、なぁ七咲……」
「V4158はい……」
「もしかして……こうしてると、/僕たちもカップルに見えるんじゃ……」
「V4159そう、Fm4かもしれませんね」
(ぼ、僕と七咲がカップルか……)
(ははっ、何だか……ドキドキするなぁ)
「V4160あ、あの、EcW4EoFe9先輩……」
「え? な、何?」
「V4161もしかして、EcFm6私達がFm3カップルだとしたら、W30/Wv290EhFe9I10こんな事もFm6するんFm3ですかね……」
「えっ……」
(ま、まさか……七咲……)
(でも、これってそういう事だよな?/だとしたら……)
「な、七咲……僕は……」
(う、うん……いくしか……ないよな)
Ti0/         Ti2ゴクリ……
(な、七咲……)
「V0255あなたたち、輝日東高校の生徒ね!」
「うわぁ〜っ!!」
「V4162きゃっ」
「V0256こんな所で何をしているの?」
「いや……あの……」
(この声は……高橋先生だ。/でも、まだ顔は見られてないみたいだな)
(そ、それなら……)
「V4163先輩、逃げましょう!」
「うん、そうだな……」
「よしっ!! 走るぞっ」
「V4164はいっ」
「V0257あっ、ちょっと待ちなさい!」
「V0258逃げられちゃったわね……」
「V0259チラッと後姿を見ただけなのに、/Wv200I10捕まえようとしたのが失敗だったかしら」
「V0260……」
「V0261それにしても、どうして私はこんな事を/しているんだろ……」
「V0262クリスマスも近いっていうのに、/EFe6商店街の見回りだなんて……。/EcFm3本当、Ehやってられないわ」
「はぁ……はぁ……ははっ……」
「V4165ふふっ……Wv65EoFe9m3Is0はっ、Wv105Is0はっ」
「はははははっ」
「V4166ふふふっ」
「V4167すごいオチがつきましたね」
「うん、まさかこんな時に高橋先生が/見回りをしてるなんて……」
「V4168私、先生に声をかけられた時、/EFe9心臓が飛び出るかと思いFm3ました」
「ぼ、僕もだよ」
「V4169でも、Fm2何だか楽しかったですよね」
「そうだな」
「あ、それと……」
「V4170はい?」
「七咲、今日は……ありがとな」
「V4171あ……EcW6EhFe6m3はい……」
「ははっ、それじゃ、帰ろうか」
「V4172そう……EcW4EoFe9m3ですね」
こうして七咲のお陰で楽しく下校できた。
ゲームソフトの事は残念だったけど、/これはこれで良かったのかもしれないな。
……うん、七咲には本当に感謝しなくっちゃ。
(えっと、七咲は……いるかな?/部活前だから、多分ここに来ていると/思うんだけど……)
(何だか……少しだけでもいいから、/側にいて話がしたいんだよな)
「……」
(おっ……いたいた)
(よし、練習前にちょっと声をかけてみると/するかな)
「V0166あっ、Nm君、ちょっといい?」
「えっ?」
「あ、塚原先輩……」
「V0167あなた、七咲に会いに来たんでしょう?」
「え、あ……はい」
「V0168そう……EFe7やっぱりね」
「あ、練習が始まる前には帰りますから」
「V0169ええ……」
「あの……どうかしたんですか?」
「V0170……」
「塚原……先輩?」
「V0171ねぇ、Nm君……少し聞きたい事が/あるんだけどいいかな?」
「聞きたいことですか?」
「V0172そう、Fm6七咲の……Fm1事」
「七咲の……」
「V0173実はね……ここ最近、七咲の様子が少し/おかしいのよね」
「えっ!?」
「V0174何だかボンヤリしてる事が多い上に、/練習にも身が入ってないようなの」
「V0175今まではこんな事なかったんだけど……」
「そうなんですか」
「V0176ええ、しかも原因が分からないから、/対処のしようがなくて」
(七咲が……)
「V0177Nm君……EF1七咲から何か聞いてない?」
「いえ、僕は何も……」
「V0178そう、Nm君ならってEcFm3思ったんだけど」
「すみません」
「V0179ううん、EoFe1それならいいの」
(塚原先輩……本当に心配なんだろうな。/こんなに必死に七咲の事を……)
「V0180あ、ねぇ……」
「はい」
後 輩
「あの、すみませ〜ん、塚原せんぱ〜い!」
「V0181え? あ、EFe6m1ちょっと待って、Fm3今行くわ」
「V0182……まだ途中なのに、Fm3呼ばれちゃった」
「そう……みたいですね」
「V0183Fm1せっかく、Nm君に時間を貰ったのに、/こんな中途半端に終わりだなんて……」
「いえ、いいんです。/気にしないで下さい」
「V0184ふふっ、EoFe1そう言ってくれると助かるわ」
「V0185それじゃあ……私は部活に戻るわ」
「あ、はい」
(七咲の様子が……か。/確かに気になるよな……)
(よし、そのうちお昼にでも誘って、/事情を聞いてみるとするか)
(……っと、今日はもう練習が始まるから、/大人しく戻っておくとしよう)
(う〜〜ん、塚原先輩の話の事もあるし、/七咲とお昼を食べたいんだけど……)
(教室にいないとなると、多分……)
Ti0/        Ti2キョロキョロ……
「おっ、いたいた……七咲だ」
(よし、声をかけてみるとするか)
「お〜い、七咲」
「V4173あ、Nm先輩。/先輩も……お昼ですか?」
「うん、そうなんだ。/よかったら相席させてくれないかな?」
「V4174あ、EF3はい、Ec喜んで。/EoFe9先輩が一緒だと私も嬉しいです」
「そ、そっか」
「V4175じゃあ、早速食べましょうか」
「うん、そうだね」
「へ〜っ、七咲、今日は定食にしたんだ」
「V4176あ、はい、一番美味しそうだったので」
「なるほどね……。/僕はそれを頼むか、こっちにするかすごく/迷ったんだ」
「V4177ふふっ、そっちはどうでした?」
「うん、なかなか美味しいよ。/よかったら少し食べてみる?」
「V4178あ、はい。/じゃあ先輩も私のをどうぞ」
「うんっ」
Ti0/       Ti2パクッ、モグモグ……
「おっ、こっちも美味しいじゃないか」
「V4179先輩の方も美味しいです」
「本当に? ならよかった」
「V4180クスッ、はい」
(……)
(う〜〜ん、こうして様子を見る限りは、/いつもと変わらない気がするなぁ)
(表情も豊かだし、僕には悩んでるようには/見えないけど……)
(やっぱり……直接聞いてみるか……)
「V4181あの……先輩、EFe9m3どうかしたんですか?」
「あ、いや……その……」
「V0022Fm6……」
「最近……水泳の方の調子はどうなの?」
「V4182え、EcW6EhF6あ……」
「別に……普通ならいいんだけど……」
「V0021……」
「七咲……」
「V4183そうですね……EoFm6確かにここのところ、/EFe9m3あまり調子がいいとは……」
「V4184あっ、EFe9m6でも……Fm3心配いりませんから」
「本当に?」
「V4185はい、Fm6やっぱりこういう風にタイムが/伸び悩む事もFm3ありますので」
「……」
「V4186な、Fm6何ですか?」
「七咲、ちゃんと……集中して泳げてる?」
「V4187え……」
「ただのスランプなら、ほら……」
「V4188ふふふっ、EoFe9大丈夫です。/ただのスランプなので」
「……そっか」
「V4189すみません、心配をかけてしまって」
「あ、ううん……。気にしないでいいよ」
(……とはいえ、やっぱり少し気になるぞ。/しばらく様子を見た方が……)
「V4190あ、EFe9それより先輩、Fm3早く食べないと、/そろそろ時間が」
「あっ、それもそうだな」
「よし、じゃあすぐに食べて戻ろうか」
「V4191はい、そうしましょう」
こうして七咲とお昼を一緒に食べた。
う〜ん、確かに水泳の調子は悪そうだけど、/塚原先輩が言うほどの事はないような……。
……でも、実際に心配は心配なんだよな。/しばらく様子を見てみるとするか。
(ふぁ〜〜〜っ……)
(さてと、今日はそろそろ家に帰って/ゆっくり漫画でも……)
「……うん?」
(あ、あれっ!?/あそこを走っていくのって……七咲か?)
(前も見ないであんなに急ぐと、人に……)
Ti0/         Ti2ドンッ!
男 子
「うわっ、きっ、気をつけろよ!!」
(な、七咲……どういうつもりなんだ?)
(自分からぶつかっておいて、/振り返りもせずに走っていくなんて……)
(……)
(こ、これはのんびり歩いてる場合じゃない/よな……すぐに追いかけなくちゃ!)
「七咲っ!」
「七咲〜〜〜っ!」
(だ、駄目か……聞こえてないみたいだ)
(こ、こうなったら……とにかく気合で/走るしかない!)
「う、うおぉ〜〜〜〜っ!!」
「はぁっ、はぁっ……」
(よ、よしっ、この距離なら大声を出せば/どうにか……)
「Ts3なっ、七咲〜〜っ!!」
(こ、これでどうだ……)
「V4192Nm……先輩」
「よ、よかった……追い……つけた」
「V4193あの……どうして?」
「そ、それは僕のセリフだよ」
「V4194えっ?」
「七咲こそ一体どうしたっていうんだ?」
「V4195あ……」
「あんな風にして走って帰るだなんて、/何かあったんじゃないのか?」
「V0021……」
「な、七咲……」
「V4196何も……EFe9m1ありませんよ」
「Fm6…EcW4EhF6…」
「……」
「V4197ただ、自由形の選考から落ちただけです」
「ええっ!? ど、どうして……」
「V4198Fm3タイムが……EcFm6落ちたからにEoFm3決まってる/じゃないですか」
「タイムが!?」
「V4199はい……」
「V4200実は、もうすぐ大会があるんです……」
「大会って……水泳のだよな?」
「V4201はい、それで……Eo自由形の代表を決める/選考があって……」
「そうなんだ……」
(でも、どうして七咲のタイムが落ちたり/しているんだ?)
(七咲自身は、ただのスランプだって/言ってたのに……)
(……ま、まさかとは思うけど、/僕のせいじゃないよな?)
(僕が七咲に余計なちょっかいをかけたり/してたから……)
(練習に集中出来てなかったっていうのも、/それが原因なんじゃないのか?)
(だ、だとしたら……)
「V4202先輩……EcW6EhFm3Wv150I10そんな顔しないで下さい」
「……えっ?」
「V4203……大丈夫ですよ。/EoF1私、背泳に転向しますから」
「は、背泳に!?」
「V4204Fm6ええ、Fm1背泳の枠なら人数が少ないので、/まだ間に合うかもしれないんです」
「でも、そんなに簡単に種目を変えられる/ものなのか?」
「七咲……」
「V4205どうにか……Fm4代表メンバーに選ばれて、/Fm6先輩にそう報告したいんです……」
「V4206私……EcF1頑張りますから……」
「うん……」
「でも、七咲はまだ1年生なんだから、/あんまり無理はするなよ」
「こういうスランプだって、/そんなに長く続く訳じゃないんだし……」
「V4207先輩……Fm3」
「頑張るのも悪くないけど、/たまにはちゃんと休まないとダメだぞ」
「V4208Fm4はい……Fm3分かってます」
(……とはいっても、もし僕が邪魔を/しているのなら、この先だって……)
(だからって七咲と離れたりするのは、/絶対に嫌だ)
(くそっ、じゃあどうしたら……)
「V4209先輩……Fm6どうかしたんFm3ですか?」
「あ、いや……何でもないよ」
「V4210そう……Ecですか。/Wv170EoFe9m6I10えっと、Fm3では私はそろそろ……」
「うん……またな、七咲」
「V4211はい、失礼します」
(僕は……僕はどうすれば……)
(……いや、ダメだダメだ!/僕まで暗くなってどうするんだ!)
(うん、とにかく今は普通に接して/様子を見るしかないよな……)
(……)
(そういえば、七咲はあれから心の整理が/ついたのかな?)
(スランプだとはいえ、いきなり背泳に/転向するだなんて……)
(僕には……今まで練習してきた種目を、/七咲がそんなに簡単に諦められるとは/思えないんだよな)
(でも、それだけを聞きに行くのは、/何だか気が引けるし……)
(う〜〜ん、こういう時こそ偶然会えたり/できればなぁ……)
(あ、あれっ?)
(な、何てタイミングだ……フェンスの所に/いるのは七咲じゃないか!)
(……よしっ)
「ははっ、七咲も気分転換か?」
「V4212え? EFe9m4あ、Fm3Nm先輩」
「屋上に来たら七咲の姿が見えたからさ」
「V4213ふふっ、EoFe9そうでしたか」
(うん……話した感覚は普段通りの七咲って/感じだな)
「V4214……どうかしたんですか?」
「あ、いや……えっと……」
「V4215はい?」
「その、実は……あれから七咲の様子が/ちょっと気になっててさ……」
「V4216えっ、EFe9本当Fm3ですか?」
「う、うん……」
「V4217Fm6何だか……Fm3嬉しいです」
「七咲……」
「V4218でも…EcFe1m3…Wv105私、EoFe9m3案外大丈夫ですよ」
「……」
「V4219ここだけのFm3話、背泳の選考にも落ちて/しまいましたEcけどね」
「V4220さっき顧問の先生に言われました」
「え……」
「V4221Fm6仕方ないんFm3です。W15/種目を変更していきなりいいタイムが/出たりはしませんから」
「でも……だったら……」
「V4222ふふっ、W15Wv63私、W15Wv140EoFe9気付いたんですよ」
「気付いた?」
「V4223はい、EF3そうなんです」
「V4224あれから色々考えてみたんですけど、W45Wv210/Fm3やっぱり私……W30Wv315EFe9泳ぐのが好きみたいで」
「V4225先輩の言った通りでした。/私はまだ一年生で、EoFe9これからが本番なん/です」
「V4226例え今回の大会には出られなくても、/Fm3それは変わりません」
「うん……」
「V4227それなら……Wv115Fm3これからもっと頑張って、Wv235/EoFe9次こそメンバーに選ばれればいいって/思ったんです」
「V4228先輩がWv60…Fm1…Wv145応援してFm3くれるなら、/W30Wv280EoFe3m1私、W30Wv340きっと頑張れますFm3から」
「V4229え、EFe9m3あ……」
「ははは……」
「V0019……」
「V4230LdMoあMcの、LeW30Wv80EFe9そ、それじゃあFm3私は……」
「えっ、でもまだ時間は……」
「V4231すみません、EcFm1失礼します」
「あ……」
(七咲、どうしてそんなに頑張って……)
(もしかしたら僕のせいかもしれないのに、/言い訳もしないでさ……)
(こんな時こそ僕が……)
(でも、一体どうすればいいんだ?)
(僕が七咲の為にできる事……)
(う〜ん……)
(そろそろ水泳部の練習が終わる頃かな?)
(よし、七咲に会いにプールに行ってみると/するか……)
(はははっ、タイミングがよければ、/一緒に帰れるかもしれないしな)
「あれ、塚原先輩と七咲じゃないか……」
(もう練習は終わってるはずなのに、/何を話してるんだろう?)
「あ……」
(でも、何だか僕が入っちゃいけないような/雰囲気だよな……)
(仕方ない……二人の話が終わるまで、/ここで待つとするか)
「V4232……という感じなんです」
「V0186なるほどね……」
「V4233塚原先輩から見るとどうですか?」
「V0187そうね……Fm1今も悪くないんだけど、/Fm3もう少し丁寧に出来ると思うわ」
「V4234丁寧……」
「V0188ええ、フォームは今のままでいいから、/指先まできちんと意識してみて」
「V4235分かりました……次から注意してみます」
「V0189あ、それと……」
(……)
(七咲……本当に頑張ってるんだな。/あんなに真剣な表情で……)
(それに比べて僕は……七咲に何もして/あげられてないままじゃないか……)
(でも、僕はどうすれば……)
(七咲……)
「V0190ふふっ、Eoそれじゃあ今日はここまでね」
「V4236えっ?」
「V0191ほら、お客さんがきてるわよ」
「V4237Nm先輩……」
「ははっ、七咲と帰ろうかと思ってさ……」
「V4238あ、はい、勿論いいですよ」
「V4239じゃあ、えっと……P2Fe3m6塚原先輩、/今日はどうもありがとうございました」
「V0192ううん、別にいいわよ」
「V4240でも、Fm6こんなに遅くまで……」
「V0193いいのよ、EoF3可愛い後輩のためだもん」
「V4241あ、EFe9m3はい……」
「……」
「V0194クスッ、EoF1まだ気になる事があるなら、/Fm3いつでも相談に乗るから」
「V4242はいっ、よろしくお願いします」
「えっと……では失礼します」
「V4243失礼します」
「V0195ええ、またね」
「それにしても七咲……頑張ってるよな」
「V4244えっ?」
「ほら、部活が終わってからも塚原先輩と/話をしてただろ?」
「V4245あ……」
「何だかすごく真剣に取り組んでて、/僕も負けてられないなって……」
「V0021……」
「V4246Nm先輩……」
「うん?」
「V4247私……Wv140EcFe4I10もっともっと頑張りますから」
「うん……」
「V4248次こそは大会のメンバーに選ばれたって/EF1先輩に報告できるように」
「ははっ、楽しみにしてるよ」
「V4249はいっ」
(そうか……そうだよ……)
(こうして七咲が頑張ってるんだ、/僕はそれを支えてあげるしかないだろ)
「V4250あの……先輩、どうかしましたか?」
「あ、いや、何でもないよ」
「V4251ふふっ、EoFe9そうですか」
(よし、僕も頑張らなくっちゃな!)
こうして七咲と一緒に下校した。
「……」
(七咲……遅いなぁ)
(他の部員はもう全員帰ったっていうのに、/一体どうしたんだろう?)
(う〜ん、少し様子を見に行ってみるか)
(ええと、七咲は……あっ、いたいた)
「あれ……」
(ど、どうしたんだ?/あんな所に立ち尽くしたりして……)
(何だか……塞ぎこんでるようにも/見えるけど……)
「な、七咲っ!」
「V0021……」
「こんな所で何をしてるんだよ?/他のみんなはもう下校してるぞ……」
「V4252Nm先輩……」
「え、あ、七咲……もしかして」
「V4253あっ……Ec」
Ti0/       Ti2バシャーーーーンッ!
(七咲、今……涙ぐんでたよな……)
(こ、こういう時はどうすればいいんだ?)
(僕が七咲にしてあげられる事……)
(……)
(そ、そうだ……)
・塚原先輩に相談する
・梅原に相談する
・プールに飛び込む
(塚原先輩に相談してみるか……)
(そうだよな……きっと僕なんかじゃ、/七咲の力になれないし……)
(多分、七咲だってあんな顔を見られたく/ないから、プールの中に逃げたんだ……)
(うん、今日の所はそっとしておいて、/塚原先輩に相談するのが一番だよな)
(それが僕に出来る事……)
(仕方ない……よな)
「七咲……」
「今日は僕、もう行くよ……。/一人になりたい時もあるだろうし」
「それじゃ……」
(梅原に相談してみるか……)
(そうだよ……きっと僕なんかじゃ、/七咲の力になれないし……)
(うん、今日の所はそっとしておいて、/梅原に相談してみよう)
「今日は僕、もう行くよ……。/七咲も一人になりたい時もあるだろうし」
「ああ、梅原、まだ残っててくれたのか」
「V1372お? EF1どうした、Nm……」
「それが……」
「V1373なんだなんだ、水臭ぇなぁ。/相談でもあるなら言ってみろって」
「う、うん……」
「V1374ほれほれ、遠慮すんな」
「じゃあ……」
「V1375なるほど、EoF1そういう訳か……」
「うん……こういう時、どうしたらいいのか/分からなくて」
「V1376う〜〜ん……」
「梅原……」
「V1377……仕方ねぇな。/俺がとっておきの方法を伝授してやるよ」
「本当か?」
「V1378ああ、ちょっと待ってろよ……」
(あいつ、カバンなんて……どういうつもり/なんだ?)
「V1379……っと、あったあった」
「え……」
「V1380ほれ、こいつを貸してやるよ」
「これって……カメラじゃないか?」
「V1381ああ、俺の最終兵器だ」
「さ、最終兵器……」
「V1382そいつを使って、水泳部ならではの魅力を/切り取ってやるんだよ」
「七咲を写真に撮るって事か……」
「V1383お前なら分かるだろ?/写真を撮られる事でどうなるのかが」
(写真を撮られる事……)
(そ、そうか……七咲の魅力を僕が撮って、/自信をつけさせてあげられるのか!)
「V1384ま、やるだけやってみろって」
「そうだな……やってみるよ」
「V1385その意気だ、Fm3いい報告を期待してるぜ」
「うん、ありがとう」
「V1386おっと、EcFe9m3礼なんていらねぇよ。/Eo困った時はお互い様ってやつだ」
「はははっ、そっか」
「V1387さてと、Eoそれじゃ今日の所はそろそろ/帰るとするか」
「そうだな」
「V1388勝負は明日以降だ」
「分かってるって」
(梅原……本当にありがとうな。/僕、やれるだけやってみるよ)
(よ、よし……)
「七咲っ!」
「V4254え……」
Ti0/     Ti2バシャ〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!
「V4255Nm先輩……」
「七咲、大丈夫か?」
「V4256だ、大丈夫に決まってるじゃないですか」
「V4257それより先輩、そんな制服のままで……。/一体何を考えてるんですか!?」
「そんなの七咲の事に決まってるだろ」
「僕、そっちに行ってもいいよな?」
「V4258……はい」
「なぁ、七咲」
「V4259はい……」
「僕、ずっと七咲を見てて思ったんだ……」
「V4260ずっと……」
「うん、七咲はさ……頑張り過ぎなんだよ。/きっと、もっと楽をしてもいいんだ」
(七咲……)
「V4261ん……」
(七咲の唇……震えてるな……)
(腕にはほんのりとした七咲の体温が/伝わってくるっていうのに……)
「V4262んっ」
(それにしても小さい……身体だよな)
(七咲は……こんな身体でずっと頑張って/たのか)
「V0021…………」
「僕は……これ以上、七咲が苦しんでる姿を/見たくないよ」
「V4263先輩……」
「疲れた時は休んだっていいんだから」
「V4264そう……ですね」
「V4265すみませんでした……私、先輩に心配を/かけてしまってたんですね」
「ううん、いいんだ……」
「V4266先輩……」
「V4267ん……」
(七咲……七咲……)
「V4268Nm先輩……」
「V4269クスッ……」
「な、何だよ……」
「V4270いえ、ありがとうございました」
「ううん、これくらい何でもないよ」
「V4271はい……」
「V4272あの、先輩……」
「うん?」
「V4273私はもう……大丈夫ですから、/先に上がってもらえますか?」
「あ……うん」
「V4274それで……あの、一緒に……」
「うん、帰ろうか」
「V4275はいっ」
「V4276あ、では、すぐに着替えて行きますので、/先輩は外で待っててもらえますか?」
「うん、教室で体操着に着替えてから、/校門で待ってるから」
「V4277あ、はい」
「V4278先輩……EcW4EoFe9m3今日はありがとうございました」
「いや、僕は特に何もしてないよ……」
「V4279そんな事……Wv150EhI10ないと思います」
「えっ?」
「V4280Fm6私……EcFm3何だか元気が出ましたから。W60/Wv360EoFe9I10本当に……先輩のお陰なんです」
「V4281それで、EcW6EhFm4あの……」
「うん」
「V4282よ、Fm6よかったら、EFe9m1この後……」
「この……後?」
「V4283あ、EF6いえ……Ecな、Fm9何でもありません」
「V4284そ……Fm2それじゃ失礼しますっ」
「あっ、七咲っ」
「七咲…………」
(よし、待ちに待った放課後だぞ。/部活が始まる前に七咲に会いに行こう)
(この梅原に借りたカメラを使って、/七咲に自信を取り戻させてやるんだ!)
(うん、やるぞっ!!!)
(えっと、七咲は……)
(おっ、いたいた……もう部活の準備を/始めてるみたいだな)
(よし、早速声をかけてみるとするか……)
「お〜〜〜いっ、七咲っ!」
「V4285ああ、Fm3Nm先輩」
「なぁ、今ちょっといいかな?」
「V4286Fm6あ、Fm3はい……Fm6でも、そのカメラは……」
「ははっ、梅原に借りてきたんだよ」
「V4287梅原先輩に?」
「そう、七咲の魅力をこのカメラで撮ろうと/思ってさ」
「V4288私の魅力……Fm3ですか?」
「うん、そうなんだ。/僕、七咲はもっと自分に自信を持っていい/と思うんだよね」
「V4289Fm6でも……私としてはそんな事をされても、/EF6恥ずかしいだけなんですけど……」
「そ、それを乗り越えてこそじゃないか」
「V0025……」
「やっぱり……自信っていうのは、/にじみ出るものなんじゃないのか?」
「V4290にじみ出る……ですか」
「そ、そうだよ!/だから、七咲が自分の魅力を再確認して/自信を持てるように……」
「V4291……」
「な、七咲……」
「V4292分かりました……Fm4じゃあFm3一枚だけ」
「う、うん! それで十分だよ!」
「V4293Fm4そう……EFe9m6ですか」
「よし、じゃあ撮るよ」
「V4294はい……」
(う〜〜ん、こ、これはすごい!!)
(Wv0七咲の水着姿をこんなにじっくりと/見つめられるなんて……Wv260)
(……ん?)
(ま、まさか……シャッターの所についてる/このボタンは……)
Ti0/       Ti2ニュイ〜〜〜〜〜〜ン
(おおっ! や、やっぱりズーム機能か!)
(な、何て事だ……)
「V4295あの……EcW4EoFe9m3Nm先輩……」
「えっ!? な、何……」
「V4296すみませんが、EFe9m3早くしてもらえますか?」
「あ、う、うん」
(な、何を考えてるんだ僕は……これは/七咲の為なんだぞ!)
(Wv0真剣にWv90W20真剣に……Wv200)
Ti0/         Ti2カシャッ!
「V4297えっと、EFe9もういいですか?」
「うん、大丈夫だよ。/いい写真が取れたと思う」
「V4298そうですFm3か……」
「どう? 自信はついたかな?」
「V4299自信はそれほどでもありませんが、/度胸でしたら……EcF6何となくFm3は……」
「ははっ、それならよかったよ」
「V4300え、Fm4えっと……EFe9ではFm3そろそろ練習が/始まりますので」
「うん」
「V4301すみません、EcFe1失礼します」
「またな、七咲」
「V4302あ、EF3はい」
(……)
(うん……これが僕に出来る精一杯の事/なんだよな……)
(後は七咲次第か。/これをきっかけにして頑張れるといいん/だけど……)
(あのプールでの事……やっぱり塚原先輩に/相談するのが一番だよな)
(僕よりも七咲の事を知っているはずだし、/力になってくれるだろうし……)
(よしっ!)
(えっと、塚原先輩は……あ、いたっ!)
(ちょ、ちょっと恥ずかしいけど、/ここは思い切って……)
「す、すみませ〜ん、塚原先輩っ!」
(あ……き、気付いてくれたぞ!)
「V0196Nm君……どうしたの?」
「は、はい……それが……」
「V0197……うん? 何だか深刻そうな顔ね。/……もしかして七咲の事?」
「あ……」
「V0198……図星みたいね」
「す、すみません」
「V0199別にいいわよ」
「V0200それより、とりあえず話を聞かせて/もらえるかしら?」
「あ、はい」
「えっと……」
「……という事なんです」
「V0201なるほどね……」
「あの、やっぱり僕が原因なんですか?」
「V0202うん、Ec多分……Eoそうでしょう」
「じゃあ、僕はどうすれば……」
「V0203そうね……」
「……」
「V0204…………」
(塚原先輩、どうして何も言ってくれない/んだろう……)
「あの……」
「V0205Nm君……」
「あ、はいっ」
「V0206厳しい言い方かもしれないけど、/もう、自分がどうするべきかは/分かってるんじゃないのかしら?」
「V0207……」
「V0208それとも……そうしなさいって、/誰かに言ってもらいたいの?」
「そ、それは……」
「V0209後はあなた次第なのよ」
「はい……」
(そ、そうだよな……僕だって分かってた/はずなのに……)
(七咲……僕は……)
(……)
(でも、そうする事が七咲の為になるなら、/僕は……それでも構わない!)
「塚原先輩……」
「V0210うん……」
「いえ、決めました。/僕は……しばらく七咲と距離を置こうと/思います」
「V0211そう……」
「先輩、ありがとうございました」
「V0212ううん、私は何もしてないわ。/EoFe1決めたのはあなた自身でしょう?」
「V0213……」
「えっと、それじゃあ僕はこれで」
「V0214Fm3うん」
「失礼します……」
(う〜〜ん、何か面白そうな本が/あればと思ったんだけど……)
(ダメだ、これといったものがないな)
(……)
(仕方ない、今日は新刊はやめて、/本棚の方から探してみるとするか)
男子A
男子B
(さてと、まずはこっちの棚から……)
「おい、だから何なんだよ。/相談があるなら早く言えよ」
(……うん?)
「わ、分かってるよ!」
「だったら、早く言えっつ〜の!」
「うっせぇなぁ……」
(う〜ん、随分大きな声で話してるなぁ。/これじゃみんなに迷惑じゃないか……)
(えっと、話してるのは……)
(ああ、あそこの1年生たちだな。/よし、ちょっと注意しておくとするか!)
「なぁ、は〜や〜く〜し〜ろ〜よ〜」
「分かってるって……」
「だからさ、俺の好きな子、いるだろ?」
「あ〜、B組の七咲だよな」
(えっ……な、七咲!?/何だか気になる話題だな……)
(ちょっと……様子を見てみるか……)
「実は俺、七咲をクリスマスデートに/誘ってみよっかな〜って思ってんだ」
「お〜ぅっ、つ・い・に・か!」
「ああ、上手くいくとは思えないけどよ、/やれるだけやってみっかな〜って……」
「そっか……そういやB組のNmの/兄貴と噂になってるっつったよな」
「……」
(Nmの兄貴?/それって、ぼ、僕の事じゃないか!?)
「……んだけど、あくまで噂なんだろ?」
「いや、それがよ……」
「噂は本当だってのか? だったら……」
「だからって簡単に諦めるかっての!」
「そうだよなぁ、あんな校内にエロ本を/隠してそうな奴に負けてらんねぇよな」
「当たり前だろ、負けるつもりはねぇって」
(……ぼ、僕ってそんな風に/見られているのか?)
「まぁ、やれるだけやってみ!」
「お、おう……」
(う、う〜〜ん……)
(ははは……何だかあの1年生、かなり本気/みたいだな……)
(う〜〜ん、もしかして七咲って、/実はモテる方なんじゃないのか?)
(ははっ……ま、まさかなぁ……)
「…………」
(で、でも何だか落ち着かないな。/七咲に限って……いや、まさかな……)
(う〜ん、七咲はどこにいるんだ?)
(教室にも屋上にもいなかったし……、/もしかすると校舎裏とかかな?)
(……ここで悩んでいてもしょうがない。/行ってみるか!)
(……)
(あれ、あそこにいる1年生って確か……)
(うん、やっぱりそうだ。/図書室で七咲を誘うって言ってたやつだ)
(……でも、何だか様子がおかしいぞ)
「……」
(よし、少し近づいて様子をみてみるか)
男子B
「くそっ! くそっ!/そんなにあの2年生がいいのかよ……」
(えっ!?)
「勇気出してせっかく誘ったってのによ、/どこに行くかも聞かないで断るなんて/ありえねぇよ……」
「何だよ、男として信頼できないって、/そんなのクリスマスデートに誘うのと/関係ねぇだろ……」
「あんなエロ本野郎のどこがいいんだ?/俺には理解できねぇよ……」
(……う〜ん。/どうやら七咲に振られたみたいだな)
「くそっ……」
(ああっ、走っていっちゃったよ。/相当ショックだったんだろうな……)
(それにしても……男として信頼できない/なんて、七咲らしい言い方だよ)
「……ん?」
(……という事は、僕は男として七咲に/信頼されてるのか?)
(う〜ん、今度試してみようかな?)
(いや、でも、どんな方法で試せば……)
(……ちょっと考えてみるとするか)
(う〜〜ん……)
(おかしいな、七咲が出てこないぞ。/もう他の部員は帰ったっていうのに……)
(ちょっとプールの方にでも行ってみるか)
(七咲……まだ泳いでいるんだ。/一人で本当に頑張ってるよな……)
(ん? 待てよ……)
(今は七咲一人、って事じゃないか!)
(うん、これはチャンスだな。/僕が男として信頼されてるかを試せるぞ)
(でも、どうやって試せばいいんだ……)
「V4303あれ……Fm3Nm先輩?」
「よ、よう、七咲」
「V4304あの、Fm3どうかしたんですか?」
「あ、いや……何でもないんだ。/ただ、七咲が頑張ってるな〜って」
「V4305いえ、Fm3別に……」
「でも、こうやって最後まで残って/練習してるじゃないか」
「V4306それはFm3少しでもタイムをあげたくて……」
「ああ、なるほどね……」
(そ、そうか……タイムか!/うん、いい事を思いついたぞ)
(……よし、試してみるか!!)
「あ、あのさ……七咲?」
「V4307あ、Fm6はい」
「僕、思ったんだけど……七咲って飛び込む/瞬間のバランスが悪いんじゃないかな?」
「V4308……そう見えますか?」
「う、うん」
「V0021……」
「あ、でも……それを解決するいい練習法が/あるんだよ」
「V4309えっ、EFe3m6本当ですか!?」
「うん、顔にタオルを巻くことで、/身体のバランス感覚を養うんだ」
「V4310え……」
(はははっ、さすがに冗談が過ぎたかな。/こんな嘘にだまされる訳がないよな)
「V4311……分かりました、EFe9m6やってみます」
「え……」
「V4312先輩の言った練習法です」
「た、タオルを?」
「V4313ええ、Fm4ちょっとEFe9m3巻いてみますね」
(ま、まさか本当に……)
「V4314こんな……Fm1感じですFm3か?」
「V4315Fm6後はこれで歩けばFm3いいんですよね」
「そう……なんだけど、転んだりすると/危ないから僕が手を引くよ」
「V4316Fm6あ、はい、Fm1お願いします」
「ま、任せといて……」
「じゃあ、行くよ」
「V4317Fm3はい」
「ど、どうかな?」
「V4318はい、両足にかかる重心のバランスが/よく分かります」
「はははは……」
(う〜〜ん、こんなはずじゃ……)
(でも僕が言った手前……このまま後には/引けないよな)
(……)
(よし、このまま外に連れ出してみるか。/さすがにそれならバレるだろう)
「そ、そうだ七咲」
「V4319はい?」
「このまま上級の練習をしてみようか」
「V4320あ、はい、お願いします」
「……」
(もう……行くしかないよな)
(ははっ、どうだ七咲!/ここまでくれば、さすがに……)
(あ、あれ?)
(ここまでしても……ダメなのか?/まさか……そんな……)
(う〜ん、もう夕方になってるだけあって、/外は随分と冷え込んでるな……)
(それなのに、七咲はどうして何も言って/くれないんだ?)
「V0019Ld……Le」
(ううっ、さ、寒い……)
(おかしいな……七咲は今まで泳いでいて、/身体が濡れているはずなのに……)
(さ、寒くないはずがないんだけどな……)
「V0021Ld…………Le」
(ううっ、何をしてるんだ僕は……)
(こんな事をしてて、七咲が風邪をひいたり/したらどうするつもりなんだ!)
(は、早くプールに戻らないと……)
「な、七咲ごめん……僕の負けだ」
「V4321はい」
「さ、最初から、僕の言ってる事が嘘だって/分かってたんだろ?」
「V4322ふふっ、EoFe9それはどうですかね」
「どうして……」
「V4323私、Fm6先輩の事をFm3信頼してますから」
「あ……」
「V4324では私、Fm4そろそろ着替えてFm1きますね。/風邪を引かないようEcFm2に」
「V4325ふふふっ」
(完全にやられたな……まさかここまでとは/思ってもみなかったよ)
(七咲、本当にごめん……)
???
「V4326だ〜れだ?」
(う……誰だろう?)
・絢辻さんでしょ?
・梨穂子だな?
・薫か?
・中多さんかな?
・七咲だろう?
・森島先輩ですよね?
「絢辻さんでしょ?」
「梨穂子だな?」
「薫か?」
「紗江ちゃんかな?」
「七咲だろう?」
「V4327えっ……」
「やっぱり、その声は七咲だ」
「V4328……当たりです」
「はははっ、そうだと思ったよ」
「V4329あの、Fm3どうして分かったんですか?」
「え? そんなの簡単だよ」
「V4330EFe3m4あ……Fm6もしかして、EFe9m3私の声に/何か特徴でもあるんですか?」
「う〜〜ん、特徴というか……七咲の声を/聞いていると、落ち着く感じがするから/すぐに分かるんだ」
「V4331え……」
「ど、どうかしたの?」
「V4332いえ、Eo想像しなかった理由だったので、/EFe9えっと……」
「そっか」
「V4333ありがとう……Ecございます」
「え、いや、別に僕は何も……」
「V4334そ、EcFe9m3そうですよね。EoF7/えっと……EFe9m3それでは失礼します」
「あ……」
(……)
(自分から『だ〜れだ』なんてしたクセに、/当てられたら照れて逃げるなんて……)
(はははっ、何だか七咲の可愛いところを/見られたような気がするな)
「森島先輩ですよね?」
「V4335……Fm8違いまFm6す」
「V4336先輩、本当に分からなかったんですか?」
「えっと、それが……」
「V4337Ld……Le」
「な、何?」
Ti0/        Ti2Wv0ギュ〜〜〜ッ!Wv180
「な、七咲、痛いってば!/耳を……耳を引っ張らないでっ!」
「V4338引っ張ってる訳じゃFm8ありませFm6ん!」
「いや、でも……」
「V4339Fm8いいですFm1か、Fm8これが私の声です。/Fm6ちゃんと覚えました?」
「V4340もう……間違わないでFm3下さいね」
「ははは……」
「V4341そFm8れじゃ失礼しFm1ます」
(や、やっぱり怒るよなぁ。/でも、まさか七咲の声を間違えるなんて)
(し、失敗したな……)
マ サ
「なぁ、Nm」
「ど、どうしたそんな真剣な顔をして?」
「俺さ……/メイキャッパーになろうと思うんだ」
「……は?」
「実は俺、ずっと考えてたんだよ……/どうすれば女の子にもてるのかなって」
「いや、それは前から知ってる」
「それで気付いたんだ……/女の子と接する機会の多い職業につけば、/もてる確率も増えるって!」
(それでメイキャッパーか……/相変わらずマサは単純だよな)
「でもさ、そもそもマサにそんな技術や/センスがあるのか?」
「ふっ……そう来ると思ったよ」
「だから今日はこうして、/お袋のメイク道具を借りてきたんだ!」
「おおっ!?」
(ここまで準備してくるなんて……/マサのヤツ、意外に本気なのか?)
「今からNmを男前にメイクアップして、/俺の実力を証明してやるよ!」
「男前に!? ほ、本当か!?」
(た、確かにメイクには前から/興味があったし……これはもしかして、/チャンスなのか?)
「さぁ、どうするNm?」
「……ああ、わかったよ。/その代わり、とびっきりの男前にしろよ」
「そこは任せておけって!/じゃあ、しばらく目を閉じていてくれ」
「うん……」
「……もう目を開けていいのか?」
「ああ、この手洗い場になら鏡があるし、/Nmも自分の目で確認できるだろ?」
「よし……じゃあ、目を開けるぞ」
(さぁ! いったいどれほどの男前に/なった僕が……)
「ん? W30……うわあああああっ!?/な、なんだこの顔は!?」
(な、なんであごの先に付けまつ毛が/付いているんだ!?)
(鼻毛はビューラーでカールさせたのか!?/気付いたならいっそ切ってくれよ!)
(それにマスカラを口元に塗ったせいで、/墨汁をガブ飲みしたみたいに顔半分が/真っ黒だよ!)
(な、なんなんだよこれは……/こんなのただの落書きじゃないか!)
「おい! マサ……あれ?/いない……逃げたのか!?」
(どうするんだよ、この顔……/見れば見るほど気持ち悪いよ)
(……ん? なんだこれ?/おでこに文字が書いてあるのか?)
(鏡越しだから読みにくいなぁ……/えっと……『ご・め・ん・な・さ・い』)
(……)
(謝るなら途中でやめればいいだろ!?/っていうか、人の顔を使って謝るなよ!)
/Ti0        Ti2バシャッバシャッ
(うひ〜っ、冷たい!/顔の落書きを落とすためとはいえ、/この時期の水道水は辛いよ!)
(ふ〜っ……/これだけ洗えばさすがに落書きも/落ちただろうな)
「V5400あれ、Nm先輩?」
「ふぇ?」
「あっ、七咲」
「V5401やっぱり先輩ですか……/W45EF4なんでそんなに顔を洗ってるんですか?」
「実はメイキャッパーになりたい/クラスメイトに協力したらこの有様さ」
「V5402つまり顔にイタズラされたんですね」
「V5403はぁ……W45Eoちょっと考えれば、/W30EF9そんなことされずにすむと思いますけど」
「いや、これはその……」
「V5404あっ……EF1言い訳をする前に、/顔をちゃんと拭いてください」
「V5405ほら、あごから水が垂れてますよ?/少しこっちを向いて……」
「え?」
「V5406まったく……/EoF9顔を人に拭いてもらうなんて、/Fm3郁夫と同じじゃないですか」
(おおっ……/水道水で冷えた顔に、七咲の体温で/温まったハンカチが最高に気持ちいいよ)
(それに、七咲のハンカチからすごく/イイ匂いがする……)
「V5407……くすっ」
「え? ど、どうかした?」
「V5408いえ、W30EF7m3前にもこんなことがあったなぁって/思い出していただけです」
「そ、そうだっけ?」
「V5409ええ。W45EFe9美也ちゃんに落書きされた顔で、/W30そのまま登校したことがありましたよね」
「あっ、そういえば……」
(まだ七咲と出会ったばかりの頃、/確かにそんなことがあったな……)
「V5410あの時の先輩の顔を思い出したら、/なんだかEcおかしくって……」
「そ、そんなこと早く忘れてくれよ」
(まぁ、でもあんなことがあったから、/七咲と仲よくなれた気もするけど……)
(そういえば、七咲はあの時から比べると、/随分と雰囲気が変わったよな)
(前回はタオルを貸してくれるだけ/だったのに、今はハンカチで僕の顔を/拭いてくれるだなんて……)
「V5411はい、これで大丈夫ですよ」
「あ、ありがとう」
「V5412それにしても……/W30EFe9高校生にもなって落書きだなんて」
「うぐっ……」
「V5413落書きする人も問題ですけど、/W30EF8先輩もしっかりしないとダメですよ?」
「う、うん。これからは気をつけるよ」
(前から思っていたけど、七咲は/厳しさと優しさの加減が絶妙だよな)
(母性を感じるっていうのか……/七咲の弟が七咲に甘えたがる気持ちが、/すごくよくわかるよ)
(七咲はもうお姉さんというより、/お母さんとしても十分じゃないのか?/いや、むしろこんなお母さんなら……)
「V5414どうかしましたか先輩?」
「いや、七咲はまるで理想的なお母さん/だよな〜って」
「V5415え? り、理想のお母さんですか?」
「うん、七咲はすごくしっかりしてるから、/なんだかそんな気がしたんだ」
「それにもし七咲が僕のお母さんだったら、/今日みたいに顔に落書きされたとしても/こうして優しくしてもらえるしね」
「V5416いや、お母さんだったらそもそも/学校にいませんから」
「でも、家事ができて面倒見もいいなんて、/やっぱり七咲は理想的なお母さんだよ」
「V5417そ、そんな……」
「今でも十分過ぎるくらいなんだ……/将来はお母さんの世界チャンピオンに/だってなれるさ!」
「V5418褒めてもらえるのは嬉しいですけど、/お母さんになるためにはまず……/EF7だ、誰かの奥さんにならないと」
「あっ、確かにそうか……/でも、奥さんとしての七咲も最高だよな」
「V5419そ、EF3そうですか?」
「ああ、もちろんだ!/七咲みたいな奥さんが家にいたら、/僕は家から一歩も出たくないよ!」
「V5420Nm先輩……/Ecでも、W30EoFm7ちゃんと働かないとだめですよ」
「は、はい……」
「そうなんだよな……/僕はこんな頼りない性格だからさ、/将来には色々不安があるんだよ」
「V5421そんなことないと思いますけど……/EF4何かもう不安があるんですか?」
「僕も美也もこんな性格だから、/僕の奥さんは七咲みたいにしっかりした人/じゃないとダメだと思うんだ」
「V5422私みたいな……ですか?」
「いや、待てよ。もし、/しっかりした人が奥さんだったら……」
「僕なんか三日で愛想を/つかされちゃうんじゃないのか!?」
「V5423もうそんな心配をしてるんですか?」
「いや、そもそも結婚なんてしてくれ/ないんじゃ!?」
「V5424それは……EcF6確かにそうですね」
「そんな……こんな僕でも歳をとれば、/いつか結婚できると思っていたのに」
「V5425せ、先輩、そんな目をしないで下さい」
「V5426Nm先輩なら……/きっと大丈夫ですよ」
「え? 今なんて……」
「V5427な、EFe8なんでもないです!」
「そ、そんな……」
「V5428あっ……EF9m3もう授業が始まっちゃうので、/私は教室に戻りますね」
「な、七咲!?/僕を見捨てないでくれ〜!」
「V5429し、失礼します!」
(ああっ……行ってしまった)
(けど、お母さんの世界チャンピオンに/なれるって言った時の七咲、ちょっと/嬉しそうだったような……)
……こうして、/七咲の母性を褒め称えたことで、/七咲の母性がさらに強まった気がする。
「なぁ、七咲」
「V4402あ、はい」
「七咲は……どこか寄って行きたい所とか/ないのか?」
「V4403え、私は別に……」
「ははっ、遠慮なんてしなくていいって」
「……」
「V4404じゃあ……公園に寄ってもいいですか?」
「公園に?」
「V4405はい、先輩と……ブランコに乗りたくて」
「……え?」
「V4406駄目ですか?」
「いや、それならお安い御用だよ」
「V4407ありがとうございます」
「さて、じゃあ早速乗ろうか」
「V4408はいっ」
「えっと……あっちの4人乗りの方で/いいんだよな?」
「V4409あ、いえ……EFe9m3こっちの1人乗りの方で」
「え? こっちなんだ……」
「V4410ふふふっ、Eoはい」
「ははっ、分かったよ」
(う〜〜ん、ブランコに乗るのなんて/何年ぶりだろう……)
(この椅子の感触……懐かしいなぁ)
(……)
Ti0/         Ti2s3ガシAs0b0ャッ!
「えっ!? な、七咲……」
「V4411はい?」
「どうして僕の椅子に足をかけてるんだ?」
「V4412『どうして』と言われましても……」
「い、一体何をする気なんだ?」
「V4413クスッ、ブランコに乗るんですよ」
「えっ!?」
「V4414ほら、先輩、行きますよっ!」
「うわあっ!!」
「V4415ふふっ、まだ動いたばかりですよ」
「で、でも……」
「V4416もっともっと行きますからね!」
Ti0/        Ti2Wv0ギィ〜〜〜〜ッ!Wv200
「おおおっ!」
「V4417それっ!」
Ti0/       Ti2Wv0ギィ〜〜〜〜〜〜ッ!!Wv240
「おおおおお〜〜っ!」
「V4418まだまだですっ」
Ti0/   Ti2Wv0ギィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!Wv240
「おわぁ…………あ?」
(こ、これはっ!!)
(スカートの裾が風でめくれて……)
Ti0/  Ti2Wv0ギィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!Wv240
(ああっ……惜しいっ!!)
「V4419先輩っ、どうですか?」
「えっ!? あ、うん」
「V4420ふふっ、気持ちいいですよね」
「そ、そうだな」
「V4421では、もっと行きますね!」
「おおっ、了解」
(よ、よしっ! これはチャンスだぞ)
(くっ!! 惜しいっ、惜しすぎる!)
(もう少し……こう……)
「V4422それっ!」
「う、As255b1うわAs0b0っ!!」
「V4423先輩、ちゃんと鎖を握ってないと/危ないですよ」
「あ、うん……そ、そうだよな……」
(ははは……スカートの方に集中してて、/手がお留守になってたよ……)
「V4424では、もう一度っ」
Ti0/  Ti2Wv0ギィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!Wv0Wv240
「V4425ふふふっ、まだまだですよっ」
「う、うん!」
「ふぅ、何だかすごかったな……」
「V4426クスッ、Eoそうですか」
「うん、まさに時間が経つのを/忘れるってくらいだったよ」
「V0019Ld……Le」
「V4427あの、Fm3先輩……」
「うん?」
「V4428何だか……こうやって二人で乗るのも/悪くありませんよね……」
「うん、そうだな」
「僕、ブランコがこんなに楽しいなんて、/思わなかったよ」
「V4429ええ、Ec私もです」
「ははっ、そっか」
「V4430はい」
「V4431あの、Fm3では私はそろそろ……」
「あ、うん」
「V4432先輩、今日は楽しかったです。W60/Wv240I10またよろしければ……」
「そうだな」
「V4433はい」
「V4434それでは、失礼します」
「うん、またな」
(ただ二人でブランコに乗っただけなのに、/こんなに楽しいと思えるなんて……)
(はははっ、本当に不思議だよな)
branconow
「V4440あの……先輩?」
「何?」
「V4441今日も……公園に寄ってもいいですか?」
「公園……」
「V4442はい、もう一度先輩とブランコに/乗りたくて……」
「うん、勿論いいよ。/僕も七咲とブランコに乗りたかったし」
「V4443クスッ、ありがとうございます」
「よし、じゃあ公園に行くとするか」
「V4444はいっ」
「さてと、じゃあ早速……」
「V4445Fm4あ、Fm3はい」
「えっと、前と一緒で僕が最初に座れば/いいんだよな?」
「V4446ええ、それでお願いEcします」
「うん、分かったよ」
「よいしょっと……」
Ti0/          Ti2キィ……
「うん、いいよ、七咲」
「V4447はい、じゃあ乗りますね」
Ti0/         Ti2s3ガシAs0b0ャッ!
「V4448よいしょ……」
「大丈夫か?」
「V4449はい、平気です。/では……行きますね」
「うん、いつでもいいよ」
Ti0/         Ti2Wv0ギイ〜〜〜ッ!Wv200
「V4450よっ……」
「なぁ、七咲」
「V4451はい?」
「これ、僕も勢いを付けた方がいいのか?」
「V4452あ、どちらでもいいですよ」
「そっか……じゃあ!」
「V4453ふふっ」
「よいしょっ!」
Ti0/      Ti2Wv0ギィ〜〜〜〜〜〜ッ!!Wv240
「V4454じゃあ、もう一度行きますよ」
「うんっ」
Ti0/   Ti2Wv0ギィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!Wv240
「おおおっ、いい感じだな」
「V4455クスッ、そうですね」
(ス、スカートもいい感じで……)
(ううっ、太ももの付け根の方までは/見えてるんだけどな……)
(よ、よし……次こそは……)
(惜しいっ! 今のは実に惜しいっ!/もう少しだったのに……)
(く、くそっ……次こそ!)
「V0020…………」
「……」
Ti0/       Ti2Wv0ギィ〜〜〜〜〜〜ッ!!Wv240
「あ、あれ……」
「V0017……」
Ti0/       Ti2Wv0ギィ〜〜〜〜ッ!!Wv240
「V4456……先輩、どこ見てるんですか?」
「なっ、ど……どこって!」
「V0022……」
「いや、それは……ははは……」
「V0019……」
「えっ、あっ!?」
「V4457よいしょっ……」
「な、七咲?」
「お、おい、まだ動いてるっていうのに、/何をするつもりなんだ?」
「V4458っと……」
「ああっ!」
「V4459そんなの……お仕置きに決まってます」
「お、お仕置きって……」
「V0021……」
「んっ……」
(な、七咲……)
(こんな場所で、しかも何て格好で……。/これがお仕置き!?)
「V4374……」
(な、何だか……今まで漕いでいたせいか、/七咲の息が少し乱れてるぞ……)
(う〜〜ん、それが逆に……こう……)
「V4460んん……」
「な、七咲……」
「V4461クスッ、この格好なら……もう下着は/見えませんよね」
「うっ……」
(た、確かに見えないかもしれないけど、/これはこれで……)
(ううっ、こ、困ったな……)
「V4462……本当に、えっちな先輩ですよね」
「いやぁ……ははははっ」
「V4463ふふふっ、反省して下さい」
「わ、分かってるよ……」
「V4464……いしょっと」
「あ……」
「V4465じゃあ、私はそろそろ帰りますので」
「あ……う、うん」
「V4466今日は……EFe9ありがとうございEcF3ました」
「いや、僕は何も……」
「V4467一緒にブランコに乗ってくれました」
「はははっ、そっか」
「V4468はい」
「V4469では、失礼します」
「うん、またな」
(それにしても……まさかあんな格好で/七咲とキスをするだなんて、/思いもしなかったよ……)
(う〜〜ん……何というか、/思い出深い出来事になったな……)
branconow
「なぁ、七咲……」
「V4476あ、はい」
「よかったら、今日も公園に行かないか?」
「V4477ええ、いいですけど……」
「ははっ、じゃあ早速……」
「V4478そうですね、遅くならないうちに」
「V4479あの……EFe9m3先輩」
「うん?」
「V4480Fm4今日って、Fm6どうして公園に来たんです?」
「えっ、それは……」
「V4481まさかブランコ……EoFe7m1じゃないですよね?」
「……」
「V4482先・EoF2輩」
「ははは……そんな事は……」
「V4483ない……んですね」
「う……ん……」
「V4484でしたら、Fm6今日はベンチでFm3ゆっくり/しましょうか」
「う、うん……」
「V4485クスッ」
こうして七咲と一緒に下校した。
(さてと、今日はもう帰るとするかな)
(……ん、あれ?)
(あそこにいるのって……七咲だよな?)
(よしっ、こっそり近づいて声をかけて/みるかとするか)
「なーなさきっ!」
「V4514ひゃっ!」
「V4515せ、先輩……」
「ははっ、どうしたんだ? こんな所で」
「V4516えっ? EF6あの……EFe9m3先輩を待ってたんです」
「……僕を?」
「V4517ええ、W30Fm6一緒に帰れたらとFm3思いまして」
「一緒に……か。/それは構わないけど、部活はいいのか?」
「V4518はい、EFe6大丈夫……EF3です」
「そ、そうなんだ……」
「V4519ええ、今日は本屋さんに行って参考書を/買うつもりだったので」
「あ、なるほどね」
「V4520Fm6それで、Fm3どうせ行くなら先輩と行きたいと/思いまして……」
「ははっ、そっか」
「V4521いい……Fm6ですよね?」
「うん、もちろんだよ」
「V4522ふふっ、Eoありがとうございます」
「じゃあ、遅くならないうちに行こうか」
「V4523はい、そうですね」
「V4524じゃあ、私、ちょっと探してきますね」
「あ、それなら僕はここで待ってるよ」
「V4525はいっ」
「……」
(そういえば……七咲は休日をどうやって/過ごしてるのかな?)
(ま、まさか、誰かと普通にデートをしたり/してるんじゃ……)
(い、いや……それはないか。/確かクリスマスは、家族と過ごすって/言ってたくらいだし……)
(う〜〜ん、デート……デートか……)
(僕が……突然誘ったりしたら、/七咲は驚くかな?)
(ここのところ……少し元気がないように/見えるし、もし遊びに行く事で/気晴らしになるのなら……)
(…………)
「よし……」
「V4526……何が『よし』なんですか?」
「うわっ、な、七咲……」
「V4527Fm6すみません、Fm3お待たせしました」
「お、おかえり。/いい参考書は見つかった?」
「V4528はい、今の教科書にピッタリの物が/ありました」
「ははっ、それはよかったね」
「V4529クスッ、Eoはい」
「あのさ……と、ところで七咲……」
「V4530Fm1はい?」
「えっと……」
(う〜〜ん、誘うなら今しかないよな……)
・誘う
・誘わない
(よし、七咲をデートに誘ってみよう!)
(そうだよ、迷う事なんてないよな。/僕は……七咲とデートしたいんだから!)
「V4531あの……EFe9先輩?」
「うん……」
(い……言うんだ、今しかないっ!)
「な、七咲は……今度の日曜日って/予定は空いてるのか?」
「V4532え……」
「よかったら……僕と遊びに行こうよ!」
「V4533遊びに……ですか!?」
「うん」
「V4534先輩と遊びに……」
「だ、駄目かな?」
「V4535いえ、EFe9m6その……EF6私、中学ではそんな風に/EFe9誘われた事がFm3なくて……」
「V4536はい……Fm1何だか高校生になると、/Fm2今までとはちょっと違うんですね……」
「V0021……」
「あ、いや……七咲?」
「V4537はい……」
「えっと、行くのか行かないのかを……」
「V4538え? SEFe9あっ、Fm3すみません……」
「V4539えっと……EF3行きます。/EFe9私、先輩と遊びに行きたいです」
「ほ、本当に!?」
「V4540はい」
「え、えっと……じゃあ……」
(な、七咲の好きそうな場所といえば……)
「あ、水族館……とかはどうかな?」
「V4541Fm6ええ、Fm3構いませんよ」
「おおっ、やった!!」
「じゃあ、日曜の13時に繁華街で/待ち合わせでいいかな?」
「V4542はい、EoFm6先輩こそFm1寝坊しないでFm3下さいね」
「V4543ふふっ、EoFm1楽しみにしてますFm2からね」
「うん、僕もだよ」
「V4544Fm1では、Fm2そろそろ行きましょうか」
「あ、うん、そうだね」
こうして七咲とデートの約束をした。
日曜の13時、繁華街だったな……。/はははっ、今から楽しみで仕方ないぞ。
(やっぱり誘わない方がいいよな……)
(何だか軽はずみにデートに誘うなんて、/七咲にも失礼な話だし……)
(うん、やっぱりやめておこう)
「V4545あの……先Fm3輩?」
「あ、いや……何でもないんだ、ごめん」
「V4546そうですか……」
「ははは……それより本を買ったのなら、/遅くならないうちに帰ろうか」
「V4547あ、Fm3はい、EFe9そうですね」
(よし……13時か。/約束の時間ピッタリだぞ!)
(Wv0えっと、七咲は……Wv120)
(あ、あれ? いないじゃないか……)
(おかしいな……七咲の性格からすると、/先に来ててもよさそうなんだけど……)
(う〜ん……)
(仕方ない、少し待ってみるとするか)
「V4548クスッ、Nm先輩っ!」
「えっ!?」
「な、七咲……いたのか」
「V4549はい、Eo遠くから先輩の姿を見つけたので、/EFe9ちょっと隠れてみました」
「V4550ふふふっ、EoFe9すみません。/ちょっとした冗談ですよ」
「V4551突然声をかけて、ビックリさせようと/Fm2思ったんです」
「はははっ、そうだったのか」
「V4552すみません」
「ううん、七咲がそんな事をするなんて/ちょっと意外で驚いたよ」
「V4553え、EFe6m2あ……」
「僕の七咲の印象からすると……」
「V4554あ、EF7えっと……EF2先輩、Fm1ほら、もうバスが/EcF2来てますよ」
「V4555早く乗らないと……Fm1遅くなりますFm3から」
「そ、そうだよな」
「V4556ええ、Ecクスッ」
「V4557ふふっ、Eoあそこが水族館ですよね」
「うん、そうだね」
「V4558何だか……EoFe9m3すごく楽しみです」
「あれ、この水族館に来るのは/初めてなのか?」
「V4559ええ、EFe9m6出来てからずっとFm3来てみたいとは/思っていたんですけど、なかなか……」
「じゃあ、いいタイミングだったかな?」
「V4560はいっ」
「はははっ、そっか」
「V4561私、Fm4水族館ってFm2大好きなんです」
「へ〜っ、そうなんだ」
「V4562先輩は……どうですか?」
「うん、僕も割と好きな方だよ」
「V4563ふふっ、Eo趣味が合いますね」
「そうかもしれないね」
(……)
(何だか……ここまで嬉しそうな七咲って/初めて見たような気がするな……)
(よしっ、今日は僕がしっかり盛り上げて、/もっと七咲を楽しませてあげるんだ!)
「V4564クスッ、EoFe9どうしたんです?/Fm6急に真面目な顔をFm3したりして」
「あ、いや、何でもないよ。/それより早く中に入ろうよ」
「V4565はい、Eoそうですね」
「V4566あ、先輩、EFe2こっちもすごいですよ」
「へ〜っ、どれどれ?」
「V4567これ、日本のサンゴ礁を再現した水槽/だそうですよ」
「おおっ、これはすごい……」
「V4568何だかコントラストの強い絵を見ている/みたいですよね」
「うん……」
「V4569えっと……Fm6青いのがルリスズメダイ、/Fm3黄色いのがチョウチョウウオ……」
「V4570ふふっ、Eo本当にきれいですね」
「うん、しばらく見ていても飽きる事が/ないよ」
「V4571あ、EFe1先輩……Fm1このエビを見て下さい。/赤と白のシマシマですよ」
「ははっ、本当だ。/なになに……オトヒメエビか」
「V4572へ〜っ、名前も可愛らしいんEcですね」
「うん、イメージと名前がピッタリだよ」
「えっと……サンゴ礁に住む大型の魚とも/共生関係にあり……」
「V4573あの、Fm2先輩……」
「えっ?」
「V4574Fm6説明文なんかより、Fm1水槽を見てFm2下さい」
「え? あ……」
「V4575ほら、触角とハサミを広げてると、/花みたいにも見えるんですよ」
「本当だ……」
「V4576ふふっ、EoFe9折角なんですから、/EF3本物をじっくり見まEcしょう」
「うん……そうだな」
(ははっ、何だか七咲らしい意見だよな)
(よし、僕も負けてられないぞ。/じっくりと熱帯魚を観察するか!)
「……」
「…………」
「V4577あの、先輩……どうかしたんですか?/何だかボーっとしてますけど……」
「えっ? あ、いや……ちょっと水槽に/見入ってて……」
「V4578ふふっ、口元……ヨダレが垂れてます」
「V4579……冗談ですよ」
「V4580どうします? EFe3m6先輩が気に入ったのなら、/もう少しFm3ここにいても……」
「あ、ううん、もういいよ。/穴が開くほどじっくり見たからさ」
「それより、そろそろ次の水槽の方に/行ってみようよ」
「V4581あ、EcF2はい、Eoそうですね」
「V4582あ……」
「え? 七咲、どうかしたの?」
「V4583ほら、先輩っ、見て下さい!」
「あっ……」
「V4584ふふふっ、ペンギンですよ。/すごく可愛いと思いませんか?」
「おおっ、本当だ!/これ、ペンギンの水槽になってるんだ」
「V4585ええ、泳ぐ姿がよく見られるように/してあるんですね」
「ペンギンの泳ぐ姿か……」
「V4586何だか……こういう姿を見ていると、/ペンギンも鳥なんだって思います」
「……え?」
「V4587だってほら……本当に飛んでるみたいに/見えませんか?/一生懸命に羽をパタパタ動かして」
「あ、うん、確かにそうだね……」
「V4588ですよね」
「鳥……か」
「V4589少し、羨ましいですね……」
「え……」
「V4590これだけ水の中を自由に泳げたら/気持ちいいんだろうな〜って」
「うん、それは間違いないね」
「V4591どんな気持ち……なんですかね?」
「そうだな……それこそ空を飛ぶ気持ち/かもしれないよ」
「V4592あ、なるほど。/本当にそうかもしれませんね」
「ははっ、七咲はペンギンが好きなんだな」
「V4593ええ、ペンギンの元気な姿を見てると、/こっちまで元気になれそうで……」
「そっか……」
「V4594あの、先輩は……ペンギンの/どういうところが好きですか?」
「え? 好きなところ……か」
「V4595はい」
「う〜〜ん、そうだなぁ……イカ飯みたいな/あのお腹もいいけど……」
「V4596イカ飯……って、/あのお腹の白い部分のことですよね?」
「うん、そうそう」
「……あそこを見てると、何だかさすりたく/なってくるんだ」
「V4597あ、そうかもしれませんね」
「でも一番好きなところは、やっぱり……」
・赤ちゃんみたいな歩き方かな
・七咲みたいにクールなところかな
・女の子にチヤホヤされるところかな
「赤ちゃんみたいな歩き方かな」
「V4598ふふっ、分かります」
「V4599あのヨチヨチ歩きを見ていると、/不思議と笑顔になってしまいますよね」
「はははっ、七咲もそうなのか」
「V4600はい、目が離せないというか、/守ってあげたくなってしまうんです」
(おおっ、何だかいい反応をもらえたみたい/だぞ!)
(よし、じゃあこの調子で……)
「七咲みたいにクールなところかな」
「V4601クール……ですか」
「うん、何だか厳しい世界でもしっかり/生きているところとかさ」
「V4602ふふっ、そういう意味でしたか」
「うん、すごく魅力あるよ」
「V4603え……それって……」
「あ、いや……ははははっ」
「V4604……ありがとう、ございます」
「う、うん」
(おおっ、何だかいい感じだぞ!)
(よし、それならこの調子で……)
「女の子にチヤホヤされるところかな」
「V0015……」
「あ、いや……女の子に人気って意味で、/羨ましいな〜と……はははっ」
「V4605先輩はチヤホヤされたいんですか?」
「えっと……そうじゃなくて……」
「V4606じゃあ、どういう意味ですか?」
「ほ、ほらさ……あの……」
「V0020……」
「な、七咲にも好かれるなんて、羨ましい/じゃないか……」
「V4607え? あ……」
「ははは……」
「V4608……でも、チヤホヤって、私だけって/意味じゃありませんよね?」
「ははは……は、あっ」
「V4609ふふふふっ」
(ま、参ったな……ついつい本音が……)
(よ、よし、ここは気分を変えて……)
「おおっ、七咲、見てみろよ」
「V4610はい?」
「次のコーナーは深海魚だってさ」
「V4611深海魚ですか、何だか楽しそうですね」
「うん、じゃあ早速行ってみようよ」
「V4612あ、はいっ」
「V4613う〜ん……Eoすごく楽しかったですね」
「うん、僕も初めてここに来たけど、/大満足だったよ」
「V4614クスッ、EoFe9私もです」
「はははっ、それならよかった」
「V4615はい」
「さてと、じゃあ……これからどうする?/帰るにはまだ少し早いかな……」
「V4616ええ、そうですね……」
「七咲は行きたいところとかないの?」
「V0021……」
「V4617でしたら……EF3砂浜を散歩しませんか?」
「砂浜か……」
「V4618今は夕日がきれいな時間ですから」
「そうだね……じゃあ、行ってみようか。/砂浜ならここからすぐの所だし」
「V4619はいっ」
「V4620きれいですね……」
「うん、こうして改めて見ると、/何だか見とれちゃうよ……」
「V0021…………」
(うん……やっぱり水族館を選んだのは/正解だったような気がするぞ)
(ただ、それでも……)
「V4621あの、Fm3先輩……」
「……うん?」
「V4622それにしても……EFe9m2何だか不思議ですよね」
「……えっ、何が?」
「V4623私達って……W30Wv130I10出会ってからまだそんなに/経ってないのに……」
「うん」
「V4624でも、Fm3こうやってデートをして、/二人で夕焼けを見たりしてるんですよ」
「そういえば……」
「V4625ふふっ、EoFe9やっぱり不思議ですよね」
「それだけ……内容の濃い日がたくさん/あったからって事なんだろうな」
「V4626あ、Eoそうかもしれませんね」
「例えば、夜の小学校に忍び込んだりとか」
「V4627あ、Fm3そうでしたね」
「V4628……あの時のFm3先輩、EFe3m6少しカッコよかった/Fm3ですよ?」
「ああ、犬を追い払った時か」
「V4629はい、EFe9すごく真剣で」
「はははっ、そっか……」
「V0019……」
「V4630あ……Wv35EcFe9m2プッ!」
「えっ、な、何?」
「V4631いえ、Fm4あのFm2……W30Wv118EcFe2m6すみまFm2せん。/W30Wv235EoFe9Fm2I10先輩の顔に美也ちゃんがFm1落書きした時の/事をFm2思い出してしまって……」
「そういえば……そんな事もあったね」
「V4632Fm9それFm2が……EoFe9W30Wv105EcFe6m2犬を追い払ってる時の先輩とWv220/EoFe9Fm1くっついFm2ちゃって……Wv280Is0EcF2ふふふっ」
「な、何て事をするんだ……七咲の中の/僕のカッコいい思い出が台無しだよ!」
「V4633クスクスッ、EoFe9すみません」
「でも、それを言ったら、七咲だって……」
「V4634Fm6私だっFm3て?」
「……あれ?」
「V4635どうしました?」
「いや、そういえば……七咲のカッコ悪い/ところって見てないような……」
「V4636ふふふっ、EoFe9残念でしたね」
「うぅ……」
「V4637それより……Fm1先輩……」
「うん?」
「V4638お腹、空きませんか?」
「え? あ……そうだね。/言われてみれば、僕、お腹ペコペコだよ」
「V4639ふふっ、Eo私も……」
Ti0/          Ti2V0015Wv0ぐ〜〜っWv150
「V4640あ……」
「はははっ、七咲の腹の虫が鳴いてるぞ」
「V0022……」
「七咲のカッコ悪いところ、一つ目だな」
「V4641Fm4せ、先輩……」
「じょ、冗談だってば……」
「えっと……じゃあ、帰る前にどこかで/晩ご飯でも食べに行こうか」
「V4642……クスッ、EoFe9そうですね」
「さて、どこで食べよう?/僕はファミレスとかでもいいけど……」
「V4643あ、別に私もファミレスでいいですよ」
「そっか、じゃあそうしようか」
「V4644はい、何にしようか考えながら行きます」
「はははっ、気が早いなぁ」
「V4645ふふっ、そんな事ありませんよ」
「あ、待ってよ、七咲!/一人で先に行くなんてズルいじゃないか」
「V4646先輩、Fm6何にするかFm3決まりました?」
「えっ、な、七咲はもう決めたの?」
「V4647はいFm3っ、W15Fm6考えながらEoF3来ましたから」
「じゃ、じゃあ僕は……」
「V4648クスッ、Eo早くして下さい」
「わ、分かってるよ……」
(ううっ、どれにしよう……)
「V4649あ、Fm6すみません、Fm3注文いいですか?」
「えっ、七咲……」
「V4650……冗談ですよ」
「もう、人が悪いなぁ……」
「V4651ふふっ、EoFe9m6先輩が早くFm3決めないからですよ」
(う〜〜ん……そ、そう言われてもなぁ)
(おっ、これは……)
「うん、決めたぞ!/僕はハンバーグのデミソースにするよ」
「V4652じゃあ、私はシーフードグラタンで」
「V4653……Fm6何です?」
「いや、実はグラタンもいいなって……」
「V4654……でしたら、私のを少し食べますか?」
「そ、それは……」
「V4655私は別に構いませんよ」
「あ、じゃあ、僕のハンバーグと交換に/しようか」
「V4656えっ、EF3いいんですか?」
「うん、そうしないと七咲もお腹一杯に/ならないだろ」
「V4657……でしたら、EFe9もう一品、/これも注文しますか?」
「え、えっと……イカ飯?」
「V4658ええ、Ecクスッ」
「じゃあ……折角だし頼んでみるか」
「V4659そうですね」
「ふぅ……満腹満腹!」
「V4660ええ、Fm6私ももうFm3食べられません」
「やっぱり、あの最後に注文したイカ飯は/余計だったかな……」
「V4661そうかもしれませEcF3んね」
「V4662何だかFm4先輩のおFm3腹……Fm6食べ過ぎで/Fm3イカ飯みたいになってしまってますし」
「うわ……本当だ。/で、でも七咲にはさすらせないからな!」
「V4663私、Fm6先輩のお腹は、EoFe9m3さすりたくなったり/しませんから」
「そ、そうか……」
「V4664クスッ、EoFe9残念でした」
「ううっ……」
(何だか……最後までしてやられたような/気がするぞ……)
(でも、これでいいんだよな……)
「V4665あの……EFe9m6どうかしましたか?/Fm4もしかして本当にFm1さすってほしくて……」
「ち、違うって!/僕はただ……七咲が元気になったみたいで/よかったなって……」
「V4666えっ……」
「ほら、ここのところ少し元気がなかった/みたいだからさ」
「V4667そう……Fm3でしょうか?」
「うん、僕にはそう見えたよ」
「V4668そうですか……」
(ただ……)
(それでも……まだ……)
「V4669あの……Fm3先輩?」
「うん? あ……な、何」
「V4670私……EcFe4m3先輩に出会えてよかったです」
「V4671あっ、EcFe6m3いえ……EhF6何でも……EcFm3ありません」
「そ、そう……」
「V4672それ……Fm3より、EF3もうすぐクリスマス/Ecですよね」
「あ、そういえば……」
「V4673最近、EcF6町がすっかりFm4クリスマス色にFm3/染まってきたな〜EoFe9と……」
「う、うん……」
(そうか、もうすぐクリスマスだよな……)
「V4674それで、W30EF3私Fm6思うんですけど……」
「V4675今年のクリスマスは、今までと何かが/違うような気がするんです」
「違う?」
「V4676はい、期待感というかEFe9楽しみというか。EcF3/ふふっ……EoFe9おかしいですね」
「ううん、僕も……」
「V4677Fm6僕も……何です?」
「いや、何でもないよ」
「それより……そろそろ帰らないと/遅くなっちゃうよ」
「V4678え? EFe9m6あ、もうこんな時間Fm3なんですね」
「ははっ、七咲といるとすぐに時間が/経っちゃうんだよな……」
「V4679私も、先輩といるとそうですよ」
「……そっか」
「V4680はい」
「V4681では……ここでいいですよ」
「あ、うん」
「V4682先輩……今日はありがとうございました。/Wv230I10とても楽しかったです」
「僕もだよ」
「V4683また、EFe9あの……」
「V4684あ、EFe9m2いえ、何でもないです。EF2/それじゃあ失礼します」
「あ……七咲っ!」
「V4685あ、Fm6はい」
「もう遅いし、気をつけて帰れよ」
「V4686はい、Eo分かりました……Wv180Is0それでは」
(元気に……か)
(確かに少しは元気になっただろうけど、/本当のところは……)
(僕には……まだ何かが、七咲の中で/引っかかっているように思えるんだよな)
こうして七咲と休日を一緒に過ごした。
(主人公の言い訳)
「V7808………ん、んん」
「V7809…………」
「V7810ああ、そっか……」
V7811夢……だったんだ。
「V7812ふふふっ……本当、何してるんだろう」
V7813Nm先輩も……夢の中でくらい/カッコいいところを見せてくれればいいのに。
「V7814クスクスッ」
V7815でも、まさかとは思ったけど、/あそこで先輩が出てくるなんて……。
「V7816……」
V7817私、もしかして……自分の気持ちに/気付かないフリをしていたのかも……。
V7818でも、今のでハッキリした気がする。
V7819多分……私は……。
「V9660あっ、Nm先輩。/丁度いいところに」
「ああ、七咲か……どうかしたのか?」
「V9661はい……EF7その……EFe9m3今、先輩って/少しお時間ありますか?」
「V9662私、ちょっとでも先輩とお話が/したいんですけど……」
「え? 今……か……」
(う〜〜ん、どうしようかな?)
・うん、いいよ
・今はちょっと……
「うん、いいよ」
「V9663本当ですか?」
「はははっ、僕も七咲と話がしたいと/思ってたんだよ」
「V9664では、いいタイミングだったんでEcすね」
「ああ、そうだな」
「V9665クスッEo」
「今はちょっと……」
「V9666え? EFe9m6あ……」
「ご、ごめん」
「V9667いえ……気にしないで下さい。/何か用事があるなら、仕方ありません」
「……」
「V9668では、また次の機会にでも……」
「うん、そうだね」
「V9669はい……ではEcFe1失礼します」
(……)
(う〜ん……せっかく誘ってくれたのに、/悪いことしたかな?)
「七咲〜っ」
「V9670あ、Fm3Nm先輩」
「丁度いいところにいてくれたな」
「V9671え……」
「今って、時間は大丈夫か?/ちょっと七咲と話がしたいんだけど……」
「V9672あ、はい、全然大丈夫です」
「そっか、それならよかったよ」
「V9673ええ、私も丁度先輩とお話を……」
「えっ?」
「V9674あ……EFe9m3な、何でもありません。/EF3それよりお話を……」
「う、うん、そうだな」
「あっ、七咲」
「V9675ああ、Fm3Nm先輩」
「なぁ、今ちょっと時間いいかな?」
「V9676Fm6はい……どうかしました?」
「いや、大した事じゃないんだけど、/ちょっと七咲と話がしたくてさ」
「V9677ふふふっ、EoFe9別に構いませんよ」
スキエンカウント汎用終了会話
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
retire1;
「V7501……」
「と、ところでさ……七咲は……」
「V9678あの、先輩……」
「えっ?」
「V9679Fm6すみませんが……先輩の話は、/Fm4ちょっと私にはFm3難しすぎるみたいで……」
「い、いや……そんな事は……」
「……僕が、もっと七咲の興味のある話を/すれば……」
「V9680いえ……」
「V9681本当に……Ecすみません。/Eoえっと、Fm3私はこれで……」
「あ、うん……」
「V9682失礼します……」
(う〜〜ん、話が盛り上がってなかったし、/仕方ない……か)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9683せ、先輩……EF6あの……」
「うん?」
「V9684そういう話でEFm6私をからかって……」
「えっ!?」
「V9685先輩のEc意地悪っ」
「あ……」
(行っちゃった……か)
(どうやら恥ずかしい話をしすぎたのかも/しれないな……)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
「な、なぁ……七咲」
「V4389はい?」
「えっと、僕、七咲に……」
「V4390あ……」
「えっ?」
「V4391Fm6……すみません。/私、用事があったのを忘れてました」
「え? そ、そうなんだ」
「V4392本当にすみません、/Eo先輩のお話の途中なのに……」
「あ、いや、別に……いいよ」
「V4393Fm3はい、EF3ではまた機会がありましたら」
「うん……」
「V4394先輩、失礼します」
「うん、またな」
(う〜ん、駄目だったか……残念だな)
(でも用事があるんじゃ仕方ないか……)
「あのさ、七咲……」
「V4486はい、Fm3どうしました?」
「えっと、今日……この後って暇か?」
「V4487え、EF6あ……」
「もしよかったら、一緒に帰らないか?」
「V4488今日……Fm3ですか」
「うん」
「V4489えっと、すみません、Fm3今日は……」
「あ、そうなんだ……」
「V4490Fm6また先輩のご都合のいい時に/誘ってもらえますか?」
「うん、そうするよ」
「V4491はい……EF3では私はこれで」
「あ、うん」
「V4492それではEcFe1失礼します」
(う〜〜ん、駄目だったか……)
(でも、用事じゃ仕方ないか。/また今度誘ってみよう……)
「ああ、そうだ……七咲」
「V4395はい?」
「今日って、この後は時間あるか?」
「V4396この後……」
「うん、よかったら一緒に帰らないか?」
「V4397そうですね……いいですよ」
「おおっ、やった!」
「V4398私も……EcFe4先輩と帰れたらって/EoFe9思ってましたから」
「はははっ、そうなんだ」
「V4399じゃあ、Fm6私、Fm3カバンを取ってきます」
「あ、それなら僕も行くよ」
「V4400でしたら……EF3校門で待ち合わせますか?」
「うん、そうしようか」
「V4401はい」
n5ski_gd01A
「あのさ、七咲……」
「V4435あ、Fm6はい」
「よかったら、今日も一緒に帰らないか?」
「V4436え、EFe2あ……」
「駄目……かな?」
「V4437い、Fm2いえ、そんな事ないです」
「ははっ、よかった」
「V4438では、私はカバンをとってきますので、/また校門で待ち合わせでいいですか?」
「うん、じゃあ僕もすぐに取ってくるよ」
「V4439はいっEc」
n5ski_gd01B
「あ、そうだ、七咲。/よかったら、今日も一緒に帰らないか?」
「V4470え? EFe3今日、Fm6ですか……」
「うん……どうかな?」
「V4471そうですね……Eo別に構いませんよ」
「おっ、やったね」
「V4472私も先輩と帰れたらって思ってたので」
「はははっ、そっか」
「じゃあ僕、すぐカバンを取ってくるよ」
「V4473あ……Fm3私も行きます」
「V4474なので、また校門で待ち合わせにしても/いいですか?」
「うん、そうだな、そうしよう」
「V4475はいっ」
n5ski_gd01C
「V4687Nm先輩……」
「……え?」
「あっ、七咲……」
「…………」
「V4688あの……W45Wv115先輩、W60Wv240EFe9昨日はどうして来て/くれなかったんですか?W30Wv490/EcFe6私、ずっとEh待ってたのに……」
「き、昨日……」
「V4689はい……」
「え、えっと、それは……」
「V4690それは……W15EFe8m1Wv150何ですか?」
「あの……」
「ご、ごめんっ、七咲!/忘れてた……わけじゃないんだよ!」
「Ld……Le」
「ただ……どうしても外せない急用が/入っちゃって……」
「V4691それでも、Fm6連絡くらいFm1出来ますよね……」
「う、うん……本当にごめん!」
「……」
Ti0/          Ti2ガスッ!!As0b0
「あうっ! た、確かに僕が悪かったけど、/そ、そんな風に足を蹴らなくても……」
「な、七咲……」
「ごめんっ! ごめんってば!」
「ひぎっ! ごめん、七咲」
「僕が……悪かったから」
「V4692……クスッ」
「V4693足を蹴られながら真剣に謝ってる姿って、/EFe9m4ちょっとFm2おかしいですよね」
「だから……ゴメンって……」
「V4694……Wv120Eo分かりました」
「そ、それじゃあ……」
「V4695はい……Wv90Fm4先輩がもうこんな事をしないって/Fm6約束してくれるのでしたら……」
「も、もちろんだよ!/もうこんな事は絶対にしないから!」
「V4696その言葉、Fm1信じていいんですね?」
「う、うん! ありがとう、七咲」
「V4697はい」
「V4698では、そろそろ教室に行きましょうか。/EFe9m3早くしないと遅れちゃいますからね」
「うん、そうだね」
(……)
(七咲……本当にごめん。/もうこんな事はしないからな……)
n0ski_me02B
「V9300Nm……EFe8先輩」
「えっ!? ああっ! 七咲!」
「V9301今、何をしてたんですか……」
「何って……それは……」
「V9302遠くから……Fm8でしたけど、/EFe8m6あんなの見間違いようもないですし……」
「V9303随分と熱心でしたよね、二人とも」
「だ、だからそれは……」
「V9304『それは』……何ですか?/あの人……興奮しすぎて、/鼻血を出してたじゃないですか」
「うっ……」
「V9305……」
(こ、これは……マズいぞ……)
「いや、その……な、七咲も見てたのなら/分かるだろ?」
「な、何かしてたとかじゃなくて、/鼻血が出ちゃったから、/僕が……見てあげてたんだよ!」
「だから、七咲が考えてるような事が/あった訳じゃないんだ……」
「V9306先輩……」
「えっ、七咲!? ど、どうして……」
「V9307先輩の……姿を見かけたからです……」
「V9308電話ボックスで」
「ま、まさか……」
「V9309クスッ、EoFe7先輩って狭いところだと/EcFm3興奮しちゃうタイプFm3なんですね」
「ち、違うんだ……あれは……」
「V9310『あれ』Fm3は?」
(ま、参ったな……どう言えばいいんだ?)
「その……梨穂子と僕はただの幼馴染で、/それで……」
「で、電話ボックスに入ってたのだって、/雨宿りのためなんだ」
「別に……な、七咲が思ってるような事を/してたわけじゃないんだよ!」
「V9311今……何をしてたんですか?」
「うわっ! な、七咲……」
「V9312遠くからでよく見えませんでしたが、/EcW6EhF6長い時間抱き合って、EcW4EoFe8m6そして……」
「なっ、何を言ってるんだよ、/あれはただ女の子の香りの話を……」
「V9313……香り……ですか」
「そ、そうなんだ!」
「V9314そう……ですよね、EcF4どうせ私からは/Fm2塩素の香りしかしませんし……」
「ち、違うって!」
(マ、マズいぞ……これは……)
「いや、七咲……あれはちょっとした話の/流れから……」
「そう……気兼ねなく話せる間柄だから、/あんな悪ふざけの格好になったんだ!」
「だ、だから、七咲が考えてるような事を/してた訳じゃなくて……」
「V9315あの……先輩……」
「え……うわっ!/ど、どうして七咲がっ!?」
「V9316どうしてって……EF1私、水泳部ですよ」
「そ、そう……だったな……」
「V9317そんな事より、Fm1今……中多さんに何を/Fm6させてたんですか?」
「いや、それは……」
「V9318水着姿の下級生をひざまずかせて、/EoF8あんなところを触らせるなんて……」
「ちょ、ちょっと待ってよ……僕は……」
「V9319僕は……Eo何ですか?」
「僕は……べ、別に中多さんに変な事を/させてた訳じゃなくて……」
「た、ただ……ズボンにはねた水を/ふき取ってもらってただけなんだよ!」
「だ、だからそんな……変な意味なんて/なくて……その……」
「V0017……」
「うわっ!! な、七咲……」
「V9320先輩……」
「V9321今……Fm6何をしてたんですか?/EF6もしかして……EFe9そういう趣味が……」
「ち、違うよ!」
「V9322でも、自分の足の毛を理由もなく/剃ってもらうなんて、おかしいですよ」
「V9323先輩……EcW6Ehもしかして他の場所も……」
「そ、そんな事ないよ!」
「V0025……」
「ほ、本当だって……足だけなんだ!」
「V9324足だけ……」
「う、うん……だってこれは……」
「V9325『これは』……何ですか?」
(え、えっと……これはどう言えば……)
「その……こ、これは罰ゲームなんだよ!/ぼ、僕はちょっとした勝負で負けたんだ」
「それで……仕方なく……」
「V9326あ、Fm6あの……Fm9先輩……」
「え? あ……な、七咲……」
「V9327今、何を……していたんですか……」
「V9328先輩が……Wv120EcW6EhFm8人の手をむさぼるように/なめるFm6なんて……」
「あ……」
「V9329……Wv150Eo本当に変態なんですね。/Fm1あんな事をしてFm6何が楽しいんですか?」
「な、何が楽しいって……」
「V9330まるで……W30EcFm8犬みたい……」
「ま、待ってよ……七咲」
「V0025……」
(こ、これはどうにかしないと……)
「いや……じ、実はあれには/ちゃんと理由があるんだ……」
「そ、そう! 森島先輩が紙で指を/切っちゃって、それで僕が……」
「だから別に変な意味があったとか、/そういう事はないんだ……」
(う〜ん、何だかいい雰囲気だな……)
(そ、そうだ……今ここで、僕の気持ちを/七咲に伝えてみるか……)
(よしっ……)
「な、なぁ……七咲」
「V4342はい……」
「あの……さ、僕、七咲に自分の気持ちを/伝えたいんだ」
「V4343え……」
「それで……多分上手く言えないから、/た、態度で……」
「V0021……」
「駄目……かな?」
「V4344いえ、EcW4EoFe9別に……EF6いいですけど」
「う、うん……」
(あ……いや、待てよ。/ここじゃ水泳部の人たちが来ないとも/限らないぞ)
(どこか別の場所の方が……)
「V4345先……輩Fm3?」
「あ、ごめん……ちょっと場所を変えても/いいかな?」
「V4346はい、Fm6それは構いませんけど……Fm4どこに/行くんです?」
「う〜〜ん、そうだな……」
(出来れば近くの屋内で、誰にも/邪魔されない場所がいいんだけど……)
(そんな場所が都合よく……)
「あっ……あるじゃないか!」
「V4347えっ?」
「七咲、ちょっと付いてきてくれるか?」
「V4348あ、EFe9はい……」
「V4349ここ……ですFm3か?」
「ははっ、来れば分かるよ」
「V2403Fm6……」
「ほら、もうすぐそこだから」
「V4350……Fm3分かりました」
「V4351こ、EFe9m3ここって……」
「どうかな……このポンプ小屋なら、/誰にも邪魔されないと思うけど……」
「V4352そう……Fm3かもしれませんね」
「ははは……」
「そ、それじゃあ……」
「V4353はい……」
「V4354あ……」
「……」
(七咲……)
(七咲に……僕の気持ちを伝えるんだ……)
「V4355ん……」
(……)
(な、七咲の唇って……すごく柔らかいのに/弾力があって、僕の唇を押し返して……)
(そ、それなら、もっと強く……)
「V4356んんっ……」
「V4355……」
「V4357…Fm3…」
「七咲……」
「V4358はい……」
「これが僕が伝えたかった事なんだ……」
「V4359はい」
「七咲に届いてるといいんだけど」
「V4360ふふふっ、EoFe9どうでしょうね」
「え……」
「V4361では私、EFe9先に戻りますので」
「あ、七咲……」
「V4362こう見えても、EFe9照れてるんですよEc……」
「V4363失礼します」
(照れてる……か)
(でもなぁ、よくよく考えてみると、/今の僕って……強引で一方的だったよな)
(七咲の反応が薄くて、されるがままに/なっていたのも当然か……)
(本当に……僕の気持ちは届いたのか?)
(反応が分からなかったからか、/何だか……不安になるな……)
(う〜〜ん、こうして七咲を目の前に/してると、自分の気持ちが抑えられなく/なっていくような……)
(また……あの場所に誘ってみようかな?)
「あのさ……七咲」
「V4364あ、Fm3はい」
「も、もし七咲さえよければ、/また……あの場所に行かないか?」
「V4365えっ!?」
「V4366あの場所って、Fm6ポンプ小屋Fm2ですか?」
「う、うん」
「V0021……」
「だ、駄目かな?」
「V4367Fm3いえ、Ecいい……EoFe9ですよ」
「V4368私も……」
「え?」
「V4369あ、何でも……EcFm3ないです」
「そ、そう?/それなら行こうか……」
「V4370はい……」
「ははは……」
「V2403……」
(よ、よしっ……)
「V4371あの、EFe9先輩……」
「えっ!? あ、な、何?」
「V4372私から……いいですか?」
「な、七咲から?」
「V0019Ld……Le」
「ん……」
(軽く……触れるだけ?)
(何だかこれって……熱いスープの温度を/確かめるような感じに似て……)
(……あっ!)
「V4373んんっ!」
「…………」
(な、七咲……そんな……)
「V4374ん……」
「……」
(ひ、一口目が温度を確かめるのなら、/二口目は飲み干すような勢いで……)
(な、七咲っ!?)
「V4355……」
(ま、まだ放してくれないのか……)
(…………)
(こ、これが七咲の気持ちなんだ……)
「V4375……」
「V4376ふふふっ、EoFe9しちゃいました」
「V4377何だかすごく熱くて……」
「そ、そうだね」
「V4378すごく……EoFe9よかったと思います」
「よ、よかった!?」
「V4379え、EcW4EhFe6m3あ……」
「V4380え、Fm6えっと……EcFm9私、EoFe9すみません」
「いや、別に悪い事を言った訳じゃ……」
「V4381し、EcFm9失礼します」
「あ……」
(な、七咲……走って逃げるなんて、/よっぽど恥ずかしかったのかな……)
(……)
(それにしても……七咲の気持ちは/思っていた以上にすごかったな……)
(前に感じてた不安が、一気に吹き飛んで/いっちゃったよ)
(七咲って……案外情熱的なのかも/しれないな……)
(やっぱり七咲を目の前にすると、/自分の気持ちを伝えたくなるんだよな)
(よし、またあの場所に誘ってみるか……)
「な、なぁ……七咲」
「V4382あ、EFe3はい……」
「えっと……七咲さえよければなんだけど、/またあの場所に行ってみないか?」
「V4383え……」
「V4384ポンプ……Fm6小屋Fm3ですよね」
「うん……」
「V0021……」
「はは……だ、駄目なら別に……」
「V4385いえ……EFe9いいですよ」
「そ、それじゃあ行く?」
「V4386ええ、EcFe4そう……EoFe9ですね」
「……」
「な、七咲……」
「V4387先輩の胸……温かいです」
「V4388ん……」
こうして七咲に僕の気持ちを伝えた。
「V9331…………」
「本当、ごめん……」
「V9332えっ?」
「こんな風に……誤解させるなんて/思わなかったんだ……」
「ごめん……七咲……」
「V9333先輩……」
「V2403Ld……Le」
「七咲……」
「V9334もう……いいですよ」
「えっ?」
「V9335私、先輩の言う事を信じますから」
「ほ、本当に!?」
「V9336はい……」
「V9337でも、こんな事は……」
「うん、二度としないよ!」
「V9338……お願いします」
「V9339あの、EFe9では私はこれで……」
「あ、うん」
「V9340失礼します」
(はぁ……失敗したな。/まさか七咲に見られちゃうなんて……)
(うん、僕は本当に馬鹿だよな……)
(もう、こんな事は絶対にしないぞ。/これからはちゃんとするんだ……)
「V9341もう……Fm8やめて下さい」
「えっ!?」
「V9342いいんです。/私じゃ駄目な事、分かりましたから」
「七咲……」
「V9343先輩の事……EF6信じていたんです。/EcW6Ehでも、こんな風に裏切られたら……」
「ち、違うんだ……」
「V9344何も違いません!/それは先輩が一番よく分かってるじゃ/ないですか!」
「それは……」
「V9345Fm6本当に……Fm8Ec最低ですね」
「V9346先輩のような人に、ちょっとでも心を/許した自分が恥ずかしいです」
「ま、待ってくれよ!/すこしは僕の話も聞いて……」
「V9347聞いてFm6どうするんですか?/EcW30もう、EhFe6m8私の気持ちは……」
「あ……」
「V7501……」
「V9348さようなら、先輩」
「な、七咲〜っ!」
「V9349バEcカッ!!!」
「あぁ……」
(……)
(ううっ、僕は取り返しのつかない事を/してしまった……)
(どうして……もっとよく考えて/行動しなかったんだ……)
(七咲……ごめん……)
(本当に……ごめん……)
「V9331…………」
「本当、ごめん……」
「V9332えっ?」
「こんな風に……誤解させるなんて/思わなかったんだ……」
「ごめん……七咲……」
「V9333先輩……」
「V2403Ld……Le」
「七咲……」
「V9334もう……いいですよ」
「えっ?」
「V9335私、先輩の言う事を信じますから」
「ほ、本当に!?」
「V9336はい……」
「V9337でも、こんな事は……」
「うん、二度としないよ!」
「V9338……お願いします」
「V9339あの、EFe9では私はこれで……」
「あ、うん」
「V9340失礼します」
(はぁ……失敗したな。/まさか七咲に見られちゃうなんて……)
(うん、僕は本当に馬鹿だよな……)
(もう、こんな事は絶対にしないぞ。/これからはちゃんとするんだ……)
「V9341もう……Fm8やめて下さい」
「えっ!?」
「V9342いいんです。/私じゃ駄目な事、分かりましたから」
「七咲……」
「V9343先輩の事……EF6信じていたんです。/EcW6Ehでも、こんな風に裏切られたら……」
「ち、違うんだ……」
「V9344何も違いません!/それは先輩が一番よく分かってるじゃ/ないですか!」
「それは……」
「V9345Fm6本当に……Fm8Ec最低ですね」
「V9346先輩のような人に、ちょっとでも心を/許した自分が恥ずかしいです」
「ま、待ってくれよ!/すこしは僕の話も聞いて……」
「V9347聞いてFm6どうするんですか?/EcW30もう、EhFe6m8私の気持ちは……」
「あ……」
「V7501……」
「V9348さようなら、先輩」
「な、七咲〜っ!」
「V9349バEcカッ!!!」
「あぁ……」
(……)
(ううっ、僕は取り返しのつかない事を/してしまった……)
(どうして……もっとよく考えて/行動しなかったんだ……)
(七咲……ごめん……)
(本当に……ごめん……)
「V4493先輩、こんばんは」
「え? な、七咲、どうして……」
「V0021……」
「あ、もしかして美也に用事でも……」
「V4494あの……EFe9m3はい、EFe3m6あ、EFe6m3いえ……」
「V4495えっと……EFe9m2それがですね……」
「う、うん……」
「な、七咲?」
「V4496はい……」
(な、何だろう、この間は……)
(もしかして……何か言いにくい事でも/言われたりするのかな?)
(いやっ、それとも知らない間に、/七咲に何か悪い事でもしていたとか……)
「あ、あのさ……七咲」
「V4497はい……」
「もしかして……僕、七咲に何か悪い事でも/したのかな?」
「V4498……えっ?」
「だ、だって七咲が口ごもってるのは……」
「V4499あっ、Fm6それは……」
「……」
「V4500あの……Fm1先輩、Fm6もしかして本当に/分かってないんですか?」
「え……」
「V4501……Fm3」
「V4502あの……EF3Nm先輩、W45/Wv190I10お誕生日おめでとうございEcます!」
「えっ!?」
「V4503私からの……プレゼントです」
「あ……」
「こ、これを……本当に僕に?」
「V4504はい……」
(ま、まさか七咲からプレゼントだなんて、/予想もしてなかったよ……)
「あ、ありがとう、七咲!/何だか、すごく感動したよ」
「V4505ふふふっ、EoFe9でも、大した物じゃ……」
「ううん、七咲からもらえた事が/嬉しいから」
「V4506……」
「えっと、早速開けてみてもいいかな?」
「V4507あ、EF3はい」
Ti0/         Ti2ガサガサ……
「お……おおっ、時計だっ!/しかも温度も湿度も分かる物じゃないか」
「V4508クスッ、Eo方位もですよ」
「えっ? あっ、本当だ!」
「V4509EFe9m1何にするかすごく迷いましたが、W45/Wv160EFe2I10これで良かったFm2みたいですね」
「うん、本当に嬉しいよ」
「デザインもすごくよくて、/機能も充実してるなんて……」
「僕、これを七咲だと思って、/枕元に置いて使わせてもらうよ」
「V4510え……」
「ははっ、七咲、本当にありがとうな」
「V4511あ、Fm3あの……EcW6EhFe6先輩」
「うん?」
「V4512いえ、Ecえっと……EoFe9それじゃ私はこれで」
「V4513失礼します、EFe9m3おやすみなさいっ」
「あっ、七咲……」
(う〜〜ん……七咲のやつ、何だかすごく/恥ずかしがってたような……)
(誕生日プレゼントを渡すのって、/そんなに照れるような事なのかな?)
(それにしても……まさか七咲から/プレゼントをもらえるとは……)
(まったく予想してなかっただけに、/嬉しさが倍増だよ!)
(ははっ、ありがとうな、七咲……)
(……)
(う〜ん、やっぱり僕は七咲の事が……)
(だとしたら……七咲をクリスマスデートに/誘ってみるべきだよな)
(でも、もし断られたりしたら……)
(いや、駄目だ……そんな風に考えないで、/七咲を捜して誘うんだ!)
(よしっ!)
(え〜っと、七咲は一体どこに……)
(おおっ、いたいた……あそこだ!)
「お〜い、七咲!」
「V4699あ、Fm3Nm先輩」
「ははっ、こんな所にいたのか」
「V4700Fm6はい、私に何か……ご用ですか?」
「え? あ……」
「V4701あの、先Fm3輩?」
「ははは……」
「V0020……」
(う〜ん、こう……いざとなると、/どう言えばいいのか……)
(でも、今……言わなければ駄目なんだ!)
(よし……)
「あ、あのさ、七咲はイヴの日って……」
「V4702え……」
「そ、その……クリスマスイヴに、/僕とどこかに出かけないか?」
「V4703……イヴに……Fm3ですか」
「うん……」
「V4704そうですね、EFe6どうしよう……」
「え……」
「も、もしかして……もう予定が!?」
「V4705いえ、そういう訳じゃないんですけど、/EFe6それでも……」
「ぼ、僕はどうしても七咲と……」
「V4706クスッ」
「V4707冗談です。/Eo……B100いいですよ、イヴの日」
「ほ、本当に!?」
「V4708はい」
「やった〜〜っ!!」
「V4709ふふふっ、EoFe9大袈裟ですよ」
「そ、そんな事ないよ」
「えっと、じゃあ……」
「V4710あ、行き先の話……EFe9m3ですか?」
「う、うん」
「V4711でしたら……EFe9m3すみませんが、それは私に/任せてもらえませんか?」
「V4712とてもいい所があるんです」
「あ、そうなんだ。/そういう事なら別に構わないよ」
「V4713ありがとうEcございます」
「じゃあ、待ち合わせ場所と時間を後で/教えてくれるかな?」
「V4714はい、分かりました」
「うん、よろしく」
「V4715では、私はそろそろ……」
「あ、うん」
「V4716イヴの日、よろしくお願いしますね」
「ははっ、分かったよ」
(よしっ……やったぞ!/今年のクリスマスは七咲とデートだ)
(途中、勿体つけられたりしたから、/駄目なのかもと思ったけど……)
(ううっ、今から楽しみで仕方ないな!)
キャラクタークリアー!!
七咲逢の全てのエピローグを見ました
V4965こうして……私と先輩は恋人同士になった。
V4966でも、それは当然の事なのかもしれない。/お互いがお互いを必要としていたのだから。
V4967そして今、先輩の左隣は私の居場所であり、/帰る場所となっている。
V4968二人でいる幸せ。/何にも代え難い充実感。
V4969後は、この夢のような日々を逃がさないように、/いつまでも頑張っていくだけ。
V4970今、感じている先輩のぬくもりを、/決して無くしたくはないから……。
Ti0/    Ti2ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!
Ti0/   Ti2ドーーーーーーーーーーーーーーン!!
「おおっ、上がった上がった!」
「……」
「V4971先輩、はしゃぎ過ぎです。/何だか子供みたいですよ」
「そ、そうかな……」
「V4972ええ、大きな子供です」
「ははは……」
「V4973ふふふっ」
「V4974それにしても、風が気持ちいいですね」
「うん、そうだな」
「V4975やっぱり……恥ずかしいからって、/エアコンのない部屋を閉め切ったのは/失敗でしたね」
「え? でも……それは逢がどうしても/閉めるって言ったからで……」
「V4976忘れました」
「V4977ふふっ、そんな顔をしないで下さい。/ほら、次の花火が上がりますよ」
「V0017……」
「V4978きれい……ですね」
「うん、そうだな……」
「V4979私、来年も再来年も……その後もずっと、/こうして二人で花火が見たいです」
「逢……」
「V4980ふふふっ、先輩……これからもよろしく/お願いします」
V5040月日は流れ、あれから……10年。
V5041今、私はそれなりの企業に就職を決め、/社会人として忙しい毎日を送っている。
V5042水泳はあの日を境にやめてしまったけど、/代わりに、私は先輩との時間を手に入れた……。
V5043そして……その先輩との日々はというと、/自分でも驚くほどに順風満帆で、/穏やかな時間を二人で共有できている。
V5044ただ……そんな日々にも、そろそろ一つの転機が/あってもいいのかもしれない。
V5045そう、思っている……
「V5046Nm先輩、お待たせしました」
「ああ、逢か、お疲れ様」
「V5047あの、すみません、遅れてしまって……」
「いや、仕事なんだから仕方ないよ」
「V5048そう……なんでしょうか?/私、何だか納得がいかなくて……」
「えっ?」
「V5049うちの上司……私が帰ろうとすると、/仕事を投げてくるんです」
「V5050おかげで先輩との待ち合わせなのに、/こんな時間になっちゃって……」
「ははは……」
「V5051しかもですね……何かある毎に、/わざわざ嫌味を言ってきたりして……」
「な、何て言われるの?」
「V5052……もう適齢期だっていうのに、/その愛想のなさじゃ、嫁の貰い手も/いないだろう? ……とか」
「V5053本当に余計なお世話ですよ。/私には先輩がいるんですから……」
「そ、そうだね」
「V5054まぁ、確かにそろそろそういう時期かも/しれませんが、他人にそれを言われたく/ありません!」
「ははは……何だか逢らしいセリフだな」
「V0025……」
「あ、いや、笑い事じゃないか……」
「V5055別にいいですよ……」
「そっか……」
「V0017……」
「……」
「なぁ、逢……」
「V5056はいはい、何ですか?」
「あの……さ、逢さえよければなんだけど、/来年あたり僕と……けっ、結こ……」
「V5057えっ……」
「V5058ふふっ、先輩、今……何か言いました?」
V5059久しぶりに来た……冬の浜辺。
V5060そういえば……前にボランティアで/清掃に来た時もこんな寒さだったな。
V5061肌に触れた風が痛いくらいに冷たくて、/身体の芯から凍えていくような……。
V5062…………。
V5063だけど、今は違う。/ちょっとだけ……温かい。
V5064だって……
「V5065先輩……先輩っ!」
「う……ん……」
「V5066先輩、起きて下さい。/そのまま寝ると、風邪をひきますよ」
「……」
「V5067……先輩?」
「あ、うん……分かってるよ」
「V5068ふふっ、でしたら早く起きて下さい」
「いや、それはそうなんだけど……」
「何だか……逢の膝枕が気持ちよすぎて、/手放したくないんだよな……」
「V5069え? あ……」
「V5070別に……そういう事でしたら……」
「……え?」
「V5071私、いつでもしてあげますから」
「そ、そっか……」
「V5072先輩の為なら……構いませんよ」
「逢……」
「V5073はい、何ですか……先輩」
V5074結局、自分の想いを捨てきれなかった私は、/先輩の気持ちを受け入れる事にした。
V5075それがどうしようもなく甘い事くらいは、/分かっているつもりだ。
V5076だけど……私はもう一度だけ先輩を/信じてみようと思う。
V5077自分にとって、かけがえのないこの人を/もう一度だけ……
「V7841明日は……クリスマスイヴか……」
V7842出来れば……晴れてほしい。/けど、雪が降ってもいいかもしれない。
V7843……あの場所を見たら、先輩は驚いてくれるかな?/喜んでくれるかな?
「V7844ふふふっ、楽しみだな」
V7845先輩と……イヴを過ごせるって思っただけで、/こんなに胸が高鳴るなんて……。
V7846先輩、今から……明日が待ち遠しいです。
「V7847……」
「V7848やっぱり……先輩のあんな姿を/見たりしたら、いくら私だって……」
V7849不安で……どうしようもなくなる。
V7850先輩とクリスマスを過ごしたいとは思う。/ただ、それで後悔しないと思えない……だけ。
V7851そういえば、郁夫が『どこかに連れてって』って/言ってたっけ。
V7847…………。
V7852先輩は……誰とでも、どこにでも行ける。/でも、郁夫には私しかいなくて……。
「V7853だとしたら、私が選ぶのは……」
「V4717えっと、郁夫のプレゼントには何を……」
「V4718あ……」
「V4719そういえば……新しいイナゴマスクの/ベルトが出たって……」
「V4720ちょっと……EFe9m3見てみようかな」
V4721Ld………。Le
V4722Ld私にとっての大事なクリスマス……。/どうして先輩は誘ってくれなかったんだろう?Le
「V4723クスッ」
V4724Ldそんな事……分かりきってるのに。Le
「V4725先輩は、あの人と過ごすんだ……」
LdV7501……。Le
V4726Ldそう、それは私が先輩に見限られたという事。Le
「V4727あ……これって、イナゴマスクの……」
V4728Ldああ、古い物がワゴン品になってるんだ。/EcW6EhFe6多分……Fm3これじゃ駄目……。Le
「V2403…………」
「V4729でも、ごめんね郁夫……お姉ちゃん、/お金がなくてこれしか買えない……」
「V4730Fm9本Fm8当に、Fm6ごめんFm9ね……」
「V7501Fm6……」
V4731Ld必要とされないものがワゴンに並ぶ。/それこそ今の私と……同じで……Le
「V4732先輩……」
「V4733私、寂しいです……」
(……)
(18時か……。/うん、待ち合わせ時間通りだな)
(ええっと、七咲は……)
「V4734Nm先輩」
「ああ、七咲、もう来てたのか」
「V4735ええ、当然です」
「V4736それにしても……EoFe9m1こんな日に女の子を/待たせるなんて、Fm2さすが先輩ですね」
「え、あ……」
「V0018……」
「ご、ごめん……七咲。/僕、そこまで気がまわらなくて……」
「V4737……クスッ」
「え? なんだ……びっくりさせるなよ」
「V4738すみません。/Wv95Fm6I10実は先輩をいじめようとFm3思って、/30分前から待ってたんです」
「う、七咲も人が悪いなぁ……」
「V4739そうでもFm6ないですよ。/EoFe9m3相手は選んでますから」
「え? そ、それってもしかして……」
「V4740ふふっ、Eoそれじゃ行きましょうか」
「え、あぁ……」
「あ、いや……ちょっと待ってよ」
「V4741なんですか?」
「そういえば、僕、今日はどこに行くのか/聞いてないよ」
「V4742ええ、言ってませんから」
「……」
「じゃ、じゃあ……その大きなカバンは/何なんだよ?」
「V4743クスッ、丁度バスが来たみたいですね。/では乗りましょうか」
「あっ、七咲、ちょっと待ってってば!/質問にはちゃんと……」
「な、七咲!?」
「V4744はい」
「あのさ、ここってまだ国道じゃ……」
「V4745ええ、そうですね」
「こ、こんな所で降りて平気なの?」
「V4746それじゃ、行きましょうか」
「な、七咲……」
「V4747教えませんEoF2よ」
「いや、あの……行き先じゃなくて」
「V4748じゃあ、Fm3何ですか?」
「七咲の持っているそのカバンだよ、/一体何が入ってるんだ?」
「V4749ふふっ、Eoそれも教えません」
「V4750ビックリしてほしいんです」
「ビックリ?」
「V4751はい、Fm6だからFm3目的地に着くまでは内緒に/させて下さい」
「着いてからのお楽しみって事か」
「V4752そういう事です」
「う〜ん、そういう事ならしょうがないか」
「V4753ええ、Fm9しょうがないんです」
「七咲……」
「V4754はい?」
「ぼ、僕の事、バカにしてないか?」
「V4755あ、EFe3少しだけですから、気にしないで/いいですよ」
「……ヘコんでもいいかな?」
「V4756クスッ、Fm6駄目Fm3です」
(う〜ん、何だか今日の七咲は、/いつも以上に楽しそうに見えるな)
「V4757あ、先輩……ここ、入りますから」
「ん……ええっ!?/ここって……ただの雑木林じゃないか」
「V4758でも、ここなんです」
「えっと……今度はどういう冗談なんだ?」
「V4759冗談はもう終わってますよ」
「じゃあ、本当に……ここなのか?」
「V4760ええ、ここで間違いないです」
(う〜ん、山……だよなぁ)
(七咲は一体何を考えてるんだ?)
「V4761ほら先輩、こっちですよ」
「あ、うん……」
(やっぱり、完全に山だよな……)
「な、なぁ……七咲」
「V4762はい?」
「何だか……随分奥まで行くんだな」
「V4763ふふっ、EoFe9もう少しです」
(う〜ん、こんな所に何があるんだ?)
(ま・さ・か!)
「V4764あの、Fm3先輩……EcW4EoFe9私を好きにして下さい」
(……とか!)
「V4765もう、EcFe8m6我慢できないんです……」
(……とか!!!)
「V4766先輩、もう逃げられませんよ」
「V4767ふふっ、ここならいくら悲鳴をあげても/無駄ですしね」
(うわぁ、さすがにこれは嫌だな……)
(うん、僕としては……やっぱり色っぽい/展開の方が楽しいというか……)
「V4768あ、先輩……」
「えっ? はっ……はいっ!」
「V4769……何を驚いてるんです?」
「あ、いや……はははっ」
「V4770それより、ほら、あれを見て下さい」
「えっ!?」
「ああっ! 鹿じゃないか!」
「V4771ええ、驚きましたね」
「へ〜……、この辺には/まだ野生の鹿がいるんだな……」
「V4772そうみたいですね」
「多分、これからサンタさんを乗せて/町に行くところなんじゃないかな?」
「V0021…………」
「V4773先輩、それはトナカイじゃ……」
「えっ!? あ、そっか」
「V4774Fm3どういう間違いですか?」
「じょ、冗談だよ……僕なりの」
「V0017……」
(素だったなんて……言えないよな……)
「V4775あの、それはそうと……」
「な、何?」
「V4776鹿Fm3が……」
「え? あ……」
「な、何だかさっきよりも……」
「V2403……」
(う〜〜ん……)
・鹿から逃げる
・鹿を追いかける
「V4777やっぱり……こっちに来てますよね……」
「……うん」
「V4778どうしましょう……」
「当然、こういう時は……」
「七咲、こっちだ!」
「V4779あっ! Fm8Nm先輩Fm9!!」
(まったく、こんな所で鹿に追われるとは/思ってもみなかったよ……)
「V4780はぁ……Is0はぁ……Is0はぁ……Is0はぁ……」
「七咲、怪我はないか?」
「V4781はい……」
「V4782でも、EFe9どうして鹿が……」
「そうだなぁ……クリスマスなのに/一匹で寂しくて嫉妬したとか」
「V4783あ、なるほど」
「な、納得しないでよ……」
「V4784ふふっ」
「V4785でも、これからどうしましょう?」
「えっ?」
「V4786道、EFe9逸れちゃいFm3ましたけど……」
「もしかして迷子……とか」
「V4787実は、Fm6もしかしなくてもそうです」
(そ、それは参ったな……どうしようか)
「追いかけてみようか」
「V4788えっ? EFe9m6でも……」
「七咲、行ってみようっ」
「V4789あっ! EFe9Nm先輩!!」
(う〜〜ん、確かこっちの方に……)
「見失っちゃったね」
「な、七咲?」
「V4791道も一緒に見失ってますFm3けどね……」
「V4792鹿なんて追いかけたりするからですよ」
「ははっ……ま、また冗談なんだろ?」
「V4793本気です」
「V7501……」
「ううっ、ご、ごめん……」
「V4794いえ、もういいですよ」
(こ、これは参ったな……どうしよう……)
「V4795とりあえず、少し歩いてみますか?」
「う、うん……それしかないよな」
「V2403Ld……Le」
「V4796目的地の近くには来てるはずなので、/EF9もしかすると……」
「方向は分かるのか?」
「V4797多分……こっちの方だと思います」
「う〜〜ん、じゃあ行ってみるか」
「V4798ええ……」
「V4799ん……」
「ど、どう? 道は分かったか?」
「V4800それが……何とも言えなくて……」
「そっか……」
「V4801もう少し歩いてみましょう」
「うん、そうだな……」
(……う〜ん、なかなか道に出ないなぁ。/それに、随分と冷え込んできたし……)
(もしこのまま道が見つからなかったら、/もしかして遭難なんてことに……)
「V2000あっ、先輩」
「ど、どうした七咲!?/道に出れたのか?」
「V6772いえ、違います」
「な、なんだ……。/じゃあ、どうしたんだ?」
「V2465よく上を見て下さい」
「上を?」
「あっ、雪だ……」
「V4141はいっ」
「すごいな……。/ホワイトクリスマスじゃないか」
「V8871ふふふっ、そうですね」
(……そうだよ。せっかくの/クリスマスなのに、僕のせいで……)
「V4531あの、先輩?」
「よし、早く道を見つけよう!」
「V3253ええ、では行きましょうか」
「おおっ、み、道に出たぞ!」
「V4802ここ……EFe9山を登ってすぐの所ですよ」
「えっ……」
「V4803……今日はもう無理そうですね」
「む、無理って!?」
「V4804実は……この山に来たのは、先輩と一緒に/温泉に入ろうと思ってたからなんです」
「じゃあ、その荷物って……」
「V4805はい、温泉セットです」
「そ、そうだったのか……」
「で、でもさ……それならもう一度登れば/いいじゃないか」
「V4806それが駄目なんです。/Wv115Fm6I10今からだと、帰りのバスがFm3無くなって/しまいますので……」
「そんな……」
「V0019……」
(ぼ、僕が道もろくに見ないでフラフラと/走り出したりしたからだ……)
(どうして……もっとちゃんと考えて/行動しなかったんだろう?)
(せっかくのクリスマスだっていうのに、/こんな風に終わらせて……)
「V4807先輩……」
「ご、ごめん……七咲……」
「V4808もういいです、EoFe9仕方ありませんよ。W30/Wv230I10それより、もう戻りましょう」
「う、うん……」
「V4809先輩、まだ気にしているんですか?」
「うん……」
「V4810元気出して下さい。W30/Wv150EF6I10私は……EFe9気にしてませんから」
「そ、そっか」
「V4811はい、あそこの温泉なら、またいつでも/行けますしね」
「そうだよな……」
「V4812ええ、Eoだから本当にいいんです」
「V4813私は……EFe9せっかくのクリスマスに/先輩がそんな顔をしている方が……」
「あ……」
「V4814そういうFm1事です」
「ははは……」
「よし……じゃあ気を取り直して、/楽しい話でもしながら帰るとするか」
「V4815ふふっ、Eoそうですね」
「V4816えっと、EFe3じゃあ……Fm3私はここで」
「V4817それでは先輩、EcFe1失礼します」
「あ、七咲、ちょっと待って!」
「V4818はい?」
「いや、ほら……もう夜も遅いし、/僕が家まで送っていくよ」
「V4819え……」
「こんな日に、/女の子が一人歩きしてると……」
「V4820ふふっ、EoFe9お気持ちは嬉しいです」
「あ、それなら……」
「V4821Fm6でも、Fm3今日はまだいいです」
「……まだ?」
「V4822ふふっ、EoFe9何でもありません」
「V4823では、また」
(どうして……どうして僕に家まで/送らせてくれないんだ……)
(『まだ』だなんて、一体どういうつもりで/そんな事を……)
「……ああっ!」
(も、もしかして……七咲は僕の気持ちが/ハッキリするのを……)
(……僕はなんて情けないんだ!/道に迷うだけじゃなく、/誰が好きなのかも迷ってる……)
(やっぱり……ちゃんとしなくちゃ/いけない事だよな……)
(よしっ……)
「V4824とりあえず、EFe9m3少し歩いてみますか?」
「う、うん……そうだね」
「V4825目的地の近くには来てるはずなので、/どうにかなると思います」
「えっと、方角は分かるのか?」
「V4826多分……EFe9北の方かと」
「北か……それならどうにかなるよ」
「V4827なるんですか?」
「上を見れば分かるじゃないか」
「V4828上……」
「V4829もしかして……北極星、ですか」
「そういうこと。/ほら、あれがそうだよ」
「V4830よかった……これで方角が分かりますね」
「うん、きっとどうにかなるよ」
「V4831はい」
「V0019……」
「……」
「V4832それにしても……きれいですよね」
「一面の星空だからな」
「V4833……」
「ど、どうかしたのか?」
「V4834いえ、こうして空を眺めるのであれば、/少しは星座を覚えておけばよかったって」
「V4835北極星がこぐま座の星だという事は/知ってるんですが……」
「う〜ん、こうして見ても、/どれがどれだか分からないな」
「V4836ええ……」
「でも、これで方角は分かったんだ。/星座はまた今度にすればいいよ」
「V4837そうですね」
「よしっ、じゃあ北に進んでみようか。/ほら、七咲、こっちだ」
「V4838あ、はいっ」
「V4839あっ、Nm先輩、見て下さいっ!」
「えっ?」
「V4840道です、ちゃんと戻って来られましたよ」
「ど、どこに道が……あっ!」
「V4841やっぱりすぐ近くまで来てたんです」
「V4842こっちです、Ecついて来て下さい」
「うん」
「こ、ここは……」
「V4843クスッ」
「まさか、ここが七咲の……」
「V4844ええ、目的地です」
「温……泉だよな?」
「V4845はい」
「あ、じゃあそのバッグの中身って!」
「V4846そうです、温泉セットです。W30/Wv180Fm1I10勿論、先輩の分もFm2持ってきてますよ」
「いや……でも、それならそうと言って/くれれば、僕も自分で準備したのに……」
「V4847いえ、Fm6その、EFe6m4クリスマスに温泉だなんて、/EFe9m2ちょっと恥ずかしかったというか……」
「言い出しにくかったんだ」
「V4848ええ、EoFe9Fm2まぁ……」
「はははっ、なるほど」
「あ、でも……本当にいいのか?」
「V4849え、何がです?」
「いや、ここってどういう温泉なの?/見たところ個人のものみたいだけど……」
「V4850ふふっ、EoFe9説明が抜けてましたね。W45/Wv210EF3I10ここは私のおじさんの持ち山なんです」
「へ〜っ」
「V4851Fm6部活で筋肉痛にFm3なった時とか、/EFe9私も結構お世話になってるんですよ」
「じゃあ、普通の人は入れないんだろ?」
「V4852いえ、そうでもないですけど、/EFe9m2こんな日に来るのは私たちくらいですよ」
「そ、それもそうだな……」
(ということは、二人きりなのか……)
「……あれ?」
「V4853まだ何か気になる事があるんですか?」
「う、うん……よく見ると、ここって/『湯』が一つしかないんだけど……」
「V4854こんな山奥にFm3男湯も女湯もありませんよ」
「……ってことは、混浴なのか!?」
「V4855Fm6そうですけど……」
「V4856もしかして、私と入るのは嫌ですか?」
「いや、そんなことはないけど……」
(こ、混浴…………)
(いいのか? 本当にいいのか!?)
「V4857それじゃ、EF2私は木陰で準備してきますので/お先にどうぞ」
「じゅ、準備……」
「V4858はい」
「V4859先輩の分はFm3ここに置いておきますので、/使って下さい」
「……うん」
(……)
(準備、準備、準備! 要するに服を……)
(いや待て、落ち着けNmNn。/まずは深呼吸だ)
Ti0/      Ti2す〜〜〜っ、はぁ〜〜〜っ
Ti0/    Ti2す〜〜〜〜〜っ、はぁ〜〜〜〜〜っ
「…………」
(落ち着けるわけないよ!/この先で七咲が服を脱いでるんだぞ!)
(ど、どうしよう……)
・男として見に行く!
・男として我慢する!
(ここは……行くしかないだろう!)
(うん……)
(……確かあの辺だったな)
(よ、よし!)
「V4860やっぱり来ましたFm3ね」
「うわっ!! な、七咲……」
「V4861先輩の行動くらいFm3お見通しです」
「あ、いや……」
「V4862次は許しませんので、EoFe8m2そのつもりで」
(し、仕方ないな……とりあえずおとなしく/温泉に入っておくとするか)
(ここは……気合で我慢だ!)
(混浴なんだから、今だろうが後だろうが/結果は一緒だ!)
(……だと思うんだけどな)
「V4863きゃ〜っ!」
「えっ!?」
(な、七咲……何かあったのか!?)
「ど、どうしたんだ七咲!?」
「V4864せ、先輩……」
「こ、こいつ……まだいたのか」
「V2403……」
「よし、僕がすぐに追い払ってやるからな」
「V4865あ、はい……」
「とりゃあああっ!!」
「なっ……」
「ど、どこだ……」
「V4866先輩、あそこに!」
「あ、うん!」
「こっちか〜〜〜っ!」
「うわ……」
「は、早いぞコイツ……」
「V4867先輩っ!」
「Wv0任せとけ……Wv40W30えっ!?Wv130」
「な、何だっ!?」
「V4868どうして……」
「に、逃げたのか?」
「うわぁ〜〜〜〜〜っ!!」
「V4869きゃあっ!!」
「い、一杯いたのか……」
「V4870せ、先輩……」
「任せとけ!/こうなったらヤケだ……」
「うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
「V4871どうやら……逃げたみたいですね」
「う、うん……まったく傍迷惑なやつだな」
「V4872すみません、急に出てきたもので……」
「いや、七咲が悪いわけじゃないだろ」
「V4873えっと、EF6では準備を……EFe9m2しますので……」
「あ、うん」
(よ、よし……それじゃあ僕は先に入って/おくとするか)
(さてと、じゃあ服を……)
Ti0/         Ti2ゴソゴソ……
(あ、パンツはどう……したらいいんだ?)
(う〜〜〜ん……)
(まぁ、この場合は仕方ないよな……)
(くはぁ……生き返る……)
(最初はこんな日に温泉なんてって/思ったけど、これはこれでありだよなぁ)
(う〜〜〜〜〜〜ん、気持ちいいなぁ……)
(山道を歩いて疲れた身体に、/温かさがしみこんでいくようだよ)
(それにこうして湯気の匂いをかいでると、/何だかホッとするような……)
「……ん?」
「うわぁ……雪だ」
(さっきまで星が見えていたのに、/本当に山の天気は変わりやすいなぁ……)
(それにしても……)
(温泉に雪とは、なんとも風流だな……)
(ホワイトクリスマスに温泉って考えると、/やっぱり少し面白いけど)
(ふぅっ……。/七咲……早く来ないかなぁ)
「ふわぁ……」
(何だか……眠くなってきたな……)
「…………………………ぐぅ」
「V4874あ、あの……先輩?」
「うわっ!!」
「V4875も、もう……入ってますか?」
「あ……うん……」
「V4876じゃあ、私も」
「はは……は……」
(あ、危ない危ない。/あまりの気持ちよさに寝かかってたよ)
(まったく、こんな時に僕ってやつは……)
「V2403………………」
(それにしても……湯気でよく見えないな)
(……おっ、おおおおおっ!)
(Wv0こ、これは……Wv150何というか……Wv270)
「V0021……」
「…………あのさ、七咲」
「V4877下に水着、着てますからね」
「え……」
「V4878ご期待に応えられなくて、すみません」
(そ、そっか、それはそうだよな……)
「V4879私はどちらでもよかったんですけど」
「……えっ!」
「V4880先輩がどう思うか考えたら、/水着を着たほうが正解かと……」
「う、うん……まぁそうかもな」
(た、確かに水着じゃなかったら、/まともに話もできなさそうだな……)
「V4881あの……」
「ん?」
「V4882もう少しそっちに行ってもいいですか?」
「あ、うん……」
「V0017……」
「な、何だか緊張するな」
「V4883……そうですね」
「V4884あの、EFe9先輩……」
「な、何……」
「V4885私、Fm3先輩と初めて会った頃には、/Ecこうして一緒に温泉に入るなんて、/思ってもみませんでした」
「V4886でも、Fm3それって……EcW4EoFe9この短い間に、/色々な事があったからですよね?」
「う、うん……そうかもしれないな」
「V4887たくさん話して、怒ったりFm3笑ったり、/時には……EcF3クスッ」
(七咲……)
「V4888私、楽しかったです」
「僕もだよ」
「V4889先輩……」
「V4890あ………」
「な、何?」
「V4891あの、Fm4『湯』にタオルを入れるのは、/Fm1マナー違反ですよ」
「えっ!? で、でもそういう七咲だって、/タオルをつけて入ってるじゃないか!」
「V4892私はおじさんの許可をとってるから/問題ないんです」
「そ、そんなの理由にならな……ああっ!/こらっ、何をするつもりなんだ!」
「V4893何をじゃないです!」
「や、やめっ! 引っ張るなって!」
「V4894んっ! Ecんっ!」
「ちょっ! ダメだってば!!/ストップストップ!」
「た、頼むよ……」
「V4895……仕方ないですね、EoFe9m3今日は特別ですよ」
(あ、危なかった……)
(でも……このタオルのお陰で/七咲がこんなに近くに……)
「V0021…………」
「V4896ん……」
「V4897あの……EcW4EoFe9m3Nm先輩」
「うん?」
「V4898何だか……こうしているとあの時を/思い出しませんか?」
「えっ……あの時?」
「V4899Fm6はい、Fm3放課後のプールでの事です」
「あ……」
「V4900先輩……Ec私を追って、EoFe9いきなりプールに/飛び込んだりして……」
「ははっ、あれは……無我夢中だったから」
「V4901嬉しかったです」
「V4902ビックリしたけど……嬉しかったです」
「七咲……」
「V4903…………」
「V4904それで……Ecあの、Eh先輩……」
「V4905あ、EFe9m2やっぱり……EcF6何でもありません」
「えっ……」
「い、言いかけたのを途中でやめられると、/逆に気になっちゃうよ」
「V4906でも……」
「言ってよ……七咲」
「V4907じゃあEF6……EFe9笑わないでくれますか?」
「V4908あの、EFe9私……先輩に聞いてもらいたい事が/あるんです……」
「聞いてもらいたい事?」
「V4909Fm3はい」
「V4910Fm1私の、Fm9気持ち、EoFe9m1です」
「七咲の……」
「V4911Fm6いい……EFm6ですか?」
「……う、うん」
「……ど、どうかしたの?」
「V4912困り……EcW4EoFe9ました」
「V4913こういう時、Fm6まずどう言えばいいのか/分からなくて……」
「V4914簡単に……EFe6一言でいいと思ってたのに、/Fm6いざとなったら伝えたい事だらけで」
「V4915私、EcFm1どうすれば……」
「そ、そうだなぁ……」
「ひとつひとつ、ゆっくりでいいから、/思うように話してくれればいいよ」
「V4916えっ……」
「僕、全部聞くからさ」
「V4917Nm先輩……」
「それじゃ……ダメかな?」
「V4918いえ……」
「V4919では、EhFe7m6えっと……」
「V4920私、Fm8Nm先輩が……Fm1好きです」
「V4921この気持ちが体に納まりきらない位に。/EhFe6隠そうとしても駄目なんです……」
「V4922溢れてくるんです。/Ecもう隠し切れないんです……」
「V4923……はい」
「嬉しいよ」
「V4924え……」
「七咲が僕の事をそこまで想っていて/くれたなんて」
「V4925先輩……」
「僕も……七咲が好きだから」
「V4926えっ……」
「V4927Fm6ほ、Fm3本当ですか!?」
「V4928じゃあ……EcW6EhFm6もう一度、EFe9お願いします」
「七咲、好きだ」
「V4929もう一度」
「好きだ」
「……お、おい」
Ti0/       Ts3i2ザバーーーーッ!
「V4930Nm先輩」
「な、七咲っ!?」
「V4931……私、嬉しいです」
「えっ……あっ! な、七咲!!」
「V4932……はいっ」
「いや、その……あ、逢……って呼べば/いいのかな?」
「V4933え、あ……はい」
「V4934家族以外に名前で呼ばれるのは/初めてですが、先輩でしたら……」
「えっと、じゃあ……逢……」
「V4935はい、何です?」
「あの、さ……その格好なんだけど、/た、確か水着を着てたんじゃ……」
「V4936ふふふっ、恥ずかしかったので、/嘘をついたんです」
「う、嘘!?」
「V4937いいじゃないですか、隠しきれなかった/気持ちを着てるんですから」
「い、いや……上手いこと言われても!」
「V4938ふふっ」
「うぅっ、こ、これはさすがに!」
「V4939何も問題ありません」
「で、でも……」
「V4940いいんです。/私、先輩の事が大好きですからっ!」
n5skx_ep01A
(う〜〜ん、七咲……随分遅いな……)
(七咲の性格からすると、時間より前に/来ていてもおかしくないんだけど……)
(……)
(あっ、もしかして……七咲は準備に/手間取ってるのかもしれないな)
(うん。楽しみにしてたのは/僕だけじゃないって事か……)
(よし、もう少し待ってみるか!)
(おかしいなぁ……七咲はまだなのかな?)
(大通りの方には、あれだけカップルが/溢れてるっていうのに……)
(何だか……すごく不安になってきたぞ。/頼むから早く来てくれよ、七咲……)
(どうして七咲は来てくれないんだ……)
(…………)
(も、もしかして……)
(そうだよ……よくよく考えてみれば、/七咲にはあんな所を見られたんだ……)
(来てくれなくても、仕方……ないよな。/これが僕のした事の結果なんだ……)
「七咲……」
「……」
「もう……帰ろう……」
(はぁ……身体も冷えちゃったし、/今日はゆっくりと風呂に浸かろう……)
(自業自得……だけどな……)
(あっ、そういえば……確かあそこに……)
Ti0/         Ti2ゴソゴソ……
(あったぞ、温泉の素だ。/ははっ、『クリスマスの湯』……か)
(これを入れればさらにポカポカだな……)
「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」
「これなら芯から温まるってもんだ……」
(心まではさすがに無理だけどね……)
(七咲……なんで……)
「…………」
「いや、駄目だ駄目だ!/悪い事をしたのは僕なんだから……」
(こうなったらお湯にもぐって、/もう何も考えないようにしよう……)
(もう、何も……)
自分に罰を与えるように、/僕は何度もお湯に潜った……。
何度も、何度も。
限界まで潜って、/苦しい思いをすれば……。
そうすれば、/自分の犯した罪が軽くなるんじゃないかって、/馬鹿な勘違いをしながら潜り続けた……。
こんな事をしても何にもならないのに……。
頭ではわかっていても、/僕にはそれを繰り返す事しか出来ない。
……彼女に謝る資格を、自分で無くしたのだから。
(V4941Ld……17時30分か。/EFe9m3思った以上に早く着いちゃったなLe)
(V4942Ldでも、先輩を待たせたりするよりは/ずっといいか……Le)
(V2403Ld……Le)
(V4943LdNm先輩、あの場所を見て驚いて/くれるかな?Le)
(V4944Ldふふっ、楽しみだな……Le)
(V4945Ldもうこんな時間なんだ……Le)
「V4946Nm先輩……」
(V4947Ld何かあった……EcなんてFm3考えすぎかLe)
V4948Ldそう……Fm3ただ遅れてるだけ。Le
V4949Ldあの頼りないNm先輩のことだから、/EoFe6きっとよく分からない言い訳をするに決まってる。Le
V4950Ldだから私はFm3怒ったフリで……Le
男 性
女 性
「ごめんっ! 遅れた」
「V4951あ…………」
「も〜遅いよ!/お店の予約をしたって言ったじゃない!」
「んじゃ、急いで行こうぜ」
「V0017…………」
(V4952LdNm先輩、早く……来てくれないと、/私帰っちゃいますよ?Le)
(V4953Ld……Le)
V4954Ld約束なんてしなかった。Le
V4955Ld私は誰も待っていない。Le
V4956Ld……そんな自分をダマせない嘘、/Fm4ついたって仕方ない……Fm3か。Le
V4957Fm6LdNm先輩は悪くない。/悪いのは来てもらえなかった私の方。Le
V4958LdFm3きっとこれは罰なんだ……。/Fm9だから、私は多分ここにいなければいけない。Le
V4959LdFm6こうして……何時間になるんだろう?/私……もう何も感じてない。Le
V4960Ld寒さも……痛さも。Le
「V4961NmEc先輩……」
「V4962Nm先輩…………」
V4963Ld私はここにいますから。Le
V4964Ld早く……。Le
(今日は……いいクリスマスだったな……)
(後は僕の……)
「……」
(えっ……あ、あれっ!?/あそこにいるのって……)
「な、七咲の……弟じゃないか!」
「……!」
「ど、どうしたんだ、こんな遅くに……」
「…………」
「早く帰らないと、七咲に怒られるぞ?」
「…………っ!!」
「えっ!? 何?/お姉ちゃんは遊びに行って家にいない?」
「し、しかも……『今日は帰ってこないかも/しれない』だって!?」
「そ、それは七咲が言ったのか?」
「そう……なんだ」
「あ……でも、遅くなると危ないから、/もう家に帰らないと駄目だぞ」
「そっか、うん、それじゃあな」
(う〜〜ん……)
(それにしても……七咲もやるもんだな。/クリスマスにデートだなんて……)
(相手は……一体誰なんだろう?)
(七咲の相手……か)
(うん!?)
「……あ、あれっ!?/相手って……ぼ、僕じゃないか!!」
(……)
(そ、そうだった……今日は七咲とも/会う約束をしてたんだ……)
(ううっ、ゴメン……七咲。/僕は……最低な事をしてしまった)
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「V6927Nm先輩?」
「え? あ、七咲」
「V6928先輩も……パーティーに来てたんですね」
「うん、まぁな」
「V6929あの……EFe9m3もしかしてお一人ですか?」
「え? あ……いや、それが……」
「V6930ふふふっ、Eoそうですよね……」
「ははは……」
「V6931EFe9少し……Fm3残念です。W30Wv160I10私、ベストカップル/コンテストに出てみたかったのに」
「V6932Fm6……どこかの先輩と」
「えっ……」
「V6933ふふっ、EoFe9冗談ですよ」
「……」
「V6934では私、この後に用事がありますので」
「あ、うん」
「V6935すみません……Ec失礼します」
「またな、七咲」
「V0019……」
n0nkx_me01C
(ベストカップルコンテストに出たい逢)
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(よしっ、まずは七咲を電話で呼び出す/ところからだよな……)
(……)
(……でも、本当にこれでいいのか?)
(ううっ、もう一度よく考えて……)
「いや、駄目だ駄目だ!/僕は七咲に告白するって決めたんだ!」
「よ、よし、今度こそ……」
(ううっ、覚悟をしたはずなのに、/どうしてこんなに緊張するんだ?)
(七咲……早く出てくれ……)
「V4981はい、七咲です」
「あ、もしもし……僕、Nmと言います」
「V4982えっ、Nm……先輩ですか?」
「あ、七咲か」
「V4983はい、昨日はありがとうございました。/色々ありましたが……楽しかったです」
「はははっ、そっか」
「V4984それで……今日はどうしたんです?/家に電話だなんて……」
「あ、うん、それなんだけど……僕、/ちょっと七咲に話したい事があって……」
「V4985私に話したい事ですか?」
「うん、いいかな?」
「V4986はい、それは構いませんが……」
「それなら……今日の3時に丘の上公園で/どうかな?」
「V4987ええ、大丈夫です」
「じゃあ、また後で……かな」
「V4988はい」
(こ、これでよし……と。/もう後には引けないぞ!)
(丘の上公園……か)
(僕のトラウマの場所……)
(七咲……来てくれるよな?)
(いや、僕は何を不安に思っているんだ!/七咲なら必ず来てくれる!)
(いや……でも、もし……)
「……」
(な、何を考えてるんだ!/僕が七咲を信用しなくてどうするんだ!)
「V4989Nm先輩……お待たせしました」
「あ……」
「な、七咲……」
「V4990はい……」
「よかっ……た」
「V4991え?」
「僕、心配だったんだよ。/もし、七咲が来なかったらと思うと……」
「V4992ふふっ、Eoそれはありませんよ」
「そっか……」
「V4993でも、ひとつ気になるんですけど……」
「えっ?」
「V4994先輩はどうしてここを待ち合わせ場所に/したんですか?」
「そ、それは……」
「V4995はい……」
「V2403……」
「それは……ここが僕のトラウマになってる/場所だから……だよ」
「V4996トラウマ……ですか」
「うん、2年前のクリスマスイヴに、/僕は……ここで……」
「V4997先……輩?」
「ここで……デートをすっぽかされたんだ」
「V4998えっ……」
「すごくショックだった……」
「V0021……」
「だからこそ……僕は……」
「僕は……」
「V4999はい……」
(ううっ、何だか胸が一杯で、次の言葉が/上手く出てこないよ……)
(でも、ここで七咲に伝えないと、/僕は一歩も前に進めない気がする)
「V5000あの、Fm1先輩……」
(くそっ、言わなきゃいけない事は、/分かってるはずなのに……)
「V5001先輩?」
(決めたんだ……)
(僕は七咲に告白するって決めたんだ!)
「七咲……」
「V5002は、はい……」
「僕は……ここから七咲と始めたい!」
「V5003あ……」
「七咲と出会ってから色々な事があった。/楽しい事、嬉しい事、それに……辛い事」
「だけど、その全部が僕にとって大事な/思い出になってるんだ」
「ハッキリ言って、僕は七咲にとって/お荷物みたいな存在かもしれない……」
「それでも、僕は……七咲の事が好きだ!」
「V5004あ……」
「やっと、気付いたんだよ。/僕は七咲の事が大好きなんだって!」
「V5005先輩……」
(い、言ったぞ……後は七咲の……)
「七……咲?」
「どうして何も言ってくれないんだ?」
「V5006あ……」
「V5007Fm6嬉しさFm4を……Fm3かみ締めてたんです」
「じゃ、じゃあ……」
「V5008はい、EoFe9m6私も……Fm1Nm先輩の事が/Fm3好きです」
「V5009頼りなくて、Fm6優柔不断で、EhFe6私にとって/お荷物だなんてFm3言ったりしますけど……」
「V5010私はそんな先輩が大好きなんです!」
「V5011Fm6もう先輩がいないとFm1駄目なんです。/私にも先輩しかいないんです!」
「七咲っ!」
「V5012あ……」
「V5013もう……私を離さないで下さいね」
「うん、約束するよ」
「V5014あ、でも……」
「え……」
「V5015その前に、私……先輩に一つだけ/お願いがあるんです」
「お、お願い?」
「V5016はい……」
「V5017私の……お荷物だなんて、/もう二度と言わないで下さい……」
「V5018私にとって一番大切な人に、/そんな風に思っていてほしくないんです」
「そうだよね……分かった」
「V5019ふふふっ、ありがとうございますっ!」
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(うん、まずは七咲を電話で呼び出すところ/からだな……)
(でも、今更何て言えばいいんだろう?/僕は……七咲にあんな酷い事を……)
「……」
(いや、こんな風にウジウジ考えていても/仕方ないよな……)
「……よ、よしっ!」
「V5020はい、七咲です」
「あの……すみません。/僕、Nmと言いますが……」
「V5021え……」
「あ、七咲……か」
「えっと……き、昨日はゴメン!/当然、怒ってるよな?」
「本当に……ゴメン……」
「V5022用件はそれだけですか?/でしたら……」
「ちょ、ちょっと待って!/僕、七咲に話したい事があって……」
「V5023話したい事……ですか?」
「うん……」
「七咲にしたら今更かもしれないけど、/どうしても……会って話したいんだ」
「お願いだよ、七咲……」
「七咲……」
「V5024……分かりました」
「じゃ、じゃあ……今から丘の上公園で/いいかな?」
「V5025先輩が、ちゃんと来てくれるのなら」
「今日は絶対に行くよ」
「V5026はい……では、また後で……」
(……)
(これでよし……と)
(今になって自分の気持ちに気付くなんて、/遅すぎるのかもしれないけど……)
(とにかく……ちゃんと顔を見て謝って、/それから告白するんだ!)
(丘の上公園……か)
(僕のトラウマの場所……)
(七咲……ちゃんと来てくれるよな……)
(でも、もし……)
(い、いや……きっと七咲なら来てくれる)
(都合がいいかもしれないけど、/僕は……七咲を信じるんだ……)
(信じるしか……ないんだ)
「あ……」
「V0025……」
「な、七咲……」
「V5027お待たせしました」
「い、いや……いいよ。/来てくれて……本当にありがとう」
「V5028私……先輩とは違いますから」
「そ、そうだよな。/本当に……ゴメン」
「僕、分かってたはずなのにな……」
「そう、分かってたはずだったんだ……」
「V5029……分かってた?」
「う、うん……」
「V0017……」
「実は僕……2年前のクリスマスに、/今の七咲と同じ事をされたんだ」
「この、丘の上公園で……」
「V5030そうですか……」
「まさか……自分がそれと同じ事を/するなんて、思ってもみなかった……」
「だ、だから……昨日の七咲の気持ちも、/今の七咲の気持ちも分かるんだ」
「V2403……」
「ゴメン……七咲、ゴメン!!」
「V5031先輩……」
「僕が……悪かったよ」
「V5032……話はそれだけですか?/EoFe7でしたら、Fm6私はもう帰りますけど……」
「ま、待ってよ、七咲!」
「もう一つだけ……言わせてほしい」
「僕は……七咲が……」
「七咲の事が……好きなんだ……」
「V5033あ……」
「今、七咲が僕をどんな風に思ってるかは、/何となくだけど……分かる」
「だけど、それを承知の上で、/七咲の事が好きだって言わせてほしい」
「V5034先輩……」
「僕のワガママなんだ……でも!」
「V5035先輩、Fm6もう……Fm1いいです」
「え……」
「V5036正直言えば、嬉しいです。W30/Wv195I10私も先輩の事が好きですから……」
「じゃ、じゃあ……」
「V5037すみません……」
「えっ……」
「V5038駄目なんです。W45/Wv140EoI10やっぱり、納得が出来ませんから」
「V5039ごめんなさい……Fm8失礼します」
「な、七咲っ、待ってくれ!」
「僕は……本当に七咲の事が好きなんだ!」
「二度と裏切らないよ!/だから……だから僕と……」
「七咲〜〜っ! 七咲っ!」
(ゴメン、許して……七咲……)
(ううっ……)
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「う〜〜〜〜〜〜〜ん!」
(……ちょっとすっきりしてきた。/やっぱり気分転換はここに限るな)
(こんなボーッとした頭で授業に出たら、/絶対に寝ちゃうよ……)
(よし、もう少し冷たい風で頭を/リフレッシュしてから戻るとするか!)
Ti0/       Ti2ピンポンパンポーン
(……うん?/こんな時間に校内放送なんて珍しいな)
(……何かあったのかな?)
『落し物の連絡です』
『只今、たらこの小銭入れが職員室に届きました。/心当たりのある生徒は職員室に来て下さい』
(なんだ……落し物の案内か……)
(でも、こんな放送をされたりしたら、/逆に恥ずかしくて取りに行きにくいよな)
(しかも、たらこの小銭入れだなんて、/僕と同じ物を持ってる人が……)
Ti0/         Ti2ゴソゴソ……
(あ、あれ? 小銭入れがない……ぞ?)
(ま、まさか僕のなのか!?)
(うん。明らかに僕のだな……)
(仕方ない……恥ずかしさを我慢して/取りに行くとするか……)
(え? あ……)
(今、職員室から出てきたのって……)
「七咲……」
「……」
「V7500あ……」
(ど、どうしよう……こういう時は/話しかけた方がいいんだよな?)
(でも……何て言えば……)
「な、七……」
「V7501Ld……Le」
(う、ん……仕方ない……よな。/どう話しかければいいのかも、/よく分からないし……)
(それよりも、/早く小銭入れを取りに行かないとな……)
「あの、すみませ〜ん。/落し物の放送を聴いて来たんですけど」
「V0271あら、Nm君。/落し物ってあなたの物だったの?」
「確か、たらこの小銭入れですよね」
「V0272ええ、そうよ」
「V0273あ、でも……ちょっと待って」
「えっ?」
「V0274一応、あなたの物か確認する為に、/中の物を言ってもらってもいいかしら?」
「あ、はい」
「えっと、小銭が300円くらいと、/確かプラモのレシートが入ってます」
「V0275……ええ、確かに。/じゃあこれ、渡すわよ」
「はい、ありがとうございます」
「あ、それと……もう一つ、/これを拾ってくれた人なんですが……」
「V0276う〜ん、私が受け取った訳じゃないから、/誰かまでは分からないけど……」
「V0277え〜っと、確か……」
(……)
(僕とすれ違いで職員室を出て行った/背の小さな水泳部員の子……か)
(やっぱり……七咲なのかもしれないな)
(それなら今度会ったら、お礼くらいは/言った方がいいよなぁ……)
(……っと、もうこんな時間か。/早く教室に戻らないとマズいよな)
(うん、財布のお礼の事は、/次に会った時に考えるとするか)
(う〜〜ん、これといって誰も……)
(あ、いや、あそこを歩いているのって、/七咲と塚原先輩じゃないか……)
(……)
(ああ、そうだ……七咲には小銭入れを/拾ってもらったお礼を言わなくちゃ……)
(よし、追いかけて声をかけるとするか)
「V7502それで、私のフォームなんですが……」
「V0229うん……EF3きれいで問題ないわよ」
「V7503ほ、Fm2本当ですか?」
「V0230ええ、私よりもきれいだと思う」
「V7504えっ、EFe9m2それはさすがに……」
「V0231ふふっ、本当よ」
「V7505でも、私は塚原先輩のフォームを/見習って……」
「V0232じゃあ、七咲が私を越えたって事で/いいんじゃないかしら?」
「V7506そんな……」
(う、う〜〜ん、何だか声をかけにくい/雰囲気だな)
(真剣に部活の話をしているのに、/僕が割って入るなんて……)
「V7507では……EFe2私はこれで」
「V0233ええ、またね」
「V7508失礼します」
(あ、七咲が……)
(行っちゃった……か……)
(丁度話が終わったところだったのに、/声をかけそびれちゃったな……)
(仕方ない、ここは塚原先輩に……)
「あ、あのっ、塚原先輩!」
「V0234え……」
「V0235ああ、Nm君」
「えっと……」
「V0236うん?」
「その、な、七咲に……」
「V0237……Fm1七咲に?」
「僕の……小銭入れを拾ってくれて/ありがとう……」
「こ、これからも応援しているって/伝えてください!」
「V0238え……」
「そ、それじゃ失礼します!」
「V0239あ、Nm君!?」
「はぁ……はぁ……」
「これで、いいんだよな……。/これで……」
(ははは……)
(さて、今日はいつもより早く帰って、/家でゆっくりするか……)
(別に学校に残っていたところで、/やりたい事がある訳じゃないしなな)
(よし、そうと決まれば……うん?)
(何だか、誰かに見らているような……)
Ti0/       Ti2キョロキョロ……
「V0240こっちよ、Nm君」
「あ……」
「塚原先輩っ!」
「V0241ふふっ、丁度いいところで会えたわね」
「え……」
「V0242あの伝言を七咲に伝えたわよって、/EF1Nm君に言っておきたかったのよ」
「あ、それって僕がお願いしていた……」
「V0243EF3そうそう、それよ」
「わざわざありがとうございます」
「V0244ううん、別にそれくらいはね」
「V0245ただ……彼女は今、Fm3水泳の事で/精一杯だから」
「え……そ、そうなんですか?」
「V0246ええ、毎日熱心に練習しているわ」
「V0247一緒にお昼を食べている時でも、/ほとんど水泳の内容になるくらいにね」
「そうですか……」
(……)
(七咲の頭には……水泳の事しか……)
(そっか、そうなんだ……。/なんだかちょっと寂しいかも……)
「V0248Nm君……どうかしたの?」
「あ、いえ……何でもありません」
「V0249そう……EF3じゃあ、私はここで」
「えっ? あ、はい……」
「V0250またね、Nm君」
「はい、失礼します……」
(僕も……帰るとするか……)
こうして塚原先輩から七咲の事を聞いた。
(……)
(こうしてよくよく見てみると、/この小銭入れもくたびれてきたよな)
(まだ使えるかもしれないけど、/そろそろ新しい物に換えるとするか!)
(よし、それじゃあ早速お店に……)
(えっ……)
「V7509もう、郁夫……ちょっと待って!」
「……っ!」
(あっ、この声は……)
「V7510走ると危ないってFm8さっきから……」
「……」
「V7511分かってるなら、走らないで!」
「…………」
(な、七咲じゃないか……)
「V7512ほら、お菓子を買うんでしょ?W30/Wv170Fm1I10だったらふざけていないで……」
「V7513もう、引っ張らないで」
「V7514ふふっ、EoFe9大丈夫よ、分かってるから」
(な、何だか……仲がいいって感じで、/楽しそうだったな……)
(七咲があんな顔をして笑うところなんて、/僕、初めて見たよ……)
(もしも七咲があの笑顔を僕に向けてくれた/としたら…………)
(う〜ん……何だか今日は/まっすぐ家に帰りたくないな……)
(……)
(誰か知り合いに会えるかもしれないし、/適当に校内をぶらぶらしてみるか……)
(……誰もいない)
(……いない)
(くそ、こうなると意地でも誰かに/会いたくなってきたぞ……)
(でも、知り合いはみんな帰ってそうだし/……いや、待てよ?)
(水泳部ならこの時間も/練習してるんじゃないのか?)
(よし! ちょっと覗きに行ってみよう)
(おお、やってるやってる……)
(う〜ん、人恋しくて水泳部に/来た訳なんだけど……)
(なんかこれじゃ覗きみたいじゃないか?/……いや、明らかに覗きか)
「…………」
「V3018……最低ですね」
「うわぁっ!!」
「な、七咲……」
「V0016……」
「V3019水泳部の練習を覗き見だなんて、/EoFm8先輩って本当にいい趣味してますよね」
「い、いや! こ、これは違うんだ……」
(ま、まずい……まさか七咲に/見つかるとは……。でもどうして……)
「V3020……言い訳でも考えてるんですか?/見苦しいですよ、先輩」
「だ、だから……その……」
(そ、そういえば前に塚原先輩と一緒に/歩いているところを見たような……)
(そ、そうだよ……ちょっと考えてみれば、/七咲が水泳部だって事は分かったはず/なのに……)
(なんて間が悪いんだ……)
「V0104……二人とも、そこで何をしてるの?Ea5F8a5/今は練習中よ」
「あっ、つ、塚原先輩……」
「V3021その……EFe8W30Wv125Fm8Nm先輩がFm6水泳部の練習を/覗いていたのでFm8捕まえたんFm6です!」
「V0105Fm7えっ……練習を?」
「な、七咲っ!」
「V0106それは本当なのNm君?」
「いや、それが……その……」
「……」
「け、決して、よこしまな気持ちから/覗いてた訳じゃないんですけど……」
「その……すみませんでした!」
「V3022……という事です」
「V0107……」
「V3023塚原先輩、どうしましょうか?」
「V0108そうねぇ……」
「V0109もう、Fm1本当に仕方ないわね……」
「えっ……」
「V0110まあ、今回は見逃してあげるわ。/でも……次はないからね」
「は、はいっ」
「V3024……塚原先輩、Fm6それは甘いと思います!」
「V0111七咲……」
「V3025こういう人に隙を見せると、何度でも/同じことをしますよ」
「そ、そんな……」
「V0112だからって、こんな事で練習時間を/減らすのもどうかと私は思うけど?」
「V3026それは……」
「V0113もういいでしょう?/EoF1とりあえず七咲は練習に戻りなさい」
「V3027はい……」
「V3028……」
「V0114まぁ、そういう事だから……」
「は、はい……本当にすみませんでした」
「V0115ふふふっ、EoFe1次は遠慮なしに職員室よ」
「わ、分かってます」
「V0116それじゃ、私も練習に戻るから、/すぐに出て行ってもらえるかしら」
「はい……」
「し、失礼します……」
「V0117……」
(まさか、こんな事になるだなんて……)
(本当に失敗だ……)
(いくら人恋しくなったからと言っても、/水泳部を覗くのはまずいな……)
(…………)
(それにしても、七咲が水泳部……か。/うん、覚えておこう……)
(そういえば、このところ/七咲と話をしてない気がする……)
(美也の友達だし、悩んでないで/話し掛ければいいんだろうけど……)
(しばらく話をしてなかったせいか、/ちょっと声をかけづらいんだよな……)
(う〜ん……)
(あ、そうだ。/梅原なら何か知ってるかもしれない)
(今度それとなく話を聞いてみるか)
(うん、そうしよう)
Ti0n5soe_lu01A
七咲逢:レベルアップ シリアイ→ソエン
n5sir_ev02C
「その……」
「V1410ああっ、言わなくていい!/EoFe9もう分かってるからよ……」
「V1411どうせFm3七咲の事だろ……」
「うん……」
「V1412気になるのも分かるけど、/EFe9悪い事は言わねぇ、Fm3やめとけって」
「V1413あいつ……EoFm3実はすごい奴だったしな」
「えっ……」
「V1414何だ、Nm知らないのか?/EFe9m3あいつ、水泳の県大会で優勝したんだぞ」
「そ、そうなんだ……」
「V1415しかも……今はどうやらもっと上を/狙ってるって噂だ」
「V1416Ecこりゃ来年の水泳部は大変な事になるぞ」
「ど、どういう事だよ」
「V1417どうもこうも、EoF9塚原先輩が抜けて七咲が/中心になりゃ、EF8より練習が厳しくなるに/Fm1決まってるだろ」
「V1418……来年の新入部員は何人残るかな」
「……」
「V1419まだ一年だってのによ……Eoまったく」
「うん……それに比べて僕たちって……」
「V1420……言うな、EF9言えば辛くなるだけだぞ」
「V1421七咲はさ、EoFm3俺たちみたいな凡人とは、/EFe9住む世界が違ったんだ」
「V1422そんなに気にしたってEcFe6仕方ねぇよ……」
「う、うん……」
n0sox_me01B
n6ako_me00A
n6ako_me00A
n6ako_me00A
「あの……森島先輩」
「V9558うん? W15EF2どうかしたのNm君」
「その、先輩って1年生の頃にもラブレター/を2通もらった事があるって……」
「V9559え、EF4あ! Wv60W45F8Ecう〜ん……」
「V9560……多分?」
「え?」
「V9561その……W45EFe9m32年も前の事だから……。/W45EFe3m4あっFm3家に帰ればわかるよ!/W45ちゃんと取っておいてあるから」
「そ、そうなんですか」
「V9562う、うん……」
「……」
「V9563……」
「ほ、他の話にしましょうか?」
「V9564そ、W15EF3そうね! Ecうん、W15Eoそうしましょう」
n6ako_me00A
「え? も、森島先輩」
「V9578あらNm君。EF2どうしたの?」
「い、いいんですか? 勝手に入って……。/塚原先輩に見つかったら……」
「V9579ふっふっふ……」
「そ、その笑いは……」
「V9580実はね、W45EF3ちゃんと先生の許可をとったの!/W30Ecだから大丈夫よ」
「あ、そうだったんですね……」
「V9581もう、ひびきにも私を止める事は/出来ないわ!」
「楽しそうですね」
「V9582もっちろん!」
「V9583でもなかなか来ないのよね……、/W45EF6もう着替えに戻ろうかなぁ……」
(う、せっかくの水着なのに……)
「あ、それなら僕と話でもしながら/待つっていうのはどうですか?」
「V9584わお、Nm君Ec冴えてる〜。/W15Eoそれはいいわね」
「喜んでもらえてよかったです」
「森島先輩! ちょっといいですか?」
「V9593Nm君。どうかしたのかな?」
「良かったら何かお話でもしませんか?」
「V9594わお! W15F3Ecナイスタイミングね」
「え?」
「V9595私も誰かとお話したかったんだ」
「本当ですか」
「V9596うん」
「それじゃあ……」
n6ako_me00A
「あ、森島先輩」
「V9565うん? EF3どうかしたの?」
「その茶道部と対決したって……」
「V9566対決? ……W45EF9何のこと?」
「茶道部の夕月先輩と飛羽先輩が……」
「V9567あっ、W30EF3ルリルリとマナマナの事ね!/Wv165W30Ecあの二人は面白いわよね〜」
「そ、そうですね」
「V9568独特な感じがいいのよ〜」
「V9569で、その二人がどうかしたの?」
(……森島先輩は別に争ってる感じじゃ/ないんだなぁ……ははは)
「V9570おーい? Nm君」
「あ、何でもないんです。それよりも/少し話でもしませんか?」
「V9571え? W45EFe7m4そうねぇ……W45EF3うん。いいわよ」
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「V9572Nm君お話しましょ!」
「と、突然どうしたんですか?」
「V9573……嫌なの?」
「え?」
「V9574……高橋先生とは、あんなに楽しそうに/話してたのに」
「V9575私とは……W45EoF9話したくないの?」
「そ、そんなことありません!」
「V9576ほんとFm3に?」
「もちろんです!/話したくてしょうがないです!」
「V9577よかった……」
n6ako_me00A
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「V0026おはようNm君」
「あっ! おはようございます森島先輩」
「V0028EFe9今朝も寒いわね〜」
「そうですね」
「V0030それじゃあね〜」
「あ、はい」
(あ……森島先輩……)
(……)
(先輩の事を諦めない……。/けど、このまま何もせずにいてもなぁ)
(先輩に気に入ってもらえる男になるには、/いったいどうすればいいんだ?)
(……待て待て。そもそも先輩はどういう/男がタイプなんだろう……)
(……思わず告白しちゃった時には、/年上で頼りがいがある人って言ってたな)
(年上……。僕は年下だ、間違いない)
(頼りがい……は、無いな……)
(うう……ちょっと落ち込んでくるな)
(いやいや! 駄目だ駄目だ!/落ち込んでる場合じゃないだろう……。/ぐずぐずしてると卒業しちゃうぞ)
(考えてもわかる訳がないんだ……。/直接聞いてやる!)
「も、森島先輩!」
「V2000ど、P0F4W30Sどうしたのすごい勢いで……」
「ちょっと聞きたい事がありまして……」
「V2001なになに? W45EoFe7m4スリーサイズ以外なら/EF3答えてあげるよ」
「ち、違います」
「V2002ふふっ、W30EoわかってるわよNm君。/W15EFe9ごめんね、からかっちゃっただけ」
(くそ……かなわないなぁ……)
「V2003それで何が聞きたいのかな?」
「その……先輩の好みの男性って、/どんなタイプですか?」
「V2004あれ? W45EF6前に話さなかったっけ?」
「年上で頼りがいがある人って聞きました」
「V2005あれ、W30私そんな風に言ったっけ?/W30EF6そっか〜……W45F3Ecうん、W50Eoでもそんな感じかな」
「ほ、他にはないですか?」
「V2006え? 他に?」
「は、はい……何かありませんかね?」
「V2007ふぅ〜ん……」
(……うう、緊張してきた)
「V2008そうねぇ……」
「V2009Fm4やっぱりEF3タフな男の人には憧れるかも」
「え? タ、タフな男?」
「V2010うん。W50Eo何があっても守ってくれそうな/感じの人が好きかなぁ……」
「き、筋肉質ってことですか?」
「V2011う〜ん。W45EFe9m3そういう感じじゃないのよね」
(む、難しいな……)
「ほ、他には何かないですかね?」
「V2012そうねぇ……」
「V2013カリスマ性を感じるような人もいいかも」
「カ、カリスマ……」
「V2014グッとEoまわりを引きつける魅力があって、/W45リーダーシップがある人とかかな」
「魅力……」
(ど、どっちも難しそうだな……)
「V2015あ……W45EF9でも……」
「で、でも? なんですか?」
「V2016自分で言っておいてなんだけど、/W45EFe9m3どっちも違う気がしてきちゃった」
「ええ……そんなぁ……お願いしますよ」
「V2017だけど結構難しくない? W45Fm3タイプって」
「そんな事ないと思いますけど……」
「V2018へ〜、W45EFe8m3言うわねNm君」
「V2019じゃあNm君はどういう人がタイプ?」
(う……僕の気持ちを知ってるのに……。/意地悪してるな……)
「V2020私も教えて欲しいなぁEoFe9m3……」
(うう……)
「V2021ねえねえWv69Nm君」
(どうせ一度はふられた身……。/言ってやる! 言ってやるぞ!)
「V2022ほらFm3、W45EoFe9m3やっぱり言えないじゃない」
「先輩です」
「V2023ああ、W45年上がタイプってこと?」
「違います。森島先輩がタイプです」
「V2024え?」
「森島先輩が好みの……いえ、/理想のタイプです」
「V2025……」
「V2026ふ、ふぅ〜ん、W45SdEoFe6そうなんだ」
(やった! やったぞ! 言ってやった)
「V2027ちょ、Fm8ちょっと、W45Fm6その『してやったぜ』/みたいな顔はなんなのよ」
「え? そんな事ないですよ」
「V2028ふぅ〜ん、W45そういう事Eo言っちゃうんだ」
「え?」
「V2029あ、W45EF3そうそう。W45EFe7好みの男性はね、/W45EFe8女の子に『してやったぜ顔』をしない人」
「ええっ!? い、いやそれは……」
「V2030覚えておいてね〜」
「あ、せ、先輩……」
(まいったな、最後にきっちり/やり返されてしまった……)
(しかも好みのタイプもあまり良く/わからなかったし……)
(う〜ん、どうしたものか……)
(少しでも先輩の気を引かなくては……)
(そのために……今よりも強くなる!)
(やるぞ! やってやるぞ!)
「V1520なあNm。盛り上がってるところ悪いん/だが……」
「どうしたんだ梅原」
「V1521どうしたんだって……。EF6人にマットを/敷かせて、何するつもりだよ」
「……すぐにわかる」
「V1522すぐにって言われても……」
「V1122お兄ちゃん。来たよ〜」
「V1523おいおい、EF9美也ちゃんまで呼んで一体/何を始めようってんだよ」
「V1123え? EFe3ウメちゃん聞いてないの?」
「V1524ああ、Fm1何も聞いてない。……EoFe9ところで、/ウメちゃんはよしてくれねえかな」
「集まってもらったのは他でもない……」
「V1525な、なんなんだよ改まって……」
「今日からこのメンバーで、/R『東プR5 あずま ロレス』を結成したいと思う」
「V1526あ、あずまEF9プロレス……?」
「V1124プロレスWv65♪ Wv75プロレス♪」
「そうだ……」
「V1527色々聞きたい事があるんだが、EF1まず何故/プロレス団体を結成するのか教えてくれ」
「……」
「……強さだよ」
「V1528強さ!?」
「……これからの時代、男は強くならなきゃ/駄目なんじゃないのか?」
「V1529むむ、話の流れはまったくわからんが、/EoFe1m9その顔つきには説得力があるような……」
「おお? わかってくれたか?」
「V1530いや、Fm1まったくわからん」
「ええっ? そ、そうか、難しいな……」
「V1125ねえねえ、Fm4早く試合Fm3してよ〜」
「V1531まあ、それはいいや……。EoFe1m4つまりあれか?/Fm1強い男を目指すためにプロレスを/しようってことなのか?」
「そう! そのとおり、さすが梅原!/で、美也はレフェリーなんだよ」
「V1126ファイッ! Wv65ファイッ!」
「V1532う〜ん、EF9強い男がプロレスってのも良く/わからんが……」
「え? だ、駄目かな?」
「V1533何かあるんだな?」
「え? 何かって?」
「V1534やらなきゃならない理由がさ」
「あ、うん……。今よりも少しでも強くなり/たくて……それで……」
「強さってのを、色々考えてみたんだけど、/あまり思いつかなくて……」
「V1127ねぇ……EFe9m6試合しないの? Fm4美也退屈だよ」
「V1535……ふっ、EoFe9m2しょうがねえなぁ」
「V1536よし! わかった! EoFe8m3さあこいNm」
「え? い、いいのか梅原?」
「V1537詳しい話はわからねーが、Nmが何かを/掴みたいってのはわかった……EFe8m2手伝うぜ」
「梅原……ありがとう」
「V1538ふっ、礼を言うのは早いぜ!/Eoこの俺からスリーカウント奪ってからだ」
「おお、望むところだ!」
「V1128あ! EFm4お客さんがFm3間に合ったよ。/F3Ec紗江ちゃーん、こっちこっち」
「え? 中多さん?」
「V0512あ、EF6Nm先輩、Fm4大丈夫ですか?」
「え? な、何が?」
「V0513美也ちゃんから先輩が頭から大出血/するEF9って聞かされたので心配で……」
「ええ? そ、そんな事を?」
「V1129だってプロレスって言えばFm3流血でしょ?」
「V1539いやいや、Eoそれは特殊だろう……」
「V0514え? EF7あ、EF4プロレスなんですか?」
「あ、うん」
「V0515……お、EF7お二人でEFe9ですよね?」
「そうだけど?」
(……?)
「V0516が、EFe9頑張って下さい」
「あ、ありがとう……」
「V1130まあ、まあ、EFe8とにかくやろう!/EcF3はい、試合開始! かーーーーん」
「よしこい梅原!」
「V1540いくぞNm!!」
……こうして、僕と梅原の/激しい戦いの火蓋が切って落とされたっ!
「いたっ!! う、梅原今のチョップ/本気だろ!!」
「V1541そんな事ねーよ!!」
「本当かよ……」
「V1542そんな事言ったら、Nmのさっきの/ドロップキックはないだろ!」
「あれはいい感じだったろう!?」
「V1543いや強すぎる!! 俺じゃなかったら/危ないところだった」
「ま、まあお互い気をつけるか」
「V1544お、おう……」
「お、おい……ロープにふったらちゃんと/走ってこいよな……」
「V1545いや、もう……無理だろ……」
「そ、そっか……そうだよな……」
「V1546お互いロープは止すか……」
「はぁはぁ……。な、なんか技かけろよ」
「V1547Nmこそ……」
「よ、よし……この試合は引き分けに/しておくか……」
「V1548そ、そうだな……」
「V1549いやぁ……Eo想像していたよりも/しんどいな……EF6これは……」
「まったくだ……」
「V1550まともな試合にならないしな……」
「うん……困ったもんだよな……」
「V1551あれ? EFe3そういえば美也ちゃんは?」
「そ、そういえば中多さんもいない……」
「V1552本当だ……」
「おかしいな?」
「V1553……飽きて帰ったFm3のかな」
「あ、飽きて!?」
「ま、まあしょうがないか」
「V1554それにしても……」
「ああ……」
「V1555いきなりプロレスは無理だな……」
「まったくだ……。残念だけど、/東プロレスは本日をもって解散だな」
「V1556そうだなぁ……」
「V1557まあ、そもそもだが……」
「うん?」
「V1558強くなるのにいきなり試合はちょっと/違う気もしねーか?」
「……やっぱり?」
「V1559そりゃそうだろう……」
「そうなんだよなぁ……でも、他に何も/思いつかなくてさ……」
「V1560いや、EoF2何はともあれ、一歩踏み出そうと/するその心意気はいいんじゃねえか?」
「そうか? ……ありがとう」
「V1561理由はわからんが、EoFe9とにかく頑張れ」
「おお! 梅原もな」
「V1562ははっ、ちげえねえや」
???
「V2031くすくすっ、いきなりプロレスを/始めるとは思わなかったなぁ」
「V0348彼、面白いね……」
「V2032そうでさあねぇ……。Wv130PoEoFe9m3Is0今までには、/なかなかいなかったタイプEcF3かもね」
「V0349ちょっと気に入ってるでしょ?」
「V2033まあ面白い子だと思うよ」
「V0350あら? W45EF7それだけ?」
「V2034もちろん」
「V0351Nm君も前途多難だな……」
「V2035え? 何か言った?」
「V0352いいえ。Eo行きましょ」
「V2036うん」
(少しでも先輩の気を引かなくては……)
(そのために……今よりも人気者になる!)
(やるぞ! やってやるぞ!)
(よし、まずはクラスの中で一番の人気者を/目指すか……。身近なところからこつこつ/やっていかないとな……)
・薫の好物を買ってやるか……
・田中さんに優しく接してみるか……
(よし! 薫の機嫌を上手いこと/とってみるか……。あいつは男女問わず/友達が多いからな……)
(そういうところから噂が広まる……と、/いいなぁ……)
(よし……。薫の好きな炭酸飲料を購買で/買ってくるか……。ふふ、驚くだろうな)
(よし、無事買えたぞ……ええと薫は……。/あ、いた)
「なあ薫」
「V0628ん? W30EFe2何かFm3用Fm2?」
「薫、これ好きだったろ」
「V0629うっFm3わ、W35EF3いいの!? W35Ecてんきゅ、Nn」
「お、やっぱり好物か、良かったよ」
「V0630え?」
「どうした?」
「V0631な、何? W50EF4本気でくれるの?」
「そうだよ? 薫も喜んでたじゃないか?」
「V0632Nn……W45EFe8m9熱でもあんじゃないの?」
「ないよ?」
「V0633じゃあ何企んでるのよ」
「な、何も企んでない!」
「V0634だっておかしいじゃない……。W30EF6いきなり/あたしの好物を買ってくれるなんて……」
「そ、そんな事ないだろ?」
「V0635……」
(うう、これは何か言っておかないと/駄目そうだな……)
「ほ、ほら、日頃の感謝を込めてだな……」
「V0636感謝?」
「うん……」
「V0637へ〜、W45EFe9m3ようやくあたしのありがたみに/気付いたWv220って訳?」
「ま、まあそうかな……」
「V0638いい心がけじゃない。W45EFe9ちょっと気付くのが/遅いとは思うけどねEcF3」
(くっ、こいつ調子に乗りやがって……。/いや駄目だ! ここは我慢だ……)
「V0639まあ、そういう事ならありがたく/貰っておくわ」
「お、おう」
「V0640てんきゅーっ!」
「気にするなって」
「V0641ふふっ、Eo了解」
(う、上手くいったか……)
(よし! 田中さんの機嫌をとってみるか!/彼女は目立つタイプじゃないけど、/女子の友達が意外といるみたいだし……)
(そういうところから噂が広まるはずだ)
(ええと田中さんは……。お、いた)
「田中さん」
「V0219え? あ、Nm君」
「ちょっといい?」
「V0220Fm4うん。いいけど、Fm3どうしたの?」
「最近どうかな?」
「V0221……え?」
「な、何か困ったこととかない?」
「V0222こ、困ったこと……?」
「うん。なんでも言ってよ!」
「V0223……いきなりどうしたの?」
「え?」
「V0224何かあったの?」
「な、何かって?」
「V0225だって……W45EFe9いきなりそんな事言われても」
(こ、これはまずい……。何か気の利いた/ことでも言わないと……)
「V0226……」
「ほ、ほら。もうすぐ冬休みでしょ?」
「V0227うん」
「冬休みは短いし、3年生になったら/クラス替えもあるじゃない?」
「V0228そうだね」
「そこでふと思ったんだけどさ、こうして/一緒のクラスになれた人達ともっと色々/話をしたいなって」
「遅いかもしれないけど、少しでも何か/思い出的な物が出来たらなぁって……」
「V0229あ、W45EF3そうなんだ……」
「う、うん……」
「V0230そっか、EoNm君も色々考えてるんだね」
「ま、まあね……」
「V0231そういう考え方って私も好きだな」
「そ、そうだよね〜」
「そ、そんな訳だからさ、何か困った事が/あったら何でも言ってよ」
「V0232あ、EF3うん……Ecありがと」
「V0233でも、今のところ大丈夫かな」
「そっか、なら良かった」
「V0234くすっ、EoありがとうねNm君」
「はは、気にしないでよ。それじゃ」
「V0235うん」
(こ、これは大成功じゃないか?)
(くくくくく……)
(ははははははは!!)
(計算通りじゃないか!/まさか、ここまで上手くいくとは……)
(いける! この調子で進めていけば……)
(僕は2−Aの人気者になるっ!!)
(見てろよ……。いずれは学校一の……)
「V0522Nm君。ちょっといいかな?」
「あ、絢辻さん……。いつからそこへ?」
「V0523ふふっ、W30EoF3今さっきよ」
「そ、そうなんだ……」
(な、何の用だろう……)
「V0524ねぇ、Nm君。/EF6一つ、聞いてもいいかな?Fm3」
「V0525……クラスの中で何を企んでいるの?」
「ええっ!?」
「V0526……」
「た、企むって……」
「V0527話してくれるよね?EhFm3」
「す、すみませんでした……」
「V0528ううん。W45EoFe9わかってくれればいいの」
「以後気をつけます」
「V0529うん。W45EhよろしくねNm君。Wv140P3EoF4W30あ、EF3授業に/遅れないようにね」
(僕はなんて馬鹿だったんだろう……)
(クラスの人気者への道は遠い……)
(くそっ、負けないぞ……)
「負けるもんかーーーっ!!」
???
「V2037くすくすっ、W45Eo何か面白いことやってる/みたいね……」
「V0353Nm君って、面白い子ね……」
「V2038そうでさあねぇ。W30EoF3あまりいない/タイプの子かもね〜」
「V0354はるか、結構気に入ってるでしょ?」
「V2039う〜ん、F3Ecそうね。Eo面白いし」
「V0355あら、それだけ?」
「V2040え? W30EF3そうだけど」
「V0356ふふっ、W45EoNm君も前途多難だな……」
「V2041え? 何か言ったひびき」
「V0357いいえ。W45EFe6さ、行きましょう」
「V2042うん」
(先輩に好かれる男って言っても、/中々難しいよなぁ……)
(ん……うちのクラスの女子が占いしてる。/女子って本当に占いとか好きだよなぁ)
(占いとかでわかったら苦労しないよな)
(……ん? いや、待てよ)
(……いいじゃん占い! いいアドバイス/とか貰えないかな。僕も占ってもらおう)
「田中さん」
「V0236え? あ、Nm君」
「じゃあ、私いくね。田中さんありがとう」
「V0237あ、W45F3Ecうん。W45Eoまたね」
(……)
「今やってたのって……占いだよね?」
「V0238うん、そうだよ」
「えっと……。僕も占ってくれない?」
「V0239Nm君を……EFe3いいけど。/これって相性占いだよ?」
「丁度いいや、是非それで……」
「V0240ふ〜ん、W45EoF3占いたい相手がいるんだ」
「う、うん……」
「V0241誰?」
「え? 名前言わなきゃ駄目なの?」
「V0242ううん。大丈夫。EoFe9ただ聞いてみたかった/だけなんだけどね」
「あ、そうなんだ……良かった……」
「V0243あれ? 言い辛い人なんだ? W45EF3もしかして/うちのクラス?」
「い、いや、まあそれは置いといて……」
「V0244う〜ん、EF3気になるなぁ……」
「ま、まあいいじゃん。/とにかく占いをしてくれないかな?」
「V0245いいよ。Eoわかった」
「V0246それじゃあまずこのトランプを占いたい/相手の年齢分だけきって」
「なるほど……年齢分か……」
(1、2、3、4、5……)
「V0247……」
(14、15、16、17……っと、あれ?/先輩って今何歳だろう……。多分18歳/だよな……。18っと……)
「V0248出来た?」
「うん」
「V0249それじゃあトランプを/相手の苗字の文字数分にわけてくれる?」
「平仮名で?」
「V0250そう。平仮名で」
(も、り、し、ま……よし)
「V0251はい。それじゃもう一度まとめて、/今度は名前の文字数分にわけて」
(は、る、か……)
「V0252できた?」
「うん。出来たよ」
「V0253うん。それじゃあ占いを始めるね」
「よ、よろしく」
「V0254う〜ん、状況はあまり良くないかな」
「ええっ!?」
「V0255少し過去は割といいんだけど……」
「そ、そうなの?」
「V0256カードの釣り合いが取れてないから、/その、言い辛いんだけど……」
「うう、聞きたくないけど聞かせて……」
「V0257Nm君の努力が足りないって出てる……/かなぁ……」
(そ、そんなぁ……)
「V2043な〜にやってるの?」
「え?」
「V0258え?」
「あ……森島先輩」
「V0259森島先輩だ……」
「V2044なになに? W45Eo占い?」
「V0260あ、EFe3はい」
「V2045いいわね〜。W45Eo私も占ってくれる?」
「先輩! 今は僕が占ってる最中なので」
「V2046そうなの? W15残念。W45EF3じゃあその次に/占ってもらおうかな」
(タ、タイミング悪いなぁ……)
「V2047ちなみに何の占いなのかな?」
「V0261あ、相性占いです」
「あ……」
「V2048相性占い……W45EFm3Ecなるほどぉ……」
(うう、先輩に気付かれちゃったかな……)
「V2049そっか、W45EF6相性占いかぁ……W45EFe9m3じゃあいいや」
「V0262え? EFe3なんでですか?」
「V2050占いは嫌いじゃないけど……、W15EF9相性とかは/Fm3自分が頑張ればいくらでも変えられると/思うから、信じてないんだ」
「V2051好きな人を振り向かすために努力を/惜しまない……W45Ecそういうのが好きなの」
「V2052な〜んちゃって! W45EoFe9ちょっと格好つけ/すぎちゃったかな?」
「V0263い、いえ……EcF3素敵です」
「V2053あはは、W45Eoありがとうね。/W30Ecそれじゃお邪魔しました〜」
「あ、せ、先輩……」
「V0264うわぁ……EcFm3初めて森島先輩とお話/しちゃった……。EoFe9m3素敵だなぁ……」
「……」
「V0265あれ? Nm君どうしたの?」
(好きな人を振り向かす努力……)
「V0266……?」
(占いとか相性に頼らずに……か)
「V0267どうしたの? 平気? W45EFm3私もう戻るね」
(僕は……)
(駄目な男だなぁ……)
……こうして、先輩との相性を占ってもらった。
占いの結果以前に、心構えがなっていなかった。
う〜ん、もっと行動していかないと駄目だよな。
はぁ……。
(うーん……)
(先輩に好かれるような男を目指す……。/これは継続してやっていくとして……)
(他にも何か必要だろうな……。なんと/言っても一度は玉砕しているし……)
(うーーーーん……)
(難しいなぁ……)
「V2054わっ!!」
「おわっ!? 危ない!!」
「V2055どうしたのNm君。W15EFe9浮かない顔して」
「せ、先輩……驚かせないで下さい」
「V2056だってNm君元気なさそうだからさ」
「げ、元気がないと噴水に/落とすんですか?」
「V2057そうねぇ、W45EFe9m3……時々?」
「この時期に噴水に落とされたら風邪ひいて/ますます元気がなくなりますよ」
「V2058あ、W15EFe9m3それもそうね」
「まったく……」
「V2059おっ、W30EFe9m3ちょっとは調子が出てきたかな?」
「え?」
「V2060若いんだから元気でいなきゃね」
(これは……もしかしたら気を遣って/もらってるんじゃないのか!?)
「V2061笑う門には福来るWv72W15F3Ecって言うでしょ?」
(これはきっとそうだ……そうに違いない)
「V2062Nm君?」
(そうだよな……。まだ彼氏候補にはなれて/ないけど、僕は十分いいポジションにいる/んだ……)
「V2063今度はボーっとしちゃった……」
「Ts3先輩!」
「V2064はいっ!?」
「一度振った相手が、もう一度告白してきた/らどうしますか?」
「V2065え?」
「同じ男が二度告白してくるんです」
「V2066……」
「V2067そうねぇ……。W90EF9m3今までそんな男の人はいな/かったからわからないかなぁ……」
「そ、そうですか!」
「V2068でも……」
「でも?」
「V2069多分もう一度断るんじゃないかなぁ……」
「な、何でですか?」
「V2070告白と告白の間に何年も時間があるなら/ともかく、W45EFe6m3高校の3年間位じゃね……」
「え……」
「V2071そんなに短期間じゃ二人の関係って/Fm3変わらないんじゃないのかなぁ……」
「……」
「V2072って、まあWv40W30EFe9m2経験ないから想像だけどね」
「……か、変わってたら?」
「V2073え?」
「二人の関係とか、その男の印象が短期間で/多少は変わってたらどうですか?」
「V2074そうねぇ……W45EF6それは……」
「そ、それは?」
「V2075その時に考えてみるわ」
「V2076だって、W45Ec今すぐじゃわからないもの。/W15P3EoF3W30まったね〜」
「あ! せ、先輩……」
(行っちゃった……)
(二人の関係か……)
(変えてみせる……きっと……)
「V1563おーい、Nm。W45お客さんだぞ」
「え? 客?」
「V1564王子様のお出ましだ」
「はぁ? 王子? 残念だけど王家に/知り合いなんていないぞ?」
「V1565まあ、行ってみろって。/W45Eoさっきから廊下でお待ちかねなんだよ」
「あ、おい梅原……なんだよ……」
(僕に客で王子? ……いったい誰だ?)
(あれ? こいつって隣のクラスの……)
イケメ
「V0000あ、W45EF3もしかしてNm君かな?」
「あ、うん。それで君は……」
花 園
「V0001僕は2−BのR花園R4はなぞの。W45Eo知ってるよね?」
「え! は、花園?」
「V0002そう……W45F3EcR花園R4はなぞのR聖治R3せいじだ……W45Eoよろしく」
(こいつが噂のハナヂ王子か……。/女子に結構もてるって言われてる……。/いったい僕に何の用だ?)
「V0003突然でちょっと悪いんだけどさ……。/W45EFe6これを森島先輩に渡してくれないかな?」
「え……。こ、これってラブレター?」
「V0004まあ、W45EhF3そういう言い方もできるよね」
(他にどんな言い方があるんだよ……)
「な、なんで僕が?」
「V0005Nm君って森島先輩と仲がいいんだろ」
「ま、まあほどほどに……」
「V0006それならいいじゃないか。W45EFe9な? 頼むよ」
「いや、こういう物は自分で渡すもんだろ」
「V0007う〜ん、W45EoFm3まあそういう考えもあるよね」
(なんなんだよいちいち……)
「V0008だけどさ、W45EF6気付いてしまったんだよ……」
「……何に?」
「V0009僕が直接渡してしまうと……」
「渡してしまうと?」
「V0010待ち合わせ場所で会った時の感動が/薄れちゃうだろ?」
「……そうか?」
「V0011やっぱり、W45EF3そういうムード的なものを/僕は大事にしていきたいんだよね」
「あっそ……」
「V0012そんな訳だから頼んだよ! W45Ecチャオ!」
「あ! お、おい……」
(言いたい事だけ言って、/手紙置いて行っちゃったよ……)
(何がチャオだよ! なんなんだよ!?/……破り捨ててやるか)
(……いや、それはまずいか)
(森島先輩に八つ当たりとかしだしたら/まずいもんなぁ……)
(くそっ、仕方ない……渡しに行くか……)
(なんで僕が……他人のラブレターを渡さな/いといけないんだよ……)
(僕のほうが森島先輩のこと……)
「V0358ん? Nm君何か用?」
「え?」
「あ、森島先輩。丁度良かったです……」
「V2077あらEFe9m3Nm君も私にラブレター?」
「え? 何でわかったんですか?」
「V2078え?」
「V0359……へ〜、W45EF3なるほど面白いね」
「ど、どういう事ですか?」
「V2079う〜ん、W45EFe9m3これは久しぶりにびっくりだね。/まさか2通目を貰うとは」
「え? 2通目?」
「V0360ええ。EF3さっき私もはるか宛ての/ラブレターを渡したところなのよ」
「つ、塚原先輩もですか?」
「V0361ええ。W45EoFe13年生の中で一番もてる……って/言われてる男子からのラブレター」
「V2080なんで彼って人気あるんだろうね?/W45EF6全然わからないや……」
「V0362ほどほどに格好いいからじゃない?」
「V2081そうかなぁ、W45EF8う〜ん……」
「V0363それで、Nm君のラブレターってのは/誰からなのかな?」
「V2082Nm君からだったりして?」
「ち、違います! 大体僕は手紙で告白とか/しませんから! 知ってますよね?」
「V2083あ、W45EFe6m3うん……」
「V0364へ〜……」
「あ……」
「V2084そ、W15EF3それで誰からなのかな?」
「あ、ハナヂ王子からです」
「V2085ハナヂ王子!? Wv70W30EF3何それー」
(し、しまった……ついあだ名を……)
「V0365是非その王子の説明をしてくれる?」
「ええと……2−Bの花園聖治って/やつです……」
「V0366ああ、花園君の事か……。/W45EF3ふふっ、そんなあだ名がついてたのね」
「V2086で、W45EF3なんでハナヂ王子なの?」
「そ、それは……」
「V0367いいから白状しちゃいなさい……」
「僕も聞いた話なんですけど……。/苗字のハナと名前のジを取って/ハナヂ王子と呼ばれているみたいです」
「V2087え? W15そんだけ?」
「え……いや……」
「V0368まだ何かあるでしょ?」
「……1年生の時の体育でサッカーボールが/直撃して派手にハナヂを出した事もあるみ/たいです……」
「V0369なるほど」
「V2088ふうん……。W45EF6なんか拍子抜けだな」
「V2089『いつでもハナヂを出せる!』W30EF9みたいな/素敵なことかと思っちゃった。Wv220W30Ec残念」
「そ、そうですか……」
「V0370ふふっ、W45Eoそれにしても今日はすごいね」
「V2090え? 何が?」
「V03713年男子と2年男子の人気ナンバーワンが/同じ日に手紙を渡してくるだなんて」
「ええっ? そ、そうなんですか……」
「V0372ええ。水泳部の子に聞いた事があるよ。/1年生からは結構もててるって」
「1年生にも知られているのか……」
「V0373まあ、W45EF1あだ名から察すると、あまり/男子からは好かれてないみたいだけどね」
「V2091そうみたいだねぇ……」
「V0374そうだ、はるか。/とりあえず手紙読んでみたら?」
「V2092あ、EF3うん」
「あ、僕が受け取った分もどうぞ……」
「V2093えっと……Wv130W10ふむふむ……」
「V2094あっ?」
「ど、どうかしましたか?」
「V2095ありゃ、W45EoF8これはまずいかも」
「な、何がですか? 僕にも教えて下さい」
「V2096二人とも同じ日の放課後に会いたいって/書いてある」
「V0375すごいね、W45EF1ここまでくると」
「え? 二人ともですか?」
「V2097一人が校舎裏で、W30EFe7m9一人が屋上だ……EF9。/W30Ecまいったな」
「V0376ふふっ、W45Eoすごい偶然だね」
「V2098う〜ん、そうでさぁねぇEo……」
「ど、ど、どうするんですか先輩!」
「V0377どうするの?」
「V2099……Wv60どうしようか?」
「V0378どうするもこうするも、こうして呼び/出されてるんじゃ行くしかないでしょ」
「V2100……ひびき、W45EFe9m3代わりに行ってくれない?」
「V0379嫌」
「V2101あん! EoFm3そんな意地悪言わないでよ」
「V0380意地悪じゃないよ」
「V2102だ、W15EF6だって同じ時間で二人なんて/無理だもん……」
(確かに……)
「V0381走って移動するしかないね」
「V2103うう、W45EoF6やっぱりそうか……」
「V0382あ、そうそう。下手にふると怖いから、/ちゃんと優しくふってあげなよ」
「V2104怖いこと言わないでよ。W45EF8もう……」
「あ! や、やっぱり断るんですか?」
「V0383断るんでしょう?」
「V2105う〜ん、W45Ecどうしようかなぁ……」
「V0384高校3年間で一度も付き合わないままで/いいの? 試しに付き合ってみれば?」
「ええっ!?」
「V2106いやぁ……W45EF9そう言われてもなぁ……」
「V0385誰かと付き合っちゃえば、もう告白される/事もないと思うけど?」
「V2107むむむ〜……Wv150W30Ecいやはや、W30EoFe9人気があり/過ぎるのも困りものねぇ……」
「V0386ふふっ、全くぜいたくな悩みね」
「V2108あら? W45EFe9m3もしかして妬いてくれてるの?」
「V0387ええ、とても羨ましい。Eo私も同級生や/後輩からラブレターを貰ってみたいわ」
「V0388それで同じ日同じ時間に呼び出されて、/校内を全力疾走したいわね」
「V2109もう! W45Eoひびきのいじめっ子!」
「V0389目の前の2年生もはるかにお熱みたい/だしね。何かもてるコツでもあるの?」
「V2110え?」
「う……」
「V0390くすっ……。W45Eo図星だったかな?」
「そ、それはその……」
「V2111もう知らない! W30EcFe8m9ひびきの意地悪!」
「V0391もう、W45Eoはるかったら……/ちゃんと最後まで話を聞きなさ〜い」
(え? あ、あれ? もしかして喧嘩?/まずい! 追いかけて止めないと!)
こうして、二人を捜しまわった……。
しばらくして、テラスで和やかに過ごす二人を/見かけて一安心できたけど……。
あのやり取りはなんだったんだろう……。
喧嘩じゃないのか……。
森島先輩と、塚原先輩の関係って/なんか不思議だよな……。
(あれ? あそこにいるのは、塚原先輩と/七咲だよな……)
(何をしてるんだろう……)
「うん、じゃあ練習メニューは/それでいいとして……」
「そこでこちらをじーっと見てるNm君。/何か用事?」
「え?」
「あ、W45EF3Nm先輩……」
「す、すみません。邪魔するつもりは/無かったんですけど……」
「いや。W45Eoもう部活の打ち合わせは/終わったから、大丈夫だよ」
「あ、そうなんですか……」
(森島先輩は……いないのか……)
「塚原先輩に何か用なんですか?」
「あ、用と言うか何と言うか……」
「……ふふっ、W45Eoはるかはいないよ」
「え! いや……そんなつもりじゃ」
「え? W45EF1森島先輩がどうかしたんですか?」
「くすっ……」
(ま、まいったなぁ……)
「はるかに用事だったの?」
「いえ……その……」
「そうね、多分今ごろ……。/ラブレターをくれた二人の事を/どうやって断ろうか考えようとして……」
「考えようとして?」
「ふふっ、途中で忘れている頃かな……」
「え? そ、そうなんですか……」
「悪気はないんだけどね」
「あ、W45EF1森島先輩また貰ったんですか?/最近多くなってますよね」
「そうだね」
「あ、でも1日に2通は久しぶりのはず。/確か1年生の時以来じゃないかな……」
「あ、先輩達は1年生の時からの/友達なんですか?」
「うん。そうだよ」
「……2年前の森島先輩って、/W45EFe9m3なんだか想像しづらいですね」
「そう? あまり変わらないよ?」
「変わらないって言うと?」
「男子にすごくもてるでしょ……。/忘れっぽいでしょ……」
「ははは」
「なるほど……」
「行動力も決断力もあまり無いし……」
「そうなんですか? 意外かも……」
「ふふっ、W45Eoまあ物によるんだけどね」
「物によるっていうのは?」
「例えば……。W45EF3あ、そうそう、/1年生の時に一緒に回転寿司を食べに/行った事があるんだけど」
(みょ、妙に似合わないな……)
「回転寿司って、自分で決めて取らないと、/お皿がどんどん行っちゃうでしょ?」
「回転してますしね」
「はるかは苦手なんだよね、/自分で決めて自分で取るのが……」
「そうなんですか……」
「それでいて、良くも悪くも周りの言う事を/聞かないのよね……」
「ずーっと、イカを取ろうかどうか/悩んでるから、とりあえず/食べてみればって言ったんだけど」
「『そうでさぁねぇ』って言って/ずーっと、お茶を飲んでるんだよね」
「へ〜……」
「結局私が選んで取ってあげたんだ」
「……だから塚原先輩が色々言うんですね」
「おお、それはすごく納得できるな」
「ふふっ、W45Eoそうかもね……」
「何故かほうっておけないんだよね」
「ああ、それはわかる気がします」
「いいコンビですしね」
「まあ、一緒にいると楽しいし……。/私はこの通り強面だから、一人でいると/結構浮いちゃうしね。お互い様なのかな」
(確かに強面だよな……)
「水泳部の部員勧誘も塚原先輩だけだと/上手くいかないですしね〜」
「そ、そんな事ないでしょ?」
「いえ、W45Eo今年の春、塚原先輩の勧誘で/入部したのは私だけですよ?」
「ほ、他にもいたでしょ! W45EF7……確か」
「いいえ、W45EoF3私だけです」
「ほ、ほら! W45Ec斉藤さんとか」
「斉藤さんは森島先輩の勧誘です」
「そ、そうだっけ? W45EF6じゃ、じゃあ……」
「絶対にいませんよ」
「まあまあ……」
「V2112な、なんてことなの……」
「も、森島先輩」
「V2113あ、W45EF6ご、W45Ecごめんなさい……」
「何が? 別に謝る必要ないと思うけど」
「V2114ま、まさか三角関係の修羅場に出くわす/なんて思わなかったから」
「違う……」
「違いますっ!」
「違いますよ……」
「V2115まあまあ、W30EoFe9隠さないでも大丈夫よ。W30EF3私は/誰にも言ったりしないから。W45EFe7m4それで……」
(き、聞いてないよ……)
「V2116ひびきは逢ちゃんとNm君のどちらを/選ぶのかしら?」
「ふぅ……まったくもう……」
……こうして塚原先輩から森島先輩の話を聞いた。
すごくいいコンビなんだな。
(そういえば、先輩がラブレターで呼び/出されたのって今日だったよな……。/ど、どうするんだろう?)
(断るっぽい感じだったけど……)
(駄目だ気になる……。とりあえず様子を/見にいってみよう……)
(見つからないように……物陰から……)
(ええと、あ! あれが告白してきた男か。/あれ? 森島先輩じゃなくて塚原先輩?)
「V0392おや、R御木本R4みきもと君じゃない。偶然だね〜、/こんなところで何をしてるの?」
「V0000う、W45SEF8塚原こそ何してるんだよ」
(本当に何してるんだろう……)
「V0393私は色々と思うところがあって……」
「V0001なんだよそれは……。W45EF7考え事したいなら/家に帰ってからすればいいじゃないか」
「V0394あ! W45EF3それも確かにいいアイディアね」
「V0002だろ? W45EF1俺はこれから用事が……」
「V0395あ、W45EF1ところでなんだけど」
(まさか……塚原先輩が代理で断るのか?)
「V0396私達ってそろそろ卒業だよね?」
「V0003ああ、W45EF1そうだけど……それが何なんだよ」
「V03973年間ってFm3あっと言う間じゃなかった?」
「V0004あっという間だよ!/W45EF1だから卒業前にこれから森島に……」
「V0398あ! W45EF1御木本君」
「V0005何だよっ!?」
「V0399卒業後の進路は決まってるの?」
「V0006な、W45EF1何で卒業後の進路の話を今しなきゃ」
「V0400あ……」
(ん? 森島先輩が走ってきたぞ!?)
「V0401残念……」
「V0007何がだよ! 全体的に俺が残念だよ!」
「V0402帰って宿題をやらないと……。W45EF3話の続きは/また今度って事で。それじゃあ」
「V0008な、なんなんだよ一体……。/W45EF1訳わからねえ……」
(これはもしかして……)
「V2117はぁIs0はぁ…Is0…EF6よ、Wv170SdP0F9W45ようIs0やく塚原さんが/行ってくれた……」
「V0009も、W45Ec森島! W45Eo遅かったじゃないか」
「V0010もし、来てくれなかったら……W45Ec俺……/W45Eoどうにかなっちまうところだったよ」
「V2118はぁ、W30Is0そうよね……Wv180W10EoF6Is0はぁIs0はぁ」
「V0011最近は封印していた俺のダークな一面が/目覚めちまうかと思ったぜ……W45Fe8m2Ec危うくな」
「V2119ご、ごめんなさい」
(ダークな一面って何だよ……)
「V2120はぁ……。W120EoFe6m3Is0御木本君と二人きりの方が/いいと思ったから……W60EFe9Is0物陰で様子を/窺ってたの……」
「V0012そうか……W45Ecそうだったのか……。/W45F2Eo俺のために気を遣ってくれたんだな……」
「V2121……Is0ふぅ」
「V0013ふふっ、W45Eo森島。顔が赤いぜ?」
「V2122あ、W20F3Ecうん。W30Eoちょっと走って……/Wv140W15Is10SEFe7じゃなくてW15暑いからかな」
(やっぱり塚原先輩の時間稼ぎだったんだ。/そうだよな……/同じ時間に呼び出されてたしな)
「V0014……照れてるんだな?/W45EFm2隠さなくてもいいんだぜ」
(く、何言ってるんだあの男は)
「V2123ありがと。W45EoIs0でも、照れてはないから」
「V0015そ、そうか……。W45SdEcまあいい」
(流石だ先輩! いいぞ!)
「V0016森島……。手紙読んでくれたよな」
「V2124あ、うん」
「V0017俺、W45Eo今まで森島と/あまり話した事なかったけど……」
「V2125そうね。W45EF3御木本君はいつも女の子と/一緒だったみたいだしね」
「V0018え? W45Ecいや、まあ、W15Eoそれはいいんだ……」
「V2126そう?」
「V0019俺、卒業を間近に控えてようやく/気が付いたんだ」
(気付かなくてもいいよ!)
「V0020森島、お前が好きだ! ……W45EcFm2いや、/W45EoF8今日からははるかと呼ばせてもらう!/お前が好きだはるか!」
「V2127あ、F6Ecごめんなさい。W15EoF1無理です」
「V0021え?」
(え?)
「V2128気持ちは嬉しいけど、W10EF9あまり話した事が/ない人の事を好きにはなれないの」
「V0022そ、そんな馬鹿な!」
「V2129手紙ありがとう。W45EF9ごめんね。W45F3Ecそれじゃ」
「V0023ちょ……」
(うわぁ……一刀両断だよ……)
「V0024この……俺が……ふられただと……」
(だ、大丈夫かなぁ……)
「V0025輝日東の撃墜王ミッキーと呼ばれている、/EcこのR御木本R4みきもとR久遠R3くおん様が……」
(げ、撃墜王って……)
「V0026こんな馬鹿な話があっていいのか?/W45Ec否! W45EF7あってはならない……」
「V0027……」
(微動だにしないぞ……大丈夫か……)
「V0028よし、W45Eo無かった事にしよう……」
「V0029うん。W45Eo俺がふられるなんてありえない、/W45EFe7あってはならないしな……。W45EF2よし帰ろう」
(す、すごい人だ……)
「V0030さあて、W45EFm2今日は輝日東女子大のミユちゃん/とデートしようかな。W45F2Ecよし、W45Eoそうしよう」
(……)
(お、終わったのかな……)
(なんかすごい物を見た気がする……)
(僕も帰ろう……)
こうして、3年男子人気ナンバーワンの、/御木本久遠は見事に森島先輩にふられた……。
……何はともあれ良かった。
(そういえば、先輩がラブレターで呼び/出されたのって今日だったよな……。/ど、どうするんだろう?)
(断るっぽい感じだったけど……)
(駄目だ気になる……。とりあえず様子を/見にいってみよう……)
(見つからないように慎重に……)
(あ、いた……)
「V0013はじめまして森島先輩。/W45Ec僕が……W45Eo僕が花園聖治です。W45Ecクスッ」
「V2130はじめまして」
「V0014お手紙、読んでくれましたか?」
「V2131あ、W30EF3うん。読ませて頂きました。/W45Ec本当にありがとう。W45EoFe9それでね……」
「V0015いえ! W15EFe9m3僕の方こそ感謝です……/EFe8来てくれてありがとうございます。先輩」
「V2132ええとね、EFe9m3花園君」
「V0016聖治……W45Eoそう呼んでください」
(くっ、何言ってやがるんだよ……)
「V2133それじゃあ聖治君。W40EFe6お気持ちは嬉しいんだ/けどお付き合いは出来ません。W40EFe9Is0ごめんね」
「V0017ええっ!?/W45EF8ちょっと待って下さい」
「V2134色々考えたんだけどね、W45EF9あまり話をした/事がない人とお付き合いできないの」
(うわぁ……)
「V0018そ、そんな馬鹿な……」
「V2135本当にごめんなさい」
「V0019僕は……花園聖治だよ……」
「V2136あ……W45EFe9m3Is0私この後どうしても外せない/用事があるの……P6F3W45Is0それじゃ!」
「V0020ちょ、ちょっと待って下さい!」
(あ……そうか、もう一人の告白があった/んだっけ……)
「V0021……あ、ありえない。W45EF6この僕を秒殺する/だなんて……」
「V0022僕の笑顔を見て、W45Ecこんなにあっさり断るだ/なんて……。W45EoF9そんな事があっていいのか。/W45EF6年上だからって馬鹿にして……」
???
「V0403大丈夫?」
「V0023だ、誰だっ!」
(え? つ、塚原先輩……)
「V0024あ……森島先輩の友達の……」
「V0404塚原ひびきよ。W45Ecよろしくね」
「V0025……よろしく」
(な、何しにきたんだ……)
「V0405ごめんなさいね。彼女、ああ見えて/照れ屋だから、気を悪くしないでね……」
「V0026き、聞いてたのか?」
「V0406ええ……、W45Eo悪いとは思ったんだけど/聞こえちゃったの……大丈夫?」
「V0027うるさい! W45EF6……ほっといてください」
(あ……もしかして……)
「V0407ふふっ、W45Eo逆切れかな? 逆切れしている/年下の男の子って可愛いわね。W45Ec私で/よければデートしてあげるけど、どう?」
「V0028え? W45EF9い、いやそれは……」
「V0408どう? 私も年上の女だけど?」
「V0029あ……W45EF9いえ、W45EFm3僕には年上は向いていない/みたいなので……」
「V0409あら、そうなの?」
(森島先輩のフォローをしてるのか……)
「V0030は、はい……。W45EFe9ついさっきから……」
「V0410それは残念……W45EF3一度くらい試してみれば/いいと思うんだけどなぁ」
「V0031い、EF3いえ大丈夫です。失礼します」
「V0411……ふぅ」
(すごい……丸く収まったのか……)
「V0412やれやれ……W45EF6まったく損な役回りだよね。/W45EF3ねえ、Nm君もそう思わない?」
「え? き、気付いていたんですか」
「V0413まあね」
「あの……塚原先輩……」
「V0414うん?」
「どうして……その……」
「V0415ああ、W45EF3はるかのフォローのこと?」
「はい……」
「V0416まあ……今回はしょうがないでしょ。/同じ時間に二人から呼び出されたら/どうしても時間が短くなっちゃうしね」
「なるほど……」
「V0417逆恨みされたら、はるかも可哀相でしょ」
「それはそうですけど……」
「V0418まあ、今日の分は貸しにしておくわ。/W45Ecそれじゃあね」
「あ、はい……」
(すごいな、ちゃんとフォローして/諦めさせたよ……)
(なんかすごい物を見た気がする……)
(僕も帰ろう……)
こうして、2年男子人気ナンバーワンの、/花園聖治は見事に森島先輩に振られた……。
良かった……。本当に良かった……。
(そういえば振られた彼はどうしているんだ/ろう……)
(教室にいるかな……)
(……あ、いた)
「や、やあ……」
「V0032ん? W45EF9君は誰だい……」
(う……こいつ忘れてやがるな)
「2−AのNmNnだよ。/この間の手紙の……」
「V0033あぁ〜……W45F3Ecなるほど、W45Eo君か」
「V0034で、W45EF3僕に何の用事なんだい?」
「な、何の用事って……それは……」
「V0035特に用事がないなら、W45EFe9m3僕はもう行くよ?/W45EF3これから1年生の教室を巡回しなくちゃ/いけないからね」
「1年生の教室を巡回? 何のために?」
「V0036何のためって……。W45EFe8m3そんなの決まってる/じゃないか」
「え?」
「V0037僕だけのR天使R5エンジェルを探しに行かないといけない/からね……」
「エ、エンジェル……?」
「V0038やっぱり時代は年下だよ……W45Eo君もそう思う/だろう?」
「い、いや……僕は……」
「V0039ふぅ……。W45Eoまあ君には一応世話になったか/ら伝えておくが……」
「う、うん……」
「V0040僕と森島先輩は……W45EF7なんていうか……。/W45EF3そうっ! 相性が悪かった」
「V0041お互いの協議の結果……。W45EFe9m3前向きに/無かった事にしたんだよ。W45EF3前向きにね」
「そ、そうなんだ……」
「V0042やはり僕の包容力を発揮できるのは、/W45Eo年下だという事が浮き彫りになったね」
「へ、へえ……」
「V0043という訳だから、W45EFe9m3僕は忙しいんだ。/W45EF3これで失礼するよ。W45EFe8チャオ!」
(い、行っちゃったよ……)
(何ていうのか……すごい切り替えの早さ/だよなぁ……)
(ははは……びっくりするくらい前向きだ)
(……)
(僕はどうだろう……)
(もし……もう一度……/森島先輩に振られたら……)
(あんな感じですっぱり諦められるのか?)
(……とりあえず帰ろう)
(おおっ! あの後ろ姿は森島先輩!/ラッキーだ、追いかけて一緒に帰ろう)
(急げ急げ……)
(う……野球部の連中が森島先輩に/近づいてきた。仕方ないしばらく様子を/窺うか……)
(なんだか楽しそうに話をしてる……)
(早く行けよなぁ……)
(あ、行ったぞ! よし急ごう……)
(あ……ランニング中の女子バレー部が/森島先輩に挨拶してる……)
(……タイミング悪いなぁ)
(早く行ってくれ……)
(あ! 行った! 今度こそ……)
(って、あれ? 先輩が林の中に入っていったぞ!?)
(迷っている暇はない、僕も追いかけるか)
(うわぁ、道なき道って感じだ……)
(先輩どこにいくんだろう……)
(あ、ここに出るのか……。先輩は……)
(いた! よし、ここなら誰も……/ああっ!)
(あ、あの白衣の連中は……生物部か!?)
(くそっ……またしても森島先輩と楽しげに/会話を……)
(何が冬眠中のカエルだよ……よくそんな/話題であんなに盛り上がれるもんだな)
(オケラは嫌いって……僕は生物部が嫌いに/なりそうだよ……)
(……)
(な、なんなんだよ……)
(あっ! 別れたぞ! よし今度こそっ!)
「も、森島先輩!」
「V2137え?」
「V2138あらNm君……。W45EF3Is0そんなに息を切らせて/どこに行くの?」
「はぁはぁ……い、いえどこにも……」
「V2139そうなの?」
「は、はい……。ところで森島先輩って、/色々な部活に知り合いが多そうですね」
「V2140ええ、W45Eo昔所属してたからね」
「え? 生物部所属だったんですか?」
「V2141うん。W45Eoそれと、W25野球部とバレー部と/バスケットボール部……Wv280W30EFe7m4あ、後は天文学部/とW15EF3漫画研究部にも居たかな」
「ええっ!? そ、そんなにですか?」
「V2142あIs04はIs03は、W45Is0EoFe9やっぱり多いかな?」
「いや、滅茶苦茶多いじゃないですか……」
「V21431年生の頃は、W45EFe9m3誘われた部活にすぐ入部/してたんだけど……」
「V2144しばらく活動してると、W45EFe9何か違う気が/しちゃってね……W45F8EcIs0いやはや」
「へ〜……何が違ったんですかね?」
「V2145う〜ん……W60Eo部活の皆はすごくいい人たち/ばかりだし、W45EFe9m3一緒にいて楽しいんだけど、/どうも束縛されるのが駄目みたい」
「ああ、なるほど……」
「V2146結局ひびきに怒られて、W45EoFe9m32年生になってか/らは誘われても部活はやってないの」
「そうだったんですか」
「V2147楽しいんだけどねぇ……W45EFe9m3Is0難しいね。/W45F9EcIs0皆には悪い事しちゃった」
「その割には部活のメンバーとは今も仲が/良さそうでしたけど」
「V2148そそ! W20Ecそうなの。W45Eo皆優しいねぇ」
「……それは先輩の魅力だと思いますよ」
「V2149わお、W45Is0F3Ecお上手ねNm君」
「事実ですから……」
「V2150こらこら、/W45EFe9年上をからかうもんじゃないぞ!」
「か、からかってないですよ……」
「V2151ふIs03ふっ、W45Eoそっか。ありがと」
「あ……いえ……」
「V2152途中までEc一緒に帰ろうか?」
「あ! は、はい……」
……こうして、森島先輩と一緒に帰った。
先輩の魅力かぁ……。
僕は先輩のどこに惹かれているんだろう……。
(……まったく謎だ)
(焼却炉にゴミを捨てに来て、/こんなに謎めいた場面に出くわすとは)
(何故か森島先輩が、廊下の真ん中で両手を/ふりまわしている)
(しかも大分熱心に……)
(……)
(……気になる。聞いてみるか)
「森島先輩」
「V2153ん?」
「V2154あ、Nm君」
「ええと……何してたんですか?」
「V2155ん? W45EF4何が?」
「いや、さっきまで両手を一生懸命……」
「V2156あ! W20EF3そうなの、W45Ec丁度良かった!/W45EoIs0女子用の水着持ってない?」
「も、持ってる訳ないじゃないですか!」
「V2157やっぱりか……。W45EF9Is0もしかしたらと/思ったんだけどなぁ」
「もしかしても持ってませんよ!」
「V2158残念だなぁ……。W60EoFe7m3Is0なんかね、W45F3Ec水泳部の練習/を覗いてたら私も泳ぎたくなっちゃって」
「あ……なるほど……そういう事ですか」
「V2159あ! W30EFe7m3そうだNm君。W30EF3美也ちゃんの/水着でもいいんだけど! W40EcIs0どうかな?」
「え? 美也のですか?」
「V2160うん」
(……先輩が美也の水着を……着るのか?)
「いや駄目ですよ先輩」
「V2161え? どうして?」
「先輩が美也の水着なんて着たら大変な/ことになっちゃいますよ」
「V2162そっかぁ……」
「V2163あ、W20EF3そうだ!/W45EFe7Is0水泳部の部員にお願いしてみようかな」
「え? 水着は使ってるんじゃないですか」
「V2164ふっふっふ、Wv80W30Is0Ec甘すぎるわねNm君。/W30Eo学校指定の水着は部活では使わない!/Wv350……W30EF7と、EF3思う」
「な、なるほど……」
「V2165よし! W40EoFe8プールに突撃よ!/W30F3EcIs0GOGOGO!」
「は、はい!」
部 員
「え? わ、私の水着ですか?」
「V2166そう! ちょーっとでいいから、/貸してくれない?」
「で、ですが……」
「V2167あん、意地悪しないで……ね?」
「わ、わかりました」
「V2168そうこなくっちゃ! もう大好き!」
(う〜ん、たくみなおねだりだ……)
「V2169じゃっじゃーん、W15Eo着替え完了!」
「お、おめでとうございます」
「V2170ふふふっ」
(も、森島先輩の水着姿……。/W45僕は、僕はなんてついているんだ!!)
「V2171どう? W20P0似合う?」
「も、もちろんです……」
「V2172ありがとNm君」
「V2173よーっし!EFe8 泳ぐわよ〜」
「V0419こら、何してるの」
「V2174へ?」
「V0420妙に騒がしいと思ってきてみたら……。/部外者が二人も」
「V2175あん、W30EoFm3そんな寂しい事言わないでよ」
「V0421何言ってるの。部外者は立ち入り禁止よ。/着替えてさっさと出て行って」
「V2176そんなぁ……」
「V2177そ、W15EF8そうだ! W30EF9Nm君からも/何か言ってよ!」
「ええっ? ぼ、僕ですか?」
・たくみな言い訳をする
・素直に諦める
「塚原先輩!」
「V0422ん?」
「ここで森島先輩を追い出すのは容易いで/しょう……でも、それでいいんですか?」
「V2178そうよそうよ」
「V0423……何がいいたいの?」
「森島先輩の泳ぎたいって気持ちを無視した/場合は……大変な事になるんですよ」
「V2179……大変なこと?」
「V0424続けて」
「今日泳げなかった森島先輩は、きっと/泳げるまで水泳部に来るでしょう……」
「V2180……う〜ん、EFm3まあそうかな」
「しかし塚原先輩は泳ぐ許可を出さない、/するとどうなると思います?」
「V0425……想像も出来ないわね」
「いつしか、森島先輩の水着姿が見られる/という噂が広まって、男子生徒の覗きが/始まってしまうんです!」
「V2181……」
「V0426……」
「結果として、水泳部の活動に支障が/出てしまう訳です……わかりますよね?」
「V0427いや、W45Eo全然理解できないわね」
「V2182うん。W15EoF9頼んでおいてなんだけど/私もさっぱり分からないや」
「そ、そんな……」
「V2183あはは、W45EoNm君面白いね」
「V0428ふふっ」
「V2184さて、W45Eo場も和んだところで一泳ぎ……」
「V0429駄目です。W45EF1そういう訳だから/早く出て行きなさいね」
「V2185うう……W45Eoひびきちゃんの意地悪」
「V0430Nm君もだよ」
「は、はい。すみませんでした」
「……いや、森島先輩。無理ですよ。/諦めましょう」
「V2186そんな酷い……」
「V0431何も酷くなんかない。W45Eoほら!/さっさと行く!」
「V2187うう……W45EoF8覚えてなさいよー!」
「あ、あれ……」
「V0432ほら、Nm君もさっさと出て行く」
「は、はい、すみませんでした」
……こうして、森島先輩の水着姿を見物した。
さすがのプロポーションにかなりどきどきした。
……泳ぐ姿もちょっと見たかったかも。
残念だ。
(眠気覚ましに散歩でもって思ったけど、/外は寒いし、教室に戻るか……)
「V0449おおっ、丁度いいところに」
「V0169ナイスタイミング」
「え?」
「V0450ちょっと来てくれる?」
「え? 夕月先輩に飛羽先輩……」
「V0170すぐ済むから……」
「そ、そう言われましても……」
「V0451いいから、W45Fe2m3Ecな?」
「V0171来て……」
「わ、わかりました……。/で、どこに行くんですか?」
「V0452付いて来たら分かるって、ほらいくぞ」
「は、はい」
(一体なんなんだろう……。どこに連れて/いかれるんだ?)
(まあとって食われはしないよな……。/多分……)
「V0453ここだ、入ってくれ」
(なんだ、茶道部の部室じゃないか)
「V0454よく来てくれたね」
「V0172いい心がけ」
「ははは、当然ですよ……」
(逆らったらまずい事になりそうな/オーラが出てるんだもんなぁ……)
「V0455んじゃEFe2時間もあまり無いし、W45EF1さっそく/取引の話にうつろうか」
「え? 取引?」
「V0456……Nm」
「は、はい……なんでしょう?」
「V0457今、森島はるかとEoF2仲がいいみたいだね」
「ええっ!?」
「V0173いいみたいだね……」
「そ、そんな事は……」
「V0458隠しても無駄だよ」
「V0174……私達のネットワークを/甘く見ない方がいい」
(ど、どんなネットワークなんだよ……)
「V0459そこでだ、EFe3Nmに頼みがある」
「た、頼み? 何ですか?」
「V0460……あれは、W45Ec2年生の冬の事だった」
「V0175黙って聞く……」
「V0461私と愛歌が帰るときEFe1に通る公園で……、/W45EcF9森島はるかが野良犬に餌をあげていた」
「は、はぁ……それがどうしたんですか?」
「V0462最初は一匹だった野良犬は……W45Ec徐々にその/数を増やしていき……」
「ええ……」
「V0463最後には、すごい数の犬たちが森島はるか/の指示に従って、いろんな芸をこなして/いたんだよ……W45Ec恐ろしい……」
「お、恐ろしいですか……」
「V0464ああ……」
(餌をあげてたら犬が集まってきた……/ってだけじゃないのか……)
「V0176まさに伝説……伝説の犬使い」
「い、犬使い? ですか……」
「V0465愛歌はね、なぜかいっつも犬にほえられる/んだよね……」
「V0177残念……」
「V0466まあ、私もそんなにはEoFe9好かれる方じゃない/んだけどさ」
「は、はぁ……」
「V0178あの統率力は尊敬に値する……」
「そ、それでどうしたんですか?」
「V0467そりゃ勝負だよ」
「しょ、勝負?」
「V0179……ぶんぶく茶釜の話を知ってる?」
「え? おとぎ話のですか?」
「V0180狸が茶釜で踊るのも、W45Eoそもそもは茶道に/おける伝説の技……」
「……技、なんですか」
「V0181うん。W45Eoそう書物にも書いてあった」
「V0468そこでFm2だよ!」
「V0469私達は犬使いとしてのEo森島はるかの素質を/EFe1高く評価して、部活に勧誘したんEFe6だけど」
「V0182却下された……」
(ああ……そっか、部活に入りすぎて/塚原先輩にたしなめられたから……)
「V0470だけどこっちも遊びじゃないからね、/W45EFe8入部をかけて勝負を挑んだんだ」
「な、なるほど……」
「V0471犬使いの森島はるかに、愛歌が秘伝の/トンボ寄せで立ち向かったんだけど……」
「V0183残念……/W45EoF7冬の輝日東にトンボはいなかった」
「へ?」
「V0184敗因は季節……」
(そういう問題なのか……)
「V0472まあ、今思えばどちらにせよトンボなんて/犬に食べられちゃうとは思うんだけどね」
「V0185そんな事ない。W45EF1昔は恐竜と闘ってた……」
「V0473それってさ、/トンボの親戚みたいなヤツだろ?」
「V0186だいたい一緒だから平気」
(この人たちって、どこまでが本気で、/どこまでが冗談なんだろう……。/いまいち理解できない)
「V0474と、まあそんな感じでFm6森島はるかを入部/させる事は出来なかったんだけど……」
「は、はい……」
「V0475未だに諦めてはいないんだ。あの犬使い/の能力は茶道にEc生かすべきなんだよ」
「V0187……すごく大事」
「それで……僕にどうしろと?」
「V0476弱点……Fm2何か知らないか?」
「え? じゃ、弱点ですか……」
「V0188そこを攻める……。W45Ec必勝の策……」
「そ、そんな事知りません! それに知って/ても言えません」
「V0477なぁにぃ〜」
「V0189……」
(く……、ま、負けないぞ)
「だ、大体今から部活に入れてもすぐに/卒業じゃないですか……意味ないですよ」
「V0478本当に馬鹿だなNmは」
「V0479今からでも入部させちゃえば、/W45Ec卒業しても茶道部のOGになるんだよ」
「そ、それはそうですけど……」
「V0480茶道部はさ、時々OGと合同でお茶会を/やるんだよ」
「なるほど……」
「V0481だからさ、学校を卒業しても付き合いは/続くんだ! P0F2今入れちまえば、今後も/ずっと茶道部の物になるんだよ!」
「V0482わかったか? EF8わかったら、吐け!/弱点とか苦手な物を言うんだよ!」
「V0190素直に言わないと……Eo大変……」
「い、言えません……」
「V0483へ〜……Fm2なるほどねぇ……」
「V0191すでに使役されていたか……」
「え? 使役? 何がですか?」
「V0484そういう事なら、EFe8m2むしろ話は早いかな」
「V0192くすっ」
「な、なんですか?」
「V0485Nm。W45Eo森島はるかの着物姿とか、/W45Eh見たくないか?」
「え? ……着物姿」
「V0486毎回じゃないけど、W45EoF2お茶会では時々着物を/着るんだよ」
「V0193正装……」
「V0487あれほどの上玉だ、W45Eo着物姿もグッと/来るんじゃないかねぇ……」
「ぼ、僕は別に……」
「V0488おろした髪を結ってさ、W45Ecさらに大人っぽく/なってさ……」
「大人っぽく……」
「V0489そこから初めて見えるうなじとかさ……/EcW6Ehすげーいいぞう?」
「うなじ……」
「V0194まさにお宝……」
「V0490協力してくれたら。W45Ecお茶会呼んでやるよ」
「V0195毎回参加……」
(森島先輩の着物姿……。うなじ……)
(……)
「V0491さ、W45EoF3どうする?」
「……」
「そういえばなんですけど、/この間話してたのはですね……」
「V0196くすっ……契約完了」
……こうして、森島先輩の/苦手と思われる物に関して話をした。
すみません先輩……。
僕は、僕はどうしても/先輩の着物姿が見たかったんです。
(あれ? あそこにいるのって……。/夕月先輩と飛羽先輩だよな……)
(なんか様子がおかしい……。/あっ! もしかして森島先輩との勝負が/終わったのか!?)
(これは話を聞いておかないと……。/なんせ先輩の着物姿がかかってるしな)
「夕月先輩。飛羽先輩」
「V0492ん? W45EF9ああ……Nmか……」
「V0197……ふぅ」
「あれ、どうしたんですか?/……もしかして落ち込んでます?」
「V0493そりゃ落ち込むよ!」
「え?」
「V0199屈辱の連敗……W45Ec悔しい……悔しい」
「V0494Nmから、EFe1森島はるかがFm1地面を/這うような虫が苦手って聞いただろ?」
「は、はい」
「V0495だから早速リベンジマッチを/申し込んだんだよ……」
「V0200負けられない戦いがそこにあった……」
「ど、どうなったんですか?」
「V0496前回と同じ公園に呼び出してさ……。/EoFe9m1森島はるかを待ち構えていたんだ」
「V0201……待ちプレイ」
「V0497愛歌の必殺技である、オケラ寄せも/無事成功して、EcFe8後はその時を待つばかり」
「V0202……EoF1やりとげた」
(オケラ寄せってどんな技なんだ……)
「V0498そこに森島はるかが登場したんだよ!」
「V0203……ついに来た」
「V0499森島はるかが公園に入るや否や、/EFe3すぐに犬達が駆け寄って行ってさ……」
「は、はい……」
「V0500……」
「V0204……」
(……ど、どうしたんだろう)
「V0501嬉しそうに……、寒空の下森島はるかの/周りを元気に走り回るんだよ……」
「……」
「V0502ずーっとずーっと走ってるんだ……」
「V0205……嬉しそうに」
「そ、それで……」
「V0503ああ……」
「V0206……」
「V0504それを見てたらさ……W45Ecなんかもうね……。/W45EoFe9m2かなわねえなって思っちまったんだ」
「V0207悔しいけど……負けた」
「V0505今でもはっきりと思い出せるくらい、/いい光景だったよ……」
「V0208うん……」
「V0506なんていうか、戦いを挑んでいたのが/馬鹿らしく思えたんだよな」
「V0209不毛……」
「なるほど……なんとなくですけど、/わかる気がします」
「V0507今でも悔しい……W45Ecけどな……」
「V0210うん……」
「V0508けど……EoFe9m2森島はるかの方が何枚も/上手だってわかったんだよ……」
「V0211今のままじゃかなわない……」
「不戦敗ですね……」
「V0509ああ……そして完敗だ」
「V0212……くすっ、W45P1完敗に乾杯」
(うわぁ……こりゃ負けるよ……)
……こうして、茶道部のリベンジマッチは、/森島先輩の不戦勝で終わった。
先輩の着物姿は残念だけど……、/しょうがないよな。
(たまには読書でもするかと図書室に/来てみたが……)
(これは読書をしている場合じゃない……。/森島先輩がうたた寝している……)
(先輩の寝顔……)
(いい……)
(あ、風邪引いちゃわないかな……)
(上着かけても、大丈夫だよな……)
(本当にキレイな人だよな……)
(黙ってればだけど……)
「V2188ん……あ、W45あれ……?」
「あ……」
「V2189W10おや、Wv90W25どうしてここに?」
「あ、偶然です」
「V2190ふぁ……Wv180W20Nm君の匂いがするね……」
「え? あ……上着のせいかも……」
「V2191……ふぅ〜ん」
(ね、寝ぼけてるのか?)
「V2192……Wv15上着か」
「V2193ん? Wv70あれ?Wv111 Nm君?」
「は、はい?」
「V2194あ……W45EF3上着ありがと……。W45Ecもう大丈夫。/W45P5Eo返すね」
「あ、はい……」
「よっと……」
「V2195……」
「V2196かけてくれたんだね……」
「あ、すみません。風邪引いちゃうかと/思ったので」
「V2197ふ、EFe7m3ふうん……Wv150EFe6そっか」
(あれ? まずかったかな……)
「V2198ほ、W30EFe8m3本当は寝てる間にいたずらでも/してたんでしょう?」
「へ、変な事なんかしてないですよ!」
「V2199へ〜……W45EFe8m3変な事ってどんな事〜?」
「え……どんな事って……」
「V2200くすくす、W45Eo例えば?」
・靴下を下ろすとか?
・髪を結ぶとか?
・Hな事とか?
「靴下を下ろすとか……ですかね?」
「V2201靴下を下ろすの? ……W45EF9楽しい?」
「ええ、それなりに……」
「V2202そっか……Wv90W15EF3それじゃあ試してみようかな。/W45EcNm君の靴下を下ろさせて!」
「えっ? 僕のですか!?」
「V2203だってNm君がすごく面白いって/言ったんだから、W45EFe9m3責任取って貰わないと」
「すごく面白いなんて言ってませんよ」
「V2204あれ? そうだっけ?」
「はい」
「V2205まあ、いいからいいから。W15P5EoW30ほれほれ、/EoFe8m3ちこうよれ。W15F3Ec愛いヤツ愛いヤツ」
「なんだって急に時代劇風なんですか」
「V2206楽しいから?」
「楽しいからって……」
「V2207ええい、W45Eo往生際が悪いわよ! とーっ!」
「わわっ、せ、先輩!」
「V2208わお、こうして見てみると/Nm君の足って……」
「な、なんですか……」
「V2209ふふふっ、立派ね」
「ええっ? り、立派って……」
「V2210ワイルドな感じ……」
「そ、そうですかね……」
「V2211ええ。すっごく」
「髪を結んでおくとか……ですかね?」
「V2212あ〜、W45Fe9m3Eoわかる気がする」
「V2213私もひびきのおさげを下ろしたことが/あったわ〜」
「え? 勝手にやったんですか?」
「V2214もちFm3ろん! W45EoFe8許可とか取ったら/面白くないじゃない」
(そ、そういう問題なのか……)
「それで、髪を下ろした塚原先輩って/どんな印象なんですか?」
「V2215う〜ん……W45EoFe7m4そうねぇ」
「V2216いい意味で、W45Ec落ち武者っぽい感じ?」
「ええ? いい意味で落ち武者って……」
「V2217ええっ!? W30EF9落ち武者いいじゃない?」
「な、何がいいんですか?」
「V2218はかなさとか……W45EFe7m4傷ついている感じとか?/W45Fm3そういうところがEF3なんとなくいい感じEc」
「初めて聞きましたよ……」
「V2219むむっ、W45EF9何よー。W45P1F6Ecやれやれしょうがないな/こいつは、EoF8みたいな顔しちゃって」
「し、してないですよ」
「Hな事とか……ですかね?」
「V2220わお、W45EF3大胆発言……」
「あ、あくまで例え話ですよ!/僕はそんな事しません!」
「V2221え? そうなの」
「も、もちろんです!」
「V2222ふぅ〜ん……W45Ecそっか……。/W60EoE6Nm君なら触っても良かったのになぁ」
「ほ、本当ですかっ!?」
「V2223ふふふっ」
「V2224Fm4でも、W45EoFe8m3どこをどの順番で、W45どのくらい/触られたかEF3美也ちゃんに報告するけどね」
「ええっ? そ、そんなぁ……」
「V2225くすくすっ、W45EoFe8本当はHな事しようと/していたんじゃないの?」
「し、してません!」
「V2226したくないの?」
「あ、したいですけど……」
「V2227あはははは! W15EoFe9Nm君って可愛い〜」
「か、W15からかわないで下さいよ」
「V2228あ、W45EFe9m3駄目駄目、W45その照れたお顔で/ちゃんとこっちを見てね」
……こうして、森島先輩とたわいのない話をした。
特に、何がどうこう、って訳じゃないんだけど、/先輩との会話がすごく楽しくて……。
このまま、ずっとこうしていられればって……。
そんな風に思った。
でも、先輩はもうすぐ卒業してしまう……。
僕はやっぱり先輩の事が……。
だけど僕は一度……先輩に振られている。
普通に考えれば、もうチャンスはない……。/もしかしたら迷惑かもしれない。
それでも、諦めたくない……。/いや、とても諦められそうにない……。
僕は、どうすればいいんだろう。
(あ……森島先輩だ……)
(……)
(やっぱり、僕は森島先輩のことが……)
(もう一度……もう一度伝えよう……)
「V2229あれ? Nm君」
「あ、はい……」
「V2230何よ、もう。W45EF3声かけてくれればいいのに」
「え? あ、すみません……」
「V2231ふふっ、/W45Eoもしかして私に見とれちゃってたとか?」
「あ、そうです」
「V2232え?」
「あ……」
「V2233も、W45Ecもう……。W45EoFe9m3Nm君は時々変な事を/言うんだから……」
(……先輩)
「V2234ど、W45EF9どうしたの?」
「森島先輩が好きです」
「V2235え……」
「……」
「V2236も、W45Ecもう……W45EoF9またなの?」
「す、すみません……。迷惑なら……/もう二度とこんなこと言いません」
「V2237迷惑じゃないけど……、W45EF9な、なんで……」
「あの……先輩と一緒にいると楽しくて」
「V2238……」
「もっと色々話をしたいと言うか……。/それで……」
「V2239も、W45Ecもう……W30EoFe9m3急にそんな事言って……」
「すみません。でも……」
「V2240……でも?」
「えっと……。ちゃんと答えてくれたので」
「V2241え?」
「前回、先輩がちゃんとふってくれた/じゃないですか……」
「V2242う、W45EF9うん……」
「だから……今回も……。/駄目なら駄目でもいいんです……」
「V2243……え?」
「今日は駄目でも……。明日なら……。/明日は駄目でも……来週ならOKかも/しれない……そう思ったんです」
「V2244NmIs0君Is0……」
「先輩が迷惑じゃなくて……。まだ/チャンスをもらえるなら、諦めたくない」
「V2245……」
「僕が一番怖いのは……返事をもらえ/ないことなので……」
「V2246そ、W30EFe8m9そんな事しないわ!」
「あ、ありがとうございます……」
「V2247な、W45EF6何お礼言ってるの……W45EFe9m3変なの……」
「先輩のこと、好きでいていいですか?/うっとうしかったら諦めますんで……」
「V2248う、W15うっとうしくなんかない……」
「じゃ、じゃあいいんですか?」
「V2249……う、W15うん」
「やった! ありがとうございます!」
「V2250……も、W30Eoもう」
「え?」
「V2251もう! W45Eo何でそんなに一生懸命かな!」
「え? だ、だって……」
「V2252そんなに頑張られたら……、/W75EFe9m3Is0ほっとけないじゃない……」
「せ、先輩……」
「V2253……Is0もう! W45Eoこれでもくらえっ!!」
「わっ!?」
(え? あれ? 先輩が僕の眉毛に……)
「V2254……」
「V2255ふぅ……」
「……せ、先輩」
「V2256何?」
「今僕に何をしたんですか?」
「V2257……必死でハの字になってるFm3Nm君の/困り眉毛が可愛いからFm4キスしたのFm3」
「……困り眉毛?」
「V2258そう、W45EoFe7すごくハの字になってるんだもん。/W30EFe9Is0可愛らしくて」
「キスを?」
「V2259うん。W20Eoそう」
「V2260……」
「え? あれ? もしかして……/OKなんですか……」
「V2261え? W45EF6Is0あ、W45Ecう、う〜ん」
「だ、駄目なんですか?」
「V2262だ、W15Is0EFe8m9駄目じゃない! EF6Is0駄目じゃないけど」
「けど?」
「V2263今の自分の気持ちを、/W45EoF9どう言っていいのか……」
「気持ち……」
「V2264ああっ! W15Eoまだそういう感じじゃないの」
「え? そういう感じ?」
「V2265も、もう……W45EF9こういう時だけ攻めるのね」
「す、すみません……でも、気になって」
「V2266まだ……W45EcNm君に伝える勇気が出ない。/W60F9Eoだ、Is0だってびっくりしちゃったから……」
「そ、そうですよね……」
「V2267だからお預け! W45EoF8ステイ!」
「そんな……」
「V2268がっつかないの! W15EoFe9m4もう!Fm3」
その後、眉毛が乱れちゃったねと言いながら、/先輩の人差し指で優しく整えてもらった。
先輩の指はとても柔らかくて、/なんだかとても気持ちが良かった。
告白の返事はもらえてないけど、/これってすごく良い感じじゃないかな?
だって……。眉毛にだけどキスを……。/森島先輩からキスしてもらったんだぞ?
うう……。とてもじっとしていられない!
(やったぞおおおお!)
(……誰もいないな)
(よし、鍵を開けて……)
(……ふぅ、やっぱり落ち着くな)
(考え事するにはもってこいだよ……)
(……)
(森島先輩……)
(僕は、先輩のことを……)
(でも……)
(すごくもてるし……いろんな男子が/告白してもあっさり断るし……)
(追いかけても、追いかけても……。/とてもかなわなそうで……)
(それならいっそ……)
(くそっ! くそっ……)
(そうだよな……わかっていたはずだよ)
(僕と森島先輩じゃ釣りあわな過ぎる……)
(楽しかった……それでいいじゃないか)
(うん……)
(僕は僕で、新しい出会いがあった/じゃないか……)
(ちゃんと……向き合わないとな……。/いつまでもふらふらしてちゃ駄目だ)
(……先輩、ありがとうございました)
……こうして、森島先輩のことを諦めた。
これでよかったんだよな。
(森島先輩……)
(最近色々な話を出来るように/なってきたよな……)
(……すっかり仲良しなんじゃないのか?)
(いいじゃないか……実にいい……)
(……)
(……ふふふふ)
(先輩に……キスされちゃったしな!)
(ああ〜、今でも思い出せるなぁ……。/あの感触……)
(この眉毛に! この眉毛にだ!)
(そしてちょっと照れた先輩の顔……)
(おおお〜、だ、誰かに自慢したい!!)
(誰かに話したい!!)
「V1566おい……大丈夫か?」
「え?」
「V1567大丈夫かよNm?」
「ん!? 何がだい?」
「V1568何がだいって……。W45EF9ずっとにやにやしてる/と思ったら、急にしかめっつらになって、/いったい何事だよ?」
「おお! おぉ!? 聞いちゃう?」
「V1569お、おう……」
「実はだな……」
「V1570うん?」
(ま、待て……こんな夢のような話を人に/話しちゃってもいいのかっ!?)
「V1571……おい?」
(あぁ〜、駄目だ……駄目な気がする。/なんというかもったいない感がある……。/梅原に話すのは今じゃない……)
「V1572おーい?」
(そう……もう少しだけこの幸せを独り占め/しておこう……。先輩とのキスを……)
「V1573だめだこりゃ」
(……次! 次聞かれたら話そう! よし)
「すまん梅原……あれ?」
(なんだよ……ちょっとだけなら話して/やってもよかったのに……)
(ふふふ……)
(あ〜だめだ! 座ってられない!/ちょっと散歩でもしよう!)
(そうだよ! もしかしたら森島先輩に/会えるかもしれないし! よし行こう)
(ふふ〜ん……)
(なんだろうなこの感覚は……。/すべてが輝いて見える……)
「V0278Nm君?」
「V0279Nm君。Ec何かいい事あった?/W45Eoなんとなく顔付きが違うわよ」
「え? 顔付きがですか?」
「V0280ええ、W45EoFe9m7思わず声をかけちゃうくらい、/EFe2いつもと違うわね」
「そ、そうですか……ははは……」
(あぁ〜、言いたい! 言いたい……)
「V0281ふふ、W45EoFe9よっぽどの事なのね?」
「あ……いや……」
(ちょ、ちょっとだけなら……。/名前とか伏せて……それなら……)
「V0282もしかして……W45EFe9m2恋愛絡み?」
「え……その……」
「V0283あれ? W45F2Ecずばり当たりかしら?」
(生徒は駄目だけど、先生はセーフだろ。/しかもちょっとだけだし! さわりだけ。/ちょっとだけなら! よし!)
「ははは、やっぱりわかっちゃいますか?」
「V0284もちろん。W45Eo伊達に教師をやってないわよ」
「僕は今……この学校に入学して、/本当に良かったと思っているんです!」
「V0285本当に素敵な事があったみたいね?」
「わかります?」
「V0286ふふふっ、W45Eoわかるわよ。W45EFe9だってNm君の/反応がわかりやすすぎるんだもの」
「ははは、まいったなぁ〜」
「V0287くすっ、W45Eoそれでどんな感じなのかな?」
「そうですね〜、なんと言いますか……」
……こうして、高橋先生と恋愛話で盛り上がった。
「V0288やるわね〜。W45Wv130EoFe8こいつめ!」
「いやぁ〜ははは!」
「V0289それで、W45EoFe9m3Nm君がそこまで浮かれちゃう/相手はEcF3誰なのかしらね?」
「それはちょっと……W45ってあれ?」
「あ、あれ森島先輩?」
「V2269あの〜、W45EFe9ちょっとお借りしますね」
「V0290ええ? W45EF3ああ、W45Ec大丈夫よ森島さん」
「あれ? せ、先輩袖を引っ張らないで」
「V2270……」
「V0291ふぅ〜ん、W45EFe2m7Nm君やるわね〜」
「V0292……」
「せ、先輩……」
「V2271なに?」
「な、なんで袖を引っ張るんですか?」
「V2272制服の袖を掴んでみたくなったの」
「そ、そうなんですか……」
「V2273なに?」
「ど、どこに行くんですか?」
「V2274え?」
「V2275えっと……W45EFe9どこだっけ?」
(ま、ま、まさか……。/先輩……やきもちを焼いたのか?)
「V2276忘れちゃった! W45Ecもう!/W45EoNm君のせいなんだからね」
(……ごくり)
「V2277もう。W45Eo先生とあんなに/楽しそうにしちゃってさ……」
(こ、これはもう間違いない……)
「V2278何話してたのよ……W45EF8もう……」
「ええと……」
「V2279な、なに?」
「先輩と、仲良くなれて幸せです」
「V2280へっ?」
「そんな話をしてたんです……」
「V2281……へ、W45EF3へ〜、W45EFe7そうなんだ」
「はい」
「V2282そっか……W45F3Ecそうなんだ……」
(ああ、今僕は間違いなく幸せだ……)
……こうして、森島先輩にやきもちを焼かれた。
もう、幸せ過ぎて本当に困る。
「V2453あ、Wv26Nm君」
「あ! 森島先輩。僕に何か用事ですか?」
「V2454ううん。別に」
「あ、そうなんですか……」
「V2455でも聞いたわよNm君」
「え? な、何がですか?」
「V2456最近すごくモテてるんでしょ?/Wv160W15Ecこのっ、このっ!」
「モ、モテてる!?」
「V2457あんまり女の子泣かせちゃ駄目よ〜。/W45P6EFe9じゃね」
「ちょ、ちょっと待って下さい!」
「あっ、森島先輩!」
(…………)
n0ako_me01A
(ふぅ〜……コタツはいいねぇ……)
「V2032ダダダダダダダWv105ダッWv130君Wv155が〜♪」
(ん? 美也がお遣いから/帰って来たみたいだな……)
「V2033プンプンプルルン、おねだりワンワン♪」
「どうした、随分ご機嫌じゃないか」
「V2034わかる?」
「そりゃわかるよ……/自作のダッ君ソングまで歌ってれば」
「V2035にしししし」
「いったいどうしたんだよ?」
「V2036しょうがFm2ないな〜、/EoFe9にぃににも見せてあげEcF2よう!」
「ん?」
「V2037じゃっじゃーん、ダッ君Fm4タオル〜Fm3。EoFe9/可愛いFm4でしょーFm3」
「おっ、結構いい出来だな……」
「V2038でっFm4しょ〜Fm3」
「まあ可愛いけどさ、あまり無駄遣いしてて/お小遣い足りなくなっても知らないぞ」
「V2039違うよ! Fm4これは貰ったんだよ!」
「え? 貰った?」
「V2040うん! いいでFm4しょ〜Fm3」
「誰に貰ったんだよ……、/もしかして中多さんか?」
「V2041Fm1ううん、Fm3森島先輩だよ」
「えっ……森島先輩?」
「V2042うん」
「ちょ、ちょっと待ってくれよ。/美也は森島先輩のこと、/嫌いだったんじゃないのか?」
「V2043はぁ……EoFe9m4もう、にぃにはFm9本当にダメダメ/なんだよね……」
「な、何が駄目なんだよ!」
「V2044Fm4みゃーはね、別に森島先輩が嫌いなん/じゃFm3なくて、EFe8m4先輩の前でデレデレしている/Fm6にぃにが嫌いFm4なの!」
「え?」
「V2045まったくもう……」
「そ、そんなにデレデレしてないだろ……」
「V2046してる」
「で、でも……」
「V2047し・Wv40Fm6て・Wv65EcFm4るFm6」
「そ、そうか……」
「V2048これからは気をつけてよね」
「ご、ごめん……」
……こうして、/森島先輩に対する美也の本音を聞いた。
そうか、僕ってそんなにデレデレしてたか……。/反省しよう。
(さて、授業が始まる前にトイレにいって/すっきりしておくか……)
「え……」
「……」
(あれ、森島先輩がこっちを見てるけど……/何か用事かな)
(どうしたんだろう?)
「あ、あれ……」
(行っちゃった……なんだか気になるな)
(そういえば最近森島先輩と話してないし、/ちょっと追いかけよう!)
「あ、森島先輩!」
(やっぱり様子がおかしい……。/ほったらかしにし過ぎたかも……)
(よし! ここはあの話題で……)
「ちょっといいですか?」
「いいけど……」
・・・
「って、話なんですよ」
「ふふっ、そうなんだ」
「また、何かあったら教えますから」
「ええ、それじゃ」
(うん。やっぱりほったらかしにしてたのが/良くなかったみたいだな……)
(なんとか金融危機の話題で/盛り上がったから良かったけど……)
(これからは少し気をつけないとな……)
こうして、森島先輩と一緒に帰った……。
二人で色々な話をして、一緒に笑って……。
本当に楽しくて……。
(うわ……もう着いちゃったよ……)
「V2407ありゃ、EFe9m3もう着いちゃった。Wv120W30Is0早いね」
「え? 先輩もですか?」
「V2408え? なんのこと?」
「僕もすごく早く着いちゃったなぁって/思っていたので」
「V2409そうなんだ〜、W45Ec気が合うね」
「そうですね……」
「せ、せっかく気が合ったので……、/どこか寄り道していきませんか?」
「V2410寄り道? W45EF3どこに?」
「例えばデパートとか……」
「V2411う〜ん……」
「V2412せっかくだしFm3さ、W45EF3男の子と一緒じゃないと/入りづらいようなところがいいなぁ」
「え? 入りづらいところですか?」
「V2413そIs0うね、W45EF4例えば……。/W45EF3Is0あ! W30Ecあそこがいいな」
「え? あそこって……牛どん屋ですか?」
「V2414うん」
「そうですねぇ……お腹は空いてますか?」
「V2415ほどよく減ってるかな」
「それじゃあ行ってみますか?」
「V2416うんIs0うん。W15Is0レッツゴー」
店 員
「らっしゃいやせーーー」
「V2417へ〜、Fm3店内は意外と狭いのね」
「そうですね」
「V2418むむ、なんか独特の雰囲気かも」
「さっと食ってさっと出る、/まあ、男の食事場って感じですかね」
「V2419わお、EcF3なんか格好いい!」
「で、先輩は何を頼むんですか?」
「V2420そうねぇ……どうしようかな……」
「……」
「ご注文おきまりでしょーか?」
「ええと、並盛りつゆだくで」
「ありあとーございまーーす。並盛り/つゆだくでいっちょーーう」
「V2421つゆだくって何?」
「牛どんの汁を多目に入れてって事です」
「V2422へ〜、格好いいね」
「お客様はいかがいたしましょうか?」
「V2423ん〜……P1F3Ecじゃあ私も並盛りつゆだくで!」
「並盛りつゆだくいっちょーーう」
「V2424あ、EcF3あとサラダも!!」
「ありあとうございまーす」
「先輩、サラダはここに入っているのを/自分で取るんです」
「V2425ええっ!? そうなの?」
「サラダとおしんこはセルフサービス/なんですよ」
「V2426牛どん屋さんはFm3奥深いわね〜……」
「そ、そうですかね?」
「V2427ええ、EFe9難しいわね」
「おまたせいたしやしたー。並盛り/つゆだくです。ごゆっくりどうぞー」
「V2428はっや〜い」
「そういう物なんですよ」
「V2429ふーん、面白いわねー」
「じゃあ食べましょう。あっ、先輩、/座る前にコートを脱いだ方がいいですよ」
「V2139そうなの?」
「ええ、食べると暑くなるので」
「V4208うんうん。なるほど〜」
「いただきま〜す」
「V2430いただきます」
「V2431むむ、Nm君何してるの?」
「あ、紅しょうがを入れてるんです」
「V2432え? 勝手に入れちゃってもいいの?」
「はい、紅しょうがはただですから」
「V2433すごいわね〜。私も入れようっと」
「V2434わわっ! Nm君美味しいよ!」
「ほんとですか? 良かった」
「V2435もぐもぐ……Wv130うん、W60Wv210すごく食べやすい」
「僕も結構好きなんですよ」
「V2436う〜ん、牛どん屋ってすごくいいかも」
「気に入ってもらえてよかったです」
「V2437女の子が入りづらい感じなのが/ちょっとだけ残念」
「そうですか?」
「V2438もっとパステル系の内装にして、/明るいイメージにしてくれたらいいのに」
……こうして森島先輩と牛どんを食べた。
先輩は牛どん自体もすごく気に入ったみたいで、/また一緒に行こうって約束までしてくれた。
ありがとう牛どん屋! また来るからなっ!
……こうして、森島先輩と牛どんを食べた。
先輩は牛どんを食べる姿もきれいだな。
って、さすがに誉めすぎか。
店 員
「ありあとーございやしたー」
「V2441う〜ん、W45EoIs0今日の牛どんも美味しかった〜」
「今日は大盛りをペロリでしたね」
「V2442えIs0え!/W45EoFe8Is0いずれ特盛りにチャレンジするわよ」
「ははは、期待してます」
「V2443あ〜ん、W45EoFe7Is0特盛りも食べたいし……。/W45EF3あの朝の定食メニューも気になるのよね」
「ああ、牛鮭セットとかですか」
「V2444そうIs0そう!/W45Eoすごく美味しそうじゃない?」
「ええ、僕も大好きです」
「V2445え〜、W45EF9Nm君は食べた事あるんだ。/W45EF8ずる〜い」
「えっ? そ、そんなこと言われても……」
……こうして森島先輩と牛どん屋に行った。
先輩と行けば牛どん屋もとても楽しく感じる。
また、誘おうっと。
店 員
「ありあとーございやしたー」
「V2441う〜ん、W45EoIs0今日の牛どんも美味しかった〜」
「ははは、そうですね」
……こうして森島先輩と牛どん屋に行った。
先輩と一緒に食べる牛どんは、/なんだかいつもより美味しく感じる。
また、誘おうっと。
V7800う〜ん、最近のテレビは退屈ね……。
V7801あ、可愛いわんちゃん……。
V7802ころころしてる〜。あ〜いいなぁ。
V7803くすっ……。/そういえばあの子も可愛いかもね。
V7804震えながら告白してきて……。
V7805顔真っ赤にしちゃって……。
V7806……でも、あの時の目は、/ちょっとだけ格好良かったかな……うん。
V7807ちょっとだけだけどね……。
V7808話してると楽しいし、/これから面白くなりそうね。
「V9585あ、Nm君!」
「森島先輩」
「V9586ねね、W30Eo今時間ある? W30EFe8あるよね?」
「ど、どうしたんですか?」
「V9587あのさ、W45何かお話しようよEc」
「お話ですか……」
・いいですよ
・今はちょっと……
「はい、僕も先輩とお話がしたかったので」
「V9588え? W45Fm3本当?」
「もちろんです」
「V9589ふふっ、EoFe9そっか、気が合うね〜EF3」
「そうですね」
「あ、今はちょっと……」
「V9590ええ〜……駄目なの?」
「すみません……」
「V9591そっか……Ec残念」
「すみません、また次回お願いします」
「V9592うん……。EFe9わかった。P6E9m3W30じゃあね」
(う〜ん、先輩落ちこんでたかも……)
(ちょっとまずかったかな……)
「森島先輩! ちょっといいですか?」
「V9593Nm君。どうかしたのかな?」
「良かったら何かお話でもしませんか?」
「V9594わお! W15F3Ecナイスタイミングね」
「え?」
「V9595私も誰かとお話したかったんだ」
「本当ですか」
「V9596うん」
「それじゃあ……」
「先輩」
「V9597あらNm君。W15EF2どうかしたの?」
「えーっと、今時間大丈夫ですか?」
「V9598う〜ん、W45EFe9m3まあ大丈夫かな」
「それなら少し話でもしませんか?」
「V9599……うん、EFe1いいわよ。EF3何の話する?」
アコガレエンカウント汎用終了会話
「V9600え……嘘……」
「え? 何がですか?」
「V9601もうすぐ授業だ……W45EF8え〜、EF6残念……」
「あ、本当ですね」
「V9602う〜ん、W60EoF9授業をさぼってNm君と/お話してたいかも……」
「ええ? そ、それは……」
「V9603ふふっ、W30Eo冗談よ。/W45EF3また今度のお楽しみにしておくね」
「あ、はい」
「V9604それじゃあねNm君」
「はい、失礼します」
「V9605ありゃ、W45EFe7もうこんな時間か……。/W45EFe9m3そろそろ教室に戻らないとね」
「V9606う〜ん……」
「どうしました?」
「V9607ちょっと話したりない気がするんだけど、/W45EFe9まあしょうがないよね」
「V9608ふふっ、W45EoまたねNm君」
「V9609あ、W30EF9もうこんな時間だ。/W30Fm3そろそろ戻らないと」
「V9610またねNm君!」
「V9611わわっ、EF9もうこんな時間?」
「V9612むむむ……。W45EF6時間たつの早いなぁ……。/W45EFe9m3Nm君もそう思わない?」
「そうですね、あっという間でした」
「V9613でも、EF6そろそろ帰らないと……。/W45EF9Nm君。Fm3また、お話してくれる?」
「もちろんです」
「V9614ふふっ、Eoよかった。/P6W45EF3それじゃあ、Ecまたね!」
「V9615あ、もうこんな時間なの?」
「本当ですね」
「V9616なんかあっという間だなぁ……。W45EFe9ねえ?」
「あ、はい。僕もそう思います」
「V9617う〜ん、W30Eoでもしょうがないか……。/W45EF3また今度お話しましょうか?」
「はい」
「V9618ふふっ、W45EoP3それじゃあね!」
「あ、はい。失礼します」
「V9619あ、EF9いっけない。W15EF6もうこんな時間か」
「え?」
「V9620そろそろ帰らないと駄目なの。/W45P3EFe9m3またねNm君」
「は、はい。失礼します……」
「V9621あ、EFe9m3私そろそろ着替えないと」
「え? あ、そうですね」
「V9622またね!」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n6ako_
se02
A
B
C
me03A
se01
D
retire1;
「V9623あー、W45EF9えーっとWv129Nm君……」
「は、はい? どうしました?」
「V9624ちょっとね、W15この後用事があるんだ」
「あ、そうなんですか?」
「V9625うん、W15ごめんねお話の途中なのに」
「あ、いえいえ」
「V9626またね〜」
(行ってしまった……。/仕方ない、盛り上がってなかったもんな)
(ふぅ……)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9627こ、こらWv80Nm君」
「は、はい?」
「V9628ちょっと、W15EF6その……」
「どうかしましたか?」
「V9629どうかしたじゃないわよ! Ecもう!/Wv160W30EoF9さっきから話題が……」
「話題が……」
「V9630話題がギリギリ過ぎなの! またね!」
「あ、森島先輩……」
(行ってしまった……)
(しまったな、ちょっと恥ずかしい話を/ふり過ぎちゃったかな……)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
(も、もう一度眉毛にキスして欲しい……)
「V2391むむむ」
「あ、あの……森島先輩」
「V2392Nm君」
「は、はい?」
「V2393眉毛がWv45W15いやらしい事を考えてる眉毛に/見えるけど……」
「ええっ! そ、そんな事は……」
「V2394そうよね〜、W45EFe9m3まさかそんな事考えてない/わよね」
「も、もちろんです!」
「V2395さっすがねNm君。W45EoF4それで……W30EFe8m3何?」
「え?」
「V2396さっき何か言いかけてたじゃない」
「え、あ、いや、それは……」
「V2397……」
(うう……ど、どうする……)
「V2398ふふふっ、W45EoFe9m3やっぱりNm君の困った顔は/抜群にいいわ〜」
「V2399なんか可愛いんだなぁ……」
「せ、先輩! からかってんですか!?」
「V2400あはは、Wv50W30EoFe9ごめんごめん。Wv170/ENm君が可愛いから、Eoついね」
(ま、まいったな)
「V2401今度はどんな感じでいじめようかしら」
「い、いじめなくていいです!」
「V2402色々考えておかないとね! W45Ecそれじゃ」
「あ、先輩……」
(行っちゃったよ……かなわないなぁ……)
「先輩。良かったら一緒に帰りませんか?」
「V2446え? 今日?」
「はい」
「V2447う〜ん、W45Ecそうねえ……」
「だ、駄目ですか?」
「V2448うん。W45Ec駄目」
「ええ!? そ、そんな……」
「V2449あはは、W45Eoごめんごめん、W45EF3本当はひびきと/一緒に帰る約束しちゃってたんだ」
「あ、そうなんですか……」
「V24503人で帰ってもいいんだけど、W30EFe9たまには/女同士でしっぽりとね。行きたいの」
「あ、そ、それじゃあ仕方ないですね」
「V2451ごめんねNm君。Wv60W15EFe9m3また誘って」
「あ、は、はい」
「V2452じゃあね! W15Ecばいばい」
「あ、はい」
(まあ、仕方ないか……)
「森島先輩。良かったら今日一緒に/帰りませんか?」
「V2403え? 二人で?」
「はい、二人でです」
「V2404う〜ん、W45Ecそうねぇ……」
「だ、だめですか?」
「V2405くすっ、W45Eoだめじゃないわよ。/W15EFe9もう、W15そんなに可愛い目で見ないでよ」
「や、やったー!」
「V2406ふふっ、W45Eoそれじゃ鞄持って校門に集合ね」
「は、はい!」
n6ako_gd01A
「先輩。よかったら一緒に帰りませんか?」
「V2439わお! W45EF3牛どん屋いく?/W45Fm4お腹空いてるのNm君?」
「先輩さえ良ければ僕は大丈夫ですよ」
「V2440そうこなっくっちゃね。W45F3Eo行きましょう!」
n6ako_gd01B
「ええ。ほどほどですけど。/それじゃ、さっそく行きましょうか」
「V6539うん!」
n6ako_gd01C
(も、もう一度眉毛にキスして欲しい……)
「あ、あの森島先輩」
「V2283うん?」
「その……ですね」
「V2284むむ?」
「もう一度眉毛に……キスして欲しいんで/すけど……」
「V2285ええっ? EF6も、EF9もう一度?」
「は、はい! 是非お願いします」
「V2286え、EF9えっと……」
「……」
「V2287今のNm君の眉毛は可愛らしくないから/駄目〜」
「え? ま、眉毛がですか?」
「V2288うん。W45EoFe8今のNm君の眉毛は、いやらしい/事を考えている眉毛ね」
「そ、そんな馬鹿な……」
「V2289ん〜……」
「V2290今回は、W45EFe9m3Nm君からキスして」
「はあ……?」
「V2291ほら、W30順番順番! W55EFe7Is0前回は私からした/でしょ? W15EFe9だから今回はNm君から」
「い、いいんですか?」
「V2292うん……EFe9Is0いいよ」
(せ、先輩とキス!? つ、ついに……)
「V2293あ、W15EFe9m3唇は駄目」
「ええっ! そ、そんなぁ……」
「V2294そ、EFe8そんな子犬ちゃんみたいな目で見ても/EcF8駄目です。W15Is0Fm4唇以外ねFm9」
「唇以外……」
「V2295それともやめる?」
「や、やめません!」
「V2296くすくす、W45EoFe9m3Is0わかってる。W45Ec冗談よ。/W30EoFe3m4Is0それで、Fm3どこにするの?」
「V2297期待してるわよNm君」
「え?」
「V2298Nm君ならではって言う所がいいなぁ」
「ぼ、僕ならでは……」
「V2299ええ、W45EoFe7m4ありきたりだと……/W45EcF3気が変わっちゃうかもね?EoFe8」
(クッ、これは大変な事になったぞ……)
(唇以外……それでいて僕ならでは……。/考えろっ! 考えるんだ!/せっかくのチャンスなんだ!)
(……)
「V2300さーさー? W45Eoどこにするの?」
(……え、ええいっ!)
「ひ、膝の裏でお願いします」
「V2301ええっ!? W45EF7Is0膝の裏……W60SdEF8流石Nm君ね。/W45EF9その考えはなかったわ……」
「ど、どうですかね?」
「V2302う〜ん、W70Ec膝の裏かぁ……。W70Eo膝裏……。/W60EF4Is0ねえ、W45EF9どうして膝裏なの?」
「ど、どうして……そ、それはですね……」
「ほ、ほらっ! 犬がじゃれて/よくなめたりするじゃないですか」
「V2303あ〜W30EFe3うん、W20Fm3そうね」
「どうして犬が膝の裏をなめるのか、犬の/立場になればわかるかも知れないって」
「V2304なるほど〜、W50EoFe8m3Is0確かに興味深いわね」
「僕も小さい頃から不思議だったんです」
「V2305でも膝の裏かぁ……」
「ちょうど子犬っぽい僕ですし!」
「V2306え?」
「よく先輩も子犬みたいって/言ってるじゃないですか!」
「V2307そっか、W60EF3Is0そうよね。W50EcIs0いいよ」
(おお! やったぞ!)
「じゃ、じゃあ行きます」
「V2308うん」
(うっ……すごいどきどきする……)
「V2309ど、どう?」
「い、今からします……」
(えいっ!)
「V2310ひゃっ!」
(おお……先輩の足すべすべだよ……)
「V2311く、くすぐったい……」
(先輩の足にすごく力が入ってる……。/なんか楽しいかも)
「V2312あっ……」
(もうちょっと……)
「V2313ちょっ!Wv15 Wv28ちょっとWv60コラ!/そっちは違うでしょ」
「ワンワン」
「V2314そこから先はまだ通行止めなんだから!W45Wv200/おすわWv230りっ!」
「V2315んIs0もう……」
(はぁ……すごかった……)
「V2316まったくNm君ったら……、/W45EoFe8m4Is0すっごくくすぐったかったんだからねFm3」
「す、すみません」
「V2317それで、W45EF3Is0どうだった?」
「あ、最高でした。すべすべで」
「V2318ち、SW45Ec違うわよ! W45EoF9わんちゃんの気持ち/わかった?」
「え? あ……」
「V2319もう……W45EF8途中から忘れてたでしょう?」
「ち、違います。/その、まだ上手く言葉に出来なくて……」
「V2320あ、W45EF6それじゃあしょうがないか……」
「上手くまとまったらちゃんと報告します」
「V2321本当? W30Ec良かった」
……こうして、森島先輩の膝の裏にキスをした。
あんなにすべすべしてて、柔らかくて……。
すごいよなぁ……。
(も、もう一度眉毛にキスして欲しい……)
「あ、あの森島先輩」
「V2322うん? W30EF3どうしたの?」
「その……ですね」
「V2323むむ?」
「もう一度眉毛に……キスして欲しいんで/すけど……」
「V2324ええっ? W30EF6も、W20EF9もう一度?」
「は、はい! 是非お願いします」
「V2325え、W15EF9えっと……」
「V2326もう……W45EF6こんなところで言い出して……。/W30EF9わざとなの?」
「ち、違います……僕は……その……」
「す、すみません……」
「V2327……ここじゃ嫌」
「え?」
「V2328こ、W15EF8こんなところじゃ嫌」
「え? ここじゃなければ……」
「V2329も、W45EF8もう! W45EF6私の方が年上だけど、/W45EF8こういう事は何度も言わせないの!」
「す、すみません。そ、それじゃあ/場所を変えましょう……」
「V2330そ、W45EF6そうね……」
(どうする? どこに行く?)
「V2331誰かに会ったらキス無しだからね」
「は、はい!」
(こ、これは慎重に選ばなくては……。/屋上? いや、駄目だ……。校舎裏?/う〜ん、大丈夫だとは思うけど……)
(そ、そうだ! あそこだ!)
「行きましょう先輩」
「V2332え? どこに行くの?」
「大丈夫ですから、付いて来て下さい」
「V2333う、うん……」
「V2334え? こっち?」
「はい……」
「V2335学校から出るんだ……ふぅん」
(頼む……頼む……誰にも見つからないで/くれ……)
「V2336ふふっ、ちょっとドキドキするね」
(ぼ、僕はちょっとどころじゃないです)
「V2337でも、どこに行くの? あまり遠くには/行けないわよ?」
「近くです」
(どうだ……いけるのか……?)
「V2338え? ここって……」
(ここまでは……後は……入るだけ……)
「V2339なるほど、W45EcIs0ここなら誰もいないね」
「は、入りますよ」
「V2340え? Is0EFe3あ、うん……」
「V2341へIs0〜Is0、W60EF3Is0中はこんな風になっていたんだ」
(やった! やったぞ! 先輩を小屋に/連れ込んだぞ……)
「V2342意外と広いんだねぇ」
(誰もこないであろう、この小屋に先輩を/連れてこれたぞ……)
「V2343こ、W45EF8Is0こらNm君」
「え? な、なんですか?」
「V2344急に黙ったら、Fm3ちょっと怖いじゃない」
「あ、す、すみません……嬉しくて」
「V2345え?」
「あ、その二人きりになれて……」
「V2346も、EcFe6m9Is0もうWv90またそういう事を言うんだから」
「あ、つ、つい……」
「V2347ふふっ、W45Eoまあいいわ」
「じゃ、じゃあ早速……」
「V2348Fm4え? W15EFe9Fm3あ、そっか……」
「いいですよね?」
「V2287今のNm君の眉毛は可愛らしくないから/駄目〜」
「え? ま、眉毛がですか?」
「V2288うん。W45EoFe8Is0今のNm君の眉毛は、いやらしい/事を考えている眉毛ね」
「そ、そんな馬鹿な……」
「V2289んIs0〜Is0……」
「V2290今回は、W45EFe9m3Nm君からキスして」
「はあ……?」
(うう……先輩の膝裏にキスしたい……)
「あ、あのですね森島先輩」
「V2366どうしたのNm君?」
「ひ、膝裏にキスを……」
「V2367あー! W15EcF3そうだそうだ!」
「え?」
「V2368ほら! W15EF3この間犬の気持ちが/わかるかもって言ってたじゃない」
「あ、そ、そうですね」
「V2369何かわかったのね?」
「え? ま、まあある程度は……」
「V2370ふんふん、W45EoF4どういう事だったの?」
(まずい……何も考えてなかった……。/と、とにかく時間を稼がないと!)
「こ、ここでは何ですので移動しましょう」
「V2371むむ? W45EFm3Ecなるほど、W45Eo内緒話なのね?」
「もちろんです」
「V2372ポンプ小屋……、W45Is0EF4何か関係があるの?」
「え、ええ……そうなんです」
(ど、どうする? どうしたらいいんだ)
「V2373それで、W15EcIs0どういう事だったの?」
「え、ええ! 実はですね」
「V2374実は?」
「あれはですね……。ほ、本当は顔を/なめたいという意思表示なんです!」
「V2375え? W45どういう事?」
「本当は顔をなめたいんだけど、/届かないから膝なんですよ!」
「V2376ふ〜ん……」
「少しでも顔に近いところを/なめたいって犬は思ってるんです」
「V2377そうなのかなぁ?」
「そ、そうです。だから僕が試した時も/無意識のうちに膝裏よりも上に……」
「V2378なるほどねぇ……」
(な、なんとかごまかせたかな……)
「V2379まあ、W45EF3実際にやったNm君が/そういうなら、EFe9m3そうなのかもねぇ」
「は、はい」
「V2380うん、W30EoFe9まあある程度は納得できたかな。/W45F3EcIs0ありがと」
「い、いえ……」
「V2381それじゃ戻りましょうか」
「そ、そうですね」
……こうして、森島先輩に犬の気持ちを伝えた。
我ながら苦しい言い訳だと思うけど……。
まあ、なんとかなってよかった。
(うう……もう一度だけでいいから、/先輩の膝裏にキスを……)
「あ、あのですね森島先輩」
「V2366どうしたのNm君?」
「も、もう一度だけ膝裏にキスを……」
「V2367あー! W15EcF3そうだそうだ!」
「え?」
「……というわけで、/犬はきっとそう考えてると思います」
「V4546ふふっ、そっかそっか〜」
「……こ、こんな感じでいいですかね?」
「V9523さっすがNm君ね、ふふっありがと」
(ほ、本当にこんなのでいいのか?)
……こうして、/森島先輩と犬の気持ちと行動に関して話をした。
はぁ……膝裏にキス……したかったなぁ……。
(うう……先輩の膝裏にキスしたい……)
「あ、あのですね森島先輩」
「どうしたのNm君?」
「ひ、膝裏にキスを……」
「あー! W45EF3Ecそうだそうだ!」
「え?」
「ほら! W45EF3この間犬の気持ちが/わかるかもって言ってたじゃない」
「あ、そ、そうですね」
「何かわかったのね?」
「え? ま、まあある程度は……」
「ふんふん、W45EoEF4どういう事だったの?」
(まずい……何も考えてなかった……。/と、とにかく時間を稼がないと!)
「そ、その前にちょっと後ろを向いて/もらえませんか?」
「後ろを? W45P6EF5こう?」
(う……先輩ってやっぱりスタイルがいい)
「……で、どうするの?」
「そ、そうですね……ええと、ちょっと/失礼して膝裏を見させて頂きます」
「ふんふん……」
(きれいだ……)
「で、どうするの?」
「あ、はい! もう大丈夫です」
「それじゃ着替えてこないと」
「そ、そうですね」
……こうして、森島先輩に犬の気持ちを伝えた。
我ながら苦しい言い訳だと思うけど……。
まあ、なんとかなってよかった。
Ti0n6ako_se01F
(も、もう一度眉毛にキスして欲しい……)
「あ、あの森島先輩」
「V2349うん? W45EF3どうしたの?」
「その……ですね」
「V2350むむ?」
「もう一度眉毛に……/キスをして欲しいんですけど……」
「V2285ええっ? EF6も、EF9もう一度?」
「は、はい! 是非お願いします」
「V2286え、EF9えっと……」
「V2353もう、W45EF6水着の時に言い出すなんて……。/W45EF8エッチなんだから……」
「ち、違います! そうじゃなくて……」
「V2354しょうがないんだから……」
「だ、駄目ですか……」
「V2355う〜ん……。W45EoFe9m3今のNm君の眉毛は/可愛らしくないから駄目ね」
「ええ……そんなぁ……」
「V2356そうね……」
「V2357今回は、W30EcNm君からキスして欲しいな」
「えっ? ぼ、僕から?」
(し、心臓の音がうるさいくらいだ……)
「V2358どう……」
「い、行きますよ……」
「V2359う、うん」
(えいっ!)
「V2360ひゃっ!」
(せ、先輩の足すべすべだ……)
「V2361ん……」
(しっとり濡れてる……当たり前か……)
「V2362く、くすぐったいよNm君……」
(あ…先輩の足が固くなってきた)
「V2363あ……」
(も、もうちょっとだけ……)
「V2364こ、こら! そっちは違うでしょ!/駄目なんだからっ!」
「ワンワン!」
「ワンワン」
「V2365わんちゃんでも許さないんだからね!」
……こうして、森島先輩の膝の裏にキスをした。
あんなにすべすべしてて、柔らかくて……。
すごいよなぁ……。
(うう……先輩の膝裏にキスしたい……)
「あ、あのですね森島先輩」
「V2382どうしたのNm君?」
「ひ、膝裏にキスを……」
「V2383あー! W15F3Ecそうだそうだ!」
「え?」
「V2384ほら! W45EF3この間犬の気持ちが/わかるかもって言ってたじゃない」
「あ、そ、そうですね」
「V2385何かわかったのね?」
「え? ま、まあある程度は……」
「V2386ふんふん、W45EoF4どういう事だったの?」
(まずい……何も考えてなかった……。/と、とにかく時間を稼がないと!)
「そ、その前にちょっと後ろを向いて/もらえませんか?」
「V2387後ろを? W45P6EF7こう?」
(う……先輩ってやっぱりスタイルがいい)
「V2388……で、W20Fm3どうするの?」
「そ、そうですね……ええと、ちょっと/失礼して膝裏を見させて頂きます」
「V2389ふんふん……」
(きれいだ……)
「V2390で、どうするの?」
「あ、はい! もう大丈夫です」
「V2376ふ〜ん……」
「V2458それじゃ着替えてこないと」
「そ、そうですね」
……こうして、森島先輩に犬の気持ちを伝えた。
我ながら苦しい言い訳だと思うけど……。
まあ、なんとかなってよかった。
(うう……もう一度だけでいいから、/先輩の膝裏にキスを……)
「あ、あのですね森島先輩」
「V2366どうしたのNm君?」
「も、もう一度だけ膝裏にキスを……」
「V2367あー! W15EcF3そうだそうだ!」
「え?」
「……というわけで、/犬はきっとそう考えてると思います」
「V4546ふふっ、そっかそっか〜」
「……こ、こんな感じでいいですかね?」
「V9523さっすがNm君ね、ふふっありがと」
(ほ、本当にこんなのでいいのか?)
……こうして、/森島先輩と犬の気持ちと行動に関して話をした。
はぁ……膝裏にキス……したかったなぁ……。
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「あ、森島先輩」
「V9500あ、Nm君……。W45EF4あれ?/W30……W30EF9私なんでここにいるんだっけ?」
「ま、またですか……」
「V9501う〜ん、W60EoF9思い出せない……」
「ははは……」
「V9502あ、EFe7m3そうだ。EF3Nm君とお話してたら/思い出したりしないかな?」
「そ、それはさすがに自信ないですけど」
「V9503でも、EFe9m3何もしないよりいいでしょ?/F3Ec何かお話しよ?」
「そ、それじゃあ……」
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「あ、森島先輩ちょっといいですか?」
「V9504うん? W30EF3どうかしたの?」
「あの、美也が一部の男子に/もてるって言ってましたけど……」
「V9505ええ、Fm3そうだけど?」
「一部って、どんな男子なんですか?」
「V9506ん〜っと……。W45EoFe7m4大人しい感じの子?」
「大人しい男……そいつが美也を?」
「V9507うん。W30EF9なんか今のところは、/EF6付き合いたいって感じじゃなくて……」
「なくて?」
「V9508遠巻きに見つめていたいんだって」
「そ、そうですか……」
「V9509安心した?Eo」
「え? べ、別に心配なんか……」
「V9510ふふっ、W45EoFe9可愛いなぁ」
(い、いかん……話を変えよう……)
「と、ところで先輩。ちょっといいですか」
「V9511え? W45EF3いいけど……」
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「森島先輩」
「V9512あ、Nm君」
「それにしても……」
「V9513ん? W45EFe9m3どうかした?」
「先輩と塚原先輩って……。/すごく仲がいいですよね」
「V9514う〜ん……EoFe6そうさねぇ……」
「V9515まあ、W45EFe8m3ひびきちゃんが私に/ぞっこんラヴだからね〜」
「ぞっこんラブ……」
「V9516ううん、W30EoFe3ウにテンテンね。EFe8ヴよ」
「ははは、なるほど」
「V9517ふふふっ」
「V9518う〜ん、W45EoFe9m3Nm君と話してると面白いわ」
「そ、そうですか? それじゃあ……」
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「せ、先輩! 手は冷えてませんか?」
「V9519今は大丈夫かな〜、W45EF4どうして?」
「ぼ、僕のほっぺならいつでもどこででも/お貸ししますから!」
「V9520ふふっ、W30Eoありがと。EFe9でも今はほっぺよりも/何かお話して欲しいな?」
「そ、そうですか……」
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「V1424よう大将!/楽しい楽しい昼飯の時間だぞ!/W45Eo何食うのか決めてるか?」
「なんだよ……テンション高いな……。/特には決めてないけど?」
「V1425どうだ、/W45EFe8今日は久々に『アレ』やらないか?」
「あれって……あっ!/おつかいじゃんけんか!?」
「V1426へへっ、どうだ?」
「う〜ん……」
「V1427怖気づいたのか?」
「そんな事はないけど……。/しょうがないな、僕がおつかい/じゃんけんの厳しさを叩き込んでやる!」
「V1428そうこなくっちゃな。/W15P1F3W30おーい、久しぶりにアレやろうぜ!」
マ サ
「お、Nmもやるのか?」
ケ ン
「久しぶりじゃん」
「今日こそ連敗を脱出するぞ」
「V1429よし、そんじゃいこうぜ」
「おう!」
「さくっと行こうぜ」
全 員
「V1430じゃーんけーん」
「V1431ぽんっ!!」
「……うっ」
「おおっ?」
「これは……」
「V1432一発だな……」
「……くそ、また負けた。何故だ」
「V1433EcF3ははは、W30EoF9Nm、じゃんけん弱いよなぁ」
「ほっといてくれ……。で、今日は何を/買って来ればいいんだ?」
「V1434Fe3m4ほれ、Fm3ここに書いてあるぞ」
「……お、おい! これは本気か?」
「V1435EcF2健闘を祈るっ!」
「よろしくな!」
「急げ急げ! ぐずぐずしていると売り切れ/になっちまうぞ」
「はぁ……いってくるよ……」
(学食の三大名物を各五個って……。/どう考えても無理じゃないか?)
(まあ、しょうがないか……。/おつかいじゃんけんのルールは、五個が/最低ラインだしな……)
(しかも待たせるとペナルティ……。/まったく酷いルールだよな)
(……おっ、今日は珍しく空いてるな。/これなら買えるかも)
「すみません。やわらかチョコデニッシュと/やきそばパンとハムカツサンド五個づつ」
食おば
「あー残念」
「ちょうどハムカツサンドは/売り切れちゃったんだ。ごめんねぇ」
「がーん……」
「じゃあとりあえずその二つと……、/あとはカレーパンを下さい」
「はいよ。……随分いっぱいだねぇ。/袋にいれるかい?」
「いいです。大丈夫ですよ」
「はいよ。お待ちどうさま」
(っと、急がないとな……。誰だよ、/制限時間とか言い出したのは!)
(……僕だった)
(それにしてもこれだけあると/持ちづらい……。当たり前か……)
(っと、あれ、まずい)
(バ、バランスが……)
???
「V1000お、おおっ?」
「え?」
「V1001ああっ! 落ちちゃう〜」
「えっ? う、うわっ!」
「V1002あ! あーー! 頑張れ〜」
Ti0Ts1/       Ts2 Ts4ドシーW15ーW15ーン!W5As0b0
「いててて……」
「V1003う〜ん、惜しかったね。大丈夫?」
「は、はぁ……」
「V1004見ててハラハラしちゃった!」
「あっ!?」
「V1005え?」
「も、森島先輩……」
「V1006……ありゃ?/どこかで会った事あったっけ?」
(先輩だ……。目の前に森島先輩がいる。/ど、どうする!?)
「V1007う〜ん……。誰かなぁ……」
(先輩……)
「V1008う〜ん……。で、起きないの?」
「は?」
「V1009なんか、覗かれてるみたい」
「え!Wv30 W30あっ!?Wv90 すみません!Wv180」
「V1010まあ、見えてないと思うから、/いいんだけどさ」
(……ま、W30Wv90W30まずいWv135)
「V1011はい。これ」
「あ、ありがとうございます」
「V1012くすくす、W45Eoいーっぱい食べるんだね」
「え……そ、そうみたいです」
「V1013そうみたEいって、EW45……W45F3Ecおもしろ〜い!/W45Eo自分で買ったんだよね?」
「は、はい……は、ははは……」
「V1014Fm4で、W30Fm3Ecどこで会ったんだっけ?」
「え、いや……その……」
「V1015……」
「……」
「V1016EcF6……う〜ん。W30F9Eo気のせいかなぁ」
(……そ、そんなに見つめられると)
「V1017やっぱり気のせいだよね〜。W15/EoFe9m3私、一度会った人って結構覚えている/はずだから!」
(どうしよう緊張してきちゃったよ……)
「V1018EF3で、そんな君のお名前は?」
「あ、NmNnです」
「V1019ふんふん、W45EF32年生かな?」
「はい……。2年A組です」
「V1020Fm4そっFm3か、W30F3EcよろしくねNm君」
「え、は、はい……」
「V1021EoFe8m4もっとしゃきっと!」
「よろしくお願いします。森島先輩」
「V1022グーッド。いい子ね。Nm君」
「V1023……ふうん」
「な、なんですか?」
「V1024……」
(え? えっ?)
「V1025……」
(……な、なんなんだ!?)
「V1026だめだめ。W60P0EoF3W30こっちちゃんと見て」
「は、はい……」
「V1027……」
(見てって言われても……。/は、恥ずかしくて……)
「V1028……へえ」
(せ、先輩がこんなに近くで……)
「V1534Nm君って……」
「は、はい。何でしょう……」
「V1030可愛らしい目をしてる」
「……は?」
「V1031あっ! W10Ecううん。W10Eo何でもない!/W30P6F3EcW30じゃあね、W20Eoもう転ばないように」
(森島先輩と話しちゃったよ)
(しかも、あんなに近くで……)
(……やっぱいいな、先輩)
……こうして、夢見心地で教室に戻った。
梅原たちが色々と話し掛けてきたけど、/まったく頭に入らなかった。
……今日は良い日だ。
(あっ! そういえば、/梅原から昼のパン代を回収してないぞ)
(おつかいじゃんけんのルールにのっとって/今日中に回収せねば)
(梅原は……あっ、教室を出てった)
(しょうがないな追いかけよう)
(見失ってしまった……)
(う〜ん……図書室とかにいないかな?)
(梅原……梅原……)
「あ、森島先輩」
「V1032えE?」
「V1033すごい……」
「えっ?」
「V1034すごいわWv69Nm君」
「な、何がですか?」
「V1035私のピンチを野生の勘で察したのね!」
「え?」
n6dea_ev01B
・もちろんですよ
・なんの事ですか?
「も、もちろんですよ」
「V1036ベリーグーよNm君。/W45Eoそのノリ、大事にして欲しいわ」
「あ、ありがとうございます」
「V1037ふふっ」
「な、なんの事ですか?」
「V1038も〜う……。W45EFm3だめだめだぞNm君」
「だ、だめだめ?」
「V1039女の子が困った表情で同意を/求めてきたら、W45EFe9m3余裕を持った態度で/接してくれないと」
「す、すみません。気をつけます」
「V1040うん。W45Eoその切り替えの早さは素敵よ」
「V1041さて、W45F3Ecじゃあ行きましょうか?」
「え? ど、どこへですか?」
「V1042あ、そっか。W45EF7えっとね……」
「V1043今ね、W45調べ物をしてるのEFe9」
「調べ物……何をですか?」
「V1044それは秘密。P1EoFe8W45いい? 女の子には秘密が/いっぱいあるものなの」
「は、はあ……」
「V1045うん。W45Eoそれでね借りていきたい本が、/W45F8Ecたっ……W45EoF9くさんあるの」
「なるほど」
「V1046ちょっと持ってみたら、/Ec自分でもビックリするほど重くてね」
「はあ……」
「V1047教室も遠いし……」
「ええ……」
「V1048……」
「……」
「V1049困っちゃってね……」
「なるほど……」
「V1050……」
「V1051んもう……W45EoFe9m3最後までお願いさせるの?/W45Fm4意地悪なFm3人」
「V1052Fm9お願いだから、W60EFm3本を一緒に運んで。W50Ecね?」
「は、はい! わかりました」
「V1053わお、Fm3即答」
「V1054ふふっ、W45EoありがとうNm君。W45Ec優しいね」
「い、いえ、そんな……」
(森島先輩にあんな顔でお願いされたら/断れる訳ないよな……)
(くっ……お、重い……。分厚いのが/10冊以上はあるし……持ちづらい)
「V1055ファイト♪ ファイト♪」
男子A
「お、おい。森島先輩が男と一緒にいるぞ」
男子B
「本当だ……くそっ! 誰だあいつは!」
(うう、男子にじろじろ見られてる……)
「ま、まさか彼氏とかじゃないよな?」
「そんな訳ないよ。荷物持ちじゃないか?」
(くそっ、好き勝手言ってるなぁ……)
「V1056大丈夫? W45もうすぐだよNm君」
「あ、もちろん大丈夫です」
「V1057ふふっ、W45Eoありがとうね」
「い、いえ!」
「うわぁ……俺も荷物持ちしてえなぁ」
「本当だよ……」
「V1058たっだいま〜!」
「はぁ、はぁ……ここで大丈夫ですか?」
「V1059あ、Fm3うん。W20Ecそこでオッケー」
???
「V0251おかえり、はるか」
「V1060あ! W30EF3おかあさん。/W30EF9ねえねえ、Fm4この子飼ってもWv230Fm3いい?」
「え!?」
「V0252……駄目です。W45Eoいますぐ元居た場所に/返してきなさい」
「V1061……Wv120ジョンごめんね。W45Eoお家では飼って/あげられないのW45EF9……ごめんね」
「は……はぁ……」
「V1062んもぅ、W45EFe8m3Nm君ノリが悪いぞ!」
「V0253無理よはるか、W45Fm3Eoこれが当然の反応だって」
「V1063そっかぁFm3……W45Eo残念」
「ええと……その……」
「V1064あ、W15Fm3ごめんね。W30ちゃんと紹介させてね。/W45Ecこの子はひびき! W20Eo私の親友!」
「え? あ、はい……」
塚 原
「V0254それじゃ紹介になってないよはるか。/W45Ec私は3−AのR塚原R4つかはらひびき」
「僕は2−AのNmNnです」
「V0255Nm君か……W45EF3よろしくね」
「こ、こちらこそよろしくお願いします」
「V1065ほらひびき〜。W45EFe8m4そんなに怖い顔してるから/EFe9m3Nm君が怯えちゃってるじゃない」
「い、いえそんな……」
「V0256これは地顔。W45Ec知ってるでしょ」
「V1066あ、W30そっか……」
「ぷっ……」
「あ……。す、すみませんでした……」
「V1067ふふっ」
「V0257くすっ」
「V1068Nm君って嘘がつけないタイプ?/W30Ecか〜わいいなぁ」
「え!? そ、そんな事は……」
「V0258また、そういう事を……Ec」
「V1069あ、SdW15EcF4は〜い気をつけFm3ま〜す……。/W45EoF3Nm君、Ec本当にありがとうね」
「あ、いえ……あのくらいで良ければ/いつでも言って下さい」
「V1070本当Fm3に! W54F3Ec頼れるなぁNm君」
「V0259ふふっ、Wv115EoF3本当ね。……Wv215EF1さて、それじゃ/そろそろ私も水泳部に行かないと」
「あ、それでは僕もこれで失礼します」
「V0260ええ、はるかの手伝いありがとうね」
「V1071ジョンばいば〜い」
(……か、かわいいだって)
(て、照れるなぁ……)
(い、いや待て! それってどうなんだ?)
(でも嫌がられてはないんだよな……)
(なんか上手く行き過ぎてて怖い……)
(気をつけないとな……うん)
(……)
(かわいい……だって!)
……こうして、森島先輩のお手伝いをした。
本はすごく重たかったけど、/先輩の教室もわかったし……。
友達の塚原先輩まで紹介して貰えた。
……梅原の事を追いかけたおかげでこんなに/いい事が起きるなんて! ありがとう友よ!
(森島先輩……今ごろ何をしてるんだろう)
(話をしたいな……)
(……)
(って……、そんな事を考えていたら/3年生の教室に来てたよ……)
「V1071ジョンばいば〜い」
(うん、しょうがない!/これは犬の習性なんだよ!/ついつい飼い主の所に戻るんだよ!)
(ちょ、ちょっとだけ……)
(顔を見るだけ……)
「V1072ああっ!!」
「え?」
「V1073ジョン! W45F3Ecジョンじゃない」
「も、森島先輩」
「V1074私に会いに来てくれたのね。W30Ec嬉しい」
「え!? あ、そ、それは……」
「V1075ふふっ、W45EoFe9顔が赤くなったわよNm君。/W45F3Ec素直でいい子ね〜」
「そ、そうですか?」
「V1076あ、W1EF8いけない。W5EF6それどころじゃなかった、/P6F3EcまたねNm君」
「あ、は、はい……」
(行っちゃった……)
(で、でも少しだけど話もできたぞ!/拾われて良かったなぁ……)
「V1436ど、どういう事だよNm!」
「う、梅原! 何でこんなところに?」
「V1437ダチが虚ろな表情で教室から出て行くから/EoFe8m1ちょっと気になってな」
「う、虚ろ?」
「V1438ああ、W45Eo時々ニヤニヤしたりしてよ……、/どうしちまったのか心配だったんだぜ?」
「そ、そんな顔だったか?」
「V1439バリ酷かったぜ? W45Eoってそんな事より!」
「V1440校内1番人気の呼び声も高い、/EoF9森島先輩といったいいつのまに……」
「ちょっとな……」
「V1441ちょっとEoFm1どうしたってんだよ?」
「う〜ん、話せば長くなるんだが……」
「V1442Fm8いやいや! Fm9そこは教えてくれよ!/EF9出し惜しみは頂けねーぞ!」
「V0261ふぅ……廊下が騒がしいと思えば」
「V0262捨て犬が増えているわね……。/W45EF7もしかしてまたはるかが拾ってきたの?」
「V1443え?」
「ち、違います! 拾われたのは僕だけで/こいつは勝手に来たんですよ」
「V1444ひ、拾われた? W45EF8Nm拾われたのか?」
「V0263はるかにも困ったものね……。W45Ec見境なく/色々な物を拾ってきちゃって」
「も、森島先輩は悪くないんです!」
「V1445お、おい! EFe9m5どこに行けば森島先輩に/拾ってもらえるんだよ! EF8教えてくれ!」
「梅原はちょっと黙ってろ」
「V0264まったく……」
「あ、塚原先輩」
「V1446あ……」
「はぁ……行っちゃった」
「V1447……Nm。W45EoF8全部話してもらうからな」
「V1448久しぶりに正吉スペシャルをEc食らえっ!」
「いててててて! ば、馬鹿!」
「V1449言えっ! 全て言うんだ!」
「関節技は止せって!!」
「V1450いいから言え〜っ!」
……こうして、梅原に関節技をかけられた。
いたたた、くそ……。
そのうち仕返ししてやるからな梅原め。
(よし……梅原から借りたお宝ビデオの/返却準備はオッケーだ……)
(誰にも見られないよう、/待ち合わせの場所へ向かうか……)
(慎重に……。慎重にだぞ……)
(さすがに人に見られたらまずいからな)
(よし……無事到着……。って梅原はまだ/来てないのか)
(この危険な取引に遅刻とは……。/後できっちり言っておかないとな)
???
「V1077あ〜……お待たせ」
「おっそいぞこら!」
「V1078え?」
「も、森島先輩……」
「V1079う〜ん、W45Eo待たせたのは悪いと思うけど、W45EFe9m3/待ち合わせ時間通りじゃないかな」
「え? ええっ?」
「V1080でも、結局待たせたのは私か……。/W45EFe9m3ごめんなさい」
(な、なんだこれ!? 何かのドッキリか?/手元に危ういビデオがある時に森島先輩に/話し掛けられるなんて……)
「V1081あれ?」
「は、はい?」
「V1082……う〜ん」
(な、なんだろう……)
「V1083前にどこかで会った事なかったっけ?」
「え、あ、いや……その……」
「V1084あっ、W10EFe9m3そうだよね。W45それどころ/じゃないよね……。W45F6Ecごめん」
「え? な、何がですか?」
「V1085うん、W45EF7それじゃあさっくり行くけど……」
「V1086すごく情熱的なお手紙で、W45EF6めまいが/するほどFm3ビックリしたんだけど」
「え?」
「V1087ごめんなさい……。W45EoF9あなたとは、/Fm3お付き合いできません」
「はっ!? ええっ?」
「V1088う〜ん、W45Eo何て言えばいいのかなぁ……」
「何と言えば……」
「V1089あー、W45何もないか……」
「何もない……」
「V1090W30胸にWv60Fm4EcズッF8ガーーーーンってEoFe9m3来なかったの。/W30Ecだからごめんね」
「は、はぁ……」
「V1091じゃ」
(ズッガーーーーン……。/僕ふられたのか今? 森島先輩に?)
(え? なんでふられるの?/そりゃ憧れてはいるけど……。/憧れているのも駄目なのか?)
(……そもそも。何で僕が憧れているのを/知っているんだ?)
「V1451おっまたせ!」
「……おお」
「V1452悪い悪い。W45EFe6麻耶ちゃんに見つかりそうに/なっちまってさ」
「うん……」
「V1453ほら、W45EoNmから借りてたお宝ビデオ」
「あ、じゃあこれ……」
「V1454おうっ! W45Eoどうだったよ?」
「どうって……」
「V1455ほら! W45EF7こうなんつうんだ!?/W45EF3Nmのハートにどうひびいたかって!」
「ズッガーーーンってきたよ……」
「V1456やっぱりそうか! W45Eo俺と兄貴の合同お宝/コレクションの中でも自慢の一本だしな」
「V1457いや、W45EF2でもNmのも凄かったぜ。/W45Ecさすがのお宝職人ぶりだったよ」
「V1458っと! W45EFe6まあその辺の話はまた後でだな。W45EF3/とりあえず教室に戻ろうぜ」
「V1459よし、W45Eoそれじゃ目立たないように先に/行くからな」
(……)
(……何だったんだろう、これは)
……こうして、森島先輩にふられた。
まったく意味がわからないけど、/あまりにも酷い出来事だ……。
しばらく立ち直れそうにないよ……。
(本当にあれは何だったんだろう……)
(確かに僕は森島先輩に憧れてるけど……)
(いきなりふられるだなんて……。/まだ何もしてないのに……)
「V1460なんだよなんだよNm」
「んー?」
「V1461ったく、本当に好きだな大将も……」
「……好き?」
「V1462俺が貸してたお宝ビデオの事、/W45F3Ec思い出してたんだろ?」
「え?」
「V1463屋上でも寂しそうにしてたもんなぁ……。/W45F3Ec大丈夫、W45Eoまた別のやつ貸してやっから」
「屋上で……」
「V1092あなたとは、お付き合いできません」
(うう……森島先輩……)
(ズッガーンってなんなんですか?)
男子A
「お、おい! あれ」
男子B
「ほ、本当だ……なんだって2年の教室に」
男子C
「おお……すげえ……」
「V1464ん? W45EF6なんか廊下がうるさいな」
「どうでもいいよ……」
「V1465なんだよ大将。W45EF3ノリ悪いなぁ」
「……」
「V1466しょうがない、W45F3Ecちょっと見てくるか」
(はぁ……)
(せっかくクリスマスに向けて頑張ろうって/思ってたのに……)
(この仕打ちとは……)
「V1467おい! Nm! ボーっとしてる/場合じゃない!」
「なんだよ……」
「V1468大変だぞ! ちょっと廊下にこいよ」
「いいよもう……」
「V1469いいよじゃない、W45EF8行くぞ」
「わかったから引っ張るなって……」
「V1470いいから急げって!」
「V1093う〜ん、この子じゃない……」
???
「V0265じゃあ、そこの髪の短い子は?」
「V1094う〜ん、その子でもないな……」
(あ……も、森島先輩だ……)
「何をしてるんだろうな?」
「う〜ん、誰か捜してるみたいだよな……」
「V1471すげえだろ。森島先輩がわざわざ2年の/教室にくるなんて滅多にないぜ?」
「あ、ああ……」
「V0266ふぅ……本当に下級生だったの?」
「V1095う〜ん……多分?」
「V1472何してるんだろうな?」
「V1473おい、もっと近くで見てみようぜ」
「あ! おい梅原引っ張るなって!」
「V0267あ、ちょっといいかな?」
「V1474なんすか?」
「V0268君はこの大間抜けに、屋上で/突然話し掛けられた事はないかな?」
「V1475え? 屋上で……」
「V0269はるか……、W45EF7ちゃんと捜してるの?」
「V1096捜してるよぅ……W45EF4あっ」
(あ……こっち見た……)
「V0270はるか。もしかしてこの子?」
「V1097う〜ん、W45Ecこの子だったような……。/W45EoF9隣の子だったようなぁ……」
「V0271まったくもう……Eo」
「V1476えっと先輩……W45EFe9m3でいいんですよね?/一体何事なんですか?」
「V0272あ、W45EF3挨拶もしないでごめんね。/W45Ec私は3−AのR塚原R4つかはらひびき。W45Eoここにいる/間抜けな子の保護者みたいなものかな」
塚 原
「V1098……ひどいなぁひびき。/W45Eo間抜けは言い過ぎじゃない? 間抜けは」
「V0273ちょうどいいくらいだと思うけど?」
「V1116むむむ……」
「V0274まったく……、こっちは水泳部の/ミーティングがあったって言うのに……」
「V0275ちょっと事情があって、はるかと屋上で/話をしたと思われる下級生を捜してるの。/W45EF3あ、はるかの紹介はいらないよね?」
(え……それって……)
「V1477もちろんです。W45Eoこの学校で森島先輩を/知らない男はモグリですから」
「V1099わお、W45EF3もしかして誉められたかな?」
「V0276はいはい、W45F3Eoちょっと大人しくしててね。/で、どうかな? 心当たりある?」
「V1100もーひびきちゃんのいけず……」
(もしかして事情を知るチャンスかも……)
「V1478えーっと……W45EF6そう言われてもなぁ……」
「……ズッガーーーーンですか?」
「V0277ズッガーーーン?」
「V1101え……W45EF3あっ! W45Ec君だ! W30Eo君だよ!/W45Ecそうそう! Eoズッガーーーーンだね!」
「V1479ズッガーーーン? W45EF9何だそりゃ」
「V0278そうか……君なんだね」
「はい、多分僕だと思います……」
「V0279ちょっと場所を移そうか。いい?」
「V1102あーーー、W45EF3だんだん思い出してきたよ。/W15Ecうんうん」
「V0280はるかからもちゃんとお願いして」
「V1103あ、W20EFe9m3そうだよね。ごめんね。W20Ecお願いっ!/W30Eoちょっと話を聞いてくれないかな?」
「わかりました……行きます」
「V1480よし、W45Eoそういう事なら俺も……」
「な、何言ってるんだよ」
「V0281ごめん、君は遠慮して」
「V1481うい〜っす……」
「え! 僕は人違いでふられたんですか?」
「V0282まあ、簡単に言うとそうなるかな」
「V1104屋上でこそこそしてるから、/W45EFe9m3確認もせずに話し掛けちゃったの……」
「な、なるほど……」
「V1105ごめんね……W45EoF4あ、W15EFe9m3何君かな?」
「あ……2−AのNmNnです」
「V1106ごめんねNm君。/W30EFe6m9すごく嫌な思いをFm3させちゃったよねEFe9」
「え……」
「V0283こう見えてもすごく反省しているんだ。/許してやってくれないかなNm君?」
「あ……はい」
「V1107許してくれる?」
「はい……大丈夫ですよ」
「V1108良かった〜、W45EoNm君は優しいねぇ……」
「……それで本当に告白して来た人は?」
「V0284……」
「V1109え? W45EFe3m4お断りしたけど?」
「あ……そうなんですか……良かった」
「V1110え? W20EF3なんでなんで?」
「V0285ふふっ……」
「あ! いえ……それはその……」
「V1111ねえねえ、EoF7どうしてどうしFm3て?」
(うう……思わず聞いちゃったけど……/やぶへびだったか)
「V1112Fm4ふ〜ん……」
「Nm君! V1113Fm9ちょっといいかFm8な?」
「な、なんでしょう……」
「V1114今日の事は、W20EF6本当に全面的にEcF8まったく/Fm6私が悪い事だけど……」
「は、はい……」
「V1115告白の返事をしている時に、Fm8違うなら/違うってFm6はっきり言ってくれても/良かったんじゃFm8ない?」
「え……あ……いえ……」
(だ、だって言えないよそんな事)
「V1117今もそうやってモゴモゴと……」
「V0286はるか」
「V1118あ、うん。W20F6Ecわかってるよぅ……。/W45EoF9今日の事は私が悪いです」
「す、すみませんでした……つい……」
「V1119はいっ! EFm3もっとしゃきっと!」
「すみませんでした森島先輩」
「V1120グーッド。W45Eoいいお返事だよNm君」
「V0287ふふっ」
「V1121どしたのひびき?」
「V0288いや、本当にNm君は素直で優しいね」
「え? 何でですか?」
「V0289だって、本来はるかが謝らなきゃいけな/いのに、Nm君が謝ってるじゃない」
「あ……」
「V1122そ、それはほら! W45SdFm3別腹でしょ別腹!」
「V0290それを言うなら別件じゃない?」
「ぷっ……」
「あ……。す、すみませんでした……」
「V1123ふふふ」
「V0291くすっ」
「V1124あ、いっけない」
「V0292うん、急いで戻ろうか」
「は、はい」
「V1125じゃあねNm君!」
「V0293またね」
「はい、失礼します!」
……こうして、/森島先輩と塚原先輩と知り合いになった。
教室に帰ってから梅原が色々聞いてきたけど……/もちろん内緒にしておいた。
いきなりふられた時はどうしようかと思ったけど、/今日はとてもいい日だな……。
(さーってと……今日は何を食べようかな)
(何々……。えっ!? 限定メニューの/ご当地ラーメンシリーズだって!?)
(これは急いで確保しないと!/ダッシュだNn)
(ふぅ〜、なんとか買えたぞ……。/博多とんこつスペシャルか、美味そうだ)
(よし! 今日は気分がいいからテラスで/食べよう)
(お、ちょうど空いてるじゃないか)
(いっただきまーす)
(まずはスープを……)
(うん。いかにもとんこつって感じだ)
(よし、次は麺だ)
Ti0/        ずずーーーっ
(おお、これは美味い……)
(麺のちぢれ具合も抜群じゃないか……)
(ああ、駄目だ、/焦って食べたらもったいない……)
(でも、止まらないよ……)
???
「V1126う〜ん……間近で見ても/いい食べっぷりだね」
(ん?)
「V1127これ、あげるね」
「うわっ! ラ、ラーメンにから揚げが!/な、何をするんだよ」
「V1128ふふっ、W45Eo男の子はいっぱい食べないとね」
「って! も、森島先輩!?」
「V1129あれ? W45EFe3どこかで会った事あったかな?」
(森島先輩が目の前にいる……。/ど、どうしよう?)
「V1130……」
「……」
「V1131う〜ん、EF9どこかで会ったかなぁ……」
(そんなに見つめられると……)
「V1132気のせいかなぁ……」
(うう……)
「V1133むむむ、W80EFe9m3W10やっぱりわからないや……。/W45EF3で、そんな君のお名前は?」
「あ、2−AのNmNnです」
「V1134そっかそっか、W30Eoこれからもいーーっぱい/食べて立派に育つんだよ。P6F3EcW30じゃね」
「え? あ、はい……」
(……い、行っちゃった)
「V0294はるかが迷惑かけたみたいね」
「え?」
「V0295びっくりしたでしょ?」
「あ、はい……」
「V0296あ、W45EF3挨拶もしないでごめんね。/W45私は3−AのR塚原R4つかはらひびき。/W45Eoはるかとはクラスメイトなの」
塚 原
「えっと、森島先輩とお友達の……」
「V0297うん。W45Eoそういう事になるかな」
「V0298あ、ところでさっきのことだけど……」
「V0299Fm1ラーメンにから揚げの事」
「は、はい……」
「V0300驚いたよね、/はるかには悪気はないんだけど……」
「V0301君が……W45EF6えーっと何君かな?」
「V0302はるかが、あまりにも美味しそうに/食べてるNm君に感心して」
「は、はい」
「V0303もっと色々な物を食べさせたいって、/EF3言い出して聞かなかったんだ」
「色々な物……ですか」
「V0304ちょうど自分の定食のから揚げが一つ/残ってたから、EFeNm君のラーメンに/入れちゃったんだよね」
「なるほど……そうだったんですか……」
「V0305迷惑かけちゃったよね」
「あ、いえ。……多少は驚きましたけど/大丈夫ですよ」
「V0306そっか、W45EcFe7Nm君の心が広くてよかった」
「そ、そんな大げさな……」
「V0307ふふっ、EoFe3m6あっ……いけない。/もうこんな時間」
「V0308ごめんなさい、水泳部のミーティングが/あるからもう行かないと……」
「あ、先輩水泳部なんですか?」
「V0309ええ、そうなの。Nm君も/今からでも遅くないから入部しない?」
「い、いえ僕は部活はちょっと……」
(女の子の水着姿が見れるのは/捨てがたいんだけど……)
「V0310ふふっ、W45Eoそう残念ね。/それじゃお食事中にお邪魔しました」
(……び、びっくりしたな)
(まさか森島先輩に話しかけられるなんて)
(……しかもから揚げを貰っちゃったよ。/ゆ、夢じゃないよな!?)
(おお、乗ってる! 大丈夫だ)
(ちゃんとラーメンの上に乗っている!!/まるで最初から入っていたかのような/存在感を出しながら)
(森島先輩からもらったから揚げ……。/た、食べてみないとな!)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2もぐもぐ
(……ふやけてる……。当たり前か……)
(う〜ん、やっぱりから揚げはラーメンに/入れずに食べた方が好みかも)
……こうして、/森島先輩と塚原先輩と知り合いになれた。
から揚げはふやけてていまいちな感じだったけど、/すごくラッキーだよな。
(森島先輩がくれたから揚げ……)
(ある意味美味しかったけど……。/やっぱりから揚げはまんまで食べないと)
(さ〜って、いくつ食べようかな……。/ここのから揚げは美味しいからいくらでも/食べられるんだけど……)
(この時間に食べ過ぎると夕飯がなぁ……。/軽めに三つくらいにしておくか)
「あ! も、森島先輩?」
「V1135え?」
(す、すごい偶然だ……。/また先輩に会えるなんて……)
「V1136あ! W45EF9……えーっとどなたかしら?」
「ええっ!? ど、どなたって……」
「V1137いえ! W10Ecちょっと待って!/W30EoFe7m6今、度忘れしてるだけだから……」
「は、はぁ……」
「V1138うう〜ん」
「V1139……あっ!」
「は、はい!」
「V1140……」
(う……そんなに見つめられると……)
「V1141うん! W20Eoごめん! W20EFe9思い出せない」
「そ、そんなぁ……」
「V1142違うの〜。W45Eoから揚げのいい香りが邪魔して/思い出せないだけなの」
「そんな……から揚げつながりなのに」
「V1143え?」
「昼ご飯の時にから揚げを……」
「V1144あああー! W45Ecから揚げ君か!」
「え?」
「V1145美味しそうに食べる子だよね。/W45Eoもちろん覚えてるよ! W45Ecうんうん」
「か、から揚げ君じゃなくて、Nmです」
「V1146うん、W45EFe9ごめんね。W45F3Ecちゃんと覚えてるよ/Wv172Nn君」
「え……」
「V1147本当にから揚げの印象が強かったから、/ついね」
「い、いえ……大丈夫です」
「V1148で、W45EFe3m7そんなNm君はFm4なんでこんな所に/いたのFm3かな? W45帰り道?」
「あ、実はから揚げを食べようかと思って」
「V1149わお! W30EFe8m3さすが私が見込んだから揚げ君。/W45一つじゃEcF3足りなかったのね」
「い、いえそんな事は……」
「V1150いいのいいの。W45いっぱい食べないと/Ecおっきくなれないからね」
「V1151で、いくつ食べるの?」
「え? み、三つです」
「V1152三つ! W20三つも食べるのね!/W60Fe8Ecもう、W20Eoから揚げ君じゃすまないわ。/W45EFe4m3王子! W45F3Ecそう、から揚げ王子よ」
「か、から揚げ王子……ですか?」
「V1153素敵! W45EoF3で、今から食べるの?」
「はい」
「V1154あ、Fm3あそこのお店のやつ?」
「そうです」
「V1155Fm7美味しいの? W30EF3香りはすごくいいけど」
「そうですね……、僕は大好きです。/評判も悪くないですよ」
「V1156う〜ん、W45EoF3王子のお墨付きって訳ね」
「い、いえそんな訳じゃ……」
「V1157いいこと聞いた! W50EoFe7今度ひびきと/食べに来ようっと。W50P3F3EcまたねNm君」
「え? あ……」
(行っちゃった……)
(森島先輩って……何ていうか明るくて/楽しくて……)
(すごく素敵だよなぁ……)
……こうして、森島先輩と偶然出会った。
から揚げ君って呼び方は不本意だけど、/から揚げにはすごく感謝しなきゃな。
……よし、感謝の気持ちを込めて五つ食べるか!
(よし! 後片付け終了!!/急いでトイレに行かなきゃ)
(3年生用のトイレを使うのはちょっと気が/進まないけど……。今はそんな事を言って/る場合じゃあない……)
(一番近いトイレに駆け込むんだっ)
(危ないところだった……)
(実験でアンモニアの匂いをかいだせいか?/急に来てびっくりしたよ)
(う……あれ? ハンカチがないぞ……)
(参ったな……落としたかな?)
(まずい……。今日に限って美也の/ハンカチを勝手に借りてきたのに……)
(無くしたら大事だ、探さないと……)
「V1158あ、Nm君」
「え?」
「V1159何してるの?」
「あ、森島先輩。実はハンカチを探してて」
「V1160ん?EW6E W15P5F3W30もしかしてこれかなEc」
(うわぁ……よりにもよって森島先輩に、/ダックスフンドのダッ君ハンカチを拾われ/てしまうなんて……)
「V1161あれ? EFe9m3違った?」
「あ、いえ……そ、それです」
「V1162へ〜、W30P1EF7W30Nm君って……」
(森島先輩に見られるだなんて……、/なんだって今日に限ってハンカチを……)
「V1163すっごくいい趣味してるね」
「はい……おっしゃる通り……え?」
「V1164私も大好きなんだ。ダッ君!W30/Ecかわいいよね〜」
「え? あ、はい……」
「V1165このデザインのハンカチは持ってなかった/な〜。Fm3W30EF3珍しいよね」
「そ、そうですね……」
「V1166う〜ん、W30EoFe9m3このまんまるおめめが可愛いな」
「ま、まんまるおめめ……」
「V1167あれ? W20EF9違う?」
「あ! いえ、僕も好きです!」
「V1168本当に? EcW30良かった〜」
「V1169男の子でこういう動物グッズ好きな人って/初めてかも」
「そうですね……余りいないかも……」
「V1170もしかして、W45EFe4Nm君は本物の動物も/好きなのかな?」
「V1171……」
「……好きです」
「V1172ふふっ、W45Eo私動物って大好きなんだ」
(はっ! ……お、思わず好きと言って/しまった)
「V1173みんな可愛いもんね〜EcF3」
「犬とか猫ですか?」
「V1174うん。W45EoF7後はね……W45EF3お馬さんとか、/お猿さんとかも好きかな。/W45EF4あ、W45F3Ec最近は子豚ちゃんとかもいいなぁ」
「へ〜、本当に好きなんですね……」
「V1175もちろん! W45Eoだって私……」
「……?」
「V1176あーWv30F3Ecうん。W45Eoとにかく動物大好きなんだ」
「なるほど……」
「V1177ダッ君好きの同士が見つかってラッキー」
「ははっ、僕も嬉しいです」
「V1178あっ、Nm君EF3」
「はい? 何ですか先輩」
「V1179お互いダッ君好きってのは秘密ね」
「え? 何でですか?」
「V1180だ、だって……」
「V1181ひ、ひびきちゃんに/からかわれちゃうんだもん」
「え? 塚原先輩にですか?」
「V1182う、うん……」
「ははは、森島先輩も塚原先輩には/敵わないんですね」
「V1183そ、W15EF8そんなことない!/W30SdP6EF8今に見てなさいよ! W45Ecもー!」
「え!?」
(あ、あれ……行っちゃった……)
(恥ずかしかったのかな?)
(森島先輩って面白い人だなぁ)
……こうして、/森島先輩にハンカチを拾ってもらった。
色々お話も出来たし、美也とダッ君に感謝だな。
(いてててて……)
(サッカーで張り切って転んでしまうとは、/ついてないなぁ……)
(ふぅ……手についた土を洗おうっと)
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ジャー
(うわ! 冷たいっ!)
(あ、ハンカチは制服の中だ……。/なんだかなぁ……)
「V1184お困りのようね、Nm君」
「え?」
「あ、森島先輩」
「V1185はーい、W20P1Eoこれ使って」
「え? で、でも……」
「V1186いいからいいから」
「あ、……ありがとうございます」
「助かりました先輩。このタオルは洗って/から返しますね」
「V1187いいわよ」
「え? でも洗わないと……」
「V1188そうじゃなくて、そのタオルはあげる」
「V1189ダッ君好きの仲間の証としてね」
「い、いいんですか?」
「V1190うん。もっちろん」
「V1191ふふっ、W45Eo実はね、もともとNm君に/あげるつもりで持ってきたの」
(え? そ、それってもしかして……)
「V1192ほら! W45EF3男の子でダッ君好きな人に/会ったことがなかったから嬉しくてね」
「あ、は、はい……」
(そりゃそうだ……。自意識過剰過ぎたな/……ははは)
「V1193私の持ってない柄のFm3ハンカチを持ってる/ところもEoFe8中々やるなぁって感じだしね」
「あ……」
(あのハンカチは僕のじゃない……。/そもそもダッ君好きなのは美也だ……)
「V1194ん?」
(……ちゃんと言おう。正直に)
「V1195ありゃ? W45EFe9m3もしかして気に入らなかった」
「先輩」
「V1196うん?」
「すみません。実はあのハンカチは僕のでは/ないんです……」
「V1197え?」
「あれは妹のなんです、あの日はたまたま/ハンカチを借りていたので……」
「V1198そうなんだ……」
「もちろんダッ君のことは好きです。/でも、ハンカチは妹ので……自分で色々と/グッズを買うほどでは……」
「V1199Nm君」
「本当にすみませんでした。なんとなく/いい出せなくて……それで……」
「V1200なんて……」
(うぅ……)
「V1201もうWv60なんていい子なの! Wv180EcF3ベリーグーね。/このこの〜」
「え? せ、先輩……」
「V1202本当に正直でいい子だね……」
「な、何がですか……」
「V1203私がWv15好きーWv50EFe9m3って言うからW30言い辛くなった/んだよね?」
「はい……」
「V1204ふふっ、W45Eo改めてそれを言い出すだなんて/すごいね」
「は、はぁ……」
「V1205いい子いい子♪」
「あ、ありがとうございます……」
「V1206ふふっ、W45EoFe7m4何だかNm君って、/EF3小動物系だよね」
「え? 小動物ですか?」
「V1207申し訳なさそうに私を見る仕草とか、/W45EF3怒られるかなぁってちら見するところが」
「ち、ちら見……」
「V1208可愛いなぁ」
(こ、これはもしや誉められてる?)
「V1209ふふっ、W60Eoやっぱりそのタオルは貰って」
「V1210うん。W45Eo正直なNm君にご褒美あげる」
「ありがとうございます……。/あっ、これってタネウマクンですよね」
「V1211わお! W45EF3知ってるんだNm君」
「はい、僕はライバルキャラの、/シンドイルドルフが好きですね」
「V1212すごい! W45EF3私も大好き」
「間抜けな感じがいいですよね」
「V1213さっすがNm君。わかってる〜」
……こうして、森島先輩からタオルを貰った。
先輩のタオルは、爽やかな香りがして、/ちょっとドキドキする。
洗うのがもったいないかも……。
って、なんか危ない人みたいかな……。
(お? 体育用具室の扉が開いている/じゃないか)
(……ちょっと入ってみよう)
(おお……この独特のほこりの匂い……。/これこそまさに用具室だよな)
(……何故だろう、こういう感じが/悪くない気がするんだよなぁ)
(そういえば子供の頃は梅原とかとよく/はいきょとかに忍びこんだっけなぁ)
(屋上の開かずの教室といい……僕は/こういう雰囲気の場所が好きなんだよな)
「V1214あれ?」
「Nm君。V1215こんな所で何してるの?」
「も、森島先輩……」
(ど、どうしよう……。よりによって/森島先輩とこんな所で会うだなんて……)
「V1216次の体育って訳じゃないよね?」
「あ、は、はい……それはですね」
「V1217うん。W45Fm9Eoそれは?」
「あの……」
「V1218うんうん」
(駄目だ、何も思いつかない……)
「別に用事はないです……」
「V1219ええっ!?」
「あの! 特に何かをしようとかそうじゃ/なくてですね……」
「V1220……Nm君」
「V1221すごい! W45Ec私もそうなの!」
「はい……おっしゃる通り……え?」
「V1222私も特に用がないの!」
「は、はあ……」
「V1223不思議なんだけど……。W30EFe9m3何故か用具室とか/変な場所に来ちゃうのよね」
「V1224で、W45Ecこうして来てみると……」
「は、はい?」
「V1225突然、W45EF4『あれ? 私はここに何しに/来たんだっけ』W40EFe9m3ってなってさ」
「V1226色々考えてみるんだけど、W30EFe9m3やっぱり特に/理由はなくて……」
「な、なるほど……」
「V1227ちょっと自信がなくなって……、/W40EF8『そんなわけないでしょ!』EFe9m3って自分に/突っ込みいれつつ自分をFm4励まして……」
「V1228Fm3そしたらNm君がいて……。/W45EF3『別に用事はない』W10Ecって言ってくれたの!/W30Eo本当にすごいわ〜」
「そ、そうですね……」
「V1229Nm君のおかげで、W20Ecちょっと/安心できたわ。W20Eoありがとう」
「あ、はい……お役に立てて嬉しいです」
「V1230うんうん。W45EoF7私も嬉しいし、W45EF3Nm君も/嬉しくていい事尽くめだね」
「V1231良かった良かった。W45Eoまたねー」
「は、はい……」
(い、行っちゃった……)
(森島先輩って……ちょっと面白いかも)
(体育か……)
(いつもなら、この時期の体育は気が進ま/ないけど、今日は森島先輩のタオル持参/だからな……)
Ti0Ts1/Ts2          キリッ
(自然と気合が入っちゃうよな……)
「V1482おい聞いたかよNm?」
「ん? どうした梅原?」
「V1483今日の体育はマラソンらしいぞ……」
「う〜ん、マラソンかぁ……」
「V1484この寒さの中汗だくになるまで走るなんて/何か間違ってる気がするぜ俺はよ」
「まあ、確かにな……」
「V1485しかもタオルを忘れちまったから、/余計にやる気がおきねーや……」
「それはただの言い訳だろ?」
「V1486っと、W45EFe9m3言うね大将」
「ははは。まあたまには汗を思いっきり/かくのもいいんじゃないかな」
「V1487……へぇ」
「なんだよ?」
「V1488……なんかあったな? W45Ehいつもなら/マラソンなんて日にゃあ一緒になって/ブーブー言うはずなのに」
「いやいや、僕もいつまでも/子供じゃないって事ですよ……」
「V1489ほっほぅ、W45EFe9m3ますます言うねえ……」
「V1490こりゃ本当に何かあったな? W45WF2Ecおい」
「はて……何のことやら……」
「V1491隠してもわかる! W45EFm2俺にはわかるぞ」
「いやいや、特に何もないって……」
「V1492ほ〜、どうしても言わない気だな……」
「V1493よし! W45EoFm2こうなったらマラソンで勝負だ。/W45F2Ec俺が勝ったらその上機嫌な理由を話して/貰うからな!」
「む……そうくるのか……」
「V1494どうだ?」
「ふふふ、どうしてもやるのかね?」
「V1495あたり前だぜ! W45EF8その余裕の秘密をこの/俺が暴く! W45EFm3あずま寿司の名誉にかけて」
(なんで自分の家の名誉をかけるんだよ。/相変らずノリだけで生きてるよなぁ……)
……こうして、/梅原とマラソンで勝負する事になった。
「V1496ま、待ちやがれ〜〜〜」
(はぁはぁ……待てるわけがないだろう)
「V1497は、速いっ! 速すぎるっ!/本当にいつものNmなのかい!?」
(はぁはぁ……負けられない……)
(今日だけは……。森島先輩のタオルに/かけて負けられないんだーーー)
「V1498くっそぉぉぉぉ……」
(っていうか梅原よ……。マラソン中に/叫んでたら余計に疲れないか……)
「V1499俺に元気を分けてくれぇぇぇぇ!」
「ふぅ〜……疲れたなぁ……」
「V1500参った……W45EoFm3完敗だよ……」
「ははは。どうだ梅原」
「V1501くそっ……。W45EoFe9これじゃあ汗のかき損だ」
(ふふふ、このタオルのおかげだな)
「V1502お、W45EF2m3なんだよNm。W45Ec用意がいいな。/W45Eo俺にも貸してくれ」
「う、それは出来ない相談だ……」
「V1503なんでだよ? 今日に限って」
(うう、自慢したい……梅原に……/自慢しちゃおうかな……)
「V1504お、おい……」
(ああ〜……言いたい……言いたいぞ!/梅原に全てぶちまけたいっ!)
「V1505どうした急ににやにやして?」
(もう駄目だ! 僕は限界だ!/梅原に自慢するぞ)
「ふふふっ、梅原君」
「V1506お、おう?」
「このタオル……誰に貰ったと思う?」
「V1507だ、誰だよ?」
「わからないかなぁ……」
「V1508わかるわけないだろう……」
「そっかぁ〜、わからないか……」
「V1509おいおい、W45EFe9m3そろそろ教えてくれよ」
「ふふふ……それはだな……もり……」
「V1232あっ! すっご〜い」
「え?」
「あ! も、森島先輩」
「V1510おお! も、森島先輩」
「V1233そのタオル、Ec私も持ってるんだ〜。/EoF4Nm君も買ったの? EF3W10可愛いよね〜」
「……は?」
「V1234私も好きなんだ」
「え? こ、このタオルは先輩から……」
「V1235う〜ん、W45EoF3Nm君とは趣味が合うね!」
「こ、校庭で……」
「V1236あ、W15EF7そろそろ授業始まる。W30F3Ecまたね〜」
「V1511うわぁ……W45F2Ecやっぱ森島先輩いいなぁ」
「お、おう……」
「V1512あれだけの美人なのに気取ってないし、/スタイルも抜群なんだもんなぁ……」
「そうだな……」
「V1513Nmも隅におけないな! W45F2Ecこの!」
「えっ?」
「V1514いつの間に森島先輩とあんなに話せる/ようになったんだ? W45F2Ecこのこのっ!」
「い、いや……まあ、それは……」
「V1515たっはー! W45EFe9m2出し惜しみか? W45F3Ec憎いね」
「いや……まあ、それは……そのうち……」
「V1516そっかそっか、W45Ecそうだよな。/W45Eoその話はまた改めるか……W45EF7で、W45Ecだ」
「うん?」
「V1517そのタオルはどうしたんだよ?」
「……うん。忘れてくれ」
「V1518は?」
「なんでもないんだ……」
「V1519お、おい。W45EF6なんだよ急に……。W45EF4どうした?/W45EF9その苦虫を噛み潰したような顔は?」
(はぁ、この分じゃ僕のハンカチを/拾ってくれた事すら忘れてそうだよ……)
……こうして、梅原とのマラソン対決に勝利した。
勝ったはずなのに、気持ちが晴れない……。
先輩……物忘れ激しいんだな……。
(いてててて……)
(サッカーで張り切って転んでしまうとは、/ついてないなぁ……)
(ふぅ……手についた泥を洗おうっと)
Ti0Ts1/Ts2          Ti2ジャー
(うわ! 冷たいっ!)
(あ、ハンカチは制服の中だ……。/なんだかなぁ……)
(やれやれだな……)
(あ、あれは森島先輩)
(う〜ん、手を洗う姿も様になるなぁ……)
(……)
(可愛いタオルを取り出して……え?)
(あ、あのタオルってタネウマクンタオル/じゃないか! 先輩も好きなんだ……)
(美也もグッズ集めに夢中になっているし、/人気あるんだなぁ……)
(あ、行っちゃった……)
(僕も戻ろう)
……こうして、体育終わりの森島先輩を見かけた。
(ふぁ〜……眠い……)
(寒いけど眠い……相当眠いってことか)
(お? 目の前をてれてれ歩いてるのは/美也じゃないか……)
(……よし、眠気覚ましに僕の分の卵焼きを/勝手に食った罰を与えてやるか)
(そーっと近づいて……)
(今だっ!)
「ダーーーレダッ!!」
「V1066わわわわわっ!? なになに!?」
(ふふふ、大成功だな)
「V1067だ、誰だ! こらー! 離せー!」
「僕だよ」
「V1068Fm6んMoLdもーーーLeMcー。Fm4何してるのよー」
「はっはっはっは! 驚いたか?」
「V1069当たり前でしょ!/EFe9m6変質者かと思ったよ〜。EFe6もう……」
「寒いし、朝はいないんじゃないか?」
「V1070むむ、EF7そう言われると、/確かにそんな気もしてくるねぇ……」
「うん。多分暖かくなってきてからだろ」
「V1071さっすがお兄ちゃん……EoFe8m4って違うでしょ!/Fm6なんでこんな子供っぽいことするのー」
(美也に子供っぽいって言われるとは……)
「卵焼きの仇だ」
「V1072ふぇ?」
「とぼけても無駄さ! 朝食の卵焼き……。/僕の分も食べただろ?」
「V1073うっ……EF7な、F3Ecなんのことかなぁ〜」
「切れ端しか残っていなかった卵焼き、/あれは僕の分のはずだ」
「V1074み、EFe8m6美也一切れはFm4残しておいたよ!?」
「……嘘だよ。/ちゃんと一切れだけ残ってたよ」
「V1075な、F9Ecな〜んだEoFm3驚かせないでよ」
「だが、これで僕の卵焼きを食べた犯人は/わかったな……」
「V1076ああっ! EFe9m4し、SしまっFm8た……」
「もうとぼける事は出来ないぞ! 美也!」
「V1077……ふぅ、Eo参ったよお兄ちゃん。EFe9m4まさか、/そんなせこい事をFm3してくるなんて」
「だ、誰がせこいんだ!」
「V1078にぃに」
「にぃにって呼ぶな!」
「V1237おはようNm君」
「え?」
「V1079ふぇ?」
「あっ、も、森島先輩……」
「V1238ふふっ、W45Eo可愛い彼女ね」
「V1080……」
「ち、違います! 妹です」
「V1239え? 妹さんだったの?」
「V1081……」
「V1240……似て、W30ないかも。W45EF6あ、EFe9ごめんなさい。/W30EFm3悪い意味じゃなくてね」
「いいんです……よく言われますから」
「V1241あ、W30EF3紹介して欲しいなWv112Nm君」
「あ、すみません。妹の美也です。/美也、こちらは……」
「V1082知ってる。EFe83−Aの森島先輩ですよね」
「V1242わお、W15EF3知っててくれたんだ、W15Ec嬉しいな。/W45Eoよろしくね美也ちゃん」
「V1083……」
「美也?」
「V1084……もうEoFe6m9行く」
「お、おい?」
「V1243あ……」
(な、なんだよ急に……美也のやつめ)
「V1244う〜ん、W45EFm3嫌われちゃったかなぁ……」
「すみません。後できつく言っておきます」
「V1245駄目よNm君。W30EoFe9m3そんな事をしたら/ますます嫌われちゃうと思うし……」
「え? 何でですか?」
「V1246もしかしたらなんだけど」
「もしかしたら?」
「V1247……美也ちゃん、/やきもち焼いているんじゃないかなぁ」
「ええっ? 美也がやきもちですか?」
「V1248うん。W45大好きなお兄ちゃんが、/W30EFe6良く知らない女の人と仲良くするのが/嫌なんだと思う」
「V1249だからNm君が私をかばって、/怒ったりしたら逆効果よ」
「いや、それはないですよ」
「V1250どうして?」
「だってそんなに仲良くないですから」
「V1251ふふっ、W45Eoそれは乙女心をわかってないな」
「え? そ、そうでしょうか?」
「V1252うん。W15Eoそうよ」
「そ、そうか……」
「V1253はぁ……W60EoFm3それにしても妹さん可愛いわ」
「……そうですかね?」
「V1254小柄で、目がおっきくてFm3猫ちゃんみたい。/W50EFe9m7あーん、W30EF8あんな妹が欲しかった……」
「あ、先輩は妹がいないんですね」
「V1255男兄弟ばっかり。W30EoFe9しかも可愛くないの」
「そうなんですか……」
「V1256いいなぁいいなぁNm君」
「え? そ、そんなにですか?」
「V1257私にくれない?」
「ええっ? さ、流石にちょっと……」
「V1258そうよFm3ねぇ〜、W45EcFm3流石に駄目よね」
「は、はい……」
「V1259あぁ〜ん、W45EoF9美也ちゃんみたいな妹と一緒に/お買い物行ったり遊び行きたいなぁ」
「ははは、それは微笑ましくていいですね」
「V1260微笑ましい?」
「はい」
「V1261ふぅん……微笑ましいかぁ……」
(あ、あれ?)
「V1262……夜は一緒にお風呂に入って、W45Fe6m3Ec洗いっこ/しちゃったりしてね」
「ええっ!? お、お風呂ですか?」
「V1263そうよ。W45EhFe8m3内緒話とかしながらね〜」
「お風呂で内緒話……」
「Nm君。W15V1264顔赤いわよ、Wv90Fm3どうしたの?/W45EFe8m3微笑ましい話をしてるだけなのに」
「え? あ、いや……」
「V1265ふふふっ、W45EoFe9m3か〜わいい〜」
「せ、先輩勘弁して下さい……」
……こうして、森島先輩と一緒に登校した。
周りの男子の視線を怖いくらいに集めたけど、/とても楽しかった……。
一応美也のおかげだし、/後で少しフォローしておくか。
(森島先輩……。美也のことすごく/気に入ってたなぁ……)
(妹にしたいだなんて……。/お、お風呂に一緒にだなんて……)
「V1085あ、EFe2m3はるちゃん!」
「V1266ん? W45F3Ecどうしたのみゃー」
「V1086ねえねえ、Eo今日は一緒にお風呂に入ろっ」
「V1267え? 今日もなの?/W45EFe9m3もう、昨日も一緒に入ったじゃない」
「V1087だってEFe9m6約束してたバストアップ体操/EFe8m4まだ教わってないもん」
「V1268あ、W45EF4そうだったわね……」
「V1088ね〜いいでしょ〜はるちゃーん」
「V1269ふふっ、W45EoFe9m3しょうがないわね」
(いいぞ美也! もう一息だ! 頑張れ!)
「V1270それじゃあ……W45Ec行こっか?」
「V1089うん……。P6EcFe8Fm6くらFm3LdMoえーーーーLeMcっ!」
「は?」
「おおっ? み、見えないぞ? 何事だ」
「V1090停電ですよー」
「て、停電じゃないだろ美也! 離せ」
「V1091にしししし。Eo仕返し大成功〜」
「し、仕返しってなんだよ」
「V1092美也のこと目隠ししたじゃん」
「あ、あれは美也が……。ってそんな事より/せっかくいい所だったのに……」
「V1093ふぇ? どうかした?」
「美也の頑張りのおかげで、/森島先輩のいる桃源郷に……」
「V1094桃源郷? 何が?」
「あ、いや、なんでもない……」
「V1271あっ、Nm君に美也ちゃん」
「あ、森島先輩」
「V1272楽しそうね〜。W45Eo私もいいかな?」
「V1095……」
「も、もちろんですよ! なあ美也」
「V1096別に……」
「V1273ふふっ、W45Eoありがとう」
「V1274すっごく楽しそうだったけど、/W45Fm3何の話をしていたの?」
「あ、それはちょっと……」
「V1275え〜、W45EFe9そこは素直に教えてよNm君。/W45EFm3意地悪なんだから。W45F3Ecねえ美也ちゃん」
「V1097……」
「こ、こら美也……」
「V1098次、Eo家庭科の実習だからもう行くね」
「お、おい……」
「V1276あ〜W45EF6……行っちゃったか……」
「すみません先輩」
「V1277う〜ん、W45EFe9m3本当に猫ちゃんみたいね、/可愛いのにつれない感じ」
「そ、そうですかね……」
「V1278可愛いじゃない? W30F3Ecとっても」
「うーん、子供っぽいだけだと思いますよ」
「V1279あら? W45EFe7m3校内の評価は違うみたいよ?」
「え?」
「V1280美也ちゃんと知り合った後にね、W45友達に/Ec『1年生に猫ちゃんみたいに/可愛い子がいた』W45Eoって言ったの」
「V1281Fm4そしたら、『Nm美也ちゃん』って/Fm3すぐにわかったもん」
「ほ、本当ですか?」
「V1282もちろん本当よ。W45EFe9m3美也ちゃんがもてるって/嘘をついてもしょうがないじゃない?」
「そ、それはそうですけど……」
「美也がそんなに有名な訳は……」
「V1283……知らなかったのね。P5EcFe4m3W45へぇ」
「な、何をですか?」
「V1284もてるみたいよ。W45F3Ec一部だけどね」
「ええっ!?」
「V1285うん、W45EFe7一部の男子らしいけど/EFe9すっごく人気があるって言ってたわよ」
「い、一部で……」
「V1286とっつき辛そうだけど、/W30ちっちゃくて可愛いって」
「へ、へ〜……」
「V1287ふふふっ、W45Eh心配なのかなお兄ちゃんは?」
「そんなことないですよ……」
「V1288そう? W45EFe9m3でもすごく心配そうな顔してる」
「い、いやそれは……その……」
「V1289あ、W45EFe9m3もしかして美也ちゃんだけもてるのが/ちょっと面白くないのかな?」
「せ、先輩! からかわないで下さいよ」
「V1290ふふふっ、W45Eoそう言うNm君もEFe9m4抜群に/可愛いと思うわEcF3よ」
「か、可愛い……」
「V1291そうやって素直に顔が赤くなるFm3ところも」
「そ、そんな……」
「V1292あ〜あ、W45EFe9美也ちゃんともこんなやりとりが/したいなぁ」
「えっ?」
「V1293あ、W45EFe9m3邪魔しちゃってごめんね。W45F3Ecばいばい」
「あ、はい……」
「……」
(可愛いか……。これは好感触?)
(そうだよな? 誰かそうだと言ってくれ)
(美也がもてるって……本当なのか?)
(いやいやいやいや! あんなお子様体型で/もてる訳が……)
(でもちっちゃくて可愛いって先輩言ってた/もんなぁ……)
(う〜ん、誰かに聞いてみたいな)
(ちょっと行ってみるか)
(誰かいないかな……あっ!/あの子は美也と同じクラスの子だ!/ちょっと話を……)
「V1099えいやっ!」
「うおAs0b0っ!?」
「V1100にっしっしっし。Wv90W15Eo大成功〜」
「み、美也!? 何故ここに……」
「V1101何故って……。W45EFe9m6お兄ちゃん大丈夫?/W45Fm3ここは美也のクラスの目の前だよ?」
「え? あ、そうか……」
「V1102何してるの? 美也に用事?」
「あ、そ、そうだ……」
(ああ……行っちゃったよ……)
「V1103あ、EFe3m4そうだお兄ちゃん。Fm3今日の晩御飯、/何が食べたい?」
「えっ? 今日は美也が作るのか?」
「V1104にしししし。EoF3今日は調理実習で覚えた、/EFe3m4びっくりFm3肉じゃがをEc作るんだ」
「なんだよびっくり肉じゃがって……」
「V1105びっくりFm2するほどEc美味しいの!」
(そのまんまか……)
「V1106ついでだから今日は美也が全部作るよ。/EFe8m4他に何かFm3食べたければFm4今のうちだよFm3〜」
(まずいな。やる気満々じゃないか……)
「V1107ほらほら、EoFe9m3遠慮しないで」
「う、う〜ん。駅前のコロッケとかどうだ」
「V1108それはお惣菜じゃん。Fm3他には?」
「あ! スーパーのギョウザはどうだ?」
「V1109それもお惣菜。EoFe8m6お兄ちゃん、美也の料理/食べたくないの?」
「え? そ、それは……」
「V1110それは?」
「どちらかと言えば避けたいかな……」
「V1111なっ!?」
「V1112なによそれー! Fm8馬鹿にぃに!」
「だ、だっていつも『隠し味、隠し味』って/調味料入れすぎて失敗するじゃないか」
「V1113Fm4そんなことEoFm9ないもん!」
「いや、そんなことあるし」
「V1294随分にぎやかね〜」
「あっ! 森島先輩」
「V1295こんにちは。W45EoNm君。美也ちゃん」
「V1114……ちは」
「V1296ふふっ、W45Eoすごく楽しそうだったけど、/何の話をしていたの?」
「V1115……」
「いやぁ、実は……」
「妹が晩御飯を作るって/言ってるんですけど……正直味が」
「V1116そんなことFm9ないっ!」
「レシピ通りに作ればいいのに、/いつも自己流でやって失敗するんです」
「V1297え? そうなの?」
「だから、保険として惣菜も買おうって/話をしてたんですよ……」
「V1117……」
「V1298だめよNm君。W45EFe9m3美也ちゃんだって/一生懸命やってるんだから。W45F3Ecねぇ?」
「V1118うるさい!」
「え?」
「V1299わお?」
「V1119なによ! Fm4ちょっと胸が大きいからって!/Fm6いい気にならないでよね!」
「お、おい! 何言ってるんだよ?」
「V1120うるさい馬鹿にぃに!/EoFm6でれでれしちゃって! EcFm4ムッツリFm6!」
「む、むっつりって……」
「V1121もう知らなEcいっ!」
「にぃにって呼ぶな……」
「V1300……」
「V1301び、Eびっくりした〜」
「すみません! 妹が失礼な事を」
「V1302ううん。W45Eo私こそ失敗しちゃった」
「そんな……。先輩は悪くないですよ」
「V1303それにしても……」
「V1304W10可愛いわ〜。Wv150W15本当に猫ちゃんみたい!」
「……は?」
「V1305Nm君は、いい妹さんを持ったわね〜。/W30Fm4羨ましいFm3なぁ」
「そ、そうですかね?」
「V1306あら? W45EF3退屈しないですむんじゃない?」
「……まあ退屈はしないですけどね」
「V1307いつか美也ちゃんと仲良くなれるような/作戦を考えてみよっかなぁ……」
「さ、作戦ですか?」
「V1308うん。W45EoFe9出会いがちょっと失敗っぽいから」
「……」
「V1309あれ? W45EFe9m3何かまずかったかな?」
「あ、いえ……ありがとうございます」
「V1310へ? なんでお礼?」
「……その、兄としてはなんとなく/嬉しかったので……」
「V1311ふぅん……。W45F3Ecそっかそっか、/W45Eo本当に仲良いんだね」
「そういう訳では……」
「V1312ふふっ、W30Eoそれじゃ今後ともよろしくね。/Wv220P1Fe9m3W30Wv250お・に・い・ちゃん」
「V1313ばいば〜い」
(……)
(……やっぱ、森島先輩はいいな)
(美也には悪いけど、/……いいきっかけをくれてありがとう!)
(なんだ? 校庭で1年生が/盛り上がってるな……)
(あ〜、馬跳びか〜。懐かしいな!/確か……『ながうまとび』とも/言うんだよな……)
(そうそう……。あんな感じで、順番に/前のやつの股に頭を突っ込むんだよ!)
(で、列を作って……相手チームが馬の上/に乗る……。馬側は結構大変なんだよな)
(おっ、始まった……。うんうん。/ああやって相手チームを振り落とすために/身体を揺らすんだよなぁ……)
(あ……馬が崩れた……。結構派手に/崩れたけど大丈夫か?)
(大丈夫そうだな……。僕らも時々擦り傷/創ってたんだよなぁ……懐かしい)
(……小学校の時に梅原や美也とよく/やってたけど、危ないからって禁止され/ちゃったんだよなぁ……)
「V1314うわぁ! 懐かしい〜」
「え?」
「も、森島先輩」
「V1315ほら! W20EcNm君馬跳びだよ!/W20EoFe9懐かしいよね〜」
「そ、そうですよね」
「V1316小学生の頃はよくやったなぁ……」
「あ、僕もです」
「V1317……」
「……先輩?」
「V1318駄目! W45EoFm4どうしてもやりたいFm2!」
(い、行っちゃったよ?)
「V1319おーい! 私も混ぜて〜」
男子A
男子B
「も、森島先輩?」
「V1320私もやりたい! 混ぜてくれない?」
男子C
「あ……え?」
「い、一緒に馬跳びですか?」
「……おいどうするよ?」
「お、俺は別にいいけど……いいのかな?」
「い、いいんだよな?」
「V1321おーい。駄目なの?」
「ちょ、ちょっと待ってて下さい」
「どうする? どうするんだよ?」
「どうするったって……。/森島先輩と馬跳びしていいのかな?」
「でも自分で混ざりたいって……」
「そ、そうだよな……」
「い、いいんじゃないのか?」
「V1322あれ、やっぱり駄目なの?」
「あ、いえ……いいですけど」
「V1323やった! ありがとう〜」
(ええっ!? 混ざっちゃったよ?)
(……い、いいなぁ1年生)
(あっ、あいつ! そんなにくっつくな!)
(……くっつかない訳ないよな。馬跳びで)
(……先輩、すごく楽しそうだ)
(……)
(はぁ、先に混ざっておけばよかったよ)
……こうして、馬跳びをしている先輩を眺めてた。
1年生たちは、最初は驚いていたけど、/乱入してきたのが森島先輩と知って大喜び。
改めて先輩の人気を思い知らされた気がする。
はぁ……。
(おお、あそこにいるのは森島先輩だ……)
(何してるんだろう……。/あっ、誰かを待ってるのかな?)
(……って事は)
(……まず、僕が挨拶するだろ)
(……偶然ねNm君、とか言われるな)
(良かったら一緒に帰らない? と……/誘われたりしないかな!?)
(いや十分ありえる!/試してみる価値はあるな……。/よし! さっそく挨拶だ)
「森島先輩」
「V1324え?」
「V1325あ、W45Nm君。今から帰りなの?」
「は、はい……。その、森島先輩は?」
「V1326うん、帰るところ。Eoひびきと一緒にね」
「あ、なるほど……」
(うっ……やはり甘くはないな……)
「V1327でも、W15EFe9ぜ〜んぜん来ないの。W30EFm3参ったわ」
「あ、そ、そうなんですか」
(こ、これは……)
「V1328靴はまだあるからFm3校内だと思うんだけど、/W45EF9もういいかー」
(おお? もしやお誘いが……)
「V1329またね、Nm君」
「え? あ、はい……さようなら」
「V0311お待たせはるか」
「V1330遅いぞひびき〜」
「V0312ごめんごめん。EoF3ちょっと先生に/捕まっちゃってね」
「V1331そうなんだ? W45EFe9m3ついてないわね」
「V0313まったくね……。EoFe3m6あ、そういえばこの間の/お店覗いてみる?」
「V1332あーW45Ec行こう行こう! W45Eoあそこって可愛い/デザインでサイズも豊富だったしね」
「V0314派手なデザインが多い気もするけど?」
「V1333そこがいいんじゃない」
「V0315いつ着るのよ?」
「V1334いつでも着られるように備えるの」
「V0316なるほど、それは一理あるわね」
「V1335あ、W45EF3ついでだからクレープも行こうよ」
「V0317うん。W45Eoそれは大賛成。/今日は何を食べようかな」
「V1336歩きながら決めればいいじゃない。/W20P3ほら、Ec行こう行こう」
「V0318はいはい。慌てて転ばないようにね」
「V0319Nm君。またね」
「あ、さ、さようなら」
「V1337まったね〜ん」
(ま、まったく二人の間に入れなかった)
(こ、これが女の子の会話なのか……)
(残念だ……)
(僕も帰ろう……)
(ん? あれ? 森島先輩たちに近寄って/行くやつらがいるぞ……)
(あ! だ、男子が二人を誘ってる!/なんてけしからん! 3年生か!?)
(ああ……こ、断ってくれぇ……)
(あ、あっさり断られたっぽい……。/流石だなぁ……)
(やっぱり、もてるんだなぁ……)
(あ、3年生の体育が終わったみたいだ)
(森島先輩いないかなぁ……)
(う〜ん……)
(いないか……もう教室か……)
Ti0Ts1/Ts2          ムギュッ
「うわっ! つ、冷たっ!!」
「だ、誰だ!?」
「V1338もぅ! W45EoNm君のほっぺ温か〜い」
「も、森島先輩……。/いきなり何をするんですか?」
「V1339いや、W20Fm3ちょっと手が冷たくて……」
「は、はあ……」
「V1340Nm君に温めてもらおうかなって」
「そ、そんな……」
「V1341ふふっ、W45Eoすごく温かくてびっくり。/W5P3EcW40じゃあね〜」
「せ、先輩?」
(い、いきなりほっぺをむぎゅって……)
(つ、冷たかったけど……)
(……)
(先輩の手、ちょっといい香りがしたし)
(ま、またやってくれないかな……)
(ん? 校門の前に人だかりが出来てる)
(あぁ〜、持ち物検査だな……)
(……大丈夫だよな)
(……うん、よし。今日は模範生だぞ。/堂々と通り過ぎてやるか!)
風紀員
「持ち物検査と服装検査をします。/ご協力お願いします」
「はい。どうぞ」
「鞄を見せて頂けますか?」
「はい」
「はい、大丈夫です」
「服装は……」
「問題ないでしょ?」
「あ」
「何かあった?」
「この靴は校則違反ですね」
「ええ? な、なんで?/ただのスニーカーじゃないか」
「登校時は学校指定の靴か革靴を着用する、/生徒手帳にも書いてあります」
「な、何がいけないんだよ!」
「あ、ちょっと待ってください。/すみません先輩」
「V1342あ、おはよう」
「あ、お、おはようございます」
「V1343持ち物検査?」
「は、はい。すみませんがご協力を」
「V1344いいわよ。W45P0F3Eoはい」
「ええと……」
「V1345あ、W30EFe9m3そんなに見られたら恥ずかしい。/W10EFe6片付いてないから……」
「す、すみません。こ、これで大丈夫です」
「V1346そう? W20P3F3Ecそれじゃあね」
「あ、森島先輩」
「V1347ん? W45EF7まだ何かあったっけ?」
「すみません先輩……。/そ、その髪型なんですけど……」
「V1348ああ、W45Ecこれは寝癖なの」
「え?」
「へ?」
「V1349お風呂に入った後お布団に入るでしょ?」
「は、はあ……」
「V1350それで朝起きるとEFe9m3勝手にこうなってるの」
(さ、流石にその言い訳は……)
「そ、そうだったんですか……。/それは大変ですね」
「V1351そう、大変なの。W40EF4他にもまだあるの?」
「あ……もう大丈夫です……どうぞ」
「V1352ふふっ、W45Eoありがとうね」
「……」
「寝癖って……」
……こうして、服装検査でひっかかってしまった。
しかし森島先輩……。
風紀委員のチェックまでスルーするとは。
流石……なのかな?
(あ、あれって……)
(森島先輩だ……何してるんだろう?)
「V1353……」
(僕は……僕は先輩の事が……)
・この想いを伝えよう
・いや、まだ早いよな……
(……やっぱり好きなんだよな)
(ついこの前までは、話すら出来なかった、/憧れの先輩……)
(……)
(それにしても……)
(いやいや……まだ早いよな……。/それに僕は別に……)
(なんていうか……憧れてはいるけど……)
(でも、本当に見とれちゃうよな……)
(すごく、キレイで……)
「V1354……Wv45EcF5I10くしゅん」
(あ、寒いもんな……よし)
「先輩……風邪引いちゃいますよ。/これどうぞ」
「V1355Nm君?」
「V1356え? ……Wv50W15EF3使い捨てカイロ?/W45P0Ecふふっ、W45Eoありがとう」
「何してたんですか?」
「V1357う〜ん……W45EFe9m3水を見てたの」
「水を……ですか?」
「V1358うん。W45F3Ecふふっ、W20Eo私水を見るのが好きなの。/W40EFe7海とか川とか……W20EF3噴水とか……」
「……いいですね」
「V1359そう?」
「はい。なんとなくなんですけど……。/森島先輩には似合ってる気がします」
「V1360ふふふ、W45EoFe9そういう風に言ってくれたのって/ひびきとNm君だけかも」
「そ、そうですか……」
「V1361優しいのね、Nm君。Wv100F3Ecこのこの」
「そんな事ないです」
「V1362そうなの?/W45F3Ecふふっ、W45EoFe8じゃあ私にだけ優しいのかな?」
「え……」
「V1363もしかして……。W45EFe9m3私の事好きなの?/W45F3Ecな〜んちゃって」
「え! いや、そんな……」
「V1364そうよね。W45EFe9m3残念」
「え、いや、好きです」
「V1365え?」
「あ、いや……その……」
「V1366……」
(ど、どうしよう……)
「V1367本気?」
「いや、その……」
(憧れてたのは本当だし……。/ええい! 言っちゃえ……)
「……その、好きです」
「V1368へぇ……」
「V1369そうなんだぁ……W45EFe6。ふぅん……」
(や、やっぱり/言わないほうが良かったかも……)
「V1370Nm君って、/W45EF3思ってたよりも男らしいんだね」
「そうですか?」
「V1371うん。W45EoFe9m3ちょっとビックリしちゃった……。/W45F3Ecありがとう。W45Eoすごく嬉しい」
「森島先輩……」
「V1372でも、Ec駄目。/W30EoFe9m3私年上で頼りがいのある人が好みなの」
「……そ、そうなんですか」
「V1373それじゃあNm君。Ecまたね。/W20Eoあっ、W20カイロありがとう。/W20F3Ecすごく温かいよ」
「あ、はい……」
(……あれ? ふられたのか?)
(っていうか、告白しちゃった?)
(いやいや! 告白じゃないよ……)
(でも……)
(とりあえず帰るか……)
「ただいま……」
(疲れたな……)
(……部屋寒いな。……入るか)
(ふぅ〜)
(やっぱ押入れは落ち着くな)
(早くも暖かくなってきたもんな。/すごいや……)
(ふられたのか?)
(……本当に? 夢じゃなくて?)
(夢じゃないよな……)
(ああ〜……なんであんな事言っちゃった/んだろう……)
(馬鹿だ……僕は本当に馬鹿だ……)
(もう、駄目なのか……)
(でも……まだ諦めたくない……)
(もう少し……もう少しだけでいいから、/今まで通り先輩と……)
(先輩の事を好きでいさせて下さい……)
(なんかちょっと体調が悪い気がする……)
(保健室で寝させてもらうか……)
(ふぅ……)
「失礼しまーす」
(あ、先生いないのか……。しょうがない/勝手にベッド借りよう……)
「V1374あ、Nm君」
「え? も、森島先輩?」
「V1375どうしたの? W45Fm4どこか具合悪いの?」
「ちょっと調子が……」
「V1376う〜ん、W45EFe9m6顔色悪いね。Fm3大丈夫?」
「あ……はい、大丈夫です」
「V1377本当に? W45Fm6なんかいつもと違うけど……」
(……いつも通りの会話……でも……/よくよく考えると僕ってふられている/んだよな)
「Nm君? V1378どうかした?」
「あ、ちょっと驚いちゃって……」
「V1379何が?」
「いや……それは……その……。/先輩にふられたのに……」
「V1380うん?」
「え?」
「V1381……」
「えっと、その……、僕はきっぱりふられた/ので先輩とこうしてていいのかなぁって、/急に思ったんです……」
「V1382ええっ? そうなの? なんで?/W45EF6人付き合いって彼氏彼女だけじゃないと/思うんだけど?」
「ええっ?」
「V1383私……、W60EoFe9実は結構Nm君のこと気に/入ってるんだけど……W45EF6迷惑?」
(な、何を言ってるんだろう……)
「V1384そっか……W45EoFm3そうだよね。W45EFe9ごめんね。/W30EF6私は良くてもNm君は嫌だったよね」
(これは……どうなんだ?)
「V1385ひびきにいっつも怒られるんだ……。/W30EFe6m9もっと人の気持ちを思いやれって……」
「V1386ごめんねNm君。W15EoFe9m3無神経に話し掛けて/迷惑だったよね」
(これは……チャンスなんじゃないのか?)
n6dea_ev07B
・そんなことはないです
・自分でもよくわからないです
「そ! そんなことはないです!」
「V1387え? W45EF3あ、W45EFe9うん……」
「逆に僕から話し掛けたら迷惑かと思ってた/くらいですから」
「V1388あ、W45EF3そうだったんだ」
「はい。まったく問題ないです」
「V1389そ、W15EF3そう? W30Ecそれじゃこれからも/よろしくね。Wv235W15EoNm君」
「はい。僕こそ宜しくお願いいたします」
「V1390ふふふっ、Nm君。W15Eoいいね」
「V1391またね。W30EoF4あっ、EF3お大事に〜Ec」
(行っちゃった……)
(そうだよな……迷惑なんかじゃないよ)
(これからも先輩と話ができる……。/今はこれで十分じゃないか……)
……こうして、森島先輩と話をした。
普通なら告白してきた男となんて話もしたくないと/思うんだけどなぁ……。
ちょっと変わってるのかも……。
「それが……自分でもよくわからないです」
「V1392そっか……」
「V1393Fm4本当にごめんなさFm3い。W45EoFe9配慮が足りなくて。/W45これからは気をつけるね」
「え……」
「あ、いえ、や、やっぱ大丈夫です……」
「V1394え?」
「いや……よくわからないのは、/わからないんですが……」
「V1395わからないのに……W45EF9大丈夫なの?」
「は、はい……」
「V1396そっか……」
「V1397……」
「せ、先輩?」
「V1398うん、W30EFe9わかった」
「は、はい」
「V1399まだ……W45EFe9m3わからないんでしょ?」
「あ、そうですね……」
「V1400じゃあわかるまでは今までどおりで/……W45EoFe9ね?」
「V1401それじゃ、お大事にね」
「あ、ありがとうございます」
(……)
(大丈夫なのか……)
(わからない……)
(先輩……)
(あんなに情けない告白をした僕と普通に/話してくれる……)
(いや、あれが告白だなんて森島先輩に/失礼だな……)
(……)
(もう2年前になるんだよな……)
(一人で舞い上がって……すっぽかされて、/それ以来僕は……)
(よくよく考えれば今回もそうだな……。/ははは、進歩ないなぁ……)
(……でも先輩が気にしてなくて、/本当に良かった)
(あんな情けない告白で終わりじゃ、/諦めきれないもんな……)
(うん……2年前みたいに/諦める訳にはいかない……)
(森島先輩……キレイで、スタイル抜群で、/明るくて人気者……)
(それに比べて僕は……。/特に特徴もない……、普通の男だ……)
(そんな僕が先輩みたいな人を簡単に/振り向かせられる訳ないよな……)
(もっと色々な話をして……先輩の好みを/覚えて……そこからだよな)
(ラッキーな事に先輩とは/色々話もできるしなぁ……)
(そうだよ……)
(マイナス点はほとんどないじゃないか)
(森島先輩に憧れているやつは大勢居る。/でも名前を覚えてもらって、話し掛けて/もらえるやつなんて数少ないはずだ)
(しかもだ! どんな理由かはわからない/けど、僕は先輩に気に入ってもらってる)
(凄い事じゃないか!)
(クリスマスを好きな人と一緒に過ごす。/そう決めて頑張ってきた……)
(まだ始まったばかりだ……)
(後1ヶ月しかないんじゃない……。/後1ヶ月もあるじゃないか)
(そうだよ! このペースで先輩と話が/できたらもっともっと仲良くなれるかも/しれないじゃないか)
(よし! やってみよう……)
(先輩に釣り合うような男になって、/もう一度……もう一度だ)
(頑張るぞ!)
野良犬
「ワンッ! ワンッ!」
(ん? 野良犬か?)
「ワンワンッ!」
「……」
「もしかして、/僕の応援をしてくれてるのか?」
「ワンッ!」
「そっかそっか……応援してくれるんだな」
「ワン!」
「ははは、可愛いやつだなお前」
「ワンワン」
「V0015あ……」
「なんて名前なんだ?」
「ワンッワンッ!!」
「V0019くすっ……」
……こうして決意を新たにした。
もともと高嶺の花なんだ……。
これからもがんがん話し掛けよう!
(ふぅ〜……今朝も寒いな……)
(あ、あそこにいるのは森島先輩だ……)
(……)
(あ……男子が寄ってった……)
(やっぱりもてるんだなぁ……)
(憧れの先輩……)
(少しは話せるようになったけど……)
(これ以上は、難しそうだよな……)
(学校に行こう……)
(やった! やったぞ!/森島先輩と一緒に帰れるぞ!)
(二人きりじゃないけど……。でもこれは/偉大な一歩だろう!)
「Nm君V1469お待たせ〜」
「V0320お待たせNm君」
「V1470ごめんね待った?」
「あ、いえそんなことないです」
「V0321それなら良かった」
「V1471ほんとほんと」
「V1472んじゃ早速行こうか」
「V0322そうだね」
「はいっ!」
男子A
「お、おいあれ見ろよ」
男子B
「何だあいつ……森島先輩と塚原先輩と/あんなに親しげにしてる……」
(うう、男子の視線が痛いかも……)
「くそ、なんなんだよあいつは……」
「羨ましい……」
「V1473Nm君どうしたの〜、/おいてっちゃうぞ」
「あ、はい。すみません行きます」
「V1474ふふふっ、今日はいいのが見つかるかな」
「V0323そうね、久しぶりだし。/新作があるんじゃないのかな?」
「V1475楽しみだなぁ〜」
「V0324無駄遣いしないようにね」
「V1476は〜い」
「あ、そういえば今日はどこに買い物に/行くんですか?」
「V1477あれ? 言ってなかったっけ?」
「はい」
「V0325やっぱり……」
「え? やっぱりって?」
「V0326Nm君が荷物持ちするって聞いて、/行く場所知らないんだろうなって思った」
「V1478なんでなんで?」
「V0327何でって……。まあいいか、/行けばわかると思うし」
(行けばわかるって……)
「えっ? こ、このお店ですか?」
「V1479うん、そう。W15Eoこのランジェリーショップが/最近お気に入りなの」
「V0328くすっ」
「……ラ、ランジェリー……ショップ」
「V1480さ〜てと、EF3ひびきEc行こうか!」
「V0329そうだね」
「V1481Nm君よろしくね〜」
「よ、よろしくと言われましても……」
「V1482あ、あそこのブラジャー可愛い!」
「V0330私は隣のやつのほうが好きだな」
(こ、これは……)
「V1483あーサイズが合わない。悔しいなぁ」
「V0331まあまあ、他にもあるから」
(き、厳しい……)
「V1484あ、これってひびきに合いそうだよ」
「V0332へ〜、悪くないね。でもちょっと高いな」
(他のお客さんの視線も痛い……)
「V1485Nm君はどう思う?」
「わ、わかりません……」
「V0333くすっ……はるか、駄目だよ」
「V1486ええ〜……貴重な男の子の意見を聞く/チャンスなのにな〜」
(先輩……それは無茶です……)
……こうして、二人の買い物の荷物持ちをした。
まさか下着売り場とは……。
嬉しいやら恥ずかしいやらで本当に大変だった。
(よし! 今日も一緒に帰れるぞ!)
(こういう積み重ねが大事だよな。うん)
「V1495お待たせ」
「V0334Nm君お待たせ」
「V1496ごめんね〜。今日も待たせちゃったね」
「あ、気にしないで下さい」
「V0335ふふっ、W45Eo優しいねNm君」
「そ、そんな事ないですよ……」
「V1497さーて、W45Ecそれじゃあ行こう!」
男子A
「あっ、森島先輩と塚原先輩……」
男子B
「何だあいつ……クソッ……羨ましい」
(ははは……今日も男子の視線が痛い……)
「V1498う〜ん、今日はどこに行こうかな」
「V0336え? 決めてないの?」
「V1499うん。まったく」
「V0337欲しい物があるって言ってたじゃない」
「V1500そうだったんだけどねぇ……。いざ買おう/と思ったら急にいらないかなって……」
「V0338またか……」
「え? それじゃあどこに行けば……」
「V1501うーん……とりあえずデパートに行こう」
「V0339……また思いつきでしょ? まあいいか」
「V0340それで、どうするのはるか?」
「V1502そうね……。W45EF3今日もランジェリーショップ/にしようか?」
「ええっ!? ま、またですか……」
「V1503あら? W45EF9嫌?」
「い、嫌と言いますか……は、恥ずかしいの/でできれば別のお店に……」
「V1504恥ずかしい? W45なんで?」
「え? な、何でと言われましても……」
「V0341……はるか。普通は恥ずかしいもんだよ」
「V1505う〜ん、W45Eoそうか……」
(た、助かったか……)
「V1506あ! EF3じゃあさ、/W15今日はNm君の下着をEc見に行こうよ」
「ええっ!?」
「V1507それならNm君も平気でしょう?」
「そ、それは……」
「V1508あれ? W45EFe9m3やっぱり/ランジェリーショップがいい?」
「い、いえ! そんなことないです」
「V1509ふふっ、W45Eo良かった」
「V0342……まあ、W45EF3たまには面白いか」
「V1510わ〜、色々あるんだね」
「V0343本当だ……」
「……」
「V1511あ! すごい! これすごく派手だよ」
「V0344けばけばしいね……」
(……ああ、今日は男性客の視線が痛い)
「V1512Nm君はどんなのが好きなの?」
n6dea_gd01B
・ブリーフ派です
・トランクス派です
・男らしく股引派です
「ブリーフ派です」
「V1513わお、お父さんと一緒だ」
「え? そうなんですか?」
「V1514うん。お父さんはブリーフ一筋みたい」
「なるほど……」
「トランクス派です」
「V1515へ〜、そうなんだ。ちょっと意外かも」
「え? そ、そうですか?」
「V1516うん。トランクス姿のNm君って/ちょっと想像できないかも」
「そ、想像しなくていいです!」
「男らしく股引派です」
「V1517ももひき?」
「V0345スパッツみたいな形の肌着ね」
「V1518へ〜、そうなんだ。珍しいよね?」
「V0346そうだね。私も履いてる人は初めてかな」
「V1519すごいねぇNm君」
「え? い、いやそんな……」
「V1520あの……見せてくれないよね?」
「だ、駄目です!」
「V0347で、色はどんな感じなの?」
「も、もう勘弁して下さい先輩……」
……こうして、何故か僕の下着を一緒に見た。
女性用よりはましかと思ったけど、/これはこれですごく恥ずかしかった……。
ま、負けるもんか!
(……今日はどこに行くのか)
(いや、どこに行くかなんて問題じゃない。/先輩に付いていくのが大事なんだ!)
(多少の恥ずかしい思いがなんだ!/僕は……僕は堪えてみせる!)
(そしていずれは先輩と二人で……)
「V1527Nm君〜。おいてっちゃうぞー」
「あ! い、今行きます!」
……こうして、先輩の買い物の荷物持ちをした。
「V9521あっ、Nm君〜」
「あ、森島先輩」
「V9522ねね、W30Eo今時間ある? W30EFe9少しお話しようよ」
「お話ですか……」
・いいですよ
・今はちょっと……
「もちろんいいですよ」
「V9523さっすがNm君ね、W45EcふふっW45Eoありがと」
「ははは、喜んでもらえて嬉しいです」
「あ、すみません……今はちょっと……」
「V9524え〜、そうなの〜、W45EF9Nm君のいけず〜」
「す、すみません先輩」
「V9525ふふっ、W45Eo冗談よ。W45EFe9用事があるんじゃ/仕方ないよね、W45P3EFe9m3じゃね〜」
「あ……」
(う〜ん、ちょっとまずかったかなぁ……)
「あ、森島先輩!」
「V9526ありゃNm君。EF2私に用事?」
「あ、はい。そのお時間があれば/少しお話でもしませんか?」
「V9527え? W45EFe7m4お話か〜……W45EFe6m3そうね、EF3いいわよ」
「良かった〜」
「V9528ふふ、W45EoFe9おおげさね」
「あっ! 森島先輩」
「V9529ん? W45EF2あ〜、Nm君かどうしたの?」
「いや……その、なんというか」
「V9530うん?」
「もし、お時間があるなら、少しお話でも/と思ったんですけど……」
「V9531お話か……W45EF6そうねぇ……」
「V9532……うん、いいよ」
「本当ですか! 良かった」
デアイエンカウント汎用終了会話
「V9533ふふっ」
「ど、どうかしましたか?」
「V9534Fm4Nm君と話しFm3てると時間が過ぎるのが/早いなぁEFe9って」
「え? あ、もうすぐ授業か……」
「V9535残念だけど、EcF3また今度だね」
「はい、そうですね」
「V9536それじゃあね〜」
「V9537あ、もうこんな時間?」
「え? あ、本当だ」
「V9538う〜ん少し話したりないけど、/W45EFe9m3まあ、しょうがないかぁ」
「そうですね」
「V9539またねNm君」
「はい、失礼します」
「V9540あ、EF3そろそろ授業だね」
「え? あ、そうですね」
「V9541それじゃあ、Ecまたね〜」
「あ、はい。失礼します」
「V9542あ! いっけない、EFe9もうこんなFm3時間」
「え? あ、本当ですね」
「V9543う〜ん、EoFe9m3残念……。/EFe6もう少しお話したかったかも」
「そうですね……」
「V9544でも、帰らないといけないし……。/EF3また今度だね」
「はい」
「V9545それじゃあねNm君!」
「あ、はい」
「V9546わっ、気付いたらEFe9m3こんな時間……」
「あ、そうですね」
「V9547むむむ……EFe9m3時間たつの早いなぁ」
「本当ですね」
「V9548また今度、Ec楽しいお話聞かせてね」
「V9549それじゃあね」
「V9550あ、EFe3もうこんな時間なんだ」
「え? あ、はい」
「V9551そろそろ帰らないと。/P6EF3W45それじゃあ、Ecまたね〜」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
B
A
C
retire1;
「V9552う〜ん……。W60EF9ごめんNm君。/EFe3ちょっと用事を思い出しちゃった」
「え?」
「V9553お話の途中なのにごめんね〜。W15F3Ecまたね!」
「あ、はい……」
(行ってしまった……。/仕方ない、盛り上がってなかったもんな)
(ふぅ……)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9554ちょ、ちょっとWv80Nm君」
「え? は、はい……」
「V9555さっきから……W30EF9その……」
「な、なんでしょうか?」
「V9556……なんていうか」
「はい?」
「V9557は、W15恥ずかしい話ばかりは駄目なんだよ!/W10もうP3EF8!Wv220 W10じゃあね」
「え? あ……」
(行ってしまった……)
(しまったな、ちょっと恥ずかしい話を/ふり過ぎちゃったかな……)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
(森島先輩ともっと仲良くなるにはいったい/どうすればいいんだろう……)
「Nm君。W10V1454どうかした?」
(そうだ! これだっ!!)
「V1455?」
「先輩、ちょっと冷えてきませんか?」
「V1456あ、EF6確かにそうだね。EFe9m3ちょっと寒いかも」
(よ、よし! 馬飛びに誘うチャンスだ!)
「V1457寒いからもう行くね! Ecばいばーい」
「あ、先輩……行っちゃったよ」
(くそ……タイミングが悪かったか……)
(森島先輩ともっと仲良くなりたい……。/どうしたらいいんだろう……)
「V1528あ、いっけない。W15EFe9m3私そろそろ行くね」
「え? あ、せ、先輩……」
「V1529ん? EF3どうかしたWv83Nm君?」
「も、もし良かったらなんですが……、/今日一緒に帰りませんか?」
「V1530え? W45EF6あ〜W30EF9そうだなぁ……」
「V1531あー、W45EF9ごめんね。W30EFm3ひびきと先約があるの」
「え? 塚原先輩と……」
「V1532今日は女二人でしっぽり行きますかー、/EFe9m3なんて話してたから駄目だ」
「そ、そうですか……」
「V1533ごめんね〜。W30F3Ecばいば〜い」
「え? あ……さようなら」
(くっ……タイミングが悪かったな……。/次回はきっと一緒に帰ってみせる……)
(先輩ともっと親しくなりたいな……。/どうすればいいんだろう……)
「Nm君、V1458どうしたの?」
(どうすれば……)
「V1459なんだかよくわからないけど、/W30EF3私そろそろ帰るね」
「え……あ! あの先輩」
「V1460ん? W45EFe9m3どうかした?」
「よ、よ、良かったら一緒に帰りませんか」
「V1461う〜ん、W15EFe9あ、駄目だ。W15EF3今日はひびきと/一緒に買い物に行くし」
(く、ここで引き下がったら駄目だ……。/距離を縮めるためには……)
「に、荷物持ちしますよ!」
「V1462え?」
「女性二人で買い物だと大変だと思うので、/僕が荷物持ちをします!」
「V1463う〜ん、W45Ec荷物持ちか……」
「V1464でもちょっと悪い気がするなぁ」
「わ、悪くないです! むしろ持ちたい!/持ちたいんです先輩!」
「V1465いいの?」
「はい!」
「V1466退屈かもしれないよ?」
「そんな事ないです! 大丈夫です」
「V1467そこまで言われたら断れないなぁ。/W45EF3んじゃ一緒に行こうか?」
「は、はい!!」
「V1468じゃあ校門で待ち合わせね〜」
n6dea_gd01A
(今日こそ二人で帰りたい……。よし!)
「V1487どうしたのNm君」
「せ、先輩!」
「V1488うん?」
「今日、一緒に帰りませんか?」
「V1489ありゃ、W45F6Ecごめん。W45EoF9今日もひびきと/約束してるんだ。W45EFm3タイミング悪いねぇ」
「そ、そうですか……」
(しょうがない……)
「V1490また一緒に行く?」
「え!? い、いいんですか?」
「V1491うん。W45Eo3人で買い物するのすごく/楽しかったし」
「え……も、もしかして……また……」
「V1492あ、W45EFe9m3今日は違うよ」
「V1493どうするNm君?」
(ランジェリーショップじゃなければ、/まったく問題ないよな……)
「行きます! 荷物持ちさせて下さい」
「V1494ふふ、W45P5オッケー。W45Eoそれじゃ校門でね」
「は、はい!」
n6dea_gd01B
(森島先輩と二人で帰りたい……。/今日こそは……行くぞっ!)
「V1521あ、Nm君」
「は、はい?」
「V1522これから3人でお買い物に行かない?」
「ええっ!?」
「V1523駄目?」
「い、いや駄目じゃないですけど……。/いったいどこに?」
「V1524ふふっ、W45Eo楽しいところ!」
「た、楽しいところ?」
「V1525うん。W45Eoどうかな? W45EFe9行かない?」
(……行くしかないだろ)
「行きます。行かせて下さい!」
「V1526やった。W45Eoそれじゃ校門でね」
n6dea_gd01C
(先輩との距離をもっと縮めたい……。/いったいどうすればいいんだろう……)
「Nm君。V1402どうしたの?」
(あっ! そ、そうだ! これだっ!!)
「V1403?」
「先輩、この間馬跳びしてましたよね?」
「V1404あ〜、Wv45F3Ecうんうん。Eoそうなのよ。W15/懐かしかったから混ぜてもらったんだ」
「今からやりませんか?」
「V1405え? 今から?」
「ほ、ほら! ちょっと寒いですし……」
「V1406う〜ん……W90EoF3そうね。W15Ecやろうか?」
(やった! 二人きりで馬跳びだ!)
「V1407LdMoすぅ〜MhLe」
「え?」
「V1408うーまとーびすーるもーの/EoFe3こーのゆーびとーーーFm3まれ!」
男子A
「え? なんだなんだ?」
男子B
「あ! も、森島先輩だ」
男子C
「一緒に馬跳び……? いいのか?」
「せ、先輩?」
「V1409え? W30EF3どうかした?」
「ふ、二人でやるのかと……」
「V1410え〜。W45EF9だって二人じゃ面白くないでしょ」
「そ、それはそうですけど……」
「V1411どうせやるなら。Wv75W15Ecね?」
「は、はあ……」
「先輩。馬跳びするんですか?」
「V1412あ、W20F3Ecうんうん。W45Eo一緒にやる?」
「も、勿論参加しますよ」
「俺、他のやつらも呼んできます」
「V1413うん。W40Eoありがと」
(ああ……二人きりでこぢんまりと/やりたかった……)
(はぁ……。結局先輩とは別のチーム……)
(しかも馬役か……。本当についてないな)
(ああ、一緒のチームで遊びたかった……)
(早く終わればいいのに……)
「V1414それじゃ行くよー」
「おーー」
(お、いよいよ乗ってくるか……)
「V1415私ここ!」
「V1416ふふふ、Nm君覚悟はいい?」
「せ、先輩ですか?」
「V1417そうよ! Nm君狙いだからね〜。/ふふふっ」
(こ、この肩に当たっている指は……。/先輩の指かっ!)
「V1418それーーー!」
(ああ……力を入れてるんだろうけど、/男子とは比べ物にならない力の無さ……)
「V1419それそれー!」
(そしてこの背中に当たっているのは、/先輩の太もも……そ、そしてお尻か?)
「V1420えいっ! えいっ!!」
(や、柔らかい……。こんなに柔らかい物が/この世の中に存在していたなんてっ!)
「V1421なかなかやるわねNm君」
(ああ……先輩が僕の上で大暴れしてる。/先輩を僕が支えてる……僕だけが……)
「V1422きゃっ!」
「えっ!?」
「V1423あ、危なかった〜」
(せ、先輩の指が……僕の胸に……。/これは……どうしたことか……)
「V1424むむ、Nm君は結構胸囲があるね」
「せ、先輩くすぐったいですよ……」
「V1425そう? だけど落ちそうだから……」
「せ、先輩っ!!」
「V1426あ、ごめんごめん」
(くっはー……。これはもうまずい)
「はぁはぁ……」
「V1427ふぅ〜……Wv105Fm3W30EoF2面白かったねぇ」
「そ、そうですね」
「V1428Nm君って、W30EF3思ってたよりも力が/あるんだね。W45Ecふふっ、W30Eo見直しちゃった」
「そ、そうですか?」
「V1429うん。W30EoFe9ちょっとびっくり。W40/EF4あ、P6EF3W30私もう戻るね。W30Ecまたね〜」
(やった……やったぞ!)
(先輩と大接近出来たじゃないか!)
(しかも、背中には未だに先輩の感触が/残ってる……)
(ああ……幸せすぎて怖い……)
……こうして、森島先輩と馬跳びをした。
これは癖になっちゃうかもしれない……。
(先輩との距離をもっと縮めたい……。/いったいどうすればいいんだろう……)
「Nm君。W15V1430EFe9m3どうかしたの?」
(そ、そうだ! これだっ!!)
「V1431?」
「先輩、この間馬跳びしてましたよね?」
「V1432あ〜、Wv45F3Ecうんうん。Eoそうなのよ。W15すっごく/懐かしくてね」
「今から……」
「V1433Nm君は馬跳びしたことある?」
「あ、そうですね……小学生くらいの時に」
「V1434そうそう! W45Eo私もそうだったんだけどね」
「は、はい」
「V1435小学生の頃ってさ、W45EF3男女一緒で遊ぶのが/普通だったじゃない?」
「う〜ん、そうですね……」
「V1436まあ、W45EFe9m3高学年になると、女子は女子。/男子は男子っていう子も多かったけどさ」
「V1437私は身体を動かすのが大好きだったから、/W45EF3ずっと男子に混ざって色々遊んでたんだ/けど……」
「V1438ある日スカートはいて馬跳びの馬を/やってたら、W30EF4私の次の馬の男子が鼻血を/出しちゃってね」
「え? どこかぶつけたんですか?」
「V1439ううん。W45EF9まだ始まる前だったんだ」
「始まる前……。あ、なるほど……」
(その男子は先輩のスカートに頭を……。/く、くそ! そんな羨ましいことを……)
「V1440それでね、W45Ec保健室に連れてったんだけど」
「V1441事情を話したら、W45EF8先生からW45『もう男子/に混ざって馬跳びしちゃ駄目』Wv275だっEF9て」
「なるほど……」
「V1442あの時は寂しかったなぁ……」
「V1443それ以来馬跳びやらなくなったんだけど、/W45EFe9m3この間久しぶりにやっちゃった」
「そ、そうなんですか……」
「V1444うん。W45Eoすっごく楽しかったよ」
「じゃ、じゃあ僕とも……」
「V1445あ、W45EF3私そろそろ行くね。W30Ecまったねー」
「あ……」
(行っちゃった……)
(うーん、馬跳びは出来なかったけど、/先輩の思い出話が聞けて良かったかも)
(それにしても鼻血か……)
(気持ちはすっごくわかるなぁ……)
(よし、この寒さは絶好のチャンスだ。/先輩と馬跳びをするしかないだろう……)
「V1446どうしたのWv49Nm君?」
「せ、先輩! 寒くないですか?」
「V1447う〜ん、W30Fm3そうね。W30EoFe9m3少し寒いわね」
「で、ですよねー。/僕と馬跳びで一緒に温まりませんか?」
「V1448う〜ん、W30Ec馬跳びか……」
「V1449馬跳びも悪くないんだけど……。/W45EFe3m4今はあったかくてW10EcFm3あま〜い紅茶が飲みたい/気分かな」
「あ……そうですか……」
「V1450二人でお茶はW10Fm3嫌?」
「い、いえ! そんな事ないです!/飲みたいです!」
「V1451本当? F3Ec良かった」
「V1452あ、W30EF3私レモンティーがいいな。/P5EcW30はい、W15Eoこれでお願い」
「え? あ、はい」
「V1453ここで待ってるね」
「は、はい! すぐに買ってきます」
……こうして二人でお茶を飲んだ。
馬跳びは出来なかったけど、/先輩は喜んでたしいいか。
Ti0n6dea_se01D
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「V9756あ、お兄ちゃ〜ん!」
「え? も、森島先輩?」
「V9757ねぇねぇ、Fm3お兄ちゃん!」
「は、はい……」
「V9758Fm4何かお話しFm3てー?」
「え、えーっと、お話はいいんですけど」
「V9759どうしたのお兄ちゃFm3ん?」
「……その、お兄ちゃんは/勘弁してもらえませんか?」
「V9760んもう……W45EFe9m3ノリが悪いぞNm君」
「す、すみません」
「V9761じゃあ……EFe9面白い話、F3Ecしてくれる?」
「が、頑張ります」
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「V9762あ! Nm君。W30Ec焼き芋おいしかったね」
「はい。また今度やりたいですね」
「V9763ふふっ、W45EoFe7m3今度はお芋だけじゃなくて、/W45EF3はまぐりも焼こっか!」
「えぇっ!? は、はまぐりですか?」
「そ、それはどうですかね?」
「V9764ありゃ? W30EF9乗り気じゃないみたいね、/W15EF6残念」
「V9765悪くないと思うんだけどなぁ……。/W45EF3今度もってこようかな」
(う、まずい流れだ……)
「せ、先輩」
「V9766うん? W15EF3どうしたの?」
「ちょっと話がしたいんですけど、/時間大丈夫ですか?」
「V9767Fm4あ、EF3うん。大丈夫よEc」
(よ、よし! なんとかはまぐりの話は/回避できたぞ。さすがに学校ではまぐり/は無いよな……)
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「あ、先輩」
「V9768あらNm君」
「その……よくよく考えると/サンタコンテストの二連覇って、/すごいですよね」
「V9769え?」
「さすがというか、なんというか……」
「V9770そ、W30そんな事ないわよ……」
「いえ、そんな事ありますよ」
「V9771も、W45EFm3もうNm君ったら……」
「いや……もう、森島先輩/こそミス輝日東ですよ!」
「V9772急にどうしたのよ……」
「いえ……その、二連覇の事をよくよく/考えてたらそう思ったので」
「V9773そ、W30そっか……」
「そうなんです、やっぱりすごいと思うん/ですよ……」
「V9774そ、W30EFe6m3そんなことより別の話をしよっ」
「え?」
「V9775ね? Eoいいでしょ」
「は、はい……」
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「V9776うぅっ……Nm君」
「せ、先輩!?」
「あ、あれ? なんだか香水の匂いが/強くなったような……」
「V9777や、EF9やっぱり?」
「V9778Nm君に褒められたのが嬉しくて、/W45EF6調子にのって付け過ぎちゃったの……」
(……た、確かにこれはキツイ)
「V9779ひびきには近寄らないでって言われるし」
「ぼ、僕はそんな事言いません!」
「V9780……ほんと?」
「は………はいっ!」
「V9781じゃあ、W45EFe9m3香りが弱まるまで/私とお話してくれるかな?」
「よ、喜んで!」
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「Ti0ナカヨシ:エンカウント03Fの冒頭会話だってばよ」
n6nka_me00A
「Ti0ナカヨシ:エンカウント03Gの冒頭会話だってばよ」
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「Ti0ナカヨシ:エンカウント03Hの冒頭会話だってばよ」
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「森島先輩」
「V9782あ、Nm君」
「V9783あ、F3Ecそうそう。W15Eo今時間大丈夫かな?」
「あ、大丈夫ですけど……」
「V9784良かったら……W30EFe9少しお話しない?」
「丁度良かった。/僕もそのつもりだったんです」
「V9785ふふっ、W45Eo気が合うわね」
「あ、その前にですね……」
「V9786うん?」
「誕生日プレゼント、/本当に有り難うございました」
「V9787え、W30EFe7あ、W30EFe9m3うん……」
「大事にします……」
「V9788ふふっ、W45Eo喜んでもらえてよかった」
(う〜、強烈に腹が減ってきたぞ……)
Ti0Ts1/Ts2         Ti2グゥ〜……
(でも、昼食までには、/まだ時間があるしなぁ……)
(これはまずいな……相当なもんだ……。/まいったなぁ……)
(朝ご飯お代わりすればよかった……。/う〜ん、何か食べ物を探すか……)
(と、言ってもなかなかなぁ……。/ん? あそこをポヤーっと/歩いているのは美也じゃないか)
(よし! 美也をからかって空腹を/紛らわすとするか)
「うおーーー!」
「V1282ひゃっ! SpEFe9お、お兄ちゃん」
「美也! お腹空いた! お腹空いたぞ!」
「V1283ちょ、Fm6ちょっFm4と……」
「にぃにお腹空いたよ〜」
「V1284だ、誰も見てないからってもう!」
「エネルギー不足で食堂まで行けない!」
「V1285み、美也に言っても/しょうがないじゃない!」
「あれ? W30美也から良い匂いがする!/W15食べ物の匂いがする!」
「V1286そ、Fm4そんな訳ないでしょ!!」
「V6000ふふっ、なあに楽しそうね」
「ん? あ……」
(ま、まずい! 森島先輩じゃないか……。/なんとかしなくては……)
「V1287森島先輩! EFe9m4この馬鹿なお兄ちゃんを/Fm6どうにかして下さい」
「美也、どうしたんだい? いきなり/そんな大声を出したら迷惑だろ?」
「V6001あら?」
「V1288な、EcW6EhFe8な、なんて変わり身の早さ……。/SdEcW4EoFe9m6に、忍者?」
「ははは、何を言っているんだい美也?/まったく変なやつだなぁ」
「V6002Nm君」
「なんですか森島先輩?/ご用があるならなんでも言って下さい」
「V6003もう、W45EFe8m3ごまかしてもだ〜め。W45EF3実はこっそり/と一部始終を見てたんだからね」
「ええっ!? そ、そんな馬鹿な……」
「V6004駄目でしょ?/W45EF6可愛い可愛い妹さんをいじめたら」
「V1289そうだそうだ〜!」
「ぐぐぐ……」
「V6005ぐぐぐじゃないでしょ。/W45EFe8m3ちゃんとごめんなさいは?」
「V1290ほらほら〜」
(美也だけならともかく、森島先輩を/怒らす訳にはいかないよな……)
「す、すみませんでした……」
「V1291にしししし」
「V6006……両手を前に出しなさい!」
「え?」
「V6007両手を前に出すの!」
「あ、は、はい……」
「V6008はい。Eoどうぞ」
「V1292あ! EFe3ミニラーメンFm3だ!」
「あ! ミニラーメンだ」
「V6009はい、W15Eo召し上がれ」
「い、いいんですか? いただきまーす」
「V1293う〜……EF9いいなぁお兄ちゃん」
「V6010あ、W45EF3はいはい。W45P5Ec美也ちゃんもどうぞ」
「V1294いいんですか?」
「V6011もちろん」
「V1295わーい、Eoいただきまーす」
(もぐもぐ……)
「こ、これはっ!? チキン味っ!」
「V6012あれ? W15EFe9m3チキン味じゃなくて/味噌味の方がよかった?」
「いえ! チキン味も味噌味も/カレー味も大好きです」
「V1296美也も大好き〜」
「V6013ふふっ、W45Eo良かったわ」
「V1297美味しい〜」
「うんうん。すっごく美味しいです」
……こうして、森島先輩に/ミニラーメンをもらった。
先輩からもらったってだけで、/普通のやつよりもとても美味しく感じた。/いやぁ、ラッキーだったなぁ……。
(う〜ん、ようやく授業が終わった……)
(今日は何を食べるか……。若干食欲が/ない気もするし……)
(定食は重いから、ラーメン……。/う、なんだこのいい匂いは……)
(カレーの匂いか? なんだよ、誰だよ/教室にカレー持って来たのは……)
(えーっと……)
(あれ? いないな……。教室じゃない/のか? ……あ、あれ?)
(も、森島先輩が廊下から教室を/のぞきこんでいる……い、行ってみよう)
「先輩……何してるんですか?」
「V6014え? W45EcFe9m3あ〜、W45EoNm君きぐうね!」
「きぐうって……ここ僕の教室ですよ?」
「V6015むむ、Ecなるほど、W45SdEoF3言われてみれば/その通りね」
「……も、もしかして僕に何か?」
「V6016あ〜W45EF6いや……」
「え?」
「V6017用っていうか……W45EF1Nm君って/もうお昼ご飯食べた?」
「いえ、まだですけど……」
「V6018ラッキー。W15EoFe9mねね、一緒にご飯食べない?」
「え? い、いいんですか?」
「V6019もちろん! P6EoW20じゃあ行きましょう」
「あれ? もしかしてお弁当ですか?」
「V6020うん、W45EF6実はね……W45EF9その……」
「V6021ひびきちゃん用にお弁当を/作ってきたんだけどね……W30EF9その、/W15EF6さっき早退しちゃったんだよね」
「あ、そうなんですか……残念ですね」
「V6022そ、F3EcSそうなのよ〜。EoF8まったくタイミングが/悪くて困っちゃうのよね」
「……」
「V6023……だから、W15EF6その」
「はい? どうかしたんですか?」
「V6024Nm君さえ良ければ、/W30EF9代わりにお弁当食べない?」
「ええっ!? い、いいんですか!?」
「V6025ま、W45EFe9m3まあ……。/W30EFe6うん……W45EFe9嫌じゃなければだけど……」
「嫌な訳ないですよ! 頂きます!」
「V6026ふふっ、W30EoFe9よかった」
(塚原先輩には悪いけど……、/森島先輩の手作り弁当を食べられる/なんて、なんてラッキーなんだっ!!)
「V6027あ、W30F3あそこの席で食べよう」
「は、はい!」
「V6028ふふっ、W30Eo行きましょう」
「V6029えーっと、W45P5F3Eoはい、W45これがNm君の分Ec」
「あ、ありがとうございます」
「あ、開けてもいいですか?」
「V6030くすくす、W45Eoもちろん。/W30EFe9開けないと食べられないでしょ?」
「先輩のお弁当なら開けずに丸ごと/いけそうな気がしますよ!」
「V6031ええっ! す、W15Fm9すごいね」
「……やっぱ無理です」
「V6032な〜んだ、W15EFe9m3残念」
「そ、それじゃあ開けますね……」
「V6033はい、どうぞEo」
「こ、これはっ!?」
「V6034えっとね、ドライカレーのお弁当なんだ、/食べられるかな」
「もちろんです! 大好きです!」
(さっきのいい匂いは先輩だったんだ……)
「V6035良かった……」
「い、頂きます……」
「V6036う、うん……召し上がれ」
Ti0Ts1/Ts2          Ti2モグモグ
(こ、これはっ!)
「V6037ど、どうかなぁ……」
「す、凄く美味しいです!/デリシャスな味わいです先輩!」
「V6038ほ、本当に?」
「V6039ふふっ、すっごい勢いね」
「す、すみません」
「V6040あ、ううん。いいのいいの。/大盛りにしてあるからいっぱい食べてね」
「ありがとうございます〜」
(本当に美味しいぞこのドライカレー)
(後引く辛さで……ふぅ……。/暑くなってきた)
「V6041自分で作っておいてなんだけど……」
「はい? どうかしましたか?」
「V6042結構辛いよね」
「そうですね〜。でも美味しいですよ!」
「V6043ふふっ、Eoありがと。W15EF7あっ、EF3でもね、/Ec付け合せもあるんだ〜、Eoいる?」
「あ、そうなんですか?」
「V6044うん。W45EoFe7ゆで卵と、干しぶどうなんだけど、/W45EF3どっちを食べたい?」
「そうですねぇ……」
・ゆで卵
・干しぶどう
「それじゃあ、/ゆで卵を頂いてもいいですか?」
「V6045オッケー。W15はい、Eoどうぞ!」
「ありがとうございます!」
「V6046ふふっ、W30Eo召し上がれ」
(お、美味しい! カンペキじゃないか。/ピリっと辛いドライカレーを食べつつ、/ゆで卵を食べる……)
(口に広がる優しい味にほっと一息……。/これほどマッチする組み合わせが他にある/だろうか……いや! ない!)
「V6047くすくすっ、W45Eo美味しそうに食べるね?」
「あ、はい! カレーも卵も最高です!」
「V6048もうFm3、W45Fm4オーバFm3ーね……」
「いやいや、そんな事はありませんよ」
「V6049え?」
「ドライカレーとゆで卵の組み合わせから/生まれるハーモニーと申しましょうか」
「V6050わお。W30EF3ハーモニー?」
「お互いがお互いの長所を高めあう、/そんなパートナーシップ……」
「V6051り、SEF8力説ねNm君Wv139……」
「1+1が2ではなく……。3にも4にも、/いえ、10にもなっていると思います」
「V6052ふふっ、W45Eo確かに美味しいもんね」
「カレーにはゆで卵……。/いい組み合わせですよね……本当に」
「V6053ありゃ、W45EF9急にしんみりしてどうしたの?」
「あ、えーっと……その……」
「V6054むむ、Wv60W15こら! W30EF9急にどうしたの?/W30EF6さっきまで張り切って語ってたのに」
「そのですね……」
「V6055うん、言ってみて?」
「その……僕も先輩にとってのゆで卵に/なりたいなぁって思ったので」
「V6056え?」
「欠かせないみたいな……そんな感じで」
「V6057も、W45EF6もう……W30EFe9m3急にそんな事言って……」
「す、すみません……」
「それじゃあ……、干しぶどうを/お願いしてもいいですか?」
「V6058もちろん。W45Eoはい、どうぞ!」
「ありがとうございます先輩」
「V6059ふふっ、召し上がれ〜」
(実は選んでみたものの……干しぶどうは/あまり得意じゃないんだよな……)
(まあでも、せっかく先輩が用意して/くれた物だし、久しぶりに食べてみるか)
(あ、あれ……)
(お、美味しい?)
「V6060どうかな?」
「お、美味しいですよ先輩!/し、信じられない……」
「V6061え? W45EF9信じられないって?」
「あ、実は……昔干しぶどうってそんなに/好きじゃなかったんです」
「V6062ええっ? W45EF9じゃあなんでわざわざ?」
「ええと……先輩が用意してくれたのに、/食べないのは失礼かと思って」
「V6063Nm君……。W45EFe6m3もう……」
「でも先輩! すごく合います!/こんなに美味しいとは思わなかったです」
「V6064本当に?」
「はい! 食わず嫌いになっていたのかも/しれないです。有り難うございます」
「V6065ふふっ、W45Eoそれなら良かった」
「先輩のおかげですよ」
「V6066わお、W45EF3もしかして誉められてる?」
「はい」
「V6067ふふっ、W45Eoありがと」
「V0634教室にいないと思ったら……。/Nm君と食事中だったのね」
「V6068SあLdっMo……Le」
「あれ? 塚原先輩は帰ったんじゃ……」
「V6069あら! W45EoFe7午後から戻ってくるだなんて、/W30SdEFe9相変らず真面目ね……」
「V0635……はるか大丈夫?」
「V6070それはこっちの台詞よ〜。/W45EoFe9もうひびきったら面白いんだから……」
「V0636面白いのははるかでしょ? だいたい/さっきまで一緒に授業受けてたじゃない」
「V6071ふふっ、W45EoFe9もう、頭大丈夫?/W45EFe7保健室に連れて行ってあげようか?」
「V0637……」
「V0638それは私の台詞よ。……P15EcF3W45はは〜ん、/Eo何か隠してるわね?」
「V6072な、何が?」
「V0639……私がここにいるのが不都合な何か。/W45Eoそうね、例えば……」
「例えば?」
「V0640二人で仲良く食べたと思われる、/そのお弁当に秘密があるとか?」
「V6073よし! Fm4さーFm3てと」
「え? も、森島先輩?」
「Nm君、V6074Eo先にいくわね!/W30EFe7ひびきも早く戻らないと大変よ?」
「V0641何が大変なの?」
「V6075い、色々よ」
「V0642色々って?」
「V6076……い、W45EF9色々は色々よ。/W45SdF8Ecもう! W45Eoひびきの意地悪っ!」
「V0643あ、はるか! 走ると転ぶわよ?」
「あ、あの……」
「V0644さてと……W45EF3それじゃあNm君」
「はい?」
「V0645せっかくなんで、/詳しく話を聞かせてくれるかな?」
「あ、はい……」
……こうして、塚原先輩と少し話をした。
塚原先輩が休んでお弁当が余ったというのは、/森島先輩の嘘だった……。
お弁当の話を聞いた塚原先輩は、一通り笑った後、/はるからしいや、と言って去っていった。
って事は……。
あのお弁当は僕のために作ってくれたんだよな?
……な、なんてラッキーなんだ僕は。
(う〜ん、ようやく昼休みだ)
(今日はなんだか授業が長く感じたせいで/すっごくだるいや)
???
「V6077お・に・い・Wv120ちゃん」
(なんだよ……美也のやつか?/はぁ……面倒くさいなぁ……)
「V6078あれ? お兄ちゃん?」
(しょうがない、適当にあしらうか……)
「どうしたんだよいったい……。/僕は疲れているんだ……って? あれ?」
「あ、あれ? 森島先輩に塚原先輩」
「V0646ふふっ、W45EoこんにちはNm君」
「V6079せっかく美也ちゃんのふりして/話し掛けたのに、EFe9m3反応がいまいち/面白くなくて残念だわ」
「ええっ、そ、そんな事言われても……」
「V6080むむっ? W45EFm3Ec駄目ねNm君」
「え? だ、駄目?」
「V6081せっかく一緒の学校に通っているのに、/W15EFe9そんな寂しい事言っちゃって」
(むしろ一緒は嫌なんですけど……)
「V6082素敵なお兄ちゃんとして、EF3いついかなる/場合でも、妹を楽しませないEcとね」
「いやいや、そんなの面倒ですよ……」
「V0647そうね、W45Eo確かに大変だろうね」
「ですよね?」
「V6083……なるほどねぇ。W45EoFe8m3Nm君は結局/美也ちゃんに甘えてるのね?」
「ええっ!? なんでですか?」
「V6084いーい?Wv60 W15Ecあの可愛い美也ちゃんの/兄として生まれたNm君は……Wv240」
「V6085素敵なお兄さんであるべきなのよ!」
「な、なんでですか?」
「V6086……W45EFe7なんとなく」
「そ、そんなぁ……」
「V0648ふふっ、W45Eo酷い話だね」
「V6087と、EcFm6とにかく、W45Eo格好良くて面白い兄になる/努力をするべきなの!」
「V6088常に美也ちゃんを守る、/W30Ec頼れる兄でいてあげないとね!」
「ええ? ……それは、その」
・美也は生意気なので……
・これからは町内一番の兄を目指します
「そうは言っても、美也は生意気なので、/守ってあげようとかは思えないんですよ」
「V6089こら! W45EFe9Nm君。わかってないなぁ」
「ええっ?」
「V6090あの、EF3ちょっと小生意気な所が/可愛いんじゃない」
「そ、そういうものですかね?」
「V6091そうよね、ひびき」
「V0649……確かにはるかの言う通りかもね」
「そうですね、確かに僕は甘えてました。/これからは町内一番の兄を目指します!」
「V6092わお! EF3素敵よWv102Nm君」
「V6093私もね、W45EF3小さい頃から素敵な/お兄ちゃんが欲しかったのよ!/W45EcNm君ならなれるわ!」
「V0650はるかにはお兄さんがいるじゃない?」
「V6094あんなに粗野でがさつじゃ駄目よ。/W45Ecお兄ちゃん失格!」
「き、厳しいんですね……」
「V6095よし! 早速特訓ね」
「え?」
「V0651特訓?」
「V6096Nm君が素敵で立派で頼れる/お兄ちゃんになれるように訓練するの!」
「ええ? 訓練するんですか?」
「V6097そう、W45EoF3善は急げだしね! W15P6W30行くわよ!」
「V0652ちょっと……私も行くの?」
「V6098乗りかかったドロ舟でしょ!/W45F3Ecいいから付いてきて! W45Eoレッツゴー」
「V0653ふぅ……W45Eoドロは余計よはるか」
「え? 食堂ですか?」
「V6099そうよ、W30EcF4まずは基本となるFm3家庭内の/お兄ちゃんを学ばないEoF3とね」
「家庭内と言いますと?」
「V6100食卓よ」
「V0654食卓?」
「V6101やっぱり一番会話が弾むのは食事中だと/思わない? W15EFe8m3だからまずは食卓での兄の/作法を練習するの!」
「さ、作法ですか……」
「V6102ええ!」
「V0655……私も付き合わなきゃいけないの?」
「V6103もちろんよ! W60EFe8m3いいひびき!/W15EF3ちょっと耳を貸して!」
「V0656やれやれ……」
「V6104だからね……W30Fm3して、W30ひびきは……」
「V0657ええっ!?」
「V6105我慢して! W45EF4そうしたら……。/W45EF7という流れに……。W45EF3わかった?」
「V0658……本気?」
「V6106もちろん!」
「V0659ふぅ……W45Eo今日だけだからね……」
「あ、あの……」
「V6107はい! W45EoそれじゃあNm君が家に/帰ってくるところからね!」
「V6108私とひびきが家で待っていた妹っていう/設定よ! W45EFe8はい、スタート!」
「ス、スタートといわれましても……」
「V6109ほら! EFm3頑張って!」
(く、くそ、こうなったらやるしかないか)
「た、ただいま〜」
「V6110おかえりお兄ちゃん!」
「V0660お、おかえりんりん!」
「お、お兄ちゃん? おかえりんりん?」
「V6111寂しかったよ〜、W45EFm3遅いよお兄ちゃん」
「V0661さ、寂しかったよ〜……お兄ちゃん……」
「ご、ごめんよ。ちょっと友達と遊んでて」
「V6112ええ〜、W45EF6お兄ちゃんは、W45EF9お友達と/はるかとどっちが大切なの?」
「V0662ひ、ひびきとどっちが大切なの?」
「も、もちろんお前達だよ」
「V6113ほんとに?」
「V0663ほんとに?」
「ほ、本当だよ! 本当!」
「V6114えへへ……W45F3Ec嬉しいなぁ」
「V0664お兄ちゃんFm6大好き」
(こ、これはすごい状態だぞ……。/ろ、録画しておきたい!)
「V6115あ、W15EF3そうだお兄ちゃん!/W45EFe7そろそろ夕ご飯だよね!」
「ああ、そうだな! そうするか!」
「V6116今日の夕ご飯はデラックス定食だよ!」
「へ?」
「V0665一生懸命作ったから皆で食べようね!」
「い、いやデラックス定食って……。/普通の定食の倍の値段だし……」
「V6117今日の夕ご飯はデラックス定食だよ!」
「V0666一生懸命作ったから皆で食べようね!」
「今月のお小遣いが……/う、うどんじゃ駄目?」
「V6118今日の夕ご飯はデラックス定食だよ!」
「V0667一生懸命作ったから皆で食べようね!」
「わ、わかったよ……」
「V6119わ〜い! W45Eoお兄ちゃん大好き〜」
「V0668大好き〜!」
……こうして、可愛い妹(?)二人に/ご飯を食べさせた。
すごく楽しい時間だったけど、/その代償はとても高くついた……。
い、いいんだけど……とほほ。
(先輩に作ってもらったドライカレー……。/すごく美味しかった)
(そして嬉しかった……。今日はそのお礼を/すべく、先輩にサンドイッチを作ってきた/んだけど……)
(果たして食べてもらえるかどうか……。/普通男が作った物とかって敬遠されそう/だしなぁ……)
(……でも、わざわざ僕にお弁当を作って/きてくれるくらいだから嫌われてはいない/と思うんだけど……)
(それにしては謎の嘘をついていたけど、/あれは照れ隠しなのかなぁ……)
(……いかん! いかんぞNn!/もう十分に考えたじゃないか)
(きっと、きっと喜んでくれる……。/よし、渡しに行くぞ!)
(……とは言ったもののやっぱり不安だ)
(いきなりサンドイッチを作ってきたとか/言ったら……変に思われるかなぁ……)
(ああ、とか考えてたらもう教室だ……。/ど、どうしよう……)
「V6120あら? Nm君?」
「あ、も、森島先輩……」
「V6121どうしたの? W30私に用事?」
「あ、その……はい」
「V6122Ecなになに? Eoどんな素敵なお話?」
「えーっとですね……」
「V6123うんうん。W30Eoどうしたの?」
(うう、言うしかない……言うぞ!)
「せ、先輩! お昼はもう食べましたか」
「V6124ううん、Fm3まだ」
(おお、ラッキーだ!)
「V6125なんか食欲なくてね〜。W45EFe6今日は食べるの/やめようかなって思ってるの」
「え!? そ、そうなんですか……」
「V6126うん。W15Fm9それがどうかしたFm3?」
(な、なんてついてないんだ……)
「V6127あれ? W45EF4あれあれ? W45EF3その背中に隠した/包みはなぁに?」
「あ、いや……これは……」
「V6128うんうん何なのかな?」
「な、なんでもないです……」
「V6129はいっ! W30お手っ!EcF3」
「あ、はい……ああっ!」
(しまった……うっかり渡してしまった)
「V6130あれ? W45EF6これって……W45EFe9m3もしかして/お弁当かな?」
「あ……はい……そうです」
「V6131え? どうしたのこれ?」
「……先輩が作ってきてくれたお弁当の/お礼にと思って、作ってみました」
「V6132ええっ? Nm君が?」
「は、はい……」
「V6133お弁当を?」
「そ、そうです……/で、でも食欲ないなら……」
「V6134うわ〜、W30Ec嬉しい! W30Eoありがと!」
「え……」
「V6135もう! Fm3なによ!/Eo早く言ってくれればいいのに」
「も、森島先輩……」
「V6136もちろんFm3Nm君の分もあるんでしょ?」
「は、はい」
「V6137Fm4オーFm3キーFm4ドーキFm3ーWv50! W30Eoじゃあ屋上行って/食べよっ! Ecね?」
「え? あ、はい」
「V6138レッツゴー!」
「あ、せ、先輩……」
……こうして、二人で屋上でお弁当を食べた。
先輩は僕の作ったサンドイッチに大興奮で、/大喜びしながら食べてくれた……。
先輩……ありがとうございます。
(ちょっとテラスにでもいって、/のんびりするかな……)
(たまには、一人静かに過ごすのも/大事だからな……)
(お、空いてるじゃないか)
???
「V0000ちょっといいですか先輩」
「え?」
「えーっと……君は?」
「V0001僕は1年C組のR樹里R3きさとR路美雄R3ろみおです!」
「樹里路美雄……」
「V0002Nm先輩……W45EF1ですよね?」
「え? なんで僕の名前を?」
「V0003……調べさせてもらいました」
「調べたって……いったいなんで?」
「V0004その質問に答える前に、/W45EF6僕の質問に答えて下さい……」
「V0005Nm先輩は、森島先輩といったい/どういう関係なんですかっ!?」
「も、森島先輩?」
「V0006正直に答えて下さい!」
(どういう関係って……)
・正直に答える
・恋人だと答える……
・ペットだと答える
(なんか面倒くさそうなやつだし、/正直に答えておくか)
「V0007どうなんですかっ!」
「ただの先輩と後輩だよ……」
「V0008ごまかさないで下さいっ!」
「V0009僕見たんです……」
「み、見たって何を?」
「V0010廊下で……W45EF6Nm先輩と森島先輩が、W45EF8/すごく楽しそうにお菓子を食べている/ところをですよ!」
「あ、ああ……その事か……」
「V0011その事か、W45EF8じゃないですよ!」
「ろ、廊下でミニラーメンを食べる事/なんて大した事ないだろ?」
「V0012ミ、ミニラーメン!」
「V0013ミニラーメンだったんですね……。/W45F8Ecくそぅ……くそぅ……」
(そ、そこまで怒る事か……)
(なんだか生意気な1年生だよな……。/ちょっと意地悪してみるか……)
「V0014どうなんですかっ!」
(確かこの間読んだ美也の漫画に、/面白い台詞があったよな……)
「V0015答えて下さいっ!」
「あ、なるほどね〜、そっかそっか。/君は彼女に惚れてるのかな?」
「V0016え……」
「いやぁ、まいったな……。実は彼女、/僕と付き合ってるんだよねぇ〜」
「V0017つ、付き合ってる……」
「僕が入学したらすぐに彼女から告白され/ちゃってさ〜」
「V0018こ、こ、告白……」
「入学式から一週間も経たないうちに/言い寄られたからさ、最初は部活の勧誘/か何かかと思っちゃったよ。ははは」
「V0019……」
「そしたら彼女、部活は何も入ってないって/言うじゃない?」
「どうやら僕という部活に入部したかった/らしんだ! はははは、参っちゃうよね」
「V0020……もう」
「まぁ、当時の君は中学3年生……。/そんな事も知らずに受験勉強に必死/だったって訳だね〜」
「V0021もういいですっ!」
「V0022もういいです! W45EF6もう聞きたくない!」
(う、泣きそうだ……。流石に言い/過ぎたな……謝ろう……)
「と、言うのはまあ冗談、というか嘘/なんだけどね……」
「V0023……え?」
「V0024う、嘘!? 嘘だったんですか!」
「う、嘘というか、希望かな?」
「V0025な、何て人なんだ……」
(それはこっちの台詞なんだけど……)
(う〜ん、僕と先輩の関係かぁ……)
「V0026どうなんですかっ!」
「……まあ、ペットとご主人様みたいな/ものかなぁ?」
「V0027ペ、ペットとご主人様!?」
「うん」
「V0028先輩がペット……」
「V0029……」
「V0030ご主人様……」
(だ、大丈夫かこいつは……)
「V0031Nm先輩は何を考えてるんですか!/W45Ec僕はそんなの絶対に認めませんよ!」
「い、いや認めないって言われても……」
「V0032そんな……W45EF8森島先輩をペットにして/可愛がっているだなんて!」
「……いや、逆だよ。逆」
「V0033え? 逆!?」
「僕がペット。わかる?」
「V0034Nm先輩がペット……」
「V0035森島先輩がご主人様……」
「V0036……」
(ほ、本当に大丈夫なのかこいつは……)
「V0037……よく、わかりました」
「はっ?」
「V0038僕は、W45Ec僕はNm先輩を認めないっ!/W45Eo断じて認めないですから!」
「え? お、おい……」
(な、なんなんだよ……いきなり来て、/勝手に熱くなって……)
(多分……森島先輩の事が/好きなんだろうなぁ……)
(それで僕に嫉妬して……)
(……嫉妬されるほどの関係じゃないのに)
(はぁ、そうだよなぁ。せっかく/話せるようになったのに、美也と一緒に/ミニラーメン貰って喜んでるだけ……)
(こんなんじゃ恋人になるだなんて……)
……こうして、1年生の樹里路美雄に絡まれた。
改めて先輩の人気を思い知ったな……。
(あれ? ……あそこでキョロキョロして/るのって森島先輩だよな?)
(何してるんだろ……。行ってみるか)
「森島先輩〜っ!」
「V6139えっ! あ……Wv85EF8Is0しーーーっ!」
「え?」
「V6140静かにしないと、Fm3見つかっちゃうよ?」
「え? み、見つかる?」
「V6141あれ? W45EF9Nm君もプール覗きに来た/んじゃないの?」
「え? ち、違いますよ……」
「V6142そうなの? Wv80EF9Is0じゃあなんでこんな所に?」
「その……先輩を見かけたからです……」
「V6143そっか、Wv75W15Is0EFe9m3なるほどね……」
「その……先輩はプールを/覗きに来たんですか?」
「V6144あっ、Fm3そう! Eそうなのよ!/W30Is0ねね、Nm君も一緒に覗こうよ!」
「ええ……い、一緒にですか?」
「V6145ふふっ、W45EFe8Eoいい場所を見つけたのよ!/W30F3Ecプール丸見えなんだから」
「ま、丸見え……」
「V6146だから、W15Is0EFe9ね? 一緒に行こうよ」
「で、でも……」
「V6147一人だとちょっと心細いの、W45EFe9m3お願いっ!」
「う……わ、わかりました……けど」
「V6148……けど?」
「その……男ならわかるんですけど、/先輩が水泳部を覗いて楽しいんですか?」
「V6149もっちろんよ!」
「V6150私に見られている事に気付かずFm3に……」
「はい」
「V6151きゃっきゃ言ってる女子生徒達を/EFe9こっそりと覗き見るの!/W15F3Ecふふっ、W30EoFe9すごく楽しいと思わない?」
(せ、先輩ってすごく変わってるよなぁ)
「V6152さーて、W45Ecそれじゃあ行きますか」
「あ、は、はい……」
(おおっ、こ、これは……)
「V6153わぁ! よく見えるね〜」
「そ、そうですね……」
「V6154ふふふ……私に見られている事に気付かず/一生懸命部活をしてるわね」
(覗いているってだけで、ただの水着が/別物に見える……。これはすごいかも)
「V6155むむっ、あそこにいるのはひびきね……」
「あ、本当ですね」
「V6156ふふふふふっ」
「先輩?」
「V6157いいわね〜、実にいいわね〜……。/私がここから覗いてる事に気付かずに、/ひびきちゃんが一生懸命指導してるわ」
「V6158このひびきちゃんを出し抜いている感が/たまらないわね〜」
「そ、そうですか……」
「V6159ええ。Nm君もよく見ていってね」
「は、はい……」
「こうして見ると塚原先輩って、すごく/スタイルがいいですよね……」
「V6160え?」
「なんかモデル体型って言うか……」
「V6161モ、モデル体型……」
「う〜ん、格好いいかも」
「V6162な、何よ!」
「V6163わ、私だって……。街を歩いていると/時々アイドルにならないかってスカウト/されるのよ! もう!」
「ええ? ス、スカウトですか……。/すごいですね」
「V6164え? あ、うん……ありがと」
「あ、はい」
「V0669こらっ! そこで何をしているの」
「V6165え!?」
「あっ!」
「V6166ま、W15Is0SまずいわねNm君!」
(こ、こうなったら……)
・森島先輩を犠牲にして逃げる
・自分を犠牲にして森島先輩を逃がす
「こ、ここは先輩にお任せします」
「V6167ええっ!? わ、EFe9私?」
「先輩なら、塚原先輩に上手くこの状況を/説明できると思います! ではっ!」
「V6168ちょ、ちょっと! どこ行くの?!」
(す、すみません先輩。男には逃げなくては/ならない時があるんです……)
「V6169う、裏切り者は絶対に/許さないんだから〜っ!」
(はぁはぁ……)
(こ、ここまで来れば……はぁ)
(もう大丈夫だろう……。ふぅ……)
(それにしても……。思わず先輩を置いて/逃げてしまったが……)
(……やっぱりまずかったかな?)
(うっ……まるで先輩の怒りが天に通じて/いるかのように、いきなり落雷が……)
(で、でも、仕方なかったよな……)
……こうして、森島先輩を置いて逃げた。
無事逃げおおせたけど、後がちょっと怖いかも。
「こ、ここは僕に任せて下さい!」
「V6170えっ!? Nm君?」
「二人して捕まる必要はありません……。/行って下さい先輩っ!」
「Is0Nm君W15V6171……EF6あなたって人は」
「早く……」
「V6172ありがとっ! Nm君!/W45EF6私、私あなたの事忘れないFm3っ!」
「V0670Nm君だったのか……」
「つ、塚原先輩……」
「V0671……おかしいわね。/W45EF1もう一人居たような気がしたけど」
「あ、同じクラスの梅原君です」
「V0672なるほど……。W45Eoで、どこに行ったの?」
「僕を置いて逃げました」
「V0673へ〜、悪いことをしたっていうのは/理解しているんだ」
「V0674ふぅ……」
(うう、わかっちゃいたけど怖い……)
「V0675……うん。W45EF1とりあえず、/もう行っていいわよ」
「V0676悪い事をした自覚はあるみたいだし……。/W45EF3今度プールの周りの掃除をするって事で、/今回は許してあげるわ」
「プ、プールの周りの掃除ですか」
「V0677あら……嫌とは言わないわよね?」
「も、もちろんですっ!」
「V0678逃げた子も一緒にやるようにね。/それじゃ」
(ふぅ……掃除か……。まあ、そのくらいで/済んでよかったんだろうな……)
(森島先輩のこともばれなかったみたいだし/結果オーライかな?)
……こうして、森島先輩を無事に逃がした。
……よくよく考えたら、僕が覗きたいって言った/訳じゃないのに、罰掃除か……。
やれやれだな……。
(あれ? 何か落ちてるぞ……)
(手帳……だよな)
(えーっと、誰の手帳だろう?/ちょっと中を見てみるか……)
(ポラロイド写真が挟まってる……。/失礼して見させてもらおう)
(塚原先輩……と、これは……だ、誰だ?)
(森島先輩そっくりの……男の人……。/だよな?)
(……すごく似てる。他人とは思えない。/……お兄さんか?)
(……この手帳は、/森島先輩か塚原先輩の物だよな……)
(……だ、駄目だ気になる。/塚原先輩に聞きに行こうっ!)
(まだ部活の時間だから、きっとプールに/いるよな……)
(……)
(えーっと塚原先輩は……)
「V0679こら、部外者がなにを堂々と/入ってきてるの」
「あ、塚原先輩! ちょうど良かった」
「V0680え? W45EF1もしかして私に用事?」
「あ、はい……。でも部活中ですよね、/出直します」
「V0681ええ、そうしてくれる……W45Eoと、/いつもなら言うところだけど」
「え?」
「V0682今日はもう終わりだからいいわよ」
「あ、そうなんですか」
「V0683ええ。それで何の用事?」
「あの……これを拾ったんですけど」
「V0684あ、私の手帳……。W45EF3探してたんだ、/W45EcありがとうNm君」
「い、いえ、どういたしまして」
「V0685どこにあった?」
「あの、僕の教室のそばの廊下に」
「V0686そっか、良かったよありがとうね」
「は、はい……」
「V0687あれ? W45EF1まだなにかあるの?」
「その……」
部 員
「先輩、さようなら〜」
「V0688あ、はい。W45F3Ec気を付けてね」
「失礼します〜」
「……」
「V0689……もしかして、W45EF1中の写真を見た?」
「はい……勝手に見ては悪いとは思ったん/ですけど、名前が書いてなかったので」
「V0690そっか、W45EoF6それでか……」
(な、なんでこんなに/言い辛そうにしているんだろう……)
「だ、誰なんですか?」
「V0691……」
「その……塚原先輩と一緒に写っている人は/いったい誰なんですか?」
「V0692……ふぅ」
(な、なんなんだよ! これは……)
「V0693……知らない人、じゃ駄目なのかな?」
「え? あ、はい……」
「V0694後悔するかもよ?」
「し、しませんっ! むしろ聞かずにいる/方が後悔しそうです……」
「V0695……そっか」
(な、なんだかすごく嫌な雰囲気だ……。/い、いったいなんなんだ?)
「V0696……」
「も、森島先輩の……ご兄弟とか/親戚の方ですよね?」
「V0697……あれは、はるか本人だよ」
「ええっ!! そ、そんな馬鹿な……。/だ、だって男の人っぽくて……その……」
「V0698……」
「V0699はるかは……W45EF7その……W45Ec男性なんだよ」
「な、何を言ってるんですか塚原先輩!/そ、そんな訳……そんな訳ないですよ」
「V0700認めたくない気持ちはよくわかるよ」
「み、認めるもなにもありえないじゃない/ですかっ! 森島先輩が男の人だなんて」
「V0701事実なの……」
「そ、そんな馬鹿な……/気付かれない訳ないですよ!」
「V0702はるかのお祖母さんと、今の理事長は/親しい間柄だったらしくてね、それで/内緒にしたまま入学してきたんだって」
「そ、そんな……そんな……」
「V0703……私も最初は驚いたよ。W45Ecだって、/W45EoFe1女友達として接していた子がね……」
(そ、そんな事……)
「V6173……ごめんねNm君」
「も、森島先輩……」
「V6174あ〜あ……、W45Ecついにばれちゃったか……。/W45EoFe9男の子だって知ってびっくりした?」
「そ、その……」
「V6175本物にも負けてないと思うんだけどなぁ」
「V6176どう?」
「ど、どうって……」
「V6177本物っぽくない?」
(ほ、本物っぽい感触って言われても……。/これが本物じゃないなら、何が本物なのか/僕にはさっぱりわからない……)
(というより、今まで僕は男の人に/こんなにも憧れていたのか……)
(でも、だからって……先輩に憧れた気持ち/は嘘じゃない……。それにこの柔らかさも/嘘じゃない……、それは関係ないか……)
「V6178もう、ちゃんとこっちを見て……ね?」
「え、あ、はい……」
「あ、あれ……」
Ti0/        Ti2Ts3ザバーーーンAs0b0
「う、うわっ!!」
「V0704あ……」
「V6179わっ……」
(プールに落ちてしまった……。/なんて事だ……)
「V0705大丈夫?」
「だ、大丈夫です……上がれます……」
「は、ははは……。ずぶぬれです」
「V6180……ふふふ」
「V0706……くすっ」
「V6181あはははは、W75EoFe9もうNm君ったら」
「V0707ふふふふふ……」
「せ、先輩たち笑いすぎじゃないですか?/ぼ、僕はすごくショックで……」
「V6182ふふふっ、W45Eo嘘よ」
「V0708くすっ……」
「V6183私が男の子って言うのはウ・ソ」
「V0709見事にだまされたものね」
「え? う、嘘……」
(な、何が嘘で、何が嘘じゃないのか……)
「V6184大成功ね! W45EoFe8私を置いて逃げた罰よ!」
「お、置いて逃げた罰……」
「V0710はるかに聞いたよ? プールを覗いた/時一緒だったんでしょ?」
「あ、あの校舎裏の……」
「V6185私一人で罰掃除したんだから!」
「V0711そんな訳で一芝居うつのに協力したの。/W45EFe1でも、ここまで上手くいくとは……」
「V6186リベンジ完了〜」
「V0712ふふっ」
「……じゃ、じゃあ先輩は本当に/女の子なんですか?」
「V6187もっちろん」
「よ、よかった……W30くしょん!」
「V6188あっ」
「V0713あ……」
「V6189ふふっ、驚かすのは大成功でよかったけど/まさかプールにまで落ちちゃうとは……。/今タオルとってくるから」
「え? あ、すみません……」
「V0714確かに落ちるとまではね……。/W45Eo私のジャージ貸してあげるよ」
「あ、いえ……」
「V0715いいから」
「V6190ちょっと待っててね」
……こうして、森島先輩と塚原先輩に/見事にひっかけられた。
本当に驚いたけど、嘘でよかった……。
(そろそろ冬休みだな……)
(休みに入る前に、開かずの教室に/隠してあるお宝本を整理しておくか……)
(……どの本を持って帰ろうか)
「V1298あ……」
「ん? なんだ美也か」
「V1299えーっと、EFe9m3何を……」
「どうした?」
「V1300う、F3Ecううん……EoFe9何でもない」
「え? な、何だよそれ」
「V1301じゃ、じゃあねお兄ちゃん」
「あっ! おいっ!」
(なんなんだよあいつ……あの反応は……)
(まあいいか……。さっさと行こう)
(屋上に誰もいなけりゃいいんだけど……)
「V0716ぶっ! EcFm3ふふ……」
「つ、塚原先輩!?」
「V0717う、うん……Ecくすくすっ」
「ど、どうかしましたか?」
「V0718いや……EFe3なんでもない……Ecふふふっ。/Eoごめん、それじゃ」
「あ、先輩?」
(い、いったいなんなんだよ……)
(……)
(くそっ、美也といい塚原先輩といい……。/ちょっと感じ悪くないか?)
(早く行こう……)
(誰もいないといいんだけど……)
「V1756おう、Ec奇遇だな……EoF4って……F2Ecぶっ!」
「なんだよ、梅原もかよ……」
「V1757え? EF7俺もって……」
「皆僕を見ると微妙な態度になるんだよな、/何だって言うんだ……」
「V1758そりゃNm……Ecいや……」
「いや、なんだよ?」
「V1759なあ、Ec今度あのビデオ貸してくれよ!」
「は? なんだよ急に……」
「V1760ほら、EFe9この間話してたやつだよ」
「え? この間っていつだよ?」
「V1761この間力説してたやつだって!」
「力説……それって……」
・BIN☆KANボーイお正月お年玉SPの事か?
・わんぱくわんわん大集合の事か?
「BIN☆KANボーイ/お正月お年玉スペシャルの事か?」
「V6191BIN☆KANボーイ?」
「えっ!?」
「V6192へ〜、W45Fe8m3Ecなるほどねぇ……」
「も、森島先輩」
「V6193そういうのを見てるんだ〜。/W45EF7ふぅ〜ん、W45EFe9m3Nm君は鈍感なのにね」
「い、いつからそこに……」
「V6194ずっとよ」
「ず、ずっとって……」
「V6195廊下からずっとよ!」
「そ、それで美也も塚原先輩も/態度がおかしかったのか……」
「V6196ええ」
「V6197水泳部覗きの件で、W45Fe8m3Ec私を置いて逃げた/仕返しに驚かそうと思っていたけど……」
「V1762あ、それでですか……」
「V6198むしろ私が驚かせてもらっちゃった……。/W45EF3ねえ、W15Ecビンカンボーイ君」
「えっ、いや、それは……」
「V1763くっくっく……」
「V6199私も今度BIN☆KANボーイ見て/みよっと。W45P6Ecじゃあね!」
「あ、せ、先輩!」
「V1764あ〜あ……」
「……」
「V1765ははは、W45EoFe9なんだか大変そうだな」
「まあな……ビデオは今度もってくるよ」
「V1766いや、F3Ecやっぱいいわ」
「わんぱくわんわん大集合の事か?」
「V6200えっ、何それ! 私も見たい!」
「V6201し、W15EF8しまった〜」
「先輩、いつからそこに!?」
「V6202あ〜ん、W45F8Ec悔しいっ! W45Eo後ろから/思いっきり驚かそうと思ったのに!」
「V1767なるほど、EFe9m3そういう事だったんですか」
「い、いったい何のために……」
「V6203……リベンジよ」
「リベンジ!?」
「V1768リベンジっすか……」
「V6204一緒に水泳部を覗いていたのに……。/W45Ec見つかった瞬間に私を置いて逃げる/だなんて……」
「あ……」
「V6205し、W45信じていたのに……W45Ec悔しい……」
「す、すみません先輩……僕は……」
「V6206あ、うん。EF3W30別にもう怒ってはいないの。/W15Ec面白かったしね」
「V1769切り替えはやっ!」
「V6207でも悔しいから、W45EFe9m3Nm君を思いっきり/驚かせようとしたんだけどねぇ……Fm9失敗Fm3」
「V6208まあ、Fm3美也ちゃんとひびきの反応が/面白かったからFm4いっか……P3F3EoW45じゃあね〜」
「あ、せ、先輩」
「V1770いやぁ、EFe9森島先輩って面白いよなぁ……」
「そ、そうだな……」
……こうして、森島先輩のリベンジは終わった。
う〜ん、本当に怒らせてはいけない人だ……。/まさか後をつけてきているとは……。
(さてと……/森島先輩と一緒にプールを覗いていた罰で/掃除をしに来た訳だけど……)
(結構汚れてるんだよなぁ……はぁ)
(でも仕方ないよな……)
「V1771なぁ大将」
「ん?」
「V1772かなり大変そうじゃないか?/W45EF6本気で二人でやるのかよ……」
「おいおい梅原、さっき言っただろ?」
「塚原先輩がどうしてもお願い、って事で/掃除をしてるんだ。きっちりやりきれば/塚原先輩にすごくほめて貰えるぞ」
「V1773う〜ん、W45EoFe9そう言われるとなぁ……。/W45F2Ecよしっ! W45Eo気合を入れてやるかっ!」
「うん、頑張ろう」
(すまない梅原……。森島先輩の/身代わりの罰掃除なんだ……)
(どんなに一生懸命やっても、塚原先輩に/誉められる事はないだろう……)
(って、ぼけっとしてる暇はないな、/僕もちゃっちゃと掃除しよう)
(ふぅ……ぼちぼち終わりでいいか)
「V6209やってるやってる……思ったとおりね」
「あ、森島先輩どうしてここに?」
「V6210ふふっ、W45EoFe9Is0去年ね水泳部を覗いた男の子が/罰掃除をさせられてたから……」
「V6211もしかしたら、W30……EoFe9m3って思ってね」
「え? もしかしてわざわざ様子を……」
「V1774あれ? 森島先輩じゃないっすか」
「V6212は〜い、W45Eo頑張ってるみたいね!」
「V1775いったいどうしたんですか先輩」
「V6213ふふっ、W45EoF3これ、やろうと思って……。/P1EcW45じゃじゃーーーん!!」
「え?」
「V1776さつまいも……ですか?」
「V6214集めた落ち葉で、Eo焼きいもしない?」
「え? 焼きいもですか?」
「V1777面白いっすね〜」
「V6215でしょ〜? W45EoFm4もっと誉めてFm3Ec」
「で、でも先輩。学校で焚き火するなんて/先生にばれたら……」
「V6216ふふっ、W15Eo任せて。W30EF3ちゃんと先生に/言っといたから大丈夫よ」
「V1778おお、W45EF2抜かりないっすねぇ」
「V6217ちゃんとバケツも持って来たし、/W45EF3水を汲んでおけば安心でしょ?」
「なるほど……確かに」
「V6218Eね? W30どうかな焼きいも?」
「V1779いや、W45Ecいいっすね! W45Eo腹も減ったし」
「そうですね……やりましょうか」
「V6219よーし、W45EoFe8それじゃ焼くわよ〜」
「V1780合点承知!」
「V6220おいもを入れてっと……」
「V1781先輩手馴れてますねぇ……」
「うん、確かに」
「V6221任せて! 焼きいも姫と呼んでくれても/いいわよ?」
「V1782よっ! 焼きいも姫っ!」
「V6222……むむ」
「あれ? どうかしたんですか先輩」
「V6223あはは、ごめん。自分で言っておいて/なんだけどやっぱその名前無しで」
「V1783え? は、はあ」
「はははは」
「V6224さ、さて、気を取り直して着火〜」
「V1784あ、そのマッチ格好いいですね」
「V6225ふふっ、お気に入りのお店のマッチなの」
(先輩のお気に入りの店か……)
「V6226ふふっ、W45Eoいい感じね」
「そうですね」
「V1785それにしても先輩」
「V6227うん? EF3Is0どうかしたの?」
「V1786なんでまた急に焼きいもを?」
「V6228ふふっ、W45EoF7そうねぇ……W30EcFe6m3言うなれば」
「言うなれば?」
「V6229身体を張って助けてくれた戦友への/お礼かな?」
「V1787は? W45EF6戦友っすか?」
「V6230この校舎裏のね」
「あ……」
「V1788何だ何だ? W45EF9俺にはわからん話か?」
(やっぱり……水泳部を覗いてて、塚原/先輩に見つかった時のことだよな……)
「V1789なんだよおい、W45EF9俺にも教えてくれよ」
「V6231まーまー、W45Eoまずはおいもを食べましょう」
「V1790え?」
「も、もうですか?」
「V6232え〜、W45EFe3m4そろそろいいんじゃないかな?」
「せ、先輩それは早すぎですよ」
「V1791そうっすよ……」
「V6233もう平気でしFm3ょ?」
「V1792いやいや! W45EoF9いもをなめちゃ駄目っすよ」
「もうちょっと焼いた方がいいと思います」
「V6234何よ二人して! W30Ecもう!」
「あ、いや……」
「V1793す、すんません……」
「V6235わかったわよ、W30EF6もう少しね……。/W15P1F3EcW45そろそろいい?」
「V1794早いっす!」
「駄目です」
「V6236LdMoえ〜……LeMc」
……こうして、ちゃんと時間をかけて焼いた/焼きいもを仲良く3人で食べた。
学校で焼きたてのいもを食べるってのも、/なかなかいいもんだなぁ……。
(さて新刊のお宝本チェックも終わったし、/そろそろ帰ろうかな……あれ?)
(森島先輩……あれ、一緒にいる/男の人って誰だ?)
(40歳くらい……だよな?/ま、まさか!?)
・お父さんとか!?
・ナンパとかっ!?
・補導されてるとかっ!?
(お父さんとかかっ!/これは挨拶せねばなるまいっ!)
(上手くいけばお父さん公認の仲に……)
(そしていずれは……)
(む、娘さんを下さいっ!/だめだ! そ、そんなっ!)
(ナンパじゃないのかっ!)
(大人の男の魅力とかで、先輩を魔の手に/かけようとしているのではないのか!)
(学生ではいけなそうな、いい雰囲気の/お店とかに連れていっちゃって……)
(それで、私こんなお店初めてっ!/ふふっ、大したお店じゃないよ……。/そんな感じでっ!?)
(補導されてるとかっ!?)
(先輩、しっかりしているようで、/意外とぼけっとしているから……)
(誤解が誤解を呼んで、補導される羽目に/なっちゃったんじゃないのか?)
(って、僕は何を考えてるんだ……)
(あれ? よく見ると嫌がってないか?)
(いや、間違いなく嫌がってるよな……。/こ、これはまずい。すぐに行こうっ!)
「V6237だから、私そういうのは興味ないので」
「あーっと、森島先輩」
「V6238あ、Nm君!」
男 性
「あ、じゃ、じゃあ気がむいたら連絡を/してみてね。それじゃ」
「V6239……もう、しないってば!」
「どうしたんですか先輩?」
「V6240うん。W45EF8なんか漫画のグラビアに出て/みないかーW45EF9って……」
「ええ? 漫画のグラビアですか?」
「V6241もう、EF6断ってるのにしつこくって……」
(さすが森島先輩だよな……)
「V6242スタイルがいいから水着で! Fm8とか。/EFe8m4学生っぽくFm3体操服も似合いそう! Fm6とか、Wv280/EcF6W45Is0本当に長々と……」
(う〜ん、森島先輩には悪いけど、/わかる気もするなぁ……)
「V6243誉められるのは嬉しいけど……」
「V6244外見だけ誉められても……W30Fe6EcIs0ちょっとね」
「なるほど……」
「V6245なんかさ〜、W45EFe8m6男の人って外見だけで/選ぶ人が多い気がするんだけど……。/W30EFe6m9Is0気のせいかなぁ」
「どうですかね……確かに多い気もします/けど……」
「V6246Nm君もそうなの?」
「え?」
「V6247その、EFe9やっぱり……/W45Is0Fm9見た目で選んじゃうのかな」
・正直に言うとそうです
・違いますよ!
「正直に言うとそうです……」
「V6248わお……W45EF9m3はっきり言うのねWv119Nm君」
「だって……森島先輩のルックスって……/まぶし過ぎだと思います」
「V6249え?」
「……だから、その」
「V6250ほ、W30Is0誉めてくれるのは……W30EFe9m3Is0嬉しい。/W15Is0ありがと」
「V6251でも……Wv50W15Is0私はルックスだけなのかな?」
「そ、そんな事無いです!/先輩はルックスだけなんかじゃないです」
「V6252ふふっ……W45EoEFe9それじゃあさ、/他にどんな所が良いと思う?」
「そ、それは……その……」
「V6253その?」
「そ、その昔……に……」
「V6254え?」
「僕と、丘の上公園で……」
「V6255公園で……W45EF9Is0どうかしたの?」
「や、やっぱりいいです!」
「V6256えIs0えIs0〜っ!」
「今のは忘れて下さい」
「V6257もう! W45Eoそこまで出かかってるくせに/言わないなんて男らしくないわよ!」
「何でも無いんです、勘弁してください!」
「V6258むむむ……Wv90W60EFe7m6もしかしたらノドをさすったら/素直になるかも? Wv320W20EFe8m3うりゃうりゃ!」
「先輩! そこは駄目です! 急所です!」
「V6259おかしいわねぇ? W45EF6近所の柴犬は/ここを撫でると喜ぶのに……」
「いや、僕は人間なんで……」
「V6260まあそうなんだけど、W45EFe7m3Nm君って/ちょっと犬っぽいじゃない?」
「そ、そうですかね?」
「V6261ふふっ、W30Eo可愛らしい表情とかね」
「な、なるほど……」
「違いますよ!」
「V6262さっすが、Nm君。EcFe9Is0嬉しいな」
「あ、喜んでもらえてよかったです……」
「V6263やっぱり、W15EFe9見た目だけで選ぶ人って、/ちょっと問題があると思うんだ……」
「え? もしかして昔何かあったんですか」
「V6264う〜ん……」
「……」
「V6265私ね……W45Ec中学生の時に……W45EoF9一度だけ、/付き合った人がいるんだ」
「ええっ!? つ、つ、付き合った……」
「V6266ど、Fm9どうしたの急に……」
(つ、付き合った人が……彼氏が……。/彼氏がいたのか!?)
「V6267EFe9m4お、W15おーいNm君?」
(そ、そんな訳があっていいのかっ!?)
「V6268大丈夫?」
「だ、大丈夫です……けど……」
「V6269けど? W45EF9どうかしたの?」
「さ、さっきの話の続きを……」
「V6270あ、EF6うん」
「V6271結構押しが強い男の子に告白されて……W30/EF8どうしても! W15EF6って言うから、付き合って/みたんだけどね……」
(くそ……押しが大事なのか?)
「V6272私の外見が大好きで、W45EF6性格とかクセとかは/あまり好きじゃないって言われて……」
「ええっ! それは酷いですね……」
「V6273あはは、W45EoFe9Nm君もそう思う?」
「あ、当たり前ですよ……」
「V6274ちょっと大きな声出したら、/W15EF8もっと女らしく! W15EFe6m3とか」
「V6275笑い方とかも色々と言われてね……。/W30EF6全然面白くないから、Ec手も握らないうちに/Fm3お別れしちゃった」
「そ、そうだったんですか……」
「V6276それ以来、EFe9m3男の人に告白されても、/素直に喜べなくてね」
「V6277親しい男Fm3友達! W45EoFe9って言う人も作らなく/なっちゃったんだ」
「そうだったんですか……」
「V6278ふふっ、W45Eoそうなんだよね。W45EFe6m9でも……」
「V6279不思議と、Nm君と話していても/嫌な雰囲気とか感じないんだ」
「そ、そうなんですか!」
「V6280うん、W45EFe9m3なんでだろう……」
(う……そんなに見つめられると……)
「V6281もしかして……」
「は、はい!?」
「V6282……ちょっとワンチャンみたいだからFm3?」
「え……ワ、ワンチャンですか……」
「V6283ふふっ、W45EoFe9人懐っこいワンチャンが/付いて来てる感じだからかな?」
「そ、そうですかね……」
「V6284ありゃ、W45EF4Is0そういえばなんだけど」
「はい?」
「V6285……もしかして、W30EFe9m3さっきは/心配して来てくれたのかな?」
「え? あ、はい……」
「V6286そ、EFe6m3そうだったんだ……。/W30EF9ご、ごめんねFm3気付くの遅くて」
「い、いえ……いいんです……」
「V6287その、W60EFe9m3心配してきてくれてありがと。/W45F3Ecすごく嬉しい」
「あ、はい……」
「V6288本当にしつこかったから、助かったよ」
「……ま、任せて下さい!」
「V6289え……」
「先輩が困ってるのを見つけたら、/僕が必ず助けに行きますから」
「V6290Nm君……」
「V6291も、W30EF6もう、W30EcFe6m3また急にそんな事言って〜、/EoFe9本気にしちゃうよ?」
「いいですよ」
「V6292わお即答……」
「僕はいつでも本気ですから」
「V6293え……W45EF6あ、W45EFe9m3うん……」
「あ……でもな……」
「V6294ど、Fm3どうしたの?」
「今日みたいに、その場に居合わせられれば/いいんですけど……」
「V6295あ、EFe6m3そうね〜」
「いないときに……/先輩に何かあったらと思うと……」
「V6296Nm君……」
「ちょっと考えが足りなかったですね」
「V6297そ、W15EF6そんな事……W15EFe9m3ないよ……」
「V6298そ、EF9その……EFm3さ……」
「V6299……う、Fm3ううん。何でもEcない」
「え? でも何か……」
「V6300なんでもなーいの!」
「は、はい」
「V6301くすっ、W30EoねえNm君。ちょっとさ、/W15EF3お散歩でもしない?」
「え? お散歩ですか? いいですけど」
「V6302じゃあ……W45As1b32EFe9いこっAs0b0か?」
「え? あの、この手は……」
「V6303ほら! Ec早く早く」
「は、はい……」
「V6304Fm7レッツFm4ゴーFm3!」
……こうして、/森島先輩と手を繋ぎながら街をぶらぶらした。
道行く男たちが先輩に熱い視線を送るのを/見てると、今日の誓いを守るのはかなり/大変な事になるんじゃないかと思えた。
……が、頑張ろう。
(そういえば森島先輩ってスカウト/されてたんだよなぁ……)
(すごいなぁ……もしかしたら本当に/アイドルになって……)
(すっごい水着を着たり……)
(体操服を着たり……チャイナ服を着たり、/ドレスを着たりしたりするのかなぁ……)
(……う〜ん、どれも似合いそうだ)
(……おっ、次は3年生が体育か?)
(こうして見ると……)
(さすが上級生と言うべきか、/成熟された身体のラインがいいよなぁ)
(あっ、あそこの人すっごく/スタイルがいいじゃないか!)
(なんてことだ、まだまだ校内にも/隠れた逸材がいるのかも知れないなぁ)
「V6305お〜い、Nm君」
「え? あっ、はい! すみません!」
「V6306ありゃ? W30EFe9m3なんで謝るの?」
「あ、森島先輩……」
「V6307何してたのかな?」
「あ、いえ、特には……」
(うう、ついさっき想像していた、/体操服姿の先輩……ドキドキする……)
「V6308ふぅ〜ん……Wv90/W30EF8m3それじゃあなんで急に謝ったの?」
「それはその……なんとなくです」
「V6309なんとなく?Wv60 ……Wv200W30EFe9m3変なの」
「ははは……すみません」
「そ、そういえば先輩はジャージ無しで/寒くないんですか?」
「V6310あーっ、Fm8そうなのよ! Fm3聞いてくれる?」
「は、はい?」
「V6311ひびきちゃんったら、EF8最近浮かれちゃって/忘れ物が酷いの!Wv200W45 EFe7m4今日もね、EFe9体操服一式/忘れちゃったんだよ」
「え、珍しいですよね……」
「V6312まあ、W30EFe9m3珍しいといえば珍しいかな……。/W45EF8いや、その話はよくて!」
「V6313だからねEcFe8心優しい私が、Eo寒い思いをする/のも承知で、EFe7ひびきちゃんにジャージを/貸してあげたんだ〜」
「そ、それにしては嬉しそうですね」
「V6314もっちろん! W45Eo普段忘れ物をして/ひびきちゃんに借りっぱなしだからね!」
「V6315たまにはこういう事がないと、EFe9悔しくて」
「ははは、なるほど……それにしても」
「V6316ん? W45EF3どうかした?」
「ちょっと……もし良かったら後ろを向いて/もらえますか?」
「V6317え? W45P3EFe3m7こう?」
「あ、はい……」
(むむ……わかってはいたけど、森島先輩は/本当にスタイルがいいよな……)
(僕のお宝コレクションの中に、これほどの/スタイルの子が何人いるか……)
「V6318す、すごく真剣な表情なんだけど……、/W45Fm9いったいどうしたの?」
「あ、森島先輩ってスタイルいいなぁって/思って……」
「V6319Sえ?」
(しまった! ついうっかり……)
「V6320も、W45EFe9m3もう……W30EFe6エッチなんだから……」
「ち、違うんです! そういう感じじゃなく/て……その、雑誌とかのグラビアアイドル/とかと比べても負けてないというか……」
「V6321え? EFe6m3そ、W30そんな……W30EFe9誉めすぎよ……」
「そ、そんな事ないですよ……素敵です」
「V6322Nm君……。W45Ecふふっ、W45Eoありがと」
「V6323でも、W45EF6ブルマ姿を誉められてもなぁ……」
「あ! べ、別にブルマだから良いって訳/じゃなくてですね……」
「V6324ふふっ、W45Eoわかってる。W15EFe9冗談よ」
「きっとどんな衣装も似合いますよ!」
「V6325どんな衣装も? W45F8Ecう〜ん、W45EoF9そうかな……/W45EF4あっ、W20EFm3でもそうね……」
「どうかしましたか?」
「V6326サンタさんの衣装は、/EF3すっごく誉められたかなEc?」
「サンタの衣装……、あっ!/ミスサンタコンテストですか?」
「V6327うん」
「そういえば2連覇中ですもんね」
「V6328ありがたい事にね」
「……こ、今年は?」
「V6329あ、いっけない、EFe9m3行かなきゃ!/P3F3じゃあねNm君」
(ふぅ……先輩のブルマ姿良かったなぁ)
(アイドルになった先輩ももちろん見てみた/いけど……やっぱり自分だけの先輩で/いて欲しいかな……)
(今年のコンテストはどうするんだろう、/やっぱり3連覇を目指すのかなぁ……)
(って! 僕も早く教室に戻らないと!)
(ふぅ〜、校庭に出てみたはいいけど……)
(思ったよりも肌寒いし、もういいか……)
「V6330あ! 危ない! 避けて〜っ!」
「え?」
「おっと」
「V6331わお! すごいねNm君」
「V0719やるねNm君」
「森島先輩に塚原先輩、これって/フリスビーですよね?」
「V6332は〜い、こっちこっち!」
「えーっと、いきますよー」
「V6333おっ、上手いねNm君!/取りやすい!」
「え? そうですかね……」
「V6334そうよ! ひびきちゃんが投げると/勢いがよすぎて取れないんだもん」
「V0720普通くらいだと思うけど?」
「V6335そんな事ないわよ。さっきから何回/拾いにいってると思ってるの〜もう」
「V07213回?」
「V63364回よ! もう大変なんだからね」
「ははは、なるほど」
「V0722じゃあ、もう少し優しく投げるよ」
「V6337駄目」
「V6338それじゃ手を抜かれたみたいで嫌」
「V0723ふふっ、まったくしょうがないね。/それじゃ本気で行くよ」
「V6339さーこい!」
「V0724それっ!」
「……あ、あれ?」
「V6340う〜……」
「V0725今のはジャンプすれば取れたよ?」
「V6341な、何よ……もうひびきちゃんったら」
「あ、あの僕が拾ってきますね」
「V6342え?」
(相変らず仲がいいよな……)
(僕もいつかは……)
「はい、森島先輩。どうぞ」
「V6343ありがとNm君」
「V0726ごめんねNm君」
「いえいえ、お安いご用ですよ」
「V6344ふふっ、W45Eo優しいのね……W45EF4あっ!」
「V0727どうしたのはるか?」
「V6345……W45P0F3Ecそれっ!」
「V0728……フリスビーって誰もいない所に/投げる物じゃないと思うんだけど?」
「V6346さあ! Nm君取って来て!」
「え? あ、はい」
(い、いったいなんなんだ……)
(まあ森島先輩らしいんだけどさ……)
「えーと、はい。どうぞ森島先輩」
「V6347グーよ、Eoベリグー。Ecいい子ねWv176Nm君」
「あ、ありがとうございます」
「V6348よし、F3Ecそれじゃあもう一度」
「V0729こらはるか!」
「V6349え?」
「V0730Nm君は/はるかの飼い犬じゃないのよ?」
「か、飼い犬」
「V6350ありゃ……W45SdEF9怒られた?」
「V0731当然でしょ。W45EoF1親しき仲にも礼儀ありよ」
「V6351そ、Ecそうか……W45EoFm3そうだね」
「V6352ごめんなさいNm君。/W15EF9ちょっと楽しいかなって思ったの。/W30EFe9m3失礼だったよね」
「え? いやぁ……その、そうですね……」
・僕が犬以上の存在になれば楽しくなりますよ
・今度は僕が投げる番ですよね
・塚原先輩も手加減してあげてください
「僕が先輩の犬以上の存在になれば、/もっと楽しくなりますよ!」
「V6353へ?」
「V0732は?」
「あ、その……」
「V0733ふぅ〜ん……」
「V6354ふふっ、W45EoFe8言ってくれるわねNm君」
「ま、まあその願望というか目標というか」
「V6355そこまではっきり言われちゃうと、/W15EFe8思わず期待しちゃうなぁ……」
「V6356ワンチャンから……W45EFe9m3どんな素敵な存在に/なってくれるのかな?」
「そ、それは……その……」
「V0734ふふっ」
「V6357くすっ、W30EFe9Eoどうしたのお顔が真っ赤だよ?」
(ま、まいったなぁ……)
「今度は僕が投げる番ですよね!/いきますよ!」
「V6358え? EFe7m4あ、EF1うん……」
「せーーーーの!」
「V6359そ、EF8そんなに気合を入れなくても……」
「はい。どうぞ」
「V6360あ……ゆっくりだ」
「V6361えーっと……EF2えいっ!」
「V0735ナイスキャッチはるか」
「V6362やった! Eoキャッチできた!」
「V0736ふふっ、W45Eo優しいねNm君は」
「い、いやぁ……」
「その、塚原先輩も/手加減してあげて下さいよ」
「V0737う……」
「ぎりぎりで取れないコースに投げて/ましたよね?」
「V6363そうなのひびきちゃん?」
「V0738参った……W45EoF1その通り。W45EF6ごめんねはるか。/ちょっと意地悪しちゃった」
「V6364わお、W15EFe9素直ね」
「V6365ふふふっ、W45EoFe9ひびきちゃんにそんなに/可愛らしく謝られたら許さない訳には/いかないわね〜」
「ははは」
「V6366それじゃあNm君も参加って事で/Wv120W20EcフリスビーWv185再開〜」
「V0739いいわね」
「お手柔らかにお願いします」
「V6367ふふっ、W15EoFe8いっくわよWv130〜」
……こうして、3人でフリスビーを楽しんだ。
男子生徒の視線がちょっと痛かったけど、/最高に楽しい時間だった。
(さてと、小腹も空いた事だし、/購買に何か買いに行こうかな……)
「V6368あ〜っ! いたいたNm君」
「え?」
「V6369捜しちゃった〜。W30Eoでも会えてよかった。/W15EFe9ね?」
「は、はい!」
「V6370わお、W30EF3素敵なお返事ね」
「あ、ありがとうございます」
「V6371じゃあEc早速行きましょうか?」
「え? ど、どこにですか?」
「V6372そうね〜……W75EFe9m3いいところ?」
「い、いいところですか!?」
「V6373うん。W45さあ、行きまEcしょ」
「は、はい」
(って、完全に森島先輩のペースに/巻き込まれているな……)
(それがちょっと心地良いと思って/しまうのはどうなんだろう……)
「Nm君〜。V6374早くこないと/おいてっちゃうぞ〜」
「あ! は、はい!」
(それにしても、いいところって/一体どこなんだ?)
(そ、そしてそこで何をするんだ……)
「V6375はい、Eo到着Wv80〜」
「こ、ここは……図書室……ですよね?」
「V6376うん」
「え? ここがいいところなんですか?」
「V6377うん! W45EoFe9m4本がただで読めるなんて、/Fm3素敵だと思わない?」
「そ、そうですね……」
「V6378私、W45EF3意外と本読むのって好きなんだ」
「あ、そうなんですか」
「V6379うん。W45Eo毎日読むって程じゃないけどね」
「なるほど……」
「V6380あ! EFe9m3それでねNm君」
「は、はい?」
「V6381……実は今ね、W45Fm3調べ物をしてるんだ」
「え? 調べ物ですか? いったい何を」
「V6382それは秘密よ。W45EFe8女の子には秘密が/いーっぱいあるの。W45EF3わかる?」
「え? あ、はい……」
「V6383それでね、W45EFe9借りていきたい本が、/W15EcWv150すっ……Wv260Eoごくあるの」
「なるほど……、つまり僕は教室に/本を運べばいいんですか?」
「V6384わお! F3Ec大正解〜。W15EoすごいねWv171Nm君」
「い、いやぁ……」
「V6385ふふっ、W45EoNm君は本当に優しいね」
「そ、そんな事ないです……あ、あれ?」
(なんかいい香りがする気が……。/気のせいか?)
「V6386ん? W45EF3どうかした?」
「……その」
「V6387うん?」
「あの……」
「V6388こら! W45EFe9m3そこまで言いかけて/途中で止めるのは駄目でしょ?」
「あ、はい……」
「その、先輩からいつもと違う匂いが/する気がするんですけど……」
「V6389わお! W45EF3すごいねNm君」
「というと?」
「V6390えーっと実はね、W45EFe6m3雑誌で読んだ/『初めての香水』って記事があって……」
「V6391お試しフレグランスもついてたから、/ちょっとチャレンジしてみたの」
「あ、そうだったんですか……」
「V6392私も初めてつけてみたんだけど、/W45EF3つける場所って何箇所かあるんだね」
「へ〜、どこなんですか?」
「V6393体温が高くて、W45EF6脈打つ場所……/W45EFe9m3がいいんだって」
「体温が高くて脈打つ……?」
「V6394手首とか、W45EF7ひじの内側とか……。/W45EF3あ、後は首筋とか?」
「V6395ふふっ、W15Eo結構楽しい物なのね」
・とっても良い匂いですね
・今日はどこに付けたんですか?
・僕にもつけて欲しい
「とっても良い匂いですね」
「V6396ほんと? W45EF3Nm君も気に入った?」
「はい。なんていうのか……。この匂いに/ずっと包まれていたいくらいです」
「V6397ふふっ、W15Eoそっかそっか」
「なんて名前なんですか?」
「V6398えーっとね、W45EF3パープルレインフリージア。/W45EFe9意味は聞かないでね」
「え? どうしてですか?」
「V6399だって分からないんだもん」
「ははは、なるほど」
「V6400もう、笑わないでよ」
「す、すみません」
「V6401ふふっ」
「今日はどこに付けたんですか?」
「V6402え? W30EF6えーっと……」
「はい」
「V6403……ど、W15どこだと思う?」
「え……そうですね……」
「V6404ふふっ、W30EoFe8わかるかなぁ?」
「失礼します先輩」
「V6405え?」
「くんくんっ……」
「V6406ちょ、ちょっとNm君……」
(違うな……)
「V6407も、もう! こらっ!」
(あ……さっきよりも匂いが強い……)
「V6408わ、わかった! 教えるから!/今日はお腹! お腹につけたの!」
「あ、そうだったんですか、なるほど……」
「V6409もう、W45EoF9なるほどじゃないわよ……」
「すみません、つい夢中になってしまって」
「V6410……くすっ、W45EoNm君って/本当にワンチャンみたいね」
「V6411クンクンかいで、W45EF6怒られたらションボリ/して、W45EFe9m3困った子なんだから。W15F3Ecふふっ」
「その……よかったらなんですけど、/僕にもつけてもらえないですか?」
「V6412わお、W45EF3そんなに気に入ったんだ」
「V6413ふふっ、Eoもちろん……Wv100W10EF4あっ、EF8駄目」
「え? な、なんでですか……」
「V6414だ、W10だって……」
「V6415同じ匂いの香水を付けちゃったら……」
「付けちゃったら?」
「V6416Nm君が、W15EF9今日みたいに匂いに/気付けなくなっちゃうでしょ?」
「あ、確かに……」
「V6417それは寂しいから駄目〜」
……こうして森島先輩の手伝いをしながら、/香水について話をした。
先輩には香水なんて必要ない、とも思ったけど。/実際に匂いをかいだらその印象が少し変わった。
結構……いや、かなりいいかも。
(まあ多少変わったところがある人だとは/思っていたけど……)
(謎だ……。本当に謎だ……)
(森島先輩が……僕の下駄箱を/覗き込んでいる。何をしてるんだろう)
(……聞くのが一番早いよな。よし)
「森島先輩」
「V6418わっ!」
「V6419あ……Nm君」
「何をされてたんですか?」
「V6420Sえ? EFe7m3な、何が?F3Ec」
「えーっと、僕の下駄箱を一生懸命/のぞいていたみたいですけど」
「V6421み、見てたの?」
「す、すみません」
「V6422それは……Ecその……Wv120W30F3Eoチェック!/W15Ecそう、EoFe8チェックだったの!」
「チェック? 一体何の?」
「V6423Nm君がちゃんともててるか?」
「え? ぼ、僕がもててるか?」
「V6424そ、そう……W45EFe9ラブレターとか貰ってるか/どうかを……W45SEF9チェック?」
「は、はぁ……」
「V6425うん……」
「何でまた急にそんな事を?」
「V6426それは〜Wv60その……W60SpEFe7m4なんとなく?」
「なんとなくですか……」
「V6427う、W30うん……」
「あの……先輩」
「V6428な、何?」
「本当は何をしてたんですか?」
「V6429えっ!? W45EF9だからそれは……」
「……」
「V6430……も、もうEo。わかったわよ! W45EF9本当は/Nm君がいるかどうか見てたの!」
「え?」
「V6431よ、W15EF9よかったら一緒に帰ろうと思ったの。/W45F6Ecもう、W45Eo意地悪なんだから……」
「そ、そうだったんですか」
「V6432……Wv60どうかな?」
「も、もちろん大丈夫です」
「V6433そっかそっか〜。Wv115W15Ecふふっ」
(素直に言ってくれればいいのになぁ)
「V6434それじゃあ帰ろうっか」
「は、はい」
……こうして、森島先輩と一緒に帰った。
二人で他愛のない話をしながら歩いていると、/あっという間に駅についてしまった。
「V6435ありゃ、W15EF6もう駅に着いちゃった……。Wv180W15/EF9早いなぁ」
「そうですね……」
「V6436Nm君と一緒だと、EFe9あっという間な/気がするね」
「は、はい……」
「その、もしよかったらどこかに/寄り道しませんか?」
「V6437わお! W15F3Ecいいアイディア……W15EoF4あっWv125……」
「V6438そうしたいけど、W15Ec今日は駄目だったわ。/W15EoF9早く帰らないと……」
「そ、そうですか……」
「V6439でもこのまま帰るのも悔しいなぁ」
「え? 悔しいんですか?」
「V6440ええ。W45Fm4せっかく盛り上がってるのに、/EF9m3このまま帰るのはちょっと悔しくない?」
「それはそうですけど……」
「V6441う〜ん、Wv60W60EF4あっ! EF3Nm君見て!」
「V6442あそこで宝くじが売ってるよ!/W45Ecちょっと買ってくるね」
「あ、せ、先輩?」
(い、行っちゃったよ……)
(急に宝くじ買うだなんて……)
「V6443おっまたせっ!」
「V6444ふっIs0ふっIs0ふ〜。W45EoF3三枚も買っちゃったわ。Wv180/W45Ec合計で900円! EoFe8大勝負ね」
「さ、三枚ですか……」
「V6445一等はなんと一億円よ! W45EFe4すごくない?」
「そ、それはすごいですね……」
「V6446いいわよね〜一億円……。/W45EoFe9m3何かもう大胆すぎる金額よね〜」
「……確かに想像も出来ないですね」
「V6447ねね、W30EoNm君は一億円あったら何に/使う?」
「え? 一億円ですか……」
「V6448うんうん?」
「そう……ですね……」
「V6449どうするの?」
(って、急に言われてもなぁ……)
「V6450もう〜、W30EFe9m3焦らすわね……」
「あ、あの森島先輩は?」
「V6451私? W45F3Ec私はもう決めてるんだ」
「え、なんですか?」
「V6452ふふっ、W45Eo自然に囲まれてて、W45EFe7空気がきれい/なちょっと田舎の山にお家を建てるの!」
「へ〜」
「V6453そこでね、W45EF3大好きなゴールデンレトリバー/と一緒に住むの。W15Ecいいでしょ?」
「あ、はい。なんか先輩らしいです」
「V6454ふふっ、W15Eoありがと。W15EF4あっ、でもあれね」
「どうしました?」
「V6455ワンチャン一匹じゃ可哀相だから、/W45EcFe9五匹くらいを放し飼いしたいEoなぁ……」
「楽しそうですね先輩」
「V6456ええ。W45Eo素敵でしょ?」
「はい……」
「V6457あっ、W30EF3Nm君も遊びに来て良いわよ?」
「それはもちろん嬉しいんですけど……」
「V6458ありゃ、W30Is0EF9なんか微妙な表情ね」
「もしかして、六匹目の犬って事ですか?」
「V6459ふふふっ。W45EoFe9それはどうかな?」
……こうして、/森島先輩と宝くじの話で盛り上がった。
なんかこういう感じの話って、/妙に盛り上がるんだよなぁ……。
(さて、特に用事もないしさっさと帰るか)
(とはいえ、急いで帰ったところで特に/やりたい事もないんだよなぁ……)
(う〜ん、どこかより道でもしようかな)
(お……なんだ? このけもの道みたいな/ルートは……)
(どこに通じてるんだろう……)
(暇だし、もしかしたら近道かもしれないし/とりあえず行ってみるか)
「おっ? ここって……」
「なんか見覚えがあるな……どこだっけ」
「V6460だ、W15誰かそこに居るの?」
「え?」
「V6461え? W15Nm君……」
「森島先輩!」
「V6462びっくりした〜……。/W45EFm3神様かと思っちゃったよ」
「か、神様ですか? あ、ここは神社か」
「V6463うん。W45Fm3丁度お参りしようかと思っていた/ところだったから。Wv200W45EFe9本当にびっくり」
「す、すみません邪魔してしまって」
「V6464ふふっ、Eoそんなに謝らなくても平気。/W20EFe9大丈夫よ」
「でも何か目的があって来てたんですよね」
「V6465ううん。EF3別に」
「え? じゃあ何で神社に……」
「V6466う〜ん……Wv90W30EFe9m3私ね、W45神社とかお寺を見て/まわるのが好きなの」
「え? そうなんですか?」
「V6467……ちょっと変な趣味だと思ってる?」
「い、いえそんな……ただちょっと……/どの辺りが面白いのかが難しくて」
「V6468どの辺りが面白いかかWv120……Wv210EFe7そうねぇ」
「……」
「V6469例えばだけどね、W60EFe9ここの神社に奉ってある/神様の事知ってる?」
「え? 知らないです」
「V6470ふふっ、W30Eoここはね、/蛙の神様を祭る神社なんだって」
「か、蛙なんですか?」
「V6471そうなの! W45EFe6m3それだけでもちょっと/面白いのに……」
「ま、まだ何かあるんですか?」
「V6472昔の農家の人たちがね、W15EF3雨乞いをすると/なんと狸の肝を要求してたんだって」
「た、狸ですか……」
「V6473うん、W45EFe7昔は高峰山に狸がいたらしいわ。/W30EFe9最近はいなくなっちゃったみたいだけど」
「なるほど……」
「V6474で、W45EFe9m3色々不思議に思うの……。W45EFe6なんで/蛙の神様なんだろう……W30EFe9とか、W30EFe7どうして/狸の肝を欲しがったんだろうW15EFe9って」
「あ〜、確かに。面白いですね。/不思議です……」
「V6475ふふっ、Eoでしょ? W45だからね、/EFe7そういう逸話を調べたり、W15EF3こうして/実際に来てみるのって結構好きなんだ」
「僕も聞かせてもらってすごく興味が/湧いてきました」
「V6476くすっ、W30Eoありがと」
「V6477あ、そうだ。EF3W45せっかく二人揃ったんだし、/W45EFe9一緒にお参りしていかない?」
「あ、いいですね」
「V6478ふふっ、P1EoW30じゃあおさいせんをいれて……」
「僕もいれようっと……」
「V6479……」
(先輩……何をお祈りしてるんだろう……)
(僕は……)
・森島先輩の宝くじがあたるようにお祈りする
・森島先輩ともっと仲良くなるようにお祈りする
(そういえば、森島先輩が宝くじを買って/いたよな……)
(嬉しそうにゴールデンレトリバーを/買うんだって……うん! これだな!)
(……なにとぞ森島先輩の買った宝くじが/当たりますように)
(そして、ご機嫌の先輩に僕も6匹目の/ワンチャンとして可愛がられますように)
(いや、違うっ!)
(僕はお客さんとしてちゃんと招かれます/ように……)
(今お願いしたいことって言えば、/やっぱりこれしかないよな……)
(……なにとぞ森島先輩ともっと/仲良くなれますように)
(できれば、すごく楽しい出来事が/ふってわいてきて、それで……)
(二人の距離が一気に縮まって……)
(い、いやぜいたく言い過ぎは駄目だ!)
(な、なにとぞもう少しだけ/仲良くなれますように……)
「V6480ねえNm君。EFe6Is0随分熱心にお祈りしてた/みたいだけど……EFe9Is0何を願ったの?」
「えーっと……」
「V6481むむ、W30EF9何かいいづらいことなの?/W30EFe8m3聞きたいなぁ〜」
(ま、まずい先輩の目が輝いている……。/ここは適当な答えを……)
「V6482なんなのかな〜?」
「あ……か、家族の健康を……」
「V6483わお! W30EF3いいお願いね〜。/W30EF7そうよね、F3Ecとても大事な事だもんね」
「あ、はい……」
「V6484ふふっ、W45Eoいい子なんだよねNm君は」
「V6485え? W30EFe7m3あ、Fe9m3Ecううん。なんでもない。/W30EoF3ね、まだ時間ある?」
「あ、はい。平気ですけど」
「V6486ひびきに聞いたんだけど、W30EF3この近所に/紅茶が美味しい喫茶店があるんだって、/W45EFe9一緒にどうかな?」
「も、もちろん一緒に行きます」
「V6487ふふっ、Eoよかった。P3W30じゃあ行こっか?」
……こうして、森島先輩と偶然に出会った。
その後も、先輩は自分の調べた面白い神社の/逸話を聞かせてくれた。
いやぁ、本当にラッキーだったな。
「V6488あ、EF3Nm君!」
「あれ? 森島先輩。もしかして僕に何か/用事ですか?」
「V6489うん、そうなの。W15EoFe9ねね、今日これから/時間あるかな?」
「え? 今日ですか……別に大丈夫ですよ」
「V6490本当に? W15EFe7m3それじゃあさ、EF3一緒に宝くじの/結果を見に行こうよ」
「あ、当選番号出たんですか?」
「V6491うん。W15Eo今朝気付いたんだ! W30売り場の人に/調べてもらえるのよ。W15EFe9せっかくだし/Nm君と一緒に行こうかなって……」
「そういう事なら喜んでお供しますよ」
「V6492わお、W15EF3いいお返事。W15EcありがとNm君。/W30Eoそれじゃ行きましょうか」
「はい」
「当たってるといいですね」
「V6493ふふっ、そうよね〜。楽しみ」
「えーっと……あっ、あそこですか?」
「V6494そうそう! W45Eo早く行きましょ」
「V6495こんにちは〜。すみませんけど、/この宝くじが当たっているか調べて/頂けますか〜?」
宝おば
「はい、大丈夫ですよ。
「V6496はい。お願いします」
「あっ、当たってるよ!」
「V6497わおっ! 本当ですかっ? 1億円!?」
「えっ!! 1億円!?」
「あはは、さすがに一等じゃないよ。/末尾一桁が当たりで300円ね」
「V6498え……」
「ははは……」
「V6499300円か……」
「はい、どうぞ」
「ざ、残念でしたね……」
「V6500本当よね〜」
「V6501当たった! EF9って言われた時は、/EF6もうワンチャンの顔が頭を駆け巡って/たのになぁ……」
「な、なるほど……」
「V6502まあ、W45EoFe9そんなに甘くはないよね……」
「V6503しかも、900円分買ったのに、/EF6三分の一の300円になっちゃった」
「そうですね……」
「V6504ざ〜んねん……」
(300円か……待てよ)
「森島先輩!」
「V6505えっ? W45SdEF8ど、どうしたの急に」
「その300円の使い道ですけど、/よかったら僕に任せてもらえませんか?」
「V6506え? 使い道を?」
「V6507Nm君に?」
「お願いします」
「V6508……ふふっ、W30Eo何か面白そうね。/W45Ecいいわよ。W30EoFe9外れた物と思ってNm君に/お任せしちゃう」
「ありがとうございます。じゃあちょっと/付いて来て下さい」
「V6509わお、W15EF3楽しみWv110ね〜」
「はい、到着です」
「V6510え? W45EF7本屋さん? W45EF4300円で何を/買うの? W45EF9雑誌?」
「いいえ、違います。先輩は小説とか/読んだりしますか?」
「V6511ええ、EFe9m3時々ね。W15話題作とかは読むけど?」
「それなら良かった」
「V6512300円で買える小説があるの?」
「えーっと、普通の小説ではなくて、/この古本コーナーで選びます」
「V6513古本コーナー?」
「そうだなぁ……。この作家のやつと……。/あっ、映画化されたこれもいいな……。/後は……」
「V6514ん〜、W45EoF9どういう事なのかな?」
「ちょっと待って下さいね……。/あっ、これは面白かったな……よしっ」
「お待たせしました。さっきの300円で、/この3冊の小説を買ってみませんか?」
「V6515え? 小説を3冊も?」
「はい。この3冊は僕のお勧めなんですけど/若干古いので1冊100円で買えます」
「V6516ふんふん」
「ですが、この3冊を新品で買おうとすると/合計で4200円です」
「V6517Fm3わお! ……W45EFe8m3なるほど」
「つまり宝くじの分を計算に入れても、/先輩は約3000円得をするって事/なんです。……どうでしょうか?」
「V6518グーーーッ! W15Eoベリーグーよ!」
「ほ、ほんとうですか?」
「V6519ええ、W45EoNm君ったらすっごくプラス思考/なのね。W15EFe9感心しちゃった」
「そ、それほどでも……」
「V6520これなら私も、W15EF3すっごくお得な気分で/買い物できるもの!Wv215 W15Ecふふっ、W15Eoすごいわ」
「喜んで頂けてよかったです」
「V6521ありがとNm君」
……こうして、森島先輩に誉められた。
あんなに喜んでもらえるとは思ってもみなかった。
良かった良かった。
「ごめんねぇ、三枚とも外れ」
「V6522え〜……外れですか……」
「残念ですね……」
「V6523ざ〜んねん……」
「そうですねぇ……」
「V6524なかなか当たる物じゃないとは/分かってて買っても……」
「はい」
「V6525外れるとショックねぇ……」
「た、確かにそうですよね」
「V6526つまんないなぁ……」
「せ、先輩……」
「V6527うん、このまま家に帰ってもつまらない!/W45EF3ねね、Nm君は何か予定ある?」
「あ、僕は大丈夫です」
「V6528それじゃあ……W45F8EcIs0う〜ん、W45EoF6何か面白そうな/ところは……」
「あ、よかったら家に遊びに来ませんか?」
「V6529わおFm3! W45EF3大胆な提案ね」
「その、温かい紅茶でもいれますよ……」
「V6530ふーん、W45EF6Nm君のお家か……」
(お、思わず誘ってしまったけど……。/ど、どうだろう……)
「V6531うん、Eoすっごく面白そうね!」
「それじゃあ……」
「V6532是非お邪魔させて」
「は、はい!」
「V6533あ、W45EF3エッチな本とか探していい?」
「いや、それはちょっと……」
「V6534ここがNm君と美也ちゃんの/お家なのね〜、ふふっ、素敵ね」
「す、素敵かどうかはわかりませんが」
「さ、どうぞ」
「V6535あ、EF3はい。W45EcIs0お邪魔しま〜す」
「あ……その、僕の部屋でも大丈夫ですか」
「V6536うん! Eoもっちろん。兄弟以外の男の子の/部屋ってはじめてだから楽しみ!」
「え? そうなんですか」
「V6537うん。そうだけど?」
(おお……ぼ、僕が森島先輩の初めての人!/な、なんてラッキーなんだっ!)
「V6538ありゃ? W45EFe9Nm君どうしたの?」
「い、いえ! な、なんでもないです!/さあ行きましょう!」
「V6539うん!」
「V6540わお! W45EF3ずいぶん可愛い扉なのね」
「あ、そっちは美也の部屋です」
「V6541あ、EF3なるほど。W45Ecへ〜、Eoいいね。/すっごく可愛らしいなぁ」
「僕の部屋はこっちです」
「V6542うん」
(い、いよいよだ……)
「ど、どうぞ……」
「V6543ふふっ、W45Eoお邪魔しま〜す」
「V6544へ〜……W45EFe7m3なんかいかにも、/W45EF3男の子の部屋って感じだね」
「そ、そうですか?」
「V6545でもEFe9m3ちょっと意外だなぁ」
「え? な、何がですか?」
「V6546思ったよりも部屋がキレイだった」
「そ、そうでもないですよ……」
「V6547ふふふっ、W30Eoキレイだよ」
「……ありがとうございます。/あ、そうだ今紅茶いれてきますね」
「V6548わお、EF3ありがとWv69Nm君」
「すぐ戻ってきますから」
「V6549慌てなくても大丈夫Ecだよ」
(……先輩が僕の部屋に)
(ゆ、夢じゃないよな……)
(こ、こうしちゃいられない!/急いでお茶の準備をしなきゃな)
「V6550……う〜ん」
「V6551……そうよね」
「V6552Fm1やっぱり、W45EoFe8m3男の子の部屋に来たら/エッチな本を探さないと失礼よね」
「V6553ふふっ、W45Eo探しちゃおうっと……」
「V6554えーっと……」
「V1302ただいまー」
「V6555あれ? 今の声って……」
「V6556あっ、美也ちゃん帰ってきたんだ……」
「V6557ふふっ、W45Eoよーっし。W45EFe7この間お兄ちゃんが/やってたゲームの真似をしてEcF3みよっと」
「V1303ふ〜、W45Eo今日も寒かった〜。/W45F3Ecご飯の前にお風呂はいろっと!」
「V1304あ、W45EF3でもその前に……」
「V1305えっ!? W45EFe9に、にぃに?」
「V6558ねえ……私の学校での評判を教えて……」
「V1306えっ! EFe8だ、EFe9m6誰?」
「V6559お願いぃ〜……/私の学校での評判を教えてぇえ〜……」
「V1307にぃに? EFe8m4にぃにでしょ!!」
「V6560おおしぇええてぇ〜」
「V1308も、EF9もう! EF8変な声出さないでよ!」
「V6561評判を! 学校でぇ!」
「V1309LdふMo〜〜〜〜〜〜Fm4〜Mcっ!!Le」
「V6562私のぉ! 教えてぇえ〜……」
「な、何やってるんですか……先輩……」
「V6563あ、EF3Nm君……Ecえへへ、SdEoFe9美也ちゃんが/帰ってきたみたいなの……」
「あ、じゃあ丁度いいんで、/美也もご一緒してもいいですか?」
「V6564そ、F3Ecそうね、EoFe9私は大丈夫よ」
「おーーい、美也」
「……あれ?」
「V6565あはは……」
(……なんだよ、/帰ってきてそうそう寝てるのか?)
「美也〜、入るからな! ノックしたぞ?」
「美也〜……いないのかぁ……」
「V1310うにゃーーーーーーー!!」
「え?」
Ti0       Ts0 Ti2s2Wv0ビシッ!As0b0Wv10 Wv55As255b1バシッ!As0b0Wv65/Ti0      Ti2 Ts3Wv90As255b1ドゴーーーーン!As0b0
「い、いててててて……」
「V1311ふぅ〜……」
「な、何をするんだよ……」
「V1312にぃにの馬鹿っ! Ec馬鹿っ!」
「ええっ、馬鹿って……いきなり殴っておい/て……って、美也半泣きじゃないか?」
「V1313な、EcF8泣いてなんかないっ!」
「で、でも……」
「V6566お邪魔しま〜す」
「V1314ふぇ? 森島先輩?」
「V6567大丈夫美也ちゃん?」
「V1315せ、EF9先輩……」
「V6568よしよし、EcF3いい子ね美也ちゃん……/EoFe9おいで」
「V1316せ、Ec先輩〜っ」
「V6569よしよし」
「ま、まあ、とりあえず紅茶でも飲んで/落ち着きましょう……美也も飲むだろ?」
「V1317え? EFe9m3あ、うん」
……こうして、ちょっとどたばたしたけど、/3人で紅茶を飲んで話をした。
まったく、森島先輩には困ったものだ……。
でも、大変な1日だったけど……/すっごく楽しかったな……。
???
「V6570ぬきあ〜し♪」
(え?)
「V6571さしあ〜し♪」
(だ、誰か来た……)
「V6572しのびあし〜♪ /ふふっ、今日も誰もいないわね……」
(まずい……どうしよう……)
「V6573……あれ? 何かいつもと違う気がする」
(えっ!?)
「V6574なんだろう……」
(な、何もないよ! 何もないって!)
「V6575う〜ん……」
(頼む……)
「V6576暑い……暑いんだ」
「V6577それでちょっと変な雰囲気なんだ〜。/納得納得」
(よ、良かった……)
「V6578う〜ん……誰もいないし、/ジャージ脱いじゃおうっと」
(ええっ! ジャ、ジャージを!?)
「V6579ふふ〜ん、すっきりね」
(すっきり……。何がどうスッキリなんだ。/ちょっとだけ見てみよう)
(うおっ!)
(こ、これは……)
(なんと言うか……悪くないな。/もう少し見てみるか……)
・上の段
・下の段
(上の段を……)
(これはっ! 胸だな……)
(結構、いやかなり大き目だ……)
(っていうか、この人すごくスタイルが/良いんじゃないか!?)
(2年生……いや、恐らくは3年生だな)
(下の段を……)
(お〜、キレイな太股だな……)
(う〜ん、痩せすぎず、かといって/太すぎず……)
(バランスのいい感じだぞ)
(……この人スタイルいいよなぁ)
(はっ! まてまて! これじゃまるで/のぞきじゃないか!)
(ただでさえばれたらまずい状況なんだ、/大人しくしていよう)
「V6580ふぁ〜……すごく眠い……やっぱり/昨日寝たのが遅すぎたなぁ……」
(ここ暑いしね……、気持ちはわかる)
「V6581ふふっ、それじゃ今日も跳び箱の中で/ぐっすり寝るとしますかね」
(えっ!? 今なんと!?)
「V6582さすがのひびきちゃんも、跳び箱の中は/気付かなかったしね……クスッ」
(ひ、ひびきちゃんって事は……)
(も、森島先輩っ! なんてことだ!)
(どうりでスタイルがいいはずだ……って/そんな事言ってる場合じゃない!)
(も、森島先輩に見つかるわけには/いかないぞ!)
「V6583さて、それでは早速……」
(あ、あける気だっ! な、なんとか/持ち上がらないようにしないと!)
「V6584よいしょっと……、え?」
「V6585ありゃ、持ち上がらない?」
(はぁはぁ……)
「V6586おかしいな……じゃあ別の段を……」
(こ、今度は違う段か!)
「V6587うーーーーーーーん!」
(うりゃーーーーーー!)
「V6588はぁはぁ……あれぇ……なんで?」
「V6589おかしいなぁ……どうして?」
(うっ、も、森島先輩の目が……/こんなに近くに……)
「V6590うーーーん……」
(って、喜んでる場合じゃない!)
「V0740こら、はるか!」
「V6591あっ! ひびきちゃん! EcF3いいところに」
「V0741何がいいところによ……」
「V6592ちょっとね、この跳び箱が開かないの。/手伝って〜」
(あ……まずい……もう駄目だ……)
「V0742跳び箱?」
「V6593そうなのよ〜」
(終わった……何もかもが……)
「V0743今日の授業では跳び箱使わないわよ。/ほら行くわよ」
「V6594あっ! ちょ! ひ、ひびきちゃん!/ひっぱらないでよ〜」
「V0744いいから、とっとと来る」
(え……)
(た、助かったのか……)
(よ、よかった……本当によかった)
(ふぅ……。とりあえず/隙を見て抜け出さないとな……)
Ti0n6nka_gb01A
Ti0n6nka_gb01B
Ti0n6nka_gb01C
「V6675ふふっ、久しぶりだな〜、楽しみ」
「楽しみ? ちくっとがですか?」
「V6676うん」
(ほ、本当に何なんだろう……)
(こ、こんなところを通るのか……)
「V6677着いたよNm君」
「え?」
「V6678ここ、W45Eoこのお店」
「こ、ここって……」
「V6679到着〜」
「ええっ!? せ、先輩、僕たちはまだ/高校生ですよ! お酒なんて駄目です」
「V6680え? お酒……」
「た、退学になっちゃいますよ!」
「V6681あはははは!Wv90 W45EoFe9学校帰りに制服でお酒?/W45Ecふふっ、W45EoF3やっぱり面白いなぁNm君は」
「え……」
「V6682お酒じゃないよ。W45ダーツ。/W45EF3ダーツをやりにきたの。P5EcW45ちくっとね!」
「ダーツ……ですか?」
「V6683ええ。W45Eoほら、奥にダーツのマシン/があるでしょ?」
「あ、本当ですね……あれ、機械ですか」
「V6684そうなの! W45Eo最近はダーツの先端が/プラスチックのやつが流行ってるの」
「へ〜、そうなんですか……」
「V6685それで、W15お父さんがEFe8m3これは面白い!EF3 って/言って私に教えてくれたの」
「そうだったんですか」
「V6686初心者の人も投げやすいって、/EF3評判がいいみたいよ」
「……確かに先端が金属のダーツに比べる/と投げやすい気がしますね」
「V6687でっしょ〜? Wv80F3Ecふふん」
(な、何故か森島先輩が自信満々に……)
「V6688ねね、一緒にやろうよ?」
「え? でも僕はやったことが……」
「V6689ちゃんと教えてあげるから、W30Ecね?」
「あ、……は、はい! お願いします」
……こうして森島先輩とダーツをやる事になった。
「V6690このスローラインから投げるの」
「ここからですか?」
「V6691うん、そうそう」
「なるほど……結構遠く感じますね」
「V6692ふふっ、最初はリラックスして、/とにかく的に当てればオッケーよ」
「V6693じゃあ、ちょっと私が投げてみるから/よく見ててね?」
「あ、はい」
「……」
(う〜ん、ダーツを構える先輩もいいな)
「V6694……ふっ」
「お!?」
「おおっ! す、すごい」
「V6695ありゃ、惜しいなぁ……」
「え? 真ん中に行ってますよ?」
「V6696EF3アウターブルね」
「あ、あうたー……ですか?」
「V6697ふふっ、W45EoFm7本当の真ん中は、W45Fm3あの黒い部分/なの、W30それがインナーブルって言うの」
「い、いんなー……」
「V6698調子がいい時は、インナーにちゃんと/入るんだけどね、Ec久しぶりだから駄目ね」
「い、いえ! 十分すごいと思いますけど」
「V6699わお、EF3もしかして誉められた?」
「はい、すっごく格好いいです」
「V6700ふふっ、W15ありがと。W45EoそれじゃあNm君/投げてみる?」
「は、はい」
「V6701構えてみて……あ、だめだめ。/もっと力を抜いて……こう」
(おお……森島先輩が文字通り手取り足取り/教えてくれている……)
「V6702視線は外さないで……」
(ああ……先輩の吐息が……)
「V6703むむ……こら! Nm君。/ちゃんと聞いてる?」
「あ、はい。すみません!」
……こうして、森島先輩とダーツを楽しんだ。
先輩は不慣れな、/僕に一生懸命投げ方を教えてくれた。
うん、ダーツってちょっと面白いかも……。
「V6710それじゃあ早速始めようか?」
「あ、はい。お願いします」
「V6711ふふっ、W45EoFe8私に勝てたら何かご褒美あげる」
「え!? ご、ご褒美ですか……」
「V6712ええ、W45Eo頑張ってね」
「は、はい! 頑張ります!」
(これは頑張るしかないな……)
「V6713えいっ!」
「うわ……すごい……」
「V6714ふふっ、残念だったねNm君」
(ま、また負けた……)
「V6715だんだん上手になってきたわね」
「そ、そうですかね?」
「V6716うん。筋がいいのかも」
「え? そんな事はないと思いますけど」
「V6717ううん。W15EoF3ちゃんと3本的に当たるし、W15/3本とも集まってるから」
「集まる?」
「V6718ほら、W15EF3Nm君が投げた3本って、/割と同じ箇所にいってるでしょ?」
「ははは、真ん中に入ってないですけど」
「V6719それが実は大事なのよ」
「え? そうなんですか」
「V6720うんうん。W15EoだからNm君は結構筋が/良いと思うよ?」
「そっか……」
???
「V0000ハーイ! W45EF3上手デスネ」
「え?」
「V6721ふふっ、Eoありがと」
「V0001良かったら一緒にダーツOK?」
「V6722え? 私と?」
「V0002イエース。W45Eoレッツエンジョイダーツ!」
「せ、先輩」
「V6723ちょっと待っててねNm君」
「は、はい」
「V6724オッケー。W45EoFe8わかったわ」
「V0003ワーーオ! W45EF2OK?」
「V6725オッケーオッケー」
「V6726Nm君お待たせ」
「ど、どうなったんですか?」
「V6727この方はマイケル・ギャラガーさん」
マイク
「V0004コールミーマイク! W45Ecハハハハハ!」
「マイクさんですか……。/で、何の用なんですか?」
「V6728ふふっ、W45Eoダーツで勝負したいんだって」
「え? しょ、勝負ですか?」
「V6729ええ、W45Eoダーツバーでは結構こうして/知らない人と勝負したりするのよ」
「そ、そうなんですか……」
「V0005フフフ、W45EoFe8m3EhB100ナイスガイですね〜……」
(な、なんか寒気がするんだけど……)
「V6730ふふっ、W45EoFe7ちょっとした罰ゲームも/用意したの。楽しみね〜」
「ば、罰ゲームですか?」
「V6731うん、W45EoFe7まあ負けないと思うから、/W30EFe8Nm君はドーンと構えてて!」
「は、はあ……」
「V6732さーて、W45EFe8それじゃあ始めましょうか」
「V0006OK! W45EFe3メドレーでオネガイシマース」
「V6733いいわよ」
(メドレーって、さっき先輩と一緒に/やった、数を減らすゲームと陣取りゲーム/を交互にやるやつだよな……)
「V6734……Wv100EoFe8m3えいっ」
「V0007オーゥ……ナイストラーイ」
「V6735Fm9むむ、EFe9ちょっと調子悪いなぁ……」
「V0008イキマース」
「V0009ハッ!」
「V6736あ……」
「おおっ……」
「V0010ワーオ! W45F2Ecナイスブル!」
「V0011今日は調子がイイデース」
「V6737マイクさんが先攻ね」
「せ、先輩頑張って!」
……こうしてダーツ勝負が始まった
「V0012ハッハー! W45EoFe3ハットトリーーック!」
「V6738やるわね〜」
(う、上手いんじゃないのかこの人?)
「V6739これはちょっとまずいかな……」
「V0013ふふふっ、W45EFe7楽しみデース」
(な、なんだろう……僕を見てるけど)
「V6740あん……」
「V0014オーゥ。W45EFe3m2ナイストン!」
(ど、どうも先輩が押されてるみたいだ)
「V0015フィニッシュ!」
「V6741あ……Fm9」
「ああ……」
「V0016オウイエス!! W45F2Ecフゥーッハッハッハ!」
「V6742ナ、Fm3Sナイスアウト……」
「V0017サーンクス!」
(1本目は先輩が負けたみたいだ……。/が、頑張って先輩)
「V6743ちょっとタイムいいかな?」
「V0018オッケーオッケー。W45EFe7m3……ふふふ」
「せ、先輩……」
「V6744いやぁびっくり。W45Eoマイクさん上手だわ」
「だ、大丈夫ですか?」
「V6745うん……EFe8大丈夫。W15/Nm君のためにも負けられないし」
「え? それって……」
「V6746……ふぅ」
「せ、先輩?」
「……」
(ど、どうしちゃったんだろう……)
「V6747……Wv60うん。P6Fe8m3行って来る」
「え……あ、は、はい!」
(せ、先輩があそこまで真剣な顔に……)
(……か、格好いい)
「V6748お待たせ。EFe8m3じゃあ私からね」
「V0019オッケーイ」
「V6749……ふっ」
「V0020ワーオ! W45EF2ナイスクロォーズ」
「V6750……ふっ!」
「V0021おーぅ……」
「V6751……Wv85ふっ!!」
「V0022ノオオオオEoオオオオオ!」
「す、すごい! 高得点狙い撃ちだ!」
「V6752ふぅ……EoFe9m3久しぶりに入ったわ」
「V0023オマイガー……オマイガー……」
「V6753さあ、マイクさんの番よEc」
「V0024あ、はい……」
「V0026……はぁ」
「V6754ふふっ」
(一気に流れが変わったみたいだ!)
……こうして、流れを掴んだ森島先輩は、/2本目3本目を勝利した。
僕とやってる時はわからなかったけど、/先輩ってダーツが本当に上手いんだな……。
「V6755ふぅ〜、W45EoFe9m3手強い相手だったわ」
「す、すごいです先輩」
「V6756ふふっ、W45EoFe9あそこまで上手く行くのは/たまたまだけどね?」
「そ、それでもすごいです」
「V6757ふふっ、W45Eoありがと。W45EFe9Nm君のためにも/どうしても負けられなかったから……。/W20EFe6ちょっと安心」
「あ、そういえば罰ゲームは/何だったんですか?」
「V6758ありゃ、W45EF9言ってなかったっけ?」
「はい」
「V6759私が勝ったらマイクさんが丸坊主で」
「ええっ!? ま、丸坊主?」
「V6760うん、W45EoFe8だってそれでどうだ! W45EFe9って/マイクさんが言い出すからさ」
「チャレンジャーだなぁ……」
「V6761それで……」
「V6762私が負けたら、Nm君とマイクさんが/デートして……」
「え!? デート!?」
「V6763うん」
「えっ? せ、先輩とじゃなくて?」
「V6764うん」
「V6765大丈夫、大丈夫! W45EFe9Eoデートだけなら/Nm君も問題ないでしょ?」
「いやいや! 男とデートって、/僕は一体何をすればいいんですか」
「V6766えーっと、Wv60W45EF3一緒にコーヒーでも飲んで/公園を一周すれば良いんじゃないの?」
「ほ、本当にそれだけで済むんですか?」
「V6767え?」
「……なんだか、あの人に見られると寒気が/したんですけど」
「V6768あ〜……W45SdEF6なるほど」
「な、何がなるほどなんですかっ!?」
「V6769いやいや! W45EoFe8とにかく勝てたし!/W45EFe9あまり気にしないで。W45Ecね?」
(気にしないでって言われても……)
……こうして森島先輩とダーツを楽しんだ。
も、もし負けてたら/一体どうなってしまったんだろう……。
「V6774それじゃあ早速やろうか?」
「はい、お願いします」
「V6775Nm君も回を重ねるごとに上達してる/からEFe9油断できないわね〜」
……こうして、森島先輩とダーツをした。
いつか、森島先輩に勝ちたいな。
Ti0n6nka_gf01A
Ti0n6nka_gf01B
(……う〜ん、暇だなぁ)
(せっかくの休みだというのに……)
(……)
(家にいてもしょうがないし、/ちょっとぶらぶらしてみるか……)
「いってきま〜す」
(とりあえず駅前に来てみたけど……)
(……特に何も思いつかない)
(偶然誰かに出会ったりしないかな)
(まあ、そんな事ある訳ないな……)
(あ、あの子可愛いな……)
(こ、声かけてみようかな)
(いや……そんな事できっこないよ)
(ん? 軽薄そうな男が近づいていくぞ、/ナンパか?)
(違うみたいだな……あっ!/何かのスカウトみたいだ……)
(……楽しそうだ)
(そうか、スカウトを装えば普通に会話が/出来るんじゃないのか?)
(我ながら冴えているな……。/よし、そうと決まれば……)
???
「V6798そこの君! いい身体をしているね〜」
「え?」
「V6799ふふふっ、W45Eo偶然だねNm君」
「あっ、森島先輩」
「V6800じーっと、W45人込みを見つめてたみたい/だけど、W45EFe9m3いったい何してたのかな?」
「え? い、いやそれはその……」
(ナンパとはいえない……なんとか/ごまかさないと)
「特に何かって訳じゃないんです、/なんとなく暇を持て余しちゃってて」
「V6801あ! EF3そうなんだ丁度いいわね」
「え? 丁度いい?」
「V6802実は私も退屈してたんだ。Wv120W30F3Ecねね、/二人でどこかにEo遊びに行こうよ!」
「え? ふ、二人でですか?」
「V6803うん。W30いいでしょ?」
「も、もちろんです!」
(も、森島先輩と二人で出かけられる/だなんて……なんてラッキーなんだ!)
「V6804本当に? EcW45良かっEoFe9た〜」
「V6805それじゃあ、EF3どこ行こっか?」
「V6806せっかくだし、W45EFe9m3どこか面白そうな所が/いいなぁ……」
「お、面白そうなところ……」
(お、面白いところってどこだ……)
「V6807うん。W30EoNm君お薦めの場所でね」
「お、お薦めで面白い……」
「V6808うんうん」
「……ゆ、遊園地とかどうですか?」
「V6809遊園地Fm7Wv88……」
(し、しまった……違ったか!?)
「V6810わお! W45EoいいわねNm君。/すっごく面白Ecそう!」
「ほ、本当ですか? 良かった……」
「V6811最近行ってないしね〜」
「僕もです」
「V6812よーし、W45EcF3それじゃあレッツWv150ゴーEo」
「V6813到着〜。W45Ecふふっ、Wv120W30EoFe8さーってWv220楽しむわよ〜」
「は、はい」
「結構混んでますね」
「V6814そうね、カップルが目立つわね〜」
「本当ですね」
(先輩と僕もカップルに見えるのかな?)
「V6815ふふっ」
「ど、どうしました?」
「V6816私たちもカップルに見えてたりして」
「え! あ、はい!」
「V6817え?」
「あ、いや……その僕も同じ事を考えてた/ので……」
「V6818あ、W15EFe7m4そ、SEFe6m3そうだったんだ……Ecふぅん……」
(ああ……今日はなんていい日なんだ……)
「V6819……えーっと、P1F3W45それじゃあ早速/何か乗ろうか!W45Ec ね?」
「そ、そうですね」
「V6820それじゃあFm4最初は……。/W45EF3観覧車とかどうかな?」
「え!? か、観覧車ですか!?」
(そ、そんな高いところには/とても行けないよ……)
「V6821ありゃ、W15EF9駄目かな?」
「だ、駄目というか……その……」
「V6822う〜ん、Wv60W30EFe7m3じゃあ、あそこの落下傘みたい/なやつは?」
「いやぁ、それもその……」
「V6823もう……Wv75W15EF6あれも駄目、Ecこれも駄目……。/W15EoF9意地悪さんなの?」
「い、いや! 決してそんな事は……」
「V6824それじゃあNm君が決めていいわよ」
「えーっとそれじゃあ……」
(あ! あれはもしかして……)
「V6825決めた?」
(ホラーハウスだよな。上手く行けば/森島先輩と……)
「V6826Nm君?」
「決めました!」
「V6827わお、Wv60EF3自信満々ね。W30どれ?」
「こっちです。付いてきてください」
「V6828こ、ここなの?」
「あれ? 先輩もしかしてこういうのは/ダメなんですか?」
「V6829だ、W15SEF8ダメなんかじゃないわよWv150……Wv180W30EF6ただ」
「ただ?」
「V6830その……」
「その?」
「V6831な、W45EF8何よ! W45Ec行けばいいんでしょ!」
「い、いやそんなに無理しなくても……」
「V6832無理な事なんかないもん!」
「そ、そうですかそれじゃあ入りますか」
「V6833え、EF9ええ……」
「V6834……う、薄暗いわね」
「暗くしないと雰囲気出ませんからね」
「V6835……なるほど、言われてみればそうね」
「大丈夫ですか?」
「V6836も、もちろん大丈夫よ!」
「ははは、それなら良かったです」
「V6837きゃっ!?」
「えっ!?」
「V6838ゆ、Sd床が……」
「あ、なんか柔らかいですね」
「V6839も、Ecもう! Eoなんで柔らかくしてるの!」
「え、えーっと驚かすためだと思います」
「V6840……なるほど」
我が財宝を盗みに来たのはおまえか〜〜
「V6841えっ!? な、何!?」
「宝の番人か何かですかね」
「V6842そ、それは流石の私でもわかるわよ!/そうじゃなくって……」
「V6843きゃAs96b0っAs0b0!」
(おおっ! せ、先輩が僕の手を……)
「V6844も、EF8もう! EF6驚かせないでよ……」
(ああ、幸せだ……)
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ウオオオ〜〜ン!
「V6845え? な、EFe6m6何!? EF6何なの?」
Ti0Ts1/Ts2      Ti2ウオオオ〜〜〜〜〜ン!Wv150
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ボゥーン!!
「V6846きゃっ!」
「せ、先輩!?」
「V6847ごほっごほっ」
「だ、大丈夫ですか……」
「V6848大丈夫だけど、なんか違和感が……」
「え!? あ、あれ? せ、先輩?」
「V6849どうしたのNm君」
「いやいや!? 先輩どこにいるんですか」
「V6850ここよー。ここ! あれ? Nm君/すっごく背が伸びてない?」
「え……せ、先輩……」
「V6851うん?」
「この……僕の目の前にいる、可愛らしい/ポメラニアンが……先輩?」
「V6852もう、なに言ってるの? そんな事/ある訳……あ、手が……」
「せ、先輩なんですか? 本当に!?」
「V6853あ〜、どうもそうみたいね」
「そ、そんな……馬鹿な……。先輩が/犬に……」
(しかもご丁寧に首輪とリードもついてる、/ゆ、夢でも見てるのか……)
「V6854まあ出口に行けばきっと元に戻るでしょ」
「そ、そうなんですかね?」
「V6855う〜ん多分?」
「そ、そんな多分って! も、もし/戻らなかったら……」
「V6856まあ、その時はその時で!」
(な、なんて楽観的なんだ……)
「V6857ふふっ、4本足で走るのも悪くないわね」
「そ、そうですか……」
「V6858他にも出来るかな……よっと」
「す、すごい! 前足で逆立ちですか?」
「V6859意外といけるものね〜。ふふっ」
「せ、先輩すごいです!」
「V6860わお、誉められた?」
「は、はい。本当にすごいです」
「V6861あれ? くんくん……」
「ど、どうしました先輩?」
「V6862何か向こうから良い匂いがするわ!/行くわよNm君!」
「僕には何も匂いませんけど?」
「V6863人間の時にはわからなかったけど、/今ははっきりと感じるの!」
「そ、そうなんですか?」
「V6864よーし、行くわよ〜。わんわん!」
「あ、先輩! 待って下さいよ〜!」
「V6865待てないわん!」
「そんなに激しく尻尾を振って走ったら/尻尾が折れちゃいますよ!」
「V6866そんな事じゃ折れないわん!」
(は、早い……見失いそうだよ……)
(なんで、あの逆立ち歩きであんなに早く/走れるんだ……)
(……ん、待てよ!)
(なんてこった! 丸見えじゃないか!)
(いやいや、僕は何を言ってるんだ)
「あ! せ、先輩!?」
(……馬鹿な事を考えていたら見失ったよ。/先輩は大丈夫なのか?)
(しょうがない……探しに行こう……)
(どこに行っちゃったんだろう……)
「先輩〜」
(いないよ……まいったな……)
「V6867くぅ〜ん」
「え? も、森島先輩!?」
「V6868Nm君〜。助けて〜」
(あっちの方から聞こえてきたぞ!)
「だ、大丈夫ですか先輩……え?」
「V6869あ、Nm君」
「……何をしているんですか?」
「V6870ワナよ……/ワナにひっかかってしまったの」
(ワナって……自分の首輪の紐が絡まってる/だけに見えるんだけど……)
「V6871この紐が絡まって動けなくなる/ワナなの……。早く助けて!」
「え、いや……その」
「自分で絡まって動けないのでは……」
「V6872違うの! こういうワナなの!/エジプトではよくある事なの!」
「そ、そうなんですか……」
(エ、エジプトって……)
「V6873うん。あっ、それよりも……」
「はい?」
「V6874お願いだから、早く助けてぇ……。/紐が食い込んできついの……」
「あ、はい、わかりました」
「よっと……。はい、これで大丈夫ですよ」
「V6875助かったわ〜。ありがとNm君」
「……えーっと先輩」
「V6876うん? どうかしたの?」
「もうワナにかからないように、このまま/抱きかかえて進みますね」
「V6877え? あ、うん……ありがと」
「じゃあ行きます」
「V6878うん……」
「こっちでいいのかな……」
「V6879そうねぇ、さっき感じた良い匂いには/近づいているわね」
「本当ですか……あっ!?」
「V6880ど、どうしたのNm君」
「あそこにドーベルマンがいますよ」
「V6881あ、本当だ」
(あのドーベルマンも誰かのなれの/果てなのかな……)
「V6882ドーベルマンも格好良くていいわね」
「V6883ふふっ、ワンチャンになって改めて見ると/すごくハンサムに見えるの」
「V6884ええ、素敵だなぁ……」
(心なしか森島先輩がさらに犬っぽくなって/る気がする……早く元に戻さないと!)
「い、行きますよ先輩」
「V6885は〜い」
「ま、まだ出口が見えない……」
「V6886そうねぇ……あ! ちょっと待って!/私の事降ろして!」
「え? は、はい……」
「V6887くんくん……」
(ど、どうしたんだろう……)
「V6888ワンワン!」
「は、はい?」
「V6889ワンワン!」
「ど、どうしたんですか先輩!?」
「V6890ワンワンワンワン! ……ワフゥ」
「ま、まさか身も心も犬に……」
「V6891もう、Nm君ったら……」
「あ、先輩! しゃべられるんですね!/よかった……」
「V6892私が一生懸命ほえたら、/ここを掘ってくれないと」
「V6893ここほれワンワン、でしょ?」
「こ、ここほれワンワンですか?」
「V6894ここから、すっごく良い匂いがするの」
「わ、わかりました」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ザクッザクッ
「V6895あ!」
「こ、これはスイッチか?」
「V6896押してみようか」
Ti0Ts1/Ts2          カチッ
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ゴゴゴゴゴゴゴ
「V6897あ! 壁が開いていくよNm君」
「で、出口かもしれないですね」
「V6898うんうん。行ってみようか」
「はい」
「V6899ふぅ〜、W45EoFe9ようやく出られた……」
「あ、森島先輩!」
「V6900ん? あっ、W45EFe9m3元に戻っちゃったみたいね」
「え? も、戻っちゃったって……」
「V6901ふふっ、W45EoFe9もう少しワンチャンでの生活を/味わってみたかったな」
「ええっ!? ほ、本気ですか?」
「V6902う〜ん、W45EF61人じゃ辛そうだけど……/W45EFe9m3優しいご主人様がいっしょだったしね」
「ご、ご主人様って……」
「V6903ふふっ……。W30Fm4わんわん!/W30EoEFe4m4ご主人様W15Fm3お腹が空いたEcF3わん!」
「あ、そ、そうですね」
「V6904それじゃあとりあえず何かFm3食べて……、/W45EF3もう少し遊ぼっか。W45Ecね?」
「あ、はい!」
こうして思いがけず森島先輩と休日を過ごした。
本当に夢のような1日だった……。
……夢じゃないよな?
V7819何よ……もう……。
V7820可愛い顔してるから……油断してた……。
V7821まあ、そうよね……。いい子だもん。
V7822……もててもおかしくない、か。
V7823あ〜もう! テレビも面白くないから/気分転換にならないじゃない。もう!
V7824……でも、しょうがないよ。/あの時、こんなに気になる男の子になるだなんて/思わなかったんだもん。
V7825……。
V7826まあいっか。/彼氏彼女だけが付き合いって訳じゃないしね。
V7827うん! なんかすっきりした!/よし、お風呂入ろっ!
Ti0n6nka_lu02A
V7828ふふふっ、最近楽しいわ〜。
V7829美也ちゃんとも仲良くなれたし……。/Nm君は思ってたよりも楽しいしね。
V7830残り少ない高校生活だけど……/ちょっと面白くなってきたな。
V7831今度はどんな事しようかな……。
V7832……きっと可愛いリアクションするんだろうな。
「V9789EcさすがねNm君!」
「は、はい? どうしました先輩」
「V9790私が一人でEoFe9寂しい思いをしているのを察/して、W45EF3話し相手に来てくれたんでしょ?」
「は、話し相手ですか……」
・いいですよ
・今はちょっと……
「もちろんです。僕にお任せ下さい」
「V9791わお! さっすがNm君。/EoFe8そのノリ大好きよ」
「だ、大好き……」
「V9792ねね、どんなお話する?Ec」
「そ、そうですね……」
「せ、先輩……すみません……/今はちょっと……」
「V9793が〜ん、W45EF6そうなんだ……W30Ec駄目なんだ」
「す、すみません……」
「V9794ううん……EF6いいの。W15Fm3でも、EcFe9残念」
「V9795……またねWv53Nm君」
「あ、先輩……」
(う〜ん、まずかったかな……)
「あ、森島先輩」
「V9796あら? Nm君。W30EF3私に何か用事かな?」
「はい、よかったら少し話でもしませんか」
「V9797あ、W30Ecいいわね。W30Eo私もNm君とお話/したかったの」
「本当ですか、それじゃあ……」
「森島先輩」
「V9798ん? W30EF2あ、Nm君か」
「今お時間ありますかね?」
「V9799そうね……、W30EF3平気よ」
「良かったら、少し話でもしませんか?」
「V9800お話か……W30EFm3Ecうん、F3Eoオッケー」
「それじゃあ……」
ナカヨシエンカウント汎用終了会話
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
D
retire1;
「V9801う〜ん……」
「ど、どうかしましたか?」
「V9802あ、W30EFe9m3うん……W45EFe6ちょっとね用事を/思い出しちゃってさ」
「え? 用事ですか?」
「V9803あはは、W45EoFe9お話中にごめんね。/W45P3EFe9m3またね!」
「あ、はい……」
(行ってしまった……。/仕方ない、盛り上がってなかったもんな)
(ふぅ……)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9804こ、こらっ! Wv88Nm君」
「はい!? 何ですか先輩」
「V9805ちょっと発言がよろしくないぞ!」
「え? 発言が……ですか?」
「V9806うん……W45EF6例えば……」
「例えば?」
「V9807た、W45EF8例えばも何もないのっ!/W45P3EF8駄目なものは駄目なんだからっ!」
「え? せ、先輩……」
(行ってしまった……)
(しまったな、ちょっと恥ずかしい話を/ふり過ぎじゃったかな……)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
(もっともっと森島先輩と仲良くなりたい)
「V6661どうしたのNm君?」
(そのためにはどうすればいいのか……)
「V6662おーい」
(やはり、もう少しスキンシップが必要/なんじゃないのか?)
「V6663むむ……」
(いや! その変な意味ではなく!)
「V6664こらーっ! Nm君」
「は、はいっ! すみません」
「V6665急に黙っちゃダメでしょ?」
「は、はい……」
「V6666……ふふっ、W60EoFm9もう、W15Fm3またそんな可愛い顔/して」
「え?」
「V6667しょんぼりしちゃって、W45可愛いなぁ」
「す、すみません……」
「V6668いいわよ、W15EFe9もう。W45EF3色々と悩み事とかある/んだろうしね」
「そ、それは、……はい」
「V6669ゆっくり考えるといいよ。W45Ecじゃね〜!」
「え? あ、先輩っ!?」
(行っちゃった……)
(もう少し、話を盛り上げてから/切り出さないとダメかも……)
「あの、先輩」
「V6776うん? どうかしたのWv96Nm君」
「えーっと、もし良ければ今日一緒に/帰りませんか?」
「V6777あー、W30EF9ごめんNm君」
「V6778今日はひびきちゃんと帰る約束を/しているんだ」
「あ、そうなんですか……」
「V6779本当にごめんねNm君。/W45EFe9m3また誘ってくれる?」
「は、はい。もちろんです」
「V6780ふふっ、W45Eoありがと。P6EcW30じゃあね!」
(う〜ん、タイミングが悪かったかな……)
(また今度誘おう……)
「森島先輩」
「V6670どうしたのNm君?」
「えーっと、良かったら今日一緒に/帰りませんか?」
「V6671一緒に? W45EF7そうねぇ……」
「V6672……ちょっと寄り道しても平気?」
「あ、はい」
「V6673う〜んFm3、W45EoF3じゃあちくっと行きますか!」
「えっ? ちくっと……」
「V6674いいからいいから、EoF3いこっ!」
「は、はい」
n6nka_gd01A
「森島先輩。良かったら今日一緒に/帰りませんか?」
「V6704う〜ん、EF6今日かぁ……」
「だ、駄目ですか?」
「V6705ふふっ、W30Eo駄目な事はないわよ」
「ほ、本当ですか?」
「V6706ええ。W45Eoどこか寄っていくの?」
「あ、そうですね……特に考えてなかった/んですけど」
「V6707そっか……W45EcFe7m3それじゃあ、W45EoFe8m3今日もちくっと/行こうか?」
「ダーツですか? いいですね」
「V6708Nm君も気に入った?」
「はい、すごく楽しいです」
「V6709ふふっ、W45Eo良かった」
n6nka_gd01B
「……森島先輩。今日一緒に帰りませんか」
「V6770え? W45EF6今日か……W45Ecそうねぇ……」
「何か予定とかありますか?」
「V6771ううん、何もないけど、W45EF3どうして?」
「良ければ、ちくっと行きませんか?」
「V6772わおFm3!Wv45 EFe8m3いいわねNm君、F3Ec行きましょ。/W15ダーツ気に入ったんだEo?」
「はい、面白いです」
「V6773ふふっ、よかった」
n6nka_gd01C
「V6924えっ……」
「V6925そっか……」
(あれ? 今、森島先輩がいたような……)
(気のせいか……)
「V6926それじゃ、ここで」
「あ、はい」
「V6927ふふっ、早く明日にならないかなぁ」
「そうですね。僕も楽しみです」
「V6928せっかくだしさ、/思いっきり楽しもうねNm君」
「いいですね」
「V6929じゃあね。ばいばい〜」
「さようなら先輩」
(……)
(森島先輩とクリスマスパーティーか……。/なんだか夢みたいだよな……)
(それに、こうしてクリスマスを楽しみに/思える日がくるなんて……)
(先輩のおかげです……。/ありがとうございます)
「V9246……Nm君ったらやる〜」
「え?」
「あ! も、森島先輩!」
「V9247積極的なのね、F3Ec驚いちゃった」
「そ……それはその……」
「V9248彼女だよね? EFe8Ecう〜ん、EoFe6m3参ったなぁ」
「ま、参った?」
「V9249うん……EFe6参っちゃった……」
「ち、違うんですよ先輩!」
「じ、実は彼女が転びそうになって、/とっさに抱きかかえただけなんです!」
「そ、それで驚いた拍子で、見つめあう/ような感じになってしまっただけで……」
「だ、だから誤解しないで下さい!」
「V9254随分お楽しみだったみたいね〜」
「えっ!」
「V9255Fm4えーっと、Fm3あれは催眠術ゴッコとか/なのかな?」
「あ、あれ!? い、いつから……」
「V9256いやぁ……Eoあはは、EFe9覗くつもりはなかった/んだけど、標本を夢中で眺めてたらね」
「そ、そうだったんですか……」
「V9257仲良さそうだね、彼女?」
「い、いや、違うんです先輩っ!/聞いて下さい!」
「じ、実は町内会のかくし芸の練習をして/いただけなんですっ!!」
「ほ、本当なんですっ! こればっかりは/本当に本当で……」
「だ、だから先輩が思っているような事では/ないんですっ!」
「V9258あははは……」
「え? だ、誰?」
「V9259なんだぁ、Nm君、彼女いたんだね」
「えっ!? も、森島先輩!?」
「V9260まあ、そうだよね。Nm君って、/可愛いし、性格もいいし……。Ecもてても/おかしくないよね」
「いや、そ、そんな事……」
「V9261いやいや……EoFm6だってキスFm3してたじゃない。/EoFe6あんなに情熱的に」
「えっ!?」
「V9262あれ、キスでしょ……」
「ち、違うんです!! キスに見えたかも/しれないんですけど……」
「実は、今の子……ク、クラスメイトなん/ですけど、目にごみが入っちゃって!」
「それでゴミを取ってあげていただけなん/ですっ!」
「V9263びっくりFm9しちゃった……」
「も、森島先輩!?」
「V9264おでこに……W45EFe9m4ちゅっFm3?」
「え? い、いやそれは……」
「V9265一生懸命、背伸びして……。/W45EFe9m3すごく可愛い彼女だよね?」
「ち、違うんですっ!」
「ご、誤解なんです先輩!」
「じ、実は、さっき頭をぶつけちゃって、/それでたんこぶになっていないかを/見てもらっていただけなんです!」
「だ、だから先輩の思っているような/事はなにもないんですっ!」
「V9266いやぁ、熱いでさあねぇ」
「え?」
「V9267言ってくれればよかったのに! EFe9もう。/逢ちゃんと付き合ってるの?」
「も、森島先輩っ!?」
「V9268まあFm1でもわFm3かる! EoFe9m3逢ちゃん可愛いもん、/Nm君もお目がEcF3高い!」
「ち、違うんです! 聞いて下さい!」
「実は、七咲が弟とコミュニケーションを/取るためにゲームを教えてくれって……」
「僕は弟の郁夫とも知り合いだったので、/なんとかゲームを教えようと……」
「だ、だから付き合っているとかは/誤解なんですっ!」
「Nn……」
「え……あぁっ! 薫!」
「どう? W45EFe9m3楽しかった?」
「ああ、W45EFe9m3そんなの聞くまでもないっか。/W45Ec年上の人とのデートだもんね」
「よかったわね、W45EoF8相手してもらえてさ」
「え、えっとあれはだな……」
「……」
(こ、これはマズいぞ……)
「ち、違うんだよ!/僕、前に……先輩からダーツを教えて/もらう約束をしててさ……」
「それで、下校のタイミングが合ったから/今日行こうかって話になって……」
「だから……別に特別な意味があったとか/じゃないんだよ!」
「V9250すごいねNm君……」
「えっ!?」
「あっ、森島先輩……」
「V9251大胆ね……校内で抱き合うだなんて……」
「え? そ、それは……」
「V9252本当にFm3びっくり……。/Ehうん……EcW4EoFe9びっくりしちゃった……」
「せ、先輩……」
「V9253……言ってくれればいいのに」
「ご、誤解です! 聞いて下さい!」
「実は急に貧血になってしまったみたいで、/思わず抱きしめただけなんです」
「あの子は、クラスメイトなので/ほっとけなくて……それで」
「だから先輩が思っているような事は/ないんです!」
(憧れだった森島先輩と最近はすごく/仲良くなれた気がする……)
(……恋人同士って雰囲気じゃないけど、/これはこれですごくラッキーだよな)
(時々犬扱いをされている気もするけど、/結構心地いいし)
「V6595……ん?」
(このポジションを維持できれば、/もしかしたらそのうち恋人にも……)
「V6596ふふっ、Nm君。W30EoFe9どうしたの急に?」
「え? あ……すみません」
「V6597なんか難しそうな顔したかと思ったら、/W45EFe9m3急にデレーっとし始めて。W45F3Ecクスッ」
「ちょ、ちょっと考え事を……」
「V6598考え事? W45EF3いったいどんな?」
「えーっと色々考えてみたんですけど……」
「V6599ふんふん?」
「その……犬も悪くないなって……」
「V6600へ? 犬?」
「その、もう僕は先輩の犬でも/良いかなぁ〜って思いまして……」
「V6601私の……W45EF4犬?」
「なんというか……その方がずっと一緒に/いられるんじゃないかと……」
「V6602はぁ……」
「V6603さすがNm君よね」
「え?」
「V6604……私にはとてもFm6思いつかないような、/Fm3素敵な思考の結果EoFe9ワンチャン発言なのね」
「え? そ、そうですかね……」
「V6605ええ! W45EoFe9本当にNm君と一緒にいると/驚きの連続で困っちゃう。W30Ecふふっ」
「よ、喜んで頂いてよかったです」
「V6606そっか〜、Wv60W45EFe6m3私のワンチャンかぁ……。/W45EF4あっ! EF3そうだ」
「どうかしましたか?」
「V6607くすっEoFe8m3」
(も、森島先輩の目が輝き始めた……/気がする)
「V6608じゃあ、W20Eoこのミニラーメンを手を/使わないで食べてみてくれる?」
「V6609ふふっ、W45EoFe8やっぱり出来ないLdMhで……Le」
「いっただきまーす!」
「V6610え?」
「V6611ええっ!? Nm君」
「はぐはぐ」
「V6612あっ、ちょ、ちょっと……」
「V6613く、くすぐったい……よ……」
(お、森島先輩が逃げようとしている)
「V6614こ、こら!」
(ここで逃がす訳にはいかない!)
「V6615お、お願い……もう、許して」
「もっと欲しいわん!」
「V6616も、Wv35もう! Wv105全部食べちゃったでしょ?」
(おお……森島先輩がくすぐったいのを/必死に我慢している)
「おかわり欲しいわん!」
「V6617こ、Wv40こら……Wv110もう終わりなんだから」
「欲しいわん!」
「V6618だ、Wv45だからそんなになめないで……」
「す、すみません……」
「V6619すみませんでした……」
「V6620……はぁ」
「先輩、図書室では静かにしないと/怒られちゃいますよ」
「V6621もう! Nm君が/あんなになめるからでしょ!」
「あ、はい……そうでしたね」
「V6622そうでしたねじゃないでしょ!」
「V6623もう〜、W45EF8手のひらがべたべた〜!/W45EF9困ったワンチャンなんだから」
「V6624……Wv60ぷっ、W45F3Ecくすくすっ」
「え? ど、どうしました?」
「V6625ふふふふ、Wv60W45EoFe6だってNm君ったら、/W30EFe9本当に怒られたワンチャンみたいに/なってるんだもん〜」
「そ、そんな……」
「V6626もう、W45Eoおっかしいんだから」
……こうして、森島先輩に/ミニラーメンを食べさせてもらった。
図書委員には怒られたけど……/とにかく最高だった。
「V6627ちょ、ちょっとNm君!?」
「はぐはぐ」
「V6628ま、待って……」
「V6629く、くすぐったい……よ……」
(お、森島先輩が逃げようとしている)
男子A
「お、おい……あれなんだ?」
「V6630だ、駄目だって……」
(ここで逃がす訳にはいかない)
男子B
「森島……何てことだ……」
「V6631も、もう〜!」
「もっと欲しいわん!」
「V6632ぜ、全部食べたでしょ?」
(おお……森島先輩がくすぐったいのを/必死に我慢している)
男子C
「す、すごいことになってるな……」
「おかわり欲しいわん!」
「V6633こ、こら……もう終わりなんだから」
「欲しいわん!」
「V6634だ、だからそんなになめないで……」
???
「V0745……」
(う!? 何か危険な気配を感じる……)
「あ、つ、塚原先輩いつの間に……」
「V0746いつの間にじゃないよ……W45EF1こんな場所で/一体何をしてるのよ」
「V6635そうよ、W45EF9みんな見てるのに」
「す、すみません。調子のってました……」
「V0747……ふぅ。困った子ね」
「V6636そうよそうよー」
「V0748はるか」
「V6637な、S何?」
「V0749そうよそうよじゃないでしょ、どうせまた/ロクでもない事を言ったんでしょ?」
「V6638そ、W30EF8そんな事ないわよ〜。/W30EF9ただちょっとEF6その……」
「V0750その? 何したの?」
「V6639ちょっとだけ、W45EFm3ワンチャンプレイ?」
「ははは……」
「V0751はぁ……」
「V6640な、何よひびきちゃん……」
「V0752……反省しなさい」
(塚原先輩怖いかも……)
「V6641ええ〜、EF8なんでよ〜!」
「V0753なんでじゃないでしょ」
「V6642はぁ〜い……W45EF9気をつけまーす」
「V0754Nm君もやりすぎないようにね」
「は、はい……」
……こうして、森島先輩に/ミニラーメンを食べさせてもらった。
塚原先輩には怒られたけど……/とにかく最高だった。
(先輩のミニラーメン美味しかったな……。/ちょっと嫌がってる先輩がなんていうか、/その……)
「V6643むむ……」
(いいって言うか……なんというか……)
「V6644むむむ……」
(また、食べさせてくれないかな……)
「V6645こらっ! Nm君」
「は、はいっ?」
「V6646どんな悪い事を考えてるのかな?」
「ええっ、悪い事って……」
「V6647そういう顔してたよ、W15Ecもう」
「そ、そんな事ないですよ」
「V6648本当に? W45EF3じゃあどんな事を考えてたの」
「それは、その……」
「改めて先輩の犬になりたいなぁって……」
「V6649改めて……W45ワンチャンに?」
「は、はい」
「V6650……Wv130エッチ」
「ええっ!? な、なんでですか?」
「V6651ワンチャンとか言ってるけど、/W30EoFe8m4私の手をなめたいだけなんFm3じゃないの?」
「そ、そんな事ありません!」
「V6652本当に?」
「本当です!」
「V6653そっか〜、W45Ecそれじゃあ……W45EoFe8お手!」
「え?」
「V6654ほら、やっぱりウソじゃないの」
「あ、いえ! 違います。ちょっと突然/だったので驚いてしまっただけです」
「V6655え〜……」
「も、もう一度チャンスを!」
「V6656そんな事Eo言われてもなぁ……。/W45F3Ecお手っ!」
「ワンッ!」
「V6657わお! EF3素早いねWv96Nm君」
「お任せください」
「V6658グーッド! W15EoFe9可愛いなぁ本当に」
(ああ、何かが間違っている気はするけど/この居心地の良さがあればそれでいい)
「V6659じゃあ次は……W45P0EF3ふせっ!」
「V6660ふふっ、いい子だね〜」
(おおっ!? こ、これは……)
(なんてことだ……。もう犬ライフ最高/じゃないか……)
……こうして森島先輩に飼いならされた。
最高、と認めてしまっていいのだろうか……。
(あぁ……本当に、/このまま先輩の犬になってしまおうか)
(でもなぁ、それはさすがに……)
「V9739あっ、Nm君」
「は、はいっ!」
「V4512はい! お手!」
「わ、わんっ!」
「V1022グーッド。いい子ねNm君」
「わんわん!」
……こうして森島先輩に飼いならされた。
はぁ……すごく心地よくて困る……。
Ti0n6nka_se01E
「V9269そうだったんだ……W45EFe6なるほど〜」
「あ、わかっていただけましたか?」
「V9270うん……。W45Ecあははは、W15EoFe9ごめんね。/早とちりだったみたいだね」
「い、いえ……そんな……」
「V9271そっかそっか……W45EoFe6良かった……」
「え?」
「V9272う、F3Ecううん! W15Eo何でもないの」
「そ、そうですか?」
「V9273ふふふっ」
「ははは……」
「V9274……Wv100ねえWv125、W15EFe6Nm君」
「はい?」
「V9275もしね……W45EoFe9Nm君にいい人がいるなら、/ちゃんと言ってね?」
「え? だ、だから今回のは……」
「V9276うん……Ecわかってる……。/W30EoFe9でも、W15今後出来るかもしれないでしょ?」
「そ、そんな事は……」
「V9277絶対無いとは言い切れないFm3でしょ?」
「う……」
「V9278私ね……」
「V9279私……Wv50W45EFe9m3結構男女分け隔てなく/仲良くしちゃうんだけどね……」
「あ、はい……」
「V9280彼女がいる男の子は、EFe9m3避けてるんだ」
「V9281誤解でも……W45EF6その女の子に、悲しい/思いさせたくないから……」
「いや、それは……」
「V9282うん。Eoわかってる、W45今回のは誤解。/W45EFe6でもね、Wv208Nm君」
「は、はい……」
「V9283もう一度、EFe6今日みたいなことがあったら、/EFm3Ec流石にね……」
「わ、わかりました……」
「V9284ごめんね、変なこと言って、P3Fe9m3W45それじゃ」
「あ……」
(まいったな……先輩に見られるなんて)
(……そうじゃないな、僕が悪いんだ)
(ふらふらしてる場合じゃないよな……)
(ちゃんとしないと……)
「V9285あはは……Wv80W45EoFe6もう、EFe9いいからさ」
「え? せ、先輩……」
「V9286うん……W15EoFm3そうだよ」
「な、何がですか?」
「V9287いやぁ〜、W45Eo駄目だよNm君……。/W15EFe6女の子を傷つけちゃうって……」
「せ、先輩……」
「V9288Nm君と話すのが楽しいから、/W45EoFe9ついついちょっかいかけてたけど……」
「V9289他にいい人いるんじゃねぇ……」
「そ、そんな……ご、誤解です」
「V9290こらっ!Wv30 Nm君!」
「は、はい……」
「V9291前にも言ったよね……。/W45F6Ecもう一度、こういう事があったらEoFe9って」
「V9292……まあほら、W45EcF3私もうすぐ卒業だし、/W45EhFe6良かったじゃない」
「そ、そんな事は……」
「V9293うん、W45EFe6それじゃNm君。/P3W45EFe9もうお話する事もないと思う、W45EF6ばいばい」
「あ……」
「森島先輩……」
「僕はなんてことをしてしまったんだ……」
(先輩のあんなに寂しそうな顔……。/見たことない……)
(中途半端にふらふらして……)
(先輩を傷つけて……)
(すみません先輩……/本当にすみません……)
「V9269そうだったんだ……W45EFe6なるほど〜」
「あ、わかっていただけましたか?」
「V9270うん……。W45Ecあははは、W15EoFe9ごめんね。/早とちりだったみたいだね」
「い、いえ……そんな……」
「V9271そっかそっか……W45EoFe6良かった……」
「え?」
「V9272う、F3Ecううん! W15Eo何でもないの」
「そ、そうですか?」
「V9273ふふふっ」
「ははは……」
「V9274……Wv100ねえWv125、W15EFe6Nm君」
「はい?」
「V9275もしね……W45EoFe9Nm君にいい人がいるなら、/ちゃんと言ってね?」
「え? だ、だから今回のは……」
「V9276うん……Ecわかってる……。/W30EoFe9でも、W15今後出来るかもしれないでしょ?」
「そ、そんな事は……」
「V9277絶対無いとは言い切れないFm3でしょ?」
「う……」
「V9278私ね……」
「V9279私……Wv50W45EFe9m3結構男女分け隔てなく/仲良くしちゃうんだけどね……」
「あ、はい……」
「V9280彼女がいる男の子は、EFe9m3避けてるんだ」
「V9281誤解でも……W45EF6その女の子に、悲しい/思いさせたくないから……」
「いや、それは……」
「V9282うん。Eoわかってる、W45今回のは誤解。/W45EFe6でもね、Wv208Nm君」
「は、はい……」
「V9283もう一度、EFe6今日みたいなことがあったら、/EFm3Ec流石にね……」
「わ、わかりました……」
「V9284ごめんね、変なこと言って、P3Fe9m3W45それじゃ」
「あ……」
(まいったな……先輩に見られるなんて)
(……そうじゃないな、僕が悪いんだ)
(ふらふらしてる場合じゃないよな……)
(ちゃんとしないと……)
「V9285あはは……Wv80W45EoFe6もう、EFe9いいからさ」
「え? せ、先輩……」
「V9286うん……W15EoFm3そうだよ」
「な、何がですか?」
「V9287いやぁ〜、W45Eo駄目だよNm君……。/W15EFe6女の子を傷つけちゃうって……」
「せ、先輩……」
「V9288Nm君と話すのが楽しいから、/W45EoFe9ついついちょっかいかけてたけど……」
「V9289他にいい人いるんじゃねぇ……」
「そ、そんな……ご、誤解です」
「V9290こらっ!Wv30 Nm君!」
「は、はい……」
「V9291前にも言ったよね……。/W45F6Ecもう一度、こういう事があったらEoFe9って」
「V9292……まあほら、W45EcF3私もうすぐ卒業だし、/W45EhFe6良かったじゃない」
「そ、そんな事は……」
「V9293うん、W45EFe6それじゃNm君。/P3W45EFe9もうお話する事もないと思う、W45EF6ばいばい」
「あ……」
「森島先輩……」
「僕はなんてことをしてしまったんだ……」
(先輩のあんなに寂しそうな顔……。/見たことない……)
(中途半端にふらふらして……)
(先輩を傷つけて……)
(すみません先輩……/本当にすみません……)
(う〜ん……)
「V6781あっ、Nm君」
「えっ!? も、森島先輩?」
「V6782ありゃ? W45EFe9m3どうしてそんなに驚くの?」
「す、すみません……。ちょっとびっくり/しちゃったので」
「V6783Sえっ? W30もうびっくりしちゃったの?/W15SdEFe9m3ちょっと早くないかな?」
「え? は、早い?」
「V6784えーっと、W20P0F3EcW30はい。W45Eoお誕生日おめでとう」
「ええっ! ぼ、僕にです……よね?」
「V6785ふふっ、Eoもちろんよ」
「あ、ありがとうございます!/すごく嬉しいです」
「V6786喜ぶのはちょっと早いかもよ?」
「え?」
「V6787くすっ、W30Eo開けてみて」
「あ、はい……」
「こ、これはっ!?」
「……これは首輪、に見えるんですけど?」
「V6788ザッツライッ! W45Eo正解っ!」
(せ、正解って……)
「え、ええとこれは……その……、/僕が身に付けるんですよね?」
「V6789そうよ! W45EoFe8これをNm君の首につけて/毎日一緒にお散歩するの!」
「ま、毎日お散歩ですか?」
「V6790ありゃ……W45EF9気にいらなかった?」
「い、いえ! ど、どうしても先輩が/僕とお散歩したいなら平気です!」
「V6791Nm君……」
(首輪付きでも、森島先輩と一緒にいられる/なら、それでいいじゃないか……)
「V6792……冗談よ?」
「V6793ふふっ、W15Eoそれはね、車のシートで/寝る時のまくらなの」
「えっ? あ……なるほど」
「V6794実は、Ec私も同じ物を使ってるの。/W30EoFe7m4家族で遊びに行った帰りとか、/EFe9m3いつも車の中で寝ちゃうのよね〜」
「そ、そうなんですか」
「V6795うん、W45Eoこのまくらを買ってからすっごく/楽になったんだ〜」
「V6796デザインも可愛いし、/W15EF3最近のお気に入りなの。Ecふふっ」
「そうだったんですか……」
「V6797機会があったら使ってみて。W45Ecじゃね!」
「あ、ほ、本当にありがとうございました」
(……先輩からプレゼントを貰った)
(……嬉しい。いや、すごく嬉しいかも)
n0nka_me01A
(ふぅ……)
「V6905あっ、Nm君」
「え?」
「V6906今帰り?」
「あ、はい。そうです」
「V6907どうかしたの?」
「え? 何がですか?」
「V6908何かボーっとしてたみたいだけど……、/W30EF4あっ、W15EFe8m3もしかして」
「は、はい?」
「V6909明日のコンテストの事を考えて、/W45EFe8m3いけない妄想をしたんじゃない?」
「明日のコンテスト?」
「V6910ほら、明日は創設祭でしょ?」
「あ! ミスサンタコンテストですか」
「V6911そうそう! W30Eo毎年私好みの女の子が/出るから楽しみなんだ」
「も、森島先輩好みですか……」
「V6912あ、W30EF3良かったら明日一緒にコンテスト/見物に行かない? W45EFe9いいでしょ?」
「明日ですか?」
・はい! 是非お願いします
・すみません……ちょっと用事が……
「はい! 是非お願いします!」
「V6913わお、EF3即答。W45EcIs0いいわねNm君Wv155」
「V6914それじゃあ明日、W15F3Ec学校で待ち合わせね!」
「あ、はい」
「V6915ふふっ、W45EoNmIs0君にあえてよかった」
「V6916あ、W45EFe6m3ううん……W45EFe9Is0なんでもない」
(森島先輩がこんなに喜んでくれるなんて)
(……)
「あ、あの先輩……」
「V6917ん? W45EF3どうかしたのNm君」
「良かったらでいいんですけど……。/一緒に帰りませんか?」
「V6918え? W15一緒に?」
「はい、駄目ですか?」
「V6919ふふっ、W45Is0Eoいいわよ。P3EcW45Is0行きましょう」
「すみません……ちょっと用事が……」
「V6920え〜、そうなの? EF9Is0何々?」
「いや、それは……その……」
「V6921そっか……EF9Is0ざ〜んねん」
「本当にすみません」
「V6922ううん。W15EoFe9いいのいいの。Wv120W15EFe6残念だけどEc、/Ehいきなりだったしね……」
「あ、はい……」
「V6923それじゃあ、W15そろそろ帰るね。/W45Is0EFe6m3ばいば〜い」
(森島先輩、すごく寂しそうだったな……)
(せっかく誘ってくれたのに……、/本当にすみません……)
(でも僕は……)
「V1318ま、待って待って〜」
「ん?」
「V1319遅刻しそうなの〜!/学校までよろしく、にぃに!」
「なんだ……またかよ仕方ないな……」
「美也、僕が車を買ってから/ちょっと頼り過ぎじゃないのか?」
「V1320もー、言われなくてもわかってるよ〜」
「V1321助かった〜。ありがとにぃに!/あっ、森島先輩にも宜しく言っといてね」
「ああ、ちゃんと勉強しろよ」
「V1322いってきま〜す」
「いってらっしゃい」
「もう隠れなくても平気だよ」
「V7110ふー、びっくりした〜。/美也ちゃん突然出て来るんだもん」
「僕の家からそのまま大学に行くのを/見られるところだったね」
「V7111えっ、本当に大学に行くの?/W30Wv185今日はこのまま海までドライブしない?」
「またサボり?」
「V7112行きましょうよ〜、Wv105ね〜」
「わ、わかったよ……」
V7113LdNm君と付き合い出して早2年。Le
V7114Ld一緒にいると楽しくて、あっという間に/時が過ぎちゃうの。困ったものよね〜。Le
V7115Ldこのままじゃあっという間に/おじいちゃんとおばあちゃんになっちゃう!Le
V7116Ldふふっ、でもそれもいいか。Le
V7117LdNm君と二人なら、ね。Le
n6nkx_xp01G
(いよいよクリスマスか……)
(……なんかあっという間だったな)
(クリスマスをこんな穏やかな気持ちで/迎えられるだなんて思わなかったな)
(これも森島先輩のおかげかな……)
(よし! 今日は思いっきり楽しもう)
(えーっと、森島先輩は……)
(まだ、来てないみたいだな。まあ/コンテストまで時間もあるし大丈夫か)
(……)
(お、遅いな森島先輩)
男子A
「なあ、今年のコンテストはどうなると/思う?」
(え?)
男子B
「どうなるって……、森島先輩の優勝で/決まりじゃないのか?」
(サンタコンテストの話か……)
「それが残念な事に今年は森島先輩は/エントリーしてないそうだ……」
「ええっ!? な、なんでだよ」
(確かに……。せっかく3連覇がかかって/るのにな)
「そんなの知るかよ」
「くっそぉ……今年の衣装もすっごく/楽しみにしていたのに……」
「そうだよなぁ……去年の衣装もすごかった/もんな……」
「最高だったよ……ホントに」
「膝上25cmくらいのミニでな」
(ええっ?)
「いやぁ、あれは30cmは軽く越えてた/んじゃないのか?」
「確かに……」
(か、軽く30cm……)
「ビキニタイプの紐もセクシーでさ……」
「いやいや、あれは紐どころか糸と言っても/良かった気がする」
(ひ、紐どころか糸……)
(な、何故僕は去年のコンテストを/見にいかなかったんだ……)
「……って、さすがに言い過ぎか」
「かもな。なんか一人歩きしちゃっている/気がするわ」
(なんだ、さすがに糸はないか……)
「V0039……」
「それにしても……」
「ん? どうした?」
「森島先輩不在のコンテストは、/誰が優勝するんだろうな……」
「あ〜、確かにな」
(う〜ん、確かにな)
「意外にさ、森島先輩に代わる超新星が/現れたりしないかな?」
「あー、それは期待したいな」
「V0040そんな人はいませんよ。いる訳がない」
「え?」
「んっ?」
(あれ? あいつは確か1年の樹里……)
「V0041……」
「なんだよなんだよ、お前もコンテストが/楽しみでしょうがないんだな?」
「見たところ1年って感じだもんな、/初のコンテストで胸がドキドキか?」
「……」
(なんだか様子がおかしいな……。/すごく思いつめてるような感じがする)
「で、お前は誰が勝つと思ってるんだ?」
「一緒に優勝予想でもしようぜ」
「あ、おい」
「なんだよ、感じ悪いなぁ」
(あれ? こっちに来たぞ……)
「僕に何か用事? 確か樹里君って……」
(な、なんだよ……本当に感じ悪いな……)
(何か用だったのかな……)
(まあ、いいか……)
「V6930ごっめ〜んNm君」
「あ、森島先輩」
「V6931本当にごめんね。Wv120W45EFe6m3ちょっとだけ、/W45EFe9m3ひびきちゃんのお店に行ってたの」
「え? 塚原先輩のお店ですか?」
「V6932うん。W45Eo水泳部で屋台を出してるの」
「へ〜、何のお店ですか?」
「V6933おでん屋さん」
「おでん屋か……いいですね」
「V6934ふふっ、W45Eo後で一緒に行きましょう?」
「あ、はい」
「V6935さ〜てと、W45F3Ecいよいよコンテストね」
「そうですね」
「V6936今年の優勝はどの子かなぁ、W45F3Ec楽しみね!」
「あ……」
「V6937ありゃ? W45EF9どうしたのNm君?/急にしょんぼりしちゃって」
「いや、その……」
「森島先輩は、どうして今年のコンテストに/出ないんですか?」
「V6938え? 私?」
「はい。学校初の3連覇が/かかってるんですよね?」
「V6939あ〜、W45EFe6Ecうん。W30Eoそうなんだけど……」
「V6940進路の事でそれどころじゃないらしいの」
「え? らしいって……。/森島先輩の事ですよね?」
「V6941もちろんそうよ? W45EFe6m3でもねぇ……」
「でも?」
「V6942私はあまり気にしてないんだけど……。/W45EF9まわりのW30EF8『お前はそんなに暇なのか!』Wv310W15EFe9m3っ/て目が厳しくて……」
「なるほど、そういう事ですか……。/受験生って大変なんですね」
「V6943そうなのよ〜」
「V6944今日くらいは羽目を外してもいいと/思うんだけどね」
(先輩……)
「今日は思いっきり楽しみましょう!」
「V6945え? W45EF9Nm君……」
「その、僕と一緒じゃいまいち盛り上がれな/いかもしれませんけど……」
「V6946……Wv50ううん、W45Eoそんなことない」
「V6947そうよね、W45Ec思いっきり楽しまないとね!」
「はい!」
「V6948よーし! EF3それじゃ早速Wv120W15行動開始ね」
「どこに行きますか?」
「V6949そうねぇ……。Wv150W15EFe4m3あっ」
「はい?」
「V6950ほら! W30Ecステージで何かやってるみたい。/W45Eo行ってみようか?」
「そうですね。行きましょう」
「V6951あ〜、W45EF3開会の挨拶みたいね」
「そうですね」
「では引き続きまして、当イベントの/実行委員長をご紹介致します」;
「あ、絢辻さんだ!」
「V6952え? 知り合いなの?」
「はい、クラスメイトなんです」
「V6953そうなんだ〜、W30Ecすごくきれいな子だね」
「そ、そうかもしれないですね」
「V6789皆様、W45本日は輝日東高校創設祭に/ご来R場賜りR5 たまわ 、Wv300W30誠にありがとうございます」
「V6790この創設祭は、W30当校の創設者の掲げるW15/R報恩R4ほうおんR感謝R4かんしゃの精神に基づいて開催され、Wv450W15/今年で57回を数えるまでになりました」
(う〜ん、さすがだなぁ絢辻さん……)
「V6954すごいね。W45EFe9Is0立派だなぁ」
「なかなか出来ないですよね」
「V6955うん。W45EoF4Is0あっ、W15EF3でも去年の実行委員の挨拶も/EFe9堂々としてて素敵だったわよ?」
「え? 去年ですか?」
「V6956ええ。W45Eo格好良くて惚れ惚れしちゃった」
(ほ、惚れ惚れ……くそっ、一体誰だ?)
「V6957ありゃ?Wv51 EF9Nm君?」
「そ、そいつって一体誰なんですか?」
「へ〜、そうなんですか……」
「V6964ねえねえ? W15Is0Fm3コンテストまで時間があるし/ちょっとお店をEc見て回ろうよ!」
「え? あ、そうですね」
「V6965ふふっ、W15Is0Eoレッツゴー!」
n6nkx_xp01E
「V6958誰って……、W45EFe9m3何で知らないのNm君?」
「それはその……」
(去年は創設祭とかまったく気にして/なかったからなぁ……)
「V6959ひびきちゃんだよ?」
「え? 塚原先輩ですか」
「V6960うん。W30Eo去年の実行委員長だったの。/W15EFe7Is0堂々としてて、格好良かったんだ〜」
「そうなんですか」
「V6961……ふふっ、W30EoFe9本人は嫌がってたけどね」
「そりゃそうですよね、いくら委員長とは/いえ、大変でしょうし」
「V6962違うの。W45EFe9Is0本当はね、W15サンタコンテストに/出たかったのよ」
「えっ? 塚原先輩がですか?」
「V6963ええ、W45EFe6はりきって自分の衣装とかも/作ってたんだけど、W15EFe9委員の仕事が忙しくて/出られなかったの」
「V6966あ〜、W15EF3開会の挨拶みたいね」
「そうですね」
「では引き続きまして、当イベントの/実行委員長をご紹介致します」;
(この子が実行委員長なんだ……)
「V6967なんだか大人しそうな子ね」
「V6968ちょっと、EFe9緊張してるみたいね。/W45EF3守ってあげたくなるタイプかも」
「V0069え〜……皆様、本日は輝日東高校創設祭に/ご来場頂き、誠にありがとうございます」
「V0070この創設祭も今回で……っと、57回目を/迎えました」
(うわぁ、噛みまくってるな……)
「V6969……Wv45Is0面白いわね」
「え?」
「V6970あの子、W15Ecすごく面白いわ」
「V0073こ、これも……近隣の皆様のおちっ……/お力添えがあったからだと」
「その、どの辺りがですか?」
「V6971ふふっ、W45EoNm君と一緒」
「え? 僕とですか?」
「V6972ええ、W45EoFe7不器用なんだけど、W15F3Ecすごく一生懸命/なところ」
「V6973可愛いから、/W15EFe9ついつい応援したくなっちゃうの」
「か、可愛い……」
「V6974ふふっ、Wv45W45Eoすぐに真っ赤になっちゃうところ/とかもね」
「え? そ、そんな事は……」
(ま、まずい……話を逸らさないと……)
「そ、そういえばなんですけど、去年の/実行委員長って誰だったんですかね?」
「へ〜、そうなんですか……」
「V6975あ〜、W45EFe6m3来年もまた見たいなぁ……」
「来年もですか?」
「V6976うん。W45EFe7来年の挨拶も楽しそうじゃない?」
「そうですね……」
(そっか、そうだよな……)
(先輩はもうすぐ卒業しちゃうんだよな、/……で、僕は3年生か)
(全然実感が湧かない……。来年の今ごろ/僕は何をしているんだろう)
(森島先輩との関係はどうなっているんだ/ろう……)
「V6977あ、Nm君」
「は、はい?」
「V6978ねえねえ。コンテストまで/ちょっと時間があるし色々見て回ろうよ」
「あ、そうですね」
「V6979ふふっ、W15EoIs0レッツIs0ゴー」
n6nkx_xp01E
……こうして、森島先輩と会場をぶらぶらして、/一通りまわった後、コンテスト会場に移動した。
「V6980あ、W45EF3丁度これから始まるみたいね!」
「そうですね」
「V6981ふふっ、W45Eoどんな可愛い子が出るのかなぁ」
司 会
「さて、それではいよいよ/コンテストスタートですっ!!」
Ti0Ts1/Ts2       Ti2わぁぁぁぁぁ……
「V6982いいぞIs0いいぞー!」
「現在2連覇中の森島先輩が辞退した今回!/栄冠を手にするのはいったいどのサンタ/さんかな?」
「V6983え?」
「おお、先輩のことが言われてますね」
「V6984び、Sびっくりしちゃった」
「それではエントリーナンバー1番。/3年B組の中村さんですっ」
(うっ、……これはなかなかセクシーだ)
「V6985むむむ」
「ど、どうしましたか?」
「V6986この子去年も出てたわね」
「そうなんですか?」
「V6987ええ、W45Eoしかも去年よりも衣装がセクシーに/なってる……」
「な、なるほど」
「V6988今年のコンテストはレベルが高そうね」
……こうして、コンテストは順調に進んだ。
「V6989ふIs0ぅIs0〜、Wv80W30Is0EF3どの子も可愛かったねぇ。/Wv250W15EcIs0満足Is0満足」
「そうですね〜、みんな可愛かったです」
「V6990誰が優勝するかな?」
「えーと、そうですね……。飛びぬけてる子/はいなかったと思うので難しいです」
「V6991なるほど〜。W45EF3Is0すっごく冷静な分析ね」
「そ、それほどでも……」
「皆様! お待たせ致しました!/いよいよ優勝者の発表になります」
「V6992あ! EF3いよいよ発表よ!」
「はい、楽しみですね」
「今年は例年以上に参加者が多く、/審査が非常に難しかったと思われます」
(へ〜、今年は参加者が多かったんだ……。/もしかしたら森島先輩が参加しなかった/からかな?)
「そんな状況の中、栄えある/ミス・サンタクロースに選ばれたのは」
「V6993どの子かな、Is0どの子かな」
「2年B組、伊藤香苗さんですっ!!」
「V6994あ! W30あの子なんだ!/W45Wv160Ecうんうん、W15Eoすごく可愛いもんね〜」
(あ、香苗さんが優勝なんだ……)
「それでは伊藤さん、一歩前へどうぞ!」
「V0217あ、ありがとうございます!」
「V0218EoFm7えーっと、Fm3選んで頂いて本当に/有り難うございます。Ecとても嬉しいです」
男 子
「かーーーわいいーーー」
「V0219え? EFe7m3あ、ありがとう……Ecございます」
「V6995ふふっ、本当に可愛いわね」
「そ、そうですね」
「V0220ですが……Ecちょっと残念に思っている事が/あります」
「え? ざ、残念ですか?」
Ti0Ts1/Ts2         Ti2ざわざわ
「V6996へ〜、何が残念なのかな?」
「なんでしょう……」
「V0221皆さん、今年のコンテストはちょっと/物足りないと思っていませんか?」
「い、伊藤さんいったい何を……」
「V0222あー! もう! EoFm6いいから最後まで/言わせて」
「V6997何々? 何を言い出すの?」
(か、香苗さんどうしたんだろう……)
「V0223何故か今年は森島先輩が出てない!」
「V6998え?」
「あ……」
「V0224一昨年と去年のミスサンタ……/EcF6森島先輩に勝たないで、真のミスサンタ/とは言えない! EoF3そうじゃない?」
「V6999わお……びっくり」
「ほ、本当ですね」
「そ、そういわれましても……」
「V0225森島先輩! 会場にいらっしゃいます/よね!?」
「V7000わわ、呼ばれちゃったよ」
「せ、先輩どうするんですか?」
「V0226ご迷惑は承知でお願いします!/EoF3是非ステージに上がって私と勝負を/して下さい!」
Ti0Ts1/Ts2       Ti2どわぁぁぁぁぁ……
男子A
「いいぞーーーー!」
男子B
「森島先輩頑張ってー」
「V7001ま、EF9S参っちゃったなぁ……」
「先輩……ここまで言われたら行くしか/ないですよ」
「V7002え? W15EF6で、でも……」
「正直に言っちゃえば、今日は僕が先輩を/独占したかったんですけど……」
「V7003ええっ? EF9Is0ど、W15Is0独占……」
「みんながこんなにも先輩の登場を/待っているんです……行かなきゃ!」
「V7004Nm君……」
「先輩……」
「もーりしまっ!」
男子C
「僕はここで応援してます……」
「V7005も、W30EF8もう……EFe6m3Nm君ったら……。/Wv135W15EFe9こんな時に困った事を言うんだから……」
「前代未聞の3連覇ですよ先輩!」
「V7006……Wv90Is0しょうがないな。W45Is0EoNm君にそこまで/言われたら出るしかないじゃない!」
「あ、ありがとうございます先輩」
「V7007あ……W15EF6Is0でも……」
「どうしました?」
「V7008サンタの衣装がないわ……」
「え? あ、そ、そうか……」
「V0755お困りのようね」
「V7009ひびきちゃん? W15EF3どうしてここに?」
「V0756コンテスト会場で森島コールが起きてる/んだもん、EoFe1m3気になって来ちゃったよ」
「あ、なるほど」
「V0757さあ、これを着てはるか」
「V7010え? こ、W15これって……」
「V0758私が作ったサンタの衣装だよ」
「V7011ひびきちゃん……W45EFe9m3Is0いいの?」
「V0759もちろん。W45Eoでも、これを着る以上は/3連覇しないと承知しないよ?」
「V7012もう、Wv45W45EFe9Is0ひびきちゃんったら……」
「V0227駄目なんですか森島先輩?/いらっしゃらないんですか?」
「先輩、急がないと」
「V7013ベストを尽くしてくるわ!」
「V0760頑張ってね」
「頑張って下さい森島先輩!」
「V7014はいはーーい。W45EoIs0今から着替えて行くので、W15/EFe9Is0もうちょっとだけいい子で待っててね?Wv360/P1F3EcW45Is0お・Is0ね・Is0が・Is0い」
「V0761はるか、着替え手伝うよ」
「V7015ありがとひびき!」
「い、いってらっしゃい」
「皆さん。森島先輩の準備が整うまで/今しばらくお待ちください!」
(先輩のサンタ姿……。いつまででも/待てるっ!)
(まだかな……)
「V0762お待たせNm君」
「あ、塚原先輩」
「V0763着替え終わったからそろそろだよ」
「そ、そうですか……」
「V0764それにしても、EFe3まさかこんな/展開になるなんてね……」
「ええ、びっくりですよね」
「V0765ふふっ、W45Eoまったく/はるかと一緒にいると退屈しないね」
「あ、そうですね」
「V0766最後の創設祭でいい思い出が出来そう」
(そっか、そうだよな……/これが最後なんだよな……)
「V0767自分はコンテストに出られなかったけど、/W45Eo私の作った衣装ではるかが出てくれる」
「塚原先輩……」
「その、塚原先輩は去年のコンテストには/出られなかったんですよね」
「V0768そうね……W45EF3忙しかったから」
「やっぱり実行委員長って忙しいんですね」
「V0769……W45Eoっていうのは建前」
「え?」
「V0770出たい出たい、とは思ってたんだけど、/W45EF1やっぱり恥ずかしくてね」
「V0771だってサンタ衣装って過激じゃない?」
「た、確かに……」
「V0772……自分で作っておいてなんだけどね」
(そ、それも確かに)
「V7016お待たせ〜」
「おおっ、これは……」
(あ、森島先輩がついたみたいだ)
「皆さんお待たせ致しました。/いよいよ準備が整いました!」
「V0773きたみたいね」
「そ、そうですね……」
「それでは、今年度ミスサンタの/伊藤香苗さんからアピールタイムです!/はりきってどうぞ!」
「V0228はい!」
「かなえーーー」
「頑張れーーー!」
「V0229……うふん」
(おお、香苗さん可愛いじゃないか……。/これは森島先輩もうかうかしていられ/ないんじゃないか?)
「最高だーーーー」
「いいぞーーー!」
「先ほどのアピールとはうってかわって/セクシーさを全面に押し出してきました!/これは好印象かっ!?」
(うんうん。この司会わかってるなぁ)
「V0774あの子大したもんだね」
「では引き続きまして特別参加の森島先輩の/登場です! どうぞ!」
「V7017は〜い」
「はるかーーーーーー!」
「抱きしめてくれーーーーー!」
「こ、これは……この衣装は反則じゃない/のかーーー!?」
「おおおおっ!?」
「V0775……ちょっとサイズが合ってないね。/ショックかも」
(む、胸元がパッツンパッツンだよ……。/なんてことだ……)
「V7018LdチュッLeMo♪Mc」
「うおおおおおお!」
「森島ーーーーー!」
「こ、これは……」
「V0230……さすが森島先輩」
「V0776これは決まりかな……」
(せ、先輩……最高です……)
「す、凄すぎる……凄すぎます森島先輩!」
……こうして、今年のコンテストは、/後々何年もの間語り継がれる程盛り上がった。
いやぁ、いいものを見させてもらったな。
「V7019ふぅ〜、W45EF3ただいま〜」
「先輩! お疲れ様でした!/その3連覇おめでとうございます」
「V7020ふふっ、W45EoありがとNm君。/W30EF4ありゃ、ひびきちゃんは?」
「流石に屋台をほっとけないって言って、/さっき戻っちゃいました」
「V7021そっかぁ……Wv65W35F9Ecっくしゅん!」
「V7022あはは、さすがにちょっと寒いね」
「そ、そうですよね」
「V7023ちょっと教室で着替えてくるね」
「あ、はい! ……あ、先輩」
「V7024ん?」
「確か、創設祭の時って校内は立ち入り/禁止なんです」
「V7025ええ〜、EF9そうなの……Wv100W30Ecっくしゅん!」
「あ……いえ! この寒空の下でぐずぐず/してたら風邪ひいちゃいます」
「V7026う、うん……」
「あ、あそこにいる用務員さんに頼めば、/きっと入れてもらえますよ」
「V7027そっか……W45EFe9m3そうだよね」
「はい……ってあれ?」
「V7028うん? W15どうしたの」
「先輩、その衣装に着替える時は/どうしたんですか?」
「V7029あ〜、Wv60W45EFe6m3それはその……Wv210EFe9なんていうか」
「はい?」
「V7030つい、W45EF9その場の勢いというか、/EFe6なんというか……」
「V7031そのWv40W60Is0勢い余って木の陰で着替えちゃった。/Wv260W15EcIs0えへ」
「ええっ!? き、木の陰って……」
「V7032あははは」
「わ、笑ってる場合じゃないですよ!/だ、誰かに見られたら……」
(と、というか僕が気付いていれば……)
「V7033あーWv40でも、EFe9m3ひびきがタオルで隠してくれて/たし、人目にも一応気をつけたから」
「そ、それでも……W30その……」
「V7034むむむ……W60EFe9m3B100もうWv187Nm君ったら……」
「は、はい?」
「V7035そんなに私の着替え、EFe8見たかった?」
「え? ええっ!?」
「V7036それならそうと言ってくれれば……/W45F9Ecくしゅん!」
「か、からかってないで早く着替えてきて/下さい」
「V7037はぁ〜い……Wv120W30EF4でもNm君は?」
「えーっと、何か温かい物でも買って/教室に迎えに行きますね」
「V7038ふふっ、Eoわかったわ。Wv90/それじゃあWv150教室でね」
「はい」
(さてと……、何がいいかなぁ……)
(屋台一回りするか……)
n0nkx_me01A
「V7092あ、Nm君。W15F3EcIs0メリークリスマース」
「森島先輩。メリークリスマスです」
「V7093ひとり?」
「あ、いや今だけちょっと……」
「V7094そうなんだ〜。W45EFe6Is0先約有りか、W30EcIs0残念」
「ははは……そうなんですよ」
「V0017……」
(え? あれ、何かまずかったかな?)
「V7098さてと、Fm3W45EoFe9それじゃあそろそろ帰ろうかな」
「え? もう帰るんですか?」
「V7099うん。W45Eoこれから家族で食事するの」
「あ、そうなんですか」
「V7100それじゃあね、Wv60W15Is0Ecばいば〜い」
(そっか……先輩独りだったんだ……)
(ちょっと惜しかったかも……いやいや!/何を言ってるんだ僕は)
(あ、男子が森島先輩に話し掛けてる……。/そしてふられた)
(ははは、相変らずすごいな)
n0nkx_me01B
「V7039ふぅ〜、EF6寒かった……Wv150W30F9EcIs0っくしゅん!/Wv180W45EoSpEF4Is0ありゃ……EF9まいったなWv380」
「V7040早くNm君来ないかなぁ……」
「V7041あっ、Nm君?」
???
「V0042森島先輩……」
(茶道部で甘酒を無料配布してるなんて、/なんて気が利いてるんだ)
(これで、先輩に温まってもらおう)
(先輩待ってるかな……)
(先輩がコンテストに呼ばれたときは/びっくりしたけど……)
(ここからだ! ここからようやく二人きり/で過ごせるんだ!)
「お待たせしました〜えっ!?」
「V0043突然すみません先輩」
「V7042う、うん。W45EFe9でもどうして?」
(な、なんだこれは?)
「V0044先輩が校内に入っていくのを/見かけたので……、W45Ecすみません」
「V7043あ〜、W45EF3そうだったんだ」
(あっ! あいつは樹里じゃないか……。/な、何してるんだよ……)
「V7044それはわかったんだけど……。/Wv140W15EFe9m3えーっとWv220樹里君だっけ?」
「V0045はい」
(くそっ! 僕がちょっと目を離した隙に/いったいなんなんだ……)
「V7045私に用事……W45EFe9m3なんだよね?」
「V0046はい。どうしても先輩に聞いて頂きたい/ことがあるんです」
(ない! そんなものはない!)
「V7046でも私今……W45EF4あっ」
「V0047少しでいいんです、お願いします」
(あれ? 今先輩こっち見たか?)
「V7047もう……W45Ec弱虫なんだから」
「V0048え? 何がですか?」
「V7048あ、EFe9m3ううん。Ecごめん、Eo何でもないの」
「V0049そ、そうですか」
(……気のせいか)
「V7049その、W30EFe9m3それで聞いて欲しい事っていうのは/何かな?」
「V0050はい……」
(お、おい! まさか……)
「V0051森島先輩っ!」
「V7050は、はい?」
「V0052ずっと、ずっと森島先輩の事を/見てました……」
「V7051う、うん……」
「V0053先輩が好きなんです! 僕とお付き合い/して下さい。お願いしますっ!」
「V7052樹里君……」
「V0054お願いします先輩……」
(せ、先輩……どうするんだろう……)
「V7053えーっと、W45EF6その……」
「V0055は、はい……」
(あ、あれ……先輩ちょっと照れてないか)
「V7054あ、W45ありがと。W45EFe6面と向かって告白された/事ってあまりないから嬉しい」
「V0056そ、それじゃあ……」
(えっ!? ま、まさか……そんな……)
「V7055でも、Ecごめんなさい……。W45EoF9あなたとは/お付き合いできません」
「V0057え……」
(おおっ!?)
「V0058……い、いきなり彼女になって頂かなくて/もいいんです! と、友達からでも……」
(う……こいつ……すごく真剣なんだ)
「V7056樹里君……」
「V0059お願いします……」
(こ、こんな所に居ていいのか?/僕も……僕も森島先輩のことが……)
「V7057うん……W45Eo気持ちはすごく嬉しい。/W45EF1でも駄目なの」
「V0060ど、どうしてですか!?」
「V7058今ね、W45EFe9お付き合いしている人がいるの」
「V0061ええっ!?」
(ええっ!?)
「V7059…Is0…Wv60Is0と、Eo言っても、W15EFe9まだ正式にお付き合い/してる感じじゃないんだけどね」
「V0062そ、そんな馬鹿な……」
(ほ、本当だよ……そんな馬鹿な事が……)
「V0063だ、誰なんですか!? 断るために/でたらめ言っているんじゃ……」
「V7060……Is0W30Wv120Is0Fm9そこから様子を伺ってFm3いる、/W45EoFe9Is0ちょっと頼りない子がそうよ」
「V0064え?」
「えええっ!?」
「V7061Fm3もう、W45EoFe9m3遅いぞNm君」
「あ、す、すみません……」
「V0065……そんな、そんな事が」
「V7062本当にごめんなさい樹里君」
「V0066くっそおおおおおおお!」
「V7063あ……」
「あ……」
「V7064う〜ん、Wv80W15EcF6悪い事しちゃったかな……。/W45EoF9でも、お付き合いする訳にはFm3いかないし」
「あ、そ、そうですね」
「……」
(さ、さっきのって、ほ、本気なのかな?)
(そ、それとも断る口実なのかな……)
「V7065こ、W15こらNm君!」
「え? は、はい」
「V7066ようやく来たと思ったら、W15EcF6黙り込ん/じゃってさ……W45EoF9何か話してよ……」
「え? あ、そ、そうですね……その……」
「さ、さっきの……彼氏って……」
「V7067あ……W45EF6うん……」
「その、嬉しかったです……嘘でも……」
「V7068う、W45EF9嘘じゃない……W45EF6Is0嘘じゃないけど……。/W45EF9Is0MoそのMc……」
「はい」
「V7069……あはは、W45EoFm9今思うとすっごくFm3恥ずかしい/事言っちゃったね。Wv285EcIs0いやぁまいったなぁ」
「先輩……」
「V7070あっ、W45EF3それは何?Wv107 Nm君」
「あ、甘酒です。その、身体が温まるかと/思って……」
「V7071私に?」
「はい。あ、どうぞ」
「V7072ふふっ、W45EoFe9Is0ありがとNm君」
「V7073いっただきま〜す」
「いただきます」
「V7074……ん、美味しい!」
「本当ですか? 良かった」
「V7075ふふっ、温まるね」
「そうですね」
「V7076……ありがとねNm君」
「あ、そんなに気にしないで下さい」
「V7077ううん、今日だけのことじゃなくて……」
「え?」
「V7078……ふぅ、美味しい」
(先輩……)
「V7079……ふふふっ」
「どうしたんですか先輩」
「V7080……Wv60Is0こうして、W30EFe6二人で甘酒をWv180ゆーっWv215くり/飲んでると、W30EFe9Is0おじいちゃんとおばあちゃん/になったみたい」
「V7081縁側でさ、W45Fm3日向ぼっこしながらお茶を飲む/W15Eo仲の良い老夫婦みたいじゃない?」
「……確かに、そんな感じですね」
「V7082ふふっ、Wv30でしょ?Eo」
「……先輩と一緒なら」
「V7083うん?」
「その、先輩と一緒なら今すぐにでも/赤いちゃんちゃんこを着ても良いです」
「V7084わお、W45EFe9そんなに?」
「はい……先輩となら、ずっと仲良くして/いられる気がするんです」
「Nm君……」
「V7085さっきまですっごく寒かったけど……」
「あ、だ、大丈夫ですか?」
「V7086……Wv60Is0今はね、/W75EoFe9m3Is0身体も心もW45とっても温かいよ」
「先輩……。僕は……」
「V7087うん?」
「その、コンテストの時は……。/格好つけて先輩を送り出したんですけど」
「V7088え?」
「やっぱり本当は……先輩を独占したい」
「V7118……」
「僕だけを……見てて欲しいんです。/僕だけの先輩でいて欲しいんです……」
「V7119Nm君……」
「好きです、森島先輩……」
「V7089ようやく言ってくれた……」
「V7090待ってたんだからね……」
「はい……」
「V7091本当に、おばあちゃんになるまで言って/くれないかと思ったんだから、もう……」
「V7120好きよ……」
n6nkx_ep01A
Ti0n6nkx_xp01H
n6nkx_ep01A
(詞の開会式:はるか)
n6nkx_xp03A
(黒澤の開会式:はるか)
n6nkx_xp03A
(クリスマスパーティー前半)
n0nkx_me01A
(クリスマスパーティー中盤ナカヨシはるか)
n0nkx_me01B
(クリスマスパーティー後半はるか)
n6nkx_ep01A
n6sir_me00A
「あ、先輩」
「V9631あら、Nm君Wv60。Ec感心感心」
「え? な、何がですか」
「V9632あれ? W45EFe9m3さっそく勉強を教えて/もらいに来たのかと思ったんだけど?」
「え、いや、それはまだ心の準備が……」
「V9633え〜、EF9そうなの? W45EF6……W15先生は残念な/気持ちでいっぱいよ」
「す、すみません」
「V9634それで、何の用事だったの?」
「用事というか、その、少しお話でもと/思ってたんですけど」
「V9635あ、Fm3そうなんだ」
「駄目ですか?」
「V9636ううん。大歓迎よEo」
「それじゃあ……」
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「森島先輩」
「V9637どうしたのNm君」
「えーっと、美也とはよく昼ご飯を/一緒に食べるんですか?」
「V9638う〜ん、W45EoFe7m4そうね……」
「V9639今のところは、W30EF3偶然会った時とか、/EFe9たまにかなぁ。W15EFe3m4どうして?」
「その……美也のやつ、僕について/変な事言ってませんか?」
「V9640あら? W45EFe8m3何か心当たりでもあるのかしら」
「え?」
「V9641ふふっ、W45EoF7心当たりがなかったら、/EFe8m3そんな事気にしないんじゃない?」
「べ、別の話をしましょう!」
「V9642え〜、W15EF9そうなの?」
「ええ! とっておきの話があるんです」
「V9643わお、W45EF3それは楽しみ!」
(良かった……なんとか話を逸らせたぞ)
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「あ、先輩」
「V9644Ecあら、ダーリンどうしたの?」
「そ、その呼び方はやめて下さい」
「V9645もう、つれないわねぇ」
「そういう事ではなくてですね……」
「V9646ふふっ、W45EoFe9赤くなっちゃって可愛い!/EFe3m9その真っ赤なお顔で、/Fm3私とお話してくれるかな?」
「わ、わかりました……」
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「あ、森島先輩」
「V9647Nm君。どうかしたの?」
「あ、その……森島先輩は、そんなに頻繁に/塚原先輩の家に泊まりに行くんですか?」
「V9648うん! EoFe7m4そうね、EF3多いと思う」
「V9649ひびきのお母さんは優しいし、/F3Ecご飯も美味しいし……。Wv220W15EoFe8m3それにね、/EF3ひびきの部屋って面白いのよ〜」
「面白い? 塚原先輩の部屋がですか?」
「V9650そうなの! W15EoFe8あのね……/W15EF4あ、EF6これは秘密だったWv245」
「ええっ、教えて下さいよ」
「V9651だ、W15SEF8駄目駄目! F3Ec別の話でもしましょ」
(う〜ん、残念だけどしょうがないか……)
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(あ〜、何かいい事ないかなぁ……)
(刺激的で面白い事とか……。ないか)
(まあいいや、面倒くさいし……寝よう)
(ふぅ……)
「V1574おろろ……腐ってるねぇ大将」
(……僕か?)
「V1575こらこら寝てる場合じゃねーぞ」
「なんだよ梅原……」
「V1576聞いて驚けよNm」
「どうしたんだよ……」
「V1577ついに、ケンに彼女が出来たぞ……」
「何!? ケンってうちのクラスの?」
「V1578ああ、W45Eo驚いたろ?」
「え? だってあいつ、この間も告白して/ふられたばかりじゃなかったっけ?」
「V1579うむ、W45Eoまったくそのとおりだ」
「も、もう新しく好きな人が出来たのか?」
「V1580もともと惚れっぽいやつだったろ」
「そ、それはそうだけど……」
「V1581で、W45EF4この間知り合った1年生にスピード/告白したんだよ」
「そうなのか……」
「V1582まあ、W45Eo今度もどうせ駄目だろうと思って/見守っていたんだがな……」
(ついにケンに彼女が……)
「V1583まったくまいるよなぁ……」
「う、うん……」
「V1584俺も頑張らないとなぁ……」
「……」
「V1585Nmは最近どうなんだ?」
「え?」
「V1586え、W45Eoじゃないだろ? W45EF1クリスマスまで/あっという間だぜ?」
「ああ……それか……」
「V1587どうしたんだよ?」
「いや……あんまりやる気がおきなくて」
「V1588ええっ? W45EF9だってNmも……」
「うん。まあタイミングが悪いというか、/なんというか……」
「V1589おいおい! W45EF8何言ってるんだよ」
「V1590相手はあの森島先輩なんだろ?」
「ええっ? な、なんでわかったんだよ?」
「V1591そんなのはNmを見てればわかるよ」
「そ、そっか……」
「V1592あれだけの人をどうにかしようってんだ、/W45EF9タイミングがどうこう言ってる場合じゃあ/ないだろう?」
「まあ、ちょっと色々なぁ……」
「V1593ど、W45EF6どうしちまったんだよNm……」
「どうしたって……別に……」
「V1594一緒に頑張るんだろう?」
「まあ、それはそのうち……。気がのったら/頑張ろうかなぁって……」
「V1595そ、W45EF8そんな事言ってると他のやつに/かっさらわれちまうぞ?」
「いやぁ、それは大丈夫じゃないかな?」
「V1596え? W45EF6な、W45EF9なんでだよ……森島先輩が/すごいもてるって知ってるよな?」
「まあねぇ……」
「でも、先輩はOKしないんじゃないかな。/なんとなくだけどさ……」
「V1597そ、W45EF8そんなのわからないじゃないか」
「そうかなぁ……」
「V1598Nm……」
「な、なんだよ……」
「V1599いいか、よく聞けよNm」
「おう……」
「V1600俺は次の休み時間に……W45EoFe5m2ワオッ!/W45EFe8大胆にも先輩に告白するぜベイビー!」
「な、なんだって!?」
「V1601もっかい言うぜ? W45EF1俺は次の休み時間に、/W45EF8森島先輩に告白してやる!」
「そ、そんな馬鹿な……」
「V1602何が馬鹿なもんか! W45Eo馬鹿はNmだ!/W45EF1行動しなきゃ何も始まらないんだよ!」
「そ、そうだけどさ……」
「V1603確かに俺が告白したところで、W45EF6OKして/もらえる可能性は低いだろう……」
(そりゃそうだよな……)
「V1604でも何があるかなんて、/W45EFe8誰にもわからないんじゃないのか?」
「う……」
「V1605いいか! W45EF1万が一俺の告白が成功したら」
「お、おう……」
「V1606校舎裏で先輩の膝にキスしたり!」
「は?」
「V1607理科準備室で先輩を抱きしめたりする!/W45EF8覚悟しておけよ!」
「そ、そんなの許される訳ないだろ!」
「V1608許すか許さないか、W45Ec決めるのは先輩だ」
「え……あ……」
「V1609わかったかNm!」
「な、なんだよその変な勢いは……。/いったいどうしたんだ?」
「V1610走り出す俺は誰にも止められないぜ?/W45EcあばよNm! W45EoF8ずっとそこで/メソメソしてやがれってんだ」
「お、おい梅原……」
(なんだよ……好き勝手言って……。/何がワオだよ……)
(次の休み時間……)
(どうしようかな……)
「V1611あばよ! Nm」
「え? あ……」
(ほ、本当に行くのか……)
(僕は……こんなの我慢出来ない!/急いで止めなくては!)
(いない……あいつ、足早いなぁ……)
(急ごう……)
(それにしても何だって急に……)
(あ、いた! まだ間にあうぞ!)
「待てー!」
「V1612むっ?」
「ま、待てよ梅原……」
「V1613Nm……W45EFe8m1何時の間に……」
「V1614ふん! W45EoFm3待てと言われたくらいじゃ/止まれないね! W45EFm1この俺の想いはなっ!」
「な、なんだと……」
「V1615あばよっ!」
「待てーーーっ!」
(くそ、こうなったら絶対に止めてやる)
(逃がすかっ! 体当たりだ!)
「くらえっ!」
「V1616うおっ!!」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ズサーーーーーW5As0b0
「V1617いててて……」
「いたたた……」
「V1618な、何するんだよ!」
「それはこっちの台詞だっ!」
「V1619な、W45EF8何だと?」
「いいか! 森島先輩に告白するなんて、/僕は許さない……」
「V1620Nm……」
「何度でも言うぞ! 告白は許さない!」
「V1621……ははは」
「な、何がおかしいんだよ!」
「V1622Nm……W45EFe9ちゃんと走れたじゃないか」
「え?」
「V1623Nmの気持ちは……W45EFe8ちゃんと/森島先輩に向かっているじゃないか」
「う、梅原……」
「V1624ったく、W45Eo心配かけやがって……」
「ま、まさか……」
「V1625でも、Ec安心したぜ……」
(梅原……僕をたきつけるために……)
「V1626その心意気を、W45EFe8忘れないでくれよな」
「ああ……もちろんだ」
「V1627疲れたら歩いてもいい、W45Ecだが、W45EoFe8m1向かって/行くのを止めちゃだめだ……」
「なんだよ……梅原にしてはいい事言うな」
「V1628ああ、W45EoF2座右の銘だ。W45EFe8お前も使っていいぞ」
「それは遠慮しておく」
「V1629そっか! W45Ecははははは」
「ははははは」
……こうして、梅原にあおられた。
そうだよな、ただじっとしてても何も変わらない。
色々やってみなくちゃな……。
「V1611あばよ! Nm」
「え? あ……」
(ほ、本当に行くのか……)
(くそっ……とりあえず後をつけて/様子を窺おう……)
(もういない……あいつ、相当急いでるな)
(どうなるんだろう……)
(あ! い、いた……)
(か、隠れて様子を窺うか……)
(むむむ、真剣な表情だ……)
(え? も、森島先輩笑ってるよ……。/ま、まさかOKとか?)
(でも、すごく盛り上がってる……。/そ、そんな……)
(ああ! 梅原も笑ってる……まさか……)
(あ? 二人が別れたぞ……)
(……)
(ふぅ……何やってるんだろうな僕は……。/隠れてこそこそ様子を窺うくらいなら、/やるべきことがあったんじゃないのか?)
(……僕は馬鹿だ)
「V3000ふふっ、な〜にしているのNm君?」
「え?」
「も、森島先輩……」
「V3001どうかした? W45EFe8m9すっごく複雑な/顔してるけど?」
「え? あ、いや……」
「V3002あ、W20EFe7m3そうそう、W45EF3Nm君のお友達の/梅原君ってEFe9m3すごくいい子ね」
「え……あ、そ、そうですか……」
「V3003あら、W45EF9気の無い返事ね」
「あ……その長い付き合いなので……。/ちょっと誉め辛いって言うのか……」
「V3004ふふっ、W45Eo素直になれないのかな」
(馬鹿! 僕の馬鹿……。梅原のいい所を/アピールしてやるのが友達だろ……)
「V3005すごく友達想いで感動しちゃった〜」
「V3006Nm君のことで私のところに来たのよ」
「僕のことで?」
「V3007ええ……W45Eo『あいつ、口下手だけど、/長いこと先輩の事見てたんです』W20EF3とか」
「ええっ!?」
「V3008『にわかファンとかじゃなくて、W15EFe8m1一人の男/としてみてやって下さい』W30EF3とかね」
(う、梅原……)
「V3009可愛い妹さんもいるし、W40Eo男友達にも/恵まれてるのね〜。Wv260W15Ecこのこの」
(お前ってやつは……)
「V3010あっ! EF8いっけない!」
「ど、どうしました?」
「V3011Nmには内緒にしておいてくれっEcて/言われてたのにWv160……W45EoFe9m3つい話しちゃった」
「V3012ごめんねNm君。W30Eo梅原君には内緒に/しておいてね」
「も、もちろんです」
「V3013ふふっ、W45Eo素敵なお友達なんだから、/W15EFe9大事にしてあげてね。W15F3Ecそれじゃ」
「わ、わかりました!」
(梅原……僕は今猛烈に感動している)
(ふがいない僕のために……)
……こうして、梅原の本音を知った。
梅原の気持ちを無駄にしないためにも、/僕は森島先輩と仲良くならなくちゃ駄目だ……。
やるぞ! やってやる!
(さて帰るか……)
(ふ〜、今日は何しようかなぁ)
(あ、雑誌でも買って帰ろうかなぁ)
(でも面倒くさいからいいか……)
(あれ? あそこにいるのって梅原だ)
「おーい梅原!」
「V1630ん?」
「V1631なんだ……Nmか」
「な、なんだよ……随分元気ないな」
「V1632ふぅ……。W45Eoまあな……」
「ど、どうしたんだよ……」
「V1633どうしたって……W45EF6お前今日の事、/W45EF9もう忘れてるのか?」
「あ!」
(そ、そうか……森島先輩に告白するって/言ってたな。やっぱり駄目だったか……)
「V1634……はぁ」
(う、当たり前だけど元気がないな……)
「……」
「まあ、あれだよ! ふられた位なんだ!/元気出していこうぜ」
「V1635……元気ねぇ」
「そうだよ! 一度や二度の失敗でくよくよ/しちゃ駄目だぞ!」
「V1636俺が凹んでるのは! W45EF9……W45EF6まあいいか」
「え?」
「V1637まいったなぁ……」
「い、一緒に頑張って行こう! な?」
「V1638本気か?」
「V1639一緒に頑張ろうってやつさ」
「お、おうよ!」
「V1640わかった……W45EoFe6確かにそうだ……」
「そ、そうだろ?」
「V1641森島先輩じゃなきゃ駄目って訳でも、/W45Ecなさそうだしな」
「V1642いや、W45EFe9こっちのこと」
「そ、そっか……」
「V1643……うん、W45EoF2まあいいや!/W45Ecまだまだ時間はあるからな!」
「そうだよ! まだまだこれからだ」
「V1644よし! W45Ec今日は景気づけに/お宝本でも一緒に買いに行くか?」
「おお、いいな!」
「V1645んじゃ行こうぜ!」
「おうっ!」
……こうして、ふられた梅原を励ました。
(ん? あそこにいるのって/森島先輩だよな……)
(こそこそと1年生のクラスを/覗いている……)
(……覗いている先輩を男子生徒が/遠巻きに見つめている)
(な、何してるんだろう……気になる)
「森島先輩、何をしているんですか?」
「V3014ふぇ?」
「V3015あ、Nm君」
「1年生の教室に何か用事なんですか?」
「V3016すごいわNm君」
「な、何がですか?」
「V3017私が困っているのをFm2察してくれたのね?」
「え? あ、はい……」
「V3018グー! W30Eoベリグーね!」
「よ、喜んでもらえて良かったです……」
「V3019心強いわ〜」
「えっと……何がですかね?」
「V3020あ、Fe3m4そうそう、EFe9m3あのね美也ちゃんと/仲良くなりたいの」
「美也と? な、何でですか?」
「V3021だって、Ecすっごく可愛いんだもん」
(くそ、なんだって美也のことを……)
「V3022Nm君は美也ちゃんのお兄ちゃんだもん/ね、何かいいアイディアないかな?」
「あ、そ、そうですね」
(そ、そっか! これは森島先輩に/いいところを見せるチャンスじゃないか)
「V3023どうかなぁ?」
「そうですね……最近は可愛いグッズとかに/目がない感じですね」
「V3024わお! EF3ほんとに? W35Ec丁度いいわ」
「丁度いい?」
「V3025私、美也ちゃんと一緒に行きたいお店が/あるの!」
「お店ですか」
「V3026可愛い可愛いWv80ぬいぐるみとかが/置いてあるんだ、Wv180W30EoFe9一緒に行きた〜い」
「なるほど……買い物か……」
「V3027ひびきはそういうのにあまり興味ないから/EF9一緒に行っても盛り上がらないのよねぇ」
「……わかりました。僕にお任せ下さい」
「V3028本当に!? W45F3Ecやった! Eoありがとう」
「いえいえ! 森島先輩のためなら/何てことないですよ」
「V3029Nm君……」
「V3030嬉しいこと言ってくれるわね……」
「いやぁ……それほどでも」
「V3031でも!」
「は、はい?」
「V3032お世話になりっぱなしは、EFe9ちょっと/悔しいから、W10私にも何かさせて」
「え? な、何か……」
「V3033何か欲しい物とか、W45EF3して欲しい事とか」
「せ、先輩にして欲しい事……」
「V3034むむ……」
(……)
「V3035ちょっとNm君……」
「は、はい!?」
「V3036エッチなのは駄目よ」
「そ、そんな事考えてないです……」
「V3037本当に?」
「は、はい……」
「V3038ならいいけど……W45EFe9m3何かない?」
(先輩にして欲しいこと……。キスとかは/エッチな事になるんだろうなぁ……)
(エッチな事なのかな? いや、キスは/エッチな事じゃないよな……)
(エッチな事以外……。/先輩にエッチな事とか教わりたいな)
「V3039わぁ……W45SEF8すっごく真剣な顔ね……」
(って! さっき駄目だって言われた/ばっかりじゃないか! 馬鹿か僕は……。/でも、教えてもらえたら最高だよな……)
「V3040お〜い、Nm君。EF9大丈夫?」
「え!? あ、はい!」
「V3041それで、W45何か決まった?」
「あ、その教わりたいです」
「V3042教わる? W45EFe7何を?」
「あ! そ、その勉強をお願いします」
「V3043へ〜、W45EFe8m3そう来たか……。W45Ecなるほどねぇ」
「え? だ、駄目ですか?」
「V3044ううん、Eoそんな事ないよ。W15EFe9Nm君が/真面目な子ってわかって驚いただけ」
「そ、そんなぁ……ははは」
「V3045とにかく勉強は了解!/W45EoNm君も美也ちゃんとの事よろしくね」
「はい、任せて下さい」
……こうして、森島先輩の相談にのった。
よし! これをきっかけに頑張るぞ!
(森島先輩と美也をどう仲良くさせれば/いいか、色々と考えてみたけど……)
(美也の弱点……そこを攻めるべきだ!)
(美也の弱点と言えば、あの体型……。/まあ、他にも色々あるけど、本人が/一番気にしているのは間違いない)
(ちょっと体型の事言うとすごく怒るし、/同じクラスの中多さんにあやかろうと/して色々やってるみたいだし……)
(ここをきっかけに森島先輩をアピール/しよう! よし、さっそく行くぞ!)
(教室にいるかなぁ……)
「V1131Fm4何してるのFm3お兄ちゃん」
「おお! ナイスタイミングだぞ美也」
「V1132ふぇ? EFe3美也に何か用事?」
「ああ、今日は美也にとって、とても/いい話をもってきたんだよ……」
「V1133……嫌」
「え? な、何が?」
「V1134……よくわからないけど、EFe8m4お兄ちゃんが/上機嫌の時ってEFe9m6大体つまらない話だし」
「そ、そんな事はないって!」
「V1135う〜ん……」
「まあ、まずは話を聞いてくれって……」
「V1136まんま肉まん」
「は?」
「V1137まんまEcF4肉まんがいいFm3なー」
(くっ、こ、こいつは……)
「V1138今日は1個でFm3いいよ?」
「わ、わかったよ……」
「V1139わーい、Fm3お兄ちゃんFm2やっさしぃ〜」
(とほほ……とんだ出費だよ……)
「V1140それで、いい話って何?」
「そ、それなんだけどな……。/お、怒らないで最後まで聞けよ?」
「V1141嫌」
「肉まん!」
「V1142……は〜い」
「美也ってさ、こう、大人な感じの女性に/憧れないか?」
「V1143大人な感じ? EFe3m4どういうの?」
「ほら! グラビアとかに出ている/スタイルがいい感じの」
「V1144う〜ん……Ecまあ、EoFe9ちょっとはねぇ……」
「だよな! 中多さんにあやかりたいって/言ってたもんな!」
「V1145だったらなんなのよーFm4もう!」
「ま、まあ落ち着いて聞いてくれって……」
「V1146……それで?」
「もしかすると、あの中多さんよりも、/ふかふかしているかもしれない/女性が校内にいるんだ!」
「どうだ! あやかりたくないか?」
「V1147ふぅ〜ん、EF4それって誰?」
「ほら! 美也も知ってる森島先輩だよ!」
「V1148ふぅ……」
「先輩から色々教われば、きっと美也も/ぼんきゅっぼーんのだな……あれ?」
「V1149紗江ちゃんよりふかふかねぇ……」
「う、うん……」
「V1150Fm4だいたいお兄ちゃんさ」
「お、おう?」
「V1151紗江ちゃんの胸を触ったことある?」
「いや、それは……その……」
「V1152森島先輩のは?」
「……さ、触った事は確かにないけど」
「V1153んじゃあ、Fm6どうしてふかふかか、EoFe8/どうかが分かるの?」
「そ、それはだな……」
・歩き方で分かる!
・横から見れば分かる!
・梅原が力説してた!
「歩き方で分かる!」
「V1154へ〜、Fm6見れば分かるんだ……」
「お、おうよ……」
「V1155Fm4ふかふかしてる人の歩き方ってFm1どういう/感じなの?」
「ふ、ふわふわしてる感じなんだよ」
「V1156どこが?」
「む、胸?」
「V1157はぁ……Eoそんなことばっかりしていると、/EFe9女の子にもてないよ?」
(く……くそ……)
「横から見れば分かる!」
「V1158何で横から見れば分かるの?」
「ほ、ほら! クレーンゲームとかでも/最後の調節に横から見るだろ!」
「V1159横からどこを見るの?」
「う、う〜ん、胸かなぁ……」
「V1160ふぅ……Eoお兄ちゃん。EFe9いつか痴漢で/捕まっちゃうよ?」
(な、なんという言い草……)
「梅原が力説していた!」
「V1161ウメちゃんが? EFe1なんて?」
「1年生のトップは中多さん、/2年生は梨穂子……で3年は先輩って」
「V1162……どうせにぃにと同じ妄想でしょ?」
「え? いや、どうかなぁ……」
「V1163いつもウメちゃんとそんな話してるの?」
「い、いつもじゃないよ!」
「V1164まったく……。EoFe9お兄ちゃんもウメちゃんも/そんなんだからダメなんだよ……」
(ぐぐ……美也のくせに……)
「V1165ねえ、お兄ちゃん」
「な、なんだよ……」
「V1166なんでそんなに森島先輩と美也を/会わせたがるの?」
「そ、そんな事ないけど……」
「V1167……」
(う、まずい……)
「V1168そんなに森島先輩と仲良くなりたいの?」
「えっ!? な、なんでそれを……」
「V1169そんなの見ればすぐに分かるよ……。/EoF9デレデレしちゃってさ」
「う……」
「V1170別に美也は森島先輩のこと/嫌いなんかじゃないよ」
「そ、そうなのか?」
「V1171人気もあるし、Fm3明るくて楽しそうだし、/EF7いいなぁってEF6思ってるけどさ……」
「じゃ、じゃあなんで……」
「V1172だって、Ec先輩と一緒にいるにぃに、/EoFe9格好悪いんだもん」
「ええっ!?」
「V1173LdMoずーーーっLeMcEoとFm6鼻の下伸ばしちゃってさ。/F6Ecそんなにぃに嫌いだよ」
(美也……)
「V1174だからついつい森島先輩に当たっちゃう/んだよ……。EFe8m4もう! EFe9m6わかってるの?」
「そうか……そうだったのか……」
「ごめんな美也……確かに僕は駄目だった」
「V1175ふぅ〜……」
「V1176まあでも……」
「え?」
「V1177美也も、先輩に悪いことしちゃったし、/EFe9m3これからは気をつけるからさ……」
「おお、そ、そうか!」
「V1178ほら! EcFm9もう! EoF9すぐにそうなる!」
「う、すまん……」
「V1179……美也も気をつけるから、EFm6にぃにも/もう少ししっかりしてよね」
「お、おう……」
「V1180……まったく、Ec妹に心配させないでよね」
「V1181何でもな〜い。EoF7あ、EFe3m4まんま肉まんは/Fm33つだからね、Fm4お兄Fm3ちゃん」
「み、3つか……わかった……」
「V1182それじゃあね!」
「ああ」
(そうか……。美也も色々考えてるんだな)
(で、でもこれで森島先輩との約束を/果たせたぞ! やった!)
(っと、まずいまずい……。浮かれずに/引き締めていかないと……)
Ti0Ts1/Ts2         キリッ
(……うん、ばっちりだな!)
……こうして、美也と森島先輩の事を話した。
これがいいきっかけになってくれればいいなぁ。
(森島先輩と美也をどう仲良くさせれば/いいか、色々と考えてみたけど……)
(美也の弱点……そこを攻めるべきだ!)
(美也の弱点と言えば、最近はまっている/ダックスフンドのダッ君グッズ……。/これに間違いないはず)
(そこで、このお手製ダッ君キーホルダーの/出番って訳だ……。ふふふ、かなり気合を/いれて作ったから、我ながら良い出来だ)
(これをきっかけに森島先輩をアピール/しよう! よし、さっそく行くぞ!)
(教室にいるかなぁ……)
「V1183何してるのお兄ちゃん」
「おお! 美也じゃないか!」
「V1184ど、どうしたのお兄ちゃん……」
(ここだ! このタイミングでさりげなく/ダッ君キーホルダーのチラ見せだ!)
「V1185何……EFm4変なポーズして……EF4あ!」
「ん? どうかしたかい?」
「V1186そ、EFe9そのダッ君キーホルダーFm3可愛い!」
「あぁ、見つかっちゃったかぁ……」
「V1187え? F3Ecすごいすごい、Eoちょっと見せて」
「しょうがないなぁ……」
「V1188うわぁ、EFe9m3可愛いなぁ……」
(よし! ちゃんと食いついてきたぞ!)
「V1189いいなぁ、EFm3美也も欲しいなぁ……」
(カンペキじゃないか……)
「V1190あれ? EFe3もしかしてこれって手作り?」
「ん、まあな」
「V1191もしかしてお兄ちゃんがFm3作ったの?」
「いやぁ、実は違うんだなぁ」
「V1192え〜、EF3だれだれ?」
「ほら! 美也も知ってる森島先輩だよ!」
「V1193あぁ……EFe9そうなんだ……」
「美也も仲良くなれば、先輩が作って/プレゼントしてくれるかもよ!」
「V1194……」
「あ! 今度ちゃんと紹介しようか?/うん、それがいいよ!」
「V1195……ふぅ」
「V2100何でもな〜い。EoF4あ、EFe3このキーホルダー、/本当はどうしたの?」
「う……実は僕が作ったんだ……」
「V2101やっぱりなぁ……。EoF3まあいいや。/F3Ecこれ頂戴ね」
「え? あ、うん……わかったよ」
「V1182それじゃあね!」
「ああ」
(そうか……。美也も色々考えてるんだな)
(で、でもこれで森島先輩との約束を/果たせたぞ! やった!)
(っと、まずいまずい……。浮かれずに/引き締めていかないと……)
Ti0/         キリッ
(……うん、ばっちりだな!)
……こうして、美也と森島先輩の事を話した。
これがいいきっかけになってくれればいいなぁ。
(塚原先輩にテラスへ呼び出された……。/いったい何の用事だろう?)
(う〜ん……まあ行ってみればわかるか)
「V0433あ、Nm君」
「あれ? 塚原先輩」
「V0434ふふっ、W45Eoちょうどいいところで会えたね」
「え?」
「V0435アップルジュースは嫌い?」
「いえ、別に嫌いじゃないです」
「V0436良かった、W45Eoそれじゃあちょっと買ってくる/から先にテラスで待っててくれるかな」
「え……でも……」
「V0437いいから、W45EF3ほら」
「あ、はい」
(それにしても、/改まって呼び出しだなんて……)
(もしかして僕の事が好きとかっ!?)
(いやいや、流石にそれはないよな……。/自信過剰過ぎた……)
「V0438お待たせ」
「V0439はい、これ飲んでね」
「え? い、いいんですか?」
「V0440もちろん」
「ですが、ご馳走して頂く理由がないので」
「V0441それはこれから話すから」
(ま、まさかやっぱり僕の事を……)
「V0442さ、どうぞ」
「……それじゃあ、いただきます」
「V0443うんEo」
(あ、美味しい……)
「V0444どうかな?」
「すごく飲みやすくて美味しいです」
「V0445気に入ってもらえてよかったよ。/W45Eo私も最近はまってるんだ」
「そうなんですか……。あ、でも、/なんで僕に?」
「V0446あ、W45EF3うん」
「V0447実はね、最近はるかの機嫌がすこぶる/いいんだけど……」
「そ、そうなんですか?」
「V0448うん。W45Nm君何かした?」
「え? ぼ、僕ですか?」
「V0449思えば、一番上機嫌だった時、/W45EF3『Nm君はいい子ねぇ』W45EF1って/言ってたんだよね」
(あ! もしかして美也との件かな?)
「V0450何か心当たりがありそうだね?」
「え? いやぁ……どうでしょうか……」
「V0451はるかは結構気分屋なところがあるから、/上機嫌でいてくれると助かるんだよね」
「え? 助かるって?」
「V0452ちょっと機嫌が悪くなると、やれ/『今から甘い物食べに行こう』だの/『今日は買い物付き合って』だの……」
「な、なるほど……」
「V0453もちろん楽しいからいいんだけど、/付き合う方としては、/意外と大変なんだよね」
「V3046あ〜! ひびきったら、/またアップルジュース飲んでるんだ」
「V0454え?」
「V3047一口頂戴!」
「あ!」
「V0455あ……」
「V3048ん? W45EF3どうかしたの?」
(こ、これは間接キス!?)
「V0456ふふっ、W45EoそれNm君のだよ……」
「V3049あ、W45EF3そうなんだ。W45EFe9ごめんねNm君」
「い、いえ! 気にしないで下さい」
(し、しかも僕のだって気付いた後も/特に気にした感じじゃない……。/今日は、なんていい日なんだ!)
「V3050そうそう! W45EcNm君ありがとっ!」
「あ、いえ、こちらこそ……」
「V3051へ?」
「す、すみません。気にしないで下さい」
「V0457ふふっ……」
「V3052そう? W45EF9大丈夫?」
「は、はい……それより何でしょうか?」
「V3053美也ちゃんのこと!」
「あ、何かありましたか?」
「V3054うん! W30EoFe7あのね、W03EF6『ちょっと八つ当たり/してましたすみません』W20EoF3だって」
「そうですか」
「V0458なるほどねぇ……W45EoF3そういうことか」
「V3055ふふふ、W45EoFe8これから仲良くするわよ〜」
「よ、良かったです」
……こうして、/森島先輩と美也が和解した事を聞いた。
塚原先輩には美味しいアップルジュースを/ご馳走してもらえたし……。
良かった良かった。
今度美也に何かおやつでも買ってやるか……。
(ええっ? 森島先輩と美也が楽しそうに/話してる……。中多さんも一緒だ……)
(な、なんで? どうして?)
(こうしている場合じゃないな……、/自然な流れで僕も会話に入っていこう)
「いやぁ〜いい天気だなぁ……」
「V3056ん?」
「V0517え?」
「V1196あ、お兄ちゃん」
「やー、どうもどうも皆さん。どうかな?/僕と一緒に……」
・麻雀をやらないか?
・交霊術をやらないか?
「麻雀をやらないか? ほら!/ちょうど4人いるし?」
「V3057麻雀? W45EF9今から?」
「ええ。だ、駄目ですかね?」
「V3058う〜ん、W45EoFe6m3私はやってみたいけど……EFe9」
「V1197だ、EF8ダメだよ! EFe9m6だいたい紗江ちゃんが/出来るかどうかもわからないのに……」
「V0518あ……EFe6m3一応出来るけど……」
「おお!」
「V3059あら、EF3それなら丁度いいじゃない」
「V0519あまり上手じゃないですけど……」
「V1198うう……。EF7で、SpF3でも麻雀牌がEcないでしょ」
「いや、持ち運び式麻雀も持ってるし」
「V3060へ〜、W45EF3そういうのもあるのね」
(な、なんとなく麻雀とか言ってみたけど、/上手くいきそうだ……)
「V1199だ、EF8ダメ! EcFm6やっぱり無理!」
「V3061え?」
「V0520え?」
「V1200家ならともかく、こんな場所じゃあんな/恥ずかしい格好できないもん! EF8無理!」
(う……み、美也のやつ……)
「V3062恥ずかしい格好って……」
「V1201行こう紗江ちゃん! EF9危ないよ!」
「V0521え? EF7あ、EFe9m6うん……」
「交霊術をやらないか?」
「V3063え? W45EF9交霊術?」
「ええ、この間本で読んだのがすごく/面白そうだったので」
「V3064へ〜、W45Ecなんか面白そうね!」
「そ、そうですか?」
「V3065ちょっと季節外れな感じもね」
「そ、それじゃあ……」
「V3066う〜ん、W45EFe9m3私はやってみたいけど……」
「V1202ええ、EFe9m6先輩平気なの?」
(なんとなく交霊術とか言ってみたけど、/上手くいきそうじゃないか……)
「V3067うん、Eo大丈夫。W45EFe9美也ちゃんは/怖いの駄目なの?」
「V1203えっ、EF7そ、そんなEFe9m3こと……」
(まずい! 美也が乗り気じゃない……。/なんとかしないと……)
「まさか、高校生になってもお化けが怖いと/かはないよなぁ?」
「V1204こ、EFe8m6怖くなんかないFm8よ!」
「V3068本当に? 良かった」
「流石美也だ! 信じていたぞ」
「V1205うう……」
「それじゃあ早速……」
「V0522あの……EF6すみません……」
「え?」
「V0523私……EFe6その……EcW6Ehそういうのはちょっと」
「V3069あら……」
「V1206そ、EF3そっか! Ec紗江ちゃんお化けとか/嫌いだもんね!」
「V0524うん……EFe9m3だから3人で……」
「V1207それじゃあEcしょうがないよね! SdEoFe7美也は/怖くないけど、EFe9紗江ちゃんが怖いって/言うんじゃしょうがない! F3Ecうんうん」
「お、おい……」
「V1208じゃあ行こうか紗江ちゃん!!」
「V0525え? EF7あ、SdEFe9m6うん……」
「V3070あっ、W45EF9美也ちゃん……紗江ちゃん……」
「ああ……」
「V3071あ〜、W45Eo残念。W45EF6行っちゃった」
「す、すみません……」
「V3072まあ、W45Eoいいわ。W45EFe7またお話しすればいいし」
「そ、そうですか……。あ、でも先輩」
「V3073ん?」
「ど、どうやって美也と仲良くなったんです/か……?」
「V3074ふふふっ、W45Eo知りたい?」
「是非、教えて下さい」
「V3075まずは紗江ちゃんと仲良くなれるように/頑張ったの」
「中多さんからですか?」
「V3076うん、W45EoFe9紗江ちゃんも可愛いからEc大好き」
(中多さんも相当の人見知りなんだけど、/すごいなぁ先輩は……)
「V3077ほら、W45Fm3美也ちゃんと紗江ちゃんって/仲がいいでしょ」
「そうですね」
「V3078だから、W45EF3私と紗江ちゃんが少しずつ話す/ようになって……」
「V3079私と紗江ちゃんの話に、W45EFe9しぶしぶだけど/加わるようになって……」
「V3080お互いW15ダッ君が好きだ!Wv100 Eoって話が出て/Wv140W30そこから一気に仲良くなった感じかな」
「ダッ君か……」
「V3081ダッ君にタネウマクンとか……。/W15EF4あっ! EF3後は最近人気のカエルの人形とか/で大盛り上がりしたの! Wv430W15Ec楽しかっWv510た〜」
「……作戦勝ちですね」
「V3082でしょう? W45EoFe8m3ひびきが考えてくれたの」
「さ、さすが塚原先輩……」
「V3083ふふっ、W45Eoようやく懐いてくれた感じが/Ec最高に嬉しい! W30EoFe7これから色々なところに/一緒に遊びに行くんだ」
……こうして、森島先輩と美也は仲良しになった。
いいなぁ……。僕も連れて行って欲しい……。
(おっ、森島先輩と美也が一緒にご飯を/食べてるじゃないか!)
(なんて羨ましい……。僕は一人寂しく/食べたっていうのに……)
(妹のくせにけしからん! うん、これは/兄として味見くらいさせて貰わないと/いけないよな)
(よし! 早速行こう)
「一緒に食事ですか?」
「V3084あら、EF3Nm君」
「V1209あ! お、お兄ちゃん」
「ん? なんだ美也。顔が赤いぞ」
「V1210え? EF4そ、EFe9m3そう?」
「V3085え? EF9あ、本当だ」
「何かあったのか?」
「V1211な、EF7何かって?」
「V3086具合でも悪いの? EF9大丈夫?」
「V1212だ、EF6大丈夫です」
「でも、汗も出てるぞ?」
「V1213へ、EF8平気だって! EF7み、EFe9m6美也もう/Fm3食べ終わったから行くね!」
「V3087え?」
「あ! お、おい……」
「V3088どうしちゃったのかな?」
「す、すみません先輩。/ちょっと行ってきます」
「V3089ううん、EoFe9そうしてあげて」
(あ、いた!)
「美也! ちょっと待てよ」
「V1214あ、EFe9お兄ちゃん……」
「大丈夫か? もしかして風邪?」
「V1215う、EF6ううん。EFe9風邪じゃない」
「V1216え? EF7な、何かって」
「顔も赤いし、何か変だぞ?」
「V1217な、Ec何も変じゃないよ!」
「だ、だって……」
「V1218だってじゃない! EoFe9m6何もなかった!」
「もしかして……。/森島先輩に何かされたのか」
「V1219え?」
「そ、そうなのか? なんだ?/何をされたんだ?」
「V1220な、何って……EF6その……」
「まさかとは……思うけど……、/い、意地悪とかされてるのか?」
「V1221い、EF8意地悪じゃない! EF9そうじゃなくて」
「じゃなくて?」
「V1222……その」
「その?」
「V1223……」
「V1224な、EF8なんでもない!」
「ならなんでそんなに顔が赤いんだよ」
「V1225う、F8Ecうるさい! Eoもう! 馬鹿にぃに!」
「あ! おい……」
(いったい何があったんだよ……。/美也があんなに恥ずかしそうにして)
(うう……気になる……)
(……恥ずかしい事されたのか?)
(……女の子同士で?)
(いやいや! 女の子同士でそんな馬鹿な)
(……ごくり)
(機会があったら先輩に聞いてみよう……)
……こうして、/森島先輩と美也の食事を邪魔してしまった。
でも、本当に何があったんだろう……。
(おおっ! あそこにいるのは/森島先輩と美也!)
(もしかして一緒に帰ってるのか?/羨ましすぎる……許せんっ!)
(……よし! 僕も混ぜてもらおう)
「森島先輩! 美也!」
「V3090え?」
「V1226ふぇ?」
「どこか行くんですか?」
「V1227あ、お兄ちゃん」
「V3091ええ、Eoちょっとね。W30Ecねえ美也ちゃん」
「V1228にしししし。EoFe8m3お楽しみスポットなのだ。/F2Ecねえ、先輩」
(く……負けてられないぞ)
「ぼ、僕も一緒に」
「V1229え〜……W45EF6どうしようっかなぁ……。/EF4どうしますか先輩?」
「V3092ふふっ、W45Eo美也ちゃんが決めて」
「み、美也! 頼む」
「V1230どーーFm6しよFm4っかFm3なぁ……」
「くっ、ニコニコプリンでどうだ……」
「V1231むっ……EFm3何個?」
「う……ふ、二つでなんとか」
「V1232しょうがないなぁ……」
(くそっ……とんだ出費だ……)
「V1233先輩。EFe9可哀相だから連れて行きます。/いいですか?」
「V3093ええ。EFe9Eo商談成立して良かったわね?」
「ははは……」
「V1234それじゃあ行こー」
「それでどこに行くんですか?」
「V1235わかんない」
「は?」
「V3094実はまだ行ったことないお店なの」
「お店ですか?」
「V3095ええ、W60EoFe7友達から聞いたお店で可愛い人形が/EF3たっくさんある、アンティークショップ」
「なるほど、アンティークショップか」
「V3096うん。W45Eo話を聞いた時に、W45EFe8美也ちゃんと/行かなきゃって思ったのEF3」
「V1236誘ってもらったんだ〜Eoいいでしょ?」
(くそ、羨ましくなんか……ある……)
「V3097道順はばっちり聞いてきたから、/W30Ec安心してついてきて」
「V3098あれ……W45EF9Is0この辺りだと思ったんだけど」
「V1237お店ないねー」
「確かに……何てお店なんですか?」
「V3099えっとね、W45EF9Is0三日月工房って名前」
「三日月工房ですか……聞いた事ないな」
「V1238そうだね〜」
「V3100でも確かにこの辺りなはずなのよね……」
(お……これはチャンス……)
「V1239う〜ん、EFe9見当たらないなぁ……」
「ちょっと手分けして探してみましょう」
「V3101そうね、W45EoIs0そうしましょうか」
「V1240お兄ちゃんたまには良い事言うね〜」
「たまにはは余計だ……。それじゃあ/遠くまで行き過ぎないように」
「V3102ラジャ〜」
「V1241はーい」
(ふっふっふ、僕がお店を見つけて、/二人に頼れるところを見せてやる!)
(よし! 走って探すぞ!)
(はぁはぁ……ない……。/本当にこの辺りなのか……)
(い、一回駅前に戻ってみるか……)
(あれ? 美也がちょっと気弱そうな/サラリーマンと話し込んでいるぞ……。/お店の場所でも聞いてるのか?)
(……なんか嫌がってないか?)
(ま、まさかナンパ!?/お、お兄さんは許しませんよ!?)
「美也!」
「V1242あ……」
男 性
「え?」
「……待たせてごめん」
「V1243う、ううん……」
「そ、それじゃあ……」
「大丈夫か? 何か変な事されなかったか」
「V1244うん、Eo平気」
「V3103何かあったの?」
「あ、先輩」
「V3104大丈夫?」
「V1245うん、EoFe9m4本当に何もFm6されてなFm3いよ……」
「V3105良かった〜、W30EoFe9m3Is0ごめんね美也ちゃん。/EF9一人にして」
「V1246平気ですよ。EF6……でも」
「でも?」
「V1247お嬢ちゃん可愛いねぇ〜、EcW6EhFm4中学生Fm3かなぁ」
「V3106え?」
「V1248まさか小学生って事はないよね。/EF3あ、EFe8キャンディーとか好き?」
「V1249だってさ! Fm8失礼しちゃうFm6よねFm4!」
「そ、それは確かに……」
「V3107でも良かった……」
「V3108Nm君」
「は、はい? なんですか?」
「V3109大人相手に、Is0W45EFe9すごく勇気があるのね」
「あ……夢中で何も考えて/いなかったです……」
「V3110そうなんだ〜、W45EF3すごいねNm君」
「V1250……時々だけどね」
「う、うるさい」
「V3111ふIs0ふっ、W45Is0Eo私が同じように困っていたら、/W45EFe9助けてくれるかな?」
「もちろんです!」
「V3112本当に? W45F3Ecありがと」
「V1251あ……」
「ん?」
「V1252あ〜……EFe6ありがとうお兄ちゃん」
「お、おう」
「V3113うIs0〜Is0……。Wv80W30EFe9二人とも可愛いわWv200ね〜」
「V1253ふぇ?」
「え? か、可愛い?」
「V3114お互い照れちゃってWv100……W10F3Ecいいわぁ」
「そ、そんな……」
「V1254お兄ちゃんは可愛くないです」
「う、うるさい!」
……こうして、/3人でアンティークショップを探した。
この後、割とすぐにお店は見つかったんだけど、/すでに閉店していた。
お店に行けなかったのは残念だけど、/また今度一緒に行こうって約束できたからいいか。
(今日は3人でアンティークショップに/行く約束だ……)
(楽しみだな〜)
「V3115Nm君」
「あ、森島先輩」
「V3116残念だけど、W45EFe9m3今日は美也ちゃんがこれない/んだって」
「ええ? なんでですか?」
「V3117居残りで宿題させられてるんだって……。/W45Ec残念だわ〜……」
「そ、そうなんですか……」
「V3118今日行ってみたかったけど……、/W45EFe9m3また今度にしましょうか?」
「ええっ!? そ、そんな……」
「V3119私も行ってみたいけど……」
「じゃ、じゃあ行きましょうよ」
「V3120え? W45Nm君も行きたいの?」
「はい! アンティークとか好きですから」
「V3121そっか、W45EcIs0それじゃあ行きましょうか」
(美也には悪いがチャンスは最大限に/活かさないとな……)
「V3122今日は開いてるといいなぁ」
「そうですね。時間は早いから大丈夫だと/思うんですけど」
「V3123これで開いてなかったら……」
「開いてなかったら?」
「V3124Nm君に八つ当たりしちゃおうっかな」
「ええっ!?」
「V3125ふふっ、冗談よ」
(先輩に八つ当たりされる……。いや、/結構いいかも……)
「V3126えIs0ーIs0っと、Wv80W10EF4Is0あっ! EF3開いてるよ!」
「本当だ! 良かったですね」
「V3127やった! W45Eoそれじゃ早速……。/W45EcIs0お邪魔Is0しま〜す」
店 主
「いらっしゃいませ」
「うわぁ……すごい色々な物が売ってる」
「ははは、まあ、ゆっくりしていって」
「V3128はいっ! W45ありがとうございます」
「V3129あっ、あそこのティーカップ可愛い!」
「あ、本当ですね。なんか上品だ」
「V3130このオルゴールも素敵……」
「年代物っぽいですね、格好いいなぁ」
「あ、先輩! あの人形」
「V3131え? ああ〜っ」
「V3132あ〜! このクマちゃん可愛い!」
「ですよね?」
「V3133ふふふっ、いいわねぇこの子……」
「似合いますよ」
「V3134すっごくふかふか〜」
「そうなんですか?」
「V3135……いいなぁ」
(うう……ぬいぐるみではしゃぐ先輩の方が/可愛い……)
「V3136……こほん」
「え?」
「V3137こんにちはクマ〜」
「え? あ、こんにちは」
「V3138お名前はなんて言うクマ?」
「Nmだよ、クマさん」
「V3139Nm君はどんな子が好みクマ?」
「こ、好み……ええと、森島先輩です……」
「V3140もう! そうじゃないクマよ!/ここに居る仲間たちのなかでクマ!」
「このお姫様のぬいぐるみかな〜?」
「V3141ク、クマ? /その子はぬいぐるみじゃないクマ!」
「じゃあ、この兵隊さんだ!」
「お姫様に近づく悪い奴は、/この鉄砲で追い払ってやる!」
「V3142りょ、猟師クマ! 怖いから逃げるクマ」
「そ、そんな……」
「V3143ふふふ、冗談よ。付き合ってくれて/ありがとNm君」
「いえ、すごく楽しいです」
「V3144ほんと? 良かった〜」
……こうして、森島先輩と/アンティークショップで楽しんだ。
人形を手にはしゃぐ先輩は、/年上には思えないほど可愛らしかった……。
人形……。う〜ん、どうするかなぁ……。
(ふふっ、今日もなんだかんだと先輩と/二人きりでアンティークショップへ/来てしまった……)
(美也には悪いが、居残り勉強させられてい/るのが悪い……)
(そうだっ! 今日こそ先輩のお気に入り/のクマをプレゼントしよう……)
(前回は持ち合わせがなかったけど、今日は/ちゃんと持ってきてるしな)
「V3145う〜ん、楽しかった〜」
「そうですね」
「V3146そろそろ帰ろうか」
「はい」
「V3147また来ますね〜」
「失礼します」
店 主
「はい、どうもありがとうね」
「V3148すっIs0かり遅くなっちゃったわね」
「V3149早く帰らないと」
(まずい、帰られちゃうな……急ごう!)
「あ、あの先輩。すみません」
「V3150ん? W45EFe9m3Is0どうかしたの?」
「ちょっとトイレに……」
「V3151ふIs0ふっ、W30EoFe9Is0もうW15しょうがない子ね」
「お店で借りてくるので、少し待ってて/もらえますか?」
「V3152いいわよ、W45EoIs0ごゆっくり」
「あ、ありがとうございます」
「す、すみません!」
「おや、何か忘れものかな?」
「えっと、このクマのぬいぐるみ。/もらえますか?」
「え? 君がこのぬいぐるみを?」
「あ、いえ……プレゼントなんですが」
「ほっほっほ、なるほど……。/粋な男じゃのう……」
「え?」
「いや、なんでもない……少々待って/もらえるかのう」
「あ、はい」
(お、このちっちゃいクマのぬいぐるみも/なかなか可愛いぞ……)
(……)
(よし、お店にこられなかった/美也のお土産に買っていくか……)
「す、すみません」
「うん? どうかしたかの?」
「これも下さい」
「ありがとうございます。もう少々待って/もらえるかのう」
(ふぅ……結構時間がかかったな……)
(あ、あれ? 森島先輩がちょっと強面の/男と何か話をしている……)
(……知り合いって感じじゃないよな。/も、もしやナンパか!?)
(ちょっと嫌がってる感じもするし……。/ど、どうする?)
・助ける
・静観する
(どうするもこうするもないよ!/行かなきゃ!)
「ご、ごめんねはるか。待ったかい」
「V3153あ! Nm君」
粗暴男
「あぁ? なんだぁてめえは」
「僕は彼氏です……」
「彼氏だぁ? ……本当かよ?」
「は、はい……」
「……本当ねぇ?」
「……おやおや何事かのう」
「なんだぁ? ……あ、あんたは」
「チッ……野郎がいるなら/早く言えってんだよ……」
(い、行った……よ、良かった……)
「ふふふ、立派な兵隊さんじゃのう」
「あ、おじいさん」
「ちょっと騒がしかったので様子を/見てたんじゃ、偉いのう」
「そ、そんな事は……」
「また、いらっしゃい。それじゃあ」
「あ、ありがとうございました」
「V3154Nm君! ありがと!」
「あっ! 先輩、大丈夫でしたか?」
「V3155すっIs0ごく怖かったよ……。W45EFm3Is0だけどNm君/が来てくれたから……」
「すみませんでした……、実はどうしても/欲しいものがあったので……」
「V3156え? W45EF9どうしても欲しいもの?」
「えっと……このクマのぬいぐるみなんです/けど……貰っていただけますか?」
「V3157えっ!? W45Is0EFe9m4ほ、Is0本当にFm3?」
「は、はい」
「V3158……Wv90EoFe9m3Is0嬉しい」
(やった! 喜んでもらえたぞ!)
「V3159ありがとねNm君……」
「い、いえ……」
「V3160さっき助けてくれたのも……W45EFe9Is0嬉しかった」
「あ……は、はい……」
「V3161ふふっ、W45EoFe9頼れる彼氏だったんだね?」
「えっ!? あっ! あれはその……」
「V3162くIs0すIs0くIs0すっ、W45Eoじゃあダーリン。/W45EFe9Is0怖いから駅まで送ってくれる?」
「あ、は、はい……」
……こうして、森島先輩にプレゼントを贈った。
駅までの短い間だけど、/先輩はずっと上機嫌だった。
良かった〜。本当に良かった。
(でも、僕に止める権利なんかないよな。/少し様子を見てよう……)
(ちょっと怖そうだし……)
「オイ! 何見てるんだよ!」
「覗き魔か? アァン?」
「いや、そんな事ないですよ……」
「あんちゃん、見ればわかると思うけどよ、/今いいとこなんだ、あっちいっとけや」
「そ、それは……その……」
「やれやれ……騒がしいのう……」
「なんだぁ?」
「営業妨害は困るんじゃが……」
「げえっ、あ、あんたは……。やべえ!」
「やれやれ……」
(い、行っちゃった……良かった……)
「娘さん、大丈夫かね?」
「V3163え……あ……はい……大丈夫です」
「それなら良かった。家まで帰れるかね?」
「V3164……大丈夫です。/あ、ありがとうございました」
「……気を付けてな」
「V3165……」
(うう、気まずいな……)
「V3166残念だけど……」
「V3167このIs0辺りにはしばらく来ない方が/良さそうね……」
「あ……」
「V3168……ばいばい」
「さ、さようなら……」
(はぁ……失敗したなぁ……)
(森島先輩……すみません……)
(僕は……駄目な男だ……。本当に駄目だ)
(先輩に失望されちゃったよな……。/ははは、何言ってるんだよ、/失望されて当然じゃないか……)
(最後の先輩の目が……すごく寂しそうで)
(……こんなんじゃ、もう駄目だろうな)
(はぁ、でも今更仕方ないよな。/僕も帰ろう……)
……こうして、森島先輩は/アンティークショップに通う事を止めた。
先輩は、この出来事がよっぽどショックだった/らしく、僕とあまり話をしてくれなくなった。
……あの時、もっと勇気を出しておけば。
僕は馬鹿だ……。
(あ! 美也のために買ってきた/ミニクマを渡し忘れていた……)
(せっかくのプレゼントだし、ちょっと/面白い趣向をこらしてみるか)
(よし、美也の席にミニクマを置いて……/準備完了っと)
(あいつ驚くかな……)
「V1255ふぅ〜、寒い寒い〜」
(お、来たな……)
「V1256あ、Ecお兄ちゃんもおこた?」
「まあな」
「V1257寒いもんね〜、F3Ecどれどれっと……」
「おっと待ちな」
「V1258ふぇ?」
「そこはクマさんの席だ」
「V1259え? EFe6m4クマさん……P0F4W45わわっ!/F3Ec可愛い〜! Eoどうしたのこれ?」
「どうしたって……。/家まで勝手に付いて来ちゃったんだよ」
「V1260ふふっ、EoFe9困ったクマさんなんだ〜」
「ちゃんと面倒を見るなら美也が飼っても/いいぞ!」
「V1261ほんとに! F3Ecわーいありがとう!」
(おお、喜んでくれたか……良かった)
「V1262ふふっ、Eo後で他のお友達紹介しなきゃ」
「おお、それがいい」
「V1263あれ……」
「ん?」
「V1264三日月工房って……EFe3森島先輩のお薦めの/アンティークショップ?」
「え? 何でわかったんだ?」
「V1265クマさんのタグに書いてあるよ」
「なるほど……」
「V1266いいなぁ、EF6みゃーも行きたいな」
「そうだな、今度先輩と3人で行くか」
「V1267うん!」
「V1268あ、EF3そうそう! EFm4みゃーもFm6クラスの子に/お店の場所とかFm4色々聞いたんだけどね」
「うん? 何かあったのか?」
「V1269お店のおじいさんって、EFe8m6昔は有名な/暴れん坊Fm3だったんだってよー」
「ええ? そ、そうなのか?」
「V1270うん、Eoでも今はすっごく優しいんだって」
(なるほど……。チンピラはおじいさんを/見てあっさり引き下がったのか……)
「V1271にぃには会ったんでしょ? EF3どうだった」
「見た目じゃ全然わからなかったよ」
「V1272へ〜、EF3そうなんだ」
「V1273あ、Ecみゃーちょっとクマさんを部屋に/連れて行くね」
「ああ、そうしてやれ」
……こうして、/美也にちっちゃいクマさんをプレゼントした。
それにしてもあの優しそうなおじいさんが、/昔は評判の悪だったなんて……。
人は見かけによらないんだなぁ……。
あっ、今度森島先輩にも教えてあげよう。
(あ、あそこにいるのは、/森島先輩と塚原先輩じゃないか)
(二人で帰るところだな……。/これはチャンスだ!)
「今帰りですか?」
「V3169あ、Nm君」
「V0459やあ」
「僕もご一緒してもいいですか?」
「V0460ん……W45EF1そうだなぁ」
「V3170そうねぇ、W45EFe9m3Is0私たちはいいけど……」
「あ、何か予定があるんですか?」
「V3171ひびきと大事な物を買いに行くから、/W45Is0EFe9Nm君にはちょっと厳しいかもね」
・大事な物ってなんですか?
・僕も大事な物を買いに行こうと思ってたんです
「大事な物ってなんですか?」
「V0461した……」
「V3172待っIs0てひびき!」
「え?」
「V3173すぐに教えたら面白くないじゃない」
「V0462まったく……W45Eo悪い癖だよはるか」
「V3174いIs0いのIs0いいの。W45EoFe7えーっとヒントはね、/W60EF3Is0男女共にEcとても使う物!」
「男女共に……使う物……」
「……はしとかですかね?」
「V3175ぶっIs0ぶー、F3Ecはっずれ〜。Wv90W60EFe7EoIs0次のヒントは/Wv210W60F3EcIs0たっW15くさん種類があります」
「種類がある……男女共に……。/な、なんですか先輩」
「V3176降参?」
「降参です」
「V3177しょうがないなぁ……W60EFe9いい?」
「はい」
(う……先輩がすごい近い……)
「V3178正解はIs0Wv80W60EFe8Is0下着、W15F3EcIs0でした〜」
「え? し、下着……」
「V3179ふIs0ふっ、W45Eoひびきと可愛い下着を買いに/行くんだ」
「V463もう、W30Eoはるかったら、/W30EF1Nm君困ってるでしょ」
「ははは……」
「僕も大事な物を買いに行こうと/思ってたんです」
「V0464え?」
「V3180え? W45EF3Nm君も下着を買いに行くの?」
「え? し、下着?」
「V3181あれ? W15EF4違うの?」
「あ、違わないですけど」
「V3182奇遇よね」
「V0465ほんとEcね」
「V3183男の子が下着を選ぶところって、/W45EFe6m3何か惹かれるわね……。W45EF3ねえひびき?」
「V0466いや、W45そんなことないけど……」
「V3184え〜、EF9そう?」
「V0467はるかだけじゃない?」
「V3185そうかぁ……。W45EF3Nm君はどう思う?」
「え? ぼ、僕ですか?」
「V3186うん、W45Eoこれからひびきと可愛い下着を/買いに行くんだけど、EFe7選んでいる所って/気にならない?」
「い、いやぁ……」
「V3187ざ〜んねん。W45EFe9m3じゃあ一緒に行っても/しょうがないね」
「い、いや気になりますけど……」
「V3188ほら! Fm3気になるってよひびきEc!」
「V0468はいはい」
「V3189んもう、EF9何よ冷たいなぁ……」
「V3190で、W20F3Ecどうする? W45EoたまにはNm君と/一緒に行くのもよくない?」
「V0469……そうね」
「え? い、いいんですか?」
「V3191たまにはね」
「V0470結構二人で行ってるからね……」
「そ、そんなに頻繁に買いに行くんですか」
「V3192そうねぇ……。W30EF1最近は月に一度は買いに/行くわね、W45F3EcIs0まとめ買いするの」
「えっ? そんなに買ってたらタンスから/下着が溢れちゃいませんか?」
「V3193それがそうでも無くって……」
「V3194気が付くと何処かに居なくなっちゃう/子がいてね〜」
「え? 居なくなっちゃうんですか?」
「V3195きっとどこかで迷子になってると思うの」
「う〜ん、それはもしかして誰かに/盗まれているのではないですかね?」
「V0471盗まれているか……」
「V3196なるほど〜。W60F8Ecうんうん、W15Eo確かに/その可能性も無きにしもあらずね」
「V3197お父さんのと一緒に干しているから/大丈夫かな? W45EF6って思っていたけど、/W45EFe9m3Is0あんまし関係無かったかな?」
「いやいや、見ればすぐに女物って/わかるじゃないですか……」
「V0472確かにね……」
「V3198う〜ん、W60EoF9そっかぁ……。W60EF4Is0あっ! W30EF3Is0でも/可愛い絵柄がプリントしてあるのなんて、/W45EFe9子供っぽいから平気って思うでしょ?」
「ははは、ダッ君のプリントを見れば、/すぐに先輩のお気に入りだって/分かっちゃいますよ」
「V3199……え?」
「V0473Nm君。どうしてはるかのお気に/入りがダッ君柄だと分かるの?」
「V3200……」
「……え? あれ?」
「V0474Nm君、W45Eoちょっと話を/聞きたいんだけどいいかしら?」
「え? は、話って何のですか?」
「V3201Nm君が私のお気に入りを/知っているって事は……」
「V0475……はるか、W45EF1後は私に任せて」
「V3202まさかとは思うけど……。W75EF9私のお気に入り/をお持ち帰りしちゃったのは……、/W60EhNm君って事なのかな?」
「えっ! な、何でそうなるんですか?」
「V3203……」
「V0476……」
「せ、先輩!?」
「V3204うん……。W45EFe6まあ、W45EFe9そんな事は無いと/思うんだけど……」
「V0477はるか……」
「V3205ひびきごめん。W45Ec今日はまっすぐ帰るね」
「も、森島先輩! 違います!」
「V3206さようならNm君」
「ちょ、待って下さい! 誤解です」
「V0478Nm君……Ecいいから。/Eoちょっとこっちに来てくれる」
「塚原先輩! 違うんです!」
「V0479うん……。W45Eoだから話を聞きたいの。/ここじゃ人目もあるでしょ?」
「は、はい……」
「V0480うん。こっち来て」
「V0481うん……。ここなら誰も居ないね」
(……なんでこんな事に)
「V0482早速だけど、W45EF1どうしてはるかのお気に/入りがダッ君柄だと知っているの?」
「そ、それは……」
「V0483ここだけの話だけど……。W45EF1はるかの/可愛い物好きを知ってる生徒なんて/私しかいないと思ってたわ」
「V0484それが他にも知ってる生徒がいて……。/しかも男子生徒だなんて驚いてるの」
「……」
「僕のダッ君ハンカチを見たら、森島先輩も/ダッ君が好きだって教えてくれたんです」
「V1164私も大好きなんだ。ダッ君!W30/Ecかわいいよね〜」
「え? あ、はい……」
「V1165このデザインのハンカチは持ってなかった/な〜。W45EF3珍しいよね」
「そ、そうですね……」
「V0485Nm君がダッ君ハンカチ?」
「あ、はい……」
「V0486好きなの? 今も持ってる?」
「あっ、いや、その事を説明すると/ちょっと長くなるんですけど……」
「V0487……短めにお願い」
「美也の……妹のハンカチをその日は/たまたま借りてたんです……」
「V0488妹さんのハンカチねぇ……」
「V0489それを見てはるかが自分でダッ君好きって/言ったの?」
「はい……」
「V0490……本当に? はるかは恥ずかしい/からって、内緒にしたがっていたわよ?」
「ほ、本当です!」
「……3年生のトイレの前で妹のダッ君/ハンカチを先輩に拾ってもらったんです」
「V1159何してるの?」
「あ、森島先輩。実はハンカチを探してて」
「V1160ん?EW6E W15P5F3W30もしかしてこれかなEc」
(うわぁ……よりにもよって森島先輩に、/ダックスフンドのダッ君ハンカチを拾われ/てしまうなんて……)
「V1161あれ? EFe9m3違った?」
「あ、いえ……そ、それです」
「V0491……3年生のトイレ」
「V0492意地悪な質問で悪いんだけど、/どうしてわざわざ3年のトイレに?」
「あ、それは……」
「たまたま理科室から一番近いトイレが/3年生のトイレだったので……」
「V0493たまたまか……」
「V0494ごめんねNm君。Eoやっぱり怪しい印象が/拭えないわ……EF1もしかしてストーカー?」
「そ! そんな!! 酷いです……」
「V0495うん……W45Eo本当にごめんね。W45EFm3嫌な女だよね。/W45EFe1でもはるかってすごくもてるでしょ?」
「V0496過去にストーカーみたいな/男につきまとわれた事もあるからさ……」
「ぼ、僕は違います!」
「V0497Nm君……」
「た、確かに森島先輩に憧れていますけど、/僕は嫌がらせみたいな真似はしません!」
「V0498……」
「と、とにかく森島先輩に/聞いてみてください!」
「V0499そうね……そうかも知れない……」
「V0500……でも、はるか忘れっぽいからNm君/に教えたこと覚えてないかもよ?」
「V1233そのタオル、W45Ec私も持ってるんだ〜。/W45EoF4Nm君も買ったの? W45EF3可愛いよね〜」
「……は?」
「V1234私も好きなんだ」
「え? こ、このタオルは先輩から……」
「V1235う〜ん、W45EoF3Nm君とは趣味が合うね!」
「こ、校庭で……」
「V1236あ、W45EF7そろそろ授業始まる。W45EF3またね〜」
「……あ。多分……忘れてます」
「V0501……Nm君」
「V0502今話を聞いて、私はNm君がそんな事を/する後輩とはやっぱり思えない」
「本当ですか!? ありがとうございます」
「V0503でも、確証もないわ」
「そ、そんな……」
「V0504とりあえず、はるかが覚えてないって/いうのがかなりまずいわね」
「……確かにそうですよね」
「V0505やり方は思い浮かばないけど……。Eo/はるかの誤解は解いた方がいいわね」
「ど、どうすればいいんですかね?」
「V0506……」
「V0507ごめん、私にはわからない……」
「そんな……」
「V0508とにかく何か考えてみて。ね?」
……こうして、あらぬ疑いをかけられた。
せっかく少しずつ話ができるようになったのに。
これからどうすればいいんだ!!
なんとかしなくっちゃ……。
(下着泥棒だなんて……堪えられない!)
(誤解を解かなくっちゃ!)
(この決定的証拠があれば……。/さすがに先輩も思い出すはず!)
「V3207あ……」
「あ!」
「あ! せ、先輩!」
(逃げたんだよな……。/急いで追いかけなくっちゃ)
「ま、待って下さい。話だけでも……。/話だけでも聞いて下さい」
「V3208あはは……W45P0EFe6m3そうだよね……W45EFe9ごめんなさい」
「はぁはぁ……」
「V3209……Wv80あのさNm君」
「は、はい?」
「V3210あの事は誰にも言わずに秘密にするから、/W45EF9もうあんな事はしないって/約束してくれないかな?」
「え……」
「V3211まぁ、W45EFe9m3さすがにもう外に干す事は無いと/思うんだけどね」
「先輩、その話の前にこれを/見てくれませんか?」
「V3212え?」
「V3213……あれ? W45EF9このちょっとバランスの/悪いダッ君……見覚えがある……」
「先輩に拾ってもらったんです……」
「V3214あ……そういえば……」
「それから、僕とダッ君の話で盛り上がった/事も思い出してくれましたか?」
「V3215そ、そういえば……」
「僕はその時先輩がダッ君好きだって/教えてもらったんですよ」
「V3216……うん、そうだね。W45EF6本当にごめんね。/W45EF9私、物忘れが酷いよね……」
「わかってくれましたか?」
「V3217で、EF6でもさ……Wv83W15EF9Nm君」
「はい?」
「V3218その話を聞いて……W45EFe6その……W45EFe9私の下着を/お持ち帰りしちゃったって可能性も/あると思わない?」
「た、確かに……」
「V3219うん……、W45EoNm君のこと、W45EFe9疑いたくは/ないけど……」
「V3220私も不安なの……」
「せ、先輩……」
「V3221……」
(まだ、まだ他にも何かあるはずだ……。/そ、そうだ!)
「先輩! 先輩のお気に入りが迷子に/なったのはいつ頃からですか?」
「V3222え!?」
「答えたくないかもしれないですけど、/僕を信じて教えてくれませんか」
「V3223Nm君……」
「……」
「V3224そうね……W45EF9確か6月ぐらいからかな」
「よ、良かった……」
「V3225え? W30EF9な、何が?」
「だって、僕が先輩の趣味を知ったのは/つい最近ですよ?」
「V3226おお、W30EF3確かに!」
「V3227しかも、W15EF96月は6月でもFm3一昨年の/6月なのよね〜」
「その時僕はまだ中学生です」
「V3228本当ね! W45EFe9m3Nm君じゃないのね!」
「わ、わかってくれましたか?」
「V3229あっ……」
「え?」
「V3230私……W45EF9とんでもない事しちゃったよね」
「あ……いや……」
「Nm君。W15V3231Ec本当にごめんなさい。/W45EoFe6謝ってもすむ問題じゃないよね……。/W45EF9でも、謝らせて」
「いや! い、いいんですよ!」
「V3232Nm君……W45Wv75EFe9m3ありがとう……。/優しいのね……」
(よ、良かった〜……)
「V3233ふぅ……W70Ecでも……」
「V3234あ、EFe9m3ごめんね。W45EFe6Nm君が犯人じゃなくて/良かったんだけど」
「はい」
「V3235結局私のお気に入りはどこに行っちゃった/のかなぁって……」
「あ……そうですね」
「V3236Nm君もこんな事言われても/困っちゃうよね……」
(う〜ん、結局真相がわからないのは/確かに気持ちが悪いな……)
「V3237Nm君にはただでさえいっぱい迷惑/かけちゃったのに……W60EFe6Ec本当ごめんなさい」
「いえ、もう気にしないで下さい」
「V3238で、でも……」
「そんなに落ち込んでいる森島先輩を/見ている方がつらいですから……」
「V3239Nm君……」
「もう大丈夫ですから」
「V3240……ありがと」
「あ、一つお願いがあるんですけど」
「V3241うん! 何々? 何でもいって」
「良かったら、これまで盗まれた下着の/特徴を教えてくれませんか?」
「V3242え? EFe7特徴? …W15…W45EF9どんな柄とか?」
「いや、柄とかではなくて……」
「例えば、どんなタイミングで盗まれた事に/気付いたとか、他にも何か思い当たる/共通点は無いですかね?」
「V3243そうね……Wv120W15EFe9m3どんな事でもいい?」
「はい! どんな些細な事でも大丈夫です」
「V3244例えば……」
……こうして、/森島先輩から盗まれた下着の情報を入手した。
こうなったら意地でも犯人を突き止めてやる!
NmNnの名にかけて!
(先輩の下着泥棒騒ぎだけど、/このままじゃ収まりがつかない……)
(先輩の下着を盗んでいるやつを見つけて/すっきりと解決しないとな……)
(まずは状況を整理しよう……)
(先輩の下着が盗まれ始めたのは/一昨年の6月くらいから……)
(先輩は当時1年生……。その頃には/すっかりもてもてになっていた……)
(学生が犯人って考えるのが普通か?/いやでも近所でも評判だろうしな……)
(まあいい……。次の問題に移ろう。/なくなったタイミングだ)
(洗濯物は基本的にその日に取り込むって/言ってた……)
(流石の先輩も昼に干していた下着がなく/なったら気付くとは言ってたし……)
(お母さんが取り込む日もあるって言って/たけど……。盗まれた事はないって言って/いる……か)
(……つまり、干している間に/なくなったってのは考えられないな)
(ましてや不法侵入された形跡もない……。/という事はだ)
・何処かで脱いでそのまま忘れた!
・気付かぬ内に脱がされて盗られた!
・最初から下着は履いて無かった!
(もしかして……。/何処かで脱いでそのまま忘れたんじゃ?)
(例えばトイレで脱いで……、/そしてそのまま忘れてしまう……)
(森島先輩ほどのうっかりさんだと/十分ありそうな話じゃないか!?)
(……)
(もしかして……。/気付かない内に脱がされて……、/下着を盗られたんじゃないのか!?)
(どこかで居眠り……例えば図書室とかで/本を読みながらうとうとしちゃって……)
(森島先輩くらい隙だらけなら/十分にありそうな話じゃないか!?)
(もしかして……。/最初から下着を履いて無かったんじゃ!)
(履いてたってのは森島先輩の勘違いで、/実は履き忘れていた……)
(ば、馬鹿な! そんな状態で普段生活を/しているのか!? なんて事だ……)
(いや、流石にそれは無いか……。/流石の先輩でもそれはなぁ……)
(でも、そうなると……)
「V3245あ! いたいた」
「V0509ふぅ……良かった」
「え?」
「V3246探してたんだNm君」
「僕をですか?」
「V0510まずはお詫びしなくちゃいけないんだ。/W45Ec……本当にごめんなさい」
「V3247私も改めてお詫びするね。/W45EF9ごめんねNm君」
「ど、どうしたんですか?」
「V0511うん。W45EF6もちろんこれから全てを/話すつもりなんだけど……」
「V3248とにかくまずは謝りたくて」
「な、何があったんですか?」
「V0512盗まれたって言ってた、はるかの/下着なんだけどね、見つかったんだ」
「ええっ!? 下着が?」
「V3249全部見つかったの……」
「……真犯人が返してきたんですか?」
「V0513いや……W45EoF6それなんだけど……」
「V3250あはは……」
「V0514……」
「V3251……」
「V0515なんて言うのか、その……実は/はるかって良く泊まりにくるんだよね」
「塚原先輩の家にですか?」
「V3252うん」
「V0516人の家に泊まるときって、/着替えを持っていくでしょ?」
「まあ……そうですね……」
「V3253それで、EF6その……W60EFe9m3ひびきの家に/忘れちゃってたみたいで……」
「え? わ、忘れてた?」
「V0517うちの母親が気を利かせて一緒に洗濯して/くれてたんだけど……。W45Ecなんていうか、/W45Eoはるかに渡し忘れてたの」
「お、お母さんが……」
「V3254ひびきのママは悪くないの!/W45EF9私が忘れてたのが悪いのよ!」
「って事は……犯人は……」
「V0518強いて言うなら……W45EF6私とはるかね」
「V3255ごめんね!」
「V0519本当に申し訳ない……」
「V3256反省しております」
「は、ははは……」
「V0520許してもらえるかな?」
「V3257……」
「なんかもう……」
「V0521うん?」
「V3258ど、W15どうかした?」
「面白いです。ここまで来ると」
「V0522え? 面白い?」
「V3259本当に?」
「はい。無事解決した事ですし」
「V0523Nm君……」
「V3260やっさし〜」
「そ、そんな事ないですよ……」
「V0524いや、W45Eoそんな事あるよ……。W45EF6下着泥棒/呼ばわりした私たちの事をEF3こんなに/あっさり許すだなんて……」
「V3261ほんと、W45EoFe9正直すごいと思う」
「そ、そんな事ないですって」
「V0525ありがとうNm君」
「V3262うん、W45Ec本当にありがとう。W30EoFe9ごめんね」
「あ、も、もういいですから」
「V0526そうか……W45EFm3Ecうん、W45Eoわかった」
「V3263うんうん。W45EoFe9m3良かった良かった〜」
「ええ、原因がわかって良かったです」
「V0527まさか、W45EF3私の家に忘れていたとは、/さすがに信じられなかったね」
「V3264そうねぇ」
「V3265あ! W45EF3それじゃあ今度からはひびきが/うちに泊りにくればいいんじゃない?」
「V0528そういう問題?」
「確かに……」
「V3266え〜、W45EF8ひっど〜い」
「V0529だって、W45EFe7m3ねえ?」
「ええ……違う気がします」
「V3267いいアイディアだと思ったのに〜」
「V0530ふふ、W45Eoまあそうかもね」
「ははははは」
「V3268な、W45EF8何がおかしいのよ〜」
……こうして、下着泥棒騒ぎは終わった。
それにしても塚原先輩の家に忘れていたとは……。
ほんと人騒がせな二人だよなぁ。
まあ、でも。これがきっかけでさらに/仲良くなれればいいか……。うん、そうだよな。
(そういえば、森島先輩の下着泥棒の件って/どうなったかなぁ……)
(さすがに僕が犯人じゃないって気がついて/もらえてるんじゃないか?)
(うん。そうだよな! とにかく誤解なんだ/し、とにかく話さないとな)
(先輩に会いに行ってみるか)
(どんな話しようかなぁ……。/まあ、もう気にしていないっていうのは/入れないとまずいよなぁ)
(おお! 丁度先輩が階段から降りてくる/ぞ! なんか運命的な物を感じるな)
「V3269あ……」
「森島先輩……って、あ、あれ?」
「V3270……」
(先輩がスカートを必死に抑えてる……。/そ、そうか、なんか覗いているみたいに/なっちゃってるのか!?)
「あ、こ、これは違います!」
「V3271う、W45EF6うん……」
「決して覗くつもりじゃ……」
「V0531はるかー!」
「V3272あ……P6F9W45わ、私行かなきゃ」
「……」
(行っちゃった……)
(誤解が晴れるどころか……、/ますます誤解されたっぽいな……)
(先輩のあんな顔……。/初めてみたよ……)
(悲しそうで……辛そうで……)
(……先輩。すみません)
……こうして、/森島先輩の誤解をさらに強めてしまった。
なんて馬鹿だったんだ……。
流石に下着を盗まれてた事を忘れる訳がないよな。
せっかく先輩と親しくなれてきたのに……。
はぁ……仕方ないか……。
(おお! あまり人がいないぞ。ラッキー)
「V3344えーっと、W45EF3ちなみにどの教科を教えれば/いいのかな?」
「あ、そうですね……」
・文系の勉強を
・理系の勉強を
・保健体育の勉強を
「文系の勉強を是非……」
「V3345いいわねぇ、W45EoF3それじゃ日本史にしない?」
「日本史ですか?」
「V3346私日本史好きなんだ〜」
「あ! じゃあそれでお願いします」
「V3347オッケーオッケー」
「理系の勉強を是非……」
「V3348理系は駄目」
「え?」
「V3349今日はそういう気分じゃないし」
「……」
「あまりお好きじゃないんですか?」
「V3350……うん、W45EFe6ちょっとね」
「そ、そうなんですか」
「V3351今日は日本史にしようよ」
「V3352私好きなんだ〜」
「あ、じゃあそれでお願いします」
「V3353うん。W45EFe7まあW20EFe8大船に乗ったつもりで/任せて頂戴」
「保健体育の勉強を是非……」
「V3354あら、W45EFe8m3そういう事?」
「え……あ……」
「V3355ふ〜Fm3ん、W15そうなんだ……」
「V3356保健体育で、W45どういうお勉強をするの?」
「いや……ふ、普通に」
「V3357もしかして私に教えてくれるのかな?」
「い、いえ! そんな滅相もない」
「V3358Nm先生の個人授業って訳ね」
「せ、先輩……」
「V3359どういう授業なのかなぁ?」
「その……」
「V3360先生Wv45顔が赤いですよ? W45EFe9m3どうしました?」
「す、すみませんでした」
「V3361ふふっ、W30Eoしょうがない。W45EFe9許してあげる」
「V3362Nm君が決めるとエッチな勉強に/なりそうだから、W45EF3私が決めるね」
「は、はい……。それで何を?」
「V3363今日は日本史!」
「V3364大好きなんだ、日本史」
「そうなんですか」
「V3365うん」
「V3366という訳で! 家をついだノブリンが/これからだんだん強くなっていくのよ」
「のぶりん……って織田信長ですか?」
「V3367ああ、そう。確かそんな名前かな」
(そ、そんな覚え方でいいのか……)
「V3368でね、ノブリンの仲間にはヒデザルとか/カッチンとかマエトシとかいっぱい有名で/有能って言われてた人がいたの」
「せ、先輩って戦国武将好きなんですか?」
「V3369うん、すごく好き〜、格好いいんだもん」
「な、なるほど」
「V3370特にノブリンが活躍する時代は、他にも/たっくさん素敵な人がいたんだよ?」
「そ、そうなんですか?」
「V3371ウエケンにシンチャンでしょ」
「ウエケン? シンチャン?」
「V3372ほら、川中島の決戦で有名な二人よ」
「……上杉謙信と武田……なんでしたっけ」
「V3373ええと、あっ! 信玄だ!」
「な、なるほど……」
「V3374この二人もか〜なりいいわねぇ」
「そうなんですか……」
「V3375でも一番好きなのはミッチャン!」
「み、みっちゃんですか……」
「V3376本能寺でノブリンを討つところが……。/もう、最高! 燃えるよね〜!/まあ本当にお寺燃やすんだけどさ!」
「あ、明智光秀ですか……」
「V3377謀反よ謀反! 浪漫だわぁ」
「そ、そういうものですか……」
「V3378当然よ! あぁ〜いいわね謀反……。/今じゃ出来ないものね〜」
(だ、誰に謀反する気なんだろう……)
「V3379あ! そうでもないか」
「えっ? 謀反する気なんですか?」
「V3380謀反じゃないけど、いつかひびきちゃんを/ぎゃふんと言わせちゃうんだからね」
「ああ、なるほど」
……こうして、森島先輩から日本史を学んだ。
すごく楽しかったけど、/あだ名が多くて参った……。
「V3386さ〜て、今日は日本史よ」
「今日もじゃないんですか?」
「V3387楽しいからいいの!/Nm君は楽しくないの?」
「い、いえ! すごく楽しいです」
「V3388ふふっ、私も」
「先輩……」
先輩から歴史の逸話を聞きながら、/色々な話をした。
先輩と過ごす時間は凄く楽しくて……。
あっという間に過ぎていく……。
もう少しだけ、一緒に過ごせればいいのに。
新規作成予定:n6sir_gd01C
Ti0n6sir_lu01A
「V9652あらNm君、Fm3ちょうどいいところに!」
「あ、森島先輩。どうかしたんですか?」
「V9653今時間平気? EFe9よかったら、少しお話でも/しない?」
「え? お話ですか……」
・いいですよ
・今はちょっと……
「もちろん大丈夫です」
「V9654本当に? やった〜、Eoありがと」
「それじゃあ……」
「すみません先輩……今はちょっと……」
「V9655ありゃ……EF6そっか〜、Ec残念」
「本当にすみません」
「V9656ううん、EFe9いいの。Ec気にしないで。/Eoじゃあね」
「あ、先輩……」
(まずかったかなぁ……)
「森島先輩」
「V9657Nm君。EFe9m3どうしたの?」
「今時間ありますか?」
「V9658うん。Fm3大丈夫だけど?」
「良かったら、少し話でもしませんか?」
「V9659オッケー、いいわよ。Eo何のお話する?」
「あ、先輩」
「V9660あ、Nm君。EF2どうかしたの?」
「その、良かったら少し話でもしませんか」
「V9661う〜ん、EF6お話か……」
「V9662そうFm3ね、いいわよ」
シリアイエンカウント汎用終了会話
「V9663ふふっ、W45EoFe9m3Nm君と話してると、/すっごく楽しいわね」
「本当ですか?」
「V9664うん! W45EoFe9時間を忘れるくらいに……」
「時間……あ、本当だ……」
「V9665残念だけど……EFe9しょうがないか……」
「そうですね」
「V9666また、EFe9m3お話してくれるかな?」
「も、もちろんです」
「V9667ふふっ、EoFe9良かった……P3EF3W30じゃあねNm君」
「あ、はい」
「V9668わお、W15EF8もうこんな時間?/W45EF9なんかあっという間に過ぎちゃった」
「え? あ、はい」
「V9669……Nm君と話してると、/W15EFe9m3時間が過ぎるのが早い気がするな」
「そ、そうですか。よかったです」
「V9670ふふっ、W45Eoまたお話してね。W15P3EcW30じゃあね!」
「あ、はい。失礼します」
「V9671あ、W15EFe7もうすぐ授業だね」
「え? あ、本当だ……」
「V9672う〜ん、Fm3しょうがないEoFe9m3教室に行こうかな」
「V9673またねNm君」
「はい」
「V9674ありゃ、W45EF9もうこんな時間なんだ……。/W45EF6早いなぁ……」
「V9675う〜ん……W60EoF9帰らないといけないんだけど、/W45EF6まだ話し足りない気もするなぁ……」
「ははは、本当ですね」
「V9676また、EFe9お話してくれるかな?」
「V9677そっかそっか……。W60EoFe6それなら、/W15EFe9今日は大人しく帰るかな。/W15P6F3W30またね、Wv317W15EcNm君!」
「あ、はい。お気をつけて」
「V9678わ、W45EF9気付いたらこんな時間……。/W45EFe6m3早いわねぇ……」
「本当ですね」
「V9679時間たつの早いなぁ……EFe6もう」
「そうですね……僕も早い気がします」
「V9680まあでも、W45EoFe9ちょっと話したりない位が/Fm3ちょうどいいのかもね。W45F3Ec次回に期待っW45Eoて/事で!」
「ははは、そうかもしれないですね」
「V9681ふふっ、W45Eoそれじゃ次回もよろしくね!Wv154/Nm君」
「V9682ありゃ、W45EF9もうこんな時間になってる。/W45EF6そろそろ帰らないと」
「あ、そ、そうですね」
「V9683またね、Wv32Nm君」
「はい、失礼します……」
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
D
retire1;
「V9684……あのさNm君」
「はい?」
「V9685う〜ん……」
「ど、どうかしましたか?」
「V9686あっ! W15EFe7しまった! W45EF4先生に呼ばれて/たんだ! W45P3EF9ごめんね、EF3またね〜」
「あ、先輩……」
(行ってしまった……。/仕方ない、盛り上がってなかったもんな)
(ふぅ……)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9687あ、あのさWv83Nm君」
「はい? どうかしましたか?」
「V9688どうかしたって……W45EF6その……W45EF9わざと?」
「え?」
「V9689な、Wv30EF8何でもない! W15EF6何でもないけど……」
「な、何でもないんですか?」
「V9690ちょ、W15ちょっと大胆過ぎじゃないの?/W45F8Ecもう! P6EoF8W15ま、またね!」
「あ、あれ……先輩……」
(行ってしまった……)
(しまったな、ちょっと恥ずかしい話を/ふり過ぎちゃったかな……)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
(先輩ともっと仲良くなりたい……。/そう、美也よりも仲良くならないと……)
「V3333Nm君どうかしたの?」
「あの……先輩」
「V3334うん?」
「美也と……」
「V3335あ!」
「えっ?」
「V3336思い出した! 私美也ちゃんに用事が/あったんだ」
「え? よ、用事……」
「V3337思い出させてくれてありがと!/W45EcまたねNm君!」
「あ! せ、先輩……」
(しまった……切り出すタイミングが/悪かったみたいだ……)
(先輩ともっと一緒にいるには……。/積極的な誘いしかないよな……よし!)
「V3389どうかしたNm君?」
「あ、せ、先輩! この後何か予定/ありますか?」
「V3390予定? W45EF6ないけど……Wv125EF4あっ!」
「え?」
「V3391ありがとうNm君!」
「な、何がですか……」
「V3392すっかり忘れてたけど、W45EFe9ひびきとお買い物/に行くんだった」
「あ……」
「V3393Nm君のおかげで思い出せたよ!/W45Ecありがと! W15Eoじゃね」
「あ……せ、先輩……」
(しまった……。/タイミングががまずかったか?)
(あ〜あ……)
(森島先輩ともっと一緒にいたい……。/何か、何かいいアイディアはないか?)
(……そ、そうだ!)
「V3338どうかしたのNm君。W45EF9急に真剣な顔に/なっちゃったけど?」
「あの、森島先輩」
「V3339うん?」
「これから僕に勉強を教えて貰えませんか」
「V3340えっ? これから勉強?」
「は、はい、駄目ですか?」
「V3341う〜ん、W45EoF6これから勉強かぁ……」
「V3342まあいっか、W45Ec約束もしてたしね」
(おお! お、覚えててくれたのか!)
「V3343んじゃ図書室に行こうか?」
「は、はい! お願いします!」
n6sir_gd01A
「あの、先輩……」
「V3381ん? どうかしたの?」
「これから、/また勉強を教えて貰えませんか?」
「V3382え? これから?」
「は、はい。先輩の教え方、/すごく上手いので」
「V3383ふ〜ん、W45EFe8可愛いこと言ってくれるわねぇ」
「V3384そこまで言われたら断れないわ、/W45EoF3いいわよ」
「ほ、本当ですか?」
「V3385ええ。W45Eo図書室いこっか」
「は、はい!」
n6sir_gd01B
(美也をきっかけに森島先輩と少しずつ/仲良くなれたけど……。まだまだ駄目だ)
(少なくとも美也よりも先輩と仲良しに/ならないとな……)
「V3273どうかしたのNm君?」
「あ、あの……」
「V3274うん?」
「その美也といつもどういう事/しているんですか?」
「V3275え? 美也ちゃんと?」
「V3276どういう事ってWv80……、W45EF3色々おしゃべり/したり、W45EFe9寄り道したりだけど……」
「い、いえ! そういう事ではなくて」
「V3277ではなく?」
「もっとその仲良しならではの事を、/僕にもして欲しいんです……」
「V3278え? Nm君にも?」
「ぼ、僕ももっと先輩と仲良く/なりたいんです!」
「V3279ふぅ〜ん、W45EoFe9m3なるほどねぇ」
(うう、い、言っちゃったよ……)
「V3280Nm君って時々どきっとするような/事を言うよね」
「そ、そうですかね……」
「V3281Fm3その後に、W30EcFe6m4ちょっとおどおどして、/EoFe9m3こっちを窺うんだよEoねぇ」
「え? あ、そんな事は……」
「V3282そういうところが可愛いんだけどEcね」
「V3283美也ちゃんにしてるような事かぁ……。/W60EF4あっ! W45EF3そうだ」
「な、何かありましたか?」
「V3284動かないでFm3ね?」
「は、はい」
「V3285えいっ」
「え?」
(こ、これは一体なんなんだ!?)
「V3286ふふっ、W45EoFe9さすがに何もない時にやるのは/ちょっと恥ずかしいかも」
「……あの、こ、これは」
「V3287うん。W45Eo美也ちゃんと一緒にご飯食べてた/時に、W45ほっぺにご飯つぶがついてたから/EcF3ペロっとねEo」
「ぺ、ぺ、ペロっとねじゃないですよ!/なんて事しているんですか」
「V3288ありゃ、W30EF9怒られた?」
「い、いや怒ってはいないですけど……。/驚いただけで」
「V3289あ〜、F3Ecそうそう、W30Eo美也ちゃんも驚いてた」
(そ、そりゃ驚くよ……)
「V3290まあ、W30EFe9m3こんな感じかなぁ……」
「そ、そうですか……」
「V3291そうそう! W15Fm9言っとくけど、W30EFe9さすがの私も/男の子にこんな事はしないんだからFm3ね」
「え? じゃあなんで……」
「V3292な、なんでって……」
「ええ?」
「V3293Nm君が一生懸命だから/特別サービス! EcFe8もう!」
「あ、せ、先輩……行っちゃった」
(ほっぺをペロっと……)
(先輩に……)
(……か、鏡見に行こう!)
……こうして、森島先輩にほっぺをなめられた。
はぁ……しばらく顔を洗いたくないかも……。
(先輩と少しずつ仲良くなってきたけど、/まだまだこれからだ! よし……)
「先輩」
「V3294うん?」
「その、この間のほっぺ以外で、美也と/している事とかって何かないですか?」
「V3295え? ほっぺ以外で?」
「僕も先輩と仲良くなりたいので……」
「V3296またそういう直球発言なの? W45EFe6m4Ecもう…Fm3…」
「す、すみません……」
「V3297そうねぇ……W45EF6美也ちゃんとしている事か」
「な、何かないですか?」
「V3298あ! W15EF3そうだそうだ!Wv98 Nm君」
「はい」
「V3299ちょっとそのまま立っててね」
「は、はい……」
(な、何されるんだろう……)
「V3300それじゃ行くわよ〜」
「あ、はい」
「V3301うりゃ! 腕マフラー」
「え? うわ……」
「V3302こんな感じで美也ちゃんにくっついて/温めてあげてるの」
(せ、先輩の腕が僕の首に巻きついている)
「V3303あ〜、でもNm君は背が高いから、/美也ちゃんと一緒って訳にはいかないね」
(く、苦しいかも……)
「V3304ん〜、こうしてみると……」
(く、苦しいけど……この背中にあたる/柔らかな感触……これは凄いぞ……)
「V3305Nm君って結構背が高いかも……。/そんな印象なかったなぁ……」
(苦しくて気持ちよくて……)
「V3306Nm君?」
「V3307あ、ごっめーん」
「V3308苦しかったよね? 大丈夫」
「あ、いえ……。気持ちよかったです」
「V3309え?」
(うわっ……しまった……)
「V3310まったく……W60EoFe9聞いた通りにぃにはエッチ/なのね。W10EcF4怖い怖いFm3」
「え? に、にぃにはエッチって……」
「V3311ふふっ、W45Eo可愛い1年生に教わったの」
「み、美也のやつ……」
「V3312あら、W45EFe9m4このことで美也ちゃんをいじめたら/Fm3許さないわよ?」
「あ、いえ……はい……」
「V3313それじゃあねW20エッチなお兄Ecちゃん」
「せ、先輩!」
(くそっ、美也のやつ普段どんな話をしてい/るんだ……)
(……)
(まあ、でも今回は勘弁しておくか……。/先輩怒らせたらまずいし)
(それにしても先輩って……)
(やっぱスタイルいいよなぁ……うんうん)
……こうして、/森島先輩に腕マフラーしてもらった。
毎日腕マフラーで学校に通いたいなぁ……。
「先輩」
「V3314うん、どうかしたの?」
「腕マフラー以外に、美也と最近何かしてい/ますか?」
「V3315え? EFe9またなのNm君」
「V3316自分に正直にもほどがあるわFm3よ」
「す、すみません」
「V3317って、W45EFe9Ec私には言われたくないか!」
「ははは、確かに」
「V3318何か言った?」
「い、いえ別に……」
「V3319う〜ん、W45EoF9そうねぇ……」
「V3320あ! W45EF3おなべふ占いをしたわね」
「おなべふ占い? なんですかそれ?」
「V3321えっとね、EF3手首から関節まで、順番に/W30Wv260EcFe7m4お・Fm3な・べ・Fm4ふWv360ってEoF3たぐって行ってWv442……」
「たぐる?」
「V3322あ〜、W30EFe9m3やったほうが早いわ。/W15EF3Nm君、W15Ecちょっと腕を出して」
「え? あ、はい……」
「V3323いい?」
「は、はい」
「V3324ここ、W30Ecこの手首から始めるの」
(う……先輩に腕を捕まれている……。/それだけなのにすごくドキドキする)
「V3325で、W15Ecこうやって数えていくの。/W60Wv205EoFm4お・Fm3な・べ・Fm4ふ・お・Fm3な・べ・Fm4ふ……」
「なるほど……」
「V3326お・Fm3な・べ・Wv120Fm4ふ・Wv200お……。Wv230F3EcはいWv260、/W40EoNm君はお利口さんね」
「お、おりこうさんですか……」
「V3327うん。W45Eoお、がお利口さんで、W45EF7な、/が生意気。W45EF3べ、が勉強家で、W45EFe8ふ、は不良」
「へ〜、知らなかったなぁ」
「V3328他にも色々あるらしいんだけどね、/W45私が知ってるのはこのやり方」
「美也は何でした?」
「V3329ふふっ、W45EoFe9生意気になっちゃって怒ってた。/W45Ecそれがまた可愛らしくてね〜」
「森島先輩は?」
「V3330え……」
「先輩は何だったんですか?」
「V3331ひびきにやってもらった時は、W45Fe8m6Ec不良……」
「ははは、なるほど」
「V3332何よ! W45Fm8何がなるほどなのよ!/W45Fm4Ecふん、EoFm3さっきの占いは間違えね。Nm君/はお利口じゃなくて生意気ね!」
「そ、そんなぁ……」
……こうして、先輩に占ってもらった。
たあいのない事で表情がころころかわる先輩は、/本当に可愛らしいなぁ……。
(先輩と美也は、/他に一体どんな事をしてるんだろう?)
(……う〜ん、すごく気になる)
「先輩」
「V3314うん、Eoどうかしたの?」
「他にも何か、/美也としている事ってありますか?」
「V3315え? EFe9またなのNm君」
「は、はい……少し気になって」
「V3319う〜ん、W45EoF9そうねぇ……」
「な、なんでもいいんですけど……」
「V3298あ! W15EF3そうだそうだ!」
「あっ、何か思い出しましたか?」
「V4903えっと……」
「えっ!? そ、そんな事まで……」
「V2359う、うん」
こうして森島先輩に、美也との話を聞いた。/美也め……やっぱり羨ましすぎる。
n6ski_me00A
「森島先輩」
「V9691あ、Nm君」
「塚原先輩って医学部志望だったんですね」
「V9692ええ! すごいでしょ?」
「ちなみに何科なんですかね」
「V9693えーっとね、W45EF3小児科」
「なるほど〜、小児科ですか……」
「V9694ふふっ、W45EoFe7強面のひびきがお医者さんだと、/W45EFe9子どもが泣いちゃうかもね」
「え……」
「V9695あ……」
「べ、別の話をしませんか?」
「V9696そ、そうね」
n6ski_me00A
「せ、先輩!」
「V9697あら、EF2Nm君どうしたの?」
(うおおおおおっ! 今こそ出るんだ!/カマッテ光線!!)
「V9698Sえ……」
「V9699……ど、W15どうしたの怖い顔して?/W45EF9お腹でも痛いの?」
「あ、いや、そうじゃなくて……」
「V9700うん?」
「その……もし時間があったら何か/お話でも……」
「V9701な、W30なんだ、W45EFe6そうだったんだ……。/W45EFe9ちょっとびっくりしちゃったよ」
「す、すみません」
「V9702もちろんお話はOKよ。W45Eo何の話する?」
(カマッテ光線出なかったか……)
n6ski_me00A
n6ski_me00A
n6ski_me00A
「V9703公園く〜ん!」
「え? あ、先輩」
「V9704……W30何してたの?」
「えーっと、特には……あの先輩?」
「V9705ん? W45EF3どうしたの公園君?」
「もしかして僕のあだ名は公園君に/定着するんですか?」
「V9706え? 嫌?」
「で、できれば違う方が……」
「V9707ええ〜、W30EF9どうしてどうして?」
「その……なんて言うか、人には内緒に/しておきたいので」
「V9708Nm君……」
「V9709……」
「す、すみません生意気言って……でも」
「V9710ううん……W45EoNm君に言われて、/W30EFe9私もそう思ったの」
「V9711今思うとね……Wv90W60EFc私も、W30EoFe9あそこでNm君に/会えたから、W30ジョンの事を受け入れられた/んだと思うの……」
「先輩……」
「V9712あの時、W45EFe9あの場所にいてくれてありがと」
「そ、そんな事……」
「V9713はい! W45EF3しんみりした話はここまで。/W45Ec楽しい話をしましょ!」
「……そうですね。わかりました」
「V9714ふふっ、W45EoFe8期待してるわよ〜」
n6ski_me00A
n6ski_me00A
n6ski_me00A
n6ski_me00A
n6ski_me00A
n6ski_me00A
「あ! 森島先輩!」
「V9715ど、W30どうしたの?」
「先輩……僕の机に落書きしましたよね?」
「V9716え! W45EF9な、なんで私だってわかったの?」
「な、なんでって……」
「V9717Nm君は探偵さんだったの?」
「いえ違います。だって、相合傘に/名前が書いてあったじゃないですか」
「V9718あれ? W30EF4そうだっけ。/W45F3Ecでも可愛い絵だったでしょ?」
「ま、まあそうですけど……」
「V9719それなら問題なしね!」
「そ、そうですね……」
「V9720よし! W45Eoそれじゃあせっかく会えたんだし/何かお話して!」
n6ski_me00A
「森島先輩」
「V9721ん? W45EF3どうしたのWv92Nm君」
「その、ありがとうございました」
「V9722うんうん。W45Eoいいのよ、気にしないで」
「いえ、そういう訳にはいかないです」
「V9723もう……EFe6Nm君ったら。W15EFe7m3ところで……」
「はい?」
「V9724何がありがとうなの?」
「ええっ!?/わ、わかってなかったんですか……」
「V9725だ、だってNm君が、EF6いきなり来て/W30『ありがとうございました』EF9って言うから/さ……」
「あ、そうでしたね……。すみません、/誕生日プレゼントのお礼をと思って」
「V9726あ、W45EF3そうだったんだ」
「本当にありがとうございました」
「V9727ふふっ、W45EoFe9喜んでもらえて私も嬉しい。/W30F3Ecねね、Wv247EoNm君」
「V9728プレゼントのお礼、EFe9って言うのも変かも/しれないけど、EF3何かお話しない?」
「は、はい。わかりました」
「V0027ふふっ、W30EoおはようNm君」
「あ、先輩。おはようございます」
「V0029むむ、元気がないわね……。/W45EFm3ほら、しゃきっとしないと!」
「お、おはようございます!」
「V0030それじゃあね〜」
「は、はい」
(そういえば、3年生の推薦入学者が/発表されているらしいな……。/今後の為に見に行ってみるか……)
(……って言いながら)
(森島先輩に会えないか期待しちゃっている/んだけどね……ははは)
(掲示板はここにあるんだけど……。/あっ! やっぱり来てた)
「森島先輩。塚原先輩。こんにちは」
「V4000あ、Nm君。EF3ちょうどいい所に!」
「はい? な、なんですか?」
「V4001はい、W45EFe8Eoお祝いのメッセージをどうぞ!」
「え? お祝いと言われましても……」
「V0532ふふっ、W45Eo突然言われても困るよね?」
「ええ……はい。あれ?/塚原先輩何かいい事あったんですか?」
「V4002まあね!」
「V0533こらこら、/W45EF3はるかが威張る所じゃないでしょ?」
「V4003あ、EFe9m3そりゃそうね」
「もしかして……推薦入学の件ですか?」
「V4004わお! EF3Nm君冴えてるね。Wv90W15Ecその通り」
「推薦で決まるなんてすごいですね!」
「V0534そ、そんな事Fm3ないよ……」
「V4005国立大学の医学部よ! W45EFe8どう?」
「ええっ!? 国立……本当にすごい……」
「V4006ふっふ〜ん。Wv70W15EoF7まあ、W15F3Ecそれほどでも」
「V0535ふふっ、W45Eoはるかじゃないでしょ」
「本当ですよ……」
「V4007いいじゃない! W15EF3私も嬉しいんだもん」
「V0536ありがとうはるか」
「おめでとうございます」
「V0537ありがとうNm君」
「V4008いいよねぇ〜、W45EoF3これで卒業までEFe9遊びたい/放題だもんね〜」
「V0538そんなに遊び呆けないって……」
(……先輩は進路どうするんだろう)
「V4009またまた〜」
「V0539ま、まあちょっと羽をのばすけどね」
「あの……」
「V4010うん?」
「森島先輩の進路って……」
「V4011え? 私の?」
「は、はい。教えて頂けませんか?」
「V4012私は文系の大学に行く予定よ」
「文系の大学ですか……」
「V0540確か本命だけ残ってるんだよね?/……受験はいつだっけ?」
「V4013えーっと年明けかな、W30EFe9m3確か」
「V0541頼りないなぁ」
(文系の大学……進学かぁ……)
「V4014う〜ん。Wv60W15EoFe9m3まだ、自分のやりたい事が/いまいち決まらないんだよね」
「そうなんですか……」
「V0542……」
「V4015……難しいよねW20EFe9進路ってさ」
「難しそうですね……」
「V4016まあ、W45Eo大学は4年もあるし、/W15EFe9じっくり探してみるつもり」
「V0543そうね、慌てる必要はないものね」
(森島先輩……なんだか複雑な顔してる気が/するな……。進路で悩んでいるのかも)
「V4017Nm君も少しずつでいいから、/W15EFe9何か考えておいた方がいいと思うよ?」
「え? あ、はい」
「V0544頑張ってね」
「あ、ありがとうございます」
……こうして、先輩達の進路の話を聞いた。
僕の進路か……。
少しずつでも考えておいた方がいいんだろうな。
(進路かぁ……、もうそんな心配しなくちゃ/いけない時期なのかぁ……)
(そうだよなぁ、もうすぐ3年になるんだ/もんな……)
「V1646よっ! 大将。どうした?」
「あ、梅原か……」
「V1647おいおい、W45EFe6m3どうした? W45EF2お宝本を誰かに/没収でもされたか?」
「違うよ……。なあ梅原」
「V1648ん? W45EF1どうした?」
「進路の事とか考えたりしてるか?」
「V1649え? 進路?」
「うん、だってもうすぐ進級だろ?」
「V1650あ〜、W45EF4そっか」
「そっかって……緊張感ないなぁ」
「V1651まあ、W45Eo『為せば成る』の気持ちを/もっていればどうとでもなるだろ」
「なんだよそれは……」
「V1652座右の銘」
「また変えたのか……適当なやつ」
「V1653Nmは何か考えているのか?」
「考えているっていうか……」
「V1654うん?」
「漠然となら……っていうか、まあ少し/憧れている職業はあるよ。知ってるだろ」
「V1655え? W45EF4なんだっけ?」
・伝統と歴史ある仕事
・国家公務員な仕事
・テレビドラマでも大人気の仕事
「ほら、伝統と歴史のある仕事で……」
「V1656あ! W45Ecわかった!」
「V1657東寿司に弟子入りだ!」
「そうそう! そうだよな!/美味いし安いし! 伝統あるし!」
「V1658おお! W45F2EcわかってるじゃないかNm」
「って違うよ!」
「V1659ええ〜、W45EF6違うのか……」
「ほら、国家公務員な仕事で……」
「V1660おっ! W45Ecそっかわかったぞ!」
「V1661国会議員で美人秘書に囲まれて!!」
「そうそう! そうなんだよ!/男の憧れ美人秘書!」
「V1662いいよなぁ! W45Eo眼鏡が似合う感じのさ」
「V1663ええ〜、違うのか……」
「ほら、テレビドラマでも/大人気の仕事で……」
「V1664あ〜、W45EF3なるほど! W45Ecわかった」
「V1665お代官様だなっ!」
「げっへっへ、お主も悪よのう」
「V1666いやいや、W45Eoお代官様にはかないません」
「って違うよ! だいたいこれじゃ/悪代官だよ!」
「V1667な、なんだよ、W45EF9Nmも/のりのりだったくせによ……」
「……ふぅ、刑事だよ」
「V1668あっ! W45EF7そういえばそうだったな……。/W45EF3今も変わらずなのか?」
「まあな、言われればって感じだけど……。/他にやりたい事もないしさ」
「V1669なるほどなぁ……W45EFe9進路か……」
「……」
「V1670なあ、W45EF3刑事の話で思い出したんだが……、/W45Ec今週の『一喝刑事』見たか?」
「おお! もちろん見たよ」
「V1671真犯人が乗り込んでくるシーンは/しびれたよなぁ」
「ああ、まさかの展開だったよ」
「刑事二人が向き合うシーンも/良くなかったか?」
「V1672あそこは本当にしぶかった!」
「V1673……おほん!」
「V1674ここまできちまったのかオシイレ刑事」
(お、オシイレ刑事って何だよ……。/まあいいか……)
「ああ、いっぱい食わされたよ/カンブリ刑事」
「V1675カ、W45EF6カンブリかよ……W45EF8まあいい」
「V1676良くぞここまで、と言いたい所だが……。/オシイレ刑事、お前はまだわかってない」
「どういう意味だカンブリ!」
「V1677今はまだいえない……」
「そうはいかない……残念だがここでお前を/逮捕するっ!」
「V1678……そう上手くいくかな?」
「そっちこそ逃げられると思うなよ」
「V4018その必要はないわ!」
「V1679何っ!?」
「え?」
「V4019ずっきゅ〜ん!」
「V1680ぐああああ!」
「カ、カンブリ〜!!」
「V4020ふふふっ、W60あなたたちはここで死ぬのよ」
「V1681くそ……EcFm3ゆ、油断しちまったな……」
「し、しっかりしろっ!」
「V1682EoFe8m9俺はもう駄目だ……。EcW4EhF6奴を、止めてくれEcFm3」
「馬鹿な事を言うな!」
「V4021くすくすっ。Wv60W45EcFe4m3安心なさい……/EhFe8m3すぐに後を追わせてあげるから」
「そ、そうはいかないっ!」
「V1683いやぁ、W45Eo森島先輩のりのりですね!」
「まさか先輩も『一喝刑事』を見てるとは」
「V4022ふふっ、W15Eoあのドラマ最高よね」
「V1684ええ、W45Eo真犯人役で参加して頂けるとは」
「V4023何か楽しそうな事やってるからさ〜。/W45F3Ec思わず混ざっちゃった!」
(それにしてものりが良すぎる……)
「V4024二人ともすごく好きなんだね」
「V1685そうですね」
「V4025格好いいもんね〜、W45EFe9あのドラマ見ていると/EF3警察も悪くないかもっEFe9て思っちゃうよね」
「そうですね……」
「V1686でも、W45EFe9m3実際はすごく大変で、W45EFe6あんなに/華やかじゃないんだろうなぁ……」
「V4026うんうん。W15EoFe9大変そう」
「V4027私にはとても務まらないだろうなぁ……」
「V1687森島先輩なら刑事も/似合いそうな感じっすけどね」
「V4028ふふっ、W45Eoありがと」
「あ、先輩はどんな職業に就きたいと/思っているんですか?」
「V4029え? 私? W45EFe7n4……う〜ん、W45EF6そうねぇ……」
「例えば……休みがたくさんあって、/ボーナスが貰える仕事がいいなぁとか?」
「V4030う〜ん……」
「V4031そういうのよりは、W30EFe9長く続けても/飽きないような仕事がいいかなぁ……」
「V1688なるほど」
「そうなると例えば……」
・映画監督とかどうですか?
・将軍とかどうですか?
・お嫁さんとかどうですか?
「映画監督とかどうですか?」
「V1689え、映画監督?」
「V4032映画監督かぁ……W60EF3いいわね!」
「毎日が刺激的だと思いますよ?」
「V4033そうねぇ……。W45EoFe8m3悪くないわねぇ……」
「ですよね」
「V4034私が監督になったら、W45Ec美也ちゃんみたいに/可愛い子をいっぱい集めて、W15EoFe8凶悪な宇宙/生物と戦うEF3SFアクションを撮りたい!」
「いいじゃないですか先輩!」
「V4035ほんとFm3に!? W45F3Ecありがと。W45EoNm君も/出してあげるね」
「V1690え? W45EF9Nmだけっすか?」
「V4036しょうがないわね、W45EoFe9m3二人まとめて面倒見て/あげるわよ」
「V4037ほらっ! W15EFe8冒頭で襲われる役あるでしょ!/W30F3Ecその辺が似合いそうよね!」
「ええ〜……」
「V1691襲われ役っすか……」
「V4038涙有り笑い有りでEF36時間くらいの長編/スペクタクルを目指すわよ〜」
「な、長いですね」
「V4039ああ〜!! W45EF6ちょっと悩ましい問題が/あるわね……」
「V1692おっ? なんですか?」
「V4040ほらっ! W30EF3テレビのコマーシャルがある/でしょ? 夜にやってる」
「あ、はい」
「V4041にゃんにゃん娘絶対絶命!/W20EFe8m3国家規模の陰謀に巻き込まれた/美也ちゃんの運命やいかにっ!」
「V1693は?」
「V4042可憐な美少女達の壮絶な戦いを/描ききった意欲作! W60……EF9とかだと/W15いまいちインパクトに欠けない?」
「V4043やっぱり、W15Fm4もっとEcFm9グググッっとEo引き寄せ/られるコマーシャルを目指したいのよ。/Wv290W30EcFe6m3難しいけどねぇ……」
「先輩……それを決めるのは/監督じゃないですよ……」
「V4044え? そうなの? W45EF9ざーんねん」
「将軍とかどうですか?」
「V1694おい……W45EF9将軍って職業かよ……」
「V4045わおっ! W15EF3将軍いいじゃない!」
「毎日やりたい放題ですよ?」
「V4046いいわねいいわね!」
「V4047私が将軍になったら、W45EFe8まず美少女たちだけ/のくのいち軍団を結成ね!」
「V1695おお、W45Ecなんかいいっすね」
「V4048それで美少女軍団と一緒に、W45EFe8悪代官と/越後屋の打ち合わせをこっそりと覗き見/するの!」
「ははは、それも面白そうですね」
「V4049でしょう?」
「V4050で! W45EFe7部下にはわざと冷たくあたって、/W45EFe9いつ謀反をおこされるかドキドキしながら/生活したいわ〜」
「V1696え?」
「V4051最後はお寺に攻め込まれるの!」
「先輩……それじゃあ死んじゃうじゃない/ですか……」
「V4052あ、W35EFe9m3言われてみればそうね。W60EFe9Ec残念」
「お嫁さんとかどうですか?」
「V1697あ〜、W30EF3いいかも……」
「V4053う〜ん、W45EF6お嫁さんかぁ……」
「きっと似合うと思いますよ?」
「V4054お嫁さん……」
「V4055あなた、W45Ec今日のお弁当は大好きな/ハンバーグとから揚げ入りよ! W45Eoとか?」
「いいじゃないですか」
「V4056ブリキのお弁当箱に入った箸をEcFm3カラカラ/鳴らしながら帰ってきた旦那様に……」
「旦那様に?」
「V4057わあFm3、W45EF3今日もお弁当全部食べてくれたの?/W45Ec嬉しい! W45EoFe9明日も頑張るね。……EF3とか?」
「V1698うわぁ……W45EF2いいですね」
「V4058お仕事お疲れ様。W45EoFe9お風呂にする?/W45EF3ご飯を先に食べる?」
「……ごくり」
「V1699……ごくり」
「V4059それとも……W45Wv100EhFe9m4わ・Fm3た・し?Wv190EcF3 ……Wv250EoF3とか?」
「いいですね先輩!」
「V1700カンペキじゃないっすか!」
「V4060ふふっ、そうかなEo?」
「すごく似合いますよ!」
「V1701生唾もんでした」
「V4061くすっ、W45Eoありがと二人とも」
……こうして、森島先輩と少し進路の話をした。
先輩と話していると、/ちょっと暗くなりがちな進路の話も、/何故かすごく楽しく思える。
人柄なのかな?
「V4062あーーーっ!Wv45 いたいたWv118Nm君〜!」
「え?」
(あ、森島先輩が僕の名前を呼びながら/走ってくる。な、なんだろう?)
(いや! どんな用事だろうが関係ない。/僕は先輩に全力で応えるだけだ!)
「V4063Nm君ちょっといい!!」
「は、はい! なんでしょうか」
「V4064聞いてくれるNm君!」
「は! はい! なんでもどうぞ!」
「V4065ひびきったら酷いのよ! W30EF8酷くない?」
「え? ひ、酷いって何が酷いんですか」
「V4066ちょっと自分の進路が決まったからっEoて/浮かれちゃってさ! W30EF6もう」
「ど、どうしたんですか一体?」
「V4067それがね! W45EFe7m4『はるかは仕事とか/向かないわね』W45EF8って言いだして」
「そ、それで?」
「V4068『卒業したら誰かのお嫁さんになって、/W15EFe9m3夫の為に頑張るのが良いんじゃない』/W45EF8だってさー!」
「な、なるほど……。あれ? って事は/先輩は卒業後に結婚は嫌なんですか?」
「V4069え? け、W15結婚……」
「はい。なんか話の流れではそんな印象を/受けるんですけど」
「V4070そ、そんなこと……W45EF6ないけど……」
「じゃあなんで怒ってるんですか?」
「V4071う〜ん、W15……W45EoF9ひびきがちょっと/偉そうだったから?」
「ははは、なるほど。そういう事ですか」
「V4072あはは、W45EoFe9そういう事ね」
「V4073あ、W45EF6でもどうかなぁ……」
「V4074Nm君は、EFe9m3どう思う?」
「V4075私って……W45働くのと、EFe6お嫁さんと、Wv200/W45EF9どっちが向いていると思う?」
「え? ちょ、ちょっと考えさせて下さい」
「V4076うん……」
(お嫁さんの森島先輩……)
(間違いなくいい……)
「V4077……」
(ばりばり働く森島先輩……)
(それもいいよな……)
「V4078どうかな?」
「そうですね……」
・高校卒業したらすぐ結婚した方が良いですよ
・理想の上司ナンバーワンを目指してください
「高校卒業したらすぐに結婚した方が/良いと思います」
「V4079そう?」
「はい、すごく似合いそうですし……」
「V4080んもう……W45Eoそんなお世辞言っても/EF6駄目なんだからね……」
「本当ですよ! お世辞じゃないです」
「V4081本当に?」
「はい!」
「V4082お嫁さんかぁ……W50EFe7m4例えば……」
「例えば?」
「V4083ねえNm君……。私、結婚したら/EoFe9男の子と女の子が一人ずつ欲しいの」
「は、はい!」
「V4084とか?」
「あ、はい……そういう事です」
「V4085Nm君! W10Eo今日病院に行ってきたの。/W30EF9そしたらね、W45F3Ecおめでとうございますって/言われちゃった!!」
「ほ、本当ですか!」
「V4086とか?」
「あ……そうです! そういう感じです」
「V4087……あなた! W45EF9このマッチは何なの?/W45EF8しかも先週とは違うお店じゃない!/P0EcW45もう実家に帰らせて頂きます!」
「ご! ごめんなさい! もうしません!」
「V4088ふふっ、W45Eoどうして謝るの?」
「お、思わず謝っちゃいました」
「V4089おいたはいけませんよ? Wv90W30EoFe9m3あ・な・た」
「は、はい! もうしません!」
「V4090ふふっ、W45EoFe9冗談よ冗談」
「あ、そうですよね……ははは」
「V4091くすくすっ」
「理想の上司ナンバーワンを目指して/下さい」
「V4092え? W45EF9理想の上司ナンバーワン?」
「お嫁さんも似合うと思いますけど、その前/に格好良く働く先輩も見てみたいので」
「V4093え?」
「V4094……もう、Wv150W30EFe9m3急にそんな事言って……」
「似合うと思いますよ」
「V4095そうかな? W45EFe7m3例えば……」
「V4096あら、W45EFe8m3あなたが新入社員ね。/W45EF3私、広報部の森島はるか。W45Ecよろしくね!」
「は、はい! よろしくお願いします」
「V4097とか?」
「あ……。そ、そういう感じですね……」
「V4098やっほーNm君! W15Eo今晩付き合わない?/W15EF4え? W30EF9給料日前だから厳しいって?/W45F3Ecふふ、W45EoFe8おねーさんに任せなさい!」
「あ、ありがとうございます!」
「V4099とか?」
「あ! そ、そういう感じですね……」
「V4100いけない! W45EF9もうこんな時間! W30EFm3仕方ない/からタクシーで送るね。W45EF6B100……それとも、W45EFe9m3/うちでコーヒーでも飲んでいく?」
「せ、先輩? そ、そんなの駄目ですよ。/どこで覚えたんですか?」
「V4101がははは! W45EoFe8まぁまぁチミも/しっかりやりたまえ!」
「……それは駄目社長じゃないですか?」
「V4102あら? W45EF3そうだったわね」
「ははは」
「V4103ふふふっ」
……こうして、先輩と将来の話をした。
先輩がどの道を選ぶかはまだわからないけど、/その側にいられればいいな。
……なんて漠然と思った。
(あれ? 珍しく森島先輩が神妙な顔して/歩いている……。何かあったのかな?)
「先輩、どうかしましたか?」
「V4104あ、Nm君」
「なんか元気ないみたいですけど……」
「V4105う〜ん、W45EF9進路相談だったんだけどね……。/W45Ecこれが中々……」
「そうだったんですか……」
「難しそうですね、進路とかって……」
「V4106そうねぇ……W45EFe9m3こんなに色々と突っ込まれる/とは思わなかったわ」
「僕も具体的に考えてないので、/来年がちょっと怖いです」
「V4107え? W15EF3それじゃあ、/何かしらは考えているの?」
「あ……一応は」
「V4108へ〜、W45EF3どんな感じどんな感じ?」
「えっと……」
・わんぱく刑事
・イナゴマスク
・純情力士
「実はわんぱく刑事になりたいんです」
「V4109わお! EF3刑事さん? Ec格好いい!/Wv180W30EoFe9まあ、W15わんぱくは置いとくね」
「あ、そ、そうですね……」
「V4110すごいねぇ、W45EFe7刑事さんか……」
「あ、今のところは本当に/何となくですけど……」
「V4111結構似合うかもね」
「え? ほ、本当ですか?」
「V4112うん。W45Eo意外としっくりきたかも」
「ありがとうございます」
「V4113あっ! W15EF3じゃあ私はW30Nm君が逮捕した/犯人のリストとか作りたいなぁ」
「え? ……そ、それって」
「V4114え? W45EF6……あ」
「せ、先輩……今のって……」
「V4115う〜ん……W30EoF4ほ、W15EF3ほら!」
「V4116ちょっと楽しそうじゃないそういうの!」
「先輩がリストを作ってくれてると思うと、/励みになりそうです」
「V4117じゃあ、W45EF3頑張って張り込みとか/しちゃうのかな?」
「ええ! W15こう、ひっそりと隠れて……」
「V4118うんうん、W15Eo良い感じね!」
「物陰に立ちながらあんぱんと牛乳をW30……/W60はっくしょん!!」
「V4119え……」
「あ、す、すみません……」
「V4120もう、W45EoFe9m3そんなんじゃ犯人に/気付かれちゃうわよ?」
「そ、そうですね」
「イナゴマスクになりたいんです」
「V4121え? W45EFe7m4イナゴマスクって?/W45EFe9m3今やってるテレビのヒーローだよね?」
「あの……小さい頃は正義の味方になりたい/なって思っていたので……」
「V4122へ〜、W45EF3そうなんだ……」
「V4123可愛いなぁNm君」
「ええっ!? そうですか?」
「V4124うん。W45Eo私そういう気持ちって好きかも」
「あ、ありがとうございます」
「V4125Nm君は優しい感じがするから……。/W45EF3ヒーローに向いてるかもね。W30Ecふふっ」
「そ、そうですかね……」
「V4126でも……」
「え?」
「V4127皆のヒーローもいいけど……。W45EFe6m3私だけの/ヒーローもいいかなぁ……W45F3Ecなんてね!」
「え? そ、それって……」
「V4128あ! EF7あ〜……EF6その……。/EF4ほ、W15EF3ほら! F3Ec決めポーズは?」
「V4129ヒーローといったら決めポーズでしょ?/W30EF9何かないの?」
「あ、そうですね……」
「V4130さあ、W45F3Ecびしっと行ってみよう!」
「こ、こう腕を上げまして……」
「V4131おっ? EF3いい感じね」
「ここから、W30一気に身体を……W60/はっくしょん!」
「V4132え……」
「す、すみません」
「V4133……もう、W45EoFe9きまらないわね」
「純情力士になりたいんです」
「V4134……」
「V4135Nm君と話していると面白いわよね」
「そ、そうですか?」
「V4136まさか力士さんとは……。W45EFe9しかも何故か/純情なんでしょ?」
「あ、はい……」
「V4137ふふっ、W45面白いよね〜」
(おお? う、受け入れられた……)
「V4138力士さんかぁ……W45EFe7m4となると」
「はい?」
「V4142見合って見合って〜」
「V4140ほら! W30EoFe8立ち合いの稽古よ!」
「は、はい!」
(おおっ! 先輩……いや、親方の/ふとももが……)
(おおお、親方! おいどんは! /おいどんはいけない弟子でごわす!)
「V4141はっけよい!」
(親方を見て……土俵際一杯の/いけない弟子でごわす!)
「V4144のこった!」
「どりゃー……W120はくしょん!!」
「V4145え?」
「V4146そんなんじゃ土俵で立ち合えないわね」
「V4147……Wv45もしかしてW30風邪?」
「あ、違います。ちょっと足がすーすー/しちゃって」
「V4148あ、W15EF9そっか……W45Ec私が足の毛を剃っちゃった/からだ……W45Eoごめんね」
「あ! いえ、それは気にしないで下さい」
「V4149そう?」
「は、はい」
「V4150あ、W20そうだ! W45P5Ecはい、W45Eoこれあげるね」
「え? これって……携帯カイロですか?」
「V4151うん、W45Eoまだ温かいでしょ?」
「い、いいんですか?」
「V4152ええ」
(おお! やった!)
「V4153暖かい時期にすればよかったね」
「そうですね……。っていうか先輩」
「V4154ん? 何?」
「あの……なんで足の毛を剃りたかった/んですか?」
「V4155あ〜……、W45EFe9そっか言ってなかったっけ」
「V4156……」
「V4157実はね……Wv80W45EFe9トリマーになりたかったんだ」
「え? トリマーですか?」
「V4158うん、W45Eoわんちゃんや猫ちゃんのお手入れ/のお手伝いをしたりするの」
「なるほど……」
「V4159それでね、W45EF3おっきいわんちゃんの毛を/刈ってあげたりしたかったんだ」
「あ! そ、それでですか?」
「V4160うん。W30ごめんねNm君」
「い、いえ! それですごく手馴れた感じ/だったんですね」
「V4161手馴れてたかな?」
「はい、すごく気持ちよかったですよ」
「V4162ほんとに? W45Ec良かった〜」
(そうか……そういう事だったんだ……)
「V4163あ〜、W45EF3あとはオーストラリアのメリーさん/の毛を刈ったりしたいなぁ」
「メリーさん……羊ですよね?」
「V4164うん。W45Eoころころしてて可愛いわよね」
「確かに……」
「その……先輩」
「V4165ん?」
「なんでトリマーの夢を諦めたんですか?」
「V4166あ〜、W45Ecそれねぇ……」
「はい」
「V4167病気になった動物を見てられないから……/W45EFe9かな?」
「え……」
「V4168トリマーって、W45EFe6別に見た目だけを気にして/いればいいんじゃなくてね……。W15EFe9動物の/健康面とかにも気を配るんだけどね……」
「あ、そうなんですか……」
「V4169具合が悪いわんちゃんとかを見ると/悲しくて泣いちゃうんだよね」
「あ……なるほど」
「V4170で、W45EF8なんでこんなになるまで放っておいた/の馬鹿! Wv180W30EF6って……Ec言っちゃうから」
「え? そんな事があったんですか?」
「V4171うん。W45EFe6テレビのトリマー特集の時にね」
「テ、テレビですか……」
「V4172うん、W45Eoそれを見て諦めようと思ったんだ。/W45Ec動物の辛そうな所は見たくないから……。/W45EoFe9情けないよね」
「先輩……」
「V4173いっそ獣医になって、W45EFe6病気の子たちを/治すっていう位じゃないと駄目なのにね」
「そ、そんな事ないですよ……」
「V4174ふふっ、W45EoFe9慰めてくれてるの?」
「あ、いや……」
「V4175ありがと。W45Eoでも大丈夫よ。W45EFe6こう見えて色々/調べて、W45EFe9ずーっと考えて決めた事だから」
「……」
「V4176あ、そろそろ行かなきゃ!/W15EF3Nm君。W15Ecお大事にね」
「V4177風邪ひかないようにって事! W45Ecばいばい」
(先輩のカイロ……温かいな……)
(他のカイロなんかよりずっと温かい/気がする……)
(って、流石にそれは言いすぎか……)
……こうして森島先輩と進路の話をした。
普段はとぼけた感じの先輩も、/ちゃんと色々考えているんだなぁ……。/って、こんな事言ったら失礼だな!
僕も、もう少し自分の事考えないとな……。
(あれ? 森島先輩と塚原先輩……。/なんかいつもと雰囲気が違うな……)
(校舎裏の方に向かってる……。/気になるな、ついていってみるか……)
(……)
「V0545で、W45EF6どうしたのよ。こんな所まで来て?」
「V4178う、W45Ecう〜ん、W45EoFe9m3まあちょっとねぇ……」
「V0546ちょっとって……わざわざ校舎裏まで/連れてきておいて、それはないでしょう」
「V4179まぁ、W45Ecそうかもしれないねぇ……」
「V0547……Nm君の事ね?」
「V4180ん! W45F8Ecん〜、W30SdEoまあそういう捉え方も/EFe6m3出来なくはないかもねぇ」
「V0548何が捉え方よ……。/W45Eoずばりそうなんでしょ?」
「V4181う、W45Ecうん……」
「V0549で、どうしたの? ……W45EF7あれ?」
「V4182え?」
(あ……こっち見た)
「V0550……ふふっ、W45Eo面白い」
「V4183な、何?」
(き、気付かれてない……?)
「V0551ううん。W45Eoなんでもない。P3Fe6W45で、どうした?」
「V4184そ、その……W90EFe9年下って……難しくない?」
「V0552年下が難しい?」
「V4185その、W45Ecなんて言うかなぁ……」
(だ、大丈夫そうだな……)
「V4186……た、W15F3Ec例えばだけどね!/W30Eo例えばW15美也ちゃんいるでしょ?」
「V0553Nm君の妹さんよね」
「V4187その……W60EF9可愛いからって、EFe6こう、EF9すごく/可愛がると嫌がって逃げちゃうし……」
「V0554逃げちゃうし?」
「V4188その……W45Ecなんていうか……。/W45EoF9丁度いいバランスと言うか……」
「V0555……らしくないわね」
「V4189むっ?」
「V0556とりあえずいつものように本題を/しゃきっと言ってみなさいよ」
「V4190むむむ……」
「V0557ちゃんと聞くEoから」
「V4191……」
「V4192……年下の男の子に甘えたら変かな?/W45EF9嫌われないかな?」
(え? そ、それってもしかして……)
「V0558なるほど、W45Eoそういう事ね……」
「V4193そ、W45Eoそういう事よ……」
(ぼ、僕のこと……でいいのか!?)
「V0559……ねえ」
「V4194うん?」
「V0560どうしてそんなにあの兄妹にかまうの?」
「V4195え? W60EF9そ、EF6それはその〜……」
(そ、それは?)
「V0561……その?」
「V4196ほ、ほら! W30EFe9m3あの兄妹からは変な/カマッテ光線が出てるのよね〜」
「V0562ふふふっ。W45Eoカマッテ光線ねぇ……」
(カ、カマッテ光線って何だよ!)
「V4197そ、W45SdEcそうなのよ……」
「V0563まあ、W45そういう事にEoしておくか……」
(いや! そこは突っ込んで下さいよ……)
「V4198な、なによ……」
「V0564で、W45そのカマッテ光線にEoやられたはるかは/上手い具合にNm君をかまいたいと、/そういう事よね?」
「V4199ま、EFe8m3まあやられてはいないんだけどね」
「V0565……はるか」
「V4200な、W10なに?」
「V0566……思いっきり行きなさい」
「V4201ええ? W30EF6ど、W30EF9どういう事?」
(ええ? ど、どういう事ですか?)
「V0567今度Nm君に会ったら思いっきり……、/しかも、大胆に甘えてみなよ」
「V4202で、でも……W45Ec私年上だし……」
(と、年上だなんて関係ないですよ!)
「V0568それは大丈夫、W45Eo女性に甘えられたくない/男性なんて居ないわよ」
「V4203そ、そうかなぁ……」
(そ、そうです!)
「V0569今度会ったら、W45EF3ごろにゃーんって/思いっきり甘えてみれば?」
「V4204ごろにゃーん……」
(ご、ごろにゃーん……。/ごろにゃーんってどんなの!?)
「V0570ええ。W45Eo思いっきりね。中途半端は駄目よ」
「V4205……本当に大丈夫?/W45EF6変な人だって思われないかな?」
(お、思わないですっ!)
「V0571……大丈夫、W45Eo安心していいわ。W45EFe1あ、W45EFe3上手く/いったら私の分の掃除当番も宜しくね」
「V4206うん! W45Eoありがとひびき!」
(……あ、ありがとうございます塚原先輩)
「V4207よーし! W45F3Ec今度カマッテ光線出してたら/思いっきり可愛がっちゃうんだから!/W45EoFe8もうっ、W45EF3しょうがないなぁ!」
(お、思い切り可愛がっちゃう……。/も、森島先輩が……多分僕の事……)
「V0572いい? 隙をみせている所を狙うのよ。/W45EF3特に背後から仕掛けるのが効果的ね」
「V4208うんうん。W15EF3なるほど」
(……思い切り)
「V4209いよし! やるわよ〜」
「V0573期待してるEcわよ」
「V4210任せて! W45F3Ec目に物を見せてあげるわ!」
「V0574ふふっ、W45EoFe7楽しみね……」
(あ……)
(い、今もこっち見たよな……。やっぱり/塚原先輩は僕に気付いてたみたいだ……)
(僕に気付いた上で森島先輩にあんな/アドバイスを……)
(思い切り……)
(ごろにゃーんで……)
(か、可愛がっちゃう……)
(い、いったいどうなっちゃうんだ!?)
(……うう、駄目だ。/頭がこんがらがっちゃって、/変な考えしか出てこない……)
……こうして、/森島先輩と塚原先輩の話を聞いてしまった。
次に先輩に会った時……。
いったいなにが起きるんだろう……。
物忘れが激しい森島先輩ってところがまた怖い。/ああっ! もう……。
(やけに校庭に人が多いぞ? なんだ?)
(あ……あれって創設祭の準備か?)
(え? あ、あのでっかいロボットの足って/なんなんだ?)
(……ははは、なんか工場で一生懸命/作っている感じが出てて面白いかも)
(……)
(皆頑張ってるな……/クリスマスに向けて……)
(クリスマスか……今年のクリスマス、/僕はどう過ごしているんだろうな)
「V4211ごろにゃーーーーん!」
「え!? ご、ごろにゃーん?」
「V4212にゃんにゃん!」
「え? も、森島先輩!?」
「V4213何してるにゃん?」
「な、何しているって先輩こそ/何しているんですか?」
「V4214ん? にゃんにゃん攻撃?」
(にゃ、にゃんにゃん攻撃って……。/う、人だかりが出来てる……)
「V4215まいったか! にゃんにゃーん!」
「ま、参りました……」
「ふぅ……」
「V4216えへへ……W45Eo驚いた?」
「そ、そりゃ驚きましたよ。/一体どうしたんですか?」
「V4217え?」
「いきなり抱きついてくるなんて……」
「V4218う〜ん、W45F8Ecなんていうのか……」
「V4219カマッテ光線が出てたと言うか……」
「は、はあ……」
「V4220Nm君が校庭を見ながら微妙な顔付きを/してたから構いたくなっちゃって」
「び、微妙……」
「V4221ほら! W45EF3なんかマスコットみたいで」
「そ、そうですか……」
「V4222でね! W45Eo後姿を見てたら抱きつきがいが/ありそうだなぁって思ったの」
「だ、抱きつきがいですか?」
「V4223おっきい動物の背中って、/W45EFe9m3なんか愛くるしいでしょ?/W45F3Ecパンダさんとか!」
(僕はパンダさんなのか……)
「V4224それでEFe8ついにゃんにゃん/攻撃をしてみたって訳! W45F3Ecうんうん」
「ま、まあにゃんにゃんは良いんですけど/人前だとちょっと……」
「V4225あ、EF6そっか……」
「V4226ごめんね……W45EoF9私は良くてもNm君は/恥ずかしいよね」
「い、いや……」
「V4227Nm君が隙だらけだったからつい……」
(あ……そうか! 塚原先輩のアドバイスを/そのまんま実行したのか……)
「V4228はぁ……」
「い、いえ! 僕はどちらかと言うと/嬉しいからいいんですけど」
「V4229ほんとに?」
「はい。もう、これからもバンバン/やっちゃって下さい」
「V4230ふふっ、W45Eoありがと。/W30EFe9……Nm君優しいなぁ」
「そ、そんな……」
「V4231……で、W45Ec何を見てあんなに/隙だらけだったの?」
「あ、創設祭の準備です」
「V4232あ〜、W45EF3そういえばもうそんな時期ね」
「委員とか面倒なだけかと/思っていたんですけど……」
「そんなことないんだなぁって思って……」
「V4233あ、W45EF3わかるかも」
「V4234弟が家のクリスマスツリーの準備を/していると、W45Ec楽しそうだからついつい/混ざりたくなっちゃうもん」
「あ、先輩の家はツリーを飾るんですか?」
「V4235うん。W15Eo毎年飾ってるの」
「へ〜」
「V4236ふふっ、W45Eo毎年ちょっとずつ飾りつけを/増やしているんだ〜」
「なんか、いいですね」
「V4237後片付けは嫌いだけどね」
「ははは、なるほど」
……こうして森島先輩と話をした。
そろそろ、クリスマスがくるんだな……。
(あ〜、後片付け大変だったなぁ……)
(一休みしたいところだけど、/早く戻って着替えないとな……)
「あ! 森島先輩」
「V4238あ、W45EF3Nm君」
「これから体育ですか?」
「V4239そうなのよ〜」
(先輩の体操服姿……)
「V4240今日はバレーボールだったかな」
(いい……)
「V4241あれ? EF6違ったかな?」
(いいよなぁ……)
「V4242この時間はお互いに着替えと移動が/あるからあまり話せないわね」
「え? あ、そうですね」
「V4243Nm君はあまり話さなくても大丈夫/みたいEoFe8m4だけどFm3?」
「そ、そんな事ないですよ」
「V4244もう、W45EF9本当に?」
「僕は休み時間ごとに先輩と会えたらと/思ってますよ」
「V4245え?」
「毎時間そう思ってます」
「V4246も、W45Ecもう……EoF6急にそんな事いって……。/W45EF9本気なの?」
「もちろんです!」
「V4247……本当に? W15Ecそれじゃあ、/W15EoFe9m3これからは毎回一緒に着替えようか?」
「V4248Nm君は制服に、W45Ec私はジャージに/着替えるの。W30EoFe7そうすればぎりぎりまで/一緒にいられるわよ。Wv350W10EFe8どう?」
「え! ぎりぎりって!?/ど、どういうことですか?」
「V4249どういうことって……。/W45EF6そこまで私に言わせる気なの?」
「ぼ、僕が服を着て、先輩が脱いで……?」
「V4250W5Fm4う・Fm3そWv50。Ec冗談よ。W60EoF3風邪を引かないように/ちゃんと汗を拭くのよ。W45P3Eoじゃあね!」
「え? あ……はい! 気をつけます」
(ま、まいったなぁ……)
(あ! 僕ものんびりしてられないよ。/早く帰って着替えないと)
(あ! 森島先輩が食堂に一人でいるぞ。/これは一緒に食事をするチャンスだ!)
(よし! 早速行くぞ!)
「先輩、これから食事ですか?」
「V4251あら、Nm君。EF2きみも?」
「はい! そうなんですよ。/良かったら一緒にどうですか?」
「V4252う〜ん、W45EF6それはいいんだけど……」
「いいんだけど? どうかしたんですか?」
「V4253もう……W45EF6何を食べればいいのか……。/W45Ec決められなくって……」
「え? 決められない?」
「V4254うん……W45EFe9m3ほら、さすがに3年間もここで/食べてるとちょっと飽きたかなぁって」
「なるほど……」
「V4255あ〜……Fm3Wv60W15EoFe9何か面白いメニューは/ないかなぁ……」
「面白いメニュー……」
「V4256ぜいたく言ってるとは思うんだけど、/W45EFe9m3刺激が欲しいのよねぇ……」
「刺激ですか……」
「V4257うん。W45Fm3何かないかなぁ?」
(ここは先輩のために/何かいいアイディアを考えないと……)
「V4258って、W45EFe9Nm君も言われて困るよね」
「いえ! 僕にお任せください」
「V4259え?」
「僕が先輩に刺激的な食事を持っていきます/ので、先に座って待っていて下さい」
「V4260わお! Nm君本当?」
「はい!」
「V4261ふふっ、W45Eo楽しみにしてるね」
(よし! じゃあ買いに行くか……)
「お待たせしました」
「V4262待ってました!Wv60W30 ……EoF4え?」
「V4263それって……W45EF9ラーメン……だよね?」
「そうです。ただのラーメンです」
「V4264ええ〜、W45EF9それのどこが刺激的なの?」
「慌てないで下さい。/ここからが大事なんですよ」
「V4265え? W45EF3何か調味料でも入れるの?」
「違います……いいですか先輩」
「V4266ええ?」
「先輩は、誘拐犯にさらわれて両手を/しばられた状態です」
「V4267誘拐? W45EF9しばられる?/W15……W15EFe8どういう事Nm君?」
「刺激的なメニューなんて、今からじゃ/間に合いませんから、刺激的な状況を/作るんですよ」
「V4268刺激的な…E…EW45状況?」
「はい。いいですか? 繰り返しますが、/先輩は誘拐された状態です」
「……W15V4269Eoっていう事にするのね」
「そうです。そう思って下さい」
「V4270うんうん! Eoなんか楽しそう。W15それで?」
「さらわれて2日たってます」
「V4271わお! W45EFe9m3すごい! 大変じゃない!」
「しかも今日までご飯を与えてもらって/ません!」
「V4272怖いわ〜……。W45EF8きっと犯人はひびきね!」
「そ、それは先輩にお任せします」
「V4273それで!?」
「先輩を逃がさないように、/両手はロープで縛っています」
「V4274大変! W45EF9それじゃ食べられないわよ?」
「そこで犯人の一味である僕が先輩に/食べさせるって訳です」
「V4275た、W45EF3楽しそう! W45Ecやろうやろう!」
「は、はい……」
(こ、ここまで喜んでもらえるとは……)
「V4276ほら、Nm君!Ec 早く」
「じゃ、じゃあ行きますよ」
「V4277食事!? 食事なの?」
「は、はい」
「V4278こら……Nm君。/もっと乗ってくれないと駄目よ」
「あ、そ、そうですね……」
「V4279食事!? 食事なの?」
「ああ、しょうがねえから食わせてやるよ」
「V4280お、お願い! 早く!」
「待て待て! 熱いんだから/少し冷ますんだよ……」
「V4281い、意地悪しないで!」
「ったくしょうがねえな……ほら……。/まずはスープからだ……」
「V4282ああっ! お、美味しい……」
(あ、塩ラーメンのスープが垂れて、/てらてらと光っている……なんかすごい)
「V4283なんて美味しいの……」
「あーあースープがこぼれちまったよ……。/困ったねーちゃんだ」
「V4284お願い! もっと! もっと頂戴!」
「慌てるな慌てるな、/ちゃんと冷まさないと火傷しちまうぜ?」
「V4285で、でも……早く食べたいの……」
「まったく、いやしんぼうだなぁ……」
と、二人でのりのりで食事した。
……二人とものりのりすぎて、まわりから/すごい目で見られている事に気が付かなかった。
気付いた時には、男子の視線が痛くて……。
でも、先輩はすっごく楽しかったって言ってたから/よしとするか……。
(お、このクレーンゲーム新しいやつだな)
(ぬいぐるみか……。/あ、クマのやつ可愛いかも……)
(……よし、いっちょ挑戦してみるか)
「V4286こら! ゲームセンターに入るなんて/この不良め!」
「えっ!? あ……森島先輩」
「V4287ふふっ、W45Eo奇遇だねNm君」
「はい。びっくりしました」
「V4288一人でゲームセンターに来たの?」
「そうです。先輩もお一人ですか?」
「V4289うん。Eo今日は一人」
「良く来るんですか?」
「V4290ううん、W45EF3Nm君が入っていくのを/見かけたから来ただけ」
「V4291たま〜に、W15EFe9m3ひびきと一緒に来たりはする/けどね」
「そうなんですか」
「V4292Nm君はよく来てそうね」
「そうですね、ぼちぼちって感じですけど」
「V4293ねね、W45Eo何か一緒に出来るゲームとか/ないの?」
「一緒にですかぁ……」
「V4294あ! W15EF3あれ何?」
「え? あ、あれは相性占いですね」
「V4295占いも出来るんだ! W45Ecね、やろうよ」
「先輩って占いとかお好きなんですか?」
「V4296そうねぇ……。W45EF3うん、W45好き、W45EFe9m3かな?」
「珍しくはっきりしませんね?」
「V4297わお、W15EFe8m3言うわねぇ……」
「す、すみません」
「V4298占いに頼って何もしない! W45EFe9m3っていうのは/嫌いだけどね。W45EFe7m3こういう時に二人で相性/占いとかは……W45EF3いいんじゃない?」
「そ、そうですね! やってみましょう」
「V4299ふふっ、P3EoW30レッツゴー」
「ええと、まずお金を入れて……」
「V4300いくらなの?」
「200円です」
「V4301そうなんだ。はい、100円」
「あ、ありがとうございます」
「あとは、イニシャルを入力して……。/先輩はM・H……」
「V4302ふふっ、なんか楽しいね」
「そうですね。で、次は血液型……。/あ、先輩の血液型って?」
「V4303O型よ」
「はい。……で、次に質問が出ますので、/それに答えていってください」
「V4304どれどれ……」
「V4305どうだった?」
「え、えーっと……30%です」
「V4306何それ!? W45EF8いいの? W30EF3すごいの?」
「そうですね……すごく悪いです」
「V4307え?」
「100%に近ければ近いほどいいので」
「V4308な、W45EF8なんでこんなに低いの〜?」
「そ、それは僕にもわかりません……」
「V4309……」
(ふ、不機嫌になってる? こ、怖いけど/なんかちょっと嬉しいかも)
「V4310もっかいやる」
「で、でも同じ結果になっちゃいますよ?」
「V4311大丈夫。W15EF3はい、Ec100円出して」
「わ、わかりました」
「ええとまずはイニシャルを……」
「V4312待って」
「え?」
「V4313私のイニシャルは、L・Hにして」
「L・Hですか?」
「V4314うん、お願い」
「わかりました……。これで進めますね」
「V4315後は前と一緒でいいわ」
(Lってなんなんだろう……)
「結果が出ますよ」
「V4316うん……どうかな……」
「あ! すごい! 95%です」
「V4317やった! W45Eo大成功ね」
「すごく変わりましたね」
「V4318ふふっ、W45Eoすっきりしたわ」
「あ……でも先輩」
「V4319ん? W45EF3どうしたの?」
「Lって何ですか? Hははるかだと/思うんですけど……」
「V4320ラブリーのLよ」
「え? ラ、ラブリーですか……」
「V4321うん」
(確かに先輩はラブリーだけど……)
「V4322あ、そっか……。W45EF3Nm君には/まだ話してなかったね」
「何がですか?」
「V4323私の本名は、W45F3Ec森島ラブリーはるかなの。/W45Eoラブリーはミドルネームってやつね」
「ええっ!? せ、先輩ハーフなんですか」
「V4324えーっとね、W45EFe9m3正確に言うとクォーターね。/W45EF3ママがハーフなの」
「そ、そうだったんですか……」
「V4325おじいちゃんがイギリス人で、/W45EF3おばあちゃんが日本人」
(び、びっくりだよ……)
「V4326ラブリーっていうのは、W30EFe9m3おじいちゃんが/私につけてくれたミドルネーム」
「V4327Fm9まあ、W45Fm3私の国籍は日本だから、/W45Fm9ミドルネームが正式な物かどうかはFm3/わからないんだけEcどね」
「なるほど、ミドルネームか……」
「V4328私はラブリーってつけてくれて、/すごく感謝しているんだけど」
「V4329Fm9だいたい聞いた人は/微妙そうな顔をするのよね……W30F6Ec残念」
「そ、そんな事ないです!」
「先輩は……。名前に相応しいです。/すごく素敵です」
「V4330え……」
「V4331も、もう、W45EF6Nm君は時々そうやって/びっくりするような事を言うんだから」
「あ、すみません……」
「V4332ううん……W45EoFe9本当は嬉しい。W45F3Ecありがと」
「先輩……」
「V4333高校生になってからは、W45EFe6あまり人には/言わなかったんだけど……。/W45EF3Nm君には言ってよかった……」
「先輩の瞳が……ちょっと青みがかった/きれいな色の理由がわかりました」
「V4334そ、そうかな?Wv60EcFm3 ……Wv120EoFe9m3ありがと」
「あ、じゃあ先輩のおじいさんは/イギリスに住んでいるんですか?」
「V4335うん。W45Eoリヴァプールってとこ」
「……と、遠いんですよね」
「V4336あははは、W45Eoそうね。W45EFe9ちょっと遠いかもね。/W45EFe6だからあまり会えないの。EFe9残念だけど」
「そうですよね」
「V4337ふふっ、W45Eoでも毎年クリスマスには、/Fm4おじいちゃんとおばあちゃんがFm3遊びに/来るの。Wv320W30Ec楽しみ〜」
「そうなんですか、いいですね」
「V4338去年はおじいちゃんが持って来た古い/コメディ番組のビデオを一緒に見たの」
「え? せ、先輩……」
「V4339ん? どうかした?」
「先輩は英語……わかるんですか?」
「V4340う〜ん、W45EFe9m3なんとなくわかるくらいよ」
「ええ? す、すごいじゃないですか」
「V4341アメリカの英語にくらべると、W45EFe9m3イギリスの/英語の方が聞き取りやすい気がするの」
「そ、そうなんですか……」
「V4342まあ、W45EoFe6私だけかもしれないけどね。/W15EF4あ、W10EFe9m3ちなみにしゃべるのはかなり下手よ」
「え? じゃあおじいさんとは/どうやってコミュニケーションを/取っているんですか」
「V4343あはは、W45Eo実はおじいちゃん/日本語ばっちりなのよ」
「え? すごいですね」
「V4344そうなのよ。W45EF3日本語の吹き替え版を見て、/W45EFe8『こっちの方が面白いぞ!』W45EFe9って、/言っちゃうくらいペラペラ」
「へ〜、楽しそうですね」
「V4345面白いわよ〜。/W45Eo今度一緒にビデオを借りて見ましょうか」
「え!? い、いいんですか」
「V4346もちろん」
……こうして森島先輩と相性占いをした。
結果も良かったし、先輩の秘密も教えて貰えたし、/調子が良すぎてちょっと怖いかも。
(よし! 今日こそあのクマのぬいぐるみを/取ってやる!)
(まだあるよな……え? あれ?)
「森島先輩、何をしているんですか?」
「V4347え? あれ? Nm君」
「V4348またここで会うなんて〜、Ecすごいわね」
「そ、そうですね。先輩はどうして?」
「V4349うん、W45EFm3このクマさんが欲しくて!」
「え? ほ、本当ですか?」
「V4350え、W45EF9本当だけど? W45EF3Nm君と/占いをしていた時から気になってたんだ」
「そ、そうなんですか」
「V4351うん、W15Eoだから今日挑戦しに来たの……。/W45EFe9結果はご覧のとおりだけどね」
「なるほど……」
(これはチャンスだ……クマをゲットして/先輩にプレゼントしよう……)
「僕が挑戦してみてもいいですか?」
「V4352もちろん。W45EoFe9私じゃお手上げっぽいしね」
「よし……まあ、見ててください」
「V4353わお! W30EF3自信満々な感じでいいわね。/W45Ec頑張ってね〜」
(……う〜ん)
「V4354Nm君、やらないの?」
「え?」
「V4355台のまわりをぐるぐるしてるけど……。/どうかしたの?」
「森島先輩、クレーンゲームは/下調べが大事なんですよ」
「V4356なるほど〜、そういう事なんだ」
(……うん、これならなんとか取れそうだ)
「じゃあ行きます」
「V4357頑張って!」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ウィ〜〜〜ン
(よし! ここだ!)
Ti0Ts1/Ts2          ポチッ
「V4358あ! すごい! ぴったりね」
「ここからですよ」
「V4359あ、すごいがっちり掴んでる」
「どうだ?」
「V4360あ! あ!」
(粘ってくれ……)
Ti0Ts1/Ts2         カコンッ
(よし! 取れたぞ)
「どうですか先輩?」
「V4361わお! Ecオーキードーキー!/W45EoすごいねNm君」
「え? あ、はい」
「V4362感心しちゃった〜」
「あ、ありがとうございます」
「V4363あれ、W30どうしたの?」
「その、オーキードーキーって/どんな意味なんですか?」
「V4364ああ、W45Ec一般的に言うOKと一緒よ」
「え? そ、そうなんですか」
「V4365うん。W45EFe7まあでも大分お茶目な言い方に/なるのかな?」
「お、お茶目な?」
「V4366おじいちゃんの口癖なの。/W45EFe6最初は意味もわからずに真似しちゃって/たんだけどね」
「はい」
「V4367ひびきに、大分くだけた言い方だって/教えられたんだけど……」
「そうなんですか……」
「V4368でも、EF9なかなか変えられなくって……。/W15EFm3今も時々使っちゃうのよね」
「V4369ふふっ、W45Eoちっちゃい頃に色んないたずらを/してパパやママに怒られてると」
「V4370おじいちゃんが、W10オーキードーキーって/言ってかばってくれた……。/W45EFe9それで覚えちゃったみたい」
「可愛がられていたんですね」
「V4371ええ、今もね。W30EoちなみにW15おばあちゃんとも/すっごく仲良しよ」
「へ〜、そういうのってなんかいいですね」
「V4372このカチューシャもおばあちゃんから/プレゼントして貰ったの」
「あ、そうだったんですか」
「V4373ふふっ、W45Eo今年も会えるのが楽しみ」
「そうですね。僕も楽しみです」
「V4374え? W45EFe9m3どうして?」
「あ……その、先輩が嬉しそうに/しているのが、楽しくて……つい」
「V4375え……」
「……」
「V4376も、もう……W45EF6またそういう事を……」
「あ、すみません。そうだ! これを……」
「V4377え? W45EFe3さっきとったクマさんじゃない」
「もともと、先輩にプレゼントしようと/思ってたんです」
「V4378ええ? Nm君もなの?」
「え? も、って事は先輩もですか?」
「V4379う、うん。W45EF3ほら、EFe9このクマさんってW15/ちょっと困った感じの顔をしてるでしょ」
「あ、そうですね」
「V4380だから、取れたらNm君にEc弟ですよ〜/W45Eoってプレゼントしようと思ってたの」
「あ、そうだったんですか……」
「V4381ふふっ、Wv90W30EoFe9すごい偶然ね……」
「じゃ、じゃあいらないですよね……」
「V4382ううん。EF3もらうわ。Ecありがと」
「え? いいんですか?」
「V4383もちろん! W30EoF9だってW15Fm3Nm君がわざわざ/取ってくれたんだもん」
「V4384お家に連れて帰って、W45EFe8m3Nm君の代わりに/毎日可愛がる事にするねEcF3」
「ま、毎日可愛がる……」
「V4385一緒に寝たりね」
「一緒に寝たり……」
「V4386エッチなことしたらFm3怒ったりね」
「あ、す、すみません」
「V4387あら? W45EF3なんでNm君が謝るの?」
「あ……つい、謝っちゃいました……」
……こうして、/森島先輩とゲームセンターで過ごした。
(ふっふっふ……今日は森島先輩と/一緒にビデオ屋に行く日だぞ!)
(楽しみでしょうがない……)
「V4388あ、Is0お待たせNm君」
「V4389ごめんね。Is0大分待った?」
「いえいえ! そんな事ないですよ」
「V4390そっか、W45Ec良かった〜」
(ああ、喜ぶ先輩は可愛いなぁ……)
「V4391それじゃあ行きましょうか?」
「はい!」
「V4392楽しみね〜。貸し出し中じゃないと/いいんだけど」
「あ、そうですね」
「V4393あ……」
「ど、どうしました?」
「V4394借りられたらどこで見ようか?」
「え? あ……」
「V4395私の家にする?」
「え? せ、先輩のおうちですか……」
「V4396多分、誰もいないとは思うけど……」
「お、お邪魔してもいいんですか?」
「V4397うん。もちろん」
「じゃ、じゃあそれで!」
「V4398あ、でも……」
「どうしました?」
「V4399Nm君のお家にもお邪魔して/みたいなぁ……」
「え? そ、そうですね……」
「V4400駄目?」
「だ、駄目じゃないですけど……」
「V4401安心して。ベッドの下とかは/探ったりしないから」
「そ、そんな所には何もないですよ」
「V4402あ、そうなの?/なんだ……お兄ちゃんとは違うのね」
「あ、お兄さんがいらっしゃるんですか」
「V4403あー、話してなかったっけ?」
「はい、男兄弟がいるとしか……」
「V4404えーっとね、兄が一人で、弟が二人。/合計で四人兄弟」
「ええっ? 四人兄弟なんですか?」
「V4405うん」
「賑やかでいいですね」
「V4406そうねぇ、退屈はしないかもね」
(きっとお兄さんは、先輩が可愛くて/仕方ないんだろうな……)
「V4407まあ、どっちの家に行くかは、/借りてから決めましょうか?」
「そ、そうですね……」
(ど、どっちに転んでも/すごい事になってきたぞ……)
「えーっと、ビデオのコーナーは……」
「V4408あ! EF3あったあった! W45EFe7この辺りが/レンタルビデオのコーナーね」
「そうですね、あるといいなぁ……」
「V4409ぱっと見た感じだと、なさそうね……。/W45EF4あら? W45EF3あそこのカーテンって何?」
(おお!? あのカーテンの向こうは/いわゆるお宝ビデオコーナーだよ!?/せ、先輩を止めなきゃ)
「せ、先輩ちょっと待って下さい」
「V4410え? W45EF3どうしたの」
「あの……そっちに行っては駄目です」
「V4411え? W15EF9なんでなんで?」
「えーっと、それはですね……えっ!?」
「V1702……う!?」
(なんて事だ! このタイミングで梅原が/お宝ビデオコーナーから出ようとしてい/るじゃないか……)
「V1703あっ!? や、やばい……」
「V4412どうかしたの?」
(まずい、大ピンチだ……。お宝ビデオ/コーナーからの出口は一箇所のみ……。/このままじゃ梅原が見つかってしまう)
「実は、あそこのフロアはお得意様……。/そう! VIP会員しか入れないんです」
「V4413へ〜、そんなフロアがあるんだ〜」
「ええ……小さい頃良く分からずに入ろうと/してこっぴどく怒られた事があるんです」
「V4414怒られちゃうんだ〜」
「そうなんですよ。だから先輩も近づかない/ように……W30って! 行っちゃ駄目ですよ」
「V4415でも〜、中が気になるんだもん」
「そ、そのうちVIP会員になったら/招待しますから……」
「V4416ほんとに!? W45EFe8約束よ?」
「は、はい……。だから大人しく他の場所を/探しましょう」
「V4417そうね、W45Ecそうしようっか」
(いけ! 今だ梅原! 早く脱出するんだ)
「V1704助かったぜ……」
「V4418あれ? Nm君〜」
「あ! はい。今行きます」
……こうして、森島先輩とビデオを探した。
残念だけど、お目当てのコメディビデオは/置いてなかった……ついてないなぁ……。
それにしても梅原のやつは……/本当に困ったやつだ。
今度、お宝ビデオを没収するしかないな……うん。
「V4419あ、Nm君。EF3これから帰り?」
「あ、先輩。そうなんですよ」
「V4420そっか〜W45Fm3……それじゃあ、/W45EF3一緒に帰ろうか?Ec」
「は、はい!」
「V4421ふふっ、W45Eoそれじゃあ行こう」
(やった! 先輩と一緒に帰れるぞ)
「あの、先輩」
「V4422ん? W45EF3どうかしたの?」
「今日って、どこかに寄ったりするん/ですか?」
「V4423え? W45EF9特にそういうつもりはないけど」
「ちょっと先輩と寄っていきたい/所があるんですけど、いいですか?」
「V4424ふふっ、W45Eo良いわよ」
「V4425Nm君からそういう風に誘われる事って/あまりないから新鮮ね」
「そ、そうでしたっけ?」
「V4426うん。W45Eoどこに行くのか楽しみ」
「あ、あまり期待されても困ります」
「V4427はIs0〜い、W45Eo適度に期待しておくね」
「V4428あら、W30EFe9m3この公園だったんだ……」
「はい……」
「V4429ふふっ、W45Eo私もこの公園好きよ……」
「そうだったんですか?」
「V4430ええ……W45Eo昔は毎日来てたわ」
「……」
「V4431……」
「先輩」
「V4432うん?」
「去年のクリスマスにここで/僕と会った事って覚えてますか?」
「V4433え? Nm君と!?」
「……はい」
「V4434……」
(今日も、風が冷たいな……)
(……)
(中学最後のクリスマス……。僕はここで/まちぼうけに遭ったんだ……)
(……怖くて、本当の理由を彼女に/聞けなかったけど……)
(やっぱり気になる……。/僕の何が悪かったんだろう……)
(……時々冷たくしちゃったからなのか?)
(何か傷つけるような事しちゃったのか?)
(わからない……。だって、精一杯/彼女のために頑張っていたと思うし……)
(……はぁ)
(時間がたてば忘れられるって……、/そう思ってたけど)
(忘れられる物じゃないよな……)
「V4435あなたも見に来たの?」
「え?」
(だ、誰だ!? いきなり話し掛けてきて/……知り合いじゃないよな)
「V4436今日はよく見えるわよね」
「な、何がですか?」
「V4437ほら、あの海の向こうにおっきい山が/見えるでしょ?」
「山ですか?」
「V4438ふふっ、天気が良い日は、海の向こうの/景色が良く見えるのよね」
(山って言われてもなぁ……海の向こうって/すごく遠いんだぞ……見えるのか?)
「あ! ほ、本当だ! すごい……」
「V4439見えた? すごいよね」
「あんなに遠くにあるのに見えるんだ……。/どのくらい大きいんだろう……」
「V4440……」
「近くで見たら……/もっとすごいんだろうなぁ……」
「V4441ふふっ、見えると楽しくない?」
(あ、この人……。/よく見ると、すごくきれいな人だな)
「V4442……」
「V4443やっぱり、似てる」
「え? 何にですか?」
「V4444私が飼っていた犬に」
「え? い、犬ですか?」
「V4445さっきのうなだれながら首を振ってる/ところなんて、本当にそっくり……」
(そっくりって言われてもなぁ……)
「V4446あ! ほら! 今も!」
「V4447その微妙な顔! ふふふ」
「は、ははは……」
「V4448ふふっ……ご、ごめんね……くすくす」
「い、いえ……僕もなんだか面白いです」
「あの時、僕は本当に落ち込んでいて……、/これからどうやっていけばいいか、/わからなくなっていたんです」
「V4449……うん」
「でもあの日、/笑顔で話しかけてくれた森島先輩と……」
「海の向こうに見えた、/きれいな景色のおかげで……」
「本当に救われました……。その後、/男友達と馬鹿騒ぎも出来ました……」
「V4450……」
「それからしばらくして、先輩と同じ学校/だってわかった時は本当に嬉しくて……」
「V4451あ! W20EF9ま、待って!」
「はい?」
「V4452……そっか! W45EF3Is0そうだっ!/W45EcIs0Nm君が公園君だったのね!」
「こ、公園君……」
「V4453あっ、EFe9m3ごめんね。/W45EF3あの時お互い名乗らなかったでしょ?」
「ええ、そうですね」
「V4454……ふふっ、W60Eo実はね、W45EFe6私にとっても、/EFe9あの時に出会った事がすごく印象的でね」
「V4455公園で面白い子に会ったって話す時に、/W45Is0EFe9呼び名がなくて困ったから……、/W30Is0EFe6公園君って呼んでたんだ」
「あ、そうだったんですか……」
「V4456でも、本当にびっくり……。/W45EFe6Is0そっか、W45Ecそうだね……W45EoFe9Is0思い出したよ」
「良かったです」
「V4457あ……W45EF9今まで思い出せなくてごめんね」
「いえ、いいんです」
「V0025……Fm3」
「V4458Fm6……あの日、W45Ec私がこの公園に来たのは、/W45EoFe9m3ちゃんとした理由があったの」
「そうなんですか?」
「V4459私、W453歳の頃から飼っていた犬がいたの」
「V4460ジョンって名前でね、W30Fe9m3Ec私大好きで。/W45EoF3いつも一緒でEFe9毎日散歩してたの」
「V4461ジョンはこの公園が好きで、/W45EFe9ほんと毎日のように来てたんだけど……」
「V4462二年前のクリスマスの日に/死んじゃったんだ」
「そうだったんですか……」
「V4463それから一年間、W45Eoジョンの事を思い出す/たびに落ち込んでたけど……」
「V4464このままじゃFm3ジョンにも心配かけちゃう/なってEc思って……。Wv220W45EoFe6この公園に来たの」
「V4465そしたらなんと!」
「V4466ジョンの大好きだったベンチに座ってる/男の子がいるじゃない?」
「それが僕だったんですね……」
「V4467うん、そう。W60Is0EoFe9ジョンがしょんぼりしている/時と同じ感じで座ってたの。/W45EFe6それで、EFe9もうほっとけなくて」
「V4468ふIs0ふっ、Wv80W45Is0EoFe9ジョンはよく不細工だねぇって/言われてたんだけど」
「V4469あ、Is0EF3私はそんな風に思った事ないよ?」
「そ、そうですか……」
「V4470Ld……Wv40LeIs0なんていうのか、/W45EF3Is0すごく表情が豊かな犬だったの」
「V4471怒ったりしたらシュンとして……。/W15Is0EFe6m3楽しい時は本当に可愛い笑顔で……」
「V4472まあ、私の思い込みかもしれないけど、/W45EF3そういう時の顔が本当に大好きだったの」
「ジョンは幸せだったでしょうね」
「V4473そうかな?」
「はい。絶対幸せだったと思います……。/きっと先輩に感謝してますよ」
「V4474そっかな? W45EFm3Is0それなら私も嬉しい……」
「……僕もジョンに感謝しないと」
「V4475え? どうして?」
「ある意味、ジョンのおかげで先輩に/会えた訳ですから……」
「V4476ふIs0ふっ、Wv45W45Is0Eoそう言われてみればそうね」
「V4477ジョンと同じように、/W30Is0ベンチでションボリしてたものね……」
「はい」
「V4478……ねえ、Nm君」
「なんですか先輩」
「V4479なんで、あの時……。W60Is0/この公園のベンチに座っていたの?」
「V4480あ、EFe9m3言い辛ければ別に……」
「いえ、大丈夫です」
「中学3年生のクリスマスに、/この公園で待ち合わせをしていたんです」
「V4481え? W45EF7Is0そ、それって……W30EF9Is0デート、W15だよね」
「まあ、一応そうですよね……」
「V4482そ、W45EF6そっか……。W45F3EcINm君もやるね!/Wv280Is0EoFe9m3隅におけないな〜」
「いえ……。結局すっぽかされました」
「V4483え?」
「すっぽかされて……。/でも、理由を本人に聞くのが怖くて……」
「V4484……」
「そのまま卒業しちゃったんですけど……。/やっぱり、その事が忘れられなくて……。/当たり前ですよね」
「V4485そうね……Wv90W15Is0Ecきっと忘れられないわね……」
「……それで、何が悪かったのかを/考えるのにここに来てたんです」
「V4486そっか……。W45EF9Is0それで落ち込んでいたのね」
「はい……。でも先輩のおかげで大分/気持ちが楽になりましたよ」
「V4487ほんとに?」
「ええ」
「V4488ふふっ、W45Eoそう言ってくれると嬉しい」
「V4489でも、EFe6あれね」
「V4490お互いにクリスマスには寂しい思い出が/あるわね……」
「そ、そうですね……」
「V4491……」
(先輩もクリスマスに悲しい思い出が/残ってるんだ……)
(今年のクリスマスは……、/お互いに楽しい思い出を残したいな……)
(いや……僕はともかく、/先輩には思いっきり楽しんで欲しい……)
(頑張ってみるか)
「今日は混んでるなぁ」
「V1705そうだなぁ、W45EFe6二手に分かれるか」
「それがよさそうだな……どっちにする?」
「V1706俺が買ってくるから、W20Ec座席確保を頼む」
「オッケー。じゃあラーメン頼むよ」
「V1707なんだ、またラーメンか」
「好きなんだから別にいいだろ?」
「V1708まあな、W40Ecんじゃ行ってくる」
(えーっとどこか空いている席は……。/あれ……空いてない?)
(しょうがない、テラスに行くか)
「梅原ー。外に出てるー」
(どこかないかなぁ……。/お、ここが空いてるな)
(ここにするかぁ……)
「V4492あら、Nm君じゃない」
「え?」
「あ、森島先輩」
「V4493これからお昼?」
「あ、そうです」
「V4494へ〜、W45EF3そうなんだ〜、W30Ec実は私もそうなの。/W45EoFe9良かったら一緒に食べない?」
「あ、そうですね……」
「V4495ふふっ、W30Eo良かった……」
「先輩はうどんですか?」
「V4496うん。W45Eo今日は温かい物が食べたくって」
「あ〜、わかります」
「V4497だよね〜? W45EF4あれ、W30EF6Nm君のは……」
「V0575はっは〜ん、そういう事か……」
「V4498え?」
「V0576どうも見かけないと思ったら、W45EF3Nm君と/一緒に食事を取るつもりだったのね」
「V4499そ、W30EF8そんなんじゃないもん」
「あ、あれ?」
「V0577へ〜……。W45EF3じゃあどういう事なの?」
「V4500そ、EF6それは……」
「V4501わ、W45SEF6私がここに座ってたら、W45EF3偶然にも/Nm君が隣に座ってきたのよ……」
「え……」
「V0578ふぅ〜ん、W45Eoそっか……偶然なんだ」
「V4502そうよ? 他に何があるの?」
(先輩が座ってきたんですけど……)
「V0579残念ねぇ、W45Eo向こうにはるかの席もとって/おいてあるんだけど……。/W45EFe7m3余計なお世話になっちゃったかな?」
「V4503あ、そ、EcF6そうなんだ……。W30Eoまあ、/W15EFe9m3それなら丁度いいわね。W30EcF4せっかくだし/そっちの席に行こうかな……」
「V0580え? いいの?」
「V4504い、W15EcF6いいも悪いも、W15EoFe8m3もともと偶然だしね。/P3SdFe9m3W30Wv240じゃあねWv272Nm君」
「V0581くすくす……W45EoFe6素直じゃないなぁ……。/W30EFe3ごめんねNm君。またね」
「あ、はい」
(な、なんだったんだろう……)
(先輩から一緒に食べようって誘って/くれたのに……)
(しかも僕が後から来ただなんて嘘を……。/もしかして……)
「V1709あ、おいなんだよ?」
「V1710いつの間にうどん買ってきたんだ?/W45EF7あんなに混んでたのに」
「あ! しまった。せ、先輩は……。/いない……」
「V1711何かあったのか?」
「何かあったか……って言われると、/特に何もないんだけど……」
「V1712なんだか良くわからねーなぁ……」
(仕方ない、このうどんは伸びる前に僕が/食べよう……それで後で先輩に代金を/払えばいいや……)
「V1713ほれ、Nmの分のラーメン」
「あ、ありがとう」
「V1714うどんとラーメンとは恐れ入るねぇ」
「い、いいんだよ……。さ、食べよう」
「V1715そうだな、W30Ecいっただっきま〜す」
(とりあえずうどんから食べるか……)
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ズルズルッ……
「Ts4ぶっ!!」
「V1716な、なんだよ?」
「す、すまん……何でもない……」
「V1717おいおい、具合でも悪いのか?」
「いや、ちょっとむせただけだよ……」
「V1718そうか? 頼むぜ大将……」
(このうどん。すっごく伸びちゃってるよ)
(5分10分じゃないぞ……この伸び方は。/大分前に作った感じだ……)
(って、ことは……)
(先輩は大分前にうどんを買っていたって/ことだよな?)
(何で食べなかったんだろう……?/もしかして、僕を待っていたとか?)
(……)
(いやいや、さすがに自信過剰だよな……)
(でも、他に何か理由があるかな?)
(塚原先輩に見つかった時も/様子が変だったし……)
(なんていうか照れてる感じだったし……)
(え? やっぱり僕を待ってて……、/それをからかわれて照れたんじゃ……)
「V1719な、なあNm」
「V1720やっぱ、具合でも悪いのか?」
「な、なんで?」
「V1721それとも最近は麺を伸ばして食べるのが/流行ってるのか?」
「え? あ! し、しまった……」
「V1722うどんもラーメンも酷い有様だぞ?」
「そ、そうだな……」
……こうして、梅原と一緒に食事をした。
と、言っても僕のラーメンも先輩の残したうどんも/麺が伸びきっちゃってて、とても食べられたもん/じゃなかった……。
(こ、こ、これはっ!!)
(この下駄箱に入っているびんせんは……。/まさか、ラ、ラブレターか!?)
(待て待て、落ち着くんだ……。梅原あたり/のいたずらの可能性もある……。浮かれ/過ぎは禁物だぞ……)
(と、とにかく中身を確認せねば)
「V4505あら、Nm君」
「えっ!?」
「V4506ふふっ、W45Eo今から帰るの?」
「え? あ、はい……」
「V4507おや? W45EF3今後ろに隠したのはなぁに?」
「い、いえ……別に……」
「V4508むむ?」
(し、しまった急いで隠したけど間に/合わなかったか……)
「V4509なにかなぁ〜」
(う……)
「V4510……」
(そ、その目は……)
「V4511よしよし、Wv63EoNm君」
(まずい……)
「V4512はい! W20Ecお手!」
「は、はい!」
(うおお! しまった……。/あっさりと渡してしまった……)
「V4513え? W45EFe9m6この可愛いびんせんって……」
「V4514も、もしかしてラブレター……W45EF9かな?」
「え? いやぁ……どうでしょう……」
「V4515だ、だって……W45EF6これはどう見ても……」
「ま、まあそれっぽいですけどね」
「V4516そ、そうよねそれっぽいね……」
「ええ……」
「V4517あ、も、EF6もしかして、W30EF9こういうのって/よく貰ってるの?」
「そ、そうですね……」
・残念ですけど多分友達のいたずらですよ
・実は結構貰ってますよ
「残念ですけど、多分友達の/いたずらですよ」
「V4518そ、そうなんだ……EF6ふぅん」
「まったく困ったやつですよね。/けしからん」
「V4519そ、W45EFe9m3そうねぇ……」
「よし! 今日と言う今日はきっちり/言ってやらないとなっ!」
「V4520え?」
「先輩! 失礼しますねっ」
「V4521Sえ? Nm君」
「実は結構貰ってますよ」
「V4522そ、そうなんだ……W45EF6ふぅん」
「もちろん先輩ほどは貰えないですけど、/いやぁ、困りますよねぇ?」
「V4523う、うん……W45EFe6そうなのよね……」
「まあでもありがたい話なんですけどね」
「V4524ええ……」
「あまり待たせても悪いと思うので、/さくっと読まないとなぁ……」
「V4525まあ、そうだよね……」
「V4526え? Nm君」
(よし! 誰もいないぞ)
(さて、それじゃあ早速……)
「V4527へぇ……W45ここがNm君の机なんだ」
「え?」
「せ、先輩?」
「V4528ん? W45EF3どうかしたの?」
「こ、ここ2年生の教室ですよ?」
「V4529あー、W45EF3うん。W30Ecそうとも言えるね」
(ほ、他にどう言うんだろう……)
「V4530それで、どうだったの?」
「え? あ、まだ読んでませんよ……」
「V4531ふ、ふ〜ん、W15EFe6そうなんだ……。/W45EF9読まないの?」
「え? もしかして先輩……」
「V4532な、何?」
「気にしてくれてます?」
「V4533な、S何が!?」
「ラブレターの事……」
「V4534き、気にしてなんかないわ!」
「で、でも……」
「V4535べ、別に私には関係ないもの。/W45EcF8じゃあね!」
「え? あ、せ、先輩!」
(まずい……怒らせちゃったかも……)
(しかし、今は先輩を追いかけるよりも/早くこの手紙を読まなくては……)
(よし、読むぞ……)
(えーっと……今年の入学式であなたを/見かけてからずっと好きでした……)
(……今年の入学式)
(おい、これは美也宛てじゃないか!/なんだよ! 普通、苗字一緒だからって/間違えるか?)
(靴見て気付けって! まったく……。/人騒がせなやつだ)
(あ! まずい森島先輩……。/まだ校内にいるかな……)
(と、とにかく下駄箱に行ってみるか……)
「V4536あ、SあらNm君」
「も、森島先輩?」
「V4537また会うなんてEoFe9m3奇遇ね」
「え? き、奇遇ですかね?」
「V4538そ、そうでしょ? W45EF9だってたまたま/ここを通っていたらNm君に/会っちゃったんだもん」
「た、たまたまですか……なるほど」
「V4539うん。そう。W45たまたまFm3よ」
(こ、これはもしかして僕の手紙が/気になって待っていたんじゃ?)
「V4540で、W45ど、どうだったの?」
「何がですか?」
「V4541手紙……」
(や、やっぱりそうだ……)
「V4542ま、まあFm3別にいいんだけどね」
(先輩が、ちょっとやきもちやいてくれてい/るんだ……嬉しいかも……)
「V4543Nm君?」
「ははは、実は妹宛てだったんですよ」
「V4544え?」
「苗字が一緒だから、間違えたんでしょう/ね……。まったく人騒がせですよ」
「V4545そ、W45EFe9Ecそうだったんだ〜。Wv140W30Eoへ〜」
「V4546ふふっ、W45Wv80そっかそっか〜」
「……」
「V4547あ、W45EFe8m3美也ちゃん宛てで残念ねWv152Nm君」
「いえ……そんな事ないですよ」
「V4548え? W45EF6ど、W45EF9どうして?」
「先輩を不安にさせずにすみましたので」
「V4549な!?」
「V4550そ、そんなことないわよ。Ecもう!/Wv172W15Eo変なNm君」
「す、すみません……」
「V4551まったく……。W45Ecもう……。/W15P3EoF3W30ほら、W45Ec早く行こう」
「V4552あれ、一緒に帰らないの?」
「あ、そ、そうですね。すみません。Ea6F3a6/すぐに準備します」
……こうして、森島先輩と一緒に帰った。
先輩は上機嫌で、よく笑ってくれた。/うん、間違えで良かったかも……。
(な、なんだこりゃ!?)
(僕の机にすごい勢いで落書きがされてる)
(くそ……誰の仕業だ……)
(教室には怪しい感じの/やつはいないな……)
(なんだよなぁ……ん? あれ?/僕と森島先輩の相合傘が書いてあるぞ)
(……もしかして先輩が書いたのか?/う、嬉しいけど、いったい何で?)
(う〜ん、先輩に聞きに行くか……)
(森島先輩は……)
「V0582Nm君。どうしたの?」
「あ、塚原先輩」
「V0583もしかしてはるかを捜しに来たのかな?」
「あ……一応そうなんです」
「V0584一応って?」
「実は僕の机の上に落書きがありまして、/その落書きが犬とクマの絵と相合傘で、/僕と森島先輩の名前が……」
「V0585ええ? W30S落書きが?」
「はい……それで森島先輩が何か知って/いるかなぁって思ったので」
「V0586……ごめんなさいNm君。/W45Eoそれは多分私のせいね」
「え? ど、どういうことですか?」
「V0587実はね……」
「V0588ふふっ、W45Eo最近Nm君とすっかり/仲良しみたいね」
「V4553そ、W45EFe9そうかな?」
「V0589……ついにはるかも覚悟を決めた?」
「V4554何言ってるのよ、W45EF6結婚するとかじゃ/ないんだし、W45EF8覚悟も何も無いわよ」
「V0590へ〜」
「V4555な、W30何よその目は……」
「V4556だ、だいたいNm君が/勝手に懐いてるだけなんだからね」
「V0591あ、そうなんだ〜」
「V4557そ、W45EF6そうよ?」
「V0592それは迷惑よね。W45EoFe1m3少し嫌がらせでも/すればすぐに逃げて行くんじゃない?」
「V4558え? W30EF9い、嫌がらせ?」
「V0593ほら、猫とかって一度悪戯したりすると、/二度と近づいてこないって言うでしょ?」
「V4559ち、近づいてこない?」
「V0594ええ。W45Eo迷惑してるなら、思いきって/そのくらいしてみたら?」
「V4560う、W45F8Ecう〜ん……」
「V0595あれ? やっぱり嫌なの?」
「V4561そ、W15EF8そんな事ないわよ! 見てなさい!/W45EFm3Nm君をきっちりしつけてくるから」
「V0596さすがはるかね。Eoまあ頑張って」
「V4562ええ! 早速行ってくるわ」
「V0597という事があって、/W45EF1それで落書きをしたんだと思う」
「そ、そうだったんですか……」
「V0598ふふっ、……W45Eoはるかったら本当に/面白い子よね」
「そうですね」
「V0599EF7……それにしても、/W45EF3嫌がらせが落書きとは……W20Ecふふふっ」
「可愛いですよね」
「V0600そうね、W45EFe6まあもともと他人に嫌がらせ/なんてした事無いから、W45EFe7何をして/良いのかわからないんだろうね」
「V0601ここから先は私の想像だけど……」
「想像ですか?」
「V0602ええ、きっと……」
「V4563確かNm君の机は〜W45EF6っと……。/W45EF3あ! ここね! W45EFe8この鞄見覚えがあるわ」
男子A
「え? あ、あれって森島先輩」
男子B
「な、何しにきたんだろう?」
「V4564あ〜W20EFe9m3いいからいいから。W15F3Ec大丈夫。/W30Eoすぐに出て行くからほっといて」
「V4565さーて、W45EFe8m2嫌がらせと言えば落書きよね。/W45F2Ecまずはダッ君を描いちゃおうかな……」
「V4566……あら可愛い」
「な、何か書いてる」
「ほ、本当だ……」
「V4567う〜ん、W60EoF9ダッ君だけじゃなんか寂しいな。/W45F3Ecクマさんも描こうっと……」
「V4568うわぁ、F3Ecいいじゃない。W30Eo我ながら可愛い」
「V4569うん……。W15相合傘も描いちゃFm4おうっと。W15Fm3/ふふっ、W30Eo……いいわね」
「な、なんか凄く楽しそうだな」
「可愛いなぁ……」
「V4570あ、名前もF3Ec書いちゃおうっと……。Wv150W30/EoFm4Nn……と、W15はるか……。W20F3Ecふふっ」
「V4571あれ? W45EF8これって嫌がらせになってる?/W30EF6なんか違う気がしてきた……W45EF3まあいっか、/楽しかったしEc。P6W15か〜えろ」
「V0603こんな感じなんじゃないかな」
「ははは、確かにそんなイメージですね」
「V0604高校3年生にもなって相合傘だなんて、/はるからしいと思わない?」
「はい、そう思います」
「V0605ふふっ、Eoそうだよね。W45Fm1あ、でも/Nm君は驚いたよね。Fm3ごめんね」
「いえ、びっくりはしましたけど、怒って/はいません……。むしろ嬉しいです」
「V0606なるほど……」
「え?」
「V0607そうやってはるかを虜にしたんだ。/ちょっとだけわかった気がする」
「そ、そんな事ないですよ……」
「V0608ふふっ、可愛いわね。Eoほんと」
(ま、まいったなぁ……)
……こうして、落書きの真相を/塚原先輩から聞いた。
森島先輩って本当に可愛いなぁ……。
「V1723なあNm」
「ん? 梅原かどうかしたのか?」
「V1724掲示板に人だかりが出来てたんだけど、/W45EF7あれってなんなんだ?」
「ああ、3年生の推薦入試関連だよ」
「V1725推薦入試か……W45EF3なるほど、W45EFe9そう言われれば/そんな時期だな」
「ああ、早いもんだよな……」
「V1726この時期に進路が決まっちゃえば、/W45F2Ec後はのんびり過ごせそうだな」
「うん。確かに」
「あ、そういえば塚原先輩は推薦入学を/決めたらしいぞ」
「V1727え? そうなのか? W45EF3どの辺だ?」
「えっと、どこか国立の医学部だって話だ」
「V1728おおっ、W45EF3すげえじゃねえか!」
「うん。まあそうだけど……」
「V1729なんだよ? W45EFe9あまり興味ない感じだな?」
「だって、別に……」
「V1730おいおい。W45Eoよく考えてみろ」
「V1731お医者様だぞ?」
「うん……」
「V1732って、ことは……。W45EF3塚原先輩の所に婿へ/行けば一生食べさせて貰えるぜ?」
「まぁ、頼りがいのある奥さんになりそう/だけど……」
「V1733間違いないね」
「V1734あ、W45EF7森島先輩は進路どうするんだろう?」
「う〜ん、どうなんだろうな……」
「V1735相当焦ってるだろうな」
「そうかなぁ?」
「V1736だってさ、W45EFe9m3もしNmが先に進路を/決めたら俺は焦るけどな」
「うーん……」
「いや、森島先輩なら大丈夫だろ」
「V1737なんでだよ?」
「そ、それは……なんとなくだけど」
「V1738だいたいさ……。W45EF9森島先輩も可愛いけど/ちょっと頼りないよな」
「いやいや、女の子は少しドジな方が/可愛いだろう?」
「V1739いやいや……」
「V1740さっき理由を聞いて納得したけど……W45EFF3最近/塚原先輩が笑ってる姿が増えたよな?」
「あ、うん……」
「V1741普段ちょっと近寄り難いイメージの塚原/先輩が見せる笑顔……W45EoFe8ぐっとこないか?」
「ま、まあ確かにな……」
「ちょっと雰囲気が柔らかくなったかも」
「V1742だろ?」
「V1743普段から全開でゆるい感じの森島先輩と、/W45EF3普段はきちんとしてて、時折優しげになる/塚原先輩……W45Ecどっちがいいと思う?」
「ちょ、ちょっとそれは……」
「V1744それにさ……」
「な、なんだよ……」
「V1745森島先輩、W45EF9この前も買い食いしてたから、/結婚したらすぐに太るかもしれないぜ?」
「そ、そんな事はないだろう?」
「V1746どうして、そういいきれる?」
「そ、それは……」
「V1747塚原先輩みたいに運動もしとかないと/やばいんじゃねーかなぁ」
「まぁ確かに将来の事はわからないけど」
「V1748あーーーっと、W45SdEFe7m4今呼ばれたな……」
「え? お、おい!」
「V1749Sそれじゃお先!」
「V4572……」
「あ、あの……森島先輩?」
「V4573なに……」
「あ、あまり気にしないで下さいね?」
「V4574べ、別に気にしてなんかない……」
「そ、そうですよね」
「V4575ただ……」
「ただ?」
「V4576Nm君も……ひびきの方が……」
「あ、いえ、それはないですから」
「V4577え?」
「僕は森島先輩派ですから」
「V4578そ、W45EF3そうなんだ……W45Ecふぅん……」
「V4579ま、まあ、W45EFe9別に私は……W45EFe6いいんだけど」
「だからあまり気にしないで下さい」
「V4580やだな〜、EoNm君。/Wv70W30EF3別に気にしてないって」
「え? あ、そうですか」
「V4581じゃあ私教室に戻るから。W45Ecばいばーい」
「あ、はい……」
(な、なんていうか切り替えの早い人で/良かった……)
(あれ? 森島先輩と塚原先輩が掃除を/している……)
(これはチャンスだな……。/是非手伝わせてもらおう)
「二人で掃除ですか?」
「V4582え?」
「V0609ん?」
「V4583あれ? W45EF3Nm君。どうしたの?」
「あ、特に用事って訳じゃないんですけど」
「V0610まだ帰ってなかったんだね」
「はい。まあ、慌てて帰っても特に/やる事ないですから」
「V0611ふふっ、W45Eoそっか」
「掃除手伝いますよ」
「V4584えっ!? EF3いいのNm君。W30EFe9助かるわ〜」
「はい。もちろんです」
「V0612本当に健気ねぇ……」
「え? な、なんですか?」
「V0613ううん。W45EoF3なんでもない。W45Ec助かるわ。/W45Eoはるかが掃除をちゃんとやらないから/困ってたのよ」
「V4585そ、そんな事ないでしょ」
「V0614はいはい。W45EoそれじゃあNm君には/大きめのゴミ拾いをお願いしようかな」
「わかりました」
「V4586でもね、W45EF6だいたいおかしいと思うの」
「何がですか?」
「V4587この掃除の分担よー」
「分担ですか?」
「V0615はいはい……。W45EoF1はるかは口だけじゃなくて/手も動かしてね」
「V4588わ、Sわかってるわよ……」
(ははは……。やっぱりこの二人って/いいコンビなんだな……)
「V4589あ! W30EF9で、続きなんだけどね、P1Fe8m4W45なんで/3年生にもなって、Fm9外の掃除をしなきゃ/いけないのかしらね?」
「え? そ、それは……」
「V4590ほら、W45Fm93年生って受験勉強とか/就職の事で色々大変な時期でしょ?Fm3」
「確かにそうですね……」
「V0616ふふっ……」
「V4591ね! そうよね! W60EF9だからこういうのは/1年生とか2年生が支えてあげるのが/いいと思うんだけどなぁ……」
「V0617いるじゃない。/支えてくれてる健気で可愛い2年生が。/ねぇ、Nm君?」
「え? あ……は、はい」
「V0618ほら、はるか、手が止まってるわよ。/早く終わらせて帰りましょう?」
「V4596わ、W30EF8わかったわよ……。/W30Ecもう、W45EoF6ひびきの意地悪……」
(ふう……思ったよりもゴミが多いなぁ)
(二人はどんな感じかな?)
(塚原先輩は……おお、すごい……。/あんなにたくさんゴミを集めている)
(森島先輩は……噴水に浮かんでいる/落ち葉をボーっと見ているなぁ……)
(物憂げな先輩もきれいだな……って違う!/これじゃ塚原先輩に怒られちゃうよ……)
(あ、見つかった……)
「V0619こらはるか!」
「V4597え〜? なぁにぃ?」
「V0620なぁにぃじゃないわよ。/どうやら気合が足りないようね……」
「V4598そんな事ないわよ……もう……」
「V0621……これはお仕置きね」
「V4599え?」
「あっ!」
「V4600きゃーーー!」
「V0622ふふっ」
(こ、これはっ!? 森島先輩のスカートを/塚原先輩がほうきの柄でめくってる!?)
「V4601ちょっとひびき! 止めてよ!」
(そ、そして、逃げる森島先輩の/動きに合わせて……)
「V0623どう? ちょっとはやる気になった?」
(ぴったりと塚原先輩がついていくっ!/まるで達人同士の立会いのようだっ!)
「V4602な、なった! なったから〜!」
(す、すごすぎる……目が離せない!)
(……まあ、目が離せないのは別の理由も/あるけどね……)
「V4603はぁはぁ……」
「V0624ふふっ、W45Eoなかなか新鮮なリアクション/だったわね」
「V4604な、W45EF8何が新鮮よ! W30Ecもう!」
「V0625はるかがやる気出さないのが/Fm3悪いんでしょ?」
「V4605な、何よ!」
「V0626あら? おかしいわね……。/W45EF3まだお仕置きが足りないのかしら?」
「え?」
「V4606え?」
「V0627Nm君も期待しているみたいだし、/W45EF3もうちょっとサービスしておく?」
「V4607そ、そんなサービスいらないわよ」
「V0628もう、W45Eo困るとすぐに逃げ出すんだから。/待ちなさぁい」
「あ、あれ……」
(い、いなくなっちゃったよ……)
(後片付け……僕一人か?)
(ま、まあそのくらいしておくか……。/そのくらいやってもバチは当たらないと/思うし……)
……こうして、掃除の手伝いをした。
あの後、片づけをしていたら、/何事もなかったかのように二人が戻ってきた。
二人は掃除のお礼をすると言って、/帰り道に僕にコーヒーをご馳走してくれた。
本当に、二人は仲がいいんだなぁ……。
???
「V4608だ〜れだ!」
(う……誰だろう?)
・絢辻さんでしょ?
・梨穂子だな?
・薫か?
・中多さんかな?
・七咲だろう?
・森島先輩ですよね?
「絢辻さん?」
「梨穂子?」
「薫?」
「中多さん?」
「V4609む……」
(あ、あれ? もしかして間違えたか?)
「V4610ざーんねん。私でした」
「あ! も、森島先輩」
「V4611まあ、EoなかなかEFe9当てられなLdMcいLeよね……」
「す、すみません……」
「V4612別に謝るような事じゃないわよ〜。/W45EFe6ちょっとだけ残念だったけど」
「せ、先輩……」
「V4613ふふっ、W45EoFe9m3またね」
「あ、も、森島先輩!」
(しまったな……間違えちゃったよ……)
(あんなに寂しそうな顔をするなんて。/すみません先輩……)
「七咲?」
「V4619七咲?」
(うわっ! ま、間違えたか?)
「V4620七咲って……W45EFe9m3逢ちゃんの事だよね」
「も、森島先輩……そうです」
「V4621そっか〜、W45EF3逢ちゃんと結構仲良いんだね」
「V4618謝らないでよ! W45Fm3私の軽いいたずら/なんだからさ。P6F3EcW45ふふっ、W45EoFe9またね」
「森島先輩?」
「V4622わお」
「V4623すごいね! W45Eoなんでわかったの?」
「え? そ、そんなにすごいですか?」
「V4624わざと声色とか変えたのに……。/W45EF4どうして? W45EF3野生の勘なの?」
「い、いえ、なんといいますか……」
「V4625うんうん、Fm3なんというか?」
「先輩の声とか、手のぬくもりとかは/間違えようがないので」
「V4626へ、W45EF7へ〜……W45EFe9m3そうなんだ」
「あ、はい……」
「V4627……な、W45EoFm3なかなかやるわねNm君!」
「えっ?」
「V4628今日のところはW15EoFe8m4これくらいで/Fm3勘弁してあげるわ!」
「は、はい……」
「V4629……その」
「え?」
「V4630ちゃんと当ててくれて……。/W45EFe9m3嬉しかったよ」
「あ……」
「V4631じゃ、W30Ecじゃあね!」
「あ、はい」
(先輩……顔真っ赤だったなぁ……)
(無事に当てられて良かった……)
(それにしても『だ〜れだ』だなんて、/先輩も可愛らしいなぁ……)
(……ど、どうしよう。/気分転換がてら屋上に来ただけなのに、/まさか……)
男 子
「……だ、だから、もしよければ俺と/付き合ってくれ!」
「V5400あっ……」
(まさか……/森島先輩が告白されている場面に/出くわしちゃうなんて!)
(見ていたらマズイと思いつつも、/結果が気になって目が離せないよ)
「お、俺じゃダメかな?」
「V5401LdEcF6……Le」
(あの男子……/引き締まったδ々しい顔立ちは、/まるでドーベルマンみたいだ)
(まさか森島先輩……/そんな理由でOKしたりしないよな!?)
「V5402Eoごめんなさい……W45EF9あなたと/お付き合いすることはできないわ」
「そ、そっか……」
「そうなんだ……」
「V5403本当にごめんね……」
「そ、それじゃ、俺は先に戻るよ!/ありがとな!」
「V5404Ld……LeEhうん」
(よ、よかった……。/振られた男子には悪いけど、/先輩がOKしなくて本当によかっ……)
(うおっ!? 男子がこっちに来る!/は、早くどこかに隠れないと……!)
「うっ……ううっ……」
(あっ……)
(さっきの男子、泣いてた……/森島先輩の前では、少しもそんな素振りを/見せていなかったのに)
(振られちゃったんだもんな……/僕も森島先輩に振られた時は、/押入れに閉じこもってたし)
(振られたことを喜んだりして、/悪かったな……)
「V5405はぁ……」
(……ん?)
(そういえば……/森島先輩の様子も少しおかしくないか?)
(なんだか落ち込んでるようにも/見えるけど……)
(なんでだ? 僕が振られた時は、/あっさり笑顔で去っていったのに……)
(も、もしかして……/さっきの男子がドーベルマンに似ていた/ことを思い出して、後悔してるのか!?)
「も、森島先輩!」
「V5406EF4え?」
「V5407あ、あらNm君!/W30Ecこんなところで会うなんて偶然ね」
「は、はい……」
「V5408Eoどうかしたの?/W30なんだか浮かない顔してるけど」
「あっ、いえ、その……」
「実はさっき、先輩が告白されているのを/見ちゃったんです」
「V5409EF4あっ……W60EFe9m3そ、W30そうなんだ」
「どうしても目が離せなくて……」
「V5410EF8もうっ! W30覗き見をしてるなんて、/W30Nm君はやらしいんだから」
「うっ……すみませんでした」
「V5411それで、W30なんで覗いていたNm君が、/W30そんなにしゅんっとしちゃってるの?」
「その、森島先輩が落ち込んでるように/見えたので……」
「V5412EF4え? W15私が?」
「は、はい……それが少し気になって」
「V5413EF9そっか……/W60落ち込んでるように見えちゃったか」
「もしかして……さっきの男子を/振ったことを気にしてるんですか?」
「V5414Ld……LeW45Ecうん」
(や、やっぱり!/そ、そんなぁ……子犬の僕じゃ、/ドーベルマンに敵うわけないのに!)
「V5415Eoなんていうか……/W45落ち込んでるわけじゃないんだけど、/悪いことしちゃったなぁって」
「……え?」
「V5416EF6告白してきてくれた人の気持ちを/考えちゃうと、W30どうしてもね……」
「告白してきた人の気持ち、ですか?」
「V5417ついこの前まで、W30こんなこと考えたり/しなかったんだけどなぁ……」
(確かに、森島先輩がそんな素振りを/見せることはなかった気がする……)
「V5418EF6好きな人に自分の想いを伝えるのって、/W45本当にすごいことなんだよね……」
(こんなことを考えるようになるなんて、/森島先輩の中で何かあったのかな?)
「V5419Ec前からひびきが言っていた/『もっと人の気持ちを思いやれ』って、/こういうことだったのか……」
「森島先輩……」
「V5420EoF9私、W30Nm君が告白してくれた時も、/W30傷つけるようなこと言っちゃったよね」
「え? べ、別にそんな……」
「V5421今さらだけど……W45本当にごめんね」
(ど、どうしよう……/先輩が本当に落ち込み始めちゃったよ)
(確かに振られた時はショックだったけど、/でも僕は今……)
「……先輩は謝らなくても大丈夫です」
「V5422EFe3m4え?」
「確か先輩に2回告白してきた人は/今までいないって言っていましたよね?」
「V5423EF9う、うん……W45それがどうかしたの?」
「それはきっと先輩のお陰なんです」
「V5424EF4わ、私のお陰?」
「先輩がバッサリ振ってくれたお陰で、/振られた人達は未練を残さず先輩を/諦めることができたんですよ」
「V5425EFe3そ、そうなのかな?」
「はい、きっと彼等にとっても/それでよかったと思いますよ」
「森島先輩に振られた男子代表として、/僕が断言します!」
「V5426EFe9m3ふ、W15振られた男子代表……」
「V5427……W45そっか、/W90EoNm君がそう言ってくれるなら、/W30私も少しは安心できるかな」
(よ、よかった……/今の話で少しは元気になってくれた/みたいだよ)
「V5428EF4あれ? ……W30でも、/W15Nm君は2回告白してくれたよね?」
「あっ……」
(し、しまったーーーーーーー!/2回告白をしてる僕が言っても、/まるで説得力がないじゃないか!)
「す、すみません……」
「V5429EcF3ふふっ、W30別に謝らなくていいわよ」
「V5430Eo振られた相手にまた告白するなんて、/本当にすごいと思うわ」
「そ、そんな……」
「V5431ねぇねぇ、W30なんでNm君は2回も/告白してきてくれたの?」
「そ、それは……」
「ぼ、僕は単純なので……/相手のことを一度好きになったら、/簡単には諦められないんです」
「V5432B80EFe6そ、W30そうなんだ……」
「V5433EcF3ふふっ、W30EoそっかW30『単純だから』か。/W45EFe9それならまぁ仕方ないかもね」
「は、はい、仕方ないんですよ」
「V5434EF7ん〜……W120私もいつか、/W30告白しちゃったりする日がくるのかなEF3?」
「せ、先輩が告白ですか!?」
(も、森島先輩が告白……/なんだか全然想像ができないな)
「V5435B0EFe6m9や、やっぱりおかしいかな?/私が告白なんて……」
「そ、そんなことないですよ!」
「もし先輩みたいな素敵な女性に、/僕が告白されたとしたら……」
「V5436EF9わ、私みたいな女性?」
「たとえ周りにどんな女性がいても、/僕はその告白に応えると思います!」
「V5437EF4……え?」
「それに僕はその女性のためになら、/この首に首輪をつけても構いません!」
「V5438EF9そ、W15それはどういう意味があるの?」
「『一生あなたに付いていきます』っていう/僕からのメッセージです!」
「V5439EF4わおっ! EF3それは素敵じゃない!/EcFe1まるで婚約指輪……W15EoFe8いえ、婚約首輪ね!」
「はい! だからきっと大丈夫ですよ」
「V5440B80EF4あっ……W15EF8べ、別にNm君に/告白するなんて言ってないでしょ!?」
「す、すみません、つい……」
「V5441EcFm1まったく……/W45本当にNm君は単純なんだから」
「あ、あはははは……」
……こうして、/森島先輩との信頼関係が強まった気がする。
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Ti0n6ski_gb01B
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「どこに寄り道していきますか?」
「V4704ファミリーレストランに行きたいな」
「え? ファミレスですか?」
「V4705うん。駅前にあるファミレスって/知ってる?」
「あ、はい」
「V4706そこに行きたいの」
(う……あそこって/薫のバイト先だよな……)
「V4707いや?」
「い、いえ! どこへなりとも/ついていきます。問題ないです」
「V4708ふふっ、良かった。ありがと」
(えーっと……。薫は見当たらないな……。/もしかして今日は休みか? ラッキー)
「V4709よし、W45F3Ecき〜めた。/W45Eoねね、W45EF4Nm君って甘いもの平気?」
「え? は、はい。まあ普通くらいには/食べられますけど」
「V4710それじゃあ、W45私と一緒にパフェを/食べてくれる?」
「え? パフェですか?」
「V4711そう、W45Eoこのシャイニングラバーズパフェ/が食べてみたいの」
「え? こ、これって……」
「V4712駄目?」
(カップル向けのパフェだよな……。/これを先輩から食べようって言って/もらえるなんて……)
「V4713あ、W30Fm3甘い物苦手なら他のやつにするよ」
(断れる訳がない……男として、/このパフェは食べる必要がある!)
「いえ! 大丈夫です。/丁度僕もパフェが食べたかったんです」
「V4714本当Fm3に? W45F3Ec良かった〜。W45Eo気が合うね」
(……合ってなくても合わせます!)
「V4715あ、Fm3すみませ〜ん!」
店 員
「お待たせいたしました。/ご注文はお決まりでしょうか?」
「V4716シャイニングラバーズパフェを/お願いします」
「かしこまりました。/ご注文は以上で宜しいでしょうか?」
「はい。大丈夫です」
「それでは少々お待ち下さい」
「V4717ふふっ、W45Eo楽しみね〜。/W45Fm4どんなパフェなんFm3だろうね」
「そうですね……、写真をみる限りだと/結構大きそうでしたね」
「V4718食べ応えありそうよね!」
「あ、森島先輩って甘い物/得意なんでしたっけ?」
「V4719そうね、W30EF3好きよ」
「たくさん食べられる方ですか?」
「V4720う〜ん、W45EFe9m3そうでもないかな。/Fm4いつも頼みすぎてEcFm3ひびきに怒られるの」
「そ、そうなんですか」
「V4721ひびきったら怒りっぽいのFm3よねぇ」
(森島先輩が怒らせてるんだと思うけど)
「V4722あ! W45EF3あの店員さんが持ってきて/くれているのがそうかな?」
「え? あっ! か、薫……」
「V4723え? W45EF3知り合い?」
「あ、その……クラスメイトです……」
「V4724へ〜、W45EF3うちの学校の生徒がここで/バイトしているとは知らなかったなぁ」
(うう、ま、まずいかも……)
「V4725……ふふっ、W45Eo良い事思いついちゃった」
「え? あ、せ、先輩?」
「V4726ふふふっ……よいしょっと……」
「な、何しているんですか?」
「V4727しーっ! 私と来ている事が/ばれたら大変でしょ?」
「そ、そんな事ないですよ!」
「V4728そんな事あるの! だって、隠してた方が/面白いでしょ?」
(な、なんてことだ……)
「V0104お待たせ致しました〜。/シャイニングラバーズパフェになります」
「ど、どうも……」
「V0105……珍しいパフェの注文があったから、/どんなお客かと思えばNnとはね」
「べ、別にいいだろ?」
「V4729そうだそうだー」
(せ、先輩……)
「V0106で、どんな素敵な人とこの恋人向けの/パフェを食べるつもりなの?」
「え? ど、どんな人って……」
「V01072人で来たんでしょ?/伝票見ればわかるんだよ?」
「そ、それは……」
「V4730だれだだれだー」
(か、完全に面白がっている……)
「う、梅原……」
「V0108……ぷっ! やっぱり」
「V4731くすっ……」
「……何か問題が?」
「V0109いやいや、もうなんとも言えないわ……。/ごゆっくりどうぞ」
「……」
「V4732……くっくっく」
「もう平気ですよ……」
「V4733ふふっ、Nm君は梅原君とパフェ/食べるんだね〜」
「そ、それは先輩が隠した方が/良いって言うから……」
「V4734え〜……」
「V4735だって、どんな言い訳するのか/気になったんだもん」
「V4736そしたら恋人向けのパフェを梅原君と!/あっはっはっはっは」
「も、もう勘弁して下さい……」
「V4737ふふっ、W45EoFe9あ〜楽しかった〜」
「そ、そうですね……」
「V4738パフェも美味しかったし。/W45EoNm君は面白いし言う事なしね」
「は、ははは……そうですか」
「V4739また一緒に行こうね」
「V4740それじゃ帰るね。P3ばいば〜い」
「あ、はい……。気を付けて」
……こうして、森島先輩と二人でパフェを食べた。
もっと、甘いムードを期待していたんだけど、/全然そんな感じにならなかった……。
まあ、先輩はすごく喜んでたし、/僕も楽しかったからいいんだけど。
「V4741へ〜、W45EF3うちの学校の生徒がここで/バイトしているとは知らなかったなぁ」
(うう、これはまずい……)
「V4742あ! W45Ec私良い事思いついちゃった〜」
「な、何がですか?」
「V4743ふふふっ……よいしょっと……」
「な、何をしているんですか先輩!?」
「V4744しーっ! お静かに! 私と来ている事が/ばれたら大変なんでしょ?」
「え? そんな事ないですよ!」
「V4745そんな事あるの! こういうのは/隠してた方が面白いでしょ?」
(お、面白いって……)
「V0110え……。お待たせ致しました。/シャイニングラバーズパフェになります」
「どうも……」
「V0111フォークとスプーンはお二人分で/よろしかったでしょうか?」
「あ、はい」
「V4746ふたりふたりー」
(せ、先輩……)
「V0112……ご注文の品はお揃いでしょうか?」
「え? あ、はい」
「V0113……ごゆっくりどうぞ」
「あ、はい……」
「V4747むぅ……」
(ど、どうかしたのか?)
「V4748……随分愛想がない子ね」
「え? あ……そ、そうですね」
「V4749あまり仲良くない子なの?」
「い、いえ……多分バイト中だからだと/思います」
「V4750そっか〜、残念ね」
「V4751でも、あれね」
「はい? どうかしましたか?」
「V4752こうして机の下からNm君を/見上げるのは新鮮で面白いかも!」
「そ、そうですか……」
「V4753ふふっ、W45EoFe9あ〜楽しかった〜」
「そ、そうですね……」
「V4754パフェも美味しかったし。/W45Eo新しい発見もあったし」
「ははは……良かったです」
「V4755また一緒に行こうね」
「V4756それじゃ帰るね。P3ばいば〜い」
「あ、はい……。気を付けて」
……こうして、森島先輩と二人でパフェを食べた。
もっと、甘いムードを期待していたんだけど、/全然そんな感じにならなかった……。
まあ、先輩はすごく喜んでたし、/僕も楽しかったからいいんだけど。
「今日はまっすぐ帰るんですか?」
「V4760うーん、そのつもりだったんだけど……」
「だけど?」
「V4761Nm君が可愛い事言ってくれたから、/ちょっと寄り道しようかな」
「え? いいんですか?」
「V4762ええ。せっかくだし、/お茶でも飲んで行きましょう。ね?」
「はい」
(って、このファミレスなのか……)
「V4763ふふっ、W45EoFe8今日は何事もなく乗り切れると/いいわね?」
「せ、先輩……いじめないでくださいよ」
「V4764いじめてなんかないわよ〜。/W45EF3あっ、W15Ec私紅茶にしようっと」
……こうして森島先輩とお茶を飲んだ。
先輩と一緒だと行きなれたファミレスでも/新鮮な気持ちになれるなぁ。
Ti0n6ski_gf01A
Ti0n6ski_gf01B
(あ、森島先輩が一人で掃除している)
(塚原先輩は……いない、いないぞ!/これはチャンスだ……)
(先輩をデートに誘うなら今しかない!/行こう!)
「V4808はぁ……Fm6もう……」
「森島先輩」
「V4809え? W45EF3あ、Nm君」
「掃除当番なんですか?」
「V4810うん、W30EoF9そうなの〜。W15EFm3参っちゃった……」
「大変そうですね……」
「V4811落ち葉がIs0すっごく多いのよ……。/W45EF8Is0なんで落ち葉って落ちるのかしら?」
「え? そ、それはちょっと……」
「V4812頑張って落ちなければ掃除をしなくて/すむじゃない?」
「た、確かにそうですけど……。それじゃあ/落ち葉じゃなくて葉ですよね?」
「V4813あーIs0、W30EF3そっか! W30Ec確かにそうね」
(ま、まずい……こんな調子じゃデートに/誘うどころじゃない……。一気に行くか)
「V4814Nm君って時々冴えてるよね」
「せ、先輩!」
「V4815うん? W12Fm3どうかしたの?」
「せ、先輩……日曜日……一緒にどこかに/出かけませんか?」
「V4816え? W45日曜日?」
「は、はい……駄目ですか?」
「V4817……そうねぇ」
(た、頼む……)
「V4818二人で、ってことよね?」
「はい……できれば二人でお願いします」
「V4819ふぅ〜ん……」
(ど、どっちなんだ……)
「V4820それってさ、W45EF9デートって事だよね?」
「え? あ……は、はい……。そういう/言い方も出来ます……」
「V4821Nm君とデートか……」
「お、お願いします……」
「V4822……」
「……」
「V4823ふふっ」
「え?」
「V4824いいわよ」
「ほ、本当ですかっ!?」
「V4825た・だ・し」
「は、はい?」
「V48265分以内にここの落ち葉を片付けて/くれたらね」
「え? 5分以内ですか?」
「V4827うん。W45Eoどうかな?」
(結構あるな……だけど……。/断るなんて考えられないよな……)
「や、やります!」
「V4828ありがと。W45EoFe9Nm君ならそう言ってくれる/と思った」
「よし、それじゃあいきます……」
「V4829頑張って〜! W45EFe8よーいどーん!」
(さてと……)
・急いで落ち葉をかき集める
・丁寧に落ち葉をかき集める
(急いで落ち葉をかき集めよう!)
(間に合わないと元も子もないからな)
(よ、よし! だいたい集まったぞ……。/あとはちりとりに集めて……)
(焼却炉に行くぞ!)
(はぁはぁ……よし完了だ!/急いで先輩の元へ戻ろうっ!)
「も、戻りました……」
「V4830お疲れ様〜」
「じ、時間は……時間はどうですか?」
「V4831え? W45EF7あ〜、W45EFe9m3計ってないからわからない」
「ええっ! そ、そんな……」
「V4832ふふっ、W45EoFe9ごめんね。もともと時計なんて/持ってないの」
「V4833ただね……」
「ただ?」
「V4834私のために一生懸命になるNm君が/見たかったの」
「え? そ、そうだったんですか」
「V4835うん。W45EFe9m3ごめんね」
「そ、それじゃあ……」
(丁寧に落ち葉をかき集めよう!)
(きちんと終わらせないと後々まずい事に/なるかもしれないしな……)
(あ、まだあそこに落ち葉が残っているな)
(……よし)
(えーっと、集め残しはないかな?)
(……うん、大丈夫だ)
(後はちりとりに集めた落ち葉を落とさない/ように焼却炉に運ばないとな)
(うん……。ばっちりだな。でも流石に時間/をかけ過ぎたな、急いで戻ろう!)
「も、戻りました〜。すみません、大分/お待たせしちゃいましたね」
「V4836お掃除お疲れ様Wv96……」
「V4837もう……Wv90W30Is0EFe9m3Nm君も意外と人が悪いのね」
「V4838私が時計を持っていないことに気付いて、/W45EFe9慌てずに掃除してたでしょ?」
「あ〜……はい」
「僕が掃除をはじめる時に時計を見る様子が/なかったので……」
「慌てて掃除してやり残しがあると、後で/森島先輩が怒られるかと思ったので丁寧に/掃除しました」
「V4839え……」
「お待たせして申し訳ありません」
「V4840も、W45EFe9m3もう……W45EcFm9Is0本当に……W45EoFe6もう……Fm3」
「V4841ちょっと、W45EFe4m3Ecううん、W30Fe9m3Eoすごく嬉しいかも」
「せ、先輩……それじゃあ……」
「V4842いいわよ、W45Eoデートしてあげる」
「ほ、本当ですか!」
「V4843うん……。W60Is0EoFm9だって、/W30EFe9m3私もデートしたいなって思ったし」
「V4844だ、W45EoIs0だから私もNm君と/デートしたいなって思ってたの」
「デ、デートしたかったんですか?」
「V4845そ、W45EF6そうよ……。W45EF9Is0じゃなきゃ掃除の/お手伝いくらいでデートをOKする訳/ないでしょ……W45Ecもう……」
「そ、そうだったんですか……」
「V4846何度も言わせないでよ、W30EF9Is0意地悪」
「す、すみません」
「V4847それでW30意地悪なNm君Fm3は、/W15EoFe9私をどこに連れていってくれるのかな?」
(う、しまった……誘うのに必死で/どこに行くかを考えていなかった)
「そ、それは当日のお楽しみって事で」
「V4848わお! W15EcF3なるほど〜、/W30Eoそれは楽しそうでいいわね」
「じゃあ、商店街に14時に集合で/どうでしょう?」
「V4849うん。W15いいわよ」
「ありがとうございます」
「V4850ふふっ、W45Eoこちらこそお掃除ありがとう。/W45EF4あ、Wv244Nm君」
「V4851この後……W45EFe9m3用事がないなら/一緒に帰らない?」
「あ、はい! 大丈夫です」
「V4852お掃除のお礼にお茶でもご馳走するわ」
「い、いいんですか?」
「V4853もちろんよ。Wv60P1F4EoW45あっ、EFe7それじゃあ……、/W15EFe8m35分以内に校門に集合ね?」
「え? ま、また5分以内ですか?」
「V4854遅れたら置いてっちゃうんだから」
「が、頑張ります!」
「V4855ふふっ、W45頑張ってねNm君Eo」
……こうして森島先輩と出かける約束をした。
やった! 僕はやったぞ!
まずい……。どこに出かけるかを/考えておかないとな……。どこがいいかなぁ……。
(今日は森島先輩と一緒に出かける日だ)
(まだ待ち合わせまでは大分余裕がある/けど……家にいても落ち着かない……)
(……うん、遅刻しないように余裕を持って/出発しよう。それがいい)
(13時30分……30分前か……。/流石に早く着きすぎかな)
「あ、あれ? 森島先輩」
「V4856え、あ、あれ? Nm君」
「V4857どうしたの? W45EFe9m3まだ待ち合わせの時間まで/30分もあるよ?」
「せ、先輩こそ……」
「V4858わ、W45EFe7私は……W45EF6なんていうか……。W60EF9家に/いても何かFm3落ち着かなかったから……」
「え? せ、先輩もですか?」
「V4859え?」
「あ、僕も楽しみで家にいても落ち着かな/かったから早く来ちゃったんです」
「V4860そ、W45EF3そうなんだ……」
「先輩も一緒だったなんて、/なんか嬉しいなぁ……」
「V4861わ、私はEFe6違うもん……」
「え?」
「V4862楽しみっていうか……。W45EFe6その……」
「その?」
「V4863……そ、W45EF9そんなに楽しみだった/訳じゃないもん」
「え? そ、そうなんですか?」
「V4864……まあW15ほどほどってEoFm3感じかな! W45F3Ecうん」
「ほどほどでもいいですよ」
「V4865え?」
「少しでも楽しみに思っていてくれたなら/それでも嬉しいですから」
「V4866も、EFe9m3もう……EFe6またそういう事を……」
「V4867な、W45EF8なんでもない! W45B0EF3それよりも今日は/どこに連れていってくれるの?」
「あ、それなんですけど、せっかくここまで/内緒にしていたので、現地に着いての/お楽しみって事でどうですか?」
「V4868あ、W20EF3それいい! W45Ecすっごく面白そう!/W45EoFe8Nm君の選んだ場所に何も聞かされずに/連れていかれちゃうって事ね!」
「ま、まあ、そうなりますか……」
「V4869ふふっ、W45Eoなんだかわくわくしちゃう。/W60EF1あ、Nm君」
「はい?」
「V4870私、どんな所でも割と大丈夫だけど……」
「ええ?」
「V4871エッチなところはFm3駄目よ?」
「エ、エッチって! そんな所には/行きませんよ!」
「V4872ふふふっ、W45Eo冗談よ。W30EFe9もう」
「か、勘弁して下さいよ……」
「V4873よーし! W45EFe7Nm君に乱されたペースも/戻ってきたし、W45F3Ec早速行きましょう〜!」
「あ、先輩」
「V4874何?」
「そっちじゃないです……」
「V4875あ、そっか……、W45EF6私が先に行っても/どうしようもないのか……」
「はい。僕に付いて来て下さいね」
「V4876え? W45EF6あ、W20EFe9m3うん……」
「さあ、行きましょう!」
「V4877もう……W45EFe6ほんと時々ドキっと/Fm3させるんだから……」
「え? 何か言いましたか?」
「V4878う、F3Ecううん。Eoなんでもない。/行きましょう」
「V4879なるほど、W45Ecいい場所選ぶわねNm君」
「あ、もしかしてこの公園お好きですか?」
「V4880うん。Ec大好きよ。/W45Eo海からの風が気持ちいいし」
「そうですよね」
「V4881でも…Fm3…」
「でも、どうかしましたか?」
「V4882ここは私も予想済みだったなぁ〜。/W50EoFe8ふっふ〜ん」
「そ、そうなんですか?」
「V4883ええ。W45EFe7公園でしょ、Fm4映画館でしょ、/Fm7デパートでショッピングでしょ……。/W60EF4あ、後W15EF3ゲームセンターに遊園地に……」
「よ、予想しすぎじゃないですか?」
「V4884そうかな? W45EFe6m3だってさ、W30EFe9Nm君がどこに/連れて行ってくれるか楽しみだったから」
(先輩……そんなに/楽しみにしていてくれたんだ……)
「V4885さあ〜、Wv60W15Eoどこから回ろうか?/W30EFe7まずは水族館? W30EFe6それとも……」
「あ、先輩。実はそれも考えがありまして」
「V4886え? そうなの?」
「はい、もう少しだけ僕にお付き合いして/もらえますか?」
「V4887Ecもっちろん! Eo楽しみよ」
「ありがとうございます。/それじゃこっちです」
「V4888うん? どうかした?」
「乗り物酔いとかするほうですか?」
「V4889ううん、平気よ。……乗り物?」
「ええ、実はそうなんですよ」
「V4890え? もしかしてこれ?」
「はい。あ、これチケットです」
「V4891わ〜、面白そう! 行こう行こう!」
「V4892わFm4お!Fm3 W45EoFe4素敵な眺めねNm君!」
「本当ですね……」
「V4893風も気持ちいい……」
(先輩……喜んでくれて良かった……)
「V4894……」
「どうかしましたか?」
「V4895参っちゃったなぁ……」
「V4896まさか遊覧船に連れてきてくれるとは/流石に予想してなかったわ」
(やった! いい感触じゃないか……)
「V4897……感激しちゃった」
「喜んでもらえたみたいでほっとしました」
「V4898うん……W45本当に嬉しい……。/W45EF3私のために、W30Ec色々考えてくれたんだねEo」
「は、はい……」
「V4899もう……W45EoFm3参っちゃう……」
「参らないで下さい。実はもう一つだけ/先輩に喜んでもらえそうなアイディアが/あるんです」
「V4900え? アイディア?」
「ちょっと待ってて下さいね」
「V4901う、うん……」
「あ、手を出してもらえますか?」
「V4902え? W45EFe6こ、これって……。W30EFe3もしかして」
「そうです、さあ、思い切ってどうぞ」
「V4903えっと……」
「V4904それーーーーっ!!」
「V4905あ! 見て見て! 食べたよ!」
「ほんとですね」
「V4906うわぁ、すごい……。私の投げた餌を/空中で食べちゃった……」
「上手くいってよかったですね」
「V4907うん!」
「V4908ふぅ〜、W45EoF3楽しかったねNm君」
「はい、ちょっと寒かったですけど……」
「V4909ふふっ、W45EoFe9確かに、ちょっと寒かったかな。/W45EFe6でもずっとはしゃぎまわってたから、/W45EFe9あまり感じなかったかも」
「それなら良かったです」
「V4910はしゃぎ過ぎてちょっと疲れちゃった。/W45EFe9ねえお茶でも飲もうよ」
「あ、いいですね」
「V4911あ、W45EF3あそこにしようEc!」
「V4912うわぁ、W45EFe9m3すっかり長居しちゃったね」
「はい。飲み物おかわりしてケーキまで/食べましたしね」
「V4913Nm君と話していると楽しいから/EFe6あっという間に時間が経っちゃうのよね」
「V4914もう……W30EFm3こういう事を聞き返さないの」
「す、すみません……」
「V4915くすっ、W45EoFe1m3わかればよろしい」
「V4916ねえ、Nm君」
「はい? なんですか先輩」
「V4917今日はさ、W45EFe6まだ帰りたくないんだ」
「え? か、帰りたくない?」
「V4918こ、W30EF8こら! W45EF9聞き返さないっでって/言ったばかりなのに……W30EF6もう」
「あ! そ、そうでした……」
「V4919……もう」
「すみません……」
「V4920で、W30EoFe9m3どうなの?」
「な、何がですか?」
「V4921もう! もう少し一緒にいたいの!/Nm君は?」
「も、もちろん一緒にいたいです!」
「V4922ほんと?」
「はい」
「V4923ふふっ、W45EoFe6良かった〜。W45EFe9それじゃあ少し/砂浜を散歩しない?」
「いいですね、いきましょう」
「V4924さすがに誰もいないわね」
「そうですね……」
「V4925昼間の海も好きだけど、W45EF3夕方に来る海も/なかなかいいわね」
「はい……」
「V4926見て……あの夕日」
(先輩……すごくきれいだな……)
「V4927きれいね……」
「は、はい! すごく素敵です」
「V4928え? EFe7素敵? EF9何が?」
「えっ? 先輩がですよね?」
「V4929も、F8Ecもう! Eo違うわよ! 夕日よ夕日!」
「あ、すみません……」
「V4930せっかくきれいな景色なんだから、W45EF9ちゃん/と見ておかないともったいないわよ?」
「そ、そうですね……。でも……」
「V4931でも?」
「こうして先輩と一緒にいられるのも中々/ないので……見逃したらもったいなくて」
「V4932も、もう! W45EF6またそういう事を……。/W45EFe9m3最近際どい事を言い過ぎだぞ」
「き、際どいですか?」
「V4933ええ、W45EF9聞いてるこっちが恥ずかしい/事ばっかり言うんだからFm3……」
「そんなつもりじゃなかったんですけど」
「V4934え?」
「あ……その……。先輩には一度ふられてる/ので、今更格好つけてもしょうがないって/言うか……」
「V4935Nm君……」
「な、なんて言いますか……その時思った事/を伝えられるうちに伝えなきゃって……」
「V4936そ、W45EFm3Ecそっか……W45EoFe9そうだったんだ……」
「あ、前も言いましたけど迷惑ならすぐに/止めますんで……」
「V4937そ、W15EF9そんな事ない!」
「V4938私も前に言ったと思うけど……。/W45EFe9m3迷惑だなんて……思ってもいないよ……」
「先輩……」
「V4939……Nm君」
「……はい」
「V4940あ……」
「?」
「V4941……あ、W45F3Ecあの今日は楽しかったよね」
「あ、はい! すごく楽しかったです」
「V4942その……」
「V4943あ……W30EF6の……」
「はい……くっしょん!!」
「V4944ありゃ」
「あ、す、すみません! 話の途中に」
「V4945……くすっ、W45F3Ecふふふふふ」
「せ、先輩?」
「V4946あはははは、W45EoもうNm君ったら……」
「え? あ、あの……」
「V4947寒くなってきたもんね。/W45EFe3そろそろ帰ろうか?」
「え、で、でも……」
「V4948風邪引いちゃったらせっかくの楽しい事/だらけの思い出が台無しでしょ」
「V4949もう……W45EoFe9そんな怒られた/わんちゃんみたいな悲しい顔しないの!」
「で、でも先輩……」
「V4950ほら、EcおいAs96b0でAs0b0」
「え? せ、先輩……手が……」
「V4951帰ろ? W45F3Ecね」
「は、はい!」
……こうして、森島先輩とデートをした。
この後、駅で別れるまで、/僕と先輩はずっと手を繋いで歩いた……。
ふぅ、今日は本当にいい1日だったな……。
V7809……全然頭に入ってこない。
V7810……。
V7811あ〜、もう。なんなのこの感じは……。
V7812すっきりしないなぁ……。
V7813Nm君の事を考えると、胸が締め付けられる。
V7814こんな感じ初めて……。
V7815NmNn……。
V7816他の男の子とはちょっと違うなぁ。/何でだろう?
V7817……まあいっか!/そのうち分かるんじゃないかな! うん。
V7818よし! お風呂入ろっ!
「V9729Fm3あ、Wv42Nm君!」
「森島先輩」
「V9730ふふっ、W45Eo何してるの?」
「え、いや特には……」
「V9731そっかそっか。EoFe7じゃあさ、EF3私と少し/お話でもしない? EFe9いいでしょ?」
「お話ですか……」
・いいですよ
・今はちょっと……
「いいですよ。僕も先輩と/話したかったんです」
「V9732ほ、ほんとに?」
「本当です」
「V9733そっか……W45F3Ecふふっ、Eoそうかそうか〜。/EFe8しょうがないな〜」
「え?」
「V9734う、W15F3Ecううん……。W15EoFe9何でもない、/W30F3Ecねね、何のお話すEoる?」
「すみません。今はちょっと……」
「V9735ええ? EF9だ、W15駄目なの?」
「は、はい……」
「V9736そ、W45Ecそっか……W45EoFe9m3じゃあしょうがないね」
「すみません」
「V9737ううん、いいの。Eo大丈夫……。/W45EFe9また今度お話してね」
「あ、はい」
「V9738じゃあね」
「あ……」
(……ちょっとまずかったかなぁ)
「あ、森島先輩」
「V9739あっ、Wv42Nm君」
「V9740なになに? Eoどうしたの?/W15私に用事だよね?」
「良かったら、少し話でもしませんか?」
「V9741本当に? EFe9m3なんだ〜EcF3気が合うね」
「V9742私も、丁度Nm君とお話したかったの」
「本当ですか? それじゃあ……」
「V9743ん? W45EF2あっ、Nm君。/どうしたの?」
「えっと、もし良かったら、/少しお話でもしませんか?」
「V9744お話かぁ……W45EFe9m3そうね。EF3いいわよ」
「本当ですか?」
「V9745ふふっ、W45Eoどんなお話かな?」
「そうですね……」
スキエンカウント汎用終了会話
ごほうび回数 :
下校デート回数:
n
_
me03A
se01
A
B
C
retire1;
「V9746あのさ、Nm君」
「はい?」
「V9747もしかしてどこか具合でも悪い?」
「いえ? そんな事ないですけど……」
「V9748う〜ん、W45EoF6そっか……」
(どうかしたのかな?)
「V9749いっけな〜い、W45EF9ちょっとひびきに用事が/あったんだ」
「え?」
「V9750ごめんね〜、W45EFm3またねNm君」
「あ、はい……」
(行ってしまった……。/仕方ない、盛り上がってなかったもんな)
(ふぅ……)
retire2;
retire3;
retire4;
retire5;
dokidoki1;
「V9751……もう」
「はい? どうかしましたか先輩」
「V9752もう! W45Eoこら! 駄目なんだからね」
「え? 何が駄目なんですか?」
「V9753……わ、私が年上だからって、W45EF6その」
「V9754……そんなお話ばかりして!」
「ええ? そ、そんな……」
「V9755お、W15覚えてなさいよっ!」
「せ、先輩!?」
(行ってしまった……)
(しまったな、ちょっと恥ずかしい話を/ふり過ぎじゃったかな……)
dokidoki2;
dokidoki3;
dokidoki4;
dokidoki5;
(先輩……僕は先輩を喜ばせたい……)
(先輩を喜ばすために僕は何をすれば/いいんだろう……)
「せ、先輩! 僕は何をしてあげれば/いいんですか……」
「V4687え? W45EF9どうしたの?」
「僕は……先輩にもっと喜んで欲しい……」
「Nm君……W45V4688EFe9m3ありがと……」
「何かして欲しいこととかないですか?」
「V4689そうね……」
「な、何でもいいんです!」
「V4690う〜ん……」
「ど、どんな事でも平気です!」
「V4691うう〜ん……」
「V4692うん。そうね」
「な、何かありましたか?」
「V4693考えておく」
「え?」
「V4694今すぐは思いつかないから、/W15EFe9考えておくわ」
「そ、そうですか……」
「V4695そんな悲しそうな顔しないで。W45EFm3ね?」
「あ、はい」
「V4696Nm君の気持ちは/すごく嬉しかったから」
「先輩……」
「V4697またね、Wv37EcNm君」
「あ、はい……」
(思いつかなかったかぁ……)
(タイミングが悪かったかなぁ……)
「森島先輩」
「V4765うん? どうかしたのNm君」
「……その、よかったら今日一緒に/帰りませんか?」
「V4766え? 今日?」
「は、はい……駄目ですか?」
「V4767う〜ん……W45EoF6そうねぇ……」
「……」
「V4768あ、駄目だ」
「え?」
「V4769あはは、W45Eoごめん。今日はひびきと/約束があったの忘れてた」
「あ、そうだったんですか……」
「V4770Nm君のおかげで思い出せたよ。/W45Ecありがと」
「お、お役にたててよかったです」
「V4771また今度誘ってね! W45Ecばいばい」
(はぁ……ちょっとタイミングが/悪かったかなぁ……)
(しょうがない、また誘おう……)
「あの、先輩」
「V4698うん、EoどうしたのWv77Nm君」
「よかったら、今日一緒に帰りませんか?」
「V4699え? 今日?」
「はい、駄目ですかね?」
「V4700う〜ん、W45F6Eoそうね……W30EF3いいわよ」
「本当ですか! やった!」
「V4701ふふっ、W45Eoちょうどどこかに寄り道した/かったんだ」
「あ、そうなんですか」
「V4702うん。いいでしょ?」
「もちろんです、どこへでもお供します」
「V4703じゃあ、Eo鞄取ってくるね」
「あ、はい」
n6ski_gd01B
n6ski_gd01A
「あ、森島先輩」
「V4757どうかしたのNm君」
「あの、よかったら一緒に帰りませんか?」
「V4758う〜ん、W15Ecそうねぇ……W30EoF3いいわよ」
「やった! ありがとうございます」
「V4759ふふっ、W30EoFe9m3もう、オーバーね。/P6F3W45それじゃ校門で待ち合わせね」
「はい」
n6ski_gd01C
「森島先輩!」
「V4952……Wv80Is0ふぅEo」
「え? せ、先輩……」
「V4953せーWv80Ecのっ!」
「いたAs0b0っ!!」
「V4954……Wv80いっWv120た〜い」
「V4955いたIs0たたたIs0……。Wv120W45Eoおでこにしたかったのに/Fm6案外背が高いのね……」
「い、痛いですよ先輩」
「V4956もちろんよ、/W30痛くなるように頭突きしたんだから!」
「え?」
「V4957言い訳を聞く前に、W30EoF8まずは頭突きしようと/決めてたの。W30EF6Is0話を聞いたら許しちゃいそう/だっから……。Wv410W30EcF9Is0さ、W15言い訳どうぞ」
(い、言い訳? 先輩何を言ってるんだ?/言い訳しなきゃいけないって……あっ!)
(そ、そうか……僕日曜日に森島先輩と/出かける約束をしたんだ! しまった)
「V4958何? W45EF8Is0何も言い訳はないってこと?」
「ち、違うんです先輩!」
「V4959何が違ったの? W45Is0EF8私ずっと待ってたのよ」
(なんとか……なんとかしないと)
「その……実は、日曜日……。どうしても/外せない用事が出来てしまって」
「V4960……」
「待ち合わせ場所に行って、/説明する時間も取れなくて……」
「V4961……」
「森島先輩に連絡しようにも、電話番号も/住所もわからなくて、それで……」
「V4962……」
「本当にすみませんでした!」
「V4963うん、W30EoIs0わかった」
「V4964急用の方は大丈夫だったの?」
「え? あ、はい……」
「V4965そうなんだ、W45Ec良かったね」
「ありがとうございます……。せ、先輩」
「V4966どうしたの?」
「その……もう、怒ってないんですか?」
「V4967ええ」
「え!? そ、そんな……」
「V4968事情を聞いて、W45EoFe9m3一回謝ってもらえれば/いいって思ってたから」
「せ、先輩……」
「V4969Nm君のことだから、W30Eoきっと何か理由が/あるって思ってたの……」
「V4970だ・けIs0・どIs0!」
「は、はい!」
「V4971待ってる間、F8Ecいっぱい声をかけられて/すごく腹が立ったから、W15Is0Eoその分だけは/頭突きさせてもらっちゃった」
「す、すみません」
「V4972ふふっ、W45Eoでもそしたら頭には届かないわ、/EFe6自分も痛いわで大変ね」
「すみません……」
「V4973もういいって! P3F3EcW15それじゃまたね」
「あ、はい……」
(……すみません先輩……本当に)
(何をやってるんだろう……。/僕は……)
n0ski_me02B
「あ、も、森島先輩!?」
「V9200えーっと……。EFm3Ecあはは」
「V9201……」
(ま、まさかここで先輩に会うとは……。/まずいぞ……)
「V9202今の子は……EF6その、EF9彼女? Fm3なのかEcな?」
「ち、違います!/そんなんじゃありません」
「V9203うん……EFe6私もそうだと思いたい……。/EF6Ecけど、EoEF9親しげにさ、あんな狭い場所に/こもってる所とか見ると……EFm3ねえ?」
「き、聞いて下さい先輩!」
「今の子は、彼女とかじゃなくて、/近所に住んでるだけで……」
「今日は忘れ物の回収に/付き合っただけなんです!」
「だ、だから、先輩が心配している/ような事じゃないんです!」
「え? も、森島先輩……」
「V9204あーっと……」
「V9205その……」
(ま、まずい……もしかしてゲームしている/とこから見られてたのか?)
「V9206ゲーム、上手いんだね」
「え、いや、それは……」
「V9207それとも……W45EF9あの子だからなのかな?」
「えっ?」
「V9208息ぴったりで……W45Ecとても仲がFm3良さそうで、/W45EoFe9まるで恋人同士のよう……」
「き、聞いて下さい先輩!」
「今のは景品目当てだったんです!」
「ハイスコアを出せば貰える景品があって、/それがどうしても欲しいって言われて」
「で、ですから、好き好んでやってた/訳じゃないんです!」
「V9209……」
「も、森島先輩……」
「V9210あはは……」
「え? その……」
「V9211充実した学校生活をEcF3送ってるね。/EoFe9m4でも、Fm3先生に見つかったら大変だよ?」
「ち、違います!」
「V9212何が違うのかな?」
「え……」
「V9213女の子をひざまずかせて……。/W45EFe9いったい何してたの?」
「き、聞いて下さい先輩!」
「あれは特訓だったんです!/あの子のバイトの面接が近くて……、/それで……」
「美也の大事な友達だし……/どうしてもほっとけなくて……」
「だから、まったくやましい事なんかじゃ/ないんです!」
「V9214力持ちね〜EoFe9Nm君」
「も、森島先輩っ!?」
「V9215あははっ、W45EoFe9……逢ちゃんって/小さくてすごく可愛いもんね」
「い、いや……」
「V9216仲いいんだね……。W45EFe9付き合ってるの?」
「ち、違います! い、今のは……」
「V9217今のは?」
「き、聞いて下さい森島先輩」
「今のは……七咲の弟のあやし方を/教えてただけなんです!」
「年下の弟とどうコミュニケーションを/取ればいいかを教えてたんです」
「だ、だから、先輩が心配している/ような事じゃないんです!」
(先輩をもっともっと喜ばせたい……)
(もっと僕に甘えて欲しい……。そのために/僕は何をすればいいんだろうか……)
「V4632Nm君。どうかしたの?」
「ど、どうして欲しいですか!?」
「V4633え?」
「あ……その僕は……森島先輩にもっと/喜んで欲しいんです……」
「V4634Nm君……」
「でも、情けないことに、何をすれば先輩を/喜ばせられるか……思いつかない……」
「V4635……」
「な、何かないですか? 僕にして欲しい/ことは……」
「V4636あ、W15ありがと……」
「何でも言って下さい!」
「V4637ふふっ、W45EoFe9その気持ちだけで十分だよ。/W30EFe6本当に嬉しい」
「それじゃあ駄目なんです……」
「V4638う〜ん、W45EoF6そう言われてもなぁ」
(くそっ……僕はなんて無力なんだ……)
「V4639も、W45EF9もうそんな悲しそうな顔しないでよ」
「あ……は、はい……」
「V4640困ったNm君なんだから」
「で、でも……」
「V4641あ……」
「え?」
「V4642う〜ん、W45EoF6でも流石になぁ……」
「も、もしかして何かありましたか!?」
「V4643うん。W45EF6でもちょっと流石にね……」
「い、言って下さい先輩! お願いします」
「V4644うう〜ん、Wv120W60……Wv215EoF9驚かないでくれる?」
「もちろんです!」
「V4645……笑わない?」
「もちろんですっ!」
「V4646剃らせて欲しいの」
「よっしゃ! どんと来い! ……は?」
「V4647えっとね、W45EFe9m3Nm君の足の毛を剃らせて/欲しいなぁ」
「あ、足の毛をですか……」
「V4648うん。W45EoF9私に剃らせて欲しいFm3なぁ……」
(え? なんなんだろうこれは……。/毛を剃る? 何で?)
「V4649ほら……W45EFe8m6やっぱり驚いた……」
「そ、そんな事ないです! 僕も是非剃って/欲しいと思ってました!」
「V4650本当に!? W60Fe9m3Ec良かった〜」
(し、しまった……)
「V4651じゃあ早速行きましょうか」
「え? どこにですか?」
「V4652ふふっ、W30Eoいいからいいから」
「え? あ、先輩……」
「なるほど……保健室か……」
「V4653ここならばっちりよね。Wv90W30さっそく/お湯を沸かすからEc座って待っててね!」
「は、はい。お願いします」
(こうなったら男らしく剃られるしか/ないな……)
(理由なんて何でもいい……。先輩が喜んで/くれるならそれでいいじゃないか)
(そうだよ……足の毛も剃られて本望じゃ/ないか……)
「EcV4654オッケー準備が出来たわ。/P0EoNm君、こっちに来て」
「は、はい!」
「V4655それじゃあ靴を脱いでね。W45EF4あ、W30EFe9m3もちろん/靴下もよ?」
「は、はい……」
(う……女性の前で靴下を脱ぐ……。/なんともいえない緊張感があるな)
「……脱げました先輩」
「V4656グーッド、Eoいい子ね。P4W15さあ、ここに/座って」
「はい」
「V4657はい、このタライの中に足を入れてね」
(おお、なみなみとお湯が入ってる……。/温かそうだ)
「V4658熱くない?」
「あ、はい。ちょうどいいです」
「V4659ふふっ、よかった。それじゃあちょっと/タオルを当てるね」
(おお……先輩が蒸タオルをふくらはぎに/あててくれている……)
「V4660どうかな? 熱くない?」
「あ、大丈夫です」
「V4661ほんとに? 良かった」
(お湯につかりながら先輩に蒸タオルを/当ててもらっていると……なんかすごく/気持ちが安らぐなぁ……)
「V4662さあ、それじゃあ行くわよ〜」
「お、お手柔らかに……」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ショリショリ
「V4663わわ! すごい! 剃れるよNm君」
(く、くすぐったいなぁ……)
「V4664すごい! 毛がたくさん……」
「そ、そうですか……」
「V4665痛くないですか〜?」
「あ、平気です」
「V4666丁寧にゆっくりと……」
(なんだろうこの感覚は……)
「V4667ここは一直線にこう、すーっと……」
(なんか微妙に気持ちいいかも……)
「V4668あははは! なんか模様みたい」
「た、楽しんでいただけてよかったです」
「V4669うん、すっごく楽しい!」
(う〜ん、スースーするなぁ)
「V4670ふふっ、だんだんきれいになってきた」
(……考えてみたら、先輩に毛を/剃られるってすごい事な気がする)
「EcV4671ふー、W30Eo楽しかった!」
「そ、それは良かったです」
「V4672ちゃーんと後片付けもしたし……。/W60F3Ecうん、W30大丈夫だEoね」
「そうですね」
「V4673それじゃあ行きましょうか」
「あ、はい」
「V4674ふふっ、W45EoありがとNm君」
「ははは、なんてことないですよ……。/はっくしゅん!」
……こうして、森島先輩に足の毛を剃られた。
ちょっと時期が悪かったかな……っはっくしょい!
「V4675ね、W45EF9ねえNm君……」
「はい? どうしました先輩」
「V4676あの……W45EF9お願いがあるんだけど……」
「お願いですか! はい、なんでしょう」
「V4677また……剃らせてくれない」
「え?」
「V4678駄目かな?」
「いえ……駄目ではないんですけど……」
「V4679けど?」
「そうですね、見てもらうのが一番早いか」
「V4680何を?」
「ちょっと失礼します」
「V4681あ……」
「残念ですが、まだ剃る毛がないです」
「V4682ほんとだ、残念〜」
「はえ揃うまでは我慢してください」
「V4683うん。……どれくらいかかるかなぁ?」
「さ、さすがに剃ったことがないので、/わかりません」
「V4684そっか〜……。Nm君の足の毛が/早くはえますように……チュ」
「せ、先輩……今何を?」
「V4685あはは、W45Eoおまじないのキス」
「お、おまじないですか……」
「V4686早くはえるといいね」
「は、はい……。頑張ります」
……こうして、森島先輩からおまじないのキスを/してもらった。
足にキスしてもらうのって……、/すごくドキドキするかも……。
(……森島先輩、/また足にキスをしてくれないかな)
(でも、どうすれば……)
「V6670Nm君、どうしたの?」
「え、いやその……」
「V6253その?」
「え、えっと……」
「……」
「V0531はるかー!」
「V1528あ、W30EF6いっけない。EFe9m3私そろそろ行くね」
「あっ、はい。/気にしないで行って下さい」
「V6780ふふっ、Eoありがと。じゃあね!」
(う〜ん、結局言い出せなかったなぁ……)
(まあ、仕方ないか……)
「V9218そっか……、W45EFe9m3そうだったんだ……」
「わ、わかって頂けましたか?」
「V9219うん……W45Ecごめんね……。/W45EoFe9m3私、ちょっとNm君の事疑っちゃった」
「あ……」
「V9220……」
「せ、先輩?」
「V9221本当にごめんなさい」
「い、いえ……そんな事は……」
「V9222疑う資格なんて、EFe6ないのにね」
「え?」
「V9223ふふっ、W15Eoだって私たち……EF6W30その……。/W45EFe9m3こ、恋人って訳じゃないでしょ?」
「そ、それは……はい……」
「V9224だから、W45EFe9別に私にはNm君を責めたり/したり出来ないのに……W75EFe6m3なんでだろ。/W30Ecついね……」
「せ、先輩……」
「V9225あはは、W45EoFe6参ったなぁ……」
「……もう、先輩を心配させたりしません」
「V9226え? W45EF9で、でも……」
「いいんです、僕がそうしたいんです」
「V9227Nm君……」
「V9228も、もう……W45EoFe6m8本当にNm君は…Fm3…」
「す、すみません」
「V9229べ、W45EFe9別に謝ってもらわなくてもいいよ。/W45EFe9m3もう大丈夫だから……」
「先輩……」
「V9230ちょっと、W45EFe9ぐっと来ちゃったかも……」
「V9231な、EF8なんでもな〜い。F3Ecじゃね!」
「あ、は、はい……」
(ふぅ……まいった、まさか森島先輩に/見られちゃうなんて……)
(僕はなんて馬鹿なんだろう……)
(もう、こんな事してちゃだめだ……。/しっかりしなきゃ……)
「V9232ふふふっ、W45EoFe9そっか……」
「わ、わかってくれましたか?」
「V9233うん。W45EoF3よくわかった」
「よ、よかった……」
「V9234今まで、EFe9無理させちゃってたんだね……」
「え? む、無理って……」
「V9235私のために……W45Ec無理させちゃってたね。/W45EoF9ごめんねWv260Nm君」
「そ、そんな事ないです……」
「V9236え〜、W45EF7だって、EF6ほら……W15EFe9m3ねえ?/W45EFe6他にも可愛い子はいっぱいいるし……、/W45EFe9私みたいな面倒な女は嫌でしょ?」
「い、いえ! だって僕は……」
「V9237あははは、EoFe9もう良いって! ね?」
「せ、先輩……」
「V9238前にさ……」
「え……」
「V9239前に……、W60EoF6もう心配かけるような事は/しないって……W60EF9言ってくれたよね?」
「あ……」
「V9240嬉しかった……W75EoF9でも、W45EFm3結局Nm君の/負担になっちゃってたんだね……」
「そ、そんな事ないです!」
「V9241なEoFe8m6ら、なんであんな事をするの!Wv125」
「それは……」
「V9242……あんなに親しげにしておいて、/W45EF6僕には関係ない……W45Ecそんな事言ったら、/W45EhFm9悲しんじゃうよ……」
「……」
「V9243大事にしてあげて……。W30Fm7私の分まで」
「も、森島先輩……僕は……」
「V9244私ね、わがままだから! W15EcW30EhFe6m3Nm君を/独占できないと嫌なんだ」
「V9245じゃね、W45EFm3ばいばい。W45もう会わないから」
(森島先輩すみません……)
(僕はなんて取り返しのつかない事をして/しまったんだ……)
(せっかく、せっかく先輩と親しくなれて/きたのに……)
(先輩……本当にすみませんでした……)
「V9218そっか……、W45EFe9m3そうだったんだ……」
「わ、わかって頂けましたか?」
「V9219うん……W45Ecごめんね……。/W45EoFe9m3私、ちょっとNm君の事疑っちゃった」
「あ……」
「V9220……」
「せ、先輩?」
「V9221本当にごめんなさい」
「い、いえ……そんな事は……」
「V9222疑う資格なんて、EFe6ないのにね」
「え?」
「V9223ふふっ、W15Eoだって私たち……EF6W30その……。/W45EFe9m3こ、恋人って訳じゃないでしょ?」
「そ、それは……はい……」
「V9224だから、W45EFe9別に私にはNm君を責めたり/したり出来ないのに……W75EFe6m3なんでだろ。/W30Ecついね……」
「せ、先輩……」
「V9225あはは、W45EoFe6参ったなぁ……」
「……もう、先輩を心配させたりしません」
「V9226え? W45EF9で、でも……」
「いいんです、僕がそうしたいんです」
「V9227Nm君……」
「V9228も、もう……W45EoFe6m8本当にNm君は…Fm3…」
「す、すみません」
「V9229べ、W45EFe9別に謝ってもらわなくてもいいよ。/W45EFe9m3もう大丈夫だから……」
「先輩……」
「V9230ちょっと、W45EFe9ぐっと来ちゃったかも……」
「V9231な、EF8なんでもな〜い。F3Ecじゃね!」
「あ、は、はい……」
(ふぅ……まいった、まさか森島先輩に/見られちゃうなんて……)
(僕はなんて馬鹿なんだろう……)
(もう、こんな事してちゃだめだ……。/しっかりしなきゃ……)
「V9232ふふふっ、W45EoFe9そっか……」
「わ、わかってくれましたか?」
「V9233うん。W45EoF3よくわかった」
「よ、よかった……」
「V9234今まで、EFe9無理させちゃってたんだね……」
「え? む、無理って……」
「V9235私のために……W45Ec無理させちゃってたね。/W45EoF9ごめんねWv260Nm君」
「そ、そんな事ないです……」
「V9236え〜、W45EF7だって、EF6ほら……W15EFe9m3ねえ?/W45EFe6他にも可愛い子はいっぱいいるし……、/W45EFe9私みたいな面倒な女は嫌でしょ?」
「い、いえ! だって僕は……」
「V9237あははは、EoFe9もう良いって! ね?」
「せ、先輩……」
「V9238前にさ……」
「え……」
「V9239前に……、W60EoF6もう心配かけるような事は/しないって……W60EF9言ってくれたよね?」
「あ……」
「V9240嬉しかった……W75EoF9でも、W45EFm3結局Nm君の/負担になっちゃってたんだね……」
「そ、そんな事ないです!」
「V9241なEoFe8m6ら、なんであんな事をするの!Wv125」
「それは……」
「V9242……あんなに親しげにしておいて、/W45EF6僕には関係ない……W45Ecそんな事言ったら、/W45EhFm9悲しんじゃうよ……」
「……」
「V9243大事にしてあげて……。W30Fm7私の分まで」
「も、森島先輩……僕は……」
「V9244私ね、わがままだから! W15EcW30EhFe6m3Nm君を/独占できないと嫌なんだ」
「V9245じゃね、W45EFm3ばいばい。W45もう会わないから」
(森島先輩すみません……)
(僕はなんて取り返しのつかない事をして/しまったんだ……)
(せっかく、せっかく先輩と親しくなれて/きたのに……)
(先輩……本当にすみませんでした……)
「V4772ふふっ、W45EoやっほーNm君」
「も、森島先輩!?」
「V4773ふふっ、W45Eo驚いた?」
「そ、そりゃあ驚きましたよ……」
「V4774あはIs0ははIs0、W45そっかそっか」
「ど、どうしてここに?」
「V4776うん、W45EF3水泳部の2年生にNm君と/同じクラスの子がいるの。W45Is0EFe9その子に住所を/聞いちゃった」
「そ、そうだったんですか……」
「V4777Nm君を驚かせたいから/Ec頑張っちゃった!」
「……ほ、本当に驚きましたよ」
「V4778ふふっ、W45EoFe8大成功ね! P3F3W45Is0それじゃEcばいばい」
「え? あ、はい」
(って、先輩は何しに来たんだ……)
(謎だ……)
「V4779って! こらー!」
「は、はい!?」
「V4780Sばいばいじゃないよ……W45Is0EF9びっくりした〜」
「は、はい? す、すみません」
「V4781なんでNm君が謝るの?」
「あ……な、なんとなく謝っちゃいました」
「V4782ふふっ、W45EoNm君って面白いわよね」
「え? 先輩にはかなわないですよ」
「V4783あら? W30EFe8m3言うわね〜」
「す、すみません。つい……」
「V4784ううん、いいのいいの。W30EoF4あ、W20EF9いけない。/W20EFe9m3Nm君と話していると楽しいから用事を/忘れちゃいそうになっちゃう……」
「用事?」
「V4785はい、Eoこれ。W15どうぞ」
「え?」
「こ、これって……」
「V4786ハッピーバースデーW15Is0トゥーW10Is0ユー♪」
「せ、先輩……」
「V4787え? W45EF6あれ? W45Is0EF9私、もしかして/日付間違っちゃった?」
「い、いえ。今日です。大丈夫です」
「V4788なによ〜、W45EF9そんな顔しているから/不安になっちゃったじゃない」
「す、すみません……驚いたのと嬉しいのが/ごっちゃになっちゃって……」
「V4789ふふっ、W45EoFe9もう……」
(まずい……不覚にも嬉しくて泣きそうだ。/何もないと思ってたから余計に……)
「V4790あ、Fm3ほら、W20Ecあけてみてよ」
「は、はい……」
「あ……これってお箸とレンゲですか!」
「V4791うん。Nm君ラーメン好きだったよね」
「は、はい! そうなんです」
「V4792うんうん。W45Eoこれならたくさん使って/もらえるかなって思ったから」
「も、もちろんです! 早速今夜から/使わせてもらいます」
「V4793あはは、W45EoFe9喜んでもらえてよかった」
「……本当に嬉しいです先輩。/ありがとうございます」
「V4794も、W15Is0EFe6m3もういいわよ……」
「これから夜食のラーメンを食べる時には/いつも先輩の事を思い出しそうです」
「V4795え? EFe9m3そ、そう?」
「はい。毎回先輩を思いながら食べます」
「V4796そんなに思い出してくれなくてもいいわよ/W45EFe9……ラーメンが伸びちゃうでしょ?」
「あ、確かに……」
「V4797ふふIs0っ」
「でも、本当にありがとうございます」
「V4798私もこんなに喜んでもらえてよかった。/W15P3F3EcW45Is0それじゃあばいばい〜」
「あ、ありがとうございました!」
(先輩……ありがとうございました)
(僕はなんて幸せ者なんだ……)
(ああ、思わず叫び出したいくらいだ……)
「森島先輩……」
「V4799うん? どうかした?」
「あ、あれ? ど、どうしたんですか?」
「V4800あーW30F6Ecうん……W30EoFe9ごめんNm君。/駅ってどっちに向かえばいいかな?」
「え、駅ですか?」
「V4801道……W45EF9忘れちゃったの……」
「……」
「あはははは!」
「V4802あ、W45EF8も、もう……W15EF9あんまり笑わないでよ」
「す、すみません……でも、/先輩……面白過ぎますよ……」
「V4803そ、W45EF8そんな事ないわよ〜……」
「ふぅ……。それじゃ駅まで送ります」
「V4804え? W45EF9い、いいわよ……W20Is0EF6悪いから」
「いえ、送らせて下さい。送りたいんです。/少しでも先輩と一緒にいたいんです」
「V4805も、もう……W30Is0EFe6m3また、そういうことを……」
「上着だけ取ってくるので/ちょっと待っていて下さい」
「V4806早くしないと置いてっちゃうからね/W30EFe9……Is0道わからないけどFm3」
「はい!」
「V4807ふふっ、W30Nm君Is0Eoありがとう」
……こうして、森島先輩を駅まで送っていった。
先輩、本当にありがとうございます。
(いよいよクリスマスは目前だ)
(今年のクリスマス、僕はなんとしても/森島先輩と過ごしたい!)
(駄目でもともと……/やれるだけやってやる!)
「V1750お〜い、Nm」
「……どうした?」
「V1751お宝本なんだけど……W45EF4って、W45EF1どうした?/W30EFe9m3Nmのそんな顔久しぶりに見たぜ?」
「いや、ちょっとこれから……/なんていうのか用事があって」
「V1752用事? W45EF4あ、もしかして……」
「……」
「V1753そっか……W45EFe6そろそろクリスマスだもんな、/W45EF1いよいよ行くんだな?」
「まあ……うん」
「V1754Nm……W45Ecそうか……。W45EoF8よし!/W30EFm3俺の分まで頑張ってくれよな!」
「梅原……」
「V1755行って来い……W45EoFe8健闘を祈るっ!」
「ありがとう……行って来る」
(……よし、やるぞ!)
(あ、森島先輩と塚原先輩が二人で/話している……。いつもならここで遠慮/するところだけど……)
(今日は、今日だけは引く訳には行かない)
「森島先輩、失礼します」
「V4974あ、Nm君」
「V0629こんにちはNm君」
「こんにちは塚原先輩」
「V4975聞いてよ〜。W45ひびきったらおっかしいの」
「V0630私は別におかしくない」
「V4976いやいや、W30Eo今回はひびきがおかしいわよ」
「V0631それはないわね……W45EF7Nm君?」
「V4977おや? W45どうかした?」
「すみません。どうしても森島先輩に/聞かなきゃならない事があるんです」
「V4978私に……?」
「V0632……真剣みたいね」
「すみません。ちょっといいですか?」
「V4979え? W45EF6まあ……W45EF9いいけど……」
「塚原先輩、すみません」
「V0633いや、W45Eo気にしないでいいよ」
「V4980そ、W15EF9それでどうかしたの?」
「ここじゃなんなんで……。/森島先輩行きましょうか?」
「V4981う、EF9うん……」
「V4982そ、それでどうしたの?」
「……先輩」
「V4983な、W45EF6なに……」
(うう……ドキドキする……でも、ここで/行かなきゃ後悔するぞ……)
「V4984……ど、どうしたのよ?」
「先輩。クリスマスイヴの日、僕とデート/して下さい!」
「V4985え? W45クリスマスイヴ?」
「はい……」
「V4986……デートって?」
「え!? いや……その……」
(あ、あれ? なんか変な感触だぞ……)
「V4987……クリスマスにデートするの?」
「ええ……その出来れば……」
「V4988……Wv90W15どこに行くの?」
「あ、いえ……それはまだ……」
「V4989う〜ん、EoF6そっか……。W45EF8クリスマスに/デート……」
(よ、予想外の流れだ……)
「V4990うん。Eoいいわよ」
「ほ、本当ですかっ!?」
「V4991そのかわり」
「はい?」
「V4992当日はFm3私の予定に合わせてEcね」
「え? 予定があるんですか?」
「V4993クリスマスには毎年祖父母がイギリスから/来るから一緒にパーティーしましょ?」
「え? あ、なるほど……」
(あ、そうか……言われてみれば、/そんな話を聞いた覚えがあるな……)
「V4994ふふっ、W45Eoおじいちゃんとおばあちゃんに/紹介したいと思ってたし丁度良かった」
「紹介……」
(……二人で過ごせないのは残念だけど、/一気に家族公認になれるかもしれない。/これはむしろラッキーなんじゃないのか)
「V4995あれ? W45EF9もしかして嫌だった?」
「い、いえ、そんな事ないです。一緒に/過ごせて嬉しいです」
「V4996本当に? W45F3Ecそれなら良かった」
「あ、じゃあ待ち合わせですけど……」
「V8194うん」
「5時に駅前通りで、どうですか?」
「V0505オッケー」
「V4998それじゃあ教室に戻るね」
「あ、森島先輩」
「V4999ん? W45EFe9m3どうかしたの?」
「その……ありがとうございます」
「V5000ううん、W45EF3私も楽しみだから。W45Ecそれじゃ」
「あ、はい……」
(……やった)
(やったぞ! 先輩とクリスマスを一緒に/過ごす約束をしたぞ!)
(頑張って誘ってよかった……)
キャラクタークリアー!!
森島・L・はるかの全てのエピローグを見ました
V5256もう、あの日の事は/恥ずかしいんだから言わないでよ。
V5257急に思い出したって?/まったく、意地悪なんだから……。
V5258まあ、でもあそこで勇気を出して/良かったって思ってるの。
V5259素敵な……と、言うよりは、/可愛いダーリンと一緒にいられるから。
V5260クスッ、今でも刑事さんになったなんて、/ちょっと信じられないけどね。
はるか
「V5261う〜ん、今日の肉じゃがは/すっごく良い出来かも!/え? 味見する? はい、あ〜ん」
「V5262え? 事件発生なの?/ちょっと待ってね、コート取ってくる」
「V5263あなた! 気を付けてね」
「んお、ひってくう〜。もぐもぐ」
「V5264あっ、帰ってきたら私も逮捕してね〜」
「ふぇ?」
「V5265ふふっ、いってらっしゃい〜」
V5266Nm君と過ごす日々。
V5267あっ、私も同じ苗字だった!/なんか慣れなくてね。
V5268おほん、Nn君と過ごす毎日。
V5269昨日よりも今日が、/きっと今日よりも明日の方が……。
V5270Nn君の事を好きになってるの。
V5271これからも、よろしくね。ダーリン。
???
V5332ふふっ、さすがに3回も告白されちゃあ、/この私もお断りできないわよ。
V5333え? ま、まあもちろん好きだけど……。
V5334わ、わかってるわよ……。本当はすごく好き。/でもなんか悔しいからさ、意地悪な事しちゃうの。
V5335ふふっ、リアクションも可愛いしね。/ワンチャンみたいなんだもん……。
「V5336はい! おすわり!」
「わんわん!」
「V5337お・す・わ・り!」
「わん〜?」
「V5338こうするの〜」
「し〜〜〜〜〜」
「V5339わわ! こんな所でしちゃ駄目〜!」
「く〜ん……」
「V5340もうほんとに仕方ないわね〜」
「さっきのミルクを飲み過ぎたかも……」
「V5341う〜ん、一生懸命飲む仕草が可愛いから/ついついたくさんあげちゃうのよね〜」
「ちゃんと面倒みられるんですか?」
「V5342ええ〜! 私が犬を飼うって言ったら/Nm君も賛成してくれたじゃない?」
「それはその……僕の代わりに」
「V5343何?」
「いや……その僕が先輩のペットを/卒業したので、その代わりとして……」
「V5344そうよ、誰かさんが私の恋人に/なっちゃったからいろいろと困るのよね」
「そ、そんなぁ……」
V5345Ld可愛い年下の男の子。Le
V5346LdそんなNm君も好きだけど……。Le
V5347Ld最近の大人っぽい雰囲気も悪くないよ。Le
V5348Ldこれからも私を夢中にさせてね?/ふふっ、よろしくね!Le
(ま、まずい! 遅刻だ! 急がないと)
(今日は総会のプロジェクター係なのに……/遅刻したらシャレにならないぞ)
(急げ急げ!)
先輩との別れから、10年が経った……。
僕は勉強に打ち込む事で、先輩を傷つけてしまった/辛い過去を無理やり忘れようとしていた……。
そのおかげか、僕は分不相応な大学に進み、/かなり大きい企業に入社する事が出来た。
入社後、ひたすら仕事に打ち込んで……。/ようやく、今年は昇進出来そうだったのに……。
(はぁ……まさか、不景気対策で/本社が吸収合併されるとは……)
(ついてないよな……。本当に……)
(って、そんな感傷に浸ってる場合じゃない/本当に遅刻になっちゃうよ)
(はぁはぁ……)
(そ、それにしても……全力疾走すると、/本当にしんどいなぁ……)
(運動不足か……。はぁ……、まあ、/この下っ腹についた肉を見れば当然だな)
(おおっ! エレベーターが来てる!/ラッキーだ!)
「す、すみません乗ります!」
(ふぅ……助かった……)
課長
「なんだ……誰かと思えばNm君か。/はぁ……遅刻ぎりぎりかね?」
「あ! か、課長……すみません」
「まったく、たるんどるぞ!」
「今会社がどういう状況か、/わかっているのかね?」
「わ、わかっているつもりです……」
「はぁ……もういい、/後で僕の部屋に来るように」
「は、はい……」
「すみません森島部長。部下が騒がしくて」
???
「V5349そのようね」
「も、申し訳ございません。/私の管理不行き届きでございます」
(あ! も、森島先輩!?)
「V5350……まあいいわ」
「ありがとうございます」
(な、なんて事だ……同じ会社だったのか)
「それにしても部長。今回の企画は大成功/でしたね。社長賞間違いなしですよ」
「V5351頂けるといいですね……」
(……僕に、気付いているよな?/この距離で、気付かない訳ないし……)
「いやぁ、プロジェクトの出した利益を/考えたら確実ですよ」
(……先輩)
「森島部長が開発部部長になられて、/たった1年でこの結果とは……/流石としか言いようがございません!」
(開発部部長……森島先輩が……)
「……」
(それにしても……なんて冷たい目なんだ。/あれが先輩だなんて……信じられない)
「V5352……そこの君」
「え? あ、はい!?」
「V5353ネクタイが曲がっているわ……。/気をつけなさい」
「す、すみません……」
「V5354部下に恵まれていないようね」
「まったくお前は……」
「す、すみませんでした……」
なんて事だ……。/先輩が部長になっているだなんて……。
しかも、普段はすごく偉そうにしている課長が、/あんなに低姿勢になるくらい……、/えらい人になっているだなんて……。
何よりもあの冷たい目……。
先輩が、あんな目を……。
もう、この会社にいても……駄目だろうな……。
僕は……なんであの時……。
「V7833いよいよクリスマスかぁ……。/なんかあっという間だったな……」
「V7834今年のクリスマスは、/去年よりも楽しめそう……ふふっ」
「V7835最初に会ったら……何て言おうかな。/ふふっ、ちょっと意地悪しちゃおうかな。/それとも……。あ〜迷っちゃうなぁ」
「V7836Nm君、今ごろ何しているのかな?」
「V7837……Nm君のことだから、明日が/楽しみで眠れなくなってたりして」
「V7838ふふっ、本当に楽しみね……」
「V7839……はぁ」
「V7840なんで約束しちゃったかな……」
「V7841……」
「V7842こんな気持ちのまま会いたくないな……」
「V7843ううん、とても会えないよNm君……」
(V5001Ld…Mo…はぁ、W40McW5Fm3クリスマスなのに一人で/公園をぶらぶらする事になるとはねぇLe)
(V5002Ldまいったな……Le)
(V5003Ld飛行機がちゃんと飛ばないから、/W45Ecおじいちゃんもおばあちゃんも/間に合わないし……Le)
(V5004はぁ〜、LdW45Eoがっかりね……Le)
(V5005Ldひびきにも振られるし……W45EcなんだかなぁLe)
(V5006Ldあんなに言い辛そうにしてたって事は/きっと男ね……W45EF8もう、私のひびきちゃんを/たぶらかすだなんて許せないっ!Le)
(V5007Ld……ひびきちゃんもひびきちゃんよね。W30/私よりも男を優先するなんてさLe)
(V5008Ld私だって……W45その気になれば……Le)
(V5009……はぁ)
V5010Ldなによ、なによ……。Le
V5011Ldなんで誘ってくれないの……?Le
V5012Ld私の事……好きなんじゃなかったのNm君。Le
V5013Ld諦めないんじゃなかったの……。Le
V5014LdMoもう……。McNm君の事考えてたら/Eoこの公園に来ちゃうしさ……。Le
V5015LdNm君……今ごろ何してるの……。Le
(今日はいよいよ森島先輩とデートだ……)
(しかも、ご家族に会わせて頂ける……)
(まさに正念場だ……。/失敗は許されないぞNn!)
「V1274にぃに〜、入るよ」
「うん? どうした?」
「V1275わわっ、EFe9ど、どうしたの?」
「何がだ?」
「V1276……なんかいつもと雰囲気が違うけど」
「おっ? やっぱりわかるか?」
「V1277そりゃわかるよ……」
(うん……気合がにじみでているようだな)
「V1278似合わないよ?」
「え?」
「V1279無理してるーEoFe6m9って感じが丸わかりで……/EF9格好悪いかも」
「な、なんだと!?」
「V1280だ、EFe9m4だって似合ってないもん」
「こ、こいつ……」
「V1281わわっ、EFe7m3みゃーたちEFe3m4お買い物Fm3行くから!/SdF3Ecじゃね〜」
「待てっ!」
「まったく……勝手な事ばかり言って……」
(似合わないだと……)
(似合ってないかなぁ……)
(……や、やっぱり変か?/いきなりジャケットとかだと違和感ある/のかなぁ)
(うう……どうしよう……)
(い、いったん普段の感じの服に着替えて/みるか!)
(う、確かに落ち着くし、違和感ないな)
(変に格好つけずに行くのがいいのか……)
(で、でも……。ご家族に紹介されるのに/普段着って訳にはいかない!)
(や、やっぱり着替えよう!)
(よ、よし……やっぱこれだな……)
(美也のせいで余計な手間がかかった……。/って! ああっ!)
(ち、遅刻しちゃうよ! 急がないと!)
「い、行ってきま〜す!!」
(まずい! 遅刻しちゃうぞ!)
(こんな日に遅刻だなんてありえない……)
(急ごう!)
(はあっ……はあっ……)
(クリスマスか……)
(僕は……)
(はぁ……はぁ……)
(も、森島先輩は!?)
(い、いない……。5時15分……。/15分遅刻か……)
(……まずい、電話番号とかもわからない)
「V5016あ、Nm君!」
「V5017もう! W45EF6こんな日に女の子を待たせる/なんて……W45EF8本当にいけない子なんだから」
「す、すみませんでしたっ! その……」
「V5018わお……すっごい汗……。/W60EF9こんなに寒いのに……W60EF4あっ!」
「V5019やだ、W45EFm3Nm君から湯気が出ちゃってる」
「あ、ほ、本当ですか?」
「V5020あはははは」
「ははは」
「V5021もう……W45EoFe9しょうがないんだから、/W45F3Ecはい、W45Eoこれ使って」
「あ、ありがとうございます」
「あ、これって……。タネウマクンタオル/ですね?」
「V5022ええ」
「本当に色んな種類のグッズを/持ってるんですね……」
「V5023ふふっ、W45EoFe9覚えていてくれたんだ?」
「も、もちろんです! 先輩の好きな物/とかを忘れる訳ないです!」
「V5024待ち合わせには遅刻するのに?」
「あ……そ、それは本当にすみません……」
「V5025くすっ、W45EoFe9m3もういいわよ」
「V5026さすがの私もW20EFe9m3湯気まで出されちゃ/怒れなくなっちゃった」
「す、すみませんでした」
「V5027もういいってば。W45EF3それよりさ、W45Ec早く行こ」
「え? あ、はい……。でもどこに行くん/ですか?」
「V5028あ、そっか。W45EFe9m3まだ今日の予定を話して/なかったっけ?」
「はい」
「V5029全然?」
「ご家族に会わせて頂けるってだけで……」
「V5030そっかそっか〜、W45EFe9m3そうだったか……」
「V5031……うん。W45Eoじゃあせっかくだしさ、W45EF3/今日は1日私に付いてきてくれる?」
「え? あ、はい……いいですけど」
「V5032何も知らずに付いて来るの!/W45EFe9そのほうが色々楽しいでしょ?」
「そ、そうですね……」
「V5033ふふっ、W45EoFe8よーし! W45F3Ecそれじゃいこっ」
「は、はい!」
「V5034最初は色々買い物!」
「わかりました」
「V5035ふふっ、W45Eoすっごい人ね〜」
「本当ですね」
「V5036皆楽しそう」
「ええ、楽しそうです」
「V5037Nm君は?」
「V5038楽しんでる?」
「も、もちろんです。先輩と一緒ですから」
「V5039え?」
「あ、……すみません、つい」
「V5040もう、W45EoFe9m3すぐそういう事言うんだから」
「す、すみません……」
「V5041肝心な事は……W45Ec最近言って/くれないのに……」
「V5042な、W30EF8なんでもない! W30B0EF3ほら、W45Ec行こう!」
「あ、せ、先輩」
「Wv0ま、W45待ってくださいWv150」
「V5043ふふっ、待てませ〜ん」
「Wv0せ、W30先輩〜Wv90」
「V5044こっち、こっち〜」
「あ……」
(まずい、見失ってしまった……)
(ここではぐれる訳にはいかない。/頑張って追いかけるぞ!)
(よし……人込みを抜けたかな……。/えーっと先輩は……)
「V5045あ、Nm君」
「え? 先輩この子は?」
子 供
「ふえーーーん! ふえーーーん!」
「V5046迷子みたい」
「え? 迷子……」
「V5047うん、W45EF9ずっと泣きっぱなしだから、/よくわからないけど、W45EF6明らかにそうよね」
「ふえええええええん!」
「おわ!」
「V5048Ecう〜ん、W45EoFe9m3お願いだから泣き止んで? ね」
「びええええええええええ!」
「V5049はぁ、困ったなぁ」
「ど、どうしますか先輩」
「V5050そうねぇ……W45EFe9m3とりあえず交番に/行ってみましょうか」
「そ、そうですね」
母 親
「あ! 淳ちゃん! 捜したのよ〜」
「ママー! うわああああん!」
「ありがとうございます。/本当にありがとうございます!」
「V5051いえいえ、良かったです」
「ほら、淳ちゃんもお礼を言って!」
「……ぐすっ、ありがとうお姉ちゃん」
「V5052ふふっ、もう迷子にならないようにね」
「V5053ふふっ、W45EoFe9良かった〜」
「V5054すぐに交番に行って大正解ね」
「本当ですね。僕一人だったらその場で/探し回るところでしたよ」
「V5055ふふふっ、W45Eo今日みたいに人が多いときは、/W45EFe9m3思い切って交番とか迷子センターに/行く方が早いのよ」
「そうなんですか?」
「V5056ええ。W45Eo私の経験から言うとだけどね」
「なるほど」
「V5057特に今日みたいに泣きじゃくってると、/W45EFe9名前を聞くのも大変でしょ?」
「あ、確かに……」
「V5058だから余計にね。W45F3Ecふふっ、W45EoFe6でも今日は/すぐに解決できて本当に良かった〜」
「……先輩って優しいですよね」
「V5059え? W45EF9な、なんで?」
「……迷子になって、泣いている子を見つけ/たら、迷わず声をかけたんですよね?」
「V5060あら、それって当然じゃない?」
「見かけて、そのまま立ち去る人の方が/多いですよ。残念ですけど」
「V5061ううむ〜W60EoF6確かにねぇ……W45EF9世知辛いわねぇ」
「だから、先輩はすごいです」
「V5062そ、W45EFe9m3そんな大したものじゃないわよ。/W45EFe6泣いている子をほっとけないだけ。/W30e9そういう性格なの」
「性格ですか……」
「V5063うん。W45EoFe9迷子の子とか見ると私まで/悲しくなってきちゃうんだもん……」
「わかる気がします……」
「V5064うん……」
(1年前……公園で先輩が声をかけてくれた/のもそういう気持ちだったのかな……)
「V5065……なーんてね!」
「V5066無事解決できたんだし! W45EoFe9そんな神妙な/顔しないでよ」
「あ、そうですね……」
「V5067もっともっと楽しまないと。W45EcF3ね?」
(先輩……)
「V5068むむ、またそういう顔して〜。W60EF6もう……/W45EF9Nm君は私と一緒で楽しくないの?」
「あっ、た、楽しいです」
「V5069ほんとに〜?」
「ほ、本当ですよ!」
「V5070わお、W45EF3いいお返事。/W45Ecそれなら笑って笑って」
「え? あ、はい」
「V5071う〜ん、W45EF9もう一盛り上がり足りないわね」
「え? そ、そうですか?」
「V5072あっ! W30EF3ほら見てNm君!」
「え? な、なんですか?」
「V5073たいやき屋さんだよ!」
「V5074Fm4食べようFm3!」
「V5075あったか〜いたいやきを食べながら/お散歩しましょ」
「そうですね」
「V5076おねーさんがおごってあげるから」
「あ、先輩……」
「V5077ふふっ、あま〜い」
「ええ。すごく美味しいですね」
「V5078ん〜寒い日にはたいやきが合いまさねぇ」
「V5079あ、Nm君!/ほっぺにあんこがついてるよ」
「えっ? ど、どこですか」
「V5080もう、しょうがないなぁ……。/ちょっとかがんで」
「こ、こうですか……」
「V5081ちゅっ」
「あっ!?」
「せ、先輩……今のは……」
「V5082ご馳走様〜」
(ご、ご馳走様って……)
「V5083あ、W20EF3そうだNm君!」
「は、はい……」
「V5084二人でさ、W45あの公園にいかない?」
「あの公園って……丘の上公園ですか?」
「V5085そそ、Fm3W30私たちが初めて会ったEoF3場所……」
「それはいいんですけど……。/ご家族が待っているんじゃ……」
「V5086あ! W45EF6Is0そっか……W30Ecうん、W20EoFe9m3実はね、/今日は飛行機の都合で来られなかったの」
「え? そ、そうなんですか」
「V5087パーティーはまた今度って事で……。/W45EF9ごめんねNm君」
「あ、はい……」
「V5088だから二人で……W45Fm3Is0ね?」
「はい! 行きます!」
「V5089ふふっ、W45Eoありがと」
(ご家族に会えないのは残念だけど……。/逆にこれはチャンスでは?)
(うん……そうだよ。二人で良い感じに/過ごせばいいんだ……よしっ!)
(……先輩からこの場所に誘ってくれる/だなんて……これはもしかしたら……)
「V5090すっかり暗くなっちゃったね」
「V5072あっ! EF3ほら見てNm君!」
「……え?」
「うわ……雪が……」
「V4927きれいね……」
「……すごいですね、/ホワイトクリスマスですよ」
「V2336ふふっ、W30EoEFe9ちょっとドキドキするね」
(よし……ここだ、ここで告白しよう!)
「V5091……」
「先輩!」
「V5092え? W20EFe9m3どうしたの急に」
「実は……先輩に聞いて欲しい事が/あるんです……」
「V5093あ……」
「僕は……先輩の事が……」
「V5094あ、ま、EF9待ってWv64Nm君」
「V5095う〜ん……」
「……」
「V5096ねえ、Nm君……」
「V5097……うん。W15Ecやっぱ駄目だ」
(ど、どうしたんだろう先輩……)
「Nm君。W15V5098EoFe9m3今悩んでるよね?」
「えっ!?」
「な、何にですか?」
「V5099何にかな……。W60Is0EF9すごく大事な事だと/思う……」
「そ、そんな事……ないですよ」
「V5100……そう? W45Is0EFe6m3私はそうは思えないなぁ」
「な、なんでですか?」
「V5101う〜ん、W45EoFe9m3勘かな?」
「勘ですか……」
「V5102私の勘って、Fm3結構当たるんだ。/W45EFe9m6Is0今回の勘は外れてEFe6欲しいんだけど……」
「V5103あのね……W45EoF9Is0私……。W60Is0EcFe6m9ううん、Fm3今は駄目」
「今は駄目?」
「Nm君。V5104私の勘違いならそれでもいい。/W15Is0EF9でも一度きちんと考えてみて欲しいの」
「考える……」
「V5105うん……W60EcIs0私の事、W45EoFe9もう一度じっくり/考えて……Is0お願い」
「先輩……」
「V5106わがままでFm3ごめんね」
「い、いえ……そんな事ないです」
「V5107ふふっ、W45Eoありがと」
「V5108そうだ、W30Is0Ecこれ私の家の電話番号だから」
「V5109もしも……」
「もしも?」
「V5110ううん……W45Eoなんでもない。/W45Is0EF3電話もらえたら嬉しいな。W45EcIs0じゃあね!」
「あ、せ、先輩……」
(そうか……そうだよな……。/僕のあやふやな態度が……先輩を、/悩ませちゃってるんだよな)
(ちゃんと考えて……決めないとな)
「V5111しょうがない、W45Fm4ここはFm3私がW15EoFe9Nm君の/ために一肌脱ぐしかないか……」
「一肌脱ぐ?」
「V5112さあ行くわよNm君」
「せ、先輩待って下さい」
「え……ここって……。/ホテル……ですよね?」
「V5113うん」
「……ホ、ホテルで何するんですか?」
「V5114え? W45EF9さっき言ったでしょ」
「さ、さっきって……」
「V5115もう、EF6忘れちゃったの?/W45EFe9m3一肌脱ぎに来たのよ」
「ええっ!?」
「V5116わわ、W20EF9急に大きな声出してどうしたの?」
(お、落ち着くんだNn!/ホテルで一肌脱ぐってどういう事だ!?)
「V5117Nm君?」
(……ま、まさか!/まさかこんな事が許されていいのかっ?/いや、それは僕は嬉しい……だけど……)
「V5118おーい……」
(だけど僕にも心の準備って物が!/だ、大体先輩は平気なのかっ!?)
「V5119こらー。Fm4置いてっちゃうぞ?Fm8」
「お、置いてかないで下さいっ!」
「V5120あ、W45EF9ようやく正気に戻った?」
「ぼ、僕は正気です! 平気です!/でも先輩は……そのいいんですか?」
「V5121もっちろん。W45Eoちゃんと水着も持って/きたしね〜」
「ちょ! み、水着!?/最初から水着だなんて……。/そんなマニアックな……」
「V5122マニアック? W45F8Ecう〜ん、W45EoF6まあ確かにここの/プールって有名じゃないかもしれないけど/W45EFe9m3広くて気持ちいいんだよ?」
「へ? プール?」
「V5123うん。W45温水プール」
「プール……」
「V5124……こら、Fm3Nm君。W45Eoいったいどんな/想像してたの? W15EFe9m3もう」
「え? あ、いや……すみません」
「V5125ふふっ、Fm9もうEoFe9真っ赤な顔しちゃって……。/W45EcFe6ずるいんだから」
「ず、ずるい……ですか?」
「V5126そんな顔されちゃったら、怒れないもん」
「す、すみません」
「V5127くすくす、W45EoFe9m3もういいわよ。W45EF3別に怒って/なかったしね。W45Ec行きましょ」
「あ、でも水着が……」
「V5128あ……W45EF6そういえばそうね……。W45EFe9m3びっくり/させたい一心で伝え忘れちゃった」
「なるほど……」
「V5129う〜ん、W45EoFe6一人で泳いでもしょうがないし、/W45EFe9m3今日は止めておこっか?」
「ええっ!? そ、そんな!」
(せ、先輩の水着姿を見られるチャンスを/こんな事で失う訳にはいかない……)
「V5130でもねぇ……」
(あっ! あそこで水着の貸し出しを/しているじゃないか。これだっ!)
「大丈夫です先輩。一緒に入れますよ」
「V5131わお、自信満々ね? P0Fe9m3W45どうする気?/W15Fe8m3まさか裸で泳ぐとか?」
「ち、違いますよ! あそこの売店で/水着を借りられるんです!」
「V5132あ、本当だ」
「V5133ふふっ、W45Eoそれじゃあ中で待ち合わせ。/それでいい?」
「はい! すぐに行きます」
「V5134よーし、W45F3Ec泳ぐわよ〜」
(おお、思ったよりも人がいるな)
(クリスマスに泳ぐのか……。/ちょっと不思議だ)
(……せ、先輩早くこないかなぁ)
(どんな水着なんだろう)
「V5135お〜またせっ」
「は、はい!」
「V5136ど、W45どうかなFm3?」
(こ、これは……)
(なんてことだ……)
(僕のお宝コレクションとか、/本当にかすんじゃうよ……)
(キレイだ……)
「V5137ね、ねえNm君?」
(う……お、思わず立ちくらみが……)
「V5138へ、変かな?」
「へ、変じゃないです! 似合います!/キレイです……」
「V5139ホントFm3に? ありがEcF3と」
「V5140でも、W45EF6それならすぐに誉めてくれても/いいのに……W45EF8意地悪なの?」
「す、すみません。つい見とれちゃって」
「V5141え……?」
「あ……その……すごく素敵なので」
「V5142そ、そっか……」
「V5143そっFm3か〜、W45EoFe9思わず悩殺しちゃったか!/W45EFe8もう罪作りだなぁ私ったら」
「は、はい……」
(だ、駄目だ……見たいけど……。/じっくり見てられないよ……)
「さ、さーーて泳ごう! 泳がないと!/お先です!」
「V5144え? Nm君?」
Ti0Ts1/Ts2        Ti2ザブーーーーン
(先輩……僕はもう先輩といられるだけで/幸せかもしれません……)
「V5145待て待て〜!」
「わわっ」
「V5146抜け駆けは許さないんだからねっ!/うりゃっ!」
「せ、先輩!」
「V5147もう逃がさないわよ〜」
(こ、この感触は……)
「せ、先輩! あ、危ないですよ」
「V5148どうして〜?/別に溺れたりしないでしょ?」
(いや、溺れそうです……色々な意味で)
「V5149ふふっ、W45Eoクリスマスにプールで泳ぐのも/面白いわね」
「た、確かに面白いですけど……」
「V5150けど? どうかしたの?」
「やっぱり慣れてないからか違和感が/ありますよね」
「V5151そうかな?」
「ええ……」
(だって……先輩とクリスマスに一緒だって/だけでもすごい事なのに、何故かプールで/泳いでるんだもん……)
(違和感がある……っていうか、/現実とは思えないよな……)
「V5152こらこら〜Nm君」
「は、はい?」
「V5153私が目の前にいるのに、W45EF9他の女の子を/そんなに見つめないでよね……W45EF8もう」
「え? あ、ち、違います」
「V5154本当に?」
「ちょ、ちょっと幸せを噛み締めてただけ/です! 他の子の事なんか見る必要ない/ですし……」
「V5155え? EF6あ、EFe9m3そ、そっか……」
「あ、は、はい……」
「V5156……あ、EFe7そ、W20EF3そうだ! 向こうにサウナが/あるんだよ? W45Ec一緒に入ろっ!」
「え? サウナですか?」
「V5157ほらほら、W30Ecこっちこっち」
(あっ、せ、先輩が手を……)
(も、森島先輩と二人でサウナ……)
「V5158ふふっ、あっついねぇ〜」
(しかも今日はどこまでもラッキーだ……。/二人きりっ! 二人きりだぞ!?)
「V5159わわっ、Nm君汗がすごいね」
「え? あ、はい」
「V5160負けないわよ〜」
「え?」
「V5161私もNm君に負けないように/汗を出すんだから」
「ははは、勝負ですか?」
「V5162だってほら! よーっく見てみてよ!/Nm君の方がいっぱい出てるもん」
「V5163ほら、腕を見比べてみて」
(こ! これは……。僕と先輩の汗が/混じりあいつつ床に落ちていく……)
「V5164Nm君ばっかり汗出して〜。ずるい」
(ああ……僕はこんなに幸せでいいのか?)
(ふぅ……楽しかったな……。/本当に楽しかった……)
(この後は……先輩のご家族に紹介して/もらうんだよな……)
(うう、ちょっと緊張してきたな)
「V5165お待たせ〜」
「V5166ごめんね。/着替えるのに手間取っちゃった」
「いえ、僕はまったく平気です」
「あ、でも……」
「V5167ん? W45EF3どうかしたNm君?」
「ご家族の皆さんとの待ち合わせは/どうなってるんですかね?」
「V5168あっ! W45EFe7そっか……W45EFe9m3忘れてたね」
「わ、忘れちゃ駄目ですよ先輩。/ちなみに何時だったんですか?」
「V5169あ〜、W45EF6一応予定では……W45EF91時間前?」
「ええっ、もう1時間遅刻なんですか?」
「V5170まあ、W45EFe9m3最初の予定から考えるとね?/W45F3Ecふふふっ」
「わ、笑ってないで行きましょう!/集合場所はどこなんですか?」
「V5171ここよ」
「え? そ、そうなんですか?」
「V5172このホテルの上の階。W45EFe9m3だからそんなに/慌てなくても大丈夫」
「そ、そっかそれなら……って! それでも/1時間遅刻ですよ! い、行きましょう」
「V5173あん、W45EFe9m3そんなに引っ張らないでよ……」
(うわ……。外が見えるタイプの/エレベーターだ……怖いかも……)
「V5174もう、W45Fm3強引なんだから……」
「え? あ、す、すみません……」
「V5175ふふっ、W45Eoすごいわね〜、W45EFe7あっという間に/昇っていくのね〜」
(ほ、本当だ……こ、怖すぎる……)
(だ、駄目だ……何か話でもして/紛らわせないと)
「せ、先輩」
「V5176ん?」
「今日って、ご家族のどなたが/いらっしゃるんですか? 前に聞いた感じ/だとお祖父さんとお祖母さんと……」
「V5177あ〜、W45EFe9m3うん。実はね、飛行機の都合で/今日はいないの。W45EFe7だから二人きり?」
「あ、そうなんですか……」
「二人きり?」
「V5178うん、そう」
「え? あ、あれ? ご両親は……?」
「V5179おじいちゃんとおばあちゃんが来ないん/じゃFm3意味がないっEF3て家にいるよ?」
「え? ああ……お家に……」
「V5180でね、W45EF9せっかく予約してある部屋がもった/いないなぁって思って泊まりにF3Ecきたの」
「た、確かにそうですね……」
「V5181だってほら! W45Ec見てよこの夜景!/W45EoFe9キレイねぇ……」
「あ、あれ? じゃあ今夜は……/誰もいらっしゃらないんですか?」
「V5182うん」
(先輩と……二人きり……えっ?/ふ、二人きり!?)
「V5183……吸い込まれそうな夜景」
(だ、だって先輩……ええっ!?/ふ、二人で? 何を!?)
「V5184……」
(いやいやいやいや! 待て!/待つんだNn。冷静になるんだ!)
(慌てるな……あくまで冷静に……/冷静に……なれる訳がないっ!)
(ど、どうなっちゃうんだよ……)
「V5185あ、W45EFm7もう着いちゃった……。/W45EFe6m3もっと眺めていたかったなぁ」
「え? な、何がですか?」
「V5186夜景よ、夜景。/W45Fm4Nm君もずっと見てたでFm3しょ?」
「V5187残念だけど、EFe7m4部屋からでも見られるかな?/F3Ecよし、行きましょうEoか」
「は、はい……行きますか……」
「V5188おお〜」
「し、失礼します……」
「V5189すっごいね〜」
「え、ええ……」
「V5190ほらほら! W45Ec夜景も見えるよ!」
(うう……夜景どころじゃないよ……)
「V5191あっ、W45EFe7m3トイレはどうかな?」
「せ、先輩……」
「V5192わわっ、お風呂もおっきいよ!/すごいねNm君」
「そ、そうですか……」
「V5193せっかくだから、W45EFe7私お風呂に入っちゃおう/かなぁ〜」
「ええ? お、お風呂ですか?」
「V5194滅多に来られないし、/W45EFe9m3もったいないじゃない?」
「あ、そ、そうですね」
「V5195Nm君、覗いちゃ駄目だよ?」
「の、覗きません!」
「V5196わお、W45いいお返事。/W45Eoそれじゃあちょっと入ってくるね」
「あ、はい」
(ほ、本当に行っちゃったよ……)
(……)
(えっと……)
(うう……お、落ち着かない……)
(あ……。夜景キレイだな……)
(……ん?/あっ、雪が……降ってきた……)
(ホワイトクリスマス……か……)
(森島先輩と二人きりでクリスマス……)
「V5197ふんふ〜ん♪」
(あの頃は、こんな日が来るだなんて/想像すら出来なかったよな……)
(それから先輩に告白しちゃって……)
「V5198らんらら〜♪」
(もちろん振られて……)
「V5199Ldふぅ……気持ちいいLe」
(でも、先輩が変わらずにいてくれて……。/僕も先輩と一緒にいられるのが楽しくて、/それだけでも幸せで……)
(……ははは、/結局もう1回告白しちゃったけど)
(こうして今は二人で/クリスマスを過ごしている……)
(……いやいや、/この後ってどうすればいいんだ!?)
(先輩との思い出にひたっている/場合じゃないぞ! お風呂から出てきたら/僕はどうすればいいんだ?)
(僕もお風呂に入ったほうがいいのか?/じゃないとまずいか……)
(いや! お風呂入ってどうするんだよ!/だいたいまだ僕たちって付き合っている/訳でもないし……)
(そういう問題じゃない! 付き合っている/からとかじゃなくて……)
Ti0Ts1/Ts2          カチッ
「え!? て、停電?」
「V5200……違うよ」
「あ、せ、先輩」
「V5201恥ずかしいから……W45EF9私が消したの」
「は、恥ずかしいって……あ、あれ先輩/その格好は?」
「V5202……」
「せ、先輩? どうしたんですか?」
「V5203……馬鹿」
「V5204意地悪……W45EcNm君の意地悪!」
「森島先輩……」
「V5205どうして覗きに来てくれないの?」
「ええっ……そ、それは……」
「V5206私のこと……W45EcW4Eh好きなんじゃないの?」
「す、好きですけど……」
「V5207好きなら思わず覗いちゃうもんじゃ/ないの?」
「い、いや……それはどうですかね……」
「V5208……わからない」
「せ、先輩?」
「V5209どうして……。/もう一度告白してくれないの?/W45EcW4Eh何度でも告白するって言ってくれたのに」
「V5210私……W45EF9私はNm君が好きなのっ!/W45Ec大好きなの!」
「ええっ!? せ、先輩……」
「V5211私……W45Ehずっと待ってたのに……」
「先輩……」
「V5212ずっと……ずっと待ってたのに……。/W45Ehもう、嫌われちゃったかと……W60Ec思って」
「そ、そんな事ないです」
「V5213諦められちゃったかと思って……/W60Eh寂しくて……W60Ec不安で……」
「V5214でもわからないの! W45Eo私、こんなに人を/好きになった事なんてないんだもん!」
「V5215誰にも渡したくない人なんて……。/W45Eh初めてなんだもん……」
「……」
「V5216どう伝えていいのか……わからなくて」
「先輩……すみませんでした」
「V5217Nm君に……呆れられないような、/W45EF6格好いい告白の仕方なんて……/W45Ehわからなくて……」
「V5218……」
「いいんですよ、そんなの」
「V5219え?」
「だって……僕が好きになったのは、/そんな不器用な森島先輩ですから……」
「V5220……Nm君」
「V0101くしゅん!」
「あ、……先輩風邪引いちゃいますよ。/このガウンを着て下さい」
「V0102あ、ありがとうNm君……」
「いえ……」
「V0103本当に私ったらみっともないよね。/W30EFe6恥ずかしい……」
「そんな事ないですよ……。/先輩はみっともなくなんてないです」
「V0021Nm君……」
「……僕の方がみっともないですよ。/あんな格好悪い告白をしてしまって……」
「V5221え?」
「一回目も二回目も、情けないです」
「V5222……ううん。W45Eoそんな事ないよ」
「V5223私、W45あんなにドキドキした事なんて、/EoFe9生まれて初めてだった」
「V5224……はるかって呼んで」
「V5225お願い……」
「は、はるか……好きだよ」
「V5226ふふっ、W45EoFe9よく出来ました」
「V5227好きよ……大好き……」
「僕もです……僕も大好きです」
「V5228……キスして。そのまま離さないで」
「V5229んっ……」
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(森島先輩遅いなぁ……。/どうかしたのかな?)
(……)
(まあ、あれか……。準備に時間が/かかっちゃったとかそういう事かな……)
(女の子は準備に時間がかかるのよっ!/わかったNm君!)
(な〜んて言われちゃうのかな)
(そうだよな……/ちょっと遅れているだけだよな)
(先輩に限って……)
(あっ! そうだ! もしかしたら/家に何か連絡が来ているかもしれない!/家に電話してみるか)
(留守番電話……)
(……またか)
(また、こうなるのか……)
2年前のクリスマス。
僕はまったく理由もわからぬまま、/今までの人生で一番最低な気分を味わった……。
今年は違う。
僕のしてきた事で、/2年前よりも最低な気分を味わっている……。/自業自得だ……。
ずっとずっと憧れだった先輩。
話し掛ける事も出来ず、/ただただ眺めているだけで幸せだった……。
もう、眺める事すら出来ない……。/僕自身のせいで……。
「V5230おっそIs0〜い!」
(V5231LdIs0あ、EF6いっけない……Ec声出ちゃったLe)
(V5232Ldもう、何してるのよNm君は……Le)
(V5233Ld待ってる間に、何人にナンパされたと/Is0思ってるの!Le)
(V5234Ldすっごく怒ろう! W45EcFm3うんうんLe)
(V5235LdIs0でもなぁ……W45EcきっとNm君は大慌てで/やってきて、W15Eo叱られたワンちゃんみたいな/顔で謝るんだろうなぁLe)
(V5236Ldで、でも今日は許さないわよ〜Le)
(V5237LdIs0まあ、W45Ec今日はクリスマスだし……/W45EoFe9Is0今来たら許してあげようかな……。/W45F3Ecうん、W45特別サービスとして!Le)
V5238Ld寒いなぁ……Is0もう……。Le
V5239LdIs0もうこんな時間かぁ……。/W90Fm3な〜にやってるんだろう私……。Le
V5240Ld馬鹿だなぁ……。Le
V5241Is0Ld……。Le
V5242Ld悔しいなぁ……。Le
V5243LdIFm3そっか……。これは罰なのかな?Le
V5244LdFm6今まで、色んな人の想いを、/踏みにじるような事しちゃったから……。Le
V5245Ldそういうことなのかな?Le
V5246Ldだから、私も同じ想いを味わえって……。/W45EcFe9m3Is0なーんてね! そんな訳Eoないよね。Le
V5247Ldいやぁ、これはEhひびきに笑われちゃうかもなぁ。/EcFe9Is0まいった〜。Le
子 供
「……わあっ! 雪だ雪だ!」
「いてっ」
「V5248あ、大丈夫? よそ見してたら危ないよ」
「あ、ごめんなさい……/アイスが付いちゃった」
「V5249え? あ、本当だ」
「ご、ごめんなさいおねーちゃん」
「V5250ふふ、ちゃんとごめんなさい出来るんだ。/いい子だね」
「うん! あれ、おねーちゃん、/どうして泣いてるの?」
「V5251え? あれ? 本当だね」
(V5252ええーっと、お気に入りのコートが/汚れちゃったからかな?)
(V5253なんでかな? なんでだろ……)
「ご、ごめんなさい」
「V5254ああ、平気よ。大丈夫だからね」
「でも……」
「V5255何で涙が出るのか、おねーちゃんも/よくわからないんだ」
「ただいま〜っ」
(うん、今日はいいクリスマスだったな)
(後は僕の気持ちだけ……)
「なんだ、誰もいないのか?」
「……」
(ん? 留守番電話が入ってるな、/もしかしたら美也かもしれないな……)
(部屋に戻る前に聞いておくか)
(え……)
(どうして何も録音されてないんだ……)
(まただ……。なんだろうこんな日に……)
(あっ! そ、そうか……。/僕は馬鹿だ! この電話は森島先輩に/決まってるじゃないか…………)
(電話、くれたんだな……)
(僕のために……)
(……)
(ごめんなさい森島先輩……/本当に……)
n0skx_me04A
「森島先輩」
「V7101あ、Nm君。/パーティーに来てたんだね」
「そうなんですよ。ちょっと覗きに」
「V7102そっか……W45Ecそうだったんだ……。/W45EoF9それなら……」
「どうかしましたか?」
「V7103え? W15EF6あ……EcFm3ううん。EoFe9m3何でもないの」
「そ、そうですか?」
「V7104う、EFe6m3うん……。W15EF4あ! EF3Nm君は/これからどうするの?」
「え? 適当に回って帰ると思いますけど」
「V7105そ、そうなんだ……」
「森島先輩は?」
「V7106私は……W45EFe9m3私も特に決めてないんだEc」
「え? 今年はミスサンタコンテストに/出ないんですか?」
「V7107EoFm9あ〜うんFm3。W30今年で最後だから、/お客さんとしてコンテストを楽しんで/みたくて」
「あ、なるほど」
「V7108でも……、W60Fm3もしNm君がEFe9出て欲しいって/言うなら……」
「え?」
「V7109あ、W45EcFe6m3ううん。なんでもないの。/P6EoFe9m3W45それじゃあね」
n0nkx_me01C
(スキクリスマス中盤はるか)
n0nkx_me01C
(まずは電話だ……)
(……うう、緊張してきた。/先輩が出てくれればいいんだけど)
???
「V5272はいはい。森島です〜」
「あ! せ、先輩ですか?/Nmです」
「V5273どちらのNm君ですか?」
「え?」
「V5274どちらのNm君ですか〜?」
「あ、その……。/同じ学校で後輩のNmです」
「V5275ふんふん……他には?」
「ほ、他と言われても……ええと、妹が/いてですね……」
「V5276あ! もしかして……。/昨日私とお出かけしたNm君かな?」
「そ、そうです!」
「V5277ちょっと遅刻してきたNm君?」
「あ……す、すみませんでした。/なんとお詫びをしたら……」
「V5278あ〜、大丈夫よ。ごめんね。/ちょっと意地悪したかっただけ」
「そ、そうなんですか……」
「V5279ふふっ、本当にごめんなさい。/それで今日はどうかしたの?」
「あっ! それなんですけど……」
(……い、行くぞ)
「V5280おーい、Nm君」
「せ、先輩」
「V5281はい?」
「実は……先輩に話したい事があるんです」
「V5282うんうん。電話してくるくらいだもんね。/どうしたの? ちゃんと聞くよ?」
「あ、できれば会って話したいんです」
「V5283わお、重要なお話っぽいね」
「は、はい……駄目ですか?」
「V5284……いいわよ。どこで待ち合わせする?」
「そうですね……。あっ、丘の上公園は/どうですか?」
「V5285了解〜。それじゃあ1時間後とかでも/いいかな?」
「はい、それでお願いします」
「V5286うん。わかった」
「失礼します」
(……ちょっと早く来過ぎたかな)
(肌寒くなってきたな……)
(……)
(この公園で、始まったんだよな……)
(2年前ふられて……。/1年前に先輩に会って……)
(……こんな気持ちでここに/来る事になるだなんて思わなかった)
「V5287ごめんね。待たせちゃった?」
「あ、先輩。大丈夫ですよ」
「V5288ふふっ、W45EoFe9なんか毎日この公園に来てるね」
「そ、そうですね……でも、どうしても/この公園で話がしたかったんです」
「V5289うん」
「先輩……僕は先輩が好きです。/大好きなんです」
「V5290……Is0ふぅ」
「あ……3回も告白してご迷惑かと/思いますけど……」
「V5291あ、W20Fm3ごめんなさいそうじゃないの……」
「V5292ようやく言ってくれたね……」
「V5293……私が断っておいて……W45EFe6わがままだと/思うけど。W75EF9待ってたんだかFm3ら……」
「ええ?」
「V5294待ってたの……W45EFm6ずっとFm3待ってた……」
「も、森島先輩……」
「V5295私も……W45EFe9Nm君が好き」
「先輩っ!」
「先輩……好きです」
「V5296うん……私もよ……」
「V5297……もっと強く抱きしめて」
「V5298ん……」
n6skx_ep02A
(まずは電話を……あっ!)
(先輩の連絡先がわからない……。/とりあえず梅原に相談してみるか……)
(よし……そうと決まれば善は急げだ)
(ふぅ……なんとか先輩の電話番号が/わかったぞ……)
(梅原には後でお礼しなきゃな……。/よ、よし……かけよう……)
(……うう、緊張してきた)
(……出ないな、もしかして留守か?)
「V5299もしもし森島です……」
「あ! 森島先輩ですか!/Nmです! 本当にすみません」
「V5300……Nm君? あれ、なんで私の家の/番号知ってるの?」
「あの……話せば長くなるんですけど……」
「V5301聞かせて」
「梅原って……友達がいるんですけど、/彼に水泳部の知り合いがいたので……」
「V5302それで?」
「その後は塚原先輩に頼み込んで……/教えてもらいました……すみません」
「V5303そっか……ひびきが……。/それじゃしょうがないか……」
「すみませんでした……」
「V5304……それで、私に何の用事なのかな?」
「その……昨日は本当にすみませんでした」
「V5305……」
「直接……直接会ってお詫びしたいんです、/それに……伝えたい事も……」
「V5306お詫びは……もう、いい……。/伝えたい事って?」
「会って……話させて下さい」
「V5307……」
「お願いします……先輩……」
「V5308なんで……」
「は、はい……」
「V5309……」
「……」
「V5310……わかったわ、どこに行けばいい?」
「……丘の上公園でお願いできますか?」
「V5311……そうね、いい場所ね。OKよ」
「じゃあ、1時間後にお願いします」
「V5312ええ、それじゃ」
(よし! なんとか会えるぞ……)
(急いで行こう……)
(……ふぅ)
(今更だけど……。/僕はやっぱり森島先輩の事が……)
(正直に言おう……。/それで3度目の告白をしよう……)
「あ、森島先輩」
「V5313お待たせ……」
「昨日は本当にすみませんでした!」
「V5314……それはもういいわ。/W45EcFe6さっきも言ったでしょ?」
「あ、はい……。でも、どうしても/直接お詫びがしたかったので……」
「V5315そっか……W45EF1わかった……」
(うう……当たり前だけど怒ってる……。/でも、僕が悪いんだ……)
「V5316それで、W45伝えたい事って何?」
「先輩……僕は、/僕は先輩の事が好きなんです!」
「V5317……それで?」
「え? いや……その……」
「V5318……Nm君」
「V5319私もあなたが好きだったの……」
「え? そ、それじゃ……」
「V5320でも、W45EoF1もう無理」
「む、無理って……そんな……」
「V5321私、W45わがままで気まぐれで……。/W45EFe6面倒くさい女だと思う」
「そ、そんな事ないです!」
「V5322……でも、W45Eo私は好きな人との約束を/すっぽかしたりしないわ」
「あ……」
「V5323……だからもう無理なの。W45EcW4EhFe6m1私は自分が/やられて嫌な事を好きな人にはしない」
「せ、先輩……」
「V5324……」
「V5325W45I10馬鹿っ! W15Wv80Ec馬鹿馬鹿っ!/W45Wv190EoF8I10なんで来てくれなかったの!?/EFe9どうして!?」
「そ、それは……」
「V5326W45I10遅刻は別にいいわ……W45EF9急用が出来たから/キャンセルでもいいの……」
「V5327でも、W45EoF9どうしてそれを/伝えてくれなかったの?」
「V5328W25I10答えてNm君! W30Wv100EF9言い訳して!/W45Ec私を説得してよ!」
「V5329……Wv150Is0何も、言ってくれないんだね」
「せ、先輩……僕は……」
「V5330あ〜あ……。W45Ec残念、W60EoF9けど、EFm3仕方ないか」
「僕は先輩の事が……」
「V5331もう会わないわ。W45EhFe6もうすぐ卒業だし、/W45EFe6お互い良かったよね……。W45B100EFe9Is0ばいばい」
「あ! せ、先輩!」
(なんて事をしてしまったんだ……)
(……僕は馬鹿だ。大馬鹿だ)
(先輩……すみません……)
(……すみません)
n6skx_ep03A
(さてさて、お宝本の整理でも/しにいこうかなぁ……)
(誰もいないといいんだけど……)
(え? あれって……)
(森島先輩と……1年生か?/何してるんだ? ちょっと遠くから様子を/見てみるか……)
???
「V0067来て頂いてありがとうございます先輩」
「V7500ううん。W15EF7それはいいんだけど……。Wv140W30/EFe9m2えーっとW15何君?」
「V00681−CのR樹里R3きさと……です」
「V7501樹里君は……Wv80W45EF2苗字よね? W15Ecお名前は?」
「V0069えーっと……EF6R路美雄R3ろみおです……。/EFm3名前負けしてますよね……」
「V7502わお! W30EF2素敵なお名前ね」
「V0070え?」
(え?)
「V0071……先輩。Eoありがとうございます。/EF6僕、背も低くて、男らしくないから……/いつも名前負けしてるって言われて」
「V7503え? EFe7m4そうかなぁ……W30EF3いいお名前だと/思うよ? Ec格好よくない?」
「V0072か、格好いいですか……」
「V7504ふふっ、W45Eo赤くなっちゃって……。/W30Ecか〜わいい」
(う……なんか楽しげだ……)
「V0073も、森島先輩!」
「V7505うん?」
「V0074今日来て頂いたのは……EF6その……」
「V7506その?」
「V0075この手紙を……お渡ししたくて……」
「V7507え? 手紙?」
(手紙だと? もしかして……)
「V7508もしかして……W45EF3ラブレターだったり?/W45Ecなーんてね」
「V0076え、えっと……EF6そ、そうです……」
「V7509あ、本当にそうなんだ……。/W45EFe9m3えーっと樹里君からでいいのかな?」
「V0077は、はい!」
「V7510そっか〜……W45Ecふふっ」
「V0078ど、どうかしましたか?」
「V7511ラブレターを渡してくれるって事は……」
(事は?)
「V0079は、はい?」
「V7512私の事……W45EFe9m3好きって事かな?」
「V0080あの……EF6はい……」
(は、はいじゃないよ!)
「V7513ふふっ、W45Eoありがと。W45EFe6ラブレターを本人から/直接渡された事ってあまりないから……。/W45EF3なんか嬉しいかも」
「V0081ほ、本当ですか?」
「V7514ええ」
(先輩……なんかまんざらでもない感じだ)
「V0082……よ、良かった」
「V7515ふふっ、W45Eo顔真っ赤だよ。W15EFe9路・美・雄・君」
(もう行こう……。これ以上ここには/いられない……)
(先輩……意外と年下って/嫌いじゃないのかな……)
(僕も……ラブレターを書いてみれば/良かったのかな……)
(ふぅ……)
(う〜ん、お腹がペコペコだよ……。/ちょっと混んでる時間だけど、食堂に/行っちゃおう……)
(さて、今日は何を食べるかな……)
(ラーメン……。やっぱりラーメンか?/しかし今日の腹具合を考えるとラーメン/では物足りない気がするな)
(ここはがっつりと定食系か?)
(いや、待てよ……。ラーメンにおかず単品/とライス……。ラーメン定食はどうだ?)
(うう、考えてたらますます腹が/減ってきた……。急いで行こう)
(うわぁ……やっぱり混んでる……。/参ったな……どこか空いてる席は……)
(あっ……)
(も、森島先輩に塚原先輩……それに、/確か1年の樹里とか言ったよな……)
(3人で食事してるんだ……)
(楽しそうだな……)
(……)
「V7516ん?」
(あ……森島先輩と目が合ったぞ!)
「V0777どうしたのはるか?」
「V7517あ、Fm3Ecううん。EoFe9m3何でもないの」
「V0083もしかしてお水ですか?/EF3僕取ってきましょうか?」
「V7518ううん。違うって、EcF2平気よ」
「V0778そう? ならいいんだけど……」
(……行こう)
(ふぅ……)
(なんだかすっかり食欲が/なくなっちゃったよ……。/パンでも買って帰ろう……)
……こうして、先輩たちの食事を見た。
見るんじゃなかったな。
(さてと……さっさと帰って/漫画でも読むか……)
(あれ? あそこにいるのって……。/森島先輩だ……。/一人で何しているんだろう)
(……)
(久しぶりに挨拶だけしてみようかな……)
(大丈夫、だよな……)
(うん、何もおどおどする必要なんて/ないよな……よしっ!)
「あーっと……。寒いですね〜」
「V7519あ、EF8こらー! EFm3遅いぞ〜」
「え? あ、す、すみません……」
(あれ? なんだか好感触……)
「V0084す、すみません先輩」
「あ……」
「V7520もう! W45EoFm3置いてっちゃおうかと思った」
「V0085ええ……W45EF6そんなぁ……」
「あれ……」
「V7521ふふっ、EoFe9冗談よ。/EF3もうすぐ顔に出るんだから」
「V0086だ、だって先輩が……」
「V7522ほら、Ec行こう! ね?Eo」
「V0087あ、はい!」
「V7523あ、Nm君。EF3さよなら〜」
「V0088……」
「あ、さようなら……」
(二人で……帰ってるのか……)
(そっか……。そうだったのか……。/一緒に帰る約束をして待ってたのか……)
(……帰ろう)
(いや、自業自得だよな……)
(うん、別に僕は……)
(くそっ……夕日がやけに目に染みる……)
(叫びだしたい気分だ……)
(う〜、寒い寒い……。とりあえずこたつに/直行しよう……)
(それにしても、急にお遣いに/行ってくれだなんて今日はついてないな)
「ただいま〜」
「V1323おかえりにぃに! Ec寒いねぇ〜」
「おう……」
「随分と機嫌がいいみたいだけど、/何かいい事でもあったか?」
「V1324ふぇ?」
「V1325にししし。Eoやっぱわかる?」
「まあな」
(っていうかわかりやすいんだよな……。/感情がすぐに顔に出るから)
「V1326実はね〜。Wv110EFe3m4森島先輩に、EcすっごくFm3美味しい/温泉まんじゅうをEo貰ったの」
「え? 森島先輩から温泉まんじゅう?」
「V1327そう! EFe9ただの温泉まんじゅうじゃ/ないんだよ。Wv190EcF4すっごくFm6ふっくらFm3してて、/EoFe9m3美味しいんだから〜」
「へ〜……。でも、/どうして温泉に行ったんだろうな」
「V1328卒業旅行だってさ、Fm3ちょっと早めの」
「あ……なるほど……」
「V1329いいよね〜Fm3温泉♪ EoFe9みゃーも行きたいな」
「そうだな……」
「V1330あっ、EF3にぃにも食べる?」
「……それじゃあ一つ頂こうかな」
「V1331はいは〜い。Eoとってくるね」
(卒業旅行か……。そうだよな……。/先輩はもうすぐ卒業だもんな)
「V1332お待たせ〜」
「おう、サンキュウ」
「V1333それにしてもいいな〜温泉……。/EFe7m4森島先輩はFm3誰と行ったのかなぁ」
「え……あ……」
「V1334ん?」
(先輩……もしかして……)
(あの1年生と旅行に?)
(……)
「V1335お〜い、EFe9にぃに?」
「やっぱり……いらない」
「V1336え?」
「美也が食べてくれ……」
「V1337ど、どうしたの急に……」
「何でもないよ……」
「V1338あ! にぃに!」
(……押し入れに入ろう)
(それがいい……)
(そういえば、このところ/森島先輩と話をしてない気がする……)
(気さくな人だし、悩んでないで/話し掛ければいいんだろうけど……)
(しばらく話をしてなかったせいか、/ちょっと声をかけづらいんだよな……)
(う〜ん……)
(あ、そうだ。/梅原なら何か知ってるかもしれない)
(今度それとなく話を聞いてみるか)
(うん、そうしよう)
Ti0n6soe_ev03A
Ti0n6soe_ev04A
Ti0n6soe_lu01A
「その……」
「V1795……EoF1森島先輩か?」
「ど、どうして?」
「V1796わからいでか……」
「そ、そうか……」
「V1797……ちょっと前に、EFe9m31年男子の人気/ナンバーワンが告白したの知ってるか?」
「に、人気ナンバーワン? だ、誰だ?」
「V1798確か……樹里とかEFe1なんとか……」
(ああ! あ、あいつだ……)
「V1799どうもふられたらしいぞ」
「え? そ、そうなのか?」
「V1800ああ、W45EoFe6快挙とも言える粘りを見せてた/んだが……W45EFe9結局は駄目だったみたいだな」
(じゃ、じゃあ卒業旅行は誰と?)
「V1801結局、W45EoFe9m33年間で先輩のハートを/射止めた男はEFe6無しか……」
「……」
「どのくらいの同志が散って/いったんだろうな……」
「V180250人……W45Eoだそうだ」
「ええっ、そ、そんなに?」
「V1803ああ……W45EFe6しかも、その人数はEFe7塚原先輩が/把握している数字で、EF9だそうだ」
「……ということは?」
「V1804もっといる可能性がある」
「なんてことだ……。50人以上の男子が/振られているのか……」
「ど、どうした?」
「V1805これは……W45Eoあくまで噂だが……」
「う、うん?」
「V1806先生も何人かふられているらしいぞ……」
「な、なんだってー?」
「V1807お、落ち着けよ。W45EF9こっちはあくまで噂だ」
「あ、ああ……」
「V1808本当にすごい人だよ……W45Eoあの人は」
(……梅原の言うとおりだ、元々僕なんかが/どうこうできる人じゃなかったんだな)
「V1809……そんな顔するなっEcFe6て」
「……そうだな」
n0sox_me01B